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長野県 富士見町

平成22年 3月(第441回)臨時会−03月05日-02号




平成22年 3月(第441回)臨時会

              平成22年3月(第441回)
                富士見町議会臨時会

議 事 日 程(第2日目)
                             日時 平成22年3月5日(金)
                                午前10時00分 開議
1.開議宣告
2.議事日程の報告
     (付託議案のパノラマ強化特別委員会審査報告、質疑、討論、採決)
  日 程 第 1 議案第 1号 平成21年度富士見町一般会計補正予算(第8号)
  追加日程第1 議 第 1号 平成21年度富士見町一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議(案)の提出について
3.閉  会



                 平成22年3月
       第441回富士見町議会(臨時会)会議録(第2日)
平成22年3月5日(金曜日)
議員の席次及び氏名と出欠
                午前 午後                 午前 午後
  第 1 番  小 林   光 出       第 2 番  エンジェル千代子出
  第 3 番  中 山   孝 出       第 4 番  織 田 昭 雄 出
  第 5 番  名 取 武 一 出       第 6 番  小 林 市 子 出
  第 7 番  五 味   滋 出       第 8 番  三 井 幹 人 出
  第 9 番  小 池 一 夫 出       第10番  平 出 英 夫 出
  第11番  小 池 久 長 出

職務のために出席した事務局員
  事務局長      植 松 久 春     次長        尾 沼 好 美
  臨時職員      有 賀 弘 美
説明のために出席した者
  町長        小 林 一 彦     副町長       五 味 正 文
  教育長       小 林 洋 文     総務課専任課長   植 松 佳 光
  会計管理者     雨 宮 正 一     財務課長      小 林 良 光
  住民福祉課長    名 取 光 昭     産業課長      久保川 敏 朗
  建設課長      三 井 恵 一     子ども課長     五 味 一 文
  生涯学習課長    三 井 豊 三     上下水道課長    窪 田 和 美
  消防課長      植 松   恵



                              開議 午前10時00分
○議長 おはようございます。常に優先されるのは、町民益でございます。今日も活発な議論をお願いをしたいと思います。
○議長 ただいまの出席議員は全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
○議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
△日程第 1 議案第1号 平成21年度富士見町一般会計補正予算(第8号)
○議長 日程第1 議案第1号 平成21年度富士見町一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。
 パノラマ強化特別委員長の報告を求めます。
◎パノラマ強化特別委員長(五味滋)
おはようございます。早朝より御苦労さまです。
 それでは、パノラマ強化特別委員会に付託されました、平成21年度富士見町一般会計補正予算(第8号)について、審議の経過と結果を御報告をいたします。
 町開発公社理事長並びにスキー場支配人を参考人として招き、また町長、副町長、産業課長、財務課長の出席を求め、審議をいたしました。
 長時間にわたる約7時間に及びました審議の内容でありますけれども、重立ったことは、委員より、10億円の貸し付ける理由は、また根拠は、返済計画はどうなっているか。
 第2点、金融団の債権放棄を求めるべきではないか。
 3点、借りたものは返さなくてはいけない。現実味があると考えられる。
 4、町民の声を聞くため、1年延ばして考えるべきではないか。
 5、周辺整備が必要であり、ホテル等民間を呼ぶ考えはないか。
 6、修正動議も2件出ました。2億円に減額する案、公社が抱える借金のうち、町の債務保証分を返済する8億円に減額する案と2つ出ましたが、ともに否決されました。
 全員出席の中で、皆さんも御承知のとおりでありますので、細かいことは申し上げませんが、採決の結果、賛成多数。本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上です。
○議長 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんでしょうか。(なしの声あり)
○議長 ないと認められますので、これで質疑を終わります。
○議長 これより討論に入ります。討論はございますでしょうか。まず最初に反対の方の発言を求めます。
◆第6番(小林市子)
6番、小林市子です。私は、修正の形でこの間、特別委員会で話をしました。基本的に町の提案に対する考えには賛成ですが、町の返済すべき残金として、18億円の債権が残っています。返済する優先順位としたら、利率の高い起債の方から返済すべきと思いました。
 町の起債については、町長が交渉したくてもパイプがないのでトップ交渉は無理でしたという答弁でしたから、私の対案では、開発公社が金融団から借りている債務保証分7億3,000万円を含む8億円減額補正する修正案なら特別委員会でも修正動議を出しました。今回、観光施設貸付事業として10億円を貸し付けるときに、明文化されている富士見町地域振興資金貸付要綱をもとに、この内容に沿って貸し付けるとなると、町が平成12年12月20日に告示第77号として作成してから一度も見直しをせず、今回の10億円を貸し付けることとしているようですが、貸し付ける際の要綱の5条、6条、7条についてと、22年度から町に返済するとしていた2億3,000万円についての10条で債権の保全等、12条で遅延利息については当てはまらないと解釈するのか、要綱のチェックが必要だと思います。
 また、第11条の貸し付けの方法についてはこれからでしょうから、町民に対して公明正大に情報公開をすることが必要であり、全体として明確に事務処理されていないとして、補正予算(第8号)原案についての反対討論といたします。
○議長 次に、原案に賛成の方の発言を許可します。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。今回の一般会計補正予算、10億円の開発公社への貸し付けの新たな観光戦略として、借入金返済計画について、私は賛成する立場から一言申し上げたいと思います。
 借金は、子々孫々まで受け継がれることは、私はできないと思いますし、早いうちに返済はすべきだと考えております。財調を取り崩して返済をしても、何とか緊急時の対応に耐えられる。影響は少ないと私は考えております。
 3番目として、パノラマスキー場は現在健全経営をしており、従業員が一丸となって努力されており、この10億円の貸し付けによって、なお一層意識の高揚となり、なお一層頑張っていただけるものと信じております。必ずや町民の期待にこたえていただけるものと私は信じております。
 4番目として、新方式による計画は実行可能な計画だと私は思います。また、それにも増して町内に売上金の2倍以上の経済効果があり、将来の町の観光戦略の大きな柱となります。町の財政が厳しい状況ですけれども、この計画を実行して、そして成功させて、町の今後の経済対策、福祉、少子化、将来への投資がより可能となることは間違いないものと私は信じております。実行可能な計画であり、10億円貸し付けによって、また金融機関との信頼関係が維持、加速され、町の将来にとっても非常にいいことであると私は思います。
 以上の観点から、原案に賛成をいたします。以上です。
○議長 引き続き、原案に反対の方の意見を許可します。
◆第5番(名取武一)
5番、名取武一です。質疑の際にも申しましたが、町の説明では、この5年間、経費節減で3億円も節約してきたと。黒字を継続しているというふうにうたい上げておりました。これについて、私は賃借料2億3,000万、これをただにしてやったから黒字になっただけじゃないかというふうに言いましたら、確かにそうですが、見方の相違だというふうに言われたというふうに思います。
 この3億円の経費節減、今も言いましたように、家賃2億3,000万をただにしたから、さらに設備修繕に5,000万円投入している。3億円近い町税を投入したから開発公社の黒字ができたというふうにすぎないと思います。
 これを開発公社の努力で黒字になったという。確かに開発公社の従業員の皆さん、それぞれの努力は認めます。しかし、数字で見る限り、この黒字になっているというのは、町税投入でなっているにすぎないというふうに言えるんではないかというふうに思います。
 町は、情報開示と言いながら、このようなごまかしで住民説明会では反対意見は1つもなかったと。だから議員は賛成すべきだと、このような強圧的な姿勢には応ずるわけにはいきません。
 そしてまた、私たちは勉強会で債権者に債権放棄させた事例を学んでおります。町民の多くの方から、出資者である金融機関の責任追及、このような大きな声が上がっております。この立場からも、町の基金の10億円投入、これには反対です。
 以上です。
○議長 引き続き、原案に賛成の方の発言を許可します。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。今、中山議員の方からも出たんですけれども、反対する意見というのも、よくお聞きしますと、今のパノラマの現状がどうなっているかというふうな深刻な気持ちがほとんどないということで、解決策をほとんど示していない。これでは何の反対にもなりません。対案がなければ、だれも同意はできないと思います。
 言うまでもなく、パノラマは大変な今瀕死の重傷です。それで、その親はだれかというと、町長がおっしゃるように、片親か両親か知りませんけれども、富士見町が親です。不肖の息子というふうに町長言われましたけれども、全くそのとおり、結果論として不肖の息子で、私も世の中でよくそう言われますけれども、よくわかりますが、とにかく捨てるわけにいかない。これはもう絶対的に親としての責任です。子供を捨てたり、首締めたりする親は世の中にいません。アフリカの動物だってそんなことする動物はいないと思います。
 そういうわけで真剣に考えなきゃいけない。今、パノラマがなくなったらどうなるのかと。その現状を真剣に考えなきゃいけない。反対するのは結構ですけれども、今なくなったときに、中山議員もおっしゃるけれども、町は大変な損害をこうむって、公社だけの問題じゃなく、町全体が瀕死になってしまう。そういう状態を真剣に我々は考えなきゃいけないと思います。
 そういうわけで、このたびの瀕死の重傷をとにかくもたせる。10年先、20年先、これでどうなるか、この計画でどうなるかということは神のみぞ知るです。そんなことを危ないからやめろなんていうふうなことでもってこの計画を中止するわけにいきません。とにかく、今助けなきゃどうにもならなくなる。町がどうにもならなくなるということでございます。
 それから、私は平成18年のときに、やっぱり貸し付けの特別委員会がありましたよね。そのとき、たまたま委員長を仰せつかったんですが、私の頭も今の町長に比べますと、大変ぼんくらでして、もしそのときに今のような案があったとすれば、今もう5年もたっていますから、そのときに今回のような案が採決されたとしたら、5年後の今日、パノラマの借金は今随分減っていると。とてもパノラマのおかげで今、町は助かっているというような、ちょっと大げさですが、そんなふうな事態になっていたんじゃないかと深く反省しております。
 そういうわけで、町長の今回のひらめきというか、御提案に大変敬意を表するというようなことでもって賛成いたします。
○議長 ほかに討論はございますでしょうか。
◆第4番(織田昭雄)
私は賛成の立場から討論いたします。
 平成21年度の富士見町一般会計補正予算(第8号)は、観光貸付事業への商工費10億円の歳出についてでありますが、パノラマスキー場は富士見町の観光戦略の中心として、八ケ岳山ろくすそ野とともに、入笠山が観光戦略の柱になる重要な拠点であります。
 また、将来を見据えた西山地区の活性化のためには、パノラマリゾートは必要であります。一日も早くひとり立ちしていくためには、必要な歳出と認めます。町の健全な財政を保つためにも、過去の2回の支出について改めるべきは改め、十分な洗い出しをして、これから10年先の地元金融団への負債をゼロにするために必要であります。富士見町の観光戦略を前進させ、確実なものにしていくためにも、必要なものであるという理由から、賛成討論といたします。
○議長 ほかに討論はございますか。
◆第8番(三井幹人)
8番、三井です。私は委員会の折、2億円に減額するという修正案を出させていただきました。そのときに、説明せいという、納得できる理由を述べよということでしたので、その場でもいろいろ申し上げましたけれども、やはり経営の刷新だとか、住民へのさらなる説明だとか、そういうものが先ではないかということで、2億円に減額する動議を出させていただきました。
 私は、その折にも言いましたけれども、借金を返さなくていいとは一言も言っていませんし、やる順番が逆ではないかということであります。住民の中にもまだまだ納得していない方も多々いるというふうに理解しております。
 そんなことで、これが本当にここで今決めるのが果たして妥当なのかどうかということについては、120%まだ納得していませんが、委員会でそういう結論になりましたので、その結論には従わせていただきます。
 それと、その委員会の折に、納得しがたい発言も多々ありました。議会と理事者サイドとの関係、委員会というものの性質、またこの議会というのが言論の場であって、それを封じるような発言は納得できません。
 しかし、先ほども言いましたように、委員会の結論は結論でありますので、私は委員会の結論に従わせていただきます。
 以上です。
○議長 ほかに討議はございますか。
◆第2番(エンジェル千代子)
私は、賛成の立場で討論させていただきます。委員会の中でも、非常に多くの意見がありました。今、議員がおっしゃったように、やはり経営体質、それを変えるのが先ではないかという議論は本当に強く、議会の中でも強い意見としてありました。そのことが本当は先に来るべきだろうと、そのことについては町長もよくよく理解なさっていると思います。
 ただ、やはりそのことを議論することで、この結論を先延ばしにすることで、その点のメリット・デメリットを考えたときに、さっき小林議員からのお話がありましたように、やはりこの10億については、早く結論を出すべきだろうと、そういう私は結論に至りました。
 また、民営化の早期実現という点についても、私はずっとそのことを強く求めてまいりましたが、そのことの議論もやはりまだまだ住民サイドでも、この議会の中でも、非常に不十分で一致に至っておりません。そういった点では、やはりこの件についてもここで議論すべきかということになりますと、やはりこの案、10億円についてのみ真剣に考えたときに、この10億は早期に入れるべきだろうという結論に達しました。
 また、債権放棄についてもいろいろと議論があります。私もかねがね債権放棄してほしいというようなことについては求めてまいりましたが、ただこの期に及んで債権放棄ということが、果たして現実的にどうだろうかという点、また、やはりこのことをしたときに、富士見町として将来にわたって、負の遺産として富士見町の信頼問題ということで、長期にわたってどうなんだろうと思ったときに、やはりそのことの将来に対する負の遺産として残しはしないかという、その不安が私にはぬぐい去れません。そういった理由で、私は今回の10億円について、この一般会計の補正予算について賛成したいと思います。
○議長 ほかに討論はございますでしょうか。(なしの声あり)
○議長 ないと認められますので、これで討論を終結いたします。
○議長 これより起立により採決をいたします。本案に対するパノラマ強化特別委員長の報告は可決すべきものであります。本案は委員長の報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。(起立多数)
○議長 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
 ここで暫時休憩いたします。
                              休憩 午前10時19分
                              再開 午前10時19分
○議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
 平成21年度富士見町一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議(案)の提出についてを日程に追加し、直ちに審議することの動議が出されました。この動議は所定の賛成者がおりますので成立しております。
 お諮りいたします。この動議を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに御異議はございませんでしょうか。(異議なしの声あり)
○議長 異議なしと認めます。したがって、この動議を直ちに議題とすることに決しました。
△追加日程第1 議第1号 平成21年度富士見町一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議(案)の提出について
○議長 追加日程第1 議第1号 平成21年度富士見町一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議(案)の提出についてを議題といたします。
 提出者からの趣旨説明を求めます。
◆第2番(エンジェル千代子)
では、附帯決議についての趣旨説明をいたします。ただいま議決されました、平成21年度富士見町一般会計補正予算(第8号)に関する議決について附帯決議案を説明いたします。
 ただいま、皆さんの多数で議決されましたこの案に関して、我々委員会でも非常に大きな議論となり、多数の意見が出されました。皆さんそれぞれ非常に悩まれ、考えられ、昨年11月に町長から初めてこの案が提示されたときから、皆さんそれぞれ調査、そして考えられて出された結論だと思います。しかし、今後将来にわたって振り返ったときに、今回のこの議決というものは、我々議員が議員を辞した後もやはりずっと背負っていかなければならない非常に大きな重い判断だと思います。
 しかし、また一方で、この委員会であれだけの議論ができたということについて、今までなぜこれだけ重いことについて常日ごろやはり我々も町長部局、そして議会としても議論を進めてくるべきだったなという反省もありました。そしてまた、あのような議論の場の大切さ、それを認識した場でもあったと思います。
 そこで私は今回、賛成の方、そして反対の方、いろいろな意見をお持ちの方がいましたが、この議会全体として、我々の議会の意思の表明として、次の3つのことを附帯決議として提案させていただきます。
 1、今後ともさらに情報公開に努め、説明責任を果たすとともに、議会とも常に議論、検討する。
 2、経営体制を刷新し、健全経営をできる体制づくりをする。
 3、新計画を進める中で、年度ごとに計画と実勢の評価をし、乖離が生じた場合は早急に計画の見直しをする。
 以上、3点です。
 また、町長に委員会の中から、議員としての説明責任ということについても話がありましたが、我々議会としても議会広報で特別に臨時稿を出すつもりでおります。その点については、皆さんにもやはり住民に対する説明責任ということでしっかりと皆さんに伝えられるような文章で提示していただければと思います。
 以上です。
○議長 これより質疑に入ります。質疑はございませんでしょうか。(なしの声あり)
○議長 ないと認められますので、これで質疑を終わります。
○議長 これより討論に入ります。討論はございますでしょうか。(なしの声あり)
○議長 ないと認められますので、これで討論を終わります。
○議長 これより起立により採決いたします。本案は原案のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。(起立全員)
○議長 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長 これで本議会に付議された案件の審議はすべて終了いたしました。この旨、書面をもって町長に報告をいたします。
 町長からあいさつがあります。
◎町長 大変皆さん真剣に討論され、私どもも真剣に取り組んでまいりました。結果がこのようなことになり、最後にエンジェル議員より大変有意義な提案がありまして議決されたと。しっかりと重く受けとめて、私どもが出した計画がきちっと守られるように最大限努力するとともに、皆さんの御協力をいただき、議論も十分またこのような形でさせていただきながら、毎年、よく結果をレビューしながら前進して、何とかこの10年乗り切りたいと思っておりますので、よろしくお願いします。本当にありがとうございました。
○議長 以上をもって、平成22年3月第441回富士見町議会臨時会を閉会といたします。御苦労さまでした。
                              閉会 午前10時27分




  平成22年3月5日


           富士見町議会議長


           富士見町議会議員


           富士見町議会議員