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長野県 飯山市

平成20年  9月 定例会(第320回) 09月11日−04号




平成20年  9月 定例会(第320回) − 09月11日−04号







平成20年  9月 定例会(第320回)



          平成20年9月第320回飯山市議会定例会

               ◯議事日程(第4号)

          平成20年9月11日(木曜日)午前10時開議

 日程第1 一般質問

    14番 沼田喜一議員

     2番 竹井政志議員

     6番 小林初子議員

     1番 上松永林議員

◯本日の会議に付した事件

 議事日程と同じ

◯出席議員(17名)

    1番  上松永林議員            2番  竹井政志議員

    3番  大野峰太郎議員           4番  水野英夫議員

    5番  渡邉吉晴議員            6番  小林初子議員

    7番  佐藤正夫議員            8番  水野晴光議員

    9番  久保田幸治議員          10番  小林喜美治議員

   11番  坂原シモ議員           12番  望月弘幸議員

   13番  小林洋之議員           14番  沼田喜一議員

   15番  高橋正治議員           16番  西條豊致議員

   17番  山崎一郎議員

◯欠席議員(なし)

◯説明のために出席した者

  市長        石田正人    副市長       足立正則

  教育長       土屋 稔    総務部長      今清水豊治

  民生部長兼福祉事務所長

            山田弘一    経済部長      丸山信一

  建設水道部長    月岡寿男    教育次長      鷲尾恒久

  庶務課長      小沢俊之

◯議会事務局出席者

  局長        森  勝    局長補佐      松澤 孝

  主査        藤澤淳一    主査        鈴木小百合

午前10時00分開議



△開議の宣告



○議長(山崎一郎) 

 ただいまの出席議員は、全員であります。よって、直ちに本日の会議を開きます。

 日程に入ります前に、報告事項について申し上げます。本日、小山教育委員長は公務のため欠席する旨の届出がありましたので、報告いたします。

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△議案第112号の上程、説明、採決



○議長(山崎一郎) 

 日程第1、議案第112号 専決処分事項の承認を求めることについて、を議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。

 石田市長。

  〔市長 石田正人 登壇〕



◎市長(石田正人) 

 ただいま上程されました議案についてご説明を申し上げます。

 本日提案いたしました議案は、事件案1件であります。この関係については議員の皆さんに、大変ご迷惑おかけしましたこと、再度この場から謝罪を申し上げるわけでございます。

 さて、議案第112号 専決処分事項の承認を求めることについては、須多峰介護センターの変更契約について、緊急を要した「議会の議決に係る契約事項の変更について」地方自治法第179条第1項の規定により専決したから、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものであります。

 以上、本日追加提案いたしました議案について、よろしくご審議をいただき、承認を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

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△一般質問



○議長(山崎一郎) 

 日程第2、これより一般質問3日目を行います。

 それでは、沼田喜一議員の発言を許します。

 沼田議員。

  〔14番 沼田喜一議員 登壇〕



◆14番(沼田喜一) 

 通告に基づきまして質問をさせていただきます。

 はじめに、北陸新幹線飯山駅及び関連事業について順次お伺いをします。

 新幹線飯山駅の開業が6年後に迫り、工事も着々進んでいます。今年度は、駅高架部分の土木工事も始まり、駅舎の認可に向けて準備が進められていると聞いています。もとより当地方は経済基盤が脆弱であり、かつ今日の景気はあまり思わしくありません。したがいましてこのようなとき、結果はさておき新幹線の効果に期待するのは当然と思われます。

 一方、新幹線に対して否定的な考え方もあります。私はこれが問題だというふうに思います。新幹線飯山駅の誘致は、一朝にしてなったのではありません。大勢の市民が一丸となって、行政とともに運動してきた長い年月の歴史があるからこそであります。そこで、今、庁内で、3つの部会を設け、いろいろ検討作業をされているようですが、今後も竣工まで市民に注視していただけるよう、そのムードづくりの指導的役割を果たすことを私は希望したいと思います。

 そこで何点かお聞きしたいと思いますが、まず、駅のグレードアップについてであります。各新幹線の駅では、それぞれ特徴づけられているが、飯山駅は広域圏の駅でもあります。その点も十分加味されると思いますが、弱者にやさしい駅であってほしいと思います。どのようにグレードを考えているのかお聞きをしたいと思います。

 次に、在来線飯山駅移転と県道昇格の計画についてであります。在来線飯山駅を新幹線飯山駅と統合し、現JR飯山駅を通過し、西廻線と市街地を結ぶ路線を県道として整備しようとしていますが、その進捗状況はどのようになっているのか、その点をお聞きしたいと思います。

 次に、立体駐車場についてであります。3億円の予算で立体駐車場の建設を計画されていましたが、それも新幹線の停車本数にも影響されるということで、早期の建設をうたわれていました。その後の状況はどうなっているのか。また、北信広域よりの基金から低利の融資を受けることになっているというが、その後その点どうなっているのか、併せてお聞きしたいと思います。

 次に、新幹線飯山駅の列車停車についてであります。駐車施設にも微妙に左右されるという新幹線の停車の回数は、市民や私どもも注目しております。停車の回数が多ければ利用者も当然増え、経済波及もあると思われます。これに関してJRに強く要望していただきたいと思います。ちなみに新幹線の駅で最も少ない停車回数は10〜12の停車ぐらいであります。上田駅、佐久平駅は、上下で80本ぐらい停まっておりますが、その辺また、十分考慮していただきたいなというふうに思います。

 次に、駅前広場でありますが、8,000?の用地というふうに聞いておりますが、文化的施設も設置されるというようなことも聞いておりますが、どのような計画がおありなのか、お聞きしたいと思います。

 次に、観光案内所及び物産館についてであります。北信エリアの総力を結集した観光案内所や物産館を設置すると思われます。飯山市を含めたこの地方の最大の魅力を売る場として大変重要だと思います。その計画についてお聞きしたいと思います。

 次に、観光及び産業経済に対する戦略についてお聞かせいただきたいと思いますが、よその地域と比較して、まだまだこの地方の知名度が低いように思われます。今夏の観光客も微増であり、某温泉地などは10ないし20%のお客の落ち込みと聞いております。

 この地方は観光業が主たる産業であります。新幹線飯山駅の利用者は、1日2,000人〜3,000人と想定されておりますが、今からそのお客を取り込むためにも、長期・短期的な戦略を練る計画が必要ではないかなと思われます。その点、お聞きしたいと思います。

 次に、市道に関してでありますが、市道7−114号線の橋及び関連事業についてであります。

 市道7−114号線、通称ふけの橋の改修を、前市政のときより区をもって要望してきました。その改修の理由は3月議会でも述べさせていただいたとおりでございます。最近、企業誘致の話題もこう出されているのでありますが、少しずつですが、その周辺の環境が変化してきているなあというふうに思われます。この地域の将来性を重視して、踏切改良、県道上越飯山線の交差点、また、7−491の拡幅など、総合的な整備に着手すべきだというふうに考えますが、市長にその考え方をお尋ねしたいと思います。



○議長(山崎一郎) 

 石田市長。

  〔市長 石田正人 登壇〕



◎市長(石田正人) 

 沼田議員の質問にお答え申し上げていきたいというふうに思うわけでございます。

 最初に新幹線の問題でございます。先人の皆さんが、そして飯山市のみならずして地域全体の皆さんが、何としてでも今回新幹線は飯山経由で、新潟県、そして富山、そして石川へつないで、最後に大阪までという大きな夢を描かれ、そして実現の運びになったことについては、この先人の大変なお骨折りについて感謝しながら、先人がこれだけ骨を折ってある以上は、何としてでも先人の皆さんが構想したこの新幹線に付加価値をつけて、飯山市、そして地域全体が振興されるようにすることが、私に与えられた任務だということで、それぞれ一つ一つ、6年後の建設に向かって、財源は少なくてもやれることをやっていきたいと、また今やらなければならない問題については、今やらなければという思いの中で取組交渉をさせていただいておるわけでございます。

 おかげさまでアクセスの関係についても、県、国それぞれのご協力をいただき、そして市民の皆さんもそれぞれ住宅を移転し、減歩をしながらも協力いただき、今いよいよ駅を中心とした高架橋の工事が始まったわけでございます。日本で3番目の長いトンネルという飯山トンネルも開通をして、その姿が見えるわけでございます。

 こういう中において、今、議員から質問ございました、一つ一つの問題については、真剣にこれを取り組んでいきたいというふうに思っておるわけでございます。それについては、私よりも部長のほうが内容的な検討を一つ一つ進めていますし、またこれから検討をしていく内容でございますので、深くは部長のほうから説明をさせていただくとしましても、いずれにしても、お年寄りにやさしいという、そういう駅を作れということでございます。

 その1つの問題として、今の飯山駅を新幹線の駅に連動すると。大変なお金が要するわけでございますが、JR、県にもそれぞれ要望し、先日も一応県会にも、私が要請させていただいたのもこの件でございます。なお、JRとしましても高齢化が進んでいるこの地方でございますので、エスカレーター等の設置もしっかりしていただいて、乗降に問題なきように対処していくように、これからも努めて努力をし、実現に向かって取り組んでいきたいというふうに思っておるわけでございます。

 また、その他いろいろな問題がありますけれども、私のほうから言いたいことは、列車がこれ以上停まるかというこの問題。停めろということよりも、停まるようにやるということ、これなかなか難しい面でありますし、かつて、昔の国鉄のようであれば、1つの運動として起こせば、多少停まっても、価値観がなくても停まるわけですけど、今はああいうかたちになって民営化したJRでございます。停まれば当初計画より余計停まるし、停まらなくなって1年間トータルしてみたらとても駄目だってことなら、本数減るという1つの政策でございますが、1本でも余計停まるように市民の皆さんのご利用、そして交流人口を含めながら、いかにこの地域に大勢の皆さんがおいでいただくことに、努力を努めていかなければならないということでございます。

 これについては、全力をあげてこれから取り組んでいく、それだけの魅力の作れる駅だというふうに思いますし、またそれに併せて、前議会でもお話をさせていただいたように、いよいよ来年までにはある程度の新しい名前にするか、飯山市の「飯山」という名前だけにしておくかということを、大きな論議の中で早く決定をして、これをPRしてく必要もあるかというふうにも思っておるわけで、これについても努めて早急に真剣に取り組んで、皆さんのお知恵とお力をお借りしたいというふうに思っておるわけでございます。

 また駅の広場等についても、部長のほうからそれぞれ説明をさせますけれども、いずれにしましても、あの求めていただいた土地を、最高度にどう利用するか。そしてまた民有地もあるわけでございますので、その皆さんとどのような連動性をとって、飯山の駅はどこよりも違った駅だという駅づくりをしてかなければならない。

 1回はその飯山へ行って降りてみろと、こんなかたちが整えるようなかたちにしていきたい。それには駅全体を含めて、駅舎だけでなくて全体を含めた中で、この原風景の残る飯山らしい駅をどう創設していくか、作り上げ、創造していくかということも大事な問題でございますので、これはある程度専門機関ともいろいろ検討させていただきつつ、一歩一歩進めているわけでございますが、ここらあたりも絶えず機構にも要請をしておる内容でございますが、部長からある程度補足をさせていただきたい、というふうに思うわけでございます。

 いずれにしましても最後に言われたように、原風景の残る観光、昔の食文化が残る農村都市の飯山らしさ、そして温泉とスキー場がマッチした飯山らしい駅、そして寺町と回遊性が整った、降りてみたくなるような飯山駅。さらに千曲川トレイル、そして山のトレイル。併合した中で、山遊びのできる農山村交流の子供さんたちが絶えずきていただけるようなそんなかたち。さらに健康の再生のできる飯山市、そして文化研究の進めていかれるような地。さらに働きができる町、そして飯山の魅力、そして周辺地域との魅力を発散できる、そういうような市。そういうふうになれば、必ず増強感がふいてくれるというふうに思いますので、今申し上げたような内容を含めつつ、物産館等もしっかりと位置づけしていきたいと思います。

 なお、この関係については、広域というかたちでいかないと、飯山だけではとても全体の要望といいますか、かたちが整えないわけでございますので、新潟県妙高市を含め、信濃町そして飯綱、そして岳北、北信広域。広く含めた中でしっかりと対応していきたいと思いますし、なお一方、これから栄村を含めた十日町間のこの飯山線をいかに増やしていくか。戸狩まではかなりの本数があるわけですけれども、戸狩から下り方面はほとんどないわけで、少ないわけでございます。これを増やしながら、下り方面からくる皆さんもやはり新幹線を利用していただくような利便性を提供していくことも、大きな魅力の1つになろうと思いますので、これについても全力をあげてこれから期成同盟会等を作りながら、運動を起こしていきたいというふうに思っておるわけでございます。

 なお今、企業誘致の話が出ましたが、できるだけ私の後半の仕事は、すべて企業誘致で全力をあげるということで、昨日もお話ししたように、企業誘致が進めば働く若い者も帰ってくる。若者が帰ってくれば町も元気になる。経済が図られれば商業も発展をし、利用者が増えてくると。そういう素晴らしいものがあるわけですし、それには新幹線というひとつの魅力のある駅も作られるっていうことも大きな力になっておるわけでございますので、申し上げるように企業誘致は、農村の振興、観光の振興にも欠かせない内容でございますので、全力をあげていくわけでございますが、議員から何回も、私も戸狩の生まれでございます。ふけの橋をどうするかと。確かに夜暗いことになってくるとあの昔の橋とぶつかりそうだったり、急にあそこで狭くなったりするということについては危険性が伴う、そういう思いでございますが、申し上げるように企業誘致が決定したらどこよりも優先して橋を、架け替えという言葉は使いませんけれども、どういうふうに利用していけるような体制にしてしっかりしていきたいということでございます。

 これは企業誘致が確定したら必ずやらしていただける、またやらなきゃならない仕事だというふうに思っておりますし、併せまして7−491号の市道の関係でございますが、昨年から言われておったんですが、◯◯◯◯◯◯◯◯会社のところの道が、非常に戸狩駅に行く間狭いわけです。車が1台くると動かんないというわけでございます。今年の計画としては拡幅を少しして、そして舗装をして直すという計画であったわけでございますが、企業誘致という問題が、もし具体化して進めていくようなことになれば、これ当然、下水道の関係もありますので、せっかくやったらまた下水道で掘り起こすっていうようなことは避けたいと思いますので、企業誘致の今後の状況をにらみながら、しっかりと議員さんのご意見に添えるようにやっていきたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(山崎一郎) 

 足立副市長。

  〔副市長 足立正則 登壇〕



◎副市長(足立正則) 

 沼田議員さんのご質問のうち、新幹線関係につきまして、私のほうから市長答弁に補足をさせていただきたいと思います。

 新幹線の関係につきましては、大変大きなプロジェクトでございまして庁内のいろんな部署にわたっております。各部長にも出ていただきまして、庁内プロジェクトを立ち上げまして、現在検討をしているところでございます。いろんな部署に関係がございますので、私のほうで一括して沼田議員さんのご質問に対してご説明をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 まずは1点。まずは北陸新幹線というものにつきまして、これは非常にこの地域に大きなインパクトを与える交通機関であるということでございます。

 現在、長野まで新幹線ができておるわけでございますけれども、だいたい今、平均しまして年間で1,000万人ぐらい、980万人ぐらいですか、を1日で運んでおるということでございますけれども、今度は金沢まで12両編成で動きますので、約年間1,500万人を運ぶということでございますから、1日平均しますと4万人の乗降客をこの北陸新幹線が運ぶというふうになるということができるかと思います。

 大変大勢の人たちを運ぶわけでございますけれども、かつ、この飯山につきましては首都圏から1時間以内、そしてまた金沢、北陸方面からも1時間以内で結ぶという、従来では考えられなかった、非常に高速でこの地域を結ぶことができるというわけでございます。

 もう1つは非常に大事なことですけれども、この北陸新幹線っていうのは、金沢でストップするわけではございません。現在、日本全国いろんな新幹線といわれるものができているわけでございます。山形新幹線、秋田新幹線等もあるわけでございますけれども、そうした新幹線は在来線の上を走るミニ新幹線でございますので、先に行くに従ってだんだん乗降客が減ってきてしまうわけでございますけれども、この北陸新幹線は将来大阪と結ぶ、関西と関東圏を結ぶ日本の交通の大動脈となる新幹線でございまして、大変将来的にも大量の人間の移動が見込まれるわけでございます。したがいまして、この北陸新幹線の効果といいますか影響というのは、今後この地域に10年、20年、30年という非常に大きなスパンで影響を与えるわけでございますので、飯山のまちづくりに当たりましても、こうした長期的な視点でまちづくりを進めていく必要があるんじゃないかというふうに基本的に考えるわけでございます。

 さてそれから、現在の新幹線プロジェクトの事業の進めている状況について、若干ご説明させていただくわけでございますけれども、新幹線ができることによりまして飯山駅周辺整備、また、まちづくりはどうあるべきかということにつきましては、既にいろいろ会議とか、それからまた構想等を検討していただいておるわけでございます。

 平成15年度からは「新幹線のまちづくり市民会議」また「にぎわい創出市民会議」ということで、いろいろ住民の皆さんからもご意見を賜っておるわけでございます。この中では、飯山の持つ自然の素晴らしさを活かした駅周辺整備、また、まちづくりを進めてほしいという意見が中心になっておるわけでございますが、こうしたご意見を受けまして、平成17年、18年度からは「都市空間デザイン会議」、これは駅周辺整備のあり方、それからまたこの地域の観光のあり方ということで、ウエルカムプラン等の構想ができておるわけでございます。

 現在その構想を受けまして、今度は具体的にどういうような整備をやっていくのかという部分につきまして、これは当然市の財政とも、財政面ともにらみ合わせながら事業を進めていくわけでございますけれども、その骨格について、現在庁内で検討を進めているという状況でございます。基本的には、やはりこの飯山駅はこの広域の駅でございますので、広域活用が必要な利便性の高い駅を作っていく必要があるのではないかということが、まず第1点でございます。

 それから、市民の皆様方から非常に要望がございますけれども、やはりこの飯山のもつ自然景観の素晴らしさ、そういうものをうまく活かした駅又は町づくりを進めていく必要があるのではないかということでございます。

 沼田議員さんからはそれぞれ質問があるわけでございます。

 まず1点目は、駅のグレードアップはどういうふうに計画しているかと。特に弱者の皆さんにやさしい駅であってほしいということでございます。駅そのものにつきましては、JRさんのほうで運営をするわけでございますけれども、それだけでは足りない部分というものがありまして、それをどういうふうにしていくかということについて、現在検討をしておるわけでございますが、弱者にやさしいという部分で申しますと、まず1点、エスカレーターの問題がございます。

 駅は、今回は3階の駅になりまして、2階が改札でして3階の部分が新幹線になりますので、駅の中では2階から3階部分についてはエスカレーターがございます。エレベーターは当然1階から3階まではあるわけでございますけれども、駅、JRの駅利用のための1階から2階までの部分については階段になっておるわけでございますので、これを、エスカレーターを整備するとなりますと、市のほうで負担をしていく、グレードアップをしていく必要があるというようなことでございます。この辺につきましても、費用がどのくらいかかるのか、また維持管理費はどのくらいかかるのかというようなこともにらみながら、現在検討を進めているところでございます。

 それから2番目でございますけれども、駅舎、現在の飯山線の駅のところを通過しまして、県道斑尾線との道路、県道として整備すると。この辺の整備状況と進捗状況ということでございますけれども、これにつきましては、今現在、飯山駅がある、飯山駅の上の辺はちょうど区画整理区域内にかかるわけでございますけれども、その先約300m分につきましては区画整理外になるわけでございます。これについては従前から県のほうへお願いをしてきたわけでございますけれども、この300m分につきましては県のほうで整備をしていただくということになったわけでございます。

 新たな踏切設置を含むJR関係施設の整備につきましては、県とJRが協議をしながら進めるということになりました。本年度は路線全体の用地測量、また建物調査、踏切の概略設計を行うということでございまして、県の事業推進につきましては大変感謝をするわけでございます。

 それから、立体駐車場の関係でございます。この辺についてはどういうふうに考えているかということでございますが、立体駐車場はどうしてもこの雪国の飯山にとりましては必要な施設というふうに考えておるわけでございますけれども、大変経費もかかるというふうに思われます。

 最初から、現在300台のものを整備していくという当初の構想があるわけでございますけれども、最初から300台分を一挙に整備をするのがいいのかどうか。例えば、まず150台分ぐらいを整備して、さらにその後つけ足すっていうようなものができないかどうかっていうようなことも含めて、検討をしておるわけでございます。

 それから、北信広域からの借入の関係でございますけれども、これは低利で借入ということでお話があったわけでございますけれども、いずれにしましても、借りた分につきましては全額お返しをしなければならないわけでございます。この辺についてもう少し、いいような資金運用の方法がないのかどうか、検討を進めていきたいというふうに思っておるわけでございますが、よろしくお願いを申し上げます。

 それから、駅前広場の構想でございますけれども、現在8,000?ございまして、雪国でございますので、入口と出口につきましてはそれぞれ別々のかたち、別々のものを用意してやってくということにつきましては、おおよそ決定をしておるわけでございますけれども、この中でどういうふうにいろいろな駐車場とか送迎車の寄りつき場をやっていくのか、台数はどのくらい必要なのかというようなことにつきまして、現在、検討中でございます。そうしますとかなり機能アップ分といいますか、そういう機能を高めると8,000?の中でもかなりの面積がかかりますので、その中にきっと建物っていうものを、物産館的な建物を整備していくってことは、ちょっと難しいんではないかなあというふうに思われます。現在検討しております。

 それから、観光案内及び物産館の位置づけということでございますが、観光案内をどの場所に置くかということも検討中でございますけれども、やはり駅に降りてすぐ観光案内がないと不便だろうということで、これは先ほどの駅舎のグレードアップ分と併せて整備をしていくのがいいんではないかなあということで、現在検討をしておるところでございます。

 また物産館でございますけれども、これも商業的な施設として、非常に大切だというふうに思うわけでございます。場所としますと、駅の広場の前、道路を挟んだ前に、約3,000?の市の市有地があるわけでございますけれども、その土地をうまく商業的に活用をしていく必要がございます。そういう場所に設置をしていくかどうか、現在内部で検討をしておるわけでございますが、建設運営については、なかなか市がそこへ財政を投入してやっていくってことは、非常に難しいんではないかと。民活でやっていくのがいいんではないかなあというふうに、現在考えているところでございます。

 それから、観光及び産業経済に対する戦略ということでございますけれども、議員さんのおっしゃっておるとおりでございます。この地域は観光でたくさんのお客様にきていただくという必要がございますので、この周辺の関係市町村とも連携をしまして、できるだけ早めにこの地域の全体のイメージを作りながら、PRをしていく必要があるんじゃないかというふうに思うわけでございます。

 また産業でございますが、新幹線がくることによりまして、やはり企業の誘致をぜひ進めていかなければならないというふうに考えております。若い方々がこちらで生活するには、やはり企業が必要でございますので、駅周辺にもそうしたようなかたちでの企業立地ができないかということも、現在併せて検討をしているところでございます。

 まだまだ検討中の部分がたくさん多いわけでございますけれども、現在進めておるわけでございますが、議員の皆さん方の、また格段のご支援ご協力をお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(山崎一郎) 

 沼田議員、再質問ありますか。

 沼田議員。

  〔14番 沼田喜一議員 登壇〕



◆14番(沼田喜一) 

 まず、市道7−114号線に関することでありますが、市長さんは戸狩の私と同様で、出身が戸狩でございます。自分のうちの田んぼへ水引くようなふうには見えますが、先ほど申し上げたとおり、この地域の将来の発展というのは、工場誘致がされれば益々その界隈は環境が変わってくると思います。そういう意味では少し先行投資をして、まずその環境を整えるということが大変重要ではいかなあと、こんなふうに思うわけですが、ぜひご一考をお願いしたいと思います。

 それから、副市長さんに答弁いただいたわけですが、私最初に申し上げました、新幹線に対して否定的な考え方もあるということで、これは、私は非常に問題だなあというふうに思ってそういう発言をしたわけですが、この先導的な行政が指導を遂行するということで、少なくとも市民の皆さんに、より一層の関心を、この新幹線に対してもっていただけるように。少なくとも「市報いいやま」あたりに新幹線のニュースを、毎回掲載していただいたらなあと、こんなふうには思うわけです。

 新幹線が6年後に竣工されるということはもう決まっているわけですが、そういう、で、安心っていうか、それから関心が薄れてくっていうようなことでなくて、益々その新幹線に対して思いをはっきり、行政のほうで示していただきたいということで、ぜひそういうことにも取り組んでいただきたいなと、こんなふうに思うわけです。

 先ほど停車数の話も、市長のほうから答弁があったわけですが、今から3、4年前ですが、東北新幹線の二戸の駅を視察をしてまいりました。二戸の駅は人口2万5,000人で、市長さんが当時は小原市長さんという方で、小山元市長さんの大学の後輩ということで、「飯山の皆さん、きたらぜひ市長室へ寄ってください」というので、私ども新幹線の視察に行った議員が寄らさせていただきました。やはり二戸の人口は2万5,000ぐらい、飯山市と同じくらいなんですが、「市長さん、いったいどのくらい電車が停まるんかなえ」というふうに聞いたところ「とにかくいっぱい停まってもらわなくちゃ、うちのまちも開けない」と、そういうわけで市長さんが電車が停まるように、線路を枕にして寝るんだというような意気込みを見せていただきました。

 ちょっと時刻表を見ますと、二戸の駅は概ね30本ぐらいの、片道ですが、電車が停まるようになっております。そういうわけで、やはり市長さんや、あるいは諸々の皆さんが、そういう熱意でないとJRに売り込むには大変だなあと、まずその辺で市長さんの思いを、そういうところへ発揮していただきたいと、そんなふうに思うわけであります。

 ついでながら、駅名の話もこの新幹線に関しては時々出てくるわけでありますが、やはり同じく東北新幹線に「沼宮内」という、岩手町に駅があるわけです。この駅の停車数も見ますと、知名度が非常に沼宮内ということで、ないというのも1つの原因になっているようでありますが、本数が1日片道12本ぐらいしか停車しないというんで、この駅名に関しても、かなり慎重に命名する必要があるかなあと、こんな思いをしているわけで、ぜひその辺を一考していただいて、岩手町なら岩手県の岩手町とこう通用するわけですが、「ぬまくない」と読める人はおそらくわずかと思います。そういうわけで、ぜひまあ駅名も、慎重に考慮していただきたいなと、こんなふうに思うわけであります。

 以上で終わります。



○議長(山崎一郎) 

 石田市長。

  〔市長 石田正人 登壇〕



◎市長(石田正人) 

 沼田議員さんの2回目のご質問にお答え申し上げていきたいと思うわけでございます。

 議員さんがご提案されているとおり、私も同調する点、またそのとおりだというふうに思うわけでございます。

 なお、市民の皆さんにできるだけ新幹線に関心を持たせるということでございますが、市報にも載せたり、それぞれイベントを起こしつつ高めていきたいということでございます。ここではなかなかできない、いわゆるトンネルを歩いてみようという企画を公民館から立ち上げました。300人という限定しか許可いただかなかったわけですが、参加してくれるかなあというふうに思っておったんですが、その日のうちに、出したらその日のうちに300人満杯になったということで、市民の関心の高さも伺えるわけですし、2度と歩けない飯山トンネルを富倉口から上倉の口まで歩くと、6kmほどでございますが。こんなことも催しながら、新幹線に市民の協力をいただけるように、対処してまいりたいというふうに思っておるわけでございます。

 なお、新幹線の期待はあんまり持つなというような講演が、商工会議所等でも行われておるわけでございますが、期待を持つなと言ったって、期待を持たざるを得ない。これにいかに付加価値をつけるか、つけないか。これを市民の共同の力と我々が、どこまでやる気を起こすかということにもつながってくるわけでございます。その中には全力をあげて対処してまいりたいというふうに思いますし、その中には企業誘致というのも大きな課題でありますので、しっかりと取り組ませていただきたいと思うわけでございます。

 なお、私も新幹線、東北ほとんど各駅を回りながら見てきているわけですが、「はやて」は停まらなくても「やまびこ」が停まるというのがほとんどでございますし、ここ、佐久、そして軽井沢があり、佐久があり、上田があり、そして長野が、という都心があり、そして次に上越がありっていうようなかたちの中で、何としてでも本数を高めて停まっていただく、これを申し上げていますし、当初は多分一定のかたちで停まるというふうに思いますけども、それからどうするかという毎年の、なり、半期にいっぺんずつのダイヤ変更にどうするかっていうことは、もう乗降客を増やさざるを得ないんだと、これがすべてに尽きるわけでございますので、市民の皆さんの共同の力をいただきながら、また地域全体に、それぞれお力をいただきながら対応していきたいというふうに思います。

 なお先ほど副市長から出されました、広域から借りるお金については、議会にもお話、報告させていただいており、お断りしました。これについてはできるだけ、もし立体駐車場を作るということであれば、それなりきに地域みんなと相談の中で作り上げていきたいなと。そうでなければ他の皆さんにも使い勝手が悪い、乗降勝手が悪いってことになってはいかんと思いますので、その点は地域の皆さんと十分に相談をして作り上げていきたいという思いでございますので、お願いしたいし、もし、広域から借りるのなら、民間から借りたってそれほど変わりないというふうに思いますし、またそこらに伴ったひとつの起債制度というものも、またその時代の中でいいかたちも出てくるかとも予想される面もありますし、是非ひとつ、そんなことで対処してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(山崎一郎) 

 沼田議員、再度の質問ありますか。



◆14番(沼田喜一) 

 ありません。



○議長(山崎一郎) 

 以上で沼田喜一議員関係の質問を終わりといたします。

 続いて、竹井政志議員の発言を許します。

 竹井議員。

  〔2番 竹井政志議員 登壇〕



◆2番(竹井政志)

 発言を許されましたので通告に基づいて、4点にわたって質問します。

 第1は、全国学力テストの結果についてであります。

 文部科学省は8月29日、今年4月に実施した全国一斉学力テストの結果を発表しました。正答率の高い県と低い県が固定化し、その差の大きさも目立っています。平均正答率で見ると県別順位ベスト3、ワースト3は昨年と比べて大きな変化は見られず、小学校では国語A・B、算数A・Bの4教科ととも秋田県がトップであります。2〜3位には青森県、福井県、石川県、東京などが入っています。ワーストのほうは、全教科とも昨年同様沖縄県が最下位でありました。次が北海道であります。中学校では国語B、数学A・Bで福井県がトップであります。国語Aトップの秋田県は他の教科でも2〜3位でありました。ワーストのほうは長野県が、沖縄県が全科目最下位で高知県、大阪と続いています。この結果は昨年とほとんど変わっていません。また、活用に問題があるという分析の仕方も昨年と変わりありません。

 長野県教育委員会は11月中に県内の小・中学校に報告書を配布する予定といいます。この結果を飯山市教育委員会としてどのように活用していくのか、また昨年度の場合どのように活用したのか伺います。

 第2は、飯山らしい教育と行政としての「平和学習」についてであります。

 広島への原爆投下から63年を迎えた今年8月、広島平和記念祭に飯山市から中学生6名を派遣したことは、石田市長が憲法9条を守る立場を一貫して主張してきたことを行動で示したものであり、平和を願う多くの市民から好感がもたれています。中学生が戦争の悲惨さと平和の大切さを学ぶという平和学習派遣事業の実施は評価に値するものであります。

 今後行政として、一般市民を対象とする社会教育の分野でもどう取り組んでいくのか伺います。また、今回の平和学習派遣事業の実施は、日数が少なく、駆け足的だったという声も聞かれます。来年度も実施の方向であるのかどうか、実施の方向であるならば日程を増やしたらどうか、併せて伺います。

 また、新しい、飯山らしい教育の確立の中に「地域連携を促進」という項目があります。6月議会で私は、「地域と共に運営する学校」について質問しました。答弁では、国のコミュニティースクール事業として秋津小学校がモデル校となり、この研究を進めているとのことでした。その後どこまで進んでいるのか。また、推進計画の段階でどのような問題があるのか伺います。

 第3は、厚生労働省管轄の独立行政法人「雇用・能力開発機構」が、行政改革の一環として、全国で約35万人が暮らす雇用促進住宅を廃止する動きが始まり、住民の間に不安が広がっています。

 長野県内1O市1町にある14カ所の雇用促進住宅の廃止方針を、入居している850世帯に書面で通知しています。飯山にある雇用促進住宅の入居者にはまだ通知がないようですが、政府では2011年までに全体の2分の1を廃止することにしております。飯山市などの比較的新しい住宅は、その1O年後、つまり2021年までにすべて廃止するとされています。南新町にある雇用促進住宅の住民から「先行き不安だ」という声も聞かれます。今後、飯山市として、どのように対応していくのか伺います。

 第4は、住宅等屋根雪無雪化事業実態調査についてであります。平成1O年度から平成19年度までの間に補助金を受け、屋根の上で融雪できる構造にした184人を対象とした実態調査報告を見せていただきました。今後の事業に、この結果をどのように活かしていくのか伺います。

 1回目の質問を終わります。



○議長(山崎一郎) 

 石田市長。

  〔市長 石田正人 登壇〕



◎市長(石田正人) 

 竹井議員の質問にお答え申し上げたいと思いますが、教育関係については教育長のほうから詳しく申し上げさせていただきたいと思うわけでございます。

 同じ教育の関係でございますが、平和祭に中学生6名を参加させたわけでございます。昨日もお話しさせていただいたように、大切な問題でございます。少しく例を挙げれば、私の関係しております寺院の墓地に戦死者のお墓があったわけですが、だんだん縁故者がなくなったら誰しもが見向きしなくなり、ややもすれば無縁仏になろうとしております。戦死したご家庭、その皆さんの犠牲があったからこそ、今私たちは、こうやって安心して生活できるってことを絶対忘れさせてはいけない。

 当時私も、戦争こそ参加はしませんでしたけれども、子供としてそれなりきに戦争にあってきたわけでございます。70年生きた私としては、やはりこの思いをしっかりと次の世代へつなげ得るような飯山らしい教育を施しながら、平和というものの大切さを進めていくことも、市政に与えられた使命だというふうに思っております。来年からどうだということについてはまた、それぞれ広くご意見をお聞かせいただきながら、また検討してまいりたいというふうに思います。

 雇用住宅の関係、それぞれ皆さんのお骨折りで、飯山南高のグラウンド跡地に建てたわけでございます。あのところに今多くの皆さんがお住みいただきながら、飯山市民として、そして頑張っていただいている皆さんでございます。飯山市は新しいわけですので、まだ何ら通告もきておりませんし、また住宅、住んでいる皆さんにも何の通知もきておりません。多少不便さがあるというようなこともお聞きしておりますけれども、そういう状況でございますが、きたときには大変な問題でございます。やはりしっかりとして対処し、そしてまたお住みいただき、飯山のためにお尽くしいただき、飯山市民としてのあるべきかたちというものを整えてやることが、市政の仕事でもあるわけでございますので、これ以上のことは申し上げませんけれども、また状況になったときには、議員の皆さんと深く市民の意見を聞いて、ご相談申し上げながら対処してまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 屋根雪等の問題については、それぞれ担当部長から申し上げさせていただきますので、ご審議賜りたいと思いますが、お願いいたします。



○議長(山崎一郎) 

 土屋教育長。

  〔教育長 土屋 稔 登壇〕



◎教育長(土屋稔) 

 竹井議員さんのご質問にお答えをします。

 まず、全国学力学習状況調査の結果は、飯山市は昨年度どのように活用したのか、そして本年度はどのように活用するのかとのご質問でございます。昨年度は、問題の領域別の理解度や観点別の理解度を調べ、その理解状況やつまずきの原因を分析しました。また、正答率の得点分布の状況から、学力幅を明らかにしました。その他、出題の形式と正答率との関係から、読み取る力、書く力、条件を整理する力、必要な情報を組み合わせる力等の課題解決のための基礎になる学力を分析しました。

 また一部の教科では、信州大学の先生のご協力を得て、各問題の指導改善の方針を示していただき、本年度の各中学校ごとの学力向上研究会でご指導をいただきました。また、校長会でも分析の結果をもとに話し合い、研究のあり方を検討しました。本年度もこのような分析をしっかりして、子供たちの学力実態把握、指導改善、それから学校支援のための資料として活用をしていきたいと思っております。

 次に、飯山らしい教育と平和学習について申し上げます。

 まず平和学習でございますが、学校教育では、本年度始めた広島平和記念祭への派遣事業を来年度も続ける方向で考えております。来年度からはこの事業が、夏休みの1つの行事というだけで終わるのでなく、日常の授業の関連や発展として位置づくように各学校と十分に打ち合わせをしていきたいと考えています。また日程や内容についても、改めて検討を加えていきます。なお、今回の広島訪問の生徒たちの感想は、市報の9月号に掲載する予定になっています。

 社会教育では、芸術文化事業の中で、平和をテーマにした作品の上映や発表等を通して平和学習を進めています。公民館では毎年7月中旬〜8月中旬まで、原爆パネルを掲示したり成人式の会場に掲示したりして、戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを伝え、平和の大切さを訴えています。また今年は、飯山雪国大学の平和学習講座として、飯山市出身の丸山邦雄さんとともに旧満州から日本人の引き揚げにご尽力をされた武蔵正道さんの講演会を開催しました。その他に6月には、生涯学習の出前講座でも扱っております。

 戦後60年が過ぎ、戦争や戦時の生活を直接体験された方々が少なくなり、当時の記憶が薄れようとしている今、今こそ平和教育を大事に、その時々に意義を得た事業を企画していきたいと思っております。

 最後に、飯山らしい教育の地域連携についてお答えをいたします。現在、文科省のコミュニティースクール調査研究の指定を受けて、秋津小学校で学校と地域の連携のあり方を研究していただいています。現在は学校と地域の連携の中心部分を担う組織である学校運営協議会のあり方や、その規約を検討しているところであります。この検討を通して学校教育への、地域がどのような支援ができるのか検討をして具体的に議論をしていただいています。今後、支援活動を担う組織のあり方や人材の確保が課題になると考えております。

 以上であります。



○議長(山崎一郎) 

 丸山経済部長。

  〔経済部長 丸山信一 登壇〕



◎経済部長(丸山信一) 

 竹井議員ご質問のうち、関係部分につきまして市長答弁に補足をしてお答えを申し上げたいと思います。

 雇用促進住宅の廃止方針のご質問でございます。ご質問にございましたように、飯山市には今、雇用促進住宅80戸がございます。平成6年に建設をされたものでございまして、14年ほど経っているという状況でございます。ご質問ございましたように、国が行革ということで、一定の方針を出したということでございまして、全国の雇用促進住宅がある行政に対しまして、運営をしています独立行政法人「雇用・能力開発機構」から、譲渡廃止というのをしますよという通知がきてございます。遅くも平成33年までにそういう手続きを全部終了したいと、そういう閣議決定がされていますという文書が届いているということでございます。

 飯山市の場合どうなのかということでございますが、おそらく、まだ新しい建物ということだと思いますけれども、すぐ、今回の2分の1のほうには入らなかったというところでございまして、具体的なことは、これからというふうに、問い合わせをしたところ、そんなお返事をいただいているというところでございます。

 こういう動きにつきましては、やはり住民の不安というようなこともございますので、長野県の市長会としましても8月にこの機構、あるいは国交省等国の機関に対しまして、「雇用促進住宅の譲渡又は廃止に伴う国等の支援に関しての要望書」というものを提出をしたところでございます。廃止の場合、転居先をしっかり確保していただきたい。あるいは、行政、市町村が譲渡を受ける場合には、国等の補助金等の支援をぜひいただきたいと、そんなような内容、ものでございます。

 飯山市としますと、まだ具体的な、いつごろどうだというようなことはまだ明示されていないということでございまして、廃止の通知等が出されました市町村、そういうところ。それから要望書も出してございますので、これからどんなふうに機構さんが考えられるのかというようなことを確認させていただくということで、市長から答弁ございましたように、入居されている皆さんに、混乱が生じないように、対応検討してまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(山崎一郎) 

 月岡建設水道部長。

  〔建設水道部長 月岡寿男 登壇〕



◎建設水道部長(月岡寿男) 

 竹井議員さんご質問のうち、住宅等屋根無雪化事業アンケートにつきまして、市長答弁に補足をしてお答えをいたします。

 住宅等屋根無雪化事業につきましては、雪降ろしに伴う経済的負担、危険等の軽減を図ることを目的にいたしまして、融雪式・落雪式屋根に改築改良される高齢者世帯に対しまして、補助を行うものでございまして、平成10年度から行ってまいっております。今回、融雪式屋根の効果・維持経費、故障等の状況につきまして現状を把握するため、補助金を交付いたしました184件に対しまして、アンケート調査をいたしまして、結果を取りまとめたところでございます。

 融雪施設の使用状況については、93%の人が使い続けております。また多くの人は、毎年点検を受けるなどのメンテナンスを行っておりました。ひと冬での維持管理経費につきましては、灯油使用量で平均1,180リットル、金額では平均約13万400円でございました。多くの人は「屋根、雪降ろしや雪かたづけの心配がいらない」「雪降ろしを頼まなくてもよい」というふうに答えてございますが、反面、近年の灯油の高騰によりまして「費用負担が多い」「あまり高くなると使えなくなる」という回答もございました。なお、「設置したのに機械の不都合で稼働せず、施工業者が倒産してしまった」というケースもございました。融雪設備には多くのお金がかかるため、設置者に対しまして工事内容、保証内容、使用上の留意事項、疑問等を十分確認した上で、業者任せの工事にならないよう、今後アドバイスをしていきたいというふうに考えてございます。

 なお、本事業につきましては、今年度限りで終了することになっております。来年度以降につきましては、アンケート調査を参考にしながら、事務事業評価の中で検討をしていきたいというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。



○議長(山崎一郎) 

 竹井議員。再質問ありますか。

 竹井議員。

  〔2番 竹井政志議員 登壇〕



◆2番(竹井政志)

 2回目の質問をします。

 まず最初に、促進雇用住宅についてであります。去る6月28日付の信濃毎日新聞によると、2011年までに廃止の対象となっているのは、佐久市、小諸市、上田市、長野市、須坂市、松本市、茅野市、岡谷市、諏訪市、伊那市の1O市と坂城町の1町。850世帯に廃止方針が通知されていると報道されています。須坂市では2カ所133世帯が対象となっています。

 飯山市の場合、県や国からまだ連絡がないとのことですが、消極的な対応に感じられます。確かに雇用促進住宅の廃止は国の仕事であります。しかし住んでいるのは飯山市民であります。その市民の不安を解消していくのが飯山市の行政ではないでしょうか。遅かれ早かれ、廃止退去通知がくるのであります。県や国から連絡がないのであれば、飯山市のほうから県あるいは国へ問い合わせてもいいのではないでしょうか。また飯山市として、早急に廃止後の対策も検討すべきと考えます。特に飯山市長が企業誘致を強調しているわけであります。そういう点からいっても対策を急ぐことが必要ではないでしょうか。

 2つ目は、平和学習についてであります。現地で戦争遺跡や資料館での展示物、また戦争体験者のお話を聞くなど子供たちにとっても、最も効果的な平和学習になったのではないでしょうか。平和記念祭に派遣された中学生たちは市長のところに報告にきて、一人ひとりが平和の大切さを語ったと昨日の答弁で話されました。市長の言うように「平和なくして未来がない」まさにそのとおりだと思います。教育こそは未来を語るものだと思います。平和の反対語は戦争ですが、戦争には未来がないのであります。戦争は人を殺し、殺されるものですから、死んだ先には未来がないのが当たり前であります。

 式典で子供を代表して2人の小学校6年生は「平和への誓い」の中で「あの日、建物疎開や工場で働くために出かけていった子供たちは、63年経った今も帰りません。『行ってきます』と出かけ『ただいま』と帰ってくる。原爆はこんな当たり前の毎日を一瞬で奪いました」と8月6日のあの日の出来事を語り、平和と核兵器廃絶の実現に向けて決意を述べたことが報道されました。また、広島市長は平和宣言の中で「核兵器は廃絶されることだけに意味がある」と述べ、政府に憲法を遵守し核兵器廃絶への道筋を示す国際条約の採択のために、各国政府へ働きかけるなど、核兵器廃絶に向けて主導的な役割を果たすことを求めました。

 またこの祭典で、政権を投げ出した福田首相は「核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申し上げます」と言いました。しかし、その直後の記者会見で「核抑止も現実的に必要なことではないか」と語っています。これは、核兵器によって平和が保たれているという考え方であり「核兵器の廃絶」とはなんら両立しません。

 今、世界から日本が求められているのは、アメリカの「核抑止力」に賛意を表明することでもなく、自衛隊の海外派兵拡大を目指すことでもありません。唯一被爆国として憲法第9条の理念に沿って、核兵器廃絶の実現に向けて具体的に取り組んでこそ、「恒久平和の実現」に向けて国際社会の先頭に立つことができるのではないでしょうか。

 今、政府は「国際協力国家」という言葉を使い、自衛隊の海外派兵を強調しています。そしてインド洋派兵の継続をはじめ、アフガニスタンなど、派兵探しに躍起になっています。こんなときだからこそ、平和教育の推進は重視されなければならないと思います。

 今後とも、先ほど教育長もこの平和学習派遣事業を日常的な活動にしていくということを言われました。ぜひそのように進めていただきたいと思います。

 3つ目は、学力テストのことであります。結果の活用について、昨年12月議会で私の質問に対して教育委員長は「『わかる事業、確かな学力事業』の1つの資料として授業改善や指導改善に活かしていく。結果の活かし方が一番大事である」と答弁しています。今、教育長が話された活用が、理解度の分析等などこの数字あるいは、そういうので、傾向をつかまえて全体的な活用の仕方をしたように聞こえました。

 私はこの中で言われているこの結果から、課題のある子供たちの個人の指導をどうしたのかというのをお聞きしたかったのであります。つまり昨年の場合は、発表が11月でした。そして子供たちの手に入った、渡ったのが12月でありました。その中で全国的に、飯山でも「指導には使えない」何しろ6年生、中学3年生ですから間もなく卒業、こういう時期ですので、それ使えないってことが言われました。そういう点で、個人に個表が、個人表が渡っているわけですけれども、「あなたは◯がいくつ、×がいくつ」「何%、何問中何問できた」これが渡されただけなのですから、個人指導にはなるのかどうか、本当は文科省の通知によれば、この扱い方の文章がきているはずであります。そこにはしっかりと個人の指導のことが書かれています。私はそこのところを聞きたかったのであります。

 去年もあるいは今年も、この個表って言われているデータ表、個人表が生徒には渡っております。その中で現場の先生と話し合いをしました。そうしたら、やはりそれは使えないと、こういう答えなのであります。どうしてかというと、◯×ですから、結果が。テストを受けた本人自身が、どこが違っていたのか、そういうところ、よく分かりません。つまずいたところが分からないのであります。ましてや帰ってきた個表っていうのはデータ表ですから、テスト用紙そのものではありませんから、指導する側だってやりようがないのであります。それがこの学力テストの中身なのであります。

 今回のこの結果を見ますと、全体として昨年同様、今年もどの項目の分析もありきたりで現場の教師たちが日ごろ実感していることであります。何も全生徒を対象とする悉皆調査の意味もありません。

 今回の長野県の場合、Bの活用問題にいたっては、小学校国語51.2%の正答率、小学校算数51.2%、中学校国語61.3%、中学校数学50.3%。これが長野県のデータであります。

 小学校国語、中学校数学ともに50%台の低い正答率では、分析データとしての活用がしにくいはずであります。また「時間不足」と答えた子が小学校国語ABで4割台。これでは理解不足なのかどうかも分かりません。子供がどこでつまずいているのかを知っているのは、子供を直接見ている現場の教師なのであります。

 全国一斉学力テストに今回は62億円をかけております。教師の数を、この62億円をかけるより、教師の数を増やし少人数学級にするなど、教育条件の整備にお金をかけるべきなのではないでしょうか。文部科学省は「学力向上を目指して」全国学力テストを実施するとしていますが、「序列化」や「高度の競争」で学力の向上どころか子供たちが傷つき、学ぶ喜びが奪われるほうが心配であります。

 今回のテストに向けて、4月のテストに向けて、秋田県の一部、あるところでは「学力テストの前に、予備テストをたくさんやった」、東京のあるところでは「学力の低い学校として『特別月間』が設けられた」、沖縄では「中学の数学で県内30校に退職教員らを学力向上サポーターとして派遣した」、高知では「特に結果が悪かった中学校で、小単元ごとにテストする対策を取った」、大阪では「2年連続でこのザマはなんだ。最悪だ。民間ならいうに及ばず減給、あ、民間なら減給は当たり前だ」。こう言ったのは橋下知事であります。府教育委員会は「大変厳しい状況。来年が勝負だ」、このように教育委員会が言っております。もうこうなれば、全く教育とかけ離れた存在であります。この状況こそが過度な競争ではないでしょうか。

 また公表について言えば、安倍元首相が「個々の市町村名や学校名を明らかにした結果の公表は行わない。学校間の序列や過度の競争を煽らないように配慮する」と述べていました。しかし、大阪では橋下知事が市町村教委の結果公表を主張し、府教委は府内の市町村教育委員会に自主公表を要請しました。しかし市町村教育委員会から戸惑いの声が上がりました。橋下知事は「市町村が非公開など自由にやるなら、府教委は解散する」「あのクソ教育委員会が、過度な競争が生まれるから、と公表しない」などと記者会見もしております。また「公表、非公表の市町村教育委員会によっては、来年度の予算編成で差を付ける」とも述べています。

 鳥取県では、学校別結果の公表を主張する教育長を除く5人の教育委員が、非公表の立場をとり非公表を決定いたしました。それに対して教育委員長は、非公開の理由として「子供たちの心情に教育的配慮が必要」また「公表により、過度な競争が生じる恐れが否定できない」さらに「学力テストは非公開を前提にした」としています。鳥取県では、教育長と教育委員長の見解が違っているのであります。

 2年連続トップクラスだった秋田県では、知事が「市町村教育委員会が公表しないなら、私の責任で公表せざるを得ない」と記者会見で述べています。秋田県の知事は、昨年度も公表を主張しましたが、各市町村教育委員会は応じなかった。県教育長は、市町村教育委員会を回って説得したうえ、1、2カ月間待って動きがなければ昨年分の、昨年分を含めて公表したいと述べています。

 長野県はこういう動きがありませんので。でもこの傾向は益々強くなってくる可能性があります。子供たちを苦しめ、格差づくりと競争強化を進める全国一斉学力テストは、やめるべきだと考えます。飯山市教育委員会では来年も参加すると言いましたが、再検討してほしいものであります。また、いつの教育委員会で決めていくのか、そこもお聞きしたいところであります。

 2回目の質問を終わります。



○議長(山崎一郎) 

 石田市長。

  〔市長 石田正人 登壇〕



◎市長(石田正人) 

 竹井議員さんの質問でございますが、私のほうから雇用促進住宅の関係を申し上げ、後は教育長のほうから申し上げたいと思いますが、飯山市もそれぞれ市民から選ばれ、皆さんからご選任をいただいた、承認をいただいた、りっぱな教育委員でございます。併せながら、どこに基本を置くかと、子供の立場をどう考えるかということを基本に、十分な検討の中で、1つの方向をしてくれるというふうに市長として期待しておりますので、すべて教育委員会の審議に委ねていきたいというふうに考えております。

 なお、雇用住宅の関係についてはおっしゃるとおりでございます。国がそういうかたちで1つの方法が出されました。企業誘致をして進めていこうとしていても、住宅があるかないかというのは大事な要件に入ってくるわけでございます。ここらを加味しながら、今それぞれお働きいただき、飯山市民としてりっぱに役割を果たしていただいております、雇用住宅に入っている皆さんに、安心、安全で生活していただけるように努めることが、私に与えられた使命でございます。

 これからのことについては、どうあるかということについては、今日初めてのご質問でございますし、また飯山市には直接この問題には関わってきておりませんけれども、やはり一定の期間が経ったときには、今、通告をあるというふうに想定をしながら、これからしっかり詰めていきたいと、いうふうに思いますが、また議員さんそれぞれお立場のご意見もぜひお聞かせいただき、お力添えをいただきたいと思いますが、基本としては、今の皆さんに安心、安全で飯山に残りながら頑張っていただく、これが1つの方法だということを申し上げ、あとどうあるべきかということは、これからの検討でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(山崎一郎) 

 土屋教育長。

  〔教育長 土屋 稔 登壇〕



◎教育長(土屋稔) 

 竹井議員さんの2回目の質問にお答えをします。

 広島平和学習につきましては、先ほど申し上げましたように、ぜひ大事に検討をしていきたいというふうに思います。例えば、交流等もできることならばということで考えておりますが、相手のこともありますので、十分に手を尽くしながら計画を立てていきたいなというふうに考えております。

 それから、学力問題につきましてお話を申し上げます。昨年度、個人の成績等の返しの中で、十分な指導がなされていないじゃないかというお話でありますが、校長会等で指示したところは、一人ひとりの子供たちの結果を返すときに、きちんと分かるような言葉で返す、言葉を添えて返すということと、それと昨年度はちょうど12月の個別懇談の時期でありますので、できるだけそこで保護者の皆さんに話ができるようにというようなかたちでお願いをしてあります。

 確かに表だけで見ますと、なかなか難しいんですが、言葉を添えないとなかなか分かりにくいってことは確かにありますので、本年度もこういう時期でいつ返すかっていうことがなかなか難しくて、この間の校長会でもどういうかたちで返すかということで考えているわけですが、できるだけ早い時期の参観日の懇談会で表の見方をお話をしたり、特徴等の話をしながら返していきたいということになっておりますので、ご了承いただきたいというふうに思います。

 それから、先ほど、他県のいろいろな様子についてお話がありましたが、私たちは最初から申し上げますように、子供たちの心を傷つける状況だとか、過度の競争をあおるようなかたちの公表はいたしません。これは長野県、ほとんどそういうかたちになっていると思います。私たちのところもそういうふうにしております。そして先ほど申し上げましたように、できるだけ事業改善の中に、指導改善の中に活きるようなかたちで活かしていきたいというふうに思っております。

 来年度につきましても、昨日の坂原議員さんのお答えでも申し上げましたが、なかなか素晴らしい内容の問題でありますので、ぜひこれを使って学力分析だとか、また指導の改善のために、活かすために進めていきたとい思っておりますが、正式には11月ごろの細かい、県からの結果がきたところで、教育委員会で再度決定をすることになっております。

 以上であります。



○議長(山崎一郎) 

 竹井議員、再度の質問ありますか。

 竹井議員。

  〔2番 竹井政志議員 登壇〕



◆2番(竹井政志)

 ええ、学力テストのことであります。私は、また言いますけれども、あの個表では、問題のあった子に指導できないということを、私は言っているのであります。全体的な傾向はパーセントでは出すことができますけれども、個々の子がどうしてそういうところが間違ったのかというのを、先生が指導することができないというのは、手元にないからであります。

 今回、三角形の面積の問題が出ていて、底辺と高さともうひとつ斜辺のサイズが入っておりました。去年は底辺と高さだったのであります。今年は当然正答率が低くなったわけであります。そういうところを具体的に言うならば、その問題が、その生徒の用紙が目の前にあるのであれば、先生が指導できるはずなのであります。ところが、そういうものではないのであります。したがって、生徒自身が自分がどこが間違っていたのかさえも覚えていないのであります。ましてや先生が指導するわけにいかないのであります。

 そういうことを私は言っているのであって、全体の傾向をつかむのであれば、何も本来ならば、毎年やる必要はないものであります。そういう点でも、教育長は、昨日もそうでしたが、今もそうですが、学力テストは続行、来年もやると言っているわけですから、どういうふうにして論議で議論されて教育委員会で決まっているのか、そこをお聞きしたいのであります。

 この鳥取県の場合ですけれども、先ほど言いましたが、鳥取県の教育長は言っております。この新聞等に載っておりますが、「初めて教育委員会として議論がされた」と。こういうふうに言っております。そういう点では、良いとか悪いとかは別にして、いろんな意見を持った委員がいて、それを議論して編み出すものだと思います。そういう点で飯山市の場合はどうなっているのか。恐らく議論されると思いますけれども、そこらあたりでこの学力問題に関してどういう論議がされたのか、そういうところが知りたいのであります。そこのところ、もう一度お願いいたします。



○議長(山崎一郎) 

 土屋教育長。

  〔教育長 土屋 稔 登壇〕



◎教育長(土屋稔) 

 竹井議員さんの再々質問にお答えをいたします。

 個表の問題でございますが、確かに問題用紙が離れてしまうと、具体的な指導ができないところがあります。先ほど申しましたように、あの、議員さんが申されましたように、昨年の問題と今年の問題は、1つの条件が余計になっているわけです。その中から必要な条件を拾い出すという力を見るようになっているわけですね。その辺のところも、担任の先生が、そういうことをきちんと話をしながら伝えていくところが大切なことだと思いますので、その辺、今年は伝える場合には、そういうところを大事にしていきたいというふうに伝えておきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 もう1点、教育委員会の議論なんですが、この間の9月、8月の教育委員会では、公表についてどうするかという意見を話し合いをしました。それから正式な採用については、11月にやるという話をしております。

 まず公表についてでございますが、議員さんの中には、ホームページで公表するという方法もあるじゃないかとか、市報で公表する方法もあるじゃないかというふうに、そういう意見もございました。しかし、本来このテストの目的は、事業改善だとか個々の学力を高めるための資料として集めているものですから、私たちとしましては、議会で求められた内容のとき、それともう1つは、新聞等の取材の場合以外は内容について公表しない。それも生の数字ではしなくて言葉で公表していくというかたちで議論をしております。そんな状況であります、学力問題につきましては。

 以上であります。



○議長(山崎一郎) 

 以上で、竹井政志議員関係の質問を終わりといたします。

 この際、しばらく休憩といたします。

午前11時36分休憩

午後1時00分再開



○議長(山崎一郎) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 小林初子議員の発言を許します。

 小林議員。

  〔6番 小林初子議員 登壇〕



◆6番(小林初子) 

 それでは、発言を許されましたので順次質問をしてまいりたいと思います。

 アレルギー疾患についてお伺いいたします。

 アレルギー疾患には気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー・アナフィラキシー、アレルギー性鼻炎などがあります。2050年ごろには国民の90%が、何らかのアレルギー疾患にかかるというような予測もされていると聞いております。

 そうした中で7月下旬、松本市でNPO法人「アレルギーを考える母の会」の代表である園部まり子さんを講師にお迎えして勉強会が開かれ、参加いたしました。園部さんは、お子さんがアレルギーに精通した専門医と出会うことで健康を回復した経験を持ち、アレルギー疾患に悩む人の支援を続けていらっしゃる方であります。

 アレルギー医療の現状を患者の視点からみますと、患者は医療機関を選択する情報もなく、たまたま受診した医師の資質によって病後の経過が大きく左右され生活の質の格差を生み、医療の混乱につけこんだ不適切な民間医療、アトピービジネスとも言われておりますが、そういうものに取り込まれる人が後を絶たないそうであります。そのため、国、県としての医療体制の整備に併せ、地域で患者を早期発見し、早期治療につなげる連携体制の構築が急がれているということをお聞きいたしました。

 そこでお伺いいたします。今年4月以降に文部科学省より、学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドラインが全国の教育委員会や学校に配布されているとお聞きしておりますが、教育長はご覧になっておられますでしょうか。

 アレルギー疾患の対応については、長野県におきましては、7月の初めに県下の養護教諭を対象に研修会が開催されていると聞いておりますが、ガイドラインに基づいて、全教職員の研修も必要と考えますが、教育長のお考えをお聞きしたいと思います。

 また、子供たちの学校生活の現場には、1日の中で3区分される場面があります。日常的に接している担任の先生。部活のときだけ接している先生。中学になると教科ごとに先生が変わりますのでその担当の先生。教育委員会ではそれぞれの現場で、現場とどのように連携を取られておられるのかお伺いしたいと思います。

 次に、がん対策についてお伺いしたいと思います。

 昨年4月、がん対策基本法が施行されました。国の基本計画に沿って、全国の都道府県では、がん対策推進計画が策定されているところであります。国でがん対策に関する法律が作られたことは、大変画期的なことであったとお聞きいたしました。がん対策基本法を策定するに当たってリーダーシップを取ってこられた中川恵一東京大学医学部付属病院放射線科准教授は、「日本はがん大国であるが、がん対策後進国である」ときっぱりと言われております。

 この内容についてはさておきまして、欧米では常識であることが、日本では非常識であると考えられていることが大変多いということが、日本全体のがんの対策が遅れている大きな要因であるとも言われております。

 がんは予防と早期発見が大切であると思いますが、それには市民ががんを知ることが大変大事なことだと思います。まだまだ市民の皆さんの中には、がんに対する意識がそれほど強くはありません。また、知ろうとしない方も大変多いのではないかと感じるわけでございます。がんに対するセミナーや教育をもっと行い、市民にがんを身近に感じて、もっとがんを知ってほしいと思いますが、このセミナー等の開催状況はどのようになっているのか、また、iネット等の放送も含めて現状と今後の予定はどのようになっているのか、お聞きしたいと思います。

 さらに、がん対策基本法が制定されて1年が経つわけでございますけれども、大阪府の豊中市というところでありますが、がん患者が病状や治療状況を自ら記入するがん手帳を、市と市立豊中病院と豊中市医師会で作る「地域緩和医療ネットワーク協議会」が作成して、この7月末に約1万部配布をされ、運用を始めたという記事がございました。

 私も早速、どんなものか関心がありましたので送っていただいて、お話もお聞きしたところですけれども、まだ県のがん対策の基本計画の中で、推進計画の中ではまだそこまでいっておらず、まず検診ですね、そこに一番今ウエイトをおいて5年かけてしっかりと、がんの受診率を50%にもっていくということが一番大切であるということを自分も認識いたしまして、このことは通告の中でいたしましたけれども、これは大変なことであるな、でも将来的にはこのがんの、がん手帳、非常に有効ですし、こういうものがあればまた、がんに対する知識も深まっていきますし、横の連携、またがん対策にも大きな貢献をしていくのではないかなあということを感じております。通告いたしましたけれども、このがん手帳の件はそういうことで、お願いをしたいと思います。

 それで、行政の皆さんには、がん検診の受診率を上げるために、具体的にこれからどのようにされていくのか、その辺をお伺いしたいと思います。

 3番目に地震対策でありますけれども、昨日も防災対策ということで、何人かの議員の皆さんから質問がありましたが、私はいつ発生するか予測できない地震への対策ということで、以前にも何回か質問させていただきましたが、市民への意識の高揚という観点から再度お伺いいたします。

 一昨年から住宅耐震診断等、耐震・補助事業としていろいろ取り組んでいただいておりますが、住宅の耐震化には多額の費用もかかり、思うようには進んでいないのが現状かと思われます。だからといって何の対策も取られていない現状の、現在の状況を思いますと、いざというとき、被害も大きくなることが予想されます。特に弱者世帯の方たちが心配であります。

 そこで、身近なところで市民の皆さんが取り組みやすい、家具等の転倒防止対策が大変有効であると思いますが、お考えをお聞きしたいと思います。

 地震による家具転倒の危険性を示すシミュレーションシステムを開発した名古屋工業大学の岡田成幸教授は自らの調査結果から、「家屋被害と負傷者発生の分布は必ずしも一致しない。建物の被害は特定の地域に集中していたのに、負傷者は市内全域に広がっていた。耐震補強は最重要課題であるが、それだけでは、けがは防げない」と言われております。室内に家具が多すぎると負傷の確率が高まるとも、家具を減らすのが難しければ配置を考えたり、家具を壁に固定することが被害防止に有効であると言われております。建物が地震に耐えたとしても、家具が転倒して住めなくなれば、避難所に移らざるをえません。家具が倒れなければ、ライフラインが復旧次第、自宅で暮らし続けられます。

 県内では、諏訪市や茅野市などで、転倒防止器具を全世帯に無料で配布されたとお聞きいたしました。諏訪市が配ったものは、突っ張り棒で固定する器具や家具の下に挟み込んで前方に倒れないようにするプレートなどで、茅野市は家具の下に挟む機械や器具や壁などに家具を固定する器具と聞いております。取付は市民の皆さんが自分で行い、そうすることによって危険な家具や場所にも気づくことができますので、身の安全を図るということから考えましても大変有効ではないかと考えますが、お伺いいたします。

 次に、飯山市をイメージする食品開発の推進についてお伺いいたします。

 6年後の新幹線開業によって、さらなる飯山市の発展が期待されているわけでありますが、開業に向けて全市民をあげて取り組めることは何があるだろうかと考えましたときに、まず飯山市というところを市外の多くの皆さんに知っていただくために、市民の一人ひとりが飯山市の宣伝マンになることではないかと考えます。そして、それには飯山市をイメージできてPRできるもの、安価な商品で持ち歩きがしやすい商品を開発して、お土産に使ってもらうということも考えてみてはいかがでしょうか。その辺についての見解をお伺いいたします。

 最後に、市民霊園についてお伺いいたします。

 市民霊園については以前にも質問をさせていただきました。当時の答弁では需要の状況と情報収集を今後進めていきたいということ。さらにお寺の皆さんとの調整や意見を伺いながら進めていきたい旨の答弁をいただきましたが、その後どのように進められたのかお伺いいたします。

 ちなみにこの間、飯山市に住む、市内に住む方で、長野市や中野市、また木島平村などに墓地を購入された方もおられると聞いております。また市内出身で東京などのほうへ上京されて向こうにいらっしゃる方が、都会で墓地を購入するにはあまりにも高く、それは不可能であるというお話も聞いております。ぜひ新幹線がくるまでに、自分のふるさとに墓地を持ちたい、そのような声もお聞きいたしました。宗教宗派に関係なく、誰もが購入できる墓地公園的なものを作ってはどうかと考えます。また、交流人口を増やすチャンスにもなるかと思いますが、お伺いいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(山崎一郎) 

 石田市長。

  〔市長 石田正人 登壇〕



◎市長(石田正人) 

 小林初子議員さんの質問にお答え申し上げたいと思いますが、それぞれ質問を聞かせていただく中で、広く日本中各地から情報を集めながら飯山として取り入れていく方法がないかというご質問に対して、心から敬意を申し上げ、私もできる限り議員のご質問に答えられるように、これからも市政を運営してまいりたい。これはご質問総体に申し上げ、共通のお答えでもあるわけでございますのでお願いしたいと思います。

 最初に、アレルギー疾患等の問題については、専門家でございませんので各部長のほうがよかろうかと思いますので部長のほうから申し上げますし、がん対策の関係についても補足させていただくわけでございますが、昨日も議員さんからそういう説明、質問がございました。

 飯山市も日赤から報告いただきますと、死亡率の一番高いのはがんであるわけでございます。いかに早期にがんをなくしていくことを進めるかということでございますが、がん治療はあくまでも早期発見が一番先でございます。どんな優秀な治療法、抗がん剤があったとしても、早期に発見をして早期に治療をする、これが最大の予防といいますか、がんをなくする方法でもあるわけでございます。それには申し上げるように、検診なんです。

 そういうことでございましたので、今までも議員の皆さんから、それぞれ市民の要望に答えながらいろいろな予防会議の勉強会及び研修をしてきてましたが、そういう要望に応えるために、今年から節目検診ということをしっかり取り入れた中で、今もそれぞれ対応する年齢の皆さんから病院へ行ってがん検診をすすめていただいてるということでございます。原因は、ただ行政だけがやってみても、どうにもならんわけです。自分の健康は自分で守るんだと、そういう中ではPETというものできたんだと。俺、自ら行ってくるよ、俺も検診受けに行くよと、そういう中で強い要望があれば、それなりきに、これから行政としても応えていくわけでございますが、基本的にはいかに自分の健康を自分のがんは自分で防ぐかと、このことにあろうかと思いますので、そういう啓蒙運動についてはこれからもしっかりと、行政として取り組んでいきたいと思うわけでございます。

 それから地震対策の問題。いろいろ議員さんからもご質問あった中で申し上げてきました。いずれにしましても、これも今と同じように、やっぱり災害に備える自分の心をしっかり持つことが大切であるわけでございます。器具、どうかということでございますが、今行政として器具を買って「さあ、大地震に備えてください」という気持ちは持っておりません。あれは自分でやろうと思えば何でもできるはずです。一番倒壊するような茶箪笥等についても、釘を打ってしっかりとそれで、紐で結びつんどけば、それほど直接倒れてくるってことはございませんので、器具を支給してそれに対して耐震するという考え方はございませんので、それぞれPRを努めながら、自分で、やっぱりそういうものに対しての備えをしていただくと、このことが必要かと思うわけでございます。

 今日もお昼のニュースで聞いていますと、北海道も出たということで、だんだん上へ行ったということの余力はありますけれども、いつなんどき、またこちらへ余震としてこないとも言えないのでございますので、しっかり備えると同時に、昨日からも答弁させていただいているように、防災意識の高揚をさらに進められるように、そしてまた今言うように、家具の倒壊等についても、できればこういうかたちで縄で釘を打ってしっかり備えるという活動をさせていただきたいというわけでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 飯山のイメージを作る商品開発。なかなか難しい問題であるわけでございます。私はむしろ、新しいものをどんどん開発するよりも、飯山、飯山っていうものは、すごくおいしい米、アスパラ産地、きのこ、こういうものがたくさんあるわけでございます。これをいかにこれから商品化をしてく、これをいかに売り出して飯山のイメージを作り上げていくかということが一番、私も長い間農協運動で取り組んだ、最大だと思いますので、新しい商品は今言うように、飯山として独得な豚の肉を売り出したりして、それぞれ研究の皆さんが真剣にやっていただいております。そういう中で一緒に研究をさせていただきながら、もし新幹線に備えた商品開発が生まれるようなことがあれば、また目一杯行政としてもご支援をしていきたいなあというふうに思っておるわけですので、よろしくお願いしたいと思います。

 市民霊園の話が出されました。むしろ今、私もお寺の一役員として努めさせていただいているんですが、それぞれ若い者が流出して、お寺の墓地がどんどんどんどん空いてきて、誰しもがそれを守ると言いますか、あれしてくれる人がなくなってきているのが、今の飯山の現状だというふうに思いますが、お寺の墓地の開発っていうのは、非常に問題があるわけです。なぜかということになると、一カ所の墓地を作るために、周辺関係の集落の個人から全部はんこをもらって、承諾書をもらわなければ開発できないということで、私のお寺も実はそれで今年一年、苦しんできたわけでございますが、とてもこれじゃ無理だということでございますが、市民からそういう中では、希望がどんどんどんどんと市のほうへ寄せられることになれば、改めてまた考えていきたいなというふうにも思っておるわけでございますし、また今言うように、人口がこの新幹線効果の中で増えてきた場合に、どうしても新しい墓地ということでございます。そういう中においては、お寺というものについては、宗派の問題があるわけですので一概に私のほうで簡単なことを言うことも、責任のないことで、言うこともできませんが、市民から強い要望が出てきたときには、また検討させていただくということで、後はそれぞれ内容が大事でございますので、部長のほうから補足答弁をさせますので、よろしくお願いいたします。



○議長(山崎一郎) 

 土屋教育長。

  〔教育長 土屋 稔 登壇〕



◎教育長(土屋稔) 

 小林初子議員さんのアレルギーに関するご質問にお答えをします。

 議員さんご指摘のように、アレルギー疾患にはアレルギー鼻炎やアトピーなどの皮膚炎などいろいろありますが、中には気管支喘息や食物アレルギー・アナフィラキシーというような緊急の対応を要する疾患があります。このことから、全教員が研修をしておくことが必要だというご指摘だと思います。

 議員さんご指摘のように、文科省からはこのようなガイドラインが出ております。私もこれを読ませていただきました。その他、県からまだ全学校職員向けにパンフレットのようなものも出ています。これを中心に養護教諭が職員会等で全職員に対応を説明しております。

 また、アレルギー疾患にかかわらず、健康だとか食事等で配慮を要する児童がいる場合には、学校では年度当初、必要に応じて保護者から情報を集め、保護者、担任、養護教諭で話し合って、主治医の指示をもとに、緊急の事態に対応する対応策を検討しております。そしてこれは関係者だけではなくて、職員会等で全員が共有するようにしております。

 実際では、アレルギー状態のあった現場にいる人がすぐに養護教諭に連絡をし、養護教諭と学校長及び教頭が相談をして、病院だとかその措置を考えるわけですが、その後、我々のほう、教育委員会にも報告があるようになっております。

 いずれにしましても、大変緊急を要する中身がありますので、今後も大事に検討、研修等を続けていきたいと思っております。

 過日の市の定例校長会の中で、食物アレルギー・アナフィラキシーの事例が発表されました。これは柑橘類の事例だそうですが、柑橘類を食べた後、1時間ぐらいの後、ちょっと激しい運動をしますと、今言ったようにじんましんだとか眩暈だとか腹痛だとか呼吸困難だとか、そういうようなことが起こるということなんですが、そういうものの対応についても、校長会でも話題にしながら、お互いに理解を深めるようなかたちでやっておりますので、よろしくお願いします。

 以上であります。



○議長(山崎一郎) 

 山田民生部長。

  〔民生部長 山田弘一 登壇〕



◎民生部長(山田弘一) 

 小林初子議員ご質問のうち関係部分につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 がん対策についてでありますが、先進事例を引用されながらご質問いただきましたけれども、ご案内のとおり、国では21世紀になったことを契機に「健康日本21」と銘打ちまして、第3次国民健康づくり運動を推進しておりまして、その中でもがん対策は主要な対策の1つに掲げられており、さまざまな評価を経て、19年4月にがん対策基本法が施行されました。

 また長野県においても、法に基づくがん対策推進計画を本年3月策定され、今年度から取り組みを始められております。がん対策は国、県、市はもとより、患者をはじめ家族など、市民、地域の皆さんの病気や医療に対する意識の高揚が大切でありまして、その高揚を図りながら、それを基盤にそれぞれの立場で総合的に連携しながら取り組むことによって、先進事例のような効果があるものがあるわけでございます。

 議員ご提案の先進事例等あるべき姿に向けまして、これから検討を加えながら関係機関と連携して、まずはその基盤づくりから入ってまいりたいというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。

 次に、市民への意識づけの関係でございます。ご案内のとおり、市長答弁にもございましたが、全国でも当市においても、死亡原因第1位はがんでありまして、現状はがんを含めてさまざまな病気に関する情報は、新聞、テレビ等のマスコミ、そして本、またインターネット等豊富に出回り、提供されてございます。しかしながらその情報の受け手である市民の側からすると、多くの情報を取捨選択しにくかったり、特定の情報だけを鵜呑みにする危険性もございますので、市としますれば、そうした状況をなるべく避けるように、基本的な情報については、適切にお知らせしてまいりたいというふうに考えます。

 例えば1つの方法として、飯山赤十字病院を中心に順天堂大学や前新潟医科大学の学長先生等と連携しながら、市民の健康や医療に対する意識の高揚を図るための研究をしようというふうに、準備段階に入ってございます。昨年も、昨日も高橋議員ご指摘の一人ひとりの意識づけへもつなげていければというふうにも考えております。

 また特に、がんの検診の普及向上が大切というお話でございます。もっともなお話でございますが、その前に第一義的には、禁煙や分煙が効果的だというふうに言われておりまして、この点につきましても今後、大事に取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 なお、啓発につきましては、現在も市報にシリーズ掲載して、健康メモ等でおつなぎしてございますが、今後その都度がん検診の受診勧奨、保健師による訪問のほか、iネット等も含め、健康教育、健康教室などを通して市民に情報提供を周知してまいりたいというふうに考えます。

 次に、がん検診の受診率の向上でございますが、これが大事な対策の1つであるということはご質問のとおりでありまして、市としましても、広報等を通じて機会を捉えながら繰り返し受診を呼びかけ、推奨に努めてまいりました。

 平成20年度におけるがん検診の受診状況につきましては、子宮、乳がん、肺がんについては終了しておりまして、申込者に対してではありますが、子宮がんで約7割、乳がんについては約9割の方に受診をいただきました。肺がんにつきましては6割弱の受診となっております。その申込状況でございますが、職場で受診する方、人間ドックを受けられている方、医療で受診をされている方があるわけでございますが、現状、市では掌握しておりませんので、対象年齢に対しては全体で1〜2割の受診率ということでございます。今後適正な受診率把握のためには、市民の皆様のご協力をお願いし、市の受診、検診以外の受診者や治療中の方の調査を実施して、正確な数値の把握に努めてまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。

 次に、市民霊園について。市長答弁のとおりでございますが、15年以降の状況について若干お答えを申し上げますが、15年以降、墓地の許可申請の関係については、年2、3回の若干申請がございますが、内容的には既存のものの移転、拡張等がほとんどでございまして新たなものをという要望は、特段、市のほうへは届いてございません。今後、市長答弁のとおり、大幅な需要増等状況になれば検討してまいりたいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。

 私からは以上であります。



○議長(山崎一郎) 

 今清水総務部長。

  〔総務部長 今清水豊治 登壇〕



◎総務部長(今清水豊治) 

 小林議員ご質問のうち関係部分につきまして、市長答弁に補足をしてお答えをいたします。

 地震対策についてでございますが、災害対策につきましては、いかに被害を小さくするかということが重要でございますので、そのためには住宅の耐震改修はもちろんでありますが、ご指摘のとおり、家具の転倒防止や照明器具の落下防止対策など、大変大切だというふうに考えております。それぞれ自分の、自分や家族の身の安全を確保するということでございますので、それぞれご家庭でぜひお備えをいただきたいと、いうふうに思っております。

 また市では、平成18年から市報に「防災ナビ」のコーナーを設けまして、意識の高揚を図っているところでございまして、今後も機会を見つけてPRに努めたいと、いうふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上であります。



○議長(山崎一郎) 

 丸山経済部長。

  〔経済部長 丸山信一 登壇〕



◎経済部長(丸山信一) 

 小林議員ご質問のうち関係部分につきまして、市長答弁に補足をしてお答えを申し上げます。

 飯山をイメージする商品開発のご質問でございます。6年後に新幹線が開業するということでございまして、飯山市の地域ブランドを作っていく、高めていくという意味におきましても、そのイメージが表現された土産品の開発というのは、大変重要な課題であるというふうに考えております。

 現在の取り組み状況に少し触れさせていただきたいと思いますが、例えば、伝統産業でございます仏壇、内山和紙がございます。こういうものにつきましては、それぞれの事業組合さんで、今、国の補助金等を活用いただきまして、新しい商品開発に取り組んでいただいている状況でございます。一部は、「商品化がもうじきできるのかなあ」というようなところまできているものも、ちょっとあるというような感じでございます。

 それからやはり飯山は「農」の部分、おいしい農産物が取れるっていうことでございまして、そうしたもののお土産品ですとか、あるいは、新幹線ということで駅弁ですとか、そんなものにもやっぱり関心があるというような意見も聞いております。飯山をアピールする上では大変大事な「食」の、「農」の文化だというふうに思います。

 現在は食育のイベントですとか、農産加工のグループの皆さんへの支援。そういうようなところで、また農商工の連携というのが大事だということで、国もそういう支援策等も用意をする流れになってきております。そんなものを使いながら、飯山の顔になる農産加工と開発の部分につきまして、支援をしていきたいなあと、いうふうに考えています。

 またお土産につきましては、いろいろお土産品の協議会というものがございまして、そちらのほうとも連携をしながら、開発をしてまいりたいというふうに思います。お土産は、その販売で地域経済が潤うということもございますけれども、議員さんからご指摘ございましたように、お土産品そのものが宣伝マンになるというようなところもございまして、飯山のPRに役立つというようなことでございます。今後、新幹線の開業に向けまして、多くの市民の皆様から関心を持っていただいて、いろんなアイデア、ご意見をいただきながら、土産品の開発について推進をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(山崎一郎) 

 小林議員。再質問ありますか。

 小林議員。

  〔6番 小林初子議員 登壇〕



◆6番(小林初子) 

 それぞれに答弁ありがとうございました。

 それでは、アレルギー疾患について再質問をさせていただきたいと思います。

 先日、市内の保育園に通う、食物アレルギー疾患を持つ子供さんのお話を伺いました。家庭と保育園が、保育園の先生ですね、が連携を取りながら除去食等で細かく配慮してくださっておりますが、低年齢の子供さんほど現場での対応が大変難しいところがあるような気がいたします。お母さんは子供を連れて市内の病院へ行かれたそうですが、そこでは治療ができないと言われて、他の病院を紹介していただいて、先生に紹介をしていただいたそうですけれども、そうしたところ、家でいろいろな食べ物を試して症状をみてからもう一度きてほしい、と言われたそうです。その、このお医者さんの対応がよいのか悪いのかは、私も専門家ではありませんので分かりませんが、これからは患者さんの側も正しい知識を持つ努力が大変必要ではないかと考えさせられました。

 国立成育医療センターでは、「私たちの治療の目標は、患者さん自身が正しい知識を持って医者を利用できるようにすること。そして私たち医師も一生懸命に取り組むのはもちろんですが、治療を医者任せにせず、患者さんがその病気と治療を正しく理解して取り組むことで、治療効果が大きく違ってくるからであると申し上げています」というようなことをお聞きいたしました。インターネットなど多くの情報が氾濫している現代社会の中で、大変大切なことではないかと考えますが、教育長のお考えをお聞きしたいと思います。

 アレルギー疾患には、先ほどもお話がありましたけれども、気管支喘息や食物アレルギー・アナフィラキシーのような緊急の対応を要する疾患がありますが、飯山市においては、アナフィラキシーショックの予備軍と言われる、先ほどのような事例ですね、そう言われている子供さんは何人ぐらいおられるのか、分かりましたらお伺いしたいと思います。

 ちなみに県内のある市では、30校、ここは大きな市ですけれども、30校ある小学校の児童の中に50人。15校ある中学校の生徒の中に23人。併せて73人ほどのアナフィラキシーショックの予備軍と言われる子供さんがおられたとお聞きいたしました。

 また、これも他の地域でありますが、中学校で美術の授業中に、教師が授業の中で植物の油を使って艶を出すためにクルミを使ったことがあったそうです。クルミを食べたわけではないのですが、1人の生徒さんが顔に湿疹ができて腫れ上がり、かわいそうなことをしてしまったというお話をお聞きいたしました。一番辛かったのは生徒本人でありますが、どうして事前に防ぐことができなかったのかというお話をしておりまして、これもいい事例ではないかなあと思います。先ほども教育長のほうから職員同士の、その職員の中でしっかり情報を共有していきたいという旨の話がございましたので。

 ただ一方で、気をつけていかなければならないと思うのですが、過去に重い症状の経験がない児童・生徒や、最後の症状から、よくなったと思って、最後の症状から長期間経過している場合であっても、次の反応でアナフィラキシー症状を起こすこともあるかもしれないというお話もお聞きして、この職員間の研修は大変重要なことであると思います。ぜひ、そのことに関しては取り組んでいただきたいと思います。

 それから最後にもう1点でありますが、アレルギー疾患を通し病気を理解し、困っている友達を支える心を育てる健康教育を行うことで、学校の子供たちに、今の学校の子供たちですね、欠けがちな共感する心を育てることにもつながっていくのではないかと考えます。ぜひ子供たちの健康教育も総合学習とか、そういう中でやっていただければと思いますが、教育長のお考えをお聞きしたいと思います。

 次に、がん対策についてでありますが、先ほども受診率の向上、その他意識の改革のために、これからもしっかりと取り組んでいきたい旨のお話がございましたけれども、私がお聞きしたある市では、日曜日のがん検診を予約制で行っているというお話をお聞きしまして、これも非常にいい取り組みだなあと思いました。仕事を持っていらっしゃる方、だいたいは検診は平日でありますけれども、土日とかでなければ都合がつかない方も、そういう申し込んでいてもなかなか都合がつかないって方も多くいらっしゃるかと思いますが、こういう受診率を高める上では、そういう受診をする方のしやすい環境を整えていくことも、大変大事な施策ではないかなと思いますが、今後、そういうお考えがあるかどうかだけ、お聞きをしたいと思います。

 以上で2回目の質問を終わります。



○議長(山崎一郎) 

 土屋教育長。

  〔教育長 土屋 稔 登壇〕



◎教育長(土屋稔) 

 小林議員さんの2回目の質問にお答えをします。

 アレルギー疾患を持っている方が自分のアレルギーについて理解を深めて、そして自分から治すような努力をするということは、大変大事なことだと思います。ぜひそういうかたちがとれればありがたいというふうに思います。特に小さい子供を除いては、ある程度大きくなりましたら、自分のことについて、そのアレルギーの状況について、担任の先生とか周りの人たちに話せるような形が一番アナフィラキシーですか、を起こさないためにも大事なことではないかというふうに思います。

 2つ目の、現在その食物アレルギーのアナフィラキシーがどのくらいいるかということなんですが、実は私のところには、今、手元にはありません。ただし、学校では食物に関する除去食を扱いますので、誰がどういうことがまずい、駄目だということについては調べてありますので、それはまた後で、必要でしたら調べた部分をお話をしたいというふうに思います。

 いずれにしましても、大変この問題はこれからも大事な問題になりますので、学校全体として連携をしながら対応をしていくように研修を進めたいというふうに思います。

 最後に、子供たちのこういうアレルギーに対することで、いろいろ周りの子供たちがいろいろ心ないことを言うようなことのないように、ぜひそういう指導も併せてやっていきたいというふうに思います。

 以上であります。



○議長(山崎一郎) 

 山田民生部長。

  〔民生部長 山田弘一 登壇〕



◎民生部長(山田弘一) 

 小林初子議員ご質問のうち、がん検診の関係につきまして答弁を申し上げます。

 日曜日のがん検診を予約制でという先進事例を引用されてのご質問でございますが、まずその先進事例につきましては勉強をいたしますけれども、現状の体制の中では、医師の支援の面で難しい状況であるというふうに思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 以上であります。



○議長(山崎一郎) 

 小林議員。再度の質問ありますか。



◆6番(小林初子) 

 ありません。



○議長(山崎一郎) 

 以上で、小林初子議員関係の質問を終わりといたします。

 続いて、上松永林議員の発言を許します。

 上松議員。

  〔1番 上松永林議員 登壇〕



◆1番(上松永林) 

 いつもながらの暑い夏が過ぎ去ろうとしていますが、今年の夏は甲子園の高校野球に加えて、北京オリンピックで日本中が盛り上がるなど、スポーツの夏真っ盛りという感じで、ことのほか暑く感じた夏でもありました。まさにスポーツの力、イベントの魅力といったものを実感させられたものでした。

 飯山市におきましても、恒例の夏のイベントである灯篭祭りや花火祭りが開催され、近在の人々も含めた大勢の見物客で賑わい、北信濃の夏の夜を彩ったのでありました。市長のアイデアとお聞きしていますが、今年の灯篭祭りは、動と静の二部制として、昼間はソーランなどで子供や若者たちが町中を踊り歩いて、大いに楽しんでおりました。セカンドスクールとして長い間飯山を訪れている武蔵野市の少年野球の子供たちや、アイゼンハワー財団派遣によるアメリカの中学生、高校生も踊りに参加しており、今や地方といえども、地元の人だけでなく、外部の人たちとの交流を意識しなければならない時代であることを思い知らされたところであります。我々、市政に携わる者にとって、自分たちの地域が外の人からどのように見られているのか、どのようなイメージで捉えられているのかといった視点も、地域づくりにとっては忘れてならないポイントのひとつではないかと考える次第であります。こんなことも思いながら、事前の通告に従い、市政全般について質問させていただきます。

 初めに、市街地に飛来するカラスの大群についてお伺いいたします。

 ここ市役所の5階からも毎日見えておりますので、各位もご承知のとおりですが、夕闇とともにどこからかカラスの大群が押し寄せてきます。電線に止まり、ビルや民家の屋根に群がり、おびただしいその数は市街地の住民や訪れる人々に、不気味さを通り越して驚異すら与えているのであります。まるでヒッチコックの映画を見ているようであり、人に身体的な危害を与えなければよいがと願うばかりであります。

 もちろん現在のところ人が傷つくようなことはありませんが、市民生活に与える被害は甚大であり、もはや見過ごすことはできない状態にあります。住民はあの鳴き声に悩まされ、時としてカラスの声で目を覚まし、また、フンの掃除に追われる毎日であります。カラスの習性でしょうか、家庭ゴミの集積場所にきてゴミ袋をつつき、中のものを漁るのも困ったもので、周囲にゴミをまき散らしております。環境美化や衛生の面からも大いに問題であります。中には、ナイロンの切れ端や食べ残しをもって屋根の上にまでまき散らしている例もあり、住民を大いに困らせているのであります。生ゴミを出す日はブルーシートを上から掛けてカラスから見えなくするなど、自主的に対策を取られる市民もいるのですが、有効な手立てとなるとなかなか決め手が見つからないというのが実情であります。

 カラスの被害は市街地に住む人々だけでなく、市街地を訪れる人々にも恐怖感や汚い街という印象を与えるなど飯山市に深刻な影響を及ぼしており、これでは買い物の足も遠のかざるをえません。特に、観光客に対して本市のイメージが悪くなることを考えると、市内の経済活動にも悪影響を及ぼすことが憂慮されます。一刻も早く手を打たなければならないところであります。

 そこで質問ですが、このカラスの駆除又は追放について、市はどのような対策を考えておられるのか。この現状では、とても個人や地区ごとの対応では無理があり、行政が主体的に取り組まなければならないものと考えます。行政が主導して住民の協力を得るかたち、まさに市民との協働、コラボレーションで取り組むべき問題と考えますが、ご所見を承りたいと思います。

 また併せて、このような異常現象とも思えるカラスの飛来の原因などを把握しておられるようでしたら、教えていただきたいと存じます。

 次の質問は、ある調査から判明したことですが、統一感のあるまちづくりについてお伺いいたします。

 ある調査というのは、市民が自発的に集まり自主的に運営しているまちづくり市民団体、私も会員ですが、「飯山倶楽部」が行った調査であります。飯山倶楽部では、飯山市が発行しているパンフレットやリーフレットをできるだけ集め、飯山市をひと言で端的に表現するために、どのようなキャッチコピーがそこで使われているか、拾い出してみました。その結果は、実に多くの言葉で飯山市のイメージが表現されているということが分かったのであります。参考のために読み上げてみますので、しばらくお聞きいただきたいと思います。聞き覚えのあるキャッチコピーで、それを使用した印刷物が思い浮かぶものもあるかもしれません。

 まず、「寺」の字が入ったものでは、「雪と寺のまち」そして「奥信濃・寺の町」。「ふるさと」の文字が入ったものでは、「ふるさとへ帰ろう」「『おかえり』日本のふるさとへ」そして「心のふるさと」また「ふるさとの原風景」というのがありました。この「原風景」ということばを使ったものでは、他に「五感に響きわたる原風景」そして「原風景の旅 学歩・考歩・遊歩の旅」というのがあります。この「ほ」というのは「歩く」と書き、その前には「学ぶ」「考える」「遊ぶ」の文字を当てます。この「歩く」の字が入ったものでは、「遊歩百選」そして「歩いて感じる、てん、てん、てん」というのがありました。

 また、「森」の字が入ったものもあります。「ぶなの森からはじまる」そして「森からはじまる癒しの物語」そして「母の森 神の森」そして「ぬくもりの旅」などですが、最後のものは「ぬくもり」の「ぬく」が温泉の「温」の字で、「ぬくもり」の「もり」は漢字で「森」の字を当てています。

 その他にも季節感のあるコピーとしては、「風のにおいがした 雪の音がきこえた」そして「花と緑の宝石箱」そして「春霞浪漫」。この「はるがすみろまん」はすべて漢字で書かれておりました。

 コピーの中に「いいやま」がそのままひらがなで入っているものでは、「心にいいね いいやま」そして「こころ和む街 いいやま」そして「"よっていかんせ"いいやま」というのがありました。変わったところでは、「いい灯 いっぱい こころやわらげる ふるさとのまち」というのがありますが、ワンフレーズの中に入っている「い」と「い」と「や」と「ま」を取って、「いいやま」と読ませています。漢字の「飯山」を使ったものでは、「あの日のまんまの飯山」というのがあります。どこかの県知事さんのような名前であります。

 以上、長々と読み上げさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。飯山市のイメージにピッタリあったキャッチコピーがありましたでしょうか。私の感想を言わせていただきますと、これらのコピーはそれぞれに素晴らしく、間違ってはいないので、一つ一つ取ればよいコピーなのかもしれません。しかし一方で、耳ざわりのよい言葉であり、飯山でなくても当てはまりそうです。「なるほど、飯山とはこういうまちか」とイメージが湧いてくるほどには印象に残らないのであります。それは、こんなにもいろいろな種類のキャッチコピーが、それぞれバラバラに印刷物に使われているからなのだと思います。パンフレット製作の狙いがそれぞれ違うからやむをえないかもしれませんが、もし、市外から初めて飯山を訪れた人が、これらのパンフレットを全部手にしてみたらどう感じるでしょうか。飯山というまちはなんと統一感のないまちか、と思われるのではないでしょうか。

 昨年の12月定例会で私は、「飯山市のイメージに統一したものが感じられない。これからまちづくりや地域づくりを進めていくには、市民や各団体・組織などが1つの方向に向かって心を1つにして努力していかなければならないので、そのためには、行政は目標を立て、市民も市外の人も納得できる分かりやすい言葉で示す必要がある」と質問をいたしました。

 それに対して丸山経済部長は、まちづくり検討委員会の検討内容に関連して、「キーワードは『風雅』、テーマは『回遊性のある街づくり』である」と答弁しておられます。しかし、パンフレットなどに見られる現状は、今お聞きいただいたとおりであります。もちろんパンフレットは既に作られたものであり、経済部長の話はこれからのことですが、パンフレットのキャッチコピーがこのように不統一であれば、外からはもちろん、市民の間からも飯山のまちの具体的なイメージが湧いてこないのは当然だと思います。庁内のまちづくり検討委員会で検討されているものと思いますが、どのような飯山市をつくるのか、そのコンセプトが明確になれば、それに相応しいキャッチコピーも出てくるでしょうし、それによりまちとしての統一感も感じられるのであります。まちづくりのコンセプトが検討委員会でつくられた段階で市民に公表し、飯山市のキャッチコピーを考えるなり、公募するなりして決定するというのも一案かと思いますが、いかがでしょうか。

 飯山市の進むべき方向について、指針にしろ目標にしろ、1つの柱を打ち立て、それを的確に表現した言葉で市民に示すことの必要性とその手順について、再度、市長のご所見を伺い、併せて、まちづくり検討委員会の検討状況についてもお伺いしたいと存じます。

 次に、初質問以来、連続で伺っておりますが、改正中心市街地活性化法によるまちづくりの推進について、改めて伺いたいと思います。

 前回は、それまでの私の質問と、それに対する理事者側の答弁の噛み合わない点に絞って質問させていただきました。その結果、ご理解いただけたと思われる点、あるいは、まだまだ理解いただけていない点などがだいぶ整理できたと思っております。その上で、私のほうも理事者の考えについて理解する点もありますので、今回は現段階で具体的にどのような行動を起こすべきかについて議論したいと思います。

 まず、これまでのおさらいをしてみたいと思いますが、ちょうど、内閣府が去る7月9日付で、新たに全国で21市22地区の中心市街地活性化基本計画を認可したということです。これで53都市54地区になりましたが、この新たに認可された基本計画についても触れながら考えてみたいと思います。具体的な行動の話に入る前に、今回認可されたものも含めた54地区を見てみますと、この制度が必ずしも大都市のまちづくりだけを想定したものでなく、飯山市と似たような規模のまちも対象であるということがよく分かります。

 平成19年5月28日付で、人口2万5千人余の大分県豊後高田市、3万9千人余の岩手県久慈市、4万9千人余の広島県府中市と、5万人未満の小都市の計画が認可されているということを、これまでにも私は紹介してまいりましたが、続いて8月27日には人口2万人余の北海道砂川市が、11月30日には4万2千人余の青森県三沢市が認可されており、今年になってからも、3月12日には4万5千人余の北海道滝川市が認可され、今回も新たに3万7千人余の高知県四万十市、同規模の福井県大野市などの基本計画が認可されており、今までに認可された53都市のうち、10万人以下の小都市の割合はおよそ4分の1となるのであります。決して、新制度が大都市だけのものでないことがお分かりいただけると思います。しっかりとした計画があれば、小都市でも認可されるのであります。県内では既に長野市では認可を受けており、今回は飯田市が認可を受けましたので、飯山市も県内3番目の認可を目指しても何ら不思議はないのであります。

 次に、中心市街地活性化というと、従来の延長で考えてしまうせいか、商店の建て替えか商業ビルの建設というようなものに結び付けて考えてしまいがちですが、私は、新法の趣旨は必ずしもそうではないと述べてまいりました。もちろん商業施設でもよいわけですが、住宅、福祉、交通、観光、文化、教育など、事業の対象分野はかなり広がっているのです。その地域が中心市街地に必要だと思うものを、地域自身で考えて決定することができるのであります。これこそ市長が言われる「まちづくりは地域づくり。飯山全体のため」という趣旨と全く同じであり、地域づくりに有効な手法だということがご理解いただけるものと思います。

 ちなみに、今回認可された計画の中から商業施設に関係ないものだけを挙げてみますと、実にいろいろなものがあります。高齢者向け住宅の建設、菓子屋と馬具メーカーを巡るバスツアー、市立病院の建替え、中央公園とメインストリートの活性化、行政機関の集約化、大学観光学部関連施設の整備、城まちハッピーロード、世界文化遺産登録を目指すための地域コミュニティー再生、電車の停車場整備、フェニックスまつりなどイベント開催、無料駐車場整備によるまちなか居住や観光、新幹線対応の観光対策、図書館をまちなかへ、市民団体と連携のコミュニティー再生、都市型雇用の創出、サッカーのまち、歌劇とアニメを活用したまちなか再生、市民ボランティア活動の充実、地元杉材を活用したまちなみづくり、地域の6大学を活用した教育中心機能再整備、地場産品が集まる市(いち)、宮沢賢治・石川啄木ゆかりの地域資源活性化、これは岩手県盛岡市です。中心部に医療拠点整備、藤沢周平記念館整備、これは山形県鶴岡市です。まちなかに福利施設、朝市復活、パーソナルモビリティーなど新交通手段、城下町のまちなみや景観を生かす、駅周辺整備、旧街道の宿場をイメージした通り整備、鉄道運行本数増加などなど。基本計画の概要の字面だけを拾ったものですが、それぞれの地域の思いが読み取れるようであります。

 私も見て驚きましたが、純粋に「商業再生」といったような計画は少なく、多くが医療や文化など市民生活そのものの利便性を向上させようとするものや、地域資源を有効活用しようとするものであります。その地域の人たちが、自分たちの住むところを何とかよくしようという真剣な思いから出てきたものであることが、認可されたこれらの計画を見ると想像されるのであります。

 理事者の皆様にはぜひ、「こういうものだったら飯山市でもできるな、やりたいな」と考えてもらいたいのであります。もちろん、いま挙げたものの中に、そのまま飯山市に当てはまるものはありません。飯山市は飯山市民の総意で地域づくりに必要なものは何であるかを考えて計画すればよいのでありますが、いかがでしょうか。

 さて、新たに中心市街地活性化基本計画が認可されたということで、その内容を見てまいりましたが、ここまでは従来の繰り返しになってしまったかもしれません。市長も既にこの辺のところは承知しておられるところと思いますが、前回の答弁では事業費を借金しなければならないということを心配しておられました。市の財政を心配されるのは当然で、公債費比率を下げなければならない状況下で、これ以上の借金を増やしたくないというお考えはよく理解をいたします。が、だからこそ私は、この改正された中心市街地活性化法によるまちづくりが有利だと言っているのであります。

 借金に悩まされているのはどの自治体も同じですし、基本計画を認可された自治体の中にも公債費比率が18%を超えているところもあると思います。現に、この事業に取り組んでいる長野市でも、オリンピックのときの借金や市町村合併により、今年度時点では18%を超えていると聞いております。要は、借金があるということは大変なことですけれども、それでも、地域づくりのために市がやらなければならないことがあるとすれば、少しでも借金を多くしないような方法でやっていくしかないということではないでしょうか。市長がよく例に出されるように、あれもこれもやるべき事業は確かにたくさん抱えているのが現状です。それらを実行するためにも、国の補助割合の高いこの制度によるまちづくりを進めるべきだと思うのであります。

 それに、この新法によるまちづくりは地域の主体性をかなり重視したものであることは、先ほど列挙した各都市の計画の概要を考えていただいてもお分かりのことと思います。地域の主体性というのは、行政だけでなく民間も交えて合意を形成して取り組む事業ということであります。中心市街地活性化協議会は民間で組織し、行政は事業主体の1つとして、道路や公園など行政でなければできない事業を行うシステムであることは、前回の質問で申し上げたとおりであります。行政がそれほどお金をかけられないということであれば、協議会の中で十分に知恵を出し合って、少ない費用で大きな効果が出る方法を考えればよいのであります。

 私はこの制度のよいところは、民間が、市民が自分たちの住むまちを自分たちの手でよくしていこうと前向きな気持ちになるところにあると思っております。ともすれば、行政が何もしてくれないと不平だけを言いがちですが、自ら積極的に自分たちのまちづくりに参画するという気持ちになれば、中心市街地だけではなく、飯山市の全体の事業にとっても明るい展望が開けるのであります。市にはこのような市民の気持ちを大切にし、自然にこのような気持ちが醸成されるような環境を整える責任があると思いますし、このように行政も市民も一緒になって地域を建設していくことこそ、真の協働、コラボレーションではないかと考えるのであります。

 以上申し上げたようなことは、既に市長はじめ理事者の皆様にはよくよくお分かりのことであります。その証拠に、前回の質問に対する答弁で、市長は「市民がやると言えば、何が何でもやる。計画を一つ一つ作っていくことは賛成だ」と述べておられます。また、経済部長も「説明会など、必要に応じて対応する」と答弁しておられます。

 具体的な行動の話になりますが、私は市長や経済部長のこれらの発言に敬意を表しております。そこで、市民が「やる」と言うかどうか、市民が、この新しいまちづくり三法による地域づくりをしたいと思うかどうか、判断の材料を提供する説明会を、まずは開いてもらいたいのであります。地域づくりの視点ですから、説明会への参加は単に商業者だけでなく、市民の各界各層に広く呼びかけるのがベターと思っております。まずは、説明会で市民にやるかやらないかの判断材料を示すのは市の責任だと思います。その上で、次のステップに進むかどうかを市民が自ら判断するのであります。

 この説明会は、市の方針を掲げて市民を説得するといった、従来型の説明会とは随分と趣を異にしたものになるかもしれませんが、これこそ、市民が地域づくりに主体的に関わっていくためには必要なステップだと、私は確信しております。

 経済部長はこれまでの答弁で、「平成12年3月策定の飯山市中心市街地活性化基本計画の計画期間が21年度まであるので、20年度末までに新たな計画が策定できればよい」といった趣旨の発言をされておられます。もし、市民の判断で、22年度からは新制度によるまちづくりを進めるということになるとすれば、国の手続きなども考えると早急に基本計画を策定する必要があります。そのためには、いますぐにでも説明会を開き、市民に判断を仰がなければ間に合わないのではないでしょうか。改正された中心市街地活性化法による地域づくりに関する説明会の速やかな開催を強く要望いたします。

 また市では、新幹線飯山駅の開業を視野に入れ、これを主体とした飯山市全体のまちづくりを考えるとしてまいりましたが、過日、若い人たちを中心に意見を聴くため「まちづくり会議」を発足させました。私が訴えてまいりましたまちづくりに、これまで前向きになられなかったのも、この会議の結論を聴いてからと、考えておられたのかなとも思いますが、ならば、ちょうどよい機会です。この会議では、ぜひ改正中心市街地活性化法によるまちづくりについて検討していただきたいと思います。若者が自分たちの将来について考えることはとても有意義なことと思いますが、同時に、それを実現するための方法として、全国で盛んに導入されている中心市街地活性化法によるまちづくりがあるということを教え、それについて検討してみるという姿勢も大変重要なことと思います。ぜひお考えいただきたいものであります。



○議長(山崎一郎) 

 上松議員に申し上げます。質問の主旨を明確にしてください。



◆1番(上松永林) 

 以上、改正中心市街地活性化法によるまちづくりについて、市民への説明会と「まちづくり会議」での検討についてご所見を伺い、私の質問を終えたいと思います。よろしくお願いをいたします。



○議長(山崎一郎) 

 石田市長。

  〔市長 石田正人 登壇〕



◎市長(石田正人) 

 議員のご質問に答えてまいりたいと思います。30分有余、いろんな考え方を聞かせていただきました。どれもこれも素晴らしいご提案をされているなあということにも、深く感銘しながらお聞きをさせていただきました。そういうことにつきながらも、答弁でございますので、いろいろと主旨、総括はできませんけれども、元の形だけは私のほうから申し上げ、特に新幹線を中心としたまちづくりについては、副市長を中心にしながら庁内会議を立ち上げながら、新幹線開業に向けての中心市街地を中心とした飯山市全体の地域づくりについての検討をいただいておるわけでございますので、私が語り申し上げるよりも、副市長のほうからしっかりとご説明をさせていただきたいというふうに思っておるわけでございます。

 さて、カラスの問題でございますが、これ飯山のまちっきりではなくて農村部も、そして飯山市のみならず、東京都庁の真ん中すら、このカラスの駆除に対しては大変苦労をしておるわけですし、また飯山市も猟友会と連絡を取りながら、年間に何百羽というカラスを撃ち落としておるわけでございますが、なかなか大変なことでございます。特にカラスというのは、ある面においては、とっても、いろいろな面であるわけでございますが、今最大な方法、撃ち落とすのもそうですけれども、いわゆる生ゴミをそれぞれ十分な管理徹底の中でしていくことこそも、カラスの多く増やしていく中に、ひとつの抑制策としてもてるんではないかなあと。むしろもう少し言えば、生ゴミ含めた、それに関連する、処分に値するものがそっくり飯山市からなくなれば、カラスもいられないわけでございますので、そういう面についてはしっかりと皆さんの、市民のご協力をいただきたいというふうに思っておるわけでございます。

 統一したイメージの関係でございます。これ大変難しい問題でございます。確かに、今、議員から申されるように、もう何百というそれぞれイメージを作りますけれども、私も一長として、今回のこのイベントはどういうイメージが、きていただく皆さん、全国に向けてアピールできるイメージかということで、イベントの度に考えて、新しい時代とその催する内容について検討してイメージを作りながら、そのことを出すわけですので、一概に統一ということについては難しいなと。ただできることは、議員がおっしゃっているように、飯山が彷彿されてくるよう、飯山もようよう新幹線がきて、近代的な新しい元気のあるまちづくり、あの、市づくりが始まったと、始まるんだと、また始まってるよと。行ってみたくなるような、そういうものが総括してイメージとして、産み出されればいいなあということでございますが、申し上げるように若い者は若い者、このあいだ、太田でやった「飯山さわごさ」、あれを非常に騒ごうさっていうのが、非常にいいイメージとして伝わっていくわけでございますので、一概に統一というものは、それぞれやるイベント内容によっても変わってくるわけですし、またそれぞれJAも含めながら、商工会議所も含めながら、こういうイメージで今回のイベントを興すというようなかたちにも変わってくると思いますので、これまあできれば、その中心と1つぐらい、1つぐらいは、こう、統一したものを生み出しながら、1つのものを作ればいいかなあと思いますので、また時間をかけながらじっくりと取り組ましていただき、ああ素晴らしいなあというようなものが、できれば、統一した、できればいいなあというふうに、私も思っておるわけでございます。

 それから新幹線の関係は、また副市長からしっくりと話していくわけですし、今、まちづくり三法の問題で、何回も私も質問いただいておるわけですが、確かに議員のおっしゃるとおり、そういうものが国の制度としてできたんですから、できればそれを利用してということでございますが、ひとつだけ、ぜひ議員にも理解いただきたいのは、財政なくしていくら言われたってできないんです。やりたいんです。今新幹線がある、学校問題がある、これがあるという中から、いくら、今、市長にそういう計画を立てながら、そのまちづくり三法のいわゆるお金、補助金をもらってやれと言ったって、今の市長としては、市民にこれをしっかりやりながらみんなで、いい本町を中心としたまちづくりをやれということよりも、むしろ市民の期待しているのは、新幹線に向かってしっかりとしたアクセスを作れと、そして回遊性のまちをどう作るかということをしっかり検討しろと、そして昔の人が残してくれた資産をどういうふうに活かしきった中で、飯山らしいものを作れと、そして学校統合をどうもっていくのかと。医者不足で銭ねえから、本当は奨学金出して飯山市として医者を作ればいいんですけど、そんなお金もない中でなんとかしてやれよという、そういう声が非常に大きいんではないかなということでございますが、議員がご提案されたような、非常に大切な主旨については、私も十分に理解しているつもりでございますので、1つ1つ、それに伴って今進めている研究の中で、しっかり取り組ましていただきたいということですし、申し上げるように、今度は人形館ということ、決してこの人形館は高橋さんがお作りになりますけれども、飯山市として新しい活性化を生むための1つの資源として取り組ましていただくということでお願いをしながら、取り組ましをさせていただいているのも、回遊性のまちの中で、1ページが加わるかなと、このように思いますが、よろしくお願いしたいと思います。

 そして、特に中心市街地の活性化協議会をぜひ立ち上げていただいて、いろいろ論議をしていただきたい。

 議員さんのおっしゃるように、病院もつくれ、あの住宅もつくれって言ってみても、お金がすべているわけですし、先ほどそれぞれの議員さんからもいろいろの要望ですし、市民の皆さんはそれなりきにいろんな要望があるわけですが、1つ1つ、多少長期的にかかると思いますが、こなしていきたいと思いますし、市街地の中についても少しくお聞きすれば、大型店もきそうだなと、くるんかな、という空気も伝わってきておりますが、これも市民の皆さんのご助力で、もし街中に1つの大きい店舗がくるということになれば、これまたまちの活性化、それによって今の新幹線がくれば、どういうふうに寺まち、そしてまた愛宕町、雁木通りを含めながら、城山を含めながらつくりあげてくという、それに対して今度は飯山市全体が、農業が、観光が、どう活性化していかなくてはいけないかということを、しっかり論議していかないと、まちの真ん中の活性化は周囲の皆さんの活性化に象徴されて、まちの真ん中というのはできていくわけでございますので、中心から外へいくということよりも、周りの経済が活性化させれば、必ず中心市街地は元気出てくるというふうに思いますが、また今、副市長のほうから、内容について説明をさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(山崎一郎) 

 足立副市長。

  〔副市長 足立正則 登壇〕



◎副市長(足立正則) 

 上松議員さんご質問のうち、中心市街地の活性化につきまして、市長答弁に補足をさせていただきたいというふうに思います。

 上松さんからは、中心市街地活性化法によりまして、飯山の市街地の中心地を、より賑やかにしていったらどうだというご提案だったと思うわけでございます。

 中心市街地活性化法の基本的な考え方ですけれども、これはいわば「選択と集中」と言いますか、人口が減っていく中で、今、非常にこういわゆる商店街といいますか、市街地が広いところが、非常にシャッター化してると。それをその都市機能をコンパクトにして、あるところに集中をしていきながら、そこの部分については、要するに賑やかさをつくっていこうではないかという、そういうのが基本的な考え方であるというふうに思うわけでございます。

 飯山市におきましては、今後の市全体の活性化といいますか、それについては、やはり大きな最大のインパクトというのは、北陸新幹線がくるということを1つの大きな契機にしまして、これをいかに市の経済活性化に活用してくか、というのが基本的な切り口であるわけでございます。

 それにつきましては、やはり飯山市市街地全体をどういうふうに活性化を図っていくかという観点で、現在考えているわけでございます。それの1つの考え方というのは、先ほどは市長からも話をしていますとおり、基本的には回遊性のあるまちづくりを進めようというのが基本的な考え方です。

 飯山駅から始まりまして、正受庵愛宕町、そして北町、城山公園を通って仲町、本町を通ってまた駅のほうへ戻れるような全体、市街地全体の活性化をどのように図っていくかということが、今考えて、一所懸命考えておるわけでございます。

 そうした中で、それぞれ行政ができますこと、また、民間の皆さんができますこと、いろいろあるかというふうに思います。行政はいろんなインフラ整備はすることができるわけですけれども、個々の、いわゆるサービス、商業部分とか、それから衣食業とか、そういういわゆるサービス部門のものというのは行政がやることはできません。この飯山においても、克雪といいますか、雪対策というようなことで、商店街の中心地の無雪化とか、そういうものにつきましては非常に力を入れてやってきたわけでございますけれども、やっぱりそういうハード整備だけでは、なかなか商店街活性化を図れないわけでございまして、やはりそのソフトの問題が非常に重要になるかというふうに思うわけでございます。

 現在、そうした商店街の活性化の関係につきましては、本年度も、地域資源全国展開プロジェクト事業等によりまして、中小企業診断士さん又はマーケティングのコンサルタントなどの専門家の皆さん方 とのいろんな意見交換会とか、それから商店街の診断事業等もやっておるわけでございますけれども、こうした新幹線がくることの大きなインパクトをうまく活用していくための1つの方策はどういうものがあるだろうか、という部分について、いわゆる民のサイドからいろいろ十分ご検討をいただく中で、今後、では行政とどういうふうに連携していくかということが非常に大事ではないかなというふうに思うわけでございます。

 やはり最初に方法を模索して、その次に手段を考えるという順番になるのかな、というふうに思います。

 中心市街地活性化法というのは、非常にいろいろ国のほうも力を入れておる制度でございますので、いろんな財政的支援についてはメリットもあるかというふうに思うわけでございますけれども、やっぱり制度が、そうしたものが先にありきで、そこへどう活用していくかというアプローチではなく、まずはどういうものをやらなければならないかと、では、それについてどういう制度を利用するかということでの進み方でやっていく必要があるんではないかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。

 すみません。それからもう1点ですが、まちづくりの検討会議といいますか、そこでどんな意見が出てるかと、検討委員会でどんな意見が出ているかというお話がございました。

 40代の皆さん方を中心としまして、いろいろ何回か会議を開催をしておるわけでございますが、まだまとまったかたちになっておりません。グループに別れて、それぞれご意見を出していただいておるところでございますので、まとまっていませんけれど、ちょっとかいつまんでだけお話しさせてもらいたいと思います。

 まず1点は、新幹線の駅からの移動手段について整備をする必要があるんではないかと、2次交通の関係でございますが、レンタカーとか、それからバスとかレンタサイクル等も必要ではないかというようなご意見が出ています。それから、飯山市の四季のよさをうんとPRをしていく必要があるんではないか。花とか、イベントとかということですね。それから飯山市の食材を、せっかくよい農産物があるので、食材をPRしていったらどうかと。農家レストランや郷土料理等々。そのほか大胆なものでは、駅前に森林の整備と。駅前がまさに森のようなイメージで整備したらどうだというようなご意見もございます。

 それからあと、寺まち等の遊歩道を整備していったらどうでしょうかというようなこと。

 それからまち歩きに、食事処とか喫茶店とか雑貨店等、歩くことが楽しい、飽きない商店街をつくることが必要ではないかというようなご意見もございます。

 まだまだ、いろいろあるわけでございますが、また、まとまりましたらご報告させてもらいます。

 以上です。



○議長(山崎一郎) 

 山田民生部長。

  〔民生部長 山田弘一 登壇〕



◎民生部長(山田弘一) 

 上松議員ご質問のうち、カラスの対策の関係につきましては、市長答弁等に尽きるわけでございますが、若干事務的に補足して申し上げたいと思います。

 ゴミステーションへ集まるカラスの対策につきましては、各区、隣組のステーションの利用単位でネットやシートで覆うなどして対応していただいておりましたり、また、場所の余裕があるところにつきましては鉄製のゲージのステーションを設置するなどで、対応していただいてございます。

 市においては、ステーションの設置の補助やネットの貸し出し等も行っておりますので、各区の実情に即してご利用いただければと思っておりますので、お願いいたします。

 なお、カラスの駆除につきましては、市では有害鳥獣対策として、農作物被害対策を目的に農林課において、年間通して猟友会に依頼し、毎年三百数十羽を駆除しております。

 市街地では大変難しい面もございますが、具体的には別途ご相談いただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 私から以上であります。



○議長(山崎一郎) 

 上松議員、再質問ありますか。



◆1番(上松永林) 

 ありません。



○議長(山崎一郎) 

 以上で、上松永林議員関係の質問を終わりといたします。

 通告による一般質問は、以上で全部終了いたしました。

 続いて、質疑に入ります。

 質疑の通告がありませんので、質疑なしと認めます。

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△議案の委員会付託



○議長(山崎一郎) 

 日程第3、議案の委員会付託を行います。

 ただいま議案となっております議案第77号から議案第112号までの36議案は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△請願等の委員会付託報告



○議長(山崎一郎) 

 日程第4、請願等の委員会付託報告を行います。

 この定例会で受理いたしました請願等6件は、お手元に配付してあります請願等文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしましたので報告いたします。

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△散会の宣言



○議長(山崎一郎) 

 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 本日は、これで終わりといたします。

 大変ご苦労様でした。

午後2時40分散会