議事ロックス -地方議会議事録検索-


岐阜県 岐阜県

平成23年  6月 定例会(第3回) 07月07日−05号




平成23年  6月 定例会(第3回) − 07月07日−05号









平成23年  6月 定例会(第3回)



            ………………………………………………………………





△議事日程(第五号)



                    平成二十三年七月七日(木)午前十時開議

第一 議第八十二号から議第九十三号まで

第二 請願第一号から請願第三号まで

第三 県議第十号から県議第十四号まで



            ………………………………………………………………





△本日の会議に付した事件



一 日程第一 議第八十二号から議第九十三号まで

一 日程第二 請願第一号から請願第三号まで

一 日程第三 県議第十号から県議第十四号まで



            ………………………………………………………………





△出席議員    四十六人



   一番   道家康生君

   二番   水野吉近君

   三番   国枝慎太郎君

   五番   高木貴行君

   六番   野村美穂君

   七番   郷 明夫君

   八番   長屋光征君

   九番   高殿 尚君

   十番   加藤大博君

  十一番   酒向 薫君

  十二番   大須賀志津香君

  十三番   太田維久君

  十四番   村上孝志君

  十五番   田中勝士君

  十六番   山本勝敏君

  十七番   松岡正人君

  十八番   篠田 徹君

  十九番   小原 尚君

  二十番   水野正敏君

 二十一番   川上哲也君

 二十二番   林 幸広君

 二十三番   伊藤秀光君

 二十四番   脇坂洋二君

 二十五番   野島征夫君

 二十六番   松村多美夫君

 二十七番   平岩正光君

 二十八番   佐藤武彦君

 二十九番   森 正弘君

  三十番   渡辺嘉山君

 三十一番   伊藤正博君

 三十二番   小川恒雄君

 三十三番   村下貴夫君

 三十四番   大野泰正君

 三十五番   矢島成剛君

 三十六番   足立勝利君

 三十七番   洞口 博君

 三十八番   渡辺 真君

 三十九番   岩花正樹君

  四十番   平野恭弘君

 四十一番   駒田 誠君

 四十三番   藤墳 守君

 四十四番   早川捷也君

 四十五番   玉田和浩君

 四十六番   岩井豊太郎君

 四十七番   渡辺信行君

 四十八番   猫田 孝君



            ………………………………………………………………





△職務のため出席した事務局職員の職氏名



 事務局長          島田 清

 総務課長          伊藤治美

 議事調査課長        北川幹根

 議事調査課総括管理監    笠原真実

 同    課長補佐     篠田雄一朗

 同    課長補佐     田中公治

 同    主査       辻 洋介

 同    主査       安居裕司



            ………………………………………………………………





△説明のため出席した者の職氏名



 知事            古田 肇君

 副知事           渕上俊則君

 副知事           上手繁雄君

 会計管理者         渡辺 厚君

 危機管理統括監       若宮克行君

 総務部長兼秘書広報統括監  宗宮康浩君

 総合企画部長        安福正寿君

 環境生活部長        坂 正光君

 健康福祉部長        近田和彦君

 商工労働部長        江崎禎英君

 農政部長          平工孝義君

 林政部長          森  勝君

 県土整備部長        金森吉信君

 都市建築部長        山本 馨君

 ぎふ清流国体推進局長    武藤鉄弘君

 教育長           松川禮子君

 警察本部長         瀧澤裕昭君

 代表監査委員        鵜飼 誠君

 人事委員会事務局長     片桐卓朗君

 労働委員会事務局長     洞田厚男君



            ………………………………………………………………





△七月七日午前十時開議



○議長(藤墳守君) ただいまから本日の会議を開きます。



            ………………………………………………………………





○議長(藤墳守君) 諸般の報告をいたします。

 書記に朗読させます。

   (書記朗読)

 発案書の提出について

 議員から、本日付をもって、お手元に配布のとおり、県議第十号 震災復興対策下における地方財政の安定・充実を求める意見書についてほか四件の発案書の提出がありました。



            ………………………………………………………………





○議長(藤墳守君) 日程第一及び日程第二を一括して議題といたします。

 ただいまから、議題とした各案件について、各委員長に審査の経過及び結果の報告を求めます。総務委員会委員長 野島征夫君。

   〔総務委員会委員長 野島征夫君登壇〕



◆総務委員会委員長(野島征夫君) おはようございます。

 総務委員会に審査を付託されました議案三件及び請願二件の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 まず、議案の概要を申し上げます。

 議第八十二号の平成二十三年度一般会計補正予算のうち歳入予算補正は、総額二十二億八千五十四万二千円の増額をするものであります。このうち主なものとしましては、道路橋梁災害復旧費に係る国庫支出金が約七億四千万円の増、緊急雇用創出事業臨時特例基金などからの繰入金が約六億三千万円の増、中小企業制度融資金融機関貸付金の元利収入等の諸収入が約五億一千万円の増、道路災害復旧事業に係る県債が三億一千万円の増額などであります。

 次に、歳出予算補正中総務委員会所管としましては、総額四千四百二万四千円の増額となっております。このうち主なものとしましては、県庁舎修繕等工事費として約二千八百万円の増、被災地への支援物資の補充費、震災対策検証委員会の運営経費、地震防災フォーラム開催経費などで約一千四百万円の増であります。

 条例その他の議案としましては、法改正により一般職の非常勤職員の育児休業等に関する規定などを整備する岐阜県職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてほか一件であります。

 採決の結果、議第八十二号のうち歳入予算補正、歳出予算補正中総務委員会関係及び地方債補正、議第八十三号並びに議第八十四号の各案件につきましては、それぞれ全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、審査の過程において、執行部から各議案の説明を受け質疑を行いました。その主なものを申し上げます。

 被災地への支援物資について質疑があり、県からは簡易トイレ、防水シート、投光器などについて備蓄している量の半分を東北に送ったこと、今回の補正でその補充を行うとの答弁がありました。

 次に、請願第一号 浜岡原子力発電所の廃止を求める請願及び請願第三号 浜岡原発の永久停止・廃炉、高速増殖炉「もんじゅ」の開発計画の中止および老朽化した美浜原発、敦賀原発の運転中止、原発依存からの脱却を求める請願については、原子力発電所を停止した後の代替エネルギーによる電力の安定供給が可能かどうかが不明であり、直ちに原発の廃止を求めることについては同意できないなどの意見があり、採決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決定しました。

 以上、総務委員会の審査の経過と結果を御報告申し上げます。



○議長(藤墳守君) 企画経済委員会委員長 水野正敏君。

   〔企画経済委員会委員長 水野正敏君登壇〕



◆企画経済委員会委員長(水野正敏君) 企画経済委員会に審査を付託された議案四件及び請願一件の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 まず、議案の概要を申し上げます。

 議第八十二号の一般会計補正予算のうち歳出予算補正については、東日本大震災の影響を受けた県内中小企業者の資金調達を継続支援することを目的に、経済変動対策資金の融資目標額を三十億円増額し、震災枠の融資目標額を百億円とするため、中小企業制度融資貸付金を三億七千五百万円増額するなど、当委員会所管として総額七億六千五百万円余の増額をするものであります。

 次に、議第八十八号の岐阜県中小企業資金融資制度の損失補償に係る回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例については、中小企業者の事業の再生に資することを目的とし、岐阜県信用保証協会が中小企業者に対する求償権の放棄等をすることに伴う県の回収納付金を受け取る権利の放棄について定めるものであります。

 また、議第九十号のパーソナルコンピュータの取得については、行政の情報化及び事務の合理化を図るため、職員用ノート型パソコンのうち、導入後六年を経過した機器を計画的に更新するものであります。

 そして、議第九十二号の訴えの提起については、給与の過払い金及び教員宿舎の貸付料滞納額等の支払いを求める訴えを岐阜地方裁判所に提起するものであります。

 採決の結果、議第八十二号のうち歳出予算補正、議第八十八号、議第九十号及び議第九十二号の各案件については、それぞれ全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、審査の過程において、執行部から各議案の説明を受け質疑を行いました。その主な内容について申し上げます。

 岐阜県中小企業資金融資制度の損失補償に係る回収納付金を受け取る権利の放棄について条例化すれば、これまで権利の放棄に関して議会の議決が必要であったものが県の判断のみによってできるようになるが、判断を誤ることはないのかという質疑があり、権利の放棄は、公正・中立な独立の機関である再生支援機関が厳格な調査及び審査を行い策定された再生計画に基づくもので、かつ中小企業の事業再生に資すると知事が認めた場合に限り行うとの答弁がありました。

 最後に、請願に関する審査の結果を申し上げます。

 請願第二号 再生可能エネルギー推進、発送電分離とスマートグリッド推進を求める請願書については、発送電の分離とスマートグリッドをあわせて推進することは、我が国の電力供給構造を大きく変革することになるが、そのことによって、どのようなメリット、またデメリットが生じるのか十分な検証が行われていない。中でも、発送電の分離は諸外国でもさまざまな形態があるが、どういう形態が我が国に適しているのかを十分議論し、国民の間で合意形成を図っていく必要がある。現時点で早急な実現を政府に強く働きかけるのは時期尚早であり、不採択とすべきとの意見があり、採決の結果、全会一致をもって不採択とすべきものと決定をいたしました。

 以上、企画経済委員会の審査の経過と結果を御報告申し上げます。



○議長(藤墳守君) 厚生環境委員会委員長 平岩正光君。

   〔厚生環境委員会委員長 平岩正光君登壇〕



◆厚生環境委員会委員長(平岩正光君) 厚生環境委員会に審査を付託されました議案五件の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 まず、議案の概要を申し上げます。

 議第八十二号の平成二十三年度一般会計補正予算については、厚生環境委員会所管の歳出予算補正として総額一億五千二百二十五万九千円の増額となっております。

 主な内容としては、新たな公共サービス提供の担い手としてNPO等との活動基盤の整備等を支援する新しい公共支援事業や、NPO等と行政によるモデル的な協働事業を行う新しい公共モデル事業を実施するため、ボランティア等社会参加活動促進費については八千百万六千円、東日本大震災の被災者支援のため、生活福祉資金の貸し付けや災害ボランティアセンターの運営などの業務支援を行う岐阜県社会福祉協議会に対し、被災地への職員派遣費用等への助成を行う生活福祉資金貸付事業費について一千八百二十万円、それぞれ増額補正するものです。

 条例その他の議案としては、議第九十三号 公立大学法人岐阜県立看護大学が徴収する料金の上限の変更に関する認可についてほか三件であります。

 採決の結果、議第八十二号のうち歳出予算補正中厚生環境委員会関係、議第八十五号、議第八十六号、議第八十七号及び議第九十三号の各案件については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、審査の過程において、執行部から議案の説明を受け質疑などを行いました。その主な内容について申し上げます。

 まず、新しい公共支援事業に関して、NPO団体の運営について質疑があり、NPO団体については、運営のノウハウや資金を確保するための知識等、不十分な部分があるため、この部分について行政が支援を実施したいと答弁がありました。また、県立看護大学大学院博士前期課程の二年課程の廃止に伴う学生への影響について質疑があり、二年課程への入学希望がないため、今回、三年課程のみとするもので、授業料については従来より、どちらの課程も授業料総額は同じであるため、金銭的な負担増はないと答弁がありました。

 以上、厚生環境委員会の審査の経過と結果を御報告申し上げます。



○議長(藤墳守君) 農林委員会委員長 小川恒雄君。

   〔農林委員会委員長 小川恒雄君登壇〕



◆農林委員会委員長(小川恒雄君) 農林委員会に審査を付託されました議案一件の審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。

 まず、議案の概要を申し上げます。

 議第八十二号の一般会計補正予算につきましては、当委員会所管として総額二億三千八百六十九万三千円の増額であります。

 このうち主なものといたしましては、被災地域の原木を県内木材加工工場で受け入れる場合において、その運搬経費に対する助成を行うため、木材生産流通対策費として一千七百六十万円、森林整備加速化・林業再生基金の活用により森林内の路網整備を行うため、森林整備費として五千百十五万円余、また森林整備地域活動支援事業費につきましては、国の内示額増額に伴い岐阜県森林整備地域活動支援基金の積み増しを行うとともに、この基金を活用し、森林施業実施区域の明確化作業等に対する助成を行うものとして一億五千八百二十一万円余の増額等が計上されております。

 採決の結果、議第八十二号のうち歳出予算補正につきましては、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、農林委員会の審査の経過と結果を御報告申し上げます。



○議長(藤墳守君) 土木委員会委員長 佐藤武彦君。

   〔土木委員会委員長 佐藤武彦君登壇〕



◆土木委員会委員長(佐藤武彦君) 皆さん、おはようございます。

 土木委員会に審査を付託されました議案三件の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 まず、議案の概要を申し上げます。

 議第八十二号の平成二十三年度一般会計補正予算のうち歳出予算補正については、当委員会所管として総額九億二千八百二十三万一千円の増額補正となっております。

 その内容としましては、平成二十二年末から平成二十三年初めにかけ、県内各地において例年を上回る寒さにより路盤中に霜柱が発生し、地面が隆起して道路舗装面にひび割れなどが起こる災害−−凍上災−−が発生いたしました。このため、被災した郡上市大和町の一般県道寒水徳永線や、加茂郡八百津町の一般県道中野方七宗線など全三十六路線百四カ所において、国の災害査定を経た後、順次復旧工事を実施するものでございます。

 条例その他の議案としましては、徳山ダム上流域の公有地化を進めるため、取得の対象としている山林約一万七千七百ヘクタールの〇・〇八%に相当する約十四・一ヘクタールの山林を取得する徳山ダム上流域の山林の取得についてほか一件であります。

 執行部から各議案の説明を受け、採決の結果、議第八十二号のうち歳出予算補正中土木委員会関係、議第八十九号及び議第九十一号の各案件については、全会一致をもってそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上、土木委員会の審査の経過と結果を御報告申し上げます。



○議長(藤墳守君) 教育警察委員会委員長 脇坂洋二君。

   〔教育警察委員会委員長 脇坂洋二君登壇〕



◆教育警察委員会委員長(脇坂洋二君) 教育警察委員会に審査を付託されました議案一件の審査の経過及び結果について御報告申し上げます。

 まず、議案の概要を申し上げます。

 議第八十二号の平成二十三年度岐阜県一般会計補正予算については、当委員会所管として総額一億五千百八十七万円余の増額補正であります。

 その主なものといたしましては、東日本大震災により岐阜県へ避難してきた幼児・児童・生徒に就学支援を行った市町村に対する補助金を含む進学奨励対策費として一千三百四十四万円余、東海環状自動車道西回り区間の工事箇所にある大垣市の荒尾南遺跡において、当初の予定よりも前倒しして実施する埋蔵文化財緊急調査費を含む文化財保護費として一億三千八百四万円余を増額するものであります。

 採決の結果、議第八十二号のうち歳出予算補正中教育警察委員会関係については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 なお、審査の過程において、執行部から各議案の説明を受け質疑を行いました。その主な内容について申し上げます。

 埋蔵文化財緊急発掘費における賃金の支給対象者と賃金の減額の理由について質疑があり、賃金の支給対象者は整理作業を行う第二種雇員であり、賃金の減額については、作業計画時と作業発注時との精査による差額であるとの答弁がありました。

 以上、教育警察委員会の審査の経過と結果を御報告申し上げます。



○議長(藤墳守君) ただいまから、議第八十二号から議第九十号まで、議第九十二号及び議第九十三号を一括して採決いたします。

 お諮りいたします。各案件を各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤墳守君) 御異議なしと認めます。よって、各案件は各委員長報告のとおり決定いたしました。

 ただいまから、議第九十一号及び請願第一号から請願第三号までについて討論を行います。

 討論の通告がありますので、発言を許します。十二番 大須賀志津香君。

   〔十二番 大須賀志津香君登壇〕



◆十二番(大須賀志津香君) それでは、委員会に付託されている案件について、日本共産党を代表して反対討論を行います。

 まず、議第九十一号 徳山ダム上流域の山林の取得についてであります。

 私どもは、かねてより徳山ダムそのものが無駄であると主張してきました。周辺施設を含め約三千五百億円の巨額を投じながら、今もって利水需要は全くなく、企業会計の設立もできず、一般会計からこの財政難の折に毎年二十三億円もの貴重な現金を借金返ししているわけです。昭和三十年代に立てた構想を、社会変化に伴う見直しもせず、途中に各県から水利権の返上があったにもかかわらず、その分を環境調整だと都合よく巻き変えて、六億六千万トンの水がめをつくり切って将来への禍根を残しました。今さら十三万キロワット程度の発電をしたからといって、その無駄が帳消しにはなりません。

 それに伴う本事業、山林取得は、当初の住民との約束、つまり周辺の接続道路をつくって旧徳山村に出入りできるようにするということをほごにして、ダム湖周辺の山林を買い占めて旧村民を締め出すものであります。徳山の意思を正しく反映していない状態で旧藤橋村と国、そして県も一緒に強引に決めてしまいました。自分の土地がありながらダム湖の向こうへ渡れない状態は、私有財産権の侵害に当たります。事業費は総額で二百億円もかかります。ダム本体とあわせて、貴重な税金のこのような使い方には賛同できません。よって、本事業に反対をいたします。

 続いて、請願の第一号、三号は同趣旨ですので一緒に述べたいと思います。

 請願第一号は、浜岡原発の運転停止を求める会・ぎふの松井英介さんほか五団体から、浜岡原子力発電所の廃止を求め、請願されています。また、請願第三号は、平和と革新をめざす岐阜県の会 代表 松本 稔さんから、浜岡原発の永久停止・廃炉、高速増殖炉「もんじゅ」の開発計画の中止および老朽化した美浜原発、敦賀原発の運転中止、原発依存からの脱却を求める請願であります。

 本年五月に菅首相の要請を受けて、現在、中部電力の浜岡原発は停止中であります。浜岡原発は、東海地震の震源域の真ん中にあり、すぐ近くの太平洋には三つの大陸プレートが交わっています。元東芝の原発設計担当をされていた渡辺敦雄さんは、「浜岡原発の格納容器は、アメリカで大いに問題ありとされたマーク?という型及びその改良型で、その後、マーク?、?と改良されてきた。今回の東日本の地震では、震源域の海底で岩盤が七メートルも地盤隆起する地殻変動、地割れが起きている。東海地震でも同様の地殻変動が起こる可能性がある。そのような事態に対応する方策はありません。浜岡はとめるしかないと思います」と言っておられます。浜岡原発がとまっても、省エネ対策などで乗り切れるめどは立っています。浜岡原発は再開せずに、廃炉への決断をすべきです。

 また、福井県の原発は、岐阜県に最も近い原発として、放射能漏れ事故が起これば岐阜県内への放射能汚染は免れません。七月三日のNHKスペシャルでは、原発から百キロ離れていても放射線量の高いホットスポットが点在し、それは放射能が雲のように流れる放射線プルームというものと、雨の降り方によってできるということを紹介していました。将来、岐阜県がそのような被害を受けないためにも、早く福井県の原発と高速増殖炉「もんじゅ」の停止の方向性を出すべきです。

 七月四日の新聞は、敦賀の一号機には、原子炉格納容器内の蒸気を外部に排出するベントの設備がないことも明らかにしておりました。また、福島原発で起きていることも後追いでわかったことがたくさんあり、殊、原発に関しては、正確な情報が迅速に伝わってはまいりません。核燃料の冷却作業は、細野大臣が順調だというような会見をされましたが、とても工程表どおりには進んでいません。小出裕章京大原子炉実験所助教は以下のように述べています。「原子炉内の水がほとんどなくなっていたという東電の発表が正しいとすれば、どろどろに溶けたウラン燃料が圧力なべのような容器の底を次々と破ってコンクリートの土台にめり込み、さらに地下へ沈みつつあると思います」。チェルノブイリは曲がりなりにも石棺に封じ込めましたが、福島は、いまだ放射能を放出し続けています。トラブル続きの循環注水冷却も、結局は放射能を取り除くことはできず、たとえ封じ込めたとしても、半永久にさわれない状態になります。さらに、使用済み燃料の問題は、今会議で駒田議員が紹介されたとおりであります。日本の原発稼働で、一年ごとに広島の原爆が生み出した核分裂生成物の五万発分を生みながら電気を起こしているわけです。使用済みの高レベル放射能のごみも始末がつけられないのに、原発推進をしようとするのが間違っています。こうした事実を正面からしっかり見ていくならば、即、すべての原発停止が無理だとしても、できるところから原発依存から脱却し、岐阜県周辺の原発停止に向けて行政も議会も力を合わせるべきであります。

 双葉町から岐阜県に来られている方がおっしゃいました。「今の経済・産業を守るために原発が必要と言う人にぜひ言いたい。福島原発周辺は、それですべてをなくしました。工業も商業も、農業・漁業も、財産もふるさとも失うのです」というふうにおっしゃっておりました。

 この請願の委員長報告は不採択でありましたが、極めて残念な結果であります。私は、県民・国民の気持ちを代弁している請願第一号、三号は採択すべきことを主張いたしたいと思います。

 次に、請願第二号 再生可能エネルギー推進、発送電分離とスマートグリッド推進を求める請願書は、放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜の代表 兼松秀代さんから提出されています。

 これは、当面原発は必要だと思っている方も、再生可能エネルギーを推進するということに異議はないはずであります。本請願が付託された企画経済委員会では、発送電分離が今後の課題であり、時期尚早ということで請願は不採択という結果であったようであります。

 発電は、それこそ小水力発電や木質バイオマスなど、どんな小規模でも可能であります。しかし、それを運ぶ送電を電力会社が独占していることで送電することができません。結局は原発頼みになり、例えば福島から東京までというように、遠くまで電気を運ぶために電気料金の値上げを引き起こしてしまいます。

 ヨーロッパなどでは、電力の自由化により、いろんな方法で発電された電気が流れています。スウェーデンなどは、環境認証を受けた電気を国民が選んで買うことができます。ちなみに、ドイツは自然エネルギーに転換という宣言をしても、原発で電気を起こしているフランスから輸入しているんだという批判がありますが、EUは各国を電線が結んでおり、平準化された電気が常に流れています。電線がつながっているので、ほうっておいてもフランスからの電気が流れてきてしまうのであって、消費者は使用電力としては自分でどの発電事業者から買うのかを選択して買っているわけですので、輸入しているという感覚とは違っていると思います。いずれにしても、再生可能なエネルギーへの比率を高めようとすれば、発送電分離は必要不可欠です。

 私が視察に行かせていただいた石徹白の小水力発電も、直接電気が取れる二世帯分を賄っているけれども、北陸電力の電線が使えないために、余った分はやむなく放電していると言っておられました。この課題に正面から取り組むことなしに、自然エネルギーの実用化は困難です。逆にいえば、独占電力会社は何としても死守したい送電事業ということであります。原発に依存し、核のごみをため続けるのか、エネルギー転換を本気で取り組むのか、将来への責任としてやるべきことははっきりしていると思います。請願は即時採択し、県としても、国としても、地域でのエネルギーの自立と新エネルギーによる地域経済活性化のために踏み出すときだと思います。よって、不採択とした委員長報告に反対であります。



○議長(藤墳守君) 以上で、通告による討論は終わりました。

 これをもって討論を終結いたします。

 ただいまから、議第九十一号及び請願第一号から請願第三号までを起立により一括して採決いたします。

 お諮りいたします。各案件を各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(藤墳守君) 起立多数であります。よって、各案件は各委員長報告のとおり決定いたしました。



            ………………………………………………………………





○議長(藤墳守君) 日程第三を議題といたします。

 ただいまから、県議第十号 震災復興対策下における地方財政の安定・充実を求める意見書についての案件に対する提出者の説明を求めます。二十五番 野島征夫君。

   〔二十五番 野島征夫君登壇〕



◆二十五番(野島征夫君) 県議第十号 震災復興対策下における地方財政の安定・充実を求める意見書について、提出者を代表して提案理由を説明いたします。

 東日本大震災の発生から約四カ月が経過し、被災地では復旧に向けた懸命な努力が続けられています。一方、本県を含む震災の直接被害を受けなかった自治体においては、厳しい財政状況のもと、財源に工夫を凝らして、被災地及び被災者への支援や疲弊した地域経済への対策等に努力しているところであります。

 こうした中で、震災復興財源の確保のため、地方交付税の削減などによる地方負担の増を行わないこと及び被災者生活再建支援制度については、第二次補正予算において関係法律の改正を含め確実に措置するなど、地方財政の安定・充実を図るための措置を国に強く求めるものであります。

 何とぞ議員各位におかれましては、十分に意見書の御趣旨を御理解いただきまして、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、意見書発案の趣旨説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(藤墳守君) お諮りいたします。県議第十号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤墳守君) 御異議なしと認めます。よって、本案は直ちに採決することに決定いたしました。

 ただいまから、県議第十号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤墳守君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 ただいまから、県議第十一号 真に地方の自由度を高めることができる一括交付金制度を求める意見書について及び県議第十二号 電力の安定供給並びに地域独自の新エネルギー導入促進を求める意見書についての各案件に対する提出者の説明を求めます。二十番 水野正敏君。

   〔二十番 水野正敏君登壇〕



◆二十番(水野正敏君) 県議第十一号及び県議第十二号の二件の意見書について、提出者を代表しまして提案理由を説明いたします。

 まず、県議第十一号 真に地方の自由度を高めることができる一括交付金制度を求める意見書について説明いたします。

 今年度、地方の重要な財源である国庫補助金の一部について一括交付金化が行われ、地域自主戦略交付金が創設されましたが、本県への配分額は見込み額の八割と極めて厳しいものでした。今後、政府は、交付金を市町村分にも拡大し、今年度の二倍に当たる一兆円規模にするとともに、対象とする補助金の範囲も広げる方針を示しております。

 このため、国においては、真に地方の自由度を高めることができる一括交付金制度としていくために、交付金総額の確保、事業間及び年度間の弾力化、来年度の予算編成に支障を来さないよう制度概要及び自治体への交付見込み額を早期に示すことなどを強く求めるものであります。

 次に、県議第十二号 電力の安定供給並びに地域独自の新エネルギー導入促進を求める意見書について説明いたします。

 福島第一原発事故、浜岡原発の全面停止、全国各地における原発の再稼働問題など、電力需給の逼迫は全国的に厳しさを増しつつあります。こうした中、政府は、原発の立地する自治体に対し、再稼働を了承するよう要請をしておりますが、自治体のみならず全国民の不信感は高まっております。また、先日、菅総理は、発電電力量に占める自然エネルギーの割合を二〇二〇年代の早い時期に二〇%を超える水準となるよう取り組むと表明いたしましたが、その具体化に向けた真摯な議論が行われているとは言いがたい状況にあります。

 このため、国においては、今夏の電力需給逼迫の打開及び中・長期的な電力の安定供給を図るために、原発再稼働のための具体的な安全基準を早期に示すこと、原発周辺県に対する事業者からの通報義務化を規定するなど原子力対策特別措置法を改正すること、さらには、新エネルギーの導入・普及のための環境整備を図ることなどを強く求めるものであります。

 どうか議員各位の御理解によりまして、皆様方の御賛同を得られるようお願い申し上げ、意見書発案の趣旨説明といたします。



○議長(藤墳守君) お諮りいたします。県議第十一号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤墳守君) 御異議なしと認めます。よって、本案は直ちに採決することに決定いたしました。

 ただいまから、県議第十一号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤墳守君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 ただいまから、県議第十二号について討論を行います。

 討論の通告がありますので発言を許します。十二番 大須賀志津香君。

   〔十二番 大須賀志津香君登壇〕



◆十二番(大須賀志津香君) 県議第十二号 電力の安定供給並びに地域独自の新エネルギー導入促進を求める意見書について討論を行います

 意見書の前文では、豊かで多様な自然エネルギーの活用、電力の地産地消というこれから最も重要な方向性が示されています。しかしながら、記書きの一では、国に対して原発の運転再開に向けた安全基準、各原発ごとの具体的な安全性の確保についての説明を求めるなど、原発再稼働をして今後も日本のエネルギー政策の中心は原発頼みだという前提となっています。請願での討論で申し上げたとおり、福島の原発事故被害者や全国民の世論として、日本から原発をなくすことを決断することこそが、真に自然エネルギーへの転換を保障する道であると考えますので、本意見書には賛成できません。



○議長(藤墳守君) 以上で、通告による討論は終わりました。

 これをもって討論を終結いたします。

 ただいまから、県議第十二号を起立により採決いたします。

 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(藤墳守君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 ただいまから、県議第十三号 森林・林業の再生に向けた継続的・安定的な財源確保を求める意見書についての案件に対する提出者の説明を求めます。三十二番 小川恒雄君。

   〔三十二番 小川恒雄君登壇〕



◆三十二番(小川恒雄君) 県議第十三号 森林・林業の再生に向けた継続的・安定的な財源確保を求める意見書について、提出者を代表して提案理由を説明いたします。

 戦後を中心に造林された我が国の森林は、いよいよ成熟期を迎え、資源の循環利用を通じた持続的な森林経営が求められております。

 そうした中、平成二十一年度に国の緊急経済対策として創設された森林整備加速化・林業再生事業により、森林・林業の再生に向けた取り組みを行ってきたところでありますが、森林整備加速化・林業再生事業は、平成二十三年度末をもって終了されることになっており、このままでは関係者の意識改革と創意工夫により積み上げてきた地道な取り組みが立ち消えになる可能性があります。このため、森林整備加速化・林業再生事業の延長・拡充とともに、必要な財源を確保するよう、国に対して強く求めるものであります。

 どうか議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、意見書発案の趣旨説明といたします。



○議長(藤墳守君) お諮りいたします。県議第十三号を直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤墳守君) 御異議なしと認めます。よって、本案は直ちに採決することに決定いたしました。

 ただいまから、県議第十三号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(藤墳守君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 ただいまから、県議第十四号 教育基本法・学習指導要領の目標を達成するため、最も適した教科書の採択を求める決議についての案件に対する提出者の説明を求めます。二十四番 脇坂洋二君。

   〔二十四番 脇坂洋二君登壇〕



◆二十四番(脇坂洋二君) 県議第十四号 教育基本法・学習指導要領の目標を達成するため、最も適した教科書の採択を求める決議について、提出者を代表いたしまして提案理由を説明いたします。

 平成十八年に教育基本法が改正され、これを受けた学校教育法の改正により、我が国と郷土の現状と歴史について、正しく理解に導くことが義務教育の目標の一つとして規定されたところであります。

 県下各教育委員会では、夏の教科書採択に向けた取り組みが行われているところでありますが、教科書採択に当たっては、装丁や見ばえではなく、各教育委員会において内容を考慮した綿密な調査・研究が公正かつ適正に行われ、各採択権者の権限と責任のもとで、地域の実情に最も適したものが採択されること、とりわけ教育基本法の改正や学習指導要領の改訂の趣旨が十分に理解された上で、公正かつ適切な教科書採択が行われることが極めて重要であります。

 このことが本議会の意思であることを確認するため、議決を求めるよう提案させていただくものでありますので、どうか議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、決議書提案の趣旨説明とさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(藤墳守君) ただいまから、県議第十四号について討論を行います。

 討論の通告がありますので発言を許します。十二番 大須賀志津香君。

   〔十二番 大須賀志津香君登壇〕



◆十二番(大須賀志津香君) 県議第十四号 教育基本法・学習指導要領の目標を達成するため、最も適した教科書の採択を求める決議について、今、大変力のこもった説明がありましたが、私は反対討論を行いたいと思います。

 本意見書は、教育基本法に照らし適切な教科書の採択をという、一見私どもの立場でも解釈によっては賛成できそうなタイトルであります。ところが、文案の出どころは、日本会議地方議連が六月四日に全国に指示したものとほぼ同様であります。となると、適切な教科書というのは、例えば新しい歴史教科書をつくる会のものなどを指していると類推できます。過去の歴史的事実を自虐的史観などといって、戦争の正当化につながる考え方には絶対賛成できません。いい戦争とか悪い戦争などというものはないのです。

 しかし、そもそもその前に、教科書の内容・選定など、教育内容に議会が立ち入って物を言うこと自体が、教育基本法そのものに違反します。改正されたという現在の教育基本法でも、その第十六条に、「教育は、不当な支配に服することなく」と政治の介入を禁じています。教科書選定とは、本来、行政とは独立して自主性が認められている教育委員会が責任を持って、地域ごとにつくっている協議会での十分な議論と、私はできればそこに現場教員・保護者・生徒たち自身の意見も取り入れていただきたいと思いますけれども、また、高い透明性の上に立って選ばれるのが当然であります。今議会での教育長の御答弁でもあったように、県教委自身が発行者変更を促すような誤解をされないように、しっかりとした判断をしてみえるのに、ましてや政治的党派性の強い議会が立ち入って物を言うことではありません。よって、本決議には反対です。以上です。



○議長(藤墳守君) 十六番 山本勝敏君。

   〔十六番 山本勝敏君登壇〕



◆十六番(山本勝敏君) 県議第十四号 教育基本法・学習指導要領の目標を達成するため、最も適した教科書の採択を求める決議について、県政自民クラブを代表させていただきまして、賛成の立場から討論を行います。

 平成十八年の教育基本法の改正により、新たに伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛することが教育の目標の一つとして示され、これを受けて改正された学校教育法では、義務教育の目標の一つとして、我が国と郷土の現状と歴史について正しく理解に導くことが規定されたところでございます。

 さきの私の一般質問、その内容を改めて簡単に御紹介をさせていただきたい。

 大きく二点、問題点を指摘させていただきました。一つ目は、この岐阜県においての教科書採択のあり方でございます。前例主義や横並び主義で、この岐阜県においては教科書が採択されているようにどうしても思えてしまう、不自然な点がある。二点目は、現在使われている教科書、そしてこの夏に採択対象となっている教科書の内容そのもの、我が国と郷土の現状と歴史について本当に正しく理解に導くような内容になっているのか。例えば現在、使われている歴史教科書では、特定の政党を悪い政党かのような表現がされている教科書がある。あるいは、これから採択されようとしている教科書の中には、国旗・国歌について、他国のもののみ尊重するかのような記載の教科書があったり、あるいは日本固有の領土について、他国の主張も正当性があるかのような表現になっている教科書もございます。また、一般質問では申し上げませんでしたが、ある教科書には「昭和天皇没」という表現のものもございます。当然ながら「昭和天皇崩御」という表現が正しいかと思います。この点は、我が会派の諸先輩方からも数多く、この表現はおかしいという御指摘もいただいております。そういった問題が現状としてあるわけでございまして、この点は大変危惧を抱いております。

 教科書の採択は、純粋な子供への教育に大きな影響を与えるものでございます。この決議書は、教育基本法の改正内容や学習指導要領の改訂が十分に理解された上で、各採択権者の権限と責任のもとで地域の実情に最も適したものが採択され、公正かつ適切な教科書採択が行われるよう、県民、そして国民各層に広く訴える趣旨であります。私の主張の核心もまさにそこにございます。出どころから類推するというような、そのような判断ではなく、しっかりと文面から賛成・反対をお考えいただきたいと思います。

 各議員の皆様方の御理解をいただいて、ぜひとも賛成をよろしくお願い申し上げて、私の賛成討論を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(藤墳守君) 以上で、通告による討論は終わりました。

 これをもって討論を終結いたします。

 ただいまから、県議第十四号を起立により採決いたします。

 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(藤墳守君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。



            ………………………………………………………………





○議長(藤墳守君) これをもって、提出されました案件は、すべて議了いたしました。

 よって、平成二十三年第三回岐阜県議会定例会を閉会いたします。



△午前十時五十七分閉会



            ………………………………………………………………





△閉会式



   〔一同起立〕



△事務局長(島田清君) ただいまから閉会式を行います。議長からあいさつをいただきます。

   〔議長 藤墳 守君登壇〕



○議長(藤墳守君) 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位には、十七日間にわたる本定例会会期中、提出されました議案を初め、当面する県政の諸問題について終始熱心に御審議を賜り、ここにすべての案件を議了することができました。議員並びに執行部各位には、議事運営に格別の御協力をいただきましたことを心からお礼申し上げます。

 また、今議会におきましては、議会活性化改革検討委員会へ議会の活性化に向けた取り組みを検討するよう諮問させていただきましたが、信頼される岐阜県づくりのため、議会といたしましても一層の努力を重ねていきたいと考えておるところでございます。

 これからますます暑さも厳しくなりますが、皆さん方におかれましては十分御自愛いただきますよう御祈念申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。御苦労さまでした。

   (拍手)



△事務局長(島田清君) 知事からあいさつをいただきます。

   〔知事 古田 肇君登壇〕



◎知事(古田肇君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本定例会におきましては、補正予算案を初め提出案件につきまして終始熱心に御審議賜り、まことにありがとうございました。皆様方からいただきました御意見、御指摘を十分踏まえまして、今後の県政の推進に努めてまいります。

 また、今議会でも御議論いただきました社会保障と税の一体改革につきましては、その成案が今月一日に閣議報告されました。この成案においては、財源確保の対象となる地方単独事業の精査や引き上げられる消費税収の地方への配分割合など、制度の具体化については今後にゆだねられております。このため、これからも国と地方の役割分担に応じた地方の社会保障財源の安定的な確保に向け、国と地方の協議の場において真摯な議論を重ねていく必要があると考えております。

 さて、日ごとに暑さが厳しくなっております。議員の皆様におかれましては、どうか健康に十分御留意されまして、県政発展のため、御活躍されますようお願い申し上げます。

 これをもちまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

   (拍手)



△事務局長(島田清君) これをもちまして閉会式を終わります。



            ………………………………………………………………



 議長      藤墳 守

 副議長     足立勝利

   八番    長屋光征

  十五番    田中勝士

  十九番    小原 尚

 二十七番    平岩正光

 三十七番    洞口 博