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長野県 千曲市

平成24年 12月 定例会(第5回) 12月12日−02号




平成24年 12月 定例会(第5回) − 12月12日−02号









平成24年 12月 定例会(第5回)



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            平成24年12月12日(水曜日)

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● 議事日程(第2号)

   平成24年12月12日(水曜日)            午前10時 開議

 第1 一般質問(個人)

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● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

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● 出席議員(22名)

    1番   倉島清香君       12番   宮入高雄君

    2番   宮下正光君       13番   和田英幸君

    3番   前田きみ子君      14番   森 義一郎君

    4番   大澤洋子君       15番   宮坂重道君

    5番   袖山廣雄君       16番   中沢政好君

    6番   小川修一君       17番   和田重昭君

    7番   柳澤眞由美君      18番   中村直行君

    8番   小玉新市君       19番   田沢佑一君

    9番   中村了治君       20番   原 利夫君

   10番   小山嘉一君       21番   荻原光太郎君

   11番   林 愛一郎君      22番   吉田昌弘君

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● 欠席議員(なし)

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● 説明のため出席した者の職氏名

   市長        岡田昭雄君   建設部長      知野秋利君

   総務部長      柳澤正彦君   教育委員長     赤地憲一君

   企画政策部長    平林昌男君   教育長       吉川弘義君

   市民環境部長    米澤辰男君   監査委員      若林民雄君

   健康福祉部長    寺澤清充君   教育部長      緑川 茂君

   経済部長      高松保雄君   会計管理者     小池洋一君

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● 事務局出席者氏名

   議会事務局長    永井圭二君   議会事務局次長   荒川幸正君

   議事係長兼調査係長 渡島秀男君   書記        澤上 瑛君

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 午前10時 開議



○議長(吉田昌弘君) おはようございます。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。

 市長から発言を求められておりますので、これを許します。

 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 登壇〕



◎市長(岡田昭雄君) おはようございます。一般質問の冒頭ではありますが、発言をお許しいただきましたので、杭瀬下保育園職員のノロウイルス感染について御報告をさせていただきます。

 最初に、このような事態に至りましたことに対しまして、杭瀬下保育園の園児の皆様を初め、保護者の皆様並びに市民の皆様に御心配と御迷惑をおかけし、深くおわびを申し上げる次第であります。

 これまでの経過と対応について御報告を申し上げますと、12月5日、水曜日でありますが、杭瀬下保育園において給食職員がノロウイルスに感染していることが判明したことから、杭瀬下保育園の全職員に対し保菌検査を行うとともに、同日中に園舎内全てを消毒いたしました。こうした対策を講じた上で、翌6日、木曜日であります。通常保育とし、給食は業者委託として対応をしたところであります。

 6日の夕方でありますが、保菌検査の結果、23名の職員全員が陽性であることが判明いたしました。発症している児童、職員はいないものの、園児への感染の拡大を防ぐため、7日金曜日、8日土曜日の2日間を休園にすることに決め、保護者の皆様へ御連絡をしたところであります。

 また、12月10日月曜日以降の保育については、14日金曜日までに杭瀬下保育園、全職員を自宅待機とし、給食を業者委託、保育は杭瀬下保育園以外の11保育所から保育士を派遣しての体制で保育を行ってきており、現在のところ園児への感染は確認されておりません。

 来週17日月曜日以降の保育でありますが、今週14日に自宅待機とした職員の保菌検査を行った上で対応をしてまいります。

 なお、今回の対応につきましては9日日曜日に保護者の皆様に御連絡を申し上げ、御理解をいただいたところであります。

 以上がこれまでの経過と市の対応でありますが、今後はこのような事態が発生しないよう衛生管理と健康管理を徹底し、安心、安全な保育に努めてまいる所存であります。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、去る12月6日に開催された教育委員会において再任されました吉川教育長より発言を求められておりますので、これを許します。

 吉川教育長。

          〔教育長 吉川弘義君 登壇〕



◎教育長(吉川弘義君) おはようございます。貴重な時間を割いていただきましてありがとうございます。

 私、吉川は先般の議会で議員の皆様方の御同意を賜り、引き続き教育委員を務めることになりました。また、同じ日に開催されました臨時教育委員会において、教育長に選出され、引き続いて教育長の職を務めていくことになりました。

 教育界を取り巻く情勢は課題も多いわけでありますけれども、国や県の動向を踏まえた上で千曲市のこれまでの取り組みや実績を生かしつつ、千曲市にふさわしい教育行政が展開できるよう、事務局スタッフの皆さんとともに全力で取り組んでいく覚悟でありますので、市当局並びに議員の皆様方の御理解や御支援、御指導をお願い申し上げ、簡単ではありますが教育長就任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。

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△日程第1 一般質問



○議長(吉田昌弘君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告に基づき順次発言を許します。

 5番、袖山廣雄議員。

          〔5番 袖山廣雄君 質問席〕



◆5番(袖山廣雄君) おはようございます。一般質問の初陣を務めさせていただきます。議席番号5番、袖山廣雄です。通告に従って順次、質問してまいります。千曲市発展のため微力ながら精いっぱい頑張る所存でございます。

 質問に入る前に、退任されました前近藤市長におかれましては宮坂市政後新しい千曲市の方向づけをされ重要施策に取り組まれ、千曲市発展に寄与された功績は絶大であります。敬意を表します。病の一刻も早い完治を衷心よりお祈り申し上げます。

 また、岡田市長におかれましては、急遽近藤市政を引き継ぎ、新たに庶民派市長として職員と一丸となって元気な千曲市、存在感のある千曲市を目指し頑張るとの所信表明をされたことを心より歓迎申し上げ、ともに邁進させていただきます。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 大項目1、ふるさとの安心、安全を守る森林づくりについてお尋ねします。

 御承知のとおり社会全体の共有財産であります森林を整備することにより、水源の涵養、土砂災害、風雪被害の予防、温暖化防止、空気清浄、鳥獣の出没防止、活用によっては森林セラピー、木質バイオマスの活用等数多くの効能があり、里山の持つ役割は多大であり、そのためにも里山の整備は必要不可欠と考えております。里山森林整備について質問させていただきます。

 小項目1、松林の健全化に伴う松くい虫の対策についてお尋ねします。

 このところ、市内東山地域を中心に被害が拡大して、山の景観も損なわれていますが、森林づくりのための基盤整備について市のお考えとどのような取り組みをされているのか、お聞かせください。



○議長(吉田昌弘君) 高松経済部長。

          〔経済部長 高松保雄君 答弁席〕



◎経済部長(高松保雄君) 松くい虫の防除につきましては、感染防止を目的とした伐倒駆除と農薬の空中散布を行っておりますが、御指摘のように近年、夏場の高温、少雨などの影響もありまして被害が拡大しておりますので、来年度以降につきましては今議会で債務負担行為の補正をお願いし、年度当初から集中的な伐倒駆除を行う予定であります。

 しかし、伐倒駆除のみの対策では被害木の全量を適宜に完全に駆除することは現実的には困難であります。県の空中散布検討連絡会議の有人ヘリ松くい虫防除検討部会が昨年策定しました松くい虫防除のための農薬の空中散布の今後のあり方の中でも、広範囲を面的に予防する方法としては、一般的には空中散布が唯一行い得る有効な方法であるとされております。本年度は終わりましたけど、本年度の空中散布に当たっては、空中散布のあり方や長野県防除実施基準に基づいて地元説明会を開催し、あわせて過去に空中散布による健康被害があった方がいたかなどを調査し、安全に十分に配慮して実施いたしました。来年度も本年度同様に千曲市森林振興協議会にお諮りする中で、その検討結果を踏まえて実施の可否を判断していきたいと考えております。

 また、キツツキ科のアカゲラによる松のマダラカミキリを捕食して松くい虫被害を防守しようと、更級小学校の児童によりアカゲラ用の巣箱をつくり、山に設置したり、倉科地区では松くい虫被害木を利用したベンチづくり、被害木のチップを歩道に敷くなど、松くい虫被害の啓発を行ってきておりますが、今後もこのような啓発を行いまして、松くい虫の防除について市民の皆さんの御理解を得ていきたいと思っております。



○議長(吉田昌弘君) ここで市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。

 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 登壇〕



◎市長(岡田昭雄君) 一般質問中の途中で大変失礼をいたしますけれども、実は今、緊急情報ネットワークシステムから情報が入りまして、2本入っておりますが、最終的には北朝鮮の人工衛星と称するミサイルが先ほど沖縄県上空を通過した模様との情報が入りました。以降、順次情報が入り次第お知らせをするということでありますけれども、今、現在は緊急情報ネットワークシステムの中にそういう情報が入ってまいりましたので、お知らせをいたします。

 以上です。



○議長(吉田昌弘君) 袖山廣雄議員。

          〔5番 袖山廣雄君 質問席〕



◆5番(袖山廣雄君) 今、市での松くい虫伐倒駆除等の努力は今、お聞きしてありがたいと思っています。特に東山地域におかれましては人家が近く、空中散布等が非常に困難ということで、人海戦術の伐倒駆除というのは非常に経費と手間がかかると思います。それにつけても、さっき早急に対処したいということですので、できれば全体を全部一気に行くことはできないですから、何しろ多年度にわたってはまた、あれですので、地域を集約して、そして伐倒駆除に心がけていっていただきたいと思いますが、地域を特定しながら対策を練っていただくということで、お考えのほうをお聞かせください。



○議長(吉田昌弘君) 高松経済部長。

          〔経済部長 高松保雄君 答弁席〕



◎経済部長(高松保雄君) 松くい虫の被害につきましては、市内全域にあるわけですが、特に今、御指摘ありましたように、川東地域に多く見られるというようなことでございますので、来年度から3カ年の計画で集中的に伐倒駆除をするという予定であります。そのために先ほど申し上げました初年度の来年度については、本年度より約2.1倍の伐倒駆除の事業量を予定しまして、年度当初から処理したいということで、今議会に債務負担行為の補正をお願いしているということでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 袖山廣雄議員。

          〔5番 袖山廣雄君 質問席〕



◆5番(袖山廣雄君) ありがとうございました。よろしくお願いします。

 続きまして、小項目2、森の持つ多様性についてお尋ねします。

 現在、話題になっております水源にかかる水利権について、佐久市において条例を制定し、また県においても来年3月をめどに検討中でありますが、当市における水利権等含め関連項目について質問させていただきます。

 一つ目としまして、川西地域、横手山には市有林、官行造林、県有林、森資源機構等公有林の占める面積が多く、その森林整備が進んでいないのではないでしょうか。地域の安全・安心を捉えたときに関係機関であります営林署等や市や所有者等の連帯を共有しておられるか、お考えをいただきたい。

 二つ目としまして、県の森林の里親促進事業に基づき千曲市とNPO法人千曲の森が事業促進の県の仲介でことし10月1日に契約が交わされましたが、今後この事業に対し、市として契約者と企業との支援協力をどのようにしていくか、お考えをお聞かせください。

 三つ目としまして、県における森林の里親促進事業の内容と事業効果を市としてどのように期待しているか、お考えをお答えください。

 四つ目としまして、20年スタートの長野県森林づくり県民税、通称森林税の仕組みについて市民の多くの方が知らないのではないでしょうか。そのため、税の執行状況、効果等のPRが欠けており、森林の多面的機能を考えたとき、手入れのおくれている里山の間伐の推進等、森林づくりに市民や企業の積極的参加が促進されていないのではないでしょうか。お考えを。

 また、千曲市における森林税の23年度個人年額1人500円としまして、また、法人均等割額5%として市における実績がわかりましたらお答えください。また、その費用対効果もお答えください。

 五つ目としまして、水源林の保全対策として最近水資源を外国資本が買い付けていることに関心が高まっておりますが、当市の水源林の保全対策及び現状と取り組みについてお答えください。

 六つ目としまして、最後に里山の森林づくりの大切さは7月29日、30日に発生した集中豪雨による桑原地区、中原地区の全ての上水道取り入れ口に被害を受け、断水を余儀なくされました。復旧のため、各取り入れ口に行く林道が倒木や土砂崩落等で妨げになり、各取り入れ口に行くのにおおむね1日を要してしまいました。結果として復旧が遅くなってしまいました。一刻も早い現状把握と復旧のためにも常日ごろの林道や森林の整備の必要性は大であります。また、里山整備は木質バイオマス活用や、地域の振興会や各種のボランティア団体等のイベント、または善光寺街道を利用したウォーキング等に寄与し、千曲市の魅力発信になり、滞在型観光等集客効果が期待され、将来にわたって収益が見込まれる事業になると思われます。里山の利活用について、ぜひ市長を先頭に複合的、多面的にとらえて工夫し、そして市民活動の協働のパワーをいただき、市の財政に寄与できる組織づくりをしていかなければならないと考えますが、市長におかれましては十分認識しておられると思いますが、改めて所見をお聞かせください。



○議長(吉田昌弘君) 高松経済部長。

          〔経済部長 高松保雄君 答弁席〕



◎経済部長(高松保雄君) 森林の持つ水利権を含めた対応性について6点ほど御質問をいただきました。

 1点目の川西地区の公有林整備が進んでいないが、安全対策を見据えたとき関係機関と連携し問題等を共有しているか、というような内容でございますが、横手山を中心とした川西地区には市有林が110ヘクタール、県有林が314ヘクタール、その他分収林であります官行造林などが183ヘクタールとあわせて607ヘクタールの山林があります。これらの山林は戦後、拡大造林により植栽したものであり、多くが伐採期を迎えていることから、千曲市森林整備計画により、また、県においては第9次県営林管理経営計画により搬出間伐等の森林整備を進めておるところであります。

 近年の集中豪雨では治山治水といった森林の公益的機能に支障を来した結果、山が深層崩壊し、堰止湖をつくるような大きな土砂災害が発生しておりますが、このような災害防止のためにも県や長野森林組合、また、NPO法人千曲の森などの関係機関の皆さんと連携しまして山林の整備を行ってまいりたいというふうに思っております。

 2点目、県の森林の里親促進事業による企業支援、協力についてでありますが、森林の里親促進事業は長野県が仲介役となり森林整備に意欲を持った企業、団体と市などが里親契約を結び、企業から提供していただいた資金、労力により森林整備を行う事業で、平成15年度から始まり、現在86の契約が長野県下で締結されております。

 千曲市においても平成23年10月23日に名古屋市の太洋基礎工業株式会社と契約を締結して毎年50万円の資金を3年間提供いただき、本年度から大池周辺の遊歩道の整備を行っております。また、ことしの10月1日にはNPO法人千曲の森と5カ年間の樺平周辺の市有林の整備に労務を提供していただく契約を締結しましたが、これから市民の参加による森林整備を行っていただくことになっております。

 3点目、この事業の効果でありますが、親元となります企業は地球環境保全に貢献する企業というイメージをアピールできることが大きなメリットであります。また、太洋基礎工業株式会社の多くの社員の皆様には、市が行うみんなで育てる協働の森づくりに参加いただき、林業体験を楽しんでいただいておるところであります。市も企業と市民との交流による新しい形での森林づくりの期待ができるものと思っております。

 4点目、県の森林税の仕組み効果のPR及び費用対効果についてでありますが、森林が持っている生物多様性の保全、土砂災害の防止、水源の涵養などの多面的機能を健全な姿で持続的に発揮させるための事業に必要とする経費の財源とするために、平成20年度から県が導入した長野県森林づくり県民税でありますが、本年度は千曲市に332万円が交付される予定であります。

 この交付金については、団体や個人の希望により長野森林組合が保育間伐等を行った場合に、国県の補助金では賄いきれない個人負担分については10アール当たり6万円を限度に交付しております森林整備事業補助金や、区などが集落周辺の里山の整備を行った場合の補助金、また、児童生徒や枝打ちや下草刈りなどの育樹やキノコ栽培などの森林活動などに活用をしております。

 なお、この森林税は個人、法人の均等割の特例として5カ年の課税期間で本年度最終年度となりますが、県内には依然として手入れが必要な里山が存在し、今後も間伐などの森林整備に取り組む必要があることから、森林税の課税による森林の整備を来年度以降も継続していることになっております。

 次、5点目、水源林の保全対策についてであります。世界的な水不足を背景に豊富な水を涵養する森林の外国資本による買収が大きな問題となっております。市内には森林内の表流水、湧水の水源地が八幡、桑原地区に11カ所あり、本年度に関係課と状況調査を実施いたしましたが、10カ所が千曲市と長野県の所有、1カ所は個人林であったことから、所有者と売買についての意向を確認したところであります。

 土地取得による届け出は、国土利用計画法で1ヘクタール以上の土地取得について都道府県への届け出を義務づけており、また、今年の4月から森林法の改正によりまして、個人、法人を問わず売買や相続により森林を取得した場合は面積にかかわらず届け出が必要となりました。しかし、いずれも事後届け出制であり、森林売買が行われる前の規制ではないことから、県内では佐久市などが公共の福祉という観点から地下水や湧水の公共性に着目して地下水保全条例を制定したほか、安曇野市などでも検討がされております。千曲市は市生活環境保全条例により地下水の保全に努めておりますが、県下の市町村の状況を見ながら必要があれば見直しを検討していきたいというように思っております。

 次に、災害から学ぶ里山整備の必要性、森林の利活用を各種団体の協働の市民パワーを借りて行うことについてであります。毎年行っております春と秋のみんなで育てる協働の森づくりには、多くの皆様に参加していただいており、今年も700名ほどの参加がありました。しかし、出席される団体や個人が固定してきておりますので、NPO法人千曲の森が行います森林の里親促進事業では、新たな団体や個人が参加されるのではないかと、特に期待をしております。市長が所信表明で申し上げましたが、これからは市民と市が協働として公共サービスの担い手となっていけるよう、森林整備や保全、体験学習等の啓発により森林へのかかわりを持つ新たなNPO法人がさらに創設されていくことに期待をしております。

 以上です。



○議長(吉田昌弘君) 袖山廣雄議員。

          〔5番 袖山廣雄君 質問席〕



◆5番(袖山廣雄君) ありがとうございます。とは申しましても、各団体、何しろ市民の各団体から協力をいただかなければできない事業だと思います。民意を引き出して、各団体をまとめあげることはうんと大変なことだと思います。また、NPO法人や限られた団体だけで、先ほどの答弁にありましたが里山整備や森林整備はできません。市民の皆様に市として積極的に働きかけていただき、部局等を立ち上げてリーダーシップを取っていくことはできないでしょうか。多くの人が山に入ることにより収益につながると思います。再度お考えをお聞かせください。



○議長(吉田昌弘君) 高松経済部長。

          〔経済部長 高松保雄君 答弁席〕



◎経済部長(高松保雄君) 先ほども申し上げましたが、近年全国的に集中豪雨などにより山林の災害被害が多く発生しておりまして、市民の皆さんにも森林整備の必要性というものを強く感じているというように認識しております。

 市としましても、あらゆる機会を通じまして森林を守り、森林に感謝する活動などに積極的に参加してもらえるような施策を講じてまいりたいと考えております。



○議長(吉田昌弘君) 袖山廣雄議員。

          〔5番 袖山廣雄君 質問席〕



◆5番(袖山廣雄君) 私は里山森林制度は姨捨の棚田や姨捨駅、冠着山、大池、大田原の西山一帯と歴史的資産の善光寺街道の魅力発信に役立ち、善光寺街道を中心に世界遺産の登録を目指し、さらに千曲川流域を活用した千曲川王国と一帯で日本全国や世界に発信し、千曲市を目的にビジターを呼び込む、そして収益に続けていく努力をしていき、千曲市の知名度を上げていくためにも市民の協働は不可欠であると思います。根気ある支援協力をお願いして、次の質問に入らせていただきます。

 大項目2、住宅リフォーム助成制度についてお聞きします。

 さきの9月議会の田沢議員の質問と重複しますが、景気対策と地域経済を活性化させるためにあえて伺います。

 住宅リフォームの支援事業は、住改善を要望している住民の願いをかなえるだけなく、全国的に見ても景気低迷の中、建設就業者が2011年までの14年間で212万人減少し、24歳までの若者が56万人減少し、技術、技能の継承はもとより建設産業の存続さえ危ぶまれる状況の中、当市の零細建築業者や各種建築職人の方々に一筋の光を与える制度だと考えております。全国45都道府県、484市区町村で実施され、長野県でも77市町村の7割以上に当たる59市町村が制度を実施されています。リフォーム助成制度が地域産業に及ぼす経済的波及効果は絶大だと考えます。

 また、昔から就職弱者の若者を救って立派な職人、立派な社会人に育ててきたのも建築職人であります。その方々のためにも現制度を引き続き継続されることをお願いし、さらに従来の手続を簡素化して補助対象としての対審要綱等の要件の緩和を検討され、他市のような使い勝手のよい制度が望ましいと考えますが、財政厳しい中、24年度本日までの実績とあわせて市長のお考えをお願いします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 24年度の住宅リフォーム支援事業ですが、3月議会で予算を認めていただきました後、市民の皆様に事業の周知期間を取り、6月から受け付けを開始をしております。昨日までに88件の申請がございました。補助金の交付決定額は955万5,000円であります。

 申請に伴い発生しました住宅リフォームの総工事費でありますが、約1億6,330万円であります。今年度のこれまでの実績では補助金交付額に対して総工事費は約17倍となる見込みであります。このことから、地域の住宅関連産業の方々への仕事おこしにつながるということで、地域経済の活性化への一助となっているというふうに考えております。特に、日本銀行松本支店は、この11月6日に発表しましたけれども、県内の金融経済動向、非常に厳しい横ばいの状況となっているということでありまして、住宅投資は下げどまっており、個人消費は底堅く推移しているということで厳しい見方をしております。

 したがいまして、住宅リフォーム支援事業につきましては事業効果と現下の地域経済状況を鑑み、来年度も本事業を継続して実施し市民の皆様方の居住環境の向上となるリフォームを支援して、あわせて地域経済の活性化への一助としてまいりたいというふうに思っております。



○議長(吉田昌弘君) 袖山廣雄議員。

          〔5番 袖山廣雄君 質問席〕



◆5番(袖山廣雄君) 平成25年度予算編成が行われている中、継続されるということで、また条件緩和等、要件緩和のことも念頭に入れて住宅リフォームができる予算をお願いし、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、7番、柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 7番、公明党、柳澤眞由美です。通告に従って順次質問いたします。

 初めに岡田新市長、当選、市長就任おめでとうございます。総務部長など行政のトップを歴任された手腕と経験、61歳という若さと行動力に期待が寄せられております。ぜひ、全体像に立って市民の声を聞く姿勢を常に失わず、千曲市の将来都市像の具現化と、見える経営的市政運営を御期待申し上げ、質問に入ります。

 それでは、大項目1、市民とともに歩む市政運営について伺います。

 3点のうち、初めに2点をまとめて伺います。市政経営の基本方針三つ目に掲げられた「市民とともに」という言葉はどんな活動を具体的に描いているでしょうか。まちづくりを推進するために市民も公共的サービスの担い手となる新しい公共という言葉が使われてきました。千曲市でも平成23年9月議会で前市長から公益的市民活動推進委員会で新しい公共の具現化を議論すると言われました。

 また、平成24年3月議会でも私が地域ににぎわいをもたらすまちコンというイベント開催を提案しました折、これはボランティアを増加させ協働のまちづくりにつながるイベントではないかと質問したところ、当時総務部長だった岡田市長からまちコンは新しい公共の一つのモデルになると考えていると答弁をいただき、さらに市民との協働のまちづくりの指針を策定するとも言われました。今回、所信表明でも市民やNPO法人が主体となった公共的サービスを担う新しい公共という考えを市政経営基本方針の一つに上げられております。そこで伺います。

 1点目の今回、市長となった立場で改めて市長の描く新しい公共とはどのようなものか、2点目、市民と市の協働指針を策定し仕組みをつくるとはどのようなものなのか、既に具体的な形があるのか。市民がわかるようにイメージを持てるように説明を市長に求めたいと思います。お願いします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 新しい公共の考え方についてですが、所信表明の中でも申し上げました。現代社会では公共サービスに対する市民のニーズは個々、さまざまでございます。これまでのように画一化した公共サービスの提供だけでは既に限界があるというふうに思っております。

 これまでは行政が管理的に提供する立場、そして市民は供給される立場ということで、右左がはっきりしていたというような感じがあります。しかし、新しい公共の考え方は行政が積極的に市民に場を提供する、必要があれば一定の権限も移譲する。そういったことで市民も公共サービスの担い手となっていただき、市民と行政とが協働として、いわゆる共に助け合って千曲市の住みよさを高めていくことにあるのではないかと思っております。

 高度経済成長とともに、コミュニティ力というのは低下が進んでおります。人間関係も最近は希薄なものとなった感がありますけれども、そもそも新しい公共は全く新しい概念というわけではございません。従来の消防団あるいは自衛団、こういったものを新しい公共の担い手と言ってもいいんではないかというふうに思っています。この地域には地域のコミュニティーの運営に機能している消防団等のそういった新しい公共の仕組みというのは数多く存在しているのではないかなというふうに思っています。

 1例ではありますが、この11月にNPO化された千曲市環境市民会議もこの新しい公共を支える団体の一つだろうというふうに思います。環境市民会議ではレジ袋だとか、食品トレーの減らし隊、あるいはマイバック持参率の調査、さまざまな活動を通じて環境に配慮した活動を市と一緒になってやってるということであります。

 こういったことが一つには新しい公共につながっていくのかな。また、白鳥園も今回は新しい試みとして設計の前の段階から市民の方々に入っていただいてワークショップをしています。こういったことも今までとは取り組み方が違うということでありまして、いわゆるこれもひとつの新しい公共のイメージなのかなというふうに思っておりまして、最終的にはそういうものにつながっていくんではないかと思っています。

 こういったことから、私としては市民の皆様と十分お話しする中で市民も公共サービスの担い手になっていただいて、自分の町は自分で考え、行動し、経営するといいますか、という取り組みが当たり前のようになってくることを目指していきたいなとは思っております。

 それから、2番目の協働指針の作成と仕組みでありますが、現在のところどのように協働を進めていくか、先進地等の事例を持って調査、研究に当たっているところであります。協働というのは、地域性によって大分違うわけでありまして、手法が違うということであります。一般的には市民の方々に参加していただき、指針や手法を一緒に研究しながら推進していくというのが多くの自治体では行われているようであります。協働という言葉は指針ができたからといって完成ではありませんで、まさにそこからがスタートであるということであります。

 なぜ、協働が必要なのか、市民の役割と市の役割どうやったらいいのか、そのアクションプログラムを策定しなければなりません。それを推進するための課程を示すことが大事でありまして、それらを十分に理解していただく時間も必要であります。

 協働のまちづくりを実際軌道に乗せるには、ある程度の準備期間が必要でありますし、私はまず協働のまちづくり、千曲市市民会議を立ち上げまして、先ほど言った理念を持った市民を公募し、新しい公共などの協働指針としてアクションプログラムを策定してまいりたい、そう思っております。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 市長からアクションプログラム作成過程を示しながら準備をしていく。その準備としては、協働の市民会議を立ち上げていくという具体的な形を提案していただきましたので、大変今わかりやすくお聞きしておりますけれども、地域にあります、消防の話が出ましたけれども、まちづくり審議会とか、私も役員としてやっております安全協会も警察やさまざまな人と連携をして交通安全について取り組んでいる団体ですけれども、そういう今既存の団体がこれは新しい公共のモデルとなるのは、環境市民会議以外にどのように市長はとらえて、認めていただいているのか、ちょっとそこの具体的なものをお聞かせください。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 先ほど申したように既にこの地域には新しい公共にあるいは市民活動協働の団体というものはたくさんあります。それは安協もそうでしょうし、さまざまなNPOだけに限らず、もう既に自治体とか町会あるいは自治会からそうなんです。そういったことをもう少しもっともっと、今は例えばなかなか役員さんが決まらないとかいろんな問題を抱えていると思います。改めてそういった団体のあり方についてトータル的に見直しながら協働の中にちゃんと組み込んでいきたいなということでありまして、どこの団体がどうだからということではありませんので、総体的に市と行政と住民との役割の中でそれぞれ中間になっていただく。いわゆる市民も公共サービスを担っていただけるような、そういう団体の仕組みをつくっていきたいということでありますので。言うは簡単なんですけど、やろうとしたら非常に大変なことだと思います。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 次の質問にも関連しますので、3点目の新しい公共のモデル事業ということでお聞きしたいと思います。今、市長より千曲市の地域の中には既に新しい公共という形でどんどんやっておられる地区の役員さんとか、いろいろいるということでしたけれども、桑原の状況を紹介したいと思います。

 去る12月9日、桑原公衆トイレ竣工式が行われて、雪の降る中、岡田市長にも駆けつけてお祝いをしていただきました。念願がかなった地域の皆様、子供たち、大変うれしい顔、声がいっぱいでございました。この桑原振興会は20年も前に発足し、各区の役員さんとともに地域の発展や地域づくりの問題について一緒に取り組んできた歴史がございます。今回のトイレ建設に当たっても区長会と振興会が中核となって地域の声を行政に働きかけてまいりました。

 また、もっとすごいことは振興会としまして1級河川、荏沢川の石堰堤の草刈り、整備、これは千曲建設事務所との協働でも行っておりますし、1級河川佐野川の草刈りや公園、桑原宿本陣跡地の石碑周辺管理草刈り、そして桑原の農産物直売所の運営、市営墓地桜花苑の市からの委託管理も請け負い、取り組んでまいりました。活動状況は振興会だよりとして年4回にわたって発行し、市長にもお届けされているということです。

 本当に20年間と簡単に言いますが、今、市長が言うように続けてきたその役員の皆様、引き継いできました地域の皆様の努力があってこの振興会はつながってきておりますし、こういうのが新しい公共のモデルの一つに数えられるのではないかと思いますが、さらにもっと大勢の方を巻き込んで、一人でも、いつでも参加できる新しい公共のモデルの一つとして、次のことをお聞きします。

 介護ボランティア制度です。地域支援事業として介護予防特定高齢者及び介護予防一般高齢者事業が千曲市でもさまざま取り組まれており、転倒予防、認知症予防など、いきいきサロンや老人会等を利用して、元気な高齢者が介護保険を使わず元気に過ごすために工夫されていると思います。さらに生きがいを持つ、一人世帯でも地域にきずなを持ち続けられる、引きこもらないで元気に住み続ける、そういう千曲市になるために市民、主に高齢者、そして行政や事業者などが協働で行う介護ボランティアポイント制度事業を取り入れていく考えはないかどうか。これは町の声、事業者の声、また商店街の声は一様によい制度であり、ぜひ千曲市でもやってほしい。また、65歳未満の人からもボランティアポイント制度は取り組んでほしいという声がたくさん届けられておりますが、市長の見解を伺います。



○議長(吉田昌弘君) 寺澤健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 寺澤清充君 答弁席〕



◎健康福祉部長(寺澤清充君) 市民の皆さんのボランティア活動というのは福祉の向上に期するのはもちろんでございますけれども、地域の活性化、住民同士のつながりの強化、また、生きがいや健康増進にもつながるものと考えます。

 御提案の介護ボランティアポイント制度につきまして、これまで検討を進めてきたところでございますが、課題として幾つか上がってきておりますので、これを申し上げたいと思います。

 まず、1点目として一人でもできる介護ボランティアポイント制度導入した場合、ボランティアをしたい人と受け入れる施設との調整を誰が行うのかということ。また、現在、ボランティアセンターを運営している社会福祉協議会との関係、連携をどう取っていくのか。また、現在活動しているボランティアの方々への対応はどうするのか。また、施設内でのボランティア活動のみにポイントを付与するということでよいのかということ。また、制度により累積されるポイントをどう還元していくか。また、そもそもボランティアとはポイントあるいは代償を期待してやるものではないのではないかという意見、などの課題がございまして、引き続き検討はしてまいりたいと思っておりますが、早急の実施は難しいというふうに考えております。

 しかし、新たにボランティアをしていただく方をふやすこと、あるいは支援を必要とするということでございますので、そこら辺のところは考えていきたいと思っております。

 いずれにしましてもボランティア活動については、千曲市総合計画後期計画の基本目標、支え合い、元気に暮らすまちの達成方針に、ともに支え合う地域と仕組みを育てるとしており、また、千曲市地域福祉計画では基本目標のともに支え合う地域社会の再生の中で推進施策としてボランティア組織などの市民活動の連携と支援を推進すると位置づけておりますので、行政、社会福祉団体、NPO、ボランティアなどによる地域福祉のネットワークづくりに取り組み、高齢者や障害者等に対する支援を中心とした地域で支え合うボランティア活動への支援について、新年度の予算編成に向けて新たなボランティア支援策を検討してまいりたいというふうに考えております。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 今の健康福祉部長の答弁について、私なりに調査した結果をお伝えして、再度お考えを伺います。

 まず、この1年間、平成23年の4月から平成24年の4月までの間、全国で14の市町村でこのボランティアポイント制度の導入が始まりました。どうしているのだろうか。そして、財源はどうなのか。また、立ち上げの今おっしゃられたさまざまな問題点はどのように解決されているのか、というのが、今、私なりに調べた結果ではございますけれども、この地域支援事業、実施要綱の中にこの高齢者の生きがいと健康づくり推進事業ということで皆さん、取り組まれており、財源の構成としては国、都道府県、市町村等で分担、そして保険料、1号保険料、2号保険料でできるということで財源の見通しがあるということで、まず、財源のほうは大丈夫ではないか。

 それから、誰が調整を行うかという問題が千曲市にあるということですが、私の調べた61市町村の実施地域では、44の地域が社会福祉協議会、シルバー人材センターが1、そしてほかは自治体直接やっておられるということを調べてまいりましたが、この具体的なこととして鳥取県介護支援ボランティア制度市町村導入ガイドラインがことし3月に策定されましたが、ここにいろいろな疑問、課題、そして事務手続のクリアのための手順などが書かれてありますが、こちらの研究、検討は福祉課としてされたでしょうか。鳥取県のガイドラインについてお聞きしたいと思いますが、いかがですか。



○議長(吉田昌弘君) 寺澤健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 寺澤清充君 答弁席〕



◎健康福祉部長(寺澤清充君) 鳥取県の件につきましては、私ども具体的には検討してございません。

 先ほど申し上げましたように、千曲市としてこれをどう進められることができるかということで、今の環境の中でどう実効性があるかということで検討させていただきましたので、先ほど申し上げましたけれども引き続き検討はしてまいりたいと思っておりますので、その辺のところはまた、議員おっしゃいましたような内容についても私どもで検討、研究をさせていただきたいというふうに考えております。

 また、もう一つ申し上げますと、新たな制度を検討したいと先ほど申し上げましたけれども、それらの中では今、御提案のありましたような社会弱者を対象とした健康づくりや生きがいづくり、また、ふれあい訪問等の現在もやっているような中身も改めて、新たな協働の活動の中でのその取り組みがどう構築できるかということの中での支援策を今、模索しているというところでございまして、目的とすることあるいは実行される内容等については、ポイントということを除けば内容的にはさほど私どもが今、具体的に検討していることとは変わらないのではないかなあと思っておりますので、このことがその都度、修正、改正をしながらポイント制度をより有効な手段ということで判断できれば、その方向に持っていくことも可能ではないかなというふうに考えておりますし、高齢者、障害者だけではなく子育て支援というようなことも含めて、広範囲に検討すべきだというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 9月議会でも検討されるということで、なかなか進んでこないわけですけれども、千曲市の社協ではここ5年ほどボランティア養成講座をたくさん開いていただいて、ボランティアを増加させるように努力していただいております。また、いろいろな団体もつくられてはおりますけれども、社協としての悩みはボランティアをつくってもなかなか集団でできる方もいらっしゃいますが、一人ずつになかなかボランティアの団体をつくるということが難しくて、特に男性が一人一人入ってくるのはいいが、団体を組むというのが難しい。そういう個人ボランティアならたくさんイベントのときに来ていただけるというような悩みや苦労をお聞かせいただきました。

 また、いきいきサロン、転倒防止、いろいろ老人クラブ等々やっていただいておりますけれども、この3年間を見ますと老人クラブは少しずつ減っておりまして、今、61クラブ、それから加入者も今から3年前よりは160、170人くらい減りまして、今4,411人ということです。また、シルバー人材センターへの登録なども少しずつ減少で現在766人という事務報告をいただいております。千曲市では65歳以上の高齢者がこの3年間の大体の平均ですけれども1万6,000人から1万7,000人ほどおります。その間の要介護、要支援の方々は大体2,800人前後でございます。約17%の方です。そして、ひとり暮らしの方は1,600人から1,700人以上ということで、元気な方はおよそ1万4,000人前後いらっしゃいます。そして、今、言ったように老人クラブにも入らない。さまざまなボランティアはやりたいがどうしたらいいかなどなど、自分の力をもてあましている方もいらっしゃるとお聞きしました。

 この間、福祉環境常任委員会の皆さんが視察で愛知県津島市で介護支援ボランティアポイント制度をしていらっしゃったそうですけれども、福祉施設だけではなく教育委員会がスポーツ大会のイベントなどをやったときのボランティア、老人クラブでの主催の事業でのボランティア、さまざま市民病院も登録していただいて市民病院でのボランティアなど、さまざまな形があることをこの資料で見せていただきました。

 ぜひ千曲市も、この鳥取県介護支援ボランティア制度市町村導入ガイドラインで、有償的な意味合いはおかしいという疑問に対しても、たった年間5,000ポイント、お金にすれば5,000円になるんですけれども、それは有償というほどの額にはならない、無償の対価の中にとらえられるというお答えとか、さまざまな疑問に答える整理をされておりますので、ぜひ、研究の中にその鳥取県の導入のガイドラインも研究に取り上げていただいて、ぜひこの介護ボランティア制度が大勢の皆さんが参加できる、そしてボランティアとして生きがいを持てるような制度にしていただけるような検討が必要ではないかと思います。また、65歳ではない若い方々はポイント還元をされないということで、新宿やほかの市町村でもとらえて、65歳以上からポイントを還元する、換金するというようなやり方もあるというふうに伺っておりますので、ぜひ、さらに広い視野で検討がされるべきではないかと思います。

 それはまた、いずれの議会で答弁を求めていきたいと思いますが、大項目2のほうへ移らせていただきます。



○議長(吉田昌弘君) 一般質問の途中ですが、ここで15分間休憩をいたします。

                               午前11時 休憩

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 午前11時15分 開議



○議長(吉田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) それでは、大項目2、経営的市政運営のグランドデザインを示し、市民と対話を。

 小項目1、インフラの整備費と社会保障費を生み出す施策について伺います。

 新幹線新駅誘致は、自主財源を生み出す投資的支出だととらえられない人々が大変多く、市民への説明やディスカッションが足りないと強く感じております。今こそ市民との対話が必要です。所信表明の中で禍根を残さないように検証すること、十分な説明の上で市民間の論議を深める、というふうに岡田市長は言われましたが、どんな方法を目指しているのでしょうか。

 我が市では千曲市線の全面開通に向けて、あるいは18号バイパスの延伸整備の促進、高速道路網では姨捨スマートインターチェンジの24時間運用開始と上下線利用の取り組みの推進、また、上信越道のスマートインターチェンジの候補地に手を挙げるなど、道路、交通網整備による経営的市政運営が今、期待されております。経営戦略のグランドデザインを示すことが交流人口の増加も生み、経済効果を生み出そうとする民間の活力も引き出すことにつながるのではないでしょうか。

 具体的経済活動が示されれば、将来のインフラ整備費や社会保障費を生み出す方法にもなります。都市計画マスタープランの役割は実現すべき具体的な都市の将来像を示しますとありますが、市民との都市像の共有、課題の共有、計画実現見通しの共有などに対する行政側の努力、熱意、情報公開がさらに今、必要になっていると感じます。

 グランドデザインを市民に説明し、共有する努力を惜しまず、交通網整備から実現しようとする施策は何でしょうか。市長の具体的な見解をお伺いします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 所信表明の中でも申し上げましたけれども、千曲市の今現在の税収状況でありますが、数年前と比べて10億ほど減少しております。地方交付税もやはり御承知のように平成30年度までに10億円が減るということで、ここへ来て20億円の節減をしていかなければならないということであります。

 しかし、千曲市の現状はどうでしょうか。少子高齢化に起因して生産人口や雇用の場、減っていまして選挙期間中も多くの皆様に雇用を何とかしてほしいという声を大きく聞きました。

 一方、社会保障費は少子高齢化の中でうなぎ登りにふえています。これもよく考えてみますと、市民満足度調査というのがあるんですが、都市基盤の整備、こういったものにかかわるインフラ整備というのは満足度調査ではもっとやれということなんですよ。努力を要するという評価がされています。ちょっと矛盾しているかなと思うんですが、従来から道路等の社会資本整備というのはできるだけコンクリートから人へみたいな話で抑制しながら、福祉や教育に重点的に予算配分をしてきたというのが今までだったと思うんです。しかし、自主財源がもう高度成長でありませんので、財源が市にはないんです。そういった減少する中で社会保障費がふえ続けるという現状では、現在の行政サービスを今後将来にわたって維持することができるのかということの心配のほうがあるのかなという危惧をしております。

 したがって、これからはふえ続ける社会保障費、こういったものに配慮するのは当然でありますけれども、企業誘致、つまり課税客体をふやしていかなければ自主財源というのは確保できないんです。あるいは地方分権の中でどんどん権限は国から地方に移ってきます。財源がもうないんです。伴なっていないという実態がありますから、そういった意味では自主財源の確保というのは、ちゃんと取り組んでいかなきゃいけない。そのための社会資本の整備というのはやっていかなければ、何もしなければ財源は稼げないということになります。そういった意味では行政は経営に入ったというふうに私は申し上げてきたところであります。

 今後は市民の皆様方の意見、当然反映しなければいけないわけでありますけれども、自主財源を確保することに向けてヒト、モノ、カネ、情報が集まる、そういった市づくり、まちづくりのための投資をしていかなければならないのかなというふうに思ってます。企業誘致だとか観光客のお客様の誘客、新幹線新駅、姨捨スマートIC24時間、さまざまな課題がありますが、いずれも市内経済を活性化するために寄与する一つのそれぞれの施策の一つになるんではないかと思っています。いずれにいたしましても、安心、安全な都市を実現するためには、福祉や医療、教育、環境、全て充実をしていかなければなりません。

 しかし、これらを充実させるためには新たな財源がなければ何もできないんです。ですから、私はこういった財源を確保していく努力というのは今後も続けていかなければならないと思っておりますし、それらを具体化することは私の仕事の一つなのかなというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 交通網の整備による経営、本当に期待されている千曲市の姿が都市計画マスタープランにも載っておりますけれども、何か市民との考えがすれ違って、なかなかいいグランドデザインが浮かばないというのが市民の、町の皆さんの声ではないでしょうか。

 大変、この新幹線新駅誘致など、今のバイパスの完成、高速道路の完成、さまざまなことが完成しますと大変便利な交通網の結束点になる千曲市ではないかと思っておりますので、その雇用をふやすため、企業誘致、財源を確保するために何か具体的な、今、お考えの中でお示しできるものがあればお聞かせいただきたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 財源確保する方策ですけど、これは想像もしなければできません。何ができたらすべて財源がふえたということはないと思います。それはこの地域が住みやすい地域、観光資源しても人が集まれる魅力を持たなければなりません。そういったものをやっていきますと総合行政になるわけでありますが、ここにヒト、モノ、カネ、情報が集まる、そういう仕組みというのはこれがあるから全て良しではないと思いまして、さまざまな要素が絡んでこなければそういった状況はならないと思っています。

 ですから、18号バイパスにしてもそうです。もう40年もかかっているんです。それもそういうことでしょうし、新駅もそうです。それらだけではありませんで、今、既存の観光地、稲荷山にしても、姨捨にしても、戸倉上山田温泉にしても、あんずにしてもそうなんです。もっともっと売り出して、誘客できる力を持たなければいけないのかな。それらが全てそろったところで初めて多くの人が来ていただけるような状況になるんではないかというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 魅力づくりは総合行政、今の千曲市の魅力をもっと売り出すような政策、いろいろ岡田新市長のもとで取り組まれていくと思いますが、この市民の何か情報が足りない、もっと話し合いをしたい、等々のそういう物足りなさに対する市民の対話、そういうことに対する具体的な何かやり方とか、あるいはこういう計画だとか、そういうものを今現在お持ちのところまでで結構ですので、何かお示しいただければと思います。お願いします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 市民の声を聞くあるいは市民とともに協働していくということだと思いますけれども、先ほど来から袖山議員さんのところでもお話ししておりますが、いわゆる新しい公共の指針を策定いたしますので、そういった中で行政情報をきちんと伝える仕組みも考えていきたいと思っておりますし、そういう協力がなければ新しい公共、いわゆる協働指針というのは成功しません。さまざまな声というのは、今までもかつてそうなんでしょうけれども、いろんなところで聞いてはきているんです。しかし、まだまだ私たち自身もそうなんです。当時のバブルの経済のときの状況がまだまだしみついているんです。今の方々も多いと思います。

 しかし、日本経済もそんな状況ではなくなるんで、そういった意味ではみんなが一緒になって一つの方向に向いていかないとなかなか難しい。そのための、私どもは方針を決めたら、市民の方々に説明する。理解していただく。これ全ての仕事がそうなんでしょうけれども、そういうことの中で進めていきたいなと思っていますので、情報公開は公開するのは当たり前でありまして、もっともっときめ細かな説明をしなきゃいけません。私自身も呼んでいただければどこでも出かけていきますから、さまざまな御意見をお聞かせいただきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) きめ細かな対話、情報公開ということで、これからは岡田市長があちこち市民の中に入って、それでお話を伺っていくという姿を御期待して次の問題に入りたいと思います。

 小項目2、行政改革特別対策プランの確実な実行の決断、決算審査でも確実な実行を指摘されております。特別対策プランについて行革の1番には公共施設等の統廃合が挙げられております。千曲市の財政状況と現在の施設のランニングコスト、その節約にも限界がございます。先ほどから市長も財源がもう20億円減ってきている現状で統廃合に向けて行政と市民がともに心、情報を共有して取り組まなければならないときだと考えます。

 例えば三つの庁舎、さまざまな方が出入りされ、職員、議員、さまざまな方がおられますが、水光熱費、修繕費など、本当に具体的な経費、そんなものはどういうふうにかかっているのでしょうか。また、経費削減策の一つに以前、更埴図書館について私も提案いたしましたが、蔵書を並べる場所がない、狭い、暗い。そんな更埴図書館のところで先般エレベーターが改修されました。多額のお金を使いましたが、そのエレベーター更新だけではなく、市内の図書館の整備や運営について全体像を持ちながらお金の配分、そんなことを以前提案、質問し、公募式の館長採用と開館時間の変更など図書館法の改正に取り組むことが運営整備長期ビジョンをつくっていくことが行政改革になるのではないかと提案いたしましたが、財源が厳しいと言われ続けております。

 行政としての努力や無駄遣いはないのか、厳しく問われます。市民への痛みをお願いするこの行政改革プランには市民が強く期待する行政のサービスの向上、そして仕事ができる創意工夫、一人一人の作業能力の向上を並行して行政は示さなくては統廃合に対する市民の合意は難しくなると思います。前年度踏襲ではなく、多額の予算を投じて長年経過した事業は費用対効果や公平性や行政コストなど厳しい検証を行っているかとは思いますが、例えば指定管理者制度、憩いの家事業、公民館運営、館長制度などなど、どのように厳しく検証されたのでしょうか。

 三つの庁舎の一本化が具体的で大きな行政改革の切り札になると考えます。この庁舎、新庁舎の具体的な提案、多機能な新庁舎建設プランを早く市民に示し、統廃合への理解を求めていくことが話し合いの時間はかかるかと思いますが、特別対策プランの確実な実行の早道になるのではないでしょうか。市長の決断、見解をお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 現在、第3次千曲市行政改革大綱において合併特例措置の終了により普通交付税が約13億円減収となることへの対応策を特別対策プランとして取り組んでいるところでございます。

 このプランの実施につきましては、本年度で3年目を迎えるということで、過去2年間の実績を見ますと削減目標額の約3割弱が削減することができましたが、公共施設の統廃合はほとんど進んでいないのが現状であります。御案内のように普通交付税が合併後に減収となるのは、合併によるスケールメリットが働くことが大きな要因でありますので、公共施設の統廃合は必要不可欠であると考えております。

 監査委員さんからも合併時に調整が困難であった公共施設の統廃合については、合併10周年を契機として実行に着手する決断をすべき、との意見をいただいておりますので、早期に公共施設の統廃合を具体化していかなければならないと考えております。

 質問の中でいろいろの指摘事項ございました。まず、新庁舎の関係でございますけれども、新庁舎が具体的な切り札というような御意見でございますが、新庁舎につきましては現在まで現状調査や課題整理等を順次進めているところですが、来年度新庁舎建設の基本構想の策定を予定しているところでございます。この基本構想の中では、市議会からの要請や市民の皆様の御意見をお聞きしながら関係する公共施設の統廃合も考慮する中で、庁舎の役割や規模、機能、施設の構成等庁舎建設にかかる基本的な考え方をまとめていきたいなあというふうに思っております。

 質問の中に、公共施設の統廃合を進める上で市民への情報提供云々ということがございました。特に維持管理経費については具体的にということでございますが、公共施設の統廃合を進める上では市民への情報提供、非常に大切なことだと考えております。特に施設の維持管理費などのランニングコストは市の財政に大きな負担となり、施設運営の費用対効果の判断は避けては通れない課題となっております。例えば3庁舎の管理経費は年間1億円程度必要となり、現在大きな負担となっております。施設の管理経費につきましては、現在各施設ごとの費用等について整理をしております。これにつきましては市の財政状況や行政改革の必要性などとあわせて市民の皆様にお示しする中で、行政改革が進むよう御理解をいただいていきたいと考えております。

 それと、図書館の関係がございました。図書館につきましては、今、2館1分館ということで運営をしておりますけれども、エレベーターの設置等々をし機能を保持していくということで、必要な部分につきましては当然投資をしていかなければいけないというふうに考えております。

 また、図書館の蔵書の数等につきましてもいろいろ御提案をいただいたわけですけれども、それについても整理すべきは整理する等、進めていきたいということで考えております。

 それと職員の資質向上、行政改革を進める上で職員の資質の向上、住民サービスの向上をしなければ行政改革は進まないということでございますけれども、これは当然なことだと思っております。特に行政改革の推進、健全財政の維持が強く求められております。最小の経費で最大の効果が上がる行政運営が求められているときでございます。引き続き職員の資質の向上等、職員一人一人が市民の目線に立って業務を進めるようさらに徹底をしていきたいと考えております。

 それと前年度踏襲ということで具体的に指定管理者、憩いの家事業、公民館運営等々のお話がございました。幾つかの例を上げて御質問いただきましたが、事務事業評価や実施計画、予算等の要求段階、査定等を通じて事務事業の達成度や改善策等を評価しまして改善すべきは改善する、また、廃止すべきは廃止するなど、事務事業の適正な執行に努めております。今後もそのような考え方で進めたいと考えております。

 また、指定管理者につきましては、毎年評価しておりまして、改善すべきは当然指示をしておりまして、その評価もしております。それぞれ事務事業については、ただ、前年踏襲でやっているわけではございません。いろんな形の中で評価を行っておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 2点ほど再質問いたします。

 図書館の運営については、公募制などで館長を1人、運営全般、今ある図書館をお一人で運営全般を皆さんとともにやっていくという図書館法の改正とともに、行革が進む運営方法に変えられることができないかということ、もう一つは憩いの家事業、なかなかいろいろと公平性に問題があるのではないかということを委員会でもたびたび私も指摘し、さまざまな方から指摘されておりましたが、そういうことへの見直し、具体的なお答えを伺います。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 2点、再質問をいただきましたが、最初に館長の公募につきましては、小布施や塩尻市等で導入をしているところもございます。前にも教育委員会のほうから御答弁申し上げたと思うんですけれども、その導入効果について、さらに研究していきたいと現在はそのように思っております。

 それと憩いの家事業につきましては、御案内のとおり今、白鳥園の建てかえ等が行っております。そういう中で憩いの家事業、行革プランの中でも載っておりますが、その取り扱いについて十分、そのタイミングを見て検討していきたい。また、結果が出ましたら市民の皆様初め議員の皆様にも御報告を申し上げたいとそのように思っております。

 以上でございます。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 私たちも行政とともに行革が進むように議員としましてもそういう立場からさまざま協力し、市民への説明もしていくようにしていきたいと思っておりますが、最後に教育施設の改修は中長期プランで確実な実行をということでお聞きします。

 後期総合計画が発表され、安全で快適な環境、教育環境づくりに努めると教育について明記されておりますが、教育施設のインフラ整備を推進するとき、市内13校は平等にすることが必要ではないでしょうか。児童生徒の人数の違いはありますが、環境は同じように整えることが必要だと市民は思っております。

 以上の観点から、耐震補強が行われました屋代小、埴生小、治田小、八幡小、上山田小は、いずれは校舎内の改修もさらに必要ではないかという現状です。また、改築当時から懸念されておりました更埴西中学校の体育館の建てかえの問題が残されております。これは大変大きな問題であると思っておりますが、子供たちが安全に過ごせる教育環境は財政状況が厳しくとも取り組まなければならないインフラ整備です。財源を生み出す施策をやると同時に、教育施設のインフラ整備には中長期的プランを持って取り組まなければならないと思いますが、プランについて市長に伺います。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 学校改築についてはもう議員御承知のとおり何年も前から合併後順次改築、それから大規模改修を進めてまいりました。まずは耐震補強しなければ危険なものですから、耐震補強を中心に工事を進めてきたところでございます。残された戸倉上山田中学校についても改築に向けての今準備をしておりまして、着手したということでございます。

 御質問の中に、小学校の内部の改修でありますけれども、これ緊急度もありますので、一気には無理でありますけれども、勘案しながら今後計画的に進めていかなければならないというふうに思っております。

 そして、既存の施設の長寿命化ということも考えていかなければいけないなということで、それぞれ改築の時期等についてもこれから長い間計画をつくりますと出てまいりますのでそういった中で長寿命化の方策を考えながら、改築時期についてもどうするのか、検討をしていかなければいけないというふうに思っております。

 西中学校の屋内運動場、確かに災害時の避難場所でありますので、改築に向けてはまずは耐力度の調査を計画してまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 長寿命化を含めた改築や改修時期の検討をして長期プランをお持ちになるということは検討されるということですが、なかなか検討という言葉が先ほどから多く聞かれておりますので、検討された後、具体的な計画をどこかでお示しいただければと思いますが、最後に1点、更埴西中学校の体育館ですけれども、あのときに同時にできなかった理由と、それから今後、どう改築を見据えているのか、最後そこをお聞きいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 西中学校の体育館ですけれども、ちょっとどうしてできなかったのか、ちょっと私もはっきりはそのときおりませんでしたのでわかりませんけれども。いずれにしても耐力度の調査をし、危険であれば整備する、あるいは改築するというのは当然でありますので、その方向で進めていきたいということであります。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤眞由美議員。

          〔7番 柳澤眞由美君 質問席〕



◆7番(柳澤眞由美君) 教育施設の調査、検討、計画は一刻もスピード感を持って調査、そして示していただければと思います。

 私の質問は以上で終わります。



○議長(吉田昌弘君) 続いて、6番、小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 質問席〕



◆6番(小川修一君) 議席番号6番、千曲政経会小川修一です。通告に従いまして質問させていただきます。

 大項目1、民間活力の導入について市長の所見は、ということですが、先般の市長選挙は官から民へというスローガンを掲げる民間出身の候補者との激戦となり、接戦の末、市長は当選されたわけですが、この選挙結果からもわかるように、有権者は市政の安定継続だけではなく、民間による柔軟な発想、効率性、スピード感も重視しているということを改めて認識いたしました。安定した効率的で効果的な行政サービスを市民に提供していくためには歳入をふやす必要があり、行財政改革を進め、無駄を省く必要がある。この当たり前のことも民間の力をどうやって取り入れていくか、そのさじかげんにかかっていると考えます。

 岡田市長は市政を経営するという観点で所信表明をされ、経営ノウハウを生かした民間活力の導入も視野に入れているように思われますので、このことは非常に評価できます。民間活力の導入には行政、民間、市民の役割を明確に区分して民間、市民、行政、それぞれに適切な業務は何かを考えなければなりません。民間活力の導入といっても多種多様な手法がありますので、今回の質問は個々の手法の導入についてではなく、もう少しシンプルに、いわばその民間活力導入の前提ともいえる組織改革や外部人材の登用について、お尋ねしたいと思います。

 そこで、小項目1ですが、経営戦略から見た組織改革について、という見出しをつけました。

 経営戦略と言いますと専門用語なので定義は難しくなりますが、ごくごく簡単にいえば、強みを生かして戦うということだそうです。都市間競争の時代、都市間競争に負けないためには千曲市の強みを生かして戦うことができる組織改革が必要な時期に来ていると思います。

 市長は所信表明において市政を運営から経営に転換する旨、述べられました。市内経済活性化に向けた実働部隊となる組織改革の必要について触れられましたが、どのような部隊を想定しているのでしょうか。

 また、必要があれば重要課題には民間からの人材登用も考えるとのことですが、人材登用の場面、その登用の基準など、どのようなものを想定されているのでしょうか、お尋ねいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 所信表明の中でもさまざまなことを申し上げてまいりましたが、市税収入と普通交付税が減少する。一方では社会保障費がふえ続ける。極めて厳しい状況にこれからなるだろうというふうに想定されます。こうした中で無駄を省くとか、歳出を削減するというのは当然であると思っています。歳入をどう確保していくのか、ここが大きな問題だろうというふうに私は思ってます。その意味で、市政は既に運営ではなく経営の時代に入ったというふうに申し上げたつもりであります。

 確かに御質問の実働部隊となる組織改革については、具体的にはこれから細部について詰めさせていただきますけれども、市政経営の基本方針の第1に私のほうで掲げました市内経済の活性化を図るためには、まず、全職員が意識を共有し、一丸となって取り組んでいかなければなりません。必要経費の削減にしてもそういったことなんです。全ての職員が意識を共有しながらやっていかなければなりません。特に、企業誘致、雇用の確保、商業、農業、観光、それぞれの産業の活性化、着実に推進できる組織が求められていると思っております。

 そういう意味では経済部の中に、今、資料を出しておりますが、経済部が中心になろうかと思われますので、今、組織を白紙に戻してもう一度ゼロから立ち上げてほしいというお願いをしているところであります。これももう少し検討しながら、どういった組織がいいのか、もう少し検討させていただきたいと思っております。

 それから、民間からの人材登用であります。行政を担う職員、私もそうでしたけれども、新規学卒者の採用や採用後の研修によって育成するということを従来の基本としてまいりました。しかし、企業誘致だとか産業の育成、こういったものは市の職員の中ではなかなか難しい。やはり高度で一定程度専門的な知識と経験がなければ実現することは不可能といいますか、難しいんではないかと思っております。

 ですから、そういった方々を行政の中に入っていただいて、いわゆる民間のそういう感覚を持った方を登用することも一つの方法だというふうに思っています。

 行政が外部から人材を登用するというには一定のルールが必要でありまして、今、任期付き職員という制度があります。これ3年あるいは5年という制度でありますけれども、そういった採用なども想定していきたいなというふうに思ってます。必要とされる業務あるいは登用基準、こういったものも一応行政ですからつくらなきゃいけないんですけれども、本年度内にも必要な条例を制定したいなということで思っておりますし、いわゆる官の力だけではできないところを民の方々に担っていただこうという部分でありますので、もう総がかりでやっていきたいなという思いであります。

 以上です。



○議長(吉田昌弘君) 小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 質問席〕



◆6番(小川修一君) 昨年、私12月議会で企画政策部を新たに立ち上げるというお話の中で質問させていただいたんですが、そこでは産業振興や企業誘致のためのプロジェクトチームのようなものを設置して、ターゲットを絞った企業誘致をしていくべきではないかという旨を提案させていただきました。

 今の市長のお話ですと、経済部の中にゼロから、これから検討するというお話でしたので、例えば経営戦略室的なものを設けるとか、そういった経済部の中かどうかはまた、それは検討していただくとして、何か市長のお考えを新しい組織の何か一つの部なり、課なり、戦略室でもいいんですけれども、何かそういった具体化できるような組織づくりを期待するところでございます。

 そして、人材についてもそうした新しい組織、例えば経営戦略室的なところのメンバーに今、言われた一定の数の民間の人材を登用するということだと思いますけれども、もっと極端に言いますと市長が前務められていた参与というようなポスト、あるはそれに類似したようなポストを設けて、そこに民間からそういったポストに起用して、どんどんリーダーシップを、また、市長の補佐役として経営に専念するような、そういった人材を登用するというお考えというのはございますでしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 市の行政組織、非常に大事なんです。これからそういった企業誘致なり産業振興を図っていく上では、まさに私ども未知の世界の挑戦をしたいと思っているわけでありまして、そういった部分ではさまざまな方に入っていただきたいというのは本当なんですけれども、全部が全部そうはまいりませんけれども。それぞれ要所要所に必要な人材はきちんと手当をしていきたいなという思いでありまして、今、小川議員の御提案については十分、また、まだ、私もちょうどきょうで1カ月と2日ですから、まだ、そんな固まっているわけではありませんので、十分研究させていただきたいと思っております。



○議長(吉田昌弘君) 小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 質問席〕



◆6番(小川修一君) それでは、小項目2に移ります。新しい公共の支援導入についてということですが、先ほど柳澤議員も御質問されたように重複しますが、お話しします。

 市長は所信表明において、市民が市とともに歩む市政として市民と市の協働指針を策定し、市民も公共サービスの担い手になっていただくための仕組みをつくっていくという旨を述べられました。このことについては、近藤前市長も本年度の施政方針において市民との協働のまちづくり指針を策定する旨を述べられておりますので、ある程度進行中であるかと思われますが、指針の概要及び進捗状況はどうでしょうか、ということですが、先ほどお答えいただきましたので結構です。

 それに加えまして、長野県には新しい公共支援推進事業というものがありますが、市の市民との協働のまちづくり指針というものとは、どのような関係を想定しているのでしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 平林企画政策部長。

          〔企画政策部長 平林昌男君 答弁席〕



◎企画政策部長(平林昌男君) 前段の部分につきましては、先ほど市長から柳澤眞由美議員にもお答えしたということでよろしいということで、後段の部分の県の新しい公共支援推進事業との関係についてでございますが、県では国から交付される新しい公共支援事業交付金、これを財源に新しい公共の担い手となるNPOなどの自立的活動を後押しする、そのための環境整備事業を実施しているわけであります。市でもこの協働のまちづくりを推進する中で、県のこのような事業を大いに活用してNPOも含めて新しい公共の担い手を支援し、一緒になって暮らすなら千曲市と言われるような町をつくるためのその実現のために努めてまいりたいと、そのように考えておるところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 質問席〕



◆6番(小川修一君) ということであれば、県のその新しい公共支援推進事業と、それを補完するといいますか、そういった形のものを想定されているということでよろしいでしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 平林企画政策部長。

          〔企画政策部長 平林昌男君 答弁席〕



◎企画政策部長(平林昌男君) 県の取り組み方針を推進するための概要にはさまざまなものがございます。NPO等の活動基盤の整備とか、新しい公共の場づくりのためのモデル事業、こういったものは直接やりたいという団体、これらの団体に対して助成していくことができるかと思います。市のほうでも今までは県の進める元気づくり支援金、それからコミュニティ助成金とこういったものも、これからは新しい協働の中で進めようとする団体、そういうようなものにも利用できるというふうには考えております。



○議長(吉田昌弘君) 小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 質問席〕



◆6番(小川修一君) わかりました。

 次の小項目3に入ります。投資の対象は何かということですが、市長は所信表明において、投資するところにはしっかりと投資し、投資した財源は何倍にもして確実に歳入として還元できるような施策を進めるという旨を述べられました。現時点でお考えの投資の対象となる施策はずばり何でしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 投資の対象は何か、さまざまあると思いますが、私は今、生産年齢人口が多く減少しているというのが実態でありまして、そのことが税収減にもつながっていると思っています。マクロ的に見ますと生産年齢人口が減るということは投資余力が減少するということになります。このために地域経済を再生させる、再生させない限り投資効果の高い施策に選択と集中をさせていくことが必要になってまいります。どこにでもお金を使ってもいいというわけじゃなくて、ちゃんとできていくものには投資をしたいということであります。

 確実に歳入として還元できる効率の高い施策、これはさまざまありまして、今、市の総合計画あるいは個別計画ではいろいろな施策に取り組んでおります。中でも18号バイパス、これは大きな投資効果になると思います。姨捨スマートICの24時間化あるいは新幹線新駅、中心市街地の活性化、企業誘致、こういったものも直接の投資の対象になるだろうと思っていますし、あるいは新庁舎だとか、教育、人材育成、そういったものは間接的ではありますけれども、これらも投資になるだろうということであります。

 ですから、何が投資かということでさまざまありますけれども、最も有効な投資にはちゃんと投資をし、そして還元されてこなければ、次の財源回っていかないわけでありまして、投資をしたらそれを福祉や教育、環境に回せるという仕組みでなければならないと思っておりますし、そういうことでこれからは進めてまいりたいと思っております。



○議長(吉田昌弘君) 小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 質問席〕



◆6番(小川修一君) 今、市長から生産年齢の人口減少に対応しなければならず、選択と集中で投資効果を生み出せるものをというような趣旨だと思うんですけれども。今、6項例示、挙げていただきましたけれども、あえて順位をつけるとしたらどうなりますでしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) あえて順位をつけろということでありますが、正直言いまして順位をつけるにはもう少し研究をしなければいけませんので、あえて順位はつけないで発表したところであります。よろしくお願いします。



○議長(吉田昌弘君) 小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 質問席〕



◆6番(小川修一君) 順位をつけるのは難しいというのはよくわかるんですけれども、例えば、それが全部密接に絡み合って投資効果を生み出せるから順位がつけられないという趣旨で、お考えでよろしいんですか。

 その意味で、新庁舎というお話もありましたけれども、例えば中心市街地の再開発といいますか、まちづくり的なものにそういったものを例えば絡めるとか、そういうようなことは念頭に置かれるということも今後あり得るでしょうか。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 庁舎の建設とあわせて町の活性化ということだと思いますけれども、それもひとつの方法は方法論だと思いますけど、庁舎というのはやはり合併後つくるわけですから、位置の問題で非常にコンセンサスを得るのは難しいだろうなという思いはします。

 ですから、庁舎が商店街の中にできるかというのはここではっきり申せませんけれども、いずれにしても商店街については空洞化が目立っておりますので、町中居住を進めたいというので、私は所信表明で申し上げましたけれども、そういった部分では町中居住ができる体制というのをこれから逐次つくっていきたいと思っております。簡単ではありませんけれども、その種まきはしたいなあということであります。



○議長(吉田昌弘君) 小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 質問席〕



◆6番(小川修一君) 今、町中居住というお話がありましたけれども、これは市長が出馬されたときも何度か町中居住という言葉を耳にしたわけですけれども、市街地の活性化ですとか、再生とかでその町中居住というのはすごく大事だと思うんですが、例えばまちづくり会社のようなものの設立に市のほうで支援をして、例えば会議所ですとか、商工会とか、そういった商店街の方々とか、そういった構想というものというのは何かありますでしょうか。ありましたらお答えいただきたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) まちづくり会社は千曲商工会議所が以前から提案をしてきております。それは、それぞれ出資をしながらこの地域の中で町をつくるために活動する、いわゆる株式会社をつくろうという発想であります。しかし、なかなか実現できないというのは、言葉はわかるんでしょうけれども、実際に実行する段になると非常に難しさがあるということだと思うんです。

 ですから、私はまちづくり会社にこだわらず、やはり地域の中にまず何かの核を持ってこないと、次のステップに進めない。あるいは今回企画課でやりますまちコンもそうなんです。あれは本来でしたら民間でやっていただきたいんです。今、市のほうが働きかけていますけれども。そういうことじゃなくて、まさにそういったイベントをやるまちづくり会社みたいなものも必要なのかなと思いますし、今、町の中が簡素化されていますので、もっともっと人を集めていただくには日常的なイベントが必要であるというふうに思っておりますが、そういったこともそのまちづくり会社が担うのか、この辺のところはもう少し、表面だけの会社じゃなくて、実行できるものにしなきゃいけませんので、もう少しそれぞれの団体が本当に何をお考えなのか、研究させていただきたいなというふうに思っております。



○議長(吉田昌弘君) 小川修一議員。

          〔6番 小川修一君 質問席〕



◆6番(小川修一君) まちづくり会社というのはたとえで出したわけですが、いずれにしても例えば会議所ですとか、市とどうも一体となって取り組むという動きがあるように私にはちょっと感じられませんので、今後はそういった民間団体とちゃんと連携してまちづくりについて施策を進めていかれることがよろしいのではないかなと思っております。それが先ほど来、市長が言われる新しい公共の一つにもなるかと思いますので、その意味でこれからの民間の力の活用を岡田市長に期待いたしまして、今回質問を終わらせていただきます。



○議長(吉田昌弘君) ここで昼食のため午後1時まで休憩をいたします。

                              午後0時2分 休憩

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 午後1時 開議



○副議長(荻原光太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 続いて、17番、和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 17番、一志会、和田重昭でございます。きょうは二つのことについてお伺いいたします。一つは新幹線問題、そしてもう一つは深層崩壊でありますが、場合によってはこの深層崩壊、時間切れになるかもしれませんので、あとは市長の答弁次第ですけど、あらかじめ申し上げておきたいと思います。

 質問の前に、岡田市長、御当選おめでとうございます。市長には多少出おくれ気味の感はありましたけれども、後援会の皆さんの奮闘ぶりにはもう私、柳町陣営におりましたけれども、ほとほと感服したところであります。

 さて、その市長選でありますが、私はこのたびの選挙の一番の争点がなぜか新幹線問題になってしまったことに非常に残念に思っている一人であります。御承知のように千曲市にはその新幹線よりもっと重要な問題が山積しております。にもかかわらず、このたびの市長選で大きな争点になってしまったのはなぜなのか。それはマスコミにも大きく取り上げられ、必要以上にあおられた側面もあったかもしれませんが、やはり市民の皆さんの関心が極めて高かったことにほかなりません。同時にまた、このことは市民の心の中に市や議会に対する不信とか、疑問に思うことがあったためではないかと思います。

 そこで今までの経過を思い起こしながら質問に入りたいと思います。

 当議会では平成22年6月、新幹線駅の設置促進に関する決議がなされました。その後、議会と市が連携して市内9つの小学校区単位においてまちづくり懇談会が開催され、総合計画の後期計画の中に位置づけられるとして新幹線新駅設置についての説明がなされました。ちなみに平成23年1月12日から2月23日にまでの間に開催された9会場への市民の参加数は延べ418名でありました。さらにまた、数カ月を置いて4つの中学校区単位においても説明がなされました。このときの市民参加者数は合計で100名に満たないと聞いております。このほか広報や議会の議論を通して市民の皆さんには随時知らしめてまいりました。ざっと言えば、市民に対する説明は実態はともかくとしてこれで一通りは済んだということになります。

 そして、平成23年9月の市長選では、再選を目指す近藤市長の公約は新幹線新駅の誘致でありましたが、その際、新幹線新駅を否定する反対派からの候補の擁立はなく無投票当選となりました。つまり新幹線新駅誘致については一般的には市民の支持を得たと認識されたところであります。

 加えて平成24年3月定例議会において新幹線新駅誘致を推進する旨が明記された千曲市総合計画後期基本計画が可決されるとともに、4月からはそれを推進するという市長の特命を受けて岡田参与が誕生したことは御承知のとおりであります。

 以上、一連のプロセスについて申し上げましたが、私はここで大いに反省していることがございます。一つ目は市民に対する説明という観点からでありますが、まちづくり懇談会などの実態からいって果たして説明をしたと言えるのかどうか。説明を尽くすところまでにはいっていないのではないかということであります。

 二つ目は昨年の市長選挙では対抗馬がなく、新幹線新駅誘致は支持されたものと受けとめましたが、実はたまたま反対派の皆さんが意思を表示するチャンスがなかったわけで、したがって、議会も市も市民の意思表示をする何らかの方法を考えなくてはいけなかったのではないかと反省しているところであります。結果としてその市民の意思表示する場がまさに今回の市長選であり、そして大きなテーマになってしまったと考えております。

 さらには、この問題の一連の経緯から先ほど申し上げましたように市民の心の中に市や議員に対する不信感あるいは疑念が芽生えたのではないかと思います。先ほど来、重ねて申し上げておりますように、市民に対して一通りの説明をし、そして昨年の市長選で新幹線新駅の誘致の推進を公約した近藤市長の対抗馬がなかったことから、その公約が一方的に支持されたものと位置づけ、しかも反対派の皆さんが意思表示する場もつくらず、ともすると民意は誘致推進だとなし崩し的に推進してきたように思うわけであります。

 つまり市民は市民不在の市政といってもいいような新駅誘致の手法に疑問や疑念、不信を覚え、このことがひいては議会や市に対する抗議であったとも考えられます。理屈で攻めるだけで、懸命に新駅の必要性を市民に伝える、広報するという姿勢が足りなかったのではないか。結果として説明不足は否めない市の進め方であったと考えられるのであります。

 そこで、最初の質問でありますが、1番目と2番目を同時に行います。さきの市長選における争点について、市長の所見をお伺いいたします。質問2、市民の市や議会に対する疑念や疑問、不信についての市長の所見をお伺いいたします。



○副議長(荻原光太郎君) 答弁を求めます。岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 初めに市長選における争点でございますが、私も和田議員と全く同じであります。これが争点になったということはちょっと想定をしていなかったといえば、いなかった部分でありまして、一番の争点というふうに思っておりません。私も相手候補の政策はよくわかっていません。そういった中では争点ではなかったというふうに思っておりますけれども。後半に行くに従って、選挙戦の争点にされてきたんではないかなというふうに私も同じ思いであります。

 私自身は自身の政策として所信表明でも申し上げましたけれども、市内経済活性化、それから安心・安全のまちづくり、市民と市がともに歩む市政、この三つを争点といいますか、重点施策として訴えてまいりました。この一つに新幹線が活性化の部分で位置づけられたのかなあという思いはいたします。

 それから、いわゆるプロセスで市民に不信感、疑念でありますけれども、新駅につきましては市議会においても誘致促進の決議を過去2回にわたって行っていただいております。これまでも地区懇談会、議員からお話しありましたように、総合計画の後期基本計画の策定に当たってのまちづくり懇談会や市報を通じて必要性について説明をしてきたということでありますが、今回の選挙を通じて感じたことは新駅に対する理解が本当に地域によっては非常に不足しているという思いをしております。市側の説明が十分であったとは言えないというふうに考えております。この問題は過去から何年も続いておるわけでありますが、そういった中でどうしてなんだろうということなんですけれども、これは非常に難しい分析でありますが、いずれにしても雰囲気的な部分の中で賛成、反対というのがあるんではないかというふうに肌で実感をいたしました。

 昨年9月の市長選で誘致を掲げた前近藤市長が無投票で当選をされましたけれども、そのことですべてが新駅は市民合意を得たというふうには思っておりません。それを争点にしてやったわけではありませんので。また、議会の議員さん、これ市の説明は十分反省しなきゃいけないんですけれども、議員さん方も市民の代表であります。議会で2度にわたって決議をされている以上、関係の皆様方にそれぞれ説明する必要もあったんではないかなあというふうには思います。すべて市が説明をしなきゃいけないということはそうなんでしょうけれども、議員さん方にもそういった部分では御協力をいただけなかったのかなという思いはあります。なし崩し的とかそういうことになるわけでありますが、少なくともいわゆる代議制を取っている以上、議会の議決を得たことを踏まえれば一言で市民不在とか、そういったことにはならないのではないかというふうには思います。

 これまでも説明をしてきておりますけれども、新駅についてはまず県の新総合交通ビジョンに掲載をしていただくと、これは選挙期間中も訴えてまいりました。私もそのつもりで知事にもお会いして話をしてまいりました。その上でまちづくり構想、今、その準備を進めておりますけれども、経済効果や集客効果、詳細に渡った調査をして、市民の皆様に丁寧に説明をしていく。その上で理解を深めていただくことが必要であるんだなと思っております。

 ごみの問題にちょっと例がちょっと飛んでいけないんですけれども。当時、更埴市のときにごみは分別収集のときに反対だったんです。多くは。150カ所で説明してきているんです。説明して、今、現在があるんですよね。そういった部分では市の行政は全てそうなんでしょうけれども、十分説明をした上で最終的に判断をしなければいけないんではないかというふうに思っております。

 以上です。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 再質問するつもりはありませんでしたけど、ちょっと一つさせてもらいますが。

 不信とか疑念とかいうことについて、市民がそう思っているという、市長はそういう感覚的なものでいいですけれども、そういうものはありますか。じゃ逆に信頼されているのか。その辺。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 行政と市民との信頼関係というのは最も大事でありますので、私どもとすれば信頼されるように常に努力していくことにあると思っております。

 以上です。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 次に行きます。次に、新幹線新駅誘致の取り組みについて質問に入りますが、ここでまず私の考え方が変わったことについて申し上げておきたいと思います。

 私はこれまで推進というスタンスで臨んでまいりました。しかし、7月の市議選で多くの地元市民の反対に圧倒されました。それが全てではありませんが、結果的に前回市議選に比べて投票率は10%だったにもかかわらず、私の得票は22%ものダウンになってしまいました。また、新幹線は反対だが地元市議を落とすわけにはいかないのでやむなく和田に投票したといった人も数多くおられ、正直これには本当にまいったわけであります。

 市議会議員は市民の声を代弁するという使命があるわけですが、言わなければならない使命があるとも思っております。今、千曲市の将来を見据えた中で、抱えている極めて大きな問題、それは人口減少及び少子高齢化の進行であり、それに伴う市税の減少、福祉関連予算の増大などでありますが、つまり千曲市の将来の財政を見通したときに、今、我々が考えなくてはならないことはそれは自主財源の確保、涵養であります。

 そのひとつの方法、手段として浮上したのが新幹線新駅の設置でありますが、結果が見えるのは20年後あるいは30年後になってしまいます。しかし、何もしなければもちろん結果は出てまいりません。将来に禍根を残すことにもなりかねません。さらにはそれにかわる代案があるかどうか、これも大変疑問に思うわけであります。

 振り返れば、信越線当時の上田長野間が開業したのが1888年、そのときこの2本の鉄のレールがそれぞれの地域に将来どんな大きな影響を及ぼすのか、当時そんな予測できたのはごく少数であっただろうと思います。そして、長野新幹線が開業したのは1997年でありました。その間、110年、線路のルートや駅のあるなしによって栄枯盛衰、大きな地域間格差が生まれました。さらには長野新幹線が次の交通手段に変わるのが100年後だったとすれば、その100年のために新駅への20億円の投資が果たして無駄だったのかどうか、それは100年後の千曲市民に委ねることになるわけであります。そんなことで私も大いに葛藤いたしました。しかし、議員としていろいろな考え方があるように、今はそれぞれの考えで進めばよろしいのではないかと思っております。

 なぜならば、新駅設置を最終的に決めるのはJR東日本であるからであります。ちょっと横道にそれてしまいましたけれども、そんな背景から私はさきの市議選以降、従前の新駅推進派から賛成でもない、反対でもない、いわばニュートラルなスタンスに変えたことを本日、この席でまず表明するものであります。つまり、この問題は賛否両論あることから、単に反対するのではなく、もう一度振り出しに戻して、市民に対してもっと説明し、情報を開示するとともに、市民の意見を聞いて、その上で改めて方向性を決めるべきであるという思いに立ち返ったということであります。

 以上、私の個人的な考え方を申し上げましたが、ちなみに申し添えるならば我々の会派一志会では個人の考え方を尊重して会派拘束はかけないことを申し合わせ事項としております。

 さて、岡田市長は、前職であった市の参与時代、前市長の特命を受けて新幹線新駅誘致を担当されておりました。また、このたびの市長選挙を経て、岡田市長は市民と市がともに歩む市政を目指すと表明されました。とりわけ新幹線問題については、選挙中に大分迷いがあったようにお見受けいたします。

 まず、リーフレットでは未来を志向して、公共交通ネットワークを整備しますとあって、これは新幹線新駅誘致の推進であろうと推測できます。次に、選挙公報では、新幹線という言葉はなく、それらしい文章もありませんでした。そして、法定ビラ1号では新幹線新駅では、まず、県の新総合交通ビジョンの計画に位置づけ、実行段階では民意を尊重しますとあります。

 これらの文言から察するに選挙スタッフの苦労のあとがうかがえるわけでありますが、市長は直前まで特命を受けて、先頭に立って推進した人でありますので、もっと革新的な言葉があってしかるべきだと思いますが、それもこれも選挙戦術の一端だと思えば理解できないこともないわけであります。そこで前市長が政策の基軸として新駅誘致の取り組みについて質問いたします。

 質問3、新駅誘致に向けた市長のスタンスについてお伺いいたします。改めてお伺いいたしますが、前段で申し上げたとおり市長選をとおしての市長の一連の言動から方向感が全く感じられないと思います。そこで新幹線新駅の誘致について、市長は慎重になったのか。あるいは引き続き積極的に進めるのか。そのスタンスについてお伺いいたします。



○副議長(荻原光太郎君) 答弁を求めます。岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 選挙時のことでありますが、決して私のほうで迷いがあったとか、そういう部分ではありません。まず、それは申し上げておきたいと思っておりますし、選挙期間中も県の総合交通ビジョンの中に新駅を位置づけていただくというのは選挙に出馬する前から私はそういうように言ってまいりました。その上で市民の皆さんに十分説明をして理解をしていただいた上で進めていくんだということは、これは当たり前なんです。行政全てそうなんです。事業というのは決めたから何が何でもやるということではない。ちゃんと説明をして理解をしていただいてからやるというのは、すべての事業に当たってこれは共通の課題であります。

 私が政策として訴えてきましたのは市内経済を活性化するということであります。新幹線新駅は、その有効な手段の一つであるということで、選挙戦の中でも将来の千曲市にとって大きなインパクトを与えるこの駅を本当に必要なのかどうなのか、ちゃんと説明していきますよという話をしてまいりました。これからも新駅の経済効果については今、調査をいたしますけれども、市民の皆様にこれはもう丁寧に説明するしかないんです。理解をいただけなけりゃいけないんです。そういった部分では私の中に迷いとかそういうものはありません。

 通常行政が事業を進めていくときには計画を立て、総合計画なんでもそうなんです。総合計画審議会の中でも議会でも2度議決をいただいておりますし、審議会の中でも駅の誘致は明記されているはずなんです。こういった部分でありますので、十分説明責任は果たし、理解をしていただいた上で進めていくというのはこれは通常のことだというふうに思っております。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 答弁長くいただきましてありがとうございます。

 つまり積極的に進めるということでよろしいですよね。その一言だけあればよかったんだけれども。そのように解釈します。何かあったらどうぞ。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 今は県の交通ビジョンに乗せていただくこと。ですから、積極的に誘致に動いているということです。その上で説明をさせていただきたいということです。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 4番目の質問、何か今のと大分重なってきたというか先行したかのように見えるんですけれども。じゃ、4番目の質問です。

 どんな取り組みをするのか、具体的なものがあったらひとつお願いしたいんですが。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 4番目の質問ということでよろしいですか。

 県の新総合交通ビジョンの位置づけについては前近藤市長も5月31日に県新総合交通ビジョン検討委員会、これは長野で開催されたわけですが、その際、千曲市の新駅を長野県の広域的な公共交通拠点として位置づけていただくよう要請を正式に行ってまいりました。また、8月30日は県議会総務企画警察委員会へも同じく陳情をしたところであります。私自身も市長就任後、知事あるいは担当部局へこの新交通ビジョンへの位置づけをお願いしてまいったところであります。

 所信表明の中でも申し上げましたが、知事には新駅誘致について一定の理解をいただいていたと思っております。が、これからも機会があるごとに取り組んでまいりたい、あるいは要請をしてまいりたいと思っております。

 誰が実行するか、決断するかって、いいんですね。そういうことであります。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 質問4の二つばかりあったんですが、先に一つ先行しちゃったンですか。とりあえず先行したビジョンの関係で一つお伺いしますが、たまたま市長が訪問して知事とお話ししているニュースをテレビでやっていました。私の感じでは前向きじゃないなと、所信表明では何か言っておられましたよね。一定の新駅の市長選については一定の理解を得られた。私は多分に社交辞令的なものがあるだろうと思うんですけれども。いずれにしてもどうのこうのって言ったって、それは進めるなら、それをまずやるのが第1段階。だからどんどんやってもらってって、私はいいだろうと思いますけれども、これはあとの問題とちょっと反映のところでまたそれに引っかかってくると思いますので。

 それから、また、次の4番目の続き。また、実行段階では民意を尊重しますとありますが、具体的には誰が実行する決断をして、どのような状況になったときが実行段階なのかお伺いいたします。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 実行段階の時期みたいな話でありますが、どのような状況になったときが実行段階なのか。先ほども和田議員からあったように、最終的に新幹線はゴーサインを出すのはJRです。それはJRが出すわけでありますが、県あるいは国の承認も必要になってくると思いますけれども、JRが最終決断するということになります。

 私どもが決断するのは、県の総合交通ビジョンの中に位置づけていただくことが、これはもう何回も言っていますけれども、そういうことです。新駅がもたらす経済効果、あるいは集客力、この調査は先ほども言ったようにちゃんとすると。一方、県のほうにはビジョンに乗せていってほしいよと、行政の市の中ではそういった経済効果や集客力の調査を行って市民の皆様に丁寧に説明して理解をいただける。あるいは努力をしていかなきゃいけないと思っています。その上で市民の意向が尊重するということになる。それで決断をするということになると思っております。

 ですから、新駅も他の全ての事業も同様でありますけれども、説明責任を果たし、パブリックコメントに付し、事業を実行するという、そういうプロセスは新幹線新駅も普通の事業も同じなんです。ですから、新幹線だけがどうということではないと思っております。全ての一連の業務というのは。

          (「新幹線のことだけでいい、ほかのことはどうでもいい」と呼ぶ者あり)

 ですから新幹線もほかの事業も同じということであります。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) ちょっと私もうろうとしている部分があって、つまり誰が決断するのかという部分がちょっと聞き落としたのかどうなのか。早い話が市長なのか、あれでしょ、阿部知事なのか、ということですよね。それから駅のつくる旨のお願いするわけですね、JRに。だから、その決断というのは誰がするのかって、単純でいいですから、おかず要りませんので。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) つくるという決断ですか。市がやるという決断なんですか。

          (発言する者あり)



○副議長(荻原光太郎君) 質問は起立をして、議長の指名を受けてからお願いします。

 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 失礼しました。

 実行を決断する人はどなたかと聞いているんです。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 最終的に実行するのはJRでございます。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 5に入ります。質問5、市長は選挙戦を通してあるいは当選後において市民間での議論しあい、じっくり考えてもいいのではないかとか、市の考え方がきちんと伝わっていない面があるとか、あるいは新駅は市長が決めるわけではない。最終的には市民がどう判断するか、民意を反映させなければならないとコメントしております。

 そこで、一つには市の考え方を市民に伝える方法、二つ目は民意を反映させるために民意を酌み上げなくてはなりませんけれども、その方法と仕組み、この二つのことが目安がつくまではじっくりと考えて新幹線駅問題はとりあえずストップするのか、あるいは歩みを緩めるのか、その辺のところをおかずつけないでパッパッと言ってください。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 新幹線新駅の問題をストップさせるとか、歩みを緩めるとかということはありません。通常、私ども進めておりますように所信表明で申し上げましたとおり、新駅を誘致を進める中で将来に禍根を残さないためにしっかりとした検証と丁寧な説明を進めていくということでありまして、ストップとか緩めるとか、新駅が必要、不要とかいった漠然としたものではなくてしっかりと計画に乗せていっていただく、県の。その上でJRに説明し、市民にも説明し、進めていくということであります。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 時間とめて。さっき聞いたのは、今のストップするはそれでいいんだけれども、民意を酌み上げなくてはいけなくて、その方法と仕組みについては答えていないし、市民にどうやって伝えるかということも言ってない。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 民意を反映することでありますが、市の考え方を市民に伝える方法、これは前段も申し上げたように市が進める政策は市民に理解していただくためしっかりと広報すべきことは適時適切に徹底して情報を発信することによって政策への理解が深まると考えております。

 新幹線新駅誘致に限らず、行政が進める事業、政策については市民の皆様にお伝えする際には市のホームページ、市報、これは当然です。まちづくり市民会議、地区懇談会、さまざまな機会があります。これらをもって市の考え方を説明していかなくてはなりませんし、新幹線誘致については理解を深めていただくために、これまでもリーフレットの発行や市報で市が行った調査結果などをお知らせしてきたところであります。今後も市民の皆様への説明の機会を数多くとらえ、経済効果やまちづくりへの貢献度などについて丁寧に説明を申し上げ、幅広く御意見をいただく中で議論を深めてまいりたいと考えております。

 民意を酌み上げる方法は何事もそうでありますが、情報公開と意見の集約を繰り返しながら住民と行政が厚い信頼関係を築いていくことが大切と思っております。その手段として先ほど申し上げましたけれども、住民説明会や地域懇談会、ワークショップなど直接対話する機会のほかに、定期的に行う市民意向調査あるいはまちづくり提案など、さまざまな方法があります。それらを組み合わせて市民の意向を把握すべきものと考えております。

 以上であります。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 今の話、従前それをやってきていて、それが説明不足と言われてきているわけじゃないですか。ほとんど同じじゃないですか、従前と。また同じ結果じゃないですか。だから、その辺を聞いているんであって、そんな当たり前の話なんて言って失礼かもしれないけれども、今までやってきて失敗して、また同じことをさらにやるというのは全然進歩の後が見えないということじゃないんですか、これ。企画部長。



○副議長(荻原光太郎君) 平林企画政策部長。

          〔企画政策部長 平林昌男君 答弁席〕



◎企画政策部長(平林昌男君) お答えいたしますが、先ほど来、市長が申し上げておりますように、今までやってきたことはこれまでの調査、さまざまなものをやってきたものをそのたびに市民の皆様には知らせてきたものであります。先ほども申し上げましたけれども、それに不足するもの、まだ、これから必要な経済効果についても必要なものはこれから調査してまいるということで、それについてはこれからも市民には説明して理解を求めていくと、そういうことでございます。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 市長、市民の声、民意は反映するんですよね。尊重するんですよね。だから、これは尊重しても民意反映しない場合があるから、尊重しているだけで。実際に反映させない場合もあるんだけれども。つまり、尊重と同時に反映するということです。

 それで、民意を聞いて、それからやるという話ですよね。そうすると、今推進していますね、強力に。強力に一つのことを片方では強力に推進する。片方では民意に反映するためにいろいろ説明して酌み上げて、まだその答えは出ていません。今、圧倒的に反対が多い中で、これはひとつのことを正反対のことをやろうとしているわけだ。これ、いわゆるダブルスタンダード的な発想じゃないかと思うんだけれども、その整合性をどうつけるのかなと。もう一度言いますか。片方で市民多くが反対しているわけです、新聞には63%とか何とか書いてあったけれども。そちらのほうが多いはず。それに対して説明して、民意を酌み上げて反映させる。じゃ、反対という言葉しか出てこないわけだ。片方では推進する、それでさっき4番目に聞いたときに尊重するとか言っていたけれども、もし、そのときにもう実行段階のときにはもう民意なんか酌み上げられないじゃないですか、実際に。民意は要らないですよね。そこで民意を聞くとすれば、尊重するとすれば、じゃ、駅をどうつくるだとか、駅前をどうするかとか、そういう話になっていっちゃう。新駅をつくるかつくらないかということの中で、今の話はまさに俺はダブルスタンダードと思う。一つのことを同じやっているわけだから。その辺。場合によっちゃ企画部長でもいいし。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) なぜ、今、県の総合交通ビジョンに乗せておいていただくかと、強力な運動をしているかといえば議員御存知だと思いますけれども、県の交通ビジョンっていうのは15年ぐらい先なんです。10年、15年先を見越して、今、県が基本的な長野県の交通のあり方を決めているそのビジョンをつくっているわけです。これが年度内には出るということなんです。ですから、その中に私ども千曲市と名前書いてなくてもいいんでしょうけれども、新駅がこの東信地方、千曲市地域のこの中に新駅をつくるんだ、あったほうがいいよということの表記がほしいんです。そうでなければこの話はなくなっちゃうんです。まず、県の計画に乗せてもらわなくちゃいけないんです。

 ですから、そういうことで今まで二十何年も新幹線の議論はこの場でやってきてるはずなんです。それは市民の方々にもいろいろ意見があるのはわかっています。賛成反対はありますけれども、今、ここで県のビジョンにまず乗せておいていただきたいなあというのが、これ時間がないんです。だから、まず乗せておいていただきたいということで、これは今までもかつてビジョン委員会の先生方にそれぞれお話をし、県にもお話しをしてきたところなんです。近藤前市長もビジョン委員会で表明してきたんです。まず、そこに乗せておいてもらわなきゃいけない。その上で、今、市の内部の中には賛成、反対確かにあります。

 しかし、今、これは多分お金のかかる部分で賛成、反対があるんだろうなと思っています。負担増、短期的に負担が発生しますから、その不利益に見えても、将来的に市民の利益につながる、こういうことになれば、そのときの政治は責任を持って結論を出していかなくてはいけないんではないか。そこの部分は私は経済調査をちゃんとし、市民に説明していく。それでもみんながまだ反対というんだったら、そのときの民意はそこで反映させればいいんです。何も説明してない段階で、初めから要らないとか要るとかいう議論にはならないということであります。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 県の新交通ビジョン、これはタイムリミットがあるということは私も承知している。したがって、少なくともテーブルに乗っけるにはそこを通らなきゃならないというのはわかります。わかりますけれども、そうじゃなくて、それ以外にもいろいろ推進ということの準備はしているわけじゃないんですか。それだけですか、今。何しろ今、これだけですか。それなら、それはタイムリミットという考え方からいえば俺もわからないではない。それは承知しているんです。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 今、調査しておりますのは、経済効果です。集客予測。いわゆる新幹線新駅が来たときにどういった経済効果があって、どういった集客力があって、どういった地域づくりをしなきゃいけないかという、いわゆる市民に説明するための材料です。それは過去の調査というのを調べてみたんです。なかなか事例調査をやっていますので、実際ここにあっているというものがないんです。過去の請願駅ではどうだったのか、こうだったのかという調査をしてあります。その結果、今の調査の状況なんです。しかし、実際に金沢まで、あるいは敦賀まで、大阪まで、開通したときにどうなるのかというのはある程度データを持っていないと市民に説明できないんです。だから、こうなんですよという説明をしながら理解を得ていくと。

 何もない段階の中で、何といいますか、反対、賛成という議論はいかがなものかというふうに私は思っておりますので、その辺のところはきちんと整理をして調査をするということです。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) ちょっと前にもう一度戻りますけど。実行段階のときに尊重するという、その実行の段階はJRが決めたときなわけですね。そうすると、民意というのはその段階ではもう賛成、反対の民意というのは関係なくなってきますよね。違いますか。その辺の見解、ひとつもらいたいのと。

 それから、民意を反映するためにはそれを知らなきゃいけませんね。どういう民意があるのか、具体的に。ある程度、一番説得力あるのは数値、具体的な数字を示すことです。その方法というのは大体もう二通りぐらいしかないじゃないですか。アンケートと住民投票というやつ。住民投票はこれは議会を否定することになるので、私は反対ですけれども。少なくとも何らかの形でそういうふうなものをいつごろどうするかという目安がないと片方はどんどん進むわけですから。その辺の目安というのを聞きたい。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 目安でありますけれども、今、これ順番に行きますが、県の計画にまず乗せてもらうこと、それから市は調査をして説明をする。もう一個大事なのはJRに最終的にやっていただくには、県は計画に乗せていけばいいんでしょうけれども、地域の総意が必要なんです。やってもらうには、少なくとも。ですから、JRが決める以前にJRにぜひこれだけの市民が皆さん期待しているんでどうぞやっていただきたい。あるいはこれだけの県民が望んでいるのでやっていただきたいというのをJRに持っていかなきゃ無理なんです。ですから、JRが最終的には工事やります。でも、JRが会社の中で方針を決めてやるかやらないかというときには、こちらのほうの側はぜひやってくださいよ、もう市民もこれだけ大勢の方々がいるんですからと言わなきゃいけないんです。そのために説明会をしてて、これ何回でもやります。住民説明会はどんな小さな団体でもいいです、やっていって、それで理解をしていただくか。それでもどうしてもだめだったら、あるいは拮抗するんだったら、そのときはそれはそのときの判断でやらなきゃいけないだろうなというふうに思っています。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 市長、拮抗するかどうのこうの、何%だからやるやらないとかじゃなくて、JRにやってもらうためには今、いろいろ算段しているわけですよね。その中に民意っていうのがどのくらいあるかというのがあるわけです。その民意のどのくらいあるかをどう調査するかということを聞いているので、アンケートをやるのか、さっき言ったあれはやめたほうが俺はいいと思うけど。



○副議長(荻原光太郎君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 民意のやり方はたくさんあると思いますけれども、少なくともこの議会、議員さん方は民意の代表でありますから、この議会の中でお決めいただくという方法もあります。アンケートという方法もあります。さまざまな方法がありますのでそれを組み合わせてやってもいいです。そういう方法で民意を確認するということです。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 先ほど市や議会に対する不信の一つがそういうことも入っていますので、やはりアンケートぐらいという言い方があってるかどうかわかりませんが、すべきだろうというふうに思います。

 それに絡んでもう一つ、次の六つ目に行きますけれども。新幹線新駅誘致の期成同盟会についてお伺いいたしますけれども、新駅誘致に向けて準備会から新駅誘致期成同盟会へ移行するようですが、同盟会の内容と現時点での参画状況及び今後の進め方についてお伺いいたします。



○副議長(荻原光太郎君) 答弁を求めます。平林企画政策部長。

          〔企画政策部長 平林昌男君 答弁席〕



◎企画政策部長(平林昌男君) 新駅誘致期成同盟会の内容でございますけれども、現在、北陸新幹線新駅誘致期成同盟会の設立準備会、これはことしの6月に設置されたものですけれども、それが同盟会設立に向けて3回の会議を開催して進めてまいりました。過去には、新駅誘致にかかる懇話会、市民協議会といったものが設置されて、これまで組織の名称は変わってはきておりますけれども、一貫して誘致のための活動が展開されてきたものであります。議員も御承知のとおり議会を初め、さまざまな団体の方々が参画いただいておるのも事実であります。

 近藤市長の辞職等によってちょっと時間はかかってしまいましたけれども、近々に同盟会が設立される予定であります。同盟会の役割や活動としては市内を初め、関係自治体や企業、団体等への新駅設置についての理解、賛同を求め、啓発活動を行うほか、関係機関への請願、陳情活動に取り組んでまいる予定でございます。

 現在の参画状況でございますけれども、準備会に参画されている商工会議所あるいは観光協会等13団体ございますが、これに加えて新たに3団体の方にも御参画をいただくことが決定しております。そのほかにも個人の方々からもぜひ参加したいというような声も聞いておるところでございます。

 それから、今後の進め方についてでありますけれども、新幹線新駅実現のためにはやはり大きな力を結集した運動を展開する必要があります。その推進母体としての期成同盟会がぜひとも必要でありますので、市といたしましても今後駅誘致に向けた活動を前進させていくためにも多くの方々に新駅誘致運動に携わっていただくよう賛同を求めてまいります。そして期成同盟会とともに進めてまいりたいというふうに考えております。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 参画団体結構ふえましたね。10月23日の信毎の記事からはその当時3団体が加入しただけというような話だったんですが。この名簿をいただきたいんですが、資料として。後でいいです。

 そこには区長会は入っていますか。



○副議長(荻原光太郎君) 平林企画政策部長。

          〔企画政策部長 平林昌男君 答弁席〕



◎企画政策部長(平林昌男君) 現在のところは入っておりませんけれども、一部区長会全体ではなくて、一部の地域の区として参画の意思を表明されているところもございます。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 区長会、いわゆる地区区長会ですね。この後もそのまま行くんですか。こちらの企画のほうからは投げかけるんですか。加入してくれないかということで。



○副議長(荻原光太郎君) 平林企画政策部長。

          〔企画政策部長 平林昌男君 答弁席〕



◎企画政策部長(平林昌男君) もちろんあらゆる団体に対してそうですけれども、こちらのほうからぜひ参画をお願いするということも必要だと思っております。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 区長会は地区区長会で自主的に参画するという意思があるんなら、私はそれでいいと思うんですが、それを区長連合会に投げかけてそこでやるということはいかがなものか。というのは、地区連合会ごとの温度差というのはこんなにありますから、むしろ反対の地域のほうが多いぐらいだと思うんです。だから、それはひとつに投網かけたようにやるべきじゃない。

 つまり、じゃ、そのときに決める、意思の決定、参画する意思を決定するプロセス考えた場合に、要するに区長さん個人の意見で賛否やるんですかという問題がある。それから、区長さんというと大体区民の代表ですから、区長さんがはいといえば、区民全員がはいという方向でとられがちになる。それがまた狙いになるのかどうかわかりませんけれども、つまり、区長会連合会が参画したことによって、千曲市の区民がほとんどが推進に賛成したと、参画するということは賛成という意味ですよね。推進するんだから。つまりそのことによって大多数の市民が賛成だよと、推進に。というような前提をつくって、さっきのような私のさっき申し上げたようななし崩し的な話になっていくという可能性もあるので、やるならば個別の地区区長会に投げかけるべきだろうというふうに思いますが、どうですか。



○副議長(荻原光太郎君) 平林企画政策部長。

          〔企画政策部長 平林昌男君 答弁席〕



◎企画政策部長(平林昌男君) それは両方の方法が考えております。全体に投げかけたところで、あるいはそういう連合会のほうでそれは個々にやってくれとか、そういう御意見があったとすれば、そういう方向にも変えなければならないかとは思いますが、まずはその代表となる団体、それらには呼びかけていかなければならないと、そのように考えております。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) その辺は微妙な問題なので、また、いろいろ私のほうへもいろんなところから情報入ってくると思いますので、もし、何かあったら、この次でもまた、一緒に楽しくやりたいと思いますので。

 次に、早口で言います。深層崩壊の調査結果についてお伺いいたします。

 千曲市の発生の危険度とその予測と対策について。ことしの10月、国交省の地方整備局が深層崩壊の発生危険度の調査結果を発表しました。それについて、千曲市内における結果とその対策についてお伺いいたします。



○副議長(荻原光太郎君) 答弁を求めます。知野建設部長。

          〔建設部長 知野秋利君 答弁席〕



◎建設部長(知野秋利君) 千曲市が含まれる深層崩壊の危険度を評価するための深層崩壊渓流レベル評価マップは、北陸地方整備局松本砂防事務所より平成24年度の10月10日に公開されました。

 公開されたマップのうち千曲市内は危険度の低い渓流から、やや低い渓流、やや高い渓流、高い渓流までの四つの評価が存在する地域となっております。この評価は深層崩壊の発生実績のある渓流、深層崩壊の発生と関連性の高い地形、ゆがみの形状のある渓流、また、勾配及び集水面積が大きい傾斜の多い渓流、三つの要素が幾つ含まれるかによって4段階に分類されております。

 千曲市では、この要素の三つが入っている危険度の高い渓流は7カ所となっております。要素二つが入っているやや高い渓流は8カ所、要素一つが入っているやや低い渓流は10カ所、要素ゼロ、危険度の低い渓流は12カ所となっております。なお、国はこの評価、危険度の低い渓流となっていても深層崩壊の発生がないことを保証したものではありませんとも言っております。

 国では、年度内に深層崩壊の推定頻度が特に高い地域を中心に大規模崩壊監視警戒システムの整備を千曲市でも進めると言っております。こうした状況から、市といたしましては国の進捗状況を見ながら、千曲市地域防災計画などに深層崩壊の対応等について今後検討してまいりたいと考えております。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) 部長、その場所。オープンにしたほうがいいのかどうか、俺もわからないんだけれども、しかし、今のところ具体的な国のほうも対策出ていないし、指針も出てない中で下手に知らしめていいのかというのがあるのかもしれませんけれども、やっぱり今はもう、手のうちようが具体的にはないわけですよね。逃げるしかないわけだ。そうすると、それは知らしめたほうがいいんではないかというようにも思うんだけれども、ここはちょっと皆さんにお任せするしかないんだけど、その考え方はどうでしょうね。



○副議長(荻原光太郎君) 知野建設部長。

          〔建設部長 知野秋利君 答弁席〕



◎建設部長(知野秋利君) 評価はあくまでも1平米ごとにエリアごとに危険箇所をピンポイントで特定したわけではありませんので、公表していいのかわかりませんけれども。ただ、マップの中で7カ所とかお話したんですけれども、全部で37カ所あるんですけれども、これは航空写真を見てやった箇所でありまして、国としてはまだ、箇所はわかるんですけれども、まだ、沢とか把握していないということでございます。ただ、これをまず、のっけて千曲市の地図にのっけてやりますと、渓流は川はわかるようになると思いますので、そこもはっきり本当にこんなに大きい深層崩壊のことですから、まだまだ、国も何をやっていいのかもまだわかりませんし、調査段階ですので、まだ、進捗状況を見ながら進めてまいりたいと思います。



○副議長(荻原光太郎君) 和田重昭議員。

          〔17番 和田重昭君 質問席〕



◆17番(和田重昭君) どうもありがとうございました。



○副議長(荻原光太郎君) ここで15分間休憩をいたします。

                             午後1時57分 休憩

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 午後2時15分 開議



○議長(吉田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 続いて、3番、前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 議席番号3番、前田きみ子です。私は日本共産党議員団の一員として通告に従い3点について質問いたします。

 大項目1、まず子供、障害者の医療費、窓口無料化について伺います。

 子供医療費助成の現状は長野県としては、対象児は外来は未就学児、入院は小学校3年までとし、自己負担金は外来、入院とも月500円となっており、助成方法は償還払いになっています。それに対して千曲市は市独自の助成として、対象児を小学3年から中学卒業までに拡大し、市民から大変喜ばれています。そこで伺いますが、この制度の現状はどうなっているのでしょうか。千曲市はどうお考えか、伺います。



○議長(吉田昌弘君) 寺澤健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 寺澤清充君 答弁席〕



◎健康福祉部長(寺澤清充君) 子供、障害者の医療費窓口無料化にかかります福祉医療費給付金事業につきましては、県の補助金制度に市町村の単独の拡大を加えた事業となっておりまして、対象となる年齢や受給者負担金など市町村によって若干異なるところはございますけれども、保険者と医療機関との決済方法などは県下統一の方法で行われております。そのために市町村が独自での窓口無料化ということについては千曲市としては考えておりません。

 現物給付にいたしますと、県下統一しての使用をしております長野県国民健康保険団体連合会のシステムの改修に莫大な費用が生じること。また、被用者保険で負担すべき経費まで市町村で負担するということが起こってまいります。

 また、給付者の医療に対するコスト意識というものが低下してしまうことも懸念されます。さらに医療費を無料化することにより、国保特別会計への国庫負担金が減額されるということもございます。

 以上のことから、これまでもそうでありますが、現時点で現物給付化するということは市町村の一般会計のみならず国保特別会計への負担もふえ、結果として市民の皆さんの負担も増となるために窓口無料化を導入するというのは適当ではないというふうに判断をしているところでございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 窓口無料化についてのお答えでしたが、ここで特に対象をこの千曲市が中学3年生まで無料にしたということに対して、市の持ち出し、助成額はどのくらいになっているのでしょうか。

 また、県内の町村では対象児を18歳までとしているところ、中学3年まで拡大した場合、どのくらいの財源が必要となるのでしょうか。昨年の議会では2,500万円程度と説明されたようですが、お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 寺澤健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 寺澤清充君 答弁席〕



◎健康福祉部長(寺澤清充君) 済みません。詳細な数字は私のところに資料手元にないものですから、概略だけ申し上げますと、拡大したことによりまして、市としての支出等は4,000万円ほどかなあと。これをさらに広げるということになりますと、これはあくまで推計の段階で医療費というのはそれぞれ状況によって変わってまいりますので、なかなか数字的に正確に申し上げるということはできないんですが、大体4,500万円ほど、マックス的にはそれぐらいは出る可能性があるんではないかなというふうに試算をしております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 助成方法は償還払いとなっています。償還払いは市町村によってまちまちであり、窓口で一旦医療費を支払わなければならないため、経済的な理由で十分な医療を受けられないことがあります。つまり、手持ちのお財布にお金がなければ後で銀行にお金が返ってくるとしても、今、お金がなければ医療機関にかかれないということだと思います。

 私がこの窓口無料化を強く望む大きな理由は、高熱を出して苦しんでいるお子さんや障害を持つお子さんがお医者さんに受診し、そして診察後、会計でずっとずっと待っていなければならない。ぐずっているお子さんを抱いている若いお母さんを見るにつけ、他県では窓口無料化で診察が終わればすぐ帰れるという状況があるのに、この長野県では導入されていないということ。窓口無料化を強く思うからです。

 以上の理由から再度、今のことと同じになりますが、現物給付、窓口無料化にすることによって若いお母さんたちが喜ぶばかりではなく、もう一人産もうかという気持ちになり、少子化問題の要因にもなると思いますが、その点についてお考えを伺います。



○議長(吉田昌弘君) 寺澤健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 寺澤清充君 答弁席〕



◎健康福祉部長(寺澤清充君) ただいま窓口でのお金がなければお医者さんへかかれないというようなことのお話でございましたけれども、どこまで行政がかかわるのか。また、この窓口無料化の制度そのものとはまた別にいろんな社会保障制度あるいはそういうような仕組みがつくられておりますので、そういった場合は個別に行政のほうに御相談いただくという必要があるのかなと、というふうに考えておりまして、この窓口無料化によって全てのことが、子供さんの医療が解決するということではないと思われますので、その辺のところは私どもとしても理想はそういうふうに持っていければ一番いいわけですが、どこまで単独自治体がかかわれるのか、かかわっていくのかということが非常に難しい問題があります。

 特に、先ほど来御説明申し上げたように経費的なもの、大変財政状況厳しい中でのどの程度、どうやるかということについてはそれぞれ自治体の技量も違いますし、全体としての仕組みの中で判断していかなきゃいけないということも出てまいりますので、なかなか難しいことでありまして、私どもとしては今の現状としては県としてのレベルでもそうでありますが、私どもの自治体として特に単独で判断するという状況ではないというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 重複する形になるとは思いますが、今もおっしゃられたように県のレベルであるということ、それから国民健康保険療養費と国庫負担金減額調整、いわゆる国のペナルティです。それが減額されてしまうということが大きな理由になるのでしょうか。お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 寺澤健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 寺澤清充君 答弁席〕



◎健康福祉部長(寺澤清充君) それではもう少し具体的に御回答申し上げたいと思います。これはあくまでも市としての試算として申し上げることでございますので、その辺のところを御理解をいただきたいと思います。

 やはり一番はお金、財源的な問題がございます。窓口負担を無料化するということを前提としますと、500円の、先ほどもおっしゃっておられましたが、500円の受給者負担金ということをまずなくさなければいけないということが出てまいります。これだけでも乳幼児と、それから心身障害者の方の経費の合計をした市の持ち出しということで推計をいたしますと、年間で約これで6,200万円がさらに追加で必要になるということに、これは500円の自己負担の分だけでとらえてそれだけです。

 それから、さらに医療費を窓口無料化にした場合、受給者の医療費に対するコスト意識が薄れるということを申し上げたんですが、これも一般的に給付の増大が見られ、国のこれは見方でございますが、国は保険者と窓口負担のある保険者とそれからない保険者と同じ条件で助成するということはできないと、これがペナルティと先ほどおっしゃいましたそういうことになるわけですが。不公平が生じるということを理由でふえた額を算出してその分を定率の国庫負担から減額しているということになります。これを千曲市の場合に置きかえた場合にプラスして4,000万円程度の普通交付金が減額となるという算定になってまいります。

 また、県下統一の決済方式で今現在やっている、そういう仕組みの中でありますけれども、これを仮に窓口無料化を市単独でやるという判断をした場合、現実は今考えておりませんが、仮として申し上げますと、これについてそれぞれのそうなりますと医療機関は別に千曲市市民の方だけでかかっているわけで、特に病院などはなおさらそうなんですが、千曲市だけ特別に別扱いすることをしていただけるのかどうかという中で、しないという判断をしたところの医療機関については、すべてこれ全国的に個別の医療機関とそれぞれ契約をして決済方法を決めていかなきゃいけないと、こういう手続も必要になってくるということでございまして、こうなりますと手続が、そうしますと手続はそれぞれ払った金額の、そういう医療機関にかかった場合は領収書を持ってきて後日、それについての請求をしていただいて、それから市が償還払いをすると、こういうやり方になりますので。

 こうなりますと以前、事務改善を図ってきたところですが、平成15年のときに改善をしました前に逆戻りするということで、手続が煩雑で不便になるということにもなってしまうということになりますので、システム改修については、これはもう完全に国保連合会や社会保険診療報酬支払い基金などのシステムを完全に千曲市の部分だけ別なシステムを設けていかなければできないことになりますので、可能性としてはできないことはないんですが、これに対してそれぞれの運営するところが莫大な経費をかけてやるかというと、それはありえないだろうということの判断の中で今の結論に至っているということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) もちろん国のペナルティがあって、また、県が実施しなければ、この千曲市としても大変難しいというのは私も実感しております。

 ですが、この窓口無料化は全国的にも広がっていますし、松本市とか、流れの中ではこの窓口無料化を推進するペナルティをなくしてほしいという運動がそういう方向に進んでいることも確かです。千曲市独自でやれということではなくて、千曲市もその方向に若いお母さん方が子供さんが高熱で苦しんでいる、その医療機関の状況を皆さんにわかっていただいて、どうせお金が返ってくるのであれば、窓口でそのまま診察後に帰れるという状況が若いお母さん方にとって子育て支援にとって大変重要なことだと私は思います。

 そして、全国的には岡山県や千葉県、それから市では越谷市や福島市など住民の運動と自治体の努力で窓口無料化が実現しています。住むところ、例えば山梨の方が、山梨が窓口無料化で長野県に来たら、向こうでは無料化だったのに長野県に移ってきたらまたここで払わなければならない、というふうなことも聞いております。また、社会保険ではこの状況も違ってきていますので、住むところや保険の種類の違いがないよう、国の制度として国県のレベルにこの千曲市でどう対応していただけるかということを私は言っております。

 また、隣の群馬県では窓口無料が実施されて、もう何年にもなります。それが先ほどの言った医療費のコスト高ということにはならず、例えば群馬県の場合ではぜんそくやアトピー性皮膚炎の慢性疾患のお子さんたちの受検件数がふえて、ふえたということは軽いうちにお医者さんにかかるということで重症化を抑制している。また、虫歯も歯医者さんについても軽いうちに、あ、子供の歯に虫歯があったといえば、すぐに歯医者さんに行くということによって、群馬県の子供さんの虫歯は完全治癒している児童が増加しているということです。

 長野県でもこの窓口無料化対策についての大会がありましたときに、歯科医の方からの報告がありまして、お金がないために重症化しているお子さんがたくさんいるという報告がありました。全国平均を上回ってこのような成果が上げていますし、また先ほどのコスト高の中で言えることは時間外受診がふえる、コンビニ受診と言われていますが、時間外受診がふえるとの心配については、その逆で時間外受診の件数が減少している。つまり軽いうちに早めに受診をすることによって、つまりお金がかからないから早めに受診ができるわけです。虫歯についても同じです。どうせお金が返ってくるのであれば、医療機関でも事務手続でも窓口無料化は賛成というふうなお話も聞いております。

 そういうことで、長野県は自動給付方式というふうな変形したものにはなっていますが、そのための助成金申請手続が不要ということで長野県千曲市ではその部分では大変お母さん方には喜ばれていることではあると思いますが、その国のペナルティや長野県がまだその方向に向いていない。でも、多くの自治体はその中で窓口無料化に進んでいる。たとえペナルティがあっても進んでいるという状況の中では、この千曲市でも長野県にそういう方向について示していったほうがいいのではないか、と私は思います。お考えをお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 寺澤健康福祉部長。

          〔健康福祉部長 寺澤清充君 答弁席〕



◎健康福祉部長(寺澤清充君) 私どもとすれば、先ほど申し上げたとおりでございますので、御理解をいただければと思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 岡田市長も子育て支援とか、この千曲市の活性化のためにというふうな子供の人口ということでは子育て支援の必要性を言っておられると思いますが、それにつけても千曲市が考えていないというふうなことが私はとても不思議なんですが、若いお母さんにとっても障害を持つお子さんにとってもこれは今後しなければならないことだと思うんです。国は確かに今、その方向ではないんですが、コスト高は今の証明のようにコンビニ受診、時間外受診も減った。それから、軽いうち、重症化しないで子供たちや障害児が重症化しないというようなことは大変必要なことではないかと思います。再度、お伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 先ほど部長から説明しましたけれども、大変難しい課題は長野県持っております。そういったことでわかっておるわけですけれども、今、全国の動きとして全国市長会では子供の医療費無料化制度の創設を国に要望いたしております。また、全国知事会でも国民健康保険制度について自治体が心身障害児を含む乳幼児に対する医療費の助成を現物給付により実施した場合、国庫負担金の減額調整措置を直ちに廃止をするよう要望しております。ですから、市長会も知事会もそういう方向で進んでおりますので、私どもも今後も引き続いて窓口の医療費無料化については、いわゆる国としてちゃんと方向を出していただきたいということで要望をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 岡田市長の前向きな御答弁で、窓口無料化が今後進むことを望みます。

 では、大項目2、男女共同参画についてです。

 国は平成11年6月男女共同参画基本法を施行し、千曲市も男女共同参画推進条例をことし可決されております。千曲市にもすばらしい女性の方々がたくさんいらっしゃいます。男女共同参画を目指す先駆者の方々によって今日があると思います。千曲市における審議会委員、農業委員に占める女性の割合は長野県77市町村中43番目、50番目と低くなっています。千曲市の女性管理職員、管理職課長級は86人中11人と長野県77市町村中10番目で割合は高い数値であります。しかし、ここの場でも女性の方が今は見られないということで、千曲市は管理職員としてもっと女性を登用すべきではないか、伺います。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 現在の当市の課長職以上の管理職に占める女性職員の割合はただいま議員のほうからありました。11名ということで約1割となっており、県下の市町村のうち10番目に高い割合となっております。管理職に占める女性職員の割合は各年代別の男女の比のバランスにより変動する可能性がありますが、現在保育士を除く一般行政職の50歳以上の男女比は10対1ですが、50歳未満の職員の男女比は10対4となっておりますので、今後、管理職に占める女性職員の割合は増加していくものと思っております。

 現在、管理職への登用につきましては、男女の別なく意欲と能力を適正に見極める中で行っており、また、女性管理職には女性の視点を政策形成に反映できる部署を基本に配置をしておりますので能力が十分生かせるよう今後もそのような考え方で進めたいと思いますので御理解をお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 今の答弁では女性の能力が発揮できる部署ということですが、それは限られてしまうように今私には聞こえました。世界の中でも女性の役職に占める割合は高いですし、それに比べて日本は低いし、また、長野県もこの千曲市でも低いと私は感じています。それぞれ女性でも介護があったりて、保育があったり、育児があったり、いろいろとそこら辺は女性の能力を発揮するということについては、必ずしも誰でもというわけではなく、それは適性にあったものだと思いますが、余りにも低すぎるのではないかと私は考えております。

 小項目2です。条例によって目標数値の設定が必要だと思いますが、どのようにお考えか伺います。



○議長(吉田昌弘君) 柳澤総務部長。

          〔総務部長 柳澤正彦君 答弁席〕



◎総務部長(柳澤正彦君) 現在、審議会等の委員につきましては審議会等の設置等に関する基本指針において委員の40%以上を目標に女性委員を登用することとしており、第2次男女共同参画計画でも政策や方針決定の場への女性の参加を促進するため、26年度の目標値を40%と定めておりますので、現時点では条例による目標値を設定する考えはございません。

 また、職員の関係でございますけれども、女性職員の登用につきましても特に目標数値を定めておりませんが、職員の昇進につきましては先ほど申しましたように男女の別なくその能力を適正に、公平、公正に判断し、登用しているところでございます。

 今後も中長期的な視点に立ち、管理職員としての人材育成、一番は育っていただきたいと、また、市としても育成していかなければいけないというふうに考えておりますので、人材育成に努めるとともに、適正な人事評価を進める中で管理職員としての能力適性を備えた職員については男女を問わず積極的に登用を図ってまいりたいと考えております。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 男女を問わず、ぜひ登用していただきたいと思います。

 男女共同参画、内閣府の平成23年7月の会議の中で枝野発言がありました。財政状況の悪い国と男女共同参画が進んでいない国がつながっているということでした。日本のその状況はそういう低いところにあるということを国は国レベルで言っています。

 また、県は今後、女性委員の比率が5割を下回る審議会等に関しては、下回る理由及び今後の対応策を公表していくというふうに県は言っております。

 千曲市に住んで子供を産み育てたいと思えるまちづくりには女性の視点が必要であり、女性の可能性を引き出し、発揮させることが千曲市の最大限の活性化につながると思います。

 次は大項目3に移ります。しなの鉄道屋代駅戸倉駅のエレベーター未設置問題についてです。

 小項目1、屋代駅のエレベーターについて。屋代駅は現在1日当たりの平均利用者数が約4,400人程度あり、千曲市内最大の駅です。しかし、高齢者、障害者にとって大変不便な駅です。例えば車椅子の方が上田方面に行く場合には3番線に行く必要がありますが、まず1番線のホームが切れる場所まで行き、スロープを降り、つまり満照寺踏切、あの手前のところまで行きます。そこから直に線路を渡って3番線のホームのスロープを上がり、やっと3番線ホームに着きます。これは帰りの長野方面からでも同じことです。3番線に降りれば同じように満照寺踏切の近くまで行って直に線路を渡って、また1番線のスロープに上がってこなければならないというのが実情です。

 屋代駅にエレベーター設置計画があるとお聞きしましたが、その計画を早期にすることはできないか、伺います。



○議長(吉田昌弘君) 米澤市民環境部長。

          〔市民環境部長 米澤辰男君 答弁席〕



◎市民環境部長(米澤辰男君) 高齢者、障害者等の医療等の円滑な促進に関する法律に基づき、高齢者、障害者等の移動等の円滑に関する基本方針、これが平成23年3月に改正されまして鉄道駅のバリアフリー化の対象施設について今1日当たりの平均利用者数が5,000人から3,000人以上に拡大をされたと、こういう状況でございます。利用者数が3,000人以上の鉄道駅は平成32年度までに原則として全ての駅について運行事業者、いわゆるしなの鉄道が整備計画を策定してエレベーターの設置や段差の解消等バリアフリー化整備を行うこととなりました。

 そこで、今お話しの屋代駅につきましては1日の利用者数が4,400人というお話をいただきましたけれども、そういう状況で今度はそのバリアフリー化の対象施設になったという状況でございます。

 この対象施設になりますと事業者でありますしなの鉄道株式会社が国庫補助事業のバリアフリー化設備等設備事業計画によりまして現在、この計画に屋代駅が入っておりまして、平成27年度、28年度の2カ年にわたって実施する計画になっております。今、お話の早期に実施できないかという御質問でありますけれども、私ども1日も早くしなの鉄道株式会社に整備をしていただくよう働きかけてまいっていると、こんな状況でございます。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 屋代駅にエレベーターが設置できること、しなの鉄道のバリアフリー法ということで大変うれしいことです。しかし、屋代駅にエレベーターが完成するまでの間の対応についてです。27年、28年といいますと、まだまだ先です。高齢者の方、障害者の方にとってはまた先ほどと同じことをしなければ電車に乗れない、しなの鉄道を利用できないということになります。近年、建設された屋代高校前駅や千曲駅のエレベーターを利用することも、利用者や障害者にとっては屋代駅を利用したくてもエレベーターがないから屋代高校前駅や千曲駅に行けばいいじゃないかという声も聞きました。しかし、それはなかなか交通の便が悪く利用が厳しいのが現状です。そのため屋代駅にエレベーターが完成するまでの対応をどう考えるのか。

 私なりに今あるものをということで、屋代駅にはエレベーターが完成するまで、例えば今井駅やテクノさかき駅のように駅の階段横にリフトを設置する。また、屋代高校前駅や千曲駅への利便性を高める。ひとつの循環バスで千曲駅や屋代高校前駅に行かれる。今、循環バスにも車椅子仕様のバスが2台導入されて大変ありがたいと思っていますが、そのように屋代高校前駅や千曲駅のほうにその乗りかえが例えば車椅子や足の悪い方にとってあっちで乗りかえ、こっちで乗りかえということは結局難しく高いタクシーを払って行くというような状況になっているのが現状です。ですので、現在走っている市内循環バスの車椅子対応バスの仕様等を利便性のよいものにするというふうに考えますが、その点についてお伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 米澤市民環境部長。

          〔市民環境部長 米澤辰男君 答弁席〕



◎市民環境部長(米澤辰男君) ただいま御指摘をいただきました屋代駅等につきましては、そんな状況でございますし、それから高校前駅あるいは千曲駅等につきましても大変かなりの投資をいたしましてやっとそんな状況になったということは御理解いただけるかというふうに思っています。

 その次の循環バスの対応等につきましても、今、大変停留所の問題だとか、そういったことで苦慮しておりまして、そんな基本的な対応も含めてできるかどうか、今後検討してまいりたいと、こんな状況でございますが、ひとつ御理解をいただきたいと思います。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) ほかの議員さんもそうでしょうし、その千曲駅にエレベーターをという声はたくさん寄せられています。それを今、方法を考えていただくということでよろしいでしょうか。屋代駅について。

 屋代駅ではなくて、屋代高校前駅とか千曲駅とか、つまり今の状況は満照寺踏切近くまでスロープを降りてまた上がってこないような状況をこのまま28年完成まで続けるのかということなんです。伺いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 米澤市民環境部長。

          〔市民環境部長 米澤辰男君 答弁席〕



◎市民環境部長(米澤辰男君) 先ほども申し上げましたとおり、大変車椅子等の方々には御不便をおかけしておりますけれども、今の現状の中では屋代駅については従来どおりやはり今のできる最大の対策だとすれば、駅員さんに声をかけていただいて、その対応をしていただくと。これはしなの鉄道でもそういうサービスをするということになっておりますので、そのような対応をしていただくというのが、今、現時点での最善策であるというふうに思っております。

 そんなことも含めて屋代駅については今、そのほかの計画については今のところしなの鉄道でもこの間、聞いてみたわけでありますけれども、状況として持っていない。こんな段階であります。よろしくお願いいたします。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) しなの鉄道は男性の屈強な方が車椅子を押してくださったり、また、今は大分なくなってきていますが、列車に乗せるときにもスロープをつけてそこに設置してくださったり、あるいは4人がかりで乗せてくださったりとか、しなの鉄道の職員は非常にそういう部分ではやってくださっています。千曲市の職員の方の姿勢を私は伺ったわけですが、28年完成までの間にどのような対応があるか。また、考えていただきたいと思います。

 では、小項目3、戸倉駅のエレベーター設置についてです。戸倉駅は戸倉上山田温泉の玄関口であり、多くの観光客が利用しています。その戸倉駅にエレベーターがないのは、千曲市にとってマイナスです。戸倉駅は1日の利用者が2,600人でバリアフリー法の規定である3,000人には少々足りませんが、市民の大きな要望であるエレベーター設置によって利用者がふえ、観光客の増加、そして何よりも戸倉駅にもエレベーターがあるというイメージアップにつながるはずです。1日900人の利用者のテクノ坂城駅にはリフトが設置されています。戸倉駅にぜひエレベーター設置が必要と考えますが、その点について市長に伺います。



○議長(吉田昌弘君) 岡田市長。

          〔市長 岡田昭雄君 答弁席〕



◎市長(岡田昭雄君) 確かに戸倉駅のエレベーターあったほうがいいと私も思っておりますが、先ほど部長から説明したように利用者数が3,000人以上の鉄道駅は32年までに原則的にバリアフリー化するということであります。戸倉駅については1日当たりの平均利用者数が2,600人、御指摘のとおりでありまして3,000人未満であります。事業者としてはバリアフリーに関する整備計画はないというのが今、しなの鉄道の考え方でありますが、国の基本方針を実現するため移動等円滑化の目標には1日当たり平均利用者数が3,000人未満の場合、地域の実情に鑑み、利用者数のみならず高齢者、障害者等の利用の実態を踏まえ、可能な限り実施をしていくというふうに言われております。

 利用者の実態把握に努めて可能性があるかどうか、調査検討したいと考えておりますし、今、市長会でもついこの間、この議題が出まして、バリアフリーと言いますが、エレベーターの設置基準を今3,000人にはなっておるんですけれども、もっと下げろということで市長会では1,500人にしてほしいという要望をこの間知事にも出しました。これも全国市長会を通じて北信越ですか、引き続いて運動していくということで確認はしておりますが、いずれにしても戸倉駅は戸倉上山田温泉の玄関口でございますので議員おっしゃるようにイメージの問題もあります。必要性は高いものと認識しておりますので、今後しなの鉄道の側とも相談していきたいなというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(吉田昌弘君) 前田きみ子議員。

          〔3番 前田きみ子君 質問席〕



◆3番(前田きみ子君) 全国市長会のお考えもお聞きして積極的な対応を望まれるところです。ちなみに坂城駅は利用者数は1,990人前後1日の利用者数が。ですが、坂城では町としてエレベーターを坂城駅に設置するという方針を決め、議会でも決議されたそうです。国に1億、それから坂城町で1億ということで来年には工事が始まるということです。1,900人でも町としてやるという方向があれば坂城町は坂城の玄関口であると、坂城駅が。その考えによってエレベーターを設置する、可決されたということでありますので、ぜひこの千曲市でも屋代駅ができ、同じようにまた先ほどの市長の答弁のように戸倉駅でも早期にエレベーター設置することを望みます。

 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(吉田昌弘君) 以上で本日の日程は終了いたしました。

 これをもちまして本日の会議を散会といたします。御苦労さまでした。

                             午後2時56分 散会

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