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長野県 飯山市

平成16年  6月 定例会(第298回) 06月18日−04号




平成16年  6月 定例会(第298回) − 06月18日−04号







平成16年  6月 定例会(第298回)



          平成16年6月第298回飯山市議会定例会

               ◯議事日程(第4号)

          平成16年6月18日(金曜日)午前10時開議

 日程第1 一般質問

    10番 山崎一郎議員

     5番 水野英夫議員

    15番 大塚武志議員

    17番 高橋正治議員

     1番 水野晴光議員

 日程第2 議案の委員会付託

 日程第3 請願等の委員会付託報告

◯本日の会議に付した事件

 議事日程と同じ

◯出席議員(20名)

    1番  水野晴光議員         2番  西條豊致議員

    3番  小林初子議員         4番  大野峰太郎議員

    5番  水野英夫議員         6番  佐藤正夫議員

    7番  渡邉吉晴議員         8番  坪根繁喜議員

    9番  久保田幸治議員       10番  山崎一郎議員

   11番  小林喜美治議員       12番  坂原シモ議員

   13番  田辺謹治議員        14番  沼田喜一議員

   15番  大塚武志議員        16番  高山 功議員

   17番  高橋正治議員        18番  丸山惣平議員

   19番  望月弘幸議員        20番  小林洋之議員

◯欠席議員(なし)

◯説明のために出席した者

  市長       木内正勝      助役       井出澄夫

  収入役      野口文明      教育委員長    小山元彦

  教育長      清水長雄      監査委員     石田一郎

                     民生部長兼

  総務部長     清水 侃               足立正則

                     福祉事務所長

                     建設部長兼

  経済部長     今清水豊治               月岡寿男

                     水道部長

  教育次長     米持五郎      庶務課長     山田弘一

◯議会事務局出席者

  局長       岩見和文      局長補佐     関谷竹志

  主査       上松浩美      主事       鈴木克己

午前10時00分開議



△開議の宣告



○議長(小林洋之) 

 ただいまの出席議員は全員であります。よって、直ちに本日の会議を開きます。

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△一般質問



○議長(小林洋之) 

 日程第1、きのうに引き続き、一般質問を行います。

 それでは、山崎一郎議員の発言を許します。

 山崎議員。

     〔10番 山崎一郎議員 登壇〕



◆10番(山崎一郎) 

 それでは、発言を許されましたので、通告に基づき順次質問してまいりたいと思いますが、6月議会も一般質問最終日となりました。2日間でいろいろ重複しました質問もございますけれども、さわやかに変わった視点でまた質問したいと思いますので、明快なご答弁をお願い申し上げて質問に入りたいと、そのように思います。

 最初に、市政運営について何点か質問したいと思います。

 その1点は、旅産業の創出でございます。

 昨年6月議会で私は、親切をキーワードとした21世紀型旅産業を市民とともにつくり上げていくことが、経済再生と地域経済の活性化のもとになるとの木内市長の思いに賛意を申し上げ、その実現のために観光係を旅産業創出担当係とすべきではないかと提言申し上げ、旅産業創出のための具体策についても何点か提言いたしました。市長は、ことし4月から商工観光課観光係の組織とは別に、旅産業推進室と推進係を新設されました。市長の旅産業に取り組む強い思いが理解でき、期待を申し上げるものでありますが、少々気になりますことは、旅産業の創出でなく推進であります。

 昨年の議会で私は、地域経済のプラスになる旅産業を庁内挙げて創出するぐらいの意識の改革を提言申し上げました。今まで継続してきた事業を、旅産業の予算扱いとし、それを推進していくだけでは地域の経済にプラスになるような旅産業になるのか、心配なのであります。飯山の魅力を旅産業につなげるのは、推進係だけの仕事ではないと考えます。まず大切なのは、理事者と全職員が一体となって「旅産業を創出しよう」との意識を持ってみずからの仕事に当たることだと思います。そうすれば市民もよいアイデアを出して、進んで協力されると私は確信するのです。ことしのゴールデンウィークの状況を含め、旅産業係の現状と旅産業に取り組まれる市長の思いを伺いたいと思います。

 次に、市民参画を推進する条例の制定についてであります。

 分権型社会の進展に伴い、市政に対する市民の参加意識が高まってきている状況から、より一層の市民参画を推進させて市民との協働によるまちづくりを目指すための条例を制定する自治体が多くなっております。そこで、過日総務文教委員会で全国に先駆けて市民との協働によるまちづくりのために、市民参画を推進する条例を制定した鹿児島市を視察し、よい事例を学んでまいりました。

 飯山でも昨年3月策定した第3次行財政改革大綱の中で、市民との協働によるまちづくりの推進を重要な推進項目とし、市民公募や各種団体代表者に学識経験者として参画してもらう市民会議や、審議会、委員会方式を取り入れていますが、どの場もいつも同じメンバーの参加であったり、議論や審議の中で自分の思いや意見を主張するだけで、真の市民参画とは言いがたいものがある。また、最初から結果ありきではなかったのかと感じられる現実もあるとの市民の厳しい指摘を耳にします。これでは、市民と真の協働によるまちづくりの推進にはならないのではないかと心配になるのであります。市民参画を推進するには、市民と行政が相互の役割を理解し、尊重し合うとの原則が大切であります。市民参画のルールである条例を制定し、市民にわかりやすい親切な市政を推進すべきと思うが、市長のお考えを伺いたいと思います。

 3点目は、組織の見直しについてであります。

 私は、この議会の場で、市民に喜ばれる行政運営をするためにと、組織の改革見直しについて何度も提言してまいりました。木内市長は、今年度より私が申し上げたフラット制、グループ制につながる画期的と思われる人事をされましたが、その機能が十分発揮されれば組織の活性化につながり、効率よい市政運営ができて市民の期待にこたえられると確信しますので、一層の推進に力を入れていただきたいと強く要望申し上げておきたいと思います。

 そこで、今議会私は、昨日の坂原議員の質問にもございましたように、さらに縦割行政の弊害を指摘されています幼児期から青少年期に至る行政の対応を一元化するよう提言するものであります。現在、子供の問題で役所に相談に行っても、厚生課児童係でやったり、人権政策課の青少年係や男女共同参画係であったり、さらには福祉係、健康増進係、また市民係であったり、教育委員会であったりと、市民の立場からすると複雑いっぱいの状況でございます。全国の自治体では改善に取り組んでいて、長野県でも子供支援課をスタートさせましたし、上田市、駒ヶ根市等でも取り組みを始めています。少子化、核家族化の著しい地域の将来を担う子供への対応は、早急に一元化させていくことが子育て支援にもつながる大切なことと考えますが、市長のお考えを伺いたいと思います。

 次に、総合福祉センターの移転について伺います。

 新幹線飯山駅周辺整備事業については、今年度大変重要な年になるわけですが、中でも多くの関係者にご理解いただかねば進めていけない区画整理事業については、関係者との話し合いができ、調印に至ったことは喜ばしいことで、関係者のご努力に敬意を表するものであります。今後はいよいよ具体的な着手に向けて都市計画の決定や事業認可に向けた取り組みがスタートするわけですが、それに大変深いかかわりのあります福祉センターの移転問題をどのように考えておられるのか伺いたいと思います。

 次に、合併問題でございます。

 「少子化、人口減、厳しさを増す経済状況、住民要望の多様化、私たち市町村を取り巻く環境は大きな転換期を迎えている。これらの変化に対応していくために経済圏として、通勤通学圏として、また雪国という意識圏としても一体のものと考えられる2市町が力を合わせ、新しい地域づくりを考えることは大変重要なことである。」これは、野沢温泉村との合併を考える住民懇談会の開催に先立ち全戸に配布された説明資料の冒頭に記載された「今、合併問題を考える意義」であります。その意義を説明する住民懇談会が市内85カ所の集落単位で開催され、 1,669名もの参加があり、その90%の方がアンケートに答えられたことは大変評価すべきことと私は考えます。しかも、その75.8%が合併すべきと意思表示されたことは、地域の置かれた現状と将来に向けて市民は正しい理解をされていると私は受けとめたのであります。

 ことし、飯山市は1町8カ村が合併し誕生した市制発足から50周年の記念すべき年であります。50年前、多くの先人、先輩諸氏がそれぞれの地域の思いを乗り越えて、将来に目を向けて手を取り合ってくれたことが、私たちの今ある現実なのでございます。これから50年先の地域の将来に向けて悔いを残さないために、今私たちはどんな選択をすべきなのでしょうか。新幹線開通後の岳北地域の将来に思いを寄せるとき、足らざるを支え合い、互いのよさを出し合って新しい地域づくりの道を選択すべきと私は考えるのであります。木内市長は多くの住民懇談会に参加され、直接に市民の声を聞かれたわけで、その声をどのように受けとめられ、どう生かそうと考えておられるのか、伺いたいと思います。

 次に、中央橋のかけかえについてお尋ねいたします。

 千曲川の東西を結ぶ交通のかなめであります国道403 号線の中央橋は、築50年近く経過し、老朽化している現状であります。さらに、50年に及ぶ交通事情の変化から幅員が狭く、大型車の通行に支障の出ている状況であり、特に冬季間における大型車同士のすれ違いは危険な現実であり、大きな災害が発生したときにはスムーズな対応ができないのではないか心配であるとの市民の指摘がございます。新幹線開通後の地域の発展を考えますと、早急に中央橋のかけかえについて広域の市町村で関係機関に働きかけていくべきと思いますが、市長の考えを伺いたいと思います。

 また、朝の通勤ラッシュ時においては、消防署より出動する救急車や緊急車両の通行には大変苦慮している実態で、対向車を制限するに消防署職員が橋の上を走っている状況を知りました。そこで、救急車や緊急車両の出動時に消防署でボタンを押せば、橋の両岸で車両がストップできる等の対策がとれないか、関係機関で検討されてはどうかと提言するものでありますが、見解をお伺いしておきたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 山崎議員から4点ほど質問がございましたが、関係部分、部長からも答弁をさせてまいります。

 初めに、市政運営の中での旅産業の創出についてでございます。

 16年度の旅産業関連事業費は計約2億 1,400万でありまして、計9款にわたる53の事業を進めておるところでございます。事業の推進に当たっては、旅産業推進室の職員のほか、5人の兼務職員を配属し、各課の連絡を密にし事業を進めているところであります。また、既存の事業にとらわれることなく、新しいアイデアは随時取り入れていくつもりでありまして、市民からの提案もお待ちしておるところでございます。

 現在、信州大学と飯山市において各分野における協力体制を構築するため、相互の連携のための協定を進めており、今後の旅産業を推進していく上で今までにない新しいものがつくり出されてくるものと期待をしておるところでもございます。

 一方、旅産業の推進に当たっては新しいものだけでなく、現在飯山市にある文化、伝統、自然等のよさを再認識し、それらを生かした地域と経済振興を考えていきたいと思っております。

 なお、ゴールデンウィーク、4月29日から5月5日の7日間の状況ですが、いいやま菜の花まつりは約6万人、映画「阿弥陀堂だより」のロケ地周りの菜の花周遊バスには 545名が利用されました。

 また、旅産業事業として2つの新しい事業として取り入れましたが、そのうち千曲川舟下りは乗船率90%で 111名が、また残雪を体験できる鍋倉山シャトルバスには 651名の利用がありました。2つの事業とも全国放送で紹介されるなど、飯山の情報発信に大きな役割を果たしたと思っております。

 次、合併問題でございます。

 賛成が75%を超えるという今回のアンケートによる数値結果は、市民の多くの皆さんが合併に対して進めるべき気持ちがあると受けとめ、合併法定協議会へ移行したいと考えておるところでございます。法定協議会では、新市の建設計画や事務事業のあり方など具体的な協議を行い、新市の姿をよりわかりやすく説明できる資料を作成した上で市民懇談会等で説明し、市民の皆様のご理解を得る中で17年度の新市発足へと進めていきたいと思います。議員各位の格段のご理解、ご支援をお願い申し上げます。

 以上であります。



○議長(小林洋之) 

 清水総務部長。

     〔総務部長 清水 侃 登壇〕



◎総務部長(清水侃) 

 山崎議員さんのご質問のうち、関連部分につきまして市長答弁に補足をさせていただきます。

 市民参画を推進する条例の制定についてご質問がございました。昨日、大野議員さんからも同様のご質問をいただいたところでございます。議員さんのご発言の中に、いろんな審議会等を開く中で結論、結果ありきではないかといったような声も出ているというようなお話でございました。私たち市といたしますと、行革の中でいろいろな目標を定めて取り組みをしているわけでございますけれども、例えばパブリックコメント制度といったものもありまして、市が施策を立案をしようというときに、まずその素案をお示しをして、広く市民の皆さんからご意見をいただいて成案にしていくというようなことも今研究をしているところでございます。特に行革の中では、議員さんもおっしゃったとおり、推進項目の1点目に、市民と市がともに知恵と力を出し合う協働するまちづくりということを上げているわけでありまして、創意あふれる市政展開をしていくために、適切な連携と役割分担のもとに進めていかなければいけないということを上げてあるわけでありますが、本当に重要なことでありまして、真剣に取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 市民と協働するまちづくりの推進の中では、さらに協働するまちづくり方針を策定をするというふうにうたわれておりまして、現在庁内でこの策定に向けた検討も進めているところでございます。大野議員さんのご発言に対してお答え申し上げましたように、先進の条例制定をされた状況等についても、今いろいろよそから資料等をいただいて研究をしておりますけれども、当面は協働のまちづくりの方針、そして、またその要綱等の中でルール化をして実施をしていくことが有効ではないかというふうに考えているところでございます。

 それから、組織の見直しについてご質問をいただきました。

 組織機構の見直し、子供課の設置等についてでございます。昨日、坂原議員さんからも同様のご質問をいただいたところでございます。組織機構につきましては、時代の要請に基づいて柔軟な見直し、対応をしていくこと、大切なことと思っております。関係法令、あるいは各種制度等に基づきながらも、行政サービスの受け手となる市民の皆さんの立場、これが最も大切なことでありますので、そういう観点で組織の見直しについて検討をしているところでございます。

 ご質問の子供課につきましては、第3次行革の組織部会の中で現在検討を進めているところでありますが、福祉事務所、あるいは教育委員会等の縦割の仕組みにとらわれずに、行政サービスの受け手の立場で組織編成を見直しをしていこうということで進めております。幼・保・小・中・高の一元的な施策体系が執行できるあるべき組織機構について、引き続き検討をしてまいりたいというふうに考えております。

 先進の市でも、子供課というものも大変多くの市で設置をして取り組みを進めておられます。議会でも、少し前になるかと思いますが、鯖江市をご視察をいただいて検討されたりといったこともお聞きをしておりますし、今非常にホームページ等でいろんな先進の情報を入手できる状況にあります。県内でも先ほど議員さんからご発言あった上田、駒ヶ根、あるいは県、そういった先進の事例等もさらに参考にさせていただきながら検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 足立民生部長。

     〔民生部長兼福祉事務所長 足立正則 登壇〕



◎民生部長兼福祉事務所長(足立正則) 

 山崎議員ご質問のうち、総合福祉センターの移転の関係についてお答え申し上げたいと思います。

 過日、小林喜美治議員からもご質問があったわけでございますが、北陸新幹線飯山駅周辺整備事業につきましては、関係各位の皆様方並びに市民の皆様方のご理解をちょうだいいたしまして、区画整理方式により整備する運びとなったわけでございます。このことを受けまして、総合福祉センターにつきましては、かねてからの計画によりまして移転をすることとし、その位置、それから施設の規模等については現在検討をしているところでございます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(小林洋之) 

 月岡建設部長。

     〔建設部長兼水道部長 月岡寿男 登壇〕



◎建設部長兼水道部長(月岡寿男) 

 山崎議員さんご質問のうち、中央橋のかけかえについてお答えを申し上げます。

 議員さんご指摘のように、中央橋につきましては昭和31年に建設され、築造から48年が経過しておりまして老朽化が進み、また幅員も狭いことから、早期のかけかえについて飯山市、野沢温泉村、木島平村が一体になりまして中央橋改修整備促進期成同盟会を構成をし、県に対し強く要望をしておるところでございます。

 また、朝のラッシュ時の緊急車両につきまして、ボタン式で信号を赤にし、一般車両を進入できないようにしてはというご提案でございます。警察署と打ち合わせを行いましたが、全国的には過去にあったというふうに聞いておるということでございますが、道路交通法との整合性がとれず、現在は廃止をされておるという状況だというふうに聞いてございます。現段階におきましては、緊急時の交通制限、誘導が認められてございますので、消防署員による誘導が現在のところベストではないかというふうに思っております。

 県も中央橋の状況等については十分状況を認識してございますので、一日も早くかけかえができますように今後も粘り強く運動を展開してまいりたいというふうに考えてございます。

 よろしくお願いします。



○議長(小林洋之) 

 山崎一郎議員、再質問ありますか。

 山崎議員。

     〔10番 山崎一郎議員 登壇〕



◆10番(山崎一郎) 

 それでは、再度質問をさせていただきたいと思います。

 最初に、旅産業の関係でございますが、ことしのゴールデンウィークには新しく船下りとか鍋倉の新緑のツアーの関係とか取り入れられたようでございますが、実はことしの菜の花まつりの期間中、体育協会ゲートボール部が中心となって、市長の言われています旅産業を何とか実現しようという思いから、第1回菜の花ゲートボール大会を企画して全国に発信、実施しましたところ、県内ばかりではなくて東京や千葉、埼玉、新潟、富山、石川、全国から90チーム、約 500名を超える選手が参加し、全員市内で宿泊されました。30万円の予算とスポーツ振興係3名の応援はありましたが、それ以外はすべてゲートボール部の皆さんのボランティアでございました。

 参加者は、緩やかな自然に囲まれた長峰の設備のよい会場に大満足でございました。その上、JAが用意してくれましたキノコ汁の温かなもてなしに大変喜ばれ、用意した特産のアスパラやキノコはどんどん売れ、帰りには「年内にまた飯山に来ます」と 100名近い予約をされて帰られたと聞きます。これはまさに、市民との協働により創出した私は旅産業ではないかと感じました。市民には、長年培いました地域の活性化のために頑張るとうとい思いがいっぱいございます。大切なことは、庁内上げて旅産業につなげようという意識の改革、働きかけだと私は思いますが、その辺の対応について市長の決意を再度伺いたいと思います。

 次に、総合福祉センターの移転のことでございますが、これから位置とか規模とかについて検討されるということのようでございますが、私の手元に新幹線まちづくり市民会議の報告書がございます。その中に、まちづくりの基本となる5つの柱が示されています。その1つに、駅が近くて便利な医療と福祉のまちづくりという指摘がございます。全国どこにもあるビルの建ち並ぶ駅前と違い、高齢化時代にふさわしいまちづくりの発想であると、私はこの発想に期待を持ったのでございますが、先日いただいた資料によりますと、駅前広場や関係道路の都市計画の決定が8月までであるという計画が示されました。それが事実なのかお聞きしたいと思います。この場合、市民会議で真剣に議論して提言をしました「駅が近くて便利な医療と福祉のまちづくり」、この部分をどのように考えておられるのか伺いたいと、そんなふうに思います。

 それから、行政の組織についての見直しの話がございました。役所の組織は私は市民のためのものであると思います。役所の職員のための組織ではないと、そんなふうに思います。でありますので、やっぱり市民にわかりやすい、利用しやすい組織に時代とともに変わる状況をきちんと踏まえて対応していただきたいと、重ねてお願いを申し上げておきたいと思います。

 それから、合併でございますが、法定協の立ち上げについて市長は先ほど答弁されました。私も住民懇談会に何カ所か出させていただきました。昨日の質問の中にもございましたけれども、市民にはもうちょっと市長に自信を持って地域の将来にかける思いを熱く語ってほしい、披瀝してほしいという要望を、私も何点か伺いました。この地域には、市長が言っておられますように野沢温泉の温泉の魅力、それから、それぞれにございますスキー場の連携、またグリーンツーリズムや農村・農業体験型旅産業、こういうものは岳北地域一つになればこそ、私は大きな効果が期待できるものと思っておりますので、市長はぜひ、まだまだ地域の中には合併についての思いを十分理解していない方もおられますので、これからもう少し具体的に合併後のまちづくりの思いを私は市民に語っていくべきではないかと、そんなふうに思います。

 もう1点は、野沢温泉の村長さんともう少し十分な話し合いを持って、村の中にございます対等合併ではないとか、あるいは、飯山は観光に理解が足りないとか、そういう一部の理解不足に対して私は誠意ある態度で説明していくべきではないかと、そんなふうに思うのであります。その辺について、今後の市長の対応、思いをお伺いしたいと思うのでございます。

 それから、最後に中央橋の件でございますが、私は大変、新幹線開通後の岳北の将来を考えますと、これは大変なことではございますが、この地域の発展にとっては、千曲川で分断されていますこの地域は、やはり橋の役割というのは非常に重要でございますので、ぜひ関係者と連携しながら強力にたゆまぬ努力を期待しているものでございますので、再度その決意を私は市長に伺いたいと。建設部長さんではなくて市長の思いを伺いたいと、そんなふうに思いますので、よろしくご答弁をお願い申し上げて2回目の質問を終わります。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 初めに、旅産業の関係でございますが、第1回菜の花ゲートボールの大会の事例を取り上げられて、大変ボランティアの方々が中心となって開催をされたということで、すばらしい成果があったというようなことでございます。私も同様にお聞きをいたしておるところでございます。市民との協働でいろいろな事業ができるのではないか、そういった中での一つのいい事例であったのではないかとも思っておるところでございます。

 庁内挙げての旅産業へと取り組みということでございますが、まさに思いやりの精神の中でそれぞれいろんな形での事象に対応することが大切ではないかと思っておるところでございます。一つ一つはそれぞれいろいろな事業に分かれてはおりますけれども、いろいろな思いやりの気持ちの中でそれぞれの事業へ取り組むことが旅産業への取り組みといったものにもつながっていくのではないかと、そんなぐあいに考えておるところでございます。職員の皆さんにもその辺はまた、機会あるごとにその辺を説いていきたいなと思っておるところでございます。

 それから、総合福祉センターの関係でございますけれども、駅が近くて便利な福祉施設というような話もございました。当然、そのようなことを視野に入れながら、これから場所等については決定をしていかなければならないと思っております。

 駅前広場といいますか、その関係でのことでございますが、今それぞれ9月ごろに都市計画決定ができるように現在努力をしている最中でございます。そのようなことでございます。

 それから、合併でございます。もう少し夢を語ってほしいということでございます。法定協に進んだ中でそれぞれ新しい1市1村の合併のロマンや夢をその中でしっかりと描いて、それを市民、村民の皆さんにお話をしていくべきだと、そんなぐあいにも思っておるところでございます。一つになればこそ効果が期待できることがあるということでございますが、私は今回のこの野沢温泉村さんとの合併はぬくもり合併であるということを申し上げておるところでございます。人情は言うに及ばず、いろいろな形でのぬくもりがこの地域にはたくさんあるわけでございます。菜の花、ブナにしてもそうでございます。そこにプラス野沢温泉の温泉のぬくもりといったものが一体になって、大きなぬくもり合併として、この地が旅産業へつながる一つの大きなインパクトといいますか、大きなもとをつくっていくといったことが大切ではないかと思っておるところでございます。

 野沢の村長さんと話し合ってということでございますが、当然これから法定協へ進んでいった場合には、その中で、いろいろな形の中で具体的な話を進めていくわけでございます。理解不足の皆様があるということでございますけれども、そういった皆さん方に対しても一つのロマン、夢といったものを大きく語る中で、その理解不足をぜひ解消をしていきたいなと、こんな思いでございます。

 それから、中央橋のかけかえでございますが、これは推進協議会等を通じて今までも取り組んできております。国・県等にこの中央橋のかけかえの必要性といったものは認識はされておるわけでございますけれども、地域上げての一大課題であるといった思いを、私からもぜひ機会をとらえてつなげてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 山崎一郎議員、再度の質問ありますか。

 山崎議員。

     〔10番 山崎一郎議員 登壇〕



◆10番(山崎一郎) 

 それでは、最後の質問をさせていただきたいと思います。

 実は、市長の言われます私は旅産業に大きなインパクトがあるんじゃないかという思いと、また地域の活性化、特に新幹線開通後の飯山市のためにと、そんな思いから一つの提案を申し上げたいと思います。

 1912年、飯山中学校の市川達譲先生が新潟県高田市においてスキー技術を習得され、県内で初めてスキーを伝えてから8年後の2012年にスキー発祥 100周年を迎えます。このとき、地域の長年の夢であった待望の新幹線の開通の時期となります。私は地域上げて喜びと感謝をあらわすために再度冬季国体スキー大会の招致をしてはどうかと提言するものでございます。新たな設備投資をしなくても十分開催できる条件が整っております。地域活性化の起爆剤とするために関係機関との検討をぜひ早急にお願いをしたいと提言するものでありますが、市長の見解を伺いたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 ただいま山崎議員から冬季国体の招致をしたらどうかという話がございました。私も今初めてお聞きをしたところでございます。つい数年前にこの地で冬季国体を開催したということはまだ記憶に新しいところでございます。スキー 100年を記念してというようなことでございますが、いろいろな形での研究、検討等を重ねてまいりたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小林洋之) 

 以上をもちまして、山崎議員関係の質問を終結いたします。

 続いて、水野英夫議員の発言を許します。

 水野議員。

     〔5番 水野英夫議員 登壇〕



◆5番(水野英夫) 

 発言を許されましたので、通告に基づきまして質問したいと思います。

 初めに、菜の花まつりにつきまして3点ほどお願いしたいと思います。

 本年の菜の花まつりも瑞穂の皆さん、また常盤の皆さんはじめ大勢の市民の皆さんのご協力により10万人を超える入場者が訪れ、成功裏のうちに幕を閉じました。毎年この菜の花まつりには各テレビ局などの報道陣が訪れ、ことしは映画やテレビドラマの撮影も相前後してございました。また、ここ数年はNHKの全国版には必ず一度は放映されております。全国各地に菜の花はあるかとは思いますが、「菜の花は飯山」というのが定着してきたような気がしております。

 そこで、1点目でありますが、飯山市制50周年に合わせ菜の花を市の花に指定し、さらに内外に知らしめ、市の活性化や地域振興の一助とすることはどうでしょうか。

 2点目でありますが、菜の花さかせるかいなど、地元団体では経済的な面や労力的にも先の見通しが不確実で、若干の疲労感も見えてきたような気がします。将来に向かって意欲的に活動が継続できるよう、イベントの仕組みなどを全般的にわたり知恵を出し工夫を凝らして見直しをして活動していく仕組みを取り入れる時期ではないでしょうか。例えば、駐車料金は会場近くのみの駐車場とし、かわりに会場の入り口で入場料をいただく。入場料を仮に 500円として有料化しますと、入場者が半分になっても5万人で、それの収入だけでも 2,500万の入場収入が見込めます。これを仮に開催経費に 500万を充て、残りの半分の 1,000万を地元に還元し、残り 1,000万を公園の整備やグレードアップに再投資させていく。これを繰り返して年々公園の評価を向上させ交流人口をふやしていく。こんな工夫をすれば地元も来場者も、そして行政も活性化していくのではないでしょうか。

 3点目でありますが、ただいま山崎一郎議員からもご質問のありましたゲートボール大会の件でございます。私も2度ほど足を運ばせていただきましたが、この大会には今も山崎さんからございましたように飯山市ゲートボール連盟の皆様をはじめ関係団体のご尽力によりまして、予想以上の 500名を超える参加者があり、大成功に終わったと思っております。ゲートボール連盟の皆様には、参加チームの募集から準備、運営までしていただきまして、大変私としても感謝をしているところであります。また、経済波及効果も大変大きいイベントでございますので、今後もこの地域活性化の一翼を担うこの大会を継続していくことも大変大事なことと思いますが、どうでしょうか。

 しかし、大会を中心になってやっていただいたゲートボール連盟では、先ほど山崎議員も申し上げたとおり、30万円ではちょっと金銭的には負担が大き過ぎるようです。ぜひ補助を厚くするなり、役割をほかで分担するなりして、引き続き意欲を持って続けてもらうような検討も必要かと思いますが、あわせてお聞きをしたいと思います。

 次、2番目でございますが、固定資産税の徴収についてお聞きしたいと思います。

 市税の半分以上を占める固定資産税についてですが、平成15年度におきましては、16億 7,000万余りの予定のうち3億 5,000万円を超える滞納があります。この地域の産業構造、経済情勢が色濃く反映されていると思われます。そのような状況の中で、今、年4回に分けて徴収をしていますが、初回の徴収月が例年の5月からことしは突然4月になりました。滞納が大変多い状況の中、一般市民にしても、また経営環境が厳しい事業者にしても、なぜこの時期にと思っている方が多いと思います。この変更について、早い周知と理由の明記、また理解を求める説明の仕方、努力が欲しかったと思いますが、どうでしょうか。また、滞納に対する詳しい情報の説明と具体的な改善の方法、手段をあわせてお聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 水野英夫議員から3点ほどご質問がございましたが、それぞれ関係部長からも答弁をさせてまいります。

 初めに、菜の花を市の花に指定というような話でございました。現在、合併に向けて協議であります。合併して新市となった場合、新市で新たに市の花を制定することになります。昨年の市制50周年記念事業懇話会においても、市の花の指定は控えるべきという声もありました。50周年として取り組むことは考えておりませんので、よろしくお願いいたします。

 それから、菜の花ゲートボール大会の件でございます。

 先日に市ゲートボール連盟の皆さんとの反省会を持ちまして、次回につなげていくように大会運営、宿泊ほかさまざまな点について意見交換を行ったところでございます。当日の大会運営については、リザルトの作成に時間がかかるなどの一部課題はありましたが、あいにくの雨にもかかわらず多目的グラウンドの水はけのよさも加わり、スムーズに試合が進行でき、参加者から好評を得ました。大会の告知、準備等については、市単独開催として初めてであり、何かと後手となりながらも体協及びゲートボール連盟が中心に、斑尾、戸狩の協会及び宿舎の関係者を入れて、関東甲信越から90チームの皆さんをお迎えすべく対応いたしましたが、一部において宿の対応が悪かったなどとの苦情も入ってきておるところでございます。

 反省会の中では、体協及びゲートボール連盟においては大会そのものの準備、運営は専門家の立場から、また市民として市の活性化、旅産業の一翼を担う意味で頑張るが、募集、宿泊手配、観光的おもてなし等について、もっと宿、観光協会の皆さんが大会で来飯した選手に対しサービスをして、以降はその宿を名指ししてもらえるような積極的な取り組みをしていくようになってもらいたいという意見もあったところでございます。

 市といたしましても、旅産業の観点から、スポーツ振興では大会運営補助、会場、備品使用の減免等、観光サイドでは情報発信等の展開で支援をいたしました。次回についても同様に対応する予定でありますので、特に観光協会、宿舎の皆様におかれましても宿を提供するだけでなく、個々ではできない大会を宿泊営業のため体育関係者に大会を誘致してもらうので、大会運営にも可能な限り協力し、その中から新たなお客様の確保をするという展開をお願いしたいとも思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 今清水経済部長。

     〔経済部長 今清水豊治 登壇〕



◎経済部長(今清水豊治) 

 水野議員のご質問のうち、菜の花まつりの関係でお答えをさせていただきます。

 ことしで21回目を迎えましたいいやま菜の花まつりの運営は、事務局を農林課で担当しまして、菜の花まつり実行委員会ということで組織で行っております。菜の花さかせるかいをはじめ、地元の交通安全協会や芸術文化協会、商工会、地元の子供たちまで多くの皆さんの協力を得て開催しておりますが、議員ご指摘のように労力的な負担も非常にふえておりまして、まつりの仕組みづくりにつきまして考え直していくべきかなというふうに考えております。

 また、駐車料金につきましては県の施設をお借りしていることもありまして、菜の花を咲かせる協力金ということで位置づけておりまして、利用者から1台につき 300円をいただいております。市全体のイベントとして、より地域が活性化できるまつりとして継続していくためにも、もう一度考え直したいというところもあります。議員ご提案いただきました入場料という考え方につきましても、市民の声を聞く中で実行委員会に諮っていきたいというふうに思います。

 以上であります。



○議長(小林洋之) 

 清水総務部長。

     〔総務部長 清水 侃 登壇〕



◎総務部長(清水侃) 

 水野英夫議員さんのご質問のうち、関係部分について答弁をさせていただきます。

 固定資産税の徴収についてのご質問でございます。年4回の徴収でありますが、徴収月の初回について、昨年は5月、ことしは4月に変更になったということで、その辺の早い時期での周知が必要ではないかというご質問でございます。

 この点につきましては、固定資産税は税条例で年4回の徴収月を定めております。通常、条例ですと4月、7月、11月、2月ということであります。条例では初回は4月ということになっております。昨年は5月でありましたが、評価替えの年に当たりまして、通常は4月なんですが昨年は5月になったということでございます。条例の中では、この4月、7月、11月、2月という納期について、特別の事情がある場合については市長は納期を変更できるという規定がありますので、それに基づいて昨年は初回を5月にさせていただいたということであります。課税評価替え作業、引き続き課税業務ということになりまして、非常に事務量が大きなものになってくるというようなことで、これを特別の事情というふうにとらえさせていただいて、昨年は5月ということにしたわけでございます。

 ただ、その辺のところの変更については、3年ごとに評価がえがあるわけでありまして、早目な周知、ご理解をいただくという部分については、今後注意をしていかなければいけないというふうに思っております。通常ですと、3月号で4月の納税についてお知らせをさせていただいておりますし、年間の納期については4月号の市報に挟み込みで一覧表をお配りさせてもらっているわけでありますが、この次、来年からは少なくとも3月号の市報で翌年の年間の税目ごとの納期一覧をお配りしたいというふうに思っておりますので、ご理解をお願いを申し上げます。

 なお、もう一つでありますが、滞納額3億 5,000万、非常に大きなものになっているということでありまして、この詳しい内容、あるいは、その改善策等についてどうなのかというご質問でございます。これにつきましては、現在、議員さんがおっしゃるように非常に大きな滞納が出ているわけであります。全体の滞納額のうち、市税全体では約4億三千七、八百万ぐらいの滞納があります。このうち、固定資産税については今申し上げた額でありますけれども、内容的に見てみますと、業種別でまず一番大きいのは何といってもスキー場関係の方であります。ちなみに、未納額が大きい1件について 100万円以上というような多額の未納をされている方について拾ってみますと、スキー場関係の方で未納額が2億 300万円であります。あと小売業の方では概算ですが 800万円、あと運輸建設関係の方で 3,800万、あとその他ということでありまして、 100万以上の未納の方は、会社もありますが、現在36件、その合計が2億 8,000万円ほどになっております。全体の固定資産税の未納額に対する 100万以上の大口未納者の比率は、額的に見ますと76%ほどに上るというものでございます。先ほど申し上げましたスキー場関係2億 300万円、非常に大きな額でありますが、スキー場関係の皆さん方は大きな資産を抱えていらっしゃるわけでありまして、業績の不振がこんなところにも大きくあらわれてきているというふうに感じております。

 それから、具体的な未納改善の方法、手段についてでございますけれども、15年度は税の徴収体制強化を図りまして、職員については徴収担当2名増員という形をとりまして、そこへ徴収嘱託−−嘱託員を雇用しておりますので、嘱託員3名と合わせて徴収関係で8名体制に昨年いたしました。非常に職員は厳しい状況、思いを持って滞納に取り組んでいるという状況でございますが、そうした結果、現年度分の固定資産税の徴収率につきましては、15年度で0.58ポイント上昇をいたしまして 95.75%になりました。また、過年度分の徴収率についても1.04ポイント上昇をしておりまして、職員の増といったものも、こういうところにも結果としてあらわれてきているというふうにとらえております。今後も引き続き税負担の公平さを保つ中で、昨今の経済事情のために納税がおくれておられる方については、より接触を深めながら鋭意徴収に努めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 水野英夫議員、再質問ありますか。



◆5番(水野英夫) 

 ありません。



○議長(小林洋之) 

 以上をもちまして、水野議員関係の質問を終結いたします。

 続いて、大塚武志議員の発言を許します。

 大塚議員。

     〔15番 大塚武志議員 登壇〕



◆15番(大塚武志) 

 発言を許されましたので、通告に基づき順次発言したいと思います。

 今議会補正の最大でございます3億 3,000万円のふるさと学習館の問題について、始めたいと思います。

 ふるさと学習館計画については、ご承知のとおり長い間、市政の課題として考えられておりました。お聞きするところによれば、平成11年から市民有志とともに飯山市にふさわしい資料館の検討を重ねてきたとのことであります。その概要についても過日全員協議会でお聞きしたところでございますが、施設や運営についても、経費面や運営における市民学芸員制度など最大限の工夫をなされていることは率直に評価したいと思います。

 私は、これからの飯山市の発展を考えるときに、ふるさとや伝統文化といった都会にはない資源が最も大切であり、これを最大限に活用することによってこそ未来の飯山市が築けるのではないかと考えております。この施設が市民のためのふるさと学習施設であるという理念は評価するところでありますが、一方で、これからの飯山市発展の施設でなければならないと、こう思うものでもあります。新幹線開通後の位置づけや交流人口の拡大についても、そうした機能がしっかりとこの施設の中に加わっているのかお聞きしたいと思います。

 いずれにいたしましても、この施設が十分に機能を発揮させるよう今後も多くの市民の意見を聞く中で、やる以上は立派な資料館をつくっていただきたいと、こんなふうに思います。

 なお、ふるさと資料館につきましては、市民の中に「この財政の厳しいときに」という非常な思いがあります。そういった点で、私は市民に、なるほどこれは必要なんだと、わかりやすくひとつ納得のいくような説明をお願いすると同時に、財政状況が厳しい今日の中、市民生活に直結したところの福祉や教育、そして建設事業等、そういったところに影響しないのか、厳しい財源の中で最近市政の動きを見ていますと、その点は理解できるわけでございますが、節減、節減でまことに市民に対しては厳しい面もあるわけでございまして、そういった点について、ひとつ財源確保の見通しについても今後の市政運営をしていくために異常がないのか、その点についても特にお聞きしたいと思います。

 次に、農業振興についてでございます。

 農業にかかわらず、今工業においても商業においても大変な経済の不況の中で、4%ぐらいの成長をしているといいますが、これは一部の大企業だけの、それに関連する工場等の利益でございますが、全体的には地方においてもまだまだ不況は続いております。そういう中で、特に飯山市の農業は第1次産業、これが飯山市の基幹産業でございます。そういった点で、特に私は、国営農地等非常に夢を持って莫大な 100億以上の予算を投入し、夢のある農業ということで始めたわけでございますが、ごらんのように多くの土地が休耕、不耕地へされる中で、大変な事態に陥っていると毎回申し上げているところでございます。

 そのような中で、何としても不耕地対策を講じていくために鍋倉高原産のそばをいつも力を入れておるわけでございますが、おかげさまをもちまして、このそばについては非常に品質的にも、また味もよろしいと、こういったことで販売を担当している農協からも、そして、これを食べていただいている消費者からも高い評価を得て、ぜひ生産を倍増してくれないかと、価格的には文句は言えないと、そういうことで非常に励ましを受けているところでございます。そういったことで、我々国営そば生産組合におきましても生産拡大の方向で、その中に不耕地対策を取り入れ、これも市の協力を得る中で不耕地対策費として反当 5,000円、そしてそばをつくれば 1,000円と、こういうことで非常な励みもいただいてあるわけでございますが、この点につきましてもぜひ広大なおよそ50町歩にも及ぶ不耕農地があるわけでございますが、これらの土地を円滑に運用できるようなシステムに対しまして、また行政の協力をお願いしたいと、こんなことであります。

 なお、この地で生産されたそばにつきましては、民宿等で、また富倉のかじか亭等利用する中で非常に好評を消費者の中に得ておりまして、これらについても雪割そばというような形の中で、これから旅産業等につなげて観光とあわせて拡大していきたいと、こんなふうに思っているところでございますので、その点についてもひとつよろしく、またともに研究、検討、推進をしていただきたいと、こんなふうに思います。

 また、刈り取り機が1台あるわけでございますが、これは秋というのは非常に日も短く天候も悪いのが実情でございます。機械の非常に稼働能力が落ちると、こういうことで、これを有効活用するために春先国営の不耕地にアブラナの種をまいたらどうだと。これをそばの刈り取り機で刈り取ることによって機械の高度利用ができると。そして、これも経済効果に結びつけたらどうか、こんなように考えるところでございます。

 また、数年前からやられているわけでございますが、今年度菜の花も飯山市を代表するような春の温かさを代表する花でございますが、アブラナ種の方もまたもっともっと温か過ぎて暑くなるような見ごたえのある菜の花でございまして、この辺については私も手前みそではないけれども、この菜の花畑の前に立ったとき身が震える覚えがいたしました。そんなことで非常に感動したわけでございまして、この花も国営でやれば交配もしなくていいんじゃないかと、こういうことで不耕地対策の一環として、そして絞った油は食用に、そしてまた自動車等、イラク戦争等でいろいろ原油が値上げしていると、こういうような状況でございますが、自分たちの使うものは自分たちで生産しようと、特に日本の自給率が農産物については4割と、こんなような最低の先進国においても恥ずかしい限りでございます。わずかなことでもできることは地域を上げてやることが大事じゃないかと、そういうことで本当に環境に優しいエコロジーの農業、飯山市でなければできない農業の菜種油の国営の栽培の増大を図り、それを経済性に結びつけていくというような、こういう課題に対してひとつ市長のお考えをお聞きしたいと思います。

 次、市内生産野菜の品質向上のための土づくりについてでございます。

 先日、JAの北信州みゆきの総代会におきまして、総代の1人から、今年度のアスパラは不順天候のために3割も4割も減少したと。その上、品質が非常に悪かったと。組合長答弁、品質の悪いのは飯山アスパラが本当に今回はその点については今までにない状況でございますような発言をしていました。そして、これを解決していくには有機質の多量による食べておいしい、柔らかい栽培法がぜひ必要だろうと。そういった面で堆肥の導入等の土づくり運動が一層大切ではないかと、このように答弁をいたしておりました。私もそのとおりだと思います。そういうことで、飯山市が絶えず農業の振興の土づくり、これは量より質、こういう時代に農業も入っております。

 そういった点で、今までも市が率先して農協と取り組んできましたところのJAのEMBC、常盤の終末処理場でも使っておりますけれども、この効用、そして北海道の小清水町のゆう水等、これも今日農協等が真剣に行政の援助をやる中で取り組んでおるわけですが、これらの状況と、これからの農業に対する振興の面での見通しはどういう方向になるかと、こんなことについてもお聞きしたいと思います。

 次に、中山間地の直接支払い制度についてでございますが、この点については昨日来いろんな方が触れておりますので、私といたしましてはJA農協をはじめ農政部会の人たち、そして先日産業建設委員会との農業委員会とのお話し合いの中でも、農業委員会の方からも、ぜひこれは中山間地を守るためにはこの制度の継続をしてくれと、こういうことで議長あてに陳情を受けて、私も産建委員会としても十分にその点については慎重に審議して、市の農業を守るために全力を挙げていただきたいと、こんなことで陳情を受けたわけでございますが、そういった点について市のお考えを市長の方からお聞きしたいと、こんなふうに思います。

 次に、カラスの被害についてでございます。

 環境の変化といいますか、カラスが市内全域に非常にふえております。特に長峰一帯は非常に最近ふえまして、一時は空が黒くなるほど、それが舞いおりてきてアスパラの頭をつついたり、また新植しアスパラを生産しようというマルチが瞬く間に破れて空へ飛んでしまうと、こういうような状況でございまして、これに対して何とかならないかと、こういうことで、とてもカラスは利口な動物でございますが、これに根負けしないようにひとつきちっとおどかしっぱくれて一網打尽なりやって、被害を防いでいくことが非常に大事じゃないかと、こんな点でその被害はどうなっているのか、またそれの対応策はしておるのか、その実態をお聞きしたいと思います。

 次に、少子対策についてでございます。

 きのうも坂原議員の方から非常に具体的に行政に対してお願いしているところでございますが、私は子供をともかくつくってもらわない限り、それをこれから子育て支援とか、いろいろしていくことができないんじゃないかと、こんなふうに思いまして、私も大川保育園の統合が少なくなれば統合されるんだと、こういうことでございまして、議員になってまずいつも幼稚園へ行くと、皆さん統合なくして、豊かな本当に気持ちが一致した環境のいい大川保育園を継続するためには子供を一人と言わないで、産める人は全力を挙げて産んでくれないかと、こんなことで私随分努力をいたしまして、それで女衆も大塚さんいいよというようなことで、多い人は7人くらい産んでもらったわけでございます。そういうことで最低でも3人と、こういうことで私は11人兄弟でもこれだけ元気でやっているんだから、いろいろのことは心配はまずなくして産むときは産みなさいと、こういうことで頑張ってきたわけでございますが、特に最近新聞紙上をにぎわしているとおり、2人の夫婦で1.29なんていうことで、国も年金制度もこれまたおかしくなるというような重大な問題として、日本の滅亡が考えられるような状況のところでございます。

 また、飯山市もごらんのとおり50周年を迎えるわけでございますが、4万市民で発足して現在2万 6,000ということで、まことに将来が案ぜられるわけでございまして、いろいろこれには配偶者対策とか、いろいろ若い衆に元気出せとか、いろいろと言うわけでございますが、まず夫婦仲よく子供をつくっていただいて、そして子孫の繁栄、そして飯山市の繁栄、それが国の繁栄につながると、こういう立場でひとつ出産祝いを私はぜひ市長さんに勇気を持ってやっていただきたいと。仮に栄村、合併は残念でございますが、独立の線を行くということでございますが、出産祝い金1子目10万円、2子目10万円、3子目30万円、4子目40万円、5子目50万円、もう10人になれば 100万もなるかもしれないですが、そういうことでしっかりと今の重大性を関知して、これを数年続けておると、こういうところを見ましてもひとえにやっぱり行政というのは支援だと、そういう意味でひとつ私は飯山市の市長さんサインのアルバム1冊、これもありがたいわけでございますが、それだけではなくひとつそういった積極的な姿勢をぜひお願いしたい、こんなふうに思います。

 次に、飯山夏まつりについてでございます。

 和紙のふるさとと花と灯篭の装飾について。飯山夏まつりは和紙のふるさと、紙とちょうちんで飾る催しで飯山の特産物を使い、従来からの全市花いっぱい運動、フラワーロード、愛宕町の花修景、全国的にも有名であり、それぞれ国の大賞をいただいているというようなところでございます。全市公園化、そして温かいまち、それで伝統のあるまち、こういうことで関係市民を上げて取り組んでほしいと思います。祭りの内容、取り組み等について、特に市民にも喚起されたく説明をお願いしたいと思います。

 なお、ここ二、三日非常に陽気も暑くなりまして本格的な夏の到来と、こんなような感じもいたすわけでございますが、蓮の花の季節が来たと、こういうことで私も蓮まつりのまた段取りもしなくちゃならないと、こんなふうに思っておるところでございます。寺町に蓮の花を咲かせる会も今年新たに岡山、太田、柳原、外様、秋津、瑞穂等新たに7反歩ほどふえました。蓮は7月から9月という間、この暑い中、本当に美しい大輪の花を咲かせて我々の暑さでばてそうな気持ちを和らげ、そしていやしていただけます。そういった点で、寺町飯山にふさわしいこの蓮の花の風情をぜひ情報宣伝をいたしまして、これも市内の方々だけでなくして、県内はもちろんでございますが、全国的に発信してもいいのじゃないかと。「小京都・飯山」、「蓮のまち飯山」、そういった点でひとつ、この点についての情報宣伝を強化いたしまして、旅産業、観光の交流人口増に結びつけていただきたい、こんなことをお願いいたします。

 次、水がれ問題についてでございます。

 この点につきましても、先日、地元の佐藤議員の方からお話がございましたが、私は視線を変えて、鉄道運輸機構、先日も工事課長であります、心配なく対応するから何でもおっしゃってくださいと、責任持って対応いたしますと、こういうような話でございましたが、いずれにいたしましても、このトンネル内に出ている水が1万 4,000トンという非常に大量な水でございます。

 この水の量は、全市が千曲川脱却ということで上水道をいただいておるわけですが、これが 7,000トンから揚げている、実質使用量は 6,000トンということでございますが、この倍以上の、市民全体が上水道として飲んでいる水の倍以上の水があのトンネルの中から出ていると。そういうことでございますので、現実に私も蓮の花をつくったり、また稲をつくったりしておるわけでございますが、非常に渇水期になると水がまるっきりなくなってしまうと、そういうことでございまして、非常に井戸水が富倉地区の滝ノ脇においては井戸水がかれてしまうとか。また柳原地区の水道や水源、そして用水が減少していると、奈良沢地区においても上倉地区も同等であります。そういう状況の中でこの大量な水を何とか有効活用できないかと。出たものは出ないようにしてもらえば一番いいんですが、出たものはなかなかそこら辺がまだやってみなくちゃわからないことでございますので、ひとつ今の科学の力でこれを有効活用して、また上へ戻してもらうような方向等が当然考えられるわけでございまして、特に21世紀は水の時代だと、この前お話がございましたが、ガソリンよりも水が値打ちがあって高いんだと、世界的にはそういうふうに水は重要な位置を占めているんだと、これからの時代特にそうでございますので、この有効な資源をぜひ生かすべく、今後とも地元とともに一緒に調査研究、そして対策をひとつ行政ともども一体となって取り組んでいただきたいと、こんなことを申し上げて次に移ります。

 千曲川の舟下りでございます。

 私たち議員も乗ってみました。非常に今度のやつはスクリューでなくしてジェット、吐き出す水の勢いで走るというようなことで、水が多少浅いところでも非常に安全でございまして、しかも非常に菜の花号と申しましたか、余りうれしくてちょっと名前も忘れてしまいましたが、そういうことで非常にゆったりと心配なく乗っていられると、そういうことでございまして、日本一長い母なる川千曲川、原風景そのままの千曲川、本当にごみもいっぱいひっかかって花が咲いているような状況でございまして、見方によっては何の花かなと心配する人もいるわけでございますが、本当に原風景そのものとは、千曲川へ入ってみて私は感じました。

 そして出発すると同時に城山が見え、しばらく土手ばっかりでございましたけれども、今度は小沼の辺に行きますと非常に千曲川の川の幅も広くなりまして、しゃばの景色も非常に雄大に見えてまいりました。そして、繁ったヨシの中でヨシキリがうるさいほど本当に鳴いて、そして本当に忙しくて鳥の声なんて聞いていることがなかなかない心境でございましたけれども、自然というものは魚を育て、鳥を呼び、本当に雄大なものだと、こういうことを強く心から感じたわけでございます。それで左には関田山派だったかな、右には……。



○議長(小林洋之) 

 ひとつ簡潔にお願いします。



◆15番(大塚武志) 

 三国山脈ということで非常に雄大な山々を見る中で、本当に身も心もリフレッシュしたような次第でございます。この感動をぜひ市民の皆さん、そして今後飯山の旅産業に、千曲川の本当に全国一長い、この自然そのままの千曲川の舟下りも本当にいいんじゃないかと、こんなことを心から感銘いたしまして、ぜひこれについても情報宣伝を一層強められまして観光の発展に結びつけていただきたいと、そんなことにつきましてもご意見を賜り、これに対する道案内や、そしてできれば名勝の観光ガイドみたいな気持ちでやっていただければ、船頭さんも、そういう人もついていただければ一層盛り上がって、40分から45分の旅ではございますけれども効果的になるんじゃないか等々につきまして、ひとつ行政当局のまたご支援と充実を図っていただきたいと、そんなことを申し上げまして、第1回目の質問を終わりたいと思います。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 大塚議員から6点ほど質問がございました。それぞれ教育委員会、関係部長からも答弁をさせてまいります。

 初めに、仮称ふるさと学習館につきましては教育委員会からも答弁をいたしてまいりますが、このふるさと学習館につきましては市民のための施設として、今後の飯山市発展に必ず寄与するものであると、そういった信念のもとに私は提案をさせていただいておるところでございます。ご質問にございましたけれども、財政的に非常に厳しい中でありますけれども、いろいろ市民生活に直結する建設等いろんな財源に影響をしない計画を願いたいということでございましたけれども、そのような考えの中で進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思っております。

 私からは、飯山夏まつりについてお話をさせていただきます。昨年城北グラウンドにおいて開催いたしました飯山夏まつりは、ことしは商店街の活性化のために会場を商店街に移しまして開催する計画でおります。内容については、飯山の歴史、文化の薫りがするまつりにするために、伝統工芸品である内山紙を使用した灯篭と、飯山市の美しい自然を象徴する花で商店街を装飾し、あわせて縁日風のイベントを開催する予定でおります。

 灯篭と花につきましては、飯山らしい寺町や城下町を演出できるよう、今後に残せるものを中心に装飾を計画しているところでございます。灯篭と花での装飾の範囲は、上町、本町、肴町、中町、愛宕町を予定しておりまして、歩行者天国を設置する本町を中心に、他の会場にも足を運べるよう回遊性のあるまつりにしたいと考えているところでございます。

 また、夏祭りに合わせてアーケードのある本町につきましては、アートギャラリーとして絵画、写真等の芸術作品を展示いただける店の店先等に、和紙による芸術的な装飾をし、まち全体を寺町アートミュージアムとしてまちの魅力を創出し、にぎわいを呼び戻したいと考えています。

 いずれにしましても、灯篭の作成、設置、また花の装飾、まつりの運営等には、関係商店街、関係区民の協力は不可欠でありまして、多くの市民が携わるイベントになるよう実施に向けて作業に入っているところでございますので、よろしくお願いをいたします。

 私からは以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 清水教育長。

     〔教育長 清水長雄 登壇〕



◎教育長(清水長雄) 

 大塚議員のふるさと学習館について、市長答弁に補足をしてお答えをいたします。

 施設の機能面、新幹線開通後の位置づけ、交流人口の拡大とどう結びつくかと、こういう3点のご質問かと思います。

 ふるさと学習館の機能の1つとして、市内外に飯山文化を情報発信できる施設、また現地と連携する施設としても位置づけられております。維持につきましては土地代等経費面ももちろんですが、市内の子供やお年寄りのいわゆる交通弱者に配慮し、交通機関を利用することで最も気軽に訪れることができる場所であることを念頭に、公民館の周辺に決めさせていただきました。新幹線開通後も考え、駅からの玄関口になる場所であると考えております。

 ふるさと学習館は、施設内で飯山文化のすべてがそこにある資料と市民学芸員等人との交流を通して把握できるように考えております。さらに、現地を訪れたい方にはコース設定やボランティアによる案内、さらには現地の人たちとの交流ができるようなシステムを考えております。このことで学習館内での人との交流、現地で人との交流ができるネットワークが生まれ、飯山市全体が野外博物館となり得ると考えております。ふるさと学習館は、こうした構想の核施設としても考えておりますので、交流人口の拡大をはじめ市の発展に寄与できるものと考えております。

 以上であります。



○議長(小林洋之) 

 今清水経済部長。

     〔経済部長 今清水豊治 登壇〕



◎経済部長(今清水豊治) 

 大塚議員のご質問のうち、関係部分についてお答えをいたします。

 農業振興のうち国営休耕地対策でありますが、飯山国営農地は 227.6ヘクタールありますが、このうち15年度で実績で不作付地は33.4ヘクタールでありました。流動活性化対策として借入の農地に10アール当たり 5,000円を補助をしておりますが、そばを作付けした農家に対しましては、そば耕作組合さんの熱意にこたえるべく、ことしから10アール当たり 1,000円の上乗せ補助を行うことといたしました。鍋倉高原産のそば粉は品質も向上し、利用者の評価が上がっているとお聞きしております。戸狩の民宿や富倉でも利用されております。さらに広く需要が伸びることを期待しております。そばの栽培面積の拡大は、景観的にもイメージアップになり、手打ちそばは食の分野における旅産業にもつながりますので、国営そば耕作組合員の皆さんの一層の取り組みを期待をしております。

 また、提案がありました市内のアブラナ栽培でありますが、蜂や風による野沢菜との交配を防ぐため通常4キロの隔離が必要とされておりますが、国営農地での栽培はほかの地区との距離から支障がなく、議員さんご提案のとおり平地の菜の花と開花期がずれるということで、初夏の風物詩として誘客に期待できるというふうに思われますので、普及について耕作組合、JAとも協議を進めたいと思っております。

 また、土づくりでございますが、JAの報告によりますと、今年度アスパラガスの収穫量は5月末で前年比8割程度ということであります。品質低下の要因として、平年より低い気温と強風の日が多かったため伸び率が悪く、穂先の開きと曲がりが顕著に見られました。アスパラガスのような永年作物はとりわけ土づくりが大切でありますが、JAでは適切な施肥基準としてアスパラの定植時には10アール当たり10トン、2年目以降は2トンから4トンというふうに指導をしております。生産農家には圃場条件に合った有効な堆肥活用をしていただきたいというふうに考えております。

 次に、中山間地域等直接支払制度の継続についてでございますが、耕作放棄地の防止や農業の多面的な機能維持のために、当市においてもぜひこの制度を継続していただきたいということで、国・県の方へ働きかけを行っていきたいというふうに考えております。

 次に、カラス被害についてでありますが、カラスによる被害の状況につきましては、被害者からの連絡によりましてJA及び農林課で現地確認を行っている状況であります。カラスの被害対策につきましては、飯山市猟友会員による有害鳥獣駆除を実施しておりまして、駆除の状況でございますが、平成15年度は 200羽余りの駆除が行われ、ことしは60羽余りを駆除いたしております。被害の状況等により今後も駆除を実施していきたいというふうに考えております。

 また、議員の方からゆう水とEMBCについてというようなことで、経過というようなことでありますが、ゆう水やEMBCといった生物活性水の効果につきましては現在も圃場で実験中であります。ゆう水につきましては、平成14年度にJAが実施主体となりまして、悪臭の除去や耕畜連携による肥料の使用量ということを目的に、木島平の地籍で畜産農家で実施をいたしました。JAから聞きました報告によりますと、常盤地区の畜産の堆肥舎とキノコの胚培地に培養液を散布いたしましたところ、消臭効果と堆肥化の促進が見られたというような報告を受けております。また、今年度から有料で希望農家に配布して、アスパラガス、キュウリの圃場で実証を行っておるところであります。

 EMBCの水につきましては、昨年水稲栽培にかかわる生育実験を行いました。瑞穂地区で分けつから出穂期にかけて1回当たり 500リットルから 1,000リットルで5回投入をいたしまして、隣接対象地との比較では、丈の伸びと茎の本数に若干の増加はありましたが、粒に大きな違いはありませんでした。EMBC水の利用は常盤地区の農業集落排水の施設から記帳の上自由にお持ちいただいてよいことになっております。ただ、効果につきましては生物活性水の効果はその土地の土壌菌との関連が強く、科学的に明らかに実証が困難という状況であります。活用につきましては関連機関等研究をさらに進めていく必要があるなというふうに考えております。

 それから、議員の蓮祭りの関係でご質問がございましたが、飯山寺町に蓮の花を咲かせる会の皆さんの尽力によりまして、毎年夏に美しい花を咲かせる蓮については「寺町・飯山」の風情にもふさわしく、寺めぐりに訪れる観光客にも大変好評をいただいております。奈良沢の蓮田につきましては観光パンフレットの案内図にも載せまして、それぞれ各種メディアにも折に触れてPRをお願いをいたしております。寺めぐり遊歩道についても、正受庵から奈良沢の蓮田を経由して、各寺社をめぐるように整備を行いまして、蓮の活用を図っているところでございます。

 また、飯山寺町に蓮の花を咲かせる会が中心となって毎年開催している飯山寺町蓮祭りには、市としても協力をしていきたいというふうに考えております。

 次に、千曲川舟下りでございますが、ことし念願がかなってやっと事業化ができました。将来を考えますとヒット商品になる要素があるだろうというふうに思っておりまして、実際に乗ってみますと、川面から見ていただくふるさとの田園風景も、ふだんと違った魅力があるというふうに今思っておりますので、これから一生懸命行政としてPRをしていきたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(小林洋之) 

 足立民生部長。

     〔民生部長兼福祉事務所長 足立正則 登壇〕



◎民生部長兼福祉事務所長(足立正則) 

 大塚議員ご質問のうち、少子化対策の子育て支援の関係につきまして答弁したいと思います。

 大塚議員さんからは少子化対策の子育て支援ということで、出産祝い金を出したらどうだというご質問でございました。ご紹介にありましたように、ほかの自治体では出産の祝い金を出して奨励をしているところもあるようでございます。飯山市におきましては、児童クラブなど施設面での子育て環境整備、それから育児相談、ファミリーサポート事業などさまざまな子育てにつきましての支援サービスの充実をさらに進めることで、少子化対策を行っていきたいというふうに考えております。他の自治体でもそうだと思うんですが、少子化対策につきましてなかなかこれという妙案がないのが現実でございますが、若い人たちのそれぞれのご意見をいろいろお聞きする中で、子育て支援策につきまして検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(小林洋之) 

 月岡建設部長。

     〔建設部長兼水道部長 月岡寿男 登壇〕



◎建設部長兼水道部長(月岡寿男) 

 大塚議員さんご質問のうち、水がれ対策につきましてお答えを申し上げたいと思います。

 昨日、佐藤議員さんにもお答えをいたしましたが、水源、田用水減少原因調査につきましては、地元対策委員会と一緒に現地調査を実施いたしまして、状況の把握をしていくことにしております。また、鉄道運輸機構にも水量調査データ、現地踏査による現状分析や、新たな観測方法を検討しているというふうに聞いておりますので、市としても両者の関係を密に対応していきたいというふうに考えてございます。

 飯山トンネル内の湧水量につきましては、3月議会でも答弁をいたしましたが、上倉工区側で毎分約5立米、富倉工区側で毎分約 4.7立米ということでございます。この活用につきましては、水質の分析を含めまして機構と協議をする中で研究をしてまいりたいというふうに思ってございます。よろしくお願いしたいと思います。



○議長(小林洋之) 

 大塚武志議員、再質問ありますか。

     〔15番 大塚武志議員 登壇〕



◆15番(大塚武志) 

 ふるさと学習館の建設の問題でございますが、市長は福祉、教育、その他建設関係、そういった他のそれぞれの事業に支障がないようにやっていくと、こういうご答弁でございましたが、私は昨年、外様と柳原との保育園の統合問題、新築問題の際、このふるさと学習館の関係が本町のアスクへどうだというような話が新聞紙上に出た後、そういう問題が持ち上がってまいりました。非常に市民の中に、子供の将来が大事なのか、資料館の方が大事かと、こんなような感もございまして、非常に切ない思いをした感がございました。そんなようなことで、今後とも、その後保育園等につきましても下水道の整備並びに夏場35度、40度にも上がる室内の温度を下げるような施設についても、まだ検討中というようなお話も聞いておるところでございまして、そういうようなことではやはり財政の厳しいところは私も承知の上でございますけれども、そんな点も心配のないように今後対応していっていただくことが大切じゃないかと、こんなふうに思います。

 また、旅産業、観光課内に今回旅産業課ができたわけでございますが、一つのことを充実してやっていくための点について、もっとこれだなという積極的な市長の考え方をもっと表へ出して対応していただくことが大事じゃないかと、こんなふうに思います。そんな点をお願いすると同時に、今度の千曲川をはじめ先日も私たちが蓮の花の会員が手入れをしておりますところへ、長野市の方から10名ぐらいの方が見えまして、飯山市はこういう立派なお寺もあり、そして蓮もあちこちに植えられてすばらしい景観を持っている、この宣伝をもう少し強力にやってくれないかと、そういうことを初めて知ったと、そういうことで咲くころはいつごろですか、咲いたらぜひ私たちは大勢仲間を連れてきたいと思いますなんていうことで、我々泥だらけになっているのを見まして、お茶やら缶ビールを置いて、頑張ってくださいということで励ましもいただいたような次第でございまして、そういった点でやはり今日は情報化の時代でございます、飯山市もそういった点で他の市や他県に負けない情報発信をひとつ重点的に観光産業については特にやっていただくことも一つの大事なことではないかと、こんなことをお願い申し上げて、2回目の発言を終わりたいと思います。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 ふるさと学習館の関連でそれぞれいろいろな福祉ですとか、建設事業に影響がないようにということでございますが、極力そのような気持ちの中で進めてまいりたいと思っております。

 また、保育園等のいろいろな改修、修繕等につきましても努めていきたいなと思っておるところでございます。

 それから、旅産業でございますが、もっと積極的にというお話がございました。ことしは一応、旅産業元年というような形の中で進めておるところでございます。蓮の花をもっと宣伝をというようなことでございました。蓮に限らずいろいろな形で情報化に努めていくことが大事ではないかと思っております。旅産業室を中心に、また商工観光の観光係も中心に、それぞれ情報宣伝等に努めていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(小林洋之) 

 大塚武志議員、再度の質問ありますか。



◆15番(大塚武志) 

 ありません。



○議長(小林洋之) 

 以上をもちまして、大塚議員関係の質問を終結いたします。

 この際、昼食のため暫時休憩いたします。

午前11時58分休憩

午後1時35分再開



○議長(小林洋之) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 高橋正治議員の発言を許します。

 高橋議員。

     〔17番 高橋正治議員 登壇〕



◆17番(高橋正治) 

 それでは、一般質問も3日目となり、いよいよ最終段階に入ってまいりましたので、疲れも大分出てきたかと思います。そういうことで、しかもまた眠気も誘うような時間帯でもあります。そんなことでありますから、答弁者におかれましては目の覚めるようなご答弁をお願いをして、順次質問をしてまいりたいと思います。

 最初に、イラク問題でありますが、この9日にイラクに関する国連安保理事会で完全な主権の返還とか、国連の主導的役割などについて決議されたところであります。国際社会とイラク国民の願いが反映されたものであるが、いわゆる戦争の当事者であるアメリカ軍が多国籍軍として名称を変え、駐留を続けるものとなっていることであります。米英の占領軍による拷問、あるいは虐待に対し、イラク国民は強い怒りが続いているわけで、戦争がまだ継続中であります。イラク戦争はアメリカの先制攻撃戦略政策の実行として強行された侵略戦争であり、そこにイラク国民の占領軍に対する抵抗の戦争が激化、泥沼化しているのが根本であります。イラクをはじめ中東、アラブ諸国や世界の中の人々がアメリカの残虐な戦争に反対し、占領軍の速やかな撤退を求めておるわけであります。自衛隊がイラクに居座り米軍支援を続けることは、世界の諸国民の願いに反することであり、アラブ諸国との友好を破壊することになるわけであります。その点からいっても自衛隊は直ちに撤退すべきであります。不法な戦争を早期に終わらせる最大のかぎだと思うわけであります。そういった点での市長の政治姿勢について、まず1点お伺いしたいと思います。

 そして、飯山市出身の自衛隊員の数についてでありますが、最近、地区内の自衛隊員を持つ家族から、イラク戦争への撤退を強く求める強力な運動をしてほしいとの声が私どもに寄せられました。そういった立場から、市内の出身の自衛隊の家族は同様な気持ちであろうかと思うわけであります。そういった点で、飯山市の出身の自衛隊員は何人ぐらいおるのかについてお尋ねしたいと思うのであります。

 次に、若干順序を変えまして、新たな食料・農業・農村施策における諸問題についてであります。

 政府は5月24日、農村基本計画の策定に向けた論議の日程を発表したわけであります。その日程を見ますと、主要3課題、いわゆる日本型直接払いの導入と集落営農、あるいは担い手の問題、それから2番目に農業環境、自然保全、3番目に担い手に農地の集積と株式会社の農業参入の農地制度の抜本的見直しという、その3課題について、7月から8月にかけて検討をし、可能なものについては8月の来年度予算概算要求にこの検討内容に基づく予算を盛り込むというものであります。そして、施策の基本というべき食料自給率の目標についてはその後の議論とし、いわゆる来年3月をめどにするというものであります。そして、その関係で私はその主要課題の関連で飯山市との関連についてお尋ねしたいと思うわけであります。

 主要課題の1に、直接支払い制度についてであります。これはさきの2日間にわたる一般質問の中でも、何人かの皆さん方から中山間地域直接支払いについて質問がございました。重複を避けたいと思いますが、若干私の見解を述べながら理事者の見解を求めたいと思うわけであります。

 いわゆる中山間地直接支払い方式については、財務省は期限切れを迎えるタイミング、ことしを見て財政の視点から政策的効果を十分に査定し、いわゆる安易な継続をしないと、こういうことが打ち出されたわけであります。私はそういった点で、それぞれ要求がありましたが、継続の要求はもちろんでありますが、問題は安易な継続はしないと、十分な政策的効果について査定をするということでありますから、飯山市としての中山間地域直接支払い制度に対する政策的効果、評価について、どのような見解をお持ちなのか、お尋ねしたいと思うわけであります。

 そして、この直接支払いが12年からスタートして今年で終了するわけでありますが、今まで国から交付金として交付された金額が年度別、そしてまた今年度見込みを含めて幾らになるのか、飯山市にどのくらい来たのかについてお尋ねしたいと思うわけであります。

 次に、主要課題の1番目の直接支払いとあわせて課題になっております担い手の支援の問題であります。担い手の支援ということについては、今後、この担い手に施策の集中、重点化を図ると、こういう内容であります。そして基本施策の前段としての農業構造改革の第一弾、いわゆる米改革でありますが、この米改革における交付金の要件に担い手の明確化ということが義務づけられておるわけであります。この義務づけに基づいて、その担い手計画が飯山市でもつくられました。その担い手の人数、各地区ごとにどのぐらいになっているのか、飯山市全体では何人となっているのかということであります。

 そして、次に、いわゆる担い手という対象から外れた農家については、どのような見解や方針を持たれておるのかについてお尋ねしたいと思うわけであります。

 次に、農業振興の問題でありますが、農業の振興といえば、その原点は土づくりであります。先ほどの大塚議員からも意見が出されましたが、私はこの議会本会議で毎回のようにこの土づくりの問題について要望してまいったところであります。日本一の生産量を誇るアスパラは、作付面積は毎年のように拡大してきているわけであります。しかし出荷・生産量はそれに伴っていないというのが今日の現状であります。特に今年は気象条件等の条件があるにせよ、その生産量が大きく停滞しているということであります。それを乗り越えるには、何としても土づくりという基本問題がかかわるわけであります。そういった点で、この土づくり対策に対して行政としての対応について、どのような方針を持っておられるのか改めて要求をし、その見解を求めたいと思うわけであります。

 次に、振興策の2番目の問題ですが、さきの議会でも豆腐づくり、大豆づくりについて、私は学校教育との関係で申し上げました。その中で市長は、大変ユニークな発想で理にかなったものであると、こういう答弁でありました。そういった点で、私は地域の産業興しとあわせて飯山市全域に地元産の大豆、あるいはみそを学校給食に使用していくという立場でそれぞれの生産者を募る、あるいは、その大豆を使った加工食品をつくる人たちをいわばつくり出して、そして地域の一つの産業としてやはり育成するような方向で検討してはどうかと、こんなふうに思うわけでありますが、この辺については、市長の答弁以降どのような内部での検討が行われてきたのかについてお尋ねしたいと思うわけであります。

 次に、不況雇用問題でありますが、今日、構造改革路線によって全国どこでも雇用と地域経済が深刻な時代になっていることはご承知のとおりであります。これらの課題に取り組むことが、今地方自治体の重要な課題となっていると私は思うわけであります。そこで、地域にかみ合った活性化や雇用対策が求められているのではないかと思うわけであります。市長の重点公約の施策として旅産業が取り組まれているわけでありますが、今までの施策の延長線でしかこの旅産業は映ってこないと私は思うわけであります。まさに新鮮さを感じないというのが私の感想であります。地域経済の活性化対策として旅産業がどう地域経済全体にかかわりを今後持つのか。そして、その目標値はどのくらいに見ているのかについてお尋ねしたいと思うわけであります。

 次に、不況の原因には、もう一つは失業という問題があります。この問題について雇用創出についてどのような見解、あるいは計画、検討をされているのかということであります。これは地方自治体にとっても当然責任ある立場から、このことについて真剣に真正面から取り組む必要があるわけでありますが、これらについて、そしてまた緊急雇用創出特別交付金事業、これは今年度で最終年度を迎えました。それらについての今年度の目標値、具体策についてお尋ねしたいと思うわけであります。

 最後に、道路問題でありますが、私は何回かの議会にわたって小沼関沢線、そしてまた市道との交差点の戸隠地籍での信号機の設置について、地域の皆さんの強い要望等を議会でも私は取り上げてまいりました。そして最近、沼田喜一議員とともに県の公安委員会にもお願いに行ったところであり、そして県の返答は飯山市への1カ所の信号機の設置を決めておると。問題は、どこにその信号機をつけるかについては飯山市の裁量にお任せしてあるような雰囲気の答弁でありました。それについて今回、戸隠地籍に信号機を設置することを決定されたということは、関係者ともに非常に喜んでおるところであります。しかし、最近、その地籍で交通事故が起こりました。全く交通量の少ない道路でありながら事故件数は最も多い箇所であります。したがって、決まった以上は、一日も早くその設置をこの議会本会議を通して要望しておきたいと思います。

 次に、道路の問題でありますが、ことしから協働の道づくりというものがスタートしたわけであります。しかし、市民の中には、この協働の道づくりについては非常にわかりにくいとの声も聞かれるところであります。私は今日まで、市建設課において、それぞれ現物支給による市道改良事業をずっと行ってまいりました。そういった点で、いわゆる現物支給の市道改良と協働の道づくりとの違いはどこなのか、これを議会本会議を通して市民に説明を求めたいと思うわけであります。

 以上で第1回目の質問を終わります。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 高橋議員から何点かご質問ございましたが、関係する部長からも答弁をさせてまいります。

 初めに、イラク問題についてでございます。

 先般、国連安全保障理事会はイラクへの主権移譲に向けた新決議案を採択したところであります。この決議に基づいて新たに編成される多国籍軍に我が国の自衛隊を参加させる方針を決めた政府の姿勢に対して、市長はどう考えるかというご質問であります。政府はこれまで多国籍軍への参加には慎重な姿勢をとってきました。1990年イラクのクウェート侵攻を受けて編成された多国籍軍をめぐって大きな論争となった経緯もございました。今回の新国連決議では、多国籍軍の任務として、治安維持とともに武力行使を伴わない人道復興支援活動が盛り込まれたところであります。良好な日米関係を維持するねらいも含んでの判断と考えますが、政府の法解釈だけで進められる内容ではないと思っております。また、自衛隊が武力行使をせざるを得ない状況に追い込まれることは本当に避けられるのかどうか、私たちが一番不安に感じる部分について、はっきりとした説明、十分な議論が必要な大きな問題と考えておるところでございます。

 それから、自衛隊の市内に何人ぐらいかということでございます。自衛隊長野地方連絡部長野募集事務所へ照会しましたところ、ことし4月1日現在、飯山市出身の隊員は49名とのことであります。

 なお、隊員は駐屯地での居住が義務づけられていることから、飯山市に住所のある隊員はいないとのことでありました。

 あと、農業振興の中の地産地消の関係でございますが、食の安全性やスローフードなどへの関心が高まっておりまして、市民が意識的に地元産の食材や食品を支持し活用する地産地消運動は、生産者の活気や旅産業の推進を促す意味で取り組むべき事業と考えております。地産地消は地元農産物の特化を図る農業振興策でもあり、地産地消を楽しむまちとして地域づくりを進めていきたいとも考えております。

 大豆栽培に積極的な取り組みをというご意見については、JA普及センター、農業委員会をはじめ生産者等と話し合う中で、施策化できるか検討したいと思います。15年度統計では、国内大豆の自給率は全体で5%、食用で20%と低いものですが、さらに長野県でも総収穫量は 5,130トンで全国13位であったところでございます。

 私からは以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 今清水経済部長。

     〔経済部長 今清水豊治 登壇〕



◎経済部長(今清水豊治) 

 高橋議員のご質問のうち、関係部分についてお答えをいたします。

 不況雇用問題でございますが、雇用の確保につきましては引き続き企業誘致を進めたいというふうに考えております。工場立地につきましては、人件費の安い東南アジア、それから中国へ生産のシフトが進んでおりましたけれども、大分このところの企業自身の合理化が進んだことや景気回復の兆しが見られるというようなことから、一部製造業設備の過剰感はあるわけでありますが、国内回帰の現象も見られます。特に、中国などに進出できない、またためらっている中小企業が生産拠点を国内回帰に求めるということも、これから動きがあるだろうというふうに踏んでおりますので、引き続き企業誘致に結びつけるべく一生懸命で頑張りたいというふうに思っております。

 現在の厳しい経済状況では、大企業の進出による雇用の大量創出を見込むことは大変厳しい状況にありますので、中小企業、また小規模事業所の誘致も視野に入れながら事業を進めていく必要があるというふうに考えております。

 一方、飯山市における16年4月の月間有効求人倍率は0.55倍と依然厳しい雇用環境が続いておりまして、市内事業所において求人数が増加傾向に転ずるにはまだ時間がかかると予想をしております。

 市内の事業所への若者等の就職が困難である以上、北信地域ということで広くもう少し考えていただきまして、長野までというようなことで求人情報を市報に掲載しているわけでありますが、今後もハローワークと連携しながら情報提供を拡大していく考えであります。

 いずれにいたしましても、行政がとり得る施策として、市内産業の雇用拡大に直接的に関与できるのはごくわずかでしかありません。全体の産業における雇用創出量の見込みを数値化することもなかなか難しいなというふうに考えております。旅産業でどのくらいの雇用創出を見込めるかということでありますが、旅産業につきましては農業、工業、商業、観光、それから教育、福祉というようなあらゆる産業をジョイントした中で考えておりまして、今すぐ雇用をどのくらいかというふうに数値化することは難しいわけでありますが、いろいろ研究してみたいというふうに思っております。

 次に、中山間地直接支払い制度でございますが、この制度についての評価をどう考えているかということでありますが、中山間地におきます土地利用型農業につきましては、平地と比べまして克服不可能な自然条件の差異や、経済全体の高コスト構造を考えますと非常に厳しいものがあります。そういう意味から協働作業を含めた農業経営全体の収益に着目した場合の農業支援策でもあるというふうに考えておりまして、中山間地の耕作放棄地の解消から生まれた農産物が供給力を高めて、国民に還元される施策でもあるというふうに考えておりまして、制度の継続を訴えてまいりたいというふうに思っております。

 市におきます今までの支払いの金額でありますが、平成12年度は交付金総額が 5,856万円であります。そのうち市費が 1,464万円、13年度は 6,406万円、うち市費が 1,601万円、14年度でありますが全体で 6,916万円、うち市費が 1,729万円、15年度は 7,309万円、市費が 1,827万円、16年度でありますが、交付予定額であります。 7,364万円、市の持ち出し分が 1,836万円であります。5年間の総額予定では3億 3,833万円を予定をしておりまして、市の負担額は 8,458万円というふうに計算をいたしております。

 次に、米施策大綱における担い手の問題でありますが、新たな米施策改革に伴う水田農業ビジョンの中で明確化しました担い手農家は、水田農業ビジョンに参画していただける比較的大規模な農家を中心に、各地区で選出をしていただきました。内訳でありますが飯山地区1名、秋津地区5名、木島地区15名と1団体、瑞穂地区9名、常盤地区14名、柳原地区1団体、富倉地区1名、外様地区6名と2団体、太田地区13名と1団体、岡山地区9名、市全体で73名と5団体であります。

 政府が示している新たな米政策大綱では、大規模農家へ農地を集積し、プロ農業経営者が中心となる効率的、安定的な生産構造をつくるという目的もありますが、消費者ニーズによる多様な需要に安定的に供給できる食味や品質の向上等付加価値のある米づくりや、安全で安心できる米づくりの推進など、多様な農家の育成も大切と考えております。当地区のように水稲以外の作付が困難な地域においては、耕作放棄地の増大防止や良好な水田環境の確保等に資するため、小規模な農家においても取り組みやすい調整水田への助成、日本一の生産を誇るアスパラへの助成を推進しております。当市の農業ビジョンでは、良質米をできる限り生産していくという姿勢で取り組んでいくつもりでございます。

 なお、担い手農家を中心に組んでおりますが、担い手以外の農家の支援ということでありますが、農村につきましては担い手農家と兼業農家と非農家から成る混成の集落であります。兼業農家、非農家の方も集落の共同作業には参加するなど、共助共存の精神で成り立っております。ただ、支援策につきましては、農業収入を柱といたします担い手農家を中心に考えています。

 次に、土づくりの問題でありますが、安心安全な農産地の形成や当市の基幹作物であるアスパラガスなどの永年性作物には健康な土づくりが欠かせないというふうに認識しておりまして、議員さんのおっしゃるとおりだというふうに思っておりますが、行政としての対応でありますが、対応につきましては国営農地ということで、国営農地の土づくりということを重点にしておりまして、市内全域への土づくりの支援につきましては、現在のところ考えておりません。

 それから、雇用の中で緊急雇用をどのくらいことし見込んでいるかということでご質問がありました。ことし16年度で終了になるわけでありますが、今年度の緊急雇用対策事業をご説明をさせていただきますが、緊急雇用創出特別交付金事業ということで、ことしは中小企業対策分ということで 416万円があります。雇用創出でありますが、日に換算して 400日分であります。常用労働に換算すると 1.6人分ということであります。それから、山林体験型産業創出事業でありますが 1,300万円を予定しておりまして、雇用に換算して 1,348日分であります。常用雇用に換算しますと 5.6人分ということで考えております。

 以上であります。



○議長(小林洋之) 

 月岡建設部長。

     〔建設部長兼水道部長 月岡寿男 登壇〕



◎建設部長兼水道部長(月岡寿男) 

 高橋議員さんのご質問のうち、道路問題についてお答えを申し上げます。

 小沼の信号機につきましては、議員さんが先頭に立って公安委員会等に対して運動していただき、大変ありがとうございました。決まった以上は一日も早く設置をということでございますので、改めまして関係箇所に一日も早い設置につきまして要望を重ねていきたいというふうに思ってございます。

 それから、議員さんの方からは協働の道づくりと現物支給による違いは何かということでございます。従来から行っております現物支給には、主に生コン、鉄筋のメッシュでございまして、現道をコンクリートで舗装するというのを目的にしておりました。協働の道づくりにつきましては、現道の幅員拡幅改良、または新設市道も含めて対象にするものでございまして、地区の要望をお聞きする中で市や中野実業高校、下高井農林高校等のお手伝いをいただく中で設計を行い、機械類の貸与、支給品の充実を図り、市民と協働で道路改良等道づくりをするものでございます。本議会の最終日補正予算可決後、詳しい資料を各区長さんあてにお届けをするよう準備をしてございます。

 また、昨日6月17日でございますが、秋津地区で既に中野実業高校の生徒の皆さんが測量に着手をしてございまして、7月にも再度また入るということでございます。区民と生徒と行政が一体となって新しい道づくりに取り組むと同時に、技術の取得、若者の定着化、協働感をはぐくむということも目的の大きな一つというふうに考えてございます。よろしくお願いします。



○議長(小林洋之) 

 高橋正治議員、再質問ありますか。

 高橋議員。

     〔17番 高橋正治議員 登壇〕



◆17番(高橋正治) 

 政治姿勢については、市長の姿勢についてお聞きしましたので、農政問題についてであります。農政の中山間地直接支払い方式については、先ほど年度別に数字的にも明らかにされて、トータルで3億 3,000ほどということでありまして、まさに飯山市農業全体におけるいわゆる経済的な面から見ても、これが継続できるかどうかというのは極めて大事な課題になっているなという感じを強くしたわけであります。昨日来、関係機関へ強く継続への働きかけをやるという決意でありますので、引き続き私からもその辺についての要望を再度しておきたいと、こう思います。

 しかも、今度の直接支払いについては、中山間地域については非常に、今度は今の基本政策の中でいわゆるハードルを高くしようという内容が言われております。そして、特に直接支払い制度については今言われている、先ほども答弁がありましたように、担い手への農業所得補償方式という、いわゆる直接支払い方式を検討しようと、こういうふうに言われているわけであります。そうなりますと、ますます担い手から外れた農家がいわゆる端に寄せられる、あるいは農村から追い出されると、こういうことになるわけであります。そういった点でもそうならないようにやはりやることと、もう一つは、飯山市としてのそれらの問題についての対応を強く求められるという時期が来るというふうに思います。それらについても今日から十分な検討、研究をする必要があると思うが、この辺についてお尋ねをしておきたいと思います。

 次に、担い手の問題で集落営農の問題がありますが、この間の農業委員会でも盛んに集落営農について議論されました。私は今度の基本政策にも明確にうたわれている集落営農、今日のようないわゆる互助的な集落営農は認めないよということが、何か明確になりつつあるのかなという感じをするわけです。答申の中にもそういうことが明記されています。集落営農も法人化計画のないものについては、その集落営農としては認めないという要件にするという、いわば高いハードルを設定しようというものであります。それらについて、今私どもは飯山市で行われているような柳原とか、そのほかでも若干検討されている地域もありますが、集落が高齢化の中でお互いに農地を荒らさずに農業を営める、集落を守っていくといういわゆる互助的な集落営農組合というものは、やっぱり今後も大事な課題になってくると思いますが、この辺についてもしっかり国に対して言うべきは言って、育成すべきは育成するという立場が大事だと思うが、この辺についての見解についてどのように方針を持たれているのか、検討されているのかについてお聞きしたいと思います。

 いずれにしても輸入がふえて米価が下がれば、先ほど担い手が73人ということですから、問題は輸入がふえて米価が下がれば、一番先にやめなきゃいけないのは大規模農家ではないかと私は思うわけであります。農業というのは、大規模も小規模も含めて農業を支えているということを理解し、その立場で行政が携わることが大事だと思うのであります。国の施策への忠実な実践だけでは地域は崩壊してしまうと思うわけでありますが、これについての独自策についても再度お尋ねしておきたいと思います。

 次に、土づくりの問題ですが、議員さんのおっしゃるとおりだということだけでは事は済まないわけでありまして、いわゆる作物が土壌から養分を吸収して育成するためには、微生物の援助が必要であります。微生物の活動を支援し、土が生きているという状態にするには、堆肥など有機質の投入が決定的な問題であります。いわゆる、今日、農村の労働力不足や高齢化などにより、耕地への有機質施肥料は著しく減少しているのが今日であります。その結果、土は団粒構造から単粒構造へと悪化しておるわけであり、微生物が土の中で宿る環境が悪化しているというのが今日であります。作物の生育障害や病気に弱い作物となる結果となるわけであり、農産物が消費者に安全・安心、そしておいしいと信頼を受ける農産物の安定生産のためには、どうしても行政が本腰を入れた土づくりを行使するものを持つことが大事だと思います。その辺について、おっしゃるとおりではなくて、本当にどのように真剣にやるのか。農協さんがやっているからいいよという問題じゃないと思うんです。やはりやるべき行政の果たす役割はどこにあるのかということを改めてお尋ねしておきたいと思うのであります。

 先ほど市長は、大豆の問題を含めた地域おこしについては前向きな返答がございました。私は遺伝子組みかえという問題を前回の議会でも申し上げましたが、今、ことしなんかアメリカの大豆の作付面積のうち81%がもう既に遺伝子組みかえの大豆になっているんだと。日本の消費量の70数%がアメリカからその大豆が輸入されているという現実をしっかり直視して、本当に大豆というものは大事な人間にとっての植物たんぱくのもとであります。そういった点で、ぜひこの大豆についても正面から取り組んでほしいということを要望しておきたいと思うのであります。

 次に、雇用問題でありますが、先ほども雇用についてはそれぞれ答弁がありましたが、今日の雇用問題、これはまさに極めて深刻な状態になっていると思うのであります。いわゆるリストランドということで急に職がなくなったと、収入源がなくなったということで悩んでおられる市民の皆さんもたくさんいるわけであります。

 そこで私は、この今日の不況の中でまず気軽に立ち寄って相談できる窓口をやはり市の庁舎に設置するということが大事ではないかと。当然、これはリストラ等についての問題については労働基準局との関係もあります。そういった点で労働基準局などとの連絡をとりながら気軽に立ち寄れる相談窓口をつくって、少しでもやっぱりそういった皆さん方の悩みを一緒になって解決していくという立場が、今日求められているのではないかということを要求しておきたいと思うのであります。

 次に、いわゆる今日の企業の状態です。まさに不況ということの中で正社員を全く雇わずに、いわゆる派遣社員に各企業が切りかえているというのが今日の求人状況ではないかというふうに思います。そういった点で、求人広告などを見ますと、「あなたのキャリアが生かされます」などといったようなキャッチフレーズで募集があります。こういった募集が目立っているわけです。そういった意味で、あなたのキャリアが生かせますということになりますと、そのあなたのキャリアがないわけですよね。じゃ、そのキャリアはどうするかというと、やはりそのキャリアを学べる機会、こういった研修施設とかいうものをやはり積極的に取り上げてやっていくというようなことが大事ではないかと、こういうことで、飯山市として行政としてそれぞれ職業訓練所等もやられていますが、さらに皆さんと力を合わせて、そういった機会を、あるいはそういう技術を身につけるようなシステムづくりをする必要があるのではないかと、こう思いますが、その点についてお願いしたいと思います。

 次に、旅産業といっても、これは雇用や産業振興という中には、農林業というのは地域経済の活性化に非常に大事な核にもしなきゃいかんのだと私は思うわけであります。特に私は、飯山市は農村都市として、本当に農業が地域経済の活性化の核になるような方策というのが今求められていると考えます。同時に、農業が活性化することによって雇用も拡大できるというふうに思うわけであります。最近ある雑誌に出ておりましたが、岩手県の久慈市というところで、市がこの雇用問題、経済活性化のために農業施策を取り入れて、雨よけホウレンソウというものを特産物として生産を始めたと。そして10億円規模の新しい産業を興しているということを記事として見ました。まさに私は飯山市の産業、農業をやはりそういった立場から、雇用対策や経済活性化という立場で農業問題を考えていく必要があるのではないかという点で、この辺についての位置づけも、やはり旅産業というのは何かそれとは切り離されているような感じがするわけでありまして、その辺のところの独自策というものを今求められていると私は思います。その辺についての提案と、その見解を求めたいと思うわけであります。

 以上で2回目の質問を終わります。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 まず、農政関係の中で中山間地の直接支払いの関係、要望をもっとということでございます。私どもも機会をとらえて国・県等へ要望をしてきたつもりでもございますが、これからももっと重ねてまいりたいと思っております。

 それから、次に担い手の関係でございますが、集落営農が大事だということでございます。これは全く同じ考えでございますが、その集落営農組織も集落の互助的な組織が大切なんだということでございます。まことにそのとおりであると思っておりますが、輸入増で米価が下がれば、先ほど申し上げました担い手がだめになるというような話でございます。地域での独自策も大切ではないかというようなことでございます。まさにそういうことでございまして、これ以上輸入がぜひふえないようにと願っておるところでございます。現状の輸入枠等がこれ以上ふえないように、また国等に要請をしていきたいなと思っておるところでもございます。

 それから、土づくりについてでございます。微生物が大切だということでございまして、これはまさにそのとおりでございます。有機質の施用が農業にとってはまさに一番大事なこととなるわけでございます。今消費者が求めております安心・安全の農作物づくりのためにも、有機質の施用といったものが大切であると思っておるところでございます。行政といたしましても、そういった面でのPRといったものをしっかりとしていく必要があると考えているところでございます。

 大豆につきましては先ほど申し上げたとおりでございます。

 それから、雇用の関係でございますが、非常に深刻だということは先ほど経済部長からも申し上げたとおりでございます。その中で雇用対策の窓口を市庁舎に設置したらというような要望があったわけでございますが、どのような形のものが考えられるか、これは研究をしてまいりたいと思っておるところでございます。

 それから、キャリアを積むための研修施設というようなことでございました。職業訓練所等とのシステムづくりをということでございます。確かにおっしゃられるとおりでございまして、いろいろな研修を積み重ねなければならないわけでございまして、訓練所等とのどんな有機的な結びつきができるかにつきましても、また研究をしていきたいと思っておるところでございます。

 それから、旅産業の中で農林業が核となるという話でございまして、農業の活性化が雇用をも生むんだというような話でございまして、市内の中でもそのような動きもあるわけでございます。山形県のホウレンソウの例も出されたところでございますけれども、農業の一層の活性化のためにいろいろな形での独自策を含めてJAさん、また農業委員会の皆さんともいろいろと相談する中で進めてまいりたいと思っておるところでございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 高橋正治議員、再度の質問ありますか。

 高橋議員。

     〔17番 高橋正治議員 登壇〕



◆17番(高橋正治) 

 もう少しで1時間になりますから簡単にやりたいと思います。

 担い手との関係でありますが、今自治体の財政についても、政府の政策に忠実であった自治体ほど財政的に悲惨な状態にあるといわれているわけであります。先ほど政府受け売りだけの農政について若干申し上げましたが、この地方自治体の財政も全くそのとおりであります。政府から非協力的と批判されていた自治体は、今日財政的に自立能力があるといわれているわけであります。この事情によく似ているのが農業分野でも言えるのではないかと思うわけであります。農政のすべてを担い手中心で助成も重点、そういうことです。しかし、それもある意味では必要だと私は思うわけでありますが、しかし選別から除外された農家も含め、今日の農業を支えてきた人たちであると私は思うわけであります。

 競争力がないといって大多数の農家をわきに追いやっては絶対にいけないと。もしそういうことになれば、飯山市がますます過疎が深刻化し、集落が崩壊していくわけでありますから、先ほど若干市長の方からそれらのニュアンスの発言がございましたが、本腰を入れてこの問題について取り組んでいく必要があるわけであります。そのためにも土づくりというのは極めて大事であります。大事だ大事だと理事者の方から答弁がありますが、それに対する具体策は何一つ見えないわけであります。

 私は、先ほどの2回目の質問にも申し上げましたが、高齢化が進み、あるいは労働力不足などによる有機質投入が極めて著しく低下している中、問題は有機質の材料があるわけです、菌茸の廃オガにしても畜産の厩肥にしても、あるいは米ぬかにしても、飯山市内にはその資材は十分にある。その資源というものが本当に農地に還元されるためには、その補助的役割を果たすべき、やはり散布する機械なども必要ではないかと。私はずっと見ていますと、今その搬入に一番軽便性があって便利だなと見ているのは、ほかの人も借りている小型のタイヤシャベルであります。小型のタイヤシャベル1台あれば、1日に相当の面積を有機質を畑の中に持ち込み、散布することが可能であります。そういった意味で、じゃ行政としてその機械の購入等についても支援をする、あるいは行政がそれを用がえして農協にその機械を無償で貸与するなどの検討が今日必要になってきているんではないかと、こう思うわけであります。この辺についての見解もお尋ねしておきたいと思うわけであります。

 最後に雇用の問題ですが、自治体の首長をという立場はいろいろありますが、いわゆる自治体の長というのは住民の暮らしに対して最も責任を負うという立場があるわけで、またそこから逃げることができないというのが自治体の首長であります。したがって、どうやって地域経済、雇用を守るかということが一番大切な仕事になるわけであります。したがって、そういう中で先々回ですか庁内の残業を減らし、たとえ1人でも臨時職員なりそういった雇用をふやすという努力がやっぱり求められているんではないかというふうに思います。同時に、地域に根づいた地場産業、あるいは中小企業の技術力、豊かな自然に生かされた農業というものを総合的に支援するという方策が非常に大事だと思いますので、この辺の見解を求めて質問を終わりたいと思います。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 2点ほどあったかと思います。

 初めに、農政関係の中で有機質は材料があると、農地へ還元すべきであるというような形の中で散布する機械が必要だと、そのためには小型タイヤシャベルというような話でございました。そういったものに対して行政がどんな形で支援ができるかということも含めまして、これは今後の大きな課題であると理解をしているところでございます。

 それから、雇用につきましてでございますが、雇用を守ることが一番大切な仕事であるということでございます。地域に根づいた産業、農業等というお話でございましたけれども、その振興をということでございます。この飯山市はいろいろな産業がございますが、農業も大きな柱ということでございます。雇用を確保する意味においても、農業等の基礎的な産業の振興についても十二分な留意をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 以上をもちまして、高橋議員関係の質問を終結いたします。

 続いて、水野晴光議員の発言を許します。

 水野議員。

     〔1番 水野晴光議員 登壇〕



◆1番(水野晴光) 

 質問を許されましたので、通告に基づいて順次質問をしてまいりたいと思います。

 まずその1、飯山市社会福祉協議会と介護保険事業所の運営についてお伺いをしたいと思います。

 飯山市総合福祉センターの中に社会福祉協議会、介護保険事業所、居宅介護支援事業所、訪問入浴車派遣サービス、介護保険事務センター等があり、さまざまな福祉サービスが行われております。年を追うごとに高齢化が進み、この先30年間は利用者がふえ続けるといわれております。以下の点についてお尋ねをいたします。

 その1として、在宅生活支援とうど宿配置計画についてであります。昨年より市内へチラシ、新聞広告、市報等で身近な場所できめ細かなサービスを提供するとうたって、とうど宿秋津、ゆきつばき、飯山、木島、泉台、常盤、瑞穂、アジサイ、サテライト、岡山、計10カ所に10名から15名の小規模な定員にして 365日、24時間の安心を提供する多機能サービス拠点施設を設置することを目指して、在宅生活支援とうど宿配置計画を始められました。この見通しについてお尋ねをいたします。

 2番といたしまして、公募の現状と改築費等についてでありますが、公募で当初22カ所の応募があったと聞いているが、10カ所にし絞り込みができつつあるのか。また、現在進められている小規模とうど宿構想は施設を新築、増改築して借り入れる場合と、既存施設をそのまま借りて事業所が改築して利用する計画があると聞く。個人または法人が改築した場合、建物を提供した者が費用等を負担するものと思うが、バリアフリー化をしてお風呂や休憩室等を整備した場合、相当の金額になると思われる。賃貸料の計算等はどのように決定されるのか、お伺いをしたい。

 また、現在市内に遊休施設が人口の減少とともに増加をしております。市内の公共施設、例えば保育園や体育館などでありますが、この利用を考えてはと思うが、市長の考えをお伺いしたい。

 3番ですが、飯山市社会福祉協議会の役員構成についてお尋ねをいたします。現在、北部デイサービスセンターからほど遠くないところに、JA北信州みゆきが太田支所を一部改築して、デイサービスセンターを設置する方針で今議会に補正予算が提出されました。JAも既にひだまり等で実績があり、賛成であります。JAからもこの分野で活躍をされ、サービスの向上、住民や組合員の健康管理に寄与してほしいと思うわけであります。しかし、このJAの太田支所から余り離れていないところの旧スーパーを改築をする話がどんどん進められています。このように、戸狩地区周辺に3カ所も集中して設置するということは、当初の小規模10カ所の計画と食い違うと思うが、お伺いをしたい。

 また、この旧スーパーの改築におよそ 3,000万円、賃貸料年 140余万円、これらを10カ年償却で計算いたしますと月額約40万円ほどになります。1カ所集中でなく、岡山地区、瑞穂地区、外様地区等何もないところへ施設をつくるのが当初の目的と思うが、大きく違うような気がいたしますが、どのようにお考えかお伺いをしたい。

 また、現在の北部デイサービスセンターは、昨年度調査費がつきまして計上されたのでありますが、これは北部デイサービスセンターはどのようにされるのか、あわせてお伺いをしたいわけであります。

 そのほかも福祉センター関連にはいろいろ問題点があると聞き、組織の見直しをするべきときに来ていると感じられます。社協の正副会長は市長さん、民生委員協議会長さん、区長協議会長さんであり、その方々は非常に多忙であり、かつそれぞれの団体長であります。さきに申し上げたとおり、社協は非常に多くの福祉サービスを行っており、課題が山積していることと思われ、この正副会長さん、役員さんはこの問題ばかりに対応していられないと思うわけであります。組織改革についての市長の考えをお伺いしたい。

 4番、新幹線駅前開発と総合福祉センターについてであります。

 新幹線工事が急ピッチで進められ、予想では平成23年、あと7年で飯山市にも新幹線が来る希望が持ててまいりました。地権者の皆さんのご理解で駅前整備計画が平均18%の減歩率でできそうであり、感謝を申し上げたいと思うわけであります。その場所、旧日赤跡地でございますが、ここに建設して間もない総合福祉センターがあるわけですが、駅前開発に協力してくださる方々のことを思うと、この建物の移転もやむを得ないかなという点もあるわけであります。さきの山崎議員、あるいは小林喜美治議員への答弁で施設の規模は検討中とありましたが、できる限り早期にこのことを発表していただきたいなと思います。

 次に、大きな2番でございますが、飯山市の経済活性化策について。

 まず、その1で、特区についてでありますが、3月議会において飯山市の経済活性化対策について質問をいたしました。特区の活用による活性化を広い視野で情報収集して行いたいとの答弁があったが、具体的に進展したことがあったらお伺いをしたいと思います。

 その2番といたしまして、刑務所の誘致であります。私はさきの議会でも提案いたしましたが、市内には広大な未利用工場団地11ヘクタール余があるわけであります。刑務所は更正施設であり、国には必要な施設であります。犯罪の低年齢化、外国人の不法滞在等による犯罪の多発により、施設は大幅に不足しているといわれております。 1,000人収容規模を誘致した場合、交付税、市民税等で1億 7,000万円余の収入と地元消費、雇用の創出など相当の経済効果があるとの答弁でありました。これだけの経済効果と未利用地の有効利用ができるわけでありますが、その後の取り組みをお伺いをしたいわけであります。

 大きな3番といたしまして、中山間地の直接支払い制度でありますが、さきにも高橋議員への答弁もありましたし、佐藤議員、大塚議員の答弁でもありましたが、経済部長や市長さんの答弁で私もいいわけでありまして、この問題については強く要望をしておきたいと思います。しかし、協定を結んだ人、あるいは担い手農家にだけ支給するというのではなくて、この支給されたお金はできることならその集落全体で利用できるようになると、共同作業あるいは集落の維持等に大変有効かと思いますので、協定を結んだ人だけではなくて集落単位に支給できないか、指導や働きかけはできないか、あわせてお伺いをしたいわけであります。

 通告をしてないのでありますが、スキー場の支援について若干お尋ねをしたいわけであります。

 私は過去数回にわたり、民間経営をされている戸狩スキー場の支援について市長の考えをお聞きしてまいりました。前回、3月議会の答弁で、どんなことが行政として打つ手があるのか、また、今後総合的な支援策が有効なのか、真剣に考えていきたいと答弁されました。きのうの佐藤議員の答弁でも関係者と協議をしたいとのことであります。市長は、考えたり協議をする、努力をするという答弁が大変多いわけでありますが、長い間、3月から今までに考えられたことと思いますので、この場で戸狩スキー場への方針をある程度表明していただけたらと思います。

 なお、信濃平スキー場の鉄塔問題も課題が多いと答えておられましたが、課題をもし乗り越えられたなら、またその問題についてもお尋ねをしたいし、またトレッキングルート整備等について戸狩スキー場や信濃平はどう進んでいるのか、答弁ができたならお伺いをしたいと思います。

 飯山市としても観光事業に最大の力を入れなければならないと思うわけでありますが、スキー場の支援が明らかにならなければ合併も前向きに進むとは思われません。木島平村も野沢温泉村も中心を仮に常盤地区の真ん中に据えてコンパスを円で描いたといたしましても、栄村の境と豊田村の境をぐるっとやっても、両村、木島平村や野沢温泉村が入るわけでありまして、生活、風土、習慣が同じであります。木島平が離脱したのは観光を見捨てられはしないかという思いが強かったのではないかと思います。野沢温泉村ともそうならないように、ここでしっかりと検討していかなければならないのではないかと思います。市長の答弁を、もしできましたらお願いをいたします。

 以上で質問を終わります。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 関係するところはそれぞれの部長からも答弁をさせてまいります。

 初めに、飯山市社会福祉協議会と介護保険事業所、この運営についてでございます。

 近年の社会情勢は少子・高齢化が進み、子供から高齢者まですべての市民がこの地域で生きがいを持って安心して生活できるようなさまざまな福祉施策を市民の皆様とともに進めているところでございます。介護保険につきましては、介護を必要とする方々を地域全体で支える制度として平成12年からスタートして、制度の普及とともに多くの方々にご利用をいただいているところであります。介護保険は、利用者みずからがその状態に合わせ必要とするサービスを選ぶ制度であります。そのサービスには、在宅で利用できる居宅サービスと、施設へ入所して利用する施設サービスがありますが、介護保険の基本理念でもある在宅を当市でも重要と考え、住みなれた地域でより自立した生活を安心して送れるよう支援するものとなるよう考え進めております。

 介護保険の事業は、民間も含めさまざまな事業者が参入できる制度でありますが、市としましては急速に増加している介護需要に対応するため、第2期介護保険事業計画でも整備目標とした基盤整備をしながら、住みなれた地域での生活を支援する小規模多機能サービス拠点の整備に向け必要な支援をしていきたいと考えていますので、よろしくお願いをいたします。

 議員さんからは、行政が介護事業所運営に関与できる組織の見直しができないかの提案かと思いますが、基本的には社協は独立した法人でありまして、執行権、決定権はそれぞれ理事会、評議員会といった組織で対応すべきものであります。長い歴史の中で社協の会長に市長がついている点、また、介護保険事業の保険者が飯山市であること等により、社協の行っている介護保険も市行政の一環と思われがちな点からも、組織の見直しの必要は承知しているところでございます。

 次、経済活性化対策の中で特区の話でございます。現在、経済活性化雇用創出を目指し、国の地域再生計画を申請しているところであり、認定されることで進んでおります。旅産業にぎわい創出を進めるための国の支援を求め、申請してきたところでありますが、認定後は活用できるように進めていきたいと考えております。

 また、特区につきましては現在具体的な進展はございませんが、今後とも経済活性化につながるアイデアがありましたら研究し、提案、申請をしていきたいと思っております。

 次に、刑務所誘致についてでございます。

 この刑務所の誘致につきましては3月議会でご質問をいただき、答弁をさせていただきました。経済効果は大変魅力的な案件ではありますが、市民の理解が非常に重要になってまいると思っております。そこまでの盛り上がりがあるのかどうか、その判断が必要ではないかと思っておりまして、今のこの時点では刑務所の誘致については考えてはおらないというのが実態でございます。

 それから、スキー場支援についてでございます。

 佐藤議員、また水野英夫議員の質問にもお答えいたしましたけれども、この議会終了後、スキー場関係者の皆様方と真摯な話し合いを持ちたいと思っておるところでございます。その中でどんな支援策が具体的にはあるのかといった問題につきましても、また話し合いをしていきたいなと思っているところでございます。トレッキングのルート等につきましても、2回ほど戸狩の観光協会の皆さんと現場等も踏査をしているような状況下でございます。関田山系の長いトレッキングルートの中にどんな形でそれぞれの戸狩なり信濃平の地域が携わっていけるのかどうかについても、これからの課題ではないかと思っておるところでございます。

 私からは以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 足立民生部長。

     〔民生部長兼福祉事務所長 足立正則 登壇〕



◎民生部長兼福祉事務所長(足立正則) 

 水野議員ご質問のうち市長答弁に補足しまして、社協の介護保険事業の関係につきましてお答え申し上げたいと思います。

 飯山市におきましては、介護保険事業を平成12年度にスタートするに当たりまして、当初都市部のように民間事業者の参入をなかなか期待できないという状況にあったわけでございます。この新しい介護保険制度のスタート、それから、介護者の増加にこたえるべく、社会福祉協議会にて介護保険事業を立ち上げたという経過がございます。社会福祉協議会が行います介護保険事業は、現在、南部、北部、サテライト、すべて合わせまして 120名の定員となっておりますが、介護認定者の増加に伴いまして施設が大変狭隘になっているという状況でございます。したがいまして、定員につきましては現在の 120名を維持しつつ、南部・北部デイの狭隘の解消、そして身近な地元でのきめ細かいサービスの向上が、現在社協で進めておりますとうど宿構想の基本的な考えとなっております。

 とうど宿構想では、民間並びに市の空き施設を利用することも含めまして、さまざまな方法を視野に入れる中で取り組まれております。多くの皆さん方から応募がありましたことにつきましては、市民の皆様の福祉に対するご理解のあらわれと感謝する次第でございます。

 社会福祉協議会におきましては、応募をいただきました中から役員会等で検討いたしまして、さきの評議員会の中で4カ所については検討継続中で、そのうち水野議員さんご指摘の1カ所につきましては、サテライトの代替施設として活用する計画ということになっております。

 水野議員さんの方から、いわゆる建物を借用する場合の算定方法等はどうだというご質問があったわけでございます。まだ実際改修された施設との契約というものはないわけでございますが、基本的な考え方とすれば、現在団塊の世代の皆様方が高齢者になりまして介護の対象になるような時期が、一番飯山市の介護施設がたくさん要る時期になるわけでございまして、15年から20年ぐらい後というふうに考えられます。その期間ぐらいを一つの目安として契約をする、算定をするのが一つの方法ではないかというふうに考える次第でございます。

 それから、なお介護保険事業でございますが、基本的には民間を含めましてさまざまな事業者が参入できる制度でございます。したがいまして、市の方ではそれぞれ設置する位置等につきましては、その業者の皆さん方には規制、強制等についてはできないわけでございますけれども、市として介護保険事業の保険者という立場で地域サービスのバランスが必要というふうに考えています。市としましては、市の空き施設の活用等も有効に図りながら、社協が進めますとうど宿構想に支援をしていきたいというふうに考えておるところでございます。

 それから、北部デイの整備の関係でご質問があったわけでございます。現在、北部デイにつきましては基幹施設としてあるわけでございまして、整備の必要性につきましては感じておるところでございます。この 120人の定員をどういうふうに今後とうど宿構想を進めていくかという中で、北部デイをどういうふうな整備をしていくかということにつきましては、全体の中を考えながら今後進めていきたいというふうに現在考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(小林洋之) 

 今清水経済部長。

     〔経済部長 今清水豊治 登壇〕



◎経済部長(今清水豊治) 

 水野議員のご質問のうち、中山間地の直接支払い制度についてお答えをいたします。

 うちの方も引き続き国・県の方へ働きかけを行っていきたいと思っておりますが、議員さんからご質問の中で、集落全体でということであったわけでありますが、この交付金の制度自体が対象が農地でありますので、人を対象としていないものですから集落の人全体でというわけにはいきませんが、それぞれの集落では農道の整備、水路の整備ということで農村環境の改善をやっておられますので、集落の中にある全員の皆さんが恩恵をこうむるだろうということでありますので、協働作業をやっている方につきましては、それぞれ交付金の行き先はそれぞれ集落全体に恩恵があるだろうというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(小林洋之) 

 水野晴光議員、再質問ありますか。

 水野議員。

     〔1番 水野晴光議員 登壇〕



◆1番(水野晴光) 

 それでは、再質問をさせていただきます。

 とうど宿配置計画でございますが、ただいま答弁の中で旧スーパーの改築が進んでおるということでございますが、これは公募にはなかったわけでございまして、当初の目的は公募を10カ所からして、22カ所あったのを10カ所に絞ってやるという、その22カ所にも入ってないところを、このように高額な使用料、賃貸料で、しかも 3,000万円有余をかけてやるということはいかがかと思うわけでありますが、その点空き施設等たくさんありますので、その方向でやった方がいいのではないかというふうに思いますので、再度お尋ねをしたいと思います。

 それから、市の経済活性化策でございまして、特区についてただいま説明がありましたが、特にこれはないという話でございますが、前回の3月議会では、久保田議員の方から水の特区の話が出されました。私もこの水の特区には賛成でございまして、飯山市は元小山市長さんのときに脱千曲川ということで1億創生事業のお金を、すべて脱千曲川のために使われております。私は水道法によって、このおいしい水、すべて脱千曲川になっておいしい水を飲んでおるわけでございますが、特区を申請して塩素を入れなければ水道水として認められないわけでございますが、この塩素をすべて取り除いても楽々おいしい水として飲めるわけでございまして、これを特区を申請して、観光客に飯山市は日本で一番おいしい水を飲めるんだと、また、このおいしい水でつくった料理は一番おいしいんだということで宣伝をすれば、かなり経済効果が出るんではないかというふうに思うわけでございまして、この水の特区の申請は久保田議員と同様大賛成でございまして、ぜひこれを推し進めていただきたいなと、このように思うわけでございます。

 なお、刑務所の問題については経済効果はあるが考えていないということでございまして、市民の理解を得るのは難しいような答弁でございましたが、何もしないのに市民の理解を得られないと思って申請をしないのはいかがかと思うわけでございまして、ぜひとも申請をしながら市民理解を並行してやっていって、はじめて経済の活性化ができるんではないかというふうに思うわけでございますので、ぜひ怖がらないで、例えば自衛隊だとか原子力発電所を持ってくるという方がかえって市民理解が得られないというふうに思うわけでございまして、今のこの経済情勢の中では、とても優良企業を誘致してこの工場団地を使うというわけにはまいりませんので、そのような方向をぜひとも怖がらないで一歩踏み出して、あすの飯山の力になることを研究していただければと提案を申し上げるわけでございます。

 次に、介護保険事業所関連でございますが、平成12年介護保険制度導入当初、当市において民間事業者の参入が見込めなかったため、社協が介護保険事業所を立ち上げ、飯山市の介護保険サービスの中核としてホームヘルプサービスやデイサービスを意欲的に提供していただいていることに対し、関係者のご努力にまずもって感謝を申し上げます。

 聞くところによると、社協介護保険事業所は経営的には独立採算経営で民間企業と同じとのことでありますが、市より土地や建物を無償で借りて事業を行っており、市民には社協イコール市が運営していると考えておられる方が多いと思われます。このごろ、私はその経営方法をめぐってさまざまな情報をお聞きをしております。今日、従業員も 120人を超え 150人余と聞いており、非常に広範囲のサービスを担っている事業所として、その公共性を考えると、独立採算とはいえ行政の手の届かないところで一人歩きをする事業所であってはならないのではと考えるものであります。

 社協は幾つかの委託事業を行っておられるが、介護保険事業も行っていただいております。このサービス事業は人の好まれない部分が多く、重労働で大変な仕事であると認識をしております。これに携わる職員さんには心から感謝を申し上げたいと思います。この事業所も独立採算で経費の削減に努力され、内部留保もできておると聞いております。あわせて御礼を申し上げたい。しかし、幾つかの問題点も見受けられるので、行政の関与がもう少し引き続くよう社協と介護保険事業所の関係を明確にして、組織の見直しを至急されてはとご提案を申し上げたいので、見解をお聞かせいただきたいと思います。

 なお、戸狩の民宿で2件の方がサテライトデイサービスを行っておりますが、現在進んでいる戸狩地区のスーパーの改築をして、このサテライト利用者をそこへ入居するという計画であります。このサテライトの利用者は20名ほどと聞いておりますが、サテライトの期限切れだからそのようにするという通知でございましたそうでございますが、中止するにも今まで真剣でやっていただいたので、そのやっていただいた方々の心情をもう少し酌んだ対応をしてほしかったとつけ加えて、2回目の質問を終わりたいと思います。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 旧スーパーが10カ所というような話がございましたけれども、この戸狩の旧スーパーについては、お話しございました2カ所のサテライトのかわりという代替施設であります。小規模多機能拠点施設はそれとまた違って、空き保育園や公共施設等利用を優先して考えていきたいということでございます。

 それから、特区の申請で水の特区ということでございます。これは久保田議員からも2回ほどご質問があったところでございます。実は群馬県でも水の特区ということで申請が上がってはいるということでございますが、なかなか塩素の問題というものはゼロにするというわけにはなかなかいかない問題がございます。そんなことで私どもも群馬県等の様子も見ながらという形で進めているところでもございますので、よろしくお願いをいたしたいと思っております。

 それから、刑務所の関係でございますけれども、申請怖がらないでということでございますが、この辺につきましてはいろいろな状況下にありまして、工場誘致等と同じに考えていいのかどうかということは非常に課題があるのではないかなと、私自身は思っておるところでございます。地域住民の皆様方が、刑務所の誘致についてオーケーだよというような話になるかどうかというものも、私は大きな判断材料になるのではないかと思っておるところでございます。

 それから、介護の件でございます。先ほども申し上げましたけれども、議員からは介護事業所運営に関与できる組織の見直しができないかとの提案も含まれていると思っております。基本的には、先ほど申し上げましたけれども、社協は独立した法人でありまして、それぞれ理事会、評議員会といった組織で対応すべきものでございます。長い歴史の中で私がその会長についているといった点がございまして、一方、介護の保険事業の保険者が飯山市であること等によりまして、社協の行っている介護保険も市行政の一環と思われがちな点からも、組織の見直しの必要はしなければならないなという思いでもおるところでもございます。

 介護事業所職員は、ご案内のとおり「自分たちが利用したいと思うサービスを提供しよう」をスローガンに掲げ、デイサービスのグループ化や要望が強かったデイサービスの時間延長、あるいはホームヘルプ事業の早朝、夜間のサービス等、質の高い介護サービスの提供に努めてきているところでございます。結果として、事業収入も1億円余りの伸びを見たところであります。

 いずれにしましても、ご指摘の点につきましてはいろいろな関係者からもご指導がございますので、社協全体の組織のあり方、そして介護保険事業の運営に関するかかわり方につきまして行政、そして社協の役員含めて検討してまいりたい所存でございますので、今後ともご指導のほどをよろしくお願いを申し上げます。

 最後、サテライトの2件の方への心情的な話がございました。大変、この点については心配りがちょっとなかったのかなという思いがございます。その辺含めてお詫びを申し上げたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 水野晴光議員、再度の質問ありますか。

 水野議員。

     〔1番 水野晴光議員 登壇〕



◆1番(水野晴光) 

 刑務所の問題でございますが、住民理解が得られるかどうかということは、やはりここで幾ら考えてもだめでございますから、区長協議会とか、あるいは、事あるごとに住民の皆さん方から意見を聞いて進めていったらどうかというふうにご提案を申し上げます。

 社会福祉協議会の問題でございますが、介護保険上の問題につきましては、もう少し細かな点で質問等を申し上げるつもりでございました。それなりの資料もありますが、今後、9月議会もありますから市の対応を見守りたいなと思うわけであります。

 なお、北信州みゆきへ 5,000万円の助成が今議会で可決されましても、助成をして終わりということではなくて、やはり末永くサービスを受ける人の立場に立った指導をするということが私は大切であるんではないかと思います。このことが市民の立場に立った行政であると考えるわけであります。他への助成金も同じことが言えるわけでございまして、例えば老健みゆき、日赤等へも多額な助成が出ておるわけでございますので、今までは助成金を支給をして終わり、それではやはり市の行政として落ち度があるような気がいたします。ぜひとも支給のときには文面、あるいは、口頭ではなくて何か残るもので、市の行政が目が行き届くように確約できるような措置をして助成金を支払うことをお願い申し上げて、質問を終わりたいと思います。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

     〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 刑務所の点につきましては、区長会等にもまたつなげてまいりたいと思っております。

 それから、北信州みゆきの 5,000万の件でございますけれども、補助して終わりということではないようにしたいと思っております。議員からは末永くサービスを受ける人たちの立場に立った指導をということでございました。まさにそのとおりではないかと思っております。いろいろなほかの事業につきましても、そういった視点に立った形で指導をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小林洋之) 

 以上をもちまして、水野議員関係の質問を終結いたします。

 以上で、通告による一般質問は全部終了いたしました。

 続いて、質疑に入ります。

 質疑の通告がありませんので、質疑なしと認めます。

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△議案の委員会付託



○議長(小林洋之) 

 日程第2、議案の委員会付託を行います。

 ただいま議題となっております議案第45号から議案第70号までの26議案は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△請願等の委員会付託報告



○議長(小林洋之) 

 日程第3、請願等の委員会付託を行います。

 今期定例会に受理いたしました請願等3件は、お手元に配付してあります請願等文書表のとおり、各常任委員会に付託いたしましたから、ご報告申し上げます。

 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。

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△散会の宣告



○議長(小林洋之) 

 本日はこれをもって終了といたします。

 ご苦労さまでした。

午後2時55分散会