議事ロックス -地方議会議事録検索-


長野県 千曲市

平成25年  6月 定例会(第3回) 06月14日−04号




平成25年  6月 定例会(第3回) − 06月14日−04号









平成25年  6月 定例会(第3回)



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

            平成25年6月14日(金曜日)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 議事日程(第4号)

   平成25年6月14日(金曜日)             午前10時 開議

 第1 一般質問(個人)

 第2 議案審議

    議案第38号 千曲市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について

    議案第39号 千曲市公告式条例の一部を改正する条例制定について

    議案第40号 千曲市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例制定について

    議案第41号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について

    請願の受理について

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 出席議員(22名)

    1番   倉島清香君       12番   宮入高雄君

    2番   宮下正光君       13番   和田英幸君

    3番   前田きみ子君      14番   森 義一郎君

    4番   大澤洋子君       15番   宮坂重道君

    5番   袖山廣雄君       16番   中沢政好君

    6番   小川修一君       17番   和田重昭君

    7番   柳澤眞由美君      18番   中村直行君

    8番   小玉新市君       19番   田沢佑一君

    9番   中村了治君       20番   原 利夫君

   10番   小山嘉一君       21番   荻原光太郎君

   11番   林 愛一郎君      22番   吉田昌弘君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 欠席議員(なし)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 説明のため出席した者の職氏名

   市長        岡田昭雄君   建設部長      小池洋一君

   副市長       山本高明君   教育委員長     赤地憲一君

   総務部長      柳澤正彦君   教育長       吉川弘義君

   企画政策部長    竹内 茂君   監査委員      若林民雄君

   市民環境部長    和田義宣君   教育部長      緑川 茂君

   健康福祉部長    中村義男君   会計管理者     北島利幸君

   経済部長      平林昌男君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

● 事務局出席者氏名

   議会事務局長    平林喜代士君  議会事務局次長   荒川幸正君

   議事係長兼調査係長 渡島秀男君   書記        澤上 瑛君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 午前10時 開議



○議長(吉田昌弘君) おはようございます。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 一般質問



○議長(吉田昌弘君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告に基づき順次発言を許します。

 8番、小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) おはようございます。きょうで一般質問が3日目となりますが、皆様お疲れかとは思いますが、今日一日でございますのでどうぞよろしくお願いをいたします。

 議席番号8番、一志会、小玉新市であります。私は、通告に従いまして一般質問させていただきます。

 今回の大項目はちょっと抽象的ではございますが、小項目で具体的な質問と政策提言を交えながら進めてまいりたいと存じます。

 大項目の1魅力ある千曲市にするために。

 小項目の1両陛下御来訪とアンズについて。

 天皇皇后両陛下が4月15日月曜日、私的旅行として初めて千曲市を訪れ、スケッチパークなどを訪問されました。初めての私的旅行にこの千曲市のあんずの里を決められたのは、私ども千曲市民としてはとてもうれしい出来事でございました。

 ことしは例年より暖かい日が続いてしまったためあんずの開花が早まり、両陛下がお見えになられたときはあんずの盛りも過ぎてしまっていました。しかし、地元の有志の方々により満開時の写真などをパネルで用意され、あんず生産者の説明などを熱心に聞いておられました。また冷蔵庫で保管され、開花時をこの日のために調整されたあんずの花をごらんになられて感激されたとお聞きいたしました。

 またスケッチパークの展示館で、天皇皇后両陛下、あんず生産者の方々、そして吉田議長、岡田市長と20分、マスコミなどが入らずにひそやかに会談されたと聞いております。

 皇后さまには花のエピソードが数多くあります。その中の2つを御紹介させていただきます。

 両陛下が東日本大震災の被災地である宮城県宮城野体育館に被災者をお見舞いされていたとき、皇后様にある女性が、津波で流されてしまった自宅跡に咲いたスイセンの花束を差し出し、「このスイセンのように私たちも頑張ります」と言ってスイセンの花束を差し出しますと、皇后様は「ちょうだいできますか」と大切に持ち帰えられ、仙台で自衛隊の飛行機に乗られるときも皇后様の手にはあのスイセンの花束が大切に握られておりました。

 皇后様とスイセンの花にはゆかりがございます。1995年1月17日に発生しました阪神淡路大震災で、神戸市長田区の菅原市場をお見舞いに訪れた際、お住まいの御所の庭に咲いたスイセンの花束を持参し、被災地にお供えになりました。この場所が現在はすがはらすいせん公園となっています。あんずの花を見たかった皇后様のためにも、またこれからも訪れていただいたという記念として、ぜひこの場所を新しいネーミングをつけて日本中に知らせることも大切ではないでしょうか。

 今回提出されました補正予算の中に、両陛下行幸啓記念事業として記念碑建立の予算120万円が計上されていますが、どのような記念碑でしょうか。あわせてお聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 両陛下の御訪問についてでありますけども、諸情勢の報告の中でも申し上げたところでございます。今回の御訪問は新しい形の私的旅行でということでありまして、訪問地に千曲市が選ばれたということは大変名誉なことでありまして、市民の皆様方の大きな励みにもなったんではないかなというふうに思っているところであります。

 新しいネーミングていうことでありますけども、全国的な事例を見ますと行幸啓の記念として御幸公園だとか、道路ではみゆき通り、そういった随所に行幸啓にちなんだ名称が数多く見られることは確かであります。

 あんずの里スケッチパークという名称は、開園後10年が経過をしております。そういったことでイメージが定着してきていることがあります。また、今回の御訪問によりメディア等を通じて全国にスケッチパークの名前が発信されているところであります。そういったことから考えますと、新しい名称は特段考える必要ないのかなというふうに思ってます。

 なお、今回の御訪問の様子は既に市報号外を発行しましてお知らせをしているところでありますが、今後御懇談会場となったあんずの里スケッチパーク内の展示館、あるいはあんずの里観光会館、屋代駅のギャラリー、市役所3庁舎などの公共施設に写真等を掲載してまいりたいと思っております。また観光パンフレット、あるいはホームページにも今回の御訪問をPRしながら、千曲市の宣伝をかけたいなというふうに思ってるとこであります。

 記念碑でありますけども、今回の予算でもお願いしとるわけでありますが、市民の皆様がこの栄誉を歴史に刻み心に刻むとともに、美しい風景を後世に伝えていく責務を改めて今回の御訪問によりまして認識を深めたところであります。行幸啓記念碑を建立するということでありますけども、建立に当たっては地域のといいますか、他の自治体で建立されている記念碑という例がありますので、地域にあります、また市内にあります。昭和天皇お立ち寄りの碑といったものもあります。こういうなものも参考にしながら建立をしたいと考えておりますし、また地域の皆様方とも打ち合わせをしながら進めていきたいというふうに思ってるところであります。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 記念碑の建立は、訪れる場所はどこでも皆さん建っているんで、そうした記念碑としてはやっぱり必要だとは思うんですけども、ネーミングをつけますと非常に広く知れ渡ると思うんですよね。その辺もできましたらぜひまたもう一度お考えいただければと思います。

 私、正月一般参賀で皇室を拝見させていただいておりましたけれども、今回初めて直接拝見させていただきました。両陛下、お互いに本当に大切にし合っておられて、私どもに笑顔と心に安らぎを与えてくださいました。憲法のいう象徴というより、私たちのことを心から大切に思ってくださるというような感じを受けました。岡田市長は直接お会いになられて、さらにまた20分間会話されたと聞いておりますが、岡田市長はどのように天皇皇后陛下をお感じになられましたでしょうか。ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) お会いした印象でありますけども、私も小玉議員が受けられた印象と全く同感であります。特に御懇談会場の機会を与えられたわけでありますけども、このことは本当に身に余る光栄かなと思っておりまして、よく皆さんに運がいいねと言われますけども、決して私は運がいいと思ってませんが、そういう部分では天皇皇后両陛下と御懇談したていうことは本当によかったなと思ってます。

 特に、御懇談会場で関係者は大変緊張してるんですね。両陛下とお行き会いしますので、そういう中では皆さん緊張のきわまりであったと思うんですけども、そういった部分にいち早く、特に皇后陛下は気をつかれまして話し合いをする雰囲気をつくっていただくといったようなことで、大変何ていいますか身近に感じたという感じはあります。

 両陛下は常にそういったことから、国民に心をお寄せになっておられるのかなあと。そして国民に寄り添うていうお気持ちが本当に強いんだなていうふうに私は感じたところであります。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) ありがとうございました。皇后様は現在御公務の疲労が蓄積なさったのでしょうか。頚椎症性神経根症で左の肩から上腕にかけて痛みを訴えられておられます。一日も早い御快復をお祈りいたします。

 あんずについて2つ目の質問をさせていただきます。

 天皇皇后両陛下がお越しになられた1週間後の21日から23日にかけて長野県内は大雪となり、県内各地で凍霜害が発生しました。特に開花時期にあった果実を中心とした凍霜害は、ほぼ県全域にわたると県農政部は発表しております。千曲市でもあんずなどの被害がありましたが、初日の中村議員や2日目の柳澤議員への答弁がありましたのでこの辺は省略させていただきます。

 問題は、千曲市が生産高日本一のあんずの被害です。千曲市の特産であって観光の中心であり、千曲ブランドや商工会議所の杏都などの材料にも多く使われております。さらに問題なのは、被害救済・保障制度の一つ、果樹共済があんずの場合は適用されないということです。

 今回の補正予算の中に600万円を一般財源として盛っていますが、今回の凍霜害についての対応も初日の中村了治議員、2日目の柳澤議員がお聞きし答弁されましたので、この部分も残念ですが省略させていただきます。

 あんずの凍霜害でさらなる問題は、生産量が激減してしまった場合、あんずを使った商品が需要に見合う生産ができるかということです。私の知ってるお菓子の製造会社の方は、長く契約してる農家の人たちからことしも何とか数量を確保してもらっているけれども、長年のつき合いだから価格も従来のままでいいと言われて提供してもらってるとお話していましたが、あんずを使ったブランド商品を生産している企業などはどのように対処しようとしてるのでしょうか。

 千曲市としてあんずを使用した製品に対して、こうした問題点が発生してしまいます。千曲市としてはあんず生産者以外のあんず製品の生産企業などに対して、どのように対応しようとされているのかお聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 凍霜害の被害によるあんず生産量の激減による影響は、生産農家だけでなく地元のあんずを使って加工食品等を製造販売しておられます市内企業も多くあることから、地域経済に及ぼす影響を大変心配するところでございます。

 あんず製品を製造販売している千曲ブランド認定業者等に状況をお聞きしたところ、既に例年取引している業者に対しては数量の確保が難しい、あるいはお断りの連絡を取っているが、今後の取引に影響が出てくることを心配している。また価格の高騰が予想されるため、販売単価を上げるか容量を減らすなどの工夫を考えているというような状況であるとお聞きしております。原材料が少なくなることからも、各社とも大変苦慮しているということでございます。

 市といたしましては、関係課職員を初め産業支援センターのアドバイザーを中心に今後も状況の把握に努め、JAさん、あるいは商工団体と連携しながら、制度資金の活用や経営の相談に取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 数量を減らすと、やはりその販売先があるわけですけども、その販売先にまで御迷惑がかかってしまうんではないかという気がいたします。現在あんずを使用した製品がふえておりまして、6次産業としての確立がなされつつあるわけですけれども、こうした新しい産業を特に弱いとされる販売ルートの拡大にさらに御支援をしていくことが大切ではないかと思っております。

 被害のほうですが、長野県は被害を受けても収穫につながるように技術指導を進めているほか、市町村からの要望もとりまとめて補正予算に組み入れる方針を出しております。千曲市としては県にどのような要望を提出しておられますか。また、県から凍霜害の補助金がもし決まりましたら、あるいはさらに被害が深刻な場合には、新たに再度予算を組み直す考えはございますか。

 3番目に、さらに市とJAと共同によりまして、あんずなどのこういったものの共済を設立は考えておられませんか。この3点をお聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 県への要望についてでございますけれども、まず災害が発生してから県に対しては今回市が実施予定しております資材、農薬等への補助ということについて、県も何とか助成してくれないかという要望をいたしたところでございます。

 県議会ではこれから議会が始まるわけですけれども、その中でも過日新聞の中にもありましたように災害対策事業の拡充、被災作物の今後の減収調査や栽培管理指導への協力、あんずなど先ほどおっしゃいましたけども、共済制度の対象となっていない果樹等に対して新しい制度の創出、あるいは農産物加工業者への支援策の充実などについて、県議会の様子も見ながら改めて要望していきたいというふうに考えております。

 2点目にございました追加予算でございますけれども、これにつきましては市長の施政方針の中でありましたように、今後の状況を見ながら必要に応じて追加策は考えていかなければならないかなと思います。

 3点目のことにつきましては、先ほど申し上げましたように共済制度の新しい物については要望してまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) あんずは本当の千曲市の顔といいますか全てのものにつながっていきますので、あんず共済のほうもぜひ前向きに検討していただきたいと存じます。ことしは凍霜害のほかにもこれから水不足が心配されます。農業の大変なところは自然との闘いでもあります。基幹産業の一つとして、農業政策に対しましてなお一層中長期支援を講じていただきますようお願いしますとともに、また6次産業の経済振興の一つとして推進していることから、企業への支援もあわせてお願いいたしまして次の質問に移らせていただきます。

 小項目の2、空き家対策についてお聞きいたします。3月の代表質問でお聞きしましたが、今回もお聞きいたします。

 岡田市長は、千曲市の空き家の数はなんと3,500棟余り存在していると話されましたが、出されました数字はサンプリングした数字ですので正確な数字ではないかと思います。その後調査して実態を究明したいと申されておりましたが、その後空き家の実態調査は行われたのでしょうか。空き家対策として、千曲市独自の空き家対策条例の策定につきましてお聞きいたします。

 空き家といってもいろいろありますが、所有者みずからが適正に管理しているものや地元の方に管理を依頼してるものなどがありますけれども、これは余り問題にはなりません。全く管理されずに放置された空き家が問題なのです。管理されずに問題となっている空き家について、市に対して情報や相談などは持ち込まれたことはあるでしょうか。

 空き家といっても個人のものであり、市が所有者に対してかかわることが難しい面もあります。全国的にも空き家問題が大きくなっており、平成22年度に埼玉県所沢市で空き家等の適正管理に関する条例が制定され、以後全国各地の自治体で空き家条例が制定されています。管理されずに放置されたままの空き家は、倒壊などの危険のほか景観、生活環境、防犯、防災、まちづくりなどさまざまな面に影響を及ぼします。市民の安全・安心の確保を第一とし、さらに生活環境の保全を図らなければなりません。

 空き家の問題点をちょっと述べてみますと、所有者・管理者の適正管理責務を定義した上ですが、市民からの情報提供などに基づき実態調査を行い、危険な状態と認めたときは助言、指導、勧告、命令を行わなければなりません。また、正当な理由がなく命令に従わない場合は、所有者または管理義務者の氏名を公表するような方法もとらざるを得ないでしょう。空き家の一番の問題点は、所有者がわからない、わかっていても連絡がとれない、連絡がついても対応してもらえない、こうした問題です。

 その次に問題となるのが経済的な問題です。空き家の多くは修理不可能なものが多く、この場合の多くは取り壊しの方向で交渉するわけですが取り壊し費用がかかってしまいますので、本人に取り壊しの意思があっても経済的な理由で取り壊しできないということで先に進むことができません。また、修理可能であったとしても、実際活用していない空き家に多額の補修費用をかけることも現実には難しい問題です。

 もう一つ空き家対策で、取り壊しが進まない理由の一つとして、都市部であれば家屋を取り壊してもその後土地を処分すれば費用で賄える場合もありますが、農村部や山間部では土地自体にほとんど資産価値がない場合が多く、相続人が相続放棄をしている事例などもあり、取り壊しや修繕が進まない原因となっています。行政代執行を行った場合は法律で費用を徴収できることとされており、費用負担を拒んだ場合などは土地の差し押さえも可能ですけれども、資産価値がない場合には最終的には市の負担となることが予想されてしまいます。

 空き家対策の難しいところは、現在問題のある空き家を解決すればそれでいいというわけではありません。高齢者世帯や一人暮らしの世帯などは、全ての人たちが持ち家に住んでいるわけではないんですけども、その方たちがなくなったり転居したりするとその時点で空き家となってしまいます。

 今後減ることのない空き家対策につきまして、本腰を入れた政策を打っていくなら、まず担当課を設けなければなりません。そこに情報を収集させて移住・定住を推進し、その中で移住者向けの住宅提供の一環として空き家バンク制度を設けたらいかがでしょうか。

 田舎暮らしや、古民家をリフォームして住むことを望んでる人たちも多くおられます。空き家を活用できるのは活用し、少しでも少なくしていかねばなりません。そのためにも、千曲市独自の空き家対策条例を策定し、市民とともに解決していくことが大切ではないかと思いますが、空き家対策につきましてどのような対策を考えておられるのかお聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 竹内企画政策部長。

          〔企画政策部長 竹内 茂君 答弁席〕



◎企画政策部長(竹内茂君) まず空き家の実態調査でありますが、現在調査を行うため必要な情報などの資料の収集や調査区域の図面などを作成しております。今後資料が整い次第、地元の区長さん、自治会長さんにも御協力をいただきながら調査を行いたいというふうに考えております。

 次に、空き家対策の担当課設置と千曲市独自の空き家対策についての御質問でありますけれども、空き家はあらゆる分野にかかわり全庁にわたる課題が多く、市民からもさまざまな情報、担当課に寄せられております。このため全庁横断的なプロジェクトチーム空き家対策に関する企画政策会議これを設置しまして、千曲市での実情に合った空き家対策について検討を始めたところであります。

 いずれにいたしましても、空き家の抱える問題は少子と高齢化に伴う人口減少、地域コミュニティ力の低下、防犯防災、景観の悪化や不法投棄の温床など、千曲市のさまざまな不安要素となり得るものと大変危惧しているところであります。このため小玉議員の御意見の条例の必要性ということも含めまして、空き家の適正管理に関する対策と空き家や空き店舗のバンク制度、そういった空き家を活用する対策これについても研究してまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 空き家の実態ですけれども、資料が整い次第調査されるということですので、ぜひ早目に的確な数字を出していただきたいと存じます。

 空き家対策の一つとして、商店街の空き店舗活用事業という助成がたしか経済部のほうであるかと思いますが、しかしこの事業には網がかかってるんですね。商店街の集客及び地域コミュニティの活性化に役立つ施設となっています。コミュニティ施設は地域に1つあれば十分なので、空き家対策としては効果が限られてしまうのではないかと思います。

 地方自治体のみが持っている手段としては、現在ですが定期借家制度の活用はどうでしょう。希望するときに返してもらえる仕組みがあります。この制度をPRしていく考えはありませんか。商店街空き店舗活用事業の緩和策とともにお聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 竹内企画政策部長。

          〔企画政策部長 竹内 茂君 答弁席〕



◎企画政策部長(竹内茂君) 定期借家制度ということでの御質問でございますが、空き家につきましては全国のほとんどの自治体が抱えてる問題であります。少子高齢化問題に直結した課題であります。そして議員御提案のように、空き家の対策としては空き家の適正管理ということと空き家の有効活用と、そういった取り組みの2方向があるのではないかというふうに思っております。

 いずれにいたしましても、先ほど述べましたように現在実態調査というところに入ったわけでありますので、これを十分に踏まえまして千曲市の実情に合った、千曲市オリジナルの空き家対策について検討を行うということが極めて重要だというふうに思っております。そんなようなことで、定期借家制度も含めまして今後検討してまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 済いません。質問の一つ中に、商店街空き店舗活用事業の緩和策はいかがでしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 商店街のそれぞれ各店舗について、個々にそういうことができるかどうかという検討は進めているというところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 中心市街地のほうといいますか、結構人が集まるところに移りたいという方も中におられますので、そういう人がいましたら適切に、個々の対応でも構いませんので是非柔軟に対応していただければと思います。

 空き家対策は、そのまま人口移動を抑制するだけではなく転入も考えられます。それには条件を整えてやり、地域の魅力をしっかりとPRしなければなりません。地域住民との協働がどうしても欠かせません。人口減少で悩んでいる千曲市にとっては喫緊の課題といえます。

 行政による解体の規定を含む条例を設けてる県内の市町村は、飯山市、小谷村、長和町、筑北村の4つです。飯田市や阿智村も検討中だそうです。ぜひ条例を策定し、早い対策を希望いたします。

 それでは続きまして、次の質問に移らせていただきます。

 小項目の3、国の重要伝統的建造物群保存について。実はこの小項目も以前も質問させていただきましたが、再度お聞きいたします。

 この「国の重要伝統的建造物群保存地区」略して重伝建とは、文化財保護法により周囲の景観と一帯をなしと歴史的風致を形成している伝統的な建物群で価値の高いものとされている文化財であります。この重伝建の制度を活用し、稲荷山の町並みなどの保存を通じて生活やなりわいに新たな息吹を呼び込み、新しくて古い稲荷山の町を活性化する取り組みを国が後押しをするための制度だと思います。この重伝建の指定を受けるべく、区長さんや稲荷山推進会議の皆様方により調査が行われました。その結果、対象となる310人の方々のうち前向きの方が224人の72%おり、反対3人、不明21人を大きく上回りました。

 平成24年から25年の2年間にわたり、稲荷山の町並み調査が実施されました。結果、更級・稲荷山、伝統的建造物群保存対策調査報告書がまとめられ、5月12日に地元公民館で稲荷山町並み調査報告会が開催され、稲荷山の町並みは重伝建の指定を受けるには十分な建物群が残っていると報告されました。

 今回の調査は、千曲市総合計画の中に記されている市内で最も歴史的な町並みが残る稲荷山地区の町並みについて、文化財としての価値評価の上、所有者・地域住民の意向を踏まえ、伝統的建造物群保存地区として保存を図るよう計画されております。

 こうして住民の意向、あるいは建物群などの保存状態などがクリアされたと思います。これからは千曲市としての千曲市稲荷山町並み保存条例の策定に向けて進んでいくものと思います。そのためには保存審議会の設置、また都市計画法に基づき都市計画に保存地区を定め保存計画を策定していかなければなりません。

 さらに地元においてはこの重伝建の受け皿といいますか、行政とともに協働で対処していかなければならないことが数多くあるため、稲荷山の中に組織をつくっていかなければなりません。こうして稲荷山の町並みを重伝建の指定を受けるべく、第2のステージに進んできたと思います。今後の予定と現在のスケジュールで、この重伝建の指定が稲荷山地区は受けられるのかお聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 緑川教育部長。

          〔教育部長 緑川 茂君 答弁席〕



◎教育部長(緑川茂君) ただいまの議員の御質問の中にもございましたけども、資料は平成23年度から実施をしてまいりました稲荷地区伝統的建造物群の保存対策調査報告書が今年3月にまとまりまして、この5月12日に調査報告会を稲荷山公民館にて開催したところではございます。

 今後の予定ということでございますけども、指定はまず保存条例の制定に向けてただいま準備を進めているとこであります。保存地区の範囲、保存計画の内容、保存物件などは保存条例に基づき設置されます審議会で検討をいただくことになりますけども、建物の許可あるいは修景、修理の基準を定める保存計画の策定に当たりましては、事前に地元の皆様の御意見をお聞きをするとともに、計画の内容を御説明して御理解をいただく予定でおります。

 今年度中には議会の御理解御協力をいただきまして保存条例を制定しまして、その後都市計画決定を経て平成26年度には文部科学大臣のほうに国の重要的建造物群保存地区の選定申し出ができるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 また国の重要伝統的建造物群保存地区の選定が受けられるかという御質問でございますけども、先ほども言いましたけど、この5月12日に報告会で御講演をいただきました文化庁の主任文化調査官からは高い評価をいただいてるとこであります。引き続き御指導を受けながら、国の選定に向けた準備を進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) ぜひ今年度中に条例を議会のほうに上げていただきたいと思っております。

 それからまた、重伝建の指定が非常に受けられやすいということですので、稲荷山の住民たちは非常に希望を持てたと思いますんで、一生懸命頑張っていきますんでよろしく御支援をお願いいたします。

 重伝建になったらメディアなどの紹介の機会が多くなり、知名度が確実に上がってきます。来訪者がふえると思いますが、まちが楽しくなければ来訪者はふえません。町並みだけではリピーターはふえないでしょう。

 よいことだけではありません。住んでいる方の趣味嗜好が少し制約されてしまうかもしれません。それらも補助金などでは解決できない問題になるかもしれません。食べ物や温泉などルートでつなげていく必要もあれば、地元のボランティアなどの協力によりガイドや人と人をつなぐおもてなしの心も醸成していかなければなりません。重伝建の指定に向けてはまだまだやらねばならないことが山ほどあります。

 野球に例えるならば、稲荷山の町並みは4番打者ではありません。千曲市の川西地区の4番打者は姨捨です。姨捨を中心に武水別神社の八幡地区、宿場町の残る桑原地区、そして物語の更級地区、これら一体をまとめていかなければ稲荷山のまちは形成されません。ぜひこの川西地区一体を歴史手探訪の地として広めていただきたいと思うのですが、岡田市長のお考えをお聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 重伝建の選定は地域の方々にはそれの規制もあるということでありますけども、これから条例つくりながらどういったものにしていくのかてのはこれからでありますからどういったもの出てくるかわかりませんけども、いずれにしても今地域の方々が本当に頑張っていただいております。この重伝建に持ち込むために大変な御苦労をいただきやってまいりました。

 ですから稲荷山の再生、これをするにはやはりこれが必要ではないかというに私も思っておりまして、今小玉議員4番打者と言ってましたけども、稲荷山の226棟の蔵が整備されたらこれ4番打者になるんですよ。そういうに私は思ってまして、そのつもりでやってきたいなあと思っております。

 重伝建は整備されますと、千曲市の本当に観光の一つの大きな目玉になるだろうなあと。交流人口をひとつふやすにはこういったものもなきゃいけないわけでありまして、まさに地域の資源を活用した新たな観光資源の発掘になるだろうていうふうに期待をしているわけであります。

 そのために市としても稲荷山地区、この重伝建の整備に一緒に合わせて整備も考えていけないだろうし、あの地域は以前から小都でありますので、そういった意味ではもっともっと活性化ができるように、また住みやすい地域になるように行政としてもしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 岡田市長から本当に温かいエールをいただきありがとうございます。ぜひこの重伝建を進めていただいて、川西地区を観光の要所となるようお願いしたいと存じます。

 稲荷山の町並みを重伝建に指定されますと千曲市としての新しい観光拠点ができます。重伝建はレジャー施設などとは違って地元の人たちが、今市長言われましたように育てていかなければなりません。長い時間をかけて、しっかりした町並みの再現が必要です。ぜひ長い目で御支援をいただきたいと思います。

 それでは次の質問です。小項目の4、御当地プレートについてお聞きいたします。

 現在、一部の市区町村が原動機付自転車及び小型特殊自動車向けのデザインナンバープレートを交付しています。これをオリジナルナンバープレート、あるいは御当地プレートなどとも呼ばれています。市区町村が交付するナンバープレートの標準的なデザインは総務省通達に基づいていますけれども、この通達に法的拘束力はないために実際は市区町村の条例でデザインを決定することになっています。千曲市の場合は長野県の準則に従っているそうです。

 市区町村によっては、安全性や色を標準的なデザインと同等とした独自のデザインを導入してる自治体もありまして、デザインを工夫することで観光振興や名物の知名度アップを目指しています。

 御当地プレートを導入されたきっかけというのは、平成19年に愛媛県松山市が司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の舞台としてまちおこしを行っていることから、雲形の左右非対称のナンバープレートを全国に先駆けて導入いたしました。これによりまして市区町村の条例、規則により独自に制定できることが全国的に認知され、独自制定の動きが活発になってきました。

 現在長野県内では、上田市、それから喬木村、松川町が導入しています。上田市は合併後3年目を迎え、新しい市として地域の一体感を醸成と上田市を全国にアピールするため、全国で4番目に早く導入されました。上田市のまちづくりの思いとか上田市らしさといった観点から、上田城をモチーフに図柄は六文銭ととなっています。

 喬木村も村が発足してから135年に合わせて、県内2番目の導入となりました。イチョウの葉がデザインされた喬木村の上に南信州という地域の総称を入れてあります。姉妹都市の宇和島市も、牛鬼が有名なんですがこの牛鬼をデザインした御当地プレートを導入しております。

 御当地プレートは地域おこしやPRの場として、全国で広がりを見せています。しかし幾つかの問題点があります。御当地プレートのデザインが性別や年代によっては受け入れにくいもあるからです。例えばゆるキャラとかかわいいデザインなどは高齢者には受け入れがたいですし、また逆にかたいデザインでしたら若い人には人気がないなどということが発生してしまいがちです。そのため2パターンをそろえる自治体もありますが、費用が増大することがあります。

 二つ目は、ある自治体では人気キャラクターのデザインを数量限定で交付していますけれども、ナンバープレートそのものがプレミアム化するなど、課税標識としての本来の機能とか地域のPRといった趣旨から逸脱することもあります。

 さらに従来型のナンバープレートは100円前後なんですけれども、デザインプレートは単価が三、四倍にはね上がってしまいます。形状を変える場合には、また新たな金型の新規作成費用もかかってしまいます。導入を断念した市町村のほとんどが、明確な費用対効果が見いだせなかったことや既存のナンバープレートが大量に在庫があったということによるものでした。

 千曲市としては、ことしが10周年目になります。いろんなイベントが企画されていますけれども、こうした御当地プレートを導入して、合併10周年の記念として地域の魅力発信の方法の1つとして考えませんか、お聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) ただいまは貴重な御提案をいただいたところでございますが、現在市としましても千曲市誕生10周年を記念して、地域性を出した新たなナンバープレートを作成する予定であり、そのための予算措置もしてございます。

 しかしながら、現在は市のイメージキャラクターを一般公募しているところでありますので、このイメージキャラクターが決まればそれらも含めてナンバープレートの図案の検討に入りたいと考えております。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 新たなナンバープレートを考えていらっしゃるということですんで、本当にうれしい限りです。ぜひ、今キャラクター募集してますんで、その中で決められた中でやっていただければと思います。

 その御当地プレートですけれども、導入にはこのような、今言われましたPRのほかに本来の課税標識の役割に着目した納税意識の向上とか、納期内納入の推進策としての活用することによってコスト以上の効果があるのではないかと思いますけども、こういった納期内納入あるいは納税意識に関してはどのようにお考えですか。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 導入の効果ということですけども、先進地事例等でもお話をお伺いすれば大体おおむね好評であると。納税の、何ですかね一つの納税意識の向上、また地域の愛着も生まれてくるということで、ほとんどの市町村では好評であるというようなお話もいただいてます。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 御当地プレートのきっかけともなった既存の今までの決まりごととか、条例で制定されているからとか、あるいは制度がそうなっているからといった既存に使っているというんではなくて、再点検して新たな突破口を模索することも大切ではないかと思います。ぜひ御当地プレートを採用いただくことを願っております。

 それでは最後の質問でございます。

 小項目の5、自虐的PR。ゆるキャラはもう遅い、以前提案した御当地アイドルは検討してもらえない。先ほどもあんずの里スケッチパークを新たな名前にしたらと言いましたが、検討しますで終わってしまいました。それならば自虐的に千曲市をアピールする方法を考えませんか。

 地域ブランドを高めようとする自治体のPRに変化が生じてきています。おしい広島県や島根県の県名よりも出雲大社のほうが有名、自虐的ともいえる取り組みが徐々に効果を出してきています。おしい広島県では、観光資源が豊富なのに知られていないので、おいしいの一歩手前だとの意味合いが込めてあります。

 当初は、県内からでもみずからさげすむのは何事だという反発の声も多かったようですけれどもその反響はすさまじく、県の試算によりますと総予算の1億9,000万円に対して宣伝効果は17億円に上がったと発表しております。

 一方島根県は、場所がどこにあるかわからない都道府県の第1位という汚名を着せられて以来自虐を繰り出し、島根県は鳥取の左側ですと書かれたTシャツを販売したほか、世界遺産があると言っても信じてもらえないどといったコピーを盛り込んだカレンダーを毎年発行して好評を得ているそうであります。

 熱海市では、「それだけ?熱海」のキャッチフレーズでポスターをつくりました。今までは熱烈歓迎路線一本やりでしたが、一味違った自虐的なPRです。

 自虐的なPRはすそ野の広い観光産業を盛り立てるため、何とか誘客を図りたいと切実な思いから始まった自治体の奇策です。千曲市としてもこの自虐的なPR方法を考えてみてもよいのではないでしょうか。私もちょっと考えてみました。長野市と上田市の真ん中にある千曲市とか、名前の割には知られていない千曲市とか、寂れてしまった稲荷山の町とか、こういった自虐的な考えをどのように思われますか。お聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 平林経済部長。

          〔経済部長 平林昌男君 答弁席〕



◎経済部長(平林昌男君) 千曲市の観光宣伝では、日本一のあんずの里、さらしな・おばすて名月の里、旧街道蔵のまち稲荷山、善光寺詣りの精進落としの湯・戸倉上山田温泉というようなぐあいに、各地域ごとにさまざまな紹介をしておるところでございます。

 姨捨の棚田が国の重要文化的景観に選定されたことを契機に、芭蕉も恋する月の都をキャッチフレーズにロゴマークも作成し、観光パンフレットなどにも掲載しているところであります。先ほどの御当地プレートにもございましたけれども、新たな千曲市を代表するようなキャラクターデザインもこれからつくろうとしているところでございます。

 また一方、先月でございますけれども戸倉上山田温泉旅館組合連合会と観光協会の皆様と情報交換を含めた座談会を開催したところでございます。その際に、市長から善光寺詣りの精進落としの湯・戸倉上山田温泉というキャッチフレーズはなかなか今の時代に合わないんじゃないかというようなことから、現代に見合うものにしてはどうかなどというような話をしてきたところでございます。

 議員御提案御質問の自虐的PRについてでございますけども、これは一歩間違うととんでもないことになってしまうのではないかと思います。確かに多くの人たちにインパクトを与えるという意味では、何かしらいいアイデアではあるかと思うわけでございますけれども、やはり一過性で終わらせず継続的に話題づくりと観光資源のPRをあわせて行うことが今後ますます求められてくるのではないかと考えますので、御提案を含めて今後の検討とさせていただきたいかと思います。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 新しいPRも、新しい言葉もぜひまた考えていただきたいと存じます。

 先ほど例に出しました自虐的フレーズですけども、このあとこのように続けたらどうかなと思ったんですが、例えば長野市と上田市の真ん中にある千曲市は周りに負けない輝きを発しています。名前の割に知られていない千曲市ですが、心をいやす場所が最も多いまちなのです。寂れてしまった稲荷山のまちは重伝建の指定を受けて立ち上がっています。こんな感じでいかがでしょうか。

 これからの千曲市としての誘客発信としては、現在御当地グルメなども多くの自治体が取り組んでいますがなかなか効果が上がりません。独自性が薄いからだと思うんですが、例えば富士宮焼きそばが有名になればどこの土地でも焼きそばをつくろうとします。あるいはセルフサービスが、また逆に時代に乗せる視点も重要ではないかと思うんです。

 例えばセルフサービスが主体のさぬきうどん、不景気やデフレであってこそ受けたのではないでしょうか。結局は地元の人が土地のものを自分たちで懸命に守るといった意識を持たなければ続きません。地域の文化や食を生かし、具体的に守るものを得たところが長期にわたって発信力を強めるのではないでしょうか。

 千曲市には中心市街地もありませんし、ショッピングモールのような大きな商業施設もありません。しかし、千曲市の魅力はそれぞれの地域がそれぞれのよさを持っているということです。千曲市と1つにくくらずに、それぞれの地域を生かしたPRが今後さらに必要なのではないでしょうか。最後に岡田市長にお聞きいたしまして私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 千曲市誕生して10年になります。まだまだ全国的に見て知名度になってるとは思いませんし、なかなか難しいかなと思っております。今後も千曲市の魅力を宣伝しながら知名度上げていかないけないわけでありますが、これシティプロモーション、以前小川議員からもありましたけども非常に大事なんですね。我が町はこうだよていう宣伝をしてかないけないと思ってます。

 今小玉議員おっしゃるように、私は長野と上田の中間てことが大嫌いなんです。千曲市が中心なんです。千曲市の北に長野があって南に上田があるというふうに表現してほしいんです。部長会議の中でも各部長さんにもお願いしてるんですけども、もう中間て言葉使うなと、我が町が中心なんですよ。そう思って市政を進めてまいりたいと思っておりますし、今お話しあったように千曲市には議員御指摘のようにさまざまないい場所があります。シティアイデンティティーが各地域にあるんですね。この地域のアイデンティティーを全部まとめたのが千曲市なんです。

 そういった意味では、宣伝方法もこれから大いに考えながら心に残る、そして今部長答弁でありませんけども継続ができる、そういった宣伝も効果的なことができないのか内部でも十分検討しながら、やはり合併して10年ですから千曲市が千曲市だということを全国に知っていただくということは大事であります。そういう意味では私ども頑張ってまいりたいと思っておりますので、議員各位もそのようなことでまた御協力をいただければありがたいなていうふうに思います。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 小玉新市議員。

          〔8番 小玉新市君 質問席〕



◆8番(小玉新市君) 本当にお互いに輝きのある千曲市にしていきたいと存じます。

 以上で一般質問終わらせていただきます。



○議長(吉田昌弘君) ここで15分間休憩いたします。

                            午前10時50分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 午前11時05分 開議



○議長(吉田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 続いて、12番、宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) 12番、宮入高雄でございます。本日も大変暑くなってまいりましたが、千曲市民の皆さんいかがお暮しでございましょうか。待望の恵みの雨もぼちぼちやってこようかなとそういう気がしているわけであります。しかしこの待望の雨も、恵みの雨、時によっては大変恐ろしい、生命、財産に影響を及ぼすような大変な水害を及ぼすことは、今までの千曲市の歴史、特に最近においても平成21年の八幡、稲荷山見ても、それから毎年のように少し雨が降りますと床下浸水を起こす上山田の温泉街とか、また昨日の質問にもありました沢山川、それから女沢川とか佐野川、至るところに危険箇所あるわけでありますが、いずれも全部1級河川と。

 そのうちの最も大きい千曲川これ1級河川でございまして、今回はこの集中豪雨による水害対策これはもう喫緊中の、いろんな課題は確かに市長がおっしゃるとおり少子高齢化、経済対策いろいろありますけども、これは生命財産に及ぼすことですから本当に本腰を入れて、きのうの沢山川の問題もそうですが市長にはしっかりと取り組んでいただきたいと。これはまあ当然といえば当然の行政の仕事でございます。この千曲川の水害でありますが、一番有名なのは今から272年前ですかね、江戸中期の後期てなりますか1742年の戌の満水というものでございます。これよりも33年ぐらい前にも亥年の満水ていうのがありまして、これは亥年の年でそのころはもう頻繁に、堤防があるようなないような状況でありましたから、相当な毎年のように被害をこうむったということであります。

 この千曲川の、例えば戌の満水を想定した場合、どのような被害をこうむるのかと。戌の満水のときは、確かに歴史をひもといてもひどいものでございます。市の防災計画の後ろのほうにも載っておりますけども台風による集中豪雨でありまして、8月27日から30日まで、これは新暦でありますから旧暦でいうと1カ月前と。東海中部、関東を襲った台風であります。

 千曲川で史上最大の大洪水と。死者約2,800人、そのうち当千曲市は磯部地区の堤防が決壊し、戸倉から屋代にかけ泥水、冷水につかったと。被害状況は、私が住む愛する上徳間死者65人、内川で49人、寂蒔で158人という大変大勢の方が亡くなったわけでございます。特に上徳間では、戸倉町史をひもときますと生き残った人が9人ていうことですから、65人亡くなって残りが9人ていう。内川も9人だったそうですから、相当な被害。

 国交省河川事務所では、こういった戸倉地区の例えば戸上中の近所、上徳間の橋場の辺ですね。それから若宮、上山田の温泉の辺、それから旧更埴の方でも2カ所想定してシミュレーションを公表しております。

 特に戌の満水てことを想定しますと、戸倉地区の堤防決壊なんですけどもひどいものでございまして、大体決壊しますと1時間で1メーター、戸倉地区。2時間3時間なってきますと今度は旧更埴ですね、寂蒔からもう屋代、森田んぼですね、あの辺はもう2メートル以上なんですね浸水が。それが公表されておりますけども、河川事務所とすればこれは堤防が完全、完成堤防ではないと。当然スーパー堤防でもありませんから、非常に危ないてことを現に公表してるんですね。そのためにシミュレーションを公表して、パソコン上でも一般の方が見れるようにしてると。

 そこで最初の質問は、千曲市ではこの河川事務所で公表してるシミュレーションをもとにした場合、あのシミュレーションだと大体のことはわかるんですが、面積とか、それから2メートル以上はどのぐらいの面積になるとか、農地はどうなるとか住宅はどのぐらいとかて分からないんですね一般の人は。当然国交省はわかってると思いますので、市も管轄部局では当然おわかりだと思いますのでその辺のシミュレーション、どのように被害概要を想定してるかということについて質問をいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) ただいま戌の満水ということで御質問をいただきましたが、質問の中にもございましたがこの洪水は近世以降最悪といわれ、江戸時代の中期、寛保2年8月1日2日に発生しております。戌年だったことから戌の満水といわれております。長野県と関東地方を襲った歴史的な洪水として、千曲流域では御質問の中にございましたように死者2,800人前後と。田畑の被害も大きく、松代藩の財政は困窮、その影響は明治まで続いたと言われておるところでございます。

 また千曲市では、ただいま上徳間、寂蒔等々の死者等の質問の中にございましたが、しらべてみますと千曲市域では死者302人、流出家屋334軒などと言われておるところでございます。

 御質問の戌の満水のような大水になり、戸倉、上山田地区、堤防右岸の決壊を想定したシミュレーションということですが、これにつきましては国土交通省千曲川河川事務所では、昭和57年58年と連続して起きた水害を踏まえて、平成7年に千曲川、犀川洪水判断危険区域図を作成し、さらに平成14年戌の満水のように大水になったらどうなるかシミュレーションをいたしましたが、当時の洪水の絵図、雨量、気象のデータなどの基礎資料もなく、長野市の妙笑寺の痕跡水位と松代城の湛水位の2点から浸水飯水と氾濫総量を求めた結果、当然上徳間地区も浸水区域に入っております。

 御案内のように、昭和23年ころから千曲川の改修工事が行われ、千曲川の本線が氾濫するような大きな水害はなくなりましたが、仮に戌の満水と同じような状況となった場合には、堤防間際まで現在は開発されております。また都市的土地利用が進んでおりますので、市民生活、企業活動への影響など経済的な被害は当時と比べものにならないほど大きくなるものと思っております。

 また床下浸水戸数、被害想定ということですが、具体的な被害戸数は公表されておりません。洪水ハザードマップなどを参考にすれば、浸水想定区域内の家屋の中で山11.5%が浸水深0.5メーター未満、これ床下浸水程度ということになろうかと思います。残りの88.5%が0.5メーター以上、床上浸水ていうことですかね、想定できるわけでございます。

 市としましても、毎年出水期前に千曲市河川事務所と市が重要水防箇所の確認と点検を行い、川の水が堤防に当たる力を軽減するよう危険箇所にはテトラポット等の工作物の設置、また護岸整備や漏水対策、河道掘削などにつきましては、千曲川改修工事要望箇所を取りまとめて毎年国に対して要望をしておるところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) 今答弁の中で、国交省河川事務所がシミュレーションしてるけれども、はっきりとした面積がわからないていうのはまことに市民とすれば困るんですねえ。例えばこれからその分野へ入っていきますけども、シミュレーションができて避難場所が徳間の人なんじゃ戸上中へ逃げる、徳間公民館へ逃げるとか、そういうハザードマップこれから先出てきますけども、そういったものが基本になるものがやはり国が公表してる以上は市も十分把握してないとね、これはもうもとの対策が、基本基礎的なものがなければ困るわけですね。その辺あれですかね、今0.5メートル以下が11%ですか、50センチ以上の床下浸水が88.5%、それだけでは千曲市の防災計画どうなってるんだろうと言わざるを得ないんですが、市長どうですかその辺は。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) ただいま具体的な数字というお話でございますけども、あくまでも公表されておるのは浸水危険区域で、それをもとにしてハザードマップをつくっておるわけでございます。御案内のとおりハザードマップにつきましては、色分けでこの地域は0.5メーター未満、この色は0.5以上、段階的に色分けしてございます。

 面積というよりもその地域が最大深どのくらいになるんだというのがハザードマップで、ここは例えば冠着橋の上流側のところ、右岸は5.0メーター以上というような表示がされておるところでございます。

 これにつきましては河川が、戸数以上にやっぱりその地域が最大深どのくらいあるんだというものを最初に知っていただかなければならないということで、当然ハザードマップはホームページにも公表してますもので、やっぱり市民には注意を呼びかけたいということでございますので、その辺は御理解をお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) このシミュレーションも本当に、今部長おっしゃったとおり徳間で決壊された場合、3時間後はもう更埴のほうの堤防から国道までの間は2メートル以上ですね。それから6時間なりますと、加えて屋代、雨宮の水田が色でいえば赤、2メーター以上。そこら辺が12時間後まで屋代地区、それから森地区は継続してるわけですよね。そのまんまなんですね。

 この行政の役割とすれば、災害の予防責任で被害を起こさないようにすることはもちろんであります。災害が起きてからは自助、公助になるわけですが、起きてからの行政の力というのは非常に弱いんですね。例えば堤防が決壊したら行政ではどうしようもない、時間を得て待つほかない、ただ避難させることはできる。そういった水害に強い完成堤防の堤防、整備を進めるように国に働きかけるとか、市民に避難教育を徹底する、こういうことはできるわけであります。

 災害の体制でよく7対2対1の原則がありますが、7は自助、2は共助と、1は公助でありますが、これは阪神大震災で行方不明になった人を誰が助けたかというデータから出ておりまして、自分と家族で命を守った人は7割いたのでありますけども、隣近所で助けた人が2割、行政は1割もなかった。警察とか消防とか自衛隊が助けた人は1割弱、それが皆さん御承知のとおり7対2対1の原則であります。

 そういうことで、災害の起きる前というのは行政の役割は大であるということでありますので、今の堤防が決壊するてことは国も認めてる想定外ではあるが想定内であるということですので、市も想定内のいうことで取り組んでもらいたいわけですが、2つ目の質問はこの避難場所ですね、収容対策は万全かとこういう質問でございます。

 この防災計画でいきますと、大規模な災害によって住宅に被害があった場合、避難できる屋内避難施設がありますけども、例えば戸倉地区でいうと戸倉小学校、戸上中、保育園、創造館と、戸倉コミュニティセンター、戸倉児童館、市役所戸倉庁舎とありますね。五加でいえば五加小学校コミュニティと。

 しかしこの収容人員見ると、例えば2メートルの床下浸水となりますとほぼ住宅は厳しい状況になってくる。その前に全員をそこへ収容しなきゃいけないということを想定した場合、市のほうはその避難場所、収容人数等を現実のところどうのように今考えてその対策を練っているのかということについてお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 昨年度改定いたしました千曲市の地域防災計画では、災害発生直後に一時的に避難できる屋外の避難場所75カ所、大規模な災害によって住宅に被害があった場合に避難できる中核避難場所68カ所、これは約収容人員1万7,000人、災害によって住宅に被害があった場合に応急的に避難できる応急避難所71カ所、収容人員が5,070名ほど。要援護者向けの避難所10カ所、収容人員800人ほどを現在は指定しております。

 これ全住民が避難できるかということでございますけども、当然ハザードマップ等を見ていただければ、例えば水害を想定した場合2メーターになりますと軒下ていうんですかね、もありますし、緊急避難ということになりますと当然この避難所へ全て来ていただいて収容できればよろしいんですけども、そういうことも現実的にはなかなか難しいということで、例えばその浸水深先ほどの洪水ハザードマップの水深を見ていただきますと、工場だとかスーパーだとか大きな建物の屋上へ避難していただくとかいろんなことが考えられるわけです。

 これにつきましては先ほどの質問でもございましたが、ハザードマップていうのは皆さんにこの地域はどのくらい最大限の浸水するんだというメーターをあらわしておりますので、それにつきましてはそういうものを見ていただいて安全な場所にまずは逃げいただくということが基本になろうかと思っております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) 安全な場所で市民が、堤防決壊しそうだと。相当早目に市は対策本部で指示するわけですが、安全な場所、じゃあこの地区はここだといったものは各戸周知徹底しなきゃだめですよね。それを今、しっかりしたものを市民は欲しいということであります。

 それで防災計画では、避難場所はともかくとしまして載っておりますけども、この河川施設それから災害予防計画の中で河川施設の災害予防ありますね。河川施設等は、災害の発生等に伴い破堤等につながることが想定される。安全度の向上を図るとともに点検整備等を行い安全の確保に努める。

 過去の災害実績や堤防の強度等を勘案し、特に注意を要する施設を重要水防区域に指定して、被害予測に基づく水防工等の検討を行い災害に備える。またこの河川氾濫に対する避難対策です。水防法に基づく千曲川浸水想定区域図及び沢山川ほか5河川浸水想定区域図をもとに、河川氾濫に対する避難対策を検討するとともに、ハザードマップを作成し市民に周知すると。市はまた、洪水予報及び避難判断水位への水位の到達情報を市民に周知する体制について今のところまだ検討すると。

 この避難対策は防災計画がつくられた8年前と全く同じなんですね。8年間何も進んでない。ぼつぼつこの防災計画も毎年のようにこれから変えていくていう、非常に積極的な考えで市のほうはおられるようでありますので、河川氾濫に対する避難対策ですねこの辺どうですか。ハザードマップ作成し注意するとか、もうちょっと具体的に市民が困らないような措置、早目にできないかとそういう質問であります。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 市民への周知ということでございますけど、今年度千曲市防災ガイドブック新たにつくって全戸へ配付いたします。これにつきましては、今のハザードマップ土砂災害危険区域、またハザードマップ等を入れたものでございます。こういうものを市民の皆様見ていただいて、有事の際にはすぐ行動きるように、また防災講座等でも市の職員が出かけていって周知したいと思っております。

 また防災計画の見直しということですが、当然随時必要があれば防災計画見直します。防災計画はそこでかためたということではなくて、やっぱり社会情勢も変化いたしますので、それにつきましては適宜見直していくということで御理解をお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) 次の質問にちょっと入ってしまいまして大変申しわけなかったですね。今のそのガイドブックですか、市民各戸へ、それは例えば大水害の場合はこの地区はここへ避難してくださいてこと、ちゃんと市民がわかるように明記されてるんですね。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) ガイドブック現在これ、18年ころにありましてこれ全世帯に配っております。ただ今回の改定は、それから時代が変わってきたということで新たに更新するものでございます。そういう中には、当然避難所の位置、ここは例えば避難所でもハザードマップの中に入っております。浸水想定区域に入っておます。

 また山のほうに行きますと、土砂警戒区域にも入ってる場所がございます。それぞれの災害によってその避難場所等につきましては、この災害はここが安全だよというものはございません。災害によっては、例えば先ほどの堤防決壊ということになりましたら。避難所の中ではこの避難所が安全かどうかまた見ていただいて、市民の皆様認識をしていただいて避難していただく。また市としましても災害対策本部の中でそういう情報をしていかなければいけないというふうに思っております。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) 安全かどうかは市民がそれぞれ判断してくださいてそういうことですか。それから先ほど申し上げたとおり、収容人数が足りない。足らないから東山のキティパークに逃げてくださいとかそんなことじゃないでしょうね。だから収容人数が完璧であると。ここはここへ逃げると。ここへ避難して。今大水害を想定した質問ですから、決壊しそうだというときにここへ、安全かどうか市民がそれぞれ確認そういう意味じゃないですよね。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 市民が判断というんじゃなくて、市民に知っていただきたいということでお願いしてるものでございます。それで避難所はすべて今公共施設になっております。

 ただこれから、先ほど申しましたように工場だとか地域にある高い建物等も想定していかなければ、これ前にも田沢議員さんから御質問いただいたんですけども、避難場所ということはそのときの判断で、生死にかかわる問題ですから例えば高速道ののりだとかそういうとこでも使ってかなければ、これ決められた避難所で全て収容できるかどうかというのは、これ現実問題としてちょっと不可能かなと思いますもので、これからはやはり市内にある高い建物、例えばホテルでもよろしいです。お願いしたりして。要はそのときの判断でどういうところに逃げるか、そういうものは市全体で市民の皆様を含めて考えてかなければならないものだと私は思っております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) 市民の判断というのは、いざとなるとなかなか難しいわけでありますから市のほうでしっかりとした計画これが大事だと思うんですね。

 温泉地区ではもう今部長おっしゃったとおり、3階以上のホテルにみんなもうお願いしてあるそうですよね。いざとなったらこのホテルへ。ただそういう3階以上の建物ほかに余りありませんからね、学校ぐらいのもんで。そういうことでございます。

 次は今の防災計画等についてでございます。地域防災計画は行政の業務計画であります。ですから計画をつくるのは行政だけでつくるわけです。地域防災会議で決めるとすれば、そこには指定公共施設が入るわけであります。基本的には、行政だけで防災会議を構成いたしますので、そこにはNPOが入りません。地域のコミュニティの代表も多くは入らない。

 それは行政の計画だから、行政が行政の責任において防災を実施すると。地方自治の点で自治体の責務は住民の命を守ることが最大の仕事でありますので、当然市が責任を持つことは正しいわけであります。しかし、市だけで命や暮らしを守れるかと言えばそうではありません。大災害になればなるほど市民の力やボランティアも必要であります。そうとすれば、地域防災計画をつくるプロセスなどに、そのための防災会議のメンバー構成が必要であります。ボランティアとかコミュニティは大切だといいながら、制度上のシステムにはボランティアを入れてないのがこの計画の組織でありますので、そこで防災会議の構成員に、これから毎年のように見直していくわけですから、構成員にNPOとかコミュニティの代表をもすう少し増員をしていただきたいそういう質問であります。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) ただいまコミュニティ、NPOの代表の方ということで防災会議の構成員に入っていただいたらという御提案でございます。今回の改定に合わせて民生児童委員協議会、地域福祉センターの代表の方を新たに委嘱し御意見をいただいたところでございます。

 コミュニティの代表をどなたにするかということで悩んだわけですけども、当面区長会連合会の代表の方に参加していただいており、区長会関連等の質問事項については相互に連携が図られてると思っております。NPOの法人の方は入られておりません。

 今後、確かに防災計画つくるときには多くの方の御意見聞くのは当然だと思っております。そういう中で現在のNPO法人は13団体ございまして、地域防災に関する団体の役割は相互に連携し計画的な防災体制が推進できる、NPOを立ち上げていただけたらとかボランティアのNPOも立ち上げていただければ、当然そういうところの方も入っていただければなあと思ってます。そのためにも防災会議条例の委員定数などの改正もあわせて、そういうときにはそういうものも視野に入れて検討してまいりたいと思っております。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) 区長会長ていうのは前から入ってましてね、それをもう少しふやしてほしいと地元の区長さん、検討していただけますかね。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 今防災会議条例1号から何号までこういう人たちがあって、その他ていうような欄に該当しようかと思います。当然先ほど言いましたように多くの方の意見聞くていうことは、特に先ほどの防災の面では市民の方に広く知っていただくていうのも、非常にこれが一番重要なことだと思います。その策定過程の中でもいろんな方の意見を聞く必要がございますので、それらも参考に十分検討させていただきたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) それほど、一人二人ふやすとかそんな難しいことでありませんからね。検討てことは大体、ああ難しいですよていう意味でとらえがちですので、しっかりと部長お願いいたします。

 この防災計画、私はこの千曲市の防災計画よくできてると思いますよ。しかも今度は改定早くやったですね意外と。それまで六、七年やらなかったせいもありますけども、非常にタイミングのいいとこで早目にやっていただいた、これは高く評価してるわけです。

 また、毎年のように見直したいつうぐらいの背景には、今通常国会が6月26日まで開かれておりますが、この災害対策基本法の一部を改正する法律案つのがまた出ておりまして、今審議中ですがほぼ通るのではないかと。その中には市でいえば、市町村長、市長は学校等の一定期間滞在するための避難所と区別して、安全性等の一定の基準を満たす施設または場所を緊急時の避難場所としてあらかじめ指定すると。

 また市長は、高齢者・障害者等の災害時の避難に特に配慮を要する者について名簿を作成し、本人からの同意を得て消防、民生委員等の関係者にあらかじめ情報提供するものとするほか、名簿の作成に際し必要な個人情報を利用できるものとすると。この辺、また被災者が一定期間、例えば今の水害問題、地震、もしくは柏崎原発の大事故の場合、一定期間滞在する避難所についてはその生活環境等を確保するための一定の基準を満たす施設をあらかじめ指定しとくと。市長とすれば大変な仕事が待ってるわけです。

 ですから、今後こういった背景、また今のいろんな問題もありますので頻繁に防災会議を開いていただいて、なるべくこの改定と同じように早目にやっていただきたいと思います。

 またこれ質問から落としましたけども、3月議会で小山議員が緊急速報メールシステム早くやってほしいと。また最近の国の防災の白書の中でもSNSていうのは大変緊急時に役に立つと。ですからこれは進めたいというようなことをおっしゃっておりますので、この辺のSNS並びに緊急速報メールも、もう有線ではだめですからね。無線に早く移行するようにお願いしたいと思いますけども、それら含めて総括的にこの防災対策についての御決意を、市長よろしいですか。お願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 地域防災計画非常に重要であります。市民の安心・安全を守るのが行政の最大の責務でありまして、私も重要であるということは十分認識しておりまして、後でつくりますが、このガイドマップも見ていただければわかりますけども、かなり細かく記載されております。

 今度改定するものを必要な事項は全て直しながら、今年度中に発行させていただきますけども、ホームページでも十分お知らせをしてまいります。今でもホームページ上ではこのガイドマップ、古いものですけどねそんな大きく変わってるわけでありませんので、防災計画見直すたびに避難所が変わってはこれは困るんですよ。そうでないと忘れちゃうんでね。避難所は変わりありませんから、そういう意味では今のものでも使えるというふうに御理解いただきたいと思います。

 そして今議員御指摘のように緊急メール、あるいはSNSの話がありましたが、正直言いまして本当皆さんに登録してほしいんですよ。登録していただかなければこちらが幾ら発信しても届きませんのでね。緊急メールそしてSNS、この次今ホームページを7月ごろから全面改定いたします。そのときにツイッターとかフェイスブックそういうSNSも中に入りますので、多くの方々に登録いただいてこちらのほうから情報が流せればいいなということであります。

 もう今システムていいますかハードそろっていますんでね、それぞれ皆さん方に登録していただくことが必要でありますので、これからも市とすればそういう呼びかけをしてまいります。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) 市長も情報通信活用が大変お得意のようでありますのでどんどん進めていってほしいんですが、今のその登録者、少し前に新聞に載ったゼロ、あれはまたちょっと違うやつなんですけど福祉関係のあれですけどね、結局高齢者はパソコン上のホームページとかSNSとかそういったものが苦手なんですよね。

 ですから、やっぱしそのガイドブックをいつもテレビのそばとか台所の辺に置いといて、当然穴でもあけていただいてぶら下がるような仕掛けにしといてもらいたいと思うんですが、そういうものは年寄りは、年寄りて言っちゃいけません、もといですが、高齢者の皆さんはそれが一番いいんです。私も初期高齢者でそのほうがいいですよね、はい。正直言いますと。そういうことでしっかりとお願いいたします。

 次2番目、高齢者、認知症の皆さん中心の行方不明者の早期発見。これは災害時どういうふうに避難させるかってそういうことじゃなくて、ちょっと頭切りかえていただいて平時の、ことしになってもう四、五件ありますかねいろいろ。

 そういったことに対しての市の対策は当然区が中心になりますが、連携してバックアップして区長がそれほど困らないように市のほうでバックアップしてるかと、そういう質問でございます。この高齢者の認知症少し前に新聞に載りましたけども、65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍、私や市長もそうかもしれせんけども。4人に1人が予備軍並びに認知症含めてね、そういう大変な時代であります。

 そのために認知症の皆さんが、認知症のどうやって防ぐかとそういうことはまた別の問題であります。今回は行方不明者に対して。特にこの1月2日市内で発生しました事案、これに対してこれをもとに質問いたしますがどのような、市とすれば区のほうとタイアップして行ったかという質問でございます。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 昨年の1月の更級の1人暮らしの方の行方不明の関係でございますけども、1月4日ですか、御家族の方が警察署、消防本部に捜索要請がされたことによりまして、市としましてはすぐ危機管理防災課へ消防団の出動依頼がございます。そうしますと当然地元分団への非常招集を行ったところでございます。またあわせまして、屋外告知放送、メール登録者への一斉メールを行い、市民への情報提供を呼びかけたということでございます。

 捜査につきましては、最終的には消防団員、市職員2日間で延べ520名が出動し、警察署とか消防署、地元関係者、区長さんたちと連携を密にし捜査に全力を上げたところでございます。当然地元公民館には区長さん初め地元の方も詰めます。そのときに市の担当の職員が行って区長さんとお話をしたり、また捜査関係者、警察署とか消防署との連絡調整に当たったり、また消防団長ですか、との連絡調整に当たったりしております。

 当然行方不明者になりましたら現地の対策本部ですか、捜索本部ていうんですかね、設置することになりますので、市の職員が詰めて地元との調整、また捜査関係者との調整に当たっておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) この1月2日の事案でありますけども、本当に区長とすれば大変だったようであります。たまたま2日3日4日は正月休みで消防団等も家におりましたので、総勢520人ですか可能だったと思いますけども、例えば捜索していただける消防団に対するおにぎり、これは昼食は100名分をつくったようでありますね。これはもう緊急でありますから店で買ったと。夕食になりますと200人から230人が集まって、これはもう炊き出しを日赤女性消防団員に、10名の方に1升ずつ炊いていただいた、個人。

 そうしますと、何かその市のこういう体制がちょっと薄いかなと思うんですね。例えば公民館で全てが済むように、その炊き出しのお米を炊く機材そういったものを用意しておくと。これは災害時にも役に立つわけですね。

 でありますので全然そういうものが分館、公民館に区にはないですから、どっかへ行けばある。例えば五加の言えばどっかの備蓄庫、千本か小船山かありますよね。そこへ行けばあるということも徹底してないと、区長も突然なあれですから。一番いいのは各区へこういったものを用意しておく。そういうこともぜひ必要だなとそう区長がおっしゃってるわけですね。

 またこういったことも、炊き出しの具体的訓練も今市全体でやる防災訓練のときはやってますけども、大きい釜であれを煮てやるわけですが、各区の防災訓練にもそういった訓練が必要ではないかと思うんですね。炊き出しの実際のそういったおにぎりを配付してやると、そういったことに対しての市のお考えはどうでしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 地元の区長さんたちには炊き出しとか捜索、大変昨年の1月の事例でも、またほかの事例でも大変地元の皆様には御協力いただきまして感謝申し上げてるところでございます。また市としましても、できる限りの支援というかバックアップはしていきたいということでございます。

 また防災訓練で使う、炊き出し訓練ですか、につきましてもそういう計画がございましたらできる限り資材て言うんですかね、を提供するように検討していきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) だから検討て言葉は余り使わないようにひとつ、やりたいと思いますでいいじゃないですか、ねえ。あんときはやりたいと思ったがなかなか難しくてできなかったてこともありますから、それは冗談として。

 このように市民が地域で支え合いながら安心して暮らすには、認知症などに対する正しい理解、さりげない見守りや気楽な声かけ、こういったことは住民主体でつくっていくてことが重要であります。

 しかし、いざ行方不明者が発生すれば早期の捜索等の対策が必要であります。こういった場合スピーディーに行えるようなマニュアルですね、こういったものは策定されておるでしょうか。またこういった場合は公開捜査になりますから、担当課が危機管理防災課なのか高齢者福祉課なのかどちらなのでしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 公開捜査のマニュアルということでございますけども、現在千曲坂域消防組合行方不明者捜索基準というものがございます。ここには捜索期間、期間ていうのはいつからいつまでという意味でございます。時間等々が定められておりまして、また本当に捜索方法とかにつきましては、例えば公開捜査にするかどうかとか捜索範囲とかいろいろにつきましては、個々の事案によりまして一番、御家族とも御相談しながら警察署、消防署、消防団との連携して捜査方針を出してるということで、特段マニュアルは定めておりません。

 先ほど、認知症の関係でどちらが窓口だということになっておりますけども、当然窓口は捜索願が出た場合は2カ所に行きます。市の危機管理防災課また高齢福祉課ですか、行きます。お互いに連携をとって、マニュアルではございませんけども屋外放送告知をしたり、メール配信サービスを行っております。

 また先ほど言いましたようにSOSネットワーク等も使ってやってると。一番、これ行方不明の場合、市民にどうしても情報提供していただかなければ、人員も限られてますし時間の制約もございます。いろいろなチャンネルを使ってうちのほうとすれば情報提供して、一刻も早く見つかるように努力をしております。

 公開捜査マニュアルということでございますけども、今言いましたように捜索基準も要項がございます。また各システムの個別の実施要項もございます。これで運用を現在しておりますので、これから要項等との整合を図りながら、どんな対応マニュアルがいいのか整備して周知を図っていきたいとそのように考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) マニュアルは早くつくったほうがいいですね。これは今、1月の事例は職員が詰めたていうのはどちらのほうの課なんですか。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 市の危機管理防災課です。担当の福祉課のほうにも警察から問い合わせがございました。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) 危機管理防災課でいいと思いますね。もう公開捜査、家族が区長に言う、区長が消防本部へ連絡する。そしてその区の組織、消防本部、危機管理防災課、そこへいろんな組織がつくと。そういった区長がマニュアルが欲しいて言ってるわけですね。そうすると非常にやりやすいて言っておりますので、そういった人が多いと思いますのでそういったことを早めにつくっていただきたい。それほど難しいこれはあれでありません。

 それじゃあ市長、大変あれですけどもちょっと一言、これからのこういった発見に対して市としての協力態勢ちょっと決意をお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 防災関係は幾ら行政といえども、全て大災害に備えることは難しいです。マンパワーがありません。今千曲市の職員470名ですかねおりますけども、全てでやるということは難しいであります。そのために消防団、それから地域の自主防災組織それぞれはございますけども、市の防災マニュアル、先ほどのガイドブックそういったものを活用しながら、そしてまだこれからそれぞれの方々にやはり情報ていうのは一番大事でありますので、いかに情報をお伝えするかていうことはしっかりとやっていきたいと思っておりますし、また地域、区、それから日赤奉仕団、さまざまな防災団体ありますから、そことの連携はしっかりと図りながらやっていかなきゃいけないなと思っております。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 宮入高雄議員。

          〔12番 宮入高雄君 質問席〕



◆12番(宮入高雄君) いずれにしましても災害並びに行方不明者もそうですけども、これ予防対策は行政の役割であります。しっかりと今後ますますこういう、その今の2点については考えられる事例でありますので、しっかりとした対応をお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) ここで昼食のため午後1時まで休憩いたします。

                            午前11時58分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 午後1時 開議



○議長(吉田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 続いて、3番、前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 議席番号3番、前田きみ子です。私は日本共産党千曲市議団の一員として、通告に従い3点について質問いたします。一般質問最後です。よろしくお願いいたします。

 1、まず千曲市指定ごみ袋購入チケット廃止についてです。

 葛尾組合ごみ焼却施設は昭和54年に建設され34年の年月がたち、老朽化が進み補修費もかさんでいる現状です。また長野広域焼却施設の稼働は平成30年と発表されており、千曲市の皆さんの正しいごみの出し方について意識を新たにしていくところであります。

 その中で現在千曲市が行っている指定ごみ袋購入チケットについては、開始から3年が経過し定着してるようにも見えますが、たくさんのトラブルが起き困っています。そこで千曲市が行っている指定ごみ袋購入チケットは、印刷代、郵送代、人件費などどのくらいの経費がかかっていますか、お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 和田市民環境部長。

          〔市民環境部長 和田義宣君 答弁席〕



◎市民環境部長(和田義宣君) 平成24年度中のチケット発行にかかわる直接的経費としては、チケットの印刷費57万2,906円、各世帯への郵送料138万6,404円、間接的経費でございますけれどもチケット還元金として185万5,800円、あわせて381万5,110円かかっております。

 人件費につきましては、チケットの発行管理業務に他の業務を兼ねて1名が担当しておりますけれども、転入者へのチケット発行業務など係全員で対応していることもありまして、具体的に金額であらわすのは難しいところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 指定ごみ袋購入チケット代に351万年間で、その他の諸経費がかかっていることです。

 小項目2に移ります。指定ごみ袋購入チケットについての苦情です。

 この千曲市のごみ袋購入チケットがなければ、店舗で指定ごみ袋が購入できません。私自身も千曲市指定のごみ袋を購入しようとして、チケットがないから購入できませんとレジの方から言われたり、またごみ袋を購入しようとして一たん買い物かごに入れてからチケットを持参していないことに気がついて、また陳列棚に戻すことが何回もありました。

 ごみ袋購入チケットは紛失してしまっても再発行はできません。再発行ができないため、年度途中の紛失では追加購入という形式になります。お金を払ってチケット代を買うということです。追加購入はチケット1枚1,100円です。

 4月当初郵送されてきたごみ袋購入チケット用紙は、ダイレクトメールとよく似ていて、郵送されてきた時点ですぐに金庫にしまわなければ、私の家には金庫ありませんが、どこかに行ってしまう、なくなってしまったていうことがよくあります。多くの家庭でこんなことが起こっております。

 お一人世帯で7枚のチケットが4月の初めに郵送されてきますが、紛失した場合再発行はできませんのでお金を払って追加購入という方式になります。お一人ですと7枚分で7,700円、2人世帯ですと9枚、9,900円です。

 そこで指定ごみ袋購入チケットへの市への苦情はどんな内容で、どのくらい来ていますか、お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 和田市民環境部長。

          〔市民環境部長 和田義宣君 答弁席〕



◎市民環境部長(和田義宣君) チケット制につきまして、市民の皆様から個人的な要望、苦情は近ごろほとんどなくなってきております。先日民生児童委員協議会の地区協議会から、チケットでの購入が不便であるからチケット制を廃止してほしいという旨の要望がございました。

 議員おっしゃるとおり千曲市のごみ袋はチケットがないと購入できませんが、これはごみ減量を効果的にするため購入枚数を制限しているもので、制限がなくなればごみ量は増加するのではないかと考えられます。

 チケットをなくしてしまった場合ですが、窓口でよく事情をお聞きしてできるだけ柔軟に対応しております。一度限り、見つかった場合には返却をしていただく、それからチケットの還元金の交付はしないなどの条件をつけまして、無料で再発行しております。現行のチケット制は、購入の際手続の面で御負担をおかけしておりますけれども、ごみ減量推進のため御理解をお願いしているところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 窓口での柔軟な対応ということでしたが、4月に送られてきたダイレクトメールに似たその購入チケットのところでは、追加購入という形で再発行はできませんと書いてありますので、なかなか窓口には行きづらいと思います。

 私の知り合いも一昨年全てのチケット、1枚もので送られてきたものを紛失してしまった。じゃあ追加購入で買いに行ったのと聞きますと、いろんな友だちから分けてもらった。1年間本当に悲しい思いをしたと話してくれました。

 ごみの減量化は定着してきています。チケットがなくても減量化は変わりません。むしろチケットがないために不法投棄する人がいるのではないでしょうか。また民生委員さんが一生懸命地域の方々の支えになって御苦労してきてくださっている中で、訪問先でごみ購入チケットどっかへやっちゃった、ごみ出せないんだよとよく言われるそうです。私のお聞きした民生委員さんは困って、結局自分の家のごみ購入チケットをお渡ししたと話してくれました。

 そこでお伺いいたします。今後ぜひ千曲市指定ごみ袋購入チケットは廃止の方向で検討すべきと考えますが、市のお考えを伺います。



○議長(吉田昌弘君) 和田市民環境部長。

          〔市民環境部長 和田義宣君 答弁席〕



◎市民環境部長(和田義宣君) 平成22年度からの有料化実施により、22年度は前年度に比べ10%以上ごみ量が減りました。23年度、24年度と若干ごみ量がふえてきておりまして、有料化に伴い手厚くした生ごみ処理機の購入補助金を継続させるなど、個人個人の生ごみ対策等により減量に力を入れているところでございます。

 また不法投棄につきましては、有料化により増加するのではないかと懸念されましたので、パトロールを2班態勢にして不法投棄物の回収を充実させたため、22年度は回収量が増加したものの23年度以降は22年度の半分程度の状況でございます。現行のチケット制につきましては、購入できるごみ袋の枚数に制限があるという意識を持っていただくことで、ごみの減量化に大変有効な制度と考えております。

 有料化から3年経過いたしましたので、有料化に伴う減免制度、チケット還元金、それから奨励金等の制度を検討し、市議会を初め環境審議会、市民の皆様等からの御意見をお聞きしながら、改善すべき点は見直しを図っていきたいと考えております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 還元金、奨励金の見直しという今のお話でしたが、私は以前勤務していたこの千曲市の職場ですが、若い職員は千曲市はごみの出し方が厳しいから千曲市は住みにくいと。千曲市の職場でありながら隣の長野市のアパートを借りると言ったことを鮮明に覚えています。ごみが出しにくい、千曲市には住めないとなれば若者の定着が阻害されます。

 このチケット制度は、東北信地域ではありません。特に同じ葛尾ごみ焼却施設のほうに出している坂城町でもチケット制度は行っておりません。千曲市だけがチケット制度を行っております。減量化の目的でチケット制度がありますが、現在減量化が定着してきているということで、ぜひこのチケット制度を継続しなければならないのか、その目的は減量化ということだけでしょうか。お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 和田市民環境部長。

          〔市民環境部長 和田義宣君 答弁席〕



◎市民環境部長(和田義宣君) 先ほど議員もおっしゃられたとおり葛尾組合の焼却施設はもう老朽化が厳しく、長野広域連合の新たな焼却施設の建設が待たれるところでございます。したがいまして、ごみの減量というのはこの広域連合全体でも喫緊の課題として扱っているところでございますので、まずこの有料化したこと自体もごみの減量化というのを第一に考えておりますので、今後この有料化制度全体を見直す中でごみの減量化にさらに努めてまいりたいと考えております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 今部長さんのおっしゃられたように有料化をぜひ見直していただいて、特に高齢者の方々がなくしてしまった、また高齢者ではなくてもほかの家庭の中でもなくしてしまったということが起こっていますので、この有料化についてはぜひ見直しをしていただきたいと思います。

 千曲市の地球温暖化対策協議会や減量等推進委員会、食生活改善グループ、消費者の会など、減量化に力を注いでおられる方々の知恵をお借りし、今必要なのは氾濫するレジ袋や過剰な包装をいかに減らせるかが大きなテーマではないでしょうか。

 購入チケットに経費やエネルギーをかけるのではなく、千曲市民がごみの出し方を学び、煩雑なチケット制ではなく正しいルールによってごみを出すことが減量化になると考えます。今後チケット廃止の方向で、この千曲市が住みよいまちになるようよろしくお願いいたします。

 大項目2に移ります。東日本大震災、原発による千曲市への避難する方の援助についてです。

 3・11東日本大震災から2年3カ月が経過いたしました。津波、原発の放射能漏れで避難されてこられた方が千曲市にもたくさんいらっしゃいます。民主党の当時の野田前首相が原発事故について終息宣言を出しましたが、終息とは名ばかりいまだ汚染水の量は果てしなくたまるばかりです。安倍首相の世界最高水準の原発であるならば、後処理こそが日本が世界に向けて発信すべきことであると思います。

 千曲市に避難されておられる方にお話を伺いますと、原発の起こった当時家から何も持たず緊急避難命令のもと、福島市、郡山市、会津若松市、茨城、新潟、坂城、千曲市白鳥園、そして千曲市の個々の住宅へと避難された方、皆様それこそ行く先定まらず十数カ所を転々とされて、たどり着いたのがこの千曲市です。千曲市を避難場所と定めて生活をされておられます。そこで、今千曲市が行っている援助は何かお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 市では東日本大震災発生当初から、被災地への職員の派遣や物資の搬送、また避難者の受け入れなどいち早く被災者や被災地への支援に取り組んできたところでございます。

 避難所として開設した白鳥園の宿泊棟は、避難されている方々が日常生活を取り戻す、避難元へ戻ったり公営住宅や民間アパートに移られたことから昨年の3月末で閉鎖をいたしましたが、利用者数140人、延べ滞在日数2,655日を数え、一時はらいちょう棟別館17室が満杯の状態となっておりました。

 また、市内の旅館・ホテルに宿泊した場合には、本年3月まで1人1泊当たり2,500円を補助いたしましたが、こちらも利用者数1,548人、補助額では387万円に達しました。

 現在千曲市内の公営住宅や民間アパート等に避難されている方々は、福島県を中心に15世帯35名でありますが、上下水道料金の減免、保育料の減免、就学援助費の支給、循環バス、白鳥園無料利用券の配付などのほか、避難者の中には住民登録をされていない方も多いわけでありますが、市民と同様にごみ袋の購入チケットを配付したり健康診断を受けていただけるようにするなど、避難当初からの支援を続けてきております。

 また職員が避難されている方々を訪問し、近況をお聞きしたり心配事の相談に応じたり、議員も御承知と思いますが、昨年度は家庭でとれた野菜を提供してくださる方もおられましたので、野菜の配付を兼ね避難者と提供者の交流会を5回ほど実施いたしました。今後も関係する皆様の御協力もいただきながら、必要な支援は続けてまいりたいと考えております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 避難された方に伺いますと、坂城では入浴設備がなかったと。この白鳥園に来て入浴する場所があってよかった。また今避難されてる方々も、白鳥園に行くとそこでみんなに会えるからうれしいというふうなお話もしてらっしゃいました。

 それで小項目2に移ります。全ての財産、そして親族の命までも奪った地震、津波、原発、この千曲市で多くの悲しみをこらえて、あははと大きな声で笑える日常を取り戻していただきたい。孤立、一人ぼっちにさせないために。そこで市の対策は市民にどのように知らせているかお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 被災当初は市報等を通じて、市民の支援活動やボランティア登録を呼びかけたり、市の支援活動を広報したり避難されている方々の情報提供を求めたりいたしましたが、落ち着きを取り戻すにつれ積極的な広報は現在はいたしておりません。

 また千曲市に避難されている方々の実情はさまざまであり、プライバシーに触れてほしくないという方もいらっしゃいますので、避難されている方々の状況は特段公表をいたしておりません。

 市民に対する啓発が不足しているという御意見でございますが、ここへ来ていろんな、ここで家を新築した方もいらっしゃいます。そういう方もいらっしゃいます。大分落ち着きも取り戻してきているのかなあと思っておりますので、また改めて被災者の置かれている状況を訴える中で、市が実施している支援活動についても広報していきたいとそのように考えております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 避難された当時はいろんなことを広報で知らせていただいたということです。なかなかその生活が落ち着くということは難しいことではないかと思います。

 小項目3に移ります。避難されている方は情報が極端に少ないとお聞きしています。また地方の新聞はなれていないためにとっておられない方が多いともお聞きしております。松本市、長野市、上田市など近隣の市は民間団体が主になって、子供のサマーキャンプ計画やつながりの家などを運営し、情報の提供や相談会、交流会を行っています。そこで千曲市における支援している団体との連携はどのようになっていますか。お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 支援している民間団体の連携ということで、昨日の森 義一郎議員の御質問にもお答えしましたが、民間団体が行う支援活動に対しましては今まで市でもお手伝いをさせていただいたところでございます。

 また本年度から被災地復興支援ボランティア活動補助金を創設し、被災地の復興を目的とした事業や被災者との交流事業などの市民のボランティア活動を支援することとして、現在幾つかの団体からこの補助金についての問い合わせをいただいておるところでございます。また交流会を昨年も5回ほど実施したということで、今年度も予定されているということで大変ありがたく思っております。

 被災地では、復興事業が本格化するのはこれからであり、甚大な被害を受けた被災地が震災前の生活を取り戻すには何年かかるかわかりません。被災地に派遣した職員からは、連日住民への説明と用地買収に追われ10時11時まで残業続きとの報告を受けております。

 また御質問の中にありました千曲市へ避難されてる方も、将来の生活に対する不安なども抱いていらっしゃると思っております。日本じゅうの人々を震撼させた東日本大震災の記憶を風化させてはならず、今後とも民間団体による自主的な支援活動に対しましては、市としてもできる限りの支援、御協力を行っていきたいと考えております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 現在は人数は少なくなってはきていますけれども、千曲市を避難所の最後の場所としてこの千曲市で生活されいらっしゃる方がおります。その中でやはり、孤立させてはいけない、一人ぼっちにさせてはいけないというふうな思いもあります。

 特に千曲市に住んでいる中で、肩身の狭い思いをしては絶対にいけないと思います。この千曲市で、本当に大震災によって放射能によってここに来られた方は、何も知らないこの長野県の千曲市に来られた方はこの地でよかった、この地の人たちと親睦が持ててよかった、そんなふうにおっしゃってくださった方も、この間お話したとこにおりました千曲市の方はとても言い方だというふうに言ってくださる方もいらっしゃいました。

 だけどもやはりこの千曲市で生活していくからには、肩身の狭い思いを絶対にさせてはならない。そのために今部長さんがおっしゃられたようにいろんなボランティア、民間団体とともに、ともに生きる日本というふうなことでこれからもいろんな支援の方法をよろしくお願いいたします。

 では大項目3に移ります。生活保護制度の改定による影響についてです。

 2013年5月31日、生活保護改正法と生活困窮者自立支援法を厚生労働委員会で強行採決しました。そこで伺います。5月31日の衆院厚生労働委員会で採決された制度改定で、どこがどのように変わったかについてお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 中村健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 中村義男君 答弁席〕



◎健康福祉部長(中村義男君) 現在生活保護法の一部改正法案と生活困窮者自立支援法案が国会で審議中であります。生活保護法の一部改正法案では、就労による自立の促進といたしまして、就労自立給付金の創設、就労活動促進費の創設こういったものがあります。また健康生活面などに着目した支援、それから不適正受給対策の強化というものがございまして、これらによる罰則の強化といったものがございます。また医療扶助の適正化ということで、後発医薬の指定の強化といったものが盛り込まれる予定になっているということでございます。

 この法案につきましては、施行期日が来年4月1日、一部この10月1日という予定でございます。このほかに生活保護法による保護の基準の一部改正が行われる予定になっておりまして、これが8月1日から適用される予定となっております。

 この改正の概要につきましては、生活扶助基準については年齢、世帯人員、地域差によります影響の調整、それから平成20年以降の物価の動向を勘案いたしまして、激変緩和の観点から現行の基準から改定幅約10%ということでございますが、これを3年間かけて段階的に実施される予定となっております。そのほか住宅扶助の補修費と住宅維持費、出産扶助の施設分娩費、生業扶助の技能習得費等について改正が行われる予定になっております。

 次に生活困窮者自立支援法案でございますが、生活保護法に至る前の段階で自立支援強化を図るために、生活困窮者に対しまして自立相談支援事業の実施、住居確保給付金の給付、その他支援を行うための法律でございます。

 この中身につきましては、利用者の状況に応じて最適な支援策を早期包括的に提供する相談支援事業の創設、それから離職により住まいを失った方などに対しまして家賃相当分を支給する、生活訓練や社会訓練等を含む就労支援策の創設、さらに生活困窮家庭の子供への学習支援等の実施が盛り込まれる予定となっておりまして、これにつきましては平成27年4月1日からという予定になっているところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 生活保護改正法、生活困窮者自立支援法、自立支援に向けての就労のきめ細かい支援というふうなことが上げられておりますが、不適正受給者への強化ということはやはり問題ではないかと思います。

 昨年もバッシングなどありましたけれども、不適正受給ということは本当に数少ないのであって、やはり必要があって生活保護を受けるというふうな状況が数多くあります。生活保護の窓口に申請に来たときにその書類提出の義務づけをして、また家族、扶養者の所得までも調べるようなことがやはりこれからあってはならない、そのような法的措置ができるようであれば非常に難しいのではないかと思います。

 小項目2、制度改定に当たっての窓口で、今の不正受給との判別ということでの窓口で排除されてしまう心配はないかということです。

 国連は、日本は生活保護の受給権がありながら生活保護を2割しか受給していない、日本の補足率の低さが指摘されています。またフランスでは日本のような生活保護受給者へのバッシングなどあり得ない。生活保護は正当な権利であり、生活弱者への攻撃は絶対にフランス人はしないと言っています。

 そこで制度改定により、当然生活保護を受けられる人が窓口で排除される心配はないか、生活保護の申請に来ることをためらうことが考えられます。悲惨な孤独死、孤立死、餓死を防ぐ手だてについてお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 中村健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 中村義男君 答弁席〕



◎健康福祉部長(中村義男君) 窓口での排除される心配はないかとこういうことでございます。今国会で審議中の生活保護法の一部改正法案におきまして、必要な書類を添付しなければならない旨の規定を法律上設けるとこういうことにされているわけでございますけれども、そのことにつきましては現在でも省令上の規定にございます。

 生活保護の申請において、申請していただく事項や申請の様式も含め、現行の運用の取り扱いに変更はないというふうにされておりますし、また国会審議の過程におきまして特別の事情があるときは提出しなくてもよいとの例外規定を加えられ、法律が修正され参議院のほうで現在審議されているということでございますので、市といたしましては今までどおり窓口で排除されることはないというふうに思っております。

 それから悲惨ないわゆる孤独死を防いでいくためにはということでございますけれども、社会や人とのつながり、接点、これが非常に大切かと思います。市では、まず包括支援センターでの相談、支援業務を充実させましてアンテナを高くして要援護者を把握し、寄り添いながらきめ細かな指導に努めてまいりたいというふうに思います。

 また新聞や電気、ガス、水道のライフライン事業者と連携して事業者が業務で訪問した際、何か異常があった場合に情報提供を受けられる事業といたしまして、県がこれらの民間事業者と長野県地域見守り活動に関する協定を締結することになった旨、先日通知がございました。千曲市といたしましても本事業の目的に沿って対応してまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) ただいま部長さんから、省令上の規定は厳しくはしない、今までを継続していくというふうなお話がありました。以前健康福祉課のほうにお尋ねしたときもそんなふうに温かい、窓口での取り扱いは温かいものだと私自身も感じておりましたので、ぜひこれを継続してやっていただきたいと思います。

 先ほどの防災の中でもありましたように、地域の中で包括支援センターでの相談とか、要支援者へのガイドラインについての長野県地域見守り事業を通じてこの地域でもやっていくということですが、いろんな場面で災害とかそんな場面でも、私たちがその方々のことを知らないとなかなか、例えば新聞はとっていなかったとか電気がついていなかったとかてそういうようなことも、信頼関係がないとそこまで踏み込むこともできませんし、またいろんな先ほどの一般質問の中でもありましたように、いろんな方々がこの地域の中でやる役割があると思います。

 そういうことについても、もっと一人一人の状況についてを私たち自身が知るような手だてをつくっていかないと、さて大水がついたときに耳が聞こえないけどどうやってあっちまで連れていくのていうふうなことと同じように、この生活保護の場面でも困ってるよということがなかなかわかりづらかったりすることがあると思いますので、全体的な見方でまたよろしくお願いいたします。

 私の質問は以上で終わります。ありがとうございました。



○議長(吉田昌弘君) 以上で一般質問は終わりました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 議案審議



△議案第38号 千曲市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について



△議案第39号 千曲市公告式条例の一部を改正する条例制定について



△議案第40号 千曲市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例制定について



△議案第41号 平成25年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について



○議長(吉田昌弘君) 日程第2、議案審議に入ります。

 議案第38号から議案第41号を一括議題といたします。

 以上4議案については質疑の通告がありませんので、お手元に配付いたしました議案付託表記載のとおり関係常任委員会に付託いたします。

 請願の受理を議題といたします。

 本定例会において受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表記載のとおり関係常任委員会及び特別委員会に付託いたします。

 以上で本日の日程は終了いたしました。

 これをもちまして本日の会議を散会といたします。御苦労さまでした。

                             午後1時37分 散会

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−