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長野県 千曲市

平成20年  6月 定例会(第2回) 06月18日−05号




平成20年  6月 定例会(第2回) − 06月18日−05号









平成20年  6月 定例会(第2回)



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            平成20年6月18日(水曜日)

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● 議事日程(第5号)

    平成20年6月18日(水曜日)             午後2時 開議

 第1 選挙第1号 長野県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙

 第2 議会第5号 千曲市議会会議規則の一部を改正する規則制定について

 第3 委員長報告

    議案第37号 国土利用計画(千曲市計画)について(総務文教常任委員長)

    議案第38号 千曲市職員の分限に関する条例及び公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)

    議案第39号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)

    議案第40号 千曲市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)

    議案第41号 千曲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)

    議案第42号 千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)

    議案第43号 千曲市農林業振興施設条例の一部を改正する条例制定について(建設経済常任委員長)

    議案第44号 千曲市都市公園条例の一部を改正する条例制定について(建設経済常任委員長)

    議案第45号 千曲市奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)

    議案第46号 平成20年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について(関係常任委員長)

    議案第47号 市道路線の変更について(建設経済常任委員長)

    請願第1号 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願(福祉環境常任委員長)

    請願第2号 30人以下学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願(総務文教常任委員長)

    請願第3号 長野県独自の30人規模学級の小・中全学年への早期拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願(総務文教常任委員長)

    請願第4号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願(総務文教常任委員長)

    請願第6号 子どもの医療費無料制度の創設を求める国への意見書提出の請願(福祉環境常任委員長)

    請願第7号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書の提出を求める請願(福祉環境常任委員長)

 第4 総合交通対策特別委員会報告について

 第5 地域振興特別委員会報告について

 第6 長野赤十字上山田病院対策特別委員会報告について

 第7 議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件

 追加日程第8

    議会第6号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書(案)

 追加日程第9

    議会第7号 子どもの医療費無料制度の創設を求める意見書(案)

 追加日程第10

    議会第8号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書(案)

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● 本日の会議に付した事件……前記議事日程のとおり

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● 出席議員(23名)

    1番   林 愛一郎君      13番   唐澤宗弘君

    2番   宮入高雄君       14番   戸谷有次郎君

    3番   米澤生久君       15番   宮下静雄君

    4番   青木 崇君       17番   小林かよ子君

    5番   和田英幸君       18番   中澤直人君

    6番   荻原光太郎君      19番   中村直行君

    7番   森 義一郎君      20番   吉田昌弘君

    8番   飯島輝雄君       21番   田沢佑一君

    9番   内宇田和美君      22番   原 利夫君

   10番   宮坂重道君       23番   西澤今朝人君

   11番   和田重昭君       24番   中沢政好君

   12番   竹森節子君

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● 欠席議員(1名)

   16番   金沢 利君

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● 説明のため出席した者の職氏名

   市長        近藤清一郎君  教育長       安西嗣宜君

   副市長       瀧澤嘉市君   監査委員      若林民雄君

   総務部長      西澤源治君   教育部長      塚田保隆君

   企画部長      吉川正徳君   戸倉庁舎長     高松久男君

   建設部長      丸山政志君   上山田庁舎長    荻原賢司君

   経済部長      島谷正行君   市民生活部長    坂口光昭君

   環境部長      坂口公治君   会計管理者     松林昭夫君

   健康福祉部長    松崎正明君

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● 事務局出席者氏名

   議会事務局長    赤沼義敏君   議会事務局次長   滝沢久男君

   議事係長兼調査係長 渡島清栄君   書記        大日方史延君

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 午後2時 開議



○議長(中沢政好君) 定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。

 会議に入る前に、議員の欠席等について、事務局長をして報告いたさせます。

 赤沼議会事務局長。



◎議会事務局長(赤沼義敏君) 御報告いたします。16番、金沢 利議員は病気療養のため欠席するとの届け出がございました。

 以上です。

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△日程第1 選挙第1号 長野県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙



○議長(中沢政好君) 日程第1、選挙第1号 長野県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙を行います。

 お諮りいたします。

 選挙は投票により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。

 投票に入る前に申し上げます。本選挙は長野県後期高齢者医療広域連合規約第8条の規定により、県下の市議会の選挙における投票総数により当選人が決定されます。よって、千曲市議会会議規則第32条の規定に基づく選挙の結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行いません。

 お諮りいたします。

 長野県後期高齢者医療広域連合議会議員補欠選挙結果の報告については、千曲市議会会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票数のうち候補者の得票数までを報告することとしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。議場の閉鎖を命じます。

          (議場閉鎖)



○議長(中沢政好君) ただいまの出席者は23名であります。投票用紙を配付いたさせます。

          (投票用紙配付)



○議長(中沢政好君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

          (投票箱点検)



○議長(中沢政好君) 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に、お手元に配付の候補者一覧より1名の候補者氏名を記載の上、点呼に応じ順次投票を願います。

 点呼を命じます。

 赤沼議会事務局長。



◎議会事務局長(赤沼義敏君) それでは順に、議席番号とお名前を申し上げますので、登壇の上投票を願います。投票用紙に被選挙人の氏名を記載して準備をお願いいたします。

 それでは申し上げます。1番 林 愛一郎議員、2番 宮入高雄議員、3番 米澤生久議員、4番 青木 崇議員、5番 和田英幸議員、6番 荻原光太郎議員、7番 森 義一郎議員、8番 飯島輝雄議員、9番 内宇田和美議員、10番 宮坂重道議員、11番 和田重昭議員、12番 竹森節子議員、13番 唐澤宗弘議員、14番 戸谷有次郎議員、15番 宮下静雄議員、17番 小林かよ子議員、18番 中澤直人議員、19番 中村直行議員、20番 吉田昌弘議員、21番 田沢佑一議員、22番 原 利夫議員、23番 西澤今朝人議員、24番 中沢政好議員。

 以上です。

          (投票)



○議長(中沢政好君) 投票漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場閉鎖を解きます。

          (議場開鎖)



○議長(中沢政好君) 開票を行います。

 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に、15番 宮下静雄議員、17番 小林かよ子議員を指名いたします。

 両名の立ち会いをお願いいたします。

          (開票)



○議長(中沢政好君) 投票の結果を報告いたします。

 投票総数23票。これは、先ほどの出席議員数に符合しております。

 有効投票数、23票。

 無効投票数、ゼロ票。

 有効投票のうち、岡田荘史君  20票

         伊藤眞智子君  3票

 以上のとおりです。

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△日程第2 議会第5号 千曲市議会会議規則の一部を改正する規則制定について



○議長(中沢政好君) 日程第2、議会第5号 千曲市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてを議題といたします。

 議案に対する提案説明を求めます。

 中澤議会運営委員長。

          〔議会運営委員長 中澤直人君 登壇〕



◆議会運営委員長(中澤直人君) 提案理由の説明を申し上げます。

 ただいま議題となりました議会第5号 千曲市議会会議規則の一部を改正する規則制定について、提案理由の説明をいたします。

 本案は、議会本会議並びに委員会において記名投票により表決を行う場合の投票方法について、標準市議会会議規則に準じ改正し、表決の正確性を図るものであります。

 記名投票を行う場合、現行は問題を可とする者は賛成、問題を否とする者は反対と投票用紙に記載し、投票することとしていますが、今回の改正により問題を可とする者は白票を、問題を否とする者は青票、青い票です、投票する旨、会議規則の一部を改正するものであります。

 念のために申し上げます。

 無記名にするか、記名投票にするか、この場合は無記名で投票しますから、これには関係ございません。そしてその結果、記名投票と決まった場合に、この条例が生きてくるわけでございます。

 議員各位におかれましては、本案の趣旨を御理解いただきまして、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案説明といたします。



○議長(中沢政好君) これより質疑に入ります。御質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、質疑を終結いたします。

 議会第5号については、会議規則第37条第2項により、委員会付託を省略いたします。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 議会第5号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。よって、議会第5号は原案のとおり可決されました。

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△日程第3 委員長報告



△議案第37号 国土利用計画(千曲市計画)について(総務文教常任委員長)



△議案第38号 千曲市職員の分限に関する条例及び公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第39号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第40号 千曲市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第41号 千曲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第42号 千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定について(福祉環境常任委員長)



△議案第43号 千曲市農林業振興施設条例の一部を改正する条例制定について(建設経済常任委員長)



△議案第44号 千曲市都市公園条例の一部を改正する条例制定について(建設経済常任委員長)



△議案第45号 千曲市奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について(総務文教常任委員長)



△議案第46号 平成20年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について(関係常任委員長)



△議案第47号 市道路線の変更について(建設経済常任委員長)



△請願第1号 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願(福祉環境常任委員長)



△請願第2号 30人以下学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願(総務文教常任委員長)



△請願第3号 長野県独自の30人規模学級の小・中全学年への早期拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願(総務文教常任委員長)



△請願第4号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願(総務文教常任委員長)



△請願第6号 子どもの医療費無料制度の創設を求める国への意見書提出の請願(福祉環境常任委員長)



△請願第7号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書の提出を求める請願(福祉環境常任委員長)



○議長(中沢政好君) 日程第3、委員長報告。議案第37号から議案第47号、請願第1号から請願第4号、及び請願第6号から請願第7号まで、以上17議案を一括議題といたします。

 これより、関係常任委員長から審査結果の報告を求めます。

 初めに、宮下総務文教常任委員長。

          〔総務文教常任委員長 宮下静雄君 登壇〕



◆総務文教常任委員長(宮下静雄君) 総務文教常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会におきまして、当委員会に付託となりました案件の審査のため委員会を開催いたしましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第37号 国土利用計画(千曲市計画)について申し上げます。

 審査では、工業用地を確保し、新規の工場を誘致することは大事だが、既存の工場の他市への流出を防ぐ計画はあるか、食料の自給率が問題となっているが、農業用地を工業用地に転用する計画はあるかとの質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第38号 千曲市職員の分限に関する条例及び公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第39号 千曲市税条例の一部を改正する条例制定について、議案第40号 千曲市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について、議案第41号 千曲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、議案第45号 千曲市奨学金貸与条例の一部を改正する条例制定について、議案第46号 平成20年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について、以上の各案は、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、請願第2号 30人以下学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願について申し上げます。

 審査では、市は30人規模学級を実施しており、団体生活を学ぶには現状の人数が適正であるとの反対意見と、学校で先生が子供に接する時間をふやす必要があり、賛成であるとの意見が出され、賛成少数で不採択すべきものと決定いたしました。

 次に、請願第3号 長野県独自の30人規模学級の小・中全学年への早期拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願について申し上げます。

 審査では、複式学級は市内にはなく、中学は社会性を身につけさせるために集団生活が大切であり、30人規模学級にする必要性はないとの反対意見と、先生をふやしてすべての子供が授業を理解できるよう教育の機会均等を図るための賛成であるとの意見が出され、賛成少数で不採択すべきものと決定いたしました。

 次に、請願第4号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願の審査では、慎重審査の結果、本請願は願意妥当と認め、全会一致、採択すべきものと決定いたしました。

 次に、陳情第5号 一般競争入札の透明性と公平性を求める要望の審査では、慎重審査の結果、本条例は願意妥当と認め、全会一致、採択すべきものと決定いたしました。

 以上、本委員会における審査の経過と結果について御報告を申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどをよろしくお願い申し上げまして、委員長報告を終わります。

 読み違えがあったようでありますので、訂正をさせていただきます。

 陳情第5号、陳情は願意妥当と認め、全会一致、採択すべきものと決定いたしましたと訂正をいたしてお願いをしたいと思います。

 以上であります。



○議長(中沢政好君) 続いて、戸谷福祉環境常任委員長。

          〔福祉環境常任委員長 戸谷有次郎君 登壇〕



◆福祉環境常任委員長(戸谷有次郎君) 福祉環境常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会において、本委員会に付託となりました案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 当委員会では、平成20年度千曲市一般会計補正予算(第1号)について、慎重審査を期するため、現地調査を行い、後、書類審査に入りました。

 初めに、議案第42号 千曲市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例制定については、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第46号 平成20年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定については、審査では、土砂置き場用地への取りつけ道路の拡幅、完成のめど、拡幅のめどについて質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、請願第6号 子どもの医療費無料制度の創設を求める国への意見書提出の請願書の審査について申し上げます。

 討論では、今は県と市が負担をしており、国では負担していない。この請願が通れば国からお金が来て、小学校3年から6年まで無料化できるかもしれないので採択という討論があり、願意妥当と認め、全会一致、採択するものと決定いたしました。

 なお、請願の趣旨に対し、本委員会におきまして、子どもの医療費無料制度の創設を求める意見書(案)について審査を行い、全会一致、意見書案を提出することに決定いたしました。

 次に、請願第1号 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願の審査について申し上げます。

 審査では、保険制度は行き詰まっており、どうにもならない。保険制度を維持していくには制度改革は必要なので時間をかけて見守るという意味で継続でどうか。

 今の制度をどうしていくかが重大な課題で、維持できない最大の原因はお年寄りがふえたことばかりではなく、国が福祉のお金を削っていることにあり、そのことを認識しておく必要があるなどの意見が出され、討論では、スタートしたばかりの制度を中止・撤回するとなると、対案が必要だ。不採択。

 今の制度がよくできているとは思わない。4月にスタートしたばかりで中止となれば混乱する。いい制度にしてもらいたい。不採択。

 一たんスタートした制度で中止は混乱する。広い世代間で負担し合い、全体で支える精神が必要。政府が改善を検討しているので見守っていく。不採択。

 中止・撤回してその後にいい制度を、とのことだが、その後の制度が担保されていない。継続。

 将来の懸念もあるが、現況を考えれば中止・撤回より今あるものを手直しをした方が現実的で、不採択。

 制度自体混乱の中でスタートした。多少の混乱があっても廃止、採択という討論があり、挙手少数、不採択とすべきものと決定いたしました。

 次に、請願第7号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書の提出を求める請願の審査について申し上げます。

 討論では、この請願は項目を挙げて制度そのものの改善について与党で進めているものと似ている。必要な医療が受けられないのではないか問題である。診療報酬体制に適切な見直しという表現があり、期待している。採択。

 制度の骨格を残すとは、差別医療を残すものということ。不採択。

 医療の格差をどうするか入っていない。継続。

 今ある制度を見直すということで、採択。

 診療報酬体系の見直しなどを高齢者の意見を聞いて納得のいく見直しをしてもらいたいということで、採択。

 骨格とは、公費が50%、現役世代が40%、対象の皆さんの負担が10%で理解している。現役世代の収入人口が減ってくる中で、相応の負担をしてもらわなければ制度がもたない。低所得者への軽減措置は当然だが、十分な見直しをし、よりよいものにしていく。採択という討論があり、願意妥当と認め、挙手多数、採択すべきものと決定いたしました。

 なお、請願の趣旨に対し、本委員会におきまして、長寿医療制度の運用の改善を求める意見書(案)について、審査では、意見書案に「高齢者の医療の格差が生じないよう、適切な処置を講ずること」の項目を追加した方がいいとの意見が出され、挙手多数、長寿医療制度の運用の改善を求める意見書(案)を提出することに決定いたしました。

 以上、本委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げ、委員長報告を終わります。



○議長(中沢政好君) 続いて、内宇田建設経済常任委員長。

          〔建設経済常任委員長 内宇田和美君 登壇〕



◆建設経済常任委員長(内宇田和美君) 建設経済常任委員長報告を申し上げます。

 本定例会において、本委員会に付託となりました議案の審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 当委員会では、慎重審査を期するため、市道路線の変更議案について、現地調査を行った後、書類審査に入りました。

 初めに、議案第43号 千曲市農林業振興施設条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。

 審査では、地元の公民館に併設されている農産物加工施設は同じ建物内にあり、今後施設改築の際、弊害は起きないかという質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 次に、議案第44号 千曲市都市公園条例の一部を改正する条例制定について、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第46号 平成20年度千曲市一般会計補正予算(第1号)の議定について、本委員会に付託となりました歳出補正中、第4款衛生費、第6款農林水産業費について申し上げます。

 審査では、第6款農林水産業費のうち、県からの補助金である地域発元気づくり支援金事業について、その開始の時期と来年度の状況について質疑があり、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 次に、議案第47号 市道路線の変更について申し上げます。

 冒頭で申し上げましたとおり、当議案につきましては現地調査を行った後、書類審査を行い、慎重審査の結果、全会一致、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 以上、本委員会において審査いたしました議案の審査の経過と結果について御報告申し上げましたが、議員各位の御賛同のほどをよろしくお願いを申し上げまして、委員長報告を終わりといたします。



○議長(中沢政好君) 以上で、委員長報告が終わりました。

 これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、以上で質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。議案第37号から議案第47号まで、以上11議案については討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 各議案については関係常任委員長報告のとおり原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。よって、議案第37号から議案第47号まで以上11議案については原案のとおり可決されました。

 請願第1号について、討論に入ります。

 通告がありますので、発言を許します。

 13番、唐澤宗弘議員。

          〔13番 唐澤宗弘君 登壇〕



◆13番(唐澤宗弘君) 13番、唐澤宗弘。私は日本共産党議員団を代表し、先ほどの福祉環境常任委員長報告で、請願第1号 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願を賛成多数で不採択を決定したことへの反対討論を行います。

 この請願に対する討論では、この制度は国が定め、既にスタートをしている状況の中で、今、中止・撤回をすれば混乱が起きるから中止・撤回をすべきでない。また国は制度の見直しを始めているので、その結果を見守り、この場は中止・撤回をすべきでないなどの中止・撤回に反対の意見がありました。また、この請願には中止・撤回した後の代案が提示されていないので、継続審議にすべきであるとの主張もありました。中止・撤回をすれば混乱が起きると主張されていますが、一体どんな混乱が起きるのでしょうか。

 そもそもこの制度は、自民党・公明党が野党の反対を押し切ってごり押しして成立した制度であります。国民に中身を十分に理解と納得をしてもらう努力を怠り、拙速にスタートをしたものです。そのために初めから混乱が続いております。

 すなわち、75歳以上のお年寄りに新しい保険証がいまだ届いていないのです。制度実施直後の4月9日時点では、全国で6万3,468人、2カ月を過ぎた今月の5日時点で4,585人が未着のままであるのが現状です。

 また、保険料徴収額の計算間違いなどで過大に徴収された方が18道県の40市町村で2,753人に上っております。4月の天引きでは39府県で4万3,193人の誤、間違った徴収が発生しております。

 このように、基本的事項の実施がまともにできず、混乱を続けているこの制度を中止・撤回すればどんな混乱が生ずるというのでしょうか。混乱が生ずるという主張は、ためにする理屈でしかないことは明白であります。

 次に、国の見直しの結果を見守ろうという論があります。国は何を見直そうとしているのでしょうか。低所得者層の保険料の見直しや、今まで扶養家族であった者への保険料軽減措置等が予想されます。しかしこの見直しは、制度自体の骨格を維持しつつ問題点の改善に取り組む、こううたっております。この後期高齢者医療の骨格とは何でしょうか。それは小泉内閣以来の社会保障の削減路線により2002年から始まった、執拗な社会保障予算の削減策にあるのです。これにより、老人保健制度がもろに影響を受け、とうとう75歳以上のお年寄りである被保険者から保険料を徴収することを決めてしまったわけであります。

 もう一つ、許すことができないことがあります。それは、75歳以上のお年寄りを差別していることです。75歳以上の高齢者は他の世代とは違い、

 一、老化に伴う治療の長期化、複数の慢性疾患等があること。

 二つ目、多くの人に認知症の問題が見られること。

 三つ目に、いずれ避けることのできない死を迎えることを挙げて、治療に時間もかかり、いずれ死を迎えるのだから医療にはお金も手間もかけなくてよいという思想が、この制度の根底に強く流れていることであります。

 そのあらわれが、75歳以上の診療報酬を別立てにして後期高齢者への医療を差別・制限していこうとしていることにはっきりとあらわれております。制度の改正の中で、見直し策は当面この1〜2年は一部の人の負担増を先送りするだけで、その後は本格的に実施しようとするものであります。そうでなければ、新しい制度を国民の反対を押し切ってまでもつくる必要がなくなってしまうからであります。

 3番目は、現役世代の人たちへの負担、押しつけ論の問題であります。この新制度の財源は国が50%、他の医療保険からの支援金が40%、そして保険料が10%で構成されております。これは従来の保険制度とそう大きくは変化しているとは思えません。しかし支援金の40%が過重であるというのなら、公費をふやす以外に方策はないはずです。

 政府は、財源がないと大宣伝をしております。しかし、大企業の法人税を10年前の水準に戻すだけで4兆円の財源がつくられます。大企業は30兆円を超える空前の利益を現在上げております。また大企業のため込み金、これは内部保留というわけですが218兆円で、国家予算の3倍近くの利益を上げているのが現状です。

 大企業への減税策を取りやめ、この医療保険に予算を回せば、他の医療保険からの支援金は減額され、保険料も安くなることができるわけです。それをしないで、現役世代の負担のみを一方的に強調することによって、現役世代と高齢者を分断して、高齢者の負担増や医療切り捨てをやりやすくするための方便であることをしっかりと見抜く必要があります。

 国民の70%はこの制度に反対し、怒りを持って国会の審議状況を見守っております。

 私ども日本共産党議員団は、制度の中止・撤回を求めて今後も活動を強めていくことを表明し、反対討論といたします。



○議長(中沢政好君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、以上で討論を終結し、採決いたします。

 本請願に対する福祉環境常任委員長報告は不採択であります。よって、会議規則第70条により、原案について採決いたします。

 お諮りいたします。

 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(中沢政好君) 再度申し上げます。

 お諮りいたします。

 本請願を採択することに、いいですか、本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(中沢政好君) 起立少数。よって、請願第1号については不採択と決しました。

 請願第2号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 本請願に対する総務文教常任委員長報告は不採択であります。不採択であります。よって、会議規則第70条により、原案について採決いたします。

 お諮りいたします。

 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(中沢政好君) 起立少数。よって、請願第2号については不採択と決しました。

 請願第3号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 本請願に対する総務文教常任委員長報告は不採択であります。不採択であります。よって、会議規則第70条により、原案について採決いたします。

 お諮りいたします。

 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(中沢政好君) 起立少数。よって、請願第3号については不採択と決しました。

 請願第4号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 本請願については、総務文教常任委員長報告のとおり採択と決するに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(中沢政好君) 起立多数。よって、請願第4号については採択と決しました。

 請願第6号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 本請願については、福祉環境常任委員長報告のとおり採択と決するに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(中沢政好君) 起立多数。よって、請願第6号については採択と決しました。

 請願第7号について、討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。

 21番、田沢佑一議員。

          〔21番 田沢佑一君 登壇〕



◆21番(田沢佑一君) 21番、田沢佑一。私は日本共産党議員団を代表して、ただいま提案されております請願第7号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書の提出を求める請願に対し、採択に反対する立場から討論いたします。

 私は、本請願が付託されました福祉環境常任委員会を傍聴いたしました。委員会での採択に当たって、本請願に対する代表的な賛成討論は、本請願は項目を挙げて、それぞれ後期高齢者の制度そのものを改善しようということで、現在与党で行われているものの中身と似ていると見ていますが、今の情勢の中で、先ほど廃止・撤回については不採択ということを申し上げましたが、これについては意見書を上げて強力に見直しを進めてもらいたいというものでありました。

 本年の4月からこの制度が実施され、制度の実態が明らかになるにつれ、欠陥や不備が次々と表面化し、先ほど唐澤議員が指摘したような現場での混乱を招き、マスコミでも連日取り上げられ、世論調査では国民の7割が廃止・撤回を求めております。

 国会においても、参議院では廃止法案が可決されました。政府は国民世論に対し、当初は説明不足を盛んに力説していましたが、現在は見直しを口にせざるを得ないのが現状であります。

 この請願書の一番の問題点は、長寿医療制度自体の骨格は維持しつつ見直しを行うと言っていることであります。委員会での紹介議員に、このことを唐澤議員が骨格とは何かと質問いたしましたが、明確なお答えはありませんでした。骨格とは何かと考えた場合、福田首相は「制度そのものは悪くない」と述べて、あくまでも存続を考えております。

 骨格の第一は、75歳になったら後期高齢者のレッテルを張り、差別医療を押しつけることであります。これは法の下の平等を規定した憲法14条に違反すると考えられます。また、わずかな年金収入しかない人から保険料を天引きすることは、生存権を保障した憲法25条に違反いたします。

 なぜこんな憲法違反までして制度をつくったのでしょうか。最大の理由は高齢者を別枠の医療保険に囲い込み、高い負担を押しつけて診療報酬も別立てにすることで、安上がりな差別医療を押しつけることであります。

 実際に厚生労働省の試算では、2015年度には医療費全体の削減額3兆円のうち2兆円を、2025年度では8兆円削減のうち5兆円を、後期高齢者の医療費削減で捻出するとしておるわけであります。まさに先に金ありきの発想です。

 2番目の骨格と言えるものは、この制度では保険料が2年ごとに見直されて引き上がっていく点であります。

 3番目は、この制度の最大の標的とされている私たち団塊の世代です。この世代が後期高齢者になるときは2025年です。このときが高齢化がピークを迎えます。先ほど申し上げたように、5兆円の医療費を削減するとしているわけであります。

 今、政府・与党は見直しを口にしてはいますが、ただいま申し上げた三つの骨格に触れることは、後期高齢者医療制度を否定するようなものですから、実現不可能であります。

 ですから、この請願を採択して見直しの意見書を政府に上げることは、小手先の見直しを行おうとしている政府を応援するものであります。この請願を採択して意見書を上げることが、6万市民の願いがかなうものなのか、よく考えて御判断をいただきたいと思います。

 以上申し上げ、私ども日本共産党議員団は、本請願を採択することに反対するものであります。



○議長(中沢政好君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。

 12番、竹森節子議員。

          〔12番 竹森節子君 登壇〕



◆12番(竹森節子君) 議席番号12番、公明党の竹森節子でございます。ただいまの長寿医療制度の運用の改善を求める意見書に対しまして、賛成の立場から討論を行います。

 高齢化が進展し加速する中で、拡大し続ける医療費に、安心した医療をどう確保していくのかとの議論の中で、新しい高齢者医療制度をつくらなくてはいけないとの問題意識は与野党を通じて共有してきておりました。

 各市町村単位で運営されてきている国民健康保険が、自治体間で最大5倍の格差が生じ、特に人口3万人以下の小さな市町村では、厳しい保険財政に一般会計からの繰り入れが年々拡大し、その運営の行き詰まりが懸念されてきているからであります。

 8年前の2000年、参議院委員会では今の老人保健制度では、安心の高齢者医療は確保できない、国民皆保険制度を維持していくためにも新たな高齢者医療をつくらなくてはいけないと、民主党を含む与野党で附帯決議をしてきております。

 その後、さまざまな議論を経て、長寿医療制度が成立したわけであります。国民健康保険中央会理事長 多田 宏氏は、国民健康保険制度は世界に誇るべき国民皆保険制度の基盤をなしていると自負している。しかし、高齢化の進展や就業構造の変化等により、医療制度間に負担の不均衡が生じ、それがますます拡大する中で、負担と給付のあるべき姿を主張してきました。そして専門家を含めさまざまな関係者が、長年、8年にわたって粛々と論議し、ようやくまとまってきた新しい制度が長寿医療制度であります。

 長寿医療制度の骨格は維持しつつ、問題点のあるところは改善し、制度を定着していくことが、国民にとって望ましいと考えていると述べられております。また、廃止法案が参議院本会議が可決したことに対して、この新しい制度について木の根っこから崩すようなやり方は困惑しているとも述べられております。

 新しい長寿医療制度は、増大する高齢者の医療費を国民全体で安定的に支えるために、保険料の負担を半分の5割を公費で、残りのうち4割を現役世代が負担し、あと残りの1割を75歳以上の方に負担してもらう。また国民健康保険は、市町村単位でそれぞれに負担割合を決めていたものを県単位、いわゆる広域で決められたことで、県内では市町村間の不公平がなくなったわけであります。

 医療費についても、ゼロ歳から小学校入学前までは2割負担、これはことしの20年4月より、3歳未満から就学までと改正がされたところであります。小学校1年生から70歳未満は3割負担、ただし小学校入学前まで無料になっているのは市の負担であります。医療費についても75歳以上は1割負担、70歳から74歳の人も現行の1割負担を据え置くというものであります。

 今年4月から説明不足など十分な理解をされないままスタートしたことは、もっと配慮してほしかったと思っております。出てきた問題について、保険料の低所得者の負担軽減、凍結、徴収の改善、格差の解消、年金天引きの見直し、口座振替を可能にする、また個別減税など、きめ細かな相談体制の整備、資格証明書の交付など、運用面での改善を強力に進め、納得のいく、よりよい制度にして、増大する高齢者の医療費を現役世代にのみ負担を強いるのではなく、国民全体で安定的に支えるために創設された長寿医療制度の維持を願い、賛成討論を終わりにいたします。



○議長(中沢政好君) 他に討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、以上で討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 本請願については、福祉環境常任委員長報告のとおり採択と決するに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(中沢政好君) 起立多数。よって、請願第7号については、採択と決しました。

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△日程第4 総合交通対策特別委員会報告について



○議長(中沢政好君) 日程第4、総合交通対策特別委員会報告を議題といたします。

 委員長から報告を求めます。

 林総合交通対策特別副委員長。

          〔総合交通対策特別副委員長 林 愛一郎君 登壇〕



◆総合交通対策特別副委員長(林愛一郎君) 総合交通対策特別委員会報告を申し上げます。

 本特別委員会では、1、新幹線中間駅の設置に関すること。2、新国道バイパスの建設促進に関すること。3、ハイウエーオアシス建設促進に関すること。4、姨捨インターチェンジ建設促進に関すること。5、しなの鉄道戸倉屋代間中間駅設置促進に関すること。6、その他これに関連することの付託事項に関し、調査・検討等を進めてまいりましたので、平成18年3月定例会から本日までの主な諸事業の経過と活動の概要について御報告を申し上げます。

 初めに、平成18年8月4日、特別委員会を開催し、しなの鉄道戸倉屋代間中間駅について、整備目的、利用者予測、ランニングコスト、駅周辺の土地利用構想、そして今後の整備スケジュール等について協議を行いました。また社会実験中の姨捨サービスエリアスマートインターチェンジの恒久化に向けた今後の取り組みについて検討を行いました。

 同年12月20日、特別委員会を開催し、社団法人信濃青年会議所より提出されました新幹線駅設置推進活動に関する請願書について審査を行い、慎重審査の結果、趣旨採択と決しました。

 平成19年1月18日から19日にかけて、山陽新幹線の請願駅であります新尾道駅、東広島駅、そして厚狭駅について視察調査を実施いたしました。

 調査内容は駅施設の概要及び事業費、駅設置運動の経過、駅周辺の整備状況、経済効果、開業後の現状等についてそれぞれ調査をいたしました。

 平成19年9月4日、新国道坂城更埴バイパスの整備促進について、国土交通省関東地方整備局、国土交通省、地元選出国会議員への要望活動を行いました。

 平成19年度末までに八幡地区1.3キロメートル区間の工事が完了し、供用開始となることから、残された稲荷山塩崎間の早期事業化と、八幡以南についてもその後の事業化を図るよう強く要望してまいりました。

 平成20年1月28日、特別委員会を開催し、まず新幹線新駅誘致に関して近藤市長から千曲市の将来の発展のためには、新幹線新駅を設置すべきであるとの基本的な考え方が示されました。

 これを受け、特別委員会としての今後の具体的な取り組みとして、請願駅の誘致に当たり、民意の醸成に成功した先進事例の調査や、誘致に向け世論を喚起する方策をどう進めていくか等について協議を行いました。

 次に、しなの鉄道戸倉屋代間新駅整備について、市から平面プランが示され、駅舎等の形が明らかにされました。

 次に、新国道坂城更埴バイパスの建設促進を図っていく上で、今後の市内整備区間の優先順位について特別委員会としてきちんと議論をして、その方向性を決めておくことが重要であることから、協議を行った結果、まず稲荷山以北を優先し、その後、八幡以南から更級地区の整備を要請していくことを確認いたしました。

 以上、本委員会に付託された事項に関する調査活動の経過と概要を申し上げ、報告といたします。



○議長(中沢政好君) これより総合交通対策特別委員会報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、以上で質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、討論を終結いたします。

 お諮りいたします。

 報告については、委員長から報告のとおり承認することに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。よって、総合交通対策特別委員会報告は、委員長報告のとおり承認されました。

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△日程第5 地域振興特別委員会報告について



○議長(中沢政好君) 日程第5、地域振興特別委員会報告を議題といたします。

 委員長から報告を求めます。

 荻原地域振興特別委員長。

          〔地域振興特別委員長 荻原光太郎君 登壇〕



◆地域振興特別委員長(荻原光太郎君) 地域振興特別委員会の報告を申し上げます。

 本特別委員会は、白鳥園の後利用に関することと、戸倉上山田温泉の復活に関することの2点を付託事項として、鋭意調査、検討を進めてまいりました。

 白鳥園の後利用に関することについては、平成16年12月定例会において御報告申し上げ、御承認をいただき提言書として市長に提言いたしました。

 戸倉上山田温泉の復活に関することについては、平成17年3月定例会の中で、観光振興計画策定委員会で検討いただく4点の提言を御承認いただき、平成17年6月定例会においては観光振興計画に盛り込むべき4点を提案し、御承認をいただきました。

 本議会では、平成17年6月定例会以降の調査研究内容についての経過と結果を御報告申し上げます。

 平成17年8月25日、特別委員会を開催し、観光振興計画策定委員会がまとめた千曲市観光振興計画素案について、議会の提言が生かされているか検討いたしました。

 10月26日、建設経済常任委員会と連合審査を行い、千曲市観光振興計画案について再度検討いたしました。

 平成18年4月24日、特別委員会を開催し、戸倉上山田温泉に関する18年度の千曲市観光振興計画予算概要の説明を担当課より受けました。また、白鳥園の後利用検討の経過についても担当課より説明を受けました。

 8月4日、特別委員会を開催し、申し合わせ改選に伴い、正副委員長の選出を行いました。

 9月13日、特別委員会を開催し、2件の付託事項の今後の調査研究について協議いたしました。

 10月4日開催の特別委員会に、市から白鳥園後利用計画が提案されました。計画書では、厳しい財政状況の中、白鳥園敷地の北半分の日帰り入浴施設を中心とした利用案が提案されました。

 10月10日、特別委員会を開催し、さきに提案された市の利用計画案について協議いたしました。委員会では、議会は全体利用を前提とした利用計画を提言したのであり、市は再度検討されたいとの意見と、市の計画が出るまでに相当の時間が経過していることから、市提案計画で県と早急に交渉をすべきとの意見が出され、委員会として再度協議することといたしました。

 11月2日、特別委員会を開催し、千曲市観光協会と懇談会を開き、戸倉上山田温泉の現状と、協会の自主事業について説明を受けました。

 平成19年2月6日、特別委員会を開催し、白鳥園の後利用について、合併協議時の3首長の協議内容について市の説明を受けました。

 11月22日、特別委員会を開催し、新市長になり白鳥園の利用計画に変更はないか聴取し、従来のとおりとの考え方が確認されましたので、全体活用を考慮しながら早急に県との交渉を進めるよう要請をいたしました。

 戸倉上山田温泉については、県から指定された観光地再生モデル事業について説明を受けました。

 平成20年5月16日、特別委員会を開催し、白鳥園の利用計画に関する県との交渉経過の説明を市に求めました。県からは、「白鳥園施設の一体的な活用と一括取得を再検討されたい」との回答があったことが明らかになりました。

 戸倉上山田温泉については、県の観光地再生モデル事業を受けての戸倉上山田温泉地区再生プランについて説明を受けました。

 本委員会は、平成16年8月に設置されて以来、4年間にわたり鋭意調査、検討を進めてきた結果、戸倉上山田温泉の復活に関することについては、委員会提案策が千曲市観光振興計画に盛り込まれ、今後は事業が粛々と実行されることを期待するばかりです。

 しかしながら、白鳥園の後利用に関することについては、平成16年12月に議会が全体利用案を提言して以来、県との交渉が前進していない現状は大変残念なことです。地域振興の観点から、早期に懸案事項が解決されるよう市の一層の努力を期待いたします。

 以上が、本委員会の調査活動の経過と概要、付託された事項に関する結論であります。

 最後に、本日まで本委員会に寄せられました市民の皆様、議員各位、理事者、職員皆様の格段の御協力に深く感謝申し上げ、最終報告といたします。



○議長(中沢政好君) これより地域振興特別委員会報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、以上で質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、討論を終結いたします。

 お諮りいたします。

 報告については、委員長から報告のとおり承認することに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。よって、地域振興特別委員会報告は、委員長報告のとおり承認されました。

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△日程第6 長野赤十字上山田病院対策特別委員会報告について



○議長(中沢政好君) 日程第6、長野赤十字上山田病院対策特別委員会報告を議題といたします。

 委員長から報告を求めます。

 原長野赤十字上山田病院対策特別委員長。

          〔長野赤十字上山田病院対策特別委員長 原 利夫君 登壇〕



◆長野赤十字上山田病院対策特別委員長(原利夫君) 長野赤十字上山田病院対策特別委員会報告を申し上げます。

 本年3月議会定例会で、当委員会の活動状況及び調査結果と対応の経過等について中間の御報告を行いましたので、それ以降、本日までの調査活動の経過と概要等について報告いたします。

 4月18日に特別委員会を開催し、まず長野赤十字上山田病院の後医療確保に向けた取り組みの現状について市側からの現況報告を聴取いたしました。

 3月議会定例会で市長から見解が示されたとおり、後医療については総合病院としての存続は難しく、診療所と福祉施設を併設する形態を想定して、現在、長野赤十字において複数の医療機関と協議を行っている。早急に課題等の整理を行い、上山田病院経営審議会に報告し、協議をお願いする予定であるとのことでありました。

 また、医師不足により、地域医療が崩壊の危機に直面している現状の認識を、市民の皆様と共有するため、千曲市御出身の前日大総長 瀬在幸安先生をお招きして講演会を開催する件について協議を行い、実施することを決定いたしました。

 5月13日、戸倉創造館において「地域医療の今」と題し、瀬在幸安先生に御講演いただきました。当日は全国的な医師不足による医療施設の実態と医療を取り巻く現状や課題について、200人を超える市民の皆さんが熱心に聴講されました。引き続き瀬在先生との意見交換も行われました。

 瀬在先生は、千曲地域における医療体制の今後のあり方について、一つ、現存する病床・温泉施設を生かし、特化した診療所規模で近辺の中核病院、一般診療所との医療連携を図ること。

 二つ、在宅医療・各種介護・看護施設の併設を考えること。

 三、高齢者向け療養病床への対応等、上山田病院の後医療の方向づけについての私見を示されました。

 6月17日、昨日でありますが、特別委員会を開催し、長野赤十字上山田病院の後医療確保に向けた現況について市長から報告を受けました。現在、複数の医療機関が後医療引受先として挙がっており、長野日赤が窓口となってそれぞれの医療機関と協議を行っているとのことでありました。

 市は、長野日赤と連携をとりながら課題の整理を行い、後医療機関を決定していきたいとのことでありました。

 委員会としては、日赤が主体となって協議を進めている医療機関については早急に懸案事項を整理すること。市及び市民有志が対応を協議している医療法人、これは徳洲会であります、については、救急部門・産科等を含む総合病院の開設を前提とされておりますが、市は早急な諸条件の提示を求める等の処置を講ずることなどを委員会の意向として市長に要請いたしました。

 御承知のとおり、平成9年7月に国立長野病院の後医療を引き継いだ長野赤十字上山田病院が、経営上の問題や医師の減員など、諸事情から現状維持が危ぶまれていること、また市がこれまで一定の財政支援を行い、病院存続を図ってきたことにかんがみ、議会として適切な対応が必要であるとのことから、平成18年9月議会定例会において長野赤十字上山田病院の実態調査及び今後のあり方に関すること、その他これに関することを付託事項として全会一致で本委員会を設置いたしました。以来きょうまで、当委員会は病院の存続や後医療機関の確保に努めるとともに、地域の医療水準を低下させないよう精力的に調査・検討を行ってまいりました。

 主な活動内容として、日本赤十字社本社、日本赤十字社長野県支部へ長野赤十字上山田病院の存続に関する陳情・要望活動を実施いたしました。

 長野赤十字上山田病院と類似する滋賀県大津赤十字滋賀病院の経営状況等の視察調査、病院再建に取り組み、病院経営のあり方を見直し、公立病院の再建をなし遂げた川崎病院局 武 弘道先生を訪問し、医療環境の現状と今後の動向等についての視察調査を行いました。

 また、市民団体の長野赤十字上山田病院の後医療を求める会との懇談会の開催、地元御出身の瀬在幸安前日大総長を訪問し、窮状を訴え、打開策について懇談などであります。しかしながら、現行の医療を取り巻く環境は、全国的な医師不足を背景に非常に厳しい状況にあります。

 こうした中、従来の総合病院と同規模での存続は極めて困難な状況でありますが、市及び長野日赤が現在検討している複数の医療機関について、慎重かつ早急に対処し、市民の負託にこたえるよう対応していく必要があると考えます。

 以上で本委員会の調査活動の経過と概要の報告を終わります。



○議長(中沢政好君) これより長野赤十字上山田病院対策特別委員会報告に対する質疑を行います。

 3番、米澤生久議員。

          〔3番 米澤生久君 登壇〕



◆3番(米澤生久君) 3番、米澤生久です。ただいま委員長から委員会報告を賜りましたけれども、私は一般質問で終始一貫して日赤問題の土地問題を市長と議論をいたしてまいりました。

 しかし議会の方の見解という点については、私はそういう交換の場が、委員ではございませんので、ございません。そういうことによって委員会でですね、私が市長と長い間、土地問題、いわゆる13億円という表現でやってまいりました、この件について、委員会ではいかように議論をなされ、私と市長で問題の提起を何度もやってきたことについて、いかような見解をとられておるのか。委員会の御報告をお願いをいたします。

 以上です。



○議長(中沢政好君) 答弁を求めます。原特別委員長。

          〔長野赤十字上山田病院対策特別委員長 原 利夫君 登壇〕



◆長野赤十字上山田病院対策特別委員長(原利夫君) 米澤委員の御質問でありますが、それぞれ一般質問等で私も内容をお聞きし、ごもっともだなあと思う点も幾つかありました。

 しかし当委員会の中では、それらの問題について質疑はございましたが、市側の答弁に対して質疑はありましたけれども、それ以上、委員会として土地及び財産について、まとめてこうすべきであるというような御議論には至りませんでしたので、まことにそっけのない答弁ですが、経過と内容としてはそこまでしかありませんので、御了承をいただきたいと思います。



○議長(中沢政好君) 他に質疑はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、以上で質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、討論を終結いたします。

 お諮りいたします。

 報告については委員長から報告のとおり承認することに御異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。よって、長野赤十字上山田病院対策特別委員会報告は、委員長報告のとおり承認されました。

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△日程第7 議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件



○議長(中沢政好君) 日程第7、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件を議題といたします。

 議会運営委員長からお手元に配付いたしました議会運営等に関する事項について、会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査、また調査の申し出がありました。

 お諮りいたします。

 議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査とすることに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査とすることに決しました。

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△日程第8 議会第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書



△日程第9 議会第7号 子どもの医療費無料制度の創設を求める意見書



△日程第10 議会第8号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書



○議長(中沢政好君) ただいま総務文教常任委員会 宮下静雄委員長から、議会第6号 義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書(案)、福祉環境常任委員会、戸谷有次郎委員長から議会第7号 子どもの医療費無料制度の創設を求める意見書(案)、議会第8号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書(案)以上議案3件が提出されました。

 この際、これを日程に追加し、それぞれ追加日程第8から追加日程第10とし、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。よって、議会第6号並びに議会第7号及び議会第8号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案を配付いたさせます。

          (議案配付)



○議長(中沢政好君) 議案の配付漏れはありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 配付漏れなしと認めます。

 追加日程第8、議会第6号並びに追加日程第9、議会第7号及び追加日程第10、議会第8号、以上3議案を一括議題といたします。

 各議案に対する提案説明を求めます。

 初めに、宮下総務文教常任委員長。

          〔総務文教常任委員長 宮下静雄君 登壇〕



◆総務文教常任委員長(宮下静雄君) 議会第6号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書(案)の提案説明を申し上げます。

 本案につきましては、先ほど委員長報告で申し上げましたとおり、同様の請願を採択したことに伴い、意見書を提出するものであります。

 義務教育費国庫負担制度については、昭和60年度から旅費、共済費を初めとするさまざまな費用が国庫負担から除外され、補助率や負担率も引き下げられてきました。平成5年度からは国庫負担の一般財源化が始まりましたが、平成18年度から義務教育費国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられ、教育の地方格差を拡大するものになっています。

 そこで、平成21年度予算編成につきまして、義務教育の水準の維持向上と機会均等及び地方財政の安定を図るために、国の責務である教育水準の最低保障を担保するために必要不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持し、負担率を2分の1に復元すること。

 国庫負担金から既に除外した教材費、旅費、共済費、退職手当、児童手当などを復元することを国に対し要望する本意見書の提出を申し上げる次第であります。

 各議員におかれましては、本案の趣旨を御理解いただきまして、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案説明といたします。



○議長(中沢政好君) 続いて、戸谷福祉環境常任委員長。

          〔福祉環境常任委員長 戸谷有次郎君 登壇〕



◆福祉環境常任委員長(戸谷有次郎君) 初めに、ただいま議題となりました議会第7号 子どもの医療費無料制度の創設を求める意見書(案)並びに議会第8号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書(案)について、提案説明を申し上げます。

 両案は、先ほど委員長報告で申し上げましたとおり、同様の請願を採択したことに伴い、意見書案を提出するものであります。

 初めに議会第7号 子どもの医療費無料制度の創設を求める意見書(案)について申し上げます。

 我が国の合計特殊出生率は年々低下し、2005(平成17)年の値は人口を維持するのに必要な2.08を大きく下回る1.26人にまで低下し、千曲市でも1.30人にまで低下し、まさに危機的な水準を推移しています。少子化の進行は、人口構造の高齢化や将来の生産年齢人口の減少につながり、子供の健全な育成への影響のみならず、社会経済や社会保障のあり方にも重大な影響を及ぼすことが懸念されております。

 子育て家庭の経済的負担を軽減する措置が少子化対策の重要施策となっています。

 児童期までの年代は病気にかかりやすく、病気の早期発見と早期治療、治療の継続を確保する上で、医療費補助制度は極めて重要な役割を担っており、本市を初め他の市区町村においても乳幼児・児童医療費助成制度が実施されていますが、市区町村間の制度内容の格差は年々拡大している状況にあります。

 このような地方公共団体の施策を一層充実させ、子供を安心して産み、育てることができる社会の実現を目指すために、国の責任で、小学校就学前までの子供に対する医療費無料制度の早期実現を第一と考えています。

 よってここに、国に対して小学校就学までの子供に対する医療費無料制度の実施を求めるものであります。

 続いて、議会第8号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書(案)について申し上げます。

 長寿医療制度は増大する高齢者の医療費を国民全体で安定的、長期的に支えることとともに、75歳以上の高齢者の特性を踏まえた適切な医療サービスを提供することを目的に導入された制度でありますが、本年4月に制度が始まって以降、いろいろな問題が指摘されておりますが、財政難で疲弊した旧老人保健制度に単に戻すだけではなく、何の問題解決にもならず、我が国の世界最高水準の国民皆保険制度を将来にわたって維持するためには、長寿医療制度全体の骨格を維持しつつ、制度施行後に明らかになった問題点について真摯に改善に取組み、よりよい制度にしていく必要があります。

 よって、ここに、以下の重点項目について改善を要請するものであります。

 一つ、低所得者の保険料軽減措置を拡大すること、また大幅に保険料が上昇する事例等について適切な軽減措置を講じること。

 一つ、被用者保険の扶養者であった者の保険料軽減措置を引き続き継続すること。

 一つ、保険料の年金天引きについて、高齢者の意見を踏まえて適切な見直しを行うこと。

 一つ、高齢者の特性を踏まえた適正な健診のあり方について検討し、広域連合において実施を支援をすること。

 一つ、長寿医療制度の診療報酬体系について高齢者の声を踏まえて適切な見直しを行うこと。

 一つ、70〜74歳までの高齢者の窓口負担1割の軽減措置を引き続き継続すること。

 一つ、広域連合の運営について、都道府県知事の運営責任の明確化を検討すること。

 一つ、高齢者の医療格差が生じないよう適切な措置を講じること。

 以上、地方自治法第99条の規定により両案を提出するものであります。

 議員各位におかれましては、両案の趣旨を御理解いただきまして、よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案説明といたします。



○議長(中沢政好君) ここで、議案審査のため暫時休憩をいたします。

                             午後3時37分 休憩

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 午後4時 開議



○議長(中沢政好君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 これより質疑に入ります。

 追加日程第8、議会第6号並びに追加日程第9、議会第7号については、質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 議会第6号並びに議会第7号については、会議規則第37条第2項により委員会付託は省略いたします。

 これより討論に入ります。議会第6号並びに議会第7号については、討論の通告がありませんので、討論を終結し、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。

 議会第6号並びに議会第7号については、原案可決と決するに御異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 異議なしと認めます。よって、議会第6号並びに議会第7号については原案のとおり可決されました。

 追加日程第10、議会第8号については質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 議会第8号については、会議規則第37条第2項により委員会付託は省略いたします。

 これより討論に入ります。通告がありますので、発言を許します。

 21番、田沢佑一議員。

          〔21番 田沢佑一君 登壇〕



◆21番(田沢佑一君) 21番、田沢佑一。私は日本共産党議員団を代表して、ただいま提案されております議会第8号 長寿医療制度の運用の改善を求める意見書に対し、断固反対する立場から討論いたします。

 本意見書は、先ほどの請願第7号を採択したことに伴い出されているわけであります。本意見書の前文は請願書をそのまま写しておりますので、長寿医療制度自体の骨格は維持しつつ、制度施行後に出された問題点については真摯に改善に取り組み、よりよい制度にする必要があるとし、8項目の改善を求めております。

 高齢者の医療格差が生じないよう、適切な措置を講ずるという項目がございますが、前文に骨格は維持しつつとありますので、むなしく聞こえます。骨格については先ほど申し上げましたので繰り返しませんが、この後期高齢者医療制度は高齢者差別という制度の根本が間違っている以上、小手先の見直しではなく、制度を撤廃する以外解決の道はございません。

 全国の都道府県医師会のうち6割以上が反対や批判の態度を表明しております。新聞各紙の世論調査で、評価しないと答えた人が7割を超え、世代を超えて国民の批判が高まっております。

 政府・自民党の野中広務元官房長官、中曽根元首相、古賀 誠自民党選挙対策委員長、堀内光雄元総務会長などの皆さんでさえ、この制度はよくない、一たん廃止して出直せと言っているわけであります。

 政府は、財政的に現役世代に重い負担を押しつけることになるから、この制度があくまでも必要だという立場であります。しかし、現役世代に重い負担を押しつけると言うならば、先ほど唐澤議員の討論でも明らかなように、いわゆる現役世代の4割負担、これらを国庫負担をふやす以外、その解決の道はございません。そして今日、この国庫負担の問題で消費税のさらなる増税という議論さえあります。

 こういった点で、そもそも消費税を取り立てて今日までの累計は実に150兆円にも上ると言われています。この間、大企業・大資産家の減税は130兆円、残りの20兆円は軍事費の増額分であります。消費税が福祉のための財源とはとんでもないうそで、減税の財源であったわけであります。こういった根本的な問題にメスを入れれば、一挙に問題は解決いたします。実際、逆に政府・与党は消費税増税で、企業負担と国庫負担のさらなる軽減さえ考えているわけですから、あきれてしまいます。

 今開かれている国会では、参議院で可決された後期高齢者医療制度廃止法案が衆議院に送られております。しかしながら、民主党、社民党などが審議拒否をしているため、法案の趣旨説明すらできないでおります。廃止法案を出しながら、全く無責任な態度だと言わざるを得ません。

 これはこの意見書に書かれております2000年の医療制度改革で、参議院が関連法案を可決した際に、共産党を除く与野党で、早急に新たな高齢者医療制度を創設せよとの附帯決議を採択しております。この弱みがあるために審議拒否をしているとも言われているわけであります。

 中止・撤回を国に求める意見書に関しては、昨年の12月議会に陳情書で出されました。当時の議会は私ども日本共産党議員団を除く皆さんで、この陳情書を不採択といたしました。当時は制度も発足しておらず、4月からの発足に向け準備の期間であり、ここで中止・撤回したら混乱を招くというものでありました。

 当時、国会での審議は始まったばかりですが、その後の国民世論の高まりの過程で、民主党も後期高齢者医療制度は廃止すべきとの立場に立ち、参議院に野党4党で廃止法案が共同提出され議決されました。このような情勢の発展がございます。

 しかるに、先ほど唐澤議員の請願第1号 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願を不採択にすることに対する反対討論で、不採択にする理由に、中止・撤回すれば混乱が起きると、昨年の12月議会と全く同じ理由で不採択とは、この議会は世論や本制度に対する理解が一歩も進歩していなく、まことに残念であります。

 地方議会の意見書は、自治法に基づく一定の権威を持つものであり、政府に市民の声を届けるものであります。時には応援歌もよいでありましょうが、このような悪い制度を存続させるための意見書は、決して6万市民の声を代表するものとは言えないと思います。

 後期高齢者医療制度は廃止する以外、方法はないという立場から、見直しを求める本意見書に対して反対するものであります。

 以上。



○議長(中沢政好君) 他に討論はありませんか。

          (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(中沢政好君) 進行の声がありますので、以上で討論を終結し、採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案については原案可決と決するに賛成の諸君の起立を求めます。

          〔賛成者起立〕



○議長(中沢政好君) 起立多数。よって、議会第8号については、原案のとおり可決されました。

 以上で、本日の日程は終了いたしました。

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○議長(中沢政好君) 市長から閉会のあいさつがあります。

 近藤市長。

          〔市長 近藤清一郎君 登壇〕



◎市長(近藤清一郎君) 閉会のごあいさつを申し上げます。

 本定例会は、6月2日に開会され、本日まで17日間にわたり開かれましたが、御提案申し上げました案件については、終始御熱心な御審議をいただき、原案どおり御承認、御決定をいただき、心から厚く御礼を申し上げます。

 今後の市政運営に当たりましては、本会議並びに各常任委員会でいただきました御意見や御要望、御提言を真摯に受けとめ、市民の期待にこたえるべく最善の努力をしてまいるものであります。

 さて、昨今の社会経済情勢の変化について若干申し述べさせていただきます。

 初めに、今議会の一般質問でも議員各位から御意見がございましたが、ガソリン価格を初めとするエネルギーや原材料、穀物価格等の高騰についてであります。

 石油製品を初め、乳製品など生活関連物資が軒並み値上げとなり、デフレ時代の安い物価になれていた消費者にとっては戸惑いも大きく、かつての石油ショック時の狂乱物価の再来を危惧する声も一部に出てきております。

 加えて、日銀の白川総裁は5月20日の会見で、「景気減速の動きが明確になってきた」と発言するなど、家計への影響が懸念されるところであります。

 また最近では、中国、インドなどの経済発展に伴い、鉄鉱石の需要が急速に高まってきており、鋼材の高騰はもちろん、その確保もままならないという状況が現実のものとなってきております。

 国はもとより、全国の自治体でも、鋼材の不足は公共事業にブレーキをかけることになり、困惑しているところであります。

 千曲市でも、しなの鉄道の新駅整備が横断陸橋などに用いる鋼材の納品がおくれることから、来年3月の開業までにすべてを完成させることは不可能であり、暫定的な利用による開業をせざるを得ない状況にあります。

 このような現実を踏まえ、今後とも市場の動向には十分注意を払い、しなの鉄道とも相談しながら事業を進めてまいる所存であります。

 次に、議員各位にも大変御心配をいただいている屋代南高校の多部制・単位制高校への転換についてであります。

 6月11日、県教育委員会が開かれ、県立高校の旧12通学区ごとに再編の方向を示した新しい再編計画の骨子案の内容が固まりました。

 本市に関係する旧第4通学区では、前回の再編計画で検討された長野南高校と松代高校の統合や、屋代南高校の多部制・単位制への転換はいずれも取り下げられ、改めて再編を検討するとの方向が示されたところであります。

 具体的には、旧第2通学区での再編計画や、旧第3通学区の学校規模の状況を見ながら、旧第4通学区については再編を検討するとしており、多部制・単位制高校については、その対象候補の屋代南高校を外し、長野市に設置することを検討するなど、魅力ある高校づくりを進めるとしております。

 県教育委員会では、今後の予定として、骨子案について県民に意見を求めた上で、具体的な高校名を盛り込んだ再編計画案を今年中にまとめることにしておると仄聞しております。市としては、検討経過に十分注視しつつ、屋代南高校が存続できるよう努めてまいります。

 結びになりますが、議員各位には、7月24日の任期まで1カ月余りとなり、緊急の用件がない限り、御在任中、議場でお目にかかれるのは本日が最後となります。

 顧みれば、合併間もない千曲市を一つの市として軌道に乗せるべく、この4年間、大変な御尽力をちょうだいいたしました。衷心から深く感謝を申し上げますとともに、これまでの御労苦に重ねて御礼を申し上げる次第であります。

 議員各位には、今期をもって御勇退をお考えの方、あるいは次期市議会選挙に立候補を予定される方もあろうかと存じますが、これからは暑さも一層厳しくなりますので、どうか健康には十分御留意いただき、千曲市発展のためにさらなる御尽力を賜りますよう、心からお願い申し上げるものであります。

 以上、一言申し上げて、閉会のごあいさつといたします。大変御苦労さまでした。そしてありがとうございました。

          (拍手)



○議長(中沢政好君) この際、議長として一言申し上げます。

 議員各位には合併後5年となりましたが、今日まで市政の発展と市民生活向上のために懸命に努めてまいりました。本日ここに任期最終の定例会を閉じるに当たり、極めて感慨深いものがあります。

 特に、本市の今後10年間のまちづくりの基本指針となる総合計画基本構想、基本計画については基本計画を議決事項に加え、特別委員会を設け、積極的に取り組んでまいりました。昨年10月には、第2代千曲市長として新たに近藤市政がスタートいたしました。時局はいよいよ多難であり、市政を取り巻く環境も極めて不透明となっておりますが、新たな政治手法により政策が着実に実現されることを期待するものであります。

 さて、この7月に執行されます市議会議員選挙には、多くの皆さんが引き続き市政への参画を目指されております。御健闘をいただきたく、そして当選の栄を浴されることを心から祈念申し上げる次第であります。

 また今期をもって勇退される各議員におかれましては、合併前の旧市町より市政並びに町政の進展に貢献され、多くの成果をおさめてまいられましたところであり、敬意を表するところであります。勇退後は健康に十分御留意をされ、御活躍を御祈念申し上げますとともに、立場は変わっても引き続き各般にわたって変わらぬ御厚情と御鞭撻をお願いするものであります。

 次に、近藤市長初め理事者、職員の皆さん、さらには全市民の皆さんには、我々議員の立場を深く御理解をいただき、御支援、御協力をいただきまして大変ありがたく感謝にたえません。

 今後は緊急な事態が発生しない限り、皆さんと今議場で相まみえることは本日が最後であります。至らない議長ではありましたが、私に対しても格段の御協力をいただき、心から深く感謝を申し上げます。

 これから暑さが厳しくなります。どうぞ健康で御活躍あらんことを御祈念申し上げます。

 これをもちまして、平成20年第2回千曲市議会定例会を閉会といたします。

 御苦労さまでした。

                             午後4時18分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成20年6月18日

        千曲市議会議長   中沢政好

        千曲市議会副議長  西澤今朝人

        千曲市議会議員   中村直行

        千曲市議会議員   田沢佑一