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長野県 千曲市

平成23年  3月 定例会(第2回) 02月28日−01号




平成23年  3月 定例会(第2回) − 02月28日−01号









平成23年  3月 定例会(第2回)



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            平成23年2月28日(月曜日)

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● 議事日程(第1号)

   平成23年2月28日(月曜日)             午前10時 開会

 第1 招集あいさつ

 第2 会議録署名議員の指名

 第3 会期の決定について

 第4 諸般の報告

 第5 平成23年度施政方針

 第6 選挙第1号 長野県地方税滞納整理機構議会議員の選挙

 第7 報告第1号 平成22年度千曲市教育委員会事務の点検及び評価報告について

 第8 議案第3号 千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定について

 第9 議案第4号 千曲市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について

 第10 議案第5号 千曲市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について

 第11 議案第6号 千曲市清潔で美しい環境づくりをめざす条例の一部を改正する条例制定について

 第12 議案第7号 千曲市立図書館条例の一部を改正する条例制定について

 第13 議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定について

 第14 議案第9号 平成22年度千曲市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定について

 第15 議案第10号 平成22年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)の議定について

 第16 議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定について

 第17 議案第12号 平成23年度千曲市国民健康保険特別会計予算の議定について

 第18 議案第13号 平成23年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について

 第19 議案第14号 平成23年度千曲市介護保険特別会計予算の議定について

 第20 議案第15号 平成23年度千曲市駐車場事業特別会計予算の議定について

 第21 議案第16号 平成23年度千曲市有線放送電話事業特別会計予算の議定について

 第22 議案第17号 平成23年度千曲市稲荷山水道特別会計予算の議定について

 第23 議案第18号 平成23年度千曲市戸倉温泉施設事業特別会計予算の議定について

 第24 議案第19号 平成23年度千曲市後期高齢者医療特別会計予算の議定について

 第25 議案第20号 平成23年度千曲市八幡水道事業会計予算の議定について

 第26 議案第21号 平成23年度千曲市下水道事業会計予算の議定について

 第27 議案第22号 内川産業用地の取得について

 第28 議案第23号 市道路線の認定について

 第29 議案第24号 市道路線の変更について

 第30 議案第25号 土地改良事業の施行について(更級地区)

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● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

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● 出席議員(23名)

    1番   柳澤眞由美君      13番   内宇田和美君

    2番   小玉新市君       14番   宮坂重道君

    3番   中村了治君       15番   中沢政好君

    4番   小山嘉一君       16番   唐澤宗弘君

    5番   林 愛一郎君      17番   戸谷有次郎君

    6番   宮入高雄君       18番   宮下静雄君

    7番   米澤生久君       20番   中村直行君

    8番   青木 崇君       21番   吉田昌弘君

    9番   和田英幸君       22番   田沢佑一君

   10番   中條智子君       23番   和田重昭君

   11番   荻原光太郎君      24番   原 利夫君

   12番   森 義一郎君

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● 欠席議員(なし)

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● 説明のため出席した者の職氏名

   市長        近藤清一郎君  建設部長      下嵜雅信君

   副市長       瀧澤嘉市君   教育委員長     吉川弘義君

   総務部長      吉川正徳君   教育長       安西嗣宜君

   市民生活部長    滝沢久男君   監査委員      若林民雄君

   環境部長      坂口公治君   教育部長      高松雄一君

   健康福祉部長    赤沼義敏君   会計管理者     市川義通君

   経済部長      柳澤正彦君

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● 事務局出席者氏名

   議会事務局長    岡田昭雄君   議会事務局次長   小池洋一君

   議事係長兼調査係長 渡島清栄君   書記        大日方史延君

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 午前10時 開会



○議長(原利夫君) 定足数に達しておりますので、ただいまから平成23年第2回千曲市議会定例会を開会いたします。

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△日程第1 招集あいさつ



○議長(原利夫君) 日程第1、市長から招集のあいさつがあります。

 近藤市長。

          〔市長 近藤清一郎君 登壇〕



◎市長(近藤清一郎君) 招集のごあいさつを申し上げます。

 本日、平成23年第2回千曲市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かと御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、ここに開会できますことを心から感謝申し上げます。

 さて、本定例会で御審議をいただきます案件につきましては、既にお手元に申し上げてございますように、報告関係では、平成22年度千曲市教育委員会事務の点検及び評価報告について。

 議案関係では、千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定についてなど、一部改正条例案が5件。

 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定についてなど、補正予算案が3件。

 平成23年度千曲市一般会計予算の議定についてなど、予算案が11件であります。

 そのほかに、内川産業用地の取得について、市道路線の認定について、市道路線の変更について、土地改良事業の施行についてであります。

 各議案の提案理由につきましては、後ほど御説明を申し上げますが、いずれも市政運営上、欠くことのできない重要な案件でありますので、十分御審議をいただき、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

 以上、一言申し上げ、招集のごあいさつといたします。よろしくお願いします。

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△日程第2 会議録署名議員の指名



○議長(原利夫君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により、12番 森 義一郎議員、13番 内宇田和美議員の両名を指名いたします。

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△日程第3 会期の決定について



○議長(原利夫君) 日程第3、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から3月18日までの19日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月18日までの19日間と決定いたしました。

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△日程第4 諸般の報告



○議長(原利夫君) 日程第4、諸般の報告を行います。諸般の報告については、お手元に配付のとおりでありますので御承知を願います。

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△日程第5 平成23年度施政方針



○議長(原利夫君) 日程第5、市長から平成23年度施政方針の表明があります。

 近藤市長。

          〔市長 近藤清一郎君 登壇〕



◎市長(近藤清一郎君) 本日ここに、平成23年第2回千曲市議会定例会が開会されるに当たり、今後の市政運営の基本方針と主要施策の大要について申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 私は、平成19年9月の市長選挙において、市民の皆様からの温かい御支援により市政を預かる重責をいただいてから、本年は早いもので4年の任期を迎える年であります。

 この間、市民皆様の信託におこたえするため、選挙時に掲げましたマニフェスト、政権公約や市政のかじ取りとなる総合計画の実現に向けて、市民の皆様を初め、区長会・自治会や関係団体の皆様との連携、対話を重視し、地域課題解決のため意見交換する場を多く設け、ともに考えながら課題解決に向けた取り組みを進めてまいりました。

 こうした取り組みを通じて、一定の成果があらわれているものがある反面、世界同時不況の影響を受けた産業振興策は思うように進んでいないところもありますが、厳しい経済・財政状況を考えますと、おおむね順調に進んでいるものと考えております。

 さて、我が国はバブル経済崩壊の時を経て、明るい未来と希望を託した21世紀の幕開けから早10年の歳月が経過いたしました。

 しかし、夢に描いた期待とは大きく異なり、この10年の間にITバブルの崩壊や100年に一度と形容された世界同時不況に遭遇するなど、日本経済は危機と停滞の間を往来し、言い知れぬ閉塞感と将来への不安感に覆われており、同時に新たな難題を突きつけられております。

 経済の停滞が長期化する中で、社会のさまざまな分野に不安と不透明さが広がり、加えて、少子高齢化の進展、財政の悪化、産業構造の転換など、外部環境の急激な変化は、雇用の不安、子育ての不安、老後の不安などをもたらし、医療・年金・介護を初めとする持続可能な社会保障の整備が迫られております。

 また、経済の停滞は、雇用にも暗い影を落としており、この春、高校や大学を卒業する若者たちの就職も、就職氷河期と呼ばれる時代をさらに上回る厳しい状況にあり、氷河期の再来に苦しむ若者たちの窮状を救済する抜本的な対策が急務となっております。

 市政運営の基本方針について申し上げます。

 本市の未来を展望したとき、人口減少、少子高齢化の進展、厳しさを増す財政など諸課題が山積し、人口減少社会に耐え得る地域社会の創造が求められております。そのため、政策の基軸に北陸新幹線新千曲駅の設置を据えるとともに、その実現に向けた取り組みを推し進めてまいります。

 具体的には、市役所組織機構の改編により、総務部内に企画担当の副部長ポストを設けるほか、新幹線対策室を新設し、推進体制の強化を図ってまいります。

 また、設置に向けた詳細なデータの整備を進めながら、市民の皆様を初め、長野県・JR東日本などに御理解いただけるよう最大限の努力を尽くしてまいります。

 2点目として、産業振興・企業誘致であります。

 私は、「産業振興なくして高福祉なし」の理念のもと、厳しい経済・雇用環境ではありますが、市内産業の振興・活性化はもとより、千曲市発展の基盤となる企業誘致と雇用の確保に全力を尽くしてまいります。

 これらの基本政策を達成するための施策については、平成19年度からスタートした千曲市総合計画基本計画を5年間の計画期間が終了することから、その検証と評価を十分に行ってまいります。

 中でも現計画の策定時と大きく異なりますことは、国・地方とも財政状況は厳しさを増し、経済・雇用環境は急速に悪化、さらには地域主権改革などへの対応が必要となってきております。

 こうした課題に対処するために、24年度からスタートする後期基本計画に新たな施策を盛り込み、市民の皆様を初め、市議会並びに総合計画審議会などからの広範な御意見・御提言を生かしながら、社会の変容に対応できる計画を策定してまいります。諸課題の先送りは許されません。

 今、行政に課せられた最大かつ喫緊の課題は、一刻も早く市民の皆様が安心して暮らせる経済・社会環境をつくることであります。

 今を生きる者の責任として、安全で安心して暮らすことのできる地域社会の実現と子供たちや若者が夢と希望を持てる千曲市を建設するために、あらん限りの情熱を傾け、市民皆様と一緒になって新しい一歩を力強く踏み出してまいる決意であります。

 平成23年度予算案について申し上げます。

 地方財政の見通しについては、企業収益の回復等により地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が一定程度回復することが見込まれる一方、社会保障関係費が大幅に自然増となることや公債費が依然高水準であることなどにより、大幅な財源不足を生じるものと見込まれております。

 このため、地方財政対策においては、社会保障関係費の自然増に対応する地方財源の確保を含め、地方の安定的な財政運営に必要となる地方の一般財源総額について、実質的に平成22年度の水準を下回らないよう確保することを基本に、国の財政措置がなされたところであります。

 こうした地方財政対策、さらには先行き不透明な景気動向や厳しい雇用情勢を踏まえ、一般会計当初予算案は240億6,000万円と前年度に比べ6.1%の伸びといたしました。

 これは、社会保障関係費の大幅な増加に加え、合併に伴う財政上の支援措置の終了を間近に控え、大型事業が集中することが主な要因でありますが、予算の編成に当たりましては、市民生活の安全と安心を最優先に、福祉・教育・子育ての分野に財源の重点配分を行ったところであります。

 また、第3次千曲市行政改革大綱に基づき、全面的に事務事業の見直しを行うとともに、長期的に健全財政を堅持するため、22年度に引き続き財政調整基金からの繰り入れを控えたほか、合併に伴う財政上の特例措置終了後のまちづくり財源として合併特例債を原資とする基金造成を行うなど、将来の財政運営にも配慮したところであります。

 なお、依然として厳しい経済状況が続いていることから、平成23年度予算を国の緊急総合経済対策を盛り込んだ平成22年度補正予算と連動させながら、切れ目のない事業展開により地域経済の活性化と市民生活の安定を図ってまいります。

 続きまして、平成23年度の主要な施策と事業の概要について、総合計画のまちづくりの目標体系に沿い御説明申し上げます。

 その一つは、支え合い、元気に暮らせるまちづくりについて申し上げます。

 地域福祉では、平成21年度から進めてまいりました地域福祉計画の策定が完了しましたので、計画に基づき事業を展開してまいります。

 また、福祉に関する総合的機能を有する総合福祉センターの整備については、上山田健康福祉センターが健康福祉センターとしての役割を終了したことから、総合福祉センターとして改築し、地域福祉を推進する中核的団体である千曲市社会福祉協議会の事務所、ボランティアセンター等を配置するため整備を進めてまいります。

 健康づくりでは、引き続き子供のころから健康な生活習慣が身につくよう、生活指導や食育指導を総合的に進めるとともに、糖尿病等生活習慣病の発症や重症化を予防してまいります。また、将来の慢性腎臓病、心疾患、脳血管疾患等の罹患を防ぎ、重症化を予防するため、専門の対策チームを編成し保健指導に重点的に取り組んでまいります。

 日本脳炎のワクチン接種については、副作用の発生事例があったとして平成17年5月から定期の予防接種としての積極的な勧奨を差し控えてまいりましたが、22年4月より積極的勧奨が再開されましたので、接種機会を逃した方を含め、接種の積極的な勧奨を図ってまいります。

 乳幼児の細菌性髄膜炎を予防することが期待される小児用肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチンの接種については、接種対象者のうち希望者には費用の全額を補助してまいります。

 また、子宮頸がんの発症をより効率的に予防できる子宮頸がんワクチンの接種につきましても、年齢を定め希望者には費用の全額を補助してまいります。

 白鳥園施設については、県有地であります白鳥園施設の取得金額をなるべく抑えるために、市有地との交換を含め、その取得の方法について県と協議を進めております。

 市民の白鳥園に対する思い、地域の期待も大きいことから、協議が整い次第、用地・建物を取得し、平成24年度には日帰り温泉施設の建設に着手してまいります。

 地域医療では、長野赤十字上山田病院の後医療機関である長野寿光会上山田診療所は、本年4月から病院に移行し、平成24年4月には240床を有する病院とする診療計画が示されたことから、今後、計画が確実に履行されるよう求めてまいります。

 救急医療体制につきましては、市民が安心して受診できる環境整備のため、引き続き、厚生連篠ノ井総合病院、厚生連長野松代総合病院、千曲中央病院を千曲市急病センターと位置づけ、必要な財政支援を行ってまいります。

 高齢者福祉では、介護予防事業や予防給付のケアマネジメントを実施するとともに、高齢者の福祉・介護等に関する総合窓口として、相談・支援業務を行う地域包括支援センターを戸倉上山田地域に増設し、高齢者対策の中核として内容の充実を図ってまいります。

 また、第5期介護保険事業計画の策定年度に当たり、平成24年度の医療報酬・介護報酬の改定を控え、円滑な介護保険事業計画の推進に向けた計画策定を進めてまいります。

 その一方、高齢者の多くは元気な高齢者であります。

 元気な高齢者が、生きがいを持って社会活動に積極的に参加し、高齢者による地域づくりの促進と明るい長寿社会を実現するため、老人クラブの活性化に向け補助の充実を図ってまいります。

 障害者福祉では、千曲市障害者計画に基づき、各種福祉サービスを充実させるほか、障害者・障害児対策として相談支援体制の強化を図ってまいります。また、障害者自立支援法に基づく障害者福祉計画第3期計画の策定年度に当たるため、自立支援協議会を中心に公募委員を含めた検討委員会を立ち上げ、平成24年から26年まで必要な障害福祉サービスを提供するための数値目標と、その確保のための方策を示すなど、障害者が地域で安心して暮らせる社会づくりを目指して策定を進めてまいります。

 次に、ふるさとの自慢を未来につなぐ、まちづくりについて申し上げます。

 文化財等の保護・継承では、国の重要無形民俗文化財に指定されております雨宮の神事芸能は、その文化財調査が行われて半世紀が過ぎております。この間、社会情勢の変化に伴って、祭祀組織や芸能自体が変貌してきている実態があることから、3年に一度の祭礼が行われることに合わせ、改めて調査を行い、雨宮の神事芸能の将来への継承を図る資料として調査を進めてまいります。

 稲荷山地区の町並みは、その歴史的背景から往時をしのぶ建造物が数多く現存しており、県内でも有数の伝統的建造物群であり、貴重な歴史遺産ではないかと考えております。この町並みの文化財としての価値を把握するため、平成23・24年度で稲荷山地区街並保存調査を行い、地域関係者の御理解を前提として保存活用の方向づけをしてまいります。

 生物多様性保全の推進では、環境省の生物多様性保全推進支援事業交付金事業を活用して進めてまいりました、千曲市版レッドデータブック作成事業が、作成委員会の先生及び市民調査員の御協力により完成し、3月3日、事業の推進母体である生物多様性保全協議会から引き渡しをいただくことになっております。

 このレッドデータブックには、332種、動物144種、植物188種を掲載しておりますが、作成のための調査により2,600種余りの動植物を確認し、千曲市が生物多様性の豊かな場所であることを立証することができた一方で、その保護のためには市民の協力が不可欠であります。そのため、レッドデータブックを活用して自然観察会をできる限り多く開催し、関心を高めるとともに、姨捨の棚田にある希少種保全園で実物を見ていただき、千曲市が自然豊かな場所であり、生き物にとっても住みよい場所であることを認識いただけるよう努めてまいります。

 景観形成では、姨捨の棚田が国の重要文化的景観に選定されてから1年余りが経過をいたしましたが、この間、全国から多くの皆様に、この地を訪れていただいております。

 この歴史的・文化的景観を後世に継承していくためには、継続して農業が営まれていくことが大きな課題でありますので、引き続き地権者、耕作者の皆さんの御理解と御協力をいただき、保存・整備を進めてまいります。

 また、さらなる棚田の魅力発信のため、信州大学の協力を得て、「姨捨の棚田ガイドブック」を発刊してまいります。

 次に、市民が憩い、心穏やかに暮らせるまちづくりについて申し上げます。

 公園・緑地の整備では、千曲川の豊かな自然と水辺環境を保全し、自然とふれあう水辺空間の整備を目的に進めてまいりました水辺の楽校整備事業は、引き続き、公衆トイレや広場などの整備を行うほか、水辺の楽校開校イベントを開催してまいります。

 また、運営委員会の御意見をいただきながら、地域や学校と連携し、フィールドを活用しての動植物観察会などに取り組んでまいります。

 また、都市緑地保全法に規定されている、緑地の保全及び緑化の推進に関する基本方針を定めるため、緑の基本計画の策定を進めてまいります。

 上水道の整備では、県営水道の移管問題は、非常用水源調査の電気探査調査が終了しましたので、今後は、戸倉千本柳地区において試掘調査を予定しております。水源のない千曲市にとって、安定した水源の確保が重要であり、移管を受け入れるに当たっては、不公平感のない料金体系、新たな財政負担など、さまざまな課題が想定されることから、引き続き慎重に検討してまいりたいと考えております。

 長野広域連合が千曲市に建設を計画している、ごみ焼却施設は、現在、長野広域連合が県条例に基づく環境影響評価、アセスメントの実施に向け、いわゆる設計書となる方法書の策定作業に入っております。

 方法書の案ができたところで、調査項目や調査場所等を地元区に対して説明してまいりますが、作成には数カ月要する見込みのため、遅くとも7月ころには実施する計画であります。

 その後、県条例に定められた手続に入りますが、公告・縦覧を経て、県環境影響評価技術委員会での方法書の審査に4カ月間程度の期間が必要となりますので、現地調査、調査期間は最低1年間、この開始は24年度からになると見込んでおります。

 そのため、方法書の協議と並行して地元区や協議組織と相談しながら、先進地視察や学習会を開催し、焼却施設の安全性について理解を深めていただけるよう努めてまいります。

 また、余熱利用施設や搬入路の整備など、周辺整備計画の策定も課題でありますので、地元区や協議組織にお諮りしながら計画の策定に着手してまいります。

 ごみ減量化の推進では、昨年4月1日から開始したごみ処理の有料化は、市民の皆様の御協力により、大きな混乱もなく推移しております。

 有料化説明会で懸念の多かった不法投棄対策については、国の地域環境保全対策費等補助金、いわゆる地域グリーンニューディール基金を活用して、従来のパトロールとあわせて2班体制で対応してまいりましたが、目立った事案は確認されず、安堵しているところであります。

 有料化によるごみの減量は、当初の目標である10%減を達成する見込みでありますが、ごみの減量化を継続するためには、環境型社会の基盤づくりが不可欠ですので、民設民営方式での生ごみのリサイクル、レジ袋削減のためマイバッグ持参率60%の達成、家庭で使われない食器のリサイクルシステムの検討など、ごみの減量化が一層図れるよう環境整備に努めてまいります。

 防災対策では、上山田地区の雨水浸水対策は、過去の水害から女沢川下流の河川断面を確保するため、河道整備を継続的に進めてまいります。

 さらに、上山田温泉地区では、温泉排水路の改良整備を進めるとともに、排水路が合流する荒砥沢川の改修を県と協議してまいります。

 沢山川では、千曲川との合流点で計画高水位を超えないように河道掘削を進めているほか、更級川では、排水ポンプが完成しましたので、ポンプ能力が高まるように、下流から堤防のかさ上げを進めております。

 東林坊川では、千曲川合流部で国土交通省により河道掘削が開始されておりますが、引き続き国庫補助事業である総合流域防災事業により、用地買収を先行しながら一部工事に着手してまいります。

 緊急経済対策として制度化した住宅リフォーム支援事業は、市内のすべての持ち家住宅が補助対象となります。

 特に、安全・安心な住まいを確保するため、耐震改修や水洗化、火災警報器の設置を優先してリフォームを行っていただくこととしております。

 3月1日から受付を開始しますが、これまでパンフレットを全戸配布するとともに、多くの建設関係団体に事業説明を行い、宣伝普及に努めてまいりました。

 地域経済回復のためにも、多くの市民の皆様の御利用をお願いしたいと存じます。

 次に、のびのびと社会に羽ばたく人が育つまちづくりについて申し上げます。

 子育て支援では、福祉医療費給付制度について、中学校3年生、満15歳の入・通院まで拡大し、保護者負担の一層の軽減を図ってまいります。

 また、老朽化が目立つ保育園施設については、安全な保育環境の整備に向け計画的改修を進めるとともに、少子化に対応した保育園の効率的運営を図ってまいります。

 学校教育の充実では、10年ぶりに小中学校の学習指導要領が改訂され、既に移行措置として教育課程の見直しなど新たな取り組みが進んでおり、小学校は平成23年度から、中学校は24年度から本格実施されます。

 こうしたことから、21年度から始まった向こう10カ年の教育ビジョン、千曲市教育振興基本計画の実現に向け、基礎学力の向上と豊かな心・健やかな体の育成による楽しく学べる学校づくりを進めるとともに、安全・安心な学校づくりと信頼される学校を実現するため、学校・家庭・地域が一体となった学校づくりを進め、輝き、たくましい子供の育成に取り組んでまいります。

 学力向上対策では、小学校教科書の改訂に伴い、教科書のデジタル化が図られたことから、つまずきが多くなる教科について、ICT、情報通信技術を使った学力向上プランを高学年に導入するとともに、ICT活用教育推進委員会による授業実践・研究を行い、ICT活用教育の推進による基礎学力の定着を図ります。

 また、22年度に行われた抽出調査方式による全国学力・学習状況調査については、引き続き抽出校にあわせ、全校が調査に参加し、学力向上推進委員会による調査データの検証と授業改善に努めてまいります。

 不登校対策では、昨年設置した子ども家庭支援センターを中心に、関係機関等との情報共有を図りながら、不登校等で悩む子供と保護者への支援をさらに充実させるとともに、幼・保・小・中の連携による早期発見と対応に積極的に取り組み、子供が笑顔で登校できるよう子供と家庭をしっかり応援してまいります。

 小中学校の耐震化は、児童・生徒の安全を確保する上での最優先課題であり、耐震診断結果をもとに、22年度の屋代、埴生、治田小学校に引き続き、八幡、上山田小学校の耐震補強・大規模改造工事を実施してまいります。

 小中学校の改築では、東小学校は現地改築を基本として、これまでに地形測量及び地質調査、地元改築委員会の協力を得て、基本計画、基本設計、実施設計が完了しましたので、仮設校舎を建設し、現校舎の解体と埋蔵文化財調査を行うなど、24年度から計画している新校舎・屋内運動場建設の準備を進めてまいります。

 高校再編・中高一貫校については、県立屋代中学校の平成24年度開設に向けて、選抜要綱等により県との情報交換を密接に行うとともに、教育委員会協議会を中心に先進事例の調査・研究を行うなど、市としてできる限りの対策を講じ、関係する保護者や児童の不安解消に努めるほか、中学校が1校ふえることによるプラスの効果を生かすための取り組みを進めてまいります。

 学校給食では、第1学校給食センターの改築については、これまでの調査結果等を踏まえ、建設地の決定と造成工事を行うとともに、基本・実施設計に着手してまいります。

 施設の建設は、国庫補助と合併特例債を活用し、平成24年度から工事に着手し、25年度の完成を目指してまいります。

 なお、新しい施設が完成するまでは、衛生管理には十分配慮しながら、地元食材の活用と拡大、食育の推進、食物アレルギー児童・生徒への対応など、安全・安心を基本とした学校給食の提供に努めてまいります。

 生涯学習活動の推進では、更埴西中学校の全面改築にあわせて整備を進めてまいりました地域開放図書館を、本年4月から更埴図書館の分館として開館いたします。

 この図書館は、地域の要望または特色ある学校づくりの一環として、校舎内に学校図書館とは別に併設するものであります。

 床面積は188平方メートルで、蔵書1万冊を予定しており、開館後は、学校併設図書館の特色を生かし、市民と生徒の交流を積極的に行うなど、図書館に地域コミュニティセンターとしての役割を持たせ、地域を支える情報拠点として各種施策を展開してまいります。

 また、子ども読書活動推進計画に掲げる具体的な施策を推進し、みずから読書に親しみ、心豊かに成長する子供を育成してまいります。

 スポーツの振興では、長野県bjリーグ参入協議会、プロバスケットボール男子のbjリーグに、本年10月開幕のシーズンから加わるため、昨年12月には運営会社が屋代駅前に事務所を構え、チーム名も信州ブレイブウォリアーズに決まるなど、参入に向けた準備が着々と進められております。

 これらの動きにあわせ、市ではチームの活動拠点となる戸倉体育館の改修も進めており、スポーツ振興のみならず、地域全体の振興に寄せる期待も大きいことから、チームの認知度を上げる取り組みなど、協力態勢を充実してまいります。

 次に、千曲の魅力が交流と活力をはぐくむまちづくりについて申し上げます。

 北陸新幹線新千曲駅の設置では、1月から2月にかけて小学校区単位で開催しました、まちづくり懇談会の席上、新駅設置の必要性について、私なりの考え方を申し上げてまいりました。新駅の設置は、単に利便性の向上にとどまらず、急速に進展する人口減少、少子高齢化社会にあって、企業誘致・観光を含めた産業の振興、若者の定住・交流等、当市の活性化の起爆剤としてどうしても必要であることを訴えてまいりました。

 懇談会では、賛否両論さまざまな御意見をいただきましたが、引き続き、より詳細なデータを整備し、市民の皆様に説明を尽くすと同時に、長野県等の関係機関やJR東日本などと折衝を重ねる中で、最大限の努力をしてまいります。

 特に県においては、今後の県づくりの方向性を明らかにする、新たな総合5カ年計画の策定を進めておりますので、県全体の高速交通ネットワークの整備という観点から県の計画に、しっかりと位置づけていただくことが肝要であると考えますので、御理解がいただけるよう説明してまいります。

 北陸新幹線は、26年度には金沢まで開通し、確実に人の流れも変わります。

 これを一つの契機として、千曲市が真に高速交通網の拠点都市として未来永劫に発展できるよう、市民の皆様並びに議員各位の一層の御理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げる次第であります。

 長野電鉄屋代線の存続問題は、2月2日開催の長野電鉄活性化協議会において、長野電鉄屋代線の今後の方向性について採決が行われ、屋代線を廃止し、バス運行による地域交通手段の確保を選択いたしました。

 市といたしましては、活性化協議会が取りまとめた今回の決定を重く受けとめ、通勤・通学者、高齢者など、いわゆる交通弱者の利便性の確保を念頭に、長野市、須坂市とも連携しながら運行の費用の負担のあり方や公的支援について検討していくとともに、議会とも御相談の上、最善の方途を探ってまいりたいと考えております。

 広域的道路網の整備では、国道18号バイパスについて、地元対策推進協議会などとの設計協議で承諾が得られましたので、用地の幅杭を設置し、境界立ち会い、物件の補償調査に入る予定となっております。

 また、坂城町区間、力石バイパスまでの3.8キロメートルが、本年1月、社会資本整備審議会関東地方小委員会で事業化が妥当だとされたことから、国に対し八幡以南の事業化を働きかけてまいります。

 また、県道長野上田線は歩道の整備を、冠着橋の架けかえについては事業の早期完成を要望してまいります。

 さらに、都市計画道路歴史公園線や、県道森篠ノ井線の延伸なども、交通の難所を解消する重要な事業でありますので、引き続き県に対し事業化を要望してまいります。

 合併支援道路であります都市計画道路千曲線並びに旧国道線については、平成22年度補正予算とあわせた切れ目のない事業執行により、事業の促進を図ってまいります。

 生活道路の整備では、地域づくり計画において、区・自治会から生活道路の改良や交通安全対策、維持工事、河川・下排水路工事など、多くの要望をいただいております。引き続き計画に沿って着実に実行し、安全で安心なまちづくりを進めてまいります。

 特に、道路幅が4メートルに満たない、いわゆる狭隘道路が防災・救急・消防・日照などの障害となっていることから、狭隘道路整備要綱に基づき緊急経済対策事業の活用を図り、その解消に努めてまいります。

 経済・雇用対策では、円高やデフレ等による景気の低迷は、製造業や商業を初め、市内企業に大きな影響を及ぼしていることから、商工業振興条例の一部を改正し、これまでの助成制度をより利用しやすい制度としてまいりました。

 これまでに、前年に比べ2.6倍となる23件の申請があり、活用いただいております。引き続き制度のPRに努めるとともに、時代に即した制度づくりを目指すなど、企業支援を進めてまいります。

 また、高齢化や人口減少が進展する中で、日常生活において身近な買い物に不便を感じている高齢者等が増加してきており、買い物弱者対策がクローズアップされてきております。こうしたことから、福祉対策はもとより商業活性化の面からも身近な課題として、地域全体での取り組みを考えていく必要があるため、研究組織を立ち上げ、あり方等の検討を開始しました。

 金融対策では、千曲市経営安定資金のあっせん限度額の拡大等を図ってまいりましたが、今後、国・県の動向や経済状況等を注視しつつ、制度資金の融資を円滑に進めるため、所要の予算を計上するとともに、創業者支援対策の充実を図るため、独立開業資金制度を改正してまいります。

 雇用促進対策については、公共職業安定所や商工団体等と連携して、雇用安定関係助成制度の活用等による雇用の確保を働きかけるほか、若者の就業促進に向けては、長野県若年者就業サポートセンターの支援を受けながら、教育関係機関とも連携して若年者の就業を支援してまいります。

 平成22年度は、ふるさと雇用再生特別交付金制度や緊急雇用創出事業等により、延べ89人の雇用の確保を図ってまいりましたが、引き続き81人の雇用を確保できる見込みであり、これらの制度を積極的に活用して、雇用の確保と創出に取り組んでまいります。

 千曲ブランド事業の推進では、平成22年2月に加工食品を対象とした信州千曲ブランド認定制度が22社80品目によりスタートして以来、本年2月15日には28品目を追加認定し、108品目を数えるに至りました。

 これまで姨捨サービスエリアにおける千曲ブランドフェアを初め、各種イベント、展示会等の場を活用し、20回を超すPR活動を実施してまいりました。

 これらの取り組みにより、徐々にではありますが、市内外の皆様に浸透しつつあると感じております。

 23年度は、市外大型店での千曲ブランドフェアも開催できる見通しであり、引き続きブランドの訴求力を高めるためのPR活動や販路開拓を積極的に推進し、地域振興を図るとともに、千曲市の名を全国に発信してまいります。

 産業振興と企業誘致では、中小企業の多い千曲市の産業振興には、企業同士が連携して販路拡大・技術力向上等に対応していくことも重要と考えております。

 現在、同業種によるグループとして、ものづくり千曲プラネットを初め3グループがあり、各種産業展へ共同出展や研修会の開催など、積極的に活動し成果を上げつつあります。

 今後は、金属機械加工部品系業種のグループ化に向けて、検討を進めてまいります。

 懸案であります産業支援センター施設の整備は、施設の基本計画を策定することとしており、施設整備の考え方としては、経営者・技術者・大学教授等、多様な人材が交流し情報交換を行う場として活用を図るほか、人材養成や起業支援・産学官連携支援など、ソフト事業を中心とした産業活性化の拠点施設として活用を図ってまいります。

 また、市内には自社ブランドによる工業製品を製造、販売する企業が多いことから、これらメイドイン千曲のすぐれた製品を紹介するためのホームページを作成し、全国に発信してまいります。

 企業誘致は、長引く経済の低迷により大変厳しい状況でありますが、進出企業の受け皿として、私有地を含む比較的小規模な用地については、民間業者の協力をいただきながら紹介等を行うなどの条件整備を進め、できる限り企業の要望にこたえていける体制を整えてまいります。

 農業の振興では、昨年の11月に公表された2010農林業センサスの概数値によりますと、本市の総農家数は3,550戸、5年前の前回調査と比較して5%減少し、販売農家数は1,426戸、12.9%の減少となりました。特に、販売農家の農業就業人口は2,171人で23.5%という大幅な減少となっております。

 一方、年齢階層別では、60歳以上が1,840人、84.8%で、前回の77%から7.8ポイント増加し、平均年齢も69.5歳と高齢化が一段と進行しております。

 このように農業を取り巻く環境が厳しさを増す中で、千曲市食料・農業・農村政策審議会で策定を進めてまいりました千曲市食料・農業・農村基本計画に基づき、市民、事業者、行政がそれぞれの役割を果たしつつ連携を密にし、本市農業の持続的な発展を図るために、担い手の育成・確保、地産地消、消費者の信頼を確保する施策等に取り組んでまいります。

 あんずの振興では、市の特産品であるあんずは、生産者の高齢化等に伴い、樹園地の荒廃化や登録農薬の見直し等により、昨年から細菌性病害が多発しております。

 病害がさらに拡大すると、日本一のあんずの里の形成と、あんず生産にも大きな影響が出るものと危惧しており、引き続き、ちくま農業協同組合等と連携し、細菌性病害に効果のある農薬の早期登録を県等の関係機関に働きかけるとともに、継続して緊急対策を実施してまいります。

 あんずは市の花・木であり、多くの千曲ブランド製品となっておりますので、細菌性病害対策とあわせて新品種の切りかえ等により、日本一のあんずの里にふさわしい高品質な、あんずの栽培に取り組んでまいります。

 また、昨年7月には、信州大学農学部に委託した研究を進めております、あんずの機能性成分の分析に関して、農学部長の中村宗一郎先生から、あんずの抗アミロイド効果等についての報告をいただきました。現在、ラットを使った研究等を依頼しており、結果がまとまり次第公表してまいります。

 観光と交流の推進では、平成22年度は、姨捨・棚田の魅力発信元年と位置づけ、昨年10月から12月まで展開された信州デスティネーションキャンペーンにあわせ、千曲市の魅力を全国に情報発信したことにより、大勢のお客様に訪れていただきました。

 この信州デスティネーションキャンペーンを契機とした取り組みを一過性のものに終わらせることなく、さらに発展させ、滞在型・体験型観光の進展を図るため、市観光協会・民間観光団体・県関係機関などとの連携・協力を深めるとともに、メディアとの連携を強化し、効果的な情報発信と誘客宣伝を継続的に行ってまいります。

 信頼と連携で力を合わせる市民主体のまちづくりについて申し上げます。

 協働のまちづくりでは、地域が抱えるさまざまな課題や市民ニーズにきめ細かくこたえるための公的サービスは、これまでのように行政が独占的に担うのではなく、市民や企業・NPOが協働し、支え合う共生社会を構築することが重要となってきております。こうした機運を醸成し、新たな制度や政策をつくり、市民の主体的な活動を促進するため、市民生活部にNPO支援担当を置くほか、公益的市民活動推進委員会を組織し、市民や地域の力が活躍できる仕組みを確立してまいります。

 行政事務の共同化では、地方税の滞納処分等に関する事務を共同処理するため、長野県及び県内全市町村により構成される広域連合の長野県地方税滞納整理機構が昨年の12月27日に設立され、本年4月1日から業務を開始いたします。

 当面、構成団体から移管された事案の滞納処分、徴収業務に関する研修・相談業務が処理事務となりますが、税源移譲に伴い、地方税の重要性はこれまで以上に高まる一方で、滞納額が増加傾向にあることから、債権管理条例の適正執行とあわせ、機構を有効に活用して収納率の向上に努めてまいります。

 以上、私の市政運営における所信の一端と、主要な施策の大要について申し上げてまいりました。

 就任以来、極めて厳しい財政状況が続く中で、政策をつくる難しさや、財政難でありながら要望にこたえる難しさなどに直面しております。

 今後、福祉・医療・介護などの社会保障を初めとする公的サービスの水準を維持していくためには、これまで以上に、欲しいものから必要なものへ、真摯に選択していかなければ、やがては立ちいかなくなってしまいます。

 私たちは今、かつて経験したことのないほどの厳しい未知の環境に置かれていると申し上げても過言ではありません。

 このような厳しい時代であるからこそ、より高い視座を持って千曲市の立ち位置をしっかりと定め、市民が未来に希望を持てるような政策を、スピード感をもって実行に移すことが大切であると考えております。

 議員各位並びに、市民の皆様の一層の御理解と御協力を心からお願い申し上げ、平成23年度の施政方針とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(原利夫君) ここで、15分間休憩いたします。

                            午前10時49分 休憩

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 午前11時5分 開議



○議長(原利夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第6 選挙第1号 長野県地方税滞納整理機構議会議員の選挙



○議長(原利夫君) 日程第6、選挙第1号 長野県地方税滞納整理機構議会議員の選挙を行います。

 お諮りいたします。

 選挙は投票により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。

 投票に入る前に申し上げます。

 本選挙は、長野県地方税滞納整理機構規約第8条の規定により、県下すべての市議会議員の選挙における得票数により当選人が決定されます。よって、千曲市議会会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行いません。

 お諮りいたします。

 長野県地方税滞納整理機構議会議員選挙の選挙結果の報告については、千曲市議会会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票数のうち、候補者の得票数までを報告することといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 異議なしと認めます。

 議場の閉鎖を命じます。

          (議場閉鎖)



○議長(原利夫君) ただいまの出席者数は23名であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

          (投票用紙配付)



○議長(原利夫君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

          (投票箱点検)



○議長(原利夫君) 異常なしと認めます。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙にお手元に配付の候補者一覧表より1名の候補者氏名を記載の上、点呼に応じ、順次投票を願います。

 点呼を命じます。

 岡田議会事務局長。



◎議会事務局長(岡田昭雄君) それでは、順に議席番号とお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いいたします。

 投票用紙に被選挙人の氏名を記入して準備をお願いいたします。

 それでは、お名前を申し上げます。

 1番 柳澤眞由美議員、2番 小玉新市議員、3番 中村了治議員、4番 小山嘉一議員、5番 林 愛一郎議員、6番 宮入高雄議員、7番 米澤生久議員、8番 青木 崇議員、9番 和田英幸議員、10番 中條智子議員、11番 荻原光太郎議員、12番 森 義一郎議員、13番 内宇田和美議員、14番 宮坂重道議員、15番 中沢政好議員、16番 唐澤宗弘議員、17番 戸谷有次郎議員、18番 宮下静雄議員、20番 中村直行議員、21番 吉田昌弘議員、22番 田沢佑一議員、23番 和田重昭議員、24番 原 利夫議長。

 以上でございます。

          (投票)



○議長(原利夫君) 投票漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原利夫君) 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

          (議場開鎖)



○議長(原利夫君) 開票を行います。

 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に、9番 和田英幸議員、及び10番 中條智子議員を指名いたします。両名の立ち会いをお願いします。

          (開票)



○議長(原利夫君) 投票の結果を報告いたします。

 投票総数23票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。

 有効投票23票

 有効投票のうち     南波清吾君 20票

             金井忠一君  3票

 以上のとおりであります。

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△日程第7 報告第1号 平成22年度千曲市教育委員会事務の点検及び評価報告について



○議長(原利夫君) 日程第7、報告第1号 平成22年度千曲市教育委員会事務の点検及び評価報告については、教育委員会から地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定により報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。御承知を願います。

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△日程第8 議案第3号 千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定について



△日程第9 議案第4号 千曲市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について



△日程第10 議案第5号 千曲市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について



△日程第11 議案第6号 千曲市清潔で美しい環境づくりをめざす条例の一部を改正する条例制定について



△日程第12 議案第7号 千曲市立図書館条例の一部を改正する条例制定について



△日程第13 議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定について



△日程第14 議案第9号 平成22年度千曲市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定について



△日程第15 議案第10号 平成22年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)の議定について



△日程第16 議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定について



△日程第17 議案第12号 平成23年度千曲市国民健康保険特別会計予算の議定について



△日程第18 議案第13号 平成23年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について



△日程第19 議案第14号 平成23年度千曲市介護保険特別会計予算の議定について



△日程第20 議案第15号 平成23年度千曲市駐車場事業特別会計予算の議定について



△日程第21 議案第16号 平成23年度千曲市有線放送電話事業特別会計予算の議定について



△日程第22 議案第17号 平成23年度千曲市稲荷山水道特別会計予算の議定について



△日程第23 議案第18号 平成23年度千曲市戸倉温泉施設事業特別会計予算の議定について



△日程第24 議案第19号 平成23年度千曲市後期高齢者医療特別会計予算の議定について



△日程第25 議案第20号 平成23年度千曲市八幡水道事業会計予算の議定について



△日程第26 議案第21号 平成23年度千曲市下水道事業会計予算の議定について



△日程第27 議案第22号 内川産業用地の取得について



△日程第28 議案第23号 市道路線の認定について



△日程第29 議案第24号 市道路線の変更について



△日程第30 議案第25号 土地改良事業の施行について(更級地区)



○議長(原利夫君) 日程第8、議案第3号から日程第30、議案第25号まで、以上23議案を一括議題といたします。以上は日程に従いまして理事者の提案説明のみにとどめます。

 各議案に対する提案説明を求めます。

 瀧澤副市長。

          〔副市長 瀧澤嘉市君 登壇〕



◎副市長(瀧澤嘉市君) ただいま議題となりました議案第3号から議案第25号まで、一括して提案理由の説明をいたします。

 初めに、議案第3号 千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 福祉医療につきましては、適切な受診と家計の医療費負担の軽減を目的に実施しております。

 今回の改定は、子育て環境の充実と福祉の増進を図るため、乳幼児等について、現在の小学校3年生までとしている支給対象年齢を中学校3年までに拡大するものであります。

 次に、議案第4号 千曲市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 このたびの改正は、平成23年度から暫定賦課を実施するよう条例で定めておりましたが、混乱を避けるため、制度開始以来、これまで3年間暫定賦課を行っていないこと、加えて制度廃止が決定されていることから、平成23年度も引き続き暫定賦課を見送るための条例の一部改正をお願いするものであります。

 次に、議案第5号 千曲市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 このたびの改正は、出産育児一時金の支給額について経過措置がとられておりましたが、39万円に恒久化するための条例の一部改正をお願いするものであります。

 次に、議案第6号 千曲市清潔で美しい環境づくりをめざす条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 本案は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正に伴い、項ずれが生じるとともに、第5条第2項に土地の管理者の責務として、当該管理にかかわる土地への廃棄物を発見したときの通報の規定が追加されたこと。

 また、不法投棄及び不適正保管への対応に向けた使用済自動車判別ガイドラインが策定され、国から使用済自動車の判断要素が示されたことにより、条例の一部を改正するものであります。

 次に、議案第7号 千曲市立図書館条例の一部を改正する条例制定について説明いたします。

 更埴西中学校の改築に伴い、学校図書館とは別に中学校に併設して建設しておりました地域開放型の市立図書館が4月に開館いたします。館の適切な管理運営を図るため、千曲市立図書館条例の一部を改正するものであります。

 次に、議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の議定について説明いたします。

 このたびの補正は、事業費の確定等によるもの、国民健康保険特別会計への繰出金や土地開発公社からの用地取得の追加、歳入においては、普通交付税や市税の収入見込みによる財源調整など、総額1億2,260万6,000円の追加をお願いし、歳入歳出それぞれ247億3,825万7,000円とするものです。

 以下、その主な内容について歳出から順次説明いたします。

 議会費では、欠員に伴う議員人件費529万7,000円の減額であります。

 総務費では、職員の早期退職に伴う退職手当など、6,509万6,000円の追加であります。

 民生費では、国民健康保険税の減収に伴う財源不足補てんのための国民健康保険特別会計への繰出金、医療給付費の増に伴う後期高齢者医療広域連合への負担金及び同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計への繰出金などを追加するほか、事業費の確定に伴う子ども手当給付費の減額など、差し引き1億4,614万1,000円の追加であります。

 衛生費では、ごみ処理手数料の一部を環境基金に積み立てる経費で400万円の追加であります。

 農林水産業費では、事業費の確定による地籍調査測量調査委託料、市有林整備事業委託料など1,262万2,000円の減額であります。

 商工費では、金融機関への本年度の預託額が確定したことに伴い、中小企業金融対策預託金を1億4,000万円減額するものであります。

 土木費では、三本木公園の整備にかかわる用地購入費2,600万円の減額であります。

 教育費では、東小学校改築事業など、事業費の確定に伴う減額のほか、住民生活に光をそそぐ交付金の追加交付に伴う図書システムの更新に要する経費の追加など、差し引き2,840万6,000円の減額であります。

 公債費では、長期債利子償還金の不用額2,250万2,000円を減額するものであります。

 諸支出金では、土地開発公社保有の戸倉上山田交番用地の取得費1億4,219万6,000円の追加であります。

 以上が、歳出の概要でございます。

 歳入につきましては、収入見込みに基づく市税の減額のほか、普通交付税及び臨時財政対策債の増額、事業費の確定による国・県支出金の精算分などを補正したことなどが主な内容でございます。

 次に、第2表「繰越明許費補正」については、東林坊川改修事業ほか5事業について、いずれも年度内の完成が見込めないため、繰越明許費により次年度への予算の繰り越しをお願いするほか、保育所施設整備事業ほか2事業については、繰越金額の変更をお願いするものであります。

 次に、第3表「債務負担行為補正」でありますが、土地開発公社保有の内川産業用地を複数年度で取得するため、その取得費について後年度負担をお願いするものであります。

 続いて、第4表「地方債補正」につきましては、合併特例事業債及び臨時財政対策債の起債限度額の変更を行うものであります。

 以上が、一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。

 次に、議案第9号 平成22年度千曲市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定について説明いたします。

 このたびの補正は、景気の低迷により国民健康保険加入者の所得が大幅に減少したことに伴い、国保税が減収となっている反面、医療給付費は増加を続けており、保険料軽減に対する保険基盤安定繰入金も不足することなどから、一般会計繰入金を増額するなど、総額6,495万7,000円の補正をお願いし、歳入歳出それぞれ56億6,761万5,000円とするものであります。

 次に、議案第10号 平成22年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)の議定について説明をいたします。

 今回の補正は、貸付金元利収入について鋭意徴収に努めてまいりましたが、当初予算額に対し40万円の歳入不足となる見込みであります。このため、歳入不足分40万円について一般会計繰入金の追加をお願いするものであります。

 次に、議案第11号 平成23年度千曲市一般会計予算の議定について説明いたします。

 平成23年度の予算編成に当たっての基本的な考え方につきましては、施政方針で申し上げましたので、予算の詳細について御説明申し上げます。

 まず、予算書の3ページをごらんください。

 平成23年度一般会計の歳入歳出予算の総額は、240億6,000万円とし、22年度当初予算と比較し13億9,000万円、6.1%の増といたしました。

 続いて、7ページをごらんください。

 第2表「債務負担行為」につきましては、ひとり暮らし老人世帯等に設置する緊急通報システム設置事業及び配食サービス事業、東小学校改築に伴う仮設校舎リースについては、後年度負担をお願いするものであります。

 8ページをごらんください。

 第3表「地方債」につきましては、平成23年度に借り入れを予定している合併特例債等の地方債について、起債の限度額及び利率等をあらかじめ決定いただくものであります。

 3ページにお戻りください。

 一時借入金の最高額につきましては、過去の借り入れ実績や基金の繰替運用等の状況を勘案し、25億円といたしました。

 歳出予算の流用につきましては、予算を弾力的に運用するため、予算の過不足が生じた場合における同一款内で、これらの経費の各項の間の流用をお認めいただくものであります。

 それでは、歳入歳出予算につきまして、歳入から順次説明いたします。

 4ページをごらんください。

 最初に、市税についてでありますが、市民税のうち個人市民税につきましては、個人所得の減少の影響と平成22年度収入見込み等を踏まえ、前年度比3.9%減の24億7,459万2,000円を計上し、法人市民税につきましては、企業収益の若干の持ち直しが見込まれることから、前年度比6.2%増の3億7,572万円を計上いたしました。

 固定資産税につきましては、土地の下落による減収と家屋の新増分による増収等を勘案し、前年度比0.9%増の38億1,089万4,000円を計上いたしました。

 また、たばこ税につきましては、喫煙者数の減少を見込み、前年度比7.1%減の2億7,857万円を計上し、市税全体では、平成22年度当初予算額に比べ、0.9%減の73億9,599万円を計上いたしました。

 次に、2款の地方譲与税についてでありますが、地方揮発油譲与税及び自動車重量譲与税につきましては、地方財政計画等に基づき、平成22年度当初予算に比べ、4.6%減の2億2,700万円を計上いたしました。

 3款の利子割交付金のほか、地方消費税交付金、自動車取得税交付金、9款の地方特例交付金までの各交付金につきましては、県における収入見込みや地方財政計画等に基づき、7億6,630万円を計上いたしました。

 次に、地方交付税についてでありますが、国の交付税総額は、交付税特別会計による前年度からの繰越金が約1兆円加算されたことにより、平成22年度に比べ2.8%増となっております。

 このような状況の中で、本市の普通交付税については、平成22年度の決定額をもとに試算した基準財政需要額及び税収などの基準財政収入額の見込み額等を勘案し、平成22年度に比べ6億円増の60億円を計上いたしました。

 また、特別交付税については、交付税総額における特別交付税の割合が6%から5%に引き下げられることから、前年度比4,000万円減の5億円を見込み、地方交付税全体では65億円を計上いたしました。

 12款からの分担金及び負担金、国・県支出金等の特定財源につきましては、現時点で見込み得る額を計上いたしました。

 18款の繰入金につきましては、東小学校改築事業に文教施設整備基金から2億円、総合福祉センターとして整備する上山田健康福祉センターの改修に、社会福祉基金から2,700万円など、総額2億4,899万円の繰り入れをお願いするものであります。

 21款の市債につきましては、合併特例事業などに充てるため、32億1,110万円を計上いたしました。このうち合併特例債を17億1,150万円、地方交付税の不足分を補うため臨時財政対策債を14億円計上したほか、公共事業等債、施設整備事業債を計上いたしました。

 次に、歳出について申し上げます。

 5ページ、6ページをごらんください。

 最初に、議会費から説明をいたします。議会の運営並びに議会活動に必要な経費等、総額2億6,336万5,000円を計上いたしました。

 次に、総務費でございますが、総務管理費では、全般的な行政一般経費及び3庁舎施設維持管理費のほか、姨捨スマートインターチェンジ整備事業費、新幹線新駅設置促進に要する経費、市内を結ぶ循環バスの運行経費、地域振興を図るためのコミュニティ振興事業費、防災対策費、情報化推進事業費、新規事業としては、白鳥園の整備のため県有財産の購入に要する経費、合併特例債を原資とした、まちづくり基金の造成に伴う積立金などを計上いたしました。

 徴税費では、各種税の課税及び徴収事務に要する経費のほか、市町村と県が協力して、大口かつ徴収が困難な滞納事案を処理するため設立された長野県地方税滞納整理機構への負担金を新たに計上いたしました。

 戸籍住民基本台帳費では、住民票等の交付、各種証明書を発行するための経費等を計上いたしました。

 選挙費では、一般経費のほか、長野県議会議員一般選挙、市長及び市議会議員補欠選挙、財産区議会議員選挙費、埴科郡土地改良区選挙費を計上いたしました。

 統計調査費では、各種統計調査等に要する経費を計上いたしました。

 監査委員費では、一般経費を計上し、総務費全体では33億5,108万5,000円を計上いたしました。

 次に、民生費でございますが、社会福祉費では、福祉事務にかかわる一般経費、福祉委員活動費、社会福祉協議会への運営補助金、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の各特別会計に対する繰出金、後期高齢者医療広域連合への負担金などを計上したほか、障害者福祉関係では、障害者の自立支援等にかかわる扶助費、稲荷山太陽の園等の障害者福祉施設の整備に伴う補助金、地域生活支援事業などが主なものであり、高齢者福祉関係では、老人クラブへの活動助成並びにシルバー人材センターへの運営補助など、高齢者生きがい対策事業のほか、家族介護支援対策等の高齢者在宅福祉事業、養護老人ホーム等への入所措置費などが主なものであります。

 その他、福祉医療給付費では、乳幼児医療給付費のほか、対象者を小学校3年から中学校卒業まで拡大したため、前年比20.6%の増となる事業費を計上したほか、人権政策の推進に要する経費、消費者保護対策、防犯対策、交通安全等の市民生活にかかわる各種事業に要する経費、駐車場管理運営費、温泉施設管理運営費、男女共同参画推進事業費などを計上いたしました。

 児童福祉費では、保育所や児童館等の管理運営及び施設整備に要する経費、3歳未満の子供1人につき月額2万円、3歳以上中学校修了までの子供1人につき月額1万3,000円を支給するための子ども手当給付事業費のほか、子育て支援センター管理運営費等の子育て支援に要する経費、児童扶養手当等給付費などが主なものであります。

 生活保護費では、長引く景気低迷の影響に伴う保護世帯の増加により、生活扶助、医療扶助等の生活保護費が前年度比30.7%増となり、民生費全体では72億728万4,000円を計上いたしました。

 次に、衛生費でございますが、保健衛生費では、市民の健康づくりを推進するための一般経費のほか、上山田健康福祉センターを福祉の拠点施設となる総合福祉センターとして整備する施設改修費、インフルエンザ・日本脳炎等の予防接種に要する経費、妊婦や乳幼児の健やかな成長を促すための母子保健事業、がん検診、生活習慣病を予防するための特定健診、人間ドック補助金等の各種検診事業、精神障害者の社会復帰促進に要する経費、地域医療対策として在宅当番医制や夜間初期救急体制確保のため、厚生連篠ノ井総合病院・長野松代総合病院・千曲中央病院への助成に要する経費など、環境衛生関係では、家庭雑排水汚泥の処理、環境活動の推進に要する経費、地下水汚染、大気汚染、騒音等の生活環境を調査する公害対策事業費、市民霊園の管理費などを計上いたしました。

 清掃費では、ごみ減量・資源化に要する経費、ごみの不法投棄対策事業費、広域ごみ焼却施設の建設対策に要する経費、し尿及び塵芥処理事業費を計上したほか、千曲衛生施設組合及び葛尾組合等の一部事務組合負担金を計上いたしました。

 上水道整備事業費では、水道配水管整備事業補助金のほか、稲荷山水道、八幡水道の各特別会計への繰出金を計上し、衛生費全体では14億8,163万9,000円を計上いたしました。

 労働費につきましては、勤労者金融対策預託金等の勤労者の生活安定、福祉の向上を図るための経費のほか、緊急雇用創出事業を初めとする雇用対策事業費、勤労青少年ホーム管理運営経費など、総額1億7,602万4,000円を計上いたしました。

 農林水産業費でございますが、農業費では、農業委員会の運営経費や本年度策定した食料・農業・農村基本計画を実施に移すための経費、イノシシ等野生鳥獣による農作物被害を防ぐために要する経費、中山間地域等直接支払制度事業交付金、団体営及び県営の土地改良事業費や農道・水路等の整備事業費、地籍調査に要する経費などが主なものであります。

 林業費では、市有林等の保全管理に要する経費のほか、松くい虫防除対策費、林道管理事業費、大池市民の森管理事業費等が主なもので、農林水産業費全体では5億9,048万9,000円を計上いたしました。

 次に、商工費でございますが、商工業振興対策事業として商工業振興条例等に基づく各種補助金のほか、商工会議所等商工業団体育成事業費、中小企業金融対策預託金や制度資金保証料補給金等の中小企業の経営安定を図るための経費、産業振興として産・学・官が連携して技術開発を行うなど、新産業創出のための支援事業費、千曲ブランド推進のための経費、企業グループ等が行う販路開拓のための各種産業展への出展支援費、産業支援センターの充実を図るための施設整備にかかわる基本設計に要する経費などを計上いたしました。

 観光費では、総合観光会館を初めとする観光施設の維持管理にかかわる一般経費のほか、観光関係団体への負担金及び補助金、各種イベント開催や観光宣伝に要する経費等で、商工費全体では11億8,700万7,000円を計上いたしました。

 次に、土木費でございますが、土木管理費では、狭隘道路拡幅整備に要する経費など、道路橋梁費では、国庫補助事業として社会資本整備総合交付金を活用した千曲線、稲荷山桑原線の整備事業費を計上したほか、地域づくり計画に基づく生活関連道路の新設改良及び維持補修等の経費、除雪等の冬期交通対策経費、橋梁関係では、橋梁の長寿命化計画の策定業務等が主なものであります。

 河川費では、東林坊川改修事業、排水路等の整備事業費を計上いたしました。

 都市計画費では、緑の基本計画策定や用途地域の見直しにかかわる経費のほか、県営街路事業負担金、旧国道線等の街路整備事業費、下水道事業会計への繰出金、都市公園の維持管理に要する経費、三本木公園・水辺の楽校の整備費などを計上いたしました。

 住宅費では、市営住宅の管理経費や修繕等のほか、多数の者が利用する事業所のアスベスト除去に要する費用の補助金、個人が所有する木造住宅の耐震診断委託料及び耐震補強補助金等を計上し、土木費全体では27億1,562万4,000円を計上いたしました。

 次に、消防費でございますが、消防団員報酬や消防団の業務にかかわる一般経費のほか、消防ポンプ軽積載車及び小型動力ポンプの購入費、防火水槽・消火栓の新設等、消防水利整備事業費、排水ポンプの設置や水門管理等の水防対策事業費、千曲坂城消防組合負担金などを計上し、消防費全体では7億2,445万1,000円を計上いたしました。

 次に、教育費でございますが、教育総務費では、教育委員会の運営にかかわる一般経費のほか、中間教室の設置やスクールカウンセラーの配置など不登校児童・生徒の支援に要する経費、障害を持つ児童・生徒に対する特別支援教育支援員の配置及び少人数学習など学習支援事業に要する経費、総合教育センターの管理運営に要する経費などを計上いたしました。

 小学校、中学校費では、市内13校の管理運営費のほか、児童・生徒の健康管理や就学援助経費、情報教育用のコンピュータや学習教材等の整備に要する経費などが主なものであります。

 また、学校施設環境の整備として、東小学校改築に伴う校舎解体工事費及び仮設校舎リース料ほか、屋代小学校プール改修工事及び八幡小学校プール改修に向けた実施設計、更埴西中グラウンドの雨水対策に要する工事費など、所要の経費を計上いたしました。

 社会教育費では、生涯学習の推進を図る講演会、講座等の開催経費、公民館の運営や活動に要する経費、市内図書館の管理運営費、人権教育推進事業費、青少年の健全育成を推進するための諸経費のほか、文化財保護事業として、名勝姨捨整備事業費や県宝松田家の保存整備事業等に要する経費、新規事業として、稲荷山街並調査事業、雨宮御神事の現況及び関係資料の調査等を行う民俗芸能調査事業などが主なものであります。

 また、文化振興関係の経費につきましては、文化振興事業団運営補助金のほか、更埴文化会館、上山田文化会館、戸倉創造館及び森将軍塚古墳館等の管理運営経費が主なものであります。

 保健体育費では、市民を対象とした市民体育祭等の各種大会に要する経費、小学生を対象に一流のアスリートを講師として実施する夢の教室等、各種スポーツ教室の開催に要する経費のほか、体育協会への指定管理委託料を初めとする、各体育施設の維持管理に要する経費などを計上いたしました。

 学校給食センターの管理運営事業費では、児童・生徒の心身の発達や体力の向上を図るため、栄養バランスや食物アレルギー等に配慮した安全な給食を提供するための経費を計上いたしました。

 また、学校給食センター建設費では、第1学校給食センター改築に伴う基本設計及び用地取得費などを計上し、教育費全体では29億8,242万5,000円を計上いたしました。

 災害復旧費につきましては、科目の設置をお願いするものであり、5,000円を計上したところでございます。

 公債費につきましては、市債の定時償還に要する経費等で、32億4,560万2,000円を計上いたしました。

 諸支出金につきましては、内川産業用地の土地購入費として1億円を計上いたしました。

 予備費につきましては、予期し得ない予算外の支出が生じた場合に備え、3,500万円を計上いたしました。

 以上が、平成23年度一般会計予算の概要でございます。

 次に、議案第12号 平成23年度千曲市国民健康保険特別会計予算の議定について説明いたします。

 予算書の289ページをごらんください。

 景気の低迷が続き、国民健康保険加入者の所得が大幅に減少する中で、増加する医療費等を賄う保険税収入は見込めず、また、この状況では税率改正はできないと判断し、歳入不足を一般会計から法定外の繰入金1億円を補てんすることで予算編成を行い、歳入歳出予算の総額をそれぞれ58億9,203万円といたしました。

 前年度に比較し5.8%の増となっておりますが、これは医療費等の増加や後期高齢者支援金を考慮したのが主な要因であります。

 以下、歳出から順次説明いたします。290ページ、291ページをごらんください。

 保険給付費は、医療費の増加を考慮し41億9,075万2,000円を計上いたしました。後期高齢者支援金につきましても、増加を考慮し7億1,800万4,000円を計上いたしました。

 介護納付金につきましては、社会保険診療報酬支払基金から示された納付見込み額3億542万9,000円を計上いたしました。

 次に、歳入につきましては、同ページ上段をごらんください。

 国民健康保険税につきましては、11億9,614万2,000円を計上いたしました。

 国庫支出金につきましては、療養給付費等の負担金や財政調整交付金等で、16億970万円を計上いたしました。

 前期高齢者交付金は、16億2,700万円を計上いたしました。

 県支出金につきましては、財政調整交付金、高額医療費共同事業負担金等と合わせて2億4,484万9,000円を計上いたしました。

 また、共同事業交付金につきましては、保険財政共同安定化事業、高額療養費共同事業交付金と合わせて5億7,600万8,000円を計上いたしました。

 繰入金につきましては、一般会計等からの繰入金3億2,644万8,000円を計上いたしました。

 次に、議案第13号 平成23年度千曲市同和対策住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の議定について説明いたします。

 予算書323ページをごらんください。

 同和地区の住環境の改善を図るために実施してきました、住宅新築資金等貸付事業につきましては、既に事業は完了しており、新たな貸し付けではなく、既貸付金の償還事務のみであります。

 歳入歳出予算の総額は、それぞれ414万3,000円を計上いたしました。

 歳出につきましては、公債費の償還等で、この財源といたしまして、貸付金の元利収入金を見込みました。

 次に、議案第14号 平成23年度千曲市介護保険特別会計予算の議定について説明いたします。

 平成23年度の予算編成に当たっては、今後の介護サービス等の利用者と給付動向を勘案し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ46億3,855万3,000円といたしました。

 以下、歳入から説明いたします。予算書の342ページをごらんください。

 保険料につきましては、65歳以上の第1号被保険者の保険料として8億1,928万1,000円を計上いたしました。

 国庫支出金につきましては、介護給付費負担金など10億5,928万1,000円を計上いたしました。

 40歳から65歳未満の第2号被保険者の保険料に相当する分の支払基金交付金については、13億4,179万8,000円を計上いたしました。

 県支出金につきましては、6億6,445万4,000円を計上いたしました。

 一般会計からの繰入金につきましては、介護給付費並びに地域支援事業に対する市の負担分及び事務費繰入金等で6億6,586万4,000円、また介護保険支払準備基金から5,142万9,000円、介護従事者処遇改善基金からは1,122万8,000円を計上いたしました。

 次に、歳出について申し上げます。同じく、予算書342ページ、343ページをごらんください。

 総務費では、人件費等の一般管理費のほか、介護認定審査会に要する経費など1億938万2,000円を計上いたしました。

 保険給付費では、要介護者等の重度化やサービス利用の増加に伴い、給付費も増加しておりますが、住みなれた地域や自宅で暮らすために必要な在宅サービスや施設サービスにかかわる保険給付費として、44億5,414万9,000円を計上いたしました。

 また、地域支援事業費として、要支援・要介護状態となる可能性の高い高齢者の方を対象に、介護予防事業費として、運動機能の向上事業や転倒予防教室の開催等、さらに今年度から2カ所で運営する地域包括支援センターの運営にかかわる費用、並びに食の自立支援、家族介護支援事業等に7,334万2,000円を計上いたしました。

 次に、議案第15号 平成23年度千曲市駐車場事業特別会計予算の議定について説明いたします。

 予算書の385ページをごらんください。

 本会計は、戸倉駅前の自転車及び自動車駐車場の維持管理に要する経費が主なもので、歳入歳出予算の総額は650万円といたしました。

 394ページをごらんください。

 歳出の主なものについては、徴収業務など委託料203万1,000円、一般会計繰出金78万5,000円、市債の償還金262万2,000円等が主なもので、これらの財源としては、全額駐車場使用料を充当するものであります。

 次に、議案第16号 平成23年度千曲市有線放送電話事業特別会計予算の議定について説明いたします。

 予算書の403ページをごらんください。

 有線放送電話事業特別会計につきましては、上山田地区の有線放送電話事業にかかわる施設の維持管理が主なものであり、歳入歳出の総額は、それぞれ896万3,000円といたしました。

 続いて予算書412ページをごらんください。

 歳出につきましては、一般管理費として287万7,000円、交換機及び線路の改修等にかかわる施設管理費として578万6,000円等を計上いたしました。

 これらの主な財源としては、有線放送電話使用料、千曲市有線放送施設基金繰入金を充当するものであります。



○議長(原利夫君) 提案説明の途中ですが、ここで、昼食のため午後1時まで休憩いたします。

                            午前11時59分 休憩

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 午後1時 開議



○議長(原利夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 説明は続いてお願いします。

 瀧澤副市長。

          〔副市長 瀧澤嘉市君 登壇〕



◎副市長(瀧澤嘉市君) 午前中に引き続き、議案第17号 平成23年度千曲市稲荷山水道特別会計予算の議定について説明いたします。

 予算書の422ページをごらんください。

 本年度の事業は、佐野地区の下水道工事に伴う配水管の布設替えや佐野配水地の増設、平成24年度実施予定の上水道と簡易水道の会計統合事業などが主なもので、歳入歳出の予算額は、それぞれ2億1,473万1,000円を計上いたしました。

 歳出につきましては、下水道関連工事を含む施設管理費に1億8,885万3,000円、公債費1,552万3,000円などを計上いたしました。

 この財源として、水道使用料3,290万9,000円、基金等からの繰入金5,999万7,000円、下水道工事補償料等の諸収入3,217万円、簡易水道債7,000万円などを計上いたしました。

 次に、議案第18号 平成23年度千曲市戸倉温泉施設事業特別会計予算の議定について説明いたします。

 予算書の453ページをごらんください。

 本事業は、戸倉メリーランド白鳥園について、平成23年度も引き続き県有財産を借り受け、日帰り入浴温泉施設として運営するもので、そのための管理等に要する経費を計上したものです。歳入歳出予算の総額は、1億6,904万6,000円といたしました。

 予算書の462ページをごらんください。

 歳出については、温泉施設事業費として、嘱託職員報酬、臨時職員賃金、燃料費及び食堂賄材料費等1億6,904万6,000円を計上いたしました。

 予算書の460ページをごらんください。

 これらの財源としては、食堂・売店収入が7,160万円、施設使用料3,416万円、老人憩いの家・障害者憩いの家受託事業収入4,738万7,000円及び一般会計からの繰入金1,583万4,000円等を充てるものです。

 次に、議案第19号 平成23年度千曲市後期高齢者医療特別会計予算の議定について説明いたします。

 予算書の473ページをごらんください。

 長野県後期高齢者医療広域連合が運営する後期高齢者医療制度に伴う特別会計で、歳入歳出予算の総額は、それぞれ5億7,188万2,000円といたしました。

 以下、歳出から順次説明いたします。

 474ページをごらんください。

 歳出については、総務費につきまして、一般管理費及び保険料の徴収に要する経費で536万9,000円を計上いたしました。後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、保険給付の原資となるもので、5億6,545万3,000円を計上いたしました。

 これに伴う歳入につきましては、同じページの上段をごらんください。

 後期高齢者医療保険料で4億3,223万8,000円、一般会計からの繰入金が1億3,860万9,000円を計上いたしました。

 次に、議案第20号 平成23年度千曲市八幡水道事業会計予算の議定について説明いたします。

 予算書の490ページから491ページをごらんください。

 まず、収益的収入につきましては、水道料金による給水収益1億1,150万円など総額1億2,182万9,000円を計上いたしました。

 収益的支出につきましては、原水及び浄水費などの営業費用に1億1,342万3,000円、支払利息及び企業債取扱諸費など営業外費用に700万6,000円など、総額1億2,172万9,000円を計上いたしました。

 次に、資本的支出につきましては、上町、峰地区の下水道工事に伴う配水管の布設替えなど、建設改良費に2億298万3,000円など、総額2億466万1,000円を計上いたしました。

 この財源といたしまして、下水道工事補償料等工事負担金8,878万7,000円、上水道事業債6,100万円をこれに充て、収入不足分5,487万3,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。

 次に、議案第21号 平成23年度千曲市下水道事業会計予算の議定について説明いたします。

 予算書の526ページから531ページをごらんください。

 まず、収益的収入及び支出について説明いたします。

 公共下水道事業収益につきましては、使用料収入8億1,967万4,000円など総額19億6,709万1,000円を、農業集落排水事業収益につきましては、使用料収入6,652万8,000円など総額1億2,648万2,000円をそれぞれ計上いたしました。

 公共下水道事業費用につきましては、管渠費に6,983万8,000円、流域下水道維持管理負担金に4億3,801万6,000円、業務費に4,696万3,000円、総係費に2,782万4,000円など総額21億5,169万5,000円を、農業集落排水事業費用につきましては、管渠費に802万5,000円、処理場費に4,293万9,000円、業務費に206万円など総額1億5,784万4,000円をそれぞれ計上いたしました。

 次に、資本的収入及び支出についてですが、予算書の532ページから535ページをごらんください。

 公共下水道事業資本的支出につきましては、汚水管渠の布設にかかわる汚水渠建設費に13億6,089万4,000円、流域下水道建設費負担金に8,572万4,000円、企業債償還金に10億4,773万円など総額25億2,401万7,000円を、農業集落排水事業資本的支出につきましては、企業債償還金で総額6,594万2,000円をそれぞれ計上いたしました。

 これらの財源についてですが、公共下水道事業資本的収入につきましては、企業債11億9,500万円、国庫補助金3億3,500万円、他会計補助金1億3,335万1,000円、受益者負担金等の分担金及び負担金1億8,881万1,000円の総額18億5,216万2,000円を、農業集落排水事業資本的収入につきましては、他会計補助金で総額937万4,000円をそれぞれ計上いたしました。

 なお、資本的収支の不足額7億2,842万3,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。

 次に、議案第22号 内川産業用地の取得について説明いたします。

 内川産業用地については、平成11年6月22日に、旧戸倉町土地開発公社が旧戸倉町からの依頼を受けて、産業振興に資する用地として取得したものです。その後、1市2町の合併に伴い、千曲市土地開発公社が引き継ぎ、現在まで管理をお願いしてきました。

 この間、用地の売却について企業からの問い合わせが多数あったことから、工業用地として売却する方向で調整に入り、売り主責任として平成19年度には用地の土壌調査、平成20年度には地下埋設物調査を実施いたしました。

 調査の結果、用地の一部から基準を超える鉛が検出されたことから、平成21年度には鉛の除去工事を行ったところであります。

 用地の処分方法については、さまざまな角度から検討した結果、売却ではなく市が土地開発公社から用地を引き取り、20年の定期借地権を設定しての賃貸が市にとって最も有利であるとの判断から、市長と公社理事長との協議書に基づき、現在の簿価10億2,478万7,000円で引き取るものであります。

 なお、用地の引き取りに当たりましては、議案第8号 平成22年度千曲市一般会計補正予算(第6号)の提案説明の中でも申し上げましたが、債務負担行為をお願いするものであります。

 次に、議案第23号 市道路線の認定について説明いたします。

 反町南北線、雨宮〜森地区につきましては、ふるさと農道緊急整備事業で整備した路線を市道として認定するものであります。

 富田線、上山田地区については、団体営基盤整備促進事業で整備した路線を市道として認定するものであります。

 次に、議案第24号 市道路線の変更について説明いたします。

 上町長尾根東線、八幡地区につきましては、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業に伴い、農道として管理するため終点を変更するものであります。

 市道720号線、小船山地区につきましては、市道改良により整備される路線の終点を変更するものであります。

 次に、議案第25号 土地改良事業の施行について説明いたします。

 更級地区にかかわる土地改良事業の施行開始に当たり、土地改良法第96条の2第2項の規定により、市議会の議決を経て県と協議し、その同意を得るよう定められておりますので、議決を求めるものであります。

 なお、本事業箇所の更級地区は、水稲や果樹を主体とした農業地域であり、圃場整備施工後、年月も経過したことから、道路や水路を大規模に改修するものであります。

 以上、一括提案の理由を説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。

 ちょっと失礼いたしました。土地開発公社、内川産業用地の取得の費用でございますが、私、現在の簿価10億2,478万7,000円と申し上げましたが、700円の誤りでございます。訂正いたします。10億2,478万700円でございます。失礼いたしました。

 以上でございます。



○議長(原利夫君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。これをもちまして、本日の会議を散会といたします。御苦労さまでした。

                             午後1時14分 散会