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長野県 千曲市

平成25年  6月 定例会(第3回) 06月21日−05号




平成25年  6月 定例会(第3回) − 06月21日−05号









平成25年  6月 定例会(第3回)



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            平成25年6月21日(金曜日)

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● 議事日程(第5号)

   平成25年6月21日(金曜日)              午後2時 開議

 第1 議会第7号 農業委員会委員の推薦について

 第2 委員長報告

    議案第38号 千曲市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について

                            (福祉環境常任委員長)

    議案第39号 千曲市公告式条例の一部を改正する条例制定について

                            (総務文教常任委員長)

    議案第40号 千曲市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例制定について

                            (建設経済常任委員長)

    議案第41号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について

                              (関係常任委員長)

    請願第4号 年金2.5%の削減中止の意見書提出を求める請願

                            (福祉環境常任委員長)

    請願第5号 新幹線新駅誘致に関して市民の意見を尊重し、十分な市民合意が得られるまでは誘致を中止するよう求める請願

                           (新幹線対策特別委員長)

 第3 常任委員会の閉会中の継続審査又は特定事件の調査の件及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件

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● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

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● 出席議員(22名)

    1番   倉島清香君       12番   宮入高雄君

    2番   宮下正光君       13番   和田英幸君

    3番   前田きみ子君      14番   森 義一郎君

    4番   大澤洋子君       15番   宮坂重道君

    5番   袖山廣雄君       16番   中沢政好君

    6番   小川修一君       17番   和田重昭君

    7番   柳澤眞由美君      18番   中村直行君

    8番   小玉新市君       19番   田沢佑一君

    9番   中村了治君       20番   原 利夫君

   10番   小山嘉一君       21番   荻原光太郎君

   11番   林 愛一郎君      22番   吉田昌弘君

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●欠席議員(なし)

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● 説明のため出席した者の職氏名

   市長        岡田昭雄君   建設部長      小池洋一君

   副市長       山本高明君   教育委員長     赤地憲一君

   総務部長      柳澤正彦君   教育長       吉川弘義君

   企画政策部長    竹内 茂君   監査委員      若林民雄君

   市民環境部長    和田義宣君   教育部長      緑川 茂君

   健康福祉部長    中村義男君   会計管理者     北島利幸君

   経済部長      平林昌男君

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● 事務局出席者氏名

   議会事務局長    平林喜代士君  議会事務局次長   荒川幸正君

   議事係長兼調査係長 渡島秀男君   書記        澤上 瑛君

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 午後2時 開議



○議長(吉田昌弘君) 定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。

 会議に入る前に、議員の欠席等について、事務局長をして報告いたさせます。平林議会事務局長。



◎事務局長(平林喜代士君) それでは、御報告いたします。13番 和田英幸議員は、所用のため、遅刻するとの届出がございました。

 以上です。

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△日程第1 議会第7号 農業委員会委員の推薦について



○議長(吉田昌弘君) 日程第1、議会第7号 農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。

 お諮りいたします。本案については、議長指名により推薦したいと思います。これに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、議長指名により推薦することに決しました。

 それでは、申し上げます。農業委員会委員には、大字屋代、酒井隆義君、大字桑原、北澤眞理子君、大字上徳間、堀口治子君、大字上山田、村松洋一君、以上の4名の方を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま、指名いたしました4名の方を農業委員会委員として推薦することに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、酒井隆義君、北澤眞理子君、堀口治子君、村松洋一君を農業委員会委員に推薦することに決しました。

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△日程第2 委員長報告



△議案第38号 千曲市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について(福祉環境常任委員長)



△議案第39号 千曲市公告式条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第40号 千曲市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例制定について(建設経済常任委員長)



△議案第41号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について(関係常任委員長)



△請願第4号 年金2.5%の削減中止の意見書提出を求める請願(福祉環境常任委員長)



△請願第5号 新幹線新駅誘致に関して市民の意見を尊重し、十分な市民合意が得られるまでは誘致を中止するよう求める請願(新幹線対策特別委員長)



○議長(吉田昌弘君) 日程第2、委員長報告。議案第38号から議案第41号並びに請願第4号から請願第5号、以上6議案を一括議題といたします。

 これより、各常任委員長並びに関係特別委員長から審査結果の報告を求めます。

 初めに、宮入総務文教常任委員長。

          〔総務文教常任委員長 宮入高雄君 登壇〕



◆総務文教常任委員長(宮入高雄君) 総務文教常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会におきまして、当委員会に付託となりました案件の審査のため、委員会を開催いたしましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第39号 千曲市公告式条例の一部を改正する条例制定について、審査では掲示場を減らす理由について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第41号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について、当委員会に付託となりました歳入補正全般、地方債補正、歳出補正中の第2款総務費、第9款消防費、第10款教育費について申し上げます。

 審査では、歳出においては、総務費の消耗品費、印刷製本費、スポーツ健康都市づくり推進業務委託料について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべくものと決定しました。

 次に、請願第6号 憲法第96条を改正しないことの意見書提出を求める請願について申し上げます。

 審査では、憲法は国の最高法規であり、第96条を先行して下位の規範と同じ簡便さで改正することは慎重を期すべきであり採択すべきとの意見と、第96条を改正したとしても国民投票など幾つものチェックする機会があるので採択すべきと言う意見と、非常に難しい問題なので、もう少し時間をかけて検討したいので継続診査すべきとの意見が出され、採決の結果、全会一致で継続審査すべきものと決定しました。

 また、本委員会の主幹事項に係る特定事件について、閉会中も審査及び調査が必要でありますので、議会会議規則第104条の規定により議長に対し、閉会中の特定事件の継続審査及び調査の申し出を行いました。

 以上、当委員会における審査の経過と結果について御報告を申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、小山福祉環境常任委員長。

          〔福祉環境常任委員長 小山嘉一君 登壇〕



◆福祉環境常任委員長(小山嘉一君) 福祉環境常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会において、本委員会に付託となりました議案2件、請願1件について、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第38号 千曲市新型インフルエンザ等対策本部条例制定については、国から示された内容での条例制定かとの質疑があり、審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第41号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定については、歳出補正中、第3款民生費について申し上げます。

 慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、請願第4号 年金2.5%の削減中止の意見書提出を求める請願の審査について申し上げます。

 審査では、紹介議員の趣旨説明に続いて、担当課長の年金改正の経過等の説明を受け、賛成・反対の意見が出され、討論では、年金受給者の立場に立って判断をいただきたいという賛成の討論があり、年金の削減には厳しいものがあることは理解できるが、これからの社会保障制度を考えた上で、若年層の負担、将来の人口予測、総合的な見地から考え、社会保障と税の一体改革や年金財政の問題があり、財政の健全化のためには本来の給付水準に戻すのが妥当との反対討論があり、採決の結果、賛成少数で不採択と決定いたしました。

 なお、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も審査及び調査が必要でありますので、議会会議規則第104条の規定により、議長に対し閉会中の特定事件の継続審査の申し出を行いました。

 以上、本委員会で審査をいたしました議案の審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げ、委員長報告を終わります。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、林建設経済常任委員長。

          〔建設経済常任委員長 林 愛一郎君 登壇〕



◆建設経済常任委員長(林愛一郎君) 建設経済常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会において、本委員会に付託となりました議案の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 初めに、議案第40号 千曲市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。

 審査では、部会を減らした理由、条例改正における農業委員会のかかわりなど質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第41号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について、本委員会に付託となりました歳出補正中、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費について申し上げます。

 第6款農林水産業費では、農業振興対策推進事業費、青年就農給付金事業費について、第7款商工費では、天皇皇后両陛下行幸啓記念事業費、着地型旅行商品について、第8款土木費では、都市計画策定事業費についてなど、それぞれ質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も調査が必要でありますので、議会会議規則第104条の規定により、議長に対し閉会中の特定事件の調査の申し出を行いました。

 以上、本委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどをよろしくお願い申し上げまして、委員長報告といたします。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、小川新幹線対策特別副委員長。

          〔新幹線対策特別副委員長 小川修一君 登壇〕



◆新幹線対策特別副委員長(小川修一君) 新幹線対策特別委員長報告を申し上げます。

 本定例会におきまして、本特別委員会に付託となりました請願第5号 新幹線新駅誘致に関して市民の意見を尊重し、十分な市民合意が得られるまでは誘致を中止するよう求める請願について審査のため、委員会を開催しましたので、審査の経過と結果について申し上げます。

 審査では、厳正を期するため、紹介議員の意見、担当課の意見を求め、採決を行った結果、全会一致で不採択すべきものと決しました。

 以上、本特別委員会で審査いたしました請願の審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げて、委員長報告を終わります。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、森交通政策特別委員長。

          〔交通政策特別委員長 森 義一郎君 登壇〕



◆交通政策特別委員長(森義一郎君) 交通政策特別委員長報告を申し上げます。

 本定例会におきまして、本特別委員会に付託となりました陳情第4号 県道森篠ノ井線延伸整備促進を求める陳情について、審査のため委員会を開催いたしましたので審査の経過と結果について申し上げます。

 審査では、事務局より昨年にも同様の陳情がなされ、当時の付託先であります総合交通対策特別委員会で審査し、採択された旨の説明がありました。委員からは、これ以上の自然破壊は山に対して負荷をかけることになるので慎重に進めるべきである。トンネルからの出水が心配され反対との意見があり、担当課からの説明を受け、採決を行った結果、賛成多数で採択すべきものと決定をいたしました。

 なお、願意妥当であり、何回もの陳情は避けるべきと考え、次回からは要望書にとどめるよう進言をする旨、確認をいたしました。

 以上、本特別委員会で審査いたしました陳情の審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位におかれましてはよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。



○議長(吉田昌弘君) 以上で、委員長報告が終わりました。

 これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 進行の声がありますので、以上で質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。議案第38号から議案第41号まで、以上4議案については討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 各議案については、関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、議案第38号から議案第41号まで、以上4議案については、原案のとおり可決されました。

 請願第4号について、討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。

 3番、前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 登壇〕



◆3番(前田きみ子君) 議席番号3番、前田きみ子です。私は、日本共産党千曲市議団の一員として、請願第4号 年金2.5%の削減中止の意見書提出を求める請願に賛成の立場で討論いたします。

 昨年11月に衆議院解散に先立ち、ほとんど審議しないまま年金引き下げ法が成立しました。これは、全ての年金受給者を対象とし、今年10月に1%、来年2014年4月に1%、2015年4月に0.5%、計2.5%の削減をしていくというものです。

 これは、過去の物価下落時に、特例で据え置かれた年金を本来の水準まで引き下げるというものですが、しかし、2000年当時、物価が下がり、消費者物価指数が下がったときに高齢者の生活と経済への悪影響を避けるため据え置いたという経過があります。

 しかし、現在、円安による生活必需品の高騰が挙げられ、家計への影響を与えることは必須です。消費税が来年4月に8%になり、再来年10月に10%になる予定です。年金が、3年間で2.5%削減され、消費税も増税、今、なぜこのような日本の経済状況の中での年金の引き下げを強行しなければならないのでしょうか。少ない年金の中から有無を言わさず介護保険料をしっかり取り、年金者の生活はどんどん危うくしている現状があります。例えば、国民年金満額の場合、3年後の4月で2.5%引き上げると、月6万3,866円です。大変な生活が待っているといえます。

 以上のことから、年金2.5%の削減中止の意見書提出を求める請願について賛成し、討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 以上で、通告による討論は終わりました。討論を終結し、直ちに採決いたします。

 念のために申し上げます。請願第4号 年金2.5%の削減中止の意見書提出を求める請願については、福祉環境常任委員長報告は不採択であります。

 お諮りいたします。

 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(吉田昌弘君) 起立少数。よって、請願第4号は不採択と決しました。

 続いて、請願第5号について討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。

 3番、前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 登壇〕



◆3番(前田きみ子君) 議席番号3番、前田きみ子です。私は、日本共産党千曲市議団の一員として、請願第5号 新幹線新駅誘致に関して市民の意見を尊重し、十分な市民合意が得られるまでは誘致を中止するよう求める請願に賛成の立場で討論いたします。

 新幹線新駅誘致については、昨年の市長選挙時の市民アンケートで62%、私たちが実施したアンケートでも80%が反対、これは、約半年前の市民の意向で尊重すべきです。市民の同意が得られてないということは同感です。鉄道会社の設置に関する意向も不明と書かれています。

 先ごろやっと、2015年開業の北陸新幹線が乗務員交代のために全列車が長野駅にとまると発表されたばかりです。請願で指摘されたとおり、不明なことばかりです。長野駅でも、全列車停車でほっとするくらいですから、新駅ができたとしても何本とまるかわかりません。

 情報がほとんどない中で、市民の血税を費やして誘致運動を行うことは、市民の利益を損なうものであると指摘していますが、全く同感です。秋には年金が削減され、アベノミクスで円安になり、物価が高騰してきて、生活弱者にとっては、ますます生活が苦しくなります。大事な税金は、こうした市民のためにこそ使うべきであり、誘致のために使うことは、市民益を損なうという主張に賛成です。

 以上のことから、本請願に賛成し、討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 7番、柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 登壇〕



◆7番(柳澤眞由美君) 議席番号7番、公明党、柳澤眞由美です。私は、請願第5号 新幹線新駅誘致に関して市民の意見を尊重し、十分な市民合意が得られるまでは誘致を中止するよう求める請願に反対の立場から討論いたします。

 請願文には、市民の声として、一つの報道機関の市民の6割が新駅誘致に反対しているという記事を根拠に、市民の同意が得られていないとあります。これは客観性に欠けていると考えられます。

 また、新駅誘致が盛り込まれた後期総合計画案について、住民向けに市が行った説明会には、ほとんどの市民は参加されませんでした。市長を初め、全部長が参加しての住民の皆様との対話の機会を設けていましたが、そこでは余り反対の声はありませんでした。しかし、請願文でも何ら具体的数値の裏づけもない状況で到底納得のいくものではないとあります。

 こうしたことを踏まえて、これからも市民と行政の対話は、まだまだ重ねていく必要があり、反対や賛成の声を受けて、納得いくまで対話の機会は必要だと感じています。

 請願で重視されている具体的数値をつかむということは、見通しの持てる政策として市民の安心は得られやすい思いますが、50年先、あるいはさらにその先の千曲市を考えるとき、今ここですっきりとした数値は求めにくいと思われます。しかし、慎重に大胆な決断と行動も必要だと考えます。それが、最後には未来への投資として、具体的な姿になっていくのではないでしょうか。

 未来への投資とは何か、若者へ残していく過去からのインフラ整備、つまり過去からの公共投資です。私たちの今の生活も保育園、学校など多くの公共施設、道路、橋、トンネル、さらには高速ジャンクションと姨捨スマートインターチェンジを持つ高速交通網の整備など、安心で便利なインフラのおかげで豊かに暮らしてくることができました。

 経済全体を見ると財政が厳しいというピンチですが、それをチャンスだと考えられませんか。超高齢化に向かっている日本で、千曲市もキラッと輝く町になりたい、高度経済成長時に開発した新幹線という鉄道を利用できる最後のチャンスだと考えられませんか。これは、不況というデメリットの中に新駅設置ができるかもしれないというメリットがあると考えられます。

 さらに、過去からの投資として、屋代高校駅前と千曲駅があります。これも地元の誘致活動が熱心に行われ、しなの鉄道に新駅設置をという声が平成6年に決議されたそうです。企画会社に依頼し、データを集め、賛否両論の声が聞こえる中、市民への説明があったと聞いております。

 そのかいあって、2つの駅は設置され、今も市民や学生の多くが利用して、千曲市を訪れる人の流れができています。この2つの駅は、一駅に10億円以上の建設費がかかり、毎年1,000万円以上の管理費がかかっていますが、駅周辺の整備も進みました。2つの新駅は、市の予算をかけて周辺道路の整備を行い、利用率アップを図っています。冠着橋の完成を間近に控える今こそ、未来への投資だったと、ようやく目に見えてきたのではないでしょうか。

 東海道新幹線によって、日本は多くの経済を発展させ、沿線都市を豊かにしてきました。先月訪れた九州では、くまもんを筆頭に、今まさに新幹線開通で元気が出て、経済活動に活気と知恵があふれていました。

 視察に行った春日市では、人口が急激に増えて、社会保障政策や保育園などの公共施設整備に追われているという千曲市とは逆の課題に対応しておられました。近隣では、佐久市が新幹線駅で、駅周辺の発展、首都圏との交流も活発になっていると見受けられます。

 また、飯山市では、建設のつち音が響き、まちには期待と活気がみなぎっていました。今、金沢まで延伸し、ゆくゆくは関西につながっていく北陸新幹線の建設の真っただ中で、今、声を上げないで、いつ誘致活動をするのか、地図の中に私たちのまち、千曲という地名が明記されるか、されないか、最後のチャンスが目の前だと感じています。

 私たちの子供たちがまちに帰ってくるためには、就職できる条件をたくさんつくっておかなければなりません。新駅によって通勤エリアは拡大します。千曲市に定住しながら仕事に行くこともできるでしょう。

 また、災害立国日本は、南海トラフなど、太平洋側での大規模災害が起きることが予測されています。私たち公明党は、防災減災対策に力を入れるべきだと考えていますが、日本海側につながる高速道とジャンクションを持っている千曲市に新駅がもしできるとしたら、人と物の移動に役に立てます。災害時には大きな支援ができるまちになると考えられます。そんな発想をするとき、企業誘致や国の公共施設、研究機関や防災拠点を誘致する際に、高速道と新幹線新駅が一体となっていることは武器になると考えます。

 以上の意見から、新幹線新駅誘致の運動は必要だと考え、この請願第5号に対しまして、私の反対討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、中村了治議員。

          〔9番 中村了治君 登壇〕



◆9番(中村了治君) 議席番号9番、中村了治。私は日本共産党千曲市議団の一員として、請願第5号 新幹線新駅誘致に関して市民の意見を尊重し、十分な市民合意が得られるまでは誘致を中止するよう求める請願について、原案に賛成の立場で討論をしたいと思います。私はこの請願文を忠実に見ながら、その文にのみ討論に参加したいと思います。

 まず第一に、この請願の中で、昨年の市長選時には市民の6割が新幹線誘致に反対しているとの信濃毎日新聞のアンケート結果が出ており、市民の同意が得られているとはいえないと述べていますが、私も全く同感であります。一マスコミの発表とはいえ、それなりに裏づけと責任を持って報道されたものであり、わずか半年ほど前の実態であり、市民の多くが新駅誘致に反対しているという十分な論拠になると、私は思うわけであります。

 第2として、請願では、市内経済を活性化といっても何ら具体的数値の裏づけもない状況で納得できないと述べておりますが、これまでの議会質問の論議の中でも指摘されてきたとおり、具体的な数値が示されてきていないのも事実であり、最も重要な判断材料が示されていない以上、請願で指摘しているとおり、納得のしようがありません。

 第3に、駅設置を決めるJRの意向も不明だと指摘していますが、これだけ不明な点がある中で、未来への投資と夢を語らえても市民の理解は得られません。市民の血税を費やして誘致運動を行うことは、市民の利益を損なうものであると請願で述べていますが、私には十分納得のいく主張であります。

 新幹線新駅誘致問題は、千曲市のこれからの進路を決定づける大事な問題なので、メリット、デメリットの具体的な数値資料を市民に明示し、市民の判断を得るまで誘致活動を中止するべきだという本請願に賛同し、議員各位より御賛同を賜りますようお願い申し上げ、私の討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、宮坂重道議員。

          〔15番 宮坂重道君 登壇〕



◆15番(宮坂重道君) 15番、千曲政経会、宮坂重道でございます。ただいま議題となっております請願第5号 新幹線新駅誘致に関して市民の意見を尊重し、十分な市民合意が得られるまでは誘致を中止するよう求める請願について、反対の立場から討論いたします。

 この誘致運動は、単なる思いつきなどではなく、新幹線開業の前から、自然を破壊しながらも開通してしまった新幹線を通過するだけでは、何らメリットがない。これを利用して、企業誘致、人材の招致、観光客誘致と閉塞感漂う我が市の将来を見越した活性化策の一つであります。

 あの日本中の関心を集めた新駅建設中止を旗印に当選した滋賀県知事でさえ、今になって巨額な建設途中だった栗東駅の工事を再開しております。千曲市の市民の中でも大半の人は、国が自費で駅をつくってくれるなら賛成、ないよりあったほうがいい。請願駅はJRにお願いして新幹線をとめてもらうため、待っていてできるものではなく、積極的なアプローチをかけ続けなければならず、国も効率の悪いものから、どんどんと出せる方針を打ち出してきている現在、その国の方針に近づけることが、我が市が生き残れる方策であることから、この請願に対しては反対し、反対討論といたします。



○議長(吉田昌弘君) 12番、宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 登壇〕



◆12番(宮入高雄君) 市民クラブの宮入高雄でございます。本請願は、新幹線新駅誘致事業は市民に十分説明をつくし、一定の理解を得てから進めてほしいという一般市民グループからの切実なお願いであり、決して驚くような無理な要望を願い出ているものではありません。むしろ、市民が今の議会や市政を心配するがゆえの思いを込めた請願であります。

 市民の声が市民の力となって、あしたの千曲市をつくる原動力となるのでありまして、これこそが千曲市のデモクラシーであります。我々議員が、市民の代表として、市民の皆さんから選挙で選ばれている限り、常に市民の声には真摯に耳を傾けなければならないことは、基本中の基本であります。

 議員各位には、本請願にぜひとも御理解をいただき、御賛同をいただきますよう心からお願い申し上げます。



○議長(吉田昌弘君) 11番、林 愛一郎議員。

          〔11番 林 愛一郎君 登壇〕



◆11番(林愛一郎君) 千曲政策研究会の林 愛一郎でございます。今回、議題となっている請願に対して、反対の立場で討論させていただきます。

 何度か私もこの場で、また逆の区長さんちからいただいた賛成の請願等の討論にも参加させていただきましたが、同じことの繰り返しになりますけれども、我々、今現在、生きている者たち、特にここで稼いでいる世代といたしましては、次世代のために何ができるかということが一番大切だと感じております。

 これから先、千曲市が千曲市として残れる、そういう市をつくっていくためには、今、まだ子供さんの皆さんが、将来この市に帰ってきて住みたいと思えるような市をつくっていかなければいけないと。そのための核になるものは何かと考えたときに、誰しも駅がないことを望む人はいないと思うんです。あれば、ほしいと。新幹線の鉄路が走っている市でしか、これは願望できません。我が市は、幸いにして新幹線の路線がある。そして、更埴市の時代から、長きにわたってこの運動は継続されてきております。

 したがって、現在、推進運動に携わっている人たちも、本当に一生懸命、これを推進しようと、非常に壁が高い、ハードルの高い課題ではありますけれども、何とかこれを実現したいという思いで、みんな知恵を出し合いながらやっております。

 そこに、今回のような請願では、市民の皆さんに具体的なデメリット、あるいはメリットを数値として示されるまでは、運動を展開するなというような内容ですね。こういう趣旨の請願であれば、これは反対せざるを得ないと。もちろん、市長部局を中心に、市民の皆さんにわかりやすい数値、どういうメリットがあるのか、デメリットがあるのかというものは、これから示していくという、そういう方針を持っております。それは、時間とともに出てくるものだというふうに確信しております。

 それは、求めていただくのは、本当に市民の皆さんには重要なことだと思いますが、決して反対運動に火をつけて、将来の子供たちのために、我々がそれを阻害するようなことはしてはならないと、そのように感じて、この請願には反対いたします。

 以上です。



○議長(吉田昌弘君) 以上で、通告による討論は終わりました。討論を終結し、直ちに採決いたします。

 念のため申し上げます。請願第5号 新幹線新駅誘致に関して市民の意見を尊重し、十分な市民合意が得られるまでは誘致を中止するよう求める請願については、新幹線対策特別委員長報告は不採択であります。

 お諮りいたします。

 本請願を採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(吉田昌弘君) 起立少数。よって、請願第5号は不採択と決しました。

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△日程第3 常任委員会の閉会中の継続審査又は特定事件の調査の件及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件



○議長(吉田昌弘君) 日程第3、常任委員会の閉会中の継続審査又は特定事件の調査の件及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を議題といたします。

 関係常任委員長からお手元に配付いたしました、目下、委員会において審査中の事件について、また所管事務のうち、特定事件の調査事項について、及び議会運営委員長からお手元に配付いたしました議会運営などに関する事項について、会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査または調査の申し出がありました。

 お諮りいたします。

 各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査とすることに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査とすることに決しました。

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○議長(吉田昌弘君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 市長から閉会の挨拶があります。

 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 登壇〕



◎市長(岡田昭雄君) 6月市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。

 本定例会は、6月6日に開会して本日まで16日間にわたり、終始御熱心な御審議を賜り、いずれも原案のとおり御決定を賜りました。

 厚く御礼を申し上げる次第であります。

 本会議並びに常任委員会において賜りましたさまざまな貴重な御意見、御提言につきましては、十分その意を尊重し、柔軟かつ適正に対応をしてまいります。

 議員各位の御指導、御協力のほどをお願い申し上げる次第であります。

 さて、閉会に当たり、若干の時間をいただきまして、市政をめぐる情勢について申し上げさせていただきます。

 初めに、子宮頸がん予防ワクチンの定期接種への対応でございます。

 6月14日、厚生労働省の検討部会は、子宮頸がん予防ワクチンの安全性について、副反応の報告が相次いでいることなどから、定期接種は継続しつつも積極的な接種の呼びかけは、一時中止をすることを決定をしました。

 これを受けまして、厚生労働省は積極的にワクチンの接種を進めないよう、各自治体に勧告をしたところでございます。

 市の対応について申し上げますと、子宮頸がん予防ワクチンは、本年4月から定期予防接種として行われていたところでありますが、今回の決定を受け、小学校6年生から高校1年生までの対象者やその保護者、市内の医療機関、小中学校に対し、子宮頸がん予防ワクチンの積極的な接種の呼びかけは差し控えることといたしました。

 また、ワクチン接種を受けるに当たっては、その有効性、あるいは副反応が起こり得る可能性について十分御理解いただくよう通知を郵送したほか、ホームページにも今回の決定と関連情報を掲載し、周知に努めておるところであります。

 なお、本市においては、これまでに子宮頸がん予防ワクチン接種により、副反応があったという事例はございません。

 今回の措置は、副反応症例について調査し、適切な情報が提供できるまでの間とされておりますので、状況に変化が生じた場合には迅速に対応をしてまいります。

 次に、任期付き職員の採用について申し上げます。

 平成25年度施政方針で、企業誘致に取り組む体制の整備や既存企業への支援の強化・充実を図るため、民間より有識者を登用する考えを申し上げました。

 これまで、専門的な知識・経験を有する方の人選を進めてまいりましたが、7月1日から、八十二銀行OBであります板谷健治氏を特定任期付き職員として、経済部企業立地推進室の推進官として採用することといたしました。

 板谷氏は、須坂駅前支店長、新宿支店長、篠ノ井支店長、さらには八十二証券常務取締役を歴任された方でございます。金融・経済のエキスパートとして長年培ってきた知識と経験を本市の企業立地と産業振興に生かしていただけるものと期待をしておるところであります。

 次に、職員給与の削減についてであります。

 本市は、これまで国に先駆けて自主的な行政改革を進めてまいりました。職員定数の削減、管理職手当の20%カット、さらには、常勤特別職の報酬10%カットなど、総人件費の削減等について、既に取り組んできたところであります。

 国は、こうした行革努力を認めずに、ラスパイレス指数の単純比較のみで、その引き下げを要請をしたことは、まことに遺憾であります。

 また、国が、地方固有の財源ある地方交付税を職員の給与削減のための政策誘導手段として用いたということは、財政自主権をないがしろにするものでありまして、到底容認するものでありません。

 しかしながら、既に地方交付税の削減は決定しているわけであります。市民サービスに影響が出ないよう、職員給与の削減について慎重に検討してまいりましたが、県下各市の状況を踏まえ、今議会への条例案の提出は見送ったところであります。

 引き続き、実施時期を含めて、最終的に判断をしてまいります。

 さて、ことしは、春先の凍霜被害に加え、梅雨入り後は少雨による干ばつの心配など、天候不順が続いております。ここにきて、農作物には恵みの雨が降り、一安心といったところであります。

 しかし、これからが梅雨本番でございます。集中豪雨や長雨による自然災害の発生が心配される時期となっております。警戒を怠ることなく、防災対策には万全の態勢で臨んでまいります。

 議員各位並びに市民の皆様には御協力賜りますようお願いを申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(吉田昌弘君) 以上をもちまして、平成25年第3回千曲市議会定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。

                             午後2時48分 閉会

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 地方自治第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成25年 6月21日

    千曲市議会議長  吉田昌弘

    千曲市議会副議長 荻原光太郎

    千曲市議会議員  林 愛一郎

    千曲市議会議員  宮入高雄