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長野県 富士見町

平成23年 6月(第451回)臨時会−06月24日-01号




平成23年 6月(第451回)臨時会

              平成23年6月(第451回)
                富士見町議会臨時会

議 事 日 程(第1日目)
                            日時 平成23年6月24日(金)
                                午前10時00分 開会
1.開  会
2.開議宣告
3.議事日程の報告
  日程第 1 会議録署名議員の指名
  日程第 2 会期の決定
  日程第 3 諸報告
                (議案の上程、説明、質疑)
  日程第 4 議案第 1号 富士見町国民健康保険条例の一部を改正する条例
              (議案の上程、説明、質疑、討論、採決)
  日程第 5 議 第 4号 国民健康保険料審査特別委員会設置(案)の提出について
               特別委員会への付託
      (付託議案の国民健康保険料審査特別委員会審査報告、質疑、討論、採決)
  日程第 6 議案第 1号 富士見町国民健康保険条例の一部を改正する条例
4.閉  会



                 平成23年6月
          第451回富士見町議会(臨時会)会議録(第1日)
平成23年6月24日(金曜日)
議員の席次及び氏名と出欠
                午前 午後                 午前 午後
  第 1 番  三 井 新 成 出  出    第 2 番  小 池   勇 出  出
  第 3 番  五 味 平 一 出  出    第 4 番  小 林 市 子 出  出
  第 5 番  平 出 隼 仁 出  出    第 6 番  宮 下 伸 悟 出  出
  第 7 番  小 池 博 之 出  出    第 8 番  佐 久 祐 司 出  出
  第 9 番  加々見 保 樹 出  出    第10番  名 取 武 一 出  出
  第11番  織 田 昭 雄 出  出

職務のために出席した事務局員
  事務局長      植 松 久 春     次長        尾 沼 好 美
  臨時職員      有 賀 弘 美

説明のために出席した者
  町長        小 林 一 彦     副町長       五 味 正 文
  教育長       小 林 洋 文     総務課長      窪 田 和 美
  会計管理者     名 取 祐 仁     財務課長      名 取 光 昭
  住民福祉課長    金 井   誠  午前 産業課長      植 松 佳 光
  建設課長      小 池 義 弘  午後 産業課専任課長農林係長
                                  伊 藤 一 成
  子ども課長     雨 宮 吉 秀     生涯学習課長    小 池 英 彦
  上下水道課長    佐 伯 幸比古     消防課長      植 松   恵


                              開会 午前10時00分
○議長 おはようございます。ただいまから平成23年6月第451回富士見町議会臨時会を開催します。
 町長から招集のあいさつがあります。
◎町長 皆さん、おはようございます。大変お忙しい中、急遽この臨時会に招集に全員御出席、本当にありがとうございます。前回大変御協議いただき、個々について否決されましたが、実は7月15日が住民の皆さんに通知をする期限でありまして、これに何とかですね、間に合わせようということで、この前いろんな御意見をいただいた意見をしっかりとですね、受けとめて再度検討した案を御審議いただくということで、本日よろしくお願いします。
 以上です。
                              開議 午前10時01分
○議長 ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
○議長 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。
△日程第 1 会議録署名議員の指名
○議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。今臨時会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、第5番平出隼仁議員、第6番宮下伸悟議員を指名いたします。
△日程第 2 会期の決定
○議長 日程第2 会期の決定を議題とします。
 お諮りします。今臨時会の会期は、議会運営委員会で審議した結果、本日1日間としたいと思います。これに御異議はありませんか。(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。したがって、会期は本日1日間と決定しました。
△日程第 3 諸報告
○議長 日程第3 諸般の報告を行います。
 町長より議案の提出がありましたので、報告します。議案集をあらかじめ配付してありますので、朗読は省略いたします。
△日程第 4 議案第 1号 富士見町国民健康保険条例の一部を改正する条例
○議長 日程第4 議案第 1号 富士見町国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題とします。提案理由の説明を求めます。
◎町長 それでは、新たにですね、再検討した案を説明したいと思います。基本的なポイントだけ述べさせていただきますが、まずですね、前回多くの皆様の意見の中で、3点ほど大きな意見があったかと思います。1つは大変な激変であると。23.6%というのは、大変受け入れがたいという町民の皆様の感情もあるという御指摘で、何とか激変緩和をすべきであるというのが1つ意見としてありました。
 それから、2つ目の意見として、3年間料率を変えないという方向で検討する。これは決定で、条例の中に入っておりませんけれども、そういうコンセプトをベースにやられるということに対してですね、3年先を見通すことは非常に難しいんで、まず単年度でということで、その先はまたそこで見直したらという意見が2つ目にあったと思います。
 それから、3つ目のですね、反対理由の中で医療費の伸びが4%と言っていたんですが、これは高すぎると。一般常識からして2%近くに、まあ予想されるんじゃないかというような観点で否決されたと私は思っております。
 そこでですね、今回それらの意見を踏まえて、どういう考え方でこれを変えたかということなんですが、まず第1番目、この3年先を見て、これをベースにしてこの23年度を決めるということについては、やめました。単年度で、まず収支を赤字にはしないということが第1ステップであるということで、3年先ということは前の思想では、どういうことであったかというと、今、国保会計の基金が4,200万しかないと。危機的な状態で毎年取り崩してきたんで、これを安全に自立できるようにするためにはですね、少しまあ基金を積んでいかなきゃいけないということと、3年間安定した運営をするというようなことを目指したんですが、これですと、前回のような大変な激変になるということでございまして、今年はですね、第1ステップとして、今年度は赤字を出さないというだけにとどめると。国保のですね、会計の改善というのは来年度以降に回すということが基本であります。
 そんなわけで、第1番目のコンセプトは現時点、去年までは1人当たり6万8,245円、前回の提案は8万4,358円、23.6%増と。これをですね、収支ぎりぎり赤字を出さないという見込みの部分で計算しますと、7万6,067円、11.5%ということになりますということで、今年の第1ステップは赤字を出さないということでですね、ぎりぎりのところと。国保会計のですね、この今危険水域にある部分を改善するのは、来年以降に再検討するということで、まず激変というのは両方を一遍にやらないで、段階をおいてやるということで第1ステップは赤字を出さないレベルでとどめるということにしたい。
 2番目でございますが、これは皆さんほとんどの方が共通認識であったと思います。一般会計からの法定外繰り入れはしないということ。これは御理解をいただいていると思いますが、これは堅持したいと思います。
 それから3番目にですね、保険料改定、医療費の見込みですね、これを4%と見たんですが、今回は2%、2.4%かな、大体通常の線、審議会でも大分、まあこの辺を確認しましたが、2%強ということで、4%を自然の増、自然の増というのは大体高齢化率が高くなって、大体毎年毎年ですね、医療費がふえているわけなんです。これは診療報酬の改定なしに、ふえる部分がですね、2%強だということでございまして、これはリスク、前回は何で4%ということで見たかというとですね、高額医療者が急増するケースがあるというリスクと、もう1つですね、鳥インフルエンザのような流行性の病気があった場合にですね、この4%までいく可能性があるということで、その辺のリスクを見たということでございますが、今回はそのリスクは見ないということにしております。
 それからですね、その他歳入、特に国からの補助金、これについては前年ベース、実績ベースで今年も推定しております。じゃあ仮にですね、流行の何か病気がはやって、4%近くにいったとしたらというような場合にですね、これ収支崩れるんです、確かに。そのときにですね、現在今残っているのは4,200万あるわけですが、これ4%くらいまでの医療費の伸びでありますので、十分対応できると見ておりますので、あくまでも国保の現在の基金の中でやりくりできると考えております。
 次にですね、じゃあ幾らであったら、この国保会計が本当に自立できるのかということがですね、これは国保の勧告で出ておりますが、富士見のケースですと、約2.1億円です。大体去年のベースで8.4億円の保険給付、給付金が全部あるわけなんですが、これの25%を3年間維持しなさいというのが推定でありまして、現在4,200万しかないのが、本来でしたら、2.1億円なきゃいけないというのがルールですが、一挙にそこにいくことはできません。だから、したがってですね、今年はまず赤字を出さない。来年から少しずつ2.1億円に向けてお願いしていきたいということでございます。
 以上ですね、第1ステップは、とにかく赤字から脱却ということで、第2ステップ以降ですね、勧告されている2.1億円に向かって少しずつでも余裕を持っていくということでございます。
 以上でございます。
○議長 これより、議案に対する質疑に入ります。議案第1号 富士見町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、質疑はありませんか。
◆第10番(名取武一)
第10番、名取武一です。町長にお聞きしたいと思うんですが、さきの私の一般質問で町長の御答弁では、この町民の3分の1だけの国保加入者、これに町民の3分の2の方の町税をつぎ込むのは公平の原則に著しく離れているということでありました。
 この公平性の解釈について、お聞きしたいと思います。税の公平性という概念があります。税などの負担については、特定の人が有利になったり、不利になったりしない公平な課税でなくてはならない。これが税の公平性との基本的な立場であります。
 この公平性については、専門家の解釈では、水平的公平と垂直的公平というのがあります。この水平的公平というのは、同等の支払い能力がある人は、等しい金額を平等に負担すべきだということであります。そして垂直的公平というのは、大きな経済力を持つ人はより多くの税金を負担すべきだと。低い収入の人は、低い収入の人なりの税負担、高い収入の人は、高い収入の人なりの税負担、支払い能力に応じた負担、これが公平性だと。これが通常の解釈のはずであります。この公平性という言葉の解釈、このように解釈することが税に関する常識だと思いますが、この公平性の解釈について、町長の御理解をお聞きしたいというふうに思います。
 そして、もう1つ、これ具体的な数字なんですが、今回この国保料の引き上げにより、いかほどの増収、これが見込まれているか、これをお聞きしたいと思います。
◎町長 1番目の御質問、公平性、水平、垂直と非常に難しい考え方で御質問されたんですが、この公平性というのは、水平、垂直とか、そういう論理もあるんですが、一般町民、まあ富士見町に限れば、富士見の町民の皆さんの感覚の問題だと私は思います。
 今現在ですね、3分の2の共済、社会保険、特に社会保険のサラリーマンの方々は、この経済不況でですね、非常に収入が伸び悩み、所得が減っております。大体10%近く去年に比べて減っているわけで。
 特にですね、子育て世代、若者のサラリーマンの人たちの収入が減っております。そんな中でですね、この人たちは非常に全額税金を払っているわけなんです。この税金を払っている方たちのお金を、この国保の一部の人たちの保険料を賄うということに対する感覚的な問題で、公平性があるかないかという点でですね、非常に苦しい、子育てもままならない若い世代の税金を、ここの国保の人たちにつぎ込むということについての公平性の感覚ですね、感覚から見ると、これは公平でないというのが一般町民の気持ちだというふうに私は理解しております。
 2番目については、ちょっとお願いします。
◎住民福祉課長(金井誠)
ただいまの国保料の増収分についてでございます。試算によりますと、おおむね2,700万程度が保険料収入として増収となります。
◆第10番(名取武一)
第10番、名取武一です。この国保加入者とほかの健保加入者との公平性の問題です。町長は感覚的なというふうな表現をしましたが、さきの一般質問でも示しましたように、国保加入者と、確かに健保加入者も収入は落ちていることは明らかではありますが、もう完全に顕著なですね、所得格差があります。この現状を見た場合に、国保に町税を投入するということ、これは公平性の原則に反していないというふうに私は考えております。
 そして、この国保料にはですね、いわゆる一般医療分のほかに後期高齢者支援金、そして介護納付金というのがあります。今の町長の公平性の解釈からしますと、また相互扶助という立場からしますとですね、国保加入者の国保料というのは、国保加入者の医療費の負担だけをすれば、本来はよいはずであります。
 しかし、国保加入者は国保から外された後期高齢者の面倒も見ている。74歳以下の国保加入者世代には要介護に該当する方は少ないと思いますが、介護保険のための負担もしている。この国保料の体系、これは国保加入者だけの互助制度ではないんです。国保加入者は、いずれは後期高齢者になる、いずれは要介護世代になる。だから国保加入者は自分たちの医療費だけではなくて、後期高齢者、そして要介護者の面倒も見ているんです。これがいわゆる公平性なんです。この会計だけでは十分生きていけないから、ほかの会計から繰り入れている。これがですね、公平性ではないかというふうに私は思います。
 後期高齢者医療制度、これは75歳以上のお年寄りを差別する、とんでもない制度だというふうに思っておりますが、それはそれとして、この後期高齢者医療制度の改定の内容を見ますと、やはり国と自治体と後期高齢者医療保険加入者だけ、ここだけでは到底賄いきれていないわけです。後期高齢者に負担能力があるはずもありません。それをこの国保会計から後期高齢者支援金という形で繰り入れているわけであります。
 後期高齢者医療制度というのは、ほかの会計からの繰り入れで維持している。加入者だけで維持することはできない後期高齢者医療制度、ここに国保会計から投入しているわけです。この制度のよし悪しは、ともかくとして、この後期高齢者の保険だけでは維持できない部分を国保会計から繰り入れている。これが税制度上の公平性であります。これは当然、この介護保険の問題でも同じであります。国保会計者は国保に加入していない後期高齢者、要介護のための保険料を払っている。これが公平性だということ。私は、そういうふうに思いますが、この辺の町長の解釈をお聞きしたいと思います。
 そして、国保に加入していないほかの健保加入者、これはいずれは国保に加入することになります。国保加入者がいずれは入ることになる後期高齢者に支援をする、介護保険に支援をする。これと同じようにですね、いずれは国保に加入する、ほかの健保加入者の税金を国保に使うこと、これは公平性の原則には離れてはいないというふうに私は思いますが、もう一度、その辺でお考えいただければというふうに思います。
 ですから、全国の7割の自治体では、一般会計からの繰り入れをしている。これは公平性という観点から、負担能力の低い方々に多いところから税を投入する、これが公平性という観点から正しい考え方だと思いますが、その点についていかがか、もう一度お聞きしたいと思います。
 そして、新聞報道では今回の値上げ案は、平均で11.5%の値上げというふうにあります。しかしですね、この辺について、これまでの一般質問でも取り上げましたが、幾つかのモデルケースを設定してみますと、12%以下はありません。大体が15%前後になっております。このようなこと、11.5%ということではなくて、実際にはこのような値上げになり得るということを町長が御理解されているかどうかを、お聞きしたいというふうに思います。
 そして、先ほどの御答弁では、今度の引き上げによって増収が見込まれるのは2,700万円だというふうにお聞きしました。さきにですね、昨年度の国保の会計の締めでは、確かに1億1,700万円、一般会計から投入はしたんですが、締めてみますと1億円余った。だから基金にプラス1億円だというものが貯金として残っているわけです。そのうち、今回の増収を見込んでいるのは2,700万円。ということは十分、確かにそれは先ほどの基金2億1,000万という数字からはかけ離れているにしても、十分値上げせんでも賄える数字ではないかというふうに思いますが、その点をお聞きしたいと思います。
◎町長 2点、私の方からお答えして、1点は住民福祉課からお答えさせていただきます。
 まず、第1点目の国保の人たちは著しく多分弱者であるから、これは社会保障あるいは福祉制度として、全体をその人たちに支援する、すべきだということだと思います。これについてはですね、これは町の問題というよりは国の考え方、あるいは国と国保の基本的な思想がございます。先ほど言いましたように、国、国保は自立会計をしなさい、2.1億円で決して繰り入れのないように独立、自立、特別会計にしなさいというのが国の指針だと私は理解しておりますので、今の議論はこの町会の場でやるよりは、国会の場でやるべき問題じゃないかと考えております。したがって、私どもは粛々とですね、国保、国で定められた内容の範囲において、できる限りのことをするということで、やっていきたいと考えております。
 それから、3つ目に言われた件について、ちょっとコメントをしたいと思います。確かに1億1,700万を一般会計へ繰り入れた。まあ最終的にですね、国の交付金等々が予想外に入ってきます。これ理由を今よく調べている最中です。今までになかったお金が入っているという部分がありまして、締めて1億円のですね、繰越金となったわけなんですが、この繰越金が何であるかという意味合いなんです。この繰越金はですね、要は1億円の分は一般会計からの繰り入れ、つまり町税の繰り入れなんです。
 したがって、これを1回もらっちゃったから、もう国保会計、特別のものであるという認識が私は持てないんです。これはあくまでもですね、もともと1億円はくれる必要はなくて、ほかの税金の使途に回せということでありまして、結局ですね、一般会計から繰り入れたお金を、もう既得権として自分のものだということでですね、もう定めて自分の基金に積み立てていくという筋のものではないというふうに私は感じております。
 したがって、この繰越金の処置については余ったんですけれども、もともとは一般会計の税金なんですということからいくと、これを安易にですね、国保の特別会計の金庫に入れるということはいかがなものかと思っておりまして、これについては、ちょっともう少し検討させていただきたいと。この1億円イコール国保、既に既得権としてもらったものではない、自分で積み立てたものでもないということでございまして、これについて1億円を安易にですね、手をつけるということは、ちょっと差しさわりがあると。一般町民の皆さんは社会保険、あるいは共済保険に加入されている人たちの税金の1億円が余ったんであって、それを国保がもらっちゃうということは、安易にすべきではないなという感じを持っておりまして、ただ、十分に議論しておりませんので、これはしっかりとですね、見解を役場の中でも決めて、皆さんと議論させていただきたいと思います。
 2番目のですね、11.5が15%になるというような話については、住民福祉課長の方からちょっと。
◎住民福祉課長(金井誠)
モデルケースの関係でございます。昨年の議会だよりでも、そのモデルケースの件を取り上げられ、今回の場合も議員の試算によりますと、モデルケースでは11.6%以上、十四、五%の値上げになる世帯も発生するということでございますけれども、基本的に今回試算をしている数字は、世帯の人数等ばらつきも非常にございますので、理論上の調定額を年間の平均加入者数、ですので1人当たりがどれだけ上がるかということを計算すれば、11.6%の値上げになりますという計算上の数字でございますので、世帯当たりが幾ら上がるかということを試算したものではございません。
 それから、もう1つ、そもそも国保加入者の所得の推移でございます。22年と23年で比較をいたしますと、おおむね96%に減少しております。モデルケースを前年と全く同じ所得水準で、所得で計算をしておりますので、国保の今回の試算は所得が下がった、それを前提に試算をしております。逆に言えば、モデルケースの例えば4人世帯で、4人400万の収入というか所得があるモデルケースというのは、若干逆に言えば、所得が上がった状態の方ということも言えるのかなと、そんなふうに思います。
◆第10番(名取武一)
名取武一です。この公平性にちょっとこだわって、あれなんですが、町長は町民の3分の1、まあ実際は4割ぐらい国保加入者はいるはずなんですが、これに町税を投入するというのは、公平性に欠けるこというふうなお言葉でありますが、前にはですね、町税10億円というものをパノラマに投入しました。これについて私たちは、町民はですね、何の恩恵も受けていないと。多くの町民の方から私の方へ、このような声が届いております。この公平性という観点からですね、パノラマに10億円投入した。これにより町民の何割が利益を受けたのかということをお聞きしたいと思います。
 確かに、この資金投入によりパノラマの経営は継続することができ、雇用の確保もできたはずであります。この資金投入によって助けられたのは、このパノラマ労働者の雇用と経営に携わる資材の納入、その他の方だろうというふうに思います。
 この公平性という観点から考えますと、10億円、それ以外にも毎年相当の額をパノラマに投入している。これにより利益を生むのは一部の人たちだけだと。一般の町民は何の恩恵も受けていないというのが、町民の感情的な理解だろうというふうに思います。町が町民のほとんどが恩恵を受けていないパノラマに10億円を投入し、さらには毎年それなりの額を投入している。
 そして一方、町民の4割の国保加入者には、昨年一般会計から1億円を超す投入をしましたが、これからはしない。町民のほとんどが何の恩恵も受けていないパノラマに多額の町税を投入する一方で、町民の4割の、そしていずれは、ほかの健保に入っている方も入ることになる、この国保に町税を投入しない。これはやはり、公平性の原則に反すると思いますが、いかがでしょうか。
◎町長 かなり飛躍した議論になっていますが、ちょっと一言だけ、まあパノラマと国保と余り関係ないんですが、パノラマで誤解をしていただいちゃいけないんで、ちょっとこれだけは、はっきり言っておきますけれども。
 まず、10億円の投資じゃないんですね、あれは借金を払ったというだけであって、借金を貯金のある分から払ったということです。それで、どういう効果が生まれているかいうことなんですが、あれをやらなかった場合は、去年は6,000万円、パノラマに資金を完全に純粋な資金を投入しなきゃならない状況でした。それが結果的にどうなったかというと、6,000万円、約6,000万円の資金を投入するかわりに、それとは逆にですね、5,000万パノラマから賃料をもらうことができたと。
 過去5年間は、お金は全部向こうに足りない資金をどんどん、どんどん繰り出すということをやっていたわけですが、それでは当然賃料も入ってこないという状態に対して、このお金を向こうに支出するということがなしで5,000万が入ったと。純粋にですね、1年間で計算すると、約1億1,000万くらいのですね、リターンは22年度は起こったということでございます。
○議長 ほかに質疑はありませんか。
◆第4番(小林市子)
4番、小林市子です。今度の修正案については、私は町長の説明で大体理解できました。それで1つは、この国保を初めとした社会保険制度の中で、高額医療費に関する給付で、自己負担限度額を超えて支給される給付の原資というものは、国保会計だけで支払わなきゃいけないのか、国からどのくらい来ているのかということをお尋ねしたいと思います。
◎住民福祉課長(金井誠)
高額医療費に関する、その負担の関係でございます。国県の方から一般会計の方に入ってまいります。22年度ですと、約5,000万がその関係で入ってきているお金です。
◆第4番(小林市子)
4番、小林市子です。そうすると、毎年これは変わるわけですよね、毎年。使われた、給付された費用に対して、どのくらいかっていうことで入ってくるわけですね。そうすると、5,000万円というのは、この前出してもらった、ちょっとごめんなさい、資料がすぐ出てこなくていけないかな、高額医療費の22年、これ23年度が9,600万となっている高額医療費の約半分は返ってくるということですか。
 これの23年度というのは、これからのことなんでしょうか。この前、高額医療療養費についての金額を出していただきましたよね。その辺を教えてください。
◎住民福祉課長(金井誠)
23年度は、当然推計でございますので、前年等の伸びを考慮して設定してある数字ということで、どういう金額になるかは、これからでございます。
◆第4番(小林市子)
そうすると、じゃあ22年度の8,979万円に対して5,000万円くらいが入ってきたということでしょうか。それで、国の何か利率っていうか、割合っていうのは、わかるわけですね。
○議長 それでは、ここで暫時とさせていただきます。
                              休憩 午前10時34分
                              再開 午前10時37分
○議長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。
◎住民福祉課長(金井誠)
ただいまの高額医療療養費の関係でございます。先ほどの私の説明の修正を、まずさせていただいて、5,300万がその入りに相当する分だという説明をいたしましたが、その部分は間違っております。お手元に資料があるのかなと思いますけれども、22年の金額で高額療養費8,900万に対します町への入りは、共同事業交付金として1億2,900万が入っているという形になっております。
○議長 そのほか質疑はありませんか。
◆第2番(小池勇)
2番、小池勇でございます。先ほどの名取議員の質問は、税の公平性という観点から展開されたものと理解しておりますが、私の理解では、この富士見町における国保は料金であって、税ではないと思っておりますが、そういう意味において、出発点において、錯誤からスタートした議論の上にどのように膨大なものを積み上げようとも、少なくとも税の公平性という論点からの議論はナンセンスではないかと思いますが、財務課長、料金と税ということについて簡単に説明していただきます。
◎財務課長(名取光昭)
急な御質問で、済みません、心の準備が余りできていませんけれども、税というのはですね、やっぱりその税を担う力ですね、その担税力というものに対して御負担をいただくということだろうと思います。
 それから、料金というのは字のごとくですね、やはり1つの受益をこうむる受益者負担という1つのですね、原則です。ですから、下水道であったり、水道であったり、住宅使用料であったり、そういう受益をこうむらない人についてですね、料金の請求ということは基本的には、あり得ないわけですから、その辺の違いであろうというふうに思っております。
 あくまでも税というのは、それぞれの議員の解釈があろうかと思いますけれども、やはりそれだけ税を負担する、所得というものに対してですね、課税をしていくわけでありますから、その担税力というものに対して課税をしていくというのが一般的な考えであろうと思います。
◎町長 ちょっと私の見解、名取議員の説明はですね、私の説明もそうなんですが、社会保険、共済保険の人たちが払っている税は一般会計に入るわけです。この一般会計に入る税金をこの国保の一部の補てんに使うという意味での税の公平性であって、税の使い道に対する公平性ありやなしやという議論だと御理解いただきたいと思います。
◆第2番(小池勇)
この問題について、出と入りの部分で二通りの理解があるということで、私が当初質問した時点では、前の部分のことだけしか頭にありませんでしたので、ただいまの町長の御答弁はよく理解できました。
○議長 ほかに質疑はありませんか。
◆第6番(宮下伸悟)
6番、宮下伸悟です。平成22年度の収支差し引き残1億28万1,000円、こちらの扱いが結局、どういう形になっているのかっていうのが、ちょっとわかりませんでしたので、そちらだけお願いします。
◎町長 先ほども申し上げたんですが、この1億円というのは去年、一般会計つまり先ほど来議論になっている社会保険、共済保険の人たちもひっくるめた町全体の税金、これを1億1,700万、国保を救うために繰り入れたんです。
 ところが、結果的に締めたら、予定外のですね、国からの給付金があったということで、実際に1億1,700万、税金を国保の金庫に入れたんですが、その1億円が余っちゃったというものです。この辺が何の意味があるかというと、やはりこれは一般の会計、つまり税金を繰り入れた1億円ですよということなんで、この1億円については単純に国保がもらった既得権ではないですよということが、私の理解であって、これについての処置を今後よく検討しますということでございます。
○議長 そのほか、質疑はありませんか。
◆第9番(加々見保樹)
9番、加々見保樹です。ちょっとお伺いしたいんですが、患者がですね、医療機関にかかって個人負担を滞納する場合がありまして、各医療機関は非常に困っているときがあるんですが、最近いろんな動きの中でですね、どうしても払えない個人負担分についてはですね、保険者に請求しようという動きがあるんですけれども、当富士見町では国保加入者で個人負担金を医療機関に払わずに、医療機関から請求されたというようなケースはありますか。
◎住民福祉課長(金井誠)
資料を持っておりませんので、もしよろしければ、特別委員会の中での回答でよろしいでしょうか。
◆第9番(加々見保樹)
はい。
○議長 そのほか、質疑はありませんか。(なしの声あり)
○議長 ないと認められるので、これで質疑を終わります。
△日程第 5 議第 4号 国民健康保険料審査特別委員会設置(案)の提出
○議長 日程第5 議第 4号 国民健康保険料審査特別委員会設置(案)の提出についてを議題とします。趣旨説明を求めます。
◎議会運営委員長(五味平一)
議第4号 国民健康保険料審査特別委員会設置(案)について、趣旨説明をいたします。本件は地方自治法第110条及び富士見町議会委員会条例第4条の規定により、提案者五味平一、賛成者議会運営委員会4名の議員により、提出するものであります。
 本案は平成23年度の富士見町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、今議会臨時会に提出されたことに伴い、この議案は非常に重要な案件であり、本年度の国民健康保険料の引き上げ案が第450回富士見町議会定例会議で否決され、今回修正の上、提出されたこと、単年度収支に応じた改定を行うこと等、今回の提出案に対し十分な熟議を要するものと判断いたしました。
 ここに特別委員会を設置することを提案するものであります。名称、目的、委員の定数及び任期につきましては、お手元に配付のとおりです。朗読は省略させていただきます。
 以上、慎重審議よろしくお願い申し上げます。
○議長 議第4号 国民健康保険料審査特別委員会設置(案)の提出について、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。(なしの声あり)
○議長 ないと認められるので、これで質疑を終わりにします。
○議長 これより討論に入ります。討論はありませんか。(なしの声あり)
○議長 ないと認められるので、これで討論を終わりにします。
○議長 これより起立により採決します。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(起立全員)
○議長 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決され、国民健康保険料審査特別委員会を設置することに決定しました。
○議長 お諮りします。ただいま設置されました国民健康保険料審査特別委員会の委員の選任は、富士見町議会委員会条例第5条第1項の規定により、お手元に配付した名簿のとおり指名したいと思います。これに御異議ありませんか。(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。したがって国民健康保険料審査特別委員会の委員はお手元に配付した名簿のとおり選任することに決しました。
 ここでしばらく休憩とします。
                              休憩 午前10時48分
                              再開 午前10時49分
○議長 休憩前に引き続き会議を再開します。富士見町議会委員会条例第5条第1項の規定により、国民健康保険料審査特別委員会の委員長に名取武一議員、副委員長に小林市子議員が互選された旨の報告を受けましたので、皆さんに報告をいたします。
○議長 先例によりまして、委員長からあいさつをお願いいたします。
◎国民健康保険料審査特別委員長(名取武一)
国民健康保険料審査特別委員会委員長の指名を受けました。この国保料問題は、地元新聞で何回か報道されたこともあり、この問題がどのように審議され、そして決められるか。これは町民の皆さんが注目しているところであります。委員長に指名された以上はですね、慎重審議、公明正大に進めていきたいと思いますので、皆さんの御協力、よろしくお願いします。
○議長 ただいま議題となっております議案第1号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、会議規則第39条第1項の規定により、国民健康保険料審査特別委員会に付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。よって、議案第1号は議案付託表のとおり、国民健康保険料審査特別委員会に付託することに決定をいたしました。
○議長 ここでしばらく休憩といたします。
                              休憩 午前10時50分
                              再開 午後 2時00分
○議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
△日程第 6 議案第 1号 富士見町国民健康保険条例の一部を改正する条例
○議長 日程第6 議案第1号 富士見町国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題とします。本案について、国民健康保険料審査特別委員長の報告を求めます。
◎国民健康保険料審査特別委員長(名取武一)
国民健康保険料審査特別委員会の報告をします。所管担当者の詳細な説明をもとに、慎重な審査をしました。
 質疑では、経済的に困った人の手当はできていると解してよいかとの質問に、応益割、均等割、平等割、これのみを軽減の対象として措置しているということでした。
 昨年度の繰越金1億円の扱いはとの質問に、繰越金1億円は今後、補正で処理するように考えている。
 一般会計に返す可能性はとの質問には、返すかどうかはわからない。二、三千万円の繰越金がないと、運転資金がなくなるので運転に差し支えるということでした。
 重複診療の防止策はとの質問に、月3,500件ほどのレセプトがあり、点検を民間に委託している。おかしいレセプトは30から40件ほどあるが、重複診療をやめていただく指導はしていきたいという回答でした。
 町としてジェネリック医薬品を推奨しているかとの質問に、年1回保険証更新送付時にジェネリックカードを同封しているということです。
 重症にならないため、保険予防策を推進すべきではとの意見に、健診を受けてもらうようPRしている。目標受診率を65%としているが、健診は義務ではないので強制できないのが実情、重病の発見や進行の歯どめにはなっていると思うということでした。
 健診、病気予防への関心も高める施策にも力を入れる必要があるのではないかとの質問に、地区料理教室などで、食生活の改善にも努めているということでした。
 今までの医療費の見積もりが甘かったのかという質問には、富士見町は高齢者が比較的健康で、医療費が低く抑えられていたこともあるが、後期高齢者医療制度に移行したことで、医療費の見通しが難しかった。将来的には安定運営のために、基金を国の指導額まで戻す必要があるという答弁でした。
 いろいろな事情とは何か、それがわからないと判断できないという質問もありましたが、20年度の医療制度改正により、国からの交付金などの算出方法が安定していなかったため、例えば20年度の交付金の精算により、22年度に7,000万円もの返還をした。今後は安定していくものと思われるということであります。
 この引き上げに町民からいろいろな意見があり、行政、協議会、議決してきた議会、3者の責任は重い、深く反省し、今後厳しく対応していくことが必要との意見もありました。
 討論では、国保財政の状況上、引き上げは認めざるを得ない。料率3年間据え置きをやめて、毎年見直すことになったので、賛成する。結果は賛成だが、今度は下がりすぎではないかとの意見もありました。
 審査の結果、全員一致で原案どおり可決すべきものと決しました。
 以上です。
○議長 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(なしの声あり)
○議長 ないと認められるので、これで質疑を終わりにします。
○議長 議案第1号 富士見町国民健康保険条例の一部を改正する条例について、これより討論に入ります。最初に原案に反対の方の発言を許可します。
◆第10番(名取武一)
10番、名取武一です。委員会審査では、まあ委員長という立場から討論に参加することはできませんでしたので、この場で一議員として討論に参加させていただきます。
 今回の議案は、前回の議案に比べて、約半分の値上げ率、確かに激変緩和をしたと言えなくもありません。今回の引き上げは平均で11.5%増というふうに報道もされていました。しかし、これは単なる算術平均であり、実際の上げ幅ではありません。委員会審査でも示しましたように、人によっては15%も上がる人がいる。一昨年から見れば、3割以上の引き上げがほとんどである。これはやはり激変に何の変わりもありません。
 そして、昨年度は一般会計から1億1,700万円繰り入れましたが、結果としては1億円残った。1億円繰り越しているわけであります。今回のこの国保料の引き上げは、先ほど総額で2,700万円だというふうにお聞きをしました。この1億円を考慮に入れますと、今年度は国保料を引き上げなくても、収支は黒字になる。これは明らかであります。そしてもし、この国保料を引き上げなかったために国保会計が赤字になったらとは思いますが、その分はですね、当然一般会計から繰り入れる。これはやはり、さっきの質疑のときにも申しましたが、公平性の観点から問題はないというふうに考えます。そのような理由から、反対討論とさせていただきます。
 以上です。
○議長 次に原案に賛成の方の発言を許可します。
◆第1番(三井新成)
1番、三井新成です。先ほど来、特別委員会にて審査してまいりました。結果を尊重し、私は賛成とさせていただきます。
 その理由といたしまして、私も社会保険加入者の立場であり、やはり税の使用については公平な使用をしていただきたい。また、そうならないとと考えております。また、共済保険加入者におきましても、税の公平性を求むるものであります。また、本年度の保険料のアップ率を考慮すれば、来年度もこの問題が生じる可能性が大であります。よって、良識あるスムーズな議会運営を期待するところでもありますし、よって私は賛成とさせていただきます。
○議長 再度原案に反対の方の発言を許可します。(なしの声あり)
○議長 なければ、再度原案に賛成の方の発言を許可します。(なしの声あり)
○議長 ほかに討論はありませんか。(なしの声あり)
○議長 ないと認められるので、これで討論を終わりにします。
○議長 これより起立により採決します。本案に対する国民健康保険料審査特別委員長の報告は、可決すべきものであります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(起立多数)
○議長 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決されました。
○議長 これで、本臨時会に付議された案件の審議は全部終了をいたしました。この旨書面をもって町長に報告いたします。
○議長 町長からあいさつがあります。
◎町長 本日は忙しい中、この国保という重要な問題、大変慎重に深い議論をされて、議案どおり、提出どおり議決していただいたということで、心から感謝したいと思います。7月15日という日程で個人に送付されるという日程を確実に行政では守っていきたいと。これが守れると思っておりますので、本当にありがとうございました。
 それから、また7月になりますと、補正予算関係で臨時議会の案件がまた出てきておりますので、またこの暑い折ですが、またよろしくお願いしたいと思います。本日はどうもありがとうございました。
○議長 以上で、平成23年6月第451回富士見町議会臨時会を閉会します。御苦労さまでした。
                              閉会 午後 2時11分



  平成23年6月24日


           富士見町議会議長


           富士見町議会議員


           富士見町議会議員