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平成10年  9月 定例会(第4回) 10月09日−05号




平成10年  9月 定例会(第4回) − 10月09日−05号









平成10年  9月 定例会(第4回)





△議事日程(第五号)



                   平成十年十月九日(金)午前十時開議

 第一  議第八十九号から議第百十四号まで

 第二  平成九年度岐阜県公営企業会計決算の認定について

 第三  請願第五十号から請願第五十三号まで

 第四  議第百十五号

 第五  県議七号から県議九号まで



          ………………………………………………………





△本日の会議に付した事件



 一  日程第一 議第八十九号から議第百十四号まで

 一  日程第二 平成九年度岐阜県公営企業会計決算の認定について

 一  日程第三 請願第五十号から請願第五十三号まで

 一  日程第四 議第百十五号

 一  日程第五 県議七号から県議九号まで



          ………………………………………………………





△出席議員            五十一人



 一番     大西啓勝君

 二番     岩花正樹君

 三番     野村保夫君

 六番     駒田 誠君

 七番     足立勝利君

 八番     藤墳 守君

 九番     酒向憲造君

 十番     松岡憲郎君

 十一番    西戸正三君

 十二番    中尾一明君

 十三番    市川尚子君

 十四番    不破照子君

 十五番    戸部一秋君

 十六番    木股米夫君

 十七番    原保治郎君

 十八番    早田 純君

 十九番    安田謙三君

 二十番    尾藤義昭君

 二十一番   早川捷也君

 二十二番   近松武弘君

 二十三番   渡辺儀造君

 二十四番   玉田和浩君

 二十五番   加藤一夫君

 二十六番   伊佐地金嗣君

 二十七番   中村 慈君

 二十八番   菅沼 武君

 二十九番   平野恭弘君

 三十番    岡田 脩君

 三十一番   高井節夫君

 三十二番   白橋国弘君

 三十四番   岩井豊太郎君

 三十五番   渡辺信行君

 三十六番   小川 豊君

 三十七番   伊藤延秀君

 三十八番   山下運平君

 三十九番   山田忠雄君

 四十番    宮嶋和弘君

 四十一番   田口淳二君

 四十三番   加藤利徳君

 四十四番   殿地 昇君

 四十五番   中本貞実君

 四十六番   高田藤市君

 四十七番   松野幸昭君

 四十八番   坂 志郎君

 四十九番   新藤秀逸君

 五十番    古川利雄君

 五十一番   今井田清君

 五十二番   猫田 孝君

 五十三番   船戸行雄君

 五十四番   木村 建君

 五十五番   松永清蔵君



          ………………………………………………………





△職務のため出席した事務局職員の職氏名



 事務局長          酒向紀輝

 事務局次長         坂井 昭

 議事調査課長        長屋 勝

 議事調査課総括課長補佐   安藤 純

   同    課長補佐   河村就也

   同    課長補佐   富田武司

   同    主査     武井孝彦

   同    主査     宇津宮清和



          ………………………………………………………





△説明のため出席した者の職氏名



 知事             梶原 拓君

 副知事            森元恒雄君

 副知事            桑田宜典君

 出納長            藤田幸也君

 理事兼知事公室長       奥村和彦君

 理事兼総務部長        高橋新蔵君

 科学技術振興センター所長   野崎武敏君

 総務部次長          宮脇俊次君

 企画部長           日置敏明君

 民生部長           安藤隆年君

 衛生環境部長         本間 泉君

 環境局長           川瀬雅信君

 商工労働部長         大下政司君

 農政部長           森井季雄君

 林政部長           清水正巳君

 土木部長           小島秀俊君

 都市住宅局長         平田佳史君

 開発企業局長         船坂勝美君

 人事委員会事務局長      原  敏君

 代表監査委員         川添正幸君

 地方労働委員会事務局長    服部卓郎君

 教育長            日比治男君

 教育次長           各務 斉君

 警察本部長          水田竜二君

 警察本部総務室長       青木正行君



          ………………………………………………………





△十月九日午前十時四分開議



○議長(加藤利徳君) ただいまから本日の会議を開きます。



        ………………………………………………………………………





○議長(加藤利徳君) 諸般の報告をいたします。

 書記に朗読させます。

   (書記朗読)

 議案の提出について

 知事から、本日付をもって、議第百十五号 人事委員会委員の選任同意についての議案の提出がありました。

 発案書の提出について

 議員から、本日付をもって、県議第七号 税制改正に関する意見書ほか二件の発案書の提出がありました。

 職員の給与等に関する報告等について

 人事委員会委員長から、平成十年十月二日付をもって、地方公務員法第八条及び第二十六条の規定により、職員の給与等に関する報告及び給与改定に関する勧告がありました。



        ………………………………………………………………………





○議長(加藤利徳君) 日程第一から日程第三までを一括して議題といたします。

 ただいまから、議題とした各案件について、各委員長に審査の経過及び結果の報告を求めます。総務委員会委員長 小川 豊君。



◆総務委員会委員長(小川豊君) 総務委員会に審査を付託されました各案件につきましては、これを慎重に審査しました結果、議第八十九号のうち歳入予算補正、歳出予算補正中総務委員会関係及び地方債補正、議第九十五号、議策九十六号並びに議第百九号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと、請願第五十三号については、全会一致をもって不採択とすべきものと、それぞれ決定いたしました。

 以上、総務委員会の審査の結果を報告いたします。



○議長(加藤利徳君) 企画経済委員会委員長 伊佐地金嗣君。



◆企画経済委員会委員長(伊佐地金嗣君) 企画経済委員会に審査を付託されました各案件につきましては、これを慎重に審査いたしました結果、議第八十九号のうち歳出予算補正中企画経済委員会関係及び債務負担行為補正中企画経済委員会関係、議第九十号、議第九十一号、議第九十七号並びに議第百三号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと、平成九年度岐阜県水道事業会計決算の認定について及び平成九年度岐阜県工業用水道事業会計決算の認定については、全会一致をもって認定すべきものと、請願第五十二号については、全会一致をもって採択すべきものと、それぞれ決定いたしました。

 以上、企画経済委員会の審査の結果を報告いたします。



○議長(加藤利徳君) 厚生委員会委員長 岡田 脩君。



◆厚生委員会委員長(岡田脩君) 厚生委員会に審査を付託されました各案件につきましては、これを慎重に審査いたしました結果、議第八十九号のうち、歳出予算補正中厚生委員会関係及び債務負担行為補正中厚生委員会関係、議第九十二号、議第百一号並びに議第百二号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと、議第百号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと、平成九年度岐阜県病院事業会計決算の認定については、全会一致をもって認定すべきものと、それぞれ決定いたしました。

 なお、議第百号 県立看護大学研究棟等建築工事の請負契約についての審査に当たって、総務部から意見を聴取するなど、より慎重に審査したところ建設に当たっては、関係部局と連携を図りつつ県民から批判の受けることのないよう厳正かつ適確な執行管理を求める意見が多数あったことを申し添えます。

 以上、厚生委員会の審査の結果を報告いたします。



○議長(加藤利徳君) 農林委員会委員長 平野恭弘君。



◆農林委員会委員長(平野恭弘君) 農林委員会に審査を付託されました各案件につきましては、これを慎重に審査いたしました結果、議第八十九号のうち、歳出予算補正中農林委員会関係及び債務負担行為補正中農林委員会関係、議第九十八号、議第九十九号並びに議第百十三号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、農林委員会の審査の結果を報告いたします。



○議長(加藤利徳君) 土木委員会委員長 菅沼 武君。



◆土木委員会委員長(菅沼武君) 土木委員会に審査を付託されました各案件につきましては、これを慎重に審査いたしました結果、議第八十九号のうち歳出予算補正中土木委員会関係及び債務負担行為補正中土木委員会関係、議第九十三号、議第九十四号、議第百四号から議第百八号まで、議第百十号、議第百十二号並びに議第百十四号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、県営北方住宅高橋棟第二期建築工事に当たっては、厳正かつ適確に執行管理されるよう意見を申し添えます。

 以上、土木委員会の審査の結果を報告いたします。



○議長(加藤利徳君) 文教警察委員会委員長 中村 慈君。



◆文教警察委員会委員長(中村慈君) 文教警察委員会に審査を付託されました各案件につきましては、これを慎重に審査いたしました結果、議第八十九号のうち歳出予算補正中文教警察委員会関係及び債務負担行為補正中文教警察委員会関係並びに議第百十一号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと、請願第五十号については、全会一致をもって採択すべきものと、請願第五十一号については、賛成多数をもって不採択とすべきものと、それぞれ決定いたしました。

 以上、文教警察委員会の審査の結果を報告いたします。



○議長(加藤利徳君) ただいまから、議第九十号から議第九十九号まで、議第百一号及び議第百二号、議第百四号から議第百七号まで、議第百九号から議第百十四号まで、平成九年度岐阜県工業用水道事業会計決算の認定について及び平成九年度岐阜県病院事業会計決算の認定について、並びに請願第五十号及び請願第五十二号を一括して採決いたします。

 お諮りいたします。各案件は、各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤利徳君) 御異議なしと認めます。よって、各案件は各委員長報告のとおり決定いたしました。

 ただいまから、議第八十九号、議第百号、議第百三号、議第百八号及び平成九年度岐阜県水道事業会計決算の認定について、並びに請願第五十一号及び請願第五十三号について討論を行います。

 討論の通告がありますので発言を許します。一番 大西啓勝君。

   〔一番 大西啓勝君登壇〕



◆一番(大西啓勝君) 日本共産党を代表いたしまして、反対討論を行います。

 まず、議第八十九号 平成十年度岐阜県一般会計補正予算についてであります。

 この補正予算三百三十九億円は過去四番目の大規模のもので、土木費が七七・三%を占めるというものであります。国の総合経済政策は、国みずからが地方の財源を確保するのではなく、大方を県債発行に求めさせるものであります。今回も百六十一億三千九百二十万円を県債発行に頼るもので、その割合は四七・五%になります。大型事業になればなるほど、また民生費よりも土木費の方が事業の中での県債の割合は大きくなっています。高山市に建設が予定されている世界民俗文化センター建設工事は総事業費が百五十億円ですから、県債発行額は約百十億円を超えるものと思われます。

 また、民生費と土木費について、今回補正額の財源内容を特定財源中の県債と一般財源とを比較してまいりますと、民生費は県債の割合が七二・五%、土木費は八七・七%になります。このように、財源を準備しないまま県債発行をひたすら迫って対応させるという政府の不況対策に反対するものであります。

 しかも、政府の不況対策、すなわち土木中心の従来型の公共事業の前倒しというやり方で、今日の深刻な消費不況を克服することはできません。消費税の減税、福祉、教育重視型の補正への対応が求められるところであります。我が党の国会議員が産業連関表によって計算したところ、同じ税金投入額でも、社会保障が公共事業に比べ生産で約二倍、雇用で約三倍の効果をあらわすとの結論を出しています。したがって、今回の補正予算の中でも計上しておられる県有施設指定修繕工事費や職員宿舎維持修繕費、県立学校指定修繕費などの中小企業緊急対策費、児童福祉施設整備費や精神薄弱者援護施設整備費などの福祉分野での施策、公共事業でも、こうした中小企業が潤う教育、福祉関係のものをもっと大胆にふやすべきであります。大きな転換が必要だと考えます。例えば、県立高校の校舎は、阪神大震災の教訓に至って耐震検査を済ませてまいりました。計画的に建てかえを図っていかなければならない問題でありますが、思い切って集中的な建てかえをやってはいかがでしょうか。

 また、道路関係の国庫支出金を見ても、道路維持費は千八百五十万円にすぎませんが、道路新設改良費は二十二億九千八百六十八万円であります。高速道路など新しい道路はよくできるが、毎日使う道路は穴ぼこだらけという苦情をよく聞きます。生活へ直結したところへウエートを置いてほしいものであります。大型中心の、しかも後世代に大きな借金を残すやり方は考えものであります。

 以上、若干の提案もしながら、反対討論といたします。

 次に、八十九号議案に関連して、議第百三号 国際陶磁器テーマパーク造成工事の請負契約について討論をします。

 造成費だけでも十四億四千九百万円、総事業費百十五億円という大型事業であります。この県債発行額も八十億円以上になると考えられます。果たして、このような大規模なものが必要なのでしょうか。このあたりの会議場、展示場を地図に私も落としてまいりましたが、どんぶり会館、セラトピア土岐、瑞浪市産業振興センターなどユニークなものがたくさんあります。私は、必要ないとは言いませんけれども、こうしたたくさんの施設を有機的に結びつけ活用することで間に合うことが大変多いと思うのです。今、問題になっている自然保護の問題、維持管理費の問題などの解決のためにも、もっと規模を小さくしてよいと考えるものであります。そして、既存の施設をどうやって活用するのか、結びつけるのかというところに県は金と知恵を使うべきだと考えます。

 次に、議第百号議案 県立看護大学研究棟等建築工事の請負契約についてと、議第百八号 県営住宅建替事業北方住宅(高橋棟)第二期建築工事の請負契約についてをあわせて討論いたします。

 ともに必要な施設で、建設されることに依存はありません。しかし、百号議案は契約の相手方に宇佐美組を含んだ建設工事共同企業体が、百八号議案でも宇佐美組が入っているという点で賛成できないものであります。

 御存じのように宇佐美組の子会社である株式会社宇佐美開発は、県の許可を得ないまま上石津ゴルフ場のコースを改造しました。この行為は、県の土地開発事業の適正化に関する指導要綱に反し、森林法第十条に違反していると思われます。宇佐美開発の社長は宇佐美組の会長であり、同社の三七%の株を持つ代表権を持った人であります。したがって、当然、宇佐美組にも共同して大きな責任があります。こうした行為は、県の指名停止措置要領の措置用件、業務に関し不正または不誠実な行為をし、契約の相手方として不適当との項目に該当すると考えます。県民の貴重な税金に基づく請負契約であるのに、こうした不正な行為を行う企業と契約を結ぶのは適当ではありません。まして、昨年の東海興業の契約問題を本当に教訓としていたのなら、こうした事態は未然に防げたはずであります。既に五月から現地調査に入っていたわけでありますし、入札指名委員会には該当する各部長も同席していたわけでありますから、適切な県民に信頼される入札をしようと思うのなら、事前にこうした情報を交換しておれば防止できたはずであります。したがって、この二議案には反対するものであります。

 続いて、平成九年度岐阜県水道事業会計決算の認定についてであります。

 いつも県営水道料金の高さが、他の地区と比較して住民からの苦情が多く出ております。今、これをめぐって、県水道当局と地元市長との間にどちらに責任があるのかということで論争があるようですが、県民の負担軽減、不公平間の是正のため、ともに努力をしてもらわなくてはならないと考えます。企業会計化における施設整備費の考え方、木曽川水利権の矛盾など、国へ解決の糸口を向けていかなければならないと思うところであります。現実に、住民は高い水道料金に苦しめられているわけです。是正を求めるものであります。

 続いて、請願第五十一号 三十人学級実現を求める意見書採択を要求する請願であります。

 第四十一回岐阜県母親大会実行委員会代表者 恵美奈艶子さんから出されているものであります。最近の相次ぐ少年事件や、岐阜県でも過去最高となっている不登校やいじめの問題から、三十人学級の実現が強く求められています。学校で、今、最も大切なことは、どの子供にもわかる行き届いた授業を行うことであります。少子化の中で最も実現しやすい条件も存在しています。委員長報告は不採択となっていますが、ぜひとも採択させていただきたいと思うものであります。

 さらに、請願第五十三号 消費税を三%に戻す事を求める請願についてであります。消費税廃止岐阜県各界連絡会から出されてまいりました。

 日本世論調査会が九月二十六日、二十七日の両日実施した全国世論調査では、国民の七〇%が今後一年間に景気は、さらに悪化するとの悲観的な見通しを持ち、消費税の引き下げ、廃止を七九%の国民が求めていることが明らかになりました。これにこたえて、私ども日本共産党と二院クラブと自由連合の二人が、十月二日、共同して消費税減税法案を提出いたしました。消費税の引き下げこそ、不況から国民の暮らしと営業を守り、日本経済が戦後最悪のどん底から抜け出す決め手となります。きのう、岩手県議会は三%への消費税減税を求める意見書を可決しています。委員長報告は不採択でありますけれども、採択に賛成していただきますよう要望するものであります。

 以上、日本共産党を代表しての反対討論といたします。



○議長(加藤利徳君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。

 ただいまから、議第八十九号、議第百号、議第百三号、議第百八号及び平成九年度岐阜県水道事業会計決算の認定について、並びに請願第五十三号を起立により一括して採決いたします。

 お諮りいたします。各案件を、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(加藤利徳君) 起立多数であります。よって、各案件は各委員長報告のとおり決定いたしました。

 次に請願第五十一号を起立により採決いたします。

 お諮りいたします。本案を、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(加藤利徳君) 起立多数であります。よって、本案は各委員長報告のとおり決定いたしました。



        ………………………………………………………………………





○議長(加藤利徳君) 日程第四を議題といたします。

 追加提出議案に対する知事の説明を求めます。知事 梶原 拓君。

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 本日追加提出いたしました議案について御説明申し上げます。

 議第百十五号は、人事委員会委員 南谷信子君の任期満了に伴い、引き続き同君を任命するため、同意を求めるものであります。よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(加藤利徳君) お諮りいたします。ただいま議題とした議第百十五号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤利徳君) 御異議なしと認めます。よって、本案を直ちに採決することに決定いたしました。

 ただいまから、議第百十五号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤利徳君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決定いたしました。



        ………………………………………………………………………





○議長(加藤利徳君) 日程第五を議題といたします。

 お諮りいたします。ただいま議題とした各案件のうち、県議第七号及び県議第八号を直ちに一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤利徳君) 御異議なしと認めます。よって、各案件を直ちに一括して採決することに決定いたしました。

 ただいまから、県議第七号及び県議第八号を一括して採決いたします。

 お諮りいたします。各案件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(加藤利徳君) 御異議なしと認めます。よって、各案件はいずれも原案のとおり可決されました。

 ただいまから、県議第九号について討論を行います。

 討論の通告がありますので発言を許します。一番 大西啓勝君。

   〔一番 大西啓勝君登壇〕



◆一番(大西啓勝君) ただいま上程されました、県議第九号 道路特定財源の確保等に関する意見書につきまして、日本共産党の考え方を示し、反対討論を行います。

 意見書案は、道路は最も重要な生活関連資本であり、優先的に整備されるべきであるとしています。そして、そのため、道路特定財源を堅持するよう政府に求めています。

 今、日本の道路特定財源は年間六兆円にも達しており、中には、自動車重量税のように法律の規定もないままの運用で約六千七百億円も道路特定財源に回されているものもあります。一九九五年には九千百八十五億円も使い残しましたが、それは、そのまま特定財源として次年度へ繰り越されました。我が党は、日本の交通体系を総合的に発展させるために、法的根拠のない自動車重量税を道路特定財源の中にのみ縛りつけることが正しいかどうか疑問を持っているわけです。我が国は、巨額の投資を道路事業への投資に注ぎ込み、モータリゼーションを促進してまいりましたが、鉄道やバスの利用客が減少し、一方の公共交通機関が衰退しているというのもまた事実であります。私ども日本共産党は、道路、港湾、空港など交通機関全体の特別会計を一元化した総合交通特別会計を創設して、日本の公共交通機関全体を発展させるような方向をとるべきだと考えています。

 次に、政府の言う道路政策は、住民に身近な一般道路を地方公共団体にゆだねていこうとしています。そして、国自身は、国費投入の対象を高規格幹線道路、いわゆる高速道路網の整備に限定し、それを最優先課題として遂行しようとしています。その結果、立派な高速道路が至るところに完成しながら、国民が日常的に使う一般道路の整備がおくれるという弊害も生まれているのです。生活道路の凹凸がひどかったり、雨水のはけが悪かったりという生活上の不便を訴える声は今でもたくさんあります。交通体系の発展を総合的に、しかも国民生活に密着した形で考えていかなければなりません。私どもは、決して高速道路一般を否定しているわけではありませんが、道路特定財源方式によって、いびつな姿が目立ち過ぎているのもまた事実であります。日本の交通システムが、今、ゆがんでいる状況があります。

 以上の理由によって、私どもはこの議案に反対するものであります。



○議長(加藤利徳君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。

 ただいまから、県議第九号を起立により採決いたします。

 本案を、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(加藤利徳君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。



        ………………………………………………………………………





○議長(加藤利徳君) これをもって提出されました案件はすべて議了いたしました。よって、平成十年第四回岐阜県議会定例会を閉会いたします。



△午前十時三十八分閉会



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△閉会式



   〔一同起立〕



△事務局長(酒向紀輝君) ただいまから閉会式を行います。

   〔議長 加藤利徳君登壇〕



○議長(加藤利徳君) 閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位には、二十三日間にわたる本定例会会期中、提出されました議案を初め、当面する県政の諸問題について終始熱心に御審議を賜り、ここにすべての案件を議了することができましたことは、まことに喜びにたえません。議員並びに執行部各位には、議事運営に格別の御協力をいただきましたことを心から御礼申し上げますとともに、県勢発展のため一層の御協力をお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。

   (拍手)

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様方には、提出案件につきまして終始熱心な御審議を賜り、適切な御決定をいただきまして、まことにありがとうございました。執行に当たりましては、景気対策や災害対策など当面する県政の課題に、先生方の意を体しまして万全を期してまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。

   (拍手)



△事務局長(酒向紀輝君) これをもちまして閉会式を終わります。



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議長     加藤利徳

副議長    宮嶋和弘

三番     野村保夫

八番     藤墳 守

二十番    尾藤義昭

二十六番   伊佐地金嗣

三十九番   山田忠雄