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長野県 富士見町

平成21年 9月(第437回)定例会−09月14日-03号




平成21年 9月(第437回)定例会

              平成21年9月(第437回)
                富士見町議会定例会

議 事 日 程(第3日目)
                             日時 平成21年9月14日(月)
                                午前10時 開議
1.開議宣告
2.議事日程の報告
  日程第 1 行政事務に関する一般質問
3.散  会


                平成21年9月
        第437回富士見町議会(定例会)会議録(第3日)
平成21年9月14日(月曜日)
議員の席次及び氏名と出欠
                午前 午後                 午前 午後
  第 1 番  小 林   光 出  出    第 2 番  エンジェル千代子出  出
  第 3 番  中 山   孝 出  出    第 4 番  織 田 昭 雄 出  出
  第 5 番  名 取 武 一 出  出    第 6 番  小 林 市 子 出  出
  第 7 番  五 味   滋 出  出    第 8 番  三 井 幹 人 出  出
  第 9 番  小 池 一 夫 出  出    第10番  平 出 英 夫 出  出
  第11番  小 池 久 長 出  出

職務のために出席した事務局員
  事務局長      植 松 久 春     次長        尾 沼 好 美
  臨時職員      有 賀 弘 美

説明のために出席した者
  町長        小 林 一 彦     副町長       名 取 重 治
  教育長       小 林 洋 文     総務課長      五 味 正 文
  会計管理者     雨 宮 正 一     財務課長      小 林 良 光
  住民福祉課長    名 取 光 昭     産業課長      久保川 敏 朗
  建設課長      三 井 恵 一     子ども課長     五 味 一 文
  生涯学習課長    三 井 豊 三     上下水道課長    窪 田 和 美
  消防課長      植 松   恵


                             開議 午前 10時00分
○議長 おはようございます。
△日程第1 行政事務に関する一般質問
◆第5番(名取武一)
おはようございます。5番、日本共産党に所属しています名取武一です。
 新町長、小林一彦町長への最初の一般質問となりました。光栄であります。よろしくお願いします。
 今日は、土地開発公社富原工業団地の問題、老人医療費無料化について、そして福祉・子育て支援について質問させていただきます。
 まず、土地開発公社富原工業団地についてであります。この問題については8月の全員協議会に報告され、地元の新聞にも載りましたので、町民の皆さん広く御存じのことと思います。
 新聞にはこのようにありました。富士見町土地開発公社の名取重治理事長は、20日町議会全員協議会で、同町富原の富原工業団地に工場建設を計画する輸入ガレージ物置設計施工のグリーンベル(茅野市金沢 西澤英敏社長)と分譲契約が成立したと報告した。販売価格は9,827万円で、7月23日に公社と同社が契約を締結し、全区画が完売になった。
 分譲地は7,859平方メートル、同社は鉄骨平屋建て約900平方メートルのプレカット工場兼事務所兼展示場を建設する計画で、既に建築確認申請を提出した。
 同区画の土地購入費、造成費、借入金の利息を含めた簿価は約2億9,930万円、差額の約2億円は損失となるため、公社は契約の翌日、町に支援要請をしている。
 町は庁内の土地開発公社支援検討委員会で公社へ財政支援する方針を決めた。しかし、矢嶋民雄町長は新町長に判断をゆだねたいとして、町議会9月定例会に提出する一般会計補正予算案への財政支援費約2億円の計上を見送った。
 富原工業団地は、1990年民有地の山林約1.3ヘクタールを公社が先行取得し造成、2001年から3区画の分譲を開始した。1区画は売却されたが、残り2区画は塩漬け土地となっていた。04年には2区画を1区画にまとめ分譲価格を大幅値下げたが、契約には至らず、今年6月には2度目の再値下げをし分譲が決まった。約3,570万円の再値引きをした公社事務局の町建設課は苦渋の選択だが、塩漬けの土地は減少したとしている。町は昨年度公社に対し、金利負担などで2,210万円の財政支援を行っている。このような内容であります。
 私は、この土地開発公社の役員でもあり、この売却を決める場に立ち会いました。町民に2億円の負担を強いるということになる決定に対し、この売却することに賛成の手を挙げざるを得ませんでした。苦渋の選択であります。
 この塩漬けになっている土地について赤字が発生したにしても、売れないよりは売れた方が現金が入ってくるわけですから、利がある。そしてまた今後、法人税、固定資産税が入る。雇用にもつながる。このような点を考えますと、売れないよりは確かに売れた方がよいということで、賛成の手を挙げたわけであります。
 しかし、町民感情から考えますと、この塩漬け土地が売れたことはよしとしても、このことにより2億円の赤字が発生する、そのツケが町民の肩にかかってくるという問題については納得できない点が多いのではないかというふうに思います。1世帯当たり4万円近い負担にもなるからであります。
 既に町民は、例のパノラマ問題に1世帯当たり30万円近い町税を負担している。この問題について、今までの町政は十分な情報開示をしておりませんでした。
 さきの町長選では、前町長の後援会報の中ではパノラマの再生は着実に進んでいますと、このように発表しました。この問題について、私たち日本共産党は町と公社が発表した数字に基づいて整理して、既に町民は1人10万円も負担している。しかし、再生どころかこの間カンフル注射3回打ったにもかかわらず、まだ赤字体質から抜け出していない。このことを富士見高原民報で明らかにした次第であります。
 このような中で、2億円の負担を町民に求めるということであれば、町民が納得できるような説明が必要だと思います。
 パノラマ問題について、再生は着実に進んでいますという今までのこの町の姿勢について、町民はノーを表明しました。この土地公の問題についても、誠意ある説明が必要であります。そのような立場から、町民に説明する指標として次のような質問項目を設けた次第であります。
 第1に、購入時の坪当たりの単価は幾らであったか。当時の実勢価格と乖離していなかったかであります。
 町民感情として、購入時の価格が高すぎたからこのような赤字を生む要因になったのではないかと、こう考えるのが自然であります。購入時、適切な価格で買った、こう説明できるような資料が必要ではないかと思うわけであります。
 そして2番目に、工業団地開発計画の内容は、そして販売がおくれた理由は何かであります。この開発計画、甘いずさんな計画だったからこのような事態になったとも考えられ得るからであります。そして、なぜこの富原の土地が計画の対象となったのか。それもわずか3区画、1.3ヘクタールであります。隣原村の諏訪南インター工業団地の10分の1の面積であります。この点についても疑念が生じてまいります。
 そして報道にもありますように、1990年に土地の取得、造成を開始して、分譲の開始は2001年になっている。分譲まで11年かかっております。そして、さらに今年まで8年、このように販売がおくれた理由、これを明らかにする必要があると思います。
 そして3番目に、この内容を町民にわかりやすく公表すべきではないかということです。さきにも言いましたが、パノラマについて再生が順調に進んでいるというような報道には、町民は納得できないと思います。問題の内容をすべて明らかにして、町民の皆さんに理解していただけるよう説明が必要であります。
 富原工業団地を開発した経緯、ここまで販売がおくれた理由、そしてここに町民の皆さんに2億円もの負担を強いることになる理由、これを明らかにして町民の皆さんの理解を得ることが必要だと思います。
 小林町長は開かれた町政を公約に掲げられました。早速この問題についても、この公約を実行に移していただきたい、そう思います。
 以上、3点について御答弁よろしくお願いします。
◎町長 どうも、質問ありがとうございました。
 3点、質問があったと思いますんで、考えを述べさせてもらいます。
 まず、購入当時の単価は幾らであったかということと、実勢価格、幾らで売ったのかということでございますが、実際に購入した坪単価は5万5,000円です。それから売った土地の実質の坪単価も5万5,000円です。しかしながら、これは2億円の損ということは、この整備、あるいは今まで積み重ねてきた利子等々で2億円の損失が出たということが第1点です。
 それから開発当初の計画は、何でこれを計画したのかという内容と、何で今までこんなに時間がかかったのかという質問だと思います。
 まず最初に、これを計画した目的、これはですね、やはり富士見町を活性化するために、立地条件、工業が成り立ちやすいという場所、富原を選択したと。ここに工場を誘致したいと。誘致できるんじゃないかと、見通しのもとにですね、この富原地区を工業団地として決めたというのが当初です。
 それで、その延べ面積が約5,000坪強、1万6,448平方メートルで、この工業団地を整備してつくって会社を誘致するということを計画しました。
 このように今まで、これが今おっしゃられましたように1990年の初めごろ計画しておいて、30年くらい、20年ですか、20年もたって、やっとこういう状態で売ったと。これは非常にですね、時間がかかりすぎているという御指摘でございます。
 これは、当時の状況は私十分把握しておりませんが、基本的にはいい条件で売ろうということでいろいろと交渉されてきたんだろうと思いますが、交渉しているうちにどんどん時間が経過して、そのうち日本全体の経済がおかしくなるし、グローバリゼーションでなかなかものづくりの企業が外に出ていってしまうというようなことも起こって、ここにやってくる企業がなかなか見つからないと同時にですね、価格自身、これくらいで売りたいと思っていた価格がですね、経済情勢の変化でどんどん、どんどん低下してしまったと。ちゅうちょしているうちにどんどん下がってしまったというような状況だったというふうに私は思っておりますが、もし、補足の答弁があれば担当の課長に答えさせていただきます。
 いずれにしてもですね、この価格でないともう買い手がつかない。現時点ではこれがベストな価格であるということが、皆さんとともに判断してこういう苦渋の決断に至ったということでございます。
 従来の町政、これのスピード感を持った町政というものに問題があったんじゃないかなと、私は感じておりますが、実質の責任者ではなかったものですから、正確にはわかりません。
 それから公表の問題ですが、普通にやりますとですね、これは平成22年度7月の、来年ですよね、来年の7月に、平成21年度事業報告広報というのが出されると伺っております。これは何ぼ何でも遅いでしょうということで、情報開示を私は公約に掲げてきましたが、したがって、さっさとやってちょうだい、やってくださいということでですね、10月にですね、ホームページ、又は臨時の広報で詳細な内容を掲載しますので、これをごらんになっていただきたいと。
 以上でございます。
◆第5番(名取武一)
ちょっと、この第1番の質問なんですが、購入時の坪当たり5万5,000円で買ったというふうにあるんですが、この5万5,000円が、質問のところですね、当時の実勢価格と乖離していなかったかという質問なんです。私の質問はね。
 要は、その当時買った5万5,000円というのが、実勢価格と乖離していなかったんだろうかという質問ですので、その辺ちょっと2のお答えの中でつけ加えていただければというふうに思います。
 そして、この土地開発公社というものは、この公有地の拡大の推進に関する法律、一般には公有地拡大推進法と呼ぶそうですが、この法律に基づいて設立されております。この法令では、冒頭に公共の福祉の増進に資することを目的とするというふうに高らかにうたい上げてあります。
 この工業用地というものが、公共の福祉の増進に資する、そう言えるかどうか、この国の指導が厳密であれば、国及び県というものは、場合によっては今の時点であればですね、やはり認可しなかったはずではないかというふうに思います。
 そしてこの購入価格の問題であります。実はこれは、前に不動産鑑定士の矢崎敏臣さんから講義を受けたときの資料でありますが、地価のですね、変動をグラフにしたものであります。昭和58年当時の地価、これを100としたものですが、今では大体ほぼその当時の地価に、100にほぼ戻っております。
 買収を開始したのは平成2年。ちょうどこのバブルの最中で、土地価格が最高になりつつあるときであります。でも、この県平均で見ますと140%切れるぐらいのところで、県の平均としてはとどまっております。つまり、この長野県の平均で見ますと、現在の地価、この最高時の7割程度にとどまっているというのが、この資料からうかがうことができます。
 このような資料を見ますと、当時は雑木林だったろうというふうに思いますが、この造成していない土地を坪5万5,000円で買った。いかにこのバブル期だったとは言っても、甘い設定ではなかったかというふうに思います。
 今回の販売価格、先ほど5万5,000円というふうにお話ありましたが、これは建物敷きだけで5万5,000円、残地森林をただで出しておりますので、ならしますと坪4万1,000円になります。これはこの造成前の雑木林を買った5万5,000円に対して、造成した後売った価格は7割5分であります。
 県のデータですと、造成した土地の地価が7割、バブル最高期から7割に今は下がっている。町の今回のこの問題については、造成前の土地の7割5分で売っていると。造成したものをですね。ここに疑念がやっぱり生じてまいります。
 それで、これは坪当たりですね、この簿価の内訳であります。現在簿価が坪当たり12万6,000円になっていると。購入価格が5万5,000円だと、先ほどお話しありました。支払利息が約4万円弱、そしてさらに、造成その他の費用が3万4,000円出ているというものであります。やはり、このような内容を見ますと、果たして造成前の土地5万5,000円で買ったということが妥当だったのかという意味では、やはり疑念が生ずるんではないかというふうに思います。
 そしてここの、例えば利息を抜きにしましても、原価は5万5,000円と3万4,000円、約坪9万円近い原価になっております。その半値以下で売らざるを得ない。やはりここにですね、納得できないところがあるんではないか。この辺のところが説明できるような資料が必要じゃないかというふうに思うわけであります。
 そして、この支払利息、坪3万7,000円、簿価の3割近くにもなっております。これは買収がおくれたからというふうに聞きました。そして先ほど計画の内容もお聞きしましたが、やはりその計画にはまだまだ具体性がなかったんではないかと。なぜ、この富原の土地が選ばれたのか。土地購入販売の見通しがまだ不明確ではなかったかというふうな気がします。
 そしてここでですね、第2の確認、質問としてですね、もう一度確認したいんですが、先ほどのこの当時の実勢価格との乖離がどうだったかという問題。そしてもう1つ、この支払利息というのは、平成12年までの利息がこういうふうに簿価に入っているわけです。
 そしてそれ以降、当然利息というのは上がっているわけですが、13年以降の利息はどのように処理されてきたか、この2点についてお聞きしたいというふうに思います。
 お願いします。
◎町長 本件は、建設課長お願いします。
◎建設課長(三井恵一)
ただいまの質問についてお答えをいたします。
 まず第1点の当時の実勢価格と乖離をしていないかという件でございますけれども、乖離はしてございません。この当時に参考とした価格でございますけれども、周辺の取引価格、近くに某事業所の用地取得がそのころされたというふうなことで、この価格を採用したというのが5万5,000円でございます。
 当時は非常に、議員御指摘のようにバブル期でございまして、右肩上がりで非常に年々上がっているような状況で、これについてもなかなか取得ができなかったというふうなことで、ちょうど中央に位置している、計画しているところの方の用地交渉もかなり手間取ったというようなことであります。
 それから利息の関係でございますけれども、利息につきましては先ほど議員説明のように、支払利息については平成元年から平成12年までについては簿価に反映がしてございます。これについては未成土地というふうなことでございまして、帳簿上簿価に算入と。13年度以降でございますけれども、13年度以降は完成土地というふうな位置づけでございますので、経費として計上と、損益勘定に計上してございまして、簿価には反映をしてございません。
 以上でございます。
◆第5番(名取武一)
5番、名取武一です。ちょっと今の件でですね、まずじゃあその間、この間の約坪3万7,000円もの利息が前にはあったわけですが、それ以降どれほどのね、支払利息が今経費に計上していると言いましたけれど、発生したのかということと。たしか平成18年からだと思いますが、この点については町が負担してきているというふうに思いますが、この町の負担がこの間幾らになってきているか、その点もお聞きしたいと思います。
 お願いします。
◎建設課長(三井恵一)
13年度以降の経費については、ちょっと手持ちに資料を用意してございませんので、お答えができません。また調べて返答いたします。
 それから18年度以降、町に支援をしてきています。これについては、すべてが借入利息ということではなく、それも含まれていますけれども、その間いろいろのところ、分譲地、住宅地が主でございましたけれども、販売による欠損分も含まれてございます。それから一部公社の運営費用等も入っているわけでございますけれども、それらが含めての金額で18年には1,800万、19年には2,200万、それから昨年20年度には2,210万といったことでございます。
 以上です。
○議長 資料は後ほどでよろしいですか。
◆第5番(名取武一)
はい。5番、名取武一です。ぜひですね、この辺の点も含めて町民が理解できるような御説明、お願いしたいというふうに思います。
 次に質問事項の2に入らさせていただきます。老人医療費無料化というテーマであります。私たち、この日本共産党として、さきの町長選に先立ちまして、町政として取り組んでほしいことという質問について回答を得ることができました。
 これがその回答の上位から並べたものですが、この町政として取り組んでほしいことのトップが、高齢者福祉の充実であります。9.1%、断トツの要求であります。
 今までの町政、小林新町長も認めましたように、医療・介護など高齢者福祉の充実についてはそれなりの努力をされてきたというふうには思います。
 例えば国保料は、この6市町村中の中では最低であります。それでも、町民の皆さん、さらなる高齢者福祉の充実、これを願っております。これは、今までの国の施策、それが影響していることも考えられます。後期高齢者医療制度、これはお年寄りの医療費がかかるから別立てにしよう、お年寄りをうば捨て山に追いやるような、とんでもない制度であります。お年寄りになれば、医療費がかかるのは当然であります。お年寄りの皆さんは、戦中戦後、まさに今の経済大国とも言える日本、これを築いてきました。そのようなお年寄りを現役世代が面倒を見る。これは当然であります。それが、親孝行というものであります。
 ところが、今までの自公政権、これはお年寄りの医療制度を別立てにする。いかにもお年寄りが医者にかかるのを罪悪であるかのようにするとんでもない制度をつくりました。これでは、今まで町が高齢者福祉に頑張っていたとしても、お年寄りの将来不安というのは消えないと思います。そして、お年寄りについて一番気がかりで深刻な問題は医療費の問題だろうというふうに思います。
 実は、私も先々週ちょっと事故がありまして、急遽病院にかかりました。この原因を見きわめる検査でありますが、血液検査、CT検査、そして忌まわしい思い出でありますが内視鏡検査、これを受けました。幸い検査の結果は深刻なものではなく、我慢のできるようなものでほっとしてはおりますが、自己負担2万円近くの出費であります。この2万円、私は厚生年金を受けており、当然議員歳費も受けておりますので、やり繰りのできる範囲のものではあります。
 しかし、国民年金だけ、月6万円そこそこしか受けていない方にとってはどうだろうかと考えたわけであります。多分、自己負担2万円近い検査、拒否する方が多いのではないかというふうに思います。この2万円どころか、入院すればとんでもない金額にもなり得るものであります。
 そして、隣に原村があります。これは、共産党が発行しております新聞赤旗日曜版であります。この8月16日版のトップ記事として原村の医療費無料化の問題が掲載されました。少し読まさせていただきます。
 「夏場のセロリ生産量が日本一の長野県原村、今、セロリ出荷の真っ最中です。未明から収穫作業には高齢者の元気な姿も目立ちます。この村で75歳以上の高齢者の医療費無料化が始まったのは1971年。81年には65歳以上に引き下げられました。子供は72年から1歳未満を対象に始まり、2006年には中学卒業まで引き上げられました。
 医療費無料化について聞きました。非常に助かっていますと、かくしゃくして話すのは、清水キクイチさん94歳。昔は3割負担だから、医者に行きたいときも我慢して湯に入って治そうと無理していた。今は、腰痛で毎月通院しています。最近、心臓の検査をしたという小林カズコさん81歳は、検査しながら幾ら取られるのだろうと、病気よりそっちの方が心配になるけれど、それがないのが原村のいいところよ。フジエキヨコさん80歳、歯の治療と白内障手術を受けました。心の底には安心感がある、負担の心配はしないですね、無料なので早目に受診できる。
 村役場の担当者、このことが早期発見、早期治療につながり、医療費は低くなりました。1人当たり老人医療費07年度見込みは、全国平均で87万円。一番低いのが長野県、71万6,000円ですが、その中でも原村、64万6,000円はさらに低い。
 清水澄村長は言います。全国で高齢者の医療費無料化をというのは、ぜひ進めてほしい。こういうことは共産党さんが言い出さないと、ほかの党も乗らないでしょう。国は景気対策と言って14兆円もの補正予算を組みましたが、国民の福祉に目が向いていません。財界や大資本にだけいい顔をしていますが、本当に底辺で苦しんでいる人たちを救うのが政治でしょう。」
 ちょっと続きます。
 「入院などで医療費が高額になったときにも、無料化は大きな支えです。マルオヨシオさん77歳は、妻77歳と2人暮らし。妻は2005年から脳梗塞や転倒などで5回入退院を繰り返しています。昨年は一月で約4万4,000円の入院費負担の助成を受けました。夫婦とも国民年金で、合計月13万円、年金生活ではとても払っていけない、助かりますねとしみじみと話します。」
 そして、清水原村村長の談話が載っております。
 「今のお年寄りは、苦労して村をここまで発展させてきました。だから年を取って医者にかかるときには、医療費の心配がないようにしたいという強い理念があります。医療費の心配がないから、おおごとにしないうちにお医者さんにかかれる。それが一番大きい。
 村では高齢の方が農業生産の大半を担っていますが、ぐあいが悪くなっても、しっかり治して元気に働いています。高齢者の就業率は長野県下一です。無料化すると、病院がサロン化して医療費がふえると言いますが、原村ではお年寄りも仕事を持っています。畑の作物も子育てと一緒で、毎日目をかけないといいものができません。毎日病院に通って、仲間と話している時間はないですよ。きちんと検診をやらないと医療費がふえますから、各種検診も無料化しています。
 実は原村は、長野県の平均より、老人医療費が低いのです。高齢者の医療無料化に必要な財源は年7,450万円です。村の予算規模は約35億円なので、何とか維持できます。医療無料化は、原村の歴史になっていますから、今、私は意思を持って貫いていこうと思っています。」これが村長の談話であります。
 このように、この原村の医療費無料化制度が掲載されたわけであります。小林町長は、近隣市町村に負けない福祉制度、これを公約に掲げられたと思います。隣の原村には、このような制度があります。確かに原村は、財政的にも豊かな村であります。借金よりも積立金の方が多い。だから、このような制度がつくれるというのは確かだというふうに思います。
 しかし、小林町長の公約を実行する上で、原村の制度を把握して、そして原村に負けない福祉制度をどう充実していくか、将来の見通し、そして計画が必要ではないかと思い、このような質問としたわけであります。
 第1に、原村の老人医療費無料化制度、これをどう理解されているか。
 第2に、まず80歳以上の医療費を無料化した場合、いかほどの費用が必要か。75歳以上の場合、65歳以上の場合はどうか。この80歳以上という点について、これだけを無料にするということは、現実的ではないとは思いますが、参考にこの点をお聞きしておきたいというふうに思います。
 そして、3番目に長期ビジョンとして老人医療費無料化、これを視野に入れることはできないか。
 この質問です。お願いします。
◎町長 お答えします。まず第1に、原村と同様に老人医療の無料化、これをしたらどうかということについてお答えします。
 先般、所信表明でも申し上げましたが、この老人無料化、これは福祉、あるいは教育、その他いろいろなサービスを町民一人一人に財政出動の中から行っているわけです。
 そこでまず第一に重要になることは、近隣市町村、あるいは全国平均で、トータルで町民一人一人に、一体町は幾ら支援しているのかということが、近隣市町村及び全国平均でどうなのかということを、私は気になりましたので調べてもらいました。
 その結果ですね、まず近隣市町村でございますが、医療費、子育て支援、教育支援、高齢者福祉等々全部含めました金額でございますが、原村が第1位です。原村は6万6,366円ということで、断トツの第1位です。第2位が、何と富士見でございます。2位の富士見町は5万7,532円、3位が下諏訪、4万8,249円、茅野4万4,017円、5位諏訪、岡谷ということになっておりまして、ランキングで言えば第2位。原村は断トツであるということで、まあまあの好位置につけていると私は思っております。
 それから全国平均でございますが、これも全部調べましたが、若干パーセンテージで平均以上になっております。1.01%、ほとんど平均値でございますが、それでも平均値を下回っていないということです。
 現在、御承知のように、富士見町の財政はどんどん厳しくなっております。この財政の中で医療問題、福祉問題、教育、子育て、これをどういうバランスで御支援させていただくかということが重要でございます。すべて、武一議員の要求では、老人医療化もちゃんと原村並みにしろと、それから教育もですね、どっか並みにしろと、いいとこ取りしますとですね、これは完全に財政はパンクしてしまいます。
 私の現在の判断では、現在のこの医療、子育て、教育、福祉、これはですね、バランスが取れていると、私は判断しております。この財政難の中で、さらにですね、この1人当たりの金額を財政から出動させるということは無理です。今後財政をよくしたいということで、今のような要望にこたえていきたいというふうに思いますし、さらにこのバランスについて、それぞれの項目のバランスについて、今後の情勢の変化に応じてですね、臨機応変に対応したいというふうに思います。
 それから、第2番目の御質問ですが、原村のように無料化ということをやったら一体幾らかかるんだということを申し上げますと、80歳以上1,600名おります。これ全部無料化しますと、7,300万。75歳以上2,600人います。これ全部無料化しますと1億2,000万。65歳以上4,500名、これ全部無料化しますと2億円と多額になります。
 以上でございます。
 それから、第3番目、おっしゃるとおり、今の財政ではかなり難しいのではないかと御指摘のとおりでございます。将来どうするのかと、これは私も今回の町長での最大の目標は、町を豊かにし、財政を豊かにし、できるだけ町民の皆さんの負担を減らしていくということが、基本でございますので、その努力の中でやっていきたいというふうに考えております。
 以上です。
◆第5番(名取武一)
5番、名取武一です。75歳以上で1億2,000万、65歳以上ですと2億円というふうなお話を伺ったんですが。まさにこれは、町長おっしゃられたとおり財政の問題であります。
 先週、町長、所信表明、開会宣言の中で、昨年の将来負担比率、これが68.1%ということで、町の健全性は保たれているというふうに発言されました。
 確かに、国の基準350にはほど遠いわけですし、これが財政指標の比較になりますが、茅野市、原村と比較したものです。茅野市は100%を超している。こういう点で見ますと、確かに町の財政、まんざらではないかもしれません。しかし、やはりこの積立金が38億に対して債務負担分が約60億、これ差し引きしますと21億の将来財政負担。これ一人にしますと約10万円を超す負担がまだ残っていると。だから68.4%というふうな数字になっているわけですが、これに対して、今の原村、ここはこの積立金が27億あって、逆に借金の方、またはこれから負担しなくちゃいけないものを合計しても24億、4億円のプラスになっていると。このような財政状況だからこそ、原村のこのような医療費無料化というものができているんだろうというふうに思います。
 町長は、そのパノラマの問題も含めて財政再建に力を入れるというふうに約束されました。ぜひですね、その財政再建に入れる中で、今1億2,000万、または2億円というふうな数字もあったわけですけれども、やはりそういう意味では視野に入れてもね、遠い、すぐに来年、再来年でなくても、やはり近い将来頑張れば手の届かない数字じゃないんだろうというふうに思います。そういう意味では、原村に負けない福祉政策というものを、ぜひ視野に入れて取り組んでいただきたいというふうに思います。
 そして、次に第3番目の方に入っていきます。質問事項3、福祉・子育て支援についてであります。
 今、町長の御答弁にも若干含まれていたかとは思いますが、質問させていただきます。先ほども言いましたように、この町政として取り組んでほしいこと、今言った高齢者福祉の充実、このほかに農業問題、そして医療体制、少子化対策、このようにですね、やはり福祉、子育て支援の要求がずっと上位の方に上がっております。まさに、子育て支援、町民の切実な願いであります。
 そして、小林新町長はこの出馬の折の政策、そして「広報ふじみ」に載りました新任のあいさつ、そしてさきのこの議会開会の際の所信表明、これをお聞きしましても福祉、子育て支援に力を入れていく決意、これが読み取れております。
 その辺のところを改めて質問したいと思います。新町長として、福祉、子育て支援に対する考え方はです。よろしくお願いします。
◎町長 お答えします。まず、質問は福祉と子育て支援についての基本的な考え方をただしたものだと思っておりますが、最初に福祉についての考え方を述べさせていただきます。
 昨日も敬老会、富士見区の敬老会に出させていただきました。まず、驚いたことに70歳以上、80歳以上の御年配の方々が大変元気だということに驚かされ、私はそのパワーで圧倒されるくらいな感覚を受けました。これを見ていましても、まず福祉に関して、基本的にはですね、人生最後まで元気で過ごせる、自宅で元気で過ごせるということが第一だというふうに思います。
 そのためにはですね、昨日いろいろ見たんですが、カラオケサークルがあり、演歌体操サークルがあり、あと寸劇サークルがあり、合唱団、コーラスがありと、多種多様なですね、御年配の方々がそれぞれのサークルをつくって非常に元気で活動されて元気を保っているということで、介護なんか必要ない年配の方が非常に多いというふうな感じでございまして。
 まず第一の施策はですね、そのようなサークル等、あるいは趣味、スポーツ、高齢者クラブ等々ありますが、これらを積極的にですね、皆さんやっていただいて、町もそれに全力で支援して、何とか元気でいて、介護認定に入らないというような施策を皆さんとともに実行していきたいというのが第一です。
 それでですね、しかし、残念ながらついに介護認定受けるということは必ず起こります。現状どうかと言いますと、690人の方が介護認定を富士見町では受けております。大体、ざっとその中を分類しますと、150人が施設に入っています。450人が大体在宅ケアをされています。残り90人、この方たちは病院に入っておるというようなことで、基本的には100%、ほぼ100%の方々が、介護認定受けられた中でケアされているというふうなことで、一応数の上では足りているというのが現時点です。
 それでですね、問題が2つ私はあると考えております。1つは来年、再来年と毎年ですね、今後の推定では30人から40人、この認定される方がふえるということで、今現在の社協の協議会、あるいは高原病院のいろいろな施設等々、全部合わせてみると満杯なんですね。これ以上、じゃあ40人ふえたらどうなるのかと、再来年40人ふえたらどうなるのかと。これに対してはですね、私は住民福祉課、あるいは社協とも十分分析をしております。その結果、今のままじゃだめだということで、来年再来年と、今後の5年くらいはこういう形で対応していくということで、100%認定された介護の方に対してはケアをするというのを基本姿勢として貫きたいというふうに思っております。
 次の問題はですね、先ほど議員がですね、数値でアンケートで不満足と、高齢者福祉が不満足というのがナンバーワンにアンケートで上がっているというのを見せていただきました。私もこの数値は前々から気になっておりまして、これは恐らくですね、サービスの内容に問題があるんじゃないかというふうに感じております。
 したがいまして、これからですね、現在100%と言っている中の数値をですね、もう少し中身をよく精査して、本当に御満足いただいているのかどうかということで、非常に困りながらも何とかやっているという方々について、何とか改善を図らなければいけないんではないかと。これは、今後ですね、分析して対策を立てたいと。これが、この2点でございます。福祉について。
 次に子育て支援でございますが、これは何か今持っていませんけれども、子育ての本が出ていますね。富士見町ではこういう支援を行いますという子育て支援の本が出ておりまして、この内容を実行しているということでございまして、子育てについては、私は先ほどの現在の財政の中のバランスの中で、現在の子育て支援というものはそれなりのレベルにあると考えておりまして、さらなる調査、分析を行って、問題があれば改善したいと。現時点では、このパンフレットにある内容でいきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
◆第5番(名取武一)
ありがとうございます。5番、名取武一です。そして、ちょっとこの子育て支援の問題で少し、現状をさらに進めていけばというふうな御答弁だったようにお伺いしているんですが。
 さきの町長の所信表明の中でそのとおりと感じたことではありますが、この長野日報の報道を引用しますと、人口減問題では子供の数をふやすため結婚の促進と子育て支援の両事業を一元化する。結婚促進のイベントも考えたい。諏訪地方から町内に移住する傾向を大事にする施策が必要だ。都会からのIターンの若者もふやす努力もするとしたと、このようにあります。このお考えに賛成ではあります。そして、この発言をお聞きしまして、下伊那の下條村、これが頭に浮かびました。
 この村は人口4,000人。飯田市までの通勤距離二、三十分のところにあり、合併ではなく自立を進めてまいりました。諏訪工業圏への通勤圏となっている富士見町と似た環境にあるというふうに思います。
 そしてこの下條村は、出生率が日本一の村であります。この出生率というのは、一人の女性が一生に産む子供の数を示すものだそうですが、ここでは2003年から2006年までの平均で2.04人に上っているということです。国の平均出生率が大体1.3前後ですから、すごい村であります。ちなみにこの富士見町の出生率は1.6前後というふうに聞いております。
 この下條村では1992年には3,800人だった人口が、今では4,200人、1割もふえております。そしてここでは、若者定住促進のための村営住宅の充実に力を入れました。村の各所に3階建てマンションを9棟建て、2LDKで家賃3万6,000円、飯田市内の家賃の半分近い家賃だそうであります。そして、ふえる園児に対しては、保育園の増改築で保育園を充実させ、さらに保育料の値下げをしているということであります。このような、子育て支援によって出生率日本一になっている。子供がふえればお年寄りも元気になる。村長がそう語っているそうであります。
 小林町長のこの前の発言をぜひ具体化する上で、飯田工業圏への通勤圏、そして諏訪工業圏への通勤圏として似ている点を生かして、ぜひこの下條村の子育て支援、この施策、ぜひ研究していただければと思います。
 そしてやはり、この子育て住宅をつくる、さらに保育料を下げる。そのためには当然、先ほどの原村の例もそうですが、財源が必要であります。この下條村、先ほどの原村もですね、上をいく健全財政であります。実質公債費比率、富士見が13.6、原村14.5というふうにありますが、この下條村は5.3%、類似団体129町村中トップであります。
 当然村の借金よりも、貯金の方が上回っていまして、この実質将来財政負担額、ここがですね、8億円のプラスになっている。1人当たり20万円近くもですね、預貯金の方が上回っている。当然、ですから将来負担比率は空白になっております。
 やはり、このような子育て支援、先ほどの医療費無料化もそうですが、やはり財政の健全化、これがかぎだということが、この下條村の例からも見えるのではないかというふうに思いますぜひ、町長の公約、財政健全化を進める中で、下條村を見習った子育て支援、これをですね、ぜひ御検討いただければなというふうに思います。
 そしてもう1つ、この福祉政策に関する近隣市町村との関係であります。先ほど町長は、確かに各市町村のね、いいところばっかり取ったら財政はパンクすると。これは当然だろうというふうには思いますが、やはり近隣市町村に比べて福祉、子育て政策、すぐれていなければなかなか諏訪圏内の子育て世代、そしてまたIターンの移入の増加というのを期待することは難しいだろうというふうに思います。
 この福祉、子育て支援について、先ほどはどれほどの投資を、出費をしているかということで、この原村に次いで2番目だというふうな比較のデータも出していただきましたが、個々の政策についてですね、近隣市町村がどのような施策を講じているかというもの個々について調査すべきではないかというふうに思いますが、いかがかという問題であります。
 近隣市町村、まずは原村、茅野市、そしてさらに広げてこの諏訪の市町村、そして隣の北杜市、これらのですね、福祉、子育て支援の施策を調査して、富士見町が先を行っている面、それはそれと整理して、さらにおくれている面は何か、これを整理すること、これが必要ではないかというふうに思います。
 そして、そのおくれている面を整理して、それをどう克服するか、計画をつくる必要があるんではないかというふうに思いますが、その辺についてお聞きしたいというふうに思います。
 じゃあ簡単に質問を言いますと、下條村の施策、これをぜひ研究してもらえないかということと、第2に近隣市町村の福祉、子育て支援の施策の調査、そしてそれを克服するためのスケジュール計画、こういうものをお考えいただけないかということです。
 以上です。
◎町長 お答えします。まず下條村、よく勉強しろと、これは勉強します。できたら自分も行って話も聞きたいというふうに考えております。参考にします。
 2つ目でございますが、じゃあお金は第2位だと、原村に次いで近隣市町村で2位の支出をしていると。この中の分析をして、それぞれの費目について何%ずつが、あるいは幾らがそれぞれの項目に割り当てられて、ちゃんとした施策ができているのかということを、私自身も興味を持って住民福祉課の人たちにも聞いたんですね。なかなかですね、これデータが取りにくいと、出さないというようなこともあるんですが、そこは何とか努力して、中身の分類の比較ということを、何とかできないかなということで、今お願いしているところです。
 もしできれば、出来次第それを分析して御報告したいと思います。その内容によって、先ほども申し上げましたように、バランスに問題があれば皆さんと話し合いながら直していきたいというふうに考えております。全く同感でございます。
 以上です。
○議長 時間ですが、いいですか、最後で。
◆第5番(名取武一)
ぜひ具体的にですね、進めていただきたいと申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長 それでは引き続き、一般質問を行います。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝でございます。私は通告表に基づきまして、4点について町長に所信を伺いますのでよろしくお願いします。
 収穫の秋を迎えまして、稲穂も大変大きく垂れまして、また色づいてまいりまして、今年も農家にとって豊作かなと思われます。大変、私も耕作をしておりますので、大変うれしく思っております。
 ところで、町長も大変おめでとうございますと、町長就任と申し上げますところでございますが、大変私が思いますには御苦労さまでございますと申し上げたいと思います。と申しますのは、昨今の世界同時不況の中、また地方政策におきましても難題が山積しておりまして、財政も非常に厳しい状況の中であります。
 富士見丸の船長として、これから町民の負託にこたえて、期待にこたえて、ぜひいいかじ取りをして、町が豊かになるように、ぜひ頑張っていただきたいと最初に申し上げます。
 それでは、(1)の質問でありますけれども、ここで私が?として質問いたしますのは、46年ぶりに故郷に戻った主たる理由はと。私たちは矢嶋民雄さんを積極的に推してきた一人といたしまして、私は想定外の候補者であったかなというようにも、私自身思っております。こんな立派な人材が富士見町から、あるいは富士見町においでになったのかなというようなことも思っております。しかし、町民の選挙に対する関心も深く、その審判に対しては、私は真摯に受けとめ、それを尊重してまいります。それをまず申し上げておきます。感じたままにお答えいただきたいと。
 ?といたしまして、故郷に骨を埋めるつもりで重責を果たすつもりかと。これなぜ質問したかと申しますと、町長は46年前、富士見町を去りましてというよりか、実家ともども両親と一緒に東京へお引っ越しになったと聞いておりますが、十年一昔と申しますが、46年ぶりにこの山積する難題を持っている富士見町の町長に立候補したという、その勇気というか度胸というか、そのことについて、私は驚きを感じるわけであります。
 でありますから、4年間の任期があるわけですが、今、すぐお隣から徒歩で通っておられるということも聞いておりますが、新築などをして将来富士見町に骨を埋めるつもりで、墓地を守るつもりで、先祖を守るつもりで重責を果たしていく、そういう決意をお聞かせいただきたいと思います。
 ?の中に、町政に新しい風を吹かせ、町を変えると強調し当選された町長の理念等についてと大きな項目で書いてありますが、その中で新しい風とはどういうことかということについて、町長の所信をお聞かせいただきたいと思います。
 以上3点について、まずお答えを願います。
◎町長 質問をちょっと確認させていただきます。
 第1番目は、46年ぶりに何で帰ってきたんだというのが、第1点目。
 それから第2番目は、本気かと、最後まで骨を埋めてここでやる気かと。
 第3点目は、新しい風だなんて言っているけれども、一体何のこっちゃということだというふうでよろしいですね。
 まず第1番目のですね、46年ぶりに何で帰ってきたのかということでございますが、私自身ですね、父が7年前に亡くなりましたが、ずっとここで神戸でひとり暮らしをしておりました。その面倒も見るというようなこともあるし、それから富士見自身が好きでした。したがって年に五、六回はですね、私の住んでいる場所が近いものですから、来ておりました。非常に富士見にも関心を持っていました。それで、ホームページも見ていました。そこでですね、富士見町、私の好きな富士見町が、少し課題が多いなということも感じていたわけなんです。
 たまたまですね、この8月に町長選挙があるということで、チャンスがめぐってきたなということで、何とかですね、私自身が課題と思っていること、これを町長になってリーダーシップを取って改革していきたいと、強い気持ち、やりたいという気持ちが、まず第一にあったんです。それで、チャンスがめぐってきたんで、これにチャレンジしたというのが、そのために46年ぶりに帰ったというのが第1点目。
 2番目にですね、骨を埋めて重責を果たすつもりがあるのかということでございましたが、まずですね、第1に公約したとおり、これはいずれも難題でございまして、しかし富士見にとって非常に重要だということでございまして、これを何としても職員の皆さん、町民の皆さんと、あるいは議会の皆さんと一緒になってやり遂げてみたいと。そのリーダーシップを取ってみたいということで、全力を尽くしたいということで。
 家については実は私、神戸で、先ほど申しましたとおり、神戸の出身で、まずお墓と家はあるんですが、お墓はもう家内と一緒に入る場所もちゃんと用意してあります。
 家なのですが、ちょっとした都合がありまして、ある私の親戚のめいに占拠されておりまして、そこに入れないということで、今土地を探しました。探しました土地は、今畑になっておりまして、ここにですね、家を建てたいなということなんですが、実はそこがまた神戸区の、個人的なことなんですが、新しい道をつくるという計画がありまして、それがどこを通るかまだ決まっていないと。やるかやらないかも決まっていないという、非常に苦しい状況にありまして、今、区長さんにもお願いして、早く決めてくれという状況で、それが決まり次第家を建てたいというふうに思います。
 それから、第3番目、新しい風とはどういう意味だと。新しい風、私の定義は変革でございます。イコール変革、それ以上でも以外でもありません。それだけでよろしいですか。
 以上でございます。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。公式の場で、町長と生で話をするのは、今日初めてなんですよ。私は、町長のお人柄、心の問題、どんな考え方を持っているのかということをお聞きしたかったために、各質問に対して話をお聞きしたわけですけれども。
 それぞれお答えがありました。46年ぶりにふるさとへ戻った理由については、それなりの決意を持って富士見町を思い、富士見町を何とかしたいと、元気な富士見町にしたいというような決意で立候補されて、町長に就任されたということについてはよくわかりました。
 ?の問題ですけれども、これもプライバシーの問題がありますので、そのくらいの気持ちがなければこの難局を乗り切ることのできない。富士見町のリーダーとして乗り切ることができないのではないかと、そのくらいの決意が必要ではないかということで、私はお聞きしましたが、納得をいたしました。
 新しい風ということでありますが、次の質問等々に関係がありますので、そこで詳しく説明をしていただければ結構でございますので、よろしくお願いします。
 次に、2番目ですけれども、町政の継続か転換かの選択が最大の焦点になったとも言われる町長選挙についてでございますが、私は急激な転換は町民にとっても望ましいことではないと。こういう時代、転換もスピード化が大事だとは思いますが、前町政のすべてを点検する中で徐々に変えていく方が町民の幸せにつながっていくのではないかなと、私は考えております。
 そして、継続していく事業は何かということでありますが、町長に就任してまだ2週間足らずでありますので、外から見ていた富士見町の中と自分がいざ町長になって、内の中から見た実際のいろいろの事業と、何か変化があるのではないかと、私は思われます。その辺についてもあわせてお聞きをしたいと思います。
 先ほどもお述べになりましたが、まず変革だということをお述べになりました、新しい風というお答えについてですね。ここで変革する課題について、今ですよ、就任して2週間ですから、今変革しなければいけない課題について考えが、今決まっていましたらお答えをしていただきたいと思います。
 以上、よろしくお願いします。
◎町長 最初の質問、ちょっと確認させていただきますが、継続と変革についてだと思います。
 確かに私は、外から見た富士見、中から見た富士見、これを合わせてちゃんとした将来発展する富士見にしたいということを基本だということを申し上げてまいりました。
 そこで、何を継続し、何を変革するかということは、もう所信表明のときも述べましたが、余りくどく述べませんが、まず継続すべきこと、これは自然景観がすばらしいと、この自然を守っていくということ、これ皆さん非常によく頑張ってこられたということ。
 それから、富士見特有な文化、縄文時代から綿々と続くこの歴史のある文化、あるいは高原病院の中にある文化、こういった富士見の特有な文化、これは守り整備されてきたということが第1点、これは継続強化すべき点と。
 2つ目はですね、非常に住み心地のよい町に皆さんしていると。つまり、住居も道路も下水道も通信インフラも、こういったものを非常に皆さん努力して先駆けて整備されているというのが第2点。
 第3点目はですね、財政です。財政がどんどん苦しくなっているんですが、この財政自身、赤字を出さないでやり繰りをして先ほど来、話があるように、非常に安全度の高い財政を維持しているという点。これは所信表明のときも言いましたが、町民の皆さん、職場の役員の皆さん、皆さんが非常に構造改革だとか、むだの排除だとか、ごみの処理に対する協力だとか、いわゆる矢嶋町政がおっしゃっておりました協働という、町の皆さんと住民の皆さんが知恵を出し合って、一緒になって汗を流しながら町を発展するんだという気持ちでですね、皆さんが一緒になってよくしていると。ボランティアの活動、あるいはサークルの活動、これらがこの財政をですね、苦しいながらも均衡させているという第一の要因だと考えておりまして、この点を大きく評価します。
 変革については、もう何回も述べていますが、まず財政の健全化と、要は下どまり、下げどまりをとめて上向きにさせるというのが最大の目標で、先ほど来出ておりますように、一番財政を傷つけている原因がパノラマ問題と、それから大企業がですね、今までは富士見の財政をかなり養っていたわけですが、これが急激に減っていると。この2点がですね、この財政を苦しくさせている大きな原因でございます。これを何とか早急に、私自身トップとして解決していきたいというように思っております。
 以上です。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。町長といろいろとお話をしている中、お聞きしている中で、町長の考えていることも徐々にわかってきたような気がします。町長の考えていることと、私の考えていることと、そんなに乖離はないと、かけ離れてはいないようにも思われます。
 私も、私事で申しわけないんですが、3回町議選に出まして、それなりに住民の信託を受けてここに立っているわけですが、住民の声を町政に反映するということを主眼に置きまして、私なりに住民との対話を重視しながら今まで議員活動をしてきたわけですけれども、なかなか自分の思っていることが、思うようにいかないというのが現実なんです。
 町長も今思っていることは現実としてとらえながら、これからの町政をいかに元気に活性化するように努力をしていくかという、この意気込みが感じられましたので、今後私は是々非々の立場でいいことはいい、悪いことは悪いとして本来議員の機能を十分に保ちながら、チェックをしていきたいと思っておりますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。
 それでは(3)ですけれども、町長の町政に対する基本姿勢、公約などについてですけれども、選挙中に、選挙公報も出ておりますが、私ここに後援会が発行しました小林一彦の公約ということでここに持ってきておりますが、ここに書いてあることがすべてだとは思いますが、公正、公平、公開を原則にした町政運営を基本に、人口減を食いとめ、トップ交渉で産業を誘致して、町を豊かにしますと。福祉、子育て支援などに全力で取り組み、躍動する元気な町を実現しますと。常に開かれた町長室を目指し、町民の声を酌み上げますと。ついては、町長報酬を30%カットしますというようにも書いてありますが、これはインパクトがあったように思われます、町長選挙におきまして。
 そういうことを考えて、町長は公約をしたわけですけれども、今の基本姿勢とともにですね、6つの大きな課題について公約をしております。これだけでは私たち議員にはよくわからない。所信表明でかなりの部分はおっしゃいましたけれども、傍聴の皆様方が、あるいは町民の皆様方にわかりやすい言葉でわかりやすく説明していただければありがたいと思います、ぜひ。6つの課題について申し上げませんので、よろしくお願いします。
 ?ですけれども、躍動する元気な町を実現すると言っているが、基本姿勢について詳しくお聞きしたいということと、6項目、今ここに掲げましたけれども、公約しておりますが、全部一遍にやるというわけにはいきません。財源の関係もあるし、財政が非常に厳しい中でありますので。何を先にやりたいのか、優先順位は何かということであります。ぜひここで、もしお答えできることであれば、お答えをしていただきたい。
 以上、よろしく。
◎町長 質問は2点だと思います。
 1つは、躍動する元気な町ということは何なんだということが1つ。これについてはですね、今公約していることをできるだけ実行すること、これが町が発展し、元気になるということで、公約を何とか実行したい。じゃあその公約の中で、本当に全部できるのかということで御心配いただいているわけですが、そこでですね、これについてはまずこの6項目について、基本的にはですね、借金をふやさない。ふやさないでこの項目を何とかできるだけすべてを実行したいというふうに考えておりますが、現在ですね、何せまだ2週間です。それで今役場の職員の皆さんもですね、必死になって私の公約を理解していただいて、まず財政的な裏づけ、本当に効果がどれだけ出るのかというようなことを、必死になって検討していただいております。
 それでですね、今現在、すべての項目、この時期は別にしても実現できるんじゃないかなという見通しが少しずつ出てきたという段階ですが、ここで全部確約するわけにはいきません。
 しかし、今、大変役場の皆さんも夜遅くまで、休日出勤もして、一生懸命になってこの公約の実現をどうしたらいいのかということで、一生懸命、私もですね、休日出勤してやっております。
 以上でございます。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。今、検討中だということでありますが、私もこの6項目については異論はありません。非常に大事な、これからの町の運営をしていく上で大事な、それぞれの1つ1つかなと思っております。財源も制約されておりますので、非常に難しいとは思います。
 1つだけね、町長、大きな企業のトップとしてね、企業運営というか経営をされて、血のにじむような努力をされて今があるようにも見えます。非常に景気が今こういう状態で、各企業非常に苦労をしております。生き残りをかけて、一生懸命努力をされております。
 富士見町もそういう気持ちが大事だと思いますが、今後の富士見町の経営、経営ですよね。富士見町の経営について、自分のこれまでの経験をどのように生かして取り組んでいくのか、まず1点お聞きしたい。
 それで今、検討中と申されましたけれども、町長に立候補されてから今まで、3カ月くらいあったわけですけれども、それなりに研究もされ、町政についても検討をそれなりにされてきたと思われますが、ぜひこれはということがあるのではないか。これだけはまずやらなければいけないと、手をつけなければ、まず最初にですね、手をつけなければいけないということもあってもいいのではないかと私は思います。
 この6項目のうち、全部スピード化も大事ですけれども、事業のそれぞれの完成についてスピード化も大事ですけれども、まずこれから手をつけたいということがあってもいいのではないかと、私は思われます。そのことについて、もう一度質問します。
◎町長 お答えいたします。
 最初の御質問で、企業の経営のノウハウ、経営の経験をどう生かすのかということでございますが、企業経営と町の経営と、似ているところと違うところがあります。似ているところは、やはり経済問題でございます。経済というのは、やはりできるだけよくして、町が豊かになるということになれば、会社も発展しますし、町も発展するということで、財政、経済問題に関してよくしていくという点では非常に似ていると。これは構造改革、むだを省くというと同時に成長するという、そういう産業を育成していくというような点では非常に似ている。
 ただ、大きな違いは、企業ですとトップダウンでほとんど動いちゃうんです。社長がこうやりたいとか、私、ナンバーツーがナンバースリーくらいまでいきましたけれども、私がこれをやれと言ったら、みんなやるんです。ところが、このやはり町政というのは、やはりもう本当に180度違う意見がありまして、その中でいろいろなことを決めて実行しなきゃいけないということで、本当に先ほど来、開かれた町政、対話に基づく町政ということを言っておりますが、これがですね、身にしみて感じているのが今現在でございます。
 したがって、やはり皆さんの意見を徹底的に聞いて、自分の考えを磨いて政策を磨いていくという姿勢には徹したいというふうに思います。
 それから、何をやるんだということで、もう少しめどはついたんではないかという2つ目の質問ですが、一番簡単なことは30%カットです。これはですね、何とか審議会というのがあるそうですので、そこに早急に通して、11月くらいに臨時議会でぜひ皆さんお認めいただきたい。これはそういう方向で、あんまり苦労しないでできる話だと。
 それからですね、大きな問題として、先ほど財政の問題を申し上げましたが、現在の財政を悪化している原因というのがパノラマと大企業、この2つが非常に大きな問題。大企業の方は、もう既に役員クラスと打ち合わせを始めて、来週にもう社長さんにも会って、その後いろいろ会議を重ねて、とにかくダメージ、富士見の悪影響をですね、雇用、財政の面で最小限に抑えて、何とか来年度予算にですね、大きな穴をあけないということで今一生懸命になって活動をしております。
 とりあえずは、近々ですね、向こう5カ年計画ということで、どれぐらい水道料だとか税金が富士見に減っていくのかというデータをもらいますので、それをもとにですね、復活折衝のようなことをやっていきたいというのは、これはすぐにできることでやっております。
 それから第2番目の最大の問題は、パノラマの問題です。パノラマの問題については、前回所信表明で言いましたが、これはですね、今は私は再建できると考えておりまして、この案をですね、住民懇談会、11月くらいにやられる住民懇談会で大枠を示して、来年度予算編成に多少その方向でいくということを審議してもらうべく、1月、2月、これのころにですね、詳細にお諮りしたいということで、これは役場、パノラマの人たちと、鋭意今最大の問題として詰めておりまして、そういうスケジュールでやっていきたいということと。
 それからこれはやらなきゃいかんですし、できると思っているのが、福祉で、さっきの武一議員の方から質問された件で、要するにこれから5年、40人ずつ介護認定者がふえるということについて、今現在のキャパシティーと今後必要となる分をまず計算するということはできるわけなんです。その計算に基づいて、どう対応するかということは、これはもう実行できるできないじゃなくて、やらなきゃいけないんです。これはやりますということで、どうやるかということを、今住民福祉課に必死になって考えているところということ。
 それから、先ほども言いましたように、やはり企業と違うのは、その対話、町民との対話、議員さんとの対話、こういったことが非常に重要だということでございまして、これについてはオープンな対話で自分の考え、政策を磨くということはできるということでございます。
 以上です。
◆第3番(中山孝)
再質問というか、今の町長のお話を聞く中でね、町民の期待に大きくこたえているような、そういう答弁でありました。私も経歴を、町長の経歴を見ますと、非常に経歴も立派で、私に比べると格段の差があるわけですが、私も町長のこれからの姿勢、あるいは町政運営に関しては、いいところは積極的に支援しますし、それなりに私も勉強しまして、町の発展、町の活性化に最大限努力をしていきたいと思っておりますので。
 もう動いているようでありますけれども、ぜひ、これからもその初心の気持ち、私もいつも言われます、初心の気持ちを忘れてはいけませんと言われます。だんだん、日時がたつに連れて初心の気持ちは忘れがちになりますが、ぜひ今の気持ちを継続していただいて、町民の負託に十分にこたえていただきますよう、心から御祈念を申し上げます。
 最後の質問に入りますが、(4)ですが、ふるさと納税制度についてということで、昨年の6月の定例会で条例が可決、成立をしておりまして、国の方の法律もありますが、富士見町の場合はふるさと未来寄附金というような条例で、このことが私たちにも周知をされておりますし、町民の理解もある程度わかっているのではないかと思われますが、町長、今年2年目にこの制度なるわけですが、貴重な財源として多くの町外の皆々様に御寄附をいただきまして、本当にありがたいなと。私たちもはがきをあちこち、親戚等々に出しているわけですけれども、非常によい制度で、富士見町を思ってくれる町外の富士見町出身の方々が大勢いらっしゃるなという、そのお心は非常に高く評価をするし、貴重なことだなと思います。
 町長、46年間、東京にいらしてですね、この制度知ってか知らないかわかりませんが、相当の寄附が集まっておりまして、貴重な財源として21年度予算の中でも活用されていることは、私も承知をしております。このことについて、まず町長はトップの企業におりまして、人脈も、町長数え切れないほどおいでだと、私から見れば推察いたします。ぜひ、ふるさと納税制度について、積極的に前町政も取り組んでまいりました。そこに副町長おいでですけれどもね。それこそ一生懸命取り組んでいただきまして、貴重な財源としてある程度、町の財政のプラスにもなっております。
 ぜひ、町長、どのように考えているのか。これから私を先頭に積極的にお願いに上がって行くんだという気持ちがあればお聞きしたいと。
 活用方法については、新聞報道されておりますように、ある程度限られております。条例の中でも、自然環境保全とか観光面とか福祉行政等々について限られております。寄附者の、寄附してくださった方々の御意向、要望を十分に拝聴しながら、その活用に当たっているようにもお聞きしておりますが、変更する気はないかどうか。
 その2点について、まずお聞きします。
◎町長 お答えしたいと思います。
○議長 町長、まだ1回目ですから、真ん中で、答弁席で。
◎町長 まだ行儀作法なれないものですから、済みません。
 まず、最初の質問ですが、このふるさと納税制度、これに対してどう対応するのか、積極的にやるのかどうかということでございますが、これはもちろん積極的にやります。
 私自身もですね、どういう方法で皆さんの賛同を得ていくかということに対して知恵を絞り、皆さんと一緒にやっていきたいと。
 この納税制度のお金、これ去年1,281万円、非常にたくさんのお金をいただいたと。このお金を集めると、こんなに集まったということに大きな意味はあります。しかし、もっと僕は意味があると思っているんです。これはですね、やっぱり富士見に育ち、富士見から出ていったけれども、やっぱり自分のふるさとは富士見であるということを再度ですね、思い出しながら、思いをはせながら、この寄附を行うと。このこと自身がですね、富士見町の発展に、この気持ちこそが大きく役立つというふうに考えておりますし、これは富士見に住んでいる人も、富士見の外に出た人も、きずなで結ばれているんだという気持ちがですね、この富士見町の発展に非常に役立つんではないかということでですね、そういうことからも、むしろそういう富士見のきずなの輪を強め、広めたいということに大いに意義があると、私は考えておりますので、これはお金だけじゃないというふうに考えたい。
 用途についてはですね、このパンフレットありますよね。ここに書いてあるとおり、まずは水と自然というものに対してよくしていくということと、この自然と観光というものの組み合わせ、それからやはり子供さん、あるいはお年寄りの皆さんにいろいろな支援をするということに使うということで、今までどおりやっていくというふうで考えております。
 以上です。
◆第3番(中山孝)
3番、中山孝です。私が再質問で質問しようかなということを全部お答えしていただきましたので、ただ、お金をもらうだけじゃないと。富士見町と町外へ出ている方々との心のきずなとしての制度でもあるということも述べていただきましたので、全く同感です。
 ぜひ町長も、今までのすべての経験を生かしながら、この制度の運用については、積極的に取り組んでいくという、今、決意をお聞きしましたので、私も安心いたしました。
 最後になりますが、いずれにしましても新町長の下、我々議会としましてもそれなりの機能を果たす中で、大勢の皆さんの町民の支援をしていただく中で、町長当選してここにいるわけです。私はそれを真摯に受けとめながら、これから議員として自分なりにしっかりと住民の声を声として町政に反映をしてまいりたいと思いますので、町長もこれからもよろしくお願いします。
 議長ね、ちょっと通告していないけれども、ちょっともし、町長がお答え可能ならしてもらいたい。そういうことを質問しますので、いいですか。
 国の政権がこの16日に変わりますね。16日に恐らく鳩山総理大臣が誕生するかと思われます。そこでですね、町のこれからの運営について、影響があるのかないのか、変わってもらっては困るようなこともあるのかどうか、歓迎するのか。
 民主党政権について町長はどういうように考えているのか。そこのところについて、町長の今考えていることで結構ですので、ぜひ、最後になります。それだけお聞きしたい。
○議長 3番、中山孝議員、同僚議員が同じような、同類の質問がありますが、よろしいですか。
◆第3番(中山孝)
いいです。以上で質問を終わります。ありがとうございました。
○議長 それではここで暫時休憩といたします。再開は午後1時からとさせていただきます。
                              休憩 午前11時42分
                              再開 午後 1時00分
○議長 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。
 ここで、5番、名取武一議員の質問の中で、一部答弁保留となっておりましたが、建設課長より答弁の申し出がありましたので許可いたします。
◎建設課長(三井恵一)
名取武一議員の再質問の中で、富原工業団地にかかわる13年度以降の支払利息の合計といった質問でございます。
 13年から平成20年までの支払利息の合計1,663万2,000円ほどでございます。1,663万2,000円ほどでございます。
 以上です。
○議長 名取武一議員、よろしいですか。
 それでは、午前中に引き続きまして、行政事務に関する一般質問を続けてまいります。
◆第4番(織田昭雄)
この8月30日は、日本の民主主義が大きく変革する画期的な日となりました。我々有権者が現職の総理大臣を退陣させ、みずから後継者を指名して首相にするという、憲政史上初めての1日となりました。この出来事が象徴しているように、日本は今、大きく変わろうとしているわけであります。
 我が富士見町民もまた、世界のスローガン、…………を標榜し、新首長を選択したものかと思います。町長が選挙運動中に、新しい富士見をつくるために、町民の皆様にいろいろなことを訴えてこられた中から、まず1番目の質問、パノラマリゾートの今後の支援策についてお伺いをします。
 1として、現在東急グループとタイアップした再建が行われているが、今後も継続をするのかどうか。
 2として、町が行っている観光施設貸付事業特別会計の貸付金2億8,150万が、21年度をもって5年計画が終了するが、その後はどのようにするのか。
 3として、パノラマ再建建て直しの具体的な方策は何か。
 以上、この3点について町長の所信をお伺いします。
◎町長 パノラマリゾート問題再建について、支援についてお答えいたします。
 3つの質問ございますが、先般来申し上げているとおり、まずパノラマは最大の問題ですが、これの再建に向けて私みずからリーダーシップを取って、今役場の関係者の皆さん、それからパノラマを実際に運営されているオペレーションしている皆さんと、今徹底的にこの再建策について議論している最中でございまして、ここで何か言うといろいろ差しさわりがありますので、先ほど申しましたとおり、11月に開かれる住民懇談会で大枠を示し、1月に詳細をお諮りするということで御容赦いただきたいと思います。
 ただ、東急グループのタイアップについて私の感想だけ申し上げますと、やはりですね、このようなプロを入れるということは、非常に重要だと感じております。したがいまして、その人たちの力量、意見、これを十分尊重しながらまとめていきたいというふうに思っております。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
今のパノラマの質問にしましても、町長も現在検討中ということで、なかなか質問に対しましてはっきりしたお答えはいただけないかと思いますが、11月の町民懇談会をまた期待したいと思いますが。
 違った観点から2番目の質問をさせていただきます。富士見町の観光事業の最大の基地と言っても過言ではないパノラマリゾートですが、時代の変化には逆らえず、スキー人口の減少と地球温暖化という自然環境の大きな変化に、近年のパノラマリゾートの冬季営業は苦戦を強いられていますが、町長が言われているように、ピーク時には23万人ものスキー客が押しかけた時代背景に比べれば、現在の状況は御承知のとおり苦しい経営が続いております。
 前町政8年かけて進めてきた再建計画は、着実に成果を上げてきており、これから芽が出るところまで来ていると思います。また、富士見に与えられた経済効果を見積もってみれば、開発公社や職員の雇用は100人からに上り、その給料や町内の物資納入業者、施設工事関係業者への取引などで5億円を下らないものが町内に落ちているわけです。
 また、年間では17万人からの利用がありますが、その人たちが町内の温泉施設、食堂、スーパーなどでの買い物で、町に与える経済効果は大きなものがあるはずです。幸いにも、町長もあの地を維持、発展させることへの公約をしていただいていますので、私も大いに協力をしたいと思います。
 そこで、もう一度町長にお伺いしますが、パノラマリゾートのどこに問題があるとお考えなのか。また、現在の開発公社の組織は、今のままでいくのか、それとも一新するのかも含めてお聞きをしたいと思います。
◎町長 お答えします。今、織田議員がおっしゃられるスキー客を中心にしたこのパノラマの発展、これは難しいとおっしゃられる。これはそのとおりでございます。スキー客の年々減少傾向は、歯どめがかからない状況にあると、維持が精いっぱいだと。
 その中で、どうやって再建するのかということについては、再三申し上げているとおりなんですが、基本的な考え方だけ申しますと、要はスキー客でもうけるということは不可能です。したがって、あそこにはすばらしい眺望があり、お花畑があり、トレッキングコースがあるということで、フルシーズンで観光客をふやす。
 現在ですね、去年20年の収入は7億でした。そのうち6億円がスキー、1億円がマウンテンバイク等その他のシーズンでやっております。ペイラインに乗せるためには、あと最低でも1.5か、よければ2億、これだけの収入をふやすことによって、これはペイラインに乗ります。これは、スキー客だけでは無理ですので、そのような富士見のですね、すばらしい自然を生かして観光客をふやすと。フルシーズンでふやすという方向でどうやって実現するかということを検討中だと申し上げたいと思います。
 問題は、とにかくスキーに頼ってきたということが問題であると。それをフルシーズンにするということで解決したいということでございます。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
もう1つの、そのパノラマの開発公社の組織について、どういうぐあいにお考えか、お願いします。
◎町長 お答えしますが、組織というのは、パノラマの中の組織のことですか。理事会からオペレーションをひっくるめて。これはまだ、これから調べるということでございまして、今はちょっと言えません。済みません。これは11月懇談会か、今のそのオペレーション、理事者との関係、役割、これはこれからちゃんとした計画を立てていきたいと思いまして、御容赦願いたいと思います。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。町長が挙げられました公約の中にも、パノラマスキー場のことについてはいろいろと述べられておりますが、ぜひ、早目にそちらのことについてもはっきりしていただけると思いますが、3番目の質問に移ります。
 最近の開発公社職員も平成14年ごろまでの赤字垂れ流し時代と比べたら、黒字化へ向けた業務への取り組みなどの意識改革は見られることは、評価すべきであるということを、よく耳にしております。しかし、まず実績を数字にあらわすことが始まりではないかと思いますが、そうして公社職員の将来の生活設計を見通せるような給料規定の見直しとか、きちんとした業績評価に基づく昇給、昇進などの環境整備の改善を多々多く改善するところがあると、外から見れば思われます。
 また、やる気のある職員の育成こそが、黒字のパノラマをつくる源と考えております。大手の民間企業で、トップツーの座をきわめられた町長の目から見て、人、もの、金について、どのように再生計画に取り組んでいかれるのか、考えがありましたらお伺いをいたします。
◎町長 おっしゃる御意見、よく参考にしながら、これから計画を立てていきますが、少なくとも近々、この議会が終わりましたら、パノラマのキーマンですね、支配人以下キーマン、この人たちと十分まず議論すると。それから同様な施設、これで成功していると、スキープラス夏のですね、いろいろな観光で、花を中心とした観光で成功した例が日本に幾つかあります。これもですね、見学するなり、話をよく聞くなりして、それがこのパノラマでいかにしてできるかということを検討していくという、その中でですね、今おっしゃられた従業員に対する意欲の向上、それからやる気ということ、これをですね、最大限発揮していただいて再建に取り組みたいと。
 とにかく従業員が将来に希望を持って、夢があって、ここがよくなるという気持ちを持たなかったら、これは絶対によくならないんです。会社でも同じなんです。必ずですね、これが目標であると、その目標はこうやれば達成できるんじゃないかという道筋は大枠でですね、トップが示してやるんです。そういうことをやりながらですね、このパノラマ問題も、これを実行していきたいと、そういう姿勢で臨みたいと思っております。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。それでは2つ目の、新町長の選挙公約についてに移りたいと思います。
 以前より、選挙公報やポスターなどで公約を掲げる風潮は、今や当たり前になっておりますが、それらの中には施政方針よりも広報の手段として使用したり、美辞麗句に偏りがちの傾向にあります。実効性が担保されていない、具体性に欠けるなどの問題が顕在化していたため、公約は少々守られなかったのは大したことではないという風潮が、政治家には散見されるという批判もあります。公約とは、本来、公に約束をすることでありますが、その意味が形骸化することが危惧されているのが今の世の中だそうです。
 こうした点を踏まえ、公約とは有権者の目先の関心に訴えるだけではなく、この富士見町は中長期のビジョンが絶対に必要であると私は考えております。町民の大半の人々は、ばらまきを望む者ばかりではないはずですし、見識と判断力を備え、子供たちの将来を憂えている人も多いはずだと私は思います。
 こうした静かな良識派の懸念にも思いをはせてほしいし、ましてや支援組織の中の既得権益を優先することは許されるべきではありません。小林町長は、こうしたことは十分理解、承知をしていることと思います。
 そこで、2番目の質問として、町長の選挙公約についてお聞きをいたします。
 まず、1としては、公約に挙げた6つの項目を実行する優先順位は。
 2として、町長報酬30%カットは、いつから実施をするのか。これは先ほども同僚議員から質問がありまして、回答は出た気もしますけれど、もう一度町長の方からお聞きしたいと思います。
◎町長 質問でございますが、公約の優先順位、それと30%カットいつから、これでよろしいですね。
 公約の優先順位でございますが、今のところ、優先順位は特につけていないんです。全部着手しておりまして、要は、まずどうやったら実行できるかと。実行できるとすれば、いつ、どういう手段で実行できるか、財源もひっくるめて今、検討している最中です。
 しかし、今あえて言えば、富士見の問題は、先般来、言っているように、未曾有のこの不況の中にあって、非常に産業が低迷することによって財政が非常に厳しくなり、このままいくと町民の負担増か、赤字転落ということは免れない状況になっているということで、この厳しい中で、まず財政をいかに守るかということが急務だと考えております。
 その中で、大きな問題が、パノラマ問題と大企業で、今まで富士見の財政を支えてきている大きな部分があると、これがなくなっていくということに対する対応ということに、まずは全力を注がなきゃいけないと。
 しかし、ほかの問題も、福祉等々についてもですね、先ほども申しましたとおり、現在、役場の職員が必死になって検討しておりますので、同時に進めていきたいと。決まり次第お諮りしたいというふうに思います。
 30%カットについてでございますが、審議会を早急に開いていただいて、11月の臨時議会で決めていただくということで考えております。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
我々国民が、明日の日本のかじ取りを託した新しい政権、与党は、この総選挙に際してマニフェストとしてたくさんの約束をいたしました。必ずや公約のすべてが次々と実現し、我々国民の生活が豊かになっていくものと信じて疑いません。
 さて、我が富士見町に目を転じたときに、心強くも町長はマニフェストとして、町を豊かにする、老後の安心を図るという大命題を挙げられております。私はこの大きな公約が速やかに実現され、町民の生活環境が明日からすばらしいものになっていくだろうと信じて疑いません。
 しかしながら、国政にあっては、その新政権が掲げるマニフェストの実現性に関し、いささかの不安を抱く向きもあります。町長のマニフェストに疑念を差し挟むものでは決してありませんが、かかる壮大な公約の青写真があってのことと思います。
 当選の知らせが入るとすぐ、公約をしすぎたと苦笑いをし、実現は私一人ではできない、町民や役場の職員に協力をしてもらいたいと訴えた県内の新聞で報道されているのも、私も目にいたしました。
 また、7月22日の後援会通信の中で、御射山神戸の最大の課題を解決します。神戸八幡神社方面からすずらんの里駅へ向かう一部狭い道路を拡張することを確約いたします。利権に完全に背を向けますという通信が出ておりましたが、これは町長が公人に就任される前の発言や文章かと思いますが、この真意は、今はどのようにお考えかお伺いをいたします。
◎町長 お答えします。
 これは2つ質問ですか。公約しすぎたという冗談が、本気にとられて新聞に書かれたと。私はその新聞を見ていないんですが、それは冗談でありまして、所信表明、及び今回答弁させていただいている内容は、選挙中に訴えてきたものと相違ないというふうに思って、基本的に実行したいということで、役場の関係の皆さんと真剣に議論をして、やっぱりそれは必要であるし、やれるかもしれないということで、皆さん非常に努力されている最中です。
 ということで、確かにですね、時間がかかるものもあるかもしれません。しかし、やらなければならないことだということで、何とか全力を振り絞ってやりたいということで、今、最大限努力中だということです。
 それから2つ目のですね、国道20号線とすずらんの里駅の問題ですが、これはですね、15年前に一部狭いところがありまして、交通量がふえるに従って非常に危険な状態になっているということですが、一部地権者の反対等がありまして、非常に狭いままで危険な状態が15年間続いていたということで、一番のこの問題の解決は、この地権者の了解をいただくということが最大の問題でした。
 私はですね、これに全力で交渉しまして、地権者からこの危険の度合い、これを理解していただきまして、反対していた分を撤回していただくということはできたんです。したがって、これはもともと町と区と両方がやるべきだということを、賛成してやろうとしていたことが、15年間凍結していたと。その原因は地権者だと。それは、解きましたということで、今、建設課の方で測量の通知を用意していると。それで確認次第、測量に入り、直すということでありまして、決してこれ利益誘導ではなくて、危険な状態を排除するということで、もともと町と区がですね、同意していた問題を私が解決するということで、決して利権とは関係ないと。
 ついでに言いますとですね。今、この役場の前、役場の前のですね、県道が、歩道がないんですよね。こういったことも非常に危険なんです。これについてもですね、私はもう県議会議員もそうですし、建設課とも協力して、何が何でもあそこを危険な状態から救うと。特に御老人がふえてきている段階で、非常に事故でも起こるというと大変なことになるということで、そういった問題は、これは富士見の問題としてあるんですが、富士見区の問題としてあるんですが、やはり町の問題でもあると。同じようにこれはですね、公益に付するものということでとらえておりまして、決して利権ではないと断言します。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
今、町長の答弁で決して利権ではないということで、安心をしておりますが、町の中にはそのほかにも危険な箇所、町の建設課へいろいろと陳情したりしても、なかなか手がつけられないと、そういったところも何カ所かあるかと思います。
 毎年、新しい区長さんたちが区の要望事項で道路の改良とかそういったことは出ていると思いますが、優先順位はどういった形でつけるとか、その辺のところを十分配慮していただくことが必要だと思いますし、私は正直な話、この公約を見たときにこういった我田引水的なことをやっていいのかという第一印象を持ちましたけれども、今、町長の方からそういった答弁もいただきましたので、ぜひ、ほかの町内の直さなければいけない道、富士見の駅前にもあるかと思いますが、そういったところもぜひ検討していただきたいと思いますし、公約の総論は、理解ができましたが、それぞれの各論についてのマニフェストの具現化、その具体的方策はどうなのか、これについてこの項目の3番目の質問を少々させていただきます。
 まず、マニフェストの中で町を豊かにするとありますが、この中のトップセールス企業誘致を図るということの中で、具体的にはどのような企業にセールス活動されるのか。
 それから、耕作放棄地、有害鳥獣対策、若者を呼び込み農業を活性化するとありますが、若者を呼び込むには、変わってしまった若者の価値観を変える魅力あるまちづくりが必要と思いますが、こうしたものに対する青写真があったら、お答えいただきたいと思います。
 3つ目は、新しい情報産業を育成するとありますが、富士見町に定着し、発展する新しい情報産業とは、どのようなものなのか。ソフトを開発する産業か、またはハードの開発とか製造か、具体的なものがありましたら、お聞かせ願いたいと思います。
 4つ目の地場産業を強化する。これは現在の富士見町の地場産業とは何を指しているのか、どのようにして強化するのか、考えがありましたらお願いします。
 それから、老後の安心の中で、福祉、セーフティーネットの充実を図る、子育て支援の充実を図るとありますが、人口減少、少子化、高齢化に歯どめをかけるとあるが、その少子化に対する具体策はあるか。
 以上、この点について、わかりましたらお聞かせ願いたいと思います。
◎町長 お答えします。
 企業誘致、トップセールスの件でございますが、最初、選挙当時、考えていたことは、基本的には私、NECでIT産業をやっておりましたんで、IT関連かなと。日本で今後生き残る産業はサービス産業であり、IT産業、あるいは技術、開発、試作まで、製造は全部中国、インド、ものづくりは海外へ出ていくという状況の中で、この残る産業を誘致するしかない。私がやっていたIT産業は1つの大きな候補だということでございます。
 しかしですね、その後いろいろと考えたり、いろいろな方と議論する中で、1つ浮かび上がってきて、まだ具体的にきちっとした写真を見せられるわけではないんですが、考え方として、こういうこともあるぞという中で、そちらをまず申し上げますと、富士見はですね、やはりこの富士見でしかできない、いい農業の作物が存在し得ると考えています。
 現在は、今までのように花卉栽培、稲、その他高原野菜等、それぞれあるんですが、そのほかにもですね、今後の地球温暖化等々で新しい果物等々も出てくる可能性があるということで、その場合にですね、農業でも付加価値の高い作物、これをですね、できたら寒い時期でもある程度栽培できるようなハイテクを使って、何かできるようなことを考えたいと、考えられる可能性があるということで、そのようなものを考え出して実現していけたらなと。
 それは、ただ単にものをつくって、すぐさま都会に持っていって売るだけではなくて、加工まですると、余ったものを加工までするということ。それから観光にも使えると。皆さんがそこへ訪れて生で食べるといったようなことができればというようなことでですね、現在、日本の産業全体が変わろうとしている中で、農業プラス加工を含めた産業というようなものというものが、やはり1つ大企業がですね、不況業種の大企業は目をつけているところだということも知りました。
 したがって、この部分についてもですね、今後、企業誘致あるいは富士見の産業を豊かにしていくという課題だろうというふうに思います。ただこれはまだ、もうちょっと時間をかけてきちっと詰めていくと。ただし、これは単に夢じゃなくて、今から専門家と相談しながらやっていきたいというふうに思っております。
 それから、IT産業の誘致でございますが、ハードは無理です。基本的にはインターネット関連を中心にですね、若者を呼び込みたいと。特にですね、現在はオフィスに行かなくても仕事が全部パソコンと通信、サーバーが東京のデータセンターにあっても、諏訪のデータセンターにあってもできる時代になっています。したがって、ホームオフィスだとかサテライトオフィスというようなことでですね、特に会社の事務所に行かなくても仕事ができるということがインターネット産業です。そういったものに対して、今これから会社、関係出てきそうな、こちらに出る意欲のありそうなところと接触を始めるところです。
 それからですね、地場産業についてですが、私は幾つかの工場を見ました。地場産業で成功している幾つかの工場を見学させていただきました。それから、先般ですね、商工会の工業部会、ここには大勢の地場産業の代表の方が集まっておりました。この人たちと日中の会議、それから夜の懇親会でいろいろな議論をしました。
 やはりですね、富士見にはもともと諏訪の地域で育った精密の技術というものがあります。この精密の技術はですね、世界トップクラスで活躍しているものがあります。それがやはり、脈々と富士見の地に息づいて、それが特徴で皆さん頑張っている企業がたくさんある。その人たちのですね、工場を全部見たいと申し出ておるんですが、それを見ながらですね、いろいろと育成支援等を充実させていきたいと。これはやはり地場産業は、メーンは精密関連だと、特にダイキャスト等の技術はすばらしいものがあるというふうに考えております。
 それから4番目はですね、老後のセーフティーネットというものはきちっとしますよと。本当に福祉はもう破滅状態、崩壊しないということを公約を掲げておりますが、これについては先ほど来申しましたように、現在、介護認定された方690人はほぼ100%ケアされていると。これを5年計画でちゃんと守るということを今、立てている最中で、必ずや総チェックをしていきたいというふうに思っております。
 それから人口減少の質問もありましたが、現在ですね、年間で126人、去年126人のお子さんが誕生しておりますが、このままでいきますと1万5,400人は、1万人を切ってしまうという状態に追い込まれかねないということは、容易に計算できるんですが、ところがですね、この人口減に対して、ここ数年間、5年間くらいは余り減っていないんですね、富士見の人口が減っていない。それから、平均年齢、富士見全体の人口の高齢化率、これが若干下がりぎみである。前は諏訪地区で第1位だったんですが、やっと下諏訪が1位になりまして、富士見は2位になったと、それからもう少しすれば3位、4位と落ちる見込みでございます。
 この人口がですね、余り減らない理由は、所信表明のときでも述べたんですが、この富士見町は非常に生活しやすいインフラ整備が整い、自然景観もいいということで住み心地がいいと同時にですね、諏訪地域の各企業に就職されている方が通勤しやすい場所にあるという部分がありまして、この人たちが富士見に移り住んできているということがまずありまして、これが人口減を防いでいるという現象が今までありました。これを何とかですね、さらにこれを続けていくと同時に、前々から申しますとおり、Iターンですね、都会から若者を呼び込むと。これは先ほどのITのインターネットの人たちをいわゆる誘致してくるとか、できたら農業をもっとハイテクを使った、いい農業にして若者がくればなと。それはまだ、これからの大変大きな壮大な課題ですけれども、そういったことに取り組んでいきたいというふうに思っております。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。それでは3番目の質問、結婚相談所のあり方についてお尋ねいたします。
 ここ数年、すっかり浸透しました婚活という言葉、直訳すれば結婚活動です。世の中は婚活ブーム真っただ中ということもよく聞きます。
 NHKのテレビ番組でも取り上げられましたが、生涯未婚率が急増しております。データは少し古くなりますが、2005年の国勢調査の中で、50歳の時点で一度も結婚したことのない人の割合を調べてありますが、男性が15%を超えており、女性も7%を超えているという、驚くような数字が示されております。
 背景にあることは、結婚の形がお見合いから恋愛に変わったことや、派遣社員など収入が安定しない人が増加するという時代背景も原因の1つとなっているようです。男は仕事、女は家庭という価値観が成り立たなくなったことも指摘する専門家もおります。
 当町においても、結婚相談所が分室に設置されていますが、社会福祉協議会に委託運営をされており、4名の相談員の方が日夜御苦労をいただいております。今まで、年間で5組の結婚成立を最高に、なかなか成果が上がらないのが現状であり、相談員の方々の悩みでもあります。
 今回、町長は、町長の公約の中に、公営の結婚相談所の開設を推進すると言われておりますので、心強く思います。
 そこで、結婚相談所のあり方について、1として、現状についてどのように認識をするか。
 2として、今後の方向性と課題への取り組みの考えは、また専任の職員の配置を考えてはどうか。町の人口増加を考えるときには、重要なことだと思うが、どういうぐあいに考えるか。
 以上3点について、町長の所信をお伺いします。
◎町長 お答えします。
 結婚相談所に関しての質問でございます。まず現状どうなっているかということですが、社会福祉協議会の総務課の一部門として存在しているということでですね、私も結婚相談所、すぐそばにあるんですが、4人の方が勤務されている中に行ってですね、いろいろと話を聞いています。
 それでですね、現状ですが、18年度は相談に訪れた方が468人、次は358人、去年は284人とどんどん減ってきているということで、相談所自身のですね、役割が、余り町民の皆様にアピールされていないし、効果が余り出ないのかなということでですね、心配しているというのが私自身でありまして。そのときにいろいろな話を聞いた中で、やはり役場、町長を初めとして住民福祉課のこういったところ、あるいは子ども課の皆さんが余りですね、関心を持っていないということで、なかなかですね、苦労をしている中で効果が上がっていかない。いろいろな改善提案もあるんだけれども、なかなか効果が上がらなくて、役場全体が動いてくれないというようなことを耳にしました。
 そこでですね、この問題については、やはりおっしゃられるとおり、このまま社会福祉協議会の中の一部に置いておくというのは少し問題だなと思いまして、現在ですね、子育てと結婚相談と、結婚する人数をふやすということと、子育てというのは一連の流れで結びつくものでありまして、要は子供をいかにしてふやすかということでございまして、これは役場で一緒に考えるべきものと私は考えまして、現在役場の子ども課の人たちとこの問題について、それから社協の人たちともこの問題について、これは役場の方で一元化して力を入れてですね、子供をふやすんだということで取り組みたいということで、そのような組織変更も今検討中でございます。
 以上でよろしいですか。以上です。
◆第4番(織田昭雄)
4番、織田昭雄です。町長からの非常に心強い答弁をいただきましたが、私も町の人口を考えるときには、少子化の問題についてと、それから高齢化問題もセットで考えなくてはいけないと思っていますし、ここに結婚問題も一緒に考える必要があると思っております。
 結婚しなければ、新しい家庭はない。新しい家庭に健全な子供が誕生する。新しい家庭がふえ、子供がふえ、少子化は解決する。このように考えてくると、安心して子供を産み、育てることができる経済環境の改善ももちろん大切であるが、一方結婚を見据えた健全な男女の出会いの環境の整備こそが必要であると思います。
 行政が主導する結婚相談所は、ぜひつくらなければいけないと考えますが、それには町長の強い思いがなければできないというのが現状ですが、今、その点についてはお聞きをいたしましたので、安心をしております。
 ここで、私が個人的に活動しています出会いの広場についてと、それから県内では行政が直接開設をしている結婚相談窓口について、話を少しさせていただきたいと思います。出会いの広場というのは、お隣の茅野市に事務局を置き、諏訪地方の有志議会議員と、結婚相談員、自営業、主婦、会社員、福祉推進員、人権擁護委員、適齢期の子供を持つ親、何組も仲人をした人などの集まりであります。昔でしたら、地域におせっかいなおばさんやおじさんがいて、縁談の話をまとめてくれましたが、現代の人情が薄れた社会では、すぐにプライバシーとかセクハラとか問題になってしまいます。
 そこで、結婚を真剣に考えている人たちに、出会いの機会を提供することを目的として、会員を募集をしました。現在、会員登録者は男子が122名、女子が82名ほどの登録会員があり、月に1度の出会いのイベントと、土曜日に少数男女5名ずつを一組に募集をして、居酒屋コンパを月2回ほど開催をしております。こうしたイベントを主催し、家に引きこもりがちな独身者を引っ張り出して、出会いの場をつくる活動をする非営利活動団体です。
 もう1つは、伊那市サポートセンター、これは行政が結婚推進事業に取り組む必要性を決断したものであり、2008年の11月に伊那市がいなっせというところが伊那の駅前にありますが、ここの5階に結婚相談の総合窓口を開設をいたしました。市役所の職員が2名常勤し、相談業務に当たります。
 伊那市は進行する少子化に危機感を持ち、その対策として結婚推進事業を重要な施策に位置づけました。将来のよきパートナーにめぐり会い、幸せになってほしいと願い、独身者の結婚支援を目的に、実施計画を策定をしました。
 結婚は、個人的要素が強く難しい問題を多く抱えているため、市町村が主体になって結婚推進事業を展開しているのは、松本の四賀支所に次いで伊那市が2例目となっております。
 伊那市のサポートセンターの担当の八幡さんという係長さんに実際にお行き会いをしまして、2時間ほど話を聞いてきましたが、去年の11月にスタートして、窓口での相談件数が902件、メール相談は620件あったそうですが、これは直接市が設けた窓口ということへの安心感のあらわれであるということと、これだけ多くの人が結婚問題に悩んでいるあかしになると熱く語ってくれました。また、限られたエリアの中で結婚相手を探すのは限界があるため、行政の枠を超えた連帯がどうしても必要だとも訴えられておりました。
 以上、現在実際に活動している実例を紹介しましたが、幸いにも今年7月31日に結婚支援ネットワーク会議が発足して、伊那市や長野地区の労働者福祉協議会、JA信州上田などが出席したニュースが伝わりましたが、こうした県が主導となった婚活支援への県内連帯や、富士見町は、西伊豆町という姉妹都市や、多摩市、川崎などの友好都市があるので、行政が主導で結婚支援窓口を開設できれば、こうした友好都市、姉妹都市との交流イベントもできると思います。また、町への将来の投資にもなると考えますが、もう一度町長のお考えをお聞きしたいと思います。
◎町長 現在の結婚相談所が280に減っちゃっているということは、今の伊那市の状況等々と比較すれば、非常に寂しいものがあるということで、先ほど来申しましたように、結婚促進と、それから子育て支援、これはセットでですね、役場がきちっと子供をふやすんだという決意のもと、今、織田議員のおっしゃられた内容をよく検討すると同時に、またぜひ御協力もいただきたいというふうに思います。
 ぜひ、この町の大きな施策として実行していきたいというふうに考えておりまして、この役場の中で意思統一を図り、強力に推進したいと思います。
 以上です。
◆第4番(織田昭雄)
以上で質問を終わりにしますが、冒頭にも申し上げたとおり、町長におかれましては、決して既得権益を優先することなく、5,000名の町民のためではなく1万5,500人の町民のために、町政を施行していただくよう、また議会とは車の両輪になって、新しい富士見町を目指していくことをお願いしまして、本日の質問は終わりにさせていただきます。
◆第10番(平出英夫)
10番、平出英夫です。先ほど来、私、今回は3つの質問を挙げるんですが、2番目は大分多くの方にお答えをしているような、答えがもう出ているかと思いますが、またちょっとした方向を変えていただければありがたいかと思っています。
 まず第1に、清泉荘についてですが、私、議員になって、こればっかりやっているんです。どうしてかというと、この私一人の個人的な考えでなくてね、やっぱり富士見町のこれからの町長さんは、非常に所信表明でも私のうれしくなるような話をしてくれましたので、また今回も清泉荘を挙げてみました。ぜひいいお返事をいただきたいと思っております。
 そんなわけで、まず第1にデイサービスの定員は現在35名となっているが、現在は40名以上の利用者があり、定員外については老人センター、隣の老人センターの利用を余儀なくされていることから、新たな施設、あるいは建設をする考えはないか。
 また、2番目としまして、現在施設の下水道処理方法はポンプアップにより流下させているデイサービスの利用者数の増加に伴い、下水道使用料が増となり、処理能力の警告ランプの点灯頻度が多くなることがあるから、自然流下方式に変更はできないかということで。
 今、デイサービスは、清泉荘の方は本当に大勢の方の利用を望んでいる方がね、町長言いましたけれども、富士見町、現在あと40名くらい入りたいということで、本当に清泉荘もね、入りたい方がいるんですが、定員やら施設の関係ですね、入れられないというような現状で。
 だれもが年を取って、本当に今、親子水入らずというかね、そうした一軒の中で生活するというのは、今の世の中非常に難しくてね。年を取ると、姨捨山じゃないけれどね、どうも捨てられがちというか、病んでくると、どうしても行政に頼りをするというのが現状かなと思っておりますので、私があそこを、私がというか、そんな偉そうに言っちゃいけないんだけれど、デイサービスで35名、最初は35名という定員、こんなに人が来てくれるのかなと心配をしたんですが、本当に、今現状、あそこへ私、わけあって行っているんですが、本当に忙しいように職員の方も頑張っておられます。
 そうしたことを思えば、やはり職員の働きがいがというか、働きいいようにさしてやるのも行政の手助けかなと思いますので、そういうことをよろしく、町長とても一生懸命やるということですので、私は期待をしております。
 2番目に現在下水道処理なんですが、低い場所に一時ためて下水を上部のポンプでポンプアップして流していくということが、今現在使われている下水道の処理なんですが、今現在はとても多く来ましたので、非常に利用度が高く、例えばおふろなんかそうなんですが、デイサービスの皆さんにしてみれば、計画的にね、女性が何時から何時、男性が何時から何時というようなこういう計画を立ててやっているんですが、一遍にどんと3人とか4人と行くと下水があふれて、すぐ警告ランプが鳴るというようなことで、あそこのね、デイサービスの皆さんが思うように、その計画どおりにいかないというようなことがあって、そんなところにも無理がありまして、やはりこれ以上。これは私1回もう、前によくやっているんです。それで、そのときは検討をというようなお返事をいただきましたんですが、それからもう2年くらいたっていますかね。まだまだ全然その向きがないということで、新町長になったところでぜひ、くどいようですが、ぜひ今回、お気持ちが大変前向きな方ですので、私は本当に安心して今回この問題を取り上げて、町長のお考えをお聞きしたいと思っておるわけでございます。
 まずは、それを。
◎町長 2点御質問をいただきました。お答えさせていただきます。
 今、デイサービス、これがオーバーフローして、隣の老人センターに間借りしているという状態が起こっていると。これは非常に、本来老人センターの人たちも困っている、だんだん困ってくるというような状況だと伺っています。
 これについてはですね、やはり清泉荘がもう30年以上たっている建物で、耐震構造もひっくるめて、もう建て直しが必要な時期になってきたということでですね、現在、この住民福祉課、あるいは建設課含めまして、早急にあの建物を建て直す必要があって、今のところ3年で、目標ですかね。今から計画すると3年くらいはかかるんじゃないかと、あの建て直しにですね。その建て直すときの設計の中に、この今のオーバーフローの分も、どうやって吸収するかということをあわせて検討するということにしたいと思っているんですが、平出議員さんがそれじゃ遅いよと、どうしても無理だと言うんでしたら、ちょっと考えなきゃいけないんですが、今のところ何とかですね、3年間はこのままもたしてくれというのがお願いで、一生懸命になって、清泉荘を建て直す予算措置等々をこれから考えていくと。
 それで、そのときに建設する今度のものがですね、長期的に今の問題を一緒に解決するということでぜひ御了解いただければなというふうに考えています。
 それから2つ目のポンプアップ、自然流下の問題ですが、現在ですね、富士見の地形から言ってポンプアップしなきゃいけないという部分が55カ所ありまして、ポンプアップしているんですね。それぞれいろいろなリスクを抱えたりしているんですが、全部が全部自然流下にするわけにもいかないし、非常にお金がかかるというようなことから、こういう形になっているわけでございまして、今、私が調べたところ、現在ですね、議員さんが御承知のように、今ふろの栓を抜くのを一遍に抜かないで段階的にですね、時間をおいて排水をするということをやることによって、現在のポンプ能力から言って、十分処置できるレベルにあるということで、当分心配ないということを伺っております。
 したがって、全部このポンプをやめてですね、つくり直すというのはまた物すごいお金がかかりますので、何とかやり繰りでやっていただければなというのが見解ですが。
 以上でございまして、あともう少し質問が、それじゃあ不十分だと言うんだったら、下水道課からもう1回、回答させます。
 以上です。
◆第10番(平出英夫)
10番、平出英夫です。大変ありがたいお言葉ですが、今ちょっと救われたような感じがしまして、3年ぐらいでというのをぜひ1年ちょっとくらいで私の任期も終わりますので、できればその間に下水道から始まって全部解決していただければ、非常にありがたいと思っております。それでは、何かお答えできることがあればですが、なければ私もこれで結構です。ありがとうございました。
 それでは2番目に移りたいと思います。これは今、先ほど同僚議員がパノラマの問題で、ほとんど私と同じ質問をしておりますので、こういうときは前の矢嶋町長は、今の方、さっきの方にお答えしましたよ、もう一度お答えしますかということで、大概切られていたんですが、私、1つだけ気になるのは、東急、先ほども大丈夫だと言いましたので、余り気にしなくてもいいと思いますが、東急さんとパノラマと一生懸命やってきて、何とか赤字を黒字にしていくような、こういう体制をつくったと。ぜひこれをね、続けていただいて、富士見町の、スキーばかりじゃないとおっしゃいましたので、余計に東急さんとは、パノラマとは、というか東急さんは富士見町全体の観光も見詰めてということですので、ぜひその点を今までどおりというか今まで以上に、新町長のお力を入れていただきまして、ぜひプラス思考でお願いをしたいと思っております。何かお考えがあれば一言。
◎町長 じゃあ少し、矢嶋町長との違いをここで、前と同じだとは言わないで繰り返させていただきます。
 東急リゾート、このメンバー2人おるんですが、あの人たちは既にスキー場と花を連結させてですね、フルリゾートにして、あるスキー場を黒字化した例がございます。これをですね、よく学んで、それをここでもやれということを強く求めたいというふうに思いますが、何分にもこれは聞きかじり程度でございまして、私、本人がですね、本当にどうやったのかと、そのやり方がここで通用するのかどうか、これはもう本当に顔を突き合わせて、彼らの真剣さと、それからその内容について吟味をして本質を理解して、本当にできるんであったら、それを果敢に実行したいというふうに思っております。
 以上です。
◆第10番(平出英夫)
10番、平出英夫です。私も議員になるときにね、後援会の皆さんに怒られたのは、おまえ議員になるって手を挙げて、それで議員になったら何をするんだと言われたときに、議員になってから勉強すると言ったら非常に怒られまして、そうした中で町長の今までの言葉を聞いてみると、今勉強しているとか、今からだとか、そういう答えが多いんですが、少なくともパノラマを多く挙げて選挙を戦ってきた方なら、パノラマを見て、せめてここは変えるぞと、こういう場所でいただければ非常にありがたいと思っておりますが、余り無理を言っても仕方ないので、パノラマはこれくらいで終わりにしたい思います。
 3番目に入ります。3番目は、南中学校の今後の施設利用についてということで、南中学校は来年閉校になりますが、閉校後の施設利用について現在定員オーバーである赤とんぼ、あそこの御存じだと思いますが、あの活動施設として利用する考えはあるか。
 また、体育館の管理については、南部地区というか、今部管でありますが、ああいった部管への委託をしてはどうかということでお答えを、お考えをお聞きしたいと思います。
◎町長 お答えいたします。
 まず、赤とんぼについてでございますが、赤とんぼは来年の6月30日に、現在の施設の契約期限が切れます。今この代替として南中学の跡地を、あるいは後の建物を考えられるということで、検討をしてはどうかということでございますが、今現在、仮にですね、決断していろいろと検討して、ぎりぎり頑張ってもですね、6月30日に間に合わない可能性があるということでございまして、まず現在の赤とんぼの処置についての限定的な線は、現在使っている施設を延長するという契約をですね、今の赤とんぼの権利者と新たに結ぶということを優先して考えております。
 それで、それを優先させておいて、次の段階をもう少し時間をかけて決めたいと。特に南中学の跡地については、前町政が、現在まだ中学生がこの南中学に通っているという時期において、この跡地、跡地というようなことを騒ぎ出すのは、非常に生徒たちに悪影響を与えるという判断から、当分は、終了するまではこの議論はしないということを決めてあるそうです。私もそれを踏襲したいと。赤とんぼについては先ほどのとおり、とりあえずは現状の施設を延長する契約を結ぶという方向で考えたいと。
 以上です。
◆第10番(平出英夫)
南中のことについては、私もちょっと早く言いすぎたかなとは思っております。しかし、赤とんぼの場合もありますので、そういうのも考えたり、また南中の建物は、町長行ってこられましたですか。ああ、そうですか。非常にあの建物はね、木造住宅で、大変残しておきたいなと。ぜひ、ああいった建物は、今はコンクリートで固められたような、そういうものがはやりの中に、ああいうものをぜひ、これからも残していきたいと。富士見町にはこういうことがあるということも、町民の皆さんばかりでなくて、よそから来た人たちにもね、こういう建物を見てくださいと言えるような、そういった施設に、赤とんぼさん入っていただければ余計にね、大勢の方が見に来るというようなこともありますので、そういった意味でちょっと気の早い考えでここへ載せましたけれども、ぜひ、あの南中の建物は、大変貴重だと思いますので、ぜひそこのところをしっかりとお考えになっていただきまして、今後の南中の利用は余り言ってはいけなかったとは思っておりますが、新町長ですので、頭の中へ入れるのを早目に入れておいた方がいいかなと思いましたので言いました。
 私はこれで終わります。
○議長 ここで暫時休憩といたします。再開は2時30分といたします。
                              休憩 午後 2時17分
                              再開 午後 2時30分
○議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。新しい町長には、いまだかつて口をきいたこともないし、ごあいさつ申し上げたこともありません。初めまして、小林光と申します。よろしくお願いします。以後よろしくおつき合いお願いします。
 今回は、4つの質問についてお聞きします。
 まず最初にお断りしておきますけれども、世の中では新しい首長が生まれて、首長というかいろいろ生まれますと、大体100日間を蜜月、ハネムーンというふうに言われまして、聞きたいことも言いたいことも余りしゃべらないようにするというのが、紳士協定のようでございますが、そんなことも余りのんきに言っていられない事態でございますので、あるいはひょっとしたら成田離婚というふうな事態をなりかねないかと思いますが、役目上しようがなく、そのようなことになるかもしれませんので、よろしくおつき合いのほどお願いいたします。
 最初に開発公社につきまして。
 今日の朝から、これにつきましては随分質問も出ておりまして、私もかなりの答弁がかなりなされているかと思いますけれども、私なりの切り口で、ひとつ御答弁お願いいたします。
 (1)大きな負債を背負った初期の理事者に対する責任問題をどう考えるかということでお聞きいたします。
 町長がくどくど言われますように、確かに現在の公社の経営状態は非常に苦しい状態です。これは申すまでもなく、初期の膨大の投資、負債というものがいまだ返済できていないためでございます。しかし、今のところ、現在では単年度で見る限り、何とかやっていけるという見通しが立つところまで来ているように、私は思います。町長は、何かがけを転げ落ちているというふうな表現ですが、私は違います。
 そこで問題に入ります。過去に背負った負債額というものが、果たして妥当なものであったかということにつきまして、今ごろになってとやかく言うべきじゃないという人たちもいらっしゃると思います。この大量の負債を背負ったのはですね、昭和62年から平成2年ごろの間でして、世の中がちょうどバブルに浮かれている真っ最中でした。
 その当時の世の中の風潮というものは、すべて明日が右肩上がりということでして、お金もあり余って銀行から幾らでも借りられてというよりは、銀行があり余るお金に困って、押しつけて貸し付けたというふうな状態ではなかったかというふうに想像いたします。
 そしてですね、その負債は返済なんかできないというふうなことなんか、ほとんどだれも夢想だにしなかったという空気だったろうと思います。
 ところが、果たしてこのようなですね、異常な事態は許されるかということです。当時の責任ある立場にいた人たち、特に公社の理事の代表者の人たちはですね、この責任から全く何の犠牲も払わずに逃れられるのか、その辺のところを、見解をお聞きいたします。
 ?番、当初から経営にも関与した金融団の責任問題は。債権放棄を追求するつもりはないか、ということでお聞きいたします。
 この問題については、新町長、御存じないかもしれませんけれども、やはり以前から多くの質問がここでなされております。直近では同僚の五味滋議員が、平成20年12月議会で厳しくこれについて追及されております。
 私はですね、町長が変わったということで、このたび彼の質問をそのままデッドコピーして新町長に対して投げかけたいと思います。そのときの五味議員の質問に対しての答弁はこのようなものでした。債権放棄をお願いしたことはありますけれども、法的には貸し方の責任の追及には限界があって、借金の棒引きは無理であるということです。またですね、逆にその金融団からは、それならば我々としては法的整理をさせてもらうと言われてしまっております。
 これはつまり破産の宣告、民事再生法の適用ということになりますが、これでは町民に膨大な借金の返済が一気にのしかかってしまい、つまり町としてはたちまち立ち行かなくなってしまうということでございます。
 このように今までの理事者は、そこまで金融団と丁々発止、突っ込んで交渉してきたという経緯がありまして、両者の間にはこのような考えの相違が顕著に出ております。
 しかしですね、その過程で問題になった、浮かび上がったのはですね、金融団は当時あり余るお金をもうかるつもりで投資したのではないかと。もうからなくなったからといって手を引いて、金を引き上げるというのは、地方自治体に投資をしたことの責任がそれで済むのかと。金融という社会的な責任の中でやっていいんですかというお話でした。見解をお聞きします。
 ?番、現在の理事者の勤務状況、業績、努力姿勢をどう見るか。改革案を持っているか。これのテーマにつきましては、今日の今までの同僚議員らの質問で随分答弁されているところと重複しております。ですが、もう一度異なった見解がありましたらお願いいたします。
 私ごとでまことに恐縮ではございますが、私も6年前より現在まで公社にほんの少しかかわっておりますので、公社のこういったことについて、ある程度はわかっているつもりでございます。その中でその理事者、特に理事長につきましては、私が知っている限りここ2代の理事長は大変な努力をなされていて、その結果、公社内が飛躍的に充実してきたというふうにはっきり言えます。また、社員につきましても、私が見た6年間の間では、行動も考え方も見違えるような変化、進展を遂げてきております。
 町長は、昔の公社と、はるか昔の公社と比較して、今がどうしようもなく悪いような言い方をされていますが、これは少し見方がおかしいと思います。もっとしっかり見てください。
 ここ2代の理事長の時代に、大きく改善されてきておりまして、営業的にも、また人事関連、勤務態度面につきましても、公社は立派に立ち直ってきております。職員は、世間より安い給料に耐えて、一生懸命歯を食いしばって勤めております。さらに応援をお願いした東急リゾートさんも、民間の経営手段というものを遺憾なく発揮されて、公社内にはよい意味で張り詰めた新しい空気が満たされております。
 町長は、選挙期間中に東急については見直すというふうにしゃべったはずですが、いかがでしょうか。
 つまり、むやみやたらに昔の時代と比較してですね、どうのこうのと言っても今さらしようがありません。もっと現状をしっかり見て、正確な発言をしてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
 それと、現在ですね、公社はスキー場だけではなく、指定管理者制度を活用しまして、幾つかの八ケ岳方面の保養施設の経営をしておりまして、そちらの方面におきましても営業利益をほんの少しでも多くだそうと、みんなで必死に頑張っております。つまりこれらのことをあえて言わせてもらうと、厳しい批判に耐え、町の中で一番頑張って、努力しているのが公社ではないかと言えるのではないでしょうか。
 行政の長として、選挙中のような言い方ではなくて、もっと違った言い方はできないでしょうか。お願いいたします。
◎町長 今の開発公社、パノラマ及び開発公社についてお答えします。
 最初の御質問でありますが、過去の理事者の責任、これが問えないかどうかということでございますが、多くの現在の町民の皆様の中に、やはりそのバブル期にこういう問題が起きたことに対して責任をとるべきだというような感情があるということは、十分認識しておりますが、現在のですね、法律とか定款、これをあわせ考えますと、個人的に責任を取っていただくということは法的に無理があると。もしこれ裁判でやったら勝てないということで、実際には、個人的に過去の理事者の責任を問うことは、僕はできないと考えております。
 2つ目、じゃあ金融団、これに対して賠償責任はちゃんとお願いしたらどうかという話もあります。やはりですね、私も企業にいました。常にですね、銀行にしても企業にしても、きちんとですね、法律をよく勉強してですね、絶対にこのような投資が起こってうまくいかなかったら賠償責任をとるというようなことはないようなやり方で、必ずきております。
 したがいまして、現在の銀行団と折衝して、あんた全部賠償しなさいよ、責任あるじゃないかと、債権放棄してくれということに対して、じゃあ応じる応じないということが、やはり裁判になったときには、これはですね、なかなか町はその判断に関して妥当であったかどうかという過去の状態での判断ということを法定で議論したら勝てないと思っております。したがいまして、現在、過去に出資した銀行の責任は法律的には問えないというふうに考えております。
 しかしながら、このパノラマをですね、黒字にしていくということは、町も銀行にとっても非常に重要なことでありますので、やはり過去、銀行もですね、どんどん金が余って貸したという結果がこうなったというようなことに対して、追及をしながらですね、今後再建において最大限の協力をしていただく。ただし、債権放棄とかそういうものは不可能だと考えておりますが、いろいろなそれ以外の面での御協力を引き出すという努力はしたい。その内容は今ちょっと言えません。
 それからですね、じゃあ現在のパノラマの経営状況、及び理事者、及び社員の皆様の一生懸命努力しているということに対しては、深く敬意を表したいというふうに思います。
 ただし、先ほど議員が提起しました、今立派に利益が出ているということで、私がパノラマは利益が出ていないということを選挙中に訴えたことは誤りであると、これを正せと申したことに対しては、私は正しません。
 私自身の分析ではですね、現在、賃貸料、これ免除しております。賃貸料はもともとですね、設備投資ですから、企業でしたらこの設備償却は全部自分のコストから捻出しなければいけないわけです。それを免除している部分が、まず借金ですね。あのゴンドラ施設の借金、国への債権の借金、これ2.2億あります。それに保守料を免除しております。これが0.5億超えております。それから、東急リゾート約2,400万、計3億、これがですね、一般財政から費やされている。いわゆる3億がですね、血税を使っているということは事実であります。
 したがいまして、現在パノラマがですね、0.8億経常利益を出しております。しかしですね、一般会計で65億の予算の中で3億ものお金がですね、パノラマに費やされているということ、及びさらに言わせてもらいますと、パノラマ公社で銀行団に借金している分が1.5億あります。この1.5億を毎年返しているということ、及び公社がですね、東急リゾートにお支払いしている分1,600万あります。これ全部足しますとですね、4.5億になるわけです。町の会計から現金が4.5億出ていっていて、0.8億利益が出ている。合計しますとマイナス3.7億になるということは、今でも僕は正しいと思っておりますので、もしこれに間違いがあるのでしたら、正していただきたいと思います。
 しかし、いずれにしても、現在の理事の方々、社員の方々が大変御努力されているということは認識して敬意を表したいと思います。
 以上です。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。?につきましてお聞きします。今、町長の答弁のとおりですね、法律的にどうのこうのということに関しましては、だれもここで問題にはしておりません。私が聞いたのはですね、この際ですね、改めて、あえて当時の経営責任者をですね、道義的に追及する気はあるかと。法律的に無理だということはもう常識でわざわざ聞かなくてもわかっております。その辺のところをお聞きしたいと思います。
 それから、?の中で私、今利益が出ているという、多分一言も言っていないんじゃないかなと思うんですが、その辺のところはあとテープの方でもって確かめてもらいたいというふうに思います。
 それからですね、町長は選挙期間中に、公社はがけを転がり落ちるような劣悪状態に置かれていると、早く何とか改革しなければならないというふうなことをおっしゃっておりました。町長がですね、公社のことをどの程度深く御存じか私には全くわかりかねますが、そう言って私なら何とかしますということで5,000票いただいたはずです。それに対しましてですね、先ほどの織田議員、平出議員の同様質問につきましてはですね、同じ具体案をどうするのかということに言われまして、私なら再建できると言って多分当選されたんだろうと、投票した人はそれにそのままうのみにして投票したんだろうと思います。
 ところがですね、お聞きしたところ、全く具体案をお持ちでない。これから公社の社員や役場の担当者と相談していろいろ決めるんだと、いろいろ勉強してこれから始めるんだと。これは選挙の前になら言ってもいいかもしれないけれども、選挙でもって格好いいこと言ってね、私がパノラマが最大の問題であると先ほども、今の平出議員のときにもおっしゃいました。
 そういう問題に対してですね、これから、選挙終わってからですよ、これから考えるというのは、選挙民に対して、5,000人の選挙民に対してちょっとおかしいんじゃないですか。
 何か自分ならこうやるという答えはあったから、選挙に出て、でかい声して再建できますと約束して5,000票もらったんじゃないでしょうか、いかがでしょうか。
◎町長 お答えします。
 最初のポイント、道義的責任を追及する意思はあるかどうかでございますが、現時点では道義的責任を個々の理事者を選択してですね、問うというつもりは現在持っておりません。
 それから2番目、このパノラマ再建は、私は悲願でございます。どうやってやるかということについては、具体案は描いております。しかしですね、これには検証が必要なんです。十分な検証をして、この大きな問題を皆さんの前に納得いく形で示したい。そのためにはですね、今役場の中、あるいはパノラマ、私だってゴンドラに毎年二、三回登っております。全然知らないわけではありません。大体こういうやり方をすれば黒字になるんではないかというふうな考え方を持っています。
 先ほど言いましたように、スキーで今現在収入が6億あります。それからスキーを除いて1億、合計7億。最低でも8.5億、これがボーダーラインで、あと1.5億収入をふやす方法なんです。これはどうするかと言いますと、スキーでは無理だと、スキー以外で1.5億ふやす方法を具体的にイメージしておりますが、ここで御披露するわけにはいかないんです。
 なぜかと言いますと、これは資金の問題、それから銀行団との折衝の問題、それからパノラマの社員自身、私は済みませんが、まだ本当に東急の人たち、それから一生懸命働いている人たちと議論しておりません。これで十分確証を得た段階で、御披露したいと。そのためには、時間が要りますということで、住民懇談会で大枠を説明し、1月に出す。
 今現在何も考えていないということでしたら、あのような答えにはならないんです。私は再建を目指しております。それで、11月の懇談会、1月の詳細説明、これを今まで答弁してきたということで御了解いただきたいと思います。
 以上です。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。そのようなお答えはだれも期待しておりません。町民は、5,000人の町民は、すぐ解決してもらえるから、これなら小林一彦で大丈夫だということでもって選挙したわけです。
 これは私も選挙期間中に、大勢の人から聞いております。矢嶋じゃだめだと、小林はやってくれると言っていると、これで決まりだと、選挙は決まりだというふうに大勢の声を聞いておりますが、ここで言えないというふうな答弁は、首長としての答弁にちょっといささか私はがっかりしておりますし、5,000人の投票した人もかなりがっかりしているというふうに思います。
 それからついでに言いますと、東急さんでございますが、二千何百万円かかっているというようなことを目のかたきのようにされておりますけれども、東急さんはですね、私が知る限り、先ほど申しましたけれども、一生懸命やってくれまして、公社の中の雰囲気を随分変えてもらっております。大変な成果があると思います。
 まずはですね、東急さんが組織力を動員いたしまして、都会からの集客、東急グループという膨大なグループがあるわけですけれども、その中での人員を動員してPRに努めてもらっていると。それからグループ内で観光パンフレット類を随分多く出しておられるわけですが、雑誌へのPRとかですね、そういうふうなところにも必ず富士見パノラマというものをつけ加えていただいてですね、全国的に大きなPRになっております。
 それから、イベントなんかも今まで町の人間の間だけでは考えられもしなかったようなことをいろいろ提案されておりまして、考案されておりまして。例えばバイクではフォークロスだとか、ついこの間、好評だったナイトゴンドラとか、それからあとはホームページを出しておりますが、ホームページが見違えるように刷新されまして、町のホームページとは似ても似つかないハイレベルのものができ上がっております。それから、ライブカメラというふうなものも設置しまして、これもホームページにアップしております。
 それから特にまた、キッズステーションというふうなものもつくりまして、それを充実したり、なお新規イベントなんかも随分と取り入れているというようなことで、東急さんが入ってくると、後ではほとんどパノラマというものが全然違うものになってしまったと言ってもいいくらいに発展しております。
 そのようなわけでですね、東急さんを見直すというようなことを軽々しく選挙のときに言っているようですけれども、その辺のところは一体どういうふうなつもりで言われたのか、お聞きします。
◎町長 東急については、選挙中はですね、十分な知識がありませんでした。現在、東急の役割、それから現在の活動、これはいろいろな方から自分なりの考えをまとめておりますが、評価できると、十分評価できるというふうに思っておりますが、私自身が面接をしてですね、本当にディスカッションをして、どこまでの力量があって、どういうことができるかということは自分自身で確かめてから、これの返事を差し上げたいと思いますが。
 確かに一部の方々からは、東急は頑張っているという話は伺っておりますが、まだ私自身、東急の方と会っておりません。この議会が終わったら早速会ってですね、この人たちの話、真意、状況を把握したいと思っております。
 以上です。
◆第1番(小林光)
1番、小林です。ですから、選挙の前に言うことと後に言うことが逆だというふうに私は先ほどから申し上げておるわけです。
 公社は、昨日や今日できたわけじゃなくて、随分前からあるわけです。それに比べ、町長は富士見に戻ってまいりましてからまだそんなにたっていらっしゃらない。公社のことをそんなに自分が、おれがリードしてやると、おれの主導でやるというようなことを自信を持っておっしゃっているようですけれども、大変疑問に思います。
 それでは、2番目の問題に移ります。取得を進めている渡辺別荘跡地についてお聞きします。1番、町で取得するという既存方針に異存はありませんか。
 ?このほかに特別な跡地活用策を考えていらっしゃいますか。
 この渡辺別荘の問題につきましてはですね、過去10年以上前からこの議場で何回も討論されてきております。その集大成という結論がですね、前町長のときに出されております。すなわち、その結論とは、1番、跡地を町が取得すること、2番、取得後は人工的に手を加えることなく、そのまま自然を生かして環境を守り、町民の憩い、健康、文化を育てるべき土地にするというものでございます。さらに、この大方針に従いまして、役場の担当者はですね、国の関係機関とも鋭意協議を進めてまいっております。
 それでもあえてこの方針を否定する強い理由は何かあるでしょうか。選挙期間中にも何かおっしゃったはずですが、お願いいたします。
 ?、ここは今国有地となって国の所有となっておりますけれども、少し前まで渡辺家の由緒ある場所でした。それで渡辺別荘跡地というふうに呼ばれているわけですが、昔からですね、富士見町に住んでいる人たちは、その渡辺家の先祖の偉大なる功績、つまり明治維新の初めから新政府の真っただ中に入り、重要ポストを背負い、近代日本を築き上げたその功績をたたえ、深く尊敬をいたしております。
 そういうわけで、あそこの森は町民にとっては、ただの土地という見方ではできません。それにもかかわらず、既存の町の方針を変えるというならば、どのような活用策をお持ちでしょうか、お聞かせ願います。
◎町長 …して、申請を出しておるんですが、跡地利用については自然公園として活用するということを明記しております。これに変わりはありません。したがって、前町政と違いがないと、継続していくということでございます。
 以上です。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。それではですね、今日というか、昨日というか、当選されるまでにおっしゃられました町民にアンケートをとって、その何か方針を見出すとか、公聴会を開くとかいうふうなことは一切ございませんでしょうか。
◎町長 今のところ考えておりません。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。いろいろそれに、もしか違って、違ったような答えを想定しまして、いろいろ質問を考えてまいりましたけれども、大変時間もないことで非常に助かります。よろしくお願いいたします。約束をぜひともしっかり守っていただきたいというふうに思います。
 それでは(3)新たな企業誘致について。
 これにつきましても、同僚議員が随分質問されまして、町長の答弁の概要がわかったわけですけれども、今まで私がこの原稿を書いた段階とは随分と内容が違っていると。選挙期間中とも随分違っているということで、今日のところは唖然としておるわけでございます。
 それで私の原稿が、そういったことの答弁を聞く前の原稿でしたので、ちょっと古い記事になってしまったんですが。町長も御答弁を用意されておるでしょうから、改めてお聞きいたします。
 ?番、町内に大きな工場を持つ企業との関係について、今後はどうするのか。
 ?、新規に2社ほど企業を誘致する考えであるということでしたが、具体的な行程、タイムテーブルはどのようになっておるでしょうか。
 3番、基本姿勢は、財政の基盤を大企業に頼るということか。また、今までの町の財政が劣悪ゆえ構造改革が急務という見方をしているのかということについて、お聞きいたしております。いささか古い記事でございますが、読ませていただきました。
 町長はですね、大企業というのはE社のことでございますが、E社とは協調不足であるというふうにおっしゃられております。その内容とは具体的にどのようなものでございましょうか。
 そういうふうに自信を持って言われておりますが、町長ならばですね、E社とはとてもうまく協調でき、工場の縮小も食いとめられ、引き続き今までのような操業を続けさせることができるということでございましょうか。
 ?番、私が知る限り、町長の最大の選挙公約といいますか、そのマニフェスト的な町内で配られたものを拝見しますと、大企業を誘致するという、大企業の大が抜けていたかもしれないけれども、企業を誘致するということだったはずでございます。
 それもですね、しかも私が聞き間違いがないといたしますならば、2社を誘致するというふうに伝わっておりましたが、もしそういうことが可能ならば、その内容によりましては、町にとって何かよいことが起こりそうな気がするわけです。
 このたびの選挙におきましては、町民の多くの人が、約5,000人ほどの人が、そんないい話があるなら、そんなことができるならぜひとも頼みますといって、期待を込めて投票したものと思われます。私も選挙期間中、随分多くの人からこれで小林の勝ちだというふうに言われております。その期待を裏切らないように、ぜひお願いしたいところでございます。
 ここから先がちょっと、原稿と今日の答弁と違うんでございますが、そういうことでございますので、選挙公約のですね、最大の目玉である企業誘致につきまして、詳しくお聞きします。具体的にお答えをお願いいたします。この答えは余りいい答えにならないということは、先ほど承知しております。
 ?番、誘致する予定の企業の名前、業務内容、予定される経営企画、経営規模、立ち上げる時期というのはいつごろでしょうか。それらの企業とは今までどのようなやりとり、交渉を行ってきたんでしょうか。交渉相手となった人の部署や地位はどのようなものでしたでしょうか。
 誘致できるという確信を得た理由は何でしょうか。改めてお聞きします。責任を持って誘致できると、この場で答弁していただけるでしょうか、よろしくお願いいたします。
 ?番、町長のその選挙公約的なものを拝見しますと、企業誘致の話に代表されるように、財政の基礎のほとんどを大企業からの収入に頼るというような方針のようですが、いかがでしょうか。町長のようなメーカー出身者にお聞きするのはいささか失礼かと思いますが、今の時代に国内の工業が、これ以上に飛躍的に発展するということは、ほとんど不可能ではないでしょうかというのが、世の中の共通認識だろうと思います。
 そういう時代背景がある中で、あえて新たにメーカー企業を誘致して、そこからの収入を町財政の基礎にするというお考えは果たしていかがなものでございましょうか。
 万一、誘致できなかった場合、あるいは誘致できても思ったほどの財政収入がなかった場合、町としては大変に困る事態に陥ることになります。それゆえですね、町の財政を今支えているものの現実というものを見詰めて、その関係から町民の暮らしを豊かにしようとすることがまずは先決ではないでしょうか、お願いいたします。
◎町長 まず、最初の質問で、町内に大きな工場を持つ企業との関係でございますが、私は前町長が技術、事業の場、経営の経験、バックグラウンドを十分持たない状況で、当該企業のトップ、あるいは役員クラス、この人たちと非常に密な対話をして、十分な情報を引き出して、この町の財政にどのような影響を及ぼすかということを早期にですね、つかんでそれの対応するというようなことがなかなか難しかったんではないかというふうに思います。
 私自身、もう既にですね、役員と1回かなり突っ込んだ話し合いをしております。それから今週末には社長さんとも話をします。あくまでもですね、事業経営者の視点、あるいは技術のバックグラウンドを持ってですね、十分な議論をして、今後富士見にこの会社がどのような影響を及ぼすかということを見きわめた上、富士見として最低限、悪い影響を少なくすると、最低限の影響にとどめるということをお願いしてまいりたいということをですね、率直に役員クラス、社長と徹底的にやりたいというふうに思います。それが前町長との違いと。
 2つ目にですね、2社との企業誘致、これは公約しておりません。どこにも書いてありません。したがって、この件については省かさせていただきます。
 それから、財政の問題ですが、富士見の財政はですね、確かに現在、この富士見地区にある大企業に頼っている部分が相当あります。したがって、これが一切ゼロになったとしますと、致命的な財政難に陥ります。したがいまして、まず財政については、何よりも急務を要することは、この大企業との関係を悪影響を最低限にするということが1つと、先ほど来、パノラマに関して一般会計から約3億円の支出、町民の血税を出していると。この事実がですね、大きくこの財政に影響するということでございまして、財政はこの2点を最優先で対応するということが、財政の健全化の中で最大のポイントだと考えております。
 同時にですね、この所信表明のときも申しましたが、富士見と同様な人口、あるいは環境を持っている同じような地域、大体現在、日本で30とか40あるんだそうですが、この地域と比較をしております。
 その結果ですね、大体財政規模が60億程度ということで、今現在財務課が推定しているのも富士見も今のままいきますと60億の規模になり得ると、最悪の状態があると。しかし、それらの自治体は、やりくりをちゃんとしていると。赤字を出さないでやっているということでございますので、そのやり方も徹底的に分析して対応したいということで、まずですね、この財政を安定させるということが第一ですが、その一番不安要素になっているパノラマと、この大企業の貢献高の減と、これに対処しなければいけない。
 企業誘致についてはですね、まだ具体的にこの企業、この部署とおつき合いを始めているということを今言える段階にないということです。
 以上です。
◆第1番(小林光)
1番、小林光です。E社というものとですね、かなり自信をお持ちで解決できそうだというふうなことでございますが、前町長及び理事者サイドではですね、あなたが言われる前にもう大変頻繁に、町の財政に大きな影響を及ぼすE社とどうにかならないかということで作戦を練ったり、相談に上ったりしてやってきております。その結果がこういうことでございまして、今さらあなたがですね、出ていって、そんな急に事態が好転するというふうなことは、とても考えられません。それと、あと確信を持ってこういう答えが出たということも、全く答弁いただけませんでした。
 それからですね、最低限の影響でとどまるようにというのは、大変抽象的な言い方でして、何が最低限にとどまることなのか、全くわかりませんし、そういう答弁では町民は不安だけが残って、全く納得できないだろうと思います。
 それから、先ほどの同僚議員の答弁の中でも、これからハード面はもうだめだと、ソフト面にいくというふうな答弁をされたはずです。それで何かサーバーがどうのこうのとか難しい言葉を言われましたが、それで、もしハードがだめだったら、そのE社というのは、結構ハード面が主体の会社でございます。だめだ、ハードだめだと言いながら、なおかつそのE社に頼ると、最低限の何とかを保つというようなことをおっしゃっていますが、随分矛盾した話じゃないかというふうに思います。
 それからですね、まだ新規の誘致という話は私も先ほど申しましたけれども、多くの接触した選挙民からはですね、おい大企業誘致してくれるぞと、これで町は万々歳だと、矢嶋じゃだめだと、やっぱり小林が出てよかったとかなりの多くの声を聞いております。その人たちに対しましてですね、まだ会社の名前どころかどこへ行って何をすればいいのかというようなことが、全く具体的にやっていないという今、答弁でした。間違いないですね。
 それで、あなたが言われるまでもなく、町はもうずっと前から東京にその誘致するための専門家を派遣しておりまして、その人が活動状況が適切かどうだったかということについてはわかりませんけれども、少なくも町でできる最大限の努力をして、努めてきております。あなたに言われるまでもなく町はやってきております。
 そういうことをすべてだめだと、おれに任せろと言って選挙に出たはずなんですが、その答えが何かというと、どこの企業が来るかわからん、話もしていないと。これでは5,000人の選挙民は大変がっかりして、それならやめたと、あの人じゃだめだと思い直すかもしれません。選挙の前と後で言うことが随分逆転している。そういうふうに思いますが、いかがでしょうか。
 それからですね、町長はですね、町の財政は破綻の寸前にあると、このままいくと破綻すると、こういう言葉を多分、今日の議事録を読めば随分何回も出てきているというふうに思います。あるときはですね、国の状態より悪いと。国の財政状態より悪いといって選挙をやってきたはずです。このわけを簡単に、時間の関係もありますので簡単に説明していただきたいと思います。
 以上でございます。お願いします。
◎町長 最初の質問は、選挙の前と後とで言っていることが違うんじゃないかという御質問ですか、だと思いますが、特に変わっているつもりはありません。
 選挙の前にもどこの企業を誘致するとか、2社を誘致するというようなことは約束しておりません。しかし、私はいろいろなパイプもあり、企業人としてキャリアもあるんで、何とか企業誘致に努力したいということを公約として挙げました。しかし、この2社とか、具体的な会社は言っておりません。今でもですね、企業誘致に関しては積極的にやるというつもりは、公約としておろしておりません。
 それから、財政はですね、国より悪いと、国の現在の不況よりも富士見町は悪いということを確かに言いました。この理由はですね、2つです。
 先ほど言いましたように65億の予算の中で3億の赤字を出しているパノラマと、それから一時20億、この町に税金、水道料を納めていた大企業が現在10億になり、それがさらにここ二、三年の間に大幅に減少するということで、通常の地場産業、農業をひっくるめた産業、商業、これが不況によって大きな打撃を受けているというのは、国も町も同じですが、パノラマと、このE社との関係における歳入の減というのは、大きく国に比べて影響を及ぼしているということを私は申し上げたわけです。
 以上です。
○議長 1番小林光議員、若干時間の便宜は図りますけれども、内容を精査して端的にお願いします。
◆第1番(小林光)
じゃあ急いで。町長が大変お詳しく答弁されますので、私が考えておりました原稿の数が、原稿の量が多すぎたようなことになってしまいました。矢嶋町長のときは、これは30分くらいでもう終わっていました。
 ただ、今の最後に、質問じゃないんですが、ちょっと心配なことは、例えば共産党さんですね、今までの私の知る限りの議会において、真っ先に何か反対議決があるとすれば共産党さんでした。例外はないと思います。そういうわけで大変心配しておると。失することになるんじゃないかということで、ちょっと要らぬ苦労をしゃべってみたわけでございます。
 次に、4番目の質問をいたします。町の基幹産業である農業について、衰退が進んでいる農業の将来をどう考えるか。我が国の農業の将来を大きく左右することになるFTAについてどう考えるか、という質問をいたします。
 現在の農業はですね、町村単位で方針を決めることができて、それをそのまま実施できるような、そんな簡単な産業構造にはなっておりません。さらに加えてですね、JAという強大な全国的な組織がありまして、町の中にも組織されておりまして、農家は町の政策よりもむしろJAの指導に従って方向づけをなされている。また出荷についても、昔から大概の場合にはJAさんにお任せということでございます。
 また、その農家はほとんどがJAの組合員でありまして、最終的にはJAを頼りにしており、生活の一部分とさえなっていると思います。そういうわけで、その町役場の関係する組織もですね、JAのそれに比べればはるかに規模が小さくて、JAに対抗できるような政策もなかなかとりづらいように見えます。さらに、町とJAとは、当然ながら立場が違いまして、方向づけが必ずしも一致しておらず、またお互いに協議して進めるというようなことも余りないように見受けられます。
 このような中で、私も今まで何回も議会で、このような質問をしてきましたが、当然ながら将来を明るくするような答弁は、いまだ聞き出しておりません。
 FTAについてお聞きします。今も申しましたが、農業は一町村の行政で方向づけをして経営できるような構造にはなっていません。それどころか、今や日本国内どころか世界を相手に政策を立てていかなければならない事態になっております。
 その中で今特に問題になっているのがFTAです。これがどう解決されるか、町内の農家にも重大な影響を与えることになると言われております。報道によりますと、農水省が試算したところ、すべての関税を撤廃すると国内農業生産額が3兆6,000億減少して、食料自給率が12%に低下するということです。
 去る8月12日、JA初め農林水産業団体はですね、FTAを締結すれば農業を…。
○議長 小林光議員、いいですか。要点だけお願いします。もう時間が過ぎていますので。多少の便宜は図りますけれども、要点だけ、済みません、質問事項。町長の答弁もありますので、お願いできますでしょうか。
◆第1番(小林光)
わかりました。これで1回目の質問を終わります。
◎町長 質問が途中で打ち切られたような感じですので、あれなんですが。
 まず最初の質問、私なりの理解は、今衰退が進んでいる農業を将来どうするんだということだと思います。この農業については、幾つかの観点あるんですが、1つは少なくとも景観を維持するために農地保全に努めなければならないという問題。それからもう1つは、農業自身が産業として利益を出し成り立つというふうに持っていくような問題。この2つがあると思います。
 まず第1にですね、若者が農業を継がないために、農地が荒廃するというような問題が1つあります。これについてはですね、現在の考えとして、今サラリーマンの人たちが定年を迎えます。60歳で大体定年になります。そうなりますとですね、家に戻りまして、元気よく農業、自分の農地を耕しながら元気に最後まで働いて過ごすということに大きな期待を寄せております。
 これは特に農業を実際のビジネス、産業として利益も確保する、収入源とするということよりは、農地保全、それから老後の健康維持ということに期待をしまして、60歳から80歳前後まで頑張って農地をやられると。現にですね、そういう方がたくさんふえてきている。特に団塊の世代が定年を迎えまして、その後のサラリーマンから実際の自分の田畑を耕して過ごすと。これに特に景観の保持という面では期待をかけております。
 それからもう1つ、集落営農というのが第4次計画で盛られておりますが、これはですね、むしろ農業自身を営業目的、生計を立てていくという目的で、今ですね、4つの箇所で実験されていると伺っておりますが、これの立派な成果を待ちたいというふうに思っております。
 中長期的にはですね、この富士見について、この富士見の高原の気候風土を利用した特産物というものを農林試験場だとか富士見高校の専門科等々とも何か発見してですね、付加価値をつけた農業、それも先ほど言いましたように、加工と環境を結びつけたようなものにしていくのが、最も富士見が繁栄する道だと考えて今検討に着手をしているところでございます。
 それからですね、FTAの問題、途中で切れましたが、FTAは関税がゼロ、ほとんどゼロに近いということで、農業が壊滅するんじゃないかということで、JAが非常に強く反対しております。
 これについてはですね、従来どおり、JAと一緒になって反対姿勢は貫きますけれども、しかしですね、恐らく民主党政権になってFTAが進むという事態も考えられます。その場合に、富士見はですね、慌てても困るんですね。そのとき非常に困るという事態も想定されますので、今から、やはりそういう事態も想定して、先ほど申しましたように、富士見の付加価値の高い特産物を発見して、それを企業化するなり、これをつくってFTAに負けない富士見の特産ということで生計を立てるということをすすめていきたい。今から検討に着手したいと考えております。
 以上です。
◆第1番(小林光)
時間が来ましたんで、言いたいことはまた次回にしたいと思いますが、最後にたった一言。
 今回の、今日、朝からの答弁をお聞きしますとですね、町長、お金を稼ぐという、ただお金ばっかな話ばっかりされていて、これがすべてであると、そこからお金さえたまれば何とかいろいろな福祉にもなるとかいうふうなことばかり言われたんですが、そのお金を稼ぐ、ではどうやって稼ぐかという根本的なことが、私の頭の程度でほとんど理解できなかった。大変に今日は不安の1日になりました。そういうわけで、今後、大変心配しておるというのが感想でございます。
 時間が来ましたんで終わります。
○議長 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。明日、午前10時から本会議を開き、2番、エンジェル千代子議員より引き続き行政事務に関する一般質問を行います。
 本日はこれをもって散会といたします。御苦労さまでした。
                              散会 午後 3時37分