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長野県 松川村

平成29年第 4回定例会−12月18日-02号




平成29年第 4回定例会

          平成29年松川村議会第4回定例会会議録
                                     〔第2号〕

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│招集年月日     │     平成29年12月18日                │
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│招集場所      │     松川村役場議場                    │
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│開閉会日時     │開 議│平成29年12月18日 午前10時00分│議 長│白 澤 富貴子│
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│及び宣告      │散 会│平成29年12月18日 午後 4時49分│議 長│白 澤 富貴子│
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│応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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│出席並びに欠席議員 │ 1 │白 澤 富貴子│ ○ │ 7 │勝 家   尊│ ○ │
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│出席12名 欠席 0名 │ 2 │茅 野 靖 昌│ ○ │ 8 │平 林 寛 也│ ○ │
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│   凡例     │ 3 │太 田 繁 義│ ○ │ 9 │草 間 正 視│ ○ │
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│ ○…出席を示す  │ 4 │梨子田 長 生│ ○ │ 10 │平 林 幹 張│ ○ │
│ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │佐 藤 節 子│ ○ │ 11 │百 瀬   清│ ○ │
│ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│          │ 6 │矢 口 あかね│ ○ │ 12 │上 田 治 美│ ○ │
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│会議録署名議員   │   5番   │佐 藤 節 子│   6番   │矢 口 あかね│
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│職務のため出席した者│事務局長   │宮 澤 大 介│書記     │若 林 祐 子│
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│          │村長     │平 林 明 人│建設水道課長 │太 田 健 一│
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│          │副村長    │平 林 秀 夫│教育次長   │原   勇 一│
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│法第121条により説│教育長    │西 澤   勇│社会教育課長兼│古 畑 元 大│
│          │       │       │公民館長   │       │
│明のため出席した者の├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │総務課長   │須 沢 和 彦│総務課統括課長│中 村   彰│
│職・氏名      │       │       │補佐     │       │
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│   全員出席   │税務課長   │須 沢 和 彦│営農支援セン │高 山 重 典│
│          │       │       │ター事務局長 │       │
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│          │会計管理者兼会│池 上   茂│       │       │
│          │計課長    │       │       │       │
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│          │住民課長   │丸 山   稿│       │       │
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│          │福祉課長   │丸 山 正 芳│       │       │
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│          │経済課長   │白 沢 庄 市│       │       │
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│議事日程      │            別紙のとおり             │
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│会議に付した事件  │            別紙のとおり             │
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│会議の経過     │            別紙のとおり             │
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              本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
 順位1 今年を振り返って                    7番 勝 家   尊
     村長の施政
 順位2 林業振興                       10番 平 林 幹 張
     地方創生
     農業振興
 順位3 国保について                     12番 上 田 治 美
 順位4 地域包括ケアの現状と今後                4番 梨子田 長 生
     子育ての支援・応援
     移住・交流イベント
 順位5 来年度以降の水田農業について              8番 平 林 寛 也
     民泊事業の現状と課題について
 順位6 村長の施政                       2番 茅 野 靖 昌


                                 午前10時00分 開議
○議長(白澤富貴子君) おはようございます。
 ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます
 直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1 一般質問
○議長(白澤富貴子君) 日程第1 一般質問を行います。
 順位1番、7番勝家 尊議員の質問事項、今年を振り返っての質問を許します。勝家議員。
◆7番(勝家尊君) おはようございます。幸運にも1番くじを引かせていただきました。よろしくどうぞお願いいたします。
 年が明けましてから、もう早くも年末を迎えました。月日の流れの速さを感ずるところであります。今回、私は、質問は今年の出来事を、月を追って、また感じたことを質問させていただきます。また、初日の村長の挨拶と重なる部分もございますけれども、御了承をお願いしたいと思っております。
 まず、2月の17日でした。行政にとりまして大切な総務課長がお亡くなりになりました。山登りを趣味とする本当に丈夫な方だと思っておりましたけれども、驚きでありました。課長の訃報に際し駆けつけていただきました台湾の許大廷(キョタイテイ)さんが、10月31日に急逝をされまして、台湾交流の父とも母とも言える方でありましたので、驚きと悲しみであります。お二方の冥福を祈るとともに、人の世のはかなさを感じたところでございます。また、4月には新任の課長さんが病でお倒れになりました。この方も潰してもへこまないような丈夫な方だと思っておりましたので、ショックでありました。
 質問します。職員の皆さんは当然、日ごろ健康診断を受けたり健康管理をされていると思いますけれども、改めて健康管理はどのようにされているのか、また肉体的以外でも精神的な病もあろうかと思いますけれども、心のケアはどのようにされておりますでしょうか。また、現在、療養中の方ございますか。何人いらっしゃいますか、質問をいたします。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) いつものとおり細部につきましては担当課長に答弁させます。よろしくお願いします。
 それでは、勝家議員にお答えをしてまいります。今、言われました伊藤前総務課長、それから、許大廷さん、それから安曇野ちひろ美術館を松川村へ誘致するときにお世話になりました顧問弁護士の柴田さん、本当に松川村にとりましては大変貴重な方を、この1年間失いました。そしてまた、職員で病気になったということも言われました。そんな中で、細部につきましては担当課長に答弁をさせますけれども、私は自分の命は自分で守れというようにふだんから申し上げております。そういうことを職員に徹底させていきたいというように考えております。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 職員の健康管理についてでございますが、議員おっしゃられたように、毎年度、全職員が人間ドック、もしくは定期健診を受診しております。また、職員研修の中でも健康管理についても話をしており、自身の健康に気をつけるように促しているところでございます。
 メンタルヘルスにつきましても、県の互助会より講師を招いての研修会、それからストレスチェックなどを行いまして、心の病にならないよう対策をとってきているところでございます。なお現在、心の病による休職の職員は今いない状態でございます。それから、過去にそういった事例があった場合には、復職に向けまして直属の上司、それから担当精神科医、それから家族との面談等を行いまして対応してきているところでございます。
 それから、身体的な理由で現在休職している職員1名でございますが、この職員につきましては今月末までリハビリ等、行っております。また、庁内へ平日は出勤してきておりまして、リハビリを兼ねた勤務を行っていただいております。1月より復職予定でございます。こちらにつきましても、私、直接、病院のリハビリ担当者、それから家族の方と面談等を行うなど復職に向けてこれまでもフォローをしてきたところでございます。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) ただいま村長から自分の身は自分で守れというお話を聞いたところでありますけれども、今回の悪事といいますか、課長職はお二人でございましたけれども、お仕事が忙しかったとするならば職員の定数にも関係するところでございますけれども、今回はたまたま重なってしまったと、このように捉えてよろしゅうございますか。村長にお伺いいたします。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) そういうように捉えていただきたいというように思います。ただ、今ですね、職員労働組合の執行委員長から、現在、夏季休暇、特別休暇でありますけれども、3日間、職員に与えさせていただいております。そういう中で、3日間を5日間にしてほしいという要望が出ておりますので、鋭意、今、検討中であります。来年には結論を出しまして、それぞれ前向きな考え方でいきたいというように思っております。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) わかりました。重ねて言いますけれども、大切な職員の皆さんでございます。村長はもちろんでございますけれども、どうぞこれからもお体に御留意をしていただきたいと、こんなふうに思います。
 続きまして、4月の4日でございました。南北保育園の入園式の日でありましたけれども、南保育園の式が終わりまして、私この3階で北保育園の式の始まるまで控えておりましたところ、突然、下から突き上げるような衝撃を感じました。長野県北部が震源だという報道でしたけれども、すぐに松川村が震源だとわかりました。震度は3弱だと聞いておりますけれども、城山近くには小さな断層帯があるというふうに聞いておりましたけれども、糸魚川・静岡構造線は池田方面、東のほうを通っておりましたので大変なショックでございました。
 村長は日ごろから、松川村は災害のない住みよい村だと言っておられました。私もそう思っておりました。また、村長はこの地震の後、もう後にも先にもこれっきりだと言われましたんですけれども、私もそう思いたいです。質問しますけれども、後にも先にもこれっきりだと、こういう確証のためにもですね、このときの地震のメカニズムがわかればお伺いをしたいと思います。また、震源の場所、細かい場所がわかれば教えていただきたいと思いますし、それによる地震の被害、また地盤のずれ等、被害がなかったかお伺いをいたします。
○議長(白澤富貴子君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(中村彰君) まず、一般的な地震のメカニズムになりますけれども、水平方向に力が加わりまして、岩盤に蓄えられたひずみ、亀裂が生じて発生するというところでございます。
 4月4日に起きた地震でございます。これは気象庁の発表でございますが、午前10時8分ごろ長野県北部でマグニチュード2.8の地震が発生して、松川村で震度3の揺れを観測したというところでございます。この地震の震源地は長野県北部で、震源の深さは10キロというところであります。この発生につきましては、気象庁へ問い合わせたところ、マグニチュードが2.8と比較的小さいというところから、これ以上の分析はしていないという回答でございました。震源地の場所等でございますが、場所は松川村でしか揺れていないということがありましたけれども、北緯、経度によると松川村が特定されるということで、あくまでも長野県の北部ということであります。それによって被害等は特に聞いておりません。また、気象庁とは必要に応じてメールまたは連絡等で連絡をとって対応していっているところでございます。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) どうも後にも先にもこれっきりだというような感じがするところでありますけれども、私、この通告書を提出した5日の夜中でございましたけれども、四賀の地区だと聞いておりますけれども、震度4の地震が発生をいたしました。日本列島、どこで地震が発生しても不思議ではないと、こういうことだと思いますけれども、備えだけはしておかなければなと、こんなふうに思うところでございます。
 続いて、1万人復活事業についてお伺いをいたします。この4月から1万人復活特命係が新設をされました。何やら軍隊のような名前だなと思ったわけでございますけれども、今日までどのような事業を展開されてこられましたでしょうか。随所、伺ったりしたところでございますけれども、村長の挨拶の中でも婚活イベントで4組のカップルが成立したと伺ったところでありますけれども、改めてお伺いをいたします。また、事業をされた中での手応え、それから今後の計画についてお伺いをいたします。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 本年度から1万人復活特命係を新設しまして、人口増を目指して移住のパンフレットの更新、それから転入と出生に対してのウエルカムドリンクの配布、それから魅力体感ツアー、これ2回行いました。また、村内や大都市圏での移住相談の相談会、それから県外のFMラジオ等へ出演してPR、また、今おっしゃいましたように若者交流や婚活イベントで村の魅力を発信し、それぞれ移住促進に努めてきたところでございます。
 人口のちょっと状況ですが、4月1日の係新設。それから、この12月1日と比べてみますと、人口が約40人減っている状態で厳しい状態ではございます。ただ、少し分析しますと、昨年と同じ時期を比べてみますと、同じ時期というのは4月から12月の頭までを28年度と29年度で比べてみますと、人口の増減の要因であります出生とか死亡、それから転入された方、それは1年前とほとんど同じです。人数は1人違うか違わないかでございます。
 ほかの町村もそうですが、どうしても出生に対しまして、亡くなる方がその倍近くという状況でございますが、1つ明るい数字としましては、転出される方が昨年は転入される方よりも非常に多かったんですが、今年につきましては転入者のほうが転出されるより多かったと、逆に。この辺が明るい数値でございます。
 今後でございますけれども、3回目の魅力体感ツアーを2月に予定しております。それから引き続き、東京、名古屋などの大都市圏での移住相談会も今年度中にもう4回くらい予定しております。引き続き移住・定住促進に努めてまいるわけでございますが、特に婚活イベントにつきましては、これも先ほど議員さんおっしゃられましたように、11組の方が参加されたんですが、そのうち4組の方がカップルになられたということで、確かに半分近くの方がそういうふうになりましたので手応えを感じております。やはりそういったところへ出られる方を募集するときに、ある程度少し絞ってですね、特にもう前向きに結婚を考えている方々を募集かけると、こういったような高いやはり成果につながることがわかりましたので、その辺を参考にしながら今後に生かしていきたいというふうに考えております。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 御苦労さまでございました。引き続きお願いをしたいと思うところでございます。
 次に、やはり1万人復活事業の一環でございますけれども、土地開発公社による宅地造成がされました。これも村長の挨拶の中で伺ったところでありますけれども、9区画が契約済み、また4区画も申し込みがあるということで、大変よかったなと思っているところでございます。最近、国道沿いにも民間業者によります宅地分譲が見受けられるところでございますけれども、これらを踏まえて、今後、宅地分譲を計画する予定があるかどうかお伺いをいたします。
○議長(白澤富貴子君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(太田健一君) 土地開発公社を所管しておりますので、私のほうからお答えをさせていただきます。まず土地開発公社でございますけれども、理事会がございますので、そちらでお諮りをして決めていくということになろうかと思いますけれども、条件のよい箇所や造成費が抑えられる場所を選択しまして、宅地造成は検討してまいりたいというように考えております。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 今回の中学の西、また前回の松川駅北、それから北細野地区、このようにまとまった土地があれば、大変失礼な言い方でございますけれども、仕事が楽だと思っているわけでございますが、例えばですね、若干の障害はあるんだけれども、公共施設に近く、また利便性のよいところに空き地があるとします。そのようなところで環境整備を兼ねながら宅地造成は考えられないかお伺いをしたいと思いますけれども、村長に伺ってもいいかな。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 宅地造成を本当にやりたい、人口をふやしたい、それは誰でも同じように思っているというように思いますけれども、環境整備にうんとお金がかかっちゃってですね、今の村の財政状況の中でできるかできないかを判断して、公社の理事会にかけていくわけでありますけれども、私としましては、できるだけ何もつくっていない空き地を減らしていきたいという考え方は持っております。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 拙速にというんじゃなくて長い目で、またひとつお考えをいただければ幸いだと思っております。
 村では移住・定住に関して、それぞれ条件はついておりますけれども、数々の特典・補助金制度を設けました。それらの交付状況をお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) それでは、移住定住促進補助金のほうから御説明させていただきます。これにつきましても4月1日からの補助金でございますけれども、これまでに中古住宅を購入されました方1件に対しまして交付が済んでおります。
 それから、新築住宅につきましては、現在、補助金申請を1件受け付けておりまして、現在、内容を審査しているところでございます。この補助金につきましては、特に新築の場合、今年の4月以降に土地を購入して、その後、家を建てて、さらに住所を移した後、申請をしてくださいということなものですから、今後、申請が数件出てくることは今見込んでおります。ちょうど今、家を何件もの方が建築中ということで、年度末にかけて申請をされるのを今待っている、待っているというか期待しているところでございます。
 それから、もう1つの補助金でございます。結婚新生活支援補助金でございますが、こちらにつきましては2件の申請がございまして、1件につきましては既に交付済みでございます。この状況でございますが、結婚に際しての費用に対しての補助でございますので、中には御自分で引っ越しをされて費用がかからなかったというような相談件数が結構ありましたので、それほど今のところ伸びていない状況でございますが、引き続きPRにはしっかりと努めていきたいというふうに考えております。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) わかりました。せっかく設けました補助金でございますので、皆さんが御利用いただければなと、こんなふうに思っております。
 続いての質問ですけれども、これも1万人復活に関してでありますけれども、子育て支援についてお伺いをしたいと思います。今年も多くの自治体の皆さんが男性長寿日本一に関して視察に訪れました。この秋、来られました京都の皆さんでしたか、大分県の皆さんでしたか、ちょっと記憶が飛んでしまったんですけれども、松川へおいでになる前に草津町を視察したそうであります。草津では子育て支援として中学校の入学準備金を支援していると、こんな話を聞きまして、いいことをしているんだなと感じたところでございます。
 私は以前、この質問の中で、中学に入学するには、サイズによって若干の違いはありますけれども、8万円くらいが必要なんだという話をしたことがございます。こんなとき支援があれば保護者の皆さん大いに助かるんだなと思ったところでございますけれども、改めて村長に伺います。松川村では小中学生に対して一律1万円の給食の補助をしたり、保育料の減額、また無料化など子育て支援に力を入れておるところでございますけれども、さらにこの子育て支援について支援をするお考え、計画があるかどうかお伺いをいたします。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員の皆様から、よそは生まれたときに誕生祝い金が出ていると、松川村はないじゃないかと、何とかしたほうがいいんじゃないかという御意見を何回もいただいております。1人目は3万、2人目は10万、3人目は20万と、そういうようによそはやっているようでありますけれども、私は出す考え方はございません。そのかわり今年度から入学する子供に対して、1番目であろうが2番目であろうが3番であろうが、私は小学校1万、中学1万、高校1万、約270、80人、各年度にいると思うんですけれども、それに1万円ずつを出していきたいということで庁議の中でも話をしまして、何とか実施をしたいという考え方であります。今年につきましては3月の定例会の中で今年度の補正をかけまして、できるだけ4月初めまでには1人1万ずつ出していきたいという考え方をして、今調整をしていただいております。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 保護者にとりましては、大変、今、温かいお言葉を伺ったところでございます。松川村が子育てをしやすい村だと大いにPRになると思っております。ありがとうございます。
 次に、国保会計について質問をいたします。6月でした。第2回の定例会ですけれども、その折、専決6号、平成28年の国保会計補正予算が提案をされまして、4,506万6,000円を減額するものでございました。国保会計が大幅に改善されたものでありました。同僚議員から、その改善した理由を調べておくようにと全協でたしか申し入れがあったと記憶しておりますけれども、改善をした要因は何でしたでしょうか。また、29年度の見通し、中途でございますけれども、見通しはどうでしょうか、質問をいたします。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 国保特会の財政については、平成28年度決算時点で基金残高が約1億4,300万円あり、健全な運営が行われているのが現状でございます。先ほど言われました、その要因という部分でございますけれども、今回、新たに制度改正が行われるわけなんですが、来年度から、その前向けで27年度から国のほうから保険者支援制度が拡充されたこと、これは従来の7割、5割の支援に対しまして2割軽減が加えられ支援率も見直された関係、そういったもの。それから、今までの中で25年度に保険税率を改正した時点で、想定していたほどの、その後の医療費が伸びなかった、その2つの部分が主な要因になろうかと思っております。
 それからもう1年、29年度の見通しということなんですが、今現在までの関係でございますが、11月末時点で医療給付の関係ですけれども、前年度同月比で9%増加している状況でございます。金額にして3,560万円ほど伸びている状況でありまして、こちらにつきましては高額な入院などが影響しているものでございます。この状況が続けば、単年度的には非常に厳しい状況であるという状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 平成30年から財政運営の主体が県に移管されるわけでございますけれども、以後のことは後ほど12番議員から質問があろうと思いますので、国保会計について、これで終わりたいと思います。
 次に、何月に実施されたのでしょうか、ちょっとわかりませんけれども、小学生の学力テストが好成績だったと、こんなふうに聞いております。学力テストにつきましては原則非公開となっておると思いますので、差しさわりのない範囲で、この内容をお聞かせいただきたいと思います。また、好成績を生んだ要因、これも差しさわりなければ教えてほしいと思いますけれども、また今後の計画についてお伺いをしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) では、お答えしたいと思います。まず全国学力・学習状況調査でございますけれども、毎年4月に行われてございます。本年も4月に行われまして、平均正答率が小学校、中学校ともに全国水準並み、もしくは全国水準を大きく上回っております。このことから、松川小中学校の児童・生徒の学力は非常に良好であると言えると思います。特に小学校6年生でございますけれども、国語、算数の4種目の調査がありますが、その中で正答率が全国及び県平均を大きく上回っておりまして、主として知識を活用する調査において水準が非常に高い傾向にございます。このことは現在の小学校6年生の思考力、判断力、表現力が着実に高まっているとともに、基礎的・基本的な知識の確実な定着が図られていることを示しているかと思われます。
 松川小学校では、昨年度から平成31年度より実施となります新学習指導要領に備えまして、教師主導の授業を極力少なくして、児童が対話を基盤とし学び合う授業を進めてきております。また、学校教育目標であります「心をみがく」を目指し、学級経営を中心に相手の立場を考えて行動する子供が育つ集団づくりの実施の充実を図ってきております。
 今回の結果につきましては、児童間に構築された良好な人間関係と教師たちの授業改善に寄せる熱意によって実現したものと受けとめております。本年度、中学におきましても小学校と同じ環境づくり、授業づくり、集団づくりが始まってきておりまして、来年度、中学へ進学する6年生がこのような環境の中で、さらに学力を高めていけるものと期待してございます。
 全国学力・学習状況調査の目的につきましては、児童・生徒一人一人の学力ですとか学習への取り組み状況を把握しまして、指導の改善を図ることにあります。松川村教育委員会といたしましても、今後もこの目的に沿って結果を丁寧に分析し、児童・生徒に寄り添う授業改善を進めていく予定でございます。なお、議員さんおっしゃいましたように、この数値に関しましては過度の競争を避けるですとか、松川村は特に1村1校でありますので、特別、公表とはしていく予定はございませんので、よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) このことにつきましては、大変自慢できることだと思っておりますので、さらによろしくお願い申したいと思うところでございます。
 次に、中学生の台湾研修についてお伺いをいたしますけれども、中学生全員が無事、研修旅行からお帰りになったということで、引率をされた職員の方々、大変御苦労さまでございました。
 2年生が旅行の間、中学は全休という形をとられました。2年生は授業日数が減るので全校がこれに合わせたと、こんなふうに思っておりますけれども、年間の授業日数が決まっておりますので、年間で調整をする形をとり、この間は中間休みという措置をとったと思いますけれども、そういう考えでよろしゅうございますか。また、授業日数はどこで穴埋めをされるのか、お伺いをしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) まず授業日数は当然決まっておりまして、例えば教科ごとに何時間を履修しなければいけないということは決まっております。そういう形の中で、どうしても2日間、平日が今回、派遣につきましては関係したということで、どうしても行かない子供たち、それから行った子供たちの授業についていろいろな支障が出るということで、特別の休みにさせていただいたということです。議員おっしゃるように、その分については、ほかのほうの夏休み、それからほかの部分で調整をしていくという形です。来年度につきましても同じような形ということで、中学校のほうで年間計画を今策定しているところでございます。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) この研修旅行についてはですね、諸問題がクリアできれば修学旅行扱いにしたいと、かつて聞いたことがございますけれども、諸問題がクリアできなかったという、こういうことでよろしゅうございますか。
○議長(白澤富貴子君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 修学旅行につきましては全員参加が当然基本ということでございます。そういう中で、一番心配していますのは、アレルギーを持つ子供たちへの対応ということがどのぐらいできるかということで、修学旅行については若干断念をしたということで、今年度も希望者ということで、募ってやったということであります。今回、アレルギーを持った子供が参加をしまして、あくまでも自主判断で食べなかったと、こちらから例えば除去したものを、例えば御飯のパックとか、そういうものを持っていって対応したという部分がありますので、どうしても運行のほうで100%対応できるかということは、なかなか難しい部分がありますので、自主判断で参加できる生徒が今後も万全を期して参加をしていただきたいというふうに思っております。そういう理由の中で、修学旅行については、今の段階ではアレルギーを持つ生徒が参加をするわけですので、非常に難しい状況であろうかということで、現在は参加者の希望者について参加をしていただいているという状況であります。
 若干、さっきの件で補足をさせていただきたいと思いますが、夏休み中に行かなかった子供の8割が登校して自主学習にしたということがございますので、よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) わかりました。続いて、子ども未来センターについて質問をいたします。私たちも内覧会をさせていただきましたけれども、立派に建物が仕上がってございます。愛称はいまだ審査中だということで楽しみにしておりますけれども、愛称を子供たちから、また生徒たちから募集をしたということに対して、大変うれしく思っております。
 さて現在のところ、放課後子ども教室、そしてまた児童クラブ、そして今度の未来センターという3つなんでございますけれども、この3つの位置づけといいますか、内容といいますか、それからまた未来センターの管理はどのようにされるのか、お伺いをいたします。
○議長(白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) では、まず放課後子ども教室、児童クラブ、未来センターの位置づけのほうからお願いいたします。まず、子ども教室、児童クラブにつきましては、今までどおり実施します。児童の放課後の活動について、児童クラブは見守り等の学童保育の場でございます。子ども教室は体験交流活動等を提供する場でございまして、未来センターは主として居場所の提供のみという形になります、放課後の活動でございますが。そのような位置づけで実施してございます。
 あと施設の管理につきましては、年末年始を除きまして開館したいと考えてございます。ただ、最低週1日は、すずの音ホールと同じく夕方の早い時間でしまう日を設けたいと考えてございます。閉館時間につきましては、児童・生徒の活動時間及び帰宅時間等を考慮の上、小中学校とまた協議の上、決めていきたいと思ってございます。管理につきましては、管理人を募集してございまして、その方に、特に職員のいない時間帯を中心に管理のほうをお願いする予定でございます。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 総体的な管轄は教育委員会だと、こんなふうに思いますけれども、施設がふえたということで大変お忙しくなると思いますけれども、よろしくお願いをしたいと思います。
 15日に建物内外を案内していただきました。ありがとうございました。外部は心が休まるように実のなる木を植えたり、内部は備えつけの家具の角を大きく面をとる、角がありますとどうしても当たるとけがをするということで、大きく面がとられたり安全性にも特に気遣いがあったと、こんなふうに感じたところでございます。
 さて、この建物、多くの皆さんに御利用いただきたいと思うんですけれども、当然、広報等でお知らせがあると思いますけれども、単純に広報に図面をつけて流しても十分理解が得られないんじゃないかと、こんなふうに思います。例えば遊戯室にはバドミントンコートが2つとれるとか、乳児室ではおむつがかえられるとか、おっぱいがあげられるとか、それから学習室ではパソコンが使えますとかですね、こういった細かい面も皆さんにお知らせをする必要があるんじゃないかと、こんなふうに思っておりますし、また、村民の皆さんの周知、一般向けの内覧会を計画されておるのかどうか、その辺のところの考え方を伺いたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 村民向けの周知につきましては、また今後、備品が入りますので、備品等も含めながら、この備品が入りますことで使っていただきたいということで周知を考えています。また、部屋につきましても一応こちらで、当初、建設検討委員会の中で話し合われた内容で、このように使ってほしいというのもありますけれども、あとそれ以上に、使っていただく方は自分たちで創意工夫しながら使っていただく部分を残していきたいと思いますので、本当に自由にどんな形でも使っていただきたいと考えてございます。
 村民向けの内覧会につきましては、3月の22日に竣工式を予定してございますので、またそれも含めながら考えて検討していきたいと思っております。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) よくできたせっかくの建物でございますので、本当によく村民の皆さんに中をごらんいただいたり、使い方を周知いただいてですね、御理解いただいて大勢の方が利用できるようにしてほしいなと、こんなふうに思っております。これで1番の質問を終わります。
○議長(白澤富貴子君) これで、今年を振り返っての質問を終わります。
 続いて、質問事項、村長の施政の質問を許します。勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 空き家対策についてお伺いをしたいと思います。空き家対策につきましては、家屋調査が進んだり空き家バンクが設置されたり対策が進んでおるところでございますけれども、今回、私が質問したいのは一般的に見て廃墟であったり迷惑家屋についてであります。このような建物が村内のあちこちで見受けられるものでありますけれども、住民からはハトの巣になって困るとか、野良猫の繁殖場になるとか、野生鳥獣の住みかになる、そんな苦情が聞かれるところでございます。他人が見れば廃墟に見えましても、持ち主にとっては資産と言えるかもしれません。また、あくまでも個人の持ち物であったり価値観の違いがあるかもしれませんけれども、塀などで囲まれておりますればいいのですけれども、隣接地に何らかの被害も考えられるところでございます。また、民事の争いにも発展しかねないものでありますけれども、また災害の心配も考えられます。
 質問しますけれども、このような物件に関して村はどのように考え、また指導、対処をされておるのかお伺いをしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 今、廃墟等の、いない空き家というような部分で、多分その周りの環境を脅かすという案件のことでいいかと思うんですが、うちの住民課のほうでそれを対応しておりまして、村の環境美化条例というものがありまして、そこの現状において庭の草木が伸びる、そういったものから周りの住民に迷惑をかける等のケースにつきましては、その苦情のもとに自分たちのほうで現場へ行きまして、そこの写真を撮りまして、その所有者が県外にいれば県外の方にそれをお送りして、こういう状況を速やかに改善していただきたいというようにお願いしているところであります。その交渉の中でシルバー人材センターを活用していただくとか、自分が来て片づけるとか、そういったことの中でもって指導を行ってやっている部分でございます。
 それと、これは1つの例でございますが、実例ですが、地区の役員の方と私も出まして、その所有者と一緒にそういったところの草刈りの手伝いをしたという経過がありまして、1回それをやりまして、今後については所有者でもって適正に管理をしていただくと。それで、うちのほうも小まめにそういう箇所を点検しまして、所有者に改善をお願いしていると。そういった形の中でもって、時間はかかるんですけれども、改善をしているところでございます。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 今、環境整備についてお答えがあったわけですけれども、極論の言い方しますけれども、この建物、もう危険ですよと、あなたにとっては財産かもしれませんけれども、周りから見ればこれは危険ですよと。建物については、どんなふうにお考えであったり、どんな指導をされているのか。その辺のところもお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 今のケースの中でいって、うちのほうで直接指導したという部分は、突風が吹いたときに屋根のトタンが飛んでいってしまいそうだという部分については、早急にそれを取り壊す、ないし修繕をお願いしたいと。措置をしていただきたいといったような形でもって場所を見ながら、それから、どうしてもそれには費用がかかるものですから、そういったものの中でもって、そんな業者をあっせんしたりとかですね、そういった形で見積もりをとる中で対応してもらっているところですが、そんな形でもって現場を見ながら、所有者と行政でもってやるという部分ではいきませんので、そういったものを見ながら対応しているという状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 私が質問の中で申し上げたとおり、あくまでもその人の財産ですから、その人の費用でもって対処するわけですけれども、みんなが困っているから何とかこの建物を、例えば極論を言いますけれども、壊してくださいというような、もちろん強制力はないんですけれども、その辺の何といいますか、おわかりだと思いますけれども。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 高額な費用が取り壊しにはかかりまして、現実問題、解体業者に見積もりもとらさせていただいて、そういったものの金額を提示しながら、すぐにはできないという今の状況ですけれども、所有者本人も迷惑をかけていることは十分承知の上でありまして、改善はしていきたいということでもって、違う事業の、また買い取ることができるかどうか、そういったものを検討しながら今進めている状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) よろしく御指導のほど、お願いをしたいと思います。
 次に行きますけれども、寒くなりました。雪の季節になりました。3カ月の長期予報では平年並みだという村長の挨拶文にもございましたけれども、最近、赤道付近でラニーニャといいますか、現象が発生したと聞いておりまして、何となくこの冬、不気味な予感がするわけでございますけれども、穏やかな雪の少ない冬であってほしいなと願うところであります。
 さて、質問ですけれども、除雪対策は万全でしょうか。また、新たに加えた対策がございますでしょうか。それからまた、雪に対する歩行者の安全対策が指摘されておりますけれども、例えば駅の北側で歩行者が滑るとかですね、このごろも死亡事故の連続がとまっちゃった板取の信号機のあの辺の歩道だとかですね、交差点の歩道だとか、その辺のところの安全対策、どのように対策をとられておるのか、お考えになっておるのかお伺いをしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(太田健一君) まず、今年の除雪対策でございますけれども、議員さんおっしゃられますとおり非常に異常気象の常態化によりまして大量の降雪を予想しております。村では昨年より機械を1台ふやしまして、17台で除雪体制をとっております。5センチの待機で、10センチ出動という基準がございますけれども、早目に対応できるようにしたいと思っております。また、歩行者等の対策でございますけれども、例年どおり融雪剤の散布を専門業者に委託してございます。
 それから、新しい今年からの対策ということでございますが、今年は特に新しいものというものはないわけでありますが、昨年より県との除雪の応援協定を締結してございます。たくさん降りますと路肩に雪が押し切れないということになりますと、やっぱりロータリー除雪車というのが出番になってまいりますが、こういったものを50センチ以上あれば県のほうからも出動いただけるという体制を昨年からとってございます。
 それから、歩行者、今、板取の信号機の付近というようにお聞きをいたしましたけれども、道路管理者が大町建設事務所の部分ございますので、こういった関係は抜本的な対策を県のほうに以来してございます。歩行者に関しましては、非常に滑ったり事故が起きたりというようなことがあってはいけませんので、職員も地元の土木部も協力をいただきまして、融雪剤の散布等に努めてまいりたいと思っています。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 御苦労さまです。よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、最後に村長にお伺いいたします。今年を振り返りましての感想を一言お聞かせいただきたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 前にも議員からもありましたけれども、今年、松川村に関係した、本当に関係していただいた3名の方がお亡くなりになった。それから雨によって、ふるさと祭りが途中中止、運動会が前日からの予想で中止、そういう状況でありました。また、酒米の美山錦が雨の影響で若干、青が多かったという話を聞いております。寄って停の20周年に対しましては、上天気で大勢の方に来ていただいたということであります。悲しいこともありましたけれども、すばらしいこともあったということであります。そんな中で、松川村にとりましては今年はまあまあの状況だったかなと、大きな災害もなかったということで、私はそのように考えております。
○議長(白澤富貴子君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) ありがとうございました。明ける年がさらに穏やかな年であることを願いたいと思います。質問を終わります。
○議長(白澤富貴子君) これで、村長の施政の質問を終わります。
 以上で、7番勝家 尊議員の質問を終わります。
 ここで、11時5分まで休憩といたします。
                                 午前10時47分 休憩
                                 午前11時05分 再開
○議長(白澤富貴子君) 休憩前に引き続いて、順位2番、10番平林幹張議員の質問事項、林業振興の質問を許します。平林議員。
◆10番(平林幹張君) それでは、2番目ということで、よろしくお願いをしたいと思います。
 最初に林業振興ということでお伺いをしてまいりたいと思いますが、やはり林業を語るときには、長きにわたって荒廃をしてきている日本国土の中での山林というところで、国の施策によって、やはり海外から安い材を入れたことによって、国内の林業自体が成り立たないという、そういった状況で長きにわたってきているわけでありますが、そうしたことの中で、やはり荒廃した山を、特に松川村は里山を守るというところで、松川村独自に山の日の制定をし植林活動をする中で、いろんな啓発をする形の中で、やはり山について振り向いていただきたいという思いが強いところかと思います。
 県としても林業にかかわる税を設け、さらに国としては今の段階で制定が見込まれております仮称森林環境税ということで、国自体の山の日とあわせて、そういったことが進められているわけでありますけれども、なかなかそうしたことの成果、特にこの大北地域においては県の森林税活用の部分の中で、大北森林組合の不祥事等々ある中で、非常に環境が悪化をしている一途かなという形で思っておりますが、やはりここで松川村が提唱してきた里山を守り自然を守り、そういった豊かな村を築いていく中では、やはりこのことについて触れないわけにはいかないんだろうなと思って、今回その質問をさせていただきます。
 最初に、まず林道の関係についてお伺いをしてまいりたいと思うんですが、松川村村単事業の中で林道整備、昭和50年代にかかわって、自分で進められた事業でありますけれども、それから経過する形の中で、何十年かする中で、相当、林道自体も荒廃をしてきているんだろうということで、まず、その中で林道に関した不法投棄、こういったものがどの程度あるかということで、お伺いをしてまいりたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 村内の不法投棄の部分で、林道内の部分につきましては、平成28年度においては大体850キロくらい。それから、29年度の11月末現在で350キロ。これ実測ではかったものではなくて、県の監視員とかシルバー人材センターから持ち込まれた目安の量として換算したものでありますが、そのくらいの量でございます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) いわゆるリサイクル法ができた段階では、かなり多かったと思うんですが、それからは減ってはきているかどうかという、そこら辺はどうでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) トン数、そういったものの比較はできないんですけれども、家電リサイクル法が適用されたとき、それ以前につきましては家電製品4品目、テレビとか洗濯機とか、そういったものは私の記憶の中では林道沿いの北和田線の谷とか、そういったところに大量に捨てられたケースはありました。ただ、ここ全般を見ますと、そういったものが浸透したせいか非常に減っているという状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) おっしゃるとおりのことだと思います。たまたま私も北和田線を利用する形の中で、最近もそういう形で考えたもんですから、あえて質問させていただいたんですけれど、実はここを監視する監視員の皆さんからも、いわゆる林道整備自体をやっておられる仕事の中で、特に周辺の下草、それからそういったものを刈ることによって、大分その効果、それから一部は緩衝帯を設けたことによって見通しがよくなったので、非常に改善されたという時期もあったということでお聞きをしております。
 そんな中で、やはり年ごとにそれぞれの事業があるわけでありますけれども、そんな中で、もう少し奥までササなりやってもらうと発見もしやすいということが監視員の皆さんから言われてきたもんですから、今回ちょっとあえてそういうことで言わさせていただきました。
 ということで、いわゆる林道整備に関した費用と、それから、その仕事の内容についてお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 林道整備のまず費用という部分でございますが、毎年、予算で30万円を計上してございます。主にですね、台風の後であるとか、大雨や大風の後に職員等で見回りを行いまして、倒木や林道の補修箇所等の確認を行っております。また、そういう中で、荒れた路面のクリフや生成に使用しているということで、その規模が非常に多い場合は補正で対応するという状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 今お答えをいただいたようなんですが、やはり年によって当然大小はあるかと思いますが、特に今年については、私が知る限りパトロールもしていただいてはあるんですけれど、なかなか十分な整備が完璧ではなかったんではないかなと思います。というのは、8月後半の台風の後、実際、私も山へ入ってみた段階で、当然、行く間の林道の中で倒木もありましたし、私ができるところの道に面したところの部分は自分で切ったりなんかもしましたし、それから、もっと言うと、やはり風水害かかわりでもって、シーズンにもよりますけれども、特に今年は、いわゆる枯れ葉が側溝にもうたまった状態で、ある程度雨があると、要するに道が川のようになってしまっているような状態も見受けられましたし、特に先ほど北和田線という話もありましたが、北和田線の中段から上、ウシクビから上の山頂までかける間の側面は、やはりどうしても土砂が一部崩落をしていたり、それから境というか岩場のところの、いわゆる砂防の防止ネット、それから落石防止ネット等々、それからいわゆる旧、もとの吹きつけを行ったところの破損、そういったものが今年については見受けられたかなと思います。
 やはりある程度毎年、林道路肩整備の費用として30万という形でありますけれども、何とか追加補正をしていただいて、これは毎年かかるわけではないと思うんですが、もうちょっと十分な形の作業をしていただけないかということでお伺いをしたいんですが。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 今年もですね、予算査定の前にそういう箇所をそれぞれ調べてまいりまして、必要なものについては当然予算計上していきたいというように考えております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) あわせて、これは県の事業になるのかもしれませんけれど、村にはどのような報告があったかということでお聞きをしたいんですが、こべ沢を除く北和田線の中で、峠までの中段の中で既に測量が終わって、いわゆる伐倒するところへシールが張られた状態で、去年からそういう形であったんですが、地元地権者にはお話があったかとは思うんですが、実際上、今年はその工事がなされなかったということでありますので、県からその辺について何らかの話があったかどうかということと。それから、当然、予算がかかわってくるので、状態があれかと思いますが、その辺については村のほうへはどんな連絡があったのでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(太田健一君) 北和田沢の砂防堰堤の関係でございます。現在、県のほうで計画・調査中でございまして、測量を実施しております。その測量に当たりましては、県のほうから通知をいただきましてやるということ。それから地権者に関しましては、村のほうから個別に説明をしてほしいということがありましたので、該当者に私のほうから当たってあります。以上になります。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) やはり県の事業がそういう形で入ると、幹線の村単事業で行った道路についても、実際、こべ沢の形を見ていくと、それに関して大型ローリーを入れるという形もあるかと思いますけれども、新たな整備がきっちりなされるというところがあったので、あわせて村単でやった事業の林道自体が十分にまた整備もなされるかなと思いましたので、そんな形でありましたけれども、具体的にまだ予算づけという形にはなっておらないということでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(太田健一君) すみません、こべ沢の林道整備、(10番「こべ沢じゃなくて、北和田線の先ほどのところ」の発言あり)失礼しました。北和田沢のですね、林道整備につきましては、林道北和田線でございますが、今のところ整備をするということは聞いておりません。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。ありがとうございました。何とか予算をつけていただいて決定になればいいかと思いますが、そんなことでお願いします。
 次に、森林整備の事業ということでお伺いしてまいりたいと思いますが、緩衝帯、先ほどもちょっと触れましたが、緩衝帯整備をしていただいた効果というのが非常にあるかと思いますが、3年、4年経過してきますと地表に日当たりがよくなって、いわゆる有害鳥獣の効果はあったということでありますけれども、3、4年たってくると、やはりまたそれが繁茂してくるという状況が見受けられます。あわせて、その先の電気柵をつくった場所にも繁茂してきているというような状態があるので、今後についての整備等、それから、これから電気柵については西原の一部、今年ちょっとやられたのかはっきりわかっておりませんが、その辺の整備とあわせて今後についてどういう形でやっていかれるのかということでお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) まず従前、今までやっていたところの緩衝帯の整備という部分でございますが、柵についての管理については、維持管理は地元の集落、中山間組織に中心となって取り組んでいただいているということでございます。また、中山間の支払事業の中には、そういうものの管理も含まれているということの中で、お願いしているところでございます。
 今年度の予定でございますが、今、議員おっしゃられましたように西原南部に約1.1キロほど電気柵を計画しているということで、県のほうからも340万ほどの予算がついておりますので、引き続きやっていきたいというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) これに関して今度国が創設する、いわゆる(仮称)森林環境税、このかかわりで、さらに使えるという要素があるのかどうなのかという、そこら辺の検討は。あるいはまた、まだ実際の要綱等はまだ来ていないかと思いますが、実はちょっとパソコンで拾ってみると既に要綱は出ているので、これでもって使えそうな事業というものは検討がなされているかどうか。そこら辺をお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 詳細については、まだ県からの説明を受けておりませんので何とも言えない部分でございます。ただ、先ほども説明しましたように、中山間地支払事業の対象事業となっておりますので、国庫補助事業、また県補助事業がダブって同じところに使えるということはございませんので、そういうことで違うところを説明を受けながら検討をしてまいりたいというふうに思います。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。次にですね、やはり長きにわたって、本当に松くい虫対策ということでもって取り組んでこられているんですが、大分効果は得られてきたかなということでありますけれども、本年度の伐倒薫蒸処理をした状況とそれからその傾向、それからここ数年の状況から現段階での総括がありましたらお願いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 平成29年度の状況、これ10月末でございますが、527本で740立米という状況でございます。この後、見回り等も含めた中で残されている本数が90本というふうに報告をいただいております。そうしますと全体では約610本ほどということで、本数でいえば昨年よりは3割減というような形でございますが、一昨年に比べるとまだ若干多いということで、少なくはなってきておりますが、今後とも油断をせずしっかり見回りしながらやっていきたいというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 森林整備とそれから松くい虫対策、それぞれ取り組んでおられる成果というのが出てきていると思いますので、引き続きそういったことの十分な管理をぜひお願いしたいと思います。以上で1番の項目は終わります。
○議長(白澤富貴子君) これで、林業振興の質問を終わります。
 続いての質問でありますが、地方創生の質問、続いて農業振興の質問、これを同時にという申し出がありましたので許可をしました。地方創生の質問、それから農業振興の質問を許します。平林議員。
◆10番(平林幹張君) 先ほど議長からおっしゃっていただいたように、どうしても地方創生とそれから農業分野に関しての要件というのが重なる事項がございましたので、そんなことでお願いしたいと思います。
 最初に、やはり今までずっと私、地方創生にかかわっては毎回質問してきたわけでありますけれども、前回においては、やはり観光であるとかその他戦略に基づいた形でありましたけれども、やはり農業分野に関した農産物海外輸出事業、市場調査の中間報告という形がなされたということでありますので、今回はこちらの農業分野に関した形でもってお伺いをしてまいりたいと思います。
 最初に、全協のときに御報告いただいた部分でございますが、やはり市場調査の結果に基づいて絞り込みをなされたということでお伺いをしておりますが、やはり台湾とシンガポール、これに向けた形の絞り込みの経過についてお伺いをしてまいりたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) まず、ちょっと順番を通じて説明させていただきたいんですが、今年度、村農産物輸出協議会がですね、調査委託しましたJTBより10月末までということの中での中間報告を受けました。それによりまして、12月4日に海外販路推進協議会を開催いたしまして、委員の皆様へ報告、そして協議をいただきました。
 その中で、まず調査の内容としましては、まず輸出国の対象の前にですね、まず自分たち、当村の主な内容としまして、米、リンゴ、日本酒、水に関して、それぞれの事業者の方、また農家の皆さんがどのように思っているかということで聞き取り調査を行いまして、その調査をもとに生産量、価格、村内の先ほど言いました事業者の考え方を知った上で、その調査に出たということでございます。
 その中で、海外においてはですね、スーパーマーケットや日本食をとり行う飲食店、ましてや輸出入事業者との商談、そして平成28年度に行いました関連調査で、輸出相手国としまして有望との評価が高かった国の中から台湾とシンガポールというのを設定しております。
 まずその2国の理由でございますが、台湾につきましては日本食への理解、また友好都市関係があって距離が近いということによる、輸出のコストが少ないなど有利な点がございました。また一方でですね、自国産業保護のための関税や酒の輸入にライセンスが必要など輸入規制があり、特にリンゴに関しては検疫が厳しく、工場や選果場登録など今後関係団体とともに取り組んでいく必要もあるというような報告をいただいてございます。
 シンガポールは高い平均所得がありまして、日本食に対する需要も多く、将来性のある国ということでございます。また、検疫等の輸入規制が少ないため、リンゴを含め輸出をしやすい国となっております。また、マレーシアやインドネシアといった国からの観光客も多くて、周辺国への波及効果も期待できるというような報告をいただいてございます。
 今年度は、この2カ国でのフェアへの参加、商談会を開催すると予定してございます。また、輸出相手国として有望として非常に評価が高かった都市としまして、もう1都市、香港につきましては今後も引き続き調査をしてまいりたいというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 当然こういったところでお話を聞ける範囲というのも当然、自分なりに承知をしておりますので、お聞かせいただけるところでお願いをしたいと思いますけれども、品目別に今おっしゃっていただいた選定をしていく中での要件の中で、やはり相手国の消費の仕方、それから、やはりそれに対する輸出体系であるとか、それからその経路。それから検疫体制というところで、実質的な輸出の手続等も含めて、やはり特に米については、いわゆる国際的な安全基準であるとか、あるいは使用農薬、それから薫蒸かかわりのところ。それから、やはり日本産米の位置づけというところを狙ったのか。さらには国同士の部分でありますけれども、やはり決済部分が非常に重要かなと思いますので、その辺の検討がどういう形でなされたか。それから国のやはり輸入に対する規制的な部分、今言われた2カ国、それからもう香港含めた形の中で、米に関したところで、以上の点で問題になったところはあったでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) まず、検疫等の部分につきましては、昨年度の中で御報告いただいてございますし、私ども職員もジェトロのほうに出向きまして、それぞれ必要なことについては調べてございましたので、ある程度はわかってございましたが、今回の報告もやはり同じような報告をいただいてございます。
 その中で、どういう形でやるかという詳細については、やはりこの後の部分であるとか進め方があるので、今言いましたようにちょっと若干申し上げられない部分がございますが、基本的な考え方としましては、今、農家の皆さんがお売りになっている値段、または国内で消費している値段よりも手取りベースで高い収入がないと意味がございませんので、そういう中での検討でございます。
 今後についてもですね、どういう流通経路をとるか、また決済についてはこの後、先ほど言いましたようにフェア商談会を行いますので、そうした中でどういう形でやっていくかということになろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。やはり私も私なりの情報を捉える中でもって、先ほど申し上げたように、やはりその国を選定してきた経過というところの重要性というものが自分なりに承知をしているつもりでありますが、やはり事前にこちらのほうの生産者団体等々と話をしていく中でもっての形態、それから最終的な実入りというところを考える中では、相当ハイレンジな形の売り込みをしていかなければならないというところがあるかと思うので、特にいわゆる日本米の位置づけというところで、香港市場等でもって銘柄確定をして単価を上げるというような施策ということを考えてはおらないということの理解でよろしいですか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 当然ですね、高く買っていただければいただくほどありがたいというのは間違いないところでございます。ただ、こちらの基本的なスタンスはさっきも申しましたように、農家の皆さんの手取りが国内ベース以上に確保できるということです。それは全てのコストを含めた、コストや何かを全て除いた上での話です。
 あともう1つは、やはり既に輸出されている県とかそういう団体は、ある程度そこで価値を見出して、ある程度大量な輸出をしてございます。うちは今のところ、このロット数を生かした輸出ということで考えていきたいという状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。それでは次に、リンゴについてお伺いをしてまいりたいと思います。リンゴに関しては、調査については安曇野市のデータという形でお聞きをしておりますけれども、これについて、2国に絞り込んだ理由についてお伺いしてまいりたいと思いますが、実際部分として、台湾、香港はある程度飽和状態というか、つまり日本以外の国から入っている状態も大きいということでお聞きをしておるんですが、その辺についてと。
 もう1つは、やはり米はある程度通年ということがあると思いますけれど、リンゴについてはやはりシーズンがあるので、その辺の考え方をどういう形で絞り込んだかということでお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) すみません、リンゴに関しましては先ほども説明をしましたが、まず調査の前に農家の皆さんへそれぞれ聞き取り調査を行いました。その中で、リンゴはある程度国内消費で松川村のリンゴは消費されていると。そういう中で、今の段階では農家の皆さんは非常にそこは心配ない。ただ、今後のことを考えた場合とですね、あとやはり災害等があった場合に、リンゴが商品として出ない、加工品として出したいということを踏まえた中での調査ということで、そういう中では、そういう形でやっていけるのではないかということで報告をいただいております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) まさにおっしゃったとおりの形で、報道部分には相当加工的な部分があるかと思いますので、ちょっとあわせてお聞きをさせていただきました。
 次に、日本酒に関してでありますが、これもお話をしてきた経過の中で、やはり地元の部分のそれぞれの酒蔵さんを通じてという形であるかと思いますけれど、やはりこの日本酒の市場に関して海外の見方というのは、やはり銘柄主体でいっているというところで、相当売り込みには、形態はいろいろあるかと思いますけれども、具体的に台湾とそれからシンガポール等々に絞り込まれた、そこら辺についてお伺いします。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) まずですね、一番最初といいますか、台湾とシンガポールに絞ったのは、全てが、例えば米、リンゴ、日本酒、水、全てがそこが1番、2番だったからということではなくて、総合的に判断してその国になったということですので、日本酒のニーズについても、別に台湾とかシンガポールがこの調査した中で1番、2番だったということではなく、総合的な判断で選んだということで御理解いただきたいと思います。
 その中で、日本酒は先ほど言いました台湾、シンガポールに限らず、今、日本食ブームということできておりまして、これについては先ほど調査をしたということの中で、個別の飲食店やそういうところを調査いただいた中で、やはり日本酒専門のそういうバーみたいなものがあったりだとか、そういう状況を踏まえた中で、先ほど言いました台湾、シンガポールでは、そういうフェア等をやっていきながら感触をつかんでいきたいという報告をいただいてございますので、そういうことで対応していきたいというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。総合的な部分で、いろんな調査に基づいて進められているとは思いますが、やはり先ほども言うように最終的には上がりでもってということがあるかと思いますし、その方法も幾つかの選択肢の中で、最終的には農産物輸出協議会で決めてやっていかれると思いますので、その辺でまた十分な御検討をいただければと思いますが、その中身の報告というか、そういったことをまたぜひお願いしたいと思います。
 ということで、先ほどから、いわゆる審議会の進捗状況ということでお聞きをしようと思ったんですが、10月4日、そんな形で行われたということでありますが、それ以降来年、いわゆる3年次に向けた形の中で、取り組みもあわせて。それからまた今年度もまだ海外でのいろんなことをやっていかれるということがあるかと思いますけれども、その辺についてお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 当然、来年も継続でやっていくわけですが、その前に先ほど言いましたように来年、年度でなくて来年ですね、1月、2月に先ほど言いました2カ国でフェアへ参加、また商談会を行っていく予定でございます。その感覚といいますか、その情報を得る、またそして最終的なJTBからの報告が3月頭にあるものですから、それらを全部総合的に輸出推進協議会で報告をいただきまして、来年度以降の方向をしっかりまた決めていきたいというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。そういった経過、日程、それからフェア、やっぱり十分な形の取り組みをしていただいて、お願いをしたいと思います。
 次に、やはり地方創生、いろんな農業かかわり以外のところでもって取り組みをなされているというところでありますが、今回は農業に関したところということで、特色ある農業を展開していくということでありますが、うたいの中では新たな特産品の開発とそれから地域ブランドの創造ということで、うたわれているわけでありますが、これについて具体的な取り組み等々がございましたらお願いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) アクションプランで総合的な計画を立てた中で、やはりうちは米が主要でございますが、それをいろいろなところでプラスワンというような言い方もしながら、それぞれ長い間検討もしてきたところでございます。ただ、やはり関係者の皆さんで、いろんな会議の話によると、やはり松川村はお米でいきたいということが非常に強くあるものですから、やはり米を主流に考えていきたいというのが、その中でのことでございます。
 そのほかに、やはり農地の部分でですね、やはり90%の水田の利用ということでございます。その中で、先ほども言ったようにですね、生産者の皆さんも含めて販売・販路の拡大をしていきたいというふうに思っていますし、そのために現在、村で行っています酒米への取り組みでありますとか、今もお話ありました昨年度進めてきた輸出による拡大というものをしっかりやっていけたらと。そういう中で、松川村の特徴を出すために特栽米という形で取り組んでございますので、そういうものをしっかりやっていきたい。
 また、先ほどお話あった果樹であるとか、また野菜等、加工キャベツ等がございますので、さらに推進していきながら、農家さんの所得が安定してですね、魅力ある農業となるように取り組んでいきたいというふうに思ってございます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) ありがとうございます。そんな中で、やはり地域を担う人材、それからその育成と確保というところで、やはり農業に関したそれぞれの新規就農者について、それぞれが取り組まれておるわけでありますが、その方々、それから御報告いただいた形の中で、今年については予算の中でもって225万でしたか、9名中1名は辞退、それから1名については半額というような形でちょっとお聞きをしたんですが、その中で、いわゆる将来、松川村でもって定住をして、しっかりと農業をやっていかれるという方については、どんな状況なのかということでお伺いをしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 過去5年間においてですね、15名の方が新規就農という形でしていただいてございます。そのうち認定の新規就農者が8名ということで、先ほど言いました補助金をいただいているのはこの中の8名ということでございます。村内で就農ということで、要は親元さんに戻ってこられたりした方が5名。村外からの就農、Iターンで今言われた新しく始めたという方が3名ということでいます。その方、3名についてはですね、一緒にいろいろ経営や何か相談をする中では、松川村に定住して農業をやっていきたいという話をいただいてございますので、やっていただけるかなというふうに思っております。そんな状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 実働は3名ということで、そういう理解でよろしいわけですね。既存の方々5名は当然人口増にはなっていなくてということで、そういう理解でいいですか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 数字的には、例えば人口的な話をすれば帰ってきていただいたりとか、要はお子さんが帰ってきて就農と。今、やはり農家は後継者不足とかいう中では、非常に守っていただいてありがたいというふうに思っていますし、そういう形で非常に大事だと思いますので、人口的には増という考え方でもいいのかなというふうに担当は思っています。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) ありがとうございます。移住・定住というところで、同僚議員の前質問の中にありましたけれども、やはり婚活イベントやそれから宅造について、あるいはいろんな村としての体制は整えているんですが、一方で、やはり村を離れる一家の世帯でもって、結婚やそれから勤務先の異動等々でもって村から離れている方々がいるわけでありますが、せっかく村でもってそういうことでもって一生懸命取り組んでいる中に、やはり家族も結婚だからと地区外へ行って生活をするというような形、私の近所にも結構そんな形で、若い人たちは家を離れているというような形が見受けられるんですが、あくまで個人の考え方、プライバシーの問題も当然あるわけでありますが、村が本当に住みよい村で、家族世帯一括でもって何か家庭がそういう形になればいいわけでありますけれども、なかなかそうはいかないというところがあるんですが、その辺について捉えているところがありましたら、あるいは打てる対策があるのかどうなのか、そこら辺はいかがでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 農業後継ということで、帰ってくる方だけに対しての今、支援というのは、私のほうではちょっとあれなんですが、移住・定住、やはりUターンされる方につきましても移住・定住の関係での補助金等も活用していただいたり、それから子育ての支援も充実しているということで、各市町村が似たような取り組みをしているわけでございますが、もともと松川に住んでいた方でございますので、子供のころは住んでいた方でございますので、一時的に勤務のために村外で住まわれていた方でありましても、やはり愛着を持っている方でございますので、ぜひ帰ってきていただいて、その方を村としてもこういった形で補助金等で支援をしていきたいと思いますし、ぜひ早い時期に帰っていただきたいということで、今後もそういう取り組みを続けていきたいと。しっかりとPRをさせていただきます。もちろん、お父さん、お母さんたちは村内にいるし、こういった補助金があることも十分多分伝わっていると思いますけれども、引き続きPRにも努めていきたいというふうに考えております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) ぜひそんな形の取り組みで、新規イベントだけではなくして、やはり既存の皆さんにも伝わるような形で、またさらにそんな形でお願いをしたいと思います。
 次に、国自体が進めてきておりますTPP11、それから日EU・EPA、さらには将来に向けたRCEPというところで、先ほど海外輸出のかかわり、それから国内のおける状況というところでありますが、さまざまな影響が大なり小なりあるかと思いますが、やはり特に実際の大筋合意ができ上がったTPP11から、考え方はさまざまでありますし、暮らしの影響の中では本当に農業に関しては多分牛肉やオレンジ、これは安くなるかとは思いますけれども、それから企業において特に自動車産業、製造業、国益は非常にあるかと思いますが、一方でやはり農業に対する影響というのは、オーストラリア、ニュージーランドを初めとした形でもって、大小にかかわらず出てこようかと思っておりますが、その辺の見方についてどのようにお考えか、もちろん国策でありますので、農業に関する影響という形でどのように捉えているかというところで、これはもうもちろん経済課長の考え方もあるかと思いますが、その辺でお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) TPP11については、11月上旬で閣僚会合で大筋合意ということ。また、日EU・EPAについては7月合意で、2019年に発効を目指すというふうに出ております。また、RCEPについては10月末の会議で20回目というような形で、今後さらに検討というようなこと。以上、3点については農水省のホームページや新聞記事等で発表されている内容かと思います。
 影響という部分に関していえば、当村ということで言わせていただきますと、先ほども言いましたように主力は米であったり果樹または野菜、少々ではありますがございます。そういう中で、農水省では農業再生や農産物輸出についてはですね、輸出1兆円を目指すということを言っておりますし、もともとのTPPの段階においても主要品目で守るべき品目としてございますので、守るべきものは守っていただけるというふうに考えております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) TPP、それから日EUのEPA、多分農業にかかわっては、例えば米に関しては政府の備蓄枠等々という形で報じられておりますが、やはり全く影響がないという形では言えないかなと私は思っていますし、それから特に日EUの関係では、当然、ワインや乳製品は安く入ってくるんだろうと思いますけれども、一方でもって、ここで生産しているリンゴとかそういったものについての影響というのは当然あるかなと思います。
 さらにRCEPにかかわっては、輸出国それぞれやはり中国、韓国というところが加わってくるということでの影響は多いかと思うんですが、その辺については、今回、海外輸出という形を考えている形の中で、やはり驚異は中国であり、お隣韓国であるという形が加わってくる。先ほど言われた台湾においても香港においても、やはり裏にあるのは中国というところがあるので、そういった影響下があるかと私は思うんですが、その辺についてはいかがですか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) まず、先ほど言いましたように松川村の輸出したいものの農産物ということで考えれば、ロット数とか品質という部分において、今言われた心配した国とはちょっと路線が違うのかなというふうに思ってございます。その長所を生かしたロット数であるとか品質のよさというものを生かしたところでやっていく分については、そういうことの脅威ということはないのというのと。
 RCEPについては、まだ何も動き出してございませんので、今の段階でどうだということではないというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。その辺の状況も十分に踏まえた中でもって、また協議会のほうも考えていっていただければなと思いましたので、そんな形で申し上げました。さらに、このこと自体はいろんなことの研究をしていかなければならないというところであると思いますので、引き続きその辺の状況については、やはりアンテナを高くして取り組んでいただければなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、農業政策の中で特に米政策、30年度大きく変わろうとしているわけでありますが、それに対しての取り組み、それから国において、あるいは県において再生協を通じていろんな指示が出されていき、さらに松川村としても、この22日に再生協議会が開かれるということでお聞きをしておりますけれども、やはり事務局段階での話という形でいいかと思いますけれども、その辺についてちょっとお伺いをしてまいりたいと思います。
 現況、米につきましては、特に今年は値上がりをし、ここ数年の中でコシヒカリについては1,000円近いもの、それから酒米美山錦については700円台ぐらいも上昇してきているかなということで、これ10月末の数字でありますが、その要因は、1つはやはり気候的な部分、それから作況によって、さらに実際の消費という形の中で大分変動があったということと、それから定着した飼料用米への移行というところで食米自体が安定的な形の中での供給というところで、単価が上がってきているということでありますが、実は来年から減反政策の中で目標面積は設けないという形が、反当たり7,500円というのが廃止されるわけでありますが、11月の30日の日に、いわゆる生産目標というか、そういった形の中で、来年度においては730万トンという形で、国からそんな形の発表があったかと思いますが、これに関してと、それから30年度の取り組みの中で、特に米政策にかかわって廃止されるもの以外の形の政策がどういう形でいくのかというところでお伺いをしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 営農支援センター事務局長。
◎営農支援センター事務局長(高山重典君) では、農業再生協議会の事務局を所管しておりますので、私のほうから回答させていただきます。
 今、議員おっしゃられたように、平成30年度から米の制度改革が大幅に行われます。米の直接支払交付金につきましては、御存じのように今年度29年をもちまして廃止という決定がされております。30年以降につきましては、そのほかの制度につきましては大筋の中では変更がなく継続される見通しとなっております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。要するに、いわゆる価格減少ならしと、それから水田活用直接支払、それから畑作物の直接支払、げたの分と合わせて同時進行でもってずっと行われるという理解でよろしいわけですね。
○議長(白澤富貴子君) 営農支援センター事務局長。
◎営農支援センター事務局長(高山重典君) おっしゃるとおり、ほかの制度は継続していく予定になっております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) もう1つ、31年度に向けて収入保険制度、これが実施をされるという形で聞いておりますが、それについての準備段階という形では、どのように進められておるかという形でお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 営農支援センター事務局長。
◎営農支援センター事務局長(高山重典君) 31年1月より新たに収入保険制度というものが始まります。こちらにつきましては収入減少緩和対策、いわゆるならし対策、それと現行の農業共済、こちらのほうと農業者が選択できるような制度となっております。31年1月から制度が始まるわけですが、対象となるためには青色申告が義務となっております。そちらにつきましての周知ですが、農業共済のほうが主体となって本年度からチラシ等によりまして農業者へ周知しております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) あわせて法制化がなされた実際部分として地域政策があるわけでありますが、これについては村も本当に一生懸命力を入れて、それぞれ各組織を統括していただいておるところでありますが、法制化されたものについては、その年度の面積の大小はあるかと思いますけれど、続けて十分な利活用ができるということでよろしいですか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 当然、この後もやっていきます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) そんな中で一部、白地についてというところで、それぞれ協議がなされているんですが、それについての経過はいかがですか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 多面的機能支払交付金について、白地が対象になってきたということで、代表者会議で説明会を開きまして、既に今年1組織新しく発足したわけでございますが、既存の組織についても白地を対象としたい方は、それぞれ代表者に説明してございますので、それをそれぞれの組織で取りまとめていただいて、広域組織であるすずむしの里農地保全組合のほうへ報告いただいて、必要ならば来年度以降、その面積を取り組んでいくという状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) したがって来年度、申請面積があれば、それでもって対応していくと。さらに白地を対応するに当たって、その期間内は売買は一切できないよというような形で聞いておるんですが、その辺の協定について、それぞれの組合でそのこと自体を確認しという、そういう契約でいいわけでしょうか。ちょっとそこについてお伺いします。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 当然、白地については本人が希望すれば農地占用ということも考えられます。ただ、これは農業を守るためにつくる補助制度でございますから、5年間という期間でいただくうちは、5年間のうちは、それは農地転用してもらっては困るということで、それぞれ農家の皆さんに組織ごとに確約をいただいて、間違いなく転用しませんということについて承知で該当にしていくという状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) やはりそこが一番ネックかなと思いますので、十分にそこら辺の、そこら辺がネックになって、各組合の中でも個人の財産、考え方いろいろある中でもって、入れていくというところがどうなのかというところで、大分もう議論になったもんですから、その辺の徹底をぜひお願いしたいと思いますし、その年度の申請でもって、またその要件が変わってしまうようなことではいけないと思いますので、ぜひその辺の徹底をお願いしたいと思います。以上で終わります。
○議長(白澤富貴子君) これで、地方創生及び農業振興の質問を終わります。
 以上で、10番平林幹張議員の質問を終わります。
 ここで、午後1時15分まで休憩とします。
                                 午後 0時01分 休憩
                                 午後 1時15分 再開
○議長(白澤富貴子君) 再開します。休憩前に引き続き、一般質問です。
 順位3番、12番上田治美議員の質問事項、国保についての質問を許します。上田議員。
◆12番(上田治美君) それでは、国保を中心にして国保について質問したいと思います。よろしくお願いします。来年の4月から国保の財政運営が都道府県化となることになりました。新しい制度についてお尋ねしたいわけですけれども、その前に基本的な点についてお尋ねしたいと思います。
 9月の定例議会で村長に対して、国保は助け合いであるか、社会保障の制度なのかお尋ねをいたしました。村長は両方だとお答えになりました。ある意味そのとおりだと思います。民間の保険と異なりまして、国保は加入者の保険料だけでなく、国費が投入されております。ということは、国保が社会保障として運用をされているということを意味しているわけであります。
 御存じのように戦前の国保法は、国民健康保険は相互扶助共済の精神にのっとり、疾病、負傷、分娩または死亡に関し保険給付をなすと書かれております。そして戦後できました新しい法律は、「国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする。」とうたっております。戦前は先ほど言いましたように相互扶助と、助け合いということでしたが、戦後新しくできた法律は社会保障という観点に立っているわけであります。
 これも前回の質問で言いましたけれども、国保は御存じのように加入者の所得が低い上に高齢者が多く医療費がかかると。こういう構造的な問題を抱えており、どの保険利用者も大変な状態にあると言われております。
 一般的に言えることですけれども、急激な医療費の高騰など不測の状態に備えて、保険料は高目に設定されているというふうに言われております。国や健保などが労使折半で保険料が徴収されておりますが、国保に関していいますと、保険料負担は全額本人負担ですので、負担率は約2倍と、こういう状態になっております。そういうことですので、社会保障でありながら、国保に関していえば括弧つきでみんなで助け合うという点では、もう限界をはるかに超えているというのが現状ではないかと思います。
 村長は国に対して国庫負担を増額するように働きかけていくと述べられております。同じように新しい制度のもとで県にも社会保障としての観点から、繰り入れを働きかけていただきたいと思いますし、村もこの立場に立って今後の運営に当たっていただきたいと思うんですけれども、村長の御見解を伺いたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員おっしゃるとおり、国・県にも働きかけていきたいというように思います。また、村が一般会計のほうから繰り出すということにつきましては、また運営協議会がありますし、そういう中で検討をさせていただきますが、今の中では一般会計からの繰り出しは、しばらく考えていない。
 ただ、国保は来年から県の運営になってですね、私は上がらない、村は上げないという考え方でいますが、これがどうしてもというときには、またしっかりと運協の皆さんにも考えてもらいたいというように思います。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) わかりました。関連することもありますけれども、順次お尋ねしていきたいと思います。まず、新しい制度についての基本的なことなんですけれども、国民健康保険法が平成27年に改正をされて、都道府県が市町村とともに保険者に位置づけられると。村は保険給付、保険料率の決定とか徴収、保健事業などを行って、県は財政運営の主体者として中心的な役割を図るというふうにされております。ちょっと最初に言い忘れましたけれども、これは県が公表した運営方針があります。これを中心にして、県の方針は述べますので、そういうことで、県が示している方針ということです。
 県は納付金額と標準保険料率をしまして、村は提示されたこれらに基づいて、納付金が賄われるような保険料率を決めて、加入者から保険料を徴収し、県に納付金を納めるというふうに聞いておりますが、そういうことも含めて、これまでの違いと新しい制度についての違いをちょっと詳しくというか、わかりやすく御説明願います。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 今度の制度につきましては、国保の運営については都道府県が財政運営の責任主体となり、市町村ごとの国保事業費の納付金を決定し、これを市町村が納付することになると、役割や財政の枠組みが変更されるものであります。あと、今まで給付していたものについて、村でやる事業的なものは同じなんですが、県が入ることで県へ納付金を納める、それだけになるということでございます。
 それと今回の制度改革にあわせまして、国の財政支援拡充が行われ、財政基盤が強化されることがございます。30年度から金額でいいますと3,400億円が投資される、ここの点が大きな点だと思います。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) それでは一つ一つお尋ねします。まず納付金、保険料。松川村は保険税ですけれども、一応保険料というふうに言わせてもらいます。長野県の国保運営方針(案)が公表されて、この間委員会で説明を受けましたけれども、第3回試算結果が発表されておりまして、その中で納付金と保険料額が村に示されております。この資料に基づいて、この間説明をお伺いしました。
 それによりますと、納付金は平成27年度、これは医療分の4年の平均ですけれども、1人当たり12万110円が11万4,756円、その他約5,300円。保険料額は28年度保険料、1人当たり11万5,783円に対して10万9,756円、その差約6,000円となっております。これはあくまでも第3回目の試算ですので、最終的には1月に示されるもので、最終決定がされると思うんですけれども、先ほども村長がおっしゃったように上げなくてもいいと、こういうことですけれども、これがそんなに大きく動くことはないと思うんですけれども、そういうことであると全く上げる必要はないし、逆に言えば、それだけのものを納付しなくて済むわけですので、下げることも考え方によっては可能ではないかと。こういうことが考えられますので、そういう考え方でよろしいですか。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 県から示されているのは、あくまでも仮定の数字でありますので、今、議員が言われますように、下げてもやっていけるということなら、私は無理に皆さんからたくさんいただくことはないというように思っておりますので、下げるときは下げます。
 しかし、上げなければいけないときは上げる。だけど、来年は上げなくても十二分にやっていけるというように私は読んでおります。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 先ほど言いましたように、おそらくそんなに大きな差はないと思いますので、とりあえず村長がおっしゃるように来年は上げなくてもいいだろうと、こういうことはほぼ間違いないと思いますが、逆に言うと、先ほど言いましたように若干差が出る分が浮いてくるということなもので、ちょっと考えていただきたいなというふうに思います。
 算定する考え方の基本として国は2方式、県は3方式、松川村は4方式と、こういうことになっているわけですけれども、4方式の中で資産割と均等割について見直しをしていただけませんかと、こういうことなんです。といいますのは、県の運営方針の中でも述べられておりますが、資産があっても加入者の所得が低く負担能力は少ないと見られることから、県は資産割は採用しないと、こういうことになっているわけです。
 さらに、資産税がそれぞれ課税されておりますので、資産税と国保税と二重の加算になるのではないかと、こういう指摘があるわけです。と同時にそういうことですので、低所得者の負担が大きくなると、こういう指摘があります。
 それから、被保険者数の多い世帯への保険料負担が大きいということが言われております。均等割は赤ちゃんも含めて全ての人数で割るわけですから、子供まで掛けるのはいかがなものかなと、こういう意見が出ております。これは県の資料でもそういうことは配慮するということが述べられておるわけです。ということですので、少なくとも子供を対象に入れるということは避けるべき方向で、村のほうの運営委員会でも検討をしてもらえないかと、こういうことなんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 議員さんおっしゃるとおり、県では資産方式について、固定資産税が被保険者の負担能力につながらないものが多いとして、応能分に資産割を加えず、所得割のみとして3方式で出したわけでございます。
 資産割につきましては、御指摘の点や将来的に県統一の保険料水準を目指す方向性を踏まえた検討が必要であるということでありますので、国保運営協議会に諮る中でもって、今後進めていきたいという点が1点お願いをしたいと思います。
 それから、子供にかかる均等割の扱いについてでございますけれども、確かにおっしゃるとおりかと思われますが、今の部分でいきますと現状では国による制度自体の見直しが必要ではないかというように考えるべきところがありまして、村独自という部分においては意見として、ここの運協の中で諮るか諮らないは別にしましても、今後とも検討材料としていきたいということでお願いをしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) ありがとうございます。国のほうの関係ということです。当然県も先ほど言いましたように、資産は加えないけれども、均等割、平等割をやると、こういうことですので、当然村だけでやるというのが困難だというのはわかりますけれども、そういうことだもんで、これはやっぱり先生方ももう今はこれがもう大体定説になってきておりますので、国にしっかりと働きかけるようにお願いをしたいと。
 資産割については、いくらになるかちょっと、人数とかそういうことがわかりませんので、この間ざくっと聞いたら何か2,300万ほどかかるという話でしたけれども、先ほど言いましたように、仮に下がるということであれば、2,300万が妥当かどうかはわかりませんけれども、可能性としてありますので、全額でなくても何かそういうこともぜひ考えてほしいなということを申し述べておきます。
 それから、収納率なんですけれども、これも県の資料でいきますと松川村の加入者は平成27年度末で2,451人と、平成27年度の収納率は94.72%と、こうなっておりまして、そして県が今後収納率を目標を決めて各市町村に示すということで、それでいきますと3,000人未満の保険収納率については目標が98%と。こういうことでちょっと差があるわけですけれども、これを実際に、そのものずばりでやられますと、98%分に持っていくかどうかは別としても、算定で示された納付金は100%納付が、上納が決められておりますので、こういうことでいくと若干村からそれについて掃き出しと、言葉は悪いですけれども、何らかの措置をしないといかんと、こういうことであります。これはひいてはどうかわかりませんけれども、仮に98%まで現時点で出していくとすれば、その差額というのはいくらぐらいになるんですかね。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 28年度の決算でいいますと、一般被保険者の現年分の収納率は96%ということで、2ポイント上昇させるにはおおむね450万円を収納しなければならないと。450万円と。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 大体450万ぐらい。このまんまで仮に行くと、毎回毎回450万円、村から出さないといけないと、こういうことがありますので、当然収納率を上げるということを僕らも含めて全員で考えていかなくちゃいかんと、こういうことです。
 同時に、払えない人がおるから払えない人が払えるような保険料にするということも、やっぱり同時に考えていくということが求められると、そういうふうにも思います。
 これまで収納率が悪くて、一般会計からの繰り入れるとか基金で調整するとかいうことをされてきたと思うんですけれども、仮に来年度からそういうことになった場合に、450万という、これは仮ですけれども、この450万は村の独自の財政で賄うのか、それとも新しく制度化されます財政安定化基金から借りるのか、どういうふうにお考えですか。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 前回とか今までも村長も答えているとおり、現にある基金を財政調整に活用する中で対応していく考え方でございます。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) ありがとうございます。この間の研修会でも、そういうことで課長さんは村長が述べたことでやっていくと、こういうお話でしたので、あれですけれども、改めて確認させていただきました。
 そういうことなんですけれども、これは先々の話で、そういうことがいつまでも続くわけじゃないと思うんですけれども、考え方の問題としてはっきりさせておきたいと思うんですけれども、財政安定化基金から借りて、仮に足りない分を上げたとすれば、これは当然借入金ですので、県に返さないといかんと。その分は次年度に加算されてくると、こういうことになりますので、条件が悪い場合はやむを得ず、それを防ぐために保険料を上げざるを得ないという状態が起こりうるわけなんですよね。ですから、そういうことにならないように収納率を上げる。先ほど言いましたように、どうしても払えない人が出てくるような保険率については、やっぱり今後は考えていくという両面が必要ではないかと、こういうふうに思います。
 県が示している収納率を高める大きな取り組みの1つとして、口座振替が指摘されております。松川村の場合は61.4%ということで、収納率の高いところは口座振替率が高いと、こういう関係が資料を見ると読み取れるわけですけれども、松川村の場合は61.4というのは、今まで担当の職員さんが努力されているとは思うんですけれども、言葉は悪いですけれども、これでもう目いっぱいということなんですか。それともまだまだ伸びしろはあるんですかね。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 今目いっぱいかと言われると、目いっぱいではないという形になります。今、議員さんがおっしゃられた数字61.4%は27年度の口座振替率だと思います。ちなみに28年度の振替率につきましては、1.7ポイント上昇していまして、63.1%となっております。
 こちらにつきましては、口座振替につきましては、やっぱり収納率向上の面からも有効な手段でありますので、今までも窓口などで推進しているところなんですけれども、今後も取り組み強化に努めていきたいという考え方でございます。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) すみません、先ほど言いましたように、言っている資料は県の運営方針の中で示されている資料ですので、これは全部27年度でしているものですから、そういうことで申しわけないです。
 収納率を高めるという点で、これからいろいろと県のほうから指導が入ってくるわけですけれども、あちこちで松川村ではこの間、前回の時にお聞きしたんですけれども、いわゆる生活実態に即して、無理のない収納率の向上をさせるということが必要じゃないかということで、あちこちで言われているわけですけれども、生活実態を無理をした、言葉は悪いですけれども強引な取り立てというかですかね、それから差し押さえとかいうようなことが、もう各地で問題になっているわけです。
 ですから、それはやっぱり先ほど何遍も言っていますように、保険料が余りにも高いということが反面あるということはよく言われているわけですので、そういう中で問題があるわけですけれども、そうであったとしても前回も話があったように、短期証明が1カ月、3カ月、6カ月とありまして、1カ月ごとでは厳しいなと言ったら、それはやっぱり加入者の皆さんとお話をする機会を多くするために1カ月とか3カ月というふうにしているんだと、こういうお話でした。ですので、そういうことは理解できますから、例えばよく言われていますように、そういう滞納者に対する収納相談とか、あるいは家庭訪問というか、そういうようなことをして、その実情をよく理解をしながら相談をして、無理のないような形での収納率を上げていくということが必要だと思うんですけれども、努力はされていると思うんですけれども、ぜひやっぱりそういう無理のない方法で、そして収納率を上げるということで、ぜひ努力をお願いしたいと思うんですけれども、ちょっとげすい言ったらおかしいですけれども、ちょっとお聞きしたいと思いますが。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今も無理のないように徴収をさせていただいております。よく皆さんとお話をしてもらって、それぞれの御家庭に合ったですね、分納をしていただくようにしておりますので、これからもそういうことでいきたいというように思います。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) これは個別にまたしたいと思うんですけれども、ごくごく特殊な例ですけれども、そういうことで松本といったかな、引っ越しされた方がいるという話を聞いたんですよ。ですから、それはまた後で。ここではそんなこと言えませんので。そういうことがありますので、努力されているのはわかりますけれども、やっぱり何や、そういうこぼれている方もおいでになりますので、よく目配りをお願いをしたいなと、こういうふうには思います。
 それから、一般会計からの繰り入れについてお尋ねをしたいんですけれども、一般会計の繰り入れといっても法定外とかいろいろ言われて、それが区別がはっきりするとか、しないとかあるんですけれども、いわゆる一般繰り入れです。県の方針では計画的、段階的に解消、削減すると、こういうことで書かれております。保険料収納不足、医療費の増加による繰り入れについては、これは一般会計から入れるんじゃなしに財政安定化基金を活用するようにと、こういうことで県は指導をしていくと。そうすることによって、一般会計からの繰り入れは大幅に減ると、こういうふうに県は言っております。
 しかし、この財政安定化基金を活用するということは、先ほど言いましたように、これは村としては借金をするということですので、それは当然返さないといけないということになります。ですから、それは先ほど言いましたように、次年度かその次か、やがてはそのつけが回ってくることになるわけです。
 資金の活用はそういうことで返済が求められますので、繰り入れが解消、消滅されれば、不足する分は当然保険料の引き上げにつながってくるということで、当然それは加入者の負担増につながっていくということになります。
 これは御存じのように各市町村から意見を聞いて、それを県でまとめているわけですけれども、県がまとめている各市町村からの意見を見ると、市町村長さんの中からも、これはやっぱり加入者の負担というふうになるので、繰り入れは容認してほしいという声が多く寄せられているというのが県の資料の中にも明記されているわけですよね。
 そういう矛盾がありますので、当初厚労省は計画的に解消するということで、県も将来的には解消の方向に持っていくと、こういうことなんですけれども、県はそういう各首長さんからの強い意見なんかもありまして、計画的な解消から容認する方向に、これは方向転換したわけですね。ですから、それはもう村長さんは当然御存じだと思いますので、先ほども一般財政からの繰り入れはということでありましたけれども、法定外繰り入れとかいろいろそういうことは別としても、保険財政はやっぱりできるだけ村民とか加入者に負担にならないように繰り入れをやっぱり引き続きやっていくと。
 資料で見ますと、先ほど現在の額とそれから激減緩和措置をした後にいくらになるという部分で、それぞれ6,000円、5,000円の差があるということを申しました。その中にも松川村は繰り越しを入れているというふうに丸がついているわけですよね。だから、全く繰り入れをしていないんじゃなしに、県は松川村は繰り入れをしていると、こういう扱いになっているわけなんです。ですから、そういう意味も含めてやっぱり一般財政からの繰り入れについて、松川村は引き続きそういう努力はしてほしいと思うんですけれども、村長にぜひお願いしたいと思いますが。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今と同じように必要なものについてはやっていきます。私になってからたしか1回3,800万の何だ、繰り入れじゃなくて貸したということで、今若干出てきているもんで、返してもらっているわけでありますけれども、私はそういう方式を、県から借りるとまた利息を払ったりですね、次の年にたくさん村が出さなければいけないから、それはやめて、できるだけそういう方式でいきたいという考え方です。どうしても駄目なときには、また皆さんに相談させていただきます。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 次に、医療費の問題なんですけれども、これは医療費はもう全て保険料、それから納付金に反映されると、こういうことになるわけです。先ほど同僚議員がお尋ねしました。ちょっと年度を聞き漏らしてあれなんですけれども、3,500万円、高額医療がふえていると、こういう御答弁でした。松川村の医療費は1人当たりで見ますと、県内では高いほうなんですよね。平成27年度で1人当たりで見ますと25位、高額医療では何と9位になっているんですよね。非常に高いんです。ですから、ここ1、2年は改善されて、特に28年度の会計決算ではかなり改善されたということで、そのときにも村長は答えていましたけれども、最近高額医療がふえる傾向にあると、こういうことでした。
 そういうことですので、現在改善は部分的にはされているわけですけれども、医療費がこれだけ高い位置にあるということで、先ほど言いましたように3,500万円ぐらい高額医療がふえてきているということです。
 これが推移すると、必ずこれは松川村では応分の負担をしなさいということになっていますので、そうすると保険料の引き上げにいかざるを得ないと、こういうことになってくるわけです。ですから、どうしてもこれはやっぱり食いとめなければいけないというふうに思います。
 そういうことで、前からも言っているわけですけれども、特定健診をさらに高めると。それからがん検診とか人間ドックとか脳ドックとか支援をしているわけですけれども、そういう高額医療に直接結びつくようなものをやっぱりしっかりと検査をするという、そういうことをもっとPRして、受診率を高めて早期発見、早期治療に、高額医療を抑えていくということが必要になると思います。
 同時に、村が行ういろんなそういうちょっと名前を忘れて申しわけないですが、こういうストックを持って歩く運動をするとかね、新しく2、3年前に同僚議員がよく言っていますけれども、名前を何といったかな。入れたやつとかね、ちょっと申しわけない。そういうような運動とか健康増進のためのものも含めて、村の行事をもっとやっぱり積極的に村民の皆さんが参加をして、そして健康であり、そして医療費を抑えていくということが非常に大事になっていくんじゃないかなと、こういうことなんですけれども、今後のそういう点での村としての取り組みというか計画について、どういうふうにお考えですか。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) それでは、私のほうから初めに特定健診及びがん検診についてお答えをしたいと思います。まず、特定健診の関係でございますが、特定健診の受診率につきましては、国の目標値でございます60%を達成したところでございます。村では特定健診の受診率の目標値を65%に設定しておりますので、引き続き受診率の向上を図るため、未受診者への訪問による受診勧奨や広報などの啓発に力を入れてまいりたいと考えております。
 また、平日だと仕事があり受診ができないというような御意見もいただいておりますので、現在でございますが、来年度から休日の健診の実施を検討しておるところでございます。
 それから次に、がん検診などの各種検診につきましては、受診率につきましては、ほぼ横ばいの状況でございます。平成27年度より実施しております乳房の超音波検診につきましては、年々受診率が伸びておる状況でございます。がん検診などの各種検診につきましても引き続き受診率の向上を図るため、啓発活動等に力を入れてまいりたいと考えております。
 それから、質問のございました健康増進についての取り組みの関係でございますが、現在各地区におきまして高血糖予防の教室、それから介護予防教室、減塩に向けた料理教室等を地区の保健補導員の皆さん、それから食改の皆さんの協力により、地区の要望を聞く中で開催をしてまいりましたが、さらに健康になっていただくため、これらをさらに充実してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) ありがとうございます。先ほどの同僚議員も役場の職員の方の健康について質問されていました。これは役場の職員だけじゃなしに、村全体がやっぱりそういうことでみんな一人一人が問題意識を持って、村長の話じゃないけれども、自分の健康は自分で守ると、こういうことで、そのための施策をやっぱり村としても、こういうものを用意していますよと。だから大いに参加してくださいということで、それがやっぱり国保医療の引き下げにもつながっていくんだということで、相乗効果になるようにやっていく必要があるのではないかなと、こういうことだと思います。
 次に、先ほどちょっと聞いたんですけれども、県のほうの負担についてもお願いをしたいと、こういうことで、これは県のあれには書いていないですけれども、聞いてみますと、県が国保財政に一般財政から繰り入れているところというのは、うんと少ないんですよね。もうほとんどのところが入れていないらしいです。新しく運営方針が変わって県が財政主体になると、こういう状態になるわけです。前回も言いましたように、国保財政が困難になったもう最大の原因は、国の負担がもう極端に減らされたと、もうこれしか言いようがないわけなんですよね。しかも、そこへもってきて組合、健保なんかと比べると、もう制度的に国保はもう非常に、言葉は悪いですが、非常にひどい差別を受けていると。こういう状態にあるわけですよね。ですから、国にしっかりとそういうことは働きかけていく必要があるし、これはもう市町村会も県知事会もみんなそういうことで、もう声を上げているわけで、もっともっとそれを強く上げていく必要があるわけです。
 県がそういうことで、今後財政を担うということになって、保険者となった以上は国保財政の安定化のために、県もやっぱり大きな責任を今後は負うことになるということです。そうなりますと、どうしてもやっぱり県は、下の市町村に対して保険料を上げろということを押しつけるんじゃなしに、県としても一般財政から繰り入れをして、そしてそれぞれの加入者に負担が及ばないように、県がしっかりとやっぱり一般財政から繰り入れを行うということを明確にさせる必要があると思うんです。
 村長は先ほど言いましたように、国に対してはしっかりと物を言っていただいているということですが、県に対してもそういうことで一般財政から県が独自に繰り入れを今後はもうしっかりやるということでなければ、やっぱり村も大変困難になるということになりますので、社会保障という観点からも、県にそういうことを強く申し入れをしていただきたいと思うんですけれども、もう一度お願いします。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 努力いたします。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) ぜひ本当によろしくお願いします。それぞれの村の皆さんが努力をしてもね、もう限界があるわけですから、その限界をもう超えているといってもいいくらい限界なんですから、国と県がしっかりとね、出すということ以外にこれはもう道がないと思うので、そういうことでお願いをしたいと思います。
 それから最後に、保険料の県の統一についてなんですけれども、この新しい制度は都道府県化されるということは、それぞれが都道府県で一体化すると、一本化するということが狙いになってくるわけなんですね。幾つかの県は来年の4月1日から保険料率は一本化するということで、そこの県はもう保険料がかなり上がるということで、大分問題が起こっているわけですよね。そういう状態にあります。
 長野県の場合は医療水準の格差が大きいということ、それから所得の差も大きい、それから保険料の収納率も大きく異なるというようなことがありますので、県としては直ちに保険料の水準を統一することは難しいと、こういう立場に立っているわけです。
 しかしながら、県は保険者努力支援制度、これは新しくできるわけですけれども、これを活用して医療費水準の格差を縮小して、保険料の収納率目標を達成することによって、将来的に保険料水準の統一を図ると、そういうことを検討するというふうに県は方針の中に明記しているわけです。御存じのように、今度の新制度で納付金とか標準保険料率を見まして、激変緩和措置という聞きなれない言葉を皆さんお聞きになっていると思うんです。この間説明がありました。1以上のところは緩和措置がとられると。1以下のところは当然そういうことでいいと、こういうことなんですけれども、1以上のところは結構多いわけなんですよね。そういうところは激変緩和措置がとられるということになります。
 皆さん、この間もらったでっかい資料の中に細かい数字で書いてあったやつを思い出してもらえばいいと思うんですけれども、上がっているところ、下がっているところ、それは激変緩和措置では1以上のところ、下がっているところは1以下と、こういうことで、皆さんその資料をお持ちだと思いますので、今ここではあれですけれども、そういう意味なんです。
 そういうことですので、そういう先ほど言いました保険料率とかそれから収納率、医療費水準、こういうものをクリアしていくことによって将来的にはすると。こういうことで激変緩和措置をとるということなんですけれども、これはあくまでも6年が基本ということで、延長10年までと、こういうことになっているわけです。僕は国保について全くのど素人ですから、県の立場で言えることでも当然ありませんけれども、今の状況から見ると、延長して10年まで仮にいったとしても、激変緩和措置が残る市町村が残るんじゃないかというのは、県内のほかのところを聞いても、やっぱりそういう声が結構あるわけなんですよね。
 先ほど言いましたように、首長さんから意見を聞くということでの回答の欄を見ますと、やっぱりそこにもこの激変緩和措置はできるだけ長く実施してほしいということを述べている首長さんが結構いるということが書かれているわけなんですよね。ですから、そういうことでいきますと、将来的に保険料水準の統一を図るということを検討すると言うけれども、かなり難しい面があるのではないかということが1つあります。
 それからもう1つは、保険者努力支援制度という新しい制度ができるわけですけれども、これは制度にする、交付する基準はですね、医療費の適正化、それから収納率の向上、これの取り組みとその結果が評価をされて、そしてその努力支援制度での給付が決まるということですから、医療費は適正化しなさい、保険料の収納率を上げなさい、長野県の場合は松川村も当然そうですけれども、そんなことはないと思うんですけれども、現実のあちこちの他の県を見ると、医療費の適正化、収納率向上ということは別な言葉でいうと、金のない人は医療から遠ざかるということ。それから収納率の向上は、極端な取り立てが起こるということでは物すごく大きな問題が長野県以外では起こっているというのが問題になっているわけなんです。そういうことですので、そういう評価のもとで保険者努力支援制度の交付がされると、こういうことになります。
 先ほど言いましたように、それをわかりやすく言いますと、標準保険税率で含まれた額よりも医療費が高くなってくれば、医療費が高いから医療費をもう少し下げなさいというか、引き下げなさいと、こういう動きが働きます。そういうことで、一般的に加入者が医療から遠ざかる危険性があるというのが先生方から指摘されているところであります。
 逆に、一般財政からの繰り入れがないということになりますと、結果的には先ほど言いましたように繰り入れしなかった分を納付金に確保しないといけないものだから、保険料率を上げなければ納付できないと、こういう状態になるわけですね。だから医療費適正化、収納率向上というのもかなり厳しい状況にあるわけですね。そういう厳しい状況にあるものですから、今から将来に向かって保険料率は県内統一、一本化しますよというようなものは、まだやっぱり書くのは早いんではないかと、そういうふうに思うわけなんです。
 そういう危険性がありますので、そういうことですから、ぜひ村長のほうから県のほうに、その統一をするということはちょっとまだ早いんちゃうかと、今はもっとそれよりも現実の問題のほうが先じゃないかということを村長を初め、それから副会長としてもね、そういうことをやっぱりしっかり言ってもらいたいなと思うんですけれども。そうでなければ、やっぱり一番苦労するのは末端の市町村ですので、ぜひその点をお願いしたいと思うんですけれども、いかがですか。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) おっしゃるとおりだというふうに思います。一番困るのは、市町村の国保へ入っている人たちが一番困る。その人たちの税がもらえなくなれば、どうしても一般会計から何かしなければいけない。そうすると一般会計でやらなければいけない事業ができなくなると。そういうことがありますので、そういうふうにならないように、また県の皆さんとお話をさせていただきたいというように思います。ぜひ松川村がうまく回っていくように、国保の中で運協の皆さんと話をしながら、うまく回るようにやらせていただきたいというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) ぜひお願いします。村長の持っている打ち出の小づちが正常に働くように、いびつな小づちにならないようにですね、しっかりとやっぱり国や県に言ってほしいというふうにも思います。
 最後に、これから1月に最終的にそれが示されて確定されて、この会議が終わったら村の運営委員会もやられてね、県のほうから示されてくるということで、3月は選挙ですので、早目に2月の議会でその条例を改正して、新しい保険料率が決められるということは、一般的にはわかるんですけれども、そういう今後のスケジュールといいますか予定ですね、それをちょっと最後に教えてほしいんですけれども。
○議長(白澤富貴子君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) スケジュールよりちょっと前に、先ほど数字の関係で多分国民健康保険の運営方針の附属資料の中から先ほど高額医療の関係、私の耳がちょっと聞き違えだったら申しわけない。9位というようにちょっとお聞きしたと思うんですが、19位ではないでしょうか。高額療養費の状況の県内の、あとこの数値から行くと3年平均の順位が書かれておりまして、先ほど私は9位とちょっと聞いたような。こちらの資料で行きますと19位が松川村の順番になっておりますので、すみませんが、そこだけ。(上田議員「後でちょっと資料」の声あり)わかりました。
 今後のスケジュールについてお話をさせていただきたいと思います。今月の21日に国保運営協議会を開催しまして、村長より諮問で保険税の改正等に係る諮問、それから審議を行う予定でございます。それから12月の下旬に仮計数による試算結果が県より公表されますので、その結果も踏まえた中で議論をしていきたいと。
 それから1月、年明けの1月下旬にですね、今度は確定計数というものが示されてきまして、試算結果が県より通知される予定でございます。その結果をもちまして、また国保運営協議会を諮りまして審議して、最終的にはその方向性、答申を決めていきたいという形であります。
 それからその後、第1回の定例会において関係条例の整備、予算等を上程していく予定でございます。
 それから、3月につきましては、被保険者及び村民への周知ということで、広報等にそういったものの掲載をしながら、広く周知をしていくと、そんなスケジュールで進めたいと考えております。
○議長(白澤富貴子君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) わかりました。そういうスケジュールで進んでいくと思います。最初に言いましたように、僕の一番お願いしたかったのは、資産割をお願いしたかったんですよ。それをぜひそういう中で検討していただいて、繰り返しになって申しわけないんですけれども、今は第3回試算で示されているのがほぼいくだろうと、ほぼね。まだ変わる面ももちろんありますけれども、ほぼいくだろうと。仮にいったとすれば多少なりともは出てきますので、資産割の報告を考慮してもらえばありがたいなということをお願いをしまして、終わります。ありがとうございました。
○議長(白澤富貴子君) これで国保についての質問を終わります。
 以上で、12番上田議員の質問を終わります。
 傍聴の皆様に申し上げます。議場は帽子の着用はしないでいただきたいと思いますので、お願いします。
 続いて順位4番、4番梨子田長生議員の質問事項、地域包括ケアの現状と今後の質問を許します。梨子田長生議員。
◆4番(梨子田長生君) だんだんとお疲れになっているところですが、よろしくお願いしたいと思います。通告に従って順次進めていきますので、よろしくお願いしたいと思います。
 社会保障の地域包括ケアの特に介護予防分野について考え方をお伺いします。現在ですね、2025年をめどに高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域の特性に応じた住まい、医療、介護予防、生活支援が一体に提供される地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みが今始まっています。
 来年度は6年に一度の診療報酬、介護報酬同時改定を迎えます。医療と介護の連携強化、医療機能分化、連携を一層推進し、地域医療構想の実現や地域包括ケアの構築を強力に推し進めるチャンスであり、診療報酬、介護報酬の側面から国・県、北アルプス広域等連携して一体的な対応をお願いしたいと思うのであります。
 もう何度もこの言葉はお聞きになっていることと思います。また、医療や介護現場でのICT活用に関心が高まっています。医療、介護の連携強化につながり、結果、従事者の負担軽減も可能となるものであり、強く推し進めていただきたいと思います。
 それでは、質問に入らせていただきますが、先ほど12番議員もこの質問をしておりましたので、簡単で結構でございますので、受診率目標、達成の要因はどういったものがあるかということをお聞きしたいんですが、よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 質問は特定健診の関係だと思いますので、その関係でお答えさせていただきますが、村の平成28年度の特定健診の受診率でございますが、60%となりまして、国の目標値であります60%を達成したところでございます。この健診の受診率につきましては、保健補導員、食生活改善推進協議会の方の活動はもちろんのこと、未受診者への訪問による受診勧奨など地道な活動の成果だと思っております。
 また、平成28年度から行っておりますが、パート勤務等の国保加入者で健診申込時に職場で健診を受けられるという方に対しまして、職場での健診結果の情報提供の依頼をその方に行い、その結果をもとに本人へ保健指導を行う取り組みも始めたことによるものが、その要因の1つだと考えております。
 村の特定健診の受診率の目標値は、先ほども申し上げましたが65%としておりますので、今後はその達成に向けまして引き続き受診率向上に努めてまいりたいと考えております。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 国の目標よりも高い目標を掲げていただいていまして、それで推進していただいていると。ぜひ今後とも高い目標を掲げて進めていっていただけるようお願いしたいと思います。
 その中にはぐあいが悪いような方がいらっしゃるかと思うんですね。そこにもしっかりと手を入れて、今はやっていただいていますけれども、メタボ予防活動、私も以前メタボ予備軍ということで、その中でいろいろと指導していただきまして、今はその中に入っておりませんけれども。これはどのような活動をして、内容をちょっと教えていただければありがたいんですが。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 健診を受けられた方には結果報告会で保健指導を行っておるところでございますが、その中でメタボの該当であったり、メタボ予備軍であったりと生活習慣病発症リスクの高い方につきましては、これは個別になりますけれども、地区担当の保健師と栄養士がそれぞれ訪問等を行いまして、生活習慣改善のサポートを行っているところでございます。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうしてサポートしていただけるおかげでですね、予防に大分つながっていると、こういうふうに私は思っているんですね。大変ありがたいことです。
 これは私もそうなんですが、なったときに、そこに予備軍として入ったときにですね、いろんな指導をしていただきました。でっかい茶わんで食べちゃいけないとかね、そういうことがいろいろあったわけですね。そうしますとね、やっぱり年齢を重ねてきますと、やっぱり食べることが楽しみだという方が、皆さんそうだと思うんですね。そうすると、いやそんなものを食っちゃいけないなんて言われますとね、怒る方もいらっしゃるかと思うんです。せっかく保健師さんと栄養士さんと訪問して、いろいろ指導していただいていますので、その辺はちょっと皆さんね、しっかりと受けとめていただいて、やっていただけたら予防にもつながると思いますので、そんなことも兼ねてお願いしたいと思うんですね、住民の方にもね、よろしくお願いしたいと思います。
 次に行きますけれども、これもですね、ちょっと説明するには長くなっちゃうかと思いますが、介護における現在の進捗状況ですね。いろいろな形で進んでいると思いますので、ちょっとその辺をご説明いただけるとありがたいです。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 本年4月からでございますが、介護保険制度の枠組みが変わりまして、非常に制度がいろいろ変わってきてちょっと長くなるかと思いますけれども、その枠組みが変わりまして、介護予防・日常生活支援総合事業、いわゆる総合事業と呼ばれているものですが、それが本年4月から始まったところでございます。
 この総合事業について最初に若干お話申し上げたいと思いますが、3つの柱で構成されており、1つ目は、これまで村が行ってきた健康長寿を伸ばすための介護予防事業、それから2つ目が要支援1・2の方の訪問介護、通所介護。それから3つ目ですが、多様な生活支援サービスで、この3つの柱を中心としまして総合事業が展開されるわけですけれども、地域住民の皆さんやボランティアの皆さんなどさまざまな団体に参画いただきまして、地域の実情に合った高齢者の支え合い体制を構築しようとするものでございます。
 特に先ほど御質問にありました進捗状況につきましては、この総合事業の進捗状況ということでお願いしたいと思いますが、1つ目の柱の介護予防事業につきましては、村では以前より積極的に取り組んできたところでございますけれども、地区の介護予防教室、健康体操教室、水中運動教室を開催し、要介護状態になることを予防していただくよう支援しておるところでございます。
 それから2つ目の柱の要支援1・2の方の訪問介護、通所介護についてでございますが、これにつきましては、これまでと同様のサービスが必要な方は、それ受けていただくほかに、A型からD型までの4つのサービスが新たに加わったところでございます。
 その状況をそれぞれ申し上げていきますが、A型サービスにつきましては訪問型と通所型サービスがございます。これについては、これまで要支援1・2の方のサービスのうち、ヘルパー等による訪問介護、それからデイサービス等の通所介護がこの総合事業へ移行されたところでございます。これらにつきましては、介護事業所等の協力を得る中で順調に推移しているところでございます。また、身体介護など訪問看護を受けている方や通所リハビリを受けている方につきましては、これまでどおりの介護予防サービスを受けていただいている状況でございます。
 次に、B型サービスについてでございますが、B型につきましては、住民主体によるサービスでございます。これは市町村単位での取り組みとなりますが、総合事業では各市町村が平成29年度までに、地域の住民同士で高齢者を支え合う仕組みづくりを推進するための組織としまして協議体という組織を設立するよう、法で定められており、村では本年6月下旬に高齢者支援にかかわっている個人や団体で構成する松川村高齢者地域支え合い体制整備協議体を発足したところでございます。現在まで4回の会議を開催し、地域での支え合い体制づくり等を協議いただいているところでございます。
 次に、C型サービスでございますが、これにつきましては生活機能を短期間に回復していただくための、理学療法士など専門職による短期集中型の予防サービスでございますが、これにつきましては、あづみ病院と委託契約をいたしまして、訪問型サービスについては本年4月から、通所型サービスについては本年10月からサービスを開始しておるところでございます。
 次に、D型サービスでございますが、これにつきましては、高齢者の外出の移動支援にあわせ実施されます生活支援サービスという位置づけになっております。地域の実情に応じたサービス設定となるため、このD型サービスにつきましても、現在協議会のほうで協議をいただいておるところでございます。それから、広域連合では広域的な取り組みが必要なサービス等も考えられますので、それについては広域のほうで協議が進められているところでございます。
 それから、3つ目の最後の柱となります多様的な生活支援サービスでございますが、これについては地域の実情に応じたサービス設定となるため、これについても協議体において協議をしていただいておるということでお願いしたいと思います。
 進捗状況につきましてはちょっと長くなりましたが、以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 長い説明をしていただきまして、どうも大変恐縮です。どうしても一言で言うというわけにもいかないものですから、長い説明になったかと思うんですが、何回聞いてもここがちょっとね、皆さんよくわかりにくいところで、またわからなくてね、何回も聞き直したりするところなんです。私も何回も聞いているうちにだんだんわかってきましたけれども、このことでわからなければ、個別に皆さんわからなければ、保健センターに包括支援センターがございますので、個別に御相談をいただければ、よりよい詳しいお話を聞けるかと思いますので、その辺はつけ加えておきたいと思いますが、よろしく、ありがとうございました。
 次に行きますが、これもですね、この取り組みによりまして要支援、要介護の介護保険の適用内外ということでちょっとお伺いしますが、よろしいでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 介護保険法では介護や支援をしようとする方のそれぞれの程度によりまして、要支援または要介護に区分されております。要支援は要支援1と要支援2の2段階、それから要介護につきましては、要介護1から要介護5までの5段階の区分としてございます。いずれからの区分に認定がされた後に介護保険サービスを利用することができるようになります。要支援、要介護はそれぞれの区分ごとに利用できる介護サービスの範囲、それから量、利用できる上限額などがそれぞれの段階によって変わってきますので、お願いしたいと思います。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) なかなかこれはちょっと説明すると長くなっちゃいますから、その辺で御理解をいただくということで、私も理解しましたので、よろしくお願いしたいと思います。
 その次にですね、これは村のほうでも研修会をしていただきましてね、一部の方はその研修会に出ていただきましたので、よく御存じでいらっしゃると思うんですが、大勢の方はほとんどよく御存じでないですが、生活援助サービスの内容ということでですね、ここからちょっとお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) この生活援助サービスの関係でございますが、訪問型サービスに区分されており、利用者の状況に応じてサービス内容は違ってきますが、家事等の生活援助が必要な場合に、ホームヘルパー等がその家庭を訪問しまして、掃除、洗濯、買い物、調理などの支援を行うようになっております。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうですね、身体的介護が必要ない、そういう場合のときの支援ということになります。ちょっとその中身をちょっと詳しく教えていただきたいんですが、生活支援コーディネーター、また協議体、これの役割と選出方法についてお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 今の御質問の関係は総合事業の中に含まれる部分ということでお話ししたいと思いますけれども、初めに協議体の関係をちょっとお話させていただきたいと思いますが、協議体については先ほど来お話ししたとおり、介護保険法によりまして、各市町村は本年度までに高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けるために必要な地域の支え合いによる生活支援体制づくり等を推進するための組織として協議体を設立するように定められております。
 先ほど申し上げたのと若干重複しますが、村では本年3月に協議体の設置要綱を制定いたしまして、本年6月下旬に高齢者支援にかかわっている個人や団体の代表者など19名を村長が委員に委嘱いたしまして、松川村高齢者地域支え合い体制整備協議体を発足したところでございます。これも先ほど申し上げましたが、現在までに4回の会議を開催いたしまして、地域での支え合い体制づくり等を協議いただいておるところでございます。
 次に、生活支援コーディネーター、地域支え合い推進員というような名前でなっておりますが、この役割でございますが、協議体と連携いたしまして、生活支援の担い手の育成や地域に必要なサービスの開発、それから高齢者支援関係者等のネットワークの構築、それから地域の支援ニーズとサービス提供を主体的に行っている皆さんとのマッチングなどの活動を主に行うものでございます。
 この地域生活コーディネーターになるための特定の資格要件等の定めはなく、地域における助け合いや生活支援等の実績のある個人または団体であって、地域でコーディネート機能を適切に担うことができる方とされております。
 この方の選出方法でございますが、協議体は生活支援サービスを推進する役割を担うことから、配置いたしますコーディネーターにつきましては、推進することも協議体の重要な役割の1つとされておりまして、協議体で選考した結果、協議体の構成組織のうち地域福祉の推進に実績のある村社会福祉協議会から選出されている協議体委員にコーディネーターを務めていただくことになり、現在、協議体ではそのコーディネーターを中心に地域の支え合い体制の構築に向けた協議等を進めていただいておる状況でございます。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) ここでいろいろなことが決められてですね、いろいろ進めていくと、こういうことでございますね。そういうふうに理解していいわけですね。ぜひ大事なことですので、よろしくお願いしたいと思います。
 次へ行きますが、2018年来年度ですね、それから認知症初期支援というのが、認知症の初期のこういう対応というものが国でも言われているわけですが、この辺こちらではどのように対応していくか。よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 2018年度、平成30年度でございますが、法のほうで全ての市町村で認知症初期集中支援チームというものを設置することが義務づけられております。役割といたしましては、医療と介護の専門職が家庭の相談等によりまして、認知症が疑われる方、それから認知症の方とその家族に対しまして、必要な医療や介護の連携調整や、あと家族支援などの初期の支援を包括的、集中的に行い、自立した生活のサポートを行っていくものでございます。
 村では大北管内の市町村と協議を行いまして、北アルプス連携自立圏協約に基づきまして、平成30年度から大町市に共同で1チーム設置をして、支援を行ってまいりたいという計画になっております。現在、大町市の地域包括支援センターでその開設に向けた準備をしており、来年4月の開設後は、村の事案等につきましては村の包括支援センターの職員が携わりながら、管内医療機関に登録してある認知症サポート医の指導のもとで、このチームの中で共同でそれぞれ本人や家族の方の支援に努めてまいるようになっておりますので、お願いいたします。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) これはですね、2025年に認知症高齢者が約700万人と、こういうふうに増大するということでございます。重要なことですので、これから今言われたように進めていっていただけるようになるわけでございますが、非常にこれもまた大勢になりますと深刻なこととなると思いますので、しっかりと進めていっていただきたいと思います。
 その次に行きますが、認知症地域支援推進員、その任務と選出方法ということでお伺いしますが、よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 認知症地域支援推進員の任務につきましては、認知症の方やその家族を支援する相談業務。それから医療機関や介護サービスなど地域の支援機関をつなぐ連携支援等を行っておるところでございます。
 村では平成26年より認知症介護における専門的な知識と経験を有する福祉の資格を持った者を村で配置いたしまして、認知症施策の担当保健師とともに支援に携わっております。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) それとですね、今はそうでもないんですが、これから考えていかなきゃいけないこととして、若年性認知症の対応ですね。このことについては、どのようにお考えになっているかお聞きしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 病状や生活状況、それからニーズが個人的に違うため、医療機関と連携する中で国保の相談対応を現在行っておるところでございます。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) このこともしっかりと取り組んでいただきたいと、このように思うわけです。
 最後にですね、介護の今はいろいろ、これはなかなか景気がよくなってくると、介護の人を何ですかね、集めるというか集まってもらえるというのはなかなか、これね、厳しいことだと思うんですが、このことについて村の考え方、介護の担い手確保の考え方ということでですね、村の考え方をちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 議員おっしゃるとおり、高齢者を地域で支えていくためには介護の担い手確保は大きな課題の1つでございます。一例を申し上げますが、北アルプス広域連合では本年4月からスタートしました総合事業に向けまして、昨年度より介護人材養成講座を開始しております。
 この講座の内容でございますが、介護資格を必要としないサービスに従事する方を対象に取得すべき知識、支援方法を学んでいただくもので、参加者は総合事業の訪問型サービスに従事予定の方や住民主体のサービスの担い手となるボランティアの方など、地域の支え合いの中心となることが期待される皆さんを養成する講座ということでございます。
 この講座につきましては、昨年度から引き続き本年度も開催しており、昨年度から本年11月までの研修修了生は全体で128人ということでございます。そのうち松川村の方が38名おられます。
 村では現在、その修了者が中心となりまして、東松川地区の有志の皆さんが高齢者を地域で支え合う居場所づくりを進めていただいており、このような住民の皆さん同士の支え合い体制づくりを村としましては、村全体へ広げてまいりたいと考えておるところでございます。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 今までにいろんな御質問をさせていただきました中でですね、いろいろなことがスタートしたり、これから新たにやっていくということがよく理解できましたので、今後ともいろんなことで進めていっていただきたいと思います。
 今はですね、100歳以上の高齢者というのが今はどれくらいいるかというと、全国で6万7,000人ぐらい。そしてまた今年度に至ってはですね、予定は3万2,097人と、過去最高だということだそうです。これだけ寿命が皆さん延びていましてね、健康でいられるのが一番であると思いますが、なかなかそうもいかないのが現状でございまして、その中で興味深いちょっとお話を最後にさせていただきます。
 こういうことを不安になっていること、皆さんが関心があることだろうと思います。このことをちょっと最後にお話しして終わりたいと思いますが、テロメアという言葉を聞いたことがございますでしょうかね。染色体の末端に存在している構造体で、ギリシャ語で末端を意味するテロスと、部分を意味するメロスからつくられた言葉です。老化を防ぎ、これは概略のみで。ちょっと長くなってしまいますので、概略だけお話しさせていただきます。
 老化を防ぎ若さを保つ、そんな願いを兼ねる注目されている研究がある。2009年ノーベル賞生理学賞のエリザベス・ブラックバーン博士、こういう方がテロメアの研究で日常実践できる生活習慣、最新の研究から健康寿命を延ばす施策と命の神秘に迫るものである、こういう研究をされている方がいらっしゃいます。心理ストレスにさらされていないか、睡眠を十分にとっているか、適度な運動をしているか、健全な食事をとっているかといったテロメアの状態を調べた、そういうことなんです。
 松川は適度な運動、マレットをやったりですね、カラオケをやったりですね、いろいろそれに要因がしっかりはまっているんではないか。それだから男性長寿日本一、女性の力もありますが、こういうことがいろんな要因になっていると思います、これに照らし合わせると。
 命の回数券と言われるテロメアを守る。この鍵は運動や睡眠にある、また瞑想なんかが今は注目されているそうでございますが、また精神的にも悲観的な心配性の方は短いんです。これは繰り返すとだんだんだんと、こういうふうに変わってきますので、短いということですね。いい意味で楽観的な方は長いというんですね。
 朝食の欠乏や睡眠不足は時計遺伝子の乱れを起こし、テロメアにも大きな影響を与える。日々テロメアを短縮させることになり、十数年後に、そのときはどうもないとしても、その後にきてですね、糖尿病のリスクとか認知症のリスクが増大することになる。
 がん患者の細胞を調べたり、認知症患者の細胞を調べるとですね、テロメアが短くなっている。これは繰り返し変化していきます。そういう研究だそうです。このことは丸山課長、福祉課長もよく御存じでしたので、さすがだなと思いまして、よく知っている。今後ともですね、このことを施策の中に生かしていただきましてね、御指導をいただきまして進めていっていただければ、よりよい効果が出るのかなと、私はこういうふうに期待しているわけでございます。そんなことも踏まえて、どうぞよろしくお願いしたいと思いますが、よろしくお願いします。以上で質問を終わります。
○議長(白澤富貴子君) これで、地域包括ケアの現状と今後の質問を終わります。
 続いて、質問事項、子育ての支援、応援の質問を許します。梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) それでは次の質問に入りたいと思います。子育ての支援・応援ということでですね、まずマイナポータルという言葉をお聞きになったことがございますでしょうか。そのことについてお伺いしたいと思いますが、どのような仕組みであるか御存じでしたら、お願いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) マイナンバー制度で個人ごとに設けられておりますポータルサイトの名称だということで、マイナポータルにつきましては、政府が運営するオンラインサービスの1つであるということで、例えば子育てに関する行政手続、いろんな申請等があるわけですが、そういったものをワンストップでできたり、または行政からのお知らせが自動的に届いたりといったような、そういったサービスの提供だというふうに解釈しております。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうですね。マイナポータル、余り聞きなれない名前で初めて聞く方もいらっしゃるかと。政府が運営しているですね、利用するにはマイナンバーカードに埋め込まれているICチップを読み取る、ICカードリーダーという、こういうライターというものが必要になるわけですね。これは政府が進めている。
 この背景だけお話しさせていただきますが、通常行政サービスを受けるには、住民票の写しや課税証明書、さまざまな先ほど課長がいろいろ説明している、こういうことを用意した上で役所へ出向き、提出する必要がある。
 しかし、最近の若いお母さんたちを見ていますと、なかなか忙しいんじゃないかなと。子供を保育園に預けて、自分は働かなきゃいけないと。こういうようなことが全般的に言われている中でですね、仕事や育児で忙しい子育て世代にとっては、書類の準備や提出するために時間を確保するというのがなかなか難しい。このために政府は、マイナポータルを利用して24時間どこからでも申請できる仕組みをつくったと、こういうことでございます。マイナポータルに関しては、個々の状況に合わせた子育てサービスの検索や保育、児童手当の現況届など忘れがちな手続を事前に知らせてくれるプッシュ型通知など便利な機能が備わっている。行政側にとっては、業務を効率化できるメリットがあり、政府はマイナンバーカードの普及とあわせてシステムの導入に向けた自治体の取り組みを後押しする考えと、こういうことでございます。
 年配者は意外と必要ないかもしれないですけれども、若い方にとってはどうなのかなということがありますので、その辺ちょっとこういうことを進めていっていただければいいかなと思うんですが、課長いかがですか。もう一度お願いしたいと思うんですが。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 若い方々が便利だという話なんですが、これはマイナンバーカードの普及がちょっと余り進んでいないということもありまして、確かに利用されれば便利な面もあるのかなというふうに思います。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) こんなこともぜひ周知や案内で、できれば若い方にしていただくとありがたいかなと思うんですが、よろしくお願いしたいと思います。
 次に行きますが、いじめ早期発見へSNSの活用はということでお伺いします。これはですね、実はいじめが絶えないということで、長野県はデータをとった、調査したところによりますと、未成年者の自殺がですね、これは最新のちょっとデータではないんですが、自殺率が非常に高いんですね。それで長野県が、県がLINEというSNSを通じてですね、調査をしてあるんですね。ちょっとこの辺を読みますと、県によると、最新型のデータかどうか、情報かどうかはちょっと前のか、その辺はちょっと定かではないんですが。
 県内の19歳以下の自殺者は14年に19人、年代別では全部で436人。15年11人、378人と。20年、2010年、それから14年、平均して10万人当たり未成年者の自殺死亡率は長野県は4.1人。全国は2.46人、こういうことでございます。
 学校へ通っている中学校生、高校生、小学生もそうですが、こういう方に該当するわけでありますが、長野県はLINEアカウント「ひとりで悩まないで@長野」を開設し、県内の全中高生12万人に学校を通じて案内資料を配布したところ、3,700人が登録した。松川もこのような案内が来たかと思うんですが。
 相談は1,579件のアクセスがあり、547件の相談に応じた。これは2016年の259件を上回った。県教育委員会心の支援課は予想以上の相談に驚いた。そういうふうに語っているわけです。総務省の調査では、10代が平日に携帯電話で話す時間は、携帯で話すというのは約3分ぐらいとなっているんですね。ところがSNSを利用したメールですね、メールは57と、約1時間ぐらい使っていると、こういうことでございます。こういうことの中で質問としてお伺いしますが、村のほうでは、このことに対してどういう対応をされているかお伺いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 議員がおっしゃられたように、中学生ですか、松川のほうは教育委員会は通しはしませんでしたけれども、配られたと聞いております。
 あと今言われました長野県で試験的に行ったものは、9月の2週間という短期間にかかわらず、これだけの相談があったということで、そういう悩みを抱える中高生が多いということと、今の中高生に一番身近なLINEというコミュニケーションツールの威力の大きさを非常に感じております。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 以前にもお伺いしたことがあるんですが、公務員の方もそうなんだと思うんですが、SNSを使用ということにつきましてね、公務員の方とか学校の先生、こちらの方はSNSにはどういうふうな印象というか、対応というかを持っておられるか御存じか、その辺ちょっとお願いしたいと思うんですが。
○議長(白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 私どもというか私ですと、当然便利なツールとして使用はしてございます。今は実際学校の教育現場では特に生徒と教師、あと教師と保護者と個人的な使用は行わないようにということで指導はしてございます。一応先生、児童・生徒につきましても、PTAの研修会ですとか各種講習会のほうで安全な利用に努めるようにという研修を受けてもらったりしております。そういう状況です。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうしますと、余りSNSを開いて見るということとか、触れるという機会は学校の先生は少ないかと思うんです。私はおかげさまで頻繁にですね、そういうものを活用しましてするんですが、トラブルは私はないんですが、場合によっては書き方1つによっては抽象的な批判が来たりですね、そういうことがあるし、また犯罪と言えば大げさになりますが、トラブルに巻き込まれるということがあればですね、また仕事上に問題があるかなとは思って、控えている方もいらっしゃるかと思うんですが、県としては一応こういうことで若い人たちはもう携帯電話は必需品だと。若い方にしてみれば、そうだと思うんですね。そういう方が悩みを相談するには一番率直で早いのかなと、こういうふうに思っているわけですが、ですから、そんなことも踏まえてですね、皆さんがSNSを敬遠するじゃなくてですね、中にはそういうことも相談できるようなことも考え方の1つかなと、こういうふうに思うわけですが、いかがでございましょうか。
○議長(白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) もちろん使い方によって非常に有効な手段であるとは認識してございます。
 ただ、まだ未熟な中学生が先生ですとか個人的にそういうものを使用して相談するとかまでは、ちょっと使い方をしっかりした上でなければできないかと思っておりますので、まだちょっと個人的に勧める段階には来ていないかと思っております。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 今後ともですね、そういうことも検討して対応していっていただきたいと、こういうふうに思うわけでございますが、よろしくお願いします。
 次に行きますが、子育てパパの応援、環境改善の取組は。女性の社会進出ということも今言われていますが、お父さんの子育てにかかわる時間があれば、女性も少し負担が軽減できるかなと。そして育児休業も1年半から2年に延長されました。このことについてですね、村はどう思っているか、ちょっとお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 男性の育児への参入ということで参加、もっとさらに積極的にというふうにということで変わってきていると思うんですが、役場内で申しますと、それぞれ家庭に差はあると思いますが、男性の育児参加につきましては、それぞれの立場で育児に参加しているものというふうに思っております。
 過去10年間でありますけれども、男性職員で育児休業の取得の実績は今のところありません。ただ、この制度の周知等は行っておりますし、職員もみんなその辺につきましては、わかっているというふうに考えております。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) いろんな女性が進出するのにですね、村長も40%の女性の登用ということも目標として掲げていただいていますが、なかなかそこは大変だと思うんですよね。ですから、今後ともしっかりとそういうことも踏まえてですね、よろしくお願いしたい。男性が育児に参加することも非常に大事だなと最近思うんですが、よろしくお願いしたいと思います。
 次に行きますが、これは以前に3月に1回質問をさせていただきました。松川村はどちらかというと、このことについてはかなり進んでいました。ほとんど手落ちがないくらいにしっかりと整備されていると思うんです。
 でも、国のほうとしても、こういうことが言われておりますので、日本版のネウボラ、これはフィンランドが発祥地で、子育てを切れ目なくするという政策なんですが、そのことについてお伺いしたいと思うんですが。
 今現在ですね、3月に質問させていただきました。その後、何か特にされたこととか、整備状況とかいうことですね。ありましたらお願いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) この日本版のネウボラの関係でございますけれども、保健師や栄養士、それから社会福祉士等の専門職を1つのところに集めて、妊娠から出産・子育てまでを切れ目なく相談に応じるものということで、この機能につきましては、3月のときに答弁させていただいておりますが、その機能につきましては、村の保健センターで備わっておるということでございますが、現在の取り組みの一例を申し上げたいと思いますけれども、母子保健手帳交付時に面接の実施、それから妊娠届時のアンケートを活用いたしまして、妊娠・出産・子育てに関する悩みやニーズをそのアンケートにより把握いたしまして、リスクの高い妊産婦については、地区担当の保健師及び関係機関と連携する中で切れ目なく支援を行っておるところでございます。
 また、今後でございますけれども、新生児全戸訪問時に産後鬱病等の問診票によりまして、客観的に母親の状況を把握するとともに、出産後助産院等において母胎の管理や育児指導等を行い、育児不安等の軽減を図る産後ケア事業についても現在導入を検討しておるところでございます。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 既にいろんなことをしていただいてあります。切れ目ない支援が松川村の子供は宝、そのとおりしっかり進めていただいております。特にもうないくらいですね、もうそのくらいできていれば大丈夫ですね。そういうふうに理解していますが、よろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。
○議長(白澤富貴子君) 質問事項、子育ての支援・応援の質問を終わります。
 続いて、質問事項、移住・交流イベントの質問を許します。梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 3番目の質問をさせていただきます。村長の御挨拶の中でも聞いておりますが、移住・交流イベントについてですね、結果報告はいただいておりますのでいいです。そのとおりだと思いますので。その内容ですね、過程、企画、皆さん一生懸命やっていただいていますので、その様子をちょっとお伺いしたいと思うんですが、11月5日の若者交流イベントのこの様子をお願いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 11月5日でございますが、村では初の試みということでございましたが、若者たちの交流イベントとしまして、小学校のグラウンドで校庭で大人の大運動会を行いました。これの目的ですが、若者のつながりを広めまして、地域の活性化はもとより男女の出会いの場を創出したいということで行いました。
 男女合計で49名の方が参加されまして、運動会、私も行きましたけれども、大分盛り上がっておりました。その後はそれぞれ連絡を取り合っていたり、それからその後一緒に、イベント後に飲み会に行ったりという方々が見受けられました。そんな状況でございます。
 すみません。やった運動会の内容でございますが、まず午前中に大玉送りとか椅子取りゲーム、それから綱引き、障害物競走、そしてリレー等行いました。午後につきましては、校庭とそれから役場庁舎の南の中央公園等も含めまして、今度はそれぞれグループに分かれまして謎解きの宝探しのゲーム、こういったものを午後は楽しんだといった、こういう内容でございます。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) その企画ですね、職員とか皆さん、スタッフがいらっしゃるかと思うんですが、何人ぐらいでこういう企画を立てて進めていらっしゃったんでしょうか。よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) この企画でございますが、この運動会自体は大北圏内にあります、そういったものを企画する業者がありますので、そちらのほうへある程度企画はお願いしました。ただ、そういった参加する方々を集めなきゃいけないので、役場の若い職員を中心に20名くらいですかね、それぞれいろんな方法でPR、村内外も含めまして、それから県外もそうですが、そういったところへ広く周知して、人を募集したと。もちろん当日も裏方として準備等に当たっていただいたということでございます。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) すばらしい企画をしていただきましてね、私もちょっと見たんですが、皆さん活発に大きな声で盛り上がっておりましたので、これはいい感じだなと思って見させていただきました。
 11月18日の様子はどうですかね。よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 11月18日につきましては、このときは少し年齢を上げまして、特に真剣な出会いを求めている方々を対象に、「秋の林檎収穫ピザ作り婚活」と銘打ちまして、男女合わせて22名の方に御参加をいただきました。
 リンゴの収穫体験をして、まずいただきまして、その後はちひろ公園の体験館のほうでピザづくり、それからアップルパイづくり、それぞれ分かれまして、男女まざり合って一緒にそういったものをつくったということでございます。それから、ピザづくりの後はフリータイムで歓談をしたりということで、最終的には4組のカップルが成立したということで、非常によかったなというふうに感じております。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) なかなかのすばらしい企画を立てていただいて、やっていただいてよかったと思います。今後とも継続してやっていっていただきたいと思うわけですが、よろしくお願いします。
 その中にですね、今度イベントの中にも移住定住の相談の窓口を設けたりしておりますが、まず28日にちひろ公園での移住相談の状況、また、その翌日には今度は東京で移住相談ですね。なかなか職員の方はみんな忙しいようですが、よく頑張っていただいてやっていただいていますが、その様子をちょっと教えていただけるとありがたいですが。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) まず初めに10月28日、この日の安曇野ちひろ公園での移住相談でございますが、この日は収穫祭とそれからおさんぽマルシェが同時開催されたものでございまして、その中のちひろ公園内の物販、テントのところに併設するような形で移住相談を行ったわけでございます。ちょっとあいにく午後からは雨が降り始めたということで、ちょっとこの日は相談者は少ない5組のみでございました。
 それからちょっとつけ加えますが、この日は安曇野ちひろ公園での相談会でございましたけれども、8月末から10月末にかけてちひろ公園、それから道の駅でずっとそういったような形の移住相談を毎週末行ったということで、平均すると1日10組くらいの方の相談に乗れたということでございます。
 それから10月29日です。こちらにつきましては、東京での移住相談でございます。北アルプス連携自立圏として参加をしまして、そこのブースの関係がございまして、池田町、小谷村、松川村の3町村で、そちらのほうで相談会をしたということでございます。
 この日につきましては、たまたま大北の南部ということで、松川と池田で合同で6組くらいの相談を受けたという話でございます。その中では大北全体の紹介もしますけれども、松川村の特に魅力、それからほかにも村としましては、生活圏の視察ツアーなんかもやっていますよと、そういったことも含めて広くPRをさせていただいたという内容でございます。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 幅広く説明をしていただきました。そのほかにですね、村の生活圏支援ツアー、また体験ツアーそういうものもやっていらっしゃいますが、これもちょっと説明していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 村生活圏視察ツアーの状況でございます。6月より、そういったものを募集しまして、始めている視察ツアーでございます。このツアーでございますが、村内の公共施設や病院、それからスーパー、コンビニ、それから空き家等を回りまして、実際に村の中を見ていただくということで、こちらへ移住してこられる方に生活圏を知っていただいてというツアーでございます。
 現在までのところ2組、3名の方が参加していただきました。埼玉県の方が8月にお一人、それから9月には大阪府の方が2名、それぞれ参加をしていただいております。これは随時受け付けておりますので、今後も取り組んでいくという内容でございます。
 それからもう1つでございます。移住希望者を対象としました村の魅力体感ツアーでございますが、7月15、16に第1回を行いました。それから10月21、22に第2回を開催しました。参加者は第1回目でございますが、3組3名。それから2回目のときが5組7名という参加でございました。農家民泊を取り入れたりして農業体験もしていただきながら、村の中を見ていただくということでございます。
 これにつきましては、来年の2月に第3回目のツアーも予定したいというふうに考えております。2月は非常に厳しい寒さの時期でございますが、実際に村のほうへ移住していただく上では、やはりいい時期ばかりでなくて、やはり冬場も感じておいていただいたほうがいいということで、現在計画をしております。特に冬場でございますので、そば打ちとかおやきづくりなども体験していただければということで、現在ホームページ等で参加者を募っているところでございます。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 時間もなくなってきましたので、今後ともですね、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。そして広報活動とかPR活動をしっかりしていると思います。しっかりやっていっていただきたいと思います。そんな思いなんかも含めてですね、しっかりとやっていただきたいと思いますが、村長いかがですか。こういうことについてしっかりとPRしておいてください、最後に。よろしくお願いします。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 復活特命係が元気が出るよう、そしてまたよその人たちが松川村を知ってもらうように応援をしていきたいというように思います。
○議長(白澤富貴子君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 以上で終わります。
○議長(白澤富貴子君) これで、移住・交流イベントの質問を終わります。
 以上で、4番梨子田長生議員の質問を終わります。
 ここで、午後3時20分まで休憩とします。
                                 午後 3時06分 休憩
                                 午後 3時20分 再開
○議長(白澤富貴子君) 再開します。休憩前に引き続いて一般質問です。
 順位5番、8番平林寛也議員の質問事項、来年度以降の水田農業についての質問を許します。平林議員。
◆8番(平林寛也君) それでは、あと2人で大分皆さんお疲れだと思いますが、頑張ってお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。それでは、通告に従いまして質問させていただきます。
 来年度以降の水田農業についてということであります。来年から国による米の生産調整、減反政策が廃止され、米の直接支払交付金10アール当たり7,500円がなくなります。また、農業再生協議会からの生産数量目標の配分も廃止をされます。このような状況の中、各生産者は来年の水稲作付面積や農業資材や農薬の注文をどうしたらいいか、今非常に不安が大きくなっているところだと思います。この点についてですね、村の対応についてお伺いをさせていただきたいと思います。
 まず、村の水田農業の現状についてお伺いをさせていただきます。お願いします。すみません。村の水田の集積の進捗状況、それから集落営農組織の状況、それから加工米を含む減反部分の作付について、それから農家の高齢化や後継者についてお伺いをさせていただきたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 営農支援センター事務局長。
◎営農支援センター事務局長(高山重典君) それでは、村の現状につきまして御回答させていただきます。
 最初に水田集積の進捗状況でありますけれど、本年の4月1日現在、担い手等への農地利用集積面積は581ヘクタール、村の耕作面積に対しまして約51%といった状況となっております。
 続きまして、集落営農組織の関係でありますが、村内には11組織がございます。生産販売を行うなど、活動は各組織でさまざまな状況であります。平成28年度につきましては、村の営農支援センターから8組織に対して助成をしております。
 続きまして、加工米を含む減反部分の作付の関係でありますけれど、水稲の作付状況は食用米が約709ヘクタール、飼料用米が約20ヘクタール、加工米が約50ヘクタール、備蓄米が6ヘクタールとなっております。水稲以外の作付状況につきましては、果樹が34ヘクタール、大豆が30ヘクタール、ソバ20ヘクタール、麦12ヘクタールが主なものとなっておりまして、その他は自家用等の野菜が大半を占めております。
 続きまして、農家の高齢化と後継者の関係になりますが、水田農家の規模も大小ございます。傾向としましては、担い手であります大規模農家につきましては比較的後継者が育っている状況と感じております。ただ、中小規模のいわゆる兼業農家につきましては後継者が不在の農家も見受けられる状況となっておりまして、ただ、村全体を捉えますと、村では担い手農家の借り受け希望面積に余裕がある状態でありますので、村全体としましては後継者不足といった中では深刻な状況ではないといった判断をしております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) ありがとうございました。村の現状はやっぱり、どう考えても水田農業についてはですね、非常に厳しいところに来ているかなという、高齢化ですとか後継者がいなくて、お願いしていかなきゃいけないというような農家も結構いらっしゃるという現状だと思っております。また、今の答弁についてはですね、今後私の質問の中で使わさせていただきたいと思っております。お願いします。
 それでは次ですが、村は県再生協議会の目安値をどのように受けとめ、また、各生産者に伝えますかという、そういう質問でございます。今まで県の再生協議会は生産数量目標ということでやってまいりました。それをですね、各自治体に持ち帰って、それぞれ目標値に合わせる作付をしてきたという現実でございます。
 ただですね、来年度からは目安値ということで国は動き出しているようでございます。生産数量目標から目安値に変わるという中で、やっぱり現状の水田農業の体制では先が見えてきているという、そういう判断の中で、各農家の自主性を重んじてということがあると思いますし、それぞれの地域特有のやっぱり性質を生かした農業もやっていったほうがいいんじゃないかという、そういうことで目安値ということになったんだと思いますけれども、やっぱり農家の中には、生産者の中には、ある程度自由につくれるとは言いながら、みんなつくってしまったら米余り、それから消費減退、そういう中で米価の暴落を招くんじゃないだろうかということで不安視する皆さんが非常に多いという中で、ある程度国として目安値を示していくほうがいいだろうという、そういう判断だと思うんですけれども、ここら辺についてですね、これをどのように各生産者に伝えていくかということで質問をさせていただきたいと思います。お願いします。
○議長(白澤富貴子君) 営農支援センター事務局長。
◎営農支援センター事務局長(高山重典君) 基本的には村再生協議会で協議をいただきまして、決定していく方針かと思います。ただ、昨年度までは、村のほうでは生産数量目標に対しましては目標値を農家の方に示しまして、取り組みを農家の皆さんに任せていたというのが現状であります。
 30年から目安値という形に示し方が変わるわけですけれど、村としましては県から示された目安値を各農家の方へ示す中で、各農家の方に判断をいただければと考えておりますが、今後開かれます村の農業再生協議会のほうで協議をいただきたいと思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) ここでですね、ちょっと村長にお伺いをしたいと思います。ここ3年ほど村長は大北の農業再生協議会で松川村の生産数量目標について同意ではなくて、聞き取った上で持ち帰って、判断は各生産者に任せたいということで発言があります。今回は目安値ということになるわけですけれども、村長としては、大北ではなくて北アルプスという今度はくくりになるんでしょうか。大北の5市町村のくくりに間違いはないわけですけれども、そこら辺でですね、またどういう判断をして、どういう御発言をされるのか、ちょっとそこら辺をお伺いしたいと思いますが、お願いします。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 全然情報が入ってきていないんですよ。目安値ってどのぐらいの。今までと同じような数字を示してくれるのか、私どもは全然情報がないもんで、今支援センターの高山局長が言いましたけれども、聞き及ぶ程度ということで、こちらの再生協の中で話をしていきたい。私は基本的には、割り当てを強制しないという考え方でいます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) ありがとうございました。実はですね、新聞報道なんかによりますとね、この12月14日、4日ほど前ですけれども、県の農業再生協議会、米戦略作物部会が開かれてですね、県内58の全地域農業再生協議会ごとに示す目安値が決定をされております。国が示した需給見通し735万トンを踏まえてですね、18年産の目安値は17年産の生産数量目標と同じ値とし、大北、北アルプス地域振興局管内でございますけれども、そこへは1万9,422トンが配分をされたという報道がありました。
 これにより今月25日、あと2、3日だと思いますが、5日ぐらいですか、すみません。開催される県農業再生協議会北アルプス地方部会会議では、松川村を含む5市町村に昨年となから同等の目安値が示されるのではないかなという、そういう予想をしております。このことについてですね、村長は今情報としてお持ちでないという御発言でありましたけれども、経済課長さん、あるいは営農支援センターの高山さんあたりはどのように受け取っておられますか。ちょっとお願いをしたいと思いますが。
○議長(白澤富貴子君) 営農支援センター事務局長。
◎営農支援センター事務局長(高山重典君) どのように受け取っているかということなんですが、県から言葉悪く言えば一方的に示されているものですので、目安値として受け取らざるを得ないとは思っております。それを受ける中で農業株、農業債をどのように配分していくかというのを今後検討していきたいと思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) 私はちょっとびっくりしたんですが、国で735万トンということで目安値を出したということについて、昨年度とほとんど変わらないという中でですね、今、米価がこれだけ上がっていて、しかも毎年8万トンがもう消費が減退していて減っていくと。しかも今年は米価が上がったものですから、SBSの輸入米というんですか、10万トンの枠があるんですけれども、それもほとんど2.何倍の入札の倍率があって、10万トンがほとんど売り切れるんじゃないかという、そういう現状が今ある中でね、735万トン、よくこれだけ出したなという私は気があるんですけれども、そういう点についてどのようにお感じになります。
○議長(白澤富貴子君) 営農支援センター事務局長。
◎営農支援センター事務局長(高山重典君) それぞれの生産地によりまして、作柄状況は違うかと思います。それをそれぞれ積み上げる中で、国の判断した数字というふうに捉えております。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 今、営農支援センター事務局長の言ったとおりだと思いますし、それぞれ村の営農支援センター幹事会もろもろ県も含めた中で、今言われたようなことの動向をそれぞれ話し合う中では、先ほどの質問にもあったんですが、ちょっと作況が少し落ちたという部分と東北地方で飼料米に大分大きく取り組んでいるという中で、食用米が思いのほか伸びていないという現状が大きいのかなというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) どうしてこんなに米価が上がっているかという中には、先ほども同僚議員のほうからもお話があったと思うんですけれども、今、課長答弁していただいたとおり、飼料米の作付が多かったというあたり、それから実はこれ消費者の食べる傾向がですね、お米離れが非常に進んでいて、8万トン毎年減ってきているんですが、そういうことも1つの原因であり、また少子高齢化が進んで、食が細くなってきているというのもあるのかなという、そんなぐあいに考えているところですが。農家としては米の消費が減って、お米の単価が上がってしまうと消費が減るというのはせつない、本当に切実な問題として来年の作付にはね返ってくるような気がするものですから、非常に心配をしながら見ているところではありますけれども、ここら辺も何というんですか、明るい見通しじゃなくて、暗い感じの見通ししか持てないのかなと思って、ちょっといくらお米を自由につくれると言いながらも、ある程度減反もやっていかないといけないのかなと。非常に作付しようかどうしようかって気持ちが揺れている部分であります。
 それでは、その次の質問にちょっとさせていただきたいと思います。交付金廃止による減収を補う具体的対策はということでお伺いをしたいと思っております。これ先ほど申し上げましたが、1反歩7,500円分がなくなるという中で、当然生産者にとっては減収になるわけです。農水省あたりはですね、これ総額で710億円ぐらいになるんだそうですけれども、水田の活用、それから農村基盤整備、あるいは収入保険の創設あたりで必ず生産者のほうに返していくような、そういう施策を打っていきたいということで情報としては出ているようでありますが、新年度の予算が出てこないと、ここら辺もどうなるのかというのはちょっと心配なところではあります。こういう減収を補うような具体的な対策について、ちょっと何かありましたら御答弁をお願いできたらと思いますが。
○議長(白澤富貴子君) 営農支援センター事務局長。
◎営農支援センター事務局長(高山重典君) 農家さんの減収を直接補填するような制度というのは、今のところ村では考えておりません。ただ、この30年の転機をよい機会と考えまして、村で米がつくれる圃場につきましては、なるべく水稲作が推進できるように、加工米等の取り組みも含めまして、村の水田フル活用ビジョンを大幅に見直す中で、農業者の所得等が安定するような施策が展開できればといったことを農業再生協議会で検討するようにお願いをしていきたいと考えております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) 今、加工米についてのお話が出ました。目安値に従った場合ですね、従来の加工米の対応は継続されるものだと思っておりますが、今の御答弁では継続するだろうというぐあいに受け取るわけですけれども、来年度からは自由な作付が可能になるという中で、それでも目安値が欲しいという生産者の要望もあってやっているわけですけれども、1つの問題は、私は自由に作付をして全部作付をした場合に、減反をしないで、集荷団体、JAさんを初め集荷団体があるわけですが、そちらのほうで果たしてそれを引き取ってですね、売り抜けてくれるのかどうかという問題もあるような気がするんですよね。一気に今まで3割減反していますから、その分が米になって集荷をされた場合、販売するほうでそれだけの力をお持ちなのかどうかという、そこら辺もわからないという中でね、非常に農家としては難しいところだなと。おっしゃられるような目安値でやっておけば一番安全だろうとは思うんですけれども、そうかといって、せっかくこういう機会がめぐってきたという中でね、つくれるだけつくってみたいという、そういう生産者だっていらっしゃると思うんですよね。
 私は今、加工米作付ということでね、これが今まで、これについては集荷団体さんもたくさん欲しいということでおっしゃられているもんですから、要は作付を3割減反していた部分を全部例えば作付をして、売れる状態であれば、売っていただける状態であれば普通米としてね、一般米としてとっていただけるようにする。そのかわり、いやここまではだめだよと、これだけはもう一般の食用のお米としては受け取れないんだと、売り抜きができないということである部分についてはですね、今度加工米に切りかえて加工米で扱っていただくという、これは1つの安全面になるんじゃないかなと思っているわけです。ここら辺、いかがなものでしょうかね。そういう選択が可能なのかどうかという、現時点ではわからないわけですかね。お願いします。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 26日に大北農協と農政懇談会をやる予定をしております。その中で、きっと農協さんのほうからも、ある程度示してくれるんじゃないかというように思います。
 反問権じゃないですけれども、収穫を示されてね、今年お米が上がっていると、そういう状況の中で、俺はどうして心配するのかなって思うんですよ。今年と同じだけつくっていれば、今年と同じだけの米のお金が入るんじゃないか。他府県でもってたくさんつくればそれはわからないですけれども、ただ長野県でいくとですね、いいんじゃないかなというのは簡単な考え方ですけれどね。そこら辺のところをちょっと教えていただけたらと。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) とんでもございませんが。実はですね、私も目安値を守っていればね、何ら問題なく消費のほうへも回っていって、米価についても今は備蓄米180万トンぐらいということで動いておりますので、そんなには変わっていかないんだろうなという、米価についても変わらないんだろうなという気は一部あるわけですけれども。
 ただですね、この間国が735万トンの作付目安値を出したその後にですね、国の再生協議会でこれだけ目安値で出しますよという中で、実はきのうのニュースでですね、北海道が作付面積を5年間は縮小していたやつを一気にふやしたんですね。ですから、今までと全く同じ、全国で同じ生産数量目標、今度の目安値、これを守ってくれれば、そんなには変動はないだろうなと思うんですが、北海道のニュースを聞いてね、やっぱりうちの米は売れるんだという自信があるところは、この目安値全く関係ないといえば失礼ですけど、自由にやってみようよというところが北海道以外にも私はまだ出てくるんじゃないかなと思って、国の735万トンという数量が果たして守れるかなというそういう不安があるんです。
 そうなると、本当に松川もですね、これは多分配分や目安値が来ると思うんですが、そこでたくさんつくりたいという方と、これは自分で売り抜けるんだから、うちは全部やりたいよという方も中にはいらっしゃるような気もしますし、これは目安値を守っていたほうが長い目で見ると安全じゃないだろうかという、そういう方もいらっしゃって、判断が微妙に揺れている部分があるんだと思うんですよ。
 それから、私は全国一律にこの目安値が守られるものだとはちょっと今は思えないものですから、いろいろ考えて、どういうぐあいにやっていったら各農家それぞれ収入確保できるのかなという、そこら辺本当にみんな今迷っているところじゃないかなという、そんな感じでいるわけです。
 村長は前々から農家の判断に任せるということで松川村は来ておりますので、大変ありがたいなとは思うんですが、ただ、そこまで農家として販売先をそれぞれの農家が確保しているわけじゃありませんので、農協さんへお願いするか、そういう中でこの目安値というものをまた減反の目標みたいな感じでやっていかなきゃいけないのかなという1つの諦めというか、そういうものもあるんです。非常に農家としては作付をどうしていかなきゃいけないのか心配というか、わからないという部分が多いものですから、いろいろな情報を皆さんからいただければと思っているようなわけであります。
 ぜひ、村長もその26日に農協さんとの懇談会があるのであればですね、そこら辺余分につくった場合でも売り抜けられるのかとか、そういう体力があるのか、そこら辺も含めてですね、お話していただければありがたいかなと思っているんです。ちょっとそこら辺村長お願いしたいと思いますが。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今北海道が生産調整を今までやっていたのを来年からやめるから、全部つくろうじゃないかというニュースがあった。よそにも多分そういうところが出てくると思うんです。
 しかし、今までは生産調整という数量が決まっていながら、ずっと守らないところもあったと思うんです。長野県だってそうなんですから。ですから、余り楽観的なことを言うと農家の皆さんに叱られますけれども、そんなに心配しないで、今までどおり加工米もつくって酒米もつくって、松川村はやっていけるんじゃないかというように私は思っているんです。そういうように村もですね、酒米をつくってもらって、それをぜひみんなに買ってもらうように努力をいたしますので、今から寝られないほど心配しないで、ぜひ頑張ってやってもらうようにお願いしたいと思います。
 農協さんとはよく話をします。25日だったっけ、あれは、25日だよね。25日に俺は全然数量がわからないもんで、またよく聞いてきてですね、引き受けてはきませんので、聞いてだけきますので、そういうことで生産再生協と話をさせていただきたいというように思います。余り悲観的にならなんで、ぜひ一緒にやるじゃないかい。お願いします。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) ありがとうございました。悲観をしているわけじゃないんですが、迷っていた部分ですから。農家って集積、先ほどのお話でね、50%以上進んでいるという現実があります、水田農家ですね。そうなりますと、どうしても規模拡大をしてですね、たくさんの借金を背負って長期でローンを返していかなきゃいけないという、そういうのを抱えているところが非常に多いわけですよね。
 そういう中で米価の変動というのは、それは高いにこしたことはないんでしょうけど、そんなものが続くわけがありませんので、一番は安定した米価を求めているわけですよね。要は長期計画できちんと返していけるというめどをつけたいというものがあるものですから、そういう中で皆さん右往左往する部分も非常に多いんじゃないかなと思っています。
 それからあと、減反部分についての水田の活用の部分でですね、11月30日に県内の16農協がそれぞれ水田を活用する重点品目を定め、行政と一体的に各品目の産地化に乗り出す発表がありました。これは今まで米プラスワンの政策の強化だと思いますけれども、JA大北では業務用キャベツ、タマネギ、ジュース用トマトが挙げられておりました。また、これらの品目を導入する生産者には県や農業普及改良センター、そしてJAが助言や支援をするというぐあいにうたわれていました。
 私は、こういうこともそれはやっていかなきゃいけないというのは重々わかります。しかしですね、JAや県は今まで米プラスワンというのを大分前から一生懸命やれやれやれやれということで進めているわけですけれども、私はその成果がそれほど上がってはいないんじゃないかなと思って、先ほど答弁いただいた村の農業の状況の中ではですね、いくらこういうことを掲げていただいても、なかなか高齢化とかそういう問題で進んでいかないんじゃないかなというぐあいに思っているわけですが、これは今度の農業再生協議会の中で多分このことも出るかと思いますけれども、具体策ですよね。具体的に本当に大丈夫なのかという、今までこれだけ言ってやってきたけれど、成果としてはそれほど出ていないじゃないか。この政策をまだやるのかいという、そういうこともお伝えをいただきたいような気がするんです。そこら辺いかがですかね。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 確かに今、議員おっしゃられるようにね、私も米プラスワンでそんなにプラスワンのほうがうまくいっているとは思っていません。ですが、何かやらないと米だけではいけないということですので、また再生協議会の中でしっかりと話し合いをして、来年に向けて頑張っていきたいというように思います。楽観的じゃないかと言われるかもしれないけど、迷わず進みましょう。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) ぜひまた再生協議会のあたりでですね、村長あるいは経済課長のあたりから発言をしていただきたいなと思うんですが、もう一つ要望としてね、これはちょっととっぴな要望で申しわけないんですけれども、松川村酒米生産部会というのがJAの中にあります。私も会員でありますけれども、こういう中で酒米は主食用になるわけがありません。それで、前々から話があるわけですけれど、米の生産数量目標、目安値でいいですよ。それから外してもらうという話を進めてもらうわけにはいかないかなと思って、そこら辺ちょっととっぴな発言で申しわけないとは思うんですが、そういうこともちょっとどこかに置いておいていただいて、私はその減反政策というのを地域の特色を生かした農業をやっていってくださいよということで国は言っているわけですから、私は酒米というのはお米には違いないけど、主食用に回るわけじゃありませんので、こういうこともね、ほかの作物とキャベツだ、あれだと、そういうものと一緒という考え方もできるかなという気がして、酒米部会の中ではそんな冗談めいた話も出ているわけです。そこら辺もですね、生産再生協議会のあたりでですね、正式な発言じゃなくてもいいけれども、情報としてね、ほかのところと話し合いをしてみていただければ、またその情報をいただければありがたいかなと思っております。
 それともう一つ要望ですが、毎年2月にそれぞれの地区で農家懇談会が開催をされます。各生産者に村農業再生協議会で決定された内容が伝えられて、これからの作付ということで各生産者が動き出すわけですけれども、来年2月ということでなっていると思うんですが、少しでも早く前倒しをしていただいてね、非常に農家はそれぞれ心配事多いかと思うので、早目に村の再生協議会の結果を各生産者にお伝えをしていってもらうということをお願いをしたいと思いますが、そこら辺いかがでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) さっき酒米を外すというのはちょっと俺は意味がよくわからないので、後でですね、ゆっくりとお聞きをしたいと思います。
 それから、農家懇談会2月にやっているの、あれ早くできるのかな。ちょっと努力をしてみますね。確かにね、来年から新しくなる中で、その割り当てがどうなるのか、目標数値が示されるのか示されないのかわかりませんので、ちょっと事務局としっかり相談をしながら、できるだけ早くやるように努力いたします。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) 現在御飯1杯とパン1枚との価格を比べますとね、御飯1杯のほうが安いんですよ。そういう状況でありながら、やっぱり皆さん食生活が変わってきているという中で、お米を食べてくれなくなってきております。ここら辺もですね、非常に私は行政あるいは農協さん、集荷団体あたりにもですね、率先してお米の消費というあたりで動いていただければありがたいかなと、そのように思っております。
 先行き、村長元気出してやらなきゃいけねないと先ほどおっしゃっていただいたけれど、不安の部分もあるもんですから、水田にかかわる生産者に村もなるべく寄り添うような形できめ細かな情報提供をして、判断は当然生産者がやるんですけれども、そういう判断材料をきちんと出していっていただけるような支援といいますか政策をこれからお願いをしたいと思います。これまでもやっていただいているんですが、それにも増して来年度からは変わってまいりますので、ぜひそこら辺の支援といいますか、よろしくお願いをしたいと思います。村長、最後に感想がありましたらお願いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) そういうつもりでいますし、やらせていただきたいというように思います。
 それから1つ提案ですけれども、打ち上げのときにはビールは飲まないで酒だけでやりましょう。そういうことでこれは提案でありますので、米を使いましょう。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) 酒米部会で研修会があるんです。そのときは今まではですね、ビールは一切だめでもう酒だけということだったんですが、やっぱり中にはビールも少し飲ませてもらってもいいじゃないかという人もいらっしゃって、宴会の席ではですね、ビールもこのごろは出るようになってまいりました。
 村長の酒だけでというお話でありますけれども、飲める方はいっぱい飲んでいただくということで、私はなめる程度で酔っぱらっちゃうほうですので、それでもぜひお酒でおつき合いをさせていただきたいと思います。ありがとうございました。これで1番の質問を終わります。
○議長(白澤富貴子君) これで、来年度以降の水田農業についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、民泊事業の現状と課題についての質問を許します。平林議員。
◆8番(平林寛也君) それでは続いて、民泊事業の現状と課題についてということで質問をさせていただきます。
 農家民泊の事業は順調に成果を上げ、毎年多数の中高生の宿泊客を迎え入れ、村の活性化やPRに大いに貢献をしてくれています。宿泊する中高生にも大変喜ばれ、受け入れ農家もですね、中高生とのコミュニケーションを楽しみ、生きがいさえ感ずるというそういう感想も聞いております。
 ここで、これまでの実績について教えていただきたいと思います。受け入れ宿泊者数、それから他地域の連携、これまでの実績ということで、どのぐらいの方がお泊まりになっていらっしゃるか。ここら辺をお願いしたいと思いますが。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) それではお願いいたします。平成24年度から始まりまして、当初は39人ということでございましたが、29年度までに延べ591人、受け入れ戸数は53戸、都道府県は1都2府4県というような形で受け入れているところでございます。
 また、平成25年度からは大町市さんに入っていただきまして、信濃大町の農家民泊協議会という形で一緒にやってございます。また、平成27年度からは安曇野市にも一緒にやっていただきまして安曇野市農家民泊協議会という形で連携をしているところでございます。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) ありがとうございました。大変活発にやっていただいていて、他地域と連携をする中で多くの方を受け入れていただいてということはよくわかります。
 ただですね、これは漏れ聞くところによりますと、受け入れ農家数の減少、それから高齢化や介護者を抱えるという部分があって、今までやっていた方ができなくなったという部分もあるかと思うんですけれども、それに反比例して宿泊希望が非常に伸びてきているという中で、対応に苦慮する部分が非常に多いんだというお話も聞いております。現状で適正受け入れ人数について100名以下であれば非常にありがたい、それ以上の希望者がある場合には本当に大変だというようなお話も聞こえてきているわけです。こういう問題、既に御存じのことだとは思うんですけれども、よその多くの方が松川に泊まりたいという希望で出された場合、よその自治体のほうにもお世話になっているという現実の中で、100名以上の大型の団体については、そういうものだけよそに回すということが可能なのかどうか。それとまた具体的にですね、この課題解決のために今どのような方策を考えておられるのか、そういうのがありましたら、お答えをいただきたいと思いますが。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) この事業やはり3年ほど前から予約をして、2年前にある程度固まって、その翌年に予約が入るというような状況でございます。そういう中で人数が減ったというお話でしたが、確かに平成29年度は人数が減ってございます。約800名ほどお子さんが減っているわけなんですが、これについては26年度からですね、もう今の協議会の宿泊農家数ではこの人数は非常に厳しいということで、こちらからお願いをしまして、やっていただける農家の皆さんの状況を聞いた中で、この数が適当であるということの中で、約900名から1,000名ぐらいの中で落ちついたということで、こちらの農家民泊連絡協議会からの要望の中で、この数がある程度適正であるというような形で今年はやってこれたというふうに思ってございます。
 大型校については安曇野市と連携をしている中で、というのは大町市は松川と一緒に連携でやっているもんですから、安曇野市と連携する中で大型校も受け入れてやっていくということで、そちらも進めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) 実は多くの方を受け入れていく中で、応え切れないものについて農業体験だけやってみたらどうだろうかというようなお話もあるやに承りましたけれども、そこら辺はいかがでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 宿泊ではなくて、農業体験だけをしたらどうかというメニューは提案いただいてございます。これについては来年2月に農家民泊連絡協議会、それぞれの農家の皆さんと話し合って、松川村はどういう形でいくかということを決めていきたいということで、企画になっておりますので、その折で決めていただけたらというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) 私は本当にこの農家民泊というのは大切な事業であって、大いに村の活性化にも寄与していただいておりますし、村の発展にもこれから貢献していただけるんだと思っております。今後の事業の充実や発展に大いに期待をしたいと思っております。よろしくお願いをしたいと思います。
 それからですね、来年6月に住宅宿泊事業法、これ民泊新法というんだそうですが、これが施行され、一般住宅に有料でお客さんを泊めることができるようになるという、こういうものが動き出すという、こういう法律が動き出すという中でですね、村の民泊事業にどういう影響を与えるのか、全く与えないものなのか、そこら辺いかがお考えでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 村の民泊事業につきましては教育旅行として受けてございますので、その新法による影響はほとんどないというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) そこで民泊の新法について少しお伺いをしたいと思います。住宅宿泊事業法について、この法律ができた背景には訪日外国人旅行者が年々増加をし、今年は2,800万人に近づき、都市部を中心に既存のホテルや旅館では対応し切れなくなっている現状があり、また国は民泊の推進を新成長戦略にも盛っているということがあると、そのように思っているわけです。
 これまでも民泊はありましたけれども、旅館業法に基づく許可が必要で、住宅専用地域での営業は原則禁止をされていました。この規制を緩和し、営業のルールを定めたのが新法であると、そのように理解をしております。部屋の提供は都道府県への届け出制にし、住居専用地域での営業も認めるということであり、事業者には宿泊者名簿の作成と定期的な清掃などを義務づけ、違反した場合の罰則を設けてあります。また、営業日数を年間180日以内としていますが、都道府県は地域の生活環境などに配慮をして、条例で区域を定め、営業日数を短縮することができると定められています。
 長野県は今年2月の県議会に条例案を提出する方針だそうであります。条例の策定に当たり、県は各市町村にアンケート調査を実施しておりますけれども、軽井沢や白馬村では民泊を認めないよう求める声が出ているということでありますが、松川村ではこのアンケートにどのようにお答えになっているか、お伺いをしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) アンケート項目は4つありました。1つ目は学校、保育所近辺における規制。答えは3つありまして、必要、必要ない、どちらでもよいということで、その選択でございましたが、1つ目はそれでございます。2つ目は別荘地による規制。3つ目が山間地における紅葉時期等の規制。4つ目はその他県独自の規制についてということでありましたが、松川村におきましては全てにおいて必要ということで回答させていただきました。というのも、先ほど言われましたように、首都圏では非常にそういう泊まるところがないというような状況が起きていますが、やはり私どもの近くでも宿泊業を営んでいるところもございますし、例えば温泉郷もろもろの施設や何かもですね、観光地のところでは非常にそういう影響があるという中で、近隣の市町村を、または松川村の現状を推しはかる中で必要というようにアンケートを答えさせていただきました。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) ある程度というか規制が必要だということであります。私は農家民泊の事業を見ておりますと、非常に多くの方がお越しいただいて、村の活性化、そういうことに大いに寄与していただいていると思っております。
 そういう中でですね、この民泊の新法という中で一般の方もそういうことができるようになるという、規制が大分緩くなってできるということが可能だということがですね、私はこれはやっぱり村としても少し真剣に対応してやってみる必要がありはしないかというぐあいに思っているわけですけれども、1つは活性化に有効だという問題、それからもう1つは先ほどもありましたが空き家対策、これはちょっとこじつけみたいなところもあるんですけれども、誰も住まなくなった家をそのままにしておくよりも、ある程度整備をかけて、宿泊可能な状態でこういう営業をしてもらうということも1つの空き家対策になるんではないかなと、そのように考えたわけであります。
 これは当然、既存の宿泊業者の皆さんとも共栄共存を図っていかなきゃいけないという中で難しいかと思うんですけれども、そこら辺私は積極的にやっていってもらいたいなという気持ちがあるんですけど、そこら辺の考え方いかがでしょうか。どういう考え方をお持ちでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) この新法は、あくまでもやりたい方、個人の方が都道府県に届け出て、基準を満たせば、例えば1人当たりの面積であるとか消防の避難の案内であるとか、やればやれることですので、それはそれでいいと思うんです。
 ただ、先ほど言ったアンケートというのは、例えば学校の周りにあっては困るであるだとか、別荘地ですね、そういうところで、今言われたように重なるところでは困るところに対しては必要だと答えているのでありまして、希望がある方がやる分には全然問題ないというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) ありがとうございました。このアンケートというのは、本当に学校や保育所、あるいは別荘地だとか山間の狭隘地、それからその他の区域というんですかね、温泉地だとかそういうことだと思うんですけど、そういうところでの制約が必要だという、そういうお答えだったということでよろしいわけですね。
 私、これをよく読み込んでいなかったものですから、アンケートをとっていいか悪いか、この180日の営業をいいか悪いかという判断かと思って、ちょっと勘違いしていたところもありましたので、大変質問として申しわけなかったなと思っているんですが、どちらにしても、やりたい方については村はやってもらえばいいじゃないかという、そういう気持ちでいるという理解でよろしいでしょうか。お願いします。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 個人の自由だというふうに思っています。
○議長(白澤富貴子君) 平林議員。
◆8番(平林寛也君) よくわかりました。いろいろ大変な農家民泊の事業等あります。これからも円滑にですね、それぞれ来てくれる方、あるいは民泊をやっていただける方、両方ともお互いにいい関係で続くように希望しているところであります。何分よろしくお願いをしたいと思います。これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(白澤富貴子君) これで、民泊事業の現状と課題についての質問を終わります。
 以上で、8番平林寛也議員の質問を終わります。
 続いて、順位6番、2番茅野靖昌議員の質問事項、村長の施政の質問を許します。茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) 私たち議員の任期も、あと3カ月ほどとなってまいりました。そこで、私の今までの一般質問の中から再度質問をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。なお、電気柵の関係の鳥獣害防止とそれから森林整備、国内販路拡大、農家支援、村の人口増、この一部について同僚議員から質問がありましたので、重複するところはなるべく控えていきますけれども、またまかり間違って同じ質問がいったら、よろしく御答弁いただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
 まず初めに、鼠穴学校の件であります。これ一番、私が最初に一般質問で取り上げた問題であります。史跡に指定してはどうかというふうに提案したわけでありますが、いまだに残念ながらといいますか、そのままとなっておるわけであります。今後も史跡への指定や計画等があるかどうかお伺いいたします。
○議長(白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 現時点で、鼠穴学校の史跡としての松川村指定文化財の指定の予定はございません。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) やらないということなのか、できないということなのか、ちょっとよく意味がわかりませんので、できないということであればその理由を。やらないというのであればその理由をそれぞれお答えください。
○議長(白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) まず指定できるかできないかということでございますけれども、松川村文化財保護条例に基づく松川村指定文化財の指定基準を定める要領がございまして、そちらでは松川村指定史跡につきましては、要領の中に4号に規定されておりまして、種別では教育学芸に関する遺跡として藩学、郷学、私塾、文庫等々規定があります。また、その指定基準といたしまして、この地方の歴史の理解のために欠くことができず、かつその遺跡の規模、遺構、出土遺物等において、学術上価値のあるものと規定されてございます。
 実際に指定の段になりますと、現在の鼠穴学校につきましては遺構等が残っていないという状況にございます。また、当時の校舎等詳細を知る資料が不明であり、村誌ですとか「松川小学校百年のあゆみ」の中でも詳細は不明ということで記述がございます。
 さらに、史跡の文化財の指定となりますと、その保護も大きな目的の1つでございまして、実際に物はないという中で保護ということも非常にできない状況にございます。以上の点を考慮した中で、要領の指定基準の規定から、松川村の文化財としての指定は非常に厳しい状況ということで、できないということでございます。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) 細かいいろいろ今聞いたんだけれども、内容的にどうなってこうだって、学術的にどうだっていうのはね、私はちょっと判断的にわかりませんけれども、例えば遺構がないからだめだというような話も今出たわけです。学校としての記述が不明だという話も今出たわけでございますけれども、ある一定の方向性、不明であっても、ある一定の方向性というものは出ていると思うんですよ。松川小学校発祥の地。それはしっかり石碑に書いてあって、不明なものは不明であると書かなきゃおかしな話。違いますか。不明なのを松川村小学校発祥の地、鼠穴学校というふうに記載するんですかね。その辺をお答えください。
○議長(白澤富貴子君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 石碑が建っている場所は確かに松川村鼠穴学校発祥の地ということは間違いございませんが、その学校自体の詳細に不明なところが非常に多いという内容でございます。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) 確かに遺構もありませんし、これにこだわるつもりはありませんけれども、何であそこが史跡になっていないのかという話を住民の方からも伺いましたし、やはり代表して質問してくれと言われて、断るわけにもいかないから頑張りますということで来たわけですけれども、わかりました。しばらくは、できないかしないかということでございますけれども、前の質問のときに村長も教育委員会の返答を待ってからというふうに答えておりました。今でもその考えは変わりませんか。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 変わりません。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) わかりました。できることなら松川村では子供は村の宝というふうに言っているわけでありますから、松川小学校発祥の地でもあります鼠穴学校跡地、これを大切に保護するという姿勢は持っていただきたいというふうに思いますし、このことを忘れないように早い時期での指定を提案をいたしまして、次の質問に移りたいと思います。
 次に電気柵、これちょっと鳥獣害防止にかかわっちゃうんですけれども、なるべくダブらないようにいきます。電気柵についてでありますが、保守点検、これ中山間地直接支払事業集落協定者というところに委託しているという認識でよろしいでしょうね。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 維持管理はお願いしてございます。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) 有害鳥獣の侵入に対しまして、特に防止効果というんですかね、これが低くて、猿とかイノシシ等、これが西部山麓一帯に出没しているということがあります。この際、専門業者に一度点検整備を行うことを提案しますが、どうでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 日ごろの管理につきましては、先ほど答えましたように中山間地域の支払い事業の組合員の皆さんに行っていただいているところでございますが、日ごろの日常管理で間に合わない、要は壊れたときとか修理とかですね、またその中で必要に応じては専門業者に来ていただいて対応していただいているところでございます。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) ふぐあいがあれば直すということであります。それはふぐあいがあれば当然直すんですけれども、侵入防止効果が低いというのはね、やはり専門業者がしっかり見ていないか、しっかりと機能していればそんなに入ってくるはずないとも私は思うわけです。入ってきているということはもう原因がどこかにあるわけであります。この侵入原因を究明して整備を行っていくという、この作業は集落協定者ではちょっと困難ではないかというふうに私は思います。せっかく高い費用をかけて設置した電気柵でありますから、効果のあるものにしなければ意味がないというふうに思われます。そのために今専門業者にしっかり点検してもらって、侵入場所を特定して保守点検していったらどうかと言ったわけですけれども、やっていても入るならばどうしたらよいのか、村の考えをお聞きします。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 鳥獣害被害に対して、電気柵というのは万能ではないというふうに思ってございます。当然ある一定の効果はあるわけですが、例えば個体数の整理であるとか、そういうものを含めた中、または先ほど言った緩衝帯整備であるとか、その3つが重なり合って電気柵とともに効果を上げていくということでございます。
 ただ、けもののほうもですね、やはり学習をしまして、例えば猿なんかも最初はそれで防げたものも、例えば飛び越えたりですとかね、またはやはり電気柵も全面につながっていればいいんですが、やはり道路もろもろのところでつながっていない部分もございます。そういう中で、そういうことで入ってくるけものもいるように思います。
 ただ、先ほども言いましたように、これが全て万能ではないですので、さっき言った3つを基本に、今後も引き続きしっかり対策をしていきたいというように思っております。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) わかりました。万能ではない、それはそうでしょう、万能ではない。でも、抑止効果を高めなくちゃいけないというふうに私は言っているわけです。それは万能にしろということを言っているわけではないわけです、決して。今、抑止効果が決して高いという現実ではありません。この電気柵の維持管理とか、こういうものを中山間地の集落協定者に委託しているということですけれども、これではやはりどうしても侵入効果は低い、防止効果は低いというふうに思われる。やっぱり村が責任を持って管理するのがいいと思うんですけれども、その辺の考え方はどうでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 先ほどの答えと同じになるんですが、先ほど言った3つでございます。それを引き続きやるということによって効果を上げていきたいと。やはり、山沿いを見ていただくとわかるんですが、全てが緩衝帯が整備されているとか、そういうところではない場所もございます。そういう中で、先ほど言ったように、けものもいろいろ考えてございますので、引き続き同じような、先ほど言ったように対応していきたいというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) わかりました。緩衝帯が一部切れているというのは私も承知していますし、そうは言っても緩衝帯が切れているから、そこだけ出るということでもないし、かなり緩衝帯の切れているところからずっと北のほうへ行っても、やはりイノシシ等の被害もあったり、猿の被害があったり、南部もそうですけれども。だで、切れているところからそこまで及んでいるとは考えにくい。結局切れているところをつなげても、また同じことになりはしないかという懸念を持っているわけです。ただ、やってみただけというような形になったでは、やはりそれだけの費用をかけて、費用対効果で費用をかけただけの効果が上がらなければ意味がないということでございます。これは村で管理してくれということは再三言っているわけですけれども、中山間地のほうへお願いしているということでございますので、それはそれとして次のほうへ入りたいと思います。
 次に、森林・山村多面的機能発揮対策事業、この事業を3月の定例会のときに1ヘクタール当たり4万円の補助ができないかということをお尋ねしたわけでありますが、4月に入れば県より説明会があるとのことでした。そのときの説明内容はどんなものだったんでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) この事業は平成25年度から始まりまして、美しい里山を維持するための景観保全、整備活用等に使用しまして、当初国から1ヘクタール16万というような形で採択をいただいたところでございます。29年度からは国負担が16万になると。先ほど今、議員言われた4万というのは、その差額だと思うんですが、減額することになったと。その減額分について、市町村の支援がある活動団体を優先して採択するというような説明事項がございました。そういう中で関係者、または地元の協議会もろもろと協議する中で、12月補正にその4万円分を計上させていただいたということでございます。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) 29年度、これは取り組みをいただきまして、私としては非常によかったというふうに思っております。それで、これは30年度も事業が続くわけでありますし、ちょっと31年、2年とどこまで続くのかは不明でありますけれども、この事業が続いていくと仮定して、とりあえず30年度については、この協議会への対応をしてもらえるのかどうかお尋ねします。
○議長(白澤富貴子君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 担当課としては、今回は当初予算に計上していきたいというふうに思っております。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) わかりました。この森林・山村多面的機能発揮対策事業、これも鳥獣害防止に一役買っているというふうに私は思っております、個人的には。できるだけ下草や、それから間伐も入っていると思ったわけですけれども、間伐した草。それで、今は樹種転換等も盛んに行われていますので、しばらくは有害鳥獣等の被害も若干減るのではないかというふうに思っております。
 それでは次は農家支援、これでありますが、海外販路拡大の進捗状況、これはちょっと省略させていただきます。
 その次は、村長が前回、海外よりも国内で消費していただければ、そのほうがいいことだというふうにおっしゃっておられました。今現在、3市町村の海外販路の推進をやっているわけでございますけれども、そのこととは別に村独自で国内の販路拡大、これの推進の研究会や検討会、そういうものを立ち上げてみる、そういうことについてどのようにお考えを持っているかお聞きします。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 先ほど8番議員に言われましたように、来年から変わってくるわけであります。そういう中でですね、今、海外の販路のほうも積極的に研究をしていただいておりますが、米はなかなか難しいという話を聞いております。そういう状況の中で、村が例えば東京の大きな団地とかね、そういうところとうまく契約が結べれば、そういうところへお米を持って売ってもですね、消費には変わりないというふうに思うんです。
 お酒については、それぞれ今売る先も一生懸命見つけていただいておるんですけれども、何しろ米についてはなかなか厳しいという状況がありますので、私はそういうところも検討してみたほうがいいんじゃないかというように思っています。来年はそういう販路のことについてもですね、ちょうど生産調整が変わる時期でありますので、これはしっかりと検討してみることが有意義なことではないかというように思っています。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) 来年から制度が変わるということで、村長もしっかり売り口を探していこうというふうに私は受けとめております。
 30年度よりは、今までもそうなんですけれども、産地間の競争、こういうものが非常に激しくなってきて、売れるところは売れるけれども、売れないところは相変わらずというような、先ほどの同僚議員もそうですけれども、北海道はつくるよというようなことは、売れるというようなふうに私は聞いていました。
 それと同じで、長野県のお米ももっとPRしていかなきゃいけない。決しておいしくないというお米ではないと思う。だけど、おいしいお米だけれども、全国の皆さんに評価はいまいちいただいていないというのが実態であります。このPRについては、JAとかそういうところが先頭に立って今までやってきたわけでありますけれども、これから今後ちょっとしばらくの間、支援センターとか地域おこし協力隊員とか、そういう人たちにお手伝いをいただけないかどうか、売れ口を探す、それからおいしいお米だよといってPRをしていく、こういうことを今私はそういうふうにしたらいいのかなと思っているわけでございますけれども、村としてはどうでしょうかね。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 支援センターは今もそれぞれやっていますよね。ただ、協力隊員については私はそういうようにそういうことを頼んだことがございませんので、ちょっとまた係と相談をしながら、そういうことができるかどうか考えてみたいというように思います。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) 支援センターが行っているということでございますので、今まで以上に支援センターでは努力していただきたいし、地域おこし協力隊員も、何というのかね、昔からここに生まれ育った人とはまたちょっと一風違った考え方を持っている人が多いように感じますので、そういう人の参考意見というものが非常に役に立つのかなというふうに感じております。この辺もよろしくお願いいたします。
 最後に人口増についてでありますが、この人口増について先ほど松川村結婚新生活支援補助金事業、これが2件。松川村移住定住促進補助金事業、中古住宅が1件、新築が1件、今後ふえる見込みというふうに伺ったわけであります。これに間違いないですかね。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) ございません。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) 次にね、人口復活特命係による、これも先ほど同僚議員が質問していましたけど、トットちゃん広場での移住定住の相談、それからいろんなPRをしに出かけていったと。その中で今まで人口復活特命係が移住定住について、結局相談件数ではなくて、結果に結びついた件数があれば教えてください。
○議長(白澤富貴子君) 総務課長。
◎総務課長(須沢和彦君) 4月の係新設以後、今言われましたように相談件数は非常に多いんですが、実際にその中の方で現時点で松川村へ移住された方は今のところおりません。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) まだできたばっかりで、すぐ結果出せというのはちょっと酷な話ですけれども、私はこの人口増もそうですし農産物の販路拡大もそうなんですけれども、やはり前回村長は考えていないと言ったけれども、国内の友好姉妹都市をぜひ考えていただいて、特産品、こういうものの物流とか、それからイベント等を通じて人の交流、こういう中から田舎暮らしのよさとか田舎暮らしの体験等、そういうものを含めて人口増につなげる。それから農産物の販路拡大、こういうものにつなげていったらどうかというふうに思うわけですが、村長今のところどうですかね。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 前にも茅野さんに言われて考えようと言って、そしてこの次のときに誰だったか忘れちゃったけれども、草間議員か。どうもちょっともう1回考え直したいというように申しました。今はそっちのほうです。
 販路拡大とかですね、人口増加のために友好都市との協定を松川村は日本の中で考えたらどうかと言われておりますけれども、ちょっとまだ気が乗りません。私は、友好都市協定を結ぶと結構お金もかかるんですよね。幾つも幾つも結んでも大変だというように思いますので、今のところ1つでいきたいという考え方です。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) わかりました。今のところ考えていない。これも国内の友好姉妹都市も相手のあることですから、こちらだけ一方的にというわけには、これはいかないのはわかります。何かのきっかけがあれば、前向きに検討してもらえるかなと私自身は思っているんです。何かそのきっかけがあればいいんですけれど、それがなかなかつかめないと。こういう方向にもいろんな今、村の中でも農家民泊から始まって観光客も来て、特命係が移住定住相談している中に、そういう自治体の中でも候補があれば、そうすれば非常にありがたいかなというふうに思っております。そのきっかけがあれば、村長は前向きに考えていただけますか。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 実はね、松川村は男性長寿日本一、それで女性長寿日本一の沖縄の北中城村とやりたくてですね、職員、当時福祉課の職員、それから副村長にも言って向こうと話をしていただいたら、結局ね、前に結んだと。だけれども疎遠になっちゃってなかなか交流ができないと。松川が行ったけれども、そういう結果があるから結びたくないというように丁寧にお断りをされたわけであります。それでもって私はですね、がっくりきました。これは日本の中はどこへ行っても、ほとんどの町村は結んでいるんですよね。例えば池田町だって日本の中、白馬や5つも6つもやっていますよね。そういう状況の中では、これはちょっと厳しいかなというように思っているんです。うんといいきっかけがあればですね、それは何とか考えてもいいというように思います。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) 私は、松川村でつくっているお米なんか30万規模、松本市程度の都市と提携を結べば、松川村中のお米なんかはもう食べていただけるよと。それじゃあ足りないからちょっと近隣のやつまで送ってくれというくらいになるくらいに考えているわけです。1人60キロでもね、70キロでも年間消費していれば、人数10万人いればもう松川村のお米では足りないくらいになるというふうに考えていますし、そういう中にはまた田舎はちょっといいなという人も中にはいるかなと思うもんで、移住定住のほうもね、今のところ結果に結びついていないということであれば、何か打開策として1つの提案でありますので、また頭の端っこに置いておいていただければありがたい。
 この人口増については、やはりすぐに結果は出てこないというのは十分わかりますし、そうは言っても長い目でばかり見ていると、その間にどんどん減っていっちゃうというもどかしさもあるわけであります。早くに効果が出る方法、そういう方法が一番いいんですけれども、ちょっと私は今のところ思いつかないけれども、村のほうで何か早くに効果が出るような方法というものは考えておるでしょうか。
○議長(白澤富貴子君) 村長。
◎村長(平林明人君) 考えているんですけれども、なかなか浮かばない。議員と同じなんですよ。何かあったらぜひ教えていただきたい。すぐにやりたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) 茅野議員。
◆2番(茅野靖昌君) わかりました。私も何かあればまた次期議員をやっているかやっていないかわかりませんけれども、村長と何かあったら、また親しく話をさせていただきたいというふうには思っております。
 今までの中でいろいろと質問させていただいたわけでありますけれども、私が今申しました全てのことが実現できることを願って、私の質問を終わらせていただきます。
○議長(白澤富貴子君) 以上で、2番茅野靖昌議員の質問を終わります。
 これで、本日の日程は全部終了しました。続きの一般質問は、あす19日午前10時より行います。これにて散会します。御苦労さまでした。
                                 午後 4時49分 散会