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長野県 松川村

平成27年第 4回定例会−12月14日-02号




平成27年第 4回定例会

           平成27年松川村議会第4回定例会会議録
                                     〔第2号〕

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│招集年月日     │     平成27年12月14日                │
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│招集場所      │     松川村役場議場                    │
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│開閉会日時     │開 議│平成27年12月14日 午前10時00分│議 長│平 林 寛 也│
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│及び宣告      │散 会│平成27年12月14日 午後 4時31分│議 長│平 林 寛 也│
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│応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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│出席並びに欠席議員 │ 1 │平 林 寛 也│ ○ │ 7 │勝 家   尊│ ○ │
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│出席12名 欠席 0名 │ 2 │茅 野 靖 昌│ ○ │ 8 │白 澤 富貴子│ ○ │
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│   凡例     │ 3 │太 田 繁 義│ ○ │ 9 │草 間 正 視│ ○ │
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│ ○…出席を示す  │ 4 │梨子田 長 生│ ○ │ 10 │平 林 幹 張│ ○ │
│ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │佐 藤 節 子│ ○ │ 11 │百 瀬   清│ ○ │
│ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│          │ 6 │矢 口 あかね│ ○ │ 12 │上 田 治 美│ ○ │
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│会議録署名議員   │  9番   │草 間 正 視│  10番  │平 林 幹 張│
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│職務のため出席した者│事務局長   │白 澤   繁│書記     │若 林 祐 子│
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│          │村長     │平 林 明 人│建設水道課長 │須 沢 和 彦│
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│          │副村長    │梨子田 公 雄│教育次長   │原   勇 一│
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│法第121条により説│教育長    │西 澤   勇│社会教育課長兼│古 畑 元 大│
│          │       │       │公民館長   │       │
│明のため出席した者の├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │総務課長   │平 林 秀 夫│総務課統括課長│太 田 健 一│
│職・氏名      │       │       │補佐     │       │
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│   全員出席   │税務課長   │伊 藤 勇 二│       │       │
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│          │会計管理者兼会│大 澤   浩│       │       │
│          │計課長    │       │       │       │
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│          │住民課長   │丸 山   稿│       │       │
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│          │福祉課長   │丸 山 正 芳│       │       │
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│          │経済課長   │白 沢 庄 市│       │       │
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│議事日程      │             別紙のとおり            │
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│会議に付した事件  │             別紙のとおり            │
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│会議の経過     │             別紙のとおり            │
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               本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
 順位1 人口増加策について                    7番 勝 家   尊
     パターゴルフ場の活用策について
     地方創生「まち・ひと・しごと」のひとについて
 順位2 村長の政治姿勢                      4番 梨子田 長 生
     村資源の活用
     職員の活用
 順位3 政治姿勢・村政について                 10番 平 林 幹 張
     農業振興
 順位4 観光による村の活性                    6番 矢 口 あかね
 順位5 村長の政治姿勢について                 12番 上 田 治 美
     福祉について



                                 午前10時00分 開議
○議長(平林寛也君) おはようございます。
 ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1 一般質問
○議長(平林寛也君) 日程第1 一般質問を行います。
 順次、発言を許します。順位1番、7番勝家 尊議員の質問事項、人口増加策についての質問を許します。勝家議員。
◆7番(勝家尊君) おはようございます。今年最後の定例会、一般質問で幸運にも一番くじを引かさせていただきました。よろしくお願いをいたします。村長はあすの朝一番で5番議員から恒例によります今年を象徴する言葉は何ですかという質問があろうかと思いますけれども、私は何と答えるか楽しみにしておるところでございます。村長の挨拶にもありましたとおり、今年は大きな天災もなく、平穏な年であったと思っております。消防団結成以来100年、松川駅開業100年、安曇節できてから90年、そして給食センターが供用開始50年ということで、いろんな節目の年でありましたことから、私は節、節という言葉を私自身は選びました。先日、池田松川施設組合が少し風の冷たい中でありましたけれども、開設をされまして、これから年末年始何かと気ぜわしいときでありますけれども、私自体交通事故には気をつけようと心に決めたところでございます。そして、松川村が死亡事故ゼロが2,000日も3,000日も続けばいいなと、こんなふうに思ったところでございます。
 さて、1番、人口増対策についてお伺いをいたします。
 このほど松川村土地開発公社によりまして、2つの地区で宅地造成工事が完了いたしました。松川駅北と中学南の地区であります。松川北地区は私の隣地でありまして、以前建物のあったときにはハトに悩まされ、そして建物の解体後は草地でありました。水路の整備も含めまして、すっかりきれいな宅造地になりました。ありがとうございました。駅まで250メートルですから、踏切の警報器が鳴って走っても電車に間に合うと、また小学校まで500メートルということで、非常に住みやすく子育てしやすい環境ですので、ずっともったいないな、もったいない土地だなと思っておりましたけれども、ようやくという感じであります。
 質問です。発売以来2カ月余りですけれども、状況はどうでございましょうか。中学南については既に看板も外されておりますし、このごろ村長の挨拶の後、2つ区間が済みというシールが張られておりますけれども、また問い合わせの状況等お伺いいたします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議長にお願いをいたします。細部につきましては課長等に答弁をしていただきますのでお願いいたします。
 それでは1番バッターにお答えをしていきたいというように思います。最後の一般質問の1番ということで、おめでとうございました。今、それぞれ100年という節目の年ではないかということで、勝家議員としては節という字をという考え方でありますけれども、私はちょっと変わった立場で考えております。あしたまた、そういう質問がありましたらお答えをしてまいりたいというように思います。
 6区画造成をいたしましたけれども、一番心配をしておりました隣の、議員の隣の三角地が売れました。しかし、絶対大丈夫だなというように思っていたところが残ってしまいました。あと細部につきましては課長に答弁をさせますけれども、あと少し残っておりますので、ぜひお力をお借りしたいというように思います。よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 土地開発公社を所管しておりますので、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。今、議員のほうからお話あったわけでございますが、中学校南につきましては応募の方が多くて抽選になったわけでございますが、実は1区画契約まで至らなかった区画が1つございまして、現在のところ1区画残っております。それから松川駅の北の部分につきましても今おっしゃられましたが、1区画残っているということで、今、合計で2区画が残っている状況でございます。
 問い合わせ状況でございますが、けさも2件ほど問い合わせがあったんですけれども、特に住宅メーカーからの問い合わせが日に1本か2本あるような状況でございます。それから村ホームページにはもちろん載せてございますが、村内の金融機関にお願いをしまして、窓口にパンフレットを置かせていただいたり、それから直接ハウスメーカーへこちらからも御連絡を差し上げて、早期の完売に向けて取り組んでいるところでございます。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 発売以来2カ月であと2つということでありますが、問い合わせが多いということで、明るい見通しだなと、こんなふうに思うところでございます。
 発売に当たり何か条件がつけられておりましたでしょうか。例えば購入後、何年以内に建物を建てなきゃいけないとかですね、転売を禁止するとか、そんなような条件がありましたら教えてください。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 購入に当たりましての条件でございますが、何点かございましたが、その中で特に大きいものとしましては、もちろん自分が居住するための住宅を建築いただきまして、継続して住んでいただきたいということ、それから土地の所有権が購入された方に動いた後、2年以内に住宅を建設していただいて居住を開始していただきたいという条件がございます。それからもちろんですが、居住する行政区のほうへは加入をしていただいて、地域の活動に参加していただきたいという、その3つは特に大きい条件でございました。以上です。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) もう1点お伺いしますが、現在までに購入された方々の年代層をお伺いしたいことと、それから村内の方が買われたか、それとも転入者が買われたか、お願いをいたします。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 購入いただいた4区画の方々でございますが、1区画は中信地域の他の市町村からの方でございます。残る3つにつきましては、皆さん村内にお住まいになっていた方々であります。年齢層でございますが、皆さん20歳代、30歳代の若い年代の方々でございます。ちなみに20歳代が2区画、それから30歳代の方も2区画ということでございます。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 若い方々が購入したということで、明るい日が見えております。隣組もにぎやかくなるなという感じがしております。
 さて、ルーラル以来、公社による宅地造成はなかったと思っておりますけれども、今度の宅造の目的、改めてお伺いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 今、議員おっしゃられるとおりにルーラル松川115区画を造成した後、20年近くあいていたわけでございます。今回の目的でございますが、もちろん人口減少対策はございます。その中でも一時的に人口をふやすということでなくて、マイホームを建設していただいて20年、30年と長く松川村に住んでいただくという、いわゆる定住人口の増加、これが一番の目的でございます。なお、それ以上にできればお子さん、お孫さんにつきましても、その後も継続して住んでいただければという期待もございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 中学南の地区につきましては、開発前の状況がどんなだったか知りませんけれども、松川駅北ではですね、遊休地でありました。居住ゾーンの中で遊休地を利用した人口増対策、評価をしたいと思っております。
 さて、人口増対策の中で行った宅造でありますけれども、人口問題はそれぞれの市町村が抱える問題でありまして、それぞれの自治体が対策を打ち出しております。安曇野市では住ま居る作戦ということで制度を出しております。住ま居るとは、住居という字を書きまして、住の後にまをつけます、そして居の後にるをつけて、住ま居るということで、にこにことかけたものでありますが、この制度は松川村でも昨年度まで行っておりました住宅リフォーム補助制度を兼ねたものでありますが、若年層の定住促進を応援するものでありまして、45歳以下の方がみずから居住するために戸建て住宅を建築する場合、50万円を補助するというものであります。もちろん地域活性化の目的でありますので、安曇野市に登録のある建築業者というわけでありますが、このように人口問題はそれぞれの自治体が制度を打ち出しておりまして、いわば人口の奪い合いという感があるわけであります。
 質問です。松川村は今度の宅造売り出しに当たり、何か特典制度を考えられたことがありますか。私はさきの9月の定例会にそれにかかわる何か補正が出てくるんではないかと思っていましたけれども、いかがでございますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 人口の奪い合いに負けないようにという考え方は持っておりますけれども、今、微妙な時期でありまして、ちょっとその条件を出すわけにいかなかったようなことを御理解をいただきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 今度の国勢調査は既に済んだわけでありますけれども、村長は機会あるごとに1人でも多くの方が松川村の住民として登録してほしいと。1人ふえると交付金がいくらふえるといつも口にされるわけですけれども、改めてその数字をお伺いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 前から言っておりますように、1人当たり年12万、5年間この国勢調査の人口でいきますので、60万という計算を財政のほうからいただいております。私はずっと言い続けてきております。1人でもいいで連れてきてほしいと、そういうように申しておりますけれども、今回は若干1万人の確保に難しいという考え方を持っております。当初の中で挨拶をしたとおりであります。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 1人が1年で12万ということでいいですか。そうしますと、安曇野市のように50万円補助をしましてもですね、すぐに元が取れるという、こういう計算になるわけであります。今度の宅造は既に打ち出されておりますけれども、もう遅いんですけれども、今度は住宅の建築ということになりますけれども、人口増、定住促進、移住促進の面で補助制度をお考えになられますか。それともこれから子供を産み育てる方の若い方の移住があればなお結構なことだと思っておりますけれども、再度その辺をお伺いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 算数はしております。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) まだ2区画が残っておるということでありますけれども、売れ残りを抱えることは適切ではありませんけれども、完売をした後も宅造計画はございますか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 予定をしております。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 関連してお伺いをいたしますけれども、これから私が申し上げることはそれぞれが個人の資産であったり不動産であったり、また生活にかかわることですので差しさわりのない範囲でお答えをお願いしたいと思っておりますけれども、今度造成されました松川駅北の造成地の周辺、村長も緑町ですからよく御存じだと思いますけれども、空き地があったり、そしてまた空き家があったり、また空き地があっても道がないからどうしても手がつかないという土地がございます。所有者はこのような土地であっても固定資産税がかかるわけでありまして、恐らく手を焼いておるんではないかと推測をするところであります。今後このような土地、地籍にも手を貸していただき、手を伸べていただき、人口増対策、また活性化のためにも御指導をいただけないかと、村がかかわっていただけないか、お伺いをいたします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 御近所でありますので、ぜひ議員にも力を借りたいというように思っております。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) わかりました。ともにひとつよろしくお願いをしたいと思います。1番の質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、人口増加策についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、パターゴルフ場の活用策についての質問を許します。勝家議員。
◆7番(勝家尊君) パターゴルフ場の活用策についてお伺いをいたします。
 高瀬川河川敷のパターゴルフ場でありますけれども、隣接するマレットゴルフ場は相変わらず大変な人気でございましていつもにぎわっております。つい先ごろも大型観光バスが2台とまっておりまして、ナンバーを見ますと他県のナンバーでありました。外部にも知られた人気のコースであることがうかがえるわけでございます。
 一方、パターゴルフ場はいつも閑散としておりまして、寂しい雰囲気であります。晴れた日にはアルプスを眺めながら芝生の上でプレーをするのは気持ちがいいと根強いファンもいらっしゃいます。また、休日の日にはファミリーであったりペアであったりという姿を見かけまして、心温まるところでありますけれども、近年入場料は100円と大幅に下げたにもかかわらず、利用者がふえないのが現実であろうかと思います。
 質問です。ここ10年間の利用者数をお答えをいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) パターゴルフ場につきましては、昨年から協力金という形で100円いただいている形に変えております。パターゴルフ場の利用者数でございますが、平成17年からお願いをいたします。平成17年度が3,658人、平成18年度が2,797人、平成19年度が2,101人、それから平成20年度が1,779人、平成21年度が1,077人、平成22年度1,064人、平成23年度616人、平成24年度549人、平成25年度685人、昨年平成26年度が620ということでございます。先ほど言いましたように、平成26年度につきましては協力金100円としての推計で人数を出してありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 1年ごとお答えいただきましてありがとうございました。お答えのとおり、平成17年、10年前には3,658人ということでありまして、その5年後の22年には1,064人、3分の1以下に落ち込みまして、平成26年度は620人ということで、10年前の5分の1以下に落ち込んでおるところでございます。
 私が体育協会にかかわっていたころでありますが、茅野村長のころでありましたけれども、パターゴルフ場の利用促進のため、パターゴルフとマレットゴルフを組み合わせましたパターアンドマレットゴルフ村民大会を企画をし、以来ずっと続いておりましたけれども、近年はマレットゴルフのみの村民大会となってしまいました。理由はいろいろあると思いますけれども、それだけパターに対してなじみがないということがうかがえると思います。私は何やらあの施設が宝の持ちぐされであると、そんなふうに感ずるところであります。
 質問します。あの芝生のコースでありますけれども、現在はきれいに管理をされておりますけれども、あの焼け地の河原に芝生を根づかせ管理をするには大変な努力があったと思います。コースの管理料金の推移を教えてください。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) それではお答えいたします。委託料として出してございます。平成22年度からの数字でございますけれども、平成22年度が185万8,548円、平成23年度が148万5,261円、平成24年度138万4,975円、平成25年度116万1,131円、昨年平成26年度58万469円でございます。本年度につきましては現在進行中でございますけれども、53万4,024円の予定でございます。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 今、平成22年度からお答えをいただきましたけれども、それ以前は土建屋さん、それからまたこまくさ会の皆さんによりまして管理をされていたと思いますけれども、恐らく土建屋さんについてもですね、半分はボランティアでもって大変苦労されたんではないかと推測をするところでございます。
 質問しますが、あのパターゴルフ場ができました経緯を教えてください。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) 議員さんおっしゃいましたように、パターゴルフ場は平成4年に開設をいたしました。開設前には高瀬川河川敷有効利用計画委員会を設置をいたしまして、河川敷の有効利用について検討をいたした経過でございます。当時かかわった職員にお聞きしますと、当時はゴルフブームでございまして、ゴルフ場もできないかというようなことも検討されて、埼玉県等の河川敷ゴルフ場も視察し検討したそうでございます。この委員会の検討結果を受けまして、パターゴルフ場が先ほど言った平成4年に開設となりまして、現在に至っているところでございます。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) お答えをいただきましたように、河川敷の有効利用のためにできて平成4年から供用が開始されたということであります。私も聞くところによりますと、すずむし荘が竣工したときにですね、その竣工式の帰りに県の方々があのパターゴルフ場をごらんになりまして、河川敷の有効利用が評価されまして、さらにそのマレットゴルフ場が造成されたという話を聞いたことがあります。そのように歴史のある施設でございますので、利用者が少ないからといって廃止を考えるのは忍びないものであります。
 質問します。最近、村内のマレットゴルフ場愛好者によりまして、あの芝生のままでマレットゴルフ場につくり直せばどうかという提案を受けました。県内には芝生のマレットゴルフ場もあり人気があると聞いております。面積的には18ホールは無理かと思いますけれども、9ホールは可能かと思います。極力現状のままで芝生のマレットゴルフ場にするという提案をどのように思いますか。それと今後の施設の有効利用をどのように考えていらっしゃいますか、お伺いをいたします。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) お答えいたします。村のほうでも廃止ということは考えておりません。有効利用を考えていくわけでございますけれども、前からその検討もしております。ただ、その検討の結果、昨年度から土日や夏場のシーズンに管理の方を置いて、使用された方からは協力金をいただくという方式に変えております。管理人いないときも、来た方が協力金を入れて使用するという方式に変えたところでございます。この方式でしばらくはちょっと運営をしたいと考えておりますので、今後につきましてはこの結果も検証しながら、今後の有効利用を考えてまいりたいというところでございます。それですので、御提案を今いただきましたマレットゴルフ場の改良についても、今後検討の1つといいますか、案として研究していきたいというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) わかりました。私は決して費用対効果を望んで申し上げているところではないことを申し添えておきたいと思います。以上で2番終わります。
○議長(平林寛也君) これで、パターゴルフ場の活用策についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、地方創生「まち・ひと・しごと」のひとについての質問を許します。勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 私がこれから申し上げますことは、とても抽象的な話になろうかと思います。お許しをいただきたいと思いますが、ですからお答えもお考えだけ伺うことになろうかと思いますけれども、よろしくお願いをいたします。
 安倍政権は2014年9月の内閣改造を機に地方創生を重要政策と位置づけ、まち・ひと・しごと創生本部を設けて、そして同年末にはまち・ひと・しごと創生法が成立をしております。地方創生とは何か。長期的には地方で人をつくり、その人がまちをつくり仕事をつくる、その流れを確かなものにすることだと言われております。もちろん地方創生、そればかりではないわけでありますけれども、さて、この人づくりでありますけれども、松川村は幼児期は子育て応援課を新設して力を入れております。小中学校の教育にも力を入れております。また国際的な人間をつくるために鹿港鎮との交流も進めております。子供は村の宝であると位置づけをしております。そして文字どおり人づくり基金も活用をしておるところでございます。そこで穴のあいたように感ずるのが、高校生から若年層の部分であると私は感じます。
 質問します。今度計画しております(仮称)子ども未来センターは高校生までが対象の建物であると思いますが、高校生が満足するような規模ではないと思っておりますが、高校生向けの設備は何かございますでしょうか、お伺いをいたします。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 現在計画しております(仮称)子ども未来センターにつきましては、1階の遊戯室にはモニタリングの施設を考えております。あとバドミントンができるコート、あと南側になりますけど、テラスにつきましては窓に映った姿を見てダンスの練習を行えるようなことを考えてございます。庭につきましては芝生を考えておりまして、中高生の利用にも対応できる施設を目指しております。あと子ども未来センターの建設の検討に当たりまして、中高生にアンケートをとってございます。ただ、なかなか高校生につきましては6名という人数しか回答をいただいておりませんでして、その中で中高生合わせて主にスポーツ関係ですとスポーツジムですとかバスケット、サッカー等、非常に少数ではございました。なかなか現在の中高生のニーズを把握することは難しい状況でございます。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 私たち、議会は春日部市の児童館を視察をしたことがございます。まちの中のビルでしたけれども、バスケットコートがあり、防音の施設があり、大音量でバンドの練習をしておりました。松川村にそのような規模のものを望むわけではありませんけれども、何か1つ若者の心をつなぐものが欲しいなと、こんなふうに思っているところであります。
 子ども未来センターの脇に多目的広場がございますけれども、スケートボードの練習場はどうでしょうかと提案をしたことがございましたけれども、その件は検討委員会でも話題になりましたけれども、音がうるさいということで廃案になったと聞いております。私は時々大町の文化会館へ行くんですけれども、文化会館の東側にはスケボーの練習場がございまして、いつも若者の練習の声がにぎわっております。
 質問ですが、こじつけたようにぐだぐだ申し上げましたけれども、子ども未来センターに限らず、高校生を、そして若者に好まれるような施設、設備が欲しいなと思っておりますけれども、改めまして村長いかがでございましょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員のおっしゃることはわかります。若い者を残すためにはどうしてもそういうものが必要だというように思いますが、今回の子ども未来センターにつきましては、(仮称)未来センターにつきましては、まだそういう具体的な案が私のところへは来ておりません。事業費等の関係もありますし、周りにお宅が、普通の一般の家庭があるというような中で若干難しいかなというように思っておりますが、前向きに考えてまいりたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 子ども未来センターに限らず、今後よろしくお願いをしたいと思っております。村長は機会あるごとに唱歌ふるさとの2番のことをよく言われます。いつの日にか帰らんという歌詞でありますけれども、ずっと若者の心をつなぎとめておけば、いつの日にか帰らんと、こんなふうになるんじゃないかと思っております。
 次、乏しい若者による村おこし機運についてお伺いをしたいと思います。地方創生はそれぞれのまちから、村から湧き上がるエネルギーが大切ではないかと、こんなふうに私は思うところであります。そんな観点から質問をさせていただきます。これから私が申し上げることは、私のころはこうだったという事例がございまして、大変恐縮でございますけれども、1つの例としてお聞きをいただきたいと思います。
 私も村長もまだ若かった、30年も40年も前の話でありますけれども、若い者にこのエネルギーがあったというふうに思っております。この村を何とかしようぜと、こんな機運があったと思っておりますけれども、村おこしという言葉を使っておりました。これも私ごとで恐縮でございますけれども、もちろん仲間と一緒でしたけれども、村おこしこぶし会というのを立ち上げました。これは後にすずむし保護条例につながったと、こんなふうに思っております。現在は30回を過ぎましたふるさと祭りですけれども、この前身を立ち上げたものであります。その後行政に移管したものであります。今も歌い、そして踊り継がれておりますふるさと音頭もこのときにつくった記憶がございます。B面は「アズミノヨイトコ」というサンバ調のものでありましたけれども、いつの間にかどこかへ行っちゃいましたけれども、今、私たちが使っております統一名刺、あの絵柄ですけれども、これもそのときに4枚組でしたか3枚組でしたか、つくった記憶がございまして、いろんな活動をした記憶がございます。もちろんほかの皆さんもいろんな活動をされたわけでございますけれども、役場にも若い皆さん大勢いらっしゃいますが、皆さん一生懸命働いていただいておりまして、誰が悪いわけじゃないんですけれども、村にも県にも活動支援金という制度がございますけれども、若い者の応募がないというのが現実であります。世の中が世知辛くなったんでしょうかね。それとも若い衆は小さい四角い機械を指でなぞるだけだと、こんな時代になっちゃったんでしょうかね。村長、その辺のところをどんなふうに思いますか。お伺いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 若い人たちが力がなくなったとかそういうことではないというように私は思います。もっとほかのところへ行っちゃっているのかなというように思っております。ですので、村の中にいる若い人たちが何か1つにまとまってできるようなことを考えていかなきゃいけないなというように思います。その中で協力隊員の皆様に今年3人来ていただいております。これからも機会あるごとに必要な協力隊員をお願いをしていかなければいけないなというように思っておりますので、そういう人たちの力を借りながら松川村に何か若者が熱中できるようなものが欲しいというように思っております。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) ぜひみんなで力を出し合っていきたいなと、こんなふうに思うところであります。
 それから、若者そして住民主体の大きなイベントが欲しいなという観点でお願いをしたいと思います。これも恐縮でございますけれども、随分久しい話となりましたけれども、平成9年に松川響岳太鼓が有明山のてっぺんで太鼓を演奏したことがございます。響岳太鼓の名前の由来は太鼓の音が山まで響けというものでございましたけれども、山の上から、逆に山の上から里まで太鼓の音が聞こえるかというものでありまして、見事に里でも聞かれたものであります。山岳関係者の絶大な支援でなし得た事業でありまして、結果はNBSの月曜スペシャル1時間番組で放送され、まためざましテレビも全国放送され、松川村ここにありと全国に発信をしたところでございまして、村民の大きな活力になったと思っております。
 まず、このイベントを当時事務局長として一緒に活動しました税務課の伊藤課長、このイベントの感想などをお聞かせいただければと思いますが、よろしくお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) それでは発言の機会をいただきましてありがとうございます。このイベントにつきましては、普通に登るだけでも、一般的な登山でも非常に厳しい有明山に太鼓を担ぎ上げて山頂で響岳太鼓の皆さんが演奏するという内容で、既に18年が経過いたしました。いまだにきのうのように覚えているほど、私にとっては非常に心に残るイベントでございました。山関係の、本日もお越しになっておりますが、久保田稔さんが会長、また響岳太鼓の勝家議員が副会長、それと当時経済課商工観光係長の私が事務局長、山好きということもありましたが、また原教育次長が当時事務局員として有明山頂で太鼓を演奏する会を立ち上げ、実施までの約半年間でございましたが、ちょうど当時の記念冊子を私も改めて見てみますと、20回に及ぶ打ち合わせ会を初め一般ボランティアを募っての数回にわたる登山道整備など、万全の整備をして実施に至ったわけでございます。会員総数はこれを見ますと156人でございました。8番議員の御主人にも多大な御協力をいただいたというように今記憶をしているところでございます。
 結果といたしましては、今議員がおっしゃったとおりでございますが、長野放送月曜スペシャルでは準備段階から当日までを1時間番組として放映していただきましたし、同じく長野放送の「ザ・ヒューマン」という番組では活動報告を御紹介いただきました。また、先ほども話ありましたが、めざましテレビでの、これは全国放送でございましたが、松川村を広く全国にPRすることができたんじゃないかというように思っております。さらには当時信濃毎日新聞社からは一連の活動状況の取材をもとに逐次記事にしていただきまして、演奏した当日もその当時の担当記者、有明山頂まで登っていただきまして随行していただきまして、紙面1面を使った特集を組んでいただきました。終了後も県内外からこのイベントへの問い合わせ等頻繁にあったことを原当時事務局と一緒に対応したことを覚えております。
 ここからが私が言いたいことといいますか、感想となってまいりますが、このイベントは先ほどもお話ししたわけなんですが、住民の皆さんが提案され、住民の皆さん主体であったからこそ成功したイベントだと思いますし、太鼓あるいは山関係者だけでなくて、例えば登山口で踊りを披露していただいた安曇節保存会の皆さんを初め村内外、個人、団体の皆さん、年齢も問わず多くの皆さんから協力があったからこそなし得たイベントだと思います。当時を振り返る中で、その当時でございますが、新しい活力が生まれ村内のコミュニティーがより一層深まったと実感したことを申し上げまして、私の感想とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 今、感想を述べていただきましたけれども、それ以後ですね、住民による大きな話題づくりはなかったように思っております。行政主導では近年ナインティナインの婚活番組などありましたけれども、若者が、そして住民が主導しテレビ番組になるような大きなイベントが欲しいなと思うところでありますけれども、このことを含めまして改めて村長、どんなふうに思いますか。お願いをいたします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今のところ私には大きいそういうものがなくて申しわけないんですけれども、また議員の力を借りながら、職員の力を借りながら考えたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 勝家議員。
◆7番(勝家尊君) 村の力が、村の活力が地方創生につながるんだと、こういった観点からいろいろ質問をいたしました。取りとめのない質問でありましたことをおわび申し上げまして、これで私の質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、地方創生「まち・ひと・しごと」のひとについての質問を終わります。
 以上で、7番、勝家 尊議員の質問を終わります。
 ここで11時まで休憩いたします。
                                 午前10時41分 休憩
                                 午前11時00分 再開
○議長(平林寛也君) 再開いたします。
 続いて、順位2番、4番、梨子田長生議員の質問事項、村長の政治姿勢の質問を許します。梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) おはようございます。通告に従って進めてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。
 ここ近年においてはですね、生活スタイルとか考え方が多種多様になっていると思いますが、また開かれた議会を目指して住民の要望、意見、今回は代弁するような質問となっております。わかりやすい表現でどうかお答えいただけたらありがたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。ちょっとお聞き苦しいかもしれませんが、ちょっと声のほうがこんなえへん虫みたいな感じでちょっと、喉の調子が悪いもんですから申しわけございませんが、よろしくお願いしたいと思います。
 今、政府はですね、1億総活躍社会として安倍総理大臣が新たな3本の矢の政策で、全ての人が活躍できる1億総活躍社会を目指すと表明しております。経済最優先の姿勢を鮮明にし、具体的な目標として名目、国内総生産GDPを600兆円にふやすと明言、雇用や所得環境の改善をさらに進め、確実にデフレ脱却を実現する意向を示したと。新3本の矢、1つには希望を生み出す力強い経済、2番目に夢を紡ぐ子育て支援、3つ目には安心につながる社会保障で、介護離職ゼロのほか、出産を望む女性のみを対象にして算出する希望出生率を1.8まで引き上げると目標を打ち出しております。急激な高齢社会を背景に、社会保障費用は増加していますが、生涯現役社会の構築を目指し、高齢者の活躍も強化すると考えも示しております。
 それに基づいて今回の質問させていただきますが、まずですね、地方創生のことについてお伺いします。地方創生の先行型交付金、現状、つまりこれから策定する内容がありますが、それ、これ今まで以前のことについて交付金の状況、また内容についてお願いしたいと思います。わかりますかね。今までにやったことですね。交付金を使ってされたことがあればよろしくお願いしたいと、こういうことです。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 地方創生の関連の予算の関係でございますけれども、本年度につきましては地方創生先行型としまして地域消費喚起・生活支援型の2つの交付金が制度化されまして、昨年度の3月の補正におきましてそれぞれの交付金の対象事業を計上いたしまして、27年度で執行している状況でございます。先行型の内容といたしましては、総合戦略策定事業、村民との協働によります地域活性化事業、それから地域経済創生事業、地域資源を有効活用した観光振興事業及び農産物の販路拡大事業、この5つの事業に予算を計上しておりまして、充当して事業を進めている状況でございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 今後ともですね、力強く進めていただきたいと、こういうように思います。
 次はですね、2015年から2019年、5年間、広域も含めてですが、まだ広域までちょっと行っていないかもしれないですけど、地方版総合戦略における目標と、これからのですね、施策の進捗状況を教えていただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) こちらの事業につきましても本年度中に策定ということでございますけれども、進捗状況につきましては当初より大幅におくれていて大変申しわけなく思っているわけでございますけれども、来年の3月までには策定する予定でございます。今、内部の検討段階にありまして、策定委員会を立ち上げましてパブリックコメント、また議員の皆さんへお示しをしていくつもりですので、よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) ぜひともですね、少子化対策、自治体の連携、村民との協働と意欲的な取り組みを力強く進めていただきたいと思います。
 それではですね、これから3項目にわたってお伺いしたい。非常に村民が関心のあることでございますので、よろしくお願いしたいと思います。行政区に対する村の応援の仕方についてお伺いします。当初、村が自立の道を決めた、合併せずに自立の道を選んだ、そのときの精神を教えていただけたらありがたいと思いますが。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 村におきましては、平成15年度に自立の道を選択をいたしました。平成16年度につきましては自立可能な村としての将来ビジョンというものを策定をいしまして、また平成19年度には自立の村づくり実行プランを策定をいたしまして、村民の皆様に各区に出向きまして説明会を開くなどをしまして、自立する上で基本的な考え方、また将来の財政の見通しなどをお示しをいたしまして御理解をいただいてきたところでございます。またこの中で、共に生き共に働き、花と緑に満ち、人も村も輝く村づくりというものを基本理念といたしまして、村民の皆様、行政区を中心とした地域、行政がそれぞれの役割を明確にし、これが大事なことでございますが、協働、共に働く村づくりに取り組むといった基本的な考え方によりまして、村民の皆様の御負担をお願いをしながら自立をした村として進んでいくということを前面に出しまして進んできたところでございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 私もですね、村長がよく言われています、村でできることはできる限りのことはすると、皆さんもよく考えてくださいと。よく議場で言われて、非常に鮮明に残っている。私も全くそのとおりだと思うんです。皆さんの協力、皆さんで協働の村づくりをしてですね、1つになってですね、先ほども税務課長がお話しした、村が1つになってやると大きなことができると、こういう考えのもとに私も考えております。
 そうしますと、今ですね、若干行政区に対しても人が大勢いるところ、また松川で言う地方都市ですね、の場合に、ちょっとやはり考え方の温度差があると思います。人が、子供さんがいないとかですね、考えることは多少違うと思うんです。そのことについてはですね、行政区にバランスが、非常にバランスが違うと思うんですが、温度差も違うと思うんですが、そういうこと。それについては村はどういうふうに考えるか、今後どういうふうに考えていくか、よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 各区の自治振興費につきましては、単なる人口割というものではなく、均等割ですとか必要最低限なものにつきましては均等に枠を設けまして、またそれプラス人口割というものを設けております。また人口が急激にふえているところは当然振興費もふえていくわけですけれども、激減緩和策と言いますか、総体的な予算の配分の中でお配りをしているわけですけれども、それプラス1つの区人口が伸びなくても、全体では率としては下がってしまう部分もあろうかと思いますが、そういった部分は特別枠としまして配分をしまして、区の皆さんに御迷惑をかけないようにということで配分を行いまして、最低限のラインは確保をお願いして、各区の運営お願いしたいということで区長会の皆さんにお示ししているところでございますので、その辺は御理解をいただきたいと思います。予算さえあればどんどんふやしたいところでございますが、その辺も協働ということで御理解をいただいているところでございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) それを聞いて安心しました。やはりですね、事情がありますので、どんどんと減っちゃうとまたいろいろな支障が区に対しても出てきますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。
 次行きますが、健康長寿日本一、当然松川村目指しているわけでございますが、その推進の増進策、今どのようなことに力を入れているか、よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) それでは、特に現在力を入れて取り組んでいることを、主なものでございますが、お話をしたいと思います。特定健診等の受診率の向上、それからその受診した方への保健指導の推進と、それから特に健康寿命を延ばすために各地区の公民館等をお借りしまして介護予防教室の開催など、介護予防事業に特に力を入れて取り組んでいるところでございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) ぜひ村の健康の村民の健康のために、どうか御尽力をいただきたいと思いますが、そこの中でですね、これ別に他の自治体がこういうことをしているから松川村もどうぞということではありませんが、参考にしていただければよろしいかと思うんですが。
 健康づくり促進すると、ポイントをためて景品と交換する健康マイレージとか、健康寿命延伸のためのお手伝いをするはつらつ健康スタンプ事業なんていうのがあるんです。
 ちょっとはつらつ健康スタンプ事業について若干ちょっと説明させていただきますが、これは近隣の市町村でやっているものでございますが、皆さんがみずからの健康状態を把握し健康の増進に積極的に取り組むことを応援する事業で、健康寿命延伸のためのお手伝いをするものです。具体的には健康診断を受診することを必須条件として、健康に関する教室参加や自分で立てた目標等に取り組むことでスタンプ、ポイントですね、ため、町内の商工会加盟店で使用できる2,000円分の商品券を受け取ることができると、こういうような内容のものです。
 こうした考え方というのはどうでしょうか、松川村に対しては、松川村はどんな考え方を持っているか、よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 今、議員の御紹介いただいた事業でございますけれども、健康長寿の推進には特定健診やがん検診の受診、それからそれぞれの方の日々の運動や食事などの生活改善の取り組みがやはり必要不可欠なものと考えております。ただいま紹介いただきましたポイント制度につきましても、健康づくりに関心を持っていただいたりとか、きっかけづくりには非常に有効な手段かと思われます。現在、村のほうでは先ほど申し上げたとおり、健診の受診率の向上等を行っておりますが、それにも生かせる部分というものがあろうかと思います。ですので、実施町村、この関係につきましては全国的にも、それから県内でも取り入れている町村が現在出始めておりますので、その効果等を見る中で研究してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 今後ともしっかり検討していただきたいと思います。
 そうしますと、健康診断の受診率ですね、目標、松川は65%目標に定めていると思います。そうすると現在と比較してですね、財政上、これが現在と比較して65%を超えますとどのような効果が出るかお伺いしたいと思うんですが。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 健診のほうの受診率向上に伴いまして、一番大きくなってくるのは医療費の伸びが抑制につながると考えております。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 具体的な数字等はわかりませんね。わかりましたら、若干よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 福祉課のほうでは特に具体的な数字等ありませんけれども、特に言われているのはこの医療費の伸びが抑制されますと、特に財政上の考えられることにつきましては、国保の特別会計の健全運営ができるのではないかと。医療費の抑制に伴いまして、国保税の引き上げ等を行わずに済むこと、それからあと後期高齢者医療への拠出金等の負担減にもつながるということが言われておりますので、その分を目指して現在、その目標値に向けて進めておるところでございます。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) ちょっと追加させていただきます。私、村長職につかせていただいて12年になるわけであります。この間、国保会計の税率を二度上げさせていただきました。1回前は4年前であります。そのときにも26年度まで19%ほど上げさせていただいたんですけれども、今回上げさせていただいたのでもつということで皆さんのところを回ってやっと御理解をいただきました。そういう中でこの受診率が上がってきたということで、現在その基金がゼロになる予定だったんですけれども、思いがけず10億くらい、10億ばっかあったんだよな、住民課長。10億だよな。10億ほどになりました。あ、1億だ、ごめん。1億です。それでですね、30年に国保会計が県下統一されるということの中で、この1億をですね、取られないようにという考え方をしております。当初足りなくてですね、3,800万、3,800万だったっけ。どうも数字におかしくなってきていけないけど、3,800万ほどですね、村の会計を一般会計から国保会計へ貸して、それでうまくやってきたわけです。これを返してもらえるような状況になってまいりました。そういうことで、この健診率が上がってくるとですね、極端にもう医療費がかからなくなってくる。これ本当に65%を超えてきますとですね、国保税率を下げてもよくなるんじゃないかなというように計算をしているんですが、30年までというとあと28、29、30と3年間は私は今の税率で絶対安全だというように思っております。そのときにこっちへうまく何とかあっちへ取られないようにしていきたいという考え方で今、係と調整をさせていただいておりますので、期待を持っていただきたい。そして村民の皆さんにはぜひ健診に協力をしていただきたいという考え方であります。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 健診率が上がると非常にあれですね、お金が余裕が出ると。村民の皆さんがね、受診をしていただくことがいかに大事だということを改めて私も認識させていただきましたので、大変ありがとうございました。
 次行きますが、松川村消防団の新入団の推進、このことについてお伺いしたいです。私も消防委員を務めさせていただいておりますので、消防団のことはよく内容はわかっているつもりで理解しているつもりです。どんなことが大変なことか、どんなところに一番気を配っているかということを私も承知して理解しているつもりです。まずちょっとこのことだけは冒頭に申し上げておきます。
 日ごろ村民の生命、財産、災害から守っていただいている団長初め団員の皆様には心より感謝を申し上げます。現在、定数がですね、200と松川村はなっています。入団がないと退団ができないと、定数決まっていますから、そういうことですね。村で考える新入団員、入っていただくための何かこういう努力していること、考えていること、どのようなことがあるかお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(太田健一君) 新入団員の加入促進の件でありますけれども、これは非常に団にとりまして重要な課題でございます。村と団と協力しまして長期的な視野に立ちまして、年間を通じて切れ目なく加入に取り組んでいる状況でございますけれども、一例といたしましては団員の友好関係などからですね、次に入ってもらう人を常に把握をしております。また年末から年始にかけましては、団員の方非常に仕事が終わった後、寒い中でありますけれども、該当者のお宅へ訪問をしてぜひ入ってくれということを1件1件回っている状況がございます。非常に頭が下がる思いがございますので、引き続き協力して努力を続けてまいりたいと思います。
 また、各団におきましては人口割が不均衡な部分がありますので、全体で調整会議を行いまして均一になるように努めております。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうですね。各団によっておっしゃられたように人口のばらつきがあるものですから、そこで負担が変わりますと何人ということになりますとね、非常に大変に皆さんが苦労されていると思うんですね。そこら辺のところもよく考えていただいて、定数を満たしていただくようにお願いしたいと思います。
 それで本人はですね、了解していても、また家族から反対を受けるなんていうこともあろうかと思います。御家族に対する理解度といいますかね、理解を進めるためには何かされていることはありますか。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(太田健一君) 御家族に対します理解ということも大変重要でありますけれども、平成26年2月に村民への消防団アンケートを実施してまとめてございます。その結果の一例を申し上げますと、20から30代の実に60%ぐらいの方が入団が厳しいということを回答いただいています。内容につきましては、非常に時間をとられるので消防団活動が十分できなくて申しわけないというような理由、それからこれはずばりでありますけれども、時間をとられて負担になるということが多く挙げられておりましたので、御家族の理解とともに本人の意識改革が非常に重要であると思っています。また御家族にはですね、消防団員の家族ということで県の信州消防団応援ショップ制度というものがございます。店で買い物をしますと5%とかですね、割引が受けられるという制度で、平成28年1月からスタートをいたしますけれども、こういったことで消防団とその御家族が活動しやすく恩恵が受けられるような社会を挙げましての消防団を盛り上げていただく活動、これもこれからどんどん商工会などに依頼をして強く進めていきたいと思っています。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) いろいろ御苦労されているということがよくわかるし、また私が思うにはですね、松川に移住されてこられた方、こういう方も若い方でいらっしゃるかと思います。ずっと松川村に住んでいらっしゃった方はですね、内容がよくわかっていると思いますけれども、そうでない方につきまして加入にお願いに上がるわけですが、そのときにですね、家族にも理解していただけるような身近なですね、どこか県とか案内冊子、こういうもので案内をすると非常に理解、また目に見える形でですね、案内すると理解していただきやすいということはあろうかと思います。本人が例えばよしと言っても、家族がやめておけと、消防団厳しいからと。私のころはですね、確かに厳しかったです。私も分団長をさせていただいて、あの当時は厳しいかなと思ったこともありますけれども、今思えばですね、微力ながらにも貢献できてよかったなと思っています、村のために。ですからこういうことをしっかりと理解、村民の方にしていただければ、消防の中だけでお願いすると非常に大変なことだと思うんですが、ぜひともですね、村民の方にこれはね、しっかり理解していただかないと、消防の皆さんが非常に苦労されると思うんです。だからそういうようなことができるようにですね、ぜひとも案内冊子だとかですね、そういうものをつくって御理解をいただけるようにお願いをしたいと思います。どうでしょうか。よろしくお願いしたいと思うんですが。
○議長(平林寛也君) 総務課統括課長補佐。
◎総務課統括課長補佐(太田健一君) 募集の案内の関係でございますけれども、平成22年から団独自のチラシを作成しております。内容は御存じだと思いますけれども、村内の事業所などにも時期になりますと置かせていただいたりという工夫もしたりしております。本当にさらに充実した内容としなければならないわけでございますので、幹部会、企画、広報等組織がございます。そういったところで十分検討してまいりたいと思います。
 また、防災のしおりとかですね、村のカレンダーなんかも有効に活用できればということを考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) ぜひそういった方向で皆さんに御理解をいただけるようにですね、お願いをしたいと思います。以上で質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、村長の政治姿勢の質問を終わります。
 続いて、質問事項、村資源の活用の質問を許します。梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 村の資源活用ということでお伺いをしたいと思います。
 数日前に新聞記事等にですね、県内自治体の地域おこし協力隊の皆さんがまきの供給を行っているという記事がありました。松川村でも車を走らせるとまきストーブの煙突がですね、最近目立つように感じられます。現在どのくらいの家庭でまきストーブを導入しているか、おわかりでしたらお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 村全体の総数というものは村では統計的な数字は持ち合わせておりません。把握することもできない状況でございます。ただし、税務課のほうでは逐次建築確認申請の図面をもとに新築住宅の家屋調査を行っておりますが、まきストーブはその中で評価の対象外となっております。ですので図面にまきストーブの表示があっても、その確認はいたしませんので、実際に設置されていたかどうかというのは担当も全て覚えているわけではございませんが、そういった数字で御了承いただきたいと思いますが、過去5年間の図面を確認しましたところ、新築家屋217戸中、まきストーブを導入していると思われる新築住宅27戸でございます。数字に直しますと、この5年間を見ますと約12%という数字でございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうすると結構1割以上あるわけですね。やっぱり煙突、煙が出ているからわかりますが、現在まきが不足して買うのも競争になり入手が困難ということも耳にしますが、第6次総合計画の中でデータを見ますと、松川村の森林面積2,599ヘクタール、村の総面積の約55%を占めている。大体まきは現在1トン大体1万5,000円ぐらい、ちょっと最近はちょっと上がっているかもしれないですね。このぐらいで流通しているかと思います。村木どのくらいの量の間伐材が出ているのか、おわかりでしたらよろしくお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 村有林では間伐事業は植樹祭の地ごしらえを行っておりまして、事業地により差はありますが、年間約100立米というような状況でございます。また個人のほうでは各事業体の協力により間伐が行われておりまして、これ年間1,000から2,000立米ということでございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 今、結構な量が出ているとお伺いしましたが、その間伐材をどのようにされているか。使い方ですね、利用方法はどのようにされているか、おわかりでしたらよろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 9割程度は用材、バルブの原料などとして市場へ売却されています。またほかはまき材などとして販売している状況でございます。近年はアカマツの一部はバイオマスの燃料の原料として販売されています。また売却代金につきましては、先ほど言った間伐事業を実施するために森林所有者の自己負担の軽減ということで、そちらのほうへ充当されているという状況でございます。また村の場合、事業所内から発生する一部で村の炭焼きを行いまして、道の駅等で販売しているという状況でございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) それだけの量がいろいろ活用されているということですが、村で植樹祭の地ごしらえを初め、ほかにも間伐材が大量に出ると今お伺いしましたので、資源のサイクルとか電気を使わないため災害、非常時に強いとか、村の資源有効活用によるものとか、自主財源の確保とか、また空き家対策による、また3月にはしっかりと数字が出ると思いますが、松川村の中でも、ちょっと固有名詞は避けますが、製材所で東松川のほうにそのような建物がありますが、そういうようなことの活用も考慮しましてですね、まきの供給スタンドシステムと、まきを皆さんに供給する仕組み、村木、いろんなところに流用されておりますが、そういうことのお考えはいかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 現在ですね、今言われた村の状況であるとか大北の状況を考えますと、大北地域には林業事業体というのが複数ございまして、まきの販売実績があるということ、また炭焼きなどの一部、まきとして販売した経過もあるんですが、単年で販売しないと乾燥が進みまして火力が落ちるというようなこと、そして村有林ではアカマツが多くてですね、火力が強いためにまきストーブとしてはちょっと適さないと。近年それもできる強いのも出ているようなんですが、一般的なのには適さないということ。また現在ですね、間伐全量が土場から搬出されて、先ほど言いましたように有効利用されていると、しっかり回っているという部分。それとですね、所有者の同意のもとで松くい虫被害をまきとして利用する場合にはですね、その近地から商品化するための搬出や労力にコストがかかるというような状況を踏まえて、今の段階ではちょっと難しいのではないかという考えでございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 今後ともですね、まきの利用、資源利用ということから考えれば検討する余地があろうかと思うんですね。ぜひそういった方向でまたお考えいただければありがたいかと思います。
 以上で質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、村資源の活用の質問を終わります。
 続いて、質問事項、職員の活用の質問を許します。梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) これはですね、生産人口がだんだん引き上がってきておると思います。今でいうと65歳まで未満ということですが、最近はもうちょっと皆さん現役で働いていただかなければいけないなというふうになっているかと思います。幹部職員、皆さんたちですね、私は常々松川村の職員というのはもう本当によくやっていただいているなと私は思っています。その中でも特にセクションの先頭に立っている課長皆さんたちですね、本当に能力は高い、こういうふうに評価しているわけでございますが、当然、事務遂行上重い責任があり、また日々あくせくするのではなく、一段高いところから職員を指揮監督し、最終的な判断と大きな方向性を示し、村の発展に寄与するものだと思っていますが、実際には忙しい日々を過ごしているのが現実かと思います。
 そんな中ではありますが、白澤議会事務局長、中でも村の宝、財産であり貴重な観光資源でもある安曇節保存会、一連の活動に尽力をいただいております。会長である副村長ともども敬意を表するものでございますが。さて、課長あるいは局長の皆さんを見ますとそれぞれ得意分野があるかと思います、皆さん。例えば人とのコミュニケーション能力に非常に能力を持っている方、また発想力にすぐれた課長、また野球、ゴルフなどスポーツ得意な課長、山など自然全般に精通した課長、いるかと思います。そんな中で課長の趣味の世界でもいいですし、それぞれの得意分野を村政に生かせないかということ、余り課長の負担にならずに、むしろ生きがいになるようなJAの米プラスワンという言葉がございますが、現在の業務プラスワンということを今回提案させていただきます。
 当然、公務員には職務に専念する義務、専念する、あると思いますが、年度当初にね、分野の村長から辞令を出していただきましてですね、こういうことを進めていくということ、こういうお考えどうでしょうか。村長、いかがでございましょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員言われますように、憲法15条の2、それから地公法30条ですかね、公務員は全体の奉仕者でなければいけないと、もう御存じのとおりであります。そういう中で今の発想は私はちょっと考えておりませんでしたけれども、考えてみる価値はあるんじゃないかというように思います。前向きに検討させていただきます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) ぜひ能力のあるすばらしい人材がいますので、ぜひそれはよろしくお願いしたいと、このように思います。
 またですね、退職後の職員の活用についてお伺いしますが、現在60が定年になっております。今後は年金の満額をもらえるといったら65歳になると思いますが、天下りというそういう考え方ではなくてですね、優秀な課長について5年ぐらいの期間、今まで培った能力を発揮できる道筋をつけてですね、働いてもらう。新たに何も知らない人が急に来てそのポストにつくというよりは、いろいろ知識の豊富な方についてもらったほうが大切ではないかと。途切れてしまうのはもったいないと私は思うんですが、村長その辺はいかがでございますか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) その考え方も確かにあります。もったいない。しかし、今度若い人たちがですね、今までの課長が5年間ほど残りますと、その間採用ができないわけであります。私ども定数が決められておりまして、なかなか定数増というわけにはまいりません。そういう状況の中で一番いい方策をこれから考えなければいけないんですが、確かに今まで働いていただいた人は65歳まで年金をもらえなくなる。じゃあどうするんだと、そういうこともありますが、どっちがいいかゆっくり考えさせていただきます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) ぜひともですね、ゆっくり考えていただいて、いい答えを導き出していただけるとありがたいなと、このように思います。
 民間でですね、長くお務めになっていらっしゃった副村長はどんなようなお考え、今の件に関してどのようにお考えになるかをよろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 副村長。
◎副村長(梨子田公雄君) 質問の趣旨に合っているかどうかわかりませんが、松川村長寿日本一でございまして、大変社会が長寿化しましたもんですから、それに伴って労働力年齢もですね、非常に長くなったということで、年金支給年齢も引き下げになっているということだと思いますが、民間企業はいち早くですね、年金支給の年まで、65歳までの再雇用制度みたいなものをつくったりですね、それから関連のグループ会社で受け入れるとか、取り引きのある企業さんに雇用のあっせんをして再就職してもらうというようなことをやっているわけでありますが、公務員も今、再任用制度と言うんですかね、65歳の年金支給年齢までは希望すれば雇用を継続できるというような制度があるようですから同様だというふうに思っていますが。若干違うかなと思うのは、私55歳定年でしたからやめまして、グループ会社のほうに移りましたけれども、民間の場合は非常にグループ会社の育成、拡充を図っておりまして、それは1つは企業全体のその活性化にもなるわけですね。いろんなセクションを切り離して会社化していくと、そちらのほうに移ってもらうとかというようなことが多いわけであります。特に私、JRにいましたけれども、JRは技術職が多いもんですから、技能、技術のある方はどちらかというとそういった技能職場のほうに転職をされて、そちらの職場ではむしろ非常に重要されて、やめたくてもなかなかやめられないと。技術職が今少ないわけですよね、というようなことも聞いているわけでありますが。
 役場の場合は非常にそういった関連事業も少ないですし、いろんな施設も少ないわけですからなかなか難しいし、また取引先といいますか、いろいろおつき合いしている会社さんにお願いするなんていうのは、役所の性格上とてもできることじゃないんで、その辺はちょっと違いがあると思うんですが、ただ、私はそういったことも考えてのことかどうかわかりませんが、民間と比べると非常に安定した雇用制度になっていますし、身分保障がきちんとした環境にあるなというふうに思っています。
 ですので、私いつも思いますのはですね、職員の方、議員さんも褒めてくれましたが、大変真面目でしっかり仕事をしてくれる人が多いわけですが、私はむしろそれはもう当たり前のことだと。きちんとした雇用が安定していて身分制度も安定していれば、きちんと仕事してもらわなきゃ困るわけでありますから、当たり前だなというふうに思っているわけですが、私が評価したいのは職員の方の多くの方が消防団活動とかスポーツだとか文化活動にですね、仕事プラスワンという形で取り組んでいる人が非常に多いというふうに思っていますが、そういった活動というのはなかなか気づかない人がいるかもしれませんが、そういうものを通じて団結心だとか協調性だとか共通認識を持つだとか、そういったことにつながっているんだと思いますね。ですから、私は村の職員というのはほとんどの方が村内居住者でありまして生活基盤が安定していますし、また身分保障もしっかりしているわけですので、そんなに生活の心配はないのかなと思いますから、むしろ雇用を延長して労働に資するのもいいんですけれども、むしろそういったもの、地域のコミュニティーで人づくりとかきずなづくりにつながっているわけですので、退職後もそういったことで地域に十分貢献していただける人材活用ではないかなというふうに思っているところであります。
 多分、在職中にプラスワンとしておやりになった能力なり才能みたいなものが、十分松川村内で活用されるのは間違いないのかなというふうに感じているところであります。以上です。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 大変的確にですね、お答えをいただきまして、私が言いたいことを全部述べていただきましたので、大変にありがとうございます。副村長にしっかりとお話ししていただきましたので、次に行きます。
 村おこし協力隊の職員の活用についてお伺いしたいと思いますが、地域おこし協力隊の皆さんについては9月、また10月からとスタートの差はありますが、それぞれの皆さん配属された部署で即戦力として頑張っているという情報を逐次ですね、SNSを皆さんされている方もいまして見させていただいています。心強い限りです。今までの自分の生活をリセットして希望を持って松川村に来ていただいた3名の皆さんに敬意と感謝を申し上げるところでございます。
 さて、お伺いしますが、この3名の皆さんと課長、係長、村側との話し合いなど、そういう場所は設けられているんでしょうか。どうでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 地域おこし協力隊の皆さん3名いらっしゃいますが、初めの人が約3カ月、それからあと10月採用が2カ月ちょっと過ぎているわけですけれども、理事者、係長級の職員と地域おこし協力隊の3名の懇談会を予定をしたわけですけれども、どうしても日程調整がうまくいかず、今のところ開催には至っておりませんけれども、なるべく早い機会に懇談会の機会を設けたいと思って調整をしているところでございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) それぞれの皆さんの日々仕事も大切だと思うんですが、100%組織の歯車に入ってしまいますとですね、せっかく、こんなことは言わなくても皆さん御存じたと思いますが、その人の持っているですね、いろいろ考え方、それからすばらしい提案事項とかいうそういう発想ですね、そういうものが隠れてしまいまして、できるだけですね、その中に入って仕事をしていただくことも大事、当然ですが、でも、その人のできるだけ提案とかですね、考え方。松川に住んでいるとね、山を見ましてもきれいな山を見ても、ああ、きれいだなというくらいで思うんです。ところが、よそからほかから来てですね、この山を見て歩いていくとですね、もう何とすばらしい景色だと、感動が全然違うんですね。そこに埋もれてしまうといいものを見ても感動しなくなるという、そういう心境にもなってしまうわけですが、こういう方にですね、いろいろ見ていただいて発想していただくことをしていただけばどうかと思うんですが、例えばセピア安曇野、これを見たらどういうふうにしたらいいのかなとか、こういう我々はずっと見なれているもんですから余りそういうことに気がつかないんですけれども、そういう方で協力隊員の皆さんから見た目というのはどういうふうに映っているのかということも非常に参考になるのではないかと思うんですけれども。それと長野県で地域おこし協力隊の間でもですね、起業する動きが広まっていますが、例えばですね、極端なことを申しますとセピア安曇野、任期後その人たちの企業の拠点にするとかですね、こんな考え方も村長、どんなもんでしょうか。いかがでございましょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) いいと思います。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) ぜひともそういうときにはですね、力強く進めていただきたいと、よろしくお願いしたいと思います。今後ですね、協力隊募集のことなんですが、今現在は3名の方は男性ですね。女性の方も違った目線で見られるかと思いまして、今後募集の予定はどうなっていますか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私はですね、もっと大勢の方に来ていただけるかなと期待をしていたんです。特に女性にも。今回3名の方おいでをいただきましたけれども、今後それぞれの課と調整をしながら、私はもう少し来ていただきたいなという考え方でおります。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうしますとね、いろんな考え方で新しい発想が生まれましてね、またすばらしい松川村をつくっていけることになるかと思います。それと村の優秀な職員の力を最大限発揮する、こういうことも念頭に置いていただきましてね、松川村がますます発展することを願い、質問を終わらせていただきます。
○議長(平林寛也君) これで、職員の活用の質問を終わります。
 以上で、4番、梨子田長生議員の質問を終わります。
 ここで13時10分まで休憩いたします。
                                 午前11時51分 休憩
                                 午後 1時10分 再開
○議長(平林寛也君) 再開いたします。
 続いて、順位3番、10番平林幹張議員の質問事項、政治姿勢・村政についての質問を許します。平林議員。
◆10番(平林幹張君) 午後の1番ということで、非常に食事をして眠い時期でございますけれども、そんな中で毎回私この時間帯というような形でありますが、どうぞよろしくお願いしたいと思います。タイトルが非常に大きくてですね、村政姿勢とそれから村政についてということで大義でありますけれども、やはり本来このことについては先輩議員がいる中で新米議員の私が質問するというのはいかがかと思うところもありますが、やはり村の考え方をどうしてもお聞きしたいというのが住民の皆さんが考えているところだというもとで質問をさせていただきたいということでよろしくお願いしたいと思います。
 最初に、やはり松川村、単独村、平成の大合併を行わず、単独村の道を歩んで十数年、この経過の中でやはり当初心配されました地方交付税の目減りであるとか、あるいはやはり運営上の財政面では非常に厳しい中でこの十数年を経過をしてきたわけでありますけれども、この中でやはり安定的な非常に公債費比率を遵守し健全経営を続け、なおかつその中でもって大型事業も取り組んできた、単にいわゆる経常的な経費の支出だけではなくして、村長が導いてこられたこの10年間、その辺を総括する中で、やはりそういった厳しい財政のもとで村長が考える方向ということで、できなかったこともあるかと思いますけれども、そんな中での10年の総括を、村長のお考えをお聞かせをいただきたいということでお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) それぞれの年度の当初に議会の皆さんに今年はこれをやりたい、これをやりたいということで当初予算でお示しをしてまいりました。そしてまた、実施計画のローリングをする中で皆様にお話をしてきたとおりにやらせていただきました。そんな中で平成16年と26年度を若干比較させてもらいますと、16年度の地方債の残高と26年度の残高でありますけれども、26年度は地方債残高が31億9,000万ほどあります。10年前の16年度と比較しますと16億7,000万ほど減じております。それから基金残高によりますと、26年度32億4,000万、それから10年前の16年度はそれから10億3,800万引いた金額であります。ですので約10億4,000万の基金が積み立てられた、そして16億7,600万の起債残高が減ったということでありまして、私は皆さんの力を借りながら計画してきた事業をそれぞれやらせていただいたというように考えております。以上です。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) まさに今、村長にお答えをいただいた部分で、微力ながら私も合併をした近隣市町村、それから特に中心的なところをお聞きしてみますと、やはり10年を経過した中で新たな諸問題がやっぱり合併をした市町村においては起きているということをお聞きする中で、私としてはこの10年間非常に厳しい経営を続ける中であっても、順当な松川村の推移をしてきたんではないかなということで思っております。近隣の市町村からしてみると、やはり合併をしたところの中心についてはまあまあ公共サービスの低下もなくということであるわけでありますが、やはり離れた遠隔地にはやはりそういった手の差し伸べ、公共サービスを含めたもののその弊害というのが出てきていると。やはり合併特例債によってやられた事業ということからしますと、さらにそれがなくなった段階で10年を経過した以後、非常に厳しい財政状況の中でもって運営をしていかなければならないということをお聞きしておりますので、そんな部分では松川村非常にこの歩みというのは本当に厳しい中で続けてきた部分では非常によかったんではないのかなということで、私としては思っております。
 そんなことの中で、今後村長、ちょうど今は新年度に向けて予算編成査定を行う時期に入ってこようかと思いますけれども、今後の松川村、それから次期村長の3期12年の最終年度という形で、新たな新年度に向けてどんな思いでさらに今後将来展望も含め、次期部分も、それからもっと言うと次期進退も含めてどんなお考えで臨むのかということをお聞きをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 来年度予算につきましては、御承知のとおり骨格予算でまいりますので、実施計画に基づいたものを載せていきたいというように考えております。
 それから次期進退等につきましては、私は議員からこの言葉が出るとは思わなかったもんで、今夜十分に考えて、あした答弁をさせていただきたいというように思っております。
 それから財政的には確かに厳しくなるというように思いますけれども、職員の力を借りてここまでやってこれました。そういう状況の中で、あるお金をいかにうまく回していくかというのが首長の裁量だというように思っておりますので、村民の皆様が困らないようにやっていきたいというように考えております。以上です。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) そういう緊縮財政のもとで、やはり村長が考えられる大きな事業という形の積み残しがなかったかどうか、そこをまずお聞きをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 積み残しというかですね、継続事業ということでお答えしたいと思いますけれども、御存じのようにトットちゃん広場、ちひろ公園の関係ですね。それからここの(仮称)子ども未来センター、そこが今大きく残っております。それから1−4号線の歩道工事、これが残っております。それから1−1号線の踏切については課長の話だとどうもきょう開通になるというように聞いております。あとまだそれぞれ人口1万人を切りそうだということの中で、この1万人をね、どうやって回復するかということも大きな問題になるというように思います。そんなところだというように思っております。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) ありがとうございました。厳しい財政は継続するわけでありますけれども、そうした事業それぞれやはり対話の中で十分に私どもとしてもその中身の検討をする中でもって行っていきたいと思いますし、また村長の中で特にそういったことを進めようという熱い思いを、やはりぜひその事業の中に取り込んでいただきたいなということでお願いをしたいと思います。
 次に、そうしたことの中で地方再生重点課題ということで取り組んでいるわけでありますけれども、やはりこの地域が本当に活性化し再生をしていくという部分の中で、松川村が取り組む総合戦略、これがどうなるかということについてお伺いをしたいと思いますが、現在、先ほど同僚議員の質問の中にもありましたことを避けて、実際調査が進められているわけでありますけれども、その調査段階でどういう状況にあるかということをお伺いしたいというのは、やはりデータ分析を十分にし、そこから見出す活路というところで考え方の中でいわゆる村としての強み、それから弱みそれぞれが抽出されデータ分析によって出てくるかと思うんですが、その中で実際強いものを生かして活用を考えていくのか、いわゆる弱いものを救済し発展をさせていくか、その考え方のもとをどこに置かれて分析結果を検証しようとなさっているのか、その辺についてお伺いをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 1人ばかりよくて1人が悪いというわけにいかないから、バランスをとってうまくやるのが長の役目だというように思います。それぞれ担当課でもっていろいろ考えていますので、担当課長、きょう出席させてもらっていますので、1人ずつ答えていただきます。お願いします。総務課長。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今回のまち・ひと・しごと創生の長期ビジョンの中での進捗状況は、先ほど議員にもお伝えしたとおりで若干おくれていますけれども、今年度中に策定をしていきたいというふうに考えております。そういった中で、庁内で各課で検討をしていただいておりますけれども、当然総合戦略は地方版として村独自の施策を盛り込むことは当然でございますけれども、共通点としましては雇用の確保ですとか少子化対策、それから移住・定住の施策の充実、地方連携、そういった基本的な部分は外せないかなというふうに考えております。そういった中で庁内調整をした上で委員会のほうに諮っていきたいというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) じゃあ住民課のほうとしては、村民の生活面の充実を図るためにごみステーションのそういったものの改善、改修また計画等、それから防犯灯につきましてもLED化、そういった事業をもとに皆さんの住環境の整備のほうへ努めていきたいと。それから防犯上、また交通安全についても、皆さんの安全を守るために全力を尽くしていきたいという考え方であります。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 福祉課の関係につきましては、特に特定健診、それから特定健康指導等、がん検診等をもとにしまして、健康長寿をさらに進めてまいりたいということでございます。それからあと高齢化対策、それから老人問題等、非常に福祉関係大きなものがございます。介護保険の関係もございますので、そこら辺の部分の中で住民の方がこの村で生活が長期にわたってできる体制を環境整備とともに整えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 経済課関係では、先ほども言ったように国の予算がまだしっかりつくかわからないんですが、リフォーム事業を再開できたらとか、好評をいただいております太っ腹商品券ですね、これもまさしく国の予算がつくかつかないかによるんですけど、それをやることによって商工業者はもとより村民の皆さんに寄与できていけたらと。
 観光面では今、村長のお話にありましたトットちゃん広場ができまして若干観光客が落ちているわけなんですが、それをさらにこの後伸ばしていけたらと、それがまた起爆剤であったり中心としながら、ちひろ公園、あの辺のすずむし荘もろもろを含めた中でふやしていけたらというように思っています。
 基盤の農業はですね、やはり非常に難しい部分はあるんですけど、ただ、地域で商業系の組織であったり環境保全組織、そして人・農地プラン等ですね、各地域の皆さんが一緒にかかわってやっていただける体制が整っておりますので、一緒に前向きに頑張っていきたいというように思っております。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 建設水道課関係、それから土地開発公社も所管しておりますので、その関係をお話しさせていただきたいと思います。
 まず道路、河川等のことでございますが、今後も安全で安心して住民の方々が通行できるように、暮らしができるように地域の要望を十分に踏まえまして、優先順位をつけて道路の整備等を進めてまいりたいというふうに考えます。
 それから水道事業、これは地方公営企業でございますが、それから下水道の特別会計、それぞれ人が生活していく上でなくてはならない施設でございます。人口がこれから減少していく中で今の施設をいかに維持していくかということで、使用料の確保、料金の確保が一番問題になるわけでございますが、将来を見据えた中で引き続き安定した経営ができるように、財政シミュレーション等をしまして努めてまいりたいと思います。
 それから土地開発公社のほうでございますが、やはり就業の場の確保は大変重要な問題でございますので、引き続き企業誘致には取り組みますし、それから松川村に定住していただきたいということで人口が少しでも減るのを抑える政策としまして、午前中もお話に出ましたが、そういったことで宅地の分譲等も検討していくということでございます。以上でございます。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) では教育委員会の子育て応援課と学校教育課関係お願いいたします。
 まず先ほど村長も申しました、(仮称)子ども未来センターの建設を進めていくということと、あと子育て支援の充実、あと保育園を含めまして園児、児童、生徒の安心・安全な子育て支援環境及び教育環境の充実を引き続き図っていくというものでございます。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) 社会教育のほうでございますけれども、多種多様な事業は行っておりますが、基本といたしまして地域に根差した住民の学習要求を把握して、住民と一緒に地域生活課題の掘り起こしや、その課題に向けて学習活動をさらに推進をしてまいります。また、さまざまな学習活動を援助しながら、地域と密着した事業を展開をしてまいります。また分館活動という面もありますので、公民館活動がありますので、家庭生活の安定、地域社会の連帯と融合を図るための活動を行って、特にすずの音ホールや生涯学習センターを中心として、住民がみずから学び、身近で気軽に生涯学習ができる場を提供を今後もしてまいります。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) お聞きする中でそれぞれの課においてそういった検討がなされているということで今お聞きをしたんですが、やはりそうしたものを村民の皆さんに周知をし、村はこうやるんだぞということを徹底していくことがやはり重要なことかということで思うわけでありますが、やはりこうした方策を打ち立てる部分の中で、やはり村民の意思、意見、考えをどういう形で反映させるかということにおいては村がそういうことでの方針に基づいてこうやるんだからということではなくして、やはりこのことについては本当に村の将来というところではみんなそれぞれのお考えがあるかと思うわけでありますので、そうした村の意向、村としての方針という形を策定する段階で、住民の意見というか考え方、それをどのように集約していくかというところが私としては大切ではないかなということで思っておりますので、単にデータから出てきたもので策定ということではなくして、やはりそうした住民の考え方、意見、そういったものを取り入れる、そういったことの考え方が今の段階ではないかどうか、そこら辺をちょっとお伺いをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 先ほども申し上げましたけれども、内部の今データを分析しまして、内部の中で推進本部という形で総合戦略の素案といいますかね、そういったものをつくっております。そして来年早々に検討委員会、これは当然外部組織、村内の住民というか村民の方を対象とした検討委員会を立ち上げというかお願いをしまして、そこである程度練ってもらうといいますか、村民の意見をお聞きをして取りまとめをしていきたいというふうに考えております。そして2月にパブリックコメントということで広く大勢の皆さんから御意見をいただいた上で、議会のほうにも御相談する中で総合戦略地方版の戦略を固めていきたいというふうに考えておりますので、庁内の組織だけで決めるということではないので御理解をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。ありがとうございます。
 続いて、今度は財政的な形でお伺いをしたいと思うんですが、支援の中での人的支援につきましては十分にわかっているわけでありますが、今やはりこの策定について全国的にも実際10月末で取り組まれ、策定が終わった市町村については723、全体でいきますと約80.9%の市町村が策定、当村については。すみません、728団体ですね、41.8%ということでありました。3月末までということでお聞きをしておりますが、なかなか国自体が進まない現状の中でもって、新たな地方再生加速化ということで1,000億の財政の裏づけというところで進めてこられるということでお聞きをしておりますけれども、決して急ぐことがいいわけではないわけでありますが、それぞれの事業の項目によってのいわゆる補助率が2分の1であるのか、3分の1であるのか、定額なのか、その比重によって大きく中味的には違っておると思うんですが、その辺について私どもとすれば全くわからない、どんな事業が2分の1になるのかということもわからないわけでありますが、その辺の区分けについてはどのように進められているのかということでお聞きをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今回の国の交付金につきましては、現在まで詳細な情報というものがまだ示されておりません。そういったことで県からの情報ですけれども、事業の5割という情報もあるわけでございますけれども、事業対象や交付率、これにつきましてはまだ未確定な状況でございますので、とりあえずは今回の地域創生の計画を策定する中で、今後この交付金に合ったものがあれば当然乗っけていくべきではないかというふうには考えるのは当然ですが、まずは地元の自分たちの村をどうしていきたいかという部分を優先的に考えていきたいと思いますので、これについてはそういったことで御理解をお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) わかりました。
 次に、そうした中で松川村自体がそういった策定段階というところでありますが、やはり市町村を超えた大北広域で臨んでいかなければならないという、そういった方策もあるわけで、そんな中で連携して取り組めるものがあるのか、ちょっと私としてはまだまだわからないところのほうが多いわけでありますけれども、この広域として取り組むという考え方のもとの中で、どんなお考えを持っておられるのかということでお伺いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 大北地域におきましては、定住自立圏という視点がございません。そういった中で今までミニ定住という形で広域で何かできないかということで北アルプス広域の事務局になりまして今検討を始めております。専門部会等も開かれておりますけれども、各市町村単独で動くより広域でやったほうが有利ではないかという部分、これにつきましては専門部会で集約をしまして、そして県のほうへ広域として支援をいただけないかという部分で今集約中でございます。これも今年度中に方針を出す予定で、各市町村の担当のほうでまとめておりますので、またまとまりましたらお示しをしていきたいというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) ぜひ一番これからの村の将来というところで大きく左右する計画の策定ではないかと思われますので、十分に時間を費やしていただいて、ぜひ松川村の将来に向けたすばらしいものをつくり上げていただきたいなということでお願いをしたいと思います。
 次に、そうした中で現況、先ほどの部分でもお話があったとおりのちひろ公園の公園整備事業についてお伺いをしたいと思います。進捗状況については、工事の経過という形になろうかと思いますけれども、その中でいわゆるあそこの運営について、なかなか当初、別の議員が質問した段階で、なかなか中身の内容の検討が進んでおらないということでお聞かせをいただいた経緯もあるわけでありますが、そうしたことを含めてやはり村長がおっしゃられました滞在型の松川村を目指すという、松川村の将来を考える中であの公園を利活用し、いわゆる滞在型ということになると周辺環境あるいは宿泊施設、さまざま観光資源としての部分だけでは松川村としてはなかなかその滞在型が難しいという、私としては思うわけでありますが、どのような検討をなされ、それからこのことについてどのような施策をとっておられるのかということでお伺いをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) まず進捗状況でございますけれども、本年度工事に着工しておりますけれども、工事の状況は順調に進んでいる、暖かいということもありまして順調に進んでいるというふうに聞いております。本年度中には計画どおりセンターハウスですとか休憩所の建設、電車の改修、駐車場、園路などの工事が完成する予定となっております。次年度につきましては仕上げの工事として植栽ですとかサイン工を予定をしております。
 それから運営方法の内容検討をどの程度という御質問でございますが、昨年度行いましたワークショップを基本にいたしまして、農業体験ですとか調理体験ができるセンターハウス、こちらの運営をどうしていったらいいかという部分の中では、今まで11月にサポーターの募集をかけておりまして、今数名の方が御応募をいただいているわけですけれども、そういった方々を交えまして運営について検討会を開きたいというふうに考えております。
 また、トットちゃん広場につきましては、ちひろ公園の全面的な協力を得ながら電車を中心としましたさまざまなイベントを企画するよう、こちらのほうも別立てで準備を進めていきたいというふうに考えております。
 また、滞在型の松川村の目指す観光点からの公園整備という中の回答でございますけれども、当然滞在型といいますとこの松川村だけに滞在をしていただくという考え方ではなく、大勢の方に長い間松川村、ちひろ美術館を中心にこちらの方面、またいろんな施設を松川村に滞在していただきたいという部分で、広い意味で考えていきたいというふうに考えております。また今月の1日にはちひろ美術館が開催いたします松本平の宿泊関係者ですとか観光関連関係者、それからマスコミの皆さん約80名に来ていただいて内覧会を開催しておりますけれども、この中で村の政策企画のほうで公園の説明ですとか進捗状況、それから利用のイメージ、それからそういったものをPRをしております。こちらも観光客の誘客につながればというふうに考えているわけですけれども、特に宿泊関係者からの関心が非常に高く、観光スポットとしまして積極的にPRしていただけるようなニュアンスもお聞きをしておりますので、なるべく長い間松川村それぞれの地域で滞在をしてもらえるような施策といいますか、方法を検討していくべきではないかというふうに考えております。宿泊については村内の宿泊施設限られておりますので、そういった中で大きな意味で、広い意味で広域というふうにPRしていきたいというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) なかなか公園のコンセプトというところで今御説明があったような滞在型ということで、幾らかでも松川にとどまってもらうということで言われておりますが、やはりこの時期の公園ということで、美術館に併設された誘客というか集客という考え方の中で、松川村を広めていくには相当なPRが必要になってくるんではないかなと思うので、今、事前にテレビ収録とかそういったことをお聞かせをいただいていたわけでありますが、その辺の充実と、あわせて住民自体がやはりこの公園にかける本当にそういった大型の土地買収を含めれば3億数千万かけてやる大事業でありますので、やはりその辺を村民も周知をする中でもって松川村へ来てもらいたいんだ、あの公園を利用してもらいたいんだというような思いになるような施策をさらにお願いをしたいと思います。
 続きまして、10月5日に大きく経済政策というところ、いろんな観点でもってTPPの大筋合意が5年を経過して大筋合意にされたわけでありますが、このことによって大きく日本が変わる、そういったことで私としては考えているわけでありますが、まずTPPの大筋合意を受けて11月段階で市町村長の調査、それからアンケートがあったわけでありますが、村長のお考えの中でこの部分について回答なされた内容と、その趣旨についてお伺いをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) TPPにつきましてはそれぞれきょう新聞、いつの新聞に出ているかということをお聞きをしまして、図書館へ行って回ってきて見ているわけでありますけれども、ここに書いてあるとおりです。前もこの国会では結論を出さないでほしいと、慎重審議して欲しいということを12番議員にもお答えをしております。そういうことの中でTPPにつきましては書いてあるとおり、私はどちらかというと今回やったものについては反対であるというように出してあります。そういう立場をとらせていただいて、今後もいきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) まさに村長おっしゃるとおり、TPPにつきましては住民の中に農業者もいればそうでない方も、それからそのTPPの交渉の結果について益をこうむる方、逆に非をこうむる方それぞれが出てくるかと思いますが、国益から考えて、今、国が示しておる農業分野においては約1兆円から6兆円という幅の広い減収が見込め、さらにGDP比にして30兆円の国益が得るんだということで、言い方は悪いですけど、このTPPについて本当の意味のまんじゅうであるのか、毒まんじゅうなのかという形は、私がいろんな形でいろんなことを学んでいく中でも非常に難しい。当然ながらメリットもあればデメリットもあるということで、安倍政権が掲げるGDP600兆円に目指すそういった戦略の1つという考え方で国としてはそういう形で進めていこうということでありますので、こうした小さい松川村においてやっぱり国自体がそういう形で世界レベルでやるときに、松川村としてどうなのかということになってこようかなと思いますので、まさに村長、非常にこの回答については苦難をしたんだろうなと思って私もこの新聞の記事を見させていただきました。当然、住民の答えとしては、やはり生活物資が安くていろんなものが安く手に入るという生活的な形の益が得られるというのは向こう何年かたってからだとは思いますけれども、即それがかかわってくる部分ではないかなと思いますが、国としてはそういうことだろうなと思いますので、そういう部分でもって村長がお答えになったことについては十分に理解をするところであります。
 そこで、やはりその中でいわゆる農業分野を除くところのことについて村長の考え方がありましたらお願いをしたいと思いますが、やはり一般で言ういわゆる自動車部品関係、工業関係、それから知的財産権、金融分野あるいは医療業界それぞれ持っている部分を総称して、益はある部署、ない部署あるわけでありますが、その辺について村長のお考えがあったらお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員と考え方は同じだと思いますよ。消費者にとってはプラスの面が多いと思うんです。生産者にとってはですね、特に1次産業についてはこれはマイナスの面が多いというように思います。うちのほうは2次、3次が余りありませんので、全体的に考えると松川村はデメリットが多いような気がいたします。以上です。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) まさにそのことでこの後の部分でまたお答えをいただきたいと思いますが、1番の項目につきましてはこれで終わらせていただきます。
○議長(平林寛也君) これで、政治姿勢・村政についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、農業振興の質問を許します。平林議員。
◆10番(平林幹張君) まさに村長おっしゃられましたように、この村にとってはやはり消費者段階でのメリットという形を考える中でいけば、農業者が多い、不利益をこうむる農業者について、やはり農業振興という点では大きくダメージがあるんだろうなと私も思っておりまして、そのことについて今度は農業振興という立場でもってこのTPPをどう考えていかれるのかということでお伺いをしてまいりたいと思います。
 まず最初に、この大筋合意、生産5品目農業分野においての形でもって、事実上のそれぞれの政府からこの辺についての対策を含めて、指示それから公表がされつつあって、説明会等も開催をされているかと思いますが、実際のところそういった説明会等に参画をされていらっしゃるのかどうか、そこら辺をお聞きしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 説明会に私は出席をしておりません。特に首長に対してこの合意の面についての説明はありません。ただ、長野県町村会としてはTPPに反対だという立場で今までも行動してきておりますので、私も理事の一員としてその対応をさせていただいております。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) それでは、各部署的な形の中で恐らくまだまだ実際部分として締結ができ、そうなっているわけではない中で、当局に知らされている状況という形の中で、どの程度の範囲のことが知らされているのかということでお聞きをしたいと思います。農業かかわりについてということで。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 大筋合意の新聞報道等でも出ましたが、その概要について国のほうから県に説明会がありまして、県のほうも新聞に出ている程度の内容で、まだ詳細は決まっていないんですが、こういう主要5品目の中でというような形のものを概要として説明会があったという状況でございます。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 実際部分として発効という形になるまでには来年度の中での臨時国会の中、それから3月その審査をしてという形になって、政府間でもって合意をしていくということでありますが、現況それこそマスコミを通じて報道される中でいくと、主要大国アメリカ自体が大統領選が11月ということで、それまではとても議会に付託ができないという状況からすると、実際の発効はずれ込むという形になる。そういうことを踏まえて、その間に政府としてはそれぞれの対策を打っていこうということでもって進められているかと思いますが、現況、仮定の話でもってこうした公の場所でもって発言するというのも何も正式な形の発効がなされていないということで発言がどうなのかという部分もあるかと思いますが、やはりこれだけの枠で、それからやはり大きな将来に向けて農業にとっては非常に厳しいという状況が見える中でもって、考えられる施策というのはどうしても早目に講じていかなければならないんだろうという形で思っておりますので、あくまで現況を知らされている、報道されている中身として農業分野において村としてどのような形でもってこの関係を取り進めていくかということでお伺いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 今、議員さんおっしゃられたとおりなんですが、やはり国が正式なものが出まして、県また集荷団体の皆さんが施策であったり方針等が出ると思います。そういう中でそういう情報をもとにしまして、村としても関係機関や団体等と協議をしながら村の方向を考えて、そしてそれを村民の皆さんに開示というか示しまして、村民の皆さんとともに考えていきたいというふうに思っております。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、経済課長答弁したとおりですけれども、だから私は2年前に30年に生産調整が終わるからということで村民の皆さん自分で生きる道を一緒に考えてくれと、そういうことで生産調整については自主判断してくださいということでやっております。去年も今年もそういうことで行きました。来年も私はそのつもりです。そういう中で、自分でやっぱり農業の生きる道を探してもらうということも大事なことだというように思いますので、これからも徹底していきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) まさに村長おっしゃられるとおりであるわけでありますが、先ほどから申し上げているように正式なものではない中でもって話をするのはどうなのかということが非常に私もありまして、実際、例えば米の例でいきますと、表面に出てくる問題とそうではないところでもってなかなか本当にTPPに関して勉強すればするほど中身がわからないという状況になるわけであります。まして農家にとってはやはり不安のほうが強くて、先行きどうしていったらいいんだろうという形のものというのは全く見えてこないということが全てにおいて報道がなされている分野での判断ということになっているので、一番は先ほど村長おっしゃられましたように、米にとってみれば先行き、29年に終了する生産調整が終わった後に大きく松川村としては影響が出るんだろうなということで思っております。例えばの例でいくと、合意がなされて初年度、米の輸入枠について当初5万トンとオーストラリア6,000トンということで5万6,000トンですが、その枠のほかに別枠でもって6万トン輸入されるということ自体が、本当に地域というか我々としてわかっているのかと。実際の部分として加工米という形でなされていて、別枠の6万トン、都合13万トン、ピーク時には7万8,000トンプラス6万トンという形になるわけでありまして、それを政府が買い入れをし、それからそれについてということでありますけれども、実際中身が本当にわからない。財政負担は100億レベルという形でもって別枠で考えているということでありますが、それすらも我々の税金という形を考えていけば、やはり負担は非常に大きいということであります。
 先ほど課長が言われましたとおり、正式なものが出てきた段階で各関係機関という形をとって政策を講じていきたいという形の回答をいただきましたけれども、実際、例えば米でいうJAのやはりそれぞれの被害額というのが算定されておりまして、全国地方会、長野県の地方会から出された被害総額390億、この中身を見るだけでも、これは決して東大の鈴木という教授がつくり上げられた予測であって試算でありますけれども、やはり村としてもやはり農業者が多い中ではダメージ的な形は当然あると。今回の質問に関して経済課長とも話をする中でありますけれども、実際その中身が正式に出てこないとわからないということであっても、今から予測される数値、松川村、例えば農業生産で約7億7、8,000から税扱いでそのくらいで、一般消費合わせると8億4,000くらいという数値になるわけでありますが、地方会の試算で390億の中身の率からすると0.51%、この分がということは単純計算で約500万、米に関して、あるいは農業に関して500万の減収ということになってくるわけでありますが、実は数字的なものというのはそういう形で米という形で見ていますが、そういうことだけではないものがこのTPPの中にあるということが最近ずっとこうやってやっていく中でわかってきました。
 単にそういった数字の減収になるということだけではなくして、実際その食品にかかわり、それぞれの就業から構造から全ての部分もかかわってくるという形がありまして、単純に金額的なものだけではなくして、その影響が出てくるんだという。390億のいわゆる減収、金額的な減収の中にはそういった要因が含まれている。それからもちろん米は食べなくなってくる、人口減という形がありますが、国が考えている輸出戦略という形の展開をするには、余りにも地方はそういった形では臨めない、まして小さな松川村では無理だということがあるわけでありますので、その辺も踏まえた施策という形がもう重要になってこようかと思いますが、その辺について村としてこの部分、先ほど言われた関係団体といかにそういったことの内容を検討なさっていくのかということをお伺いをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 先ほどの前段の部分の輸入米の部分でございますが、今のところ国の方針では流通米のほうには出さないということで言っておりますので、それは日本の農業全体を守ること、特に主要5品目にも入っておりますので、その部分はそれの形で行けるのかなと。議員さんの通告にも書かれております松川村の被害の7.8億から8.4億というのは、多分松川村700ヘクの米の部分でその仮渡金が1俵1万円だったら7億8,000、1俵1万1,000円なら8.4億ぐらい、要は1俵の値段によっての部分かと思います。そのぐらい1俵の格差が大きくて、そこは実はTPPというよりもこの30年を踏まえた後のいかにその集荷団体さんを含めて米がどういう値段で売っていけるのかという部分。TPPでは今、国が言っている中では15年後とかはっきりしたことは、先ほど言ったように詳細は言っていないんですけど、TPP全体は大変に影響あるんですけど、主要5品目で考えて松川が基盤が米であったり果樹であったり野菜という部分だと、果樹や野菜では日持ちもそんなにもたないものですから、輸入でそれが来て影響があるということを考えないで、米というふうに考えると、TPPもそうなんですが、今全体の中で30年を迎える中でのそれぞれの産地間の中での競争、それが集荷団体さんがこの後どのように考えていただけるのか。それを松川村も当然基盤である米を中心として、それぞれ農政懇談会もあるもんですから、そこでしっかりと話をしながらこれ以上米価が下がらないような施策を打っていけたらというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 今、経済課長がまさにおっしゃられた部分で、私としてもそう考えてきました。ところが、この試算を見る中でやはり今、米の話をしてきましたけれども、実はそこにはこのいろんな先ほど言われた主要米についてはそういうことだろうと思いますが、別枠の6万トン、加工米にかかわっていったもの、菓子、調味料、そういった部分につくられてきたもの、減反廃止後はやはりそういったものがというのは、加工米という形でもって専属に農家はつくっていないわけでありまして、昔で言うとどろきわせとかそういったものをつくっている農家であればいいわけでありますが、主要米でもってそういったことをやってきているということで、目減りする将来見通し、大体来年でいけば恐らく20万トンは米が普通にとれていれば米余りという形になるだろうと言われている中で、今まで加工米に回っていた6万トン、これはいわゆる341円の範囲の枠は超えて入ってきているわけでありますので、加工米が安いといってもやっぱりそこにはいろんな部分の問題があるんだろうと。そういう中身的な部分というのは、まだまだ本当にそれが確かなのかというのはわからない机上の論理ということかもしれませんが、そういったことを含めてこの問題を、先ほど課長言われたとおり、これにかかわる集荷業者であるとか売り抜く姿であるとか、やはりそういったところに十分に行政として要請をして取り組んでいっていただければなということで、これはかつてから村長からしてみると農協との懇談会、あるいは集荷業者との懇談会はずっとしてきたということでありますが、このことをさらに十二分にそれぞれの品目別に含めていただいて、やはりそうしたJAであるとか集荷業者かかわりがもっともっと強い戦略を打ち出してやっていかないとこの地域の農家は守れないんだろうなと思いますので、そういったことの要請をぜひしていただければな、それから中身の検討を十二分にお願いをしたいと思いますが。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) もちろん生きる道は探します、真剣に。議員はこの件についてお詳しいようでありますので、ぜひそのときは力を貸していただきたい。お願いいたします。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 本当にTPPは先ほども言ったように別に私は何というか、国論を述べるつもりはさらさらないわけでありますが、国益という形の観点からすれば、先ほど言ったように決して毒まんじゅうではないんだろうなと思います。しかし、やはり松川村においてはどうしてもやはり村長言われたとおり基盤産業が農業だということの中で、このことを十二分に検討し対策を講じていかなければ、本当に特に大規模農家はともかく、中規模以下の農家は守れないと思いますので、そんなことでもって微力ながら私もそういう形でやっていきたいと思いますし、また協力できるところは十二分にしたいと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 質問のほうはよろしいでしょうか。
◆10番(平林幹張君) 終わります。
○議長(平林寛也君) これで、農業振興の質問を終わります。
 以上で、10番平林幹張議員の質問を終わります。
 ここで14時15分まで休憩します。
                                 午後 2時10分 休憩
                                 午後 2時15分 再開
○議長(平林寛也君) 再開いたします。
 続いて、順位4番、6番矢口あかね議員の質問事項、観光による村の活性の質問を許します。矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 初めに議長の許可を得まして質問に関する資料を1枚用意いたしました。傍聴いただいている皆様にもごらんいただきたいと思います。それではよろしくお願いいたします。
 平成27年も間もなく、あと2週間ちょっとで暮れてまいります。昨年の今ごろを振り返りますと、11月22日の神城断層地震の後、12月5日に同僚議員とともに白馬でボランティアに参加しておりました。あいにくの悪天候で午後は作業にならず、大して役にも立たず帰宅いたしましたが、何しろあのときは翌週からの議会の準備は気になっていたものの、いても立ってもいられずによくわからないまま、タイヤをスタッドレスにかえて現地に向かいました。その際、災害ボランティアセンターで中心的に動かれていた方が現北細野区長で、その御縁で先日議員に向けて災害ボランティアについての勉強会で講義をしていただきました。
 今年も1年、村内において大きな災害は幸いにも起こらず、自然に囲まれた、冬は厳しい寒さですが、美しく人間らしい暮らしのできるここ松川村は大変貴重な自治体であると感じております。恩恵を受ける我々村民もさることながら、村民以上に村のよさをわかっているのではないかと思う多くのお客様を、来年も県内外からお迎えできることと安堵しております。その目玉となる来年の夏にオープンを予定しております安曇野ちひろ公園、そして村指定管理者に委託し25年に法人という形で4年目をスタートした松川村ふれあい交流センター、松川村温泉施設、村民にとっては道の駅寄って停まつかわ、すずむし荘のほうがぴんと来るわけですが、この2つの施設のその後の状況について、また地方創生、地域活性の観点から村の観光についての考え方をお聞きします。
 さて、来年7月開園の安曇野ちひろ公園、これでちひろ美術館とつながり、ちひろ美術館の世界観を支持する方々にまたお見えいただく施設が拡充いたします。そもそもこの公園は縄文遺跡の上にある公園で、1997年に大規模な発掘調査が行われ、縄文時代前期に集落後が発見されたとのことで、公園内にまだ多くの遺跡が眠っています。古代ロマンを求め暑い中発掘作業が行われたと、当時のミヤモト教育長の報告書の序文にもありました。
 お聞きいたします。7月オープンに向け工事は順調に進んでいるという先ほどの答弁でありましたので、用地買収額を含めた全事業費についてお聞きいたします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 全事業費の関係でございますが、約3億1,600万円でございます。来年度はこれらの予算プラス5,000万を予定をしております。このうち交付金が約6,000万、来年度は2,000万を予定しております。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) トータルで3億6,600、ざっとの計算になりますが、9月の定例議会で同僚議員が細部にわたって質問しております。その中で6筆あった未買収地ですが、相続の関係で買収困難ということでしたが、その後現在までの間、状況は変わっていますでしょうか、お聞きします。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) では現在の状況を御説明いたします。現在、計画地の未買収地は874平米、地権者4名、筆数では4筆ございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) そうしますと、2筆が御協力いただいているということで、それについて少し詳しい御説明をお願いします。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 先月でありますけど、お一人の地権者、2筆でございますけれども、買収が完了いたしました。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) この未買収地は計画地の北と中央部分、そして南の3カ所あったと思うんですが、今回御協力いただけた部分の場所についてと、現在これがどういう状況である土地か、また今後のゾーニングがどうなるかお答えください。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 今回買収しました地区は、場所は一番北側で水田になっていた部分でございます。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) ゾーニングでございますけれども、中途からの購入ということで、今までエリア外となっておりましたので、今後どうやっていくかは今検討中でございます。体験農場としてやっていくのか、駐車場整備、地続きで駐車場にするのか、どれが一番ベストなのかを今検討中でございますので、もうしばらくお待ちをいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) ちょうど東側が農業体験ゾーンとなっております。できれば水田のまま残して体験場ということも考えられるということですね。ここへ来て未買収地の1つが片がついて、骨を折っていただいた方に感謝を申し上げるわけです。
 さて、11月16日付の回覧にありました安曇野ちひろ公園北側開園に伴うサポーターの募集について、先ほども答弁に出ました部分ですが、お聞きいたします。5つのゾーンのうちサポーターが必要な3つ、3カ所、トットちゃん広場については電車の教室の管理、イベント企画、運営を、また農業体験ゾーンについては指導、企画、体験農園の管理を、そしてセンターハウスゾーンは地場産農産物を使った郷土料理や行事食、調理体験の企画、運営、施設管理を有償・無償のボランティアとして募集しております。
 回覧をごらんになった皆さんもいよいよだなと実感すると同時に、私も何かできるかもと応募を検討している方もいらっしゃるかもしれません。募集の回覧からまだ1カ月たっておりませんが、これまでの応募状況についてお聞きします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) まだ締め切り過ぎておりませんので、今の状況ですけれども、数名の方、5名の方が一応お申し込みといいますか、応募をされております。具体的にどのゾーンにどうということではなく、御理解をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 先ほども言いましたが、以前同僚議員がこの点について質問しております。この募集が総務課政策企画でされておりますが、先ほど経済課も、経済課もというか今後経済課も同席して、もしくは経済課へ移行してというんでしょうか、このサポーターの審査、どちらでするのかということも含めてなんですが、この運営にかかわる部分、それの管轄課ですかね。この部分が少し遅いのではないかというふうに感じております。そういう声も聞いております。募集について余り手応えがよくないということでしたけれども、例えば農業体験の企画指導や郷土料理の体験などは、誰もができることではないと考えます。これまでの経験則から住民のどなたかに目星をつけて事前にお願いを相談、こういったことはなさっていないのでしょうか。ワークショップのあたりから既に興味のある方ややってみたい方などは参加していると思うわけですが、具体的なそういう個人や団体は現在存在しますか。募集要項の中に郷土食を観光客や若いお母さんたちに伝える場にしたいともありました。村としてお任せしたい個人や団体の方がおいでになるのではないかとも感じるのですが、お答えいただけますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今の段階で個人を指定して管理をお願いできないかという部分については、村としてはどうかなということで、とりあえず公募をして大勢の方々から知っていただいた上で調整をしていきたいというふうに考えております。個々にお願いする部分は簡単ではございますけれども、大勢の中からいい案が、いい人材があれば御協力いだきたいということで公募をしている状況でございます。
○議長(平林寛也君) 総務課長、所管のお話は。
◎総務課長(平林秀夫君) 所管につきましては、今、政策企画で進めておりますけれども、開園に先立ちましては管理運営は経済課が窓口となっていくということで庁内で統一をしてございますので、お願いします。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 今後経済課ということで、多くの村民の力のあるサポーターの方に手を挙げていただき、その部分も今、課長の答弁で含みもあると。ただサポーターを募集して待っているだけではないというふうにお聞きいたしました。
 募集締め切りが今月22日で、その後審査して決定、4月から準備段階に参加していただくには余り時間に余裕はありません。オープンに当たり黒柳徹子さんのスケジュールも押さえていると聞いております。ハード面もですが、一番大事なソフト部分について、早々に総務課、経済課が連携し、やる気のある、できれば村民によるサポーターの設置をお願いし、来年の農家民泊の修学旅行生が例えば体験学習できるよう、旅行会社や学校にも働きかけていだたくことをお願いして次に参ります。
 大きい2番ですが、村指定管理者委託施設の現状についてお聞きいたします。23年度から村初の指定管理者としてファンスペース株式会社に委託しておりますが、更新前の平成25年7月24日付で地域づくり推進委員会から村長宛てに答申がありました。簡単に内容を申し上げます。
 村公の施設の指定管理者の選定について。2年の実績と質問に対する回答を検討し、おおむね一定の成果を上げていると評価。特に企業として利益追求に固執せず、地域との連携や地場産業との調和を理念に掲げ、積極的に地域貢献する一方、利用者増、経費削減に努め、事業計画と事業改善を実施している。24年度には売上高4億円を超え、村に追加納付金を納めている。今後も業績の向上が見込まれるとのことで、指定期間を3年から5年に延ばしての引き続きの業務委託が望ましいという、こういう内容の答申です。
 これを受け、前回の議会が当初の指定管理における条例の公募によるという大事な部分を、村が第2条2項を適用し、公募なしの更新に踏み切った際、9月議会では難しい決断を迫られました。というのは、この間次回の公募の日程についての一般の問い合わせもあり、村民の資産であるこの2つの施設の運営について引き続き公募なしで管理者となるためには、効果的かつ効率的に目的を達成することができる理由と、その基準を村民に明確に示さなければ今後に支障を来すおそれがあったからです。結果、賛成多数で引き続き公募なしでファンスペース株式会社にお願いするに至っております。そこで、その後村民の資産であるこの2つの施設をそれまで以上に力を尽くして運営していただいているのか、更新から1年8カ月がたちました現在の状況を確認いたします。
 まず、改めて松川村公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例の指定の部分についてお聞きいたします。これは村民の重要な資産である2つの施設を指定管理に委託するに当たり、大事な要件であるので再確認をさせてください。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 議員さん今、前段の中でその条例にも触れていただきましたが、松川村公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例というものに基づきまして、第2条で指定管理者の公募というのがございます。その中でどのような形で管理するかということをそれぞれの事項にあわせて団体等に公募するというものでございます。同じく第2条の2項で、その前項の規定にかかわらず、当該施設の性格、事業の内容、規模等により、その管理を行わせることにより設置の目的を効果的かつ効率的に達成することができると認められる団体等があるときは、公募によらないことができるとうたってございます。その中で先ほど地域づくりの委員の皆さんからの答申の中で、こちらのほうを選んでやったという状況でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) すみません、ちょっとうまく伝わっていないようなんですが、今お聞きしているのは、この管理者指定、条例の中の指定の部分なんですが、お答えいただけますか。
○議長(平林寛也君) ちょっと暫時休憩します。
                                 午後 2時32分 休憩
                                 午後 2時33分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 制定につきましては総務課のほうで制定しましたので、先ほどの御質問の指定管理者の指定という部分でよろしいでしょうか。第4条に規定をしてございます。村長は前条の規定による申請があったときは、次の各号いずれにも該当するもののうちから指定管理者の候補者を選定し、議会の議決を経て指定管理者を指定しなければならない。
 1号としまして、施設の利用者の平等な利用が確保できるものであること。
 2号としまして、事業計画書に基づく事業計画の内容が施設の効果を最大限に発揮させるものであること。
 3号としまして、事業計画書の内容が施設の適切な維持及び管理並びに管理に関する経費の縮減が図られるものであること。
 4号としまして、事業計画書に沿った管理を安定して行う物的能力及び人的能力を有するものであることということで、指定の条件となっております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 次に、23年度から現在までの収支状況、利用状況についての数値をお願いします。あわせてその推移の分析、大まかなところで結構ですので、お願いします。(2)です。
○議長(平林寛也君) 暫時休憩。
                                 午後 2時34分 休憩
                                 午後 2時35分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) すずむし荘と寄って停まつかわそれぞれございまして、双方の当期の純利益という形でよろしいでしょうか。そうしますと、23年度が991万1,720円、24年度が323万9,255円、25年度が484万9,680円、26年度がマイナスの95万8,501円でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 今お手元に私が作成しました資料をちょっとごらんいただきたいんですが、これ御説明いたします。向かって左手の上のほうからすずむし荘の表、寄って停まつかわの表、合算の表がございます。各表の一番下は利用者数です。各売上高、仕入れ、販管費、営業利益、下から2番目がそれぞれの経常利益、今、課長がおっしゃっていただいた部分で、合算の部分、一番下の表の下から2番目、23年度、24年度各この4年間の収支が出ております。
 もともとすずむし荘は単体としては収支がとんとんとはいかない事業で、寄って停の黒字分でカバーして何とか双方が成り立っている、そういう状況です。それにしても指定管理に出して23年度から26年度、表の26年度一番右、表の中ほどが26年度になりますが、この数値を見ていただくとわかるように、4年目に残念ながら赤字になっております。この年の収支悪化の要因、これは何でしょうか。村としてはどのように分析していますか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) この年はすずむし荘の、今言われたような売り上げの部分が一番減なんですが、すずむし荘26年から29年までの大幅改修工事、3年かけて約2億弱なんですが、この年26年の1期目の工事がありまして、入浴施設の下のろ過装置あるところ、ポンプのあるところの補修をやりまして、約16日間すずむし荘が休業状態になってございます。そういう中で、そこの落ち込みが主なものだというふうに分析してございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 26年度の赤字、赤字というんですかね、赤字の要因を今、大規模改修によるものではないかというお話でした。当初、協定書の中に施設賃料として年額の1,200万円、これはすずむし荘と寄って停まつかわの両施設合わせて月額100万円ということですが、加えて会計年度において収入総額が4億円以上の場合、その収入金額の1%を加算し村へ支払うものとするというふうになっております。いわゆるインセンティブなんですが、これまでの発生について、先ほども少し触れましたけれどもお答えいただけますか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 今、議員おっしゃられましたように、総額で4億を超えた場合にインセンティブが発生するということで、24年度で4億を61万1,109円超えてございますので、この年に発生してございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 次に、利用者の反応です。施設内にアンケート用紙を置いてあります。結果の内容と分析、改善点と改善方法についてお願いします。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) すずむし荘、寄って停ともアンケート箱を設置してございまして、双方にそれぞれセルフ記入方式で実施しておりまして、今言われたように意見や要望をいただいてございます。
 まず、すずむし荘のほうから言わさせていただきますと、良好とする点等もあって、言葉遣い、挨拶とかですね、いいというようなことをいただいております。あと、そのほかに改善すべき点は、ちょっとご飯がかたかったというようなこととか、お盆が少し汚れていたというようなこともいただいてございます。そういう日々の中で、いろいろいただいている中のものを改善対応としまして、全体ミーティングを毎月1回定期的に行いまして、接客や行動に関するサービス向上に改善策を行ってきたということ。あと、味つけやサービスの標準化を図って、無理、無駄をなくすよう指導してきたというようなこと。そして、お盆を全て新しいものに変更したというようなことが、すずむし荘でございます。すみません、今の申しわけないです。寄って停です。ちょっと順番逆になって申しわけないです。今のは寄って停です。
 すずむし荘のほうなんですが、同じくアンケートした中では、とても温泉なのでくつろげるだとか、温泉、温質がいいとかですね、そういうようなことをいただいております。宿泊棟のほうでは、静かでとてもよいとか清潔感があるというようないい意見もいただいておりますが、苦情の中では、温泉のほうでは人が多いときに場所とりをしている人がいて困るであるとか、あと宿泊棟のほうでも、加湿器が欲しいとか、レストランでは売り切れが多いというようなこともいただいてございます。改善策としましては、毎月のスタッフミーティングで要望改善点を取り上げて、サービスの利便性の向上に努めているということで、温泉のほうでは受付や売店の位置を変更して休憩スペースの変更で、以前より多くの方が休めるようにしたというようなこと。宿泊ではスリッパのかわりにソックスを用意してやっていると。また、冬期は乾燥対策として全室に加湿器を設置するなど、レストランのほうではメニューの入れかえ等を行ったというような改善をしている状況でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 細かく今お聞きしたんですけれども、すずむし荘のアンケートの中で私が聞き取った部分がちょっと足りなかったのかなと思ったんですが、日帰り入浴のフロントの業務で接客についてのお客様のクレーム、これが少なくないという。また、レストランについてはメニューが少ないというのは聞いてはいるのですが、この部分についての認識はございますか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) やはり接客は、今、全般を通して言わせていただいたんですが、接客の部分でやはりそう言われるのもアンケートの中にはあるということです。そのレストランのメニューもふやしてほしいというような話も聞いているんですが、先ほど言ったようにメニューの入れかえを行って、要は人材というか材料費とかいろいろございますので、入れかえを行って対応したというのが、それのアンケートに対するすずむし荘の方針ということでございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) レストランのメニューが少ないというのは本当にそのようで、詳しく聞いていくとシェフも洋食のシェフから和食のシェフにかわったりもしていて、今模索中のようだということも聞いております。私自身もレストランメニューについては同じように感じておりました。店のカラーをどう出していくか、できれば和洋いろいろな中から選べればうれしいわけですけれども、そのお店のお勧めがあればそれを目当てにリピート客はふえます。日帰りの宴会のお客様の中には、池田町からのグループも多かったと聞いております。最近は料理にやや満足いただけないという声も聞きます。川を挟んですぐの自治体からも、送迎すれば多くお客を望めるのであれば、何とか集客したいものです。
 昨年の月別の集客数を見てみますと、6月、8月、9月が500人いかない状況で、次に少ない月が12月、これは大変もったいないことだなと感じます。恐らく忘年会シーズンでどこかには皆さんおいでになっていると思いますから。
 また、先ほどのフロントや接遇一般についてなんですが、これは研修については一時的に経費はかかりますが、おもてなしの大事な部分です。いくらすばらしい景色に安全でおいしい地元素材の料理や水、いい温泉があっても、サービスする側の言動、しぐさ1つで二度と来ないということにもなりかねません。口コミやネット上での評判は侮れません。ぜひさらに見直しをかけて、お客様のニーズに応えてくださるよう経済課も働きかけていただきたいと思います。
 この松川村は、鈴ひかりを初め自信を持ってお勧めできるお米の産地であり、北アルプスブランドでもあるみそ、蜂蜜、田鯉のすずめ焼き、リンゴに各種野菜と本当にお勧め品ばかりです。北アルプスの麓、緩やかな扇状地に位置する田園に囲まれた美しいこの環境の中、すずむし荘での夕食や朝食、レストラン鈴音や寄って停内の食堂での食材、また、すずむし荘フロントでのお土産品、寄って停内での販売品ですが、村産品をどのくらい使用、取り扱いしているのかお聞きいたします。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) すずむし荘では、厨房の仕入れの中の業者で村内率が約35%で使ってございます。また売店の中では38%、そして寄って停のほうなんですが、村内業者が34.8%、そして食堂のほうが30%というような状況で仕入れているというふうでございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 業務仕様書の中の業務実施条件2のエとして、使用する食材及び消耗品等は極力村内にて調達するものとするとあります。以前使われていたものが使われなくなったということもあるのでしょうか。とはいえ、営利目的での経営ですのでコスト削減は当然の企業努力ですし、それに見合わない単価という場合もあると思います。地元農家や業者は指定管理者とはまた別の努力をさらにしていただき、村民、またこの施設を愛してくださる顧客のために品質だけでなく価格面での努力をする必要があります。当然質のよい、ものによってはセンスのある良品をこれらの施設におさめる、そういう努力の上でお互い切磋琢磨していってほしいと思います。すずむし荘で食べた料理のあの食材がおいしかったけれど、どこの仕入れかしら、どこの農家のものなのかなと聞かれるような、理想はそういうことだと思います。
 さて、指定管理者によるすずむし荘の20周年イベントが一昨年開催されました。また、昨年度から本格的な施設の改修が行われているように、20年以上を経過し、特に目に見えない部分の老朽化が進んでいます。施設を管理している担当者に聞いても、この部分が一番の気がかりだとのことでした。寄って停まつかわについては、平成29年度が20周年ということで、やはり施設や設備のふぐあいが目立つようになり、できるところはスタッフで修理改善していると聞いております。
 ここで質問の順番を入れかえてもらって、(6)についてお聞きいたします。改めて、昨年度から今後にかけての大規模改修による利用客の影響と効果、また今後の施設の改修計画について大まかな事業費がわかればお答えください。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) すずむし荘におきましては先ほど説明させていただきましたように、昨年度より3年間、来年までかけて総額で2億弱、毎年8,000万切るぐらいで予定してございます。今年度も今やっている状況でございます。昨年度が16日間休業いたしまして、本年度は20日休みました。来年度は工事設計の詳細が上がっていないものですから、はっきり何日とはわからないんですけれど、少しはまた休業のような形になろうかと思います。そこで20年たちました、入浴のほうですね、日帰りのほうが、しっかりこれでまたリニューアルしてやっていけるのかなと思っています。宿泊棟については、またこのあと今同じ設計事務所で調査してございますので、この後出てくるのかなと思ってございます。
 その中で、影響というか効果なんですけれど、先ほど言いましたように収入源、休館中の収入源はあったんですが、これまでに比べまして設備管理の運用がお風呂がなくなったとかですね、簡素化されたことによってほかのサービスに向上につながるということと、また、今年度はまた利用者が戻ってきまして、増加傾向にあるという状況でございます。そして設備の性能が上がりまして、エコキュートというような形の中で、エネルギーコストも25年対比で全体で15%削減でいけるという見込みでございます。道の駅についても、この後、今のところそういう予定はないんですけれど、様子を見ながら考えていきたいというように思ってございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 今まで一生懸命ためてくださった基金が充てられるという、そういうことだと思います。
 次に5番目に移ります。村指定管理者評議会というのは25年度、この施設の最初の更新の際、その判定のために立ち上がった組織で、地域づくり推進委員会のメンバーによって構成されていたそうです。また、地域づくり推進委員会は今年になって任期が満了を迎え改選されているようですが、その際引き続き同じ指定業者に任せたい旨の答申を、先ほども内容申し上げましたが、出しておりますので、委員会による更新後の事業内容の評価についてどんなふうに言われているのかお聞きいたします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 地域づくり推進委員会につきましては、村のほうからファンスペースについてまた引き続きお願いをしたいという諮問をしまして、その答申をいただいておりますので、この事業内容につきましては、そのときの審査はいたしました。ただ、この運営につきましては通告の村指定管理者評議会、これにつきましては地域づくり推進委員会はノータッチでございますので、経済課のほうでお答えをするかと思います。そういったことで、地域づくり推進委員会の最初の選んだ部分については、この代表の皆さんと、それから村がお願いをした有識者で決定をしてございます。そういったことで御理解をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 更新についてはそういうことなんですが、その部分も含めて推進委員会の皆さんにその後、更新後の指定管理者の状況についてのおうかがいというのは特にされていないんでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) ですので、村が諮問しまして答申してこの指定管理については終わりでございましたので、その後の運営というかその内容については地域づくりとしては検討はしてございません。ただ、これで3年目を迎えますので、次期指定管理をどうするかについては、これから村がまた地域づくり推進委員会のほうに話をしていくかということでございますので、御理解をいただきたいと思いますので、してございません。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) それはぜひ多分改選もされたんでしょうけれども、引き続き何らかの形での答申をされた委員会ですので、委員長も多分そのおつもりもあると思いますので、ぜひ評価を聞くべきだったのではないかと今、継続的に評価というんでしょうかね、やはり何らかの報告を受けておくべきではなかったのかなと今、初めて聞いて驚いております。
 定期的なこの施設の運営に対する状況を把握している第三者委員会といいますか、協議会が存在しております。メンバーは商工会、管轄区である西原、神戸、細野区長、かぼちゃやま農園、YM農園、ちひろ美術館、鈴ひかり部会、村民観光大使、そして経済課などで組織しております。これまでの議事録を見ますと、それぞれの立場や目線でいろいろな御意見があり、議論も活発に交わされている様子でした。更新から1年8カ月たちますが、その後更新の後ですが、この協議会での評価についてお聞きします。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 先ほどもありました、そのアンケートに出たような苦情とかですね、改善点をやっぱり挙げられて出てきています。そういうのを踏まえて26年がやはりマイナスだったということも踏まえてですね、いかにそれを改善していくかというようなことで、それぞれ意見を持ち寄って協議して27年度行っていると、そういう状況でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 更新後、この協議会が計何回くらい開かれていますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) すみません回数、今、手元に持ってございませんので確認をしてお返事させていただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 議事録も含めて、また後で請求させていただきます。
 24年度には、東京から鈴木社長がこの協議会にわざわざ参加されて、委員の皆さんも指定管理者の意気込みを感じられたことと思います。事業計画にうたわれていて、更新から1年8カ月経過しております。その協議会の内容ですけれども、もう少し詳しい状況で課長のほうからお聞きできたらありがたかったと思います。小さな努力だと思うんですけれども、地元の商工会、観光協会、各農園、区長の皆さん、そういう方からの御意見、私が少し古い資料ですが、見る限りとてもおもしろいというんでしょうかね、それぞれの目線での意見が出されていました。やっぱりそういう声はとても大事ですので、引き続きぜひ協議会を開いていただき、場合によっては議会のほうにもこういう内容だったよというようなことも何かの折にお話しいただければ、私たちも安心です。よろしくお願いします。
 次に参ります。管理者にこの2つの施設を託しまして4年半、再来年には次の更新が参ります。また地域づくり推進委員会が、この部分で立ち上がってくるわけだと思います。現在、また今後の両施設における位置づけをお願いします。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 指定管理に出す前から、全てすずむし荘が設置されたときから村の条例でもうたっていますし、この一番大事な根幹の部分はかわっていないと思うんですけれども、すずむし荘は地域住民の福祉と健康増進に寄与するとともに、農林業体験を伴う都市交流等を通じて地域活性化を目指して保健、休養及びふれあいの場としての温泉施設としての位置づけ、これが条例にも載っています設置の意味でもあると思います。それを引き続きやっていくという部分かと思います。
 同じく、道の駅につきましても設置条例がございまして、その中で書いてございますけれど、ここは地域の情報発信基地として松川村の産業振興活性化のためふれあい交流センターというような形でやっておるようです。どちらにしても観光業、そして農林業を通じて、片や情報発信でありながらも非常に集客量もあって、堤防道路を通ると非常に多くの方が利用していただいていると。そこで松川村の観光もPRしながら、観光含めて農業、商工業やなんかの飲食店も含めてやっていくと。その思想は先ほども言いましたように、そこで憩いの場所として、住民の憩いの場所としながらも観光の部分も含めて体験やなんかも提供していくと、そういうような施設だというように思っております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 指定管理に出すことで、より多くの外部の方の力を借りて、村全体を客観的に捉えた専門家の声をお聞きし、恐らく村長や行政の皆さんの施設に対する見方にもいい影響を与えていることと思います。ちひろ公園がオープンしますと、この2つの施設はこれまで以上に重要なスポットになります。村の生き残りにも大きな影響を与えるのではないでしょうか。
 大きな3つ目の質問に移ります。事業を始めてから来村客がふえ続けている農家民泊ですが、現在は中学、高校の修学旅行生が主な対象です。彼らは前後にほかの自治体で1、2泊して帰るわけですが、来年の夏開園のちひろ公園内での農業体験や、ちひろ美術館への来館など、もっと誘客できないのでしょうか。また、聞くところによると帰りにスイス村でお土産を購入することが多いようです。駐車場の問題もあるとは思いますが、せっかくこの松川村に農業体験に来て1泊して2食をする間、松川村で過ごしてくれるということであるのなら、さらに寄って停まつかわでお土産を購入していただく、そのためには中高生が家族のために購入したくなる商品を取りそろえるという工夫も当然必要になります。これは村長がよくおっしゃる、長く滞在いただいてできればもう少し落として帰っていただくということです。オリンピック道路に面した道の駅です。そういうお考えはないでしょうか。お聞きします。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 当然そのような形で進めていきたいというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) すごくあっさり座られてしまったんですが、そういうことも考えて努力してファンスペースさんや、農家民泊の皆さんや、そういう方たちのお尻をたたいていくと、そういうふうに受け取ったのでよろしいですか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 農家民泊の切り口というか、その部分で言わせていただくと、今、松川村約50戸の農家の皆さんに御協力いただいてやっていただいているんですが、本当にキャパがオーバーしているんです。本当に組合員の皆さんには無理を言ってお願いして、本当に1週間に一度ぐらいなら受けられるよと言って回していただければやるんですけれど、もう1週間に2回入って無理してお願いしているというような状況で、松川村だけでそのキャパができずに大町市さんにお願いしたり安曇野市さんにお願いしているという状況で、非常に感謝もしているんですけれど、お尻をたたくというよりも、むしろ本当にキャパオーバーなものをよく引き受けていただいて感謝していると。ただそれがこの後円滑に続くように、連絡協議会とともにちゃんとしっかり割り振って、農家の皆さんにもあんまり負担をかけないように臨む形でやっていけるように。今年は1,700弱なんですけれど、来年はもうさらにふえて1,900、2,000近いということで、この冬にしっかり受入態勢を松川村を基本として、安曇野市さんや池田町さんとも連携しながら受ける態勢ということで、尻をたたくよりも大き過ぎて何とか頑張っていきたいという状況ですので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) せっかく始めた農家民泊の事業、伸ばしたいけれどキャパもという本当に難しいところだと思います。ただ私が聞く限り、農家民泊をされている方たちが、さらにというんですかね、来てくださる修学旅行生のためにもう少しステイ、滞在してもらえないかということもおっしゃっているので、前向きに。ステイというのは、先ほど申し上げた、寄って停にもうちょっととどまって、もう30分お土産を買っていってもらう、そんなふうなことも考えていらっしゃいます。とても前向きですので、あえて私もここで質問をさせていただきました。旅行会社や学校に営業をかけることも、もちろん先ほども申し上げたとおり必要です。先日の銀座NAGANOでのイベントの際には、民泊においでいただいた学校を訪問してリンゴを届けたというお話もありました。大変ですがそういう骨を折っていただき、引き続き松川へ修学旅行で農業体験に来ていただけるよう、何度も言うようですが、さらにお土産を購入していただけるよう村民の資産である施設を守り立てる、そんな計画も惜しまずしていただけたらと考えます。
 さて、国に対し地域特性を生かした快適な生活空間と、魅力ある村の再生という名のもと、社会資本総合整備計画が今年2月に出され、採択されたのは夏以降だったようですが、その中の都市再生整備計画があり、(仮称)子ども未来センター、中央公園整備、観光交流センター整備など、これとともにパッケージに入っている事業の中に、JR大糸線の南の二駅、北細野と細野駅のことなんですが、これにかかわる事業があるようですので、どのような事業で目的は何であるかをお聞きします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) この事業につきましては、社会資本整備総合交付金の都市再生整備計画事業ということで平成31年度に北細野駅と細野駅、両駅にトイレの整備ということで申請をして採択されているものでございます。これにつきましての内容ですが、観光客への対応はもとより、日常的な駅を利用される方の利便性の向上も目的としている内容でございます。実施時期が平成31年ということでございますので、具体的な規模ですとか位置、内容についてはこれから検討していくということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 近年流行している駅からのウオーキングは、課長おっしゃったように観光客ばかりでなくて村や周辺住民にとっても健康志向の観点からふえており、ネックとなっていたトイレの整備は以前から関係区からも特に要望が出ていたものです。どちらも少し先の話のようですが、それでも道筋ができれば多面的に考えられます。整備されれば冬期の凍結防止や、清掃などの維持管理が延々とかかってくるわけですが、季節を問わずに24時間トイレが利用可能となれば、村民にとっても観光でお越しのお客様にとっても新たな展開が可能です。
 最後の質問です。本日の1つ目の質問がここへつながるわけですが、来年7月オープンするちひろ公園の完成をもって、黒柳徹子さんのトットちゃんといわさきちひろさんの世界観を持った美術館を含めた安曇野松川村ちひろ公園が完成いたします。聞けば、ちひろ美術館の誘致計画が上がるずっと以前、遺跡公園と呼ばれていたころ、村長はこの遺跡公園の今後についての担当であったとの話を聞きました。山麓線を挟んで、村民による地場産品の即売所であるかぼちゃやま農場があり、村民憩いの温泉宿すずむし荘、レストラン鈴音、国道147号線を挟んで東へ、JR大糸線の3駅を加え、オリンピック道路の道の駅である寄って停まつかわまでの一体的な観光スポットのつながり、加えまして農家民泊、榛葉太生先生の安曇節を加えた観光ライン、また近く30周年を迎える信濃国松川響岳太鼓、子供たちが全国大会に連続出場するほどの誇らしい、もう既に伝統と言っていいと思うんです、芸能もございます。県外の方もですが、海外の方にはとても日本的ですばらしいと評価を受けることでしょう。五龍館でも大変好評でした。
 平林村長は、これまでどのようなお考えをお持ちでここまで来られたのでしょう。遠い県外から移住し、ちひろ美術館にお勤めの学芸員の方の話では、松川村ほど美しい村はない、それは来て、見てみれば一目瞭然であるとおっしゃっていました。恐らく松川で生まれ育って、ここから出たことのない村民には残念ながらわからない感覚ではないかと思います。平林村長は、一度外へ出ていらっしゃる村民です。
 最後にお聞きいたします。日本の中でも今や貴重なこの信州松川村の観光における拠点のラインとしてのつながり、これについてどのような考えをお持ちでしょうか。お聞かせください。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 松川村が生き残る道は、原自然風景を残していくと、これが生き残る道だというように私は思っております。どこの観光地に行ってもお土産はたくさんあります。そういう中で、松川村はそういうところをまねするんじゃなくて、松川は本当に風景がいい、安らぎができたと、そういうことを私は思って帰っていただきたいというように思っております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 少しいつもよりお顔がやさしいような気がいたします。両輪としての議会において、平林明人村長と御一緒させていただいて5年と9カ月、若輩者の私にも常にぶれずに厳しく御答弁いただき、私は愛のむちと受け取って耐えてまいりました。おかげさまで鍛えられ、少しずつ心臓に産毛が生えてきているように感じております。村長の任期最後の定例会となりましたこの12月議会、お世話になったお礼と、一晩眠ってあすの発表にしたいと先ほどおっしゃったので、エールを送って私の一般質問を終わります。
 ありがとうございました。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は12人の皆さんに差別をして発言をしたつもりはございません。いつも自分の思っていることを精いっぱい言わせていただいております。ですので、矢口議員に特に冷たく当たったとか、温かく当たったとかという気持ちは持っておりませんので、その点だけは公の場で言われておりますので、私も公の場で答弁をさせていただきます。
◆6番(矢口あかね君) ありがとうございました。
○議長(平林寛也君) これで、観光による村の活性の質問を終わります。
 以上で、6番矢口あかね議員の質問を終わります。
 ここで15時25分まで休憩します。
                                 午後 3時09分 休憩
                                 午後 3時25分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 冒頭、経済課長より発言を求められておりますので、これを許します。経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 先ほど6番議員から質問いただきました、ナンバー1の観光による村の活性化、大きな2番の村指定管理者委託施設の現状の中の(5)の中で、私ちょっと聞き間違えていたようで、管理者評議会が今のところどのようになっているかというようなことで、確認して答弁させていただきますというようにお答えいたしましたが、運営協議会がどのようになっているかということということですので、運営協議会につきましては今年はまだ開催されておらず、今委員の再編中ということで、速やかに開催する予定ということでお願いしたいと思います。
 以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員、よろしいでしょうか。
◆6番(矢口あかね君) ありがとうございました。
○議長(平林寛也君) それでは続いて、順位5番、12番上田治美議員の質問事項、村長の政治姿勢についての質問を許します。上田議員。
◆12番(上田治美君) 最後の質問になります。大変お疲れさまです。よろしくお願いいたします。
 最初に村長の政治姿勢ということで、職員の待遇の改善についてお尋ねをしたいと思います。少子化が進む中で、松川村も人口の減少傾向に向かい、こうした中で総合計画の後期5か年計画を策定して実行しておりますが、この計画実現には村民全体の協力が必要で、村役場職員の果たす役割はその中で決定的なものがあると考えます。
 現在、松川村は一般職84名、準職、嘱託合わせて135人体制で業務を行っていると聞いております。準職、委託を合わせて51名、全体で37%の比重ですが、このほかにも臨時職員が雇用されていると思います。この臨時職員も含めますと、恐らく職員全体の中での非正規職員が半分近くにはなるのではないでしょうか。臨時職員は現在何人働いておいでになりますか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 先ほどの、今の議員さんおっしゃられる質問以外の、日々の臨時職員ということでよろしいでしょうか。通常業務でいきますと、何人ということではなくて登録制になっておりまして、その中で必要なときに必要な方をお願いをしているという状況でございます。また、一部につきましては保育士の関係で、通年で日々の方を雇用している方が数名いらっしゃいます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) わかりました。保育士さんの件については後でお尋ねをいたします。
 今、松川村職員の服務宣誓に関する条例というものがありまして、宣誓書に署名をしてから職務を行うとなっております。この宣誓は準職、嘱託、臨時職員どうかわかりませんが、含めて全ての職員が行っているのでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 正規採用職員のみとなっております。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 準職、嘱託はないということですね、はい、了解しました。
 職員の処遇改善についてお尋ねをしますが、先ほども言いましたように準職、嘱託合わせて51%、37%ということでありますが、このうち準職の1は1名で、残りの方は準職に嘱託ですけれども、正職員になれる道は開かれておりません。現在のそういう中で、非正規職員なくして村役場の仕事は成り立ちませんが、村民から見ますと職員は皆同じ職員で、職員の方も正規、非正規に関係なく村民に奉仕をしております。
 前回定例会で、嘱託職員は一般職とはちょっと違う立場で仕事で働いていただいていると答弁されておりますが、正職員で働くのは本来の働き方であります。厳しい状況はわかりますが、何とか正職員になるような努力をすべきであると考えますが、とっぴな提案かもわかりませんが、当面準職2の方31名の方を正職員になれるような道を開くことを検討することも必要ではないかと考えますが、どのような考えですか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) うちのほう、定数条例の中で抑えられておりまして、御存じのとおりだというように思います。準職1を採用するときには、全ての村民の皆さんに広報等でお知らせをしておりますので、そういうときに採用試験に申し出をいただきたいという考え方であります。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 承知の上でお尋ねしたのですが、こういう状況ではありますので、準職の方が正職員になるということも近々やっぱり考える時期に来ているんではないかということで、そういうことも検討の課題に乗せていただければありがたいなということを、ちょっと述べたところです。本来は保育士さんのことについてお尋ねしたいと思いますので、そのことは今後もお尋ねするということで、次に移ります。
 子供は村の宝と、保育料の引き下げでお母さんたちは大変喜んでおりますし、お母さんたちは安心して子供を保育士さんに託しております。保育士さんはお母さん方の期待に応えて、子供たちが健やかに成長するよう一生懸命に働いております。御存じのように保育士さんは、資格を持って日々子供の成長に直接かかわるかけがえのない職員であります。しかしながら、保育士さんの労働条件はこうした大切な仕事にふさわしい待遇が保障されているかについて私は疑問に思います。そこで保育士さんの処遇改善ということでお尋ねをするわけですが、まず保育園、各それぞれ北保育園、南保育園の園児数と職員の配置数、一般職、準職、栄養士、臨時職員について、それぞれ何人ずつかお尋ねしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) まず北保育園でございます。園児数が123名、一般職が8名、準職が4名、うち栄養士が1名です。臨時職員が常勤的に働いていただいている方ですけれども13名でございます。南保育園、園児数が106人、一般職が6名、準職でありますけれども4名、こちらも栄養士1名を含みます。それと臨時職員でございますけれど、常勤的に働いている方17名でございます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) ありがとうございます。この陣容で職員数は足りているんですか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 現在足りております。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 資料請求で頂戴しました松川村準職員及び非常勤職員取扱規程で関係職員が採用されているわけでありますが、採用期間はどうなっているでしょうか。聞いている範囲では、準職、嘱託の皆さんは1年ごとの採用ということになっているようですけれども、臨時職員の方も同じような扱いなんでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) これは全般的に村職員に言えることですが、臨時職員については日々雇用ということでございますので、日額幾らという計算上でございますので、1日雇用という形になります。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 内容的には1日時間給ということのようですけれども、保育士さんに聞くと何か1年ごとの雇用契約になっているというようなことをお聞きしておりますので、ちょっとお尋ねしたわけですけれども。それで賃金のことですけれども、準職の方は1年ごとの採用で再雇用されるときに賃金が上がると、しかしながら昇給は5年で頭打ちになると聞いております。臨時職員の方も、1年ごとに再雇用されるようですけれども、こちらの場合は昇給はなしにそのまま引き続いての雇用ということになっているように聞いておりますが、それでよろしいですか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) そのとおりでございます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 保護者の方はですね、保育士さんはあの人は正職員であるとか臨時職員などの区別を見てやっているわけではありません。全て資格を持った保育士さんとして安心して子供を託しているわけであります。また、保育士さんにしてみれば保育の仕事が好きで、誇りを持って一生懸命子育てのために仕事をされておるわけであります。また、臨時職員の方でクラス担当を持って責任のある仕事をしている保育士さんもいると聞いております。しかしながら、準職の方は5年たてばその後の昇給はない。ですので言葉は悪いですけれども、5年は我慢はするが、その時点で退職するといった事例があると聞いております。臨時職員は1年ごとの雇用ですけれども、賃金は据え置かれたままと。据え置かれたままでありまするが、クラス担任を持っている職員さんもいて賃金は変わらないと。責任だけは重くなる。同じ仕事をしても待遇面で差が広がるばかりで改善をする必要があるのではないかという声を聞いております。
 近隣では、安曇野市や池田町で処遇の改善を行っているようですが、改善するような考え方はございませんか。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 臨時職員がクラス担任は持っておりません。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 直接お聞きしたんですけれども、クラスの担任を持っているということをお聞きはしたことあるんですが、間違いございませんか。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) それは多分過去の話だと思いますけれども、当然、子育て応援課所管になった、私どもの所管になった部分については、クラス担任は臨時の方は充てておりません。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) わかりました。いずれにしましても、安曇野市や池田町のほうで処遇の改善を行っているというようなことを聞いているわけですけれども、処遇の改善をする必要性はお感じになってはおりませんか。
○議長(平林寛也君) 暫時休憩します。
                                 午後 3時39分 休憩
                                 午後 3時40分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。村長。
◎村長(平林明人君) 嘱託職員等につきましては、当分の間現状でいきたいというように思っております。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 失礼です。ちょっと聞きづらかったのでもう一度お願いします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 嘱託職員等につきまして、準職ですね、準職2につきましては当分の間現状でいきたいという考え方でおります。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) またお尋ねします。来年4月から認定こども園に移行します。これに伴って保育士さんの募集を行っておりますが、これまでにも募集をかけても応募者がないとのことです。今回の募集について応募者があったでしょうか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 9月に一次試験がありました準職1種につきましては、5名の応募がありました。最近ありました12月7日期限で募集をいたしました準職員2種につきましては、応募者はありませんでした。現在、その件につきましては住所要件を緩和しまして、12月24日までということで再募集をかけております。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 若干の応募者があったと、こういうことですね。ただ、応募者が若干あったということですけれども、保母さんなんかにいろいろ聞きました内容でいきますと、今まで応募者がなかったということの1つにはやっぱり待遇の面があるのではないかということで、あちこちちょっと調べてみました。安曇野市では、待遇改善で応募があったと聞いております。ある安曇野市の保育士さんにお聞きしますと、初めは松川村に応募しようと考えておりましたけれども、待遇が安曇野さんのほうがいいのでそちらに決めたとのことでした。安曇野市と松川村の給料を比較しますと、松川村の保育士さんの今回の募集は月給16万900円であります。資料を頂戴しますと日給は6,944円です。安曇野市の保育士さんの月給は17万9,300円、日給は8,540円であります。保育士さんからよく聞かれるのは、いわゆる給食費のことなんですが、安曇野市は給食費は支給がされておりますが、松川村は自己負担だそうであります。1日の給食費の値段はそんなには高いものではないと思うんですが、1カ月になると数千円という額になりますので大きいのではないかと思います。
 保育士さんに聞いていますと、今言いましたようなことで、賃金の引き上げをお願いをしたい、準職の方の5年で昇給ストップはやめていただきたい、臨時職員にクラス担当はさせないでほしい、今はしていないそうですけれども、させる場合は手当ての支給をしてくださいと。それから、給食費の支給をお願いをしたい、これがお聞きした保育士さんの要望であります。最低限度の要望ではないかと思います。保育士さんが誇りを持って仕事ができるように待遇の改善が急がれていると思いますが、先ほどは現状のままでいくとおっしゃいますけれども、やっぱり今あちこちで保育士さんのいわゆる争奪合戦といいますか、取り合いがありますので、現状のままということではなしで改善の必要があると思うんですが、改めてお伺いします。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 給食費につきましては、松川村関係、例えば学校給食センター、それから学校の先生、全てお昼を食べるということで自己負担をさせていただいています。それから、特に保育士だけ昼食を無料というのはなかなか難しいと。ほかのところにも非常に影響が出ますので、全般的な議論をしていかきゃいけないというふうには思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、給食費については教育長が答弁したとおりであります。それから、手当て等のものにつきましては、それぞれ市町村にはそれなりきの待遇があるというように思います。そういう中で保育士、一保育士ばかり上げるわけにはまいりません。上げるとしたら全員を上げていかなきゃいけない。大勢の人数をそれだけ上げていけるかどうか、先ほど申し上げましたとおり、当分の間現状でいかせていただきたいという考え方です。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 準職の方も嘱託の方も、俸給表というんですか、あれに基づいてされているんですか。それとも定額でされているんですか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) そのとおり、給料表で運用しております。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 給料表でそれぞれのランクづけでされているということでありますならば、それぞれの処遇のところで改善をできる可能性はあると思います。村長いつもおっしゃるように、保育士さんだけというふうに今おっしゃいますけれども、先月、先月じゃないや、前回の一般質問のときに同僚議員がお尋ねしたときに、ちょっと正確なあれではないんですけれども、準職の方、嘱託の方、それぞれ職を持ってそれぞれの仕事をお願いをしておりますと、こういうふうにもおっしゃっています。ですから差があるんだということで。しかしながら、それぞれ給料表に基づいてやられるということでありますので、それぞれの段階に応じて何か保育士さんの場合の時給は皆さん同じだというふうに聞いたことがあるんですけれども、そういうようなことで改善の余地があるんではないかなというふうに思います。
 それよりも何よりも、保育士さんは最初にも言いましたように、子供さんの成長に直接かかわっている非常に重要な職務であります。ですから、ほかの方と比べてもその方たちに改善がされたからといって僕は公平性に欠けるというふうには考えないわけですけれども、その辺の考え方はどうでしょう。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 公平性に欠けないということを議員言われましたけれども、私は村の職員は一般職であろうと保育職であろうとみんな同一だと。保育職については、入ったときの金額が違うわけです、一般職の方より。そういうことでもって給料に差をつけておりますので、保育職ばかりなおかつ上げるというわけにはいかないと。そういう考え方です。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 次のことがありますので、これ以上はあれですけれども、繰り返しまたお尋ねしたいと思います。いずれにしましても、準職や臨時職の方は本来全てが正職員といいますか正社員というかね、そういう形で働くのが本来の姿だとは思います。村も財源があり当面厳しいということはわかるわけでありますけれども、先ほど申しましたように最低限度の要求はやっぱりかなえていくということは、子供さんの成長に責任を負うという立場から見ればそんなに大きなことではありませんので、改善の余地は十分にあると思うんです。
 それよりも一番大きいのは、保育士さんの賃金は全職種で平均すると10万円くらい低いらしいんですね、全国的に見て。ですから、村の財政が厳しいからなかなかできないということもわかりますけれども、そういう状況に置かれているということで、保育士さん、看護師さん、介護士さんもそうですけれども、こういう方たちの改善をするということで、国に対してですね、そういうことを改善するということを要望するという運動があちこちで起こっているわけです。村独自で最小限度できることもやりながら、保育士さんも看護師さんもそうですけれども、そういう方がやっぱり重要な仕事をしながら全職種と比べて平均で10万円も低いということを改善するということで、国に対して、そういう声をぜひ上げていっていただきたい。
 繰り返しますけれども、乳幼児期の子供の保育、教育の専門職にふさわしい賃金を抜本的に改善するということは国にとっても非常に重要なことでありますので、そういうことも働きかけるということもぜひお願いしたいと思いますが、いかがですか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 10万低いかどうかは私は調べたことがございませんのでわかりませんけれども、国に対して働きかけることについては異議はございませんので、一緒にやっていきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 上田治美議員。
◆12番(上田治美君) ぜひよろしくお願いします。これは、村長は読んでいないということですが、新聞では繰り返しそういうことは報道されておりますので、間違いないと思いますのでよろしくお願いします。
 次に、教育問題、とりわけ学ぶ権利についてお尋ねをしたいと思います。まず憲法ではですね、憲法の中の第3章のところで、国民の権利及び義務の項目がございます。そこで、基本的人権の保障、個人としての尊重と幸福追求の権利、法の下での平等、経済的、社会的関係において差別されないことを規定しております。そして、全て国民は等しく教育を受ける権利を有する、義務教育はこれを無償とすると規定をしております。さらに、教育基本法は、この憲法の規定を具体化して、全て国民は等しくその能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、社会的身分、経済的地位によって教育上差別されないとなっております。この規定に基づいて日々教育行政が行われていると思いますが、まずこの認識についてお尋ねします。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 憲法並びに教育基本法の、今、議員が申された内容については私たちどもは承知をしておるところです。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) そこでお尋ねしたいんですけれども、平成27年度の教育に関する事務の管理及び執行条件を点検、評価というものが、その報告書が出されております。この中で、国際理解のための教育の推進のところで、今年で2回目を迎え3月に実施した友好交流都市、鹿港鎮への訪問では、2年生34人、校長先生ほか2人の先生がホームステイをしながら鹿港の中学校2校と交流し、異なる文化や習慣について知ることができました。また、ふるさとのふるさと祭りに、これは松川のふるさと祭り、ふるさと祭りに鹿港の中学校の生徒29人が村を訪問し、中学生と交流を行っています。国際社会に生き国際感覚を養うため、鹿港の中学との交流に将来にわたって進めていく予定ですが、村民にとってより身近な事業となるようPRを進める必要があると書かれております。
 また、3年生が昨年訪問した台湾、鹿港鎮との交流や村のよいところを掲載した国際新聞を発行しております。子供たちは放課後や休日を利用して取材して周り、14ページに及ぶ本格的な新聞を完成し村内に配布されております。皆さんもこれはごらんになったと思います。鹿港鎮との交流、友好も教育の面でも大きな成果を上げていることが、これで明らかだと思います。このような交流事業に対して村として支援をするのは当然であります。しかしながら、派遣する生徒を決めるときに、親が納税しているかどうかを条件とするのは問題があると思いますので質問をいたします。
 10月23日の全員協議会で平成26年度決算に対する意見への回答中、村税収納率向上に関連して、中学生の鹿港鎮派遣選定で親が納税しているか調査をしている、今回は滞納者はいなかったとの報告がありました。私はその中で、このような調査には問題があると申しましたが、決してこの調査はすべきではないと思います。調査を行うということは、仮に親が滞納しておれば、その子は派遣から外されるということを前提とした調査なのでしょうか。調査の目的と事実関係をお尋ねします。親が納税するかどうかの調査をされたのですか。調査をされたのであれば、そのことを学校にも知らせておるのですか。お尋ねします。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 納税調査はしております。なお、申込時に保護者の同意もとってございます。あと、松川村の補助金の交付に関する基準に基づいてやっております。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 調査の目的はどういうことですか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 目的は、こちらの事業につきましては希望する生徒全員を連れていけるわけではございませんので、あと税の公平性等もあります。あと補助金でありますので、そちらを適正に交付するということで調査を実施してございます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 親の同意を得たとおっしゃいましたけれども、それはそれとしまして、その調査した内容は学校には報告というか知らせているんですか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) これはどこにも知らせておりません。学校にはもちろん、ほかにも知らせておりません。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 知らせていないということですね。そういうことのようですけれども、そうしますと、仮に親が納税をしていなかった場合にA君が派遣から外されるのか、あるいはそのまま、親御さんには納税はしていないけれどもA君は一緒に行ってもらえますよというようなことになるのか、それはどうなんでしょう。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 選考の過程で納税の有無で判断することはありません。今年34名連れていったわけでございますけれど、34名の中に選ばれた時点で、もし滞納等があれば納税相談をするということでございます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 対象者があれば納税をしてくださいと、こういうことですか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) そのとおりです。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 先ほども言いましたように、親が納税をするかしないか、それはいろいろな家庭の事情がございます。それを裏づける社会的な条件もございます。しかし、子供はどのような裕福な家に生まれた子供であれ、納税がしたくてもできないような状態で生まれた子供であれ、子供は等しく教育を受ける権利はあるわけです。そして学校がそういう国際交流事業で生徒を派遣をするというときには、そういう子供は差別されることなく選ばれたら当然それは派遣するということになるわけですけれども、その辺ではちょっと矛盾というか、最初お尋ねしたこととずれると言えば言葉は悪いですけれども、ずれるんじゃないでしょうか。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 差別という、先ほど教育基本法とかいろいろな場面で差別という言葉が使ってありますけれども、これを差別というふうには私は受けとめていません。それから、これに対して補助金交付要綱をつくってありませんので、村の補助金交付規則にのっとって我々としては補助金を交付しているということです。補助金を交付する場合については、先ほど次長のほうから申し上げましたけれども、補助金交付に関する基準というものがありますので、そこでは滞納をしている場合については補助金の交付決定をしないこととするというふうな規定がございます。それにのっとって我々としては補助金の交付の事務を進めているということが第1点ございます。
 それから納税義務という、先ほど申し上げましたけれども納税相談をしていただくと、これは基本としています。その家庭の事情の中で、税務課の判断によりまして、我々もそれを参考に判断をしているところでございます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) くどいようですけれども、そういう内規であって納税をされていなければ交付をしないということで、それは子供でない場合にいろいろな形での交付の場合はそういうこともそれはあるでしょう。あるでしょうけれども、子供さんの場合にはそれはやっぱり、先ほど一番最初に言いましたように、憲法や教育基本法、子供権利条約その他から見てもよろしくないんではないかということです。そして、それとあわせて仮に、先ほどもちょっと聞きました、今回は24名でしたか、派遣をした。その中に私の子供が入っておって、私は納税しておりますけれども、もし納税をしていなかったという場合に、上田君の子供はそこから外されると。親が納税していないからということになるわけですか。もしそういうことであれば、それは先ほど言いましたことからいって、とんでもないことになるわけですけれども、くどいようですけれどもいかがです。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 先ほどから申し上げているとおり基準がございますので、我々としてはその基準を、規定を守らなければいけないという、これは当然おわかりだと思います。その中で実態としましては、先ほどから何回も申し上げておりますけれども、納税相談をしていただくと。その納税相談の結果、税務課の判断というのがありますので、その判断を参考といたしまして我々としても教育委員会としてもその点を参考に判断をさせていただいているということでございますので、お願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 時間のあれでなんですけれども、どうしても納得できないわけです。親が納税をしていなかったらだめですよと。子供は経済とかそういうこと関係なしに全て教育を受ける権利があると、学ぶ権利があると、こういうことなんです。それは、親が金があろうとなかろうと子供は1人の人間として尊重されて教育を受ける、学ぶ権利が万人に与えられているわけなんです。親に納税相談をして納税をしなさい、納税しなかったらだめです、それと子供が学ぶということとは全く関係ないことなんですよ。それを制度に基づいてやっているということであれば、その制度は先ほど言いました、国のそういう、国じゃない憲法とか教育基本法とか、そういうものと全く反する条例というか決まりです。憲法にはこれに反するような詔勅、その他法律その他、これは無効であると、こういうふうにまでも言っているわけですから。その項目というのは当然おかしいわけで、当然変えろとか何とか言ってるわけじゃないんです。それは、子供には提供しないでくださいと、こういうことを言っているわけで、改めてお願いします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私の方針としまして、補助金を出すものについては納税にも協力をしていただきたい。子供に権利がありますように、親には義務があるわけです。そういうことで、払えない方についてはぜひ納税相談に応じてもらって、さっきから言っていますように税務の判断がありますので、そういう中でやっていただきたい。これがですね、余りそういうことがふえてきますと鹿港鎮との交流についても今後検討しなければいけないというように私は考えます。そういう中で、おどしみたいなことになっちゃっていけないんだけれども、ぜひ納税に協力をしていただきたい。議会の皆さんからも、コンマ、今年はコンマ1上がった、コンマ2下がった、何とか納税に協力してもらうようにという御意見をいただいているわけであります。そういう中で私も動かしていただいておりますので、これについては上田議員ぜひ御協力を、そしてまた納税に力添えをいただきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 納税率を上げるには一生懸命努力はします。私がそういう場合に、親であった場合には、それは一生懸命子供のために、極端な話借金をしてでも納税はしたいと思います。しかし借金できない場合は仕方がないですから。これは時間の関係もあるしこんな場所で言うのはあれですけれど、ちょっと感情高ぶっているから言わせてもらいますけれども、私の小学校、中学校の時代は極貧の時代でして、学校にはとてもじゃないけれど行ける状態ではなかったわけです。それで、おやじは戦争末期に警察をやっておりまして、それの関係で戦争が終わってからお酒に溺れて、当時のお酒はメチルですから目を悪くしまして全盲になりました。ですから、あちこち行くのに僕が手をついて、学校を休んで行くという状態が長く続きました。教科書も当然払えるだけのものがありませんので、全てもらいました。そのときに、先生は教室で渡すのは気の毒だと思って、授業の始まる前に上田君ちょっとこっちに来なさいと言って教科書をもらって、普通の子供と同じように席に座って勉強をするという配慮もしてもらって、そういう生活で私は育ってきたわけです。
 ですから何遍も言いますけれども、そういう状況があったとしても子供はやっぱり学ぶ権利があるんだということだけは絶対に認めてほしいと思います。納税とこれとは全く切り離してね。私は学校の先生にそのことについてお尋ねしました。それは上田議員のおっしゃるとおりだというふうにおっしゃっておりました。ですから、やっぱり納税だけにこだわるんじゃなしに、子供の権利、子供が学ぶということの権利を守るということについては、税金との絡みで協力してと言われても、それは納得できませんので改めてそういうことをお願いしたいと思います。
 同じことですが、もう1回だけ村長にお願いします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 何回言われましてもですね、ぜひ協力をしていただきたい。上田議員が育ったときのその学校の先生は立派だったし、上田さんもお父さんの手を引いたりしてやったのは立派だったと思います。私どももそういうことがないように、納税相談をわからないようにやらせていただいておりますので御理解をいただきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 上田治美議員。
◆12番(上田治美君) 時間の関係で次に移りますけれども、これは繰り返しまたいろいろな形の中で申し述べたいと思います。だって村長はいつも子供は村の宝だと、村の宝が親の事情で教育、学ぶ機会が少しでも減らされるということは、これはやっぱり違うと思うんですよ。納税するというのはそれは当然ですけれども、今の社会情勢で払えなくても、払えない人がふえてきている状況があるということですから、そういう状況の中でやっぱり子供はあくまでも学ばせる、そのことの努力をするのが村長の一番の仕事だということを申し上げて次に移りたいと思います。
○議長(平林寛也君) これで、村長の政治姿勢についての質問を終わります。
 傍聴の皆様にお願いを申し上げます。少しざわついております。静粛にお願いをしたいと思います。
 続いて、質問事項、福祉についての質問を許します。上田議員。
◆12番(上田治美君) 今の問題とも若干関連をするわけですけれども、昨年12月の議会で高校生の通学費の補助についてお尋ねをいたしました。そのときに村長は、お母さんが心配することはない、自分が選んで行った学校で学んでいるのだから心配するのは過保護な状態にある、バイトでもして学ぶことを考えなければならない、理想と現実は違うので、それぞれのところで学んでいただきたいと答弁をされております。この考え方は今も変わりませんか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 考え方は変わりありません。私は何回言われましてもですね、今の状況の中で高校生に通学の補助を出すつもりはございません。ただですね、県が今、高校生に、通学について考えるというように言っておりますので、これについては後押しをしていきたい。そういう中で、状況が変わった時点で私も考え方を変えていきたい、そういうように思っております。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) やっぱり根底にあるのは、子供さんが親の生活を見て、前も言いましたから詳しくは言いませんけれども、親の生活を考えて子供はあそこに行きたいけれどもこちらに行くと、こういうことでしているということですので、これは先ほどの話ではないですけれども、やっぱり子供が学びたいところで学ぶということを社会が支えてやって保障してあげるというのが、これがやっぱり本来のあるべき姿だと思うんです。
 それで調べてみました。県でそういうことはされているということですけれども、市町村で通学費の補助をやっているところはやっぱりあちこちあるんですよね。その中の幾つか紹介をします。松本市や長野市が合併をしましたもんで、合併した先で、もとの町村で、遠距離通学をしなければならないということで補助をしている例があるわけなんです。
 松本市の場合を紹介をします。松本市の場合はですね、合併に伴い子育て家庭の教育費負担の軽減のために旧町村地区から通学する高校生の通学費、下宿している高校生の下宿代について補助をされていると。安曇野地区では、通学に対して年3万6,000円から4万8,000円、奈川地区では通学というか遠過ぎてできませんので、下宿、アパートの補助を年8万4,000円行っております。地元に高校がないため遠距離通学をしなければならず、家庭の負担が非常に多いということで援助をされているわけです。ですから、県も先ほどおっしゃったようにそういう方向に動いていますし、既にそういうことで努力されているところもありますので、そういう地域とも経験を聞いてもらいながらですね、やっぱり子供が学びたいところで学ぶ、先ほどどなたかおっしゃっていました、やがて帰ってくるだろうというようなこともありますのでね、やっぱり考えていただけないかなというふうに思います。考え方いかがですか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) いつも言いますけれども、打ち出の小づちがあったら私もやりたいです。しかし、やるからには財源を確保しなければいけないわけです。それを確保してから、皆さんに予算面で出して御理解をいただいてから動いているわけです。そういう状況に今なりませんので、私の考え方は、県のそうやって出してくれるのを後押ししたいということで考えております。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 県のほうの補助をね、それは僕も賛成です。しかし、これをやるのに幾らかかるかというのは僕はちょっと計算の仕方がわからないからわかりませんけれども、村がひっくり返るような額ではないと思うんですよね。先ほどもどなたかおっしゃっていましたし、前回の定例会でも言っておりました。村はいろいろな努力をして、蓄えもして、他の市町村から松川村はいいなというように基金も積んできていると。幾らかそれを、わずかで済むと思うんですが、ちょっと工夫すれば高校生に交通費を支給することぐらいは、村長その気になればできると思うんですよね。ですから、打ち出の小づちは全くないんじゃなしに、どっかにやっぱりそういうのがあるわけですから、それをちょろっと使うということもやっぱり考えていただきたいなということで、時間の関係で次に進みたいと思います。
 病児病後児保育についてでありますが、3月と6月と連続してお尋ねをしましたですが、3月のときのお答えと6月のときのお答えと若干ちょっと違う印象を受けたんですけれども、いずれにしましても、その後何か検討されたでしょうか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 若干6月の答弁と重複する部分はあるかと思いますが、よろしくお願いします。
 病児病後児保育につきましては、平成27年度からの5年を1期とする松川村子ども・子育て支援事業計画を作成するに当たって、ニーズ量の見込みがない等で計画には載せないということで決定いただいています。ここは6月と一緒です。病後児保育につきましては、やはり場所、人的確保、予算、運営方法、ニーズ等、総合的に見ますと、現在の村の状況では保育園に設置するのは難しい状況でございます。病児保育につきましても、どうしても病院内が望ましいというわけですが、これにつきましても病院の協力が欠かせないということで松川村単独では非常に厳しい状況でございます。
 ここからですけれど、今、北アルプス広域連合広域連携課題別専門部会の設置が検討されておりまして、その部会の取り組み課題の1つに病児病後児保育事業が載ってございます。まだ1回目の会合は開かれておりませんけれども、今後大北広域で連携をとりながら検討を進めていくことになるかと思われます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) おっしゃるように大北圏のほうでやられているということですので、繰り返しになりますけれども、11月の26日に池田町と松川村の議員と理事者の行政連絡会、副村長も一緒に参加させていただいていろいろお話も聞いたわけですけれども、この中で広域連合の総務課長さん山田さんが講演をされまして、そしていろいろ講演をされる中で病児病後保育についての指摘がありました。県の重点政策の1つであるということで示されております。これはそのときの資料ですけれども、この中に、長野県の人口定着、確かな暮らし実現の総合戦略というのがございます。この長野県の総合戦略の中に、はっきりとうたわれているわけです。先ほどおっしゃったようにね、うたわれております。長野県の人口定着・確かな暮らし実現総合戦略で、信州らしさを伸ばす突破策の主な施策として、病児病後保育を全広域で実現できるように支援すると、こういうふうになっております。
 それから、この大北の計画なんですけれども、大北地域における新たな広域構想案の概要の中では、人口減少の歯どめに向けた積極戦略と、人口減少に則した調整戦略の複眼的視点で検討するとして、積極戦略、調整戦略に分かれていろいろ載っているわけですけれども、病児病後児保育については積極戦略、調整戦略いずれの中にもそれが入れられておりまして、子育て支援、地域医療の充実、病児病後児保育を挙げております。御存じだと思いますが、松川村としてこれをどのように受けております。村独自でやるのはしんどいということはわかりますけれども、広域でということであれば、広域に対してどのように働きをかけるのか。まず村としてこういう県や広域連合が地方創生の今の動きの中でね、こういう大きな方向を出しているということについて、どのように受けとめをされているんでしょうか。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 県の重点施策のような位置づけをされているようですので、県も支援をするという文言が先ほど議員おっしゃられましたので、それに期待しながら経過を見たいと思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 先ほどもちょっと言ったんですけれども、子供支援のあれをつくる上に当たってね、村でもアンケートをやったわけですよね。そのアンケートについて、ちょっと疑問点があるとかいろいろおっしゃったわけですけれども、いずれにしてもそのアンケートの中で、子供さんが病気になったときに病気のときぐらいは親が一緒になってね、愛着期間というんですか、そういう関係があるから見てやりたいから預けないという方もおいでになるのはわかります。しかし逆に、そういう条件がなかなかないもんだから、仕事の関係もあるのでぜひ見てほしいという意見もあるわけです。両方アンケートの中に出ておりまして、今の社会状況の中ではむしろ後者のほう、仕事の関係でお父さんも仕事をしている、じいちゃんばあちゃんはいない、私も、私というのはお母さんがね、やっぱり休むわけにはいかないので預かってほしい。休んでばっかりいると次の契約のときに、もうそんなに抜けると頼りにならないから来んでよろしいと言われてしまうことにもなるというようなこともあるので、どうしても預かってほしいという声がやっぱりこれからふえてくると思うんです。そういうこともありますので、この地方創生の関係も含めて、長野県にしても、あるいは広域連合にしてもそういうことを積極的に打ち出していると思うんですよね。
 村独自で云々ということで、広域のほうの動きを見ながらということじゃなしに、逆に村としてそういうアンケートにしっかり応えていただいて、村独自でできないということであるならば、あづみ病院に例えばね、を中心にして、広域のほうに積極的にやってほしいと、一緒にやりましょうということを、池田町とも組んでやるとかいうような方向を、むしろ積極的にやるべきじゃないかと思うんですけれども、その辺はいかがですか。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) アンケートとか御要望はある部分はあろうかと思いますけれども、先ほどの広域連合の総務課長が重点的に進めたいというお話をされたというような部分があろうかと思いますけれども、その中で広域連携課題専門部会を立ち上げてそれについて検討しましょうというふうなことがありました。これは広域連合の総務課長が言えば、早急に対応していただけるというふうに思っています。
 それから、あづみ病院については受入態勢が整わないからちょっと厳しいというような御意見をいただいているようであります。それから、大町市さんのほうでもやっている部分ですが、2年間実績はゼロというような部分も聞いているところであります。それから、そういう部分の体制を整えるという話になりますと、やっぱり人的に非常に厳しい部分があると。看護師さんを置かなければいけない可能性も出てきますし、何かあったときにどういうふうに対応をとらなければいけないかという部分があります。そういうことで、県のほうで金銭的とかですね、人的な支援を重点的にやっていただければ大分進めるような状況も出てくる可能性もあるんですけれども、現時点ではいろいろな事業、施策をやっているわけですけれども、その部分についてだけすぐに早急に対応というのはなかなか難しいということで御理解いただければと思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 以前にもお話ししたと思うんですけれども、あづみ病院に行きまして、多分あれ事務長さんと婦長さんだと思うんですが、もう1人おりまして3人の方とお話をして、こういうことでお話をさせていただきたいと、来たんだと。実際に松本では、この間も言いましたように何カ所でそういうこともやっておりますというようなことで、それは非常に大事なことだなと。あづみ病院も新しくリニューアルするし、そういうようなことの中で、もしやるとすれば費用的なこともありますので、行政の側のほうから積極的に話し合いをしていただければ、具体的な内容も含めて相談に乗る余地はあるというふうにそのときにおっしゃってくれて、それは前回この場所でも言っているはずなんです。ですが、そういうことで可能性がないわけじゃないんですから、広域で今そういうふうにやろうということがますます強まってきておりますので、それを積極的に受けていただいて、あづみ病院がリニューアルして部屋もたくさんできるようになっているわけですから、そのことを受けてもっと積極的にやっていただきたいなと、こういうふうに思います。聞いてもやっぱり、先ほどもアンケートにもありましたし、やっぱりそういうことをお願いしたいという親はおりますので、やっぱりいる限りは行政としてはやっぱり動いてほしいと、こういうふうに思いますのでぜひともよろしくお願いします。時間がありませんので、それについても聞きたかったですがちょっともう1つだけありますから、それで時間いっちゃうかもわかりません。
 この間もちょっと政策懇談会のときに村長にもお願いしたんですけれども、高齢化がずっと進んでいる中で、今、新聞を見ましても高齢者がいろいろな、例えば高速道路を逆走するとかね、いろいろな事故が起こっていると。そうすると、その家族が仮に事故を起こしていなくても、そういうのを見ると、もうじいちゃん運転やめてよというふうに子供が言うと。これはもう当然ですし、僕タクシーやっているときでも、さんざんそういう話を聞きました。子供からも運転免許を返納しろと言われているんだけれども、返納したら途端に困ると。今はタクシーに乗っているけれども、そんなにしょっちゅうタクシー乗るわけにもいかんしとかね、いろいろなことを言っていますけれども、いずれにしても高齢化になるとやがては免許証を返納せざるを得なくなるわけです。事故率が多くなると、返納しようじゃないかという運動が強まってくるのもこれまた当然ですし、そのことはやっぱり必要なことだと思うんですね。ですから、まずそういう今置かれているような社会状況というか、そういう点についての認識、村長いかが思いますか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) おっしゃるとおりだと思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) そういう状況ですので、これはできたら早目早目に打てばね、そういうことで悩んでいる家族の方も、そういうことがあるならばちょっと真剣に、真剣にというか安心してできるなということもあると思うんです。この間も相談されて、これも前言ったと思いますけれども、返納したいと思うんだけれどもどういうふうな手続をしたらいいかとかね、そういうような話も聞くこともあるわけです。いずれにしましても、そういうことで免許証を返納すれば、買い物に行ったりとか通院したりとか、いろいろな形で今までやっていたものが使えなくなるので、歩いていくわけにもいかないのでタクシーを使うと。りんりん号があるからそれを使ってもいいわけですけれども、そうでなしにやっぱりどうしても使わざるを得ないときがあるわけです。それから、障害者の方もなかなかやっぱり足の便がないということで、高齢者、障害者なんかに含めて一定の、大町は初乗り券を15枚だったか20枚だったか配っているわけですよね、例えばそういうふうにして初乗り券を何枚かをセットにして支給をするというようなことの考え方を、この間はちょっと無理だなというお話でしたけれども、そういう社会状況にあるということを考えてちょっと考え方を変えるということはできませんか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) この間政策懇談会のときにお話ししましたけれども、今のところ現状でいきたいという考え方です。ただですね、死亡者が出てはいけないということで、今交通安全等については十二分に皆さんにお願いをしながらやらせていただいておりますので、ずっと向こうへ行けばそういうことも考えなければいけないかなというように思います。
 りんりん号について言われましたけれども、ぜひこれを利用していただいて、足のかわりに使っていただきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) これは一番最初に質問書に書いて項目に上げて、でも時間の関係もあるからやめたんですけれども、りんりん号で、あづみ病院の件ですけれども、これはまた後でやります。時間、別の機会でね。そのときに社長さんとかなり話をしたんですよ。前も話をして、そういうこともお示ししますと言っていましたですよね。この間話をしたんですよ。僕らはタクシー券のことを考えてそういう高齢者の方が運転免許返上というのは、今の社会の流れだから、そういうことも含めて僕ら考えて取り組んでいるんですよと。社長さんはこれはいいことだねと。これはタクシー会社もそれは売上がふえるから当然いいんだけれども、それ以上にやっぱりそれは社会の通念としてもいいなと、こういうことをおっしゃっていました。そういうようなこともありますので、どこから見てもこれは社会の何というんですかね、要請になってくると思いますので、今は無理だと言っているかもわかりませんけれども、何年かたてば社長だって、社長じゃない村長だって返納する時期が来るわけですから。だからやっぱり考えるべきときに来るんではないかということを申しまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(平林寛也君) これで、福祉についての質問を終わります。
 以上で、12番上田治美議員の質問を終わります。
 これで本日の日程は全て終了しました。続きの一般質問は、あす午前10時より行います。
 これにて散会します。大変御苦労さまでした。
                                 午後 4時31分 散会