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長野県 富士見町

平成22年 3月(第442回)定例会−03月12日-04号




平成22年 3月(第442回)定例会

              平成22年3月(第442回)
                富士見町議会定例会

議 事 日 程(第4日目)
                             日時 平成22年3月12日(金)
                                午前10時 開議
1.開議宣告
2.議事日程の報告
  日程第 1 行政事務に関する一般質問
3.散  会


                平成22年3月
        第442回富士見町議会(定例会)会議録(第4日)
平成22年3月12日(金曜日)
議員の席次及び氏名と出欠
                午前 午後                 午前 午後
  第 1 番  小 林   光 出  出    第 2 番  エンジェル千代子出  出
  第 3 番  中 山   孝 出  出    第 4 番  織 田 昭 雄 出  出
  第 5 番  名 取 武 一 出  出    第 6 番  小 林 市 子 出  出
  第 7 番  五 味   滋 出  出    第 8 番  三 井 幹 人 出  出
  第 9 番  小 池 一 夫 出  出    第10番  平 出 英 夫 出  出
  第11番  小 池 久 長 出  出

職務のために出席した事務局員
  事務局長      植 松 久 春     次長        尾 沼 好 美
  臨時職員      有 賀 弘 美

説明のために出席した者
  町長        小 林 一 彦     副町長       五 味 正 文
  教育長       小 林 洋 文     総務課専任課長   植 松 佳 光
  会計管理者     雨 宮 正 一     財務課長      小 林 良 光
  住民福祉課長    名 取 光 昭     住民福祉課長(代)  北 原 和千代
  産業課長      久保川 敏 朗     建設課長      三 井 恵 一
  子ども課長     五 味 一 文     生涯学習課長    三 井 豊 三
  上下水道課長    窪 田 和 美     消防課長      植 松   恵


                              開議 午前10時00分
○議長 おはようございます。開会に先立ちましてお願いを申し上げますが、発言は自由で結構でございますけれども、よく時間配分をきちんとしていただき、時間内におさめていただくように重ねてお願いをいたします。
 ただいまの出席議員数は全員であります。定足数に達しておりますので本日の会議を開きます。
○議長 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。
△日程第1 行政事務に関する一般質問
○議長 日程第1 昨日に引き続き、行政事務に関する一般質問を行います。順次発言を許可します。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝でございます。昨日は、8本の御柱が無事倒されまして、いよいよ御柱本番ということになろうかと思います。御柱祭によりまして、多少景気がよくなればなあと希望をしております。しっかりみんなでお金を使いまして、景気の浮揚に協力できればなあと、私個人的にも思っております。
 私は、通告表に基づきまして、4項目の質問をさせていただきます。まず最初に、富士見高原病院の将来構想、マスタープランが発表されたというか、院長の方から話がありました。私も院長とは話をしてまいりましたけれども、院長の言葉ではありませんけれども、遠くの親戚よりか近くの高原病院をモットーに、地域から信頼される医療を実践していくということでありまして、その中で、地域住民が望む医療、とりわけ救急医療の充実に努めていきますと。それから予防から治療、介護からみとりまでの一貫した医療を、しっかり提供するということ。それから常に新しい知識、技術の習得に努め、質の高い医療を提供していくということ。患者さんの権利を尊重し、十分に同意の得られた医療を実践してまいるというような話をお聞きしております。
 とりわけ、高原病院の歴史を少しお話しさせていただきますが、村にも総合病院が欲しいと、地元の有志の呼びかけによって、この高原の貧しい村に、私たちの病院が産声を上げました。村にこれといった産業もない大正15年でありますけれども、村の人々の希望はすぐに挫折しましたけれども、初代院長、正木俊二さん、号名では不如丘と言われておりますが、不如丘先生が、結核療養所として再出発させ、文人としても名高いことが相まって、当時の高原療養所は結核治療の輝かしい一時代を築きました。
 しかし、結核患者の減少とともに、その時代的使命は既に終わっておりますけれども、今日の高原病院が目指しているものは、地域に開かれた病院、人々が望む医療を望む形で提供できる病院をつくること、地域の中にあって、ともに病気を予防し、病院に最善の医療を施し、障害を持つ人や家族にできる限りの援助を与えること、人は病気に対し不安をいつも抱いております。病院は身近にあって、いざというときの安心感を与えるものであるべき、弱者である病人の声にいつも耳を傾け、地域の要望にいつでもこたえることのできる病院、私たちというのは、井上院長の言葉ですけれども、私たちが町の人々がこうあってほしいという病院を目指して頑張っていくと、これからも頑張っていくというような話をしております。
 そこで、質問ですけれども、もちろん将来構想について具体的に町にお話があったと聞いておりますけれども、そのお話の内容について、どんなお話があったのかお聞きします。
 2番として、町民の安心・安全、命の拠点病院として位置づけている高原病院について、何らかの支援をすべきである、私は考えておりますが、するのかしないのかを含めてお答えをお願いします。
 ?ですけれども、これは富士病棟の解体、移転保存の方向と聞いておりますけれども、この問題については、平成17年、富士見町議会も当時の富士病棟を守る会の方々から陳情書が出されておりまして、たしか平成17年の3月の定例会で、全会一致で議決をしたという経過もありまして、私は、個人的にもそうでありますけれども、富士病棟の保存については、今のままでは解体しても保存することは非常に難しいと、困難であるというようなことも、院長から聞いておりますので、観光資源としての調査をしたかどうかを含めて、町としても何らかの形で、医療拠点のルーツというか、富士見町の歴史が詰まった富士病棟でありますので、支援をして保存をしていくという方向づけが必要ではないかと、私は思っております。そのことについて、以上3点について、町長の考え方をお聞きします。
◎町長 お答えします。まず第1点、富士見町のこの高原病院の今後の計画ということに関して、実は去年の12月のいつだったか、病院運営委員会、これが開かれました。この席でですね、院長より概略の説明がありました。最近、再度ですね、詳細な確認、本当に何の目的で、どのようなことをするのかということを詳細に確認をする機会を持たせてもらいました。
 その結果ですね、まず、現在の医療の進歩というのが日進月歩でありまして、この高度医療のいろんな最新技術、機器をですね、まず入れたい。それで安心・安全というか、健康増進に役立てたいという強い意向があるということ、プラス、現代の建物自身がですね、手狭になって老朽化しているということがありまして、建物の一部増改築ということを考えているということであります。
 それでですね、22年度に詳細計画を詰めて、23年度から二、三年でですね、全部を完成するという計画をかなり煮詰めておるという状況でございます。この内容を聞きまして、これは非常に詳細にですね、練られた計画であり、富士見の町民、現在70%が高原病院を使っている、70%が富士見の町民ということで、おっしゃるように富士見町民主体の病院であるということで、非常に重要な健康の拠点だということから、その内容も非常に妥当であるし、すばらしいなというふうに考えておりまして、このマスタープラン、これは今日、詳細にですね、どこをどうするということは時間の関係で割愛させていただきますが、妥当であり、すばらしいプランであるというふうに考えております。
 2つ目のですね、じゃあ支援をどうするのかということですが、これは2つの面があると思います。まずは、地元の病院であるということでですね、広域市町村、6市町村の状況をいろいろ聞いておりますけれども、やはり岡谷にしたら、相当の額を町が負担をしていると、諏訪もですね、日赤に対して大分負担している、あるいは諏訪中央病院に対して茅野だとか原村がですね、かなりの額を出しているというような、要するに横並びで見て、やはり皆さん負担しているんだなということを私は把握しております。
 そういう観点から、支援は必要であると、じゃあどういった、どのレベルでということになると、やはりですね、ぎりぎりのところで財政を壊してまでですね、病院を負担するわけにはいかない、支援するわけにはいかないということで、財政とですね、やはり病院側との納得、ぎりぎりの線の交渉をしたい。他市町村との横並びの、余り引けをとらないようにというようなことでですね、いろんな角度からやりたい、財政負担について考えたい。そのときに財政負担のやり方についてなんですが、これ単年度でですね、向こうの合意した内容をやろうとすると、その年度は大変な負担になる可能性があるということでですね、基本的にはですね、約10年くらいをめどに、お金の負担、支払は10年分割と、そんな形でですね、各年度の財政に大きな負担にならないような方式もとれるということを、院長さんとも話しておりまして、できるだけですね、財政と、それから負担の両立という観点で、ぎりぎりのところで交渉して、方法を確立したいと考えております。
 それから、3つ目の富士病棟の件なんですが、確かにですね、長年、この富士病棟の歴史的、文化的価値というものの重要性というものは、町民も病院側も重要性ということに対して、大きな認識を持っております。しかしながら、おっしゃるように、そのままの形でですね、永続的に残すことは不可能ということになっております。そこでですね、今どのような形でやろうかということなんですが、まず富士病棟は、あの場所には新しい5階建ての建物が建つことになっております。したがって、富士病棟の部分はどけなきゃいけないんです。どけるときにですね、重要と思われる部分を極力、保存というか残存させると、一時ですね、退避すると、重要な部分だけ残せる部分をできるだけ多くして、ある場所に退避して、次にですね、それをどのような形でどこに置いて、高原病院のルーツであり、富士見の文化、歴史であるということが、町民の皆さん、及び観光客の皆さんの文化、歴史を理解すると、興味を持つという形で、何らかの形でですね、展示できるようにしたいというふうに、基本的には一致している。
 したがって、これの具体的な計画は、これを解体して、その部品、残せる部分、これを明確になった後、じゃあこれをどこにどのように展示するかという、まあ場所も大体推定はついているんですが、どれぐらいの量になるのかということと、どんなシナリオが書けるのかということは、残った部分の内容と量によって決めたいと。これはですね、恐らく2年たたないとわからないということ、しかし最大の努力でですね、この残す部分について残していきたいと考えているんですが、そのときのですね、負担、運用方法、これはそのときの残った部分と、その後のどのような残し方をするかということは内容によって決まります。ただ全面的にですね、病院側とも町と協力して、これはベストな考えと、これは2年後だと考えております。
 以上です。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。今、町長の答弁は、予想していたとおりですけれども、いずれにしても、6市町村の大きな病院が非常に経営難に陥っているということは、報道でも私たち知っているわけです。そこへいくと、年間約52億円の売り上げがあるというような、高原病院の経営状態でありまして、その中でも、院長を含め職員が500名というような数にも上っておりますし、その経済効果は膨大なものになると、院長に言わせると、8割くらいの職員が町内から通っているというようなも聞いております。
 そういうことを考えますと、地域の拠点として何らかの形で支援をしていくと、町長もそう答えがありましたので、私もそのとおりだと考えております。ぜひ、金額については、三十二、三億円の事業費というか、がかかるようであります、整備計画に、その中で何割負担するか、今後の問題だと思いますし、町長も申しましたとおり、町の財産、非常に厳しいということも、私も院長にも申し上げました。
 いずれにしても、何らかの形で、5年、10年かけてもいいから支援をお願いしたいということでありますので、町長の答弁のとおり、ぜひ前向きに進めていただきたいと思います。
 富士病棟のことにつきましても、先ほど私が申し上げましたように、過去においても幾度も、解体をするとか、保存をどうするかというような町民ぐるみの話が持ち上がって、幾度か来ております。いずれにしても、町長も申しましたように、富士見町の医療機関のルーツであるということも考えたり、その中で患者さんが、文化人が、不如丘さんのね、文化的なそういう人格のことからして、大勢いらっしゃって、富士見町の文化の非常に発祥の地にもなったということもありまして、文化的にも非常に貴重な遺産だと考えております。そういうことで、最大限、協力をするということでありますので、今後とも病院側ときめ細やかな、運営協議会がありますけれども、町長、あるいは院長を含めて話し合いをする中で、前向きに進めていただければありがたいなと思っております。答弁はいいです。
 次に、次の質問に移りますけれども、職員の昇任に対する基本姿勢についてであります。町長、昨年8月の町長選で、大勢の町民の負託を得て、6カ月を経過しました。22年度予算編成については、国の方ではマニフェスト、公約が果たされなくて、政治と金の問題も絡まってですね、70%以上の支持率があったのに、今40%を切るというような、そんな支持率になってきておりますが、富士見町はどうかと、私は、そのことについてはここで言うつもりはありませんけれども、民主党政権とは違いまして、自治体の長たる小林町長が、今までの四十数年間の留守にしていた地域に戻ってこられて、6カ月間の間に相当、勉強をされまして、それなりに住民の期待に、徐々にこたえつつあるなと、私はそう思っておりますが、そこで、4月に大きな異動があるかどうかわかりませんが、町長の人事異動、あるいは昇任について、非常に我々も関心を持っております。優秀な職員がいっぱいおいでの中で、どのように評価をして、富士見町の社長として、いかにこれからの経営をよくしていくために、人事によって大きな支えというか、力になる、私も民間に38年いましたけれども、多少そういうことにタッチしたことありますが、非常に難しい。地方公務員法第15条によりますと、職員の任用は、勤務成績、その他能力の実証に基づいて行わなければならないとされております。成績主義が原則となっていて、公務能率の増進のために欠くことのできない重要な基本原則であるというようにうたわれております。
 町長は、成績主義が原則で人事を行うものと想定しておりますけれども、いかに公正、公平な人事によって、他の職員の士気というかね、人事によって元気の出る人もあれば、おれはこんな評価しか与えていただいておらないのかなというようなことで、元気を失う職員があってはならないと私は思っておりますので、どのような原則のもとで4月からの新しい人事異動を含めて、昇任を含めて対処するのか、そのことについてお聞きします。
◎町長 本件につきましてはですね、私ども四十数年間、人事部ではなかったんですが、基本的にはですね、事業部長、役員、基本的に人事にかかわってまいりました。やはり、それ相応の実力のある人、いろんな同僚、あるいは社員の皆さんから人望のある人、そういう人たちが公平にですね、正しいポジションに、適正なポジションにつくということは、もちろん原則です。じゃあ、それをどうやって実現するかなんですが、これはもう日本全国が大体そうなってきておりますが、まずですね、そのポジションについてその必要な実力、必要な業務がこなせるかどうか、それがまず問われることになります。
 そこでですね、特に、企業で言えば課長、役所でいうと係長が大体それに当たると思うんですが、試験があります。この試験はですね、ペーパーテスト、従来ですね、幾つかのペーパーテストあるんですが、私どもの企業、ちょっと違っていた部分は能力テストというのが十分じゃない、つまり、この方は外から見ていろんな発言をして、非常に明解なことを言うけれども、本来ですね、どれだけの潜在的資質を持っているかという部分について、はっきりしておかないと、後でですね、このポジションについてから、やはりそこの能力が若干不足することによって支障が出るというようなことがままありますので、本来持っている資質、能力というものをテストする試験を今回、23年度から追加してですね、能力、実力、人望ともにある方をですね、そのポジションにつけたいということで、より一層ですね、能力、実力、さらにやはり周囲からの信頼と、この辺を重視してですね、やりたい。基本的にはペーパーテストプラスですね、複数の理事の面接による客観的な意見集約によって決めます。
 したがってですね、恣意的に、私的にですね、感情を入れたポジションを与えるということは現在ないと信じております。私自身もですね、今回、4月に対して携わっておりますけれども、そのような状況にはない、大丈夫だと。
 それからですね、今度は課長さんに上がるという部分は、企業で言うと部長さんなんですが、このケースは、もうペーパー面接は、大体課長の時代にわかっていますので、あとはですね、基本的に新しい課長、企業で言う部長のポジションの果たすべき役割とレベル、これを定義します。それで本人、候補者とですね、これがあなたの果たすべきハードルですよという、このハードルを明確に、両者、理事側、管理者側と本人とですね、決めます。決めて、両者了解して、結果ですね、それが果たせるという能力があるということを複数の理事者の中で判断をすれば、それをその方を登用する。
 それを設定する前に、もう既に係長の時代から、そのようなツーウェイって言っているんですが、本人の申告、自分はこのレベルの仕事ができる、やりました。課長になったらこのレベルまでいきます、これをやりますということで、それで本当にそれができると。それが課長に値するということをですね、やはり複数の理事者と本人との間で了解をして、課長登用というものを決めて、これも公平だと考えております。
 それから問題はですね、あとポジションなんですね、どの方をどのポジションに据えるかということについても、やはり適材適所というのがあります。本人はこれをやりたいと思っていてもですね、客観的に役所の全体の運営から見て、最もいいバランスで、必ずしも本人の希望どおりにならないポジションになる可能性もあります。これは理事者の方で、やはり私情を交えずに、最も適切なポジションであるということを考えてやるということで、とにかくですね、公平、公明正大、実力、信頼、こういうものを基本において人事異動をやりたいと考えております。
 以上です。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。再質問ですけれども、町長は、全くしがらみのない状態の中へ飛び込んできたと、町長になられたということでありまして、今までの町長とは違って、新鮮な目で人事ができるという状態におかれておると思います。そういう意味で、私はこの問題を質問するわけですけれども、今までの町長は年功序列とか、あるいは情実というか人情が絡んだりね、いろいろ選挙に絡んだりとか、いろいろのこともあってですよ、自分が思うには、そういう人事が多少加味された人事が行われたのではないかなって、私が言うのではなくて、住民がそう言っている人もいるわけですよ。
 であるけれども、小林町長の場合は全くそれがないということで、私は期待をしております。適材適所であるとか、係長昇任については、ペーパーテストを含めて今までとは違った形で人事を行うという話も今、お聞きしましたけれども、新鮮な角度から人事を行うということでありますので期待をしております。
 しかし、ややもすると、人事によって、その人の能力を引き裂く、能力が出ない、あるいは士気が低下するというような結果になる場合もあるようにも聞いておりますが、町長はそれはしないという、今答弁をいただきました。私は期待するわけですけれども、よく人事を情実を廃してですね、厳正、公正でなければならないということでありますけれども、それは人間でありますから好き嫌いもあったりするわけですよ。することによって、職員の間から、あの人はどうしてというような不協和音というかね、そういう話が今までもありましたよ、聞くところによりますと。しかし、人事権は私たちはないわけで、町長にしかないわけですよ。そうなると、新たな町長が、これからどういう人事をするかということは、町民が全部注目していると思いますよ。
 人事によって小林町長の評価をするわけではありませんけれども、ある程度の評価を私はしたいと思っておりますが、4月にどのくらいの人事、あるいは昇任を含めて異動があるのか、ここで話せる範囲で結構ですので、その辺のところをお願いします。
◎町長 数字については、正確にはちょっと副町長が、人事、総務課の方より答えさせて、まず2点ちょっと言いたいと思いますが、1つは、人事によって士気の低下ということについてなんですが、自分はこれだけの実力があると思っている人が結構いるんです。自信満々な方がいる。しかし周囲の客観的な評価、それからペーパーテストの評価、それでですね、必ずしも本人が思っていることと、やはり客観的データによって得られる情報のギャップがあるケースがあるんですね。その場合に、客観的データの方が優先します。
 したがって、本人はもっとこの辺にいるはずだったのが、客観的な評価では低くて、所望するレベルのポジションを得られなかったということはあります、確かに。しかし、これはもうしようがないことですね。したがって、まず一番大事なことは、私情、恣意的にですね、不適切なポジションを上げたり下げたりしないことと、適正なポジションを公正、公明正大にやるということ、及び周囲の信頼というものがあります。それが重要なところ。
 私自身は、そういうふうにしたいということで思っているんですが、私が現在の弱点の1つは、全員の能力を全部把握しているわけではないということです。したがって、現在のですね、4月に、課長さんもやめられる方もいるし、係長さんの昇任とかあるんですが、これらについては、注意深く私は、総務課、あるいは人事の関係の人たちの過去の評価、それから現在の評判、こういったものを全部かみ合わせて、さらにペーパーテストで出てきた結果でやるしかないなということで、出てきた結果がですね、町民の皆さんから見たらおかしいと言ったら、役場の今の皆さんの情報が十分だったかなということがあるかと思います。ただ、おいおい、早くですね、皆さんのレベルを自分なりに把握していきたい。100%でありませんので、もうかなりの部分は、今の役場の皆さんの情報をもとにやるしかない。それは、私、全く私情はありませんので、それはそれを加味してやっていきたいというように思っております。
◎副町長 定年退職の部分ということだけで対応させていただきたいと思いますけれど、課長は、私の総務課の取り扱いの部分も含めて3人、係長は2人が定年退職の人で、基本的には、そこら辺の補充というようなことで昇格があると、そういうふうにお考えいただきたいと思います。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。これ以上言いませんけれども、いずれにしましても、町長は、就任してからまだわずかで、職員すべての、職員の適材適所というかね、職務ぶり、そういうものも把握していないという話がありましたけれども、人事が発表されれば、町長の人事だと、こう言われてもしようがないわけですよ。そういうことで、逃げることではなくてですね。しっかりと面接なり、今からちょっと遅いかもしれんけれども、そういう機会はあったかと思います。適材適所の町民が見ても納得のいくような人事を、ぜひ期待したいと思います。町民、我々も含めて、町民が期待しておりますので、ぜひそのように進めていただきたいと思います。
 次に移ります。大きな項目の少子化対策についてでありますけれども、私は、議員になってから、3回ぐらい結婚相談所の充実ということでお話をさせていただいておりますが、私みずからも3組ぐらいの、3組ですけれども、伴侶というかね、紹介をして、今男の子3人、1人ずつですけれども、お生まれになって、少子化に多少、協力をしていただいております。
 と申しますのは、国の政策もそうなんですけれども、町長、昨年の選挙のときにね、少子化対策ということで、大きな項目で公約をされておりまして、町長の思いが、今回の相談所の充実につながっているものと思っておりますが、結婚相談所は、平成5年ですかね、窓口が開催されて、十五、六年になっております、経過をしておりますが、昨日、同僚議員の方から話がありましたように、今年の出生者数は113名というような話がありまして、お子さんの産まれる数と亡くなられる方の格差が生じてきまして、富士見町も人口減少社会に突入していると言っても過言ではない状態になってきております。
 国の政策は政策として、町独自の取り組みが今必要だと、私も思いますし、町長もそう思っていると思います。将来の町設計をする場合に、人口が減少する中での設計は非常に活力が生まれないということを思えば、一人でも多く子供がふえてですね、将来の富士見町が活性化、元気になることを願わずにはいられないわけです。
 過去の結婚相談所の実績をちょっとお聞きしますとですね、平成18年が6組のカップルが誕生したと聞いております。19年が5組、20年が6組、21年度は、まあ頑張ったけれども二組しかカップルが生まれなかったということも聞いております。さて、22年度はということになりますけれども、結婚相談所の事業費、昨年は80万1,000円、総額でですよ、今年は17万2,000円ぐらいの増で97万3,000円ということで、事業費がふえております。その中身についてお聞きしたいわけですけれども、出会いの場を多く持つとか、いろいろな施策があると思いますが、窓口も今年からは、社協の窓口から庁舎の新しいまちづくり係という窓口に変更がされて、一歩前進かなというようにも思っておりますが、その中身について、町長の考えをお聞きしたいと思います。
◎町長 今、議員のおっしゃることがすべてでございますが、その中でですね、町の中に直轄で結婚相談、婚活、これの促進をするためのですね、組織を入れて、本格的に町もですね、少子化、結婚促進というものに取り組むということをやりたいと。少なくともですね、過去6組くらいはずっとあったわけですが、これ以上の成果を何としても上げたいと考えております。
 実際にですね、現在、今までの相談所の活動は、やはり申し込みのあった人たち、あるいは近隣市町村での同じ相談所の情報ですね、これを共有しながらカップルを提案して紹介していくというようなやり方にとどまっていたんですが、今回はですね、もう少し一歩進めて、出会いの場をよりふやしたいということで、幾つかのイベントを企画したいと。この分の予算額については、ちょっと財務課の方からお答えしたいと思います。九十何万というのは、今までの作業の延長線と私は思っております。イベントの分が入っていないと思いますので、その分が幾らかというのは、財務課の方で答えさせていただきます。
◎財務課長(小林良光)
 結婚相談所の件について、ちょっと今、予算、来年度の予算に支障ございますので、ちょっとお待ちいただきたいと思います。後で御報告させていただきます。
◆第3番(中山孝)
今の件は、そんなに重要な問題ではありませんが、いずれにしましても、町長、一歩進めて、庁舎内でしっかりと取り組んでいくということでありますので、期待もしておりますし、協力もしていきたいと思います。
 今、結婚相談員は女性の相談員5名ですよね、その相談員の拡充ですね、5人の相談員が適当かどうかということでありますが、相談員の皆さんにお聞きしましたところ、非常に私的なこともあったりして、週に1回ですね、今までだと月曜日と、一月に1回日曜日にやっておられるわけですけれども、非常に厳しいということも言っておられましたし、男女共生社会の中でですよ、男性が一人もいないということは、ちょっとね、腑に落ちないと。男性の相談員も1人や2人は入れていただいて、拡充をしてもらいたいという話もありました。どこまで相談員の皆さんと新町づくり係が相談をなされているのか、今までの相談所のかかわり方と、今回はイベントを含めてどのように変わるのか。婚活をしている皆さん方にきめ細やかに対応できるかどうか、そのことも大事だというように思います。
 私、聞いたところによりますと、町内に関係がある登録者は今、男性が68名、女性が3分の1弱の20名というようにも聞いておりますが、私も落合地区の少子化検討委員会の副会長なんかをやらせていただいておりますが、特に川路地区は、独身の男女、結婚を希望しているけれど、なかなかめぐり会えないという方が非常に多い、100人近い、おりますよ、落合地区だけで。そういう中で、一人でも二人でも結婚ができるようにね、町が取り組むということは非常にありがたいと、みんな言っております。そういうことで、私、今申し上げた相談員の拡充を含めて、どのように拡大をしていくのか、もう一度、町長に。
◎町長 私自身、実態を今、議員のような情報を確実に得ておりません、済みません。至急ですね、対応を把握して、対応策を立てたいと思います。済みません、よろしくお願いします。
◎副町長 経費の関係ですけれども、今年の予算の中には97万3,000円と入っておりますが、それにかかわるものもございますので、計算しますと150万ぐらいになります。
◎財務課長(小林良光)
今年の予算の66ページに、目標ゼロのところの4番に結婚相談事業181万9,000円、これが済みません、最初のところに出ている97万3,000円の中には、相談員の賃金が入っておりません。それを足すとこの数字になるということにです。よろしくお願いします。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。今そういう数字が答弁されましたけど、私ちょっと勉強不足で済みませんが、いずれにしても、事業費、予算はふえているということで理解をしたいと思います。
 もう1点、今、消防署の隣に1階ですか。そこに相談所があるわけですよね、今、現状は。今後、相談所を違うところへ移すということも、ちょっと聞いておりますよ。そのことについて1点と。
 めぐり会いの場を設けると言いましたけれども、具体的にどういうイベントを想定しているのか、それをお聞きしなければ、予算づけもね、なっていないと思うんですけれど、どこへ相談所を今度、役場の庁舎のどこへ持っていくのか、相談所をですよ、その予算でどういうイベントを想定しているのか、お聞きしたいと思います。
◎町長 今、予定しているのは、4階の一番奥の部屋を今のところお願いをしております。週に2回か、というようなことでお願いをしています。少し離れたところがいいのか、どうかとやっぱいろいろ議論あったんですけれども、役場の中でというようなことで、そのように考えております。
 今、イベントの方は、友好都市の多摩市と今、向こうのそういう担当と、うちの担当が話をし始めているというようなことで、多摩に行って何かやりたいということで今、話をしております。まだ詳細の方は、きちんと詰まっておりません。
◆第3番(中山孝)
今そういう話がありましたけど、いずれにしても、出会う場をできるだけ多く持つということが一番大事かと思いますし、ちょっとついでに申し上げますと、相談員の報酬も非常に安い、安いと言ってはいけないけれども、本当、ボランティアぐらいの報酬でやっておられますよ。そういうことを思うときに、町長が相当の報酬を支払うことは大事かなと、相談員の皆さんの力にもなると思いますよ。そういうことを含めて、ぜひ現在の相談員の皆様としっかりと相談をして、総括をして、そして新たなスタートを切っていただくように、よろしくお願いいたします。
 最後の質問でありますけれども、公共施設への自動販売機設置について、私、議員になって幾年にもなりますけれども、自動販売機、あちこち公共施設にあるわけですけれども、設置の始まりはどういうことで始まっているのか、あるいは設置のメーカーについて、公正、公平に条件が整っていて、それなりに、ここにも私、挙げておきましたけれども、設置の状況は私も把握しておりますが、簡単でいいですけれども、設置に対する基本的な考え方が、町内でしっかりと整っているかどうか。それから業者、いろいろあるわけですよ。4社も5社も10社もあるわけですけれども、業者間、ばらばらで契約が行われていることはよくない。公共施設ですのでね。その契約があるのかないのか、電気料を含めてどういう条件でなっているのかということ、収入があるのかないのか、住民の福祉サービスでやっているのかどうか、を含めてお答えをお願いします。
◎町長 この件はですね、補足があれば担当の者に答えさせますが、私の理解している範囲で、まず答えさせていただきます。
 現在ですね、自動販売機、公共施設、役場関連の施設、例えば役場の中、消防署、町民センター、海洋センター、ふれあいセンター等々、16個あります。それがトータルです。これをどのように選択して設置したのかということですが、基本的にはですね、業者からの提案があったと、提案をもとに検討してきたと。この提案の内容をですね、町に有益であるかどうかということを十分にチェックしております。それと同時にですね、条件を課しております。
 1つはですね、町の特産である水自慢のボトルをですね、必ず入れること、それから災害が起こったときに、やはり飲料として、災害飲料として全部無償でですね、町に提供すること。それから、おっしゃるようにですね、料金ですね、売り上げの10%を町に還元することと電気料を払うことということでですね、平成20年度の収入が178万5,000円ということになっております。
 特にですね、町がここに置くということを決めて、入札というようなことというよりは、むしろ、ここに置いたら売れそうだというような提案をもとにですね、町が公正に判断して、条件をきちんと守っていただいた業者に設置をいただいていると。この契約はですね、1年ごとにそれの実績を見ながらですね、さらに更新するかしないかを決めております、というのが今の現状です。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。今、町長の方からお話がありました。私もそれぞれの公共施設へ行って、みんな見てまいりましたけれども、例えば、考古館の藤木さんの話によりますとですね、あそこは1台とか置いてありませんよ。さっき町長が言われたように、災害時のときのね、無料提供ということでありましたけれども、清泉荘にはそういうことはないようでありまして、あそこは1社しかありませんが、業者が1週間に一度来たり来なかったりということで、つり銭がなかったり、あるいは物がなくなったりというようなことで、業者に直接電話をするというような、そういうことも聞いておりますし、定価のこともね、値段のこともばらばらでありますよ。同じ福祉施設でありながら、清泉荘の場合は120円に全部なっておりますし、コミュニティの場合は100円、この庁舎の場合は110円とか、定価が、売り上げによって、売り上げ変動によってそういうふうに業者が決められていると思いますけれども、私は、公平、公正という立場、町民の立場からすれば、売れても売れなくても、庁舎内の価格は統一すべきだと、私は個人的に思います。どうしてコミュニティが100円で、庁舎が110円で、清泉荘が120円かと、売れないから業者がそう決めたんだと言えば、そうかもしれんけれども、178万、約200万ぐらいの事業料というか、取り扱い料が入っておりますので、町としては、住民サービスという観点から公平、公正を期すべきだというように考えますけど、町長の答弁…。
◎町長 ごもっともな意見と思いますが、ちょっとだれか、そのとおりだなと私は思いますが、今どうしてそうなっているかということを、ちょっとだれか。
◎副町長 単価のばらばらの部分ですけれども、特に、今お話がありましたように、コミュニティ・プラザの場合がちょっと安くなっているんですけれども、向こうの場合については、電気料の部分を安くしてもらっているという経過があるようです。違うところにつきましては、それぞれ電気料を取っているんですけれども、コミュニティ・プラザだけは電気料を何か、もらっていない、そのかわり収入の方はそのままいただいているというようなことで、その部分を単価を下げているというふうに聞いております。
 あと、これにつきましては、入っている物がちょっとそれぞれ違ってきておりますので、会社の方については五、六社入っております。そんなようなことで、売っている製品によって単価がちょっと違っている部分もあるんじゃないかと、そういうふうに思っております。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。最後の質問になりますけれども、さっき町長言われましたようにね、同じ製品ですよ、メーカー言っちゃいけないけれどもね、清泉荘の場合と、まあメーカーの名前言いませんが、町長、調査をしていただいて、町長前向きの答弁をされましたので、期待しておりますが、ぜひ公平、公正、町民サービスは平等にということを考えると、値段は一緒でもいいじゃねえかというようにも思いますので、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。
 これで終わります。
○議長 ここで暫時休憩といたします。再開を11時5分とさせていただきます。
                              休憩 午前10時57分
                              再開 午前11時06分
○議長 休憩前に引き続き、会議を再開をいたします。順次発言を許可します。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。それでは最初の質問をいたします。再度、企業誘致ということで、くどくどしつこく質問いたします。
 まず?として、県東京事務所派遣職員の活動はどうなっているか。
 ?といたしまして、企業誘致はその後進展しているのかということにつきましてお聞きします。
 ?につきましては、偶然にも昨日、同僚議員が全く同じテーマで、中身もお聞きしたいことがほとんど同じということで、簡単にいきたいと思います。企業誘致ということに関しまして、これは町の今後の生きる道というふうな、非常に重要なテーマでございまして、非常に新しい町長には期待をしているということで、毎回毎回くどく質問したいというふうに思います。
 その中で、昨日の質問ではないですが、県の東京事務所の派遣職員もまた企業誘致という大きな責任を負っているんじゃないかというふうに思いますが、私がお聞きしたいのはですね、その企業誘致の職員の活動状況というものが、議会に今までのところ全く伝わってきていないという問題を提起したいと思います。
 現在赴任している町の職員、小川大輔君という非常に優秀な方なんですけれども、当然、一生懸命努めておられるはずなんでございますが、そろそろ1年になりますけれども、その活動状況について、町からもいまだかつて一度も報告されたことないと思いますし、御当人も、我々議員の前に、多分一度も顔をあらわしていない、報告もされていないということで、我々常々、心配をしているわけでございます。
 それと、町長がいつもホームページけなすわけですが、私もホームページ、町のホームページ一生懸命見たんですが、県の東京事務所派遣という言葉が全くそこへたどることができなくて、お手上げ状態になったというふうなこともございます。ということで、非常に心配しているということについて、報告がないということについてお聞きいたします。
 次に、その後の誘致活動、?でございますが、前回の質問で、町長の答弁では、かなりスローペースになってしまったというふうに答弁されております。ただし、スローペースでも動いていればいいんで、まだまだ希望が持てるわけなんですが、これがストップしたというようなことになりますと、これはまた大変に困ることなわけです。お聞きしますところによると、町長は自動車の運転免許をお持ちでないということなんでございますが、誘致活動という自動車に例えればですね、無免許、たとえ無免許だからといって、それを動かさないでいいという手はないわけでして、ぜひとも動かしてもらいたいと。無免許運転で結構ですから動かしてもらいたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
◎町長 運転免許とは関係ないと思います。まず東京事務所の関係は、もう三井議員に御説明したとおりです。約三千数百社、回りました。それで私はですね、その三千数百社全部、報告しろということで状況を全部、一応持ってきて報告を受けました。
 それでですね、申し上げたとおり、可能性がゼロでないところが2社残っています。まだ引き続き可能性があるかないかということで、接触をしているのが数社あるという状況で、3,500くらいやってですね、そういう状況だということが実態で、しかしながら、これはやはり県がですね、県もこの机原を何とかしなきゃいかんと、県営団地の中で一番誘致成績が悪いのは机原なんです。やはり、県も相当力を入れてですね、ここに企業を持ってこようという努力をして、この前も言いましたように、2人の職員を張りつけて、小川君という富士見の職員を入れて3人ですね、回って、一番動いているのは、富士見の職員が後のフォローをやっているというような状況で、今、結果として2社がひっかかっていると、ただし決定はしていない。
 私自身はですね、少なくともその1社については、自分自身でも行こうと思っています。それで全体的にですね、私が公約で申し上げた企業誘致については、正直言って、この今のIT不況というようなこともありまして、前回の大手企業の社長さんを連れてきて回った感想からしてみて、ちょっと難しいという状況は変わっておりません。したがって、やりたいと思うのは、今見つけてきた2つの中の1つが有望であるというところなんで、そこは交渉したいということになるかと思います。
 それからですね、報告についてなんですが、ホームページの話ありましたんで、これは何とかですね、ホームページの中に、今の活動状況の報告といったものを載せるような検討をちょっとして、何とか、そう頻繁ではないとしても、状況の方がわかるようにということはやりたいなというふうに、いい御提言なんで採用させていただいて、ホームページでまずは載せていきたいというふうに考えております。
 以上です。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。そこでですね、ホームページ、いつのことになるかわからないですけれども、その前にですね、議会のみんなに、例えば1年に一遍か、半年に一遍、全員を前にした報告会というものをですね、やってもらいたいというふうに提案したいんです。
 そうすれば、我々も余り心配しない。聞くだけで、情報を得るだけで心配しないで済むというふうな、非常にいい結果が生まれるんじゃないかと。本人にとっても、たまには人の前でしゃべってみたいと、ガス抜きになるというふうに、これがまた次の励みにもなるし、というようなことで、ぜひともそういう定期的な報告会みたいなものを、つくってもらいたいというふうに思います。
 それからあと2番目でですね、本来の東京事務所を抜きの本来の企業誘致、ITの大企業をですね、誘致したいというようなことに関しまして、もう少し進捗状況をですね、報告していただければありがたいんですが。
◎町長 まず最初の方、報告会については、別途討議、議論して、どのような形がいいか、前向きに検討したいと思います。残りのITを中心とした大企業誘致ということについて、その後の進展はありません。
 以上です。
◎副町長 報告会ということなんですけれど、相手のこともありますので、相手の名前がそこで言えるかどうかということが出てきます。そうしますと、先ほどのホームページもそうですけれども、極端なことを言うと、100社訪問しましたということなことしか、ちょっと載らないようにもなりますので、果たしてそれで意味があるかというのがありますので、もう少しそのことについては検討させていただきたいんですけれども、ちょっと難しいというか、数字の羅列になる可能性があるということだけ、ちょっと御承知をお願いしたいと思います。
◆第1番(小林光)
副町長、町長がやるって言っているんだから、それ横から茶々入れなくてもいいです。検討しているって言っていますから。ただし、私は派遣職員の小川君の励みになるというふうなことも、かなりあるというふうな意味もありまして、ただ成果が、何社今日回ったとか、そういうことだけをお聞きしたって、それは何にもならないかと思います。よろしく御配慮お願いいたします。
 それでは2番目、新しい中学校についてというテーマについてお聞きします。
 ?なぜ新たに2学期制を採用するのか。
 ?登下校時のスクールバス利用、マイカー送迎に何らかの規制が必要ではないかということで、教育長にお尋ねいたします。
 ?についてお聞きします。最近、この原稿書いた時点でございますが、最近の地元の新聞の報道によりますと、4月に開校する新中学校では、2学期制を採用するということに決まったということでございます。これは本当に正式なものでございましょうか。この場でお聞きいたします。
 これにつきましてはですね、かつて私、平成16年6月の議会で、2学期制ということについて、時の小松教育長にただしたことがあります。その中で、私は、その2学期制を採用することが望ましいと訴えたのですが、教育長はそれには反対されまして、結局その場限りになってしまいました。
 そのときですね、私、何で2学期制がよいとかということの理由として、次のようなことを申し述べました。
 ?先生が事務的な仕事が減って授業にもっと打ち込めると。つまり通知票は2回だけつくればよいし、始業式、終業式といったものも煩わしさが減ると。
 ?夏休みはですね、もっと短くてもいいんじゃないかと、そしてそうすれば、その後の1カ月間で1学期の復習に集中できると、しっかり集中できる。そしてそれがひいては学力の向上につながると。
 ?1学期が終了する。秋になるわけですけれども、そこで運動会などを集中して行えると、また農家では期末休みですね、秋の休みになるわけですけれども、収穫作業なんかに子供を参加させて農業体験を深め、家業というものを理解させるのに非常に役に立つというような理由で挙げたわけです。
 これに対して、時の教育長はですね、次のようなことで反論されております。
 1番、校長会に諮ったところ、圧倒的に3学期制が賛成と。
 ?今のような夏休み、年末休み、春休みといったことが、子供のリズムをつくっているので変えない方がいいと。思考のリズムが崩れるから3学期制の方がいいと。
 ?長野県下では180校あるうち3学期制を採用しているところが180校、2学期制はたった14校に過ぎませんというふうな理由でもって、2学期制は採用しないというふうにおっしゃられております。
 また、最近、いろんな報道、ちらちら見ますと、いろんなあちこちの中学校でですね、2学期制からまた3学期制に戻しているというふうなところもあるというふうな報道もされております。
 ところで、最近ですね、かの有名、悪名高いゆとり教育というものが、ようやく見直されるようになって大変私も喜んでおります。その流れから、このような2学期制が浮上してきたんじゃないかというふうにも私は推測しておりますが、そういうわけで賛成するわけですけれども。それと同時にですね、学校の先生方においてもですね、早くゆとり教育から意識を切りかえて、生徒を厳しくしつけてもらいたいというふうに思います。
 学校は何といっても勉強するところでございます。そういうことを肝に銘じて、今まで以上に学校の先生方には、真剣に取り組んでもらいたいということでございますが、ここで教育委員会のですね、コンセンサスというか、運営の方向性についてお尋ねしたいということと、さらに今回の決定まで、どのような経過だったのか説明してもらいたいというふうに思います。
 ?でございますが、まずここで2つの問題を提起いたします。新しい中学校では遠方通学となる地域にはスクールバスを使うという前提です。それから、だれでも関係なくマイカー通学が許可されたらしいという前提についてお話をいたします。まだ新しい中学校の授業が実際には始まっていないので、車を利用した通学ということに、どのような問題が発生するのか、正確には推定できませんが、2つの点からお聞きいたします。
 まずですね、最近何げなくテレビを見ていましたら、スクールバス通学の問題が話題になって放映されておりました。その場所はですね、最近学校が併合されて、バス通になったところでございます。そこの風景といいますと、大雪が積もっておりまして、その中でアナウンサーだかインタビューアーが、生徒にマイクを突きつけて聞いていました。そうしたらその生徒がですね、バス通学は嫌だと、みんなと一緒に歩いて通いたいと。その雪道かなり大雪が降っていたわけですが、北海道ですが、それでもなおかつそういうふうに生徒が申しておりまして、私ははっとして改めてテレビを見ましたということでございます。
 そのとき思ったんですが、私も昔、がきのころのことが思い出されるわけですが、そのころは富士見村の小学校とか中学校でございましたが、何ぼ遠いところ、花場とか大萱とか、子供がいたんですが、そういうところからも通っていたわけで、1時間ぐらい歩くのは平気ということで、だれもそういうことに対して不平や不満、学校行くの嫌だというようなことを言っていることはなかっただろうと思います。昔はですね、今どきのようにすぐ親に送ってちょうだいとか、何てということは当然許されるわけもなかったし、交通手段もなかったわけです。ただし、そのころもし私の家に車があって、親が送ってくれると言っても、私は断っただろうというふうに、今思い出されます。
 ところで、先ほどのバス通が嫌だと言った子供のように、私もですね、また歩いて通うという通学に大きな意義を感じているわけです。というのはですね、私も子供のころ、通学の行き帰りですね、しょっちゅう道草を食ったり、食って遊び回ったし、農家の畑からちょっと失敬して、皆さんも思い出すと思いますが、こっそりいただいてみたり、たまには仲間とけんかしたというふうなことが思い出されます。ただし、女の子を追っかけるとか、いじめるようなことはしません。男対男の正々堂々たるけんかでございました。そういうことでですね、歩いて通う通学というものが、今教室で受けた授業の中身よりは、よっぽど鮮明に思い出されるということです。もし行き帰りのこんな楽しいことがなければ、ひょっとして学校には行かなかったんじゃないかとさえ、今でも思っているわけです。
 このように見ますと、歩く通学というのが、多分、人間の形成にとても大きな影響を与えるというふうに思っています。最近は車の事故の危険性ばかりが問題として持ち上がっておりまして、そういうことを除きますと、このことはとても重要なことじゃないかというふうに思います。学校から離れたところでの子供同士のつき合いが極端に少なくなって、ゲームに熱中ばかりしておるというような現状から見ますと、歩く通学というのが、今とても貴重な存在じゃないかと思います。
 そこで、最初に挙げた問題点に戻ってみたいと思います。まず、スクールバスについてでございますが、少しでも多く歩くチャンスをつくる、スクールバスに乗ってはいいんですけれども、なるべく多く歩くチャンスをつくると。それにはまずバス停を少なくする。今回の予算の説明の中では、バス停が集落ごとに何かいっぱいあるようだというふうに発表されております。こういうことなしに、自宅からなるべく遠くまで歩いてバス停に行くということでございます。
 次に、マイカー通学でございますが、通学というものは本来、全員が同じ条件でするということが当然望ましいわけですが、いろいろな集落が広がっていて、学校のあるところが1カ所でどうしようもないわけなんで、そういうことはどうしようもないわけですけれども、耳に挟んだところによりますと、だれにでもマイカー通学を許可することになったらしいと、もし違っていたら訂正してください。
 ということから、完全に不許可とすることが困難なために、仕方なく黙視することにしたらしいというふうな程度しか、私の方には情報を得ることができません。どうしてもですね、車を使いたいというならば、学校の玄関までは送ってはだめですというふうにするべきだと思います。学校からかなり遠くでおろすこと、例えば、学校から2キロよりも遠くにすることというふうなことを提案いたします。いかがでしょうか。
◎教育長(小林洋文)
お答えいたします。光議員から事前に御質問の詳細な趣旨をいただいておりますので、かみ合った答弁ができるものと大変ありがたく思っております。
 じゃあそれに沿いまして、まず第一に、富士見中学校を2学期制にすることは正式決定かということでありますが、正式決定であります。
 2学期制というのはですね、4月から9月までを前期、10月から3月までを後期と、こういうものです。これについてはですね、中学校統合推進委員会、委員長は私が努めているわけですが、その中に教育課程部会というのがあります、校長、教頭、教務主任の。そこで検討されて2学期制というものが論議されてきました。
 その後、学校運営準備会というものに切りかえてですね、それまでは教育長も入っていたわけですけれども、私は一歩退いて、学校現場の教職員で審議した結果、相当の激論もありましたけれども、2学期制の導入を決定しました。
 システムとして、各部会の決定は、中学校統合推進委員会の中の同名の中学校統合推進委員会という上部組織があります。そこに報告されまして、私どもも了としました。この学期制はですね、富士見町立小中学校管理規則第3条によりまして、基本的に3学期制となっておりますが、ただし、校長が希望するときにはですね、教育委員会の承認を得て決定することができるという条文がありますので、それを適用してですね、教育委員会で正式決定をいたしました。
 次に、議員が平成16年6月に、2学期制の賛成と質問をされたようですが、学校の先生がですね、事務的な仕事が減って授業にもっと打ち込めると、これは誤解のないようにちょっと補足しておきます。事務的な仕事は必ずしも減りません。2学期制をとっても。かえって大変になります、評価をきめ細かくやりますから、後に述べますけど。
 しかし、授業にもっと打ち込めると、ここが非常に肝心でありまして、これは教職員の意識改革をきちんとしながらですね、授業で勝負すると、こういう学校にしたいと思っています。議員、通知票2回つくれば、2回だけつくればよいと言われておりますが、これ違うんです。前期中間評価、それから前期期末評価、それから後期の中間評価、後期期末評価、それも三者懇談、二者懇談できめ細かくやっていきますので、教員の労力はですね、外めから見ればちょっと大変になると思います。
 しかし、そのことによって、生徒の生き生きした姿が見えるようになるということこそ、教師の生きがいだろうと思います。終業式、始業式の煩わしさが減るということですが、これは当然減ります。減ることも2学期制のメリットであります。
 それから2番目は、夏休みをもっと短くすれば、その後の1カ月間で1学期の復習にも集中できて学力向上につながるということですが、年間の授業時数というのは、文科省の学習指導要領で定められております。富士見町の小中学校はすべて多目に授業日数をとっておりますが、これ以上、夏休みを短くするというつもりは今のところありません。といいますのは、平成14年4月からですね、議員、あの悪名高いゆとり教育と言われましたが、土日が休日になったことによってですね、非常に授業時数の確保が苦しくなってきた、土曜日になくなった分が月曜日から金曜日の下にみんなぶら下がるということで、実態としてはゆとり教育ではなくなってしまったわけですね。
 農家が少なくなってきたと、子供の労働力を当てにしなくなってきたということも相まって、昔、私どもの時代にはあった田植え休みと、稲刈り休み、寒中休みというものがすべてなくなりました。今はですね、土日が休みになったことによって、そういう休みをとるゆとりもないと、こういうのが実態であります。
 しかし農業体験を深めて云々という議員の御質問、大変大事な部分でありまして、新しい富士見中学校ではですね、1年、2年、3年と段階を追って職場体験、それからその他の多様な体験学習活動を課程の中にきちんと位置づけてですね、これキャリア教育と称しますけれども、将来自分がどういう進路に進んでいくかということの意識を明確にさせていくということで、場合によっては、大学を訪問すると、大企業を訪問するというようなことも考えております。
 これに対して当時の教育長が反論されたということですが、校長会では圧倒的に3学期制が賛成であると、これを決定するに当たっては参考までに、富士見町の6小中学校の校長会で諮ってみました。全員賛成でありました。私の基本方針として一番子供の実情、それから教員の実情を把握している校長が重要事項を決定していくという、学校長の裁量権を最大限尊重するという方針の中で、現場がそういうことであり、私も賛成でありますので、今回は学校長、南諏校長会と申しますが全員賛成でありました。
 それから2番目の反論で、夏休み、年末年始休み、春休みが子供のリズムをつくっているので変えない方がいい。これはですね、変えません。夏休みも年末年始休みも春休みも全部あります。
 思考のリズムを崩したくない、崩すことはあり得ません。後ほど申し上げますが、だらだらと過ごしがちな長期の休みにしっかりとした課題を与えます。
 報道によると、3学期制から2学期制に変更しているところ、また逆にですね、2学期制にしてみたけれども3学期に戻っているというところがあること、十分承知しております。これはですね、2学期制にすればそれが万能ということではありません。肝心かなめなのは教師の意識改革です。労をいとわず打ち込むと、職員が一丸となって打ち込むということによって初めて成果が得られるものであります。
 ゆとり教育を見直される中での、このような2学期制の浮上ということですが、私どもはもっと主体的にですね、新しい富士見中学校は誇れる中学校にぜひともしたいと。2つ方針がありまして、学力の面でいいますと、すべての子供の基礎基本の学力をですね、底上げしていく、全体として底上げしていくということ。もう1つはですね、伸びる力を持っている子供は最大限その力を発揮させると、こういう環境づくりをしたいと思います。これは精神論ではなくてですね、町費で幸いですね、4名の教職員を、一番学力差がつきやすい数学と英語に、それぞれ張りつけてですね、少人数学習指導をこれまで以上にきめ細かくできる体制がとれました。
 それから理科はですね、私どものころからありましたが、授業時数が少ないということもあって、実験、観察抜きの理科授業がありましたが、観察や実験のない理科授業は授業ではないと思っています。そこで、助手に相当する資格は教員でありますけれども、理科に1名張りつけて観察、実験を充実させるということと。
 もう1つは、知障学級、情緒障害児学級という特別支援学級があるわけですが、年々その該当する児童、生徒がふえてきておりまして、来年度もまたふえます。これまでは、ほかの教科の担任が、専科の教員がですね、兼務していたわけですけれども、それでは対応しきれなくなりましたので特別支援教育の充実ということもありまして、体制を強化することができましたので、今後は教職員の奮闘いかんというふうに思っておりまして、最初の共通理解が必要かなというふうに思っております。
 それから、生徒を厳しくしつけてもらいたいと、何といっても学校は勉強するところだということですが、いい先生という調査が幾つもあります、全国的に。いい先生というのの筆頭の方にですね、優しい先生という言葉は出てきません。悪いことをしたときに、しっかりとしかってくれる先生、そういう先生を子供はいい先生と言っています。ただ、厳しくしかってばかりいるというのがいいわけじゃありませんけれども、優しさを含めた厳しさということだろうと。
 学力向上に今まで以上に真剣に取り組むことですが、これは今申し上げたことを、もうちょっと補足しますと、2学期制をとることによってですね、100日、100日、もうちょっと多いんですけどね、前期100日、後期100日でスパンの長い学力指導ができますので5月にですね、3年生ですが、1・2年生のおさらいの総合テストをやります。そこで受験を控えた3年生の指導体制をきちんとします。そして、月の後半にですね、前期中間テストをやります。到達度を評価します。7月の今年、22年度です、28日から8月の17日までが夏季休業ですけれども、計6日かけてですね、三者懇談会をやって、前期の中間評価を保護者と子供に伝えます。そして明確な課題を与えて夏休みに入ります。夏休みが明けると、総合テストというのを、これは3年生ですけれども、やります。これは今までよりもきついですよ。そうして前期の最後の9月にですね、前期期末評価をします。ここで通知票を渡します。通知票も工夫、改善を加えておりまして、具体的に到達目標をですね、具体的に項目にしたものをやります。A、B、Cとか、丸、三角、バツとかそういうものじゃないんです。
 そのようなことで、富士見町の中学校は、知的好奇心を持ち、みずからの夢にチャレンジするという、こういう新たな実験学校として私どもは挑戦しようという、新しい教育理念を立ててですね、学力向上、それからもっと多面的なキャリア教育とか、総合的な学習時間の充実等々を総合的にゆとりを持って取り組めるためには、2学期制の導入がよいと、こういうことになりました。
 次の2番目の御質問、マイカー規制の問題ですが、中学生の通学方法については、以前からマイカーでの送迎という実態があることは、私どもは十分承知しております。教育委員会としては、この中学校統合を機に、マイカーでの送迎についての許可、あるいは禁止ということを考えてはおりません。先ほど議員、許可したというふうに言われましたが、許可もしていなければ禁止もしていないという、それが実態でありました。
◆第1番(小林光)
最後は黙認と言いました。
◎教育長(小林洋文)
まあ黙認ですね。議員御指摘のように、友達と歩いて通うと、これは私も少年時代に道草を食って帰っていくというのが、一番の一日のよき時間でありました。そういった歩いて道草を食いながら歩いて通うことでですね、健康、体力の保持、増進に資するということは十分承知していますし、どなたも肯定されるところだと思いますが、ここからがやや歯切れが悪くなるわけですが、少子化によって近所に友達がいないという集落がいっぱいあります。それから、不審者対策、非常に物騒な世の中になりました。何よりも命の安全を保障しなくちゃいけません。
 それからマイカー規制をするということも、実際としては非常に難しいという、こういうジレンマがあります。車社会の到来ということで、今の親の世代がですね、どんな近くに行くにもみんな車に乗っていくわけですね。私どももそういう傾向あるんじゃないでしょうか。それからですね、議員も言われましたように、ゲームに熱中する、これにまさる魅力ある外遊びが今のところない。
 それから3つ目はですね、統合中学校の場合に遠いところはですね、4.5キロ以上の徒歩通学の距離があるわけですよ。これね、歩けって言っても不可能です。これ歩けって言ったら、統合そのものが成立していなかったと思います。
 スクールバスを原則各集落に1カ所とするという、バス停の問題、バス停を減らせということですけどね、どこか減らす集落、存続する集落、集落間の調整は恐らくつかなくなります。そういう非常に難しい問題が出てくると思います。しかし、集落に1カ所ということで、自宅からバス停まで歩く距離は、今までよりも長くなると考えられます。
 次に、学校の玄関までの送迎はだめだということですが、私どももそういうふうに考えておりました。2キロメートルくらい、どこか離れたところにですね、しかるべき適当な場所があれば、そこまで送迎してあとは歩かせると、こう思っていましたけどね、場所がないんです。最初は校舎内のあの敷地、ちょっと広めにありますが、あそこで乗降を決めようとしたんですがね、ちょっと登下校時、生徒がうろうろして、万が一のことがあっちゃいけませんので、いろいろ探したんですけれども、結局落ちついたのはホテル富士見ですか、の跡地のあそこの一画をですね、黄色い線で囲って、あそこで乗降すると、それで学校までわずかですから歩かせると、この程度のことになってしまいました。
 いずれにしましても、そういう社会状況、家庭状況等々を考えますと、マイカーの利用規制は大変難しいという苦しい答弁をせざるを得ません。御理解願いたいと思います。
◆第1番(小林光)
大変御丁寧な御答弁いただきまして、時間の割り振りが随分狂ってしまったんですが、急いでやりたいと思います。
 1番のことなんですが、聞きたい、問題にしたいのはね、我々議員がね、何かぼけっとしていたせいもあるかもしれないけど、3学期制を2学期制にするんだというふうな、そういうかなり革命的な重大事件をですね、全く知らされていなかったというふうなことを問題提起したいというふうに思います。
 そもそも教育委員会がね、このような重大なことを、議会にほとんど何にも報告しないで決めていいのかというふうな問題があるわけです。私は昔、身のほど知らずにも、今の体系ならば教育委員会は要らないというふうに議会でただしたことあります。これはですね、つまり町の行政がですね、二本立てになっているというところに最高の問題がある。前の町長は教育のことは教育長と答弁されるから、我関せずというふうなことで、町の中に議会が2つあるような妙なことで、ただし教育委員会の方のことについては、本来の町の議会が全くタッチできない、アンタッチャブルな存在、こういうことが果たして許されるのかと。予算のお金だけは町の議会に頭下げて、がっぽり統合費とか何とかって随分使ったりするんですが、やっていることは一切合財、我々だけでやって、お宅らは関係ないと、こういうことが、法律のそもそもの欠陥なんでしようがないんですが、その辺のところをもっとね、議会を頼りにするっていうか、当てにするっていうか、もっと持ち上げてもらいたいと。大事なことは議会に諮問して決めてもらいたいというふうに思うわけです。そうでない限り私は、昔からの持論で教育委員会要らないと、ただおやじも教育長やったことあるんで、余り大きなこと言えないですが。
 それから?でございますが、例えばですね、富士見ホテルじゃなくて、そこのところまで来るということなんですが、ニュー富士見まで来るということなんですが、そこに来る間にですね、問題の道があるわけです。中学校から真っすぐ西に延びている道なんでございますが、跨線橋がありまして、町道3601号線というんだそうでございますが、この道を通るというようなことになりますとですね、これは前も同僚議員が困るというようなことで、質問をしておるわけでございますが、この道は本来とても狭くて、付近の住民さえも生活に困るというふうなひどい、何か畑のくろをちょっと広げたような、でつくったような暫定的な道路になっておるわけです。そういうふうなところをですね、今度平気でニュー富士見まで来るということになると、通すということになりますとですね、冬場に、特に今日みたいに雪ふって、特にあの辺の跨線橋から向こうあたりは、かなり凍ったりして、あんなとこぼこぼこぼこぼこ、通学の車が通ったりすると、ちょっとスリップすると、すぐ歩いて通っている子供に接触する大変危険なところです。こんなことも含めましてですね、2キロメートルより近づけないというようなことを、ぜひともやってもらいたいと、今からでも遅くありません、やってもらいたいと思います。
 それから、今の答弁の中でですね、子供らはゲームが一番楽しいんだとか、それからUターンする、Uターンというか乗り折りする場所がないとかというのは、何か思慮末節なこじつけの問題でして、本質な問題から外れている。それは必死になって探せば何とかなるとか、そういうふうなことが全く感じられない。今こうだからしようがない、こうしようかというふうな、何か努力の結果があらわれていないように思います。そういうところは考え直すことはないでしょうか。
◎教育長(小林洋文)
まず、最初の議会軽視じゃないかということですが、私どもはですね、中学校統合情報全戸配布版を7号、それから保護者向けを4号配布してですね、2学期制についても、事細かな説明をしておりまして、それは町のホームページにも掲載しております。それから両中学校では、学校長が保護者会でですね、2学期制の導入について丁寧な説明をしております。そういう意味では、開かれた情報公開をして進めてきたというふうに考えております。
 次に、スクールバスの件でありますけれども、議員御指摘のような心配があるかもしれませんので、検討はさせていただきますけれども、2キロメートル以内はだめだという根本的なところ、見直せということについては、担当とも話していきますけれども、必死で考えろという、必死で考えてきたんですけれども、ちょっと適当なところは今のところ、必死で考えてきたのがこれですので、ちょっとないんじゃないですか。ひょっとしてあったらの場合はですが、今のところちょっと考えられません。
 以上です。
◆第1番(小林光)
大変御丁寧な御答弁で、計画していた時間がなくなって、また前回と同じような結論になりましたので、この議会の質問制度は早急に変えてもらいたいというふうに思うわけです。この前、3番目の問題を前回質問事項に入れたんですが、そのときも、そういうわけで質問まで時間いかなかったんで、大変失礼しました。
 今回、改めまして、それで礼儀にのっとり挙げたわけですけれども、あと10分、12分、15分。
○議長 12分あります。
◆第1番(小林光)
その中で御答弁願いたいと思います。よろしくお願いいたします。まず、町内業者の優遇策ということで、?利権を絡めた政治には背を向けるということはどういうことかと。
 ?優遇策は町にとって良策かと、修正を要しないかということでお尋ねいたします。余り時間がないんで、御丁寧な質問をいただく時間が少ないかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
 これの問題を取り上げたときにですね、選挙直後ということもありまして、かなり頭がかっかっかっかっしていて、燃えていた時代で、町長選挙の後遺症というか、マニュアルなんかが非常にまだ頭に入っていて、こういう問題を取り上げたわけですが、その後いささか冷めてまいりまして、この前のときの質問ならちょうどよかったんですが、その中でですね、マニフェストを信用するやつはばかだというような風潮が最近、国の方のていたらくなところから報道当たりにまじって出るようになりまして、そういう意味で余りくどくど追及したくないわけですけれども、ただ随分気になりましたんでお尋ねいたします。
 利権という言葉はですね、辞書で調べましたら、両者が公的機関などと結託して得る権利と、あるいは利権を伴う権利、特にこれを強要し得る地位にある政治家、公務員などと結託することによって、形式的には公的手続を経て与えられる権利、ウィキペディア、というふうになっております。
 マニフェストにですね、どのような政治的な法律的な責任があるのか、私は今回の国のあんなものを見ていたりして、非常に疑問に思うわけなんでございますが、ただし、印刷されて配られた公約というようなものについてはですね、選挙民にとっては、ほとんど唯一の人物判定、候補者の人物判定資料、特に今回のような、ずっとおられなかった方に対しては、そういうふうなことになるわけです。そういった文言を採用されました候補者は、そのことに非常に責任を持たなきゃいかんというふうに思うわけです。
 それで、こういうものを見せられた候補者がまず、とっさに思いつくこと、それならば今まで我々議員と、その公的機関、つまり首長初め町の職員は、職権を悪用して業者から利権を得ていたのかと、そのような不正を働いていたのかという疑惑を抱く、まず最初にぴんとそういうふうにくるわけです。そんなことはないと思いますが、そのような証拠がなくてですね、このような公約をわざわざ文章にして配ったと、1万5,000人に配ったということは大変大きな問題だというふうに思うんで、このような質問をつくったわけでございます。
 ?町内業者の優遇ということですが、これは入札制度というようなことで絡むものでございますが、今まで最近、手直ししたりして随分よくなってきているとは思うんですが、これ以上にいい方法がありましたら具体例を教えてもらいたいというふうに思います。
◎町長 まず、最初の利権を絡めた政治に背を向けるということを、確かに選挙公約の中に入れております。それは、具体的な過去の証拠に基づいて言っているのかというと、私は具体的な証拠はその時点では持っておりません。しかし、そのような風評、うわさ等々はありましたので、私自身はですね、選挙目的だとか、公私混同による地位を利用した行政活動はやらないということを誓ったわけでございます。証拠は必ずしもあったわけではありません。
 次にですね、町内業者優遇策についてでございます。町内業者優遇策は、現在いろんな面であります。特に土木・建設関係なんかが顕著だと思いますが、いずれにしても、どこでもですね、地元の経済活性化、地元の人たちが元気で事業を続けられるということは、町の行政としても町民の皆さんも、皆さんが望んでいることだというふうに思います。
 いたずらにですね、疲弊するような外部からの競争入札を徹底的にやるというようなこともありますけれども、やはりですね、地元発展優先ということは必要だと考えておりまして、この他市町村においても、同様なことがやられていると。
 問題はですね、この場合の優遇策によって、地元業者に甘えが出てですね、不当な高値でですね、いろんな工事が行われるとか、購入が行われて、税金がですね、その分払われると、これは問題なんです。したがって、ここを厳しくチェックしなきゃいけないと。これをどうやってやるかということなんですが、第一にですね、これを決めるときの役場の窓口の人間がですね、しっかり勉強して判断できる目を持つということなんですが、御承知のように、異動がかなり数年おきにあってですね、必ずしもその道の専門のプロになれないというようなことでありまして、それを補強する意味でですね、最近は、特に土木、建築においては、国なんかが提供しているコンピューターソフトがあるんですね。これを駆使して、きちんとその範囲で正しい見積もり、目標値を出して、そのストライクゾーンに入るようにですね、決めていくと、このツールをフル活用して間違えのない、不当な高値にならないようにということでやっていきたいというふうに考えております。
 以上です。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。?の質問に対しまして御答弁いただきまして、私も安心いたしました。当然そうだろうと思ってはおりましたけれども、この正式な場所で確約を得ましたので、安心した次第でございます。
 それから、入札制度につきましては、国も県も、あといろんな地方公共団体も、そこらじゅう報道によりますと、いろいろ苦心して修正したり改革したりして、非常にまだ、これが最良だというものは世の中にはないと。何かすれば、そこのそこから抜け道を考えて、どうのこうのというようなことで、イタチごっこで、どうにもならないというのが実情だろうと思いますが、町の中にも、業者あたりからも、かなりいろいろな不満、新しい制度に対しての不満なんかも、いろいろと耳に入ってきておりまして、もう町の仕事なんか要らないやというような、ひどい、それは前向きな話なんですが、そんなようなところまで行き着いているというのも事実でございまして、なおかつ今後とも一生懸命、真剣に、担当者は取り組んで、最良の方法を求めていってもらいたいというふうにお願いをいたしまして、質問を終わりといたします。
○議長 ここで、暫時休憩といたします。再開を1時5分とさせていただきますのでお願いします。
                              休憩 午後 0時01分
                              再開 午後 1時04分
○議長 ただいまの出席議員数は9名であります。定足数に達しておりますので、午前中に引き続き会議を再開をいたします。順次、発言を許可します。
◆第2番(エンジェル千代子)
2番、エンジェル千代子です。私は、通告どおり3点についてお伺いしたいと思います。いつもしゃべり過ぎるという批判が大きいので、今回は項目だけ、なるべく聞いて終わりにしたいと思います。ちょっと、それでもちょっと言いたいんですけれど、実はですね、昨日、議員からもお話があったんですけど、ほかの議員からもお話あったんですが、この通告を出すのがちょっと早かったので、臨時議会の前だったということもあり、どの趣旨で聞いたらいいかというのが迷ったもので、1番、観光行政について、?として専門家を含めた協議会を立ち上げ、1年ぐらい話し合ってから方向性を見出すべきではないかというやつなんですが、実はこれ、2つの側面があるんですね、1つは今回10億円の貸し付けについては通ったんですが、実は我々の議会の附帯決議でもありましたように、当然その計画どおりにいくということでは進めると思います。ただ、計画どおりにいかない可能性もある。もし計画どおりいかなくて、その乖離が生じた場合は、1年ごと見直してほしいという、その私たちの附帯決議もあります。それをやっぱり常に考えておくべきではないかということなんですね。
 町長は、住民説明会の中でね、10億の貸し付けについては100%とおっしゃいましたが、100%、10億を貸し付けるということについて、私も住民説明会、全部出させていただきましたけれども、10億円をね、貸し付けるということについては、確かに賛成だったと思うんですよ。住民の皆さんも、10億、それはだらだら貸しているくらいだったら、どんと貸して、利子の分もね、節税できるしいいんじゃないのか。ただ、その後にもし、いや富士見町とその開発公社、パノラマスキー場を早く切り離したいという、離したらどうですかという、その選択肢が、もし町民に投げかけられたら、私はほとんどの人が、早くもう切り離してほしいと言うと思います。
 なぜかと言うと、これまでの経緯、町長も随分、住民説明会でお伺いになったと思いますが、今までの経緯があるわけですよね。1回目、2回目、1回目は上下分離方式でやったけれども、立ち行かなくなって、今度18年にまた新たな支援策があって、それも立ち行かなくなってまた今回なんですよ。そういうことを考えたら、町民感情の中で、もう毎日毎日、あの雪が今ありますけれども、パノラマを見ながら、もうどきどきして、町は大丈夫なんだろうか、パノラマは大丈夫なんだろうかって、毎日ですよ、本当に、どきどきしながらね、町民がそういう不安を抱えて、これから先もずっとやっていくということに対する不安はすごく大きいです。
 それについて、やっぱり本当に、できないのかどうなのか、その法的整理はできないとおっしゃいました。町長は10年間は民間委託も考えないとおっしゃいました。しかし、それも含めてですね、専門家を入れて、本当にどうなんだということ、これからのスキー場経営というものはどうなんだと。私はもう民間委託してほしいです。すぐね、すぐにでもしてほしい。すぐにでも手を切ってほしい。今回だから10億円が、もし手切れ金みたいな立場だったら、私は大賛成だったです。だけど、それができなかった。できないという、法的整理もできないという。
 ただ、民間委託と言っても、どこかに売るという、そういう選択肢だけじゃないはずですよね。あそこで東急の人も入って、もう何年かたちました。東急は、それなりのスキー場を守ってやっている。ある程度、専門知識を持ってやっているはずですよね。そしたら、その下で働いていた今の開発公社のメンバーは、それなりに少しずつ経験を積んでいるはずです。本当だったら、その人たちが、ひとり立ちしてできるような、そういう体制づくりを、今までもね、かけてずっとやってこなければいけなかった。それを含めてですよ、そういう選択肢もあるじゃないかと。本当だったら、もう町長はね、非常に親孝行だとおっしゃいましたけど、じゃあここまではね、借金は今までの借金は見てあげよう、だけど、ここからはひとり立ちしなさいよという、そういう決断も含めてね、やっぱり1年たってからの、それは話が始まるわけじゃない、今からもう初めてほしい、そういうことが1つ。
 それと、ちょっと今の発言と対峙するんですけれども、この今回10億円を貸し付けるということ、この大きな決断をしたということでね、やっぱり町民に対して、これだけの、この先返ってくるというね、一応は計画ですけどね、返ってこない可能性もとても多い。その中で、じゃああのスキー場をどういうふうな、この富士見町の中でね、どういうふうな位置づけにするのかというのは、すごく大切なことだと思うんですが、住民説明会の中でもね、すごくお花畑だとかね、いろんな意見が出ましたよね、本当に多かったです。それは非常に身近なことだったので、やっぱり自分たちの今までパノラマに対するね、考えというのがたくさん出てきたと思うんですけど、そういうことを考えるとね、一方では、じゃあ町民が愛されるようなスキー場にするために、じゃあどうしたらいいんだろうというようなね、そういったことを、やはり町民も交えた、そういう会議の中で話し合っていく必要があるんじゃないかと。
 スズランについて、やりたいという気持ちは本当によくわかります。ただ、私は間違っているんじゃないかと思っています。と申しますのは、この前、荒木さんがいらっしゃったときも、これからの大きなパノラマスキー場の目標ですね、やっぱりエコは外せないとおっしゃったんですよ。そのとおりだと思うんですね。環境に配慮したそういう観光施設のつくり方というのは、すごく大切だと思いますし、特にあそこの上の方ではですね、富士見町アツモリソウのね、それが環境省の生物多様性保全推進支援事業、これに採択して今、実行中なんですよね。こういうことを一方ではやっていながら、外来のドイツスズランを入れるということについて、どうなんだろうっていう、やっぱりそこら辺のことも含めながら、町民で話し合っていく必要があるんじゃないかというふうに思って、1番目の質問項目です。
 2番目なんですが、町全体の観光戦略をどういうふうにとらえているかという、今回、町長が住民説明会で出された中には、八ケ岳方面への支援も少し含まれていました。しかし、富士見町全体を見回したときに、ちょっと思い浮かべるだけでも、道の駅もあります、おっこと亭もあります、楽酪工房がある。いろいろありますよね。富士見町にある観光施設というのは、やっぱり2つだけではないわけですね。そういうものをどういうふうに富士見町全体としてね、これらの観光施設をどう生かしていくかということですよね。それをやっぱり、大所高所に立って見られるのはやっぱり役場ではないか。道の駅は道の駅で、あれは協議会があってやっています。昨日の名取議員の発言だと、やっぱり西山、向こうの方と高原の方では、また成り立ちも違い、住民の意識も違う、考え方も違う、いろいろあるんですよ。それぞれが今、独立してやっているんですね。
 昨日、町長の話もありましたように、今、特産品、一生懸命やっている皆さんの中から施設が欲しいという話は出ているんですね、すごく前から出ているんですよ。ただ、新しい施設が必要かと言ったら、本当にどうなんだろう、何が必要なんだろう、どういうものがどこに必要なんだろうという話を詰めていくと、やはりこれからそれを建てるための建設費、それを維持していくための維持管理費、労力、それを全部考えたときにね、一体どうすることが富士見町の観光のためにいいんだろうということを考えたときに、やっぱり皆さんの合意が得られない、一歩踏み出せないというところがある。
 さっき申し上げたように、富士見町全体でこれらの施設をとらえたときに、今一番問題なのは、じゃあお客さん、東京からお客さん連れてきました。富士見町の特産品ってここにあります。富士見町の特産品、ここに行ったら食べられますというところがないんですよ。で、我々もぜひそれは必要だと思っている。でも、ふっと考えたら、道の駅というのは本来、観光施設として、そういうところを担うべきじゃないのかなと思うわけですね。そうしたら道の駅には、富士見町の特産品いっぱいあって、あそこに行ったら富士見町の特産品を使ったメニューがいっぱいあるよという、そういう発想がやっぱり必要なんじゃないかと思うんですね。
 そうすると、新たに施設をつくるということじゃない、今ある施設をどういうふうに生かして、この富士見町全体の観光を盛り上げていくか、持ち上げていくかというところを行政が担うべきじゃないでしょうか。そこら辺のところの、やっぱり発想というのが、今までちょっと足りなかったような気がするんですね。
 昨日、町長もおっしゃいました。もっと違うツール、2つの観光施設じゃなくて、また昨日はちょっと井戸尻とか、富士病棟の話とかいろいろ出ましたけどね、そういうところをつなげていきたいとかって、そういう話もありましたけれど、当然そういうことも含めて、やっぱり何かつくろうというときはね、やっぱりそれなりに力を結集して立ち上がるんです。でも、それを維持管理していくというのは物すごい大変なんです。
 今の現状、富士見町の現状を見たときに、いろんなところで力を発揮していらっしゃる方が、かなり高齢化しています。それをじゃあ、これから維持していくことについての問題点というのは真剣に考えなければいけない。それを考えたときに、さっき申し上げたようなことが必要ではないかということ。
 それともう1つ、特産品会議の今回、毎回、富士見の日にやっていますよね。ああいうものについてもね、今までたくさん出ているんですよ。その前は食のイベントというのがありました。食のイベントでは、富士見町の特産品を皆さんに提供して、物すごく評判でした。それと一緒に、特産品を使ったやつの募集もしていたんですよね。でも、いろんなものがこういうふうに募集されて、今回も特産品会議でも募集されて、アイデアがある程度たまっているはずなんですよ。そのアイデアを次にどうするか、つなげるかということができていないんですね。
 来年度は、特産品会議のが恐らく削減されているんだと思うんですが、そしたらアイデアはある。例えば食べ物にしても、こんなクッキーがどうでしょうか、特産品を利用したね、クッキーはどうでしょうか、こんなのはどうでしょうかと、いろいろあるんですよ。それをアイデアだけが今、埋もれているんですよ。そしたらそれを、例えば富士見町のお菓子屋さん、余りちょっとないので今困っているんですけれども、そういうところで製品化できませんかって、やっていますけどね、なかなかやってもらえない。それとか、こういう料理のメニュー、レシピがね、特産品の中では出ているけどどうですかって言って、富士見町の中にある食堂でPRしていくとかね、そういうことっていうのが、やっぱり先に、せっかくやった、今までやってきた特産品会議、それを今後生かしていく、一歩進めたことになるんです。そこまでやらないと、やっぱり完結はしないと思います。
 3番として、井戸尻の魅力ということなんですが、私は実は、考古学、全く興味がなく、ただあそこの景色はとてつもなく好きです。とても美しいところです。議員になったということで、半ば仕方なくというか、地元でもあるしということで、あそこの勉強会とか、なるべく通うようにしました。すごくおもしろいです、それが。話を聞いていると、本当になぞ解きをしているようでね、もうどきどきするんですよ、次はどうなるんだ、どうなんだろうって、すごくおもしろい。でも、その館長なんかが言うには、ここでやっていることは、考古学会ではね、異端児的なものなんだよっていう言い方をされて、でも、その異端児って一体なんだろうってずっと思っていたんですよ。
 実はさっき、教育長に訂正されたんですが、エンジェルさん、もうこれは異端児じゃないよって、今は中央でもああいう見方が認めざるを得なくなってきているんだよっていうふうに言われたんですが、多分ね、考古学会の異端児って言ったら、みんなまず、え、何だろうって思うと思うんですよね。それっていうのが、端的に言えば、ごくごく普通の遺跡、そういう発掘をしているところの考古学会では、土器、土器1つ1つを突き詰めていく土器学であるのに対して、考古館がやっているのは、井戸尻考古館がやっているのは、そこの埋蔵された位置だとか、状態だとか、いろんなそういう文様からね、縄文人の世界観だとか、宇宙観だとか、宗教観だとか、そういうものを全部含めたそういう学問をやっているんですね。
 50年のイベントがありましたけど、考古館の、そのときも、先生に呼ばれたのは権威である、ごめんなさい、名前がちょっと出てこないんですが、土器学の先生ではなく、民族学の先生でした、講師が。その先生がやっぱり、こういうところにね、呼んでいただけるのは私にとって誇りですとおっしゃいました。
 やはりそういった、何がここの井戸尻の魅力か、富士見町の魅力かと言ったら、あそこでやっぱり研究している人たち、そして研究しているそのものなんですよね。PRの仕方として、やっぱり非常に価値が高いというものも、日本じゅういろいろあるかもしれない。でも、富士見のあそこの井戸尻にしかないものはあるんですよ。こんなにすばらしいものがある。やっぱり、そういうものを発信していくということが、これから必要ではないかという点で、この3点の質問、お願いします。
◎町長 最初に、パノラマ問題に関しての御質問について、再度説明したいと思います。
 まず今回ですね、私がパノラマについて基本的な考え方、何を実現するかということで、お示ししたのが、まず来年度ですね、来年度からパノラマから5,000万円の賃料を真水で払う、つまり行って来いはあるんですが、結果的に5,000万円払っていただいて、1億以上の財政負担軽減に寄与するということを実現しますということ。それから3年後を目指してですね、入笠山山野草公園で、グリーンシーズンの活性化を図って、観光客増3万人、利益約5,000万円を目指すということ。それから、これを実行する、実現するための経営体制、もう一回見直してですね、今言われたようなことも参考にしてですね、経営体制の見直しをして強化するということをお約束したというふうに考えており、これについては住民懇談会でもよく説明して、皆様の御賛同をいただいたというふうに理解しております。
 そこで、先ほど来、従前よりエンジェル議員が、このパノラマは手切れ金で切り離せと。子供はですね、自分の親離れをさせろと、できる時期にきているんじゃないかということをおっしゃったんですが、今はそういう時期じゃないということと、仮にもし未熟児で切り離してしまって、これが本当におかしくなってしまうと、西山地区、大きな観光資源である西山地区が全滅する危険性があるということで、富士見町はやはり、1つは観光が大きな産業の柱と考えておりまして、八ケ岳高原、それから西山地区。
 それにですね第3のこと、これは次にちょっと説明したいと思いますけれども、やはり観光をですね、現在、約、経済効果として50億円あって、その西山地区が担っているのが15億円以上あるということからしてですね、この地区の発展を、やはり支えるとか、あるいは育てるためのですね、行政のリーダーシップというものがどうしても必要だと、まだ考えてひとり立ちができる段階でないということでございます。
 それから、アツモリソウの話があったんですが、アツモリソウのこの計画はですね、プロジェクトがあって、私も賛成して、ぜひ進めるようにということで、いろんな支援要求が来ておりまして、これはもう100%、全面オーケーということで、支援体制は回答しております。
 それから、ドイツスズランについて、いろんな議論のあるところなんですが、もう前からも申しましたように、ゲレンデというのは、入笠の本来の自然の場所ではない、夏、グリーンシーズンにですね、ゲレンデに、はげ山と雑草しかないということで、八ケ岳を眺めると、スピカのレストランから眺めるということは余りにも殺風景だということで、これはドイツスズランということが挙がったわけです。
 現在ですね、町民の衆知を集めてと、いろんな意見を集約して決めろという中でですね、御承知のように、入笠山山野草高原プロジェクトということで、町のその関係の専門家が集まって議論して、現在ドイツスズランについては、若干問題があるけれども、それしかないねということで、ほぼというか、現時点では、やるべきという状態になっております。恐らくですね、この詳細な予算委員会で、その説明もできるかと思いますが、現在集約された意見の中で、ゲレンデのドイツスズラン、ゲレンデ以外は、本来の入笠山の里山の自然をいっぱいにしていくということで、一応、全員一致の合意をみているというふうに私は認識しております。
 それから、富士見町の観光戦略でですね、特産品、あるいは五味議員がいろいろ提案されたり、ほかの方もたしか言っていたかと思うんですが、第1の八ケ岳高原、西の入笠山関連、パノラマを含めた観光エリア、これは両方合わせて40億くらいの経済効果になると見て、残り10億というのが、もう点で存在すると、それは例は井戸尻や富士病棟であり、甲州街道沿いの歴史あるいろんな史跡があると、あるいは伝統芸能として富士見太鼓があると、それ以外に南中の桜が非常にきれいだというような、点で存在しているということで、これをですね、全部洗い出して、観光資源として第3の極というか、第3の観光シナリオとして、富士見魅力探索の旅というような、例えばの打ち出しで、第3の面ができればなということで。
 それをやるに当たってはですね、やはりそれぞれの集落で持っている考えている、これは宝だと思っているものを全部出していただいて、しかるべくですね、委員会、審議会、あるいはプロジェクトつくって、それぞれを評価して、どんなシナリオが描けるかというようなことを議論して、これをやはりアピールして、今10億円程度なんですが、これを倍増していくと。
 中でもですね、井戸尻については、重要な施設でもったいないと、あそこ4,000人しか来ていなくて、尖石で3万人来ているけれども、私自身ですね、尖石の史跡等、井戸尻を比べても、全く遜色ないか、内容的にはすばらしいものが井戸尻にはあるというふうに感じております。その割には、3万人対4,000人という非常にアンバランスな集客状況になっているということで、これは何とかならないのかということでですね。
 考えてみる場合に、この井戸尻の考古館の運営の仕方、考え方自身をもう少し検討しなきゃいけないなと。もともと学術的に考古学学問的に井戸尻の価値、その考古学の研究の成果、学術的な価値というものは大きいと。それはそれでいいんですが、やはりですね、学術的なものが一般の全国の人々に知られていくと、そういう部分について、あそこは学術的なままで放っておくのはもったいないし、もっとですね、縄文時代の生き方、これが子供たちだとか、都会の皆さんとか、町民とか、皆さんに知られるということがですね、重要だというふうに思っておりまして、この現在の考古学館のあり方、学術的な研究機関と、あるいはそれの展示物ということにかなり趣が置かれているために、4,000人くらいしか訪れないというふうなこともあろうかと、私は思っておりまして、これを先ほどのようなシナリオの中にどのようにですね、皆さんに知ってもらって勉強していただいて、ためになったと思うような場所にするかということは、ぜひ何らかの工夫が要るということで検討していきたいというふうに思っております。
 それからですね、今、ポイント、ポイントで、いろんなものが存在していて、特産品もそうなんですが、それが面の活動、シナジー、相乗効果が出ていないという御指摘、これはもっとも私も感じているところです。
 これは、どうやってやるかということなんですが、今一番、私がいいなと思っているのは、今、国のですね、八ケ岳観光圏というプロジェクトが、これは北杜市と富士見町と原村と、この3地点を面でとらえて、パンフレット、案内、看板、インターネット、ホームページ等々、全部が平等にですね、面としてとらえて、すばらしい八ケ岳山麓の旅というような打ち出しでですね、観光圏としてこれをやっていこうと、国の補助ももらってやっていこうという動きがですね、かなり角度で上がってきております。これがちゃんと通ればですね、これを軸に相乗効果を出していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
◆第2番(エンジェル千代子)
エンジェルです。町長の御答弁は、今までの話で同じなんですけれども、私が申し上げているのは、やっぱり本当に計画どおりいかなかった、今までずっと計画どおりいっていないんです。計画どおりにいかなかったときのために、やっぱりそういうことを真剣に、今からでも考えておく必要がある。1年先に物すごいとんでもない事態になっているかもしれない。そういうときにきちんと対応できるように、今からでも1年かけて専門家入れて、本当にどうなんだということを、ちゃんと検討するべきではないですかということが1つ。
 それと、そのドイツスズランの件ですが、やっぱりあそこにですね、アラキさんも先日おっしゃいましたけれども、高原がユリでやっていますね。ユリが、今年はちょっとひょうが降ったりして、いろいろだめだった今年度、やっぱり単一的なものを植えるということについてのやっぱり問題点というのも、御自身で指摘されていましたけれども、あそこが八ケ岳、これから昔の入笠山が復元できるような、そういう山野草の宝庫にするんだという大きなビジョンがあるわけですよ。環境に即したそういうものにしようと言っているときに、なぜかドイツスズランだけがちょっと違うじゃないと思うわけですよ。大きな1つのビジョンの中に、それがそぐわないという気がするんです。だからおかしいんじゃないですかという、申し上げているということです。
 それと、井戸尻の件ですが、実は文化庁の方でも、すごく高い評価を得ているという話を聞いているので、もしその点で補足説明があれば、端的にお願いしたいというのと、町長がおっしゃるように、やっぱり一般の人に、富士見町の中の人がほとんどまだわかっていない。そこの人に知っていただくというのがもちろん大切だし、例えば、みんながやっぱり興味を持ってもらうために、私が申し上げたのは、例えば異端児っていったら、え、何だろうって、そこから興味がわくんじゃないか、例えば、何とかの日本一とかって言ったら、え、何だろうって、みんな興味わくんですよ。まずそこら辺のPRの仕方として、するべきではないですかという点が1点。
 それから、やっぱり最後にですね、国の八ケ岳の観光圏という意味で、これからとらえていきたいというお話があったんですが、もちろん観光というのはね、外から人が来てくれるというのは物すごい大切なことです。でも、基本的にあるものというのは、地元の人にとって魅力的なものでなければ、よそから人なんて呼べないと思うんですよ。
 だから、1つの例ですけど、例えばおいしい物を食べましょうといったときにね、地元の食材を使っておいしい物を食べましょう、地元の人がみんながこぞって行くようなもの、例えば地元の人が喜んで参加できるようなイベント、そういうものをやることがまず先決で、あそこは元気で何か魅力的だといって、よそから来るのが観光だと、私はそういうふうに思っているんですね。
 だから、もちろん八ケ岳の3点のね、観光圏をとらえてやっていくというのも必要ですよ。だけど、基本的な考え方のところが、やっぱり地元の人にとつて魅力的なものをつくっていくという、そこを外すべきではないんじゃないかなと思うんですが、その4点について、済みません端的に一言ずつお答えいただけますか。それから、文化庁の点について、もしあればお願いします。
◎町長 1年後に何が起こって、全く予測のつかない事態になるというようなことに対して、今から対策を練っていけというのは、普通、いつ地震があるから、今から耐震とか何とかやっています。それと同じように、今回のやり方というのは、かなり耐震補強をした内容と、今まではそうじゃなかったということでやったつもりです。
 問題は、議員が最後に御意見出して付託された議決があります。要は、附帯決議でですね、確実に言ったことが守られているかどうかというのを、しっかりと検証する。これは議会の人も含めてきちっきちっとやっていくということを、ほったらかしじゃなくてお互いやっていきましょうと、これはぜひやらしていただきたい。
 それ以前にですね、私どもも、やはり理事会及び現在の公社との関係の中においても、これは議会は3カ月に1回とか、半年に1回、こういう議論ができるんですが、毎月毎月が勝負なんです。だから月々に、予定どおり来ているかどうか、もし来ていない場合は、原因が何で、じゃあ失ったものをどうやって挽回するかというようなことをですね、確実に経営問題として議論して、軌道修正しながらですね、目標達成するというような体制を、何とかつくりたい。それで、集約したものを議会に報告していきたいというふうに考えております。
 それからドイツスズラン、これがそぐわないという話ですが、これは、なぜそうなのかという議論がいろいろあります。ありますけれども、あのゲレンデをそのまま雑草とはげ山にしておくということと、ドイツスズランを魅力的な観光資源として使うのと、どちらがいいのかということなんですね。どちらがいいのかということで、やはり問題は、富士見町の観光発展ということを、お客さんをたくさん呼んできて、パノラマあるいは西山地区の収益を上げていくということが非常に重要だという中で、今考えられているベストな案がドイツスズランということで、専門家の会議の中でもいろんな意見はあるんですが、最終的にそれしかないということで意見が一致しているというのが現状です。
 それから、PR、井戸尻遺跡のPRでしたっけ、これについてはですね、異端児という言葉がいいかどうか知りませんけれども、いずれにしても、町民、あるいは町の生徒たち、児童たち、みんながですね、やはり井戸尻の貴重さというものと、それと縄文時代の歴史をよく知るというのは非常に重要なことだということで、地元が知ることと同時に、やはり観光の大きなスポットとしてシナリオの中に入れていくということで、4,000人をうんとふやしたいということを考えていきたいと。
 それからですね、最後の問題は、それぞれ特産品にしても、文化財についても、伝統的ないろんな芸能、芸術にしても、点で存在していて、なかなかそれがうまく相乗効果を発揮しないというのを私、申し上げたんですが、それを、じゃあどうやってその宝物を発掘して、それを観光資源、あるいは地元のですね、人たちの誇りに結びつけていくかという件についてのやり方についてなんですが、やり方が問題なんですよ。
 私が今考えている方法は、まず集落の中で、これは我が集落の宝だと、井戸尻もそうですよ、例えば、御射山だったら御射山にある流鏑馬というような行事があるし、いろんなところのお神楽も富士見太鼓もそうです。そういったものを全部洗い出してください、拾い出してください、拾い出して、それをやはり富士見町の有識者による審議会のようなところでですね、これは富士見の宝の第一、A、B、Cランクかなんかつけて、そういった発掘したものを評価して、これを売り出していこう、こういうシナリオでいこうというようなことをですね、本気になってやる組織がないと、これだめなんですよ。したがって、まず区の人たちに協力してもらって、次に委員会を立ち上げてと、それは今、副町長以下、そういうプロジェクトを起こそうね、ということを話し始めたところで、何とか実現していきたいというふうに思っております。
 以上です。
◎生涯学習課長(三井豊三)
御質問の中で、文化庁ということでございますけれども、これにつきましては、先ごろ文化庁の文化財の調査官が富士見町に見えました。県が仲介していただいたわけなんですけれども、その際に、文化庁の調査官の言葉を、私がメモをしたものがあるわけでございますけれども、どこにも負けないめちゃくちゃいいものがあるというふうなことの表現でした。
 具体的にじゃあ、それをどういうふうにというふうな話もしたんですけれども、とりあえず事務レベルというか、そこら辺のお話の中では、国の指定に向けた手続の方法等の手ほどきを受けたわけでございますけれども、ともかく、その内容については、四、五千年前の縄文中期、1,000年の間の規模として非常に価値があるというふうにことを言われておりますので、当面できることとすれば、このことを皆さんに知っていただくために、その文化庁の職員も依頼をされれば喜んで来てくれるというふうに話がありますので、ぜひその辺をまず実現をしまして、ここにいる皆さんも出席をしていただいて、その辺から糸口がつかめればいいかなということで、まずその辺から考えようということになっています。
 以上です。
◎教育長(小林洋文)
この際でありますので、井戸尻考古館の学術的価値ですけどね、縄文時代は、狩猟、漁業であって、農耕文化はなかったと言われていたんです。それを百姓感覚で、井戸尻考古館の皆さんは実証的に、いや縄文時代からドングリを植えたりして、農耕文化があったということで、最初は完全に無視されました。それが今や教科書でも載っていると。
 2つ目はですね、先ほどちょっと触れられましたけれども、土器、土偶の図像ですよ。あの精神世界はとてつもなく深いものがあって、後の古事記や日本書紀の世界につながるものがあると、これはまあ仮設の段階ですけれども、そういう壮大なロマンを抱えています。
 以上です。
◆第2番(エンジェル千代子)
一言だけ、ちょっと町長に言いたいのは、ビジョンの問題なんですね。パノラマのビジョンの問題なんですよ。パノラマがエコ、環境に優しい、そういうところを目指してね、山野草でいっぱいにしてね、そういうところに心をひかれる人が、ドイツスズランを見たいのかっていう、そこです。そこだけちょっと私はおかしいんじゃないのかなと思うんですが、時間がないので次にいきます。
 2番目の子育て支援についてなんですが、1として、前町長にはこの質問を一度投げかけたんですが、病児・病後児保育について、6市町村の中で何の手だてもない。施設がなかったら、例えば支援をするとか、そういう条例整備しています、ほかのところでは。それもないのは富士見町だけです。このことについて、今後、環境整備の考え方はいかがでしょうかということ。
 それから2番目は、これは教育長に投げかけたいのですが、子育て支援の条例3条例を廃止するということについて、新聞記事に苦言を呈したと、教育委員会の中で、と書いてあったのですが、それについて真意をお伺いしようと思ったんですが、時間がないので、先にしゃべりたいことだけ言わせていただきますが、教育委員会、つまりね、何のために教育委員会があるかということなんですね。
 教育委員会というのは、何で、さっきね、光議員は、やっぱりない方がいいというような考えをお持ちの方なんですが、私はこれは分かれなければいけないと思うんですね。それは文科省のホームページから引きました。教育委員会の制度について、政治的中立性の確保、それから継続性、安定性の確保、突然変わったりしないようにですね。政権が変わったから今までのあれが突然に変わらない、安定的に行われることが必要だということ。地域住民の意向の反映、だから民間の人が、この教育委員会に入っているということですよね。教育委員会の制度の特性としてね、行政委員会の1つとして独立した機構を置き、その首長からの権限の集中を防止するという、そういう役割があるわけですよね。
 11月の住民懇談会でも、皆さん御存じだと思いますが、私も一生懸命押した新町長はですね、この教育問題を、やっぱり効率性のところからやっぱり見られる傾向があって、1校当たりの生徒数が6市町村の中で一番極端に少ない。生徒数1人に対するコストが極端に高いというような説明をなさったんですが、やっぱり教育だとか、福祉だとかというのは、効率性では決して語れないんですよね。やっぱりそのために行政は、地方行政があるんであって、この苦言を呈したとおっしゃった。私は記事でとか見ていないんですが、やはりこういう考え方をお持ちの町長が、新町長として迎えた富士見町には、これからやっぱり教育委員会の発揮する機会が非常に多くなるんではないかと、ぜひ頑張ってくださいという、私はエールの意味を込めて、この質問項目を入れました。お願いします。(発言する者あり)
 済みません、そうでした。3番、南中学校の校舎等の跡地利用について、アンケートをとられて、意見の公募もなさいましたが、それについて今後、どういう手続で進むんでしょうか。その3点についてお願いします。
◎町長 まず、病児保育に関してですが、確かにほかに比べて問題があるという認識を私は持ちました。それでですね、関連の医療機関、富士見町にありますお医者さんとか、高原病院とか、まだ全部は話しておりませんけれども、この問題に協力するという方向で賛同を得ている病院、施設等、存在します。
 したがってですね、これは速やかに、少なくとも今年じゅうには、方針を決定したい。決定して、実行に移していきたい。ただし、実行にいつ、どういう形で移せるかということは、これは病床をふやすとか、いろんな問題がありますので、ちょっと実施時期についてはここでは言えません。しかし、ここでこういう形でやります、いつごろからやりますということは、今年じゅうに必ず明確にします。
 それからですね、3番目の南中学校の跡地の問題、これはですね、11月の住民懇談会以降、この問題が大きくクローズアップされて、何をしたかというと、まず第1に、皆さんのアンケートをとりますということで、アンケートをとりました。
 いろんないいアイデアもあるんですが、ただ、町の財政負担を大きく伴って、非常な支援の額が大きくなるというケースがかなり多いと。それから、そうしなければ、余り魅力的でないという案がほとんどでございまして、現時点ではですね、採択できると、財政的にも大丈夫、それから魅力もある、意味があるというものが必ずしも今、見つかっていない。したがってですね、これ廃校の活用について、全国で20とか30の事例がインターネットにも載っております。これも全部調べました。ほとんどのところで成功していない。町が、行政が大きな負担を強いられるか、あるいはやめてしまったというのがほとんどでございます。
 したがってですね、この問題については、まずもう一度ですね、このアンケート結果、インターネットで調査した結果を整理してまとめて、地元住民その他、関係者の人たちとよく相談したい。町の財政からいきますと、年間ですね、おおよその目安として100万以上の支援は不可能と、大体、そういうレベルでうまい範をつくりたいということを、ちょっとぜひお考えいただきたいなというふうに思います。
 それから、もう1点、ちょっと、余計なあれかもしれないですが、行政と教育の独立性の問題、これ昨日もね、財産区と町の独立性の問題が議論されたんですが、この問題はですね、町は一切ね、教育に対して何も口出しできない、金だけ出せということはね、これはおかしいと思うんですよ。意見は出してもいいでしょうと、決定権は教育委員会とかにあるというのは、そのとおりです。しかし、意見も出させない、金だけ出せと、それはないでしょうということで、私は自分の意見として述べたわけでございまして、意見くらい述べさせてくれよということでございます。
 以上です。
◎教育長(小林洋文)
さきの教育委員会で、子育て支援関連3制度の廃止の際にですね、私が少子化対策にとってはですね、望ましいことではないという苦言を呈した、その真意はということですが、極めて苦渋に満ちた判断を迫られたからにほかなりません。
 何のために教育委員会があるのかということで、もうネットで文科省のホームページで調べられたので、そのとおりなんです。大事なことなんです。しかし、そこに載っていないことが1つあります。これは戦前は教育委員会制度ありませんでした。戦前の国策で、日本の教育は、大変大きな苦い教訓を得たはずです。二度と国策に巻き込まれてはいけないということで、一般行政から総体的に独立するということで、地方教育行政に関する組織の運営という法律に基づいて、首長局から独立しているんです。
 独立しているとはいえ、対立的というものではないんです。それは地方自治法で、両方で意見が違う場合には、最終的には首長が調整を図ると、こうなっております。しかしですね、教育委員会の独立性で今、議員が言われたことに即して言いますと、やはり一般行政は財政の論理で進まざるを得ません。これはよくわかります。
 しかし、教育の問題、あるいは福祉の問題というのはですね、そういう費用対効果でははかれない部分があるんです。私はこれを教育の論理と呼んでいますけれども。教育の論理は、非常に大事だろうと。その場合にですね、この地教行法の第29条にですね、教育委員会は独立していると言っても、予算編成権を持っていません。ここが極めてウイークポイントなんです。しかしですね、その第29条で教育予算に関すること及び議会に諮って議決すべき教育関連の事項については、教育委員会の意見を聞かなければならないという歯どめ条項があります。そういうことで、最初の苦言を呈したという真意は、財政の論理と教育の論理、それから何のために教育委員会が必要であるのかということは繰り返しませんが、そのとおりであります。
 以上であります。
◆第2番(エンジェル千代子)
2番、エンジェルです。病児・病後児保育については、実は前回、議員と井上院長とちょっと懇談したときも、院長にちょっとお伺いしたら、それは話し合いには応じるというようなお話があったので、ぜひやはり、富士見町で子育てをしたいと思えるようなまちづくりのためにも、これは必要な政策だと思いますので、ぜひお願いしたいということです。
 あと教育の方はいいということで、南中学校の跡地利用なんですけれども、ちょっと100万円以上の支援は不可能というところが、最初に打ち出されているんだったら、最初に、これがあってのことだったのかもしれませんけれども、私も読ませていただいて、うわあ、こんなにいっぱいあるんだって、皆さんはみんなに関心をお持ちなんだっていう意味では、非常にうれしくもありますよね。これだけ皆さん、町民の皆さんがいろんな意見をお持ちだということ。今、提示された、私も、多分皆さんも知っていたと思うんですけど、富士見町は財政で言うと100万以上は出せないんだよと、そうすると、このいろんな夢の中から、何がこれからちょっとずつできるのかなという具体的な話が、これからはできるんだろうという、それも100万しか出せないって言われているんですが、もう少し話をしながらね、可能性を探していければいいなというふうに思っておりますが。
 では、次の質問に移ります。3番目として、農政行政についてなんですが、県ではですね、有機農業推進計画というのを進めています。私もなまかじりなんですが、県の有機農業研究会というのに属していまして、その大会が先日あって、非常におもしろかったんですね。県の方でも具体的に進めていて、このことについては富士見町の中で今、結構有機農業をやっている人もいるんですよ。ただ、そういう人たちの情報というのは、なかなか表に出ない。
 有機農業というのは、この前ちょっと言ったかもしれないんですけど、この方法がいいよという方法がなかなか提示できないんですよね。それぞれの皆さんがそれぞれ自分のやり方で、いろんな方法を確立してきているというところがあって、なかなか難しいんですが、ただやっぱり指導できる人が今いないんですよね。
 私も実は今、自分でやっているルバーブについても、最終的には無農薬、農薬を使わないということですよね、有機だけしかやらない、で、やりたいから、県の普及所の人に指導をお願いねって言っても、やっぱできないんですよね、なかなか難しい。この前の会議の中なんかで、ちょっと突然、いや最終的には絶対使わなければならなくなりますみたいな発言をされて、ちょっとすごくショックだたんですけれども。そうじゃなくて、この方法でやりたい人はこの方法でずっとやりたいんですよ。そのために、土づくりから何からやるので、やっぱりそういうことが必要ではないかというふうに、その見方としてね、町長の大きな政策の1つとして、食える農業じゃなきゃおかしいと、食える農業を目指すんだということで、これからヒートポンプだなんだというのも出てくると思うんですね。確かに食えなきゃおかしいんですよ。それはもう本当に政策的にね、日本じゅうの政策的におかしい、私も思います。でも、実際問題、具体的に今、現実を見たときに、食える農業ってすごく難しいんですよね。町長がおっしゃるように、大規模、大きな土地を持って、そういう経営をしている人でないと、なかなか富士見町でも食べていけない。
 町長も当然御存じだと思うんですけれど、そのアンケート、何年か前にとったアンケート中で、非常にこれは問題だなと思うのは、やっぱり大きい5ヘクタール以上持っている人は、そんな減ってはいないんですよね、土地の持っているあれでね。1ヘクタールから2ヘクタールとか、小さな単位を持っている人が、があっと減っているんですよ。やっぱりそれは農業が成り立っていないということに、確かに起因するのかもしれないけれども、それでさっき言った農業のあり方の1つの方法として、もちろん大規模でやる農業というので食べていくという農業も、とても大切だと思います。
 ただ、富士見町の中を見回したときに、それだけの耕作面積を確保できる農家というのはすごく少ない、ほとんどはもっと小さい単位の農地しか持っていない。実はですね、有機農業とかってやるときに、すごく大きな広いところでやるというのはすごく難しい面もあるんですね。だったら、こういう農業もあるよっていうことでね、富士見町の中でも、有機農業を選択肢の1つとしてね、やっぱりそろえておく必要があるんじゃないかという気がします。(発言する者あり)時間が5分からだよね。5分からでいいんですよね。
○議長 結構です。
◆第2番(エンジェル千代子)
実はですね、有機農業の研究大会の中で、百者百様「有機農家」っていう、今御存じでないと思うんですけど、半農半Xっていう言葉、ちょっと広まりつつある、半分農家で半分のXというのは、ほかの職業でいいんじゃないのっていうとらえ方なんですね。農家も百者百様「有機農家」は物すごくいろんなことをやっていらっしゃる方がいらっしゃいます。それこそ農業収入100万以下の方から、500万くらいまで、アンケートの結果ですね、すごくたくさんいらっしゃる。
 だけど、皆さん物すごく生活苦しかったり、いろんなアルバイトしたりしていらっしゃるけれど、満足度は結構高いんですよ。というのは、やっぱり農業を生き方そのものというようなとらえ方をしている方が、やっぱり多いのかなと思うんですね。この有機農業の研究会の中でもですね、阿智村の方なんかも参加していらっしゃって、阿智村ではこういう定住支援ガイドみたいの、こういうのもできていて、飯田でやったんですけど、飯田では結ターンですよね、IターンとUターンをあわせてUIターン、その結、昔からある結(ゆい)、結ぶという字、結ターン、それをかけ合わせて結ターン事業という、そういう促進事業もやっていますし、ちょっとこういうのを見ると、よし阿智村を有機農業の里として、これから頑張ろうみたいな発言もあったりすると、いや富士見町も負けてほしくないという気がしたりするんですね。
 やっぱり農業の形もいろいろあっていいんじゃないかなということで、私は今回この項目を入れさせていただいたんですが、富士見町としてもぜひ、県が進めているので、指導をできるような人、窓口ももちろんですけれども、こういうふうに有機農業ってこういうふうに進められるよというような指導ができるような人というのも、ぜひ育てていっていただきたいなということも含めてお願いします。
◎町長 まず、幾つか質問の趣旨があったんですが、まず有機農業に関して、最初にお答えしたいと思いますが、これは県にですね、エコファーマー認定制度というのがあるということで、これは完全にですね、化学的な肥料だとか、化学的な農薬をゼロとするわけではない。非常に少なくしてですね、限りなく有機栽培に近づけるということで、ある一定基準の少ない基準の農薬、肥料を使えると、使っても、これは非常にですね、有機栽培に近いということをエコファーマーという制度で、認定制度をつくっております。
 この認定基準に合格して、それでつくられた栽培された植物、作物はマークがつけられて、今度消費地に行ったときに、このマークを見て、お客さんが非常に安心・安全ということで、非常に高く売れるとか、より多く売れるという非常にメリットがあるということで、現在ですね、富士見町にカーネーション、菊、パセリ、キャベツ等々で、合計で214人のエコファーマー認定された方がいます。これがどんどんふえつつあるということでございまして、これは県も町もですね、この作物をある程度商売としてやるという場合に、非常に有効な制度で、これは県と全県一体となってやっているという制度がございます。これは商売としてやっていきます。
 それで、もう1つですね、農業について、農業で生計を立てる、生活の保障を、全部農業に頼るという本格的な専業農家と、それからさっきの半分農業で半分Xだということで、そのXの方は2つあると思うんですね。定年終わって、年金をもらいながら農業を健康維持のため、あるいは景観維持のためにやられる方、それからほかの仕事も持ちながら農業をやるという、いわゆる兼業ですね。
 この2つは分けて考える必要があると、富士見町には両方必要であると。当然ですね、大きな農業で生計を立てる人がふえる、ふえてほしいということが重要だなと思っていて、これは現在ですね、集落農業、営農ということで、今現在4つのプロジェクトが進んでおりますけれども、私自身これ、全部話聞いて情報を知っておりますけれども、必ずしもですね、この集落営農というものが本気になって、小規模の農地をかき集めてきて、大きな農業にして、それをグループでやると、農業法人のような形にもなり得ると、そういった形のものに本格的にこうしようという動きはですね、まだ鈍いというのが現状で、これは活発化していかなきゃいけない。
 一方でですね、景観維持、あるいは健康維持、それから生きがいを感じるという形でですね、有機農業も含めて景観維持を目指してやる、兼業の農業というものがあって、その中に当然有機も生きがいの1つとしてあり得るということで、両方とも重要で、それぞれに対して町としてもですね、積極的に必要なことを支援をしていきたいというふうに思っております。
 有機農業のですね、先生、どこかから連れてこいとか、この辺については、ちょっと今は私、答えられない、もしだれか答えられる人がいたらと思いますけれども、以上で、私からは以上でございます。
◎産業課長(久保川敏朗)
お答えします。有機農業の専門家で、私が知る限りはですね、ジャパンバイオファームのというところで、伊那でやっているところがありますけれども、エンジェル議員おっしゃるように、非常に少ないわけですよね、こういうのも、ですので、なかなか普及していかないのは、そういうところにもあるのかなというふうに思いますけれども、必要であればですね、そういう先生のお話も聞いたり、指導も受けるというふうなことで対応していければというふうに思います。
 以上です。
◆第2番(エンジェル千代子)
ありがとうございました。終わります。
○議長 引き続き発言を許可します。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。私は今回は、3つのことについて質問をいたしますが、昨日よりの同僚議員の質問でダブる部分があり、幾つか町長からは既に答弁された部分があるかと思いますが、ひとつまた御丁寧な答弁をお願いをしたいと思います。
 昨年9月に、チェンジの旗を借りて、鳴り物入りでスタートした新日本丸も、世界同時不況という荒波にもまれ、大海原をさまよっているかのように見えます。まさにこのデフレスパイラルは、マウリッツ・エッシャーの描くだまし絵にも似て、下がっても下がっても終わりのない迷路と言っても過言ではありません。
 このような経済情勢の中、我が富士見町は、恵まれた自然を背景に、観光事業を一方の主力線として積極的に打ち出し、不況の出口を求めようとしていることは大きく評価されることと思います。私は、かかる富士見町の観光戦略の立案に関連して、その前提となることを中心に質問をいたします。
 まず、1つ目の質問ですが、町有地の管理について伺います。これは観光事業とは直接関係がないかもしれません。過去にも同様な質問は同僚議員がしたことはあったかと思いますが、私は見方を変え、違う視点から質問をいたします。
 町有地と言っても、道路から公共施設、学校、保育園、または土地開発公社の宅地など、いろいろなものがあります。よく聞こえてくるのが、こうした公共の場所を私物化して使用していることであります。
 最近は、町の管理責任のある場所でのけがによる賠償問題が幾つか発生していることは、皆さんの記憶にも新しいことと思います。私の住んでいる富士見区では、毎年12月新役員の引き継ぎ事項の中には、区有財産である墓地や土地の境や現状の確認を新旧役員で引き継ぎをし管理を行っております。
 町には、別荘地には、広大な寄附された土地や、鉄橋、トンネル、また車では入れないような山林など、いろいろありますが、こうした日ごろ管理する人のいない目の届きにくいところは、どのようにしているのかということで、次の3つのことについて伺います。
 1として、境の巡視や不法使用の見回りチェック体制はどうなっているか。
 2として、事故防止への対策はできているか。
 3として、町道路肩の小木の伐採整備をもっと積極的に進めるべきでは。
 以上3点について町長の所信をお伺いします。
◎町長 お答えします。まずですね、町の施設、それから町有林等々、それぞれの担当部署が違っております。したがって、共通した見回り人とか、見回りする責任を持った人がいるという状態じゃないと。おっしゃるようにですね、各担当部署が自分の、例えば学校は自分のところだとか、公民館、体育館は自分のところだというようなことでの認識はあっても、中の安全性、危険性、すべてにわたってですね、やはり責任を持って危険防止、事故防止、こういったものに努めているかどうかということで、私、この問題で再点検をしました。
 その状況は、必ずしもですね、徹底しているとは若干言いがたい部分があるなと感じておりまして、これはぜひですね、この担当部署が所管している場所、地所については、おっしゃるような危険事故防止を、その担当の部門で確実にやるということで、再度ですね、徹底したところですが、これをどのように、それを徹底したのかと、そういったこともぜひチェックしていきたいというふうに思います。
 それから、道路にですね、覆いかぶさってくる樹木があって、これが非常に危険であるという箇所が、まだ完全にぬぐい去れていないというのは、おっしゃるとおりだというふうに思います。
 これはですね、町が強制的に個人の所有地から出てくる木を伐採するということはできません。個人の所有物です。それが公道の町道等にかぶさってきて、それが倒れて落下して被害が出るというように対してですね、難しい問題は、この木は個人の所有物です。それが公道に邪魔になって危険だということについては、町はですね、話し合いでその個人の所有物に処理をしていただくという交渉を強く求めてやっていただくということが、今原則になっておりまして。これはですね、命令とか何とかではできないということで、これはやはり強い交渉力、説得力、これで回避をしていくと、解決していくと、やり方が現状のやり方だということでございまして、今まではすぐあきらめて、交渉打ち切りというようなことで、ほったらかしにするというような部分があるやに聞いておりますが、これを徹底してですね、交渉してなくすという努力を続けるしかないというふうに私、感じております。それは徹底していきたいというふうに考えております。もし、補足があれば。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。今の質問の中で支障木についてということで、今、町長からのお話がありましたけれども、これは個人的に、よその木を切ってということはなかなか難しいと思うんですが、こういうことというのは、例えばですね、これは全然趣旨とか、それが違ってくるかもしれませんが、鉢巻道路は非常に花の里山というような事業を行って、周りを地元の財産区の皆さんの出払いで切って、今非常にすっきりしています。今年の冬なんかは、雪が降っても日当たりがよくなりますから、非常に解けるのが早いとかいうところがあるんですが。一時、それに比べて、例えば立沢から鉢巻道路へ出るところは結構かぶっていて、なかなか遅くまで雪が解けないとか、そういうのはもちろん、今度は道路を通る側にしても非常に危険があるというようなことも考えられますし、塩カルも余計にまかなくても、お日さまの光で解けるとか、いろいろなところにその効果が出てくると思いますので、あえてここにもこういった伐採をすることを、今まで以上にぜひ交渉をしていっていただければというような気持ちでおります。
 今回のこの質問は、町有地と言っても、いろいろ幅の広いものがありますので、一体何を言いたいのか、総務課からも質問をいただきました。ここでもう一度整理をしてみますけれども、町道関係や公共施設、学校、保育園関係、それから山林や空き地関係なんかがありますが、都会に行きますと、よく目にすることなんですが、空き地となっているところは、都とか区の立て看板だとか、さくをして不法に入らないような管理がされております。また、児童公園などは、自治体が雇用した高齢者が見回りや管理、清掃などをしていることをよく目にするわけですが、最近の富士見の学校の場合も、学校の用務員さんというのはシルバー人材センターより派遣されているというようなことも聞いておりますし、業務内容などにつきましても、事務的補佐のような仕事が多くなってきて、学校用地の清掃とか草刈りなどになかなか手が回らないようなことを耳にすることがあります。
 町で21年度に雇用を始めた保育園のおじいちゃん先生の導入が始まってから、このおじいちゃん先生は、新年度よりは用務員さんとして勤務体制も変わるというような説明も昨日もありましたが、私の家のすぐ近くの保育園には、草刈りだとか、木の枝切りがされて非常に整備をされて、きれいになっています。今までは草が延びても、フェンスにかかっても、そのままずっとなっているだけの状態でしたが、こういう制度が取り入れられてから非常にすっきりしてきております。こうした作業は、今まではPTAの作業としてあったように思いますけれども、子育て世代の忙しいお父さんやお母さんたちにとっては、助かることですし、負担軽減になることではないでしょうか。このような敷地の整理について、保育園や学校の現在の実態はどういうぐあいになっているのか伺います。
 また、2年ほど前に一般質問で、海洋センターの整備について質問をしたことがあります。その後、第2キャンプ場の危険防止用につくられた木のさくは、腐ったところは頑丈なフェンスに取りかえられましたが、そのときにかえなかった部分は、今行ってみれば、今にも折れそうに腐った部分が多くなっております。
 今回、申し上げていることは、先ほども町長もおっしゃられましたが、担当が総務課、建設課、子ども課、生涯学習課と幅広い担当課に関することですが、去年も町の管理ミスで補償問題があったことを申し上げましたが、町の危機管理のあり方について、町長のお考えは、また、これから世の中でふえてくると思われる訴訟や町民の安心・安全問題について、各課の枠を越えて備えるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
 以上2つ、学校、保育園の屋外、敷地の管理の状況と、町内の危機管理を各課の枠を越えて備える体制づくりをしてはどうかということについて考えをお伺いします。
◎子ども課長(五味一文)
それでは、学校、保育園ということで、私の方からお答えしたいと思います。
 今、議員の方からも御指摘がありましたが、それぞれ施設につきましては、施設の管理責任者のもとに日常の管理の中で安全点検等をしております。特に草刈り等については、学校関係については、従来から用務員がおりますし、保育園については、昨年から、昨年といいますか21年度から用務員の配置というようなことで、十分な手入れができているというふうに思っております。
 あと、保育園の関係ですが、一部に日常的に無断駐車等が見られるというような事案がありまして、従来から撤去の申し入れ等をしているわけですが、なかなか応じてもらえないというような状況もありますので、今後につきましては、施錠等をするなりの手続といいますか、そういったことで施設の管理をしていかなければならないというようなことで、現在進めております。
◎生涯学習課長(三井豊三)
第2キャンプ場の関係で御指摘をいただきまして、その関係でございますが、あのキャンプ場につきましては、砂防工事ということで、大分古い施設でございます。
 御指摘のように、ちょっと腐食をしているというふうな部分もございます。大変広い場所というふうなことで、その中にキャンプ場が2つあるというふうなことで、ちょっと実態でございますけれども、第2キャンプ場については、100人に満たないというふうな状況がございますが、安全というふうなことを念頭に置いて、毎年補修をするようには進めているわけでございますけれども、自然の地形を利用して、急な斜面で落石があったりとか、それから河川の浸食で護岸が崩れてきているとか、それから大木があって上から木が落ちてくるとか、そういうふうなところもございますので、まず安全という対策として考えれば、立ち入りを一時的にとめるというふうなことも考えられますけれども、そんなところから対応はしていきたいわけでございますけれども、もう一度、議員さん方にも現地を見ていただいて、その辺について利用の方法というか、そんなふうな部分につきましても相談をさせていただきたいというふうに思っておりますので、お願いしたいと思います。
 以上です。
◎教育長(小林洋文)
おじいちゃん先生について率直におわび申し上げます。本年度、おじいちゃん先生として5園で2人の方をお願いしました。しかし、それを配置した私たちの意図がですね、係から各保育園の園長に十分伝わっていなかった。受けとめ方もまちまちだったということで、御苦労にあったお二人の方にはですね、ちょっと意外な感もあったことが事実であります。
 そういうことから今年から、用務員というふうに雇用形態が変わりました。本来、おじいちゃん先生としての期待が大きかったわけですけれども、そういうことになったのは、私から見れば後退で残念です。おわび申し上げます。
◎町長 危機管理について、考え方をちょっと述べさせてもらいます。まずですね、個別的に今、いろんな回答もあったんですが、基本的にまず町が責任を持っている建物、地域、林も含めてなんですが、すべてリストアップします。この部分については、どの部署が担当するのかということを確実に決めます。決まっていると思うんですが確認します。
 それでチェック内容としては不法侵入がないのは、危険な箇所がないのか、景観阻害がないのかというようなチェックポイントを決めます。それをですね、じゃあいつまでにどうチェックするのかという計画を立ててもらいます。それを実行した結果を報告してもらいます。できたら、議員さんの皆さんにもこうやりましたということ、今後も例えば定期的に続けますというようなことでやる必要があると私は思っておりますので、中で検討させてもらいたいと思います。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。今、生涯学習課長の方から、そのキャンプ場については、進入禁止にするとかいうようなことがありましたけれども、町有地の管理ということについては、簡単にできることではないことは、よく私も承知をしております。町の財産についてのことも、観光に例えば結びつけていきますと、町の財産から自主財源を創出できるようなものはないか、もう一度見直していくことも大切であるということです。
 例えば、皆さんよく御承知のように、諏訪の豊田にある終末処理場では、汚泥から4,000万円を見つけ出しております。町がこれから観光戦略を進めていく上には、入笠山や八ケ岳のすそ野だけではなく、いろいろな観光資源が町の中にはたくさんありますから、そうしたものをコーディネートして売り出す富士見のよさを出していくべきだと思います。
 先ほども申し上げているように、海洋センターの敷地にもたくさんのお宝がありますし、そうしたものをいかに世の中に売り出して広めていくかということも、1つの観光施策だと思います。海洋センターの中にある第2キャンプ場については、そういう意味では、入り口の部分が瀬沢新田の中丸沢のわきにありますけれども、入り口がわかりづらい。普通の素人が考えてみたら、道の横のところに案内看板を1枚出せば入れると、そうするとまた利用もふえるんじゃないかとか考えますし、山の上までは登らなくちゃいけない、そのキャンプ場というのは普通なんですが、あの場所というのは、駅から多少あれしても歩いても行けるようなキャンプ場ですから、日本全国でもキャンプ場までも駅から歩いて行けるとか、近くには古い鉄橋もありますけれども、壊すことばかりを考えるのでなくて、キャンプ場と鉄橋をセットにして売り出すような発想の転換ということも、ぜひこれからの時代は考えていくべきではないかと思いますが、この問いについて考えをもう一度お聞きします。
○議長 ぜひ活発な発言をお願いをしたいです。
◎副町長 織田議員からおっしゃられたことですけれども、ちょっと難しい部分がありますので、内部でちょっと検討させていただきたいと思います。キャンプ場の、第2キャンプ場につきましても今、入り口がわかりづらいということがありますので、そこら辺の、先ほど生涯学習課長が答弁したように、あとの安全性を見ながら、そんなようなこともやってみたいと思います。鉄橋の話が出たんですけど、鉄橋の方を保存するというのは、ちょっと今の中では難しいなということで、そんな方向でいますが、もう少しそういうこともちょっと考えてみたいと、そういうふうに思っております。
◆第4番(織田昭雄)
それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。
 2番目としては、駅前中心地の整備計画についてであります。富士見駅前の街路灯や駅にエレベーターをつけろという質問は、過去に何回かしてきましたが、ここで北通り線が完成したことによりまして、富士見町の中心地の整備計画を見直す中で、線路を挟んで二分されている商店街と線路上のいろいろな施設を自由に行き来できるようにして、富士見の中心エリアの再開発を真剣に考えるときがきたのではないかと思います。
 観光事業を推進するに当たり、高原の町富士見町をアピールできるまちづくりをして、活性化につなげていかなくてはと思います。
 平成22年度は、第4次総合計画の前期4年が終了し、後期計画の見直しをすることについても、昨日の町長の答弁の中にもありましたが、その計画策定が新年度の予算にも入っていると思います。北通り線は、富士見町の都市計画道路第1号として完成をしたものでありますから、今後の富士見町の都市計画は、道路を含めてどのように進めていくのか大切な案件になると思います。
 そうした状況を踏まえて、1として、線路を挟んで上下の行き来がもっと楽にできる遊歩道やエレベーターの設置をしては。
 2としては、駅前広場の周辺が夜、暗すぎるので、もっと明るい外灯の設置をすべきではないか。
 3として、多目的グラウンドや町民センターの耐震を含めた整備を考える時期ではないか。この3については、新年度では見送り事業としての答弁が昨日もありましたが、計画がいつされたか、私も記憶がちょっと消えているわけなんですけど、通告表には整備を考える時期としましたので、よろしくお願いします。
 以上について、町長にお伺いします。
◎町長 それでは、お答えしたいと思います。まず、第1番目の西と東に分離している、ちっちゃな跨線橋があるわけですが、非常にあれは狭くて急でというのを、私しょっちゅう通っていて若干感じます。
 ただですね、この西と東、東の方は一体どうしたらいいのかということで、いろんな議論があったと思います。私もですね、あそこには非常ににぎやかな広場として、繁華街としてできるのかなというようなことをですね、皆さんと中で議論してみたんですが、なかなか難しいというのが、今の私の実感です。というのもですね、鉄道の駅というものは、昔、交通の要所の中心だったわけです。したがってですね、やはり富士見の商店街と、西側の商店街というのも、駅の乗降客の人たちによるにぎわいでですね、あの駅前が発展した経緯があるわけですね。
 ところが昨今の交通状況を考えますと、鉄道の果たす役割が、大分小さくなっているわけです。高速道路が通り、非常に、例えばエコーラインが整備され、テクノ街道ができというようなことで、マイカー及びバス、高速バス等も運転されておりまして、鉄道による乗降客が非常に減っているということがありまして、したがって、鉄道の駅がですね、町の発展に及ぼす役割というのが、まあ二、三十年前に比べて大分違っているんじゃないかと。私が調べたところによりますと、富士見駅のですね、1日の平均乗降客は1,000人です。そのうちの8割以上が高校、通勤、生徒の通学というもので占められていて、あと残りがサラリーマンで、観光客等はですね、1割にも満たないというような状況になっておりまして、非常に人数がですね、数年、若干減りつつあるというような状況の中で、この鉄道の駅の周辺の発展というものを、駅中心で考えること自身にですね、若干危険性を感じております。
 したがいまして、大きな大改造を駅の周りで行うということは、財政負担の割にはですね、非常に効果が小さく、逆に危険を感じるというふうに私は思いまして、この時点では、まず最低限でも、あの周辺をですね、明るくして、今暗いために、中学生や高校生のグループが若干あそこにたむろしたりして、問題を起こすというようなことだとか、痴漢が発生するとか、いろんなよくない状況が起こっているわけです。
 したがってですね、まずは明るくしたいと、町の前とかですね、東側もそうなんですが、明るくなると、やはり元気も出るわけですね。それと同時に、いろんな危険防止にもなるということで、これをまず第一にやりたいと、そのときにぜひですね、富士見区の区民の皆様の御意見をしっかりとつくっていただいて、こういう形で明るくしようぜという形でですね、どのようなところにどのような明るさのものを持ってくるかということを、よく区の中で御計画いただいて、町とも審議させていただければというふうに思っております。
 それから、多目的広場及び町民センターの耐震工事の問題なんですが、実はですね、駅周辺の再開発ということが、かなり議論になっておりました関係上、非常に迷ったわけです。これは耐震工事やっちゃいますと、20年間はその耐震工事やった後、その建物がもちますから移動できないとうことで、もし再開発をするとしたら20年間凍結ということになると、その判断がなかなかつかなかったんですが、最近ようやくですね、乗降客、鉄道の役割等々を考えあわせ、富士見の財政状況、あるいは、例えば茅野の周辺の開発状況と、それに対する収支、収益状況、これそう簡単によくなっていない、困難性もあるというような状況から見てですね、やはり当面は現状で、あそこを明るくするということを中心にして、西と東の橋も子供たちが8割は通るんだということで、それは健脚でですね、運動のためにいいという話もあって、大体大人で通るのは私くらいなもんでですね、ほとんど見かけないんです。
 したがって、とりあえずは、あの橋についてすぐにですね、エレベーターつくるとか、動く歩道にするというふうな大投資をちょっと行うのは、もうちょっと見合わせたいというふうに考えておりまして、耐震工事に戻りますけれども、そんなわけで、今のところですね、もう少しもむ時間が必要なんですが、耐震工事をやりたいと、速やかにやる必要があるなという方向に、今傾きつつあるという状況で、結論もう少し待ってください。
 いずれにしても、今の予定でいくと、できたら今年じゅうに診断をして、来年に直したいというような方向に進んでいることだと、まだ最終決定ではないんですが、そういう方向で考えていますということでございます。
 多目的グラウンドの整備については、現状、特に問題あると考えていませんので、先ほどのように、もう1回点検してですね、危険等々の問題があるかどうかということを調べた上、なければ現状どおりでいきたいと思っております。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。今も町長の方から話がありましたけど、エレベーターについては、乗降客1,000人では費用対効果的に無理だと、こういう話だと思いますけれども、1つ、駅前だけではなく、外灯の方も明るくするということなんですが、今の町民センターから西友、商工会、あの辺のところを夜見ても非常に暗くなっているんですけれども、あそこはまあ富里区に今度なってくるわけなんですけど、いろいろの地区が絡んでくると思いますが、この冬の、みぞれの雪から急に冷え込んで、凍結した道路のスリップ事故が、2月も町では多発をしましたけれども、役場から商店街にかけての道でも非常に多発をしました。
 この道については、昨日も町長の方からも、同僚議員の質問に対しての話があったわけなんですけれども、非常に前々から、あそこは夕暮れのときになると、運転をしていても、道の横を歩いている人が見えないとかいうことで、町民がいつ事故に巻き込まれるかわからないような非常に危険の場所であることは、もう既に重々承知のことと思います。こういったことについて、その見方を変えて、何とか安全にできないかというような観点で、行政も動くべきではないかと思っています。
 ここは、同じエリアにあります町民センターの耐震をするか、移転をするか、建てかえをするかというようなことについても、前々から論議になっていたと思いますけれども、こういったことを、多目的グラウンドも含めての計画の見直しの中では、ぜひ考えていってほしいと思うんですが、新年度の予算の中では、町民センターは見送り事業としてカットをされているわけです。
 町民センターは、災害時の待機場所として町の方が認定をしているわけですから、早く結論を出していかないと、災害はいつ起こってくるかわかりません。町は、あの町民センターについては、町が指定している避難場所ですから、安全性を確保する義務があるかと思いますので、早く計画を立てていくべきだと思います。
 北通り線が完成しただけでは、町の中心地の活性化は図れないと思いますので、富士見の駅前という感覚ではなく、町の中心の線路の下から上の、この辺の一帯の地域ということを、ぜひ活性化について考えていただきたいと思いますし、町民センターについても、耐震診断ということは、すれば億というのはお金はかからないと思うんですけれども、それをして、今どのくらいの状態になっているのか、そのくらいの予算が取れなかったのかどうか、場合によっては耐震工事をするということになれば、お金、建てかえた方が安いというような、あの大きな建物ですから、ということも考えられるんですが、耐震診断がされているのかどうか、せめて耐震診断ぐらいは、避難所ですから、するべきではないかと。それで来年、再来年に向けてどういう形にやっていくかという準備はできないか、その辺についてお伺いします。
◎町長 おっしゃるとおり、町民センターが残るということになれば、速やかに耐震診断をやって必要な工事をするということになります。今まで、今回見送る、実際の予算案で入っていない理由は、先ほどの再開発と町民センターを残すかどうか、残しちゃったら、耐震診断やって耐震工事やったら20年間も居座るわけです。そうすると、もう再開発は20年間できない、この決断がなかなかできなかったということでございまして、今の方向からして、これは残りそうだと、もう20年、再開発はかなり無理そうだなという方向になりつつあります。これを速やかに結論を出して、出た瞬間に耐震診断の補正予算を出したいと思います。
 これは、今年度にやりたい。これやったらですね、耐震診断でもう直さなきゃいけないという結論が出て、1年も2年も何もしないでおくわけにいかないということになりますと、今年耐震診断をやると、23年度の予算でもう工事をしなきゃいけないということになりますので、これを財政面もひっくるめて財務課にも今、この指示を出しているところなんですが、これは大きな億の単位でのお金がかかりますので、これは23年度の大型予算案としてほかにもあるわけで、それらと組み合わせて23年度がどのように組み立てられるかということを含めて、今検討を介したところです。したがって、いずれにしても、耐震診断をやるかどうかを速やかに決定します。
 それから、外灯について、これは富里地区と富士見町にまたがる問題ですので、これはちょっと役場の中で、ある程度リーダーシップとってですね、両者ともに話し合いしながら、どのような明るい町をつくるかということについて、ちょっともう少し北通り周りのところを、安心、安全、明るいということで検討させていただきたいというふうに思います。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。今、町長の方から話がありましたけれども、この北通り線駅周辺の明るくするということについては、観光の町富士見の玄関口が、暗く寂れた印象でよいのかどうかというようなことも1つありますので、今回私はこういう質問をしております。
 冬の駅前の広場、夜分になると真っ暗になってしまいますし、駅前の商店が閉まって、通学の学生の乗降、それに伴う迎えの車のにぎわいが過ぎれば、木枯らしの舞う寒村の空き地のようになっています。これはいやしくも、観光事業に力を入れる町としてふさわしいことではないと常々、私は思っております。
 また、この4月からは、南中に在校した生徒たちが電車で通学をしてきます。中学生は部活で遅く帰宅することもありますし、ましてや電車通学してくる生徒は、夏は日が長くていいんですが、冬場、12月、1月になれば非常に、日が冬は短くなるということで心配をしております。特にあのエリアについては、前々から問題があったところですので、明るくしておくことが大切ではないかと、1つにはそういう心配もしておるわけです。
 もう少し場所についても、ひとつ入念にチェックをしていただいて、いただきたいと思いますし、北通り線が完成したことによって、コミュニティ・プラザの駐車場が、今までよりは非常に明るくなっております。それに比べ、町民センターは今、非常に暗くなっていますし、駐車場の車上荒らしの被害も過去には相当続出しておりますし、今までが暗すぎるような気がします。
 カルチャーセンターの商工会の通りも含めて、コミュニティ・プラザや町民センターで生涯学習活動が、せめて終わる夜10時ぐらいまでは明るくしておくべきではないかと思いますし、都市計画道路の見直し、基礎調査を進めていく上でも、北通り線を生かして、線路で分断された上下をトータル的に考えてもらいたいと思います。
 南中の生徒が、電車通学で利用する富士見駅についても、町も地元も安心・安全を保護者に、安心してもらえるような形で関心を持っていくべきだと思いますので、その点についてもう一度町長のお考えをお伺いしたいと思います。
◎町長 先ほど来、申し上げているように、明るく、危険でなく、しかも皆さんの気持ちが元気になるということ、私自身もですね、歩いて通っていて、夜7時半とか8時ぐらい、暗くて危ないなと思うこと、しょっちゅうありますので、いずれにしてもですね、これは富里地区と富士見地区、両方にまたがる問題なので、役場の方で声をかけてですね、やはりどことどこに、どういうふうに明るくしたらいいかという東側の問題、それから商店街の部分で暗いという部分については、これは富士見区の中で、やはり主体的に案をつくっていただいた方がいいんじゃないかと。富里地区で今回、外灯つけたりしておりますのも、やはり区でまとめた考えていただいて御要望されたということで、実現を図っているわけでございまして、西側の問題については、まずは主体的に富士見で考えていただきたい。東側の問題については、やはり両者にまたがるので、町と三者でやって、声かけは役場からやりますということでやりたいと思います。よろしくお願いします。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。それでは、3つ目の質問についてお伺いをします。
 将来に向けた観光戦略について、この点は、昨日、今日と同僚議員から何回か質問が出ておりますので、私なりに感じることについてお聞きをしていきたいと思います。
 レジャーの形態がさま変わりして、スキー人口が減少していることは拒めない事実であります。しかしながら、莫大な血税を投入し建設した富士見パノラマスキー場が、富士見町観光の中心にならざるを得ないことは自明であります。
 このたび行われた富士見町の観光戦略と、パノラマ強化方針の説明会及び懇談会において、中長期にわたる開発方針が明らかになりました。単なる思いつき的、パッチワーク的施策ではなく、強化方針に示されているような数々の施策の中、実現可能なことから早急に着手をしていくことを望むものであります。
 そこで今回は、町や観光の長期ビジョンをどう考えるか。
 2として、実現可能な方法を検討し計画すべきではないか。
 3として、富士見町の観光検定ガイド制度をつくっては、以上について町長の所信をお伺いします。
◎町長 お答えしますが、ほとんどが従来の議論で尽くされておりますので、総括して申し上げます。
 まず、観光、長期的戦略、ビジョン、何だということは、まず富士見町は、大きな産業の1つとして、この観光資源を最大限生かして、豊かな町になる必要があるということでございまして、それのポイントは西と東と真ん中ということで、現在、金額的に経済効果50億ということになっていまして、東が26億、西14億、それ以外で10億ということになっている、この経済効果をですね、さらに高めていくというのが基本的なビジョンです。
 それで、それを実現するためにですね、それぞれの施策を事細かにいろいろ議論してきたわけで、この実行に関しましては、これも経営体制の刷新、それから町民の有識者のテーマごとの参画、一般論ではなくてテーマごとに参画していただいて実行計画をきちんとつくって、その実行計画を皆さんにお示ししながら、それを実行できかどうかということもちゃんと御報告しますということでですね、皆さんとともにですね、検証しながらやっていきたいということで、2つ目、何だったっけ。
 2つ目は、(発言する者あり)実現可能な、この実現を本当にできるのかということについても、これはパノラマ問題については何回も述べています。今日申し上げたことは、第3の観光シナリオ、これは井戸尻等々、文化、歴史の問題、これはやり方をお示ししたと。
 残っているのは、八ケ岳のですね、高原でバランスのとれた西と東のバランスのとれた投資というもので、じゃあ八ケ岳をどんなことで強化していくかということは住民懇で述べておりますが、これはもう少しきちんと計画を練ってですね、投資対効果という点がまだ不十分でございますので、これは財産区の皆さん、関係者の皆さん、きちんと頑張ってもらっていい結果をつくっていただくということで、それを役場でも十分チェックしながらということです。
 3つ目は何だっけ、(発言する者あり)検定ガイドね、検定ガイドに関しましては、私、重要なのはですね、文化、歴史等々、伝統、そういったものを観光で売り出すという場合は、例えば井戸尻の歴史的な知識がなければいけないとか、あるいは伝統芸能の、例えばお神楽を見せるとか、御射山の流鏑馬を見せると、こういったところについては、知識がないとですね、ガイドできないわけですね。こういった第3の部分については、かなり歴史的な勉強、文化的な勉強をしない限りガイドできないと思いますので、この辺を中心にですね、ガイドをやる。あるいは、もう1つは、入笠山の山野草公園ができて、草花が何十種類もあって、非常にこれがどのようなすばらしい花なのかというような知識が必要だと思います。そういったガイド等々について絞った形で、教科書をつくってですね、その検定をやって、適切なガイドができるようにしたいというふうに考えております。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。特に、検定ガイドについては、去年の夏なんかにしましても、北海道の山で突然、気象変化によって熟年グループが遭難したというニュースは、皆さんもまだ記憶にあると思いますが、富士見町の入笠山、八ケ岳についても、十分そうしたことは起こり得るということを登山のベテランからも聞いたことがあります。
 町の観光戦略の中でも、入笠山、八ケ岳というような話が実際に現実的に行われていくわけなんですけれども、最近は、入笠山の方でも、冬山のスノーシューだとか、夏山のトレッキングに来る熟年グループが増加してきているようですし、これからもこうしたツアーを多く取り込んでいく計画もあるようなんですが、観光協会や開発公社に町としても大きくかかわっているわけですから、危機管理ではありませんが、事故が起きないような対策、また起きたときの対応をどのようにするかというシミュレーションも大切なことかと思います。
 こうした事態の発生によるようなガイドの必要は、ぜひなくてはならないことだと思いますし、観光のガイドは、かつては入笠山の湿原なんかもボランティアにお任せして、花の説明とかしていたこともあったかと思いますけれども、きちんと町が認定する検定制度で観光客の安全を守るようなことは必要かと思いますが、現状では、このようなことはない、どういうぐあいになっているか、ちょっと私も勉強不足なんですが、観光協会とも連携したこういった体制づくりというのは必要じゃないかと思います。この点についてもう一度、町長にお伺いします。
◎副町長 特に山の関係につきましては、県の山岳ガイドの検定試験がありまして、そちらの方を合格しないと、基本的にはガイドができないというような制度になっていると思います。
 ただ、入笠山のいろいろ夏のシーズンの花のものについては、観光協会の中に15人ですか、いますので、そういう部分ではガイドができるかと思うんですけれども、山岳ガイドの方は、ちょっと私も聞きかじりであれなんですけれども、そういう制度があったと思います。そういう意味では、試験を通ってくると、そういう何ですか、いろいろのものに対応する、そういうことも入っておると思いますので、一般的には安全が確保されている、そういうふうに思っております。
◆第4番(織田昭雄)
時間になりますので、最後に町の観光戦略を長期的に見ていくときに、開発公社や富士見高原の管理会社にとどまらずに、先ほども同僚議員からも出ていますけれども、夏、南や北も観光資源はいっぱいあるわけですので、各地の知恵を出して、おれの地区だけがよいということではなく、町全体がいかに連携していくかということが、富士見町の観光戦略を魅力あるものにしていくためにも、今回の計画を成功させるためにも必要なポイントだと思います。
 先ほども町長が言われましたけど、富士見探索シナリオというものを実現していくことが、大いに大切なことかと思いますので、それをお願いして、最後ここで質問を終わりにします。
○議長 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。来る3月19日は、午後1時30分から本会議を開き、付託議案等に対する委員長の報告を求め、質疑、討論、採決並びに追加提案される議案の審議を行います。
 本日はこれをもって散会とします。御苦労さまでした。
                              散会 午後 3時04分