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平成10年 12月 定例会(第5回) 12月01日−01号




平成10年 12月 定例会(第5回) − 12月01日−01号









平成10年 12月 定例会(第5回)





△事務局長(酒向紀輝君) 開会式に先立ちまして、岐阜県議会議員勤続者の礼遇に関する規程による表彰式並びに全国都道府県議会議長会表彰の伝達式を行います。



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△表彰式





△人事課長(大野嘉弘君) ただいまから、岐阜県議会議員勤続者の礼遇に関する規程による表彰式を行います。

 受賞者のお名前を読み上げますので、自席において御起立をお願いいたします。

 なお、表彰状は代表者の方に議長から伝達していただきます。

三十九年以上表彰議員

 松永清蔵殿

二十七年以上表彰議員

 木村 建殿    船戸行雄殿

二十三年以上表彰議員

 猫田 孝殿    今井田清殿    古川利雄殿    新藤秀逸殿

十九年以上表彰議員

 坂 志郎殿    松野幸昭殿    高田藤市殿    中本貞実殿

 殿地 昇殿

十五年以上表彰議員

 加藤利徳殿    田口淳二殿    白橋国弘殿    宮嶋和弘殿

十一年以上表彰議員

 山田忠雄殿    山下運平殿    伊藤延秀殿    小川 豊殿

 渡辺儀造殿    近松武弘殿    渡辺信行殿    岩井豊太郎殿

七年以上表彰議員

 高井節夫殿    岡田 脩殿    平野恭弘殿    中村 慈殿

 伊佐地金嗣殿   加藤一夫殿    玉田和浩殿    早川捷也殿

 尾藤義昭殿    木股米夫殿    不破照子殿

以上代表 松永清蔵殿

   〔知事 梶原 拓君登壇〕

   〔五十五番 松永清蔵君登壇〕



◎知事(梶原拓君) (表彰状朗読)



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           表彰状



                              松永清蔵殿

 あなたは三十九年以上にわたり岐阜県議会議員として県政の振興発展に尽くされた功績が顕著でありますよって岐阜県議会議員勤続者の礼遇に関する規程により表彰します

 平成十年十二月一日

                      岐阜県知事  梶原 拓



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◎知事(梶原拓君) (表彰状授与)(拍手)

   〔五十五番 松永清蔵君降壇〕



△人事課長(大野嘉弘君) 御着席ください。

 知事からごあいさつを申し上げます。



◎知事(梶原拓君) このたびは、岐阜県礼遇規程によりまして受賞されました先生方におかれましては、まことにおめでとうございます。県民を代表して、心からお祝いを申し上げたいと存じます。

 勤続ということは、なかなかたやすいことではないと、私はかように存じておりますが、まず第一に健康でなければならない、また、御家族、御親族、周囲の方々のサポートがなければいけない。さらにまた、選挙その他厳しい試練を乗り越えて来られなければならないと、いろんな条件が整って初めて勤続ということが可能でございまして、その言葉の意味は大変重いものだと私は感じております。かつまた、その間におきまして、県政のために大変な御尽力をいただいております。

 岐阜県も厳しい状況下に置かれまして、他県同様、多くの課題を抱えておりますけれども、そうした課題を、先生方におかれましては十分御理解もいただき、またそれを乗り越えるための御尽力も賜った次第でございます。おかげさまで、岐阜県は他県に比べまして、財政的にも、相対的ではございますけれども、いい方に属すると。そしてまた、いろんな事業が進展してきている。高速道路等、環境整備も進んでいるということでございまして、この勢いでまいりますと、二十世紀から二十一世紀まで上昇機運の岐阜県を引き継ぐことができるのではないかと、こんなふうに思っております。これも、ひとえに長年御尽力いただきました先生方のおかげでございまして、重ねて心から厚く御礼を申し上げます。今後とも、さらに御健勝にて御活躍をいただきますようにお祈りいたしまして、お祝いのあいさつとさせていただきます。まことにおめでとうございました。ありがとうございました。

   (拍手)

   〔知事 梶原 拓君降壇〕



△人事課長(大野嘉弘君) 受賞者を代表いたしまして、お礼の言葉があります。

  代表 松永清蔵殿。

   〔五十五番 松永清蔵君登壇〕



◆五十五番(松永清蔵君) このたび、私どもが岐阜県議会議員勤続者の礼遇に関する規程による永年勤続者表彰を受けました。このことは、まことに光栄に存じ、知事初め関係者の皆様方に対し、心からお礼を申し上げる次第でございます。

 私どもは、きょうまで岐阜県勢発展のために微力を尽くしてまいりましたが、これはひとえに先輩諸兄並びに同僚各位のおかげと存じ、改めて感謝申し上げる次第でございます。

 本日の受賞を機に決意を新たにして、県勢発展のため今後一層努力する所存でございますので、どうか皆様方におかれましては、これまで以上の御指導をくださいますようお願い申し上げまして、謝辞を終わります。

 どうもありがとうございました。

   (拍手)

   〔五十五番 松永清蔵君降壇〕



△人事課長(大野嘉弘君) 以上をもちまして表彰式を終わります。



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△伝達式





△事務局長(酒向紀輝君) 引き続きまして、全国都道府県議会議長会自治功労者表彰の伝達式を行います。

 受賞者のお名前を読み上げますので、自席で御起立をお願いいたします。

 なお、表彰状は代表者の方に議長から伝達していただきます。

四十年以上表彰議員

 松永清蔵殿

二十五年以上表彰議員

 猫田 孝殿

二十年以上表彰議員

 高田藤市殿    中本貞実殿    殿地 昇殿

十五年以上表彰議員

 宮嶋和弘殿    白橋国弘殿

以上代表 松永清蔵殿

   〔議長 加藤利徳君登壇〕

   〔五十五番 松永清蔵君登壇〕



○議長(加藤利徳君) (表彰状朗読)



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           表彰状



                               松永清蔵殿

 あなたは岐阜県議会議員として在職四十年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著でありますここに記念品を贈りその功労を表彰します

 平成十年十月二十九日

                           全国都道府県議会議長会



        ………………………………………………………………………





○議長(加藤利徳君) (表彰状伝達)(拍手)

   〔議長 加藤利徳君降壇〕

   〔五十五番 松永清蔵君降壇〕



△事務局長(酒向紀輝君) これをもちまして伝達式を終わります。



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△開会式



   〔一同起立〕



△事務局長(酒向紀輝君) ただいまから開会式を行います。

   〔議長 加藤利徳君登壇〕



○議長(加藤利徳君) 開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、平成十年第五回岐阜県議会定例会が招集されましたところ、議員各位におかれましては御多忙の中を御参集をいただき開会の運びとなりましたことは、まことに喜ばしく存じます。

 本定例会に提出されます各案件は、平成十年度岐阜県一般会計補正予算を初め平成九年度決算の認定など、いずれも重要な案件でありますので、十分御審議くださいますようお願い申し上げます。

 議員各位並びに執行部の皆様には、議事が円滑に運営できますよう御協力をお願いいたしまして、開会のごあいさつといたします。

   (拍手)

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位には、年の瀬を迎え、御多忙の中を御参集いただきまして、まことにありがとうございます。

 今議会に上程いたします案件は、平成十年度補正予算を初め合計二十六件から成っておりまして、いずれも重要なものでございます。慎重に御審議をいただきまして、適切な御決定を賜りますようにお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。よろしくお願い申し上げます。

   (拍手)



△事務局長(酒向紀輝君) これをもちまして開会式を終わります。御着席ください。

   〔一同着席〕



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△議事日程(第一号)



                     平成十年十二月一日(火)午前十時開議

 第一  会議録署名議員の指名について

 第二  会期の決定について

 第三  議第百十六号から議第百四十号まで

 第四  平成九年度決算の認定について



          ………………………………………………………





△本日の会議に付した事件



 一  日程第一 会議録署名議員の指名について

 一  日程第二 会期の決定について

 一  日程第三 議第百十六号から議第百四十号まで

 一  日程第四 平成九年度決算の認定について



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△出席議員            五十人



 一番     大西啓勝君

 二番     岩花正樹君

 三番     野村保夫君

 六番     駒田 誠君

 七番     足立勝利君

 八番     藤墳 守君

 九番     酒向憲造君

 十番     松岡憲郎君

 十一番    西戸正三君

 十二番    中尾一明君

 十三番    市川尚子君

 十四番    不破照子君

 十五番    戸部一秋君

 十六番    木股米夫君

 十七番    原保治郎君

 十八番    早田 純君

 十九番    安田謙三君

 二十番    尾藤義昭君

 二十一番   早川捷也君

 二十二番   近松武弘君

 二十三番   渡辺儀造君

 二十四番   玉田和浩君

 二十五番   加藤一夫君

 二十六番   伊佐地金嗣君

 二十七番   中村 慈君

 二十九番   平野恭弘君

 三十番    岡田 脩君

 三十一番   高井節夫君

 三十二番   白橋国弘君

 三十四番   岩井豊太郎君

 三十五番   渡辺信行君

 三十六番   小川 豊君

 三十七番   伊藤延秀君

 三十八番   山下運平君

 三十九番   山田忠雄君

 四十番    宮嶋和弘君

 四十一番   田口淳二君

 四十三番   加藤利徳君

 四十四番   殿地 昇君

 四十五番   中本貞実君

 四十六番   高田藤市君

 四十七番   松野幸昭君

 四十八番   坂 志郎君

 四十九番   新藤秀逸君

 五十番    古川利雄君

 五十一番   今井田清君

 五十二番   猫田 孝君

 五十三番   船戸行雄君

 五十四番   木村 建君

 五十五番   松永清蔵君



          ………………………………………………………





△職務のため出席した事務局職員の職氏名



 事務局長          酒向紀輝

 事務局次長         坂井 昭

 議事調査課長        長屋 勝

 議事調査課総括課長補佐   安藤 純

   同    課長補佐   富田武司

   同    主査     市原清司

   同    主査     宇津宮清和



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△説明のため出席した者の職氏名

 知事             梶原 拓君

 副知事            森元恒雄君

 副知事            桑田宜典君

 出納長            藤田幸也君

 理事兼知事公室長       奥村和彦君

 理事兼総務部長        高橋新蔵君

 科学技術振興センター所長   野崎武敏君

 総務部次長          宮脇俊次君

 企画部長           日置敏明君

 民生部長           安藤隆年君

 衛生環境部長         本間 泉君

 環境局長           川瀬雅信君

 商工労働部長         大下政司君

 農政部長           森井季雄君

 林政部長           清水正巳君

 土木部長           小島秀俊君

 都市住宅局長         平田佳史君

 開発企業局長         船坂勝美君

 人事委員会事務局長      原  敏君

 代表監査委員         川添正幸君

 地方労働委員会事務局長    服部卓郎君

 教育長            日比治男君

 教育次長           各務 斉君

 警察本部長          水田竜二君

 警察本部総務室長       青木正行君



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△十二月一日午前十時二十五分開会



○議長(加藤利徳君) ただいまから平成十年第五回岐阜県議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。



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○議長(加藤利徳君) 日程第一 会議録署名議員の指名についてを議題といたします。

 お諮りいたします。この定例会の会議録署名議員に、九番 酒向憲造君、十二番 中尾一明君、二十一番 早川捷也君、二十九番 平野恭弘君、三十五番 渡辺信行君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤利徳君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれ指名のとおり決定いたしました。



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○議長(加藤利徳君) 諸般の報告をいたします。

 平成十年十一月五日付をもって、菅沼 武君から議員の辞職願が提出され、同日これを許可いたしましたので、会議規則第九十七条第二項の規定により報告いたします。

 その他の報告は書記に朗読させます。

   (書記朗読)

 議案の提出について

 知事から、本日付をもって、議第百十六号 平成十年度岐阜県一般会計補正予算ほか二十四件の議案の提出がありました。

 平成九年度決算の認定について

 知事から、本日付をもって、地方自治法第二百三十三条第三項の規定により、監査委員の審査意見書及び決算認定資料を添え、平成九年度決算書の提出がありました。

 専決処分の報告について

 知事から、本日付をもって、地方自治法第百八十条第二項の規定により、報第十九号 損害賠償の額を定めることについてほか四件の専決処分の報告がありました。

 基金の運用状況に関する書類について

 知事から、本日付をもって、地方自治法第二百四十一条第五項の規定により、監査委員の意見書を添え、岐阜県土地開発基金及び岐阜県美術館美術品取得基金の運用状況に関する書類の提出がありました。

 定期監査結果等の報告について

 監査委員から、平成十年十月二十八日付及び平成十年十一月三十日付をもって、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定により出納検査の結果について、並びに平成十年十一月三十日付をもって、地方自治法第百九十九条第九項の規定により定期監査の結果及び出資・出捐団体等の監査の結果についての報告がありました。



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○議長(加藤利徳君) 日程第二 会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。この定例会の会期は、本日から十二月十七日までの十七日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤利徳君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から十二月十七日までの十七日間と決定いたしました。



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○議長(加藤利徳君) 日程第三及び日程第四を一括して議題といたします。

 提出議案に対する知事の説明を求めます。知事 梶原 拓君。

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 本日提出いたしました議案の説明に先立ち、さきに開催いたしました「第十一回全国スポーツ・レクリエーション祭」について一言御礼を申し上げたいと存じます。

 去る十月三日から六日までの四日間、県内各地で開催いたしました「スポレクぎふ98」は、県内外から五十三万人を超える過去最高の参加者をお迎えして、交流と友好の輪を広げることができ、また、地域経済活性化の起爆剤としても大成功のうちに終了することができました。

 これも、ひとえに議員各位を初め関係市町村、各競技団体の皆さんなど、祭典に携わっていただいた方々の御支援と御協力のたまものであり、心から感謝申し上げる次第でございます。

 さて、我が国の経済情勢は、個人消費の低迷や雇用情勢の悪化などにより、景気の停滞感は一層厳しさを増しており、回復の兆しが見られない状況であります。本県の経済情勢も同様であり、中小企業における業況判断や雇用情勢を見ても厳しい状況が続いております。

 こうした深刻な経済状況に対応し、国は四月の十六兆円を超える「総合経済対策」に続き、去る十一月十六日には、日本経済を一九九九年度にはっきりとしたプラス成長に転換し、二〇〇〇年度には景気を本格的な回復軌道に乗せることを目標に、減税分を含め総額二十四兆円規模に上る過去最大の緊急経済対策を決定し、現在、これを受けた第三次補正予算の編成作業が進められているところであります。

 本県においては、県内情勢の厳しい状況を踏まえ、既に平成十年度当初予算を「景気回復助走予算」と位置づけ、県政史上最高額、予算額に占める比率も中部九県中最高となる県単独建設事業費を計上し、あるいはきめ細やかな金融対策を初め、短期・即効的な施策から中・長期的な施策まで、景気対策に万全を期したところであります。

 また、六月補正予算では、国の総合経済対策に伴う追加公共事業費を中心に総額三百七十四億円に上る過去最大規模の補正予算を編成したところであり、さらに、さきの九月補正予算においても、厳しい財政環境の中、県単独建設事業費の大幅な拡充や中小企業に対する金融対策の充実を図り、総額三百八十八億円に上る補正予算を計上するなど、景気対策に最大限の配慮をしてきたところであります。

 今回の十二月補正予算においても、国の補正予算が編成途中であり不確定な要素もありますが、現時点で確保が見込まれる事業費について積極的に予算措置を図ることとし、早期発注に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御協力をお願いする次第であります。

 それでは、本日提案いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。

 今回、御審議願います案件は、予算関係七件、条例関係三件、その他の案件十五件、決算の認定一件、合計二十六件であります。

 まず、議第百十六号 平成十年度一般会計補正予算について御説明申し上げます。

 今回の補正予算は、ただいま申し上げましたとおり、景気対策として緊急に対応すべき事業を初め、災害復旧費など当面緊急を要する経費を中心に、職員の給与改定に要する経費と合わせて総額五百五十六億七千万円を補正するものであります。

 まず、公共事業費の追加については、国の緊急経済対策を受け、国道・県道や農道・林道のほか、社会福祉施設や各種情報基盤などの積極的な整備を推進することとし、現時点で見込み得る最大の額である五百四十四億七千万円を計上し、当初予算、六月補正、九月補正予算と合わせた公共事業費全体では、対前年同期比五十一・八%増を確保いたしました。また、公共投資の年度間発注の平準化を図るため、県単独建設事業費につい

て、支払いを翌年度とする債務負担行為、いわゆるゼロ県債を新たに二十億円措置することとしております。

 さらに、台風七号及び十号等による災害対策として、土木施設災害復旧費、農地災害復旧費、林業用施設災害復旧費など総額五十七億五千万円を増額し、災害復旧の促進に努めることといたしております。

 次に、今回の補正予算における主なものは、まず、民生・衛生環境関係では、産業廃棄物の不法投棄等に伴い生活環境の保全上重大な支障が生じるおそれのある美濃市曽代地内、美濃加茂市蜂屋地内の二カ所について、今後地域の住民生活や周辺環境に及ぼす影響の大きさにかんがみ、今年度国が創設した補助制度を活用し、原因者にかわって県みずからが廃棄物の撤去を行うこととしたほか、特別養護老人ホームや市町村保健センター整備事業の前倒し施行等に対する助成を増額しております。

 また、企画・商工・開発企業関係では、国等の有利な財源を最大限活用し、ソフトピアジャパンにインキュベートビルと全国マルチメディア専門研修センターの合築ビルを建設するほか、国の予算増に対応し、徳山ダム建設事業負担金を増額しております。

 さらに、現下の厳しい経済環境を踏まえ、金融対策として、経済変動対策資金の新規融資枠を四十億円増額して総額百七十億円とするほか、小規模企業特別小口資金について、融資限度額が一千万円に引き上げられたことに伴い、新規融資枠を十億円増額するなど、中小企業等への金融支援を拡大します。

 農林関係では、低価格で施工性にすぐれた「みどりの健康住宅」を提供するためのモデル事業に着手し、間伐材等の県産材の需要拡大と環境・森林保全を図るほか、台風災害対策として、水稲や野菜、果樹などの農作物やパイプハウス等の農業用施設の被害に対する助成の拡大や低利融資制度の創設を図ります。

 また、土木関係では、公共事業費の追加に伴い道路新設改良費や過疎代行下水道事業費などの大幅な増額を図るほか、国の補助採択の前倒しを受けて、平成記念緑のふれ愛広場の用地取得を図ります。

 次に、一般職職員の給与改定については、去る十二月に県人事委員会から勧告がありましたので、その趣旨を尊重して、本年四月一日にさかのぼり実施することとし、所要の予算を計上しております。

 以上の歳出補正予算に伴う財源としては、公共事業費の追加等に伴う国庫支出金二百五十五億五千万円、県債四百六億五千万円、地方交付税十九億四千万円等が主なものとなっておりますが、県債については、後年度に元利償還金の八〇%が交付税措置される補正予算債を最大限活用するなど、本県の伝統である健全財政の維持を図りつつ、効果的・効率的な編成に心がけたところであります。

 なお、県税収入は、景気の低迷により法人関係税や地方消費税を中心に総額百五十億円を減額することとしましたが、後年度に交付税措置される減収補てん債や減税補てん債を発行することにより補てんを行うことといたしております。

 次に、議第百十七号から議第百二十二号までは、特別会計において職員の給与改定等に伴う所要の予算補正等を行うものであります。

 議第百二十三号から議第百二十五号までは条例の制定及び改正でありまして、県職員の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例、青少年保護育成条例の一部改正のほか、地方自治法の一部改正に伴い、外部監査契約に基づく監査に関する条例の制定を行うものであります。

 さらに、議第百二十六号から議第百四十号まではその他の案件でありまして、工事の請負契約の締結及び変更、美術作品等の取得、平成記念緑のふれ愛広場の用地の取得、宝くじの発売額の設定等のほか、美濃町線の線路の変更に関する意見について、それぞれ議決を求めるものであります。

 また、決算の認定を求める案件については、五月末日をもって出納閉鎖した平成九年度決算について関係書類を提出し、その認定をお願いしております。

 なお、県民の皆様から御意見をちょうだいしながら検討を進めております本庁組織・機構の再編成につきましては、この十一月までに新組織のおおむねの姿を原案として取りまとめたところであります。原案では、再編成のねらいである県民本位の行政、二十一世紀型地方自治確立のための仕組みづくりを推進するため、現行の八部一局を、知事公室、経営管理部、地域県民部、健康福祉環境部、農林商工部及び基盤整備部の六部に再編成し、そして、知事公室及び経営管理部以外の各部には、事務事業を機動的に実施・推進する局を置くこととしております。部が特定の行政領域ごとに関係局を横割りで束ねることにより責任体制を明確にし、縦割り組織の強みを生かしながらその弱みを補強し、時代の大きな潮流、社会経済の構造変化、さらに、多様化・高度化する県民ニーズに的確に対応していきたいと考えております。

 具体的な組織編成に当たりましては、各部・局・課の任務「県民に対する責任の所在」をできる限り明確にし、「中央官庁ぶら下がり」から「県民に顔を向けた組織」とすることに特に意を用いてまいります。来年四月の実施に向けて引き続き細部を詰めていくとともに、円滑な移行に万全を期していきたいと考えておりますので、どうか議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 以上をもちまして提出案件の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。



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○議長(加藤利徳君) お諮りいたします。議案精読等のため、明日から十二月八日までの七日間、休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤利徳君) 御異議なしと認めます。よって、明日から十二月八日までの七日間、休会とすることに決定いたしました。



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○議長(加藤利徳君) 以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。

 十二月九日は午前十時までに御参集願います。

 十二月九日の日程は追って配布いたします。

 本日はこれをもって散会いたします。



△午前十時四十二分散会



        ………………………………………………………………………