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長野県 松川村

平成23年第 1回定例会−03月23日-04号




平成23年第 1回定例会

            平成23年松川村議会第1回定例会会議録
                                       〔第4号〕

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│招集年月日     │     平成23年3月23日                │
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│招集場所      │     松川村役場議場                   │
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│開閉会日時     │開 会│平成23年3月23日 午前10時00分 │議 長│新 村 久仁男│
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│及び宣告      │散 会│平成23年3月23日 午前11時52分 │議 長│新 村 久仁男│
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│応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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│出席並びに欠席議員 │ 1 │新 村 久仁男│ ○ │ 7 │平 林 寛 也│ ○ │
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│出席12名 欠席 0名 │ 2 │佐 藤 節 子│ ○ │ 8 │渡 邉 尚 省│ ○ │
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│    凡例    │ 3 │井 上 直 昭│ ○ │ 9 │河 内 國 治│ ○ │
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│ ○…出席を示す  │ 4 │甲 斐 澤 明│ ○ │ 10 │矢 口 あかね│ ○ │
│ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │勝 家   尊│ ○ │ 11 │白 澤 富貴子│ ○ │
│ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│          │ 6 │横 沢 喜 造│ ○ │ 12 │榛 葉 良 子│ ○ │
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│会議録署名議員   │   3番   │井 上 直 昭│   4番   │甲 斐 澤 明│
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│職務のため出席した者│事務局長   │鈴 木   智│書記     │西 澤 なつみ│
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│          │村長     │平 林 明 人│社会教育課長兼│茅 野 英太郎│
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│          │副村長    │奥 野 勝 久│総務課統括課長│須 沢 和 彦│
│法第121条により説│       │       │補佐     │       │
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│明のため出席した者の│教育長    │西 澤   勇│       │       │
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│職・氏名      │総務課長   │平 林 秀 夫│       │       │
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│    全員出席  │会計管理者兼会│伊 藤 勇 二│       │       │
│          │計課長    │       │       │       │
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│          │住民課長   │宮 澤 大 介│       │       │
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│          │福祉課長   │白 沢 庄 市│       │       │
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│          │経済課長   │丸 山 正 芳│       │       │
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│          │建設水道課長 │白 澤   繁│       │       │
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│議事日程      │             別紙のとおり            │
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│会議に付した事件  │             別紙のとおり            │
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│会議の経過     │             別紙のとおり            │
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                本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
  1 消防行政と協働の村づくりへの取り組み            11番 白 澤 富貴子
  2 「住宅リフォーム助成制度」の創設について           6番 渡 邉 尚 省
    松川村「水資源保護条例制定」について



                                 午前10時00分 開会
○議長(新村久仁男君) おはようございます。
ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
△日程第1 一般質問
○議長(新村久仁男君) 本日の議事日程は、昨日に引き続き一般質問です。
 順次発言を許します。
 順位5番、11番白澤富貴子議員の質問事項、消防行政と協働の村づくりへの取り組みの質問を許します。
 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) おはようございます。
 今議会の開会の2日目の午後、2時50分ごろ、この3階の事務局におりました。突然の横揺れと音を立てた縦揺れを感じ、ブラインドが大きく揺れました。びっくりしてすぐにテレビをつけましたら、東北で発生した大地震で津波が起きるという報道がすぐに入りました。テレビでは間もなくしてうねるように海岸から水が陸地に入り、すごい速さで家も田畑も自動車も、みんな飲み込んでいきました。こんな見たこともない恐ろしい様子はとても現実とは思えず、ただただその恐ろしさに震える思いでした。
 一瞬にして静かな生活の場が地獄絵のようになってしまいました。被災された皆様方に心よりお見舞いを申し上げ、またお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りいたします。
 私は今回の防災と消防についての質問を予定していましたので、この地震について、今までどんなような割合で地震が起きているのかと、そういうようなことを新聞等で調べてみました。そしたら大きな3つのプレートの間に日本がありまして、それが連動した巨大地震だったということがわかりました。
 皆さんも既に御存じだと思いますけれども、地震により国の予測では今後30年間に東海地震は87%の確率になったというふうに言われています。東日本で3月11日にマグニチュード9.0、それから秋田沖で3月12日、次の日ですけれども6.4のマグニチュード、それから3月12日、同じ日ですけれども長野でマグニチュード6.7。それから、今度は3月15日に静岡でマグニチュード6.4と続いて起きておりまして、この連動が大変恐ろしいことだそうです。
 新聞を見ますと、このプレートで起きている地震では、江戸時代に東海・南海・東南海地震という連動した地震があったそうでございますが、この宝永年間、約360年ぐらい前のことなのですけれども、この地震があった後、1カ月半後に富士山が噴火をしたそうであります。
 それとこの地域はユーラシアプレートの中に入っておりまして、糸魚川静岡構造線の中にありますので、牛伏寺断層とか相当大きな断層が入っておりまして、この活断層は最高レベルであるそうで、あした大きな地震が起きてもおかしくないという、そういう数値を示しているそうです。
 この辺のところでいいますと、大町組のほうで297年前に小谷村の南部、東部のところで地震が起こって、家屋は300棟が倒壊したそうです。それから、安政5年というと153年前ですけれども、またこれも大町地震で、青木湖と中綱湖の中間を震源とした地震で76軒が倒壊をしたそうであります。
 それから93年前、大正7年ですけれども、このときには2回地震が起こっておりまして、大町地震ですけれども、震源は1回目は社の松崎の東の南のほうだということだそうです。2回目は常盤の大崎ということですけれども、1回目では建物が22軒倒壊、それから2回目には建物が23軒倒壊ということで、長く地震が続いたそうです。
 そんなことで、今日本じゅうで支援の輪を広げたりしながらいるわけですけれども、私たちの住んでいる日本は大変地震の多い、地震によってできた国ではないかと言われているぐらいだということを改めて感じております。
 そんな中で、まず通告の消防行政と協働の村づくりへの取り組みについての質問をいたします。
 まず、このような大災害の状況を目の当たりにしまして、日ごろの準備と訓練の力が住民の心がけにもなっていたというふうに感じます。村も村民の安心・安全のために常にこのことを心がけて防災無線の設置、それから防災訓練、備蓄をする、自主防災組織の立ち上げ、そして避難のマップをつくる。そういうふうにそれぞれ取り組んでおりますことに対しまして、多くの皆さんの意見を生かしながら、迅速に防災に取り組んでおられることに、関係の方々に本当に敬意と感謝を申し上げます。
 さて、そこで本題に入るわけなのですけれども、村の消防防災への取り組みのこれらの姿勢について、考え方等具体的にお答えいただきたいと思いますが、お願いします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) いろいろ調べてきていただきましたことに敬意を表したいと思います。
 それぞれ私どもが考える中で、今まで村がこういうことをしなければいけないだろうという考え方の中でそれぞれ訓練等を積んでまいりましたし、消防団員の皆さんもそれぞれ訓練をしていただいております。しかし、きのうも質問者にも全部お答えをいたしましたけれども、ああいう災害が起きてくるということになりますと、村は津波はございませんけれども、一応もう1回見直しをしてそれぞれ対応を立てなければいけないかなという考え方に立っております。細部については、総務課統括課長補佐に答弁させますけれども、もう1回見直しをしていかなければいけないかなという考え方であります。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) お答えいたします。
 今、村長申し上げましたように、これまで複合的にそれぞれ消防団、それから地域自主防災組織を通じましていろいろな訓練、それから村としましてはデジタルの無線化というものなど、それぞれ取り組んできたところでございます。
 ただ、今回のような予測不可能な災害に対しましては、完全な防災体制の整備というものは非常に難しいものだということを改めて感じたところでございます。いかに被害者を少なくするかという、減災への取り組みが重要ということを改めて考えさせられたところでございます。
 今後、地域づくりを進める上からも、住民が安心して暮らせるように、それから減災につながる努力を引き続き行っていきたいと考えております。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 本当に減災ということよりほかにはどうしようもないというふうに思いますけれども、今消防団体制の中で松川村は5分団制になっております。この5分団制にするにはいろいろな経過もあったというふうに思いますけれども、その経過と今後期待できること、それから5分団制にしてよかったという、そういうようなことについて、今の現状をお話いただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) これにつきましては、より効率的な消防団活動を展開するということから、消防委員会からの答申を14年の3月に受けまして、その後検討を重ねる中、平成16年度より9分団から現在の5分団制へ再編をし、消防団活動に取り組んできたところでございます。
 この再編によりまして、これまでの複数の分団がまとまったということの中で、それぞれの分団の団員数が多くなったということがございます。この中ではそれぞれの取り組む活動が、人数が確保できたことによって、各分団内でスムーズに実施ができてきているということがございます。
 それから、各分団がそれぞれ点検日、または検討等を行うようなときには集まるわけでございますが、たくさんの分団員がいるためにやはりいろいろな意見が交換できるというよい点もございます。
 それから、当時の9分団制よりも広い地域の、いわゆる幅広い年齢層の消防団員が集まるということで、より地域のコミュニケーションが図れるといった、そういうよい点がございます。
 それから、今後の課題等につきましては、やはり松川村消防団だけではございませんが、今のように災害の内容が多様化している中で、特に消防団の期待が高まる中では、今の消防団員の維持といったものが一番憂慮されるという状況だというふうに思います。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 私も消防団の会合等に出させてもらう機会も地域であるわけなのですけれども、本当に一生の宝だというふうな連携で意識しながら年末、それから防災訓練、いろいろなものに鋭意努力して、友達の輪も広がり、とってもいい雰囲気で活動になお輪ができているなということを感じておりますし、この5分団制にしたということは、今危惧される課題というところで、多様化している対応に対する状況、それから維持という点を挙げていただいているわけですけれども、やっぱり少子高齢化という、そういう現状もあります。そういう中で200人体制でやっていくということについて、やっぱり難しいところもあると思いますが、今回女性の入団という部分もありましたし、それから年齢はどんなふうになっているのか、一応何歳から何歳ぐらいまでの方が消防団として団員の活動をされているのか、その辺のところをおわかりになりますか。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 団員の年齢層につきましては、今は男性の団員だけでございますが、年齢的には一番上は43歳ぐらいでございます。下は18歳からという内容でございます。
 それから、女性消防団員の加入というお話でございますので、今回新年度から入団を予定されている女性消防団員につきましては3名でございまして、それぞれ20代の方でございます。
 募集をかける中では、もちろん近隣の市町村の女性消防団員の状況を検討するというか、調査する中で、やはり女性でありますと育児、子育て等がございますので、特に年齢をあまり縛らない中で、幅広い年齢層の中で消防団活動に活躍していただきたいということの中で、特に上限は何歳ということは設けないで募集をしてきたところでございます。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 5分団制にし、それからこれからのことも考えて女性の消防団員を募集したところ3名の方があったということで、何か村の人たちも意識をだんだんみんなで力を合わせて消防・防災というところに意を向けているのではないかということを感ずるわけでありますけれども、そういうことになったときにも、勢い5分団制にして集中しておりましたので、その詰所のあり方というものが検討課題になってきているのではないかというふうに思います。
 ずっと村内の詰所、それぞれ見て歩きました。新しいところもありましたが、古いところも大分あります。そんなことで、先ほど人数が多くなったというお話もありましたので、それは大いによかったことですけれども、全員が一堂に会して消防団の話し合い等をするときにはどうしても狭いという、そういう状況があるようでございますけれども、今把握している詰所の建築年度、それから土地の所有者の状況、分団それぞれにどうだったかというようなことをお調べいただいている部分がありましたら、ここでお話いただきたいと思いますが。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 現在、詰所は村内に9カ所ございます。それぞれの詰所の土地でございますが、これは所有者は村でございます。それから、建物につきましては、所有または管理はそれぞれの分団の担当行政区ということで、地域で行っていただいているところでございます。
 それぞれの築年数でございますが、議員おっしゃるとおり、経過年数大分たっているところもございます。一番新しいところでも築後19年ほど経過しておりまして、9つの詰所、平均の建築後の年数は36年ほど経過しているという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) やっぱり防災の拠点になるべきところが、耐震をしていないというようなことになると、これは災害のときに大きく機能を損なうということで、先ほども消防に対して減災という立場で村もやっているというお話がありましたように、やっぱりこの消防団の詰所、それからここに拠点として消防・防災の用具等、自動車もそうですけれども置いてありますので、この辺の建てかえについて、村のほうで今どんなふうに動いているか、村の動きとか、それから村の考えとかありましたらその辺お聞かせください。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) まず、耐震の状況からお話をさせていただきたいと思います。詰所は居住用の住宅ではないということもございまして、今まで9つある詰所の中で、数カ所については簡易診断的に建築設計事務所等に状況を見ていただいて、耐震等もとらえてきたところでございます。ただ、全詰所に対しての精密診断等はすべて実施していないというのが現状でございます。これにつきましては、一般住宅や多くの方々が頻繁に出入りする公共施設を優先してこれまで行ってきたといったことから、若干後回しになってしまった点もございます。
 それから、詰所の新築とか改修等のことでございますが、それぞれこれまで村では建物を所有している地区、地域に地域の方々の要望によりまして、それぞれ地元主体で行ってきたところでございますが、要望を受けて分団詰所の建設改修を村で行いまして、その費用の一部を分担金という形で地域から村のほうへ入れていただいているという状況でございます。
 ですから、それぞれの地域の詰所の状況もございますので、それぞれの地域で詰所の建設について御検討をいただいているというのが現状でございます。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 簡易の耐震診断をされたということでありますけれども、それぞれの建物の所有とか管理は各区のほうで行っているわけでありまして、5つの区が一緒になって1つの分団になるとか、3つとか2つとか、それぞれいろいろな区が集まりながら5分団を編制しているわけでありまして、それぞれ間近なところに詰所があるので使いいいとか、いろいろなお話は聞きますけれども、やっぱり少し狭いということと、これでいいのかちょっと耐震を考えないと不安だなというようなものが相当あると思います。
 私も少し調べさせてもらったら、築後51年とか40年というところもありまして、先ほどの36年という、そういう経過にみんなあってはいるわけですけれども、割合きれいにきちんと使っていて、消防の人たちも本当に前向きに防災活動に取り組んでおられて、この間のあぜ焼きのときも、ちょうどホースの後、整理をされていたわけですけれども、要領よくやっていらっしゃる姿を見たのですが、やっぱり狭いかなということは感じました。
 それで、区のほうでも相当詰所の新設ということの必要度が高くなっているというところもありまして、場所が決定できるところは決定しようかなというようところまで来ているというような話も少し聞いてはおりますけれども、まだその辺について場所の決定も何も進んでいないが、築後古くて不安だという、そういう状況もあるというふうに聞いております。
 複数の区に関係する分団の組織の詰所の対策として、土地がすべて村のものになっているという、こういうことは村が主になりながら進められてきた、そういうあかしではないかなというふうには思うわけなのですけれども、やはりそれは地域の所有ではないというところには、どの辺の理由があるかなと思うのですが、ちょっと教えてください。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) これまで詰所がすべて村の土地ということでございますが、地域の方の場所をお借りするという話になりますと、またその方に固定資産等税の関係も発生しますので、防災への拠点ということで、土地については村のほうで所有している状況だということでお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 村所有となっていることは、税の発生というようなこともありますけれども、公共施設として位置づけながら村で守ってきているという、そういう状況だというふうに感じます。
 この中で、一応区に加入していない世帯もまだ相当あるわけでありまして、消防組織に対する、区に加入していない世帯には意識の啓発とか、消防団の活動に協力していただくとか、そういうことはどんなふうに啓発を進められておりますか。具体的にありましたら教えてください。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) この地域の防災体制の充実強化には、どうしても地区の組織であります自主防災組織、それから消防団の連携、これは欠かすことのできない重要な部分だというふうに考えております。
 同じ地域に住むすべての方々が安心して安全に住んでいけるために、ぜひ皆さんの御理解をいただく中で、まずは自治組合に入っていただき、そして自主防災組織でともに自分の地域は自分たちで守りたいという気持ちをぜひ1つにしていただいて、それぞれ取り組んでいただきたいということで、これまでも自治組合への加入等につきましては、転入等のときにもそうでございますし、それぞれの機会あるごとにお願いをしてきているという状況でございます。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 転入のときにも文書を添えながら指導されたり、御案内したりという、村も窓口のほうできめ細かに対応されているということはわかりますけれども、現実にまだ入っていない人が多いわけであります。
 村としましても、今まで本当に防災というところには力を入れてこられて、上限が20万円でありました詰所の建設の補助金について、3分の1の地元負担金を求めても、3分の2は村で負担するとして財政も厳しい中、村民の安心・安全のために大きく前進をしている行政の取り組みには、本当に大きいものがあるというふうに思います。
 しかし、もう一歩進めていただくために、金銭負担の負荷等、区のほうでも重くのしかかっておりますので、ぜひ財政の状況も大変な中ではあると思いますけれども、このことについて前向きに取り組んでいただきたいというふうに思っております。
 区としてどんなふうに取り組んでいけばいいか。やはり区に任せるだけではなくて、進めるためのアドバイスみたいなものがありましたらお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(須沢和彦君) 詰所の改築とか修繕等につきましては、各区からもちろんそういったような相談が村のほうへも寄せられております。一緒に協議する中でそれぞれの地域の特性がございますので、果たしてどの辺が一番詰所、複数の地域に属する詰所としてふさわしいか。または、どういった流れで詰所修繕または改築へ進めればいいかといったようなところにつきましては、それぞれ地区の区長さんたちを初め一緒に相談に乗りながら進めていくということでこれまでも行っておりますし、今後につきましては、そういった案件が出てくれば一緒になって協議をしていきたいというふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 冒頭、村長のほうから今までの防災、それから消防、そういうものに対して見直しをしなければならないというふうに考えているというお話もありましたし、私も本当に今回、こういうものを目の当たりにする中で見直しを考えていかなければいけないときだろうなというふうには思っておりますので、その辺大きく期待をしているところでありますが、今少し話が入りましたので、区に入らないというところで、協働で村づくりを進めるという考え方の中に、村民の意識のそういう啓発も進んでおりますので、いろいろな面で村民意識は変わっております。
 そして、理解も進んでいるふうに思います。区には入らないという人たちに対しては、やはり区に入ってそれぞれに活動している住民にとれば、河川清掃、それから道路の整備、区の運営費、育成会とか赤い羽根、緑の羽根、そういう募金活動、社会福祉協議会の関係、夏の花火に対しての寄附金等、やはり参画しないことによって、参加をしない人たちが村民としてちょっと異例の立場になっているのではないかというところも多々見受けられます。法律で規制はできないということは聞いておりますけれども、このことについてぜひ何とか前向きに取り組んでいただく方法は、転入のときに窓口でやっていただいている以外に、もう少し今回を契機にそれからまた交通災害共済の村の対応も考えているという中で、こんな機会には村民として自覚しながらお互いに防災というものにも取り組める、区というところにきちんと入っていただくような呼びかけをぜひしていただきたいと思うのですが、その辺については、その点はどういうふうにお考えですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、総務課統括課長補佐が答弁しましたとおり、それぞれの場所でお願いをしております。自主防災組織等は各区でもって自主に組織をつくっていただいているというように思います。そういう中へは、多分区に入らなくても入ってくれているのではないかなという淡い期待を持っているわけであります。そんな中でこれからもぜひ隣組組織に入っていただくようには、あらゆる機会を利用してPRをしてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 村長、今答弁いただいたあらゆる機会を通してそのことを求めていくというお話だったので、その辺のところで本当にいろいろな方と行き会うわけですけれども、役場の職員もそういう姿勢で組織の加入ということをぜひ進めていっていただきたいというふうに思います。
 よくメリットだとかデメリットという言い方をしますけれども、この点についてそういう考え方で取り組むという部分とはちょっと違ってきているというふうに思います。先ほどおっしゃいましたが、自主防災組織もやはり区に入らない方は入っていないというのが現状のように思います。それから防災マップもありますけれども、これらについてもプライバシーとか、いろいろな絡みがありまして、本当に苦労している区のあり方の現状だというふうに思っておりますので、その辺についても活用が本当にできる、そういうものにしていくために法の絡みとか、地域の協力とか、そういうものをうまくクリアしながら、本当に機能できるマップづくりだったり、自主防災組織になるよう、ぜひ訓練とかその辺のところを強めていっていただきたいというふうに思います。
 それから、村主導で消防防災に取り組んで、分団のすべての人たちに対しまして村の進めてきた今までの組織の体制、そういうものが生かされるということがとても求められることでありまして、地区の住民たちも本当にそのことには意を介しております。
 村のことには何とか協力しようというふうに思いながらいるわけですけれども、この村財産として、ぜひ地元負担金を課さないで、分団の詰所の建設を進めていただきたいというふうに思うわけですけれども、近傍のある村では23年と24年にかけて、その村の6つの分団のうち、分団詰所で建設から30年以上がたっている5つの分団詰所を建てかえるという記事が新聞に載っておりました。
 そこへ聞いてみたところ、用地選定が整ったところから建設をするということで、全体の事業費は1億6,000万円で、3,750万円の費用で国の地域活性化臨時交付金などを財源として、土地と建物それぞれを村で取り組んでいくということが書いてありました。
 そこでは、消防団は地域消防のかなめであると。活動の拠点を整備して、安心・安全のまちづくりを目指すということも担当の方は話しておられました。
 この村に聞きますと、場所とかそれから建設内容、そういう計画については村と地域とで少し前から進めておられて、今回の交付金で早速取り組んだと、そういう話を聞いております。村民の安心・安全のかなめとして、ぜひこの取り組みをと思うわけですけれども、こういう進め方について、村はどんなふうにお考えですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) それぞれ村には方針がございまして、あの村がやったで松川村もやれとか、あの村がやらなんだけれども松川村はやれとか、そういうことの質問ではなくて、松川村は松川村独自の方策でやらせていただいております。全額村費を出すことがいいのか悪いのか。そうすると村でつくったから区は知らないよというようなこともなきにしもあらずというように思えます。
 そんな中で、今言われましたように、20万円を3分の2まで村がとりあえず負担をしていくということで、皆さんの御理解を得て条例の改正もさせていただきました。とりあえず、そういうことの中で進んでいこうというように今のところ思っております。
 消防団には消防委員会という組織もございますので、また委員会の皆様と御相談をしながら、進めてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 消防防災に対する村長の強い意志、見直しという部分を感ずるわけなのですけれども、やはりこういう臨時の交付金等が来る場合には、あらかじめ準備をしておくということがこれはいいことだなというふうに思ったわけでありまして、そういう点について、そういう取り組みも松川村も独自にまたやっていっていただきたいというふうに私も思うわけで、その辺のところをお願いしていきたいというふうに思います。
 それでは、消防委員会等と相談しながら、検討をしていただくという村長のお話でありますけれども、私も聞いてみましたら、県のほうで防災の拠点施設の整備事業というものがあって、交付税の充当率があったり、木造の公共施設の関係、それからいろいろな起債のほうとかあるようであります。この辺についてもぜひ検討をして、取り組みを前向きに積極的にやっていっていただきたいというふうに思いますので、お願いします。
 防災の機関が被災してしまったということ、それからまた準備不足だったということのないようにしてほしいと思いますので、ぜひそれぞれの区の関係機関とも前もって準備をしていくということに力を入れていただきたいなというふうに思いますけれども、その辺についてはどうですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 言われるとおりであります。村も言われる検討に前から入っておりますので、もうしばらく時間をいただきたいというように思います。きのうも4番議員でしたか、この質問がございまして、組織というか訓練等の見直しも考える。そしてまた今議員にも訓練等の見直しを考えていきたいというように申し上げております。この詰所等の関係につきましても村は検討に入っておりますので、しばらく結論を待っていただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 村側もきちんとそれより前から前向きに取り組んでおられるというお話ですので、私のこんな方法もあるという提言というふうにとっていただいていいと思いますが、ぜひ前向きに進めていただきたいと思います。それもなるべく早い時期にお願いしたいと思いますが、その辺について、村長、いつごろをめどに検討が出てまいるでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) できるだけ支障がないようにということで、御答弁とさせていただきます。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) 地域も本当にその検討結果を待っておりますので、ぜひ前向きにいい検討をお願いしたいと思います。
 村で前向きに進めているという施策に対して各区の担当職員の配置はどうかなということで、今回は区とか地域住民の事務サポートと行政についての接点の役割をぜひしていっていただくということが訓練とか、それからいろいろなものに対する考え方というものの中で、区長を初め、区の役員について2年で大体が交代しているという状況でありまして、今、地域ために村と連携して鋭意努力して進めておられるわけですけれども、村長は区からの要請はないし、区長会でも話をしているということですけれども、その後、要請等はないですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今の平成22、23年の区長さん、スタートを一緒にそろったわけですけれども、各区長さんのほうからそういった要請はございません。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) やはりこれは区の直接の要請とかという部分ではなくて、役員がかわりますと今までのことが、なかなかニュアンスとか振り出しに戻ってしまうという部分もありますので、順調に村と区と連携しながら協働の村づくりが進められるということのためには、村の施策として担当の職員制をぜひ進めてほしいというふうに思うわけです。要請がなくても、行政運営の方法として取り組むというお考えはありませんか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 村から出せということではなくて、各区にはそれぞれ職員が住んでいるわけです。そういう中で各区で考えていただけたら、私はこの問題は一気に解決していくのではないかなというように思います。職員は区の役員になってはいけないということを私は1つも言っておりませんし、そういう中で上手に考えてもらいたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) やっぱり地域でしかかわからないこともありますので、職員といってもその辺のところは難しいところもあると思いますので、区の総会とか、そういうときにも職員に、ぜひ区の組長でなくても出ていただいて、区の活動についてなるべくわかるようにしていってもらうような話を行政側から進めていただくという、そういうことはどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 申し上げましたとおり、各区のそれぞれの組織の中で動いていただいております。そういう中で職員を上手に使っていただけたらと。私は役員になってはいけないなんてことを一言も言っておりませんし、またオブザーバーでも何のあれでもつけてもらえればいいのではないかというように思いますので、各区で上手に使ってほしい。お願いします。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) わかりました。村長のお立場、わかりましたので、そういうふうに職員も意識を持って、ぜひ地域のために活躍していってほしいなというふうに思います。
 未曾有の大惨事になってしまいましたけれども、各分野の復興に力を合わせて元気に立ち上がらなくてはならないということを強く思っていますと同時に、一体こんなに大きな災害に対する安心・安全や防災組織については、本当にどうしていけばいいかということを常々、このごろ毎日テレビを見ながら思うわけですけれども、やはり自分たちで村をつくっていくためには、協働の村づくりということが本当に大事だなということを身をもって思っております。
 地域と連携して、職員の皆さんにもぜひ連携することに力を入れていっていただきたいというふうに思います。村も戦略的に進める目標の1万700人、この人口に向けてぜひ力強く進んでいってほしいというふうに思います。
 松川村は今ボランティアとか応援とか支援、そういうものを本当に自分のことばかりではなくて、よい気風が育っているというふうに思っております。村長も戦略的な政策を打ち立てて、2期目の最終の1年を迎えているわけですけれども、ぜひ帰りたくなる村、そして誇りの持てる村づくりを積極的に進められていくことを期待して、村長、健康に気をつけてラストスパートを頑張っていただきたいと思います。
 これで、この質問を終わりたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 力強いお言葉ありがとうございました。頑張りたいと思います。
 1つだけ間違わないように再度お願いしておきたいと思いますけれども、先ほどの分団の詰所は、村が全額を持つということは私は言っておりませんので、今検討しているということであります。たまたま区の総会等で村は全額分団の詰所を持つなんていうことのないようにひとつお願いしたいと思います。
 まず、これには消防委員会等の皆さんとの話し合いもありますし、これから村がどう考えるかと、しっかりと結論を出してからでないと間違えられると大変でありますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 白澤議員。
◆11番(白澤富貴子君) すみません、終わると言ってまた立ちましたが、詰所づくりにつきましては、今検討をしていただくということで、それも支障のない早い時期にというお話でしたので、そのことに本当に地域の役員もそうですけれども住民期待をしておりますので、なるべくいい結果をよろしくお願いいたします。
 終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、消防行政と協働の村づくりへの取り組みの質問を終わります。
 以上で、11番白澤富貴子議員の質問を終わります。
 ここで、11時00分まで休憩いたします。
                                 午前10時44分 休憩
                                 午前11時00分 再開
○議長(新村久仁男君) 再開いたします。
 続いて、順位6番、8番渡邉尚省議員の質問事項、「住宅リフォーム助成制度」の創設についての質問を許します。
 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 議長、初めに東日本大震災について一言質問したいことがありますので、質問を許していただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 許可いたします。
 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 3月11日、東北太平洋沿岸をマグニチュード9.0という大地震、大津波が襲いました。死者・行方不明を合わせて2万2,000人を超える、まさに未曾有の災害が起きました。避難されている皆さんは数十万人ということです。亡くなられた皆さん、被災者の皆さんに心からの哀悼とお見舞いを申し上げます。
 私は宮城県柴田町出身です。ここはここでいえば松本と松川ぐらいの距離であります。姉2人、兄と弟がいます。地震から5日目にようやく全員の無事がわかりました。姉の娘が嫁いだ先は、山元町で、仙台空港のかなり南でありますが、大津波が襲い壊滅的な被害、家も車も流されてしまった。幸い年寄りや家族は無事とのことでほっとしました。
 しかし、余震が続き、不安で夜は眠れない、こういうふうに言っております。家の中の片づけもなかなか進まない。こういう状況であります。
 電気がつかない、夜はろうそく、水道が使えない、電話も携帯も使えない。毎日の生活ができなくなる。暖房は古いストーブで何とかしのいでいる。乾電池がない、ガソリンや灯油がなくなる。何もかも不自由でパニック状態になったとのことであります。飲料水は大変貴重品というふうに言っています。
 トイレは川の水をくみに行って、それを利用して流している。米や野菜はストックがあったので、今は何とかなっている。こういう話でありました。
 19日朝、高校時代、中学時代の同級生と電話で話すことができました。きょうからやっと電気がついた。テレビを見て被害の大きさにびっくりしていますと。水道はあしたから復旧すると。やっとおふろに入れるよと喜んでいました。
 毎日大変だが少しばかりいい話もあるよ、こういうふうに同級生は言いました。それは、自転車を利用する人がふえた。歩行者もふえた。町じゅうみんながあいさつするようになった。あちこちで話し合いの輪ができるようになった。結びつきが濃くなった。気持ちが元気になった。それが一番うれしいですと話していました。
 私は思いました。地域の人間同士の助け合い、心の交換、コミュニティが生まれたということでした。車社会と便利さで疎遠になっていた地域の結びつきが復活しつつあるということではないかと思います。
 兄弟も同級生たちも前向きで、明るい声に逆に励まされ、とても感動しました。
 村長、私は14日月曜日、朝一番に村長を訪問しました。そして、緊急支援の申し入れをさせていただきました。議会でも話し合われ、全員がまずみずから義援金を出そうということになり、東日本大震災と栄村に早速送金しました。村は直ちに緊急会議を開き救援対策を講じました。内容はきのう同僚議員の質問で明らかになっていますので割愛します。
 今後の問題で質問したいと思います。けさニュースで、長野県の知事は1万3,000人分の避難者の受け入れを確保したと、こういうニュースを見ました。大震災の復興は長期になると考えます。今後、職員の派遣などはあるのでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) まず、お身内の皆様、そして同級生が御無事だということでお喜びを申し上げたいというように思います。
 村の対応でありますけれども、県からの要請等がありまして、職員等の派遣についてもどのくらい出せるかという調査が参っております。積極的に支援をしてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 今後、いろいろなことがあろうかと思いますが、しっかりと対応をお願いしたいというふうに思います。
 以上で、東日本大震災についての質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、東北地方太平洋沖地震の関連質問を終わります。
 続いて、「住宅リフォーム助成制度」の創設についての質問を許します。
 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) それでは、本来の質問に入ります。
 まず初めは、村内業者の現状について質問をしたいと思います。村長、村商工会では建築業協会加入は4社だと。現状を聞きましたら、集まりもなく営業は停滞と、依然深刻な現状と言っております。加入されていない業者もかなりあろうかと思いますが、村内の状況はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) それではお答えいたします。景気低迷の影響が依然続いておりまして、村の建築業者につきましては、ハウスメーカーの下請が多いということで、ハウスメーカー自体の景気もよくない状況にございます。また、下請にも入れない事業者につきましては、さらに厳しい状況にあると聞いております。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私は2月末にある建築業者を訪ねました。仕事がないから従業員は休んでもらっている。自分の家族だけで何とか細々としのいでいると。それが精いっぱいですと。住宅リフォームをあっせんしてもらえるならありがたいが、行政がそんなことをしてくれるはずがない。考えたこともない。この業者は建築業協会には加入していません。そして、不景気だから我慢するしかないとあきらめている様子でした。
 ある業者の従業員の話です。建築の仕事がなくて休業しています。今は工場で臨時工として働いていますと。家族を養わなければならない。子どもは2人で小学生です。リフォーム助成で仕事ができるなら、実にありがたい。期待したいが大丈夫でしょうか。疑問の声のほうが多かったように思います。
 これは業者と従業員の切実な声です。支援を求めています。村長はどうこのような声にこたえますか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私もこの村長選に出させていただいたときに、開かれた行政ということの中で住民の皆さんにお約束をして、そのつもりでやってまいりましたけれども、行政がやってくれるはずがないというように言われたということは残念であります。だれでもが、いつも村長室はオープンにしてございますので、話ができる体制だというふうに思っておりましたけれども、さらに注意をしながら住民の皆さんと話をしてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 村長、そんなに困っているなら役場に相談に来るはずだが、だれも来ないというふうに聞いたことがあります。私が伺った業者は特別な存在ではないと思います。かつては従業員もいて仕事があり、活気があった、経営もできていた。しかし、経済危機が長引き景気が悪化する中で仕事がなくなった。役場に来ないから、相談に来ないから、そんなに困っていないというのは軽率ではありませんか。業者の皆さんは景気が悪いから仕方がない、自分の努力が足りないから仕方がないと、自分のせいにしてあきらめたり、我慢しようとしています。個人で村長に窮状を訴える、対策を要望するなどということはなかなかできません。団体に加盟しているなら言えるかもしれません。こうした中で来ないから、声を出していないから困っていないと見るのは、行政の長として、はっきり言いますと感心できませんが、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 十分反省をしてまいりたいというように思います。
 だけれども、本当にそうならば、私はぜひ来てほしい。いつも村長室は開けてありますよということで、いつでもどうぞという看板も出してあります。だから、先ほども申し上げましたように、私の態度がまずかったというように思いますので、以後注意をしてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 今、村民の暮らしは賃金が減らされ、昇給もない。雇用不安や派遣労働の増大で、景気悪化の悪循環、先行き不安で買い控えに拍車。一方、高齢化が進む中で、住宅のバリアフリー化や耐震工事、トイレ、ふろ場、台所を含む住宅改修のニーズは増大しています。
 ここに行政の支援があれば、住宅リフォームの需要は短期間で一気に増大することは、各地の自治体の取り組みで証明されています。ここにこそ自治体の果たすべき役割があるのではないでしょうか。陳情と要望書が出されています。北アルプス民主商工会から1月末、村長に対して要望書が提出されました。また、3月議会に陳情書が提出されています。深刻な状態にある建築業者の経済支援要請にこたえるよい機会と思いますが、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議会にも同じものが出されております。結果が25日にはわかるというように思いますので、それを見させていただきながら庁内でも検討をしてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次に自治体の取り組みと経済波及効果について質問していきたいと思います。
  『新建新聞』2月25日号、切り抜きをお渡ししてあるかと思いますが、この新聞の見出しに「個人住宅リフォームに補助。地域活性化と事業者支援。投資額の9倍の経済効果。市町村で相次ぐ制度創設」と県内情報を伝えまして、もう一つの見出しは「秋田県では21億円を投入。300億円を超える工事創出。14倍」と大きく報じています。
 特徴をまとめますと、長野県内では24市町村で実施。22年度1月補正、23年度当初予算でこれを組むと。最高は上田市が1月補正と23年当初予算で合わせて1億円の予算となっています。ほかは200万円から1,000万円となっています。補助額は20万円以上の工事で、10%から20%。上限5万円から50万円。募集期間は1年から3年となっています。
 ここで注目したいのは、波及効果は上田市が非常に象徴的かなというふうに思います。事業費1,000万円を1月補正で計上、これを1月広報で市民に呼びかけたところ、募集開始から5日間で、予算額の1,000万円に達したと。件数は120件でした。工事費総額は9,000万円になったということです。実に9倍の経済波及効果があったということであります。
 この結果を受けて、上田市は23年でも継続ということで、当初予算に9,000万円を計上するということであります。
 上田市の実例、経験から村長はどんな感想を持たれるでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 行政はそれぞれやり方が違います。どういうふうに思われるかと言われましても、その行政でこれをやることによってその地区がよくなると、業者の皆さんが工事ができて豊かになると。そういうようには思います。
 それはそれとしまして、この新聞をいただきまして見ましたところ、隣の生坂村でそういう体制を組んでおります。22年度の1月補正ということですので、きっとこの23年の1月か何かの補正でやったというように思いますけれども、20万円以上の工事の10%、上限20万円で200万円を限度とするということになっておりますので、生坂村でやってできるものは松川村でできないことはないだろうというように思いますけれども、また商工会の皆さんと相談をすることも必要だと思いますし、議会の皆様のところに出ておりますものの回答がどういうように出てくるのか、それも見きわめながら考えていきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私が質問したのは、こういう効果があったということを、それを率直に認めるかどうかということが問いだったわけで、自治体の違いを述べてくださいと言ったつもりはないのです。
 そこで続けたいと思います。住民の住宅リフォーム要求は想像以上にあるということが、自治体の経験で証明されているのではないでしょうか。高齢化が進行する中で実質賃金が下がり続けている。長期の雇用不安や景気低迷で、リフォームしたいが踏ん切りがつかない。先が見えない閉塞感の中で悩んでいるのではないでしょうか。
 住民のリフォームしたいという声に、行政が支援の手を差し伸べ応援する、これが住宅リフォーム需要を刺激、10倍にもなる経済波及効果となってあらわれた。何よりも建築業者の仕事を何倍にもふやすことになり、雇用にもつながり、業者の経営を活性化させることになった。
 私が提案している住宅リフォーム助成制度とはまさに、想像以上のすごい威力を発揮する制度だということであります。しかも、注目すべきは効果が一気にあらわれるということが証明されています。こんなすごい経済対策はないというふうに思いますが、いかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) お金を使うということは、経済対策、景気がよくなるというように私は思います。ですので、議員の言っていることはよくわかります。ですが、たまたまこれ1年とか何かで切っておりますけれども、引き続きできる財政状況になるのか。例えば今、松川は3,300戸ありますけれども、そのうち3,000戸でやるようになった場合、これを見ますとよその業者の方がやるところへは助成をしないと。松川村の人がやるところだけ助成する。では、3,000戸、そんなことはありえないと思いますけれども、3,000戸の皆さんが1年でできるかという、村として予算がそれだけ組めるかどうかと、そういうこともありますので、対策上はいい対策だというように私も思います。ですが、即松川村に当てはまるかどうかということは、今後検討してまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) その後の情報では、長野市、松本市が新年度補正で実施を決めたというふうに聞いています。また阿部知事も検討したいと、そういう意思を表明したようです。
 建築業に最も経済危機の影響が出ているときだから、国も県も市町村もみんなでできる応援をすると。今そういう時期だと私は思います。
 この問題で国も応援をしているということを質問したいと思います。
 実は1月末に参議院本会議の代表質問で、自治体が行っている住宅リフォーム助成制度に、国の支援を求める質問に対し、菅総理大臣は、社会資本整備総合交付金を活用することができます、そして、今後とも支援していくというふうに答弁をしました。
 そこで、社会資本整備総合交付金、この概要について述べたいと思います。
 平成22年は2.2兆円組まれております。そして交付金算定対象事業費の45%を助成するというふうになっています。その中身を見ますと、自治体独自の提案による地域の住宅政策実施に必要な事業と述べて、例えば民間住宅のバリアフリー改修とわざわざ書いています。これは国土交通省の資料であります。
 このように国も活用できる支援策を決めて活用してくださいと、こういうふうに言っているわけであります。
 そこで質問であります。住宅リフォーム助成制度は全国の経験、長野県自治体の実例で経済波及効果がいかに大きいか、既に実証されているのではないでしょうか。しかも、効き目はすぐにあらわれる。こんなにすばらしい緊急経済対策はないと考えます。村長の姿勢と決断が迫られていると思います。建築業者と村民の熱い視線が注がれています。村長の答弁を求めたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員のおっしゃるとおりに経済効果は大きいというように私も思います。そういう中で、議会の皆さんにも陳情が来ております。その結果が25日には出るというように私は思っておりますので、その中でまた村も対応を考えてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 前向きに取り組まれることを強く強く期待して、この質問を終わりたいと思います。
○議長(新村久仁男君) これで「住宅リフォーム助成制度」の創設についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、松川村「水資源保護条例制定」についての質問を許します。
 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 水資源保護条例制定についての質問を行います。初めはA社の地下水くみ上げ状況について伺いたいと思います。
 A社は操業を始めて2年になろうかと思います。計画では10年間で5ラインとなる予定となっています。現在の取水状況を含めまして、今後の操業計画について質問したいと思います。いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) それでは、私のほうから状況を御説明させていただきます。
 地下水のくみ上げ状況につきましては、22年4月から11月、3万1,767トン、月平均では3,970トンになります。22年の12月が6,800トン、年が開けまして1月、6,400トン、2月が8,580トン、今申し上げました3カ月の平均が7,260トンという状況になっております。
 月に変動がありますが、現在は1ラインの稼働となっております。また、1日当たりの稼働時間は平均10時間という状況でございます。
 それから、今後の操業計画についてですけれども、当初計画では2から4ラインを随時整備するという予定であったそうです。現在、計画がおくれていると聞いております。また、増設する際には、そのつど村と協議がされることになっております。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) それから、A社でも独自に地下水の水位、計測しているかと思いますが、その辺の結果の報告、それからそれに対する評価といいますか、そういうのがありましたらばお願いしたいのですが。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) 地下水のモニタリングの関係につきましては、2010年度の測定状況をお話させていただきます。
 この状況につきましては、2010年の3月から本年の3月9日までの状況であります。
 年平均14.87メートルという水位でございます。最大というか最低が20.90メートル、最小が10.90メートルという報告をいただいております。
 測定の状況ですけれども、井戸水位の測定は週1回の頻度で実施しているというふうに聞いております。また、測定場所は工場内の製造用第1井戸と、工場外の試験井戸の2カ所で実施している。それから、製造用第1井戸につきましては、井戸ポンプ稼働時に測定を行った結果であるということでございます。
 これにつきましては、今のところ特に異常等は見られないという状況というふうに聞いております。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) それから、A社は従業員については、村民の雇用、積極的に雇用していくということで、当初からそういうことが行われてきたと思いますが、現在の状況についてお答えいただきたいのですが。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 人数的なことは詳しくはわかりませんけれども、聞いている中では26名だというように思っております。ただ、この中に松川村の人が何人いるかということはしっかり聞いておりませんので、改めて問い合わせをして、結果をこの会期中の中でお知らせをしてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) A社を松川村に誘致するとき、村内の村民を雇用するというメリットもあるのだということが、誘致の私どもにとっては非常にうれしいといいますか、そういう話だったと思いますので、この辺はしっかりと後で報告をお願いしたいなと思います。
 それから、先ほど建設水道課長が報告されました取水状況、モニタリング、これについては後で資料をいただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。
 私はこの間、この問題について08年から質問をしてきたところですが、村として地下水のモニタリングを何カ所か定めて実行するというふうに村はこたえてきたところでありますが、その結果についてはいかがでしょうか。評価もあわせてお願いします。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) 村関係については、国土交通省千曲川河川事務所が実施しております松本盆地水環境検討に関する調査の一環として、井戸の地下水データの調査の結果をいただいております。
 村関係では上水道4カ所の水源水位と揚水量、個人所有の井戸6カ所の水位、水温、pH等の調査が年1回ずつ行われております。これにつきましては、特にやはり大きな変動、水質の劣化といいますか悪化、水位の急変ですとか、そういう異常は見られていないという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 先月だったか記憶が定かではありませんが、議会で村内視察を兼ねて、第2浄水場だったと思いますが、雪が降っているときでしたけれども行ったのです。第2配水場ですか。ここへ行ったときに職員の説明で、1年間に乾期と雨期があって水位の変化がありますというふうに説明をいただいたのです。それで、3月から4月ごろが渇水期で、20メートルから40メートルぐらいの差が出ますというふうに聞いたのです。私は渇水期があるのは当然だろうなというふうに思っています。
 しかし、ここで聞いたのは、こういう非常に20メートルから40メートル、私の記憶では間違いないと思うのですが、そのときすぐメモしたのです。これは間違いないでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) 間違いはございません。やはり年間を通して雨期、乾期がございますので、それに応じて変化するものでございます。そういう傾向は何年か通して見ますと、同じような傾向が見られます。雨の多い年、雪の多い年ですとか、そういう変化がございますので、それに応じて若干の変化は見られますが、あとは特に異常はないということでございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この地下水の水位の変化について、村民は不安を抱えているのです。ですから、結果については1年を通してこういうような変化があるのですよというようなことを広報などで、村のしかるべき方法で村民にお知らせをしていくということが必要かなというふうに思います。これはそういう不安にこたえるためにも必要だというふうに思いますので、よろしくお願いします。この点はいかがでしょう。
○議長(新村久仁男君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(白澤繁君) 広報等に努めてまいりたいと思います。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) それでは次に水資源保護条例制定を求める質問に入りたいと思います。
 私はこの間、08年の6月、09年の6月と9月、3回の質問を行ってきました。その中で1つ目は、村民不安に答えるために、地下水の異常変動をキャッチして結果をちゃんと知らせていく必要があるのではないですかと。それから2つ目は、水資源保護条例の必要性について問うてきたわけですけれども、これに対して否定はしないが現在の村づくり条例で対応できると、そういう答弁でした。3つ目は、松本市や安曇野市などでこういう地下水の保全、こういうことを考える動きがあるので、広域で考えたいということが示されました。
 私は、この質問の終わりに当たって、条例制定の重要性を考える立場から、制定されるまで何度でも質問しますということを述べてきました。そこで質問であります。
 今、水資源保護の重要性というのは非常に高まってきていると思います。簡単に言えば、途上国の経済発展、そして人口増とインフラ整備、また温暖化や砂漠化、こういうことがいや応なしに進んでおります。
 私は、例えばお隣の中国で想像を絶するような急速な工業化、近代化、これが進んで大量消費、大量生産、こういうものへ物すごい勢いで突き進んでいます。同時に、これは水の大量消費を伴っているというふうにこれは明らかであります。それから一方では、アフリカ、中央アジア、南米などでは乱開発による砂漠化、これが水不足問題を深刻にしています。
 そして、これがまた連動して深刻な食糧不足をもたらしているということで、水資源問題を地球的な問題として考えるときになっているのではないかというふうに私は思います。
 この点について、村長はどのように見ているでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員おっしゃるとおりです。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次の問題は、これはテレビでも特集が組まれたり、新聞などでも報道されていますが、外国富裕層の日本の山林や別荘地などを買収するという動きが顕著になってきています。私はこれを見て非常に驚きました。
  「報道特集」で私が見たのは、「中国富裕層、日本不動産投資へ」という特集がありまして、これを見たのですが、都会のマンションやセカンドハウス、東京都心の高級物件をいとも簡単に取得するというのはかなり多く知られていることですね。ごく最近の話題は、北海道のニセコ、それから倶知安、それから兵庫県の六甲などの別荘地や山林を買い占めていると、こういうことであります。
 北海道ではだれも手をつけようともしない山林が取引の対象になっているということでした。そこに別荘が建ったりしているのですが、別荘が目的ではなくて土地が目的なのだそうです。
 彼らの言葉ですが、近い将来必ず水が貴重な商品になると。そのため水の権利を取得するために土地購入を始めているのだということをはっきり言っているのです。
 このような動きに対して北海道知事が、水資源保護条例制定に向けて取り組みを始めなければならないというふうに言っていました。
 要するに、条例で規制をしなければ豊かな日本の水が、外国人の土地所有者の手に渡ってしまうという警告でありました。非常に恐ろしいといいますか、本当にしっかりしないといけないなということを強く訴えるものでした。
 こういう動きは、村長、御存じでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) テレビ等で報道されておりますので知っております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私は自然豊かな、水も豊かな長野県も決して例外ではないというふうに考えるものであります。
 そこで、私は松川村にとって、この水資源保護条例は極めて重要だと、どうしても必要だというふうに強く考えるものであります。その理由として、まず第1点は、すずむし保護条例が制定されました。全国的に非常に注目される条例となっています。これは自然が豊かで美しい村であること、安全・安心のお米や果物、野菜のイメージそのものであります。同時に美しい水が流れ、豊かでおいしい地下水をイメージするものでもあります。水資源保護条例は、すずむし保護条例とかみ合いまさにふさわしい条例と考えます。
 それからもう1点は、つい最近、安曇野市の取り組みがテレビと新聞で報道されました。「揚水増とわき水減に直結。国土交通省が地下水位試算」、こういう見出しで『市民タイムス』ですが報じました。
 これは、安曇野市地下水保全対策研究委員会で調査を進めてきた結果、これを発表したもので、これに対して国交省も非常に協力をしているということで、マスコミで取り上げられ、発表になったというふうに思います。そこで、お隣の安曇野市でも条例制定に向けて着々と取り組んでいるということを改めて感じたところであります。
 そこで質問であります。水資源保護条例の制定は村にとって必要な課題であります。また、村民に安心感を与える意味からも、どうしても必要です。
 松川村のきれいでおいしい水をこのようにして守ります、安心してください、こういうメッセージを発するときではないかというふうに思います。複雑で難しい条例ではなく、だれにでもわかりやすい、シンプルな条例が必要だと思います。ぜひ条例制定を検討してください。いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) おっしゃることはごもっともであります。という状況の中で、松川村はA社につきましては、1日1,800トンしか許可をしてございません。1日1,800トンです。さっきのは月にということでおわかりだというように思います。あそこは5,000トンまで取水ができると状況の中での売り出しでありますけれども1,800トンと。私は既に水はこれ以上はどこにも出さないという方針を職員に示しておりますし、そういうことで動いていただいております。
 また、土地利用計画等に基づきましての申請も受け付けておりまして、山際については開発を認めておりません。そういう状況の中で松川村を守っていく覚悟でありますけれども、水資源条例につきましては、今の安曇野市の話も出ましたけれども、あちらとの関連をしながら考えてまいりたいということで動いておりますので、もうしばらく猶予をいただきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この問題に対する村民の声などにも注目をしていただきながら、ぜひとも前向きに、そういう条例制定を検討するという方向に向かっての努力を強く求めて私の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、松川村「水資源保護条例制定」についての質問を終わります。
 以上で、8番渡邉尚省議員の質問を終わります。
 これで、本日の日程は全部終了しました。
 これにて散会いたします。
 大変御苦労さまでした。
                                 午前11時52分 散会