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長野県 千曲市

平成23年  3月 定例会(第2回) 03月18日−06号




平成23年  3月 定例会(第2回) − 03月18日−06号









平成23年  3月 定例会(第2回)



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            平成23年3月18日(金曜日)

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● 議事日程(第6号)

   平成23年3月18日(金曜日)              午後2時 開議

 第1 委員長報告

     議案第3号 千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)

     議案第4号 千曲市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)

     議案第5号 千曲市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)

     議案第6号 千曲市清潔で美しい環境づくりをめざす条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)

     議案第7号 千曲市立図書館条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)

     議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定について(関係常任委員長)

     議案第9号 平成22年度千曲市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定について(福祉環境常任委員長)

     議案第10号 平成22年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)の議定について(福祉環境常任委員長)

     議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定について(関係常任委員長)

     議案第12号 平成23年度千曲市国民健康保険特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)

     議案第13号 平成23年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)

     議案第14号 平成23年度千曲市介護保険特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)

     議案第15号 平成23年度千曲市駐車場事業特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)

     議案第16号 平成23年度千曲市有線放送電話事業特別会計予算の議定について(総務文教常任委員長)

     議案第17号 平成23年度千曲市稲荷山水道特別会計予算の議定について(建設経済常任委員長)

     議案第18号 平成23年度千曲市戸倉温泉施設事業特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)

     議案第19号 平成23年度千曲市後期高齢者医療特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)

     議案第20号 平成23年度千曲市八幡水道事業会計予算の議定について(建設経済常任委員長)

     議案第21号 平成23年度千曲市下水道事業会計予算の議定について(建設経済常任委員長)

     議案第22号 内川産業用地の取得について(総務文教常任委員長)

     議案第23号 市道路線の認定について(建設経済常任委員長)

     議案第24号 市道路線の変更について(建設経済常任委員長)

     議案第25号 土地改良事業の施行について(更級地区)(建設経済常任委員長)

     請願第7号 長野県独自の30人規模学級の中学校全学年への早期拡大と県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願(総務文教常任委員長)

 第2 常任委員会の閉会中の継続審査又は特定事件の調査の件及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件

 追加日程第3

     議会第2号 長野県独自の30人規模学級の中学校全学年への早期拡大と県独自に教職員配置増を求める意見書(案)

 追加日程第4

     議会第3号 「東北地方太平洋沖地震」及び「長野県北部地震」の支援体制の充実に関する決議(案)

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● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

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● 出席議員(23名)

    1番   柳澤眞由美君      13番   内宇田和美君

    2番   小玉新市君       14番   宮坂重道君

    3番   中村了治君       15番   中沢政好君

    4番   小山嘉一君       16番   唐澤宗弘君

    5番   林 愛一郎君      17番   戸谷有次郎君

    6番   宮入高雄君       18番   宮下静雄君

    7番   米澤生久君       20番   中村直行君

    8番   青木 崇君       21番   吉田昌弘君

    9番   和田英幸君       22番   田沢佑一君

   10番   中條智子君       23番   和田重昭君

   11番   荻原光太郎君      24番   原 利夫君

   12番   森 義一郎君

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● 欠席議員(なし)

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● 説明のため出席した者の職氏名

   市長        近藤清一郎君  建設部長      下嵜雅信君

   副市長       瀧澤嘉市君   教育委員長     吉川弘義君

   総務部長      吉川正徳君   教育長       安西嗣宜君

   市民生活部長    滝沢久男君   監査委員      若林民雄君

   環境部長      坂口公治君   教育部長      高松雄一君

   健康福祉部長    赤沼義敏君   会計管理者     市川義通君

   経済部長      柳澤正彦君

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● 事務局出席者氏名

   議会事務局長    岡田昭雄君   議会事務局次長   小池洋一君

   議事係長兼調査係長 渡島清栄君   書記        大日方史延君

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 午後2時 開議



○議長(原利夫君) 開会に先立ちまして、このたびの東北地方太平洋沖地震、並びに長野県北部地震で犠牲になられました皆様へ黙祷をささげたいと存じます。全員の御起立をお願いします。

          〔全員起立〕



○議長(原利夫君) 黙祷。

          〔黙祷〕



○議長(原利夫君) ありがとうございました。御着席ください。

 定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 委員長報告



△議案第3号 千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)



△議案第4号 千曲市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)



△議案第5号 千曲市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)



△議案第6号 千曲市清潔で美しい環境づくりをめざす条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)



△議案第7号 千曲市立図書館条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定について(関係常任委員長)



△議案第9号 平成22年度千曲市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定について(福祉環境常任委員長)



△議案第10号 平成22年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)の議定について(福祉環境常任委員長)



△議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定について(関係常任委員長)



△議案第12号 平成23年度千曲市国民健康保険特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)



△議案第13号 平成23年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)



△議案第14号 平成23年度千曲市介護保険特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)



△議案第15号 平成23年度千曲市駐車場事業特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)



△議案第16号 平成23年度千曲市有線放送電話事業特別会計予算の議定について(総務文教常任委員長)



△議案第17号 平成23年度千曲市稲荷山水道特別会計予算の議定について(建設経済常任委員長)



△議案第18号 平成23年度千曲市戸倉温泉施設事業特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)



△議案第19号 平成23年度千曲市後期高齢者医療特別会計予算の議定について(福祉環境常任委員長)



△議案第20号 平成23年度千曲市八幡水道事業会計予算の議定について(建設経済常任委員長)



△議案第21号 平成23年度千曲市下水道事業会計予算の議定について(建設経済常任委員長)



△議案第22号 内川産業用地の取得について(総務文教常任委員長)



△議案第23号 市道路線の認定について(建設経済常任委員長)



△議案第24号 市道路線の変更について(建設経済常任委員長)



△議案第25号 土地改良事業の施行について(更級地区)(建設経済常任委員長)



△請願第7号 長野県独自の30人規模学級の中学校全学年への早期拡大と県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願(総務文教常任委員長)



○議長(原利夫君) 日程第1、委員長報告。議案第3号から議案第25号まで、並びに請願第7号、以上24議案を一括議題といたします。

 これより、関係常任委員長から審査の結果の報告を求めます。

 初めに、青木総務文教常任委員長。

          〔総務文教常任委員長 青木 崇君 登壇〕



◆総務文教常任委員長(青木崇君) 初めに、東北、関東大震災で被災をお受けになりました皆様に、心からお見舞いを申し上げます。また、長野県北部栄村の皆様にも重ねてお見舞いを申し上げます。

 続きまして、総務文教常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会におきまして、当委員会に付託となりました案件の審査のため委員会を開催いたしましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第7号 千曲市立図書館条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。

 審査では、市立図書館の情報システムについて質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定について、当委員会に付託となりました歳入補正全般、繰越明許費補正、債務負担行為補正、地方債補正、歳出補正中の第1款議会費、第2款総務費、第10款教育費、第12款公債費、第13款諸支出金について申し上げます。

 慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定について、当委員会に付託となりました歳入全般、債務負担行為、地方債歳出中、第1款議会費、第2款総務費1項8目と3項を除く案件、第3款民生費の2項2目、第9款消防費、第10款教育費2項を除く案件、第11款災害復旧費の3項、第12款公債費、第13款諸支出金、第14款予備費について申し上げます。

 審査では、歳入において、市民税、入湯税、地方交付税などについて質疑があり、歳出では、総務費の職員人件費、車両管理費、行政改革推進費などについて、消防費の消防団、婦人消防団員報酬について、教育費の特別支援教育支援事業費、情報教育センター運営事業費、文化財保護事業費などについて質疑があり、討論では、新幹線対策事業費に新幹線新駅費用及びそれに伴う人件費を計上してある、人権教育費はかつての同和教育の名残であり、社会教育の中に包含すべきである、車両管理費、パソコン借上料など、経費削減の必要がある、との反対討論と、経済情勢厳しい中で基幹施策の促進など積極的な予算編成になっている、との賛成討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第16号 平成23年度千曲市有線放送電話事業特別会計予算の議定について申し上げます。

 審査では、有線放送の廃止について質疑があり、採決の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第22号 内川産業用地の取得について申し上げます。

 慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、請願第7号 長野県独自の30人規模学級の中学校全学年への早期拡大と県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願について申し上げます。

 審査では、中学校全学年拡大すべきとの賛成意見が出され、採決の結果、本請願は願意妥当と認め、全会一致、採択すべきものと決定いたしました。

 なお、本請願の趣旨に基づき、長野県独自の30人規模学級の中学校全学年への早期拡大と県独自に教職員配置増を求める意見書案について審査を行い、全会一致で意見書案を提出することに決定いたしました。

 次に、陳情第5号 おおとりプラザ(プール)の通年営業を求める陳情について申し上げます。

 審査では、経費はかかるが、工夫して通年営業すべきとの賛成意見と、利用者が少ないのに経費がかかりすぎ、行革に逆行するとの反対意見が出され、採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決定いたしました。

 次に、陳情第6号 千曲市内における下水道管路清掃業務委託の入札に係る陳情について申し上げます。

 審査では、市内業者で十分対応できるとの賛成意見が出され、採決の結果、本陳情は願意妥当と認め、全会一致、採択すべきものと決定いたしました。

 次に、陳情第1号 内川地区産業用地有効利用計画候補者に関する陳情について申し上げます。

 審査では、候補者を選定した根拠や、借地契約の内容などについて質疑があり、既に適正な手続が済んでいるものであるが、陳情の趣旨は理解できるとの意見が出され、採決の結果、全会一致、趣旨採択すべきものと決定いたしました。

 なお、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も審査及び調査が必要でありますので、議会会議規則第104条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の継続審査及び調査の申し出を行いました。

 以上、当委員会における審査の経過と結果について御報告を申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどよろしくお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。



○議長(原利夫君) 続いて、宮坂福祉環境常任委員長。

          〔福祉環境常任委員長 宮坂重道君 登壇〕



◆福祉環境常任委員長(宮坂重道君) 福祉環境常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会において、本委員会に付託となりました議案14件について、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 議案第3号 千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定について、議案第4号 千曲市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第5号 千曲市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第6号 千曲市清潔で美しい環境づくりをめざす条例の一部を改正する条例制定について、以上4議案は、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定について申し上げます。

 本委員会に付託となりました歳出補正中、第3款民生費、第4款衛生費について申し上げます。

 審査では、第3款民生費で、同和対策住宅新築資金債務者の今年度の返済状況について、子ども手当給付事業費の減額の理由について、国民健康保険特別会計の予算編成の方法などについて質疑があり、討論では、一般会計から同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計へ繰り出すことは認められない、との反対討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第9号 平成22年度千曲市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第10号 平成22年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)の議定については、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定について、本委員会に付託となりました歳出中、第2款総務費(1項8目及び3項)、第3款民生費(2項2目を除く案件)、第4款衛生費(1項6目公害対策費中、水洗化促進事業費及び3項を除く案件)、第10款教育費(2項)について申し上げます。

 審査では、第2款総務費で、循環バス運行事業費について質疑があり、第3款民生費では、国民健康保険特別会計繰出金の算出根拠について、知的障害者グループホーム設置補助金について、地域活動支援センター事業委託料について、人工透析患者通院費支援金について、老人クラブ・老人大学育成事業費について、乳幼児医療給付費について、温泉施設管理運営事業費の委託料について、保育所施設整備事業費について、子ども手当給付事業費について、発達障害児子育て支援事業委託料について、国民年金事務費などについて質疑があり、第4款衛生費では、上山田健康福祉センターの施設整備工事請負費について、予防対策事業費について、成人保健事業費について、清掃対策事業費について、広域焼却施設対策事業費などについて質疑があり、討論では、人権政策推進事業補助金が予算化されているが、この補助金で人権を守っているわけではなく、これは運動体への補助金であり、納得できないとの反対討論と、ワクチン接種の予算化、糖尿病対策としての新たな体制の整備、予防医療の取り組み等医療費削減に努めていること、また、子育て支援等大変に努力しているとの賛成討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第12号 平成23年度千曲市国民健康保険特別会計予算の議定について申し上げます。

 審査では、歳入の一般被保険者国民健康保険税について、前期高齢者交付金について、歳出の老人保健医療費拠出金などについて質疑があり、審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第13号 平成23年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について、議案第14号 平成23年度千曲市介護保険特別会計予算の議定について、議案第15号 平成23年度千曲市駐車場事業特別会計予算の議定について、議案第18号 平成23年度千曲市戸倉温泉施設事業特別会計予算の議定について、議案第19号 平成23年度千曲市後期高齢者医療特別会計予算の議定について、以上5議案は、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も審査及び調査が必要でありますので、議会会議規則第104条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の継続調査の申し出を行いました。

 以上、本委員会が審査いたしました議案の審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げ、委員長報告を終わります。



○議長(原利夫君) 続いて、米澤建設経済常任委員長。

          〔建設経済常任委員長 米澤生久君 登壇〕



◆建設経済常任委員長(米澤生久君) 建設経済常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会において、本委員会に付託となりました議案の審査の経過と結果について御報告を申し上げます。

 当委員会では、慎重審査を期すため、市道路線の認定・変更議案及び土地改良事業の施行について、現地調査を行った後、書類審査に入りました。

 初めに、議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定について、本委員会に付託となりました歳出補正中、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費について申し上げます。

 第8款土木費では、公園用地購入費が減額になった理由と、その箇所について質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定について、本委員会に付託となりました歳出中、第4款衛生費1項6目公害対策費中、水洗化促進事業費及び3項、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第11款災害復旧費3項を除くについて申し上げます。

 まず、第4款衛生費では、下水道の接続状況と浄化槽設置補助金の対象地域について、第5款労働費では、病院送迎乗り合いタクシー事業の利用者の推移や道路証明申請管理支援システム導入による効果、千曲市観光広報ラジオ放送事業の内容について、第6款農林水産業費では、農業者年金の現状と運営、農業振興地域整備計画見直しにおける対象地について、第7款商工費では、八幡工業団地調整池しゅんせつ工事及び地域観光特別対策事業補助金の内容について、第8款土木費では、乗用小型除雪機購入の台数と配置先、用途地域見直しの内容についてなどそれぞれ質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 続いて、議案第17号 平成23年度千曲市稲荷山水道特別会計予算の議定について、議案第20号 平成23年度千曲市八幡水道事業会計予算の議定について申し上げます。

 以上2議案は、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第21号 平成23年度千曲市下水道事業会計予算の議定について申し上げます。

 審査では、昨年に比べて接続戸数が減少したが、排水量がふえている理由について質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 続いて、議案第23号 市道路線の認定について、議案第24号 市道路線の変更について、議案第25号 土地改良事業の施行について(更級地区)について申し上げます。冒頭で申し上げましたとおり、当議案については、現地調査を行った後、書類審査を行い、以上の3議案は、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお、本委員会の所管事項にかかわる特定事件について、閉会中も審査及び調査が必要でありますので、議会会議規則第104条の規定により、議長に対し、閉会中の特定事件の継続調査の申し出を行いました。

 以上、本委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどをよろしく申し上げまして、委員長報告を終わります。



○議長(原利夫君) 以上で、委員長報告が終わりました。

 これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 進行の声がありますので、以上で質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 議案第3号から議案第7号まで、以上5議案については、討論の通告がありませんので討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 各議案については、関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第3号から議案第7号まで、以上5議案については、原案のとおり可決されました。

 議案第8号については、討論の通告がありませんので討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第8号については、関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(原利夫君) 起立多数。よって、議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定については、原案のとおり可決されました。

 議案第9号については、討論の通告がありませんので討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第9号については、福祉環境常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第9号については原案のとおり可決されました。

 議案第10号については、討論の通告がありませんので討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第10号については、福祉環境常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(原利夫君) 起立多数。よって、議案第10号 平成22年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)の議定については、原案のとおり可決されました。

 議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定について討論に入ります。

 通告がありますので、発言を許します。

 15番、中沢政好議員。

          〔15番 中沢政好君 登壇〕



◆15番(中沢政好君) 15番、中沢政好です。私は千曲政経会を代表して、ただいま議題となっております議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定に対し、賛成の立場で討論を行います。

 御承知のとおり、我が国の国家財政は莫大な借金を抱え、赤字国債の発行なくしては予算編成ができないという、極めて不健全な財政環境下にあります。

 一方、地方にあっては、社会保障関係費の急速な伸び等から、平成23年度の地方財政計画の規模は82兆5,054億円とし、企業の業績回復による税収増や地方交付税の増額を見込んだものの、赤字地方債である臨時財政対策債の発行により財源不足を補い、収支バランスを保つという厳しい状況が続いているところでございます。

 本年度の国家予算は、92兆4,116億円としたが、民主党政権のもと現行の政治情勢は極めて不安定であり、子ども手当や農業戸別所得補償を初め、地方交付税の財源を確保するための地方交付税法の改正など、予算関連法案の可決見通しは不透明であり、加えて、東北地方太平洋沖地震などの未曾有の災害も発生するなど、国民生活への影響が心配されているところであります。

 このような情勢の中で編成された当市の一般会計予算案は、市民生活の安全・安心を確保する施策を重点に置き、また経済対策にも配慮し、積極的な通年予算とし、240億6,000万円としたことは、市長の市政に取り組む熱い思いのあらわれであり、高く評価するとともに、持てる力を十分に出し合い、懸命に取り組んだ職員に対してもエールを送るものであります。

 さて、歳入歳出の特徴的なものに若干触れてみますと、主な財源である市税は、企業収益の回復基調から法人市民税を若干の増額を見込んだものの、個人市民税、固定資産税は個人所得の減少や土地評価の下落などから、いずれも減収となり、総額では0.9%減の73億9,599万円を計上、地方交付税にあっては、国の地方交付税特別会計からの1兆円の繰越金の配分もあり、普通交付税は6億円増の60億円を見込み、特別交付税は普通交付税との配分割合を1%下げたことから、若干の減収となったところであります。

 市債にあっては、学校の施設整備など、大型事業を行うために合併特例債17億1,150万円を予定し、総額で32億1,110万円を発行することとしたものであります。このうち、地方交付税を補うための臨時財政対策債を14億円とし、また後年度への財源留保に6億円を積み立てる措置をしたことから、対前年度比23.4%増の市債発行を予定されたところであります。また、昨年度と同様、財政調整基金からの取り崩しは行わず、財源留保したことは懸命な策であり、堅実な財政運営に配慮したことを評価するものでもあります。

 次に、歳出にあっては、歳出見直しを徹底し、市民の負託にこたえるため、事務事業全般に配慮し腐心した予算であるとうかがえるものであります。合併による一体感の醸成の千曲線の整備や公園緑地の設置、さらには学校施設の改築、耐震補強や大規模改造などを継続させ、また福祉・教育・子育てに重点配分し、各般にわたる目配りをしたものとなっております。

 新規事業としては、東小学校、学校給食センターの改築、白鳥園の整備等、ハード事業を初め、子宮頸がんワクチン接種の全額補助、乳幼児医療給付の中学3年生までの拡大、雨宮御神事の民俗芸能や稲荷山街並みの調査、観光情報発信事業など、ソフト事業にも前向きに取り組まれ、特に市の将来を大きく左右する新幹線中間駅にかかわる事業予算や新幹線対策室を新たに設置し、本格的に取り組む姿勢を強く打ち出したこと。

 さらには、合併特例債を原資とした魅力あるまちづくり基金への6億円を積み立て、後年度の大型事業の執行に配慮されたことは特筆すべきものであり、今日の財政事情の中にあって、市の持てる力を十分出し合い努力されたことは、これまた高く評価するに値するものであります。

 どうか、予算執行に当たっては、市政発展と市民益のために十分な効果をもたらし、市民の安心・安全と脈々と発展する千曲市の実現に引き続き御尽力をいただくよう、市長の行政手腕に期待し、本予算の議定に賛成するものであります。

 議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、賛成討論といたします。



○議長(原利夫君) 以上で、通告による討論は終わりました。

 討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 議案第11号については、関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに賛成の議員の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(原利夫君) 起立多数。よって、議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定については、原案のとおり可決されました。

 議案第12号から議案第25号まで、以上14議案については、討論の通告がありませんので討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 各議案については、関係常任委員長報告のとおり、原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議案第12号から議案第25号まで、以上14議案については、原案のとおり可決されました。

 請願第7号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 本請願については、総務文教常任委員長報告のとおり、採択と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、請願第7号については、採択と決しました。

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△日程第2 常任委員会の閉会中の継続審査又は特定事件の調査の件及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件



○議長(原利夫君) 日程第2 常任委員会の閉会中の継続審査又は特定事件の調査の件及び議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を議題といたします。

 関係常任委員長からお手元に配付いたしました目下委員会において審査中の事件について、また所管事務のうち特定事件の調査事項について、及び議会運営委員長からお手元に配付いたしました議会運営等に関する事項について、会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査または調査の申し出がありました。

 お諮りいたします。

 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査とすることに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査とすることに決しました。

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△追加日程第3 議会第2号 長野県独自の30人規模学級の中学校全学年への早期拡大と県独自に教職員配置増を求める意見書(案)



△追加日程第4 議会第3号 「東北地方太平洋沖地震」及び「長野県北部地震」の支援体制の充実に関する決議(案)



○議長(原利夫君) ただいま、青木総務文教常任委員長から、議会第2号 長野県独自の30人規模学級の中学校全学年への早期拡大と県独自に教職員配置増を求める意見書(案)、中村議会運営委員長から、議会第3号 「東北地方太平洋沖地震」及び「長野県北部地震」の支援体制の充実に関する決議(案)、以上2議案が提出されました。

 この際、これを日程に追加し、それぞれ追加日程第3から追加日程第4とし、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議会第2号及び議会第3号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案を配付いたさせます。

          (議案配付)



○議長(原利夫君) 議案の配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 配付漏れなしと認めます。

 追加日程第3、議会第2号を議題といたします。

 議案に対する提案説明を求めます。

 青木総務文教常任委員長。

          〔総務文教常任委員長 青木 崇君 登壇〕



◆総務文教常任委員長(青木崇君) 議会第2号 長野県独自の30人規模学級の中学校全学年への早期拡大と県独自に教職員配置増を求める意見書(案)について、提案説明を申し上げます。

 本案につきましては、先ほど委員長報告で申し上げましたとおり、同様の請願を採択したことに伴い意見書を提出するものであります。2002年度から県独自に実施した30人規模学級は、一人一人の子供たちとの深い信頼関係に基づいた心の通い合う教育のために不可欠な措置であり、順次対象学年が拡大されてきています。

 どの子にも行き届いた教育を保障する観点から、さらに中学校の全学年において同様の施策が早期に実施されることが求められています。また、教職員がゆとりを持って子供たちとふれあうことができるように、県独自に教職員配置を大幅にふやすことが求められています。

 そこで、次代を担う子供たちの健やかな成長のために、県独自の30人規模学級を中学校全学年へ早期に拡大すること、県独自による教職員配置の大幅増を実現することを県知事に対し要望する。

 本意見書の提出を申し上げる次第であります。議員各位におかれましては、本案の趣旨を御理解いただきまして、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げ、説明といたします。



○議長(原利夫君) 追加日程第4、議会第3号を議題といたします。

 議案に対する提案説明を求めます。

 中村議会運営委員長。

          〔議会運営委員長 中村直行君 登壇〕



◆議会運営委員長(中村直行君) ただいま議題となりました、議会第3号 「東北地方太平洋沖地震」及び「長野県北部地震」の支援体制の充実に関する決議(案)について提案理由を御説明申し上げます。

 去る3月11日に発生した、三陸沖を震源とする東北地方太平洋地震により、宮城県、岩手県、福島県では甚大な被害をもたらしたことは、議員各位周知のとおりであります。多くの方がお亡くなりになるとともに、いまだ安否が不明の方も多勢おられます。

 こうした中、合併前の旧上山田町と姉妹都市であった山田町や、宇和島市と姉妹都市の関係にある仙台市若林区は、壊滅的な被害を受けているほか、長野県北部地震により栄村においては甚大な被害が出ております。

 今後、被災地での救助活動や物資の支援はもとより、災害復興に向けた長期的な対応が求められており、国を挙げた支援体制の構築が急務であります。

 当市におきましても、義援金の募集、また白鳥園において、昨日より支援物資の受付窓口を開設するほか、23日には山田町に支援物資を職員が現地に届けるなど、支援を進めております。

 また、当市議会におきましても、被災地へ義援金を送ることを、昨日の会派代表者会議で決定をしたところであります。

 このようなことを踏まえ、さらなる被災者への支援体制の充実や復興に向けた支援を進めるよう市に要請するため、本決議案を提出するものであります。

 議員各位におかれましては、本案の趣旨を御理解いただきまして、よろしく御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案説明といたします。



○議長(原利夫君) ここで、議案審議のため暫時休憩いたします。

                             午後2時44分 休憩

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 午後3時4分 開議



○議長(原利夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 これより質疑に入ります。

 追加日程第3 議会第2号、追加日程第4 議会第3号、以上2議案については、質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 議会第2号、議会第3号、以上2議案については、会議規則第37条第2項により、委員会付託を省略したいと思います。

 これより討論に入ります。

 議会第2号、議会第3号、以上2議案については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 議会第2号、議会第3号、以上2議案については、原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、議会第2号、議会第3号、以上2議案については、原案のとおり可決されました。

 以上で本日の日程は終了いたしました。

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○議長(原利夫君) 市長から閉会のあいさつがあります。

 近藤市長。

          〔市長 近藤清一郎君 登壇〕



◎市長(近藤清一郎君) 3月市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 異例のことではありますが、少し長くなることをあらかじめ御容赦をお願いをしたいと存じます。

 本定例会は、2月28日に開会して本日までの19日間にわたり、提出いたしました議案について終始御熱心な御審議を賜り、いずれも原案のとおり御決定をちょうだいいたしました。ここに改めて厚くお礼申し上げる次第であります。

 本会議での代表・一般質問並びに常任委員会において、施政方針や新年度予算を初め、行財政運営全般にわたり、議員各位から貴重な御意見・御提言を賜りました。これらを真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。

 特に、基幹政策である北陸新幹線新千曲駅の設置に向けては、より詳細なデータの整備を進め、市民の皆様の御理解がいただけるよう努めてまいります。

 また、内川産業用地の活用や白鳥園施設、総合福祉センターにつきましては、地元区や関係団体の皆様に改めて説明する機会を設けるなど、十分に意を尽くしてまいります。このほか、長野電鉄屋代線の存続問題、長野広域連合が建設を計画している、ごみ焼却施設など、難しい課題が山積しておりますが、議会を初め、市民の皆様の御理解が得られるよう最善の努力を傾倒してまいる所存であります。

 さて、3月11日、12日にかけて発生いたしました東北地方太平洋沖地震及び、下水内郡栄村を中心とした長野県北部地震は、激甚な被害をもたらしました。被害に遭われました皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々と御遺族の皆様に対し、謹んで、深く哀悼の誠を捧げるものであります。

 1万人を超える犠牲者が予想される被災地の惨状を思うとき、国民の一人一人や企業が、生活の不便を甘受すべきであることは当然と考えます。国民の多くが、どんな不自由でも甘受する覚悟を決めていると理解し、何とか被災者の皆様に手を差し伸べたいとも思っていることでありましょう。

 そうした意味で、市民の皆様には、不要不急の電力消費の節減、車両の給油の節減、生活用品の独占的購入の自粛など、間接的な被災地支援につながる御努力を切にお願いするものであります。

 被災地から遠く離れた東京では、多くのスーパーやコンビニで食料品や飲料水、トイレットペーパーなどが売り切れていると伝えられております。この地でも、東京ほどではなくても、それと同じような現象が起きていることを知りました。

 地震によって一部の工場が被害を受け、また漁業も操業するどころではなく、三陸からこの地への水産物の入荷は途絶えております。流通網や道路網が寸断されているためだけではなく、被災地への支援物資さえ届かない状況にあります。原子力発電所の不具合の、政府の発表を信用できず、人々が必要以上に買いだめに走っていることも嘆かわしいことであります。

 今、国民に、市民に必要なことは、風評に惑わされぬ冷静さと、被災地に対する励ましであります。先ほど、市議会として被災地域に対する早期の復旧・復興等を図るための支援体制の充実について決議をいただいたところでありますが、かつて経験したことのない大災害であります。政府・長野県からの要請にこたえることはもちろん、市といたしましても全力で支援したいことから、3月16日、副市長を本部長とする東北地方太平洋沖地震千曲市災害対策支援本部を発足させ、長野県北部地震を含む被災地への支援体制を整えることといたしました。

 既に、市社会福祉協議会とも協働し、市役所3庁舎などで義援金の受け付けを開始しているほか、支援物資の提供をお願いいたしました。戸倉白鳥園を受け入れ拠点として、市職員を配置して受け入れをしておりますが、既に多くの皆さんから善意を寄せられており、ありがたく思いおります。第1段の区切りは、一応3月31日といたしますが、引き続きその体制を保持していくつもりであります。

 被災地の復旧が長期化することから、被災者の市内への受け入れ等も検討をしております。被災者の受け入れについては、本日、県は、被災者受入対策本部を設置しました。この対策本部とも連携し体制を整えてまいります。また、これとあわせ、人工透析患者の受け入れも長野市周辺に依頼が来ておりますので、受け入れ可能医療機関と鋭意折衝をしておるところであります。

 人的支援では、長野県緊急消防援助隊の派遣として、千曲坂城消防職員、これは発生直後の3月11日から10名を被災地の宮城県に派遣をして、今日まで第3次出動をさせております。さらにこれは継続してまいります。また過日、厚生労働省から県を通じて保健師の派遣を要請されましたので、現在、派遣に向けた準備を進めております。

 ボランティアの希望者も多いのですが、被災地の受け入れ体制が整っていないことから、政府ではこれに待ったをかけております。現在、市としては希望者の登録をさせていただき、いよいよというときにはお願いをする準備をしております。

 市独自の支援行動の第1弾として、合併前まで旧上山田町と姉妹都市を締結、交流を図っておりました岩手県山田町に対し、要請に応じて食料・飲料水など、生活に必要な緊急物資を搬送することとし、市内の企業にも御協力をいただき、3月23日に山田町に向けて出発する予定であります。これは、市職員が被災地の現状把握することも兼ねております。

 山田町が壊滅状態にあり、現場まで入れません。隣接の遠野市が山田町にかわり行政に当たっておりますので、遠野市経由で支援物資をお届けすることになります。経験がありますが、遠野市まで普通で行って9時間、現在の寸断された交通状況の中では16時間から18時間を要するというふうにみられております。15時間、16時間、18時間くらいで行ければいいのかなというふうにも考えます。

 今回の支援に当たっては、過去、私自身、阪神淡路大震災に長野県警察本部から長野県警察部隊、1個大隊300人を率いてまいり、この災害をこの目で見、この身で検証して多くを学び、支援のあり方を考えたものであります。

 発災直後は大混乱を起こし、物資が届かない、たとえ届いても野積みの状態というところがほとんどでありますし、配分をするにも車のガソリンがない、こういう状況にあります。市長は、後手を踏んでいると思われる方もおられましょうが、剣道でいう後の先をとり、真に被災者が求める支援を行ってまいります。

 今ほど申し上げましたが、支援物資は早く送っても到達できない交通事情、受け入れ体制などを、送る側としては斟酌しなければなりません。この支援は、単なる一過性のものではありません。これから長い期間にわたって続くことであります。私は、拙速を排除します。単なるパフォーマンスのそしりを受けることもしません。独自の支援についてTPOを考慮した手だてを講じてまいるものであります。

 また、全国市長会においても、平成23年東北地方太平洋沖地震災害対策本部を設置し、被災者の救援・救護を初め、被災地域に対し最大限の支援・協力をすることに決定いたしました。

 市といたしましては、都市自治体の総力を挙げて支援するという全国市長会の決定を受けて、早期復旧及び復興を支援するため予備費を充当し、義援金を拠出することを考えております。

 我が国は、世界有数の地震火山国であり、自然災害に対して極めて脆弱な国土条件を有しております。千曲市においては、幸いにして大きな被害はありませんでしたが、決して対岸の火事に終わらせることなく、広域化・複合化・長期化が懸念される大規模地震などの災害に対して、被害を最小限に抑える減災の考え方を重視し、防災計画を見直して災害から市民の命と暮らしを守る、安全・安心な防災危機管理体制の一層の充実を図ってまいらなければなりません。

 国会情勢でありますが、今回の大震災対策で、国会は事実上の自然休会に入っております。政府新年度予算案はどうにか衆議院を通過したものの、大地震の発生と相まって予算関連法案の成立は、一部を除き成立のめどは全く立っておらず、混迷は深まるばかりであります。

 また、経済情勢は、政府の経済対策の効果や海外経済の改善などを背景に持ち直しの動きが見られるなど、先行きに期待感がありましたが、ここにきて、中東や北アフリカの政情不安から原油価格が急激に高騰していることに加え、大地震による日本経済の失速が懸念される状況になってきております。

 こうしたことからも、平成23年度予算の執行に当たっては、平成22年度補正予算と連動させながらスピード感を持って実行に移し、地域経済の活性化と市民生活の安定を図ってまいります。

 多岐にわたり、こと・ものを申し上げてまいりましたが、議員各位を初め、市民の皆様の一層の御支援、御協力を賜りますよう、ひとえにお願い申し上げるものにございます。

 今、まさに国家の存亡がかかった非常事態であります。市民の皆様も、耐乏生活を忍従して一日も早い復興を祈りたいものであります。

 「春浅し」「春兆す」「春寒し」「春淡し」は、早春の季語であります。冷え冷えとした日が続き、雪が降ったかと思うと、コートを着てはいられない暖かい日がやってきます。3月という月は、気難しさに定評はありますが、きょうは春のお彼岸の入り、ようやく厳しい寒さからも解放され、草花が芽吹き、大地の躍動が感じられる季節がやってまいりました。冬の間、長い準備を重ねてきた人々が、いよいよもろもろの出発点に立ちます。

 議員各位、市民皆様のいよいよの御発展を心から祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。



○議長(原利夫君) この際、議長から一言申し上げます。

 先ほど、千曲市議会の意思として、東北地方太平洋沖地震及び長野県北部地震について、その支援体制の充実を求める決議案が可決されました。既に御承知のとおり、報道等で十分御承知のこととは思いますが、東北地方では世界観測史上最大級のマグニチュード9.0の巨大地震に加え、10メートルを超える大津波により壊滅的な被害を受けました。さらに、福島、第一原子力発電所の事故が重なり、まさに三重苦ともいえる悲惨な状況下にあります。被災されました皆様に衷心からお見舞いを申し上げますとともに、いまだ行方がわからない多くの皆さんの無事が一日も早く確認されることを願わずにはおられません。

 被災地は、今も寒さや物資の不足などから極限状態が続いております。先が見えない厳しい状況の中で、国はもとより国民を挙げた一刻も早い救助、支援が必要であります。

 我が国は、これまでにも幾多の困難を経験し、いずれも国民の英知と努力で乗り越え、そして発展を遂げてまいりました。

 今回、未曾有の災害においても、必ずや乗り越えると確信をいたしておりますが、そのためにも市民皆様の一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 千曲市では、災害対策支援本部を設置し、被災地への支援に努めておりますが、復興までには相当の時間が必要と思われます。市議会としても、できる限りの協力をしてまいりますので、市当局といたしましては、より一層努力をされるよう望むものであります。

 以上、東北地方太平洋沖地震及び長野県北部地震について、議長としての所見を改めて申し上げた次第であります。

 以上をもちまして、平成23年第2回千曲市議会定例会を閉会いたします。

 御苦労さまでした。

                             午後3時24分 閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成23年3月18日

        千曲市議会議長   原 利夫

        千曲市議会副議長  和田重昭

        千曲市議会議員   森 義一郎

        千曲市議会議員   内宇田和美