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長野県 松川村

平成29年第 3回定例会−09月20日-04号




平成29年第 3回定例会

          平成29年松川村議会第3回定例会会議録
                                     〔第4号〕

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│招集年月日     │     平成29年9月20日                 │
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│招集場所      │     松川村役場議場                    │
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│開閉会日時     │開 会│平成29年 9月20日 午前10時00分│議 長│白 澤 富貴子│
│          ├───┼───────────────┼───┼───────┤
│及び宣告      │閉 会│平成29年 9月20日 午前10時47分│議 長│白 澤 富貴子│
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│応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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│出席並びに欠席議員 │ 1 │白 澤 富貴子│ ○ │ 7 │勝 家   尊│ ○ │
│          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│出席12名 欠席 0名 │ 2 │茅 野 靖 昌│ ○ │ 8 │平 林 寛 也│ ○ │
│          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│   凡例     │ 3 │太 田 繁 義│ ○ │ 9 │草 間 正 視│ ○ │
│          ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ○…出席を示す  │ 4 │梨子田 長 生│ ○ │ 10 │平 林 幹 張│ ○ │
│ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │佐 藤 節 子│ ○ │ 11 │百 瀬   清│ ○ │
│ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│          │ 6 │矢 口 あかね│ ○ │ 12 │上 田 治 美│ ○ │
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│会議録署名議員   │   3番   │太 田 繁 義│   4番   │梨子田 長 生│
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│職務のため出席した者│事務局長   │宮 澤 大 介│書記     │若 林 祐 子│
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│          │村長     │平 林 明 人│建設水道課長 │太 田 健 一│
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│          │副村長    │平 林 秀 夫│教育次長   │原   勇 一│
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│法第121条により説│教育長    │西 澤    勇│社会教育課長兼│古 畑 元 大│
│          │       │       │公民館長   │       │
│明のため出席した者の├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │総務課長   │須 沢 和 彦│総務課統括課長│中 村   彰│
│職・氏名      │       │       │補佐     │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│   全員出席   │税務課長   │須 沢 和 彦│営農支援センタ│高 山 重 典│
│          │       │       │ー事務局長  │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │会計管理者兼会│池 上   茂│       │       │
│          │計課長    │       │       │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │住民課長   │丸 山   稿│       │       │
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│          │福祉課長   │丸 山 正 芳│       │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │経済課長   │白 沢 庄 市│       │       │
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│議事日程      │            別紙のとおり             │
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│会議に付した事件  │            別紙のとおり             │
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│会議の経過     │            別紙のとおり             │
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              本日の会議に付した事件

日程第1 議案の上程
 議案第46号 道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律による補助率等の嵩上げ措置の継続に関する意見書
日程第2 委員長報告
 報告第15号 平成28年度各会計決算について
 報告第16号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書
 報告第17号 核兵器禁止条約に調印・批准することを求める意見書の提出を求める陳情
日程第3 委員会の閉会中の所管事務調査について
日程第4 議員派遣の件について
日程第5 村長あいさつ



                                 午前10時00分 開議
○議長(白澤富貴子君) おはようございます。
 ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。
 直ちに議事に入ります。
△日程第1 議案の上程
○議長(白澤富貴子君) 日程第1 議案の上程を行います。
 議案第46号 道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律による補助率等の嵩上げ措置の継続に関する意見書を議題とし、事務局に朗読させます。事務局長。
                  (事務局朗読)
○議長(白澤富貴子君) 提案者の説明を求めます。佐藤議員、副議長。
◎5番(佐藤節子君) 別紙、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律による補助率等の嵩上げ措置の継続に関する意見書。
 道路は、日常の生活、経済・社会活動を支える最も基礎的な社会資本であり、また都市と地方の交流の基盤としても、その必要性はさらに大きくなっている。
 本村においては、住民要望による歩道や橋梁修繕等の幹線道路の整備を進めている。
 このような状況の中、現在、道路事業においては、「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」(以下、道路財特法)の規定により、地域高規格道路や交付金事業の補助率等がかさ上げされており、このかさ上げ規定が平成29年度末までの時限措置となっている。
 地方創生等、活力ある地域社会をつくるため、全力で取り組んでいるこの時期に補助率等が低減することは、地方にとって死活問題である。地方の活力を低下させず、来年度以降も引き続き着実な道路整備の推進を進めるためにも、道路財特法の補助率等のかさ上げ措置については、平成30年度以降も現行制度を維持することを強く要望する。
 意見書提出先、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、国土交通大臣、財務大臣。
 以上です。
○議長(白澤富貴子君) 本議案は議長を除く全議員の提案でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
               (「異議なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) 異議なしと認めます。
 これから議案第46号を採決します。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
                 (起 立 全 員)
○議長(白澤富貴子君) 起立全員。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第2 委員長報告
○議長(白澤富貴子君) 日程第2 委員長報告を行います。
 報告第15号 平成28年度各会計決算についての委員長報告を求めます。議案等審査特別委員長。
◎議案等審査特別委員長(矢口あかね君) (報告)
○議長(白澤富貴子君) 全議員による審議でありますので、委員長報告に対する質疑は省略します。これで委員長報告を終わります。
 これから討論を行います。反対討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) その他討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 お諮りします。報告第15号について、ただいまの委員長報告どおり認定することに賛成の方は起立を願います。
                 (起 立 全 員)
○議長(白澤富貴子君) 起立全員。よって、本案は委員長報告どおり認定されました。
 続いて、報告第16号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書の委員長報告を求めます。社会福祉文教常任委員長。
◎社会福祉文教常任委員長(勝家尊君) (報告)
 なお、趣旨採択の理由について説明をいたします。陳情では私立高校に通う生徒の保護者負担を軽減するため、私立高校への就学支援金制度の拡充及び経営費補助の増額、教育条件改善のため施設整備等の補助、保護者負担を軽減するために授業料軽減補助の増額の3点を要望するものでありましたけれども、松川村においても保護者に直接補助をしており、また2010年度より高等学校就学支援金施策が実施され、さらには平成26年度より就学支援金制度が改善されております。しかしながら、私立高校の経営の厳しいことは認め、全会一致で趣旨採択といたしました。以上であります。
○議長(白澤富貴子君) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
                (「なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで委員長報告を終わります。
 これから討論を行います。発言者は簡潔に願います。反対討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) その他討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 お諮りします。報告第16号について、ただいまの委員長報告どおり趣旨採択することに賛成の方は起立願います。
                 (起 立 全 員)
○議長(白澤富貴子君) 起立全員。よって、本案は委員長報告どおり趣旨採択とすることに決しました。
 続いて、報告第17号 核兵器禁止条約に調印・批准することを求める意見書の提出を求める陳情の委員長報告を求めます。総務産業建設常任委員長。
◎総務産業建設常任委員長(矢口あかね君) (報告)
 これについて審査の経緯を御説明いたします。この陳情は、去る9月8日、付託された総務産業建設常任委員会6名全員出席のもと、陳情者の新日本婦人の会2名から説明を受けました。陳情者は、あらゆるものを越え日本がかけ橋をなるべきだと訴えられました。委員からの主なる質疑として、核保有国が参加しない交渉に意味はあるのか、北朝鮮の現状をどう捉えるか、日本主導で核廃絶決議を23年間続けているというものがありました。
 9月13日の討論の中では、条約の趣旨に異論を唱える委員はおりませんでした。しかし、核保有国が参加していないので政府の対応を支持する、日本が参加しなかった理由がある、外交とのかみ合わせは難しいが日本の果たす役割は大きい、日本主導でやっていることもあるという不採択とすべき意見の一方で、北朝鮮の現状は理由にはならないという意見もありました。
 土日の自宅審議を含み、慎重な審議の末、当委員会では賛成多数でこの陳情を不採択といたしました。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。上田議員。
◆12番(上田治美君) ただいま委員長報告の中で、慎重に討議をしたという報告がございました。8日の陳情の提出者に対する質問事項の中で、私がともに質問をしますと、意見はだめで質問にしなさいということで発言が制限され、そして質問に限って発言を始めますと委員長権限で質問が停止されました。
 13日の委員会では、私がいろいろ述べたかったのですけれども、当初、8日の質問の中で出されていた問題について若干コメントした後、討論に入るわけですが、その討論の中で私は十分な発言をする機会がなかったわけですけれども、最終的に議長が退席をされるというところで議事を打ち切って採決をするということになりましたので、審議は尽くされていなくて、議長が退席されても議事はできるはずだと、時間がなければ再度改めてやればいいじゃないかということを申しましたけれども、それも委員長権限で受け入れられませんでした。このような状態のもとで、それが果たして慎重審議と言えるのかどうか、お答えください。
◎総務産業建設常任委員長(矢口あかね君) まずは8日です。陳情者はお二人お見えになりまして、長くお越しいただきまして、委員がそれぞれ質問を十分に尽くしたと思います。上田議員がそこで陳情者に質問をしているのであれば、私もとめはしなかったんですけれども、この日は陳情者、参考人を呼んで、陳情の中身を質問することが趣旨でしたので、それに反する内容だったと私の判断で途中で遮らせていただきました。
 それから、13日ですけれども、もう既に委員のそれぞれの意見をお聞きする中で、それぞれが意見をお持ちで結論も出ていると私が判断いたしました。採決について異議がないというお答えでしたので、それを始めましたけれども、上田議員はそのときに私の議事進行を聞いていない状況でありました。いろいろ行き違いはあったかもしれませんけれども、ほかの委員からの異議も特にございませんでした。慎重審議というのは長く審議すればいいというものではございません。ましてや私どもは村の議会議員です。村のあらゆることにもっと注視して審議を尽くすべきだと考えて、十分に審議したと解釈しております。以上です。
○議長(白澤富貴子君) ほかに質疑はありませんか。
                (「なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) 質疑なしと認めます。これで委員長報告を終わります。
 これから討論を行います。発言者は簡潔に願います。反対討論はありませんか。上田議員。
◆12番(上田治美君) それでは、不採択に対する反対の討論を行います。先ほども少し申しましたように、討論の中で言わんとすべきことを、ほとんど言う機会がございませんでしたので、そういうことも含めて反対討論としたいと思います。
 被爆者は原爆による放射能の後遺症に耐えながら老いて痛む体にむちを打って、無数の人々、この中には私たち松川村の非核宣言の村宣言や、私たち村民の署名なども含めた多くの支援の方に支えられて被爆者の方は世界を駆けめぐり、広島・長崎の体験を語り、力の限り核兵器の恐ろしさ、残酷さを語り広げてきました。被爆者は自分たちが体験した地獄の苦しみを二度と誰にも味わわせたくないと訴えて、核戦争を起こさせてはならない、核兵器がなくならなければ安心はできない、地球上の核兵器は全て廃絶されるまで被爆者は生き叫び続けますと、核兵器禁止条約を結ぶよう日本国民、世界に訴えてきました。
 アメリカで原爆写真展を街頭で行っていたところ、市民は写真の内容が理解できず、写真を撤去するよう求めてきました。被爆者が説明しても納得してもらえないので、被爆者はやむを得ず上半身裸になりケロイドで覆い尽くされた体を見せて、この写真が私であると説明したそうです。こうした被爆者の体を張っての訴えが徐々に市民の理解を得る力となり、世界にも広がっていったのであります。
 こうした努力の結果、「ノーモア広島・長崎」、「ノーモア被爆者」は世界の共通語となり、「核戦争を起こすな」、「核兵器をなくせ」の叫びは国際社会に届き受け入れられ、ついに核兵器禁止条約につながったのであります。採択された条文の前文には、被爆者にもたらした容認しがたい苦難と損害に留意し、そして市民とともに核兵器廃絶を叫び続けた被爆者の取り組みを認識し、以下のように合意したと述べて、7項目の禁止事項が書き込まれております。
 日本政府の態度は、政府としては、米国の核を含む抑止力は我が国の安全を確保する上で極めて重要な役割を果たしていると、米国の核の傘のもとにいるので条約に調印することはできないというものであります。政府はこれまで核兵器不拡散条約NPTや包括的核実験禁止条約CTBTを通じて核軍縮に積極的に取り組んできたと言っております。しかし、NPTは核兵器を5カ国に限定し、それ以外に拡散させない条約である。そして、CTBTは臨界前核実験を禁止しておらず、核保有国による新しい核兵器の技術開発の可能性を排除しているわけではありません。こうした取り組みは核軍縮が目的で、核兵器廃絶を先延ばししてきたものであって、これからも延々と先延ばしすることを意味しております。
 しかしながら、国際社会はこうした中で核兵器を禁止する方向に大きく動き出し始めます。2010年の核不拡散条約再検討会議が全会一致で採択した最終文書は、核兵器の完全廃絶に向けた具体的措置を含む核軍縮廃絶に関する行動計画に取り組むことで合意をしました。そして、2012年の国連総会は核兵器禁止条約の交渉開始を求める国連決議を135カ国の賛成で採決しております。
 2015年のNPT再検討会議で、核兵器の非人道性を告発し、核兵器不使用を求める共同声明が出されました。この声明に対して日本政府は、いかなる状況下でも核兵器が二度と使われないことは人類生存の利益になるという、この文言が気に入らず、「いかなる状況下」を削除するように求め、賛同を拒否しております。これは一定の条件のもとで核兵器の使用を正当化することを意味しているものであります。北朝鮮による核実験やミサイルの発射実験は、緊張を激化する暴挙で絶対に許すことはできません。こうした北朝鮮の軍事的挑発を利用し、核による抑止力は必要だとして核兵器禁止条約に日本政府が参加しないことを正当化する傾向があります。
 しかし、世界はこれまで国際的な市民運動で核戦争一歩手前の危機を乗り越えてきた経験を持っているわけであります。1950年、スウェーデンのストックホルムで世界平和擁護大会が行われ、大会は人民にとっての恐怖と大量殺害の兵器である原子兵器の絶対禁止を要求するとアピールを発表して、国際的な署名運動が始まります。日本では640万筆、長野県で17万筆、世界で4億8,200万筆が集まっております。
 この年、1950年、朝鮮戦争が始まります。アメリカは朝鮮戦争で核兵器の使用を計画しておりました。これは先日、NHKの番組で生々しく報道されておりますので、ごらんになった方もあると思います。さまざまな要因がありますが、世界的な核兵器禁止、核戦争をなくせとの声が大きく、ストックホルム・アピールの署名です。キッシンジャー元国務長官は、このことにより核兵器は使えなくなったと語っております。
 そして、1962年に起こったキューバ危機です。米ソ間の間で核戦争一歩手前まで緊張が高まりました。幸いこの危機は回避をされましたが、回避された要因はさまざまですけれども、少なくともその中の1つに被爆者を初めとする世界の市民が核兵器をなくせ、核戦争をするなという大きな運動があったことは否定はできません。広島・長崎に投下された核兵器は人類を破滅に追いやる悪魔の兵器であり、核兵器はこの世界から、この地球から廃絶すべきものとの訴えは、世界の平和運動にとって大きな励ましとなってきました。
 歴史は、先ほど見ましたように核兵器をなくすことが軍事的緊張を解決する重要な要素であることを教えております。北朝鮮の軍事的挑発は極めて危険な局面となっております。我が日本憲法は世界の国民が等しく平和のうちに生存する権利を有することを確認し、いずれの国も自国のことのみに専念して他国を無視してはならないとうたっております。そして、9条を持ち、世界に誇る平和憲法を持つ日本の役割は、核兵器禁止条約に調印し核兵器廃絶を目指す国として、北朝鮮の挑発を利用して軍事的対立をあおるのでなく、話し合いによる外交的解決を目指すべきであります。
 先日、11日、開会されました国連の安保理事会では、北朝鮮に対する追加の制裁措置が全会一致で採択をされました。制裁とあわせて、マスコミでは余り報道されておりませんが、決議の中に、対話、外交的解決の重要性を強調した項目は4項目にわたって述べられております。この決議に賛成した日本政府は、制裁をあおるだけでなく、アメリカに対して北朝鮮と直接対話するように働きかけ、関係国との橋渡しを行うべきであると思います。
 松川村は非核平和宣言を県内で先駆けて行い、毎年、子供たちを広島に派遣し平和教育を行っております。村長は政府が条約に参加しないことを残念に思うと述べておられます。にもかかわらず、松川村議会が陳情を不採択とすることは、不採択に賛成する議員の皆さん、核兵器はよくないとおっしゃいます。しかし、よくないという思いとは逆に、結果として核兵器を永遠に持ち続けることに賛成をすることになるのであります。私は、被爆者、日本国民の悲願である核兵器廃絶実現のために、この核兵器禁止条約に調印するよう日本政府に求める陳情を採択するよう議員の皆さんに訴えて、不採択とすることに反対するものであります。以上です。
○議長(白澤富貴子君) 賛成討論はありませんか。梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 核兵器禁止条約に調印・批准することを求める意見書の提出を求める陳情について、不採択に賛成とします。
 個人的には、とても残念な結果であったと思います。当初、条約の内容を詰める交渉会議に日本は参加の意向でした。唯一、被爆国として交渉会議の場でしっかりと意見を言うとの発信を行っておりました。時間を経る中で、内容については非核保有国の意見でまとめていくという流れができ、核保有国の意見は取り入れないという状況になった段階で、条約締結には核保有国の参加が必須であると考えていた日本は交渉会議への参加を見送りました。現実的には核兵器の動きを促進するための核保有国の参加なくしては不可能と考え、政府の立場を理解いたしました。
 同条約の交渉に日本が参加しないことへの政府の説明に対しては、アメリカやロシアなど核保有国が参加せず、今後の関与も得られないため、核保有国と非保有国の溝を埋めるための実践的な取り組みを推進する立場を明確にしたとあります。私は日本政府の対応を尊重したいと思います。
 ゆえに、核兵器禁止条約に調印・批准することを求める意見書の提出を求める陳情は、総務産業建設常任委員会の決定である不採択に賛成といたします。どうか皆様の御賛同をよろしくお願いしたいと思います。
○議長(白澤富貴子君) その他討論はありませんか。平林議員、賛成ですか、反対ですか。
◆8番(平林寛也君) 賛成討論です。核兵器禁止条約に調印・批准することを求める意見書の提出を求める陳情について、私は委員長報告のとおり不採択に賛成の立場で討論をさせていただきます。
 日本は唯一の被爆国として核兵器の悲惨さを語り継ぐ責任があります。さらに核兵器の廃絶を訴え、世界が二度と核兵器を使用しないよう努力する歴史的宿命を持っています。日本は核兵器の廃止に今まで努力をしてまいりました。国連においては日本主導で核兵器廃絶決議案を23年連続で提出をしており、今年も核保有国であるアメリカを含む167カ国の賛成を得て採択をされております。主な内容としましては、核拡散防止条約NPTの体制の強化を求めるものなどであります。
 日本の考えは、時間がかかっても核保有国の理解を得て軍縮を進め、一緒に核なき世界をつくっていくことが現実的で重要であるというものです。しかし、今回の核兵器禁止条約は、核を持たない国が集団で合意すれば成立します。つまり、条約は核を持つ国の意向や、その安全保障を核兵器に依存する国の現状を無視して核の廃絶に同意せよと一方的に迫るものであり、核保有国は参加をしておりません。このような方法では核廃絶に向けた規範の醸成や共有は困難であり、国際社会を二分する結果になってしまいます。二分されれば核廃絶どころか、NPT核拡散防止条約の影響はさらに低下をし、核軍縮を迫る手段さえも失うことにつながりかねません。
 以上の理由により、核兵器禁止条約に調印・批准することを求める意見書の提出を求める陳情は、委員長報告のとおり不採択に賛成とします。
 討論の中で大変失礼ではありますけれども、先ほど上田議員のほうから委員会の運営につきまして、いろいろお話がありましたけれども、私は総務産業建設常任委員の1人として、委員長の報告に全く同意をするものであります。慎重審議がなかったという考え方はありません。それぞれが考え方を固めてきた、その後での議論については既に意味が余りないのではないかと、そのように思っているところであります。ちょっとつけ加えさせていただいて、まことに申しわけありませんが、議員皆様方の御賛同をお願いして私の討論を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(白澤富貴子君) その他討論はありませんか。
                (「なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。
 お諮りします。報告第17号について、ただいまの委員長報告どおり不採択することに賛成の方は起立願います。
                 (起 立 多 数)
○議長(白澤富貴子君) 起立多数。よって、本案は委員長報告どおり不採択とすることに決しました。
△日程第3 委員会の閉会中の所管事務調査について
○議長(白澤富貴子君) 日程第3 委員会の閉会中の所管事務調査についてを議題とします。
 議会運営委員長から、松川村議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。
 お諮りします。議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
               (「異議なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
△日程第4 議員派遣の件
○議長(白澤富貴子君) 日程第4 議員派遣の件についてを議題とします。
 お手元に配付の議員派遣の件を事務局に朗読させます。事務局長。
◎事務局長(宮澤大介君) 
議員派遣の件
平成29年9月20日
 当議会は、地方自治法第100条第13項及び松川村議会会議規則第127条の規定により、次のとおり議員を派遣するものとする。
 大北市町村議会議員研修会
(1)目  的  市町村議会議員の交流と親睦
(2)派遣場所  白馬村
(3)期  間  平成29年10月4日
(4)派遣議員  全議員
 以上です。
○議長(白澤富貴子君) お諮りします。お手元に配付の資料のとおり、議員派遣することに御異議ありませんか。
               (「異議なし」の声あり)
○議長(白澤富貴子君) 異議なしと認めます。よって、お手元に配付の資料のとおり、議員派遣することに決定しました。
 なお、次期定例会までに急を要する場合は、松川村議会会議規則第127条の規定により、議長において議員の派遣を決定しますので、申し添えます。
 これで付議された議案は全部終了しました。
△日程第5 村長あいさつ
○議長(白澤富貴子君) 村長挨拶を願います。村長。
◎村長(平林明人君) 定例会の閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶をさせていただきます。
 9月7日から本日まで14日間にわたりまして、平成28年度各会計の決算、そしてまた提案をさせていただきました議案等につきまして、全案件とも原案どおりお認めをいただきましたことに心から感謝を申し上げます。一般質問や決算の中でいただきました提案や質問等につきましては、これからの村政運営の中で生かしてまいりたいというように考えております。
 平成29年度の関係も半年が終わろうとしております。今年度、計画をしております事業につきましては、おくれが生じないよう、また情報を早くキャッチし、村民の幸せのために職員とともども頑張ってまいりたいというように思っておりますので、ぜひ御協力をいただきたいというように思います。
 御承知のように、急遽、衆議院解散の報告が、今、報道機関で騒がれております。そんな中で大変申しわけないことでありますけれども、この解散に伴います予算がございませんので、専決をさせていただきたいということで、議員の皆さんの御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
 これから村の一大行事であります村民運動会、文化祭、収穫祭、村の表彰式、そしてまた日本酒祭り、各行事がめじろ押しであります。ぜひ議員の皆さんも全員が御出席をいただきますよう、この場からお願いを申し上げたいというように思います。
 長い間、御熱心に御審議をいただきました。稲刈りを済ませた方のお話ですと、とれぐあいはちょっとということであります。青が多くてということでありますけれども、これからの皆様、特に体調に注意をされまして、それぞれの中でさらに御活躍ができますよう御祈念をいたしまして、閉会に当たりましての御礼の挨拶とさせていただきます。
 長い間、本当にありがとうございました。
○議長(白澤富貴子君) 以上で、平成29年第3回定例会を閉会します。
 大変御苦労さまでした。
                                 午前10時47分 閉会



以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。


     平成  年  月  日


         松川村議会議長


         松川村議会議員


         松川村議会議員