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長野県 松川村

平成23年第 2回定例会−06月16日-02号




平成23年第 2回定例会

           平成23年松川村議会第2回定例会会議録
                                     〔第2号〕

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│招集年月日     │     平成23年6月16日                 │
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│招集場所      │     松川村役場議場                    │
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│開閉会日時     │開 議│平成23年 6月16日 午前10時00分│議 長│新 村 久仁男│
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│及び宣告      │散 会│平成23年 6月16日 午後 3時47分│議 長│新 村 久仁男│
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│応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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│出席並びに欠席議員 │ 1 │新 村 久仁男│ ○ │ 7 │平 林 寛 也│ ○ │
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│出席12名 欠席 0名 │ 2 │佐 藤 節 子│ ○ │ 8 │渡 邉 尚 省│ ○ │
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│   凡例     │ 3 │井 上 直 昭│ ○ │ 9 │河 内 國 治│ ○ │
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│ ○…出席を示す  │ 4 │甲斐澤   明│ ○ │ 10 │矢 口 あかね│ ○ │
│ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │勝 家   尊│ ○ │ 11 │白 澤 富貴子│ ○ │
│ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│          │ 6 │横 沢 喜 造│ ○ │ 12 │榛 葉 良 子│ ○ │
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│会議録署名議員   │   7番   │平 林 寛 也│   8番   │渡 邉 尚 省│
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│職務のため出席した者│事務局長   │鈴 木   智│書記     │西 澤 なつみ│
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│          │村長     │平 林 明 人│社会教育課長兼│大 澤   浩│
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│法第121条により説│副村長    │奥 野 勝 久│総務課統括課長│須 沢 和 彦│
│          │       │       │補佐     │       │
│明のため出席した者の├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │教育長    │西 澤   勇│       │       │
│職・氏名      ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │総務課長   │平 林 秀 夫│       │       │
│    全員出席  ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │会計管理者兼会│伊 藤 勇 二│       │       │
│          │計課長    │       │       │       │
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│          │住民課長   │宮 澤 大 介│       │       │
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│          │福祉課長   │白 沢 庄 市│       │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │経済課長   │丸 山 正 芳│       │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │建設水道課長 │白 澤   繁│       │       │
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│議事日程      │             別紙のとおり             │
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│会議に付した事件  │             別紙のとおり             │
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│会議の経過     │             別紙のとおり             │
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               本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
 1 東日本大震災を振り返って                   5番 井 上 直 昭
   旧農協第2倉庫について
 2 東日本大震災を教訓とした村の取り組みについて        12番 榛 葉 良 子
   「すずむし保護条例」を活用した村活性化対策
   「のびのび相談」その後の取り組み状況
 3 西部山麓地帯の自然災害について                6番 横 沢 喜 造
   村文化財の保護について
 4 災害に強い村づくりについて                  8番 渡 邉 尚 省
   原発からの撤退とエネルギー政策の転換を
 5 村発注の工事と入札制度について                5番 勝 家   尊
   ゴミ0運動について



                               午前10時00分 開議
○議長(新村久仁男君) おはようございます。ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 直ちに本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は一般質問です。
△日程第1 一般質問
○議長(新村久仁男君) 日程第1 一般質問を行います。
 順次発言を許します。
 順位1番、3番井上直昭議員の質問事項、東日本大震災を振り返っての質問を許します。井上議員。
◆3番(井上直昭君) それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。
 東日本大震災を振り返ってということで、特に村としてこれから災害にどう対応していかなければならないかということでお願いしたいと思います。大震災から約3カ月が過ぎております。いまだに行方不明者が8,000人、死者1万5,000人という歴史に残る大惨事となってしまいました。一日も早く復興を願うばかりです。
 村は早速支援金、避難者の受け入れ、被災地への職員派遣など、積極的に実施していただいていることを敬意表します。もしわかれば支援金、避難者の受け入れ、職員派遣の経過を教えていただければありがたいと思います。支援金の関係は、初日に村長のあいさつの中でわかりましたが、避難者の受け入れ、それから職員の派遣等を教えていただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) まず議長にお願いいたします。細部につきましては、課長等に答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。
 今、3番議員が申されましたとおり、8,000人からの行方不明者がございます。一日も早く復興を望むところでございます。
 支援金等につきましては、その後の状況、それから派遣等につきましては、それぞれ担当者に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) それでは御質問の関係、まず避難者の関係から御報告させていただきます。きのう現在でございますけれども、福島県の三春町から1世帯1名、こちらは村住の方に避難をされております。それから双葉町1世帯3名の方がいらっしゃいまして、村の方から民間の賃貸住宅をあっせんしまして、そちらの方へ入居をされております。三春町からは3月の17日に避難をされております。それから双葉町からは3月の22日に避難をされているというのが状況でございます。
 また、職員の派遣の関係ですけれども、県の方からの要請によりまして、保健師1名、一般の職員1名で、2名を池田町役場の2名と合同チームを組みまして、2回にわたりまして岩手県の陸前高田市の方へ派遣をしておりました。期間は4月の12日から18日までの7日間、及び6月の1日から7日までの7日間でございます。活動内容としましては、仮設住宅入居者の健康チェックですとか、健康相談、要支援台帳に基づきます訪問調査を行ったということが今の派遣状況でございます。以上です。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 積極的に避難の受け入れ、職員の派遣等、本当にありがたく思います。この災害もまだまだ後片づけ等が残っているわけですが、この関係で要請があれば、できればまた仕事の支障のない限りお願いできればと、こう思います。
 それでは、原発事故によりまして、東北、近隣の県まで被害が出ています。6月10日の新聞報道によりますと、静岡県のお茶から国の基準値を超す放射性セシウムが検出されたそうです。これも長野県よりはるかに遠い静岡で出たと、県ではこの健康に影響出るレベルではないと言っていますが、これも、ちりも積もれば山となるというように、本当に心配、一昨日は県内で土壌検査したところ、放射性セシウムが検出されたと。これは飯山市、長野市、伊那市ということで出たそうですが、これが原発事故の影響とすると、雲とか風に乗って、いずれは雨になって地上におりるというようなことで、松川村もその影響があるかどうかと心配するわけなんですが、先日といいますか、きのうですか、三郷、松川小等の検査が県の教育委員会であったそうです。私もしっかり新聞見てございませんが、その結果がきょう発表になるというような記事が載っていたそうです。
 そんなことから、県内でも放射能測定機器の導入市町村がふえております。こういう中で、住民の不安にこたえ、また、風評被害、これが一番大きいじゃないかと思うんですが、早目の対策が必要じゃないかと思います。こういうことで、村独自の放射能測定装置を設置したらどうかと、こう思うんですが、どうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) きのうの結果等につきましては、新聞に出ているのは教育長に報告をさせますけれども、けさもテレビでやっておりました。機種の違う機械を3台同じ場所で測定したら、0.0から0.21だったと思います。そういうような状況で、機械によってそれぞれ値が違うというように報告をされておりました。
 そんな中で、じゃあ松川村が機械を買うとしたら何を買うかということも、まだ検討もしてございませんし、本当に松川村で必要かどうかということも検討してございません。きのうの結果によりますと、何ら支障はないというように、この新聞では書かれておりますけれども、今後十二分に検討してまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) きのう小学校の校庭におきまして、県教委の方から来て、放射能の検査をしたということがあります。これにつきましては、新聞の方では数値が若干出ておりますけれども、正式にはきょう発表という予定ですので、数値につきましては、すみません、ここでは控えさせていただたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 今の村長の答弁で、検討していただきたいということになります。ぜひ住民の皆さんが安心して過ごせることが、一番じゃないかなあと思います。また、特に松川村は農産物が多い村です。そういうことの中で、松川村の農産物は大丈夫ですと、安心して食べてくださいと言えるようにしていくつもりですが、そういうことの中で、近いところでそういう結果が出たということの中では心配です。できればそういうことの中で、村で独自の測定装置を準備して、無線できょうはこういう数字、安心してくださいというように、住民に呼びかけることも必要じゃないかなあと思います。よろしくお願いしたいと思います。
 先日の政府の地震調査委員会では、この糸魚川静岡構造線断層帯でマグニチュード8程度の地震が30年以内に起こるという記事が載っておりました。確率は14%と推定するというようなことを書かれておりました。この関係で、住民はいつ起こるのかと心配がつきものじゃないかなあと思いますが、大町ダム、このマグニチュード8の地震の大町ダムの安全度はどのくらいなのか、大町ダムも2基、3基あるんじゃないかなあと思います。その水量ということも私もよくわかりませんけれども、ダムの安全度はどのくらいか、できれば、わかればお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 細部については担当者に説明させますけれども、この間、国土交通省の方から来ました、大町ダムからも村へ来まして説明をしていただいたところ、大町ダムは安全であります。もし崩れたらどうだということを言って聞いたところ、崩れないというように言われております。前に県の職員が環境を考える会でしたかね、どこかのちょっと名前はすっかり忘れちゃったんですが、そこへ来て、そんなに昔でない、確か5月だったと思いますけれども来て、大勢の方がそこで聞かれました。それにつきましても、県では大丈夫だという報告を受けているから、もし決壊したとこのシミュレーションはどうだと言われても、ありませんと、そういう答えであります。この間の答えも、この間というか、つい数日前も国土交通省から来ましたけれども、答えは全く同じであります。以上です。細かいことは。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 大町ダムの関係ですけれども、大町ダムにつきましては、1985年昭和60年に竣工された重力式コンクリートダムでありまして、水力発電、それから洪水調整等を目的とされ、つくられたものでございます。国土交通省直轄の多目的ダムというふうに聞いております。ダム自身の重さによって、ためた水の圧力を支える構造となっております。ダムは外力に対しまして転倒しないこと、それから活動しないこと、沈下しないことという、3つの条件を満たして建設をされておりまして、ためた水の水圧がほとんどですけれども、当然地震の揺れ、外力としての作用するため、設計で考慮をされているようでございます。建設前には基盤岩盤の強さや割れ目の状況、水の浸透性など十分調査が行われ、ダムの耐久性につきましても、地表面に生ずるずれですとか、揺れについても、安全性が考慮されているということでございます。
 先ほど村長も申し上げましたが、マグニチュード8クラスの地震を想定して建設をされておりますので、万が一の場合でも影響はないという回答でございました。それ以上の想定というものは安全だからしていないというふうに回答をいただいております。
 また高瀬ダム、東電の所有しております高瀬ダム、七倉ダムにつきましても、昭和32年と昭和24年に建設されたダムでございますけれども、同じような回答をいただいております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 安全で崩れないと、それでマグニチュード8程度の地震が来ても大丈夫だということですが、特にこの東日本大震災の折には、想定外っていうことが多かったんですよね。それで、そのときも東日本大震災の折にもマグニチュード8というような記憶を持っております。そういうことの中で、想定外っていうことの中で、本当にシミュレーションをある程度つくっていかなければいけないじゃないかなあと私は思うんです。それで、村でこのダム、安心だということの中で、安全度を兼ねて、村で講演会する予定はないでしょうか。できればぜひやっていただきたい、村民に対してやっていただければと思いますが、どうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 先ほど申し上げましたように、国土交通省、大町ダムの所長が来て申すには、崩れないから大丈夫だというように言われております。それでは困るということで話をしましたけれども、今のところそういうことだということであります。再度県、それから東電、国土交通省と調整をした中で、村民の皆様に話をする機会がとれましたら、できるだけ早い機会にやっていただくように配慮をしていきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) すみません、1点先ほどの答弁で訂正をさせていただきたいと思います。高瀬ダムの竣工は昭和54年です。七倉ダムにつきましては昭和53年の竣工でございますので、訂正をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 また、先ほどの講演会の話でございますけれども、当然行政側としても、もし決壊したらという不安な部分はあります。ですけれども、今講演会をお願いをしたとしても、国、それから東電の方でマグニチュード8以上のシミュレーションはできていないということですので、計画しても同じような講演会になってしまうのではないかということで、再度また国や東電の方に、それ以上のもし切れた場合のシミュレーションをしていただきたいという要望はしていきたいというふうに思っております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) ありがとうございます。ぜひ村民は心配しているじゃないか、こう思います。そういうことの中で、ぜひ機会がとれたらお願いしたいと、こう思います。
 今回の大震災は、先ほども言いましたように、想定外が多かったんです。津波、福島第一原発、静岡のお茶と、福島の第一原発も、国が推進し、太鼓判を押すほど心配は要らないと言っていました。それから静岡のお茶にしても、まさか遠いところまで来るとはと、まさかということがあったわけです。最悪を想定して、もしダムが決壊したらどうなるのか、シミュレーションをできればつくっていただければありがたいなと、先ほど総務課長の方からマグニチュード8以上のことは想定していないということの中で、私は想定外というのが今回の大震災であったわけです。そういうことの中で、できればそういうことも考慮しながらやっていただければと思います。
 次に、住民の生命を守る命綱とも言えます無線がどの程度災害に対応できるか、もし役場の放送機器が使えなくなった場合、持ち出し用の機器はあるのかどうか。そんなことでちょっとお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 村の防災行政無線につきましては、災害時には屋外に設置しました子局、ラッパのついたスピーカーですね、それと戸別受信機で村民へ対応するように行われる同報系、それから災害現場からの情報を収集するための、携帯したり車に乗っております移動系と2種類ございます。ライフライン、地震とかありましてライフラインで電気が来ない場合、そういったものも想定してつくってございますけれども、同報系、移動系ともに庁舎につきましては1階の無線室に設置をされておりますけれども、停電になった場合には、自家発電装置が作動して、軽油でエンジンをかけて発電をするという内容でございますけれども、燃料がある限りは連続運転が可能でございます。
 また、庁舎がもし使えなくなった場合、こういった場合は、同報系の移動局1台を持っておりますので、こちらにつきましては、今すずむし荘の方に管理をというか、置いてございますので、そこから同報系の放送ができるというふうになっております。そちらの電源につきましては、12ボルトの、要は自動車のシガーライターから電源をとりまして、放送ができるようになっておりますので、ガソリンでエンジンがかかれば、そこから電源をとって放送ができると。戸別受信機につきましては、単2電池で約24時間、単3電池で約8時間の連続受信が可能でございます。また、屋外子局に設置されているスピーカーにつきましては、電柱の下にバッテリーを積んでおりますので、それにつきましても24時間は放送が受信できる状態になっております。そういったことで対応している状況でございますので、瞬時にライフラインが切れたとしても、大体24時間は皆さんの方へ状況がお知らせできるという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) これだけあれしていれば、地震が来ても村民に誘導とか、また避難というようなことを放送できる、わかりました。私も家庭用の無線機、スイッチを入れなければ聞けないもんだと先日まで思っていました。それでこの無線機のこのことを質問することによって、引っ張ってみたら放送しているというようなことで、本当に今総務課長の教えていただいたこと、また住民も安心できるじゃないかなあと、こう思います。ありがとうございます。
 今、全区が取り組んでおります災害マップですが、今回の大震災にあわせて見直し、再確認をしながら、避難場所を含めた村の具体的な防災計画が必要になってくるじゃないかなあと思います。どうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 支え合いマップの件に関しましては、平成20年度から各区で取り組んでいただいておりまして、まだ未実施地区もございますけれども、村の方ではぜひ全区、支え合いマップをつくっていただきたいということでお願いをしております。そのほかマップに関しましては、ハザードマップというものがございまして、大雨等を想定しました洪水ハザードマップ、それから土石流の発生やがけ崩れの危険地を示しました土砂災害ハザードマップ、これにつきましては、村のカレンダーの一番最後に地図で示してございます。そこの中には避難場所ですとか、それから危険箇所、それぞれそんなような一次避難、二次避難それぞれ、それから消火栓ですとか、貯水槽ですとか、そういったものをひっくるめまして、マップの方に示してございますので、全戸配布をしてございますので、災害時に限らず、それを確認をしていただければ、事前に把握をしていただいた中で行動ができるんではないかというふうに解釈をしてございます。以上です。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) はい、わかりました。その避難場所ですが、学校、保育所、特に日中の場合ですね、避難場所は各その施設でいいかどうか。といいますのは、この大震災の中で、福島県のある学校では、8割の先生、生徒が死亡・行方不明が出たそうです。その学校は最終避難所になっていたと、ここなら安全と思ったところが、津波に遭ったということで、本当にその学校もここなら安全だと思ったところが、想定外の津波というようなことです。そういうことの中で、小中学校それから保育所の避難場所はそこでいいのかどうか、ちょっとお聞きしたいです。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 約8割の方が亡くなられた場所につきましては、この間、新聞にも出ておりました。校庭へ子供たちが集まって40分くらい先生たちがあっちがいいじゃないか、こっちがいいじゃないかということで、ロス時間があったと、そういう中での被害が多かったということを書かれておりました。あれは津波でありますが、私どもの方は津波というのは考えなくていいということの中で、大きな地震が来て、ある程度おさまったら、やっぱり広い場所へ出ていただくのが一番いいということであります。保育園も小学校もすべて耐震補強工事も済んでおりますし、一番新しい建物でありますので、つぶれることはまず心配ないというように私は思っておりますので、この学校と保育所の避難については、大丈夫だというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 本当に津波は関係ないんですが、本当に日中、本当に親から離れて、特に保育所、先生たちも大変だと思いますが、先生の誘導によって避難し、広い場所へ出るというような、本当にそういう訓練もしていると思いますが、これからも訓練をお願いしていきたいと思います。最悪を考えたシミュレーションで、特に村民にわかりやすい防災計画をお願いして、この質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、東日本大震災を振り返っての質問を終わります。
 続いて、質問事項、旧農協第2倉庫についての質問を許します。井上議員。
◆3番(井上直昭君) それでは、第2倉庫について質問をお願いしたいと思います。議会では第2倉庫の保存か取り壊しかについて、いろいろと議論、検討をしてまいりました。登録有形文化財という方法も、突然提案されたものであり、村民に十分理解はされていない。登録有形文化財として保存するためには、多くの村民の理解を得なければ、末永く保存することは難しいと意見がまとまったわけです。それで、5月の24日から5会場にわたり住民懇談会を開き、大勢の方からいろいろな意見をいただきました。最初に設計者の耐震工事の見積もり、後から出されたB社の耐震工事の安全度、どのくらい見ているか、震度はいくつぐらいの計算か、できれば教えていただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 精密の耐震診断を実施をしていただいたわけですけれども、評点につきましては0.3から0.6ということで、倒壊する可能性が高いという結果が出ております。この評点を1.0以上にして、一応倒壊をしないという評価まで引き上げるということが耐震工事の内容というふうになっております。この新耐震基準におきましては、昭和56年6月以降の建物に対応するという形の中で、旧第2倉庫につきましては、そういう結果になっているということです。この耐震基準につきましては、おおよそマグニチュード8以上、また震度6強から7程度の揺れに対応するということになっております。
 ただし、この基準でクリアされた建物がすべてこの地震に対応、つぶれないかということになれば、100%保証するという内容ではありません。これは地震の種類によりますし、震度7といいましても、揺れの大きさがいろんな状況で、ガルというような数字も使っているような状況もあるようですけれども、そういうことで、いろんな地震があると。それから余震の大きさもいろいろあるという形の中で、こういう数値というかになっております。現状、今、耐震補強工事を総務課主体の方でやっておりますけれども、この基準も1という、1以上という耐震工事の状況の中で、この数字につきましては、一般住宅等にも当然当てはまる数字でございます。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 震度いくつということの中では、揺れ方にもいろいろあろうかと思いますが、今回のその懇談会の中で多く出されたのは、基礎の下がどうなっているかっていうことです。建物は基礎が命とも言われている中で、基礎の下はどうなっているか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 前に耐震補強工事の説明を議会の全員協議会の中でも御説明申し上げましたけれども、その中で図面が業者の方から出ております。この図面の中では、既存の基礎につきましては、一応Tの字であろうかというふうな想定をしておりますが、括弧書きとしまして、詳細は不明ということで、議会の方に提示をさせていただいているということだったと思います。この中で、最終的には非常に70年以上超えているような建物ですので、掘って確認しないとわからないという状況で、設計者の方からも説明があったというふうに思っております。なお、そのときの説明では、掘ってもしそのような状況になっていない場合についても、両側をサンドイッチの形で十分基礎を補強してやるので、こういう数値で1.0以上の評点を上げるという工事になるということで説明があったというふうに聞いております。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 基礎ですけれども、Tの字になっていないと、屋根の重さで荷重が受けるということになり、サンドイッチではもたないんじゃないかなあと思うわけです。T板をつけた基礎が必要じゃないかなあと思うんですがどうでしょう、その点は。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 当然これは詳細設計ではなくて、概略設計という形となります。ただ、この耐震補強工事につきましては、耐震構造の専門家も加えた中で検討したということで、業者の方が言っておりましたので、あくまでも詳細設計はしておりませんので、この工法で大丈夫だろうという言い方です。ですので掘ってみて、それに対応することは十分できるという話だったと思います。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) その基礎を掘る、これはあれかね、私たちが要望すれば掘ることはできます。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 現状、御案内のとおり非常に基礎が弱い状況ですので、それをただ掘って確認するということは、非常に難しいというふうに思います。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 待つしかないということですね、はい。
 次に、庁内検討委員会から検討結果が出され、取り壊す内容でもあったにもかかわらず、村長は登録有形文化財という方法も突然提案されたわけです。村民には十分理解されていないのが事実です。3月11日の委員長報告第1号をどのように理解しているか、お聞きしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私はあのときに言いました。それぞれ区長会、また団体等の中でお話をして、理解をしていただくように努力をするということでありますので、そのようにしております。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) あれでしょうかね、こっちから出向いて説明っていうことは考えていないんですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) この件についてだけの説明会は考えていないというように、前にもこの議会の中で申し上げてありますので、今もその気持ちは変わっておりません。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 村長はよく井戸端会議と、よく言いますが、村民に報告するこのことばかりじゃなくて、違うこともあろうかと思います。村長が忙しいなら副村長が出向いていって報告なり村民の気持ちを聞くというようなこともあろうかと思います。そういうことも兼ねて、正直言って区長会にもし説明必要のある区があればというようなことですけれども、やはり区長そのものが関心がなければ、結局後回しというような形になっちゃうじゃないかなあと、こう思います。そういうことの中で、やはり村から出て説明をするということも必要じゃないかなあと、私は思います。
 次に、中区の有志から解体を求める陳情書が提出されたことは、村長も承知のことと思います。中区区民の緊急避難場所でもあり、住民の憩いの公園でもあります。区民の皆さんも東日本大震災を見て、不安を感じていることは事実です。安全・安心のよりどころが必要です。保存ということになれば、代替の避難場所をお願いしたいのが今回の陳情の趣旨じゃないかと、私はこう思います。村長の考えは、この陳情に対しての考えはどうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) その前に、今回中区から取り壊してほしいというように陳情が出されました。その前に、村には残してほしいという陳情が団体から出ております。それから議会の皆さんには、平六会、これは議会の名前だというように思いますけれども、平六会の方からも残してほしいということで陳情がされているというように思います。ですので中区から取り壊しをしてほしいというだけの陳情を1つ取り上げるんではなくて、残してほしいという陳情も一緒に考えてほしいというように思います。そしてまた避難場所につきましては、既に総務課の方へ指示をいたしまして、あそこへ集まらなくてもいい方策を今検討中であります。できるだけ早い機会にそれも発表してまいりたいというように思いますし、壊れないことを、あの建物が壊れないようにすることが一日も早く必要ではないかというように思っておりますので、私はそのようにできるだけ早くしていきたいという考え方であります。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 私は中区から残してほしいという、そういう陳情は聞いておりませんでしたので、今回の陳情の趣旨はこうだということを申し添えておきます。
 あの倉庫には昔からの稲作農具が保管されています。今回の懇談会の中で、安曇節の資料が必要との意見が何人かの安曇節の役員から出されました。安曇節の会長である副村長にお聞きしますが、資料館、展示室等の検討したことはあるかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) その前に1つ、中区の方から残してほしいという陳情ではありませんので、松川村の中の皆さんから残してほしいという陳情でありますので、そういうように思っていただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 副村長。
◎副村長(奥野勝久君) 今、会長として、私の方に指名されましたのでお答えをいたしますけれども、保存会としては、今質問にあるような趣旨での検討は、具体的にはしてはおりません。ただ、話の中では、あれば望ましいというような声は聞いてはおります。ただ、あるといいましてもですね、資料の関係の解読がどの程度進んでいるかとか、資料館をつくるには、つくって展示できるだけの状況というものもなきゃいけないので、それをどのように考えるかというが課題ではあると思います。あるかないかだけで言えば、できるなら欲しいというような状況であると思います。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 安曇節の役員からそういう話が出ましたので、やはり前向きに検討していただければと、こう思います。私はこの第2倉庫を廃棄を望んでいるわけではございません。あの第2倉庫をイメージして、3分の2程度の小さな、今の建物よりか3分の1ぐらいにして、今言いました安曇節の資料、それから民俗資料、西原遺跡公園の中か、ちひろ美術館の公園等に建てて、ちひろ美術館とあわせて見学できるような建物にしていったらどうかと、これも有効活用で安全な方法だと思います。これこそ有形無形の文化財になるじゃないかなあと思います。やはりその建物の中には、この第2倉庫の過去の歴史を展示しながら、安曇節、民俗資料というものを展示していったらどうかなあと、これ内外に発信して有効活用をどうかなあと、こう思うんですが、どうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) まず、ちひろ美術館の横の遺跡公園、仮称でありますけれども、そこへもって建てるつもりは私はございません。これと同じをものを。井上議員も壊すことが目的ではないということでございますので、ぜひ私と一緒になって、残す方向で力を貸してほしいというように思います。文化財というものは50年以上たっていないと、有形登録文化財にはならないということは、何回も御説明をしている中で御存じだというように思いますし、あの大壁を残すことが、今までこの松川村、お米を基盤としてこのように発展をしてきた松川村のシンボルとして残したいということでありますので、あれを小さくして、西原へ持っていって建てるという考え方は、今のところ私にはございませんので、ぜひあの場所へできるだけ早く耐震補強をして、現況のまま残していきたいという考え方に変わっていただきまして、一緒にやっていただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) やぶ蛇みたいな感じですが、どうしてその西原遺跡公園はだめなのか、ちょっとお聞きします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) あの建物を今あそこから動かすことができるかどうかをまず考えてもらいたい。あそこにあって、あそこで補強して残すことが、私は一番いいというように思います。あれを残さなければ、あそこでないと、大壁はどうしても取ってしまわなければいけない、この土壁を取って、あそこへ新たに西原へ持っていったときに、松川村のシンボルであります50年、70年もたっている建物がいいかどうかということもぜひお考えをいただきたいというように思います。遺跡公園へ持っていった場合は、登録有形文化財にはなりません。今の場所あってこそ初めて登録有形文化財として残せるというようにお考えをいただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 中区の先ほど出てきました陳情、内容を見ても、本当に住民は不安、そういうあれを持っていますし、あそこが緊急避難場所というようなことで、本当に私はできれば第2倉庫をイメージして、今言いました安曇節とか、民俗資料を展示して、ちひろとタイアップの中でやっていっていただければと、こう思うわけです。NHKの連続ドラマ「おひさま」でも、正調安曇節が全国に発信し、これから観光客をとめるよいチャンスだと思うわけです。そういう中で私は第2倉庫をイメージして、3分の1程度の大きさで、今の建物の材料を使いながら、展示できるスペースを持ってほしいということでございます。
 次に、西原遺跡公園の検討委員会の進捗状況をお聞きします。現在どの程度進んでいるかお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 昨年12月にプロジェクトチームの立ち上げをしてございましたけれども、まだ委員会といいますか、会議は開催してなかったんですが、この6月に入りまして、第1回目を開催いたしまして、用買の状況ですとか、今の用地の利活用の問題、現実につきまして御連絡をした次第でございます。今後の計画を策定するに当たりましては、いろんなスケジュールをまだ検討しなければならないわけですけれども、東日本大震災の影響ですとか、村の財政事情、非常に先の見通しがわからない状況の中で、補助事業なども検討をしていかなきゃいけないという状況でもございます。これからの課題としましては、来年度に向けて基本構想を策定をしていきたいということで話をさせていただきました。以上です。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) この西原遺跡公園の周辺の整備というのは、もう前からの答申が出ているわけなんですので、ぜひ早急に整備等の関係を検討願いたいと思います。
 教育長に確認したいと思いますが、未買地は2,210平米、地権者9名でよろしいかどうか、ちょっとお聞きしたい。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) おっしゃるとおりでございます。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) その地権者9名のうち、代替地を希望している人は何名ぐらいあるか。それで地区がわかればちょっと教えていただければと思いますが。地区がわからなければいいですが。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 2名の地権者の方です。それから地区につきましては、ここではなくて後ほどということにしていただければ、大変ありがたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 今、代替地を希望している人は2名という話ですが、村長にお聞きしますが、先日の土地開発公社の会議のあいさつの中で、遺跡公園の代替地である細野の土地を家庭菜園にするということをあいさつの中で言ったとお聞きしますが、本当ですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は家庭菜園にするというあいさつはしなかったように記憶をしているんですけれども、あれを代替地として公社が松川村から委託をされて買った時点、あれが本当に代替地になるのかどうかと、大変なところを公社は買ったんじゃないかということは、前にも申し上げました。係の方から家庭菜園として考えることも1つの方策だというような話はあったというように思いますが、私はあそこを家庭菜園にするといった覚えはございませんので、再度調査をしていただければというように思います。係としては、そういうことも考えなければ、今あのままでいつまでも置いといていいのかということなんです。そこら辺のところも公社としては十二分に考えなければならない、公社があれ代替地として使用できなければ、松川村へ買い戻しをしてもらわなければいけないというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 井上議員。
◆3番(井上直昭君) 実は議会の中でも、会議等の報告があります。その中で、もう土も入れるというような話を聞きました。先ほど教育長の方から、代替地を希望している人に対する、もしそこを家庭菜園にしてもいいんですよ、もしそういうことになれば、代替地を見つけて用意しておくということも必要じゃないかなあと思います。もしそういうことがあれば、未買地の交渉もできなくなるというようなこともありますので、できれば代替地を見つけて細野の土地をそういう違う活用方法もいいじゃないかなと思うんです。どうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 最初どういうことであそこを買ったか、私は知りません。代替ということで持っておりますので、あそこを代替として話をさせていただきたいというように思います。あそこがだめならほかの代替地を見つけてということにつきましても、ちょっと担当と相談をしなければいけませんので、農地法等いろいろ法律がひっかかってくるというように思います。そんな中で、今の御意見は意見としてあったということで、お聞きをしておきます。
○議長(新村久仁男君) 井上議員、残り時間4分です。
◆3番(井上直昭君) この代替地、もう今の細野の土地ですけれども、もう何年も代替地としてあそこを希望している人はいない、そういう中でぜひ検討していただいて、違う土地をもうけてもらうような形で検討をお願いしたいと思います。今、未買地が約2反歩ちょっとと、2,210平米ということですので、そういうことの中で、ぜひ早くあそこの西原公園の未買地を整理して、ほかの計画をやっていただきたいと、こう思うわけです。そんな中でどうか私は西原遺跡公園の方へぜひ歴史館として、今の第2倉庫を移転をお願いすることをするわけです。どうか再検討をして、住民に理解が得られるようお願いして、私の質問終わります。よろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 第2倉庫を西原へ移転する考え方は私にはございませんので、現在の場所で考えていきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) これで、旧農協第2倉庫についての質問を終わります。
 以上で、3番井上直昭議員の質問を終わります。
 ここで11時15分まで休憩いたします。
                               午前10時58分 休憩
                               午前11時15分 再開
○議長(新村久仁男君) 再開いたします。
 続いて、順位2番、12番榛葉良子議員の質問事項、東日本大震災を教訓とした村の取り組みについての質問を許します。榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) では通告に従ってお願いしたいと思います。
 3番議員も質問いたしました東日本大震災は、日本じゅうがまさかと信じられない大震災でありました。これからも同僚議員がお聞きしますので、重複しないようにはしたいと思いますけれども、お願いしたいと思います。
 あれから3カ月、遅々として進まない復旧とおさまらない原発に怒りを覚えます。そして、国民を置き去りにした国会のありようには、怒りを越えましてあきらめに近いような感情を抱くのは、私だけではないと思います。しかし、世界の地震発生が日本は20%発生する確率だそうであります。世界じゅうで発生する地震の20%は日本だということが報道されておりました。先ほども言っておりましたけれども、糸魚川構造線に30年以内に起こる確率が高くなっているというお話もあります。ただ、そういうことでやたらに不安をあおる必要はないと思いますけれども、日々備えることは大切だと思います。
 そこで、現在の防災計画の問題点について、多分今回の震災でいろんなことが出てきていると思いますけれども、見直し等をお考えでしょうか。日ごろ震災について意識していることは大切なことです。特に訓練は繰り返すことが今回の地震でも明暗を分けた事例もあるようです。今年の避難訓練についてはどのような検討をされておりますか、お聞きします。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) まず防災計画の見直しの点でございますけれども、県とか国の動向を見ながら、必要事項については見直していかなきゃいけないというふうに考えております。当面今の防災計画の中では、原発に関する事項が載っておりませんので、その部分については当然見直しが必要だろうというふうに考えております。
 また、今年の村の総合防災訓練、8月の下旬の日曜日に開催予定ではございますけれども、今までここ数年は自主防を中心に各地区の皆さんはそれぞれ防災訓練を行っていただいた経過がございますけれども、それプラス本年は役場周辺に集まっていただいて、変わったメニューを計画をしたいというふうに、この間は区長会の方へ申し上げました。やってもらいたい事項があったらお知らせくださいっていうお願いもしてありますけれども、詳細については、今総務課の方で検討中でございます。以上です。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) では、防災訓練までには詳細が出されて、今までにプラス今回の震災についてを、十分踏まえた上で訓練をしていくということでよろしいですね。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 詳細につきましては、7月中旬くらいまでにまとめまして、区長の皆さんにまたお知らせをして、御協力を願いたいということで、お願いする予定でございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 先ほど、国とか県からの指示をということもありましたけれども、村としてもやはりもう一度見直すっていう必要はないですか、そういう点についてお話はないでしょうか。例えばですね、避難場所についてもね、ハザードマップが示されておりますけれども、水害の場合と地震の場合とではどうなんだろうというような点は、検討にはないですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 防災計画の中には、それぞれ洪水の場合はどういったことで対応していく、地震の場合はどういったことで対応していく、それぞれの災害につきまして対応策を別々に設けてございます。ただ、共通の場合は同じという形になっておりますけれども、災害とはいろんな重なる部分がございますので、基本的な部分は当然変わりないと、災害の状況によって村の指示の出し方も変わってくるんではないかということで、それぞれの災害の書類、それか大きさによって対応していく今の計画になっておりますので、今の状態の中で十分対応できるというふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今のその判断の仕方というところでね、やはり行政ばかりではなく、やっぱり区民、それから特にその区長さん等の判断の受け方というので、随分違ってくると思うんですね。その辺の連携が十分できるように、今回の訓練の中でも入れていっていただけるような、お互いが認識を共有するような形をしていかなければいけないと思うんですよね。訓練してもやっぱり多分大丈夫だろうなっていうような判断の中での、訓練だからというような判断、私自身もそうですけれども、そういうことが多いので、ぜひ今回もう少しこう自分たちの、先ほど言ったように、不安をあおることは必要ないとは思いますけれど、もっと自分たちの身近なものとして、自分たちが判断できるような体制づくりをきちんとしていっていただきたいと思います。
 次に、災害用の備品について、以前にもお尋ねしましたけれども、食料につきましては、以前農協と提携してあるから、そちらの方で準備していただくというお話でしたけれども、今、店舗は農協はここにはないわけですよね。その辺については村で備蓄を考えるようなことはないですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 備蓄につきましては、いろんな考え方があるかと思うんですけれども、賞味期限の問題ですとか、そういった問題で食べ物に関しては非常に厳しいだろうと。村内には玄米といいますか、お米を持っている方はいっぱいいらっしゃいますので、その炊き出しの方法ですとか、そういったことも自主防も含めてお願いをしていければというふうに思います。当面、水については役場の庁舎のピロティの方に備蓄はされておりますけれども、それは業者の方の協定の中で、賞味期限前に入れかえをしていただいて、御協力をいただいているところでございいます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) お米について大丈夫だろうという話ですけれど、賞味期限等はやっぱり食料については期限が長いと思うんです。それできのうですか、新聞に出ていましたけれど、こう全員の分ではなくて、こう入れかえをしながらやっていくという方法もあると思うんですけれども、お米あるから大丈夫だっていっても、やっぱり急な場合にはあった方が、私は安心できると思うんですけれども、その辺の検討を再度していただきたいと思いますけれど。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 自主防災組織も含めまして、今後の課題とさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今、自主防災の方へというお話ありましたけれども、水の場合はポリでというか、2リットルの瓶で備蓄してあるということですか。以前にはその地下へタンクを掘ってというような話もあって、だめになっちゃったんですけれど、その辺はどうなんですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今、飲料水につきましては、500ミリリットルのペットボトル2,400本を備蓄をしてございます。2リットルではなくて500ミリリットルということでございます。地下水という部分はちょっと自分把握してないんですけれども、やはりすぐ飲めるとなるとペットボトルということで、今2社と協力をしていただいて、備蓄をしているのが現状でございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 先ほどの3番議員の質問の中で、停電になった場合の対応というのは、24時間、自家発電もあるし大丈夫だというお話でしたけれども、先ほど各地区で自主防災が立ち上げられているけれども、たしか立ち上げるときに補助金5万でしたか、出してはいただけますけれども、その後ですね、その防災用品というものは各地区でもう用意してある必要があるんじゃないかと思うんですけれども、発電機とか、それからサーチライトとか、そういうものっていうのものは、各自主防災の方で、各避難場所に装備されているんでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 発電機と投光器につきましては、全自主防にお配りをしてあるということでございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) それは村の予算で全部配置してあるということですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) すみません、当初50万円で備品を各区に整備をしまして、あと5万円は事務費としてお配りをしてあるという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) じゃあ各地区全部発電機とか、サーチライト等整備してあるかどうかということは、確認はしていないということですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) すみません、50万をお配りをしまして、必要最低限な発電機と投光器は整備してくださいと、それ以外で各区で必要なものを整備してくださいということで、50万円をお渡ししてあるということでございます。村で買ってお配りをしてあるということでございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 50万の中で、村で買ってということで、手配してあるということで理解していいですか。そうすると西原地区が今年最後だってお聞きしていますけれど、そうすると全区配置になっているということですね。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 自主防とは別に、もう全区へ行っております。ですので西原は今年から立ち上がったところですけれども、以前にお配りをしてあるということでございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) はい、わかりました。じゃあ各地区公民館が避難場所になっていると思いますけれども、そこへの発電機とか、サーチライトは配置してあるということでよろしいですね。はい、わかりました。あと、土のうとかその防災用品、不足の部分もあると思いますけれども、できるだけ各地区避難場所に装備できるような、発電機とサーチライトがあればいいという問題でもないと思いますので、その辺の充実をさらに検討をお願いしたいと思います。土のうについては袋を、砂とか袋とか別々だと思うんですけれど、その辺は各地区にはあるんですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 土のうにつきましては、村の防災倉庫といいますか、そこにしかございません。ですので各地区にはお渡しはしてございません。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 各地区にあると、やっぱり区長さんたちいつも見回ったりして、御苦労いただいているので、どうでしょうか、その辺、袋と砂ぐらいというのはだめでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 土のう袋については、お配りすることは可能かと思いますけれども、砂につきましては、それぞれの地区で置いていただけるのかっていう、場所が確保できるのかっていう問題もございますので、当然災害に備えて村の方で砂等は用意してございますので、何かあった場合は消防団の方で対応するようにしますけれども、砂につきましては検討したいとは思いますが、区長会に諮らせていただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) そうですね、ぜひ区長さんの方との連携と、村との連携を十分とれるように、今後話し合いをよろしくお願いしたいと思います。
 次に、J−ALERT(アラート)が7月1日から開始するということでお聞きしていますけれども、緊急警報が鳴らないことを祈りたいんですけれども、村民の周知はどのようにされるのか、お伺いいたします。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) お答えいたします。全国瞬時警報システムというのが、通称J−ALERT(アラート)の正式名でございます。平成22年度末、今年の3月末までに全国の自治体に配備されたものでございます。どういったものかと申しますと、消防庁からの緊急地震速報や国民保護情報などを、人工衛星を活用しまして人の手を介さずに自動的に瞬時に同報系の防災無線により住民に伝えるというシステムでございます。村では7月1日から運用を開始するということでありまして、既に議会の皆さんを初め、区長会、消防団等への運用の開始についての説明は、既に行わさせていただいてあります。また、村ホームページ等で広報しておりまして、昨日配布しました広報まつかわへも、村民の皆さんへの周知ということで努めておるところでございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) それが突然、例えば鳴ったときの対応、大変だと思いますけれど、その辺のこう音を出して訓練をするというのか、周知するということはできない訳ですか、事前に。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 訓練につきましては、消防庁の方が中心となりまして、年間に何回か全国的に行っているところでございます。ただ、訓練の前には十分周知をしておかないと、住民の方々が非常に不安というか、あわててしまいますので、その辺のところも考慮しまして、訓練等を行う場合は、十分検討したいというふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 住民への周知を徹底していただくようにお願いいたします。
 次に、節電対策ですけれども、菅首相の突然の浜岡原発の休止に伴いまして、国では15%の節電が求められておりますけれども、さわやか信州省エネ大作戦として、県では昨日午後1時から4時の間、5%の削減という方針を出されました。村としては、それについてどのような対応をされるのか、お伺いいたします。最初に庁舎へ冷房設備が設置されるわけですけれども、これはガスだとお聞きしていますが、どのパンフレットを見ましても、エアコンの温度を上げることが一番の節電になると言われています。ガスだから節電には関係ないということではなくて、何かその庁舎に対して工夫をするとか、それからエアコン以外の節電対策等、何か御検討なされているでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 当然、空調設備につきましては、今までなかったものをこれから設置するわけでございますけれども、極力使わない方向で、去年の暑さに比べればという、去年と同じくらいの暑さになった場合ということで、極力使わない方向で節電に努めていきたいと。やはり空調とは言いましても、電気を使わないと送風できませんので、その辺も考慮していきたいと思います。
 それから、節電の取り組みにつきましては、先ほど議員さんおっしゃられましたように、中電でもお願いをしたいというふうに広報されまして、県の方からも1時から4時の間、5%削減という新聞に載っておりました。正式に県の方からまだ文書は来ておりませんけれども、以前からも節電に取り組んではきておりますけれども、今後新たな取り組みとしましては、やはり消費電力の少ない蛍光灯からLED電球への交換、これ一気にやっちゃえば20%から30%電気が削減されるということですけれども、どうしてもコスト的に高いということで、それと工事も必要だということで、一気にはできない状況ですけれども、これにつきましても、点灯時間が長い蛍光灯について、順次交換する予定を計画しております。
 また、自然エネルギーの活用としまして、当然ですが、もう設置済みですが、太陽光パネル設置しておりますので、これも今までどおりお天気が続くと発電ができるという内容ですけれども、そのほか職場環境に配慮しまして、今事務所南側、課長が座っている席の2列がなるべく電気を消していきたいということで、節減に努めていきたいと思います。また、自席離れる場合、会議で2時間離れるとか、出張で半日いないとかという場合は、パソコンの電源を落とすとか、スタンバイ状態にするということで、ちょっとではありますけれども、そこも節電に、職員に徹底して節電をしていきたいと。それからあとはエレベーターですね、待機電力は大したことないんですけれども、やはりエレベーターが動くと電気を使うということで、健康な方はなるべく階段を御利用してくださいという案内板を表示しまして、節電に努めていきたいと、そんなことで庁内は考えております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) なかなかこういう涼しい地域での削減というのは、難しいかなあって私も思いますけれども、けさ来ましたらエレベーターの前にちゃんと張り紙がしてありまして、階段を上ってまいりました。そういうほんのちょっとしたこう啓発が、みんなで節電しようという気持ちになると思うんですけれども、一般家庭への指導というか、そんなような啓発活動というのは、どんなふうになさるおつもりですか。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) ただいま総務課の方から庁内における節電活動についてお話ありましたが、住民に対しましても、先ほど議員さんからお話ありました、県の省エネルギー・自然エネルギー推進本部が立ち上がったのにあわせまして、防災無線等にあわせまして、待機時の消費電力を減らすという省エネ啓発活動をより推進させていただくということで、よろしくお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) それは何か広報とか、そういうものでお知らせしたり、何かチラシを配るとか、そういうことをなさります。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) 昨日、その県の方のさわやか信州省エネ大作戦が立ち上がったところでございますので、県の方、全県下を県の方として周知するような形をとっていますので、うちの方としましても、その県の動向と、それとうちの方では待機時の消費電力を減らすということをプラスアルファさせていただいて、周知させていただくということでお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) ぜひ啓発に努めるようにお願いしたいと思います。
 次は自然エネルギー、先ほど太陽光発電設置したというお話ありましたけれど、エネルギービジョンを策定した折には、今後は取り組むつもりはないというお話がありました。ただ、設置していただいたことは大変よかったなあとは思っていますけれども、一般家庭でも最近あちこちで乗せておりますけれども、補助は考えております。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 考えています。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 考えていただいて、これから方法もいろいろある、国の動向もあると思いますけれども、ぜひ松川でエネルギービジョンを策定したときに、一番活用できるのは太陽光発電だけだと、小水力も検討はしたりしましたけれど、なかなか難しい点があるということで、自然エネルギーというのは太陽光発電が一番だろうということもありましたので、ぜひその普及をするためにもお願いしたいと思います。
 それともう1つ、県が孫社長さんですか、メガソーラーについて検討されました。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) あれにつきましては、検討というかですね、話し合いはしました。ですが2町歩から3町歩の土地が必要という状況の中で、じゃあ松川村にそれだけ空いている土地があるかどうかと、ちょっと見当たりませんので、いい施設っていうか、いい省エネではありますけれども、ちょっと難しいかなあと。それより松川村の予算が足りなくなるほど住民の皆様にその省エネ対策のこれからやりますけれども、手を挙げていただきたいというように思っています。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) いい提案いただきましたので、ぜひ早急に取り組んでいただいて、村の皆さんに御利用いただくようにお願いしたいと思います。
 次にですけれど、公共施設の耐震診断はすべて済んでおりますでしょうか。特に避難場所と指定してある場所の耐震診断はしておいででしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 公共施設、特に避難施設につきましては、村内で24カ所指定をしてございますけれども、すべて耐震、昭和56年以降の建物でございますので、耐震診断はしてございませんけれども、基準に達しているということでございます。ただし、東細野会館の一部、これにつきましては県の建物でございます。昭和52年に県により建築されたものでございます。これにつきましては、県の建物ですので、県の方に対しまして、早く耐震診断をして耐震補強、もし何かあった場合は耐震補強をしていただきたいということで、2年前と今年の5月、それぞれ県の方へお願いをしてございます。建て増しした部分につきましては、村の建物でございますので、それは平成4年度に建築してございますので、そこの部分は新基準でつくってございますので、そこの部分、東細野の一部という以外は耐震は大丈夫だというふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) この前、決算委員会の話し合いの席でも話が出ましたけれども、消防の詰所について、前回同僚議員も質問いたしました。その辺について、やはり下に消防自動車があって、2階に詰所があるという状況のところがあって、心配なんだけれどもというお話しありましたけれども、その後のお話はいかがですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 消防の詰所につきましては、3月議会でもお話ししたところでございますが、確かに古い建物が多いということで、平均でも36年ほど築後経過しているということでございまして、あの後、早急にですが、各消防の分団の方へ今後のというか、将来のどういったあり方がいいかということで、要は1つの分団の中で、以前の9分団制のときのやはり詰所が3つ、例えば1つの分団の中で3つとかを所有しているところがございますので、将来についてのやはりビジョンを考えながら、どういった形の配備がいいかという話し合いを今分団の中では進めております。それから、区長会へもその件をお話しさせていただきまして、各地区の分団とそれぞれそういったお話し合いを持っていただくような形にお願いをしているところでございます。中では、その中でも既に分団の方から地区の方へ要望が上がっておりまして、詰所の建築等を検討されているところが、既にあるという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) ぜひ村も指導的に取り組んでいただけるように、なかなか区長さん方も2年おきにかわりますし、大変な、これを進めることは大変なことだと思いますし、例えば地震が起きてつぶれてしまったら、自動車は出ないわけですから、その辺早急に耐震診断をしながら進めていただくようにお願いいたします。
 次に、避難場所に隣接します旧農協第2倉庫についてお伺いいたします。先ほど3番議員もお聞きしましたので、重複することもあると思いますけれども、震災がありまして、地域住民は本当に不安に思っておると思います。先ほど倒壊の可能性が高いと、今の状態では高いというお話もありました。今定例会に地元からも陳情が出されて、村当局へも要望が出されていると思いますが、地元の住民としては不安を感ずるのは当然のことだと思います。
 それで、この要望に対して、先ほど村長は避難場所を設置することは考えていると、でもこれがどちらにしても実行されるには、まだ時間がかかりますよね。そうした場合に、これ、ここがちょっと危険な建物ですよというようなことをした方がいいんじゃないかっていうこともありますけれども、その辺については、避難場所は検討されているということですけれども、住民へのその周知というようなことで、何かあったらお願いしたいと思います。それとですね、最近震災が起きたり、それから近隣でも震度1という小さなのですけれども、松本とか、木曽あたりで発生していますが、村民の命を守ることが行政としては一番の仕事であると思います。村長として、最近のこの状況について、どんなふうにお考えですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 言われました、村民の命を守ることが使命でありますので、そのようにさせてもらいたいというように思います。それから、第2倉庫の件でありますけれども、早く危ないから取り壊せっていう陳情が出てきておりますので、周知をしなくても十分中区の皆さんは御存じだというように思います。そういう中で、住民の皆さんが危険にさらされないように、早く耐震補強工事をしてまいりたいというように思いますので、ぜひ御協力をいただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 中区の皆さんからは、ただ壊せということではなかったと私は受けとめております。こういう場合には、例えば避難場所をほかに設定してくれ、ほかの要望も多分出ていたと思います。ただ壊せということではなかったと思いますので、その辺の受けとめ方違うと思いますけれども。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 先ほども申し上げましたけれども、避難場所については、今、係に早急に指示をするようにという、早急に結論を出すようにということで指示をしてございます。これにつきましては早急に出します。ほとんどもうできているというように私は思っておりますので、後で係に答弁させますけれども、そういう状況の中で対応を、できるだけ早い対応をしていきたいということでありますので、ただ壊せというか、壊さなかったらどこへ持っていけ、どこかへ持っていけっていう言い方をするといけないんですが、移築をしてほしいとかね、それから何ですか、あそこに850人が避難をする場所だから、十分確保しろというように話も出ておりましたけれども、その人数を分散することによって、あそこを少なくて、少ない人数で済むというように思っておりますので、そういうことを今、係に指示をしております。ちょっと今の検討状況を説明させますので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 避難地につきましては、1人当たり避難したときに、何平米くらい必要ですといったような基準というものはないわけでございますが、今、村長の方から話がありましたように、1カ所に例えば800人以上を集めるということだけでなく、近くであればそういった広い施設というか、広い空き地、または公園を活用することによって、それぞれ少しでも広い面積の避難地を確保していきたいというふうに、今既に検討を行っております。できればあまり遠くへ分散しないで、なるべく近くでそれぞれスムーズに避難をしていただけるようなところがいいということで、今進めているところでございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 先ほどの村長の答弁からすると、八百何十名を少なくするっていうことは、あそこを避難場所にまだするということで受けとめていいんですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 一部は避難場所に使っていただきます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) でも倒壊する恐れはあるということは、先ほど申していましたよね。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) だから倒壊することが少しでも早くなくなるように、御協力をいただきたいということでお願いをしております。あれが倒壊したときに、一気に来ないように、少し中へ入っていた人たちも出る余裕があるようにということでの補強工事であります。どこへ倒れるかわかりませんけれども、横へ倒れるか、どっちへ倒れるか、これはわかりませんので、そういうことのないように早くしたいということであります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今、村長早くしたいというお話でしたけれど、順序をお聞きしますけれど、登録有形文化財に登録して、この前、村長おっしゃったのは、その後改修に入ると、そういう理解でいいんですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 登録有形文化財に登録できるかどうかわかりませんけれども、手続を早くしてですね、その後改修計画に入りたいということであります。そして、避難場所につきましては、それ前にこちらの方針が出ますので、それにつきましては、中区の皆さんにしっかりとお知らせをしてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) でも登録有形文化財として認めていただくっていうことは、改修費用はいくらかかっても、それは実行しなければならないということですよね。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) だから登録有形文化財には、今のままでいいかどうかということなんですよね。だからすべて直して登録有形文化財にするという考え方は私にはございませんので、現在の建物を登録有形文化財として残せるものなら残したいと、そういうことでありますので、この前から皆さんに御説明しておりますように、あの大壁を残して二千数百万の中でできるということでありますので、それを考えているということであります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) ただ、大壁を残すっていうことと、それと基礎を、先ほど質問ありましたけれど、基礎の改修とを考えたときにですね、倒壊しない、大壁は絶対に残したい、となると2,100万で済むかどうかっていうところは、私は疑問だと思うんですけれど。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) それは専門の設計者が、そういうことで大丈夫ですって言っておりますので、榛葉議員心配であるかもしれませんけれども、私は設計者を信じたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) でも設計者でも、やはりその辺は検討が必要だっていうことは書いてあるじゃないですか。その辺をどう受けとめます。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 検討は必要であっても、あれで金額が出てきておりますので、私は大丈夫という判断をしております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 私はどうしてもそこが、私たちが議会が皆さんのところへお聞きしに行ったときも、やっぱりそうでしたけれど、2,100万だからいい、6,000万だからだめだっていう話ではないと思うんですね。私らも村長からいろんな気持ちをお聞きしているんですけれども、どうしても今までの経緯からして残したいっていうことは理解できます。私もそれは思います。だからこれからどうしていきたいんだと、今後ね、村の中でこういうふうに大事にしていきたいんだとかって、そういう理念が私には伝わらないんです、どうしても。懇談会に行った席でもね、いくらかかっても残す価値があるならば残せばいいじゃないかと、だけれどもとりあえず残すっていう気持ちならば、それは残すべきではないっていう意見もありました。また、90%は保存に反対であると、だけど理由としてはですね、財政問題、再生と活用のためのイニシアルコストとか、ランニングコストがわからない。それから古いものは残せではなくて、古くてよいものは残せ、農業のシンボルと言っているけれども、この田園景観を残すことがまずそのシンボルではないかと、農業を基盤とするシンボルではないかというような御意見もありました。しかし、その方は自分の中には10%残したいという気持ちがあると、これはみんな、私もそうですけれど、同じだと思うんですね。その10%の気持ちを納得させるためにですね、あそこは収蔵庫は土と木でできていると、その空間がとても価値があるんだと、先ほど村長がおっしった大壁を残すという、残したいという人の意思をもっと示してほしいという意見がありました。これは私多分村民みんなそう思っていると思うんですね。その御意見が村民の気持ちを代表しているというんだと思いますけれども、村長はその辺どう受けとめますか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) それぞれ残したいという気持ちはお持ちだというように私は思っております。田園がその残すことによって、松川村のシンボルじゃないかという方もいますし、私はかつて10万俵供出をしてきたあの建物も、松川村のシンボルだというように思っております。そういう中で、この田園地帯にあの倉庫があって、初めてマッチするものだというように思っておりますので、両方とも残していきたいという考え方であります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) やはり村民にしてみるとね、先ほど一番最初にありました財政問題ですよね、再生と活用のためのイニシアルコストとかランニングコストが知りたい、そういう話もありますし、それから6,000万かかるので壊すという決断をしたときにはですね、当時の判断はね、多分村長おっしゃったのは、これは若者は壊した方がいいんじゃないかっていう、残したくないっていう、残す必要はないっていう意見が多いんだろうと言っていたこともありましたし、また村が指定した防災公園だからということも一言おっしゃっておりました。特別委員会の意見でも、やはり文化財として守るために、多くの世代の理解をいただきたいということはありました。この辺について、説明する責任はやはりあると思うんですけれど、いかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 確かに6,000万から1億というお金は大きな財源であります。そういう中で残すことは大変だなあというように思っておりましたし、今議員がおっしゃられたことはすべてそのとおりだというように思います。だけれども、二千数百万の中でもって壁を残しながら耐震補強ができるという結果が出てまいりました。この6,000万から1億というときには、壁は一切もう取っちゃうと、残さないという状況の中でありました。また、それぞれの陳情者の中から、あの大壁の建物を残すことが必要なんだと、そういう強い希望も聞いております。私も確かにそのとおりだというように思います。あの建物の壁を取って板壁にしたりですね、新たなものを塗って残すんだったら、価値があるのかなあということは、ちょっと考えますけれども、あの壁が残りながら、あの建物が残ると、そういうことでありますので、私は再度検討した中で、今の松川村の財政の中で、二千数百万なら残せると。
 今後どうするんだということにつきましては、今まで平成4年からずっとあのままにしてきたんですよ。だからここへ来て、きょうやあしたの間に、何に使うだ、何に使うだって言われてもですね、いい考え方が出ないかもしれません。ですので、とりあえず壊れないようにして、これからのことについてはこれからゆっくり考えられると、そしてまたあの中に今松川村の古い民具が残っているわけであります。そういうものを活用しながらのことも考えられますし、前に言われました、みそ玉の置き場所にしたっていいじゃないかとかですね、いろいろそういう意見も出ておりますので、そういうことも考えながら、これから壊れなければゆっくり考えられますので、そういう中でそれぞれの皆さんの御意見を聞きながら考えていきたいというように思いますので、今まで4年から19年ですか、18年ですか、たってもあのままで来ていたものを、すぐですね、こういうものに使うということだって、なかなか難しいと、武蔵野美術大学からも提案は来ておりますけれども、そういうもので本当にいいのかなあということも、十分検討していかなければならないという状況で、現在の建物をあのまま残しながら、今後考えてまいりたいということでありますので、ぜひ議員もひとつ残す方ということで、お力添えをいただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) その今の村長のお気持ちはわかりますけれど、庁内の検討委員会にお願いしましたね、検討してくださいと。庁内では検討したら、壊した方がいいという結論出した、そのすぐ村長がですね、検討委員会と話し合いをする余地もなく、これは残したいと、その辺にとても私は村長のお気持ちもありますでしょうけれど、独裁的なものを感ずるんですね。今回その震災に対してですね、ある方がおっしゃっていました。この前の阪神大震災の折には、官僚が提案をいろいろしてきたと、官僚の提案を受けて政治家が、国会が予算を組んで、すぐ取り組んだと。復興が早かったと。現在は菅内閣の中で、脱官僚ということを掲げて、官僚の意見がなかなか反映されないと、そういう中でこれだけ復旧がおくれているんだと、だからこの官僚と、今までの経験とか、それから官僚同士のつながりとか、そういうものの中で案を出していくということは、とても大事なことだということも聞いています。その中でですね、やはり村長が独断というのか、そこで1人で決断された、この前は村長は1人で決断しなきゃならないときもあるっておっしゃっていましたけれど、でもやはり庁内の職員が検討した意見というのは重要だと思うんですけれど、その辺をどうお考えです。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 庁内の職員の検討は十二分に、大変重要なものであります。それは私も十分わかっております。しかし、最終結論としまして、検討委員会が出した結論と、中間で出した結論は、若干違っております。そこら辺のところもぜひ考えて読んでいただけたらというように思いますし、官僚の意見というものは、十二分私は尊重をしてまいりたいというように思っておりますし、私も官僚かどうかちょっとわかりませんけれども、長い間、この村にお世話になりながら、そういう立場で仕事をしてまいりました。そういうことを踏まえながら、今回は残したいという結論を出しましたので、ぜひ御協力をいただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 1月25日にいただいたのは、中間発表だということは私たちは聞いていません。中間報告だっていうことは、結果報告だとお聞きしました。その後、村長が残したいということで、あれは中間報告だったと、最終的に3月17日でしたか、出してはいただきました。そこには登録有形文化財ということで残せという、残した方がいいということはありました。なぜそこで職員とのきちんとした話し合いをしなかったのかって、私はそこが問題だと思うんですけれど、どうですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 御存じのように日程が余り、日がなかなかとれなかったという状況の中で、前にも言いましたけれど、たしか私は17、18、19東京に行った中での、1月のですね、その中での話し合いの中で、そういうことが方向ができるということを話を聞いてまいりましたので…。
○議長(新村久仁男君) 村長しばらく。
                               午前11時59分 休憩
                               午後 0時00分 再開
◎村長(平林明人君) その後、職員との話す機会は余り時間がなくて、なかったわけでありますけれども、一部の職員には、私の考えは伝えてございます。だれにも相談をしなくてですね、取り壊しから残す方向にしたわけでありません。ですが、この前も申し上げましたように、最終決断は私が、私の役目であります。そういう状況の中で職員にも、私は中間報告だということで言っておりますけれども、報告を出した後、職員によく話をしまして、もう1回検討してほしいという状況の中で、今回の3月の最終報告というように私は思っておりますけれども、それを出していただきましたので、ぜひそういうことで御了解をいただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) もう結果ですので、その辺については今お聞きしましたけれども、すずの音ホールがですね、これだけ利用されて、とても協働の村としてすばらしい施設だという評価をいただいておりますけれども、あの施設をつくるについても、最初はやはり賛否両論ありました。その中でワークショップを開催して、自分たちで考えて提案したものがつくられたと、じゃあ自分たちで利用しなきゃいけないんじゃないかということで、あれだけの利用があるわけですよね。だから、その辺についての、やはり協働の村ということをね、協働の村づくりをしていくということであれば、もっと村民、ここまで先ほど村長が長い年月放置してきたと、じゃあもうちょっと慎重に考えてもいいんじゃないのかと、もうちょっと村民の理解を得るっていうことをしないと、私は思うんですけれども、その辺の努力はいかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ないものから、ないところからこの交流ホール、すずの音ホールはできたわけであります。1年おくれております。これはつぶれる心配がありませんので、ゆっくり考えてもらって結構です。ただ第2倉庫につきましては、ほうっておくとつぶれるんです。だから早急にやらなきゃいけないということで、私は急いでいるわけであります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) よくわかりません、私には、その時間的なことはわかります。だけれども、そのどうしてもこうしていきたいんだっていうものが、どうしても私には伝わらないんですよね。今回こういう大震災があって、先日、信濃毎日新聞の市町村長へのアンケートでも、ほとんどの首長が今後の財政運営に不安を感じているという、村長もそう書いてありました。これはね、政局だとか、感情論だとかっていうことでは、決して結論出してはいけない問題だと思うんです。ぜひ今後の村政を運営していく、これから長い年月守っていかなきゃならない、ぜひもう少し私は村民の皆さんに理解をしていただいて、村長がその辺のもう少し考えの柔軟性を持っていただくことが大事なことだと思うんですけれども、いかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 柔軟性は十分持っているつもりでありますけれども、私は松川村の農業に対するこの第2倉庫がシンボルだという考え方でありますので、これ以上柔軟性にしていると、あっちへ行ったりこっちへ行ったりということを言われるかもしれませんけれども、そういうことじゃなくて、私はシンボルとして、今先ほど言われました農地ともに残してまいりたいという考え方でありますので、つぶれないよう、早急に手配をしてまいりたいという考え方に変わりはございませんので、ぜひ御理解をお願いします。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) さっき3番議員もおっしゃいましたけれど、田園風景を守りながらというと、あの場所に残す必要ありますか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) あの場所からどこかへ持っていくということは、あのものが壊れる可能性がある、100%私は壊れると思います。それで新たに持っていったところでは、築70年というものにはならないわけです。50年以上という、このことが大事なんです。ですのでぜひそこら辺のところを気持ちを大きく持って、同じ農業をやっているものとして、ぜひシンボルとして残してもらいたい、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 農業やっているものとして理解はしていますし、気持ちは同じだと思います。ただ、今後ね、今後のことを本当に考えると、本当にそれでよかったのか、よかったと言われるようなやり方をしていただかないと、禍根を残しますし、何かその辺のところをもう少しね、村長も説明に出て納得していただく、それから残したいっていう方々もぜひ提案をしていただいて、こんなふうにおれたちも協力するし、みんなでやろうじゃないかっていうような、そんな機運がなければね、今の状態で私はちょっと難しいことというのか、村民に理解いただけるのかっていうところは、すごく私は疑問です。どうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 心配はつきものであります。ですので私は私の考え方の中で、今後十二分に検討をして、ああ、残してあってやっぱりよかったなあと思われる方策を見つけながら進めてまいりたいというように思いますので、最終的にあの耐震補強の予算を出していかなければいけません。議会の皆さんに認めてもらえなかったら、またそのときは考えますけれども、認めていただくように、議会の皆さんにぜひ御協力をいただきたいというように、今からお願いをしておきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) ここでいくら討論しても、議会は議会、私は私の結論を出したいと思いますので、以上で1番の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、東日本大震災を教訓とした村の取り組みについての質問を終わります。
 続いて質問事項、「すずむし保護条例」を活用した村活性化対策の質問を許します。榛葉議員、残り10分ですので。榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今、村長が田園風景を残したい、それから農業のシンボルとして残したい、農業に対する強い思いだと受けとめますけれども、それでは、観光についてですけれども、農政懇談会の折にいろんな提案がされました。村長が観光元年という言葉を初めておっしゃいました。その思いをお話しください。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 1つこれはいい言葉なんですよね、今までのも引き続きやるんだけれども、さらに力を入れて、私は観光について、観光と農業について守っていきたいと。たまたま去年すずむし保護条例を認めていただいたという状況の中で、あれだけその報道関係の皆さんに興味を持っていただいたし、話を聞きますと、松本大学の山根教授の話を聞きますと、その教授の皆さんもよその学校の先生がですね、このすずむし保護条例について相当皆さんが、ああいうようにした方がいいじゃないか、こういうようにした方がいいじゃないかという意見も持っているし、話をしてくれると、そういう状況の中で、そういう皆さんの考え方を聞きながら、あれをもとに松川村の農業観光がさらに発展するようになったらいいなあということで、私は観光元年という言葉を使わせていただきました。
 それにつきましては、いろいろ方策等も考えなければいけませんけれども、今年の観光協会の総会でも、それからまた村の長期計画の中でも、それぞれ載せてございますけれども、旅行会社によりますね、松川村へその人を派遣してくれるとか、派遣というか観光のためにこう出してくれるとかですね、そういうこともいろいろ来ておりますので、こんな中と、あと数日前にきっと議会の皆さんのところへも安曇野ちひろ美術館の館長が黒柳徹子さんになったというあいさつ状が行ったというように思うんです。そういう黒柳徹子さんの知名度を生かしながら、生かしながらっていけませんけれど、借りながら、この松川村の観光を売ってまいりたいというように思っております。これは後のことでありますけれども、あのときはぜひその松川村、観光と農業でちょっと方策を変えながらいきたいということで、元年という言葉を使わせてもらいました。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今、村長から農業観光という言葉、初めてお聞きしたような気がします。村長は観光協会でもありますし、村長でもありますので、目指す観光というものは同じだと思いますけれども、今お伺いした農業と観光というものを重視していきたいということで理解してよろしいですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) もちろん景観を残しながら、やっていきたいということであります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今年度は先ほどお聞きしましたように、大きな旅行とか連携などで、ツアーが計画されているという、うれしいお話を聞きました。そのツアーの折にですね、村内の商店とか、飲食業とか、そういう方との連携はどのように取り組んでいかれます。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 先ほどのお話の中で出ました、そのそれぞれのツアーの関係でございますけれども、いわゆるツアーの計画の中で、いわゆるゴールの地点でそれぞれの農産物を販売していただくような形で取り組むような形を計画しております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 商店とか、飲食業とか、そういう農業だったら農産物を販売するとかそういうのはできるんですけれど、例えば商店とか、飲食とか、そういうことはまだ連携は検討はないですか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) その関係につきましても、観光協会の方で声かけ等、これからしていく段階でございますので、お願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 本当にいいツアーを組んだら、ぜひ経済効果が大いに発揮できるように、そういう連携っていうものがすごく大事だと思います。去年ですか、池田町に来たときには、ごみを落としていってくれただけだっていうようなお話も聞いたことがありますけれど、そうならないように、ぜひ村じゅう挙げてそういう連携がとれて、ああよかった、本当に村長が言った観光元年だって思えるような、そんなことをぜひ協力をしていただきたいと思います。
 農業との連携という面で言いますと、農政懇談会にいろんな意見が出されました。時間がありませんので、出荷物に印刷したシールを張ったらとか、すずむしの飼育を子供たちとみんなで、村民みんなでやったらどうかとか、いろんな提案がされましたので、その辺については、またこちらからも議会の方がとりまとめましたので、村側にもお願いしていきますので、御検討をお願いしたいと思います。
 1つだけですね、村長にお聞きしますけれど、松川村のPR米として鈴ひかりを販売しております。部会もあって、栽培基準を規定してやっておりますけれども、全国今、米というものは余っておりますので、販売に非常に苦戦している状況だと思います。支援センター中心に本当によく頑張っていてくださいますし、支援センターの職員も先日2キロの化粧袋を見ましたら、かわいいお土産用のでつくってありました。そんなことで、頑張っていてくれることは感謝いたしますけれども、このすずむし条例を制定して弾みつけたいと考えておりますけれども、村長はその鈴ひかりというものについて、どんなふうにお考えですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 鈴ひかりっていう名前が、ネーミングのときからいろいろ支援センターの方で力を一緒、力を尽くしてやっていたようでありますので、それにつきましては、松川村のすずむしが鳴いているところで育ったお米で、すばらしいお米だということは十分承知をしております。ですので、私どもは鈴ひかりについて、それぞれ販売業者のところへも事あるごとにお願いをしておりますし、これからもまたお願いをしていかなければいけないというように思っております。そういうことのほか、どういうように思っているかっていうのは、どういうように言えばいいか教えてください。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) いや、一部の村民から、やっぱり理解されていない部分もあると思いますので、村としてもこれをPRの米だという位置づけをきちんとしていただいてもらいたいという、そういうことであります。ちょっと時間がないので、それについてはまたお聞きします。
 次にですね、最後にお願いですけれども、乳川の左岸を遊歩道にというお願いなんですけれど、右岸につきましては、ちひろのあたりは舗装されてて、村長がサイクリングロードとしてということで舗装したと。細野地区では舟方遊歩道として整備されて、地域の方々がとても頑張ってくださって人気がありますけれども、途中から右岸へ入らなきゃいけないと。ウオーキングしている方では、やっぱり土の感触を感じながら歩けるウオーキングコースがないということで、ぜひその辺を何とかしてもらえないかということがありましたけれども、県なり建設省なりに交渉していただくことはできないでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) それぞれ係の方からこう歩ける、歩けないっていう図面をいただいておりますので、これに沿って十二分に皆さんに、村民の皆さん、また村外の人にも歩いていただけるような方策をとっていきたいというように考えております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) ぜひそんなふうに検討していただいて、左岸から見る風景と右岸とまた違うと思うんですね。舗装の上、それからこれからサイクリングロードを整備したときに、自転車と同じというとも考えますので、ぜひ働きかけをお願いしたいと思います。
 以上で私の質問、残りましたけれども、ここで時間ですので終わります。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 1分ありますので、ぜひ農地・水とかですね、それぞれの団体がございます。そういう中でお金もたくさんあるというように私は思っておりますので、ぜひ御協力をしていただいて、歩けるような配慮もお願いをしたいということを、最後にお願いをしておきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 農地・水で私たちの地域のことと思いますけれど、いただいたお金は面積が狭いので、それぞれ違いますので、苦労してやっていますので、その辺の御理解もお願いいたします。以上で終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、「すずむし保護条例」を活用した村活性化対策の質問を終わります。
 以上で、12番榛葉良子議員の質問を終わります。
 ここで1時15分まで休憩いたします。
                               午後 0時16分 休憩
                               午後 1時15分 再開
○議長(新村久仁男君) 再開いたします。
 続いて、順位3番、6番横沢喜造議員の質問事項、西部山麓地帯の自然災害についての質問を許します。横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) では通告どおり質問をしていきますので、よろしくお願いします。
 まず、午前中にもそれぞれの議員の方から話がありましたように、この3月11日に起きたあの東日本大震災は、国内観測史上最大の地震ということになり、私たちの脳裏にいつまでも焼きついて忘れることのできない大惨事となりました。殊にあの被害津波は、あの映像はとてもまともに見られないような、そんな状況の映像が続いております。ですが、その津波の比ではないんですが、私たち山沿いに住むものにとっては、山からの災害というものに対して、どうしても心配というものが先に立ち、いやが上にもそのことが高まってしまいます。この災害というものは、忘れたころにやってくるという受け身の考え方ではなくて、いつ起きても対応ができるというように備えておくことが、より大事じゃないかなと、殊にこの大震災で強く思うようになりました。
 先月の29日の大雨にも、各所の沢からの土砂を含んだ濁流により、川西地区だけでも3カ所が被害に遭ってしまいました。最近では台風ではなく、ゲリラ豪雨と言われるような瞬間的に降る大雨に対する警戒が必要になってきました。そこでまず国で定めました土砂災害防止法というものがありますが、それはどんなものか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) それではお願いいたします。法律的なお話で恐縮ですけれども、法からいきますと、土砂災害から住民の生命を守るため、土砂災害の恐れのある区域について危険の周知、それから警戒避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等のソフト対策の推進をするという法律であります。正式には長い名称がついておりますので省略いたしますけれども、この法律の対象となる土砂災害の発生原因ですが、1つが急傾斜地の崩壊というのがあります。それから土石流、地すべり、これらの恐れがある区域を土砂災害警戒区域というふうに定義しています。警戒区域のうち建築物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生じる恐れがある区域を特別警戒区域というふうに言います。急傾斜地の崩壊の場合は傾斜度が30度以上である土地が崩壊する自然現象。また土石流は、山腹が崩壊して生じた土石または渓流の土石等が一体となって流下する自然現象。それから地すべりは、土地の一部が地下水等に起因して滑る、または移動する自然現象というふうに言われております。この警戒区域及び特別警戒区域ですが、これは県が基礎調査をした上で、知事からの指定をされるというふうに定められております。
 松川村内の場合は、平成21年の3月、長野県告示によりまして土砂災害警戒区域及び特別警戒区域の指定がされました。このうち特別警戒区域ですが、この区域の急傾斜地の崩壊は村内に6カ所、それから土石流の場合は8カ所というところが指定となっております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 今お話のように、国で定めた法律があるわけでございますが、じゃあ松川村の現状はどうなのかということをちょっとお聞きしていきたいと思います。まず、がけ崩れ、地すべりが起こる場所というのは、今お話のように急傾斜度が30度以上というお話でございましたけれども、その松川村に6カ所その危険箇所があるということですが、具体的にはもしどことどこなのか、わかったらお願いいたしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) 急傾斜地の6カ所ですが、北和田地区に1カ所、それから川西です。それから同じく川西の大和田というところで1カ所、それから西原に1カ所ですね、それから鼠穴へ行きまして北海渡に2カ所あります。それから南海渡に1カ所と、以上の6カ所になっております。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) その今の6カ所あるその地域でございますが、その地域は先ほどお話のように、建造物の構造規制がされております。ここに居室を有する建築物は、作用すると想定される建築等に対して、建築物の構造が安全であるかどうかという建築確認がされるとしていますけれども、今まで村はどんなその対策をしてきたのか、ちょっとその辺をお聞きいたします。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) この地区には既存の住宅がございまして、指定を受ける前はそのままきているという状況ですが、指定を受けてからですね、新築、それから宅地分譲、そういうような開発等はございませんので、今のところ例はないということでございます。ただ、これからどうなっていくかというと、法律に基づいて、建築確認等でチェックがされていくということになると思われます。以上です。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) じゃあその警戒区域の6カ所あるところに、現在お宅で住まわれているうちは、およそで結構ですが、何軒くらい今あるのか、その辺はいかがですか。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) 特別警戒区域に触れているといいますか、入っている住宅は、鼠穴の南海渡地区に1戸ございます。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 急傾斜度30度ということでございますけれども、たまたま今から8年くらい前でございますけれども、台風の大雨で城山の南斜面が地すべりを起こしました。このときに民家のブロック塀を壊して、地続きの田んぼへ土砂が流出した被害が出たことがありました。この場所の斜面が崩れるとは地区の人たち、お年寄りからもそういうものは全然なかったもんですから、また行政からの注意もありませんでした。その避難勧告はこのとき出されたんですが、みんなどうしていいのか全然その動きがわからなくて大慌てした、そんなことがございました。ですので、そういうものに対しての指導というものと、まずそれとその崩落の危険のある場所へは、どういう立て看板かちょっとその辺はわかりませんけれど、注意を喚起して、この場所はこういうものが起こる可能性がありますよと、たしかどこかの地域でそういうのを見たことがあるんですが、村ではそういうことはどうなのか、やっていただける状況はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) 現在ですね、現地にそういう立て看板は設置してございません。それにつきましては、議員さんの意見を参考に検討をさせていただきたいと思います。
 それから、先ほど私の方で申し上げました警戒区域、それから特別警戒区域ともに、洪水及び土砂災害ハザードマップ、これを村民カレンダーにとじまして、全戸に一応配布してございます。詳しいエリアですとかね、地区については、役場の方へお問い合わせいただければ、資料等もお渡しできるかと思いますが、一応そういうことで村の皆さんには周知をしてございます。以上です。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) ぜひその辺のしっかりした住民周知、対策はとっていただきたいわけでございますが、ただ、こういう形をとると、むやみに不安をあおるというような、そういう側面も持っております。ですが常に心構えをしておくことも、やっぱり被害を最小限に食いとめるという形の中は、物すごく大事じゃないかなと、そんなふうに思っておりますので、できるだけ早くそういう措置をしていただきたいと、そんなふうに考えております、
 続いての、もう1つの部分の、その土石流についてお尋ねしたいと思います。神戸原の扇状地は全国的に有名ではございますが、これは長い年月にわたって、それぞれの沢からのはんらんによってできたものでございます。ですので、そこに住んでいる人たちは、はんらんの被害と向き合っての生活を強いられてきた、そういう歴史があると思うわけでございます。先月の土石流は内山沢とこべ沢からのあの濁流によって被害が出てしまったわけでございます。このいくつもある沢筋について、今まで砂防である程度とめてきた、そういう経緯はございますが、村として、どういう対策をとってきたのか、その辺のちょっと各所ごとにお聞きしたいと思います。まずこの沢筋でございますが、北から北和田沢、こべ沢、滝の沢、唐沢、ヒヨドリ沢、蛇沢、内山沢に2カ所ございます。それから芦間川の本流、それから桜沢というように、いくつも沢筋があるもんですから、その辺やっぱり総合的に何か対策を立てていかないと、なかなかその下流の方の被害は少なくて済むという状況になりづらいもんですから、その辺もしわかっていた範囲で結構ですから、よろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 議員さんの質問の関係でございますけれども、村の地域防災計画の中で土石流危険渓流ということで、7カ所が沢の関係掲載がしてございます。その7カ所については、議員さんの御質問の中でもございましたが、北和田沢、こべ沢、それからヒヨドリ沢、内山沢、芦間川、桜沢、南海渡の7カ所でございます。それぞれの関係については、先ほどのお話のとおり、それぞれ保安林の指定を受けまして、県でそれぞれ砂防堰堤を入れていただいております。個々の話をさせていただきますが、北和田沢につきましては、ふだんは水がほとんど流れていないという状況でございますけれども、堰堤につきましては、上流部に2基設置してございます。今回の被害の中では、特に沢の増水により、道路へ若干被害が出たというような状況でございますが、それからこべ沢につきましては、林道北和田線より300メートルほど入ったところに砂防堰堤が1基設置してございます。それからヒヨドリ沢でございますけれども、これにつきましては、砂防堰堤を1基と、あと護岸工を行っております。それから内山沢につきましては、上流部でございますけれども、砂防堰堤を5基、それから流路工の関係でございますが、245メートルを護岸工事を行っておるという状況でございます。それから芦間川につきましても、県の方の緊急対策事業の中で、森林整備も含めてございますが、砂防堰堤につきましては11カ所設けてございます。それから桜沢と南海渡、ほとんど地理的には同じ地域になりますけれども、そこにつきましては治山事業の中で砂防堰堤を2基、それから流路工については241メートルをそれぞれ整備されておるという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) 今、経済課長の方から説明をいたしましたのは、主に治山事業に関するものです。砂防事業の面で、県の方で計画しているものがありまして、北和田沢及び南海渡の急傾斜地崩壊対策ということで、これについては現在調査が進められているという状況です。以上です。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) この何というのかね、その雨引山の沢筋というのかね、すべて砂利的にできたその部分が多くて、一たん大量の雨降るとすぐ土砂が流れ下るという宿命を持っています。ですので、どうしても多少のそういう対策を立っても、すぐその機能しなくなってきちまうというような、そういう部分がございますので、ぜひ総合的に何かそういう次の対策がとれるような、そんな形をぜひつくっていただきたいと思います。
 今度はその29日でございますが、今も話したように、林道北和田線が一部の道路が破壊されてしまいました。これは長さにして200メートルかどうか、そんな形でございますけれども、私ちょっと見に行ってきましたら、舗装が陥没したり、よじれたり、浮き上がったりと、まさにあめん棒というような、そんなような状況になっておりました。相当の被害が出た感じがいたしております。これによって、その濁流のすさまじさというものを、まざまざと見せつけられたわけでございます。この林道北和田線の南の方の沢から来る、これはちょっと確認はしていない、定かではないんですが、滝の沢とか、その辺の集落周辺の沢水を集めてきて、林道北和田線の南側から北側へ横断している部分がヒューム管であります。あそこが詰まったと思うんですが、その北側へ横断して、それからしばらく下流まで下ってきて、また南へ横断しております。その間がすごい破壊されてしまったもんですから、その南の方から来る沢水を北側へ横断させずに、南側をそのままこう下るような、何か対策がとれたら、道はそれほど被害を受けなんで済むような感じが見ておりました。ですので、その辺のこの災害復旧するときに、その辺まで含めた対策はとっていただけるかどうか、その辺はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) その関係につきましては、それぞれ経済課、それから建設水道課、それぞれ担当者が現地を見まして、最善な形での復旧を計画しておりますので、お願いいたします。
 それから、村長あいさつでありましたとおり、緊急性のあるものについては、既に工事は終了しておる箇所もございますので、お願いいたします。以上です。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 今のその沢筋の下の方に、こべ沢っていう通称言われるその部分の水路というのか、そういう部分がございます。ここのところもすごい土砂が流れてきまして、県道大町有明線のところに沈砂池がありますけれども、それもいっぱいになって、和田川水系へしっかり入ってしまって、和田川の水が流れなくなって、結構丸一日給水工事のために断水したと、そういうことがございます。その人家からすぐ上へ行った、そのこべ沢のところに堰堤が、古い堰堤がございますけれども、そこがもういっぱいになってしまっているために、ストレートに土砂が下へ流れ下ってしまうわけでございますので、その堰堤をできたらある程度土砂をとめられるような形のその土砂を撤去できるとか、そういうことはできないんでしょうか、その辺はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) その砂防堰堤につきましては先ほどお話ししたとおり、保安林の関係で県の方で砂防工事でやっていただいた箇所が1カ所ございます。今回の工事の中で予定しておるのは、その下の方の沈砂池がございますので、その土砂を上げていきたいということでございます。あと、その堰堤の方の土砂の搬出の関係につきましては、また県の方と協議してまいりたいと思いますので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) これもある程度早目に対策をとっていただかないと、どうしてもその住民は不安的な部分が先に立ちますので、ぜひそういう県への早目にお願いして、工事をしていただければありがたいかなと、そんなふうに思っております。
 次に、内山沢でございます。これは林道馬羅尾線から内山線に入る、水源池からちょっと上っていたあたりなんですが、あの辺が物すごく荒れてしまっています。あそこにはキャンプ場から芦間川の水を取り入れている水路があるわけなんですが、その水路の中へその林道内山線が入っていく道のあたりから、土砂がしっかり入ってしまって、下流の方の神源田という部落でございますが、そこでしっかり被害を受けてしまったという、そんな状況でございます。ですのでこの内山沢から来る沢水をその林道内山線へ入るところから、その芦間川と並行して下へ流れている状況でございますので、この内山沢から来る水を少し北の方へ離らかせて、水路を新しくこうつくっていただければ、芦間川側から来るその水路へ土砂が入らなんで済むのではないかなと、そんなふうに見てきましたが、その辺はどんな考えでしょうか、ちょっとお聞きします。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 今回の林道馬羅尾線の土砂の関係でございますけれども、要因になった関係につきましては、林道馬羅尾線から内山線へ行く道のすぐ下流側に、旧内山線の入り口の木の橋があるわけなんですけれども、その木の橋のところにいわゆるその水流とともに土砂が乗り上げたことによりまして、はんらんしたということでございます。今回考えておる工事の中では、それが一番の原因ということでございますので、その橋のかさ上げ、それは木の橋ですので、違う構造物にかえながら、かさ上げと、あと河床の掘り下げを行っていきたいという考えでございますので、沢筋を変えるというような考えではなく、そのような工法で対応したいという考えでございますので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) どの工法がいいのかっていうのは、これからそれぞれ専門家が考えていただく部分でございますが、どちらにしても、芦間川から来る水路へ土砂が流れないような対策をとっていただきたいと、そんなふうに思っております。
 それから、その毎回でございますけれども、この沢筋から来る土砂によって、その下流地域はいつも被害に遭っているわけでございますが、この土砂災害特別警戒区域となっている、先ほども課長のお話のように、北和田沢、こべ沢、ヒヨドリ沢、内山沢の2カ所という、そういう警戒区域があるわけなんですが、どうしてもその下流に住むところは被害の常襲地帯になってしまっています。県で定めた土砂災害警戒区域という、通称イエローゾーンという部分でございますが、これは川西の宮下地区の県道から西側のほぼ全域がその地域になっています。特にこういう村において、この地域について、もし考えられる対策はどんなものがあるか、その辺もしあったらお願いいたしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) それぞれ被害が出ている箇所につきましては、またそれぞれ担当の方で見させていただきまして、上流部分に砂防堰堤等必要な箇所につきましては、また県の職員の方とも同行しながら、まず場所を確認していただきながら、それぞれ堰堤等必要な箇所については県の方へ要望していくような形で対応してまいりたいと思いますので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) この林道馬羅尾線のその沿線にあります川西地区では、神源田南地区というところでございますけれども、この29日の災害によって、庭先が全部えぐられてしまって、とてもじゃないけれども、生活を脅かされるような、そんな状況になってしまいました。ですので、この場合は、先月の場合は急激に降った雨も原因ではございますけれども、この馬羅尾線からその青崎山荘からこっちへ余り水が流れないように、例えば水源地の北のあたり、スモモ沢と通称言われている場所に、こう水を引き入れて、ちょっとした池みたいなため池をつくって、それで一気に水が流れないようにとかって、そうい考え方っていうのはどうなんでしょうね、ちょっとその辺もしあったらお願いします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ちょっとそういうことは考えたこともないから、また議員の意見をお聞きしながら、今後検討させていただきたいというように思います。どちらにしましても、砂が一気に来たために、今回皆さんに御迷惑をかけたわけであります。それにつきましては、後日というか、次の日にすべて取り除きをいたしまして、対策は講じてございますけれども、また雨が降れば流れてくることは確かだというように思いますので、先ほど経済課長申しましたように、砂防堰堤等につきましては県と調整をさせていただきながら、できるだけ早く実施をしてもらうように努力をしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 気象予報でも、南の方、西の方は大雨になるというような、そんな放送がありましたけれども、とりあえずその神源田南地区の皆さんからの強い要望がございますので、ちょっとお願いいたします。青崎山荘から南に道路と水路が流れていくわけなんですけれども、その途中に水を分水する水門があって、そこがコンクリートのますになっているわけなんですが、そこが障害物となって、その水が流れが悪くなり、その住宅地へあふれてしまうということでございますので、できたらそこはいくらかでも水利組合との関係もあると思いますが、改善をしていただけたらということでございます。それと道路でございますが、これ7−52号線という道路でございますけれども、住宅のある東側の道路のところへ側溝をつくっていただければ、その住宅地へ水は余り流れなんで済むじゃないかと、ぜひその辺、今は大変な時期でございますけれども、もうそんな計画を立っていただけたらというふうに、そういう要望でございます。この地区の皆さんは、最近あそこへ引っ越されてきた部分の人たちが主でございます。あの人たちに言いますと、本当に景色もいいし環境もいいし、こんなすばらしいところ、老後の住宅地にできて幸せだったと思っていたところ、この29日の大雨で生活を脅かされるような、そんな状況になってしまって、ちょっとパニックになったという、そんなお話もございますので、できたらそういう少しでもそういう被害が少なくなるような対策を講じていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。その辺はいかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) その今の道と水路の件でありますけれども、今度の中で、最終日に調整をさせていただき、補正を出させていただきますように予定をしてございます。そんな中で、あそこは最初の方が勾配が緩くて、向こうへ行けば、南側へ行けば勾配がきつくなるということの中で、まず一番北側の勾配の緩いところを考えようということで、そこをかさ上げするような段取りをしてございます。ただ、7−52号線のその側溝につきましては、また担当とよく相談をしながら、本当に必要なのかどうかを見ながら、検討させていただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 今、村長の方で答弁していただきましたけれども、予定の中では先ほどの水門の関係につきましても、今回の水路改修の部分、これは縁石ブロックによるかさ上げを考えておるわけですけれども、その延長上にその水門がございます。その水門につきましては、水路を横断したいわゆるロの字型のコンクリートで囲まれておりまして、それを分断できればうまく流れるかと思いますので、ただその耐久性等もございますので、若干そこは現地を確認しながら対応させていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) もう1カ所お願いします。これは県道大町有明線から墓地公園の上る入り口の少し西へ行ったところのある南にある水路でございます。これも以前にかさ上げをしていただいておりますけれども、今回濁流が田んぼと果樹園に相当土砂が流出してしまいました。この水路に隣接しているお宅があるわけなんですが、このお宅はこの8年前のときにもそうですけれども、自主避難というような形をとって、今回そのうちお留守だったんですが、そういうことはしなかったんですが、どうしてもそういう危険にさらされています。この水路はふだんは余り水がないんです。ですがこの大雨になると、そのいう内山沢から来る水と、それから墓地公園の方から来る水、それから唐沢っていいますかね、少し北の方のヒヨドリ沢から来る水が、こう合流して下へ流れ下るようなところでございますので、一気に水かさがふえてしまいます。とりあえずもし大雨になったとき、何か応急的な措置でもいいんですけれど、何かこう対策はとれないものなんでしょうか、その辺いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今回の雨、290ミリを超えている状況なんです。そんな中で、皆さんに大変被害があって申しわけなかったんですけれども、今言われているところは、多分前にもオーバーして出た落差工のところだというように思います。そこのところの手だてについては、今回考えておりますので、またそれをやってみた中で、検討させていただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) ただあのずっと通常水かさが多いというんじゃなくて、一たんそういうようになると、水かさがふえると、そういう部分でございますので、なかなかその対策を立てるのは大変な部分もございますけれども、住民の安心的な、そういう生活状況を整えることも大事なものでございますから、その辺ぜひ村でも対策をとっていただきたいと思います。
 これで1番の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、西部山麓地帯の自然災害についての質問を終わります。
 続いて質問事項、村文化財の保護についての質問を許します。横沢喜造議員。
◆6番(横沢喜造君) この文化財の保護につきましては、平成23年度の会計予算の承認に当たりまして付した意見の中に、学校総務課に対して、松川村の貴重な文化財を点検し、村民への伝承と保護に努められたいという申し入れをして、その対応としまして、村内の国及び村指定文化財は合わせて20ありますが、それぞれ所有者、保有者により管理伝承されており、教育委員会及び文化財保護審議会等で検討等計画し、今後とも文化財の保護に努めますという回答をいただきました。この広く文化財というものは、つくろうと思ってもすぐつくれるものではありません。だが、長年の歴史の中で培われてきたものであり、先祖から我々が伝承し、後世に引き継いでいかなければならない大切なものであります。しかしながら、例えて言えば幸福な者は幸福になれ切って、幸福であるということを自覚しないように、私たちの身の回りにある由緒ある建造物、史跡があるのは当然だといった感覚に陥ってしまい、長く後世に残さなければならないといった意識に欠けるのではないかといった心配があります。村においてもまだまだ指定はされていないが、歴史ある建造物と史跡、伝統行事などは数多くあると思います。それらをどんな形でこれから保護をしていくのか、その辺をお聞きしていきます。
 まず、村では文化財保護条例を昭和52年に制定しております。そのときに一体どんな背景があって、こういう条例をつくられたのか、ちょっと古い話で申しわけないんですが、お聞きしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 当時のことは、ちょっと若干わからない部分ですけれども、当然文化財につきましては、松川村にとっては重要なものということで、それを位置づけていくということ。それから、指定にするような手続について明確化を図って、指定の文化財とそれ以外のものというふうに、指定文化財については特に重要であるという部分というものを位置づけていくということで条例というものを制定したというふうに感じております。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) この文化財保護をするために、松川村文化財保護審議会の設置されていますが、委員は5人としていて、教育委員会が委嘱するとされていますが、どういうこの5人の方か、かわり方をしている方なのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 1名の方は大北の関係で、県の方にも携わったような方、文化財ですね、そういう部分について学識を持っていらっしゃる方というのが一番の理由です。それから、あと今までの経緯の中で、いろいろな文化財の保護につきまして、いろいろ御協力をいただいて、専門知識があって御協力をいただいたという方。それから、全くの学識経験という方も含まれております。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) この審議会は、教育委員会の諮問したのにこたえるのと、それからまた逆に教育委員会に意見を具申するとしていますが、その会議は一体年にどのくらい開かれ、またどんな形の具申方法を行ってきたのか、その辺をお願いします。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 昨年は審議会、文化審議会につきましては1回開催です。それから今年につきましては、若干の、新たに古畑準山さんの関係の部分の指定がありましたので、既にもう1回開催しております。それから、あともう1回または2回の予定をしているということです。特に村の方で何かして、文化財の条例にのっとって指定をしたいというときには、当然教育委員会から諮問という形をとりますので、開催をお願いしているということが1点です。それから、今までの中では、審議会の委員さんの方から、松川村の中にはこういうような文化財があると、これについて調査をしながら、必要であれば文化財に指定をした方がいいというように、いわゆる候補者リスト的なものを上げてもらってきたというような経緯はございます。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 村の指定文化財の第1号、これは昭和58年に指定されたんですが、その後、平成20年まで25年間に19件の指定ということになっています。この指定の仕方というのは、一貫性の考え方があると思いますが、まず根本的にどんなとらえ方とか、考え方でこういう指定をされてきたのか、その辺概略で結構ですのでお願いします。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 松川村の文化財保護条例の施行規則の中に、それぞれ文化財、有形無形、それから記念物等の位置づけをしてございます。それで、その中で文化財の審議会の委員さんの御意見をいただいて、当然村の文化財の指定にちょうど合致するようなものについてやっていくという形になりますので、それぞれその二十何年間のうちに、例えば松川村の方に16年ですか、文化財史という本がございます。そこにはもう50点近くのものが、松川村の中にこういうものがあるというふうには記載してありますけれども、現実的に国、それから村を合わせますと20点ですか、そういう形になりますので、すべてそれが文化財に値するのかどうかというのは、やはり審議会の御意見をいただきながら、それに相当するような価値があるということ、通常は3つほどあって、後世に残すべきものとか、復元が本当にできないものとかというような規定ございますけれども、それぞれそういうような通常言われる文化財の指定のレベルといいますか、それに合致しているかどうかということで、指定するしないは御判断をいただいている。ただ、若干の候補者リスト的なものがありますので、これから将来にわたってそれが文化財の指定になるということもあろうかと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 村の中には全体で約50件近くあって、そのうち20件は指定文化財というお話でございますけれども、じゃあその指定されていない文化財は、村はどうやって守っていくのか、その辺もし考え方があったらお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 文化財につきましては、文化財保護法の趣旨もございますけれども、所有されている方が維持管理をし、保存をしていくというのが責務というふうにうたわれております。ですので、村の所有物につきましては当然村が管理をしていくと。それからそれ以外のものについては、当然十数件につきましては、村の方で若干の補助金を出して管理といいますか、補助をしているような部分もございますけれども、未登録の部分につきましては、今のところ所有者の方が管理、また保存をしていただいているという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) ぜひそういう貴重な部分でございますので、なるべくそういうものの保護というものは大事じゃないかなと、そんなように考えております。この保護というものは、当たり前の話ですが、読んで字のごとく助け守るということでございます。
 一例を挙げますと、その保護とはほど遠いような現状のところがあります。それは観勝院山山城跡というものが川西の宮の山にありますが、このところを一昨年ですが、地区の人たち十数人でそのところを見ました。これはここの地区に住んでいながら、そこにある史跡を知らないでは話にならないということで、見に行ったわけでございますが、登りはつづら折りになっていて、ところどころに矢印の立て札はありますが、雑木が茂ったり、風倒木が邪魔して、矢印どおりに登っていけませんでした。それで迂回しながらやっと登りまして、登り切った尾根には案内板は設置はされていましたが、山林化してしまっていて、とてもじゃないが、史跡というような感じにはならなかったんですが、けれども、少し登ったところに、往時をしのばれるような、からぼりはしっかりと残っておりました。この尾根からその眺めるその眺望というものは、ものすごく美しく、松川村を一望できるところでございます。ただ、残念なのは大木とその枝が邪魔して、なかなかそういう全方向見渡せるという状況にはありませんでした。
 私たち、登った皆さんが、この山城跡を少し整備して、小学校の高学年くらいなら大丈夫だと思いますので、遠足のコースにしたらいいじゃないかと、そんな大勢の意見がございました。これを登ることによって、武士の時代の歴史を勉強したり、村の全体を見ることは、子供さんにとって、情操的にも今住んでいるところに愛着を持っていただくことにつながるのではないかと、そんなみんなで話し合ったことがございます。この文化財の活用方法としては、そういうこともいいかなということでございますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 過去に御協力いただいて、皆さんで整備をしていただいたというような経緯があったかと思います。それから、村の方につきましては、下の方に案内板といいますか、物を設置したり若干の蓮池周りにつきましては、掃除とか整備をしているような状況がございます。今、学校の遠足というようなお話がございましたけれども、子供のころは昔、城山へ何か行ったような記憶もあるんですけれども、若干今の状況の中では、馬羅尾高原というような部分に行って、子供たちが自然に親しむというような形をとっております。それについて、できるかできないかということについては、ちょっと今のところ学校の行事の関係もございますし、それからいろんな状況があろうかと思いますので、お話はしてみることは可能かと思いますけれども、できるできないにつきましては、すみません、ちょっとここでは申し上げられないということで、お願いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 今お話のように、村には、まだ指定されてない30件近くの文化財があるわけでございますが、それが壊れてしまう前に、やっぱりしっかり守ることは大事だと思っています。これは教育委員会だけではなかなか手が回らない部分は多々あると思います。そこで、村で文化財保存団体をつくってはと、これ私の提案でございますが、これ例を挙げますと、金沢市では市内にある歴史的建造物や、文化財が個人の所有である場合が多く、その保存管理が所有者に大きな負担になっているので、個人で管理し切れなくなった、あるいは後継者がいなくなった、そんな伝統建造物を譲り受ける財団法人を設立して、保存を図ることにしているそうです。村でもそういう方法を考えてみてはと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 金沢の関係の財団法人については、大変申しわけないですけれど、私存じ上げません。財団という形になると、今のところ2つの部分の財団というか、社団法人等の関係があろうかと思います。1点につきましては、例えば個人とか法人がお金を出して基金等をつくって、その運用益等でやっていくというのが1点あろうかと思います。それからもう1つは、社団法人だと思いますけれども、会員を募って、皆さんで社員となってお金を出し合って運用していくというような形があろうかと思います。今、議員おっしゃる内容の部分について、松川村でその方針がどうかというと、なかなかすぐには非常に厳しい状況だと思います。そういう形になってくると、行政が即そこに介在というのは、なかなかできない部分もあろうかと思いますので、もう少し調べさせていただければと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) けさでございますが、教育委員会から材料を支給していただきまして、天然記念木の一本松の今年雪で垂れ下がってしまったものを、こういうものを持ってきて、いくらか受けを、作業をしてございます。ですのでこういう文化財というものは、地区にそういう守るという気概がないと、なかなか守れない部分だと思います。形あるものはいつかは壊れるものでもあります。しかし、それをいかに長くもたせるかということが、より大事になってきます。それが、次の世代に受け継がれ、文化財としての価値があるものになります。私はそれが歴史というものだというふうに考えております。
 文化財というものに対して、その費用対効果とか、どんな理念かっていう、そういう意見がありますが、私は文化財というものの本質から少し離れてしまっているんじゃないかなと、そんなふうに思います。また、若い人の意見を聞いたらという意見もございますが、これは私がそうだったからっていうことじゃないんですが、若いうちはその歴史というものには余り関心がないものなんです。年を重ねるごとにその重要さがわかってくるわけでございます。ですので、その時代時代の人たちがやっぱりしっかりそういうものにかかわりながら守ることも大事じゃないかなと、ですので余り目先のことばかりにとらわれずに、大変なことでありますが、長いスパンでの取り組みをしなければ、なかなか文化財というものは守れないと考えております。村も財政も伴う部分でございますけれども、その辺、よろしくお願い申し上げます。
 これで、私の質問は終わらせていただきます。
○議長(新村久仁男君) これで、村文化財の保護についての質問を終わります。
 以上で、6番横沢喜造議員の質問を終わります。
 続いて、順位4番、8番渡邉尚省議員の質問事項、災害に強い村づくりについての質問を許します。渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) それでは質問に入りたいと思います。
 まずは松川村周辺の安全対策についての質問をいたします。3・11東日本大震災から3カ月がたちました。東北地方を襲った巨大地震と大津波、福島原発事故は余りにも大きな被害であり、松川村民にとって、みずからの問題として、防災に対する関心が非常に高まっていると思います。
 そこで、まず初めにですね、糸魚川静岡構造線上での地震対策ということで、長野県地震基礎調査による松川村被害想定が発表されています。これを見ますと、震度7の想定を前提とした結果一覧が発表されています。液状化につきましては、危険性が高い。建物につきましては、木造全壊が1,338棟、半壊が644棟、非木造大破238棟、中破149棟。出火延焼、出火件数は7件、焼失件数は19件。人的被害につきましては死者数が31人、重傷者が38人、軽症者が730人、避難者は3,441人というふうに出ております。それから、生活被害につきましては、断水が2,675世帯、停電が1,114世帯、電話回線は3,409回線というふうに発表されております。
 村長、以上のとおり大変な被害があるというふうに想定の発表が行われています。なぜこのような数値が出されたのか、根拠を伺いたいと思います。どんな調査に基づいてこういうような結果が出たのか、何か基礎データのようなものがあるのではないかというふうに考えるのですが、その辺はいかがでしょう。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) この調査につきましては、平成12年か13年度にかけまして、県が実施したものでございます。議員おっしゃられるように、糸魚川静岡構造線を初め、県内に分布する活断層に起因する地震と、東海地震とあわせての想定結果でございます。
 この想定ですけれども、このデータにつきましては、平成14年3月から公表されておりますけれども、基礎となる内容についてまでは、どうしてこういう数字を出したのかっていう積み上げについては公表されておりませんけれども、この調査によりますとといいますか、一般的な考えからの机上の数値の計算で出ているということで、地元へ来て、全部調査をしたわけではございませんので、その辺図上の計算上ということで、御理解をお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この調査結果につきましては、県内のすべての市町村でこういう、その市町村によってそれぞれみんな違うと思いますけれども、この想定の被害がですね、発表されているというふうに私は思うんです。ですから池田は池田でこういうことが出ていますし、なぜそれぞれに違うのか、何かですね、こう基準というか、いうものがあって、それでこう結果としてこういうようなですね、想定がされるというふうに私は考えるんですが、県にこういうようなデータといいますかね、根拠になるようなことがあるのであれば、ぜひ問い合わせをして、村としてちゃんと受け取っておくというかね、対策上必要ではないかというふうに思いますので、この辺についてはどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 10年以上も前の調査でありますけれども、一応こういう発表されているという状況の中でですね、根拠は聞いてみたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この中で、液状化についてもですね、発表されております。今テレビなどで液状化が非常に話題になっていまして、松川村でもこういうところあるんかというようなことで、不安も実際に出ております。このことについてはいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は液状化は松川村にはないというように思っておりますけれども、やっぱり根拠ありませんので、根拠を聞いてですね、調べておきたいというように思います。松川村で液状化が起きれば、起きないところはないと思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 液状化のようなね、マップといいますかね、松川村の防災計画の中に出ているんですね。あれ見ますと、池田、松川がかなりね、色が濃いんですよね。松川村からこの池田、松川についてね、非常に色が濃い。大町の方に行くとだんだん薄くなるというね、だから余計非常にこういうことだってねっていうような感じでね、そういう感じになっております。
 次に、村長は災害時の食料、生活必需品など備蓄調達、これは先ほど同僚議員が質問しましたが、池田ではきょうの大糸タイムス見ますと、水はいいとしてもですね、ほかの食料その他については、かなり具体的に数字が出ているんですね。防災資材に毎年120万円を計上と、非常食6,000食、飲料水はカットします。米の炊飯に用いる個食袋1万6,000袋を町総合福祉センターやすらぎの郷に蓄えていると報告。これについては今度の大震災を機にですね、大規模災害にも対応できるよう見直しを検討しますというふうに出ています。この点についてもですね、ぜひ右に倣えとは私は言いません。大いに参考にして検討をすべきではないかというふうに思います。いかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 参考にすべきは参考にしてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次は、避難者がですね、3,000人を大きく超えるということであります。これは大変な人数なんですね。3,400人を超える人たちを収容といいますかね、そういうことになってくると、これは外で待っていればいいというようなね、そんな状況ではないということだと思いますので、そういう対策についてはどうなんでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) この根拠がね、先ほど言いましたように10年以上も前のことでわかりませんので、どういう根拠でもってこの3,000人を超える人たちが避難をするというように出したのか、そこをはっきりさせないとですね、こんなに避難する人なんかいないよなんて言っても始まりませんので、この根拠を調べてから、調査をしてからそのお答えをさせていただきたいというように思いますので、しばらく時間をいただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) ぜひともですね、県と話し合って、そういう根拠についてですね、はっきりとしっかりと入手できるようにしていただきたい。これは対策に非常に役に立つものになるというふうに私は確信します。
 それでですね、この県が示しているのは、マグニチュード8というふうに言っているんですね。今度の大震災はマグニチュード9なんですね。地震というのは内陸型と海溝型と2種類あるそうです。海溝型というのは非常に大きくて、内陸型っていうのは若干小さくなるということが言われているわけなんですがね、今回の地震でですね、やはり過去の例がこれだからっていうふうには、もう必ずしもね、もうそれで限定はできないという状況になっていると思います。したがいまして、県に問い合わせ、要請するということの中でですね、ぜひ強く要請していただきたいことは、マグニチュード9に対するシミュレーションといいますかね、想定した、そういうこともあわせてやるべきじゃないですかということで、これもあわせて強く要請して、そのシミュレーションも出していただけるように強く要請していただきたいというふうに思います。
 それから、次に公共施設、例えば小学校、中学校などの天井などのこの落下ですね、こういう心配はないでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) すみません、申しわけございませんが、わかりません。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 今度の大震災でですね、公共施設の天井が落ちた、それから仙台駅でも落ちた、いろいろな各地でですね、この建物は大丈夫だけれど、天井が落ちたっていうことが結構多いんですね。頭から、上から落ちるというのは非常に危険なもので、やはりこの件もぜひですね、見ておく必要があるだろうと。応急対策が必要なことは、今後検討するという中に、ぜひですね、入れていただきたいなというふうに思います。
 それで次にですね、大町ダム、高瀬ダム、七倉ダムの災害対策について質問をしたいと思います。この件につきましては、5月下旬に共産党大北議員団で国土交通省大町ダム管理事務所、東京電力高瀬川総合制御所を訪問しました。大町ダムでは管理所長の本臼さん、東京電力ではダム水路保安担当課長の高橋さん、この方は建設技師、気象予報士という肩書をお持ちでした。この方にお会いして直接話を伺ってきました。そういった内容も踏まえまして質問をしたいと思います。
 まず初めは、大町ダムはM8に対応できるダムで、岩盤に直接建設したダムで、安全度の高いダムだと、そういう説明でした。大町ダムは昭和44年8月に発生した大洪水を契機に計画され、洪水調節を主目的として建設された多目的ダムだということを聞いてまいりました。しかし、M8のデータはありませんと、M8は大丈夫ですが、大丈夫というデータはありませんというふうに聞きまして、これはもちろん驚きましてですね、これはぜひですね、こういうことはつくってほしいということを強く要請してきたところであります。
 また、ダム管理につきましてはですね、地震計を設置し、モニタリングをしているということでした。この地震計のモニタリングにつきましては、行政から要請があれば、データは公表できますと、こういうふうに所長がおっしゃいました。ぜひ要請していただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) すみません、今何かを要請しろって言ったかわからない、もう1回お願いします。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 地震計を設置していまして、それを常時ずっと計測しているんだそうです。それは見せられますかって言ったら、やあそれはできませんと、行政から要請があったら出しますと、こういうお話だったものですから、だから大きいこう地震があったときに、どういう反応を示すのかとかね、そういうことについて、やっぱり知っておいていた方がいいだろうなという意味のことです。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 大きな地震があったときのモニタリングを、公開を要請をしろと、こういうことにとってですね、それが松川村の住民の皆さんにとって必要なことならば、ちょっと事務担当者で考えてですね、その時点で要請をしてまいります。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次はですね、M8を想定して大丈夫だというダムであるということなんですが、M9を想定したシミュレーションということについては、全く検討もしていないし、ないというのがもう当然なんですが、今、大町でも池田でも、松川でもそうですが、住民の間でですね、恐怖っていうかね、こういうのがひとり歩きしてはいけないのですが、高瀬川、この大町ダムが決壊したら、鉄砲水や大洪水となってですね、鷹狩山を越え大災害が起こると、そして大洪水が松川村を襲うと、避難できるのかと、そして住民に対して避難警報はどのように出るんだというようなですね、そういうことが実際不安として出ております。したがいまして、やはりいわゆるハザードマップといいますかね、こういうことが必要なのかなというふうに考えます。ということで、この件についてもですね、あわせてデータを求めるときに、あわせてM9に対応するシミュレーション、これも考えるべきじゃないかということで、ぜひ要請をお願いしたいと思いますが、いかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 前の議員の御質問にもございまして、8来ても崩れないと、だからシミュレーションはありませんという答えをいただいておりますけれども、想定外ということもありますので、その想定外が想定外じゃないかって言われれば、そのとおりでありますし、シミュレーションをつくってもらうように話はします。ただ、大町ダムが決壊をしましてもね、松川村へ来るまでに相当時間がかかると思います。その間にPRの方法としては、松川村の皆さんは高い山へ逃げてくださいと、これは十二分に周知できるというように思います。以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) ぜひお願いしたいと思います。
 次はですね、大町ダムはもちろん、七倉ダム、高瀬ダム、この高瀬川上流には3つのダムがあります。上流はですね、V字型の切り立った花崗岩の急斜面が大変多いんです。頻繁に莫大な量の砂れきが流出しています。これの砂れきがですね、どんどん押し流されてきて、常時こう埋まるというね、そういう状況があります。そこでこの土砂につきましては、定期的にしゅんせつを行い、大型ダンプ数十台がですね、もうこういう季節になるとほとんど毎日のように搬出で行き交っております。聞いたことで驚いたことはですね、何カ月もかかって掘り出した莫大な土砂をですね、1回の台風や豪雨で埋まっちゃうという場合があるんだというふうにおっしゃっていました。ですから、この本当に毎日搬出しないと、冬は別ですよ、大変なことになるんだというようなことを言ってまして、管理が大変なんだなということを痛感してきたところであります。
 そこでですね、東京電力のこの総合制御所でですね、話をいろいろ質問もして伺ったんですが、この七倉ダム、高瀬川ダムではですね、ここでは地震計はもちろん、水圧計も設置していると。それから漏水、変形についても24時間計測していますというふうに言っていました。地震が発生した場合は、大小含めて必ず現場に足を運び、直接点検をしていますというふうに言っていました。通常は毎月点検を実際に行って目で行っているということでした。このデータにつきましては、東京電力のお話では、行政からの要請があれば提出できると答えました。要するにこうダムが水圧がどれだけかかったりですね、それからいろんなそういう状況についてね、ずっとこう計測しているので、そういうことについて必要であればお出ししますというふうに言いましたので、ぜひこれも要請をしていただきたいというふうに思います。私は公表しろとは言っていません。行政としてですね、ちゃんと持っておく必要があるだろうということで、要請していただきたいということなんですが、どうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ただ、その資料を何に使うか、松川村でそれを持っていることが、果たして必要かどうかということも含めながらですね、担当者とも相談をしてみたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) そこで次の提案なんですけれどね、ぜひですね、ダム問題調査検討委員会というものをですね、3市町で、これは仮称ですね、こういう名称がいいかどうかは私はわかりませんが、これに該当するようなですね、そういう大町、池田、松川で検討委員会を設置して、状況を考えたり検討したりと、そういう場がですね、あってもいいんじゃないかと、今後必要になるんじゃないかというふうに考えます。ぜひこのことをですね、村長、提案をしてつくる方向に努力していただけませんか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 仮称であるダム問題調査ということですが、今の状況では、ダムに問題はないというように私は思っております。そういう中で、議員の意見は意見としてこういうことを調査する委員会があった方がいいじゃないかという意見をお聞きをして、もし今後そういう状況の中で、何か必要ならば、また3市町村で話をしてみたいというように思います。ただですね、この3市町村は高瀬川広域水道企業団としてですね、議会の議員の皆様も、その中に入っているわけです、大町ダムの関係で。だからそこら辺とでも一緒に話をしなければですね、何とも言えませんので、意見はあったということでお聞きをしまして、そういうようになりましたら話をさせていただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私はダム問題というふうにね、限って提案しているには理由がありましてですね、要するに春夏秋はですね、常時土砂がこう崩れ落ちていると、それを絶えずこうかき出したり、運び出したりしないと大変なことになるということを十分承知しているんですね、東京電力の方でも。このことがですね、万が一ですよ、あってはならないんですが、万が一ダンプも行かなくなっちゃうと、それでどんどんどんどんこう埋まるという場合にですね、起こらないという保証はないんですよね。ですから私はまずないだろうということを信じて、安心したい気持ちはやまやまありますけれども、やはり備えあれば憂いなしじゃありませんけれどね、そういうことを話し合える場をつくっておくということは、私はぜひ必要だなというふうに思いまして、ぜひ一声かけられますように改めて要請したいと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 心配し出せば切りがありませんので、意見は意見としてお聞きをしておきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 実はね、この問題について池田の議員から聞いたんですが、質問に対してきのうですね、前向き答弁をされたそうです。ですからぜひ村長、これやって損するということはないと思いますのでね、ぜひ前向きに私は強く要望しますので、強く要望して、私の1番目の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) 渡邊議員、(2)の村内におけるの方はよろしいですか。
◆8番(渡邉尚省君) 申しわけないです。大事なことを1つ忘れてしまいました。
 村内の防災対策で1点だけ、先ほど横沢議員が質問されましたので、この扇状地山間地などの問題については割愛いたします。それで住宅耐震化の問題について質問いたします。この耐震化するということがですね、非常におくれているというふうに聞いているんですが、いわゆる対象となる軒数に対して、実際診断をして、耐震工事をやったというのはどんな状況なんでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) ちょっと古いデータで申しわけないんですが、対象物件、平成21年10月現在で1,163棟ございます。実績としまして平成11年から平成22年まで簡易診断を受けた件数が298件、25.6%でございます。その次に、精密診断を実施した件数が92棟で7.9%で、最終的に改修工事に至ったのは4件で0.3%と、議員おっしゃられるように耐震工事におきましては、非常に少ない件数でございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私この問題でね、強く感じますのはですね、事は人の命にかかわることだということなんです。いろんな事情があって進まないということは、本当に想像できるといいますかね、わかるような気がするんです。しかし、そんなことを言ってられるでしょうかというのがね、やっぱり災害対策の立場に立てばね、これは放置できないというふうに思うんです。
 そこで、これについてはどのようにですね、改善というか打開していこうとしているのか、そういう対策について、ちょっといかがでしょうか。お聞きしたい。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 本年度につきましても、簡易診断5件分、精密診断20件分、改修工事5件分の当初予算を計上してございます。PR方法としましては、当然ですけれども、村の回覧板といいますか、全戸配布をして、対象者につきましてはぜひ診断を行って、改修工事を行ってくださいという全戸配布済みでございますけれども、どうしても個々の事情もございますし、当然改修工事ということになりますと、どうしても金額が自己負担が発生してしまうということで、いろんな障害があろうかと思いますけれども、この震災を受けて、村の皆さん真剣に考えている方が大勢いらっしゃると思っていたんですが、現在のところ数件しか問い合わせが来ていない状況でございます。ですのでPRはともかく、村民の方自身がしっかり地震に対しての心構えをそれぞれのおうちで考えていただくように、PRをしていかなきゃいけないっていうふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 村の職員も非常に多忙で、いろいろ忙しくてね、きめ細かな対応というのが難しい面がもしかしたらあるかもしれませんが、私は去年ですね、猛暑に対する対策の中で、高齢者のところね、結構尋ねたりしたんですね。そのときこの問題でわかったことはですね、もう先はないんですよと、だからもうお金はかけたくありませんと、はっきり言われました。そうするとね、それでもやれっていうふうにね、これはなかなかね、難しいと言わざるを得ません。
 それからですね、私は最近聞いていることとしてはですね、診断に来たりね、実際どのくらいの見積もりになるかとかね、そういうことになってくると、やあ、あそこもこうした方がいい、ここもこうした方がいい、いろいろ話があってね、それはもっともな話をされて、どうしても膨らんじゃうと。もうだったらやらないということだとか、いろいろ何かあるらしいです。いろいろ聞こえてきます。思いますのはね、やはり職員の皆さんが極力足を運んで、親切な対応といいますかね、アドバイスをするというか、そういうこともね、私はこれは全部やれって言っても、なかなか難しいことだと思いますけれども、そういうこともですね、場合によっては必要なケースがあるんじゃないのかなというふうに思いますので、そういう努力も要請したいなというふうに思いますが、どうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ケース・バイ・ケースで考えさせていただきたいと思います。職員がそれぞれのうち回ってどうだい、そろそろやったらどうだいとか、そういうこともちょっと難しいような気もしますので、それぞれヘルパーとかですね、そういう方が回っていっているうちもありますので、そういう中で話が出た場合、またこちらの方へ通じてもらうような段取りはしたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) いろいろあろうかと思いますが、ぜひきめ細かなですね、そういう対応を、努力をお願いして、1番目の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、災害に強い村づくりについての質問を終わります。
 続いての質問事項、原発からの撤退とエネルギー政策の転換をの質問を許します。渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私は、今なぜ原発からの撤退が大きな声になっているのかということについて、まず最初に質問してまいりたいと思います。
 この原発事故はですね、3カ月経た今なお解決の見通しが立っておりません。福島県民は地震、津波、原発事故、風評と、四重、五重の被害に遭って、子供からお年寄りまで全く希望が見えない苦しみに立たされています。恐らく皆さん御存じだと思いますが、6月14日、おとといニュースで働き盛りの酪農家、55歳の男性、首つり自殺をしました。これ相馬市です。この牛舎の壁に、原発がなければと、壁にチョークで書いてありました。これが映し出されました。もう廃業して絶望の縁に追い込まれたということで、ついに犠牲者が出ました。このお姉さんがですね、テレビのインタビューに答えて映し出されました。怒りの涙で東電からの見舞金、義援金など1円ももらってない、被災者を助けることが一番先にやることなのに、政治家は何をやっているのかと、政権争いばかりやっている、一体弟の気持ちはわかるのかということで、悔しさ、怒りをですね、涙を流しながらぶちまけました。本当に私はこれが痛いほど目に焼きつきました。
 そこで村長、長野県は、南は静岡県浜岡原発、北は日本海に新潟県柏崎刈羽原発、北陸には能登半島、それから福井にはたくさんの原発があって、長野県は囲まれています。この大震災は自然災害に原発事故という、世界に例のない大災害となりました。今や原発は要らない、原発からの撤退と、自然エネルギーへの転換を求める声は、国民の声になっています。原発の今後について、世論調査が発表されました。きのう発表されました。削減または廃止の合計が、NHKは65%、朝日は74%というふうに発表されました。今、村長も議会もこの声を上げるときではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 原発はそれぞれ今まで皆さん恩恵をこうむってきているわけであります。だから今すぐやめろと言ってもですね、それぞれの対応ができていなければ、やめるわけにはまいらないというように思います。ですので、今の原発につきましては、十分な安全を確保しながら、私はやっていくのが一番いいというように思います。
 この、今、義援金は1銭ももらっていない、政治家は何をしているかという、このことについては、それぞれのところで考えてもらわなければいけないわけでありますけれども、この方でも原発の恩恵はあずかっていたと、例えば住民税が安かったり、固定資産税が安かったりしていたというように、私は思います。発電所のあるところは相当交付税が来るわけであります、交付税というか、それぞれの会社から固定資産税等が入ってきておりますので、これは住民にとって相当のメリットがあったというように私は思います。実際私どもにはありませんので、どのくらいかって言われてもわかりませんけれども、そんな中で今後はですね、その原発についても自然エネルギーに変えていくのが一番いいというように思いますけれども、即、即変えろって言われても無理だというように思いますので、徐々に徐々にそういうエネルギーに変えていくことが望ましいというように私も思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私もそれは百も承知で質問しています。即なくせなんていうことは絶対できません。やっぱり順次ね、ということになると、プログラムをつくってになるということは、もう百も承知です。
 そこでですね、この原発問題というのは、直接関係ありませんけれども、遠い地で起こっているように一見思いますけれども、これは非常に大変な問題だということについて、我々が改めてですね、これを考えないと、大変なことになるよということで、質問をしてまいりたいと思います。
 福島原発事故は人災事故だというふうに言われています。私は3つ、人災事故の理由があろうかというふうに考えております。まず歴代政府は、警告や、こうしたらいいですよという提言を、一貫して無視してきたという問題があります。原子力発電導入に対して、原子力は本来危険性をはらみ、未完成の技術であるから、非常に危険なことになると。そして原発大増設計画が推進されるなら、日本国民の民族的な安全が危機に瀕すると厳しく警告し、原発の根本問題を質問したのは、1976年の1月の国会でした。三木内閣に対して当時の不破哲三書記局長でした。それから1980年の2月、これはアメリカのスリーマイル島の事故です。この問題を取り上げました。大平内閣との論戦でした。アメリカはカーター大統領でした。このとき、この大統領は事故の根元は安全神話にあると、これを一掃しなければならないということで、安全体制、規制体制、抜本的に強化しました。そしてこういうことをですね、しっかり教訓にして、日本もやる必要があるじゃないかということを迫りました。それから1981年の鈴木内閣、このときはちょうど浜岡原発をつくるというときでした。東海地震予知システムというのがちょうどできたばかりです。この東海地震の震源地の真上に浜岡原発をつくるのは何事かと、絶対だめだと、中止しなさいということを求めました。ところがこのときですね、震度5の想定で大丈夫だということでけられちゃったという経過があります。
 それから、2つ目の理由はですね、最後まで安全神話に固執したということであります。例えば2006年3月、それから昨年の5月、吉井衆議院議員はチリ地震、スマトラ沖地震では10メートルの津波があったと。それから三陸地震では過去に38メートルの記録があると、これ今でもあります。巨大地震、津波に備える対策を要求しました。これに対して広瀬原子力安全保安院長は、必要な海水を取水できる設計になっていると、原子炉を冷却できる対策が講じられていると、対策を拒否しました。今回、東日本大震災後の質問、3月29日に菅首相は何と答えたか、認識は結果として間違っていたことは否定しようがないと答弁しまして、安全神話で原発推進を進めてきた政府と電力会社の対応が今回の事故を起こしたということを、事実上認めたということであります。
 それから、3つ目の理由はですね、異常なまでの原発推進政策と、これを行け行けどんどんで進めてきたということであります。どうなっているかと言いますと、世界有数の地震国日本に54基の原発です。そのほかに新たな計画は14基と、しかもなぜか活断層震源地に建設されている。安全神話で警告無視、成長政策でそれ行けどんどんと進めてきた。あろうことか福島原発事故が起きたのです。私はだれが見ても人災だというふうに言わざるを得ませんが、村長はどのように考えるでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私はそれぞれこの1、2、3番のこの場所にいたわけではございませんので、渡邊議員が人災だと考えるならば人災だろうとし、この人たちは人災というか、そういうことはないということで、政策をしてきたということでありますので、それぞれ人によって考え方は違うというように思います。神話は崩れたということについては、間違いがないというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 時間がないのでね、余りこう論争するつもりありません。論争して解決するわけでもありません。ただ客観的に見ますとね、これ世界の地図です。これ見ますとね、これ地震あるところを全部プロットしてあるわけですね。日本がね、何と地震がね、これ一番多発しているんです。ここに原発が集中しているんですよ。こんな国はね、世界じゅうどこ探したってないですよ。これは客観的にね、こういうところにつくったから、いつかは起こる、起こったと、客観的に見てもそういうことですよね。どんなふうに思うと、どんなふうに評価しようが、客観的事実はそうですよ。そういうふうに私は思います。
 次に、この原発と事故について4つの重大問題を考えざるを得ません。まず第1はですね、高濃度の放射線が長期に拡散ということであります。これはもう新聞、テレビでね、毎日のように報道されているんで、もう嫌というほど皆さん御存じだと思います。冷やさなきゃ冷やさなきゃといって空から水をまいたり、それから外から注入したり、毎日冷却していますよね。冷やし続けなければもう反応し続けてですね、放射線を出し続けるんですね。これが原子力発電の宿命です。大変な問題が今起こっているんです。空気中にも、地中にも、海水にも、その結果がどんな事態になっているかということはね、これはね、恩恵こうむったじゃないかとかね、そんなこと言っている場合じゃないですよ、これは。本当に大変なことだと思います。それをいいことに、きのうだってね、松川村で校庭ではかったじゃないですか。本来ならこれ心配ないですよ、こんなところはと私は言いたいね。でもはからざるを得ないほどね、これは放射能って怖いわけですよ。
 それからもう1点、知らされてない放射性物質です。怖さを非常に隠すために、余り本当のことをなかなか報道しない。だから余計不安を生じるというような状況が現実にあろうかと思います。それで東京電力の福島原発で、この水の中から出ている放射性物質が15種発表されています。もう大変なものです。コバルトからですね、テルル、沃素、セシウムなどなど、この中では非常に私驚くのはですね、半減期が一番短いのが沃素2時間、長いのはですね、レテニウムというのが370日、セシウム137は30年、ここに出ていませんけれども、プルトニウムというのがあるんですね、これが2万4000年と言われています。要するにこれが出たらもう何代も何代も何十年、何百年、何千年とですね、冷やし続けなきゃならないという、これを完全に制御する技術がまだない。そういう危険性のある、これを皮膚や体内に取り込むとね、細胞を破壊されるということで、これはもう皆さんがよく御存じのことだと思います。
 それから3つ目は、原発は未完成と、危険きわまりない燃料だということです。使用済みになっても核燃料はプールに埋めてずっと冷却しつづけなくちゃならないと。大変なことです。
○議長(新村久仁男君) 渡邊議員、質問に入ってください。
◆8番(渡邉尚省君) それからもう1点ですね、核ごみ列島になるということです。ここにありますけれどね、簡単に言いますけれどもね、福島原発で1年間30トン出るんですね。これが今、日本全国でどのぐらいあるかというと、1万3,530トン使用済み核燃料があると言われています。それでその処理はどうなっているのというと、青森県六ヶ所村に再処理工場というのがありますが、ここはもう事故続き、放射能漏れでもって、事実上稼働できないということで、それぞれの原発でプールをつくって埋めて冷やし続けていると、これが54基もあるんです。こんなことをですね、放置していいのかということであります。原発は未完成、永遠に冷やし続けなきゃならないと、こういう問題です。これについて村長はどう思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ここでその討論する問題でもないような気がするんですけれども、ないにこしたことはございません。ですが、今の日本としては、その54基の原発に頼らざるを得なかったということの中で、推進政策がとられてきたというように思います。ですので、先ほど申し上げましたように、できるだけ早く自然エネルギーに変えるような努力を、みんなでしていただければという答えしか、私にはできませんので、そこら辺でお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 最後にですね、福島原発を教訓に、私たちは今後考えていかなくちゃいけないというふうに思います。これは村長も全く同じだというふうに思います。
 そこでですね、最近のニュースです。ドイツは2022年までに原発からの撤退と自然エネルギー政策への転換、これを決めました。要するに10年かけてやるということです。それからイタリアは国民投票を実施して、94%、圧倒的多数で原発反対を決めました。それからスイス、スイスも原発があるんですが、廃止を決めています。共通しているのは、いずれも福島原発事故が直接の影響というふうに言われています。事故を起こした当の日本、どうなんですかと、今世界じゅうから注目されています。村長先ほど言われました、村としても自然エネルギーの活用、節電に努めていきたいというふうに、先ほど来申していますので、これについては一緒に進めていく必要があるというふうに考えます。
 そこで質問1つ行いたいと思います。保育園、学校給食、この食材の安全・安心、これに今後も強めて、注意して進めていっていただきたいというふうに思うんですが、改めていかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) できるだけ現地のものを使ってほしいということで申し上げておりますし、そういうことでやっていただいているというように確信をしております。そういう中で、安心・安全な食物を提供していきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 引き続き一層の努力を要請したいと思います。
 最後の質問はですね、今こそ行政も議会も、国に対して原発推進からの撤退とエネルギー政策の転換、この声を上げるときではないでしょうか。なぜか、私は何よりも子供たちのために、安全・安心の未来を残す責任があるから上げる必要があるというふうに思います。ぜひ上げていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 考え方には同調できますけれども、じゃあ松川村の議会と松川村で原発反対ということを、今、国会へ陳情できるかどうかと、そのことについてもこれから検討しなければならないというように思いますので、しばらく時間をいただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私は最後はですね、非常にこう、ああやっぱりいいなあと、いい答弁されたなあと期待していたんです。ところが今の答弁聞いてね、ちょっと失望までいきませんけれどね、もっと後ろからがんがん押さなきゃだめだなあというような感想を持ったところです。いうことで、引き続き頑張っていきたいと思います。
 以上をもちまして、質問を終わりたいと思います。
○議長(新村久仁男君) これで、原発からの撤退とエネルギー政策の転換をの質問を終わります。
 以上で、8番渡邉尚省議員の質問を終わります。
 ここで3時15分まで休憩いたします。
                               午後 2時59分 休憩
                               午後 3時15分 再開
○議長(新村久仁男君) 再開をいたします。
 続いて、順位5番、5番勝家 尊議員の質問事項、村発注の工事と入札制度についての質問を許します。勝家議員。
◆5番(勝家尊君) きょう最後の質問者となりましたけれども、一息入りましたので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
 通告に従いまして、松川村の入札制度について質問をいたします。松川村は近年、平成は17年ですか、8年ですか、北保育園の建設事業。また平成19年には、松川村多目的交流センター新築工事。それから20年にはですね、松川中央公園、2区、3区の工事。それから21年には、第1配水池、庁舎の太陽光発電、南部会館の整備工事。また22年には、きめ細かな事業ですが、照明工事、それから無線工事、また南保育園の建設工事と。23年にはやはりきめ細かな事業ですが、庁舎内冷房設備工事と、大型の建設工事が相次いでおります。松川村でこのそれぞれが工事が発注される都度、契約に対してですね、業者に対して村の業者を使ってくれというような口添えをしていただいたというふうに聞いておりますけれども、その事実を伺います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 一般競争の中で、松川村の業者を使っていただける、下請に使っていただけるところについては、ぜひ使っていただきたいということは申し上げてあります。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) そのように口添えをいただいたにもかかわらず、地元の業者は工事にほとんど参加できない状態でございます。目の前で施工される現場をよだれを垂らして見ていたのが現実であろうかと思います。地元業者の営業不足等、また経営規模によるところもありますけれども、このような現実を承知をされていたかどうか、質問いたします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) やっているかやっていないかは、確認はしてございませんけれども、見たときに知っている顔が少ないなあということは思っておりました。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 村内業者はですね、経営規模が小さくても、やり方によっては下請なり、孫請なりの一部でも参加できるわけでございますけれども、せっかく口添えをいただいたにもかかわらず、参加できない大きな理由の1つには、その金額の折り合いがつかないからであります。何よりも施工業者の村からの請負金額が低いからであります。そこで近年施工されました北保育園を含めますそれ以後の、主に建築工事でありますけれども、一般競争入札での予定価格と落札率はどうであったか、質問いたします。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) それではお答えいたします。19年度以降ですけれども、10件の一般競争入札行っております。多目的交流センター建築工事におきましては、落札率79.21%、中央公園の第2工区、平成20年ですが、82.37%。平成20年第3工区におきましては75.65%。平成21年度第1配水池の更新工事97.39%。平成21年役場庁舎の太陽光設置工事78.36%。南部会館の整備工事56.43%。平成22年小学校グラウンド照明設置工事71.73%。平成22年デジタル移動系行政無線の整備工事79.98%。平成22年南保育園建設工事64.14%。平成23年庁舎冷房設置工事48.40%。この10件で平均でいきますと76.89%になります。以上です。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 北保育園は少し前になろうかと思いますけれども、北保育園はわかりますか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) すみません、今、手持ちにデータ持ってきてございませんので、また後日お知らせしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 特殊な工事、第1配水池等の特殊な工事は落札率高いわけでございますけれども、今それも入れましても平均が76.86%という数字でございます。ほとんどの工事が80%以下の落札率でありまして、南保育園に至りましては64.14%という低価格での落札であります。このような低い落札価格では、地元の業者が参加しようと思っても、全く入れる余地はないわけであります。それではなぜこのような価格で入札をするかでありますけれども、企業は当然のように資金を回転させなくてはいけません。また、建設会社は工事の実績によって点数を持っておりまして、格付けをされております。その点数によって入札の参加資格を得るシステムになっておりますので、その点数を保持するためには、採算がゼロであっても、また多少の赤字を覚悟でも札を入れるケースもあるわけでございます。また何よりもこの不景気でありますので、どんな仕事でも、安くても欲しいのが現実であります。また、下請業者はふだんから元請業者と協力関係を結んでおりますので、やはり赤字を覚悟でも仕事をせざるを得ないわけであります。元請が安く取ったから、この仕事を逃げるというようなわけにはいかないわけであります。そんな現実でありますので、先ほど言った地元業者が、村内業者が参画するようなことは、現実不可能なわけでございます。
 さて、質問でありますけれども、松川村は受注希望型一般競争入札を行い、総合評価の中で落札者を決め、今回の南保育園建設工事のような低入札には低入札調査制度を採用し、契約をしたわけであります。松川村では予定価格に対して3分の2を割り込んだ数字、率で言いますと66%になりますけれども、これ以下には低入札調査制度を適用しております。この数字は国からの指導のものなのか、村独自のものなのか、質問をいたします。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 基本的には低入札調査は村独自の率でございます。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 今回のような予定価格に対して64.14%という数字は、いわゆるダンピング発注ではないでしょうか。見解を伺いたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ダンピング発注という考え方はございません。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 私はこの66%、この数字はですね、少しむちゃがあるような気がするんですけれども、4月の7日、各都道府県知事あて、各担当あてにですね、総務省、それから国土交通省から、公共工事の入札及び契約手続のさらなる改善についてと、こういう文書が流れております。国の23年度予算が本年3月29日に成立をしたところですが、建設業をめぐる厳しい状況が続く中、建設業が地域での災害復旧や住宅、社会資本の整備に十分な役割を果たしつつ、公共工事の適性な施工に必要な体制を的確に確保することができるよう、実効あるダンピング対策の充実を図ることが重要となっております。公共工事の入札及び契約の適正化を図る措置に関する指針、これ平成18年5月23日の閣議決定でありますが、ダンピング発注の排除を図る観点から、低入札価格調査制度における調査基準価格を適宜見直すこととされております。
 今回はこれを踏まえ、今般、国土交通省において現場監理費の官積比に対する割合と、工事成績評定点との関係に基づき、今年度から低入札価格調査基準価格の算定式のうち、現場管理費に当たる部分の見直しを行ったと、こうするものであります。現場管理費の官積比が80%未満になりますと、工事成績評定点が平均以下になると、これによって仕事の内容が悪くなるとか、下請企業が赤字になるという数字を示したものであります。こういうようなことを見ますと、松川村が設定しております3分の2、66%という数字は大分高いものであろうと、こんなふうに思いますけれども、どうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 低いっていうことですかね。
◆5番(勝家尊君) 高いっていうことになりますね。
◎村長(平林明人君) 高い、低いね。
◆5番(勝家尊君) ああ、低いですね。
◎村長(平林明人君) 私は3分の2で入札価格ということになるのはいいという考え方であります。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 低入札価格制度を採用した場合には、原則として公表しなさいということになっておりますので、また希望、要望がありましたら、よろしくお願いをしたいと思っております。
 低入札価格に対し、何%を割り込むとダンピングという基準はないのかもしれませんが、しかし、最低制限価格制度を設けた自治体では、下限を80%、こういうふうに設定しているところが多いわけであります。公表していないところもありますけれども、その数字から言いますと、64.14%という数字はですね、私はダンピングだと、こんなふうに思っておりますが、重ねて伺います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は正当な入札価格だというように思います。66%についても、これ以下については低入札価格という考え方で今はおります。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 公共工事の品質確保の促進に関する指針の中でですね、適正な施工体制を確保するために、ダンピングの防止に関することとあります。今度の工事が建物は決してできの悪いものではなかったと、こんなふうに思っておりますけれども、いわゆるダンピング発注はですね、建設業の健全な発達を阻害するとともに、特に工事の手抜き、下請へのしわ寄せ、労働条件の悪化、安全対策の不徹底になりやすいことから、最低制限価格制度を適切に活用しなさいと、こんなふうにあります。その辺に対してどう思いますか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 書かれていることはいいことだというように思います。ですが、松川村としまして、今までこの低入札価格の以下のものについては、それぞれ担当者なり設計者なりが札を入れた業者の皆さんからお話を聞いて、できるかできないか判断をした中での決めでございますので、私はこの66%以下のものについて、低入札価格ということの中での調査は適正だというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 行政はですね、この必要なものを高品質で安く手に入れることは、これは大事なことだと思っております。今、村長言われるとおり、安く立派なものが手に入って、本当に活用させてもらっておりますんですけれども、一方でですね、企業の育成も私は大事だと思っています。このたび仕事をやって喜んだという業者がどこにいますかね。私はそうには思っていません。先ほど申したような理由で受けたわけでありますけれども、重ねますけれども、企業の育成も大事であったり、何よりも工事の発注によって、地域の経済効果をもたらすことも大切ではないでしょうかと、こんなふうに思っております。どのように考えますか。村長に伺います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ですので、松川村の建設業等の2,000万以下の工事については、村内業者をすべて指名をさせていただいております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 規模によっては村内業者、これ指名なり随契なり、これはありがたいことだと思っております。私申し上げておりますのは、ある程度の規模の競争入札の物件でございますけれども、当初申しましたとおり、お願いすれば松川の業者もその工事にかかわれると、こういうことを前提に置いて申し上げておるところでございます。
 いろいろ申し上げた観点の中から、最低制限価格の設定を望むものであります。近隣市町村では、小谷村、大町市、安曇野市、また松本市でも実施をしておるところでございますけれども、松本市は先ほど私が読み上げたような理由でですね、最低入札価格を2%引き上げたと、無謀な低価格入札を排除し、品質価格や下請業者のしわ寄せを防ぐとしております。最低制限価格を制定すると、落札価格が高どまりする傾向、これはもう仕方ないと思いますけれども、予定価格を公表しないとか、この物件は設定する、この物件は設定しないとか、いろんな工夫があろうかと思いますけれども、業者がその見積もりの意欲が落ちるとか、高どまりする傾向は確かに認めますけれども、先ほど言ったような理由でですね、制度の設定ができないか、また改めて質問を申し上げたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は今までどおりの方針を貫いていきたというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) それでは、南保育園の竣工式の折に、村長の流された涙は、ものをやり遂げたうれしい涙もありましょうけれども、本当に安いいいものができたと、そういううれし涙というふうに解釈していいわけですね。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 一生懸命あの値段でよくやってくれたと、社長の顔を見たときに、とたんに胸が詰まって涙が出てきたということであります。ありがたい涙と、大変だったろうなあという涙と両方であります。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 相模の社長も村長の涙見て、潤んでおりましたけれども、相模の社長の涙はどんなふうにお考えですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 聞いてみないとわかりませんけれども、ああ、安くいいものができたなあといううれし涙だったというように私は感じております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 今、建設業は大変厳しい状況であります。建設関係で働く者は、大変厳しい状況であります。仕事の確保のために、また賃金確保のために出された住宅の新築リフォームに対する助成制度、また公契約条例制定についての請願出されましたけれども、これはどのようにお考えでございましょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 3月の定例会の中で、継続審査と、審議ということになっておりますので、その結果を見ながら回答も考えたいというように思います。先ほど自然エネルギーについてはどう考えるかということの中で、私は助成をしていきたい考え方だというように申し上げておりますので、そこら辺も考えてもらって、いい陳情結果を出していただくようにお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 関連がございますので、この問題について最後に質問をいたしますけれども、きめ細かな交付金事業、庁舎冷房設備設置工事でありますけれども、9社が応札をし、落札率が48.4%であります。9社のうち7社が予定価格の80%を下回ったということでありますが、この数字がひとり歩きをしますと、これまた世の中大変な混乱を招くわけですけれども、このような結果はどのようにお考えでしょうか。質問いたします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ひとり歩きされると困ると言われても、結果は結果でありますので、私どもはいくらで受けていただけますかということしか出してありません。ですので高く受けてくれ、安く受けてくれなんて、一言も言っておりませんので、この価格でやれるということで出てきておりますので、これの価格についても低入札という中での調査の中で、やれるという判断をしましたので、この価格で受けていただきました。相当の業者の方が、安い価格で入れてきてくれておりますので、できない数字、価格ではないというように判断をしております。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今回の低入札の価格に対しまして調査を行いました。設計士とともに。大概、ほとんど今回の工事につきましては、製品代がほとんどでございます。こちらの設計よりも10%とかという価格での機械が入れられるということで、そこで金額が、落札率が安くなってきたということで、その数字がここにあらわれてしまっているということですので、業者との調査の中では、それ以外は適正な数値であるという判断をいたしまして、落札者として決定をさせていただきました。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 内容を伺いますと、品物の納品が主だということでありますので、品物は本当に掛け率が低いわけでございますので、納得できるわけでございますが、そういう内容を知らない人は、松川村の工事、また48%ほどの安い価格でもって落ったよということになりますとね、これ世の中また本当に建築業界、建設業界は大変なことになるということを、私は申し上げたわけでございます。
 近年、建築工事の主なものは、プロポーザルによって設計事務所が決定をされておったわけですけれども、今回このきめ細かの冷房設備事業、どのようにしてこの設計事務所が決定をされたのか、お伺いをいたします。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 金額によりまして、指名競争入札で行いました。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) じゃあ設計事務所も指名競争入札という制度をとって決まったと、こういう解釈ですね。一番安く設計をされたと、こういうことですね。わかりました。
 なぜそういうことを聞くかといいますと、ちょっとその設計事務所の中身のその積算が甘いんじゃないかと、世の中を混乱させるもとになるんじゃないかと、こんなことを言いたかったところなんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 入札につきましては、この庁舎の冷房を設計するのに、いくらでやってもらえますかということで、一番安い業者に落札をしたということで、工事価格を一番高くとか、安く設計をしてくれっていうことで入札をかけたわけでございませんので、その辺御理解をいただきたいと思いますが、設計士につきましては、一級建築士でございますので、それぞれ実績を持った設計士でございますので、高過ぎるとか安過ぎるとかいったことはないかと思われます。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 我々素人ですから、余りそれ以上深くは言えないんですけれども、プロの設計士がですね、このような低価格の入札、48.何%ですか、4%、このような数字ができるような積算がちょっと甘いんじゃないかということを、私、今申し上げたいんですけれども、どうでしょう。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 低入札の調査の中で、製品の価格が十数%の卸値だったということの中で、多分この設計者はそこまでは見れなかったという状況の中だというように思います。ですので、私は価格については正常な価格での入札価格だったというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) わかりました。もう少し、その辺の問題について、社内でもって精査するような機関があればなあというようなことも感じながら、質問を申し上げました。
 以上で、1番の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、村発注の工事と入札制度についての質問を終わります。
 続いての質問事項、ゴミ0運動についての質問を許します。勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 例年、5月30日を530、ゴミ0というふうにごろ合わせをしまして、ゴミ0運動を展開をしております。クリーンキャンペーンを実施しておるところでございます。今年は5月の28日に実施をされました。高瀬川の河川敷と馬羅尾高原を中心にして行うものでありますけれども、私も毎年欠かさずに参加をしておりますが、自分のかかわったエリアはわかるんですけれども、全体のその回収量、G・フレンドリーへ持っていったと思いますけれども、そういう持ち込み量がわかりませんので、教えてほしいと思います。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) クリーンキャンペーンに対しましては、どうも御協力ありがとうございました。商工会と一般参加の方々の御協力によりまして、林道馬羅尾線と高瀬川河川敷を中心に、本年は先ほどお話ありましたとおりに、5月28日にクリーンキャンペーンを実施させていただきました。また、これとあわせまして、村内は各地区ごとに道普請に合わせまして実施をさせていただいたということになっておりますので、その合計数字で申し上げたいと思います。本年度は1,590キロを粗大ごみとして搬入いたしました。以上です。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 今、近年の1キロ当たりが30円お支払いをしていると思いますけれども、掛ける1,590キロですか、で出ますけれども、この持ち込み量、投棄量がですね、毎年こう少なくなってきているのか、いや、だんだんふえてきておるのかっていう、そういう推移がわかりましたら教えてほしいと思います。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) 過去5年間の推移を見ますと、当日の天候にも左右されますので、毎年約1,000キロ強で収集しているような状況でございます。以上です。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 1,000キロ、約30円ですから、3万強のものを毎年労力とお金を払うと、こういう結果だと思います。住民課ではその年間ですね、お願いをしております投棄物に対してのパトロールの方、依頼をされている方がいますよね。その方の仕事の内容をちょっとお伺いをしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) 不法投棄監視員という方がおいでです。この方は県の方の委託というような形の中で、1名県の委託ということで来ていただいております。月に1回、2時間パトロールしていただいて、県の方に松川村村内の不法投棄についての報告をしていただくというような状況になっております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) それじゃあ報告だけで、特に目立った量の報告だけで、回収はしていないということでいいわけですね。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) 報告をいただきまして、即座にうちの方で回収させていただいて、いつもきれいな状況にっていうことで尽力しております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) それじゃあその、今お話があったのは、そのクリーンキャンペーンに加算すればいいわけですね、年間のその投棄量というものは。そうすると今言ったパトロールの方の報告して回収した量はどのくらいになりますか。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) 一応このキャンペーン期間中ということで、クリーンキャンペーンは先ほど申し上げましたとおりにそのゴミ0運動の5月から6月の期間の、しっかり集めていただいたものをすべてをクリーンキャンペーンの量として積算しております。あと年間のごみにつきましては、また別という形で数量を拾っておりますので、全体としては、ちょっとここの手元にないんですが、金額では30万強の金額を見込んでおります。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 30万強、大変な、聞けば大変な量でありますけれども、いずれにしましても、この心ない一部の皆さんにより、むだな経費と労力が費やされておるわけでございます。家電品や金物類は、近年無料で回収する業者の方々でやっておりますので、今年はそのデジタル、地デジ化に伴って家電品もあるかと、テレビもあるかと思ったんですけれども、そういうものは、そういう業者のおかげで減ったように感じておりますけれども、ひどいのは、ホイールのないタイヤでありますね、それからまた非常識なのは、袋に入ったビールの缶からであります。自分で楽しんで飲んだビールの缶からをですね、わざわざ袋に入れて、何で山に捨てるかと、このモラルが疑われるわけでございますけれども、何といっても、村民のモラルに訴えるしか解決策はないと思いますけれども、どうでしょう、その辺。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) 議員さんおっしゃるとおりでございます。それで、先ほどのお話なんですが、7月24日から地デジ化が始まります。それに合わせまして、県も村もテレビ等の不法投棄防止強化キャンペーンというような形の中で、今月の24日から31日までをそのキャンペーン期間ということで強化を図って、なるべくきれいにしていこうということで、やろうとしております。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) そこで質問なんですけれども、景観を損ねない程度の大きさでですね、またモラルに訴えるようなこの言葉遣いで、余りきつい、捨てるなっていうような言葉遣いじゃなくてですね、またはその標語でですね、この1つの沢に1本でも、の程度でいいわけでございますけれども、ごみの不法投棄を戒める立て看板の設置ができないものか、またできないような条例があるのかどうか伺います。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) 山林内へ設置する看板につきましては、松川村自然保護指導要綱に基づきまして、村が行う場合は適用しないということになっておりますけれど、先ほど議員さんもおっしゃっていただいたんですが、松川村の森林景観を配慮するということも大変重要かと思いますので、それとまた経済課で今進めております緩衝帯の整備によりまして、森林景観もよみがえっているような状況を考えますと、先ほど申し上げました不法投棄監視員等とのパトロールの強化、また場合によりましては、警察との協力を得まして、不法投棄を持ち込ませないよう、環境づくりに努力していくっていう方向で、今考えております。以上です。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) いずれにしましても、すずむしが鳴く村と、ごみが散らかる村では、大分イメージが違いますので、村民のモラルに訴える手段として、何かそのほかに手段があるのかどうか、それを伺って、この質問を終わりたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 住民課長。
◎住民課長(宮澤大介君) 確かに、モラルに訴える手段としましては、平凡ではありますが、広報、防災無線等で周知させていただいております。あとは警察署、特に駐在所とは連携を密に行っておりますので、今後も不法投棄がありましたら、即座に撤去するっていうような形で努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 勝家議員。
◆5番(勝家尊君) 以上で質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、ゴミ0運動についての質問を終わります。
 以上で、5番勝家 尊議員の質問を終わります。
 これで、本日の日程は全部終了しました。続きの一般質問はあす午前10時より行います。
 これにて散会いたします。御苦労さまでした。
                               午後 3時47分 散会