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長野県 松川村

平成22年第 4回定例会−12月17日-03号




平成22年第 4回定例会

            平成22年松川村議会第4回定例会会議録
                                       〔第3号〕

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 │招集年月日     │平成22年12月17日                    │
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 │招集場所      │松川村役場議場                        │
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 │開閉会日時     │開 会│平成22年12月17日 午前10時00分│議 長│新 村 久仁男│
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 │及び宣告      │散 会│平成22年12月17日 午後 0時05分│議 長│新 村 久仁男│
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 │ 応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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 │ 出席並びに欠席議員 │ 1 │新 村 久仁男│ ○ │ 7 │平 林 寛 也│ ○ │
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 │ 出席12名 欠席 0名 │ 2 │佐 藤 節 子│ ○ │ 8 │渡 邉 尚 省│ ○ │
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 │    凡例    │ 3 │井 上 直 昭│ ○ │ 9 │河 内 國 治│ ○ │
 │ ○…出席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
 │ △…欠席を示す  │ 4 │甲斐澤   明│ ○ │ 10 │矢 口 あかね│ ○ │
 │ ×…不応招を示す ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
 │ △公…公務欠席  │ 5 │勝 家   尊│ ○ │ 11 │白 澤 富貴子│ ○ │
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 │          │ 6 │横 沢 喜 造│ ○ │ 12 │榛 葉 良 子│ ○ │
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 │会議録署名議員   │10番    │矢 口 あかね│11番    │白 澤 富貴子│
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 │職務のため出席した者│事務局長   │鈴 木   智│書記     │西 澤 なつみ│
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 │          │村長     │平 林 明 人│社会教育課長兼│茅 野 英太郎│
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 │法第121条により説│副村長    │奥 野 勝 久│総務課統括課長│須 沢 和 彦│
 │          │       │       │補佐     │       │
 │明のため出席した者の├───────┼───────┼───────┼───────┤
 │          │教育長    │西 澤   勇│       │       │
 │職・氏名      ├───────┼───────┼───────┼───────┤
 │          │総務課長   │平 林 秀 夫│       │       │
 │    全員出席  ├───────┼───────┼───────┼───────┤
 │          │会計管理者兼 │伊 藤 勇 二│       │       │
 │          │会計課長   │       │       │       │
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 │          │住民課長   │宮 澤 大 介│       │       │
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 │          │福祉課長   │白 沢 庄 市│       │       │
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 │          │経済課長   │丸 山 正 芳│       │       │
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 │          │建設水道課長 │白 澤   繁│       │       │
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 │議事日程      │別紙のとおり                         │
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 │会議に付した事件  │別紙のとおり                         │
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 │会議の経過     │別紙のとおり                         │
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                本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
  1 子育て支援の体制づくりについて               12番 榛 葉 良 子
    実施計画と23年度予算編成について
    里山整備について
  2 住みよい村づくりへの取り組み                 6番 横 沢 喜 造
    西部地帯の産業活性化



                                 午前10時00分 開会
○議長(新村久仁男君) おはようございます。
 ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
△日程第1 一般質問
○議長(新村久仁男君) 本日の議事日程は、昨日に引き続き一般質問です。
 順次発言を許します。
 順位4番、12番榛葉良子議員の質問事項、子育て支援の体制づくりについての質問を許します。
 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) おはようございます。では、通告に従いまして質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 最初に子育て支援の体制づくりについてお伺いいたします。国では重点施策としまして、子育て支援に取り組みまして、子ども手当等多くの支援をしてまいりました。現在もしておりますけれども、今まで村でも多くの子育て支援をしてまいりました。その結果、近隣の若いお母さん方は、松川村のことを本当にうらやましく、家を建てるならぜひ松川村でというような声も多く聞かれるようになりました。
 いろいろな面で取り組んでおりまして、ポイント、ポイントでは支援が十分行き届いているような気がいたしますけれども、その子ども1人は乳児から中学、高校までそれぞれ成長していきます。その1人の子どもが成長するのに対しての連携が十分とられているかどうかということについて、体制づくりが十分行き届いているかという質問をさせていただきたいと思います。
 最初に5歳児健診、「のびのび相談」と言っていますけれども、これは非常に大切な取り組みかと思いますが、目的と実施主体はどこなのかをお伺いいたします。
○議長(新村久仁男君) 福祉課長。
◎福祉課長(白沢庄市君) 最初に目的でございますが、松川村次世代育成支援対策行動計画の基本理念等にもありますように、「すべての子どもが心身ともに健やかに育つこと」ということを大きな目標としまして、実施主体は福祉課で行っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) これは5歳児ということですけれども、5歳児のいつの段階で、どのような方法で行われているのか、お聞かせください。
○議長(新村久仁男君) 福祉課長。
◎福祉課長(白沢庄市君) 実施時期というのは、その前に若干背景等になるのですが、村でも3歳児までは各種健診事業等を行っていまして、その中で心配なお子さんがいますと、療育事業等につなげているわけなのですが、その後小学校に入るまで少し期間があくと。そのような中で、保育園の中でもちょっと落ちつきのない子とか、心配のあるようなお子さんがふえてきた中で、5歳児になるとき、年中のときに行っております。
 昨年度から行っているわけなのですが、これは国の事業も受けているものですから、事業採択の関係がありまして、昨年度は年度末の2月、3月に行いましたが、今年度は当初から計画ができたものですから、4月から9月生まれのお子さんを9月から10月にかけて、そして10月から3月生まれのお子さんを2月から3月にかけて実施する予定であります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 22年度は実施したということですね。22年度は既に5歳児の前半と後半に分けて実施したということですね。
○議長(新村久仁男君) 福祉課長。
◎福祉課長(白沢庄市君) 22年度は、上半期は実施をいたしました。10月から3月生まれのお子さんは、来年の2月、3月に実施予定ということになります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) その健診はとても大事なことであると思いますし、今後も続けていただきたいのですけれども、その健診の目的、さっきすべての子どもが伸び伸び育つようにという目的をおっしゃいましたけれども、その健診結果をどのように分析したり、それから支援につなげているのかということをお聞かせください。
○議長(新村久仁男君) 福祉課長。
◎福祉課長(白沢庄市君) この事業を行うときに、先進地等にも視察をさせていただきました。そのような中でいろいろなカリキュラムとかそういうのを見せていただいた中で、村としましては、大北圏域にあります大北圏域障害者総合支援センターや安曇養護学校の先生、そしてその中に臨床心理士の先生や作業療法士、そして療育コーディネーター等の先生がいることと、村の子育て相談員の先生たちにも見守っていただく中で実施をいたしまして、それぞれカリキュラムに沿って事業をやるわけなのですが、その後個々にお母さんと個別研修をやりまして、そして心配なこととか、その健診で見つかったり、何か思ったこととか、日々の心配なんかもそれぞれ出していただいて、その後必要な支援を行っているという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今、きちんといろいろな方に対応していただきながら、検査はしていると。その後の支援もしているということをお聞きしたのですけれども、その支援のことですが、今親御さんというのは、自分の子どもは本当に大事に育ててきて、不安はいろいろあると思いますけれども、その健診によってそういう検査結果等を聞かされたときの親の不安というのか、ショックというのはとても大きなものがあると思うのです。そういう場合の親御さんの不安を、そして何よりもその子の支援をするということで、その後の体制というものには問題はなかったか、それから十分だとお考えなのかお聞かせください。
○議長(新村久仁男君) 福祉課長。
◎福祉課長(白沢庄市君) 先ほど若干触れましたが、この事業を行う前に先進地を2つほど見させていただきました。その先進地の事例でも、やはり初めてやった事業の中でちょっと戸惑ったお母さんがいたり、本当に心配に思ったお母さんがいたという話も聞いておりました。松川村においても、去年度から実施したわけなのですが、やはり2〜3件、初めての事業であってちょっとびっくりしたというような話もお聞きしております。ただ、その後担任の保育士、そして園長、子育て相談員が常にかかわってきた中で、当然心配もあったのですけれども、その1回で終わりということではなくて、その後続けてかかわっていく中で御理解していただいていると思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) ことしもそういうお母さん、私もちょっとお聞かせいただいて、すごくショックを受けまして、どこへ相談に行ったらいいのかということを私も相談を受けたこともあります。その後、いろいろな話をいただいて、ようやく落ちついたというお話も聞きました。ただ、その過程がなかなかあっちへ振り回され、こっちに振り回されというようなことが多かったようで、やっぱり親にしてみるととても大変なことだったようです。その辺について、今後、今の体制をもう少し整備するようなお考えはないですか。
○議長(新村久仁男君) 福祉課長。
◎福祉課長(白沢庄市君) 特別、今言われたようなことは、少しそういう心配があったというお話は聞いているのですが、今言われたちょっと振り回されたというようなお話は今回初めて聞きました。ただ、前回、昨年度事業やったときもそうですし、ことし上半期事業をやったときもそうなのですが、必ず反省会とかスタッフ会議とかで開きましたり、今のような御意見をいただく中で、そういう部分をどうやったら解消していけるかということを相談して、検討しておりますので、そういう意見もいただきましたら、参考に善処していきたいと思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 南北の保育園が松川の場合にはあるのですけれども、その対応も南北ではきちんと統一されていると理解していいでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 福祉課長。
◎福祉課長(白沢庄市君) 事業の開始前に、南北も集めて全部の関係者で意思統一を図りまして、カリキュラムをやるような先生も同じ先生にしたりということで、すべて統一を図ってやっているところでございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今、保育園の問題が出たのですけれども、保育園の体制自体は、来年度南保育園が完成しますと、保育室にゆとりがとても出ると思いますけれども、来年度について学級数とか園児数、それから保育士の配置等についてはどのような体制がとれると想定しますか。南保育園が充実した場合です。
○議長(新村久仁男君) 福祉課長。
◎福祉課長(白沢庄市君) 11月の中ぐらいに来年度の入園の説明会を開きました。今その申し出等が出てきているところなのですが、その取りまとめ、北と南はどのような形で希望があるかということで、この後新年度予算も含めて検討していきたいと思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 前回の私の質問のときに、年長さんが30人以上いらっしゃる中で、保育士の配置が1人ということで大変だろうと。その後、主任保育士さんを置いて自由に動ける体制をとっていただいた、いい体制をとっていただいたなと思うのですけれども、保育士さんが途中でおやめになると、おやめというか休むことになるとその主任保育士さんが当たってくださるというような体制もできるのですけれども、来年度についてもそういう体制をきちんととっていただけるのでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) まだ人員体制がこちらのほうに来ておりませんので、今より悪くすることのないようにしていきたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) そんな体制をぜひとっていただいて、早いうちからきちんと支援をしていくと回復も早いというお話も専門家からはお聞きしたこともありますので、ぜひ保育園でせっかく大事な健診をしましたので、その健診が十分生かされるような支援の体制をとっていただきたいと思います。
 その保育園でそういう健診をした結果、学校に上がるときの状況とか、その学校での支援をどうするかということを、今後お伺いしたいのですけれども、その前にけさとてもうれしい記事が新聞に載っておりました。
 中学3年生が沖縄について調査した新聞を発行したと。発行したのは私も見せていただいたのですけれども、それが沖縄からも取材に見えて、沖縄の新聞にも大きく載った。それからテレビでも6分もの特集を組んで放送されたというのが新聞の記事に載っていまして、こんなに反響があったのだなと思ってびっくりしました。そのことで、今ホールに飾ってはありますけれども、できればあれは子どもたちが一生懸命やったものなので、縮小版などをつくって村民に配るようなことはできないですか。突然の質問ですけれども、その辺はいかがですか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 2,000部という部数でございます。県内の学校のほうへ配っているということです。教頭のほうと話をしましたけれども、残れば各校の回覧でできればというふうに話をした経緯はございますけれども、今まだ部数等は確定していませんので、それを見て対応できればそのような形をとりたいというふうな話はしております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 本当に私たちからは考えられない部分とか、子どもの発想の中でとてもいい新聞ができていますし、また沖縄ともそういう関係ができたということは大事なことだと思いますので、ぜひ多くの皆さんにお配りできるような形をとっていただきたいと思います。
 質問に移りますけれども、学校での受け入れ態勢については、近隣の市町村よりも松川村は加配の教員について随分配慮していただいていると。そういうお話は教育委員の方々からも、また回りからもお聞きしておりますけれども、今健診を受けていろいろな問題、問題というのではないのですけれども、支援が必要な子どもが多分出てきていると思います。その中で、小学校へ入っての支援体制はどんなふうに考えていらっしゃいますか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 現在、ことしも「のびのび相談」のかかわりのあった子どもたちが、来年小学校のほうに入学してくるという形があります。特に配慮が必要な児童に対しましては、就学相談のほうへ上げまして、就学相談の結果、特別支援学校、特別支援学級、それから普通学級というような形でどこへ行くかというような検討をしております。特に5歳児から見守ってきたというような部分はありますけれども、「リンリン」のほうでお子さんの背景、それから家庭的な話しもありますので、そういうことでかかわりを持ってやってきたと。その子に一番適正な対応をとっているということです。
 それから、普通学級のほうへ入級している子も当然いらっしゃいますけれども、特別大きな配慮は必要ではないというような判断の中で、それにつきましては担任、それからかかわりの先生が特別意識をして指導といいますか、対応をしているというような状況です。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 保育園のときは保育士さんなり、それから相談員さんなり、保健師さんなりがかかわりながらやってきているのですけれども、そうすると小学校へ入ると今度は学級担任なり、加配の先生のほうへその子が移っていくわけですよね。その辺の連携というものは十分とっておいでになりますか。今の「リンリン」とか就学相談とかということもありますけれども、その相談以外に、例えば学校の中へその保育士さんとか、今まで携わって来た方が少し入れるような状況というものはありますか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 学校の中の、例えば特に支援が必要な子どもにつきましては、リンリン会議のほうに上がってきています。「リンリン」の構成メンバー14名おりまして、そこには当然保育士も入っております。その中で、過去といいますか、保育園当時の話が出ることもありますけれども、特には学校の中でどのような形でやっているか、どういう支援が必要かということを「リンリン」で担当しています。
 ですので、リンリン会議の中では、上がってくるのは保育園にいる子ども、そういう関係が出てきますので、特に小学校へ入学した子どもに対して保育士がというかかわりがあるということは特別ありません。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 「リンリン」のことは後でお伺いしようと思ったのですけれども、今の「リンリン」の体制ですが、構成員は何名かいらっしゃるということですけれども、例えばAという子どもに関して、この子の保育園の当時の担任、それから今度学校に行ったときの担任、加配の先生、保護者、いろいろな方のそういう話し合いの場というか、相談の形というのは「リンリン」ではとっていらっしゃるのですか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 議員がおっしゃる意味がちょっと私は理解できないのですけれども、それぞれ子どもというのは1つの問題があるわけではなくて、非常に大きな違った形で個々の子どもたちが、いろいろな支援を必要としている子どもがいるということです。そのケースの中で、特に学校だけで対応できない部分については福祉のほうで、家庭の関係とかいろいろな問題についてかかわりを持っていただいています。
 その関係の中で、それを報告して、このA君に対してはどのような形の支援が一番必要であるのか、また不登校とかそういう形も当然出てきますので、そういう子どもたちの背景は何か、どういうケアが必要かということを「リンリン」でやっていまして、それを分けてどのような形で、もし福祉であればこの福祉がどういうかかわりを持つとか、学校であればどうか、それから特に医療的な必要がある子どもがおりますので、そういう形についてはどうかということで、個々のケースについて担当しておりますので、一概にこういうケースはこうだということは申し上げられない部分があります。ちょっと答えになっているかわかりませんが。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 私がお聞きしたのは、「リンリン」の構成員、相談員というのは固定されているわけですよね。その中に、例えば1人の子どもに関しての「リンリン」の構成員となっていない方が、相談に乗る必要があるという場合が出てくると思うのです。この担当の保育士、それからさっき言ったように小学校の担任の先生とか、そういう先生たちは直接は「リンリン」の構成員の中には入っていないわけですよね。そうすると「リンリン」の中で相談したものを保育士にお願いする、学校へお願いするという形に多分、間に「リンリン」の相談員が入ってしまうと思うのです。そうではなくて、直接その子に対しての相談窓口というものを「リンリン」で設定できないのかということをお伺いしているのです。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) その子どもが抱えている相談に対してどのように「リンリン」が対応していくかということだというふうにお聞きしてしまうと、「リンリン」の体制とはちょっと違うと思います。お子さん、保護者の方が抱えている問題が子どもに対してリンリン会議のほうに上がってくる状況かということが1つあります。それから、例えばどのような相談をしたらいいのかということで「リンリン」へ電話がかかってきた場合については、こういう方法があります。医療、法律、福祉、いろいろなことがありますので、そこはどこどこへ相談をしてくださいというのが当初の「リンリン」の発足の形です。ですので、振り分けはしますけれども、リンリン会議において福祉の相談がどうのこうのということはやりません。それは福祉のほうが担当者だから、この子に対して福祉部分のどういう状況があるから相談に乗ってくださいということをします。その相談が上がってきたものを聞いて、小学校に上がっている子どもにどういうふうに対応しましょうかというふうに「リンリン」がまた話をしますので、リンリン会議で直接お母さん、それから子どもの相談を受けるということはございません。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) それについては、「リンリン」のほうでまたお伺いいたします。
 今、加配の教師が学校へ上がった場合には対応できるという一言がありましたね。30人学級ということが多分加配できるかできないか、県で見るのか見ないのかというところの問題になると思うのですけれども、今度、来年度入学者に対してはどんな対応になりますか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 村のほうで非常に加配も充実して対応していますけれども、県のほうの対応としましては、30人以上、例えば3クラスあって90人以上の普通学級があった場合については1人加配、1、2年の場合については学習習慣形成ということで、県のほうで加配をつけていただきます。ただ、来年につきましては90人を現状では割るということで、県のほうから習慣学習形成の加配はつきません。そういう状況です。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 県の加配がつかないということ、それから村では十分に加配を手配していただいているということも承知の上ですけれども、問題が5歳児健診でいろいろ出てきたりとか、状況を見た中で、村費での配置というものは検討はどうですか、村長。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 仮定の問題には答えられませんので、また正式な要請が教育委員会、それから福祉のほうから来たときに考えます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 仮定ということでお答えいただきましたけれども、ぜひ前向きにそういう支援をしていただければありがたいと思いますので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 支援をすると言ったわけではありません。その時点で考えますと言ったことでありますので、支援というのは取り消しをしていただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 私のお願いする場合は、支援をお願いしたいということでお聞き取りをいただきたいと思います。
 30人学級ということで、昨日の新聞報道で、県が中学1年まで30人学級を拡大する予算を請求したという報道が載っていました。実現するとさらにこれから充実してくる、国のほうもそんなような方針を出してきておりましたので、もっと充実するかなというようなことがありますけれども、教育に関する点検と評価の報告というのが教育委員会から出ておりますけれども、この報告の中で「中1ギャップ」というのに「さらなる対策と連携が必要である」というのが2年連続して書かれておりますけれども、「中1ギャップ」というのは、松川でいえば、1つの小学校から次の中学に上がるわけで、それでも「中1ギャップ」というのはあるのですか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 簡単に言えばあります。小学校の体制と、中学に行きますと勉強という部分が、学習という部分が非常に出てきます。それから、クラスがえも小学校はやっていきますけれども、やはり中学の雰囲気というのは違うと。それから学習も飛躍的に伸びていく、それから高校受験というような問題もありまして、若干中学に行ってなじめないといいますか、そういう部分で対応しているお子さんというか、生徒はおります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 同じ友達がみんな行くからそんなことはないだろうと思うのですけれども、子どもにしてみると1つランクが上がるということで、そういうことがあり得るのですね。
 では、それを含めまして、現在の不登校などきょうの新聞で、県下では減少になったという報道が載っていましたけれども、松川の現状はいかがですか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 中学校のほうからのお話が来ておりますけれども、「リンリン」それから中間教室等がありまして、欠席者が非常に減ってきていると。1学期の中でたしか270人強の欠席者が減ってきているということであります。それから、不登校は30日以上ということでありますけれども、ことしと去年の9月を比べましても人数的には減っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 非常にうれしいお話です。中間教室という話が今出ましたけれども、ことし初めてのことで、私も最初に質問したと思うのですが、ふれあい館での中間教室ということに対しては、どうですか。問題はないですか。やっぱりうちに閉じこもっている子をできるだけ外に来て、学校に行けないけれどもここで中間的に受け入れるという目的だと思うのですけれども、ふれあい館は児童クラブと一緒のわけですよね。それについて心配したのですけれども、その辺についての問題点はなかったでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 中間教室、現在何名かの子どもが通室しております。今は8時半からほぼ午前中で通室している子が全員です。その中で、学習に一番力を入れているといいますか、そういう部分、それから相談等もやっておりますけれども、指導員の方に聞きますと、午前中非常に静かなところでいいということ。それから、プレールームが若干ありますので、気分転換にプレールームを使えるのでいいということ。そういう部分で運営上特には問題ないと。今の生徒には時間的に、ちょうど午前中が合っているのではないかというふうに話をしておりました。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) たまたま今の生徒に合っているといっても、今後午後、子どもたちが来るわけですから、午前中という規制が出てしまいますし、それから休みのときなどはどうしているのですか。児童クラブが夏休みにありますよね。夏休みも来ますよね。そういう場合は結局できないわけですよね。その辺はどうなっていますか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 将来を考えますと時間的に午後まで一日という学習意欲のある子がいる可能性はあります。ただ、中間教室ですので、あくまでも学校へ戻るということが目標です。そういう非常に意欲のある子については、中学校についても学習室等ありますので、そういう部分で段階を踏んで学校へ戻っていただくのが一番だというふうに思っております。
 それから、ことしは夏休みありましたけれども、週1回中間教室を開きました。使っている部分がありますので、すずの音ホールの図書館、それからあいている部屋等で対応しております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) やはり工夫はしていてくださるのですけれども、場所的にはちょっと問題があるかなという感じを受けます。
 次に、先ほどの「リンリン」の問題に移ります。20年6月の質問のときに、2年前ですけれども、リンリンセンターについて同僚議員が質問したときに、カウンセラーを置くし、センター長は将来必要になるのでという回答がありました。体制づくり、先ほどいろいろお互いに理解できない部分でやりあったのですけれども、あれから2年たっているのですが、きちんとしたセンター長を置いて、今は教育委員会のところに「リンリン」という別の電話が置いてあるという態勢だけなのですけれども、やはり相談するお母さんにしてみると、できるだけ相談しやすい態勢、今の状態が悪いというわけではないのですけれども、できるだけ悩んでいる人が相談しやすい態勢づくりというものが必要だと思うのですけれども、センター長を置き、今よりさらに充実した体制づくりをするお考えはないですか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) まず相談につきましては、「リンリン」で電話をいただく相談については、どこどこへ相談をしてくださいという振り分けということをしております。現実的にことし何件か電話による相談があったわけですけれども、ほとんどが学校の関係で、学校の相談員のほうですべて対応しているということです。
 それから、「リンリン」以外での電話では当然相談が来ますけれども、すずの音ホールの教育委員会のところに相談室があります。あそこは電話で予約といいますか話をしてもらいますと、北側のところからだれにも会わずに入ってこられるという状況ですので、学校の関係等、教育相談員、それから教育委員会の相談については、あそこの場所が最適というふうに思っております。
 それから、福祉につきましては、保健センター等がありますので、相談室も当然そろっていますので、福祉のほうでは対応しているというふうに思っております。
 ですので、「リンリン」として相談室で困っているということは今のところありません。
 それから、センター長につきましては、2年前というお話ですけれども、センター長を置いて、将来的には置きたいというような回答をしていると思います。現状ですけれども、今教育相談員が特に中心になって運営、それから相談体制の確立、振り分け等を行っております。今の関係の中で、電話による相談は「1515」のほうにですけれども、そんなには正直言ってないということです。個別に福祉のほう、それから教育委員会の相談体制がわかる、窓口が大きく開いている、福祉部分のほうについていろいろな子どもの相談をやっているということで、電話が少ないのではないかという感じを持っております。
 今の相談体制、運営、それから関係部署の連絡というものを緊密にとっているというふうに思っておりますので、現在の体制ではセンター長は今のところ必要ではないのではないかというふうに思っております。
 今議員おっしゃるように、施設的に大きな違った形でやっていく、例えば池田町のように福祉部門でお二人専任の者を置いて、違った意味でまた「リンリン」といいますか、そういう形をやっていく、支援センターみたいな形をやっていくという話になればまたちょっと違うかもしれませんが、現状、今の体制では必要ではないというふうに思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今の体制では必要ない。でも、将来はどうですか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 特に子育て支援の体制、それから福祉部門、教育委員会、学校のほうで頑張っていますけれども、状況が悪いほうへ進んできたらとか、それからいろいろな形の中で、社会情勢もあろうかと思いますけれども、いろいろな複合的な問題が出てきた場合、そういうことについては、将来的に要りませんということは申し上げられないというふうに思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今までいろいろ質問をさせていただきましたけれども、今の体制の中では何とか工夫しながら運営しているというふうに私は受け取りました。やはりいつも私はお願いしているのですけれども、こんなさまざまな問題がこれからさらに社会が複雑になってきたときに、抱える子どもたち、親たち、それに対応にするために、この問題は福祉に行きなさい、これはこっちです、あっちですと振り分けるリンリンセンター、そこで十分相談に乗っているといえ、やはり今後についてはそれを総合的に受けとめていく場所がずっと必要だと私は思っています。そういうことに対しては今後どのように考えておいでになりますか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 現状では必要性をそんなに感じていないということです。相談とか子育て支援というふうに、例えば今保健センター、それから児童クラブ、子ども教室、すずの音ホール、庁内の中でいろいろなことで子育て事業を連携をとってやっているということです。
 例えば、ほかの町村へ行きますとそういう施設があるわけですけれども、松川は松川方式というような形で、今の施設をだめにすることではなくて、それぞれの機能を補完するような形で、施設建設がもし必要というふうになれば、やっていかなければいけないというふうに思います。ですので、今イメージ的にわいてこない部分はあるのですけれども、情勢が変化したり、本当に必要性があった場合については本当に議論をつくしてやっていかなければいけないというふうには思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今お聞きした中でも、ふれあい館はずっと満杯の状態で、放課後子ども教室を始めたということ、それから中間教室もそこで対応している。私は場当たり的と言っては失礼ですけれども、もっときちんとしたほかの村にもあるような児童館的な施設を、今後ぜひ考えていただきたいと思いますけれども、その辺について再度お願いします。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 教育委員会としてはあればありがたいというふうに思います。ただ、1つは財源的な話、場所の話が最初に出てくる話だと思います。それから、先ほど申し上げましたように今のやっている事業を大きくしていくための施設にしなければいけないというふうに思っていますので、あったらいいなとは思いますが、その施設だけではなくて中身の問題だと思いますので、施設はお金を計画的に積めばすぐできる、将来的に当然できると思いますけれども、どうしてもお母さん方、それからいろいろな方面の意見を積み上げてつくっていくということですので、今の段階では非常に過程を大事にしたいというふうに思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 私も本当にそこのすずの音ホールのような過程を大事にしながら、みんなで利用できる、そして松川村の大事な子どもたちをみんなで育てるという、そういう施設を今後についてぜひお願いしたいと思います。それと、今の場所的なことではなくて、その子に対しての支援、きちんと保育園から連携しながら学校、中学までの支援を村として整えて、協力しながら、連携をとりながらしていただきたいと思います。
 以上で、1番の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、子育て支援の体制づくりについての質問を終わります。
 続いて、質問事項、実施計画と23年度予算編成についての質問を許します。
 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今の1番の質問も予算的な配慮というのが最後に出てきましたけれども、次に、今23年度の予算編成の時期、国からも県からもいろいろな情報が出ておりますが、今度の23年度の予算編成に当たって、村長の基本方針を伺いたいと思います。
 昨日の同僚議員の質問の答えでは、「夢は働く場所の確保で、工場団地の誘致だ」とお答えになっておりましたけれども、予算編成での重点課題は何だとお考えですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 御存じのように、ことしから第6次総合計画が入っております。そういう中で、第6次に盛りました前期のものについてはぜひやっていきたいということの中で、23年度の予算につきましては、10月26日に係長以上の職員を集めまして、来年の編成方針を伝えてございます。その中で、第6次の計画に基づいたものでしっかり考えてほしい。村の財政は厳しいということを十分認識してほしい。そういうことと、今まであるからやるのではなくて、「スクラップ・アンド・ビルド」と、こういう言葉がありますよね。そういう立場に立ってもう一回考えてほしいと。それから、各地区からの要請も来ておりますので、本当に必要かどうかということも十二分に考えて予算を立ててきてほしいということで、議会が終わり次第査定をしようということで、今予定をしております。財政のほうへは多分来ているというように思いますけれども、私の手元にまだ来ておりませんので、一応10月26日に方針を説明してありますので、それに基づいて職員は予算を立ててきてくれているというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今村長の姿勢についてはお伺いしましたけれども、検証しながらというお話がありました。継続ではなくてという中で、事業評価というものについては、教育委員会のほうでは一応教育に対する評価というものを毎年いただいておりますけれども、その他の事業評価というものは、きちんと予算をしてくる場合には、もちろんしていると思います。その辺については、事業評価についてはどうですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 予算編成する場合に、各担当の表のところに今までの過程、それから実績、今後どうしていったらいいか、問題点、それを文章で示して、その下に細かい予算を書くようになっておりますので、先ほど村長が申し上げましたが、編成、執行、評価・検証、これを事業の頭に積み上げの中でやっております。その中で、これから査定に入っていきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 外部には出していないけれども、庁内ではきちんとそういう経過を経てやっているということですね。
 それについてですけれども、私たちも予算の審査をする場合に、それの積み上げというものがいただければきちんとした、今までもしていますけれども、さらに私たちも理解しながら審議ができると思うのです。今の状態だと、予算審査のときにこういう資料が必要だ、こういう資料が必要だと、その場でお願いして出していただいていますけれども、できればこちらから重点項目とか新規事業に対してのそういう事業評価と積み上げの過程を、議会に対してですけれども、お知らせしていただくことはできませんか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 事業ベースで100万円以上のもの、実施計画に載ってくるものについては、当然お示しは今までもしております。今各担当のほうから上がってきている予算は、ほんの10万円ぐらいの小さな事業から始まって、それぞれ積み上げでファイル5センチぐらいの両面になっております。それを一気にお示しするという部分につきましては、前の総務課長の段階でも検討するという回答をしてあるということですので、それをすべてお見せすることは可能かもしれませんけれども、それを皆さんの中で評価をしていただくには莫大な時間がかかるということで、その辺はまた検討させていただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 全部とは言いません。重点項目とか新たに取り入れた項目とか、その辺についてで結構ですので、御検討いただきたいと思います。
 時間がないので、22年度の補正予算については、昨日5,000万円ほど出ると、事業内容が国から示された段階で考えても遅くはないというお話でしたけれども、できる限り前倒しで検討していただきながら、拙速と言ってはあれですけれども、忙しく追われたような形ではなくて、自民党政権とは違って民主党は地方分権を進めるということで、一括交付金というものを検討している中で、出方はどうなのだろうと私は思っていますけれども、ぜひ効果が出るような事業に取り組んでいただきたいと思います。
 次に実施計画についてお尋ねします。遺跡公園について伺いますが、実施計画ではローリングがありますので、見送られて24年度ということになっておりまして、何回も同僚議員が伺っておりますけれども、庁内検討委員会を立ち上げて検討していると。また、「トットちゃん構想」も、黒柳徹子さんの提案待ちと聞いておりますけれども、現在どうなっておりますか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 庁内のプロジェクトチームの関係のお話をさせていただきたいと思います。
 ことしの12月、最近ですけれども、政策企画のほうでメンバーを集めまして、今後の計画について具体的に検討するという部分の中で、プロジェクトチームのメンバーのみを決めさせていただきました。これにつきましては、村長、副村長を除きます課長以上ということで設定をさせていただきまして、それにかかわる部分につきましては、担当係長等の出席を求めて、今後検討してきたいということで、一応発足はさせていただいたというのが現状でございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 発足したということですけれども、村づくり委員会からも提案があって、もう何年にもなると思うのです。今の状況を見てもできるだけ早くの取り組みが必要ではないかと思いますけれども、村長、いかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 何回もこの件について質問をいただいております。現在、まだ地権者から全員の同意をいただいておりません。できるだけ早く同意をいただくということで一生懸命やっていただいております。それと同時に、16年の3月でしたか、あそこを検討していた委員会の皆さんからも答申をいただいております。それに基づいていろいろ動いているわけでありますけれども、さっき言いました「トットちゃん公園」のことについても、ことし黒柳さんのほうから連絡があったようでありますし、そういう中でできるだけ早く希望に沿ったものをつくっていきたいというように考えておりますけれども、今総務課長が言いましたように、村の中の体制が、体制というかしっかりとした絵がまだでき上がっておりませんので、できるだけ早くやっていただくようには努力をしたいというように思います。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) それについて、先日、議会で群馬県の川場村へ視察に行ってまいりました。その折、そこは道の駅で田園プラザ川場という大きな施設になっておりましたけれども、本当に人口が4,000人余りで特別な産業がなくて、不足しているものもない、村民は何も問題意識がなく暮らしているというようです。どこかの村と似ているなと思いながらお聞きしたのです。
 昭和40年のオイルショックのときに村が危機感を持って、観光と農業を連携させた誘客に取り組みまして、通過型ではなくて滞在型の施設に取り組んだということでした。運営につきましては、村と農協、それから9社による出資の株式会社で運営しておりましたけれども、広大な道の駅がつくられていました。それによりまして農家の方々も次第に目覚めまして、今ではリンゴもつくっておりましたし、お米のコンテストでも川場村は毎年入賞しているそうです。「雪ほたか」という名前だったので、ちょっととられてしまったような感じを受けてきたのですけれども、いろいろな取り組みをしていましたが、展開の一番大きなものは、世田谷区との交流事業があったと。大きな都市との交流があったと思うのですけれども、それで「レンタアップル」という、リンゴオーナーですよね。それを始めたようです。松川でも取り組まれているようですけれども、これが村民の意識を変える大きな事業だったということです。
 これは行政主導型というのではなくて、村が仕掛けをしたということだと思うのですけれども、この川場村の行政が仕掛けたというこの姿勢を、村長はどんなふうにお考えですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) やっぱり動く人がいなければ、付近にここへ来てくれる大消費地というか、世田谷区とかそういう練馬インターから10分ぐらいで行ってしまうとかいうふうにちょっと報告をいただいているのですけれども、そういう近いところの場所と、松川のように東京から2時間半もかかってくるような場所と、場所が違うと思うのです。ですので、私は今までどおり実際に農業をしている人たちが立ち上がって、そしてここが困るからということになれば村はそれに応援していきたいという考え方は変えておりません。ぜひ、早く立ち上がってもらいたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 今の遺跡公園に関しては村の土地ですし、川場のように村が仕掛けるのです。実際に動くのではなくて、株式会社方式にして取り組んだという。それで交流事業が開始したのもいろいろなところから手が挙がったけれども、川場を選んでいただいたという。それは交通の便もあったでしょうけれども。ただ、そういう村民が頑張って手を挙げるということも必要でしょうし、開発に対して村が仕掛けをしていくということも必要だと思うのですけれども、どうですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) いつもこの件については意見が合わないところであります。そういうことで、私は先に手を挙げてもらってやっていかなければならない。遺跡公園につきましても、村の土地でやりますけれども、村が経営するという考えは私はありません。今の指定管理人を選んだように、そういう中で今まで村で経営していたのを専門の人にやってもらうという考え方のほうが、私はこれから松川村のためになると思っておりますので、ぜひ立ち上がってもらって、それに村が一緒になってやって、あるところで村は手を引くと、そういうことでいきたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) いつも私と意見が合わないのですけれども、今農家は、政権交代して方針も変わった。それからTPPの問題が起きてくる。米価は下がる。どうしていいのかわからない状態でいるのです。今まで生産だけに携わってきた人たちに、生産したのを商品化してという形態に持っていけということは、とても大変なことだと思うのです。それをちょっと村が、その辺を行政がちょっと手助けをしてあげると、全体的に村に支援してほしいということではないのです。そういうところに手を差し伸べるのが行政だと私は思うのですが、いかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) そのために支援センター等もつくってありますので、そういう中で話をしてもらって、持ち上がってきていただければと思います。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) また口論になりそうなのであれですけれども、支援センターにも相談はいたしますが、できれば遺跡公園については、早目に仕掛けをしていただいて、取り組んでいただきたいと思います。
 時間がありませんけれども、計画の中に給食センターの問題が出ていますけれども、その辺はどうなっていますか。実施計画の質問の中に項目は書いていないですけれども、現状を話できるところでいいです。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 教育委員会で報告書を両村長に上げてあります。その関係の中で、両村長で議論をしていただいて、場所、それから建設時期、建設費の対応等協議をいただいて、決定をしていただきたいというふうに思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) では、今まだその段階で、答えというか、まだ進んでいないということですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 教育委員会のほうからそういう答申をいただいております。そういう中で議会の皆様にも、こういうものをもらってきたので議会の中で調整もしてほしいというお話しも、お願いもしてあります。村も課長会議の中でどうしようという話は投げてありますけれども、結論を出しておりません。できるだけ早く、私は23年度には設計だけでもできたらいいなというように考えておりますので、議会の皆さんと相談の中で、早いところ村の対応を決めて、施設組合の議会のほうへ出していきたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) これで2番目の質問を終わりますけれども、23年度に向けて補正予算等ありますし、課題はたくさんあると思います。ぜひ村の人たち、特に産業が元気になるような支援策をお願いしたいと思います。
 これで、2番の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、実施計画と23年度予算編成についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、里山整備についての質問を許します。
 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) では、里山整備について、昨日、同僚議員もいろいろお伺いしていますけれども、一番私がお聞きしたいのは、山林化している農地があると思うのです。その場合、里山整備事業が導入できないという現状があると思うのですけれども、その辺についての面積的なこと、それから今後について村では把握しておいででしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) ただいまの質問の里山整備事業ができないという形でございますが、農地につきましては、農振法がかかっているところにつきましては、その補助がきかないということでございます。それから、山林化している農地の確認でございますけれども、この関係につきましては、農業委員会事務局長の立場でお話したいと思いますけれども、農業委員会では毎年農地パトロールを行っておりまして、農地一筆ごとの現地確認をしております。確認した中では確かに山林化した農地もございます。それに対しましては、法に基づいた指導に努めておるわけでございます。あくまで地権者の責任において農地保全することが原則となっております。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) では、里山整備がそこの部分については、村としては手が行き届かないわけですけれども、そういうところをきちんとしない限り鳥獣害、そこに隠れているというお話も聞きますので、その辺についての対策というものは、村としては、転用をしなければできないということなんだと思うのですけれども、きのうお伺いしていた民間での取り組みとか、そういうことでは取り組んでいただけるということでいいですか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 先ほど申し上げたとおり農振農用地、いわゆる「青地」になっているところにつきましては、事業体であっても山林整備はできないと、里山整備はできないということでお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) そうすると、そこはもうどうにもならなくてそのまま放置するより仕方ないということですか。その所有者が責任を持ってやる以外はないということですね。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 原則そのとおりになります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 減反の部分でそういう山林化した農地を山林に戻すということができるというお話はあったと思いますけれども、その辺についての指導はなさっておいでですか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) それぞれのケースがございまして、御相談申し上げているところではございますけれども、やはり法の関係、先ほど申し上げたとおり農振農用地から外れないとそれぞれが進んでいかないという形になりますので、それぞれのケースでの御相談はお受けしながら対応しているところでございますが、原則は先ほど申し上げたとおりでございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) わかりました。松くいの状況について、昨日、同僚議員が伺いましたけれども、検体45本のうちマツノザイセンチュウが見つからなかったということは、どういうことでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 理由はわからないのですけれども、結果的に見つからなかったということでお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) でも、被害というか疑いがあるということで伐採して、検体はしたということですね。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) そのとおりでございます。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) 昨日の議員の提案も随分いただきました。松くいの状況については。私も今マツノザイセンチュウが見つからなかったという点で、マツノザイセンチュウが原因ではないという説も一方ではあるということは御存じだと思います。そういうこともいろいろあちこちで研究されておりますので、松を守らなければいけないという体制をきのう村長からもお伺いしました。国なり県のでは薬剤を注入する、それから伐採して薫蒸するという方策ですけれども、それ以外にも酸性土壌化しているのが原因だとか、いろいろな原因があると思いますので、いろいろな部分を研究しながらぜひ松を守っていくという取り組みをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) おっしゃるとおりだというように思いますので、村としては松を守っていきたいということをきのうも申し上げましたけれども、守ってまいります。
○議長(新村久仁男君) 榛葉議員。
◆12番(榛葉良子君) ぜひ、マツノザイセンチュウ以外の原因というのも研究しながら松を守るという体制をしっかりとっていただきたいと思います。
 以上で、3番の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、里山整備についての質問を終わります。
 以上で、12番榛葉良子議員の質問を終わります。
 ここで、11時15分まで休憩いたします。
                                 午前11時00分 休憩
                                 午前11時15分 再開
○議長(新村久仁男君) 再開いたします。
 続いて、順位5番、6番横沢喜造議員の質問事項、住みよい村づくりへの取り組みの質問を許します。
 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) ことし最後の質問者となってしまいました。運が悪かったのかよかったのか、大変なプレッシャーを感じながら進めていきますので、よろしくお願いいたします。
 では、住みよい村づくりへの取り組みについてをお伺いしてまいりたいと思います。
 まず、この住みよい村づくりというものは、終わりがなく永遠と続くテーマであり、課題でもあります。時代とともに考え方、ニーズ、または価値観が当然変わってきます。それにあわせながらの対策を講じていかなければならないと思っておりますが、しかしながら一方では、村発足以来110年間続いてきた松川村のアイデンティティーはしっかり守っていくこともより大事であると思っております。その上に立っての質問をしていきますので、よろしくお願いいたします。
 住みよい村づくりについては、松川村第6次総合計画がことし2月に、定例会において議決、策定されました。また、自立の村づくり実行プランは、9月に地域づくり推進委員会によって答申がされました。村においてもそれに沿って目標実現のために進めていくということだと思います。
 最初に、村長は常々住んでみたい、住んでよかったという村にしたいと言っておりますが、では、具体的にはどんなことに取り組んでいくのか、その辺をよろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、議員申されましたように第6次総合計画を立てるに当たりまして、それぞれ住民の皆さん、それから中学生、中学生も住民でありますけれども、アンケート調査をした結果をいただいております。その中で、松川村に満足度とか重要なものは何かという質問がなされております。その中で、松川村で一番満足をしていないものというものが、3つほど大きなものがあります。これを満足させることで松川村がいい村になるのではないかと。
 それは、一番満足していないというものは買い物、それから商店がない。その次に満足していないというものは、働く場所がない。その次は公共交通機関がだめだということが、この大きな3つが出ております。
 それで、重要度ということになりますと、一番松川村に重要なものは何かというと、この統計では医療が不足している。私は医療が不足しているということはないような気がするのですが、結果はそのようになっております。その次は学校教育、それから高齢者の福祉、障害者の福祉というように続いております。産業は何かというと、やっぱり働く場所がないと。
 こういうことになっておりまして、この結果に基づく皆さんの満足度、それから重要度、産業にもっては何かというものを1つずつクリアすることによって、松川村は住みよい、また住んでみたい村になるだろうということで、第6次総合計画に基づいて1つずつクリアしていきたいというように思っております。これは1人ではできませんので、昨日も申し上げましたけれども、企業誘致については努力しても、これは皆さんの力がないとだめでありますし、いい企業があったら御紹介していただきたいというように前からお願いをしてございますので、ぜひ御協力をいただきたいというように思っております。
 これを満足させることによって、松川村は住みよい村になるだろうということであります。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 一応、村民の望んでいることから実行していくということになると思います。松川村の第6次総合計画の最後のところに、「調査結果」というのが載っております。その中に「松川村にどのようなきっかけで住むようになりましたか」という項目がございます。一番多かったのは生まれたときからということでした。次が結婚のため、3番目が家庭の都合というように続いております。
 この松川村によその地区から住み移るIターン、Uターンというものは合わせて5%という低い数字でございます。この数字を見ますと、まだまだ松川村のよさを他の地域の人たちには知られていないのではないかと、そんなふうに思います。自治体として、村長が言いますように1万7,000人の人口ぐらいはあったほうが元気が出るし、いい形の村づくりができると、そんなふうに思っております。ですので、そういうよその地区からも進んで住んでいただけるような、そういう状況づくりというものは重要な部分だと思いますが、その辺はいかがお考えでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 人口1万700人ということでお願いいたします。今1万7,000人と。わかっておりますのでいいですけれども。そんなことで、議員おっしゃるとおりなのです。昨年ちひろの関係で東京へ行ったときに、ちょっと松川村を紹介しろというように言われまして、大勢いる中で松川村の紹介をしてまいりました。そのときは中学生15歳までの医療費しか無料ではなかったわけですけれども、それを申し上げましたら周りの人からどよめきがわきました。こういういい村だからぜひ来てほしいというところで、私は機会があればそういうところでぜひ来てほしいということで松川村のPRもしておりますし、これからもしてまいりたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) そういう人たちの窓口体制と、よそへ発信する、PRする、そういうものは今役場で行っているのかどうか、その辺はどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 土地開発公社で現在持っております細野の住宅地、まだ3区画売れ残っているのです。そういう状況の中で、それぞれ公社のほうではパンフレット、住宅に関連する業者のほうにもお願いしまして発信をしております。あとは広報等の中でPRをしているだけではないかなというように思っております。今のところそんなようなところでありますので、何かいい方策がありましたら教えていただけたらと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) やっぱりこれは元気を出していくには、それなりの体制づくりというものが必要な部分でございますので、やっぱり村民1人ひとりがそういう状況をつくっていくような、そんな形になればいいかなと、そんなふうに思っております。
 今、村で魅力ある村づくりを村民とともにつくっていきましょうという、地域づくり活動活性化支援事業というものがあります。これは村民の主体的、自主的な活動に対して補助金を出していくという事業でございますが、5年を経過する中で支援延べ件数は20団体でございました。そのうち重複件数が5件ありますので、実際は15団体に支援ということでございます。5年間の総支給額は702万5,000円でございます。この年間500万円の予算を計上されて村は進めているわけでございますが、先ほどの定期監査で指摘がされているように、やっぱり活用が少な過ぎます。これでは絵にかいたもちで終わってしまっていますので、せっかくつくったそういう事業が活用されないことは残念だと、私はそういうふうに思っております。
 今定例会においても同僚議員からも質問がありました。そこで500万円の予算計上はどういう根拠で500万円にしてつくったのか。それから500万円に対してどういう活用方法を住民に周知徹底とか、促す、そういう努力はどのようにしてきたのか、その辺をお伺いいたします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) これは一番先につくったのはたしか3年ぐらい前だったと思うのですけれども、これは根拠というか、その当時は最大で100万円を限度として、これを出せば多分5つぐらい手が挙がるのでないかという推測であります。根拠はありません。申しわけございませんけれども。そういう中でやったのですが、なかなか手が挙がる方が少なかった、団体がなかったということの中で、今回は10万円まででもいいではないかということで出しているのですが、PR不足等もあるかもしれませんけれども、村民の皆さんにあまり関心がなかったのかなということもございます。
 ですが、1回500万円ということで出しておりまして、できるだけその500万円に近づけたいということで、村はこれからも努力をしたいと思いますし、私はここがないから100万円にしたいという考え方は持っておりません。ですので、ぜひそれぞれの団体、30%の補助金をカットするということの中で始まったこの事業でありますので、手を挙げていただいて使っていただきたいというように思っております。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 村長のおっしゃるように、昨年から書類審査だけの10万円枠というものを設けましたら7団体の申請がなされて、支給という形になりました。私は、今県にある元気づくり支援金もそうですけれども、水環境のほうの事業もそうですけれども、いろいろ事業補助を受けながら事業を行っておりますので、この村である事業にはなかなか上限100万円という形の中では、当然縛りも厳しいものがありますが、手が挙げづらいという部分があります。
 私は多くの村民に活用していただくためには上限は50万円ぐらいに下げて、今入り口も大変厳しくございますが、その辺を少し広げていただいて、村民に活用されるような、そういうシステムをつくっていけたらと思いますが、この辺はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 上限が50万円というお話ですけれども、今100万円まで申請ができるということで、50万円の申請をしていただいても結構なことでございます。ただ、そこは書類審査でいいかどうかという問題につきましては、地域づくり推進委員会の御意見を聞きながら決めさせていただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) この支援金の交付対象となる活動として4つの項目を挙げて行っているわけですが、1つ目としては、地域の環境整備を図る事業、2つ目が、地域資源を活用した地域づくり事業、3つ目として、地域を支える人づくり、仕組みづくりの事業、4つ目として、村長が認める事業というこれに当てはまる団体は手を挙げてくださいという状況にはなっていますが、私はこういう部分でなくて、2つぐらいの部門に分けて、例えば地域振興部門とか人づくり部門というように分けて、その2つの部門ごとに審査する項目を、同じではなくてそれに合ったようにつくって審査をしていただければ、村民も納得しますし、大いに活用ができるのではないかなと。今は同じような角度で審査をしていただいている部分がございます。ですので、その辺はもう少しきめ細かな形でやっていただけたほうが、より多くの村民が活用していただけると思いますが、その辺はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) どちらにしましても500万円という予算を、ずっと前から3年間組んできているわけです。3月に最終的にまた落としているという状況でありますので、村民の方にできるだけ使いやすい支援金にしたいという考えを持っております。また地域づくり推進委員会の皆様とともに考えてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) これはやっぱり一度つくったらどうしてもそうしなければならないという形でもないわけですので、いずれにしてもそう多くの村民が地域のいろいろな輪づくり、人づくりもそうなのですが、それを進めていい形の村にしようという部分の事業でございますので、ぜひ委員会に諮っていただいて、形を変えていただけるような、そういう仕組みをつくっていただきたいと思っております。
 次に、土地利用調整基本計画ですが、これは10年が経過いたしました。ここに住んでよかったと思えるには、快適で安全な住環境の整備、乱開発の抑止、良好な自然環境というものをある程度つくっていく、そういうものを破壊しないようにやるということでできたのが、秩序ある開発と調和のとれた暮らしということで、平成13年の3月に制定したのが土地利用調整基本計画でございます。
 その後、平成18年、たまたま私が区長をしていたときに、区長会に諮問がありまして、そこで見直しをいたしました。一部かぶろ会館のところだったと思いますが、公共の部分から農業のほうへという地区の要望によりまして変更された経緯がございます。10年間この事業を進めてきて、その評価はどういうぐあいにしていますのか、その辺をお伺いいたします。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) この10年間といいますか、策定してからの経過ですけれども、非常に村としてはつくってよかったなと。例えば業者の方が来たときには、もう既にこの絵ができていますので、そちらのほうへ開発の関係も誘導できたりということで御理解をいただいていると思います。いろいろな部分がございますけれども、今まで守られてきた部分はこの利用計画に基づいて、村も指導をしてきましたし、業者の方も御理解をいただいてきたのかなと、こんなふうに感じております。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) この10年間は、一応村としてはいい状態できているということでございますが、第6次総合計画では、土地利用調整基本計画の見直しを行い、総合的な支援体制のさらなる充実に努めるとしまして、見直しをしたいという形だと思います。どんな方向で、どんな形、コンセプトを持って進めていくのか、その辺をお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、総務課長が申し上げませんでしたけれども、この土地利用調整基本計画があるおかげで、安曇野らしい風景が残っているのは松川村だけだというように言われているわけです。このアンケート調査の中でも、松川村はすばらしい自然が残っている。そういう中で松川村に住みたいという大勢の方のアンケート結果も出ております。ですので、全面的に見直すということではなくて、一部どうしても必要なところは見直しをしていきたいという考え方で、全村にどうですかと言えば、かかっているところは、おれのところは何も外してくれという人が多いというように私は思いますので、村として一応区長会のほうへいつも諮っておりますけれども、全面的に見直すではなくて一部見直しをしていきたいという考え方であります。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) この土地利用調整基本計画では5つのゾーンに分けて進めているわけでございますが、現在、山麓線から西の地帯の大部分は「農業保全ゾーン」という10年前の設定でございます。このゾーンは農業生産を目的とした農地を保全し、よりよい営農環境の形成を推進するとともに、これらに囲まれた集落の緑豊かなゆとりある環境を保全していくゾーンという位置づけをしております。ですが、現在、その山際は御存じのように鳥獣害被害に悩まされ続けています。
 ですので、良好な農地とは言えなくなってきている状況ではないかなと、そんなふうに思っています。辛うじて中山間地直接支払制度というものがあって、松川の7つの地区でそれぞれいただきながら農地を守っている状況でございます。しかし、農家の高齢化が進む中で、やっぱりああいう畦畔の大きいところでの農業は大変だということで、どうしても荒廃化しつつあるのも現状だと思います。ですので、かたくなにここを「農業保全ゾーン」という形ではなくして、いろいろな事業が可能になります「農業交流ゾーン」という形に変更していただきたいと私は強く思うわけですが、これもそれぞれの機関によって諮ってやっていかなければいけない部分があります。その辺の考えはどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 過日、全区長さんに土地利用基本計画の見直しに伴う区の意見ということで意見を聴取したところ、村の考え方ですけれども、先ほど村長が申し上げましたが、大幅な変更は村としては考えていないといったことで、どうしてもという部分につきましてはという回答を申し上げましたが、そういった部分も区長会にお諮りして、区の意見を聴取いたしました。
 そういった中で、各区で懇談していただいた結果をいただいてございますけれども、山際地域の今の用途を変更して、「農業交流ゾーン」という部分の中では区としてからの意見はいただいておりません。ですので、今の「農業交流ゾーン」の部分は設定をしてございますので、その中で考えていきたいというふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) これもそれぞれの考え方はあると思いますけれども、では、全体として村はこれからどういう形がいいかなという部分を見たときに、やはりそういう部分をある程度住民と話し合いながら進めていかれるということがいいかなと、そんなふうに考えておりますので、機会があるごとにそれをよろしくお願いいたします。
 次に、環境保全推進事業補助金というものを村が今出しております。これは土蔵の補修、それから生け垣の新設、屋敷林の整備というような形に対しての補助を出していく事業でございます。これは18年度からか、ちょっとその辺は定かではないのですが、19年度は16件、20年度は25件、21年度が16件と、3年間で57件の申請がありました。そして402万9,100円、村から支出をしております。
 しかしながら、高齢化により大きくなった木の落ち葉を片づけるのが大変ということで、木を切られる方が見受けられます。ですので、どういう形になるかわかりませんが、もう少しおたくにきめ細かなサポートをしながら、こういう制度があってこういう支援ができるというようなことを周知徹底していただけないのかどうか、その辺はいかがですか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 周知はしているつもりでございますけれども、区長さんを通じて、また不足ということになれば、あらゆる機会にこういう制度がありますということで、周知をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 村長、先ほどの答弁で安曇野の原風景はしっかり守っていきたいということですので、これは村が1つの売りとしてこれから行っていく部分だと思います。それには、それにかかわる部分というのをやっぱりしっかりと行っていかなければ、その部分だけではなかなか維持ができない、そんなふうに思っております。
 これは平成12年4月に川西地区で景観形成住民協定を結び、7月に知事の認可をいただいた事業でございますが、それから、ことし11年たつわけでございますけれども、他の地区への広がりができないでいるわけでございます。私はその原因の1つに、風景を保つにはそこに住んでいる人々の生活とかそういうものの犠牲の上に成り立っている部分が多々あります。ですので、そういうものを行政としては何かしらの支援をして、ぜひこういうものを守っていただきたいというものがないと、なかなか住民の理解を得られないのではないか、そんなふうに考えております。ですので、村としてはそれにかかわる、住民との懇談会みたいなどんな努力をしてきたのか、その辺はいかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 平成12年から県道のあたりに花を植えて、きれいな道路にしていただいているということは、あそこを通ったときには見ております。松川村が自立を決めた平成15年の時点から、協働の村づくりということの中でやっていただいているというように私は思っております。そういう中で、村としてできることについては、これからも検討していきたいというように思いますけれども、ぜひ協働の村づくりという中で頑張ってもらえたらなというように思います。
 ただ、花を植える苗代とか、そういうものについての話、多分少し何とかしてほしいという要望だというように私は解釈いたしますので、またそれぞれ担当課と話をしながら調整をしていきたいというように思いますが、協働の村づくりということの中では、どうしても村民の皆さんに御協力をいただかなければいけないものが多々あると思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 私も協働の村づくりというのは大賛成でございまして、ぜひ行政と住民が意思疎通をしながら協力し合ってつくり上げていくことだと思っております。
 続きまして、農地・水・環境保全向上対策の部分に入りますけれども、これは農業地域の住環境と生活環境の整備向上を目指すとして、これは国、県、村もそうなのですが、支援するという事業でございます。
 これは平成19年から23年までの5年間という事業で取り組んでおります。松川村も10地区で手を挙げて取り組んでおります。ここへ来て5年目の平成23年に突如見直しということを国で打ち出してきました。それから、来年、5年目を1年目としてまた5年間というような状況だそうでございます。今までの環境保全型農業という部分が切り離されてしまうという状況でございます。これに取り組んでいる組織もありますので、ちょっと混乱をしていると思います。そのほかに新たに水路、農道等の超寿命化対策という強化ということを加えたいということでございます。
 この辺の状況、もう少し細かいことがわかった範囲で結構ですから、ちょっと説明いただけたらと思いますが、よろしくお願いします。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) それでは、お答えしたいと思います。まだ国のほうは23年度の予算の概算要求の段階でございまして、流動的な面もございますけれども、お話したいと思います。
 まずは新たに2期に始まる制度の改正点の関係からお話したいと思います。
 先ほど議員さんおっしゃられた協働活動につきましては、第2期に入りましても現行どおりの単価で継続されるということでございます。新制度につきましては、業者委託工事が可能になるということで、今まで自営でしたが、そこの点が変わってきております。それから、協働活動につきましては、新メニューといたしまして、先ほどお話にあったとおり、超寿命化対策への取り組みが追加となったということでございます。
 それから、営農活動の2階建ての部分につきましては、完全に農地・水・環境対策のほうから切り離しされました。環境保全型農業直接払という名称に変更になりまして、個人でも事業に取り組むことができるという内容でございます。
 それで、第1期と第2期が23年度一緒にスタート、ダブるわけですけれども、その理由としましては、国の説明の中では、先ほど申し上げた、いわゆる全国の中でも自営工事というのが非常に大変だということで、業者委託ができないかという意見が非常に大きかったこと、それから先ほど申し上げましたけれども、営農活動支援の関係で、今度は個人で取り組むことができるということで、特に戸別所得補償制度が来年度から本格化、スタートするということで、そちらについても国から直接個人への支払いになりますので、同じような形でやっていきたいということで、このような制度に改正になっていくという内容でございます。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) この新たにできている水路、農道等の超寿命化対策という部分というのは、地元負担金という部分が出るような状況だそうです。結局、地元負担金と言われましても、受益者負担金みたいな形になるわけですけれども、地元にはそういうお金はない形でございますので、やはりもし仮に農道を修理補修したいという部分で多少お金がかかったとしても、地元負担金というのは行政側からの支援をいただかないとできないというような、そういう事業になってきておりますので、これもやっぱり住みよい村づくりのための事業でございますので、その辺の支援、バックアップをぜひ検討し、支援していただきたいと、そんなふうに思っております。
 そのことについて、ひとつ。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) ここに水路・農地等の超寿命化対策の強化ということで一応文書は来ておりますけれども、その事業についてはどうだということが来ておりません。今までどおり田んぼには4,400円、国が2分の1、県と村で2分の1ということで出すようになっておりまして、地元の皆さんから負担金はいただいていないということであります。
 ただ、もし農道ということであったときに、地元にはお金がないから負担金を取らないようにということでありますけれども、それぞれ地元からは県単や何かの場合、12%の負担金をいただきますよね。それとの関連もありますので、今ここで「わかりました。じゃあ、無料にします」というわけにはいきませんので、また十二分に検討させていただくということで、お願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) この農地・水・環境保全向上対策という事業を村では導入しましたけれども、本当に農業地帯というのか、村の西側のほうはすごく環境整備ができるようになりました。殊に今まで荒れていました乳川べりの環境整備が相当進んでおります。これは本当によかったなということでございますが、まずその地区では左岸に舟方遊歩道をつくって、今の観光客に相当喜ばれているような状況でございます。
 川西は右岸でございますが、荒れ放題になっておりまして、潅木も結構大きいのがありまして、その伐採を30本ぐらいはしなければいけないということで、大町建設事務所の許可を得ながら実施をいたしました。先週の土日、先々週の土日と4日間かけて行ったわけでございますが、その都度バラとかトンヅルの中にある木を伐採するものですから、悪戦苦闘しながら1日12〜13人ずつの方に出ていただきながら、組合員で切り終わることができました。延べにして50日ぐらいな形になるわけでございますが、切った後は物すごく整備されてきれいになっております。その中で、皆さんが終わった後の達成感という形の中でございますが、こんなに大きなことを1人や2人ではとてもできない。大勢の皆さんが協力したからこれだけきれいな形の堤防の整備ができたというような、皆さんそういう感想を話されておりました。やっぱりこれは協働という1つの大きな力でそういうことができたものと、そんなふうに考えております。
 ですので、この事業をどうしても続けていきたい、そんなふうな気持ちもあります。ですが、国でどういう形になるかわかりませんが、近隣の市や町はこういう事業を取り入れていませんので、お話をすると大変うらやましがられる、そんなようなことにもなっております。ですので、行政としてもそういう情報を早く提供していきながら、住民とともにこの事業を取り組んでいきたいと、そういうふうに思っています。
 やっぱりこれは、協働というものはどうしてもそこに住んでいる皆さんが、自分たちでできることは自分たちでやるということが基本でございますので、その辺はよろしく指導と情報提供をしていただきたいと思います。
 それから、村には17の区がありますけれども、それぞれ区にあった、実情にあった地域づくりというものをまたつくり上げていかなければいけないことだと思いますけれども、村では役場の職員をそれぞれ配置して、それぞれの連絡、サポートをするというお話を聞きまして、今、どんな状況でいますか。その辺のところをお話いただけますか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 以前にも各区長さんのほうへ担当職員を配置したほうがいいかという御質問を申し上げたことがございました。それから、担当職員は要らないというふうに区長会のほうから言われておりまして、そのまま担当区職員というものは設けてございません。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) これからもやっぱり住民との話し合いを密にしながらいい形の方向づけをしていただきたいと思います。
 以上で、1番目の質問を終わらせます。
○議長(新村久仁男君) これで、住みよい村づくりへの取り組みの質問を終わります。
 続いて、質問事項、西部地帯の産業活性化の質問を許します。
 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 先日というか、きのうも質問の中にありました信州DCキャンペーンでございますが、村においても一番全然経験がない大きなイベントだったと思います。この間新聞に、県のまとめた10月の速報値によりますと、安曇野ちひろ美術館には10月だけですが2万1,000人の来館者があったということが書いてありました。ですので、松川村へは相当数の方が足を踏み入れているわけでございますが、村でもいろいろなイベントを行ったと思います。行われた企画の中で一番人気のあった企画、参加者が多い部分もありますけれども、どんな企画だったのでしょうか。その辺わかりましたらお願いします。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) きのうの同僚議員さんにお答えしておりますが、村主催で行いました銅像菩薩半跏像展、これはちひろ美術館との協力でやったわけですけれども、その関係が一番大きなもので集客に結びつき、先ほど議員さんの言われたとおりちひろ美術館のほうでも、入場者数が前年度に比べまして10%程度上乗せになったという形でございます。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) そういう村で企画した部分で、一体どんな客層の人たちがそれに参加されたのか。またその人たちは一体この村へ来てどんな反応というか、感想を持たれたのか。もしわかっていたらその辺をお願いいたしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 客層につきましては、聞いた範囲の中では女性のグループといいますか、中高年代の女性の方が非常に多かったということでございます。
 滞在の関係についても、前にもお話しましたが、びゅうばすについては、そのままお昼をとっていかれたりとかする関係もございまして、ちょっと感想等ははっきり聞いてございませんが、そのような状態でございます。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 多くの観光客が来て、松川村のよさを知っていただくことは大事な部分だと思います。たまたま私たちは国営公園で直売所を開設しているわけですが、その県外から来るお客様も大勢います。そのお客様に安曇野ちひろ公園はどこにあるのですか。松川村ですよ。松川村ってどこにあるのですか。大勢の方から言われるわけです。松川村の知名度というのは私たちが思った以上に低い部分がございます。ですので、その知名度を上げて、そういう皆さんに来ていただくにはどんなことをしていったらいいのか。これからの課題だと思いますが、もしわかっていたらお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は安曇野ちひろ美術館に松川村へ来てもらったおかげで、よそに行って松川村と言われてもわからない。安曇野ちひろ美術館がある村だと言ったら、ああ、わかりましたという人が多くなったというように思っておりました。今、そんなに松川村がわからないという人が多いかななんて思ったのですけれども、また皆さんのお知恵を借りながら、どこに行って宣伝をしたら松川村をみんなに知ってもらえるのか。今回の「すずむし保護条例」については相当報道機関で流してくれたので、ある程度知ってくれたかななんて思っているのですけれども、またお知恵をお借りしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) たまたま国営公園に来た人と、村長が聞いた人と客層が違ったり、いろいろな関係が違うと思いますが、いずれにしても松川村は絶対こういう芸術の高い、そういう村ですよというのはこれからもやっぱりPRしていかなければいけないかなと、そんなふうに思っています。
 第6次総合計画の第3章の施策の大綱の第5節にありますけれども、村の地域資源を生かした特色ある地場産業の育成を図るとし、将来に向けた付加価値の高い魅力ある農業、農村ビジネスを創造していきますとしております。では、具体的にどういう形で進めていくのか、その辺をお願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 昨日、同僚議員さんにもお話しましたけれども、やっぱり「すずむし保護条例」を活用しまして、特にその条例につきましては、農産物の関係、それから加工品についてのブランド化というものが目標の中にございますので、それをさらに進めていきたいということで考えております。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) これはまた村民とともにお互いに勉強し、進めていく部分だと思います。
 村には安曇野ちひろ美術館とアルプスあづみの国営公園という2つの大きな全国ブランドになり得る拠点を持っております。この拠点を最大限に生かしながらの取り組みということもやっぱり大事になってくると思います。
 村へ来たお客様に、安曇野の原風景を一望に眺められるところに足をとめさせるという場づくりがあれば、相当その効果が期待できるのではないかなと私は思っております。この山麓線西側の扇状地の部分でございますが、この辺のところで総合的な公園づくりもあったらいいかなと私は思っております。
 今、この地域はフルーツゾーン化しております。少し上のほうへ上がれば村を一望にできるロケーションのよい場所でもあります。その眺めは安曇野の原風景でもあります。広がりのある農地とそこに散在する屋敷のかもし出す美しい景観を実感できる、そういうところでもあります。
 この眺めのいい心洗われるような美しい風景と、ちひろ美術館のほのぼのとした絵の相乗した効果は、お客様の心の琴線に触れることは受け合いだと私は思っております。そこに、散策路やフルーツのもぎとりとか、簡単な直売所でもいいし、休憩所、そういうものがあれば相当の魅力ある拠点づくりができると思いますが、その点はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 先ほど12番議員が早く公園をつくってほしいというようなことも言われておりますし、あれより上に行ったほうがなお村の中を一望できるところがふえると思うのですけれども、できるだけ松川村を見てもらう場所も早くつくっていきたいというように思います。
 遺跡公園等のことも考えながら進めてまいりたいというように思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 先ほどの活性化という部分で、村長の答弁がありましたけれども、私は卵が先か鶏が先かという議論ではなくて、やっぱり行政とそういう気持ちのある人たちが協力しながらつくっていくということがやっぱりいいのではないかなと、そんなふうに思っています。
 村でもいろいろな組織でそれぞれに頑張ってはおりますけれども、その核となるそういうところがないためになかなか次に広がりができないでいます。私たちが研修視察などに訪れた場所でも、やっぱりいろいろな補助金を行政がそういうところから持ってきていただいて、それで住民とともにそういうものをつくり上げていくという形が結構多くの自治体で取り組んでおります。村でもそういう本音と建前、いろいろな部分がございますけれども、協力してそういうものをつくるという手法はとれないものかどうか、その辺はいかがですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 住民とともにやらないということではありません。鶏が先か卵が先かでありますけれども、村が計画したものに住民が乗っていただくのではなくて、住民がこういうところまで計画してきたと、ここのところはおれたちではできないから村も一緒にやろうという、そういう発想をしていただきたいということです。村がやれと言ったからやったで、調子悪くなったら逃げると。そういうことがないようにということで私は住民の皆さんが積極的に持ってきていただきたいということを前から言っているわけです。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) 私は何事にも幹となる部分が一番大事ではないかと、そんなふうに考えております。村民1人ひとりが幾ら頑張ったとしてもしょせん枝にしかなり得ないというふうに思っております。どうしても幹がしっかりしていなければ枝も伸びていかないという部分がございます。ですので、幹のところを今村長が言うようにしっかりとして、どういう形になるにしてもつくっていくことがやっぱり松川村としてのこれからの発展につながるのではないかなと、そんなふうに思っております。
 枝の部分というものは、村民がいろいろな知恵を出す、そういう形をとれば枝ぶりもよくなります。そこにはやっぱり見事なまでに美しい花が咲くだろうと考えております。
 ですので、いろいろ議論があったとしても、村長の絶大なる御理解をよろしくお願い申し上げたいと思います。どうですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私も松川の村長でありますので、村民の皆様とともに一生懸命やることは間違いございません。ですが、何回も言いますけれども、村が計画したでやるのではなくて、一緒に皆さんもやってほしい。それには村は、できないことについては一生懸命やりますので、ぜひそういうことで御理解いただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 横沢議員。
◆6番(横沢喜造君) いろいろ村の考え方をお聞きしたわけですが、村全体を考えるときに、西部の一帯、この地域というものは国営アルプスあづみの公園と安曇野ちひろ美術館の線上に位置しているわけでございます。村としてもそれをつなぐところに拠点をつくるのが最適な部分だと思いますし、観光客に足をとめていただく、そういう地域でもあると思っております。
 どうしてもこれからの松川村のあり方を考えるときに、総合的な場所づくり、場づくりというものが絶対に必要になってくると思っております。ぜひ万難を排してその取り組みをしていただきたいと切にお願いしながら、私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。
○議長(新村久仁男君) これで、西部地帯の産業活性化の質問を終わります。
 以上で、6番横沢喜造議員の質問を終わります。
 これで、本日の日程は全部終了しました。
 これにて散会します。
 御苦労さまでございました。
                                 午後 0時05分 散会