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長野県 千曲市

平成23年 12月 定例会(第7回) 11月30日−01号




平成23年 12月 定例会(第7回) − 11月30日−01号









平成23年 12月 定例会(第7回)



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            平成23年11月30日(水曜日)

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● 議事日程(第1号)

   平成23年11月30日(水曜日)            午前10時 開会

 第1 招集あいさつ

 第2 会議録署名議員の指名

 第3 会期の決定について

 第4 諸般の報告

 第5 市長所信表明

 第6 報告第13号 専決処分の報告について

 第7 議案第53号 千曲市文化財センター条例制定について

 第8 議案第54号 千曲市ふれあい福祉センター条例制定について

 第9 議案第55号 千曲市組織条例の一部を改正する条例制定について

 第10 議案第56号 千曲市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例制定について

 第11 議案第57号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について

 第12 議案第58号 千曲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について

 第13 議案第59号 千曲市消防団員賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例制定について

 第14 議案第60号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 第15 議案第61号 千曲市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 第16 議案第62号 千曲市商工業振興条例の一部を改正する条例制定について

 第17 議案第63号 千曲市森林総合施設条例の一部を改正する条例制定について

 第18 議案第64号 千曲市精神障害者通所授産施設条例を廃止する条例制定について

 第19 議案第65号 千曲市上山田健康福祉センター条例を廃止する条例制定について

 第20 議案第66号 平成23年度千曲市一般会計補正予算(第5号)の議定について

 第21 議案第67号 平成23年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の議定について

 第22 議案第68号 平成23年度千曲市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について

 第23 議案第69号 平成23年度千曲市下水道事業会計補正予算(第1号)の議定について

 第24 議案第70号 多世代健康交流プラザつるの湯の指定管理者の指定について

 第25 議案第71号 大池森林総合施設の指定管理者の指定について

 第26 議案第72号 千曲市ふれあい情報館の指定管理者の指定について

 第27 議案第73号 千曲市精神障害者通所授産施設の指定管理者の指定期間の変更について

 第28 議案第74号 監査委員の選任について

 第29 議案第75号 教育委員会委員の任命について

 第30 議案第76号 教育委員会委員の任命について

 第31 議案第77号 人権擁護委員候補者の推薦について

 第32 議案第78号 人権擁護委員候補者の推薦について

 第33 議案第79号 人権擁護委員候補者の推薦について

 第34 議案第80号 千曲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について

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● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

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● 出席議員(23名)

    1番   小川修一君       14番   内宇田和美君

    2番   柳澤眞由美君      15番   宮坂重道君

    3番   小玉新市君       16番   中沢政好君

    4番   中村了治君       17番   唐澤宗弘君

    5番   小山嘉一君       18番   戸谷有次郎君

    6番   林 愛一郎君      19番   宮下静雄君

    7番   宮入高雄君       20番   中村直行君

    8番   米澤生久君       21番   吉田昌弘君

   10番   和田英幸君       22番   田沢佑一君

   11番   中條智子君       23番   和田重昭君

   12番   荻原光太郎君      24番   原 利夫君

   13番   森 義一郎君

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● 欠席議員(1名)

    9番   青木 崇君

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● 説明のため出席した者の職氏名

   市長        近藤清一郎君  建設部長      知野秋利君

   副市長       瀧澤嘉市君   教育委員長     吉川弘義君

   総務部長      岡田昭雄君   教育長       安西嗣宜君

   市民生活部長    高松保雄君   監査委員      若林民雄君

   環境部長      米澤辰男君   教育部長      小池洋一君

   健康福祉部長    寺澤清充君   会計管理者     小林久徳君

   経済部長      柳澤正彦君

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● 事務局出席者氏名

   議会事務局長    永井圭二君   議会事務局次長   岡田 勝君

   議事係長兼調査係長 渡島秀男君   書記        大日方史延君

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 午前10時 開会



○議長(原利夫君) 定足数に達しておりますので、ただいまから平成23年第7回千曲市議会定例会を開会いたします。

 会議に入る前に、議員の欠席等について、事務局長をして報告いたさせます。

 永井議会事務局長。



◎議会事務局長(永井圭二君) 御報告いたします。9番、青木 崇議員は、所要のため欠席するとの届け出がございました。

 以上であります。

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△日程第1 招集あいさつ



○議長(原利夫君) 日程第1、市長から招集のあいさつがあります。

 近藤市長。

          〔市長 近藤清一郎君 登壇〕



◎市長(近藤清一郎君) 招集のごあいさつを申し上げます。

 本日、平成23年第7回千曲市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、何かと御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、ここに開会できますことを心から感謝申し上げます。

 さて、本定例会で御審議をいただきます案件につきましては、既にお手元に申し上げてございますように、一つ、専決処分の報告についてのほか、議案関係では、千曲市文化財センター条例制定についてなど、条例案が14件。

 平成23年度千曲市一般会計補正予算(第5号)の議定についてなど、補正予算案が4件。

 多世代健康交流プラザつるの湯の指定管理者の指定についてなど、指定管理者関係が4件。

 人事案件では、監査委員の選任、教育委員会委員の任命、人権擁護委員候補者の推薦についてであります。

 後ほど提案理由の説明をいたしますが、いずれも市政運営上重要な案件でありますので、よろしく御審議をいただき、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

 以上、一言申し上げ、招集のあいさつといたします。よろしくお願い申し上げます。

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△日程第2 会議録署名議員の指名



○議長(原利夫君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により、1番 小川修一君、2番 柳澤眞由美君の両名を指名いたします。

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△日程第3 会期の決定について



○議長(原利夫君) 日程第3、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から12月16日までの17日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月16日までの17日間と決定いたしました。

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△日程第4 諸般の報告



○議長(原利夫君) 日程第4、諸般の報告についてを行います。諸般の報告については、お手元に配付のとおりでありますので御承知を願います。

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△日程第5 市長所信表明



○議長(原利夫君) 日程第5、市長から所信表明演説があります。

 近藤市長。

          〔市長 近藤清一郎君 登壇〕



◎市長(近藤清一郎君) 本日、平成23年12月市議会定例会にあたり、2期目の市政運営に向けて所信の一端を申し述べ、議員各位を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 私は、去る9月25日執行の千曲市長選挙におきまして、多くの市民の皆様から温かい、また力強い御支援を得て、引き続き市政運営を担当させていただくことになりました。改めて市長という責任の重さを自覚し、市民の皆様の御期待にこたえるべく、微力ながら持てる力を傾注し、その任に当たる覚悟でございます。

 私が市長に就任した平成19年10月当時、千曲市は、日赤上山田病院、ごみ処理施設、学校改築、しなの鉄道千曲駅、新庁舎建設、合併支援道路千曲線の築造など、大きな課題が山積していることに加え、社会保障関係経費を初めとした義務的経費は増加の一途をたどり、財政の硬直化が進行する非常に厳しい状況に置かれておりました。

 このため、私は「産業振興なくして高福祉なし」の考えのもと、本市における最優先課題は、産業振興・企業誘致と行財政改革であるとして、この課題解決に全力で取り組んでまいりました。

 こうした中、リーマンショックに端を発した経済金融危機に遭遇し、輸出関連企業を初めとする多くの産業分野で経営の悪化や雇用不安など厳しい状況が続き、最近ではヨーロッパの信用不安やタイの洪水被害など、世界経済の減速が懸念される事態となっております。

 また、3月11日に発生した東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故は、国家の根幹を揺るがし、原発の安全神話はもろくも崩壊、放射能問題はいまだ収束へのめどすら立たない厳しい状況であり、市民生活に不安感と閉塞感が増幅しております。

 市政のかじ取り役である私にとって、今ほど市民の安全で安心な日々の暮らしを支えていくことが求められているときはないかと考えており、市民が心豊かに安心して暮らせる社会を実現していくために、どのような困難に直面しようとも全力で取り組み、千曲市の未来を切りひらいていく決意であります。

 次に、市政を運営する上で四つの基本方針について申し上げます。

 第1に、新たな成長戦略への挑戦であります。

 国連人口基金は、10月31日に世界人口が70億人を突破したと報じました。一方、我が国の人口は、2010年国勢調査によると、人口減少、少子・高齢化が一段と進み、千曲市においても、5年前の調査と比べ1,954人、3.1%減少し、長野県の都市部においては大幅な減少率となっております。

 また、高齢化率は長野県平均の26.5%を上回る27.4%と高齢化が進んでおり、人口減少と高齢化に歯どめがかからない現状が浮き彫りとなりました。

 こうしたことから、縮小を余儀なくされる経済社会において、人口減少、少子・高齢化社会に耐え得る成長戦略が求められており、そのため、産業の振興・企業誘致を促進することはもとより、将来に禍根を残さぬよう、北陸新幹線新駅誘致など、今なすこと、今しかできないことに挑戦し、未来への責任を果たしてまいります。

 第2に、安全・安心社会の実現であります。

 かつてない大惨事をもたらした東日本大震災からまもなく9カ月を迎えようとしています。特に本年は、大規模地震や原子力発電所事故、さらには大雨による災害などに見舞われており、改めて防災・減災対策の重要性を痛感しております。

 今回、想定されていなかった原子力発電所の事故を初めとした広域化・複合化・長期化が懸念される災害に対して、地域防災計画の見直しや河川改修など、ソフト・ハードの両面から防災・危機管理体制の一層の充実を図ってまいります。また、原子力発電所の事故に伴う放射能への対応については、学校や保育園などを含む市内各地の空間放射線量の測定等は、既に実施して安全の確認を行っておりますが、今後も県と連携をとりながら継続的に実施し、市民の皆様の安全の確保と不安の解消に万全を期してまいります。

 第3に、新しい公共、市民共生型社会の構築であります。

 鳩山由紀夫元首相は、自身の所信表明演説で、新しい公共について「人を支えるという役割を官と言われる人たちだけが担うのではなく、社会全体として応援しようという新しい価値観」と紹介しました。しかし今もって、新しい公共とは、その概念など具体的な内容は明らかではありません。

 私は、新しい公共とは、地域社会で市民がともに支え合う共生型社会を構築すること、その手段として新しい公共が公共的社会サービスの一部を担うことであると考えます。

 また、公的社会サービスの実施に当たって重要なことは公平さであり、サービスの質を担保することであると思います。

 新しい公共が、単なる行政コストの削減のみに終始することなく、地域社会の中で新しい公共をどのような団体に担っていただくのか、その役割と責任をどう位置づけるのかなど、公益的市民活動推進委員会で議論をお願いするとともに、千曲市の新しい公共の具現化を目指してまいります。

 第4に、行財政改革の推進であります。

 千曲市の財政は、長引く景気の低迷により歳入の大宗をなす市税収入が減少する一方で、福祉・医療・介護などの社会保障関係経費の増加などにより、経常収支比率は高どまりに推移しております。さらなる行財政改革の推進は待ったなしの課題であります。

 こうしたことから、毎年、中長期の財政見通しを試算し、財政規律を確保しながら、健全な財政運営に努めてきたところでありますが、ここに来て歴史的な円高水準による産業の空洞化が懸念されるなど、地方経済にとって憂慮すべき事態が続いており、市税収入も厳しい状況が続くものと予想されます。したがいまして、引き続き、第3次行政改革大綱・特別対策プランを確実に実行するほか、事務事業のゼロベースからの見直し、民間委託の推進、受益者負担の適正化、補助金改革、公共施設の廃止、統合を含めた再配置などに積極的に取り組み、簡素で効率的な行財政運営を進めてまいります。

 私は、任期4年間に取り組む主要政策について、次の五つの柱を重視するほか、平成24年4月からスタートを予定している千曲市総合計画後期基本計画に掲げた施策を着実に推進してまいります。

 第1は、産業を元気に、地域活力再生への取り組みであります。

 産業の発展は、雇用の確保、若者の定住化、子供を産み育てる環境の整備、そして福祉水準の確保など、市民の生き生きとした暮らしを支える原動力であり、産業の活性化が市民生活の向上につながることから、産業振興は市政の重要な柱であります。

 現在の企業活動を取り巻く環境は、急激な円高の進行、欧州の信用不安等による景気低迷の長期化、先行きに対する不透明感などもあり、地域経済及び雇用への影響が懸念される大変、厳しい状況にあります。

 このため、早い段階で産業振興ビジョンの見直しを行い、具体的な振興策などを明らかにしてまいります。

 また、産業振興の拠点となる産業支援センターを充実し、ものづくりの成長分野に対する産学官連携事業の推進、産業人材の育成・確保、さらには農業、商工業及び観光との連携を進めるほか、企業の競争力を高めるため、新技術・新製品等の開発に対する支援と市内同業種企業のグループ化、海外展開への支援として、商工団体等と連携し、海外市場開拓に積極的に取り組むとともに、新たな起業者への支援など既存企業の育成・強化に取り組んでまいります。

 次に、新たな企業の誘致は、地域経済の活性化と雇用の創出をもたらすことから、国内企業はもとより海外企業をも視野に入れながら、交通の要衝としての利点を最大限に生かして、研究開発型、技術集約型企業の誘致を図ってまいります。

 企業立地の受け皿づくりとして、国土利用計画千曲市計画及び都市計画マスタープランにより絞り込んだ場所での産業用地の確保を図るため、引き続き県を初め、関係機関との調整を進めてまいります。

 とりわけ、農工法に基づく工業等導入指定地区である新田地区については、未利用地が存在することで新たな取り組みに支障を来すことが懸念されることから、産業用地としての活用に向けた可能性を探ってまいります。

 また、比較的小規模な産業用地の確保については、宅地建物取引業協会と取り交わした産業用地確保のための情報活用に関する協定を活用しながら、市内に進出したい企業の要望に的確かつ迅速に対応してまいります。

 次に、地域資源を活用した地域産品や地域そのものの魅力を高め、付加価値を高めていく地域ブランド戦略については、信州千曲ブランド認定制度を創設し、これまで加工食品に絞り取り組んできており、認定業者と連携して年間数多くのイベントにおいて販売、PR活動を進めてまいりました。

 その成果として、大手スーパーからの販売要請や、在京の地元出身者の特段の配慮により、東京での試食販売会及び観光宣伝が実現するなど、着実に成果を上げてきております。

 これからも、県内の大学等との連携や、市内の皆様に広く知っていただく取り組みを進めるとともに、さまざまな機会やつながりをきっかけに、東京に限らず全国に向けて信州千曲ブランドを発信し、千曲市の知名度とイメージアップを図り、地域産業全体の活性化につながるよう取り組んでまいります。

 また、自社ブランドによる工業製品を製造・販売する企業も多く、メイドイン千曲の優れた製品を全国にPRしてまいります。

 商店街の活性化については、現在、屋代駅前ふれあい通りにおいて、にぎわいを取り戻すため、そこに生活する地域住民が一体となって中心市街地再生モデル構築事業に取り組んでおります。事業は本年度で終了しますが、取り組まれた成果を踏まえ、今後も継続的にまちづくり活動が地域住民によって自主的かつ主体的に展開され、にぎわいのある商店街が再生できますよう必要とされる支援をしてまいります。

 私は、商店街の活性化には、交流人口をふやす必要があると考えております。そのため、本市を拠点とするプロバスケットボールチーム、信州ブレイブウォリアーズとの商店街や、市民が連携しての新しいスタイルの夏祭りが開催されたことは、まさに地域住民による自主的な取り組みであり、このような動きがさらに拡大していくことを期待するものであります。

 インバウンドツーリズム、訪日外国人旅行の推進であります。

 千曲市観光の強みは、姨捨の棚田に代表される日本の原風景、湯量が豊富な温泉、一目十万本日本一のあんずの里など、特色のある景観と歴史・文化とが融合し、にぎわいといやしが調和した観光都市であるとともに、交通の要衝であることだと思っております。

 特に、海外からの旅行者は、自然環境と温泉、ショッピングに高い関心を持っており、千曲市にある食・文化・歴史・景観・温泉などの地域資源を組み合わせた独自性の高い旅行商品を持続的に創出していく仕組みを構築していくことが重要であります。

 一方、国内旅行者数の減少や、北陸新幹線長野〜金沢間の延伸など、千曲市を取り巻く環境が大きく変わってきております。

 このような状況の中で、おもてなしの向上によるリピーターの確保や、整備される高速交通を生かしたインバウンド観光は、千曲市の発展に必要不可欠なものでありますので、私が先頭に立ち、積極的に千曲市観光のトップセールスに努めてまいります。

 次に、具体的な取り組みとして、大きく次の3点について申し上げます。

 初めに、インバウンドツーリズムでありますが、国のビジット・ジャパン・キャンペーン、訪日促進活動や県の海外向けプロモーションなどの効果もあり、長野県を訪れる外国人旅行者は、東アジアを中心に急増しております。

 このような状況の中で、千曲市は、既に長野新幹線、上信越・長野自動車道など広域高速交通網が整備されており、さらには平成26年度には北陸新幹線長野〜金沢間が延伸されることから、長野県の高速交通網体系からしても千曲市が中心的位置となり、まさに長野県に訪れる旅行者の観光拠点・結節点として、インバウンド観光の拠点都市となるものと考えております。

 特に、これからの訪日外国人の中で期待しておりますのが、中国からの旅行者であります。中国人旅行者の中には、畳・げた・浴衣など、日本の温泉文化とのふれあいや健康と温泉を結びつけ、地域の医療機関と連携した医療観光や、地場産業と連携した産業観光などにも関心がありますので、地域と連携し、観光の柱となるよう取り組んでまいります。

 今後の取り組みといたしまして、千曲の魅力を宣伝する中で、認知度を高め、千曲市に対する親しみを感じていただけるプロモーション、販売促進を懸命に行ってまいります。

 千曲市の魅力をどうやって磨いていくのか、そのための体制をどうやってつくっていくのか、最終的には受け入れ態勢を含めた集客の仕組みづくりを考えていかなければなりません。

 外国人旅行者の受け入れ環境を整備する上での基本的な考え方や具体的な対応策などは、官民で構成された千曲市インバウンド研究会で十分議論し、国際観光の推進を図ってまいります。

 2点目は、市内を訪れるすべての人に対して、観光事業者のみならず、市民や企業、地域それぞれが、おもてなしの心を持って迎えるという意識づくりを進めてまいります。

 これまでも、姨捨駅舎におきまして、地域住民の皆様の絶大なる御協力により、おばすて・くつろぎの駅友の会が設立され、姨捨駅舎を活用して全国から訪れる人とふれあい、地元のよさを丁寧に伝える中で、おもてなしを行っております。

 また、あんずまつりでは、地元の皆様が地産地消による、おもてなし食堂を開いて、温かいおもてなしを行っております。

 戸倉上山田温泉旅館組合連合会では、旅館の従業員を対象に、観光客に地域の魅力を案内するための、おもてなし研修会を開催しており、こうした取り組みを継続し、地域に根づかせることが必要であります。

 3点目は、姨捨の棚田とあんずの里について、引き続き全国にPRするための施策に重点的・効果的に取り組んでまいります。

 姨捨の棚田は、先人の知恵が今日まで引き継がれ、また、多くの文人・墨客が訪れた名月の里であり、この景観と先人の知恵を大切にし、ナショナル・ブランドとして全国に発信してまいります。

 あんずの振興策については、後ほど農業の分野で申し上げますが、農・商・工及び観光が連携し、相乗効果が発揮できるよう関係者、関係団体等の協力をいただきながら、粘り強い情報発信とその取り組みに対して支援をしてまいります。

 また、千曲市に拠点を置くプロバスケットボールチーム、信州ブレイブウォリアーズが千曲市の観光大使として活躍していただくこととなりました。

 チームの遠征時における全国的な宣伝効果と、地域密着型のチームづくりにも参画できるなど、相乗効果を期待しております。

 自然の恵みを活力に与える取り組みであります。

 日本の農業は、世界的な穀物不足や貿易自由化の流れの中で大変厳しい状況にあり、国内では担い手不足や農業者の高齢化等により、縮小・離農による農用地の荒廃化、農業所得の減少など多くの課題を抱えております。

 こうした厳しい状況の中で、本市のかけがえのない財産である農業・農村を次世代に引き継ぐため、千曲市食料・農業・農村基本計画を策定し、農業を産業としてはぐくみながら、農業者だけでなく事業者や消費者、行政との協働により農業と地域の活性化へ向けて振興策を明らかにしました。

 特に、食料自給率の確保と安全・安心な食料の安定供給を図るため、地域で生産された農産物は地域内で消費することを基本に、経済団体と連携し、地産地消を積極的に進めてまいります。

 農業基盤の整備については、ストックマネジメント事業や農山漁村活性化プロジェクト支援交付金などを導入し、計画的に整備を進めてまいります。

 あんずの里、森地区では、農家の高齢化や兼業化により、あんずの生産を維持していくことが困難な農家がふえ、栽培面積の減少と荒廃農地が増加する中で、地域であんずの栽培受託などの農業支援活動を行うことを目的とした特定非営利活動法人、NPOの設立を本年中に予定しております。

 これからは、個人では農業を支えきれない農家がふえてくると思われますので、この法人設立を先進的な事例として、地域が一丸となって農業を支える活動への支援や、農地・水保全管理支払交付金を活用した共同活動に取り組んでまいります。

 また、あんずの価値を高めるため、機能性成分の分析を信州大学農学部に委託し研究を進めておりますが、その結果をも踏まえ、千曲ブランドとして農・商・工および観光が連携したあんずの振興を進めてまいります。

 次に、姨捨の棚田についてであります。棚田の機能や景観を維持していくためには、関係する農家や団体の御理解をいただきながら、今の耕作形態を継続していくことが重要であります。そのため、耕作者の意向調査や御意見、御要望を伺いながら、必要な支援をしてまいります。棚田のオーナー制度は、名月会の高齢化により、制度の運営が難しくなっているなどの課題もありますので、信州大学農学部と営農の維持や景観に配慮した基盤整備、棚田の活用による地域振興にはどのような施策が必要なのか、連携・協力をして取り組んでまいります。

 次に、自然エネルギーの宝庫であり、市民共通のかけがえのない財産である森林の整備であります。

 これまで、森林税を活用した間伐や里山整備が進み一定の効果がありましたが、山に対する関心が低く、維持管理が進まないのが現状であります。

 こうしたことから、市民による協働の森づくりやNPO法人などが行う集約化事業などへ支援を通じて、山への関心を高めるとともに、間伐材を利用したまきストーブやペレットストーブの普及など、自然エネルギー利用の啓発を進め、次世代に引き継いでまいります。

 近年、ふえ続けている鳥獣被害については、既に地域との共同による総合対策を進めておりますが、これからは、周辺市との連携も必要でありますので、広域的な取り組みについて研究を進めてまいります。

 第2は、市民の命と健康を守る、安全・安心社会の実現であります。

 安心して暮らせる地域福祉社会の実現について申し上げます。

 昨年度、策定しました地域福祉計画に基づき、お互いに支え合う福祉支援の充実と健康増進を図り、だれもが安心して暮らせる地域福祉社会の実現を目指してまいります。

 まず、障害者対策では、第3期千曲市障害福祉計画に基づき、障害者自立支援法による各種の障害者福祉サービスを適正に提供するとともに、障害者自立支援法廃止後に制定される障害者総合福祉法、これは仮称であります、これへの移行が円滑に進むよう取り組んでまいります。

 障害者福祉は、県から市への事務移管や障害の枠が拡大する中で、より高い専門性と柔軟性が求められております。

 発達障害を含めた障害児・者への対応や、虐待防止対策といった障害者福祉の枠を超え、福祉、保健、教育、子育ての分野が連携して取り組まないと対応できない課題もふえており、こうした状況に即した対応をしてまいります。

 また、障害児・者への相談支援は欠かせない重点事項であり、相談支援業務の一層の充実を図るとともに、障害者の社会参加を促進するため、手話通訳奉仕員の養成、公共施設のバリアフリー化の促進、音声コード導入による行政からの情報発信などを進めてまいります。

 高齢者対策では、全国的に少子化・高齢化が進む中、千曲市においては、4人に1人以上が65歳以上という超高齢社会の状況にあります。こうした状況の中、認知症高齢者、ひとり暮らし高齢者、高齢者世帯が増加し、家族や近隣との関係の希薄化等により、さまざまな問題が生じていることから、地域の力を活用した見守りや地域づくりの取り組みを進めるとともに、認知症高齢者の徘回や災害時の要援護者支援のための事業を進めてまいります。

 また、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けることができるためには、医療・介護・予防・住まい・生活支援サービスを切れ目なく提供する地域包括ケアシステムの構築が必要とされています。

 高齢者の要介護状態への移行を防ぐとともに、支援が必要な高齢者の把握に努め、住みなれた地域で安心して暮らし続けることができるよう支援の充実に努めてまいります。

 健康づくりでは、市民一人一人が自分の健康に関心を持ち、健やかで心豊かに生活が送れるよう、妊婦乳幼児から高齢者に至る疾病予防のための啓発・普及、予防接種、がん等の各種検診体制の整備、心の健康づくり等の事業を展開してまいります。

 特に、糖尿病等の生活習慣病は、将来の慢性腎臓病や心疾患、脳血管疾患等につながる恐れがあることから、それらの疾病を予防するため特定健康診査の受診者をふやし、保健指導を重点的に取り組んでまいります。

 地域医療・救急医療体制の整備では、かかりつけ医の普及・定着を図り、長野医療圏の基幹病院と各医療機関が連携し、地域全体で医療を提供していく態勢の構築に努めてまいります。

 また、小児科や産婦人科については、全国的に医師が不足する厳しい状況にありますが、県や医師会等の協力を得ながら、医療体制の整備に努めてまいります。

 救急医療体制については、市民が安心して受診できる環境整備のため、市民の多くが利用している厚生連篠ノ井総合病院、厚生連長野松代総合病院、千曲中央病院を千曲市急病センターとして位置づけ、必要な財政支援を行ってまいります。

 長野広域連合が千曲市に建設を計画しているごみ焼却施設の問題です。

 地元の御理解をいただく中で、県条例に基づく環境影響評価、環境アセスメントの実施に向けて準備を進めております。

 具体的には、環境影響評価の設計書にあたる方法書の地元区説明会を開催しているところであり、今後、方法書を県知事に提出する手続を経て、平成24年度から現況調査を実施する予定でおります。

 引き続き地元協議を進めるとともに、区民を対象にした先進施設の視察や焼却施設に関する学習会を通じて、地元の御理解が得られますよう誠心誠意努力してまいります。

 防災対策であります。

 近年、時間雨量が100ミリを超えるような局地的な豪雨が頻発し、多くの市民は突然の集中豪雨に不安を抱いており、恒久的な治水対策が求められております。

 河川整備のうち沢山川は、千曲川との合流点で計画高水位を超えないように、計画的な河道掘削の実施とともに、堤防のかさ上げ工事など、抜本的な対策を国・県に対して要望してまいります。

 支流の五十里川は、市街地の広い範囲の雨水が集中することから、埴生地区で千曲川へショートカットをするため東林坊川の整備を進めており、早期の完成を目指してまいります。

 更級川は、排水能力毎秒7トンのポンプの設置が完了しましたので、完成堤防までのかさ上げが早期に実現できるよう県に働きかけをしてまいります。

 上山田地区では、日影沢の改修を計画的に進めるとともに、温泉地区の雨水対策として排水路の整備を行い、排水路が合流する荒砥沢川の改修について県との協議を進めるなど、浸水被害の解消に努めてまいります。

 木造住宅の耐震化については、該当する8,700戸余りの住宅のうち、これまでに簡易診断が730戸、精密診断226戸が受診し、そのうち13戸が耐震補強工事を行っております。

 しかし、補強が必要と診断された住宅が、耐震補強工事を実施することに結びついていないことが耐震化を進める上で大きな課題となっております。

 このため、耐震化の必要性や補助制度など、制度内容の情報提供に努め、耐震診断の実施を含めて木造住宅の耐震化率の向上を目指してまいります。

 広域的道路網の整備であります。

 千曲市の基幹道路である新国道18号バイパスは、現在、稲荷山から篠ノ井塩崎間2.6キロメートルについて整備事業が進められておりますが、国道18号の慢性的な渋滞の解消と、防災や緊急事象から生命財産を守る重要な路線であることから、バランスのとれた道路ネットワークの整備が進むよう、八幡以南の事業化を国・県に対して強く働きかけてまいります。

 また、県道長野上田線、大町麻績インター千曲線の歩道整備、冠着橋の架け替えについても事業の早期完成を要望してまいります。

 都市計画道路千曲線及び旧国道線については、幹線道路の中でも最重要路線と位置づけておりますので、引き続き事業の促進を図ってまいります。

 第3は、子供や若い世代に確かな未来を引き継ぐ取り組みであります。

 まず、子育て支援。

 国は、子供の育ちや子育てを社会全体で支える新たな仕組みとして子ども・子育て新システムを構築し、子育て環境の改善を図ろうとしています。

 市では、元気な千曲っ子をはぐくむ子育て支援策として、子育て家庭優遇パスポートの普及、子育て支援センター・放課後児童クラブや放課後子ども教室の充実を図り、家庭・学校・地域が一体となった子育て支援を推進してまいります。

 老朽化が著しい市立保育園については、千曲市保育園あり方検討委員会の提言を尊重しつつ、国の動向などを見きわめ、計画的な改築を進めてまいります。

 児童虐待防止対策では、千曲市虐待防止ネットワークの機能を充実し、医療機関や幼稚園・保育園、子育て支援センター、学校などで早期発見ができるよう、医療・教育・福祉が連携を密にして、重大化の防止を図ってまいります。

 次世代へ引き継ぐ人材・文化の振興であります。

 確かな学力の向上の推進は、千曲市の重点教育課題の一つであります。小学校教科書の改訂に伴い、教科書のデジタル化が図られたことから、ICT、情報通信技術を使った学力向上プランを高学年に導入するとともに、ICT活用教育推進委員会による研究を行い、基礎学力の定着を図ってまいります。

 また、全国学力・学習状況調査に全小中学校が参加し、学力向上推進委員会による調査データの検証を行い、授業改善に努めてまいります。

 不登校対策では、市内の保育園、幼稚園、小中学校に在籍する不登校・発達障害を初め、支援を必要とする子供たちを早期に発見し、早期に対応するため、子ども家庭支援センターを中心に教育相談を行うとともに、幼稚園、保育園、小中学校の連携を強化し、情報の共有化を図ってまいります。

 小中学校の改築、耐震化などのハード面の整備は、これまで計画的に進めてきたところでありますが、児童・生徒の安全を確保する上で最優先課題であることから、引き続き計画的に実施してまいります。

 また、小中学校の改築では、東小学校を平成24年度から2カ年で校舎・体育館の改築を進めるほか、戸倉上山田中学校については、今議会に提出の一般会計補正予算に校舎の耐力度調査を計上しておりますが、本年度から調査に着手し、全面改築に向けた準備を進めてまいります。

 県内初の公立中高一貫校として来年4月に開校する県立屋代中学校の適性検査が12月10日に実施される予定であり、19日には合格者の発表があります。

 市といたしましては、これらの動向を注視するとともに、県教育委員会との情報交換を行い、関係する保護者や児童の不安解消に努めてまいります。

 第1学校給食センターの改築は、建設地の決定と造成工事を行うとともに、基本・実施設計に着手してまいります。施設の建設は、平成24年度から着手し、早期の完成を目指してまいります。

 なお、新しい施設が完成するまでは、衛生管理には十分配慮しながら、地元食材の活用と拡大、食育の推進、食物アレルギー児童・生徒への対応など、安心で安全な給食の提供に努めてまいります。

 生涯学習の推進では、生涯学習基本構想・基本計画に掲げる具体的施策を推進するとともに、進捗状況を検証し、市民のニーズに合った事業を行い、いつでも、どこでも、だれでも自由に参加、活動できる機会を提供するとともに、学んだ成果を地域に生かす活動を進めてまいります。

 また、子ども読書活動推進計画に掲げる具体的な施策を推進するほか、本年4月に更埴西中学校の全面改築にあわせ整備しました地域図書館、更埴西図書館、田毎ふれあい図書館の利用促進を図り、読書に親しみ、心豊かに成長する子供を育成してまいります。

 スポーツの振興では、プロバスケットボール男子のbjリーグに、千曲市を活動の拠点とする信州ブレイブウォリアーズが参入し、10月には戸倉体育館でホームゲームが開催され、市内外から多くのファンが観戦に訪れました。

 このことは、スポーツ振興のみならず、地域振興にもつながることから、支援の輪が広がるよう最大限の努力をしてまいります。

 次に、名勝姨捨田毎の月は、姨捨の棚田が国の重要文化的景観に選定され、全国から多くの皆様に、この地を訪れていただいております。

 名勝姨捨田毎の月整備事業の一環として進めてまいりました長楽寺一帯の整備は、平成23年度で終了しますので、保存管理計画の見直しを行い、上姪石地区の整備を進め、名勝指定地の保全を図ってまいります。

 また、姨捨の棚田をより多くの皆様に知っていただくために、姨捨の棚田ガイドブックを発刊してまいります。

 稲荷山地区の町並みは、江戸時代の宿場町を原型に商業の町として発展し、往時をしのぶ建造物が数多く現存しております。

 近年、取り壊しや空き家となる家が増加しておりますので、伝統的建造物群保存対策調査を行い、地域関係者の御理解をいただきながら、歴史的遺産である稲荷山の町並みの保存・活用の方向づけをしてまいります。

 第4は、快適な暮らしづくりの推進と環境先進都市への飛躍であります。

 まず、新幹線新駅の誘致であります。

 新駅誘致は、地域経済の活性化を図り、安定した市政を運営するための重要な手段の一つであり、政策の基軸として誘致を進めてまいります。

 これまで、新幹線新駅に関する調査の分析及び課題の抽出を行うとともに、新たに新駅利用による時間短縮効果や新幹線新駅を生かしたまちづくりイメージなどを説明し、JR東日本、県などの関係機関と意見交換を行い、実現に向けた課題を整理してまいりました。引き続き、新駅誘致の必要性を御理解いただくために、市民の皆様への啓発活動を初め、経済団体や近隣、並びに関係自治体への協力要請など、新幹線新駅誘致の必要性と機運の醸成を図ってまいります。

 具体的な取り組みとしては、関係機関との意見交換や課題の整理、上位計画との整合性を図りつつ、産業振興、企業誘致、雇用創出などの新幹線新駅の需要予測や波及効果などを含む新幹線新駅を生かした、まちづくり基本構想を策定してまいります。

 新幹線新駅誘致に関しては、賛成、反対など、市民の皆様の間にも多様な御意見があることは十分承知しております。新駅誘致や千曲市の将来について語り合う機会を設け、徹底した情報公開と説明責任を果たしてまいります。

 そして、平成26年度金沢開業までには一定の方向を定めたいと考えておりますので、市民、並びに議員各位の一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げるものであります。

 長野電鉄屋代線の存続問題であります。

 11月2日に開催されました長野電鉄活性化協議会において、平成24年4月1日から運行が始まる長野電鉄屋代線の代替バスの運行計画・運行業者等が正式に決定されました。

 今後は、運行業者である長電バス株式会社が国土交通省に必要な許認可申請を行いますが、長野市・須坂市とも連携しながら、運行に支障がないよう万全の対策を講じてまいります。

 また、11月2日に長野電鉄株式会社から、廃線後の跡地について無償譲渡したいとの申し入れがありました。

 今後、土地の状況や付帯施設などを精査するとともに、沿線地域の皆様はもとより、市議会、長野県、沿線市とも協議を重ね、地域活性化が図れる活用案を早急にまとめたいと考えております。

 新しい公共交通システムの構築であります。

 市民の交通移動手段の確保は大変重要な課題であります。

 ますます高齢化が進行してまいりますので、居住地がどこであろうと、病院や商店など、目的地まで低料金で移動していただけるよう、現在運行している循環バスと組み合わせ、新しい公共交通システムの構築をしてまいります。

 自然エネルギーの活用と普及であります。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故や中部電力浜岡原子力発電所の運転停止は、我が国のエネルギー政策を根本から見直す転機となりました。

 大量のエネルギー資源を消費するライフスタイルを変えていくこと、また中長期的には自然エネルギーの活用など、エネルギーの地産地消に取り組んでいくことは時代の要請であります。

 こうしたことから、来年度から太陽光発電を初め、自然エネルギーを活用した設備に対する補助制度を新たに創設するほか、県が進めているメガソーラー設置構想や小水力発電の導入など、幅広い視点で自然エネルギーの活用と普及の研究を進め、エコタウン千曲の実現を目指してまいります。

 生ごみの堆肥化と可燃ごみの減量であります。

 生ごみを資源として生かすため、民間事業者による生ごみの堆肥化を検討してまいりましたが、市内における事業展開が難しい状況にあります。

 今後は、各家庭での生ごみ堆肥化を拡充していくため、生ごみ堆肥化処理容器等設置事業補助金を継続するほか、小グループによる生ごみの堆肥化事業を検討してまいります。

 また、各家庭におけるごみの分別や生ごみの水切りの徹底をお願いするなど、身近でできる資源化、減量化を推進してまいります。

 第5は、市民主役の身近な市政の実現であります。

 総合計画後期基本計画について申し上げます。

 平成24年度からのスタートを予定している後期基本計画は、総合計画審議会に5カ年の計画策定を諮問し、11月16日に中間答申をいただいたところであります。

 今後、この中間答申をもとにパブリックコメントやまちづくり懇談会を開催すると同時に、市議会基本計画策定に関する調査特別委員会にお諮りし、御意見・御提言を計画案に盛り込んでまいりたいと考えております。

 後期基本計画は、山積する課題に対処し、社会の変容に対応できる計画を目指しており、年が明けた2月に総合計画審議会から最終答申をいただいたものを計画案としてまとめ、3月市議会に上程したいと考えておりますのでよろしくお願いを申し上げます。

 新庁舎建設であります。

 最も古い更埴庁舎は築45年以上が経過し、他の庁舎も老朽化が進んでおり、いずれの庁舎も昭和56年6月に施行された現在の耐震基準を満たしておらず、耐震性や耐力度等を心配しております。

 こうした中、本年3月11日に発生した東日本大震災では、庁舎とともに住民情報の入ったコンピュータサーバーも津波にのみ込まれるなど、災害時の庁舎機能のあり方が大きな問題となっており、防災・災害対策の中枢を担う新庁舎建設の必要性が再認識されたところであります。

 新庁舎建設については、新市建設計画に計上した事業でありますが、これまでは、教育施設の整備など市民生活に直接関係のある事業を優先的に行ってきたこともあり、財政状況も考慮する中で先送りをした経緯もあります。

 しかし、平成23年度から庁舎建設に伴う起債要件が大幅に緩和されたことや、議会からも御尽力いただいた合併特例債の発行期限が5年間延長される見込みであることなど、新庁舎建設に向けた環境はここに来て大きく変わってまいりました。

 今回の機会を逃せば、新庁舎の建設は財源的にも非常に厳しくなることから、この際、市民サービスの向上と行政組織のスリム化・効率化、さらには防災機能の充実のためにも、合併特例債の発行期限が延長される平成30年を見据え、建設事業に着手できるよう進めてまいります。

 組織機構改革であります。

 今議会に提出しております組織条例の一部を改正する条例案は、現在策定を進めている総合計画後期基本計画が、平成24年度からスタートを予定していることや、新幹線新駅の誘致、新庁舎建設等の重点課題に機動的に対処するため、組織機構を一部見直すことといたしました。これにより、事業の一層の促進を図ってまいります。

 政策アドバイザー制度の導入であります。

 経済の長引く低迷による厳しい財政状況や人口減少、少子・高齢化の進展など、千曲市を取り巻く環境は目まぐるしく変化をしており、政策課題の企画・立案に際しては、より高度な専門性が要請され、複雑化・高度化する行政需要に的確に対応し、将来を見据えたまちづくりを進めていく必要に迫られております。

 そのため、これまでの政策形成手法に加え、市民や学識経験者等の皆さんとともに、長期展望に立って千曲市の特性に即した政策研究を行う制度が必要であり、政策研究機関として政策アドバイザー制度を導入してまいります。

 市民参加による市政の実現であります。

 市民に信頼され、親しまれる透明性の高い市政運営が求められていることは申すまでもありません。

 そのためには、主要施策の企画・立案など、計画段階から市民の意思が市政に反映できるシステムの構築を進め、徹底した情報公開と説明責任を果たしてまいります。

 また、市の政策や事業については、市民から私のまちづくり提案や、お出かけ市長室等で貴重な御意見、御提言をいただいており、それらを市の施策や事業に反映させるよう努めているところではありますが、制度として確立はしておりません。

 このため、市民公益団体など、多様な発想に基づき、市と一緒になって取り組むことによって、より効果の高まる事業を市に提案する仮称でありますが、市民協働事業提案制度の検討を進めてまいります。

 以上、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げましたが、9月27日の初登庁の日、沿道に幼い女の子が私を出迎え、励ましてくれました。私を見つめるその瞳は、透き通った紺青の空のように輝いていたことを今でも忘れません。

 私には、市民の皆様と一緒になって知恵を絞り、迷うことなく信念と勇気を持って確かな未来を子や孫に引き継いでいく責任があります。

 人口減少と少子・高齢化社会の波にのまれ、なすすべもなく衰退の道をたどるのか。

 それとも新たな成長戦略に果敢に取り組み、市民が笑顔で、元気な千曲市を実現していくのか。今を生きる私たちに課せられた使命であります。

 そのため私は、職員の英知を結集し、さらなる改革を進め、市民福祉の向上に努めてまいります。そして活力にあふれた地域社会の創造を目指し、全力を傾倒してまいる覚悟であります。

 議員各位を初め、市民の皆様には一層の御理解と御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げ、私の所信表明とさせていただきます。御清聴に心から感謝を申し上げます。

 ありがとうございました。

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△日程第6 報告第13号 専決処分の報告について



○議長(原利夫君) 日程第6、報告第13号 専決処分の報告については、市長から地方自治法第180条第2項の規定により報告がありました。お手元に配付のとおりでありますので御承知を願います。



○議長(原利夫君) ここで、15分間休憩いたします。

                            午前10時56分 休憩

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 午前11時9分 開議



○議長(原利夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第7 議案第53号 千曲市文化財センター条例制定について



△日程第8 議案第54号 千曲市ふれあい福祉センター条例制定について



△日程第9 議案第55号 千曲市組織条例の一部を改正する条例制定について



△日程第10 議案第56号 千曲市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例制定について



△日程第11 議案第57号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について



△日程第12 議案第58号 千曲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について



△日程第13 議案第59号 千曲市消防団員賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例制定について



△日程第14 議案第60号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定について



△日程第15 議案第61号 千曲市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について



△日程第16 議案第62号 千曲市商工業振興条例の一部を改正する条例制定について



△日程第17 議案第63号 千曲市森林総合施設条例の一部を改正する条例制定について



△日程第18 議案第64号 千曲市精神障害者通所授産施設条例を廃止する条例制定について



△日程第19 議案第65号 千曲市上山田健康福祉センター条例を廃止する条例制定について



△日程第20 議案第66号 平成23年度千曲市一般会計補正予算(第5号)の議定について



△日程第21 議案第67号 平成23年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の議定について



△日程第22 議案第68号 平成23年度千曲市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について



△日程第23 議案第69号 平成23年度千曲市下水道事業会計補正予算(第1号)の議定について



△日程第24 議案第70号 多世代健康交流プラザつるの湯の指定管理者の指定について



△日程第25 議案第71号 大池森林総合施設の指定管理者の指定について



△日程第26 議案第72号 千曲市ふれあい情報館の指定管理者の指定について



△日程第27 議案第73号 千曲市精神障害者通所授産施設の指定管理者の指定期間の変更について



○議長(原利夫君) 日程第7、議案第53号から日程第27、議案第73号までの21議案を一括議題といたします。以上は日程に従いまして理事者の提案説明にとどめます。

 各議案に対する提案説明を求めます。

 瀧澤副市長。

          〔副市長 瀧澤嘉市君 登壇〕



◎副市長(瀧澤嘉市君) ただいま議題となりました議案第53号から73号まで一括提案説明をいたします。

 まず、議案第53号 千曲市文化財センター条例制定について説明いたします。

 当市には文化財センター的施設がないことから、長野県が所有していた旧長野保健所千曲支所の建物を、千曲市文化財センターとして活用することとし、県より譲り受けました。

 そこで、文化財の保護と活用を図るため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、市の教育機関として位置づけるため、本条例を制定するものであります。

 次に、議案第54号 千曲市ふれあい福祉センター条例制定について説明いたします。

 千曲市ふれあい福祉センターについては、既存建物の上山田健康福祉センターの有効活用を図るため用途を変更し、地域福祉の拠点として、社会福祉に関する各種の相談に応じるとともに、市民及びボランティア等の交流の場や活動の場を提供する施設とするため、条例制定するものであります。

 なお、千曲市上山田健康福祉センター条例は廃止いたします。

 次に、議案第55号 千曲市組織条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 現在、市の組織機構につきましては、市長部局において、総務・市民生活・環境・健康福祉・経済・建設の6部を設置し、事務事業を執行しております。

 今回提案いたしました組織条例の改正につきましては、新幹線新駅設置、新庁舎建設などの重点施策に対する取り組みを強化するため、総務部を、総務部と企画政策部に再編するとともに、市民生活部と環境部を統合し、市民環境部とし、現行と同じ6部体制で事務事業を執行してまいりたいと考えております。

 なお、条例制定事項ではありませんが、総務部に新たに債権管理課を設置し、市税・下水道使用料等の市債権について一元管理を行うとともに、企画政策部に庁舎建設準備室を設置し、喫緊の課題である新庁舎の建設について、さらに具体的な調査・研究を進めてまいります。

 次に、議案第56号 千曲市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 本案につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、職員の育児休業等について改正するものであります。

 第1条関係につきましては、千曲市職員の育児休業等に関する条例の一部改正であり、配偶者が育児休業をしている場合においても、育児休業を取得することができるようにするなど、所要の改正を行うものであります。

 第2条関係では、千曲市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正し、3歳に満たない子のある職員の請求により時間外勤務を制限するなど、所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第57号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 本年6月30日に公布されました、ちょっと長い法律ですが、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律に伴う千曲市税条例の改正につきましては、9月議会にて審議をいただいたところでありますが、本案は、その際お諮りすることができませんでした、過料、罰金額の引き上げなどの罰則につきまして、このたび長野地方検察庁との協議が整いましたので、所要の改正を行うものであります。

 主な内容は、市民税を初めとする各種市税の不申告に関する過料や、入湯税の特別徴収義務者にかかわる帳簿記載の義務違反等に関する罰金刑の引き上げなど、いずれも税制への信頼の一層の向上を図る観点から行うものであります。

 次に、議案第58号 千曲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 障害者自立支援法の改正に伴い引用している千曲市消防団員等公務災害補償条例に項ずれが生じることから、改正をお願いするものであります。

 次に、議案第59号 千曲市消防団員賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 根拠となります政令の一部改正及び省令の制定に伴い、千曲市消防団員賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正をお願いするものであります。

 次に、議案第60号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明をいたします。

 行政財産の管理及び処分について、財産貸付範囲の適用拡大、普通財産に準じた利活用を図ることができるとする内容の地方自治法及び施行令の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、当市においても同様の改正をするため、関係条例の一部改正をお願いするものであります。

 次に、議案第61号 千曲市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 本案につきましては、東日本大震災の被害の甚大さ等にかんがみ、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い改正するものであります。

 改正の内容は、災害弔慰金の支給対象となっている遺族の範囲に、死亡した者の死亡当時における兄弟姉妹、死亡した者の死亡当時その者と同居し、または生計を同じくしていた者に限る、を加えるものであります。

 ただし、死亡した者の死亡当時における配偶者、子、父母、孫または祖父母のいずれもが存しない場合に限ることとなります。

 次に、議案第62号 千曲市商工業振興条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 円高の進行とヨーロッパの信用不安による景気低迷の長期化、我が国社会経済の先行きに対する不安、不透明感が漂う昨今、輸出関連企業の海外移転等による産業の空洞化や、それに伴う地域経済及び雇用への影響が懸念されることは御承知のとおりであります。

 円高対策として国・県では、企業立地補助金の増額、限度額の引き上げを実施しております。

 このたびの改正は、国・県に呼応・連動した円高対策として、また、千曲市の実情に即した産業振興策として、既存制度の充実や新たな企業支援が求められている中で、特に重要、かつ事業効果が高いと思われる助成制度を提案させていただきました。

 内容といたしましては、千曲市商工業振興条例第3条に定める助成措置のうち、円高対策として、市内への企業立地促進に関する助成である工場等用地取得事業の助成金交付限度額の引き上げ及び工場等設置事業の固定資産税相当額交付期間を延長したいと考えております。

 あわせて千曲市の実情に即した取り組みとして、研究機関等の立地を促進するため、資産要件等を工場に比べ半分に緩和した規定の追加、空き建物を工場等に活用した事業に対する助成制度の追加、工場等用地取得事業に賃借に関する規定を追加及び新産業創出支援事業の中に、公的試験場を利用した場合の助成事業を追加する内容となっております。

 なお、最後に申し上げました公的試験場利用支援事業は、放射線量測定料についても助成の対象とする内容としております。

 次に、議案第63号 千曲市森林総合施設条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 このたびの改正は、大池森林総合施設において、キャンプやバーベキュー等を行う際の利用料金の徴収基準を、費用負担公平の観点から見直すものであります。

 次に、議案第64号 千曲市精神障害者通所授産施設条例を廃止する条例制定について説明いたします。

 千曲市精神障害者通所授産施設、杭瀬下地区にありますチューリップの家については、障害者自立支援法の施行により、精神障害者社会復帰施設としての有効期限が平成24年3月末までとされており、平成24年4月1日からは障害者自立支援法に基づく障害者の就労継続支援事業に移行されることに伴い、本条例を廃止するものであります。

 次に、議案第65号 千曲市上山田健康福祉センター条例を廃止する条例制定について説明いたします。

 上山田健康福祉センターについては、平成17年に保健センター機能を戸倉保健センターに統合し、本施設の利用を縮小いたしました。さらに平成21年3月行政改革推進委員会から、施設の用途を変更して有効利用を求める、との提言を受け、地域福祉の拠点として活用する施設に用途を変更したことにより、本条例を廃止するものであります。

 次に、議案第66号 平成23年度千曲市一般会計補正予算(第5号)の議定について説明いたします。

 このたびの補正は、職員人件費及び国・県の補助内示等に伴う事業費の追加、行政運営上緊急に必要な経費の追加など、総額5億1,483万6,000円の追加をお願いし、歳入歳出それぞれ247億6,186万1,000円とするものです。

 以下、その主な内容について、歳出から順次説明いたします。

 まず、各款に計上の職員人件費につきましては、退職者の増に伴う退職手当の追加のほか、職員の異動に伴う給与費の調整による増額で、総額8,691万9,000円の追加であります。

 議会費では、職員人件費として18万1,000円の追加であります。

 総務費では、財政調整基金積立金の追加のほか、長野電鉄屋代線廃止に伴う代替バス運行にかかわる補助金、税制改正に伴うシステム改修に要する経費など、1億162万6,000円の追加であります。

 民生費では、要援護者や高齢者等に対する福祉施策の充実を図るため、県の助成金を活用し、要援護者台帳高度化構築事業及び高齢者見守りSOSネットワーク事業のシステム構築にかかわる経費を追加するほか、地域福祉基金積立金、制度改正に伴う介護保険特別会計繰出金、自立支援給付援護事業にかかわる扶助費、土地開発公社からの用地取得費、児童館の空気清浄機等の購入費、保育料算出業務システム改修に要する経費など、8,491万9,000円の追加であります。

 衛生費では、子宮頸がん、インフルエンザ等の予防接種にかかわる経費、各種検診事業費の追加など、総額7,118万2,000円の追加であります。

 農林水産業費では、職員人件費として608万1,000円の減額であります。

 商工費では、職員人件費として541万7,000円の減額であります。

 土木費では、狭隘道路拡幅整備に関する経費を追加するほか、綿半関連の上水道管布設工事負担金、東林坊川整備にかかわる用地補償費、県営街路事業負担金、伊勢宮排水機場等の修繕費の追加など、3,210万円の追加であります。

 消防費では、東日本大震災による被災団員への補償額増加に伴う公務災害補償掛金の引き上げに要する経費のほか、県のコミュニティ助成事業採択による婦人消防隊への軽可搬ポンプ等の購入費、消火栓移設工事負担金の追加など、2,365万7,000円の追加であります。

 教育費では、幼稚園就園奨励費補助金の追加のほか、小・中学校情報教育用備品の購入費、来年度の中学校教科書改訂に伴う教師用教科書及び指導書の購入費、小・中学校就学援助費、さらしなの里歴史資料館敷地フェンスの修繕費の追加など、1,266万9,000円の追加であります。

 諸支出金では、内川産業用地の取得経費として2億円を追加するものであります。

 歳入につきましては、普通交付税の額が決定しましたので、財政調整基金等の繰入金及び臨時財政対策債を減額するほか、国・県支出金、財産収入、諸収入の増額など、歳入調整を行ったところであります。

 次に、第2表「債務負担行為補正」でありますが、ごみ収集運搬等委託料、市立施設の指定管理にかかわる協定、森林の里親制度による森林整備事業、学校施設耐震化事業及び東小学校校舎改築事業について、年度内に契約を締結し、年度当初からの業務に支障を来すことのないようにするものであり、それぞれ後年度負担をお願いするものであります。

 第3表「地方債補正」につきましては、臨時財政対策債の減額による限度額の変更を行うものであります。

 以上が、一般会計補正予算(第5号)の概要でございます。

 次に、議案第67号 千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の議定について説明いたします。

 今回の補正は、借受者から貸付金の一括償還がありましたので、これに伴い市の借入金についても繰上償還するものであります。

 次に、議案第68号 平成23年度千曲市介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について説明いたします。

 今回の補正は、介護報酬改定に伴う電算処理システムの改修に要する費用として、総務費に385万8,000円の追加をお願いし、歳入歳出予算の総額を46億6,399万9,000円とするものであります。

 財源につきましては、国庫支出金及び一般会計繰入金からそれぞれ192万9,000円を充当するものであります。

 また、いきいきサポート事業について、平成24年度当初に事業を始めるために今年度中の契約が必要となることから、1,502万7,000円の債務負担行為の追加をお願いするものであります。

 次に、議案第69号 平成23年度千曲市下水道事業会計補正予算(第1号)の議定について説明いたします。

 このたびの補正は、流域下水道建設費負担金の増額に伴い、起債限度額の上限の変更をするものであります。

 次に、議案第70号から議案第72号までの3議案については、指定管理者の指定にかかわる議案でありますので、一括提案説明をいたします。

 これらの議案は、平成24年度から指定管理者を再指定することについて、施設ごとに千曲市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第3条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。

 以下、各施設の指定管理者の団体名及び指定の期間等について申し上げます。

 議案第70号は、多世代健康交流プラザつるの湯について、公募を行い、利用者の要望を把握し、サービス向上の方策を考え積極的な運営が期待できる企業組合労協ながのを、3年間、指定管理者に指定するものであります。

 議案第71号は、大池森林総合施設について、公募を行い、施設の状況を熟知し、施設の設置目的を十分に理解した運営が期待できる株式会社森選組を3年間、指定管理者に指定するものです。

 議案第72号は、千曲市ふれあい情報館について、公募を行い、現在、管理者として適正な事業運営・施設管理を実施している特定非営利活動法人エリアネット更埴を3年間、指定管理者に指定するものであります。

 次に、議案第73号については、議案第64号と関連しますが、現在、指定管理者制度により指定中の千曲市精神障害者通所授産施設について、本年度末をもって施設の用途を廃止する予定といたしておりますので、指定期間についても、平成23年度から平成25年度までの3年間から23年度の1年間に変更するものであります。

 以上、提案理由の説明を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。

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△日程第28 議案第74号 監査委員の選任について



○議長(原利夫君) 日程第28、議案第74号 監査委員の選任についてを議題といたします。

 提案説明を求めます。

 近藤市長。

          〔市長 近藤清一郎君 登壇〕



◎市長(近藤清一郎君) ただいま議題となりました議案第74号 監査委員の選任について説明をいたします。

 本案につきましては、本年12月19日をもって任期が満了となります若林民雄さんの後任の監査委員の選任について御提案申し上げるものであります。

 監査委員につきましては、地方自治法第196条第1項の規定により、人格が高潔で普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理、その他行政運営に関しすぐれた識見を有する者のうちから、市長が議会の同意を得て選任することとなっております。

 提案いたしました若林民雄さんは、監査委員としての経験、人格、識見ともにすぐれており、最適任者として再任いたしたいので、よろしく御同意を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(原利夫君) これより質疑に入ります。通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第74号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第74号は原案のとおり同意することに決しました。

 ただいま監査委員に選任されました若林民雄君から、ごあいさつをいただきたいと思います。

 若林監査委員。

          〔代表監査委員 若林民雄君 登壇〕



◎代表監査委員(若林民雄君) 貴重なお時間をいただき、一言ごあいさつを申し上げます。

 非常に厳しい経済情勢の中、監査委員として財務に関する事項、経営に関する事項等、法律に基づき、適正かつ正確に執行し、健全な行財政運営となるよう努力をしたいと思います。

 理事者を初め、議員の皆さん方の御指導、御助言をお願い申し上げまして、あいさつといたします。よろしくお願いします。

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△日程第29 議案第75号 教育委員会委員の任命について



△日程第30 議案第76号 教育委員会委員の任命について



○議長(原利夫君) 日程第29、議案第75号 教育委員会委員の任命について、日程第30、議案第76号 教育委員会委員の任命については、関連がありますので一括議題といたします。

 各議案に対する提案説明を求めます。

 近藤市長。

          〔市長 近藤清一郎君 登壇〕



◎市長(近藤清一郎君) ただいま議題となりました議案第75号及び議案第76号 教育委員会委員の任命について一括提案理由の説明をいたします。

 本案につきましては、12月3日をもって任期が満了となります田島仁さん、安西嗣宜さんの後任委員を任命するため御提案申し上げるものであります。

 教育委員は、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する者のうちから、市長が議会の同意を得て任命することとなっております。

 提案いたしました両名とも、人格、識見に優れており、最適任者であると認め、田島仁さんを再任いたしたく、また新たに、西澤民雄さんを任命いたしたいので、よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(原利夫君) 日程第29、議案第75号について質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本議案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第75号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第75号は原案のとおり同意することに決しました。

 日程第30、議案第76号について質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第76号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第76号は原案のとおり同意することに決しました。

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△日程第31 議案第77号 人権擁護委員候補者の推薦について



△日程第32 議案第78号 人権擁護委員候補者の推薦について



△日程第33 議案第79号 人権擁護委員候補者の推薦について



○議長(原利夫君) 日程第31、議案第77号 人権擁護委員候補者の推薦について、日程第32、議案第78号 人権擁護委員候補者の推薦について、日程第33、議案第79号 人権擁護委員候補者の推薦については、関連がありますので一括議題といたします。

 各議案に対する提案説明を求めます。

 近藤市長。

          〔市長 近藤清一郎君 登壇〕



◎市長(近藤清一郎君) ただいま議題となりました議案第77号、78号及び79号 人権擁護委員候補者の推薦について説明をいたします。

 本案につきましては、平成24年3月31日で任期が満了となります、大字屋代、保木野通之さんの再任、大字八幡、近藤義宗さんの後任に、大字八幡、若林博茂さん、大字小島、中村郁代さんの後任に、大字桜堂、久保田雅子さんの新任の推薦をすることにつきまして、人権擁護委員法第6条第3項の規定により提案いたすものであります。

 3名とも、人格、識見ともに優れており、最適任者として推薦をいたしたいので、よろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(原利夫君) 日程第31、議案第77号について質疑に入ります。通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第77号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第77号は原案のとおり同意することに決しました。

 日程第32、議案第78号について質疑に入ります。通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第78号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第78号は原案のとおり同意することに決しました。

 日程第33、議案第79号について質疑に入ります。通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第79号については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第79号は原案のとおり同意することに決しました。

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△日程第34 議案第80号 千曲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について



○議長(原利夫君) 日程第34、議案第80号 千曲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。

 提案説明を求めます。

 瀧澤副市長。

          〔副市長 瀧澤嘉市君 登壇〕



◎副市長(瀧澤嘉市君) ただいま議題となりました、議案第80号 千曲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 平成23年9月30日に国家公務員の給与に関し、月例給を平均0.23%引き下げるなどとした人事院勧告がありました。

 国においては、この勧告に対し、現在、国会において審議中の国家公務員の給与の臨時特例に関する法律に人事院勧告の趣旨も内包されているなどの理由から、国家公務員の給与法改正法案を国会に提出しないとされました。

 しかし、当市においては、これまでも公務員の労働基本権制約の代償措置である人事院勧告を尊重するという立場から、人事院勧告に基づく給与等の改正を行ってまいりましたので、本年度においても人事院勧告に基づく給与の改正を行うこととし、関係条例の改正をお願いするものであります。

 以上、提案理由の説明を申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(原利夫君) これより質疑に入ります。質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第80号については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。

 ここで、教育長、安西嗣宜君から発言を求められておりますので、これを許します。

 教育長、安西嗣宜君。

          〔教育長 安西嗣宜君 登壇〕



◎教育長(安西嗣宜君) 貴重な時間を割いていただき、退任のあいさつを申し上げる機会を与えていただきましたことに感謝申し上げます。

 省みますれば、平成15年11月、教育委員を拝命し、教育委員長、教育長と8年間務めさせていただきました。これもひとえに議長様初め、議員の皆様、市長様初め、関係各位の終始変わらぬ御支援、御協力のたまものでございます。本当にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

 皆様、御存じのように、右肩下がりの経済や、東日本大震災、原発等々が起きた我が国の社会は、大きく変貌しております。そして、教育を取り巻く環境は年々厳しさを増しております。しかし、次代を担う子供たちが、厳しい社会であっても、身も心も強くたくましく、自分の力で身を立てていかれるようにと念じてやまない日々でありました。

 こうした中で積み重ねた8年間の経験は、私にとって何にも変えがたい深く大きな経験となっております。このような大きな財産を与えていただきましたのも、ひとえに皆様方のお力添えのおかげでございます。改めて御礼申し上げます。

 結びになりますが、議員の皆様、市長様、職員の皆様、市民の皆様の御多幸とますますの御活躍を御祈念申し上げ、退任のあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。



○議長(原利夫君) ただいま安西嗣宜君から教育長を勇退される旨のごあいさつがございました。

 この際、議会を代表して議長から一言申し上げます。

 安西嗣宜君には、平成15年12月1日から教育委員長、平成16年4月1日から教育長として以来今日まで8年間の長きにわたり、教育行政の進展に多大なる貢献をいたされました。長きにわたる御苦労に対し、深く感謝申し上げる次第であります。

 今後はお体に十分気をつけられて、市政のためにも御協力賜りますことを心からお願い申し上げ、謝辞といたします。御苦労さまでした。

 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 これをもちまして、本日の会議を散会といたします。

                            午前11時50分 散会

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