議事ロックス -地方議会議事録検索-


長野県 飯山市

平成27年  6月 定例会(第350回) 06月23日−03号




平成27年  6月 定例会(第350回) − 06月23日−03号







平成27年  6月 定例会(第350回)



          平成27年6月第350回飯山市議会定例会

               ◯議事日程(第3号)

          平成27年6月23日(火曜日)午前10時開議

 日程第1 一般質問

    5番  飯田健一議員

    3番  西澤一彦議員

   11番  竹井政志議員

   14番  小林喜美治議員

    7番  渋川芳三議員

◯本日の会議に付した事件

 議事日程と同じ

◯出席議員(16名)

    1番  萩原洋平議員            2番  松本淳一議員

    3番  西澤一彦議員            4番  江沢岸生議員

    5番  飯田健一議員            6番  市川久芳議員

    7番  渋川芳三議員            8番  渡辺美智子議員

    9番  高山恒夫議員           10番  石田克男議員

   11番  竹井政志議員           12番  久保田幸治議員

   13番  山崎一郎議員           14番  小林喜美治議員

   15番  上松永林議員           16番  佐藤正夫議員

◯欠席議員(なし)

◯説明のために出席した者

  市長        足立正則    副市長       月岡寿男

  教育長       長瀬 哲    選挙管理委員長   丸山茂彦

  総務部長      稲生 孝    民生部長兼福祉事務所長

                              堀内隆夫

  経済部長      山崎美典    建設水道部長    山室茂孝

  教育部長      丸山信一    文化振興部長    石田一彦

  庶務課長      服部敏夫

◯議会事務局出席者

  局長        関谷竹志    次長        今清水 弥

  副主幹       堀川奈美    主査        久保田珠希

午前10時00分開議



△開議の宣告



○議長(佐藤正夫) 

 ただいまの出席議員は全員であります。

 よって、直ちに本日の会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△一般質問



○議長(佐藤正夫) 

 日程第1、これより一般質問2日目を行います。

 この際、皆様にお願いいたします。

 質問並びに答弁については、簡潔明瞭にご発言願います。

 それでは、質問の通告に基づき、順次発言を許可します。

 最初に、飯田健一議員の発言を許します。

 飯田議員。

  〔5番 飯田健一議員 登壇〕



◆5番(飯田健一) 

 飯田健一です。ただいま発言を許されましたので、通告に基づき3つの項目について質問いたします。

 まず、人口減少問題について。

 人口減少問題について少し考察をし、提案をしてみたいと思います。

 飯山市は、優れた観光・農業・伝統産業により一層力を入れると同時に、長野市、中野市のライフタウン化を推し進めることを提案します。

 ライフタウン、つまり、職場は長野市、中野市であっても、生活は飯山市で快適に暮らすということであります。人口流出の中で一番大きいのは、学生の流出です。高校から大学へ行き、卒業してふるさとに100%帰ってきてくれれば問題はないのですが、大抵は飯山にいい就職口がないと言って、都会に就職をする、これが流出の大きな要因の一つになっています。

 であれば、飯山市になければ、中野市、長野市に就職口を求めたらどうでしょう。長野市に就職してもらって、飯山市から新幹線等で通勤すれば、流出は相当防げるはずです。

 飯山市が出した転出者アンケート調査集計結果によれば、若い層の人たちが仕事や住宅の関係で長野市、中野市に転出しているとあります。つまり、若者たちにとって、飯山市にはいい就職口やいいアパートが少ないということになります。

 私は、人口流出のブレーキの一つの方策として、住宅を安く提供することだと思います。借り主に家賃の補助をすることも必要と思いますが、いかがかお聞きします。

 飯田市に隣接する下條村は、過疎化対策に成功し、「奇跡の村」と呼ばれるようになりました。村営の若者定住促進住宅、これは鉄筋コンクリート3階建てのマンションで、全戸南向きの2LDKですが、これを10棟保有し、家賃は駐車場2台つきで月3万3,000円から4,000円、これは飯田市の相場の半値で、全124戸の入居率は90%以上で、入居者の6割は村外からの移住者とのことで、人口減少対策に一役買っています。

 そこで、静間にあります雇用促進住宅についてであります。

 この建物は、平成6年築、鉄筋コンクリート4階建て2棟80戸で、間取りは3DKで、もちろん駐車場もあります。駅、インター、病院、学校、スーパーも近く、便利で条件はとてもいいと思います。冬の雪片づけも心配ないし、特に飯山駅に近いことから、新幹線等で長野市へ通勤も可能です。

 厚労省は、平成19年に15年間で雇用促進住宅を譲渡・廃止する旨の方針を明らかにしています。飯山市は、来年度取得を計画されていますが、ぜひこれを実現してもらいたいと思います。

 今風に内装や水回りを改装し、家賃を思い切って安くすれば、下條村の若者定住促進住宅と同じような役割を果たすことができると思います。つまり、単なる市営住宅化ではなく、移住促進型住宅にすれば、職場は中野市や長野市であっても、住宅として中野市や長野市からの移住が期待できると思います。これについての見解を伺います。

 次に、新幹線、観光関連であります。

 北陸新幹線飯山駅が開業して3か月がたちました。開業に向けての市当局関係者のご尽力に感謝申し上げ、敬意を表します。

 さて、3か月が経過した今、飯山駅について少し考察してみたいと思います。

 開業1か月の1日の平均乗車人数は、目標1,300人に対し、500人と信濃毎日新聞社等で発表されております。駅舎と周辺に130億円余を投じながら、目標対比39%と非常に残念な結果となってしまいました。これについての見解を伺います。

 次に、観光案内所とアクティビティセンター、駐車場の利用状況についてもお聞きします。

 また、細かいことですが、出口の呼び名を「斑尾口」と言うのはやめてほしいという声があります。斑尾へ来た人が斑尾口広場に降りてしまうので困る、と斑尾関係者の方からお聞きしております。違う呼び名にするか、斑尾行きバスの発着を斑尾口広場にするか、検討をお願いしたいと思いますが、いかがですか。

 次に、食の町屋「あたご亭」についてお尋ねします。

 4月10日のオープンから2か月余りたちますが、事業計画の目標はどのくらいで、その後の営業実績はいかがでしょうか、お伺いします。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(佐藤正夫) 

 それでは、答弁を求めます。

 足立市長。

  〔市長 足立正則 登壇〕



◎市長(足立正則) 

 飯田議員のご質問にお答えします。

 また、関係部長からも答弁をさせますので、お願いいたします。

 私からは、新幹線の関係についてのご質問がございましたので答弁したいと思いますが、議員からは、1日平均乗車人数の目標が1,300人に対して500人であるということについて、どうだということでございます。

 この平均乗車人数と申しますのは、飯山市としまして、飯山駅が将来的に観光とか、もちろん通勤とか、さらには遠方への通勤、そうしたものも全て踏まえた上で、目標値としまして乗降客数が2,600人ということを推計したものでございます。その半分を乗車人数ということで1,300という数字が出ておるわけでございます。

 飯山駅は、もう皆様ご存じのとおり、昭和の最初のころから市民運動がはじまりまして、30数年間の飯山駅の胎動期を経まして、ようやく3か月前に誕生したばかりなんですね。これから駅を活用していくということでございますので、飯山駅が本当にフルに利用がされたとき、2,600人を一つの目標として、我々は推計をして取り組んでいくということでございますので、まだ、とてもその状況にはなっていないと思うんです。生まれたばかりの赤ちゃんでございますから、すぐに成人の運動機能があるというわけではございません。まだ、よちよち歩きだというふうに思うわけでございますので、この1,300の目標を目指して、しっかり我々も頑張っていきたいなというふうに思っております。

 ちなみに、長野新幹線で成功したと言われております佐久平駅でございますが、これは平成9年に開業したわけでございますけれども、このときは1日1,500人なんですね。それで現在、大体2,700人から2,800人ぐらいの乗車客がおりますが、このくらいで安定的になったのが平成19年でございますので、やはりある程度、そのくらい期間はかかるのかなというふうに思いますが、そんなにかけるということではないわけでございますが、しっかり取り組んでまいりたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 私からは以上でございます。



○議長(佐藤正夫) 

 山室建設水道部長。

  〔建設水道部長 山室茂孝 登壇〕



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 飯田議員ご質問のうち、関係部分につきまして市長答弁に補足をしてお答えを申し上げます。

 アパートの家賃についての関係のご質問であります。

 若者定住につきましては、市の人口対策において重要な課題であるということで、市の総合戦略策定の中でも、若者定住のための対策について検討をしておるということでございます。

 安い住宅の提供ということでありますが、借家に関する統計でありますけれども、国の総務省統計局の住宅・土地統計調査というのがございますが、平成25年度の統計で、民間の借家についてお隣の中野市さんと当市を比較したデータがございますが、この結果によりますと、借家の数につきましては、中野市さんのほうが多くなっているということでありますが、平均的な家賃については、飯山市のほうが安いというような結果になっております。

 それから、議員からご提案のありましたアパートの家賃補助につきましてでありますが、当市におきましても、平成8年度から8年間実施をしておるということで、一定の成果があったということでございます。

 それから、続きまして飯山駅の駐車場の利用状況についてのご質問がございました。

 平面駐車場、立体駐車場の利用者でありますが、5月31日現在ということでありますが、定期の利用者の方、これが65名となっております。それから、一時利用者でありますが、4月と5月の2か月間の合計でありますが、7,466台となっております。

 それから、新幹線駅の関係で、斑尾口の名称についてのご質問もございました。駅前広場の名称につきましては、昨年の6月に東側の正面広場、それから西側の広場、このそれぞれにつきまして全国から募集をいたしまして、770点の応募があったわけであります。その中から新幹線まちづくり市民協議会の役員の皆様の推薦をいただきまして、千曲川口広場、それから斑尾口広場と決めさせていただいております。両方の広場名につきまして、有名な地名であるということで、初めて訪れた方でもわかりやすい、それから、方向性についてもわかりやすいということで名前を決定させていただいております。

 議員ご指摘の斑尾へ来られてお客様が斑尾口に降りてしまうということにつきましては、バス、タクシーの乗車口については千曲川口広場から発着するということを明確にするために、現在、駅構内の案内看板の関係につきまして、JR長野支社と協議をして、改善するように取り組みを行っておるところであります。バス、タクシーにつきましては、千曲川口広場からの発着を基本と考えております。

 私からは以上であります。



○議長(佐藤正夫) 

 山崎経済部長。

  〔経済部長 山崎美典 登壇〕



◎経済部長(山崎美典) 

 議員さんご質問のうち、関係部分につきまして市長答弁に補足して申し上げます。

 雇用促進住宅の取得についてのご質問でございます。

 雇用促進住宅につきましては、新幹線飯山駅に大変近いなど立地条件もいいため、さまざまな利用形態が考えられます。平成28年度の取得に向け、既存の市営住宅も含めた中で利用形態等について、関係課と検討してまいりたいというふうに考えております。

 次に、観光案内所、アクティビティセンターの件でございます。

 観光案内所の利用状況につきましては、4月はおよそ5,800人、5月に入りましておよそ6,600人ということになっております。これは、入場といいますか、入店者数ということになります。

 それから、同じようにアクティビティセンターでございますが、4月が約3,000人、5月が3,300人ということになっております。

 次に、食の町屋「あたご亭」についてでございます。

 これにつきましては、株式会社ファインシステムズさんが管理を行って運営をしているわけでございますが、運営上、ぜひ数字は今のところは公表しないようにお願いしたいというふうにお聞きをいたしまして、どんな状況かというふうにお尋ねをしたところ、4月、5月は順調な滑り出しで、まあまあの状況で現在のところ営業しているというふうにおっしゃっておりました。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員、再質問はありますか。

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 賃貸住宅の家賃に対しての補助でありますけれども、平成8年ごろからとお聞きしましたけれども、もう少し詳しく、どんな内容で効果はどうであったか、お尋ねしたいと思います。



○議長(佐藤正夫) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 アパートの家賃補助の内容ということでございますが、平成8年度から実施をしておるわけでありますが、8年度当時のことでありますが、平成5年度以降に建設をされました賃貸住宅に40歳以下の方が入居する場合に、その家賃について補助をしたということで、補助額につきましては、月額1万円から1万5,000円ということで助成をしております。

 平成8年度から8年間の時限措置ということで、8年間で若者世帯153戸に家賃補助を実施いたしまして、そのうち市外からの移住者も含めまして、おおむね100戸の世帯が飯山市への定住につながったということで、一定の成果を得ることができたということでございます。

 なお、時限としておりました平成15年度でありますが、補助金の申請者の方が3名ということで、およそ需要が満たされたということでございます。

 以上であります。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 ありがとうございました。一定の効果はあったとお聞きしました。

 次に、現在、市営住宅は全何戸で、入居率はどのくらいでしょうか、お聞きします。



○議長(佐藤正夫) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 市営住宅の入居の関係でありますが、現在の市営住宅ですが、全部で232戸でありますが、そのうち15戸につきましては、募集を停止しておるということでございます。

 6月1日現在でありますが、217戸に対しまして202世帯の方に入居をいただいております。入居率につきましては、93%ということでございます。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 93%ということで、大変人気があるということであると思います。今、15戸が停止ということですが、どんな理由でなのでしょうか。



○議長(佐藤正夫) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 募集を停止している15戸につきましては、先ほど申し上げましたが、老朽化ということで募集を行わないということでございます。

 市営住宅の場合、1棟の中に何戸か入っておりますので、その建物について入居を行わない場合に、こういった老朽化による募集を停止するところが出てくるということでございます。

 以上であります。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 例えば水上団地なんかはそうなんでしょうか。大分古いと聞いておりますけれども。



○議長(佐藤正夫) 

 山室建設水道部長



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 水上団地も古いんですが、市内にはもっと古い住宅、曙町とか木島とかございますので、そういった建てかえをする前の段階の住宅にそういった状況が生まれてきます。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 どうもありがとうございました。

 じゃ、次の質問に移らせていただきます。

 人口減少はどうすればブレーキがかかるか、市長の考えを具体的にお聞かせいただきたいと思います。



○議長(佐藤正夫) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 飯田議員さんのこのブレーキがかかるということは、人口減少率を下げるということというふうに理解してよろしいわけですか。昔よりも減り方を少なくするということのご質問ですか。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 はい、それで結構だと思います。



○議長(佐藤正夫) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 人口減少を少なくしていくということについては、今回も本当に地方創生の中で、これが一番の課題で取り組むわけでございまして、なかなか特効薬というのはないかというふうに思います。

 昨日も申し上げましたけれども、まち、そしてまた人づくり、それから、ものをどういうふうに、地域資源を活用して組み合わせてやっていくのかということが一番大事だと思います。

 それで、何と言っても、日本全体が人口減少ということでありますから、これについては、本当に市域を挙げて取り組まないといけないというふうに思います。行政、議会、それから地方の住民、昨日も高山議員から地域の集落の地域創生が大事だというお話もあったんですが、これはぜひ議会もどういうふうにすればいいのか、それぞれの地区で、例えばそれぞれ皆さんの地域で、人口減少を防ぐためには具体的にどんなようなことが考えられるのかということもぜひお考えいただきまして、そして、一緒に進めてまいれればと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 どうもありがとうございました。

 続きまして、質問に行きますけれども、ゴールデンウィーク、菜の花まつり開催と2か月経過したところでの新幹線の1日平均乗車人数はどのくらいでしょうか。JRでは公表されていないということですけれども、市独自で何か把握されている数字はありませんか。



○議長(佐藤正夫) 

 稲生総務部長。



◎総務部長(稲生孝) 

 JRが発表された以降、現在の乗車人員につきましては、私どもでは、それほど変動していないのではないかというふうに考えております。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 私は、平日2日間、それから日曜日1日、合計3日間、独自に調査をしました。結果は、平日の1日目、乗った人が325人、降りた人が277人。2日目ですけれども、乗った人が240人、降りた人が284人。日曜日ですが、やはり多くて乗った人が512人、降りた人が415人。3日間の平均は、乗った人が359人、降りた人325人という結果になりました。

 このうち、午前中に降りた人が見かけの観光客になる数字だと思います。これは観光地にとって大事な数字です。それで、3日間の午前中に降りた人の平均人数は東京方面からは63人、金沢方面から29人でありました。

 いずれにしましても、1日の目標1,300人を少し下回る結果となって、大変残念に思っております。なぜ私が1人で調査をする気になったかと申しますと、データなくして分析なし、分析なくして対策なし、乗降客が少なそうだ、本当に少ないのだろうか。じゃ、どれくらい少ないのだろうか、心配でじっとしていられなくなってはじめました。ですが、私1人で調査できるのは、始発から終電まで、何時の上り下り、どの便に何人乗り、どの便から何人降りたかであります。それが精いっぱいであります。

 飯山市の経済にとっては、乗る人よりも降りる人に注目すべきです。降りた人は、どこから何の用事でどこへ行くのか、乗る人は何の用事でどこへ行くのか、そこまで調べられれば対策も打てるはずです。行政は、開業イベントが終わってほっとしているのでしょうか。しかし、開業がゴールではありません、スタートだと思います。ですから、私の言いたいことは、こういう調査を本当は行政にやってもらいたいのです。

 先日、飯綱町が独自に牟礼駅で、しなの鉄道北しなの線の利用客の調査をしています。何がいけなかったのか、どうしたらお客さんがたくさん来てもらえるか、やはり調査が必要だと思いますが、見解をお聞きします。



○議長(佐藤正夫) 

 稲生総務部長。



◎総務部長(稲生孝) 

 本来、列車の利用人員、これにつきましては、鉄道営業の観点から運行主体が把握すべきものでありまして、JR東日本でも毎年、年間の各駅の利用状況を公表しております。

 したがって、ある期間をとって独自調査を行い、その数字に基づいて利用者数が何人だったと、少ない、多いと判断することは適当ではないというふうに思っております。

 それで、調査の件ですが、市では今月の市報に掲載したように、4月下旬から6月初旬まで、市外からの新幹線利用者の方に駅利用の目的、この地域の印象、感想などをリサーチしております。こうした利用目的、訪れる場所、感想などを調査し、今後の振興策に生かしていくことのほうが大切ではないかというふうに考えております。

 ちなみに、県外から来た人の数ですが、関東方面が圧倒的に多かったと、関西・北陸方面が少なかったということで、これから関西・北陸方面にプロモーションをかけていく必要があるという、こういう判断ができるかと思います。こういったことにつきましては、また時期を選んでやっていきたいというふうに考えております。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 続いて次の質問に行きますけれども、市長は6月9日の信濃毎日新聞の「最近の新幹線乗車客数はどうか」の問いに、「まあまあだ」とお答えしていますが、実数を把握しないで、まあまあと言うことはいかがなものでしょうか。しかも、阿部県知事が強い危機感を感じているとのことですが、市長の見解をお聞きします。



○議長(佐藤正夫) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 先ほども申し上げましたけれども、新幹線の駅の利用というものにつきましては、これからなんですね。今スタートしたばかりでございますので、やはり、ある期間の中で考えていかなければならないんじゃないかというふうに思います。

 特に開業してすぐということで、今回は北陸方面、特に金沢、それからご開帳があったということで長野方面は大変にぎわったというお話を受けております。

 まだまだ飯山駅の存在というものが十分に知れわたっていないんではないかなと、お客さんに周知されていないんじゃないかというふうに思います。飯山駅はこういう形で利用ができます、こんな楽しみ方ができますということを、これから大いにやはりPRをしていく必要があるというふうに思っております。

 最初のスタートの段階としては、ゴールデンウィーク中が800名、その後が500人ぐらいということでございますので、それをベースとして考えて、そういう数字なのかなということで、これからさらにPRをしてまいりたいなというふうに思います。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 そうは申しましても、1,300人という目標でありますので、これは、商売にとっては指標となる大事な数字です。ある会社は、目標1,300人と聞き、新たな設備投資をしたところもあります。

 そもそも1,300人という数字は、どのような根拠から出てきたのかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐藤正夫) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 数字の根拠ということでございますが、これは、長野県が県内の他の新幹線4駅とともに飯山駅の目標を設定したものでございまして、数値は、将来における年間利用者数の平均値として1,300人としたところでございます。

 この数字は、過去の調査に最新のデータによる修正を加えまして、飯山市が2013年12月に策定させていただきました、飯山駅の新幹線乗降客数の推計というものがございます。それによるものでございまして、これにつきましては、二次交通の需要の調査の基礎資料として推計したものでございます。

 この推計につきましては、新幹線に対する新規需要の行動パターンといたしまして、観光客の新幹線利用という項目、これが1つ目でございます。それから、通勤行動による新幹線利用、それから、買い物業務、レクリエーション行動による新幹線利用、そして4つ目には、飯山駅を発地とした遠距離利用者の新幹線利用の、以上4項目を推計したところから積算したものでございます。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 大変詳しくありがとうございました。

 次の質問ですけれども、菜の花まつりのシャトルバスの利用状況を教えていただけませんか。



○議長(佐藤正夫) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 菜の花まつりのシャトルバスにつきましては、駐車場からのシャトルバスということで申し上げたいと思いますが、5月3日から5日までの3日間で約9,000人の利用がございました。

 それから、ことしは5日間利用いたしまして、これにつきましては2日から6日まででございますが、約1万4,000人の利用がございました。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 想像より多くてびっくりしておりますけれども、シャトルバスはよかったなというふうに思います。

 続きまして、市長は飯山駅を拠点とした広域観光を充実させるため、市町村が運営する広域交通の連携の強化を提案されていましたが、具体策はどういうようなことでしょうか、お聞きします。



○議長(佐藤正夫) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 私のほうから申し上げたいと思います。

 先ほど1万4,000人と申し上げまして、申し訳ございません、1万400人でございました。大変申し訳ございません。

 ただいまのご質問でございますけれども、公共交通の連携強化の件でございます。

 観光ポイントへのアプローチでありますとか、住民の利便性を考えまして、信越9市町村をベースといたしました各市町村がバス事業者や観光関係者と連携する中、公共交通、すなわち二次交通ということになりますが、一定の水準で新幹線開業に間に合わせ、整備をしたところでございます。

 開業直後の冬ダイヤにはじまりまして、4月からは夏ダイヤで運行されているものでございます。例えば急行黒姫線、あるいは赤倉線、また急行バスの志賀高原線、北志賀高原線などがございます。また、コミュニティバスでは、斑尾線の増便でありますとか、温井線を戸狩温泉スキー場経由に変更するなどといったこともございます。また、木島平シャトル便、野沢温泉ライナーというものがございます。

 費用の問題等で課題と背中合わせになっているのが常の二次交通の施策でございますけれども、今後も観光客目線で充実強化を図ってまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 いろいろな路線があるというのはわかったんですけれども、その連携の強化、その辺をもうちょっと詳しく説明していただけませんか。



○議長(佐藤正夫) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 今、例として幾つか申し上げました、そういったものにつきましては、自治体間でありますとか、それから交通事業者、観光関係者との数多くの話し合いを進めながら構築してきたものでございます。

 今後も、さらに観光客目線でそれを充実していくには、連携強化が欠かせないという意味でございます。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 その連携の強化というのがちょっとよくわからないんですけれども、この質問についてはこのぐらいにしておきます。

 それでは、次に、観光客で企画した「おさんぽバスで花めぐり」という半日バスツアー、これはいかがでしたか。



○議長(佐藤正夫) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 「おさんぽバスで花めぐり」という、そういう名称で募集をし、実施をしてまいりましたが、半日広域バスツアーというような意味でございます。

 ことしは2年目でございまして、4月25日から5月24日まで、平日を除くなどいたしまして12日間24便を運行いたしました。これにつきましては、今年度、281人のお客様にご利用いただきました。

 同じように昨年、初年度でございますが、同じ便数を実施いたしまして、それと比較しますと162%の増、1.62倍の増でございました。

 これは、観光局が実施をいたしましたが、信越9市町村の連携事業ということで実施をしたものでございまして、添乗員なども含めてお客様に楽しんでもらえるような、そういう内容で実施したものでございます。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 信越自然郷についてですけれども、もっと飯山というものを知ってもらってから、信越自然郷ではないかと思うんですね。でないと、飯山がぼけてしまうと思うんです。私は、もうしばらく知名度が上がるまで、信州飯山一本でいくべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(佐藤正夫) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 飯山は、飯山の中で菜の花まつりと戸狩アート展等がありますが、観光をやっております。やはり飯山駅は広域の駅という位置づけですから、周辺のところの観光地を回るそうしたバスのツアー、これもないと、やはり飯山駅としての機能を果たさないと思うんですね。したがって、この広域を回るおさんぽバス、こうしたツアーコース、こういうものについてはみんなで連携をして取り組んでいくということでございます。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 わかりました。

 次に、交流館についてお聞きしたいと思います。

 文化交流館の年間の運営経費と使用料の売り上げの見込みをどのくらい見ておられますか。



○議長(佐藤正夫) 

 石田文化振興部長。



◎文化振興部長(石田一彦) 

 文化交流館の年間運営費と使用料金の売り上げ見込みでございます。

 3月にまとめました文化交流館管理運営計画では、開館3年後の推計値といたしまして、支出で維持管理費と事業費で6,600万円程度を見込んでおります。内容につきましては、維持管理費で4,800万円、自主事業費で1,800万円でございます。

 また、貸館収入、それから公演事業等の収入で1,450万円程度を見込んでございます。差し引きとなる公費負担は、5,150万円程度を見込んでございます。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 オープンは来年の1月ということですけれども、オープン後のイベント、コンサートなどの計画はありますか。



○議長(佐藤正夫) 

 石田文化振興部長。



◎文化振興部長(石田一彦) 

 現状、まだ詳細については決まっておりません。市民並びに関係団体と、今後、実行委員会等を組織しながら、内容については決めていきたいというふうに考えております。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 せっかくの立派な建物ですので、どんどん利用してもらえるよう、企画してもらいたいと思います。

 それから、文化交流館の名称ですけれども、県民文化会館を「ホクト文化ホール」と言うような、ネーミングライツというものをやらないのかお聞きしたいと思います。



○議長(佐藤正夫) 

 石田文化振興部長。



◎文化振興部長(石田一彦) 

 文化交流館のネーミングライツ、いわゆる命名権でございますが、公募で決めさせていただいた愛称「なちゅら」がございます。現状、この「なちゅら」を広く普及・浸透させていきたいというふうに考えてございます。

 つきましては、現状で命名権の導入というのは考えてございません。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 それで維持していければいいと思うんですけれども、市民も心配していると思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(佐藤正夫) 

 石田文化振興部長。



◎文化振興部長(石田一彦) 

 収入源の確保というのは、多方面から検討するというのは極めて大事なことかなというふうに考えてございます。

 ただし、1つの館につきまして複数の名称があるというのは、市民の中でも混乱する部分もございます。当面の間といいますか、現状では命名権の導入は考えていないということでご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤正夫) 

 飯田議員。



◆5番(飯田健一) 

 時間が少しあるようなので、ちょっと先ほどの乗降客数の人数の調査についての総務部長の答弁についてでありますけれども、やはり数字というものは大事なもので、ある程度把握したほうがいいと思います。そんなことをお伝えして、最後の質問にまいります。

 私は、新幹線の乗降客をカウントしながら、どうすればもっとたくさんのお客さんが来てくれるのかなと。長野は善光寺ご開帳、諏訪は諏訪大社、御柱、金沢は兼六園、近江町市場というように、飯山の目玉は何だろうと真剣に考えました。何回も考えるのですが、全くいい考えが浮かんでまいりません。

 ある日、ある人と話す機会を得ました。とても参考になりました。もやもやしていた霧が晴れたようでした。やはり行き着くところは雪でした。日本一の豪雪です。その豪雪に耐え抜いた先人たちの苦労、それから培われた暮らしのすべ、知恵、伝統、文化、産業、歴史、そして育まれた農作物、自然、そういうものを後世に伝承し、観光に訪れた皆さんに見てもらうことが飯山の観光の核になると思うのです。雪の楽しさ、雪を否定している間は、この地域に未来はありません。

 新幹線開業という大きな節目は、飯山の観光というものを考え直すいい機会だと思います。この辺で視点を変えて、本気になって行政、議会、市民の皆さんでぜひ検討してもらいたいと思います。市長の見解をお聞きします。



○議長(佐藤正夫) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 飯山市の売りを何にしていくかということも大事だというふうに思います。それで、雪を活用したらどうかということでございますが、昨日も久保田議員さんからもそういうご提案がございまして、雪は大変大きな観光資源になるというふうに思っています。

 それで、こうした雪をフルに活用したり、それから、今、この地域にありますさまざまな資源をフルに活用したときに、この1,300人というものが達成できるというふうに考えておるわけでございます。これは、行政だけではできませんので、ぜひ市民の皆さん方、また議会の皆さんとしっかり連携しながら進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 以上でございます。



◆5番(飯田健一) 

 以上で質問を終わります。



○議長(佐藤正夫) 

 以上で、飯田健一議員関係の質問を終わりといたします。

 続いて、西澤一彦議員の発言を許します。

 西澤議員。

  〔3番 西澤一彦議員 登壇〕



◆3番(西澤一彦) 

 ただいま発言を許されました。通告に従い、3点について質問をいたします。

 まず、1つは地方創生、2番目は古牧橋改修について、3番目、城山の整備についてであります。

 それでは、1番の地方創生から質問させていただきます。

 ちょっと飯田議員とダブる面がありますが、日本は今、人口減少、介護難民等の話題が毎日毎日マスコミをにぎわせています。飯山市も全く例外ではありません。人口減少に歯どめをかけるには、創意工夫、長い時間を要することは間違いないと思います。

 しかしながら、対応が早ければ早いほど効果が上がるものと私は考えます。やはりスピード感が大事ではないかと思います。すぐにでも進められ、また、効果が予想されるものがあればお聞かせ願いたいと思います。

 また、先ほども説明がありましたが、人口減少にどう歯どめをかけていくのか、お聞かせ願いたいと思います。

 次に、古牧橋改修について質問いたします。

 昨年、渋川先輩議員も質問されていましたが、余りにも危険なため、再度質問をいたします。

 完成して50年以上たっており、老朽化、狭い、大型車のすれ違いは難渋を極める。交通量は、当初予想されていた1日当たり1,230台が、現在では1日当たり1万2,000台以上となっております。約10倍であります。

 橋の欄干に大型のトラックが衝突して大破したり、また橋から伍位野の信号までの道路も、朝から晩まで一日じゅう、ひっきりなしに車の往来があります。近い日本でもこんな危険な道路はないとおっしゃる方もいらっしゃいます。事実、過去何人もの方が亡くなっておられます。ある意味、命がけで住民は生活するといった面もあります。

 飯山市の玄関口であり、秋津地区の問題というより、飯山全体の問題であると私は考えます。期成同盟会で要望書を県に出しておりますが、大事故が起こる前に、大惨事が起こる前に、県へ要望を機会あるたびに強く、粘り強くお願いしたいと思います。

 3番目です。城山の整備について質問します。

 城山に花見に行きました。ただ、老木になり、ぼろぼろになった桜の大木が何本もあり、わずかの花を咲かせておりました。また、かなり多くの桜の大木が切られていました。新たに植えられている様子もなく、昔の面影はありませんでした。

 このままでは、城山、春は満開の桜というイメージ、また飯山に住んでいる我々の思い出がいっぱい詰まった、また我々の祖先の歴史が宿る、これは財産だと思いますが、このままでは何かなくなってしまうような思いがいたします。どのような方向で城山整備をお考えか、お聞かせいただきたいと思います。

 以上で第1回の質問を終わります。



○議長(佐藤正夫) 

 それでは、答弁を求めます。

 足立市長。

  〔市長 足立正則 登壇〕



◎市長(足立正則) 

 西澤議員からのご質問にお答えをしたいと思います。

 また、関係部長からも答弁をさせますので、お願いを申し上げます。

 最初に、地方創生についてのご質問がございました。

 多くの議員さんからご質問をいただいているところでございますが、西澤議員からは、すぐにでも進められて効果が予想できるものはないかというご質問があったわけでございますが、これはなかなか、人口減少に対して即効薬というものは、あればいいんですけれども、なかなかないのが現実ではないかなというふうに思います。

 特に今回の地方創生でございますが、やはり国と地方が一体となって安定した雇用の場を、そしてまた地方に住んでみたいというような環境をつくりまして、東京圏の人口集中を是正しまして、地方への人の流れを生むということで、地方における人口減少に歯どめをかけまして、活力ある地域社会を維持するということを目標に掲げておるわけでございます。

 したがいまして、やはり地方におきましては、人、そして仕事、これがやはりセットで定住ができるような形のものを見出していく必要があるというふうに思います。仕事が人を呼び、人が仕事を呼び込むという、そういう好循環を日本の各地で確立することによりまして、地方への新たな人の流れを見出そうということでございます。

 これは、言葉で言うと非常に簡単なんですが、じゃ、具体的にどうするんだということがそれぞれ市町村に問われておりまして、もちろん飯山市でも、これから具体的にどういうふうに進めるんだということを、またこの地域創生会議の中で検討していくというふうに思っておるわけでございますが、飯山市におきましては、ほかの市町村に比べて、北陸新幹線の飯山駅が開業したというのは、一つの大きなメリットであるというふうに理解をしております。これと地域資源をどのように結びつけて、この地域の活性化を図っていくかということが一番のポイントではないかなというふうに思うわけでございますので、またよろしくお願い申し上げたいと思います。

 私からは以上でございます。



○議長(佐藤正夫) 

 山室建設水道部長。

  〔建設水道部長 山室茂孝 登壇〕



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 西澤議員ご質問のうち、関係部分につきまして市長答弁に補足をしてお答えを申し上げます。

 まず、古牧橋の改修についてでございます。

 古牧橋につきましては、昭和38年に現在の橋が整備されております。その後、国道292号のバイパス整備によりまして、議員ご指摘のように急速に交通量が増加しております。建造から50年が経過いたしまして老朽化が進む一方、幅員も狭く、特に冬期間、渋滞による経済活動等の支障に加えまして、万が一の災害時にも影響を与えかねないというような状況になっております。

 そこで、中野市さんと飯山市が協力をいたしまして、昨年の5月、古牧橋改修期成同盟会を設立いたしまして、古牧橋改修整備に関する要望を長野県に対してはじめたところということでございます。

 特に交通量につきましては、議員ご指摘のとおり、当初計画の約10倍ということで耐久性にも懸念があるということ、それから、新幹線飯山駅の開業を機に、今後さらなる交通量の増加も予想されるということで、一日も早く地域住民の安心・安全の向上、さらには北信圏域の経済の発展、これを図るために古牧橋の架け替えについて、粘り強く要望活動を行ってまいりたいということでございます。ご理解をお願いいたします。

 次に、議員から城山公園の整備についてのご質問がございました。長年、桜の名所といたしまして市民に親しんでいただいております城山公園であります。桜の城山の雰囲気を壊さないように、今後も整備を進めてまいると、こういう予定になっております。このことにつきましては、平成24年度に策定をいたしました城山整備基本計画にもうたわれておりまして、現在進めている城山公園の整備につきましては、基本的にこの計画に基づいて行われております。

 議員ご指摘の城山公園の桜でございますが、平成21年度に樹木医によります調査を行っておりますが、これによりますと、桜の木につきましては、同じ場所に植え替えをしても、なかなか成長が望めないということで、老木の根本の若木を生かすのが有効という、こういったことでございます。それすらも望めない場合につきましては、土壌改良いたしまして新たな木を栽培すると、こういった指摘がございました。

 日常的な公園管理の中で、老木のメンテナンスをするとともに、城山公園の植栽につきましては、現在進めております公園整備事業で基本計画に沿いまして、桜の更新等も行いながら進めてまいりたいと考えております。

 私からは以上であります。



○議長(佐藤正夫) 

 西澤議員、再質問ありますか。

 西澤議員。



◆3番(西澤一彦) 

 答弁ありがとうございました。

 じゃ、城山の整備の関係から質問させていただきます。

 今、木を切った後は、なかなか植えてもいい木にならないという説明があったわけなんですが、私、見ましたら、まだ植える場所がたくさんあるんですね。昔は満開だったんですね、本当に。だから、そこら辺、満開のを切った以上は、じゃ、別の植えられるところに植えていくというような工夫がないと、一番思うのは、人形館と城山、本当に歩いて数分なんですね。交差点もスクランブルになっていると。それで、非常に来やすい。人形館は65万人を突破する入場者があるとのことですが、城山公園で付加価値をつけて、お金を払っても入ってみたい、飯山を満喫したいというような、そういう付加価値をつければ、例えば人形館はお金をとっていらっしゃいますが、やはりお金をいただければ、非常に整備も進むのではないかというふうに考えておるんですが、毎回質問しているんですが、何か宝の持ち腐れをやっているみたいな気がするんですが、ものすごい歴史があるわけですから、そこら辺、ちょっとお願いいたします。



○議長(佐藤正夫) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 議員からは、人形館にも大勢人が来ていると、そばに宝物、歴史の市にとって大変な財産があるので、有効活用をということでございます。

 市といたしましても、先ほど申し上げましたが、平成24年に城山整備計画をつくりましたのも、そういったことで回遊性のある、まちづくりの一環として城山を生かしていきたいということで考えておるものでございます。

 整備は今はじまったところでありますが、当然、人形館に来たお客様にも歴史に触れていただき、飯山のよさを知っていただくということで、城山にもその足を向けていただくような形で整備を進めておる、その最初の段階ということでご理解をいただければと思います。

 短期計画、中期計画等ございまして、それに沿って整備を順次進めてまいりたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤正夫) 

 西澤議員。



◆3番(西澤一彦) 

 桜井戸を見てまいりました。昔あった場所に立派に再現されていました。ただ、井戸は掘ってなく、井戸というのは側跡はできているんですが、掘っていなかったと。安全を考えてのことであると思われますが、何かちょっと違和感があったんですね。観光客が来たとき、本当になるほどなと、これがあの飯山のお城の城兵の水を供給していたんだみたいなイメージ、連想がちょっと湧きづらいようなイメージがあったんですが、その点お願いいたします。



○議長(佐藤正夫) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 議員から過日整備をいたしました桜井戸の関係でご質問でございます。

 桜井戸の整備につきましては、史跡でございますので、整備に先立ちまして埋蔵文化財の調査をしていただいております。その発掘調査の結果でありますが、地表下約70センチで、井戸の跡が確認できたということでありますが、さまざまな形でいろいろな破壊も進んでおりまして、形態まではわからないということでございました。

 こういった埋蔵文化財につきましては、現状、あるがままの保存というのが基本ということでありますので、桜井戸につきましても、石碑につきましては、その隣に移設をさせていただいて、井戸の遺構についてはそのままの形で、現状のまま、その地下に残したまま、その上にあの形の整備をしておるということでございます。

 井戸の底とか、そういった一部余りそぐわないような形ということでございましたので、その辺は玉砂利を敷いたり、あるいは上に竹でふたをしたりというような形で、余り違和感のないような形で、もう整備が多分済んでおると思うんですが、そういう形で進めております。

 以上であります。



○議長(佐藤正夫) 

 西澤議員。



◆3番(西澤一彦) 

 どうもありがとうございました。

 次は、地方創生について、2、3、質問させていただきます。

 先ほど移住云々という市長さんから話がありましたが、やはり生活するには、その糧を得る仕事がなければどうしようもないと思います。また、若者には、新しくチャレンジしようとする魅力がなければならないと思います。若者の熱意あふれる姿が周囲に与える刺激、インパクトは、はかり知れないというふうに思っております。

 委員会で島根県の海士町を視察してまいりました。そこでは、Iターンの若者が熱心に海産物の養殖の仕事を行っておりました。行政も5億円もするCASという冷房設備をつくり、これにより、今まで松江とか境港を中心に出荷していたものを、日本の中心地の東京へ販路拡大を図り、成功しております。テレビの「世界一受けたい授業」で大々的に海士町が紹介されておりました。スタジオでは、海士町のイワガキを食べて、本当においしいと、冷凍ものとは思えないとびっくりしていました。これは、Iターンの方が地元の海士町の方と協力して成功したものであります。

 また、隠岐牛の肥育も軌道に乗って、ブランド化しつつあるとのことであります。こういった起業は、海士町へ来たIターンの方と地元の方で町が全面的に応援したとのことであります。

 地元の人には見えないものがIターンの方には宝の原石に見えたのであります。それを行政は信じ、全面的に応援し、成功し、今日に至って全国的な注目を浴びています。飯山は条件が異なりますが、重大なヒントが多々あるように思います。このような点、どうお考えかお聞きいたします。



○議長(佐藤正夫) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 西澤議員からは、今、海士町の事例をお話しいただいたわけでございますけれども、地域創生のポイントなんですが、今、議員から話がありましたように、経済的ないわゆる成長モデルをどういうふうにつくるかということに尽きるんじゃないかなと思うんですね。

 それは、地域資源を使ってということなんですが、さまざまな地域資源を使って、なおかつビジネスとしてやはり成功しなければなりませんので、ハードルはもちろん高いというふうに思うんですけれども、しかし、単なる思いつきとか、そういうことだけではなくて、現実的ないわゆる競争力のあるビジネスのものを、この地域でどれだけ生み出せるかというところにかかっているんじゃないかというふうに思います。

 四国の上勝町、あれは葉っぱで大変利益を上げている地区ですけれども、飯山では一体何ができるんだろうと、海士町の場合は海産物でした。飯山の場合は何でしょうかということであります。しかし、資源はいろいろあるというふうに思いますが、じゃ、それを地元だけの視点ではなくて、外の要するに事業者、消費者からの視点も踏まえて利益の上がるビジネスモデルを、成長モデルをどれだけつくるかということが最大のポイントではないかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤正夫) 

 西澤議員。



◆3番(西澤一彦) 

 じゃ、もう一点質問いたします。

 これは心構えの問題であると思います。海士町の町長は語っておられました。日本の行政は、まだまだお役所体質が抜けていない。一人一人、ちょっとした勇気が地域を変えていく原動力になる。市民の役に立ちたい、喜んでもらいたいと心の底から思い、今できることは何だと一生懸命仕事に取り組んでいく。そうすると、市民の方がこんな一生懸命な職員は見たことがないと、そこまで考えてくれるのかと感動に至ったようなときに、やはり行政と市民が一つになるというふうに考えます。そのときに、地方創生のいろいろな施策が実を結んでいくのではないかというふうに考えております。

 これからの行政は、やはり優良企業の発想も非常に重要になってくると思います。もうかる仕組みをつくり、そこに内外から人が集まり、刺激し合い、お互いに語り、伸びていくことが大切と考えます。もちろんお金が全てではありませんが、お金がなかったら、文化、福祉、教育、防災もなかなか十分には展開できないと思います。やはりもうかる仕組みづくりということも市でもご検討をお願いしたいというふうに思います。

 飯山は、まだまだパワーアップできるというふうに確信しております。飯山の潜在能力は、まだこんなものではないというふうに思います。この地で民宿をはじめ、あるいはキノコ栽培、アスパラ栽培で日本一になった、そういった所得を得てきた先人に倣い、新幹線開業という時間と距離を縮める道具を得て、いよいよ飯山が本格的に動き出すときが今であると思います。市民一丸となって、日本における飯山、また世界における飯山を目指し、未来を切り開いていく今、出発点に当たり、やはり覚悟が最重要だと思いますが、その点いかがでしょうか。



○議長(佐藤正夫) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 議員さんおっしゃるとおりだと思うんですね。まさにこれから、そうした飯山市の資源を活用して、そしてまた人と一体になって、それからやはりまた、外部の人たちの協力も必要だというふうに思います。具体的にどういうものを使って、これは農業だけじゃないと思うんですね。もちろん農業、それから観光もあります、いろいろなものが考えられると思うんですけれども、そうしたものをみんなでどういうふうにして生み出していくのかということだと思います。行政のほうでも、今回のこの地域創生の事業というのは、そういう作業ではないかなというふうに思います。

 ただしかし、これは今回、国のほうも言っていますけれども、やはり現実性がないといけませんので、その辺は非常に国が厳しくチェックをするということでございますから、その辺を踏まえて、これは単年度だけの取り組みではないと思うんですよね。これからずっと続けなければいけない取り組みだというふうに思うわけでございますが、その思いで、スタートの元年だという思いで取り組みたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(佐藤正夫) 

 西澤議員。



◆3番(西澤一彦) 

 それでは、最後に、自分の要望を述べて終わらせていただきます。

 現在、高度情報社会とかいろいろ言われていますが、やはり私は人と人とのつながりとか、思いやりとか、信頼とか、そういったシンプルでやはり単純なものを現代社会は求めているように思います。何かいろいろな難しいことを言っても、理解できなければどうしようもないわけで、やはりシンプルで感動で人とつながり、そういったものが本当にでき上がったときに、飯山のV字回復の第一歩ができるんではないかと、こんなように考えておる次第であります。

 以上で終わります。



○議長(佐藤正夫) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 今、非常にインターネットが発達しまして、例えば何か自分が欲しいものがあると、すぐネットで探せるということです。いわゆる人と人とのつながりというのが非常に希薄になっていると思うんです。便利なんだけれども、本来の人と人とのつながりというのが非常に薄くなってきてしまっていると。そこは、私はやはりこれは現代社会の大きな問題だなというふうに思うんですね。そうしたものがいろいろな社会問題を起こしているというふうに思うんです。

 それで、この地域というのは、実は、これは外から来られて、いろいろなイベントに参加されている方々がおっしゃるんですけれども、こんなに地域の人といろいろな話とかコミュニケーションがとれる地域というのはないですねというふうに、非常に評価をしていただくんですね。

 ですから、いわゆるインターネットとかそういう、いわゆる電子を媒体としたようなものではなくて、やはり人と人とのつながり、コミュニケーションを大事にするというのもこの飯山市の地域創生にとっては非常に大事な一つの資産といいますか、ポイントではないかなというふうにも思います。また、ぜひ英知を結集して、飯山市の活性化を図ってまいりたいと思いますので、またよろしくお願い申し上げます。



◆3番(西澤一彦) 

 以上で終わります。



○議長(佐藤正夫) 

 以上で、西澤一彦議員関係の質問を終わりといたします。

 この際、しばらく休憩いたします。

午前11時26分休憩

午後1時00分再開



○副議長(上松永林) 

 議長を交代いたしました。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 竹井政志議員の発言を許します。

 竹井議員。

  〔11番 竹井政志議員 登壇〕



◆11番(竹井政志) 

 発言を許されましたので、通告に基づいて順次質問してまいります。

 大きく4項目にわたって質問いたします。

 第1は、「地方創生」のねらいについてであります。

 安倍政権は、「地方創生」を掲げた5か年計画である総合戦略と人口の将来的展望を示す長期的ビジョンを決定しています。総合戦略では、地方に仕事をつくり、安心して働けるようにするとして、創業支援や企業の地方移転、地方移住の推進、若い世代の経済的安定、子育て支援などを挙げています。

 政府が全自治体に人口減少対策などの計画を地方版総合戦略として今年度中に策定を求めていることが、信濃毎日新聞6月12日付で報道されました。政府主導で進められようとしている地方創生の実施が地方の活性化につながるのか、それとも、地方の衰退を招くのか、どのように受けとめているのか、市長にお聞きいたします。

 第2は、マイナンバー制度導入と個人情報漏えいについてであります。

 日本年金機構は、6月1日、年金の個人情報を管理しているシステムがウイルスメールによる不正アクセスを受け、加入者の氏名や年金番号など約125万件にのぼる個人情報が流出されたと発表しました。個人情報の漏えい発覚後、事件に便乗した詐欺被害まで出ていると報道され、深刻な社会問題となっています。

 しかし、政府は、マイナンバーがあれば、公的年金の申請の際など複雑な種類をそろえる手間が省け、行政手続が便利になるという理由で、マイナンバー制度をこの10月から実施する予定であります。この制度は、赤ちゃんからお年寄りまで、住民登録をしている全員に生涯変わらない番号までつけて、社会保障や税の情報を一括管理しようとするものであります。多くの人がこの制度を知らない上に、膨大な個人情報を国が一手に得ることへの懸念、情報漏れの不安も広がっています。この国の仕事をするのが各自治体であります。市長としての見解をお聞きいたします。

 第3は、教育行政についてであります。

 2点にわたって質問いたします。

 第1点は、総合教育会議と大綱作成についてであります。

 ことしの4月から新教育委員会制度にかわりまして、教育委員長と教育長を一本化し、首長が任命する新教育長の設置、首長が招集する総合教育会議の設置、教育の目標や施策の根本的な方針、いわゆる大綱を首長と教育委員会が協議・調整して首長が策定する、これが新教育委員会制度でありますが、市長が招集する総合教育会議が6月に開催されています。その会議の中心点、どのような内容であったのか、また、協議事項である教育行政の大綱の策定に当たって、どのような施策に重点を置いたのかお聞きいたします。

 2点目は、総合教育会議では、市長と教育委員会が協議・調整し、市長が教育の目標や施策の根本的な方針である大綱の制定をするとありますが、どのような施策に重点を置いたのか、また、今後の課題は何か伺います。

 大きく第4は、JR北飯山駅周辺整備についてであります。

 新幹線駅とJR飯山駅は、飯山市街地の南の入り口、北飯山駅はまちの北の入り口と言う人もいます。通学・通勤の利用者が多くなってきているところであります。回遊性のあるまちづくりのコース、城址公園、高橋まゆみ人形館、統合する飯山高校のある地域でもあります。北飯山周辺の道路整備をどのように進めようとしているのか、また、JR所有の舗装されていない駐車場とのかかわりをどのように進めようとしているのかお聞きいたします。

 1回目の質問を終わります。



○副議長(上松永林) 

 答弁を求めます。

 足立市長。

  〔市長 足立正則 登壇〕



◎市長(足立正則) 

 竹井議員のご質問にお答え申し上げます。

 また、教育委員会、それから担当部署からも答弁をさせますので、お願い申します。

 最初に、地方創生の関係のご質問がございました。

 既に何名かの議員さんからもご質問をいただき、答弁をしておりますので簡潔に申し上げますが、国のほうでは、各地方自治体に地方創生総合戦略策定のものをつくれということであるわけでございまして、先行型を10月までにということでございます。飯山市は、この先行型をつくろうということで現在、進めておるところでございます。

 人口減少に歯どめをかけまして、地方の活力を生み出す戦略をそれぞれ自治体ごとにつくって推進をするということでございますが、日本全体の人口が減少していくということでございますので、それぞれの自治体がいわば自分の地域の人口減少を防ぐためにお互いに競争するという、そうしたこともあるわけでございますが、しかし、首長としますれば、飯山市の活性化ということでございますので、この戦略策定に向けまして推進を図ってまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 それから、次に、議員からはマイナンバー制度の関係のご質問がございました。

 マイナンバー制度でございますが、社会保障税番号制度ということでございますけれども、これは、ことしの10月から実施ということなんですね。これは、いわば国民全員にそれぞれ個人の番号がつくということであるわけでございますが、案外、住民の皆さん方は、そうした制度が実際にスタートするということについて、余り知らないんではないかなというふうに思いますし、余りPRされていない部分もあるんじゃないかなというふうに思います。

 これについては、現在も住民票で住民コードという番号はあるわけでございますけれども、またこれとは違う番号がつくということでございまして、これを国全体で行うわけでございますから、さまざまな行政事務を行う場合については、大変便利になるということはあるかというふうに思うわけでございます。いわば行政の効率化ということでございます。

 しかし、また一方で、これは個人の、現時点では社会保障とか税ということであるわけでございますが、いろいろこれがベースになりますから、さまざまな情報がついていきますと、この番号がもし漏えいをすると、それについて個人情報が漏れてしまうというようなことの可能性が全くゼロではないということです。全く否定はできないと思います。もちろん国のほうでは、いや、そういうことはないよということでございますが、しかし、可能性とすると、ゼロかといいますと、非常にゼロとは言い切れない部分もあると思いますので、やはりその点は安全性をしっかり国のほうで確保していただいての運用ということが、何よりも重要であるというふうに思っておるわけでございます。

 これについては、もう導入が決まっておりますので、市のほうでもPRを、現在もホームページには掲載をしておるわけですが、市報でも広報をしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 私からは以上でございます。



○副議長(上松永林) 

 山室建設水道部長。

  〔建設水道部長 山室茂孝 登壇〕



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 竹井議員ご質問のうち、関係部分につきまして市長答弁に補足をしてお答えを申し上げます。

 JR北飯山駅周辺の整備の関係についてのご質問がございました。

 今年度でありますが、市としましては、北飯山駅前の現在、市道となっております部分、こちらJRの用地になっておるわけでありますが、この市道になっている部分のJR用地を買収するという予定になっております。

 買収予定地は、ほぼ市道敷ということでありますので、現在、JRさんで駐車場で使っているところは、そのままJRさんの用地として残るということであります。市道の改良工事の関係でありますが、現在の予定では、来年度、28年度、それから29年度、2か年で改良を実施したいという予定になっております。

 私からは以上でございます。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 失礼しました。答弁漏れがございまして、総合教育会議と大綱作成について、これは私のほうから答弁をいたします。

 これにつきましては、6月4日に第1回の総合教育会議を開催したところでございます。内容でございますが、今回は第1回ということでございましたので、この会議の位置づけの確認、それから会議の進め方の検討のほか、教育大綱の作成に当たりましては、現在、市の基本計画、それから教育振興基本計画、これは飯山らしい学校基本計画などの基本理念、それからまた方向性等があるわけでございますけれども、基本的にはこうしたものを継承しながら、さらに具体的に、ではどういうことをやっていけばいいのかということで、重点事項を掘り下げていきたいということで、そんなことが話し合われたわけでございます。

 したがって、具体的な内容については、そこまでは論議がなかったわけでございます。具体的な検討・協議はこれからでございますけれども、高校の進学、それから、今度、18歳、高校を卒業したときの進学とか就職等の中において、やはり住民が行きたいという方向をそのときに決定できるように、そしてまた、自分が将来こんな職業とか、どんな環境の中でも生きていけるというような、そうした基礎的な力を身につけるということが義務教育の中で非常に大事だなというふうに考えておりますので、そうした力をつけることを目標とした大綱をつくってまいりたいなというふうに思っております。

 具体的には、学校教育を中心にしまして、現在ありますさまざまな課題を出していただきまして、実のある、そして何よりも、子供たちのためになる大綱を策定していきたいというふうに思っております。

 また、今後の課題でございますが、また、これからの会議の中で整理をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員、再質問ありますか。

 竹井議員。



◆11番(竹井政志) 

 再質問いたします。

 地方創生のことであります。

 今、市長からも、この10月から実施していくと、それに当たって問題性もあるというような答弁をいただきました。でも、聞いている限りでは、国の仕事ですから、国でやると言えば、なかなか抵抗できないという面もあるかもしれませんが、国でもこの問題は、漏えい問題でははっきりとゼロとは言えない、漏れる問題がゼロとは言えないという状況が、今、論議している最中だと思うんですけれども、そういう点では、この……、ごめんなさい、地方創生じゃなくてマイナンバーのことでした、すみません。マイナンバーのことを言っていました。

 マイナンバーのことですが、このマイナンバー制度というのが市長からは、問題性が指摘されましたけれども、もっと深刻な問題があるような感じを聞いております。

 住民登録している全ての人が12桁の番号をつけると。そして、その人の納税や社会保障給付などの情報を全部、国が管理する。確かに行政手続上では便利になるかもしれませんけれども、一旦、これが流出した場合には、手の施しようがないというのが現状だろうと思うんです。

 今のところは、年金問題がクローズアップされていますが、もう既にいろいろなところから情報が出ていると、流出しているとも言われています。去年で言えば、学力テストを引き受けていたベネッセ、ここでも流出したことがありました。ただ、学力問題に関しては、そこには出ていないという回答でしたから、大きな問題になっていませんけれども、でも、どこまで漏れていたかというのも、なかなか把握できないと。今回も125万件と言いますけれども、きょうの新聞をけさ見ていても、まだ揺れ動いている。数が変わっていますよね。そういう点でも、一旦、流出すれば、どうなるかということはわからないような状態だろうと思うんです。

 しかも、この12桁のマイナンバー制は、税と社会保障だけじゃなくて、あらゆるものに拡大していくということが打ち出されています。特に給与の関係もそう、それから、こういう役所だけじゃなくて、民間事業にまで知られていくと、そういうのが言われています。それから、事業所では、来年1月以降、従業員の給与から税、社会保険料の天引き、この手続に番号を使うと、こういうことが義務づけられる。そして、従業員本人だけでなく、配偶者、扶養家族の番号も勤め先に申請することが求められているわけであります。

 そういう点から言っても、非常にこのマイナンバー制というのが1つの番号で全てのことが盛り込まれるわけですから、非常に危険な内容だろうと思うんです。そこが今、問題だろうと思うんですが、そういう点では、市長には、確かに国のことですから、即、拒否するというのは難しいとは思うんですが、でも、あらゆる場で、これは問題があると、そういうことを言う場はこれからあるでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 マイナンバー制度でございますけれども、これにつきましては、当面、まずは10月からスタートするんですけれども、具体的には、まず市役所のほうが住民票を持っていらっしゃいます市民の方、全市民の方々に個人番号が通知されまして、来年4月から申請によりまして、いわゆる個人番号カードの交付というのがはじまります。

 したがって、そのカードの交付を希望しない人はカード交付がないんですけれども、しかし、今、竹井議員さんのほうから話がございましたけれども、いろいろなところで公的な、機関のみでなくて例えば企業とか、就職したとき、いや、あなたの管理をしますから、個人のカードを出してくださいと、見せてくださいということというのは、恐らくこれから非常に広がっていくと思うんですね。それによっていろいろな管理ができますので。したがって、いろいろな場面で、このマイナンバーのものが全てベースになった社会になってくるんではないかなというふうに思います。

 それで、基本的には、そうした情報が漏れないように、セキュリティーの管理はしっかり国が管理をするということであるわけでございますけれども、しかし、利便性がうんと増すということは、また一方で、もしそれがうまくいかなかったとき、漏れたりとかというふうになりますと、また被害がうんとたくさんになるわけでございます。この辺につきましては、国のほうにそうしたしっかりした安全管理を要求するとともに、それを運用します市のほうとしましても、個人の情報の管理についてはしっかり取り組んでいくということであるというふうに思います。

 ただ、こうしたことが導入をされるのだということについては、お一人お一人がやはり自覚をするということが何よりも大事であると思いますし、その点については、市のほうもしっかり広報してまいりたいというふうに考えているところでございます。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員。



◆11番(竹井政志) 

 今、私が聞いたのは、このマイナンバー制度が問題があるんだと、そういうことを言える場があるかということを聞いたんですが、そういうのはどうでしょうか。私、もう一回言いましょうか。すみません、説明が悪くて。

 私が聞いたのは、市長もこの制度には便利さと問題点があるということは認識されているんですが、それはわかりますが、これは国の仕事なわけですから、そういうことを国に対して、これには問題があるんだという、そう言う場がありますかと。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 説明はございました、市長会で。ただ、それは一方的な説明でありましたし、市長会としてそれに対して、これこれこういうことということでその場での意見というのはなかったです。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員。



◆11番(竹井政志) 

 今、新聞等でも出ているわけですが、この流出事件後にいろいろな被害が出ているということも報道されています。恐らくこれからまだ出るかもしれませんが、例えば飯山のこの窓口のほうにそういう問い合わせとか、あるいは被害の話とか、そういうのがあるでしょうか、飯山の場合は。



○副議長(上松永林) 

 堀内民生部長。



◎民生部長兼福祉事務所長(堀内隆夫) 

 すみません、ちょっとマイクの調子が悪いようで。

 情報漏えい後の問い合わせ等につきましては、特に私ども、直接というのはございませんで、年金事務所のほうでそれぞれにお手紙を出し、広報を努めるということでやっておりますので、こちらにそういった情報が寄せられているというのは、ほとんどない状況でございます。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員。



◆11番(竹井政志) 

 連絡がないということは、非常にいいことだと思うんですね。連絡があれば、またこれは大変なことだろうと思うんですが、この前の神奈川県警の発表がありましたけれども、日本年金機構のこの個人情報流出問題に便乗する手口で、キャッシュカードをだましとられたということがありました。預金300万円が引き出されるという被害があったというのが6月に入ってから、この事件が起きてから被害者の発表がありました。

 また、別な女性ですが、70代の女性の自宅に年金機構の職員を名乗る男性から電話があって、家族構成や預金金額などを尋ねられたと。その後に消費者相談窓口の職員や弁護士を名乗る男性からも電話があったと。あなたの個人情報が流出していると。キャッシュカードデータを消して、もとどおりにするため預かる、こう言って銀行カードを4枚渡してしまったと、こういうのが新聞でも報道されています。

 恐らくこういう便乗した悪質なやり方がこれからあちこち出てくるだろうと思うんですが、そういう点でも、オレオレ詐欺がありましたが、そういうものに対応するような対策がどこかで必要なのかとは思うんですけれども、非常にこの問題というのは、まだまだ拡散していくといいましょうか、そういう内容を持っていると思います。

 実際に今、10月からカードを云々とやって、実際には4月からだと。そのときだと思うんですが、今、国会でも一時ストップしているんだろうと思うんですけれども、どうしようかということで、実際にこれは絶対安全ということはないので。もともとこれはアメリカでやっていたことなんですけれども、アメリカでは、この問題がどんどん大きくなって、流出問題が大きくなってしまって、今やめているんです。しかも、公務員とか軍人関係はもうそれはやめるということでとめている状態ということから、これはもう本家本元でもやめている状況に来ているわけですよね。そういう点でも、ぜひ国の説明があったときには、はっきりと問題ありということを市民の代表として言ってもらいたいと、こういうことを感じております。ぜひ行政の長として、このマイナンバー制度中止の声をはっきりと国にも届けてほしいというふうに思います。

 次の問題に入ります。地方創生のことであります。

 これは、人口減少、先ほど市長も全国的な問題なんだと、飯山だけじゃなくて、どこでも起きていることだと。そのとおりだと思うんですが、確かに市長の言うように、この中で競争させるやり方で出してきているのが地方版の総合戦略だと思うんですけれども、この人口減少はどこでも言います。確かにどなたも言います。今回いろいろな一般質問でも、人口減少というのは、必ず地方創生の基盤になっていますので出ていますけれども、人口減少、こういうことから地方の衰退が生まれているわけですが、この地方の衰退の原因はどこにあると市長は分析されていますか、お聞きします。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 日本全体の人口減少があるわけでございます。これについては、大きなトレンドの中の現象ということであるわけでございますけれども、まずやはり、日本は、一極集中型であるということが1点あると思うんですね。東京の一極集中型だと思います。そしてまた、地方においては、何と言いましても、産業の空洞化が進んでしまったということが一番大きな原因ではないかなと思います。それによりまして、地方でのいわゆる人口再生力といいますか、そうしたものが失われておりまして、日本全体が人口減少に一気に入ってしまったというふうに思います。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員。



◆11番(竹井政志) 

 確かに都市、特に東京ですが、一極に集中してきたと、それから産業の空洞化と、もちろんこれは偶然なったんじゃなくて、これは歴代自民党の政府の政策による行為だと思うんですね。どこでもそうですが、飯山でも輸入自由化、こういうことによって農林水産業、これが衰退してしまってきていると。それから、大店法廃止による商店街つぶしと、具体的にはシャッター通りというのがその現象としてあるわけですが、これも全て政府の経済政策の結果だと思うんですね。都市再生のことでは、今出ていた東京一極集中政策と、こういうようなことでつくられてきたのだと思うんです。この中で働く場が農村ではなくなってくる、地方では働く場がなくなってくる。これが若い人が住めなくなる、こういう中からこの人口減少が生まれていると。もちろんこの政策によって、地域経済が大きな打撃を受けた結果だろうと思うんですけれども、このことをしっかり分析した上で、じゃ、どうするかとならないと、目先のことでアドバルーン的にこれやろう、あれやろうとか、これでは回復にならないんだと思うんですね。それを今出ている地方創生の国のやり方というのが、上からの目線でやっているところが端的にあらわれているんであろうと思うんですね。

 だから、実際に地方創生のことでも、国に頼らないで独自にやっている、そういうところもあるわけですね。実際に調べてみますと、全国的に減っていますけれども、実際に増えている地域もあるわけですよね、行政の中では。それは、この間、合併しなかったとか、小さくても輝く自治体ということで、栄村もそうですが、そういう形で進めてきている。規模は小さいと思うんですけれども、そういう形でこつこつやっているところがあるんですよね。

 そういう意味では、今回、足立市長が即、今、コンサルタントに依頼して、何とかして国から金をもらおうというような動きがある中で、市長は、いや、独自にやると言っている、私はこれは評価したいと思います。まさに地域の中で、地域の住民と自治体が一体になってそれを解決しようする姿勢は、私は足立市長の姿勢を評価いたします。ぜひこれは、私も力の限り応援したいと思いますけれども、今のお金を出すから、この戦略を早く出せと、10月までに出せと、こういうやり方というのが非常にインチキっぽいという感じを受けていますので、そういう意味ではぜひこの線で進めてもらいたいと思うんですが、ところで、飯山市として地方再生の施策を市長とすればどのように策定しようと思っているのか、もし、ある程度のアウトラインがあったら、知らせてほしいと思いますが。



○副議長(上松永林) 

 稲生総務部長。



◎総務部長(稲生孝) 

 飯山市としての地方創生の施策の構築ということでございます。

 地方総合戦略を策定するという中に、もう一つ、人口ビジョンを定めるというふうになっております。人口の現状分析を行いまして、今後の人口の変化が地域の将来に与える影響を分析・考察を行って、目指すべき方向と人口の将来展望を示すというものでございまして、それに基づいて飯山市総合戦略、これをつくっていくということになります。

 策定に当たりましては、庁内組織、これはもう組織してございまして、地方創生総合戦略庁内本部というふうに位置づけております。それと、あとこの総合戦略策定の推進組織ということで、商工業者や農業、観光、金融、大学、それと若い世代の皆さん、こういった方に参画していただきまして、庁内本部を加えた地方創生総合戦略会議、これを設けまして、さまざまな意見をいただきながら策定に取り組んでいくというふうに進めていきたいと考えております。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員。



◆11番(竹井政志) 

 まず、今、部長がおっしゃるように、広く住民と一緒に進めていこう、これは非常に大事だと思うんですが、昨日の信濃毎日新聞6月22日付ですけれども、政府が10月30日までに地方版総合戦略を策定した自治体に交付金を上乗せする方針を示しているということが報道されています。

 この中で、この長野県内でも、10月という短い期間にどうやって策定するかということで悩んでいるということが報道もされているわけですけれども、何しろ策定を出さなければ、しかも政府が見て、これはいけると、そういう内容じゃなければ、逆に言えばお金は出さないということなわけですから、非常にやり方が汚いという感じがしますけれども、でも、ある以上はもうしようがないんですが、これを策定するに当たって課題とすれば、どういう課題があるでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 今度の地方創生の計画は、現実性を求められます。しかしまた、10月までにある程度出して、上乗せ分についてもやはり活用していきたいと思います。

 課題と申しますと、やはり1点は、この地域の資源を活用して、どういう形での経済的な成長モデルを探すのかという、これは先ほどの西澤議員さんのご質問にもお答えした内容でございますが、これが非常に重要だというふうに思っております。

 それから、もう一点は、これはやはり市役所だけ、行政だけが何かいろいろ頭をひねってやるのではなくて、地域の皆さん方と、地区の皆さん、もっと細かく言うと集落の皆さん方と、その集落をじゃ、どういうふうにしてその活力をもたらすのだというところと、やはり連携をしてやっていくということがとても大事だというふうに思っております。

 最終的には、じゃ、飯山市の人口をある程度安定させると言いましても、結局、その各集落の中で、それとは全く別にどんどん衰退していってしまったのでは意味がないわけでございますから、その2点が一番の重要なポイントではないかなというふうに思っていまして、取り組んでまいりたいなと思っております。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員。



◆11番(竹井政志) 

 この資源の活用を飯山でやればどういうモデルになるかということ、そういうことは確かに、このあたりが地方の独自性を出せるだろうと思うんですけれども、きのうの新聞を見ていますと、コンサルタントに殺到していると。1つのコンサルタント会社がパンクまでいくかわかりませんが、いろいろなところから注文を受けて困っていると、そういうこともあるくらい今、この地方創生のことで一番活気づいているのがコンサルタントだと、皮肉にこういうふうな動きがあると、そういう意味でも、このやっていること自体が矛盾しているのかもしれませんけれども。きのうの新聞の中に、信州大学経済学部の教授のコメントを書いてありましたけれども、この人は、交付金を得るために、地方総合戦略を無理に策定しなければならない状況になっていて、国からの上からの目線を感じると。国が人口減少対策のアイデアを出せずに、自治体に求めている面もあるんじゃないかと。人口減少対策は、雇用の場や教育機会の確保、医療などの総合的な整備が必要で、個々の自治体の取り組みでは限界があると、こういうふうに、非常にこれはよく分析されている、ずばりそのとおりだと思うんですね。そういう内容の中のこの地方創生だということを私らも認識しながら、地域の人たちと手をとり合って、一緒になってこのことを考えるということが非常に大事だろうと思います。

 この地域に根を張って頑張る商工業者とか、あるいはその家族、農業を応援する、こうしてこそ、初めて若い人たちの定住、雇用の拡大、地域経済の持続的可能な成長と、こういうのが見えてくるんじゃないかなと思うんですけれども、今の状況ですから、すぐに明るい光は見えないと思う。でも、遠くに見えるような気がします。こういう線で、私らも一緒に力を惜しまず、協力していきたいと思っております。

 よって、次の問題、教育行政の問題に移ります。

 先ほどのお話では、第1回目の総合教育会議だったと。したがって、会議の位置づけとか、進め方とか基本理念と、そういうことが確認されたんだと。確かに第1回目ですから、これからまさに大綱をつくっていくわけですから、特に飯山の場合には焦ることはないと思うんです。実際にもう振興計画がありますので、この振興計画があれば、これを大綱にしてもいいというぐらいに言われていたわけですから、恐らくこの線でいくんだろうと思うんですけれども、そうは言っても、新しくつくるわけですから、新たに今度は、じゃ、これを徹底的にしようとか、いや、これはちょっととか削るようなことはありませんけれども、増やすことはあるとしても、これはこれからやっていくだろうと思うんですけれども、市長が教育委員会の中に入っているという点で、法的にも枠は決められているんですけれども、権限とかあるんですけれども、特に今、全国的に問題で新聞等で言われているのが、この夏に、来年度から使う中学校の教科書を採択することになっているわけです。しかも、展示会も開かれていると、これは毎回そうですが、教育会館で教科書を展示していると、そこで見てもらえるようになっているわけですが。特に歴史と公民の教科書の採択に当たって、今、あちこちで問題もあるわけですが、飯山の教育委員会としてどのようなことに留意しているか、お聞きしたいのであります。



○副議長(上松永林) 

 長瀬教育長。



◎教育長(長瀬哲) 

 教科書の選定につきましては、基本的には学校で使う教科書も無償配布の措置法というのがありまして、それに基づいて協議会というのがあります。飯山市の場合は、飯水・中高6市町村で1つの選択協議会というのをつくっております。ですから、6市町村の教育長、教育委員長等が集まりまして協議会をつくって、具体的には、さらにその教科書の研究、協議、調査する現場の先生方が選ばれます。その先生方のご意見を参考にして、広域採択制になっておりますので、飯水・中高全体で例えば歴史、公民の教科書を、この会社がいいというふうに決定すれば、同一の教科書を使うようになっています。

 ですから、全体6市町村の協議会で決めて、最終的に飯山市の市町村の教育委員会で最終決定をするわけです。そういう手順になっております。

 現場の先生方の誰が調査委員をやっているのかというのは、一切、現場の先生方は公表もしませんし、いわゆるいろいろな会議があっても、誰がどこへ行っているかわからない、そこまで厳正にやっております。

 ですから、基本的に議員さんが懸念されているように、市長がそこに介入してくるということは一切ございません。また、足立市長も、教育委員会の職務権限と自分の権限については、明確に理解・認識されていますので、昨年の小学校の教科書のときも、また今回も、一切、教科書の採択について、いわゆる介入したり、意見を言うということはございません。ですから、私は、これからも足立市長さんについては、全くそういう懸念はしておりません。だから、非常に厳正に、厳しく教科書採択というのは、現場ではなされているというのが実情です。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員。



◆11番(竹井政志) 

 教育長のお話を聞いて安心いたしました。

 今、全国的には、幾つか問題提起しているのが、来年度から使う教科書の中に日本の侵略の歴史をゆがめ、平和憲法を攻撃する教科書会社が2社あるわけですが、育鵬社と自由社の社会科の教科書、これが今、新聞等で報道されているところであります。

 どういうことが問題になっているかというと、育鵬社で出している本を編集した日本教育再生機構というところが、今回の採択を安倍政権の教育再生政策の成否を決する重要な場と位置づけたということも報道されているんですね。

 そして、この再生機構というところは、採択率10%を目指すと。部数にすると12万部だそうですけれども、これを目指すと。そして、しかもこの人たちは、この中には教育再生首長会議というのがあって、そこには現在、100人以上の首長が参加していると。この人たちが恐らく4月の段階で教育委員会にも文科省から通知があったと思うんですが、その宣伝とかそれに対する規制が来ているはずですが、この人たちの中には、露骨に教育委員のところに、この教科書を選んでくれという依頼をして歩いたということまで報道されているんですね。これはもう全くそういう点では違法行為ですけれども、それぐらい、今、ある中なんですね。

 そういう人たちは、今度の総合教育会議というのは、市長も入っているわけだから、市長に権限があるんだという言われ方、論法ですけれども、でも、これは国でも文科省でもそれは違っていますよと、今、教育長がおっしゃるとおり、介入できませんよというようなことも厳密にやっているわけですが、こういう動きが今、非常にあって、それは皆さんご存じのように、毎日テレビで出ているように、国会を延長してまで戦争立法をつくろうという動きがある中で、そういう意味ではこれも関連したものなんですね。そういう意味では非常に今、4年に一遍ある今回の教科書の選定の動きというのは、重要な時期を迎えているんだろうということを感じています。

 採択については、私は市長がどのように介入できるかということを聞こうと思ったんですけれども、今、教育長がおっしゃってくれましたので、そのとおりですので、それでいいと思いますけれども。

 総合教育会議というのは、年にどれぐらいの予定なんでしょうか、会議回数というのは。これは、市長に聞いたほうがいいでしょうか、この会議の招集は市長がやっていますから。年に何回ぐらい。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 2か月に1回ぐらいはやって、いろいろ意見交換をしながら、大綱を定めていきたいなというふうに思っているところでございます。

 以上でございます。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員。

 ちょっと申し上げますけれども、質問は簡潔にお願いをしたいと思います。



◆11番(竹井政志) 

 そうですか、はい。

 2か月に一遍ぐらいやっていきたいということですから、大綱の中でこれからつくっていく中、ぜひまた平和教育、あるいは学力向上という問題で学力テストのこともあると思うんですが、そういう学力向上の問題もぜひまた導入していただければと思っております。

 次の北飯山駅周辺整備についてですけれども、今、北飯山駅前の土地買収を今年度してと、来年には道路整備が終わるということをお聞きしました。

 ただ、あそこで問題になっているのが、JRの駐車場があるんですけれども、そこが砂利になっているんですね。今度整備する市道のほうは、恐らくきれいに水も出る、舗装もされるというふうになると思うんですが、その砂利との関係で、これはどういうふうにしていこうと考えているか。土地はJRのものですけれども、実は地元から、あれは斜面になっていて、雨が降るとかいろいろな状況の中では、砂利とか土が道路のほうに流れてくるんだというのがあるんですね。そういう意味では、せっかく道路をつくっておいても解決しない、ならないと思うんですけれども、そのあたりの方向性ではどうでしょうか。もし、なければなくても、これからつくるわけですから。



○副議長(上松永林) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 今、議員からは、JRで管理しておりますJRの駐車場の関係についてのご質問でありますが、市としましては、現在、市道敷自体がJR用地でありますので、それを買収いたしまして、それにあわせて市道の改修をしていくという、そういう計画で現在進んでおります。JRの駐車場についての改修等については、今のところ予定は聞いておりません。

 以上でございます。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員。



◆11番(竹井政志) 

 これも来年、完成を目指せば、当然駐車場のことも計画にのぼるんだろうと思われますけれども、ぜひ現地を見てもらったりしながら、せっかくいい道路をつくっておきながら、結局、砂利のところから流れてくるということがありますので、そこのところをちょっとJRと話をしていくか、そのあたりもちょっとまた方向を検討してもらえないかと思います。

 それから、もう一点、今、北飯山から北高校まで通学路があるわけですけれども、北高校の南側のところに水路があります。この水路が以前から危険だと、落ちてけがをされる方も何人か出ている状況なんです。ただ、ここは近所の方の雪捨て場になっている関係から、なかなか地域の中でも動けないというのがあるんです。そういう関係もありますので、これも市道の安全性ということを考慮していただいて、これからちょっと市のほうも、その話し合いの場をいろいろ一緒に考えてもらいたいなと思っているんです。

 今の状況だと、北町に丸投げされているという感じを受けているものですから、この水路のことを何か、これから方向性で考えていることがあったらお願いしたいと思うんですが。



○副議長(上松永林) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 北高の南側の水路の関係でありますが、これは以前からお話が出ておりまして、北町の中でも水路にふたをしてほしい方と水路をそのままにしていただきたいという方が以前、高校等から話が出ております。

 地元で一定程度の方向を出していただければ、市としても技術的な部分については相談に乗りますということでしてきておりますので、また、そういった機会にお声がけいただければ、一緒に考えてまいりたいと、このように考えております。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 竹井議員、質問ありますか。



◆11番(竹井政志) 

 これで終わります。



○副議長(上松永林) 

 以上で、竹井政志議員関係の質問を終わりといたします。

 続いて、小林喜美治議員の発言を許します。

 小林議員。

  〔14番 小林喜美治議員 登壇〕



◆14番(小林喜美治) 

 発言を許されましたので、通告に基づいて順次質問を行っていきたいと思います。

 はじめに、政治姿勢についてでありますが、本日6月23日は、太平洋戦争の末期に沖縄戦が終結した日であり、日本最大の激戦地でありました、この犠牲者となった20万人以上の冥福を祈る慰霊の日であります。戦後70年の節目の年でもありますが、そのときに政府、自民党と公明党の安倍政権は、とどまることを知らず、現在開会中の国会においても、その最大の焦点となっている平和安全法制関連法案、いわゆる戦争法案が審議をされ、昨日は、今国会でこの成立を目指すために、会期を今までで最大の延長国会にまでして、この成立を図ろうとしております。

 今国会で審議された中で、憲法学者による国会参考人の発言でも、参加者全員が憲法違反であるということを表明し、この法案は平和安全法制とは全く名ばかりなものであり、日本と日本の国民を戦争に巻き込む、戦争できる国家へと大きくかじ取りする内容であることが審議を通じてますます明らかになり、そのことによって、今、全国でこれに反対する大きな運動が起きているのが実態であります。

 安倍政権は、憲法9条を踏みにじり、日本を海外で戦争ができる国につくり変える、戦後、最悪の一括法案をこの夏までに成立させようとしております。まさに今、戦争か平和か、日本の国のあり方、日本の命運を左右する劇的な時期となってきていると思います。

 私は、この飯山市議会、地方の議会ではありますが、こういう国の動きに対して、日本の国民、とりわけ市民まで巻き込むような、こういう戦争法案に市民を巻き込むことは絶対許されない、そういう立場からこれに対する見解を市長はどのように持っているか、政治姿勢の問題として最初に見解を求めたいと思います。

 次に、ジェット機の低空飛行の問題について。

 5月の連休を挟み、自衛隊か米軍の戦闘機かわかりませんが、低空飛行で飯山市の上空を頻繁に通過する、そういう事案が発生いたしました。

 私ども日本共産党といたしましても、市の危機管理防災課を通じて県や関係機関に問い合わせをいたしましたが、その時点では明確な答えがなく、しばらくしてから県からの回答は、該当機なしと、そういうものでありました。その後、新聞報道などで、飯山の上空を飛んでいると飯山からの抗議があったという報道がされました。

 こうした事実をもとに、私ども日本共産党飯山市会議員団は、共産党の県議団とも連携して、国と県に対し、真相の解明と中止を求めるよう申し入れを行ってまいりました。こうした低空飛行の問題についてどのように考えているか、この点も市長の見解を伺いたいと思います。

 次に、大きな2番目でありますが、平成26年度の決算見込みについて。

 これは、5月末で26年度の予算が出納閉鎖をされ、26年度の予算は、新幹線開業を控え、通年よりも大型の予算でありましたが、この6月の補正予算にも一部が反映されておりますが、その執行状況、繰越金の見込みについてどのようになっているか、お聞きをしたいと思います。

 次に、農政問題でありますが、まず、TPPの問題について。

 これも、今、正念場になってきておりますが、今やはり大事なことは、このTPPの法案を最終的に協議保留・挫折に追い込むということに大きく声を上げるべきと思いますが、市長はこの間の動きについてどのように思われているか、見解を伺いたいと思います。

 次に、農協改革関連法についてでありますが、この法案は、戦後農政の基本となってきた農協や農業委員会、農地制度を根本から覆し、家族農業中心から企業が支配できる農業・農村へとつくりかえようとするものであります。

 農協改革では、中央会の廃止や全農の株式会社化、単位農協の事業分配を盛り込み、農協を自主的に解体につなげるものであることは、ご案内のとおりであります。農業委員会の改正法でも、委員公選制を廃止し、農民の代表機関としての性格を奪うものであります。

 いずれにしましても、農業や農村の現場から出された改正案ではなく、財界の要求を踏まえ、安倍政権が上から押しつけたものであることは明白であります。これも安倍暴走政治の一つであり、現場の関係者の間でも不安や不信、怒りが渦巻いている問題でもあり、こうした現場の思い、地方の声を結集して国に届け、法案の廃案を求めることが急務となっておりますが、この問題について市長はどのように考えているか、見解をお願いすると同時に、飯山市では、この7月に農業委員会選挙が行われます。この農業委員会選挙について、市報では12日告示ということで、その準備がされておりますが、飯山市の場合、この農業委員会の選挙はどのようにやるのか。それから、選出した農業委員会は、どういう法律のもとで運用されるのか、その点について伺いたいと思います。

 次に、交通安全対策について伺います。

 今、静間のところに新しい静間線が整備をされ、北畑の交差点ができております。この交差点ができた段階で、北畑のそこを見ている、児童の朝の通学を見守っている関係者や地元の住民の皆さんから、交通安全対策について何か手立てをとってほしいと望む声があります。

 静間線が全線開通した場合、かなりの交通量が予想されます。北畑の交差点についても、かなりの危険性が発生することが予想されます。かつて西回り線の静間バイパスへの東西幹線道路が通過したとき、今はついておりますが、大久保北の交差点で3年間ぐらいの間にかなりの事故が発生をいたしました。幸いに死亡事故はありませんでしたが、人身による事故もありました。かなりの数の事故件数となって、その結果、その後に信号機が設置され、事故は激減し、今は皆無と言ってもいい、そういう状況になってまいりました。

 今度の北畑の交差点も、同じような心配がされるだろうということを今、考えております。信号機の設置を検討していただく、この実現に向けた取り組みをしてほしいと思いますが、どのように考えておられるか。また、その先線である枡ノ浦地籍の道路改良計画についてどのようになっているか、あわせて伺いたいと思います。

 次に、城南中学校移転に伴う通学路の安全対策についてでありますが、今、教育委員会で学校の校門前に歩行者用信号機の設置を要望しているという話が去年あたりから出されております。まず、この話はどこまで進んでいるのか。

 この計画が示されたときには、地元の皆さんと相談して、地元合意を図り、進めていきたいとのことでありましたが、その後、何の動きもないように思われますが、現在どのようになっているか、見解を伺いたいと思います。

 最後の質問でありますが、何人かの議員も新幹線開業の現状について質問をいたしました。

 新幹線開業後の飯山市の状況について、市長は先日の記者会見で「まあまあのスタート。これから長い時間をかけてこの飯山を宣伝していきたい」と、そういう点を言われたんですが、開業後の現状について、まず、市長はどのように受けとめられているか、見解をお伺いして1回目の質問を終わりたいと思います。



○副議長(上松永林) 

 答弁を求めます。

 足立市長。

  〔市長 足立正則 登壇〕



◎市長(足立正則) 

 小林議員さんから多くの質問をいただきました。また、それぞれ担当部長からも答弁をさせますので、よろしくお願い申し上げます。

 まず最初に、政治姿勢についてという中で、平和安全法制についてということのご質問があったわけでございます。

 今、国会で大変論議を呼んでおりますこの法律でございますけれども、平和安全法整備法ですが、これはなかなか国民にわかりにくいんですね。10本の法律が出ています。

 これについては、非常に幅広い分野で日本の防衛関係について改正をしようということで上がっておるわけでございます。以前から問題になっておりますのは集団的自衛権の行使、これは自衛隊法、それから武力攻撃事態法等の見直しの法律になるわけでございますが、私は、やはりこれについては明確に反対をしていきたいというふうに思います。

 これがもし可決されますと、いわゆる今まで日本が守ってきました自衛権につきましては、個別的自衛権ならわかると。日本が武力攻撃された場合については、それは守っていくということでございますけれども、今度のものにつきましては、例えばアメリカ軍がどこかに攻撃されたことについても、日本はそれについて自衛隊が支援できるということですから、際限がなく広がっていってしまうと思うんです。

 そしてまた、当然ながら自衛隊の方々が非常に生死にさらされます。本当にそういうことを国民が望んでいるのかという点について、私はやはり平和憲法をつくり、そしてまた、飯山市は非核平和都市宣言ということを行っておるわけでございますので、やはり平和をしっかり守っていくということが何よりも大事であるというふうに思いますので、よろしくお願いします。

 それから、ジェット戦闘機の低空飛行でございますけれども、これにつきましては、市でも轟音を伴いましたジェット戦闘機のような形影が4月29日、また5月7、8日、それから15日にあったということで、これについては把握をしておるわけでございます。また、低空飛行によります轟音もありまして、市民からの問い合わせも数件ございました。これについて、県の危機管理防災課を通じまして、自衛隊に問い合わせをしてもらったわけでございますが、自衛隊、米軍とも該当機なしとの返答であったということでございます。

 轟音によります飛行状態をしっかりと把握しまして、県を通じまして、必要に応じ、また同じ状況にある市町村と連携し、轟音による市民生活への大きな影響を及ぼさないように対処したいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、TPPの問題がございます。

 TPPにつきましては、以前から反対と言うことで表明をしてきたわけでございます。特に飯山市におきましては、こうしたTPPが施行というふうになりますと、非常に大きな打撃を受けるということでございます。今、この問題については、アメリカ国内でも反対というような声が上がってきているというふうなニュースも聞いておるわけでございますけれども、飯山市にとりましては、TPPは非常に大きな問題でございますので、反対をしてまいりたいと思います。

 それから、農協改革関連法案でございますが、これにつきましては、JA北信州を含めます5農協の合併について、来年度の平成28年秋の合併を目指して、今月6月29日に合併推進委員会の設立の会議が開催されるというふうにお聞きをしておるところでございます。

 この農協法の改正案でございますが、国主導でこれが進んでおるわけでございますけれども、しかし、やはり現場が非常に重要であるというふうに思います。地域の農業者と一体となっての改革、これを推し進めていくべきであるというふうに考えるところでございます。

 それから、新幹線の開業の関係でのご質問がございました。

 開業3か月の乗車人数でございますが、何人かの議員さんからもご質問がございました。スタートの3か月、4、5、6という、3月15日からですから、それぞれ半月ずつずれているわけですが、これからではないかなというふうに思っております。まだスタートしたばかりでございます。飯山駅の名前がようやく東京駅でも停車駅としてアナウンスされるようになったわけでございますが、多くの方々は、飯山について、初めて聞く名前ではないかなというふうに思うわけでございますので、大いにPRをして、乗車人数を増やしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○副議長(上松永林) 

 丸山選挙管理委員長。

  〔選挙管理委員長 丸山茂彦 登壇〕



◎選挙管理委員長(丸山茂彦) 

 選挙関係についてお答えを申し上げたいと思いますが、私ども、農業委員会の選挙でありますけれども、委員の選挙に関する事務を市町村の選挙管理委員会が管理するというふうに規定に定められております。

 したがいまして、法案成立後、どういう法律に基づいて云々ということについてはお答えできませんので、よろしくお願いいたします。

 今ご質問の中でございましたように、私ども今回の農業委員会の選挙につきましては、市報いいやま6月号の16ページから17ページに記載してあるとおりでございまして、もしこの改正法案が成立しても、また公布されなければだめなんです。

 したがいまして、タイトルを今回は「7月19日投票(予定)」というふうにさせていただきました。告示予定日の7月12日の前日までにこの改正法案が成立して公布された場合には、選挙がなくなるということでございます。しかし、公布されない場合には、選挙があるということになります。

 したがいまして、立候補手続説明会を7月2日、届け出書類審査、事前審査でありますが、7月8日に行うことに決定といいますか、予定しております。しかし、これも7月2日前に法案が公布されますれば、説明会や事前審査も行わないということになります。

 選管といたしましては、どのような事態にも対応できるようにしてまいります。よろしくお願いいたします。



○副議長(上松永林) 

 稲生総務部長。

  〔総務部長 稲生 孝 登壇〕



◎総務部長(稲生孝) 

 小林議員ご質問のうち、26年度決算見込みについてお答えいたします。

 水道事業会計を除きます一般会計と特別会計、この部分につきましては、前年度繰越明許分を含みます予算総額が264億1,700万円でした。これに対しまして、歳入が249億5,000万円、歳出が235億8,500万円ということで、繰越額は13億6,500万円の見込みです。

 このうち一般会計につきましては、前年度繰越明許を含みます予算総額が186億9,400万円、これに対しまして歳入が172億4,900万円、歳出が159億6,400万円、繰越額は繰り越し事業の充当分、これが約3億8,000万ありますが、これを含めまして12億8,500万円と、このような見込みでございます。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 山室建設水道部長。

  〔建設水道部長 山室茂孝 登壇〕



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 小林議員ご質問のうち、関係部分につきまして、市長答弁に補足をしてお答えを申し上げます。

 新たに開設する市道静間線の交差点への信号機設置についてのご質問でありますが、北畑地籍で現市道と静間線の交差する交差点につきましては、飯山警察署と交差点協議を進めてきたところでありますが、飯山警察署によりますと、現在の交通量では信号機設置が必要な交差点にはならないということで、現在工事をしている中での設置については難しいという状況であります。

 議員ご指摘のとおり、静間線が全面開通した場合、かなりの交通量が予想されます。今後の静間線の交通量等を見ながら、地元要望も踏まえまして、市としても飯山警察署に信号機の設置を要望してまいりたいと考えております。

 なお、静間線の先、枡ノ浦団地内の道路の改良についての見込みというご質問でありますが、該当箇所につきましては、現在調査中でございます。今年度、設計に着手をしまして、来年度以降、用地交渉、用地買収等に入ってまいりたいという計画でありますが、詳細については今後ということでございます。

 私からは以上であります。



○副議長(上松永林) 

 丸山教育部長。

  〔教育部長 丸山信一 登壇〕



◎教育部長(丸山信一) 

 小林議員の交通安全対策のご質問の中で、城南中学校の移転の安全対策のご質問がございました。お答えを申し上げます。

 城南中学校の移転でございますが、来年の2学期から、夏に引っ越しをしまして2学期から今、北畑にあります新しい校舎のほうに移転をする計画でございます。今まで高校生が通っていたところから中学生ということでございまして、小学校卒業したばかりの中学1年生も通うということでございます。

 また、西回り線という幹線に面した学校ということでございまして、教育委員会としますと、交通安全が非常に心配だということで、何とか安全を確保したいなという考え方でございます。

 そうしたことがございまして、昨年の10月に秋津の区長会でもお話をさせていただいたんですが、安全施設の設置につきまして要望したいというお話をさせていただきまして、11月に市長と教育委員長の連名で、警察署宛てに信号機の設置につきまして要望させていただいたということでございます。

 その後でございますけれども、現時点では、どこまで検討が進んでいるかということの確認はしていないというのが現状でございます。

 以上であります。



○副議長(上松永林) 

 小林議員、再質問ありますか。

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 それでは、一問一答でこれから質問をしていきたいと思います。

 最初に、安全法制というより戦争法案でありますが、先ほどの市長の答弁のように、これには明確に反対をしていきたいということで、きょう、それを聞いて、きのう、野沢温泉の村長が違憲法案を通すわけにはいかないと、反対だと言って、岳北4市村は全員足並みがそろったというふうに思いますが、ぜひそういうことでお願いしたいと思うんですが、ただ、この問題は、さっきも言ったように、大幅な国会延長ということで9月24日まで延ばして、何としてもこれを死守するという、それが今の政府のやり方なんですよね。そういう点では、さらに大きな反対行動を、もちろん私たちはやりますが、ぜひそういういろいろな機会を通じてやっていただくようにお願いしたいんですが、その点についてどのように考えているか、最初にもう一回、市長に確認をしたい、よろしくお願いします。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 これは、やはり飯山市として、平和、非核ということを訴求している市でございます。この平和の安全につきましては、今回の法律は、本当に日本の今までの方向を大きく転換するということでございます。また、市長の立場で反対ということの表明はしていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 それでは、次に、低空飛行の問題について答弁を聞きまして、市も私たちが県や関係機関から回答いただいた内容と同じような状況なんですが、このたび低空飛行の県内の実態もありまして、どうも米軍機によるものらしいということで、飯山市の上空は通過するだけというふうには思っていたんですが、そのことをちょっと違うところへ行って言いましたら、佐久地方が今、大変な状況になっていて、あそこは横田基地の一部に入っていて、ここでは実際に米軍の訓練が佐久の上空で行われていると。私、今回初めて知ったんですが、ドッグファイトという種類の戦闘機が戦闘機を追いかけたりと。何か戦闘機というのは、衝突するのではなくて、後ろへ回って撃つというのが大体そういう方法らしいんですが、それを旋回しながらやっているというわけですね。何時間も何時間もこうやって上で轟音がしているわけですよ。だから、これに対して何の前ぶれもなく行われているというのが実態で、まさに、日本の上空でこういうのが行われていると、前ぶれもなくやられるということに対して、佐久市長もあれなんですが、私はやはり、こういう住民無視のやり方は、相手が誰で該当機なしとかじゃなくて、ないわけないんですよ、飛んでいるんだから。だから、それは真剣になって調べてもらって、やはりこれは中止してもらうということをすぐアクションに起こすべきと思いますが、その辺どうですか。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 今、議員から質問がありましたけれども、そういう状況があったら、これはすぐ、また県のほうへ通報するとか、そういうことで対応してまいりたいと思います。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 それで、その辺について県の対応について、ちょっとお知らせしようと思うんですが、県の危機管理部ではこう言っているんです。確かに飯山市さんから問い合わせがありましたと。ところが、上がってくる意見は、日常生活に支障を来さないというふうに聞いているぐらいだと。ということは、日常生活に支障を来したらやるのかと言ったら、そのようなことをちらっと言うんですよね。だから、がんがん飛んでいたって、別に私たちの日常生活に支障がなければ関係ないんだみたいなことを、県の危機管理部で言うわけですよ。それはおかしいじゃないかと大分こっちも言ったんだけれども、そういうのを見て、そういう態度もやはりただしていく必要があると思いますが、見解をお願いします。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 直接的には騒音の問題だというふうにも思うわけでございます。どの飛行機が騒音を出しているかということもあるわけでございますので、ただ、そういう情報があることについては、すぐ市のほうとしても把握をしまして、それで、また県のほうとも連絡をとっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 この問題は、根の深い問題でありまして、かつてオスプレイが日本に配備されるというときに、日本の国の上に7つだか8本、訓練ルートがあると。飯山市は、この自衛隊の訓練ルートのブルールートの直下に位置しているわけですよ。今度の飛んでいるところを見ると、どうもその辺を飛んでいるみたいな感じなんですよね、はっきり言って。だから、これがもし成田基地にオスプレイが配備されてくると、突然こういうことが訓練として来ると。これから飯山市は、新幹線が開通して新しい観光をやろうとしているときに、よその国の軍隊が真上の上空を飛んでいるかのような事態にもしなったとすれば大変なので、ぜひこれを注意喚起して、これも国に対して異議を上げたいと思いますが、その点について市長の決意をお願いします。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 過日、日米両政府のほうからオスプレイが平成29年の後半に3機、また平成33年までには7機を横田基地に配備するという発表があったわけでございまして、今、議員から話がありましたように、オスプレイの訓練ルートでありますブルールートが飯山市の上空を通っているということでございます。そういう点では心配をしておるわけでございます。これにつきましては、平成24年9月の長野県の市長会に、これは長野県全体の問題だということで、県全体の課題として取り組んでいただくように要請をしまして、オスプレイの安全性の確認、また関係市町村へ安全性への懸念が払しょくされるまで訓練飛行をさせない要望が採択されまして、11月には全国市長会でも同様に採択をされて、直ちに全国市長会の重点提言として関係省庁やまた国会議員へ要請をしたところでございます。

 この問題につきましては、引き続き情報収集に当たるとともに、また県関係市町村とも連携をしながら取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 この問題については、私ども飯山市議団は、県の危機管理室に言うだけじゃなくて、その日のうちに国会ですとか国の防衛省と外務省にも会談を申し入れてこれをやってきたんですが、なぜやったかというと、専門家の意見では、やめてほしいという、そういう中止の要請を各自治体がやれば、大体そういうところは飛行訓練がとまっているんですよね。今は飛んでいないんですよ。その効果があったかは定かではありませんけれども、しかし、今、市長も言われたみたいに、あらゆる機関を通じて、日本の上空をアメリカ軍の軍隊が飛んでいくと、自衛隊が飛んでいるのも大変なんですが、そういう身の危険を感じるというんじゃなくても、ああいう異質なものがこの上空を飛ぶということをぜひやめていただくように、細心の注意を払っていただきたいと思いますが、これは見解を求めようと思ったんですが、見解もさっき何度も聞いていますので、次の質問に移りたいと思います。

 次に、決算見込みについて。

 今の部長の答弁では、かなり大型の予算を組んで、5月に出納閉鎖したんだけれども、12億ほどお金が余っているとは言いませんけれども、余裕になるようなものがあると。この12億、ことしの予算にも大分組んであるんですが、これは決算については9月の議会で分析しますけれども、若干留保できる財源、これをやはり今、緊急、当面なところにどう生かしていただくかということが大事だと思うんです。

 こういうときに、あれもこれもというんじゃなくても、やはり飯山市のどういうところにさらに使っていったほうがいいのかという吟味がされているかどうかということをちょっとお伺いしたいんですが、お願いします。



○副議長(上松永林) 

 稲生総務部長。



◎総務部長(稲生孝) 

 繰り越し見込み額につきましては、27年度の補正財源ということで確保しているということでございます。ちょっと例年よりも財源的には大きな数字になっておりますが、必要な部分についての補正対応は、この財源の中でやっていきたいというふうに考えております。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 ですから、財源的に決して楽とは言えない、厳しいことははっきりしているんですが、やはり必要不可欠なところへは、この補正財源として扱っていくということが大事だと思うので、ぜひそういうふうにお願いしたいと思います。

 その点で、6月の補正で旧消防本部の跡地取得の予算について、これは、建物を壊して、土地を更地にして所有者に返すというのが当初の計画で、そのままコンピューターの会社が入ってきて、期限つきで入って、それが今度ちょっと期限を延ばすと。そのために今度は用地を取得してやるんだということもこの前あったんですが、市として、不動産という形で市有財産を増やすということについて、いかがなものかという声もあるんですが、この計画変更に至った内容について、ちょっと見解を伺いたいと思います。



○副議長(上松永林) 

 稲生総務部長。



◎総務部長(稲生孝) 

 もともとおっしゃるとおり、用地につきましては地元の方からの借地という形でずっとお借りしておりまして、新たに建物をつくるという、いわゆる契約が満了するときは更地にしてお返ししますよということでございました。

 それで、きのうの一般質問でもございましたとおりに、工場団地内のマウスコンピューターが事業を拡張したいということで、やはり今の企業さんは、なるべく不動産を持たないというような方針だという中で、庁舎自体は老朽化しておるわけでして、耐震性もないということなんですが、そこで当面、第2工場という形でやりたいという申し出がございました。もしできないのであれば、飯山から出ていくというような話もございましたので、きのうの話にもありましたとおり、従業員もかなりいますし、飯山市の方もかなりお勤めになっているというような中で、土地については駐車場という形で、本来ですと企業さんと地主さんで契約していただければいいんですが、地主さんは売りたいという意向がございました。そこで、ちょっとマッチングができなかったということで、市が購入して、マウスコンピューターにお貸しするというような形で、そういう形で市が土地を購入するということになったという経過でございます。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 経過はよくわかりました。その辺はわかるんですが、ただ、そういうふうになっている土地について、買うと、所有するというふうになってくると、これは議会に対して議案だけ出されても、ちょっとこれは論議する場がないんです、はっきり言って。

 例えば飯山市の場合、土地開発公社が持っている土地だってかなりあるんですよ、はっきり言って。それを売ればどうなるのかということも含めて、結局、あそこの土地だけ買って、もしあの土地がそのコンピューター会社が撤退したときに、その次の後利用というのが見込まれるかどうかということまで考えていないと思うんですよ。だから1回買ってしまえば、市の財産がどんどん増えていくと。それが塩漬けになるか、またその次に後利用がなるかになるんだけれども、なかなかこれは今の企業の動向から見て、ちょっと企業の皆さんの気持ちも考えていくと、またそういうことも市はやりたくなると思うんだけれども、要はやはり税金なので、やはりその辺のことはもうちょっと慎重にやってほしいと思うんですが、どうですか。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 今、小林議員さんからそういうご質問ございました。地域創生の中でもとても大事な課題なんですけれども、やはり雇用をしっかり創生をしていくということが大変重要であるなと、一番の大きな課題だということで、市の一番重要施策だと思っています。

 それで、マウスコンピューターさんは、今、工場団地の中に会社があるんですけれども、非常に業績が今、拡大しているんですね。非常にいいということで、とりあえず、あいた岳北消防本部の建物をまず貸してくださいということで、それは貸していると。それで、まだ引き続き借りたいということなんですね。業績が非常にいいので、実はもうちょっと広いところも探していますよと。ところが、飯山市の中には、そのスペースとして一体的にとれるところがなかなかないんです。ぜひ、しかし、市とすれば、引き続き、かなり大勢の方々を雇用していますし、マウスコンピューターさんは、今まで臨時の職員だった方々を正規雇用にしていくと。そして、業績を伸ばしていますので、市とすれば、これがやはり外に出ていってしまうということは、非常に大きな損失になります。本当は土地も買っていただければいいので、そういうお話も申し上げたんですけれども、なかなか今の企業は固定資産を持ちたがらないということで、そうした中で産業振興を図っていく上で、じゃ、市がまず取得しましょうと。そこで、営業活動を続けてもらうと。

 今、議員さんがおっしゃいましたように、じゃ、その後の問題はどうするんだということがあるんですが、我々とすれば、業績が上がれば取得をしてもらいたいなという思いは当然あるんですね。マウスコンピューターがうんと業績が上がって、土地を買ってもいいよということであれば、我々はぜひ買ってもらいたいなというふうに思います。それで、もしだめだったらどうなるのかということで躊躇しますと、会社が存続できませんから、ここはやはり判断をさせていただきまして、市で取得をして借りてもらうということでお願いをするものでございますので、よろしくまたご理解のほどお願いしたいと思います。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 いろいろ事情はあると思うので、その辺はそれでやめておきますが、ぜひそういうのをお願いします。

 次に、農政問題についてなんですが、先ほど市長答弁で、北信地域は4農協もしくは5農協合併の問題が出ていると言われましたが、農協合併の問題と今のこの農業政策の国の制度の問題は、全く違うんです。合併は、農協が生き残るために、自分たちの選択として組合員や総代会と相談をしてやろうとしてると。これは、そこで問題にすればいいと思うんです。

 しかし、今の農協法の改革関連法は、もう農業委員会もなくしてしまおうと。先ほど選管の委員長は、選挙の手順はこうだと、確かにそうなんです。それはもう広報で十分あれなので。ただ問題は、戦後、農民の代表として、農地の番人として大きな役割を果たしてきた農業委員会が、農業委員のその役割を果たせなくなると。やはり戦後の自民党農政の最大の問題だと私は思うんです。

 ですから、この権限を縮小するということには、私は賛成できないと。農協の合併以前の問題として。これを上から押しつけてくると、これも安倍暴走の一環なんです、はっきり言って。

 それで、家族農業を取り上げてしまうという、これに対してやはりどういう態度をとるかということが、それは国のやることだからしようがないといった態度をとるか、やはり農家のあれをしっかりと守っていくか。少なくとも農業委員会は、農民の利益代表機関として残せるかどうかという、重要な機関だと思いますので、その辺についてどういうふうに思っておられるか、見解をお願いしたいと思います。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 飯山市の農業問題はいろいろ課題がございます。特に農家の方々が高齢化をしてきている、それから、やはり零細農家が多いということで、今、国のほうは国のほうでいろいろな制度改革も進めておるんですけれども、やはり飯山市として、現実的に現場の中で具体的に農業をどういうふうにやっていくかということをしっかり取り組んでいかなければならないなというふうに思っておるところでございます。

 ただ、現実的な問題としまして、じゃ、今、高齢化しました零細農家の方々がこれからもずっとやっていけるのかどうかという問題がありますので、市とすれば、各地区の中でできるだけ集団化といいますか、そういうものをしていただき、その中にその農家の高齢者の方々も参加してもらう中、全部の産業はできないわけです。しかし、その組織の中のある一部の仕事は当然できると思いますので、そういうような形での参加をしていく中で、飯山市の農業振興を図っていきたいなと、マーケティングの中にもつくりまして、ぜひ、販売等についても、市のほうもこれから力をつけていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 私も議会選出の農業委員として、ここ12月から農業委員会、農業にかかわらせてもらっているんですが、例えばアスパラガスの一つ問題についても、4、5年前、根腐れ病や茎枯病とか、飯山市の産地を危うくするようなそういう時期があって、この29日に私が視察しているんですが、結果的には4、5年たっても、まだ根腐れ、茎枯病というのは根本的には解決されていないということが、この間の農業委員会でわかったんです。そういうことは、これだけ科学の進んだ中で、なぜ解明できないのかということを、きょう別に答弁は求めませんけれども、そういうことがあって、このことを飯山市が産地として形成していく、キノコもやったけれども、キノコもなかなか大変になってきたと、アスパラもだめになってきたと。そういうときに、確かに年を押して大変になるけれども、飯山市農業をどうしていくかと、これに対して国の制度でやっていたら、立ち行かないというのが私の見解なんですよ。これに対して、やはりもっと現実に飯山市農業を見てほしいと思いますが、その点での見解をちょっとお願いしたいと思います。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 これは、1つは専業的にやられている若い方々、これを育成していくことが大事だと思うんですけれども、もう一つは、それだけでは全ての農地をカバーできないので、飯山市とすれば、やはり先ほど申し上げましたが、今、例えば外様とか、それから柳原で1つの営農組織ができております。これは、外様の場合は、もう株式会社組織になっていますけれども、そうした中で、みんなが集団化していく中でやはり運営をしていくのが一番理想的じゃないかと思うんですね。1つは、やはり土地そのものが集約化できるということですね。ですから、不耕作地はできにくいということ、それから、やはり地域の人たちがみんなで連携して、それぞれの持っている力を発揮しながら農業ができると、またそこへ新しい若い方々が、例えば都会から農業をしたい人がいれば、そこにいわゆる従事者として参画することができる、そうしたところへ市が支援をしていくというような形で、やはりこの地域の飯山市の農業をしっかり運営をしていくことが、経営をしていくことが大事じゃないかなというふうに思います。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 この問題については、ちょっと堂々めぐりしてしまうんで、この次に譲ってまたやっていきたいと思いますが、交通安全対策について、ちょっとお願いをしたいんですが、先ほど静間線の北畑交差点に信号機をつけてくれと言ったら、答弁が現在の交通量では無理だと、だから、つけることはないんだと言ったけれども、これはちょっと現実的に見て、まだ開通もしていない道路なんです。正式に供用開始になっていないんです。なっていない道路が現在の交通量じゃ無理だって、当然のことだと思うんですね。

 だけれども、私はさっき言ったように、かなりの交通量が予想されると、現行でいけばそうなるんです、現行で書けば。しかし、現にあそこは、基幹道路なんです、はっきり言って。西回り線からおりてくる、ちょうど大久保の北のあそこと似ているような状況と、大久保北と違うのは、片側の例えば上からおりてきた場合の右側のところが壁になっていて、もう見えないんです、はっきり言って。そういう道路の状況なんかも考えたときに、やはりこれは開通したときからその安全を担保するというぐらいのことは強く言って、設置を迫るということが大事だと思うんですが、その辺どうですか。



○副議長(上松永林) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 静間線については、全線開通はまだ先ということで、今年度ということでありますが、その先のさらに先ほど申し上げました枡ノ浦の駅西線の開通、これが開通すると、恐らく議員がおっしゃられた全線開通でかなりの量になるということだろうと思われます。

 市としましても、工事中で現状では通行量がないのは承知しておりますが、警察協議の中で、段階的に開通はしていくわけでありますが、なるべく早期に信号機の設置がなるような形で要望はしてまいりたいと、このように考えております。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 そのなるべく早期というのが言葉のあやなんで、ぜひよく、ちょっとこういうことは議場におるから余り言いたくないんだけれども、本当に大きな事故が起きて、生命の危険を感じるような事故が何件も起きなければ、これは立ち上がってくれないのかというようなことをよく言われるんです、道路ができると。だから、そういうんじゃなくて、やはり最初からこの整備をしていくということが必要だと思うんです、はっきり言って。そういう点では、ここはあくまでも必要だと思います。それは公安委員会がつけるものかもしれないけれども、道路管理者である市がそういう立場でやらなかったらだめだと思うので、その決意をもう一回ちょっとお願いします。



○副議長(上松永林) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 議員の熱意は十分わかっておりますが、当然市としては要望していくと、警察のほうからつけていただくという立場でありますので、なるべく早期につけていただくということで要望してまいりたいと、こういうことでございます。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 きょうのところはそういうことでしようがないです。

 それから、城南中学校のところについてなんですが、これもちょっと地元の声を言っておきますと、西回り線という道路は非常にアップダウンの強い道路で、ちょうど今の飯山高校の校門を迎える直前が、またあそこが一番高くなっているんです。私は、押しボタン式の信号機と言われたときに、校門の前に押しボタンの信号機をつけられたほうがかえって危ないんじゃないかと。皆さんと話をしたら、かなりの人が校門の前のあそこに押しボタンをつければ、道路が大変になっちゃうということで、私はつけることに反対はしないんですが、つけるのであれば、やはりもっと地元の皆さんの意見や要望をつかんでやっていただきたいと思いますが、その辺はどうですか。



○副議長(上松永林) 

 丸山教育部長。



◎教育部長(丸山信一) 

 今、小林議員から信号機が設置される場合の場所のご質問でございます。

 場所につきましては、要望したときには、まだ具体的にどの場所というところまでお話をしていなくて、趣旨として子どもが安全に渡れるようにということで、議員からも高低、高いところの話も私等も知っていますし、警察のほうもそういう状況は十分把握している中でございますので、また、お話をきょういただきましたし、また地元の皆さんのご意見をいただきながらつなげて、またどんなふうになっていくかということを確認したいというふうに思います。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 こういうふうに一般質問で問題点を言うと、何か小林議員は反対しているみたいなふうにとられて宣伝されちゃうのですが、別に反対はしていないんです。より安全で、より快適な地域をつくっていくという点で、やはりそのためにはどうしても地元の皆さんの声や納得いくような方法をやっていかないといけないんじゃないかということを言いたいのであって、ぜひそういうふうにお願いします。

 それから、ちょっときょう時間がなくなってきましたが、新幹線開業後の飯山市の現状についてなんですが、この5月の連休の中で、駐車場をめぐってちょっといろいろあったとか、それから、ツルヤさんが今、工事していますよね。大分整ってきて、駅前らしくなってきたと。

 ところが、ホテルの建設をやるやると言っていて遅れていると、聞けば、資金面の問題でいろいろあるんだけれども、やはり飯山市の場合、土地区画整理事業を優先させて駅前の広場をつくったということもあって、そういう施設がなかなか遅れている、県が今つくっている県道も、ちょっと遅れているんだか、できないと。まだ駅前はこれからという状況だと思うんですよね。

 そういう点で、その辺はやはりこれが徹底していくにはまだ時間がかかると思うんですが、しかし、できる限り必要な道路とか必要な設備は、早期につくっていくよう促進させていただきたいと思いますが、それは可能かどうか、ちょっと答弁をお願いします。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 もう一度、その質問の内容をお伺いしたいんですが。



○副議長(上松永林) 

 小林議員。



◆14番(小林喜美治) 

 結局、駅が開業したんだけれども、駐車場は裏にあると。裏へ行く道がわからないと。それとか、駅前に何かあると思って来たら、何もなかったということで、えらい寂しい駅だなと思った人がいたり、それで、市民から見れば、ここにホテルができると言うけれども、ツルヤさんはああいうふうにできている、変わりましたけれども、ホテルはできないと。じゃ、どうなっているのかなと。それで、あそこの東西、斑尾線へ行く道路も、いつまでたってもあかないと。一体こういうことはどうなんだと、そういう疑問があるんです。これに対してどういうふうに応えるかということを言いたかったんですが、通告ではそう言ったつもりなんだけれども。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 まだ斑尾線の工事のほうも今、県のほうへ、できるだけ早くということでお願いをしておるところでございます。最初、できたらばお盆前にということでお願いをしておったんですが、なかなか鉄道の信号関係といいますか、通信線関係が非常に手間がかかるということで、ちょっと難しいというような状況でありますが、ホテルの関係もそうでございますけれども、そうした情報を早目に流して周知してまいりたいなと思いますので、よろしくお願いします。



○副議長(上松永林) 

 以上で、小林喜美治議員関係の質問を終わりといたします。

 この際、しばらく休憩をいたします。

午後2時56分休憩

午後3時15分再開



○副議長(上松永林) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長から発言を求められておりますので、これを許します。

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 先ほどの小林喜美治議員さんの最後の質問の中で、私、斑尾線の開通をお盆過ぎになりそうだというお話を申し上げたんですが、早期開通をお願いしまして、8月11日開通の予定ということで、今現在、工事が進んでいるということでございますので、訂正させていただきます。大変失礼しました。



○副議長(上松永林) 

 一般質問を続けます。

 続いて、渋川芳三議員の発言を許します。

 渋川議員。

  〔7番 渋川芳三議員 登壇〕



◆7番(渋川芳三) 

 渋川芳三です。

 発言を許されましたので、通告に基づき質問させていただきます。

 今回、私は3つの項目について質問を行います。

 まず最初に、秋津小学校のイロハモミジの保護についてお伺いいたします。

 秋津小学校の玄関の北側、市道に面したところに最近、大分枝を切られて小さくなってしまったものの、大きなイロハモミジの木があります。この木は、秋津小学校で学んだ者にとっては特に懐かしい木であり、古い校舎がなくなってしまった今では、付近にあるラクウショウの木とともに、子どものころの思い出につながる木であります。

 そして、このイロハモミジは、平成12年3月27日付で飯山市文化財保護条例に基づく飯山市指定天然記念物に指定され、保護されております。

 ところで、秋津小学校のイロハモミジの保護についてお伺いする前に、市内の天然記念物の保護についての考え方をお伺いいたします。

 市においては、長年にわたる風雪に耐え、人々の暮らしを見つめてきた市内の古木、特に市の天然記念物に指定されている古木の保護をどのように考え、どのような対策を講じてこられたのでしょうか。

 2つ目ですが、JR飯山駅前の市有地の活用についてお伺いをいたします。

 市がJR飯山駅前に所有している約3,000平方メートルの市有地については、東京都中央区の日本リゾートシステムがホテルを建設することに決まり、1月20日に会社の代表者が市役所を訪れ、市長とともに北陸新幹線飯山駅前市有地に係る事業用定期借地権設定契約のための覚書、この覚書に調印をしました。私も、ホテルの進出は飯山駅のハブ機能の充実にとっては非常によいことと思っており、早く開業してほしいものと思っておりました。

 ところがその後、現在まで工事が着工される様子もなく、約5か月が経過しようとしておりました。このためでしょうか、最近市内では余り芳しくないうわさをお聞きするようにもなりました。

 このような中で、6月13日付の信濃毎日新聞で、「飯山駅前のホテル着工を半年送り、資材価格高騰などを理由に」との記事がありました。記事によれば、「日本リゾートシステムは、12日、北陸新幹線飯山駅の市有地に建設する予定のリゾートホテルの着工と完成が、ともに半年ほど遅れる見通しだと明らかにした。資材価格の高騰や設備の見直しが理由」とのことであります。

 市においては、北陸新幹線飯山駅前市有地に係る事業用定期借地権設定契約のための覚書に調印できれば、市の行うことは終わったと考えていたわけではないと思いますけれども、5月ごろ着工予定とのことであったとはいえ、この間、当該会社とはどのような連絡をとり合っていたのでしょうか、お伺いをいたします。

 3つ目であります。生活困窮者への対応についてお伺いをいたします。

 平成25年12月に成立した生活困窮者自立支援法がこの4月1日から施行されました。この法律に基づき、生活困窮者への支援事業が本格化することになります。具体的には、生活する上でさまざまな困難を抱え、生活保護の受給に至る一歩手前にある人をできるだけ早く支援して、地域で自立して生活できるように、さまざまな状況に応じ、個人の主体性を尊重しながら相談・支援して、社会的・経済的な自立につなげることがこの法律の理念であるとのことであります。

 今回は、この法律の施行に伴い、飯山市においてはどのように対応し、生活困窮者の社会的・経済的な自立につなげていくのか、という観点から質問をいたします。

 この法律では、福祉事務所を設置している自治体が事業の実施主体となっていることから、飯山市も事業実施主体としてこの法律に定められた事業を実施することになります。法律の中で、事業は、必ず実施することが義務づけられている必須事業と任意事業、この2つに分かれているとのことであります。

 生活困窮者自立支援法といっても、市民の皆さんには全くなじみのない法律でありますので、これからの質疑が市民の皆さんにご理解いただきやすくするように、まず最初にこの法律の概要について、どのようなものかということをお伺いいたしまして、総括の質問といたします。



○副議長(上松永林) 

 それでは、答弁を求めます。

 足立市長。

  〔市長 足立正則 登壇〕



◎市長(足立正則) 

 渋川議員からのご質問にお答えを申し上げます。

 教育委員会、また担当部長からも答弁をさせますので、お願い申し上げます。

 私からは、生活困窮者への対応についてのご質問がございましたので、これについてお答えをしたいと思いますが、生活保護の受給者数についてでございますけれども、これは全国的にバブルが崩壊した後、平成7年ごろからですが、増加をしてきております。当時0.7%程度でございました保護率が現在は1.7%と倍以上に増加しておるということでございます。また、その受給者につきましても、非正規雇用の増加等を原因にしまして、働いている年齢層の受給者が増加しているということで、稼働年齢層の受給者が増加をしているという状況にございます。

 また、生活が困窮している方が抱えている問題につきましては、単に仕事がないというだけではなくて、自分や家族の障害や病気、また介護等の複数の問題を抱えているということが多くて、なかなかハローワーク等の就労支援だけではこの問題が解決できないという状況が増えてきておるという状況でございます。

 このようなことから、生活が困窮している方やそのおそれのある方を生活保護に至る前に包括的に支援をすることを目的にしまして、生活困窮者自立支援法が本年の4月から施行されたところでございます。

 また、詳しい制度の内容につきましては、担当部長より説明を申し上げますので、よろしくお願いします。



○議長(佐藤正夫) 

 長瀬教育長。

  〔教育長 長瀬 哲 登壇〕



◎教育長(長瀬哲) 

 それでは、渋川議員さんの質問にお答えします。

 古い木、すなわち巨木の保護についての質問でございます。

 まず、市内には県指定と市指定の巨木が全て合わせて16件ございます。県の天然記念物指定は2件でございます。市が約14件、本数については杉並木等ありますので、数百本以上に上ると思います。

 特に市の天然記念物で指定を受けている木としましては、ケヤキ、ブナ、イチョウ、それからイトザクラ等、多様にわたっております。例えばケヤキなどでは、柄山の熊野神社のケヤキは、非常に立派な、県の天然記念物にも匹敵するような巨木でございます。

 指定を受けた巨木については、年に定期的な文化財係等でのパトロール等で状況を確認しております。それから、所有者等の管理状況によって、何か異変があった場合は報告を受けております。

 例えば、柄山の熊野神社みたいに巨木の空洞に虫が入ったりした場合は、ウレタン等を詰めて樹木医の指示に従って、それぞれ対応しております。

 それから、もう一つ、これらの天然記念物の指定を受けている巨木につきましては、大きな役割がございます。それは、やはり飯山の自然を代表する隠れた観光資源だという認識を私も文化財係担当の者ともども持っておりますので、これらの木をもう少し積極的に活用すれば、飯山の隠れた、いわゆる自然のいい宣伝、観光資源になるというふうに十分認識をしております。

 実際、時々、例えば神戸の大イチョウなどに行きますと、大勢の方が木の周りに腰をおろして見ているんですが、その人たちの話を聞きますと、飯山市内の巨木めぐりをやっているという、そういう話を何度も聞いております。ですから、そういう意味でも、巨木のいわゆる天然記念物の指定を受けた樹木の保護については、非常に大切な意味があるというふうに理解しています。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。

  〔経済部長 山崎美典 登壇〕



◎経済部長(山崎美典) 

 議員さん質問のうち、関係部分につきまして市長答弁に補足して申し上げます。

 JR飯山駅前のホテルの関係でございます。

 事業用定期借地権設定契約のための覚書への調印、それまでが市の業務と考えているわけではございません。しっかり対応してまいりたいというふうに思います。

 1月20日に覚書調印後も、担当するセクションにおきましては、日本リゾートシステムに対しまして、またホテルに関係する皆様に対しまして、適宜連絡をとってきたところでございます。

 4月にホテル関係者が来庁いたしまして、話し合いが持たれた際に、規模の見直しの話が出たところでございます。

 その後、6月12日に関係者が再度来庁いたしまして、市長、副市長、関係職員らとともに改めてお話を伺った際に、ご質問にありましたような理由によりまして、具体的に見直しについての説明をいただいたところでございます。



○副議長(上松永林) 

 堀内民生部長。

  〔民生部長兼福祉事務所長 堀内隆夫 登壇〕



◎民生部長兼福祉事務所長(堀内隆夫) 

 渋川議員ご質問のうち、関係部分につきまして市長答弁に補足をさせていただきます。

 生活困窮者への対応ということでございます。

 市長からは、法律施行に至る概要、どんな背景があったということのお話がございました。私のほうからは、実際どんな事業が行われるのかということでお話をさせていただきます。

 生活困窮者に対する支援事業につきましては、福祉事務所を設置している自治体というものが必ず実施しなければならないとされている必須事業としまして、1つは、自立相談支援事業、これは生活困窮者の皆さんの相談に応じまして、必要に応じて支援プランを作成して、必要なサービスの提供につなげるというもの。もう一つは、住宅確保給付金といいまして、離職しまして住居を失うおそれのある人への家賃給付、つまり、退職などによって今まで住んでいた会社の寮から出なくてはならなくなったと。同時に収入も失ってしまうというような方に対する家賃の給付、この2つが必須事業でございます。

 また、福祉事務所を設置している自治体が必要に応じて取り組むことができる任意事業といたしまして、就労準備支援事業、これは社会的な環境を築くことができないなどの理由によって、一般就労ができない人への訓練等で支援をしようという事業でございます。

 もう一つは、一時生活支援事業、これは、住居がない方へ宿泊場所や衣食の提供を行うという事業、それから、もう一つ、家計相談支援事業、家計に関する相談、家計管理の指導等、お金の使い道を自分でコントロールできなくなってしまったというような方に対する支援、それからもう一点、子どもの学習支援事業というものがございまして、生活困窮世帯の子どもの学習支援、塾に行きたくても行けないとか、そういった事情もございますので、学習支援や居場所づくりを行うと、こういった任意事業がございまして、当市では、最初に申し上げました必須事業をことしからはじめさせていただいたところでございます。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員、再質問ありますか。

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 それでは、それぞれについて答弁をいただきましたので、これからは具体的な事柄について1つずつお伺いをさせていただきます。

 まず、秋津小学校のイロハモミジの保護についてお伺いをいたします。

 秋津小学校のイロハモミジは、平成15年に当時の飯山市振興公社が信大の笹本正治先生の監修をいただいて発行した「飯山風土記」の中にも出ておりまして、この中では、「学びやの記念樹、秋津小学校の木に」として紹介されております。一部を抜粋して紹介しますと、「小学校の入り口に珍しい樹木があります。横を自動車用道路が走るようになっても切り倒されることもなく、周囲がアスファルト化されても毎年、枝を広げてくれます。子供たちも、この木のように元気に力強く地域に根づいてほしいものです。胸高幹囲、胸の高さの幹の周囲、これが3.55メートル、樹高、木の高さは13メートルあります。この木は、明治38年(1905年)、秋津小学校が創立されたときに大久保の坪井熊蔵が寄附したと伝えられております。小学校とともに成長してきた木です」。ちょっと引用が長くなりましたけれども、先ほども申し上げましたように、秋津で子ども時代を過ごした人たち、そして今、秋津で暮らしている人たちにとっては、幾つになっても非常に思い出に残る大切な木であります。

 ところが、最近、樹木の枝が大分切られていると。とても私たちが子どものころ見ていた木の面影がなくなってきたということに、この春あたりから気がつきました。樹木の老化は、避けられないところであります。そして、これに伴う保存のための対策、これがぜひとも必要なことでありますけれども、市においては、市の天然記念物であるこの秋津小学校のイロハモミジ、この保存のために今までどんな対策を講じていただいたのでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 長瀬教育長。



◎教育長(長瀬哲) 

 イロハモミジは、渋川議員さんご存じのとおり、現在の状況は非常に環境の悪いところになってしまっております。多分、創立当時は畑で、道路も土で非常にいい環境であったと思います。けれども、何よりも100年以上たっておりますので、人間で言えばかなりの高年齢になっております。

 したがって、例えば横に張った枝などは、自分の力だけでは支え切れなくなってきているという現実がございます。それから、さらに中が空洞化したり、いろいろな人間で言えば病状が悪化したということになるんではないかと思うんですが、今までにもウレタンを詰めましたり、あるいは支柱をつけたり、あるいは枝を払って負担を軽くしたりしております。

 ところが、小学校の入り口にあるということは、天然記念物としての木としての価値もあるんですが、生徒の登下校の安全第一ということもございます。今までも、何回か折れて下に落下したこともございまして、昨年ですか、樹木医の方に見ていただきまして、この木をさらに生き延ばすためにはどうしたらいいかという観点から、もう一つは、冬の積雪時に雪が積もって、折れて枝が落下した場合の最悪の状況を考えまして、思い切って外科的な大手術をしました。それが現況のああいう形になったわけです。

 幸いなことに、つい最近も見たんですが、大分木の勢いは戻って、枝も元気が出たように私自身は、これを指定したときも私、文化財審議やっておりましたので、当時のこともよく記憶にありますので、非常に市としては最大限の保護をし、さらに生徒の安全も考えたという結果でああいう形になりました。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 教育長さんももう、失礼な申し上げ方ですけれども、よくご存じのとおりでありまして、私も小学校へ行って校長先生、教頭先生ともお話ししたんですけれども、市にはよくやっていただいているという認識では間違いありません。だけれども、木を見ますと、枝はもう全部切り払われていて、真ん中の裂け目のところへはウレタン樹脂をしっかりと詰めて、これはやらなきゃまずいというように樹木医さんのご指導があったんでしょうけれども、それからさらに、強風ですとか、湿気の多い雪に対して突っかい棒をしていただいております。

 私らが考えても、ウレタンを詰めたり、突っかい棒をしたり、枝を切る、小さくするということはあるんでしょうけれども、万が一に子どもの上へ裂けた木が落ちてきたりとか、そういうことはもう、とても耐えられない話でありますし、しようがないのかもしれない。だけれども、突っかい棒となると、今度は逆に冬場の除雪、ただでさえ、あの狭い西側へ入っていくところは狭くなりますので、この辺もまた困った問題があるということで、再度確認をいたしますけれども、これ以上の有効な対策は、残念ながら、もうあり得ないと考えてもよろしいものでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 長瀬教育長。



◎教育長(長瀬哲) 

 道路がアスファルト化し、さらに冬の除雪等、非常に条件の厳しいところにあるのがあのイロハモミジの特徴だと思います。そういう中で、樹木医、専門家等の意見を聞いて、支柱を再設置せざるを得なかったというのが現実でございます。

 ですから、あそこを除雪されるオペレーターの方には、ただ、古い木が立っているのではなくて、市の天然記念物で、秋津区民等、人々にとって非常に大事な木であるということを認識いただいて、ぜひ除雪の際は、お手数でも神経を配って除雪をしていただいて、これからも5年、10年、生き残ってほしい、市内の大事な木の一つという認識でこれからもやっていきたいというふうに思っています。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 ただ、もうご理解いただいているように、私どもにとって本当に子どものころ、あの辺が1塁になって、あの木の裂け目のところへ登って見たりとかしたんですが、そのころは確かに周りは土で、アスファルト等でかためられておらなかった、それが今やもうかためられてしまっている。

 それで、先ほど教育長のお話にもありましたように、結構、あそこは西から東の坂道になっていて、通行量が多くなってきている。それで、子どもが出たときにがちゃんとなったら、どうなっちゃっているんだろうというのが今回行ってみて強く思ったんですが、そうは言っても、何とかいい方法は考えられないものなのか。というか、もうちょっと強く言いますと、何らかの方法でイロハモミジを保存してほしいと思うんですが、市として何らかお考えになっていただいておりますでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 長瀬教育長。



◎教育長(長瀬哲) 

 非常にあの現状で、ほかにいい手があるかどうかというのはもう何回も検討したわけですが、皆さんにも、もしいいアイデアがありましたら、ぜひ提供いただいて、あの木が生き長らえるように今後も図っていきたいと思います。

 一番いいのは、通行どめか何かにして、あそこを全部アスファルトを剥いでやれば、最高の養生にはなると思うんですが、とてもじゃないですが、現状ではそれは無理だと思いますので、これからも議員さんで何かいいアイデアがあったら、ぜひご提供をお願いしたいと思います。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 まことに先ほどの話のイロハモミジなんか、本当に枝が茂っていれば立派なものですから、もしかしたら、先ほど教育長の答弁のように、観光の名所にまでいくかどうか知りませんけれども、見たいという方もおられるかもしれないということだけに残念ですけれども、お互い地元、それから市ともども、何とかいい方法、あの形でなくとも何とかいい方法を考えていくように、またご相談しながら進めたいと思いますので、何とぞよろしくお願いをいたします。

 それでは、次に2つ目、JR飯山駅の市有地の活用についてお伺いいたします。

 先ほど部長の答弁で、4月に関係者が来庁して、規模の見直しをされたというような話ですけれども、その時期に多分そういう話があって、何か小さくなるんだろうとか、いろいろな話がうわさとして流れるようになったものと推測しますけれども、そのときに、正確な情報を市民の皆さんに何らかの方法でお知らせするということは考えられなかったのでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 先ほど答弁させていただきましたとおり、その際には見直しをしたいということでございまして、その中身につきましては、詳細にはお考えの状況ではございませんでした。そういう状況の中で、何とか状況を確認したいという中で、6月12日に再度、来庁されて、具体的な説明を受けたということでございます。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 報道によりますと、リゾートホテルの計画の変更の内容というのは、結婚式関連の施設は見送り、フロアが9階よりも低くなり、客室数は変更なく、海外からの観光客の増加などを踏まえて、より宿泊中心にとのことであります。この変更の内容というのは、今申し上げたようなことでいいのか。

 それから、2つ目として、当初計画では、収容人員は約170人とお聞きをいたしておりますけれども、収容人員についてはどのように承知されておられるのでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 今お話がありました、新聞にも報道がありましたが、結婚式の関連の式場の関係施設の見送り、また階層数も若干低くなるというようなことについて、6月12日にお話を伺ったところでございまして、お話のありました収容人員等につきましては、特に言及がございませんでした。客室数に大きな変動がないということも申しておりましたので、特に縮小したというような認識は持っておりません。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 それじゃ、フロアが9階から具体的に何階になるとか、収容人員は何人になるとか、そういう話は承知していないということでよろしいですね。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 おっしゃるとおりでございます。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 実は私ども地元の者にとっては、ホテルが来てくださるということ自体は非常にありがたいことではありますけれども、地元の人を一体どのくらい雇用していただけるんだろうか、これは非常に大切なところであります。当初計画では、従業員は60人程度を予定して、地域採用として常用40人、パート10から15人程度の採用を計画しているとのことでありましたけれども、この雇用の予定について、会社から何かお話があったのでしょうか。あったとすれば、どのような内容であったのでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 今回おいでいただいた際には、雇用関係についての言及は一切ございませんでした。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 言及がなかったからといって、部長の答弁ですと、多分、宿泊数もそんなに変わりないだろうというのが念頭に立っていると思うんですけれども、私どもにとっては、雇用の確保というのが多分一番大事、それは部長も認識されておられると思いますので、このあたりはしっかりと確認していって、実はふたをあけたらかなり減っていたということでは困りますので、そこはしっかりとやっていただきたいと思います。答弁はいいです。

 じゃ、次に行きます。

 それから、同じく報道によりますと、基本設計の見直しを今月1から2か月のうちにまとめて、ことし10月から11月の着工を目指し、来年のスキーシーズンの開業を目標とするとのことであります。

 市民の皆さんに必要以上の心配をかけないようにするためにも、基本設計見直しの結果の連絡がまたいずれ、1、2か月のうちにあるんでしょうけれども、このあったところで明らかにできるところは、市民の皆さんに明らかにしてほしいと、こんなふうに思いますが、いかがでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 ホテル建設につきましては、市民の皆様も大変注目していただいている計画でございますので、今後、状況に応じまして公表をしてまいりたいというように考えております。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 ところで、今の市有地に係る事業用定期借地権設定契約のための覚書、覚書は1月に調印したとのことでありますけれども、事業用定期借地権設定契約、この契約自体はいつぐらいに締結することをお考えでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 今、この時点で何月ということについては決まっておりません。ホテル建設着工前に契約するということになろうかというふうに考えております。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 今、ホテル建設の着工前という話がありましたけれども、素朴な疑問ですけれども、もう既にあの市有地は、このリゾートホテルさんにホテルをつくってもらうということで確保してあるんですから、もう事実上貸しているのと同じようなものだと思います。それだったら、市としては、早く契約を締結してもらったほうが、市にとってはメリットがあると思うのですけれども、どうしてそのような考え方をされるんでしょうか。ご説明を願います。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 飯山市とすれば、いつでもよいという状況はあるにはあるんですが、相手先との関係でありますので、状況が整えば、着工前のしかるべくときに契約になるということを想定しております。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 この事業用定期借地権を設定するということは、ここから10年先は各種の税金を無償にしますよということですよね。それで、たしか30年間の契約ですよね。ということは、飯山市にとっては、早く結んでしまったほうが得じゃないですか。それなのに、そんな悠長なことと言うと失礼ですけれども、そうではなくて、早く結ぶということは皆さん、前提で考えていただいているということでよろしいんですか。もう一遍、答弁を願います。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 先ほど申し上げましたように、飯山市とすれば、いつでもよいというのはちょっと語弊がありますが、できるだけ早く結んでいただければよろしいわけですけれども、相手との関係もございますので、着工前のしかるべきときに契約をするという考え方でいるということでございます。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 先ほどの土地取得の話と同じようなもので、なかなか相手方、つまり企業さんとの絡みがありますから、こちらの思うようにいかないというのはわかりますけれども、できるだけ市のためにということで、相手と折衝していただきたいと思いますが。

 それでは、次に行きまして、市有地に絡んでということで、市有地絡みということで申し上げますと、前回3月の定例会で質問いたしましたように、古牧橋西の信号から中野市境までの117号ですか、あれは来年の秋ぐらいに市道に移管されます。

 それで、実は指摘をしたように、あそこは非常に危険な道路ですという指摘をしたのが当たりまして、きのうの夜、道路に倒木がありました。夜7時ぐらいだと思いますけれども、私が駆けつけたときには、もう警察でもおいでいただいて規制をしていただいていまして、それで、道路管理者の建設事務所に木の撤去をはじめていただいていました。けさ、また行ってみましたら、建設事務所の担当の方が来ておられまして、倒木が倒れたというようなお話をされておりました。

 これは、山室部長にも一緒に地元の役員さんとご覧いただきましたように、非常に道路の上まで木が張り出しているところですし、さりとて、あそこの辺は私有地ですしという、非常にやりたいけれども難しい、しかも、結構、朝夕には飯山市の皆さんも通勤されております。それで、そのほかにも外から来た皆様方もあそこを通る方が多いという道路であります。

 今、長野県と移管に当たっての折衝をしていただいていると思いますけれども、何とぞ県の基準もあるとは思いますけれども、できるだけ危ないところは片づけていただいてということで、県と折衝していただきたいと思いますが、部長、いかがですか。



○副議長(上松永林) 

 山室建設水道部長。



◎建設水道部長(山室茂孝) 

 議員ご指摘のように昨日夕方、倒木がありまして、建設事務所に確認したところ、8時ぐらいには通行可能になったということでありますが、ご存じのように大変急な斜面で、道路の上にかなりの木が覆いかぶさっているということでございます。市道移管になる前に、できるだけ県のほうでも対応いただけるように、要望をまたしてまいりたいと思っております。

 以上であります。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 それでは、3つ目、生活困窮者への対応ということについて質問させていただきます。

 生活困窮者という言葉は、法律で定めてあるんでしょうけれども、生活する上でさまざまな困難を抱え、生活保護の受給に至る一歩手前にある人というぐあいになっていますけれども、こういう方は、前々からもう既に飯山市にもおられて、既に市においても対策を講じられてこられたことと思います。今、急にこういう方が出てきて、これから新たに対策を講じると、こういうことじゃないと思いますけれども、ことしの3月までは、このような方に対してどのような対策を講じてこられたのでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 堀内民生部長。



◎民生部長兼福祉事務所長(堀内隆夫) 

 議員さんご指摘のとおり、この法律が施行される前から福祉事務所にはさまざまな相談の方がおいでになっております。

 ただ、この制度が新たにできるまでは、生活保護とその他の社会保障、雇用保険の関係とか、そういった限られたサービスしかなくて、はざまの人を何とかするという手立てがなかなかなかったわけでございます。そうは言いましても、生活保護や、お話を聞く中で生活保護が必要であれば保護をし、また、その他の福祉サービス、資金の貸し付け等もございますので、そういったものが使えるようであれば、そういった支援を行ったり、また、福祉事務所以外の支援機関、例えば障がい者の相談の機関だとか、ハローワークさんだとか、そういったところへつなぐなど、さまざまな支援を行ってきているという状況でございます。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 ことしの3月2日発行の日経グローカルという雑誌によりますと、自治体側が困窮者の状況やニーズを酌み取り、人材不足を抱える地域企業などへの橋渡し役も担うと。社会保険や労働保険の制度を第一のセーフティーネットとするならば、新制度は、生活保護までの間の第二のセーフティーネットを構築しようという取り組みであると記載されております。

 ところで、生活困窮者と一言で言いましても、その内容はさまざまかと思います。現に収入がなく、生活に困窮している人と言えばそれまでですけれども、その原因は何かと考えますと、働く意思はあるけれども、働く場所がないといったものから、何らかの障害を持っているために働けないといったように、表に隠れた生活に困窮している人もいれば、例えば今、親と同居し、生活には困らないんだけれども、親が働けなくなった、そのときには直ちに生活に困ってしまうといった、いわば「隠れ生活困窮者」と言えるような人まで、まさに多種多様と言ってもよいのではないかと思いますけれども、市では現在、どこまでの人を生活困窮者として考えているのでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 堀内民生部長。



◎民生部長兼福祉事務所長(堀内隆夫) 

 生活困窮者という定義は、市独自にはございませんで、この生活困窮者自立支援法の第2条に定義がございます。ご紹介させていただきますと、「『生活困窮者』とは、現に経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれのある者をいう。」ということで規定されております。具体的に収入がどれほどというような定義はございません。

 市としても、法に基づく事業でありますので、同様に考えておりますが、支援事業のうち住宅確保給付金と就労準備支援事業、それから一時生活支援事業、この3つの事業の対象者につきましては、世帯収入の合計が市民税均等割非課税となる額以下であるなどの支援対象者の基準が定められると、一部事業については、基準が定められているということでございます。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 今お話のように、法律の第2条で生活困窮者の定義がなされているということでありますけれども、実際にきょうの議論にも出ていますけれども、現状を把握しないとなかなか対策の打ちようがないというのは、けさからの議論であります。

 そこでお伺いいたしますけれども、市内の法律で定められているような生活困窮者について、どのような方法で、いつごろまでに把握をすると、そういう予定でございましょうか。



○副議長(上松永林) 

 堀内民生部長。



◎民生部長兼福祉事務所長(堀内隆夫) 

 定義が非常に明確ではないということを先ほどお話ししました。市内の生活困窮者の数を把握するというのは、非常に難しいものがあるなというふうに感じております。

 また、生活が困窮するに至った理由もさまざまということでございます。ただ、民生委員さんをはじめ、議員さんや区長さんなどからも情報をいただくことがありますので、4月から設置した「まいさぽ飯山」とも連携いたしまして、相談者の課題に応じて、実際の支援についてはケース・バイ・ケースで対応していくということになろうかと思いますが、全体のスケールがどのぐらいだからということは、まだちょっとつかみ切っていないという状況でございます。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 確かに、きっとこれから制度を構築していくようなものなんだろうと思いますけれども、生活困窮者というと、いわゆるニートと呼ばれている方ですとか、引きこもりの方、こういう方も入るのかなという気はいたしますけれども、これらの皆さんを事前に可能な限り把握しておいて、相談に応じていただく等の対策を講じていただくことも大切と思いますけれども、こういう方に対する対策というのは、市はどのように考えておられるのでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 堀内民生部長。



◎民生部長兼福祉事務所長(堀内隆夫) 

 今おっしゃったニートの皆さんとか引きこもりの皆さん、任意事業のうち就労準備支援事業という事業につきましては、こうした方を対象にまず生活リズムの崩れを矯正していくとか、あるいは対人関係が苦手等の理由で一般就労がなかなかできないというような方もいらっしゃるわけで、就労に向けた準備としての基礎能力からの形成、支援、それから訓練等で就労に結びつける事業でございます。

 現在、春先から民生委員さんにお願いしまして、日ごろの民生委員活動の中で把握している引きこもりやニートと思われる方の人数を調査させていただいております。このような状況把握を行い、まいさぽ飯山への相談状況を見まして、今回のこの事業は、アウトリーチという、出ていって相談をする、積極的に働きかけるということも一つの目玉になっておりますので、そうした対応についても検討していきたいというふうに思っております。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 先ほどの説明の中にありましたように、支援事業の中には必須事業と任意事業があると。ということで、当初予算をさかのぼって見てみますと、必須事業と思いますけれども、600万ほど生活困窮者自立相談事業、それと住宅確保給付金事業、これについては計上されておりますけれども、残る被保護者就労支援事業については計上されていないと思いますが、これはどのようになっているのでしょうか。

 それから、任意事業については、当初予算には計上されていないと思いますけれども、どのようにお考えでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 堀内民生部長。



◎民生部長兼福祉事務所長(堀内隆夫) 

 被保護者の就労支援事業につきましては、生活保護受給者の方を就労支援するために、福祉事務所で雇用する就労支援員等の人件費を国で補助していただくと、こんなような事業でございます。

 現実には、飯山市では生活保護受給されている方の就労支援については、福祉事務所の担当職員がハローワークの方と一緒に連携しまして、その就労の支援に当たっているということでございますので、特に予算計上というのはしていない状況でございます。

 また、任意事業につきましてですが、県内19市における今年度の任意事業の実施状況というのがありまして、就労準備支援事業を4市、家計相談支援事業を3市、一時生活支援事業を7市、学習支援事業を3市が実施しているということでございます。飯山市を含めた7市は、今年度は任意事業を行っていないという状況でございますが、市といたしましては、今年度は相談支援事業によるまいさぽ飯山への相談状況をよく分析させていただきまして、来年度に向けて支援に必要な任意事業についての検討をしていきたいという考えでございます。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 この法律自体が、もしかすると、都市にお住まいの生活困窮者向けというような感じもちょっと、見てみるとしていますし、それから、必須事業ですと国の補助が4分の3だと、任意事業になっては国の補助は3分の2、ものによっては2分の1だと。逆に言うと、必須事業でも4分の1、任意事業だと3分の1もしくは半分は地元の持ち出し、飯山市の持ち出しになるということで、そのあたりは今答弁にありましたように、ことしの状況を見てしっかりと考えていただきたいと思います。

 次、この法律の目標とする中の1つが、部長のお答えにあったような就労支援でありますけれども、就労支援となると、市の中の組織でいきますと民生部よりも経済部のほうが就労に関する情報ですとか、ノウハウも持っていることと思います。

 このことから、庁内において、いかに課題認識を共有して連携できるかということが、この支援策の成否に大きくかかわってくるんじゃなかろうかと思っております。経済部においては、就労支援を効果あるものにするためにどのような対策をお考えでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 山崎経済部長。



◎経済部長(山崎美典) 

 就労支援について、経済部関係の担当ということでの対応についてどう考えるかということでございますが、先ほど福祉事務所の担当職員がハローワークと連携しているという話がありましたとおり、就労意欲のあるご本人さんとその担当職員が企業とのマッチングをしていくと、その際にハローワークとの連携をしていくということが一番近道かなというふうには思いますけれども、経済部とすれば、地元の企業の皆様と懇談会を開いております。その際に、一般の雇用のこととともに、本件の就労の協力支援について呼びかけてまいりたいというふうに考えております。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 職業相談はハローワークなんでしょうけれども、飯山市の行う事業でもありますので、部長におかれては、積極的に対応していただきたいと思います。

 政府が平成26年8月に、子どもの貧困対策大綱というのをまとめております。これを受けて、長野県においては、ことしの3月に「ながの子ども・子育て応援総合計画」というのを策定しております。そして、この総合計画の中の第4章、施策の展開という中で、子どもの貧困対策の推進、さまざまな困難を抱える子どもや家庭への支援というものを定めております。

 これを見てみますと、飯山市においても、既に実施している事業も結構あるんですけれども、まだまだこれからという事業もあります。

 そこで、お伺いいたしますけれども、飯山市においては、長野県のように、こういったような計画を策定し、それに基づき対策を行おうというお考えはお持ちでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 丸山教育部長。



◎教育部長(丸山信一) 

 今、議員からは、県の子ども・子育て総合計画のご紹介がありました。貧困率が上がっているということで、全国的また県としてもそうしたものをこれからの子どもの子育ての施策に取り入れていくということでございます。

 貧困率そのものにつきましては、ちょっと飯山市では現況の把握がまだできていないという状況でございまして、貧困率の部分を県がことし調査をするというふうに伺っております。そうした状況等で状況の把握をしてまいりたいなというふうに考えております。また、県の今後の方針等を参考にしまして、飯山市としましても今後の研究をしていきたいなというふうに思っております。

 以上です。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 また計画を立てること、それが目的でもありませんし、立てたからいいというものではないでしょうけれども、やはりいろいろと勉強していただいて、いいものは取り入れていっていただきたいと思います。

 最後になります。世代間の貧困の連鎖ということが言われております。これは、あってほしくないと思います。けれども、多分、貧困の連鎖というのは残念ながら事実ではなかろうかなと感じております。

 飯山市においては、たとえ1件でも貧困家庭をつくらないと、このためには就労の場を積極的につくっていくと、こういうことは大事だろうし、市長におかれても、こういうことをお考えだろうと思っております。

 それで、このための一つの手段として、私が昨年12月定例会なりで申し上げておりますような、農福連携というのも一つの手段になるのではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。



○副議長(上松永林) 

 足立市長。



◎市長(足立正則) 

 渋川議員さん、昨年の12月議会で農福連携という質問があったわけでございますが、生活困窮者といいますか障がい者の方、例えば障がい者の方でも今、まだ歳が若くて、親御さんが養っていけるうちはいいんですけれども、その方々が高齢化をしてきて、自分がもう子どもの面倒を見られなくなったときには、大変その人たちがいわゆる生活困窮者になるわけでございます。

 そういう中で、生活困窮者、それから障がい者等、従来でしたらいわゆる福祉対象、完全に税金で福祉としての対象として行政が見ていくということではなくて、そんな人たちも働いて、それである程度の、大体月10万とか12万とか、そのくらいの収入を得るような就労施設はできないだろうかということで、今回、私と経済部、保健福祉課等の関係者で北海道の芽室町の視察に行きました。ここは、就労型のA型という施設でございますが、18名ぐらい働いております。その中には健常者の関係者の方が数名、あとはみんな障がい者の方ですが、芽室町では、あそこの特産、あそこは帯広平野でございますので、ジャガイモがたくさんとれます。非常においしいジャガイモがとれるんですが、それを自分たちで栽培をして、そして皮むきをして1次加工まですると。皮をむいてカットをして、そしてそのカットしたものをビニールパックに詰めて、それをスチームにかけまして、そのまま今度はすぐ食品関係産業で使えると。そこの食品産業関係の会社さんが何社か出資をしまして、そして、就労の会社を運営しているということで、私も現場を見てきたわけでございますが、大変よくやっているなと、大変就労の方もすごく集中してやっておりました。行政、企業、それといわゆる就労されている皆さん方、ご家族も含めて、みんなが一緒になって初めて成り立つものでございますが、これは1つの新しい形だと思います。

 飯山市の場合、どういう形でのそうした就労の会社ができるのかということは、また研究をしなければならないと思うんですが、また芽室とは違った形でやらなければいけないんですが、それについて、ぜひ検討をしてまいりたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

 以上でございます。



○副議長(上松永林) 

 渋川議員。



◆7番(渋川芳三) 

 市では企業誘致という捉え方もされているようですけれども、ある意味、そういうことでもありますし、飯山版でいろいろなことに役立つんだろうと思いますので、ぜひとも前向きに取り組んでいただくように要望いたしまして、私の質問を終わります。



○副議長(上松永林) 

 以上で、渋川芳三議員関係の質問を終わりといたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△延会について



○副議長(上松永林) 

 この際、お諮りをいたします。

 本日の一般質問はこの程度にとどめ、2日目分を終了したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(上松永林) 

 ご異議なしと認めます。

 よって、本日の一般質問はこれをもって終了することに決しました。

 続きまして、この際、お諮りをいたします。

 佐藤正夫議員から、総務文教常任委員会委員の辞任の申し出があります。

 議長佐藤正夫議員の常任委員会委員辞任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(上松永林) 

 ご異議なしと認めます。

 よって、佐藤正夫議員の常任委員会委員の辞任の件を日程に追加し、議題といたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議長の常任委員会委員の辞任



○副議長(上松永林) 

 お諮りいたします。

 議長佐藤正夫議員の常任委員会委員の辞任を許可することにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(上松永林) 

 ご異議なしと認めます。

 よって、佐藤正夫議員の常任委員会委員の辞任を許可することに決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△延会の宣告



○副議長(上松永林) 

 以上をもちまして、本日の議事は終了しました。

 本日は以上で終わりといたします。

 ご苦労さまでした。

午後4時14分延会