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長野県 松川村

平成22年第 3回定例会−09月17日-04号




平成22年第 3回定例会

            平成22年松川村議会第3回定例会会議録
                                       〔第4号〕

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 │招集年月日     │平成22年9月17日                     │
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 │招集場所      │松川村役場議場                        │
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 │開閉会日時     │開 会│平成22年9月17日 午前10時00分 │議 長│新 村 久仁男│
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 │及び宣告      │散 会│平成22年9月17日 午前11時38分 │議 長│新 村 久仁男│
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 │ 応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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 │ 出席並びに欠席議員 │ 1 │新 村 久仁男│ ○ │ 7 │平 林 寛 也│ ○ │
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 │ 出席12名 欠席 0名 │ 2 │佐 藤 節 子│ ○ │ 8 │渡 邉 尚 省│ ○ │
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 │    凡例    │ 3 │井 上 直 昭│ ○ │ 9 │河 内 國 治│ ○ │
 │ ○…出席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
 │ △…欠席を示す  │ 4 │甲斐澤   明│ ○ │ 10 │矢 口 あかね│ ○ │
 │ ×…不応招を示す ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
 │ △公…公務欠席  │ 5 │勝 家   尊│ ○ │ 11 │白 澤 富貴子│ ○ │
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 │          │ 6 │横 沢 喜 造│ ○ │ 12 │榛 葉 良 子│ ○ │
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 │会議録署名議員   │   6番   │横 沢 喜 造│   9番   │河 内 國 治│
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 │職務のため出席した者│事務局長   │鈴 木   智│書記     │西 澤 なつみ│
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 │          │村長     │平 林 明 人│総務課統括課長│須 沢 和 彦│
 │          │       │       │補佐     │       │
 │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
 │法第121条により説│副村長    │奥 野 勝 久│       │       │
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 │明のため出席した者の│教育長    │西 澤   勇│       │       │
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 │職・氏名      │総務課長   │平 林 秀 夫│       │       │
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 │    全員出席  │会計管理者兼 │伊 藤 勇 二│       │       │
 │          │会計課長   │       │       │       │
 │          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
 │          │環境福祉課長 │白 沢 庄 市│       │       │
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 │          │経済課長   │丸 山 正 芳│       │       │
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 │          │建設水道課長 │白 澤   繁│       │       │
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 │          │社会教育課長兼│茅 野 英太郎│       │       │
 │          │公民館長   │       │       │       │
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 │議事日程      │別紙のとおり                         │
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 │会議に付した事件  │別紙のとおり                         │
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 │会議の経過     │別紙のとおり                         │
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                本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
  1 子供と高齢者福祉について                   8番 渡 邉 尚 省
    鳥獣害対策について
    県地方税滞納整理機構設置について
  2 神戸原扇状地の整備について                  9番 河 内 國 治
    省エネ対策について
    米粉100%のパン工場を工業団地に誘致出来ないか



                                 午前10時00分 開会
○議長(新村久仁男君) おはようございます。
 ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
△日程第1 一般質問
○議長(新村久仁男君) 本日の議事日程は、昨日に引き続き一般質問です。
 順次発言を許します。
 順位5番、8番渡邉尚省議員の質問事項、子どもと高齢者福祉についての質問を許します。
 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) おはようございます。それでは、質問を始めたいと思います。
 9月議会で、安曇野松川村すずむし保護条例が採択されました。その日の昼のニュース、夕方のニュースとテレビ各社は報道しました。大変珍しい条例のため、テレビ各社が本会議に取材に来たと思います。スズムシが自然生息するにふさわしい豊かな環境と景観を守るべく、村民一丸となって努力する方向が示されたことは大変すばらしいことであります。村のキャラクターがマスコットになり、今度は条例になった。次は環境、安全、安心のシンボルとして、松川村の新たな発展の原動力になればと願うものです。
 それでは、子どもと高齢者福祉についての質問に入りたいと思います。まず、熱中症対策の問題についてであります。9月3日、気象庁はことしの夏、猛暑日が連続していることについて、異常気象であることを発表しました。南太平洋の海水温が非常に高く、南からの高気圧が日本に毎日押し寄せているとのこと。また、35度以上を猛暑日と読むことにしたが、ことしは日本列島各地で猛暑日をクリア。猛暑日があまり珍しくなくなったと言っています。
 長野県は涼しいというイメージがなくなってきました。日中は東京と同じくらいの温度になっています。とにかく暑い暑い夏でした。お年寄りや子ども、病弱な方にとって大変なダメージを与える事態となりました。熱中症による死亡は500人を超えたようです。まさに異常というべき事態になっています。
 25度以上は夏日、30度以上が真夏日、35度以上は猛暑日と区別しています。8月の気温は平均で2.4度高くなっているということであります。気象庁始まって以来の記録的な暑さであったことが話題になりました。
 そこで、高齢者の皆さんはどうだったでしょうか。村内の高齢者の熱中症の発生はあったでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 環境福祉課長。
◎環境福祉課長(白沢庄市君) 村内の居宅支援事業所等に確認をした中で、調子を崩したという方もいたようですが、大事に至らず過ごしているという状況でございます。まず、介護保険利用者の方につきましては、高齢者世帯で危険と思われる方については、熱中症予防のためにホームヘルプの回数をふやしたり、通所サービスの利用を追加するなどして対応してきました。また、ヘルパーさんの訪問時に、見守りと水分補給や換気について支援もしています。また、必要な方については主治医と連携をとって、緊急の場合の入院の受け入れの調整もしてきました。また、担当ケアマネジャーさんも通常より訪問回数をふやす中で予防に努めてきました。また、村のほうでやっています地域包括支援センターの職員が訪問の際にも、予防のための声かけや健康面での確認をして、教室や事業の折にも注意を促し、水分をとってやってくるという中で、そういう機会を設ける中で、若干はありましたが、大事に至らず過ごしているという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 大事に至ることはなかったということは何よりかと思います。高齢者のひとり暮らし、2人暮らしなど多くなっています。暑さ対策はどんな様子だったでしょうか。窓を締め切った状態ではなかったでしょうか。そんな具体的な様子などつかんでいるようでしたら、ぜひお答えいただきたいのですが。
○議長(新村久仁男君) 環境福祉課長。
◎環境福祉課長(白沢庄市君) 今のお答えと若干同じになりますが、それぞれ先ほど言いました介護保険とか、そういう形でケアマネジャーさんとか、ヘルパーさんが訪問の折に利用者の皆さんの家で換気をしたり、水分補給などをしたりして、そういう中で対応してきたという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 今後とも高温、暑い夏、これが続く可能性が十分あろうかと思います。十分対応、対策等、今後とも一層強めていただきたいというふうに考えています。
 それでは、次に子どもの対策の問題についての質問ですが、昨日、同僚議員が詳しく質問をされましたので、これについては割愛をしたいと思います。
 次に、デイサービス食事代の補助の問題について、質問をしたいと思います。9月は敬老の日があります。各地で敬老の行事が行われます。いつまでも元気で、健康に過ごしていただきたいと思います。マスコミでは生存確認ができず、200歳になっている方が、坂本龍馬より年上の人がいたとか、考えられない発表があったということで話題になりました。
 松川村は100歳前後の人は、訪問されて掌握されていると思います。この点はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 環境福祉課長。
◎環境福祉課長(白沢庄市君) 高齢者の所在不明ということでよろしいでしょうか。マスコミの報道等によりまして、全国で所在不明の高齢者の事件が相次いで発覚されました。それを受けまして大正11年3月までに生まれた方、88歳以上のお年寄りの方について住民リストを打ち出しまして確認を行いました。その中で、188名のうち114名の方が介護保険を利用しているという中で、ケアマネジャーさん等を含めて確認をしていると。残りの74名の方も、ふれあいサロンとか電話等で確認をする中で所在を確認しております。
 また、100歳以上の高齢者については、法務局、マスコミ等からも問い合わせがありまして、6名中1名の方で、戸籍の附票が以前からないという状態の方がいましたが、これについても上部機関と確認の上、今後適切に処理していきたいと思っております。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 新聞等で心配されているような、そういう事例はないというふうに理解してよろしいですね。
 次に、高齢者の皆さんのこれまでの苦労に敬意を表し、できるサポートをしっかり行うことが必要かと思います。ゆうあい館のデイサービス食事代について、軽減するための検討について伺いたいと思います。現在、1食500円と聞いていますが、間違いはないでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 環境福祉課長。
◎環境福祉課長(白沢庄市君) デイサービスを利用する村内の施設はありますが、それぞれ単価が違います。その中で平均しますと650円前後という状況になっております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) これは、いわゆる食事代というのは全国的にもいろいろ問題になっていまして、高齢者にとっての負担が非常に重いというようなことが叫ばれております。こういう中で、少しでも補助していただいて、負担を軽くするというようなことを、そういう声も聞かれます。そこで、ぜひ軽減するための検討をすべきではないかというふうに思うところであります。この点については、村長、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 6月の時点で御質問がございました。そのときに、私がちょっと勘違いをいたしまして、打ち出の小づちが欲しいということでお答えをいたしましたけれども、若干の補助ということでありますので、検討させていただきます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 今月は敬老の月でもありますので、ぜひプレゼントということで、検討して支援をしていただきたいなということを申し上げたいと思います。
 それでは、次に子宮頸がん予防ワクチン接種の問題について、質問をしたいと思います。この問題につきましても、昨日、同僚議員の質問がありましたので、私の質問の要点のみ質問をしたいというふうに思います。
 6月議会において、村長は「安全が確認できれば実施したい」ということで、前向きの回答をされました。これにつきましては、新聞でも報道されたところであります。そこで、製薬会社でまだリスクがあると、問題があるというようなことが出されていまして、そういうこともあわせて回答があったわけですが、その後の動きといいますか、変化といいますか、その辺はどうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 環境福祉課長。
◎環境福祉課長(白沢庄市君) 製薬会社のほうですが、グラクソ・スミスクライン社ということで、そこから出ているサーバリックスにつきましては、現在もこの会社のみということと、前回、こちらのほうで用意しましたパンフレットで周知した内容と今の段階で公表されたものは変わっていないという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この問題については、国民にとっても非常に大きな関心事でありますので、ぜひとも注視をしながら、変化については機敏につかんで対応していくべきではないかというふうに思います。
 そこで、県内でも実施に踏み切る自治体がふえています。国も前向きに動き出しました。マスメディアでも取り上げるようになっています。長妻厚生労働大臣は、8月の臨時国会の質問に対し、国としても接種は進めたいと答弁をしました。そして、予防接種を進める自治体に対しては助成することを明言いたしました。その結果、来年度予算の概算要求特別枠で150億円というのが提示されているところです。予算確定ではありませんが、国として前向きに対応する、こういう姿勢が示されました。大きな前進かというふうに思います。この点について承知していると思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) きのう同僚議員にお答えをしたとおりで進めさせてもらいます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次に、同じ国会で子宮頸がん予防ワクチン接種に関連する質問に対して、川端文部科学大臣は、性感染症対策としての性教育について、指導要領でも決めているとして3点を述べました。第1点は、性感染症に関する性教育を行う。第2点、小冊子もつくって中1、高1に配付し教育を行う。第3点、保護者に対する啓発、教育を行う、と具体的に大臣が答弁しました。いずれ文部科学省から指示などがあると思いますが、教育長、この問題を積極的に受けとめていくべきかと思いますが、いかがでしょう。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 文部科学大臣の答弁の中で、中学校においては学習指導要領及び解説で、その疾病概念、感染経路及び予防方法について理解できるようにするようにしているという答弁をしております。それから、冊子につきましても中学1年生のほうに配付をしております。
 それから、3点いろいろ言っていますが、発達の段階でそれぞれの理解を深めること。それから保護者の理解を深めること。それから、学校との情報等の共有をしていくこと。それから、外部講師を招いて、教職員だけではなく保護者も対象とした講演講話を行うというようなことを答弁されております。
 村としましては、昨日もお答えしましたけれども、まずは「性教育の手引」によりまして、エイズまた感染症を含め、その指導を進めているという状況でございます。なお、PTAと保護者等の理解をということですけれども、情報提供を実施していることは、文書等ではあろうかと思います。それから、外部講師として子どもと保護者、一緒にお話を聞いたり、それから参観日に性教育等の内容を取り上げるクラスもあるということで、現実的には学年・学級ごとに工夫をしているという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 子宮頸がんという問題が新たな問題として取り上げられるようになって、こういう中での文科省の回答、答弁ということだったと私は思います。したがいまして、こういった文科省の前向きな態度について具体的に今、教育長のほうから答弁があったわけですけれども、この問題についての改めての実施というのは、いつごろからになるのでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 現実的には、先ほど申し上げましたけれども、県によります「性教育の手引」によりまして、それぞれ発達段階においてエイズまたは感染症を含めて指導するという状況でございます。直接文部科学省からこういうふうにということはございませんし、学習指導要領の改定も当然ないということで、エイズまたは感染症を含むということで、現段階では教育のほうを進めていくという内容でございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 今の答弁を要約しますと、特に改めて変わったことはないと。従来どおり冊子もあるし、それに沿って教育を進めていきますというふうに私は理解をするのですが、そういうことでよろしいのでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 子宮頸がんワクチンとその部分に対しての性教育ということは若干違うというふうに思っています。あくまでも感染症という部分でいいのではないかと。現段階ではそのように、通知もございませんし、今までの指導に沿ってやっていくという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 何となくわかるような気もするし、あいまいのような気もしますので、いわゆる性教育の重要性が、そういった問題も含めまして改めて重要ですよと、さらに強化をしていかなくてはいけませんよと。私はワクチンがどうのこうのということではないんです。そういうことでわざわざ答弁もしているし、質問もあったわけです。そういうふうにとらえていくべきではないかというふうに思います。
 時間がありませんので、次の質問に入りたいと思います。1番の質問はこれで終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、子どもと高齢者福祉についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、鳥獣害対策についての質問を許します。
 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 鳥獣被害対策についての質問であります。8月20日過ぎ、西原地区で猿、イノシシ、クマの被害が出ているという連絡があり、昨年より早く発生していることを感じました。ことしは猛暑のためかお米のできが早まっていることも影響しているのかと思います。
 西原鳥獣害対策推進協議会の皆さんから、村長と話し合いの場を早急に持ちたいと要望があり、急遽8月末に村長との懇談会が開催されました。対策について、村の協力を求めてきたところであります。近年、鳥獣被害は全国的に、中山間地のあるところで九州から北海道まで被害がひどくなっていることを痛感します。
 私は先日、公園墓地の近くにあるリンゴ農園を訪問しました。犬8頭を園内に配置し、猿対策を講じていました。しかし、既に猿の被害により山際のリンゴの木に全くリンゴがなっていない。数本のモモも同様でした。猿に全部とられてしまったり、落とされたり、そういう状況でした。
 これから、墓地公園に隣接している潅木雑草が生い茂っているところからクマが出ると、現場を案内してくれました。昨年は目の前の木にクマが登ってリンゴを食べている場面に何度も出会ったと話していました。まさに命がけの仕事だったということで、距離も本当に5メートルあるかないかぐらいの状況だったということです。
 このままではどうしようもないので、来年に備え電気さくを設置する計画だということです。電気さくと犬を併用して、鳥獣害対策に当たる計画だと。そのための準備を始めようと考えていると。必死の思いを語ってくれました。また、近所の仲間と被害者同盟をつくって頑張っているんだがということで、目の前のリンゴの木を見ながら話してくれました。その電気さくをつけるのにもお金の工面ということで、相当大変だということを痛感したところです。
 そこで質問でありますが、現在の村全体の被害状況はどういう状況でしょうか。教えていただきたいのですが。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) それでは、お答えいたします。西部山ろく地域を中心にクマ、イノシシ、猿などによります農作物被害が発生しており、村に報告があったものを御紹介いたしますが、クマの被害につきましては、果樹でモモ、リンゴ等の被害が12カ所。ハチミツの巣箱と電気さくが1カ所ありました。イノシシの被害は、稲の踏み荒らしが2カ所ございました。それから、猿につきましては、山沿いの畑の家庭野菜に被害が出ております。特にクマにつきましては、例年よりも多くの被害報告がございまして、現在までに9頭を捕獲、処分しております。クマの目撃情報につきましては、今年度は現在まで4件でございますが、防災無線等により村民の皆さんに注意いただくよう周知をしております。また、定期的に防災無線で、山に入る際は、自己防衛のため鈴やラジオなど音の出るものを携帯するよう注意を呼びかける放送をしております。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 今後の当面の対策について伺いたいと思います。わなについて、これは村全体とは必ずしも限りませんが、先日の村長との懇談会で出された要望は、現状は6個しかないと。これではとても足りないと。貸したり借りたり、こういう状況では対応できないということで20個ぐらいは必要だという話だったところです。この点は、その後いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 確かに議員のおっしゃるとおり、地元からは貸し出し用のわなをふやしてほしいという要望がございました。そこで高い捕獲効果が期待できるものを猟友会とも協議しまして、本年度予算でくくりわな10基を購入しております。そのほかにおりを1基購入しておりまして、くくりわなにつきましては、昨年度6基購入してございますので、計16基現在ございます。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) それから、捕獲した鳥獣の処分について、これは猟友会にお願いして対応しているということですが、現実は高齢化と実際に動ける人が限られているという状況で、この問題もすぐにと思うようにはなかなかいかないという状況があります。そして、狩猟免許をとっても、猟銃を購入しようというふうにしても、高価でなかなか手に入らないと。もちろん、審査書類も非常に厳しいものがあって簡単ではないと。しかし、現場は急を要するという事情があるということで、中古品ならかなり安価に求めやすいと。こういうようなことも考慮した補助ということについては検討できませんかと。こういう要望が出ておりますが、この問題についてはいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 猟銃の購入補助につきましては、猟友会とも協議いたしましたけれども、今議員のおっしゃるとおり、猟をやめる人が多く、中古品が多く出回っており、それで十分ではないかというような御意見がございまして、補助の必要性はないのではないかというような御意見もいただいております。また、銃の購入補助をしている市町村は近隣でも例がございませんので、今のところは購入助成の必要性はないと考えております。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この問題につきましては、今後も被害は続く、場合によっては拡大するということも当然あるわけで、そういう意味では現地の住民の皆さんと話し合って、検討の余地も今後つくるというような努力が必要かというふうに思います。ぜひ、そういうことを私は要望したいなというふうに思っております。
 次に、今後の対策について質問をいたします。何と言っても電気さくの設置が必要であります。昨年の場合は、県の事務所から借用することができて、非常にタイミングよくタイムリーに設置することができて、非常に助かったということであります。しかし、ことしはそういうようなことは現実にはできないという状況になっていまして、この問題については非常に悩みというか、必要なんだけれどもなかなかすぐにはできないというところで、非常に困っております。
 そういう点で、この電気さくの設置についていろいろ要望を出されているかと思います。この問題についての対策、そして援助、補助についての検討を強く求めたいと思うのですが、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 今の電気さくの補助の関係でございますけれども、村では既に有害鳥獣被害防止事業補助金制度がございます。これにつきましては、電気さくの設置に対し費用の2分の1、上限9万円でございますが、その補助を行っております。それを御活用いただくことと、先ほど議員がおっしゃられた関係でございますが、地方事務所でも貸し出し用の電気さくが現在もございますので、その御利用もあわせてお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) そういうことで、今お答えがあったわけですけれども、そういう要望につきましては、速やかに対応されますように強く求めていきたいというふうに思います。
 次に、緩衝帯の整備の問題ですが、これにつきましては毎年行ってほしいと、こういうことが地元の皆さんからの要望です。山際は1年で背丈以上にも伸びてしまうと。こうなってしまうと出やすいということで、鳥獣のほうもどんどん出てくるということになるものですから、毎年どうしても必要だというのが、地元の皆さんからの要望であります。
 この問題について、ぜひそういうことで緩衝帯の毎年整備を検討してほしいという強い要望なんですが、これにつきましてはいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 議員おっしゃるとおり緩衝帯事業は、里山の視界が開けまして獣が人里に近づきにくい環境になり、鳥獣被害防止につきましては非常に有効な事業でございます。緩衝帯整備につきましては、平成21年度までに約50ヘクタール、距離にしまして約10キロを実施してございます。本年度も引き続き整備を行っておりますが、民間の事業体によります村内の森林整備と、村の緩衝帯整備をあわせると、平成24年度までには緩衝帯が北から南までつながる予定でございます。また、本年度は昨年度に引き続きまして、緩衝帯整備が終わった箇所を、国の緊急雇用創出事業を活用しまして、20ヘクタールの下草刈りを実施しております。この事業は来年度まで実施が可能でありますので、過去に整備した緩衝帯の下草刈りもあわせましてなるべく多くできるようにしたいと考えております。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) ぜひ地元のそういった要望にこたえていけるように、今後も努力をお願いしたいというふうに考えるところです。
 次に、村としては鳥獣害対策担当者を配置して対策に当たっています。専門的に対応する職員がいることは解決が早くなることが期待されています。山ろく地域の農家の皆さんは、鳥獣害と毎日向き合っているわけです。対策に当たっては、組合や協議会などの組織をつくって集団の力で対処していくことが大事だと思います。今後の対策を効果的に進めていく上でも、組織づくりは大切な柱になると思いますが、この点はいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 必要な組織は相談しながら猟友会の皆さんと、それから地区の皆さんと相談をしながらつくらせてもらいたいというように思いますが、職員体制につきましては、現在農林係で進めてやっていただいております。全部が十分とは言いませんけれども、今の職員体制の中では十分に機能しているというように考えております。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 組織の関係で若干お話したいと思いますけれども、地元の中でそれぞれ鳥獣害防止推進協議会というものを設けていただいておりまして、川西に2カ所、鼠穴で2カ所、西原地区で1カ所ということで、合計5つの協議会を設置していただきまして、その中で鳥獣害対策を進めていただいております。それに対しても村のほうでは、1つの地区に30万円を限度としまして予算的にも措置してございますので、それを活用しながら進めていただきたいと思いますので、お願いいたします。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 村としても体制を整え、そして地元の協議会とも相談しながら、さらに一層鳥獣害対策についてタイムリーな対応ができますよう求めまして、2番目の質問を終わりたいと思います。
○議長(新村久仁男君) これで、鳥獣害対策についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、県地方税滞納整理機構設置についての質問を許します。
 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) この整理機構につきましては、8日、議案として提案され、質疑の後、採択に付され、賛成多数で議決されました。議決されたとはいえ問題点が解消されたわけではありません。私は住民の立場から問題点を指摘したいと考え、質問するものであります。
 大きく2点質問したいなと考えております。まず第一は、広域連合の処理する事務について質問したいと思います。
 初めに、処理する事務は、市町村が広域連合へ移管の手続を行った滞納処分に関連する事務とあり、滞納は100万円以上で、当初は1,000件というふうに理解しておりますが、このとおりでいいでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 議員おっしゃられるとおりでございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 提案資料によれば、県は平成19年に始まり、ことし6月から7月に全市町村を訪問し、連合規約案、事業方針案について説明、全市町村長がこれを了承とあります。設立の趣旨では、効果的で効率的な税務執行体制の構築が求められていると。地方税の収入未済額を効率的に縮減するためには、市町村と県が連携し、大口困難案件についての滞納整理に当たる組織が必要なので、整理機構を設立するということでありますが、これについて間違いありませんね。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 間違いありません。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次に、国民健康保険税の滞納も整理対象となっています。村民の命にかかわる国民健康保険であり、大変心配です。移管に当たっては慎重に十分注意するよう強く求めたいというふうに考えます。こういった要望についてはいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 村につきましては、十分そういったことも検討しまして、大口部分の滞納者につきましてお願いしてございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 国では国民健康保険運営の広域化について、既に議論されていると聞いています。この整理機構がそのための地ならしではないかとの心配を私はしますし、こういう心配が実際あります。この点は大丈夫でしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 厚生労働省の諮問により高齢者医療制度改革会議というものが、平成25年から始まる新たな医療制度についてとりまとめを行っているところでございますけれども、この広域連合設立とは一切関係ございませんので、お伝えしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 広域化にならないように、私たちはしっかりと注視していきたいなというふうに思います。
 次に、整理機構の設置の効果として、滞納整理の執行体制が強化され、効果が期待されるとして、1つ、滞納者との適切な距離感の確保で、公平・公正な滞納整理が促進されるとあります。何か衣の下によろいが見えるような感じがしてなりませんが、ここには滞納者の実情を酌み、徴収の猶予など、地方税法全体の慎重な運営に努めることが全く無視され、問答無用の姿しか見えてきませんが、この問題につきましてはどうなんでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 多くの納税者がいるわけですけれども、納税者に不公平感を与えてはならないというものが原則であるかと思います。また、大口困難案件を広域連合に移管するものでございまして、新たに発生する税につきましては、今までどおり村で賦課徴収を行うものでございます。村としましては、生活状況とか客観的な把握に努めた上で今後も徴収に当たっていく考えでございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 次に、整理機構設置の効果として2点目、こういうふうに述べています。徴収技術の向上として、広域連合でのノウハウの共有や顧問として弁護士、警察OB、国税OBの配置により、職員の専門性や徴収技術が向上、人材育成が図られる。こういうふうに書いてあります。
 私は、見方を変えればよろいがいよいよあらわれたという見方ができるかというふうに思い、大変心配です。この問題についてはどうなんでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 広域連合で市町村職員の税の担当者につきまして、いろいろな部分で勉強したり、そういった部分の補佐役といいますか、指導役となるということで専門職が育てられて、市町村がまた徴収担当が勉強していくということでございます。顧問につきましては、大口案件で徴収困難なものに対しての指導、アドバイスをいただけるということで、直接滞納者にかかわるということはございません。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 3点目の効果として、こういうふうに言っています。今後の業務として実施3年後をめどに、すべてこれは督促状発送以降分、滞納繰越分への拡大について検討すると書いてあります。最初は大口困難から入り、次は範囲をもっと広げるというものであります。この3点いずれも大変問題だなということを言わざるを得ません。
 21年度の決算報告の中で、税の滞納が従来の、毎年毎年減っている率が非常に短縮されたということで徴収効果が出てきたわけです。これは1つは専門の職員を配置してよく実情をつかみ、いろいろアドバイスをしたり、そういうさまざまな援助といいますか、こういうことを行って徴収効果を上げているということがあるんですが、どうもこの整理機構で効果として上げられていることと、村が実際効果を上げている効果の内容とが全く違うということで、私は本当に問題点として指摘せざるを得ません。
 次に、質問いたします。整理機構検討委員会というところで検討されました。この準備に当たって平成20年5月、地方税共同化検討委員会を立ち上げ、検討を進めてきたものですが、この議論の中で、滞納増の原因は徴収体制の弱さにあるということを明確に言っています。そして、税の公平論のもとで、差し押さえなど強力な徴収策をとるべきとしています。これは、長野県税金オンブズマンの資料で指摘しているものです。強攻策をとれば人権侵害や中小企業の倒産、雇用喪失を招くことが危惧されます。こういう点については、どうでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 差し押さえ等につきましては、当然すべて行うということではございません。村につきましても当然同じ考えでございますけれども、大口困難の案件につきまして、それぞれ広域連合で調査をしまして、必要でしたらそういったことも進めていくということでございます。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 今、全国で滞納整理が一層強化されつつあります。その中で、年金差し押さえ、児童手当差し押さえ、こういう事例まで発生しています。孤独死、自殺、一家心中が後を絶ちません。日用品から残高1万数千円の預金口座まで差し押さえられたと、こういう報道があります。これは朝日、地方紙などの新聞、それから全国商工団体連合会の資料に掲載されているものです。
 滞納整理という名のもとに、強権を発動し悲劇に追い込むことが絶対にあってはなりません。問答無用、容赦のない取り立て、何か悪代官が庶民に対して税金を血も涙もなく取り上げる、戦国時代や江戸時代にタイムスリップしたような事例であります。これが民主主義の現代に起こっていることかと目を疑いたくなります。そういう点で、私は大変この機構の進め方は危険性が非常に大きいということを指摘せざるを得ません。こういった状況が現実に起きております。九州や大阪、いろいろな各地でこういう事例が起こっております。この問題についてはいかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 基本的なことを思い出していただきたいと思いますけれども、納税の義務が国民にあるわけです。これは私が言わなくても十分御存じだというふうに思います。そういう中で、どうしても悪質なもの等につきましては、ここへお願いしていくと。松川村がこの機構へお願いしない限り、向こうから勝手に来てすることはできません。私どもの職員は、また村も身もあったり、花もあったり、人情もある職員だけでありますので、本当に困っている人のところへはそういうことはいたしません。ですので、機構は機構としてこの前議決をいただいたようにやらしていただきますけれども、松川村は今もってそういうことはございませんので、松川村にあるようなちょっと質問のされ方をされますと、どうもちょっと反論をしなければいけなくなりますので、言わせていただきますけれども、身もあったり、花もあったりするということを念頭に置いていただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 私は松川村は非常に健康保険税や、それから上下水道の問題だとか住民税、いろいろなことに対してよく相手の状況も見、そして何度も訪ねたりしながら援助できるときはして、そうやって支援を含めた徴収をやっているということで、非常に努力されている、温かみがあるということは、村長は今言いましたけれども、私もそれは感じております。
 私が言っているのはこの整理機構、これが暴走しないようにという心配で質問しているものであります。
 最後の質問は、自治体の役割はこう述べております。「住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担う」、地方自治法第1条で明記しています。そして、「自治体にとって、地方税の賦課及び徴収は単なる事務手続ではなく、それ自体が憲法で保障された地方自治体の基幹的柱であり、自治体の本旨に立った努力が必要です」と、こういうふうに言っています。
 中央集権に道を開き、地方自治が弱められることがあってはなりません。最も大事な問題の核心です。この点、私は大変重要だし、これが悪化されるようなことがあってはならないということを強く感じているところであります。この点を、ぜひ村長を介して反映していただきたいなというふうに思っているところでありますが、最後に村長、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 御心配をされていることはないというふうに私は確信をしております。
○議長(新村久仁男君) 渡邉議員。
◆8番(渡邉尚省君) 長野県地方税滞納整理機構が弱者に対して、強権発動で暴走しないようにすべきと考えています。広域連合において十分反映していただくことを強く求めて、質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、県地方税滞納整理機構設置についての質問を終わります。
 以上で、8番渡邉尚省議員の質問を終わります。
 ここで11時05分まで休憩いたします。
                                 午前10時54分 休憩
                                 午前11時05分 再開
○議長(新村久仁男君) 再開いたします。
 続いて、順位6番、9番河内國治議員の質問事項、神戸原扇状地の整備についての質問を許します。
 河内議員。
◆9番(河内國治君) それでは、最後の質問者になりました。もうしばらくおつき合いのほどをお願いしたいと思います。
 それでは、通告に従いまして順を追って質問をいたします。
 最初に神戸原扇状地、イコール馬羅尾高原といっていますが、先日、22年度植林した苗木を見に行ってきました。100%とは言えませんが、緑の葉をつけ、活着したようであります。
 私は周囲を見て驚きました。ニセアカシアの容貌というか、シュートといいますか、これが1メートル50センチぐらいの高さで成長し、ニセアカシアの木をかき分けなければ、植林した木を探すことができないというところがたくさんありました。あちらこちらに見られたのですが、一番心配していた事態がついに来たと私は感じました。
 私は昨年3月の一般質問で、乳川より西に外来植物を繁殖させてはいけない。特にニセアカシアであると提言しておりますが、村長は道路、河川管理等に支障が出れば退治する。すべてそれを退治していかなければならないという考えがよいのか悪いのか、庁舎で検討させてもらうという答弁をいただきました。
 村長、この提言に対して、庁内でどのような検討がされたか。細部までお聞かせください。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 必要な退治をしなければいけないところのものは退治をしていく。退治をしなくてもよいものについては残していく。
 以上であります。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) また、その検討結果を、どこの課がどのような取り組みをしてきたかを教えてください。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 山については経済課でありますし、道路については建設水道課と、それぞれの課でもって対応をしてまいっております。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) ことしも馬羅尾では多くの人たちが汗して植林をしました。そして、多くの木に記念の名札をつけました。このような広葉樹林帯を目指す場所をニセアカシアの林にしてもよいと考えていますか、いけないと考えていますか。村長、お答えください。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 単純にいいか悪いかといえば、悪いと言えばよろしいですかね。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 悪いということは当然のような気がします。馬羅尾という貴重な場所を外来植物で埋めてしまっては大変なことになるということで、今回、植林した場所の道路側を中心に内部に広がりつつあるニセアカシアの、ここに証拠というとおかしいんですけれども、たまたま行ったときに状況を写真に撮ってまいりました。それをこの場で見ていただきたいと思います。
 まず1枚目なんですけれども、ここに22年度の苗圃があります。隠れてわからないような状態であります。2枚目にニセアカシアが繁茂しています。それで、なおかつ先ほど申しましたように、植林した木がわからないというところで、ここに赤い目印の杭がありますが、どれが植林した木なのか全くわからない状態です。これが、後で見ていただければわかりますけれども、道路でずっとニセアカシアです。このようにひどい状態です。
 ただいま見ていただきましたけれども、ここの部分、村長は退治していったほうが私はいいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) その写真を撮ってきていただきました御努力には感謝を申し上げたいと思います。村のほうも、村の計画に沿って対処してまいりますので、細部につきましては経済課長に答弁させます。
○議長(新村久仁男君) 経済課長。
◎経済課長(丸山正芳君) 議員がおっしゃるとおりニセアカシアは繁殖力が非常に強く、成長も早い植物でありますので、早目の駆除が大切であると考えております。植樹祭で植林した箇所につきましては、村有林造成事業で2〜3年ごとに下草刈りを実施しております。本年度の下草刈りの実施予定地は、ことしの植樹祭で植林した場所の隣を行う予定でございますので、10月に実施する計画になっておりますが、それにあわせましてその部分についても下草刈りを行いたいと思いますので、お願いいたします。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。たまたまインターネットでアカシアの関連を見ますと、小さいうちに、大きくならないうちに年複数回の刈り払いが一番効果があるんだというように出ていました。その辺のところも検討していただいて、今後対応をお願いしたいと思います。
 それに伴い、植林済み地2.14区は5年間、今の写真のところなんですけれども、伸びたシュートを刈り払い機で根本より刈り取っていったとしても、範囲は広がり出るシュートは根から年々太いシュートに変わっていきます。この地はニセアカシアにとってとても成長のよい条件がそろっていることを、管理する皆さんに知ってほしいと思います。また、植林地2.07地区道路際に3年物ぐらいの大きなアカシアの木が数本、また根が伸びて新たに根からシュートが目を出して、やはり同じくらい、1.5メートルぐらいの高さに伸びている。また、幼木もあり上記と同じ処置をぜひしてほしいと思います。
 それでは、1番の質問を終わり、2番の質問に移りたいと思います。
○議長(新村久仁男君) これで、神戸原扇状地の整備についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、省エネ対策についての質問を許します。
 河内議員。
◆9番(河内國治君) それでは、省エネ対策についてお伺いします。役場に太陽光発電を設置し、最近1カ月当たり何キロワットアワーの電力を得られていますか。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 月平均約3,000キロワットアワーの発電がございます。
 以上です。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 季節や天候の状態によって得られる電力に違いがあると思いますが、金額で年間幾らぐらいになるのか。また、試算上では減価償却に何年ぐらいかかるのか。そういった予定をお聞かせください。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 庁舎は企業としての設置でございますので、発電した電力は自分たちで使いまして、余った電力を売るという形になってございますので、一概に何とも言えないわけですけれども、発電した電力は1キロワットアワー約24円で売電をしております。これまでに約3,000円の売電をしてございますけれども、今年度の電気使用料は8月分までで、前年比に比べて約10万円ほどの減額となっておりますので、効果は出ているかと思います。
 それから、耐用年数については、今のところ記載がございませんので、今のところないという状況でございます。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 耐用年数は今のところないというお答えでしたが、やはりこういった設備をするという形の中では、耐用年数というものの設定が大事かと思いますので、これからでもよろしいと思いますので、ぜひ検討をお願いしたいと思います。
 次に、パネルのことについてお聞きします。パネル136枚とのことですが、なぜ136枚という枚数なのですか。根拠がありましたらわかりやすく教えていただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 済みません。先ほど「耐用年数がない」と申し上げましたけれども、示された耐用年数がないということで、試算をしますと約22年で設置費はペイできるかと考えておりますので、訂正をさせていただきたいと思います。
 それで、パネル136枚の根拠ですけれども、事務棟の屋根に置ける枚数が136枚ということでございます。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) パネル1枚当たりの単価はどのくらいかかったでしょうか。また、工事費及び部品代等いろいろとあると思いますが、パネル代1枚当たりの値段と工事費の値段を分けた形の中で、お聞き願いたいと思います。
 と申しますのは、一般家庭でも、もしよければそういった太陽電池を使ったものを取り入れていきたいという方もおられますので、お答えください。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 済みません。通告にございませんので、細かい数字は手持ちにございませんので、何とも言えないわけですけれども、総額約2,000万円かかっておりますので、これは一般住宅とは大分違う設定といいますか、ただ発電すればいいということではなくて、コンピューターで統計をとったり、庁舎内玄関先に発電容量を示したりと、すべてのものを含めてそういう数字になっております。また、一般家庭におきましても、それぞれメーカーによって金額の差がございますので、一概にパネル1枚幾らということは言えないかと思いますので、御了承願いたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) わかりました。その辺のところは私のほうでもいろいろ調べてみたいと思います。
 また、役場正面入り口右側に太陽光発電と直結したモニターで、リアルタイムで発電量及び過去のデータ、現発電エネルギーで1時間当たり何本の蛍光灯をつけていられるかというようなことで、いろいろとデータが出てきております。なかなかよいアイデアであるなというふうに感じております。また、先ほどの質問の中で、一般家庭に設置した場合のことをお聞きしたかったんですけれども、一般家庭でいいますと、30アンペア、50アンペア、100アンペアが一般的な形かなというふうに思うわけですが、こういったような形の部分を今のモニターの中の一画面に、もし設定の中で30アンペアでも50アンペアでも100アンペアでもいいですけれども、例えば50アンペアのものだったらこうですよ。一般家庭ではこんなような形ではないでしょうかというような部分が出るような形を取り入れられないか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今の表示につきましては市販のものでございまして、プログラムされているものでございますので、それを加工するには相当のコンピューターの作成費が必要だと思いますので、その辺は業者のほうに確認をさせていただきたいと思います。今、現在では設定ができておりませんので、表示はできません。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) わかりました。個人宅情報というような形の中で、太陽光発電を中にはやはり考えておられる方も多いかと思いますので、一般的にパネルを何枚ぐらい設置して、太陽光発電を行えば経済的にもプラスになりやすい、年数を短くしてなりやすいというようなことも考えられます。そのようなことについてできたらなという思いでありました。エネルギーを移行できるということで、他市町村では既にもう太陽光発電装置に対して補助金を出している行政もありますが、松川村はどのように考えておりますか、お聞かせください。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今のところ来年からやります、再来年からやりますという考え方は持っておりません。ただ、今後の状況の中でもしかしたら予算がうまくいけば来年からやるかもしれません。ですので、今の状況の中で来年からとか、今からやりますということは言えないということで、お考えいただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) いずれにしても結果がすべてクリーンエネルギーやエコエネルギー対応を行政が試み、結果を踏まえてよければ補助金を出して村民に勧める。このようなことについて、村長の考えが今答弁されたことだと思います。
 今日、省エネコストの提言を前面に、LED電球または蛍光灯への関心が高まってきておりますが、その効果を確認し、明らかにコストダウンや人的労働力に軽減があるとしたら、例えば例といたしまして、高所に取りつけられている電球の取りかえとかがありますし、各区の防犯灯電球蛍光管等の寿命がきて点灯しなくなったもの、こういった蛍光管とかを器具を交換することなく使える電灯を使用する。これらを踏まえ、村長、LED電光を一部取り入れていくという検討をしていく考えはありませんか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 考えはあります。細部については総務課長に答弁させます。
○議長(新村久仁男君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) LEDのよさは理解をしてございます。LEDは金銭的には通常の4〜5倍程度するわけですけれども、ランニングコストは4〜5倍低いといったことで理解しているところでございます。防犯灯の関係で今、本年度新設の要望があった場所に1基LEDの防犯灯を設置する予定を組んで、今進めているところでございます。あと、庁舎等につきましては、今検討を重ねているところでございますし、またことし新設されます南保育園のLED化も、電気照明器具の約57%をLEDを使った照明で対応する予定となっております。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 大変積極的に取り組んでいただいてありがとうございます。ぜひ今後も検討して、有効的に活用をしていただくことを期待しております。
 省エネの最後に、すずの音ホールの冷房設備に関してお聞きします。地下水利用で設備的にはかかるが、ランニングコストは安くなるというような最初のお話でしたが、結果的にはどうであったか、お答えいただきたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 公民館長。
◎社会教育課長兼公民館長(茅野英太郎君) すずの音ホールの光熱水費の関係につきましては、当初、会館ができましたときの試算に比べては、20〜25%軽減されているといったことでございます。ただし、今御質問なされました内容の比較につきましては、今手持ちがございませんので、御回答できませんので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) わかりました。ことしは暑い夏でありまして、すばらしい冷房装置であったという思いは、多くの方が感じていたことと思います。この辺のところは本当にありがとうございました。これもランニングコストを安く、それで効果的なものをぜひいろいろな面で取り入れていってほしいと思います。
 以上で、2番の質問を終わります。
○議長(新村久仁男君) これで、省エネ対策についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、米粉100%のパン工場を工業団地に誘致できないかの質問を許します。
 河内議員。
◆9番(河内國治君) それでは、米粉100%使用のパン工場を工業団地に誘致できないかということで、最初に関連質問として、松川村の農産物生産で採算ベースに合う食物は、現在何点ぐらいあるか、わかっている範囲以内で結構ですのでちょっと教えていただければと思います。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 考え方なんですよね。みんなつくっているのは採算ベースに合っているからつくっている。どうでも見合わなければやめるんじゃないかという考え方をします。そのことについての明記がここにございませんので、何点あるかという御質問については細かく答えられませんけれども、私はつくっている人は自分なりの採算ベースでつくっていただいているというふうに考えております。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) その辺のところは考え方の違いと、採算ベースに合わなくても、やはり健康とかいろいろな部分を見ましてつくるという方もおられますので、その辺のところは細かく言いませんし、それぞれの考えでやっているというふうに理解させていただきます。
 あと、過去の経過説明をしながら質問させていただきますが、なぜ米粉100%を強調するかというと、今までの米粉パンは、米粉7、小麦粉のグルテンというものを3の割合で、7対3の割合で混合した米粉を使っておりました。この辺のところ、村長、御存じだったですか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) 知りません。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 小麦粉アレルギーの子どもたちはパンを食べることができませんでした。しかし、学校給食で、今までパンを食べることのできなかった子どもたちに、米粉100%のパンは大丈夫、食べられるということで、子どもたちは大きな喜びを与えてくれたということで、感謝をしておられます。教育長、どう思われますか。
○議長(新村久仁男君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 現実には、小麦粉アレルギーの子につきましては、現在はおにぎりで対応しているという状況でございます。同じようにパンが食べられれば、直接聞いたわけではないですけれども、私が思うにはやっぱりそのほうがいいのではないかというふうには思います。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 国産米粉100%使用のパン工場、広い地域はわかりませんが、中信地区にはないと思います。松川村の工業団地1万2,000平米の土地にぴったりではありませんか。おいしいよい水がある。米粉用の米もつくれる。休耕田に米粉用の稲を補助金をいただいてつくると。環境的にもすばらしい場所に設置地があるというようなことで、ぜひ、学校給食に使っていきたいパンであります。今後の需用は十分あると思います。
 村長、工業団地にこのような会社ができれば、イメージアップや雇用にもつながると思いますが、相手は一部上場のメーカーさんです。打診してみるという考えはありますか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) お米を食べられない子どもがいるということもお忘れなくお願いしたいと思います。これは私のことで申しわけでございませんが、私の孫は米が食べられません。ですので、米ならすべての子どもがパンにして食べられるということは、ちょっと違うというように思いますので、そこら辺のところはお考えをいただきたいというように思います。
 具体的に今1万2,500平米に米粉のパンの工場をもってこいという気があるかということでありますけれども、今のところ私のところにそういう情報が入っておりませんので、もし、いい情報がありましたら、前から議会の皆さんにも情報を提供してほしいというようにお願いしてありますので、ぜひ提供いただきたいと思います。それから、考えさせていただきます。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 村長の答弁は正しいかもしれませんが、需用のある食品をつくる企業であること。地域が求めている食品を供給できる企業であること。地域の特産物を生かし、地域とともに発展できる企業であることが望ましく、優遇措置を講じてでも来てほしい企業だと私は思いますが、村長はその辺のところをどう考えておりますか。
○議長(新村久仁男君) 村長。
◎村長(平林明人君) だから、今答弁させていただきましたけれども、具体的に名前があったらぜひお知らせをいただきたい。そして、検討させていただきます。
○議長(新村久仁男君) 河内議員。
◆9番(河内國治君) 具体的なことについては、また追って御連絡を申し上げますが、ぜひこのような形の中で、食物アレルギーに対して真剣に取り組んでいる企業であり、多くの子どもたちがパンも食べられたりということで、非常に喜んでいるということもありますので、これからぜひ御検討をお願いしたいなというふうに思います。
 以上で、私の質問を終わらせていただきます。
○議長(新村久仁男君) これで、米粉100%のパン工場を工業団地に誘致できないかの質問を終わります。
 以上で、9番河内國治議員の質問を終わります。
 これで、本日の日程は全部終了しました。
 これにて散会します。
 御苦労さまでございました。
                                 午前11時38分 散会