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平成14年  9月 定例会(第4回) 09月19日−01号




平成14年  9月 定例会(第4回) − 09月19日−01号









平成14年  9月 定例会(第4回)



    (開会式に先立ち、岐阜県交響楽団による議場コンサートが行われた)

   〔一同起立〕



△事務局長(高橋利栄君) ただいまから、本会議の開会に先立ちまして議場コンサートを行います。演奏いただきます岐阜県交響楽団の皆様がこれから入場されます。拍手でお迎えくださいますようお願いいたします。

   (楽団員入場・拍手)



△事務局長(高橋利栄君) ただいまから高田議長よりごあいさつがございます。

   〔議長 高田藤市君登壇〕



○議長(高田藤市君) 九月も半ばを過ぎまして、厳しかった残暑もようやくおさまりまして、秋らしくなってまいりました。今年の夏は、三十五度以上という猛暑が大変続きました。秋は実りの秋、スポーツの秋、そして読書の秋、芸術の秋、また音楽の秋でもございます。

 本日の議場コンサートも、回を重ねまして六回目でございます。九月議会の冒頭を飾る恒例の行事でもございます。今年は、チャイコフスキー国際コンクールで本県出身の上原彩子さんがピアノ部門でもって優勝するなど、クラシック音楽がより一層身近に感じられるようになりました。県議会前のひとときを、岐阜県交響楽団のすばらしい演奏をお楽しみいただきたいと思います。

 最後になりましたが、メンバーの皆さん、また辻様、あるいは岡本様、代表の方、神原事務局長さん、いろいろお世話になりましたことを心からお礼を申し上げまして、ごあいさつを終わります。

   (拍手)



△司会(本間浩美君) それでは、議場コンサートを開演いたします。

 岐阜県交響楽団の指揮者 余語徳雅さんを御紹介いたします。拍手でお迎えください。

   (指揮者入場・拍手)



△司会(本間浩美君) 本日は、岐阜県交響楽団の皆様にアンダーソン作曲の「舞踏会の美女」ほか三曲を演奏していただきます。演奏時間は、約二十分を予定いたしております。どうぞごゆっくり御鑑賞ください。それではお願いいたします。

   (演奏・拍手)



△岐阜県交響楽団事務局長(神原光夫君) 大変温かい拍手をありがとうございました。ルロイ・アンダーソンのつくりました「舞踏会の美女」という曲でございます。皆さんは恐らく「舞踏会の美女」は余り聞かれないんじゃないかと思われますけれども、「そり滑り」とか、あるいはいろんな「ワルツィング・キャット」とか、ルロイ・アンダーソンはたくさんの楽しい曲をつくっています。本日は、岐阜県交響楽団が皆さんの前で、このような晴れがましいところで演奏させていただく機会をいただきまして、まことにありがとうございました。六回となりますけれども、このような会でうれしく思っております。と同時に、この議会の論戦を交わされる前のひとときをこのような曲で楽しんでいただきたいと思います。

 この議場のスペースには限りがございまして、私たちの岐阜県交響楽団は百三十名という団員を持っていまして、ほんの一部しか参加できなかったのですけれども、きょうは特別にハープという楽器を持ってきましたので、ハープを中心とした曲をお届けしたいと思います。

 次は、ハープの大変優雅で美しい音を持った伴奏で有名なチェロの独奏曲をお届けします。サン・サーンスの「白鳥」です。独奏は早川 幸。

 続きまして「メヌエット」、これはよく御存じだと思いますけれども、「メヌエット」もハープの伴奏に乗って、美しい響きを持ったメヌエットです。これをフルートの独奏で坂 淳子が演奏いたします。どうぞお聞きください。よろしくお願いします。

   (演奏・拍手)



△岐阜県交響楽団事務局長(神原光夫君) はい、大変ありがとうございました。二曲ともハープの美しい優雅な調べに乗って美しい旋律が演奏されました。ハープのことをきょうはお話ししておりますけれども、ハーピストというのは大体女性が多いようですけれども、しなやかな指で四十七本の弦をかきむしり−−かきむしるというと変ですけれども−−そして七つの足踏みペダルで上げ下げをします。でも、男性もハーピストがおりますので、御承知おきください。

 それでは、最後の曲になりました。チャイコフスキーの有名な「くるみ割り人形」の「花のワルツ」。特にハープがソロでカデンツを奏しますのでお聞きください。よろしくお願いします。

   (演奏・拍手)



△司会(本間浩美君) すばらしい演奏をありがとうございました。岐阜県交響楽団の皆様に、いま一度温かい拍手をお願いいたします。

   (拍手)



△司会(本間浩美君) これをもちまして第六回議場コンサート二〇〇二を終了いたします。この後、本会議が始まるまでしばらくお待ちください。

   (指揮者及び楽団員退場・開会式準備)



      ………………………………………………………………………





△開会式





△事務局長(高橋利栄君) ただいまから開会式を行います。御起立願います。

   〔一同起立〕

   〔議長 高田藤市君登壇〕



○議長(高田藤市君) 開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、平成十四年第四回岐阜県議会定例会が招集されましたところ、議員各位の御参集を得て開会の運びとなりました。本定例会に提出されます各案件は、平成十四年度岐阜県一般会計補正予算を初め、いずれも重要な案件でありますので、十分御審議くださいますようお願い申し上げます。議員各位並びに執行部の皆様には、議事が円滑に運営できますよう御協力をお願いいたしまして、開会のごあいさつといたします。

   (拍手)

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 開会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。

 議員各位には、御多忙の中、御参集賜りまして、まことにありがとうございます。

 今議会に上程いたします案件は、平成十四年度補正予算案を初め合計三十四件ございます。いずれも重要な案件でございます。どうか慎重に御審議いただき、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。

   (拍手)



△事務局長(高橋利栄君) これをもちまして開会式を終わります。御着席願います。

   〔一同着席〕



      ………………………………………………………………………





○議長(高田藤市君) 開会に先立ちまして、去る七月二十八日に執行されました岐阜県議会議員岐阜市選挙区の補欠選挙において当選をされました平野恭弘君と渡辺嘉山君を紹介いたします。順次ごあいさつをされます。平野恭弘君。

   〔平野恭弘君登壇〕(拍手)



◆(平野恭弘君) おはようございます。一言ごあいさつを申し上げます。

 昨年十二月の議会において、私としては卒業論文のつもりで、終身介護制度について質問させていただきましたが、二月には私の思惑とは違い、ノーという返事でございました。

 七月に復帰のチャンスがございまして、七月二十八日、過半数と言っていい得票数で復帰がかないました。今後は、安心、安全、そして心豊かな岐阜県づくりの一員として働かせていただく所存でございます。どうか諸先生方、また執行部の皆様方にもよろしくお願いします。簡単ですが、ごあいさつとかえさせていただきます。

   (拍手)



○議長(高田藤市君) 渡辺嘉山君。

   〔渡辺嘉山君登壇〕(拍手)



◆(渡辺嘉山君) おはようございます。平野先生に次で、二番目で当選をさせていただきました渡辺嘉山です。所属は県政民主党に席を置かせていただいておりますが、一生懸命、岐阜県民のために頑張ってまいります。何分若輩、未熟者でございますので、ぜひ皆さんの御指導をいただきますようお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

   (拍手)



○議長(高田藤市君) 続きまして、新任の警察本部長にごあいさつをいただきます。警察本部長 山本博司君。

   〔警察本部長 山本博司君登壇〕(拍手)



◎警察本部長(山本博司君) 去る八月二十三日付をもちまして岐阜県警察本部長を仰せつかりました山本博司でございます。安全で安心して暮らせる岐阜県をつくるため、全力を傾ける決意であります。よろしく御指導のほどお願い申し上げます。

   (拍手)



○議長(高田藤市君) 次に執行部の新任幹部の紹介をいたします。自席で御起立をお願いします。

 知事公室参与兼科学技術振興センター所長 本間 清君。

   〔知事公室参与兼科学技術振興センター所長 本間 清君起立〕

 地域計画局長 橋場克司君。

   〔地域計画局長 橋場克司君起立〕



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△議事日程(第一号)



                    平成十四年九月十九日(木)午前十時開議

 第一 議席の決定及び一部変更について

 第二 会議録署名議員の指名について

 第三 会期の決定について

 第四 常任委員選任の承認について

 第五 特別委員選任の承認について

 第六 永年在職議員の表彰について

 第七 議第百十九号から議第百四十九号まで

 第八 平成十三年度岐阜県公営企業会計決算の認定について

 第九 県議第十三号



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△本日の会議に付した事件



 一 日程第一 議席の決定及び一部変更について

 一 日程第二 会議録署名議員の指名について

 一 日程第三 会期の決定について

 一 日程第四 常任委員の選任の承認について

 一 日程第五 特別委員の選任の承認について

 一 日程第六 永年在職議員の表彰について

 一 日程第七 議第百十九号から議第百四十九号まで

 一 日程第八 平成十三年度岐阜県公営企業会計決算の認定について

 一 日程第九 県議第十三号



      ………………………………………………………………………





△出席議員       五十人



   一番   川上哲也君

   二番   渡辺嘉山君

   三番   古川雅典君

   五番   伊藤正博君

   六番   井上一郎君

   七番   笠原多見子君

   八番   洞口 博君

   九番   白木義春君

   十番   松永清彦君

  十二番   森  縋君

  十三番   大西啓勝君

  十四番   岩花正樹君

  十五番   野村保夫君

  十六番   渡辺 真君

  十七番   渡辺猛之君

  十八番   駒田 誠君

  十九番   藤墳 守君

  二十番   松岡憲郎君

 二十一番   市川尚子君

 二十二番   不破照子君

 二十三番   平野恭弘君

 二十四番   戸部一秋君

 二十五番   原 保治郎君

 二十六番   安田謙三君

 二十七番   尾藤義昭君

 二十八番   早川捷也君

 二十九番   玉田和浩君

  三十番   加藤一夫君

 三十一番   近松武弘君

 三十二番   白橋国弘君

 三十三番   伊佐地金嗣君

 三十四番   中村 慈君

 三十五番   岡田 脩君

 三十六番   高井節夫君

 三十七番   岩井豊太郎君

 三十八番   渡辺信行君

 三十九番   伊藤延秀君

  四十番   山下運平君

 四十一番   森  勇君

 四十三番   山田忠雄君

 四十四番   宮嶋和弘君

 四十五番   田口淳二君

 四十六番   加藤利徳君

 四十七番   殿地 昇君

 四十八番   高田藤市君

 四十九番   松野幸昭君

  五十番   坂 志郎君

 五十一番   古川利雄君

 五十二番   猫田 孝君

 五十三番   木村 建君





△欠席議員       一人



  十一番   板垣和彦君



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△職務のため出席した事務局職員の職氏名



 事務局長        高橋利栄

 参事兼総務課長     安藤 純

 議事調査課長      近藤 登

 議事調査課課長補佐   井上幸治

 同 課長補佐      酒井 忠

 同 課長補佐      小石明己

 同 課長補佐      笠原真実

 同 主査        青木陽輔



      ………………………………………………………………………





△説明のため出席した者の職氏名



 知事          梶原 拓君

 副知事         坂田俊一君

 副知事         奥村和彦君

 出納長         高橋新蔵君

 理事兼知事公室長    棚橋 普君

 知事公室参与      佐々木 浩君

 知事公室参与兼科学技術振興センター所長

             本間 清君

 経営管理部長      杉江 勉君

 経営管理部参事     武田裕治君

 防災監         林 雅幸君

 地域計画局長      橋場克司君

 県民生活局長      鬼頭善徳君

 事業経営局長      広瀬利和君

 健康福祉環境部参与   金田修幸君

 健康局長        亀山 ●〔禾へんに農〕君

 福祉局長        塩谷千尋君

 環境局長        田代一弘君

 農林水産局長      坂 英臣君

 商工局長        長屋 栄君

  新産業労働局長    豊田良則君

 建設管理局長      鈴木 治君

 都市整備局長      竹山 ●〔立心べんに僚のつくり〕君

 農山村整備局長     山口昌隆君

 人事委員会事務局長   渡辺忠雄君

 代表監査委員      丹羽正治君

 地方労働委員会事務局長 黒田孝史君

 教育長         日比治男君

 教育次長        郷 峰男君

 警察本部長       山本博司君

 警察本部総務室長    奥 節夫君



      ………………………………………………………………………





△九月十九日午前十時三十九分開会



○議長(高田藤市君) ただいまから平成十四年第四回岐阜県議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。



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○議長(高田藤市君) 日程第一 議席の決定及び一部変更についてを議題といたします。

 お諮りいたします。議席の決定及び一部変更については、お手元に配布の議席図のとおり決定いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、議席の決定及び一部変更についてはお手元に配布の議席図のとおり決定いたしました。



△(イメージ)議席図

 (イメージ)

(上の「表示」ボタンをクリックすると、”議席図”が表示されます。)



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○議長(高田藤市君) 日程第二 会議録署名議員の指名についてを議題といたします。

 お諮りいたします。この定例会の会議録署名議員に、十五番 野村保夫君、十六番 渡辺 真君、二十五番 原 保治郎君、二十九番 玉田和浩君、四十番 山下運平君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれ指名のとおり決定いたしました。





○議長(高田藤市君) 諸般の報告をいたします。

 岐阜県議会会議規則第百十七条第一項ただし書きの規定により、お手元に配布の報告書のとおり、議員を派遣したので報告いたします。

 その他の報告は、書記に朗読させます。

   (書記朗読)

 議案の提出について

 知事から、本日付をもって、議第百十九号 平成十四年度岐阜県一般会計補正予算ほか三十件の議案の提出がありました。

 平成十三年度岐阜県公営企業会計決算の認定について

 知事から、本日付をもって、地方公営企業法第三十条第四項の規定により、監査委員の審査意見書を添え、平成十三年度岐阜県水道事業会計決算書ほか二件の決算書の提出がありました。

 専決処分の報告について

 知事から、本日付をもって、地方自治法第百八十条第二項の規定により、報第三十九号 損害賠償の額を定めることについてほか十二件の専決処分の報告がありました。

 発案書の提出について

 議員から、本日付をもって、県議第十三号 「飲酒運転追放」運動に関する決議についての発案書の提出がありました。

 環境の状況及び環境の保全・創出に関する報告について

 知事から、本日付をもって、岐阜県環境基本条例第九条の規定により、環境の状況及び環境の保全・創出に関する報告の提出がありました。

 定期監査結果等の報告について

 監査委員から、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定により、平成十四年七月二十九日付及び平成十四年八月三十日付をもって、出納検査の結果について、同法第百九十九条第九項の規定により、平成十四年八月六日付をもって定期監査の結果について報告がありました。



      ………………………………………………………………………





○議長(高田藤市君) 日程第三 会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。この定例会の会期は、本日より十月九日までの二十一日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から十月九日までの二十一日間と決定いたしました。



      ………………………………………………………………………





○議長(高田藤市君) 日程第四 常任委員選任の承認についてを議題といたします。

 お諮りいたします。委員会条例第六条第二項の規定により、七月三十日付をもって平野恭弘君を県土整備委員会委員に、渡辺嘉山君を総務委員会委員に指名いたしました。

 本件は、議長の指名のとおり承認することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、本件は議長の指名のとおり承認することに決定いたしました。



      ………………………………………………………………………





○議長(高田藤市君) 日程第五 特別委員選任の承認についてを議題といたします。

 お諮りいたします。委員会条例第六条第二項の規定により、七月三十日付をもって平野恭弘君を情報通信技術対策特別委員会委員に、渡辺嘉山君を地方分権・規制緩和対策特別委員会委員に指名いたしました。

 本件は、議長の指名のとおり承認することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、本件は議長の指名のとおり承認することに決定いたしました。



      ………………………………………………………………………





○議長(高田藤市君) 日程第六 永年在職議員の表彰についてを議題といたします。

 お諮りいたします。県議会議員として在職二十五年以上に及び、常に県政に尽力されている坂 志郎君に対し、本県議会の決議をもってその功労を表彰いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、坂 志郎君の功労に対し、本県議会の決議をもって表彰することに決定いたしました。

 なお、表彰文につきましては議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、表彰文につきましては議長一任と決定いたしました。

 議長において起草いたしました坂 志郎君に対する表彰文を朗読いたします。

   (表彰文朗読)



      ………………………………………………………………………



           表彰状



                     岐阜県議会議員  坂 志郎君

 君は岐阜県議会議員としてその職にあること二十五年以上におよび常に県政に力を尽くされました よって県議会は君の永年の功労に対し特に決議をもって表彰します

   平成十四年九月十九日

                          岐阜県議会



      ………………………………………………………………………





○議長(高田藤市君) 坂 志郎君から発言を求められておりますので、発言を許します。

   〔五十番 坂 志郎君登壇〕



◆五十番(坂志郎君) 一言御礼を申し上げます。

 ただいまは、議員各位の総意に基づきまして、永年在職議員表彰を決議していただきました。私にとりましてこの上ない名誉でありまして、衷心から御礼を申し上げる次第でございます。

 顧みますと、昭和五十二年に初当選をさせてもらって早くも二十五年。この間、幾つかの節目や山がございました。しかし、この二十五年の間、議員の皆さんの御指導、さらには執行部の皆さんの支援・御指導をいただきまして、今日まで務めることができました。またその上、この二十五年の表彰をいただくことは、私の郷土であります安八郡の住民の皆さんの節目節目の強力な御支援のおかげでございまして、改めて厚く感謝の意を表する次第でございます。この表彰を機に、もう既に二十五年たちましたけれども、昭和五十二年の初当選の心に返りまして、これからも微力でありますが県政発展のために努力をしてまいりたいと思います。今後とも格別の御指導をお願い申し上げまして、御礼のごあいさつといたします。まことに本日はありがとうございました。

   (拍手)



      ………………………………………………………………………





○議長(高田藤市君) 表彰式を行うため、この場でしばらく休憩いたします。



△午前十時四十九分休憩



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△午前十時五十二分再開



○議長(高田藤市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。



      ………………………………………………………………………





○議長(高田藤市君) 日程第七及び日程第八を一括して議題といたします。

 提出議案に対する知事の説明を求めます。知事 梶原 拓君。

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 本日提出いたしました議案の説明に先立ち、最近の地方分権をめぐる動向等について一言申し上げます。

 「今、日本全国の地方は、「不況山」に陣取った「悪の軍団」に威圧されたような形になっている」、堺屋太一氏は、最近の日本の閉塞状況をこう表現いたしました。「悪の軍団」とは、言うまでもなく中央集権構造や規制基準、情報発信の壁などであり、小泉内閣の構造改革もいまだ大きな成果としてはあらわれておりません。しかも、道路特定財源、高速道路等の問題では、一部の有識者の意見を尊重し、地域住民を代表する地方自治体の意見を聞かないで進めるという地方自治ルールの空洞化が起こっております。地方分権一括法により、国と地方自治体は制度上対等となりましたが、実態はこのありさまでございます。

 しかし、地方分権を拒んでいる大きな要因には、安易な中央ぶら下がり意識が残る地方の体質もあり、今こそ地方自治体がお互いに切磋琢磨し、自治能力を高め、地方分権の受け皿としての実力を世に示していくことが必要であります。このことが地方分権の近道であり、さらには自治体の集合体である日本を活性化させる近道であります。

 このため、九月十五日にはインターネット上で全国の自治体が施策を競い合い、自治能力の向上を目指す「全国自治体・善政競争・平成の関ケ原合戦」が各方面の御協力のもと、火ぶたが切られたところであり、地域から日本を変えるという大きな動きに発展させたいと考えております。二十一世紀を真の地方の時代とするため、議員各位を初め県民の皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます。

 さて、県政運営の前提となります最近の経済動向について申し上げます。

 県内の景気動向につきましては、中小企業の景況判断指数を見ると、昨年後半からマイナス基調が拡大し、景気の冷え込みが本格化したものの、今年に入り、持ち直しの動きが見られ、六月の景気動向指数は、景気の先行きを示す、いわゆる先行指数が四カ月連続、一致指数は三カ月連続で五〇%を上回っております。また、六月の有効求人倍率も前月を上回るなど好転が期待されるところでありますが、七月に入り、大型の企業倒産が発生したために過去最悪の負債総額を記録するなど、引き続き企業倒産は高い水準で推移すると思われ、今後の雇用情勢も予断を許さない状況でございます。

 このような情勢を圏域別に見ますと、岐阜・西濃圏域では、建設業において大手建設業者の破綻の影響などから、受注総額の減少による過当競争が続いております。また、中国を初めとする東アジア諸国からの輸入攻勢を背景とした価格競争の激化により、繊維・アパレル産業や陶磁器産業などの地場産業を抱える岐阜、中濃、東濃、飛騨の各圏域では、依然として減収・減益の深刻な状況が報告されております。また、その他の産業でも国内消費の低迷や競争激化による影響は大きく、各圏域とも押しなべて厳しい状況が続いております。

 一方、国の経済情勢におきましては、今月の月例経済報告の基調判断では、「景気は一部に持ち直しの動きが見られるものの、環境は厳しさを増している」と先月と同じ判断を示しておりますが、失業率が高水準で推移し、個人消費も横ばいで推移するなど、依然として厳しい状況が続いております。また、景気の先行きについても、アメリカ経済等の先行き懸念や我が国の株価の下落など環境は厳しさを増しており、最終需要が下押しされる懸念が強まりつつございます。

 このような経済情勢を踏まえ、国においては本年六月に取りまとめた「経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇二」を早期に具体化することとし、十五年度予算編成については、歳出改革を加速すると同時に、経済活性化を目指した本格的な税制改革を進めるとしており、地方財政についても、国の方針と歩調を合わせて地方歳出を徹底して見直し、地方財政計画の規模の抑制に努めるといたしております。

 このように、県予算を取り巻く財政環境は大変厳しさを増しております。今回の補正予算は、県税収入が法人二税の大幅な落ち込み等から、当初予算に比べ年間で約百十億円の大幅な減収見込みとなることに加えまして、地方交付税などその他の一般財源の収入状況もあわせますと、かつて経験したことのない財源見通しの中での予算編成作業となったところであります。このため、地域経済対策の観点から、当初予算や六月補正予算の着実な執行に努める一方、社会・経済情勢の変化に的確に対応できるよう、圏域の経済動向や県民の方々からの要望に対する配慮を基本といたしまして、国の内定いたしました公共事業関連予算を増額いたしましたのを初め、発生が懸念されております東海地震等の災害に備え、県民の皆様の安全で安心な暮らしを確保するために、二〇〇五年までの厳重警戒期間に緊急防災対策を前倒しをして実施いたしますとともに、七月の台風六号及び七号等による災害復旧対策事業を早急に実施するなど、景気対策や雇用対策及び生活安全対策の観点に立って、緊急かつ重点的な予算の配分に特段の配慮をしたところでございます。今後とも県内の景気動向には細心の注意を払い、国の構造改革や経済対策の動向にも十分留意しながら、機動的、弾力的に対策を講じてまいりたいと考えおります。

 それでは、本日提出いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。

 今回、御審議願います案件は、予算関係六件、条例関係十三件、その他の案件十二件、決算の認定三件、合計三十四件でございます。

 まず、議第百十九号 平成十四年度一般会計補正予算について御説明申し上げます。

 今回の補正予算は、ただいま申し上げましたとおり、防災対策、景気対策として緊急に対応すべき事業を初め、県政を推進していく上で早急に予算化し、事業の推進を図る必要があるものなど、総額三百十七億五千七百万円を補正するものでございます。

 それでは、施策の主なものについて御説明申し上げます。

 第一は、「安心して暮らせる岐阜県づくり」であります。

 まず、南飛騨国際健康保養地構想の推進でございます。健康・美容法の実践体験や人材養成を行う健康学習センターの十五年度一部オープンに向け、映像・音響設備の整備や薬草園の整備などを進め、県民の皆様の健康づくりを支援してまいります。あわせて、当地域で平成十八年度に開催されることが内定した全国植樹祭の準備に取りかかります。

 また、二十一世紀型健康・医療の拠点となる南飛騨総合健康医療センターの第一期整備分として、南飛騨国際健康保養地の総合案内機能を有し、検診・健康美容体験部門や地域リハビリテーション支援部門から成る、仮の名称でございますが「ウェルネスプラザ」を整備するための基本設計に着手いたします。

 次に、生きがい福祉の推進については、在宅療養生活をされている難病患者の方々に対し、難病ケアコーディネーターなどを応援員として派遣し、患者や家族との日常的な触れ合いを通じて生活上の悩みや不安の相談に応じるなど、難病患者が安心して療養生活を送ることができる支援策の検討を進めてまいります。

 また、お年寄りや障害者の方々が地域での社会活動に参加できる環境づくりを進めるため、だれもが気楽に利用できる身近な施設として、市町村が行う「ユニバーサルふれあい広場」づくりを支援し、あわせて福祉メディアステーションの飛騨ブランチを設置いたします。

 安全な暮らしの確保については、東海地震を初めとする大規模災害に備えて、地域の防災活動の中心となる消防団員に対する救助訓練の実施や、コミュニティー女性防災リーダーや自主防災組織リーダー等の防災サポーターズに対する研修会を開催するなど、地域防災力の強化に努めてまいります。

 また、食品安全対策では、輸入野菜を初め県内流通農産物の残留農薬検査を徹底的に実施いたしまして、あわせて家庭の主婦など女性を中心とした「食品の安全を守る懇談会」を開催するなど、県民の皆様の食品安全についての不安の解消に努めてまいります。

 防犯対策では、携帯電話やパソコンを利用して、電子メールにより緊急通報ができる警察メール一一〇番システムを整備することにより、聴覚や言語に障害のある方々の生活安全確保に努めてまいります。

 第二は、「便利に活動できる岐阜県づくり」であります。

 まず、総合交通体系の整備については、引き続き新高速三道の整備を初めとする幹線道路の整備を促進し、農道・林道を含めた総合的な道路整備を推進いたします。また、二〇〇五年日本国際博覧会に向けて、快適な道路移動環境を整備し、県内への誘客を促進するため、間伐材の利用拡大につながる、コンクリートの壁を木で覆う木木ウォールカバーや「木のみちしるべ」の設置を進めます。

 次に、情報化対策の推進については、日本一生産性の高い行政を目指して、県民本位の電子自治体であるデジタルガバメントの早期実現を図るため、県民の日常生活や仕事上などで必要となる各種情報の総合案内窓口として、利便性の高いポータルサイトの構築を進めてまいります。

 また、電子申請や電子調達などの業務について、市町村が共同アウトソーシングを実現するためのモデルシステムの調査・研究を進め、県内市町村の電子自治体化を積極的に支援してまいります。

 さらに、ハザードマップの作成や警戒避難体制の確立に向け、山地災害危険情報を地理情報システムと連携させる治山GISの構築に取り組んでまいります。

 第三は、「快適な生活を楽しめる岐阜県づくり」であります。

 まず、美しい環境づくりについては、花の都ぎふづくり運動のこれまでの成果を取りまとめ、岐阜県といえば花の楽園というイメージを全国的に定着させることに加え、即効的な景気対策としての交流産業を振興するため、平成十五年度から県下全域で、まだ仮称ではありますが「花まつりイベント」を開催するための準備に着手いたします。

 また、花フェスタ記念公園においては、来園者の雨対策として屋根つき回廊の設計に着手し、あわせて園内を循環するバス「花ポッポ」を追加導入することにより、二〇〇五年の日本国際博覧会に照準を合わせて、団体客等の戦略的な誘客を進めるなど、将来的な独立採算に向けて対策を講じてまいります。

 廃棄物対策では、違法処理等に対して速やかな行政指導、行政処分を行うために、有識者等から成る産業廃棄物審査委員会を設置し、不適正処理の再発防止に努めてまいります。

 次に、文化の振興については、地域情報文化の育成を図るため、後世に継承する貴重な文化遺産などを体系的、計画的にデジタル化するデジタルアーカイブについてコンテンツ制作の充実を図る一方、次世代アニメ研究会を立ち上げ、スイートバレー構想をわかりやすく、おもしろく紹介する動画アニメを制作し、アニメ文化の普及、振興にも努めてまいります。

 第四は、「活力があふれる岐阜県づくり」であります。

 まず、ワールド・デザイン・ORIBE構想の推進であります。デザイナー交流とビジネス拠点として整備を進めているオリベデザインセンターの来年一月オープンに向けた準備に加え、人材育成と創造の拠点としてのオリベデザインアカデミーについては、運営体制を含めた具体的なプランづくりを進めてまいります。これらの施設を拠点に、海外若手デザイナーの招聘人員を大幅に増員し、県内のやる気のある企業、グループ等との融合を進めることにより、売れる商品づくり、世界に通用するGIFUデザインの開発促進に努めてまいります。

 また、県内ファッション産業の人材育成と新たなファッションプロダクトの開発を目的として、株式会社ホリプロと共同でORIBEファッションコンソーシアムを組織し、メディアと連携したファッション関連の新商品開発を行うなど、新たなORIBEブランドの確立を目指してまいります。

 次に、情報産業の振興については、各種業務のデジタル化を推進するための相談窓口「デジタル工房」を設置し、また優秀なIT人材を確保するために、米国在住のインド人技術者を活用して、シリコンバレーとの関係強化を図るなど、ソフトピアジャパンプロジェクトの着実な推進に努めてまいります。

 一方、研究開発の推進については、国の知的クラスター創成事業の試行地域として、本県はロボット、VRを基盤技術とした健康・医療・福祉等の支援システムを開発するため、産学官共同で大型研究プロジェクトに取り組んでおりますが、本格実施地域への早期採択に向けて、県単独の開発研究を充実してまいります。

 人づくりの推進については、二十一世紀の成長産業として期待される花と緑の産業を担う人材を育成するため、国際園芸アカデミーの平成十六年四月開校に向けた準備を進めてまいります。

 また、県立学校において、生徒会などが中心となり学校を活性化させるため、独自のアイデアにより取り組まれる魅力ある学校づくりに対して支援をしてまいります。

 以上の歳出予算に伴う財源といたしましては、公共事業費の内定増に伴う国庫支出金百六億四千万円、繰越金四十六億五千万円、県債二百二億一千万円が主なものとなっておりますが、県債については、後年度に元利償還金が交付税措置される有利な県債を最大限活用するなど、健全財政の維持を図りながら、効果的な編成に心がけたところでございます。

 なお、県税収入は、景気の低迷等により法人関係税を五十億円減額することとしておりますが、後年度に八〇%交付税措置される減収補てん債を発行することにより、補てんを行うことといたしております。

 債務負担行為の追加、変更は合わせて二十四件であり、各務原市におけるテクノプラザ二期計画を推進するに当たり、土地開発公社が金融機関から借り入れる開発資金の債務保証を行うものなどでございます。

 次に、議第百二十号から議第百二十四号までは、特別会計の補正予算であります。

 病院事業会計において、岐阜県総合医療センターの準備工事費等を計上するほか、水道事業会計、中小企業振興資金貸付特別会計、県営住宅特別会計及び流域下水道特別会計において、平成十三年度決算の確定に伴う財源の整理など、それぞれ所要の補正を行うものであります。

 次に、議第百二十五号から議第百三十七号までは条例の制定、改廃などであり、その主なものを御説明いたします。

 議第百二十七号は、来年、乗鞍スカイラインが無料化されることに伴いまして、乗鞍地域の環境を保全するために法定外目的税を創設するものであり、当地を訪れる人に着目して、納税義務者を乗鞍山頂に設置予定の駐車場を利用される運転者とするものであります。税額は、観光バスが三千円、タクシーが三百円などとしておりますが、その税収は有効に活用し、乗鞍地域の貴重な自然環境の保全に万全を期してまいります。

 議第百二十九号は、平成十五年度に開園を予定している平成記念公園を有料公園とし、その入園料を定めるほか、管理を財団法人 花の都ぎふ花と緑の推進センターに委託するため、都市公園条例の一部を改正するものであります。

 議第百三十三号は、市町村が行う国民健康保険事業の運営の広域化等に対し、無利子貸付等の財政支援をするため、基金を設置するものであり、市町村合併等に伴う保険料の急激な増加を緩和してまいります。

 議第百三十八号から議第百四十九号はその他の案件でありまして、工事の請負契約の締結及び変更、県道の路線認定などについて、それぞれ議決を求めるものであります。

 このうち、議第百四十四号は、平成十六年夏に開館予定の淡水水族館を取得するものであり、平成記念公園等とともに東海環状自動車道沿線に集積する資源を美濃ミュージアム街道として結びつけ、地域の活性化につなげてまいります。

 次に、決算の認定を求める案件は、水道事業会計など公営企業会計の平成十三年度決算について、議会の認定をお願いするものであります。

 最後に、今月二十六日から三十日までの五日間にわたり、高山市と清見村を主会場に第八回全国和牛能力共進会岐阜県大会及び二〇〇二ファームフェスティバルinぎふを開催します。これは、全国規模で開催される和牛のオリンピックともいうべき品評会でありまして、飛騨牛ブランドを初め県産農産物を全国に向けて情報発信していく絶好の機会でございます。議員各位を初め県民の皆様方の御支援を心からお願いを申し上げます。

 以上をもちまして提出案件の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。



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○議長(高田藤市君) 日程第九を議題といたします。

 お諮りいたします。ただいま議題とした県議第十三号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、本案を直ちに採決することに決定いたしました。

 ただいまから県議第十三号を採決いたします。

 本案を原案のとおり採決することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。



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○議長(高田藤市君) お諮りいたします。議案精読等のため、明日から九月三十日までの十一日間、休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(高田藤市君) 御異議なしと認めます。よって、明日から九月三十日までの十一日間、休会とすることに決定いたしました。



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○議長(高田藤市君) 以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。

 十月一日は午前十時までに御参集願います。

 十月一日の日程は追って配布いたします。

 本日はこれをもって散会いたします。



△午前十一時十六分散会



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