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長野県 千曲市

平成16年  3月 定例会(第2回) 03月01日−01号




平成16年  3月 定例会(第2回) − 03月01日−01号









平成16年  3月 定例会(第2回)



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          平成16年3月1日 (月曜日)

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●議事日程(第1号)

   平成16年3月1日(月曜日)        午前10時 開会

 第1 招集あいさつ

 第2 会議録署名議員の指名

 第3 会期の決定について

 第4 諸般の報告

 第5 平成16年度施政方針

 第6 報告第4号 平成15年度戸倉町土地開発公社事業実績及び決算について

 第7 報告第5号 専決処分の報告について

 第8 報告第6号 専決処分の報告について

 第9 報告第7号 専決処分の報告について

 第10 報告第8号 専決処分の報告について

 第11 議案第30号 千曲市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 第12 議案第31号 千曲市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について

 第13 議案第32号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について

 第14 議案第33号 千曲市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について

 第15 議案第34号 千曲市総合観光会館条例制定について

 第16 議案第35号 千曲市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について

 第17 議案第36号 戸倉町巡回バスの設置及び運行管理等に関する条例を廃止する条例制定について

 第18 議案第37号 平成15年度千曲市一般会計補正予算(第2号)の議定について

 第19 議案第38号 平成15年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の議定について

 第20 議案第39号 平成15年度千曲市下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定について

 第21 議案第40号 平成15年度千曲市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について

 第22 議案第41号 平成15年度千曲市稲荷山水道特別会計補正予算(第1号)の議定について

 第23 議案第42号 平成16年度千曲市一般会計予算の議定について

 第24 議案第43号 平成16年度千曲市国民健康保険特別会計予算の議定について

 第25 議案第44号 平成16年度千曲市老人保健特別会計予算の議定について

 第26 議案第45号 平成16年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について

 第27 議案第46号 平成16年度千曲市倉科地区農業集落排水事業特別会計予算の議定について

 第28 議案第47号 平成16年度千曲市森地区農業集落排水事業特別会計予算の議定について

 第29 議案第48号 平成16年度千曲市羽尾地区農業集落排水事業特別会計予算の議定について

 第30 議案第49号 平成16年度千曲市下水道事業特別会計予算の議定について

 第31 議案第50号 平成16年度千曲市介護保険特別会計予算の議定について

 第32 議案第51号 平成16年度千曲市駐車場事業特別会計予算の議定について

 第33 議案第52号 平成16年度千曲市有線放送電話事業特別会計予算の議定について

 第34 議案第53号 平成16年度千曲市稲荷山水道特別会計予算の議定について

 第35 議案第54号 平成16年度千曲市戸倉温泉施設事業特別会計予算の議定について

 第36 議案第55号 平成16年度千曲市八幡水道事業特別会計予算の議定について

 第37 議案第56号 市道路線の認定について

 第38 議案第57号 市道路線の廃止について

 第39 議案第58号 市道路線の変更について

 第40 議案第59号 大田原横手辺地に係る公共的施設の総合整備計画について

 第41 議案第60号 千曲市の特定の事務の雨宮郵便局における取扱いに関する協議について

 第42 議案第61号 千曲市の特定の事務の更級郵便局における取扱いに関する協議について

 第43 議案第62号 千曲市の特定の事務の力石郵便局における取扱いに関する協議について

 第44 議案第63号 姉妹都市の締結について

 第45 議案第64号 姉妹都市の締結について

 第46 議案第65号 姉妹都市の締結について

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●本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

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●出席議員(52名)

    1番   小山義也君       28番   宮下静雄君

    2番   荻原光太郎君      29番   宮入一雄君

    4番   森 義一郎君      30番   若林義照君

    5番   茂手木佐代子君     31番   金沢 利君

    6番   荒井治和君       32番   柳澤忠武君

    7番   春日 賢君       33番   村松正彦君

    8番   飯島輝雄君       34番   市川喜保君

    9番   山本重蔵君       35番   小林かよ子君

   10番   内宇田和美君      36番   宮沢昌治君

   11番   宮坂重道君       37番   青木 理君

   12番   羽生田定弘君      38番   中澤直人君

   13番   中沢政好君       39番   西村雅芳君

   14番   西澤英治君       40番   西澤嘉藤君

   15番   石井隼人君       41番   西村 一君

   16番   今井史人君       42番   西澤今朝人君

   17番   宮原悦雄君       43番   吉田昌弘君

   18番   宮本幸雄君       44番   宮島勝也君

   19番   小柳 清君       45番   小林正男君

   20番   和田重昭君       47番   北澤重光君

   21番   中條智子君       48番   宮本 勇君

   22番   竹森節子君       49番   小宮山啓一君

   23番   鹿田辰幸君       50番   青木茂登君

   24番   唐澤宗弘君       51番   田沢佑一君

   25番   戸谷有次郎君      52番   若林勝朗君

   26番   寺澤松雄君       53番   中村直行君

   27番   金井眞喜夫君      54番   原 利夫君

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●欠席議員(1名)

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●説明のため出席した者の職氏名

   市長      宮坂博敏君   教育長     下崎文義君

   助役      近藤清一郎君  監査委員    若林民雄君

   収入役     佐藤亘司君   教育部長    高橋芳男君

   総務部長    清水敬三郎君  戸倉庁舎長   福島 修君

   企画部長    松下 悟君   上山田庁舎長  宮原迪彦君

   建設部長    滝澤賢二君   経済部長    高橋康二君

   健康福祉部長  福澤 稔君   市民生活部長  塚田保隆君

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●事務局出席者氏名

   議会事務局長  松林新一君   議会事務局次長 高松久男君

   議会事務局次長 中村松江君   議事係長    吉澤勝博君

   書記      湯本明彦君

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 午前10時 開会



○議長(原利夫君) 定足数に達しておりますので、ただいまから平成16年第2回千曲市議会定例会を開会いたします。

 会議に入る前に、議員の欠席等について、事務局長をして報告いたさせます。

 松林議会事務局長。



◎議会事務局長(松林新一君) 御報告いたします。

 46番 篠原幸彦議員は、病気療養のため、欠席するとの届け出がございました。また、36番 宮沢昌治議員は、所用のため遅刻するとの届け出がございました。以上です。



○議長(原利夫君) 日程に従い、直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1 招集あいさつ



○議長(原利夫君) 日程第1、市長から招集のあいさつがあります。

 市長 宮坂博敏君。

          〔市長 宮坂博敏君 登壇〕



◎市長(宮坂博敏君) 招集のあいさつを申し上げます。

 本日、平成16年第2回千曲市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かと御多忙中にもかかわらず、御出席を賜り、ここに開会できますことを心から感謝申し上げます。

 さて、本定例会で御審議をいただきます案件につきましては、既にお手元に申し上げてございますように、平成15年度戸倉町土地開発公社事業実績及び決算についてなど、報告事項5件、千曲市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてなど、条例案7件、平成15年度千曲市一般会計補正予算(第2号)の議定についてなど、補正予算案5件、平成16年度千曲市一般会計予算の議定についてなど、予算案14件、市道路線の認定、廃止、変更について、大田原横手辺地に係る公共的施設の総合整備計画について、千曲市の特定の事務の雨宮、更級、力石の各郵便局における取扱いに関する協議について、姉妹都市の締結についてなどであります。

 後ほど提案理由の説明をいたしますが、いずれも市政運営上重要な案件でありますので、よろしく御審議をいただき、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。

 以上、簡単ですが、一言申し上げ、招集のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。

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△日程第2 会議録署名議員の指名



○議長(原利夫君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により、8番 飯島輝雄君、9番 山本重蔵君の両名を指名いたします。

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△日程第3 会期の決定について



○議長(原利夫君) 日程第3、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から3月25日までの25日間としたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。

 よって、会期は本日から3月25日までの25日間と決定いたしました。

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△日程第4 諸般の報告



○議長(原利夫君) 日程第4、諸般の報告を行います。

 諸般の報告については、お手元に配付のとおりでありますので、御承知を願います。

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△日程第5 平成16年度施政方針



○議長(原利夫君) 日程第5、市長から、平成16年度施政方針の表明があります。

 宮坂市長。

          〔市長 宮坂博敏君 登壇〕



◎市長(宮坂博敏君) 平成16年第2回千曲市議会定例会に当たり、市政運営に対する基本的な考え方を申し上げ、議員並びに市民皆様の御理解と御協力をいただきますようお願いいたします。

 はじめに、千曲市は昨年9月1日、平成の大合併と言われる中で、県内としては初めての合併ということで誕生をいたしました。以来、本日まで半年が経過いたしましたが、この間は、文字どおり新しい市をどのように築くかという試練の毎日でもありました。10月の市長選挙では多くの市民皆様の御支援をいただき、初代市長として新しい市のかじ取りをさせていただくことになりましたが、市の執行体制も整っていない中での業務は本当に苦しいものがありました。

 11月には9月以降の暫定予算も含め、3月までの旧市町の残された予算を編成し、議会で決定をいただき、あわせて、空席となっておりました助役、収入役、教育委員などの人事についても御同意をいただき、新しい市の執行体制を整えることができ、一息をつくことができました。

 そして、今日まで私自身、気持ちの切りかえも含め、また、市民皆様が一日も早く心の壁を取り除いて、千曲市民として一体感を持っていただけるよう、各地域のイベントや行政懇談会、各種団体の会議など、延べ60回を超える会合等に積極的に出席をさせていただきました。

 また、市民皆様と自由にひざを交えて語り合える場として、「市長と語る、お出かけ市長室」を各庁舎ごとに毎月開催をしてまいりましたが、いずれの会合でも市民皆様から建設的な御提案や御意見をいただき、千曲市を思う皆様のお気持ちに心を打たれるとともに、感謝をしているところであります。

 12月には日本道路公団の所長が来市し、上信越自動車道の進捗状況や、インターの名称等について意見交換を行いました。また、県からは企業局長が来市し、白鳥園の今後の問題等について話し合いをいたしました。

 国の関係では、国土交通省、財務省に新国道バイパスについての陳情を行い、実情をお話しし、予算の確保について要望をいたしました。その後1月には国が、スマートインターチェンジの検討を始めたという情報を得ましたので、早速、国土交通省に行き、姨捨サービスエリアはどうかということで提案をいたしました。また、千曲川に関するフォーラムがあり、私もパネラーとして意見発表をいたしましたが、関係者からは、千曲市に千曲川の資料等の保存と展示をする施設を考えてはどうかなどの意見が寄せられました。

 続いて、「国際道シンポジウム」が開催され、県内の道路のあり方など話し合われましたが、あとの懇談会で「千曲川を世界遺産に登録してはどうか」といった意見もあり、千曲市という名称が各方面で関心を持っていただいていることを改めて知ることができました。

 2月には臨時市議会が開かれ、平成15年度の合併前の旧市町の決算について、それぞれ承認をいただきました。また、新市建設計画について御審議をいただく地域審議会も旧市町単位で開催され、今後の千曲市の事業をどのように進めるか積極的な御意見もいただいております。そのほかにも設置が決められております幾つかの審議会や委員会も人選が決まり、それぞれ動き出しておりますことは、千曲市にとって大変心強いことと思っております。

 こうした中、私は平成16年度の千曲市のまちづくりに当たって、次のような基本的な考え方のもとに各施策を積極的に展開をしてまいりたいと考えております。

 市政運営の基本方針についてでありますが、初めに情勢認識ということですが、今、全国の自治体は大変な財政難に見舞われており、これまでの行政手法では通用しない時代に入ったと理解をしております。つまり、これからはそれぞれの地域が自立するために何をしなければならないか、自治体運営もここに来て大きく変わらなければならないと受けとめております。自治体が持つ役割や責任はどこにあるのか。市民には何を担っていただくのがよいのか、市民と行政が協働してつくるまちづくりを具体的にどのように進めていくべきかなど、真剣に考えていかなくてはならない時代を迎えており、以前のように、まちづくりはすべて行政が行うものという考え方は、もはや過去のものと認識をしております。

 市政運営の基本方針についてであります。

 平成16年度予算編成は、合併後初めての通年予算という大切な予算であります。私自身、初心に返り、すべてを白紙という気持ちの中で、均衡あるまちづくりをどう進めればよいか、また「合併してよかった」と言われる施策はどうすべきかなど、緊急性や必要性をはじめ、協議会でお決めをいただいた事業の選択に心を配り、この間、お会いした市民の方々の御意見や、お話ししたことなどを参考に、職員とも十分論議をしながら予算編成に取り組んでまいりました。

 合併はよく「新しいまちづくりのスタートである」と言われており、市民の心が一つになることが大切と思っております。そして、千曲市に住んでいるすべての皆様が力を合わせて、かけがえのないふるさとをつくることができたらと願っております。そのために、私は多くの皆様と将来を語り合いながら、衆知を集めて新しいまちづくりに挑戦し、歴史の1ページをしっかりと築いてまいりたいと考えております。

 また、誕生後、間もないこともありますので、「市民は一つ」「地域も一つ」そして「まちづくりは、市民と行政、議会の協働作業」と位置づけ、新しい千曲市の一体化と市域の均衡ある発展に最大限の力を注いでまいりたいと考えております。

 次に、財政の状況及び平成16年度予算案の概要について申し上げます。

 初めに、三位一体の改革と地方財政でありますが、平成16年度(2004年)の国の予算は、昨年暮れに政府案が示されましたが、それによりますと、総額は82兆1,109億円という規模で、その内訳は、税収が50.8%、不足分の44.6%は国債ということで、借金への依存度が高く、2004年度末の国債と地方債の残高は719兆円に達し、GDP(国内総生産)比で143.6%と大変大きな数字になると言われております。このため国では三位一体の改革を一層進めるとして、国の補助負担金を1兆300億円削減したほか、地方交付税も1兆1,800億円減額をし、一方で、国から地方への直接の税源移譲は所得譲与税など4,507億円だけであります。地方にとっては大変厳しい内容となっております。このため、どこの自治体でも予算編成が大変厳しいことから、県市長会が全国市長会に働きかけ、2月23日、全国市長会の会長から総務省に改善を強く要請したところであります。

 三位一体の改革の本来の目的は、国の地方への関与を減らし、住民に直接関係する地方行政サービスは、地方に任せるという地方分権の柱でありましたが、平成16年度の国の予算案を見る限り、地方にとっては到底納得のできない内容となっております。

 次に、県財政の状況でありますが、県においては、昨年、平成15年度予算編成にあわせ、財政再建団体への転落を防止するため、平成18年度までの4年間で抜本的な構造改革を行うとして「財政改革推進プログラム」を策定し、公共事業の大幅削減、補助金の見直し、事務事業の廃止・縮小等に取り組むとしております。しかし、国・地方ともに厳しい財政状況下にあって、平成16年度における歳入見込み額は、プログラム策定時と比べ370億円少なくなり、財政調整基金など主要基金280億円を取り崩すほか、県債の新規発行や、歳出面で投資的経費・事務的経費を削減するとしておりますが、3年続きのマイナス予算となっており、今後の市町村の財政や県民生活にどう影響をしてくるか大変心配をしているところであります。

 次に、千曲市の財政状況についてであります。

 千曲市として最初の通年予算の編成となる平成16年度の一般会計予算は、ただいま申し上げましたように、市税、地方交付税をはじめとする一般財源が思うように見込めないこと、三位一体改革による国庫補助負担金の一般財源化による影響額が事業費ベースで2億2,500万円に達したことなど、大変厳しい状況下での予算編成作業でありました。

 このため、経常的経費の削減はもとより、合併によるスケールメリットにより、人件費など平成15年度旧市町の当初予算合算額と比べ、4億5,800万円を縮減したほか、国・県の合併推進支援財政措置など、合併による財政支援を最大限に生かした内容といたしました。

 また、市民の気持ちを一つにするための事業や、地域の均衡ある発展と一体感をつくり出すための事業、市民ととともに住みよい千曲市を築いていくための事業など、合併協議で調整された事項や、千曲市まちづくり計画に掲げられた事業、旧市町からの継続事業など、可能な限りの事業を盛り込んだ予算案といたしました。しかし、合併前の旧市町ではいろいろな制度があったり、自治体として特色を出したいとした予算も幾つかあるなど、一つの市としてのバランスの上で見直しも必要なものもあり、ある程度我慢をお願いしなければならないものも多く、その点では難しい予算編成作業であったと思っております。

 以下、主な内容について申し上げます。

 1)として、一般会計の総額についてであります。

 一般会計予算案の総額は、厳しい財政状況下ではありましたが、合併によるスケールメリットや、国・県の合併推進支援財政措置を最大限に生かし、総額247億2,800万円といたしました。これは、旧市町の平成15年度当初予算の合計額、前年度当初予算額でありますが、これに比べ、約10.1%の増であります。以下、歳入歳出について、順次その概要を申し上げます。

 まず、歳入についてでありますが、歳入のうち、市税収入は、合併調整で固定資産税等の税率を下げたことや、景気の低迷などにより、前年度当初予算額に比べ2%減の69億522万4,000円を見込みました。

 地方交付税は、合併直後の臨時的経費に対する算入や、合併による包括的財政支援措置などを見込みましたが、合併の効果が大きく、前年度当初予算額に比べ、7.7%増の56億9,900万円を見込みました。しかし、平成15年度の決算見込額と比べますと2%、金額にして約1億1,500万円の減となり、大変厳しい状況と見込んでおります。

 また、三位一体改革による本格的な税源移譲までの暫定措置として創設された所得譲与税は、1億805万5,000円を見込みました。

 市債については総額で40億8,780万円を見込みましたが、制度として発行する特例地方債、これは臨時財政対策債と減税補てん債でありますが、これを除いた実質的な発行額は18億870万円となっております。このうち合併特例債は17億8,870万円で、実質的な市債発行額の約98.9%を占めております。合併特例債は、合併による交流や連携が円滑に進み、一体感を持つための事業や行政サービスの水準の均衡を図るための事業を対象に、1件ごとに国と協議をして決定したもので、合併した自治体以外は発行ができませんが、返済の時点で70%の交付税措置がある有利な起債であります。

 基金については、全体の財源不足を補うため、財政調整基金を7億円取り崩すほか、減債基金、文教施設整備基金など、全体では10億7,791万6,000円を取り崩すことにいたしました。

 次に、歳出についてであります。

 総務費では地域審議会等の経営経費や行政評価導入準備経費、防災計画策定や準備経費等を盛り込み27億4,861万5,000円とし、民生費では、合併による旧町の生活保護費等の県からの移譲分等を含め52億2,371万7,000円、衛生費では、母子保健事業、ごみ減量経費など15億7,683万円を見込みました。

 農林水産業費では、新たに姨捨棚田地区で実施する水生動植物の生息環境と周辺荒廃農地の整備を行う田園自然環境保全整備事業等、12億8,494万5,000円を見込みました。

 労働費、商工費では、引き続く厳しい経済・雇用情勢から、単独の緊急経済対策を延長することとし、所要額を盛り込みました。また、緊急雇用特別対策を引き続き行うため、全体で4,299万4,000円を盛り込みました。

 土木費では、川東線、大西線の合併支援道路や生活道路の整備等、31億1,224万8,000円を、また、教育費では、戸倉小学校、五加小学校の整備費や西中学校の実施設費、子供たちの安全確保に向けて、市内の全児童・生徒に防犯ベルを配付するなど、34億2,168万8,000円を見込みました。

 公債費は、既に借りた起債の返済に充てるもので、38億8,123万3,000円を計上いたしましたが、このうち、制度的に行う減税補てん債、これは国が減税したことによる減収分を補う起債でありますが、これの一括償還、借換でございます。一括償還分と、特定資金公共投資事業債、これはNTT−Bという起債でございますが、この分を除く通常分は27億682万2,000円で、前年度当初予算比で1%の増となっております。

 以上、一般会計予算案の概要についてでありますが、前段でも申しましたように、千曲市の均衡ある発展と健全財政を基本に編成をいたしましたが、執行に当たっては、経常経費の節減はもちろん、各事業の実施に当たっても、その実施の手法を比較・検討し、より経済的な方法を選択するよう努めてまいりたいと考えております。

 また、景気の低迷などにより、市税等の滞納が増加しておりますので、全庁的な徴収体制により、公平を前提に収入の確保にも一層の努力をしてまいりたいと考えております。

 次に、特別会計についてでありますが、特別会計については、それぞれの事業に必要な経費を計上いたしましたが、特に国民健康保険特別会計では、これまでの医療費の推移を見ますと増額が見込まれますので、前年度当初予算に比べ、10.7%の大幅増といたしました。

 また、下水道特別会計では、管路の計画的な整備と普及率の向上を目指し、引き続き積極的に進めたいと考えておりますが、厳しい経営状況を考え、前年度当初予算比1.9%の減といたしました。

 介護保険特別会計は、制度が定着し、介護サービス利用が「要支援」「要介護者」に欠かせないものとなってきておりますので、これにこたえるため、4.7%の増といたしました。

 以上、平成16年度一般会計予算案及び特別会計予算案の概要を申し上げましたが、それぞれの主要課題、重点施策について、以下にその概要を申し上げます。

 重点施策の概要についてであります。以下の項目につきましては、千曲市まちづくり計画の大項目によりました。

 (1)項目めの、人を癒す施策についてであります。近年の少子高齢化の進展と社会情勢の変化に伴い、福祉に対する市民ニーズも多様化してきております。このため保健、福祉、医療などとも連携をとりながら、少子化対策、障害者・高齢者対策など、市民とともに自助・共助・公助の調和のとれた総合的な福祉施策を推進していく必要があり、次の施策に取り組んでまいります。

 1)として、心身障害児者対策についてであります。心身障害児者対策については、住みなれた家庭や地域で安心して生活できるよう、在宅福祉サービスや自立への支援施策の強化を図るとともに、昨年度スタートをいたしました支援費制度をより推進してまいります。

 2)点目、社会福祉対策についてであります。個人の尊厳を重視し、対等・平等の考え方に基づき、地域の皆様すべてで支え会う地域福祉社会の実現を目指して、総合的で一体的な地域福祉計画の策定に着手し、これからの福祉のあり方について方向付けをしてまいりたいと考えております。福祉活動の拠点として期待されております(仮称)総合福祉センターは、その整備に向けて庁内に検討部会を設けるほか、市民の参加を得た建設構想検討委員会を設置し、真に福祉活動に有効な施設となるよう諸準備を進めたいと考えております。

 3)として、高齢者福祉対策でありますが、高齢者福祉は、健康で生き生きと暮らせるよう、積極的に社会の一員として活動できる場所を確保、支援するほか、介護が必要になっても、住みなれた地域や家庭で安心して自分らしく生きることができるよう、各種サービスの提供に力を入れてまいります。

 また、在宅の虚弱、寝たきりの高齢者等については、生活支援、介護予防、生きがい活動事業及び家族介護支援など介護予防、地域支え合い事業の周知を図り、高齢者を地域全体で支えていく体制の整備に取り組むとともに、要援護高齢者と、その家族の皆様の負担軽減に向けて適切なサービス提供ができるよう、総合相談や連絡調整をする在宅介護支援センターの充実を図ります。

 老人保健法に基づき、療養上の保健指導が必要と認められる高齢者等については、保健師等が訪問をし、適切な指導を行う訪問指導事業を引き続き推進するとともに、高齢者の運動、生活習慣を個々に直接指導し、運動機能の向上を図る高齢者筋力向上トレーニング事業にも取り組みます。また、介護保険制度で、要支援・要介護と認定され、家庭事情で介護が困難な方に対するサービス計画を作成する指定居宅介護支援事業の充実を進めます。

 4)として、健康づくり対策についてであります。

 生涯にわたり、住みなれた地域で、健やかで心豊かに生活を送るためには健康づくりが大切です。このため、自分の健康は自分で守るという認識と自覚を持っていただけるよう、個人が主体的に取り組む健康づくりを支援してまいります。死亡者の6割を占めるとされる高血圧症、高脂血症、糖尿病等の生活習慣病を予防するため、医師会の御協力もいただき、基本健康診査を通じた個別指導に取り組むとともに、前立腺がんや、歯周疾患の早期発見・早期治療のための検診など、生活習慣の改善に向けた健康度評価事業に取り組むほか、人間ドック補助事業の充実も図ってまいりたいと考えております。

 また、心の健康の保持増進と、精神に障害のある方や、その家族を支援するため、関係機関等と連携を密にし、個々のニーズに合った対策ができるよう努めてまいります。

 近年、子育てに不安を抱える母親が多いことから、乳幼児健康診査、育児相談、すくすく広場の開催、心理発達相談等の充実を図るほか、保健、医療、福祉等と連携をした検診や予防接種、相談・指導など各種事業の充実を図ります。

 また、国民健康保険事業については、大変厳しい財政状況になっていることから、健全財政に向けて、引き続き医療費の適正化に努めるとともに、各種保健事業を積極的に進め、市民皆様の一層の健康づくりに努めてまいりたいと考えております。

 5)として、人権教育の推進についてであります。

 我が国の憲法は、だれもがかけがえのない一人一人の個人として尊重され、幸せな生活を送る人間としての願いを基本的人権と保障しております。そして本年は、1995年に国連総会で決議された「人権教育のための国連10年」の最後の年に当たります。市としても、あらゆる差別の解消に向けて、人権教育の推進と人権啓発事業、隣保館事業等に取り組んでまいります。

 (2)項目めの市民が憩う施策についてであります。

 1点目の白鳥園施設の後利用対策についてでありますが、白鳥園施設の後利用につきましては、現在、日帰り部門、戸倉メリーランド白鳥園でございますが、これを県から借り受けて、市民の心身の健康増進、コミュニティ活動の推進などに活用しております。しかし、施設全体の取り扱いについては今後の課題とされておりますので、旧戸倉町で検討した「後利用ゾーニング構想」や、県の「後利用検討委員会」の検討結果等を踏まえ、今月中にも「白鳥園後利用検討委員会」を設立し、具体的な検討に着手をしたいと考えております。当面は日帰り部門について高齢者や障害者の皆さんの福祉増進と市民の健康増進を図るために、平成16年度も引き続き「いこいの家事業」ができるよう県と使用貸借について協議を進めております。

 2)として、温泉利用型施設の整備についてであります。温泉利用型施設につきましては、旧更埴市において強い御要望があり、平成15年度事業として長野県観光協会に委託し、八幡地区で温泉掘削作業を実施しておりますが、今月中には一定の深度に達することから、温泉の温度や湯量の見込みがわかるものと期待をしております。

 今後は、施設の建設場所の選定や施設の内容等について、地域の関係者で構成する検討委員会や議会の御意見等をお聞きし、健康維持増進につながる施設建設に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、3)として、市民の森と公園の整備についてであります。市民の森として親しまれております大池周辺は、若い皆さんによる野外コンサートなどの希望も多いことから、多目的に使える野外ステージを設置したいと考えております。また、大池にボートの水面利用ができる施設の検討をするとともに、全天候型のテニスコートの整備など、魅力ある市民の森づくりに努めたいと考えております。

 次に、公園等の整備については、まちに潤いや安らぎを醸し、市民の憩いの場となりますので、公園や広場をはじめ、公衆トイレの建設など、各地区で順次進めてまいります。

 また、特色のある地域づくりとして、あんずの里、森・倉科地区を中心に地域の特色を生かした生活基盤整備等を総合的に進めるため、地域の創意工夫を生かした新たなまちづくり計画の策定に取り組んでまいります。

 4)として、文化・スポーツ対策についてであります。市民の芸術・文化活動を支援するため、文化会館等を中心に市内の各文化施設と連携し、音楽・演劇・美術等の鑑賞の場を多く提供するとともに、市民自らが参加する創作活動等の機会を提供し、市民の情操を高め、文化の薫るまちづくりに取り組んでまいります。

 また、スポーツの振興につきましては、余暇時間の増大により市民の健康への関心が高まっていることから、「市民みなスポーツ」を目指して、体育協会をはじめ、スポーツ団体等と連携をとりながら、地域総合型スポーツを推進するとともに、各種スポーツ教室やスポーツ大会、ニュースポーツの普及に取り組んでまいります。

 (3)項目めの科野の風土を受け継ぐ施策についてでありますが、納涼花火大会や温泉夏まつり、おばすて観月祭、大頭祭、雨宮の御神事など、市内には多くの伝統行事があり、いずれも市民皆様に親しまれていますので、市としましては、引き続き支援を行い、伝統行事の振興・保存に努めてまいりたいと考えております。

 また、名勝・姨捨記念物保存修理事業として、長楽寺の建物群の修理、棚田の整備費のほか、市内にある多くの文化財の整備と保護に努め、観光との連携を図るなど、地域おこし、まちづくりにつなげていきたいと考えております。

 さらに、千曲市となったことから、合併記念事業として、市の名称の由来となった千曲川の源流探訪や、千曲川周辺の自然に学ぶイベントなど、郷土の再発見や、愛着が持てる事業にも取り組んでまいります。また、千曲川の歴史をはじめ、災害の状況や自然、産業などを紹介できる「千曲川テーマ館」についても検討したいと考えております。

 (4)項目めの生活環境を支える施策についてであります。

 豊かで安全な環境と快適な生活の両立は市民の願いであり、新市建設計画に沿って下水道の計画的な整備や環境対策日本一を目指し、ごみ処理とリサイクルの推進、安全で安心なまちづくりに向けて施策を展開してまいりたいと考えております。

 1)として、下水道対策についてであります。

 初めに、下水道については、農業集落排水地域を含めた平成15年度末の整備率が、全体計画面積が2,607ヘクタールに対し57%となる見込みであり、引き続き、雨宮、埴生、稲荷山、八幡、内川、戸倉、磯部、若宮、力石、新山地区で整備を進めるほか、流域下水道幹線の八幡地区への整備に着手するよう県に要望したいと考えております。

 また、千曲市発足により、平成22年度を目途とした新たな下水道事業認可を申請するとともに、住民説明会を開催しながら、浄化槽整備地域とのエリアマップ、これは下水道等整備構想でありますが、この見直しを行い、効果的な汚水処理施設の整備を進めたいと思っております。さらに安定した下水道等特別会計を維持するために、接続率の向上や使用料など収納率の向上に努めてまいりたいと考えております。また、全市同一のサービスと経済的な維持管理を行うために、下水道台帳を整備して経費の節減に取り組んでまいります。

 次に、上水道についてでありますが、八幡水道が下水道の普及や新国道バイパスの供用などにより水需要の増加が見込まれることから、管路の老朽化対策として、下水道関連による布設替え計画を策定し、効率的で計画的な施設整備に取り組みたいと考えております。また、稲荷山水道につきましては、水道水の安定供給を図るため、昨年度から事業化しております配水池等、水道施設の整備を継続して行ってまいります。

 2)として、ごみの減量化とリサイクル対策についてであります。

 ごみの減量化とリサイクルについては、21世紀は環境の世紀とも言われておりますように、国も、かつての大量生産・大量消費・大量廃棄を優先した使い捨て、利便優先の事業活動や生活のあり方が見直され、循環型社会へとシフトされてきております。市では、市民皆様の御理解・御協力をいただき、「ごみ処理日本一」を目指して、22品目の分別収集を行っておりますが、千曲市の一般廃棄物処理計画では、平成20年度までにごみ排出料を4.5%、平成9年度比でございますが、これを削減するとともに、リサイクル率を21%から40%に向上させることを目標としております。このため、事業系のごみの減量化と再資源化に取り組むほか、休日収集を望む要望が多くあることから、既に実施をしております上山田地域を除く戸倉地域で1カ所、更埴地域で2カ所、月2回の「サタデー収集」を開始いたします。また、リサイクル率の向上のため、生ごみの分別収集を全市で実施することが求められておりますが、実施後、1日5トン程度と見込まれる堆肥の利用計画を策定するとともに、堆肥化施設の基本構想も検討してまいりたいと考えております。

 長野広域連合が計画をしておりますごみの焼却施設につきましては、1施設は長野市を中心に考えておりますが、これは約400トン炉ということでありますが、平成26年度稼働予定の2施設目、これは100トン程度の予定でございますが、これを更埴ブロック(千曲市坂城町地区)に設置することが決定されており、その建設場所については16年度中に決定することが求められておりますので、坂城町とも相談をしながら選定作業を進めてまいりたいと考えております。

 3)点目の環境対策についてでありますが、地球的規模での対策が求められておりますので、千曲市環境基本条例の基本理念の実現に向けて、環境に関する各種の計画や施策の推進方法などを明らかにする「千曲市環境基本計画」の策定に着手したいと考えております。計画策定に当たっては、環境対策は市民皆様の協力が不可欠でありますので、市民アンケートや地区懇談会の開催等、皆様の御意見を十分お聞きしながら進めてまいります。

 また、まちを花で飾る運動は、市民や訪れる人々の心に安らぎを与えるなど、潤いのある地域づくりに有益な取り組みでありますので、市内幹線道路や駅前広場等にフラワータワー、プランター等を設置する「花いっぱい運動」を全市的に推進したいと考えております。

 消費者保護対策につきましては、近年ますます巧妙化する悪徳商法の未然防止など、市民が安心して暮らせる社会を実現するために、消費生活に関する情報提供や意識啓発を進めるほか、消費生活教室等の充実を図ってまいります。

 4)として、防災対策についてであります。

 沢山川の水害対策については、国でも千曲川の河床掘削や水制工の工事をするなど安全確保に努力をしておりますが、昨年12月、水害から地域を守るため、雨宮、森、倉科地区の皆さんによる「沢山川土口水門にポンプアップ実現の住民大会」が開催され、大変強い御要望をいただいております。私も機会あるごとに国に要望をしておりますが、引き続き努力をしてまいりたいと考えております。また、更級川排水機場については、第1期分の工事は完了しておりますが、計画排水量、毎秒7トンでありますが、まだこれに達していないため不安もあることから、引き続き国に要望してまいりたいと考えております。

 このほかにも、たびたび水害が発生しております上山田温泉地区の排水対策など、市内には水害が懸念される河川も多くあることから、新たに河川の現況調査を実施し、計画的な整備を進め、災害の未然防止と災害時の緊急対策に一層力を注ぎたいと考えております。

 次に、防災についてでありますが、災害に強い、安全・安心のまちづくりに向けて、本年度防災アセスメント調査並びに防災診断を行うなど、千曲市地域防災計画の策定準備に取りかかりたいと考えております。また、有事に備えて飲料水や食料を確保するため、本年度から100トン級の耐震型地下式の貯水槽1基を建設するほか、備蓄庫の設置がない戸倉地域へ2棟を整備し、あわせて防災備品や非常食を備蓄していくこととしております。また、非常時の連絡体制の整備や、屋外告知放送設備の未設置地区への計画的な整備のほか、消防車両や機械器具の更新、消防団詰所、貯水槽、消火栓の新設など計画的に整備をしてまいりたいと考えております。

 次に、千曲川・犀川水防演習が平成17年度、国土交通省北陸地方整備局、長野県の主催により千曲市を会場に計画されております。この水防演習は、千曲川河川敷地内で行われますが、その規模は約11ヘクタールと大変大きな面積が必要とされております。このため市ではこれまで関係機関と協議をしてまいりましたが、水防演習終了後は市民の広場として活用できるよう後利用を考慮し、須坂地区、八幡の代地区の千曲川左岸の河川敷を選定をいたしました。これにより本年度から、その関連事業として会場への取りつけ道路整備等必要な整備を逐次進めてまいりたいと考えております。

 次に、5)点目の情報基盤整備についてであります。

 情報基盤の整備でありますが、インターネットの普及とともに通信基盤も高速で大容量が求められているほか、プライバシーの保護など、その取り扱いも大変難しくなりつつあります。このため、行政情報はもちろん、産業経済情報など安全で的確な管理が求められております。また一方では、デジタルデバイドの問題等もあることから、中・長期的な地域情報化計画を策定し、情報に対する市民の期待にこたえてまいりたいと考えております。

 また、市役所の庁舎間や公共施設間の光ファイバーによるネットワーク化など、行政情報の充実もあわせて進めてまいりたいと考えております。

 (5)項目め、まちが賑わう施策についてであります。

 新市建設計画の実現に向け、新市の都市基盤は市の一体性や発展に欠かすことのできない施策であり、安全で快適な都市づくりのためにも計画的に取り組んでまいりたいと考えております。

 1)点目のしなの鉄道中間駅についてでありますが、しなの鉄道、屋代・戸倉間の中間駅につきましては市民要望も高く、公共輸送機関としての鉄道利用者の利便を図るため、新駅の建設に向けて関係機関に働きかけたいと考えております。具体的には平成13年度に実施をした駅設置建設調査を参考に、建設場所の選定など地域調査やアクセス道路の検討など、関係地域や議会の御意見をお聞きして進めてまいりたいと思っております。

 2)点目の姨捨サービスエリアのインターチェンジ化についてであります。

 かねてから地域の強い御要望がありました姨捨サービスエリアのインターチェンジ化については、前段申し上げましたように、国土交通省では、このほどサービスエリアにETC車の専用ゲートを備えたコンパクトなインターチェンジである「スマートインターチェンジ」をモデル事業として設置することを検討しております。このため、1月15日、早速、国土交通省に大石技官をはじめ高速道課長並びに関東整備局の道路部長を訪ね、姨捨サービスエリアに「スマートインターチェンジ」を設置していただくよう強く要望をいたしました。また、同時に県土木部にも同様の要請をいたしておりますので、今後の動向等について注視するとともに、モデル事業の誘致を一層働きかけてまいりたいと考えております。

 3)点目のハイウェイオアシスについてであります。

 上信越自動車道の屋代バスストップに隣接する科野の里歴史公園付近には、県立歴史館や森将軍塚古墳館などの文化施設や物産館、アグリパークなどの観光施設があり、また、季節的には、あんずの里やチューリップ園など集客力のある観光地も存在しておりますので、年間を通じた観光地とするため、ハイウェイオアシスの整備が必要と考えております。このため、今後は既設の施設を含めた地域全体の活性化を担うハイウェイオアシスのあり方等について具体的な基本構想を策定し、誘致運動に取り組んでまいりたいと考えております。

 4)点目、新幹線の新駅の設置についてであります。中・長期的な課題である長野新幹線の新駅設置については千曲市の将来の課題でありますが、現段階では国・地方を通じた厳しい財政事情の中で先が見えにくい状況となっております。駅誘致に期待をされている市民や、誘致には慎重をという市民など、いろいろな考え方がありますが、駅誘致には長野県が主体とならなければならないという事情もありますので、今後の県政の動向が大きく左右するものと認識をいたしております。市としては基本となる諸調査を進めてきましたが、今後は市民の意向を尊重しつつ慎重に進めたいと考えております。

 なお、北陸新幹線更埴駅(仮称)期成同盟会につきましては、組織市町が合併等による再編の動きがありますので、役員会で今後の対応や取り組み等について検討してまいりたいと考えております。

 5)点目、循環バスの運行についてであります。

 市民の日常の公共交通機関となります市民バス、いわゆる循環バスにつきましては、本年4月から新たに大循環路線を設置し、今までのバス路線と接続することにしております。この路線は、市内の主要機関である屋代駅や戸倉駅、市役所の各庁舎、日赤上山田病院、更埴中央病院などの医療機関、白鳥園、つるの湯、文化会館、福祉施設などを結ぶ路線として、交通弱者や通勤・通学者、公共施設利用者、観光客等の利便性の向上、さらにはバス利用促進による環境負荷の軽減等が期待できるほか、市民皆様の生活の幅が広がるなど、市民交流も一層深まるものと期待をしております。また、既存の循環バスは、さらに利用促進が図れるよう路線の延長などの見直しを行い、運行の充実を図ってまいりたいと考えております。

 6)点目、道路網の整備についてであります。

 市の一体的な発展に欠かすことができない幹線道路として新国道バイパスの整備は大きな効果が考えられますので、合併支援道路として第一に位置づけ、早期整備を目指して関係機関に強力に働きかけてまいりたいと考えております。なお、現在工事が進んでおります稲荷山から県道姨捨停車場線までの間は、平成17年度には供用ができるものと期待をしております。

 県道事業については、新市の建設計画に位置付け、現在、工事が進んでおります屋代駅前交差点から北の旧国道線や、大正橋から温泉街への玄関口となる更埴線、これは八王子地籍でありますが、あるいは主要地方道長野上田線の力石バイパス、主要地方道大町麻績インター千曲線の坂上トンネル等については、引き続き切れ目のない事業展開ができるよう県に働きかけるほか、県道内川姨捨停車場線の冠着橋の整備についても要望してまいりたいと考えております。

 また、主要幹線道路の整備については、合併支援道路として整備を進めております川東線が本年4月に、更埴体育館南側から新田地籍の伊勢社までの区間が開通をいたしますので、引き続き県道姨捨停車場線までの拡幅整備を進めてまいります。大西線については、県道内川姨捨停車場線の交差部から既に改良完了箇所までの区間の拡幅整備に着手をしたいと考えております。

 その他の市道整備としては、上山田の中央通り線の「水と緑の潤いのある公園」から、県道聖高原千曲線の交差部までの区間を排水性舗装に、歩道を透水性舗装にそれぞれ改良したいと考えております。

 7)として、都市計画の推進についてであります。

 都市計画については、新市誕生に合わせて千曲都市計画及び千曲都市計画区域をそれぞれ変更・統合されましたので、16年度は引き続き都市計画道路など都市施設の変更手続きを進めるとともに、都市計画マスタープラン等の将来計画策定に向けた調査に取り組んでまいります。

 また、都市計画道路の一重山線・旧国道線の事業をさらに進めるとともに、上山田中央通り線(2期分)の事業化を計画してまいりたいと考えております。

 8)点目、商工業の振興対策についてであります。

 景気の低迷が続く中、さきに内閣府が発表した昨年10月から12月期の国内総生産(GDP)の速報値は13年ぶりの高い伸びを示しております。しかし、市内の経済は一部に回復の兆しはあるものの、目に見えた改善には至っておらず、依然厳しい状況にあると認識をしております。

 こうした中、商工業振興では、経営安定化資金等に対する利子補給をはじめ、緊急経済対策を引き続き継続するとともに、「TMO構想」の事業化を支援しながら、活力ある都市づくりを展開してまいりたいと考えております。

 経済対策につきましては、経営安定化資金の融資条件の緩和や、各種市制度資金の貸付利率の引き下げ、市経営安定化資金、県の経営健全化支援資金に対する利子補給、雇用促進、奨励金の交付など引き続き取り組んでまいります。

 中心市街地の活性化については、昨年8月25日、更埴商工会議所が策定し、旧更埴市が認定をした「更埴市TMO構想」の事業化に向けて積極的に支援をするほか、戸倉上山田地域についても戸倉商工会並びに上山田商工会と連携を図りながら、TMO構想を策定できるよう支援をしてまいりたいと考えております。

 企業及び団体支援については、最近、企業間競争の必需品とされておりますISOシリーズ認証に係る補助制度について引き続き支援をするほか、地域経済発展の牽引役であります各商工団体に対しては支援のための新たな基準を設け、効率的で力強い支援をしてまいりたいと考えております。



○議長(原利夫君) 発言の途中ですが、ここで20分間休憩をいたします。

                    午前11時5分 休憩

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 午前11時25分 開議



○議長(原利夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 引き続いて説明を求めます。市長 宮坂博敏君。

          〔市長 宮坂博敏君 登壇〕



◎市長(宮坂博敏君) 9)点目、観光振興対策についてであります。

 千曲市には日本一のあんずの里や、信州最大規模の戸倉上山田温泉がありますが、特に温泉の観光客の入り込み状況は昭和40年代後半には130万人を超えておりましたが、現在は、約半分の70万人前後で推移をしております。また先月、旅館関係者が行った顧客満足度調査(CS調査)によりますと、旅館関係者には大変厳しい調査結果が出ているようにお聞きをしており、温泉観光の難しさを改めて痛感をしているところであります。

 こうした中で、温泉観光については戸倉上山田温泉のイメージアップや、不足している駐車場などの社会資本の整備のほか、温泉街が楽しめるような景観づくりも必要と考えておりますが、温泉だけに絞った振興策には限界もあり、現状を打破する有効な施策に取り組む必要があると思っております。このため、地域のさまざまな資源や人材をはじめ、あんずの里や姨捨の棚田、古い商都の姿を残す稲荷山などと温泉をどう結びつけるかなど、観光都市千曲市としての観光振興計画となるアクションプログラムを早期に策定し、市内の観光全体をレベルアップする施策に取り組みたいと考えております。

 また、現在建設中の総合観光文化施設については、観光情報の発信基地として有効な活用方法を検討し、温泉観光の拠点施設として整備をしてまいりたいと考えております。

 10)点目、農林業振興対策についてであります。

 農林業についてでありますが、後継者の育成や地元農林産物による特産品の開発と販路の拡大、地産地消など地域内経済の循環に取り組んでまいりたいと考えております。また、農道・水路などの農業基盤の整備も引き続き進めるほか、森のあんずや姨捨の棚田、上山田の花卉や果物、川西地区のリンゴなど、特色ある地域が多くありますので、観光とあわせた環境整備を進めながら、市域全体の農業振興に力を注いでまいります。

 特に荒廃農地の防止策と認定農業者など、担い手育成を目的に設立した「営農支援センター」を充実させるほか、本年度から新たに米政策改革大綱(生産調整)が始まりますので、売れる米づくりに向けた農地の高度利用や生産性の向上、さらには農産物の地産地消の拡大、特産品の開発など、知名度アップと販路の拡大にも力を入れてまいりたいと考えております。

 また、農業基盤整備については、担い手の育成や農家の労働力節減を図るため、乾田化を主体とする基盤整備に着手するほか、機械化の促進や農業用水の維持管理の軽減、県営・団体営事業などによる農道改良、ため池、用排水路等、農業用施設の整備に努めてまいります。

 一方、農地の持つ多面的機能は今後ますます重要視されてくるものと考えます。このため、姨捨の棚田地区の荒廃農地を利用した水生動植物が生息する水辺の整備や棚田の景観保護をはじめ、問題化しているアレチウリや外来魚などの駆除対策にも取り組みたいと考えております。

 林業については、松くい虫の駆除に向けて引き続き空中散布や伐倒駆除を実施するとともに、森林資源の有効活用を目指して引き続き林道等の整備に取り組みたいと思っております。

 次に(6)項目めでありますが、人が育ち、地域を担う施策についてであります。

 「21世紀の社会は人づくりから」と言われておりますように、人を育てる施策は大変重要で、私たちにとって永遠の課題でもあります。子供を産み、育て、そして社会の一員として新しいまちを創造し、安心のできる幸せな生活を営むことが私たちにとって究極の目的であり、そのための人を育てる教育は、いわば最も大切な分野ではないかと思っております。

 1)点目の子育て支援対策についてであります。

 子育ては最大の人間形成の時期であり、保育園や子育て支援センター、児童センター、ファミリーサポートセンター事業など、市民のニーズに沿った相談体制ができるよう施設運営に務めるなど、子育てを支援してまいりたいと思っております。

 また、次代の社会を担う子供たちを健やかに育成する環境の整備を図るため、次世代育成支援対策推進法に基づく「千曲市行動計画」を策定していきたいと考えております。最近、特に問題とされております児童虐待については、家庭内のこととして、なかなか表面に出てこない難しい問題もありますが、保育園や幼稚園、学校はもちろんのこと、地域社会においても子供たちの様子がおかしいことに気づいたら、市や児童相談所、警察等に連絡をとっていただくなど体制の整備を検討したいと考えております。

 2)点目、学校教育の充実についてであります。

 地方分権の流れが加速し、国主導の一律的な教育から、地域の主体性と自主性を重視した教育へと変わってきており、昨今は規制緩和、目標管理、学校自己評価など、教育行政の意識改革が求められております。特に教育の主体性・独自性を調査・研究するため、教育に識見がある方や公募された皆さんによる新たな教育振興審議会を設置し、千曲市教育の基本的な事項や教育ビジョンの検討をいたします。

 また、地域のコミュニティ空間として学校開放が進んでおりますが、開かれた特色ある学校づくりを目指し、学校評議員及びスクールサポーター、ボランティアなど積極的に市民参加を得て、名実ともに学校に密着した、より開かれた特色ある学校づくりに努めてまいりたいと思っております。

 小学校の30人規模学級については県市長会でも論議をいたしましたが、当面は4年生まで拡大することとしましたので、きめ細かな学習指導をするため、市単独による補助教員の配置など、教職員体制の充実を図ってまいります。また、教育内容においても、子供たちが将来像を描き、学ぶ意欲を持って、確かな学力が身につけることができるよう創意工夫しながら教育の充実を図りたいと考えております。

 学校施設については、戸倉小学校、五加小学校の大規模改修事業や治田小学校の改修事業のほか、西中学校の改築に向け実施設計に着手するとともに、学校情報ネットワークを戸倉上山田地区に拡大し、学校内情報通信網の整備を図ります。また、市立図書館と学校図書館とのネットワーク化に向けて学校図書のデータ化を進めてまいります。

 最近、全国各地で路上で傷害事件等が多く発生し、小・中学生が巻き添えとなったケースが多いことから、通学途上の安全を確保するため、新たに小・中学校の全児童生徒に携帯用防犯ブザーを貸与したいと考えております。

 学校内での防犯対策としては、既に更埴地区の学校に設置してあります防犯設備と同様の機器を新たに戸倉・上山田地区の各学校にも設置するとともに、防犯カメラ等についても大規模改造事業の中で逐次整備をしてまいりたいと考えております。また、教師による模擬訓練を実施するなど万全を期してまいります。

 次に、学校給食センターにつきましては、単に給食を提供するだけでなく、食に対する正しい理解と望ましい学習を身につけるなど教育活動の一環としての役割も担っており、給食の安全管理はもとより、栄養バランスを配慮した給食づくりと給食指導の充実を図ってまいります。

 3)点目、生涯学習の充実についてでありますが、すべての市民がお互いに認め合い、一人一人の人権や命を尊重する社会、新たな生きがいと文化を創造する生涯学習社会の構築が求められております。市民がいつでも自由に学習機会を選択できる場を確保するとともに、学校週5日制を有効に活用するため、家庭、地域、行政が連携して、それぞれ役割を認識しながら協力して事業を進めてまいりたいと考えております。特に地域で進める外国語学習の教室や科学教室を戸倉上山田地区へ拡大するほか、更埴と戸倉の図書館のシステムを統一することにより相互利用ができるよう整備を進めてまいります。

 4)点目の地域コミュニティについてであります。

 地域のつながりや、ふるさとづくりなど、市民活動を支えていくためのコミュニティ対策は、地域が希薄化する中で今後の大切な施策であり、コミュニティ振興対策事業の補助制度などにより、地域の集会所施設や備品等の整備を通じて、地域の連帯感や市民の自主的な活動を積極的に支援してまいりたいと思っております。

 5)点目、男女共同参画と国際化への対応についてであります。

 男女共同参画社会づくりについては、本年度、男女共同参画計画を策定するための市民アンケートや懇話会の開催、策定委員会の設置など計画づくりに取り組んでまいります。

 また、国際化、国際交流の推進につきましては、市民の国際理解を深めるため、民間団体(国際交流協会など)の協力を得て、市民の国際意識の向上を図るための講座の開催や国際交流員の活用、さらにはグローバルな視野を広げるための国際交流推進事業などを積極的に支援してまいります。さらに、市内には800人以上の外国の方が居住されておりますが、生活する上で必要なハンドブックの発行や日本語講座の開催、相談窓口等の充実に取り組んでまいります。

 (7)項目めの住民と行政によるまちづくりの推進についてでありますが、千曲市としての速やかな一体性を確保し、地域の均衡ある発展と住民福祉の向上を図るため、千曲市まちづくり計画(新市建設計画)をベースに千曲市長期総合計画の策定の準備をはじめ、市民とともに築く新しいまちづくりに全力で取り組みたいと思っております。

 1)点目の長期総合計画の策定についてでありますが、千曲市の総合的かつ計画的な行政運営を推進するため、17年度の策定を目指して「千曲市長期総合計画」の準備に着手したいと考えております。計画策定に当たっては、新市建設計画をもとに各地区でまちづくり市民懇談会を開催するなど、市民と行政が協働してつくる新しいまちづくりの指針にしたいと考えております。

 2)点目の市民参加のまちづくりについてでありますが、市政への市民参加は、これからの行政にとって最も大切な分野であり、これまで試行錯誤しながら取り組んできたのが実態であります。このため、今後における新たな住民参加のあり方については多方面からの検討が必要であり、市民と行政が協働する真のまちづくりに向けて、新たに「まちづくり住民計画指針」を策定してまいりたいと考えております。

 また、行政事務事業のさらなる効率化と行政運営の透明性、さらには市民への説明責任を果たす意味から、行政評価制度の導入に向けた研究にも取り組んでまいります。本年2月に設置をいたしました地域審議会につきましては、合併後も市民の声を施策に反映させ、きめ細かな行政サービスを行っていくための機関として設置したもので、新市建設計画をもとに、地域のテーマに基づいた意見交換や市政に対する御意見をお聞きするなど、審議会の充実に努めてまいりたいと考えております。

 また、合併間もない千曲市を市民に知っていただくために「市政バス」を運行したいと考えております。このバスは市内の公共施設をはじめ、歴史や文化施設などをめぐるもので、千曲市を理解していただき、市民相互の一体感の醸成が図れればと思っております。

 3)点目、行政改革と職員教育についてであります。

 行政改革は厳しい財政状況の中で避けては通れない課題であり、庁内に行政改革推進本部を設置するほか、市民の代表の方々による「行政改革推進委員会(仮称)」を設置し、簡素で効率的な行政運営を目指して、すべての分野に渡って事務事業を見直し、行政サービスの向上や、アウトソーシングの導入、職員の定員適正化計画の策定、健全財政の堅持など、徹底した行政改革に取り組みたいと考えております。

 また、市民の利便性向上の一環として昨年5月から実施をしております郵便局での住民票の交付や、所得証明書などの各種証明書の発行業務を、新たに更級、力石及び雨宮郵便局でも行うなど、サービスの拡大に努めたいと考えております。

 地球環境の温暖化防止や廃棄物の減量に向けて、平成14年3月に旧上山田町で認証取得をいたしましたISO14001の認証取得の適用範囲を市役所全体に拡大し、本年度の取得を目指していきたいと考えております。

 職員教育については、市役所は市民にとって最大のサービス機関と位置づけ、常に市民の目線に立って考え、市民サービスの向上に意欲的に取り組む職員の育成が必要であります。そのため、職員研修はそれぞれの階層に応じた研修はもちろん、政策形成や企画力向上のための専門研修をはじめ、顧客満足度向上研修や徹底した目標による管理制度の導入など、意欲ある職員の育成と資質の向上に努めてまいりたいと考えております。

 4)点目、都市計画税の導入と課税客体の把握についてであります。

 都市計画税の導入及び固定資産税確保対策についてでありますが、都市計画税については、新しい市の均衡ある発展が図れるよう、合併協議に基づき都市計画税を御負担いただくことといたしました。また、市税の基幹税目であります固定資産税は、バブル崩壊後の土地価格の下落や新築家屋の減少などにより減収傾向にありますが、平成18年度の固定資産の評価替えに備えて、家屋の全棟調査や土地台帳、家屋台帳の整備などを通じて課税漏れのないよう公平な課税客体の把握に努めたいと考えております。

 5)点目の税の収納対策についてであります。

 近年の景気動向もあり、市税の伸びは大変厳しく、税の公平性の観点からの収納率の向上は大きな問題となっております。このため平成16年度から税務課の組織体制を強化する一方、年々累増する税及び公共料金の滞納額対策として、部や課を横断した徴収体制の強化を図るなど徹底した対策に取り組みたいと考えております。

 また、口座振替への移行指導や悪質滞納者に対する滞納処分の強化など、収納率向上と税負担の公平性を確保するとともに、各種所得の申告漏れ等に対する的確な指導と不申告者に対する催告・指導の一層の強化をあわせて実施してまいります。

 5.以上のまとめといたしまして、平成16年度の千曲市の市政運営について、その概要を申し上げましたが、ただいま申し上げました内容以外にもまだまだ多くの施策がございますが、今後とも各施策について情報を公開し、広く御意見をお聞きしながら各施策を進めてまいりたいと考えております。

 千曲市誕生後、初の通年予算でありますが、合併前の旧市町が抱える課題にも十分配慮をすると同時に、合併特例債を積極的に活用し、平成15年度当初予算に比べ大幅に伸びましたことは、一つには合併の効果であったと考えております。

 以上申し上げ、私の市政運営に当たっての考え方とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

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△日程第6 報告第4号 平成15年度戸倉町土地開発公社事業実績及び決算について



○議長(原利夫君) 日程第6、報告第4号 平成15年度戸倉町土地開発公社事業実績及び決算について、市長から地方自治法第243条の3第2項の規定により提出がありましたので、お手元に配付のとおりでありますので、御承知を願います。

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△日程第7 報告第5号 専決処分の報告について



△日程第8 報告第6号 専決処分の報告について



△日程第9 報告第7号 専決処分の報告について



△日程第10 報告第8号 専決処分の報告について



○議長(原利夫君) 日程第7、報告第5号から日程第10、報告第8号まで、以上、専決処分の報告4件については、市長から地方自治法第180条第2項の規定により提出がありましたので、お手元に配付のとおりでありますので御承知を願います。

 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。

                    午前11時48分 休憩

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 午後1時 開議



○副議長(中村直行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第11 議案第30号 千曲市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正条例制定について



△日程第12 議案第31号 千曲市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について



△日程第13 議案第32号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について



△日程第14 議案第33号 千曲市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について



△日程第15 議案第34号 千曲市総合観光会館条例制定について



△日程第16 議案第35号 千曲市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について



△日程第17 議案第36号 戸倉町巡回バスの設置及び運行管理等に関する条例を廃止する条例制定について



△日程第18 議案第37号 平成15年度千曲市一般会計補正予算(第2号)の議定について



△日程第19 議案第38号 平成15年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の議定について



△日程第20 議案第39号 平成15年度千曲市下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定について



△日程第21 議案第40号 平成15年度千曲市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について



△日程第22 議案第41号 平成15年度千曲市稲荷山水道特別会計補正予算(第1号)の議定について



△日程第23 議案第42号 平成16年度千曲市一般会計予算の議定について



△日程第24 議案第43号 平成16年度千曲市国民健康保険特別会計予算の議定について



△日程第25 議案第44号 平成16年度千曲市老人保健特別会計予算の議定について



△日程第26 議案第45号 平成16年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について



△日程第27 議案第46号 平成16年度千曲市倉科地区農業集落排水事業特別会計予算の議定について



△日程第28 議案第47号 平成16年度千曲市森地区農業集落排水事業特別会計予算の議定について



△日程第29 議案第48号 平成16年度千曲市羽尾地区農業集落排水事業特別会計予算の議定について



△日程第30 議案第49号 平成16年度千曲市下水道事業特別会計予算の議定について



△日程第31 議案第50号 平成16年度千曲市介護保険特別会計予算の議定について



△日程第32 議案第51号 平成16年度千曲市駐車場事業特別会計予算の議定について



△日程第33 議案第52号 平成16年度千曲市有線放送電話事業特別会計予算の議定について



△日程第34 議案第53号 平成16年度千曲市稲荷山水道特別会計予算の議定について



△日程第35 議案第54号 平成16年度千曲市戸倉温泉施設事業特別会計予算の議定について



△日程第36 議案第55号 平成16年度千曲市八幡水道事業特別会計予算の議定について



△日程第37 議案第56号 市道路線の認定について



△日程第38 議案第57号 市道路線の廃止について



△日程第39 議案第58号 市道路線の変更について



△日程第40 議案第59号 大田原横手辺地に係る公共的施設の総合整備計画について



△日程第41 議案第60号 千曲市の特定の事務の雨宮郵便局における取扱いに関する協議について



△日程第42 議案第61号 千曲市の特定の事務の更級郵便局における取扱いに関する協議について



△日程第43 議案第62号 千曲市の特定の事務の力石郵便局における取扱いに関する協議について



○副議長(中村直行君) 日程第11、議案第30号から日程第43、議案第62号までの33議案を一括議題といたします。

 以上は、日程に従いまして理事者の提案説明のみにとどめます。

 各議案に対する提案説明を求めます。

 近藤助役。

          〔助役 近藤清一郎君 登壇〕



◎助役(近藤清一郎君) ただいま議題となりました議案第30号から、議案第62号までを一括して提案理由の説明をいたします。

 初めに、議案第30号 千曲市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。

 本案につきましては、地方公務員災害補償法の一部改正に伴い、公務災害の審査に関し、虚偽の報告等をした場合の罰金金額の規定を改正するものであります。

 次に、議案第31号 千曲市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。

 本案につきましては、地方独立行政法人法が平成15年7月16日に公布され、地方公共団体が地方独立行政法人を設立することが可能となりました。すなわち、この法人というのは、水道事業、鉄道事業、病院事業、社会福祉事業等、法に定められた事業を行う法人のことを言います。条例の内容は、従来の人事交流の範囲を地方公社等職員から広げる規定とするもので、それに伴う条例を改正するものであります。

 次に、議案第32号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。

 本案は、平成15年4月1日施行となっている「地方税法の一部を改正する法律」に基づき、市税条例に所要の改正を行うものであります。この条例改正は、軽自動車税に関するもので、各市町村それぞれの様式で作成された申告書等が国の規制改革推進3カ年計画、これは平成14年3月29日閣議決定によるものであります。この国の規制改革推進3カ年計画によって、事務処理の迅速や納税者の負担軽減の観点から、平成16年度から全国的に統一された様式に変更されるため、市税条例の一部改正を行うものであります。

 次に、議案第33号 千曲市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。

 都市計画税は、平成15年度までは旧戸倉町及び旧上山田町では既に課税されており、平成16年度からは旧更埴市を含め、千曲市として新たに都市計画税を課税することとなっております。合併協議では都市計画税は評価額、いわゆる課税標準額に税率を掛けて税額を算出する本則課税としておりましたが、合併前の旧戸倉町は本則課税、旧上山田町は負担調整による課税、旧更埴市では課税なしであったため、合併に伴い新たに課税するということで、県及び国とも協議した結果、固定資産税と同様に税負担の引き下げや、据え置き措置等の負担調整をして税額を算出する方法が土地税制の趣旨に沿っているとする国・県の指導により、固定資産税の前年度課税標準を都市計画税に適用するために「千曲市都市計画税条例」に所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第34号 千曲市総合観光会館条例制定について説明をいたします。

 本案につきましては、現在建設中の総合観光文化施設について、その設置及び管理に関する事項を定めるため、地方自治法第244条の2の規定により設置条例を制定するものであります。この施設は、千曲市及び広域観光振興を図る拠点として、また、地域の活性化を図るための総合的な観光文化施設としての機能を持ち、住民の利用に供するための公の施設として設置するものであります。施設には事務室等の管理諸室のほか、会議室及び観光客、市民のためのオープンスペース等を備えるとともに、文化会館の補完的な機能をも持たせ、設置後の有効利用を図るものであります。

 次に、議案第35号 千曲市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。

 国における特殊法人の整理合理化等により独立行政法人制度が創設されたことに伴い、日本鉄道建設公団が「独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構」に名称が変更になりましたので、所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第36号 戸倉町巡回バスの設置及び運行管理等に関する条例を廃止する条例制定について説明をいたします。

 本条例は、旧戸倉町において巡回バスを運行するに当たり制定していた条例で、平成15年9月1日の合併以降も戸倉地区においては、引き続き同様の形態で運行していたため、暫定施行としておりました。新年度からの市循環バスの運行については、新路線の運行開始や既存路線の見直しを進めるとともに、運行形態については他の路線と同様に旧戸倉町の路線についても業者委託へと変更する予定であり、条例の必要がなくなったため廃止するものであります。

 次に、議案第37号 平成15年度千曲市一般会計補正予算(第2号)について説明をいたします。

 このたびの補正は、事業費の確定によるもの、及び行政運営上必要な経費等、総額1億3,935万4,000円の追加をお願いし、歳入歳出それぞれ165億2,487万1,000円とするものであります。以下、その主な内容について、歳出から順次説明をいたします。2ページをごらんください。

 総務費では、屋代地区のふれあい情報館駐車場用地を千曲市土地開発公社から取得する経費、合併に伴って脱退した長野県町村総合事務組合への精算に伴う負担金の追加、及び一般職員の退職予定者が増加したことによる職員退職手当金の追加等で、差し引き2億1,557万円の追加であります。

 民生費では、養護老人ホーム入所者の入居増による措置費の追加、事業費の確定による児童扶養手当給付費や児童手当給付費、介護保険特別会計への繰出金の減額等で、差し引き3,341万5,000円の減額であります。

 衛生費につきましては、職員人件費の減額のほか、事業費の確定による合併処理浄化槽設置補助金の減額で、248万円を減額するものであります。

 農林水産業費では、事業費の確定による上山田弥勒寺地区等の基盤整備整備促進事業費、屋代沖地区の排水路整備事業費等の減額で、総額3,155万8,000円を減額するものであります。

 商工費につきましては、上山田地区に建設している総合観光文化施設整備事業費を減額するほか、森地区の「あんずの里スケッチパーク用地」の一部を千曲市土地開発公社から取得する経費を計上し、差し引き242万5,000円を追加するものであります。

 土木費につきましては、戸倉町土地開発公社の解散に伴う残余財産について、定款の定めるところにより千曲市へ帰属したので、今後の公共用地等の円滑な取得に役立てるため土地開発基金へ繰り出す経費の追加、事業費の確定による都市計画街路整備事業費及び県施行事業負担金等を減額するほか、下水道事業特別会計繰出金の減額等で、差し引き9,325万6,000円の減額であります。

 消防費では、戸倉地区に建設を計画していた消防団分団詰所建設及びその用地を取得する経費について、さらに地元調整を進める必要があるため、1,821万6,000円を減額するものであります。

 教育費では、屋代中学校用地を千曲市土地開発公社から取得する経費、教育振興のために市出身の方からお寄せいただいた寄附金を文教施設整備基金へ積み立てる経費の追加、小・中学校管理運営事業費、情報教育設備整備事業費の減額等で、差し引き1億28万4,000円を追加するものであります。

 これらの主な補正財源としては、市税の滞納繰越分の増収見込み分及び地方消費税交付金の収入が確定したことによる増収分を充当したほか、県支出金では、循環バス購入事業が合併特例交付金の対象となったことによる財源振り替え、財産収入では戸倉町土地開発公社の清算による残余財産収入を充当いたしました。

 4ページをごらんください。続いて、「第2表 繰越明許費」につきましては、ふるさと農道緊急整備事業のほか16事業について、用地補償交渉の難航等の理由から、それぞれ年度内完成が見込めないため、繰越明許費により予算の繰り越しをお願いするものであります。

 次に5ページをごらんください。「第3表 地方債補正」につきましては、都市水環境整備下水道事業に充当する土木施設整備事業を追加するほか、合併特例事業ほか2つの事業の起債限度額の変更を行うものであります。

 以上が一般会計補正予算(第2号)の概要でございます。

 次に、議案第38号 平成15年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について説明をいたします。

 歳入歳出の増減はありませんが、歳入の財源内訳について貸付金元利収入金が鋭意徴収に努力をいたしましたが、当初予算額に対して760万円の不足が生じたため、貸付金元利収入金を減額し、一般会計繰入金を増額して財源の振り替えをお願いするものであります。

 次に、議案第39号 平成15年度千曲市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について説明をいたします。

 今回の補正は総額2億5,500万円を減額し、歳入歳出それぞれ48億456万9,000円とするものであります。歳出につきましては、千曲川流域下水道上流処理区維持管理負担金及び工事費の入札差金が発生したため下水道建設費を減額するものであります。これらの財源につきましては、国庫補助金、下水道事業債及び基金繰入金を減額するものであります。また、公共下水道受益者負担金、舗装復旧負担金減額精算金、消費税還付金の収入増が見込めるため財源の振り替えを行うものであります。

 「第2表 繰越明許費」につきましては、公共下水道建設事業について、一部年度内に工事の完成が見込めない工区があるため、繰越明許費で予算の繰り越しをお願いするものであります。

 「第3表 地方債補正」につきましては、下水道事業費の限度額の変更をするものであります。

 次に、議案第40号 平成15年度千曲市介護保険特別会計補正予算(第2号)について説明をいたします。

 今回の補正は、合併に伴い電算処理一元化が完了したことに伴う委託料1,847万9,000円の減額、及び支払準備基金への積み立て632万7,000円の追加等で、差し引き1,133万2,000円を減額するもので、保険給付費での補正額はありませんが、財源内訳の組み替えなどで歳入歳出予算の総額を21億9,881万4,000円とするものであります。

 次に、議案第41号 平成15年度千曲市稲荷山水道特別会計補正予算(第1号)について説明をいたします。

 今回の補正は、桑原本郷浄水場工事費が確定したことに伴い、工事費2,115万円の減額を行うものです。歳入につきましては、国庫補助金455万円、簡易水道事業債1,660万円の減額をするもので、歳入歳出の総額はそれぞれ9,195万7,000円とするものであります。

 続いて「第2表 繰越明許費」につきましては、桑原本郷浄水場築造工事で、地質調査の結果、地盤が悪く改良に不測の日数を要したため、年度内完成が見込めないことから繰越明許費により予算の繰り越しをお願いするものであります。

 次に、議案第42号 平成16年度千曲市一般会計予算について説明をいたします。

 初めに、予算編成に当たりましては、国の経済政策や初年度を迎える国と地方の税財政改革(三位一体改革)による影響や地方財政計画などを見きわめながら、市の税収、地方交付税などの歳入見込みを慎重に検討し、千曲市まちづくり計画の「共生と交流の都市(まち)」を目指して、まちづくりのための建設事業に対する財政措置である合併特例事業を最大限活用し、千曲市の一体感の形成と均衡ある発展の実現に対応できる内容とするようにしました。そのため、事務事業の見直しや経常的経費の削減を行う一方、合併による歳出削減効果、いわゆるスケールメリットを発揮させるとともに、合併協議の中で決定されている事項や緊急性の高い地域要望等を考慮し、財源の重点的な配分をするよう予算の編成を行ったところであります。

 次に、平成16年度予算の概要について申し上げます。予算書の3ページをごらんください。

 平成16年度一般会計の歳入歳出予算の総額は247億2,800万円としました。前年度の更埴市、戸倉町及び上山田町の当初予算額の合計額と比較しますと、22億7,655万9,000円、率にして10.1%の増であります。

 7ページをごらんください。「第2表 債務負担行為」につきましては、固定資産評価替えに伴う平成18年度評価替えに必要とする標準宅地の鑑定を行うため、また、平成21年度評価替えを目途に全棟調査を行うための基礎資料となる家屋図の作成をお願いするほか、戸倉小学校仮設校舎リースにつきましては、普通教室棟の大規模改造事業を実施するに当たり、仮設の校舎が必要になるために後年度負担をお願いするものであります。

 8ページをごらんください。次に「第3表 地方債」につきましては、平成16年度起債事業の限度額及び利率等をあらかじめ御決定をいただくものであります。この中で臨時財政対策債につきましては、地方財政の通常収支に係る地方財源の不足に対処するめに特例地方債として発行するものであります。したがって、元利償還金につきましては全額地方交付税の基準財政需要額に算入されるものであります。

 3ページに戻ります。一時借入金の最高額につきましては、過去の借入実績や基金の繰り替え運用を勘案し、前年度と同様20億円としました。歳出予算の流用につきましては、予算の過不足が生じた場合における同一款内で、これらの経費の各項款の流用をお認めいただくものであります。これは予算を弾力的に運用するためのものであります。

 以上が平成16年度予算の概要であります。

 それでは、歳入から順次説明をいたします。4ページをごらんください。

 市税のうち、市民税については、合併により個人市民税の均等割額が地方税法の人口規模による額の変更で、500円の引き上げをお願いする一方で、法人市民税については標準税率に引き下げるなどの調整を考慮し、23億7,513万8,000円を計上しました。

 固定資産税は、合併により税率を変更したことによる減少分を見込み、37億8,739万1,000円を計上しました。

 都市計画税につきましては、新たに更埴地域を課税することに伴う増加分を見込み、2億1,638万3,000円を計上しました。

 市税全体では前年度当初予算額に比べて2.0%減の69億522万4,000円を計上しました。

 次に、地方譲与税のうち、所得譲与税についてでありますが、三位一体改革により、国庫補助負担金が一般財源化され、平成18年度までに所得税から個人住民税への本格的な税源移譲を実施するまでの間の暫定措置として創設されたものであり、都道府県及び市町村へ、それぞれ総額の2分の1を人口を基準に譲与されるもので、人口1人当たり約1,674円となり、1億805万5,000円を計上しました。地方譲与税全体では3億7,905万5,000円を計上しました。

 4款及び5款の配当割交付金及び株式等譲渡割交付金につきましては、平成15年度の税制改正により設けられたものであり、配当割収入額及び株式等譲渡割収入額の一定割合を市町村に交付するもので、それぞれ収入見込額を計上したものであります。その他の各種交付金につきましては、過去の交付実績や地方財政計画に基づき10億6,600万円を計上しました。地方交付税は、三位一体改革により交付税総額が対前年度6.5%減額されるという大変厳しい状況でありますが、普通交付税につきましては、合併直後に必要となる臨時的経費に対する財政支援措置や、合併に伴う生活保護費等の増加分などを見込み、49億1,600万円を計上しました。また、特別交付税については、合併を機に行われる新たなまちづくり等の需要に対しての包括的支援措置分を見込む一方、合併準備経費の算入が終了したこと等の減少分を考慮し、7億8,300万円を計上いたしました。

 以上の結果、地方交付税全体では前年度当初予算額の7.7%増に当たる56億9,900万円を計上しましたが、合併による影響が大きくあらわれたものと思います。

 12款からの分担金及び負担金、国・県支出金等の特定財源につきましては、現時点で見込み得る額を計上しました。

 18款の繰入金につきましては、小・中学校の施設整備事業に文教施設整備基金から1億140万円、長期債の定時償還に減債基金から1億円、職員退職手当基金から7,600万円を繰り入れるほか、財源不足を補うため財政調整基金から7億円の繰り入れをお願いしてありますが、今後の一般財源の歳入状況等を勘案しながら、できる限り繰り入れを抑制してまいりたいと考えております。

 21款の市債につきましては、合併特例事業などに充てるため40億8,780万円を計上しました。このうち、合併特例債を17億8,870万円、地方交付税の不足分を補う目的で発行する臨時財政対策債は、前年度当初予算額に比べ27.6%減の11億550万円を計上し、減税補てん債は平成7年度と8年度に借り入れた10億7,860万円の借換分を含め11億7,360万円を計上しました。

 次に、歳出につきましては、5ページ、6ページをごらんください。

 最初に、議会費から説明いたします。議会費につきましては議会の運営並びに議会活動に必要な経費等、総額4億21万3,000円を計上しました。

 総務費につきましては、総務管理費では全般的な行政管理費をはじめとする一般行政経費のほか、合併特例事業として行う温泉資源を活用した健康増進施設整備事業に要する経費、白鳥園の後利用構想策定費及び戸倉温泉施設事業特別会計繰出金、新たに市内を結ぶ大循環ルートを新設する循環バス運行経費、しなの鉄道屋代・戸倉間に新駅を整備するなどの交通施設の整備に充てるための基金への積立金、合併を記念し各種イベントを実施するために要する経費、防災対策事業として、飲料水兼用耐震性貯水槽整備事業費、情報化を推進するために戸倉上山田地区の小・中学校などの公共施設に光ケーブルを敷設するための経費、男女共生参画社会づくり推進事業費、国際交流については相互理解と意識づくりの推進を図るための経費を計上しました。

 徴税費では、課税事務に要する一般経費のほか、固定資産税、都市計画税の賦課事業費では、地理情報システム導入経費、土地台帳等の散逸を防止するための電子パピルス登録事業費等を計上しました。

 戸籍住民基本台帳費では、戸籍情報システム化事業費、遠隔地に居住する市民のために郵便局において住民票の交付と各種証明書を発行するための経費、住民基本台帳ネットワーク事業においては、住民基本台帳カードの発行に要する経費等を計上しました。

 選挙費では、選挙管理委員会運営に要する一般経費のほか、参議院議員通常選挙執行経費などを計上し、総務費全体では27億4,861万5,000円を計上しました。

 次に、民生費につきましては、社会福祉費では福祉事務に係る一般経常費のほか、社会福祉協議会育成補助金、総合福祉センター(仮称)建設を進めるための経費、国民健康保険、老人保健、介護保険特別会計に対する繰出金、高齢者や障害者の施設訓練等支援費及び介護予防地域支え合い事業等の在宅福祉事業費のほか、老人ホーム等への入所措置費、人権政策推進事業に要する経費、乳幼児や障害者の方などに給付している福祉医療特別給付費のほか、幹線道路の沿道を花街道として整備する「花いっぱい運動」に要する経費や、交通安全、防犯対策として、通学路等へ街灯を設置する経費、消費者保護等の市民生活に係る経費を計上しました。

 児童福祉費では、児童館等の管理運営事業費、保育所管理運営事業費を計上したほか、母子家庭等の生活の安定と自立に対しての児童扶養手当給付費等が主なものであります。

 生活保護費では、医療扶助費等の生活保護費を計上し、民生費では総額52億2,371万7,000円を計上しました。

 衛生費につきましては、保健衛生費では市民の健康づくりを推進するための一般経費のほか、乳幼児の健全な発育を図るための母子保健事業費、生活習慣病を予防するための各種検診事業費、高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種事業費、地下水汚染・大気・騒音等の公害対策経費、環境基本計画の策定経費等を計上しました。

 清掃費では、ごみ減量化・資源化に要する経費、し尿処理事業費では、一般廃棄物収集業務転廃業交付金を計上したほか、千曲衛生施設組合及び葛尾組合等の一部事務組合負担金を計上しました。

 上水道整備費では、上山田地区の県営水道給水管布設に対しての負担金が主なもので、衛生費全体では15億7,683万円を計上しました。

 労働費につきましては、厳しい雇用情勢を踏まえ、継続としている心身障害者雇用促進奨励金等の雇用対策経費や、勤労者金融対策預託金等の労働福祉事業費、勤労青少年ホームの管理運営経費等、総額5,875万7,000円を計上しました。

 農林水産業費につきましては、農業費では農業委員会の運営経費や果樹振興対策などの農業振興対策事業費のほか、耕作放棄地の解消や農地の多面的機能の確保を目的とした中山間地域等直接支払制度を昨年度に引き続き実施するための経費、繁殖が著しいアレチウリ駆除対策経費、農業団体等の育成経費を計上したほか、農道や水路、ため池などの整備に要する経費、担い手育成や農地の保全対策として新規に着手する農地等高度利用促進事業費、姨捨棚田地域の水生動植物の生息環境と周辺荒廃地の整備を行う田園自然環境保全整備事業費、継続で進めているふるさと農道緊急整備事業費、農業集落排水事業特別会計繰出金等が主なものであります。

 林業費では、森林の管理・保全に係る一般経費のほか、松くい虫防除対策として被害木の伐倒駆除及び空中散布等を実施するための経費、千曲市で開催を予定している「森と緑の祭典」と植樹祭開催経費、間伐材を利用した野外ステージやテニスコート改修、ろ過施設の建設などを行う大池市民の森整備事業費、継続して整備を進めております蛇岩線や猿ヶ馬場線等の林道整備事業費等が主なものであり、農林水産業費全体では12億8,494万5,000円を計上しました。

 商工費につきましては、商工業、観光に係る一般経費のほか、商工業振興条例に基づくISO取得などの各種支援事業費、中小企業金融対策預託金、保証料補給金、緊急経済対策に係る経営安定資金の利子補給金、商店街活性化対策事業費等であります。

 観光費としては、多くの観光客が訪れ、集客力のある観光振興を図るため、千曲市観光振興計画の策定経費、観光関係団体の育成経費、観光施設の維持管理経費、各種イベントの開催や観光宣伝に要する経費等で総額14億3,082万円を計上しました。

 土木費につきましては、土木管理・道路橋梁費では、道路橋梁に係る一般経費のほか、合併支援道路として継続で整備を進めている都市計画道路川東線及び大西線新設改良事業費、生活道路の新設改良及び維持補修等の経費、力石バイパス等の県施行事業負担金、交通安全施設整備事業費等であります。

 河川費では、河川・排水路等の維持管理整備事業費を計上いたしました。都市計画費では、都市計画の見直しを行うための都市計画策定事業費、街路整備事業では稲荷山地区における身近なまちづくり支援街路事業費、継続して整備を進めている一重山線、戸倉温泉通り線等の都市計画街路整備事業費、更埴線、旧国道線等の県施行街路事業負担金、尾米川の水辺空間を整備する都市水環境整備事業費、下水道事業特別会計繰出金を計上したほか、公園費では、地域の子供から高齢者までが憩える身近な公園を整備するための経費、また、国道18号バイパスの建設をするための経費を計上し、土木費全体では31億1,224万8,000円を計上しました。

 消防費につきましては、消防団の業務に係る一般経常経費のほか、非常備消防施設整備事業では小型動力ポンプや普通積載車などを計画的に更新するための経費、防火水槽の新設及び消火栓新設等の消防水利整備事業費、千曲坂城消防組合負担金等で9億5,290万円を計上しました。

 教育費につきましては、教育総務費では、教育委員会の運営経費や教育、文化、体育振興に要する一般経費のほか、千曲市誕生に伴い新たな教育ビジョンや教育改革へ対応するため、教育委員会の調査審議機関として(仮称)千曲市教育振興審議会を設置するとともに、事務局内及び総合教育センターによる調査研究に要する経費を計上しました。

 小学校費、中学校費では、確かな学力、豊かな心、健康な体力の育成を目指し、生きる力をはぐくむ教育課程の推進に重点を置いた教育活動や教職員の力量の形成、開かれた特色ある学校づくり事業の拡充、小学校30人規模学級の拡大、教育相談員の増員等の児童・生徒指導対策、学校環境の整備については、戸倉、五加小学校の大規模改造事業、治田小学校の設備改修、更埴西中学校改築実施設計、さらには戸倉上山田地区の学校情報通信ネットワーク及びコンピュータの整備に要する経費等を計上しました。また、急増する学童への事件犯罪に対応するため、市内全児童・生徒への防犯ブザーの配付及び学校内への防犯ブザーの整備など、学校安全対策に要する経費も重点事業として計上しました。

 社会教育費では、市民がいつでも自由に学習の機会を選択できる場を確保するため公民館活動事業費、図書館各種事業費、人権同和教育推進事業費、青少年の健全育成を進めるための活動費、市民から要望の多いIT講習会開催に要する経費、名勝・姨捨保存整備事業費、文化会館、創造館などの社会教育施設の管理運営事業費等を計上しました。

 保健体育費では、多様化するスポーツ活動に対応し、市民・皆スポーツを目標に、総合型地域スポーツクラブの育成を支援するための経費や、ニュー・スポーツの普及経費、体育団体及び指導者等の育成経費を計上しました。

 学校給食センターの管理運営事業費では、児童・生徒に栄養バランスと安全に配慮した食事を提供するための経費を計上し、教育費全体では34億2,168万8,000円を計上しました。

 災害復旧費につきましては、科目の設置をお願いするものであり、5,000円を計上しました。

 公債費につきましては、市債の定時償還に要する経費のほか、平成7年度と8年度に借り入れた減税補てん債を全額償還するための経費など38億8,123万3,000円を計上しました。

 諸支出金につきましては、各種事業を推進するために必要な土地の取得を効率的に行うための土地開発公社への貸付金等で、総額6億102万9,000円を計上しました。

 予備費につきましては、予期していない予算外の支出が生じた場合に備え、3,500万円を計上しました。

 以上が平成16年度一般会計予算の概要でございます。

 次に、議案第43号 平成16年度千曲市国民健康保険特別会計予算について説明をいたします。予算書の387ページをごらんください。

 低迷する経済を反映して、雇用情勢も依然として厳しい状況が予想されることから、平成16年度においても、国保制度への若い被保険者及び老人被保険者の増加が予想されます。これら被保険者の増加を考慮して、歳入歳出予算の総額は、それぞれ44億5,904万7,000円といたしました。前年度の1市2町当初予算の合計に比較しますと10.7%の増となりますが、これは被保険者の増加に伴う医療費等の増加を見込んだものであります。

 以下、歳出から順次説明をいたします。388ページをごらんください。

 保険給付費につきましては、被保険者の増加に伴う医療費の増加を考慮して28億2,374万5,000円を計上いたしました。老人保健拠出金につきましては、医療費拠出金精算分の増加等を加味し、11億5,089万3,000円を計上しました。介護納付金につきましては、社会保険診療報酬支払基金から示された納付見込額、2億8,794万1,000円を計上いたしました。

 次に、歳入について説明いたします。388ページの上段をごらんください。

 国民健康保険税につきましては、千曲市国民健康保険税条例の規定に基づく税率により、15年度の決算見込み等を考慮し、14億3,403万7,000円を計上しました。国庫支出金につきましては、療養給付費等の負担金や財政調整交付金、介護納付金事務費負担金等によるもので、17億7,509万6,000円を計上しました。療養給付費等交付金につきましては、退職被保険者の医療費に対するものの交付金として、9億610万4,000円を計上しました。繰入金につきましては、医療費の増加に対応するため、一般会計からの繰入金1億6,782万5,000円及び基金繰入金7,700万円を計上いたしました。また、高額医療費共同事業の拡充・制度による県支出金2,210万5,000円を計上しました。

 次に、議案第44号 平成16年度千曲市老人保健特別会計予算について説明をいたします。予算書の419ページをごらんください。

 一昨年10月の老人保健法の改正により、医療給付者の対象年齢が70歳から段階的に75歳になるまで引き上げられ、平成16年1月末現在の対象者は1万137人と医療受給者は減少傾向にあります。また、老人医療の患者負担については定率1割負担、ただし、一定以上の所得のある人は定率2割負担とするなどの導入が行われました。今回、過去の実績等を考慮して、歳入歳出予算の総額は、それぞれ59億2,286万1,000円といたしました。前年度の1市2町当初予算の合計に比較しますと、1.9%の減であります。

 以下、歳出から順次説明いたします。420ページをごらんください。

 歳出の大部分が医療諸費であり、被保険者数、高齢者医療制度の見直しによる医療費の動向等を考慮し、59億2,285万3,000円を計上しました。

 次に、歳入について説明をいたします。420ページの上段をごらんください。

 支払基金交付金、国庫支出金及び県支出金等、老人保健法による負担割合相当分を計上しました。繰入金につきましては、医療費のおおむね6%相当分を一般会計から繰り入れるもので、3億9,310万1,000円を計上しました。

 次に、議案第45号 平成16年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について説明をいたします。予算書の433ページをごらんください。

 同和地区の住環境整備の改善を図るための資金貸付事業につきましては既に事業が終了しており、新たな貸付はなく、既貸付金の償還であります。歳入歳出予算の総額は、それぞれ2,415万8,000円を計上しました。

 歳出につきましては、公債費の償還等で、この財源といたしましては貸付金の元利収入金等を見込みました。

 次に、議案第46号 平成16年度千曲市倉科地区農業集落排水事業特別会計予算について説明をいたします。予算書の451ページをごらんください。

 本年度の事業は、倉科地区の排水施設の維持管理が主なものであり、歳入歳出予算の総額は6,176万2,000円としました。

 歳出につきましては、460ページからごらんください。

 維持管理費2,283万8,000円、市債の償還金である公債費は3,792万4,000円を計上しました。

 これらの財源は458ページをごらんください。

 排水施設使用料及び手数料1,648万1,000円、一般会計及び排水施設基金からの繰入金4,488万6,000円等を充てるものであります。なお、排水施設の設置、水洗化は本年1月31日現在412件で、82.5%の家庭が水洗化されていますが、引き続き水洗化の促進を図ってまいります。

 次に、議案第47号 平成16年度千曲市森地区農業集落排水事業特別会計予算について説明をいたします。予算書の477ページをごらんください。

 本年度の事業は排水施設の維持管理が主なものであり、歳入歳出予算の総額は9,634万3,000円としました。

 歳出につきましては486ページからごらんください。

 維持管理費2,442万8,000円、市債の償還金である公債費は7,091万5,000円を計上しました。

 これらの財源は484ページをごらんください。

 排水施設使用料及び手数料1,892万円、一般会計及び排水施設基金からの繰入金7,697万2,000円等を充てるものであります。なお、排水施設の設置、水洗化は本年1月31日現在527件で、68.1%の家庭が水洗化されていますが、引き続き水洗化の促進を図ってまいります。

 次に、議案第48号 平成16年度千曲市羽尾地区農業集落排水事業特別会計予算について説明をいたします。予算書の503ページをごらんください。

 本年度の事業は、羽尾地区の排水施設の維持管理が主なものであり、歳入歳出予算の総額は3,959万4,000円としました。

 歳出につきましては512ページからごらんください。

 維持管理費1,039万8,000円、市債の償還金である公債費は2,819万6,000円を計上しました。

 これらの財源は510ページをごらんください。

 排水施設使用料及び手数料998万2,000円、一般会計及び排水施設基金からの繰入金2,960万4,000円等を充てるものであります。なお、排水施設の設置、水洗化は本年1月31日現在285件で、95%の家庭が水洗化されていますが、引き続き水洗化の促進を図ってまいります。

 次に、議案第49号 平成16年度千曲市下水道事業特別会計予算について説明をいたします。

 予算書の529ページをごらんください。

 公共下水道事業につきましては、国の下水道整備計画及び県が施行する千曲川流域下水道事業計画と整合を図りながら事業を進めていますが、平成16年度歳入歳出予算の総額は48億7,358万6,000円としました。

 歳出につきましては、542ページからごらんください。

 総務管理費では、受益者負担金・分担金の前納報奨金、流域下水道維持管理負担金等、4億4,025万7,000円を計上しました。また、下水道建設費では雨水渠並びに汚水管渠布設の工事費と、これに伴う地下埋設物の移設補償費等、30億7,942万2,000円を、流域下水道事業費では、県が施行する千曲川流域下水道事業費の負担金等、1億6,687万円を、公債費では、市債の定時償還に要する経費、元利合計で11億8,693万7,000円を計上いたしました。

 これらの主な財源については、538ページから541ページをごらんください。

 特定環境保全公共下水道事業受益者分担金976万6,000円、下水道事業受益者負担金6億4,460万8,000円、下水道使用料4億88万9,000円、国庫補助金8億円、一般会計繰入金6億6,992万2,000円、公共下水道整備基金繰入金5,264万8,000円、下水道事業債22億400万円等を見込みました。

 次に、議案第50号 平成16年度千曲市介護保険特別会計予算について説明をいたします。

 予算書の565ページ及び566ページをごらんください。

 介護保険制度は順調に推移し、制度の浸透と高齢者の自立支援という基本理念が定着してきたと考えます。さらに、市では高齢者の自立支援を推し進めるために介護予防の推進、要介護認定の適切な実施、サービスの質の向上、介護給付費の適正化に取り組んでまいります。16年度の予算編成に当たっては、介護保険事業計画等に基づき、今後の給付動向を勘案し、第1号被保険者数を1万4,785人とし、そのうち、要支援及び要介護者は第1号被保険者2,093人、第2号被保険者81人と見込み、歳入歳出予算の総額をそれぞれ32億2,544万1,000円としました。

 以下、歳入から順次説明いたします。予算書の569ページをごらんください。

 保険料につきましては、第1号被保険者、すなわち65歳以上の高齢者の保険料として5億2,829万7,000円を計上しました。国庫支出金につきましては、介護給付費負担金などで8億1,362万7,000円を計上しました。第2号被保険者(40歳から64歳)の保険料に相当する分の支払基金交付金については10億100万3,000円を計上しました。県支出金については、3億9,101万7,000円を計上しました。一般会計からの繰入金については、介護給付に対する市の負担分(介護給付費繰入金)及び事務費繰入金で4億7,747万6,000円と、基金繰入金650万5,000円の合わせて4億8,398万1,000円を計上しました。

 次に、歳出について申し上げます。予算書の570ページ及び571ページをごらんください。

 総務費では人件費等の一般管理費のほか、介護認定審査に要する経費など9,396万7,000円を計上しました。保険給付費では、15年度後半になってさまざまな指定介護保険事業所が市内に開設されましたが、16年度もグループホーム、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所の開所が予定され、介護サービス基盤の整備が進んできていることから給付費の増加を見込み、31億2,813万6,000円を計上しました。財政安定化基金拠出金につきましては、介護保険会計が赤字になったときに、市町村がこの基金より借り入れをする目的で県が造成する基金への拠出金で、313万6,000円を計上しました。

 次に、議案第51号 平成16年度千曲市駐車場事業特別会計予算について説明をいたします。予算書の593ページをごらんください。

 このたびの予算は、戸倉駅前の自転車・自動車駐車場に係る経費について措置を講ずるもので、歳入歳出予算の総額は919万円を計上しました。現在575人の方が利用しており、自転車等が507台、自動車が68台の利用状況となっております。

 603ページをごらんください。歳出の主なものについては、徴収業務等の委託料276万8,000円、一般会計繰出金178万6,000円、市債の償還に伴う償還金及び利子320万3,000円等を計上しました。これらの財源としては駐車場使用料919万円を充てるものであります。

 次に、議案第52号 平成16年度千曲市有線放送電話事業特別会計予算について説明をいたします。予算書の611ページをごらんください。

 有線放送電話事業特別会計につきましては、上山田地区の有線放送電話事業に係る施設の維持管理が主なものであり、歳入歳出予算の総額は、それぞれ1,276万1,000円としました。なお、加入状況でありますが、加入戸数1,013戸、加入率は42.4%となっております。

 続いて、予算書620ページをごらんください。歳出につきましては、総務管理費として321万7,000円、交換機等の施設管理費として928万3,000円を計上しました。

 予算書618ページにお戻りください。これらの主な財源といたしましては、有線放送電話使用料1,201万3,000円を充てるものであります。

 次に、議案第53号 平成16年度千曲市稲荷山水道特別会計予算について説明をいたします。予算書629ページをごらんください。

 本年度の事業は、昨年に引き続き桑原本郷浄水場の改良工事が主なものであり、歳入歳出の総額は、それぞれ7,588万6,000円としました。

 歳出につきましては、施設管理費5,517万3,000円のほか、公債費1,408万円等を計上しました。この財源としては、水道使用料2,983万9,000円、一般会計及び基金繰入金1,191万8,000円、国庫補助金644万円、簡易水道事業債1,930万円などを充てるものであります。

 次に、議案第54号 平成16年度千曲市戸倉温泉施設事業特別会計予算について説明をいたします。予算書の659ページをごらんください。

 本事業は、千曲市の施設として昨年9月から運営している戸倉メリーランド白鳥園について、平成16年度も引き続き県有財産を借り受け、市が運営することで、現在、県及び県企業局との協議を進めており、その管理運営に係る経費が主なものであります。

 歳入歳出予算の総額は1億6,564万7,000円としました。なお、高齢者「いこいの家」事業の無料券交付対象者は、16年1月末現在で1万5,139人でありますが、このうち1万259人の方(67.8%)に交付をしてある状況となっております。

 歳出につきましては668ページ、669ページをごらんください。

 温泉施設運営管理費として、嘱託職員報酬1,469万8,000円、臨時職員賃金2,202万4,000円、光熱水費1,896万円及び食堂・売店の賄材料費4,200万円等を計上しました。これらの財源といたしましては、666ページ、ないし667ページをごらんください。

 食堂・売店収入に係る経営収入が7,200万円、施設使用料3,077万3,000円及び一般会計からの繰入金6,287万4,000円を充てるものであります。

 次に、議案第55号 平成16年度千曲市八幡水道事業特別会計予算について説明をいたします。予算書680ないし681ページをごらんください。

 収益的収入及び支出について説明をいたします。まず、収益的収入につきましては、水道料金による給水収益1億円、企業債償還のための一般会計補助金487万2,000円等、総額1億558万8,000円を計上しました。

 収益的支出につきましては、原水費及び浄水費に2,790万6,000円、配水費及び給水費に1,296万5,000円、給与・手当等の総係費に3,055万4,000円など、総額1億550万2,000円を計上しました。

 資本的収入及び支出については、682ページ、ないし683ページをごらんください。

 資本的支出につきましては、老朽化した配水管の布設替え、国道18号バイパスや流域下水道事業に関連した配水管布設替え経費、企業債償還金等、総額7,283万9,000円を計上しました。この財源としては、新規給水負担金、企業債償還のための一般会計補助金等、5,006万3,000円をこれに充て、収支不足額2,277万6,000円は過年度損益勘定留保資金で補てんするものであります。

 次に、議案第56号 市道路線の認定について説明をいたします。

 村浦16号・17号線の2路線につきましては、川東線の第1期工事に関連して新たに整備した路線を市道として認定するものであります。日詰南線については、屋代中学校への接続道路として整備する路線を市道として認定するものであります。尾米柳原線については、現在施行中の川東線の工事終点から先線を新たに事業認定を受けるため市道として認定するものです。大宮集会所線については、地区からの要望により、県道森篠ノ井線から大宮集会所に接続する路線を市道として認定するものであります。築地広場線については、区民の災害時の避難所及び区民広場となっている土口運動広場への接続道路(迂回路)として整備するため、市道として認定するものであります。

 次に、議案第57号 市道路線の廃止について説明をいたします。

 村浦3号・9号・13号線の3路線については、川東線の第1期工事に関連して機能を有しなくなった路線を廃止するものであります。清水1号線については、県道白石千曲線の一部と重複している路線を廃止するものであります。

 次に、議案第58号 市道路線の変更について説明をいたします。

 村浦線、高川原4号・8号・9号線の各路線については、川東線の第1期工事に関連して、川東線と交差している既存路線の起点、終点のそれぞれを変更するものであります。川東線については、現在施行中の工事終点から先線を新たに事業認定を受けるため、尾米柳原線として認定することに伴い終点を変更するものであります。

 次に、議案第59号 大田原横手辺地に係る公共的施設の総合整備計画について説明をいたします。

 市では昭和55年度の「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」に基づき、大田原横手地区が辺地の指定を受け、市道、林道、公民館、マレットパークの建設等の整備を進めてまいりました。これら施設整備は5年ごとに策定される総合整備計画に基づいて実施されており、現在の計画は平成15年度で終了となるので、今回新たな計画を提案するものであります。計画の内容は農道などの農業近代化施設に6,589万7,000円、電気通信に関する施設に1億円を予定して整備を行いたいことから、同法第3条第1項の規定に基づき、議会の議決をお願いするものであります。

 次に、議案第60号 千曲市の特定の事務の雨宮郵便局における取扱いに関する協議についてから、議案第62号 千曲市の特定の事務の力石郵便局における取扱いに関する協議についての以上3議案につきましては、関連がありますので一括して提案理由の説明をいたします。

 本案につきましては、住民の利便性の向上を図るため、昨年5月1日から森及び八幡郵便局において、住民票等諸証明の交付等に係る事務を実施していますが、今回、この事務を拡大して、雨宮及び更級、力石の3郵便局においても住民票等諸証明の交付等に係る事務を行うため、「地方公共団体の特定の事務の郵便局における取扱いに関する法律第2条第2項」の規定により、3郵便局と協議の上、規約を定めることについて議会の議決を求めるものであります。

 以上、一括して提案理由の説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。

 終わります。

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△日程第44 議案第63号 姉妹都市の締結について



△日程第45 議案第64号 姉妹都市の締結について



△日程第46 議案第65号 姉妹都市の締結について



○副議長(中村直行君) 日程第44、議案第63号から日程第46、議案65号まで、以上3議案については関連がありますので、一括議題といたします。

 各議案に対する提案説明を求めます。宮坂市長。

          〔市長 宮坂博敏君 登壇〕



◎市長(宮坂博敏君) ただいま議題となりました議案第63号、姉妹都市の締結についてから、議案第65号までの以上3議案につきましては、関連がありますので一括して提案理由の説明をいたします。

 千曲市誕生に伴う姉妹都市の取り扱いにつきましては、既に合併協議の中で、旧市町の姉妹都市は継続を含めて検討するとの調整方針が決定されており、これまで内部で検討してまいりました。その結果、長い間、市民皆様や議会、行政が姉妹都市として交流を深めてきた経過があること。さらには、合併という中ではありますが、相手の自治体の意向や住民感情等を十分に考慮する必要があることなどを考えますと、旧市町の姉妹都市は千曲市として引き継ぎ、継続することがよいのではと判断をいたしました。

 このため、議案第63号の旧更埴市の姉妹都市でありました愛媛県宇和島市、並びに議案第65号の富山県新湊市、議案第64号の旧上山田町の姉妹町でありました千葉県匝瑳郡光町については、引き続き千曲市の姉妹都市として交流を深めてまいりたいと考えております。

 なお、宇和島市、光町、新湊市においては、去る2月5日の平成16年第1回市議会臨時会の最終日にも報告をいたしましたように、各市・町とも千曲市と姉妹都市を締結することについて全く異論がありませんので、よろしく御審議をいただき、御決定を賜りますようお願い申し上げます。

 以上です。



○副議長(中村直行君) 日程第44、議案第63号について質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 進行の声がありますので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 異議なしと認めます。

 よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 進行の声がありますので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第63号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 異議なしと認めます。

 よって、議案第63号は、原案のとおり可決されました。

 日程第45、議案第64号について質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 進行の声がありますので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 異議なしと認めます。

 よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 進行の声がありますので、討論を終結し、採決をいたします。

 お諮りいたします。

 議案第64号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 異議なしと認めます。

 よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。

 日程第46、議案第65号について質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 進行の声がありますので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 異議なしと認めます。

 よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 進行の声がありますので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第65号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(中村直行君) 異議なしと認めます。

 よって、議案第65号は、原案のとおり可決されました。

 以上で本日の日程は終了いたしました。

 これをもちまして、本日の会議を散会といたします。

 御苦労さまでした。

                    午後2時21分 散会

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