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平成 3年  6月 定例会(第3回) 06月25日−01号




平成 3年  6月 定例会(第3回) − 06月25日−01号









平成 3年  6月 定例会(第3回)





△開会式





△事務局長(上水流則雄君) ただいまから開会式を行います。

                           (一同起立)

   〔議長 浅野庄一君登壇〕



○議長(浅野庄一君) 開会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。

 本日、平成三年第三回岐阜県議会定例会が招集されましたところ、議員各位の御参集を得てここに開会の運びとなりましたことは、まことに喜びにたえません。

 さて、本定例会に提出されます各案件は、いずれも重要な案件でありますので、当面する県の諸問題を含め十分御審議いただきますようお願い申し上げます。

 なお、議員並びに執行部の各位におかれましては、議事が円滑に運営できますようお願いいたしまして、開会の言葉といたします。

   (拍手)

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位には、御多忙の中御参集をいただきましてありがとうございます。本議会に提出いたします案件は、いずれも重要なものばかりでございます。どうか慎重に御審議を賜り御決定くださいますようお願い申し上げまして、簡単でございますがごあいさつとさせていただきます。

   (拍手)



         …………………………………………………………





△議事日程



              平成三年六月二十五日(火)午前十時開議

 第一  会議録署名議員の指名について

 第二  会期の決定について

 第三  議第五十号から議第五十七号まで

 第四  県議第九号及び県議第十号



         …………………………………………………………





△本日の会議に付した事件



 一  日程第一  会議録署名議員の指名について

 一  日程第二  会期の決定について

 一  日程第三  議第五十号から議第五十七号まで

 一  日程第四  県議第九号及び県議第十号



         …………………………………………………………





△出席議員             五十二人



 一番    小川昭夫君

 二番    尾藤義昭君

 三番    早川捷也君

 五番    玉田和浩君

 六番    加藤一夫君

 七番    伊佐地金嗣君

 八番    中村 慈君

 九番    菅沼 武君

 十番    平野恭弘君

 十一番   岡田 脩君

 十二番   河合正智君

 十三番   近松武弘君

 十四番   渡辺儀造君

 十五番   高井節夫君

 十六番   水野正夫君

 十七番   岩井豊太郎君

 十八番   渡辺信行君

 十九番   小川 豊君

 二十番   安藤通廣君

 二十一番  伊藤延秀君

 二十二番  小山興治君

 二十三番  山田 桂君

 二十四番  森  真君

 二十五番  山下運平君

 二十六番  山口三男君

 二十七番  山田忠雄君

 二十八番  宮嶋和弘君

 二十九番  杉山友一君

 三十番   白橋国弘君

 三十一番  田口淳二君

 三十二番  片桐義之君

 三十三番  馬渕武臣君

 三十四番  竹ノ内信三君

 三十五番  加藤利徳君

 三十六番  殿地 昇君

 三十七番  中本貞実君

 三十八番  高田藤市君

 三十九番  松野幸昭君

 四十番   坂 志郎君

 四十一番  笠原潤一君

 四十三番  岩崎昭弥君

 四十四番  新藤秀逸君

 四十五番  古川利雄君

 四十六番  今井田清君

 四十七番  浅野庄一君

 四十八番  猫田 孝君

 四十九番  船戸行雄君

 五十番   酒井公雄君

 五十一番  木村 建君

 五十二番  青山正吾君

 五十三番  米野義久君

 五十四番  松永清蔵君



         …………………………………………………………





△職務のため出席した事務局職員の職氏名



 事務局長         上水流則雄

 事務局次長        小川康治

 議事調査課長       幸脇 弘

 議事調査課総括課長補佐  浅井善己

 議事調査課長補佐     高木賢一

 議事調査課長補佐     田中長雄

     主査       多田信幸

     主査       国枝義弘

     主査       阿部 繁

     主任       田辺敬雄

     主事       向井俊貴



         …………………………………………………………





△説明のため出席した者の職氏名



 知事             梶原 拓君

 副知事            秋本敏文君

 出納長            土屋文男君

 総務部長           永倉八郎君

 知事室長兼総務部次長     青木栄治君

 イベント推進局長兼総務部次長 岩垣儀一君

 総務部次長          高井正文君

 企画部長           山田賢一君

 企画部次長          細井日出男君

 民生部長           桑田宜典君

 民生部次長          吉田雅美君

 衛生環境部長         井口恒男君

 衛生環境部次長        鈴木正美君

 商工労働部長         交告正彦君

 商工労働部次長        毛利秋生君

 商工労働部次長        服部和良君

 農政部長           竹山清之助君

 農政部次長          太田淳一君

 林政部長           伊藤邦昭君

 林政部次長          坪井寿一君

 土木部長           山岸俊之君

 土木部都市住宅局長      城原 徹君

 土木部次長          小森喜代三君

 土木部次長兼都市住宅局次長  岡安賢二君

 開発企業局長         藤田幸也君

 開発企業局次長        久保田信司君

 副出納長兼出納事務局長    戸田 正君

 選挙管理委員会委員長     宮川晴男君

 人事委員会事務局長      木下昭治君

 代表監査委員         飯田正樹君

 監査委員事務局長       山田正義君

 地方労働委員会事務局長    菊谷光重君

 教育委員会委員長       渡辺 孝君

 教育長            篠田幸雄君

 教育次長           竹中寿一君

 教育委員会管理部長      廣瀬 寛君

 警察本部長          林 則清君

 警察本部総務室長       河野幹雄君



         …………………………………………………………





△六月二十五日午前十時四十分開会



○議長(浅野庄一君) ただいまから平成三年第三回岐阜県議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。



         …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 諸般の報告をいたします。

 書記に朗読させます。

   (書記朗読)

 議案の提出について

 知事から、本日付をもって、議第五十号 岐阜県職員退隠料給与条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてほか七件の議案の提出がありました。

 専決処分の報告について

 知事から、本日付をもって、地方自治法第百八十条第三項の規定により、報第十号 損害賠償の額を定めることについてほか一件の専決処分の報告がありました。

 繰越計算書の報告について

 知事から、本日付をもって、地方自治法施行令第百四十六条第二項の規定により、平成三年度に繰り越した予算の報告がありました。

 県の出資に係る法人の経営状況を説明する書類の提出について

 知事から、本日付をもって、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定により、県の出資に係る財団法人岐阜県広報センターほか二十六法人の経営状況を説明する書類の提出がありました。

 発案書の提出について

 議員から、本日付をもって、県議第九号 岐阜県議会委員会条例の一部を改正する条例についてほか一件の発案書の提出がありました。

 監査結果等の報告について

 監査委員から、五月二十八日付をもって、地方自治法第百九十九条第九項の規定により定期監査の結果について及び同法第二百三十五条の二第三項の規定により出納検査の結果についての報告がありました。



         …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 日程第一 会議録署名議員の指名についてを議題といたします。

 お諮りいたします。この定例会の会議録署名議員に、二番 尾藤義昭君、十四番 渡辺儀造君、十七番 岩井豊太郎君、二十一番 伊藤延秀君、三十番 白橋国弘君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれ指名のとおり決定いたしました。



         …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 日程第二 会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。この定例会の会期は、本日から七月九日までの十五日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から七月九日までの十五日間と決定いたしました。



         …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 日程第三を議題といたします。

 提出議案に対する知事の説明を求めます。知事 梶原 拓君。

   〔知事 梶原 拓君登壇〕



◎知事(梶原拓君) 本日提出した議案について、その概要を御説明申し上げます。

 今回御審議をお願いいたします案件は、条例関係六件、その他の案件二件、合計八件であります。

 まず、議第五十号から議第五十五号までは条例改正に係るものでありますが、議第五十号は、恩給法等の一部改正に伴い普通退隠料等の年額を改定するため、議第五十一号は、国家公務員の制度改正に準じ、通勤による傷病によって退職した者に対する退職手当の支給額の改善等を行うため、議第五十二号は、地方自治法の一部改正に伴う関係条例の規定整備を行うため、議第五十三号は、さきの通常国会において全会一致により成立した消費税法の一部改正に伴い、今回非課税とされた衛生専門学校の入学金について消費税の転嫁を開始するとともに、課税とされている使用料等で未転嫁となっているものについて消費税を転嫁することとするため、議第五十四号は、飛騨県税事務所自動車税出張所を高山市に設置するため、議第五十五号は、個人の県民税について長期譲渡所得の課税の特例税率を改正する等のため、それぞれ関係条例の一部を改正しようとするものであります。

 なお、平成元年第一回県議会において成立した消費税の導入に伴う使用料等の改正条例につきましては、改正消費税法の施行にあわせて議第五十三号の改正条例と同様本年十月一日から施行したいと考えております。 次に、議第五十六号は、古川町と国府町との境界変更について、議第五十七号は、工事委託契約の変更について、それぞれ議決を求めるものであります。

 以上をもちまして提出案件の説明を終わりますが、よろしく御審議の上適切な御議決を賜りますようお願い申し上げます。

 最後に、日東あられ株式会社関係について、一言申し上げます。

 同社は、従業員千五百人を超える揖斐郡内最大の企業であるだけではなく、その動向は、地域経済、地域住民の生活に大きな影響を与えますので、直ちに庁内に連絡会議を設置し、操業の継続、従業員対策等について関係省庁、主要金融機関等に協力要請を行うとともに、関連倒産防止対策、離職者対策等のため必要な措置を講じているところであります。今後とも事態の進展に伴い、随時適切に対応してまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。



         …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 日程第四を議題といたします。

 お諮りいたします。ただいま議題とした県議第九号及び県議第十号について質疑の通告がありましたが、これを省略し、直ちに討論を行うことについて、起立により採決いたします。

 質疑を省略し、直ちに討論を行うことについて、賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(浅野庄一君) 起立多数であります。よって、質疑を省略し、直ちに討論を行うことに決定いたしました。

 ただいまから県議第九号及び県議第十号について、討論を行います。

 討論の通告がありますので発言を許します。二十二番 小山興治君。

   〔二十二番 小山興治君登壇〕(拍手)



◆二十二番(小山興治君) 岐阜県議会公明党を代表いたしまして、発案書 県議第九号 岐阜県議会委員会条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論を行います。

 この県議第九号の発案は、今回の地方自治法の一部改正に伴って行われるものでございます。そこで私が指摘したいところは、この県議第九号の中において、第四条二において、議会運営委員の定数は十二人とするということでございます。この定数は、当初岐阜県議会運営委員会の規程として昭和三十一年に決定されたものの踏襲でございまして、その後幾たびかの改正が行われましたが、定数については何ら触れられなかったわけでございます。今回、法律によってはっきりと議会運営委員会の性格というものが明確になったわけでありますが、そういった機会をとらえまして、私はこの委員定数をふやすと、そして、小会派といえども、すべてこの議会運営委員会の正式なメンバーとして審議に参加できる、こういうような立場をつくるのが本来のこの議会運営委員会の姿であろうかと思うわけでございます。

 この三十一年に決定されましたときには、自由民主クラブが二十七人、民主クラブが十二人、社会クラブが五人でございまして、公明、民社、共産党はいなかったわけでございまして、当然いないときにはそういったメンバーで交渉されるのは当然であろうかと思いますが、現在は時代が変わっておるわけでございますので、当然小会派といえどもその会を代表いたしましてこの議会運営に加わることは当然ではなかろうかと思うわけでございます。

 当初の設置及び目的の第一条には、岐阜県議会の円滑な運営を図るため議会運営委員会を置くと、このようにはっきりと明記されているわけでございます。小会派を除いた、そしていわゆる自、社のみで正式な議会運営委員会を開催するということは、この趣旨にもとるものではないかと、私はかように思うわけでございます。現実に国会の場合におきましても、議院運営委員会というものが設けられております。そして、定数も決められておりますが、そこで決められたことが即実行に移されるのではなく、国対という立場で、国対委員長会議においてすべての内容が審議され行われるわけでございまして、この国対のメンバーの中には、すべての会派が含まれておるわけでございます。こういったことが私は岐阜県議会の議会運営委員会に行われましても、当然に行われてもしかるべきであると、このように思うわけでございます。なお、第二条の構成におきましては、議員の数は先ほど申し上げましたように十二人としということでございますが、この中で二において各派交渉団体所属議員の比率によって行われる、そして三項は、前項の交渉団体とは五人以上の所属議員を有する団体をいうと、このようになっておるわけでございます。もし仮に、この五人以上の所属する構成議員が一党になってしまった場合に、この議会運営委員会はどのように開催するかということにもなるわけでございます。現実の今回の統一地方選挙におきましては、一、二県の県においてはそういったことが起きたわけでございます。そういたしましたところは、そういった一党だけで行っては相ならぬという意味の趣旨におきまして、いわゆる比例によって各会派から出しているということも聞くわけでございます。ちなみにお隣の愛知県は、全会派が正式な議会運営委員会のメンバーとなっているわけでございますので、この際私は、この十二人の定数をふやしてでも各会派に割り当てるべきであると、このように主張するわけでございます。

 以上をもちまして、反対の立場からの討論を終わります。

   (拍手)



○議長(浅野庄一君) 五十番 酒井公雄君。

   〔五十番 酒井公雄君登壇〕(拍手)



◆五十番(酒井公雄君) 私は、岐阜県議会委員会条例及び岐阜県議会会議規則の一部改正について、賛成の立場から討論を行いたいと思います。

 今回の地方自治法の一部改正は、昭和六十一年第百四回国会に提出されて以来、廃案、継続を繰り返し、平成二年の衆議院の解散後の第百十八回国会に改正内容の一部追加を図り、ようやくさきの第百二十回国会で可決されたもので、この間実に五年、十五の国会を経て成立しましたことは御案内のとおりであります。地方自治法の改正内容については、機関委任事務制度に関すること、監査委員制度に関すること、地縁による団体の権利義務に関する事項等九項目に及ぶ、昭和三十八年以来の大規模、多岐にわたるものであります。

 これらの改正のうち、議会関係の改正は、第十六次、第十七次地方制度調査会の答申に基づくものであり、当初提案以来修正もなく、全党一致で可決されたものであります。議会関係に係る改正の内容については、まず第一に、事実上公的な委員会として運営されていた議会運営委員会を自治法上認知したこと、次に、現行の公聴会制度とは別に、国会に倣い手続の簡素な参考人制度を地方議会においても導入することであります。議会運営委員会の認知については、本県においても従来から事実上公的に活動している現行の議会運営委員会を、常任委員会と同様の手続規定を整備することにより、自治法に基づく法的な委員会として位置づけるものでありまして、委員の定数も現行どおり十二名とするものであります。委員会条例及び会議規則の一部改正により、議会運営等に係る調査並びに議会運営に係る議案、陳情等の審査について、従来の議会運営委員会にはなかった新たな権限が法的に付与され、議会運営委員会の充実が図られることは、県議会にとりましてもまことに望ましいところであります。

 ところで、議会運営委員会の定数が十二名では、小会派の議会運営委員会への参加が得られない等種々問題があるのではないかという議論がございますが、会派制のもとでの議会におきましては、ある定数以上のまとまりのある会派、いわゆる交渉団体からの委員の選任によりまして議会運営委員会が構成されることも、議会運営上やむを得ないと考えるものであり、全国的にも多くの都道府県において、この方法により委員が選任されているのであります。確かに、議会運営委員会には、常任委員会とは異なりまして協議することに重点があるとは承知しておりますが、小会派についてはオブザーバー制の導入により自由に意見を述べていただき、これを尊重していくというシステムづくりが肝要であると思う次第であります。したがいまして、改正後に設置される議会運営委員会についても、従来と同様、小会派の意見が反映されるような委員会の運営にするように努力いたしたいと考えるものであります。

 いずれにいたしましても、委員の定数十二名につきましては、全国の都道府県との比較においても、また、議員定数と議会運営委員定数との比率においても、妥当な数であります。今回の自治法改正が、従来からの議会運営委員会について法的に認知することがその趣旨であり、これを体して、委員会条例及び会議規則の所要の改正を行うことについて、賛成をするものであります。以上。

   (拍手)



○議長(浅野庄一君) 三十二番 片桐義之君。

    〔三十二番 片桐義之君登壇〕



◆三十二番(片桐義之君) ただいま問題になっております県議第九号及び第十号について、私は反対の立場から討論に参加をいたします。

 今回のこの議会運営委員会を法律に基づいて認知をする、この行為について私どもはいささかも異論を持つものではありません。これは当然のこととして、そのことには賛成をしておるわけであります。問題は、先ほどの反対討論者も述べられたように、どういう構成で議会運営委員会の本来の目的である議会運営を円滑に運営するのか、そのことが問題の中心であります。そういう点では、少なくとも政党政治が定着をし、天下の公党がそれぞれの議会に出ておるときに、その人数でもって議会運営の方法について決定をするかしないか、決定に参加をするかしないか、このことは重大な問題であります。今の賛成論者の討論を聞いておりましても、今回の自治法の改正についてはるる述べられました。全く異論のない、全員一致しておるところは、昭和六十一年以来懸案で五年もかかった、その間十五国会もかかった、これは問題がたくさんあったからかかっておったので、この点についてはいろいろと述べられておりますけれども、それでは現行どおりの十二人、現行どおりの五人以上の会派の代表でやることの妥当性については、何ら根拠が明らかにされておりません。

 この自治法の改正によって、今回の条例規則の改正を提案をしておるということと、いま一つは、この条例改正によって、常任委員会と同じように法的根拠を持った委員会として議会運営委員会を認知する、そのことについては当然のことでありますし、だれも異論がありませんが、ここまでの説明にいろいろと論拠を挙げておられます。ところがその後になりますと、今度は現行どおりだ、それだけで結局は終わっておるわけです。そして、現行どおりは会派制をとる以上やむを得ないと言うんです。会派制をとることとやむを得ないということが一体どこに妥当性を見るのか、私は大変苦しむわけでありますし、全国あるいは他議会との比率を見てもそう言われるけれども、それでは愛知はどうしてこうなっておるのかという、先ほどの反対討論者が言っておる近隣の議会についても、何らそれについて、どうして愛知県は全党派から出ておるのか、岐阜県はなぜ少数の五人以下の政党は決定権を剥奪するのか、その点についての明確な説明はいささかもされておりません。これは大変賛成論者も苦しいところだろうと思います。このような苦しい討論をせざるを得ないようなこの議会運営委員会に関する条例の改正は、決して議会の円滑な運営に資するものにはならないのは当然であります。しかも、そういうような問題を掲げて、一体、岐阜県議会が今回出してきた、議員発案として出してきたこのような内容を、隣県などと比較をして見解をお尋ねしようと思って質疑の通告を出しましたけれども、これまた数で質疑を封殺をする、こういう状況のもとで一方的に、しかも議会運営委員会では賛成論の討論の中で事実上答えていってはどうかと、こういう意見もあったように聞きましたけれども、前の反対論者の掲げておる反対の論拠に答えることすらできない、こんな理由で結局は議会運営委員会、これから決定に拘束させる、発言は今までと同じようにできるだけ認めていく、こう言われるけれども、問題なのは拘束をする決定をするときに決定に参加させるかどうか、そこのところが民主主義を守るかどうかの基本になると思います。しゃべるだけで決定には参加させない、決定の機会を奪って、決定の場所でその権利を奪って、そうして決まったことには従わせる、これは民主主義に反する考え方であります。

 だから、この今回の県議発案は、問題なのはこの自治法に基づく改正がいかぬというのではなしに、自治法では規定をしておらない、この議会運営委員会、法的に認知された議会運営委員会に、少なくとも政党はすべてを参加をさせて、そこで大いに議論をやりつつ最後の決定にも参加をさせることによって多数が賛成をしたものを進めていく、これは当然の民主主義の基本原則であります。そういうふうに議会運営委員会を構成するのが議会運営委員会の目的である円滑な運営という内容の制度的保証ではないのか、こういう点で、私は議会運営委員会を法の認知のもとに置くことについては賛成であり、ただ、決定権は与えないが決定に拘束するという極めて非民主的な、ファッショ的な議会運営の形態、この形態について断固抗議をし、反対をし、そして議会運営委員会にはそれぞれ天下の公党の代表を正式に構成員として加えさせ、そこで議論し、採決をし、その決定のもとに多数の賛成によって運営をするという民主主義の原則を確立すべきであることを声を大にして主張し、反対をするものであります。以上。



○議長(浅野庄一君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。

 ただいまから、県議第九号及び県議第十号を起立により一括して採決いたします。

 各案件を、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(浅野庄一君) 起立多数であります。よって、各案件は、いずれも原案のとおり可決されました。



       …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) お諮りいたします。ただいま設置されました議会運営委員会の委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、松永清蔵君、米野義久君、岩崎昭弥君、青山正吾君、木村 建君、酒井公雄君、船戸行雄君、猫田 孝君、新藤秀逸君、竹ノ内信三君、白橋国弘君、杉山友一君を指名いたしたいと思います。これに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(浅野庄一君) 起立多数であります。よって、議会運営委員は、指名のとおり選任することに決定いたしました。



         …………………………………………………………



 お諮りいたします。ただいま選任されました議会運営委員の任期は、平成四年四月一日以後において開かれる最初の議会の招集日の前日までといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員の任期は、平成四年四月一日以後において開かれる最初の議会の招集日の前日までとすることに決定いたしました。



       …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) お諮りいたします。議案精読のため、明日から七月一日までの六日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅野庄一君) 御異議なしと認めます。よって、明日から七月一日までの六日間休会とすることに決定いたしました。



         …………………………………………………………





○議長(浅野庄一君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

 七月二日は午前十時までに御参集願います。

 七月二日の日程は追って配布いたします。



△午前十一時十一分散会



         …………………………………………………………