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長野県 安曇野市

平成29年  3月 定例会 03月17日−07号




平成29年  3月 定例会 − 03月17日−07号









平成29年  3月 定例会



          平成29年安曇野市議会3月定例会

議事日程(第7号)

                 平成29年3月17日(金曜日)午前10時開議

第1 委員会審査報告並びに中間報告

第2 委員会審査報告の審議

    議案第1号 安曇野市庁舎建設基金条例を廃止する条例

    議案第2号 安曇野市税条例等の一部を改正する条例

    議案第3号 安曇野市自治基本条例

    議案第4号 安曇野市高齢者集会施設条例の一部を改正する条例

    議案第5号 安曇野市明科総合福祉センター条例の一部を改正する条例

    議案第6号 安曇野市保健センター条例の一部を改正する条例

    議案第7号 安曇野市介護保険支払準備基金条例の一部を改正する条例

    議案第8号 安曇野市準用河川占用料条例

    議案第9号 安曇野市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例

    議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算

    議案第23号 平成29年度安曇野市国民健康保険特別会計予算

    議案第24号 平成29年度安曇野市後期高齢者医療特別会計予算

    議案第25号 平成29年度安曇野市介護保険特別会計予算

    議案第26号 平成29年度安曇野市観光宿泊施設特別会計予算

    議案第27号 平成29年度安曇野市上川手山林財産区特別会計予算

    議案第28号 平成29年度安曇野市北の沢山林財産区特別会計予算

    議案第29号 平成29年度安曇野市有明山林財産区特別会計予算

    議案第30号 平成29年度安曇野市富士尾沢山林財産区特別会計予算

    議案第31号 平成29年度安曇野市穂高山林財産区特別会計予算

    議案第32号 平成29年度安曇野市産業団地造成事業特別会計予算

    議案第33号 平成29年度安曇野市水道事業会計予算

    議案第34号 平成29年度安曇野市下水道事業会計予算

    議案第40号 事務の受託に関する協議について(下水処理に関すること)

    議案第41号 市道の廃止について

    議案第42号 市道の認定について

    平成28年陳情第9号 安曇野市内義務教育課程児童・生徒の多様な教育機会の確保について

    中間報告 陳情第1号 長峰荘の存続と整備について

第3 追加議案等の説明・審議

    報告第2号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(施設事故に関すること)

    報告第3号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(自動車事故に関すること)

    報告第4号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(自動車事故に関すること)

    報告第5号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(自動車事故に関すること)

    議案第43号 教育長の任命について

    議案第44号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて

第4 議員の派遣について

第5 継続審査の申し出

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出席議員(25名)

   1番  松枝 功       2番  坂内不二男

   3番  林 孝彦       4番  井出勝正

   5番  一志信一郎      6番  宮澤豊次

   7番  黒岩豊彦       8番  増田望三郎

   9番  竹内秀太郎     10番  藤原正三

  11番  中村今朝子     12番  山田幸与

  13番  平林 明      14番  小松洋一郎

  15番  荻原勝昭      16番  猪狩久美子

  17番  内川集雄      18番  小松芳樹

  19番  召田義人      20番  松澤好哲

  21番  小林純子      22番  平林?子

  23番  宮下明博      24番  藤原陽子

  25番  ? 昭次

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長     宮澤宗弘     副市長    村上広志

  教育長    橋渡勝也     総務部長   藤松兼次

  政策部長   小林 弘     財政部長   千国充弘

  市民生活

         堀内猛志     福祉部長   花村 潔

  部長

  保健医療

         堀内伸一     農林部長   大向弘明

  部長

  商工観光            都市建設

         曽根原悦二           横山 正

  部長              部長

  上下水道

         竹花顕宏     教育部長   山田宰久

  部長

                  政策経営

  総務課長   西村康正            関 欣一

                  課長

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事務局職員出席者

  事務局長   平川淳朗     次長     望月利彦

  次長補佐兼

         大澤明彦

  議事係長

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△開議の宣告



○議長(?昭次) ただいまの出席議員数は25名で、定足数に達しております。

 よって、直ちに本日の会議を開きます。

                             (午前10時00分)

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○議長(?昭次) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。

 市長。



◎市長(宮澤宗弘) おはようございます。

 それぞれこれから委員会審議の報告の前でございますけれども、一部訂正をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。

 今月の2日に市議会議員各位に情報提供をさせていただきました、平成29年度から31年度の実施計画に一部誤りがございましたので、訂正をお願いを申し上げます。

 当該計画の25ページ、南部総合公園体育施設建設事業の総事業費が「39億6,176万4,000円」となっておりますが、正確には「38億円」となりますので、お願いをいたします。これは、調査・設計・監理業務経費1億6,176万4,000円を内数で計上すべきところを誤って外数に計上したものでありまして、改めておわびを申し上げさせていただきます。

 市議会12月定例会の一般質問等でも答弁をさせていただいておりますが、総合体育館建設事業費につきましては、用地取得費、造成費、建築費、設計監理料を含めて約38億円を上限とし、できる限りこの範囲内で事業を推進してまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

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○議長(?昭次) ここで報告事項を申し上げます。

 本日は、議案25件、陳情2件、報告4件、追加議案2件、また議員の派遣についてと継続審査の申し出の審議を行います。

 本日の議事は、お手元の議事日程第7号により進めてまいります。

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△議案第1号から議案第9号、議案第22号から議案第34号、議案第40号から議案第42号、平成28年陳情第9号及び陳情第1号の委員長報告



○議長(?昭次) 日程第1、議案第1号から議案第9号まで、議案第22号から議案第34号まで、議案第40号から議案第42号まで、平成28年陳情第9号、陳情第1号の以上27件を一括議題といたします。

 ただいま一括議題といたしました議案27件につきましては、常任委員会に付託してあります。

 よって、各委員会の委員長より審査結果の報告を求めます。

 最初に、総務環境委員長、小松芳樹議員。

 小松議員。

     (総務環境委員長 小松芳樹 登壇)



◆総務環境委員長(小松芳樹) それでは、総務環境委員会の審査報告をいたします。

 安曇野市議会議長、? 昭次様。

 総務環境委員長、小松芳樹。

 委員会審査報告書。

 平成29年3月7日、本委員会に付託された事件は、3月8日、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により、報告します。

 総務環境委員会審査報告。

 議案第1号 安曇野市庁舎建設基金条例を廃止する条例、議案第2号 安曇野市税条例等の一部を改正する条例。

 審査結果です。

 以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 議案第3号 安曇野市自治基本条例。

 審査内容です。

 まず、意見交換の中で審査を継続したいとする意見が出されました。この条例審査には幾つかの質疑や意見が出ているため継続審査としたほうがいいと思う。質疑の中に出た意見などを踏まえ、再度審査したほうがいいと思うため、継続審査としたい。

 上記のような審査を継続したいという意見について諮ったところ、賛成少数で継続審査については否決されました。その後、採決に移り、審査結果です。

 特に異議はなく、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続きまして、議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算(総務環境委員会所管事項)です。

 審査内容。

 まず、原案に反対の意見です。

 自主財源確保といいながら、自主財源と依存財源の比率が半々にならない平成29年度予算は足りない財源を基金繰り入れと臨時財政対策債などの市債発行で補うという予算編成であり、このような市の財政は健全財政とは思わない。また、建設費は後年度負担として、これからの人たちが負担すればいいという財政のあり方は大変問題であるため、この予算には反対する。

 マイナンバーは、制度や機能に問題があり、法律で決められているから仕方ないということでは済まされない。市の状況を見ても、カード交付状況などの割合が低く市民の理解が得られているとは思えない状況で、市民は拒否反応していると思うため、この予算に反対する。

 原案に賛成の意見です。

 財政計画は、平成34年までは厳しい状況であるが、財政運営のやりくりの中で十分対応できる計画であり、状況が厳しい中であるが、将来の安曇野市に向けて多くの施策を執行できる計画であると思う。新年度予算は市の将来に向かっての予算であり、施策を粛々と執行してほしいため賛成する。

 マイナンバー制度については、国で決まった制度を施行しているということで、安曇野市だけがこれに従わないわけにはいかない。マイナンバー制度は市としても対応しなければならない制度であるため、この予算には賛成する。

 審査結果です。

 上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上で総務環境委員会の審査報告を終わります。



○議長(?昭次) 次に、福祉教育委員長、山田幸与議員。

 山田議員。

     (福祉教育委員長 山田幸与 登壇)



◆福祉教育委員長(山田幸与) それでは、私のほうから福祉教育委員会審査報告を申し上げます。

 安曇野市議会議長、? 昭次様。

 福祉教育委員会委員長名でございます。

 委員会審査報告書。

 平成29年3月7日、本委員会に付託された事件は、3月9日、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により、御報告いたします。

 委員会審査報告。

 まず、議案第4号 安曇野市高齢者集会施設条例の一部を改正する条例、議案第5号 安曇野市明科総合福祉センター条例の一部を改正する条例、議案第6号 安曇野市保健センター条例の一部を改正する条例、議案第7号 安曇野市介護保険支払準備基金条例の一部を改正する条例につきまして、以上の議案につきましては、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 次に、議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算(福祉教育委員会所管事項)についてでございます。

 審査内容を申し上げます。

 まず、原案に反対の意見として、通所の事業所が閉鎖に追い込まれているということでは、介護保険制度そのものに大きな矛盾があることは間違いない。利用者の皆さんが行き先に迷うことがないように改善しなければいけない。介護報酬単価の切り下げによって事業経営そのものが成り立たず、介護職員の給与は上がらないため人員確保もできない状況である。そのような中で、市の施策、予算の編成、使い方などを考えていく必要があるので、反対する。

 新総合体育館建設の問題では、現地建てかえ、大規模改修、駐車場の整備をやっていくべきだ。それができないなら、当初の計画にあるように南部総合公園の中に同規模のものをつくれば十分である。また、学校現場には支援員をたくさん配置しているが、今後、体育館の維持管理費を捻出するときには、真っ先にそのような必要な予算が削られてしまうことを危惧する。身の丈にあった体育館建設にしていくべきであるので、反対する。

 また、原案に賛成の意見として、反対討論にあるような方向で予算編成がされれば理想的ではあるが、そこへ向けて最大限の努力をしてきた結果の予算編成だと思う。昨年度と比べて、新規の事業も盛り込まれ、市民に対するさまざまなサービスにも拡充された経過が見られ、不十分な点は継続的に努力してきた結果としての今回の予算だと思うので、賛成をする。

 新総合体育館建設については、粛々と進められているので、限られた条件の中で達成できるという前提で賛成する。

 審査の結果、上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 次に、議案第23号 平成29年度安曇野市国民健康保険特別会計予算についてでございます。

 審査内容として、まず、原案に反対の意見として、積立金は26年度以降1億円プラスでふえている。また予備費は、それまでは5,000万円の単位だったが、26年度以降は1億5,000万円という形でふえている。お金があるならば、保険料の引き下げは十分できると考えるので、反対する。

 また、原案に賛成の意見として、積立金や予備費が多少余っているからといって保険料を引き下げたら、また次年度に上げなければいけないということになりかねない。計算された積立金や予備費であって、経営していくにはこのような予算でよいと思う。税の徴収の問題も大変丁寧で公平性を加味した対応をしているので賛成をする。

 審査結果でございます。

 上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 続いて、議案第24号 平成29年度安曇野市後期高齢者医療特別会計予算についてでございます。

 審査の結果、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 続いて、議案第25号 平成29年度安曇野市介護保険特別会計予算についてでございます。

 審査内容を申し上げます。

 まず、原案に反対の意見として、市が重要なパートナーとする社会福祉協議会が運営してきた施設が残念ながら閉鎖しなければならない状況は、市の福祉諸政策にとってとても深刻な問題である。市が本当に支えていくということであれば、このような施設を閉じるのではなく、生かす方向を考えていかなければいけないと思うので、この議案には反対をする。

 また、原案に賛成の意見として、さまざまな課題はあるが、それに対して市はしっかりと対応している。また、地域包括ケアシステムの確立を目指しながら、この多様なサービスを地域の方々と一緒にやっていこうという思いで取り組んでいるので賛成する。

 審査の結果でございます。

 上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 続いて、平成28年陳情第9号 安曇野市内義務教育課程児童・生徒の多様な教育機会の確保についてでございます。

 審査の内容を御説明いたします。

 まず、審査を継続したいとする意見として、多様な学びの機会を設けていくことはこれからの時代において必要なことだと思う。しかし、親の思いでフリースクールを選んで通わせたときに、子供たちが大きくなったときよかったと言ってくれるのか疑問に思う部分がある。公的援助ということでは、ひかりの学校には市外からも通っている子供がいるので、安曇野市の子供たちだけに支援をしていくのでは、不平等さが生じる。この問題は市で考えていくより、国レベルで検討していく内容であると思うので、継続審査としたい。という意見が出されました。

 そこで、上記のような審査を継続したいという意見について諮ったところ、賛成少数で継続審査については否決をされました。

 続いて、本件の審査を引き続き行いまして、まず採択に反対の意見として、小・中学校一貫してフリースクールが整っていればいいが、小学校はフリースクールへ通い、中学校は公立学校へ通うことになると、違う環境でなじめるのだろうか。もう少し整理して慎重に考え、メリット、デメリットを整理したほうがよいと思うので、反対する。

 これからの多様な学びという部分では考えていかなければいけないが、今のこの現行のルールの中で、親の思いを子供たちに与えてしまっていいのかという疑問が残るので、反対する。

 また、採択に賛成の意見として、現状においては、現在の義務教育に当てはまらず不登校になる子供たちがたくさんいる。その一人一人の子供たちにとってどうかという観点から、今は学校に行かなくてよいとか、こういう機会があるから、こちらに行けばいいというような、そういう大人の側の幅というのが必要であると思う。陳情項目については問題なく、このとおりしっかりとやっていただく内容だと思うので、賛成をする。

 この陳情は、安曇野市内のフリースクールで行われている多様な教育について、教育機関や小・中学校との連携が良好なところもあり、そうでないところもあるという現実的な問題を捉え、子供たちにとってはどうなのかということで陳情されたと思う。陳情事項3点については、全て採択すべき内容だと思うので賛成をする。

 願意についてどうかという判断をすると、1点目については、感情によって判断が左右されることを避けるためにも、ある程度の基準的なものを定めることは必要である。

 2点目の連携については、国のほうでそれを進めるという話があるので、このとおりだと思う。

 3点目の公的援助についての検討は、やはり支援する相手をきちんと見た上で必要であると考える。同じ安曇野市に住んでいる子供たちが、学校が公立か、そうでないかによって差があってはならないだろうと思う。願意については、それをぜひ検討してほしいというきっかけをつくってくれていると判断し、賛成する。

 審査の結果を御報告申し上げます。

 以上のような意見を踏まえ、採決を行った結果、願意を妥当とする意見が多数で採択すべきものと決定をいたしました。

 以上でございます。



○議長(?昭次) 次に、経済建設委員長、平林 明議員。

 平林議員。

     (経済建設委員長 平林 明 登壇)



◆経済建設委員長(平林明) 経済建設委員会の報告をいたします。

 安曇野市議会議長、? 昭次様。

 経済建設委員長、平林 明。

 委員会審査報告書。

 平成29年3月7日、本委員会に付託された事件は、3月10日、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により、報告します。

 経済建設委員会審査報告。

 議案第8号 安曇野市準用河川占用料条例、議案第9号 安曇野市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例。

 審査結果です。

 以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算(経済建設委員会所管事項)。

 審査内容です。

 原案に反対の意見。

 以下の点から原案には反対する。立地適正化計画について、高齢化が進む中で進めていくことは納得できる部分もある。しかし、一方で高齢福祉では住みなれた地域で自分らしく過ごして人生の終えんを迎えるとあり、そういった内容とも矛盾する。どこに住むかは憲法にも定められた居住権であり、居住区域を行政が定めてそこに誘導していくことは、その居住権を侵害するものではないか。居住誘導地域に人口が集中するということがあれば、その他の地域、人口の空白地域、過疎地域ということが出てくるのではないか。そこの国土の保全をどうしていくのかという懸念がある。

 エア・ウォーター農園は、2015年の連結決算を見ると、営業利益395億という優良企業。そういった会社に対して農園を譲与し、さらに固定資産税まで補助するということには賛成できない。

 原案に賛成の意見。

 以下の点から原案に賛成する。

 明科駅前のコンパクトシティについて、機能を集約しようという計画を具体的に進めるためには立地適正化計画が必要で、きちんと全市を見据えた上で進めていくという説明があった。明科地域は安曇野市の5地域中でも特に人口の減少度が高い地域。人口が減っていく社会に適合した機能を持つ、そういった地域を目指して早目につくっていくということが必要である。地域の皆さんが豊かな生活をできるように購買できる、そういった機能を観光とか大きな視点ではなく、地域の住民の皆さんを視点にした駅前のまちづくりを進めようと進んでいる。これは本当に地域の要望にもかなうもので、ぜひ実現してほしい。

 エアウォーター農園は、安曇野市とのトマト栽培に係る施設の指定管理者であった。無償譲渡が決まり、10年の協定期間のうち残された指定管理の期間5年間に限り固定資産税分を補助金として支払うことは認めたはず。これは当然、約束の中できちんと支払うべきお金であり、当然予算は認められるべきだ。

 審査結果です。

 上記のような意見を踏まえ、採決を行った結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 議案第26号 平成29年度安曇野市観光宿泊施設特別会計予算、議案第27号 平成29年度安曇野市上川手山林財産区特別会計予算、議案第28号 平成29年度安曇野市北の沢山林財産区特別会計予算、議案第29号 平成29年度安曇野市有明山林財産区特別会計予算、議案第30号 平成29年度安曇野市富士尾沢山林財産区特別会計予算、議案第31号 平成29年度安曇野市穂高山林財産区特別会計予算、議案第32号 平成29年度安曇野市産業団地造成事業特別会計予算、議案第33号 平成29年度安曇野市水道事業会計予算、議案第34号 平成29年度安曇野市下水道事業会計予算、議案第40号 事務の受託に関する協議について(下水処理に関すること)、議案第41号 市道の廃止について、議案第42号 市道の認定について。

 審査結果です。

 以上の議案については、特に異議はなく、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、中間報告をいたします。

 安曇野市議会議長、? 昭次様。

 経済建設委員長、平林 明。

 委員会中間報告書。

 平成29年3月7日、本委員会に付託された陳情第1号について、会議規則第45条第2項の規定により、中間報告を行います。

 経済建設委員会中間報告。

 陳情第1号 長峰荘の存続と整備について。

 審査内容です。

 意見として、長峰荘を主に明科地域の皆さんの交流の場として利用し、地域のきずなと地域福祉の向上のために寄与することは、少子・高齢化が進んでいく厳しい社会情勢の中では大変重要なこと。

 長峰荘にお勤めになった方の声として、明科市民としてはぜひ残してもらいたいが非常に複雑な気持ちがある。築45年ということで非常に老朽化しており、特に空調設備が悪く部品がない。年配の方が使うので、火事になった場合、大変心配。風呂の設備が劣っており水道料金の問題もある。

 しゃくなげ荘を建てかえたばかりで、市として成功させて繁栄させていく時期。耐震がないということは多額な金額が予想され、金額もまだわかっていない。できることについて検討しなければならない。

 長峰荘は宿泊施設に位置づけられており、現状の機能及び規模を維持して保有し続けることは困難。宿泊施設ということが問題で、陳情者の説明や陳情書には宿泊施設の機能を強化しろとはなく、地域のきずなづくりの場だとしている。陳情者の気持ちと市政の大きな食い違いについて考える必要がある。

 審査を継続したいとする意見。

 陳情者から意見をお聞きし、また商工観光部から安曇野市の長峰荘の現況について説明を受けた。経営内容と収支等、まだまだ委員会でももんでおらず、もうしばらく時間をいただいて、検討していく必要があると思う。継続審査としたい。

 審査結果です。

 上記のような審査を継続したいという意見について諮ったところ、全員賛成で継続審査とすべきものと決定いたしました。

 以上でございます。



○議長(?昭次) 以上で委員長の審査結果の報告が終わりました。

 ここで申し上げます。議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算に対する修正案2件が会議規則第17条の規定に基づき議長に提出されております。

 ここで修正案を議題といたします。

 この際、提出者の説明を求めます。

 最初に、荻原勝昭議員。

 荻原議員。

     (15番 荻原勝昭 登壇)



◆15番(荻原勝昭) それでは、修正案を提案申し上げます。

 安曇野市議会議長、? 昭次様。

 発議、安曇野市議会議員、荻原勝昭、小林純子、猪狩久美子。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算に対する修正案を別紙のとおり、地方自治法第115条の3及び安曇野市議会会議規則第17条の規定により提出いたします。

 修正内容であります。

 別紙のほうをごらんください。

 説明の都合上、後ろから2番目のところに、修正案は款項の関係でありますが、節のほうに金額の詳細がありますので、そこで申し上げます。

 穂高老人保健センター解体工事費ということで、工事請負費2,447万3,000円が計上されております。この関係につきまして、アスベスト調査、そして設計監理委託料というのがその上のところですが、13の委託料の中ほどより下のところにあります。アスベストの関係が43万2,000円、そして設計監理委託料が271万1,000円であります。この関係の合計金額を削除して同じ民生費、これは民生費でありますので、予備費のほうに入れるということで、その最後のページになりますが、予備費のほうにその金額を計上してあります。

 修正金額の関係につきましては、今の金額の合計2,761万6,000円を予備費のほうに移動するということで、予算全体としては変更がありません。

 次に、修正理由であります。

 穂高老人保健センター解体工事請負費、今の2,447万3,000円と、それからそれに関連した関係で314万3,000円、合計が2,761万6,000円であります。これを老人福祉の観点から、老人保健センター機能が新しいしゃくなげの湯のほうに機能を移転したと。こういうことで市のほうは取り組んできておりますが、この関係の検証が半年過ぎていますけれども、さまざまな意見がある中で、これをきちっと検証して、そして本当に老人保健センター機能が新しゃくなげの湯のほうに移転しているのかどうかと、こうした検証をし、さらに老人福祉の関係で申しますと、穂高老人保健センターは、40年来組織された老人クラブを対象に福祉バスの巡行をしておりました。この関係も、これを解体するといいますか、そうした事業を閉鎖することによってこの福祉バスの巡行等もなくなるといった、そうしたことがありますので、老人福祉の観点からきちっと検証をして福祉事業そのもの、そしてまた、これは自治体の役目としては役務の提供の中では保健衛生事業でありますが、そうした観点も含めてきちっと検証して、この事業の関係を見てその上で解体するのか、本当に市民の皆さんに応えるのにはどうするのが一番いいかということを判断すべきと、そういう観点から、今予算に対する修正を出すものであります。

 以上であります。



○議長(?昭次) 次に、増田望三郎議員。

 増田議員。

     (8番 増田望三郎 登壇)



◆8番(増田望三郎) 8番、増田です。申し上げます。

 安曇野市議会議長、? 昭次様。

 発議、安曇野市議会議員、増田望三郎、小林純子、荻原勝昭、猪狩久美子。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算。

 上記議案に対する修正案を別紙のとおり、地方自治法第115条の3及び安曇野市議会会議規則第17条の規定により提出いたします。

 修正内容申し上げます。

 3ページをごらんください。

 歳出の節のところで、今回、基本設計のための費用が計上されております。この部分、全部で6,678万1,000円を計上しないというもので、一般財源の部分を減額し、その分を4ページ、予備費のほうに移すというものでございます。予算額全体は変更はございません。

 次に、修正理由を申し上げます。

 修正理由は、南部総合体育館整備計画における基本設計にかかわる予算6,678万1,000円は、延床面積7,300平米、事業費38億円を前提とした基本計画によるものでして、事業費の圧縮を求めた市議会の提言、さらに平成28年12月定例会で採択した陳情の趣旨、圧縮を求める陳情の趣旨を反映したものではないため、基本計画の内容を再検討する必要がございます。

 よって、基本設計にかかわる予算を計上しない予算修正案を提出するものです。

 ここでもう一点、つけ加えさせていただきます。

 本定例会の福祉教育委員会で、私は実施計画に示されている総事業費が39億円を超えているが、これまで市長や教育部長が言われていた38億円以内におさめるということと、どう整合性がとれるのかと、そういう質問をいたしました。

 それに対して委員会での行政側の答弁は、設計費用が38億円には含まれていなかったためで、今後は設計費用も含めて38億円を上限で考えるということでした。先ほど議会の冒頭で、市長からも実施計画の金額に間違いがあるということで訂正の発言がございました。

 ここで、1点疑問が残るわけですけれども、つまり設計の費用の部分が当初から38億円に組み込まれていて、しかし、金額の計上の部分では実施計画の38億円に示されるように入れていなかったということなのか。または、今回私も指摘をさせていただきましたけれども、どの段階でその設計費用の部分というのが中に組み込まれるということを行政側が考えていたのかということです。

 それで、その一つとして、29年1月に新総合体育館の整備基本計画というのを行政から出しております。この47ページを見ますと、概算事業費というところがあります。これを見ますと、新総合体育館単体の工事費で約33億円、拡張用地費、駐車場整備等一式で約5億円とありまして、それの合計で38億円となっております。

 つまりこの基本計画の中には、明確に設計費用という部分が入っていないんですよね。これについてどうなのかなということがありまして、ちょっと話をもとに戻しますと、工事費用は33億円ですので、これから設計費用分、内に入れ込むという1億6,000万円分を差し引きますと、工事費用で31億4,000万になるんですね。市の試算する平米単価45万円で割り返しますと、施設面積の減じる分というのは355平米になります。つまり7,000平米を切るわけですね。

 こういったこともございまして、この計画の前提になる38億円、7,300平米という基本計画については、再度見直しをして市民にとって、本当に有効な基本計画をつくり直すべきだということで修正案の提案理由といたします。

 以上です。



○議長(?昭次) 説明が終わりました。

 ここで、委員会審査報告並びに中間報告、議案第22号に対する修正案に対する質疑の通告について確認をさせていただきます。

 どなたか通告をされますか。

     (「あります」の声あり)



○議長(?昭次) ありますの声ですので、ここで暫時休憩をいたします。

 質疑の通告をされる方は、所定の通告書に記載の上、本日11時15分までに提出をお願いいたします。

 会議の再開時間は午後1時からといたします。

                             (午前10時42分)

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○議長(?昭次) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後1時00分)

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△議案第1号から議案第9号、議案第22号から議案第34号、議案第40号から議案第42号、平成28年陳情第9号及び陳情第1号の質疑、討論、採決



○議長(?昭次) 日程第2、議案第1号から議案第9号まで、議案第22号から議案第34号まで、議案第40号から議案第42号まで、平成28年陳情第9号、陳情第1号の以上27件を一括議題といたします。

 最初に、議題のうち議案第1号から議案第9号までの以上9件の条例議案については一括して審議いたします。

 これより質疑に入ります。

 委員会審査報告に対する質疑の通告がありますので、順次発言を許します。

 議案第3号について、質疑の通告者は16番、猪狩久美子議員、発言を許します。

 猪狩議員。



◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。

 議案第3号 安曇野市自治基本条例について、審査報告の内容をお聞きいたします。

 総務環境委員会の審査報告の中では、審査内容を継続したいとする意見の中で、幾つかの質疑や意見が出ているため、継続審査としたほうがいいと思うというふうに書かれていますけれども、具体的な内容が見えてきません。それで、4点についてお伺いをいたします。

 4点全て最初に申し上げたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

 自治基本条例や憲法8章に関しての説明や議論がされたのかどうか。

 それから2点目は、二元代表制のもとでこの条例のあり方についての議論はされたのか。

 3点目として、逐条解説については説明がされて、それについての質問などが出されたのかどうか。

 4点目については、これは理念条例だということですけれども、附則の検証等の項では3年を超えない期間に検証及び検討するものとしている。これに関しての説明、そして議論はあったのかどうか、委員長にお伺いをいたします。



○議長(?昭次) 総務環境委員長。



◆総務環境委員長(小松芳樹) 18番、小松です。

 それでは、お答えします。

 先ほど質問者のほうから継続審査についての内容があったということであったんですが、ほぼこの条例一本の審査だけで約1時間20分費やしました。その途中において、継続審査したほうがいいという意見が出されました。かなり議論が煮詰まったところで出てきました。

 今、質問にあった内容について、お答えしていきます。

 まず、最初の自治基本条例と憲法の件に関してですが、執行部の説明の中では、本条例は本市における自治の最高規範として位置づけてあるとありました。また憲法、あるいは地方自治法も当然視野に入れて条文に盛ってあると、つくられているという説明でありました。

 続きまして、二元代表制の件でございますが、本条例は自治の推進主体者である市民、そして市議会、それと市の執行機関、それぞれの責務が書かれておりまして、市議会は議決権があり独立された組織であるので、当然二元代表制は尊重されているという説明がございました。

 次に、逐条解説についてなんですが、一応、今後うたっていくという説明がありましたが、補足しますと、特に住民投票の件について委員からも逐条をつくったほうがいいんじゃないかという意見もございました。この辺については、執行部からも自治法上に定められた権利としてうたっていく必要があるということで回答がございました。

 最後の理念条例という件でございますけれども、一応、今、議事録をずっと見たんですが、この中においてはこの部分についての議論は、ほとんどされていなかったんです。ただし、執行部の説明の中において、附則の項の中で、施行後、検証を見直していくと盛り込んであるという説明がございました。

 以上です。



○議長(?昭次) 猪狩議員、よろしいですか。

 以上で通告による質疑を終結いたします。

 これより順次討論を行い、採決いたします。

 初めに、議題のうち議案第3号に反対討論の通告がありますので、発言を許します。

 4番、井出勝正議員。

 井出議員。



◆4番(井出勝正) 4番、井出です。

 議案第3号 安曇野市自治基本条例について、次のような立場から反対意見を述べたいと思います。

 自治基本条例制定によって、住民自治を一層に進めようというこの方向は評価できるものでありますが、まず第一に、本条例案の第2条、本条例を、先ほど説明ありましたが、本市の自治に関する最高規範という形でうたっております。日本国憲法は、憲法そのものが最高法規として国民が行政府、権力者を縛るものとして位置づけられております。

 本条例では、市民、議会、市という形で並立の関係になっております。市政は市民が主人公、この立場を貫かなければならないというふうに考えるものです。

 2つ目、先ほど委員長からの報告もありましたが、説明をお聞きする中で、条例一つ一つについて、逐一解釈や説明が必要な条例というのには、ちょっと問題があるのではないかというふうに感じられました。

 そのため憲法8章で認められている地方自治で保障されている議会というものが、最近の行政改革によって教育委員会が、あるいは農業委員会が首長のもとに置かれてしまっている。そういう方向に首長のもとに議会が置かれるような状態になるのではないかというような危惧を感じました。二元代表制としての議会が首長のもとに置かれるようなことになったら、本当に執行状況をチェックしていく議会としての本来の権能、これが薄れてしまうのではないかという問題を感じました。

 さらにまた、本条例の第8章では住民投票についてが盛り込まれております。先ほどの委員長報告にもありましたように、住民投票がこれまた市長のもとに置かれるようなことになったら、本当に市民の意思そのものを反映していくことになるでしょうかというような問題を含め、住民自治の観点の中に住民投票、これをもう少し論議を深め、制度化していく、そういうことが必要ではないのかというふうに考えます。

 以上の点から、本条例のさらなる整理、あるいは補強、そしてまた慎重なる審議が必要だというふうに考えますので、本議会の制定に反対するものです。

 以上です。



○議長(?昭次) 本条例でいいですか、本議会の制定と言いましたが……。

 井出議員。



◆4番(井出勝正) 本議会の議決に反対するものです。



○議長(?昭次) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。

 一志議員。



◆5番(一志信一郎) 5番、一志信一郎です。

 議案第3号 安曇野市自治基本条例に賛成の立場で討論します。

 安曇野市自治基本条例は、豊かで活力ある安全・安心に暮らせる地域社会を実現するため、市内に住所を有し、または居住する者、市内に通勤・通学する者、市内で事業活動を行い、または公益の増進に取り組む者が生き生きと生活できるよう、市民の皆さんと協働により進める基本的なルールを定めたものを基本的に市民を中心にわかりやすくつくられています。

 条例制定までの経緯は、市民ワークショップを6回、市民会議を6回、検討委員会を5回開き3年をかけて完成してあります。またこの間、定例会では中間報告やパブリックコメントの情報や条例の概要を説明してあります。また、検証等を設け、この条例の施行の日から3年を超えない期間において、この条例の理念を踏まえ、本市にふさわしく、社会情勢に適合しているか検証及び検討をするものとしてあります。

 また、市民周知と市民浸透については、市の広報紙への掲載、協働のまちづくり出前講座のメニューとするなどで条例のアピール等をし、市民に浸透を図ることを確認いたしました。

 よって、私はこの条例に賛成いたします。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

 小林議員。



◆21番(小林純子) 21番、小林です。

 議案第3号 安曇野市自治基本条例に反対の立場で討論いたします。

 自治基本条例が安曇野市市民にとっても、必要な条例であるということは十分に承知しておりますが、今回提案されたこの自治基本条例でよいかと言われれば、まだ十分な検討がなされておらず、この時点で制定するには大変疑問があります。

 1点だけ述べます。第8章の住民投票についてです。

 地方自治の基本にあるのは、その昔昔の直接民主主義の手法です。それが最も実現されるべきものがこの住民投票だということで規定されていると思われます。しかし、今回の第27条住民投票についての内容は、地方自治法に規定された住民投票ということではなくて、条例をつくって、住民投票をするための市民が直接請求ができますよという、その部分をここに応用しているという内容だということになっています。

 したがって、ここでは、先ほども出ましたが、二元代表制の中では実際にこの地方自治法による直接請求によって住民投票条例案が出され、実際に実現した例というのは、長野県下でも1例か2例しかないという、そういう状況です。

 ということは、そのままのやり方では、決してその自治基本条例にふさわしい安曇野市の市民が自治に参加するために必要な住民投票の内容にはなっていないということで、この1点をもっても賛成することができませんので、本自治基本条例案に反対するものです。



○議長(?昭次) ほかに討論はありますか。

 藤原議員。



◆10番(藤原正三) 10番、藤原です。

 議案第3号 安曇野市自治基本条例に賛成の立場で討論いたします。

 反対討論の中の上位法との関連ということですが、憲法が最高規範ということでこちらの条例案の最高規範とどちらが最高なんだというようなことから言われているかと思いますけれども、これは法理論上、また法学上憲法が最高であり、それに基づいて法律があり、その下に条例があるという流れが法学上言われているわけで、この条例案に最高規範というような文言が入ったからといってこの条例が憲法より上に来ると、あるいは自治法より上に来るというようなことにはならないものと解釈いたします。

 また、2番目の理念法ということですが、宣言といいますか、自治基本条例の性質上、より理念的になることは、これはいたし方ないことであって、理念的であるということは抽象的であるということでありますので、その側面からもそのそれぞれの文言については、逐条解釈的なものが必要になってくると、よりわかりやすい文言で説明が必要になるということで、これもまた当たり前のことであると思います。

 3つ目の二元代表制ですけれども、これは議会との関係で、議会は憲法に規定されている存在であり、また心配されるのは議会基本条例との関係かと思いますけれども、議会基本条例も最高規範であるという旨が規定されているわけでありますけれども、じゃ、どちらが最高なのかというような理論になるかと思いますけれども、これは両者ともに競合といいますか、どちらが優先するのかというような問題が出てきたときに議論されるべきであって、両者それぞれの条例の適用範囲で最高規範であるというふうに解釈すればよろしいかと思います。

 また、住民投票の条項ですけれども、住民投票については、私は条例案の中の27条で市政運営、または政策上の特に重要な事項についてというようなことで、これは憲法における住民投票は1自治体における適用され得る法律についての住民投票であり、また自治法では条例の制定・改廃についての住民投票が議論されるわけですけれども、ここでは、さらにそれを広げて市政運営、または政策上の特に重要な事項ということで門戸を広げているというようなことで、私は看板を掲げてここには鍵はついているけれども、一応広い扉をつけたというようなことで評価をしたいと思います。この鍵を開けるかどうかは、その立場の人が開ける努力をするということが必要かと思います。

 さまざまな議論の中で、全ての人が満足できるような条項を入れるということは非常に難しいかと思います。私は満足度80%程度あればよろしいんではないかなというような意味で、本条例案に賛成するものです。



○議長(?昭次) ほかに討論はありますか。

 荻原議員。



◆15番(荻原勝昭) 15番、荻原です。

 私は、この本条例案に対して反対の立場から討論をいたします。

 先ほども出てまいりましたが、住民投票の関係のところが一番わかりやすいので申し上げます。

 この27条の関係ですが、行政のほうの説明では自治法にあったり、そういうのは、事改めて言わないんだと、というのは、言わないというのはどういうことかというと、住民投票をできる提案は首長であり、また議会、議員でもできます。それから市民の場合は、50分の1の直接請求で条例制定の要求ができると、こういうことでありますが、そういうように自治法にあるのは上げないんだと、こういうことですけれども、今回、市長に限っては出てくるわけで、やはりこうしたことについては、住民投票の関係は今までの間ではいろいろといきさつがあって、なかなか直接請求で住民投票が成立したということはないと、仮に有権者の過半数以上の署名を集めても、議会で議決してくれていない。議会で議決してくれていないというのは、市長が意見を付して議会に出しますので、ほとんどが市長与党みたいな感じで議決されてしまって、直接請求による制定はなかなか実現しなかったという、そういう経過がありまして、合併については住民投票は、これもやはり署名集めるんですが、有権者の6分の1の署名が集まれば、もうそれは制定は成立とそういう扱いになって、これは住民投票としても実現した、そうしたことはあります。

 したがって、私は自治基本条例というのは首長も、議員も、政治を担当するのは当たり前でありまして、そうでない負託してある市民の皆さんがどうした形で政治参加ができるかと、そういうことを明確にするのがやっぱり自治基本条例を定める、そうした役目だと思いまして、そういうことも含めて、先ほどのように自治法にあるのは省いているんだというけれども、市長以外は落ちているという、そうしたことでもっともっと条文を精査したり、そうしたこの自治法を定める意図をもっとくみ上げるような形できちっとやっていくべきだと、慌ててつくらないで、十分に検討をして、先ほど賛成討論の中では、いろいろな過程を経てきているから十分だというようにありますけれども、今現在、条文に示されていることからすると、どうしても不十分であると、それを解説で補うというようなそういう説明もあったんですが、それではやはり足りないと、条文が法律条例については生命であります。したがって、解釈でどうこうという問題ではないので、十分な検討をして条例を制定すべきだと。

 したがいまして、私は現在不十分な点のあるこの条例案については、反対をするものであります。

 以上です。



○議長(?昭次) ほかに討論ございますか。

     (発言する声なし)



○議長(?昭次) 討論なしと認めます。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、議案第3号 安曇野市自治基本条例を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

     (起立多数)



○議長(?昭次) 御着席ください。

 起立多数であります。

 よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。

 次に、ただいま議題となっております議案第1号、議案第2号、議案第4号から議案第9号までの以上8件については、期限までに討論の通告がありません。

 よって、これにて討論を終結いたします。

 次に、議題のうち、議案第1号 安曇野市庁舎建設基金条例を廃止する条例、議案第2号 安曇野市税条例等の一部を改正する条例、議案第4号 安曇野市高齢者集会施設条例の一部を改正する条例、議案第5号 安曇野市明科総合福祉センター条例の一部を改正する条例、議案第6号 安曇野市保健センター条例の一部を改正する条例、議案第7号 安曇野市介護保険支払準備基金条例の一部を改正する条例、議案第8号 安曇野市準用河川占用料条例、議案第9号 安曇野市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例、以上8件の議題を一括して採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

     (起立全員)



○議長(?昭次) 御着席ください。

 起立全員であります。

 よって、議案第1号、議案第2号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号は原案のとおり可決されました。

 次に、議題のうち議案第22号について審議いたします。

 初めに、議案第22号に対する修正案、民生費関係の審議を行います。

 これより質疑に入ります。

 修正案に対する質疑の通告がありますので、順次発言を許します。

 修正案について、質疑の通告者は3名でございます。

 初めに、6番、宮澤豊次議員、発言を許します。

 宮澤議員。



◆6番(宮澤豊次) 6番、宮澤豊次です。

 それでは、議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算修正案について質問をさせていただきます。

 老人保健センター機能を新しゃくなげの湯に移転できているのか検証を行い、必要な対応がとられた後でなければ解体工事は行えないので、平成29年度中に予算計上することは認められないとしておりますが、現在、老人保健センターは数々の要因により大きな不採算、赤字施設となっている状況であります。福祉機能を新しゃくなげの湯に移行したその検証の結果を分析し、当初策定した目標、目的に合致しないならば、一刻も早く合致させていく政策、戦略を組むことが正当の考えと考えております。

 そこで、私は3点についてお聞きいたします。

 まず、検証の必要性は理解できます。私も検証は当然と考えております。そこで改めてお聞きしますが、まず検証の目的は何なのか。そして、いつごろからどういう形で行うかという点であります。2点目は検証の結果についてですが、特に老人福祉面で検証するという説明が先ほどありましたけれども、検証してどのような形であれば予算計上ができ、またどのような形であれば予算計上ができないのかをお聞かせ願いたいと思います。

 3つ目の点につきましては、公共施設の再配置につきまして、これから長きにわたり全市で検討していかなければいけない問題でありますが、本件の解体工事をおくらせることにより、赤字が27年度はマイナス1,600万、28年度見込みにおきましてはマイナス2,100万、このままで推移していきますと、平成29年度見込みはマイナス2,300万というような状況で次第に赤字が増加してまいります。この赤字解消策を持っているのかどうか、この点についてどう考えているか、お聞きしたいと思います。

 以上3点、よろしくお願いします。



○議長(?昭次) 荻原議員。



◆15番(荻原勝昭) 15番、荻原です。

 質問いただきました3点についてお答えをいたします。

 検証の目的は何かということであります。これは一番は老人保健センターのそういう福祉機能が新しゃくなげの湯に機能として受け継がれているかという、そうした面からまずは利用状況を一番先に確認することだと思います。

 利用状況というのは、施設のお湯に入ったり、そしてまた休憩したり、そうした関係をきちっと捉えて、そして老人福祉というそうした観点から、新しゃくなげの湯がそれをしっかりと引き継いでいる状況にあるかという、そうした利用状況をしっかりと検証すると、そういうことであります。

 そしてまた、検証の結果どうするかということであります。これは福祉事業というそういう観点から見たときにどうなのかという、そうした総合的な検討をして、新しゃくなげの湯ではきっちりと機能を受け継いでいないとすれば、きちっとした事業の見直しをして、しかるべく検討をすべきだというように思います。

 それから、解体工事をおくらせることによっての赤字の増加ということでありますが、9月で一旦閉めます。したがいまして、行政のほうで年々の赤字、そしてまた維持費にどのくらい要るということで、最高2,000万ぐらいの計上がしてありましたけれども、そうした関係についてはストップでありますので、赤字が増加していくということにはなりません。そしてまた、公共施設の再配置ということでありますが、これはやはり市民福祉を推進していくと、そうした振興していくというそうした立場から再配置計画も検討すべきであるという観点からすれば、また別個いろいろと検討すべき事項になるというように思います。

 以上です。



○議長(?昭次) 宮澤議員、よろしいですか。

 次に、14番、小松洋一郎議員、発言を許します。

 小松洋一郎議員。



◆14番(小松洋一郎) 14番、小松洋一郎です。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算に対する修正案について質疑をします。

 まず、委員会において原案に対して賛成した議員が、予算修正案に賛同され記名されていると、こういった考え方、理由について1つお聞きします。

 それから、2つ目でございます。穂高老人保健センター機能が新しゃくなげの湯に移転できているのか検証が行われ、必要な対応がとられるまで延ばすということだと思いますけれども、その具体的な内容は今、宮澤議員の質疑からもわかりますが、いま一度御答弁いただければと思います。

 以上です。



○議長(?昭次) 荻原議員。



◆15番(荻原勝昭) 15番、荻原です。

 ただいま、2点の質問をいただきました。

 委員会の関係であります。これは委員会でいろいろと議論をし、初めから賛成だから、反対にはなり得ないとか、あるいは賛成だから、またその反対の立場はとり得ないといえば、いろいろと議論したりする、そういう価値というものがなくなってしまうんで、議論した末、総合的に判断してどうかということであります。そして、この委員について見れば、所管の関係で他の部の項の予算についても反対している、そういう状況もありまして、一旦反対しているということについては、この予算については全体的にも反対しているという、そうした立場にもなろうかと思います。

 したがいまして、この関係の1番については全く問題ないと、本会議において最終的な態度を決めるというのが、やはり私は議員のしかるべき立場であろうというように思います。

 2番目ですが、この老人保健センターの機能の関係の検証ということでは福祉事業というそういう観点から、福祉事業の中でも老人福祉という観点からきちっと検証してやるべきだと。老人保健センターの関係が振りかわるということで、入浴補助券の300円の割引券をことし3,900万の計上というようなことでありました。それまでは利用券という形で4枚ですけれども、これは790万ぐらいで予算化したりして、そして福祉の関係の中ではいろいろと考えてはいるわけですが、やはりきちっと検証した中で、老人保健センターの機能がきちっと引き継がれているか、今の利用者の人たちの立場からしてどうなのかということをきちっと検証すべきだと。行政のほうで考えた、あるいは言い分だけで全部を終わらせるというようなことでなくて、現場主義を標榜する市長の立場からしたら、必ず利用者からきちっと意見を聞いて、そうした願いの中で福祉事業の見直しということがあり得るだろうというように私は思いますので、今回、そのような答弁ということになりますが、よろしくお願いします。



○議長(?昭次) 小松議員、再質問。

 小松議員。



◆14番(小松洋一郎) 14番、小松洋一郎です。

 1つお聞きしますが、私は議会人としてのモラールをどのように考えているか、再度お聞きします。



○議長(?昭次) 荻原議員。



◆15番(荻原勝昭) 議会人としてのモラールは、やはり市民のためにどういう決定をするのが一番いいのかという、そういう観点からの判断をいろいろ議論を尽くす中で私は決定すべきだという、これが議会人としてのモラールだというように思います。

 市民のためにどうするのがいいかと、自分がどういう立場をとっているのがいいかではなくて、市民のためにどういう事業の決定をするのがいいかという、そういう考え方であります。

 以上です。



○議長(?昭次) よろしいですか。

 次に、19番、召田義人議員、発言を許します。

 召田議員。



◆19番(召田義人) 19番、召田です。

 老人保健センター解体工事に伴う修正案につきまして、発議者にお尋ねいたします。

 ただいま発議者のほうから9月30日まで営業するということでございますが、その後、大変古い建物でありますので、アスベスト等を調査すると思います。その後、解体の入札等を行いますが、お話聞きますと、穂高神社と有明山神社でトラブルがあったようにお聞きします。土地は有明神社のものでございますが、この辺の契約はどうなっているのかお尋ねいたします。



○議長(?昭次) 荻原議員。



◆15番(荻原勝昭) 15番、荻原です。

 有明山神社との関係は単年度契約で延長していくという、そうしたことであります。全然そうした解約の通告とか、そういうことがない限りは延長していくという、そういうことでありまして、今回も賃借料として借上料を予算化して計上してあります。こうした形で延長はずっと続くが、しかし、一応は単年度契約であるという、こういうことを行政のほうから聞きましたのでお伝えします。



○議長(?昭次) よろしいですか。

 以上で通告による質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 まず、修正案、民生費関係に反対の方の発言を許します。

 ありませんか。

 宮澤議員。



◆6番(宮澤豊次) 6番、宮澤豊次です。

 それでは、私は議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算のうち、穂高老人保健センター解体工事に係る予算を計上しない予算修正案についてに反対の立場から討論をいたします。

 昨年10月にオープンしました安曇野しゃくなげの湯は、日帰り天然温泉として順調なスタートを切り、毎日多くの来訪者でにぎわっていると伺っております。穂高老人保健センターのあり方や今後の方向性については、ここ数年間、行政、議会、地域の皆さん、そして市民の皆さんといろんな方面、角度から検討してまいりました。その結果、築後40年以上経過し、老朽化が進んでいることや管理経費の増加による大幅な不採算施設であることから、穂高老人保健センターの大きな役割である、高齢者や障がいを持つ方の温泉入浴施設機能や地域の交流の場とする機能などをできるだけ新しゃくなげの湯に移行する方向で決定し、新しゃくなげの湯が完成し、オープン後は解体ということで議決されております。

 昨年12月の議会における荻原議員の質問に対しまして、市長は次のように答弁されております。

 地元の区長や関係者との話し合いで新しゃくなげの湯が完成し、オープン後の6カ月ぐらいは閉鎖を延長してほしいと要望がありましたが、地元の利用されている方々のことを考慮し、行政側から閉鎖時期を新しゃくなげの湯がオープン後6カ月ではなく、1年間延長する優遇策を提唱しましたと述べられました。つまり新しゃくなげの湯がオープン後は、本来であれば6カ月で閉鎖するところを1年間に延長して地元の方々を主体に利用していただいている状況であります。安曇野市民全体のことを考え、今後は新設した安曇野しゃくなげの湯を大いに活用し、健康福祉に役立ててもらえばよいと考えております。

 穂高老人保健センターの解体につきましては、何年間にもわたり各関係機関において再三検討、議論し、結論を出したにもかかわらず、平成29年度における解体工事費の予算計上が不適とし、修正予算を提出することは全く論外であります。

 よって、穂高老人保健センター解体工事に係る予算を計上しない予算修正案には反対であります。

 以上です。



○議長(?昭次) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。

 小林議員。



◆21番(小林純子) 21番、小林です。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算に対する修正案、民生費の穂高老人保健センター解体工事に伴う修正案について、賛成の討論をいたします。

 廃止自体は、公共施設の統廃合の中で決まったことであるということでやむを得ないと思う気持ちの一方で、しゃくなげの湯に福祉の温泉としての機能が移転されたとは言いがたいこの状況、その検証はこれからではないかと思います。半年や1年で簡単にできることではないと思います。ことしの9月いっぱいの営業で、その後すぐに解体工事に入るという、そういう急ぐ必要もないですし、そういったことでは検証、分析も十分にできず、その後の対応が不十分になるおそれがあります。

 そもそも中房渓谷のと言うべきですね、中房渓谷の温泉を引湯して里で利用すると、こういうことで穂高町でこの事業が始まったとき、しゃくなげ荘とこちらの老人保健センターが最初の施設として長くこれまで愛されてきました。泉質もよく古い施設ではあっても、温泉銭湯のように週に2度、3度と気軽に利用され、大変喜ばれてきた施設です。

 検証といえば、この中で一番重要なのは老人福祉の観点だけでなく、健康増進という観点からこの温泉の利活用が健康増進、健康維持にどれだけ役立ってきたかというようなことまでの検証がなされるべきだと思います。

 安曇野市ではそういった調査はされておりませんけれども、ちょっと古いデータですけれども、国民健康保険中央会の全国調査では、温泉活用が進んでいる自治体では医療費が減少しているというデータがはっきりと出ております。こういったことからも、福祉の湯としての活用をまだまだ検討する余地があると思います。また、市が福祉の湯として継続維持し続けるのが困難であるというならば、民間事業者への無償譲渡とか、あるいは地域住民の方々などがそこに積極的にかかわって管理運営をしていくとか、あるいは、私としてはその本家本元の穂高温泉供給株式会社、そういった方々のお力もかりてさまざまな視点からこの施設の存続を考えるという、そういった検討も必要かと思いますので、本年度中の解体費用の計上、執行には反対ということで修正案に賛成をいたします。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

 小松議員。



◆14番(小松洋一郎) 14番、小松洋一郎です。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算に対する修正案、民生費、穂高老人保健センター解体工事に伴う修正案について反対の討論をいたします。

 先ほど来、議論は重要であるということは、そのとおりでございます。

 私は、議会という組織人は共通の目標のために誠意と節度を持って対応をしようという、こういう姿が必要ではないかというふうに思っております。それから、老人保健センター機能検証や必要な対応がとれていないということでございますけれども、私は老人保健センターの機能は、しゃくなげの湯に移転されていないということに伴い、しゃくなげの湯は構想時より非常に十分な検討をされてきたというふうに自負しております。

 言うなれば、しゃくなげの湯は一部の固定客が対象ではなくて、広く一般の人たちが利用できる福祉のためのしゃくなげ荘であったと思っておりますし、そういう意味でしゃくなげ荘は十分補完され、リカバリーされているものと考えております。当然、老人福祉には十分配慮されたものと理解しております。

 以上をもちまして、私は反対の討論といたします。

 以上です。



○議長(?昭次) ほかに討論はありますか。

 猪狩議員。



◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算に対する修正案、民生費、穂高老人保健センター解体工事に伴う修正案に賛成の立場で討論いたします。

 穂高老人保健センターは、地域住民の福祉の向上の観点から長年、地域住民の方に対してその役割を十分果たしてきています。良質な温泉にしかも安価で毎日のように気軽に利用できるこの場所は憩いと交流の場であり、ひとり暮らしの高齢者にとってはさまざまな情報を得る社会とつながった場所でもあります。

 高齢者がお元気でいられることは、介護保険や医療保険の給付の削減にも寄与していると考えます。ここは福祉的な面だけではなく、人間同士の交流を通じて文化的な暮らしをも育んでいた場所でもあり、単なる温泉施設ということにとどまらない性格の場所だと思っております。そうした意味も含んだ機能を新しゃくなげの湯があわせ持つ場所になるのか、それをしっかり検証した上で今後、どうするかを考えてもいいのではないかと思っています。

 以上、賛成討論といたします。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

     (発言する声なし)



○議長(?昭次) 討論なしと認めます。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、ただいま議題となっております議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算修正案、民生費関係を採決いたします。

 修正案に賛成の皆さんの起立を求めます。

     (起立少数)



○議長(?昭次) 御着席ください。

 起立少数であります。

 よって、修正案は否決されました。

 次に、議案第22号に対する修正案、教育費関係の審議を行います。

 これより質疑に入ります。

 修正案に対する質疑の通告がありますので、順次発言を許します。

 修正案について、質疑の通告者は9番、竹内秀太郎議員、発言を許します。

 竹内議員。



◆9番(竹内秀太郎) 9番、竹内秀太郎です。

 私は、議案第22号修正案について質問をさせていただきます。

 1つとして、議会でも同意してきた合併特例債の期限である平成32年度までに完成させることとの関連はどう考えているのでしょうか。よろしくお願いします。



○議長(?昭次) 増田議員。



◆8番(増田望三郎) 8番、増田です。質問にお答えします。

 ゼロから見直すべきだということを言っているわけでもありませんので、32年度までに完成できるようにということは、前提で考えております。

 少し申し述べますと、本来なら規模や使い勝手など、幅広く市民の意見を聞くアンケートやヒアリングをこれまでもそういった機会を持つべきだったわけですけれども、それをやらずにきて、38億円投げつけるというふうに進めてきたわけですね。

 当初案では8,450平米だったものが基本計画案、そして基本計画では7,300平米になりました。これは当初の38億円のうちの工事費を33億円、これを基本計画にあります10%の上昇を見込んだ平米単価45万円で割り返したら、7,300平米という数字が出てくるわけですけれども、まさに上限38億円というものがあって、この計画というものが進んできているのかなというふうに思います。

 それで、私はここで見直すべきだというのは、まさにその金額から面積を決めているということでいえば、38億円というのは私はずっと課題だということを言い続けておりまして、費用の部分についてもう一度見直すということで、十分32年度までにはつくれるようなもの、その検討はできるのかなというふうに思っています。



○議長(?昭次) 竹内議員、再質問ありますか。

 竹内議員。



◆9番(竹内秀太郎) 竹内です。再度お伺いいたします。

 今回提案されている予算は、基本設計の作成、測量、地質調査などに要する費用です。基本設計の内容を市民、議会、行政で検討して、最終的な方向を見きわめるための予算だと考えていますが、いかがでしょうか。

 今回、この予算を廃止して基本設計の内容を再検討する必要があると言っていますが、行政の基本計画により早急に整備してほしいという内容の陳情も4件ほどあり、議会は採択してきました。また、議会は38億円を上限に整備する方向に同意してきました。この点について、どのようにお考えでしょうか。



○議長(?昭次) 増田議員。



◆8番(増田望三郎) 8番、増田です。

 市民と行政と議会とが十分に議論してきたということを最初におっしゃったわけですけれども、私、市民についての意見、民意というのをしっかり酌み切れたとは思っておりません。

 それと早期につくってほしいという陳情についてですけれども、これについては、陳情の意を特例債の期限内、32年度内につくるということでいけるというふうに判断しています。

 もう一つ、議会のほうで38億円を上限としという提言を出しているんじゃないかという御質問ですけれども、今、提言書を見ているんですけれども、合意された意見ということでは維持管理費、施設整備費については、今後の財政状況や将来負担を考えできる限り圧縮するよう検討を望むと、これは合意された意見ということなんですね。

 その次に個別の意見として、総事業費については38億円を上限としというふうにありまして、内容としては圧縮という点では同じとも言えますし、またこれは微妙なところでして、本当に圧縮に向けて検討されているべきところを38億円を上限としとすることで、やはり38億円ありきの計画になってしまっているのではないかなというのが私の考えです。

 以上です。



○議長(?昭次) 竹内議員。



◆9番(竹内秀太郎) 竹内です。

 今、増田議員、ちょっと捉え方が違っておったと思いますが、私は市民、議会、行政が基本計画について十分検討してきたと、こういうことを言ったんではなくて、今予算に計上されている基本設計を行い、その内容を見てさらに市民、議会、行政が検討をしていくと、そして最終的な方向を見きわめるための予算であるから、これは必要な予算ではないだろうかと、こういうことを言ったわけです。

 以上です。



○議長(?昭次) 増田議員、答弁ありますか。

 増田議員。



◆8番(増田望三郎) 8番、増田です。

 竹内議員のおっしゃる意味はわかります。しかし、私としては、この計画に基づいてもう既にその既定事実をつくって進めていくということではなくて、これまでの過去の実例を見ましても、一たび基本計画として決まったものがどれだけ市民や何らかのやりとりの中で改善されていったのか、変わっていったのかということについては、余り私は実例を知りませんので、これについては、そこに入る前にもう一度立ちどまるべきだというふうに考えています。

 以上です。



○議長(?昭次) 以上で通告による質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 まず、修正案、教育費関係に反対の方の発言を許します。

 内川議員。



◆17番(内川集雄) 17番、内川です。

 私は、今回の議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算、教育費の予算修正案に反対の立場から発言をさせていただきます。

 先ほど質疑の中でもお答え聞いておりました。私としては、これはちょっとどうなんだろうという気持ちがあります。そして、修正案の修正をする理由の中に、平成28年12月定例会で採択された陳情の趣旨を反映したものではないためということになっております。

 しかし、私としては安曇野市議会として議論を重ね、1月20日に市長に対して議長名で安曇野市新総合体育館建設について提言を提出しております。恐らく皆さん、お手元に持っていると思いますが、28議会Rア−5第4号、これです。これをしっかり皆さん見ていただいていると思います。したがって、私はこのように提出して、行政のほうでしっかり新総合体育館整備基本計画は議会の意見に対して沿った内容だと、私は理解をしております。

 当初8,450平米、それが7,300まで減ってきたわけです。そして、事業費38億円ということになっているわけです。ですが、この修正案の中で、もしそうしたら、これよりもっと減らせというんだったら、しっかり自分たちでこのような図面を書いてきてこのように減ったと。ですから、このように対応しなさいというのが私は筋だと思います。

 私の考えですが、議会の提言にもあるように合併特例債発行期限までに完成するためにも必要な予算と考えるわけです。議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算修正案に対して反対をするわけです。

 つけ加えておきます。12月定例会では議案第12号、第13号、第14号、第15号、第16号とみんな採択をされました。この修正案は恐らくこの14号の意見に沿ったものだと思います。あとは早期に整備をしてくださいという願いです。この議場の皆さん採択しているんですよね。ですから、この願意を私たちは採択した以上は早く整備してあげなければいけない、そういうふうに思っています。ですから、私として、今、反対につけ加えさせていただきました。

 以上です。



○議長(?昭次) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。

 ありませんか。

 小林議員。



◆21番(小林純子) 21番、小林です。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算修正案、教育費・新体育館建設関係に対する修正案に対する賛成討論をいたします。

 まず、最初に念押ししておきますが、今回の予算修正は新体育館建設そのものを否定するものではありません。これからの安曇野市を考えたときに、市民にとって必要とされる施設規模と、安曇野市の財政の将来に不安を残さない整備費用という観点から再検討が必要だと考えた、そういった方向での修正案です。

 とりわけ財政面からの再検討が重要だと考えます。今、進もうとしている計画では、完成後の維持管理費年間6,300万円余り、そして、毎年の返済費用は5,450万円と聞いています。合計1億2,000万円近く20年間にわたって市は負担することになります。本当に不安はないのでしょうか。

 市長は、合併特例債事業とすることで将来負担の抑制が図られると繰り返し説明してこられました。合併特例債や補助金に頼らないほうがいいといっても、安曇野市が使わなければほかが使うだけだと、こういう議員もいらっしゃいました。財政部長も借入金や公債費という数値は確かに増加をしているが制度上、交付税による財源補填を受けることによって、市の負担は少なく抑えられていると解説します。

 合併特例債のように元利償還金の70%が交付税算入されるものや、臨時財政対策債のように100%交付税算入される借金もあるのだから、市の借金が全部で871億円あるといっても驚くには当たらないと力説する議員もいらっしゃいます。

 しかし、本当にそういう発想や考え方でいいのでしょうか。なぜ合併特例債の制度ができたのか、なぜ臨時財政対策債は100%交付税算入されるのか。これを冷静に考えてみれば、決して歓迎すべきものではありません。地方自治体の財政では、借金は収入だという意識が強いように思っていますけれども、借金にも資産形成のためのローンと借金のための借金であるキャッシングというのがあります。臨時財政対策債は、いわば生活費が足りなくてキャッシングを繰り返しているようなものです。

 そんな苦しい家計であっても、家を建てたいと思えば、できるだけ有利なローンを組もうとするわけですが、それは所詮無理な話です。私たちは既にゼロ成長の時代を迎えています。高度成長やバブル経済を経て税収や給料がふえることになれ、それを前提に考えていては将来を誤ります。

 市長は、この3月定例会の中でいみじくもおっしゃいました。政策的な判断は議会や市民の皆様の声は聞くけれども、あれもこれも全てやっていけるわけではないと、そういう時代ではないよというような内容の答弁をされております。市民の要望を全てかなえることはできないと、こうおっしゃいました。

 こういうことで、そもそも38億円と言われている新体育館建設に関するこの計画ですけれども、そもそもが前提となる安曇野市の財政の将来には不安はないということではなくて、非常に不安が大きいということをもう一度考えていただき、ここで施設の規模、そして当然ながら予算の規模、再検討をし、基本計画を見直したところで再スタートするのがよいと考え、本修正案に賛成いたします。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

 竹内議員。



◆9番(竹内秀太郎) 9番、竹内です。

 議案第22号修正案、体育館関係について、反対する立場で討論をさせていただきます。

 先ほども質疑で申し上げましたけれども、今まで長い時間、基本計画について検討してきました。この間、いろいろな意見がありました。そうした中でまとめ上げた計画に基づいて基本設計を行い、具体的な図面などを見る中で、次のステップとして具体的な検討に入るべきと考えます。そして、そういう中で再度また市民、議会、行政、それぞれがその内容について検討し、よりよいものにしていくと、こういう前向きな議論がやはり必要であろうと、こういうように考えます。

 先ほど提案者から基本設計を行うと、既定の事実になるから反対だと。過去にもそういう例があったかのお話もありましたが、今回は行政からこの事業費の上限を38億円以内にすると、こういうお話を再三お聞きしているわけですので、これは一つの設計によってその内容を既定事実にすると、そういうことにはならないと思います。基本設計の内容を見て、そしてみんなで考える、その材料を提供してくれる、そういう予算だと、私は理解をいたします。

 それから、社会施設整備につきましては、これは学校にしろ、あるいは体育館のようなもの、こういう民間ではなかなかでき得ない、そういう社会資本の整備についてはお金をかけたら、それ以上の効果を上げることが重要であって、そういうことにこれから我々、それから市民の皆さん方も考えていくと、そういうことをしていかないと、将来のまちづくりというものはどんどん尻つぼみをしてしまうと、そういうように考えます。

 そういうことで、私は早急にやはり次のステップである基本設計を行い、それに基づいてさらに検討する、そういう段階に来ておると、こう考えますので、修正案には反対をいたします。

 以上です。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

 猪狩議員。



◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩です。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算、教育費・社会体育施設整備費の修正案に対して賛成の立場で討論をいたします。

 私は、一般質問でも体育館建設については質問をさせていただきました。その中で、安曇野市公共施設評価専門委員会が出された答申について紹介をいたしました。ここでまた改めて紹介をしたいと思います。

 安曇野市公共施設再配置計画策定に係る基本方針の調査、検討について、これは平成27年2月4日に答申が出されています。この中のはじめにという中では、老朽化が進む公共施設の更新予測、厳しさが増すと予測される財政状況、少子・高齢化、人口減少傾向などを踏まえ、市が公共施設をどのような判断で維持していくかは大変難しい課題です。ちょっと中略します。公共施設の再配置を具体的に検討する際には、地域住民の意見を十分聞く合意づくりが最も必要ですとも書かれています。

 この公共施設再配置計画策定に向けての項では、どのようなまちづくりをしていくのかという市の将来像を明確にする必要があるとして、まちづくりの方向性について市民の皆さんと共有してくださいとも記してあります。そして、財政シミュレーション等の結果、教育施設も含めた全ての施設を対象にしないと財政目標に達しないことがわかり、教育施設も含めた検討を行いましたというふうにあります。ここでは、もう教育施設も例外ではないことを記しています。

 まだまだ言いたいんですけれども、これもちょっと紹介したいと思います。平成29年2月に出された安曇野市公共施設等総合管理計画、これも一般質問で紹介しましたけれども、あえてまたここで強調したいので、紹介をさせていただきます。この中では、財政状況について次のように述べています。

 地方交付税が平成28年度以降、段階的に縮減されます。さらに、生産年齢人口の減少により、自然収入と一般財源の大幅な増加は期待できません。中略。少子・高齢化に伴う扶助費等の義務的経費が増加していくものと考えられ、現在のサービス水準を維持していくためには、公共施設の更新や維持管理のための予算を可能な限り縮減していく必要があります。

 さらに、公共施設については次のように述べています。安曇野市公共施設再配置計画基本方針に基づき施設の数、規模ともに圧縮しながらというふうに書かれてあり、施設によっては既に策定している各計画を基本としながら本計画との整合性を図って、施設の利用状況に応じて見直しをしていくと書かれています。確かに公共スポーツ施設整備計画は既に策定はされていますけれども、この新総合体育館だけが特別なもので、例外的なものであっていいのでしょうか。この体育館つくれば、維持管理費もかかってくるわけで、新総合体育館も年間6,300万円程度維持費がかかるということです。今後、財政運営も厳しくなることを市も認めているわけです。

 この安曇野市公共施設等総合管理計画に沿って、そして、またいま一度市民の声に耳を傾け、見直すべきではないでしょうか。

 以上をもって、反対討論といたします。



○議長(?昭次) 今、反対討論と申しましたけれども……。

 猪狩議員。



◆16番(猪狩久美子) 訂正いたします。

 以上をもって、賛成討論といたします。失礼いたしました。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

     (発言する声なし)



○議長(?昭次) 討論なしと認めます。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、ただいま議題となっております議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算修正案、教育費関係を採決いたします。

 修正案に賛成の皆さんの起立を求めます。

     (起立少数)



○議長(?昭次) 御着席ください。

 起立少数であります。

 よって、修正案は否決されました。

 次に、議案第22号の原案の審議をいたします。

 これより質疑に入るのでありますが、期限までに原案に対する質疑の通告がありません。

 よって、これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論を行い、採決いたします。

 議案第22号について、討論に入ります。

 反対討論の通告がありますので、発言を許します。

 4番、井出勝正議員。

 井出議員。



◆4番(井出勝正) 4番、井出です。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算に反対の立場で討論に参加いたします。

 大切な税金を市民の命や暮らし、福祉の向上のために執行しようとする予算編成であり、その中には住ま居る応援制度など当市議団提案し、地域循環型経済の施策として高い経済効果があるということを認められた施策など、あるいはまた昨年設けられました高校、大学入学時の貸付金制度、不十分とはいえ、経済的困窮世帯、こういう世帯や子供たちを励ます予算が盛り込まれていることを大きく評価するものです。

 しかし、市長がみずから行った29年度予算についての記者会見では、税収、歳入に見合った歳出予算でなく、合併時の優遇交付税措置がいよいよ減額になっていく、本年度は8億5,000万円削られる、そういう状況や公債費など不足分を財政調整基金や地方債の借入金で賄う、そのような返済になっていると言われました。

 一方で、市民の生活が大変になっていることは明らかです。市長みずから右肩上がりの税収増は望めない、そういう状況になっていると発言され、市の財政が決して豊かではない厳しい財政状況にあるということを説明されました。歳入に見合った歳出の予算編成になるよう自主財源、本当にどういうところから捻出し、これを広げていくかということがいよいよ大事になってきている29年度予算ではないかというふうに思います。

 個々の施策では、例えばマイナンバー制度普及率、わずかに7%台ということです。一部には国の政策だからという甘受せざるを得ない、こういう発言もありますけれども、実際にどうでしょうか。情報漏えいやプライバシーの保護の問題、あるいはまた国の土台ともいうべき中小企業の皆さん、小売業の皆さん、こういう方々との経営がこのマイナンバー制度で危うくなっていくような危惧、そういうものを表明されています。

 本日の報道でもそのような立場、反映されているのでしょう。基礎年金の情報交換、こういうところが16年1月からさらに延期されていますが、これが大幅に延期されようとしています。健康保険の運用の問題でも7月に運用、これも大幅に延期されてコスト高、これを何とかしなければいけない、見直しの方向も国のほうが打ち出している状況です。

 さらにまた市長は、健康長寿日本一、子育て支援、まちづくり、こういうものを目指すというふうにおっしゃられております。個々の政策には共感すべきものが多々あるわけですが、例えば職員の皆さんの中の保育士さんを取り上げただけでも臨時職員、大きいわけです。こういう職員、さらにまた長寿のまちづくりということになりますと、この施策の中でも保健師を初め専門的な知識や経年的に見ていかなければならない職種が多く含まれています。その多くの部分が非正規雇用の皆さんで支えられているわけです。このような職員を正規職員に変えていく、そういう予算編成なされなければならないというふうに考えるものです。

 正規職員になり、身分が安定し、それこそ市長が記者会見で言いましたように、市民生活の向上のためにこの税金、どういうふうに使うんだということで、身分安定の中で豊かな発想や考え、取り組み、そういうものが生まれてくるということを確信するものです。しかも職員の皆さんは、市のとても大事な財産であり、そして大切な納税者になっていくわけです。こういう点で、予算編成考えていくべきではないでしょうか。

 今、総合体育館の問題、修正案出されましたが、残念ながら可決には至りませんでした。私どもが採択した陳情の中には、縮小や規模見直し、こういう陳情も採択されておりました。

 市長は38億円以内で建設するということを言ってまいりましたが、本日の議会の冒頭でもありましたように、先ごろ出された実施計画の中では39億6,176万4,000円、こういう数字が計上されておりました。これは残念ながら、ビジョンについての部局間での意思統一、こういう見直し、そういうものがなされなかった結果ではないでしょうか。その一端が公式な文書の中に数字としてあらわれてしまったのではないでしょうか。これに対して市民が財政は大丈夫なのかなという不安を抱くのは当然ではないでしょうか。市民のアンケートによれば、これは政策部のほうから報告されたものですけれども、9割近い皆さんが安曇野市で生きていきたい、安曇野市を評価するという方向が出されています。残念ながら、それに対して老後、将来が不安という方々は合わせますと、7割を迎えるような数字になっているわけです。そういう立場からも財政見直していく必要があると思います。

 さらに三郷トマト菜園民間譲渡に関してエア・ウォーターという大きな会社、幅広い活動をしております。営業利益も上がっております。確かに指定管理の期間が10年間あり、その5年間保障していくということですが、こういう利益が上がっている大企業に財政の厳しい当市がこの補助金を出していかなければいけないのでしょうか。こういう点についても、問題を感じるものです。

 さらにまた、コンパクトシティにつながるような立地適正化にかかわる予算も組まれております。当市は5カ町村対等合併で発足しました。駅前等を中心とした商店街、こういうところで発展してきてまいりましたが、過疎化現象、人口減、こういう中で新たな取り組みをしていかなければならない状況もわかります。市長は記者会見の中で、先進事例に学んで、それに付加して組み立てていくことを提案されておりました。コンパクトシティの取り組みでは、全国的には失敗例も多々あります。商業施設誘致したけれども、閉鎖に追い込まれて撤退、こういう状況もあるわけです。

 こういう失敗例やあるいは一部の成功例にきちんと学んでどうあるべきか。先ほどのアンケートでも、当市の売りであるのは安曇野の自然、田園風景、こういうものが筆頭に挙げられております。そういうところを守っていくためにも、真剣に策を練っていく状況にあろうかと思います。そういう点では、第2次総合計画かかわる予算、指摘もありましたけれども、600万円ほどです。これで本当にいいのかなと、もっと予算ふやすべきではないか、そんなことも考えながら、以上の諸点を述べまして、29年度一般会計予算に反対するものです。



○議長(?昭次) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。

 山田議員。



◆12番(山田幸与) 12番、山田幸与でございます。

 私は、平成29年度一般会計当初予算について賛成の立場で討論をいたします。

 本議会で提出された平成29年度一般会計当初予算は、第1次総合計画の最終年度を迎え、市が目指す将来都市像の実現に向けた事業や、安曇野市まち・ひと・しごと創生総合戦略事業の数値目標を達成するための施策が予算化されており、殊に健康づくり、子育て支援、教育面での充実が図られております。

 これら市の重点施策の継続を確保するとともに、市歌体操などを通じた健康づくり事業を取り入れ、しゃくなげの湯など市内温泉での利用可能な入浴割引券の配布など、健康寿命日本一の安曇野を目指すための新たな事業への取り組みもございます。また、教育分野においては、中学校の情報教育推進のため電子黒板などの導入経費が盛り込まれており、これらのことから生徒の学力向上が大いに期待をされるところでございます。また、高校、大学等への進学時の経済的な負担を支援するための入学準備金貸し付けなど、まさに時宜を得た市民ニーズにかかわる対応でございます。

 一方で、普通交付税の段階的な減額が始まっております。今後も計画事業が実施される中で行政の効率化を図り、さまざまな経費の削減に取り組み、財源の確保を図るとのことであります。

 私の一般質問でも平成29年度予算編成の中で取り組めたこと、これから取り組むことなどなど今後の課題もあるわけでございますが、改革すべき点については、我々の期待に応えていただけるものと判断する中で、本予算案は安曇野市を次代へつなげていく予算と考えます。

 したがって、私は平成29年度一般会計予算について賛成するものでございます。

 以上でございます。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

 藤原議員。



◆24番(藤原陽子) 24番、藤原です。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算、原案に賛成の立場で討論いたします。

 ただいまの井出議員の最後の立地適正化計画につきましての原案の賛成討論をさせていただきます。

 この立地適正化計画は28年度の新規事業として取り組んでおります。明科に特化をするということではなく、これから確実に人口減少、少子・高齢化の時代がという問題が待ち構えています。既に人口減少が安曇野市では進んできております。今後、経済や社会情勢も変化していくというふうに思われますが、高齢者にとっても、子育て世代にとっても、居住環境の向上等を図りながら、本当に安心して暮らせるように利便性を高くするというようなことで生活に必要な機能や、また地域の活力を維持すること、これを持続可能にすることがコンパクトシティの目的というふうに思っております。医療や福祉、または公共交通、都市機能、それを誘導しなければいけないというようなことも今後、含まれてきますが、それは当然のことというふうに思います。

 しかしながら、さまざまな人々の生き方の多様化を否定するものではありませんし、全ての人を中心市街地に集めようとすることでもありません。もっと広がりを持ったネットワーク型のコンパクトシティが想定されます。

 また、財政負担の軽減や行政の効率化、それだけではありません。失敗例は先ほど議員のほうからおっしゃいましたが、確かにあったかもしれません。郊外へのそれは拡大を抑制するというようなことなのかなというふうに私は理解しておりますが、それと同時に中心市街地の活性化もまた同時に図られていくというようなことでありますので、メリット、デメリット、本当にこれから試行錯誤しながら、どの自治体も進めようとしています。

 しかしながら、今後、高齢化に向けて都市機能の高度化、これを進める上で絶対に成し遂げていかなければいけない事業であるというふうに認識をしております。さらに、安曇野市は防災機能を確保するまちづくりのために、この立地適正化計画を策定するというふうにうたっておりますので、必要な事業であるというふうに思います。

 以上、原案に賛成討論といたします。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

 松澤議員。



◆20番(松澤好哲) 20番、松澤です。

 29年度の予算は、予算支出とも413億7,000万円になるわけです。市税が115億8,000万、地方交付税が100億、これで215億8,000万になるわけですが、この地方交付税も昨年に比べて段階補正でありますので、8億円減少しています。そして、国庫からの支出が40億9,000万、県支出が23億7,000万、278億3,000万円になるわけですが、足りない80億4,000万をどうしていくかということであります。

 そして、これは市債で53億8,400万借りるわけですね。そして、今までの借金のほぼ返還に53億6,400万、いつもだったらもっと浮くわけですが、借りた金をほかに使えるように、2,000万しか今回ないんですね。そして、市長が答弁や何かで述べている、厳しい財政、厳しい財政と、福祉や子育てというところになると、厳しい財政になるわけですが、最も29年度は厳しい財政、全体見て言わざるを得ません。そして、財政計画は34年までしかない。じゃ、35年からどうするんだと、この体育館の問題もありますけれども、20年度借りるわけですよ、38億にしても。こういう計画のなさの問題が非常に大きい。そして、起債だけ見ましても、一般会計で432億円、水道で70億円、下水道で328億円、831億円の借金を抱えた安曇野財政であることは間違いありません。これは皆さんからのデータです。

 そういう中で、私1つだけ、一般質問でも述べましたけれども、安曇野市の財政、いわゆる今言いました市民税、それから法人税、どう入ってくるのかということです。私は自主財源の問題をずっと唱えてきましたけれども、40%台から上がらない。依存財源が6割という状況です。

 そして、法人税の問題も改めて言いますけれども、データが出たわけです。先日いただきました基本構想の評価の問題で、何と安曇野市の法人の中の資本金が1,000万、そして従業員50人以下が72%になるわけですが、そしてこの皆さんにアンケートをしているわけです。2万9,268件に発送し、回収が1万2,351件、回収率42%のデータが出ているわけですが、会社が何と安曇野市の場合には「事業継承をしていく予定」が39.3%です。そして、「まだ決めていない」が42.7%ですけれども、「廃業を検討している」のが16.3%です。そして、その多くが安曇野市での事業の将来性がないというぐあいに言っているんです。そして、後継者がいない問題も含めてこういう状況です。法人税が入ってくる、ここにあるからこそ、市民税と法人税で安曇野市の半分支えているわけですよ、こういう状況です。

 このアンケートを見ても、さきほどの方も言いましたけれども、自然環境がいいというだけでなくて、ささやかでも安定した暮らしができるまちづくり、断トツトップですよ、44%、あと次は17%ですから、こういうまちづくりを市民が望んでおります。

 私どもも今、裏打ちをするようアンケートをとっているわけですが、私たちのアンケートはこれからもう少し集まってきますので、発表しますけれども、税金の無駄遣いをなくすこと、断トツです、93%ですよ、集まってきているアンケートでは、まだまだこれから集約される。そうすると、こういう状況から見て体育館建設どころじゃないんじゃないかと。法人税が入ってくる、安曇野市税と同じぐらい、半分入ってくるんですから、ここが不安な状況です。

 そういう中で、今回のこの413億の中でもこの企業に……、企業はなぜかというと、高校までいろんな事業をしていても、大学行く、東京出ていったら帰って来れない。帰って来れない原因は、ここに会社がないからです。帰ってきたくても、会社がないから来れない。しかも、ここにある会社が今、こういう状況ですよ。これは先日、部長から出された市のアンケートのデータですよ。

 こういう状況に今回の29年度の予算はどれだけメスを入れているんだろうか。金額的には農林で20億、商工で20億、土木で52億、約100億を積んでいます。しかし、今ある企業を育て、そしてここで働いてもらうために新しい企業を呼び込む理由とかどうでしょう。一番筆頭の大きなお金は制度資金貸し付け9億ですよ。この皆さんの中から出されている、まとめてされていますけれども、活力あふれるまちづくりの大きな事業の中で、こういうことにきちっとされていない。これ今回言うわけじゃないんです、ずっとこの点も言ってきました。自主財源を確保して、ここで働いていく場所がなければどんどん高齢化していってしまう。安曇野市は未来ないじゃないか、だからビジョンを出しなさいよ。私たちは財政の2つの点、財政確保のビジョン出しました。これは余り検討されていないようですけれども、一部はしていますけれども。こういう情勢、しかも先ほど言いましたように、自主財源50%以下で40%台で上がってこない、こういう状況です。そしてまた、健全財政の問題も出しておきましたけれども、これが本当に健全財政になっているんだろうか。健全財政は自主財源確保にもつながっていくわけです。こういう予算で本当に未来があるのかという点を感ずるだけでなくて、このデータです。

 そういう意味で、市民にもっとシフトする予算に変えていかなければならない。そして、ここで仕事ができる安曇野市にしていかなければならない、こういう点からして、この29年度の一般会計の予算には賛成しかねません。

 以上をもちまして、討論とします。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

 平林議員。



◆13番(平林明) 13番、平林 明です。

 議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算に対し、賛成の立場から討論いたします。

 宮澤市長は、今議会開会日の挨拶で、平成29年度は第1次総合計画の最終年であり、また、総仕上げの年であることから、北アルプスに育まれ、ともに響き合う田園産業都市安曇野の実現と、少子・高齢化社会の中でも、将来にわたって持続発展する安曇野市を目指し、後期基本計画や総合戦略に掲げた政策指標である目標値の達成に向けて全力で取り組むと表明されました。また、市長は、就任当初から負担や課題を次世代に先送りしないことを実践し、課題解決に努めてきた実績があります。

 2月23日、24日に行われた議会全員協議会各部局の予算説明、その後の各常任委員会での予算審議などから29年度一般会計予算は、地域の均衡がある発展と住民福祉の充実、健康づくり、子育て支援、市内経済の活性化と雇用の創出等に力点を置くとともに、地方交付税の減額に対応した行政のスリム化についても進めているものであると考えます。

 中でも、地方創生の実現と健康寿命日本一を目指すため、引き続き行政サービスの質の向上と業務効率の改善に努めた内容であり、健康寿命日本一を目指した取り組みに力を入れ、高齢者の健康づくり、生きがいづくりの一環として入浴料金割引券交付事業が開始されます。

 そのほか、母子・子育て相談事業や産後ケア事業の導入などの子育て支援の充実、防災用品購入補助事業の復活、自主防災組織活動への防災活動支援補助金の改善、耐震改修工事に対する補助額の上限の引き上げ60万円から100万円などなど、市民の安全・安心につながる予算の充実も図られております。

 安曇野市の懸案事項であります体育館建設、再配置計画などについては、市民の意見などを踏まえた中で進めるものであり、市民の負託に応えていくための予算であります。第2次の総合計画策定に向け、施策の継続と拡充を図りながら、安曇野市に対する現在の愛着度9割がより高まるよう期待し、私たちも率先して取り組んでいくことを申し添え、賛成の討論といたします。

 以上です。



○議長(?昭次) ほかに討論はありますか。

     (発言する声なし)



○議長(?昭次) 討論なしと認めます。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、議案第22号 平成29年度安曇野市一般会計予算を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

     (起立多数)



○議長(?昭次) 御着席ください。

 起立多数であります。

 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。

 次に、議題のうち議案第23号から議案第34号までの以上12件の予算議案については一括して審議いたします。

 これより質疑に入るのでありますが、期限までに委員会審査報告に対する質疑の通告がありません。

 よって、これをもって質疑を終結いたします。

 これより順次討論を行い、採決いたします。

 初めに、議題のうち議案第23号に反対討論の通告がありますので、発言を許します。

 16番、猪狩久美子議員。

 猪狩議員。



◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。

 議案第23号 平成29年度安曇野市国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論をいたします。

 国保の加入者の状況を見ますと、年金暮らしで年齢が高い層の方たち、医療水準が高い方たち、所得水準が低い層など、こういった方たちが多くを占めています。国保の財政運営の厳しさは国保が抱えているこうした構造的な問題にあると思います。

 安曇野市でも、国保加入者のうち所得200万円以下の被保険者数、これは通告書では「世帯」と書きましたけれども、誤りで正しくは「被保険者数」です。被保険者数は9割に上り、この中には子供さんも含まれていますけれども、加入世帯の約5割が何らかの軽減を受けているような現状です。市民の方からは、国保税が高いとの声が寄せられ、そうした声を毎回届けてきました。

 この間、7年間は続けて値上げせずにきたことは大変評価します。しかし、これまでの決算内容を見ますと、基金残高は高額で推移してきています。平成27年度決算も約6億9,000万円となっています。平成28年度決算では、この金額より下がる見込みだというふうにお聞きしていますけれども、29年度の予算を見ますと、基金積立金が1億円、予備費が1億5,000万円が盛り込まれており、国保加入者1世帯1万円の引き下げは十分できます。国保税が高くて支払いが大変だ、引き下げてほしい、こうした市民の切実な声を反映した予算にはなっていないために反対をいたします。

 以上で反対討論といたします。



○議長(?昭次) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。

 一志議員。



◆5番(一志信一郎) 5番、一志信一郎です。

 議案第23号 平成29年度安曇野市国民健康保険特別会計予算に賛成の立場で討論します。

 急速に高齢化が進む中、高齢者の大半の人が慢性疾病を抱えて暮らす社会になると言われています。今回の予算では医療費の適正化に向け、医療機関と連携した重症化予防の取り組みを推進しています。特に、生活習慣病が国民医療費の約3割を占めると言われています。その予防を目的とした特定健診事業では、受診率向上を図るための未受診者対策費用を含めて1億8,700万円余、また、新年度からの新規事業では重複等受診者訪問指導事業94万円余で、同じ病名で同時に複数の医療機関を受診している方などに対して保健師等が訪問して、本人または家族へ適正な受診方法のアドバイス、健康管理に関する生活指導等を実施することにより、疾病の早期回復と医療給付の適正化を図る取り組みが積極的に取り入れられています。

 よって、私はこの予算に賛成いたします。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

     (発言する声なし)



○議長(?昭次) 討論なしと認めます。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、議案第23号 平成29年度安曇野市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

     (起立多数)



○議長(?昭次) 御着席ください。

 起立多数であります。

 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。

 次に、議題のうち議案第25号に反対討論の通告がありますので、発言を許します。

 16番、猪狩久美子議員。

 猪狩議員。



◆16番(猪狩久美子) 16番、猪狩久美子です。

 議案第25号 平成29年度安曇野市介護保険特別会計予算に反対の立場で討論をいたします。

 この4月から始まる介護予防・日常生活支援総合事業、いわゆる総合事業ですが、国のガイドラインを見てみますと、1つには、住民主体の多様なサービスの充実による要支援者の状態に応じた住民主体のサービス利用促進。2つ目には、高齢者の社会参加の促進や介護予防のための事業の充実によって認定に至らない高齢者の増加を目指す。3番目として、効果的な介護予防ケアマネジメントと自立支援に向けたサービス実施によって重度化を防ぐとし、これらの結果、費用の効率化が図られることを目指すとしています。

 つまりこれは住民主体の低廉なサービスの利用普及を図ることや要介護認定を受けない人をふやすこと。そして、自立の促進というのは、介護サービスからの卒業を進めていく、こういったことをガイドラインでは示しているわけです。利用者の方にとって、介護サービスを受けるということは、その人らしい暮らしを支えていく権利です。しかし、こうしたガイドラインで示されている内容では、必要な介護サービスも制限されかねません。

 今、市内では地域の介護サービスを担ってきた複数の事業所が介護報酬の引き下げや人材不足などから運営が立ち行かなくなっています。こういったところを利用されている利用者さんの家族からは、認知症を患っているためにあちこちの施設から断られ、ようやく利用できた施設なのに閉じてしまうと言われてしまった。本当に途方に暮れているんだということをお話しされました。

 また、ある事業者の方は、職員増についてこんなふうにおっしゃっていました。幾ら資格だけがあってもだめなんだと。介護という仕事に対して、また利用者さんに対して真摯に向き合う姿勢が大事なんだよ、これは人なんだよ、人が大事なんだということをおっしゃっていました。そうした求めている人材が集まってこない、こういう現実が起こっています。やむなく施設を閉めざるを得ない、こういった状況になっています。利用者にとっても、事業者やまた介護労働者にとっても、この制度の改正、私は改悪と思っていますけれども、この総合事業を含めた改悪は、福祉の現場に混乱と矛盾をもたらすものです。公的な介護保障を土台から大きく変えてしまうような、このようなやり方に反対するものです。

 以上、反対討論といたします。



○議長(?昭次) 次に、原案に賛成の討論はありませんか。

 竹内議員。



◆9番(竹内秀太郎) 9番、竹内秀太郎です。

 私は、議案第25号 平成29年度安曇野市介護保険特別会計予算に賛成する立場で討論いたします。

 初めに、今、猪狩議員は反対討論発言の中で、あるいはその通告書の中で、介護事業をどう守り、発展させていくのか見えてこないので反対するとしていますが、予算のどこをどのようにしたら介護に携わる関係者、利用者や家族の不安をなくし、介護事業を守り、発展させていくことができるのか、どう考えているのか、代替案の提案もなくわかりません。もし猪狩議員に賛同して議案第25号の予算を反対したらどうなるでしょう。介護に携わる関係者、利用者や家族は大パニックに陥ってしまいます。そのような無責任なことは到底できません。そのことを申し上げた上で、議案第25号に賛成する理由について申し上げます。

 一言で言うと、今、市ができ得る最善の予算だと考え、賛成いたします。

 次、今、市ができ得る最善という点について説明申し上げます。

 介護保険制度は、介護が必要な人を社会保険の仕組みによって、社会全体で支える制度として2000年4月にスタートいたしました。いわゆる互助の精神に基づいて生まれた制度です。

 介護保険制度の財源は、公費が50%、残りの50%を保険料で運営しています。公費については、国が25%、都道府県が12.5%、市区町村が12.5%負担しています。そして、介護保険制度の保険者は市区町村ですので、介護保険制度の運営は市の自由な裁量もある程度ありますが、基本は全国一律の基準で運営されております。

 超高齢化社会を迎えて、今の介護サービスを維持したり、充実させたりするには保険料を引き上げる必要があります。しかし、保険料の引き上げに対してはもう限界だという声が強くなってきました。

 そこで、先ほど猪狩議員もお話しありましたけれども、介護保険の元締めである厚生労働省は、保険料の引き上げ額を抑えるため、介護保険の財布から出ていくお金をできるだけ少なくしようとしています。介護保険料を使うための条件を厳しくしたり、保険の対象となるサービスを減らしたりすることを検討しています。例えば、特別養護老人ホームに入居できる条件を要介護3以上にするとか、今お話しありましたが、市が29年度から実施する総合事業などが挙げられます。

 こうした状況であるため、猪狩議員の心配はよく理解できますが、今回提案されている予算を反対しても今の状況は何も改善できません。できるとは思えません。反対するだけではだめです。対処法を示し、伝えることが大切だと思います。地域全体で包括的、継続的な高齢者を支える体制として介護保険制度を維持していくために、保険料の引き上げ額を抑えながら今の介護サービスを維持したり、充実させたりするには高齢者が要介護状態になることをできる限り防ぐことしかありません。

 議案第25号の予算には、総合事業として体操教室などの一般介護予防事業がありますが、厚生労働省が認めている内容では、高齢者が要介護状態になることを防ぐことは不十分です。そこで、私は昨年に続き、今定例会一般質問でも、市民の皆様の健康に対する意識改革と動機づけを目指して健康ポイント制度を提案してまいりました。

 以上、介護保険制度の現状について概要を申し上げました。このような現状の中では、平成29年度介護保険特別会計予算は最善の予算であると考え、賛成いたします。

 以上です。



○議長(?昭次) ほかに討論はありませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(?昭次) 討論なしと認めます。

 これにて討論を終結いたします。

 これより、議案第25号 平成29年度安曇野市介護保険特別会計予算を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

     (起立多数)



○議長(?昭次) 御着席ください。

 起立多数であります。

 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開時間は午後3時20分からといたします。

                              (午後2時59分)

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○議長(?昭次) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後3時20分)

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○議長(?昭次) ただいま議題となっております議案第24号及び、議案第26号から議案第34号までの以上10件については、期限までに討論の通告がありません。

 よって、これにて討論を終結いたします。

 次に、議題のうち議案第24号 平成29年度安曇野市後期高齢者医療特別会計予算、議案第26号 平成29年度安曇野市観光宿泊施設特別会計予算、議案第27号 平成29年度安曇野市上川手山林財産区特別会計予算、議案第28号 平成29年度安曇野市北の沢山林財産区特別会計予算、議案第29号 平成29年度安曇野市有明山林財産区特別会計予算、議案第30号 平成29年度安曇野市富士尾沢山林財産区特別会計予算、議案第31号 平成29年度安曇野市穂高山林財産区特別会計予算、議案第32号 平成29年度安曇野市産業団地造成事業特別会計予算、議案第33号 平成29年度安曇野市水道事業会計予算、議案第34号 平成29年度安曇野市下水道事業会計予算、以上10件の議案を一括して採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

     (起立全員)



○議長(?昭次) 御着席ください。

 起立全員であります。

 よって、議案第24号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第40号から議案第42号まで、以上3件のその他の議案を一括して審議いたします。

 これより質疑に入るのでありますが、期限までに委員会審査報告に対する質疑の通告がありません。

 よって、これをもって質疑を終結いたします。

 これより順次討論を行い、採決いたします。

 次に、ただいま議題となっております議案第40号から議案第42号までの以上3件については、期限までに討論の通告がありません。

 よって、これにて討論を終結いたします。

 次に、議題のうち議案第40号 事務の受託に関する協議について(下水処理に関すること)、議案第41号 市道の廃止について、議案第42号 市道の認定について、以上3件の議案を一括して採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。

     (起立全員)



○議長(?昭次) 御着席ください。

 起立全員であります。

 よって、議案第40号、議案第41号、議案第42号は原案のとおり決しました。

 次に、議題のうち平成28年陳情第9号について審議します。

 これより質疑に入ります。

 委員会審査報告に対する質疑の通告がありますので、順次発言を許します。

 陳情第9号について、質疑の通告者は4名でございます。

 9番、竹内秀太郎議員、発言を許します。

 竹内議員。



◆9番(竹内秀太郎) 9番、竹内秀太郎です。

 福祉教育委員長に伺います。

 陳情項目1、2については特段質疑はありませんが、陳情項目3について委員会での審査内容について、以下3点、伺います。

 1つは、民間教育施設は設置目的により多種多様な運営が行われております。そこで文部科学省が民間施設について留意すべき点を目安として示したガイドラインがあります。その中に我が国の義務教育制度を前提としたものであることが明記されております。このガイドラインの内容について審議されたでしょうか。これが1点です。

 2点目、陳情している民間教育施設には、1つとして義務教育制度を前提とした民間教育施設と、2つとして義務教育制度を前提としない、いわば義務教育制度を否定するような民間教育施設が混雑されています。そこで、義務教育制度を否定するような民間教育施設を利用する場合は、公的援助を求めずに私費で利用していただきたい。大切な市税は使ってほしくない、このような議論がなされたでしょうか、伺います。

 そして、福祉教育委員会の採決は、義務教育制度を否定するような民間教育施設を利用する場合にも公的援助が必要ということでよいでしょうか。

 3つ目、また陳情の3項目は、教育理念や特定の科目に特化した学習内容に魅力を感じた市内の児童が市外、あるいは県外の民間教育施設を利用する場合もあると思います。そのような場合には、交通費や下宿代なども公的援助の対象になると思われますが、市外、県外の民間教育施設についても議論されたでしょうか。

 福祉教育委員会の採決は、県外の民間教育施設を利用する場合にも考えたものと理解してよいでしょうか。

 以上、3点について御質問いたします。