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長野県 松川村

平成27年第 2回定例会−06月11日-02号




平成27年第 2回定例会

            平成27年松川村議会第2回定例会会議録
                                     〔第2号〕

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│招集年月日     │     平成27年6月11日                 │
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│招集場所      │     松川村役場議場                    │
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│開閉会日時     │開 議│平成27年 6月11日 午前10時00分│議 長│平 林 寛 也│
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│及び宣告      │散 会│平成27年 6月11日 午後 4時07分│議 長│平 林 寛 也│
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│応(不応)招議員及び │議席?│氏     名│出 欠│議席?│氏     名│出 欠│
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│出席並びに欠席議員 │ 1 │平 林 寛 也│ ○ │ 7 │勝 家   尊│ ○ │
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│出席12名 欠席 0名 │ 2 │茅 野 靖 昌│ ○ │ 8 │白 澤 富貴子│ ○ │
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│   凡例     │ 3 │太 田 繁 義│ ○ │ 9 │草 間 正 視│ ○ │
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│ ○…出席を示す  │ 4 │梨子田 長 生│ ○ │ 10 │平 林 幹 張│ ○ │
│ △…欠席を示す  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │佐 藤 節 子│ ○ │ 11 │百 瀬   清│ ○ │
│ △公…公務欠席  ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│          │ 6 │矢 口 あかね│ ○ │ 12 │上 田 治 美│ ○ │
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│会議録署名議員   │3番     │太 田 繁 義│4番     │梨子田 長 生│
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│職務のため出席した者│事務局長   │白 澤   繁│書記     │若 林 祐 子│
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│          │村長     │平 林 明 人│建設水道課長 │須 沢 和 彦│
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│法第121条により説│副村長    │梨子田 公 雄│教育次長   │原   勇 一│
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│明のため出席した者の│教育長    │西 澤   勇│社会教育課長兼│古 畑 元 大│
│          │       │       │公民館長   │       │
│職・氏名      ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │総務課長   │平 林 秀 夫│総務課統括課長│太 田 健 一│
│   全員出席   │       │       │補佐     │       │
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│          │税務課長   │伊 藤 勇 二│       │       │
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│          │会計管理者兼会│大 澤   浩│       │       │
│          │計課長    │       │       │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │住民課長   │丸 山   稿│       │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │福祉課長   │丸 山 正 芳│       │       │
│          ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│          │経済課長   │白 沢 庄 市│       │       │
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│議事日程      │            別紙のとおり             │
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│会議に付した事件  │            別紙のとおり             │
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│会議の経過     │            別紙のとおり             │
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               本日の会議に付した事件

日程第1 一般質問
 1 空き家対策について                  4番 梨子田 長 生
   ひとり親の学び直しを支援について
   伊の神墓地について
 2 「平和安全法制」に関連して                12番 上 田 治 美
   福祉について
 3 地域医療の充実                      10番 平 林 幹 張
   農業振興
 4 松川村の安心、安全に対する村民要望について         5番 佐 藤 節 子
   友好都市交流について
   地方創生に対する松川村の取り組みについて
 5 女性が活躍する社会の実現                  6番 矢 口 あかね
   空き家対策特別措置法施行に伴う対応
   長野県地方税滞納整理機構の現状



                                 午前10時00分 開議
○議長(平林寛也君) おはようございます。
 ただいまの出席議員数は12名全員です。
 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1 一般質問
○議長(平林寛也君) 日程第1 一般質問を行います。
 順次、発言を許します。順位1番、4番梨子田長生議員の質問事項、空き家対策についての質問を許します。梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) おはようございます。通告に従って順次進めてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。
 早いもので初めて登壇させていただいてから1年たちました。2年目となって、1年前の当時、空き家対策について、未満児の保育対応について、それから太っ腹商品券について当時質問させていただきました。未満児保育の対応については保険料改定、また太っ腹商品券については、また今年の夏以降、またプレミアム商品券発行と、大変うれしく思っています。
 空き家の質問をさせていただかますが、特定空き家に関する措置が27年5月26日全面施行となりました。同日ガイドラインも決定となりました。空き家の総数、平成25年10月1日の時点で820万に及んでいる。野村総合研究所が活用や撤去が進まなければ、全国の空き家は空き家率2013年の13.5%から、2023年には21%、2035年には32%と試算している。この辺は信毎にも出ていましたので、皆さんよく御存じだと思いますが、特措法は2月に一部改正され、空き家の所有者に迅速に特定するために、固定資産税の納税記録を照会することも認めたと。
 そこで、今現在の松川村の現状を質問させていただきますが、空き家の調査、現状、進捗状況はどのようになっていますか。よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) また議長にお願いします。細かいことについては課長等に答弁させますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、梨子田議員にお答えさせていだきます。今申されましたように、この5月26日に全面施行されました。そういう中でこの予算につきましては、昨年度というか26年度の3月の議会で予算計上をさせていただいたという中でございます。それだけ私がお答えをさせていただきまして、今幾つか御質問になりましたことにつきましては、総務課長のほうから答弁させますので、よろしくお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 空き家の状況についてお答えをいたしますけれども、先ほど村長申し上げましたとおり、地方創生にかかわる交付金により空き家の状況を把握したいということで申請をしまして、内示を受けまして予算計上させていただいてあります。
 これにつきましては、今回の議会でも明許費の報告をさせていだたきましたが、27年度明許をさせていただいておるわけでございますが、今のところ空き家の実態調査につきましては、この法律を受けまして、調査項目ですとか分類、調査の方法、それから範囲について検討中でございます。したがいまして、まだ実態については把握はしてございません。
 ただ、都市計の関係で調査をした、5年前に調査をした報告がありますけれども、実態に合っていないということで、全棟調査を行いたいということで今準備を進めているところでございますので、御理解いただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうしますとですね、まだ調査がしっかり進んでいないということになりますと、次の項目に質問させていただきますが、勧告となる空き家はあるか、それから所有者が不明な空き家があるかということに関しては掌握はまだしっかりされていないということでよろしいでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 総務課政策企画のほうでは把握はできていないですけれども、税務の関係の固定資産とかそういった部分では把握ができているというふうに聞いておりますので、今のところその苦情とかもそんなにといいますか、住宅に関しては直接村のほうに何とかしてくれという報告がないので、これから調査をして明らかにしたいというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) どちらかと言いますと、松川村の場合はですね、田の自治体に比べてきっとそんなに深刻な問題とはなっていないと、私もそのように認識しているんです。徐々に調査していって把握していただけるようお願いしたいと思います。
 そこで今言いました固定資産税のことについて触れさせてもらいますが、空き家をですね、解体撤去、撤去解体した場合の固定資産税というのはどうなりますか。よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) それでは空き家が住宅用地ということを前提にお話をさせていただきますが、住宅用地につきましてはその税負担を軽減するという観点から、200平米以下を小規模住宅用地、またそれ以外を一般住宅用地として分けて、特例措置が適用されております。この内容でございますが、小規模住宅用地の課税標準額につきましては、価格の6分の1の額、また一般住宅用地、200平米以上の部分ですが、課税標準額については価格の3分の1の額となっております。
 御質問の場合の解体撤去をした場合ということですが、1月1日の賦課期日に撤去解体してあれば、今言いました6分の1軽減などの特例措置がなくなり、その年の税額が最大で6倍になるという内容でございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) わかりました。次に行きますが、そうしますと所有者が不明な空き家の納税についてどのように対応しておりますでしょうか。よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 現時点では所有者が不明な空き家、それで納税に苦慮をしている事例といいますかはございません。そういう事案が発生する場合もございますが、そういった場合は例えば住民票ですとか戸籍の付票などによって調査の上、現在では納税に結びつけているという状況でございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 松川はしっかりそういう面はやっていただいていると、私も認識しているつもりです。
 それとですね、税金の時効と滞納処分の停止などについて、この辺についてちょっと教えていただきたいと思いますが、お願いします。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) まず時効につきましては、法定納期限の翌日から起算して5年間、例えば差し押さえですとか交付要求などの徴収を目的とした権利を行使しないことによって時効となります。5年間でございます。また滞納処分の停止という今お話でございますが、こちらにつきましては、滞納処分をすることができる財産がないなどの理由により、滞納処分の執行を停止し、執行停止と呼んでおりますが、それが3年間継続すれば納入義務は消滅いたしますし、また今のように執行を停止して徴収金を徴収することができないことが明らかな場合、これは3年を待たずに即消滅させることができるという内容でございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) よくわかりました。空き家ということになりますと、誰も住んでおりませんと。今度、水道の関係をちょっとお伺いしたいと思います。水道の徴収の規定というのは今はどのようになっておりますか。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 水道料金の徴収の関係でございますが、これにつきましては松川村の水道条例のほうに規定がございまして、水道の使用者から徴収するということになっております。2カ月ごとに下水道料金と合わせて徴収をさせていただいているという状況でございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうしますと、今言われたですが、水道料金が例えば滞納した場合、こういった場合は停止というのはどのような判断から、いつするか教えていただけますか。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 給水停止の件でございますが、これにつきましては水道法、それから松川村水道条例のほうに規定がございます。これに従いまして給水停止をしているわけでございますが、現在のところ2カ月に1回料金を徴収しますので、これが2回分、いわゆる4カ月分未納になった場合に、給水停止執行通知書という文書を送らせていただいて、納期限を決めさせてもらって料金の納入を促していくということでございます。この期限を決めたこの期限内に支払いがされなかった場合には、さらに給水停止の執行書ということで、その文書をもちまして実際に給水を停止させていただいているということでございます。
 最近では先月、このやはり執行通知書ですか、これによりまして22件、この文書を送らせていただきまして、実際にとめたのは3件ということでございます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 今の現状の松川村の現状がよくわかりましたので、今までの話で法律ができてからというものは納税者に対してですね、所有者、きっと負担に思っている方が多いと思います。
 自治体によってはですね、こういう考え方をしている自治体もあるということをちょっと参考にしていただきたいと思いますが、自治体によっては整地費とか、100%助成といった支援策もあると。これここまでの話を聞くと空き家の所有者とか、一方的な負担増になると感じられているかもしれない。しかし、自治体によっては支援策を講じているところもある。名前を出してあれですが、例えば東京の荒川区、こういう大きな自治体なんですが、これは1981年5月31日以前に建築された木造建築物といった条件に当てはまる建物を除去する場合、その後5年間の土地の固定資産税、都市計画税を80%減免するなどの支援をとっている。また不燃化住宅への建てかえの場合、撤去整地費を100%助成、上限はありますが、さらに建物の固定資産税、都市計画税を5年間全額減免といった手厚い支援、こういう方法もしている自治体もあります。
 空き家の所有者の中には、遠隔地に住んでいるということ、さまざまな事情で空き家の維持、管理、処分、利活用の方法に悩む人もこれから少なくないと思います。また車の入らない2メートル道路に接していない、こういう空き家もあると思うんです。古い建物ですから道幅が狭いと、こういう入らないと。そうすると新築できないと、このような状態。あくまでも所有者の責任において全てをやっていただくということが前提なんですが、空き家を減らすためにも、こうした相談や周辺住民の苦情に対応する対策を整える必要があろうかと思います。
 一体、実態調査や所有者の特定の対策を担う自治体の負担も決して軽くはないと思います。特に職員数が限られる小規模自治体は、地域住民の要望に十分対応できるか、対策を円滑に推進するためには、また国や県等の支援も欠かせないと私は思っております。
 そこで最後の質問でありますが、松川村に空き家に関する条例の制定の時期、これ必要ないと言えばそれまでなんですが、いつとお考えになりますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) このたび施行されている空き家特別措置法を適用するために、改めて市町村で条例等を策定する必要はないというふうに今のところは考えております。というのは直接法律を適用して運用できるという観点からでございます。またこれに基づきまして実態調査が把握した上では、空き家対策等の計画の策定、それから対策を協議するための協議会などの設置、これにつきましてはできるとされておりますけれども、これから今後検討していかなきゃいけないんですが、村としてどういった方向に持っていくかと。多分この実態を把握した上でないと結論が出ないというふうに考えております。そのため、今のところ実態調査の結果に基づいて検討するということで、現在のところ条例制定等は考えておりません。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、総務課長申し上げましたけれども、一日も早くね、この実態調査をやると。これがもう大前提でありますので、一日も早くここに手をつけていきたいという考え方であります。その後については今、総務課長言いましたように検討させていただきます。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) よくわかりましたので、ぜひ今後自治体の個別の対策計画を策定し、都市計画と連動させるなど中長期的な視点で取り組んでいただきたいと強く要望いたします。
 以上をもちまして、空き家対策を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、空き家対策についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、ひとり親の学び直しを支援についての質問を許します。梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) まずですね、この内容を御存じであるかと思いますが、一通り説明させてもらいますが、ひとり親の学び直しを支援という、厚生省が事業展開してこの4月から展開している事業でございます。
 内容をちょっとお話しさせていただきますが、高校卒業の資格を得るために学び直しを希望するひとり親を支えよう、厚生労働省は本年度4月から資格取得のために講座を受けた場合、受講費用の一部を補助する事業を始めた。より条件がよい就職、転職ができるように後押しをする狙いがある。ひとり親が学び直すには、子育て支援の充実もあわせて必要になる。本年度始まった厚生省の支援策は、最終学歴が中学卒業、または高校中退のひとり親で、就職のために高卒資格を得たい人を対象にしている。かつて大検と呼ばれた高校卒業程度認定試験を受験するために講座を受けたときに、受講費用の2割、その後合格すれば4割が支給される。合わせて最大6割が支給され、上限は15万、厚生省は本年度予算に2億3,000万円を計上している。
 これは全国母子家庭等の調査、2011年度によるが、母子家庭は約123万8,000世帯、父子家庭は22万3,000世帯、働いて得られる収入は父親が360万円、母親は181万円にとどまっていると。いずれもこれは平均をとっていますが、母子家庭、父子世帯ともに、約1割が生活保護を受けている。働いている母親の47%はパート、アルバイトなどの非正規雇用、またひとり親の最終学歴、中卒・高校中退が13.8%と、これ全国的に見てこういう数字が出ているという。厚生省は高卒資格の取得を支え、ひとり親の収入より安定した正規雇用の仕事につけるようにして、これは貧困の連鎖を断ち切ることを目指すと。いいところへ就職して、いい収入が得られるようにという、そういうことです。親から子への貧困が引き継がれ、貧困の連鎖が今社会的には問題になっていると。だが、試験勉強を続けるというのは大変困難で、独身者でも大変だと思います。こうした支援策を充実しても、1人で仕事と育児の両立に追われるひとり親にとっては、まず安心して学び直しができる環境整備を求める声もあると。どうでしょうか、このことについては御存じでいらっしゃいますでしょうか。よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 恥ずかしながら、議員の質問をいただいて私は知りました。そこに書いてあることを今しっかり言われたんですけれども、松川村にとりましてですね、今これが必要かどうかということも調査もしてございませんので、細部については福祉課長に答弁させますけれども、そんな状態であります。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 私はですね、学びたいけどできないという方がいらっしゃれば、非常にその人にとっても不幸なことだと思いますので、あるべきものはこうした政策がありますので、ぜひね、これからこれから進めていってもらいたいと思うんですが、これはあくまでも住民の方よくわからないと思うんです。こちらから案内をしない限り、こういうものがありますよということはわからないと思いますので、これからになると思いますが、支援策の経費は4分の3が国、支援策の経費、国が4分の3、自治体が4分の1を負担するため、予算を組んでいない自治体の住民は支給の対象外になってしまうと、こういうことです。
 支援が始まったとしても、学び直しの費用の支給だけでは効果は低いとされている。子供の一時預かりといった子育て施策など、既存の制度を組み合わせた総合的な運用が実施主体の自治体に求められると考えていると。これを進めていきますと、ひとり親の就労支援のほかに看護師、保育士、介護士、専門資格の取得や簿記経理などの実務を学ぶ意欲のある人向けの給付制度もあると、こういうことです。学びたい人には道が開けていると、こういうことです。したくないという人に勧めてもだめですが、こういう意欲のある方がいらっしゃればですね、でもこちらから案内しないと、私はしたくないと言っても相手がどういうふうに思っているかわからないものですから。
 松川村で質問をこれからさせていただきますが、松川村にひとり親は、ひとり親の家庭というのは何件くらいあるか、どうでしょうか。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 松川村にはひとり親家庭につきましては102世帯と調査の結果が出ております。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 今、村長も先ほど述べましたように、これから対応していっていただくということで、そうしますとそうした案内とかはしていただけるんでしょうか。どうでしょうか。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) 相談窓口の関係につきましては、福祉課の福祉係が対応させていただきます。議員おっしゃられましたこの補助の関係については、国が4分の3、それから自治体が4分の1というルールになっておりますが、この実施主体の関係につきましては、国のほうの要綱の中で県と市ということになっております。それからあと福祉事務所を設置している町村が実施主体になるということで、国のほうで定められております。
 ですので、松川村の場合につきましては福祉事務所が村にはありませんので、県がこの実施主体になって行っていくということになります。ですので、それぞれの申請、手続等は大町保健福祉事務所のほうで行っていただくような形になりますので、補助金の財源につきましても県のほうで手当てしていただくということで、県のほうにも問い合わせたところ、やはり今年の4月1日から開始された事業ということで、県においては本年度からの実施に向けて、現在実施要領等を整備中ということでございます。夏を目途に現在整備を進めておるということで、予算的には10人分を県内全体で確保しているという状況でございます。
 村におきましても、その県の実施に合わせて、またパンフレット等も県のほうで作成をしてまいりますので、それを活用しながら広く対象の方には御案内をしていきたいと考えておりますので、お願いいたします。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) ぜひともですね、意欲ある方はこうした制度を使っていだたいてね、学んでいただければいいかと思います。ぜひとも力強く進めていただきたいと、このように思います。
 それでは以上で質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、ひとり親の学び直しを支援についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、伊の神墓地についての質問を許します。梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 伊の神墓地につきましては、今までも整備をかなりしていただいて、道もでき、道も広げていただき、なおかつ周辺の木の伐採までしていただいて、見通しをよくしていただいた。
 このことは高く評価させていだきますが、さらなる要望でございますが、やはり皆さん高齢になってきたんでしょうかね、やはり高いところへ歩いていくと、やっぱり負担が多いとか、つかまるところがないかとか、今現状下のほうはきれいに手すりもついてあるんですが、上のほうに、上段のほうですね、行ってみてもらって、車で行っていただけるとよくおわかりになるかと思います。上のほうにちょっとつかまるところがないんですね。上のほうに手すり等をつけていただく、こういうことはどうでしょうか。村長、よろしくお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。
○議長(平林寛也君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 上部のほうの最上部のほうのところに手すりをという要望だと思いますけれども、あそこの部分につきましては自動車が通る作業道路、そういったような管理を含めた道になっておりまして、その中央部分に例えばの話、手すり、確かにあれば歩行者には非常に便利なものだと考えます。しかし、墓石を立てたりする作業車が今度入れなくなるというようなこともありまして、階段部分につきましては中央部に手すりをつけているという状況でありまして、そういった管理の面から考えると、そちらのほうに設置をしていくのは非常に難しい部分だというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) そうしますと、固定するものではなくてですね、こう抜けるものというもので簡単なもので、どうか設置ができないものでしょうかね。そうすると邪魔にならないかと思うんですが、余り重いものではいけないんですけれども、ちょっと支えられるようなものということになれば、よくポールや何かでも駐車場で抜けるようなものがありますね。ああいうような形式でつくってもらえたらどんなものかなと私は考えているんですが、どうでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) ちょっと打ち合わせの中ではね、やっぱり工事に邪魔になるじゃないかということで意思統一をしたんですが、今、議員おっしゃられるようにですね、ポール抜けるものでということも考えなければいけないかなと。ただ、その弱い方がね、それにつかまったときにぐらぐらすると余計危ないかなという気がしますので、御意見はもう1回検討させていただきますので、しばらくこの結果はお待ちをいだたきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) ぜひともね、しっかりと検討していただきたいと思います。
 それからですね、私も車で走ってみたんですけれども、上のほうというのはやはり1つの一本道というか、車1台通る道ですよね。向かって正面左側に待避所がありますが、その辺のところの要望でもうちょっと言えば、もうちょっと広くあれはとれないものかなと、駐車スペースですね。思っているんですが、車がどのくらいでしょうか、5、6台とまりますかね、あそこはね。だけど、もう少しやはりね、高齢者がお墓へ行くことが多いかと思います、やっぱ。若い人はね、そんなに苦にならないんですが、高齢者の場合はちょっとその辺がね、立体駐車場も入るというのは嫌がりましてね、平のところならいいと。そういうこともあって、もう少し広げていただけると非常にありがたいかなと思うんですがね。
 それで上のほうの道、一番上段のです。あれをすれ違いができるくらいの道にというのは厳しいですかね。そのくらいにちょっとしていただくと、両方から上がっていきますとね、木が生い茂っていますとね、上がっていったか上がっていないかって、お盆とかそういう時期になるとやっぱり集中するですね。そうするとこっちから上がる、こっちから来る。そうすると帰りはバックで来なきゃあ、どっちかは。ぐるっと回れない。どこかは入れられればいいが、あちこちにやっぱり車が置いてあれば、やっぱりバックで帰ってくる。ちょっと急な坂でね、バックでというのは余りちょっとね、僕もどうかなと思うんですがね。バックで後ろ向きにちょっと操作を実際にやってみたんですがね。その辺よくわかると思いますけど、行ったらそのまま直進状態で前向きの状態でおりてこれたらいいなという。だんだん年とってくると判断も悪くなってきますのでね、そういうところもよく御検討いただいて、いい結論を出していただくとお願いしたいと思いますが、どうでしょうか、村長。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 5台ほど駐車スペースがあるからいいかなというように思っていたんですけれども、多分議員がそれだけおっしゃるには、誰かが議員のところへ何とかしろというように言っているというように思います。
 向かって右側、確かに急でですね、あんなのバックなんかするととてもじゃないけど、だめです。上は山側を切らないと一方通行しかできないという状況ですのでね、現在あるその基金の中でそういうことをやっていっても運営していけるかどうか検討しながらですね、村民の皆さんが使っていただいている墓地でありますので、何とかね、前向きに考えてみたいというように思います。これについてもですね、しばらく時間をいただきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 梨子田議員。
◆4番(梨子田長生君) 上の道、やはり山際ですのでね、そこら辺の構造的にこれどうするのかなと考えながら運転してみたんですけれどもね、ぜひともいい結論を出していただくよう、ぜひともお願いしたいと思います。
 これで質問を終了させていただきます。
○議長(平林寛也君) これで、伊の神墓地についての質問を終わります。
 以上で、4番梨子田長生議員の質問を終わります。
 ここで10時55分まで休憩します。
                                 午前10時35分 休憩
                                 午前10時55分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 続いて、順位2番、12番上田治美議員の質問事項、「平和安全法制」に関連しての質問を許します。上田議員。
◆12番(上田治美君) それでは質問したいと思います。安全保障法案の整備に関連するニュースが最近飛び交っておるわけですけれども、ここ数日の間、非常に大きなニュースが出ておりますが、そういう点について、まず村長どのような感想をお持ちでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は前から言っておりますように、戦争には絶対反対だと。松川村の住民は戦争に出したくないということを言っておりますので、これが私の回答です。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) じゃあ内容について質問していきたいと思います。
 現在の国会で安全保障法制に関する審議がもう行われております。私たちはこの法案についてはいわゆる戦争法案という名前で呼んでおりますが、この法案の最大の問題点としまして、1つ目は憲法9条のもとで今まで行くことが禁止されておりました戦闘地域まで自衛隊を送れるようにすると。2つ目には、アフガンとかイラクのようないわゆる戦闘地域での治安活動に自衛隊が参加をして、武器を使用することが可能になると。そして一番大きな問題としまして、日本がどこからも攻撃をされていないのに、アメリカが行う戦争に対して自衛隊を海外の戦地に送ることが、現在の憲法で果たして可能であるかどうかということが大きな問題になっております。このことについて最近非常に激しい論議がされているのは皆さん御存じだと思います。
 そして、審議は開始されたわけでありますけれども、そういうことで法案の内容についてのその危険な問題だとか矛盾点が明らかになってまいりまして、政府は言うごとに丁寧な説明をすると、こういうことでありますけれども、実際の答弁、審議の内容を見ますと非常に曖昧な点が多いということが指摘されて、特別委員会が中断をせざるを得ないというような事態がたびたび起こっているということであります。
 先日、4日に行われました衆議院の憲法審査会で与党が推薦した参考人も含めて3名の憲法学者、3名全員が安全保障法案は憲法に違反するというふうに明言をされております。そして昨日から今日のテレビや新聞で大きく報道されておりますように、昨日の衆議院の特別委員会で法制局長官が、いわゆる最高裁の砂川判決について、判決は集団的自衛権について触れていないと、政府が砂川判決が集団的自衛権行使容認の根拠としてきたものを覆す答弁を法制局長官が行ったと。それから同じく昨日、日弁連が戦争法案についての勉強会を行い、その勉強会の挨拶で会長は、戦争は生きる権利を奪う最大の人権侵害であると。人権を守ることと戦争につながる動きに反対することは一体で、人権と平和を守るために国民が違いを超えて一丸となって力を合わせるときだ、このように挨拶をされております。また、同じ日に同会長は、日弁連の会長が信濃毎日新聞の取材に対して、会員それぞれの政治的信条を超えて立憲主義を守る法律家として、法案は違憲だと考えている。法案が多数の賛成で通ってしまうことになれば、最高法規としての憲法の域が失われる。同じ法治国家として危ういと、このように信毎の取材に対して日弁連の会長は答えております。
 その会見の中で、19日には全国52の地方の弁護士会の会長が地元選出国会議員に法案廃棄を訴える一斉行動を行うということを明らかにしております。これまでに日弁連会長初め全国の弁護士会全てが戦争法案は違憲であると、こういう声明を発しております。いよいよ安保法案、これは憲法違反の疑いのある戦争法案であるということが明確になってきているわけでありますけれども、先ほど村長が子供たちは戦争に行かせん、こういうような答弁をおっしゃいました。この段階でそういうことじゃなしに、この法案について今何をなすべきかということが非常に問われておりますので、そういう点についていま一歩踏み込んだ考えをお聞かせ願いたいと思いますが。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) ここは村議会の場でありまして、私は前から戦争は反対だと、してはならないというふうに言っておりますので、この法案がどうだどうだということは申し上げられません。そんなにしっかり勉強もしておりませんので。ただし、この今までの戦争が日本にとってどうであったかということは、今審議をしていただいております国会議員の皆さんも御存じだというように思います。それが二度と再び戦争を起こすようなことは私はしないというように確信をしておりますので、前から申し上げておりますように、戦争には絶対反対だという立場でいます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 最近の新聞を見ていますと、長野県下でも幾つかの首長さん、あるいは議会の皆さんがこの問題について発言をされていると、議会の中でね、発言されているのが新聞に載っております。そこでは今ここに起こっている問題は、日本の将来にとって極めて大切なことだということで、そういう村長おっしゃるようなことじゃなしに、このことが通ってしまえばとんでもないことになるんだということで、それについて危機感を持って、首長の責任として態度表明をされているわけですから、そういう点で国の問題であるということじゃなしに、これは即刻、通ってしまえば松川村自身の問題にもなるわけですから、今ここでそういう点についてしっかりと考えていただく必要があるんではないかというふうに思います。
 そういう点で、最近の世論調査を見ますと、どの世論調査を見ましてもこの国会でこの法案を成立させることについては不十分であると、あるいは成立はさせるべきではない。それからアメリカの戦争に巻き込まれないというふうに総理は説明をしておりますが、それには納得しがたいというのが、どの調査を見ましても7割から8割くらい国民の圧倒的多数が、この法案については徹底した審議を行うべきであると、こういうような考えを述べております。
 この議会には松川村の憲法9条を守る会の皆さんから慎重審議を行ってほしいと、こういう請願も提出をされておるわけです。
 先日、私の家にある方から手紙をいただきました。その手紙の内容をちょっとここで紹介をしたいと思うんですけれども、その方は毎年護国神社へお姉さんの命日祭に行っておいでになると。そのときにいつも思い出すことがあって、その思い出しを川柳にしてみたということで、川柳を幾つかざっとこう書いておいでになりましたので、幾つか紹介をしたいと思います。
 「何を思う命日祭に子や孫が」「志願兵人の嫌がる軍隊へ」「嫌なこと志願してくるばかもある」「兵隊の気持ちを知るや政治家は」「世界中不戦の誓い憲法9条」、ほかにもあるわけですけれども、このように川柳を書かれて、戦争で亡くなった遺族を思いながらこういう気持ちを訴えておいでになります。
 ですから、こういう気持ちを村民の方は今非常に多く関心を持って考えておいでになるということですので、くどいようですけれども、やはりそういう村民の財産、命を守る村長としては、やっぱりそういう人たちの声を聞いてもう一歩考えを深めていただけたら非常にいいなと、こういうふうに思いますので、重ねてくどいようですが、お願いしたいと思いますが。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 何回聞かれましても、同じ答えです。私は戦争は反対です。戦争には行きたくないし出したくないと。それが信念です。ですので議員がおっしゃられますこととは、そんなに違わないというように私は思っているんですが、どうでも言葉に出せ出せと言われてもそれしか出ませんので、何回聞かれても同じですのでよろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) おっしゃるように、村長戦争に反対する。僕も全くそのとおりであります。ですからその気持ちを今ここでしっかりした形で国に対して申し上げるということが非常に大事だということで、これ以上言ってもあれですので、言っておきたいと思います。
 次のあれですけれども、先ほど議長のお許しを得て1枚の地図を配らせていただきました。日米両政府が5月の12日にCV22オスプレイ10機を横田基地に配備をするという計画を発表しました。アメリカの国防省はこの配備について、オスプレイの一個特殊作戦飛行隊を目的で日本とアジア・太平洋地域の危機と緊急事態への米特殊作戦部隊の迅速な対応のための能力向上のために配備をするんだと、こういうふうに発表をしております。
 このCV22なんですけれども、現在日本には既に海兵隊のMV22が配備され、沖縄を中心にして全国各地で飛行訓練が行われております。海兵隊のMV22は、いわゆる海兵隊を海岸線に運んで兵隊をおろしたり乗せたりすると、こういうことが主な任務のようでありますが、今度配備されるCV22というのは、そんな生易しいものではなしに、人質の救出作戦であるとか、山岳地帯の隠密行動といった非常に危険な特殊任務作戦に使うということで、このCV22は防御だけでなく、積極的に攻撃する能力も持っているということで、MV22と比べてCV22の危険性は極めて高いということで、防衛省の資料によりますと10万飛行時間当たりの事故率はMV22が1.93に対して、片方CV22は13.4と、非常に高い危険率、事故率になっております。
 そして米軍当局者は取材に対して、朝鮮半島有事への対処が念頭にあるのは間違いないと、朝鮮半島と日本列島は険しい山並みが連なる地形が連なっておって、低空飛行訓練が日本国内で繰り返し行われても不思議ではないというふうに米軍当局者は語っております。
 そして、こういう報道を見まして、信濃毎日新聞は社説でこのように言っております。「軍事一体化へまた一歩」と題しまして、自衛隊は米軍にとってより使い勝手のよい存在になる可能性が高い。オスプレイはその象徴で、横田に配備されれば長野県も含め各地で訓練を行うことになるだろう。騒音被害や墜落の危険のおそれなど、生活への悪影響も心配。軍事一体化の問題とともに掘り下げる必要があるというふうに信毎は社説を掲げておりますが、こういったCV22が横田基地に配備され、長野県化でも飛来してくる危険性というか、可能性がなしとは言えないわけですけれども、感想はいかがですか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 感想はいかがですかと言われましてもですね、来ないにこしたことない、そういうように思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 来ないということですけれども、来る可能性は非常に高いということが言われておるわけです。
 先ほどお配りしました地図なんですけれども、海軍のMV22が配備されるときに米軍が発表した飛行ルートの一部なんです。全国にわたっていろんな飛行ルートがあるわけですけれども、長野県下に関係するこの近辺ですね、関係するルートとして、いわゆるブルールートというのが設定をされておりまして、これは岐阜県から上高地、槍ヶ岳、白馬岳を通って、そして飯山市などの県の北部から群馬県、新潟県に至る広大な飛行ルートにあるわけです。この周辺には高瀬ダムとか七倉ダムとかこういう大きなダムがあって、オスプレイではありませんけれども、米軍の戦闘機は高瀬川上空を頻繁に訓練飛行をしていると。私はタクシーの仕事をしているときに、高瀬ダムでは低空して飛行する米軍を何回も目撃をしております。
 こういうものが横田基地に配備されてブルールートを飛ぶ可能性があるというようなことで、新聞によりますと、大町市長は多くの登山者を受け入れている自治体として、政府と米軍には安全性の確保と情報開示をお願いしたい。それから白馬村の白馬観光開発の方は、北アルプスの景観と静けさを求めてくる人の上を轟音が通過するのはマイナスイメージだというふうにも報じられております。
 オスプレイではありませんけれども、これまでに例えば白馬村の八方尾根近辺で米軍機が部品を落としたという事故が既に起こっております。それからそういうことで、訓練ルートが設定されていても、いろんな事情で米軍機が訓練ルートを外れて飛んでも、そのことについて抗議をしても一応日米間の地位協定によってそれは認められていると、こういうようなことで、言葉が悪いですけれども、もう大きな顔して米軍は好き勝手に日本上空を飛来することができると。こういうことで、現実にこれは私も国会議員の調査団がありまして、それに同行して行った経験があるわけですけれども、2012年の8月には県北部を中心にしました低空飛行が起こって問題になりました。これは新聞でも大きく報道されておりますので、記憶にある方もあると思います。ごく最近では、今年の4月から5月にかけて佐久市や飯山市などの上空を米軍機が飛来をして、関係自治体や住民から不安や抗議の声が上がっております。
 そういうことで、松川村の上空は今までそういうことでは飛んでいないんだけれども、飛んでくる可能性がなしとは言えませんので、やはり関心を持って見ていく必要があるんではないかと。そういう情報をしっかり取り入れるとかね、いうようなことで、そういうようないわゆる危機管理に備える必要があるんではないかと思いますけれども、来なければ一番いいんですけれども、そういうことも含めて村長の感想といいますか、ちょっとお聞かせ願いたいと思いますが。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 前提のことでおっしゃられておりますけれども、先ほど申し上げましたように来ないにこしたことはない。情報があればですね、大北の首長は一丸となりましてですね、それぞれの対応を考えていきたいと。私だけ反対をする、賛成をするということは私は考えておりません。この地域一体になりまして統一行動をしていきたいという考え方であります。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 先ほど言いました12年の北部地域のね、ときに党の議員団と一緒に、国会議員と一緒に調査へ行って、信濃町とか鬼無里村とかね、あちらのほうへ行きました。市長さんとか地元の皆さんと懇談したんですけれども、皆さん同じことをおっしゃっていました。ですからそういうときが来たとはには、先ほど佐久と飯山でも抗議の声を上げたわけですけれども、やっぱりそれはそういうことでしっかりと心構えを持っていただきましてね。起こったときにはしっかり対処していただきたいなと、こういうことで備えあれば憂いなしとかいうこともありますので、一応そういうことが今後起こり得るんではないかということを念頭の中に入れておいていただければありがたいなと、こういうふうには思います。
 次に、自衛隊の隊員確保の問題にお聞きしたいと思うんですけれども、自衛隊は自衛隊員を確保するために市町村に対して事務の一部を委託しております。その方法は2つありまして、1つは住民基本台帳の閲覧によるもの、それから紙の媒体による名簿を提出するものということで、法的根拠としまして自衛隊は自衛隊法に、市町村は住民基本台帳に基づいて対応しているというふうに聞いております。
 そこでお尋ねしますけれども、自衛隊が住民基本台帳の閲覧に来られたことがあるでしょうか。あるいはまたそういう来られたときにどのような対応をされたのか、お聞きしたいと思いますが。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 議員さんおっしゃられるとおり、名簿につきましては自衛隊法の関係法令に基づいて受け付けをしております。最近におきましては平成26年度には12月に、平成9年4月の2日から平成10年の10月1日生まれ、17歳、高校2年生ですかね、こちらの情報提供の依頼を受けております。その後、1月に住民基本台帳法によりまして、これらの対象の方に対しまして閲覧という形で情報公開をしているのが現状でございます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) それは閲覧で閲覧された方が写し書きをして持ってお帰りになるということでしょうか。それともこれこれこれをお願いしたいというような形で頼まれて、それを村として一覧の名簿にして渡したということなんでしょう。どういう方法なんでしょう。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) すみません。その前に先ほど対象年齢の月日が違っておりました。平成9年4月の2日から平成10年の4月の1日までの対象者でございます。この方たちに対しまして閲覧という形でございますので、自衛隊の方、本部の方が見えまして書き写しをして戻られたという内容でございます。それが111名ということでございます。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) わかりました。この間、この間じゃない、去年の8月か、信毎に大きく報道されました。長野県内でも対応が分かれて、閲覧によって書き写して持って帰ってもらうということと、それと名簿を依頼されて。それを村で名簿にして一覧表にして渡しているというふうに、長野県内でも市町村によって対応が分かれていると。それからそういうことがあったということを法律では公表するように定められているわけですけれども、それを公表している市町村と公表していないところとに対応が分かれていると。こういうことで、松川村の場合には名簿を一括して渡すということでなしに、閲覧ということであるわけです。それはそれで法令に基づくことですから、それはそれだと思いますけれども。
 そこでもう1つその中でお尋ねしたいんですけれども、こういうその信毎の記事にも載っていますけれども、聞くわけですけれども、要するに自衛隊の方が法令に基づいて閲覧させてくれと。法令は許可と、これはもう法律に決まっていることですから、それでやるわけですけれども、ただ問題はその閲覧をして持っていかれた名簿の本人の個人情報がね、本人の了解もなしに持っていかれて、それが自衛隊のいろんな資料として使われると、こういうことについて不安があるというかね、そういうような声があるわけであります。
 ですから、そういうことで松川村にも個人情報保護条例ですか、というのもありますし、国のほうにも個人情報を保護する法律がありまして、個人情報についての扱いは非常に慎重に厳しくすると、こういうふうになっておりますので、個人情報が本人の知らない間に持って行かれているということについて、何らかの歯どめというかね、それの1つとしてそういうことがいつどこかでそういう閲覧があったと、こういうようなことの公表がされているかどうかちょっとわかりませんけれども、もしされていなかったらお願いしたいし、されているとすればどういう方法でされているんでしょうか。
○議長(平林寛也君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) その住民基本台帳法に議員さんおっしゃられるように、閲覧した方の公表を1年に1回以上しなさいというものになっておりまして、今、村のほうではインターネットのほうにどういった案件で閲覧をしたかと、どこの団体がしたかと、そういったものを公表しておる状況でございます。
 それから、公表する部分でありますけれども、先ほど言われたように自衛隊の募集に関しては自衛隊法に基づきまして申請されまして、それの申請を受けまして住民基本台帳法にのっとって氏名、4情報と言われるものがありまして、氏名、生年月日、男女の別、それと住所、それが4つの情報ということで、自衛隊の申請のもとについては、その中の生年月日以外の3情報を閲覧していっている状況で、公表等は行っている状況ですのでお願いします。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) わかりました。これから先ほど、これも取り越し苦労とおっしゃるかもしれませんが、安全保障法案が通った場合にはね、ますます村に対するそういう要請というのは強まってくると思います。そういうときに例えば今は閲覧で皆さん書き写して持っていってもらうと。しかし、自衛隊も忙しいから、もうそうじゃなしに一覧表でくれというふうになる可能性もありますですから、今は松川村は法令に基づいてされているということですけれども、そういうことをしっかりと今後も守っていっていただきたいと思います。
 次に、中学生の関係でお尋ねしたんですけれども、最近あちこちの中学生の募集に対して、いわゆる法令に違反をして情報提供を求めて収集しているということが報道されております。それで内容はまた後でしますけれども、その中学生の情報に対して松川村にも情報提供が来ているでしょうか。そして来ているとすれば、とれのような対応をされたんでしょうか、お尋ねしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 自衛隊の関係ということでよろしいですかね。先ほども申し上げましたとおり、対象者が高校2年生、17歳の情報提供しかございませんので、中学生の情報提供は求められたことはございません。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) じゃあこの間、お尋ねしたのは、僕は直接ね、お尋ねしたときは中学生とお尋ねしたんですけれども、そうじゃなしに17歳ということなんですね。わかりました。中学生の場合は来ていないと、こういうことでありますので、これは参考までに聞いていただきたいと思います。なぜ法律に違反しているというふうに言いましたかといいますと、1つの事例としまして、新潟県で中学校の卒業した人たちに対して、高校生に当たる自衛隊内部の学校があるんですよね。その学校に対する入学の案内というようなものを送っているということ。それから滋賀県では中学生に対して同様のことをメールというのか、ダイレクトメールというかね、そういうようなもので送っていると、こういう事案が発生しまして、その両件とも大問題になって国会でもこのことが問題になったわけであります。
 このことについては、そういう大問題が起こった関係もありまして、文部科学省、厚生労働省連名で中学生に対する直接募集は、文書募集はやってはならないということを通達を出しているわけです。それから防衛庁のほうも、そういうことで全国にある地方本部に対して中学生に対する直接的な文書募集はやってはならないと、こういうことが通知をされております。もし、そういう形でされているんではないかということで調べた結果、全国都道府県に協力するための自衛隊地方協力本部というのが50あるわけです。北海道は広いですから北海道は複数ありまして、全国で50ありまして、松川は来ていないということですけれども、長野県も含めて21地方でそういうエラーが行われているというのが国会で答弁として出されているわけです。
 されていないということですので、これもまあ参考までにということで言っておきたいと思うんですけれども、これは自衛隊法に基づいて情報提供を求めるわけですけれども、これに応じるかどうかは市町村の判断でやってもらって結構ですということで、これは強制ではないので要望があったら市町村長の判断で、あるいは可否は決めていただいて結構ですと。こういうことになっておりますので、今後いろんな状況が出てきましてね、そういうことが先ほど言いました住民基本台帳の閲覧と分けてね、これは自衛隊法に基づいてそういう情報の提供を求めてきた場合には、はっきりと断るというような態度でもってお願いをしたいと思います。
 断るというとちょっと言葉がきついじゃないかとおっしゃるかもわかりませんけれども、自衛隊は災害出動に非常に大きな力を発揮していると、そういう自衛隊が隊員不足になれば協力してもいいんじゃないかと、こういう御意見もあるのはわかりますけれども、自衛隊の本来の任務というのはそういうことではありませんので、しかもそれを中学生に対して法令に違反して情報を募集を使用して使うということはやっぱりこれはエラーでありますので、そういうことがもし来た場合にはしっかりと対応していただくようにお願いをしたいと思います。
 次に、松川村に戦争末期に南神戸のほうに登戸研究所の研究施設がありまして、ここではいわゆるその上空を飛んでくるB29に対して強力電波を発射をして、そして飛行能力を破壊すると、こういう訓練というか研究をしておりまして、その設備がもうほとんどなくなっちゃって今はごく一部しか残っていないわけですけれども、そういうことが松川村にあったんだということは、松川村誌にはそういうことは載せていただいておりますけれども、あくまでも村誌ですのでそんなに多くの方が目にしているということでないと思いますので、この間ちょっと仲間たちと一緒に松川を含めてこの安曇野の周辺のね、いわゆる戦争地域を見て回るツアーをやったわけですけれども、そこで感じたのは池田も安曇野市も松本も、そういう戦争遺跡というものについて標識を立てたり、看板を立てたり、場合によっては無形文化財ですか、有形文化財というのか、何かそういう文化財に指定をして保存をするというようなことがあるわけです。
 松川村の登戸研究所というのは、そういう意味では非常に大きなウエートを占めていたわけですから、それが全く朽ち果ててしまって、こういうものが松川村にあったんだけれどもなくなったと、誰も知らないということは、戦争の惨禍を若い人たちにずっと残していくという意味からいっても何らかの保存が必要ではないかなと。こういうことで、現地に標識を立てるというか、看板を立てるとかね、何かそういうことでこの場所がそういうことに使われておったんですよと、今そういうことが若い人たちに語り継いでいくということでも大事だということがありますので、ぜひ現場に、もちろん地権者との話もあると思いますけれども、そういう看板とか標識を設置して、ここにこういうものがあったんだということをやってもらえばありがたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) まず戦争の部分の遺構といいますか、遺産についてのツアーというものは、松川村はちょっとやっていないのは事実上でございます。それから登戸研究所につきましては村誌2ページにわたって載っているということですが、大分概略の部分があろうかと思います。それで松川村にも2カ所、それから池田町にも2カ所あったというようなことを聞いていますけれども、その中で昔、勤めていた方が松川村に在住していたというようなお話も載っていましたけれども、その方も私の存じている方であれば亡くなってしまっているような部分もあります。いろんな本も出版されておりまして、いろんな部分を見ますけれども、現実的に詳しい部分がなかなか出てきていない。松川村の部分ですね。そういうような部分もあります。
 それで議員おっしゃるように、戦争遺構というものを語り継いでいかなければいけないというのは重々承知しておりますけれども、現状の中でそのコンクリートの部分、それからもう1つは事務所があった部分の土台のコンクリート部分が残っていると、近隣には、そういう部分もありますけれども、おっしゃるとおり地権者の部分があろうかと思います。そういうことについてまず村誌ではPR不足であろうかというようなお話がありますので、まずは広報等でお知らせをできるかということを総務課のほうと検討しながら、今の段階では進めさせていただきたいというふうに思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 場所は非常に狭い、もうほとんど何もないところなんですね、行っても説明する方が同行しなければよくわからないというような場所なんですけれども、そこにそういう研究所があったということは、これは紛れもないことで。
 なぜくどく言うかといいますと、日本が戦争末期に登戸研究所が果たした役割というものは、物すごい大事な役割を果たしているわけですよね。御存じのように日本はいろんな秘密兵器をつくって終戦を迎えるわけですけれども、そういう非常に秘密兵器を細菌兵器も含めてね、つくったわけですけれども、そういう部隊が長野県に来ていたんだと、松川村にもそういうのが来ていたんだということを伝えていくということは、単に戦争はもちろん悪いんだけれども、それ以上やってはならないその秘密兵器を研究していたんだという事実はやっぱり伝えていくということは極めて大事だと思います。ですからそういう意味でも、いろいろ弊害はあるかもわかりませんけれども、そういうことが松川村の歴史にあったんだということをぜひとも考えていただきたいなというふうに思います。
 もう1つは、今、安倍さんがこれも異存があるかもわかりませんが、いわゆる戦争法案をつくって一生懸命そういう方向に走っていっているというような中で、今ある戦争遺跡についてもそれの表記を変えるとか、いろんな圧力がかかってそれが変えられるという動きもあるわけですよね。ですからそういうようなことで、正しくそういう事実を後世に残していくということはますます必要になってくると思いますので、ぜひとも考えていただきたいなということで、村長ちょっと感想をお聞きしたいと思いますけど。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 言っている意味は私も理解はできるんです。ただですね、ほとんど松川村の人は知らないと思います、今言われた場所は。それをあえてですね、みんなに知らすことが本当に必要なのかなということも、ちょっと私は検討しなければいけないなというように思います。
 ただ、今、教育長言われましたように、広報等でそういう場所があったと、こういうものはこういう研究をしたんだということは知らせていきたいということでありますので、また総務課のほうと相談をしていきたいと。
 戦争法案、戦争法案というふうに今言われておりますけれども、国はね、俺、戦争をしようというようなことは考えていないというように信じているんです。あれだけのね、大きな戦争でもって被害があったのに、再度やるなんてことはないような気がするんですけれども、人の考え方はわかりませんので、そういうことにならないよう努力をしていきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) 村長には甚だ失礼な言い方かもわかりませんけれども、国はそういう態度はとらないとおっしゃいますけれども、そういうことであれば今こんなに大きな問題にはならないわけですよ。国民全体がね、今、安倍さんがやっている戦争法案づくりについては、本当に日本の国がね、戦後70年、憲法できて70年じゃないですけど、少し後ですけれども、その間、日本がこんなに平和でやってこれたのは憲法をあったからなんだと。とりわけ憲法9条をあったからなんだと。それは国がね、憲法学者とかいろんなそういう知名人、研究者含めてね、こぞってこれは憲法違反なんだと、国の形が根底から破壊されようとしているんだということで大問題になって、全国の地方紙のほとんどがこれについては異議ありと、こういうふうに言っているわけですよ。
 ですから、そういうことはもう村長も当然御存じだと思います。御存じだと思いますから、やっぱりそういうことについて村民の立場に立ってね、先ほど言いましたようにやっぱり長野県内でもそういうことを述べる首長さんも出てきていますし、議会も出てきているわけですから、やっぱりそこのところはもう少し村民の皆さん、村民だってそういう全国の世論調査と同じような考え方を持っていると思います。私たちが宣伝していても多くの方が手を振ってくれますし、署名を持っていったら快くしてくださったり、ある方は署名用紙を預かってもらってわざわざ私の家まで届けてくださる方もおいでになるんですよね。ですからそういう人たちの気持ちを考えたら、国が戦争をやるようなことはないなんてことは、それはやっぱりもう少し考えていただきたいなと。言葉をとり失礼な言い方かもわかりませんけれども、僕の気持ちとしては今の村長のお話に対してはちょっとやっぱり反論をしておきたいなと、こういうふうに思います。
 これで1番終わります。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私も反論させていただきたいと思います。あのですね、議員のおっしゃっていることはわかるんです。ですが、みんなが反対して、今まであの9条があったおかげで世界平和が、日本は平和で来られたということも私は十分承知をしております。みんなが選んだ議員、その人たちが国民が不幸になることをやるはずがないというのが私の考え方なんです。今回、議会に対して請願も出されておりますよね。その請願の回答の結果も私は今回見ていきたいというように思っております。以上です。
○議長(平林寛也君) 上田議員、よろしいですか。上田議員。
◆12番(上田治美君) これ以上言うとまたあれですので、ただ一言だけね、ほんの一言だけ言わせてください。議員がね、皆さんから選ばれた議員がそういうことをするはずがないと、こういうふうにおっしゃいますけれども、今、国会議員のほとんどはいわゆる小選挙区制で1票でも多くなった人が当選する制度になっているわけなんですよ。ですから今そういうことをやっている人のほとんど、ほとんどというかかなりの方はね、その1票でも多かった人が入っているという、いわゆる虚構の多数の人たちがやっているだけであって、国民の皆さんの真意が今の国会に正しく反映されているかといえば、決してそうではないんだということだけ言わせてください。
 以上で終わります。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 請願が出されておりますので、先ほど申し上げましたように、私は結果を待ちたいというように思います。それからあくまでも私は戦争には反対をしたい。この松川村の皆さんに戦争地には出したくないと、それは何回も申し上げております。そういうことで御理解をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) これで「平和安全法制」に関連しての質問を終わります。
 続いて、質問事項、福祉についての質問を許します。上田議員。
◆12番(上田治美君) 福祉の問題なんですけれども、具体的には3月議会でお尋ねしました病児・病後児保育について、時間がありませんので簡単にお聞きしたいと思うんですけれども、3月議会の答弁の中では、4月から施行される子ども・子育て支援法に基づいて5年ごとに見直しを行うということで、設置された子ども・子育て会議で今現在協議をしているということで、その5年ごとの計画の中でそういう要望というかね、いろいろ必要があれば見直すこともできるし、そういうことでやっていきたいなという趣旨のことが答弁されております。
 もう1つは、長野県としましても、そういう子ども・子育て支援の中で子供たちが病気になったときに、お母さん方が会社を休まざるを得ないということが、社会の発展にとっても弊害になっているということで、このことについては支援をしなければならないということで、県としても施策を組み、予算も組んでやっているということだから、ぜひ見直しを早めていただいて、できるだけ早くお願いをしたいということでお願いしておいたわけですけれども、その後の検討の状況はどういうことなんでしょうか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) この4月より保育園の関係でございますけど、教育委員会のほうに移りましたので私のほうで答弁させていただきます。
 まず病児・病後児保育につきましては、先ほど議員さんおっしゃいました松川村子ども・子育て事業計画を作成するに当たりまして、松川村子ども・子育て会議において検討いたしました。その結果、人数に対する見込みが少ないこと、それから愛着形成が重要な時期だからこそ、病気やけがをしたときくらい近くにいてほしいという考え方から、当初計画には載せないということで決定をいただいております。現在その状況は変わっておりません。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) この間、福祉課長さんのほうにね、以前子ども・子育て支援法、それに当たってのお母さん方のニーズ調査をされまして、その結果を僕なりに集計したものをお渡しして、実際に子供さんの病児・病後児保育について、やっぱりそれなりの関心というか要望というかね、強いということで資料はもうお渡ししているんですけれども、そういうことを考えるとね、これはやっぱり一刻も早く何らかの形を手を打っていただくほうが、国や県のそういう考え方とも合致をしていいなというふうに思いますので、テンポを速めてもらってですね、お願いをしたいなということで。
 ちょっと時間のあれがありますから詳しくはあれなんですけれども、子供さんが病気になったときにどういうことをやりましたかということで、多くの方がやっぱり休まざるを得ないということで、お父さんが休んだりとかあるんですけれども、圧倒的にはやっぱりお母さんが休まざるを得ないというような状況にあったりとかいう状況もあります。直接にはあれですけれども、そのことを理由で職場をやっぱり変えざるを得ないという方も中には出る危険性というのはあるわけですから、ですからそういうことで一刻も早く検討していただいて、実現できるようにお願いできないかというように思いますけど、重ねてちょっとお願いしたいと思いますが。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 議員のお話しされているそのアンケートといいますかね、結果といいますか、そういう部分については村のほうでやっている実施計画のための検討というようなアンケートの結果ということで承知はさせていただきたいと思いますけれども、それにつきましてもやっぱり今、次長のほうで申し上げましたけれども、その愛着形成の時間という部分があって、なかなか預けたくないという方もいらっしゃるのは事実だと思います。
 それからもう1点は、あったほうがいいというような方もいらっしゃいますけれども、それについてもちょっとアンケートのやり方がどうも整合する、一致しないような答えになっている部分はありますけれども、なかなかアンケートの中では全て理解できますといいますかね、そういう部分についてはちょっと疑問がある点があろうかと思います。検討については若干いろいろ新しく子育て応援課のほうでも若干検討した経緯はありますし、それから以前担当しておりました係長もうちのほうに来ておりまして、話をした経緯はありますけれども、現状の中では直ちにというのはなかなか難しい部分があるだろうと。
 特に、病児については医療機関の関係がありますので、それについては今のところ広域のほうで若干考えている部分があろうかというふうには聞いております。それから病後につきましては保育園等で実施しているところも近隣にありますけれども、民間等の施設もありますし、これについても広域的な判断を必要ということで、検討は若干しているということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) アンケートの見方もいろいろあろうかと思うんですけれども、教育長さんおっしゃるように、子供さん病気のときにはやっぱり見たいということで預けたくないとかね、おっしゃる方ももちろんいると思うんですよ。しかし、そうではなしに預けたいと、休むわけにはいかんからね、預けたいというふうに強く願う方もやっぱり、むしろそちらのほうが多いということはアンケートの中からは読み取れるわけですから、ですからそういう方があるということを県のほうも心配しているわけですので、ですから県は事業年度、年度までに到達する計画をもうちゃんとつくっているわけですから、その計画に合うような形でやっぱりテンポを速めていただくということをぜひお願いしたいなと思います。
○議長(平林寛也君) 教育長。
◎教育長(西澤勇君) 私の理解が違えばいけないんですけど、村のほうの計画のほうには載せていないという部分ですよね。そういうことで、答弁の中ではつくる、先ほど答えたような理由の中で、村の子育ての計画のほうには載せなかったというような答弁をしたというふうに理解をしております。
 それ以後、先ほどの御質問の中で検討はしてほしいというようなお話をされたと思いますので、それについては検討をしていくというようなお答えをしたというふうに思いますので、計画にあるから検討しないとおかしいんではないかというようなふうには、私ども引き継ぎの中では聞いておりませんけれども、そういうことでお願いをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 上田議員。
◆12番(上田治美君) ちょっとやはりわかりにくい、聞き取りにくかった部分もあって失礼なんですけれども、3月議会のときに県の資料もね、出して県はこういうことで何年度までにどういうふうにするという計画をつくって予算もつくっていると。こういう資料も出してお尋ねをしておりますので、県も予算措置も組んでおりますから、ですからそういうことでやりやすい面もあると思いますので、検討のテンポを速めていただきたいなということを重ねてお願いをしたわけです。
 これは病児・病後だけじゃなしにね、そういうことをしていくということは、先ほどの梨子田議員の質問にもありましたようにね、やっぱりここらのあれは高校生に対するあれですけれどもね、高校の受験するためのひとり親のための支援とかね、そういう子育て全般についてやっぱり多い少ないじゃなしに、そういう要望があれば検討をすると。しかもくどいようですけれども、県のほうでそういうことをやりなさいよというふうに援護射撃やるんですから、やっぱりそれをもってスピード感を持ってやっていただきたいなというふうにお願いしまして、最後にちょっと村長の感想というか、お聞きをして終わりたいと思いますが。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私は、松川村の宝は子供だというようにずっとそういう主張でまいりましたので、子供についてはできるだけの考え方はしていきたいというように思っております。以上です。
◆12番(上田治美君) 終わります。
○議長(平林寛也君) これで福祉についての質問を終わります。
 以上で、12番上田治美議員の質問を終わります。
 ここで13時10分まで休憩します。
                                 午前11時51分 休憩
                                 午後 1時10分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 続いて、順位3番、10番平林幹張議員の質問事項、地域医療の充実の質問を許します。平林議員。
◆10番(平林幹張君) それでは私の質問ですけれども、非常に午後のトップバッターということで非常に眠たい時間でございますけれども、ぜひ御回答いただきたいということでよろしくお願いしたいと思います。
 最初に、通告で申し上げてございますように、この地域においての地域医療という部分で今回は質問させていただきたいということであります。
 松川村は、やはり健康長寿日本一を目指すという、そういう形の中で、特に非常に人口減少問題進んで、非常にいい村を目指すという形の中でどうしても医療というのが大事なところになってこようかなということで、特にこの地域医療というところは非常に私は重要かということを思っておりまして、この地域医療の充実という観点から質問をさせていただきたいということで思っております。
 最初に、具体的な形の中でいきますと、実際ここの松川村における医療の実態ということについて、どのように承知をなさっておられるのかということを質問してまいりたいと思いますが、その観点を申し上げると、やはり基本的な部分でこの地域における問題という形を考えると、高度医療、超高度医療は別として、この医療圏、松川村における医療の水準という形で考えた場合に、やはり医師数であるとか、やはり検査機能を充実した医療施設であるとか、さらには診療科であるとか拠点病院であるとか、それから救急体制、そうしたものの状況の中で松川村における医療水準、それから医療環境というものをどのように把握されているのかということで質問してまいりたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 松川村に対する医療水準ということですが、内科が幾つ、外科が幾つ、そういうことを言えばいいわけですかね。それと、安曇病院が近くにあったりですね、大町病院があったりして、私は大変に恵まれている松川村だというように思っております。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 数値的な形は私も承知をしておりますので、今、村長お伺いの医療水準という形の中で、松川村は恵まれているという、その視点という部分でいきますと、この地籍においては恵まれているという形も私もそうだと思います。特に両病院、それから大北地域のそれぞれの開業医の先生方を含めて、非常に高いところにはなってきておると思いますし、松川村の条件からするとやはりそういったことだろうと思います。そのことが結果的にはこの大北医療圏自体のやはり医療の質という点で何というか、なかなかほかの医療機関、医療圏と差が出てきているという実態を私としては話をしていきたいという形でお聞きをしました。
 ということは、先ほど私申し上げたように、医師数であるとか診療科であるとか、そういったものについては、ほぼ他の医療圏と同等だという形で思っておりますけれども、実際例えば救急搬送であるとか、あるいはがん拠点病院であるとか、いわゆる県が指定するそういった施設という部分がここに見出せないという医療実態ということを考えれば、県下ワースト2位という形、木曽医療圏、それから大北、上小と北信は相当、その部分では革新がなされてきたわけでありまして、ここの地域において、そういう部分の点からするとまだまだ立ちおくれているんではないかなという形がありましたので、そんなことを申し上げました。
 そこで、要するに松川村の医療水準という形で、何がそういう形を支えているかというと、やはり地域性の問題であって、この大北医療圏で解決できないところは、他の医療圏でカバーをしているから実態としてはできると。松川村は隣の安曇野市を含め松本市も含めて、そういった医療圏に行くことができる。あるいは白馬村は長野市、小谷村は糸魚川と、他の医療圏に依存する部分が大きいがために、この医療圏自体がやはり非常に何というか水準がさらに向上してこないという、そんな実態ではないかなと思いましたので、次の部分でいう、松川村としてはそうなんだけど、じゃあ大北、この関係の北アルプス広域医療圏の中でどうなのかという形の話として、実態としてはそうではないかと思いますので、その辺についてお伺いをいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 私が言うより議員のほうが御存じだというように思いますけれども、私はね、2次医療圏の中でしっかりできれば、3次は松本、安曇野市、近くにありますので、ここでですね、脳ドックのことのいろいろやるということ自体が私はね、無理だと思うんです。だから第2次までをしっかりとこの地域でやっていただければ、私は十分かなと。それで安曇病院にも5億(同日「2億」の訂正あり)というようなお金を支援をさせていただいておりますので、そういうように考えているということでお答えにさせていただきます。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 今、村長から御回答いただきましたけれども、まさに村長がおっしゃられた内容が、この大北医療圏地域の皆さんのほとんどの考え方かなと思います。
 私が、申し上げたいことは、そうしたいきなり高度医療を、あるいは施設の充実をという形ではなくして、この地域の医療を向上していくためには、やはりこの地域の皆さんがそれなりの協力をしていかないと、いわゆる医療機関の努力だけではどうしてもその質の向上、医療の質の向上というのは目指せないんだということを逆の視点から申し上げていきたい。文書にすれば6次総合計画の中でも、いわゆる広域と連帯した形の中で進めますという言葉になっておりますので、その具体策はもっとやはり住民がそのことの認知をしっかりしてさらに進めなければ、いつまでたっても同じ形になってくるんではないかと、そう思いますので、その点について申し上げていきたい、そう思うわけであります。それについて。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) ちょっとよくわからなくて申しわけないんですけれども、2次じゃなくて高度医療、第3次まで議員はやれということをおっしゃりたいということですか。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 2次の充実という部分で、やはり村として提唱している誰もがやはり適切な医療を受けれる、そういう環境をつくるという形の中で、医療の質という点でまだまだ他の地域に劣っているという形で2次完結。その部分で、高度医療は決して超高度医療をこの施設でやるという形ではなくして、やはりそういった部分で今いわゆるここにない拠点病院の設定であるとか、それには2次医療でもってできる範囲という部分が当然こうあるもんですから、そこを充実して、もう当然3次医療、高度医療をここでやるということは、とてもじゃないけどできることではないと私も思っております。
 医療機器、施設、それから基準にしても非常にハードルが高くて、とても現在のこの松川村初め広域の医療圏の中でそのことの完結というのは当然難しいと思います。しかしながら、今言ってみれば、特に救急体制等々を見てみますと、なかなかこの地域でもって完結できていないという部分が実態としてあるわけでありますので、2次でできるところはやはり2次でもって完結していく方向という部分をやはり行政として考えていっていただければなというのが私の主張であります。
 当然、その高度医療、3次医療についてここでできるような体制ということは考えておりません。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) だから先ほども申し上げました、安曇病院にもですね、私どもも4億か(同日「2億」の訂正あり)、というようなお金をですね、支援をさせていただいているわけであります。そういう中でね、それぞれの病院で今しっかりと体制固めをしていただいておりますので、私どものほうからじゃあ何が足りないでやれとか、あれが足りないでやれとか、これが劣っているでやれというわけにはいかないというように思います。
 ただですね、大町病院では産科のお医者さんがいなくなって分娩ができなくなったことの中では、一緒になってぜひ産科医を大町病院にお願いしたいということで、これは知事のほうまで陳情に行っておりますので、そういうことについてはやらせていただいております。だけど、ほかにあの先生が足りないで、この先生が足りないでやってくれというようなわけには、ちょっと私はそこまで勉強不足でですね、申し上げられないので、それぞれの病院で体制を立て直していただいているというように考えております。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 今まさに村長がお答えをいただきました。私はそういう面でもって、年間に5,000万の補助を地域の医療機関に出していくということで御決定をいただいたことについて、この地域のその医療施設の充実という点で非常にありがたい。そんな形で思っておりますし、ただ、その中で村長さんも、それから議長さんも例えば病院の運営委員という立場である中で、やはりそういった地域の医療の質の向上に対して、やはり村民が決して今困っているということではないわけでありますけれども、医療の実態を捉えた中で、やはり望んでいるところの部分のやはりお金を出していく以上、そういった部分の主張もやはりあわせて行っていっていただきたいなという思いがあったもんですから、あえてそういったことでもって、この地域の医療の質というのは決して誇れるところではないという実態を私としては考えておりますので、さらに医療の質を高めるためのそれぞれの自助努力プラス、やはり住民の皆さんがそういった部分で協力するよという、そういう何というんですか、やはり地域の医療という点でいくと住民の皆さんの協力がなければ、なかなかその水準には達していかないんだという形を思っておりましたので、あえてそういう言い方をさせていただきました。
 それで、やっぱりそういう部分でもって少しずつその体制についてお話をさせていただきたいと思いますが、やはり住民の中で先ほど村長さん言われましたように、周産期がないという実態、本当に困らなければこの地域の皆さんというのはやはりそういうことの発生にはならない。先ほどから申し上げているように、この地域の皆さんの医療水準、医療実態という把握自体は、本当に身につまされなければ、何というかそういった声にはならないという、そういうことであるわけであります。
 周産期の例が出ましたので、そこで少しお話をさせていただきますと、実態としてこの大北医療圏自体、周産期のかかわりの部分でもってああやって、大町病院自体が先生方の定年ということで異常事態を迎えたと。そこまでに至った経過を少しお話をさせていただきますと、やはり県指定の周産期センターというか病院というか、あるいは施設というか、そういったものでなければきっちりした診療報酬、それから枠組みという中ではいられないという実態の中で、大町病院の自助努力によってずっとそういう形でもってあそこで産科が可能になってきて、実態からするとやはり患者自体は小谷は先ほど言うように糸魚川へ行き、白馬は長野へ行き、松川村、池田町は南安曇へ行きという形をとっている中で、なかなかそのいわゆる患者の絶対数、それに達しておらなかったという、そういういわば負のスパイラルに入っている周産期でありましたので、そういう状態になっていること自体、またそれが私が申し上げる医療の質、医療環境という形の中で、この地域がなかなかそういったスパイラルに入っている形の中では脱却できていかないんだろうと。私が申し上げたかったことはそういうことであります。
 じゃあどうやったらいいんだと。地域の声としてその病院、その医療施設を住民の方が専属で利用をし、さらに患者数をふやし、それからやっぱりそういったことを1つは一生懸命医療機関はそういうことでもって努力をしているんだけれども、住民からそういった声は全く届いていないというのは今の実態で、県にもそういった要請であったり陳情であるとか、県議会議員を通じてという形も若干はありましたけれども、本当に県の中にはそういう実態としての声というのが届いていないんだという形が、私としては前任の務めた場所においてやってきた、あるいは陳情した段階ではそんなことがありました。
 周産期については、それこそ大町病院がああいった形で努めていただきましたので、それはもう本当に市長みずからそういった形で届いているわけであって、まさにそういう運動展開をこの地域においてやっぱりやっていくことが、本当にそういった部分の解決に結びついてくるんだろうと。ただ、現況ではある部分カンフルであって、なかなかそれ以上の形が進めない。これは私が申し上げていることは、今日言って今日皆さんが納得したからそれじゃできるかという、そういう問題ではありません。地域の皆さんがそのことの問題意識でもってそういったつながり、それから将来に向けてこうしていくんだという、そういう誘導がなければ、このことの解決は本当にカンフルであって根本的な解決はしていかないだろうと思いますが、その部分について村長のお考えをいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) まず、さっき4億、5億とちょっと言いましたけれども、これ2億の違いですので、すみません、訂正させていただきます。
 それからですね、今、私は村内で求められるものについては、村内の業者を利用してくださいということを皆さんにお願いしております。今、議員のおっしゃるのは、お医者様もできるだけよそへ行かないで、この大北地域で利用しろということをおっしゃっているように私は聞けたんですが、そういうことでいいわけですね。わかりました。
 それにつきましてはですね、やっぱり村としましては安曇病院さん、大町市立病院さんを利用しろ、村内のお医者さんを利用しろということは、どうですかね。私にはちょっとそこまで言えないような気がするんですけれども、またこれ庁内で検討させてもらいたいというように思います。また大北の医師会の皆様とも話をしていかないといけませんので、そこはちょっとどうですかね。ちょっと考えさせてください。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) その検討をする課題の中で1つ加えていただきたいのは、村としてそれを申し上げていいのかどうなのかというところもあるわけでありますが、例えば大北、北アルプス広域の中でやっております夜間急病センター、この報告も議会の中での報告もいただいておりますけれども、まさに大北医療そのものの縮図かなと。
 というのは、平成17年の3月に発足をした経緯から考え、やはり10年たった形の中で患者数が年々減少し、あそこの経営自体がなかなか厳しい部分であるという報告も受けておりますし、そこに至った経緯の中で大北医師会、それから各開業医の先生方、両病院そういったところの部分の協力を得る中でもって立ち上げた、そういった形だろうと自分としては承知をしております。それに対しての補助金も当然とってくる形であったわけでありますけれども、これだけ医療が進んで医療の質が求められてくる中で、年間で約百七十数名の時間外の患者を受け入れるという施設、診療所において、検査機能もなければカルテにしても、電子カルテでもなければ、単に問診をしっかりして、それからお医者さん、薬剤の投与という形でしかない現診療所をずっと十数年続けてきているわけでありますが、その検証、見直しという形も報告を受けている形の中では全く聞いておりません。年間で約四千、五千万ちょっと欠ける、四千九百数十万でしたか、それだけの費用を投下し、本当にやはりいわゆる急病センターの機能として、これについては私も前任の病院の中で輪番制に基づいて医師を投入したという形の若干裏事情もお聞きをする中で、やはりそういった形の機能というのはなかなか十分になされてはいないんではないかなと思っている中で、例えば本当にこの地域の医療、それから水準を上げるという観点、地域医療を守るという観点で、例えばそういったことについてはどのようにお考えになっているかという形もちょっとお聞きをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 議員のおっしゃりたいのは救急夜間、今、大町でやっているのをそろそろ見直す時期じゃないかということをおっしゃりたいというように思って、それに答弁でよろしいですか。(10番「はい」の声あり)
 私もそういうように思っております。これが発足した時点のことは御存じですか。(10番「はい」の声あり)私だけ1人反対したんです、要らないと。そしたら大北の医師会の皆さんが、皆さんというか、その当時出ていた会長が、松川村へは大北の医師は派遣しないと、そこまで言われてですね、時の市長が飛んできました。あの発言はまずいから撤回してほしいと。そういうことの中で、私はじゃあ医師会の先生が出ているときには本当のことは言わないということまで申し上げました。
 ですが、今大北の医師会の中の役員の先生も、同じ考え方をしているんです。そろそろだなというようには思っておりますけれども、私はそういうことがありましたので、先生たちがいるところでは言わないです。やっぱりだったじゃないかと。だから、できるだけ、議員のほうからですね、そういうことをその場でおっしゃっていただければありがたいですが、ぜひ私もそういうように思っております。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 今、村長からその御回答をいただきまして私も安心をしているところでありますけれども、実はこれ、議会報告の中で北アルプス広域の報告をいただいたときに、その辺の協議をする場所自体がどうなのかということもございましたし、あえてここでそういった形でもって村長のお考えをお聞きした部分で、これからはやはりそういったそろそろ見直しをかけていく、本当にそんな時期かなと。そのことがやはりこの地域に大きく影響してくるんだろうなと思っております。
 というのは、実態として開業医の先生方の中にもそのことについて、当時の単に医師不足、小児科医あるいは内科医の不足という形を優先させて、ある程度、行政区の中で解決できるところをこの組織に委ねたという経緯も自分なりには承知をしておりますし、実態としてその裏についてもやはり実際部分としての費用は、ほとんど先生方の費用弁償で終わってしまう。そこの診療報酬という部分の中ではやはりそれだけの拠出をしなければならないという実態、まして10年たってその医療環境は大きく変わっている形の中で、それを履行していくこと自体は、決してこの大北医療圏の何というんですか、発展とそれから質の向上には結びついてこないだろうという形がありましたので、あえてそういう質問をさせていただきました。
 ずっとこういう話を続けていく中で、あえて私はいわゆる大北医療圏というか、北アルプス広域においては住民の皆さん、市民の皆さんがわかっていないところで医療の質の低下、逆スパイラルに入っている。そういう医療実態ではないかなというのが私の何というか、自分の考えであります。やはりその地域においての医療の水準を高めていくには、先ほどから申し上げているように、それぞれの拠点病院、そういった部分がフル活動をする中でその地域の医療という部分の水準が上がっていくという形があります。
 もう1つ例をとって言わせていただければ、今回、毎回一般質問の中で何とか早目にこのことをお話をしようと思っていたわけでありますが、特に災害時、緊急医療、この観点で神城断層の地震の際の実際の災害的な災害医療という点でどうだったのかということの検証が、県のほうでも検証するという形であったわけでありますが、そういった部分がまず報告がなされているかどうか、その辺をお聞きをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 福祉課長。
◎福祉課長(丸山正芳君) お願いいたします。神城断層地震の関係の医療体制の検証の関係をお聞きされていると思いますけれども、この関係につきましては村のほうでも包括医療の関係でそれぞれ入っているわけですが、長野県の地域包括医療協議会というのがございまして、その中に大規模災害の医療救護委員会というものが設置されております。この関係については県のほうで事務局となってこの地震、災害後に3月の時点でこの委員会を開催いたしまして、その検証をしたところでございます。
 その中で、医療体制で出動の関係については、議員質問の中にありましたそのDMAT出動状況、それから心のケア医療チームのそれぞれの活動というものが、その委員会の中でも報告されて、災害に遭われた方をなるべく早く救護するための活動報告がされたので、その関係を若干報告させていただきながらお願いしたいと思いますが、DMATの出動状況につきましては、県のほうから要請がございまして、県内の10病院11チームが派遣されたということでございます。
 11月22日の夜間発生したわけですが、その発生後に速やかに県のほうで対策本部が立ち上がりまして、県のほうから先ほどの10病院のほうに派遣要請がされて出動がされたということでございます。それぞれの病院からの11チームにつきましては、災害拠点病院であります大町病院のほうに集まりまして、それぞれの災害現場へ行きましたけれども、議員御承知のとおり、けが人等は発生しましたが、死亡者等は非常に少なかったということで、医療ニーズがないというようなことで翌23日の夕方には撤収されたという状況でことでございます。
 それから、あと心のケア医療チームにつきましては、安曇総合病院の心のケアチームが災害発生後11月27日から翌年の1月29日まで、それぞれ避難所で支援活動が行われたということで、特にどうしても避難所での心のケアといいますか、それぞれ被災者についてはどうしてもそこら辺の部分が非常に支援を求めているということで、それぞれ看護師を中心としながらケアをしたということで報告を受けております。それからあと市町村につきましても、松川村のほうでも保健師を派遣したりとか、その中で災害のほうの支援をしてきたところでございます。
 先ほどに戻りまして、その検証の関係での先ほどのその大規模災害医療救護委員会での3月16日に行われたその検証の中では、医療本部についてはスムーズに設置できたということで、大北の医師会の中では総括されております。ただ、それぞれの2つの病院についてはなかなか情報がスムーズに入ってこない。夜間の場合ですので、そこら辺のところで職員の配置とか、あとそれぞれあれですね、病院に搬送されてくる患者の対応等、なかなかその夜間での対応というのは非常に大変だったというようなことが報告されております。
 これも1回だけの委員会ではなく、またそれぞれ第1回目の検証の委員会ということでなっておりますので、今後またあってはならないことでございますけれども、これを教訓にしながら次の災害のときにはスムーズな対応ができるようにということで、この委員会の中でも今後進めていくというようなお話も聞いておりますのでお願いしたいと思います。以上です。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 今回の災害においては、本当に奇跡的に死者がゼロという、そういうことでありまして、本当に不幸中の幸いということでありましたですけれども、私が申し上げたいのはその先でありまして、DMATの出動、確かに長野県の長野赤十字、実際部分として出動は1時間以内に現地へ、美麻のあの段差を超えても入っているという実態からすると、拠点病院である大町のDMATの出動は非常に遅かったということの部分。それがまさにここの災害拠点病院を指定されている大北地域における、先ほど報告にもありましたように11団体のDMATが出動している形の中で、いち早く駆けつけなければならないDMATの出動が、実態としてはたまたま土曜日であったということもありましたし、医師体制の確保もできなかったということもありますし、さまざまな要件はあるにしても、やはり非常にその辺でここの地域の医療が本当に守れるのかという形、実質的なトリアージに係っては重傷患者11名、これもちょっと公表していいのかどうなのかというのもちょっとあるんですが、重傷患者のオペに至った方々については9名いらっしゃるということであります。この部分のオペ自体が地域内でなされているかというと、実はそうではないという実態が私の調べではあるわけであります。
 そこで、やはり体制的に、私、先ほどから申し上げているように、医療の質という点を鑑みて、ここでもって挙げていくという形になりますと、村長おっしゃられたように不可能のものについては他の医療圏に任せればいいじゃないかということがあると思いますけれども、それはある程度最小限という形で、それ以上に患者があって、とてもこの地域の医療圏で完結できないということであるとするならば、本当に傷病者が多くてとても病院の対応では無理だよという形の判断であるとするならば私は当然と思いますが、この緊急オペ自体ができなかった。これはやっぱりしっかりした検証をする必要があるんだろうなと思っておりますので、その辺をやはり広域の医療圏の本当に申し上げられるべき範囲で、もっと充実をするという形のことを申し上げて、いわゆるこの地域の向上、医療の質の向上を願いたいと思うわけでありますが。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 先ほども申し上げましたけれども、私のできることとできないこととあります。ですので、これは医療の関係の会議がありますので、私どもの議員からそういう話が出たというようにお伝えだけはしたいというように思います。
 議長にお聞きをしますけれども、このことをこの医療機関の中で私どもの議員からこういうことが出たということを要望してもよろしいでしょうか。
○議長(平林寛也君) はい。
 平林議員。
◆10番(平林幹張君) ありがとうございました。そういう何というか、地域の声というか、実態的な部分をやはりそういった機会でもって議論をしていただくことによって、やっぱりこの地域の医療水準、医療の質が向上していくと思いますし、これから申し上げていくこの地域においての負のスパイラルを脱却するためにも、やはり重要なことだろうなと思いますので、ぜひそういったことで、今回はそういう非常に大災害には、災害に大災害もないかもしれませんけれども、医療に関して大きなダメージはなかったというか、その教訓に基づいてここの体制、もっともっと大きな大惨事になったときに実際どうするのかという形も検証していただいて、そのもとには災害救助法、それから協定、この大北においてはそういう形があるかと思いますので、そういったそれぞれの団体の中でそういった検証をさらにお願いをしたいなと思いますが。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 再度、議長にお聞きをしますけれども、この今の議員の意見をですね、私がこの医療機関の会議の中でこういう要望が出ましたので対処してくださいということを申し上げても問題ないわけですね。
○議長(平林寛也君) はい。
◎村長(平林明人君) いいですね。
○議長(平林寛也君) はい。
◎村長(平林明人君) いいんですね。
○議長(平林寛也君) はい。
◎村長(平林明人君) わかりました。そういうことならば、申し上げていきたいというように思いますが、これによってですね、松川村に医療、その体制を整えるために負担金が求められるかもしれません。その場合には何をおいてもじゃあ負担をしていかなければいけないということも承知おいていただきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 前段で申し上げましたように、これは今日言って今日何というんですか、それが変わるとか、そういった問題ではなくして、やはり他の地域でお住まいになっている方については、恐らくこの自分たちの医療環境という部分で本当に切実に困らない限り、身に降りかかる形はないと思われます。だから、やはりこういった災害があったり、あるいは今の状況を踏まえた形の中で、時間をかけてやっぱりその環境を整えていくと。これは本当に時間がかかることであるし、本当にエネルギーが要ることだと思います。
 ただ、そういったことを少しずつやっていくことでもって、この地域の医療が水準も、そしていわゆる医療圏自体が守れていくんだろうなと思いますので、もちろん開業医の先生、それから医療にかかわる薬剤師の皆さん方まで含めて、全体でこの地域がやはりそういった形の向上を目指していっていただくという形が、私としては本当にそこをお願いしたいと思いますし、さらにやはり住民意識の中でやっぱりそういう実態なんだぞと、このこういった契機を1つ糧にして、もうワンランクこの地域が医療水準を上げていくことをみんなの力でもってやっていくと。そういう形に進んでいってほしいなと思いましたので、そんなことで申し上げました。
 世の中で言っている、やはりいろんな何というんですか、医療に関してのさまざまな諸問題はあるんですが、そうしたことの理解を住民の方々が一つ一つ知っていだたくことによって、実態としておわかりになったり、自分の身に降りかかってきたときに、俺たちのおらの村は、あるいはこの地域は、そういった部分でもって守られているんだという形がなければ、なかなかこの地域の本当の意味の安心・安全、それからそういった施設が完備しているという形がないと、安心して暮らしていけないんだろうと思いますんで、非常に形のない、結果のないことなんですけれども、そういう積み上げが非常に大事ではないかなと思いますので、そんなことでよろしくお願いをしたいと思います。
 るるありましたけれども、地域医療についてはこれで終わりたいと思います。
○議長(平林寛也君) これで地域医療の充実の質問を終わります。
 続いて、質問事項、農業振興の質問を許します。平林議員。
◆10番(平林幹張君) 議長、すみません。農林、林も含めてということで。申しわけありません。
 最初に、農業関係で御質問をしてまいりたいと思いますが、過去4回の一般質問の中でどうしても村長に御理解をいただけなかった点がございますので、前段ちょっとそのことについてお話をさせていただきたいなと思います。
 私の言い回し、言葉尻の中で今、現況進められている農業政策において、その差別という言葉を使ったがために、私が言わんとするところの部分が非常に誤解をされたというか、言っていることがわからないよという形になってしまいましたので、そのことについて前段ちょっと弁明というか、お話をさせていただきたいなと思います。
 というのは、ずっと長きにわたっての農政の歴史の中で、当然国の方針に基づいて農政は進められているという形の部分で、いわゆる戸別的に戸別補償、農業政策の中で特に減反、米に関して個別補償をした段階では確かに順当、均一、同率という形で政策の中で、これはどんな農家にとってもどんな個々にとっても、そういう一律的な形だろうなと思ったことであります。
 ずっと進めてきた今回、先4年後に減反を廃止するという方針に基づいた国の施策からすると、国の施策そのもの自体がやはり農家にとって体力をつけ、それに太刀打ちできるための誘導策、それからさまざまな施策が打たれているわけでありますが、その中でいきますと農家一律一円、全てにおいて同じことをやれということではなくして、今回もそうでありますが、生産調整については個人で選択をして、自分でその道を選んでという形の村長の回答にもありましたとおり、どういう形の経営に持っていくかという形のひな形自体が、言ってみればいわゆる農地・水、それから人・農地プラン、全てにおいて中間管理機構を使った利用集積についてもそうでありますが、体力をつけるために一律ではない。認定農業者であるとか、そういった要件でないと補助金がとれない政策、これ自体を裏から返してみると、一律農家平均にそういったことを与えたわけではなくして、その選択肢を与えたという形で、裏から見てみますと、いわゆる戸別自体が大型化し、そして一般農家の選択の中で農業を放棄する選択、そのことについては一律ではあるんですが、裏から見てみますと、そういった部分について大小でこぼこ、これは一律、政策を訴える側で行政が行っていることでありますので、農家にとってみれば何というか、同じ土俵の上で選択肢を農家に委ねたということでありますので、当然ながらそういうことでありますが、裏から見てみるといわゆる戸別的な、いわゆる例えば認定農業者なり、減反に協力した人でないとその補助金が受けられないという、そういう実態になる中でいくと、決して一律の戸別的なという形からすると、結果的にはやはりそういった段階的なそういう段階的なものをつくるという形を考えたときに、国の政策自体がやはりそういう差別化をしているんではないかという、私としての考えがあったもんですから、そういう言葉になってしまいました。
 そのこと自体が村がそういう形でやっているということではなくして、国の政策そのもの自体がやはりそういう誘導方向になっているという形を私としては申し上げたかったので、村がやっている部分で農政運動、それからそういった誘導、指導を村がやっている、差別をしたということではないということを前提で御理解をいだたきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) いいですよ。だで国がやっていることに対してですね、そういう方針だから俺はそういうことを言われたということならばわかります。ただ、私は農業をしている皆さんに差別はした覚えはないというように申し上げましたので、差別のところがね、ちょっと食い違っていたと、そういう考え方なら了解です。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) ちょっと言い方にあの時点ではありましたので、ちょっと議会の中でそういった確認をさせていただきました。
 そこで本年度、選択は個々の農家に委ねるよという力強い村長のお言葉で、やはりその選択は個々の農家、どういう生き方をしていくかという形の時期だということがありましたので、本年度の生産調整の状況についてお伺いをしてまいりたいと思います。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 当初配分では、昨年と同様の4,162トンが配分はされてございます。ただし、議員さんおっしゃられましたように、それを皆さんに周知しているということで、あとは農家の皆さんにお任せしているという状況でございます。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) この自由になって2年目ということでありますけれども、実態として私が承知している形の中でいくと、やはりその選択肢は非常に農家にとっては難しい選択という形で考えておられますし、残る4年間の中でやはりその方向性を見出したいと。当面の間、補助金がありきというところもあったり、あるいは加工米は3年契約というようなこともあったりする中で、なかなか農家それぞれが厳しい選択をしていかざるを得ないんだろうなと思っておりますが、特に最盛期を中心に営農支援センター、それから村のそれぞれの組織の中で力強い農業を取り戻すための施策を十二分に行っていっていただければなということでお願いをしたいと思います。
 次に、時間もありませんので林業関係でお願いをしたいと思いますが、今まで何人かの同僚議員が質問してきた形の松くい虫の状況でありますが、昨年の被害状況と、それから年度ごと急増しているわけでありまして、その実態とそれから処理の状況、それからどの程度被害拡大がされているかということで、それに対しての処理についてお伺いをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 経済課長。
◎経済課長(白沢庄市君) 昨年度の状況でございますが、処理数は342本、処理量としましては491立米でございます。処理経費としましては1,219万7,000円でございます。
 そして平成21年に最初の処理が始まって以来7年たつわけなんですが、合計では1,064本、1,327立米、処理経費としましては3,074万6,430円ほど経費がかかっております。平成26年度の春枯れの部分については、秋を通じて全部伐倒薫蒸処理はできておりますが、若干この春にですね、去年の冬に見つかった部分については、今年度で今対処している状況でございます。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) お聞きをする中で非常に激増しているという形が見てとれるわけでありますが、前回も申し上げたように山林以外の民間の平地にも大分そういった部分が見受けられるというところで、樹幹注入の講習会であるとか村として開いていただいておりますけれども、さらにこの村長の回答の中で松川村から松はなくしてはならないという形の回答もいただいているわけでありますけれども、この根絶は恐らく科学的にいって無理だとは思いますけれども、やはりこの地域においてそのことの意識を高めていただく、お互いにそういったものに対しての薫蒸、薫蒸はできないにしても消毒、防御はしていくという意識を高めていただくためにも、かつて村としてはそういったいわゆる被害、害虫に対して歴史からするとアメシロのときは村に機械を用意し、薬品を用意して地域にそれを順当させたという経緯もある中で、前回も申し上げましたようにその広報を十分にすることと、薬品の一部補助的な対策を講じていただけないかということを改めてお伺いをしたいと思います。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 個人の財産を守れということであります。特に松というものは、その一般の家庭にあるというようには私は思っていないんです。松は大変お金がかかって、なかなか自分のうちではできないよという人が多いわけであります。その方に助成をしろということでありますので、これ2回目の要望でありますから、議員のお考えはお考えとして、再度検討させていただきたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 平林議員。
◆10番(平林幹張君) 確かに所有財産は個人の部分であるということがあるわけでありますが、自分のところでもって被害を防止しても、その虫自体がよそへ飛んでいってしまうと。その部分からするとなかなかそこまで限定はできない。実際、被害がそういう形で点在しているという部分で、個人のその把握だけではなかなか食いとめることは難しいかなと思いますので、その辺も含めてぜひ検討をいただきたいということで、以上で質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、農林業進行の質問を終わります。
 以上で、10番平林幹張議員の質問を終わります。
 ここで、14時15分まで休憩します。
                                 午後 2時09分 休憩
                                 午後 2時15分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 続いて、順位4番、5番佐藤節子議員の質問事項、松川村の安心、安全に対する村民要望についての質問を許します。佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) それではよろしくお願いいたします。
 実はですね、この6月議会で理事者の皆様の課長さんがおふえになりまして、私ども12名に対してちょっと威圧感を感じている毎日です。みんなそういうふうに言っているんです。やっぱりこれだけ仕事をしていただいているなということを感じていますので、あわせましていいお答えを聞きたいというふうに思います。よろしくお願いします。
 まず1番ですが、松川村の安心、安全に対する村民要望ということで、いつものようにいろいろ入れました。
 1つはですね、1つ目、最近松川の駅の前で朝、小学生が送迎の車と当たって救急車に乗ったと聞きました。これは村や教育委員会ではいつどのように聞かれましたか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 当日の朝、校長先生のほうから連絡をいただきました。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 私もちょっと用事があって交番へ行って聞いたわけで、それでびっくりしたんです。どんな状況だったのかなというふうに思うんですが、そのあたり何か、もう少し詳しく、例えば送迎の車で乗ってきたのはおばあちゃんでとか、何年生くらいの子供がとか、そのあたりわかりましたらちょっともう少し教えてください。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 校長先生のほうから事故報告が来ておりまして、概略で言いますと朝の北側から駅前へ送迎のために来た車が、駅で一旦とまって、車をおろした後右へ出ようとしたところで、右側を通ってきた児童に接触したと。児童は転んで膝を軽くすりむいた程度で、一応大事をとって救急車で運ばれたと聞いております。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) よくわかりました。ですので先へ行きます。
 信濃松川駅の前はあそこだけ道の白線が切れていまして、道幅が大変曖昧で、みんなそういうふうに行っているわけですが、それはどうしてでしょうか。あそこだけなぜ白線が切れているか。
○議長(平林寛也君) 暫時休憩します。
                                 午後 2時17分 休憩
                                 午後 2時18分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 白線が引いていないというお話でございますが、あそこの部分につきましては、駅のちょうど出てきたところは土地はJRの土地でございます。それから県道と村道の交差部分ということもございまして、それから南のほうへ抜けていくというか、商工会のほうへ行く部分、またはタクシーの出てくる位置でもございまして、あそこの部分は白線がそんな感じで複雑なところでございまして切れているということでございます。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 今までずっと長い歴史の間、白線がなくてきたわけでありまして、車道を決めて、あるいはセンターラインなど引かないで曖昧という言葉がいいかどうかわかりませんが、そのほうがかえって自由でよかったのかななんてというふうに思ったりもしまして、ちょっとJRの大町の駅長のほうに聞いてみました。そしたらやっぱり松川村の皆さんが今のままでよければそれでいいし、引いたほうがよければ引いていただいてもいいしというようなことをお答えになりまして、そうですか、そんな事故があったんですかということで心配をしておられました。
 いろんなことがあると思いますけれどもですね、通学路として児童には駅前のどこを歩くように今までは指導されてきたんでしょうか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 今まではなるべく駅側のほう、駅舎の近くを通りまして、タクシーのところを抜けて中島さんの前の歩道というふうに指導してきております。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) その話を聞いてですね、すぐ近所の子供にも聞いてみました。そしたら子供がちょっとそんなことで返事をしてくれたり、また関係のするお宅で持ってきてくれましてですね、絵を見ましたら金曜日から変わったの、道が。今まではそういうふうに今、教育次長さんおっしゃったようにずっと駅の前を回って、タクシーの前を通って行ったんですけど、金曜日から変わったの。そしておまわりさんが立っていてくれていて、踏み切りのほうから来ると横断歩道を渡ってセピアに向かって歩いていって、そこから今度は信号機の下を通って、スクランブルになっているからそれで学校のほうへ向かうのと、こういうふうな返事と絵を描いてくれまして、そんなことでした。
 そして交番に伺いましたら、やっぱりそういうふうにおっしゃっていました。安全を考えれば踏み切りのほうから駅のほうへ前進してきて、ちょうどトイレの前あたりに横断歩道がセピアに向かってあるわけですけれども、そこを使って、そして駅前の信号機へ向かっていただいたほうが学校へ行くには安全ではないでしょうかということでございましたが、早速ですね、交通安全指導のほうで対応していただいたのか、子供たちがそうやってもう既にセピアの前で横断歩道を渡っているということを聞きまして安心しましたけれども、これは教育委員会のほうでも指導をされていたんですか。
○議長(平林寛也君) 教育次長。
◎教育次長(原勇一君) 事故がありまして、どうしても駅前を通すことは危険ということで駅の前でセピアの横断歩道を渡ってセピア側に渡って、今、議員さんおっしゃられたとおりの道筋をこちらのほうで学校のほうに指導いたしました。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 大変うれしかったです。こんなに早く対応していただいて、それを聞いたPTAあるいは近所のおじいちゃん、おばあちゃんたちも安心しておられまして、すごい村だねということでしたのでよかったなと思います。
 それからですね、この事故は新聞報道に出なくて本当によかったわけでありますけれども、やっぱりでも、その子供は驚いたと思います。そして多少痛かった。かわいそうだったなと思うわけでありますけれども、私もよく通るところなので、あそこに対しては自転車を使って歩く人、それからいろんな関係の方がやっぱり中央のそのセンターラインと、それからある程度の道幅の白線があったほうがいいねというふうに言うわけでありますけれども、このあたり、どんなふうにお考えか。
 今、松川村でもですね、この間もびっくりしたりうれしかったりしたんですが、菓子屋さんでお菓子を買ってくれたおばあちゃんがいた。もう90度に腰が曲がっていて、もうお金も顔を見て払えなくても手でただカウンターの上へお金を置くだけで、おつりも探して持って財布へ入れていったと、こういうおばあちゃんがいたもんですから、あのおばあちゃんどうやってきたのかねといって後ろ姿を追っかけたら、前でに車があってぱっと運転して帰っていったというんです。だから非常に90を越した方でも運転される方もいるというようなことも聞けばですね、やっぱりもうちょっと駅の前のあの辺は、このあたりで白線を入れてもらったほうがいいのかななんて思いますが、そのあたりいかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 白線をというお話でございます。先ほどもちょっとお話しさせていただきましたが、駅への送迎の車両、それから商工会への進入の車両、それからバス、タクシー、こういった車両の動きをちょっと制限するようなことに、多分白線を引くとなるのではないかということで、逆に混乱してしまうおそれもありますので、ちょっと難しいかなというふうには考えます。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 本当に今日までの歴史の間で白線がなくてきておりますので、みんな暗黙の了解で気をつけていらっしゃると思いますので、また機会がありましたら、そうは言っても検討してみてください、お願いします。
 次ですが、信濃松川駅を利用する方がですね、車椅子のマークの駐車場を要望されております。セピアの一角を希望されておられますけれども、こんなお手紙をいただきました。「電車等を利用する場合、自宅から車で駅まで行っても駐車しておくところがないので困っています。商工会やセピアはそれぞれの利用者のための駐車場で使えません。希望としてはセピアの一角に車椅子マークのスペースを設けていただけたらと思います。車椅子マークがあれば不法駐車の利用に一定の歯どめの効果もあるのではないかと思いますが、どうぞ御検討お願いします。」ということで、名前を書いてちゃんと連絡をいただきました。このあたりはいかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 前は、あずさ6号、朝7時の特急を停車してくれるということの中で、あそこへそのための駐車場6台分ですかね、つくりました。しかし、JRさんは特急をあるとき、とめなくなりました。この利用者の方はJRを利用される方でありますので、まず考えてもらうのはJRが先に考えてくれるんじゃないかなというように思います。JRのほうへ要望してまいりたいというふうに思います。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) どうかよろしくお願いいたします。数は少ないとは申し上げちゃいけないんですけれども、それでもやっぱり思いやりは必要でありますので、ぜひそんなことを進めてみていただければと思います。
 それから次ですが、夕方の信濃松川の駅の前はお迎えのマイカーが道路の両脇に停車していて、しかもセピア側のあのカーブのところにまでいたりして、他の通行、自動車、自転車、それぞれの皆さんが大変危険を感じておられます。一日中ではありませんので、そんなに大した景色はないわけですが、それでも毎日見る光景であります。
 先ほどの事故発生の件もありますので、送迎車用のやっぱり一時駐車場を考えるなど、抜本的な駅前整備が必要ではないかということで改めてお伺いしたいわけでありまして、バスが来ていれば、もうあそこにとめる車は2台くらいしか、制限じゃないかというふうにみんな言っていました。御面倒でもお出迎えのための駐車場、駅の前をもう少し広げてほしいなと思うわけでありますが、そのあたりいかがですか。
○議長(平林寛也君) 建設水道課長。
◎建設水道課長(須沢和彦君) 今、議員おっしゃられますように、駅前の朝とそれから夕方の状況のお話が今ございました。確かに時間帯によりましては送迎の車両が非常にたくさん並んでおりまして、道路交通法の上からも、皆さん運転される方は御承知のことだと思いますが、交差点から5メーター以内、それから横断歩道の前後5メーター以内、状況を見ますと実際にはその部分にも車がとめられているという状況でございます。
 それから、送迎車両の台数でございますが、やっぱり夕方のピーク時には多分10台以上の車がどうもそこへ並んでいるようでございます。中には商工会の北の駐車場のところへ既に入って、おりてくる方を待っている車もいるんですが、そのほかにも多数の車が道に並んでしまっているという状況でございます。
 御指摘の抜本的な改革というか対策でございますが、駅前付近に例えば車を10台以上とめるような駐車場のスペースというか、そういうものをつくるちょっとスペースが実際にはないということで、非常に難しい状況だというふうに考えます。
 それから村内の駅、信濃松川駅の話が出たわけなんですが、他の村内の駅を見ましても、やはり30メーターほど歩けば駐車場が大分あいているのに、やはりお迎えの車がもうホームの階段の降り口に10台も並んでいるというのが、実際にはそういう状況でございます。確認をさせていただいております。ですから、大きな駐車場をそこに確保するというのはちょっと無理でございますが、やはりこのような状況を見ますと、皆さん交通ルールを守っていただきまして、それから現在ある付近の施設の駐車場を御利用いただくということで、それぞれ皆さんの意識を少し変えていっていただきたいなというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) みんなで考えれば、またその対策も解決も近づくかもしれませんけれども、とにかくあんまり目に余る状況なので、一度見ていただけたらと思いましたが、よく見ていただいたようで、ありがとうございました。
 そういうことでですね、警察署のデータでは事故に関して、この春は村長さんの御挨拶でも聞きましたが、大変多くなっているということでございました。しかも特にですね、事故が30件、そして人身の事故が40人になると、そのあたりでデータ的には死亡事故が発生していることが多いというようなこともお話も聞きました。定例会の村長さんの御挨拶のとおりで、現在は死亡事故ゼロは1,734日ということで、6月5日のお話でしたので、これが勘定をしますとですね、交番でも28年の2月26日で死亡事故ゼロが2,000日に到達、こういう快挙になるといっておまわりさんは喜んでおられました。このごろはお互いに忘れっぽくなっておりまして、自分のことを考えながら運転したり、いろいろしておりますので、ぜひともみんなでこの2,000日を目指して頑張らなければいけないのかなと思っております。いろんな啓発が必要かと思いますけれども、ぜひこういうことでですね、2,000日に近い今の状況ですので、気をつけなければいけないということでお願いしたいと思います。
 次に、空き家対策のほうに入っていきたいと思いますのでお願いします。
 今回何人か、4番議員もそれからまたこの私の後の質問でも空き家対策を取り上げていただいておりまして、重なってしまったわけでありますけれども、とにもかくにも私自身非常にきつくお叱りを受けております、村民の皆様から。一体議員は何をやっているんだというお叱りを受けまして、それでようやくいろいろ動いたわけでありますが、その前にもほかの議員ともいろいろ動いたんですが、なかなかいい名案がなくてですね。このたびちょっと永田町のほうへ連絡をしまして、国道交通省環境課のほうからいろいろな連絡をいただきました。また後で時間があればですね、お話したいと思いますけれども、今回この空き家等対策特別措置法という問題解決法がようやくできたことを大変うれしく思っております。
 特に、国土交通省のほうへこの法律で一番力を入れたところは何ですかということで、私は全国長生き村一番の松川村の村会議員ですということで東京へ電話をしました。そうしましたら、一番力を入れたところは6倍の税をつけたということと、それからこの空き家対策等という空き家対策特別法ではなくて、空き家等対策特別法という「等」の字を入れたということに力を入れたわけでありまして、この「等」という字でいろんなさまざまな案件、問題、いろんなことを解決できるよう、地方に対して実は自信を持っていますので、何かありましたら御連絡をくださいというふうに言われました。
 違反となれば、その固定資産の税金が6倍になるという強制力をつけたということでありますが、そのあたり少し税務課長のほうから聞いてみたいと思いますが、特にですね、国土交通省の資料など見ても、なかなかたくさんでよく理解ができないわけでありますけれども、村ではいつからどのようにこれに手をつけられるのか教えてください。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) それでは、まず一般住宅という前提でまずお話させていただきますが、仮に村からもう施行されておりますので、この年内に特定空き家等の所有者等への勧告が実施され、固定資産税の賦課期日は1月1日なわけなんですが、その時点で勧告に基づく必要な措置が講じられない場合につきましては、その住宅用地については来年度から、平成28年度から固定資産税の課税標準の特例、先ほど4番議員の御質問に詳しくお答えしましたが、そういった特例の対象から除外されます。
 それと今、佐藤議員のほうから「等」というようなお話もございましたが、例えば住宅以外、非住宅地につきましては、そういった特例に該当しておりません。したがいまして勧告によって最大6倍になるということはございません。以上でございます。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 例えばですね、特例がないにしても、例えば工場の廃屋というか、捨てられた使い捨ての工場等で大変困っているところがあるわけでありまして、その特例などなくてもぜひ片づけていただきたいというわけでありまして、この空き家等対策特別措置法ですか、何かなかなか長いんですが、この法律が決まることによって、行政の皆様の仕事は立ち入り調査とか所有権者への助言、指導、勧告あるいは代執行などさまざま大変難しい仕事が広がっていくかなということで、処理後の活用方法も含めまして、村づくりのため、安心して住める村のため、どうか頑張っていただきたいと思うわけでありますが、村内で苦情も出ている空き家ではなくて、というのはありますか。
○議長(平林寛也君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 1件、うちのほうに地区からの要望等がありまして、そういったものを改善するためにあります。1件ございます。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) この近くで暮らす人は、今ハトが200羽くらいですか、何かハトがすんでいたり、それから風が吹くとトタン板が舞ってくる、そしてにおう。だから南の窓を開けたことがないということで、この間ちょっと1日強風、強い風があったものですから、私もカメラを持って行ってみたんですけれども、とてもそばへは危なくて、屋根のトタンがばたんばたんしているものですから写真は撮ることはできませんで、1、2枚撮ったんですが、それ以上近づけませんでした。この法律で今回改善が進められるはずだと思うわけでありまして、急を要しているところに関しては本当に頑張っていただきたいと思います。
 最近は、本当にそのような突風などが吹いてきますので、なかなか安心していられないということで、どこかへ引っ越したなんていうこともおっしゃっていましたので、そんなことはならないように、ぜひ何とか村でこれからやってくれると思いますのでということで、しっかりお話をしてきました。いろいろあると思いますけれども、ぜひこの辺もう一声ですね、そのようなところへは注意とかそういうことは、もう入ったんでしょうか。
○議長(平林寛也君) 住民課長。
◎住民課長(丸山稿君) 二度ほど入らせていただきまして、基本個人の所有物という部分がありますので、その状況等によって改善は個人の方にお願いをしていくということで指導には2回ほど入りました。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) どういう方だかよくわかりませんのでお調べいただきましてですね、ぜひとも普通のみんなが暮らしている中で迷惑をかけないようにということでお願いしたいと思います。この資料は私が持っていても仕方ありませんので、行政のほうの皆さんにお渡ししたいと思いますが、国土交通省住宅局住宅総合整備課住環境整備室、企画専門官、細萱英也さんという方でお電話等いただいて、何かあればこちらに連絡をくださいということでありまして、空き家ではなくそういう会社とか工場とか、そういったものの空き地とか、そういった問題も全部解決できるはずですというふうにおっしゃっていましたので、お伺いしないけれども、頑張ってくださいということでした。ぜひお願いしたいと思います。では、これで1番を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、松川村の安心、安全に対する村民要望についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、友好都市交流についての質問を許します。佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) これは楽しい質問です。よろしくお願いいたします。もう間もなくなので本当に気持ちも浮き足立つわけでありますが、そうか、その前に6番があった。議長、すみません。6番を先にやらせてもらっていいですか。
○議長(平林寛也君) はい。追加でお願いします。
◆5番(佐藤節子君) すみません、お願いいたします。議長の許可をいただいて追加をもう1つ1番の中でやらせてもらってあります。よかった、思い出しました。お願いします。御答弁用意していただいてあると思いますのでお願いします。
 実はですね、すずむし荘の宿泊棟にエレベーター設置の要望を預かったんです。以前にもこの件で私のほうから質問させていただきましたが、難しいということでございました。しかし、今はそのときよりも高齢化も一段と進んできております。そして何よりも利用率向上を考えている状況の中でありまして、すずむし荘の宿泊の部屋は全部、特別室を除いて2階に並んでおります。足腰の不自由な方や、または当然車椅子の方は泊まれないわけでありまして、お断りをしている状況でありますが、親戚や友達が来て一緒に泊まりに来てと誘われても断らなければならないということでありまして、利用率向上にもなかなか協力ができないということもあります。
 今後に向けて検討していただきたいわけでありますが、以前セピアにもエレベーターをというようなお話をお願いしたときに、1人で腰かけて、すうっと上がっていくのだと200万くらいというようなお話も聞いたことがあるんですが、どうでしょうか。このすずむし荘のエレベーターのお話、大変大変難しいということになりますか、お願いします、お答えを。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 状況は変わっておりません。大変難しい状況でありますので、今のところできないというように思っております。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) お金がかかることなので本当に大変だと思いますが、何とかそういう方が来たときには泊まっていただけるようにしてほしいななんていうふうに思うわけであります。状況はいろいろありますけれどもですね、すずむし荘ができたとき、実は湯舟につかまって入る棒というか、つかまり棒もなかった。みんなからそんな要望があって、お風呂に入るときのつかまり棒をつけてくださいということで、その後今は手すりがついております。
 それでみんながそれを使って入っているわけでありましてですね、現在はみんな喜んでいるわけでありますが、私この指定管理者にFun Spaceを選んだときの条件をいまだに忘れないんです。Fun Spaceの皆さんは障害者へのサービスも一生懸命やるという答えをしてくれて、ほかの会社にはなかった条件だったように思っておりますので、ぜひFun Spaceさんとも相談をしていただいて、例えば車椅子とか足腰の悪い人に対しても、だめと言うことではなくて、何らかサービスをしていただいて、お泊まりをしてもらえるよう、特に各お医者さんのほうがすずむし荘の温泉は足腰によく効くということで推薦されているような状況でもありますので、ぜひ障害者へのサービス等も心をかけてやってもらうようFun Spaceのほうに、すずむし荘のほうにお願いしてほしいなというふうに思います。どうでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 100万円以上につきましてはですね、村のほうがやることになっているわけであります。それ以下のものについてはFun Spaceでやっていただく。そういう状況の中で、とても100万ではあそこへエレベーターはつきません。ですので、今のところできませんので、もうしばらく検討させていただきたいと言うんですが、なかなか検討してもできるものではないので、今のところちょっと考えられないというようにお答えをさせていただきます。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 本当、お金はいくらでもあちこち使いたいわけでありまして、地方創生のお金もいろいろあるわけでありますけれども、ぜひ御努力お願いしたいと思います。これで1番を終わって、一旦座ります。
○議長(平林寛也君) それでは、ここで友好都市交流についての質問を許します。佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) さて、いよいよ台湾に行くお話になります。議会でも全議員で6月17日からと19日から台湾のほうへ鹿港鎮のほうへ訪問させていただきます。松川村の発展のためにみんなで協力をし、それなりに頑張って努力をしてきたいと思っておりますが、今後のステップとして経済交流など、どのように進めるのか少しお伺いしておきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) まず、議員の皆さんに鹿港鎮を訪問していただきますことに感謝を申し上げたいというふうに思います。中学生につきましては2年行っていただいているわけでありますけれども、順調に推移をさせていただいております。
 あとは経済対策の関係でありますけれども、向こうのロータリークラブ、今何ですか、縁結びをしていただいた松本青年ロータリーの皆さんとお話をさせていただいております。今年ちょっとお話によりますと、10月ごろ経済界の人も相当の人数が松川村へおいでをいただけるというような話を聞いておりますので、今回も6月17日からの先発隊の中に1人、ロータリーの皆さんが行っていただけるということでありますので、そういう中で話をさせていただきたいというように思います。私のほうもできるだけ経済界の皆さんと話をさせていただいて、早く手をつけていきたいというように思っております。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 私たちもですね、少しでも1年でも早く元気なうちに村への協力をしたいというふうに思っておりまして、道の駅などが活気づくよう鹿港鎮の何かをお売りできるようなことがあればということで期待をしておりますので、よろしくお願いします。
 そしてもう1つは、国内を見渡してみて、友好交流をした都道府県あるいは市町村はございませんかということの質問です。私は今がチャンスだと思っておりまして、男性長寿日本一を活用して人口対策あるいは移住者探しができたらと思うわけでありまして、実は私たちの仲間で山と歌が好きだからといって、松本に来ていた方が奥様を亡くされたということで都会へ帰っていってしまって大変残念に思っております。
 総務省の地域おこしの協力隊もこれから募集をされるようですから、期待をするわけでありますけれども、そのようなことでですね、国内で友好交流などについてはどのようにお考えですか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 昨年、女性長寿日本一の沖縄の北中城村へ職員を派遣いたしました。そういう中でどうですかというお話をさせていただきましたけれども、よそとやっていて、それが尻すぼみになってきたという状況の中で、男性長寿日本一の松川村とはちょっと考えさせてほしいというような状況の中で無理押しはできなかった状況であります。
 私としましては、今のところ他県と友好都市協定を結ぼうという考え方をちょっと持っていませんので、これにつきましては今後必要な面も多々あるというように思います。ですので、しばらく時間をいただけたらというように思います。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 最近、「5月の風」の音楽祭がありました。そのとき来た白馬、小谷関係の皆さんたちが大変やっぱりグリーンの芝生の上で天気がよくて、歌を歌って交流した。その中でですね、松川村はすばらしいということをおっしゃっておられました。特に村長さんに対するその感想もまた申し上げますけれども、雨が降ることは考えていなかった。きょうはこんなに天気になって、みんなどうぞゆっくりという御挨拶。それから村長さんといえば、大概背広を着てネクタイなのに、皆さんと一緒に5月の風のTシャツを着られて、村長さんだったんですかというような思いで本当にごく親しく皆さんと一緒に楽しんでおられるということが、歓迎をされたようで大変うれしかったということを聞きましたが。
 その中でやっぱりこちらへ来るという意思の方があったようです。引っ越してくるような人があるようでありまして、非常にこういう交流も大事だなというように思っております。ぜひともですね、何とかこの国内でもこの近所だとやっぱり人口が減ったとか、そっちへ行っちゃったということになっちゃうので、もう少し遠くのほうと交流をしながら松川のよさ、すばらしいところだということを表敬して来てもらいたいなというふうに思っております。
 なかなか難しいことではありますけれども、台湾との友好交流、これについてはみんなで元気で行ってきたいと思いますので、役場の皆様にお世話になりますけれども、よろしくお願いしたいと思います。では、これで2番を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、友好都市交流についての質問を終わります。
 続いて、質問事項、地方創生に対する松川村の取り組みについての質問を許します。佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) では、3番目の質問であります。国は今この地方創生のことで政府に対していろんな要望が飛んでいってラッシュアワーだというふうに思っております。恐らく大変な交通整理をされていると思うんでありますけれども、昨年の11月28日、まち・ひと・しごと創生法を公布し、そして12月27日、ビジョンも発表されたわけでありますが、2日と5日の議会あるいは全協で、さまざまな地方創生の対策として松川村も取り組みを始めておられるということを聞きました。
 きょうは、傍聴者の皆さんもおられますので、この地方創生を使った松川村の対策などをお聞かせいただいてですね、そして成果などどのように期待しながら取り組んでいるか、このあたり少し説明してもらえれば、傍聴の皆さんもいいかなと思いますのでお願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) それでは地方創生につきまして御説明申し上げます。
 第6次総合計画後期5カ年計画でお示ししておりますとおり、今後全国的な人口減少と東京圏等への人口集中を是正する対応策としまして、村の人口の現状や今後の人口推計などを分析いたします人口ビジョンの策定、また各分野において具体的な数値目標を示した上で、積極的に人口増加策に取り込むことを盛り込みました地方版総合戦略の策定を今後行っていく予定でございます。
 村におきましては、昨年度後期5カ年の計画を改正したばかりでありますので、その総合計画から雇用の創出、子育て環境の充実、移住政策の推進など、まち・ひと・しごと、いわゆる先ほど議員さんおっしゃられたとおり地方の人口増策に特化した戦略を立案する予定でおります。
 現在のところ、前段となります人口の推計や経済動向などの分析作業を進めておりまして、並行して人口増加に類する施策の事業の抽出作業も進めているところでございます。関係課等において戦略の骨格を取りまとめ、早ければ9月末までに素案を提案していきたいというふうに考えております。
 また、国におきましては総合戦略の策定に当たりましては産学官金労言、経済界、行政、教育、金融、労働団体、メディアなどさまざまな分野の参画と地方議会からの意味も加味するよう示しておりますが、村におきましては地域づくり推進委員会を母体といたしまして、この計画策定を検討いただくように進めているところでございます。
 以上、地方創生に係る具体的な計画等を申し上げましたので、よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 大変立派に聞こえます。ぜひ成功させていただいてですね、村発展にあるいは人口増につながるようお願いしたいと思います。
 終わりになりますけれども、こんな文章を見ております。今年は地方創生元年、このような中、地方創生の主役は基礎自治体であり、地方議会の議員と執行部が車の両輪となって知恵を出して処方箋をつくり取り組むこと、そして人口減少に歯どめをかけるために単なる延長戦ではなくて施策や事態を継続するのではなくて、地域間交流などを続けながら取り組み、そして深めていくことが地方創生を進化させることだと、こんなことが書いてありまして、ああこういうことだなというふうに思っております。
 微力ではありますけれども、私どもも協力をしながらですね、村の皆さんの御苦労に感謝をし各課でどうぞ連携を取り合って、自分だけの御苦労に終わらないようにしていただいて、成功をさせていってほしいなというふうに思います。一声もう1つ、村長さんお返事をお願いします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今、総務課長が申し上げましたし、また議員の皆さんのお力添えをいただけるということであります。この前ちょっと申し上げましたけれども、土地開発公社で6区画の造成を決定をいたしました。近々手をつけていきたいと。そしてその後につきましても今調整をさせていただいております。
 そういうことの中で、できるだけ人口増加策をとっていきたい。そしてですね、これは若い、例えばですね、30代の人がうちを建ててくれるならば、それに村のほうから少しお金をつけてやるとかですね、そういう考え方も今しております。そういう中でお年寄りの方には申しわけないけれども、若い方に来ていただいて子育てをしていただきたいという考え方を持っていますので、期待をしていただきたいというように思います。以上です。
○議長(平林寛也君) 佐藤議員。
◆5番(佐藤節子君) 子供は宝ということは、村長さんの信念でございますので、そういう意味では本当に子育てするなら松川村ということを大いに宣伝していただいて、私たちもそれに協力をしながらですね、ぜひとも各課の努力が成功しますように、私たちもそれに協力をしながらですね、是非とも各課の努力が成功しますようにお願いをしながら質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、地方創生に対する松川村の取り組みについての質問を終わります。
 以上で、5番佐藤節子議員の質問を終わります。
 ここで、15時10分まで休憩いたします。
                                 午後 2時54分 休憩
                                 午後 3時10分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 続いて、順位5番、6番矢口あかね議員の質問事項、女性が活躍する社会の実現の質問を許します。矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 6月定例会最後の質問者となりました。皆様、お疲れのところと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 職場における男女の差別を禁止し募集、採用、昇格、昇進、教育訓練、定年退職、解雇などの面で男女とも平等に扱うことを定めた法律、いわゆる男女雇用機会均等法が制定された1985年、昭和60年、この年に私は社会に出ました。
 安倍首相の在職期間が祖父の岸信介氏を抜いて第6位という中、アベノミクス、地方創生に続く重要課題として挙げているのが女性が輝く社会の実現です。いわゆるウーマノミクス、ウーマンとエコノミクスを合わせました造語で、女性のパワーが牽引する経済のあり方という意味だそうです。21世紀を迎え15年を経過する今ごろの目標です。課題として取り組まなければならないほど我が国の女性活用が進んでいないということです。
 そこで、主要国における労働政策研究の調べによる女性管理職の割合の高い国を挙げてみます。1位がフィリピンの47.1%、アメリカ43.4%、フランス36.1%、スウェーデン35.4%、そしてイギリス、シンガポール、ノルウェー、ドイツ、マレーシアと続いて韓国が11.4%、その後に日本の11.2%となっております。108の国、地域別での日本のランキングが96位です。ノルウェーが2003年に経済界の反発を押し切って、取締役の一定割合を女性にする企業に義務づける法律を制定しております。世界的に見ても女性の登用率が低い日本の現状を踏まえ、村長の思うところをお聞かせください。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) だからといって、女性を無理に登用しろということはおかしいと、私は前から適材適所だということを申し上げておりますので、それ以上はお答えができません。お願いします。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 女性の参画状況に入りたいと思います。内閣府男女共同参画局の作成しました施策の進捗状況が出ておりまして、平成26年12月に長野県県民文化部人権・男女共同参画課の作成した資料をもとにお聞きしたいと思います。昨年4月1日現在の数値です。調査内容は全部で10項目あります。松川村の状況をお聞きいたしますが、1つ目の男女共同参画の策定と条例の制定状況、これをお聞きいたします。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) まず議員がお聞きしました県の調査の状況でその条例の部分でございますけれども、26年4月1日現在でございます。77市町村中でありますけれども、条例計画がありの市町村が28市町村ありまして、ここへ松川村は入っております。あと条例計画なしが20町村、条例あり・計画なしが1町村、条例・計画両方ないところが28町村となっております。
 現在、松川村の男女共同参画計画を平成15年に第1次計画を策定してから、現在は第3次男女共同参画社会推進計画として、平成25年から平成29年の5カ年計画を策定いたしました。昨年この計画のリーフレットを作成し、全戸配布をして周知を図ったところでございます。また、条例につきましては、平成17年3月に松川村男女共同参画推進条例を策定し、村全体で男女共同参画社会の実現に向け取り組んでいるところでございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 計画は15年度から、条例は17年度の3月からということでお聞きいたしました。あとの9つの項目は全て女性の割合を数値で出しております。まず、審議会等委員に占める女性の割合は何%で、77市町村中何番目でしょうか。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) 市町村審議会等委員に占める女性の割合でございますけれども、松川村は180人中61名おりまして、33.9%、県下では5番目となっております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 長野県全体では40%で、全国平均は34.5%です。全国平均より女性割合はこの時点では多くなっております。次にお聞きしたいのが農業委員の状況です。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) 市町村農業委員に占める女性の割合でございますけれども、松川村は14人中3人、21.4%で県下12番目となっております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 農協や議会推薦枠ができて女性が参画しております。議会においても定数12名中、現在女性が3名おります。25%、県下で6位です。また、前回までは12名中4名おりまして33.3%、相当上位に位置していました。これも地域住民の皆様の御理解と御支援があったからこそと感じています。私が1期目に出馬した際、地区の皆様、特に議員経験者の方々、地区の経験者は皆男性ですが、人生経験を積んだ男性型の懐の深さを感じました。もちろん、この方たちのバックにいる強い影響力を持つ奥様たちの考えも大きいわけです。
 次に、防災会議に占める女性の割合をお願いします。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) 市町村防災会議に占める女性の割合でございますが、19人中2名、松川村でございますけれども10.5%、県下で19番目でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 長野県全体では8.3%で全国平均が10.7%、県内の防災会議に携わる女性の数は全国平均を下回っています。
 以前はゼロであった防災会議に占める女性の割合、東日本大震災後、被災地のあちこちで問題になった避難所での女性への配慮について、想定段階から女性自身の声を聞くべきとの声が高まり、議会でも意見書を提出しました。議会の意見がその後の登用に影響を与えたとしたら、とても意味があったと思います。
 続きまして、市町村の職員、管理職、課長職以上なんですが、松川村職員に占める女性の割合はいかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 社会教育課長。
◎社会教育課長兼公民館長(古畑元大君) 松川村につきましては、ゼロでございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 課長職以上が10名ということで、その中でゼロ。県下では70位となっています。ただ、77団体のうち31団体が女性管理職を登用できていない状況です。
 このデータは、昨年26年4月現在のものですが、平成27年度4月以降から子育て応援課が新設され、また税務課が復活いたしましたので枠はふえております。ところが残念なことに女性管理職は登用されておりません。村長は今までの答弁の中で職員の給与に男女の差はない。先ほどもおっしゃいましたが、適材適所の配置をしているとおっしゃいます。
 総務省の平成24年就業構造基本調査の中で次のようなものを作成しています。都道府県別に見た有業者、仕事を持っているという意味です。それに占める女性の割合及び管理的職業従事者の女性割合で、有業者の占めるほうは47等道府県中、長野県は25番目、管理的職業従事者に占めるほうは43番目となっています。長野県はそもそも環境整備がおくれている自治体ともとれる調査結果となっています。
 課長職以上の女性が占める割合ゼロで、県内で70番目。そもそも長野県が全国の中ほどと立ちおくれている上でのこの順位、もちろん女性の管理職への登用は、数年のうちに簡単にできることではないと思います。しかし、平成15年に計画が策定され、既に12年がたちます。平林村長が就任されて11年、女性登用の準備をされる時期もあったかと思われますが、これについてお聞かせください。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 何回も申し上げておりますように適材適所ということであります。特に女性の皆さんはすばらしい職員がおいででありますけれども、それに増して男性職員が優秀であります。そういうことの中で、競争するとやっぱり男性にいっちゃうという中で、私は男性職員に頑張っていただいております。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 近隣の状況を申し上げますと大町市職員の場合24名中1名、安曇野市は61名中6名、白馬村は12名中1名、小谷村は5名中ゼロという状況です。
 これまでの男女共同参画進捗状況の県が調べた中で、昨年4月の結果ですが、1番というものもございました。昨年度まで区長会長を務めていた方が女性初の区長で県下で1番となっています。松川村行政区は17ありますが、例えば池田町は33区に分かれていて、この調べの時点では女性区長が1名で4位、77自治体中60自治体が女性区長ゼロという状況です。
 さてお聞きいたしますが、これまでのところで男女共同参画が進まない要因にはどのような課題があると思われますか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 課題というかですね、女性自身の方が出たがらないということがあるんじゃないかと思います。私の区、緑町区では女性の役員を何とかして出てきていただきたいということで、当時の区長が一生懸命努力をして、できるだけ女性に出てもらってということで、当時大勢の方に区の役員になっていただいたことがあります。ですが、黙っていると手を挙げてくれないということなんです。
 ですので、この松川村が女性が少ないということもありますけれども、私は出にくいということはないんじゃないかなというように思っています。女性が勇気がないと言うとですね、申しわけないんですが、出ないと。男性に任せておいたほうがいいんじゃないかというように思っているんじゃないかというように思います。
 私は、この仕事につかせていただくときに、男女共同参画になって40%の女性をということで出させていただいております。それに向けて努力をしていただいているわけでありますけれども、職員はゼロということの中で大変申しわけないんですけれども、もう男性のほうが若干優秀かなというふうに思っております。そういう中でゼロであります。よろしくお願いします。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 女性がいることに違和感を感じるのではなくて、いないことに違和感を感じるようにならなければならないのだろうと私自身は思います。それが本当の意味での男女共同参画だと思います。
 第6次総合計画の後期5カ年が策定されました。後半に住民アンケートが掲載されています。回答の半数以上53.9%が女性からのものです。また、結婚のために松川村に在住するようになった女性は、男性に比べ4倍います。重点を置くべき社会福祉の質問の中で3番目に多かったがのが子育てや女性の社会参加支援となっています。社会参加の意味は雇用を含め、あらゆることが含まれますが、少なくとも松川村の女性は協働の村づくりにおいて興味がないわけではなく、むしろ男性より関心が高いともとれます。
 単に数字を追えばいいとは思いません。しかし、女性の社会参画については数値目標が必要なのかとも感じます。村内男性に聞いても、先ほど村長もおっしゃいましたが、区の役員選考の際に女性にお願いしても嫌がられてしまう、家のことがあるからと断られてしまう、当然です。そういう機会を与えられて、整備も含めてですが、そういう機会が今まで与えられてこなかったという、そういうことになると思います。急に会議に出て意見を述べろと言われても簡単ではありません。理路整然と人の前で思うこと言って見ろと言われても、身が縮みます。私自身、今のこの状況になかなかなれません。
 自民党前総務会長の野田聖子さんが、女性登用に数値目標は必要かとの問いに、こう答えています。自民党は2020年までに指導的立場の女性を30%にするという政権公約を掲げている。数字の目標は必要だ、ないとやらないから、この国は、それが全てだ。37歳で郵政省として入閣した際は俺もスカートをはけば大臣になれるのかと言われ、やきもちがすごかった。国会でも女性議員は1割に過ぎない。女性議員が多い国はクオーター制を採用している。義務づけないとふえない。党でも言い続けているが、男性の相当な反対と一部の女性の反対で実現していないということです。
 このクオーター制とは、民主主義の帰結として国民構成を反映した政治が行われるように、国や地方自治体の審議会、公的機関の議員、委員の人数を制度として割り当てることという意味です。4分の1を意味するクオーターとは違って、割り当て、分配の意味だそうです。積極的に男女の性差別による弊害を是正し、政策決定に偏りのないようにする仕組みです。ノルウェーが発祥で北欧から広まっております。ただ、平等原理の侵害や逆差別とみなす意見が女性からも唱えられることがあり、この制度の違憲判決が出た国も存在しております。村長は、このような環境整備の上、数値目標を置くことについてはどうお考えでしょうか。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) さっきも申し上げましたけどね、40%を女性の方に参画をいただきたいということの中で、この仕事につかせていただいております。数値目標がないほうがいいとか、あったほうがいいということになりますと、それとちょっと逆というかですね、そうなりますので、40%という数字を出させていただいておりますので、それに向かって努力をしたいというふうに思いますが、先日、町村長の臨時総会がありまして、そこへちょっと名前を忘れちゃったんですけどね、東大を首席で卒業した女性の方がですね、高い靴を履いて短いスカートをはいて来てくれました。それで国は30%女性を登用すると言っているけれども、私は違いますと。そういうことはおかしいですというようにはっきり言われました。下へ行けば資料があるんですが、ですので何とも言えないですが、私は皆様にお約束をした40%に向かって努力をしたいというように思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 今おっしゃったように、女性の中でも賛否はあると、ぜひまたその資料を見せていただければと思います。
 女性の公職参画率は前期5カ年から少しずつふえて、現在は全体で33.1%となりました。平成31年度の目標が今おっしゃった40%、これまでの5年間で4%のアップですので、さらに7%アップさせるのは大変なことだと思います。
 昨年度から区の子ども育成部長を務めている女性の役員さんに1年を経過しての感想を聞いたところ、夜はともかく、平日の日中に仕事を休まなければならないのはやはり大変。雇用先の理解があって何とかやっている。何よりも家族の協力がありがたい。役員を引き受けるからには楽しんでやりたいと思っている。今のところ役員を引き受けてよかったかどうかはハーフ・ハーフとおっしゃっていました。この方は子育てが一段落はしているものの、引退して年金をもらうにはまだ若い、村外から来たベテランのお嫁さんです。
 ハーバード大学名誉教授の入江昭氏が信毎に掲載された戦後70年についてのコラムの中でこうおっしゃっています。「ハーバード大学の図書館は男性用と女性用に分かれていて、教職員食堂に入るにも女性は裏口を使わねばならなかった。しかし、今では学長も女性だし教師の半数は女性。この秋に入学した学生のうち女性は5割を超えている。実力で言えば女性のほうがすぐれていると示しているようだ。女性に限らず過去70年の間に児童の権利、高齢者の権利、障害者の権利など戦後最も変わったのは国際関係ではなく人間関係だと言えるかもしれない」と。松川村後期基本計画に「性別にとらわれない意識醸成が図られるよう」というふうにありました。また、折しも女性活躍推進法案が今国会で成立する見通しです。
 最後になりますが、男性長寿日本一の村づくりにおける松川村の女性の生かし方、方向性について、今までと違う観点で、今いる松川村の女性をどう生かすかお答えください。お願いします。
○議長(平林寛也君) 村長。
◎村長(平林明人君) 生かし方って言われましてもですね、前からも副村長も言っていますけれども、男性長寿日本一になったのは女性の力が大きいんだというように言っております。私もそう思います。ですので女性の皆さんがね、率先して出てきていただくと。さっきあと7%は難しいじゃないかと言われておりますけれども、女性が出てきて、役員を引き受けていただけるようになったから、今後の7%のほうが割合に私はスムーズに行くんじゃないかと。仲間になってほしいというように言っていただければ、女性も私ができるからあなたにもできるよというように声をかけていただくことが必要じゃないかなというように思います。
 確かに女性の力はすばらしいです。それは十二分に承知をしております。ですので、元気を出していただいて、出てきてほしいと。それにはどうすればいいかというと、女性が働きやすいようにもしていかなければいけないし、休みがとらなくてもいいようなぐあいにですね、夜の会議にするとか、何かにしなきゃいけないということもありますけれども、夜は一家団らんに使っていただければというような考え方もありますので、ちょっとあっちがいい、こっちがいいというわけにいきませんので、しばらく時間をいただきたいと。
 ただ、40%ということはもう12年前にですね、お約束をしてこの仕事につかせていただいておりますので、終わるときにはそういうことで、ああやっぱり40%になったなというようなことで終わらせていただけたらというように思っております。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) ありがたいお答えでした。私たち女性自身も心していかねばならないことをここで申し上げて、1つ目の質問を終わります。
○議長(平林寛也君) これで、女性が活躍する社会の実現の質問を終わります。
 続いて、質問事項、空き家対策特別措置法施行に伴う対応の質問を許します。矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) この質問につきましては午前中から4番議員、先ほども5番議員がお聞きしている内容で御答弁いただいております。重複のないように進めていきたいと思います。
 中ほどになりますが、この空き家対策特別措置法を踏まえてです。第1回定例会において補正措置された地方創生先行型予算2,521万7,000円のうち、松川村総合戦略策定事業の中の村内空き家等実態調査委託費の予算と内容をお願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 議員さん御質問の3月末の議会で議決をいただいた空き家実態調査委託料の250万円の計上の内容を御説明させていただきます。
 現在のところ実態調査費として件数、それから箇所、それから状況、所有者などの調査をする予定でございます。現在の法律の全面施行を受けまして調査項目ですとか分類、方法について準備を進めているところでございますけれども、空き家については居住なので、一定期間使用されていない一般的な空き家と倒壊や保安上の危険が高く、放置すれば周囲の生活環境を害するおそれのある特定空き家に分類されますけれども、そのようなことを踏まえましてこれから調査を発注する予定でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) この調査はいつから始めますでしょうか、お願いします。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 今準備をしている段階でございますので、まとまり次第発注をかけていきたいんですけれども、いつまでに発注をかけるというまだ見通しは立っておりませんが、27年度中に調査を終了したいというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 27年度中に調査を終える、報告が上がるということだと思います。その効果について何か期待されますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) そもそも空き家対策に資する問題につきましては、この法律の施行を受けて行うものではなく、村としましては空き家を有効利用したいと。移住・定住に結びつけていきたいということで計画をしておりました。そういった中で地方創生のこの事業に乗っからせていただいて事業を進めていきたいと。
 佐藤議員の質問にもありましたが、倒壊ですとか生活環境の問題で特定の空き家について調査をするんではなく、貸していただける、そういったものをどれだけあるのか、これを必要として進めていったところ、この空き家対策特別措置法ですか、これが施行されましたので、そちらのほうも対応をしていくということで、一番は移住・定住に結びつけていきたい、そういうことで補正予算を組ませていただいた次第でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 前回、同僚議員の質問の答弁の中で、都市計画基礎調査が行われる旨、おっしゃっていました。この調査はどういう調査でしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 村では都市計画区内未線引きではございますが、全村指定になっておりまして、10年に1回都市計画の基礎調査を行っております。そういった中で住宅が何件あるですとか共同住宅が何件あるとか、そういったものも含まれておりまして、その中でそのデータとしまして机上ではございますけれども、空き家が192件あるという基礎調査、これも委託ではございましたが、そういった中での調査結果が出ております。
 5年前のデータプラス今の上水道の開閉栓状況を把握しての数字でございますので、実態調査、全棟調査をしてございませんので、そういった中では現地調査をしたものをこれからつくっていきたいということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 共同住宅を抜かすと162戸というふうに私のほうは把握させていただいております。前回の回答で空き家が70戸前後ということでしたから、急激にふえていると考えてよろしいでしょうか。前回の倍以上ですので深刻な増加となります。
 各地で町おこしや人口減少の歯どめとしてあらゆる事業に取り組んでいます。遊休資産としての空き家の活用を今後村への定住人口や交流人口の増加を促進させる活性化策につなげられないだろうかということで、今回その事前調査ということになると思うんですが、初日に承認いたしました地域おこし協力隊員の活用、この中で4人募集するうちのお一人については移住・定住を担当されるというふうにお聞きしております。具体的な事業内容はございますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) 1点はですね、この空き家状況が把握できた折には、これを活用していきたいというふうには考えておりますが、今のところ募集してお願いをしていきたい協力隊員の使命といいますか、そういったものは5点ほど計画をしてございます。東京で開催される移住セミナー等への参加をしていただいて、村をPRしていただく。それから本年度初参加ですけど、町イチ!村イチ!2015東京国際フォーラムでこの秋開催ですけれども、こちらにも参画をして村をPRしていただきたい。
 それから、これは空き家状況ができましたらホームページでのPRをするための作業、それから本年度から楽園信州への参加を村としてしているわけですけれども、こちらの積極的な参画とそちらでの活動もしていただきたいと。
 それから、NPO法人のふるさと回帰支援センターというのがあるんですが、そちらのほうへ情報提供をしたり、そういった中での移住・定住へ一生懸命参画をしていただきたいという内容で募集をかけたいというふうに思っております。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 地域おこし協力隊員制度の導入にはとても期待するわけですが、迎えるこちらも新鮮な目と感覚を持つ彼らにいい意味での驚きと影響を受けたいと思います。
 最後に、高崎市の事例を御紹介したいと思います。高崎市では空き家対策を大きく3つに分類しております。空き家のまま管理したい、空き家を解体したい、空き家を活用したい。全部で7つに細かく分かれた助成なんですが、幾つか御紹介いたします。
 空き家の管理助成金ですが、おおむね1年以上の無人か使用されていない戸建て住宅の空き家とその敷地、店舗併用住宅の空き家とその敷地が対象で、空き家の通風、通気、通水、敷地の除草など適正に管理する行為について助成されます。もちろん高崎市内の業者による事業で経費の2分の1が助成され、上限が20万円。
 また、空き家の解体助成金は、住居として建築したものでおおむね10年以上無人かつ使用のなかったもの、また周囲への危険や悪影響のあるものが対象。全部を解体撤去、更地にするのが条件で経費の5分の4が助成され、上限は100万円。また、この更地にした後の管理についても20万円までの助成が出ております。跡地の除草、草木の伐採、整地費用が内容です。
 3つ目の活用ということで、地域サロン改修助成金というのがございます。自治会や地域社会活性化のため、高齢者同士の集まりや小さな子供を持つ家族の交流の場としてりようできるサロンの運営で、営利目的は不可です。改修費用の3分の2の助成で上限が500万円。かなり大きな費用になっております。
 また、注目するのは定住促進空き家活用家賃の助成金、高崎市内の特に人口が減少している3地区を指定して、その地区に立地する空き家が対象となっております。特にこの最後の人口が減っている地区への移住促進などは活用できればこしたことはない事例と言えます。
 最後の質問ですが、地方創生予算を使って空き家の有効活用をしながら、移住人口や定住人口をふやしていく、先ほどから課長もお答えいただいておりますが、こういう一挙両得の事業の計画、先ほど5つ、協力隊員の方にお願いするということですが、全般的に見てこういう事例も踏まえ、助成も含め施策の企画があるかどうかお答えください。
○議長(平林寛也君) 総務課長。
◎総務課長(平林秀夫君) いずれにいたしましても空き家の状況を把握しないと政策も打てない状況でございますので、まずは状況を把握した上で、さらにこの空き家等対策の推進に関する特別措置法につきましては、政策企画のみではなく関係する課、連携をとりながら生活環境問題ですとか異臭問題、それからいろんな問題があろうかと思います。税の問題。それぞれ関係課が横の連絡をとりながら政策をつくりながら進めていきたいというふうに考えております。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 空き家の実態調査を見ながらということですが、190を超す空き家が存在するということです。ただ、危険なクレームのある案件については、先ほどの同僚議員の質問で1件というお話でした。早急にこれを進めていただきたいと思います。
 けさのNHKのニュースで、空き家対策連絡会というものが県下の市町村で組織組織されて、来週の15日に第1回が開催されるということで、村も恐らく参加されるということだと思うんですが、県下でも別荘を除いた空き家が14万3,000戸存在し、10年前に比べて36%という急激な増加に当たって、県下でばらつく危機意識を統一するのが目的だと出ていました。
 村も立ちおくれることのないようお願いして、こちらの質問を終わりたいと思います。
○議長(平林寛也君) これで、空き家対策特別措置法施行に伴う対応の質問を終わります。
 続いて、質問事項、長野県地方税滞納整理機構の現状の質問を許します。矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 最後の質問です。長引く景気の低迷で長野県の市町村税、県民税、県税などの税収は年々下降傾向にあります。収入未済額、これは支払われなかった税額のことですが、過去最大規模となっております。松川村においても例外ではありません。職員の皆さんの努力で収入未済額が少しずつ減ってはおりますが、税の徴収には専門知識やノウハウが必要であり、抜本的な改善はかなり困難な状況です。
 そんな中、県では平成22年12月に税業務に精通した職員を育成し、地方税の収入未済額を効率的に減らす施策として、県と市町村が共同で滞納整理に当たることが有効ではないかと、大口案件や困難案件について、滞納整理業務の共同化組織として、長野県地方税滞納整理機構を発足させました。この機構の成り立ちと組織をお願いします。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) それでは、まず発足当時の背景を申し上げますが、長引く景気低迷などの影響により税収は年々減少傾向にあり、議員が今おっしゃられたとおりなんですが、収入未済額は過去最大規模になっておりました。このため新規滞納の抑制、それと一層の徴収対策の強化、また先ほど話が出ましたが、税業務は専門知識やノウハウが必要となることから税業務に精通した職員の育成が求められておりました。
 このような背景の中で、地方税の収入未済額を効率的に縮減していくためには市町村、県が共同で滞納整理に当たっていくことが有効と考えられ、特に大口困難案件についての滞納整理業務の共同化を行う組織として、平成22年12月27日に発足したという経過でございます。
 それと組織というお話ですが、この組織につきましては地方自治法に基づく広域連合でございます。県及び県内の全市町村で組織されております。連合長は県知事、また議会議員の定数は7名となっております。事務所は千曲市にございまして、事務局職員でございますが17名、こちらの内訳としまして県から3名、市町村から14名という構成でございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 全国の状況はどうなっていますでしょうか。全都道府県にこういった整理機構が存在するんでしょうか。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 税務徴収についての共同処理をしている長野県のような広域連合あるいは一部事務組合につきましては、全国で25団体でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 松川村の現在の収入未済額の状況と1世帯の滞納最高額をお願いします。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 平成25年決算の数字でございますが、収入未済額としまして村税の関係が6,830万6,967円、国民健康保険税が5,431万9,951円、合計しますと1億2,262万6,918円でございます。
 また、後段でお尋ねの滞納の最高額でございますが、849万円でございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 発足から4年目となるこれまでの松川村が移管した、委託するという意味を移管というそうですが、移管した件数と本税、移管にかかった費用についてお願いします。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 平成23年度から26年度までの数字を申し上げます。実績でございます。移管件数が継続分を含めて4件、移管税額ですが、延滞金等も含まれておりますが、795万8,400円、移管費用としまして負担金でございますが、80万1,600円でございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 今、件数と数字を述べていただいたんですが、移管による成果をお願いします。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 成果というのは徴収実績になろうかと思いますが、4万2,459円でございます。
 ただ、機構への移管に当たりましては、その該当者に事前に移管予告通知書を発送しております。それがいわゆる抑止力となりまして、納税相談による分納誓約などに結びついているという現在現状がございます。成果はそんなところでございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 私も数字をちょっと拾って見ましたが、23年度は52万600円負担し徴収が2万359円、24年度は19万3,000円の負担に対し徴収2万円ということで、経費がかかった割りには成果はわずかだったと言えます。
 予算書には、これまでも23年度並みの予算が毎年組まれていました。26年度分も今定例会初日の専決補正予算で減額が承認されました。松川村移管の負担金80万1,600円に対して本税徴収が4万2,459円というこれまでの結果です。当初の見込みほど成果が上がらなかったようですが、この県の滞納整理機構全体としてはいかがでしょうか。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 全体的な数字を年度別に申し上げますが、平成23年度が全体で994件移管がございました。24年度が1,004件、25年度が991件、26年度が958件ございます。そのうち県内の成果といいますか、平成27年4月末現在ということでお話させてもらいますが、引き受け滞納額が28億2,040万2,000円に対しまして、徴収実績が6億1,709万8,000円、パーセンテージにしますと21.88%という県内の成果でございます。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 近隣の白馬村ですが、23年度の徴収実績が移管費用728万9,000円に対して徴収が5,279万9,000円という実績があります。費用負担は13%。24年度は移管費用364万8,000円に対して徴収実績3,598万6,000円、徴収実績の10%の負担でこれだけの成果があったようです。
 今、課長がおっしゃったように、全体では6億の徴収ということで21%。細かく見ていくと成果のあった自治体と松川村のようになかなか厳しい状態の自治体との差が大きく分かれているように思われます。
 23年度の機構創設当初、長野県と77市町村を足した78団体のうち移管ゼロとなっているのは、わずかに2つの自治体でした。下條村と北相木村です。24年度は移管しなかった自治体が9割、25年度は8自治体となっています。当初から移管していない下條村と北相木村は今まで一度も移管をしておりません。松川村でも25年、26年と続けて移管ゼロとなっております。移管しなくても基本負担金は負わねばならないようです。お聞きいたしますが、このように移管ゼロの自治体が2年目以降、全体の1割以上ある状態については、どんなふうにお考えでしょうか。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 他の市町村のことは私存じ上げません。松川村を例にとりますと、かつては移管したケースございます。ただ、そのときの私が内容を聞く中では、市町村ができる範囲の調査ですとか、そういった業務をし、それで解決をしなくて返還されたと。市町村ができる範囲の内容で返還されたということを聞いています。そんなことで松川村の場合は、費用対効果という点もございますが、ただ税は公平性ということもありますので一概には言えませんが、費用対効果を考えるとやっぱり安易には出せないということはあろうかと思います。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 松川村の滞納税の徴収について県地方税滞納整理機構に頼らずに徴収してもいけるのではないかと。通告にはないんですが、村の滞納税の徴収についての考え方と現在多分功を奏している部分があると思うんですが、現在の徴収方法についてお聞きしたいと思います。お手伝いいただいている方もあると聞いております。
◎税務課長(伊藤勇二君) 通告書にはございませんので、話を整理しながらお話させていただきますが、納税というのは議員御存じのとおり、憲法第30条だと思いますが、定められております。そうした公平性が保たれるよう、また当然貴重な村の財源、これを確保できるよう、滞納者につきましては徹底した調査を行って、私が責任者でございますので、先頭に立って極力未収金を減らしていくという村の考え方、私の考え方でございます。
 それと、現在の徴収方法という今お尋ねかと思いますが、これもちょっと順序立ててお話させていただきますが、まず督促状というものを発送いたします。そこで納税がない場合は、これは滞納処分を前提とした催告書、これを一斉に発送をいたします。さらにそこで納税がなければ電話ですとか訪問を行い、それでも進展しない場合につきましては、預金ですとか給与の財産調査を行って差し押さえによる換金を行い、税収を確保しているという状況がまず1つございます。
 また、当然分納誓約といって一度に払えない方につきましては、そういった誓約を結んでいるわけなんですが、そういった方については徴収員が昼夜を問わず、その家庭を訪問して徴収を行っております。ただ、基本的には来庁して納めていただくように、そういった促しはしております。
 それと現在、村ではですね、松本地方事務所税務課内に県税徴収対策室松本分室という組織がございます。そこの徴収専門員に村県民税に限ってなんですが、引き継いで徴収しているというケースもございます。
 さらには昨年から県で徴収専門にやられていた非常に見識の高い徴収員をお願いして、現時点では万全を期しているといったことが徴収の現在の状況でございます。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 村内で万全の体制であるということです。阿部守一広域連合長が今年の2月に開催された定例会の中で総括として次のように述べられました。市町村からの移管件数が958件、県が132件、合計1,090件、先ほど課長が申し上げましたけれども、28億2,000万の引き受けで、8カ月の結果が差し押さえ708件、捜索33件を実施し、金額は前年比6,400万円増の約4億6,800万、これ先ほどの話ですともうちょっとふえておりました。この時点では連合長は徴収率が16.6%、目標は20%であると。ですので21%ということで機構としても目標は達成している、徴収できているということですね。
 会計状況を見ますと、機構の経費は年間2億円強かかっており、このうち約1億5,000万円が職員派遣の構成団体への負担金、職員17名分の給与と共済費です。26年度徴収実績の約6億1,700万円のうちの3分の1近くを機構の経費が占めて、徴収成果の負担金は結構重くなっているのかなというふうに思います。
 改めてなんですが、機構全体の成果というんですかね、4年目を迎えて、これは本当は機構に直接聞かなければわからないことではあるんですが、移管する自治体として機構の今後をどう捉えるかということと、またアンケートがあったように聞いております。その中身について検証と見直しという観点からお答えいただけますでしょうか。
○議長(平林寛也君) 暫時休憩します。
                                 午後 4時02分 休憩
                                 午後 4時03分 再開
○議長(平林寛也君) 再開します。
 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 今お尋ねの滞納整理機構の今後につきましては、私が論ずるべきことではないような気もしますが、業績が上がっている市町村も今、議員おっしゃるとおりございますし、後でまた村のアンケートをお話しますけど、アンケート結果を見ても満足という市町村もございます。連合長が阿部知事ということで、阿部知事が先頭に立って今後も共同化というメリットを生かして徴収強化が図られていくものと私は思っております。
 それと、アンケート結果ということで村の状況をちょっとお話をさせていただきますが、昨年アンケートがございました。松川村も機構の必要性は当然認めるということを前提にお話させていただきますが、今回のアンケートでは機構の活動状況全般については不満という回答をさせていただいております。
 特に、先ほどもお話しましたが、機構職員の徴収技術について不満ということでございますが、理由としまして先ほどお話ししましたとおり、徴収困難な事案をお願いしても電話催告、預金調査等、村でもできるような範囲での調査のみで松川村へ返されてしまったということがございましたので、そういった回答になっております。以上です。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 最後にこの機構との今後の村のかかわり方、またもちろん課長自身がお答えになかなかなれない部分もあると思いますが、5年目に向かってどんなふうに村がしていくかお聞きいたします。
○議長(平林寛也君) 税務課長。
◎税務課長(伊藤勇二君) 決してですね、移管しないということではございません。今後当然滞納者を十分調査する中で移管することが望ましい案件があれば、移管を検討してまいります。そんなことでよろしくお願いいたします。
○議長(平林寛也君) 矢口議員。
◆6番(矢口あかね君) 取り立てという仕事は、おもしろみがあるものではありません。民間の事業者にとっても債権の回収は楽しいものではありませんが、死活問題にもなりかねません。必死でやった仕事も対価をいただいてやっと終了です。物も目に見えないサービスも一つ一つが全て売買契約です。もちろん納税は一般の売買契約とは違い、個々が納める税金によって行政サービスが成り立っているわけです。
 この春、復活した税務課の仕事は住民サービスの入り口であり、出口でもあるととても重要な部署です。税の徴収というと目が三角になってしまいがちですが、どうか笑顔を忘れずに公平で公正な行政サービスを担っていただきたくお願いして質問を終わりたいと思います。
○議長(平林寛也君) これで、長野県地方税滞納整理機構の現状の質問を終わります。
 以上で、6番矢口あかね議員の質問を終わります。
 これで本日の日程は全て終了しました。
 これにて散会します。大変御苦労さまでした。
                                 午後 4時06分 散会