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長野県 下諏訪町

平成23年 3月定例会−02月28日-01号




平成23年 3月定例会

           平成23年3月下諏訪町議会定例会会議録
                                   (第1日)
議員の席次並びに出欠
  1番 山 田 貞 幸  出          8番 青 木 利 子  出
  2番 本 山 玲 子  出          9番 金 井 敬 子  出
  3番 清 水 辰 夫  出         10番 藤 森 スマエ  出
  4番 小 池 忠 弘  出         11番 中 村 光 良  出
  5番 中 村 奎 司  出         12番 濱   章 吉  出
  6番 中 山   透  出         13番 津 金 裕 美  出
  7番 玉 舎 興三郎  出

出席議会事務局職員             出席総務課職員
  議会事務局長   小 澤   清      庶務人事係長   白 川 光 一
  庶務議事係長   柚 原   勉

説明のために出席した者
  町長       青 木   悟      健康福祉課長   濱   克 典
  副町長      小 林 繁 人      産業振興課長   溝 口 澄 明
  教育長      小 沢 貞 義      建設水道課長   林   卓 郎
  総務課長     松 下 健 一      消防課長     久保田   昭
  税務課長     横 沢 教 夫      会計管理者兼会計課長
                                 野 澤 正 則
  住民環境課長   土 田   豊      教育こども課課長補佐兼教育総務係長
                                 原     勝

本日の会議日程 平成23年2月28(月)午前10時
  1.本日の議員の出欠並びに会議成立宣告
  1.開会に当たっての町長あいさつ
  1.会議録署名議員の指名
  1.会期日程及び議案の取り扱いの決定
  1.長野県地方税滞納整理機構議会議員の選挙
  1.議案の上程、説明
  1.平成23年度予算議案の上程
  1.町長の予算施政方針の説明
本日の会議に付した事件
  議事日程のとおり
            開  会  午前10時00分
△<本日の議員の出欠並びに会議成立宣告>
○議長 おはようございます。大変御苦労さまでございます。ただいま定刻の午前10時でございます。ただいまから平成23年3月下諏訪町議会定例会を開会いたします。
 本日の議員の出欠を御報告いたします。ただいま出席している議員は13人であります。よって、本会議は成立いたしました。
 ここで御報告をいたします。土田教育こども課長から欠席の申し出があり、かわって教育こども課原課長補佐兼教育総務係長の出席の申し出がありました。これを了承しましたので御報告いたします。
 ただいまから会議を開きます。
△<開会に当たっての町長あいさつ>
○議長 町長から招集のあいさつがあります。
○議長 町長。
◎町長 3月定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 本日は議会の招集をお願い申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、何かとお忙しい中、全員の皆様の御出席を賜り、ここに開会することができました。厚く御礼を申し上げます。
 本定例会で御審議をいただきます議案でございますが、条例関係が9件、その他が1件、補正予算が5件、各会計の23年度予算が10件で、合わせて25件です。各議案の内容につきましては、後ほど提案説明をさせていただきますが、ここで概略を申し上げます。
 議案第3号から議案第10号は、条例の一部を改正するものです。
 議案第11号は、貸付基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止するものです。
 議案第12号は、町道路線の変更をするものです。
 議案第13号から議案第17号につきましては、平成22年度の補正予算でありまして、一般会計ほか4特別会計をお願いするものです。
 平成23年度の予算案10件につきましては、後ほど予算施政方針で御説明をさせていただきます。
 以上、概略を申し上げましたが、新年度の施策を推進していくための予算案や条例など、町政を執行するための幅広い内容の議案を御審議いただきます大事な議会となります。また同時に、今議会は議員の皆様にとりましても任期最後の定例会ということでもあります。各議案につきまして、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げ、開会に当たってのごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
△<会議録署名議員の指名>
○議長 次に、日程第1 本定例会の会期中における会議録署名議員を議長から指名いたします。9番金井敬子議員、10番藤森スマエ議員、11番中村光良議員、以上の3議員にお願いします。
△<会期日程及び議案の取り扱いの決定>
○議長 次に、日程第2、第3 本定例会の会期、日程及び議案の取り扱いについて、議会運営委員長から御報告願います。中山 透委員長、登壇の上、御報告願います。
○議長 中山委員長。
◎議会運営委員長(中山) 大変御苦労さまでございます。議会運営委員会から御報告いたします。
 本定例会に当たり、去る2月23日水曜日、午前9時から議会運営委員会を開催し、会期及び議事日程につきまして協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。
 会期は、2月28日月曜日から3月18日金曜日までの19日間といたしました。
 会期日程につきましては、皆様のお手元に御配付してあります会期日程表に示されているとおりでございます。
 本日は、まず長野県地方税滞納整理機構議会議員の選挙を行います。続いて、議案第3号から議案番号順に従い、議案の上程、説明を行い、議案第18号から議案第27号までの平成23年度会計予算につきましては、一括上程した後、町長から予算施政方針の説明を行います。
 2日目の3月1日、3日目の2日、4日目の3日は、議案の調査日として休会といたします。
 5日目の4日は、午前10時から本会議を開会し、議案に対する質疑を行い、所管と目される委員会に付託いたします。議案の付託先につきましては、お手元に御配付してあります付託表に示されているとおりでございます。
 6日目の5日、7日目の6日は、土曜日及び日曜日のため休会といたします。
 8日目の7日、9日目の8日は、午前9時から本会議を開会し、一般質問を番号順に行います。一般質問は2日間といたします。
 10日目の9日、11日目の10日、12日目の11日は、それぞれ午前10時から各常任委員会の審査をお願いをいたします。
 13日目の12日、14日目の13日は、土曜日及び日曜日のため休会といたします。
 15日目の14日は、午前10時から各常任委員会の審査をお願いいたします。
 16日目の15日は、午前10時からバイパス対策特別委員会、午前11時から砥川治水等対策特別委員会の審査をお願いし、午後は委員長報告書の作成日といたします。
 17日目の16日、18日目の17日は、委員長報告書の作成日といたします。
 19日目の18日は、午前9時から議会運営委員会を開催し、予定されます意見書案等の取り扱いについて協議いたします。続いて、午前10時30分から全員協議会を行い、午後1時30分から本会議を開会いたします。まず、各委員会の議案審査報告を委員長にお願いし、それに対する質疑、討論を経て採決を行います。続いて、陳情の審査結果について委員長報告を願い、質疑の上、取り扱いを決定し、3月定例会の全日程を終了することといたしました。
 以上、議会運営委員会の協議の結果について御報告いたします。よろしくお願いをいたします。
○議長 ただいま議会運営委員長から御報告がありました、会期日程及び議案の取り扱いについて、御質疑のあります方は御発言願います。
               (「なし」の声)
○議長 御質疑ないようですので、会期日程及び議案の取り扱いにつきましては、ただいまの委員長報告どおり決定することに御異議ありませんか。
              (「異議なし」の声)
○議長 異議ないものと認めます。よって、会期日程及び議案の取り扱いにつきましては、ただいまの議会運営委員長の報告どおり決定いたしました。
△<長野県地方税滞納整理機構議会議員の選挙>
○議長 日程第4 長野県地方税滞納整理機構議会議員の選挙を行います。長野県地方税滞納整理機構議会議員につきましては、長野県地方税滞納整理機構規約第8条の規定により、町村議会議員から2名を選出することとなっておりますが、候補者が3名となったため、今回選挙が行われるものです。この選挙は長野県地方税滞納整理機構規約第8条第4号の規定により、すべての町村議会の選挙における投票総数により、当選人を決定することになりますので、下諏訪町議会会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人への告知は行いません。
 そこで、お諮りします。選挙結果の報告については、下諏訪町議会会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち、候補者の得票数までを報告することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。
              (「異議なし」の声)
○議長 異議ないものと認めます。よって、選挙結果の報告については下諏訪町議会会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定しました。
 選挙は投票で行います。議場の閉鎖を命じます。
               〔 議場閉鎖 〕
○議長 ただいまの出席議員は13人です。立会人の選出をいたします。
 お諮りいたします。下諏訪町議会会議規則第31条第2項の規定により、立会人は議長より指名したいと思いますが、御異議ありませんか。
              (「異議なし」の声)
○議長 異議ないものと認めます。立会人に、議席9番金井敬子議員、議席10番藤森スマエ議員、議席11番中村光良議員、以上の3議員を指名いたします。
 投票用紙を配ります。念のため、申し上げます。投票は単記無記名です。
              〔 投票用紙配付 〕
○議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
               (「なし」の声)
○議長 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を点検します。立会人は立ち会ってください。
              〔 投票箱点検 〕
議会事務局庶務議事係長(柚原) 異常がないことを報告いたします。
○議長 異常なしと認めます。
 ただいまから、投票を行います。筆記用具は記載台に置いてあります。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に記載台で候補者の氏名を記載し、投票願います。
◎議会事務局長(小澤) 議席1番山田貞幸議員。議席2番本山玲子議員。議席3番清水辰夫議員。議席4番小池忠弘議員。議席5番中村奎司議員。議席6番中山 透議員。議席7番玉舎興三郎議員。議席8番青木利子議員。議席9番金井敬子議員。議席10番藤森スマエ議員。議席11番中村光良議員。議席12番濱 章吉議員。議席13番津金裕美議員。
                〔 投票 〕
○議長 投票漏れはありませんか。
               (「なし」の声)
○議長 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。
 開票を行います。立会人は開票の立ち会いをお願いいたします。
                〔 開票 〕
○議長 選挙の結果を報告します。投票総数13票、有効投票13票。有効投票のうち久保田三代8票、山本陽一2票、関島伸憙3票、以上のとおりです。
 議場の閉鎖を解きます。
               〔 議場開鎖 〕
△<議案の上程、説明>
○議長 次に進みます。日程第5 議案第3号 職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 総務課長。
◎総務課長(松下) 御説明申し上げます。平成22年人事院勧告におきまして、平成23年4月1日から、1カ月の時間外勤務が60時間を超える場合に、その積算におきまして日曜日など週休日が含まれることになりましたので、職員の健康及び福祉を考慮して、条例の一部改正をお願いするものでございます。
 改正の主な内容は、任命権者は1カ月の時間外勤務が60時間を超える職員に対し、当該60時間を超えた部分について、当該支給割合と本来の支給割合との差額分の支給にかえて、通常の勤務日において割り振られた勤務時間の中から時間外勤務代休時間として、勤務を要しない日または時間の指定ができるというものでございます。
 以上、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第6 議案第4号 下諏訪町一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 総務課長。
◎総務課長(松下) 御説明申し上げます。先ほど御説明させていただきました、職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正、1カ月の時間外勤務が60時間を超える場合にと関連しておりまして、条例の一部改正をお願いするものでございます。
 改正の主な内容は、現行では当該60時間を超えた部分については、超過勤務手当の率を100分の150支給するとなっておりますが、時間外勤務代休時間を指定された場合にあっては、従来の定める率で支給をするというものでございます。以上、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第7 議案第5号 下諏訪町福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 住民環境課長。
◎住民環境課長(土田豊) それでは御説明申し上げます。下諏訪町福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例について。乳幼児等医療の対象年齢を満12歳、小学校6年ですけれど、から満15歳、中学校3年までに拡大するものでございます。
 昨年4月1日に満9歳の上限から満12歳、小学校6年生までに拡大した経過がございますけれど、ここで平成23年4月1日から満15歳までに拡大させていただきたいというふうに改正をしてございます。諏訪6市町村同一歩調ということになりますので、あわせてお知らせを申し上げます。
 対象人数は約500人弱と見込んでございます。今回の新年度予算にも関係する部分でございますけれど、よろしく御審議をお願いいたします。以上です。
○議長 次に進みます。日程第8 議案第6号 下諏訪町保育所条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 教育こども課課長補佐。
教育こども課課長補佐(原) 御説明申し上げます。下諏訪町保育所条例は、児童福祉法に規定する児童を保育するため、保育所を設置することを目的としています。平成23年4月からの統廃合に伴い、新たにスタートする3保育園の名称変更と4保育園の保育所としての利用廃止を提案するものでございます。
 現在の第二保育園がさくら保育園に、第五保育園がとがわ保育園に、一ツ浜保育園がみずべ保育園となります。第一、第三、第六、第八は保育所としての利用を廃止するものでございます。以上、よろしく御審議をお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第9 議案第7号 下諏訪町商工業振興条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 産業振興課長。
◎産業振興課長(溝口) 御説明を申し上げます。この条例は、町内の商工業の振興を期することを目的に定められたもので、現行の町補助制度の一部が平成23年4月設立の下諏訪町ものづくり支援センターに移行するため、一部改正を行うものです。
 第4条で規定している専門員派遣事業の1号、中小企業経営相談事業、2号、中小企業経営診断事業、3号、中小企業工業技術指導事業は、ものづくり支援センターの事業とするため削除します。
 第5条補助事業の1号、中小企業従事者研修事業、2号、空工場活性化事業、3号、展示会出展事業、4号、知的所有権出願事業、5号、工業測定機器測定事業、6号、異業種間連携及び新製品開発事業も、ものづくり支援センターの事業とするため削除します。
 したがって、現行の第4条はなくなり、第5条が繰り上がって第4条とし、商業関連の制度として残る1号、空店舗活性化事業、2号、チャレンジ起業支援事業となります。
 なお、条例で削除された制度はものづくり支援センターの制度として、要綱を整備してまいります。
 第6条の助成措置等の取り消し、第7条の指導及び育成、第8条の委任は、それぞれ繰り上がるものです。この条例は平成23年4月1日から施行するものです。以上でありますが、御審議をよろしくお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第10 議案第8号 下諏訪町いずみ湖公園条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 建設水道課長。
◎建設水道課長(林) 御説明申し上げます。本議案は下諏訪町いずみ湖公園条例の一部改正をお願いするものです。現在、いずみ湖公園マレットゴルフ場の使用料の額は、同条例第7条別表第2において、個人使用券として1人1ラウンド200円及び1人1日300円と規定されております。
 本議案は、現在の個人使用券に加え、団体使用券の料金設定を新設するものです。団体使用券に該当するものとは、当該団体にかかわる入園者数が50名以上の場合をいい、また、この場合の当該団体の使用料は、入園者1人につき1ラウンド100円及び1日200円とするものです。
 本議案の一部改正理由は、各種団体から使用料の減免を求めるお願いが多くあることが主な理由でございます。平成21、22年度は21団体から41件の減免申請書の提出がありました。申請の提出があったすべての団体に対し、町長は第8条の使用料の減免規定により、一定の人数が集まれば、軽減を承認することで減免承認書を交付してきております。
 本議案において、団体使用券を新しく定義づけることで、入園者の理解と透明性、さらには利便性を確保するとともに、あわせて事務手続の簡素化を図るものでございます。以上、よろしく御審議をお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第11 議案第9号 下諏訪町奨学金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 教育こども課課長補佐。
教育こども課課長補佐(原) 御説明申し上げます。下諏訪町奨学金条例は、向学心を有しながら経済的な理由によって就学が困難な者に対し、奨学金を貸与することを目的に昭和43年に創設されました。平成15年度から現行の貸与額で貸し付けを行ってきましたが、近年の経済状況や利用者の低下等を踏まえ、貸与額の増額を行うことといたしました。
 貸与額の引き上げ幅につきましては、貸し付け可能額が今後とも良好に推移することを考慮し、約20%程度の増額といたしました。子供たちの向学心、奨学金の健全な運用を見据えながら、今後とも制度の利用拡充を図っていきます。以上、よろしく御審議をお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第12 議案第10号 下諏訪町立博物館条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 教育こども課課長補佐。
教育こども課課長補佐(原) 御説明申し上げます。下諏訪町立博物館条例は自然科学、人文科学に関する資料を収集、保管展示して、住民の利用に寄与し、必要な事業を行うことを目的としています。
 現在、諏訪湖博物館の分館として、歴史民俗資料館、今井邦子文学館(中山道茶屋「松屋」)が位置づけられていますが、平成23年4月から開館予定しています伏見屋邸を新たに加えるための改正でございます。
 伏見屋邸につきましては、歴史的風致維持向上計画に基づき復元修理工事を行っているところですが、博物館の分館として位置づけ、多くの方々に利用いただける施設として、4月落成オープンに向け準備していくことになります。以上、よろしく御審議をお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第13 議案第11号 下諏訪町中小企業景気対策特別資金貸付基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 産業振興課長。
◎産業振興課長(溝口) 御説明申し上げます。この条例は、平成10年に中小企業に対する景気対策特別資金を貸し付けるために設置された基金で、平成13年に貸付制度は廃止されているものですが、平成22年度までに倒産などで償還されなかった貸付者の時効による不納欠損処分を行い、債務者がいなくなったため、基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止するものです。以上でありますが、御審議をよろしくお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第14 議案第12号 町道路線の変更についてを議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 建設水道課長。
◎建設水道課長(林) 御説明申し上げます。町道西鷹野町6号線の変更でありますが、別記の次に添付してあります町道変更図面をごらんいただきたいと思います。茶色の表示が廃止の区間で、赤色で表示してありますのが新規にお願いをする部分であります。町道つけかえ申請により、起点を県道岡谷下諏訪線4629番の4地先に変更したものであります。
 申請者において側溝、舗装工事を施行後、用地の交換と寄附に伴い町道変更をお願いするものであります。新規区間延長42.40メートル、幅員2.8メートルから5.05メートルであります。以上、よろしく御審議をお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第15 議案第13号 平成22年度下諏訪町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 総務課長。
◎総務課長(松下) 御説明申し上げます。平成22年度一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億1,004万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ82億1,551万2,000円とするものでございます。
 それでは、主な内容につきまして歳入歳出予算事項別明細書で説明させていただきます。
 まず9ページの歳出をお願いいたします。2款1項4目財産管理費の8,123万6,000円は、ここ2年、小中学校耐震改修の関係もあり、行財政経営プランで計画した南小学校改築に向けた基金を予定どおり積み増しできずにおりましたが、ここである程度、本年度の財政見通しがついてきたことから、ここで公共施設整備基金に8,000万円を積み立てし、目標としていました21億円の3分の1に当たる7億円を確保するものでございます。
 年度末における公共施設整備基金の残高は、7億3,317万4,861円となる見込みで、そのうち学校分は、7億321万8,818円となります。また、一般寄附金6件、103万6,000円、ふるさとまちづくり寄附金2件、20万円をそれぞれ財政調整基金、ふるさとまちづくり基金に積み立てします。
 年度末の基金残高でございますが、財政調整基金が3億8,216万664円、ふるさとまちづくり基金が121万2,372円となる見込みでございます。
 3款1項1目社会福祉総務費の10万円は、指定寄附金1件を社会福祉基金に積み立てするものでございます。また、福祉タクシー等助成事業費の財源として、当初予算で社会福祉基金2,000万円の繰り入れを予定したところでございますが、基金の状況を踏まえまして、繰り入れを取りやめることとし、財源振替の処理を行っております。年度末の基金残高の見込額は、2億1,211万3,140円となります。
 10ページになりますが、2目障害者福祉費の369万3,000円は自立支援給付事業費において、対象者とホームヘルパー対応時間数の増により、当初予算で見込んだ居宅介護費に不足が生じるため増額補正をするものでございます。
 3目老人福祉費の656万2,000円は、諏訪広域連合で運営する介護保険特別会計において、介護サービス等諸費の増加により当初予算額に不足を生じる見込みとなり、構成市町村負担金の増額が必要になったことに対応するため241万6,000円と、長野県介護基盤緊急整備等臨時特例基金が積み増しされ、補助要綱等の改正により、認知症高齢者グループホーム設置の補助単価が4月1日にさかのぼって改正されたため、昨年6月の第1号補正で補助金を交付しました、株式会社ケアサポートふきのとうに対して375万円の差額を補助するものでございます。
 11ページになりますが、後期高齢者医療において、低所得者等の保険料軽減額が当初の見込みより増加し、長野県後期高齢者医療広域連合に納付する保険基盤安定負担金が不足するため、増額補正をしまして、後期高齢者医療特別会計に繰り出しするための費用39万6,000円を計上しているところでございます。
 2項4目保育所費の628万8,000円は、他市町村の公立、私立保育園を利用する児童が当初見込みより増加していることに加え、保育単価の高い未満児の割合が多いということもあり、広域入所児童委託料に不足が生じるため増額補正して対応するものでございます。
 6款2項2目林業振興費の27万5,000円は、長野県森林づくり県民税を活用した民有林の整備事業費が確定したことを受け、町森林造成事業補助金交付要綱に基づく、かさ上げ補助金を増額して交付します。
 7款1項2目商工業振興費の188万8,000円は、町の産業振興施策に対する補助金の申請状況に見通しがつき、空店舗・空工場活性化補助金、工業測定機器使用料補助金、チャレンジ起業支援事業補助金に不足が生じるため、増額して対応するものでございます。
 8款4項1目都市計画総務費の1億1,000万円は、ここで今後の赤砂崎公園の整備に必要となる1億7,800万円の一般財源を確保し、後年度の財政負担を軽減するため地域開発整備基金を積み増しし、23年度以降の事業の際に計画的な繰り入れを行っていくこととするものでございます。年度末における地域開発整備基金の残高の見込額は、1億8,029万6,043円となります。
 お戻りをいただきまして、6ページの歳入をお願いいたします。
 9款1項1目1節地方交付税の2億1,000万円は、本年度の財政見通しを踏まえまして公共施設整備基金8,000万円、社会福祉基金の繰り入れ中止に伴います財源振替2,000万円、地域開発整備基金1億1,000万円の財源とするものでございます。補正後の普通交付税の留保額は8,976万6,000円となります。
 13款1項1目1節社会福祉費負担金の184万6,000円は、自立支援給付事業費の増額に対する国庫負担金でございます。2節児童福祉費負担金の328万4,000円は、広域入所児童委託料の増額に伴う国の負担金でございます。
 14款1項1目1節社会福祉費負担金の122万円は、後期高齢者医療の保険基盤安定負担金29万7,000円と、自立支援給付事業費の増額に伴います県負担金92万3,000円でございます。2節児童福祉費負担金の138万1,000円は、広域入所児童委託料の増額に伴う県の負担金となります。
 7ページ2項2目1節社会福祉費補助金の375万円は、介護基盤緊急整備等臨時特例基金事業に対する県の補助金となります。
 16款1項1目1節一般寄附金の103万6,000円は、武井勇様から3万円、故増澤睦子様から2万円、故小口勝利様から50万円、衛保会様から13万5,382円、大久保和男様から30万円、故高木喜三様から5万円をそれぞれ賜ったものでございます。なお、今まで遺志金につきましては、予算書に寄附者名を掲載してきたところでございますが、今後は寄附者名または故人名いずれの場合も可能としまして、何より御遺族の意思を尊重していく対応とさせていただいたところでございます。
 3目1節ふるさとまちづくり寄附金の20万円は匿名の方から10万円、薩摩林正様から10万円をそれぞれ賜ったものですが、一たん、ふるさとまちづくり基金に積み立てし、新年度予算で寄附者の活用希望分野の事業に充当していくこととしております。
 8目1節社会福祉寄附金の10万円は、小口瑠璃子様から賜った指定寄附金でございます。
 8ページ、17款2項1目1節中小企業景気対策特別資金貸付基金繰入金の2,000円は基金廃止に伴い、残金2,605円を一般会計に繰り入れするものでございます。
 3目1節社会福祉基金繰入金の減額2,000万円は、基金からの繰り入れを取りやめとすることとしたものでございます。
 18款1項1目1節繰越金の722万3,000円は、今回の補正による一般財源の不足を前年度繰越金に求めたものでございまして、補正後の留保財源は3,888万2,637円となります。
 最後になりますが3ページをお願いいたします。
 街なみ環境整備事業で、道路美装化のための片寄せ、裏配線による電柱の移転を計画しておったところでございますが、電気通信事業者との調整に不測の日数を要したことから、工事の完成が7月下旬までずれ込む見通しとなったことから、事業費のうち事務費の一部、工事費、電柱移転補償費にかかわる2,810万3,000円につきまして繰越明許費を追加させていただき、年度を超えた予算執行をお願いするものでございます。
 説明は以上でございますが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第16 議案第14号 平成22年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 住民環境課長。
◎住民環境課長(土田豊) それでは御説明申し上げます。国民健康保険特別会計補正予算(第5号)になります。平成22年度国民健康保険特別会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出それぞれ13万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億5,975万5,000円とするものでございます。
 それでは、歳入歳出予算事項別明細書で御説明申し上げます。
 まず歳出です。6ページをお願いいたします。11款1項3目償還金13万5,000円になりますが、これは国庫支出金の精算返納金になります。
 次に、戻っていただきまして歳入の5ページになります。10款1項2目その他繰越金は同額の13万5,000円を計上させていただきました。前年度繰越金を財源として、今回の補正をお願いするものでございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第17 議案第15号 平成22年度下諏訪町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 建設水道課長。
◎建設水道課長(林) 平成22年度下諏訪町下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、御説明申し上げます。歳入歳出予算では、歳入歳出それぞれ78万6,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億5,775万7,000円としたものでございます。
 それでは、歳入歳出予算の内容を事項別明細書で説明をいたします。
 初めに、歳入の6ページをごらんください。2款1項1目1節下水道使用料の減額1万4,000円と5款1項1目1節流域下水道事業債の増額80万円は、諏訪湖流域下水道事業市町村負担金の増額に伴う財源措置をするものでございます。
 次に、歳出の7ページをごらんください。1款2項1目流域下水道事業費19節負担金補助及び交付金の増額78万6,000円は、諏訪湖流域下水道事業費精算に対応する諏訪湖流域下水道事業市町村負担金の増額に伴うものでございます。以上、説明申し上げましたが、よろしく御審議をお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第18 議案第16号 平成22年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 住民環境課長。
◎住民環境課長(土田豊) それでは御説明申し上げます。平成22年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ39万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億6,911万9,000円とするものでございます。
 それでは、予算事項別明細書で御説明申し上げます。
 6ページをお願いいたします。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金39万6,000円は、同納付金の保険基盤安定負担金分になります。
 次に、戻っていただきまして歳入の5ページを御確認いただきたいと思います。3款1項1目一般会計繰入金、同額になります39万6,000円は保険基盤安定繰入金ということで、一般会計から受けるものでございます。よろしく御審議をお願いいたします。
○議長 次に進みます。日程第19 議案第17号 平成22年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。提案者から議案の説明を求めます。
○議長 健康福祉課長。
◎健康福祉課長(濱) 御説明申し上げます。平成22年度特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出それぞれ17万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億9,259万7,000円とするものでございます。
 それでは、内容を歳入歳出予算事項別明細書で御説明をいたします。
 5ページの歳入をごらんいただきたいと思います。3款1項1目1節施設費寄附金の17万1,000円は山田喜保様から3万円、田中里美様から5万円、藤森千鶴様から1万円、故清野とし様から2万円、西山忠雄様から4万1,000円、家庭健康管理研究会諏訪事務局事務局長、根橋清志様から2万円をそれぞれ賜ったものでございます。
 次に6ページの歳出をごらんください。1款1項1目25節積立金でございますが、ちょうだいいたしました寄附金17万1,000円を、特別養護老人ホーム福祉施設基金に積み立てするものでございます。
 なお、補正後の同基金の残高は2,144万4,936円となります。説明は以上でございます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
△<平成23年度予算議案の上程>
○議長 次に進みます。日程第20 議案第18号から日程第29 議案第27号までは平成23年度予算関係議案でありますので、一括上程をいたします。事務局長にタイトルのみ一括朗読させます。
○議長 事務局長。
◎議会事務局長(小澤) 議案第18号 平成23年度下諏訪町一般会計予算
 議案第19号 平成23年度下諏訪町国民健康保険特別会計予算
 議案第20号 平成23年度下諏訪町下水道事業特別会計予算
 議案第21号 平成23年度下諏訪町駐車場事業特別会計予算
 議案第22号 平成23年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計予算
 議案第23号 平成23年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計予算
 議案第24号 平成23年度下諏訪町温泉事業特別会計予算
 議案第25号 平成23年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計予算
 議案第26号 平成23年度下諏訪町東山田財産区会計予算
 議案第27号 平成23年度下諏訪町水道事業会計予算
 以上です。
△<町長の予算施政方針の説明>
○議長 それでは、町長から平成23年度予算施政方針の説明があります。
○議長 町長。
◎町長 それでは、平成23年度予算施政方針につきまして、御説明をさせていただきたいと思います。
 我が国の経済はGDPが43年ぶりに世界第3位となるなど、深刻な成長鈍化が懸念されておりますが、先行きの見通しとしては海外経済の改善や各種の政策効果などを背景に、踊り場を脱する動きが進むと予想されております。最近の基調判断では一部に持ち直しの動きがみられるとともに、生産が下げどまりの兆しを見せ、設備投資の回復や企業収益の改善も伝えられることから、景気の回復が期待されるところであります。しかし、産業界の業況判断には慎重な見方も多いことから、海外景気、為替レート、物価、雇用情勢などの動向に留意しながら状況を見きわめていく必要があると思っております。
 ねじれ国会で対応に苦慮する政府は、財政運営戦略及び中期財政フレームに定めた財政規律のもとで、財政健全化の目標達成に向けた予算案を作成をいたしましたが、新規国債の抑制や社会保障と税の抜本改革など、日本の将来にかかわる大きな課題を抱えております。
 一方、長野県におきましては、昨年9月に阿部知事が就任し、新年度予算案も発表されたことから、その手腕に大きな期待を寄せるとともに、国や県と連携して、特色ある地域づくりを進めてまいりたいと考えております。
 政治経済に関しては、期待と不安の入りまじるさまざまな取り組みが行われていますが、不況の長期化に伴い、日々の生活や将来の見通しに対する不安が増長して閉塞感の漂う暗い世相とならないよう、行政として可能な限り地域経済を刺激し、住民生活を支援する事業を積極的に展開していくという思いを強くしているところであります。
 新年度は、第6次下諏訪町総合計画の後期基本計画、第4次行政改革大綱、見直しを進めております行財政経営プランが新たなスタートを迎える年です。今後予定される赤砂崎公園や南小学校改築など大型事業を実施するため、中長期的な視点に立って計画投資を行い、将来を見据えた堅実なまちづくりを目指し、着実に前進してまいります。
 さて、迎える新年度の予算は、「安心・安全のまちづくり」、「地域活性化まちづくり事業の推進」、「地域で守り育てる子ども支援策の推進」、「環境、福祉施策の充実」、「行政改革の推進」の5項目を引き続き重点施策と位置づけ、事業の優先度と収支のバランスに配慮しながら編成いたしました。真に必要な住民要望にはできるだけこたえ、財政的には苦しくても、住民に寄り添った、そして納得していただける予算としたものです。住民要望の実現と身の丈財政を両立させ、景気低迷期における自治体経営のお手本となるよう、実効性のある行財政運営に全力を尽くす決意で臨み、昨年の御柱祭の感動と勢いをそのまま引き継いで、うさぎ年にふさわしい、さらなる飛躍の年にしたいと考えております。
 ここで、平成23年度下諏訪町一般会計、特別会計、企業会計、それぞれの予算案の御審議をお願いするに当たり、施政方針を明らかにいたします。
 一般会計の予算総額は76億円であります。前年度に比べ2.6%、2億500万円の減となりますが、22年度の借換債を差し引くと1億6,330万円の増額であり、現在の厳しい財政状況のもとでも萎縮することなく、積極型の予算が編成できたと思います。
 予算の概要といたしましては、長引く景気低迷の影響を受けて個人町民税が大幅な減収となり、町税総額でも前年度の計上額を割り込む厳しい状況です。地方交付税や臨時財政対策債による補てんが不透明で、財政調整基金の繰り入れに依存した財政運営も困難なため、深刻な財源不足を背景に、赤砂崎公園の事業開始、南小学校改築に向けた実施設計、高齢者・子育てふれあいセンター改修などの重点事業へ優先的に資金を投入し、編成いたしました。
 特徴的な事業といたしましては、景気低迷により疲弊する町の経済に対応するため、商工会議所とタイアップして、ものづくり支援センターを立ち上げるとともに、地域開発公社の中に観光振興局を設置し、観光協会と連携した活動を展開するなど、産業振興とまちづくりを一体で進めるためのソフト面での予算を計上いたしました。
 本来なら、義務的経費のうち職員給の関係で7,000万円、公債費で5,000万円、合わせて1億2,000万円ほどの削減が期待でき、柔軟性の高い予算となるはずでありましたが、個人町民税の落ち込みを補てんする財源の一部となるにとどまってしまいました。率先して行うべき行政改革に関して、経常経費の一部についてマイナス5%シーリングを指示した結果、削減額は1,668万8,000円となりましたが、こうした点検や見直しは、今後も継続して取り組んでいきたいと思っております。
 国会運営の関係などから、市町村に提供される情報がおくれぎみで、新しい制度の内容が把握できず、戸惑いも多かったわけでありますが、今後も国や県の動向を注視しながら、制度の改正や見直しの把握に努め、自治体経営の基盤確立を図ってまいる所存であります。
 それではまず、歳入の主なものについて御説明いたします。
 まず、歳入の根幹をなす町税につきましては、前年度比5.3%、1億4,713万2,000円の減となる26億4,023万6,000円を計上しました。主要3税のうち個人町民税は、落ち込みが続く個人所得の状況を勘案し、決算見込みに基づいて、前年度比13.5%、1億5,700万円の減と見込みました。法人町民税は、景況の先行きに不透明感が大きいものの、一部の法人が堅調なことから前年度比33.2%、4,300万円の増といたしました。固定資産税は、歯どめがかからない地価の下落や設備投資の停滞により、前年度比2.0%、2,359万3,000円の減を見込んでおります。
 地方交付税は、22年度の普通交付税が15億円を上回る結果となりましたが、本年度は法人町民税の増収に伴う減額が見込まれることに加え、前年度の過少算定となった法人町民税の精算減額分を考慮する必要があるため、前年度比5.5%、7,000万円増の13億5,000万円と見積もりをいたしました。
 使用料及び手数料の関係では、ごみの有料化に伴う手数料の増により、63.4%増の1億3,936万5,000円を計上しました。有料化に伴う廃棄物処理手数料は6,902万8,000円とし、このうち生活系の新たな手数料は4,700万円と見込んでいます。
 国庫支出金は、赤砂崎公園の関連で2億1,910万円の国庫補助金があり、全体としては31.1%増の7億7,346万2,000円と見積もりました。
 県支出金は、介護基盤緊急整備、緊急雇用創出事業、ワクチン接種事業の補助金などにより23.1%増の3億8,059万6,000円を計上しました。
 繰入金のうち、財政調整基金は前年度と同様に計上をせず、社会福祉基金の繰り入れも取りやめて、福祉タクシーの関係は一般財源で対応することにいたしました。
 一方、公共施設整備基金から南小学校改築の実施設計に1,690万円、高齢者・子育てふれあいセンターの改修に2,900万円、合わせて4,590万円を繰り入れ、地域開発整備基金からは、赤砂崎公園の関係で4,369万5,000円を繰り入れてまいります。
 町債は、前年度比31.5%、4億1,260万円減の8億9,700万円です。減額となるのは、前年度の借換債3億6,830万円によるものであり、本年度は赤砂崎公園整備事業の3億9,260万円、臨時財政対策債の4億円が主な起債となります。
 このような見積もりから、一般財源の総額は50億円を下回って、17年前の平成6年度の水準となるため、町にとって有利な財源を探し、積極的に活用していく必要があります。
 次に、歳出につきまして、それぞれ主な施策を説明いたします。
 一般行政では、今後5年間の個性豊かなまちづくりを進める第6次下諏訪町総合計画後期基本計画、改革の第2ステージへ向け、さらなる推進を図る第4次行政改革大綱、事業の計画的執行や財政健全化の指針となる行財政経営プランに基づいた計画的な自治体経営を進め、「小さくてもきらりと光る美しいまち」の実現を目指してまいります。
 それぞれの計画の前期5年が経過し、プランで予定しました職員数の10%削減という目標は達成できる見通しとなりました。23年度の職員数は17年度の270人から27人減の243人で、人件費は2億7,000万円程度の削減となります。今後は、新規業務や特殊業務の状況を見ながら、適正な職員数について研究する必要があると考えております。
 事業別予算説明書につきましては、情報公開による透明な行政運営が「住民参加による協働のまちづくり」の前提と考え、引き続きわかりやすい情報提供に努めてまいります。
 プロジェクト推進関係では、出会い・婚活プロジェクトで講演会、セミナー、イベントなどを企画、実施し、結婚について前向きに考える男女の出会いを応援してまいります。出会いを結婚、定住、出産、育児につなげ、町の活性化に結びつけていきたいと考えております。
 友好都市交流事業では、開封市へ町代表団を派遣するための費用を計上いたしました。昨年の開封市来町に続く相互交流を、両市町のさらなる発展につなげてまいります。
 協働推進事業につきましては、地域を元気にする主役は地域で頑張る住民であることから、今後も参画協働のコミュニティー活動に対する積極的な支援を行うとともに、第4次行動計画の初年度となる男女共同参画では、人権の尊重、ワークライフバランス、暴力根絶に重点を置き、真の男女共同参画社会実現に向けた取り組みを継続したいと思います。
 契約関係では、引き続き地元業者の育成を図りつつ、公正で透明性の高い入札・契約制度の構築を目指してまいります。
 庁舎関係では、庁舎の消費電力を節約するため、電気使用量をリアルタイムに見ることができるデマンド監視システムを導入し、維持管理経費の削減に結びつけます。
 また、公文書等の管理に関する法律に対応するため、緊急雇用創出事業を活用して、書庫内の公文書の整理を行い、3階に住民が気軽に利用できる行政情報コーナーを新設して、開かれた町政の推進と情報公開への対応を図るとともに、記者室横の部屋を相談者のプライバシーに配慮した住民相談室として整備してまいります。
 さらに、オルゴールのまちを積極的にPRするため、庁舎と総合文化センターのロビーにオルゴール体験スペースを設け、だれもがオルゴールの音色を楽しめるよう工夫するとともに、お昼休みの時間帯を利用して庁内にオルゴール曲を流し、観光客や来庁者に、おもてなしの心とオルゴールの魅力を発信してまいります。
 土地開発公社所有の赤砂崎開発用地につきましては、財政事情の許す範囲での支援を基本とし、本年度は900万円余りの利子補給を行います。
 防災対策では、防災行政無線の非常用電源の取りかえを計画的に行い、災害時の情報発信に万全を期すとともに、緊急地震速報や有事に関する情報などの緊急情報を瞬時に伝達する全国瞬時警報システムの運用を開始します。また、新型インフルエンザ対策として学校、保育園等に超音波加湿器を配備します。
 情報関連では、更改した公式ホームページの充実を図り、利用者のニーズにこたえた正確で迅速な情報の提供に努めてまいります。このほか、長野県議会議員一般選挙、下諏訪町議会議員一般選挙、農業委員会委員一般選挙の費用も計上をいたしました。
 公債費は8億8,319万円で、4億1,823万2,000円の減となりました。これは22年度の借換債という特殊要因によるものでありますが、通年ベースで比較しても、前年度比4,993万2,000円の減であります。臨時財政対策債などの特別な起債を除く通常債ベースで比較し、借入額が償還額を上回らないという目標は、23年度も達成することができました。今後も起債に当たっては、償還額を見据えた発行に努めてまいります。
 予備費は、前年度同額の500万円を計上しました。
 会計業務につきましては、会計管理者のもとで引き続き、適正な会計事務の執行に努めてまいります。
 議会関係につきましては、議会の使命を果たすため議会運営に必要な経費、議員改選に伴う経費、議員年金制度見直しに伴う負担金の増額分などを計上しました。議会改革を推進する中で、議会権能が十分発揮できるよう一層の期待を寄せるところであります。
 監査関係では、公正で効率的、効果的な行財政運営の確保と地方自治の健全な発展に貢献するため、正確性の観点から監査を実施するとともに、引き続き工事技術監査を導入し、より一層の充実を図ってまいります。
 課税業務につきましては、土砂災害特別警戒区域の指定に伴い、評価の見直しが必要となることから、固定資産税に関する課税基礎資料を修正してまいります。
 また、税負担の公平性、財源確保の観点から収納対策室を核とした滞納対策の強化を図っておるところでありますが、県と県下77市町村を構成団体とする地方税滞納整備機構が設置され、4月から実務が始まることから、この組織も有効活用して収納率向上に努めてまいります。
 戸籍住民関係の総合窓口では、住民票、戸籍、税証明の発行はもとより、住民の利便性を考えた、証紙、切手類の販売、きめ細かな案内などで、親切、丁寧な窓口サービスを実施してまいります。本年度は法改正に伴い、外国人住民を住民基本台帳に一本化するためのシステム構築に着手してまいります。
 生活関連事業となる循環バスあざみ号につきましては、星が丘経由・萩倉・樋橋線を一部迂回し、信濃医療福祉センター前にバス停を設置します。また循環線では、あざみ胃腸科クリニック前にバス停を設置し、通院者の利便性を図ってまいります。
 消費者行政では、町内会に消費者被害防止啓発回覧板を配布し、悪徳商法などによる被害の防止に役立ててまいります。また、庁舎3階に設置する住民相談室を活用し、相談体制の充実を図るとともに、南小学校での人権の花事業や講演会を通じ、地域の人権啓発活動を推進してまいります。
 子育て支援事業では、夢を持って、安心して子供を産み、子供たちを心身ともに健やかにはぐくむための環境づくりに取り組んでいくことが肝要と考えております。子ども手当は国の方針に沿って3歳未満の児童の支給額を2万円とし、誕生祝金では民生児童福祉委員の協力により、保護者との対話や気軽な相談が直接できる環境づくりを進めるとともに、家庭ごみ等の有料化に伴う子育て支援策として、1歳6カ月児までの子を持つ家庭に対しまして、焼却ごみ証紙つきの指定袋を月5枚の割合で支給してまいります。
 商工会議所と連携した子育て応援カード事業は、地域における支え合いの仕組みを実現するため、さらなる利用の拡充を目指すとともに、県の「ながの子育て優待パスポート事業」も併用し、子育てを精神的、経済的に支援してまいります。
 児童家庭相談事業では、児童家庭相談員と教育相談員が連携して子育て相談、児童虐待、保育園や学校にかかわる相談などにも適切に対応してまいります。
 保育園関係では、新たな名称がさくら保育園、とがわ保育園、みずべ保育園と決まり、いよいよ3園体制がスタートします。安心して園児を預けることができる快適な保育環境と保育サービスを提供するとともに、通園バスによる安全な送迎、広域入所児童の受け入れ拡大、未満児保育の充実など、保育の質の向上を目指した運営を行ってまいります。
 また、廃園後の第三保育園を活用する高齢者・子育てふれあいセンターの改修工事を進めてまいります。完成後は関係団体や住民の皆さんの要望をお聞きしながら、子育て支援センター、高齢者とのふれあいの場、地域住民との交流の場として活用し、子供同士、親同士の交流の中で、保護者の養育に対する相談や子供の成長の手助けなど、子育ち、親育ちのお手伝いを通じて一層の充実を図ってまいります。
 児童健全育成事業の関係では、ボランティアの方々の協力による児童の居場所づくり推進事業として、学校の休業日にみんなの遊び場を提供し、放課後子ども教室では、登校日の放課後に子供たちが安心して集える居場所をつくり、児童の健全育成に努めます。また学童クラブでは引き続き、児童の安全、安心に配慮した運営を行ってまいります。
 青少年健全育成事業につきましては、各区青少年育成会や各種団体、地域住民の協力をいただきながら、啓発活動や児童の体験学習の場の提供など積極的な育成活動を推進していきます。
 福祉医療給付事業につきましては、乳幼児等医療費の対象範囲を中学生まで拡大することとし、子育て世帯の負担軽減を図ってまいります。
 福祉関係では、24年度からの3年間を計画期間とする障害福祉計画と高齢者福祉計画を策定し、福祉施策の充実に役立ててまいります。御好評をいただいている福祉タクシー等助成事業は引き続き利便性のPRに努め、高齢者の外出の機会を応援していきたいと考えております。
 低所得者の支援事業では、善意銀行生活つなぎ資金の貸し付けのほか、社会福祉協議会の福祉相談と連携して生活相談に応じ、年末には相談日を設けて対応いたします。なお、社会福祉協議会の活動を支援するため、新たに町職員を事務局に派遣いたします。
 また、高齢者及び身体障害者世帯に対する住宅用火災警報器設置補助事業は、引き続き各区や自主防災会など地域の皆さまにかかわっていただきながら実施してまいります。
 本年度から実施する家庭ごみ等の有料化に当たり、生活保護世帯、紙おむつ等の購入助成を受けている要介護高齢者及び障害者の世帯に対しては、焼却ごみ証紙つき指定袋を1人につき年間60枚を支給し、経済的負担の軽減を図ることといたしました。
 障害者福祉事業につきましては、障害をお持ちの方が地域で自立した生活が送れるよう在宅介護サービス、日常生活用具の給付、移動支援事業などに積極的に取り組むほか、諏訪地域障害者自立支援センター「オアシス」と連携して相談支援を行い、障害者にやさしい住みよいまちづくりを目指していきたいと思います。
 高齢者福祉事業では、諏訪広域管内で最も高い当町の高齢化率がさらに上昇すると見込まれるため、寝たきり等高齢者施策を初めとする各種事業を積極的に進めてまいります。元気で生活援助を必要としない人から、介護を必要とする人までさまざまではありますが、高齢者それぞれの状況に応じたきめ細かな支援を心がけてまいります。また、認知症高齢者グループホームなどの事業者の施設整備などの費用を助成してまいります。
 介護予防事業では、地域包括支援センターと協力して認知症に対する啓発と予防に取り組むとともに、しもすわ健康体操の普及を図り、介護予防にも力を注いでまいります。
 在宅支援事業では、緊急時に短期保護のサービスを受けられないケースがふえていることから、施設の1室を常時確保して、いつでも確実に利用できる体制を整備し、介護者の不安解消に役立ててまいります。
 母子保健事業では、妊娠中の異常の早期発見、妊婦及び胎児の健康保持を図り、安心して子供を産み育てる環境づくりを進めます。妊婦健康診査は21年度に続き、22年度でも助成を拡大しましたが、本年度はヒトT細胞白血病ウイルス1型やクラミジアの追加検査に対しても助成するとともに、あそびの広場、こどもの広場で幼児の発達にかかわる心配や保護者の強い育児負担、育児不安をフォローする療養事業を実施してまいります。
 保健予防事業では、生活習慣病の早期発見、早期治療に結びつくよう、受診率の向上に努めるとともに、一定の節目年齢の女性に対して子宮頸がん、乳がん検診が無料で受診できるクーポン事業を引き続き実施してまいります。
 疾病予防事業では、子宮頸がんと小児の細菌性髄膜炎などの発症や重症化の防止を図るため、対象となる年齢の方に子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの接種費用を全額助成することといたしました。
 健康づくり推進事業では、好評をいただいておりますインターバル速歩指導事業、ヘルスアップ推進養成講座を継続して実施するとともに、ストレス社会といわれる現代で心の健康を考える一助として、自殺対策緊急強化事業にも引き続き取り組んでまいります。
 なお、健康づくり計画が見直しの時期となるため、健康づくり推進室が中心となって食育計画と合わせた検討を行い、よりよい計画づくりを進めていきたいと考えております。
 環境対策では、安全で快適な生活環境を維持するため環境基本計画を見直し、湖北火葬場につきましては、岡谷市と連携して健全な運営を心がけてまいります。
 ごみ処理事業は、循環型社会形成を目指す廃棄物処理、リサイクルを重要な課題と考え、発生抑制を柱とする社会全体の環境意識向上を目指し取り組んでまいります。生ごみ処理機器を購入した際の補助金上限額を増額して、家庭での生ごみ処理を促進するとともに、希望者に対する堆肥促進剤の配布を継続し、生ごみ減容リサイクル事業と合わせ二つの柱で生ごみ処理によるごみ減量を推進してまいります。
 清掃関係では、町民の皆さんに御理解をいただき、ごみの減量化、有料化が始まります。環境問題とごみ減量化への対策と位置づけた有料化でありますが、本年度から実施する硬質プラスチックの月例回収など、新たな資源化に向けた手法なども模索しながら、持続可能なごみ処理事業を構築していきたいと考えております。有料化の手数料は、生ごみ減容リサイクル事業の増額、岡谷市以外への灰の持ち出し、樋沢地区最終処分場の下水道整備の負担金などのほか、先送りをしてきた施設補修につきましても炉布の交換など工事費を大幅に増額することとし、関連事業の拡大、充実に活用してまいります。
 労務対策では、岡谷市や商工会議所などと協力して就職面接会を地元で開催し、労務対策協議会との連携により、雇用の拡大や優秀な人材の確保に努めてまいります。また、中小企業の勤労者の福利厚生につきましては、諏訪湖勤労者福祉サービスセンターへの補助金や生活資金融資預託金によりまして、福祉向上と生活の安定を図ってまいります。
 農業を取り巻く環境は、農業者の高齢化や不耕作地の増加など引き続き厳しい状況にありますが、農業委員会を中心に遊休農地解消を進め、担い手としての新規就農者の確保や農業者の経営安定化を図りながら、農業振興補助制度による優良種苗の導入や農業技術の向上に対する支援も行ってまいります。
 また、安全、安心の地産地消を目指し、町民菜園等で農業に親しむ機会を提供して農業の活性化を図るとともに、中山間地域等直接支払事業の活用により萩倉地区の適切な農地管理を進めてまいります。この活動の中心である萩倉の里山を耕作する会が、地域でかかわる遊休農地の発生防止や有効活用の功績が認められ、22年度の長野県担い手育成総合支援協議会賞を受賞しましたが、こうした取り組みが広がってほしいと願っております。
 農業用水路などの農業用施設は、老朽化改善工事で機能回復を図り、汐管理組合と協働で維持管理を行い、ニホンジカなどによる農林業への鳥獣被害に対しましては、町鳥獣被害防止計画に基づく個体数の調整や、わな等を整備して対策を進めてまいります。
 林業では、施業の集約化を進め、県の県民税活用事業の導入など森林所有者の負担軽減を図りながら健全な森林づくりを目指すとともに、町有林において計画的な造林事業で効率的な森林整備を行ってまいります。また、荒廃森林等を良好な森林環境とするため、県の治山事業を推進してまいります。
 水産業では、魚類増殖事業補助によるワカサギなどの増殖支援や外来魚駆除対策事業補助によりブラックバス等を抑制しながら、漁獲量拡大を支援してまいります。
 商業、工業、観光、農林水産業の連携による産業振興策では、厳しい経済状況の中で町や商工会議所、観光協会、農協などそれぞれの役割分担を明確にし、目指すべき方向を統一しながら産業間連携を進めることで地域活性化を図ってまいります。
 中小企業融資制度につきましては、融資需要にこたえるための融資枠を確保し、信用保証料につきましても町の全額負担を継続して、景気低迷による借りかえや新規貸し付けに対応するとともに、緊急経済対策としての経営安定資金の利子補給も引き続きの措置として、中小企業者の負担軽減を図り、運転資金や設備資金などの円滑な調達を支援してまいります。
 商業振興では、町内の商店街の活性化や商業者に対する空店舗活性化事業、チャレンジ起業支援事業、商工業振興助成金などにより、町内事業所の新増設を支援して流出を防ぐとともに、町外から関連施設を誘致することで産業の活性化を図ってまいります。
 また昨年度、太陽光発電システムと高効率給湯器の設置を追加した住宅耐震・リフォーム・エコエネルギー導入事業は予算を増額して地域経済の活性化を図り、環境に配慮した補助制度としてまいります。
 工業振興では、商工会議所との連携で町内企業群を一つの会社と見立てた受注ネットワーク構築を目指すため、産業振興センター内にものづくり支援センターを設置し、専門家派遣事業や製品開発支援補助金などの支援制度を集約、拡大し、ワンストップサービスの提供で企業間、産学官、農商工連携による新分野、新市場展開への支援や情報発信の強化を進め、企業間の強固なネットワーク形成を支援してまいります。また広域的な工業振興として、首都圏での工業展出展や諏訪圏工業メッセの開催支援、NPO諏訪圏ものづくり推進機構等との連携で、ビジネスマッチングをサポートしてまいります。
 観光事業では、観光振興計画を推進する組織として、地域開発公社に観光振興局を設置し、儀象堂を拠点に観光事業者などと連携し、食べ歩きなどまち歩きの仕組みをつくりながら観光客の滞在時間を拡大して、観光消費額の増加と地域全体の経済活性化につなげてまいります。
 観光施設は、指定管理者制度の活用により民間のノウハウを生かした健全経営を目指す奏鳴館、地域開発公社が観光事業者や地元の意見を反映させる儀象堂、また観光協会が自然環境の保護活動機能の充実を図る八島ビジターセンターあざみ館で、それぞれの特徴を生かした運営を行ってまいります。
 ぶらりしもすわ三角八丁は、本年春の開催で15回を数え、歩いて楽しめるイベントとして親しまれておりますが、まち歩きの地域活性化イベントとして、さらに多くの皆さんの参画をいただく工夫をし、下諏訪の魅力を多くの町民や観光客の方々に発信していきたいと思っております。
 建設水道事業の重点事業であります防災機能を持った赤砂崎公園の整備は、事業化に向けての取り組みを進めてまいりましたが、いよいよ本格的に着手することとし、初年度となります本年度は、用地の購入と施設整備に向けた調査設計を行います。
 町道関係では、懸案でありました湖岸通線の改良整備に着手することとし、国の補助事業を活用しながら複数年をかけて進めてまいります。また、年次計画や緊急性の判断はもとより、各区の要望に配慮したきめ細かな補修整備も進めてまいります。
 交通安全対策では、生命のとうとさと交通事故の悲惨さを深く認識し、安全で快適な交通社会の形成のため、最近多発する事故対策として高齢者やヤングドライバーを対象とした啓発事業の推進に力を入れるとともに、交通安全施設の整備充実を図ってまいります。
 街なみ環境整備事業では、下諏訪宿地区において湯田町の道路美装化を完成させるとともに、歴史的風致維持向上計画との整合を図りながら、整備促進区域を三角八丁エリアに拡大し、町道石仏道線の美装化など春宮周辺地区での取り組みを進めてまいります。
 住宅・建築物耐震改修促進事業は、無料の耐震診断とあわせて、耐震診断の結果が一定の要件に該当し、耐震補強希望のある改修工事に対しまして引き続き補助をいたします。
 いずみ湖公園の管理運営では、観光客の利用促進も視野に入れ、収入増を図ってまいります。なお、水不足が心配される同公園内の飲料水は、諏訪市から原水を購入して確保することといたしました。
 景観計画の策定は、民公協働の策定委員会や検討委員会により検討を重ねてきましたが、本年度は景観条例の制定と景観計画の発効に向けての取り組みを進めてまいります。
 県関連の事業ではありますが、砥川河川改修事業について引き続き護岸整備を進めるとともに、富士見橋の架けかえに伴います測量調査、設計協議を県と協力して進めてまいります。承知川は激特事業に引き続き下流部と上流部の河川改修への着手、星が丘急傾斜地崩壊対策事業の早期完成、十四瀬川JR中央線渡河部は早期事業化を関係機関へ要望してまいります。大社通り北側歩道整備事業につきましては、地権者会の協力を得ながら、早期に事業が完成されるよう関係機関へ働きかけてまいります。
 バイパス対策では、下諏訪岡谷バイパス第1工区の設計協議をバイパス建設促進期成同盟会、各地区対策委員会とともに進め、諏訪バイパスにつきましても関係機関、期成同盟会、対策委員会と協議を重ね、下諏訪側の基本的なルート確定に向けた条件整備を進めてまいります。
 消防事業につきましては、町民の生命、財産を守るため、消防施設整備を図るとともに、経年劣化した常備消防のポンプ自動車を更新して消防体制を強化してまいります。消防音楽隊30周年記念事業が計画される本年度は、消防団のシンボルでもある団旗を新調するとともに、分団の連携強化、団員の確保、女性消防隊の活動支援など、消防団の活性化に努めてまいります。
 また、各町内会から設置の要望が多い防犯灯につきましては、予算を増額して対応することとし、夜間でも安心して通行できるよう整備を進めてまいります。
 教育文化振興事業における学校教育の分野では、教育環境と施設の整備を進めるとともに、学校、家庭、地域と連携し、知育、体育、徳育、食育の調和のある人間形成に努め、国際化、情報化、科学技術の進歩に対応できる次世代を担う人材を育てる教育を積極的に推進してまいります。
 本年度の重点事業であります南小学校の実施設計は、児童の安心、安全を守るための改築工事に向け、町民の皆さん、学校関係の意見や要望をお聞きしながら進めてまいります。
 また、町立図書館内に指導員を配置し、不登校の生徒を対象に学校復帰に向けた集団適応指導、学習指導、教育相談等を行うため中間教室を新設いたします。
 教育総務関係では、新学習指導要領により小学校への外国語活動が導入されるため、子供たちに国際交流の場を設けて、外国人とのコミュニケーションを図りながら異文化に触れ、国際社会で共存していくための教育活動をします。英語教育では、教育課程特例校として人的配置、小中の連携強化、コミュニケーション能力の育成を図ります。
 小中4校の教育相談事業では、児童、生徒の悩みの解決や問題行動を未然に防ぐよう配慮するとともに、小学校では4年生を対象とした性格検査を実施し、個々の性格や内面を的確に把握しながら適切な指導に結びつけてまいります。
 中学校につきましても、外部講師導入による夢いきいき授業、モデル宇宙教育のほか、学校と地域の連携を強化するため、地域ぐるみで学校活動を支援する学校支援地域本部事業を町単独事業として実施し、特色ある多面的な教育をするよう努めてまいります。
 生涯学習では、「町民ひとり一生涯学習」を目標に、自分のスタイルで自主的、自発的に取り組み、継続性のある学習の機会を提供できるよう活動を拡充してまいります。生涯学習の拠点である公民館事業では、勤労青少年ホームと連携し、利用者の年齢層に応じた各種学級、講座を開講するとともに、団塊世代の方々を対象とした生きがい活動の場を提供するなど、多くの町民の皆さんが気軽に利用いただけるよう努めてまいります。
 町民総合文化祭は民公協働での運営が定着してきており、本年度の参加者が組織する実行委員会で企画運営し、日ごろの成果を発表していただきます。
 総合文化センターでは、芸術や文化活動への関心を高めるため、親子で鑑賞する親子映画会、しもすわ人形劇まつりのほか、町民参加による北欧音楽祭を実施いたします。また、文化センターの施設、設備に経年劣化が目立ってきていますので、大規模改修の検討を行い、さらに多くの皆様に利用していただけるような運営を心がけてまいります。
 諏訪湖博物館赤彦記念館では、3回の特別展と特別展示室を活用した企画展「みんなの広場」のほか、キッズクラブやマイガレージクラブ、お気楽ゼミナールなどの体験教室や各種講座を計画し、歴史や文化に気軽にふれあう機会をふやすとともに、復元修理しました伏見屋邸を民公協働で運営し、観光客や町民の憩いの場所として活用を図ります。
 文化財事業では、諏訪大社下社秋宮の保存修理に対する補助を継続するほか、黒耀石遺跡詳細分布調査、八島高層湿原の保護指導員配置、湿原地形図作成など文化財の保護と啓発に努め、貴重な文化遺産を後世に残し伝える必要性の意識高揚を図ってまいります。
 図書館では、生涯読書支援活動計画に基づき、図書資料、視聴覚資料を購入して、町民の読書に対する関心を高め、生活力や学習力の向上に役立つ情報の提供や各種講習会の開催などによる利用促進に努めてまいります。
 体育関係ではスポーツ教室、スポーツ大会などを通じ町民の健康増進、体力向上を目指して一層の啓発、普及活動に努めます。体育館や関連施設の整備も計画的に進め、本年度は漕艇場のB級コース認定を更新してまいります。
 次に、特別会計及び企業会計について御説明いたします。
 特別会計につきましては、8会計で総額39億2,140万円を、また企業会計の水道事業会計では収益的収入に2億7,310万円、支出に2億7,290万円、資本的収入に3,160万円、支出には1億4,050万円を計上いたしました。
 老人保健特別会計は、22年度で残務処理が終わったため、特別会計を廃止します。
 まず、国民健康保険特別会計は前年所得減少の影響に加え、高額療養費など医療費の増加が懸念されるなど、財政面では非常に厳しい状況にあります。適正かつ安定的な支え合いの運営のため財政調整基金から繰り入れて対応いたしますが、恒常的に減少が続く繰越額の改善や、急激な負担増を避ける意味からも、税率の見直しを検討する必要があります。
 また、特定健康診査と特定保健指導を充実して、効果的に生活習慣病を予防し、住民の健康を守るとともに、より安心な医療制度を目指して国保事業の安定化に努めてまいります。
 下水道事業特別会計は、不況により企業や一般家庭の水道使用量が減少する厳しい財政状況が続いており、維持管理費の財源不足対策と老朽化する下水道管の長寿命化、耐震化対策を行うため使用料金を平均5.23%値上げさせていただきました。本年度は長寿命化対策に向けて、調査業務や施設の機能を適正に維持するための管渠内清掃が主たる事業となります。事故防止のための保守点検を実施し、効率的な維持管理を進めるとともに健全経営に努めてまいります。
 駐車場事業特別会計では、四ツ角駐車場の劣化が進んできていることから、ここで全面的な舗装工事を行うことといたしました。
 後期高齢者医療特別会計は、制度がスタートしてから4年目となり、さまざまな課題を抱えてはおりますが、導入時の混乱もおさまり定着をしてまいりました。今後も窓口での説明、個人への訪問、町広報等などによる情報提供で被保険者の皆さんへの説明を重ねてまいります。国においては、現制度の廃止に向けて新システムの構築が検討されていますが、混乱することなく安心して医療を受けることができるよう、円滑で適正な運営に努めてまいります。
 温泉事業特別会計では、長期計画に基づく債務の償還を着実に行い、健全経営に努めてまいります。本年度は施設の老朽化に対する点検業務や温泉管の漏湯事故への迅速な対応により、温泉の安定供給に努めるとともに、湯量に余裕のある地区につきましては、情報発信をして新規加入の促進を図ってまいります。
 特別養護老人ホーム事業特別会計では、利用している一人一人がハイム天白を自分のうちだと思って安心して暮らし、その人らしい人生を送れるような施設運営を心がけるとともに、家族や地域社会とのつながりを大切にした温かく家庭的な雰囲気の施設づくり、介護サービスの提供に努めます。
 本年度も基金繰入金を歳入に見込んだ厳しい財政状況ではありますが、外壁塗装や給排水管改修の施設整備を行うなど、計画的に施設運営を進めてまいります。
 水道事業会計では、年々水需要が減少する中、厳しい経営状況が続いておりますが、町の貴重な財産である良質な水道水を廉価で安定供給できるように、22年度に設置した上下水道審議会からの経営内容に対する意見をいただきながら、一層の経営努力を続けてまいります。
 本年度の主な事業としましては、年次計画で進めております配水管の新設と布設替え、承知川JR橋の架けかえに伴う水道管の移設工事のほか、浄水場における水質安全対策の工事を予定しております。
 以上、一般会計、特別会計、企業会計について説明をいたしましたが、今後の経済動向に留意しながら、効果的かつ弾力的な行財政経営を心がけてまいります。
 結びに、景気低迷が長引き、低成長の時代が続いておりますが、こんなときだからこそ町民を勇気づけ、誇りの感じられるまちづくりが求められていると思います。町民の皆さんの声に謙虚に耳を傾け、町民と一体になって施策を推進するためにも、地域、団体、住民一人一人の力を結集していただいて、参画と協働による住民主体のまちづくりを目指し、将来世代に夢と希望を引き継いでいけるような取り組みを精いっぱい進めてまいります。
 すばらしいまちづくりが、より多くの皆様の主体的、積極的な参加のもとで進められることを心から願い、町民並びに議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げ、施政方針といたします。
○議長 大変御苦労さまでした。
 以上をもちまして、本日の日程に定められた議事は終了いたしました。ただいま午前11時55分でございます。本日はこれにて散会といたします。大変御苦労さまでございました。

            散  会  午前11時55分