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長野県 松川村

平成27年第 3回定例会−09月16日-04号




平成27年第 3回定例会

           平成27年松川村議会第3回定例会会議録
                                     〔第4号〕

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│招集年月日     │     平成27年9月16日                 │
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│招集場所      │     松川村役場議場                    │
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│開閉会日時     │開 議│平成27年 9月16日 午前10時00分│議 長│平 林 寛 也│
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│及び宣告      │散 会│平成27年 9月16日 午後 2時28分│議 長│平 林 寛 也│
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│応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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│出席並びに欠席議員 │ 1 │平 林 寛 也│ ○ │ 7 │勝 家   尊│ ○ │
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│出席12名 欠席 0名 │ 2 │茅 野 靖 昌│ ○ │ 8 │白 澤 富貴子│ ○ │
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│   凡例     │ 3 │太 田 繁 義│ ○ │ 9 │草 間 正 視│ ○ │
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│ ○…出席を示す  │ 4 │梨子田 長 生│ ○ │ 10 │平 林 幹 張│ ○ │
│ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │佐 藤 節 子│ ○ │ 11 │百 瀬   清│ ○ │
│ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│          │ 6 │矢 口 あかね│ ○ │ 12 │上 田 治 美│ ○ │
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│会議録署名議員   │   7番   │勝 家   尊│   8番   │白 澤 富貴子│
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│職務のため出席した者│事務局長   │白 澤   繁│書記     │若 林 祐 子│
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│          │村長     │平 林 明 人│建設水道課長 │須 沢 和 彦│
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│法第121条により説│副村長    │梨子田 公 雄│教育次長   │原   勇 一│
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│明のため出席した者の│教育長    │西 澤   勇│社会教育課長兼│古 畑 元 大│
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│職・氏名      ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │総務課長   │平 林 秀 夫│総務課統括課長│太 田 健 一│
│   全員出席   │       │       │補佐     │       │
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│          │税務課長   │伊 藤 勇 二│       │       │
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│          │会計管理者兼会│大 澤   浩│       │       │
│          │計課長    │       │       │       │
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│          │住民課長   │丸 山   稿│       │       │
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│          │福祉課長   │丸 山 正 芳│       │       │
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│          │経済課長   │白 沢 庄 市│       │       │
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│議事日程      │            別紙のとおり             │
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│会議に付した事件  │            別紙のとおり             │
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│会議の経過     │            別紙のとおり             │
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               本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
 順位6 まち・ひと・しごと創生事業                6番 矢 口 あかね
     マイナンバー制度の導入
 順位7 鳥獣被害対策について                   3番 太 田 繁 義
     村政に対する要望
 順位8 子宮頸ガン予防ワクチンの副反応対策について        5番 佐 藤 節 子
     松川村の発展と村政の継続について
     安心・安全の村づくりに対する村民要望について
 順位9 安曇野ちひろ公園の現状と今後の運営方針について      9番 草 間 正 視



                                 午前10時00分 開議
○議長(平林寛也君) おはようございます。
 ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は昨日に引き続き一般質問です。
△日程第1 一般質問
○議長(平林寛也君) それでは、順位6番、6番矢口あかね議員の質問事項、まち・ひと・しごと創生事業の質問を許します。矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) おはようございます。きょうも秋晴れです。初めに私の通告書ですが、昨日同僚議員がほとんどお聞きしております。ごらんのとおりです。重複は避けますので、通告もこのとおりいかない予定でございます。ただ、お聞きすべきはお聞きしたいと思いますので、答弁のほう、どうぞよろしくお願いいたします。
 毎日のように、新聞やテレビなどの報道で目や耳にします地方創生の4文字ですが、今年の正月明け早々の1月9日、石破地方創生担当大臣が打ち出しました地方創生推進における国と地方の長期ビジョンと総合戦略を掲げられてから半年以上が過ぎております。私たちのもとには27年度予算を審査していた3月の予算、定例会の最終日に関連予算が出されまして、その際、認めました多くの予算を既に執行しながら事業が進んでおります。
 これにかかわるDVDを議員にも各自ワンセットずつ配付されて、よく見て掌握するようにということだと思いますが、このDVDは官僚による提言と施策説明が延々と3時間以上映し出されたものが2枚ございまして、村の担当の方たちもさぞ大変な状況であろうと察しております。しかし、人口減少や高齢化による地方衰退に歯どめをかける施策です。よく理解され、今後の村の発展の原動力となることを期待いたします。
 さて、地方をより輝かせるために各自治体に予算を出すに当たっての根拠でありますが、国の長期ビジョンとして2060年に1億人程度の人口を確保する中長期展望を提示しております。また総合戦略として2015年から2019年度、5年間分の政策目標と施策を策定、これに伴い地方人口ビジョンと地方版総合戦略なるものを各自治体に策定するように求めております。きのうもこれに触れておりましたが、改めてですが、これについてできるだけわかりやすく御説明ください。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 地方人口ビジョン、それから地方総合戦略の回答を申し上げます。
 地方人口ビジョンは国の長期ビジョンを勘案しつつ、松川村の人口の現状を分析をいたしまして、今後目指すべき将来の方向と人口の将来展望を提示するものでございます。現在の人口動態ですとか将来の推移、それから人口減少が社会に与える影響などを考慮した上で、2060年を基本として将来展望を示すものでございます。
 また、地方版総合戦略と申しますものは、地方人口ビジョンを踏まえまして先ほど議員おっしゃられたように今後5年間の目標ですとか施策、また基本的な方向、具体的な事業を示すものでございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 間もなく国勢調査が実施されるわけですが、今回からオンライン調査もスタートするとのことで、回答も迅速にできるではないかと思うわけですが、前回の人口からどのように推移しているのか。村長も事あるごとに村への転入を呼びかけられていらっしゃいます。男性長寿日本一も前回22年度の調査で突然に降って湧いたように出てきた名誉であったわけです。村民もこの称号を死守できるかどうかどきどきしていることだと思います。
 以前から言われている第6次総合計画内に、村長があえて入れ込んでいらっしゃる定住人口1万700人という設定数値ですが、今回策定を求められている将来人口の推計と、その分析の中でどのようになる予定でしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 大変難しいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 地方創生という国家プロジェクトの上での松川村の45年後の2060年予想では、具体的に人口はどのように示されますか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 先ほど申し上げましたが、地方人口ビジョンというものは今現在データを集計中でございまして、まだ2060年の推計、村の推計はされておりません。村独自の推計を出していかなきゃいけない部分ができていないという意味でございます。民間の調査会社等では示されておりますけれども、それはそれとしまして、そういった情報を収集しながら今分析中でございますので、まだ何とも言えない状況でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 策定中であるということでそれを待ちたいということでしたが、村長は大変難しいだろうと今お答えいただきました。
 きのうも同僚議員の質問にも出ておりましたが、現在出たばかりの第6次総合計画ですが、年度も27年度から5年間ということでほとんど重複しておりますが、改めて地方版の総合戦略、これとの違いは何でしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 総合戦略というものは、そもそも策定目標である急速な少子高齢化の進展後的確に対応しまして、地方の人口減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度な集中を是正し、それぞれ地域で住みよい環境を確保、維持していくこととされるよう国が示した総合戦略の内容でございます。
 これにつきまして、村との総合計画の違いということですが、これまで第5次を引き継いだ形で第6次の前期計画をしてございました。折り返し地点で一応見直しを盛り込みましたけれども、その中の1つとしても地域戦略、こういった移住・定住というものは盛り込んでございますが、基本的に前期のものを引き継いでおるものでございまして、今回の総合戦略と国で示されたものは、御存じのように今年の1月に示されたものでございますので、違いといいましても政策の違いというか国からの指示で今これから策定をする部分の大きな違いがあるかと思います。
 また、目標ごとに重要業績評価指数KPIと言っておりますが、これを設定することによりまして達成度、それから検証し改善を行う仕組みPCDAサイクルと申しますが、これを確立して、その検証によって必要に応じて改定を行うものでございます。
 総合計画は目標値を設定して、それに対してどういった事業を行っていくかという部分でございますが、この総合戦略は少子高齢化を的確に対応するため、人口減少に対応するため何をやっていったらいいか、そういった事業をこれから策定をして、事業を進める中で人口減少に歯どめをかけたいということでございますので、根本的にいう、要は人口減らないようにというのは考え方は一緒ですが、総合計画との違いはその辺で御理解をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) ここで関連ですので3番の(1)の質問を少し盛り込ませていただきたいと思うんですが、総合戦略策定については策定費用として1市町村当たり1,000万を交付、人口を基本としつつ小規模自治体ほど割り増しとあります。3月の時点では約300万の請求額だったと思うわけですが、今後1,000万枠の中であと700万ほどの交付が見込めるということなんでしょうか、これについてお答えください。
○議長(平林寛也君) 暫時休憩します。
                                 午前10時14分 休憩
                                 午前10時15分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 現在行われているものは、議員おっしゃられるとおりの全体枠で273万9,000円という内容でございますけれども、これ事業の採択される部分がございますので、今年度はこの金額で行くという内容でございます。明許の部分でございますけれども。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) じゃあ、あと700万弱あるというふうに考えてよろしいんでしょうか。改めてお聞きします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) ありますよということで、事業に対しての採択でございます、交付金でございますので、それが認められない部分がございましたので、本年度はこの金額でということでございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 次に、策定に当たりまして国が財政面以外に差し出すものとして情報と人材があります。地域経済分析システムとは一体どういうものか、わかりやすく御説明お願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 地域経済分析システムでございますけれども、各自治体が人口ビジョンや総合戦略を策定するに当たりまして、国の内閣府が地域経済にかかわるさまざまなビッグデータを収集をいたしまして、わかりやすく提供するシステムを構築したもので、RESASと言われております。RESASでは、各自治体ごとの企業間の取り引きですとか人口動態、さらには観光における人の流れなど各種の統計や民間のデータバンクによります情報を提供しているものでございます。実際にこの今年の6月から本格的に稼働し、自治体職員にパスワードなどが付与され限定した職員のみが利用できる状態となっております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 今、課長おっしゃったように、例えばある村の企業の従業員や売上高、取引先やメーンバンク、納税情報など、かなり詳細な個人や法人のデータということです。この総合戦略を策定するに当たって、今まで知り得なかった機密に近い情報を知ることができるということですが、年金情報の漏えいや間もなく始まるマイナンバー制度など、自治体や職員の仕事が今後ますますふえ責任重大な情報を扱うことになるわけです。担当職員は心して取り扱ってもらわなければなりません。
 あわせて国が示す人的支援ですが、地方創生人材支援制度について御説明ください。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 先ほど申しおくれましたが、データの使用内容につきましては部外秘とされておりますので、一般公開はできませんので御了承いただきたいと思います。
 また、今の御質問、地方創生人材支援制度でございますけれども、地方創生コンシェルジュというものがございまして、地方版総合戦略の策定を含めまして地域の地方創生の取り組みを行うに当たりまして、当該地域に愛着のある国の職員を地方創生コンシェルジュとして任命をしまして選任をしまして、その職員が総合窓口となりまして、積極的な地方創生を支援するための制度のことを言われております。現在、長野県に割り振られたコンシェルジュは51名おりますけれども、これまで具体的に相談などにより活用をした経過は今のところ松川村としてはございません。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 前回の同僚議員の質問でも今は依頼する予定はないと答えておりますが、今後もその予定がないということでよろしいでしょうか。お答えください。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今後のことはわかりません。必要なときに必要な人をお願いします。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 国の人的支援ですので、ぜひ有効活用していただきたいと思います。
 12月の一般質問で取り上げさせてもらいまして、今回地域おこし協力隊員ですが、活性化につながる可能性の高い取り組みということで期待しております。昨日の質問で既に答弁いただいているので、この方たちには村の村民の方たちに溶け込みながら、文字どおり地域おこし、村おこしに力を尽くしていただきたいと、こういう人材ということで活躍していただきたいと思っております。
 このまち・ひと・しごと創生というプロジェクトですが、国は地方創生推進室を300人体制で運営しているそうです。縦割りを防止し、地方も課を越えてやる気のある自治体に交付金をとのかけ声です。研修などの担当窓口は総務課ですが、事業はそれぞれの課が中心になって運営することになります。どの事業やイベントも1つの課が単独でなし遂げられるものではありません。今さら私どもが申し上げることではないかもしれませんが、この地方創生においては今まで以上に課を越え横のつながりを強固にするために情報やヒントはお互いが共有し合って連携をとって進めていただくことを住民としては強く求めます。
 (4)の質問なんですが、27年度の予算配分は3月に出された交付金の総額で4,644万8,000円、一般財源から722万4,000円の計5,367万2,000円、28年度以降の関連交付金は未定という昨日のお答えでした。今後、松川村独自の地方創生事業、もうこの1月から始まって8カ月丸々たっております。課の担当の方は何度も研修に行かれていらっしゃいます。村独自の地方創生事業の今の考えをお聞かせください。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 村独自ということになりますと、今国で認められている地方創生の事業ほかにつきましては、各年度ごと予算編成をしまして、それぞれが地域福祉の向上、それから少子化対策それぞれございますけれども、そのような事業を行っている全てが村の独自の事業ということになるかと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 私が今お聞きしているのは、地方創生の予算の中で今後まだまだこの事業は始まったばかりですので、こういう方向性でこんな事業をという、今の時点での構想がありましたらお聞かせください。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今おっしゃられているのは、国の事業の村単部分の独自という意味ではなくて、これから地方創生として村でやっていかなきゃいけないという部分でよろしいですか。
 それにつきましては、まだ国の方針も示されておりませんので、国の事業に乗っかれるかもしれませんし、やらなきゃいけないことは当然やっていかなきゃいけないということでございますので、国のメニューを見ながら独自になるのか国の予算になるのかは決定をしていきたいと思います。具体的に何をしていきたいという部分はこれから予算編成をしますので、その辺で各課で検討していただいて集約をしていきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) そこで改めてお聞きしたいんですけれども、このまち・ひと・しごとの大きな4本柱、今おっしゃった村独自の事業をどんなものを乗っけられるかというその大もとの4つのまず柱をお聞きします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今まで村の柱となる部分は、村の総合計画に基づきまして事業を展開しておりますので、今回の地方創生に関しましては、そのメニューを見ながら該当するものはそこに乗っかっていきたいというふうに考えますし、示された中で新しい事業が村で有効であれば、その事業を推進していくということでございますので、4つの柱と申しましても一番は総合計画に基づいてやっております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 今、私がお聞きしているのが地方創生における4つの柱でしたので、こちらからちょっと御説明いたしますが、地方における安定した雇用の創出、地方への新しい流れをつくる、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる、時代に合った地域をつくり安心な暮らしを守るとともに地域と地域との連携をさせるという、この4本の柱がまち・ひと・しごと創生の柱であります。
 通告どおりに行っておりませんので、本当に申しわけないんですが、ここで2ページ目から、大きな2から大きな3、ここはきのうたっぷり御答弁いただきましたので、一般質問の中で大変恐縮ではありますが、事例の紹介を2つほどさせてください。
 この基本目標に沿った施策、事業を進めている自治体の事例です。岐阜県東白川村、全国村長サミットで村オブ・ザ・イヤーに選ばれて、総務省地域情報大賞にも選出されたフォレスタイル事業というものが注目を浴びております。村の90%が森林で占められ、きれいな木目と耐久性を持つ東濃ヒノキを使用した林業と建築業が基幹産業でしたけれども、安い外国産材の輸入増加、木材の注目住宅市場の縮小が大打撃となって、1998年から2009年までに失った村民総所得が10億円超と言われております。
 この村のフォレスタイルでできるのは、インターネット上で間取りのシミュレーションができ、概算建築費が自動計算される。また23人の建築士と村内10社の工務店から選ぶことができる。掲示板で連絡が可能である。進捗事業を自由閲覧できるという、こういう事業です。
 村からの具体的な支援は、建築に必要な柱の100本から150本を贈呈、ウエブ利用でためたポイントが食品の定期の宅配便やオーダー家具など特産品と交換が可能。また上棟式には村長がお祝い金を持って出席するという、こういう内容です。インターネットで家は売れない、公務員発のビジネスは大抵失敗するという酷評を受けていましたが、住宅建築受注件数は70%増加、村民所得も16%増加しております。
 もう1つ、お近くですが、塩尻市で独自の事業も行っております。1996年市営プロバイダー事業を開始して、その後、光ファイバー網を整備。市内には614台もの無線中継機が設置されて、ICT環境は世界最先端だそうです。これを使って暮らしに役立つ情報として市内の気候、循環バスの現在位置情報、災害時の土砂災害発生の警戒通知、橋梁にかかる震度数から異常の早期発見、川や池の水位、放射線情報、道路の陥没など市民からの情報といった幅広い情報提供をして供給しております。
 特に、稲作面積の85%が被害に遭った経験を持つ鳥獣被害、中でもイノシシが深刻だそうです、ICTを鳥獣被害に取り組むことは新たな発想だったとのことです。具体的には出没を検知するセンサーを設置、出没の場所と時間をメールで通知、サイレンの音と光で鳥獣を追い払う、わなにかかるとメールで通知されるという仕組みです。
 また、ICTを使って地域自動見守りシステムを構築し、子供に子機、発信器を持たせ、その電波を受信して位置情報を蓄積、保護者は形態やスマホ、PCで確認するシステムです。登下校中の子供の安心・安全の確保が可能になり、子供の意思で緊急メールを最大5人まで登録して送信ができます。万が一の際の対応のおくれが防止できます。
 ほかにも興味深い事例は幾つかあるんですけれども、どちらも地方創生という意識もなく、自分たちの自治体をどうにかしようというそういうことで始めた事業だそうです。
 この事例について今お聞きになったという、もしくはもう聞いたことがあるということもあるかもしれませんが、村独自の地方創生事業、これからだということですけれども、一言感想だけお聞かせください。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) それぞれ市町村は自分の町、村に合った事業を展開しているというように思います。その何だ、木を提供されているところはですね、そういうところは多分自分の山で木を育てているのを出しているというように思いますけれども、実情がちょっと違ってまいります。松川は松川村に合ったものを今後検討して考えていきたいということで、総務課長が答弁しておりますとおりであります。現在、今こういうものだということは申し上げられません。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 村長は村独自のものを出してくださるという、今頭をひねってくださっているということで、期待して待ちたいと思います。待つだけじゃなく、みんなで知恵も出したいと思います。
 それでは、通告書の2ページの最後の部分、4ですが、中長期展望である人口減少問題の克服という観点からお聞きいたします。学校教育と子育て応援課が庁舎3階に移動してから丸5カ月がたちます。すずの音ホールにいたころと違って、物理的に不便があるだろうと当初危惧もいたしましたが、時折小さなお子様連れのお母さんを見かけるとまんざらでもない感じは受けます。当の皆さんや実際に足を運ぶ人たちはどういう状況なのでしょうか。
 また少子化対策、人口減対策、子育て世代の若い人たちのためにと予算化くださった保育料の減額ですが、波及効果についてあわせてお聞かせください。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) まず、子育て応援課とあと学校教育課3階に移った関係でございますけど、村民の皆様にはすずの音ホールの顔を出しやすい環境から庁舎の3階ということで立ち寄りにくく感じてしまっていただいている部分もあるかと思います。でも、お子様を連れて元気よく階段を上がってくる姿も見れますので、今まで同様気軽に顔を出していただければと思います。
 あと、こちらの業務につきましては、保育園から中学校まで一体的に切れ目なく子育て支援を行えるということで業務を開始してございます。27年度は保育園から小学校へ子供が安心して学べる学習環境を整えるということで、スタートカリキュラムというものを取り組み始めました。また小学校、中学校と連携はもちろんですけど、児童クラブですとか放課後子ども教室との連絡も密にとれるようになりました。
 あと、保育園のその保育料の減額の効果でございますけど、まだ始まってすぐということもございまして、転入する子供たちが急激に増加するということは現在まだありません。難しいとは思いますが、村の子育て支援もあわせながら周知を図って減少に歯どめをかけていきたいと考えております。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 小さくない予算を投じた保育園の減額ですが、予算化してすぐというわけにはいかないということですね。その効果は年を追わなければ実感できないかもしれません。
 平成29年度完成予定の仮称子ども未来センターの基本構想の答申が8月下旬に出されました。乳児から高校生までが活用でき、子育ての総合サポートの拠点になる施設です。役場北の旧就業改善センターを解体してその跡地への建設、ハード事業ということで大きな予算を投じる期待の大きい施設ですが、村が次々と打ち出す松川村の子供たちへの手厚い行政サービス、その期待と効果をお聞きします。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) まず施設の大まかな内容でございますけど、1階には主に小中高生が利用する集会コーナー、学習コーナーを設置いたします。そこで放課後の居場所ですとか、学習の場として利用していただく予定でございます。2階には主に乳幼児と保護者を対象にした子育て支援広場を設けまして、親同士の交流ですとか学びの場、また子育て相談の情報交換の場として活用していただく予定でございます。現在の北保育園の子育て支援ルームで行っております各種事業がございますが、スペース的にも手狭になってきておりますので、こちらに移すことにより今まで以上に子育て世代の交流が期待できるかと思います。
 また、施設の西側になりますけど、遊戯室を設置いたしまして、現在保育園ですとか小学校、中学校に通っているお子さんはいいんですけど、まだ未就園児ですとか、そういう方が遊べる場所がございませんので、遊戯室で天候を気にせず遊んだり、軽スポーツができるスペースとして設置いたします。
 また、運営につきましては、最大限その効果が発揮できるよう検討委員会や幹事会の意見を聞きながら、多くの方々に利用される施設となるようこれから検討を進めていく予定でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 最後に、地方創生におけるあらゆる公共施設、インフラの今後についてお聞きします。庁舎の施設、小中学校、2つある保育園、池田松川給食センター、ゆうあい館や松香荘、上下水道、道路、橋梁やその他施設、すずむし荘などは大規模改修中ですが、総人口や年代別人口に応じた松川村の今後の動向によって、これらの公共施設の老朽化対策や利用状況に応じた集約化、長寿命化と統廃合について、総体的なもので結構ですのでどうお考えかお答えください。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今のところ統廃合は考えておりません。やっぱりつくれば新しいものから古くなってまいります。必要に応じて整備はしていかなければいけないというように思います。それは誰が考えても同じことでありますので、必要以外のものはつくらないと、そういう方針で今のところいっております。ぜひ今あるものをできるだけ長く、立派な施設と皆に言われるような対応というか待遇というか、そういうものを考えてまいりたいというように思っています。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 今後どう頑張ってもある程度の人口減少が避けられないのであれば、今ある公共施設やインフラをどうやって長もちさせていくか、小さな村をさらにコンパクトに維持していくにはどうするのが賢いのか。住民の住宅の立地適性はどうか、人口を減らさない努力をしながらも、来るべきときに備えなければなりません。
 次から次へと難題が降りかかるわけですが、今年も順調に稲刈りが進み、各神社のお祭りがとり行われ、男性長寿日本一の秘策を探ろうと来月も北海道の議会が訪れる予定です。これに感謝して1つ目の質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、まち・ひと・しごと創生事業の質問を終わります。
 続いて、質問事項、マイナンバー制度の導入の質問を許します。矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) これも昨日ほとんど答弁していただいております。大きく5つ通告書には書かせていただいたわけなんですけれども、ただ、私のもとにですね、2、3日前の信毎の大きなマイナンバーの説明の掲載記事を見て不安に思って電話をくださって、ぜひ詳しい質問をというふうにはおっしゃっている住民の方もいらっしゃいます。
 きのうからきょうにかけて聞いていらっしゃるとは思いますが、改めてですが、このマイナンバー、国民一人一人に12桁の個人番号、法人については13桁の番号が付与されるということです。住民メリットは昨日もお答えいただきましたが、社会保障や税の負担、給付の公平性、これが図られる。また社会保障制度の設計や社会的弱者を発見できる。災害時の支援に利用できる。社会保障や税の手続上の添付資料が削減できる。行政機関の効率化による国民サービスの充実が期待できるという、幾つもメリットを答弁していただきました。
 ここで、3つ目の質問です。先ごろ問題となって、きのうも同僚議員が質問していました個人情報漏えいを見ますと、データ管理やシステムのセキュリティー対策にやっぱりしてもしても不安を覚える住民は少なくないわけです。この制度は個人番号によってあらゆる情報を一元的に管理しようとするものだからであります。便利な反面、一度情報が漏れれば芋づる式にほかの情報も流れます。予想されるデメリットと住民リスクについては昨日答弁いただきましたが、事業者にとってのデメリット、リスク、こちらについてはいかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 事業者についてのデメリットということなんですけれども、きのう、昨日にもあり答弁させていただきましたが、基本的には事業者が自分たちの事業の中で、安全管理措置を施しまして適正に実施をしていくという部分があります。いろいろのインターネット等からの情報から見ますと、やはり大きい企業と小さい企業と中では、そういったものが一律にできないというようなそんなような書いてある部分もありますけれども、うちのほうで考えているのは各事業所で安全管理の措置を適切に行って、事業所ごとに管理をしていただくということしか答弁になっているかわからないんですが、そんな状況ですのでお願いします。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 昨日も質問の中で出ましたけれども、この制度に伴ってのシステムというんですかね、コストが帝国データバンクの試算では109万、平均ですが、事業者1件に当たりかかるという、そういうことです。事業者にとっては直接事業者収入に結びつかない余分なコストということで、導入コストだけでなくて、ランニングコストも小さくない負担と言えます。また罰則が両罰規定ということで、従業員が万が一これにかかわる不正を働いた場合、事業者が管理しなければならない。責めを負うということも明記されております。このように中小零細企業、事業体にとっては思いもかけないコストを負担する上、万が一情報が漏えいしたら懲役や罰則などの刑が科せられるだけでなく、お客様からの信用をも失います。
 2017年導入が見込まれております消費税10%への引き上げですが、この際、低所得者への負担感の緩和として軽減税率として2%分の還付手段にマイナンバーカードを使用する案を財務省が提案しております。支払いをするたびにカードをレジの端末にかざし、年度末に税務署に還付請求をみずから行うというものです。この制度を利用するため、高齢者や子供までもが顔写真つきの氏名、住所、生年月日が記載された身分証がわりになるカードを持ち歩くわけです。紛失のリスクは避けられません。その上、買い物情報なども掌握される可能性があります。
 いろいろと不安が残るこのマイナンバー制度なわけですが、今後の運用スケジュール、また村内企業など事業者もかかわってまいりますので、運用スケジュールについてお答えください。
○議長(平林寛也君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 今後のスケジュールということなんですけれども、まず最初に通常の業務になりますけれども、この10月から5日から法が施行されますので、こちらにつきましては通知カードの発送が始まるということになっております。その発送をもとに28年の1月から個人番号の利用、個人番号カードの交付化が始まります。そのときに民間事業者にとっても、そこから始まるという形になるかと思います。
 その後ですけれども、29年の1月から国と国の機関間での情報連携を開始をするということです。29年の7月から地方公共団体などによる情報連携が開始を進めるという状況になっていこうという状況でございます。
 きのうもお話ししましたが、年金に関しましては若干法の改正が行われまして、延期措置が講じられている方向になっております。以上になります。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) この通知カードなんですけれども、長野県は事業所などですが、11月4日になると新聞には出ておりました。
 日本ではこれから始まるマイナンバー制度ですが、世界的に見ると早いところでは1960年代から既に導入が始まっております。アメリカやスウェーデン、韓国など、これに比べると日本は制度的には相当おくれをとっております。世界各国は、社会保障番号や住民登録番号などを税務面でも利用しております。オランダでも現金預金にも適用され、所得だけでなく、資産もあわせて個人の税の負担能力をもつかんでおります。
 日本でも6年後の2021年以降、銀行の預金口座へのひもつけの義務化も検討する方針ということです。そんな中、1968年に早々と制度導入を果たした韓国では、消費者がどこの小売店でいくら購入したか、その都度店側が番号つきで自動的に税務署に届けているそうです。ITを利用して個人の給与所得や資産だけでなく、売買までまさにガラス張りにしております。事業者も売上高を過少申告できない制度にしているようですが、日本ではまだまだ抵抗感が強く、韓国のレベルにまで到達するには時間がかかりそうだとのことです。とはいえ、他国に比べて何十年もおくれをとっての導入です。他国の失敗は事前に回避したいものです。
 ちまたでは、マイナンバー制度の導入によって、ますますたんす預金がふえるのではないかという声が聞こえております。国の悲願である制度導入に当たって、1万人規模の小さな自治体の職員の責任がさらにふえ、村民の個人情報も特定の職員に把握される懸念も多々出てまいります。行政の長として不安に感じて連絡をくださっている住民の方へ、最後に一言お答えいただけますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、他国にとってですね、何十年もおくれていると言われていますよね。それを今回日本がやることによってですね、それは最初は誰でも心配事はあると思うんです。議員のおっしゃるのは何十年もおくれているのにというね、何で日本がもっと早くやらなかったかというように私はとれたんですけれども、遅まきながら今マイナンバー制度をやりたいということでありますので、村としましてはできるだけ住民の皆さんに親切な説明をして、この制度を理解をしていただくという方向でいきたいというように思っております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 今ちょっと村長に誤解を受けているようですのでちょっと訂正したいと思いますが、制度がおくれている。おくれているけど、やっとここまで来ている。なので同じ轍を踏みたくない。踏まずにやれればと。いろいろな抵抗感もあると思うんですけれども、これによって住民の皆様が、本当に公平・公正なサービスを受けるところにつながっていくわけですので、私はそういう気持ちで今回これをお聞きしました。
 先ほどから出ていますICTですが、地方創生にとっても、マイナンバー制度にとっても制度のキーであり、セキュリティーのかなめ、もろ刃の剣と言えます。上手に使っていかなければなりまなせん。制度について国のやることと言ってしまえば、それまでなんですが、26年度の決算も間もなく終え、村長としてもほっとしたいところだとは思います。地方創生もマイナンバーも、そして議論を呼んでいる安全保障関連法案も降って湧いた話ではなく、以前から危惧されもはや先延ばしにできずに今に至っている重要案件であろうと思います。
 東日本大震災が起き、福島原発の汚染水があふれても、その水が地球を1周する間に私たち人間は喉元を過ぎた熱さを忘れて生きています。忘却は生きるための人間の能力の1つだそうです。そんな私たちを自然は容赦しておりません。鬼が怒る川と書く鬼怒川の氾濫、阿蘇山の噴火、地名を読みにくいから縁起が悪いからと平仮名にしたり、改名したりする自治体がふえておりますが、先人たちの残した生きていくすべをなくさないように、この松川村で、日本で生きていかなければなりません。愚かにも戦火にまみれることのないよう、そのために自分は何をなすべきか、非戦70年を迎えた今年、心にとめながら日々を過ごしてまいりたいと思います。
 通告どおりに質問できなかったことをおわびして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(平林寛也君) これで、マイナンバー制度の導入の質問を終わります。
 以上で、6番矢口あかね議員の質問を終わります。
 ここで、11時5分まで休憩します。
                                 午前10時47分 休憩
                                 午前11時05分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 続いて、順位7番、3番太田繁義議員の質問事項、鳥獣被害対策についての質問を許します。太田議員。
◆3番(太田繁義君) このたび、豪雨のため茨城県常総市を初めとする栃木、宮城の被災された皆さんに心よりお見舞いを申し上げるとともに、行方不明だった15名が見つかって私どもも安堵しております。
 さて、鳥獣被害についてよろしくお願いいたします。鳥獣被害防止については、いろいろ多岐にわたり取り組みが行われているようですが、7月19日静岡県の西伊豆で鳥獣被害対策用の電気柵で2人が死亡、5人が搬送されるという事故があり、管理が非常に問題とされましたが、鹿、イノシシ対策等でですね、畑の周囲に電気柵を設けているが、通常は動物が驚く程度の電流で感電事故は起こらないということが、ほとんどの人が認識を持っていないと思っています。
 鳥獣対策等の電気柵は松川村を初め、長野県内では田、畑、観光地で多く設けられていますが、電気柵は国や県の設備補助制度などもあり、最近急速に設備が進んでおり、経済産業省によると見やすい場所、位置にですね、感電注意や漏電防止装置の表示を設置するような法令で義務づけられているということです。松川村での電流柵は西部山麓地域の山際で、あと西原の一部で整備が終わるそうですが、そこでお伺いしますが、西伊豆での事故後、設置者である松川村では電気柵の設置場所を点検、見回りを行いましたでしょうか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 議員おっしゃるように7月19日にその事故が起こりました。ただ当初その事故がですね、どういう原因で起きたかわからなくて、それが電気柵による漏電のものだということが20日未明にわかったと。21日になってからわかってきたということでございます。その情報を受けまして、国初め県を通じて市町村にも各設置団体、村の場合は村が設置するということではなくて、各協議体に、団体で設置していただいて一緒にやっているわけなんですが、その中で7月24日の金曜日にですね、各団体にお願いしまして、それぞれ点検をいただきまして、そして安全確認の報告を受けています。
 また、事故に関連したのは家庭用電源というのを使用していた箇所でありまして、そこは松川村では1区画だけというか、1拠点のケースがあるんですが、そこは村の担当者がじきじきに行きましてもう1回確認をして、そこには漏電遮断器もあったり、今、議員おっしゃられたように掲示板等もありますので、そういう確認をしてございます。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) 今後もしっかりとした対応をぜひお願いいたします。電気柵を設置したら終わりではなく、侵入防止を高めたりですね、長く使用するためにも設置専門業者によるメンテナンスが必要と思われますが、いかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 電気柵の保守点検については、先ほど言いました管理するそれぞれの協議体のほうに定期的で行っていただくようにお願いしてございます。電圧の低下など、ふぐあいが生じた場合であったりとか、設置した業者に相談して修繕や機能、安全性を確保しているという状況でございます。また任意ではありますが、修繕以外では新規の電気柵を設置した業者がですね、見回っているということでも承っております。以上です。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) 松川村ではですね、電気柵設置後は3月の定例会でですね、同僚議員の質問に対して、設置後は地元の集落を中心に管理を行ってもらうという答弁がありましたが、間違いございませんか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) はい、間違いございません。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) そこでですね、3月20日の日に私が電気柵の設置してある場所を通ったところ、電線に草が巻きつき電気柵の機能がしていないではないかと思う場所がありました。鳥獣被害防止については、電気柵だけではなく、侵入防止にならないかは一定の効果があると思いますが、管理が十分でなければ鳥獣被害防止の抑止力の低下となります。
 そこで、年に数回は専門業者もしくは設置者もしくは担当者が見回り点検を行って、その結果を管理組合に注意または指導、アドバイスを行ってもらえれば大変ありがたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) おっしゃられるとおりだと思います。それで現実的には経済課担当のほうで各地区を回っておりまして、今回の9月の補正にもお願いした緩衝帯整備もその部分でしっかり草管理ができていない部分、そこの設置はですね、この協議体ができる前に早くから取り組まれたところで、善意でやっていただいたところなんですが、それによって緩衝帯整備ができていない中で、そういう形の草や何かが覆いかぶさって、木が覆いかぶさっていた中で、村で緩衝帯整備もしますということで、今回の補正にも上げさせていただきましたが、そういうような形で村、全地区見て回りながら一緒にやっていきたいというように思っております。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) 松川村ではですね、人身事故の発生防止ができていることに非常に感謝いたします。それとともにですね、村民の生命財産を守る観点から、万全をこれからも期していただきたいと、こんなように思います。
 次にですね、ふえすぎた野生動物がですね、農作物や生態系に深刻な被害を与える事態を改善するために、保護体制を強化する改正鳥獣保護法が6月29日に施行されたと思いますが、改正鳥獣保護法でですね、農作物の被害、生態系の破壊、人間への危害などいろいろ解消するために現行法を例えば今までの目的、野生動物保護を管理を追加するということを含め、捕獲事業については市町村が中心というのが国や都道府県も実施すると。
○議長(平林寛也君) 暫時休憩します。
                                 午前11時14分 休憩
                                 午前11時15分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
◆3番(太田繁義君) どうもありがとうございました。今まではですね、担い手が猟友会だけだったんですが、認定事業者も今度は加わると。それからわなの免許については、今まで20歳以上が対象だったのものが18歳以上まで拡大すると。それから麻酔銃による銃はですね、今まで住宅地は禁止されていました。これも改正後には知事の許可で可能になったと。それから夜間の銃でございますが、今までは禁止だった、これも一定の状況下では可能になったということです。
 そこでですね、改正後は松川村鳥獣被害対策実施隊員のですね、見回りや追い払いなどの出動がかなり多くなると思います。1日何回も出動しても決められた手当しかもらっていないというような話も聞いておりますが、このように改正後には、今までと違った出動がふえる可能性がありますので、ぜひその点も検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今のところ、そういう要望はありませんけれども、今後そういうことがたび重なりますと、手当等についてもまた相談をしながらいきたいというように思います。今は、今のまんまで相談があった時点からまた考えていきたいということでお願いします。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) 非常に温かいお言葉をいただいてありがとうございます。捕らえた動物の命をですね、無駄にしないためにもジビエ料理の活用も地方創生につなげられると思いますので、保健所の許可を受けるような解体及び加工設備を設置できるような国や県の補助の検討をしていただきたいと思いますが、いかがなものでしょうか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 今の処理加工施設については、補助事業はございます。ただ保健所の許可になるわけなんですが、一定の個体がとれるということで昨年度は松川村非常に多くてですね、皆さんに御協力いただいたところでございますが、各年をまたいで毎年たくさんとれるかというと、非常に微妙なところがございます。そういう中で松川村というだけでなくて、広域の中で皆さんで一緒に考えていけたらと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) ぜひ、大北地区一緒でも結構ですので、そんなように考えていただきたいと思います。これで、1番の質問は終わります。
○議長(平林寛也君) これで鳥獣被害対策についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、村政に対する要望の質問を許します。太田議員。
◆3番(太田繁義君) 村政の要望でございますが、これはですね、村民の皆さんが私に直接言っていただいたことが非常に多いのでぜひ聞いていただきたいと思います。
 まず、1番目ですが、中学校の駐車場の草の件でございます。松川中学校への訪問の場合、学校正面前に大体駐車することもありまして、オリンピック道路の駐車場を利用を余りしません。駐車場の草には気づいていませんので、これから松葉祭、それから学校行事等が行われ、保護者の方が大勢見えることになろうかと思います。そんなとき、松川中学校の駐車場は何だや、手入れ全然されていないんじゃないかというような疑問を持たれますので、この点につきまして1つお伺いいたします。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) ではお答えいたします。中学校の東側の駐車場につきましては、現在おもにテニスコートの横に新しいのができましたので、中学校の職員と池田松川施設組合職員の方が東側の駐車場を使用してございます。周囲の草刈りにつきましては、中学校の周辺とあわせまして中学校の職員、あと池田松川施設組合の職員によって毎年3回ほど行っております。
 議員御指摘の部分につきましては、東側の駐車場のアスファルトのクラックの部分から草が生えている箇所かと思います。そちらにつきましては、9月に入りまして刈り払いを行いました。今後、御指摘ないように良好な状態を保つように対応していきますので、よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) ぜひ中学校は松川の一応、窓口になりますので、今のことをよろしくお願いいたします。
 次に、アメシロの駆除についてでございますが、今年もですね、各行政区の衛生部の役員の皆さんが個人ではできない高い場所などを連絡すれば駆除していただけるということでですね、各家庭ではアメシロの防除に努めております。
 ところがですね、行政区に含まれているかどうかちょっと、含まれていても小学校の校庭の高い木とか、それとか第3セクターであります寄って停まつかわの駐車場のあそこの高い木、特に駐車場のところですが、これは私など小学校は去年、運動会に行く途中、あそこのところで上から落ちるのは何だやと。アメシロがばらばら落ちていました。それから秋の交通安全運動で寄って停まつかわの駐車場へ行ったら、また話を聞いているうちにですね、上からアメシロが落ちてくるというような状態になっていました。多分、今年もですね、全然出ていないとは言い切れません。
 そこでですね、松川村は区の行政においては衛生部の皆さんが、それと各家庭でアメリカシロヒトリの駆除を行いますけれども、こういう公共の施設であったり、第3セクターであったりするところは、どこが管理してどのような方法で駆除をしているんでしょうか、お伺いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 公共施設につきましては、各担当課が管理しておりますので、そこの施設の担当課が対応している状況でございます。例えば、マイマイガの駆除ですとか、そういった部分も当然でございますが、担当課で処理をしていただいているのが現状です。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) そうしますとですね、多分、9月はアメシロの駆除の時期です。ということは、今、答弁がありましたように実質的にはその担当者なり管理なさっているところが見回りをしておりますか。
○議長(平林寛也君) 暫時休憩します。
                                 午前11時23分 休憩
                                 午前11時24分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 学校施設の関係についてお答えいたします。こちらにつきましては、小学校、中学校それぞれ講師の先生おりますので、確認していただきまして、そういう事例がありましたら、こちらに話をいただいて経済課の防除機等お借りしまして、そちらで防除している現状でございます
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 道の駅、寄って停につきましては、御存じのように指定管理に出しておりますが、そこで管理いただいていると思いますが、もう一度確認をして報告したいと思います。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) ぜひお願いいたします。
 次に、太っ腹商品券についての販売についてでございますが、地方創生事業による村活性化のために本年も4月29日に太っ腹商品券を天候に恵まれて、大変にぎわいの中、販売されましたが、私などは農家民宿の学生を送った後、セピアの駐車場に行ったところ、炎天下の中約1時間並ばなきゃいけませんよと言われました。正直なところですね、1時間木陰のないところで並ぶということは大変苦痛でございました。私が行く前にですね、炎天下のため熱中症で救急車が来たという話もお聞きしました。
 そんなことで、ぜひこれからも地方創生の活性化のためにですね、来年も太っ腹商品券を発行されると思います。ぜひ、笑わなんで聞いてください、頼りにしていますから。そんなことでですね、炎天下1時間以上も並ぶのは大変困りますので、来年は販売するときはぜひそんなに待たないように整理券を配るとかですね、何かいい方法を検討していただきたいと思いますが、いかがなものでしょうか。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 検討してまいりたいと思います。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) ぜひ検討していただいて、楽しく販売券を買って楽しい買い物ができるようにぜひお願いいたします。
 次に、銀座NAGANOの展示販売についてでございますが、定例議会でですね、村長が挨拶で銀座NAGANOで今年も松川村の特産の農産物や観光資源を紹介し、村へ来る人が多くなるようにPR、観光も含めてPRをしたいと。また今月、10月行って、そんなように努めるということでございますので、余り銀座NAGANOについては、村長みずからの挨拶の中の言葉に出ておりますのでお聞きしませんが、それからあわせて現在、松川村の農産物と銀座NAGANOに何点展示表示されておるか、ちょっとお答え願います。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) すみません、今、この場に資料がないものですから確認できませんが、確認してお答えしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 太田議員。
◆3番(太田繁義君) わかりました、じゃあ、後で期待して待っています。
 それで、やっぱりこれからも村長の挨拶のように、農産物の展示販売をふやしていく努力をぜひお願いしたいと思います。
 それで、私の村政に対する要望の質問は終わります。
○議長(平林寛也君) これで、村政に対する要望の質問を終わります。
 以上で、3番太田繁義議員の質問を終わります。
 ここで13時まで休憩します。
                                 午前11時29分 休憩
                                 午後 1時00分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 続いて、一般質問に入る前に経済課長から発言を求められておりますので、これを許可します。経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 午前中に御質問いただきました3番議員からの銀座NAGANOの展示での物販の販売でございますが、松川村の日等のフェアの折には、米、リンゴ等12品目ほど販売してございますが、年間を通じての物品の販売はないということでございますので、お願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) それでは、続いて、順位8番、5番佐藤節子議員の質問事項、子宮頸ガン予防ワクチンの副反応対策についての質問を許します。佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) それではどうぞよろしくお願いいたします。しばらくの間、産婦人科系統のようなお話になりますけれども、どうぞ御一緒に勉強してほしいなと思いますので、よろしくお願いします。
 さて、きょうは子宮頸がんの予防ワクチンの副反応についてということ、つまり後遺症についてのお話をさせていただきます。この予防接種を知らせた最初の役場から発信した案内チラシは今も保存してありますか、いかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) このワクチン接種のときに説明会を開催しておりまして、そのときの説明資料が保管してございます。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) よかった、よかった。保管してあっていただければ何よりです。さて、その案内の中に副反応、つまり後遺症などに対する案内、そうなった場合どうするかというような相談窓口などについてわかりやすく説明やお知らせをしていただいてありますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) その説明会資料につきましては、副反応に関するそれぞれの事故に対する説明を記載してございます。それから説明会でございますので、担当の保健師等でその内容等も、その説明会の折に口頭で説明してございます。ただ、個別、医療機関での個別接種でございますので、窓口等の記載はしてございませんが、お願いいたします。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) その説明がどのようなものなのかはちょっとまた後で見せていただきたいなと思うわけでありますけれども、幸いなことに、ごく最近9月5日信濃毎日新聞で子宮頸がんワクチンの副作用について、定期接種前の人にも救済をするという記事が出ていました。これについてですが、厚労省による子宮頸がんワクチンによる健康被害の報告は約2,600人に上り、大部分が定期接種前に接種した人、近く開催する厚労省の部会で全症例の調査結果を報告し、そして救済制度について議論するというふうになっておりました。
 子宮頸がんワクチンは、2010年11月に公費の助成が始まり、そして13年4月に今度は予防接種法、法律に基づく定期接種と変わって進んだわけですね。そして定期接種の前後では副作用の救済制度が異なっていて、入院とか通院とか医療費とか、そういうものがなかなかはっきりしなかった、そんな状況だったようでありますが、実はこの結果がたくさんの後遺症の副反応の陽性というか、問い合わせが出てきて、厚労省は子宮頸がんワクチンの副作用の報告が相次いだことから、4月に始めたばっかりの定期接種予防接種をその6月、70日前後で突然積極的な勧奨を中止したと、こうなったわけであります。さまざまなことがあったんだろうというふうに思うわけでありますけれども、国・県の予防接種の接種者がおよそ村も含めて何人か、その推計。また副反応の発症件数など、村では把握しておられますか。
 そして私が聞いたところでは、長野県内では今28人が発症しているというふうに聞いてきました。松川村のことも気になるわけでありますけれども、このあたりの情報はいかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 国・県の関係につきましては、大町保健福祉事務所のほうに確認しましたところ、まず国の関係でございますが、国では接種の関係が10万回接種されているということで、副反応の発生件数ですけれども、そのうち2,475件ということでございます。
 それから、県の関係につきましては、先ほど議員のほうからそれぞれ説明いただきましたが、任意接種のときでございますけれども、それについては14万回、それから定期接種になってからは4,600回が接種されているという数字でございます。それに対しまして、副反応の発生件数は先ほどおっしゃられた28件ということでお話を聞いております。
 それから村の関係につきましては、任意接種のときでございますが、それが233件の接種、それから定期接種になりまして16件でございます。それぞれの関係につきましては、副反応の村では報告は1件もございません。以上でございます。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 松川村の子供たちは元気で本当によかったなと思います。出ている傾向、副反応の出た人たちの傾向をちょっとここだけで申し上げますと、どうも運動神経のところにさわるらしくて、それまでとても元気だった、空手をやった子とか、スポーツをやっていた女の子たちが突然人生を失うというような、そういう反応が出たようですね。
 それはまた後々申し上げるとしまして、今年の8月に日本医師会と日本医学会がワクチン接種後に生じた病状に対する診療の手引きという本を発行されたということでございますけれども、これは松川村には来ておりますか、例えば保健センターとか、いかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) その関係につきましては、県のほうから本年の8月21日付でございますが、メールで村のほうへ届いております。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) その本も医学的なことも多くてよくはわからないんですけれども、それでもその中にも大事なことが書いてありまして、本当によかったなというように思いました。こういった手引きがこれから大いに活用されてですね、今悩んでいる子供、本当に人生を失ってしまった子供たちの治療に役立つことを願ってやまないわけです。
 今、このような状況の中で、さまざまに情報が広がっているわけでありますけれども、どうか村でわかる範囲でもう一度追跡調査を行っていただきまして、被害者の救済はもとより、少しでも不安があるならば、まず医師に相談すること、そしてまた関係するお医者様方にも丁寧に、あるいは適切な指示をお願いしていただきたいということであります。
 副反応については、すぐ出る人と時間がいろいろ変わっていて、後々に出る人もあるということで聞いております。そしてさっきの医師会の資料にもありますけれども、複雑な症状について注射をした地域の先生方も対応がさまざまでわからない。そして保護者も少女たちも、近くのお医者さんに注射を打ってもらったお医者さんのところへ行くと、仮病じゃないかと、学校へ行くのがえらくて休みたくて言っているんじゃないかというようなことを言われたりもしたりして、大変困惑をしているということも多くの記事に出ておりました。
 けれでも、幸いなことに、この研究グループがですね、立ち上がりまして今、日本の中の8つの大学で研究会が立ち上がったようでありまして、うれしいことに、その代表が信州大学の池田先生ということも、その手引きのほうに出ております。何とありがたいことかというふうに、私も国会のほうの厚生省のほうに電話してみましたところ、長野県はいいですね、信州大学の池田先生が代表ですということまでつけ加えて言われました。本当にありがたいことだなと思いますが、その先生は、心配ならばどうぞ私のところへ来てくださいとメッセージを発信されているようであります。
 この全国の8つの大学がいろいろあるわけでありますけれども、資料がたくさんあってですが、長?大学とか信州大学とかいろいろ大きな大学の中で始まっているようでありますので、ぜひこういうものも接種をした子供たちとか、親の皆さんたちにぜひ知らせてあげていただいて、何とか子供たちがよかった、じゃあこれなら安心だということでいてもらうようなふうな、そんなことを手伝ってほしいなというように村のほうにお願いしておきたいと思います。
 そして、先生がおっしゃっているような内容の中でですね、やっぱり一番困るのは少子化の進む今、子供を産む機能を持った女性たちに起こるこの病気に対して本当に大切な機能、あるいは人生そのものを失ってしまうということがかわいそうで、むごいことであります。どうか接種をした少女たち、あるいは親御さんたち、学校、そして先生方、このワクチンについて効果と副反応のこと、万一の場合は信州大学と今申し上げましたけれども、それら予防ワクチンをしなくても、実はこの子宮頸がんの問題は女性が30くらい過ぎたら5年くらいの期間でちゃんと定期健診をすれば一過性のもので、がんにまで発展しなくても済むのだというようなことなども、子供たちに知らせてほしいというふうに、お母さんたちからもお願いをされました。難しいことで余りないと思います。
 ある村内のお母さんは、結局子供になぜ注射を打つかをうまく話せなくて、ぐずぐずぐずぐずしているうちに、何だかまた取りやめになってしまって、注射しなんでよかったといったような正直なお母さんもおられましたし、またあるワクチンを受けた村内のこれ、お母さんですけれども、お母さんは、これからもずっと心配が続きます、どうかうちの子もそうですが、なるべく大勢の子供たちに、まずはこういうものがどうして子宮頸がんが悪くなるのかということを含めて、注射をしなくてもこういう方法もある、注射をするけれどもまたこういう方法もある、何かあったらこういうところへ行けばいいというような、そんな全てを子供たちに話してほしいなというようなお願いをされました。
 いろいろありますけれども、日本とイギリスの違い、イギリスのほうは、この子宮頸がんの受診といいますかね、それが80%、日本の場合は何%くらいだと思いますか、課長さん、いかがでしょう。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 今の御質問の数字よりは低いかなと考えております。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) すみません、急に伺って、実は30%なんですね。やっぱりこれは日本人の特質というか、性格というか、民族性といいますかね、そういうことでイギリスの場合は大きくなって、例えば日本からイギリスに行っている人もそうなんですけれども、しょっちゅうかかっている自分の親しいお医者さんのところへ行くと何歳になったら子宮頸がんというか、そういうことにならないための予防注射ではなくて、検診を受けてくださいという、そういう無料の通知が行くんだそうです。ですから何のことなくそういうことをごく自然に知ることができるし、しかもイギリスの場合は、助産婦さんがたった5分くらいで、ごく普通の診察台でさっと診てくれて、本当に簡単に。でも日本の場合はそうじゃないですね。やっぱり産婦人科へ行ってあの台の上に上がって足を開くということは、これはやっぱり普通にはなかなかできないことです。
 男性の皆さんには理解していただきたいと思いますが、本当に女性が子供を産むこと、そしてそういう性を持っているということに関して、本当につらいときも大変あるわけでありましてですね、何とか子供たちにそういったイギリスのような助産婦さんがさっと診てくれるという、そんな制度が医学界に広がってくれればいいなというように思うわけでありますが。イギリスのことはともかくとして、日本でもできることはたくさんあると思いますので、そんなことをお願いしておきたいと思います。
 思い起こせば私も13年ころ、この件について一般質問でどのように進めるのかを村にお尋ねしました。そして教育長にお尋ねしたわけであります。女性だけがなぜ注射をしなければならないのか、そして性の低年齢化の対応は教育も必要ではないかというふうにお願いをしたりして、教育長はまた努力しますとお答えをいただきました。そして議員として今また、この問題がこういうふうになってきて非常に責任を感じており、当時を思えば、女性議員もみんな快く賛成したわけではなくて、困ったなということを考えながらそのことを決め合ったことを思い出します。
 子供を村の宝としている村です。どうか積極的にこの子宮頸がんワクチンの接種者、あるいは後遺症が出ていないとはいえ、心配を持ちながらいるお母さんや、そしてこれからの子供たちに向かって努力をしてほしいと思うわけでありますが、教育長、どうでしょうか。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 知識というのは当然なければ一番いけないということで、学校のほうでもそういう部分については、保健、それからそういう制度の関係の授業といいますかね、そういう部分は取り組んでいるのは事実です。ただ、子宮頸がんというようなものを捉えてやっているということはないというふうには思います。
 今、ちょっと昔と状況が変わってきている部分もあろうかと思いますし、新聞も大分取り上げているような部分もあるようですけれども、それが急にそういう内容について変わっていくかというと、ちょっと今のところ、そういう通知はないというふうには思っていますが、大切さということは認識はしております。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 今、全国にですね、この連絡会が出てきておりまして、お互いがどうしようかということになって、案内したり励まし合っているようであります。どんな症状かといいますと、不随意運動というような、何かそんな名前があったりして、両足が天井に届くかと思うほど飛びはねる。そしてそんな娘の上に上がって馬乗りになって押さえるけれども、それでものぞけりうって回転しながら部屋の中をごろごろ飛んで歩くというようなこと。身体を押さえ込むにも母親は大変苦労しているというように書いてありますね。頭をハンマーでたたかれるようなひどい頭痛や母親すら忘れてしまう記憶障害、自分の言葉で説明できないような言葉ができないような、発せられないような子供。仮病と言われても友達からからかわれても訴えることさえできない少女たち。涙を流しながらの取材を繰り返したという、これ黒川祥子さんという作家の方ですけれども、このことを本に書いておられます。
 そのほか、もう1つはですね、東京都の杉並区では、中学入学のときにお祝いとして子宮頸がんワクチン接種を知らせてくれた、娘に私はそれで喜んで勧めてしまって、今、悔恨の気持ちで毎日うずめいている。こんな記事がたくさんありまして、本当に私も集めながら、いやあ、こんなにもう読み切れないわと思うくらいであります。ぜひともですね、こういったものをまた皆さんに目を通していただきまして、こういった国の施策が誤りだった、あるいはちょっと早過ぎた、当時、国会で阿部知子さんというお医者さんの議員がおりまして、その方に相談をしたときに、阿部衆議院議員はですね、まだ日本では研究が浅いのでどうかしないでくださいというふうに言われました。そんなことを今、思い出したりしているわけでありますけれども、いろいろのことはありますが、ぜひ最後の、池田先生のお話です。
 担当医の池田からですがということで、希望者の直接の診療も受け付けます。そして責任である信州大学の私、池田までどうぞ御連絡をください。当方で希望される医療機関への受診手続のお手伝いもさせていただきます。とにかく本研究メンバーが一生懸命研究をしておりますので、皆さん信州大学医学部附属病院脳神経外科外来予約センターへお電話なりお出かけをくださいというふうに明言されておりますので、これはまた課長さん、もしあれでしたらよそよりは早い情報かもしれませんので、この近隣の課長会議とか、そんなところでもどうぞおあげしますので、皆さんに広げてほしいなということを、これでお願いしておきたいと思います。まずは1番、終わります。
○議長(平林寛也君) これで子宮頸がん予防ワクチンの副反応対策についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、松川村の発展を村政の継続についての質問を許します。佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) それではよろしくお願いいたします。さて、平成26年度の決算議会ということで、たくさんの決算を見させていただきまして成果も出されまして、大変御苦労さまでございました。全体につきましては、定例会初日あるいは2日目にしっかりと御報告を伺いましたけれども、改めまして26年度の決算を見る中で、特に村長さんが御苦労だったこと、あるいはよかったなと思うことなど、感想を込めてもう一度お聞きしたいと思います。お願いします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 特に苦労した点はございませんでした。それから、よかったというかですね、まあまあよかったかなということでありますけれども、まず、私の意を酌みまして、副村長以下、職員がしっかりと仕事をしてくれた。それから会計監査員から1円の無駄もなく、また誤差もなかったという報告をいただいたこと。それからこれは私的でありますけれども、体調不良なく村民の先頭に立てたこと。これがこの26年度の決算の私の気持ちであります。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) ありがとうございました。本当によかったことばっかりで、あの電車が来た朝、4時ころ大勢が集まったことなど、今もってちょいちょい思い出すことですし、それから台湾へ行ってきたことも思い出の1つですし、いろいろあります。結果、お聞きすると、原動力になったのは職員の皆さんがよく働いたこと、そして村長さん御自身も健康だったことというようなことでございますが、それは決算あるいは成果のとき、職員の皆様には、それじゃあ御苦労さまということで、激励をされたわけでございますか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 感謝を申し上げました。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) さて、そこでですね、これから10月初めに広報で26年度の決算結果が村民皆様に広報として伝わるわけでありまして、きっと黒字を喜んでもらえるだろうと思いますが、しかしそれにもまして、今、村民皆様のささやかではなくてかなりの関心事はやっぱり平林村長の任期が残り半年になったということだと思います。あちこちのイベントやまた会議等でお会いする皆様から、そっとそばに来ていただきまして、平林村長にこのままぜひもう一度やってもらいたいとか、このごろ村長はどう見ても元気でぐあいの悪いところはないように見えるが、もう一度、もう1期村のために頼んでみておくれというふうに、私も頼まれます。私もそう思うわけでありますけれども、こういったお言葉にどうお答えすればいいのか、お気持ちが今、もし言えましたら、ほんの少しでもいいですので、お聞かせください。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 1人でもそういうように思っていただけた方がいたとするならば、大変ありがたいことです。後のことにつきましては、あと5カ月とちょっとあります。任期いっぱい元気で頑張らせていただきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) たまたまですね、けさの信毎に松本市の菅谷市長さんに対する一般質問で、任期を問われたわけで、その記事が出ておりました。15日の市議会で一般質問で任期満了に伴う来年3月6日の告示、13日投票の次期市長選について尋ねられたら市長は現在はみずからに与えられた残りの任期を責任を持って全うする。これが最大の使命と述べておられました。そしてまた、市の掲げている健康寿命延伸都市等については、まだ道半ばだ、ぜひとも4選目を出てくださいというようなことを言われておりましたが、菅谷さんは行政やまちづくりの継続性は十分承知をしているというように答えているようでありまして、ぶれることなく危機意識を持ちながら慎重に市政運営に努めたいというようなお答えをしてありました。本当の同じだと思います。どうぞそんな気持ちで進めていっていただきたいなと思いますが、とにもかくにも多くの村民の皆さんから信頼と満足の声を聞いております。今は、交代されても困るとも言われております。村発展のため引き続き御活躍お願いしたいと思いますが、お返事は今、お伺いした笑顔で十分でございますので、よろしくお願いしたいと思います。これで2番は終わります。
○議長(平林寛也君) これで松川村の発展と村政の継続についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、安心・安全の村づくりに対する村民要望についての質問を許します。佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) それではお願いします。セピアが広場がきれいになりました。足元も本当にいい色で、いい色ですね、あの色はね。えんじの色というのは。いいなと思います。豪華でそして何か温かで本当に秋にもいいし春にもいいしというようないい色を決めていただいて、お盆の行事も一段と楽しく参加させていただきました。
 今後の改修等はいつごろからどのように進められますか。内容やまた予定などについてお聞かせください。これまでの利用者の希望も聞いてほしいなと思うわけでありますが、このあたりいかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 副村長。
◎副村長(梨子田公雄君) 今後のですね、あの建物をどうこうするということはちょっとまだ検討されておりませんが、議員おっしゃったように、今年あそこの駐車場、舗装し直しまして大変きれいになりました。セピア安曇野、これ平成7年に松川の駅前の整備計画事業としてつくられたということでありますが、その趣旨、目的を見てみましたら、これは松川の顔として活性化をあわせて村民及び観光客がふれあえる場所にすることも目的とするとなっているわけですが、それに伴ってずっとあそこのセピアについて活性化のために、活性化運営委員会ですかね、そんなようなものでいろんな検討をされまして、いろんなイベントをやったりですね、それからサークル活動が学習活動なんかをやったり、また飲食事業をやってみたりいろんなことをやっておられるわけでありますが、まだまだいろんな活用の仕方があるのではないかなというふうに思っております。
 それから、私思うに、あの建物、やっぱり松川の駅前にあるわけでありますので、観光的な視点も持ってつくられたのかなというふうに思うわけでありますが。そういった視点で考えますと、あそこには大きな安曇節の石碑もつくられているわけでありますし、松川村に安曇節がありますから、実は安曇節というのは、私、安曇節にかかわっているものですから、ずっといろいろ考えてきましたが、日本の各地にはいろんな民謡があります。
 民謡というのは、その地域の歴史とか風土とか人の心みたいなものを伝えておりまして、1つのこれは日本の文化だろうと私は思っていますが、幸い松川村にもこの安曇節という民謡が文化財として守っているということでありますが、実は幸いなことに安曇節というのは、数千とか数万と言われるような大変無数の歌がありますが、この歌がいずれも広い安曇地域のあらゆる風物みたいなものを歌にしているわけで、そういったことを考えますと、もし安曇節会館ということにするんでしたら、セピア安曇野にこういった残っている資料を保存するだけでなくて、こういったものを歌に基づいた絵にするなり、写真にするなりして展示をする。またはビデオ等でいろんな御案内をするというようなことにすれば、十分観光的な魅力もあるのかなというふうに思いますので、そんなことでセピア安曇野の活性策の1つとして、あそこを安曇節会館みたいな命名をして、安曇節に関する保存と、それからいろんな展示の工夫をするというようなことをすれば、今よりも人が寄るのかなというふうに思うわけであります。
 それから、あそこの利用方につきましても、私ども安曇節保存会としてあの駐車場をお借りして、夏には盆踊り会を3日間やるとかというような活用もしているわけですが、いろんな方がいろんな工夫をして、もう少し活用する、使うということも必要かと思いますが、その一助になればいいのかなというような視点で、安曇節会館みたいなことを構想しておりまして、できれば年度内にそんなようなことをやりたいというふうに考えておりまして、予算につきましても幸い地方創生みたいな予算も来ましたし、予算もつけていただきましたので、そんなことを考えているわけであります。
 ただ、いろんな展示の工夫をするにしても、実はあのセピアの建物は簡単にリニューアルできるような構造でございませんので、多分1階の入り口周辺みたいなところに集約されるのかなということでありますので、全体的な活用方については、まだ今後いろんな知恵が必要かなというふうに感じているところであります。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 私も近いものですから、ちょいちょい利用させてもらっているんですけれども、何かあそこを道のごとくすっと入ってきてトイレに寄ってすっと出ていくという人が多くて、あれ、駅のトイレに行けばいいのに、何でここへ寄るのかななんて思うわけで、何かそんなふうにも見えたり。それから入ってくる方たちが、奥にいる事務所のオフィスの人たちを見つけられなくて、事務所の人もいろんな仕事をしているわけですから、そんなには気がつかないということなので、あの辺の工夫があれば、もうちょっと入ってきた人を見つけながら、すぐこちらから声がかけやすいのかなというようなことを思って、何年か前につくったものであります。せっかくの駅前一等地でありながら活用されないことも多く、長続きしないことも多くて来ましたので、今度こそ観光化、あるいは村民交流場化というような公共施設になりますよう、検討をしっかりして決めたら迷わずもう進んでいただいていいというふうに思いますので、期待を申し上げたいと思います。
 次ですね、駅前の公共施設でセピアもそうですけれども、駅もそうです、スズムシが大変今年はよく鳴いてびっくりするぐらいですが、たまたま観光客の方もびっくりしておられました。そういったスズムシのお世話からリンゴオーナーの連携やら、それから東京行き、村民も楽しかった87名のまとめ役、また今度は信濃松川駅100周年の祝い事、次々次々といろいろがあります。観光協会は各事業を本当によく進められていて感謝をしておりますけれども、26日、27日の駅の開業100周年についてはどのような応援体制をお考えか、これステージもつくられるというように聞きましたし、テントもつくるというように聞きましたし、そのあたり、どんなふうに今、御準備をお考えですか。
○議長(平林寛也君) 副村長。
◎副村長(梨子田公雄君) これにつきましても、私のほうからちょっと御説明申し上げますが、まず、100周年の関係でございますが、実は今月9月というのは、信濃松川駅が開駅をして100年になる月でございまして、たまたま先週土曜日にも信濃松川駅から松川村村民号が出ましたけれども、松川村村民号、実は毎年のように運転をしておりまして、今年が5回目だということのようでありますけれども、この100周年の特別列車が来週の土日と出るわけで、そうするとこの9月だけで特別列車が、信濃松川駅から3本も出るということですから、100年を迎えた駅としては大変いいことだなというふうに思っているわけであります。
 この松川村村民号でありますこの松川駅の開業に当たって、何か記念事業をしたいなということで、実は昨年、村長名をもってJRのほうに要望を出しました。ぜひ信濃松川駅開業100年に向けて何らかのお祝いをしてもらいたい、事業をやってもらいたいという要請を出しました。実は松川村には、鉄道の方ではない一般の方が主体になって動いている信濃松川駅を愛する会というものが活動しておりまして、それが毎年にように村民号を出しているなんて市町村は、実は近隣にもありません。なかなかできないことでありますが、そういったようなこともあったと思うんですが、JRとして信濃松川駅から出る列車なり100年を祝う事業を実は計画をしていただきました。
 そんなこともありまして、松川村としても実行委員会を立ち上げてお祝いをしようというような計画でございまして、来週の土曜日、日曜日、26日、27日に列車の出る時間帯に合わせましていろんな計画をしておりますが、これは信濃松川駅を愛する会の皆さんがそれぞれお考えになりましたいろんなことをベースにして、お祝い事をしたいなというふうに思っていますが、乗客の皆さんが約250名くらい来るのかなというふうに思いますので、そういった皆様に松川村のことについて知っていただく、また松川村のプレゼントみたいなものをお持ちいただくとかですね、そういったこともあわせまして、駅前でお祝いのイベントをやるということでございます。
 100年前に鉄道が開通して、恐らく当時松川村は村政126年ですから、26歳を迎えた松川村の多分産業経済の発展、文化の発展、また地域の皆さんの生活の向上に、利便性にも多分大変は貢献をしてくれたでありましょう鉄道に対する祝意を表したいということでございますので、多くの皆様にも御参加をいただいて、お祝いをしていただきたいなというようなことで計画をしているところであります。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) それにしても、観光協会のほうには2人ぐらいしかおりませんのでですね、駅を愛する会も実は結構高齢者が多いものですから、若干心配ですので、どうか村の若手の皆さん、力を貸していただいて、例えばパネルを運ぶとか、いろんなことがあると思いますので、そんなことをお願いしておきたいなと思います。会場づくりとかあの辺の道をあっちへ行ったりこっちへ行ったり大勢が駅をセピアの間をうろうろすると思いますので、そのあたりの警備等もぜひお願いしたいと思いますが、そのあたりどうですか。
○議長(平林寛也君) 副村長。
◎副村長(梨子田公雄君) おっしゃるとおりでございまして、駅前でございますので、まず私ども心配なのは列車、記念列車が入る際に、ほかの列車と競合して危なくないかということ。それから駅前からセピアへのところに道路がありますので、そのアプローチの部分の安全対策ということ。それから確かに信濃松川駅を愛する会の皆さん、大変高齢の方でございますし、何か鉄道のいろんなグッズの展示をしてくださるということで、事前の準備をされるんでしょうが、大変重いタブレットみたいな大変鉄の重い、いろんな機材もありますでしょうから、役場のほうでもよく承知をしておりますので、若い衆がまた手伝えるようにいたしますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 器用な人もおりまして、硬券の切符といいますかね、ちゃかっと昔、日付を入れて切符を買ってホームへ出たわけですが、そのための切符をつくっている人もありまして、ちょっとこの間見せてもらったら、日本一長生きの村信濃松川駅とかって、そんなようなことで100周年記念になっているのを印字して、少しかたい紙でつくると言っていましたけれども、そんなことをまた見てやっていただきたいなと思いますが、そんなことであります。ぜひ1日、2日で子供たちも参加してみんなでお祝いをして、池田町のほうには本当なら通るはずだったものがこっちは曲がってきてくれて本当によかったなと思っておりますが、池田の皆さんも巻き込んでお祝いをしたいなというように思っているようです。よろしくお願いします。
 次にですね、男性日本一の村ということでありまして、やっぱり安心・安全ということに関して少しお願いをしておきたいと思います。このところずっと視察が続いておりまして、決算審査の中で資料を出していただきました。26年度に来たのは、群馬県大泉町、白馬村議会、豊丘村社会福祉協議会、茨城県つくば市、高知県議会、東京都議会、新潟県糸魚川市議会、長野高校、福島県議会、それから27年に入って4月21日から松本市芳川民生児童委員協議会、6月上田川西公民館、小泉婦人学級、それから松本市島立広場、福祉広場の協議会、松本市南地区民生児童委員会、7月に入って岐阜県輪之内町というんですかね、民生児童協議会、7月23日塩尻市社会福祉協議会大門支部、8月31日新潟県十日町市議会、そして10月21日青森県奥入瀬町議会、また10月23日は茨城県つくば市のシルバーリハビリ体操指導会、そして青森県のほうからも来るようでありますが、大変な遠くからおいでになっていただいて、それぞれそれなりの相乗効果もあって、きっと寄って停のお土産など買っていってもらえるんだろうなと思っておりますけれども、そのときの説明資料もよく行き届いていて、福祉課、民生課の皆さん大変立派な説明をされていて、聞いていて本当に安心しております。
 いい資料ができていたなと思いますが、そこでですね、最近ちょっと言われたことは、役場の周辺の点字ブロックですね、網膜の障害の方の目の不自由な方が歩くための目印の点字ブロックが摩耗しているので、慌てなくてもいいのですが、いつか修理をしてほしいというふうに頼まれました。それからですね、それが何年ぐらいたっているのか、こういうものはそんなに摩耗しないだろうけれども、何年ぐらいたっているんですかねなんてことも聞かれました。
 そしてもう1つ、急な話ですが、実は2、3日でもないでしょうかね、夜、すずの音ホールに行きましたところ、仲間の方たちからすずの音ホールの入り口の駐車場の角にサッカーボールが落ちるくらいのへこみができていて、夜、会議に来たりしたとき危険ですので、足を痛めてもいけないので、ぜひここを埋めてほしいというような声を聞きました。この点、いかがでございますか。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) 御連絡ありがとうございます。すずの音ホールのほう、先に御説明させていただきますけれども、南側駐車場のアスファルト部分と植栽部分の間の土部分が車の内輪が乗り上げることによりまして、わだちになって穴があいた状態、へこみになった状態でございました。現在は補修をいたしましたので、よろしくお願いいたします。
◆5番(佐藤節子君) ありがとうございました。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 庁舎の点字ブロックの関係ですが、昭和63年につくっただけで、それから張ってあるものではございませんので、埋めてあるということで一部舗装し直したところがなくなっている部分がありますが、摩耗はしておりますけれども、支障があればまた考えていきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 私、また関係の皆さんに聞いてみます。そんなことをちょっと言われまして、こうやって全国から視察団に来ればですね、松川村が障害者に対することもちゃんとやっているなという、そんな村として見られたいなと思ったりもしましたので、なおのことお願いしたわけでございます。
 終わりになりますけれども、こういった中に喜ばれていることも実はありまして、夜、夜道を赤く光って教えてくれる縁石についたエッジポインタが大変うれしい、ありがたくてもう本当にうれしい、もっと欲しいなどと笑って申されておりました。財政も非常に厳しいわけでありますけれども、75歳以上の後期高齢者もどんどん車を運転して、会議やら自分の生活のための道歩きをしておられますので、やっぱり安全な村、安心な村として進んでほしいなということを行政にお願いしておきたいと思います。また冬に向かいますので、あちこちの点検などお願いしていただきたいと思います。
 75歳以上の皆さん、実は本当に今、社会の主人公だと思うんですね。本当に何に不安もなく、私たち、私は今74ですけれども、非常に皆さん元気で、高齢の方に私が佐藤さんより元気だと言われちゃってびっくりしちゃったんですけれども、そんなことで、皆さんと一緒にこれからも仲よくこの村で暮らしたいと思います。どうぞ発展する村のために職員の皆さん頑張ってください。お願いします。以上で終わります。
○議長(平林寛也君) これで安心・安全の村づくりに対する村民要望についての質問を終わります。
 以上で、5番佐藤節子議員の質問を終わります。
 ここで、2時まで休憩します。
                                 午後 1時43分 休憩
                                 午後 2時00分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 続いて、順位9番、9番草間正視議員の質問事項、安曇野ちひろ公園の現状と今後の運営方針についての質問を許します。草間議員。
◆9番(草間正視君) 一般質問2日目の最終でございます。お疲れかと思いますが、よろしくお願いいたします。
 去る7月24日、安曇野ちひろ公園拡充整備工事起工式が実施されました。そして既に長野電鉄より払い下げの電車2両も仮設置され整地工事も始まりました。村民の皆さんからの関心も高く、私にもいろいろな問い合わせが寄せられるようになってきました。しかし、残念なことに起工式に出席した私にも余りにも知らない部分が多く、現在この方々の質問に答えることができておりません。そこで、今回の一般質問である程度の知識を得て、時々している住民の皆さんとの懇談会などで説明したいと思いますので、よろしくお願いいたします。したがって、質問の内容のほとんどが住民の皆さんの直接の声だということでお聞きください。
 安曇野ちひろ美術館は、1997年4月、現在の場所に開館してから18年が過ぎております。この間、県内外から非常にたくさんの熱狂的ちひろファンを中心とした観光客を集め、松川村の観光事業の活性化にも多大な貢献があったと思っております。しかし、景気の後退なども原因で2009年には、年間17万1,000人あった来館者も昨年は14万3,000人、16.4%減少いたしました。
 一方で来年夏には、現在のちひろ公園の北側に1万7,000平米が拡充整備されるということで、既に工事も始まっております。ちひろ美術館のホームページを拝見すると、トットちゃん広場のトモエ学園、電車の教室の運営は、ちひろ美術館に担当していただけるような表現がありました。私は大変すばらしいことだと思っております。そして、この公園拡充のコンセプトは、「食」と「農」と「いのち」について体験的に学び、遊べる場であると平林村長のメッセージにもあります。
 このような経緯を前提にして、提案を含めた3つの質問をさせていただきます。昨年第4回定例会の一般質問において、4番議員、また昨日8番議員の方の質問と内容とダブる部分があると思いますが、まず村長、この公園建設に当たっての目的をお聞かせください。村長はこの公園に何を一番期待していますか。4番議員の当時の質問で、グッズの販売の件がありました。しばらく時間をいただきたいと答弁していますが、その後進捗はあったでしょうか。知名度のある黒柳徹子さんなどのアドバイスをいただけたらどうですか。この公園は、ちひろ美術館との連携なしではできないと思いますが、美術館との話し合いは進んでいるでしょうか、御答弁をお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員おっしゃるようにですね、「食」と「農」と「いのち」をコンセプトしているということは書いてあった、今言われたとおりであります。1番の目的は、今まで松川村になかなか滞在をしていただけなかったということでありますので、この公園の中でしっかりと滞在をしていっていただけたらというように考えております。電車を学園として使うとか、図書館に使うとかいろいろ考えておりますけれども、細部につきましては総務課長のほうから答弁してもらいます。お願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今も村長が申し上げましたが、今までは美術館を中心に短時間で訪れていた観光客をなるべく長い間村に滞在をしてほしい、そんな願いを込めての拡充工事でもあります。今回の計画では電車を中心としたトットちゃん広場ですけれども、子供たちが楽しみながら学べる空間、もう1つは基幹産業でありますセンターハウスの付近でございますが、村の農業と観光を連携させた体験型の公園になるよう、農業体験や観光案内などが総合的に行える場所として目指しております。
 また、開園記念グッズの販売等でございますけれども、公園にあわせた今のところ、販売は考えておりません。ただ、新しい観光拠点として広くPRしていかなければならないと考えておりますので、村のホームページですとか観光パンフなどさまざまな媒体を通じまして積極的に宣伝をしていきたいというふうに考えております。
 また、美術館との連携でございますが、当然村のノウハウとしましてやれる範囲は決まっておりますので、美術館関係者とトットちゃん広場につきましては、運営その他全面的に御協力をいただく中で、事業等をどうやっていったらいいかというのをこれから考えていく所存でございます。電車の内装やイベントの企画なども、これから美術館と詰めながら進めていきたいと思っております。以上でございます。
○議長(平林寛也君) 草間議員。
◆9番(草間正視君) ありがとうございました。続いて4項目をお尋ねします。
 安曇野ちひろ公園の中に、未買収地6名の地権者で1,600平米との説明がありました。個人所有地は全て村が購入できたのでしょうか。
 2つ目、未了の部分があるとしたら何平米でしょうか。
 3つ目、未了部分があるとして、今回設計したゾーニングには影響がなかったでしょうか。
 また4番目、購入単価はおおむね平米当たり何円程度だったか、できたら答えてください。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 未買収地の取得の関係ですが、現在は5名の地権者の土地がまだ6筆ですが、買収できておりません。面積的には1,339平米でございます。
 それからゾーニングに当たりましては、できることがあれば買収をして全体の整備計画ということでございましたが、いずれにしましてもいろんな理由により、未買収の部分はまだ買える予定がございませんので、ゾーニング的にどうだとかいいますと、全体の計画の中でそこはどうしても使えない部分ということがありますので、苦慮した部分はございます。
 それから購入単価でございますが、平米当たり8,161円でございます。
○議長(平林寛也君) 草間議員。
◆9番(草間正視君) ありがとうございました。広報等により大まかなゾーニング、レイアウト、いわゆるハード面は概略、理解いたしました。一番肝心なソフト面が全く理解できません。よって、以下3項目の質問をさせていただきますので、一括でお答えください。
 運営主体は誰、またはどこになるのでしょうか。電車はちひろ美術館に決まっているようにお聞きしました。昨日の8番議員の質問で、村直営との回答でございますが、その中で課長のほうから委託をするというような発言もありました。それは何をどこに委託するか、おわかりでしたらお答えください。
 関連して施設全般の運営責任者は松川村とのことですが、また個別の施設、例えばシンデレラ農園とかいろいろありますけれども、行政自体の事業になるでしょうか。その場合の所管は現在総務課でやっていますが、総務課のままですか、それとも経済課になるのでしょうか。
 3、指定管理方式などは検討していないということですが、センターハウスは農家の協力ということで説明がありましたが、どのような協力を得るか、また農家との話は具体的に進んでおるのでしょうか御答弁、お願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 昨日8番議員にもお答えをしたとおりでございますけれども、基本的な運営は村直営で行う予定となっております。その中で一部管理委託等は必要ではないかというふうに考えております。トットちゃん広場に関しましてはちひろ美術館、センターハウスに関しましては農業関係者などの協力を得て運営をしていく予定ですけれども、具体的な内容についてはこれからでございますので、今、発表できる段階ではございませんので、御理解をお願いします。
 また、周辺観光地でありますすずむし荘ですとか、かぼちゃやま農場との連携は当然不可欠となりますので、またそのほかにも観光協会ですとか商工会のほか、民泊協議会、また近隣の飲食店など多方面との連携も当然必要となってきますので、今後考えていきたいと思います。きのうも申し上げましたが、ここで飲食の販売、そういったものは考えておりませんので、周辺施設で過ごしていただきたいというふうに考えております。ただし、体験施設、体験するコーナーは図面で起こさせていただいてありますので、そういった部分では体験する事業は進めていきたいと思います。
 それから、運営責任は村ということでございますが、当然村の直営で考えておりますので、村になります。担当課につきましては、予算編成までに竣工後の運営はどこでやっていくのかは、これから今後決めていきたいと思います。
 それから指定管理方式などの検討は、先ほど申し上げたとおり直営でございますので考えておりませんけれども、先ほども農業団体とのどうなっているかという部分は、これからでございますので、これから打ち合わせをしながら進めていきたいとふうに考えております。以上です。
○議長(平林寛也君) 草間議員。
◆9番(草間正視君) ありがとうございました。安曇野ちひろ公園拡充によってですね、松川村にはどんな変化が考えられるか。以下、5項目を一括質問しますので、お答えください。
 1、来場者、利用者ですね、プロフィール、村内居住を含む健康在住者と場外から来場者に大別して、ちょっと不透明なところあるかと思いますが、おわかりでしたらお答えください。
 2つ目に、第6次総合計画5カ年計画の109ページの中で、観光客の平成25年実績が54万8,000人、平成31年度目標が60万人となっておりますが、この施設についてどのような客層で年間どのくらいの来場者も見込んでいますか。27年から31年度、年度別に大体計画がありましたらお答えください。
 周辺施設、すずむし荘、ちひろ美術館、かぼちゃやま農場との目的、意識的な関連づけをどのようにしていくか。例えばちひろ美術館閉館時ですね、冬季間、ちひろ美術館閉まっていますが、その間はどのような運営をされるか。当公園では、営利目的の事業は一切行わないという最初のコンセプトだったと思いますが、この方針に変わりはないでしょうか。仮にこの方針に従った運営を行った場合、年間コストはおよそいくらくらいかかりますか。またその財源及び歳出科目はどこになりますか。御答弁お願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 来場者のプロフィールという関係でございますけれども、現在ではちひろ美術館への来館者につきましては、ほとんどの方が村外の観光客だと推測されます。今後につきましても、来場者の大半は観光客になると予想はしておりますけれども、電車を中心としたトットちゃん広場、センターハウスなどの村民の皆様への利用見込みも多く見込まなければならないと思います。当然ですが、村内の方はちひろ美術館来館者は無料となっておりますので、いつ行っても無料で入れます。そういったことを勘案しまして、村内の方にもトットちゃん広場、センターハウスも御利用いただければということを考えております。そういった関係で、来場者のプロフィールは今後も村内の利用者も大勢利用いただけるように考えていかなければいけないというふうに考えております。
 その次ですが、どのような客層で年間どのくらいの来場を見込むかという御質問でございますけれども、村としましてはこのエリアだけで年間18万以上を目標にしたい、初年度は20万人くらい来ていただければいいかなというふうに考えております。また、ちひろ美術館につきましても、開園後には17万人の来館を目標にさまざまな企画を計画していると聞いております。これまでちひろの絵を求めて来られる方が大半ではありましたが、今後は農業や調理体験などの集客と電車としての集客もあわせて見込めるのではないかというふうに思っております。電車の図書館としての近隣の子供たちの利用もぜひ見込みたいと思いますが、これにつきましてもPRは大事ではないかというふうに考えております。
 それから、周辺施設との目的意識的な関連の関係でございますけれども、ちひろ美術館、すずむし荘、かぼちゃやま農場とそれぞれ特徴がある施設があるわけでございますが、これが横のつながりを持って点から線、線から面へと有機的につながって観光客を取り合うのではなくて、お互いに共有しながら相乗効果が発揮できるような運営が必要になってくるのではないかというふうに考えております。
 それから、営利目的ではないというコンセプトに変わりはないかという御質問でございますが、当然周りに営利目的をした各施設がございますので、ここの公園内では営利を目的としたことは考えておりませんし、当然入場料という部分も考えておりません。ただ先ほども申し上げましたが、農業や調理体験の体験事業は計画しておりますが、その中での参加費の実費は想定をしてございます。
 それから、年間コストや財源の御質問でございますけれども、まず公園としての面的な管理費につきましては、現在のちひろ公園が年間約350万円の契約で、園内の芝や植栽などの管理を業者委託をしております。今回の拡充によりまして面積的には約1.5倍に増加することとなりますので、拡充部分を含めた維持費は当然ふえていくわけですが、計算上大体500万円以上は、この園内の芝や植栽の管理にかかるのではないかと試算をしております。さらに、拡充部分についてはトットちゃん広場、それからセンターハウス、それぞれ2つ建物ができますので、それぞれの光熱費の経常的な経費プラス人為的な配置が必要となりますので、ある程度の人件費も必要となってくるのではないかと、合計1,000万強の維持費が必要となってくるのではないかというふうに試算をしておりますが、具体的にまだ積み上げて数字を積み上げていないので、概算で申し上げたということでございます。以上でございます。
○議長(平林寛也君) 草間議員。
◆9番(草間正視君) 私の考えでは基本的にこの種の施設は営利を目的とするものではないと思っています。したがって、最初から村民のコンセンサスが得られるのを前提とすれば、例えばこの場所だけ見れば仮に年間2,000万の歳出強化になっても、村全体の経済効果を含めたより大きな波及効果があればよしとする考え方があってもよいじゃないでしょうか、これはあくまでも私の私見でございますが、その点いかがですか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) おっしゃるとおりです。村全体で考えて施設でもって経済効果を上げていくという考え方です。
○議長(平林寛也君) 草間議員。
◆9番(草間正視君) ちょっと通告にはないかもしれませんが、ちょっとすずむし荘も関連ありますので、その質問をさせていただきます。
 すずむし荘の宿泊棟は、当初農業体験実習館として建設され、経済課でいろいろな農業体験、そば打ち、野沢菜漬け等などを実施していたとお聞きします。現在は指定管理になり、経済課から離れていると思いますが、そういったそば打ちなどの農業体験は実施されておりますか。おわかりでしたらお答えください。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 指定管理に出した後でもですね、村がやっていた事業という中で実施をお願いして、実施している状況でございます。26年度の実績で言わせていただきますと、そば打ち体験は6名の方が実施しました。しめ縄につきましては、応募がなかったために実施していないという、26年度はそういう実績でございます。
○議長(平林寛也君) 草間議員。
◆9番(草間正視君) 聞くところによりますと、かぼちゃやま農場では9月から従来の食堂のメーンメニューだった手打ちそばを含めた食堂の営業をやめたと聞いています。また、すずむし荘でもそばの大半は冷麺仕様で茶そばが主体でございます。地元産手打ちそばの需要はほとんどないとお聞きしています。もしこれが事実だとすれば、ちひろ公園一円で農業体験ゾーン、機能を検討したときの「住民型参加型」農業復興策にも多大な影響を及ぼすことになりかねないと危惧しています。例えばそば生産組合等がそうだと思います。
 このような直近の変化の中で、私は利用客の利便性を考えれば、今回の複数建物の中に、農業体験ゾーンを実現できる施設、図面で見ますと調理実習室が約33平米、10坪くらいですか、入っておりますが、そこを使ってそば打ち体験、これ有料でいいと思いますが、あればちひろ美術館へ来場者が気楽に体験でき、観光客の松川村での滞在時間もふえると思いますし、農業振興につながると思いますが、いかがでございましょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 先ほども申し上げましたが、すずむし荘で農林体験実習館ということでそば打ち体験、これは予約制ですが行っているということでございますので、引き続きそば打ち体験につきましては、すずむし荘さんのほうにお任せをしていければというふうに思います。
 また、体験実習館のセンターハウスの中での調理、そば等の調理もちょっと検討したんですけれども、やはりそばアレルギー対策として、そばを打つ場所を確保しなきゃいけない、そういう規制がございまして、保健所の許可を取るのが非常に難しいと、今の施設のスペースでは厳しいということでございましたので、いろんな農業体験なり調理体験をしてもらえるための施設ということで、そば打ちに関しましては、すずむしにお願いできればというふうに、こちらのほうでは考えて、そういった内容の配置になっております。
○議長(平林寛也君) 草間議員。
◆9番(草間正視君) たしか、私も民泊をやっていますが、そばアレルギーの方は年々ふえております。はい、わかりました。
 総合計画の中に、観光情報の積極的発信とあります。今回拡充する安曇野ちひろ公園完成に向けて、行政は観光客誘致を中心とした松川村活性化のビッグチャンスを考えておられるはずですが、いかがでしょうか。そのために対外的にどんなPR作戦を検討しているか、具体的事例があったら教えてください。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今回の公園の拡充整備につきましては、ちひろ美術館の協力を得ながら昨年の5月ですね、東京の講談社で黒柳徹子さんや映画監督の山田洋次さん、それから設計者であります内藤廣さんとともに、村長が記者会見を行いました。また、地元を初め首都圏の報道でもこのことについては取り上げられていることは御承知のとおりでございます。
 また昨年10月ですが、電車を移設をいたしました。30分の特別番組を制作しまして放送しております。また、さらに来年の開園後には、今までの経過を含めまして約1時間の特別番組を債務負担行為、皆さんの御理解をいただきまして債務負担行為で今制作中でございます。そういった内容で、いろんな媒体を使いまして広くPRしていくところでございます。
 それから、職員の名刺に公園の完成イメージを印刷して、名刺を配る折に、その名刺を使ったりですとか美術館の協力によりまして、私も今つけておりますが、この缶バッジを着用して、この缶バッジは何ですかとか言われたときに、トットちゃん広場ができますよということで、議員の皆様にもお配りしておりますが、そういった部分でもPRしております。また村としましてもこれから観光農業の新しい拠点として位置づけをして進めていくわけでございますので、いろんな部分でのPRをしまして、多くの観光客の皆さんに訪れていただくように努めていきたいと思っております。
 また、地元の方々にもちひろ美術館やすずむし荘、かぼちゃやま農場などの周辺施設はもちろんですけれども、村内の観光資源を再確認をいただき村の村民の皆さんからも外に向けてのPRもお願いできれは、こんなふうに考えております。以上です。
○議長(平林寛也君) 草間議員。
◆9番(草間正視君) 大体わかりました。全般にですね、私、民間の会社に長くいたものですから、こういう着工をする前にある程度のソフト面はきちっと出してから事業というものは行うんじゃないかと、私、個人的には思います。ただソフト面なり、これからというものが数多くあるわけなので、村民も非常に期待をしている公園だと思うんです。恐らく松川村、今後大きく左右する大事な公園だと思います。したがいまして、この公園がですね、村民にとっても村を訪れる観光客にとっても最大の観光地と、憩いの場となることを願いまして、私の質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、安曇野ちひろ公園に現状と今後の運営方針についての質問を終わります。
 以上で、9番草間正視議員の質問を終わります。
 これで、本日の日程は全て終了しました。
 これにて散会します。大変御苦労さまでした。
                                 午後 2時28分 散会