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長野県 松川村

平成25年第 1回定例会−03月19日-04号




平成25年第 1回定例会

          平成25年松川村議会第1回定例会会議録
                                       〔第4号〕

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│招集年月日     │     平成25年3月19日                │
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│招集場所      │     松川村役場議場                   │
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│開閉会日時     │開 議│平成25年3月19日 午後 1時00分 │議 長│平 林 寛 也│
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│及び宣告      │散 会│平成25年3月19日 午後 2時53分 │議 長│平 林 寛 也│
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│ 応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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│ 出席並びに欠席議員 │ 1 │平 林 寛 也│ ○ │ 7 │新 村 久仁男│ ○ │
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│ 出席12名 欠席 0名 │ 2 │佐 藤 節 子│ ○ │ 8 │渡 邉 尚 省│ ○ │
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│    凡例     │ 3 │井 上 直 昭│ ○ │ 9 │河 内 國 治│ ○ │
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│ ○…出席を示す  │ 4 │甲斐澤   明│ ○ │ 10 │矢 口 あかね│ ○ │
│ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │勝 家   尊│ ○ │ 11 │白 澤 富貴子│ ○ │
│ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│          │ 6 │横 沢 喜 造│ ○ │ 12 │榛 葉 良 子│ ○ │
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│会議録署名議員   │  12番  │榛 葉 良 子│  2番   │佐 藤 節 子│
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│職務のため出席した者│事務局長   │伊 藤 勇 二│書記     │西 澤 なつみ│
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│          │村長     │平 林 明 人│社会教育課長兼│大 澤   浩│
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│          │副村長    │梨子田 公 雄│総務課統括課長│丸 山   稿│
│法第121条により説│       │       │補佐     │       │
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│明のため出席した者の│教育長    │西 澤   勇│       │       │
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│職・氏名      │総務課長   │平 林 秀 夫│       │       │
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│   全員出席   │会計管理者兼会│白 澤   繁│       │       │
│          │計課長    │       │       │       │
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│          │住民課長   │古 畑 元 大│       │       │
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│          │福祉課長   │白 沢 庄 市│       │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │経済課長   │丸 山 正 芳│       │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │建設水道課長 │須 沢 和 彦│       │       │
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│議事日程      │             別紙のとおり             │
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│会議に付した事件  │             別紙のとおり             │
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│会議の経過     │             別紙のとおり             │
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               本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
 5 防災 3.11から2年〜いかなる災害にどのように備えるか〜 10番 矢 口 あかね
   観光 〜民泊、姉妹都市、ムラコン(村婚)に期待すること〜
 6 住宅の需要と供給について                   9番 河 内 國 治
   除雪の在りかたについて


                               午後 1時00分 開議
○議長(平林寛也君) 大変御苦労さまです。
 ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は15日に引き続き一般質問です。
△日程第1 一般質問
○議長(平林寛也君) 順位5番、10番矢口あかね議員の質問事項、防災3.11から2年、いかなる災害にどのように備えるかの質問を許します。矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) よろしくお願いいたします。昨日、長野県にも南海トラフ地震の厳しい被害試算が出される中、古屋防災大臣が冷静に正しく恐れるようにと、我々国民に諭されました。
 東日本大震災から2年となる先週3月11日に行われました政府主催の追悼式で天皇陛下が述べられたお言葉の一部を紹介します。「このたびの津波災害において、私どもは災害に関し、日ごろの避難訓練と津波防災教育がいかに大切であるを学びました。この教訓を決して忘れることなく、これから育つ世代に伝えていくことが大切と思います。今後とも施設面の充実とともに、地域における過去の災害の記憶の継承、日ごろからの訓練と教育などにより、今後災害の危険から少しでも多くの人々が守られることを期待します。」災害は地震だけではありません。お言葉の中にあるように、地域における過去の災害の記憶の継承、すなわちそれぞれの自治体のそれぞれの地域で起こったさまざまな災害を忘れることなく、後世に伝え、そして日ごろからの訓練と教育を怠らないようにして、万が一の災害に備えなければなりません。
 さて、村内のこれまでの主な災害についてどのようなものがあるかお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 過去の災害について御説明をしたいと思います。
 大正14年に豪雨災害がありまして、高瀬川が氾濫したと、それとあと池田との交通が途絶したというものが1件、それと昭和34年になりますが、こちらは伊勢湾台風に伴いまして豪雨で堤防が各地で決壊したというような内容でございます。
 39年秋になりまして、台風20号の被害が出ておりまして、こちらのほうにつきましては矢地橋の流出、乳川の堤防が決壊したという形になっております。
 続きまして44年の夏ですけれども、こちらも豪雨災害がありまして、高瀬川、乳川、芦間川の堤防が決壊しておりまして、家屋につきましては154件が浸水等があったと。冠水面積としまして150ヘクタールの被害をもたらした大きい災害でございました。
 48年の夏ですけれども、こちらも豪雨災害ということで高瀬川が氾濫し、床下浸水で26件の被害が出ております。冠水は30ヘクタールに及びました。
 57年の夏につきましては、台風10号ということで高瀬川が堤防が決壊したと。こちらのほうで農作物被害が総額4,200万円ほどに上ったという形になっております。
 平成になりまして、平成10年の冬では雪害ということで積雪が70センチも積もりまして、農作業用のパイプハウス等が186棟に被害を及ぼしたという内容もございます。
 平成16年の夏でございますが、台風23号によりまして乳川の堤防が一部決壊、林道北和田線が一部陥没したという状況でございます。
 23年の春につきましては、豪雨で農業用施設、川西、鼠穴の水路に被害をもたらしたということで被害総額が1,200万というような形になっております。
 関連なんですけれども、大正7年に大町地震と呼ばれるものが大正7年11月11日に発生しておりまして、マグニチュード6.1と6.5の2回の地震が発生し、こちらは大町のほうなんですけれども、住宅が全壊したのが6件あったという状況でございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 地域防災計画の中の細かい過去の例がございます。こうして洗い出してみますと、弘化4年、1847年になるわけですが、善光寺地震のマグニチュード7.4というものが北安曇郡の死者としては41名と最大のものになっているようです。今ちょっと自然災害のみ答えていただいたんですが、災害での死者は火災のみ、先ほどの善光寺地震を除きまして、火災のみで、昭和に入ってからは死者合計5名となっております。先ほどおっしゃっていただいた昭和44年の豪雨による高瀬川の決壊は、聞くところによりますとJR大糸線、線路の東まで浸水したということで、54戸が被災、90人が細野会館に避難したと言われています。
 この後、東京電力所有の発電用ダム、高瀬、七倉の下流に新規に国土交通省管轄の大町ダムが洪水調整を主目的に建設されました。しかし、建設後も昭和57年に高瀬川は一部決壊し、田畑が相当被災しております。
 以前の一般質問にもありましたが、東京電力、国土交通省のマグニチュード8を想定した3つのダムは崩れないという説明に不安を感じている近隣住民は多く、にもかかわらずこの2年間で被害想定の更新はない状態です。確かに松川村の地域防災計画の中の被害想定もマグニチュード8が最大です。しかし2年前の東日本大震災を契機に地震への不安が高まる中、ダムの安全性について、松本、塩尻、安曇野、大町の中信4市長が昨年の懇談会で、ダム決壊時のシミュレーションを共同で検討する方針に合意したとありました。3ダムを抱える大町牛越市長が、震災後、市民の問い合わせが多い、ダム管理者が決壊を想定していないというばかりで市民の安心につながらないと、問題提起したそうです。
 これを踏まえ、現在、ここ松川では不安に感じる住民へどのように説明していただけますか。今までのように、管理者が壊れないと言うのだから壊れないのだという説明では、住民は納得できない状況です。もしくはそれぞれの管理者への新たな要請は検討されていますか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 何回も国土交通省の担当者と話をしておりますけれども、大丈夫だということでありますので、私はそれを信じております。また、今言われました4市の首長がそういうことで対策を立てるということでありましたら、それを立てたのを見せていただいて、また松川村も検討すればいいというふうに思います。松川村独自ではシミュレーションはできません。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 住民の皆さんがとても不安に感じているということを御承知いただきたいと思います。
 東北の方たちの苦労を見聞きして、すべてを国や行政に委ねようとは我々は思っていません。悪い想定を知った上で、自分の命は自分で守るという防災における大原則に備えようと意識が変わってきています。
 お聞きいたしますが、防災における国や県からの新たな方針や強化策といったものはありますか。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 新たな強化策といいますか、県の防災計画の見直しの内容でよろしいでしょうか。今、現在、村の防災計画も更新を行っている最中であります。そちらのほうにつきましては、原子炉対策と、あと観光地の観光客向けの避難体制の充実、それで今回新たに行っている部分で地域応援の相互協定というものがありまして、長野県の市町村災害時相互応援協定書というものがありまして、それは平成8年の4月に協定を交わしてありますけれども、今回の東日本大震災を景気に、その内容を一部見直しております。
 そちらにつきましては、内容の部分の改正点のみちょっとお話をさせていただきますと、今までの協定は大体エリアをブロックといいますけれども、松川村でいけば大北エリアという形で、どこに応援に行くのか、どこから来てもらうのかというものが明確ではありませんでした。今回の改正に伴いまして、大北地域は北信エリアと協定を結んで相互の応援を交わすという内容で具体的になっております。その中の代表市町村というもの、第2の市町村、第3というものを明確にしまして、そこが被災した場合、第2、第3の部分がかわりになりまして動いていくというところまで明確にうたわれている内容でございます。
 それともう1点は、震度6強以上の地震が観測された場合については、情報収集のため先遣隊が出せるということで、大幅な改正点は以上の3点になっております。
 原子炉対策等の部分については、避難指示等の経路をということで、30キロ圏内、50キロ圏内に該当する市町村で定めなさいということになっていまして、松川村につきましては、そこのエリアから外れているという状況です。ですから原子炉対策用の避難の計画については、今回の計画に反映されるという部分が重立ったところでございます。
 以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 現在、村で想定している災害は何でしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 今現在、村で想定している災害については、先ほどお話にありましたように、村の地域防災計画の中でうたわれております。こちらにつきましては、長野県の地震対策基礎調査報告書、平成14年に出ているものですけれども、そちらの中で6つの地震について被害状況をそれぞれに示しています。その中で一番大きいものを挙げさせていただきますと、糸魚川静岡構造線北部地震ですけれども、中部もあるんですが、その中の地震のマグニチュード8が発生したときに備えてという形の中で、被害想定の中では建物被害全壊が1,576棟、半壊が793棟、出火とか類焼で被害ということで出火件数が7件、類焼の棟数といたしまして19棟、人的な被害につきましては死者31人、重傷者38名、避難者といたしまして3,441人、ライフライン関係におきましては断水世帯が2,675、停電世帯数が1,114というような形になっておりまして、その数値をもとに計算して被害想定を想定しているところでございます。
 以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 次に、首都直下型地震の発生で首都圏は甚大な人的・物的被害が想定されています。首都直下型地震が発生した場合の村への影響はいかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 首都直下型地震の想定として、内閣府の資料によりますと東京湾北部地震マグニチュード7.3が発生したときのケースを1と2で想定しております。
 1のケースでは、冬の夕方18時、風速15メーターでの想定で建物の全壊棟数、火災の類焼棟数ということで、約85万棟がなるんではないかと、死者につきましては1万1,000人というような想定がされております。
 ケース2として、冬の朝5時ごろ、風速3メーターを想定した関係でございますけれども、建物の全壊棟数、火災の焼失棟数等は23万棟、死者数につきましては5,300人、避難者の予測については最大で700万人という形になっております。そのうち避難所生活者ということで460万人が想定されております。
 首都直下型地震、この発生で村への直接的影響は考えにくいと考えております。ただ甚大な被害が発生するということで復旧までに長時間かかることから救援物資の協力とかですね、職員等の応援、または被災者の受け入れ等が出てくるのではないかと思われます。首都圏の交通機関等がかなり乱れるということの中で、輸送が困難になったりすることで食料品とか生活物資の品不足等が予測されるんではないかというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 今、おっしゃったように間接的なというか、2次的な被害が多く想定されます。実際、2年前も電話回線がパンクするぐらいの状況で都内の企業には物品発注のオーダーもファクスではつながりませんでした。長野県の地理的状況から県内の地震より首都圏や東海地方が被災したときのほうが、物流を中心に孤立してしまう可能性が高いと思われます。
 過去に、中央東線が大雨による土砂災害により不通となり、京浜からの石油製品の貨車輸送ができなくなり、車両による配送で何とかしのいだということもございました。
 次に、岩手県広報の現場の報告ですが、2年前、2日間の停電が続き固定電話が通じず、交通も断絶していたとあります。ライフラインの想定の被害想定のうちの停電ですが、最悪の場合、どのくらいで復旧する見通しでしょうか。また庁舎の非常用電源はどのようなものでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) ライフラインの復旧ということなんですが、うちのほうで試算しているのは3日くらいで復旧し始めると。一度に復旧ということではなくて徐々にエリアが拡大していくというふうに考えております。
 もう1点の関係ですけれども、大きい地震等、またいろいろなことで非常用電源というものがあるんですが、そちらの御質問ですけれども、役場庁舎につきましては非常用の発電機を持っておりまして、それにより電力を確保することになっております。賄える機器なんですが、コンピューターと通信機器を想定しております。80キロボルトアワーでございます。こちらにつきましては燃料が軽油となっておりまして、軽油の燃料補給ができれば稼働し続けるという内容でございます。
 それともう1点、太陽光発電装置というものがありまして、そちらにつきましては日中の発電時にはパワーコンディショナー盤から直接電源を取ることが日中ではできます。このコンディショナー盤は4基ありまして、1基でパソコン20台ほどが稼働できるということになっておりますので、そういったものも使いながら非常時には備えていきたいということでございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 今の庁舎内の発電機ですが、連続何時間の運転が可能でしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) メーカー保証につきましては最長72時間ということになっております。ただし、そのメーカーが保証するのは3日間、72時間でありまして、それ以降についても燃料がある限り稼働はできるというふうに聞いております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 実際に非常用電源だけによる庁舎の機能状況の確認というのはされていますか。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 毎年点検を行っておりまして、それに伴いましてそこを落として非常用電源を作動ということは実際やっておりませんが、数年前に急な停電がありまして、そのときに稼働して通常どおり動いたということは確認しております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 松川村はJR大糸線が縦断しているわけですが、停電時、踏切がどういう状況になるのか教えてください。線路東に居住している住民が西へ避難する際、踏切の遮断に阻まれた場合、確認の上、手動で上げて避難が可能か一応踏切の数と車両での踏切を渡る際の避難の対処を教えてください。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) まず最初に踏切の数ですが、村内全域で13カ所ございます。そちらの踏切につきまして、すべて遮断機がついているものでございます。
 停電すると、というお話になりましたけれども、災害時、ちょっとJRの広報部のほうに確認をとりましたら、停電すると通常予備バッテリーで稼働するという内容でございます。そのバッテリーの所要時間というのが8時間だと。8時間は通常どおり動かせますということを聞いております。バッテリーがなくなった場合なんですけれども、遮断機、今、電車が通過していない部分で開放されている状態のものは、遮断機は下におりてしまう状態になると。全部閉鎖されるということを聞いております。そちらについて確認の中でJR側としては、係員が安全を確認しまして開放するようにするということを確認しております。
 それでそういうことであれば、8時間後に大きい災害等、停電等が発生した場合、各至るところの遮断機がおりた状態になるということで東の方が西に行くについて、車両等で通れるかという部分が出ます。それで松川のところには立体交差の部分、板取の部分があるもので、そちらのほうに誘導路線というか、そういうものをとって対応していただきたいというふうに聞いております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 大きな2つ目の質問に入ります。
 松川村は3つの一級河川に囲まれ、その1つ、高瀬川の決壊箇所付近に松川中学校が存在しております。つい先日、隣地に池田松川施設組合による学校給食センターが竣工したばかりでもあります。また中学校周辺には住宅地が急速にふえている状態ですが、現在、小中学校での避難訓練や防災教育はどのくらいの頻度で、どのようなものが実施されていますか。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) まず小学校でございますけれども、避難訓練につきましては、実際の避難訓練は3回やっておるということです。その間に、まず避難訓練を4月に入った当初におきまして、避難方法の確認等の訓練を一度やります。その後、避難訓練ですが、地震から火災ということで火災が起きたよということを事前に周知をしながらやるということは1回目でやります。それから2回目をやりまして、あと通学別の下校訓練、それから引き渡し訓練等を行っております。最後の3回目になりますと予告なしということで地震から火災の訓練ということをやっております。
 それから、小学校の防災教育につきましてはそれぞれ避難訓練等をやっておりますけれども、事前学習というものを行っております。ふだんから自分の行動を見返しをして、どのような対応をとればいいかというふうに、その行動を生かせるような形で指導しているということです。
 それから、どんなときでもまず自分で考えて安全に逃げるということを小学校のほうで徹底しているということです。それぞれ休み時間はどこにいるかわからないというような状況もありますので、自分がいる場所から一番安全な方法で避難をするという形の訓練を行っております。
 それから小学校は「おはしも」ということで、押さない、走らない、しゃべらない、戻らないということの徹底を行っております。それから一番は自分の命は自分で守るためにどのように行動すればいいかということを小学校のほうでは重点に行っているという部分でございます。
 それから、中学校におきましては当然小学校の訓練というものをそれぞれ生かしながら対応していくということで、中学校のほうでも避難訓練については3回ほど実施をしているということです。それぞれやり方についてはそれぞれ火災を想定したりした部分、それからそれ以降予告なしにやっているということで、生徒自身によりまして避難の方法、それから経路等を確認をしながら避難をするということが前提となっております。
 それから、中学校のほうでは特殊といいますか、目黒巻の活用ということで1月の22日に実際をしております。目黒巻については御承知だと思いますけれども、東大の目黒教授が発案したというやり方で自分が、地震等に遭った場合について1秒後は何をするか、10秒後は何をするか、1分後は何をするかということを時系列的に自分の考える想定で書いていくということで、3日後ぐらいまでは想定をしながら書いていくという方法です。それをグループごとに検討し合って、検証していくというようなことで、それぞれ最近非常にはやっているという部分です。これは一番大事なのは自分が物語を書いていくわけですけれども、ハッピーエンドに終わるという想定でやっていくということが一番大事だということを聞いております。
 これは1月22日に行って、総合的な学習の時間で2年生のあるC組でやったわけです。これは想定がありまして、25年の3月6日に下校直後に地震があったということで非常に大きな地震があって、高瀬川も氾濫し非常に厳しい状況だという想定の中で、自分がどのようにやっていけばいいかということで、それぞれ目黒巻の中に記載をしながら、みんなでそれについて比較をし、意見を述べ合ったというようなことだというふうに聞いております。
 一番大事なのは生徒が受け身ではなくて、自分から発案をしながら行動していくということで、そういう部分について十分ねらいは達成できたというふうに先生のほうからは反省といいますか、そういう部分で聞いております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 生徒たちが被災する可能性の高い高瀬川右岸の校舎において避難する際、例えば今回ハザードマップなども活用されたと思いますが、生徒や先生からの疑問点はなかったでしょうか。毎年カレンダーに掲載されていますハザードマップは、松川村全体の土砂災害、浸水の危険地域が一目でわかるすぐれものです。これを見たときに高瀬川右岸付近に松川中学校を初め、南保育園、ゆうあい館、松香荘、孝松館さんなど福祉施設が多数存在しております。村内でも比較的浸水想定の高い地域にあることがわかります。今回中学校の目黒巻でも高瀬川が決壊したという想定だということで、これについてどうお考えかお聞かせください。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) ハザードマップにかかるということで、避難施設自体は公共施設、区の公民館、集会所等を指定してあります。マップの中にきちんとうたわれております。こちらについて、風水害や土砂災害が起こったときを想定いたしますと、災害の発生を覚知しながら災害の拡大が予想される場合につきまして、村長が避難準備、避難勧告、避難指示等を発令して行きます。その際には避難するエリアや避難者の人数等を考慮しながら避難地を決定して指示をしますので、今回のハザードマップで表示しています浸水想定区域内の避難所とか、または急傾斜地とか、崩壊警戒区域内の避難施設を指定していくというものではございません。そのとき、そのときの災害状況を見ながらより安全なところへ指示をしていくという内容ですので、ハザードマップ等に記載されている、その避難所を災害において水害等で使用していくというものではありませんのでお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 今回、目黒巻で想定というか、高瀬川が決壊したという想定での避難は、場合によっては下校途中の子供たちが中学校に戻って、そうですね、学校の校舎2階へ避難したほうが有効な場合もあるかもしれません。それでは大人に対する防災教育というのは東日本大震災後の津波からの避難において多くの地震経験者の津波に対する認識が被災者をふやした要因の1つであることが知られています。純粋な経験値のない子供は、教えられたまま避難し、助かりましたが、大人の年配者ほど孫に促され避難したようです。松川においては過去にも大きな震災はなかったようですので、大人が子供をミスリードするようなことはないとは思いますが、役場職員への最近の防災訓練や教育はどのような状況でしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 大人に対する災害教育ということで、全般的なことをまず最初にお話をさせていただきたいと思います。自主防単位いろいろな方々に協力をしていただいているわけなんですが、災害に対する備えということで、災害を模擬的に体験することが、または繰り返し訓練をすることが一番効果的であるということで、村では体験型の訓練に重点を置いて実施しているのが今のところでございます。
 災害体験者等の講演会等を開催するなど、防災意識や災害時の初動の活動の向上に努めていくという内容で、村の総合防災訓練等をとり行っております。
 職員に対する訓練ということで、24年度に実施いたしました訓練内容を説明させていただきますと、職員用ということで図上のシミュレーション訓練ということを実施しております。こちらにつきましては公益の財団法人兵庫震災記念21世界研究機構人と防災未来センターの研究員の方を呼びまして、それとあと県の危機管理部の防災係長をお呼びしまして図上訓練を実施しました。松川村の訓練ということは初めての実施になりますけれども、こちらにつきましてはどのようなことをやったかと言いますと、直下型の大地震が発生したということで、ライフライン、いろいろなものが使えなくなったという想定をもとに、災害対策本部が設置してからどのように機能するかという部分を、実際、模擬の情報、ペーパーの情報をもとに訓練をいたしました。その訓練の内容の一部を言いますと、けが人が出てその搬送先を指示するとか、そういったときの電話機能が使えない。じゃあ、無線でやるのかどうするかの、人が行くのかとか、そんなようなことを実際に経験いたしました。
 その訓練状況を2名の方々に見ていただきまして、そちらの方々は図上訓練のプロといいますか、そういった経験のある方ですので、そちらの方々の意見とかそういったものをやって、村で職員的には訓練をいたしましたことを後で検証していただきまして、まとめていただいたという内容の訓練を今回いたしました。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) さて、生活必需品について行政で備蓄すべき目安と備蓄倉庫の場所を教えてください。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 備蓄関係になりますけれども、こちらのほうにつきましては災害の種類や規模、発生の時期、あと家族の構成等によって異なってきます。何をどれだけ用意すれば安心なのかというのは明確ではないんですけれども、災害の発生から救援物資が来るまでには最低限の必需品がどうしても必要になるということで、平成19年の12月に全戸配布いたしました防災のしおりというものがございます。その中で非常用の持ち出しリスト等がありまして、その中でうたわれている部分では飲料水と食糧は最低1日分は確保していただきたい。できれば3日分を用意していただきたいと掲載しておりまして、村でも大きい災害等が発生することを考えますと、3日分の食糧と水のほうの蓄えをしていただくよう、これからも周知をしていきたいと、そんな形で考えております。
 それと村の備品等の備蓄の場所ですけれども、分散型といいますか、各ところにあります。保健センターに一部のものを置いたり、役場に置いたり、ゆうあい館に置いたりと、社協のそこの倉庫に置いたりということで分散式の形の中で備蓄をしているというのが現状であります。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 携帯電話も通じず、充電もできない中、乾電池で動くラジオが最も役立つツールであったとあります。備蓄品の中にぜひ入れるべきでしょう。
 さて、携帯電話で何度か気味の悪い警告音とともに、間もなく地震が起こるというお知らせメールを受け取った方も多いと思います。これは携帯電話各社が提供するもので気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、地方公共団体が発信する災害避難情報を受信することができる無料のメールサービスです。内容やエリアを特定して配信するので、例えば熊出没情報を馬羅尾付近マレット場でプレー中の村外の方が受信できたりします。
 現在、近隣では大町市、白馬、小谷村が既に加入しており、少し慌てるわけですが、村での導入の検討はいかがでしょうか。また、これにかかる自治体の大まかな経費がわかれば教えてください。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 緊急速報のエリアメールの関係ですけれども、先ほど議員おっしゃるとおり、ドコモ、au、ソフトバンクで行っています。エリアメールの内容につきましては、先ほどもお話しがありましたように、避難準備情報とか、避難勧告、緊急事態のものに対して対応していく内容でございます。若干、熊出没とかという部分につきましては、緊急一斉メールではちょっと配信できないという内容になりまして、こちらのほうの警戒情報につきましては、今現在村としても検討しておるわけですけれども、今、ドコモ、au、ソフトバンク、3社あるわけなんですが、今の発信のシステムでいきますと各システムにアクセスしまして、ドコモはドコモ、auはau、ソフトバンクはソフトバンクといって3回処理をしないとすべての方々に発信できない、今、システムになっております。その3回という部分が非常に煩わしいという行為を各市町村も思っておりまして、一応うちのほうも情報でいきますと25年内に1回の操作で3つに配信できるものができるということを聞いておりますので、そうなったときについては村としても導入のほうを検討していきたいというふうに思います。
 そこで費用についてなんですが、こちらにつきましては初期費用、月額利用料、すべての費用等については村が契約するのみで費用的なものは発生していきません。一応そんな形になります。
 先ほどの熊出没とかの情報をもし万が一メールを配信したいという部分には登録者にメールを発信するというシステムがございます。そちらのほうにつきまして、今現在検討中というか、勉強中という形になろうかと思いますけれども、大町の情報センターの市の持っているサーバーを活用すれば安価な形で単独導入よりも安くできるということで、その発信する情報については、いろいろのエリアを決めていかなければいけない。小中学生にとかという、今、小中学生のほうもそのメール配信は知っていますので、消防団は消防団として村からのパソコンから発信をしていると。どういうものがあるかというのをまた精査した中で活用していきたいというふうに思います。
 関連で火災速報や熊出没情報、危険に伴うもの、そういったお知らせ等につきましては、今と同様、村の防災行政無線を通じて広報していくというような形が、一番スムーズでいいんではないかというように思います。そんな形でよろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 実際に導入されて受け取ってみないと、どのような効果があるかというのは実際わからないんですが、一応この辺では池田町さんも検討中ということで、ぜひこういう前もって防げるものに対する設備、システムの設置は前向きに御検討いただければと思います。
 さて、緊急時の物資の優先確保として協定を結んでいるものにはどのようなものがあるでしょうか。細かくなくて結構です。お願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 協定の内容の中で物資の関係ですけれども、水の関係、食糧の関係、あと建設資材等の関係、そういったものを協定で結んでおります。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 日ごろ、企業、業者が自治体と助け合い、融通し合って、初めて理屈でない地元との助け合いが生まれると思います。もしものときに住民に優先して物資供給するために、地元企業、業者との入札価格ばかりでない支え合いが必要なのかと思います。現在、老朽化の進んだ消防詰所を順次耐震補強した新しいものに建設していく計画ですが、これについてはむしろ率先して地元業者に請け負っていただき、改良や補修など何かのときに助け合える部分ではないかと。第4分団建設の折に感じた方が少なくなかったと思いますが、このことについてはいかがお考えでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 設計価格に対しまして村では業者選定委員会というのがありまして、その中で事業者を決めて指名をしてございます。金額によっては当然村内企業優先でやっておりますけれども、競争性という部分もございますので、その辺は業者選定委員会で決めさせていただいておりますけれども、基本的に村長の考えは村内優先ということでやっております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 安くてよいものだけで村民益なのでしょうか、おらが村はおらが守るということになれば、頼れるのは地元業者ではないでしょうか。村長、先ほどおっしゃったとおりですね。
 最後の質問です。村は先進的に女性消防団員を導入し、2年目となり女性ならではの視点と感性で御活躍いただいておりますが、このたびの大災害からの復旧、復興の様子を見聞きする中、計画の段階での女性の声をもっと反映すべきとの意見を多く耳にします。これを踏まえ、村の防災会議の委員が、現在19名委嘱されているわけですが、このたび任期満了につき改選されると聞いております。ぜひ2名以上の女性の委員の登用をお考えいただけないかと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) これから検討させていただきますけれども、私は女性を4割と、男女共同参画の中で40%ということを当初お約束をしておりますが、この防災会議の中にそれぞれの団体等でお願いしているところがあると思います。そういう中でその4割に達するかどうかわかりませんけれども、女性の考え方も聞いてまいりたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 防災に終わりはありません。特に情報分野ではまだまだ技術の進歩が目覚ましく、先日、NHKで放映された「ビックデータ」なども今後の防災やいざ災害が発生した場合に大いに役立つことでしょう。新しい技術は、大いに取り入れ、昔からの教訓はさびつかせることなく、しっかり胸に刻んでいかなければなりません。
 以上で1つ目の質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで防災3.11から2年、いかなる災害にどのように備えるかの質問を終わります。
 続いて質問事項、観光、民泊、姉妹都市、ムラコン(村婚)に期待することの質問を許します。
 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 昨年、観光元年と村長が宣言され、農家民泊事業がスタートし、大阪の中学生を受け入れた記念すべき年となりました。昨年の実績と今後、より多くの皆さんに請け負っていただくためにお聞きしたいのですが、就学旅行生1泊2日の収支はどのような状況でしょうか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 昨年につきましては1泊2日で大阪の中学生1クラス39名を受け入れたわけですけれども、収支の関係につきましては、大体生徒1人当たり4,500円でございました。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 今の収益が4,500円ということで、ありがとうございます。1件当たり4、5人の生徒さんを受け入れるといますと、ざっとなんですが、2万円以上の収益、もちろん人件費は入っていないわけですが、そのぐらいになると思います。来年度の予定はどうでしょう。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 平成25年度の予定でございますけれども、中学生3校を予定しております。千葉県、東京都、大阪府それぞれ1校ずつで3校で、3校合わせた生徒数は350人を予定してございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 農家民泊を体験されたお客様、生徒さんですが、それから添乗員の方や旅行会社の反応をお聞かせください。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) まず、生徒の皆さんの感想でございますけれども、この関係については広報の昨年の6月号で詳しく載っておりますけれども、都会ではなかなか経験できなかった松川村の豊かな自然の中での農業体験、それから生活体験が満喫できた、非常に喜びの感想が大きかったです。それからあと驚いたというようなこともいろいろございまして、特に初めての農作業で、突かれたが楽しかった。それからスーパーでしか見たことのない野菜が、どのようにつくられているかがわかってよかったとか、それからカエルですね、都会にはいないカエルの鳴き声を初めて聞いたとか、カエルを捕まえるのは楽しかったというような自然体験の関係での本当に松川での体験のよいお話が非常に多かったです。
 それから、あと先生、それから添乗員の方の関係でございますけれども、本当に松川村の豊かな自然の中で体験ができたことが非常によかったということで、旅行会社についても本当に非常によい感触でございました。本当に安曇野らしい松川村にほかに学校も連れてきたいというようなお話も聞いておりますので、お願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 農家民泊に家族でチャレンジしてくださった皆様の感想と、もしくはリクエストされた部分というんですか、問題点的な部分がありましたら特筆すべきものだけで結構ですので、お答えください。受け入れた側の感想と問題点。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 今回初めての受け入れということで農家の皆さん、本当に大変でございましたけれども、感想の中では実際に受け入れてみたら、みんなとても純粋な子供たちばかりで、今まで当たり前と思っていたことに驚いたり、感動してくれることが本当にうれしかったという多くの農家の皆さんからお話を聞きました。特に、泊まった翌日に子供たちからのお礼の手紙を受け取った農家の方もおり、その手紙の内容に感動したり、子供たちの喜ぶ姿に私たちの住むところが、よいところなんだと改めて認識したというお話を聞いております。
 あと問題点につきましては、特に私も驚いたわけなんですけれども、食物アレルギー、それから動物アレルギーの生徒の方が非常に多くて、いわゆる農家の方に4人から5人のグループに分けて分宿していただくんですけれども、その選定に非常に苦労したり、逆に受け入れた農家の方もそのアレルギー対策として非常に心配されたりということが、非常に心配になるかといいますか、問題点というような形でお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 受け入れた側にとってもとても新鮮だったということで、ありがたいです。こういう状況を継続的にやっていきたいという方もいらっしゃるのではないかと思うんですが、実際個別に個人の宿泊のお客様を受け入れることについて、どんなふうにおっしゃっていますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 現在、農家民宿を、旅館業の許可をとられている方は15軒なんですけれども、そのうち複数の方が個人的に受け入れたいというようなお話も聞いております。その関係についてはどのような形にするか、また今後、お話、相談をしながらということで、現在のところは修学旅行の受け入れだけということでございますが、そこも視野に入れながら進めたいということでお話を聞いております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) これも聞いた話なんですが、三郷のほうに以前から古い農家住宅を買い取ってふすまで分かれた部屋にそれぞれ1泊2食で予約を取って、家族や友人などのグループで宿泊する施設があるということを知り、プライバシーを求められた我々世代からすると、見ず知らずの他人と旅先でお互いの気配を感じながら就寝したり、食事をともにするというスタイルはどうかと思ったのですが、ある世代からは特に抵抗がないようです。夜も一緒にテレビを見たり、一緒に子供を遊ばせたり、お酒を飲んだりと一晩の偶然を楽しんで帰るようです。
 口コミや定期的に宿泊するお客様でなかなか繁盛しているようです。こういう場合はお客様同士の信頼関係が必要になってくると思われます。この質問に対しての最後の部分ですが、国営公園やちひろ美術館、経済課や観光協会と連携して、今後農家民泊をどう発展させていくおつもりがあるかお聞きします。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) この農家民泊につきましては、本当に松川村の豊かな自然、それから美しい景観を子供たちに知ってもらうというのが非常に大切になってこようかと思います。その子供たちが将来にわたって、松川村のファンになっていただきまして、自分の人生の節目、節目に新たなお友達とか、あと家族を連れてきてもらうような形がとってもらえればと思います。それになるにはやっぱり感動していただくのが一番大切になりますので、それぞれの観光施設が連携する中で、子供たちによい思い出をつくるような形で連携してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 2つ目の質問は、15日にお二人がされたので割愛します。
 さて、最後の重要な質問をさせていただきます。片仮名表記のムラコンとは一体何のことでしょうか。つい先日、村長の口からお聞きしたのですが、字にしてみるまで、まるでぴんとこなくて、ぜひ御説明をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) このムラコンでございますけれども、松川村での結婚活動の略称で村の職員が命名したものでございます。この関係については、今、防災無線で流しておりますが、TBSテレビの人気番組「もてもてナインティナイン」の「お見合い大作戦」を村へ誘致するために考案したものでございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 今、私が村の婚活事業の一環をお考えなのでしょうかとお聞きする前にお答えいただいたんですが、今の部分について住民はもっと詳しく知りたいので、よろしければ、お知らせください。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 今の関係につきましては、非常に人気番組ということで、特に経済課の女性職員が松川村にその「お見合い大作戦」を誘致したいということで、番組へ直接松川村をアピールするお手紙を送りまして、それが見事に番組で採用されたということでございます。松川村の独身男性と全国から松川村に集まる本気で結婚したい女性との集団お見合いを松川村を舞台にテレビ放映される企画でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 経済課長、遠慮がちなので、私が少しつけ加えさせていただきます。TBS系夜の7時開始、「もてもてナインティナイン」中のコーナーで、「松川の花嫁 お見合い大作戦」、この会場に見事当たったというわけで、放送は6月、収録は5月25、26を予定しています。これをごらんになった方はおわかりだと思うんですが、事前に村の花嫁を募集する村内の独身男性がビデオで紹介されます。それを見た全国の独身女性が全国から応募してきます。その中から選ばれた貴重な女性が、我が松川村に来ていただいて、2日間、合同お見合いをし、うまくいったらカップルになって、近い将来お嫁に来ていただけるという、そういう内容です。聞けば、視聴率も高く、成婚率も高い番組企画ということで、多数の自治体要望がある中、ラッキーなことに私どもの松川村が公開会場に選ばれました。ぜひ皆さんもネット上で過去の番組を見て熟知していただき、当日は村を挙げて迎え入れたいと思いますが、村長、それでよろしいでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) そういうようにしていきたいというように思います。その番組が今夜の7時からでありますけれども、8時40分ごろからどうも松川のが出るようでありますので、ぜひ見ていただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 見ると楽しいだけじゃなくて、何とかうまくいくようにと、思わず手に汗握って応援してしまう内容でいろいろと期待してしまいます。また、自治体の名前がテロップで繰り返し映し出され、連呼されるので、安曇野松川の名を売るチャンスでもあります。
 このラッキーな選考は、昨年からTBSのこの番組宛てに何度も依頼のメールや手紙を送ってくれた、先ほどおっしゃっていただきましたが、職員のおかげです。
 時間があるので、少し内容を紹介させていただきます。これは何度目かのお手紙の内容だと思いますが、「師走の候、何度も申しわけございません。ぜひ松川村を会場に皆様の「もてもてナインティナイン お見合い大作戦」をどうしても開催していただきたく、お手紙いたしました。2人でさわると両思いになれるという大きな天狗岩や安曇野ちひろ美術館周辺の公園には2人で夜空を見上げることができるベンチが、また縁結びの神様道祖神が点在し、全国でも数少ない縁結びの神様おかめ様を祭った神社もあります。たくさんの恋を実らせるには最適な場所がたくさんございます。どうぞ松川村が元気になれるよう、開催会場として御検討いただきますようお願いいたします。」大分割愛しましたが、熱心な職員の思いが担当者の目にとまりました。本気で村の将来を若者の未来を心配していなければ、なかなかできないことと思います。彼らの陰の努力に感謝いたします。
 このイベント参加が松川村にとって大きな起爆剤になり得るか、村長の期待と今後、ムラコンを継続的に活動すべき事業としていくかについてお聞きします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 大いに期待をしておりますが、継続事業という考え方はございません。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆10番(矢口あかね君) 凝り固まった頭でさんざん考えてもなかなかグッドアイデアは浮かばないのですが、ふと目線を変えると、何だこんなのありですかというものが、スマートフォンとともに、今の時代、受け入れられていたりするのです。そんな古くて新しいアイデアに気づかせてくれる新鮮な力をどんどん外から受け入れたいものです。
 松川村観光行政の新たな組織体制と、私自身を含めた村民の意識改革に期待し、本日の私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(平林寛也君) これで観光、民泊、姉妹都市、ムラコン(村婚)に期待することの質問を終わります。以上で10番矢口あかね議員の質問を終わります。
 ここで2時5分まで休憩いたします。

                               午後 1時58分 休憩
                               午後 2時05分 再開

○議長(平林寛也君) 再開いたします。
 続いて順位6番、9番河内國治議員の質問事項、住宅の需要と供給についての質問を許します。河内議員。
◆9番(河内國治君) 25年度3月一般質問も最終者となりましたけれども、今回、村民が切実に解決してほしいというようなごく身近な問題について質問をさせていただきたいと思います。通告に沿って順序よくやっていきたいと思いますが、よろしくお願いをしたいと思います。
 まず1つ目としまして、なぜ村営住宅入居者の希望が多いのかということですが、1つに考えられることは、今現在、若者たちが正規雇用の採用されずにパートとか、臨時採用が多くなり低賃金に耐えている人が結構多いということと、60歳以上の単身者とか、後期高齢者のみの御夫婦の増加となってきていると。この辺でそういった安い村住的なところを希望する人たちが多いのではないかと考えてみたわけなんですけれども、その辺のところはどのように考えておられますか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 議員おっしゃるとおりでございます、と思っております。最近2年間くらいの間で6回ほど、やはりそういったような抽選で入居者を募集するような機会がたまたまございました。複数の方が応募したということで抽選ということになったわけですが、確かに応募される方が多いという状況でございます。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 人間、昔から生活していく上で、衣食住が最も大切とされてきていました。その中でも借家住まいを余儀なくされている低所得者と言っては申しわけないんですが、少しでも安く住める住居を求めているというふうに感じるわけなんですけれども、こういったことに対して早急に解決していってやらなければいけないのではないかと、そのように思うわけです。近い将来に向けて根本的な施策をもって解決していくという必要が大切ではないかと思っております。このことについて村長は今後についてどのような考えをお持ちかお聞かせ願いたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は今の村住と同じような施設をつくっていく気はございません。今民間の皆さんがアパートを建てておりますので、そういう中で調整をしていただきたいと。村営住宅の空き家はないように、これからも入る人たちの募集をかけていきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 村長のお答えは今わかりましたけれども、しかしながら結果的に安い賃貸料で住めるということは、今、現実的に10万、もしくは少しよくても15万を割るというような形の人たちが相当量住んでいるということで、その中で住宅費用として何十%がかかるかということを考えていくと、いかに民間であろうと、公共的なものであろうと、安い賃貸料で少しでも経済を豊かにできていけないかということで、松川だけでなくて、あちらこちらの話を聞いても市町村にそういった人たちが群がって応募していくというような状況なんで、こういったことについて村として、何らかの弱者と言っていいか、悪いかもわかりませんけれども、一般的に考えれば住宅弱者、うちを持っている人たちは全くそんなことは感じないと思いますけれども、給料の50%からそれ以上住宅に取られてしまうと、生活費というものがあとに残った金額だけでやっていかなきゃいけないと。当然生活に困窮してくれば、何らかの措置を村にお願いしていくというような結果が出てきてしまうのではないかということで、まず住むところというのはお金が大変かかるし、重要な部分というふうに私は位置づけているんですけれども、そのことについて民間では当然のことながら、一定の料金以下に下げるということはあり得ませんし、もう松川村は大体3LDKでも、2LDKでもいいんですけれども、それに対してはいくらいくらというようなある程度の決まりみたいなものがあって、これより安くしてというようなことは成り立たないものですから、それ以下の賃金の安い人たちが生活していくために入れるところといえば、やっぱり村が補助していくべき、その住宅ではなかろうかと、そのように考えるわけですけれども、その辺のところはそういう形で言い切って、村長いいもんでしょうかね、お伺いします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 考え方はそれぞれみんな違っていいと思うんです。松川村にその家賃を半分以上取られる人がじゃあ何人いるのか、じゃあ村営住宅、村で住宅をつくったときに完全に埋まるのかと。よその人のことも考えろというように言われておりますけれども、今、松川村としては安い住宅を国庫補助をいただいてつくっても、国庫補助をいただいて、私がつくったときには国庫補助をいただいたらば金額がいくらだと、これ以上いただかなければいけないというように決められていたわけです。今ちょっと私その勉強をしてありませんので、国庫補助をいただいたりしたときにはいくら以上じゃなければいけないかどうかということはちょっと後でまた調べてもらいますけれども、そういうような状況の中で、私は今松川村で村営住宅をこれ以上つくる気持ちはないというように申し上げました。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) それでは直接の話なんですけれども、今現在ここ2、3年のところ住宅が1戸とか2戸とか空きが出て、補充のために募集をかけていると思うんですけれども、これの抽選会が行われるわけですが、これに対して競争倍率といいますか、例えば1軒出たとして何倍ぐらいの競争率というものがあるのでしょうか、その辺のところをちょっと教えていただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 空きが出た場合の募集をかけたときの応募をされる方が複数ということで、この2年間を見ますと6回ほどそういった募集をかけた経過がございます。大体2倍から多いときでは10倍の競争の抽選倍率であったわけでございますが、平均しますと約5倍くらいということでございます。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 若干、直接、私も抽選に外れた人たちに聞いたところによりますと、募集に応募していくと少なくとも15、16人は来ていると、その中には若い人たち、それから結局、60歳以上の人たち、本当に住む家に困っている。今住んでいるところはとても高くて、このまま継続していくことは難しいと、だから少しでも安いところに住みたいと。少なくても他町村の方というよりも、せめて村内に住んでいる方がそういう形の中で困窮しているとすれば、その人たちに何らかの優遇措置を規定で言いますと、松川村条例の5章の10条の4項というようなものもあって、これについては結果的に村長の書類の状況を見て、抽選でなくても決めることができるというような条文ですけれども、こんなことも村に住んでいて困っている人に対しては適用が可能かどうかちょっとお聞きしたいと思いますが。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 村営住宅の空きが出た場合に、その募集をかけるわけなんですが、この募集をかけた場合に条件がそれぞれございます。村内に居住をしているか、または村内に勤務場所を有する方とか、また及び村内に居住または就労することを希望する者ということになっておりますので、今、議員のおっしゃられたとおりでございますが、それぞれ応募されてきている方々を申し込んでくるわけでございますが、皆さん住宅には困窮していて、そして所得条件も満たしているということの中で、皆さん条件がやはり同じだということの中で抽選という形に今までもなってきたわけでございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 私も実は相談を受けて、この問題をちょっとお聞きしようかなということで出てきたんですけれども、相談を受けた1件というのは数年松川村で親子で住み、それなりの収入も当時はあったと、一緒に暮らしていたためにあったと、しかし若い子供が結婚して他町村に移ってしまったと。そうすると当然収入がなくなるということになれば、60歳以上の方なんですけれども、そこのところを借りたまま維持していくことは難しいと、それに対して村に募集が出れば毎回のようにお願いしていくけれども、1つ当たるような気配もないし、優遇措置的なことも一切受けられないと。こんなようなことで何とかそういった部分で今まで私も子供たちがいて暮らしていたときには納税もしたし、形の中では一生懸命村に対してのいろいろなことをやってきたと、それでこういった形で一人になったときに、じゃあ松川村はおまえは要らねえのかというような態度になって感じてしまったので、その辺のところはどんなもんだろうかねといって、相談を受けたわけなんですけれども、これについても松川村にずっと住んできているということを含めまして考える余地というものはあるんですかね、ないんですかね、その辺のところをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 何というんですかね、収入の全然ない人はどう考えても村営住宅には入れないわけですよね。今まで親子でいたから収入があったからほかの一般のアパートでも生活できたけれども、全然収入がなくなったから村営住宅へ入れてくれというのもちょっとこれは虫がいいんじゃないかなというように私は思います。やれる範囲については建設課とも相談の中で私は動きますけれども、できないものはできませんので、そこら辺のところは松川村は冷たいという言い方をされないでですね、話をしっかりとしてもらいたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) ちょっと私の言葉足らずで申しわけなかったんですけれども、その方は県住におられたと、それで親子で働き出したら加算されていって家賃が10万近くなってしまったんで、とても住んでいるわけにいかないから、そこを出て民間のアパートを約6万ぐらいでお借りしたと。
 今、その方は臨時的存在で10万ちょっとの給料を取っているんですけれども、6万の家賃で電気代、水道代をかけると相当な金額になってきます。こういったような人たちが私だけじゃないよと。抽選に行ってみれば、話をしてみれば、結構そういう人たちが大勢いるので、この辺のところの問題で全然収入がないということではなくて、一定の収入はあるんだけれども、民間のアパートというのはやっぱり5万なり6万なりかかり、またその上に電気、水道代がかかるというような形の中で何とか引っ越してもっと安いところに行きたいんだけれども、なかなか見つからないし、村に応募しても当たる見込みがない。何らかの形でこういう方法があるよとか、そういう部分も教えていただきながらだめなものはだめで、それは仕方ないことなんですけれども、可能なことがあるとしたならば、それを教えていただきながら、じゃあ松川に残るか、もうどうしてもだめなものだったらどこか探してよそに出ていくか、その二者選択のそこしかないということで非常に悩んでいたものですから、それじゃあまあその辺のところも聞いてみながら、何とか松川に長年いたことだし、住んでもらいたいというような形で私は返事をしたわけなんですけれども、その辺のところを収入もある程度ありながらということでお聞きしたいんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) こういう公のところでそういう質問をされますと、答えは決まっているわけです。ですのでこういう方法がある、こういう方法があるというのはですね、担当者のほうへ行ってよく話をしてもらいながら松川村に住める方法を考えていただけたらというように思います。この席で言われたときに、はい、その人に配慮しますなんていうことは言えません。そこら辺のところをぜひ、議員御理解をいただきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) その辺はよくわかっておりますし、よくわかりましたので、これは公の形で抽選ということ、みんな平等という形ですので、一人を優先するとか、誰々を優先するとかということは不可能ということも十分承知しております。ただ、条例の中で可能性のある部分はあるかどうかということで、1つには個人的にまた話し合いもあるかもしれないというような部分、どういう方法だったらば可能性があるのかとか、これはだめだとかという部分は担当者との話の中で考えていってもらうというようなことでよろしいかと思いますので、そういうことで今後ともよろしくお願いしたいと思います。
 次にですね、最初に述べたように高齢化が進む今日、高齢者が効率よく移動でき、または暮らしやすいワンフロアの小さな家が求められている状況なんですけれども、今現在核家族化が進む今日です。高齢者や年金生活者、または低所得者のひとり暮らし等、ニーズに合った安い賃貸利用で住める集合住宅をつくり、住宅の安定化を図ることというのも必要だと思っています。ちょっと答えをお聞きする前に1点お断りしなきゃいけないんですけれども、私の言っているのは今まで県住として、今は細野にありますけれども、ああいったような単なる長屋的なものを建ててみても仕方ないなと。これから高齢化に向かってはワンフロア的なもので、ごく暮らしやすいものをある場所に集中して建てていくようなことがこれから考えられる1つの問題かなというように思っております。こんなことを考えながら今後において、先ほど村長の答えの中では新たに住宅を考えていくということはあり得ないと、また国に対しての補助的なものもなかなかというような話でしたので、ちょっと言いづらい質問ではあったのですが、この辺のところ何か他の市町村に先駆けて高齢者住宅的なもの、単身者というような形の中というのは、そういった方でも当たれば大きな3LDKとか、そういうところに住んで、大勢住めるところに一人住むというような無駄な部分も出てきはしないかと余計な心配をするわけなんですけれども、これからぜひひとり暮らしとか、そういった小ぢんまりと住めて、老後等を気楽に過ごせる。そんなことの住宅については考えられませんかね。今、すぐという話ではないんですけど、今後考えていくということでちょっと御回答をいただきたいんですが。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、民間の宅地造成も進んでおります。また民間の方のアパートの建設もしっかりとされております。そういう中で空き部屋が相当出てきているというように、私は見てもおりますし、聞いてもおります。そういう中で松川村が高齢者のためにワンフロアの住宅を建てていくかどうかと、今、答えを求められましても、今の答えはできません。ただ、人口1万700人という目標を掲げております。そういう中で今1万156人の人口であります。もう500人見つけなければ第6次総合計画の人口は達成できないということもわかっております。そういう中で、今後またみんなと相談をして、こういう住宅が本当に必要なのかどうか、せっかく議員が質問をされておりますので、検討をしてみたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) ぜひ今後に向けて松川村だけでなく、いずこの市町村も高齢化率が速いペースで進んでいるという状況を考えたときに、やはり必要になってくるのではないかと私は考えますし、現在松川村自体でも宅地のある方は2世帯住宅的、1つの土地に親子別々に家を建てて、そこにクラスというような方々が結構おられるわけなんですけれども、これも1つ今後の課題として見ていってもいいかと思いますし、年をとってきて安心して住める場所が欲しいという方も結構多いものですから、そんなことも視野に入れておいていただきながら、あくまでも今後の課題となるわけですけれども、検討のほどをよろしくお願いします。
 次にですね、松川村の空き家情報についてお聞きしたいと思うんですけれども、今、松川村で私の東松川区もそうなんですけれども、亡くなって誰も住んでいないというような家が2軒なり3軒なり、ちょっと細かく調べていないんではっきりしたことは言えないんですけれども、こういった家についての村側として把握はされておりますか。それをお聞きしたいのと、またこういったところの空き家となっている家の所有者については全部村で把握しておられるかどうかということと、固定資産税は納入されているかどうか。または雪かきとかいろんな路上にも問題も出てくるわけなんですけれども、生け垣とか庭木の枝など路上へのはみ出しはうまく整備されているかとか、この3点についてちょっとお聞きしたいんですが、お答えのほうをよろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) それでは私のほうから前段2つについてお答えをしたいと思います。
 平成21年度、都市計画の基礎調査というのがございまして、ちょっとデータは古いんですけれども、平成22年3月現在で46軒の空き家というふうに把握をしてございます。その後の部分については詳しくは把握してございませんけれども、御理解をいただきたいと思います。
 また、そのうち固定資産税の関係ですけれども、税の関係では把握はできております。納入状況につきましては数軒が未納になっているという状況でございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) それでは、私のほうから3点目の道路等への垣根、それから庭木の張り出し等の状況でございますが、それぞれ道路にそういったものが張り出していますと、通行の妨げ等になるものですから、それぞれ地区の土木部長さん、それからそれぞれ地区ごとにそういったもの、もちろん所有者の人に切っていただくのが一番決まりでございますが、どうしても高齢等で切れないような場合は、隣組等、または地区でそういった枝を処理していただくようにお願いしてきております。
 また「広報まつかわ」等でも特に秋とか、除雪前のような時期にそういった時期にはそれぞれ所有者の方々に枝を処理していただくようなお願いもこれまでしてきたところでございます。特に空き家とか、空き家でないとかは関係なくそういったようなお願いをさせていただいております。以上です。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 今の御意見をお聞きしましたけれども、あれですかね、その要請をして切ってもらっている人たちがほとんどですかね、その辺のところはどうなんでしょうか。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) それぞれのケースのところまでは全て把握していないんですが、中には道路に枝が出ているという御相談が来まして、たまたま行ってみたら空き家だったような状態のときがございますので、そういった場合には近所の方に、その方へ連絡をとっていただいたりして、たまたまこちらのほうへお盆とかで来られたときに処理していただいたり、またはずっと来るような予定がない方につきましては、近所の方がその枝を処理していただいたというケースもございますので、それぞれそのケースによって対処の仕方が違っていたわけでございます。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) わかりました。その辺のところはまたよろしくお願いをしていきたいと思いますが、次に提案としてちょっと述べたいんですけれども、今、空き家が非常にこうして見ると多いんですけれども、実際に住める空き家というのと、住めない状態の空き家というのがあると思うんですけれども、先ほどの46軒という形の中でもし人が住める住宅としてあったとしたならば、村が借り上げて住宅困窮者の人たちに、これは新しい条例をつくらなきゃいけないかもしれませんが、安い賃貸料で貸し出すというようなことができれば、それぞれにメリットが出てくると思うわけですが、そのメリットとしては家を持っている方にしてみれば、放置しておくと家も傷み、税金もかかっていくと、賃貸することによって有利なものが出てくるんではなかろうかという1つのことと、また借家する人にとってみれば1軒安くそっくり借りられるというようなことも考えれば、これもメリットとして非常にいいと。村としては空き家利用をうまくつなげていくとしたならば、放置住宅的なところが自動的に管理もできていくと。より多い需要者に安い賃貸料で供給が可能となっていくというようないい部分というのもたくさんあるんですけれども、その辺について考えとか、今後の方針的なものはどう考えておられるか。また、今のままで放置しておいていいものかどうか、その辺のところをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 議員おっしゃられますとおり、非常にもったいないというふうには感じておりますけれども、村が借り上げて低額で貸せるということは考えておりません。ただ、今年度、県が大北地域ビジョンとしまして、大北地域移住定住連絡会議というのを持ちまして、空き家を利用した移住、定住、それからその情報交換、それから共同相談会等を進めながら空き家を利用していくように努めていきたいということで策定をしてございますので、あくまでも民・民のことになります。そういった部分をお手伝いをしていきたいというふうには大北地域全体で考えておりますので、その辺に一緒に参加をしていきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) わかりました。ぜひ安価な賃貸料で貸し出しができるような援助を村としてお願いしておきたいと思います。
 以上で1番の質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで住宅の需要と供給についての質問を終わります。
 続いて質問事項、除雪の在り方についての質問を許します。河内議員。
◆9番(河内國治君) 24年度は例年になく積雪が多くて寒さが続き、道路の雪の凍りつき解けない状況で気温が上昇するまで何日間も路上に雪が残り、通学・通勤に危険な状態でありましたけれども、このことについてどのように考えていたかをお聞かせください。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 今、議員おっしゃられるとおり、今年は非常に雪が例年になく多くて、また寒い日が続いたということで1回雪が解けるかどうかなというときに、また次の雪が来てしまうということで、少しでも早く気温が上昇してくれて天候が続けば道路の雪の環境もよくなるのでいいなというふうに考えていたわけでございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 状況はわかっていたということで受けとめてさせていただきます。
 こういったことで改善に当たってのことなんですが、また非常に今年度、雪が多いために皆さんが困ったという部分でちょっと発言を許していただきたいんですが、主要道路として村道の1級、2級の道路を考えてお話をしたいと思いますが、一番雪の残った箇所というのは既に十分御存じだと思いますけれども、東西に走る道路、南北に走る道路は雪は残っていませんでした、東西に走る道路の南側のところに家なり生け垣なり塀なりあったところは必ず日影になっています、路面上が、ここのところに多く雪が残って、いつまでも消えなかったと、こういうことなんです。
 そのことを踏まえて、役場で除雪を御苦労願っている人たちは自分たちは決して、あそこをたくさんかいて、ここをいいからかげんにかいたということではなく、平均してかかれたと思うんですが、平均してかいたにもかかわらず、やはり雪が消えなくていつまでも残るところはずっと残っているわけです。
 そんなことの上で一番今回、路線を指定して言うのはちょっといかがかなというふうには思うのですけれども、松川駅から池田の政所のところに抜ける信号のあの部分というのは、小学生の子供たちも通学で通る、中学生の子供たちも通る、池高の生徒たちも大挙して通る。それから結構通勤者も車であそこを通るということで、至ってあの道路は南側に家があり垣根があって、雪の解けにくい箇所として、私も見ているんですが、私も、現に家の前も非常にそういう状況でとても手の雪かきではどうにもならずに、たまたま機械を使ってかいていったと。
 それで、たまたま今年の雪は非常に、もう1日もたてばかたくなってしまって、スコップなんかじゃ手がつかない、ましてや雪かきは壊れてしまうというような状況の中で、強く感じたことにつきましてはもうちょっとそういった日影の部分になるところ、これを少し白線があって、路側帯がちょっとあるわけなんですけれども、この辺のところを歩道のない部分、特に気をつけてということで、気を使ってかいていただければ若干は違うかな、同じ道路でも北側に面しているところは全部乾いて雪がなくなっているんです。
 これは私も村内、この質問をするに当たって、前から言われていたもんですから、何回かずっと回っていました。答えは全くどこも同じです。日影になって東西に走る道路が問題、南北の走る道路は問題ありませんでした。ましてはその東西に走る道路の中で歩道も村のほうで各区に無償貸与していただいた雪かきでかいたようには思われるんですけれども、全く雪が残っていると。それで子供たちが仮に自動車が来たからよけて、足を踏み込むにしてもなかなか雪がかたくて滑ってしまってうまくいかないと、踏み込めないというようなことも聞いて、何とかここの辺のところの雪かきをもう少し、非常にお金のかかることですので、あっちもこっちもというわけにはいきませんので、最低限日影となっていつまでも残る部分というのは、これは雪をかいている方々はもう十分承知していることと思っていますので、若干なりとも余計にその辺のところはかいていただきながら、雪を捨てるところがないところもあります。畑とか田んぼのあるところは、そこまで持っていって捨てればいいんですけれども、雪の持っていく場所のないところはどうしようもないかなという部分はありますが、ぜひその辺のところを考えて子供たちが安全に通行できるような方向で対応していただけないかなということで、ちょっとその点についてお答えをいただきたいんですが。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 議員のおっしゃられる、指摘される部分、十分私どもも認識しているところではございます。少しでも道路の幅員を確保したいということで、除雪をそれぞれやっているわけなんでございますが、ほとんどの除雪機械が車両の前面にブレードをつけて雪を押すような形のものなものですから、どうしても側線ぎりぎりまで踏み込めないのが現状でございます。
 それから、先ほどからおっしゃられております特に、幹線道路の東西線、特に毎年日影となって最後まで雪が残るような部分につきましては、ここにつきましては融雪剤をかなりの量、まいております。1日に複数回、そういったところを集中的に融雪剤をまきまして、効果が出て少しやわらかくなったところで除雪機械で削るというようなことを何回も試みておりますが、今年のように非常に冷え込むような気候が続いたようなこともございますが、なるべく今後も融雪剤を活用して、少しでも早く安全な交通ができるように配慮したいというふうに努力したいと思います。以上です。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 意味するところはよくわかりました。路線で一応私も地図をいただきながら、じゃあどの路線かなということで回ってきた部分、写真も撮ってあるわけなんですけれども、どの辺だったかなということで、路線図を見ながらここがいけないな、あそこがいけないなというところをチェックしていましたけれども、結果的にやはり東西に走る部分として言えるのは、村道でいえば1の6号線とか、1の7号線、それは北細野駅から鼠穴に向かって通る道なんですけれども、また1の11号線、1の10号線、2の12号線、2の13号線というのは、きらりの歯医者さんのところから中学の子供たちが中学に向かって行く道路なんですけれども、こういうところは重要かなというふうに思いますし、数を挙げれば本当に1の4号、1の12号、2の17号、1の1号も含めましてたくさんあるわけなんですが、これをすべてをやれということは予算の関係もいろいろありますので、無理かと思いますけれども、私のお願いとしてはぜひ25年度に向かっては一番解けにくい、いつまでも残っている場所というのは特定できると思いますので、せめてそういうところ、または非常に子供たちが通学に使ったり、通勤者が利用する道路、これはできるだけ幅広く除雪ができたらなと、それも日影の部分だけのことです。ひなたの部分は全く解けて問題ないと思いますので、ちょっと気を使っていただきながら対応していただければ可能な部分も出てくるのではないかというふうに考えられますので、ぜひその辺も含めまして、今後の対応をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 24年度の除雪については御迷惑をおかけした点があったというように今言われましたので、おわびをしたいというように思いますけれども、除雪をしている担当職員、そしてまた業者の皆さんはそういうことを考えながらやっていただいたというように、私は確信をしております。今言われましたことを今度25年度からまたさらに注意をしながら御期待に沿うように努力をしていただくように配慮をいたしますので、その点で御理解をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 非常に心強い回答をいただきましたので、25年度はこれは随分よくなってくるのではないかというふうに期待をしておるところでございます。
 最後となりますが、実はですね、もう何年たちますか各区に除雪機を貸与したという事例があって、幾つかの区で除雪機を持って、特に歩道を中心にしてその除雪機で対応をお願いしたいということで、各区とも頑張っておられると思うんですが、今現在の状況はどんな形で動かしているのか、ちょっとその辺のところも最近何となく一時の迫力がなくなって、かいているだかやということを感じいる部分が多いもんですから、今の使用状況について、もしわかったらお聞かせを願いたいと思います。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(丸山稿君) 除雪機につきましては区の要望に基づきまして、ちょっと開始年度はちょっと今忘れましたけれども、配付してあります。そして各地区のもとで各管理をしていただいて、隣組長単位で動かしているところ、区で当番を決めてやっているところ、そんな形の中でうちのほうにこれという要望等は今ないんですけれども、そんなような形で活用されているのが現状です。
○議長(平林寛也君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 実はですね、10年ぐらい、10年まではたたないですけれども、8年ぐらいですか、前に貸与された時期が、それから見ると相当にその当時頑張ってくれた人たちが老齢化してきて、ちょっと体力的に難しくなってきてということもありますし、なかなか若い人たちは忙しいという中で、私どもの東松川の区でも無償じゃなくて有償ボランティアでもいいよというようなことで対応したこともあるんですけれども、それに対してもなかなか乗ってくる人が少ないというような形の中で、これから協働の村という形ですが、老齢化ということも、これは免れないことでもありますし、いろんなことを含めまして、ぜひ前向きにいろいろなことをそういった機械等も活躍のできる場をつくってやってほしいと思います。
 以上で質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで除雪の在り方についての質問を終わります。
 以上で9番河内國治議員の質問を終わります。
 これで本日の日程はすべて終了しました。
 これにて散会します。大変御苦労さまでした。

                               午後 2時53分 散会