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長野県 松川村

平成24年第 1回定例会−03月19日-03号




平成24年第 1回定例会

           平成24年松川村議会第1回定例会会議録
                                     〔第3号〕

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│招集年月日     │     平成24年3月19日                 │
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│招集場所      │     松川村役場議場                    │
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│開閉会日時     │開 議│平成24年 3月19日 午前10時00分│議 長│新 村 久仁男│
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│及び宣告      │散 会│平成24年 3月19日 午後 4時17分│議 長│新 村 久仁男│
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│応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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│出席並びに欠席議員 │ 1 │新 村 久仁男│ ○ │ 7 │平 林 寛 也│ ○ │
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│出席12名 欠席 0名 │ 2 │佐 藤 節 子│ ○ │ 8 │渡 邉 尚 省│ ○ │
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│    凡例    │ 3 │井 上 直 昭│ ○ │ 9 │河 内 國 治│ ○ │
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│ ○…出席を示す  │ 4 │甲斐澤   明│ ○ │ 10 │矢 口 あかね│ ○ │
│ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │勝 家   尊│ ○ │ 11 │白 澤 富貴子│ ○ │
│ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│          │ 6 │横 沢 喜 造│ ○ │ 12 │榛 葉 良 子│ ○ │
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│会議録署名議員   │   4番   │甲斐澤   明│   5番   │勝 家   尊│
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│職務のため出席した者│事務局長   │伊 藤 勇 二│書記     │西 澤 なつみ│
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│          │村長     │平 林 明 人│総務課統括課長│須 沢 和 彦│
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│          │副村長    │奥 野 勝 久│       │       │
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│法第121条により説│教育長    │西 澤   勇│       │       │
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│明のため出席した者の│総務課長   │平 林 秀 夫│       │       │
│          │兼会計管理者 │       │       │       │
│職・氏名      │兼会計課長  │       │       │       │
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│   全員出席   │住民課長   │宮 澤 大 介│       │       │
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│          │福祉課長   │白 沢 庄 市│       │       │
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│          │経済課長   │丸 山 正 芳│       │       │
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│          │建設水道課長 │白 澤   繁│       │       │
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│          │社会教育課長兼│大 澤   浩│       │       │
│          │公民館長   │       │       │       │
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│議事日程      │             別紙のとおり             │
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│会議に付した事件  │             別紙のとおり             │
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│会議の経過     │             別紙のとおり             │
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               本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
 1 村長3期目の村づくり                    11番 白 澤 富貴子
 2 松川村の観光について                     5番 勝 家   尊
 3 教育行政の推進について                    2番 佐 藤 節 子
   防災・減災対策の強化について
 4 消費税大増税問題と三期目の課題について            8番 渡 邉 尚 省
   村防災計画の見直しについて
   介護保険制度改正について
 5 農業振興について                       7番 平 林 寛 也
   森林整備について
   旧公民館他整理事業について



                               午前10時00分 開議
○議長(新村久仁男君) おはようございます。
 ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 直ちに本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は一般質問です。
△日程第1 一般質問
○議長(新村久仁男君) 日程第1 一般質問を行います。
 順位1番、11番白澤富貴子議員の質問事項、村長3期目の村づくりの質問を許します。白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) おはようございます。
 けさは西山に一面粉砂糖をかけたようなそんな景色で、冬に戻ったような感じがする、しみた朝ではありましたけれども、着実に春が近づいているということを感ずるきょうこのごろでございます。村長におかれましては、3期目のスタートを3月7日からされたわけでありまして、まことにおめでとうございます。
 村民が2期8年の平林村長の村政運営の実績を評価し、これからの4年間を託するにふさわしい方として、2期目に引き続き3期目も、2回続いての村民負託を受けられました。着実な運営により、今、自立して輝いている松川村を、今後とも将来に向かってさらに発展していく道筋を引いて、村民の幸せのために、先見性と経験を生かされ進めるとされている、村民参加の行政運営を推進してほしいというふうに思います。そのためには、ぜひ健康には御留意をされますようお願いをいたします。
 さて、村長は3期目に向かって意欲的な村づくりを掲げ、「心豊かな、活力ある村づくりをさらにすすめます」と、4つの重点施策を挙げておられます。村長3期目の意欲と抱負をお聞きいたします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) まず、議長にまたお願いをしておきたいと思います。細部につきましては、課長等に答弁をさせますのでお願いいたします。
 それでは、11番議員の御質問にお答えをさせていただきます。
 まず、お祝いをいただきましてありがとうございました。議会議員全員の皆様からの御支援によりまして、3期目スタートをさせていただいたわけでありますけれども、たまたま公約が村民全体の皆様へ配布ができなくて、大変申しわけなかったというように思っております。一部の方には見ていただいておりますけれども、その中で4つの公約を挙げさせていただいております。
 全体的に申しますと、今まで2期、皆様と一緒にやってきたことの施策について、大きな変更はございません。ただ、私はずっと前からも言っておりますように、「ふるさと」高野辰之先生の3番に、「志を果たして いつの日にか帰らん 山は青きふるさと 水は清きふるさと」ということをやっていきたいと。そういう中で、子供たちが志を果たして、いつの日かこの松川村に帰ってくるような村を残しておきたいということで進めさせていただきたいというように思います。それには、むやみな開発はしない、この田園風景はずっと残したいということであります。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 全体的に、そういう施政の方向性をお聞きして、本当にこれで松川村の方向性を託していきたいなと思うわけでありますけれども、個々にはいろいろ、村長も意欲的な村づくりをするための具体策とか考えておられることと思いますので、その辺につきまして、それぞれの具体的な計画、それから、それに対する方法とか、その目標としている時期、それから、どんな成果を希望したり予測したりしながらそれを進めるのか、それから財源についてはどんなふうか、それから、その政策の将来への影響、そういうものについて、項目を村長の方から答えていただける範囲を、項目を挙げながらお答えをいただきたいというふうに思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) それでは議員、私の公約をお持ちかもしれませんけれども、まず、優しく子育て、高齢者支援、環境整備を進めますということで、1つ大きく出させていただいてあります。これは施設の整備、補助の強化、消防施設の整備ということの中で、大きなタイトルとしてあるんですけれども、御存じのように地震等の対策を早く立てなければいけないということの中で、特に消防施設、車庫、詰所等につきましては、団と各区の調整がつき次第、前倒しでどんどんとやりたいと。これにつきましては財源等のことは言っておられません。どうしても不足するならば、今までの貯金を取り崩してまでもやっていきたいと、できるだけ早い機会にやっていきたいと。地震が来たときに、消防車が出られないような態勢では困りますので、そんなことを考えております。
 それから、福祉施設の方の整備でありますけれども、これにつきましては、皆様、松香荘等へ行って、あの大広間の床の冷たいところで会議をして御存じだというように思います。あの態勢をなるべく早く直していきたいというように思っておりますし、また補助の強化ということにつきましては、今70歳以上の方については、松香荘のおふろ、すずむし荘のおふろ、入浴券を10回分出させていただいております。それについても、また係と相談の上でありますけれども、回数をふやしたい。
 それから、検診の手数料等について、私が出るときに、村内の高齢者の方から、年寄りは金がねえで、こんな検診のときの手数料なんか取らなんで、ただにしてくれという話がありました。それについても検討しておりますけれども、じゃあただにすればですね、今、約延べ2,700人の村民の方が村の健診を受けていただいております。それがふえるかどうかということも、ちょっと疑問であります。例えば1,000円以上かかっているものについては、その上に出た分をいただくとしても、1,000円までをただにしてもですね、今ざっと計算すると200万くらいのお金なんです。このくらいのお金なら高齢者というか、検診を今、胃がん、大腸がん等は35歳以上、それから前立腺がん、肺がん、こういろいろ村でやっているのあるんですけれども、これの負担金を出しても大した金額はないと。ただですね、自分の健康は自分で守ってもらわなければいけないということを忘れられて、ただだからいいやという考え方になられると困るもんで、ここら辺の中で話ができたら、また、こういうことについても考えてみたいというように思います。
 それから、美しくということで、ふるさとの自然を守り、文化を伝承しますということで、これにつきましては松川村は先ほど申し上げましたように、安曇野らしさを残しているのは、松川村が最後だというように言われておりますので、この自然を壊さない、むやみな開発はしない。それから農地についても荒廃地を出さないという考え方の中で、このふるさとの自然を守っていきたいと。
 それから、国の登録有形文化財となりました旧農協の第二倉庫、これにつきましては、できるだけ早く、この間、設計の費用をお認めをいただきましたので、それに基づいて費用を補正予算の中で計上してまいりたいというように思っております。
 それから、山の日等につきましては、今年は県の植樹祭と一緒の日になりますので、いつも5月の第3土曜日を、松川村植樹祭ということでやっておりましたけれども、今年は県の植樹祭が5月の最終の水曜日ということであります。近いので、これに合わせてやりたいというように思いますけれども、これにつきましては、松川村は山の日を制定したんだよという標柱とかですね、また、あがりこサワラを見るための、村内の皆さんのトレッキングと言うと大げさになりますかね、そういうようなことも計画をしてまいりたいというように思っております。
 それから、楽しくということで、農業と観光の振興を図りますということでありますけれども、ブランド化につきましては、また係の方から後で細かく説明をしてもらいますけれども、この農作物は安全だよというシールをつくりましたので、そのシールを張っていきたいと。これにつきましては、ただむやみに張るわけにはまいりませんので、こちらでお願いをしてあるとおりなものを、農薬を少なくしてつくったものとかですね、そういうものについては張っていきたいということで考えております。
 それから、修学旅行誘致と観光計画、これは先日、農家民泊民宿の方にお集まりをいただきまして、それぞれ会長さんも決めていただいているようでありますけれども、できるだけ応援をしてまいりたいと。この間、登録をするための手数料については、補正の中でお認めをいただいておりますので、現在10件ありますけれども、今年は5月に大阪の方から、中学生が1クラス約30人ほどお見えになるそうであります。来年以降は1学年というか学年全体で来るということを、今、調整をしていただいているようでありますので、これに対応してまいるために、もう少しやっていただく人をふやさなければいけないというような中で、村としましても、できるだけの応援をしていきたいという考え方であります。
 それから、村民参加の、これは力強くということでありますけれども、村民参加の行政運営に努めますということは、私、当初女性参画、男女共同参画の中で40%の女性の方に、それぞれの村政を担っていただきたいということで、目安を出させてもらったんですけれども、現在30%の方の委員が、それぞれのところで活躍をしていただいております。できるだけこの30%を、当初お約束した40%の皆さんにやっていただきたいということの中で、これからも、こちらから指名するんじゃなくて、村民の皆様に、おれにやらせてくれという公募性を強めてまいりたいというように思っておりますし、公正な清潔な政治ということで、私はずっとやらせていただいております。公正な清潔な政治というものは、本当に大事なものだというように思っておりますので、これについても、今後十二分に皆様と相談をしたり、職員との相談の中で押し通していきたいと、貫き通していきたいと。そしてまたこの4年間につきましては、特に自分の信じた道を真っすぐに進みたいというように思っております。以上であります。
 また細部につきましては、それぞれ必要ならば、担当職員に答弁をさせますので、お願いをいたします。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 村長の本当に原稿を読むような形ではない、本当に心に思っている、それぞれにわたったお話をお聞きできて、意欲を感じております。
 それで、ワークショップ方式で多目的文化センターすずの音ホールをつくったわけですけれども、この今の盛況ぶり、それから村民が総参加でここにかかわって、自分たちの建物だということでやっている、この状況については応援団も含めまして、内外に松川村のよさを発揮する、本当にいい行政の運営であったというふうに思っております。
 そういうようなこと、公募もそうですし、村民総参加というものもそうですけれども、そういうような立場で、ぜひ進めていっていただきたいということとあわせながら、そういうことになりますと、本当に行政が1つの課の縦割りではなく、各課連携というような状況が求められるようになりますので、その辺のところを個々に、後で質問の項目もお願いして、通告してあるものには触れますが、そのほかは、ほかの同僚議員も相当そのことに質問していきたいというふうに思っていますので、その辺はそういうことでお願いをしたいというふうに思います。
 今いろいろお聞きしたんですけれども、村長は今議会の初日にですね、奥野副村長から辞意が出ているので受理をしたというふうに話されまして、任期終了後の人事案について、今議会中に提出をしていきたいとのあいさつをされました。奥野副村長は後進に道を譲られるとのお話でありました。考えてみますと、奥野副村長におかれましては2期8年にわたり平林村政を支えられ、議員、職員をよくまとめ、平林村長の右腕として、村長の全幅の信頼を受けて村づくりを推進されてこられました。私が議員として初当選をしたときには、議会事務局長として大変お世話になりました。難しい案件にぶつかったこともありましたが、議会運営を初め、的確に着実にスピードある処理に努められ、心から信頼できるお仕事ぶりであったということを思い出します。
 平林村長が持ち前のリーダーシップを発揮され、いよいよ3期目という今、そのようなお話をお聞きし、大変残念なことだというふうに感じております。村長が、奥野副村長の御決断をどのような思いで受理をされましたか、お聞かせください。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は、1内閣1閣僚という考え方でありました。教育長も、綱島前教育長も体調不良ということの中で、1期でもっておやめになったわけであります。そんな中で、ちょっとぐあい悪くなっちゃったということでありますけれども、奥野副村長についても、今回はどうしても一緒に最後までやっていただきたいという考え方の中で、慰留に努めたわけでありますけれども、意志が固く、どうしても慰留ができなかったということで、残念ではありますけれども、また余り引きとめまして体調を悪くされますと、これも私の責任になりますので、そういうことを考えて、今回は残念ですが、奥野副村長に引いていただいたということであります。ですが、今後につきましても外から村を支えていただくようにはお願いをしてありますし、私の任期いっぱいということの中でしたけれども、3月31日の自分の任期を全うしてほしいということの中で、今回の議会が最終議会ということになっておりますので、残っていただいているわけであります。
 残念でありますけれども、また奥野副村長に負けない副村長を、この任期中に皆様にお願いをしてまいりたいと。私の腹は固まっておりますので、もうちょっとで口説き落とすことができますので、22日には必ず皆様にお示しをして、全員の御同意をいただきたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 村長の思いをお聞きしました。奥野副村長におかれましては、8年前に平林村長の要請を受けられ、議会では全議員の選任同意により副村長となられました。そして、前回の村長無投票当選をされましたときも、議会は全議員が選任に同意をしてまいりました。村長の精力的に進める村政運営を、奥野副村長は、持ち前の穏やかなお人柄と高い御見識と経験を生かされ、絶妙な協力により、数多くの課題も乗り越えてこられたということというふうに思っております。
 今、奥野副村長はこの2期8年をふり返りまして、いろいろな思いが去来をされておられることと思いますが、村づくりの重要なお立場て御活躍をされ、その間、さぞ御苦労もおありだったというふうに思います。また安曇節保存会の会長とされても、文化の保存に御尽力をされました。そういうことで、今、村長からそういう言葉をいただき、感慨もひとしおのことというふうに拝察を申し上げますけれども、せっかくですので、奥野副村長から思い出の場面、それからまた御感想、それから今後に託す思い、そういうものをぜひお聞きしたいというふうに思いますので、お願いをしたいというふうに思います。
○議長(新村久仁男君) 副村長。
◎副村長(奥野勝久君) 今、御質問いただきましたとおり、私はこの8年の任期をもちまして、この3月31日で退職をいたします。この間大変お世話になりました。今、8年間の感想というお尋ね、あるいは提言等ということでございますけれども、まず就任時につきまして、私は助役ということでございました。また当時は、収入役を置かないということの中で、収入役業務を助役が兼掌をしろというような、聞きなれない言葉を聞いて、村長補佐と収入役業務と二役をやれということの中では、非常に責任の重さ、職責の重さというものを感じて、果たして私でやっていけるのかなという、本当に不安なスタートでございました。
 しかし、ここで8年がもう終了するわけでございますけれども、この間、長くもありましたが、かえって今になると短かったかなあとも思います。多くの人々に支えられながら、今日、本当にここまで務められたことに感謝をしているところでございます。
 今お話にございましたように、とりわけ議員の皆様につきましては、職員最終が議会事務局であったことと合わせますと、その間を含めて10年以上にわたる間、お世話になった議員さんもおいででございまして、大変長い間お世話になりました。
 平林村長の就任とともに、今申し上げました助役業務に当たったわけでございますけれども、村政の信頼回復や透明な村政の実現の実践ということの中で、幾つかの業績を村長が残されたと、このように思います。代表的なものは企業誘致であったかと思います。村長がいつも申されておりましたけれども、会社からも話あっても、答えというのは、その後、幾日かの猶予の期間があったわけでございます。その5月の連休の期間は、本当に来てくれるのかなあという不安等も抱きながら、決定すれば本当にほとんどの面積が売れてしまうというような、大きな成功を見るわけでございまして、あのことは非常に大きな思い出として残っておりまして、見事成功したときのうれしさというのは、本当にひとしおでございました。
 いろいろな具体的な事案等は幾つかあるわけでございますけれども、私は、人口は何の指数にもまさる、そして地域の元気度をあらわすバロメーターであるというふうに思っております。村の人口増加というものは、まさしく村の村政運営の評価であって、松川村が住みやすい村であることの証明であるということに理解をしております。そのような村政運営の中にあって、特別職の一人として今日まで務められたことについて、本当にうれしく思っているところでございます。大変ありがとうございました。
 それから、託する思いについては、私から発言することは、本当にはばかられるわけでございますけれども、たまたま過日の卒業式の折に校長先生が申されておりました、自分らしく、また相手を思いやる気持ちという言葉を生徒に言っておられました。職員がそんなような思いを持ちながら平林村政を支えていただき、そして課題というのは、当然尽きないわけでございますけれども、村民に向かって、村民の福祉のために、平林村政が発展していただければ本当に幸いだと、このように思っております。
 取りとめのない発言になりますけれども、以上でございます。ありがとうございました。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) ありがとうございました。職員に対してもそうですけれども、優しい村づくり、本当に村民も住民も職員も総参加でやっていく状況についての希望もお話しいただいて、本当に感慨もひとしおでございます。御苦労さまでございました。今後もお立場は変わられましても、村の将来や地域の発展のために、ぜひお力を発揮されまして、御健康で御活躍をされますように心から念じております。ありがとうございました。御苦労さまでした。
 続きまして、防災関係の質問を通告してあります。先ほど、村長も最初のところで話をされました。そういうことにもかかわってくるわけでありますけれども、消防・防災への取り組みと施設整備についてでありますけれども、日ごろから村は、防災・減災など災害に対して住民目線で取り組んでおられまして、そのことに対してはいろいろ苦慮されながらも、そういう取り組みに、いいことだなあというふうに思っております。
 さて昨年、東日本大震災の直後でありましたけれども、3月の定例会に、私は村の消防行政についての質問をしました。今までの9分団から5分団に編成がえをして8年となった今、分団詰所の再編成が進んでいないことや、詰所が建築から51年とか40年もたっているというところもあるので、防災拠点として建てかえが必要であること。それから、内容的には村民の生命や財産を守るための建物だから、地元負担金をぜひ取らないでやってほしいということをお願いしました。そこで村長は、行政が地区との話し合いをしたりする中で、ぜひ消防委員会の皆様と相談をしながら、検討にもう入っているのでというふうな答えでありました。それにつきまして、村長も先ほども話しをされましたけれども、3期目の施策の中で、消防施設の整備というふうに話されておられましたけれども、消防委員会との検討状況と、それから複数の区に今関係をしております各分団の、組織の詰所の対策についてお尋ねをしたいというふうに思います。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 今お尋ねの、分団の詰所及び車両の再編についての件でございますが、消防委員会の方へ御承知のとおり諮問をさせていただきました。数回にわたりまして、将来の団活動を見据えた上での詰所、それから消防車両の配置等につきまして、十分御協議をいただいたところでございます。
 この協議の結果でございますが、去る3月の8日に答申をいただいております。答申のその要点でございますが、今回はその詰所と車両についての再編ということでございますので、それぞれ詰所のこれからあるべき姿、それから車両については、特に地域性を、それぞれ管轄する地域性がございますので、その辺を十分検討しながらという内容の答申をいただいております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) その答申の内容に、具体的に入っているかどうかわからないんですけれども、消防委員会とのその話し合いの中では、複数の区に関係する分団組織の詰所対策については、どんなふうに進めるというふうになっておるでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 詰所についてでございますが、村内に全部で5分団制になっておりますが、そのもとの9分団制のときの詰所が9つあるわけでございますが、1分団いわゆる細野、北細野、東細野でございますが、ここでの1分団の詰所は平成になってからの建築したものでございますから、耐震性については問題がないということでございますが、そのほかの詰所につきましては、平均で既に37年ほどが経過しているということもございまして、それから規模的にも手狭であるので、早期の建てかえがまず必要という御意見をいただいております。
 それから、分団内に複数の詰所を有している分団が幾つかございますが、これにつきましては、活動の機動性の面から1カ所へ配置することが望ましいということ。それから、ただし、この場合も既存の詰所の場所にはこだわることのないように、地域の状況を考慮しながら、それから地元負担等も発生してくるものですから、消防団、それから地元区と十分検討をしながら進められるようにといった内容の答申でございます。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 必ずしも、その今まであった詰所の場所にはこだわらないと、そういうふうにしないと、もうまとまっておりますので、そういう状況になっていくとはいうふうに思いますが、それの進め方について、やはり地元負担金もあると思いますし、それから村の方でどのような地元負担金の求め方をするのか、その辺の検討の内容もお聞きする中で、どうやってそういうところをまとめていくのか、時期的にはどのころを予測しているのか、村の第6次総合計画の中にもあるというふうには感じますけれども、一番大事な地元負担金、それからそれぞれに進めていく年次というようなもの、その辺のところで今わかっていることがありましたら、お聞きをしたいというふうに思います。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 具体的な進め方でございますが、既にある分団では、もう既にその分団から地元区の方へ詰所建てかえ、車庫と詰所の建てかえ等についての要望が上がっておりまして、それぞれその地元区での検討が進められているところもございます。そういったところにつきましては、そちらの調整が済み次第、恐らく村の方へ、そういった要望が上がってくると思われますので、上がってきた段階でなるべく早く、先ほど村長申し上げたとおり、なるべく早くにスムーズに建てかえ等を進めていきたいということでございます。
 それから、それ以外の分団につきましても、事あるごとに消防の幹部会等でも、この詰所の再編、車両の再編等については話をしてきたところでございます。それから各区長会の方でも、そういったふうな形の投げかけを何回もさせていただいておりますので、この後はさらに踏み込んだ協議をしていただきながら、それぞれ地区との調整がつき次第進めていきたいということでございます。
 今考えておりますその時期でございますが、村の実施計画等でもその計画を入れてございますが、24年度から26年度の3年間ぐらいで、集中的に早期に取り組みたいという予定でございます。これにつきましては、第6次総合計画の中でもそれぞれ消防防災体制の強化ということで、今の課題、そしてこれからの取り組みについて、やはりこの方向性で進めてきておりますので、それを加速するというような形での取り組みとなると思います。以上です。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、統括、説明してくれましたけれども、4月に新たな区長さんたちが17名おいでになると思います。その中で至急に取り組んでほしいことをお願いをし、24年度中に全分団がそういう体制になりましても、松川村は全分団をやらせていただきます。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 力強い話、お言葉を、お言葉というか回答をいただいたわけですけれども、新しい区長のところでも、本当に各区をまたいでいる、5つの区をまたいでいるというところもありますので、とてもその温度差とか、みんなの考えの違いが出てくるのではないかというふうに思いますが、この中にやっぱり行政からも入りながら、区の方たちにだけ任せておかないで、やっていかなきゃいけないかなあというふうに思います。
 それと、やっぱりそのところでいつもひっかかるのは、地元負担金の部分に入ってくるわけですけれども、その辺について新しい考え方とか、そういうものはまだ検討中でありますか。お尋ねを申し上げます。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 検討中でありますけれども、詰所とですね、車庫が一緒になった場合どうなりますか、そこら辺のところは地元の皆さんに有利になるように、私は考えていきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) ほとんどの今、全部が詰所と車庫は一緒であります。下が車庫で上が詰所というようなつくりに、ほとんどなっているのではないかというふうに思ってはおりますけれども、詰所と車庫が一緒になっている場合の負担、地元負担金についてのあり方は、大分、地元が有利というか、村というか、負担金が少なくなるという、そういう状況で村は考えているというふうに解釈をしていいですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) そこら辺のところはですね、設計書を出してもらわないと何とも言えませんので、地元が有利になるように考えたいということでお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 一応、条例にも関係することでもありますし、その辺のところをまた聞かせていただきたいというふうに思いますけれども、議会は、防災について富士吉田市の方へ行政の担当職員と一緒に同行していただきながら視察をしてまいりました。今議会の補正予算で投光器とか発電機の購入も可決してありますし、新年度予算に食糧や資材の備蓄ということも予定してありまして、防災に対する取り組みが進められているということを感じますし、今のお答えで、本当に一緒にその手が挙がっても取り組んでいくという、そういう姿勢を聞かされて、防災に対する強い決意を感じるわけであります。
 先日、また配布をしていただいたわけですけれども、毎年発行されております村のカレンダー、この中に幅広い分野を1つにまとめて、最新の情報になって、とってもわかりやすい状況でありますけれども、洪水とか土砂災害のハザードマップというのが一番後ろのところについています。それを見ておりますが、日ごろから、具体的に言いますと準備しておくものとか、身近な話し合いはどうすればいいのか、それから避難場所については、こことここはもう少し大きな文字で書いていただいたり、自主防災組織に加入していきましょうという、自主防災組織とか、区とかに加入していない人たちにもわかるように、その訓練の参加とか、そういうものを折り込んだような、この前、平成17年に発行してありますが、便利手帳というのがありました。そういうような、全戸にぜひ配布をしていってほしいというふうに思いますが、その辺の検討状況はどうですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長兼会計管理者兼会計課長(平林秀夫君) 便利帳につきましては、大分前から全戸配布をした経過はございます。2、3回見直しをして配布をした経過がございますけれども、それにかえて、毎年発行のカレンダーに重要なものは盛り込んでいった方が、毎年情報も新しくなるということで、必要な事項につきましては更新ができるという解釈をしまして、すべてに対しましてカレンダーに記載をしていきたいというふうに考えております。
 また今回、新年度予算につきましては、地域防災計画の見直し、これにつきまして見直しをしましたら、何らかの形で村民の方にお示しをしていきたいという予算立てをしてございますので、お願いします。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) わかりました。じゃあ地域防災計画の中で、その点について検討されているということなので、その辺のところも、こちらから要望をしておきたいというふうに思います。
 それから、防災体制の中では、一番先にはまず自分で安全に向けた対応をするという、それが一番先に大事なことだというふうに思います。洪水の場合とか、土砂災害の場合とか、おおよそいろんなものが想定をされるわけなんでありますけれども、村側としても、それから住民個人としても、地域としても、どんなふうなこの順序といいますか、どんな取り組みを一番先にしていかなきゃいけないか、その辺の心構えのようなことを、大ざっぱでいいのでお話をいただければというふうに思います。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 今、議員おっしゃいました災害のときの3つの力というか、まずは自分を守る自助、それから助け合う共助、それから公助ということでございますが、この辺につきましても、これから十分、今以上に村民の方々へ啓蒙を図っていかなければいけないし、意識を高めていただかなきゃいけないところでございますが、まずは自分の身を守っていただく自助が一番だというふうに考えております。これはまた防災計画の中でも、それぞれこれまでも取り組みを進めておりますが、例えば食糧のことにつきましても、まずは何かあったときの2日分、3日分くらいは、それぞれが用意をしていただく。
 それから何かあったときには、これは助け合いということで共助でございます。地区にあります自主防災組織を中心として、これまでの大きな震災でもそうでしたが、助けられた方のもう大半の方が、地域の方々に救出をされているということもございます。この辺が共助でございます。
 それから最後になりますけれども、公の方で村が行っております、こういった公助でございますが、どうしても災害のときには、少し時間的にはかかってしまうのが公助だというふうに、今までの実績からもそういった話を聞いているわけでございますが、この辺につきましては、新年度に全面的に行います地域防災計画の見直しの中で、さらに公助として、災害時にさらに実効性の高い計画にするために精いっぱい見直しをして、よりよい計画にしていきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) さらに実効性の高い計画の策定を、ぜひお願いをしていきたいというふうに思いますし、地域の声も聞きながら進めてほしいというふうに思います。
 ちょっと、先ほどのところで聞き落としてしまったんですけれども、それぞれの負担金、分担金の部分なんですが、各旧分団の詰所の土地のことにつきましては村のものであります。この土地に建物を建てて、関係の区が維持管理をしているわけでありますけれども、建てかえのときに土地の購入等があるというような場合、その辺については、今、詰所がある場所で借地であるというような、そういう場合もあると思いますので、そういうものに対応する考え方というのは、どんなふうに理解をしていけばいいでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私有地を買って、そこへ建てたいということの場合はですね、ちょっと検討させていただきたい、負担金につきましては。今、建物等については3分の1、3分の2が村ということになっておりますので、先ほどから申し上げていますように、これを変更しない限り、3分の1はいただかないといけないわけです。ですので住民の皆さん、区の方へ有利な負担金の取り方をさせていただきたいというふうに申し上げておりますけれども、土地について、新たに民間の皆さんのものを買ってやるということなりますとですね、これについては調整をさせていただきたい。検討をさせていただきたい。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 調整をしていただきながら、ぜひ村民に有利になるように、地域の安全・安心をぜひ進めていただきたいというふうに思いますのでお願いします。
 区が負担する、今3分の1の部分に対してですけれども、区民に寄附などの形で求めていくというような関係で対応をしていくというふうに思います。各区は世帯の取り扱いがあるわけなんですけれども、加入していない世帯もありまして、自主防災組織の中でも、その自主防災組織を進める中でも苦慮をしているというふうに、今までも質問等もたくさんありますし、それぞれの実情で、区の区長さんたちと議会との話し合いの中でも大分出ている話であります。
 そういう中で、新年度予算で先ほども話しがありましたけれども、地域防災計画の策定の業務を委託をしていくという取り組みになっておりますが、この委託自体についても、やっぱり地元の様子を知っている人が入っていった方がいいというふうにも思いますし、区の未加入の人たちへの対応について、村としても、ぜひ意識の啓発というものをしていっていただきたいなというふうに思います。住民の公平性、そういうものを求めるという対策として、ぜひ区の方に任せるのではなくて、村としてもその辺のところで、ぜひ呼びかけをしたり、鋭意進めてほしいというふうに思いますが、その辺についての施策等ありますか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長兼会計管理者兼会計課長(平林秀夫君) 区への未加入世帯につきましては、行政としましても特に苦慮しているところでございます。個人情報という部分もございまして、強制部分ができないという部分もございます。転入時の世帯につきましては区長さんのお名前、それから住所等を御連絡をして、ぜひ入ってくださいというお願いはしてございます。そんな関係上、強制できないという部分の中で模索をしている段階でございますけれども、これも地域防災といいますか、そういった部分からしますと、個人個人が関心を持っていただいて、地域に一緒になってやっていただきたいという気持ちがないとできない部分でございますので、当然、啓蒙活動は引き続きやっていきたいと考えておりますので、お願いします。
 また、区の負担金等につきまして、未加入者はどうするのかという部分につきましては、どうしても村は区に対していろいろ言える筋のもではございませんので、区にお任せしている部分はございます。また世帯分につきましては区に自治振興費として、入っていない方も含めて計算をしてございますので、その辺でお含みをいただいて御理解をお願いしたいと思います。以上です。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 地域も苦慮していますし、行政も大変苦慮しているところではありますけれども、やはり自主防災組織につきましても、その辺のところがネックになって、地域の自助、共助、そして公助のところに向かっていくときにも、とても大変だというふうには思っております。難しい部分ではありますが、啓発等をぜひ進めていただきたいというふうに思います。
 転入時の対応は本当にやっていただいている状況を確認はしてありますし、その辺はいいんですけれども、前からいる人が入っていないという人もいたりしておりますので、その辺のところで、ぜひ協力した村づくりを進めていっていただきたいというふうに思います。
 次に、村の収蔵庫が国の登録有形文化財として産業第一次というその分類で、国土の歴史的景観に寄与されているものとしての登録基準で指定をされまして、今議会の補正予算で耐震の設計委託料が出され、議決をしております。この耐震設計はどのような基準に対する耐震設計となりますか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 通常言われている評定1.0以上という考え方でございます。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 利用の方法とか、そういうものによって耐震の基準というものは変わってくるというふうに聞いておりますが、その点についてはどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 耐震基準を上げるということになれば、いろんな工法があるということで、1.0以上ということは可能だと思いますが、通常、一般住宅に対しても1という数字をもとに対応している部分でございますので、現収蔵庫につきましても1.0以上ということで、設計の業者の方にはそういうことで、その基準をクリアできる数値で設計をということでお願いをしてございます。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 活用に適した耐震設計というような、そういう状況にぜひしていっていただきたい。活用というものを入れながら耐震設計をしていただきたいというふうに、私は希望します。この活用についても村民参加のワークショップ、多目的ホールの状況の中で、やっぱりワークショップという方法がとてもよかった、それを残してほしいという希望の人、それからこういうものがあったら、どういうふうに使っていきたいかという、また要望を持っている人、そういう人たちの声を合わせながら、ぜひ進めてほしいと思いますので、その耐震設計には、そういうものを組み入れられるような耐震設計をしていただきたいというふうに思います。
 先日、中学校の卒業式のときに、村長の方の祝辞で話をされておりました。松川中学校3年生の「ふるさと松川新聞」。これは各クラスが各分野に分担していろいろな角度から取材をし、松川村民として誇りを持っているという、胸を張った記事がたくさんありました。3年生の皆さんが村のことをしっかり考えているということを確信を持ちながら見せてもらいました。この収蔵庫の活用につきましても、村民が愛着を持って、なつかしく、しかも自慢して村を見直して発展することができるような、そういう新聞を毎年作製をしながら、そこに掲載をして、中に掲載をしていくという、そういうことによって、それもまた1つの歴史づくりかなというふうに思いますので、その辺のところも、ぜひ御検討をいただければなというふうに思います。
 小中学生もいろんな立場とか、いろんな場面で活用することがあるというふうに思います。既にもう民俗資料についても中にありますし、村が今まで歴史の中で特徴できたり、自慢できたりするものを発信できたり知ってもらったり、授業の中でも使うものも相当ありますので、その辺のところをぜひうまく使っていただきたいなというふうに思いますので、人の出入りする耐震設計にしていっていただきたいと思いますが、村長の期待しております、先ほどの高野辰之さんの「ふるさと」の3番の話がありましたが「いつの日にか帰らん」と、そういうふうに思うような、そういうこの発信の地に、その場所をしていただければなあと思いますけれども、それについてはどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、議員のおっしゃるのは、あれが人が大勢入ったり入らなんだり、あそこのところは何ていうんですか、大勢入るような、入ってもいいような耐震設計をしろということでありますけれども、前から言っておりますように、とりあえずつぶれないようにしなければ、それからじゃないと考えられないわけです。
 あれをこういうようにしますと言って、その耐震設計をするわけではありませんので、そうなりますと今まで20年もかかっても今のままで来たわけです。これを1日や2日で、じゃあ何に使いますということは簡単にできませんので、とりあえず教育長言いましたように、1以上の耐震設計をし、それに基づく補強工事をして、この前もちょっと申し上げましたけれども、ワークショップのような方式をとりながら、皆さんの意見を聞いて考えていきたいと。
 私はあれはシンボルとして、ただあれが残っているだけでもいいというようには思っております。ですが、それだけでは残す価値がないという方もおいででありますので、大勢の皆さんの意見を聞いてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) ちょっと、皆さんの意見を聞いてまいりたいというのの前段のところ、ちょっと聞き漏らしましたので、もう一度お願いいたします。済みません。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ただね、あのまま残しておくだけではだめだというように言われていると。ですが私は松川村のシンボルとして残してもいいとは思っておりますが、あのままではだめだという人の意見もございますので、大勢の人の意見を聞きながら、松川村にあった旧第二倉庫として残していきたいというように考えておりますので、たまたま、今は1.0以上の耐震補強の設計をしていただくということであります。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) まず、壊れてはいけないので、それは大事なことかとは思いますが、それをやって、耐震設計をして、もう一度使うようにするときに設計をするというと、何か二重の状況になってしまうように思いますので、その中に含めながら、仮定が1.0以上あればいいとすれば、そうすると小中学生が、昔の民俗資料を展示してあるものを見たりする、そういう出入りについては1.0でいいというふうに解釈していいんでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) この基準につきましては、通常、倒壊をしない程度というふうに言われています。ですから100%絶対大丈夫ということは、当然ないと思います。これはマグニチュード8から9というと、何百倍というような差が出てきますので、そういう部分で、通常、今想定されています6とか7の部分について、一応、倒壊しない程度ということで、国の方もまた基準を出しているわけです。こういう部分で、例えばじゃあ余震が震度6以上の余震が3回来れば、3回目にはという保証はないですけれども、1回目の震度6から7については一応倒壊しないと。そうすると避難ができるということになりますので、あくまでもそういう基準でやっていますので、一生、これが必ずどんな地震が来ても残るということになれば、全然違う工法、例えば鉄筋で補強をすべてしなければいけないとか、それから地下の方にくいを打たなきゃいけないというような、そういう構造が出てきますけれども、現状では、そういう部分については不可能という部分、なぜかと言いますと、今の収蔵庫の様式というものが残らないという形になってしまいますので、やはりそれは、一応そこに入っている人が逃げられる、そういう基準ということで御理解いただければと思います。
 なお、この基準は先ほど申し上げましたけれども、一般住宅にとっても同じ基準で、耐震補強工事の補助金を出しているということですので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員、残り6分ですので。白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) わかりました。今、民俗資料1,100点余りの村の農業を知る展示をされています。それで登録有形文化財の指定に、できれば恥じないような耐震補強とあわせて、ぜひ活用をしていってほしいなというふうに思いますので、その辺について提案をしておきたいというふうに思います。
 それから、旧公民館と就業改善センターの取り壊しを、第6次総合計画で平成26年に予定をしています。これ6,000万円というような状況の中で、計画ですので載っておりますけれども、安曇節資料等の保存や、それから就業改善センターに旧公民館との両方、文化財資料が大変たくさんあります。そういうものについて、資料の今後をどんなふうにするのかお聞かせください。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 保存されている内容の保管状況ということでよろしいでしょうか。
◆11番(白澤富貴子君) はい。
◎教育長(西澤勇君) 公民館につきましては、安曇節の資料、それから古畑準山さんの資料等が保管をされております。また安曇節資料につきましては就業改善センターの1階の一番奥のところにも保管をしてあります。それから就業改善センターには他の文書も、寄附をしていただいた文書も数点保管をしてあるという内容です。
 また旧公民館には、有明山社から出土しました土器の復元したものも飾ってあります。それから土器の復元をしていない部分については、松川村の収蔵庫の方に保管をしてあるという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 耐震補強をすれば、この就業改善センターと旧公民館の取り壊しをするときに、それらのおびただしいいろんなものを、そこに保管をすることもできたり、移動をすることもできるというふうに思いますが、今後、安曇節資料、それらのものを展示したりしていく予定についても、ぜひ、それらの計画とあわせながら進めていっていただきたいというふうに思いますので、お願いします。
 村民憲章の中でも、先人の遺産と向学の伝統を守り、感性あふれる教育文化を高めますというふうにありまして、この収蔵庫の耐震、それから有形文化財登録、そういうものを経まして、村の歴史を学んだり保存していく、そういう気風がこれから活発になっていくかなあというふうに思って期待をしております。
 今度の議会で、文化財の保護条例、これも全部改正になりました。そういう中で第12条に、管理または修理の補助という分野がありまして、そのことについては補助することができるというふうになっております。長い歴史の中で、関係者が地域の文化とか伝承をしてきましたものが、今相当失われたり壊れたりしていく状況がありますが、それも全部は保存とか、そういうことはできませんけれども、例えば、板取の雲照院、これは建物は村の文化財の関係では、何もなっていないわけですけれども、歴史的な建物だというふうに思いますし、村登録の仏像、これがありまして、これは地域でも何回か修理をしながら大事にしております。そういうものが大地震とか台風が来たときなど、どういうふうになっていくかって、とても心配になるんですけれども、建物が倒れれば、もう中の仏像も一緒に傷ついてしまうというようなことになります。そういうものに対して、地域の思いも入れながら、ぜひこの先人の遺産と向学の伝統を守り、感性あふれる教育、文化を高めるという、そういう立場で、この収蔵庫の村の資産としての、これからのことについてもあわせながら、村の文化の面でぜひ検討していっていただきたいというふうに思いますが、その辺について、お考えがあったらお願いします。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 議員おっしゃるとおり、12条の方にも補助という内容で、補助要綱は、一応例規審査をして4月1日に公布をしたいというふうに考えております。その内容につきましては、通常の修理等の部分につきましては、総事業費が750万円と想定して、村の補助金額が500万円、3分の2以内で500万円ということで想定をしております。そうしますと、地域の御負担は750万円の対象事業費としましては、250万円が区の御負担をいただくということで、3分の1という補助要綱を策定をしてございます。
 それから、それ以外の部分については若干、例えばソフト事業的なものについては、今までどおり予算の範囲内ということで補助要綱を制定をしてございますので、4月1日には公布をしたいということでお願いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) もう時間が終わってしまいそうで済みません。何か、今までと違う画期的な前進かなというふうに思って、とてもありがたく思います。地域もこれでまた検討をしたりしながら、この保存に取り組んでいくというふうに思います。
 どうもちょっと、しり切れトンボのような形になりましたけれども、通告してありますが、また次回にしたいと思います。
 以上で私の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、村長3期目の村づくりの質問を終わります。
 以上で、11番白澤富貴子議員の質問を終わります。
 一般質問の途中ですが、ここで11時15分まで休憩いたします。
                               午前11時00分 休憩
                               午前11時15分 再開
○議長(新村久仁男君) 開会前に皆さんにお願い申し上げます。携帯電話は電源をお切りになるか、マナーモードにしていただくようにお願い申し上げます。
 再開いたします。
 続いて、順位2番、5番勝家 尊議員の質問事項、松川村の観光についての質問を許します。勝家議員。
◆5番(勝家尊君) まず、先ごろの村長選でありますけれども、3選を果たされましておめでとうございました。私からもお祝いを申し上げたいと思います。私ども議員とは任期のずれがございますけれども、今後ともよろしくお願いをしたいと思います。
 私の質問は、先ほどの11番議員の質問の冒頭にですね、さっと一通りされましたので、くじ運が悪いと思っておりますけれども、ダブります面はもっと突っ込んでいただくとかね、ありましたら、そんなことでよろしくお願いをしたいと思います。
 通告に従いまして、松川村の観光行政について幾つか質問をしてまいりたいと思います。
 22年度には、世界に唯一の松川村すずむし保護条例が制定をされました。このことに関しましても、またスズムシに関しましても、幾つもの番組がテレビて放映をされ、全国に知られるようになりました。また近年、静かなブームと言われておりますウオーキングでありますけれども、23年度にはいろんな企画の中で、2,000名の方が松川村のウオーキングを楽しんでいただきました。韓国の絵本画家の受け入れから始まった農家民泊も、本年度から修学旅行生の受け入れが始まり、10戸の農家に36名の学生さんの受け入れが決まったところであります。すずむし保護条例につきましても、そのイメージを生かす中で、農産物のブランド化への取り組みも進んでおります。
 環境省が主導となり、平成19年6月にエコツーリズム推進法が成立し、平成20年4月の1日から施行されました。昨年8月、地域コーディネーター活用事業に松川村も手を挙げられまして、補助金を受ける中で、信州安曇野まつかわ村エコツーリズム推進協議会が設立をされました。地域支援のスズムシと国有林内に群生するあがりこサワラを活用する取り組みであります。あがりこサワラについては、1月の17日に林野庁中部森林管理局と安曇野まつかわ馬羅尾高原郷土の森の協定が締結をしたところであります。県内初の安曇野松川村山の日が制定をされました。
 このように、松川村の観光行政、着実に進んでおるところであります。また観光協会、安曇節保存会、そして松川響岳太鼓、花が咲いている村づくりの会、有明山語りの会、農地・水の皆さん、それから観桜会の皆さん、そして西原地区の皆さん、また地域の皆さんが、それぞれ観光のために御尽力をいただいておるところであります。
 昨年の夏は、ドラマ「おひさま」効果もありまして、松川村へは121%の伸びでございました。安曇野のよいイメージが忘れられんうちに、本年は松川村の観光行政一気に加速させる年であると考えております。
 まず、スズムシ保護についてお伺いをいたします。2010年に制定された松川村すずむし保護条例、このことによる波及効果は大変大きいものがあると思っております。イメージを生かした農産物のブランド化、スズムシの音色を楽しむウオーキング等々であります。スズムシの住む環境を守り育てる西原地区の皆さんには、感謝と敬意を表しておるものでございますけれども、このままでは、じわじわと環境の変化により、スズムシも減少傾向にあるものであると考えておるところでございます。
 村おこしこぶし会が昭和60年に結成をされまして、私も会員でございまして、いろんなものにかかわる中、スズムシともかかわってまいりました。昭和62年にすずむし宅配便を始め、現在にも至っておるところでございます。多いときで700箱、今現在は250箱ぐらいだと思いますが、そんなところで推移をしておるところでございます。こぶし会とはいえ、現在はごくごく限られた個人がかかわっていただいておるのが現状でございまして、心身ともにお疲れではないかと推察をしておるところでございます。今まで果たされた功績は大変大きいものがあるところでございますけれども、そんなことからこの事業継続も危ぶまれておるところでございます。
 先ごろのシンポジウムで小林天心先生は、本物の音色を聞きたかったら松川に来いと、こんなふうに申されておりましたけれども、それはそれとしてですね、村内に広く呼びかけてですね、すずむしクラブというようなものを結成して養殖事業、それから放虫、そして宅配事業を手がけていただいたらどうかと、こんなふうに思っておりますけれども、その辺はどうでしょうか。お伺いをいたします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 御提案は御提案として受けたいと思いますけれども、私はこの会員をですね、村が募集をしてやるということじゃなくて、これは会員の中で募集をしてやっていただきたい。村が応援できることは応援をしてまいりますけれども、村が会員まで集めてということは、ちょっとどうかなというように思っております。
 ただ、西原地区の皆さんが大変だということの中で、あそこへおにぎりを出したり、豚汁を出したりしてくれております。そういう探索会のとき等につきましては、観光協会の方で御支援をしてまいりたいというように、西原地区の皆様には申し上げてあります。そんなことでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 確かに村が主導となってクラブをつくるということは、困難かと思いますけれども、こんなクラブができたらいいじゃないかという提案をしてほしいと、こんなふうに思っておるところでございます。
 また、長い将来を見据えた中でですね、小学校の子供さん、それから放課後子ども教室の皆さん、それから中学校の皆さんに、すずむしクラブというような、このクラブの設立を呼びかけていただいたらどうかなと、こういうふうに思っておるところでございます。
 かつて、中学校に体育系の部の設立のことで論議をされたことがございますけれども、学校現場に決して苦労はかけられませんけれども、体育系にも属さない、文化系にも属さない、いわゆるこの帰宅部という皆さんもあろうかと思います。そして小学校の皆さんには、昆虫の生態を知るという中でですね、勉強になろうかと思いますけれども、その辺の呼びかけをしていただきたいという質問でございますけれども、その辺を伺いたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 現実的にその、すずむしクラブということを議員さんおっしゃられたんですが、ちょっとわからない部分があるんですが、中学校の部活動としましては、現在、体育系が6あって、文系が6ということで11あります。こういう部分について、新しく立ち上げるということは、やはり顧問の先生の関係がありましたりして、新しく中学校にクラブを立ち上げるということは非常に難しい状況ということは、変わらないということになっております。
 それから、小学校の方につきましても、クラブというものがありますけれども、年間10時間ほどというような部分がありまして、新たにそういう学校の中のクラブを立ち上げるということは、はっきり言って難しいということになっております。
 ただ、民間といいますか、先ほど村長答弁の中で民間といいますかね、そういう部分のクラブが立ち上がった部分について、子供たちにこういうクラブがあるので、どうですかという呼びかけをすることは可能だというふうに思っております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 先ほどの村長の質問にも私言いましたけれども、ぜひつくってくれという言い方ではなくてですね、小学校では現在ウサギも飼っていると思いますけれども、今はいないのかな、そのような感覚で廊下の隅でも飼っていただければ、関心を持つ子供がふえたり、そして大きくなったときには、そのクラブにも入っていただけるんじゃないかと、こんなような感覚で申し上げたところでございます。ですから、こんなことはどうでしょうかという感覚の中で呼びかけていただきたいと、こんなふうに思っております。
 次に、ウオーキング事業でありますけれども、近年、静かなブームと言われておりますウオーキング観光でございますが、旅行会社でも力を入れておるところでございます。昨年はいろんな企画の中で、2,000名の方が松川村を歩きました。特に7月2日に開催をされました安曇野まつかわ・北アルプスパノラマウオークでは、暑い日にもかかわらず454名の皆さんが松川村の田園風景を楽しまれました。ハロー安曇野から遺跡を回って舟方遊歩道を通り、ちひろ美術館までの7.7キロ、150分の企画であります。企画をしました読売旅行社からも絶賛の言葉をいただいたところでございます。また、松本大学の山根先生からも報告書としていただく中で、幾つもの提言をいただきました。
 乳川を挟んで左岸と右岸ではロケーションが違うわけでございます。私の夢は乳川の未舗装の左岸をですね、昔から野に咲きます野草であるネジバナが咲くとか、オキナグサがあるとか、カワラナデシコが咲いたり、ワレモコウが咲いたり、オミナエシが咲いたりと、こんなような道をですね、歩いていただくことがお客さんの夢であり、希望であろうかと思います。また近年、その場所を歩くウオーキングクラブの皆さんがふえていると聞いておるところでございます。
 そこで質問ですけれども、そんな皆さんのためにも、健康づくりのためにも、そして観光客のためにも、細野橋から濁橋の間の遊歩道が整備ができないかお伺いをいたしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 御存じのように乳川の堤防は、一級河川ということでありますので、国の、今は大町建設事務所で管理をしていただいているわけでありますけれども、その中で建設事務所長と前向きに話をしてまいりたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) どうかよろしくお願いをしたいと思います。乳川の右岸については、舗装のものが進められておりますけれども、村のウオーキングの皆さんも、観光客も、未舗装の部分ということを望んでおりますので、ぜひ左岸についてはそんなふうにお願いをしてまいりたいと思うので、お願いいたします。
 私は将来は細野橋から北部の壇行橋といいますかね、そこまでが整備されてですね、ウオーキングの皆さんが、そしてノルディックウオークの皆さんが、そして健走会の皆さんが、アスリートクラブの皆さんが、車の心配がなく健康づくりができるようにと、こんなふうに思っておりまして、この運動を続けてまいりたいと、こんなふうに思っております。よろしくお願いいたします。
 それから、昨年の6月の定例会で、同僚議員の2番議員さんからも同様の質問がなされましたけれども、ウオーキングコースにトイレの設置を望むものであります。管理が大変であるから考えられないと、こんなお答えでございましたけれども、私もいろいろな村の施設の修理にかかわっておりました、特にルーラルのところのトイレなんかは、ひどいいたずらでございました。確かに管理の大変さはわかりますけれども、何か対策を考えた中でのトイレの設置は考えられないか、再度お伺いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 要望の方もいるけれども、余計なものはつくらないでほしいという方もいるわけです。そういう両方の声が聞こえてきておりますので、しばらく考える時間を与えていただきたいと。この前の答えと全く同じでありますけれども、そういうことでお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 確かにそういう声もあろうかと思います。余りトイレは景観上に好ましくはないとは思っておりますけれども、また経済課長と御相談の中でですね、コースの何キロ、何分かかるということの中でですね、男性はカヤの中へ入ればいいですけれども、女性はカヤの中へ入るというようなわけにもいかないと思いますので、ぜひその辺は御検討をお願いしたいと、こんなふうに思っております。
 実際にそのウオーキングをした人の要望を聞きますと、日陰が欲しいとか、休憩所が欲しいとかという声が多く聞かれておるところでございます。管理者の県との調整の中で、堤防に植栽ができるかどうか、そしてまた休憩の施設として、近年、その松くい虫の枯損木によりまして、ベンチを導入するという事業がございました。これは県の元気づくりかと思いますけれども、同じ要望が、決まりがあってできないかと思いますけれども、例えばそのような事業の導入ができないかどうか、お伺いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) ただいま御質問のベンチの関係でございますが、もう既に舟方遊歩道、これは乳川沿いの道でございますが、間伐材を利用しましたベンチを3つ設置をしてございます。今後につきましても、また増設等を考えてまいりたいと思いますので、お願いしたいと思います。
 ただ、ベンチ等の設置につきましては、やはりその安全に考慮したものとか、場所等の関係もございますので、そこら辺も考慮しながらということでお願いしたいと思います。以上です。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) はい、わかりました。去年の7月2日のウオーキングにしてもですね、遺跡から外れれば、あとはずっと細野の舟方遊歩道のクリの木の下まで日陰がないというような状況だと思いますけれども、その堤防に日陰になるような木を植えるというようなことは、その管理上のことで、県との調整は難しいことなんでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) 県の立場としましては、河川の機能を損なわないようにということが原則としてあるそうです。管理は県ですので、やはりそこら辺は相談しながら進めていく必要があると考えております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) それじゃあ相談すれば可能というふうに解釈をしてよろしゅうございますか。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) はっきりここで可能かどうかは申し上げられませんが、相談をする余地はあるということでございます。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) また経済課長との相談の中で、お話の中で前向きにできたらなと、こんなふうに思っております。
 次に、エコツーリズム推進協議会についてお尋ねをしたいと思います。先日は実のあるシンポジウムを開催していただきまして、本当に御苦労さまでございました。2年間の補助事業でありますけれども、23年度に実施された事業はどんな内容であったか、教えてほしいと思っております。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) それでは、23年度実施の事業の関係でございますが、先ほど議員おっしゃられたとおり、シンポジウムの開催をこの3月10日に行いました。この内容につきましては村民向けのエコツーリズム講座ということで、まず村民の方に、エコツーリズムとはどのようなことかということを御理解いただく形での開催をしてございます。
 それから、先進地の視察ということで、兵庫県の豊岡市の方に、コウノトリを生かしたまちづくりの先進事例がございまして、そちらの方へ推進委員の皆さんが参加してございます。
 それから、エコツアーの企画ということで、今後、村のそれぞれの自然施設でございます、あがりこサワラだとか、スズムシを活用した中でのエコツアーの企画を、現在考えておるという内容でございます。今のところ、その3点が事業内容でございます。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 計画書を見ますと、まだまだ何かあったような気がするんですけれども、24年度に送ったと、こういう解釈でよろしゅうございますか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 事業採択、先ほど議員おっしゃられたとおり、8月に採択を受けたということで、事業展開の方も10月に協議会が設立ということですので、当初計画した部分については、24年度に送っている部分もございますので、これは2カ年事業ということでございますので、御理解いただきたと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) ただいま豊岡市のコウノトリを生かしたまちづくりを視察したという御報告がございました。そこで感じたことはどんなことでしょうか。そして、その感じたことが松川に適用できるか、適用といいますか当てはまるというか、その辺のところをお伺いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) この関係につきましては、研修参加者の復命をいただいておりますので、その関係でお話し申し上げたいと思いますけれども、兵庫県豊岡市では、絶滅してしまいましたコウノトリを復活させるために、コウノトリが生きていくために必要なそのドジョウなどを育てるための減農薬等による農作物の栽培に取り組んだそうです。それがコウノトリの舞というブランド米につながったということでございます。また、あらゆるものにコウノトリと名をつけまして、安心安全なブランドとして商品化を図っている状況だそうです。また、コウノトリの生息地では地域ガイドの充実など、エコツーにつきましても積極的な取り組みがなされているそうでございます。
 松川村でもスズムシやあがりこサワラなどを、どのようにエコツーに生かすかを学ぶよい研修であったということでございますので、今後、エコツーリズムの村協議会の方で、その研修成果を生かしながら、24年度の事業の中で活用していくような形を考えておりますので、お願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) コウノトリの舞よりはりんりん米の方がイメージがいいわけでございまして、その辺は松川村は頑張っていかなきゃいけないと、こんなふうに思っておりますが、立ち上がりが23年度遅かったわけでございまして、これは2年間の事業でありますが、その分だけ24年度に持ち越されるわけでございますから、盛りだくさんの事業計画盛り込まれておりますけれども、ぜひ頑張っていただいて前進をしてほしいと、こんなふうに思っているところでございます。
 それから、ウオーキングにしてもですね、スズムシにしても、あがりこサワラにしましても、このガイドが必要ではないかと、こんなふうに思っておるところでございます。ウオーキング中に、あの山は何ですか、今鳴いた鳥は何ですか、それからこの花はなんですか、スズムシってどんな虫ですか、生態は何ですかと、こんな質問が多分上がってこようかと思いますけれども、そんなことでガイドの養成が急がれると思いますけれども、その辺についてお気持ち伺いたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 確かに議員おっしゃるとおりでございます。それで24年度の計画の中では、エコツー推進協議会の中で、いわゆるその人材育成ということで、村内エコツーガイド育成をしていく計画でございます。特に、その育成に当たっては先進地を視察するということで、現在考えておるのは、自然遺産の白神山のガイディング研修、いわゆるガイド研修を受けながら、そちらの方の先進地の事例を参考にしながら、村のガイドを育てていきたいというようなことを考えておりますので、お願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) ぜひ、そんなことで、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に、あがりこサワラでありますけれども、1月の17日に中部森林管理局と結んだ協定がございますけれども、その内容を教えてほしいと思っております。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 中部管理局と結んだ協定の関係でございますけれども、あがりこサワラにつきましては、御承知のとおり中部森林管理局内では松川村の馬羅尾国有林のほかに、安曇野市、それから山梨県の山梨市に存在が確認されているだけということで、非常に貴重な物ということでございます。この巨木の群落を郷土の象徴として、中部森林管理局と村とが保護管理をしていくことを目的としまして、郷土の森の協定をした内容でございます。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) その内容を教えてほしいというふうにお願いをしたところでございます。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 内容的にはそのサワラの木でございますけれども、約110本が密集します7.28ヘクタールの場所がございますが、そこを範囲としまして、そこの部分を保護していくということで協定を結んだ内容でございます。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) それはわかりましたけれども、例えば、むやみに道をあけてはならない、むやみに木を切ってはならない、まあもちろんそうでしょうけれども、何らかのその縛りがあると思うんですよね。その辺のところを伺ったところでございます。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) その関係につきましては、局のその下に中信森林管理署、これは松本にございますけれども、そことの協議の中で、国有林内のあがりこにつきましては、その周辺には極力手を加えず、自然の推移にゆだねる管理をしていきたいということでございます。特に、現状維持に必要な施工を行う程度で、自然のままで残していきたいという形をとっていくということでございます。特に貴重な自然環境の保全活動や学習の場、憩いの場としての利用をしていく方針ということで御理解いただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) はい、わかりました。エコツーリズムの目的に沿って、多くの人にあがりこサワラを知ってもらうことが大切であろうかと思いますが、この間のシンポジウムで小林天心先生が言われたようにですね、駅から歩けと、これがまあ一番まめっていう人には結構だと思いますけれども、大変な上級のコースになろうかと思います。また、すずむし荘から歩いても大変なコースになろうかと思いますけれども、それ以外の弱者はですね、足の弱い人はどうしてもその車の終点まで車を乗り込むと、こういうことになろうかと思いますが、有明山登山の皆さんの車とのバッティングをしましてですね、どうしても駐車場、この辺が問題になろうかと思いますけれども、その駐車場の問題とですね、今言った協定の中で、最低の遊歩道をつくった方がいいとか何とか、その辺の整備とあわせて、その辺のところをお伺いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 中信森林管理署との協議の中では、駐車場につきましては、新たな整備というものは自然保護の関係もございまして、行わないということで協議しておりますので、その点御理解いただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 今も言いましたけれども、有明山の登山客が定かじゃないんですけれど、500人くらいというふうに言われておりまして、それぞれが車で乗り込むわけですね。以前あったような広い駐車場が流れてなくなっちゃったわけでございますので、その手前に2、3カ所駐車スペースがございますが、あがりこサワラ有名になればなるほど、そのお客さんの車と有明山登山の車とバッティングすることは、もう当然予測をされることでございますが、安易に方向転換はできない道でございますので、私はその辺のところを心配をしておるわけでございますけれども、協議の中で最低駐車場ぐらいはできないかと、こんなようなことを伺いますがどうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 先ほど申し上げたとおり、協議の中で新たな駐車場整備は行わないということで中信森林管理署との協議は整っておりますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) これは長い宿題になろうか、または不便のもとになろうかと、そんなふうに考えるところでございます。
 今は、あがりこサワラを中心にお話が進んでおりますけれども、話題になっておりますけれども、その先へ行きますと、近年になって発見された滝がございまして、あがりこサワラとその滝をセットにすればですね、ウオーキングなり、そのツーリズムのコース設定が広がると思うんですけれども、その辺のところはお伺いでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 観光にとっては、あがりこサワラ、その滝も大変重要なものだというように思いますが、この間エコツーリズムの会議がありましたね。その中で参加した方の感想が書かれているのが出てきました。池田の大カエデのようにならないように注意をしてほしいと、こういう要望というか注意というかですね、そういう方がおりました。私はですね、あれが余り全国で有名になりまして、押すな押すなのですね、そういうようなことにならないように、例えばですね、これは例えばですよ、1日100人なら100人しかもう入れないと、次の人は、すずむし荘へ泊まって、あしたの朝行ってくださいとか、そういうような方策を考えれば一石二鳥だと、そして今、経済課長が言っていますけれども、中信管理署とは、新たな駐車場はつくらないという協定をしておりますけれども、新たなですので、今まであったのは整備をすることはいいわけです。
 そういうことで、読み方によってですね、うまくいくと思いますので、そこら辺のところはこれからのこちらとの相談で、何とか余り困らないようにしていきたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) わかりました。確かに私も大カエデ、写真を撮りに行っても、絶対写真を撮るチャンスないですよね、人ばかりで、本当に私もそう思っておりまして、本当に村民のまた静かなオアシスになっていただければと、こんなふうに思っておるところでございます。
 それから、村民はもちろんですね、村外の小中学生に自然を知ってほしいと思っていたところでございますけれども、つい先ほど3月15日付の中学生の新聞を見ました。そうしたら、しっかりそこにあがりこサワラ、写真入りで載っかっておりますけれども、一部の子供さん、そしてまた将来もあると思いますけれども、中学校では自然教室だとか、そういう教科だとかでね、小学校にはキャンプ等がございます。そんな機会を通じて、村内の小中学生に松川の自然を知ってほしいと、こんなふうに進めてほしいと思っておりますけれども、どうでしょうか、教育長。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 経済課で若干小学生を対象に、見学といいますか、そういう部分は計画しているようですが、それはまた後でお話をしていただきたいと思いますが、現実的には5年生が行っていると、育樹祭の折に行っているという部分があります。それ以外に計画している部分があるんですけれども、まずキャンプについては、小学校5年生が青木湖の方へ行っています。この部分については、バンガローに宿泊しているという点が1個あります。
 それから、もう1つは青木湖ということで、カヌー体験をやっているというような状況がありまして、小学校の先生とちょっと話をしたんですけれども、なかなか変更ということは、子供たちの要望もあったりいろんな目的があって、なかなか厳しいよということは、1つ先生の意見としてはございました。
 それから、中学校の方では高遠の自然教室に行っておりまして、これ1年生ですけれども、そういう部分がありまして、ちょっとなかなか変更という、キャンプという部分については難しいというふうに考えています。ただ、松川村の文化財といいますか、遺産といいますか、そういう本当に誇れるものということで、小学校の方で村内の春の遠足というものがございます。いろいろなやり方を工夫して、何とか可能かどうかということで、若干、校長と話をしたんですけれども、今のところまだ結論は出ておりませんので、その点で対応できればというふうに思いますが、学校の考え方等もございますので、今後さらに協議を進めたいというふうに考えておりますので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) それでは、経済課関係のお答えをしたいと思いますけれども、学校の行事等で馬羅尾高原を利用した際に見学ができるように、それぞれ計画をしていきたいと思います。
 特に4点ございますが、まず昨年でございますけれども、昨年10月に中信森林管理署が主催の育樹祭が馬羅尾国有林内で開催された折に、開催地の松川小学校5年生が参加していただき、あがりこサワラも見学しております。このときには約100人参加してございますが。
 あと計画の関係では、経済課では毎年11月に炭焼き体験教室を、これは小学校4年生が対象になりますけれども、林遊館周辺で行っておりまして、その際に、あがりこサワラ見学を含めたものを24年度から考えていきたいと思っております。
 それから、先ほども教育長お話があった小学校5年生の関係ですけれど、毎年植樹祭の関係がございますが、今年は大北の植樹祭が24年度は松川村が開催ということで、小学校5年生が緑の少年団として参加していきますので、その際にあがりこサワラの見学も、これは県の方の主催になりますので、行事に入れていただくよう要望してまいりたいと思います。
 それから、村の植樹祭の関係では、地区の育成会、子ども会の方に参加いただいておりますが、その方を対象に、あがりこサワラの見学を、来年以降になりますけれども、計画してまいりたいと思っております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) いろんな機会を通じてですね、村民に多く知っていただきたいと、こんなふうに思っております。
 それから次、少なからず観光にも関係があると思いまして、安曇野松川村山の日について質問をしてまいりたいと思います。
 昨年、県下初と言われます安曇野松川村山の日が制定をされました。請願を受け付けた紹介議員としてもうれしく思っているところでございますけれども、この日は5月の第3土曜日、毎年、松川村の植樹祭が行われている日であります。広く村民に山の日を知っていただくためにですね、具体策についてお伺いをいたします。
 1つには、松川村山の日あがりこツアー等々もいいなと思っております。また、同時期に開催をされております商工会の関係と、そして住民課の関係が共済をしておりますクリーンキャンペーン、このことをドッキングといいますか、同時期に行うことによりまして、タイトルをつくることによりまして、松川村の皆さんが山を愛する心の啓蒙にもなろうかと思います。
 村長の3期目の公約としております、安曇野松川村山の日の具体策、具体的な政策とありますけれども、その辺についてお伺いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、それぞれの団体の行事にあわせてどうだかというお話をされました。いいことだというように思います。まず、ここに松川村山の日を制定をしたということの標柱を今年は立てていきたいというようなことから、あそこのトレッキングですかね、そういうことも考えていきたいというように、経済課とは話をしております。
 それから庁舎の正面、あそこへ松川村山の日を制定をしたというようなですね、そういうものを出していったらどうかというように、今考えておりますけれども、あそこのところへ出すことがいいか悪いか、またこれは皆さんとも御相談をさせていただきますけれども、そんなこと。今年については今のところ以上であります。
 来年以降は、第3土曜日の植樹祭に合わせながら、もっと考え方を広げていきたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) わかりました。山の日ができたんだよというPRも同時にですね、なぜ山の日か、山の日の目的は何なのかと、こういうことも同時にいろんな機会を通じて、村民に知らせていってほしいと、こんなふうに思っております。
 次に、やはり村長が3期目の公約をしております農業と観光の振興を図る、地場産品のブランド化と販路拡大についてお伺いいたしますけれども、この問題につきましては、農政懇談会の折にも伺っておりますし、あす同僚議員がその辺のところについて質問をすると思いますので、詳しくお答えをしていただくと思いますが、この辺については、村長の所信だけお伺いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 先ほども、11番の議員にお答えをしましたけれども、やっぱり松川村の生産物は安心・安全だよということが、私はブランドにつながっていくんじゃないかと。松川村の品物は減農薬だと、こういうことを知らしめていきたいということであります。
 そんな中で、そういうものでつくった商品には、生産物にはシールを張っていきたいということで、今準備をしておりますので、生産者の皆さんとお話をさせていただきたいというように考えております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) わかりました。
 それでは、次に遺跡公園についてお伺いしてまいりたいと思います。未だ買収ができない土地もあろうかと思いますけれども、推移を見ますと、18年度の末には4,200平米がまだ未買収地がございまして、22年の3月には2,800と、そして23年の6月には2,210平米の土地がまだ未買収地と、こんなふうになっておりますけれども、じわじわと進んでおるところでございますけれども、その後ですね、買収した面積はございますか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) ございません。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 相続の問題もあったり、また代替地の問題もあったり、言葉はよくないですけれども様子見の地権者の皆さんもあったりということで、難航を予想されるところでございますが、昨年、同僚議員の質問に、23年度にこの土地の実施計画というものがされるというふうにお答えがありましたけれども、その辺について具体策はありましたでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長兼会計管理者兼会計課長(平林秀夫君) 実施計画につきましては、今後検討していくということで、23年度に庁内のプロジェクトチームを立ち上げまして検討を進めている状況でございます。そういったことで、24年度何らかの形で絵をかいていきたいというふうには考えておりますけれども、予算にはまだちょっと反映してございませんけれども、また6月の補正なりで方向性が出たらお示しをしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 未買収地がまざっているところは、なかなかひたひたと進まないところが現実であろうかと思っております。
 いろいろ申しましたけれども、観光の行政は、つまりはですね、経済効果を生むことが大切であるろうと、こんなふうに考えております。年間の来館者が20万人でしょうかねと言われます、ちひろ美術館の来館者の皆さん、そして国営アルプス安曇野公園に訪れる観光客の皆さん、そしてまたウオーキングに訪れる皆さん、自然環境を楽しみ、また、あがりこサワラを含む森林浴を楽しむお客さん等々を見据えましてですね、遺跡公園を整備してはどうかというふうに提案をさせてほしいと思っておりますが、遊歩道を整備してですね、売店とトイレを整備して、四季折々の野菜が実る、果物が実るという圃場を整備してですね、観光客が歩いて見て、そして買っていただくというような観光農園を整備して、それを村民の意欲のある皆さんに貸したらどうかと、私はこんなふうに思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ちょっと難しいは難しいんですけれども、たまたま今、観光協会でリンゴオーナーをやっております。約200名の方が毎年来ていただいているんですけれども、そして今かぼちゃやま農場がありまして、あそこも今イチゴとかですね、そういう果物をやっていただいているわけであります。村が観光農場を整備して貸せるということにつきましては、ちょっといい返事はできないような気がしますので、提案は提案としてお受けをしておきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) なぜ観光農場と言ったかと言いますとですね、買収が難航されるという中で、農地であるならば、まだ売っていただけない皆さんも農地のまま耕作をしていただけるんだと、そうすればまた一歩進んで、別の考えが浮かぶだろうと、こんなことがありまして今申し上げたところでございます。
 進展がないこの土地の問題でありますけれども、先ほど来、話が出ておりますけれども、村民参加の行政運営の中で、今後のあり方、そしてまた具体策をワークショップを取り入れたらどうかと、こんなふうに思っておりますけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、遺跡公園のことについて言われているということですよね。提案はお受けをしたいというように思います。そのワークショップも多分いいんじゃないかというように思いますが、御存じのように未買収地がありまして、そこら辺のところがネックになっておりますけれども、できるだけ早く私も手をつけたいというように思っておりますので、しばらく時間をいただきたい。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 大変失礼をいたしました。遺跡公園という言葉が冒頭なかったように思っております。
○議長(新村久仁男君) しばらく待ってください。
◆5番(勝家尊君) お願いいたします。次にですね、「聖地を作れ 狙う自治体」というテーマでですね、最近テレビ放映がされました。これは一般質問の通告をする締め切りの1日前にですね、NHKだったんですけれども、放映をされまして、慌ててその通告に書き加えたということがございまして、私まだその中身を自分なりに調べておりませんので、的が外れておりましたら大変恐縮でございますけれども。
 最近ですね、そのなぞのブームだと言われているんですけれども、最近、若者の間でアニメが流行をしているんだそうでございます、何か夜中の番組らしいんですけれども。そのアニメに登場した場所をめぐるのが聖地巡礼というんだそうでございまして、若者の間で大変な人気なんだそうでございます。これに目をつけました自治体が多くございまして、地域活性化に役立てようと一生懸命なんだそうでございます。埼玉県とか、千葉県の鴨川市等が盛んだそうでございますけれども、解説者が言っておりましたけれども、ブームであるから下火のときは来るだろうけれども、まだまだしばらくは続くだろうと、こんなふうに言っておりました。
 松川村に当てはまるかどうかわかりませんけれども、ブームに乗っかることも大切だろうかと思いますし、そして関心を寄せることも大切であろうかと思って提案をしたところでございますけれども、その辺のところで何かわかりましたでしょうか、ネット等で。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 先ほど議員のおっしゃられたとおり、この聖地巡礼というのは、そのアニメファンが物語の舞台のモデルとなったゆかりの地を訪れるということで、その訪れたところでは、大きな経済効果をもたらすというような事例も数多くあるそうでございます。ただ、議員懸念されるとおり流行は一過性のものということも考えられますので、そこら辺の流行後のこともございますけれども、特に村には、あがりこサワラ等、神秘的な精霊が宿る巨木もあり、豊かな自然や田園景観など、アニメの舞台となる可能性もありますので、マスコミ懇談会等で村のPRに努めてまいりたいというような考えでおりますので、お願いします。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) わかりました。よろしくお願いをしたいと思います。
 いろいろ申し上げてきましたけれども、繰り返しになりますけれども、観光が経済に結びつかなくてはいけないかと思っております。松川村に数時間滞在して、泊まりは茅野だとか、遠くの諏訪だとかですね、行かれちゃったんじゃ、どうも寂しいものがあると思っております。
 松川村の観光をですね、点から線へと結びつけてですね、滞在型にしなければいけないかと思っておるところでございます。そのために農業と観光の振興を、そして修学旅行以外の農家民泊をさらに進めていただきたいと、こんなふうに思っておるところでございます。観光行政を進め、それによって、村民の幸せは何かということを考え続けてまいりたいと思っております。
 以上で終わります。時間もったいなかったですけれど、これで終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、松川村の観光についての質問を終わります。
 以上で、5番勝家 尊議員の質問を終わります。
 ここで1時10分まで休憩いたします。
                               午後 0時04分 休憩
                               午後 1時10分 再開
○議長(新村久仁男君) 再開いたします。
 続いて、順位3番、2番佐藤節子議員の質問事項、教育行政の推進についての質問を許します。佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) では、午後の一番です。お疲れのところですが、どうぞよろしくお願いいたします。
 早速ですが、教育行政の推進について。
 まず1番目、今月3月4日の信濃毎日新聞に、長野県下の全中学校で、現在進めているゆとり教育を転換して、平成24年4月からは新学習指導要領を実施するとありましたが、松川中学校の対応について、まずお尋ねしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) まず、学習指導要領につきまして、若干お話をさせていただきたいと思いますけれども、全国どの地域で教育を受けても、一定の水準で受けられるというような部分で、学習指導要領が決められているということでございます。内容につきましては、それぞれの教科の目標とか、時数、時間、この教科は何時間を行いなさいというようなことを決められているという状況です。
 中学校につきましては、平成24年度、来年度から完全実施ということでございます。前回、これは平成15年のときに中学校の方が完全実施といいますか、改定の部分で、新しく実施をされているわけですけれども、このときに週休5日制というような部分がありまして、それに合わせて時数の授業の日数が減ったり、それからそれぞれの各教科の時数が減ってきているというような調整が行われてきたという部分でございます。
 それから、今非常に重要といいますか、総合的学習の時間というのが、新たに創設をされてきたということで、各学校では、ゆとりの中で特色ある教育というようなことで、松川村もいろんな部分で総合学習が話題となっている部分もございますけれども、そういう部分について、生きる力というものをはぐくむ教育を目指すということでなってきたというのが、前回の改正ということです。
 今回、裏ではOECDの関係で、PISAというような世界的な学習習熟度の調査があって、松川村が大分、すみません、全国的に日本が世界に比べて2000年よりも大分落ちてきたというような部分の調査が出てきたというのも、新聞報道等でございましたけれども、そのような部分を含めまして、文科省の方では改定を行ってきたという部分がございます。
 まず、子供たちに確かな学力、それから豊かな学力、それから体との調和を重視するという、よく言われます生きる力という部分の授業時数、結局は授業時間の時数をふやしてきたということが1点ございます。それから、理科、数学の関係の教育、それから外国語教育、それから道徳教育などを現実的に充実をしてきているということで、特に数学とか理科、算数とか理科を中心に内容的にはふえてきているということでございます。現実的にこの教科を見ますと、教科書も大分厚くなってきているという部分がございますし、それから前回の学習指導要領の中で、例えば台形の面積は小学校でやらないという部分が新しく入ってきたとか、新たに復活してきたといいますか、文科省の部分では充実しているというような言い方をしていますけれども、教科書が厚くなった分、それぞれ勉強する内容もふえてきているというのが事実でございます。
 それから、対応という部分でございますけれども、中学校におきましては、23年度に一部の教科を除きまして、24年度からの完全実施に向け、授業時数等はもう実施をしてきているということでございます。また、総合学習の時間も大分減ってきたということで、週1、2時間が減ってきているような部分もございますけれども、そういう部分についても、それぞれ規定の時間に見合うように内容を絞って実施をしているということでございます。
 特に24年度から、来年度から教科書も当然変わってくるという部分がございまして、その指導書につきましても、既にもう先生方の方に、勉強といいますか、対応の方は終了しているという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) 詳しくありがとうございました。教育は百年の計という言葉がよく言われます。私は議員の1人として、100年後の結果にも責任を負わなければならないと、こういうようないつも思いをしておりまして、教育行政の推進を、そういうわけで質問をさせていただいたところであります。
 それにしましてもですね、憲法によって保障されている日本の義務教育は、理念そのものが、こういうふうに変わっていくということがあっていいものかどうかということを、まず本当一番に思っているわけであります。そういうわけで、子供も親も、そして現場の先生方も地域も、なおかつこういう議会の私どもも、非常に不安でもあり責任も感じるということでございます。
 転換の理由は、はっきり申し上げて学力低下ということになっておりますが、それらを今後どのように保障し、そして支援をしていくのかということを、またお尋ねしたいと思いますが、この施行に当たってやすやすとですね、学力低下ということを挙げているあたりが、本当に信じられないというような思いもしております。はっきり言って、ゆとり教育は失敗だったというふうに言っていると同じことだと思うわけでありまして、数年前に教育関係者、あるいは関心の高い皆さんは、ゆとりという言葉に非常に不安でありました。主要学科の学習時間などが減らされたり、このゆとりという言葉が本当にいいことのように聞こえるけれども、バラ色ではないというふうに実はいろいろうわさをしておりました。総合学習で子供に、さっき教育長がおっしゃったように、生きる力をつけるというふうに突っ張ってきたわけでありまして、今になって学力低下というふうな不安が出てきているということが非常に残念であります。
 何とかして急いで対応策が欲しいわけでありますが、実はその3月4日の新聞にですね、富士見町、これ諏訪郡ですよね、諏訪郡富士見町の教育委員会では、町には学習塾が少ないので、公的に子供たちの学力を保障するために無料塾を開設する。無料の塾です。お金のかからない塾ですよね。そして教育委員会と学校と地域をつなぐ仕組みをしっかりつくって、後方支援を、後の方から支援をしていくというようなことが述べられておりました。また、県下の上田市の塩田中学校でも、学習支援を教員OBにお願いをして、現在20人が登録中、塩田っ子応援団というところに既に活動をされていて、授業中も教室内で子供の学習指導に当たっている、わからないところをその場で教えている、そういうことを書かれてありました。
 この来年度って、教育長24年って、この4月からですよね。この24年度から行うことに関してですね、やはりあちこちでこういうような動きがあるわけでありますけれども、上田の塩田中学でも平日の朝、授業の前に、もう来ていただいて学習指導をしてもらうとか、漢字のテストとか、そういったことをやるということでしょうかね。そんなことを頼みたいというふうに校長先生はおっしゃっておられたようでありますが、こういった前向きな取り組みは報道されている中ですね、松川村では、どのような検討、あるいは進め方を考えておられるかお聞きしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) まず、松川村の状況についてお話をさせていただきたいと思います。
 松川村の方では、数学と英語の教員を1名ずつ、県の加配、それから松川村の加配を合わせまして1名ずつつけているという部分がございます。少人数で習熟度別の授業を行っているという部分が、余計進んでいるという部分が1点ございます。
 それから、来年度につきましては、新たに学習支援員を1名配置をしようということで、予算の方に計上しているということがございます。それから、現実的にPDCAサイクル事業、これ県の事業で、それからCRT検査ということで習熟度がどのぐらい進んでいるかというような検査を毎年行っているわけですけれども、結果的には、ほぼ平均を上回っているというのが松川中学校の状況でございます。
 この1つの大きな内容としましては、フロンティアの時間というものをつくっておりまして、各学年で週1回30分ずつ、疑問に思ったものを個別に先生に聞くとか、友達同士で勉強し合っているというような部分がございまして、大分成果が上がっているという点がございます。
 それからもう1点、希望生徒によります毎日朝学習というものを行っております。それから、週3回夜学習ということで、夜8時まで現中学校の先生方が対応して、それぞれプリント学習を行っているというのが1点ございます。それから、夏休み中に勉強会を実質的には行っているという部分がございまして、人数的には変動ございますけれども、多いときには30名近くの生徒がそこに参加をして、学習の向上として取り組んでいるというような状況がございます。
 そういう部分では、1点その諏訪の方では町内に学習塾がないから、やっているという部分は、ちょっと疑問に思う点が大いにありますけれども、現実的には松川は、上田の塩田の例ではなくて、中学校の先生方が一生懸命、同じような、もうちょっと言えば、それ以上の取り組みを実際はやっていただいているということで、先ほどお話し申し上げましたように、その結果が習熟度別の検査にあらわれてきているということでございます。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) よくわかりました。そのことについて例えば保護者、PTAの方には、例えば全体的には学力が下がったんだということとか、ゆとり教育を転換するんだというようなことは、保護者、PTAの方には伝わっていますか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 保護者には、PTA総会の折に校長講話ということで、それぞれ特に保護者を対象に校長講話ということで、その内容について、あわせて説明をしているということでございます。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) ちょっと横道にそれますが、そのPTAの総会というのは出席率はどうなんですかね、松川の場合は。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 車の台数から見ると、ほぼ100に近い数字だと思います。すみません、細かい数字がなくて申しわけございません。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) 教育に熱心な家庭の、そして子供もよく頑張るような子供の家庭は、割とPTAにも参加するんですけれども、これは昔からの実態で、私もPTAのときにそうだったんですが、来てほしいなあという、来ればもっと元気出るのにと思うようなところの方は、どちらかというと忙しかったりして、PTAの方にもなかなか御参加いただけないというようなことがあったりしたわけですけれども、そういったことも、今後はですね、そういった状況で子供が少なくなるもんですから、ぜひみんないい子に、みんなしっかりと育ってほしいなあと思うもんで、このたびのこのゆとり教育が学力低下になっていってしまったというような結果などもしっかり伝えてですね、やっぱり学校は、教育委員会は責任を持っている、だからしっかりと学校の塾に参加させるようというような話も、何かの機会にですね、来ないうちにも届けてもらえればありがたいかなあって思うわけであります。
 そして次にですが、今度は小学校の問題です。文部科学省は、これ平成19年からですかね、全市町村を事業主体として、放課後子ども教室を事業として推進してきましたが、改めまして松川村のこれまでの状況、経過などを教えていただきたいと思いますし、目標どおりにこれが進んでいるのかなということもありまして、お願いします。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 放課後子ども教室につきましては、平成21年度から、たしか週水曜日1回というような形で進んできたというふうに思っております。現状は、23年度につきましては、1年生から6年生までということで184名の子供たちが登録をしているという状況です。
 それから、当然ごらんのとおり中学校の施設、王鳳館とか体育館、校庭について、宿題をやっている子もいますけれども、体験もやっておりますし、それぞれスポーツも含めまして、子供たちが放課後の居場所ということで、そこにいていろいろな活動を行っているという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) 平成21年から週1回で始めていただいて、1年生から6年生まで184人の参加をいただいているということで、思っていたよりはと言ったら申しわけないんですが、多いなということを感じますが、実は12月議会の社会文教常任委員会では、教育委員会のお許しをいただきまして、八十二銀行南の児童クラブと、それから小学校の放課後子ども教室を見学させていただきました。
 そこで、毎日見ているわけではないので言えないんですけれども、あの日だけですか、ちょっと学校の放課後子ども教室の参加率、そして学習、机に向かって勉強している子が、たった1名だったように思うわけでありまして、少ないな、あるいはもったいないなというような感じがしましたので、質問をしていきたいというふうに思ったわけであります。
 この事業について、保護者や子供たち、PTAの皆さんは、いつどのように説明を受けているのか、まずそこからお聞きしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) まず、24年度の対応といたしましては、入所事前説明会を2月1日に行いまして、入所説明会を3月9日に行っております。事前説明会の開催通知につきましては、来入児、これは保育園の生徒は子供ということになりますけれども、これはクラスの方に通知を出しております。それから他町村に通う、幼稚園に通っている子供もおりますけれども、これについては通知を出しているという状況です。それから小学校では、現在の1年生から5年生までにつきまして、クラス担任よりお知らせをして、チラシといいますか、そういう部分でお知らせを配布をしていただいております。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) そんなに大勢ではないんですが、個人的な調査ですけれども、あるお母さんたちに聞いたんですが、知らないという人が多くて、ちょっと残念だなあと思うんですが、忙しいお母さんたち、そんなに深くはいただいたものも読んでいないというようなこともあったりするのかもしれませんが、もう少しこれ松川の場合、広げてほしいなあということ、要望として思っております。
 そして、できればですね、いつでも、こういう人もありました。そういうところへ参加したいんだけれども、最初からではないが、途中からでも入れるんですかという、放課後子ども教室の方への参加の声があったんですが、そのあたりはどうですか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 子ども教室につきましては、随時申し込みは可能です。ただし1年生につきましては、7月から入所可能ということでなっております。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) 次へ行きたいと思います。では、随時だということはお伝えしておきますので、お願いします。
 松川村の、この放課後子ども教室という事業に対する目的は、文部科学省と同じものですかということですが、文部科学省のこういったチラシがございましてですね、これちょっと私も取り寄せてみました。それを見ながら申し上げるわけでありますが、この事業目的はですね、すべての子供を対象として、放課後や週末など、小学校の余裕教室等を活用し、安全・安心な子供の活動拠点、居場所を設け、地域の方々の参画を得て、子供たちに勉強やスポーツ、文化、芸術活動、地域住民との交流活動等の機会を提供することによって、子供たちが地域社会で心豊かで健やかにはぐくまれる環境づくりを推進しますと、こういうふうになっております。
 このあたりですけれども、関係資料こういうようなことですが、この実情において、学習、体験、交流などさまざまに取り組む、さらには学習アドバイザーが必要だとか、安全管理員が必要となっているわけですが、この資料とか、ほかの資料を見ましても、放課後子ども事業というものは、まず1番に学習を置いているわけであります。1番にスポーツとか、文化交流とか、体験ではなくて、学習やというふうになっているもんですから、そのあたりを私はちょっと気にしているわけでありまして、1番目に学習を置いているが、松川のパターンは、この資料によって3つのパターンがあります。そういうふうに学習を取り組んでいるパターンと、それから体験を取り組んでいるパターンと、それからやっぱ週に1くらいで、まあまあメニューをいろいろやっているという、この東北の方、青森県の実態、それから東京小平の実態、大分県のこの実態、3つのパターンが国じゅうで取り組んでいる方向のようでありますが、これらについてですね、松川では、この東京小平市のパターンとよく似ているんですが、いろんなものを取り組んでやるということで、学習を一番に置いていないということでいいですか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 今、パンフレットの内容にあるように、基本的に目的につきましてはおっしゃるとおりでございます。また、その中からメニューといいますか、その中から選んで対応しているという部分で、松川村につきましては、体験を重視する内容ということであります。ただ、そういう部分におきまして、学習アドバイザーという名称のスタッフはおりません。
 それから宿題につきましては、子供たちが宿題をするそのスペースを提供すると。それから若干の助言を行うようなスタッフはおりますけれども、特にそれを重視しているという内容ではございません。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) ところで、その24年からの来月4月からですが、そこに関して、ゆとり教育を転換するというということでございますので、学力が低下があったということでございますので、やっぱりそういった全体のものはあると思います。ぜひ学力を補習、あるいは支援するような傾向に切りかえるというか、そういったことをお願いしてほしいわけでありますが、学力を、ですから一番の目的にしてほしいということでございます。
 このごろ、近所にいっぱいいるわけですが、あるおじいちゃん、おばあちゃんが、「ママが仕事に出ることになった。勢い、じじ、ばばに宿題の面倒を見るのが仕事が回ってきて、今、四苦八苦している」というわけです。都会の子供は塾も選べるほどたくさんあるけれども、田舎にはない、それで不安です、基礎・基本をしっかりと復習してもらえないかというお願いをしてほしいということを頼まれたわけでありますが、子供を宝としている松川村でありまして、その子供に何を持たせるのか。鬼に金棒と言いますが、子供には学習だと私は思っております。もちろん、スポーツも体験も友達も大事。でも、鬼に金棒に適合する子供に学習というような部分で、この事業を活用していけたらというふうに思うわけでありますが、このあたり見直しというか、その辺はどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) まず最初の中で12月19日ですかね、議員さんたちお見えになったときには学校懇談会の日でありまして、小学校1、2年生しかいなかったという状況がございます。その中で、ふだん行って見ていただくと、非常に子供たちが活発に、のびのびとあそこで過ごしているという姿があろうかと思います。
 松川村の子ども教室の目標としましては、放課後に安全・安心で活動できる居場所を提供するということが、第一の目標ということで発足した経過があります。そういう部分の中で学力低下、先ほどのゆとり教育のお話をされましたけれども、この一番の発端はマクロといいますか、大きな日本の中の学力低下という部分で、学習指導要領が変更されたというのが一つの局面というか、面があろうかと思います。
 松川村の子供たちが学力低下であるという部分については、違うというふうに私は認識をしているところでございます。ですので、こういう部分で、今現実的に最初、23年度も144名ほどの登録がありましたのが、途中で40名ほど登録が非常にふえてきていると。それから発表会といいますか、昨年、子供たちがすずの音ホールの中で、子ども教室の子供たちが主体となって発表会を行っていますけれども、その中で体験学習の部分を非常に発表して、いきいきとした顔が見られているという部分がございました。そういう中で、子ども教室等の運営委員会、それから保護者の方の御意見を伺っても、特に学習に力を入れてくださいという御意見は、私どもの方には届いてはおりません。これはアンテナが低いという部分もあろうかもしれませんけれども、そういうことで、現状では、特に今の内容について変更してほしいという、保護者の方の御意見もないということでございますので、今の体制で当分の間はいきたいということで、当初発足した教育委員会の中でも、そういう部分で、この前、あの済みません、太田教育委員長とお話をさせていただきましたが、当初そういう目的で、特に学力ということはおいておいた方がいいんではないかというような結論に至ったというふうに聞いておりますので、当分の間は今の状況でいきたいというふうには、思っております。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) わかりました。私の方はそういうことを見直しをお願いをしておきたいというふうに思います。教育は行政の仕事でございまして、大人になってからの学習とはまた違いますので、ぜひそんなことで、学力重視の方向をお願いしておきたいというふうに思います。
 それにしましても、松川村はそのように学力は大丈夫だと言っていただくことが聞かれまして、大変安心しました。特に教育には予算もしっかりつけていただいておりますし、将来も安心しておりまして、少子化も進んでおりますけれども、大丈夫だというふうに実感をしました。
 ただ、16、17日の卒業式、両方出てみましてですね、びっくりしたりしたんですが、大変、実は中身の問題ですけれど、男子が、中学校ですか、男子が61、女子が50、女子が少ないです。それから小学校の方も90人の卒業生の中で、男子が60でしたか、小学校は100人でしたか、何かちょっとずつ女子が少ないというのが、そういうことで少なくて、またこれますます少子化が進んでいくのかなあということを実感したわけでありますが、教育長にお願いしておきますが、文科省は翌年度に教室を開設するに当たっては、先に教育委員会を開設して、円滑な事業を展開するよう補助金をつけるというふうに、こんなことも書いてあったんですけれども、これどういうことですかね。そして今後も十分利用、参加できるよう情報を流し、途中からの参加って、これは今お答え聞きましたので、途中参加オーケーということですので、できるようにしたり、学力重視の方向で見直し、検討をしていただくよう、この場ではお願いをしておきたいというふうに思います。
 実は、これは12月ころですかね、隣の南安曇の安曇野市の小学校のことですが、安曇野市には小学校が10校、十あるようです。そしてそのすべての学校で放課後学習塾を始めており、教室の様子が写真でカラーですけれど、きれいに載っていて、大勢の子供が楽しそうに、おじいちゃん先生に入っていただいて勉強している様子がわかりました。この教育委員会ではですね、24年の新指導学習要領に沿って、これを見ると学ぶ内容が多いので、児童の学力に差が出る可能性があると考え、企画をしているということでありまして、元教員が26人協力を申し出て、希望者は10校で215人というようなことが出ていて、春休みも24年度も続けるというふうにありました。10で単純に割ると、20人以上はそこに参加して勉強しているというようなことがわかったわけですが、教育長は、この記事はごらんになりましたか、新聞。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 3月4日の新聞でよろしいですか。はい。拝見いたしました。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) とにかく、いろいろ隣の町、市のことですので、参考にするにもしやすいと思いますので、またぜひ南にも負けたくない、北の方にも、東の方にも、松川村は負けたくないと思っておりますので、ぜひ気合いを入れてお願いしたいと思います。
 そして18日の、昨日です。毎日新聞の「視点」ここにも出ておりましたが、ゆとり教育による授業時間の減少が、今、大学入試にも大きく影響している。例えば、4人に1人が平均という言葉の意味がわからない。そして中学、高校レベルの読解力、読んで、解く、そして論理の説明などに誤りが多いというふうに解説をしてありました。これらもですね、理数科、理科、英語、数学にかけて、国語が落ったのかなということを全国的な判断の中でさせていただきましたが、いろいろ申し上げました。16日の信毎にも、市町村教育委員会にはもっと分権をした方がいいと、長野県知事の阿部さんがおっしゃったようでありまして、学校現場に近い市町村教育委員会に、もっと分権した方がいいということでありましたが、責任の所在がまだまだ明確になっていない部分があるというようなことのようであります。
 少子化日本の子供たちに基礎、基本をしっかりと、しかも国語をしっかりと教えてほしい。そして、数学も教えてほしい。こんなことを思うわけでありまして、国がようやく決意をしたんだというふうに感じたわけでありますが、松川村でも、ぜひ教育委員の先生方と改めまして十分協議していただきまして、変えられるものは変える、方向をちゃんと見ながらお願いしておきたいなあということですが、教育長、どうぞ、もう1回お願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 済みません、その学力向上対策について、教育委員会で話し合えということは、それはいつも話し合いをしておりますので、引き続き議員の方から、そういう御意見があったということは伝えますし、また定例会のときには、一般質問の内容についてはいつも報告をしておりますので、お話しをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) よろしくお願いいたします。ちょっと時間がありますので、本当はですね、もう1つトイレの問題を一般質問、用意をしてあったわけでありますが、おかげさまでしっかりと23年度補正予算で上げていただきまして、トイレ改修工事が計画されて、夏休み中には集中工事で完了するんだというようなお話を聞いて、大変うれしく取り下げました。
 そういう中でですね、恐らくこれで子供たちに笑顔が広がり、学校にもいろんな喜びが沸くんじゃないかと。児童の学校大好き率が100%になるんじゃないかというふうに思っております。
 せっかくですので、ちょっと調べたことをですね、ここでお伝えしたいと思います。私が行きましたのは、大町市教育委員会の勝野課長に許可をいただきまして、大町市の中学校、小学校を見せていただきました。その結果ですね、例えば一番すばらしいのは、やっぱり建てたばっかの仁科台中学校でありました。全部洋式の、しかも温かく、しかも「音姫」つきで、まず完璧なトイレでございました。「音姫」というのはですね、水が流れていく音や何かが聞こえないように、違う川のような音がじゃーっとこう、音楽ではないんですけれど、要するに音姫マークがついていまして、おなかの鳴る音がしたりしたときには、それを心配な場合は、おなか張っているときは、それを押しておけばいろんな音は隣の人に聞こえないという、そういうので音姫と呼んでいるんですが、そういったものまでありまして、すばらしいトイレでした。
 しかも障害者トイレもありまして、それはもう全く別の1つのお部屋で、もう車いすでぐっと入って、ぐっと回れて、ここにはびっくりでしたが、下の方にかぎがかかっていましてですね、教頭先生があけてくれて入ってみたんですが、そこでちょっと笑っちゃったのは、がらがらってあけたら、久しぶりにあけたわけです。だから床のところに戸に沿って5、6センチ以上のすすのレールができていて、全く使っていなかったというのがわかりまして、あれは要らないというふうに思ったわけでありますが、トイレの問題はいろいろあります。今は家庭でも本当にトイレと玄関という、むしろトイレの方にうんと気を使う時代になりました。そしてノーマライゼーションということで、みんながだれでも使えるというようなことで重要視しております。
 立派なトイレもありますが、もう1つ西小学校の方は冷たいトイレでありまして、室内にストーブというかヒーターが入っておりまして、全体の部屋は暖かかったんですが、でもさわってみたらやっぱり便座は冷たかったです。そういうことも、ちょっといろいろ体験してきました。私も一応、ヘルパーの資格がございまして、いろいろ障害者を介助したわけでありますが、その経験上でも、洋式トイレがあれば障害者トイレは無理になくても大丈夫ということを、ここでちょっとお伝えしておければいいかなというふうに思いますが、その辺はどうですか。障害者トイレも小中学校の場合は用意をされているので、ちょっと問題ないんですが、わかれば教えてください。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 済みません。ないと思います。ただ前回、身障の方の児童の方、卒業しましたけれども、いましたが、ちょっと済みません、どういうふうに対応していたかわかりませんので、申しわけございません。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) 障害者の方にも聞きましたけれども、ほかにも大勢のヘルパーさんに聞きましたが、やっぱり洋式の便座があれば、車いすからずれることはできるので、かえって個室に入ってしまったとき、何かがあったときに助けられないということも言われましたので、私はそこにかけるんだったら、むしろ暖かい便座にしてもらえばなということを思いました。
 それからですね、東京の方の小学校のこともちょっと聞いてみたんですが、和と洋と半分ずつあるそうですけれど、十あれば5ずつ和と洋あるんですが、あのね、ということで、その流れるのが見える方のトイレにはだれも行かないのということでした。女の子ですけれど。それでみんなお座りするトイレに並んじゃうものだから、休み時間が足りないんですということでした。それで授業に遅刻してしまうんですけれども、見ればみんなトイレにぞろぞろと洋式トイレに並んでいるということで、やっぱり子供は使えないものはだめなんです。ぜひ、そういうこともありますのでね、さっきも申し上げましたが、少ない女の子、どちらの学校も女子は少ないです。この少ない女の子たちのためにですね、暖か便座をぜひお願いしたいなということを、ここで申し上げておきたいと思います。
 反対の男性の女性がありますれば、反対の性に対する思いやりを実現していく時代でありまして、ぜひ、この社会を実現するよう、私たち女性のためにですね、大変申しわけないんですが、検討してほしいなあというふうに思います。どうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 暖房便座につきましては、設計士の方に対応してほしいということで伝えてあります。ただ、金額的に非常に多くなれば別ですけれども、今のところ大丈夫ではないかというような返事はいただいています。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) その分、私ども大人が何かを我慢してもいいですので、ぜひいろんなことをできるときにやっておいていただければいいかなというふうに思います。
 これで1番終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、教育行政の推進についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、防災・減災対策の強化についての質問を許します。佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) 先ほども同僚議員の方からいろんな質問がありましたので、思い切ってはしょれるところは、はしょっていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
 議会では2月の6日と7日、富士吉田市へ視察をさせていただきました。富士山のすそ野に広がるすばらしい市でございまして、松川にはないものがいろいろありましたが、とりあえずですね、まずは同行していただきました須沢統括に、一緒に行っていただいたときの感想をお聞きしたいなというふうに思います。お願いします。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 防災担当の立場から、一緒に同行させていただきまして、研修をさせていただいたわけでございますが、今、議員の方がおっしゃったように、やはり松川村とは地域特性は異なっているわけでございまして、富士山のふもとということで、過去のいわゆる火山噴火や雪代の被害などに対しての、いわゆる火山防災に対する機運が非常に高い地域というふうに研修をしてきたところでございます。
 具体的に、それぞれの地域の人口規模におきましても5万人ほどということで、松川よりも大分大きいわけでございますが、それぞれ取り組んでいる防災の点から申しますと、まずは防災無線につきましては、本当にいわゆる屋外子局、いわゆる外のラッパの放送という形になりますが、ああいったものを中心に取り組んでいる富士吉田市でありまして、松川村のように個別受信機がすべてのお宅には配備されていない点、それから災害時の要支援者のマニュアルなんかについては、松川村の方が若干進んでいる部分もございますが、そのほか市としては防災備蓄倉庫、特にこの辺に力を入れているということで、市内に5カ所あるような、そういう備蓄にも力を入れている。それから、この4月からは防災の専門官という自衛隊のOBをですね、配置するというような、先進的な取り組みもされているというところでございました。
 先ほど申しましたが地域特性は違いますけれども、松川の防災に活用というか、参考にできるところは参考にさせていただきまして、来年度行います地域防災計画の見直しの参考としたいというふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) 本当に一緒に行っていただいてよかったというふうに思いました。それだけのものを帰ってきてまた説明申し上げて、いろいろあれするよりは、もうばっちり一緒に並行して進められますので、村の対応に感謝したいというふうに思います。
 まあまあ内容はいろいろありましたが、やはりおっしゃったとおり経験を生かして、5万人の市民のためにしっかりと、これからは災害を減らすんだということで、食事の用意、いろいろ倉庫などあることで感心をして帰ってきました。
 ちょっと私いただいた資料なんですが、富士吉田市の防災備品のリストをですね、これちょっといただいたものですから、またあとでおあげしてもいいと思うんですが、まずびっくりしたのは、吉田市防災備品リストということで、300種の備品を用意してありました。そしてまず情報伝達用資材、それから救助用資材、そして次は、これはどういうものかちょっとあれですけれど、担架とかそういったものもありましたね。それから、あとは避難生活用品、ずっとそれがだーっと続きまして、それから今度は御飯、アルファ米とか、五目御飯、山菜おこわ、白い御飯、白米、それから海鮮おこわとか、いろんな御飯、これは1万1,000食ずつ5種類ぐらい、そのほか哺乳瓶、それから育児用の粉ミルク、パン、クラッカー、非常食のカレー、チキンシチュー、牛乳とマカロニとか、そういったものなんかもたくさん用意されてありまして、そのほか食器なども6,200個くらい、どんぶり、皿、紙コップなどがたくさんありますね。
 また、その避難生活用品の中にはですね、非常用排便収納袋とか災害用トイレ、こういったものも数多くありました。そしてやっぱり女性のための用品、生理用品なども1万2,180個とか、おむつS、M、L、それから折り畳み簡易ベッド、それから折り畳みの自転車とか、いろんなそういうものがありますので、またこれ私が持っていてもしようがないので、おあげしたいと思いますが、こういったような種類がありますが、130種類です。松川は何種類ぐらいですか。今のところ。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 今、備蓄品についての話でございますけれども、松川村の場合、食糧関係、特に飲料水を中心に行っているわけでございますが、そのほかに、いわゆる生活必需品として毛布とか簡易テント等ございますが、全部合わせまして10種類強という形という、今現状でございます。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) 考えてみればですね、松川は本当に地震等もなくて、本当に安心な地域というか、場所にあるということも、それも証明になるかなあなんて思うわけでありますが、こういったことも参考にされまして、だんだんに無理なく用意できていければ一番いいかなあというふうに思います。
 それから、その防災倉庫ですが、かなり広いものですね。全部で5カ所、鉄筋コンクリート、さっき統括補佐がおっしゃったように、鉄筋コンクリートづくりの2階建てで5カ所にありまして、結構広いです。299平方メートルとか、424平方メートルとか、388平方メートルくらいの大きなものでありました。一番古いのが平成10年8月25日に建てたというもので、新しいものが平成21年3月11日ということで、全く耐震の建物だそうであります。こういったことを見たときですね、そのための、これからたくさん用意するであろう、その備品を、備蓄品をどこに置くかということでありますが、富士吉田市5万人の市で5カ所、ならば松川村は1万人ですから、1カ所でいいというふうに参考に思うわけですが、そういったときにですね、つきましては第二倉庫はもううってつけの場所かなというか、有効活用できるかなということを思ったわけでありますが、先ほど来の質問で、まずは今年はこれか何に使うのか、村民の声をよく聞いて、そしてまあまあうまく使っていければいいという、そんなような方向のようですので、それはそれである程度の参考なんですが、しかし、それにしても政府の方は、防災大臣まで新設しているわけでありますから、こういった備蓄品を入れるような倉庫に対するような補助事業などは、まだないのかあるのかというようなこともありまして、この備蓄倉庫についてはどのようにお考えですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 今、村には、水防倉庫というのが細野と、それから中学校の北にございまして2カ所でございます。ここに防災のいわゆる対応品、それから食糧等につきましては、水等につきましては、この役場庁舎の1階部分というか地下部分ですかね、そちらの方が耐震の関係では、ここが満たされているもんですから、そちらへ行っております。それから必要なものにつきましては、一部は社協の方へも、ゆうあい館の方へも備蓄している内容でございます。
 それで補助につきましては、備蓄倉庫への建設等につきましての補助は、国の方ではそれに絡んだものはございます。それで、やはり村のまた防災計画を見直す中で、備蓄の仕方も、その中で一緒に検討をしていきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) はい、わかりました。ぜひ今後ですので十分しっかり考えながら、むだなものをつくってもしようがないので、よろしくお願いしたいと思います。
 次に行きますが、さて3・11、1年がたちまして、本当に改めまして何ということがあったのかというふうに思っているわけでありますが、これを教訓にして、松川村で想定される災害を順序づけ、地震、ダムの決壊、これはないっていうことですけれども、とりあえずダムの決壊、河川のはんらん、土砂崩れ等、これらを避難訓練をしたらどうかなというようなことも、避難訓練する必要もないものもありますが、もしということもありますので、みんながそれを応援するというか、全然、例えばこういう人もありました。自分の横の川が、こんなに川に水が来ているとは思わなかったという人もありまして、役場の皆さんが何で飛んできてくれるのか、その皆さんの後をついていって、ええ、こんなに水が来ているかって思ったという人もありましてですね、でも無事でよかったということでありますが、こんなようなこと、自分たちの地域が、そうは言ってもどんな地域か、改めてもう一度考える機会があってもいいじゃないかというようなこともありまして、今までの集合型の訓練、これからもう一歩進んだ訓練、こういったものもしてみたいというような声もあるわけでありますが、実は23年度はみんなで小学校の校庭に集まりました。そして体験コーナーを見たり、役場の2階へ移って、そして山古志村の講演も聞きまして大変感動したわけでありますが、よかったです。24年度の予定は、何か既にありますか。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 今、議員さんおっしゃられたように、ここ数年はですね、やはり、ここの地域が構造線上にあるということで、地震を想定した訓練が多かったわけでございますけれども、そうは申しましても地球温暖化等の関係で、昨年あたり、ここ数年でございますけれども集中豪雨、それからゲリラ豪雨等がございました。昨年の5月末にはやはり松川村でも集中豪雨があったということで、この辺が記憶に新しいところでございますけれども、やはり災害、順番に襲ってくるわけではございませんので、悪い想定をしてということで、いわゆる複合災害のようなことも考えながら、よりその訓練が実践的となるようなことを、やはり念頭に置きまして、今後その訓練の計画等も練っていきたいというふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) ぜひよろしくお願いします。
 そしてですね、万一の場合、学校にも避難住民というか、私たちが集まるわけでありますが、学校にいる生徒と、そして住民に対して、そのときその場所での指示伝達どのようにするのか。思っただけでも混乱が起きそうなわけでありますが、東北では学校の中に大勢住民が避難した。その中で学校の先生が大変だったということが映されておりました。そのときの指示は先生がするのか、あるいは行政がするのか、区の役員になるのか、そのあたり一度ですね、しっかり考えておいた方がいいかなと思うわけでありますが、どうでしょう、東北の実態などを踏まえながら、避難してきた人たちの大人との対応などは、どういうふうにするのが一番いいですかね。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 避難指示が出まして、学校が避難場所になるというケースは当然あろうかと思います。避難所になる前については、授業があった日については、子供たちが当然学校にいるということで、その子供たちの安全管理等につきましては、すべて学校長の方で、教育委員会と協議しながやるという形になります。
 それから、避難場所として指示をされ、住民が当然学校の方に集まってくるわけですけれども、万が一いろいろな状況があって、その担当者が来ない場合、連絡がうまくつかなくて担当者が来ない場合については、まだそれまでは学校の方で対応するという形となります。
 それから、当然災害対策本部が設置されるわけですから、その折には、教育委員会はその対策本部の中の1メンバーとなりますし、命令は対策本部長、村長になりますけれども、村長から受けたものによって従っていくと。それから当然、学校につきましては、そういう部分ができた場合については、教育委員会の管理下に置かれるという形となります。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) もう1つですが、例えばですね、そのほかに保護者への一斉送信、例えばどうするのかということで、学校で取り決めて各家庭へ流すわけですけれども、東北の場合は、そういうことでバスに乗って帰った子供がバスさら流された。しかし学校に残った子供は助かったという例があったりしましてですね、災害発生時に生徒の帰宅はどのように決めるのか。そして、決まりはあるのかどうか。あるいはまた訓練なんかが必ず生かされるわけでありますけれども、保護者への一斉送信も松川では訓練されているのかどうか、そのあたりどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) まず、中学校の例で申しますと震度5以上の発生の場合については、学校に子供たちがいる場合については、保護者が迎えにきて引き渡しをするということが原則となっております。その前提として一斉メールというものが入っておりまして、小学校の場合にはもう95%ぐらいの保護者の方が加入していただいて、中学も同じような状況だと思います。大きな地震等があった場合については、メールも使えない可能性がありますけれども、そういう場合については、保護者が迎えにきてくださいという形となっております。
 それが1日、2日になろうと、学校の方では安全にもうお預かりをするしかありませんので、どういうような状況になるかはわかりませんけれども、特に中学の方が遠いわけでして、小学校の方はもうすぐに教育委員会の指示ができるという部分がありますけれども、その辺については、学校長の方は、先ほどあった避難とか、教育委員会の連絡が来る前については、子供たちを安全にお預かりをするということを大前提としてやっております。
 それから、メールの訓練につきましては、通常、例えば小学校の場合については、小学校につきましたとか、全部一斉メールを配信しておりますので、そういう部分で訓練という、そういう名目ではなくて、通常の運用の中で対応しているという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) 御苦労ぶりがよくわかりました。ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。
 けさの新聞の一面に、中部電力に対して原発を停止するよう要請が出たというような記事がありました。急いで読んできましたので、それがどこから出たのか、でも一面記事ということは、かなり大きな問題だというふうに思って来ました。出ていました。信毎にも毎日にも出ていました。中部電力に対して原発停止の要請が出たという、それは中部電力が受けたわけではないんですけれど、橋本さんあたりのああいうグループの皆さんの要請ですか、ちょっとまた後で見ていただければと思いますが、東北の皆さんのこれまでの大変な犠牲、原発の問題の不安、こういったものが、ぜひこれからしっかりと生かされるよう、教育委員会も、そして村にもお願いしておきたいというふうに思います。
 助かった子供たちも本当につらい思いで、みんなのかわりに勉強するんだという声もあるようでありましてうれしいんですが、失ったものは戻ってきません。3・11より前には帰れませんので、その分、みんなでこれから頑張りたいと思います。
 最後になりますが、平成24年度のカレンダー見てこないでいけないんですが、24年度の防災の日はいつに決まったんですか。総務課長、わかりましたら教えてください。防災の日。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長兼会計管理者兼会計課長(平林秀夫君) 毎年8月の最終の日曜日ということで決めております。8月の26日であると思いますので、カレンダーに載っておりますので、御確認をお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 佐藤議員。
◆2番(佐藤節子君) ありがとうございました。これで終わります。村長さん、3期目もまた一生懸命質問しますので、ぜひお答えいただきまして、1回も休んだことがないということでございますので、新記録をつくりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
○議長(新村久仁男君) これで、防災・減災対策の強化についての質問を終わります。
 以上で、2番佐藤節子議員の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) 続いて、順位4番、8番渡邉尚省議員の質問事項、消費税大増税問題と三期目の課題についての質問を許します。渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) それでは質問をします。村長、3期目スタートおめでとうございます。2期8年の村政が評価されたものと思います。平林村政が掲げる施策が村発展の大きな力となるよう、私も頑張ってまいります。同時に建設的な提案は今後も行ってまいります。
 また、村民の立場から賛成できない問題については、批判や反対をせざるを得ません。そのようにしていきたいと考えております。
 さて、民主党野田内閣は、社会保障と税の一体改革を閣議決定し、国会へ提出しようとしています。中身は消費税10%に大増税、社会保障は年金も介護も医療も保育も生活保護も切り下げるという大害悪です。民主、自民が大筋で合意、話し合い解散が話題になっています。緊迫した情勢となっています。なぜ消費税大増税なのか、消費税以外の道はないのか、今多くの国民は注目しています。村長はどんなふうに考えますか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) どんなふうに考えるかって、上がらないことにこしたことはありませんけれども、どうしても、こういう状況で必要だという納得がある説明の場合は、私はそれはそれで仕方がないというふうに思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 野田首相は、消費税増税は社会保障の充実と財政をよくするための財源と、そういう主張です。そして、どの政権も避けて通れないと、こういうふうに言っております。しかし、なぜ消費税大増税なのかという説明はほとんどありません。そして、どの世論調査でも55%以上の人が反対しています。真相を知れば知るほど反対の声が広がるばかりです。
 村長も強い関心を持って見ていると思いますが、このような状況、世論調査の結果等については、どのように見ていますか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 強い関心を持って見ていることは間違いございません。それにしても、大体半分くらいの人が仕方がないと、今言われました55%の人が反対というのは、ちょっと少ないような気がするんです。50%の人が反対で50%の人が賛成だというように私は見ております。
 ですが、これは私の見解ですけれども、消費税を上げたところで、景気がよくなるとは私は思いません。かえってですね、若干みんなが消費をしなくなると思いますので、景気が悪くなるような気が、景気というか消費税のお金は少なくなるような気がします。これは、ただそういうように思うだけでありますので、一応うんと関心を持って見ております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 消費税大増税には3つの大問題があります。村長に資料を以前お渡しして、ぜひ見てくださいということでお渡ししてあるかと思います。
 この3つの問題ですが、まず第1番目は、むだ遣いを放置したままの大増税13兆円ですということであります。八ッ場ダムの復活、1メートル1億円の外環道路、これを推進する。それからF35戦闘機など総額1.6兆円、富裕層や大企業に1.7兆円の減税継続です。そして政党助成金320億円など、こういうことがそのまま放置されたままの大増税であります。
 2番目、社会保障切り捨てと一体の大増税であるということであります。子ども手当の減額、70歳から74歳の医療費の引き上げ、介護利用料の引き上げ、年金削減などで2.7兆円というふうになります。今後、年金の引き下げ、支給年齢の引き上げ、子育て新システムなど切り捨てメニューがメジロ押しであります。社会保障充実と安定のためと言うが、こういう実態を見ると、これはいかに、ああ、言っていることとやっていることが違うかということがもう明らかです。
 3点目は、消費税増税は日本経済をどん底に突き落とし、財政破綻を招く大増税だということであります。これは消費が落ち込み景気が悪化します。経済の6割を占める家計消費への打撃、それから価格に転嫁できない中小企業7割の悲鳴、それから雇用7割を占める中小企業4団体から反対、懸念の声が上がっています。
 先ほど村長もおっしゃられましたけれども、97年、橋本内閣が5%へ引き上げた結果、回復途上の景気をどん底に突き落としていったと、これはもう多くの方が御存じかと思います。村長、今回は10%の引き上げで、13兆円という大増税です。年金削減などで2.7兆円、制度改悪による年金・医療などの値上げ負担増を合わせると20兆円という巨大な負担増になります。長引く経済の低迷でリストラ、賃下げ、就職難、中小企業の経営難、ワーキングプア1,200万人、貧困と格差、生活保護者の急増、大震災からの復旧再建に必死で立ち向かっている被災者に対する、容赦なく襲いかかる大増税というふうに考えざるを得ません。こんなときにこういう大増税、本当に問題だと思いますが、村長いかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ちょっと松川村でやることと、国会でやることと、ちょっと違うような気がして聞いているんですけれども、大増税はない方がいいです。これは皆さんと一緒であります。年金も減らない方がいいです。子ども手当も減らさない方がいいです。しかし、みんなのその納得が得られるならば、内閣が言っているように、これがなければ困るということならば、私は仕方がないと先ほど申し上げたとおりであります。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 今、村長が言われましたけれどね、財源がないんならしようがないんじゃないかと、多くの人がそう言っているよと、しかも、この議論は国会でやることであってね、今ここでやっても始まらないんじゃないかと、多分そう言われるだろうなと、百も承知でこの質問をしています。
 この大増税だけはですね、どこで議論しようと、決まったら最後全員に降りかかるんです。とんでもない税金なんです。容赦ないんです。だから私は、たとえ国会でやられようが、どこでやられようが、問題は問題だというふうに見ていかないと、結局、自分たちが大変な迷惑をこうむるということじゃないでしょうか。そういうことで私はこの質問をしているということであります。
 それで、消費税大増税3つの害悪について指摘をさせていただきます。まず第1、暮らしと経済に甚大な被害をもたらすという問題であります。これね、既にいろいろと統計が出ていますが、家計への直接の被害です。1カ月分の給料が削減になるというふうに言われています。それから年金も1カ月分がすっ飛んじゃうというふうに、いろんな統計で出されています。それから事業者の被害です。価格に転嫁できない7割、先ほど言ったような状況で日本経済全体に深刻な影響、消費の落ち込み、税収の落ち込み、大変深刻な事態が間違いなく起こると言わざるを得ません。
 それから2つ目はですね、財政危機をさらに悪化させるという問題であります。例えば96年に90.3兆円の税収があったわけなんですね。ところが2010年にはですね、これが76.2兆円になったと、これは政府の統計で出されています。財務省、総務省のデータでこういうことが統計として言えます。
 それから3番目はですね、経済格差と不平等、これをさらに拡大させるという問題で、とりわけ消費税は低所得者ほど負担が重い強い逆進性を持っていると、こういう性格を持っている税金であります。こういう3つの害悪、大変な害悪であります。以上の害悪について、村長はどんなふうに感想を持たれますか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員のおっしゃることを聞いていれば、大変まずい税金だというように思います。しかし、一番公平にいただけるかなという気もします。確かに低所得者ほど高い税率というか、負担率が大変だというようには思いますけれども、やり方によっては、食料品にはかけないで今のままいくとかですね、そういうような方策をとっていただければ、そのうんと高いもの、どうでも買わなくてもいいものを買う人のところへたくさんつけてやるとかね、そういうような方策をとってもらうよう努力を一緒にしましょう。そういうことでお願いします。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 逆進性についてはね、村長も同じ考えだと、これ私も当然だと思います。ヨーロッパではですね、生活必需品にはかからないんです。それから高級品にもかからないんです。宝石だとか、自動車だとかね、それから家電製品でいいものだとかね、そういうものにはかからないんです。要するに毎日の日常生活でだれでもどんな人でも必要なもの、これにはかけていないんです。こういう中身が全くないんです。これだけでもね、大変な問題だと思います。
 次に、共産党は社会保障充実と財政危機打開の提言を発表しました。簡単に言えば、消費税増税に頼らない社会保障充実の道であります。2段階でこれを実現しようということであります。簡単にお示ししますと、まず第1はですね、小泉改革以来の構造改革路線で大きく壊された社会保障を再生させるということであります。これを2010年代の末までに達成していきます。年金、医療、介護、障害者関係、保育所、雇用保険、生活保護など、これを以前のようにですね、再生します。問題は財源です。財源はむだの一掃、それから富裕層、大企業に応分の負担をしていただくということで、これが財源が出てまいります。
 まず、歳出のむだを一掃するということです。大型公共事業、原発推進事業、軍事費、官房機密費、政党助成金など、聖域を設けず、そして富裕層と大企業に応分の負担、本来の税額に負担をしていただくということであります。それから環境税の創設など、これを実行すれば12兆円から15兆円の財源が出てくるということであります。そして、これを実行していく過程で、景気回復による税の自然増収が見込まれるというものであります。
 それから、第2段階です。先進の社会保障の拡充、これは応能負担に立った税制改革で、欧米先進国の水準を目指して拡充してまいりますと、こういう2段階に分けてですね、実行していくというものであります。
 村長もごらんになったかと思いますが、消費税に頼らない社会保障再生と充実の道、この提案についてはどんなふうに読まれたでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 実際に、そういうところで私は政治をしていませんので、よくわかんないんですけれども、やっぱりそのむだの一掃ということだけはやらなきゃいけない。最小の経費で最大の効果を上げるという、こういうことは私どもこの松川村の中でも、いつも頭に入れながらやらせていただいておりますので、そういうことと、富裕層といっても、どこらから富裕層になるのかよくわかりません。ですので、ある人からはいただくのはこれはいいと思いますので、またどのくらいが富裕層だということを示してもらえば、一緒にまた運動もできるというように思います。
 それから、いろいろ欧米じゃない、何といいましたっけ、ふだんに使うものについては消費税をかけていないんだというようにも言われましたので、そういうことならば、本当にいいやり方だというように思います。そんなところでいいですかね。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) これからも一緒に勉強してね、勉強した中身を声を出していくということが必要かと思います。私も努力していきたいと思います。
 それでですね、この消費税10%に対する村民の声、これをお伝えしたいと思います。まず村民の声であります。私はよく朝ウオーキングします。この冬寒かったもんですから、日中ウオーキングをしたりします。たまたまこの間ですね、ひなたぼっこをしているお年寄りに会いました。いいですね、ひなたぼっこでね、もうにこにこして夫婦でいたんですね。話をしながらですね、今後、介護保険料上がるんですよ、それから消費税ね、今御存じですよねと話をしたんです。そしたらですね、もう顔色が俄然変わりましてね、にこにこ顔じゃなくなっちゃったんです。こういうふうに言われました。年金でやっと生きているんだと、ごた言っちゃいけないよ、ということなんです。それから国は何を削るというんだと、年寄りをいじめてどうするんだと、それから消費税上げて何かいいことあるのかと、こういうふうに言われました。
 それから次はですね、飲食店、村内企業の声です。私は適当に言っているわけじゃないんです。実際訪問して聞いてきたんです。先ほどの年寄りの声もそうです。こういう声でした。これは飲食店の声です。10%じゃやっていけません、やっと店をやっています、絶対に上げてもらっては困りますと。こういうふうに言っています。
 それから中小企業の方です。私たち中小企業のこと、下請の現場のこと、何も知らないから10%なんて平気で出してくるんじゃないかと、絶対に反対です、頑張ってくださいと応援されました。
 それからね、きわめつきを最後に言います。これはね、10%になってもやれる方法を教えてくださいと、それならいいですよといわんばかりに、こういう声でした。
 ですから、ぎりぎりのところでね、仕事をやっている、暮らしている人にとっては、もう本当に切実というかね、大変な状況にあるんだということを、私はね、こういう人たちの声を聞いて感じました。村長、村民と商工業者の声です。村長ならどのように答えましたでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 答えられません。黙って聞いてくるだけであります。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次に、消費税10%は村全体の経済へ深刻な影響が出ると思います。試算はあるでしょうか、村の経済で、お願いします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 試算はしておりません、私は。ただ、税は今よりは少なくなるんじゃないかなあという感じを持っております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) ぜひこの点でですね、お願いしたいのは、中小企業でどういうね、この何というんですか、経営に影響が出るのか、ぜひこの辺ですね、試算といいますかね、そういうことをしていただきたいなと思います。
 それから、次の問題は村行政への影響です。今5%ですよね、5%の消費税、実際かかって払っていると思いますけれど、これが10%になったらどうなるのか、この点はどうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、お答えを先にしてしまったような感じですけれども、税は若干少なくなるんじゃないかなあというように思います。ですが、徐々にまた回復傾向にはなるというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 非常に甘いような感じの答弁であります。これを私はあえて問いません。
 次は、この消費税大増税は一体だれのための増税かという問題であります。東日本大震災で復興を待ち望んでいる被災者、あの手この手でやっと営業している業者や中小企業、一生懸命働き暮らしている一般国民、それから年金暮らしの高齢者、圧倒的多数の国民が犠牲になるということであります。それならだれのための大増税かと。
 与野党の国会論戦、それからマスコミの記事も、この視点が全く欠落しています。結局、富裕層や大企業には1.7兆円の減税継続であります。財源は国民に負担を求めている財界富裕層の要求です。こんな理不尽な消費税増税はストップさせる以外にないというふうに思います。
 そこで村長、消費税大増税は村民の協力で苦労して築いてきた福祉や子育て支援、自立の村づくり、これを壊してしまうものです。村長にぜひとも強く要請したいことがあります。それは大増税の荒波から村民を守る防波堤の役割を果たしていただきたいと思います。これは村民の願いです。決意のほどはどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) さっきから言っておりますように、上がらないにこしたことはありません。ですが、国のレベルで決められていることは、私どもの方へ来ます。それを私どもだけでやらないというわけにはまいりませんので、ぜひ国政のレベルの中で調整をしていただきたいと、そういうことしか、ちょっとお答えが見つかりませんので、ぜひよろしくお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 消費税のこの10%がいかにひどい影響を及ぼすのかということについて、村長はこれから勉強だというふうに私は受けとめました。私も勉強に協力します。ということでですね、この大変さ、どういうふうに影響していくのかということをやっぱりつかんで、そして村民の暮らしや福祉を守っていく、そういうばねやてこになるようにですね、していかなくちゃいけないんじゃないかというふうに思っております。
 それでは、次に村政の課題について、当面の課題について質問をしてまいります。まず初めは、地下水保全条例化の取り組みについてであります。中信4市における地下水保全条例化に向けて取り組みが始まろうとしています。進捗状況はどうでしょうか。
 佐久広域連合議会から松川村長、議会議長あてに、国への意見書提出の要請が出されています。当然提出に応じると思うが、どうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 来ていたのは見ております。ただ、広域の関係でも来ておりますので、そちらと調整をさせてもらいながら考えてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 単独で出す出さないは別にして、出していくという理解でよろしいですね。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 出す出さないは、広域との調整もありますので、そちらと対応を協議しながら一致というか、体制を整えていくというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) これで余り議論していたくないんです。要するに広域でこうなら、それに従う、そうじゃなかったらそうじゃない方になると、何か自分の意思がほとんど見えないんです、今のはね、ぜひこれは大事な問題なんでね、そこのところをお願いします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は前から、松川村はもう水1社の工場が来ていただいておりますので、これ以上は地下水は出さないと、そういうことを前から申し上げております。そういう中での調整をさせていただいているということでありますので、意思は明確に示しております。よろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 前向きということで受けとめたいと思います。
 次は、TPP反対の取り組みについてであります。今後の取り組みについて伺いたいのですが、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) このTPPの問題につきましては、前回の12月議会で、議員の方から協議の場、それから相談の場を考えていただきたいという提案がございまして、本年1月27日に農政懇談会で、TPPをテーマにしましてJAの中央会の次長さんを講師に農政懇談会を開催し、そのTPPをテーマにして一般の方にも参加を呼びかけて開催をしてございます。
 今後につきましても、非常にTPPによる影響は多岐にわたっておるということで、村の広報の今月号の「いきいき農業」の中でもTPPの問題を取り上げてございますけれども、広く大きな問題ということでございますので、多くの村民の方に理解をいただく中で、今後、関係機関と連携して取り組むよう展開してまいりたいと考えておりますので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次は、村水田農業ビジョンについて質問をいたします。ビジョンの説明を受けました。水田農業について国の方針が毎年変わると、そのたびに振り回されると苦情が出ていたように思います。私の質問はですね、この水田ビジョンの説明を聞いた感想でありますが、総じて言えることは、農地の大規模化を推進するビジョンだというふうに私は直感しました。つまりTPPの先取りを押しつけるものではないかと、TPPを誘導するものではないかと。
 具体的にはですね、農地集積に協力するものに対して農地集積協力金、経営転換協力金を交付すると書いてあるんです。要するにお金を出して、どうぞ提供してください、協力してくださいということなんですが、問題は、これは村の方針でしょうか。これについて。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 村の方針というかですね、国の方針を村が受けていかざるを得ないという考え方であります。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) そうすると、ここに書いてある水田農業ビジョン案というのは、国の方針をここに紹介したという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) この農業ビジョンの中で、関連対策等ということで記載してございますけれども、これはあくまでも国の対策ということでございます。それで、この関係につきましては、村の考えとしましては、今どうしても農地の流動化、非常に大きく、3割以上が流動化が進んでおるという状態でございます。今後を見据えた中で、いわゆるその自分のそれぞれの経営を考えていただく契機としてとらえていただきたいというのが、村の方の方針でございます。
 ですので、それぞれの地域の中で話し合いをしていただきまして、この制度がございますので、利用を希望する方もいらっしゃるかもしれません。ですので村の側としましては、この農業ビジョンの中に記載し、それから2月に2日間にわたりまして農家懇談会を開催したわけですが、この制度を、いわゆるその説明をする責任は村にございますので、村はその責任説明は果たしながら、いわゆるこの制度を利用したい方も、中にはいらっしゃる方もおられると思います。現に営農支援センターの方には、もう既に3軒の方から、この制度を利用したいというような方がございます。ですので、そのよう説明責任は果たす中で、いわゆる地域の中で自分の経営を10年後、将来にわたった中で考えていただきながら、村の農業を守っていきたいということで、村はあくまでもいわゆるその大きな農家だけではなくて、小さな農家の方でも意欲のある方は支援していくという立場は変わりございませんので、よろしくお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次は、子育て支援と高齢者支援についてであります。村長公約で第1の項目に挙げられている問題です。構想があると思いますが、目玉的なものだけ1つずつ、言える状況でしたらぜひお願いします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今までやってきた子育て支援については引き続きやってまいります。それから、高齢者支援につきましては、11番議員にも、けさお答えをさせていただきましたけれども、そういうことを考えております。何とか実現に努力をしていきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この問題ではですね、私、相次ぐ社会保障がどんどん悪くなってきたと、それから年金が引き下げられると、それから医療費や介護負担の負担増、今後の消費税の増税など、高齢者にとっては今後ますます厳しい生活が強いられると言わざるを得ません。高齢者支援については期待が大きいというふうに私は思っております。ということで、このお年寄りといいますか、高齢者に対する支援については何かあるでしょうか、どうですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私はですね、高齢者が一番お金を持っていると思うんですよ。一番ないのは子育て中の若い方じゃないかなあというように思っております。ですので、きょうちょっとお答えをしましたけれども、例えばその500円でも200円でもね、そういうものを村が負担ができるものについては考えていきたいということであります。ですので高齢者ばかりじゃなくてですね、村民全体のことを考えながら、やらせてもらいたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 第3期目がスタートしたばかりということなので、この4年間丸々ありますので、期待しております。
 次に、国保税についてであります。国保会計は基金を平成24年度で使い果たすと、そういうふうに聞いております。どこの市町村も運営が厳しい状況にあると思います。松川村の見通しはどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) 議員さんおっしゃられるとおりに、24年度ですべて基金がなくなるような状況でございます。その点で、国保運営協議会の方で答申がありましたとおりに、健全財政を維持していくために、この20年度から据え置きになっております国保税率について、25年度に改正できるように、慎重な審議を求められているような状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私は国保加入者というのはですね、自営業者や農家の皆さん、それから定年退職された皆さんとその家族が、だれでも加入者になるということだと思います。しかも村民みんなが加入する健康保険だというふうに思います。現役の会社員、公務員は、勤務先の健康保険組合で労使折半で保険料を負担しています。こういう仕組みです。
 高い国保料を払えなくて、受診おくれで昨年は67名の方が亡くなっています。全員が保険証なしというふうに言われています。最近は埼玉、東京、北海道、その他全国各地から孤立死が報道されました。悲しい事件です。未然に防げたことが悔やまれます。役所に連絡したにもかかわらず放置され、死亡して何日も過ぎてから発見される、こういう事例ばかりでした。貧困や滞納に関する考えが余りにも軽く、事務的に処理されてきたのではないかというふうに思っております。
 この報道の中でNHKの報道では、保険証をもらえていない人は全国で155万人だそうです。それから国保加入者の収入平均170万円というふうにNHKは報道しました。したがいまして、国保は被保険者の負担分が大変重い仕組みになっています。また収入の低い方が大半を占めていると思います。低所得者、高齢者が多い国保税の引き上げは避けるべきと私は思います。これが1つ。
 それから、もう1つはですね、今後の保険料の制度上の問題ですが、平等割や応益負担、これを少なくして応能負担をふやすという検討が必要ではないかと思います。この辺はどうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 来年度からは、どうしても上げさせてもらわなければいけないというように思っております。これ目的税でありますので、どうしてもすべて一般会計の方から出すというわけにはまいりませんので、できるだけこれから検討しながら、国保運営協議会の方と相談をしていきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この問題は今後ですね、また議論をしていかざるを得ないということだと思います。
 次はですね、給食食材の放射性物質の測定の問題です。私は12月の質問で、この問題を出してまいりました。お母さん方から関心が非常に高い状況です。その後、測定とこの結果発表についてはどうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 給食センターにつきましては、2月の1日、県環境保全研究所に依頼をしましてニンジンの検査を行いました。その結果では、放射性セシウム、それから沃素とも不検出であったということでございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 最後にですね、この3期目の当面の課題ということですが、村長と職員について質問をさせていただきます。
 職員の皆さんは、少ない人数で献身的に職務に当たっていると思います。暑い夏に庁舎の中で小さな扇風機を使って仕事をしている姿を何人も見てきました。ぐあいが悪くなってしまった職員もあったと聞いております。御苦労さまと申し上げたい。冷暖房については、健康と事務作業に支障がないよう環境を設定して、職務に当たっていただければと思います。
 村長は3期目の出馬に当たって、清潔公正を旨とした村民総参加の村政により、住んでよかった村づくりに邁進したいと表明されました。私は大賛成です。以上の点を踏まえて質問をします。
 村長、私は村民あっての職員であり、公務員だと思っています。村長は村民に選ばれて職に当たっているわけです。村理事者も職員も、特別職と一般職の別はあっても、どちらも松川村の公務員だと思います。すべて公務員は全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではないと憲法で規定されています。私たち議員もこの立場で活動しなければならないと考えます。
 3期目のスタートに当たり、大変よい機会だと思います。改めて松川村全体の奉仕者であることを再確認することが必要ではないかと思います。言葉を変えて言えば、松川村民みんなが健康で明るく幸せに暮らせるように、そのために奉仕する、それが公務員の使命であると、これを再確認し合うということではないかと思っております。この点についてはどうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員おっしゃるとおりです。私、3月7日の初登庁のときにですね、それも職員にお願いをいたしました。松川村の人たちがいて、おれたちがいるんだと、そういうことを忘れないでほしい。それから、できるだけ親切にしてやってほしい。それから、村の中で間に合うものは、ぜひ村の中で間に合わせてほしい。それから、これから歓送迎会等があるだろうけれども、ぜひ村の中でやってほしいと、こういうことを7日の日に申し上げております。
 私も、今言われました公務員の対応をですね、ぜひしていきたいと、だれに対しても平等で扱っていきたい。一緒になってやっていきたいという考え方で、議員のおっしゃるとおりであります。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 関連して、次に申し上げたいことはですね、村長と職員は、村の方針や時として出される個別の政策について、同じ方向を向いていただきたいということです。村長が前を向いているのに、みんなばらばらでは村民が困ります。政策や方針が出されるときは、統一して発表されるべきと考えます。この点はいかがでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 多分そのことは、前の第二倉庫のことを言われているんじゃないかというように思いますけれども、若干は違ったといたしましても、最終的には同じ方向を向いていかざるというか、いかなければならないと、強いリーダーシップを発揮していきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) ぜひ、そのリーダーシップ、これを発揮してですね、やっていただきたいなというふうに思います。
 以上で、1番目の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、消費税大増税問題と三期目の課題についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、村防災計画の見直しについての質問を許します。渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 防災計画や減災ということで、先ほども質問がありました。ダブらないようにしつつ質問をいたします。
 防災計画の見直しの策定についてであります。新年度は国も市町村も見直しということであります。私が言いたいのは、国、県への単なる右倣えではなく、松川村にふさわしい計画の作成が必要だというふうに思っています。この作成に当たっての基本的な考えがもしあれば、簡潔明瞭にお願いしたいです。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 防災計画の見直しにつきましては、今、議員おっしゃられたように、確かに国の防災計画、それからそれを参考として、またこのたび改正されたわけですが、県の防災計画、もちろんこういったものを参考とするのは当然のことでありますが、ただ全部そのままではなくて、それぞれ村が行います、立てます、いわゆる計画の、いかに村に合った計画にしていくか、それが一番大切だと思いますので、そこを十分検討しながら、見直し作業を進めたいというふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) ぜひ、そういう方向で検討していただきたいというふうに思います。
 そこでですね、松川村は糸魚川静岡構造線上の上にあります。それから、大町ダム、高瀬ダムがあります。それから高瀬川の決壊、はんらんというのも、今後想定しなければなりません。こういう特色といいますか、置かれた地域の条件というのがあるかと思います。
 それからもう1つはですね、北陸信越地域は日本で一番原発が集中している地域です。半分ぐらいあると言われています。そして北も南も原発から50キロしか離れていないんです。これこの間テレビでやっていました。原発事故への対応、子供を放射線から守るための安定沃素剤の備蓄など、こういうことも含めて検討される必要があるのではないでしょうか。県もこのことを踏まえた見直しというようなことを、この間報じられました。ということで、こういった点も踏まえてですね、松川村の状況に応じたそういう見直しが必要だというふうに思いますので、強調しておきたいと思います。
 それからですね、これは大糸タイムスに載った記事なんですがね、早い話がてすね、この大町や高瀬ダム、このダムが大変危険だと、地質学者の立場から言うと大変危険だと、危険でないという保障は何もないということをですね、ここで言っています。ですから専門家にやっぱりね、そういうところを調査して、そして、この際見直すことが必要ではないかということも指摘しておきます。ちなみに信大名誉教授の小坂先生が、そういう指摘をしているというふうに新聞で載っていましたので、紹介をしておきたいと思います。
 村長、最後にですね、この1年、三陸沖はもちろん、茨城、千葉、そして首都圏での地震が多くなっています。長野県でも多発しています。一日も早い安全・安心の防災計画見直しが求められていると思います。
 そこで、私はこういうことも含めた見直しということを要請することと同時に、検討に当たっては村民参加、あるいは公募なども含めて、検討の見直しが行われるのかどうかが1つ。それから、スケジュールとしては、どういうふうな、いつごろまでにこれを見直しますという日程なのか伺います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 見直しにつきましては、見直しをやるからには安全な方策を立てていかなければいけないということは、これはだれでも考えることであります。ですので、そういう方向にとってやっていきます。公募をいつまでにするかということにつきましては、今後、できるだけ早い機会に対応をとってまいりたいということで、あしたまでとか、あさってまでというわけにはまいりませんので、時間をいただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この防災計画に当たってですね、先ほどの質問でなかったことを言いたいと思います。こういう立派なパンフレットをつくって全戸配布したということなんですが、これね、実は3・11の大震災の後につくっているんですよ。ちゃんとここに入っているんですね。ということでね、すごいなと思いました。ということでね、ぜひこういうことも参考にしつつ、私は右倣えは要求しません。松川村の状況に合った防災計画が一番必要だというふうに思います。
 次は、緊急防災対策についてであります。住宅耐震化については1年に2、3軒ぐらいしかないと、目標に比べて遅々として進まないという状況であります。国の方針では、12年度には80万円に引き上げるというようなことも伝わってきているような状況です。人命にかかわることなので、個々人任せではどうかと思います。さらに踏み込んだ村の支援策が必要だと思います。
 それから、もう1つ、学校公共施設の天井の耐震化、これも以前、私質問してまいりましたが、これは完了したのでしょうか。この2つなんですが、いかがでしょう。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長兼会計管理者兼会計課長(平林秀夫君) 住宅耐震改修のことについて、村の施策としましてリフォームを抱き合わせで行いますと、村単で村費ではございますけれども5分の1、20万円限度ということで上乗せができるようになっております。また、リフォームの関係、村内業者ということですが、耐震補強するに当たっては、これに限らないということで、どの業者でも住宅リフォームの対象となっておりますので、その辺もPRしておりますので、その分また耐震補強に役立てればという施策を打っております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員、残り5分です。
◆8番(渡邉尚省君) はい。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 小中学校とも、昭和55年以前に建築されました校舎につきましては、すべて補強工事は終了しております。
◆8番(渡邉尚省君) 天井はどう、天井、学校の。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 天井につきましては、24年度予算によりまして調査をしたいというふうに思っております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次はですね、いわゆる耐震化事業については、国の緊急防災減災事業の活用で大変有利に進めることができるのではないでしょうかということです。国の何というんですかね、法人を見ますと、自治体の負担は十数%で済むと、しかも長期返済できると、そういうものが示されて来るというふうに思います。ですから、この事業をですね、大いに活用して、これは国の第3次補正で新設されると言われております。ぜひ活用してですね、積極的な防災事業ができるように強く要請しておきたいなというふうに思いますが、いかがでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、第3次補正と言われましたけど、23年度の第3次ですかね、もう第3次は終わっているような気がするんですが、どちらにしましてもね、自分の命は自分で守ってもらわなければいけないということの中で、これからもPRに努めてまいりたいというように思います。私も診断をしていただいたら、古い方が0.8だかになっておりますので、24年度になりましたら、この助成をもらいながらやりたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この事業につきましては、私も明確につかめたら、しっかりと村長に言っていきたいなというふうに思っております。
 以上で、2番目の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、村防災計画の見直しについての質問を終わります。
 続いて、質問事項、介護保険制度改正についての質問を許します。渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この質問につきましてはですね、1つ、介護支援業務で改善されたことはどういうことでしょうかと、それから利用料は改善されたか、この点については、ぜひ資料を提出していただきたいと思います。
 それから、もう1点、子育て新システムの取り組み、あるいは検討は今後あるのかどうか。この点についても、後で回答をお願いしたいと思います。
 以上で質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、介護保険制度改正についての質問を終わります。
 以上で、8番渡邉尚省議員の質問を終わります。
 ここで3時20分まで休憩いたします。
                               午後 3時02分 休憩
                               午後 3時20分 再開
○議長(新村久仁男君) 再開いたします。
 続いて、順位5番、7番平林寛也議員の質問事項、農業振興についての質問を許します。平林議員。
◆7番(平林寛也君) 最後の質問者になります。お疲れのこととは存じますが、よろしくお願いをしたいと思います。
 まずは村長、3期目当選おめでとうございます。また4年間、しっかり村のかじ取り、よろしくお願いします。
 それでは、農業振興についてということでお願いをしたいと思います。
 まず、一番最初にですね、村長公約にある地場産品のブランド化と販路拡大の具体策ということでお願いをしたいと思います。
 先ほど5番議員の方から、この件については質問があったかと思います。お伺いしたところは、はしょっていきたいとは思っておりますが、公約の中で、地場産品のブランド化と販路の拡大とおっしゃっておられますし、また新聞社による村の課題をどうとらえているかという質問に対して、農業について、農地の集約化とかや農産物のブランド化を進めるため、農業分野での任期付職員の採用も視野に入れたいとお答えになっています。
 そこでお伺いをしたいんですが、24年度の予算で農業振興費の中に、先ほど出ましたブランドのステッカーの製作費ということで載っておりました。先ほども、ある程度の事業内容についてお伺いをしたんですけれども、お話が出ていたんですが、これ、もう少し詳しくお伺いをしたいと思います。
 事業内容ですね、ここら辺、農産物にステッカーを張るということで減農薬、そういう点でやっていきたいというお話だったと思います。まず生産者にですね、どのように内容説明をして、その基準をある程度決めなければいけないと思うんですが、そこら辺を決めた後、本当に合格をして、このステッカーを張っていいものかどうかという判定ですね、そこら辺をどうにやっていくのか。これは畑の作物を主体にするのか、あるいはお米とかですね、そこら辺までお考えになっているのか、そこら辺をお伺いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 期限付職員の関係を先に答えさせていただきます。
 私はこの任期中に、どうしても専門の人の力を借りて、これについてしっかり取り組んでいきたいという考え方の中で今探しております。なかなかこちらでいいと思った人にお願いをしても、ちょっと忙しくてだめだというように断られたりしました。そういう中で、6月の補正の中では、どうしてもお金を出して、それまでに見つけていきたいという考え方で、今、精力的に当たっておりますので、この人が入ってくれば、一緒にこの農業に取り組んでいけるというように期待をしております。もうしばらく、これについてはお待ちいただきたいと思います。
 細部については、経済課長の方から答弁させます。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) それでは、農産物のブランド化の具体策についてお答えをしていきたいと思いますが、まず生産者への説明ということでございますけれども、特に販売で考えておるのは、先ほど来お話し申し上げておりますが、村内直売所を中心として販売していきたいという計画でございますので、早い時期に、村内の直売所の生産者や意欲のある農業者へ呼びかけまして、説明会を開催し、ブランド化の計画を説明していきたいと思っております。
 それから、その基準の関係でございますけれども、先ほど来、村長申し上げたとおり、農産物のブランド化は減化学肥料、及び化学合成農薬への取り組みが不可欠なものとなっております。それで現在村の状況を考える中で、その取り組みはすぐには難しいものと考えます。ですので現段階では、2段階方式でブランド化を目指していくという形をとっていきたいと思っております。
 まず第1段階としまして、基準にも該当してきますけれども、第1段階としての認証基準としては、栽培履歴の記帳、それから整理ができていること。それからGAPに取り組むことを条件としまして、それに賛同する生産者と生産する農産物、これにつきましては、現在、米ですね、米、野菜、果実を想定してございますが、それについて村が認証していくという形をとっていきたいと考えております。
 先ほど申し上げたGAP(ギャップ)、ジーエーピーというGAPでございますが、これにつきましては農業生産工程管理というもので、農産物の生産工程ごとに設定されました点検項目をチェックするものでございます。例えば農薬なら容器に表示されている使用量を守った使用ができているとか、散布時に周辺作物への影響を回避したとかをチェックしていくものでございます。
 この関係については、特別な技術を伴うものではございませんが、この生産管理がしっかりできれば、関係機関とも相談しましたが、認証できるレベルのものになるとの確認をいただきましたので、このブランド化に取り組む意欲のある生産者が、本人の申請によりまして村が認証し、その認証者へは認証シールを交付し、認証された農産物へはそのシールを張って、村内直売所を中心に販売をしていく計画というものでございます。
 あくまで、ここの関係につきましては第1段階ということでございまして、24年度につきましては、この第1段階をしっかり生産者の方に御理解いただきながら取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、第2段階でございますが、第1段階が定着した段階で、県の「環境にやさしい農産物認定制度」など、外部機関が認証しております減農薬等へ取り組む生産者の育成を図っていくことを目標としております。この認証取得者へは、村の認証の認定もあわせて行いまして認証シール、今度は先ほどの第1段階とは違うデザインのものを考えておりますけれども交付しまして、村のブランド農産物として、さらに付加価値をつけた販売をしていく計画を持っております。
 村のブランド化につきましては、以上の2段階で進めていく形でございます。ですので、すぐブランド化といっても時間がかかるものということで、シールを張るからには、それなりの責任が出てきますので、それを備えたシールにしていきたいという考えでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) 長野県のですね、原産地呼称の管理制度ということで、お米の関係で特栽米、減農薬、減化学肥料ですかね、そういうので認定米という制度があって、その制度、県の基準に合格をするとステッカーが張ってもいいですよということであるわけなんですが、お米についてはそうやって、前もってそういう制度で動き出している部分もあると思います。
 私も少しかかわりがあるもんですから、よくわかるんですが、ステッカーを張るということは、生産者については非常によくわかると思うんですが、最終的には消費者の方々に、これはこういう基準で安心な農産物ですよということをわかっていただかないとですね、全く意味がないんですよね。そこら辺のやり方だと思うんです。
 これは消費者に認めていただくためにはですね、労力、それから時間、こういうのが非常にかかると思うんですよ。やり出すと2、3年でだめだったからやめますっていうことではなくて、長期的にですね、ある程度やっていかないと、消費者の方にその内容が伝わっていかないんじゃないか。そこら辺がちょっと最初の時点では、やっぱり耐えていく時期があるんじゃないかなあっていう気がしております。ここら辺もぜひやるからにはですね、しっかりお願いをしたいと思っております。
 それと、先ほど村長、任期付職員のお話をしていただきましたけれども、この方はあれですか、経済課付ということで、実際はどのように動かれるのか、支援センターもありますし経済課もあるわけなんですが、どのように動かれるか、そこら辺ちょっと今おわかりになっていたら、お話をいただければと思いますが。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 相手もまだ決まっていないことで、交渉している人はいますけれども、まだ発表できる段階ではありませんのでいけないんですが、私は経済課の、この庁舎の中に机を置いて、それで一緒にやっていってもらいたい。ただ、この方についてはですね、朝8時半から夕方5時15分という体制じゃなくて、土曜日、日曜日はもちろん、皆さんと一緒にやらなきゃいけないときもあるだろうし、普通の日に来なくてもいい。そういう中で、この農業について皆さんと一緒に行動をしながら、松川村の農業に全力を投球してもらおうと、そういうように考えております。
 ですので私どもが、皆さんも同じですけれども、時間が決まっているわけじゃないわけですよね。そういう立場でもって頑張ってもらいたいということで、今考えております。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) 今のですね、経済課、支援センターの体制見てますとですね、本当にその職員、仕事いっぱい持っちゃっているんですよね。自由がきかないっていうか、自由に動ける方っていうのがどうしても必要だなあって私は思ってましたので、このお話し見たときには、ああ、これはいいなあと思って期待をしております。何しろ早目に、またいい人材を配置していただければと、そのように思っております。よろしくお願いをしたいと思います。
 それではですね、村長は本当に一生懸命農業に取り組むというような感覚を私受けますので、非常にありがたいなあと思っていますので、ぜひ頑張って、農業の方へ力を注いでいただければと思っております。よろしくお願いします。
 それから2番目にですね、平成24年度の村水田農業ビジョンにおける新しい取り組みということで、先ほど8番議員さんの方からも、ちょっとお話があったかと思うんですが、新しい制度、水田農業について新しい制度が入ってきておりますので、そこら辺をお伺いをしていければと思っております。
 少しちょっと松川村の水田農業の現状をですね、ちょっと私の感覚の中でお話をさせていただきたいと思っています。松川村の水田農業は2010年の農林業センサスによれば、5年前のセンサスと比べて、総経営面積はそれほど変化はしていませんが、水田面積で24ヘクタール減、また農家数で93戸の減と、本当に衰退っていうか、それに歯どめがかかっていないという状態で、それで、また就農者の平均年齢も67歳、高齢化が本当に進んでおります。減反政策を続けても米価は下がり続け、後継者は不足し、野生鳥獣による農作物被害も深刻化しています。農業を取り巻く環境は非常に厳しさが増しているという、これは全国共通のことだとは思うんですけれども、松川村も非常に厳しいと思います。
 しかし、このような現状を打破するために、国や県、村は、それぞれ数々の手を打ってきたことも事実です。集落営農組織の立ち上げ、認定農業者制度の創設、減反に対応して生産組合の組織化、それから戸別所得補償制度の創設、それから農地の集積事業、また設備投資に対する補助金制度、そういうものも、いろいろ公的な機関で手を打ってきてくれているという事実もあります。
 そして農家みずからもですね、売れる米づくりを目指して、エコファーマーを取得して、鈴ひかりやりんりん米のように安心・安全な米をつくり、ブランド化を進めてきました。また、減反の対応としても、麦、大豆、ソバなど生産をしたりですね、それからリンゴや桃のように果樹への転換を図ったり、野菜生産にも力を入れてきたという、そういうことだと思っております。
 いろいろな手は打ってきたんですけれども、どうしても米価の下落がとまらない。そして逆に今度は農業関係資材、それから農薬、それから燃料、すべて高騰してまいっております。農家の収入は減る一方で、こういう中ですから、当然その後継者も育たないんだろうなあという気がしております。
 このまま、現状のままでですね、推移していきますと、5年、10年先はですね、本当にもう松川村の農地は荒廃をしてしまうんじゃないかと、そういう危機感で、今、農業関係者はそういう危機感いっぱい持っております。確かに農業と観光ということでですね、一生懸命今やっていただいているんですが、農家に対する収入というあたりまで、はね返ってくるというものでもないような気はしております。
 これは、村の活性化についてはね、非常にいいことだとは思うんですけれども、一番の本家本元のその水田農業、松川村のね、そこら辺が衰退していくということになると、環境あたりの破壊がやっぱり始まるような気がしますんで、とてもその安曇野の原風景を残すとか、そういうようなことは言っていられなくなってしまうんじゃないかなあと思っております。本当にこれからどうやってやっていけばいいかって、みんなで相談をしながらいかなきゃいけないなあと思っています。
 平成23年度から国の新たな農業政策として、農業者戸別所得補償制度が実施されています。多くの農家は、新しい制度をまだ十分に理解してはいないというところだとは思うんですけれども、こういうときにですね、24年度、今年度から新たに戸別所得補償経営安定推進事業、これは8番議員さんが先ほど言ったものになると思うんですが、これ別名、人・農地プランということで言われております。この事業は集落での話し合いに基づき、地域の土地利用型農業の中心となる経営体を定め、その経営体への農業の集積が円滑に進むよう協力金を交付しますという、こういう事業です。
 目標としては平成28年度までにですね、土地利用型の農業、これ水田農業ですね、平地で20から30ヘクタール、中山間地域で10から20ヘクタール規模の経営体をつくっていくのを目指すという、そういうことだそうでございます。
 それで、この中で、市町村は地域の集落の話し合いの結果を受け、地域農業マスタープランを作成すると。そして市町村で行う農業マスタープラン作成の後、検討会というものを開催してですね、その中で適当と判断されれば、人・農地プランとして正式に決定をされ、そして地域の中心となる経営体に、農地を貸し出してくれた人ですね、その人に対して協力金を交付するという、そういう制度だそうです。
 条件がございまして、田植機、トラクター、コンバイン、これ稲作の三種の神器みたいな機械でございまして、この3つを処分するか、あるいはその経営体に無償で譲渡するということをすれば、経営規模によって30万から70万の協力金が国から村へ交付されて、村から貸し出してくれた方に行くという、そういう制度ということになっていますが、これがですね、施行は今年の4月1日からということになっております。
 先ほど経済課長の方から御報告ありましたけれども、もう既に協力金をいただきたいという方も何人か出ているというようなことで、これも作付をですね、この協力金をもらえるんだったら、4月から作付やめて、やりたいという方も、本当に出てくるような気がするんですけれども、これ、あれですかね、村のこの制度、これ村がこの制度をどうやって進めていくかってあたりをお伺いをしたいと思うんですが、既に農家には、そのアンケート用紙が配られて、今後どういう自分の家の農業をやっていけばいいかということで、アンケートが配られて、既に人・農地プラン動き出しているというような気がするんですが、そこら辺のその進め方ですね。
 それとあと、この検討会っていうものの、その3割は女性でなきゃいけないっていうような規定があるようですが、規模ですね。何人ぐらいで構成されるのか。そして、そこにお集まりになる方のその内容ですね、そこら辺もわかったら、今、計画半ばかもわかりませんが、わかる範囲で結構でございますから教えていただければと思いますが。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) それでは、人・農地プランの進め方について、まずお話を申し上げたいと思います。
 この事業の説明については、既に集落営農組合長会議を開催しまして、制度の説明と取り組み方法の打ち合わせをしまして、それぞれできるところから地域での話し合いを始めていただいております。
 それで、今年の1月の段階で、県の方針が示されておりますので、若干そのおつなぎをしたいと思いますが、このプランの作成単位となります地域、いわゆる集落でございますが、これは地域の実情に応じて設定するものができるということになっております。ですので集落営農組織の単位などが想定されるわけでございます。
 推進体制としましては、村が地域農業再生協議会、村でいいますと松川村農業再生協議会と一体となってプランづくりを推進することが示されております。その県の中で、先ほど議員お話に出ました検討会というものを設けて、3割の女性を入れて、そのプランづくりをしていくということで、タイムスケジュール等の指示がされておる内容でございます。
 特に、タイムスケジュールの関係についても、県の段階での方針では、いわゆる地域の話し合いを非常に重視して進めてもらいたいということです。ですので先ほどもお話し申し上げたとおり、それぞれの農家の方が自分の将来、5年後、10年後を見据えた中で、どのような形にしていくべきかを、まず検討していただいて、それを地域の中で話し合っていただいて、その話し合いの中で、いわゆる先ほどお話しのとおり、担い手の方に農地を預けたりとかというような形にしていくことの、いわゆる合意形成ができたところから始めていってもらいたいということですので、村の方では、村全体をもうすぐプランをつくるんではなくて、できるところから、合意ができたところからプランをつくり、そこから出発していくということでございます。
 県の方の想定の中では、すぐ補助金が欲しい方については、23年度中に仮でもいいですので、暫定的な作成も想定される。それから24年度中に作成、それから25年度で完成するというような形で、いわゆる3段階の方式で、縦断的な対応をするようにというようなことで方針が出されておりますので、村といたしましても、いわゆる地域合意のできたところから、プランづくりをお手伝いさせていただきながら進めていきたいと考えておりますので、お願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) やっぱり地域の話し合いで合意が得られないと、何も進まないというのは、一番、ここが一番のキーポイントだと思うんですよね。先ほど8番議員おっしゃいましたけれども、これはTPP受け入れるためのね、前掃除じゃないですけれども、そういう意味があるのかなって、農家の方は、ほとんどがやっぱりそういう心配があるんじゃないかなあと思うんですよね。
 これは最初にぱっと見ますとね、小さい農家はもう水田農業やめろと。おまえたちは要らないよと。その農地を大型農家か、集落営農か、そういうところへ出してくれれば、やっぱりお金やるからという感じでね、受け取られちゃうと思うんですよ。
 でもね、私はこれ、それとは少し違う考え方で、今お米の需給がですね、もう生産全部しちゃうと、4割ほどはだぶついちゃうんですよね。4割減反していかないと、日本の国のお米っていうのは、もうだぶついちゃっていて、松川村は28%、2割8分の減反率ですけれども、そういう中で、どうしたってある程度お米についてはもう先行きがですね、米価は下がっていく以外に、ちょっとこんな状態では、水田農業っていうのは生き残れないんじゃないかなあと思うもんですから、そういう現実があればですね、これはやっぱりどうしても農地の集約化ということは避けて通れない、経営規模をある程度大きくしていかないと、その収入が追いつかないという、そういう現実だと思うんです。
 ですから、これ経営を転換するということでね、水田農業から例えば果樹ですとかね、そういう方に経営を転換して、そのときに必要ないって言えばしかられますけれども、余ったって言ってもいけないか。余裕のある農地を、その水田を出していただきたいという、そういう趣旨でやっていけば、水田農業、本当に小さい方は、自分のところで食べるだけならまだいいかと思いますけれど、ある程度それを収入の一部にされている方っていうのは、本当にこれから大変な時代になっていくということは、皆さん本当に既にお気づきじゃないかなあっていう気がするんです。
 まず、この人・農地プランの施行が迫っているんですけれども、趣旨が浸透するには、まだまだこの時間と手間が必要で、中には農地集積のための計画づくりと誤解をする向きも、やっぱりあると思うんです。離農をしなさいよという勧告だって受け取る方もいると思うんで、集落の話し合いもこう持てないような、このままの状態でいくとね、そういう場合すらあるんじゃないかなあと思うんです。
 対象は、すべての農業累計、土地利用型以外は関係ないととらえるのは、やっぱり間違いで、やっぱり先ほど言ったように、その経営の転換を図る目的もあるということで、こういう場合には、先ほど言った三種の神器の中のね、トラクターだけは残してもいいですよということを、この制度の中では言っていると思うんですよ。ですからトラクターさえあれば、畑作の農業ですとかね、そういうものは十分できるわけですね。田植機とコンバインは、明らかに稲作以外に使いようがないもんですから、これについては手放してくださいよというのはよくわかります。
 ここら辺をね、また経済課長、丁寧にまた地区の方にでもですね、説明をしてもらってですね、その誤解をされないようにお願いをしたいと思うんですが、本当にぱっと見ると、早く農業やめろよっていう、そういうふうに映ってしまうと思うんですけれど、そこら辺、経済課長これからどんな感じで進めていただけるかお願いできますかね。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) これからの進め方でございますが、先ほどもお話ししたとおり、やはりその集落営農組織ができているところは、その中での話し合いをしていただきたいということで、この制度ができた段階で組合長会議を開催しまして、集落の中で、この制度が、先ほどのとおり、間違った考え方がされないような形で話し合いをしていただくようにお願いをしてございます。
 現在進行している中では、もう既に1つの集落営農組合では、もう話し合いを始めているところも既に出てきておりますので、営農支援センターの方でも、それぞれ10ある集落営農組合ごとに担当幹事を配置してございますので、また御相談いただければ、それぞれ出向いて、制度の説明とか、今後どのようにしていくか、先ほどお話のありましたアンケートも仮集計ができておりますので、そちらの方もたたき台といいますか、検討材料としながら、お話し合いを持っていただきたいと考えておりますので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) どうしても、これに一気に参加しなきゃいけないってことじゃなくて、こう読んでいきますと、少しおくれたってどうこうはないし、自分で少し水田農業もう少し続けられるんだっていう方は、現状のままでいいということで、たしかあったと思うんで、そこら辺もね、説明の中で、一気にやるんじゃないよというあたりも十分、何というんですかね、説明をしていっていただきたいと思います。
 それでですね、この政策が出てくると、やっぱり書類関係が非常に多くなったり、地区へ出向くというようなこともふえると思うんですよね。で、今、私先ほども言ったかと思いますが、経済課の、それと営農支援センターの体制を見てますと、経済課自体でも、観光、林務、本当に農業、集落営農から始まって農地・水・環境、本当に、それから鳥獣害ですか、もう本当に多いですよね。それで、今本当にこれだけの仕事がまた出てきてね、経済課の体制、支援センターも含めてですけれども、そこら辺、本当に乗り切れるのかどうかってあたりをお伺いをしたいと思うんですが、お願いします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 乗り切れるかって言われても、乗り切ってもらわなければいけないわけです。ですので先ほど申し上げましたように、任期付職員もですね、どうしてもこの経済課へ配置をしていきたいという考え方で、今、思っております。ただ、うちの方は職員をふやすわけにはちょっといかないんですよね。80を今86までにふやしていただいているんですが、実際の定数は95なんです。そういう状況の中で、いろいろ細かい問題もふえてきておりますので、そうは言っても、人件費これ以上上げるわけにいきませんので、できるだけこの範囲の中で、いい人材配置をしたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) 職員本当に一生懸命やってもらっています。経済課には本当に今後とも頑張ってやっていっていただきたいと思って、エールを送りたいと思います。
 これで最初の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、農業振興についての質問を終わります。続いて質問事項、森林整備についての質問を許します。平林議員。
◆7番(平林寛也君) それでは、森林整備についてということで、まず、近年の森林の荒廃ぶりは、目を覆いたくなるようなところが非常に多いと思っております。森林の荒廃の原因は、生活の変化、山に入らなくなった、そして化石燃料というガソリン、いろいろそういうものが発達してきて、薪として使うということもなくなってきたんで、当然、山に入らなくなったという、それとハウスメーカーさんなんか見ていますと、本当に安価に外材をですね、どんどん使ってやるもんですから、もう日本の国産材は出る幕がないという、そういう現状だと思うんですけれども、荒廃が続きますと災害が発生して、地すべりですとか土石流、それから鳥獣害の被害なんかも、非常に農産物なんかは多くなります。
 このように放置された自然というのは、暮らしに悪い影響を及ぼすと、私は思ってるんですけれども、中にはひどい地主さんは、話を聞きますと自分の山の境界、境がわからない。境がわからないうちはいいんですが、山がどこにあるか知らないという、もうそういう現実があります。
 こういう中で農林水産省、国は21年にですね、森林林業再生プランというのを公表して、これから森林、それから林業、そういうものをやっぱり育てていかなきゃいけないんだということで、これには所有者個人の対応ではとてもお金がかかって不可能だから、公的な支援をしていこうというぐあいになっております。
 それで、今後10年間を目途に路網の整備、それから森林施業の集約化及び必要な人材育成を軸として、効果的かつ安定的な林業経営の基盤づくりを進めるとともに、木材の安定供給と利用に必要な体制を構築し、我が国の森林、林業を早急に再生していく、そういうものだそうでございます。
 そして、これがまたすごいんですが、10年後、平成32年にはですね、木材の自給率を50%以上ということで、これはちょっと私も食料の自給率全然上がってこないのに、林業がどうして50%以上も自給率上がるのかなあと思うと、ちょっと国も、本当にまじめにこんなことで考えているのかなあと思って、ちょっと心配しているところでございますが、国はこうやって動き出したもんですから、県としても、ふるさと森林づくり条例を制定して、アクションプランというのを策定しました。また、これらの事業推進のために森林づくり県民税も導入をしています。
 こういう中で、村も民有林の森林整備についてはですね、森林税がかさ上げ分としていただいておるという現実だと思っています。大変ありがたいことだと思っています。こういう状況下で森林整備も動き出して、最近では、きれいになった山林も見受けられて、きれいになると本当に見通しがいいもんですから、すがすがしいという感じも受けて、非常にいいなあという印象を持っています。
 それでお伺いしたいんですが、松川村の集約化された森林整備状況は、今どうなっているかということでお伺いします。団地数だとかですね、それから面積、それと今後どのくらい予定をされているのかなあと思って、そこら辺をちょっとお伺いをしたいと思いますが。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) この集約化された団地の関係でございますけれども、事業体が現在2つございまして、大北森林組合の関係では、村内で3つの団地を持っております。松川北団地、これが156ヘクタールでございます。それから川西団地、これが43.39ヘクタールでございます。それからもう1つが北和田団地、これが32.25ヘクタールでございます。この3つを合わせて231.64ヘクタールになります。それから事業体はもう1社ございまして、山仕事創造舎という事業体がございますが、これは1つの団地、これは鼠穴団地でございますが、これが316ヘクタールの団地を、それぞれ集約化しているものでございます。
 今後の予定につきましては、それぞれまたこの事業体の方の、それぞれの事業の進捗状況によりまして、また団地がふえたりとかしていく形でございますので、現在のところは、まだ村の方では把握していませんので、よろしくお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) ありがとうございました。231と316ですから、500ヘクタール以上ということだと思うんですが、大分ふえてきたなという感じを受けます。
 それでですね、団地化、集約化するために、森林所有者の同意がどうしても必要になりますよね。ここら辺で森林整備をやっていく上で問題点として出てきていることなんですけれども、これは森林所有者が遠方にいてですね、なかなか連絡がつかない。それから相続の登記が未了で全然だめだと、合意形成ができないからその了解が取れないということになると、森林整備、団地化進めるわけにいかない、そういう事例が結構あるということで、私も聞いているわけですけれども、ここに来てですね、その23年の終わりでしたかな、森林法が一部改正になって、政府から示された案が出てきまして、所有者が不明の場合を含む適正な森林施業の確保ということで、他人の土地について路網等の設置が必要な場合、土地所有者等が不明でも使用権の設定を可能にするため、意見聴取の機会を設けるを旨を公示すること等により手続を進められるよう措置する。こういうようなのが出てきているんですよね。
 それともう1つ、全く同じようなもので、森林所有者が早急に間伐が必要な森林、要間伐森林というんだそうですけれども、この間伐を行わない場合に、所有者が不明であっても行政の裁定により施業代行者が間伐を行うことができるようにするなど制度を拡充するという、要は他人の土地を勝手にやってもいいですよということなんですよね。今までこれがネックで集約化ができなかったというのも事実でございますけれども、本当にこんなことがまかり通るのかなあと思って、ちょっと心配なんですが、そこら辺の判断はどういうぐあいにあれですかね。
 私、知り合いの人が喜んで鬼の首を取ったようにですね、やあ、今度こうやって法律が変わるから大丈夫なんだよ、これでまた森林整備できるようになるよということでお話があったもんですから、いくら何でもちょっときついんじゃないかなあという気はしたんですけれども、そこら辺、村としてはどのようにお考えか、ちょっとお伺いをしたいと思いますが。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 議員さんおっしゃいました後段の関係の、森林法の一部改正の関係が、平成24年1月1日から施行になりますが、その関係の中で、いわゆるその具体的な例が、先ほど議員さんおっしゃられたとおり、森林所有者が早急に間伐が必要な森林の間伐を行わない場合に、森林所有者が不明であっても、行政の裁定により施業代行者、これは民間事業者を指すわけですが、間伐を行うことができるように制度が拡充になったということでございます。
 手順としましては、市町村は所有者不明の場合、要間伐森林である旨を掲示、これは村の掲示板へ掲示することになりますけれども、その後に県知事の裁定により、施業代行が可能とされたという法律が改正になったということでございます。ただし、詳細な手続にかかわる方法につきましては、現在、国で整備をしている段階ということでございます。
 ただ、いずれにいたしましても、個人の財産を承諾なしに処分することになる内容でございますので、慎重な運営が必要になってこようかと思います。詳細な手順等の方法が示された段階で、適切な対応ができるよう考えてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) ちょっと私も乱暴な法律だなあと思って、もう少し時間をかけながら様子を見た方がいいんじゃないかなあという気はするもんですから、また一生懸命、同意書をもらって歩いている方にですね、お伝えをしておきます。
 それとあと2点ですね、森林整備について問題点として私、考えているんですが、どちらにしても、これは国、あるいは県の方へですね、もし御了解いただければ、要望という形でお願いをしたいなあと、そんなぐあいに考えているところでございます。
 まず1つがですね、23年度から国の補助金制度が変わり、切り捨て間伐が禁止され、搬出間伐となり、作業路の整備の補助は少し厚くなったんですけれども、当然、間伐材を市場へ出していかなきゃいけないということで、もうけがほとんど出なくなってしまったという、そういうことなんです。それで平地なら、まだ森林整備が可能なんですけれども、平地を終わるとですね、今度は急峻なこう山のところで路網整備やなんかをやっていかなきゃいけない。そうなってきますとですね、その路網整備に補助金が出てくるんですけれども、本当にわずかな補助金なんですね。結局はその間伐して出した材料を市場で売って、それを入れていかないと、この森林整備というのは、森林の所有者から負担をしてもらわなきゃいけないということになるもんですから、そうなると、もう森林の所有者というのは、今お金を出してまで森林整備なんかやらないよという方がほとんどですから、結局は前に進まないということになるわけですね。
 これ、国は先ほどのプランの中でですね、要は川上から川下まで、要するに供給する側から今度は何というんですか、使うというんですかね、使用する側まで、要は県産材で、今は南保育園ですとか、それから高瀬荘なんかも大分使っていただいたようですけれども、要は使用をして、そこで消費をしていただかないと、全然意味がなくなっちゃってしまって、要は森林整備だけ一生懸命やっても、ただただ材料が山積みになってしまうと、何とかそういうぐあいにして、国産材、間伐材もですね、その使用をふやしていただきたい。それと補助金ですね、そこら辺も国あるいは県の方へお願いをできればなあという、そんなぐあいに思っております。
 ここら辺は、国でもいろいろハウスメーカーさんだとかですね、いろいろ今、手は打っているようでございますけれども、なかなか難しいところがあるようです。ただ、1つはこの間の大震災の復旧のために、どうしても木材が要るという事情も、また発生していますので、ある程度のものは動きがあるんだそうですけれども、そこら辺も国の方へですね、施業の補助金の上積みと、それから消費する側を何とかふやしていっていただきたい、そんなことでお願いをしたいなあと思っております。いかがですかね。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員も大北森林組合の役員でありますので、そういう中で一緒に運動してまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 平林議員、残り時間7分ですので。
◆7番(平林寛也君) これで森林整備については終わらさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(新村久仁男君) これで、森林整備についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、旧公民館他整理事業についての質問を許します。平林議員。
◆7番(平林寛也君) この質問についてはですね、午前中1番で、11番白澤議員が御質問なさっておられます。それで同じ質問になって、白澤議員の御厚意により最後の部分を残していただきまして、要するにあそこを取り壊した後のですね、私お伺いしたいのは、ただ1点でございます。跡地利用をどのように今お考えになっておられるか。最初は駐車場あたりにするのかなあということも、私も考えたんですが、もし具体的にですね、将来的にはこんなことをやってみたいというようなお話があれば、お伺いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私もあそこを引き継いだときにですね、取り壊しということの中で引き継いでまいりました。若干あっち行ったりこっち行ったりはしましたけれども、あそこを取り壊していきたいという考え方であります。
 ですが、これを建てたときの補助金等の申請の中で、あそこへも一応こういう絵ができていまして、公園をということになっているわけです。これについて県の方へ聞いていただきましたら、どうでもこれに固執するわけではないが、ある程度計画ができたときに、また話をしてほしいということだそうです。そういう中で、今後、十二分に検討しながらいきたいという考え方であります。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) 私は希望としてですから、こちらから入れてこちらへ出していただいて結構でございますが、児童館というんですかね、あそこら辺のお話、昔、村長そういうお話もされたような記憶があるもんですから、そういうことも心の片隅にこう置いておいていただいて、土地利用、そこら辺、そういう具体的な時期になりましたら、またそんなことで考えていただければありがたいなあと、そのように思っております。
 これで私の質問を終わりたいと思います。いいです。結構です。
○議長(新村久仁男君) 答弁を求めないでいいの。村長考えがあるかもしれない。
◆7番(平林寛也君) わかりました、はい。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) それでは、村長、お話ができるところまでお願いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) この件につきましては、今そういうことでお話ししたとおりでありますけれども、その横に就業改善センターがございます。あれについても、今、考えをしておりまして、前にも議会の中で申し上げたと思いますけれども、児童館等も考えていきたいということで申し上げておきたいというように思います。ここからこっちへ行けないで、ここでとまっていますので、大丈夫です。
○議長(新村久仁男君) 平林議員。
◆7番(平林寛也君) これで私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(新村久仁男君) これで、旧公民館他整理事業についての質問を終わります。
 以上で、7番平林寛也議員の質問を終わります。
 これで、本日の日程は全部終了しました。
 続きの一般質問は、21日午前10時より行います。
 これにて散会します。御苦労さまでした。
                               午後 4時17分 散会