議事ロックス -地方議会議事録検索-


長野県 千曲市

平成25年  9月 定例会(第4回) 09月11日−02号




平成25年  9月 定例会(第4回) − 09月11日−02号









平成25年  9月 定例会(第4回)



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

           平成25年9月11日(水曜日)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 議事日程(第2号)

  平成25年9月11日(水曜日)              午前10時 開議

第1 議案第64号 千曲市まちづくり計画(新市建設計画)の変更について

第2 議案第65号 平成25年度更級地区野生鳥獣侵入防止柵設置事業資材購入契約の締結について

第3 一般質問(個人)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 出席議員(22名)

   1番   倉島清香君       12番   宮入高雄君

   2番   宮下正光君       13番   和田英幸君

   3番   前田きみ子君      14番   森 義一郎君

   4番   大澤洋子君       15番   宮坂重道君

   5番   袖山廣雄君       16番   中沢政好君

   6番   小川修一君       17番   和田重昭君

   7番   柳澤眞由美君      18番   中村直行君

   8番   小玉新市君       19番   田沢佑一君

   9番   中村了治君       20番   原 利夫君

  10番   小山嘉一君       21番   荻原光太郎君

  11番   林 愛一郎君      22番   吉田昌弘君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 欠席議員(なし)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 説明のため出席した者の職氏名

   市長        岡田昭雄君   建設部長      小池洋一君

   副市長       山本高明君   教育委員長     赤地憲一君

   総務部長      柳澤正彦君   教育長       吉川弘義君

   企画政策部長    竹内 茂君   監査委員      若林民雄君

   市民環境部長    和田義宣君   教育部長      緑川 茂君

   健康福祉部長    中村義男君   会計管理者     北島利幸君

   経済部長      平林昌男君   選挙管理委員長   坂井宸一郎君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 事務局出席者氏名

   議会事務局長    平林喜代士君  議会事務局次長   荒川幸正君

   議事係長兼調査係長 渡島秀男君   書記        澤上 瑛君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 午前10時 開議



○議長(吉田昌弘君) おはようございます。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。

 会議に入る前に、議員の欠席等について事務局長をして報告いたさせます。

 平林局長。



◎事務局長(平林喜代士君) 報告いたします。19番、田沢佑一議員は、所用のため遅刻するとの届け出がございました。

 以上です。



○議長(吉田昌弘君) 市長から発言を求められておりますので、これを許可します。

 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 登壇〕



◎市長(岡田昭雄君) 本会議の冒頭、発言をお許しいただきましたので、2020年東京オリンピック、パラリンピックの開催決定について申し上げます。

 今年の3月議会において、2020年東京オリンピック、パラリンピックの招致活動に協力する決議が賛成多数で採択され、多くの市民が招致実現に期待をしていたところでありますが、9月8日の早朝、2020年夏のオリンピック、パラリンピックの東京開催が決定をいたしました。

 東京での開催は、1964年の第18回大会以来、56年ぶりで、2回目の開催となります。今後五輪本番に備え、多くの国際大会が国内で開催されると見られます。つきましては、東京からのアクセスもよく、県内最大級の戸倉上山田温泉が合宿地、あるいはベースキャンプ地、世界各国のプレス、応援団の皆様にお越しいただくことによって、交流人口の増加、地域の活性化、スポーツの振興及び国際交流の推進等、その波及効果ははかり知れないものがあると思っています。

 大きな期待を寄せるとともに、観光協会とも連携して、千曲市をPRし、今から千曲市として2020年の五輪開催に備えていきたいと考えています。

 また、この世界最大のスポーツの祭典が開催されることによりまして、日本国中の志気が高まり、日本が飛躍するための契機となること大いに期待をしておるところであります。

 以上でございます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 議案第64号 千曲市まちづくり計画(新市建設計画)の変更について



○議長(吉田昌弘君) 日程第1、議案第64号 千曲市まちづくり計画(新市建設計画)の変更についてを議題といたします。

 以上は、日程に従いまして理事者の提案のみとどめます。

 提案説明を求めます。

 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 登壇〕



◎市長(岡田昭雄君) ただいま議題となりました、議案第64号 千曲市まちづくり計画(新市建設計画)の変更について説明いたします。

 平成23年3月11日の東日本大震災の発生を受け、平成24年6月27日に、東日本大震災による被害を受けた合併市町村にかかる地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律が施行されたところであります。

 これは、東日本大震災の発生後における合併市町村の実情に鑑み、合併市町村が合併特例債を起こすことができる期間が延長され、被災市町村でない千曲市も、合併特例債事業債の発行期間が5年間延長され、平成30年度までが発行が可能となりました。

 当市におきましても、現行の新市建設計画の期間では積み残しとなる事業がありますので、合併特例債を有効に活用するため、新市建設計画の計画期間を5年間延長し、平成30年度までの計画とするものであります。

 なお、計画内容につきましての変更は特段ございません、期間のみであります。

 また、新市建設計画の変更については、このほど長野県との正式協議が終了してございますので、申し添えさせていただきます。

 以上でございます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 議案第65号 平成25年度更級地区野生鳥獣侵入防止柵設置事業資材購入契約の締結について



○議長(吉田昌弘君) 日程第2、議案第65号 平成25年度更級地区野生鳥獣侵入防止柵設置事業資材購入契約の締結についてを議題といたします。

 議案に対する説明を求めます。

 山本副市長。

          〔副市長 山本高明君 登壇〕



◎副市長(山本高明君) ただいま議題となりました、議案第65号 平成25年度更級地区野生鳥獣侵入防止柵設置事業資材購入契約の締結について説明をいたします。

 更級地区野生鳥獣侵入防止柵設置事業の実施に伴い、更級地区に提供いたします資材の購入について、8月30日に指名競争入札を実施し、金額2,116万8,682円で落札した、ちくま農業協同組合、代表理事組合長、松崎一男と、9月3日付で仮契約を締結いたしました。

 つきましては、平成25年度更級地区野生鳥獣侵入防止柵設置事業資材購入契約の締結について、地方自治法第96条第1項第8号の規定による、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。

 よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(吉田昌弘君) 議案第65号について質疑に入ります。御質疑はございませんか。

 林君。

          〔11番 林 愛一郎君 登壇〕



◆11番(林愛一郎君) 済みません、もう少し。

 まず中身の説明を追加でお願いしたいんですが。距離数と、それからそれの仕様です。森地区や倉科地区でも同様のことやっておりますけれども、ちょっと全体の契約金額が大きいかなというふうに疑問を感じますので、その辺の追加の説明をお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 登壇〕



◎総務部長(柳澤正彦君) ただいまの件でございますが、距離は7キロから約8キロということでございます。

 対象動物は、イノシシ、鹿ということで、高さが2.1メーターということで、第2給食センターから羽尾の戸家踏切の間で、地元の協議会が、自力で設置するということで現在計画をしております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 他に質疑はございませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 進行の声がありますので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 進行の声がありますので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第65号については、原案可決と決するに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号は、原案のとおり可決されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 一般質問



○議長(吉田昌弘君) 日程第3、一般質問を行います。

 通告に基づき順次発言を許します。

 14番、森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) おはようございます。議席番号14番、公明党、森 義一郎です。

 通告に従いまして、一般質問を行います。

 以下、大項目3点について順次お伺いをいたします。

 まず、今月9月1日、千曲市は合併10周年を迎えました。記念の式典も大成功裏に終了しましたこと、心からお祝いを申し上げます。

 また、この7日、市長も冒頭でお話がございました、日本時間では8日にはブエノスアイレスで、IOC総会が開催され、2020年東京でのオリンピックの開催が決定をいたしました。1964年の東京に始まり、札幌、長野、そして、今回の東京オリンピックは日本では4回目の開催となります。今回の招致活動では、前回と違い、東京ばかりでなく、日本が一丸となって取り組んだ結果ではないかというふうに思います。招致活動に先頭に立った東京都の猪瀬都知事は、招致が決まったインタビューで、五輪開催が日本人にどんな影響をもたらすかについて次のように語っておりました。「1964年の東京オリンピックでは、生涯に一度あるかないかの高揚感、心のつながりが生まれた。今の子供たちは、閉塞感に覆われた日本しか知らない。五輪という新しい「坂の上の雲」を目指すことで「心のデフレ」を取り払い、国全体が自信を取り戻すきっかけになる。また、被災地を聖火ランナーが走り、宮城スタジアムでは、サッカーのグループリーグを行う。五輪という目標があれば、被災地の方々の気持ちも違ってくるだろう。仮設住宅を建てるだけでは得られない心の復興につながる」というふうに述べられておりました。確かに、このオリンピックの開催につきましては心配される面もございますけれども、日本がすばらしい目標ができたということ、そして、そればかりでなく日本人一人一人、また、とりわけスポーツをする子供たちに大きな目標ができたのではないでしょうか。前回の東京オリンピックは、戦後日本からの復興の大きな力となりました。2020年の東京オリンピックが東日本大震災からの復興の大きな力になるように、念願いたします。このような今回節目を迎えた議会で本定例会は、合併後最も多いと言われます16人と大勢の議員が一般質問をいたします。そのトップバッターです。市長の前向きの御答弁を期待をいたしまして、質問に入らせていただきます。

 最初に学童期の放課後対策についてお尋ねをいたします。

 児童センター、児童館の一般利用は、18歳未満の児童であれば申請すれば誰でも無料で利用できます。児童クラブは、両親が働いているなど小学校低学年の児童で帰宅しても1人の子供たちは、児童クラブに登録をして放課後を過ごせるようになっております。このごろの労働形態が大変多様化して、また、若い世代は共働きの人が多いことで、この児童クラブは子供たちにとっては、大切な遊びの場であり、また学習の場ともなっているというふうに思います。

 放課後対策としての児童クラブの利用状況はどうか、特に登録の多い埴生児童センター、東部児童センターの運営などには問題はないでしょうか、また、何か今後改善のお考えはあればお示しをいただきたいというふうに思います。

 また、一般児童の利用も多い埴生児童センターを初めとして各児童館、センターの耐震化も含めて今後の施設整備の計画を、どのようにお進めになるかお伺いをいたします。



○議長(吉田昌弘君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 市内には9つの児童クラブがございます。このうち、8児童クラブは、小学校単位の児童館、児童センターを、それと1つのクラブは上山田小学校の教室を活用し、小学校1年から3年生までが利用しております。

 児童クラブは原則登録制で、24年度末における登録児童の総数は444名、土日祝日を除く平均利用者は319名となっております。その中でも、埴生児童クラブと東部児童クラブの登録児童数が多い現状でありまして、埴生児童クラブは84名、平均61名の利用。東部児童クラブは61名、平均利用者49名で、教室等の活動場所が狭い状況にあります。

 施設の改善というようなことでございますけども、今後も子供が減少し続ける中で、今のところ施設等の拡張の計画は持っておりませんが、いずれの施設も限られたスペースの中で、創意工夫をしながら運営をしていきたいというふうに考えています。引き続き、子供たちの安全を確保しながら屋内や近隣施設の利活用も図ってまいりたいというふうに考えております。

 それと、児童館、児童センターの耐震化につきましては、稲荷山児童センターが対象となりますけども、市の耐震改修促進計画に基づきまして、耐震診断を実施し、必要に応じて耐震改修などを実施してまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) 今、御説明いただきましたけれども、この上山田小学校が、児童クラブってのは、学校でやっていて、そのほかは、児童センター、児童館で児童クラブを行っていることというふうにお聞きしましたけれども、やはり、児童館、児童センターというのは、いずれも場所も違いますけれども、小学校に隣接して、近くにあるわけですよね。それで、今、部長の答弁の中に、屋外、または近隣の利用も考えているということで、やはりこの児童館、児童センターだけではどうしても子供たちが狭くてなかなか利用するに不具合があるということで、現在近くにある学校施設などを使って利用されているのか、その現状と、それから今後学校施設とも連携してやっていく考えがあるような御答弁いただきましたけれども、その点具体的に何かございましたら、学校との関係について、連携について現在の状況と今後の見通しについてお伺いしたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 東部児童センター、埴生児童クラブともに、学校の施設が近くにあるというようなことで、学校のグラウンドと利用したり、あるいは、東部児童クラブについては、近くに東部体育館があるというようなことで、駐車場を使ったり、そういった連携の中でまた活動もしております。

 現状ではなかなかそういった利用はまだ多くありませんけれども、今後児童数がふえるような状況であれば、そういった施設も活用を図っていきたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) 次に、放課後子供教室について引き続きお尋ねいたします。

 千曲市では、更級小学校でこれは行われています、毎週水曜日に実施をされているというように伺っておりますけれども、ここでの放課後子供教室は、保護者、そしてまた、地域の方々の熱心な協力のもとに運営されているようで、週1回ということでございますけれども、大変持続するのはなかなか大変なことだなあというように思います。

 例えば、このような活動に協力していただけるような方に、指導する人の研修、また、ボランティアの育成等進めていただいて、他の小学校でも放課後子供教室を実施をできないかということでお伺いをいたします。



○議長(吉田昌弘君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 更級小学校の放課後子供教室は、小学校の長期休業中を除く毎週水曜日に学校施設を使用させていただき、子供の居場所づくりを目的に、子供たちによる自由な活動を中心に実施をしております。

 この教室への参加児童数は、1年生から6年生まで45名。子供たちの安全を見守るスタッフは、コーディネーターも含め21名体制であります。1学期の活動状況につきましては、平均参加児童41名に対しまして、スタッフは11名で、自由遊びを基本に、教室では折り紙やお絵描き、自習や読書など、体育館や校庭では球技や鬼ごっこなどを行っております。また、全体活動としては、七夕飾りづくり、浴衣着付教室、お楽しみ料理教室などを行ったとこであります。

 また、この教室に携わるスタッフ、並びにコーディネーターは、年3回ほど開催される研修会に参加して、県下の活動事例や各教室の抱える問題等の情報交換も行っております。

 他の小学校での放課後子供教室の開催につきましては、余裕教室と学校施設の使用が可能であること。また、子供たちの安全を見守るスタッフの十分な確保ができることなどが必要な条件となります。

 こうした点から見まして、現状教室がなかなかふえない状況ではありますけども、地域に即したいろんな形態を検討するなど、放課後の子供たちの安全安心な活動拠点づくりに引き続き進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) 今、質問、答弁お聞きいたしまして、大変に登録が1年から6年、45名、そのうち支援するスタッフ、それが21名ということで、そういう体制で行われているということで、これ、なかなかほかの学校で実施してくださいといっても、それだけの人を手当てするのは大変かなというふうに思いますけど、いずれにいたしましても、やはり地域で子供たちを育てるのが大変重要であると、このごろ大変言われております。そうした中で、社会保障制度改革国民会議というのが、審議が終わりまして、それでその報告書がこの8月6日に提出をされております。その中で、学童期の放課後対策ということでこのように述べられております。「学童期の放課後対策が、まだ、手薄であると、小学校と放課後児童クラブの連携による教育と福祉の連続性の担保とともに、指導員の研修の整備、地域の人々が積極的にかかわり支援していく体制の構築などが必要であります。」というふうに報告されておりますけれども、児童クラブにいたしても、例えばやはりこの教育と福祉の連携がいつも言われるんですけれども、大事であるということが言われております。

 その点について、もう一度御答弁いただきたいと思いますけれども、千曲市において児童クラブ等々、それからまたこの教室等々におきまして、教育委員会と健康福祉部の連携の問題、どのように行われているのか、そしてまたこのどのように連携を進めていくお考えがあるのかその点について再度お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) ただいまの児童クラブの関係と、放課後子供教室の関係につきまして、御質問に沿ってお答えをしたとこでありますけども、児童クラブにつきましては、厚生労働省の所管というようなことになっておりまして、一方放課後子供教室は文科省の所管というようなことで、教育委員会としてはいろんな制度取り入れて、放課後の子供たちの居場所づくり等々に周りが取り組んでいるところであります。

 また、このほかに毎週土曜日になりますけども、各小学校で7月から12月まで、科学に親しむ教室というものを実施をしております。各小学校、その期間に5回ずつ実施をしまして、午前中を中心に8時半から10時半の低学年と、10時半から12時までの高学年に分けてます。このことの実施をしておりまして、登録児童は総数で400名を超える子供たちが、土曜日その教室に来ていただいております。

 そんなことも含めて教育委員会では、実施をしているとこでありますけども、健康福祉部との連携ということでございます。切れ目のない支援、援助というようなことで、健康福祉部と合わせてまた協力してそういった居場所づくり、放課後対策を実施していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) いずれにいたしましても、地域で子供たちを育てるという点につきまして、この指導者の育成、また、父母教師会、保護者会等々に呼びかけていただきまして少しでもそういう人材が育成されますようにということで、市のほうでリーダーシップをとって行っていただきたいというふうに思います。

 続きまして、次の大項目2、合併10年を迎えて、経過と今後の展望についてお尋ねをいたします。

 千曲市の合併は、平成の大合併の長野県では最初の合併で、県下の注目のうちにスタートをいたしました。合併後しばらくして、在任特例で旧市町の議員が全員新市の議員として残ったことに市民より批判の声が上がり、議会解散の署名運動により、議員が全員辞職して、議会は24人で再スタートしました。

 また。千曲市となり2代目の近藤市長は、体調を崩され志半ばでおやめになりました。さまざまな事がありましたけれども、この10年を検証して市長にお尋ねをいたします。合併のメリットをどのようにお考えか。合併の目的として、まず、合併前に言われたことがサービスは高く、負担は低くというふうに言われました、合併後、国の三位一体の改革、また急速に進行する少子高齢化、リーマンショック、東日本大震災とさまざまなマイナス要因が発生をいたしました。そうした大変厳しい中で、初代宮坂市長、2代近藤市長、なかなか地道に、健全に市政を進められたのではないかというふうに思っております。

 まず、合併のメリットとして、幾つか上げられますが、首長と議会、政治機能を1つに絞り、大きく統合することで政治機能が増すこと。住民の不便の解消、サービスの利便性が高まること。政策能力の向上と、職員の専門性が増すこと。広域的なまちづくりができること。行財政改革など上げられます。このような点について、合併10年を迎えて、市長はどのように認識をされておられますか、お伺いをいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 合併10年、ようやく迎えることができました。まず、皆様に感謝を申し上げたいと思います。

 ただいま、森議員から御意見といいますか、御質問をいただきましたけども、この10年間、この千曲市は本当によくやってきたなというふうに私自身そう思っています。平成の大合併の第1号と言われてきましたけども、更埴市、戸倉町、上山田町、同じ生活圏の中で、今まで広域行政の中で協力してきたという歴史は本当に深くあったと思います。そういった中で、当時はこの平成の大合併という声がかけられる以前、もう20年も以上前から、それぞれの1市2町の議会の主導によって、長い間この合併を議論されてきたっていうのは事実であります。その中で、平成15年9月に、平成の大合併のときに合併することができた。ですから、千曲市の合併は、従来から計画をされてきたもんだっていうふうに思ってます。

 そのときに合併に掲げた目標、大きく3つあるんです。これは、新市建設計画の中での目標だと思いますけども、まず一つは、生活圏が拡大すると、一体化に伴う効率的、計画的な行政が実現するんだというのが一つであります。それから、もう一つは、地方分権が進む中で行財政基盤を強化しましょう。三つ目、長野県の新たな新しい拠点都市を形成しましょう。この3つが大きな目標の3点でございます。

 合併時に挙げた目標は、合併10年をもってみても、全て実現するということは難しいと思っています。しかし、これまで社会資本の整備、道路、川、そういうものありました、その整備、あるいは、学校の改築、耐震化、公共施設の耐震化、さらには特例債を活用した主な事業っていうのは63事業あります。この63事業が、ほぼ今計画どおりに進んでおりまして、その意味ではこの地域が1市2町が合併して、できなかったことを、この合併によって達成することができたっていうことで、そういう意味では大きな成果があったのかなと思います。

 また、行政の最大のコスト削減、これ人件費でありますけども、当初530人だと思いますが、いました職員が、今は470名であります。60名から減員されてるわけです。これも、合併したからにほかならないっていうふうに思っています。そういう意味では、この10年を一区切りとしまして、これから残された合併特例債延長がありますので、残された期間、計画どおり、新市計画に沿いまして合併を成功させていきたいと、この5年間というのは、合併の最後の総仕上げになるというふうに思っておりまして、その部分では財政計画も5年間は厳しいかもしれません、しかし、それはやっていかないと千曲市としての一体化は難しいと思ってますので、しっかりと計画どおり進めてまいりたいというふうに考えておりますんで、私とすればこの合併のメリットというのは、非常に高いものがあったというふうに思ってます。そうでなければ、今、各市町であれば、どういう状況になったのかっていうのは非常に予測がしがたいと思っておりまして、合併については大きなメリットがあったというふうに考えているわけであります。

 よろしくお願いします。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) 今、市長のほうから本当に合併してよかったというお話を伺いました。私もその通りであるというふうに思います。それで、知って反面、やはり合併してこれちょっとデメリットかなという部分も聞こえてきます。いまだに、やはり地域間の格差があるのではないかというお話も伺います。そうした中でこれから10年たちまして市としての一体感は醸成をしてきましたけれど、まだまだちょっと不協和音が聞かれる部分があります。その点について、市の一体感という部分について、市長がどのように今認識されているのか、またそれを一体感を醸成していくためにこれからどのように活動されていくのか、その点について再度お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 合併以来、その一体感については、さまざまなところからそういう話をされておりました。私も職員でありましたので、十分承知をしております。しかし、一体感というのは、個々皆違うんです。それぞれに考え方が違いますので、どれが一体感なのか、何が一体感なのか、一体感の定義が何なのか、これ非常に難しいんです。ですから、私ども今まで10年間やってきたのは、まず地域の中を格差がなく、一体的に整備していきましょうということで、整備をしてまいりました。しかし、全てやるわけにはまいりません。お金が大分かかりますんでね。その努力はしてきたつもりであります。したがって、これからも一体感というものは、旧更埴が、合併して40年たってもまだそういう意見があるんです。だから、住民の中の気持ちの一体感というのは、大変なものがあると思っています。ですからそのために、私もどんどん地元に出てまいります。地域の皆さん方とも交流をさしていただきます。そして、職員もどんどん出かけて行きながらなるべく皆さんと交流し、さまざまなイベントを通じて住民が交流できる、今回も合併10年になりまして、15のさまざまな事業を展開いたします。全て市民の手づくりでやる事業であります。そこにいろんな方々が入ってくること、こういったものを通じながら、地道に息の長い一体感の形成をしていかないと、一気に変わることはありませんので、そういう意味ではこれからも引き続いて一体化のために努めてまいりたいというふうに思っています。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) それでは、次に、合併前に合意し計画された事業についてお尋ねをいたします。

 それぞれの市、町で千曲市となり実施される予定の事業がございました。この10年を経て実施された事業、例えば、千曲駅でございますとか、竹林の湯などが上げられます。そして、また、その中で縮小され実施された事業もあると思います。それとは反対に、実施されなかった事業もあるのではないかと思います。例えば、ハイウェイオアシスでございますとか、三本木の土地区画整理事業などがあります。そして、これから実施される事業、さまざまあると思いますが、その主な事業の実施の状況はどうか、市長、ちょっと触れられましたけれども、また、その計画されたときと、現在との事業費の関係はどのようになっているか、お伺いをいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 新市建設計画の合併協議によりまして策定しました、千曲市まちづくり計画、これは新市建設計画でありますけれども、千曲市は誕生して、その後の急激な経済変動、こういったものがありまして、新市建設計画を引き継いだ千曲市総合計画が、平成19年度から28年度の10年間の計画として、議会の議決を経て現在に至っております。

 この計画に盛られた事業は、毎年度、議会の予算の議決をいただきながら、おおむね着実に実現をしてきているところであります。

 特にハード事業については、合併市町村に対する優遇措置の特例債を活用してまいったわけでありますけれど、25年度で終了予定であった特例債の発行が延長されたということでありますので、本議会に議案として提案をしておりますけれど、当初立てられた計画の中で、まだ残されてるものとすれば、大きなものは新庁舎の建設と戸倉上山田中学校の改築であります。戸上中学の改築は、新市建設計画にはなかった事業であります。しかし、耐震化があったもんですから、こういった状況になっておりますので残された合併特例債というのは、総額で210億円が許可額になってます。そのうち、残りというのは80億円強なんです。ですから、その中しかありません。この5年間の中では、特例債の発行額は80億円強、なるということになります。そうしますと、特例債を使っていけるというのは、新庁舎と戸倉上山田中学校の改築なのかなと、後は、基金の造成をしておりますので、そういったものを含めながら相対的に必要な事業をやってまいります。しかし、特例債だけに限って言えば、庁舎と戸上中学に特化されるのではないかというふうに考えているところであります。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) それでは、合併特例債も5年間延長されるということで、本当に市としてはよかったなと、私も実感しておるところでございますけれども。

 続きまして、今後の財政見通しについてお尋ねをいたします。

 失われた10年、また20年と景気の低迷が続いて、法人市民税、固定資産税の減少で、市税の回復がなかなか見込めません。現在は、自主財源が見込めず、一般財源は臨時財政対策債に頼らざるを得ない状況でございます。一方、歳出は扶助費の増加、特別会計への繰り出しがふえ、財政需要はますます増加傾向にあります。今後、合併の特例期間終了とともに、財政はますます厳しい状況になってくるのではないかなあというふうに思いますけれども、今後の財政見通しについてどのようにお考えかお伺いをいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 財政見通しであります。今御質問にあったように、合併算定替の終了が始まります。これ、来年から始まるわけでありますが、6年後には13億円の減収になります。そういった中で、段階的に減ってきますので、一気に減るわけではありませんが、段階的に13億円ほどの減収となる見込みであって、財政状況というのは非常に厳しくなるということは確かであります。

 もともと、地方自治体は地方分権によって、自立しなさいというのが国の方針なんです。そういった意味の中では、市行政として、自立できるような財政というのを確立していかなきゃいけないと思っています。まずは、歳入をふやさないことにはどうしようもありません。しっかりと歳入をふやしていく、合併の5年間のほぼ事業は決まってますから。それ以上はできません。ですから、これからそれ以上のものをする、あるいは将来にわたって今のサービスを継続していくには、やはり財政の歳入の部分のところをしっかりと確保していかなければならないと思っています。

 それには、当然行政改革、公共施設の統廃合だとか、事務事業の縮小、あるいは合併によって、ダブっているといいましょうか、幾つもある施設については整理をするとか、さまざまな課題があります。こういったものについては、財源が13億円減額になるわけでありますから、そこら辺を見越しながらやはりきちんと整理をしていかなきゃいけないだろうなと思っています。

 いずれにしても、もう一つの大きな課題は、何と言っても財源を確保する道をつくっていかなきゃいけません。今、企業誘致もやっておりますけどね。そういった意味では、産業振興とも積極に推進しながら収入は確保できる財政構造っていうのを進めていかないと健全財政っていうのは、長続きしないだろうなと、依存財源だけに頼るような行政推進をいつまでも続けてるわけにいかないといったそういう認識だけは持っているところであります。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) 市長のほうから6年後に13億円減少していくというふうなお話がございました。ここで、冒頭にもふれられました、オリンピックというお話もございました、これあと2020年にはオリンピックが来ます。そして、新幹線の延伸もあります。その点について、市長にちょっとお伺いしたいというふうに思います。

 例えば、新幹線の延伸、これは物流、そしてまた人の流れが大きく変わるということで、たしかにいい面もたくさんあると思いますけれども、しかしさまざまな競争の激化が起こってくるということもありますでしょうし、また、都市間競争も激しくなってくる部分もあります。そしてまた、この新幹線延伸によって観光では戸倉上山田温泉が通過観光地になってしまうのではないかという、大変な心配もございます。その点について。また、オリンピックにいたしましても経済効果は今5兆円というふうに言われておりますけれども、そうした中で、本当に地方はどうなのか、東京一点集中になってしまうんではないか、地方にはむしろデメリットもあるのではないかというふうなお話もございます。これからの10年というのは、その新幹線の問題、そしてまた、東京オリンピックに対して、千曲市が、どのような今言った収入を確保するための戦略的な政策を進めていくのか、その辺について大変大事な時期に入ってきたのではないのかなというふうに思います。その点につきまして、この2点、市長の見解とかいうか、お考えをお伺いをしたいというふうに思います。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 新幹線が27年3月に金沢開業します。今、駅のある金沢市を初め、富山、ものすごい勢いで誘客活動をしてます。どうやったら大阪から、関西圏からお客を呼ぶか、東京圏からお客を呼ぶか、あの有名な金沢でさえそうなんですね。千曲市、特に長野県がその中で埋没するんではないかっていうのは、これは大きくそういう課題というのはあるというふうに思ってます。そうならないために、まず県として何をするのか、私たち千曲市も一生懸命PRしてお客様を来てもらう努力をしていかなきゃなりません。しかし、千曲市には駅がございません。そういったことを含めて、他の市に頼らなきゃちょっと今できないんです。そういうのをしながら、なるべくそうはいってもただ手を加えてるわけにはまいりませんので、オリンピックもあります、将来の税収のための歳入を確保するための税収確保に向けても、さまざまな課題がありますが、この地域経済をまずは活性化させていきたいな。それには、交流人口をふやすには、多くの皆様に来ていただかなければなりません。オリンピックもあります。そればかりではありませんけども、それを契機にやはり千曲市に多くの人が集まっていただけるように、さまざまな施策をこれからつくっていきたいなと思ってます。また、たくさんの議員の各位から、この後たくさん質問を聞いておりますので、その段階で逐次報告をさせていただきますけれども、千曲市は可能性は十分あります。その十分ある可能性を生かしながら頑張ってもらいたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) それでは、大項目3、最後の質問をいたします。

 千曲市の顔づくりについてお尋ねをいたします。

 1市2町で合併しました千曲市は、まず、鉄路には4つの駅があります。戸倉、千曲、屋代、屋代高校前ですが、まず名前でいえば千曲駅、乗降客でいえば屋代駅ではないかというふうに思います。しかし、なかなか顔となる駅はございません。また、市街地も分散しているため、どこが中心市街地といわれても特定できないのが現状です。観光地は、あんずの里、森地区を初め姨捨の棚田、蔵のまち稲荷山、戸倉上山田温泉と合併以前の各市、町に有名な観光地、景勝地があったため、大変うれしいことではありますけれども、それではどれが千曲市を代表する観光地かと言われても決められません。現在千曲市を代表する千曲市らしい顔はと言われても、なかなか思いつかないのが現状でございます。

 今後、次の10年に向けて、新庁舎、白鳥園、新幹線新駅等計画されている中で、千曲市を代表するような統一された顔が必要ではないかと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) まず千曲市の特徴から申し上げたいと思いますけども、もう御承知のように、千曲川が市の中央部を流れてます。幅500メートルが市の中央部を流れを通しておるというのはあんまりありません。こういった意味では、一つの大きな特徴かなと思ってます。それで、東には将軍塚古墳、そして日本一のあんずの里、西には稲荷山の土壁のまち並み、八幡の武水別神社、姨捨の棚田、戸倉上山田温泉というふうに今は小さくても可能性のある観光地というのはたくさん並んでます。千曲市に今まで一番弱かったのは、最終目的の観光地がなかったんです。千曲市だったらここに行こうというのがなかったんですよ。長野行ったら、善光寺があります。松本行けば、松本城もあるんです。千曲市っていったら何か、あんずの里っていうんですけど、これ期間限定です。通年観光じゃないんですよ。通年観光できるそういう場所っていうのは、これからつくっていかなきゃいけないだろうなと、それは、千曲川であり、稲荷山であり、あるいは姨捨であり。そういうところになると思うんですね。その持ってる資源を使って、通年観光していかなきゃいけない。そのために、一つ一つが千曲市の場合は弱いですから、一つ一つが目的地になることは難しいと思います。しかし、それぞれが連携すること、そして人の動線計画をしっかりつくってそこに結びつけるような施策を進めていかなきゃいけないだろうなと、そのためにこれからさまざまな施策を進めてまいりますけども、千曲市が一つの観光、あるいは交流拠点都市となるための、仕掛けをこれからもしていかなきゃいけないというふうに考えてます。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) 確かに魅力はたくさん千曲市はあるんですけれども、これといったやっぱり一つの顔がないということで、それで、これから新庁舎を建設するということであれば、その市街地を中心に市街地になってくるかもしれないし、また玄関口といえば新幹線新駅ができればそこが玄関口になってくるかもしれない。

 また、市民の憩いの場としては、これから白鳥園がつくられますけれども、そこが中心になってくるかもしれません。しかし、やはり千曲市としてイメージできる統一したシンボルというのは必要ではないかなというふうに思うところでございます。

 この記念式典、合併10周年の記念式典で、千曲市でちょうど10年前に生まれた10歳の小学生の皆さんに、私が市長になったらという作文を募集しましたところ、千曲市長賞には、上山田小学校の関野ららさんが受賞されました。その関野ららさんがお話の中で、千曲市のシンボルとなるタワーをつくっていきたいと、そこを中心に千曲市にたくさんの人が訪れるような市にしていきたいというような意見発表をされておりました。そういうことを考えるとやはりこれからつくられる、例えば大型事業なんかでもさまざまな庁舎もありますし、新幹線新駅等々もありますし、計画されている事業があるわけです。そうした中で、一つの顔となるようなものもつくっていくことを意識していってはどうかと思うわけですけども、その点についてお伺いをいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 新駅の顔でありますけど、今、私が申し上げたように、千曲市にはすばらしいものがたくさんあります。これからそれぞれ、今回、そういった質問の方がたくさんいらっしゃいましたんで、逐一分けて御答弁申し上げますけど、本当にいいとこたくさんあるんです。まず、地震がありません。今発見されてる活断層もないんです。安全なんです。そういうのも含めて、千曲市のよさというのをこれからしっかりとつくっていきたいなと思っておりまして、その意味では、ようやく合併して10年、市民それぞれの基盤ができた、これからは次のステップの段階に入らなきゃいけないなと思ってまして、これからは千曲市を宣伝する、攻撃する材料としていかにゃいけないなというふうに思ってます。内部を固め、そして外にどんどん向けて、千曲市の存在というのをPRしていかなかったらいけないなと思ってまして、そういう意味では10年、1年目を契機にことしからその種まきをし、なるべく早く芽が出るようにしていきたいなと思っておりますし、そのためにまた市民の皆さん、そして、議会の議員さん方にもさまざまな御協力を賜りたいなと。

 市役所だけでできませんので、皆の力でできるようにしていきたいなというふうに思っておりますんでお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 森 義一郎議員。

          〔14番 森 義一郎君 質問席〕



◆14番(森義一郎君) 市長のお話にございました、千曲市本当に潜在的な能力っていうか、潜在する魅力がすごくあるということで、それをいかに引っ張り出していくかということではないかなと思います。そして、また、これからの10年というのは、明るい見通しの持てるいろいろな事業もございますし、発展の基礎となるような事業がございます。そういうところをうまくコーディネートしていただきまして、市政をまた進めていっていただきたいということで私の質問を終わります。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) ここで15分間休憩いたします。

                            午前10時50分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 午前11時5分 開議



○議長(吉田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 続いて、11番、林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) それでは、11番、千曲政策研究会の林 愛一郎でございます。

 今回の一般質問の内容は、農業問題1点に絞り込んだ質問をさせていただきます。

 大項目の1として、農業問題に、より真剣な取り組みをと題しまして、以下4項目の小項目を設けまして質問さしていただきます。

 千曲市の農業問題についてですが、私は平成22年6月の定例会、それと平成23年3月の定例会で質問しております。

 その際には、2010年に実施した農林業センサスの結果を踏まえ、千曲市の農業問題が深刻であるとの指摘をさせていただきました。

 すなわち、2005年の調査から2010年の調査までの5年間で、販売農家数が1割強の減少、就業人口が4分の1近い減少、農業に従事する年齢層の8割強が60歳以上で、しかも平均年齢は、ほぼ70歳という結果から、次回の調査日である、2015年の調査では、どれだけの農家が生き残っているのかという問題提起をさせていただきました。

 さて、さきの質問から2年半経過した現在、この問題に対してどのような取り組みがなされてきたかを検証しつつ、今後、より真剣な取り組みを求める意味で、通告に従い順次質問いたします。

 小項目の1番、千曲市の農業に関する諸問題は、深刻さを増していると考えるがいかがかということでございます。

 千曲市の農業が抱える問題については、これまでに何度もこの議場で議論されてきましたので、何が問題になっているかは認識が共有されていると思います。

 表面化している問題としては、農業者の高齢化と後継者不足の問題、耕作放棄による荒廃農地の増加問題などがあります。

 平地の稲作に関しては、担い手となる認定農業者に耕作を委託することで、後継者不足と荒廃農地の増加が表面化してこなかったわけですが、最近では、平地でも条件の悪い水田や畑などに、不耕作地が目立つようになったと感じています。

 また、中山間地の直接支払制度が適用されていない地域において、荒廃農地の増加が顕著に見られるように感じます。

 さらには、現役で農業に従事している高齢者から「息子は農業をやる気がない」という諦めの声が多く聞かれ、農家の若い世代からは「苦労してまで農業をやる価値がない」という声を多く聞きます。

 したがって、問題は年々深刻さを増しているのではないかと考えられますが、市はどのように認識しておりますか、お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 千曲市の農業に関する諸問題についてでござますけれども、議員のおっしゃりますように千曲市の農業には、農家の担い手不足、農業従事者の高齢化、これに起因する荒廃農地の増加や有害鳥獣の被害の拡大というように、農業者の所得向上対策なども含めて緊急に解消すべき課題が山積しておることは確かでございます。

 担い手不足の解消を図るためには、まず定年帰農者、あるいは女性の就農を促進するためのセミナー、そのようなものを開催したり、営農指導等を農業関係団体と連携して実施していかなければならないというふうには考えております。

 また、昨年から検討を始めました、人・農地プラン、これを活用し、地域の担い手となる農業者に農地の利用集積を図るための補助や、新規就農者への補助を活用し、担い手不足や高齢化といった問題の解消に努めてまいりたいというふうに考えております。

 次に、荒廃農地の問題につきましてですが、農地の利用集積による規模拡大や、有望品種への転換を図り、反別当たりの収量をふやすなど、農業経営の合理化、収入の増収、安定を図ることと、先ほど申し上げました有害鳥獣被害を防止するための電気柵等の、それから先ほど決定いたしました、柵、これらの設置などが重要と考えております。

 農業者所得の向上への取り組みについては、販路の拡大や農産物に付加価値をつけることも必要であり、6次産業化について新たに事業化を考えている方への支援や、意欲的な生産者の発掘を図ってまいらなければならないと考えておるところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) いろいろ、現在行っているような政策まで突っ込んでお話をいただきましたが、一言で言って、再質問いたしますけど、現状、年々悪くなってんのかどうなのか。

 現状認識についてお答えをまずいただきたいと存じます。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) それぞれの項目について申し上げてるわけですが、細かな数字は今手元にございませんけれど、議員のおっしゃいますようにやはり高齢化は年々進んでいる、これは事実であると思います。

 荒廃農地と、これらにつきましては、農業委員会さんのお手伝いもありまして、一部では指導によりまして農地が復活したというようなことも聞いております。

 それから、有害鳥獣の駆除等につきましては、実際に柵をやったことによって被害が減ったというようなこともお聞きはしています。ただし、先ほど申し上げましたが、若い人が本当に農業に携わるかという声につきましては、そういうような事例は少ないわけでございまして、これからの大きな課題だとは、そのようには思っております。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) いろいろやってはいるんですけど、とまらないっていうのが現実かなと、私も農家の一人ですからいろんな機会にいろんな人とお行き合いしてお話をします。先ほどの伝聞、お聞きした高齢者の声や若い世代、私らよりちょっと下ぐらいの世代ですけど、の声も現実の声です。見聞きした声なんですが、これとまらないなというのが、ただ、この問題を考えるときに、これから一つ一つまた順を追って先に進むわけですけれども、まず認識の問題ですので、ひとつ共通で考えていきたいんですが。

 例えば、日本の国、特にこの千曲市では、専業の農家で、農業で生計を立てている農家っていうのは非常に少ない、もう数件しかないだろうと、ほとんどの農家が零細な三反歩以下の耕作面積、それと兼業で生計を立てている兼業農家であるってのは現実だと思います。

 そういう農家にとっては、今の70代までの現役の農業に従事していただいている高齢者の皆さんがリタイヤすると、次の世代が先ほどの声じゃないですけど、実際にはその反別で農業収入、所得として、収入として見込めるかというとこれは非常に厳しいので、そんなんなら水田の場合だったら委託で農家認定事業者に貸せばいい、畑の場合、中山間地の畑も含みますけど、その場合は、残念ながら草を刈る程度、それ以上のことはできないと、ですから見た目には荒廃農地になっていない畑地であっても、実際は全く不耕作の農地が非常に多いなっていうのが目で見た感想で、これからどんどん増加するだろうというふうに思われます。

 ここにこの問題、非常に難しい問題があるんだなというふうに私は思うわけです。

 TPPの問題はここで議論するわけじゃないですけども、これを推進している学者さんちの声っていうのが、ネットや何かで私も読みますけども、非常に大雑把な言い方をすれば、兼業農家はいなくなってもいいんだという論者もいます。要するに、零細農家は撤退していただいて、農地を集約して大規模な、株式会社を含め、大規模な農業形態に移行することによって日本の食料生産は賄えるし、農業は成り立つという考えをお持ちのようですけども、私はこの千曲市だけをとってみても、ほとんど中山間地、平地はあります、確かに、屋代田んぼ、いろんな場面で平地の農業をやってる、稲作やってる方もいますけど、そこはその理論が当たるにしても、そうじゃない中山間部においては、全く規模の集約なんて、大規模化して農業ができるだなんて夢物語で、それは無理だと。果樹生産であっても。規模の拡大っていうのは非常に難しい、小規模だから何とかやってられる、それを規模拡大しては難しいていうのが現実じゃないかと思うんですが、この辺の認識、これもすり合わせておく必要があると思うんでお聞きしたいんですが。

 千曲市の農業の問題を考えるときに、そういうちょっと乱暴な言い方ですが、農業を単に収益の拡大を図るための大規模化という、農地の集約を図って大規模化を図ればいいっていう論理には、私は与できないと考えるんですが、市のお考えはいかがでしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 議員さんおっしゃるとおり、集約、それさえもなかなか難しいと、先ほど言いましたけど後継者の方がいないんだからそれをまとめていくことは、なお無理だという御意見もわかります。

 小さい農業が切り捨てられると、それはあってはならないというふうに思います。ですから、議員さん御意見ありましたけども、平地で、確かにできることで、今特に米何かの場合は、大胆にやっていらっしゃる方もいらっしゃいます。そういう方もいれば、議員さんもそうですし、私もそうですけれども、小さな畑を一生懸命になってやっている方もいらっしゃいます。やぱり両方調和のとれた、その場所場所にあった施策をしていかなければならないかなと思います。

 要は、先ほどおっしゃられたように荒廃地を少なくしていくと、それで、何とか農業をやっていく人をふやしていくということが大切だというふうに考えるところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) 部長も農家ですから、同じ御意見ということで安心しました。非常に都市部の方は、先ほど私が言ったように、ちょっと極論ですけれども、ネットにあることですから大体極端な御意見を載せてくれるんですが、そういう論調が目立つかなと。全く、こういう中山間地の小さな地方都市の現状の農業をわかってない、東京近郊の皆さんの考えることだなっていうふうに私は率直に考えましたのでお聞きしました。認識は一致しているっていうことなんで安心して次に進みたいと思います。

 2項目めですが、食料、農業、農村基本条例制定後の取り組みと成果をお伺いいたします。

 千曲市食料、農業、農村基本条例は、これは、平成21年の12月定例会で議員提案により制定されました。

 施行は平成22年4月1日からでありまして、既に3年の月日が経過しております。

 条例の目的とするところは、食料、農業及び農村のあり方についての基本理念を定め、市、農業者、市民及び事業者の責務を明らかにし、必要な施策を推進することで、本市の多彩な農業が持続的に発展する豊かで住みよい地域社会の実現に寄与することであります。

 これは、1999年に国で制定された食料、農業、農村基本法の精神にのっとっています。基本法では、単に農業を一産業として捉えるのではなくて、一つには食料安全保障の観点、もう一つには、国土の保全、水源の涵養、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承等の多面的な観点から、必要不可欠な政策課題であるという位置づけがなされています。

 さて、本条例では、市の責務として、第8条で千曲市食料、農業、農村政策審議会への諮問により、第7条に列記した主要施策を推進するための基本計画を定め公表するとともに、第9条でこの計画に基づく施策の実施状況を取りまとめ、毎年公表しなければならないとしております。

 そこで、お伺いいたしますが、本条例制定後の具体的な取り組みについてお示しいただくとともに、基本計画に基づく施策の実施状況と、それによってどのような成果が得られたか、お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 千曲市食料、農業、農村基本条例は、議員申されたとおりに、平成22年に施行されたものでございます。

 この計画期間は、23年度から27年度までの5カ年となっております。市民、農業者、農業団体、事業者及び市が連携して、早期に実施する事業として特に27項目をリーディングプロジェクトと、特に進める事業として定めてございます。

 平成24年度における事業の実施状況につきましては、先月開催いたしました、食料、農業、農村政策審議会へ御報告いたしました。御審議をいただき、これらについては事業の中とすれば、27項目の事業のうちのほとんどの事業について、何らかの手をつけたり、実施がされとるという報告をしたところでございます。特に営農支援では、アグリサポーターとして171人を派遣したり、食育教育の推進では、女性団体による郷土食、地産地消を図るための地元野菜を使った料理教室なども好評であったと聞いております。

 また、ハード事業では、先ほどの御質問でも申し上げましたけれども、柵の設置とか、いろんなやらなければならない事業があるわけでございます。事業項目ごとの実施状況につきましては、できるだけ早期に、こないだ審議会が済んだところでございますので、できれば9月、もしくは10月、このころをめどに報告書にまとめて公表させていただきたいかなというふうに考えております。

 本年度は計画の中間年になりますので、計画いたしました事業、進捗状況をもう少し精査いたしまして、緊急性の高い事業として、担い手の育成や荒廃農地対策などございますけれども、より積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) 23年度から、基本計画の話ですね、22年に条例ができた、1年後に基本計画ができあがったと、23年度から計画の実施を図った、24年度の報告はもうちょっとで出てくると、23年度はどこへいっちゃったんですか。ちょっとそれだけお聞きします。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 23年度については、正式な報告書というのはまとめてないというふうに認識しております。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) 条例で制定された、特に9条というところで、毎年公表するということですので、条例ですから無視しないようにやってください。

 直近の24年度の報告、これから出てくるということなんで、これは目を通さないと何とも言えませんので、割愛いたしますが、いずれにいたしましても、これ立派な条例なんです。中身をよく見ていただくと。非常に、この通りやってもらえばいいなと、ただ、非常に総花的、何でもかんでも入ってるんです。だから、一つ一つ27項目っていう施策項目について申し上げていただきましたが、それ全部をつぶさに見ていくと非常に大変なものです。市だけではできないことも含まれています。事業者である、例えば農協ですとか、その他の事業者、農家はもちろんです。そういうところが、取り組んでいただかなければならない項目も見受けられます。これを、成果を出していくっていうことが私は必要だと、それであっても、大変難しいってことはわかりますけど、成果を出していくことが必要だと思います。

 実は、さきに申し上げました、23年の3月の定例会での質問のをひっくり返してましたら、私そのときに、目標を数値で示して、それに対するローリング作業も実施計画という形でやってほしいという要望といいますか、質問をしておりました。後期計画、これは総合計画の後期計画、その審議があるんで、その中で数値目標をしっかりと立ててやっていきたいという答弁があったんですが、残念ながら総合計画の後期計画では数値目標っていうのは、前期から引っ張ってきた項目にとどめられてしまいましたので、実はないんですよね、これに関してっていうことになると。当てはめていけば幾つかあるんでしょうけれども、ばっちりこの基本条例に、基本計画にのっとった数値目標ってのは出て来ないんです。非常にこれも大変だとは思いますが、いずれにしてもこれをやれということは今さら申し上げませんけど、そのくらいの意識で、取り組んでいただきたいということは申し上げたいんです。

 23年度が出てないっていうのは、完全にこれは市の謝罪の部分だと、私とりましたので、余計それに積極的に取り込んでほしいと思いますが、部長の見解、もう一度お聞かせください。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 23年度の件につきましては、まことに申しわけございませんでした。まず、目標について総花的となってはしないかということでございますけれども、取り組む計画が余りにも大きいもので、確かに細かな項目までたくさんにわたっておりますけれども、今後の進め方の中には、毎年見直す中で重点項目を定めることも必要でありましょうし、それから数字であらわせるものは、なるべく数字であらわすというようなことも必要であろうかと思いますので、それについては今後検討させていただきたいかなと思うわけでございます。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) 続いて、3項目めにまいります。

 具体的な事例になります。千曲市を代表するあんずの里と姨捨の棚田の実態についてお伺いします。基本条例の中でも、あるいは基本法の中でも申し上げましたけども、農業の持つ多面的な機能として、良好な景観の形成があることはそのときに申し上げました。

 千曲市の代表的な景観地域と言えば、あんずの里と姨捨の棚田です。ともにその景観維持が困難な状況に置かれているのではないかと私は考えております。

 あんずの里、これは私の地元ですけども、高齢化と後継者不足により荒廃したアンズ園がふえた。これが原因で病害の拡大がございました。その際、それを防ぐという目的で、2年前のことですけども大規模な伐採が実施いたしました。伐採と伐根です。通常の畑に戻してしまうって作業です。その後も管理できないアンズの木の伐採は、私の見る限り続いています。非常に残念なことなんですが続いてる。

 このような傾向の中、追い打ちをかけるように本年の凍霜害によって被害が出ております。これ来年以降、ますますアンズ畑、目に見えて減っていくんじゃないかなって危惧は、そこまで実際に持ってるわけじゃないですけど、いろんなところから聞きます。このままでいくとそうなりかねない。すぐに、来年以降っていっても、来年の話じゃないと思いますが、そういう危惧はあるなと確かに思います。

 一方、姨捨の棚田、これは伝聞になってしまいますけども、棚田の維持管理を行っている名月会等の担い手団体を組織しているメンバーの皆さん非常に高齢化していると、維持管理作業が非常に困難をきわめていると、したがってその後継者である名月会等に参画するメンバーがふえてこない限り、維持管理作業の担い手としてそういう会の存続がどうなのかなという話は聞いております。

 また、昨年と本年、集中豪雨で棚田の被害出ています。これも少なからず町としては修復に迅速に当たっていただいてるわけですが、少なからずそういう被害があると影響を及ぼすのではないかと思います。

 市では、象徴的なこの両地域の景観形成という課題に関して、どのような実態にあると認識していますかお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 実態ということでございますけれども、実態と今後の計画とかそれも含めてちょっとお願いしたいかと思います。

 先ずアンズにつきましてでございますが、本年4月の凍霜害により大きな被害が発生し、多くの農家の方が減収になったとお聞きしております。

 アンズは、議員おっしゃったとおり農作物でありますけれども、千曲市にとってはアンズの植えられた景観も将来にわたって守るべきものであり、経営放棄につながらないように支援しなければならないと考えておるところです。

 議員も御存じのように、アンズは農業共済制度の対象となっておりませんので、8月28日開催の長野県市長会で千曲市が提案市となって、市長会としてアンズを含む長野県振興果樹を対象にした共済事業の創設を国、県に要望することが決まりました。

 また、9月4日の県議会農政林務委員会の現地調査においても同様の陳情を行いましたが、今後も引き続き国、県に共済制度の創設を要望してまいりたいというふうに考えております。

 アンズ農家への助成についてでは、長野県では凍霜害対策の追加補助事業を実施するため、新規補助要綱の制定を検討しておりますので、新たな助成が受けられるか検討しているところであります。

 アンズ栽培農家や、それを支援する新たにつくられましたNPOの方たちですが、これらの方たちへの支援を引き続き継続していきたいというふうに考えております。

 次に、姨捨の棚田の状況でございますけれども、昨年も集中豪雨により大きな被害が発生したため、景観に配慮した復旧工事を行ったところです。先ほど言われましたように本年度も災害があったわけでございますけれども、3カ所の棚田のあぜが崩壊してしまいました。災害復旧工事を行うために県とも打ち合わせをしており、今後、工事費が確定した段階で、関連予算の補正もお願いしたいというふうに考えております。

 なお、棚田は重要文化的景観にも指定されていることもありますので、復旧工事も景観を損ねないような配慮が必要です。

 また、今後の災害の発生も予想されますので、事前の水路、道路等の改良についての検討も進めたいと思います。担い手不足につきましては、地元管理をいただいております名月会の方たちとも相談しながら、これはなかなか難しい問題でありますので、検討していきたいかなというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) ありがとうございます。アンズの共済っていうのがないんですね、農業共済あるんですけど、アンズはだめなんですよ。品目が指定されてなくて、これがネックですね。今回のようなことしのような、大体、村全体で半分かな、全滅なところもありますんでね、平地のほうが全滅、山手のほうが平年並みっていう、足して2で割ると半分って、そういう状況でした。ただ、農地分散して持ってる方はいいですが、1カ所しか、平地にしか持ってない方は被害を受けたまま、要するに農薬の出費、もちろん手間もそうですけども、そういうものは全て出っぱなし、いわゆる赤字という状況を迎えたわけです。これが数年続くと大変なことになります。ことしあったから、来年ないっていう保証もないし、やはりこの共済については、必要だろうと私も思いますので、先ほど創設を求めてるということでございますが、もし、仮に来年また似たようなことがあれば、待ったなしですので何かこの辺どうでしょう。

 ちょっと巻いた形でやれるもんか、市長が答弁していただけたほうがいいのかな、市長会でやってるってことなんで、その辺来年に向けて創設図れそうか、どうかその辺の見通しも含めてお願いできますか。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 基本的に共済制度でありますけれども、項目に入れてもらうには農業災害補償法の中に入れてもらわなきゃ無理なんですね。今、県だけでもだめなんですよ。県の共済連合会だけでもだめんなです。ですから、根本となる法律改正をしていただかないとなかなか難しいなと思ってまして、今、私ども提案になりまして、県の市長会で、実はアンズだけじゃないんですね、ほかにもたくさんあるんですよ。県の振興野菜ってたくさんありますから、ほとんど入ってないんです。大きなリンゴとか、稲とかそういうものはあるんですけど、細かい小さな共済がないんで、それも含めて一括できないかっていうことを今お願いしてまして、これから10月北信越市長会があります、そこでもちゃんと議題として出ていきますので、これまた国につなげていきながらやってくわけでありますが、ことしやったからといって、来年すぐ法改正がされるっていう見通しがちょっと私ども今つかめないんで、しかしこれはちゃんと運動していかないといつまでたってもできませんので、引き続いてこの共済制度についてはできるように努力をしていきたいなと思っているところであります。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) 法改正となるとちょっと数年でも難しいっていうイメージを受けます。何とか法改正も大事なんですが、要は農家の意識を減退させないような助成ってもののそういう創設、助成制度の創設っていう形の中で、県とも協議をしていただいた中で、県も平等性の原則からするとアンズだけ助成するわけにいかないっていう回答が聞こえそうですけど、何とかいろんな品目、独自な品目として要望してるものについて、県独自の助成制度の創設ですとか、そういうことも合わせて求めていただきたいなと思います。それは、やっていただければいいことなんで次にいきますけども。

 先ほども言いましたけども、棚田も同じなんですがいろいろるる御説明ありましたが、被害については何とかなるんですね。何とか解消できる。ただ、やっぱり一番は、担い手の団体が高齢化してるという問題、これ、森のそのNPOも同じなんです。実は、70名いますけど、70歳以上がほとんどなんですよ。だから、結論から言いますと、維持していくのは数年間いいんですが、その後どうなるのかなっていう不安を常に抱えながら今やっているっていう状況です。そこに明かりが見えてこないと行政としては私ね、施策を打ってるっていうことにならないんじゃないかなと、下請け的な団体にお任せするのは結構なんですが、そこに助成していくことも結構なんですけど、向こう先に明かりが見える形をもっと真剣に取り組んでほしい。それが、あんずの里と姨捨の棚田共通の課題かなと、姨捨もそうやって支援する団体がある、あんずの里もそういう団体ができた、そこに市が何とか知恵を出して盛り上げていく、向こう先が見えるような支援をしていく、これは大事だろうと私は思うわけです。これは、金銭的なものだけじゃないと思うわけですね。その辺部長、真剣にこれから考えていく必要があると認識してますが、御答弁お願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 議員おっしゃるように、工事は金を出せばできる、それから、お金を出してグループに機械を買い与えることも必要ですし、それ以外についてもできるけれども、そのやる人を探すということは、そのとおりだと思います。それにつけても、去年高齢の方たちでありますけれども、地元でNPOをつくっていただく、一生懸命やっていただく、それについて私どももスケッチパークのそばにその拠点、駐車場を設けたり、そういうふうな支援もいたしておるところでございます。いずれにいたしましても、そういうような人たちを何とか私どもで発掘していき、それが若い方であればなおさらいいわけでありますけれど、なにしろ誰でも彼でもというわけにはまいりませんし、ただ、棚田なんかは、今もう若い人なんかも結構オーナーになっていただいてもおりますけれども、そういう人たちの意識改革が進めばグループとしてやってみましょうと、そういうようなことができればということで声かけのほう進められればというふうに考えておりますが、よろしくお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) ありがとうございます。一朝一夕でできる問題じゃないことは、よく承知しております。いろんな取り組み、試行錯誤重ねて、あんずの里もやってきましたから、棚田についてはもう先輩です。そういうことでいえば、名月会を含め先輩の組織がずっと長きにわたってやっていただいている、景観を維持していただいてるってことはすばらしいことだと思います。これはもう、市を上げて応援していただいて、何とか持続可能なそういう組織体に変貌を遂げていただけるような知恵を出していただきたいなというふうに思います。

 総括になりますが、4番目です。

 今後、より真剣な取り組みを求めるが市の考えはいかがかということで、御質問申し上げます。

 千曲市の農業が産業として自立的に成長していくための施策として、6次産業化、あるいはブランド戦略、グリーンツーリズムなどの施策が検討されていますが、高齢者が中心の農家に経営の変革を求めても実現は困難なのではないかと思います。

 つまり、農業形態の変革は必要なんですけれども、個々の農家にそれを求めることは現状では無理があるというふうに私は思うわけです。なかなか進んでないのはそういう理由じゃないかと思うんです。

 これまで農家は生産者として固定化され、販売は農協が行うという形態が長くとられてきました。最近になって、ようやく認定事業者や新たに立ち上がった株式会社、有限会社含め、いろんな多様な農業組織で、生産から販売まで手がける事業者があらわれていますけれども、全体から見れば一部であって、農協に出荷している生産だけを請け負う農家の割合ってのは依然として高いっていうのが現実だと思うわけです。

 千曲市の農業が、前にも申し上げましたけれども、兼業しなければ生活ができない零細農家であるという現実から見て、今後も生産のみに特化した農家が多いという現状は変わらないと思っております。

 そこで、6次産業化等の施策が有効に機能して農家の収入の増加を図り、後継者や担い手をふやすのに最短の道は、実は農協の改革にあるんではないかと私は思います。最近、近隣市の農協で、農産物の直販事業を拡大していることは、その一例ではないかと思うわけです。直販事業、これはわかると思うんですが、流通経費が削減が可能です。したがって市場への出荷よりも高い収益が期待できます。その利益の一部でも生産農家へ還元できれば農家の収入増が図れるというわけであります。

 ただし、農協の改革を農協の自己責任だというふうに考えてしまうと、これもう全く質問にも何にもならないわけですけども、私は、市が積極的に支援してもいいんじゃないかと思うわけです。これは農協の歴史にも関係してくる問題だろうと思うわけです。かつては農協を利用してきたんじゃないかなと、まあ行政がですね。国を含めてです。営農指導を含め、いろんな意味で農協という組合組織を利用して、農業政策を打ってきた、その名残は今もありますけれども、そういう流れを考えれば農協への支援ていうのは、これはしてもいいと私は思うわけです。

 実際、あんずの里物産館ですか、市で公費であれは建設したもんですけど、当初管理は農協がやりました。指定管理者制度に移行した後も農協の子会社のような組織で管理をしていたっていう経過があります。

 直販事業に限ることじゃないんですが、生産農家の収入増が図れるような農協の改革、これ積極的に支援することが必要だと私は思います。もちろん、農協だけを特別視するわけではありません。競合している農業関連事業者たくさんございます。食品事業者も含めてございます。そういう事業者にとっても支援が必要だということは同じ状況だと思います。これは目的はあくまでも生産農家が収入増が図れるということが目的です。そのための支援であれば、行政が積極的にすることは悪いことではないと思うわけです。

 先月、建設経済常任委員会で初めて農業委員会との懇談を実施しました。その目的は、農業政策の専門家で組織されている農業委員会とともに議会も主体的に農業政策を研究し、市や農協を初めとする農業関連事業者に千曲市の農業を取り巻く問題解決のために積極的に働きかけていこうという狙いがございます。

 農業委員会とは今後定期的に懇談をしていくことを確認いたしました。願わくば、我が市がより真剣に千曲市の農業問題に取り組むと同時に、長野県や農協を初めとする農業関連事業者にも積極的に働きかけることを求めますが、市のお考えはいかがかお尋ねいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 今、林議員の御質問ですけれども、まさにそのとおりなんです。千曲市農業も今おっしゃってるように、本当に高齢者、担い手不足、また新規就農者いないと、ここがね、最大の問題であります。

 一つには、やはり農産物をつくって高く売らなきゃだめなんですね。それが今、農協とかさまざまな組織がありますが、農家にとっては高く売れなかったら生活の糧でありますから、それはつくらなきゃいけないなと思っています。しかし、農業はどちらかといいますと有機性産業でありまして、どうしても自然状況に左右されてしまう。価格の変動が激しい、一定化されてないっていう特徴もあります。市では先ほど部長からも答弁をしましたけれども、基本計画、いわゆる条例に基づく基本計画に示された事業っていうのは、これは執行することは当たり前でありまして、これはまずやらなきゃいけない、一方では、新たな対策として農産物にどう付加価値をつけて農家収入を上げていくかっていうのが大きな課題だと思っています。

 農協もこれは十分これは一緒になってやんなきゃいけない事業であります。

 具体的には、今千曲市内でこんな動きがあります。12軒の農家が首都圏の飲食店と契約栽培を進めてます。非常にいい値段で買ってくれるんですね。玉ねぎ1つ、100円、200円なんですよ。それで、販売できるんです。農産物、特にその6次産業化による加工食品、あるいは一般的な加工食品もあるんですけども、そういった販路拡大っていうのは、これから付加価値をつけるべく販売ルート、まず、生産者が販売ルートを持ってないことが一つには大きな原因だと思っています。その意味で、今、私ども行政の中では、農産品のネット通販に、行政がやったらどうかっていうことで今検討してるところでありまして、これもさまざま研究課題がありますから、研究してます。これも、農協さんやあるいは商工会議所の皆さんと一緒になって、どういったネットワークの中で販売していったらいいのか、あるいは海外の展開も視野に、千曲市の農産物をどうPRしていくのかっていうことを、しっかりと方向を決めてやっていきたいなということで、実はその研究を始めたところであります。

 特にですね、1つ言えば今、アンズの話がありましたけども、この特産品のアンズについては、従来も、種の部分は一部は炭になってましたけど、後はほとんど廃棄なんですね。これはもったいないということで、東京の製薬会社にお話をしまして、種を使った化粧品ができないのかということでお問い合わせをしまして、いわゆる御当地コスメとして製薬会社のほうでは活用できるという結論をいただいております。既にサンプルもできあがってるんですが、しかし、なかなか日本の法律というのは厳しいところがありまして、アンズの種に含まれています苦杏仁ていう物質が、薬事法に規制されるっていうことで種の販売が規制されてるんですよ、で、売買ができない。これは困ったなということで、保健所と協議をしているところであります。これをしてもらわないと、アンズは全てお金にかえたいんです。実も種も全て。そういう意味で、こういったこともやりながら新しい販路っていうのを行政もこれから考えていかなきゃいけないだろうなということで、政策の一つとすればそういったものをやっていきたい、通販もやってく、そういう意味で千曲市の農産物が1円でも高く販売できるようなそういう仕組みというのをやっていかないと、これから、先ほど議論がありましたがTPPあります。この戦略的そういうことが日本の国内で出てきますので、それに備えた施策というのを私ども先取りしていかなきゃいけないだろうなというふうに考えてます。

 いずれにしても、市の助成制度もありますが、そういったものとあわせて販売できる能力、販売できる力、販売できる農産物というのをしっかりつくっていかなきゃいけないなと思っておりまして、そういった意味では農家だけが努力しても解消できない問題もありますから、そこは市も、そして農協も一緒になって、タッグを組んで解消してなきゃいけないなというふうに思っておるところであります。



○議長(吉田昌弘君) 林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 質問席〕



◆11番(林愛一郎君) 市長、非常に真剣に、普通行政そこまでやらないんですけど、我が市は取り組もうという姿勢が見えました。ぜひ、積極的に、アンズだけじゃなく、どうもアンズの話を聞くと、田んぼに水引みたいでいけないんで、それだけでなく、全般に中山間地を多く抱える千曲市の農業は危機的ですからそれらを解消できるように取り組んでいただきたい。

 それにしても、最後にいただきましたけども、農協との協力関係、これ非常に大事だと思います。先ほど歴史的なって申し上げましたけれども、農協が潰れてもいいと思っているのは、国会でそういう人いますけど、こういう地方ではいません。特に、農業者ではいないんですよ。文句は言います、農協に対して、何やってんだって文句は言いますけど、つぶれていいなんて思ってる人はいないんです。それだけ農協は過去にこの日本の農業を支えてきたっていう実績を持ってます。歴史的な農業会がスタートらしいんですけど、戦後の農家を支えてきたのは、農協だとそれは私も認めます。であるからこそ、この地域の農協がきちっと持続可能な組織体として今後も農政の中で実行部隊としてもっと積極的にかかわってもらいたい。それには市も、農政部門ももっと農協と緊密にこの戦略を練ってほしいなと思うわけです。

 先ほど申し上げました農業委員会との懇談の中身も、それが大きな課題でした。やはり、農協だよねって言うのが共通認識でしたので、それを申し上げておきたいと思います。

 市長からは、非常に積極的な方針をお聞きしましたので、それをぜひ実行に移していただいて、部長のほうは24年度の成果、きちっと委員会のほうに示していただくことを御期待申し上げまして一般質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(吉田昌弘君) ここで昼食のため午後1時まで休憩いたします。

                            午前11時51分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 午後1時 開議



○副議長(荻原光太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 続いて、13番、和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) 13番、千曲政策研究会、和田英幸でございます。

 本日、市長の冒頭発言にもございましたし、さきの森 義一郎議員の質問にもございましたけれども、9月8日の早朝にブエノスアイレスで開催されましたIOC総会において、7年後の2020年、平成32年になりますが、東京でオリンピック、パラリンピックが開催されることが決定いたしました。このことが、アベノミクスの追い風となり、日本経済の景気回復や、15年続いているデフレからの脱却などに対する期待感が日本全国に広がっています。

 今後オリンピック開催に向けて、首都圏を中心に鉄道や高速道路等の交通インフラ整備が加速されることが想定されます。北陸新幹線整備においても、平成27年に金沢までの延伸、そして事業化されているその先の敦賀までの計画も一部早まる可能性もあります。また、東京オリンピック決定を受けて全国的にスポーツ振興が図られ、社会生活の中にスポーツとかかわる政策や、考え方が定着してくるものと考えられます。

 千曲市が東京から近いことや戸倉上山田温泉を抱えていることなどから、今後千曲市においてスポーツ施設の整備や、オリンピック選手などを輩出できるような青少年の選手育成、また、市内の観光資源を充実させることなど、環境整備を進める必要があります。

 さて、平成15年9月に、合併により千曲市が誕生し、本年9月1日に10周年を迎えました。

 千曲市は、地域の自然や歴史、文化を大切にしながら、市民が主役となって生き生きと活動する共生と交流の町を実現するため、共生、交流、協働を新市の基本理念と位置づけ、平成19年度から千曲市総合計画を策定しました。その中で将来像を、「千曲の魅力と多彩な力が未来を拓く躍動の都市」として、「子供たちや若者が将来に自信と希望を持ち、次代の担い手としてたくましく成長し、誰もが安心して、心豊かに暮らせる地域社会を育てていくこと」を大きな目標に掲げて策定したと計画の中で記しております。

 その主役たる、野球に親しむ子供たち、子供を持つ保護者の皆さん、野球を通して健康増進や人生を楽しむ皆さん、野球を愛する市民の皆さんが長年その実現を夢見てやまないのが、観客席を備えた市営野球場の建設実現であります。躍動する市の原動力となる彼らが千曲市の一員として、千曲市に自信と誇りを持ち、将来の夢をかなえる拠点として建設を熱望しているのであります。

 そこで、スポーツ施設の整備計画についてでありますが、私は、昨年の3月議会の代表質問の中で、野球場建設について、同じく6月議会では一般質問の中で、野球場建設と体育館新設について質問をいたしました。

 しかし、いずれも財政状況を理由に今後検討する課題であるとして、実施に向けての具体的回答はありませんでした。

 岡田新市長になり、野球場や体育館などのスポーツ施設の整備計画についてどんなお考えを持っておられるのか順次質問をいたします。

 1としまして、市営野球場建設、体育館新設等の千曲市スポーツ施設整備計画の策定についてであります。

 千曲市は、昨年議会において「いい汗、いいまち、いい仲間」を合言葉にスポーツを実践することにより、健康づくり、子供たちの健全育成、活気あるまちづくりを目指し、スポーツ健康都市宣言に関する決議を可決し、スポーツ健康都市を宣言いたしました。

 スポーツの推進は、千曲市においては市民の健康増進のみならず、スポーツによる交流人口の増加による観光振興や地域社会の発展に大きく貢献するものであります。

 特に、千曲市では、千曲市サッカー場の建設や、プロバスケットボールチームのホームタウンとしてスポーツ施設整備や、スポーツ施策に力を入れており、合宿や大規模な大会を積極的に誘致するなど、市民と行政が一体となってスポーツによる、まちづくりが進められつつあります。

 一方で、このような状況の中、さきにも触れましたが、野球愛好者にとっては、拠点となり得る観客席があり、高校野球公式戦ができる規模の市営野球場の早期建設は悲願であり、千曲市内外から早期建設に寄せられる期待は大きいものがあります。

 これまで、千曲市営野球場建設への取り組みとして、市営球場建設を求める市民の会の運動は、平成17年5月の設立から始まりました。その中で、平成17年6月議会と、平成21年3月議会の2度にわたり、市議会に請願書を提出し、それぞれ採択と、趣旨採択となりました。また、その間、当時の理事者である宮坂博敏元市長、近藤清一郎前市長との話し合いの場を持つなど、積極的に建設を求める運動を進め、平成24年11月には、新しく市長に就任された岡田市長に対し市営野球場早期建設の要望活動を行いました。

 また、平成24年3月には、市民の会の運動と力を合わせる形で、千曲市内の野球団体が一つにまとまり、千曲市野球団体連絡会を組織し、千曲市営球場の早期建設を求める会を発足させました。そして運動の一環として、千曲市営球場の早期建設を求める署名活動を行い、1万2,137名の署名を集め、同年11月に岡田市長に手渡し、市営野球場の早期建設の要望活動を行っております。

 以降、市営球場の早期建設を求める市民の会と、千曲市営球場の早期建設を求める会の2つの団体は、建設実現に向けて行動をともにし、先進地調査や行政との懇談を重ね、要望する野球場の規模などについて意思の統一を図ってきました。そして、平成25年4月19日に両組織連名による要望書を市長宛て提出しました。

 県内19市で、現在、市営野球場がない市は、千曲市、東御市、安曇野市です。また、平成28年度を目標年次とする千曲市総合計画後期基本計画においても、基本目標の4、その中の基本政策2の項目においてスポーツ施設の整備充実を示しており、野球場の整備、充実を進めますと明記されております。

 スポーツ少年団の小学生や保護者の皆さん、中学校の野球関係者、クラブ活動を中心といたしますが、生徒や教師を含めた高校野球関係者、社会人になっても地域で野球を愛好する青年層、早起き野球や軟式野球連盟等の組織の関係者の皆さん、生涯現役で野球を楽しみたいと目指す皆さん、70歳を過ぎても現役で野球を続ける愛好者が所属する寿野球、またはOB野球、生涯野球関係者の組織など、市民や野球関係者からの千曲市に市営野球場を建設してほしいという声が多く寄せられております。

 子供たちが将来に夢を持ち、青年が日ごろのストレスを解消し、健康増進に努め、高齢者が生き生きと躍動し、心身ともに健康を維持するための拠点として、千曲市に観客席のある高校野球公式戦ができる規模の市民野球場の早期建設が悲願であります。

 そこで、市長にお伺いしますが、市民による観客席を備えた市営野球場の早期建設を望む声が大きいのですが、これが進まない理由はどこにあるのでしょうか。また、事業化はいつになるのでしょうか。



○副議長(荻原光太郎君) 答弁を求めます。緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) ことしに入りまして、複数の関係団体等の中で、視察等を実施しながら、要望される野球場の規模等について調整をしてまいりました。そして、要望する野球場の規模等の概要をまとめていただきまして、4月に新たに統一した要望書を御提出していただいたところでございます。

 いただきました要望書によりますと従来に比べてコンパクトではありますけども、観覧席のある公式球場ということでありまして、その建設及び維持管理に多額な費用を要することになります、市といたしましては、今後、財政面や他の大型事業などとの調整を図り、個別ではなく市が進める全体事業の中で、計画的に推進をしていきたいと考えております。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) 視察を通じてということでありますが、県の他の同規模の市町村、伊那市、あるいは駒ヶ根市あたりに市営球場を持っておられる市町村があり、そうした施設を視察してきているわけでありますが、おおよそのところ、大体10億から15億円あればできるというようなお話も聞いてまいりました。こうした予算規模の中で、千曲市が建設をするに当たっての計画というものができないものかどうか、その辺のことについてまずお伺いをいたしますが、再質問ですが。



○副議長(荻原光太郎君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 市営野球場建設に対する、野球愛好者の方の熱意、ちょっと期待の大きさというのは重々所管のほうとしても承知をしてるところでございます。先ほど来出ておりますけども、現在庁舎、教育委員会としては戸上中の改築事業、または更埴西中の体育館というような大型事業を抱えておりまして、それで合併特例期間内での完成を目指してるというような状況でございます。

 先ほど議員さんのほうからございましたけれど、総合計画の中では野球場につきましても、整理充実を進めるというふうに記載されておりまして、まずは財政的な計画ということでありますので、そんなことで御理解をいただきたいというふうに思います。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) 財政的な計画をお願いしますということですが、具体的に県内の球場の視察を行ったところ、今申し上げましたように、この程度の球場があれば、我々の求める球場というものが満足できるかなという観点で、選定をいただき、伊那市、あるいは駒ヶ根市の球場を見てまいったと、それは大体どれぐらいでできているんかなというそれもあわせて調査した結果、10億ないし、15億あれば建物ができるんじゃないかと、もちろん、駐車場の用地を確保するとか、そういった土地代等が含まれれば、またそれは別としましても、その予算計画というものが立たないんでしょうか、その辺について具体的にお聞きしたいんですが、改めてお伺いをしたいんですが。

 そうした資金計画をするにおいても、きょう、市長の答弁の中で、前の質問者の答弁の中で、合併特例債を使える事業は、市庁舎の新設と、それから、戸倉上山田中学校の校舎改築の2つの事業に限られるのではないかというようなお話がございました。もちろん、合併特例債を使う事業としてそこに組み入れてほしいということまでは申しませんが、計画自体を持つことができるのかどうかは、そのときの基金造成によるし、あるいはまた違う特例債があれば使用も可能でしょうが、そういうことは資金計画の手法であって、市の考え方としてその程度の10億ないし15億程度の、程度というのも語弊ございますが、その規模の施設について、実施できるような計画ができないんでしょうかという、それは、いつからスタートするかは別です。そうしたことを資金計画をもって取り組むような基本計画をつくることはできないんでしょうかっていうのが質問の趣旨です。もう一度、答弁を願います。



○副議長(荻原光太郎君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 財政計画ということでございますけども、先ほどお話がございましたけど、今まで複数の団体の方からそれぞれ要望があったというようなことで、ことしに入りましてその視察を含めてまた新たなこの統一した要望をいただいたところというようなことで、理解をしておりまして、視察の中での建設に対する規模も今ございましたけども、まだ、統一した調整ができたという段階でありまして、教育委員会のほうから直接財政部等のほうの計画はしてございません。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) もうちょっと突っ込みたいところでますが、いずれにしましてもいつからそれを計画し、スタートさせるかということがある程度はっきりしておかないと、要望している市民の皆様方にとっては、じゃあいつできるんだっというその目標値が全然設定されないんですよね。いつも後回しにされるというそういう思いがあります。優先順位は、おそらく4番目か5番目ぐらいにあるんだろうというふうに思うんですが、頭の中では。しかし、それは形になっていない。緊急を要することがいつも5番目、6番目から1番、2番の辺に上がっていってしまえば、野球場建設については常に計画がないまま、4番目、5番目ぐらいの想定の中でうろうろしているような、そういうような状態であるかなと、表現しづらいことなんですが、後回しにされてきている感があります。それがサッカー場の建設であれ、バスケットボール誘致等にかかる施設等にもかかるわけですが、そうしたことを確実に形にしていくために、基本計画を持ち、財政計画を持つことが必要ではないかという中でお聞きしていることでありますので、後ほどまた出てくると思いますので、先に進まさせていただきたいと思います。

 次に、市内に老朽化した体育施設として、昭和47年度建設の更埴体育館、これが築41年、昭和52年建設の戸倉体育館、これが築36年ほどの経過をしている、この2館があるわけありますが。

 戸倉体育館については、平成25年度に耐震調査が行われるとの予定と聞いております。この施設は、プロバスケットチームの信州ブレイブウォリアーズの本拠地として使用されていますが、プロ使用の施設としてはいささか手狭であり、改築改良が必要な施設であるというふうに思っております。耐震調査の結果、どのような構想を持つのでしょうかお伺いをいたします。

 また、更埴体育館については、戸倉体育館よりさらに古い建物でありますが、この耐震調査の計画はどのようになっているのか、まだ現在行われてないというふうに存じておりますが、また、新庁舎建設に絡み、複合施設としての体育館の新築という構想はあるのかどうかお伺いをします。



○副議長(荻原光太郎君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 体育館の今後の質問についてでありますけども、市の主たる体育館であります更埴体育館と戸倉体育館、いずれも老朽化が激しくて、修繕をしながら利用している状況であります。両体育館の耐震化対策でありますが、戸倉体育館につきましては、先ほども議員からございましたように、今年度耐震診断を実施しております。また、更埴体育館につきましては、平成27年度には担当としては耐震診断を計上していきたいというふうに考えております。

 改修等の計画ということでありますけども、耐震診断の結果にもよりますが、また施設の長寿命化対策等への対応も検討しながら、また今後耐震診断の結果を見ながら進めていきたいというふうに考えております。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) 今現在、市の新庁舎の場所の選定とか、具体的な計画等についてコンサルを通じて策定中ということであります。これが、できあがるのが今年度中ということであります。けれども、そうした新庁舎の建設地にも多少の影響はあるんか、その影響を受けて体育館等について影響が出るのか、順序がわかりませんが、新庁舎の建設等絡んで、この体育館の新設についても並行してやるって言うのは資金的に財政的にも先ほどの野球場建設よりもさらに多額な費用がかかるものと、これ普通に考えてそう思うんですが、そうしたことを踏まえるに当たっても、体育館については経年が40年、あるいは36年というようなこんな施設を抱えていて、実際にそれを利用する市民の方が非常に多いわけであります。もう空きがない状態というか、1カ月前に行っても、もうその日でいっぱいになってしまうような、そういう予約状況等を見ると、市民のスポーツにかかわる意識等が非常に高いし、その施設については手狭であるという現状があるわけでありますから、その危険度も踏まえて耐震調査は一刻も早く行う中で、新体育館改築等についても行う必要性が今現状であるわけです。そのときに、先ほどに戻る部分もありますが、新野球場とか、この新体育館の建設というのは、広大な土地を要し、そしてまた多額な費用を要するわけでありますから、それなりの計画というようなものは必要になるわけです。そこで、改めてお聞きしますけれども、今後、そうした要望の強い市営野球場、老朽化が進む体育館の新設等、スポーツ施設は長期的な計画の中でスケジュールを立てて整備する必要があります。千曲市総合計画の後期基本計画の中では、スポーツ振興基本計画に基づき、野球場の整備、充実を進めるとありますけれども、新野球場の建設や、体育館の新設等、施設整備計画を行うもの、計画自体の策定、このスポーツ振興基本計画なるもの、これの基本計画というのはどのようになっているのかお伺いをいたします。



○副議長(荻原光太郎君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 体育施設に関係しましては、平成22年度にそれぞれ施設の設置状況、規模や経過年数などについて現況調査を求めまして、それに基づきまして、施設管理、修繕等のを進めているところでございます。

 各施設の整備については、総合計画、あるいは今年度見直しを進めておりますけれども、スポーツ振興基本計画の中でそれぞれ検討されているところであります。スポーツ施設の整備計画、基本計画の策定というようなことでございますけれども、先ほど来出ておりますけれども、計画策定ということであれば、財源的な裏づけも当然必要となりますので、先ほど説明のありました野球場ですとか、体育館などのような大型施設が計画が具体的に計画される段階においては、その耐震化対策も含めてスポーツ施設全体の、整備計画、基本計画を検討したいと考えております。以上でございます。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) 結論を申しますと、じゃあそれをいつからその計画を始めるのか、その計画がなければ体育館、あるいは野球場の建設もスタートしないということになるわけで、それがまたわからない、いつやるかわからない、そういうことになると、一体いつになったら建物、野球場ができ、体育館ができ、市民がそれを使うことができるのかというそこまでいかないわけでありますから、我々が求めたいのは、いつから始まるかということをはっきりさせてほしいということなんですね。

 その中において、今財政計画を立てなければというそういう条件がありましたので、その辺もお聞きしてまいりますけれども、基本計画を立てる上で重要となるのが、どこにそれをつくっていくのかというエリアの問題があると思います。今、千曲市において一番スポーツの施設の集積されているのは戸倉地区ということであります。戸倉地区と更埴体育館周辺ということを想定しておられますが、先ほども申し上げましたように、交流人口を増加させる、あるいは大規模な大会、あるいは合宿を行うというようなときに、必ず宿泊施設等の関連施設が必要となるわけであり、それが千曲市にとっての産業振興であり、観光振興につながるということを考えますと、今ある戸倉地区に県民スポーツの広場がある、そこではサッカー場があり野球場がありテニスコート、体育館、そして2面のソフトボール、あるいはサッカーができるそうした施設がある。こうした施設が集積されている戸倉地区、磯部のエリアが非常に千曲市にとってはエリアとすれば最有力なのかなというふうに思いますが。こうした地区をさらに強化しながら、千曲市にとってのスポーツエリアとして設定する。あるいは、そこを充実させていくという、そういうお考えはあるのかお聞きをいたします。



○副議長(荻原光太郎君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 具体的な構想を練っているのかということでございますけれども、先ほど整備計画のこともございましたけれども、教育委員会として整備計画を具体的に持っていないということでございますので、そういった具体的な検討が出る段階にはしておらない状況でございます。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) 具体的な計画を持たないで、計画をこれから立てるということなんですけれども、計画がないと市役所の皆さんは動かない、それに沿って動かないというか、計画がないものをやらないというか、財政的裏づけがないとやらない、進められない、これ当然だと思いますので計画ができないと我々もやる気にならないなと見ちゃうしかないんで、その計画づくりはいつごろからやるんでしょうかということを聞きたいわけなんですよ、それがならないと結果が出てこないので、いつからやるんでしょうかね、そういったことは。これだけ署名活動を行い、請願が出て、議会でも質問し、市民の要望はもう十分わかってるという、そういう中で市はじゃあどういうふうに反応するんでしょうか。



○副議長(荻原光太郎君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 先ほど来議員さんがおっしゃいますように、整備計画ですね。教育委員会としても、野球場、体育館だけじゃなくてその他の施設も、もう更新時期を迎えておりますんで、そういった現状においては、全体的な整備計画をつくってそれによって進めていくというのが一番必要なことだなというふうには思っているところでありますけれども、先ほど来応対をしておりますけれども、その体育館、野球場、あるいはプール、グラウンド整備ということになりますと、その一つ一つが多額な費用がかかる施設だというふうになります。普通交付税の特例金が31年度で終わるというようなことから、特別対策プラン等々の実施してるわけでありますけども、それ以降の財政計画の非常に不透明だというようなことでありますので、その辺の財政的な見通しが立った段階で、そういった計画を立てていかなきゃいけないのかなあというふうに考えています。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) 財政計画が立った、体制計画を立てるのは市の皆さんが行うことであって、それをいつ立つか、誰かがやってくれるもんじゃないです。その担当部局が教育委員会であり、財政企画であり、市の皆さんがしっかり計画を立てて、市民の皆さんにこういう計画でやりますからいいですかって、それに対して議会が、ああいいよって、そういう順番じゃないでしょうか。

 財政がめどが立ったらっていいますが、計画しなきゃいつまでも財政のめどは立ちません。自然にどっかから湧いてくるもんじゃないんですよね。人がつくるもんですから、それをやる人がやらなきゃ、いつまでたってもできませんので、そういうお答えはちょっと的外れかなと思ったんですが、この次の項目で資金の話が出ますので、またさらに先へ進めます。

 (2)スポーツ振興基金の造成を図るべきではないかということであります。今、教育部長からもお答えありましたように、財政に問題があるということでありますので、じゃあその財政計画をまず立てる必要がある、その上でスポーツ振興基本計画なるそうした計画ができるということですので、じゃあその後ろ盾、裏づけとなる資金についてどうなのかということでありますが。

 スポーツ施設整備計画を具体化するためには、事業の裏づけとなる資金計画が必要です。施設建設についてどれだけの予算を見積もるのか算出した上で、必要な基金造成を図るのは当然のことです。

 平成24年決算後のスポーツ振興基金は、現在2,800万円ほどの基金ですが、利率が0.02%ほどということで、年に5,794円の運用益ということで、これが発生する利益で、これを運用してスポーツ振興を図るという、こういう基金であります。5,794円ということであります。

 条例上、この元金を取り崩すことができないというそういう基金であります。

 今後、整備計画とあわせて、千曲市スポーツ振興基金の元金の取り崩し運用ができるような改正、または、他の基金における基金造成を進めるべきと考えますが、基金造成についてどのようなお考えがあるかお伺いをいたします。



○副議長(荻原光太郎君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 現在、当市の基金条例におきましては、市民のスポーツの振興を図るため、千曲市スポーツ振興基金が設置されておりますが、この基金は果実運用型の基金であることから、基金の運用が生ずる収益部についてスポーツ団体の育成を図る事業に活用しているところでございます。

 金額につきましては、先ほどございましたとおりでございます。

 基金を造成して、計画的に事業を推進することは、当該事業に具体性を持たせる上からも有効な方法だというふうに考えておりますので、スポーツ振興基金の改正や、文教施設整備基金の活用など、幅広く検討してまいりたいというふうに考えております。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) そこで先ほどの財政計画等に関連してくるんですが、スポーツ関連施設を建設する上で基金はどっから出てくるんでしょうか。お伺いします。



○副議長(荻原光太郎君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) 建設をされる基金はどこから出てくるかということでございますけれども、先ほども答弁しましたように、文教整備基金、広く抱えるとスポーツも入るのかなというふうに解釈もできますし、また、文教整備基金、それの解釈、それとスポーツ振興基金、果実運用型でありますけれど、これらの改正等につきまして、原資についても使えるよということになれば、こういったところも資金のもとになるかなということでございます。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) 先ほど触れましたように、千曲市スポーツ振興基金条例というものにおいての、ここにスポーツ関連の基金ってあるんですが、これを調べますと処分ができないということで、これを積み上げても今のところこの条例上は利息だけの運用ということで、その果実をもってスポーツの振興に充てるというこういう条例ですので、ここに積み上げても現状では無理だということ、この基金の積んで、その積み上げた基金で運用するとなると、その処分先の条例改正が必要だと、処分の条例が必要。今、お話では文教施設の整備基金に積み上げ、その中でスポーツ施設についても使える目的ができるのではないかということですので、いずれにしましてもそこに基金造成をするという、そういうことをしながら将来の建設に向けて準備をする必要があるのではないか、それをすることによって裏づけができ、スポーツ振興の基本計画が立てられるのではないかというのは、これは市の姿勢であります。その姿勢があるのでしょうか、どうかそこをお聞きしたいと思います。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 今、スポーツ施設について、教育部長大変苦しい答弁をいたしております。というのは、大変なんですよ、確かに。今、3・11の大震災がなかったよかったかなと今思ってるんですがね。体育館初め、スポーツ施設がほぼ40年前後たってるんですね。まずは学校教育の施設だけは、これは文科省が27年度までには整備、あるいは着手しろということで進めてきてます。しかし、社会教育施設については、ほとんど手がつけられない状況であります。それは、私どもの市だけではなくて、全国もそうだと思うんです。学校だけは、なるべく早くやらなきゃいけないということでやってまいりました。しかし、今、和田議員が御意見のとおり1万2,000人以上の皆様方がこのスポーツ施設を希望してるわけでありますから、これはやってやらなきゃいけないなというふうに思ってます。で、今もスポーツ振興基金は、以前千曲市ってのは、旧更埴市の体育協会のときに、2,500万ほどの寄附をいただきまして、その基金を運用して、使ってるわけでありますけれど、このまず制度改正をしなきゃいけないということで、条例改正も含めて改正をし、今のグラウンド公式球場、特に千曲市の場合は、今議員御指摘のとおり、戸倉体育館の周辺、それから中央公園、このぐらいなんですよね。改めて市が土地を確保してつくらないとすれば、その2カ所くらいしかないんです。ここをどうやって整備するかってことになるんですが、御意見のように、9億から15億ぐらいの経費はかかります。ですから、それとを含めて今の社会体育施設全体、公民館もそうなんです。それも含めて、この公共施設の耐震化計画とグラウンドの整備計画、それをしっかりつくっていくためには財源が必要になります。その財源は、新年度からでも積み上げていきたいなというふうに思っています。そうでないと、財源を改めて、一気に出すことは無理ですので、財源の積み上げながらその方向に向かっていくということで、今教育委員会が進めていますスポーツ振興施設整備計画、この中にもそれを含めて検討をしていきたいないうふうに思ってます。いずれにしても、スポーツ振興基金の改正をしなければ、誰もいませんが、この改正も視野にグラウンドの整備とあわせて、公共施設の他の施設もありますので、基金造成はしていきたいなと、その延長線には当然グラウンドの整備というのはありますんで、それも含めて長期的になるかもしれませんけれど、先ほど議員御指摘のとおり、手をつけなかったらいつまでも進まないわけでありますから、そういう目的をもって基金の改正をし、計画的な基金造成に努めてまいります。



○副議長(荻原光太郎君) 和田英幸議員。

          〔13番 和田英幸君 質問席〕



◆13番(和田英幸君) 市長、ありがとうございました。

 先ほど来、前段でも申し上げてましたように、東京のオリンピック、パラリンピックが2020年開催が決定し、全国的に交通インフラ等の整備が進み、また、国民全体のスポーツ意識がこれからどんどん高揚していく、そしてまたスポーツにかけるそうした取り組みも財政面と同時に、政策的にもどんどんと充実させてくる、これは国も、国を上げて取り組むはずであります。そうした中で、これが一過性のものにしてしまうのではなく、千曲市においてもこうして資源を生かす、戸倉上山田の温泉をいかに有効にし、交流人口を高める、多くする、そして外国の方からも来ていただく。そういう意味においては、北陸新幹線の新駅誘致も含めて、この地域、この時期を非常に絶好のチャンスと捉えながら進める上でも、スポーツ施設の充実については、それを一つの条件となると思います。どうかその基金、先ほど市長から答弁いただきましたように、来年度の予算に基金造成も含めて行うということを御答弁いただきましたので、それとあわせてスポーツの基本計画、これを早急につくる中で、野球場建設、体育館の新設等についてしっかりと計画をしていただきたいということをお願い申し上げまして、質問を終わります。

 ありがとうございました。



○副議長(荻原光太郎君) ここで15分間休憩いたします。

                             午後1時45分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 午後2時 開議



○議長(吉田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 続いて、3番、前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 議席番号3番、前田きみ子です。私は、日本共産党千曲市議団の一員として、通告に従い4点について質問いたします。

 大項目1、障害者の制度改革に千曲市の対応は。

 小項目1、障害者総合支援法における、千曲市の障害者支援区分について。

 現在、我が国の障害者政策の状況は、今から6年前の2007年、国連において、障害者権利条約に署名し、障害者権利条約を批准するために、現在さまざまな法律の改正や新しい法律などが制定されています。例えば、障害者虐待防止法、精神保健福祉法改正法など、ともに生きるよりよい社会に向けて取り組んでいます。

 平成18年施行の障害者自立支援法は、障害者一人一人に大きな負担を強いるものでした。平成25年4月1日施行の障害者総合支援法は、その負担を能力に応じて変えられるはずでしたが、ふたを開けてみれば違っていました。内容は難病が新しく認定の中に加わりました。

 そこで、障害者総合支援法では、障害者程度区分から障害者支援区分に平成14年には作成するようになっていますが、千曲市の障害者支援区分の進捗状況はどうなっていますか。伺います。



○議長(吉田昌弘君) 中村健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 中村義男君 答弁席〕



◎健康福祉部長(中村義男君) 本年4月1日から、障害者支援法が施行されたわけでございます。その中で、平成26年4月1日から、障害者個々の障害者福祉サービスの決定において必要な、障害程度区分が、障害支援区分に変更されるということになったものでございます。

 これは、知的障害者ですとか、精神障害者の皆さん方について、その障害の特性をより反映できるように見直しをされたものでございます。

 障害程度区分につきましては、障害者等に対する障害福祉サービスの必要性を明らかにするというものでございまして、当該の障害者等の心身の状況を総合的に示すもので、今回改められます障害支援区分につきましては、障害者等の障害の多様な特性、その他心身の状態に応じて必要とされます標準的な支援の度合いを総合的に示すものというものでございます。

 この変更に伴いまして、認定時に使いますコンピューターの判定式、これが見直されるということになります。新たな判定式が構築されますとともに、その調査項目についても見直しが図られるということになっております。

 現在、国で検討している段階ということでございまして、今後、県において市町村への指導ですとか、説明、あるいは認定調査員の研修が行われる予定となっております。こういうものを実施した段階におきまして、来年度から新たな障害支援区分に基づく判定式ですとか、調査項目、これによりまして新たな判定を行っていくということになっております。

 したがいまして、当市といたしましても、国、県の動向を注視するということとともに、情報を収集をしながら、利用者ですとか事業者への周知、また市の事務処理システム等の改修も進めていきながら、スムーズな移行ができるように対応していきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) そもそも、このコンピューターの判定式というのは、自立支援法ができるときに介護保険の保険制度のその判定の中、同じものをというか、自立支援法を介護保険の中に組み入れようとした中でできたものでありまして、コンピューターによる判定方式が介護保険の判定と似ている、そこのところでは、要援護者と障害者ではいろいろな部分で特性とか違いますので、そのコンピューターの106項目から76項目についての、判定をする方がしっかりとそれを見ていただいて判定をしていただきたいと思います。

 次のことについて質問させていただきます。

 障害者総合支援法は、障害福祉サービス等の提供体制の確保に関わる目標に関する事項及び地域生活支援事業について障害福祉計画の策定をするとなっています。

 市町村は障害福祉計画を作成するに当たって、障害者のニーズ把握等を行うとされていますが、千曲市のサービス利用計画では、どの地域にどんな事業所があるか。

 そして、千曲市の事務所は足りているのか伺います。



○議長(吉田昌弘君) 中村健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 中村義男君 答弁席〕



◎健康福祉部長(中村義男君) 事業所等の充足状況についてのお尋ねでございますけれども、現在サービス利用状況を見ますと、おおむね充足してるのではないかと、市のほうでは捉えているところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) ただいま、健康福祉部長からおおむね充足されているというふうなお答えでしたが、その支援区分、そしてその障害者福祉計画の策定をして、障害者のニーズ把握をしているんでしょうか。本当に千曲市は、長野市や上田市、近隣市町村に施設事業所では依存しています。依存しないとどこにも入れない。日中活動の場、グループホームなどの場においても、この千曲市の住居の人たちが近隣の事業所に行っている、グループホームに行っているという現状があります。この障害者のニーズ把握がどこまでなされているかについて、もう一度伺います。



○議長(吉田昌弘君) 中村健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 中村義男君 答弁席〕



◎健康福祉部長(中村義男君) 障害者の皆さん方のニーズの把握ということでございますが、サービス提供の御相談の折に、十分お話をお聞きをしてサービスするように御利用をいただいているということでございます。

 また、他市にサービス依存ということでございますけれど、千曲市にも他市から入り込んで来ているということもございます。総合的に鑑みますと、現在の利用者の皆さん方にサービスを利用していただいてるということでございますので、総合的に判断いたしますと、ニーズについては、ニーズといいますか利用につきましては、足りているのではないかという判断でございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 障害福祉サービス等の提供体制の確保にかかわる目標値、というものが福祉計画の策定の中にあるわけですが、今放課後サービス、先ほど出てましたが、障害者の放課後サービスについては、極端に足りない現状です。千曲市に事業所がないからお願いして、上田市や長野市から事業所が来ていただいているというのが現状です。

 また、来ていただくときにも空き家を探しましたが、なかなか空き家もなかった。貸してくださるところがなかった。やっと事業所が来てくださるとなっても、場所がなかったというふうなことがあります。

 昨年、12月にできた放課後デイサービスのところでは、この千曲市でできないから、ニーズがあるから上田市から来ていただいたというふうなことで、ほかにも日中活動の場でも、この千曲市の事業所がないからほかに行かざるを得ないという状況がたくさんあります。

 それから、発達障害児の増加もありますし、そこら辺の対応もしていかなければいけませんが、高等部を卒業される方、その方々がどこに行かれるかという、障害者の方のニーズの把握をまずこの千曲市の中でしっかりやっていただいて、何が足りないか、どの事業所が必要なのか、千曲市にそういうものが必要なのか。それは先ほどの空き家対策でもありますし、雇用対策でもありますし、若者は結構この千曲市ではいろんな事業所がありますが、若者はたくさん働いております。若者は結構そういう部分では、非常に働きがいのある職場だ、そしてまた私のような高齢の者ではなくって、障害者の方と飛びはねて遊ぶことに、若者は力もありますし、そういうこともできていきます。若者の雇用確保という点でも、この千曲市にニーズのあるものが皆依存されてしまっているという現状について、事業所ニーズの把握をぜひしっかりとやっていただきたいと思います。

 小項目2にいきます。障害者の選挙投票率を上げるための方策について。

 真に差別のない、障害者の人権が尊重される社会環境をつくっていくには、障害に対する前向きなイメージと、社会の意識を向上させることが求められます。千曲市においては、近年公共施設のバリアフリー化が進み、ほとんど整備されてきていることは誇るべきことです。しかし、建物の整備はされていても、利用できているかが問われます。私は障害があり、車椅子利用の3人の若者に選挙はどうするのと聞きました。昨年1年間は、4回も選挙がありましたので。「過去に、お父さんに地域の投票所に連れていってもらったけど、車椅子が入れず大変な思いで投票した。お父さんにも迷惑をかけてしまったので、選挙はしたいが迷っている」ということでした。

 もう一人は、やはり地域の公民館での大変な思いから、今は期日前投票に行っている。もう一人は、いつも郵送投票をしているけど、今回はお母さんが入院したから申し込み期日が終わってしまってできないというものでした。

 障害者差別解消法、バリアフリー法など法律はありますが、この千曲市で誰もが地域で気持ちよく選挙権が普通に行使できるようにするために、障害者の投票率を上げるにはどのような対策があるか伺います。



○議長(吉田昌弘君) 坂井選挙管理委員長。

          〔選挙管理委員長 坂井宸一郎君 答弁席〕



◎選挙管理委員長(坂井宸一郎君) ただいま、千曲市における障害者の選挙投票率を上げるために市の対応策について御質問がありましたが、選挙人名簿において、名簿に登録されている方が障害をお持ちの方なのか、健常の方なのか判別するとこが選挙人名簿から判別することができないために、投票率につきましても把握することはできませんが、障害をお持ちの方の投票に関しては、投票しやすい設備環境を整備する必要は考えておりますので、重要なことだと思っております。

 なお、当市においては、参考までに投票日の当日の投票所は44カ所あります。そのうち、段差のないバリアフリーになっている投票所は、市の管理施設が18カ所中12カ所、地区の公民館等を区の管理施設のお借りしている26カ所中4カ所であります。

 投票所に来られた方が、段差があることによって援助が必要な場合には、当日の投票事務従事者が介添えをする体制をとっております。選挙ごとに開催する会議の中で、事務従事者に対しては、そういったことで毎回周知をしております。

 また、選挙をする利便性を図るために、車椅子を配備している投票所が6カ所、車椅子用記載台を配置してる投票所が11カ所、畳の上などにビニールを敷いて下足で投票所ないに入れるように配備している投票所が15カ所、目の不自由な方のために点字器を全ての投票所に配備しております。

 今後の施設のバリアフリー化でありますけれど、市の管理施設については、建てかえや改築等において、対応していただくように選挙管理委員会としても市に働きかけをしてまいりたいと思っております。

 また、区の管理施設におきましては、同様に区に働きかけをしてまいりたいと考えております。

 また、バリアフリー化について、施設の投票所等についても変更等をまた見直しも検討してまいりたいと思っております。

 選挙管理委員会といたしましては、障害をお持ちの方々の投票率を上げることはもちろんですが、全ての有権者の皆様の御協力によって投票率を上げてまいりたいと考えておりますので、投票所となる管理施設の充実のために、なお一層、整備を働きかけてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) ただいま、選挙管理委員長の言われた、その投票日当日の設備についての使用状況についてはいかがでしょうか。

 例えばそういうふうないろんな設備をしていただいて、それをやっぱり知っている方と、ここの先ほどお話しましたように、過去に大変だったからいかないっていう方もいらっしゃるわけでありまして、今はバリアフリー化になってるよ、大丈夫だよっていうふうなことが徹底されていないのが一つだと思いますし、その今言われた幾つもの整備をしていただいた使用状況はいかがでしょうか。伺います。



○議長(吉田昌弘君) 坂井選挙管理委員長。

          〔選挙管理委員長 坂井宸一郎君 答弁席〕



◎選挙管理委員長(坂井宸一郎君) ただいまの質問でございますが、期日前投票のところではそういった対応をしてまいっておりますし、その都度、その都度、そういったことで体の不自由な皆さん、それから車椅子で来られる皆さんにおかれましては、できる限り期日前投票のところでは対応できるんですが、各投票所になりますと先ほど申しました通り。それから一つ先ほどの中で訂正お願いしたいと思いますが、先ほど、31カ所でございます、失礼しました。先ほど11カ所って言ったんですが、そういったことでご訂正をお願いいたします。そんなとこで、よろしいでしょうかね。お願いします。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) いずれにしましても、選挙をしたいという希望があってできない、行かない若者はたくさんいますけれども、したいという希望はあるけれども、設備がなかなか難しくて行けないというそういうことはやっぱり千曲市としてこの6万何千人の中で、千曲市としては、それはどうしても改善していただきたいことです。

 白ばらとかいう東京のことを書いたものなんだかでも、そういうふうな設備はされていますよということをもう少し詳しく知らせていただきたい。過去の中で難しかったからっていう方も結構多かったりしますので、今、あの施設は大分いいよ、ただ、私はこの間ちょっと公民館のほうにスロープできてるよっていうことで行ってみたんですけれども、自力で車椅子を押して行かれる方は、腕力だけで急なスロープを上がっていかなければなりません。またそこに障害物等があったら、なかなか介助がなければできないというのが現状だと、私は公民館を見て思いました。

 ドアが引き戸であったり、段差があったりということで、先日も稲荷山満天の星、グループホーム、こんぺいとう、たんぽぽの方々に、投票日、5人のこんぺいとうに入っている入所者、それからたんぽぽに5人入っている方、世話人さんはそれぞれお一人ですので投票日手伝いましょうかと私が言いましたら「大丈夫、稲荷山公民館の投票所の係の人は、皆さんすぐに出て来てくれて、介助してくださるので、全然問題ないんだよ」朝一投票所が始まると同時に投票に行くんだそうです。そんなふうで千曲市の職員の皆さんが、稲荷山公民館の投票所に詰めている方のノウハウを学んでみてはいかがでしょうか。このときは、こんなふうに押せばいいんだよとか、そういうことが必要ではないかと思います。選挙権行使だけではなくて、千曲市の多くの方のその気持ちになって、杖をついてる方や、いろんな方いらっしゃいますので、そこの辺の部分をまた考慮していただきたいと思います。

 では、大項目2に移ります。

 大項目2、戸倉駅のエレベーター設置はいつですか。

 しなの鉄道、戸倉駅は戸倉上山田温泉の玄関口として知名度の高い駅です。1日の乗降客が2,500人です。バリアフリー法では、エレベーターを設置しなければならない乗降客は、1日3,000人で、少し足りませんが、戸倉駅はエレベーターが早期に必要です。この間、戸倉駅に様子を伺ったときの駅長さんのお話ですが、県外から温泉に来られるお客さんは「エレベーターがない。あるはずのものがないと大変不思議に映るようです。特に、都会からのお客さんは、エレベーターがあって当たり前だと思ってる」というふうに話してくださいました。

 重い荷物を持った観光客、お腹の大きい妊婦さん、高齢者、車椅子の方、足を骨折した人、つまり障害者のためのエレベーターではなく、市民や乗客にとって必要なエレベーターということです。早期の計画設置を期待し、いつできるか、伺います。



○議長(吉田昌弘君) 和田市民環境部長。

          〔市民環境部長 和田義宣君 答弁席〕



◎市民環境部長(和田義宣君) 御案内のとおり、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリー新法でございますけれども、これに基づく基本方針は改正されまして、鉄道駅のバリアフリー化の基準につきましては、議員おっしゃるとおり、1日当たりの平均利用者数が5,000人以上から3,000人以上に引き下げられました。

 利用者数が3,000人以上の鉄道駅は、平成32年度までに、原則として全ての駅について、運行事業者がバリアフリー化整備計画を策定して、国庫補助事業によりエレベーターの設置や段差の解消等の整備を行うことになっております。

 戸倉駅の1日当たりの平均利用者数は、約2,600人でございまして、戸倉駅へのエレベーター設置は、以前から要望が多く、しなの鉄道株式会社にも働きかけをしているところでございますけれども、現行制度では設置対象基準を満たしておらず、国の補助金は活用できません。

 しかしながら、議員おっしゃるとおり戸倉駅は戸倉上山田温泉の玄関口でもあり、バリアフリー化の必要性が高いものと認識しておりますので、今後も引き続き国に対し基準の引き下げを要望してまいります。

 また、県市長会においても、この3,000人という設置基準を、1,500人以上に引き下げるように要望しておるところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 昨年12月議会でも、それから6月議会でも、6月議会では中村了治議員は戸倉駅のエレベーター設置についての一般質問がありました。岡田市長も、市長会の中で1,500人にバリアフリー法の基準を下げることを要請していくということでしたが、それではいつになっても、エレベーターはなかなか設置できない状況ではないかと思います。坂城駅は、一日の乗降客数1,900人ですが、実施は決定しています。国1億、坂城町1億で現在業者選定ですが、東日本大震災の後の工事に行ってる人が多くて、なかなか坂城駅の工事のほうはこれから着工するまでなかなか時間がかかるということでしたが、坂城町は1,900人でも、坂城町の玄関口だという考え方で、坂城町が事業主となって行うそうですが、しなの鉄道戸倉駅も屋代駅は事業主はしなの鉄道さんですが、ここでは千曲市が戸倉駅のエレベーター設置をするという方法で動いていただきたいと思いますが、いかがですか。



○議長(吉田昌弘君) 和田市民環境部長。

          〔市民環境部長 和田義宣君 答弁席〕



◎市民環境部長(和田義宣君) 国庫補助につきましては、国が3分の1、県が3分の1、地元の市町村が3分の1ということで、事業を進めるわけでございますけれども、現在の状況でございますと、なかなか市単独で事業を進めると、要は財政事業が非常に厳しいものですから、今後オリンピック関連で、その特例的な制度ができれば、いうようなことは期待しておりますけれども、またそういう方面でも研究してみたいと思っております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) インバウンドがありますし、全国から戸倉上山田温泉には来ているわけでありまして、千曲市の玄関口としての戸倉駅にエレベーターをつくることは必須なことであると思います。そして、住民にとってもそれはメリットであるということは本当にわかっていますので、その辺もぜひ今後もしっかりと検討していただきたいと思います。

 そこで私が戸倉駅のほうにまいりましたときに1つ問題がありました。

 戸倉駅は古さが自慢の駅でもあります。戸倉駅の駅前ロータリーは、現在の大型バスでは入れない、経験された大型バスの運転手さんは、切り返し、切り返しして、その経験から入ってこない。しかし、初めての大型バスの運転手さんは、知らずに戸倉駅の駅前ロータリーに入ってきて難儀しているというふうな実情があります。

 まず、千曲市の温泉玄関口にエレベーターをぜひつくっていいただきたい、そして、まずそれをしていただいて、それから大型バスが入れるような温泉口の玄関口として駅前の整備も今後必要ではないかと考えます。

 ですが、なかなか今の財政事情の中で全部をすぐにやれというのは難しいので、今後の中でエレベーターが先、屋代駅が27年、28年度にできて、その次は戸倉駅だよ。待っていられない人もたくさんいますが、戸倉駅だよ、そして、駅前の整備もぜひお願いしたい、計画の中にもぜひそれを含めていただきたいと思います。

 それについてお伺いいたします。市長。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 本当に駅にエレベーターあったにこしたことはありません。今、前田議員おっしゃるように、正直言いまして戸倉駅の周辺というのは一度ロータリー直してるんですよね。地域協議して直したものでありますが、どうしても横に長くて縦に短いというところでありまして、駅前、戸倉駅を含めて、あの駅前をどうにかしたいんですよ。しかし、なかなか今の状況では難しいんですね。戸倉駅から国道までの間が、非常に距離が短い、お店も本当に2軒くらいしかないんです。一時期、信越本線がとまったときは戸倉駅に降りたときは景色が変わったんですね。今は、そういう状況であります。したがって利用者も2,600人、これが来年の秋に冠着橋が開通しますと、千曲駅のほうがふえちゃって戸倉駅が減るんじゃないかと非常に危惧しているんですね。しなの鉄道も戸倉駅のキャパシティーが大き過ぎるんですよ。本来昔はあそこに特急列車がとまってたもんですから、駅が大きいんですね。あんな大きい駅は本来いらないいらないんでしょうけども、大きいんです。それもどうするか、今、しなの鉄道とも十分これから協議していかなきゃいけないんですね。だから、戸倉駅前については、非常に大きな課題があると思っています。そういう中で、エレベーターだけ単につくりゃあいいのかどうなのか、これも含めて駅全体のところは少し研究をさせてもらいたいなと思っています。屋代駅については、今部長が答弁したように、27年度までには、これ法律でつくれということですから、駅へのエレベーターをつくると、大体1基1億2,000万くらいかかるんですよ、3分の1、3分の1、3分の1ですから、4,000万くらいは行政の持ち出しになりますんで、後は国の補助金、県の補助金入れて1億2,000万とすればそうなるんですね。ですから、あそこの駅を全体考えたときにこれはしなの鉄道もそうなんでしょうけども、実は県産材を使った駅の改築なりしたいなっていう意向もあるんですけど、これには本当に大きなお金がかかるんで、しなの鉄道、これはもう千曲市も本気になって考えないといけないわけであります。ですから、今ここでエレベーターだけどうするかって問題もあるんでしょうけども、ちょっと全体戸倉駅前、駅舎含めて、駅前広場、それから国道18号までの間ですね、どういうふうにしたらいいのかっていうのはちょっと私どもも内部で検討させていただきたいと思いますし、それぞれ皆さん方も御意見があったらお聞きしたいなと。

 いずれにしても、今よりも駅の地乗り乗降客がふえるという要素がないんですね。減ってく要素はあります。そういった意味では、非常に私どもも課題と思っておりますんで、今後十分検討さしていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 戸倉駅の駅長さんも、お客さんは減っていると言いました、私が数日前にお聞きしたときに2,500人ということですから、近隣の駅ができて減っている、それはひとつには、エレーベーターがないというのも一つの原因ではないかと私は思っています。屋代駅は、しなの鉄道のほうにつくるのであれば、戸倉駅は千曲市がつくるべきだと思います。駅前整備計画については、それはそれなりにやっていただきたい、利便性のいいものにやっていただきたい、温泉に来たお客さんがいい駅だねと言われるようにしていただきたいけれども、まず今私たちがこの千曲市の中で生活してる中で、4つの千曲市のしなの鉄道の駅で、これからないのが戸倉駅だけになりますので、ぜひまず最初に整備もありますが、エレベーターをということをお願いいたします。

 では、大項目3、災害に強いまちづくりについて。

 小項目1、高齢者災害マニュアルの活用はということで、ことし3月にできました、千曲市要援護者防災避難マニュアルは、地域で暮らす高齢者、要援護者、障害者にとって災害時を想定した防災に大きな指針となり、活用が期待されます。災害時の被害を最小限にするための具体策として、消防団、自主防災組織、自治会による支援協力体制の整備は現在どうなっていますか。伺います。



○議長(吉田昌弘君) 中村健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 中村義男君 答弁席〕



◎健康福祉部長(中村義男君) 平成24年度に作成をいたしました、千曲市地域防災計画に、要援護者の支援に対しましても盛り込んでいるところでございます。

 また、昨年度県の指導のもとに、要援護者防災避難マニュアルを作成したわけでございまして、これにつきましては、議員の皆様、区長、民生児童委員の皆様方に配布をさせていただきました。

 平成22年度から市で取り組みを始めております、地域支え合い組織表、それから災害時要援護者支援マップ、これにつきましては、毎年地元の区長さん、民生児童委員さんの御協力のもとに、要援護者の状況、要援護者を支援していただく支援者の確認を10月から11月にかけまして調査をお願いし、内容を更新したものを1月に各区に配付をしているところでございます。各地区で実施をされております防災訓練の際には、この地域支え合い組織表をもとに、安否確認等に活用していただいている地区もございます。これは、一部の地区でございますので、全地区に御利用していただくようにまた今後お願いをしていきたいというふうに思っているところでございます。

 要援護者支援につきましては、日ごろから声かけですとか安否確認、これに対する意識を持っていただくことが必要というふうに考えておりますので、今後も高齢者含めまして災害弱者に対しまして、支援の協力体制をとっていただきますように、各地域へ呼びかけをしていきたいなというふうに考えているところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 支え合い組織表、また、安否確認の意識というふうなことですが、その要援護者防災避難マニュアルというすばらしいものができたので、それはどうやって活用して、要援護者の皆さんがいざというときにはどうやって逃げるんだ、どこの避難所で、誰と一緒に逃げるんだというふうなことがこのマニュアルの中には入っていると思うんですが、その活用はどうなってるかということをもう一度お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 中村健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 中村義男君 答弁席〕



◎健康福祉部長(中村義男君) 要援護者防災避難マニュアルの中に、それぞれ個々の避難計画を立てると、こういうことになっておりますので、現在まだ個々の計画までいってございませんが、今後個々の避難計画を立てる中で、避難所ですとか、支援者と、そういうものについて再度該当者の皆さんにも確認をいただきながらマニュアルを徹底していきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) ぜひ、すばらしいマニュアルができていますので、これを活用しない手はない。前回も言いましたが、いきいきサロンの中で紙芝居にして伝えるのもいいでしょうし、こういうものがあって、私たちがいざ災害のときには、こうするんだよというものがあるということは、大変重要なことだと思います。

 東日本大震災、3月11日にありましたが、健常者に比べて障害者は死亡率が2倍であった、これは何とかしなければいけない、弱い者が弱い者でそのままでいいのかっていうのを本当に私たちは危惧しています。ですから、こういう避難マニュアルを使って千曲市の障害者や要援護者の人が一人も命を落とすことがないような、そういうマニュアルだと思います。それをしっかりとしたものにしていかなければ、いつ災害が起こるかわかりませんので、それは今後徹底していただきたい。ぜひ、いきいきサロンでの紙芝居とか、あるいは何かの会合のときにもこんなものがあって、こんなふうにやるんだよということを活用していただきたいと思います。

 小項目2に移ります。

 防災訓練に障害者、要援護者をどのように位置づけているかについてです。

 今年度9月8日の千曲市防災訓練は、千曲市に大雨警報が出され中止となりました。9月8日の防災訓練のために、消防団、自衛団、自治会、日赤奉仕団、その他多くの関係者の方々が準備、訓練を重ねてこられました。皆様に深く敬意を表します。当日は防災訓練は行われませんでしたが、その過程はいざというときに必ず役立つはずです。そして、伺いますが、障害者、要援護者の地域防災訓練への参加はどのようにしていますか。伺います。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 千曲市地域防災計画では、高齢者や障害のある方など、いわゆる災害時要援護者への対応について、災害時に要援護者の安否確認や状況把握が迅速に行われ、情報伝達、避難誘導及び救護が、区、自治会を中心に地域防災組織、民生児童委員等の地域住民の協力を得ながら実施されるように規程されておるところでございます。

 今、御質問の中にございましたが、9月8日の総合防災訓練は、市内に大雨警報が発令されたということで中止となりましたが、この訓練の中でも要援護者の方々の訓練参加につきましては、事前に民生児童委員さんの協力を得て、要援護者宅を訪問し、声かけをしていただくことを想定し、訓練を行う予定でありました。要援護者の防災訓練につきましては、本年6月に実施しました倉科地区土砂災害防災訓練では、要援護者の参加訓練も行っており避難場所までの保育園まで地域の方と一緒に避難訓練をされたということで、実際にそのような訓練も行っておるところでございます。

 また、要援護者に対する災害時の支援体制が大変重要なことだと思いますので、先ほど申しました防災訓練や防災講座がございます。などを通じて地域の皆様にも支援・協力などを呼びかけておるところでございます。

 大規模な災害になればなるほど地域での助け合いが極めて重要になってきます。地域防災組織や民生児童委員さんなどの地域の皆様の御協力をいただき、高齢者や障害のある方にもできる限り訓練等に参加していただければと思っておりまして、支援体制等も含めまして今後も呼びかけをしていきたいと、そのように考えております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 総合防災訓練の中ではなかなか要援護者、障害者の避難訓練は位置づけられていないのではないかなと私は感じていますが、倉科の6月に行った防災訓練はどのような参加状況だったでしょうか。わかれば伺います。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 倉科には福祉施設がございます。

 地域の皆様等御協力を得て、人数は、把握は、今ここでは申し上げられませんが、施設から保育園まで結構な距離ございますけども、一緒に地域の方と歩いてきていただいて、そこに避難するんだよということで、実際に行程を地域の方と歩いていただいたということでございますので、そのような訓練、地域の方の御協力があって初めて防災に役立つんだなというふうには思っております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 9月8日の防災訓練の事前のいろんな訓練をされたこともひとつ役立つと思いますし、今のように倉科の中で実際にやってみることが非常に重要ではないかと思いますので、各地域の中でそれは今後ぜひやっていただいて、こういうふうにすればうまくいくというふうなことをどんどん皆さんの中で知っていただきたいなと思います。

 では、大項目4、介護保険制度改定について伺います。

 小項目1、要支援1、2の認定者を介護保険から外すことについて。

 介護保険制度は平成12年4月に施行されましたが、施行から10年以上が経過し、要介護認定を受けている人の数も施行当初から倍以上に増加し、社会保障費の額も伸び続けています。

 また、昨年、平成24年4月からの改正でサービス利用時間の短縮などがされ、困難さは増しております。

 そして、平成14年の介護保険法改定で要支援1、要支援2を保険給付から外し、市町村が実施する地域包括推進事業に段階的に移行させていくとのことです。このニュースに多くの市民の皆さんは、「何で、一生懸命介護保険を毎月払っているのに介護保険が使われなくなってしまうの」というふうな多くの声が聞かれています。14年度の介護保険法改定での要支援1、保険給付外し、千曲市の対応について伺います。



○議長(吉田昌弘君) 中村健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 中村義男君 答弁席〕



◎健康福祉部長(中村義男君) 先月に出されました社会保障制度改革国民会議の答申を受けまして、現在、国で社会保障制度改革の手順を明示しましたプログラム法案の骨子を先月21日に閣議決定をいたしまして、平成27年度からの実施を検討している段階ということでございます。

 情報はなかなか入ってきませんで、報道によりますと、要支援者向けのサービスは、御指摘のありましたように、全国の一律のサービスから切り離しをして、平成27年度から3年程度かけまして市町村が独自に高齢者の日常生活支援などを行っております地域支援事業に一本化するという内容であります。

 全国では、要支援1、2の対象者が約153万人ということに言われております。千曲市では、要支援1、2の方は、認定者全体、これは本年3月31日現在でございますが、全体で2,901人中694人、率で申し上げますと全体の24%に当たる方に影響が出るだろうというふうに見込んでいるところでございます。

 本市におきましても今後、法案として具体的な制度設計が出されるのを注視しながら、サービスの一方的な切り捨てにならないように、高齢者の自立支援に沿ったスムーズな制度に移行できますよう平成27年度から始まります第6期の老人福祉・介護保険事業計画を策定する中で検討をして、対応をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。

 また、県の市長会といたしましても、利用者に混乱が生じないよう十分な準備期間の設定と財政的な支援を国へ要望しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 要支援1、2は、予防介護・予防給付の段階にありまして、千曲市の高齢化率は昨年28.8%から、ことし29%に上がって、どんどん高齢化率は上がっていく、そういう中で要支援1、2は、千曲市では694人、この方を、この千曲市が引き受けて予防介護をしていくということは非常に大変でありますし、これからもまたふえていく。

 でも、やはりこれは予防ですから、どんどん重度化しないためには必要なことですし、今からその辺のところを計画を立ててやっていただきたい。国への要望も必ず必要ではありますが、この千曲市として、高齢化率がどんどん上がっていく中で、でも、この千曲市で住みよいまちにするために、予防介護を重点的にやるんだというふうな思いでやっていただきたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(吉田昌弘君) ここで、15分間休憩いたします。

                             午後2時55分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 午後3時10分 開議



○議長(吉田昌弘君) 休憩前に続いて会議を開きます。

 続いて1番、倉島清香議員。

          〔1番 倉島清香君 質問席〕



◆1番(倉島清香君) 議席番号1番、倉島清香です。通告に従い順次質問をしてまいります。

 今回の質問の背景には、千曲市中を回り歩き、たくさんの方々と話し合いをしてきた中でいただいた市民の「なぜだろう」という課題であり、そのため、千曲市民の率直な思いを市民の本音の言葉で質問したいと思います。それは、私が市民の期待にお応えし、本気で魅力的な千曲市をつくりたいと思っているからです。

 さて、私が市議会議員として千曲市の運営にかかわれる機会をいただいてはや1年がたちました。初めは、たまたまの御縁でつながりを持たせていただいたのかもしれませんが、これを一過性のものとせず、先輩の皆様がつくり上げてきた千曲市のすばらしい伝統や価値を大切に育み、そして、私たち世代は、これまでの千曲市の価値を新たな視点で発展させ、その思いや手法を臆することなく伝え、新たな魅力ある千曲市を世代を超えたオール千曲市民で、私が集まったからこその成果・発展・成長を創造していきたいと考えております。

 そこで、魅力的な千曲市をつくるためには、まず、魅力的な千曲市役所へということで、大項目1、行政改革、経営について、小項目、魅力的な千曲市役所へについてお伺いいたします。

 これから現状と、あるべき姿、目指す姿の間にあるギャップを明確にするために順次質問をしていきます。いわゆるギャップ分析、経済学における巨視的分析の一つです。このギャップを明確にすることにより、千曲市が抱える課題を言語化し、優先順位をつけ、その後の動き、とるべき政策を判定し、全員で共有し、課題解決に向けた取り組みを実施していければと思います。

 まず、千曲市役所は、何のために、どうして存在するのかといった根本的な質問です。

 私は、市役所は市民の活力を引き出すきっかけをつくる、生きる希望を与えるところと考えているのですが、市長、千曲市役所の役割とはどういったものだとお考えでしょうか、お聞かせください。

 また、市役所がその役割をするためには、さまざまな資源を利用すべきと考えますが、大切なものの一つにお金があると思います。つきましては財政についてお聞きいたします。

 千曲市の財政ですが、これから戸上中学校、新庁舎などの建設が控えていますが今後の財政の見通しはいかがですか。千曲市の財政は豊かなのでしょうか、それともその逆でしょうか。

 続いて、千曲市の財政における千曲市ならではの強みと弱み、いわゆる課題についてお聞かせください。

 また、強みと課題についてですが、強みはさらに強化し、課題は改善だったり改良が必要だと思うのですが、具体的な強みの強化策・課題の改善策をお聞かせいただけないでしょうか。複数ある場合は、それぞれ最優先のものだけで構いませんので、お答えください。

 続いて、民間企業ではグローバル化が叫ばれておりますが、同時に人材の多様化も進んでいると伺っています。市役所に置きかえて考えれば、あくまで仮定ですが、市民のニーズが多様化して、市役所の限られた資源では賄い切れない部分があってもおかしくないと考えています。

 そこで質問です。千曲市役所は、市民からの期待・ニーズに応えられているとお考えでしょうか。応えられている場合、どのような施策が該当しますでしょうか。さまざまな施策がありますが、ほかの市にも誇れることはどのようなことでしょうか。また、優先度、緊急度が高いものの資源の配分がうまくいかず、課題としてあげられるニーズはどのようなものでしょうか。

 市役所の仕事や役割は、民間企業では「お役所仕事」とまでやゆされているほど市役所の仕事は型に決まったものを淡々とといったイメージが定着してしまっております。しかし、私は議員になって一緒に仕事をしている中では、決してそんなことはないということを知りました。

 市役所では、新しい施策をどんどんと打ち出し、市民の活力を引き出す支援をしているものと理解しております。そうでれば、脱お役所仕事に向かったイメージ刷新も必要なのではないかと考えておりますが、そこで質問です。

 市役所の中で、ほかがまねできない唯一の資源は職員そのものだと考えておりますが、職員のあるべき人物像とは、そして、強みはどのようなものだとお考えでしょうか。あれば課題もお聞かせください。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) ただいま幾つかの御質問をいただきましたので、順を追って答弁をさせていただきたいと思います。

 最初に、市役所は何のためにということですが、御案内のとおり地方公共団体の役割につきましては、地方自治法において「住民の福祉の増進を図ることを基本とし、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする」と規定されております。

 特に、地方公共団体の中でも市町村は基礎自治体として住民生活にとって最も身近な存在であり、福祉、保健、教育、都市基盤の整備などの業務を総合的に担っております。

 住民の皆様に最も身近な存在である市町村だからこそできるきめ細かな住民サービスを提供する中で、住民の生活や福祉の向上を図り、千曲市に住んでよかったと思える魅力的な都市の実現を図っていくことが市の役割だと考えております。

 続きまして、財政の関係につきまして数点御質問いただきました。

 最初に、財政見通しということですが、先ほど森 義一郎議員の御質問に市長からお答えしましたとおり、景気の先行きは依然不透明な状況にあり、現段階では市民税、固定資産税の大幅な増収を見込むことは難しい状況にあります。一方、歳出面では、少子高齢化に伴う社会保障関係経費の増加を初め、老朽化した公共施設の改修や下水道事業会計等への繰り出しの増加が見込まれ、財成状況は厳しくなることが予想されます。

 また、合併算定がえの終了により、普通交付税等が6年後に13億円ほど減収となる見込みですので、財政状況はさらに厳しくなる状況にあります。

 その中で、現在計画しております戸倉上山田中学校の改築や新庁舎の建設の大型事業に対応して、現在、基金を積み立てるなど、着実に事業が執行できるように必要な財源の確保を進めておるところでございます。

 財政が豊かであるかどうかの御質問ですが、地方公共団体の財政が健全に運営されているかどうかを判断することは、大変重要なことであると思っております。この判断をするためには、財政運営の堅実性、財政構造の弾力性、行政水準の確保といった観点から、客観的なデータに基づいて分析することが必要であります。

 分析には、一般的に実質収支比率、経常収支比率、財政力指数、健全化判断比率等といった指数を用いておりますが、これら指数をもとに、千曲市の財政状況を判断しますと、今すぐに危機的な状況に陥るものではありませんが、このまま推移をするとすれば、将来的には厳しい状況になることが予想されます。

 続きまして、財政の強み、課題の御質問でございますが、課題としましては、先ほど申しましたように、今後、合併による交付税の優遇措置が終了するということで、慎重な行財政運営が求められていることが課題として上げられるのではないかと思っております。

 一方、千曲市の財政の強みでありますが、あえて申し上げれば、各企業や事業者の皆様が非常に厳しい経営状況にあることは重々承知をしておりますが、合併後10年間の市税等の収入状況を見ると、当市の産業構造が多種多様で、かつ足腰の強い業種が多いことが社会経済情勢の大きなうねりの中にあっても、極端な変動が起こりにくい構造にあるのではないかと思っております。

 次に、施策ということでございますが、強み、課題ということですが、当面する課題につきましては、先ほど申し上げたとおりでございます。

 強みとしましては、一つは、高速交通網の要所の地であることではないかと思っております。この利点を生かした企業誘致や企業の振興、さらには観光振興など、地域経済の活性化にさらに取り組んでおるところでございます。

 続きまして、市民ニーズに対応するサービス提供ということですが、市では現在、市民がどのような施策を求めているのか、市民意識調査や市民満足度調査を実施する中で、優先度、緊急度を分析し、総合計画、実施計画等を策定し、市民ニーズに応えるべく各種事務事業を進めておるところでございます。

 他市に誇れるものということでございますが、千曲市の優位性というふうに置きかえらせていただきますと、首都圏のみならず中部・近畿圏へのアクセスのよさ、先ほど申しました高速交通網を初めとした交通の要衝であること、それから、教育環境、子育て環境が整備されていること、癒される景観や自然環境と温泉があること、歴史と文化が一致する活力のあるまちであると思っております。

 また、課題としては、今後さらに複雑多様化する市民ニーズに対応するため、市と市民がパートナーとして地域の公共的課題の解決に向けてともに考え、協力して行動をしていく仕組みである協働のまちづくりの実現が重要な施策の一つではないかと考えております。

 最後にいただきました職員の人物像ということでございますが、市では、千曲市人材育成基本計画を策定しておりますが、その中で、市民の目線で考え行動できる職員、熱いハート・行動力と冷静な分析・判断力のある職員、専門知識の習得に努め、経営感覚のある職員を育成する必要があるとし、目指す職員像を「千曲市を愛し、市民から信頼され、ともに考え、ともに行動する職員」としておるところでございます。

 一番は、市の政策を担う職員は、まず市民から信頼される存在でなければならないと考えております。それには単に誠実に職務を遂行するのみではなく、常に市民・生活者の視点を持ち、市民の立場を理解し、行政の課題に果敢に取り組む職員が必要と思っております。

 また、市の職員の強みということでございますが、先ほど申しましたように、市町村は基礎自治体として市民に一番身近な存在でございます。職員も地域の最も身近な市民ということで、市民の声を直接聞くことができると、また、地域住民との日常の交流も可能であるというところが、市の職員である強みの一つではないかと思っております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 倉島清香議員。

          〔1番 倉島清香君 質問席〕



◆1番(倉島清香君) 再質問なんですけども、市民からどう必要とされているか、ニーズに対応するサービスについてのとこなんですけども、市民の声を聞き取る方法として、どのようなものが主にありますか。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 先ほど言いました市民満足度調査も一つでしょうし、これから市民会議の開催も計画してございます。

 また、現在、各区にお願いして年に1回、地域づくり計画の中で市民のニーズ、要望等もお聞きしておるところでございます。

 また、今はホームページ、インターネットを使っていろいろな御意見等もいただいております。数多くの御意見をいただく中で、市民ニーズを把握しているということで、また、いろんな機会を通じましてその辺は、これだというものがございませんので、着実にそれを進めていきたいと、そのように思っております。



○議長(吉田昌弘君) 倉島清香議員。

          〔1番 倉島清香君 質問席〕



◆1番(倉島清香君) 市民の皆様とお話をしている中で、ニーズをうまくくみ上げられてないなと、行き違いも非常に多いんではないかなと思っていましたので、ぜひ積極的にくみ上げるように進めていただきたいと思います。

 また、「今後さらに複雑多様化する住民のニーズに対応するために、協働のまちづくりが重要な施策、職員一人一人が求められているものを考え、意識していく」と答弁がありましたが、今回、職員の方とお話しているときに、政策提案というものがあることを知りました。今回の職員政策提案を見せていただいた中で、とても市民のニーズに対応したものが多いなと思いまして、市民目線、市民感覚でわくわくする企画が多々ありました。

 採用されていないものが多くてとても残念だと思ったのですが、一生懸命さがとても伝わるものでした。

 このような提案を公開したりとか、市民の協働のまちづくりのためにも必要だと思いますし、ぜひ、市民や大学生と組んで、魅力的な千曲市にするために、コンテスト形式のようなアイデアで大いに進めてほしいと思います。

 ここまで漠然とした質問をしてきましたが、現状と、あるべき姿、目指す姿の間にあるギャップを明確化し言語化して、千曲市が抱える課題に優先順位をつけ、職員、議員、市民全員で共有し、課題解決に向けた取り組みをオール千曲市で実施していけたらと思います。

 魅力的な千曲市にするために、私もさらに全力で取り組んでいきたいと思います。そのために、できないではなく、どうやったらそれができるだろうかという思考を持ちたいと思います。それが重要だと思うからです。

 まずは、理想と現実は違うか前提ですけども、今できることを、現時点でできることをやり続け、また、できないことでもどうやったらそれができるかを常に考えることが大切だと思います。

 続いて、千曲市を魅力的にするための市長の本気度をお伺いいたします。

 市長、あるいは市の進めている施策について、市民とともに歩む市政を目指す中で、私は、市民と市役所の距離がもっと身近になること、それが非常に重要だと思っております。

 ささいな行動、運動ではありますが、市民と市役所の距離を身近にする例といたしまして、例えば有名な大手チェーン店などは、お客様との距離を縮めるために名札に趣味を記載しています。たったこれだけのことで距離感は縮まります。

 私も実際感じたのですが、やはり初めていく場所はとても緊張します。病院だったり、美容室だったり、展示会場だったり、その大手チェーン店に行ったときは、目の前の少しこわもての方の名刺には趣味が「ひなたぼっこ」と記載されていたんです。会話はしていないのですが、たったそれだけのことで緊張感がとてもほぐれました。

 市役所も、余り来ない市民にとっては非常に緊張する場所だと思います。私もよくそういう声は聞きますし、今は何回も来ているのでなれて全く緊張しないですが、最初はとても緊張したのを覚えています。ですので、市でも市民との距離感を縮めるために、簡単なことですが、このようなアイデアを出し、導入していただきたいと思います。

 名札で言えば、千曲市職員服務規程第4条の2では、「ネームバッチの着用箇所は左胸上部とする」とありますが、余りお見かけしない位置でして、皆様首からストラップがけが主流のようですので、ぜひ着用位置の服務規程改定をするときなどは、ネームバッチに趣味だったり、特技だったり、目標だったり、座右の銘だったり、かけるように「任意項目を入れる」などとつけ加えていただければ実現するために全く難しくない話だと思います。

 また、市はまず人材育成にも力を入れていただきたいと思います。

 千曲市の弱みとして、高等教育機関、いわゆる高校より上の大学だとか専門学校などの教育機関がないと弱みとして上げられていますが、例えばビジネスであれば、私は市立のビジネススクールがあってもよいと思うのです。

 地元の市立小学校の夜の時間を使い、起業コースと経営コースをつくったりなど、起業コースは起業や会社経営のことを実践的に学び、半年ぐらい座学で勉強して、事業計画などを立てるための知識を学ぶ。卒業論文として、事業計画を立てて、地元の信金の方々の前でプレゼンなどをして、もしよければ本当に入手してもらえるようにする。

 市が融資するのではなく、地元の信金や複数の銀行が参加すれば評価が割れるかもしれないし、それでよいと思うのです。

 経営コースでも座学と実践。ほかの市とか国とかの経営者と合宿をするなど、そういう場を市立のビジネススクールとして役所が用意してもいいと思います。

 また、他市のようにIT都市としてのブランディング戦略を実行し、東京のIT企業を多数誘致する市もあるように、市のブランディングは大切な市の仕事だと思います。

 そこで、岡田市長、数ある施設の中で、千曲市を魅力的に、そして千曲市民を幸せにすると考えられる施策と、市のブランディングとは何かお聞かせください。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 議員よりさまざまな御提言をいただきました。本当に市役所、私も含めて職員全員が市民とともに歩んでいくという姿勢は、これはとっていかないといけないと思っています。

 これなかなか難しいんです。行政というのは、ある意味では許認可をする場所です。いけない、いいという、それを認可する場所でありますので、全てがいつでもいいよというわけにまいりません。

 そういう意味では、行政、市役所、施設というのは市民にとって行きにくいかもしれません。しかし、千曲市は、市の行政というのは、市民のための行政でありますので、ここはしっかりと私ども含めて、地域の皆さん方とやはり交流をしていかなきゃいけないなというふうに思っています。

 そして、今、職員も各地域に帰ったら市民なんです。ですから、地域の祭り、地域のさまざまなことにお手伝いしています。そういった評価もいただいておりますし、そういう意味では、地域へ戻って、地域のさまざまな活動に参加をしていくことは間違いありません。

 今、協働化計画はつくっておりますけども、パートナーシップということで、地域の皆さん方のお手伝いをする、そういった仕組みも今でき上がっています。

 これから市役所がリーダーシップをとっていくというのは、さまざまな分野で、皆さんの考え方ってたくさんあるんです。だからいろんな意見があります。確かにいろんな意見を全部集計しますと、これは何をやっていいかわからなくなるほどあるんです。

 その中で千曲市として何をやっていくのか、必要なものは市役所が説得をする、行政が説得をしてでも進めていかなきゃいけないものもありましょうし、皆さんの意見を聞いたら、その意見のとおりしていかなくちゃいけないものもあると思います。これはそれぞれ千差万別でありますけど、そういた中では、私も含めて大いに交流をしていきたいなと思っています。

 そして今、私自身もフェイスブックを開設しています。今、市民の方々からたくさんお友達コール、来ていますけど、そういうのも活用しながら、私自身も市の行政の状況はみずから発信をしてまいりたいというふうに思っていますし、今それを実践しているところであります。毎日一、二本の記事は書くということで今進んでいるわけでありますけども、さまざまな方々に見ていただいております。

 もう一つは、今、教育機関、あるいは若者の定着に向けたビジネススクールという提案もありました。確かにビジネススクールがここに来ていただければ大歓迎であります。しかし、今、少子化の中で、新しく学校をつくるというのが非常に難しくなっていることも事実なんです。

 ですからそういう意味では、確かに御提案わかります。若者たちの意見を聞くというのもそうなんでしょうけど、信州大学の学生たちみずからが参加をしてくれたということもあります。東京から来ている若者たちが地域と交流をするということもあります。そういったことを含めてやっていかなきゃいけないなとは思います。

 それから、ITの関係についても空き家住宅を使ったIT産業の誘致をしている自治体もあります。千曲市もそれをしたいんです。ですから今、空き家調査をしているんです。

 そういった意味で、都市との交流を含め、IT産業も大きな産業も誘致はしていかなくてはいけません。だから、さまざまな分野で行政はリーダーといいましょうか、正直言いまして市役所だけがリーダーになってもだめなんです。

 住民と行政がどうやってかかわりを持って進んでいくかということが最も大事でありますので、私とすれば、今の協働化計画をどうやったら実践できるのか、そのことによって必然的に市役所は住民と溶け込むというふうに思っていますので、そういう考え方で進めてまいりたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 倉島清香議員。

          〔1番 倉島清香君 質問席〕



◆1番(倉島清香君) 岡田市長の実行力と行動力にすごい期待をしたいと思います。

 また、さっき申しましたビジネススクールの案は誘致ではなく、少子化で、あいてしまった小学校の教室だとか、いずれ利用できたらいいなと思って提案いたしました。

 次の質問に参ります。

 大項目2、デザインと情報発信について。

 報告にもありました自治体初の特産品を扱うSNSを活用した通信販売システムを活用すべく、現在発案した武雄市と協議を進めているということですが、このFB良品改め、今月9月からサティスファクションギャランティード、通称ジャパンSGは、メリットとして、1、地域所得の向上を図ることができる、2、プロモーション促進機能満載の仕組み、3、企業の意欲による地域活性化ができる、4、地方自治体が取り組みやすい仕組み、そのほかにまた、出展者のメリットといたしまして、1、大手通販と比較して費用負担が少ない、2、佐川急便と提携したきめ細やかな発送サービスと格安の発送料、3、商品ページの作成はプロによるページ作製代行のため手間要らずと、とても魅力的な通販システムであり、自治体のビジネスモデルだと思います。

 今年度中には約40自治体が参加するということですが、千曲市単独で、千曲市ブランドだとか、千曲市のものを発信するよりも、ほかの市と組むことによって可能性は広がり、コストも抑えられることができると思います。とても魅力的です。一部では、この自治体通販には賛否両論あるようですが、できる理由を探せば解決できる課題だと思っております。

 そこで、市長のジャパンSGに期待すること、今後の展開をお聞かせください。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 今、通信販売の関係でありますけども、説明しないとおわかりいただくのは難しいかなと思うんですが、最近、情報通信に関する技術革新、非常に目覚ましくなってきておりまして、中でもソーシャルネットワーク、SNSと言われておりますけども、これらの情報発信の姿として、これは世の中に大きな影響を与えるんだろうなと思っています。

 私も市長就任以来、以前からSNSの一つでありますフェイスブックを活用してまいりました。積極的に千曲市の情報を発信してきたんですが、さまざまな方からさまざまな御提案や意見をいただいております。そういった中では、こういったソーシャルネットワークというのは、これからますます必要になってくるかなと思っています。

 そういう中で、そのフェイスブックを活用して、千曲ブランドの販売促進、あるいは千曲市のネームバリューの拡大を図っていくことができないかということは常々考えておりました。

 そういった中で、佐賀県武雄市では、フェイスブックを開設した自治体初の特産品を扱う自治体による通信販売システム、これを当初はFB良品というサイトを構築しました。このFBという意味は、Fはファン、楽しいなんです。Bはバイ、買う、そのBをとったものでありますが、地域のえりすぐりの商品を楽しく買っていただくという願いを込めて、「FB良品」と名前をつけてサイトをつくったんです。

 現在、全国の14の自治体がこのシステムに登録をしまして稼働をしています。本来の目的は、地域で自慢の特産品を大いにPRすることで、地域所得の、いわゆる所得の向上を目指そうということであります。このため、千曲市としても、県内では多分初になると思いますけども、このシステムが導入できないか、今研究している最中であります。

 私自身も、佐賀県武雄市の樋渡市長にも面会をしまして懇談をしてまいりました。その際、市長から、FB良品を国内外、今は国内だけなんです。国外にも展開したいということで、東アジアの進出を視野に、シンガポールに本社のあります先ほど議員御指摘のファッションブランドを手がけるサティスファクションギャランティードということなんですが、これは日本人の経営している会社、そのサイトであります。

 ここと提携をしまして、FB良品の名称も、この9月から「ジャパンサティスファクションギャランティード」というふうに名前を変更しました。ここで新たなサービスを展開するということは、全世界を相手に今展開をしているということです。

 シンガポールのそのサティスファクションギャランティードという会社は、全世界にネットワークを持っています。そして、日本国内でも有名でありまして、現在、国内で400万件以上のユーザーを抱えている巨大なネットワークであります。

 このFB良品がサティスファクションギャランティードと提携することで、その販売網というのは格段に広がります。これは、将来にとって、全世界を相手に夢のあるネットワークが構築できるんではないかというふうに期待をしています。

 去る9月5日の日でありますが、武雄市の担当者が、市長命令によってわざわざ千曲市に来ていただきました。関係する職員を対象に詳細な説明会をしていただきました。

 今後、そのネットワークにのるべく今、千曲商工会議所や戸倉上山田商工会、あるいは観光協会、ちくま農協など、あらゆる商工業団体と連携して、システムの導入に向けて検討・研究を開始していきたいな、そして、千曲市オリジナルの通信販売システムができればいいなというふうに思っておりまして、その研究を手をつけたところでございます。

 このことは、言ってみれば、まさに民間の楽天、あるいはアマゾンといったネットワークに対する新たな自治体による第三局になるのかな、そういう意味で大きな夢を持って、ジャパンサティスファクションギャランティードというのが発足したということであります。

 千曲市のブランド認定品の販売力を高めて、市民所得を向上する、先ほど林議員からも話がありましたけど、農業を活性化するためには高く売らなきゃだめなんです。このネットワークの中にのせたいなという思いがありまして、できれば参加をしていきたいな。

 今年度中に佐賀県武雄の市長は40の自治体を目指しています。多くの自治体が集まることによって経費を節減でき、そして、新たなサイトを開設することができますので、そういった意味では一つの大きなきっかけかなと思っています。

 確かにこのサティスファクションギャランティードに対しての批判もあります。これは通信業界からは批判されます、自治体が運営するわけですから。でも、このことは新たな地方自治体のいわゆる経営方針ではありませんけど、戦略的にやっていこうとすれば、こういうものにも自治体が手を出しながら、地域の経済を活性化していくということは極めて重大なことであるなというふうに思っています。

 以上です。



○議長(吉田昌弘君) 倉島清香議員。

          〔1番 倉島清香君 質問席〕



◆1番(倉島清香君) 参加自治体がふえてきて、千曲市も他市と組んで、この魅力ある杏だったりとか温泉だったりとか、千曲川だったりとか、私は絶対世界に負けないと思っています。なので、どんどん参加してPRしていってほしいと思います。

 そしてまた、参加するに関しても、参加自治体が年内に40ふえるということは、ライバルもふえるということになります。いかに付加価値がつけられ、差別化を図り、戦略を立てるということも非常になってくると思いますので、その辺もよく研究して、千曲市の進め方にも非常に期待をしたいと思います。

 では、次の質問です。

 ホームページの情報発信についてですが、市のホームページもリニューアルをし、スマートフォンでも対応できるようになりました。これからもアクセス数がふえるようにしたり、頻繁にのぞける工夫をしたり、進化し続けることを期待いたします。

 トップ画面には市長がやっているフェイスブックページを張ったりだとか、10周年はもっと大いにアピールしてほしいと思います。

 また、国が推進しているビックデータやオープンデータ、オープンデータとは、行政が保有するデータを誰もが二次利用できる形式で公開し、社会が効果的に活用することにより、新たな価値を創造していこうとするものの活用について、従来の市の判断による情報提供から積極的な公開、ビックデータ、オープンデータの活用により、市民サービスの向上、市民主体のまちづくり及び産業の発展の経済の活性化へ大いにつながります。

 前回も質問したのですが、ビックデータ、オープンデータの二次利用、PDFデータをXMLデータにするなど、推進するに対する答弁がSNS(ソーシャルネットワーキングシステム)についてのみでしたので、改めて千曲市としての活用方法をお聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 市が保有するデータで民間の方に利用していただき、結果的に市民の福祉向上につながると思われるデータは数多くあると思っております。現在は市のホームページで提供している情報のうち、位置情報を必要とするものは、あわせてデータ整備をしながら活用しているところです。

 このような情報の一部は、現在、市内のNPOが開発を進めている地域情報と観光案内アプリにも利用いただくため提供するなど、活用いただける情報はできるだけ提供するように対応しております。

 御質問にありましたオープンデータ化ということですが、これによりさまざまな主体が自由にデータを加工したり、組み合わせをすることによる新事業、また、サービスの創出、市民、産業界にとって有益な情報入手が容易となることなどのメリットがるのではないかと思っております。

 今後、市のホームページで公開する情報を多方面で利用できるXML形式での公開について、国の動向や先進地事例を含め研究したいと考えております。



○議長(吉田昌弘君) 倉島清香議員。

          〔1番 倉島清香君 質問席〕



◆1番(倉島清香君) 今、ある避難場所だったりとか、その他の情報もPDFからXMLにすることにより、市民や民間企業がアプリをつくれるようにはなるのですが、そこにプラスして、視覚障害者の方のための表示方法もすごく移行しやすくなりますので、積極的にスピード感を持って早急に進めていただければと思います。

 今、千曲市民の方で、みずから気軽に市の広報をスマートフォンで見れるようにした方がいらっしゃいます。二次利用できるようにすれば、よりよく広報を出すタイミングでスマートフォンに来るようなアプリも実現可能だということです。

 このようにデータを二次利用できるようになっていれば、もっと市民だったり民間企業がみずからアプリ化ができたり、情報の利用ができたりしますので、早急に対応をお願いしたいと思います。

 次の質問へ移ります。

 自治体通販や東京オリンピック開催など、今後、千曲市を全国、世界へ発信していくことになりますが、そこで、チャンスをより多くつかむためにもデザインに注目してほしいと思います。

 なぜならば、情報や知識の行方は伝え方次第だからです。売れる商品は非常にデザインを研究しています。雑誌であったり、雑誌で言えば表紙にとても力を入れています。

 市で言えばホームページであったり、市報や配付物、ポスターなどは、それはどの年齢層に向けた情報なのかなど、ターゲット、対象者の動向を調査し、デザインを研究、または得意な職員、民間と組むなど、さまざまな手法を入れていただきたいと思います。新庁舎や千曲市役所庁舎の入り口などのデザインもそうです。

 経済産業省でインフォグラフィックスの手法を用いて、専門家の国の持つ知識、データとクリエイターの伝える力を結びつけていくプラットフォーム、ツタグラを始動しましたが、まさに情報や知識の行方は伝え方次第であります。デザインの力をかりて発信することも伝達方法の重要な要素でもあり、今以上に伝える力を発揮します。重要なことですので、ぜひ、ホームページや多くの市民に向けた発行物は工夫をしていただければと思いますが、見解をお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 市報を初め、市が編集・発行する各種の刊行物については、わかりやすく、読みやすく、さらに親しみの持てる紙面づくりに努めているところでございます。

 具体的には、市報・議会報は、あらゆる人が快適に利用できるデザインを基本コンセプトとしたユニバーサルデザイン書体を導入し、また、同じ編集ソフトを使い、文字の大きさや記事の形式など、統一してレイアウトするよう心がけておるところでございます。

 市の刊行物のデザインについては、従来の行政刊行物は、どちらかというと機能一辺倒でありましたが、行政も経営感覚を持ち、市民に訴えていくためには、読んでいただける、あるいは手にとっていただけるようなデザインが必要であると思っております。

 引き続き市民の皆様の御意見や御要望などをお聞きしながら、刊行物のデザインのあり方、先ほど御質問の中にございましたツタグラという情報を視覚的に表現する方法も出てきているということですので、その辺も含めて、刊行物全体のデザインのあり方等について十分研究していきたいと、そのように思っております。



○議長(吉田昌弘君) 倉島清香議員。

          〔1番 倉島清香君 質問席〕



◆1番(倉島清香君) ぜひ、刊行物のデザインなどは、デザインが得意な職員だったりとか、民間と組んで手法を取り入れていただきたいと思います。

 若者から高齢者まで、本当に全ての市民を対象になるデザインとは何なのか、時代に合わせていま一度考え直して実行に移していただきたいと思います。

 魅力的な千曲市へ、情報発信について、私も市長と同じで、千曲市のための毎日の活動は、常にブログやフェイスブックで発信しています。なので人々のつながりも広がり、大きなことにもトライできています。また、チャンスや情報も発信する分だけ入ってきます。みずから発信することは非常に大切で、発信すれば発信するだけ入ってきます。

 ぜひ、市役所情報や、先ほど申しました職員政策提案などのすばらしいものはどんどん発信してほしいと思います。必ずチャンスは訪れ、変わります。千曲市が市民にとって、わくわくどきどき、あったらいいな、うれしいなという付加価値がついた住みたいまちナンバーワンになるように全力で取り組んでいただきたいと思います。そして、オール千曲市民で明るい未来のために全力で盛り上げていきたいと思います。

 以上で、私の質問を終わります。



○議長(吉田昌弘君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 これをもちまして、本日の会議を散会といたします。御苦労さまでした。

                             午後3時53分 散会

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−