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長野県 富士見町

平成22年 3月(第442回)定例会−03月11日-03号




平成22年 3月(第442回)定例会

              平成22年3月(第442回)
                富士見町議会定例会

議 事 日 程(第3日目)
                             日時 平成22年3月11日(木)
                                午前10時 開議
1.開議宣告
2.議事日程の報告
  日程第 1 行政事務に関する一般質問
3.散  会


                平成22年3月
        第442回富士見町議会(定例会)会議録(第3日)
平成22年3月11日(木曜日)
議員の席次及び氏名と出欠
                午前 午後                 午前 午後
  第 1 番  小 林   光 出  出    第 2 番  エンジェル千代子出  出
  第 3 番  中 山   孝 出  出    第 4 番  織 田 昭 雄 出  出
  第 5 番  名 取 武 一 出  出    第 6 番  小 林 市 子 出  出
  第 7 番  五 味   滋 出  欠    第 8 番  三 井 幹 人 出  出
  第 9 番  小 池 一 夫 出  出    第10番  平 出 英 夫 出  出
  第11番  小 池 久 長 出  出

職務のために出席した事務局員
  事務局長      植 松 久 春     次長        尾 沼 好 美
  臨時職員      有 賀 弘 美

説明のために出席した者
  町長        小 林 一 彦     副町長       五 味 正 文
  教育長       小 林 洋 文     総務課専任課長   植 松 佳 光
  会計管理者     雨 宮 正 一     財務課長      小 林 良 光
  住民福祉課長    名 取 光 昭     産業課長      久保川 敏 朗
  建設課長      三 井 恵 一     子ども課長     五 味 一 文
  生涯学習課長    三 井 豊 三     上下水道課長    窪 田 和 美
  消防課長      植 松   恵


                              開議 午前10時00分
○議長 おはようございます。今日は御柱の伐採ということで、大勢の方が現地へ赴いていると思いますけれども、盛大に無事に終わることを祈念をする次第です。
 ただいまの出席議員数は全員であります。定足数に達しておりますので本日の会議を開きます。
○議長 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。
△日程第1 行政事務に関する一般質問
○議長 日程第1 昨日に引き続き、行政事務に関する一般質問を行います。本日は、通告順番、1番から4番まで行います。順次発言を許可します。
◆第8番(三井幹人)
8番、三井幹人です。どうもおはようございます。昨日は大変長時間、御迷惑をおかけしました。ありがとうございました。
 今回、初めてではなくて2度目か何かだと思うんですけれども、一番くじということで、先陣を切らせていただきまして。先月、行われた乙事の小宮の御柱祭でも、おまえ、抽選の役をやれということで、たまたま組長になった関係で回ってきまして、見事、本一を引き当てまして、ここのところくじ運がいいんで、車で事故らないように、当たらないように、そちらの方は気をつけていきたいと思います。
 子供に夢を、青年に希望を、そして多くの町民に安心をというスローガンで、議員活動を続けてまいりまして、いよいよあと1年を残すばかりとなりました。少しは、町政の発展に寄与できたのか、できなかったのか。あとあと歴史が証明してくれるのか、自信を持って、町政に貢献できたと言えるような部分がなくて恥ずかしいなというところですが、この残りの1年間を頑張ってやっていきたいというふうに思います。
 それでは、本日、3月の定例会の一般質問、通告のとおり、大きくは3項について、よろしくお願いいたします。
 まず1項目は、産業の誘致についてですが、そこにあります3項、この東京事務所の成果、それからこの評価、それから来年度以降どうするかということで、今回、先週の定例会の後の関係でとか、農業委員会の選挙とかありまして、通告の締め切りがちょっと早かったもんですから、予算等が余り内容がまだもらえない状況での締め切りでしたので、この以降の項目もそうですけれども、後で見てみると、何だ、入っているというのがあって、あれですけれども、余り効果が出ていないんで、来年はやらねえよっちゅうような話が、全協でちらっと耳にしたりした関係もあって、こんな質問にしました。この件についてお願いいたします。
◎町長 あと1年、今までにも増して、この町政に幹人さんの御貢献をいただけるということを確信しております。ぜひ、よろしくお願いします。
 今の産業誘致、東京事務所の関係に関してお答えします。現在、御存じのように1名派遣しておりますが、県の強い要請もあって、特にこの机原団地、県でも買った誘致場所の唯一大きく残っている場所ということで、県も最大限、力を入れております。私のところにも担当の方が見えられまして、力強い決意と継続の要望をしてまいりました。
 去年の状況ですが、去年というか今年度、21年度、大体3,000社強、企業訪問をしております。この3,000社をピックアップするのは、全部、この県の東京事務所が中心となって、この有望な企業をピックアップして、そこを訪問したわけです。
 その結果、現在、希望が持てるという会社、2社存在しておりますが、まだ確定に至っておりません。これを確定するために、私自身もできるだけ早く訪問するというつもりになっております。
 3,000社以上訪問して決定したのがゼロで、有望なところが2社という結果は、必ずしも十分な成果を上げたというふうには思っておりません。
 それが以上でございます。よろしいでしょうか。
◆第8番(三井幹人)
8番、三井です。この件については、同僚議員の方から、明日、またありますので詳細はそちらの方に譲るとして、1点だけお願いします。今、町から派遣している人の名刺の肩書とはどうなっていますか。
◎産業課長(久保川敏朗)
彼が持っている名刺は、長野県東京事務所産業誘致担当という名刺になっております。
◆第8番(三井幹人)
年齢はね、ともかくとして、特別顧問のときもそうでしたけれども、この肩書がないと、うんたらかんたらという町長の説明もありましたけれども、やっぱりその若くたっていいんですよ。やっぱ、銀行の支店長代理じゃないけどね、やっぱりそれなりの、うそとは言わないけれども、何かそういう重い肩書のようなものを持っていかないと、もちろん県の人は、課長だとか何だとかって書いてあるのか、その担当重役と書いてあるのか知らないけれども、そういう人が先立ちで行ったらいいのかもしれないですけれども、町として、こういう人間をおまえんところにという、そういうまず一発目がね。「失礼します、三井です」と、こう名刺出したときに、担当って書いてあっただけじゃ、ああいいや、うちも、じゃあちょっと、そこのおまえ行ってこいという話になると思うんですよ。
 そこはね、代理だとか代行だとか、いろいろな方便もできるでしょうから、特別顧問と同じように、やっぱりそういう部分がないと、一歩目でまずはじかれると思うんですよ。ですから、そこのところをちょっと考えていただきたいというふうに思います。何か適当な名前、今ちょっとすぐ浮かばないんですけれども、その辺をちょっと検討していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎町長 大変いいアイデアだと、その通りだと思います。変えます。
◆第8番(三井幹人)
じゃあそういうことですので、あと細かな内容については、また小林光議員の方が、明日1時間かけてやってくれると思いますのでお譲りします。
 それでは2番目、来年度予算について。昨日もいろいろと質疑させていただきましたが、この内容について幾つかお願いします。
 1つ目が、大変厳しいこの経済情勢の中で、財源の確保をどういうふうにしたのか。
 2番目は、見送った事業、カットした事業などですね。
 それから、これ冒頭でも申し上げましたけれども、詳しい予算の内容がない中で、説明、その前にもらった今年の予算というのの、この款別明細というのか、性質別明細というかな、これを見ると、いろいろなところで、この普通建設事業費というふうにくくられている部分、今年の予算の55ページに、予算書の方にもあると思うんですが、ここが大きく減になっているということで、これはこれから、まあ、いろいろな理由があると思うんですけれども、何でもかんでも物を建てればいいっちゅうことじゃあ、建設事業をやればいいっちゅうことじゃないですけれども、これからいろいろな計画もあると思うんですが、先々どういうふうに考えているのかということと。
 それから、この4次総の関係は、ちょっと私の勘違いだったんですけれども、これを見ますと委託費で載っていた関係で、今回丸投げしてやるのかなと思っていたんですけれども、そうではないようなんですが、これが前回と、前回というか、前期計画のときのように、課長さんたち中心にやるのが非常に効果的ではないかと思いまして、そういうふうにしたんですが、まあ、そういうことだということなんですが、それもあわせてお願いいたします。
◎町長 それでは、今の質問にお答えします。2つ、質問あったと思います。
 1つは普通建設費、これが1億4,000万減となっていると。これはどういうことだと。大きくこの普通建設関連、土木建築関係を減らすのかということが1点でございます。この件については、御存じのように北通り線約1億が去年減になったんですが、現実のこの1億4,000万減、これの裏側に、去年よりの繰り越し、これ全部足しますと1億5,000万あります。詳細は、もし必要があれば財務課からお答えしますが、したがって、北通り線の1億減を入れても、去年並みの普通建設費が確保されていると、仕事量、売り上げが確保されているということで御理解いただきだい。
 今後、何をやるんだということなんですが、特に大きなものとしては、釜無川の国の補助を受けた改善事業、あるいは入笠の、これは認めていただいたらの話ですが、パノラマのゴンドラの近くに、展望台をつくるという部分があります。
 それから、この町民広場の照明、これを夜間もいろいろと活用ができるというようにするための照明等々ございまして、そのほか全部合わせますと、平年並みということでございまして、今、コンクリートから人へという流れが、余りにも顕著になっておる中で、やはり富士見町として、必要なもの、後世に貴重なお金を使って、子供たち、孫たちでも使える必要なものはきちっと残していきたい。そのための建設はやっていきたいということで、少なくとも22年度は、21年度並みの事業費を計上、実質計上ということになっております。
 それから、2つ目の御質問は、第4次総合計画、これが今年度で終わります。そのあとどうすんのかというで、まあ従来ですと、第4次の後半に入ると。後半の計画をつくって、継続、実行すると。この質問でよろしいですね。
 これに関しましては、私、第4次総合計画をよく読ませてもらいました。これは私の感想としては、やや網羅的に記述されて、各課単位の業務内容が、最終的に羅列されているという感じを受けます。
 しかし、私ども民間会社でも、中期計画、長期計画、それぞれ予算ということはちゃんと分けてやってきたんですが、このやはり、この4次、5次といった総合計画、複数年度にわたる場合、これの計画というのは必要なんですが、そのときにその終わったときの姿、どんな町に変えていくのか、どんな姿になっているべきなのかということを、まず決めます。
 それで、それに皆さんの同意を得た後、じゃあ具体的に何をしてそこに到達するのかということを具体的に決めます。その内容を毎年毎年チェックするということで、各課の業務内容を羅列するということよりは、むしろ、この町をどのような姿にするのかということを明確にして、それに到達する具体的な実行計画をつくりたいということを、私は思っております。
 網羅的なものというのは、常に行政の各課のその事務の内容ということなんで、これは当然ホームページには載せるにしても、これを私の中期計画とは定義しないつもりです。私の中期計画は、やはり新しい町の姿を決めて、それの実行計画を皆さんとつくり上げて、それを毎年チェックして、何とかそこに到達しようということをやるのが、次の計画ということで、第4次の延長ではなくて、考え直したいということでございます。
 以上です。
 答弁漏れですか。財源の確保、財源。済みません。(8番「一番大事なカットした事業が抜けているんだけど。それがないと私とっかかりがつかめないんだけど」の発言あり)済みません。
 まず、財源、じゃあ質問の順番で言いますと、じゃあ何か、抜かしました、済みません。財源で確保で、どうやって考慮して確保したのか。まず、第1点、先般、御議論いただいておりますパノラマ関係、これで1億強、この財源を確保すると。
 2つ目、従来よりありました在住の大企業とのトップ交渉により、最低でも21年度並みの税金と、それから下水道料金等の収入を、前年並みに確保するという交渉を一生懸命やって、そのとおりにしたと。
 それから、あとは昨日も出ておりましたけれども、税収の正確な見積もり、交付税の正確な見積もり、それから21年度からどれとどれを繰り越すかという正確な見積もりをして、歳入を確保しました。
 最後に、足らん分が、財調からの繰り入れということになるんですが、この繰り入れに関しては、極力、財調を崩すということのないように配慮したというのが、歳入の確保のコンセプト、施策です。
 それで、カットした事業は何なんだ、仕分けをやると言ったじゃないかということで、先送りとカットしたもの、まあ正直言って、この厳しい状況の中で、私は、町民の各団体の方々、区長さんの方々、もう幅広くいろいろな御意見を伺った中で、やはり生活実感、あるいは企業運営の状況が非常に厳しいということは肌で感じまして、なかなか補助金のカットだとか、事業をなくすとか、仕分けするということは、正直言って思ったほどできませんでした。
 それで、それの中でもやれたことと、やろうとしていることなんですが、まず大きなものとして先送りを考えているものが、この役場の建物の壁の改修工事、これ今、一部、モルタルの部分の外壁が若干弱いと指摘を受けておりまして、本来でしたら、今年から何年かかけて、トータル7,600万程度を使って改修する予定というものが、まだ二、三年は大丈夫かという診断もありますので、1年先送りでスタートさせたい。
 それから地デジ化と、テレビが何台かありますけれども、地デジ化を、これをまだ来年まで待てますので、これも見送りと。
 それから、重要なことなんですが、これからどうしてもやらなきゃいかん話としては、町民センターの耐震診断、これも手をつけなきゃいけないんですが、この件を先送りしております。
 それから、信濃境の町営住宅、これも大規模改修が必要だという認識はあるんですが、もう少しよく、その規模と内容を検討する時間が要るということで、これを先送りしております。
 それから、削減というのはもう昨日出ております児童手当関係、これは削減というよりは、未満児保育に削減して移行ということで、これは政策の変更ということです。
 それからもう1つ、高齢者介護慰労費というのがあります。これは家族の高齢者が寝たきりで、介護をずっとしなきゃいけないという状況が長く続いた場合の慰労費を払っているわけですが、これが他市町村、6市町村と比べまして、ほかではマックス8万円、大体4万から8万円の、1人当たり8万円以下なんですが、富士見は12万円だと。これを8万円に、他市町村の最大値に下げるというようなことで158万ほど減らしたと。
 それから補助金関係なんですが、これは一番、削りたかったんですが、なかなかできなかった。これは経済対策等々、特に商工費、建設業界、その他いろいろな区へのいろいろな支援金等々、これは削ったものとしては、先ほどの通園補助費、これは先ほどの未満児保育に行ってしまったという部分です。
 それからもう1つは、既に準備が、十分な装備ができつつある自主防災組織への装備品の購入支援等々のものがかなりそろっているので、もう急を要さないものはカットというようなことで300万ほど減らしておきます。
 それからもう1つ、昨日も議論になっていたニュージーランドへの人数を減らすということで、これも200万ほど減らす。
 以上がカットの内容です。よろしいでしょうか。以上です。
◆第8番(三井幹人)
予算というのは、時の政権のやりたい、そのこういう政策をダイレクトに反映しているものであると。それを数字でね、反映しているものであるというふうに評価することができるわけで、その数字を評価すると、ここの政権は何をやりたいということが、はっきりと見えてくるものだというふうに思います。
 国においても、先ほど町長おっしゃいましたけれども、政権交代により、コンクリートから人へという党がやることによって、また経済対策についても、供給サイドの方にやって、その成長によって給料をふやして消費を上げようという立場から、直接、個人の懐に突っ込んでやるような政策が示されております。
 町の方については、先ほど見送った事業だとかいうところで、まあいろいろありましたけれども、町長は、この今年の予算のまず最初のところで、初めにということで、こういうふうに書かれています。「平成22年度予算は、富士見町を躍動する元気な町とするために、改革の初年度予算と位置づけています。今までの継続的な事業とは別に、改革施策を実行します。改革施策とは、産業改革、パノラマ強化などの富士見町を元気にするための経済的効果をねらった事業で、今年の予算でも一定額を確保することができました。改革施策が実を結ぶことによって、たとえ税収の落ち込みが続いても、今のレベルでの行政サービスは維持できるものと考えています。」というふうにここに書かれております。
 そういう観点から、この予算を見ていくと、総額は65億で、前年と同じということですが、子ども手当の関係があるんで、その分が行って来いすると1億5,000万、そこにあると。そうすると、そのほかの事業の合計を見ると63億5,000万か、ということで1億5,000万は、従来どおりのところから減っているわけですよね。
 先ほどの話もありましたけれども、北通り線が1億まずなくなった。それで、じゃあその分は減ったねと。昨日の中学の教育委員の話でもありましたけれども、校舎の、中学の統合に関することが5,000万ぐらいあったから、減ったなと。そんなふうなことも言えるし、いろいろな見方ができると思うんです。
 そんな中で、こういうふうに書かせていただきましたけれども、財源なんですけれども、パノラマで1億確保できたということなんですが、この、これからのことを考えたときに、今のその65億という、子ども手当を除いて63億5,000万というのが、町に適した規模というのは、どういうのが適した規模かわかりませんけれども、どのくらいを維持していくのかというのを考えたときに、歳入の面で見ると、これはもう言わなくてもわかっていると思うんですけれども、一番減っているのは町民税だと。その内容は、固定資産税だと。その固定資産税の中、何だと言ったら、町長から説明のあった、大手企業の償却資産ですよね。その部分が一番大きいと思うんですよ。
 少なくとも22年度は、いてくれるというのはいいんですけれども、償却資産ですから投資してくれないとちっともふえないんですよね、いるだけじゃあ。減る一方。じゃあそれを何で賄うかというと、確かに交付税の関係、これは今の国の政権からいくと、多少は伸びるでしょうし、税収減ったときに交付税はまたふえますよね。そんな関係で、ふえてはいくんでしょうけれども、この辺が非常に先行き不透明であると。
 それに対して、これからどういうふうにやっていくかということを考えないといけない。確かに、産業誘致して、そこからやろうと、取ってきて、60億と言わず、70億、80億の予算を組もうということも可能なんでしょうが、この今の状況を見たときには、この数年は、やはり詰めるものは詰めていくということでないと、この10億貸したことによって、まあ貸したのかどうかという批判はありますけれども、貯金もないという中では、そういうことを考えていかざるを得ないのではないかというふうに私は考えます。
 見送った事業もいろいろありました。減らされた補助金もありました。その中で、例えば町民センターの耐震というのは、本当に先送りしていいのかと。町長もおっしゃっていましたけれども、あそこ中学生の大会でよく使うんですよね、夏場は。あそこと第2体育館と、高原中の体育館と。これだけ近い距離に体育館が3つもあるのってここしかないらしいですね、諏訪の中では。そうすると、運営上非常にやりやすいということで、多く使っていると。ただし、耐震はまだだと。この中学生が大会でやっている最中に、チリの地震とは言いませんが、地震が来て屋根が抜けたなんて言ったら騒ぎですよ。それを先送りしていいんでしょうかね、これ。
 それから、補助金でもいろいろ緊急性がないとかいろいろありますけれども、補助金で減らしたので、特産品の補助金も何か減らしているんじゃないですか。予算書を見るとちょっと減っているような気がするんですが、まあそれも含めてね、思うんです。
 そういったことが、果たして町長のこの掲げた理念に合っているか、町民が納得してくれるのかという部分では、小さなというよりは、大きな疑問を感じないわけにはいきません。
 それと4次総の関係は、言いましたように、職員の方でやるということなんで、その方向で進めていただきたいですけれども、特に、この後期の計画について言えば、余りこの場で言うのは適切ではないかもしれませんが、今こちらにお座りの皆さん、この一、二年でかなりメンバーが変わりますよね。そうすると後期計画を実際に旗を振ってやっていくのは、その次の世代の方々になりますよね。
 そうすると、やっぱりその計画を実施する方々が直に参加して、おれがやるということを進めていかないと、まあ何年かしたときの、ここの変わったメンバーの顔ぶれにもよりますけれども、そういうことが適切ではないかというふうに思うんで、ぜひともそういうことでやっていっていただきたい。
 その中で、1点だけちょっと気になったのは、その計画がこういう絵をかいて、今のは網羅的であって、こんなもんではなくて、こういう絵を、どうなるという絵をかいて、それに従ってやっていくということなんですけれども、それはそれでいいと思うんですけれども、その反面ね、この間のときもちょっと言いましたけれども、地方自治法にちゃんと書いてあるでしょう。町でやる事業は、長期計画をつくって、これつくってそれでやりなさいと。
 そうすると、確かに町長言うように、今、やっていることを書いているだけだと言うんだけど、そこに書いてないとだめなんですよ。だから行政というのはそういう側面もあるという部分も、よく理解していただきたい。いつもそうですけど、地方財政法、いや、おれはそんな法律は知らねえと言うんじゃなくて、やっぱりそういういろいろな部分があると。
 この場で議論しているのは、まあいろいろなことがそうですけれども、この間も言いました。法律行為なんですよね。だから法に違反しないようにやっていくということから言えば、多少は関係法令の名前だけでも勉強するとか、行政にそういう側面があるという部分は、十分に理解してやっていただきたいというふうに思うわけです。
 それで、2問目に入りますが、さっきも言った財源の関係ですけれども、この辺、もうちょっと中長期に、どういうふうに考えているかというところ。
 それから、見送った事業、カットした事業で、先ほども言いましたけれども、例えば町民センターの耐震って、本当にいいのかね、これで。
 それから、補助金でもできなかったのが区への補助金だとか言うんだけど、区の補助金、またカットなんて言ったら、文書配布なんてしてもらえないですよ、月に2回も。その辺のことをよく考えていただきたい。
 もう一度、だから、その補助金について、補助金とか、それからカットしたね、児童手当、それから高齢者介護の慰労金、そりゃあ他と比較してもいいけど、富士見町はこうやるんだという姿勢のあらわれ、まあそれは冒頭も言ったけれども、町長の姿勢で、それは要らねんだと。おれはもうパノラマへ投資するだけだというんであれば、それはそれでいいですよ。いいけども、その辺についてどう思うか。
 それから、この普通建設事業ですけれども、繰り越しと言ったのは何、これ明許繰越かなんかで、来年に引きずる事業がそのくらいあるっちゅうことなんですかね。ちょっとその辺、内容教えてください。
 それから、北通り線これで終わりますけれども、来年は特に都市計画道路の関係は入っていないと思うんですけれども、これも計画をつくってから、えらい年月がたっていると思うんですけれども、この今後の都市計画道路の考え方、今のまま、昔つくった道路を、そのままこれからもつくり続けていくのかどうか、その辺についてお願いします。
 それから、4次総の関係はそういうことで、意見だけ述べさせていただいて、特にいいです。
 以上です。
◎町長 いっぱい言われたんで、(8番「いや、質問しているのは1つか2つですから」の発言あり)まず、中長期的に財政計画をどう考えているのかということですが、まずポイントは、今まで足を引っ張っていたパノラマ、まあ、おかげさまで2億入れていただいて、1億強、まあ1億2,000万程度の補強ができて、これが強化の1つのポイントになっております。
 今年の、いろいろなものをカットしたり、あるいは方向性として経済対策かなりやっているわけです。若干、福祉関係のものが減っている。例えば高齢者介護等が減っている。ただし、昨日もあった児童手当に関しては、子供に行って、未満児に行ったからこれはちゃらだと。
 そんなことはあるんですが、少なくともまず22年度、これ計算しますと、この63.5というのは1億2,000円のパノラマのバックアップで、ほぼ前年並みに、まあ若干は届いていないんですが、かなり回復できるというのが1つありますが、あとですね、国の交付金が1兆1,000億追加になっております。これは地方活性化で。これが、きちっとあって、こういう予算ができて、ほぼパノラマ入れると前年並みに近いというところまできていて、これを何とか今後、長期に維持したいというふうに考えております。
 今年のポイントは、コンクリートから人へということは、民主党政権の、特に強力にしすぎくらいしているわけですが、若干、私はそのとおりにはしたくないなというふうに思っておりまして、やはり、とりあえずの富士見町の長い目で見た健全化というのは、やはりこの町の経済が活性化して元気であって、その元気な人たちがやる仕事が、将来に残ると。つまり子供孫の代までに、例えば道をきちっとつくるとか、いろいろな公共施設を強化するといったことに対応して、20年、30年たっても、子供孫がそれを使ってですね、いい暮らしができるというようなものを残すための経済対策というものをやりたいということで、先ほど言いましたように、普通建設費、これはちょっと財務課、補足があればしてほしいんですが、先ほど言いましたように、北通り線の1億は減りましたが、トータルで1.4億減った形なんですが、実際には、繰越金で普通建設に充てる部分の1.5があるということで、北通り線含めても減っていないという、この辺について、ちょっと財務より補足説明をちょっとしてもらいます。
 それから次に、都市計画の御質問があったかと思うんですが、11の大きな道をつくるということで、その11路線のうちの半分、北通り線が全部完成しません。だから0.5だけできて、まだ先がつながっていないということで、じゃあ今の状況どうかというとですね、都市計画に基づいて、22年度、今、強力に県とかいろいろ話をしている分が、この県道ですね、役場の前の県道が非常に危険であると、歩道もないということで、これを何とか、まず優先的に改善するように、県に強く申し出ていますが、やはり、国、県、国の政策がコンクリートから人へと変わったことにより、トータルでの予算のパイが減っているという状況の中で、優先順位がなかなか上がってこなくて、現在、今年から手をつけますとか、来年から確認に行きますという状況にないと。ましてや、残りの11の路線については、ほとんど凍結状態にせざるを得ない。
 というのは、もう県も国も、優先順位をうんと下げていますから、今から一生懸命運動しても、なかなかそちらへの補助金が回ってこないということで、現在は、なかなか見込みが立たないということで、基本的に今後やるとすれば、議論したいのは、この北通り線を完成するかどうか。きちっと南の方、つなぐかというかというのは、これは地元の皆さんともよく話し合って、本当に必要かどうか。これやるには大体5億円かかると言われております。その半分は町が負担しなければいけない。もちろん、だから国も認め、町も、その財政負担を覚悟する必要がある。
 それと、今の、庁舎の前の県道の歩道、これは優先、危険防止という意味で優先度が高いので、県へさらに強く要請するというのが現状です。よろしいでしょうか。
 ちょっと、繰越金の1.5億について、財務課の方からお願いします。
◎財務課長(小林良光)
平成21年度から22年度に繰り越す、それぞれ事業について若干申し上げます。21年度においては、国の政策の中で、麻生内閣の時代から含めて3回の経済対策事業を実施してまいりました。その中で、言い方はいろいろあるんですが、経済危機対策、それから公共投資の臨時交付金、年が明けてから、きめ細かなというふうなこれも経済対策事業、これが約8,000万円、それがそっくり繰り越しになります。
 先ほど町長が言いましたように、入笠の交流施設の関係、町民広場の照明の関係、それから公共投資の臨時交付金で行いまして、これは実施中でありますけれども、林道釜無線の崩落箇所、これがすべて繰り越しになりまして、合わせて1億5,400万という金額が、22年度に事業自体が繰越になっている状況でございます。
◆第8番(三井幹人)
どうもねえ、いろいろこの、私の聞き方が悪いのかもしれないけれど、細かな話はいいから、もっと大きなところでね、話をしたいと思うんで、また次回やりたいと思います。予算の話については、これからも、今回も何人か議員が質問すると思うんですけれども、さっきも言ったように、他と比較して高いからカットするとか、もうこれはあれだからカットするとか、そういうことも含めて、もう少し基本の部分で、町長のこの前文に書いた部分に本当に合っているのかというのを考えていただきたいと思います。
 これは、繰越明許で出てくるっちゅうことですよね。それと、何だだ、都市計画道路については、そのそこがどうしたこうしたはいいんだけど、ほかの部分については見直すって、このここに書いてあるから、見直すってことでいいですよね。見直して、時代に合った道路建設を進めてください。ということで3番に行きます。
 教育行政についてということで、しばらく教育長とじっくりお話がしてないもんですから、じっくりお話をしたいと思っていたんですけれども、時間の方がね、ちょっと少なくなってしまいました。ごめんなさい。時間配分を間違えて。ゆっくりやりたいと思います。
 まず1点目、中高一貫校の件に関して。
 それから2番目に学力調査の件について。
 それから3番目に小学校での英語教育について。
 それから4番目に学童クラブ、これは学童クラブ、ここでは呼び方ちょっと違ったかと思いますけれども、それについてお願いします。
◎教育長(小林洋文)
お答えします。まず、中高一貫校への町内からの進学状況の実績であります。諏訪地区の6市町村の注目すべき特徴として、その児童、生徒の諏訪地区以外への高校、中学校、小学校への入学、進学の状況が顕著であるということです。
 富士見町も例外ではありません。ただ、6市町村の中では、際立ってそういう方は少ないという特徴があります。
 では、平成20年度の諏訪地区の、いわゆる学力上位層の、ほかの地区と山梨県への流出の人数でありますけれども、中学校から松本の塩尻地区への高校に進学する生徒は全体で27名、上伊那地区へは12名、山梨県など他県への流出は74名です。これらのうち大学進学を意識して他県や他の地区への高校へ進学した中学生は約40名です。
 このほかに、小学校卒業時に、信大附属、才教学園中学あるいは、山梨県の中高一貫校に進学した児童、小学生は24名、才教学園小学校に通学している児童は16名で、この学園への流出は、最近増加が顕著であります。
 富士見町からは、中高一貫校に2名進学しています。
 本年度、12月段階で小学校6年生がほかの地区の中高一貫校へ進学を希望している人数は、諏訪地区全体で49名、小学校の中途学年で転校を希望している生徒も出てきており、6名です。
 来春開校する松本秀峰学校は、大変宣伝が活発でありまして、富士見町からも1名、そして山梨県内の中高一貫校への進学が1名であります。
 次に、親の期待するものは何かということでありますが、一言で言うと、諏訪地区の大学進学率が一番高い高校に進めたいというところだと思います。限られた数ですが、諏訪地区全体のアンケート調査が出ております。
 県は、個性の進捗と言っていますけれども、それと学力の向上、これはもう大学進学率と言い変えた方がわかりやすいと思います、を期待できる県立の附属中学校を、そういう諏訪地区でありますと、進学校に併設するという方針を急ピッチで進めております。皆さん余り御存じないと思いますけれども、そういう状況です。
 東北信では屋代に1校決定しております。諏訪地区全体でこの問題での研究会が、6市町村の教育委員会でありまして、その報告、中間報告を先日、聞きましたけれども、高校入試がないので、6年間ゆとりのある学校生活を送ることができるとか、6年間計画的、継続的に指導が可能であるとか、あるいは中学1年から高校3年まで、6歳の年齢差がある中での異年齢交流ができるというようなことを言っておりますが、最大のねらいは進学だと私は思っております。
 この問題は、私、特に心配すべき点があると思います。それは受験するのが小学生です。小学校段階で、受験教育をせざるを得ないという状況は、公立小学校にかなり大きな影響を及ぼすのではないか。定員80名ですから、市町村から一、二名というふうに言われています。
 それから中学校にも影響が及ぶと思います。その附属中学校を進学希望して受験した結果、だめだったいう生徒が、それぞれの公立、私立の中学校に進学することになります。少なからぬ影響があると思います。
 附属中学校の留意点として、その研究会では入ったはいいけれども、途中で環境になじまないで挫折するようなことがないか。それから受験偏重の教育に進んでいかないか、などなどが挙げられております。私の考えとしては、これらの点を十分配慮した検討をお願いするとともに、広く保護者や地域住民の方々の意見をお聞きする機会を持っていただきたい。このように思っております。
 以上でよろしいでしょうか。(8番「いや、まだ」の発言あり)
 失礼しました。文科省の全国学力学習状況調査のことだと理解してよろしいですか、はい。昨年度までは、小学生中学生の6年生と、中3の生徒全員を対象とする悉皆調査でやりましたが、本年度から抽出方式に切りかわりました。町内では2つの小学校がこの抽出校に当たり、4月20日に実施されます。
 この町の姿勢はということは、その抽出されなかった小中学校が、いわゆる自主参加するかしないかということをお尋ねなんですね。(8番「まあ、その辺で」の発言あり」)そうですね。はい。文科省は、問題用紙はただで、無償で提供するよと。ただし、採点、分析、集計等は、それぞれの自治体の費用でやりなさいということであります。
 先週の金曜日に、自主参加の全国一覧とか、県内の78市町村の、出ていましたけれどもね、100%というところもあれば、30数%という、ばらばらでありましたけれども、富士見町教育委員会は、校長会とも相談して、自主参加をすることをしないという方針を、先般、教育委員会で決定いたしました。
 理由は、1つは採点は学校がやると、分析費用は自治体が持てということですが、それと。2番目は既に富士見町では、平成19年度から町独自の学力調査を小学校2年生から中学校3年生まで、これ町費できちんとやっております。ですから屋上屋を重ねるようなことをしなくて済むということ、これが非常に大きい理由です。
 それから3つ目は、町独自の調査の上に、文科省の学力調査にさらに参加するということになれば、児童、生徒や教員の負担感も増すというようなことで、校長会全員一致、私もこれらの理由に同感でありますので、自主参加はしないことを決定しました。
 3つ目の、小学校の英語教育をどう評価するかということですが、平成23年度から小学校5・6年生を対象に、外国語教育、英語教育が実施されます。本年度と来年度が移行措置期間です。富士見町では中学校も統合されましたので、4つの小学校が外国語教育で同じカリキュラムでやった方がよろしいだろうと。
 それから2つ目は、ネイティブスピーカーにお手伝いしてもらって移行期間に、日本人の教員の力をつけてもらうのがよろしいんじゃないかと。それでないと平成23年度からスムーズにスタートできないと。
 これらの理由から、他の市町村に先駆けて、平成20年の9月から校長会の検討会を設けましてね、やろうということになりました。本年度からアメリカンのALTを町費で採用しましてね、4つの小学校、毎週1回、5・6年生、授業に回ってもらっております。大変好評です。
 さらに、富士見小学校は、複数のボランティアの方が授業のサポーターとして入ってもらっています。
 このようなネイティブスピーカーによるALTは、長野県全体で7校、諏訪地区ではたった富士見小1校のみであります。
 この1年間やってみた結果を紹介するのが、議員の御質問に対する回答になろうかと思いますが、4つの小学校の児童、生徒からの抽出ですが、小学生の柔軟性からか、ALTに気軽に英語であいさつをしたり、話しかけられるようになったと。それから言葉への関心が高まった。英語はわからなくても、想像して聞き取ろうとする姿が見られるようになったと。それから英語だけではなくて、国際的なものに以前より興味が高まった等々、肯定的な評価があります。ほとんどです。
 研究指定校の富士見小学校は、先日、県の研究報告会に代表として選ばれて、報告もしております。お友達や先生と英語で話すのが楽しいと言っております。
 校長いわく、富士見町の子供は幸せである。毎週1時間、1年間で35時間、ALTとふれあいが持てると、富士見町に対して感謝している。こういうふうに述べております。
 次に、児童クラブの利用状況ですが、21年度の児童クラブの利用者数は、富士見小66人、パーセントにして24%、境小22人、27%、本郷小14人、12%、計102人、利用率22%となっております。20年度に対象学年を小学校4年生まで引き上げたこともあり、利用者は年々増加傾向にあります。
 施設面では、本郷小児童クラブのみが少人数であったことなどにより、専用の部屋が確保されておりませんが、今後、利用者の推移を見ながら施設整備を行っていきたいと考えております。
 以上です。
◆第8番(三井幹人)
お見事に時間を使われて、私が言うことの時間がなくなってしまったということなんですが、1番、2番、要はそういう学力に対する親の不安、まあ不満もあるんでしょうけれども、そういうものをいかに解消してやるかということなんだと思うんです。
 この山梨県にある一貫校もね、私の友人の子供も行っていますけれども、行っていたんですけれども、山梨の人でね、町内の人ではないんですけれども、話を聞くと、その何、高校受験がないということで、逆にね、6年間遊べるからいいなんていうふうになるそうです。だから、決して、学力がつくんじゃないという話はされていました。
 そういったことも含めて、学力調査もそうですけれども、前に文部省の寺脇研さんが言っていて、学力問題というのは2つあると。1つは、その子が1年たって、どれだけ学力が向上したか、それが1つ。もう1つは、去年の5年生と比べて、今年の5年生はどういうレベルにあるかという、その2つの側面があるんだという話をされていて、うんうん、なるほどなというふうに思ったことがあるんですけれども。
 まあ、親にしてみれば、去年と比べてどうは関係ないやね。その子が1年たったら、英語が話せるようになった、数学の微分積分ができるようになったっちゃいいわけで、だけど、この学校全部を考えたときには、これよくありますよね、学年による、この差というのは。今年は高かった、低かったというのは。それを上げてやらないといけないというのもあるんですけれども。
 まあ追加で質問させていただくのは、そういったことも含めて、その学力調査、そういうふうに決めたということはいいんですけれども、そういう子供たちに学力を保障するという点で、果たしてそれで十分かどうかということに対して、まあ、十分だと答えるんでしょうけれども、もうちょっとお願いしますというのと。
 それから英語の教育。これは議長が議員だったころ、盛んに、小学校1年からやれみたいなこと言っていましたけれども、私は逆で、小学校でなんかやる必要ないと。中学3年間みっちりやりゃあいいというのが持論なんです。
 確かに、外人と気軽に話せるようになったっちゅうのは、それはそれでいいんでしょうけれども、とっかかりとしてね。だけど、それって遊びじゃないんですか、授業と言えるのかなと思うんですよね。町で雇うというか、ネイティブの人もそうですけれども、出身地によっては、またこのとんでもない発音なんだよね、単語も違やあ、使うときにね。だから、その辺はね、私はそう思うんですけど、そういうことで、いずれにしろ23年からやるっちゅうことに、もう国が決めましたから、いろいろ言えないんですけれども、その辺ちょっと意見述べさせていただきました。
 それから、さっきの児童クラブの件ですけれども、利益誘導になってしまうような発言なんだけども、やっぱりおっしゃったように、本郷小だけ確保できないというのがね、別室が、それも含めて、このふえているということから言えば、劣悪な環境というふうに言っていいのかどうかわかんないけれども、もう少し金かけてやったらどうかと、ここにも。その何、未満児保育をやるから、お母さん働き行ってよって、未満児保育やってくれたはいいけど、小学校行ったら、こういうところで預かってもらえねえから、早く帰ってこなきゃいけねえっちゅうようなことがないようにね、配慮してもらいたいんです。その辺について、どっちかこっちかわかんないけど、どういうふうに思っているのかお願いします。以上3つ、それで終わりにします。
 ごめんなさい、もう1個、いつも行っております出生数の報告ですけれども、去年1年間に生まれたお子さんは113人ということでした。一時、125人とかありましたけれども、少しまあ減少傾向かなということで、これは小学校の統合問題なんかでも、いろいろ議論されていますが、こういったこの子供たちがね、小学校に入るころには、きれいな校舎で入れてやりたいじゃないですか。いろいろなところにむだな金を使っているとは言いませんけど、引きずってきたものは精算するのはいい。いいけども、この子供たちが、そういうきれいな環境の中で勉強できるような、そういう6年後か、入るのは、6年後を目指していきたいというふうに思います。
 で、今の答えをいただいて私の質問は終わりしますので、よろしくお願いします。以上。
○議長 時間が来ていますので、教育長、端的に。
◎教育長(小林洋文)
学力調査については、各学校で分析をし、まず第1の目的は授業改善です。それから、きめ細かな個人票をつくって保護者懇談会で保護者に渡しております。十分かと言えば、まだ十分ではありません。私が各学校を回って、その問題だけで校長面接をしておりますけれども、十分ではないので、さらに今後、徹底しようということを、先日の校長会で語り合ったところです。
 2番目の学年差の問題ですが、これはあります。これは全国どこでもあるんです。去年の5年生と今年の5年生がうんと違うようなことは、中学校でもあります。これはちょっと手のつけようがありませんが、1つ言えることは、小学校時代に、ある学校がとても荒れていたというような場合には、それが中学校に引きずっておる傾向は大いにあります。
 それから小学校の英語教育は、もう国がゴーということですから、それに乗りおくれてはなりません。
 児童クラブはお答えしたとおり、今後の推移を見守って、さらに増加する傾向ならば、必ずしもよい環境と私も思っておりませんので、検討させていただきます。
 出生数はいろいろの少子化対策事業、この四、五年間打ってまいりましたが、それに歯どめがかからないということですから、従来の事業だけではだめだと私は思っています。
 以上です。
◆第8番(三井幹人)
終わります。
○議長 引き続き発言を許可します。
◆第7番(五味滋)
7番、五味滋です。昨日の雪は、一喜一憂、うれしい人もいれば、まあ非常に困った人もいるということで、パノラマは非常に助かったと思いますけれども、逆にこっち側の観光地の富士見高原の方は、できりゃあ3月の終わりにゴルフ場が、このぐらいじゃオープンできるじゃねえかなんて言って、仮オープンですね、そんなことまで言って予定していたようですけれども、この雪で大幅に両方が予定が狂ったと、こんなような状況だと思いますけれども、やはり観光地は難しいね。お天気商売ということで。
 それで、本二をそろそろ今時分、柱が倒れるころで、そっちでそわそわ、心は行っているわけですけれども、今日は無事に、御柱の伐採が滞りなく行われていると思って、ここに立っているわけですけれども。先ほど、幹人議員の方から、大分、真ん中の2番目の都市計画のことなどやっていただけましたので、私はそんなに時間とりませんので、そんなぐあいでおつきあいを少々願いたいと思います。
 1番目は、御存じのように富士見町の歴史・文化・風俗について、大切な資料がどんどん消えていって、これを映像でできるなら残したいと、そんなふうに考えております。やはり文書で残したものというのは、やはり目に触れる機会が少ないし、それから、やはり読まない。見るものは見るけれど、文書のものはなかなか読まない。そういうことでまあ、映像で残すということを強調したいわけですけれども。
 そんな中で、やはり有形無形、いろいろあると思います。田園風景の景観から始まって、それから昨日、おととい、提出されました湧水の条例の件でありますけれども、そうしたものを昔と比べれば、はるかにいろいろな面で状況は刻々と変わっております。
 やはり、今日という日は今日しかありません。そういうことを常日ごろから私は心がけておりますけれども、そうしたことを肝に銘じて、やはりこの今日が、100年後にはどうなっているか、200年後にはどうなっているかということを真剣に考え、また戻れるものなら戻った状況を、映像として、ぜひとも残していただきたいと思います。
 個人名を挙げさせていただきますと、池袋の武藤盈さんというおじいさんも、やはり当時は、写真を記録として、そんなに残すということは考えていらっしゃらなかったと思います。1つの私的道楽ということで、泉に入った子供を撮ってみたり、代かきをしている状況を撮ってみたり、そんなようなことで変わり者のおじいさんか、おとっちゃんか、そんなようなぐあいで、多少は怠けたおじさんというくらいの評価で、当時はあったかと思いますけれども、現在に至っては、すばらしい方であるということで、皆さんも評価されていると。そんなような状況でありますので、やはりこういうことも、先人の方々の、やはり努力が1つのものとなるような形をつくっていかなければなりません。
 そうした中で、古くは時中舎を初め、富士見にはいろいろのことがあります。最近では、まあ、そうですね、私も関係しておりました富士見太鼓の伝統芸能とまではいきませんけれども、やはりこういうことも、これから継承していって、つないでいけば、やはり小六とか、それから葛窪、乙事地区に伝わる神楽の関係、そういうものと同等のものになっていくような気がしますんで、例えばの話でありますけれども、そうしたことを映像として残していく、このきっかけを着手できないかということで御質問します。
◎町長 非常に、歴史、文化、伝統といった、高度な御質問ということでありますが、富士見町の風俗、文化、歴史、こういった、さらに暮らしぶり、こういったものを後世に残していくということは非常に大切なことだと私も考えております。
 それで、フィルムに残すということは非常にいいアイデアだと、お考えだと思いますが、まずは、いい伝統、いい行事、いい伝統芸術、これは子孫まで永遠に受け継いで、それが伝統芸能、伝統文化として富士見の誇りになるように、継続、受け継いでいくということが大変重要だというふうに思います。
 今の五味さんも、やられております富士見太鼓もそうですし、御神楽もそうですし、さっきも時中舎のような学校もそうです。
 最近、私、岳風会の温習会というところにも顔を出しまして、すばらしい詩吟を聞かせていただいていますが、このようなたくさんの伝統的な富士見らしい文化、芸能、こういったものがあるし、それから移り行く暮らしぶりというものも、後世に残していきたいという部分かと思います。
 そこで、まずポイントは、まずやらなければいけないことは、何を残していくのかということを決めなきゃいけない。これに関してですね、私は各集落において洗い出しをしていただくと、案をですね。それを審議会なり、委員会のようなものをつくって、これはやはり富士見の宝として守っていこうと、受け継いでいこうというようなことをですね、審議して決めていただいて、じゃあそれを、まず受け継いでいくやり方と、それからおっしゃる、フィルムとしてドキュメンタリーのような形で残すというものをどのようにするかということを、そのような委員会の中で決めたらなと。これはまだ個人的なアイデアでございまして、これから役場の中で相談し、皆さんとも御相談しながら、そういった形でやらしていただきたいなというふうに思っております。
 以上です。
◆第7番(五味滋)
7番、五味滋です。それでは、まあそういうことでよろしく進めていただきたいと思います。
 2番目の、それじゃあ都市計画道路について、まず先ほどお聞きしましたけれども、やはりこれは地元、さっき町長の答弁の中にありましたけれども、やはり地元へいろいろの面で、これは生きていると思います。地元の方々が、どの11路線の、どこの方々も共通して、この点はなくなったという意識は全然ありません。
 私の場合は、北通り線に関連して、これから南まで道路ができていくのが通常の形だと思うんですけれども、そうした中で、この道路をやはり線を引っ張って、そのまんまのまんまで、指定だけしておいて、私権が絡んできますよね。やはり規制をされるということで。それで一番危惧され、おくれているのが、やはり富士見駅前の商店街の開発だと思います。あれがまず最初にあそこに着手をしていれば、こういうまあ、ゴーストタウン的な、今となってはもう、三文店の集まりというような、表現は悪いですけれども、私も含めてですので、そういう表現をさせていただきますけれども、非常に苦しい立場の方々の零細な商店、また小企業が密集したところだと考えております。
 そうしたことで、当初、都市計画道路の関係が、いろいろの土地区画整理事業の絡めた中で、うまくいかなかった点はありますけれども、そうした進め方、手法に対して、やはりそのまんまほうっておいた、このまんま、まだこれからもほうっておくのかわかりませんけれども、まあそうした私的な権利、私権ですね、それもどんなように考えておられるかということをお聞きしたいと思います。
◎町長 先ほどお答えしましたとおりで、今、可能性、役場の中でも議論しているものは2点、1つが北通り線を貫通すると、もう1つがこの役場の前の県道を整備すると。それ以外については、現時点で、国、基本的には国の補助が半分以上ないとできないという状況がありまして、現在そのような優先順位という点では、うんと下の方にあって、上がってくる気配がないという中で、今の2つを除いては相当難しいというのが現状です。
 それ以上の情報については、私自身、今現在、持っていません。必要であれば、建設課長か、あるいはまた別途、お話し合いいただくかということにさせていただきたいと思います。
 以上です。
◎建設課長(三井恵一)
先ほど議員の方から、11路線については、計画だけで私権を縛るというようなお話ございました。そのとおりでございます。現在も、計画がある限り、これは拘束されていきます。
 それらについての批判も多々あることは、私ども承知をしておりますので、来年の予算の中に、来年再来年、2年ほどになりますけれども、全体の見直しをするといったことで、それらについて、廃止をするのか、また継続して計画どおり進めるのか、また新たにかわるものをつくっていくのかということも含めて、議論をしていくわけでございますので、いろいろと地元の皆さん方と協議をしながら進めていきますので、よろしくお願いします。
◆第7番(五味滋)
7番、五味です。よそのことをちょっとここで触れますけれども、茅野市が一時、40年くらい前は、ちょうど駅裏の呉竹のすしから新星劇場の辺をちょぼんとやったわね。最初に手をつけたのがあそこで、それから全然進まなくて、それから茅野市は、まあこれはへぼいまちだなと思って眺めていたんですけれども、ここへ来て数年の間に、すごい勢いで都市計画が進んできて、あれはどっからどういう金が出て、どういうふうになっているのか、ほんと聞きたいもんだと、1回くらい思っているんですけれども。
 まあその何かあれ、いい方法がないものかということで、工夫しながらやっているとは思いますけれども、富士見町も、何かそういううまい方法を考えられないものか。まあそれには一歩一歩、1つの路線を計画したら、まあ例えば北通り線、先ほど町長が言っていましたように、ここから向こうは完成させると、一たんは。それからということでないと、やはり、ちょぼちょぼ、ちょぼちょぼでも手をつけたのは1カ所だけですね、北通り線が開通した、部分的に。あとはもう何の計画も着手もないということですので、せめて1つ、時間はかかっても、これからこの南側と、先ほどおっしゃいますこの立沢線のその拡幅、歩道等のその建設、せめてそれは確実に、これから町長の任期中に着手する気持ちがありますかどうか、それをお伺いします。
◎町長 最大限の努力をしたいと思います。今、ここで十分な情報ございません。御指導いただきながら、建設課長、県、私も何回も行っておりますけれども、ぜひ、陳情申しまして努力したいと思います。
◎建設課長(三井恵一)
先ほど茅野の例が出てきたわけでございますけれども、この都市計画街路については、前は線だけでよかったんです。道路整備とかそういったものが主でも、なかなか国のパイが大きかったもんですから、整備の予算がつきました。
 今は、限られた予算の中でございますので、あくまでも前でへつくものは都市計画でございますので、面的なものも含めてということもある関係上、茅野も道路とあそこら一帯のいろいろ商業地域のね、面的な整備も含めているということで、重点的に配分がされているということであります。
 また、とりかかったものを早く卒業させろというのが国の方針でございます。かかって何年も、10年も20年もやっているものはだめだということでございますので、新規のものはちょっと後回しになって、継続のもので早く卒業させることを重点的に国の方でもしている状況で、茅野市さん、また岡谷市さんもそうですけれども、進めているというような状況は聞いております。
◆第7番(五味滋)
最大の努力をお願いします。
 それでは、3番目の商工業者の活性化についてということで、過去にもプレミアム券、それからいろいろな事業で、町の方からも、非常に、こういう点で御協力を願ったということで、商工会の方も非常に感謝しているという話は聞いておりますけれども、やはりここへきて、小規模業者、それから特に零細の業者には、非常に、何やってもうまくいかないと、行き詰まっているというな感じも受けます。
 そんな中で、唯一、一番特効薬が、特効薬というか、即効果があって、非常に住民の皆さん、お客さんに喜ばれるというのがこのプレミアム券だと思います。そうしたことを再度やる中で、町として、ある程度のそういう負担というか補助というか、そういう御協力が願えるものかどうかということをお聞きしたいと思います。
 これは、やはりいろいろな小さな建設の方々、それからいろいろの販売をされている方々、いろいろこの周りにもあるわけですけれども、そうした大型店にはない小回りのきく方々が、非常にこれを活用できるということで、特に、来年で終わる地デジの関係、やはり少しでも設備がしやすい、また買う方もいい、売る方もいいというような、いろいろのこういうチャンスの到来するこういう時期こそ、やはりこういうものを投入して、町の活性化を図り、これは商店や零細企業がつぶれると、町の税収にも非常に影響があります。そういう点で、せめて、父ちゃん母ちゃん店でもいいですけれども、そうした方々が生きていける程度の商売のやり方、事業のやり方に対して、こういうものに対して町としても少し御協力を願えるものかどうかということでお伺いをいたします。
◎町長 基本的に、私も商工会の職員のような形で、しょっちゅう商工会のなんかに呼び出されて、いろいろな方々と話をしている中で、今、議員のおっしゃられた駅前商店街の苦労、苦しさというものは、もう身をもって、悲鳴のような形で響いてきております。
 どうしたらいいのかということを、もう何回、いろいろ議論しているんですが、なかなか妙案はない中で、プレミアム券の、また執行というようなことが提案されているわけですが、これも確かに有効な手段、商工会と一緒に検討したいと思いますが、そのほかにも、ポイント制度というようなものなども考えられまして、何とか商店街がぎりぎりの今の状況を切り抜けられるという方策は考えていきたいと、前向きに考えたいと考えております。
 以上です。
◆第7番(五味滋)
それでは、語れば長いことでありますので、この辺で終わりにしたいと思いますけれども、(発言する者あり)はいはい、ありがとう。やはり、これパノラマと同じで、倒しちまえば元も子もないですので、突っかえ棒がかえるうちに、ぜひともいい突っかえ棒をかっていただいて、富士見の駅をおりたら、これは歩いてみてシャッターが開いているなと、それからこっちへ来れば、小さい工場でもみんな活発に工場もやっている、大工さんも仕事をやっている、土木業者も鋤簾担いでいるじゃないですけれども、バックホーに乗って仕事をしている。そういう、農家も町長のおっしゃるハウスやいろいろ活発にやっているという、そういう姿がずっと続けられるような形をとっていただきたい。
 そんなようなことを希望して終わりにします。
○議長 ここで暫時休憩をいたします。再開は11時半とさせていただきます。
                              休憩 午前10時24分
                              再開 午前11時31分
○議長 それでは休憩前に引き続き会議を再開をいたします。順次発言を許可します。
◆第6番(小林市子)
6番、小林市子です。町長が富士見町を観光で立て直すということを、企業的な考えから、開発公社は、町営企業として生まれ変わろうとしているわけですけれども、観光事業と、その町民の幸せの暮らしのどこに軸足を置かれるのかなとすごく気になっていました。
 そしたら、先ほど三井議員の質問のときに、町の経済の活性化で元気にすると、そういう答弁がありましたね。足元の問題、課題を把握され、検討し、アイデアを生かしてほしいと思っていますので、次の2項目について質問いたします。
 大きな問題、項目としては、1、観光事業について、2、地域主権のまちづくりについて質問をいたします。
 1の観光事業についてですが、?町に2つあるスキー場を連携して、特徴を生かした観光のPRが必要ではということで、富士見町には2つのスキー場があります。経営基盤が違うとして、今までは競合していましたが、これからは連携して、町の観光事業を活性化する必要があるのではないかと考えます。
 ?として、富士見町を訪れる観光客の客層の変化に対する方策はということですが、パノラマリゾートと、入笠山一帯の観光開発の客層やニーズを分けて考えたらどうでしょうか。
 町長は、観光客の増員を、大きくくくって3万人とか5万人とかを目指しているようですが、例えば、最近の経済不況のあおりもあって、若い世代のスキー離れは深刻です。助けになりそうだった高速道路の無料化も、実験段階に入る路線が示されただけで、全体では延期の方向が強くなりました。
 そのほかにも理由はたくさんありますが、パノラマリゾートをお花畑やアシスト自転車、それからアスレチックというのが、何か最初は説明でありましたが、これは取りやめということなんでしょうか。観光戦略の強化方針を出して、3万人を動員できるというシミュレーションを描いてます。
 客層は年々変化し、若者はゆとりすらなくしています。年齢層で言うなら、どこにターゲットを当てるのか、そのお考えをお聞かせください。
 3つ目の問題としては、富士見町の子供たちを指導育成し、スキー人口をふやす長期計画はということで、教育長ということでお願いしたんですが、町長にもお願いします。
 パノラマリゾートへ掛ける大きな投資計画の中に、富士見町の子供たちのスキー人口をふやし、スキー選手を出すような支援を考える計画が見受けられません。富士見町から冬のオリンピックへ出場できる選手を育成できるような取り組みがあれば、パノラマスキー場や高原スキー場を、町民がこぞって支援する環境ができると考えます。
 しかし、今のままでは、親子でスキー場へ出かけたくても、利用料の負担が大きくてなかなか難しいのです。そんなゴンドラやリフト券の料金をスキー場にただやらせようという考えではなく、両方のスキー場の支援も含めて、町が子供を育成するために必要な環境とスキー場への支援をするならば、子供たちのために町民の理解は進むのではないでしょうか。
 2つのスキー場とも、無料で受け入れろ言えば、きっとノーというでしょうが、話し合いで、そのコーディネートを町がして、スキー大好きな子供たちをふやすことができれば、心身ともに鍛えられる、スポーツの振興にもつながると思いますが、これらの点について、町長には予算面で、その他については教育長のお考えをお聞かせください。
◎町長 まずはスキー場、2つあって競合していて、もう少し協力し合えば、よりたくさんのお客が呼べるんじゃないかという御指摘がありました。この点は、私も同感で、そのとおりだなと思いまして、いろいろ調べてみました。
 特に、東急観光の人たちが来ておりますので、彼らといろいろ話して、東急は、共通リフト券ということで、志賀高原とか八方とか、あちらで西武と共通リフト券、3つ、4つのスキー場の全部共通リフト券で、どこ行っても滑れるというようなことで、客離れを防ぐということをやっているということが、成功しているかどうかということについて、いろいろ尋ねたんですが、必ずしも成功していないというようなことで、1個と2個と、こうだんだんまた外れていくという現象が起こっているそうです。
 そこで、じゃあ富士見町高原スキー場とパノラマスキー場と、例えば共通リフト券、あるいはシャトルバスのようなもので移動手段を考えたときに、どういう効果があるかなといったときに、両方とも日帰り客が非常に多いということなんですね。8割以上が日帰り客なんです。そうしますと、これ高原スキー場でスキーをして、今度は昼からパノラマに行ってやる、逆のケース、これ以外と面倒なんですね、時間がかかって。
 したがって、そこまでやって共通券を買ってということが、果たして効果があるかどうかということについては、すぐイエスという答えが出てこないということもありまして、これはちょっと、もう少し検討させていただきたいということで、もしこれが共通じゃなくて、それぞれ特徴のある別々のスキー場であるとすれば、これは今までどおりのやり方で、それぞれの特徴を生かすということを、PRについてもそうしていくべきだと思います。ちょっと検討時間が足りないですので、もう少し時間をいただきたいと思います。
 それから2つ目の、客層に合わせた観光誘客増をどうやって目指すんだと。観光客がいろいろと変わっていると、それは御指摘のとおりですが、子供のお客、小学生、中学生、それから家族が多いんですね、最近。夏なんかでも、ファミリーのお客さんが非常に多い。スキー場もキッズパーク、特にパノラマキッズパーク、非常に繁盛しているんですが、ファミリーが多い。
 それから若者自身も、スキーもそうですし、マウンテンバイクもそうなんですが、やはり、かなりスリルのある楽しみ方をするという若者は、まだまだリピーターとして健在であると。
 それから最近ふえている熟年の人たちの趣味、趣向というものがいろいろと違った面であると。
 そこで、それぞれに合わせて、例えば西も東も、もう1個考えたいと思っているのが、第3の富士見探索シナリオというものを考えております。これは、やはり先ほど来、出ておりますような、富士見町の井戸尻遺跡なんかがありますけれども、井戸尻を中心に、富士病棟、これも文化ですし、原の茶屋のいろいろな石碑、それから甲州街道、従来からの町並みと、こういった富士見町の名所めぐり、史跡めぐりといった部分というのが、今は全く単発に終わっていますので、これをシナリオにして、延泊できるようなツアーが組めたらなと。そういう宣伝していないんで、そういう取り組みも、ぜひ皆さんのアイデアを借りながらやっていきたい。これは熟年層には、ある程度うけるんじゃないかなというふうにも思っております。
 いずれにしても、今度ホームページ、つくるわけですが、観光のホームページの中では、ファミリー、若者、熟年、それからそれぞれの趣味に合わせたシナリオをきちっと提示していき、アピールしていきたいというふうに考えております。
 それから、最後のその、富士見小中学校の人たち、スキーの選手くらいは出せるようにしろと、これ私はスケートもそうだと思うんですね。スケートで大変、富士見、何で人もいないんだということで体育協会の懇親会の席でも、ぜひオリンピック選手、候補選手ぐらい出せるように頑張ろうじゃないかという話をしたわけですが、スキーもスケートも同じように、富士見町に潜在能力のある選手いるわけですよね。その人たちが、このスキー場利用してオリンピック、あるいは国体の選手になるとか、スケートにおいてもそうだと思うんです。これがやはり新聞紙上、テレビに載れば富士見町も大きな宣伝になるわけで、茅野なんか、すごい宣伝になっているわけですね。
 そんなことをぜひやりたいと思うんですが、何が障害になってこんなことになっているのかというのは、ちょっと僕にはよくわからないんです。いろんなスポーツクラブたくさんあるんですが、オリンピック候補だとか、国体、県でも一、二いるらしいんですが、それほど強くなっていないということは、何かやり方に原因があるのかもしれないということで、体育協会、あるいは教育長、教育委員会とも話をよく聞きながら、できたらそういう方向に持っていきたいなと思っております。
 それから、お金の話が出ておりました。安くしろという話(6番「安くじゃなくて、町でその支援をできるかという」の発言あり)、だから安くするためには支援をするっちゅうことなんですよね。だから、それは、今でも相当安いんで、多分、教育長から答えがあると思います。それ以上のことがやる必要あるかどうか。それ以外に、今やっている現状と、それ以上やるためにどうするかというようなことについては、教育長の方から答えさせていただきたいと思います。
 以上です。
◎教育長(小林洋文)
町内の小中学生のスキー指導の実情をまず申し上げます。学校教育の一環としてのスキー教室は、富士見小学校の3年から6年生までが年2回、そのほかの小学校は年1回。中学校は、高原中が昨年度まで年1回、南中はありませんでした。場所は富士見小のみパノラマスキー場、ほかは高原スキー場ということであります。
 お金の問題になっていくわけですけれども、昼食は、スキー教室の場合、パノラマも高原も、おにぎりを持っていくことはしないで、ぜひレストランを使ってもらいたいということで、そのようになっております。
 それから、板と靴とストックの3点セットは割り引いて、1人1,000円と。移動方法は、富士見小のみ歩いて行くと。あとは管理会社、あるいは保護者ということになっております。
 お金のかかることとして、そのほかに、ウエアとか手袋、ゴーグル、インストラクター代等々の費用は保護者負担、こういうことになっております。
 社会体育の一環としてのスキー人口をどうやってふやしていくかということですが、現在、町内の小学生以上を対象としたスキー教室を4回開催しております。NPO体協スキー部の指導でやらせていただいています。全4回、定員30名のところ、32名の応募があって、出席率も95%で人気があるようです。しかし、これが先ほどのようなオリンピックだとか、というようなハイレベルのところまでなかなかついていかないと。
 それから、レジャーとしてのスキー人口を拡大していくということですが、子供に限って言えば、教育委員会が、何らかのこの振興事業として予算や人員を費やして、効果的、安定的なスキー人口をふやせるかどうか、これは検討する必要があります。
 それから検討事項、あと3つ申し上げますが、子供を含めて町民が、スキー場に足を運ばなくなった理由、それは行政のスキー振興策にのみ原因があるのかどうか、これも分析する必要があります。
 それから、先ほども町長答弁にありましたが、スケート人口の減少はもっと深刻でありましてね、毎年、半減半減というような感じで、この諏訪地方のスケート大会そのものが、開催そのものが、10年先までもつかどうかという、そのような減少ぶりです。
 ウインタースポーツに限らず、子供のスポーツ離れが顕著に進んでおります。その理由として、やはり子供を取り巻く家庭、社会の環境の変化、それからスキーにしてもスケートにしても、親の送り迎え、あるいは時間の確保、それから何よりも費用等々で、なかなかどの御家庭も、そう簡単にできないというような高いハードルがありまして、そうすぐには前へ進んでいかないのではないか。しかし、その今、申し上げたような検討事項を、検討していく価値はあるかと思います。
 以上です。
◆第6番(小林市子)
6番、小林市子です。1の2回目なんですが、地元に住んでいながら、私たちは2つのスキー場の運営というのが、それぞれ違って頑張っているということに、あんまり不思議に思わずに、当たり前と考えていました。
 ところが、町以外から見えたお客さんに、「どこのスキー場でも、生きるためにスキー場経営を見直して、観光客を呼び込む努力をしているときですよと、富士見町に2つもスキー場があるのに、競合しているように見える。今まで、中央道のサービスエリアや大きな駅などに置いてあるPR用のチラシには、他方の紹介はそこにあるよというだけのほんのわずかな案内しか載っていない。そういうものが目につきましたよ」と。
 それから、「お互いによいところを宣伝し、情報を共有し、リフトなどの共通券を発行し、両スキー場を往復するシャトルバスを運行するような、お客さんの立場に立った利便性や、おもてなしの考えが全く見えませんね。午前中パノラマで滑ったら、午後は高原スキー場で楽しむことができれば、活気が出るんじゃないですか。協力することを真剣に考えていかないと、宝のもちぐされでもったいないですよ」と言われました。本当にはっとする思いで、忠告を聞きました。
 管理会社とパノラマリゾートの経営を一元化するとかじゃなくて、連携をとりつつ、両方の観光資源や、その施設の情報を提供して、観光客を受け入れ、お客の満足度を上げる戦略プロジェクトをつくったらどうでしょう。
 先ほど町長は、こちらの都合みたいな言い方をされたんですが、選択は、お客さんが選択することなので、どういう形、観光客の方が見えたときに、両方のところを行き来できるようなことというのも大事な要素ではないかなと思います。
 2つ目の問題ですが、身の丈に合った運営として、川崎市、多摩市、戸田市、西伊豆町など、姉妹提携や、富士見に関連のある自治体の子供たちを受け入れるなどの取り組みは始まっていますね。それらの子供たちが、将来スキー場に友達や家族を連れてきてくれるリピーターとして期待できます。
 また、普通の人が何回でも訪れたいパノラマリゾートや入笠山、八ケ岳という、ここにしかない、いやしの里の雰囲気と自然環境もあります。富士山や八ケ岳の景観や、新鮮な農作物、歴史的文化という宝もあります。先ほど町長がシナリオと言いましたけれども、お金をかければ人が集まるという時代ではなくなってきています。何よりも、町民がお客さんや町外の人たちに自慢して、案内できるコースづくりが必要だと思うんです。
 パノラマリゾートや八ケ岳高原スキー場の周辺も、今のままでは観光客だけのための場所になっていて、車のナンバーから見ても、諏訪ナンバーとか松本ナンバーが見当たりません。数を数えるぐらい、数えるほどしか車が入っていないですね、諏訪ナンバーとか松本ナンバー。
 お金をかけてつくったお花畑やアシストなどは、よその事例を見ても、すぐ飽きられてしまう現象が起きています。入笠山の360度の展望、季節に彩られる山野草、春の山桜や夏の木々をわたる涼しい風、秋の紅葉など、富士見ならではの季節ごとのコースも紹介して、町全体を売り出せる観光の町として、自然にひかれて訪れる客層に、焦点を当てるべきだと提案します。
 3つ目としては、先ほど町長と教育長の方から話いただきました、答弁いただきましたが、県外の観光客ばかりに焦点を当てていて、大きな投資をするのではなく、町長が投資に回そうとしている大金から考えると、子供たちを育てるのに使う予算はわずかでも、生きたお金の使い方になると確信します。
 富士見町の小中学生が、最初からゴンドラを使って滑るわけではないので、最初はスキー指導やリフト代を手当するとしたら予算もそれほどかからないで、身の丈に合った施設の利用ができるわけです。まず、子供たちが富士見町の魅力を知って、家族と一緒に訪れる場所になり、いずれ町から離れるときが来ても、富士見町をPRできる観光大使として、その役割を果たしてくれるのではないでしょうか。
 ターゲットやニーズをつかむ難しさから見ると、はるかに確実性のあるスキー人口の増員が図られると考えます。スケートが下火になった現在、町に2つあるスキー人口を活用して、教育委員会としては、スポーツとしてのスキーを子供たちに推進し、スキー大好きな富士見っ子を育てる長期計画を提案します。
 先ほど教育長のお話にあったように、いろいろの面で、資金、お金がかかります。親の負担がとても大変ということで、そういう形に、親の負担を少なくできるような形で、スキー場を利用できるような支援というのが、町民のための支援策ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
◎町長 まず、第1番目。先ほど、私が難しいと、すぐにイエスと言えないというスキー場の連携、これは宣伝も含めて、1枚の紙で、これ2つ連携して、午前午後、あるいは今日、明日、行ったり来たりと、これの効果がどれぐらいあるのかと。
 先ほど言いましたように、1日に両方物理的に無理だと、行けないと、日帰り客がですね。そういうようなときに、そういうPRを強くすること自身に、逆効果がある可能性もあるということもありまして、ここは十分、先ほど言いましたが、検討させてくださいということで、まだ、十分な検討、話し合いもできていないと。
 ただし、おっしゃるお客さんの御意見というのは、重要な意見ということで、それができればなと私も思っております。効果があるかということをまずきちっと定めさせていただきたいということで、その後、その戦略プロジェクトなり何なりつくって実行していきたい。
 2つ目の、先ほどと多分ダブっている御質問だと思うんですが、要するに客層に合わせたシナリオ、あるいはコース、観光コースに合わせたシナリオのある観光コースですね、お花を見に来た人、紅葉を見に来た人、眺望を見に来た人、あるいはトレッキングを目的にした、バードウオッチングを目的にした、そういったその目的別のシナリオをつくりたいというふうに考えております。
 これはぜひ、皆さんの御協力もいただきたいなと思うんですが、そのシナリオに沿って、客層も決まって、考えながらシナリオをつくるということで、おっしゃるとおり、これは入笠、八ケ岳高原に限らず、先ほども、第3のシナリオというのはあるよということも言いましたけれども、そういったシナリオづくりをして、それをホームページ等々できちっと載っけて、理解して、それに合わせて来ていただくというふうな形ができれば、取り組みたいと考えております。
 それから、富士見町の子供のスキー、スケート、アウトドアスポーツ、アウトドア、まあスポーツだけじゃなくて、遠足でも山登りでもいいんですが、この富士見高原の自然に親しむというようなことが、最近、先ほどの教育長の話じゃないですが、なかなか子供の声が周りに聞こえないような状態で、保護者が囲っているような状態になってしまったということを、いかに脱却するかと。そのときに、じゃあ少しの、もう少し町が支援すれば、町のスキー人口がどっとふえるというようなことの可能性があれば、子供だけではなくて、そういう支援策を出したいというふうに考えております。
◎教育長(小林洋文)
先ほどと同じようなことになるわけですけれども、小学校は平成23年度から、中学校は平成24年度から、学習指導要領が全面的に改訂されます。これまでの、ゆとりの教育から学力向上にややシフトしたものになりまして、授業時数もふえます。そういう中でですね、体育の時間の確保というのは、より困難になってきているわけですけれども、新年度の富士見中学校では予定をしておりませんが、1年間様子を見て、スキー人口の増ということは、富士見町にとっての課題でありますので検討してみたいというふうに思っております。
 24年度からの新しい学習指導要領への切りかえですが、22年度、23年度は保健体育の授業を全学年で年間15時間増加して、子供の体力づくりに資したいと思っております。
 それともう1つ、子供を取り巻く家庭環境、社会環境の変化ということですけれども、御存じのように、子供の一番の今の魅力は、家の中でゲーム機をいじることなんです。それにまさるようなスキーの魅力を、どうやって伝えていくかというようなことも必要かと思います。
 これは担当職員からですが、費用の負担感を軽減するためには、現在、体育館の使用料を免除しているわけですけれども、それに匹敵するほどの優遇策、例えて言えばリフト券を全額町で負担するというようなことをしないと、カンフル剤にならないんじゃないかというようなことも言われております。
 以上です。
◆第6番(小林市子)
6番、小林市子です。これから本当に長期計画でないと、簡単にすぐできるというものではないです。
 そして先ほどの町長の言われた、コースのシナリオですね、それは本当に大事なことで、町全体が宝だと思うんですよ、この富士見町は。その宝を生かしたコースづくりということは、連携しながら、両方のスキー場、それからグリーンシーズンももちろんですけれども、両方のいいところを情報をまた共有して、そしてしかも、その間にある町を紹介していけるようなコースを、ぜひつくってほしいと思います。
 そして、今の子供たちをやっぱりこれから長期計画で、本当にこれは1年や2年でできるもんではないんですけれど、そこにスキー場がある限り、やっぱり子供たち、それから家族、富士見町住民が、みんながあそこに子供たちを支援しているということわかれば、お金をね、スキー場にかけたということが、それほどみんなの、何ていうの、スキー場だけかけているじゃないか、観光にだけやっているんじゃないかというよりも、子供たちを育てるためというところへやっぱりシフトしていくのも大事じゃないかなと思います。
 済みません。これで1つ、の大きな項目は。
○議長 質問はないです。いいですか。これで。
◆第6番(小林市子)
はい。いいです。
○議長 ではここで暫時休憩といたします。途中ですが。再開を1時とさせていただきますのでお願いします。
                              休憩 午後 0時01分
                              再開 午後 1時00分
○議長 ただいまの出席議員数は9名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続き会議を再開をいたします。
 小林市子議員に申し上げますが、残りの持ち時間は30分でございますので、よろしくお願いします。
◆第6番(小林市子)
6番、小林市子です。では引き続いて、2つ目の地域主権のまちづくりについてということで質問いたします。
 ?ですが、地域住民による活動組織の育成と支援への取り組みへの考えはということで、富士見町には、さまざまな形で住民活動組織があり、富士見町を少しでも暮らしやすい、住んでいてよかったと言える町にしたいと町民が努力しています。
 それぞれが町にとって、自分は何ができるか、今できるときにお役に立ちたいという思いがあり、リタイア後の60歳から80歳くらいの元気な方々が、ボランティアで活動しています。活動は多種多様で、地域づくりなどに参加して、自分たちのできることで町のお役に立ちたいと思っている方たちの活動を育成し、支援する取り組みができないかということです。
 公共サービスを住民や企業が担う新しい公共について、過日、鳩山首相が新しい公共の推進に向け、ボランティア活動の背中を押すことを推進しようと公言していました。町長が、サークルは、趣味の会は勝手にやったらいいじゃないかという考えをお持ちのようでしたが、あえて新しい公共としてのボランティアなどの活動組織を富士見町のために大事にしたいと思うようになられたでしょうか、お尋ねいたします。
 ?としては、自助、共助、公助が成り立つ条件整備についての考えはということで、富士見町の町民の中には、地域の宝、地域の知恵、わざ、アイデアを生かして、長年の経験や研究を積んでこられている方が大勢います。そして富士見町の状況をよく把握しています。
 そういうグループは、自助から共助への活動の展開を図りたいとしても、民間が手を出せないような壁があって、せっかくの思いが行政へも伝わりませんし、町民の満足へもつながらない状況が起きています。
 子育て支援や福祉面では、少しずつ共助ができる環境になってきています。それは民間の考え方を受け入れる受け皿を用意して、ボランティアの活動を頼みにする考え方に変化してきています。今まで、民間の活動組織に参加している方々に思いをお聞きしたところ、今できるときに、町のお役に立ちたいと考えている方が大勢いました。
 ところが、行政は、区を通さないと区民や町民への理解が進まないなど、小さな活動組織の実績を評価しようとしません。
 自助、共助、公助の取り組み等は、町が受け持つ指導や仕組みの考え方であり、町長が廃止させてしまった職員と集落のかかわりは、大事な条件整備の1つであったと思いますが、2つのことについてお考えをお尋ねいたします。
◎町長 御質問ありがとうございます。まず1番の地域住民の地域活性化活動支援、それと自助、共助、公助、関連していますので、あわせて回答させていただきたいと思います。
 まず、コミュニティー活動、私は非常に重要だと思っています。コミュニティー活動は、確かに2つあります。1つは、その地域に、全体のその地域住民に貢献する、議員がやられておられるようなサロンとか、ステップアップNPOの活動、こういったものは、この地域自身に役立つ、共助と言っては何なんですが、そういった活動、ボランティア活動ということで、役に立つ活動。
 もう1つのコミュニティー活動としては、いわゆるいろいろなサークルがあります。スポーツクラブがありますし、その他のいろいろなカラオケにしても、演歌体操にしても、非常に御年輩の方が、皆さんクラブのようなものをつくって元気にやられている。この2つのパターンがあると思います。
 それで、前の方のものについてなんですが、まずこれは集落のときも、御説明というか考えを述べさせてもらったんですが、一生懸命やられていることを、まず地域の多数の賛同を得ていただいて、なるほどそうだという、その地域の全体の声にしていただくよう、より一層心がければ、効果が上がるだろうということは申し上げております。
 実際に、せっかくいいことやられているんだけれども、その地域の部分的なボランティア活動に終わっていることはもったいないですねということで、それはぜひ、集落全体の活動行為にしていただきたい。
 それで、その区長さんなり、集落の皆さんが、町にそのお願い、いろいろな支援のお願いをしていただくということは、非常にこちらとしても歓迎するところだということで、そういう形で申し上げたところです。
 それから、一般の先ほど言いましたそのいろいろなサークル、詩吟にしても、カラオケにしても、演歌体操にしても、これは高齢者クラブの演芸会、私もずっと参加しましたけれども、非常に後期高齢年代になっても、非常にお元気だということで、これは非常にいいことだと。何がいいかというと、とにかく非常に元気で暮らしているということで、活気があるということ、プラス、前々から言っておりますように、その福祉費用、これが非常に削減されているということなんですね。
 ちなみに、後期高齢者で、介護認定される人数が、この6市町村の中で富士見が最も低いというようなことで、これはいずれにしても、両方のボランティア活動及び自分を、生きがいを持ってクラブ活動しながらと、これは非常に町のためにも元気が出て、それからこう言ったら何ですが、経済的にも非常に効果があるということでございまして、前の方については、そのボランティアの方についての支援を、ぜひ有意義な形でするということをするためには、その集落でまとまった御意見にして持ってきていただくよう、お願いできればと思います。
 それからもう1つ、この地域に、特定な地域に関係なく幅広い活動があります。特に、生活展に出てきている、特産物をつくっている、コミュニティーでつくっている人たちがおります。私自身、この中の議員さんからも、その何名かのグループの人たちを集めていただいて、要望書もいただいております。
 例えば、そういう特産品の加工場がちょっと貧弱なので強化してくださいとか、部品が壊れたのでその支援もできないかというような御要望をいただいております。これらの横断的な活動も、僕は重要だと思っております。これについての要望はいただいたんですが、具体的にこういうものをということをおっしゃっていただければ進めたいと。全体、一般論としての御要望をいただいておりますけれども、各論で、こういう目的で、こういうものをつくるに当たって、何らかの支援をしてほしいというようなことを具体的に言っていただきたいなと思います。
 そんなことで協働ということで、まちづくりをやっていくという姿勢は、堅持したいと思っています。
 以上です。
◆第6番(小林市子)
小林市子です。今、町長の方から、そのコミュニティー活動には、3つの、大きく分けて3つということですよね。地域で私たちがやっているような、それは小さなNPOなんですけれど、その活動というものは区を通すというよりも、区を通さないでやっている人たち、そういうものがたくさんあちこちにあったら、それをね、つないでいくということも大事なことなんですよね。
 それが町の、その行政で指導とか、支援とかというところへつなげていくのが行政の役割じゃないかなと。そのコーディネートする力というのが、なかなか民間にはないので、それは町民の中から、そういういろいろの元気なグループを幾つか、やっぱりいろいろ出てきていますから、そういうものをネットワーク化していくというのが大事なことだと思います。
 そして地域の活性化というのは、やっぱり地域住民が、先ほど町長が言われたように、いかに健康で自立して暮らしていくかにかかっていると思います。それは、身の丈に合った小さな幸せを実感しながら、山や田畑の作業を通して助け合ってきた歴史があるからです。地域の住民が互いに助け合い、住みなれた地域で安心して生活できる、住民主体の地域づくりの目標を、町でも掲げています。
 もし町が、町民の小さな活動組織などを、サークルとか趣味の会だから、勝手に活動すればよいという考えをお持ちでしたら、町が担ってもらっているボランティア的な活動のサービスは、行き届かない状況が起きてしまうことだと思います。行政では手の届かないところのすき間を町民のマンパワーで埋めてくれているはずです。
 例としては、町の施設である図書館へ、司書の資格を持った人たちがかかわれるような窓口があると、購入時の選書や蔵書などの整理などへの協力もできるのではないかなと思うんです。町は、貸し出し数の冊数日本一の記録を更新させている中で、町に在住している司書の資格を持った人たちが、図書館友の会のような活動を組織しようとしています。ほかには図書を借りたくても外出が難しい人たちへ、宅配ボランティアの活動を続けている人たちもいます。
 富士見町は、まだNPO法人の組織はごくわずかです。AiAiみたいな活動。私たちはNPO法人じゃなくて、ただNPOなんですが、あと体協がNPO法人、今のところ2つぐらいしかないんじゃないかと思いますが、民間のこうした活動を育成して、支援していく取り組みをコーディネートする役目が、行政にあると思います。
 その今の1つ目の問題に続きまして、2つ目の問題ですが、自助の部分では、住民主体は住民にも責任があり、だれかが何かをしてくれる時代ではなくなってきていますから、高齢者は特に若い世代に迷惑をかけないよう、準備するという考えを持ち始めています。
 共助では、だれか動けば、何が必要か、地域の問題、課題が見えてきます。小さなグループで地域の役に立つことを始めたくても、区を通さないと認めてもらえない上に、勝手にしているだけじゃないかと批判を受けることがほとんどです。
 町長が先ほど言われたように、区を通してと言われますけれども、口では簡単に言えますけれど、手を動かして足を動かしてくれる、そういう人たちを、じゃあ区へお願いしますということはなかなかできない。区民を動かすこともなかなかできない。
 それは、いいことだとわかっていても、なかなかみんなで一緒にやりましょうという活動の組織につながってこないんですよ、今は。時間がないということとか、働くのに手いっぱいだとか、若い人たちが中へ、区のいろいろの行事でも、大変なことが出てきているということがあります。だから、勝手にやっているというように見えることも確かです。行政が一番大事にしなければいけないのは、ボトムアップの動きを、いかにすくい上げることができるかということにかかっていると思います。
 町長に考えていただきたいことは、県で公募している元気づくり支援金のような制度を、町でも用意して、町民の活動を後押しできたらいいと思います。そうすると観光事業にかける投資の金額から比べると、本当にわずかな支援で、人は何十倍の働きをしますし、町の元気が生まれます。
 町民がどこまでならでき、行政がどの部分を担って協働できるか、問題や課題を話し合う町民参加のプロジェクトをつくり、町の職員が事務的な手続を指導してくれるなど、町民と情報の共有ができる仕組みへの対応が、富士見町はおくれていると感じます。
 NPOという我々の小さな団体でも、企画をきちんと書き、目的に応じた事業内容に沿って活動してきました。今までの実績を認めて、県や企業、団体など、とても多くのところから支援をいただいています。そういう時代にもなりました。
 書類などの整備ができグループはよいのですが、申請するにはどうしたらよいのかわからないという声も聞きます。そんな申請の事務手続のようなところを指導して、町で元気づくり制度のような支援ができると、元気をはぐくむまちづくりになります。
 町民が町の事業を応援し、貢献しようと考えているグループの受け皿づくりなど、相談窓口を開設したらどうでしょう。町長のお考えをお尋ねいたします。
◎町長 まず、区を通してという問題でございますが、基本的にその地域の活性化、地域をよくするためにやる小さな活動がだんだん大きくなっていくというようなものに関しては、やはり、その地域の皆さんの盛り上がりというのは必要だと思うんですよ。
 一部の人が町のところに、町に来て支援をしてくださいと言って、大半のその地域の人は無関心だという状態ですとですね、町としても、やはりやりにくいわけですよ。本当にその少人数のグループの人たちが、確かに一生懸命かもしれないけれども、やっぱり、その地域の人たちに恩恵を預からせるために、その活動をやるわけですから、その地域の人たちが、そうだそうだもっともだ、町へ行って要求しようぜというふうな気持ちになっていただかないと、やはり地域に結局は根づかないという恐れがあるということもありますんで、やはり、この特に地域活性化のための、そのようなボランティア活動については、やはりよく地域の人の賛同、盛り上がりを求めたいと。
 そうしないと、幾ら支援しても、ほんの一部の人たちと、町との間のやりとりだけで終わってしまう可能性あるんで、それを何とか、その地域全体の活性化につなげるという観点から申し上げていますので、その御努力はどうしてもお願いしたいというふうに思います。
 それから、もう1点何だったけ、(6番「元気づくり支援金のような」の発言あり)補助金の話ですね。支援金に関しましては、先ほどの地域の件は、基本的には区の賛同を得ていく。それでもう1個は、先ほど、あるコミュニティーサークル、サークルと言ったら怒られるかもしれん、コミュニティー活動、ボランティア活動で、いろいろなものを特産品をつくられている方々が御要望に来ております。これには、前向きに対応したいというふうに考えております。
 だから、横断的に地域には関係なく、町全体で、ある人たちのグループがまとまって、町おこしのために活動するということについては、ぜひ御提案いただきたいと。それはどこへ来りゃいいんだっけ。窓口は後で決めますけれども、それは歓迎したいと思っております。よろしいでしょうか。
◆第6番(小林市子)
6番、小林市子です。町長の、その区を通してね、地域づくりというのは理想なんですけれども、それができないから、小さなグループがたくさんあると思うんです。その小さなグループを元気でまたつなげていくような、その支援というのが大事じゃないかと思うんですよね。
 そして、その人たちがボランティアで動いてくれているという、それは町のために本当になっていると思うんです。元気づくり支援金って、今、県でやっている事業は、とても私はすばらしいものだと思うんですが、そこへ申請するということの、事務的な手続が結構難しいんですね。
 私たちは、まあ何回かいただいたんですけれども、そういうものの大きなものじゃなくていいので、小さなものを町がそういう窓口をつくって、元気づくり支援金のような形で、私たちはこういうことをしたいんだ。そのことについてボランティアで働くけれど、ちょっと活動の支援をしてほしい、まあ5万とか、そういう形でもいいと思うんですよ。本当に小さな金額でも、その人たちは動ける、活動の資金になるもんですから。
 そういう窓口をつくって、しかも、そういう活動をしている人たちをネットワークにして、広域的な活動にまとめていくというのが、行政の、私は担う部分だと思います。その点についてはどうでしょう。
◎町長 今の小さな単位をだんだん広げていくということで、必ずしも特産品だけじゃなくて、いろいろなボランティア活動のコミュニティーを、1個1個、話を聞いて、元気づくり支援金のような形で支援すると、こういった考え方は否定しません。
 したがって、まだ、まず窓口をつくります。窓口つくって、1個1個、御相談させていただきたいと思います。決して、それを閉じるもんじゃありませんので、ぜひよろしくお願いします。
◆第6番(小林市子)
終わります。
○議長 引き続き、発言を許可します。
◆第5番(名取武一)
5番、日本共産党に属しています名取武一です。今回は富士見財産区について、失業者への支援について、そして来年度予算についてと、この3点について質問させていただきます。
 まず、富士見財産区の問題についてであります。この間、パノラマ開発公社と富士見財産区、有限会社富士見レンタルとの問題、これを契機にして、町長サイドと財産区管理会との間、ぎくしゃくしており、中に入った私たち議員としても、正直手に負えない状況であります。
 この有限会社富士見レンタルは、富士見財産区の管理会委員が管理している子会社で、富士見パノラマの敷地の一角を借り、休日、冬季25日間に限り営業をして1,000万円ほどの売り上げで、約300万円の雇用をして、財産区に400万円の貸付料を払っておりました。最盛期には開発公社のレンタルだけでは賄いきれず、トラブルもなく進んできていたと思います。
 しかし、最近のようにパノラマの営業低下の中で、開発公社にとっては富士見レンタルの存在が目の上のたんこぶのように見えてきたとは思います。富士見レンタルの営業停止の申し入れ、これは過去に一度はありましたが、昨年年初からまた再燃しました。
 文書上では、昨年9月に開発公社から財産区へのレンタルの営業停止要請があり、これについては財産区側から9月末に、この要請には応じられない旨の返答があり、そしてさらに11月に町長より、財産区に意見書が出され、その後、親身な話し合いもなく、2月1日の財産区関係初区長会を迎えております。
 ここには、管理会から前もって決められていた来年度予算案が提示されましたが、富士見レンタルからの入金400万円、これが財産区に来年度も入るという内容が盛り込まれておりました。
 これについて、後日、町長サイドはこの400万円を削った予算案を会長に渡し、これに直せと要求しました。この事件が、管理会の態度を硬直化させた大きな要因であります。
 この件について、再度400万円を盛り込み直した予算案、これを会長に提示したのではありますが、文言を変えております。一度かたくなになった側の態度を和らげるには、大変なことであります。町と財産区、これはともに手を携え合って、友好的に進めるのが本来の姿であります。そのためにも財産区という問題について、認識を整理していただきたい。そのような点から質問通告を出させていただきました。
 1、富士見財産区と広原財産区との均衡、これをどう考えているか。
 2、管理会の同意権、これをどう考えるか。
 3、管理者と管理会委員との関係、これは話し合いで解決すべきではないか。これです。
 まずは、町長のお考えをお聞きした上で、次の質問とさせていただきます。お願いします。
◎町長 お答えします。最初の予算書の原案のペーパーの中に、400万という財産区で予算をつくった内容が入っていなかったというについて、これは私の理解では、決まっていない、要は、管理者と管理会社と、同意されたものが載るべきじゃないのかと、僕は、僕自身は思っていました。その段階、まだ現段階でも同意されていないという状況の中で、これは財務課、役場の中でも相談して決まっていないものを載せていいのかということで白紙で出して、その後ですね、それじゃまずいということで内容を400万は入れました、予算上入れたと。
 しかし、富士見レンタルを継続するかどうかということについては、管理者と管理会とは同意していないというのが現状だと思います。
 それで、今後どうするかということなんですが、この根本の原因は、何でこんなに対立したのかということでございますが、これ私は、町全体の町政、町全体を考える立場にあります。現在、富士見レンタルの事業そのものが、現在のパノラマのレンタル事業と完全に重複しています。それで現在のパノラマのレンタル事業、これの今の力、キャパシティーというか、現在のコスト、経費のほとんど増分なしで、富士見レンタルの機能が実行できる。
 したがって、去年は1,100万の富士見レンタルの売り上げがあったわけですが、そのときに富士見レンタルのコストが約630万かかっています。それで400万を富士見レンタルに計上し、120万を地代としてパノラマに払うという形で行われた中の、600万強の値の経費は、これを統一しますと、全部パノラマの事業としてやりますと、コストアップが38万円でできるという試算が出ております。
 したがって、600万強かかるものが、30何万でできるということは、富士見全体にとって600万が失われているというふうな考え方で、これは私の、町全体を考えると600万の損失が起こっていると。これを私どもは簡単に見過ごすわけにいかないということで、これはやはりきちっと双方の相互理解を正した上で、これ相互理解というのは、管理会及び区民全体ですね、財産区民全体及び町民の考えがきちっとしない限り、これは解決しないと。
 私としては、富士見町全体を見れば600万の損失が起こっていることを、富士見町として見過ごすわけには、町長の立場ではいかないということで、富士見財産区の立場としては、富士見財産区の権利だということで、これを譲るわけにはいかないということで、今、対立しているわけです。
 これは、いずれにしても、今シーズンはもう富士見レンタルやっているわけですから、来シーズンの秋からの話ですので、私はぜひ、これは、それに間に合うようにじっくりと、単に財産区の委員の皆さんとかだけじゃなくて、財産区の区民の皆さん、町民の皆さんの意見を集約して決めたいというふうに考えております。
 それから広原財産区と、西とのアンバランスというのがちょっと質問の趣旨がよくわかりませんので、もし、これが現在、広原財産区は過去の事業実績より、現在、基金という面での蓄積は、富士見財産区から比べて大変大きなものがあると、それがアンバランスというんでしたら、これはちょっとこの場の議論では何も、これは町の議論でないと。要するに、お金持ちの子供もいるし、それなりで生まれたときの状態でそういう人だっているわけで、それをいきなり、じゃあ平等にしなさいということは、これは今の世の中の常識としては考えにくい。そういう質問ではないと思うんですが、その広原と富士見のそのアンバランスをどうするんだと言われても、何が、何のアンバランスを言っているのか、ちょっと明確に、ちょっと教えていただければと思います。
 以上です。(5番、「同意権の問題、これはまだ答えていません。管理会の同意権をどう考えるか。」の発言あり)
 これは、条例、私も調べました。いわゆる管理会と管理者は同意する状態で物事を進めなさいということがあります。だから、命令すること、管理者がこうしなさいとトップダウンで命令することはできないということははっきりしております。しかし、同意権でやるっちゅうことは、同意がなかったら、やはりできないと私は解釈しています。
 今現在、この問題は先ほど言いましたように、管理者としては同意しておりません。管理会社と、今、意見が違っているということについて、同意していないものを実行していただくわけにはいかん。それはもし、管理者があって管理会があって、それが同意して実行しなさいと言っているのを、管理者の意に反して、強行するということは、私はそれはあり得ないと考えております。よろしいでしょうか。
◆第5番(名取武一)
ちょっと今の同意権の問題なんですが、町と管理会との同意という問題ではなくて、管理会そのものの同意権という意味です。それについては、また後でお話ししますが、その辺のことの御認識が、若干、食い違っていないかなというような感じをしております。
 まず、この財産区というものの性格について、そこからまず理解する必要があるだろうというふうに思います。この財産区というのは合併推進のために便宜的に設けられたものであり、合併の際に、合併前の構成町村の財産は、合併後の市町村には帰属させず、その区域を財産区として、特別の法規制の網をかぶせるとことにしたものでありまして、地方自治法第3編特別地方公共団体、そのうち第4章財産区に規定されております。
 財産区は、地方公共団体でありますから住民の福祉の向上が、その存立の目的です。ですから財産区所有の財産を処分することにより得られた対価、これは市町村と同様に、公共的な事業、財産区住民全体の福祉を向上させるような目的に使用すべきであります。
 そして今、先ほど町長、その均衡というものの解釈、これがちょっと理解できないというふうなお話がありましたが、この住民福祉の向上、ここには均衡という観点が必要ではないかというふうに思います。この地方自治体の中には、貧乏な村もあれば、金持ちの村もあります。しかし、貧乏の村に住む住民も、また金持ちの村に住む住民も、あまねく豊かな福祉サービスを受ける権利があります。
 国は、財源の均衡化を図るため、地方交付税というもので貧乏の村にはより多く、そして豊かな村には少な目に税を振り分けることによって、日本国民すべてが平等に、福祉サービスを受けられる、そのような仕組みをつくっております。
 財産区というのは、町の中の旧村を核とした特別という、まくら言葉のついた地方公共団体であります。町の中に存在する複数の財産区には、金持ちの財産区も、そしてまた貧乏な財産区もあります。それを取りまとめた町という地方公共団体、ここは豊かな財産区に住む住民にも、そしてまた貧乏な財産区に住む住民にも、等しく福祉サービスを受けられるように資源を配分する責任、これは町にあります。
 国が、地方交付税措置によって、市町村間の均衡を図っているという観点から、1つの自治体の中に存在する財産区のバランス、均衡を図る、この町の姿勢が必要ではないかというふうに思います。
 西の富士見財産区に対して、東には広原財産区があります。この広原というのは通称でして、本郷財産区、落合財産区、境財産区の合同したものであります。ここでは、通称の広原財産区と呼ばせていただきます。
 先日の小池一夫議員の発言にもありましたが、県の企業局が八ケ岳のすそ野、広原地域を開発して、無償で広原財産区に払い下げた。広原財産区はこれを利用して、富士見高原保健地管理株式会社を立ち上げた。そして別荘地の売却益で施設を建て、ゴルフ場、スキー場、宿泊施設を管理会社富士見高原保健地管理会社と、まあこのように呼びますが、ここに貸して管理会社に運営させている。広原財産区はすべての施設を無借金で建てたと、このように聞いております。
 開発会社が77億円も借りてスキー場を経営していた、その出発点が違っております。広原財産区は、管理会社から賃貸料を平成19年度までは毎年1億1,350万受け取っておりました。富士見財産区はパノラマからわずか210万円。けたが違っております。
 平成20年度からは、管理会社の赤字が続いたために、賃借料を半分に減らしてはおります。そして、この賃借料の中から財政調整基金積立金というものが落ちております。平成19年度までは8,500万円、そして平成20年度からはその半分に減っております。そしてこのうち本部には4,500万円、集落に4,000万円、20年度からは本部に2,250万円、集落に2,000万円、この積立金が落ちているわけであります。
 そして、この積み立てた集落配分金の現在高、これは合計にしますと18億5,000万にも及んでおります。立沢では4.4億円、乙事では4億円、上蔦木では2.9億円、瀬沢新田では2.2億円。これだけの財調基金を積み立てております。
 そして、広原財産区の決算には、公共事業費という項目があります。富士見財産区にはない項目であります。これは、何に使われているか、まさに財産区の本旨たる住民の社会福祉の向上のために使われているわけであります。このように大体毎年3,000万円から4,000万円ほど支出されております。
 住民福祉の向上のためには、インフラ、環境整備が必要であります。道路の舗装、改修などの公共事業であります。各集落からいろいろな要望が出されます。しかしこれには、その規模に応じて、1割、2割という地元負担が必要であります。この点、広原財産区に所属している集落では、この基金を使うことができます。直接の住民負担がなくてもできるわけであります。
 一方、富士見財産区に所属している集落ではそうはいきません。各集落で建設資金などの名目で、区民が毎月積み立てた基金の懐状況を見て、町に要請しております。ですから、この東側と西側、どうしても環境整備の差がおのずと出てまいります。富士見財産区の権利戸数は1,167、広原財産区の権利戸数は1,398、広原の方が2割ほど多い程度であります。
 このように権利戸数の余り変わらない比率の中で、広原財産区には過去には8,500万円、今でも4,250万円の真水が落ちている。そしてそのうち構成集落に、過去には4,000万円、今でも2,000万円が落ちております。
 富士見財産区には、各集落での公共事業に回せるようなお金は、1円も落ちておりません。財産区から集落に真水が落ちていないこと、これは西山地区の貧困の原因にもつながるとも言えなくもないと思います。
 町長は、このような広原財産区に住んでいる集落、住民の環境と富士見財産区に住んでいる集落、住民の環境の違い、これをどう理解されているでしょうか。ここには、町長は先ほど均衡の問題について、理解が違うような表現でしたが、やはり町内の財産区の間の均衡、これを考えるべきと思いますが、いかがでしょうか。
 町長は、まだこれからもう少し続きます。町が、西のパノラマばかりに金をつぎ込めば、東の方々が納得できない。だから、東にも目を向けなきゃとよく言われます。確かにそのとおりとは思います。しかし、この理論、だから富士見財産区から資源をもぎ取ってよいということにはなりません。富士見財産区は、今までパノラマスキー場の苦境を理由に、スキー場への協力を強いられてまいりました。観光造林の払い下げに2,000万円近いお金を投入しております。賃借料も下げに下げております。
 町長は、この富士見財産区が町及び開発公社に今までいろいろと協力してきた、これをどう理解されているかであります。
 そして町長は、財産区は財産区本来の仕事で自活を求めるべきだと言われておりました。では、先ほど言ったような、広原財産区、これは財産区本来の仕事で自活していると言えるかどうかであります。
 確かに今、林業というのはCO2の削減、低炭素社会に向けた大きな可能性を持った大事な産業ではあります。森を守るには、密集した木を間引く間伐が欠かせませんが、間伐への国からの補助は十分ではありません。輸入自由化で安い外材に押され、国産材は大幅な価格下落に直面しているため、間伐をやれずに放置する所有者が多いのが実態であります。国、県、町の援助なくして、町の林業、そして財産区が育つはずもありません。
 日本の中で、ある町では水源地域の保護や環境に配慮し、間伐を実施した森林所有者、ここには1ヘクタール10万円を交付しているということも聞いております。この富士見町では、木も種類によりますが、5万円から8万円出しているとは聞いておりますが、ただ財産区に自活しなさいというのではなく、このような町独自の支援もしながら、財産区を育てるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
 そして、先ほども言いました、財産区の同意権をどう考えるかという問題であります。どうもこの点について、もう少し理解をお願いできればというふうに思います。
 財産区というものは、先ほども言いましたように、地方自治法に定める特別地方公共団体であります。富士見財産区は旧富士見村の財産を管理している。殊、財産の管理については、その管理会の会長は、旧富士見村の村長、管理会は旧富士見村の村議会議員とも言えるべき性格があります。
 町長は、富士見町という地方公共団体の長であります。そして一方、財産区の管理会長は、特別地方公共団体の長であります。町長は富士見財産区の管理会長を一地方公共団体の長として遇していると言えるでしょうか。一片の書面で事足りるとするのではなく、首長同士の対等のおつき合いが必要ではないかと思いますが、いかがかと思います。
 そして地方自治法296の3第1項、ここには「市町村長及び特別区の区長は、財産区の財産又は公の資産の管理及び処分または廃止で、条例又は前条第1項ただし書きに規定する協議で定める重要なものについては、財産区管理会の同意を得なければならない。」このように地方自治法では規定されております。
 そして、これについての解説書では、「条例又は協議により、財産区管理会の同意事項とされている重要なものついては、財産区管理会が設置されていれば、その同意がなければ、たとえ当該市町村の議会の議決があっても市町村長などはこれを執行することができない。」同意がなければ、この議会の議決があっても、町長は執行することはできないと、このように解説書では書かれております。
 そして、「もっとも運用上は、市町村長などの執行機関が議会に提案する前に、議会に提案する前に、財産区管理会の審議に付すことが適当であろう」と、このように地方自治法の解説では、うたわれているわけであります。
 同意がなければ、たとえ市町村長の議会に議決しても、市町村長などはこれを執行することはできない。執行機関が議会に提案する前に、財産区管理会に審議に付すことが適当であろう。これを文言どおり解釈し、実行すべきではないかと思います。
 昨日の審議でも申しました。富士見財産区管理管理会、昨年の12月に、来年度予算案を決めた。昨年の12月に管理会で予算案を決めたんです。同意というのは、町長と管理会の同意ではなくて、管理会では、予算案を昨年の12月にもう決めているんです。その点のところですね。
 そして、そこでは富士見レンタル事務所倉庫貸付料の名目で400万が計上されております。昨年の予算案と同じであります。これをこの議会に上程されている予算案には、施設貸付料400万円となっています。文言が変わっております。
 町は、財産区管理会が決定した予算案を改ざんしてこの議会に上程している。そう言わざるを得ません。財産区管理会が決めた予算案、これを町当局が、その文言を改ざんして、この議会に提出した。こんなことは、富士見町の町政史上、初めてのことではないかというふうに思います。
 多分、今までの議会では、管理会で決められた予算案、それをそのままこの議会に上程され、そしてどの議員も、これは私もですが、何の異議もなく全員賛成で可決されてきたと思います。そのような形式的な慣習とも言える財産区に関する予算、今回初めて管理会で決められた予算書の文言を改ざんして、この議会に持ち込んだ。ここには、よほどの自信と決意がなければならないと思います。
 ところで、この財産区の同意権の問題は、町の条例にもはっきりとうたわれております。富士見町富士見財産区管理会条例、管理会の同意を要する事項として、9条、「財産区の財産又は営造物の管理、又は処分で管理会の同意を要するものは次のとおりとする」とありまして、(9)のところに、毎年度の財産区の収入及び支出並びに決算に関すること、つまりこの予算案は、管理会の同意を要するものというふうに、町の条例が決めているんです。
 先ほど、三井議員が法令にのっとってと言われましたが、町が決めた条例、町は文言どおりに解釈する、そして実行するのが当然であります。財産区管理会が決めた富士見レンタル事務所倉庫貸付料、これを一度は削除して、そしてその文言を施設など貸付料と改ざんした。これは先ほど言いました、同意がなければ、たとえ当該市町村の議会の議決があっても、市町村長などはこれを執行することができない、これに完全に違反していると思います。
 そして執行機関が議会に提案する前に、財産区管理会の審議に付すことが適当であろうであります。富士見レンタル事務所倉庫貸付料を施設など貸付料に変えたことについて、富士見財産区管理会の同意が得られているのか、もしくは、この議会に提案する前に、財産区管理会の審議に付す努力をしたのかであります。
 そして、管理会に何の審議に付す努力もせず、管理会側の同意なき場合、予算案の文言を改ざんするのは地方自治法、町の条例違反であります。予算案の文言をもとに戻し、再上程すべきと思いますが、いかがでしょうか。
 この間、入笠会館に関し、管理会側からの抵抗がありました。これは町側が予算案を勝手に改ざんした、管理会側の同意権を無視された、まさに権力の乱用だ。町の言うことを、1つ、もし聞いたら、また押されてしまう。このようにとらえたからであります。
 そして、町が地方自治法、財産区管理会条例違反を解釈の相違だとして、文言の改ざんを当然として、強引にこれを推し進めようとすれば、これは間違いなく争いになります。
 町はパノラマ問題については、債権放棄を債権者に求めるべきだと、提案については町の信用にもかかわる争いは避けるべきだと言いました。まして、この町と財産区の関係、これは身内の問題です。争いは避け、地方自治法の解釈どおり必要であれば、議会に提案する前に管理会の審議に付す。管理会の同意が得られたものをこの議会に提案する。そのような手順を踏むべきだと思いますが、いかがでしょうか。
 2回目の質問を整理しますと、まず第1に、先ほど言いましたように、広原財産区には過去には8,500万円、今でも4,250万の真水が落ちている。そして、その半分近くが集落に落ちている。2億、4億とたまった集落がある。富士見財産区の集落には、1円も落ちていない、この現実をどう御存じだったのかどうか。そして御存じであれば、この均衡というものをどう図ろうと考えるか。これをもう一度お聞きしたいと思います。
 そして第2番目に、富士見財産区が、町及び開発公社に今までいろいろと協力してきた。これをどう理解されているか。
 そして3つ目に、予算案の文言の変更について、管理会に再審議申し入れたか、同意を得られたのか。そして管理会の同意が得られていないのではあれば、やはり文言はもとに戻して、町長は御柱が終わったら話し合いを再開したいというふうに言っておられたわけですから、合意が得られたところで補正予算を組むべきだと思います。いかがでしょう。
 そして4番目に、この提案を飲めないのであれば、これは争いになります。争いは避け、話し合いで合意の道を進むべきだと、探るべきだと思いますが、いかがでしょうか。
 以上です。
◎町長 たくさん言われたんであれですが、まず基本的に、この同意の問題なんですが、まず財産区は富士見町から治外法権のような形で独立国なのかというと、僕は独立国ではないと。つまり富士見町の一員でしょうと、財産区は。ですから富士見町全体の利害に反することを財産区が独自に突っ走れるんだと、そういう解釈は僕はないと思います。
 もし、これがまかり通るようだったら、何をしたって、やれるんだと。財産区は勝手に富士見町に損害を与えていても、何してもいいんだということをやれると。僕はそれはやれないというふうに考えているわけなんです。だから、やはり、財産区は富士見町の一員でしょうという認識でいます。それで財産区は、ただし財産区は富士見町がトップダウンでああしろ、こうしろというものより強い権限を持っているということも、これはわかっております。
 しかし、だからと言って、富士見町に損害を与えてでも突っ走る。全く同意なしに、富士見町の全体、あるいは管理者としての同意もなしに突っ走ることはできないというのが、常識だろうというふうに考えております。
 それで、ちょっと第1番目のこの広原財産区と富士見町の不均衡の問題、これはお金持ちと貧乏人というようなたとえで、武一さんに言われたんで、私の理解と合致しております。
 このような今、事態になっているときに、富士見町役場として、行政として、財産区を平等にするための支援を一方にするかどうかと、これはノーだと。つまり、やはり財産区というのは、ある独立した人間だと思います。だからその人々に平等に支援をするというのは、町の原則だろうということであります。
 じゃあ、今まで、その今、これだけの差がついた原因は何であるかということでございますが、それに対して町は何をしたかというと、私の聞くところ、情報、理解では、東の広原財産区は非常にビジネス的に成功をおさめた。それで御大尽になった、お金持ちになったということに対して、西山の方も随分前の町長の時代に、西山も広原のようになりたいと、何かしてくれということで、あのパノラマスキー場ができた。それでいろいろな経緯はあったにしろ、結果的にですよ、利子も含めたら100億円以上もつぎ込んでいるわけです。
 広原財産区になんか、そんな金つぎ込んでいませんよ。町がこれだけのことをやって、それで今の状態になっているわけです。だからバランスというか、町の支援のバランスから言ったら、100億も入れて、広原にはほとんど入れていないわけですよ。
 だから、そういうことから言ったら、非常に過保護に西山に投資をしたということも言えるでしょうということで、その経過が、今、それがうまくいかなくなって、また今回だって、10億入れることになっているわけですよね。それを差しおいて、支援がないから、ないから。それはないでしょうということで、僕は、まず本来でしたら、財産区自身は会社の法人のような形で独立した存在で、それぞれに対しては、町は平等に支援すべき問題だというふうに思いますが、この政策として富士見全体の観光戦略、企業戦略、発展にとって、パノラマ、富士見財産区の中にあるパノラマというのは重要だから、大変なことをやってきたということであって、これは富士見財産区の中に投資をしたということで、アンバランスなくらいにでかい投資をしたというふうに思います。
 それから、文書、予算案のペーパーの中に、管理会で決めたという内容の文言に戻せと言われるんですが、これはちょっと法的に調べて回答しますが、私の意思としては決まっていないと、これは。そもそも、2月1日に、私、呼ばれて、区長と管理員の皆さんの全体会議があったわけです。その場で、会長が何と言われたか。3月31日までに決着したいということを言われたんです。そういうことで始まっている会議で、それでもういきなり12月までに予算案が決まっているから、それはもう議会で議決しなさいと。それはちょっと同意が得られていない。一番大きな問題は、町から600万円消えているということなんですよ。その600万を消えた状態で、財産区がね、突っ走る権利があると僕は思いません。
 したがって、文言を変えた状態で入れさせる。もし、これを財産区のとおりに入れちゃいますと、既成事実になるという恐れがあったんです。決まってもいないことを予算で決まったから、その文言どおりに入れなきゃいけないということは、それは僕はよしとしない。だから、まだ決まっていないから、最初は白紙だった。白紙はまずいというから、それでああいう形になった。
 だから、したがって、まずプロセスとしては、管理会と町長の問題ではないと、これは。まず、財産区、区民、区長さんも交えて、全体意見集約が必要だと。あの管理会でも十分な理解をもって賛成した人が全員だとは言っていないし、あのときの会長は3月31日までに決めますということを、ペーパーで出しているわけですね。だから、そういう状況の中で、もうこれが決まったんだから、文言一切、金額も何も変えちゃいけませんよと。これは財産区が、富士見町の中にある財産区は、富士見町の意思に反して、損失を与えてでも突っ走るという態度じゃないですか。こんなこと許されていいのかということで、私はまずは、まず管理会と町長、あるいは理事者の話し合いではなくて、もうちょっと区長さん、区民全体が理解を深めて、それで管理会とも話をしてと、そういうプロセスを踏みたい。それには時間かかる。今御柱だから、御柱の後からやりたいということでございます。
 もし、文書で、法的に問題があるんだったら直します。ただし、直したとしても、これは決まったことではないということを、私は認識したいと思います。
 以上です。
◆第5番(名取武一)
ごめんなさい。ちょっと今1つのところで、最後の争いは避けるべきだと、この点については、じゃあ、争いはあり得るというふうな町長の見解ですか。
◎町長 争いは当然避けるべきです。しかし、私は町長として、今の案を認める考えは今のところはありません。しかし、話し合いをしましょうと。話し合いをして、区民全体の総意であれば、しょうがないんですが、必ずしもそうではないという人たちもおりますので、それをやることが先決だと思います。争いにはしたくないというふうな思いです。
◆第5番(名取武一)
町長の理解のところで、幾つか食い違いがありますから、それだけちょっと指摘して、時間もあれですから、次に入っていきたいと思います。
 1つは、西山に100億も投入したと。これはあくまでも開発公社に、これちょっと答弁漏れがあったな、もう1個あったな、開発公社に投資しただけであって、何のこの投資による恩恵は財産区には落ちていないと、この問題です。それをいかにも西山に100億も投資したから財産区我慢せよ、こういう問題ではないだろうということが1つであります。
 そしてもう1つ、この予算案の問題ですね。管理会で決めた、決めたことが、それが同意なんです。同意事項なんです。それをもし直すんであれば、新たに管理会に再審議を申し入れなさいと、さっきあったんじゃないですか。だから、同意のないものは、市町村長などはこれを執行することができないとなっているんですよ。自治法の解釈では。
 それでもあえて、文言の訂正はしないというのであれば、これは本当に争いになり、これ自治法の解釈の問題ですよ。だからそんなことはしないで、まずは同意されたと、一応形式的には12月の管理会で決まったことがこれ、同意事項なんですよ。それをとりあえずは予算書に入れておいて、そしてその御柱以降にじっくりと話し合いながらね、財産区管理会の方でわかったと、じゃあ文言を訂正してもいいよと言ったら、そこで文言を訂正すべき問題なんです。ですから、それをしないと争いになりますよというのは、ここなんです。
 その辺のところをぜひね、理解していただいて、これは当然、今度の予算案にも出ていますので、そこでもまた、力説していきたいと思いますが、基本的には、その管理会で提案した予算案を、まずはここに上程してね、そして町長の主張を管理会に提案して、合意を得たものを補正予算で直すと。これが筋だというふうに思いますので、その辺のところの御理解をお願いしたいというふうに思います。
 それで、やはり次の方に入っていきたいと思います。失業者への支援の問題であります。
 この間の相変わらずこの不景気の中で、失業率は高率を維持しております。特に、非正規雇用労働者が急増により、いわゆる非自発的失業者がふえている。これが深刻な問題であります。非正規雇用労働者、長くいたにしても退職金はほとんどもらえません。失業者保険すらもらえない方もおります。寮にいた方は寮から追い出されます。賃金が低かった上に、失業とともに、収入も住まいも奪われます。年越し派遣村、これが2期にわたって大きな問題になりました。
 ところが、所得税、住民税、国保料、これらは前年の収入をもとに賦課されるようになっております。収入のない失業者には過大な負担であります。そしてこの不景気の中、頻繁にハローワークに通ったにしても、長野県の有効求人倍率は、この1月で0.44、諏訪では0.39、まさに氷河期で、仕事が見つかる状況ではありません。
 このように、完全に収入の道が途絶えた中での救済策が必要ではないかということであります。住民税などが前年の所得で払わされる。これは正規雇用で年金生活間際まで仕事ができて、そして、それなりの退職金を受けることができる人にとっては、そう苦にはならない制度かもしれません。まさに今の制度は、雇用が安定している、年金生活間際まで働くことができる。そして退職時には、それなりの退職金が出る。そのように過去においては普通と思われる雇用制度を前提とした制度であります。
 ところが今は、非正規雇用が3割を超す。普通と思われていた雇用制度、これが破壊されております。年金生活前に首を切られる。蓄えのないままに失業させられる。失業保険も受けられない。退職金ももらえない。失業とともに住みかもなくなる。過去には異常と考えられた現象、これが今では異常でなくなりつつあります。
 ところが、所得税、住民税、国保料など、前年の収入をもとにして賦課される。これはすべて労働者は、先ほども言いましたように、定年までは働くことができる、それなりの退職金をもらえる。失業してもそれなりの失業保険がもらえる。失業保険をもらっている間に仕事が見つかる。このような、今、考えてみれば夢のような状況、これを前提としているものであります。蓄えのない、退職金もない失業者への支援、前年度収入をもとにするという今の制度について、それなりの救済が国の施策には今までは見当たりません。この問題について、地方自治体が補わざるを得ない状況かと思います。
 そのような点から、質問させていただきます。
 まず1、所得税、住民税、国保料など、前年の収入をもとに賦課される。収入が途絶えた失業者には過大な負担がかかる。前年の収入をもとにした制度、どのようなものがあり、失業者への支援制度、どのようなものがあるか。
 そして第2に、これらについて町として新たな支援制度は考えられないか。
 以上です。お願いします。
◎町長 まず、所得税、住民税、国保料、これは前年の収入をもとに、仮にその間で失業した場合でも、全額支払い義務が生じていると、これが国の制度です。一部、国保料の部分だけ若干の修正あります。
 基本的にですね、国の姿勢、私も賛成なんですが、基本的に失業して困っているからお金で支援しますということのお金の使い方と別に、仕事を見つけるために、一生懸命仕事を探す手伝いをするためのお金の使い方というのがあるんですね。
 それで今回、雇用対策、国の雇用対策というための財源を地方に交付してまいりました。富士見町でも2,700万円いただいて、30名強の雇用が、既に新たに生まれて、仕事に従事しているということでございます。つまり失業して困っているから、それはもう生活費、お金で見ようということよりは、むしろ頑張れと。頑張って仕事を見つけるために、国も町もしっかり支援しますよという立場を私はとりたい。
 したがって、町の政策もその考え方に基づいておりまして、就労支援窓口というのがあります。今までに305人の申し込みがありまして、既に144人が仕事についていると。こういう点ではしっかりやっていきたいと思いますが、やはり、このような厳しい状況の中で、一時的なお金で支援をして、生活費を支援していくということは、できるだけ避けて、やはり仕事をするんだという気力を持ってもらって、探していただいて、その支援をしっかりしてきたいという、そういう姿勢でやるつもりですので、私どもとしては、国の政策以上のものをやるつもりはありません。
 以上です。
◆第5番(名取武一)
5番、名取武一です。ちょっとけんもほろろの御答弁で、今、戸惑ってはいるんですが。
 あとね、この最初の質問のところで、前の、前年の収入をもとにした制度はどのようなものがあるかというところで、町長は所得税、町民税、国保料があると言われましたが、ほかに、当然この所得税がこうなっていますと保育料にも絡んできますし、そしてまた町営住宅、これもやはり前年度収入で決められると。このようなものまであるというふうな御認識が必要ではないかというふうに思います。
 そして、ちょっと、どうもまたこの現状認識がおかしいんじゃないかと思うんですが、要は、その今の派遣切りのような場合には、もう既に収入の道も途絶え、住まいも途絶え、場合によっては失業保険もないと。もうぎりぎりの生活を、もう本当に派遣労働者なんてのは、本当にその日の暮らしをするのにやっとかの収入なんです。蓄えなんかないんです。
 そのような方が、失業された場合、収入はゼロ、貯金もゼロ、場合によっては住まいを追い出される。そのような方への支援をどう考えるか。まずそれが基本です。それをもう一度。
 もうその仕事を探す、探せば見つかるという状況だったらね。その職業訓練、そういう支援で十分だと言えるかもしれません。しかし、今、一生懸命ハローワークへ通っても、仕事が見つからないんです。そのまま何カ月と過ごさざるを得ないんです。そういう中に、住民税、国保料、前の収入をもとにした請求が来ている、これをどう考えるのか、基本的な点が、まず一番の問題です。
 そして、この辺の問題については、申請減免制度というのがあります。これは各市町村が、条例や市長の権限で、摘要基準を決めている制度であります。減額だけでなく、免除というのもあります。対象を災害失業、病気、失業など、一時的な収入減に限定している市町村もあれば、恒常的な低所得にも減免を適応している市町村もあります。母子世帯や障害者世帯など、生活が困難な世帯に対して、減免制度、これを設けている市町村もあります。
 残念ながら、先ほどの町長の答弁では、実施する予定はないというふうな御答弁なんですが、せっかくこのような制度、申請減免制度というのがあるわけですから、これを町で具体的に考えるべきではないかと、このように思います。
 そしてもう1つ、先ほど国保料の問題で、町長の御答弁では、若干の修正があるというふうにお聞きしましたが、これについては昨年12月20日付、国保新聞にこのような記事があります。厚労省はこのほど、来年度から実施される非自発的失業者に対する保険料軽減の対象年齢を65歳未満とする方針を決めた。具体的には、企業の倒産、解雇などで失業し、雇用保険の特定受給資格者か、特定理由離職者とされた者が対象。特定受給資格者とは、企業の倒産、解雇などにより、再就職の準備をする時間的な余裕なく、離職を余儀なくされた者。
 一方、特定理由離職者とは、派遣や契約社員など、期間の定めのある労働契約が更新されないことなどが理由で、離職した者とされている。
 そして、公共職業安定所、ハローワークで、雇用保険受給資格者証、この交付を受けた失業者は、その写しを市町村に提出すれば、前年給与所得、これを100分の30に減額して、失業者の保険料を算定することで、失業者の保険料負担を抑える、給与所得が減額され、住民税が非課税となった場合でも、非課税として扱うと、このように報道されております。
 つまり、派遣切りなどに遭った労働者は、失業後の保険料は、前年所得を実際の前年所得の3割とみなすと、こういう制度であります。ぜひこの制度、ほかの分野にも利用していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 例えば、町民税、保育料、これを前年所得の3割程度にすると、かなり非課税世帯になる方が多いと思いますが、大きな助けになると思います。町民税、保育料などに国保料のこの考え方を準用できないか、この点についてもう一度、町長の御見解を求めます。
 なお、町の保育所条例、ここには第7条、町長は、必要と認めたときは、前条の保育料を減額し、または免除することができると、保育料の減免制度が規定されております。しかし、子ども課に聞きますと、特別この条文に基づいた要綱はなく、該当事例もないと聞いております。
 ぜひ、この条文に息を吹きつけ、非自発的失業者の場合、前年所得をゼロとみなす、または来年度の国保料の扱いのように、前年所得の3割を前年所得とみなす、このような運用を図っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 そして、町営住宅の問題があります。この入居資格は、過去には前年度の所得で決まるときいておりました。前年度の月収が入居基準の月収より多ければ、失業して収入の道が途絶えていても、入居資格はないと聞いておりました。また、入居していても、家賃というのは前年度の収入で決まりますので、失業して収入がなくなっても、高い家賃で住まなくてはなりません。
 しかし、その後、この点について聞いていきますと、平成20年10月1日以降に富士見町内の雇用先から解雇、雇いどめにより、社員寮や社宅など、現に居住している住居から退去を余儀なくされた方、またはその同居親族に該当することが客観的に証明できる方、これも入居資格がありますという要件が加わったそうであります。大きな前進ではあります。
 これは、長野県の県営住宅の入居基準、家賃…。
○議長 名取議員に申し上げます。もう時間があと30秒ぐらいしかありませんので。熱が入るところ、大変水を差し申しわけありませんが。
◆第5番(名取武一)
というか、30分、じゃなかった。
○議長 始まったのが22分からでございますんで、大変恐縮でございますが。
◆第5番(名取武一)
ああ、そうか、はい、わかりました。弱ってしまったな。わかりました、じゃあこの辺にしておきます。
 じゃあ済みません。本当は質問事項3についてもしっかりと討論したかったんですが、せめて御答弁だけでお聞きして、町長の。特に教育長については、明日のエンジェルさんの質問にも同じ内容がありますので、町長の御答弁だけお聞きした上で、退席させていただきます。
○議長 許可しますので、ちょっと今質問の途中だったんで、答弁側に何と何と何をお聞きしたいのか、もう1回整理して伝えていただけませんか。
◆第5番(名取武一)
もう一度、先ほど言いましたように、もう、要は派遣労働者が首になってしまったら、収入はゼロなんですよ。蓄えもないんですよ。そういう人に、先ほど町長が言われたような、その就業支援だけでできるのかと。今のような、このハローワークへ行ってもなかなか仕事が見つかんない、こういう人たちに、やっぱり支援の必要があるんじゃないかということを、1つは考えるべきではないかということ。
 そして2つ目には、その先ほど国保料、国は来年からは、収入を7割減で見ますよというものを、その住民税、保育料、または町営住宅、そういうことに応用することができないか。以上のこの質問だけにしておきます。(「子ども手当は」の発言り)
 それは、いいんでしょう、最後の質問の。あ、じゃあ、ついでに、最後の質問事項の3については町長の。
○議長 いやいやいや、時間が来ているんで、もうそれはもう、御自身で放棄したと先ほどおっしゃいましたんで、3番のは。
◆第5番(名取武一)
いや、あの、教育長の答弁だけ放棄したんです。
○議長 別の日に回すと、今、自分で説明、釈明されたでしょう。時間は時間なんで、できませんので、議長の許可の範囲で、その2番目の町長の答弁は許可しますので、お願いします。
◆第5番(名取武一)
わかりました。お願いします。
◎町長 まず、原則的な回答ということで、基本的に困難な方がおられるということは、重々理解しているんですが、この人たちへのサービスについては、まず国の基準があります。それから、6市町村、一番近隣の6市町村の人たちがどこまでやっているか。こういったことを組み合わせて、富士見町が非常に見劣りをしない同等レベル、またはそれ以上に近いものを何とかしたいというふうに思います。
 それから対象範囲も同様です。対象範囲が、国保以外に、税金等々に、それを収入ゼロとみなす、あるいはうんと低くみなすということを広げるということについての支援、これも国、他市町村、県全体のレベルを全部調べて、見劣りにないようにしたい。これ原則で、これは詳細に住民課で調べて決めたいと思います。
 以上です。
◆第5番(名取武一)
以上で質問を終わります。
○議長 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。明日は10時から本会議を開き、引き続き行政事務に関する一般質問を行います。
 本日はこれをもって散会といたします。御苦労さまでした。
                              散会 午後 2時25分