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平成 3年  6月 定例会(第3回) 07月09日−05号




平成 3年  6月 定例会(第3回) − 07月09日−05号









平成 3年  6月 定例会(第3回)





○議長(浅野庄一君) 開議に先立ち、執行部の新任幹部を紹介いたします。教育委員会委員長 吉田三郎君。

   〔教育委員会委員長 吉田三郎君登壇〕(拍手)



◆教育委員会委員長(吉田三郎君) おはようございます。吉田三郎でございます。先月の二十八日の委員長改選で、初めて、本当に生まれて初めて教育委員長にしていただきました。もとより浅学非才でございますが、先生方に御指導いただきまして、岐阜県教育の発展に万全を期していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

   (拍手)



          ……………………………………………………





△議事日程



                平成三年七月九日(火)午前十時開議

 第一   議第五十号から議第五十七号まで

 第二   請願第一号及び請願第二号

 第三   議第五十八号

 第四   県議第十一号から県議第十四号まで

 第五   常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査について



          ……………………………………………………





△本日の会議に付した事件



 一  日程第一 議第五十号から議第五十七号まで

 一  日程第二 請願第一号及び請願第二号

 一  日程第三 議第五十八号

 一  日程第四 県議第十一号から県議第十四号まで

 一  日程第五 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査について



          …………………………………………………… 





△出席議員            五十二人



 一番    小川昭夫君

 二番    尾藤義昭君

 三番    早川捷也君

 五番    玉田和浩君

 六番    加藤一夫君

 七番    伊佐地金嗣君

 八番    中村 慈君

 九番    菅沼 武君

 十番    平野恭弘君

 十一番   岡田 脩君

 十二番   河合正智君

 十三番   近松武弘君

 十四番   渡辺儀造君

 十五番   高井節夫君

 十六番   水野正夫君

 十七番   岩井豊太郎君

 十八番   渡辺信行君

 十九番   小川 豊君

 二十番   安藤通廣君

 二十一番  伊藤延秀君

 二十二番  小山興治君

 二十三番  山田 桂君

 二十四番  森  真君

 二十五番  山下運平君

 二十六番  山口三男君

 二十七番  山田忠雄君

 二十八番  宮嶋和弘君

 二十九番  杉山友一君

 三十番   白橋国弘君

 三十一番  田口淳二君

 三十二番  片桐義之君

 三十三番  馬渕武臣君

 三十四番  竹ノ内信三君

 三十五番  加藤利徳君

 三十六番  殿地 昇君

 三十七番  中本貞実君

 三十八番  高田藤市君

 三十九番  松野幸昭君

 四十番   坂 志郎君

 四十一番  笠原潤一君

 四十三番  岩崎昭弥君

 四十四番  新藤秀逸君

 四十五番  古川利雄君

 四十六番  今井田清君

 四十七番  浅野庄一君

 四十八番  猫田 孝君

 四十九番  船戸行雄君

 五十番   酒井公雄君

 五十一番  木村 建君

 五十二番  青山正吾君

 五十三番  米野義久君

 五十四番  松永清蔵君



          ……………………………………………………





△職務のため出席した事務局職員の職氏名



 事務局長         上水流則雄

 事務局次長        小川康治

 議事調査課長       幸脇 弘

 議事調査課総括課長補佐  浅井善己

 議事調査課長補佐     福田照行

 議事調査課長補佐     田中長雄

     主査       多田信幸

     主査       国枝義弘

     主査       阿部 繁

     主任       田辺敬雄

     主事       向井俊貴



          ……………………………………………………





△説明のため出席した者の職氏名

 知事             梶原 拓君

 副知事            秋本敏文君

 出納長            土屋文男君

 総務部長           永倉八郎君

 知事室長兼総務部次長     青木栄治君

 イベント推進局長兼総務部次長 岩垣儀一君

 総務部次長          高井正文君

 企画部長           山田賢一君

 企画部次長          細井日出男君

 民生部長           桑田宜典君

 民生部次長          吉田雅美君

 衛生環境部長         井口恒男君

 衛生環境部次長        鈴木正美君

 商工労働部長         交告正彦君

 商工労働部次長        毛利秋生君

 商工労働部次長        服部和良君

 農政部長           竹山清之助君

 農政部次長          太田淳一君

 林政部長           伊藤邦昭君

 林政部次長          坪井寿一君

 土木部長           山岸俊之君

 土木部都市住宅局長      城原 徹君

 土木部次長          小森喜代三君

 土木部次長兼都市住宅局次長  岡安賢二君

 開発企業局長         藤田幸也君

 開発企業局次長        久保田信司君

 副出納長兼出納事務局長    戸田 正君

 選挙管理委員会委員長     宮川晴男君

 人事委員会事務局長      木下昭治君

 代表監査委員         飯田正樹君

 監査委員事務局長       山田正義君

 地方労働委員会事務局長    菊谷光重君

 教育委員会委員長       吉田三郎君

 教育長            篠田幸雄君

 教育次長           竹中寿一君

 教育委員会管理部長      廣瀬 寛君

 警察本部長          林 則清君

 警察本部総務室長       河野幹雄君



          …………………………………………………… 





○議長(浅野庄一君) ただいまから本日の会議を開きます。



          ……………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 諸般の報告をいたします。

 書記に朗読させます。

   (書記朗読)

 議案の提出について

 知事から、本日付をもって、議第五十八号 収用委員会委員及び予備委員の任命同意についての議案の提出がありました。

 発案書の提出について

 議員から、本日付をもって、県議第十一号 治山事業の促進に関する意見書についてほか三件の発案書の提出がありました。

 閉会中の継続調査の申し出について

 各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、閉会中の継続調査の申し出がありました。



          …………………………………………………… 





○議長(浅野庄一君) 日程第一及び日程第二を一括議題といたします。

 ただいまから、議題とした各案件について、各委員長に審査の経過及び結果の報告を求めます。総務委員会委員長 加藤利徳君。



◆総務委員会委員長(加藤利徳君) 総務委員会に審査を付託されました各案件につきましては、これを慎重に審査いたしました結果、議第五十号から議第五十二号まで及び議第五十四号から議第五十六号までについては、全会一致をもって、議第五十三号については、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと、請願第一号については、賛成多数をもって不採択とすべきものと、それぞれ決定いたしました。

 以上、総務委員会の審査の結果を報告いたします。



○議長(浅野庄一君) 厚生委員会委員長 伊藤延秀君。



◆厚生委員会委員長(伊藤延秀君) 厚生委員会に審査を付託されました案件につきましては、これを慎重に審査いたしました結果、請願第二号については、賛成多数をもって不採択とすべきものと決定いたしました。

 以上、厚生委員会の審査の結果を報告いたします。



○議長(浅野庄一君) 土木委員会委員長 田口淳二君。



◆土木委員会委員長(田口淳二君) 土木委員会に審査を付託されました案件につきましては、これを慎重に審査いたしました結果、議第五十七号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、土木委員会の審査の結果を報告いたします。



○議長(浅野庄一君) ただいまから、議第五十号から議第五十二号まで及び議第五十四号から議第五十七号までを一括採決いたします。

 各案件は、各委員長報告のとおりそれぞれ決することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、各案件は各委員長報告のとおりそれぞれ決定いたしました。

 ただいまから、議第五十三号並びに請願第一号及び請願第二号について討論を行います。

 討論の通告がありますので順次発言を許します。十四番 渡辺儀造君。

   〔十四番 渡辺儀造君登壇〕(拍手)



◆十四番(渡辺儀造君) 議第五十三号 岐阜県手数料徴収条例等の一部を改正する条例につきまして、反対討論をいたします。

 六月二十五日、知事は本議案提案理由といたしまして、ひとつには、消費税は二年余も経過をしたこと、二つ目には、国において議論がその間されてきたこと、三つ目に、その間県はその転嫁を見送ってきたこと、四点目は、今回国会で全会一致で改正がなされたこと、五点目に、本来消費税は利用者に負担願うこと、六つ目に、本年十月一日から改正法が施行されることとなるので、本県においても消費税を十月一日から転嫁したいというものでございます。

 さて、消費税の論議は、その逆進性あるいは税率アップの不安、物価の上昇、益税問題、そしてまた公約違反の問題など、国会は当然のことながら本議会におきましても激論が闘わされたのでございます。しかしながら、国におきましては法案が成立をいたしまして、平成元年四月一日から実施となったのでございます。これを受けまして、本県では我が党、自由民主党、民社党の実質転嫁見送りの申し入れに対しまして、知事は平成元年二月二十二日、県民党の立場での勇気ある決断をされまして、六月を超える九月を超えない範囲内と期間指定はいたしましたけれども、実質見送りをされたのでございます。この見送りは、県下自治体におきまして消費税転嫁の判断基準となり、県民生活を守る立場から大いに評価をされてきたところでございます。そして平成元年十月三日、今後の取り扱いについてはさらに諸般の状況を見守りつつ検討するといたしまして、当面の実施は見送ることとされまして現在に至っておるのでございます。

 国におきましては昨年の九月、社会党など野党四党の廃止法案と自民党の見直し法案がともに廃案となって以来、税制両院協議会がつくられまして議論が闘わされてまいりましたが、自民党案に盛り込まれておりました飲食料品の非課税問題が除外されたためなどによりまして、合意に至らなかったのでございます。しかし、このままでは欠陥消費税がいつまでも結果的に存在をすることとなりますので、我が党は緊急是正としての早急な実施を要求いたしました。その結果、飲食料品の非課税について本年十月までに結論を出すことを条件に、当面の緊急是正として、一つには簡易課税制度、みなし仕入れ率、限界控除制度の是正など益税の圧縮、二つ目には、申告納付回数の見直しによる運用益の圧縮、三つ目には住宅家賃、入学金、助産など非課税対象の一部拡大などによる逆進性の緩和を盛り込んだ消費税法一部改正案の成立を見たところでございます。

 結論を申し上げます。知事提案理由中、国会において議論がなされてきたことを挙げられておりますけれども、確かにそのとおりでございまして、専門家会議の中では二十四回に及ぶ会議が持たれたようでございますが、しかし、合意には至らなかったのでございまして、その原因は何よりも消費税の最大の欠陥でございます逆進性の対応策でありまして、非課税範囲の拡大等について、見直し案から飲食料品関係を除いた案に固守されたと聞き及んでおるのでございまして、このことは見直し案の減税規模一兆一千三百五十億円を大きく下回ります千四百八十億円にとどまることになるのでございます。二点目といたしまして、全会一致で改正されたという点でございますけれども、現在の政治状況下のもとで消費者の利益をぎりぎりまで守ることを基本に判断したもので、消費税の持つ欠陥を最大限排除したものと解することができないのでありまして、決して消費税を全面的に認めたものではないのでございます。三点目といたしまして、改正案成立には、飲食料品等の問題は本年十月までに結論を出すことが条件となっておりますので、少なくとも協議の方向が見えるまで実施を見送ることが妥当と考えるのでございます。そして最後に、消費税は本来利用者に負担願うものとされていますが、県民の生活実態からも、また、県下自治体に与える影響からいたしましても、現行のまま見送ることが望ましいと考えておるところでございます。

 以上、議第五十三号につきまして反対討論を申し上げた次第でございます。賢明なる議員諸氏の御賛同をお願い申し上げまして、討論を終わります。ありがとうございました。

   (拍手)



○議長(浅野庄一君) 三十二番 片桐義之君。

   〔三十二番 片桐義之君登壇〕



◆三十二番(片桐義之君) 私は、議第五十三号及び請願第一号、二号、いずれも委員長報告に対して反対の討論を行いたいと思います。

 今、五十三号 岐阜県手数料徴収条例等の一部改正については、十四番議員から明快な反対の討論がありました。内容を省略しようと思ったんですけど、ようわからぬという声がありましたので、もう一度わかりやすく申し上げたいと思います。なぜこれに反対するのか、それは、あの消費税が希代の悪税として国民世論の総スカンを食った、だからこそ強引に数で押し通した後、その多数を誇る自民党の諸君も、家計簿にあらわれるような見直し、手直しを言わざるを得なかった。これは、いかに世論を無視した態度であったのかということを証明しております。ところが、家計簿にあらわれるような見直し、すなわち食料品等も含めて一兆一千四百億円の減税を行う、こういう約束のもとに衆議院選挙を行って、国民がそれを信じて自民党に投票した途端に食料品を外して、わずか一千五百億円しか減税しないというようなペテン的な行為と言われるような現状であります。ただ、それであっても千五百億円の減税、そのことについてはゼロではありませんから私どもも賛成をいたしましたけれども、これは消費税そのものを認めたわけでないことは明らかであります。なぜなら、公約違反だということが追及されて、両院税制調査会でもって十月をめどに食料品などについて改めて結論を出すという条件を設定せざるを得なかった。この一言から見ても明らかであります。

 これらを先ほど論旨明快に討論されましたが、なおよくわからぬという状況ですから、言ってみれば、わかりやすく言えば自民党の公約違反である、これだけです。だから、これでもって一致したから岐阜県も今まで見送っていたものを徴収することにしたということは全く成り立たないんだということを明確に申し上げておきたい。もう一度言います。この中身は、自民党の公約違反を追及しておるんだ、こういうことであります。論旨明快でよくわかっていただけると私は信じております。

 さて、請願一号、二号についてでありますが、いずれも委員長報告は不採択ということでありますけれども、この請願第一号は、今申し上げました消費税に対する食料品等消費税そのものを全面的に廃止を目指しつつも当面少なくとも公約だけは守るべきだということを要求する意見書に、これを不採択にするというのはまさに公約違反の上塗りであると、二重の公約違反であるということを申し上げ、これを採択すべきであるという立場から不採択に反対するものであります。

 次に、請願第二号でありますが、国保行政あるいは老健法の改定などについて、ぜひとも被保険者の立場に立ってもっと温かい政治を国保行政の中に貫いてほしいという精神であります。それは、実情万やむを得ず保険料の滞納を行っても、まず保険証の交付をせずに、資格証明で対応をするというやり方が一部に、これは明らかに法の精神に反してこういうことがやられておる、まず渡さない、そして実情が説明できた人から順次渡していくという、法の精神を逆手にとった運営が国保行政の中で行われておる、呼び出しがされる、怖くて行けない、そういう全く善意の人たちも悪意という扱い方がされるなどの実情もあります。あるいは老健法については、これからだんだん老人社会になっていく、そういう中で老人のみずからの負担を応能ではなしに応益で行っていこうという考え方は、人間性を徹底的に追及する、人間性を隔離する、こういう立場から相反する平面的な、画一的な実情を無視した行政を行おうとするものであります。そういう立場から見ても、真に老人に対する愛情を確立していくために、老健法の改悪などについては断固として反対してほしいという意見書の議決を要請するものとして、これは直ちに採択をすべきものである、この立場から不採択に反対をするものであります。以上。



○議長(浅野庄一君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。

 ただいまから、議第五十三号を起立により採決いたします。

 本案を、総務委員会委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(浅野庄一君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

 次に、請願第一号を起立により採決いたします。

 本案を、総務委員会委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(浅野庄一君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決定いたしました。

 次に、請願第二号を起立により採決いたします。

 本案を、厚生委員会委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(浅野庄一君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決定いたしました。



          …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 日程第三を議題といたします。

 追加提出議案に対する知事の説明を求めます。知事 梶原 拓君。

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 本日追加提出いたしました人事案件につきまして、御説明申し上げます。

 議第五十八号は、収用委員会委員の任期満了に伴い、林 千衛君及び宮嶋正直君の後任として、端元博保君及び大坪 明君を任命するため、また、予備委員 伊藤 勲君の任期満了に伴い、その後任として間所美喜雄君を任命するため、それぞれ同意を求めるものであります。

 よろしく御審議の上適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(浅野庄一君) お諮りいたします。ただいま議題とした議第五十八号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、本案を直ちに採決することに決定いたしました。

 ただいまから議第五十八号を採決いたします。

 本案に同意することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決定いたしました。



          …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 日程第四を議題といたします。

 お諮りいたします。ただいま議題とした各案件のうち、県議第十一号及び県議第十二号を直ちに一括して採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、各案件を直ちに一括して採決することに決定いたしました。

 ただいまから、県議第十一号及び県議第十二号を一括して採決いたします。

 各案件を、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、各案件はいずれも原案のとおり可決されました。

 ただいまから、県議第十三号及び県議第十四号について討論を行います。

 討論の通告がありますので発言を許します。三十二番 片桐義之君。

   〔三十二番 片桐義之君登壇〕



◆三十二番(片桐義之君) ただいま議題となっております県議第十三号及び第十四号について、意見を述べたいと思います。

 既に十一号、十二号については可決をされております。私どもも全面的に賛成でありますが。まず県議十三号 治水事業の促進に関する意見書についてでありますが、治水事業を促進することについては、当然のこととして私どももこれを積極的に進めなければならないと考えております。ところが、治水に全く有害である長良川河口堰の建設などがこの中に含まれ、これを促進せよという内容を持っております。極めて残念と言わなければなりません。もちろん、治山治水は重要でありますから、真の治水事業の促進、この立場から全面的な賛成と同時に、治水に有害である河口堰の建設が含まれておるために賛成したくとも賛成できないというのが実情であります。この長良川河口堰については、治水に有害であるということは歴史の中で必ず証明されるものと確信をいたしております。治水事業そのものについて反対をするわけではありませんので、残念ながら賛成したくともできないという現状の中で、この県議十三号については採決に加わることができないことを申し上げておきたいと思います。

 県議第十四号 警察基盤の充実強化に関する意見書について、この警察基盤の充実強化という問題につきましては、私ども日本共産党は、刑事あるいは交通などの分野で日夜奮闘しておられる警察官については、敬意を表するものであります。ところが、警察行政という場合に、この中には全く違法と言われるような活動もしばしば見受けられております。最近、「卑劣な耳」という小説が出ておりますけれども、日本共産党中央委員会の国際部長宅に対する電話盗聴器が仕掛けられておった事件が明らかになっておりますし、あるいは日本共産党の本部に対する常時監視をするというような不法な行為なども明らかになっております。この電話盗聴などについては、既に検察側が不起訴にしておりますけれども、検察審査会においては不起訴不当という審査会の結論が出ております。それでもなお不起訴を強引に進めるというような状況でありますし、民事裁判でこの問題が扱われても、現職の警察官が裁判所の証人出頭を拒否するというような事態も発生をいたしております。しかも、警察予算全体の中で見ると、これらの警備関係で不当と思われるような活動の部分が相当大きなウエートを占めておるという現実があります。私どもは、一方で刑事あるいは刑事警察あるいは交通警察、こういう分野での資材の強化などについては、もっと積極的に進めるべきだという面を持っておりますけれども、この基盤強化、こういう言葉でさらに不当な活動が強化をされておるという現実のもとでは、この県議十四号について賛成するわけにはまいりません。これは明確に反対をするものであります。そして、国民に愛される民主的な警察を確立されるよう心から希望を申し上げて、私の討論を終わります。以上です。



○議長(浅野庄一君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。

   〔三十二番 片桐義之君退席〕



○議長(浅野庄一君) ただいまから、県議第十三号を起立により採決いたします。

 本案を、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(浅野庄一君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

   〔三十二番 片桐義之君着席〕



○議長(浅野庄一君) 次に、県議第十四号を起立により採決いたします。

 本案を、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(浅野庄一君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。



          ……………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 日程第五 委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。

 各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から、会議規則第七十四条の規定により、お手元に配布いたしました継続調査申出事件一覧表のとおり、調査終了まで閉会中の継続調査の申し出がありました。

 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。







△常任委員会・議会運営委員会閉会中継続調査申出事件一覧表

〇総務委員会

 一  県の行政一般及び防災対策について

 二  税財政の運営について

 三  市町村等の指導について

 四  県の組織及び運営について



〇企画経済委員会

 一  県行政の総合企画及び地域振興について

 二  消費者保護対策について

 三  商工業の振興及び労働行政について

 四  上水道用水供給事業の経営管理について



〇厚生委員会

 一  社会福祉対策について

 二  社会保障対策について

 三  保健衛生対策について

 四  生活環境保全対策について



〇農林委員会

 一  農業・水産業及び林業の振興について

 二  農村環境の整備について

 三  自然環境の保全について



〇土木委員会

 一  公共土木施設の整備・促進について

 二  住宅及び公園の整備・促進について

 三  都市計画及び建築行政について



〇文教警察委員会

 一  学校教育の充実について

 二  社会教育、スポーツの振興及び文化財保護について

 三  交通安全・防犯対策の推進について

 四  教育行政・警察の組織及び運営について



〇議会運営委員会

 一  会期日程等議長の諮問に関する事項について

 二  その他議会の運営に関する事項について



          …………………………………………………… 





○議長(浅野庄一君) これをもって、提出されました案件はすべて議了いたしました。よって、平成三年第三回岐阜県議会定例会を閉会いたします。



△午前十時五十八分閉会



          ……………………………………………………





△閉会式





△事務局長(上水流則雄君) ただいまから閉会式を行います。

                           (一同起立)

   〔議長 浅野庄一君登壇〕



○議長(浅野庄一君) 閉会に当たり一言ごあいさつ申し上げます。

 議員各位におかれましては、十五日間にわたる本定例会会期中、提出されました案件について終始熱心な御審議を賜り、ここにすべての案件を議了いたしましたことはまことに喜びにたえません。

 議員並びに執行部各位には、議事運営に格別の御協力をいただきましたことを心からお礼申し上げますとともに、県勢発展のため一層の御協力をお願い申し上げる次第でございます。

 これからますます暑さも厳しくなりますが、各位には十分御自愛いただきますよう祈念申し上げまして、閉会の言葉といたします。どうもありがとうございました。

   (拍手)

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 閉会に当たり一言御礼申し上げます。

 議員の皆様には、提出案件につきまして御熱心な御審議を賜り、適切な御決定をいただきましてありがとうございました。

 執行に当たりましては、皆様方の意を体しまして慎重に対処する所存でございます。暑さ厳しき折、健康に十分御留意いただき、一層の御活躍をお祈り申し上げ、閉会のごあいさつといたします。

   (拍手)



          ……………………………………………………



議長     浅野庄一

副議長    笠原潤一

二番     尾藤義昭

十四番    渡辺儀造

十七番    岩井豊太郎

二十一番   伊藤延秀

三十番    白橋国弘