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長野県 千曲市

平成25年 12月 定例会(第5回) 12月19日−05号




平成25年 12月 定例会(第5回) − 12月19日−05号









平成25年 12月 定例会(第5回)



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           平成25年12月19日(木曜日)

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● 議事日程(第5号)

  平成25年12月19日(木曜日)              午後2時 開議

第1 議会第9号 特定秘密保護法案強行採決に抗議し、廃止を求める意見書(案)

第2 議会第10号 特定秘密保護法の慎重な運用を求める意見書(案)

第3 委員長報告

   議案第68号 千曲市地域の元気臨時交付金基金条例制定について

                            (総務文教常任委員長)

   議案第69号 千曲市子ども・子育て会議条例制定について

                            (福祉環境常任委員長)

   議案第70号 千曲市姨捨観光会館条例制定について

                            (建設経済常任委員長)

   議案第71号 千曲市伝統的建造物群保存地区保存条例制定について

                            (総務文教常任委員長)

   議案第72号 千曲市地方税法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定について

                            (総務文教常任委員長)

   議案第73号 千曲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について

                            (福祉環境常任委員長)

   議案第74号 千曲市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について

                            (建設経済常任委員長)

   議案第75号 千曲市下水道条例の一部を改正する条例制定について

                            (建設経済常任委員長)

   議案第76号 千曲市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例制定について

                            (建設経済常任委員長)

   議案第77号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第5号)の議定について

                              (関係常任委員長)

   議案第78号 平成25年度千曲市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について

                            (福祉環境常任委員長)

   議案第79号 市道路線の認定について

                            (建設経済常任委員長)

   議案第80号 千曲市健康プラザの指定管理者の指定について

                            (福祉環境常任委員長)

   議案第81号 芝原農産物加工所の指定管理者の指定について

                            (建設経済常任委員長)

   議案第82号 更埴体育館外6施設の指定管理者の指定について

                            (総務文教常任委員長)

   請願第13号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書提出に関する請願

                            (総務文教常任委員長)

   請願第14号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持を求める意見書提出に関する請願

                            (総務文教常任委員長)

第4 常任委員会の閉会中の特定事件の継続調査の件及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件

● 追加議事日程(第5号の追加1)

第5 議会第11号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書(案)

第6 議会第12号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書(案)

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● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

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● 出席議員(22名)

   1番   倉島清香君       12番   宮入高雄君

   2番   宮下正光君       13番   和田英幸君

   3番   前田きみ子君      14番   森 義一郎君

   4番   大澤洋子君       15番   宮坂重道君

   5番   袖山廣雄君       16番   中沢政好君

   6番   小川修一君       17番   和田重昭君

   7番   柳澤眞由美君      18番   中村直行君

   8番   小玉新市君       19番   田沢佑一君

   9番   中村了治君       20番   原 利夫君

  10番   小山嘉一君       21番   荻原光太郎君

  11番   林 愛一郎君      22番   吉田昌弘君

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● 欠席議員(なし)

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● 説明のため出席した者の職氏名

   市長        岡田昭雄君   建設部長      小池洋一君

   副市長       山本高明君   教育委員長     赤地憲一君

   総務部長      柳澤正彦君   教育長       吉川弘義君

   企画政策部長    竹内 茂君   監査委員      若林民雄君

   市民環境部長    和田義宣君   教育部長      緑川 茂君

   健康福祉部長    中村義男君   会計管理者     北島利幸君

   経済部長      平林昌男君

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● 事務局出席者氏名

   議会事務局長    平林喜代士君  議会事務局次長   荒川幸正君

   議事係長兼調査係長 渡島秀男君   書記        澤上 瑛君

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 午後2時 開議



○議長(吉田昌弘君) 御苦労さまです。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。

 ここで、教育長から発言を求められておりますので、これを許します。

 吉川教育長。

          〔教育長 吉川弘義君 登壇〕



◎教育長(吉川弘義君) 議会最終日の貴重な時間でありますけれども、先週末の13日の夕刻に発生しました戸倉小学校5年生男子児童8名が五里ヶ峰の中腹で道に迷ってしまった事件では、岡田市長さんはじめ関係部局の皆様方、吉田議長さんをはじめとした議員の皆様方には、大変御心配をおかけいたしましたので、ここで時間をいただいて、その概要を報告させていただきます。

 13日は、学校では担任と保護者との懇談会が行われる日でありまして、子供たちの下校が1時15分と早かったものですから、5年生のクラスの仲間8人が誘い合って、毎日仰ぎ見ている山である五里ヶ峰に登ってみることになりました。午後2時に山に入り、五里ヶ峰の頂上まで行った後、下山途中で道に迷ってしまいました。携帯電話を持参していた児童が、5時ごろ、母親に、「五里ヶ峰の山の中で道に迷ってしまって困っている」と連絡を入れたことにより、発覚いたしました。

 母親は「そこを動かないように」と指示をした後、すぐに消防署と警察署に通報するとともに、学校へも連絡をしました。

 学校側は職員を待機させ、緊急事態体制をとりました。五里ヶ峰の登山道入り口付近に対策本部が設置され、消防署の皆さん方、警察署の皆さん方による迅速で必死な対応が始まりました。2人の子供が持参していた携帯電話に向けて、指示を出したり、励ましたりしながら、一刻も早い救出に努めていただいたわけであります。

 子供たちがいた場所が登山道を外れていたため、連絡はとれるものの正確な位置が特定できずにいましたが、警察署による携帯電話のGPS機能を使った捜索により子供たちの位置が特定され、7時35分に捜索隊によって無事に保護されました。1名は軽い捻挫の症状があったので背負ってもらっての下山でしたが、他の7人は自力での下山となり、8時57分に麓に到着しました。そして、念のためにということで、救急車で病院への搬送となったわけであります。

 この間、消防署、警察署、市の関係部局の皆様方、地元区長さん初めとした地域の皆様方の並々ならない子供たちを大切に思う気持ち、一刻も早く救い出してやりたい、寒さから早く解放してやりたいという思いがひしひしと感じられ、地域の皆さん方の温かいお気持ちにとても感動をいたしました。本当にお世話さまでした。心より感謝を申し上げます。

 なお、8人の子供たちは、16日の月曜日には全員元気に登校し、今回、大変お世話になったことへの感謝の気持ちをばねに、頑張っていく決意のようであります。

 一昨日の信濃毎日新聞の社説には、「冬の里山 危ない面もあるけれど」と題して、冬の里山の魅力と気をつけたいことが、るる書かれておりました。その締めくくりでは、「8人が通う戸倉小の校歌は五里ヶ峰 高くそびえてで始まる。子どもたちには今度の出来事に負けないで、ふるさとの山に親しんでもらいたいと結ばれておりました。私も全く同じ思いでおります。教訓として生かすことは大切ですが、負けないでほしいと強く願っております。

 今回の件では、大変お世話になったり御心配いただいたりしましたことに改めて感謝を申し上げ、報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。

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△日程第1 議会第9号 特定秘密保護法案強行採決に抗議し、廃止を求める意見書(案)



○議長(吉田昌弘君) 日程第1、議会第9号 特定秘密保護法案強行採決に抗議し、廃止を求める意見書(案)を議題といたします。

 議案に対する提案説明を求めます。

 19番、田沢佑一議員。

          〔19番 田沢佑一君 登壇〕



◆19番(田沢佑一君) 19番、田沢佑一。私はただいまから、本案が慎重な運用ではなく、なぜ廃止を求めるのか、提案理由を申し上げます。

 現在の憲法が施行されて66年経過いたします。去る12月6日に国会で強行採決された特定秘密保護法は、現憲法制定以来、最悪の法律が制定されたものと言わざるを得ません。

 一般質問で、同僚、中村了治議員も申し上げましたが、第1に、これは国民主権の権利に反し、政府が自分たちの都合で恣意的に秘密を指定し、曖昧な規定のため、秘密が際限なく拡大されるおそれさえ考えられます。主権者である国民の知る権利が、じゅうりんされてしまいます。

 第2には、基本的人権の権利に反し、何が秘密かが秘密ということで、秘密を漏らした人、知ろうとした人、さらに、それに共謀した人、唆したり、あおった人も、懲役5年から10年の懲役に処せられます。政権与党の石破自民党幹事長は自分のブログで、デモはテロ行為と本質において変わらないと、思わず本音を吐きました。ことの重大性に気づき、後で訂正いたしましたが、なぜ急いで秘密保護法を制定したかをよく物語っております。

 第3に、憲法の平和主義の原則を踏みにじり、国民の耳、目、口を塞いで、海外で戦争をする国づくりを目指していると言わざるを得ません。実際に、安倍内閣は一昨日、12月17日の閣議で、外交・安保政策の中長期的な指針となる初の国家安全保障戦略を決定いたしました。この特徴は、海兵隊能力を新設し、敵基地攻撃能力に道を開く水陸両用車52両、オスプレイ17機までも含みます。また、閣議では2014年度から5年間の総額で24兆6,700億円の中期防衛力整備計画も決定いたしました。

 今朝の信毎に、県弁護士会が特定秘密保護法で3度目になる抗議声明を報じております。強引に法律を成立させた安倍政権の暴挙に強く抗議すると強調した上で、何が犯罪に当たり、どんな刑罰を課すかをあらかじめ示しておかねばならないとする罪刑法定主義に反するとしております。

 議員各位におかれましては、本件の重大性に鑑み、よくよく吟味されて御賛同をいただきますようお願いし、提案理由といたします。

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△日程第2 議会第10号 特定秘密保護法の慎重な運用を求める意見書(案)



○議長(吉田昌弘君) 日程第2、議会第10号 特定秘密保護法の慎重な運用を求める意見書(案)を議題といたします。

 議案に対する提案説明を求めます。

 6番、小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 登壇〕



◆6番(小川修一君) 6番、千曲政経会の小川修一でございます。

 提案趣旨を説明いたします。

 本年12月6日に成立し、同年12月13日に公布された特定秘密保護法は、我が国の安全保障に関する情報のうち、特に秘匿することが必要であるものの保護に関し必要な事項を定めるものであり、特定秘密の漏えいを防止し、国と国民の安全を確保することを目的としています。

 外国との情報共有は、情報が各国において保全されることを前提に行われているため、情報漏えいに関する脅威が高まっている現状を考えると、秘密保全に関する法制を整備する必要があること、そのこと自体は認識しております。しかし、特定秘密の指定は行政機関の長が行い、対象となる防衛外交特定有害活動いわゆるスパイ活動及びテロリズムの具体的範囲に曖昧さが残り、明確ではありません。

 また、処罰の対象は特定秘密を漏らした公務員だけではなく、共謀や教唆、先導をした者も含めて処罰される広い範囲のものであります。そのため、法務運用過程で、法の本来の趣旨、目的を逸脱して恣意的に適用された場合には、報道関係者の取材活動を萎縮させ、ひいては、国民の知る権利や言論の自由等を妨げるおそれもあることが指摘されています。例えば、警察によって捜査権が乱用される場合には、起訴には至らなくても、捜索押収や逮捕等によって、報道関係者や国民の活動を萎縮させるには十分な効果を有するものです。

 そこで、特定秘密の指定の妥当性などをチェックする第三者機関が必要になりますが、この第三者機関についても政府与党はその必要性は認めながらも詳細を詰めていない、いわば未完成な状態で法案を提出しました。その第三者機関は、公正性、独立性を担保して、チェック機能を果たせるのかという実行性についての懸念も指摘されています。

 確かに、我が国の安全保障を取り巻く環境が厳しくなっている現状を考えると、秘密保護が必要であるという目的は理解できます。しかし、その制度の内容において国民の不安や懸念がある以上は、国会において丁寧な審議を行い、より多くの国民が理解し納得できるような説明をして合意形成に努めるべきでした。少数者の意見にも耳を傾け、一定の時間をかけて十分に議論をした上で、最終的には多数決に従って決める、このことが民主主義の基本原則ではないでしょうか。

 特定秘密保護法案は、国家の秘密保護と国民の権利の調整を図るという民主主義国家のあり方自体にかかわる非常に重要な法案であります。概要については、国民の不安や懸念があるにもかかわらず、過去の重要法案の審議時間と比較して、必ずしも丁寧な審議を行ったとは言いがたい極めて異常な状況で強行採決されたという事実は否定できません。よって、国が今後も国民に対して丁寧に説明を続け、問題点はしっかり検討、改善して、国民の不安や懸念を払拭することを望みます。そして、憲法で保障された国民の権利を侵害することのないよう、特定秘密保護法の慎重な運用を行うことを強く要請するものであります。

 以上、議員各位の御賛同をよろしくお願いを申し上げます。



○議長(吉田昌弘君) ここで、議案審議のため暫時休憩いたします。

                             午後2時17分 休憩

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 午後2時40分 開議



○議長(吉田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程第1、議会第9号について、質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。

 3番、前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 登壇〕



◆3番(前田きみ子君) 議席番号3番、前田きみ子です。私は日本共産党千曲市議団の一員として、特定秘密保護法案強行採決に抗議し、廃止を求める意見書(案)に賛成の立場から討論いたします。

 特定秘密保護法案は、世論調査や政府が集めた公募意見を見ても、国民の半数以上が反対でした。また、日本弁護士連合会、映画監督、ノーベル賞受賞者の学者や、ペンクラブの団体、著名の作家など、多くの人たちの反対表明や慎重審議を求める声を無視して、たった1カ月余りの審議で強行採決されました。

 安倍首相の言う積極的平和主義の意味は、日本を戦争ができる国にしようとするものです。特定秘密保護法の内容は、1、国民主権の侵害、つまり、政府が自分たちの都合で秘密を指定し、その秘密が際限なく拡大しかねません。2、基本的人権の侵害です。何が秘密であるかわからないまま、この法律に触れたら懲役5年から10年の刑になります。その秘密は30年以上60年も秘密にしておくというもので、知る権利を無視し、基本的人権の侵害です。3は、日本国憲法の平和主義の原則をないがしろにするものです。戦後68年、戦争をしない国を守ってきましたが、安倍首相は、国家安全保障会議、特定秘密保護法、集団的自衛権と、戦争をする国づくりに突き進んでいます。幾ら国民には被害を及ぼさないといっても過去の歴史が示しています。

 以上3点について到底容認できるものではなく、修正では問題解決にはなりません。よって、この特定秘密保護法案強行採決に抗議し、廃案を求める意見書(案)に賛成し、討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 9番、中村了治議員。

          〔9番 中村了治君 登壇〕



◆9番(中村了治君) 議席番号9番、中村了治です。私は日本共産党千曲市議団の一員として、ただいま議題になっております議会第9号 特定秘密保護法案強行採決に抗議し、廃止を求める意見書(案)に賛成する立場で討論をいたします。

 特定秘密保護法が強行可決された直後のJNNの世論調査で、秘密保護法成立を評価するが18%、評価しないが57%。次に、国会審議は十分だったかの問いに対して、十分が8%、不十分は何と85%。修正によって国民の知る権利が侵害される懸念、これに対しては、なくなったと思うが11%、そうは思わないが実に79%でありました。この結果を見ても、圧倒的多数の国民は、今回の強行採決に強い憤りを感じており、特定秘密保護法の成立を認めておりません。こうした情勢のもとで政府与党の暴走を許し、この特定秘密保護法を強行可決させたことは痛恨のきわみであります。

 自民党も公明党も、衆院選でも参院選でも、秘密保護法について一言も触れず、公約してこなかったのに、この法案を突如提案し、多数に物を言わせ、このような重要法案を短期間で強行可決させてしまいました。これは、憲政史上に残る大きな汚点であり、議会制民主主義を破壊する暴挙ではないでしょうか。

 戦前、我が国は軍部の台頭を許し、暗黒社会を到来させ、あの侵略戦争に突き進み、日本人約310万、世界約2,000万人の人々を犠牲にしたという忌まわしい過去の歴史を持っております。当時、今度の特定秘密保護法と酷似する国防保安法や軍機保護法がつくられました。帝国議会では、一般国民が巻き込まれる法はないかとの質問に対し、当時の政府は、秘密も極めて高度なもので、ごく小範囲のものに限られるとか、人民の権利、義務をいたずらに脅かすことはほとんどないなど、殊さら影響を少なく見せかけようと答弁していましたが、今、国会での安倍総理の答弁、一般国民が特定の秘密の保護に関する事態に巻き込まれることは通常考えられないと、戦前の帝国議会の答弁と余りにも似ていることに気づきます。しかし、歴史で証明されたように、事実は逆で、一般国民も次々と巻き込まれ、特高警察が目を光らせ、軍用施設の写真を撮ったり軍事工場での仕事を話したりしたことで149件も検挙され、日本は暗黒の社会になってしまいました。こうした冷厳な事実から最も敏感な弁護士会やジャーナリストの皆さんが強力に反対していることは十分理解できますし、こうした声を重く受けとめなければなりません。

 先ほど、国家安全保障会議、日本版NSCが設置され、秘密保護法の罪は共謀罪の創設、さらには、集団的自衛権の行使と武器輸出3原則の見直し、その先は、平和憲法改訂で海外で戦争のできる国づくりと連動した立法事案が想定されています。国権の最高決議機関である国会でさえも、議員は秘密を漏らせば懲役5年に処せられます。これでは国政調査権も行使できず、国会は行政府の管理下に置かれ、名実ともに護国憲法は停止に等しいものになってしまいます。

 強行採決された6日夜、国会周辺には1万5,000人もの市民が秘密保護法反対で集まり、強行採決に強く抗議しておりました。この間も、政権与党の拙速で乱暴な国会部位に対し、幾つかの市町村議会では、懸念や危機感を抱き、抗議や秘密保護法廃止を求める等の意見書が可決されています。

 私が一般質問で、例として戦前の治安維持法として、日本共産党の指導者であった宮本顕治氏や、プロレタリア作家の小林多喜二氏、そして創価学会初代会長の牧ロ常三郎氏も犠牲になった歴史的事実を紹介しました。もう、こうした暗黒社会を繰り返させてはなりません。それには、この特定秘密法の廃止、撤回以外にはありません。

 私たち地方議員は、市民に安心安全な生活を実現させることはもちろん、あすの日本、千曲市を担う青年、子供たちに、平和で明るい未来を保障するために努力する使命を持っております。この秘密保護法が日本の未来にとって希望に満ちた平和な社会実現の礎になると胸を張って言えるでありましょうか。今、この議会のこの場で、市民に変わって意思表示できるのは議員しかいません。この重大な岐路に居合わせた議員として、その責任の重さをひしひしと感じ、歴史の評価に耐えられるような選択をしなければならないと思っております。

 以上、この特定秘密法の廃止を求める意見書(案)に賛成を表明し、議員各位の御賛同を心からお願い申し上げ、討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 以上で、通告による討論は終わりました。討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議会第9号について、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(吉田昌弘君) 起立少数。よって、議会第9号は、否決されました。

 日程第2、議会第10号について、質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。

 中村了治議員。

          〔9番 中村了治君 登壇〕



◆9番(中村了治君) 議席番号9番、中村了治であります。私は日本共産党千曲市議団を代表して、ただいま議題になっております議会第10号 特定秘密保護法の慎重な運用を求める意見書(案)に反対の立場で討論をいたします。

 先ほどの議論の賛成討論で、特定秘密保護法が強行可決された直後のJNNの世論調査を紹介いたしましたが、圧倒的な数の国民が今回の強行採決に強い不満を抱いており、特定秘密保護法を認めてはおりません。そもそも自民党も公明党も、先ほど申したように、衆議院でも参議院でも秘密保護法について何ら公約はしておりません。国民の声を聞かず、突如提案し、多数に物を言わせ、短期間で強行可決させたことは議会制民主主義の根幹を破壊する暴挙であり、憲政史上に残る大きな汚点であると言わざるを得ません。

 さて、この慎重に運用を求める意見書の中でございますが、特定秘密保護法について運用の面で報道機関の取材活動を萎縮させ、そして国民の知る権利や言論の自由などを妨げるおそれがある、このように指摘があります。さらにまた、第三者機関の独立性の担保にも懸念を指摘しておるわけでございます。だとするならば、素直に考えて、慎重に運用ではなく廃止しかないのではないかと思うわけであります。

 福島での公聴会、与党の自民党、公明党推薦の公述人も含め、7名全員が慎重審議や反対を述べたにもかかわらず、翌日は衆議院で、そして参議院でも国民の声を無視し、最高の決議機関の国会を軽視して強行可決されました。大臣の答弁も二転三転し、秘密の中身をチェックする第三者機関も直前に、しかも政府内に設置すると提案するなど、全く不完全な法律で、これを慎重に運用せよと言うのは、自民、公明、政府与党の暴挙を免罪し、この悪行の執行を認めてしまうことになってしまいます。

 秘密保護法反対という圧倒的数の国民の声、期待に背くことになることは、明らかであります。このことをぜひ御理解を賜りますことをお願いする次第であります。

 以上、この意見書に反対する理由を申し上げ、討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 8番、小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 登壇〕



◆8番(小玉新市君) 議席番号8番、一志会、小玉新市であります。

 ただいま上程されております議会第10号 特定秘密保護法の慎重な運用を求める意見書に対しまして賛成討論を行います。

 私は、国家には守らなければならない秘密は当然存在すると考えます。その扱いルールを法律で定めることの必要性は認めます。しかし、その秘密の範囲は明確でなければならず、歴史の中で公開されていく仕組みが必要と考えます。時の権力者や一部の官僚が恣意的に扱う可能性がある中、法案が可決されたことは、民主主義を根底から覆すものであり、後世から批判されることは明白です。

 この法案の問題点は、秘密の指定範囲の曖昧さにあります。政府は秘密指定の妥当性をチェックするため、各省庁の事務次官級で構成する保安監視委員会を年内にもスタートさせます。並行して、秘密指定の適否を調べる情報保全管理室や、行政文書の廃棄の可否を判断する独立公文書管理官を内閣府に設置いたします。政府は、複数のチェック機関を設ける考えを示していますが、いずれも身内の組織にとどまっています。政府が勝手に秘密にする心配があります。さらに、秘密情報が適正に管理されるか疑問もあります。

 次に、不当に処罰、調査の対象になる人がいます。特定秘密を扱うのは、国家公務員、自衛隊員だけではなく、地方公務員、民間企業の従業員、さらには家族にまで秘密を扱えるかどうか適正評価されます。適正評価は、本人の精神疾患の有無や、飲食の節度、経済的な状況、家族、同居人の住所、氏名、国籍まで調べなければなりません。政府の説明ですと、この対象者は約6万4,000人になる見込みです。さらに、都道府県の警察職員が加わります。この膨大な個人情報をどう集めるのか。法律では、本人だけでなく知人や関係者に報告を求めることができると定め、さらに、照会権限が国に認められているため、回答する義務がある、事実上強制を示唆してもいます。そして、この膨大な情報をどう管理するのでしょうか。政府は情報保全諮問機関会議で適正評価の基準を決めるとしていますが、自由を侵害する懸念は消えません。

 次に、秘密情報であっても国民のものとして考えるべきであり、最終的には情報を公開しなければなりません。過去の為政者のやりとりが後の人に公開されなければ、国民が過去の失敗や成功から教訓を学ぶことはできないでしょう。秘密保護法が存在することで国の情報の非公開が広まり、それが地方自治体にも伝染しかねません。非公開の範囲が確実にふえてしまうでしょう。

 政府は審議が参議院に移ってから突然、先ほど申し上げました保全監視委員会、独立公文書管理官、情報保全諮問会議の複数の組織をつくる考えを打ち出しました。これとは別に、国会に監視機関をつくる考えが浮上しています。常設の委員会を設ける、衆参議長の下に諮問機関を置くの2案が検討され始めました。国会に監視機関が置かれれば、透明性はある程度高まります。

 最も多くの法案を提出している現与党がこのような未完成な法案がなぜ提出されたのか理解しにくい面もあります。本来なら党内で十分な審議をし、さらに磨きをかけて、そぎ落とすところはそぎ落とし、内容をより明確にすべきでした。その未熟さが露呈してしまい、野党の追求に遭って、少しずつですが形になってきました。

 今回の法案は未完成であるため、さらに審議を重ねていく必要があります。また、国民が知る権利と情報公開の制限に懸念と疑念を感じることは当然です。今後は民意を尊重した関係政令の制定など、慎重な審議を強く要望いたしまして、賛成討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 以上で、通告による討論は終わりました。討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議会第10号について、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(吉田昌弘君) 起立多数。よって、議会第10号は、原案のとおり可決することに決しました。

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△日程第3 委員長報告



△議案第68号 千曲市地域の元気臨時交付金基金条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第69号 千曲市子ども・子育て会議条例制定について(福祉環境常任委員長)



△議案第70号 千曲市姨捨観光会館条例制定について(建設経済常任委員長)



△議案第71号 千曲市伝統的建造物群保存地区保存条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第72号 千曲市地方税法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第73号 千曲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)



△議案第74号 千曲市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について(建設経済常任委員長)



△議案第75号 千曲市下水道条例の一部を改正する条例制定について(建設経済常任委員長)



△議案第76号 千曲市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例制定について(建設経済常任委員長)



△議案第77号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第5号)の議定について(関係常任委員長)



△議案第78号 平成25年度千曲市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について(福祉環境常任委員長)



△議案第79号 市道路線の認定について(建設経済常任委員長)



△議案第80号 千曲市健康プラザの指定管理者の指定について(福祉環境常任委員長)



△議案第81号 芝原農産物加工所の指定管理者の指定について(建設経済常任委員長)



△議案第82号 更埴体育館外6施設の指定管理者の指定について(総務文教常任委員長)



△請願第13号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書提出に関する請願(総務文教常任委員長)



△請願第14号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持を求める意見書提出に関する請願(総務文教常任委員長)



○議長(吉田昌弘君) 日程第3、委員長報告。議案第68号から議案第82号まで及び請願第13号並びに請願第14号、以上17議案を一括議題といたします。

 これより関係常任委員長から審査結果の報告を求めます。

 初めに、宮入総務文教常任委員長。

          〔総務文教常任委員長 宮入高雄君 登壇〕



◆総務文教常任委員長(宮入高雄君) 総務文教常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会におきまして、当委員会に付託となりました案件の審査のため委員会を開催いたしましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第68号 千曲市地域の元気臨時交付金基金条例制定について、審査では、基金の用途などについて質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第71号 千曲市伝統的建造物群保存地区保存条例制定について、審査では、地元への説明及び補助金などについて質疑があり、討論では、新たな千曲市の観光拠点にするために条例は必要であるとの賛成討論があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第72号 千曲市地方税法の一部改正に伴う関係条例の制定に関する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第77号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第5号)の議定について、当委員会に付託となりました歳入補正全般、繰越明許費、債務負担行為補正、地方債補正、歳出補正中の第1款議会費、第2款総務費3項を除く案件、第10款教育費2項を除く案件、第14款予備費について申し上げます。審査では、歳入において、土地建物売り払い収入、残土撤去等補償金について質疑があり、歳出においては、総務費では職員人件費、コミュニティー振興対策事業補助金などについて質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第82号 更埴体育館外6施設の指定管理者の指定について、審査では、施設の所在地及び管理について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、請願第13号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書提出に関する請願について申し上げます。審査では、県や市が費用を肩がわりすることなく、国として35人学級の手当をすべきであるという賛成討論があり、採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定しました。なお、本請願の趣旨に基づき、国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書について審査を行い、全会一致で意見書案を提出することに決定しました。

 次に、請願第14号 「義務教育費国庫負担制度」の堅持を求める請願については、慎重審査の結果、全会一致で採択すべきものと決定しました。なお、本請願の趣旨に基づき、「義務教育費国庫負担制度」の堅持を求める意見書について審査を行い、全会一致で意見書案を提出することに決定しました。

 また、本委員会の所管事項にかかわる特定事件として、閉会中も審査及び調査が必要でありますので、議会会議規則第111条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の継続審査及び調査の申し出を行いました。

 以上、当委員会における審査の経過と結果について御報告を申し上げましたが、議員各位の御賛同のほど、よろしくお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、小山福祉環境常任委員長。

          〔福祉環境常任委員長 小山嘉一君 登壇〕



◆福祉環境常任委員長(小山嘉一君) 福祉環境常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会において、本委員会に付託となりました議案5件について、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第69号 千曲市子ども・子育て会議条例制定についての審査では、子ども・子育て会議委員の選任方法について質疑があり、審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第73号 千曲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定についての審査では、討論で、消費税の増税分を反映させるため反対討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第77号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第5号)の議定について、本委員会に付託となりました歳出補正中、第2款総務費第3項戸籍住民基本台帳費、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費2項幼稚園費について申し上げます。

 審査では、第3款民生費で障害者総合支援給付事業費、保育所管理運営事業費、第4款衛生費では環境推進事業費について質疑があり、審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第78号 平成25年度千曲市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について申し上げます。慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 議案第80号 千曲市健康プラザの指定管理者の指定については、運用関係で質疑があり、審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も調査が必要でありますので、議会会議規則第111条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の調査の申し出を行いました。

 以上、本委員会で審査いたしました議案の審査の経過と結果について御報告を申し上げましたが、議員各位におかれましては、よろしく御賛同を賜りますよう申し上げまして、委員長報告といたします。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、林建設経済常任委員長。

          〔建設経済常任委員長 林 愛一郎君 登壇〕



◆建設経済常任委員長(林愛一郎君) 建設経済常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会において、本委員会に付託となりました議案の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第70号 千曲市姨捨観光会館条例制定について申し上げます。審査では、今まで条例制定がなされていなかった理由及び施設の今後の利用予定などの質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第74号 千曲市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。審査では、加入金を条例に追加した理由など質疑があり、討論では、消費税増税分が含まれているとの反対討論と、消費税増税のための所要の改正のため妥当であるとの賛成討論があり、採決の結果、賛成多数、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第75号 千曲市下水道条例の一部を改正する条例制定について及び議案第76号 千曲市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。両議案ともに、消費税増税分が含まれているとの反対討論があり、採決の結果、賛成多数、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第77号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第5号)の議定について、本委員会に付託となりました歳出補正中、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費について申し上げます。第6款農林水産業費では凍霜害果樹営農継続支援等特別対策事業補助金について、第7款商工費では観光施設の修繕について、第8款土木費では冬季交通対策事業費及び公園整備事業費などについてそれぞれ質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第79号 市道路線の認定について申し上げます。審査では、千曲建設事務所などとの協議経過について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第81号 芝原農産物加工所の指定管理者の指定について申し上げます。本議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、陳情第6号 TPP交渉からの撤退を要求する陳情について申し上げます。討論では、重要5品目が守られるか不透明であり、食品の安全、農業を守るため採択すべきとの意見と、TPPには悪い面もあるが、貿易国の日本にはいい面もある、また、過去にも趣旨採択のため、趣旨採択すべきだとの意見があり、採決の結果、賛成多数により、趣旨採択すべきものと決定いたしました。

 なお、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も調査が必要でありますので、議会会議規則第111条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の調査の申し出を行いました。

 以上、本委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどをよろしくお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。



○議長(吉田昌弘君) 以上で、委員長報告が終わりました。

 これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 進行の声がありますので、以上で質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。議案第68号から議案第72号まで、以上5議案については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 各議案については、関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、議案第68号から議案第72号まで、以上5議案については、原案のとおり可決することに決しました。

 議案第73号について通告がありますので、発言を許します。

 9番、中村了治議員。

          〔9番 中村了治君 登壇〕



◆9番(中村了治君) 議席番号9番、中村了治であります。私は日本共産党千曲市議団を代表して、ただいま議題になっております議案第73号 千曲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定についてに反対の立場で討論をいたします。

 本条例は、政府が来年4月1日から消費税を5%から8%へ値上げするとの10月の閣議決定を受けて、し尿浄化輸送汚泥及び家庭雑排水汚泥の処理手数料を値上げするという内容の改訂であります。

 私たち日本共産党は、消費税大増税には道理がないと一貫して反対してきております。ここでは消費税の議論をするつもりはありませんが、御承知のように、復興特別税について国民には引き続き税負担を求めながら、企業だけは期限を1年前倒しをして廃止すること、消費税増税は社会保障のためと言いながら、生活保護基準の引き下げ、医療費の70から74歳の窓口負担の2倍化等々、社会保障の充実どころか全く逆で、国民に大増税、大企業に減税という、余りに不公平な大企業優遇政治を行っております。

 私たち共産党は、先ほど申しましたように、これまで消費税増税に終始反対してきており、来年4月から増税中止の運動も進めてきております。こうした立場ときちんと整合性のある行動をとらなければ、国民から信頼はされません。来年度予算も閣議で決まったとはいえ、まだ決定してもいません。この段階で、今議会に条例案を提案していない市もあります。

 以上の理由から、私たちは、想定段階の消費税増税分を手数料に転化する本条例案に反対するものであります。なお、続く議案第74号、議案第75号、議案第76号は、同趣旨の条例改正案なので反対をいたします。ただし、討論に立ちませんが、採決を要求いたします。

 以上、申し上げまして、討論を終わります。



○議長(吉田昌弘君) 16番、中沢政好議員。

          〔16番 中沢政好君 登壇〕



◆16番(中沢政好君) 議席番号16番、千曲政経会の中沢でございます。

 ただいま議題となっております議案第73号 千曲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場から討論を行います。

 今回の条例の一部改正は、来年4月1日から消費税の税率が3%引き上げることに伴い、し尿浄化輸送汚泥等の処理手数料を改定するための所要の条例改正であります。御承知のとおり、消費税は1997年4月に5%に引き上げられて以来17年ぶりの増税であり、政府は社会保障と税の一体改革のもと、安定した社会保障制度や財政再建に必要な財源を確保するとの理由づけをし、来年度4月より8%に引き上げることになったわけであります。

 若干、今回の引き上げにかかわる財政配備をちょっと振り返ってみますと、御案内のように、国や地方の長期債務残高は1,000兆円を超え、債務はGDPの2倍となり、国家財政は先進諸国では最悪の状況の中であります。一方、歳出に当たっては、年金、医療、介護などの社会保障費や、少子化対策、さらには東日本大震災の復興、経済対策、インフラ整備等への財政措置が避けて通れなく、また、国の中長期財政計画による2020年までのプライマリーバランスの黒字化も確実なものにしなければなりません。そして、後世にこれ以上ツケを回さないようにする政治責任が問われているところであります。

 このことは、地方の財政環境も同じことが言えるわけであります。増税によって、地方交付税の措置や、地方消費税の現在の1%から1.7%と配分率もアップするようでありますが、税を効率的なものにするためにこれからも心がけなければなりませんが、この税は全てに共通に課税する間接税であり、低所得者層には厳しいものでありますが、軽減税率あるいは対象範囲、これらについてはまだまだ未確定な部分もあり、今後の税制改正にも注視をしていかなければなりません。

 このような国、地方を取り囲む財政事情を考えますと、消費税増税は歓迎すべきものではありませんが、やむを得ない措置であります。よって、決定した以上、法にのっとり適正に課税をしなければなりません。よって、本条例の一部改正も関係する収集処理業者の税負担を考えると、行わざるを得ない必要な条令改正であります。また、他の消費税に係る条例改正も出ておりますが、同様の考え方で、他の条例についても全て賛成をするものであります。

 議員各位の賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 以上で、通告による討論は終わりました。討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第73号について、福祉環境常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(吉田昌弘君) 起立多数。よって、議案第73号は、原案のとおり可決することに決しました。

 議案第74号について、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第74号について、建設経済常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(吉田昌弘君) 起立多数。よって、議案第74号は、原案のとおり可決されました。

 議案第75号について、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第75号について、建設経済常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(吉田昌弘君) 起立多数。よって、議案第75号は、原案のとおり可決されました。

 議案第76号について、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第76号について、建設経済常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(吉田昌弘君) 起立多数。よって、議案第76号は、原案のとおり可決されました。

 議案第77号から議案第82号まで、以上6議案については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 各議案については、関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、議案第77号から議案第82号まで、以上6議案については、原案のとおり可決することに決しました。

 請願第13号及び請願第14号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 各請願については、総務文教常任委員長報告のとおり、採択と決するに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、請願第13号並びに請願第14号については、採択と決しました。

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△日程第4 常任委員会の閉会中の特定事件の継続調査の件及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件



○議長(吉田昌弘君) 日程第4、常任委員会の閉会中の特定事件の継続調査の件及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を議題といたします。

 関係常任委員長から現在審査中の事件について、また、所管事務のうち特定事件の調査事項について、及び議会運営委員長から議会運営等に関する事項について、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、調査の申し出があります。

 お諮りいたします。

 各委員長から申し出のとおり、閉会中の調査とすることに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の調査とすることに決しました。

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△追加日程第5 議会第11号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書(案)



△追加日程第6 議会第12号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書(案)



○議長(吉田昌弘君) ただいま総務文教常任委員長から、議会第11号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書(案)、及び議会第12号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書(案)が提出されました。この際、これを日程に追加し、追加日程第5及び追加日程第6として議題としたいと思います。これに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、議会第11号及び議会第12号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案を配付いたさせます。

          (議案配付)



○議長(吉田昌弘君) 議案の配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 配付漏れなしと認めます。

 追加日程第5、議会第11号、追加日程第6、議会第12号に対する提案説明を求めます。

 宮入総務文教委員長。

          〔総務文教常任委員長 宮入高雄君 登壇〕



◆総務文教常任委員長(宮入高雄君) 議会第11号 国の責任による35人以下学級推進と、教育予算の増額を求める意見書(案)の提案説明を申し上げます。

 本案につきましては、委員長報告で申し上げましたとおり、同請願を採択したことに伴い、意見書を提出するものであります。

 全ての子供に行き届いた教育を実現するためには、少人数学級の実現は欠かすことができません。また、少人数学級の推進は、我が国の義務教育水準の維持向上を図る上で重要であるため、厳しい財政状況の地方公共団体に負担を強いることなく国の責任において早期に実施する必要があります。

 そこで、国の責任において35人以下学級を推し進めるために、義務教育法を改正を含む教職員定数改善計画を策定し実行すること、また、必要な教育条件整備を進めるために、教育予算の大幅増額を行うことを国に対し要望する本意見書の提出をするものであります。

 議員各位におかれましては、趣旨を御理解いただきまして、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げ、説明といたします。

 議案第12号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書(案)の提案説明を申し上げます。

 本案につきましては、委員長報告で申し上げましたとおり、同請願を採択したことに伴い、意見書を提出するものであります。

 義務教育費国庫負担制度は、国が必要な経費を負担することにより、義務教育の機会均等とその水準の維持向上を図るための制度として、これまで大きな役割を果たしてきたところであります。しかし昭和60年度予算において、旅費、教材費が国庫負担から除外されたため、保護者負担が増加した市町村が幾つも出てきており、さらに平成18年度から義務教育費国庫負担率が3分の1に引き下げられたため財政状況を圧迫しております。今のままでは、財政規模の小さな県では十分な教育条件整備ができず、教育の地方格差の拡大が懸念されます。

 そこで、国の責務である教育水準の最低保証を担保するために必要不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持し、負担率を2分の1に復元すること、国庫負担金から既に除外した教材費、旅費などを復元することを国に対し要望する本意見書の提出をするものであります。

 議員各位におかれましては、趣旨を御理解いただきまして、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げ、説明といたします。



○議長(吉田昌弘君) 追加日程第5、議会第11号及び追加日程第6、議会第12号については、御質疑はございませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 進行の声がありますので、質疑を終結いたします。議会第11号及び議会第12号について、会議規則第37条第2項により、委員会付託を省略いたします。

 これより討論に入ります。議会第11号及び議会第12号については、討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 進行の声がありますので、討論を終結し、直ちに採決をいたします。

 お諮りいたします。

 議会第11号及び議会第12号については、原案可決と決するに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、議会第11号及び議会第12号については、原案のとおり可決されました。

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○議長(吉田昌弘君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 市長から閉会の挨拶があります。

 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 登壇〕



◎市長(岡田昭雄君) 12月市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。

 本定例会は、12月2日に開会し、本日まで18日間にわたり、終始御熱心な御審議を賜り、追加議案を含め、いずれも原案どおり御決定を賜りました。厚くお礼申し上げる次第であります。本会議並びに常任委員会において賜りました貴重な御意見、御提言につきましては、十分その意を尊重し、柔軟かつ適切に対応してまいりたいと考えております。議員各位の御指導、御協力をお願い申し上げる次第であります。

 さて、閉会に当たりまして若干時間をいただき、税財政をめぐる情勢について申し上げさせていただきます。

 12月5日、総務省に出向きまして、関博之大臣官房地域力創造審議官、青木信之自治財政局大臣官房審議官、内藤尚志自治財政局財政課長に面会をしてまいりました。天皇皇后両陛下御訪問に係る経費など本年度の特別交付税の確保、合併算定替え終了後の新たな財政支援措置を実現していただくことなど、千曲市の財政状況を説明しながら要請をしてまいったところであります。総務省には、千曲市の特別な財政需要について御理解をいただけたものと思っています。

 また、懇談の中では、来年度の普通交付税の総額確保に当たって特別加算分、これは約1兆円でありますが、これにつきまして財務省との間で厳しい折衝が続いているということや、合併算定替え終了後の交付税の算定については分庁舎に要する経費の算定や人口密度等による割り増し、交付税の算定に用いている標準団体の面積の拡大などを見直しているという説明を受けました。

 この合併算定替え終了後の交付税の算定につきましては、千曲市など308の合併市が加盟する合併算定替え終了に伴う財政対策連絡協議会でも、自民党の議員連盟及び総務省に対し、要望をしてきておりますが、総務省が現時点で考えている財政措置は比較的小規模であり、このままだと合併市の財政にまで大きな影響を与えるものと懸念されております。今月中には来年度の地方財政対策の大まかな方針が決定される予定でありますが、新たな財政支援措置が講じられるよう、引き続き関係方面へ要請してまいりたいと考えております。

 また、12月12日には、平成26年度与党税制改正大綱が決定をされました。大綱では、消費税率引き上げに伴う経済対策と成長力強化のための総合的対策が必要との観点に立ち、民間投資活性化等、政府が進める経済再生を加速させるさまざまな改正が盛り込まれたところであります。この中で特に私どもが心配しておりました市町村の基幹税目であります償却資産に係る固定資産税やゴルフ場の利用税の廃止については、いずれも市町村財政に極めて重要な税源であることが理解され、現行制度が当面維持されることとなり、ひとまずは安堵をしているところであります。

 また、来年4月1日から消費税が8%に引き上げられますが、今回の消費税率の引き上げを含めた制度の見直しでは、社会保障制度改革と税制改革、地方交付税制度の財源的枠組みとを大きく変える改革が一体となった非常に大きなものであります。このようなことから、来年度の地方財政対策の動向を十分に注意をし、今後の変化に適切に対応しながら来年度予算編成に当たっていかなくてはならないと考えております。

 議員各位並びに市民の皆様の御理解、御強力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。

 本年も残すところあとわずかとなりました。寒さも日増しに厳しくなり、これからが冬本番でございます。皆様にはくれぐれも御自愛をいただき、輝かしい新年を迎えられますよう心から御祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。

 大変ありがとうございました。



○議長(吉田昌弘君) 以上をもちまして、平成25年第5回千曲市議会定例会を閉会といたします。

 御苦労さまでした。

                             午後3時41分 閉会

 地方自治第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成25年12月19日

 千曲市議会議長    吉田昌弘

 千曲市議会議員    宮坂重道

 千曲市議会議員    中沢政好