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長野県 飯山市

平成15年 12月 定例会(第296回) 12月09日−03号




平成15年 12月 定例会(第296回) − 12月09日−03号







平成15年 12月 定例会(第296回)



         平成15年12月第296回飯山市議会定例会

               ◯議事日程(第3号)

         平成15年12月9日(火曜日)午前10時開議

 日程第1 一般質問

   15番 大塚武志議員

    7番 渡邉吉晴議員

    3番 小林初子議員

   14番 沼田喜一議員

   10番 山崎一郎議員

    8番 坪根繁喜議員

◯本日の会議に付した事件

 議事日程と同じ

◯出席議員(20名)

    1番  水野晴光議員         2番  西條豊致議員

    3番  小林初子議員         4番  大野峰太郎議員

    5番  水野英夫議員         6番  佐藤正夫議員

    7番  渡邉吉晴議員         8番  坪根繁喜議員

    9番  久保田幸治議員       10番  山崎一郎議員

   11番  小林喜美治議員       12番  坂原シモ議員

   13番  田辺謹治議員        14番  沼田喜一議員

   15番  大塚武志議員        16番  高山 功議員

   17番  高橋正治議員        18番  丸山惣平議員

   19番  望月弘幸議員        20番  小林洋之議員

◯欠席議員(なし)

◯説明のために出席した者

  市長       木内正勝      助役       井出澄夫

  収入役      野口文明      教育委員長    小山元彦

  教育長      清水長雄      総務部長     清水 侃

  民生部長兼

           足立正則      経済部長     今清水豊治

  福祉事務所長

  建設部長     月岡寿男      水道部長     高橋俊雄

  教育次長     米持五郎      庶務課長     山田弘一

◯議会事務局出席者

  局長       岩見和文      局長補佐     関谷竹志

  副主幹      清水玲子      主事       鈴木克己

午前10時00分開議



△開議の宣告



○議長(小林洋之) 

 ただいまの出席議員は全員であります。よって、直ちに本日の会議を開きます。

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△一般質問



○議長(小林洋之) 

 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。

 それでは、大塚武志君の発言を許します。

 大塚武志君。

 〔15番 大塚武志議員 登壇〕



◆15番(大塚武志) 

 おはようございます。

 待ちに待った初雪が降りまして、スキー場も銀世界とこういうことで、まことにこれで誘客がいっぱい、スキー場にあふれるように来ればいいなと、こんなことできょう朝起きて本当に心から喜んでおります。特にスキー場の客の来ることをひとつ心から期待を申し上げて質問に入りたいと思います。

 まず、外様・柳原・富倉地区の統合保育園の問題についてでございます。

 この統合保育園につきましては、昨日も小林議員の方からお話がございましたが、第3次行財政改革にもあるように、保育園の統合は財政改革を進める以上必要であると、これは皆さんもご承知でございます。

 また、今回、家計健全化宣言を出して財政危機を訴えており、保育園の統合は減額または見送る事業の例に掲げられているような状況です。その趣旨はわからないわけではないですが、外様保育園と柳原保育園の統合は、既に行革の中で当初から新築統合ということで9月議会まで進んでまいりました。地元もその受け入れ態勢の中で、区長さんをはじめ、日々努力をしてそれを新築統合ということで、努力して受け入れることになったわけでございます。ところが、一転して議会終わった途端に、市は財政上の見直しから、柳原保育園は改修統合にしてほしいと、こういうことに変わってしまったわけでございまして、この点につきましては外様地区、柳原地区、富倉も含めて突然の変更に行政不信も起きました。そういうことの中で、これ納得できないと、了承するわけにはいかないと、こういうような状況でございます。

 そういった点で、約束をし一丸となってこの事業を進めてまいったのにもかかわらず、なぜ変更になったのか、納得のいくような説明を市長にお願いしたいとこのように思います。

 2の問題としまして、泉台小学校の併設との意見の検討についてでございます。

 新築統合から改築統合へ変更するというような話の際に、そんなに財政が厳しいならば、泉台小学校と併設したらどうかということが外様地区の説明会の中で意見も出たわけでございます。この点につきまして、市長さんはそれも検討してみたいと、こういうようなご意見が出されたわけでございますが、その点についてどう検討されたのか。

 また、学校教育と文部省との関係がございますので、教育委員会等につきましても、その可能性について研究していただいたわけでございますが、その点についてもどのように受けとめられたのか、また対応できるのか、その辺についてお聞きしたいと思います。

 先日、新井市南小学校、ひまわり保育園の複合施設を議員5名で視察してきました。急に行ったので案内もしてもらえないのでないかと、こういうことで心配したわけですが、南小学校の校長先生は胸を張って喜んで、誇りを持って併設の小学校、保育園の説明を、学校または保育園の隅々まで案内をして我々を歓迎していただきました。

 それもそのはず11月6日が開校式と、こういうことで木の香香る本当にすばらしい建物でございます。12億ほどかけたこの併設の小学校、保育園の学校でございますが、すばらしい施設をつくっていただきまして、この学校が地域に開かれた、地域の教育参加を促す学校と、また保育園だということで、玄関へ入ったところにおきまして、既にそこに机とかお茶とかテーブルがございまして、そこで住民とのコミュニケーションを取れるような、本当に地域が一体となって学童、児童そして保育園児の成長を学校と力を合わせて取り組む施設が整っておったわけでございます。

 そういった点で、校長さんも、これこそが今後の学校教育と保育行政を結びつかせる中で、活気あふれる未来の子供等を育てる貴重な施設だと、こういうことで説明をいただきまして、我々も本当に心から感動したわけでございます。

 そんな点で、ぜひ今後財政厳しい時代に、小学校の児童・生徒が減少する形が現実でございまして、こういった点からいってもやはり小学校、保育園の併設施設というものは、これあっていいんではないかと、こんな点について今後ともひとつ行政としてもぜひ前向きに検討していただきたいと、こんなふうに思う立場からご提案を申し上げます。

 また、3番の問題といたしまして、両保育園の改築後の維持管理費についてでございます。

 きのうも市長は、外様地区の合意が出るまで統合しないと、できないと、そういうことで合意の出るのを待っているということでございます。

 両保育園は皆様もご承知のように、老朽化しておりますから、この維持管理費については今後大変だと、こういうことで新築統合へ進んだわけでございますので、これが今後統合せずして何十年もこのまま進むということになりますと、私は莫大な維持管理費がかかると、こういうふうに思うわけでございます。

 一つ例にとりましても、当面の維持管理を進めていく形の中で、柳原、外様の下水道引き込み一つを見ましても、柳原保育園 500万円から 600万円、外様保育園 200万円から 300万円と、こういった経費がかかるのでございます。その他、老朽化しているために非常に寒くて、どうしても冬季の暖房が必要だと、こういうことでございますので、そういった点はもう待たずしてここで対応しなければならないと、こんなふうに思うわけです。

 また、柳原保育園も廊下等は修理してもらったわけでございますが、板壁とかそういうものが耐火ボードみたいなものでできておりまして、児童が足でつまずいたりしてぶつかると穴があいてしまう。その穴から冷たい冬風が吹き込んでくると、こういうような非常に施設の面で工事が、ちょうど資材のなかった時期で非常に簡単な形にできております。そういった点もありまして、この維持費を考えていったときに、相当これから投資しなければ両園の維持は大変だと思います。

 また、ここに勤める保育園の保育士の数につきましても、外様5名、柳原13名ということでございまして、20数名に対して5名、60足らずにして13名と、こういうことで、その点、早朝保育も含まれたり、住民に対するサービスは非常によくやっておるわけですが、これらの双方合わせて18名の職員、私が先ほど説明いたしました南保育園におきましては、60人規模で8名ということでございまして、給食等はもちろん学校と一緒にやっておるということでございまして、そのような点からいっても、人件費の面でもこれは規模に対して非常に負担が多いんではないかと、こんなふうに考えるわけでございまして、その点についてもひとつ行革の立場から市長の考えをお聞きしたいと、こんなふうに思うわけです。

 次に進みます。

 新幹線飯山トンネルの水源問題でございます。

 これにつきましては、皆さんもご承知のように、柳原地区北部簡水また謙信峠清水等の上水道の水源がございます。北部簡水におきましては、もう水が出なくなるという状況でございます。辛うじて謙信峠清水は地下水をくみ上げておりますので、これにて旭北部簡水も間に合っておると、こういうふうな状況でございまして、この水源の減少に対する今後の市といいますか、これは旧鉄建公団でございますが、これらの対応についてひとつ住民に不安のないようにしっかりとしたご答弁をお願いしたい。

 なお、田用水といいますか、用水につきましても昨年来、藤ノ木をはじめ西山一帯の水源はかれてきております。そういった点で、しっかりとこの点についても市並びに鉄建公団の対応をお願いしたいと、こんなふうに思うわけでございます。

 また、トンネルの落盤事故後のわき水の経過についてということでございますが、落盤したトンネルから毎分5トンのわき水が出ているというふうに聞いております。これらのわき水を活用してこれを有効に利用できないかと、このように考えておるわけですが、できることならばこの水はしっかりと田用水の方へ、皿川をはじめ前堰という柳原旭地区には用水路があるわけですが、そっちの方へ完全に使えるようにまた対応をお願いしたいと、こんなふうに思っておるわけでございます。その点についても考え方をしっかりと受けとめられてお願いしたいと思います。

 次に、市単事業についてでございます。

 市単事業につきましては、各地区より要望された道路、水路、災害の改修等の対応について、各区長あてに16年度の土地改良事業実施希望地区の調査が出されたわけでございますが、希望箇所は各区で1カ所ということで限定されております。

 15年度の実施箇所で請負施工希望が79カ所に対して実施された箇所が7カ所、達成率9%という状況でございます。材料支給は希望31カ所に対しまして実施が14カ所ということで、これも半分に満たない、45%と非常に採択数が少ないわけでございまして、この状態だと飯山市各地区の区長さん方が、何とか我々の地区に1つぐらいはと、こういう願いを込めてそれぞれ希望を持って市の農林課へ参るわけでございますが、これが今後の行革の中で予算を減らされていくような状況になるとなれば、なお一層厳しくなると。こういうことが目に見えてくるわけでございまして、その点につきまして産業建設委員会でも3月の議会でございますが、市民の要望として市単事業等についての予算配分等も、十分考慮していただきたいと、こういうような旨の本会議での報告もございましたように、ぜひともひとつこれ大事なことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 また、中部土地改良区におきましても、市の農林課に併設されまして、これも行っておるわけでございますが、中部土地改良区は皆さんもご承知のように、事務費として反当 1,200円、用水の関係につきましても沼池用水 1,300円、長峰水系 3,000円、常盤水系 4,000円、茶屋池水系 2,000円と、それぞれの負担金を取っておるわけでございまして、この中部土地関連の事務費の関係が、飯山市から86万5,000 円が出ておるわけでございまして、これらについても、きのうから問題になっているように、一律カットをやってもらうということは少しおかしいんではないかと。事務費を出していて市の仕事を土地改良が肩代わりしているような形の中で、補助金をカットをしていくというのは、やはりこれは道理に合わないと、こんな点も私も考えますので、ひとつその点についてもご意見を賜りたいと、こんなふうに思います。

 次に、4の問題といたしまして、飯山史跡藤ノ木の御旧跡あとの改修についてでございます。

 皆さんもご承知のように、藤ノ木の御旧跡は親鸞聖人が休息された歴史的な文化遺産であります。この御旧跡が屋根もペンキを塗らなければならないような状況にもありますし、何といっても、ここへ全国から訪れる多くの人たちのために、ひとつトイレの設置をお願いしたいと。こういうわけでございまして、先日、藤ノ木区から要望書が市長さんの方へ上がってきたわけでございまして、その点についても前向きな答弁をお願いしたいと思います。

 また、5番といたしまして、アスクビルの存続についてでございます。

 市民要望と市の考え方について、とこういうことでございまして、アスクビルについては産業建設委員会、産業振興特別委員会、春以来、またこの11月と、そういうことで二度にわたって意見交換をしてまいりました。

 飯山市の中心商業地域として商業施設は大事だと、こういった点は共通する認識でございますが、経営上の問題から何とか行政でこれを買い取ってくれないかと、こういうようなものが皆さんもご承知のとおりでございます。

 私は、3月の議会でも申し上げたんでございますが、現アスクビルを 1,000万円で購入いたしまして存続し、1階は商業施設、2階は行政または商工会議所、各商店や市民にテナントとして貸して活用したらどうかと、こんなふうに思うわけでございます。市がさきに示した更地に、1億円で購入してそこへ歴史資料館や子育支援センター等の複合施設を大きなお金をかけてここに建設するということは、家計健全化宣言を出して危機財政を訴えている中、非常に市民としましてはこれは問題がありはしないかと、そういうふうに強く思っているところでございまして、中心商店街の活性化には結びつかない。なぜならば現在アスクで経営しているイーマートについては、1日 700人から 800人の人たちがあそこで買い物なりをしておるというふうな状況の中でございまして、それらの人たちが飯山の中心商店街のにぎわいや飯山の商店街の経済的な問題に結びつけていると、こういうふうに思っておるわけでございまして、そういった点からアスクの存続を私もお願いする立場でございます。

 また、先般、アスクビルの存続署名 5,141名、そして当初成り行きを見ておりました本町商店街の人たちにつきましても、できることならぜひ残してもらいたいと、こういうような要望が出ていると聞いております。

 そういった点からも、市民の要望はあのアスクビルを存続して何か行政と市民が一体となって有効活用できないかと、そういう方向でいくことが大切ではないかと、こんなふうに私も思いますので、ひとつ市長の前向きな答弁をお願い申し上げまして、1回目の質問を終わりたいと思います。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 大塚議員から何点かご質問ございましたが、それぞれ関係部長からも答弁をさせてまいります。

 スキー場へのエールがございましたが、私自身も年末年始に向けての適切な降雪を本当に心より念願しておるところでもございます。

 はじめに、保育園の統合問題でございます。

 統合内容の変更理由についてということでございますが、柳原・外様保育園の統合につきましては、各関係者に昨年から新設統合保育園ということでお願いをしてきた経過がございます。しかし、新たに調査を進める中で、昨年、想定しておりました両保育園の減少園児数以上に出生児が減少するということが見えてまいりました。これは柳原、富倉、外様3地区の就学前児童数が 135人ぐらいとの想定から19人ほど少ない 116人ぐらいと想定され、現在の保育園の入所率約55%で計算いたしますと、63人ぐらいの園児数になると想定されるために、現柳原保育園で受け入れが可能ということで、将来の財政状況等々総合的に考慮して、外様地区の皆様方のご理解を得たときに、現柳原保育園を大規模改修しての統合ということに変更させていただきました。

 関係する方々と話し合いを持つ中で、厳しいご意見、ご叱責をいただきましたけれども、今後の財政状況及び園児数の減少等々を勘案し、第3次行財政改革の中での苦渋の選択をもさせていただいたところでございます。

 外様地区の皆様方のご理解が得られたそのときには、外様地区の園児につきましては市で責任をもって送り迎えをいたしたいと思っております。

 また、柳原、外様の両保育園の統合保育園なので保育園の名称につきましては、各関係者と協議をして対応をしてまいりたいと思っております。

 両地区の説明会の中で経過の説明とおわびを申し上げてまいりましたが、改めておわびを申し上げたいと思っております。

 次に、泉台小学校と併設との検討についてどうかということでございます。

 柳原、富倉、外様両地区との市長との話し合いの中で、多様なご意見をいただく中に、小学校への併設のご意見もいただいたところでございます。

 教育委員会と民生部で現地を見て回りましたが、保育園と小学校の年齢差による建物の構造差、そして保育園として認可されるための最低基準の達成等々についての課題を実感いたしましたが、隣の新井市で併設しておる、11月にオープンしておる施設もありますので、今後、研究をしていきたいと考えておるところでございます。

 さらに、両保育園の維持管理でございますが、両保育園の各関係者の統合についての合意が得られるまでは、両保育園について、日常保育が安全で安心できるような保育園の運営をしていきたいと強く思っております。

 営繕等につきましては、あらかじめ想定できないようなことが多いので、その都度保育園並びに保護者会の声をお聞きしながら対応してまいりたいと思っております。

 下水道のつなぎ込み。未実施園につきましては、今後、順次進めていければと考えておるところでございます。

 次に、アスクビルにつきましてそれぞれご質問がございました。

 アスクビルの取得問題につきましては、9月18日の市議会全員協議会で飯山市の方針を説明して以来、市議会や市民の皆様からさまざまなご意見をいただいております。

 また、過日、株式会社Eマート代表取締役の百井店長さんから提出いただいたアスクビル存続の署名は、利用者 5,141人の署名が寄せられ、市民の皆さんの関心の高さを感じているところでございます。

 ご質問のアスクビル及び土地の取得問題につきましては、テナント各社のご意向を踏まえながら検討したいと考えておりますけれども、土地、建物の利用計画、建物の維持管理、事業費の財源確保など多くの課題があることから、現時点で結論を出すのではなく、もう少し時間をかけながら今後の方向性を見い出したいと思っておるところでございます。

 私からは以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 高橋水道部長。

 〔水道部長 高橋俊雄 登壇〕



◎水道部長(高橋俊雄) 

 新幹線飯山トンネルに伴うところの水道水源の枯渇について、市長答弁に補足して申し上げます。

 議員さんおっしゃるとおり、北部簡水の水源は4月ごろから枯渇というか水量が少なくなりまして、現在、市の水道、謙信峠清水の井戸から供給をしております。

 新幹線トンネルとそれから水道水源の因果関係につきましては、鉄道運輸機構のシミュレーションの分析の結果、今後、謙信峠清水も影響を受けるというようなことが想定されております。

 新幹線トンネルの陥没事故に伴いまして、トンネルの掘削は富倉工区から掘削するとされておりまして、謙信峠清水のトンネルの影響は16年の9月か10月ごろと聞いております。

 今後トンネルの工事が進むにつれて水源が枯渇するなど、緊急事態が生じた場合を想定してこれまでも協議をしておりますが、代替水源の確保など抜本的な対策については、さらに協議を進めていきたいと思っております。きょう現在も機構と協議を行っております。

 いずれにしても、水道使用者にはご迷惑かけないというようなことで対応していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 月岡建設部長。

 〔建設部長 月岡寿男 登壇〕



◎建設部長(月岡寿男) 

 大塚議員さんご質問のうち、新幹線飯山トンネル掘削に伴う水源問題についてお答えをいたします。

 新幹線トンネル掘削に伴う河川、湧水等への影響につきましては、掘削ルート上で水量調査を実施してございまして、その結果につきましては、毎月鉄道建設運輸機構に報告をしてまいってございます。

 用水など水量が著しく減少し支障を来した場合は、鉄道建設運輸機構の方で個別に対応をしてございます。

 なお、トンネル湧水を田用水に活用を図れるかということにつきましては、鉄道建設運輸機構に早急に検討を依頼をしていきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 今清水経済部長。

 〔経済部長 今清水豊治 登壇〕



◎経済部長(今清水豊治) 

 大塚議員のご質問のうち、関係部分についてお答えをいたします。

 市単事業についてでございますが、市単事業の中の災害復旧工事につきましては、集落の皆さんのご要望にお答えをいたしております。

 また、水路等の改修につきましては、非常に希望箇所が多くて、事業費も多額となるため、集落の希望どおりには実施できない状況であります。

 中山間地の直接支払いの集落につきましては、交付金を活用しての共同事業などの水路改修をお願いしたいというふうに考えております。

 厳しい財政事情の中でありますが、集落の皆さんや地権者の皆さんの力をおかりして、材料支給による地元施工での取り組みもお願いをしたいというふうに考えておりまして、できるだけ集落の皆さんの要望にはこたえていきたいと考えております。

 なお、また中部土地改良区につきましては、厳しい財政事情の中ではありますが、技術支援も含め、引き続き支援をしてまいりたいというふうに考えております。

 また、藤ノ木の御旧跡の改修でありますが、藤ノ木の御旧跡の公衆トイレの設置につきましては、11月26日に要望書をいただきまして現状は理解をいたしております。

 飯山市の観光振興にとりまして、観光スポットにおけるトイレの設置は重要でありますが、財政的な事情もありまして、市の観光事業のほか、ほかの事業を含めて地元と相談をしてまいりたいと考えております。

 なお、屋根のペンキ等につきましては、市の史跡内の建造物でございますので、文化財保護審議会に相談をしていきたいというふうに思います。

 以上であります。



○議長(小林洋之) 

 大塚武志君、再質問ありますか。

 大塚君。

 〔15番 大塚武志議員 登壇〕



◆15番(大塚武志) 

 ただいまご答弁ありがとうございました。

 一通りの答弁で、どうもしっかりと受けとめがまだされてないのではないかと、こんなふうに思うわけでございます。

 保育園の統合を掲げながら現在の2保育園の維持管理というものは、今後続けていくことになりますと、補修費並びに人件費、そこに携わる職員の数からいって、80人ぐらいの現在の児童に対して18名の職員が従事しておるわけでございまして、そういった点から施設の改善、また先ほどの南保育園の実例からいっても、施設を完備すれば相当面にそこに働く人たちの削減は可能になってくると。こういうことも目の当たりにいたしまして、そういった点を換算していくと、早期にやはり新築統合してでもその方が、私は十分に将来にとって、子供たちのためにとって、非常にいいのではないかと、このように考えるわけでございまして、その件についてのさらなる検討をひとつ市長に今お願いしたいと、こういうことでございます。

 安全、安心と先ほど市長さんもおっしゃいましたけれども、現に老朽化している施設ですから、当面、冬空を前にして園児が風邪引くような状態ではいけないということで補修をする部分があります。そして、ストーブ等の暖房施設等の準備もすぐ対応しなければならない点もございますので、今後検討して徐々にやっていくというようなことではまことに困りますので、その点については早急にひとつ対応していただきたいと、こんなふうに思うわけでございます。

 次に、トンネルの水源問題でございますが、ただいま心配のないようにしっかり対応していくので、その点については今後とも鉄建公団と協議してやっていくから大丈夫だから安心してほしいと、こういうことのようなふうに受けとめさせていただきまして、その点についてはしっかりとお願いしたいと思います。

 なお、このトンネルの崩落したあそこから毎分5トンの水が出ているという話を聞いておるわけですが、これについてひとつ出ているのかどうか。その辺、私も見たわけではございませんので、ひとつ再確認をしたいと、こんなふうに思います。

 次に、市単関係の事業につきましてでございますが、これは聞いている範囲では皆様のご意見に従って、要望に従って取り入れて対応いたしますとこうなっているから、みんな対応してくれるかと思えば、先ほどもおっしゃるとおり、10%にならない9%という達成率なんですよ。これで予算を減らして、そして心配するななんていう、これが現実に 1,000万円や 800万円の年間の予算なんですよ。 100数集落もあるのに、あんまりそんなに心配するななんて、そんなことは正直いって言えない状況だと思います。

 ぜひこの切実なそういった区民の要望に対して、予算の前向きな増額を何においてもやってもらう必要がある。そうでないとどうも、言っていることとやっていることが違うと、こういうことでまた市民の政治不信につながっていくと、こういうふうに思うわけでございまして、ひとつその点につきましても、これ住民の納得のいくような親切な対応をこれはぜひお願いしたいと。そういうことで中部土地改良の事務費なんかもみんな十把ひとからげにして、やれ財政難だからカットというようなことでなく、みずからやっているものに対してはやはり、そういう点を考慮して対応していく必要があると、こんなふうに思うわけでございまして、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、飯山市の御旧跡の問題でございますが、これも飯山市にとっては非常に大事な歴史のある施設でございまして、先ほども説明しましたけれども、御旧跡は浄土真宗の宗祖である親鸞聖人が越後から関東に赴く途中で逗留したとの伝承を残し、その後、浄土真宗中興の祖と言われる蓮如聖人が親鸞聖人の足跡をたどってこの地を訪れ、本堂に榎の木を植えられたとされており、別に榎御坊とも呼ばれて伝えられております。

 かつては各地から大勢の参拝客が訪れ、門前市が開かれるなどにぎやかで、当地方の民間を宗教を知る上で最も極めて重要な場所となっております。

 このようなことで最近全国から大型バスとか、ここへお参りにまいられると。こういうことでございますので、先ほどもお聞きしましたが、ぜひ前向きな対応を改めてお願いしたいと思います。

 次に、アスク問題でございますが、これも市民の要望はただいま 5,141名というような署名もありますけれども、全市的に見ても、この飯山本町にアスクビルがあるということが、一つの飯山の中心商店街を形成している大事な施設だと、そのように市民全体が考えておるところでございます。ぜひひとつ商工会議所等々、検討を深める中で、これを前向きに継続発展させていくような方法はないのかという、こういう前向きな行政指導もあっても私はいいのではないかと。そんな点で署名の中にもありますとおり、現在アスクビルに来店いただいている徒歩、自転車、バス等に頼る交通弱者の方、高齢者の方、地元商店を応援してくれる方々が、これがなくなることによって「一体、どこへ買い物に行ったらいいのか」と、こういったことで生活者からのぜひ残してほしいという声がどんどんと寄せられておると。こういうことでございますので、これ市を挙げて署名取れば、市民過半数のものが賛成するのではないかと、こんなふうに市民要望の強い問題でございますので、改めてこの点についても市長の前向きな答弁をお願いいたしまして、終わります。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 大塚議員の再質問にお答えさせていただきます。

 なお、トンネルわき水等につきましては建設部長、また統合問題の削減等の経費等の見通しにつきましては、民生部長からも答弁をさせていただきます。

 はじめに、保育園統合の関係でございます。

 私も先ほど申し上げましたように、保育園児の安全、安心のための保育園管理というものは、一番大切であると申し上げたとおりでございまして、保育園長または保護者会のそれぞれの役員様方の声をしっかりとお聞きする中で、その面での充実に努めてまいりたいと思っておるところでございます。

 それから、市単の非常に厳しくもっと切実な声を聞いて増額をというお話がございました。

 お気持ちは非常に私もわかりますし、それぞれいろいろな切実な声があるということも承知をいたしております。ただ、現実的に限られた財源の中で事業執行を図ってまいらなければなりません。もう多岐にわたるいろいろな施策が求められているわけでございます。

 そのような中で、中山間地の支払制度等ができる中で、その中での対応ができる地域もあるわけでもございます。また、現物支給等によってそれがみんなでやろうという精神の中で対応できる道もあるわけでございます。

 お隣の栄村の例の道直しですとか、田直しですとか、いろんなことも工夫されて取り組んでおりまして、そんなような手法もぜひ私どもも研究し、導入できるか等につきましても、実践的に研究をしてまいらなければならないと思っているところでございます。

 御旧跡碑の榎御坊につきましては、私も大型バスがよく見えているという話は聞いております。非常にそういった面では一つのスポットになっているのではないかなという思いでございますけれども、先ほど経済部長がご説明したとおりでもございます。

 また、現地の皆さんとのいろいろなお話し合いもさせていただければと思っておるところでございます。

 それから、アスクの関係でございますが、これは先ほど申し上げたとおりでございますけれども、私どもの方も前向きに、あのアスクビルが継続発展していく方向がしっかりと見極めることができるのかどうかも含めて、関係する商工会議所、そして本町商店街の皆様方とも、事業組合の皆さんとも話し合いを続けていければと思っておりますし、また議会の皆様ともその辺につきましては、研究を重ねさせていただきたいと思っておるところでございます。

 市民要望といったものはやはり大切にしなければならないという思いで、先般 5,141人の署名も受け取ったところでございます。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 足立民生部長。

 〔民生部長兼福祉事務所長 足立正則 登壇〕



◎民生部長兼福祉事務所長(足立正則) 

 大塚議員さんご質問のうち、保育園の統合に関する件についてお答え申し上げます。

 議員さんからは両保育園の現在での存続をした場合の維持管理、それから人件費等について、統合をした方がいいのではないかというようなお話でございました。

 保育園のいわゆる園児の数の予測につきましては、実は大変難しいものがございまして、例えば今回の柳原、外様保育園の統合の関係につきましては、17年4月ということを目標に取り組んできたわけでございますが、両地区でのいわゆる児童数というものにつきましては、17年4月に1歳児に当たる方はことしの4月から来年の4月までに生まれる方の人数になります。それから、ゼロ歳児につきましては、来年度生まれる方ということでございまして、その地区での子供の数が何人になるかということにつきましては、どうしても不確定な要素があるわけでございますが、現状の中で当初予想をしたよりかなり園児数、児童数の減少がございます。

 したがいまして、当初、この地区につきましては80人定員の新設保育園をということで検討してきた経過があるわけでございますが、平成17年4月では70人定員の現在の柳原保育園の規模で間に合うというような予測になってきたわけでございます。人件費等につきましては、実際そこに通う保育園の園児の方の構成によって、実は保育士さんの数等が大きく変動するわけでございます。未満児の人数が多ければ、またそれなりに保育士さんをつけなければならないというようなことがございまして、いざ合併した場合に何人になるのか、現状の場合、何人になるのかということにつきましては、なかなか想定が難しいわけでございます。

 もちろん統合した場合の方が、それぞれの保育園での保育士さんよりは人数は少なくなるわけでございますが、そうした部分での細かい人数の差につきましては、非常に算定が難しいわけでございまして、正確ないわゆる人件費の差額というものについて出すことは、ちょっとまだ現在の中では難しい状況にはなっております。

 ただ、現在の柳原保育園の改修につきまして、柳原、外様両保育園の園児が将来的に吸収ができるということでございますので、この柳原の現保育園の改修をもちまして、いわゆる統合をしていくという形が最も経費的には、運営的にはかからない方法であるというふうに考えておる次第でございます。

 よろしくご理解のほどお願い申し上げます。



○議長(小林洋之) 

 月岡建設部長。

 〔建設部長 月岡寿男 登壇〕



◎建設部長(月岡寿男) 

 トンネルの湧水の量等についてのご質問でございました。

 飯山トンネルの全体の湧水量というのは5トンから7トン毎分出ておるというふうに聞いております。最高に出るときは9トンと聞いておりますが、トンネルの覆工といいますか、コンクリを巻いてくるに従ってだんだん少なくなって、現在5トン程度ということでございます。

 トンネルの覆工が全部完了をしてトンネルがすべて完了した時点でないと、明確な湧水量は把握できないというふうに聞いてございます。

 いずれにいたしましても、有効利用につきまして水量の安定を見ながら検討してまいりたいという考え方でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(小林洋之) 

 大塚武志君、再度の質問ありますか。



◆15番(大塚武志) 

 ありません。



○議長(小林洋之) 

 以上をもちまして、大塚君関係の質問を終結いたします。

 続いて、渡邉吉晴君の発言を許します。

 渡邉君。

 〔7番 渡邉吉晴議員 登壇〕



◆7番(渡邉吉晴) 

 発言を許されましたので、通告に基づき順次質問させていただきます。

 現在、飯山市においては、合併問題をはじめ新幹線の飯山駅に伴うまちづくり、また、学校教育問題、保育園を含む社会福祉問題等々、さまざまな問題が山積しておりますことは、皆様もご承知のとおりであります。

 さて、本議会での私の質問は、このような中で最も近々にやらなければならないとされております新クリーンセンター建設に伴う問題であります。

 この問題を大きく分けて3点ほどにまとめた中で質問させていただきます。

 新クリーンセンターについては、飯山市をはじめ野沢温泉村、木島平村等の全議員及び関係するそれぞれの代表者の皆さんが5年間にわたり検討されてきたことは、大変な苦労があったことと思い、敬意を表するものであります。しかし、関係地区及び関係者以外の住民は、大変失礼ではございますけれども、人がつくってくれるものと思い、余り気にもしていなかったのが現実であります。この問題が昨年の秋、3検討地、すなわち木島平の小見地区、常盤の上野地区、長峰の運動公園の北、外様寄りの常盤地区の3カ所に絞り込まれて、はじめてクリーンセンターの問題が大きくなり、反対署名運動まで起きて一般地域住民がクリーンセンターの問題を真剣に考えるようになったことは事実であります。この3検討地を定めた中で岳北広域の新しい推進委員会に引き継がれ、私もその一人として上げられ現在に至っておりますが、数重ねる会議の中で、3検討地のほかにも建設地がないのかとのことで、枠を広げた中で、今年6月、岡山地区の藤沢区から大変ありがたい申し入れがあり、どこにも建設地がない場合には引き受けてもよいとの話が文書をもって提出されました。これは本当にありがたく感謝いたすものであります。

 このことにより、ほかの地区にもまだあるのではとのことで、区長会からの申し入れもあり、7月末日までとした期限を2カ月延期し9月末日までとする中で、各地区の区長さんを中心に我々地元議員も含め、たび重なる各地区での会議を持ち、9月30日に太田地区の寺山地籍と飯山地区の国際スキー場跡地及び西山区十三ヶ丘の南側の場所、この3候補地が上げられたわけであります。しかし、3候補地に対し期間がないとのこともあり、藤沢区を含む4候補地に対する造成工事費の見積もりデータが出され、説明はあったものの十分な話し合いができないまま岳北広域クリーンセンター建設推進委員会に持ち込まれ、11月6日10時からの最終決定会議の中でいろいろと検討した結果、岡山の藤沢地区にあっては問題もなく、中間点にストックヤードをつくり営業されている皆様に、今まで以上の負担はかけないとの説明がなされ、また、15年間を計算してもほかの3カ所につくるより経費がはるかに安く上がるとのことで、遠距離であっても仕方ないのではとのことで、多数決により藤沢地区となったわけであります。しかし、まだまだ納得されない住民が多いために、次に挙げる3点の質問が、少なくともはっきりしていないと、推進委員としてあいまいな説明をするわけにはいきませんので、明快な答弁を願うものであります。

 まず1点目の質問は、我々議員でも、また推進委員会でも下見をさせていただいた箇所、藤沢集落より約 300メートルほど村上に上がった寒川沿いの清い水が豊富に流れる自然豊かなあの場所で問題はないのでしょうか。

 2点目として、造成工事費及び15年間に対する経費の件に伴う質問であります。

 建設検討地の比較表として出された4候補地に対する数字は、概算ですから正確なものではないわけですが、少なくとも我々素人がはじき出した数字ではなく、プロである皆さんが計算された数字ですから、余り大きな狂いはないものと信じておりますが、もしもこの造成費または年間に対する経費の面において、 3,000万円あるいは 5,000万円、1億というような大きな金額が上乗せになるようですと、岳北広域の住民をだます結果ともなりかねませんので、この点についてはっきりさせていただきたいと思います。

 ちなみに岡山地区の藤沢地籍に対する造成費または15年間にかかる経費のみ申し上げます。

 造成工事費の合計が4億 2,800万円、15年間の水道料、除雪費、運搬費等の合計経費が 5,235万円となっております。この数字について間違いがないのかということであります。

 ほかの3候補地については、藤沢に推進委員会で決定した以上、この場においてはっきりさせることもございませんので申し上げません。

 私も推進委員の一人として、なくてはならないクリーンセンターの建設に当たり、地域住民の負担をなるべく少なくし、問題の少ない施設の建設に当たり前向きに考える中で、いろいろな心配ごとは一つ一つ解決していかなければと考えるものであります。

 3点目の質問は、中継点ストックヤードの件でありますが、この問題について、金額については新聞でも報道されており 1,000万円とのことでありますが、この件について場所等も予定されていることと思いますが、もし予定されていないなら早急に定めて検討することが必要と思うが、木内市長の考えを伺いたい。

 また、開設についても、クリーンセンターの開設に合わせるものと思うが、この点もあわせて伺います。

 以上の3点もって1回目の質問は終わります。よろしくお願いいたします。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 クリーンセンターに絞ってというご質問でございました。私から答弁をいたしてまいります。

 はじめに、藤沢地区での建設場所に至る、また経過的な話がございました。

 まず今回の新クリーンセンター建設の候補地決定に当たりましては、関係された皆さん、そしてすべての市民のご理解とご協力に対しまして、厚く御礼を申し上げたいと思っております。

 県内を見てもごみ処理所場建設問題が各地で難航している中、当市にあっては受け入れ協力の申し出をしていただいたり、自主的に地区内で候補地を検討していただくなど、大変ありがたい状況でございました。この間、積極的にお取り組みをいただきました皆さんに衷心より感謝を申し上げたいと思っております。

 若干経過を申し上げますと、昨年11月過ぎに木島平村の小見島、常盤十番割地籍、そして長峰の市民体育館北側、この3カ所の従前検討地について、約4カ月間にわたる地区説明会等における状況の厳しさから、3月27日に一本化を先送りいたしましたことは、ご承知のとおりでございます。

 それ以降、その選考のもとである選定条件8項目を柔軟に解釈して候補地を拡大して考えようとの皆さんの決定を受け、それぞれの地区で自主的なお取り組みをいただいたところでございます。

 先ほどその経過の中で岡山藤沢の動き、また太田地区寺山、飯山地区十三ヶ丘、国際スキー場といった形の中で新たな検討地を挙げていただいたところでもございます。そして、その4カ所について皆さんとの話し合いや木島平村、野沢温泉村との協議を経ながら、岳北の推進委員会において、最終的に候補地を岡山地区藤沢区内と決定したわけでございます。

 ご質問の候補地は景勝の地という点であるから問題ないかということでございますけれども、市内あるいはこの地域はどこも景観に優れまして、他に誇れる地域だと思っております。

 今回の候補地決定に当たっては、そうした景観や環境の認識を持ちながらも、平成19年4月稼働を前提とすること、そして地元住民合意があること、そして建設経費の縮減が図られること、この3つを重要な判断事項といたしまして最終決定をさせていただいた次第であります。ご理解とご協力をいただきたいと思います。

 次に、建設費でございます。

 4カ所の比較表では取りつけ道路と給水工事を含めた造成工事費が4億 2,800万円から上は8億2,000 万円、そして水道除雪運搬に要する15年間の維持費が 5,200万円から1億 4,400万円と差異がございまして、経費縮減という点では、いずれも藤沢の優位性が示されたわけであります。

 なお、この積算は比較表に明記してあります様に概々算ということでございます。同じ単価で造成費を計算するなど、4カ所について同じ手法を用いて積算した結果でございますから、あくまで比較という観点でお考えいただきたいと思います。

 間違いはないかというご質問でございましたが、概々算ということでございますので、これから積算を進める中で、この中でおさまってほしいという気持ちはしっかりと持っておるところでございます。

 それから、ストックヤード等の話でございますが、岳北推進委員会その他でお話申し上げているのは、3市村管内の直接持ち込まれる事業者の皆さんには、これまで以上の負担をおかけしないようにということに配慮したいということでございます。有力な方法の一つとして中継所が考えられているということでございます。ただ、決定しているわけではございませんので、したがいまして、今現在場所も経費も未定でございます。

 どんなに方法がよいのか、また、中継所とした場合にどこにどのようなものをつくるのかは、今後岳北の組合で詰めていくことになろうと思っております。議員からは早急にという話でございますし、クリーンセンターにあわせて、当然そのことは間違いないことでございまして、私も心してまいりたいと思っておりますので、また今後の岳北の議会等におきましても、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 渡邉吉晴君、再質問ありますか。

 渡邉君。

 〔7番 渡邉吉晴議員 登壇〕



◆7番(渡邉吉晴) 

 場所については決定されておる岡山藤沢地区ではありますけれども、まず1点目の質問に対する場所の問題ですが、現在建設されようとしている場所は、ある映画のロケ地となった場所であり、残すべきではないのかとの住民の声もあるが、旅産業と言われ観光にも力を入れると言われている木内市長は、この場をほかに生かそうとは考えておられないのでしょうか。この点についても伺いたいと思います。

 また、あの下流にニジマスの養魚場等を経営されている月岡さんという方がおります。また、これの営業に関係する方が大変心配されているが、この点についての補償等の問題はどのように考えられているのか、あわせて考えを伺います。

 もしも、この点について多額な補償問題が生ずるようなことになりますと、いかに前市長のおられる藤沢区であっても、その件は藤沢区で責任をもって面倒みますというわけにはいかないと思うんです。となりますと金額は岳北広域で補償とならざるを得ないことになります。

 さきに申し上げたプロの皆さんが概々算ということでありますので、正確ではないと申されましたので、この辺の金額が上乗せになったなら、大変大きな金額になるのではないかなと、このように考えるわけであります。この辺を遠くても仕方がないというような考えの中でいる住民はどう思うでしょうか。この辺について市長の考えをお聞かせ願いたいと思います。

 以上であります。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 藤沢区のあの寒川沿いの地は映画の阿弥陀堂だよりのロケ地になった場所ではないかということでございまして、私どももその点は承知をいたしております。

 ただ、先ほど申し上げましたように、市内各地至るところが景勝の地でございまして、映画のロケ地にもなる可能性のある場所ばかりでございまして、そのような中でございます。ただ、ほかに生かす考えはないかということでございますけれども、いろいろ全国各地、県内でもクリーンセンターの周辺整備というような形の中で、地域住民の皆様、市民の皆様が寄って来れるようなそういった憩いの場所的なものも、私はそういった活用の方法も考えられるのではないかと思っておりまして、十分にその辺はご相談もさせていただきたいと思っております。

 養魚場の問題でございますけれども、これも養魚場からもいろいろな申し入れ等もございますが、今後、その辺につきましては十分にご相談する中で考えてまいりたいと思っております。金額の上乗せがあるのかどうか、この点につきましても、今後のご相談の中でその辺が見えてくるのではないかと思っております。

 以上です。



○議長(小林洋之) 

 渡邉吉晴君、再度の質問ありますか。

 渡邉君。

 〔7番 渡邉吉晴議員 登壇〕



◆7番(渡邉吉晴) 

 クリーンセンターは先ほどから申すように、なくてはならない施設でありますので、受け入れていただくことは大変ありがたく感謝いたすものであります。

 3回目といたしましては、さきに申し上げたように、あれだけの豊富な清流を持っている寒川、しかも集落から少し入ったところで自然豊かな場所は、この近隣にはないものであります。川の流れは急流とまではいきませんけれども、川べりはなだらかであり、危険も少ない中でファミリーで渓流釣りを楽しめるような場所にして阿弥陀堂とともに売り出したなら、こんなところを求める人がたくさんいるはずですから、市長の申されているあるもの探しの時代という中で、これからの観光の目玉の一つとなるのではないでしょうか。

 よしず張りの小屋で家族が釣った魚を炭火焼きで焼いて食べられるような場所を余りお金もかけないものでつくり、家族が半日でも1日でも自然の中でゆっくり楽しめる場所にできないものでしょうか。

 しかも、下流には養魚場まであり、また藤沢の集落そのものも自然の木を生かし、看板として屋号が書き込まれ下げられており、ほかにはない何となくぬくもりを感じる集落であると私は思うものであります。

 また、釣り券を販売する中で、湯滝温泉の入浴券つきとしていただき、帰りに温泉で家族ぐるみで温泉に入り帰っていただけたなら、子供心によい思い出を残し、少なくとも今問題となっている家庭教育の一こまとしても考えられるのではないでしょうか。

 私は観光に生きるものの一人として、また地域を生かすことを考える市議会議員の一人として、あの場所はクリーンセンターの建設から外すべきではないかと考えるものであります。今あの場所にクリーンセンターをつくったなら、あれだけの自然の宝を失ってしまい、二度と取り戻すことはできません。先ほどから申し上げておりますなくてはならないクリーンセンターですから、岡山地区または藤沢区に受け入れていただくことに岳北広域の推進委員会で決まった以上、推進委員の一人としてほかの地区へとは申し上げませんが、岡山地区内で、または藤沢区内でほかの場所に移動できないものでしょうか。こんなことを考え申し上げて、私の質問は終わります。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 3回目の質問にお答えさせていただきます。

 寒川を含めて自然豊かな地域だというお話でございました。まさにそのとおりだと申し上げたところでございます。

 私自身も、また今の時代ではクリーンセンターが決して景観を損なうものとは考えていないと思っておりまして、十分配慮した建設としたいということでございます。

 下流への配慮は、養魚場の有無にかかわらず考えていかなければならない問題であると思っております。また、議員のご意見を生かした中で、みんなに親しまれるクリーンセンター、21世紀型のクリーンセンター、今は運動公園の中につくるというようなことも、非常に全国的には出てまいっておりまして、そのような親しまれる施設としての建設を進めていきたいなという思いでございます。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 以上をもちまして、渡邉君関係の質問を終結いたします。

 続いて、小林初子君の発言を許します。

 小林君。

 〔3番 小林初子議員 登壇〕



◆3番(小林初子) 

 それでは、通告に基づきまして順次質問をさせていただきます。

 はじめに、教育問題について質問をさせていただきます。

 日々教育行政に一生懸命取り組まれている皆様に感謝と敬意を表したいと思います。

 さて、文部科学省では来年度から3カ年計画で子供の居場所づくり新プランを実施されると聞いております。

 既に、新聞等では3カ月ほど前に発表されていたようでございますが、私もこのことを知ったのは最近でございます。

 国の来年度予算の概算要求には、この新プランに対して、ボランティアへの謝礼など必要経費として125 億円が盛り込まれておりました。国の計画では来年度はまず 7,000校の小学校に設ける予定で、2年目は1万 4,000校に拡大、3年目は全国への定着化を目指すという内容になっておりました。そして、これはすべての小中学生が対象でございます。

 子供の非行や問題行動が続発している背景の一つとして、子供の居場所がなくなったこと、そして地域や家庭の教育力の低下が指摘されております。

 そこで、家庭、地域、学校が力をあわせて子供たちをはぐくむ機会や場所をつくり、多くの大人たちが子供とかかわりながら、ともに生き生きと成長していくことを目指してこの新プランがつくられたということでございます。

 この新しいプランの柱となるのは、地域子ども教室推進事業でございます。これは主に小学校の校庭や教室などを子供の活動拠点となる居場所として、放課後や週末などの一定時間開放をして、地域の大人たちが指導ボランティアとして子供たちの体験活動に協力するという内容でございます。

 活動例として、校庭で昔ながらの遊びを楽しむ、絵画制作、楽器演奏など文化活動に取り組む、野球、サッカーなどのスポーツを一緒にする、パソコンなどの操作を教え合う、ものづくり活動に取り組む等々ございます。

 これらの体験活動に例えば退職された教員の皆さん、大学生、民生委員、保護司、PTA、社会教育団体、スポーツクラブ指導員、各地域で人材バンクに登録されている多くの方たちなど、地域の人材を結集して、ボランティアとして協力をしていただきます。

 では、何か特技を持っていないとボランティアになれないのかというと、そういうことはございません。子供たちが安全に安心して遊べるように見守る役目でいいと思います。大人が力をあわせ地域の子どもたちをともに育てていこうという情熱こそが最も大切でないかと思います。

 また、高校生にもコーチなどの役割でボランティアの参加を呼びかけ、年齢や世代が異なる子供たちの交流も進めていくということでございます。

 この事業では、行政の役割も大きくなると思います。

 まず、地域の皆さんに参加を呼びかけ、地域子供教室指導員となる地域の人材の確保、登録を行っていただく必要がございます。各地区では人材登録の冊子もできていると聞いております。常盤地区では6年前に常盤小学校のPTAの皆さんが社会人講師一覧の冊子をつくってくださいましたが、すばらしい特技をお持ちの方がたくさんいらっしゃるので、そういう方たちにも積極的にご協力をいただければ大変にありがたいと思うものでございます。

 いずれにしましても、国の補助事業であり、予算が確定しなければできない事業でございますが、準備の段階から子供たちの意見も大いに取り入れていただき、子供たちの自主性を大事にしながら、子供たちが心と体のよりどころとなれる子供の居場所を地域全体でつくっていっていただきたいとお願いするものでございます。教育委員会、行政の取り組みをお伺いいたします。

 次に、交通安全対策についてでございますが、それぞれの立場から交通事故等の悲劇を減らそうとの思いで、大変な努力をしていただいていることに対して深く感謝を申し上げます。

 このことにつきましては、昨年の12月議会でも取り上げさせていただきましたが、県道関沢小沼線と市道7− 117号の戸隠交差点への信号機の設置を一日も早くお願いをしたいと思うものでございます。

 昨年は10月にこの交差点におきまして、連続して4件の交通事故が発生するという異常事態が起こりました。本年に入り市道の方に速度を制限する道路標示と「交差点あり 事故多発」の看板を取りつけていただき、以前よりは大分注意されるようになったのではないかと思われますが、周辺の皆さんの声を聞きますと、警察を入れないで処理されている事故が何件もあったということでございます。大変に残念なことでございますが、この10月にもまた大きな事故が発生してしまいました。死亡事故が起きてからでは遅すぎます。

 また、交差点の近くの皆さんにとっては、昨年のようにいつ車が我が家に飛び込んでくるかわからないという大きな不安もございます。一日も早い信号機の設置を願う地元の皆さんの切実な声を届けるために、私も飯山警察へ行ってまいりました。交通課長さんは交通安全協会の常盤支部の皆さんの日ごろの取り組みに対しまして、大変評価をされておりました。

 信号機設置につきましては、要望はしてあり、信号機設置の優先順位も最優先になっているので、12月末に予算が確定してくれば、来年設置ができるということでございました。

 交通課長さんからは、交通安全対策を幾らやっても運転者が注意をしなければ、事故は減らないということ。小さな不注意が大きな事故につながり、それも善良な住民が犠牲になっていることをしっかり認識していただきたいということ。今後、高齢者対策や交通安全意識を高めていくことへの取り組みが重要な課題であること。また、これから年末にかけて特に飲酒運転追放宣言を強力に推し進めていきたい旨、るるお話を伺いました。

 また、人身事故における交通死亡事故の占める割合ですが、昨年は全国平均 0.8に対して長野県は1.3 、飯山市は 3.7という高い数字が出ているそうでございます。

 交通死亡事故撲滅を目指して、市民全体が真剣に取り組んでいかなければならない重要な課題でございます。

 いずれにしましても、信号機設置につきましては、行政の方からも再度働きかけをよろしくお願いしたいと思うものでございます。

 以上で1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(小林洋之) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 小林議員から2点にわたりましてご質問がございました。教育委員会からも答弁をさせてまいります。

 はじめの教育問題につきましてですけれども、議員から家庭、地域、学校が連携を密にして一体となっていくことが大変重要だというご質問ございました。まさにそのとおりだと思っております。今回、ご提案になります子供の居場所づくり新プランの実施等につきましては、小林議員から非常に適切なアドバイス等もいただいておりますことを御礼を申し上げたいと思っております。

 細部につきましては、教育委員会から答弁をいたします。

 次に、交通安全対策でございます。

 この県道関沢小沼線と市道7− 117号との交差点につきましては、交通事故等多発地点として飯山警察署管内でも危険個所の1つとして認識をされております。市内にもそういった危険個所は幾つかたくさんあるわけでございますけれども、私自身もこの場所は危ないという認識の中で、徐行運転もさせていただいておる箇所でもございます。

 市内の危険個所が少しでも減らしていければという思いで取り組んでもいるところでもございます。

 この関沢小沼線と市道7− 117号との交差点につきましては、市としても警戒標識、路面標示等の対策を今まで講じさせてきていただいておりますけれども、なかなか事故がなくなるといったぐあいにはなっておりません。信号機の設置が有効な対策の1つということは私どもも認識をいたしております。

 信号機の設置は飯山警察署の中でも必要度の高い箇所であると理解をしていただいておると聞いておりますし、先ほど議員も飯山警察署に出向かれて話を聞いてこられたということでございます。

 私どもも、早期実現に向けて引き続き固めて要請をしていきたいと思っておりますので、またよろしくお願いをいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 小山教育委員長。

 〔教育委員長 小山元彦 登壇〕



◎教育委員長(小山元彦) 

 小林初子議員さんのご質問に市長の答弁に補足しましてお答えいたします。

 教育問題の議員さんご提言の子供居場所づくり新プランでございます。

 県より通知がありまして、おくれましたが申請いたしてございます。

 子供居場所づくりには議員さんもお話ございましたけれども、家庭、地域、学校が連携を密にしてのこと、おっしゃるとおりでございます。

 現在、学校週5日制となりましたところで、昨年度より各学校、地域が大切に取り扱っている内容でもございます。

 また、9月に行われました飯水PTA連合会研究集会の分科会におきましても、テーマとして取り上げ、話し合われております。

 また、各学校単位で計画的にいろいろ工夫されまして取り組んでいるのも実情でございます。

 一例を申し上げたいと思いますが、現在秋津小学校では毎月第4土曜日に学校開放いたしまして、地域の方々がボランティアで参加し、子供たちが主体の生活をつくっていただいているわけでございます。少し内容のことを補足させてもらいますけれども、昨年より実施しておりまして、最初はみんなが遊ぼうというので、体育館開放のところへ子供たちが集まってきて、自分たちで遊びたいことを考えてやっていたようでございますが、2年目のことし6月からはテーマを決めてやろうじゃないかという子供たちの話で、今年度実施してまいりましたのは、プール、水泳でございます。そしてまた、粘土細工がさらに高度なものになりまして皿、茶わん等を制作して焼がまで制作したと。

 また、竹を切ってまいりまして竹細工、竹トンボ、竹馬など、自分たちで竹を切ってつくった、そういうご指導もいただいていると。

 さらにまた、地域を歩こうというので、史跡めぐりを勘助山、静間神社、法伝寺等の方を回って勉強したというのも実施しております。

 これはいずれも地区の育成会が中心になりまして、公民館の方々がご協力いただいて実施していると、そういう取り組みでございます。

 なお、これは5月から11月まで実施で、冬はスキーの方に専念したい、そういうような予定で取り組んでいらっしゃるということを、現在の状況でございます。

 これは一例でございますが、各学校区ともそれぞれ校庭、体育館はじめ音楽室、図書館、そしてまた図工室、家庭科室等々を開放いたしまして、それぞれのところで努めているのが現状でございます。

 なお、育成会、PTA、民生委員など関係する方々と学校、教育委員会の協議をしていくことも、これからやはり一番大事になってくることかと考えております。できるところから始めていければいいなということを考えている現状でございます。

 なお、お話ございました人材バンク、さらに整備してまいりまして、活用の方向へ今後の大事なやっぱり研究会などして持っていきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(小林洋之) 

 小林初子君、再質問ありますか。

 小林君。

 〔3番 小林初子議員 登壇〕



◆3番(小林初子) 

 それでは、2回目の質問をさせていただきます。

 ただいま教育委員長さんより秋津地区の例も引いていただきながらいいお話を聞かせていただきましたけれども、これから取り組む中で、恐らく試行錯誤しながら、きっと各地域ではいろいろな、また地域によって差があるかと思いますけれども、行政の皆さんの真剣なお取り組みをお願いをしたいと思います。

 少子化が進む現在でございますけれども、日本の社会には少子の中で育った子供たちが親になる世代へと変わりつつあるように思います。兄弟が多いとその中でもまれながら育っていくので、人間関係のつくり方を自然な形で学んでいくことができますが、兄弟が少ないと子供同士で育ち合うということができなくなります。

 少子化は人間的な発達の面でもさまざまな影響を与えていると思われます。共働きがふえ、子供たちの遊びも、テレビゲームなどで一人遊びをする子供が多くなってきております。自立と遊びの効用ということである識者が言われておりますが、ゲームでは対人関係の苦労がないので、自分が傷つけられることもなければ人を傷つけることもない、それが重なると自分が傷つけられることにはとても敏感になり、人を傷つけることが平気になってくる。ひどくなれば、対人関係を持てない閉じこもりとか、持てても自己中心になってしまう。

 遊びを原点とした対人関係を通じて、子供たちは協調性や社会性を身につけていきます。それが自分のあり方を自分で決定し自立していく力となっていきます。今はそれが育ちにくい時代なので、家庭での努力が必要になってくると言われております。しかしながら、思うようにいかないのが現実でございます。

 そういう意味で、地域子ども教室推進事業は、行政の皆様にはぜひとも積極的に取り組んでいただければありがたいと思います。

 私も精いっぱい協力をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(小林洋之) 

 小山教育委員長。

 〔教育委員長 小山元彦 登壇〕



◎教育委員長(小山元彦) 

 小林初子議員さんの本当に温かいありがたいご提言、感謝申し上げます。

 おっしゃるとおり、やはり自分を抑えることのできない子供たちが非常に多くなっていることは確かでございます。

 やはり責任は大人にあります。そこまで追い込んでしまったやはり大人社会、子供たちの心を健全にはぐくむ機会を逸してしまった家庭内、そして周り社会、これはやはり一番大人自身が反省し、また子供たちにこれからどう対処していくか、一番考えなければいけない社会的な大きな問題かと思います。

 これは国のだけでなく県、地方、それぞれの地域そして最終的には家庭に入るかと思います。家庭がかつてのように、そこのうちでなければできない教育、これが全く現在失われているわけでございます。完全に失われているとは失礼かと思いますけれども、そういうことが少なくなってきている。隣のうちと並べて考える。そういうやはり横並びならばいいじゃないかという、それはやはり今の各家庭の中でのしつけというものが崩れてきたもとではないかと思います。

 やはり自分のうちではこうなんだと、これはやっぱり親としてのきちんとしたものがなければ、これからの子供たちが本当にかわいそうじゃないかなということを考えます。

 今おっしゃられましたように、子供たちが地域でそこへ行けば仲間がいる、そしてまた、安心して話せる人たちがいる。そこではじめて子供たちがああよかったな、これが仲間のところであり、またふるさとなんだなというものが大事に地域で出てくるのではないかと思います。

 いただきました大事なお話受けながら、また地域のご理解を求めながらも、そういう方向へ努力してまいりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(小林洋之) 

 小林初子君、再度の質問ありますか。



◆3番(小林初子) 

 ありません。



○議長(小林洋之) 

 以上をもちまして、小林君関係の質問を終結いたします。

 この際、昼食のため暫時休憩いたします。

午前11時45分休憩

午後1時00分再開



○副議長(望月弘幸) 

 議長を交代いたしました。

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 沼田喜一君の発言を許します。

 沼田君。

 〔14番 沼田喜一議員 登壇〕



◆14番(沼田喜一) 

 通告に基づきまして質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 最初に、今議会の冒頭に景気の低迷や市の財政危機のことをまず市長のあいさつの中で触れられました。

 市長の政策を支持する一人としまして、共通した認識や共有できる理念が、市民福祉の向上に役立つと信じている一人ですが、11月に入り、特に私と親しいという人ではないんですが、お金のことについて2人の方から相談を受けました。

 今まで私にはこういう経験のないことで、全く前代未聞の話でありました。

 また、企業の倒産とか、あるいは工場の閉鎖、そういうことは今さらではないんですが、店舗を閉めたり、売り上げが半減の話あるいは勤めるところがない、仕事がない、このようなことがもう日常茶飯事、私の身の回りで起きていることであります。

 市民が塗炭の苦しみであえいでいる現況を認識していただかなければならないと思います。

 このような情勢のもとでの16年度予算編成でありますが、市民の目線に立った予算編成でなければならないし、暮らしに軸足を置いた予算編成が大切と考えますが、市長さんの思いはどのようなのか、まず所見をお伺いしておきたいと思います。

 次に、私もそこの一人のメンバーでございますが、飯山商工会議所戸狩支部でもおかげさまで商店街の駐車場にも、ここ数年間補助をお願いしてきました。大変ありがたいことで、商店街の皆さんも、また利用されているお客さんも、非常に喜んでいます。その意味で補助は商店街の活性の源の1つであると、大いに有効であると思います。にもかかわらず、市当局の精査、検分もなく、また話し合いもなく、一方的に補助金という枠の中で、5%のカットを強いられました。まさにお上のする仕事だというふうに思わざるを得ません。

 これも一つの例ですが、本町のアスクビルの3階のフロアについて、毎年 600万円という多額の補助をされています。しかし、ときどきそこに行ってみますと、本当ににぎわっているという感じではないと思います。これは行政の皆さんも先刻ご承知のはずであると思いますが、先進的な事例ということで私は委員会に先だって長岡市の市民センターを研修してまいりました。

 アスクビルもこの事例のように利用されれば、まさに生きた補助になるのではないか。単に補助しましょう的では、見直しを余儀なくされるわけで、市当局は補助金が的確に利用されるよう精査し、検分し、さらに指導するアフターフォローをお願いしたいと思います。

 また、フラワー道路や菜の花公園は、見る人の目を楽しませ大変好評を得ていますが、菜の花まつりについて申し上げれば、3カ年計画でも年に 500万円の補助をするようになっていて、大変多額の予算であります。

 そこで、参観者や観光客がもう少しふえないのか、地元にもう少し経済効果のあるようにはならないのか、検討する余地があるのではないのかと思います。

 補助金の例を申し上げましたが、事業の実施に当たっては、民間への委託による費用の削減や地域に効果が還元される事業や補助金の実施など、費用対効果を十分に検討した事業の実施が大切と考えますが、いかがでしょうか、お伺いをしたいと思います。

 次に、旅産業の創設が検討されていますが、ビジネス感覚で申し上げれば、経済効果を生むスピード感がありますので、早く計画をして進めてほしいと申し上げておきます。

 ことしの7月でしたが、菜の花応援団の募集ということで職員と上京する機会に恵まれました。飯山市を売り込みに行ったわけでありますので、セールスといってもいいと思いますが、10数カ所企業などを回ってきました。大変な才能を持った職員がいるんだなということで感心をしました。

 そこで、未分譲の、いわゆる売却されていない工場団地について触れておきたいと思いますが、今、塩漬けになっている土地を何とか有効的に、いわゆる売却を早くしなければならないというふうに私も思っているわけですが、ちなみにお聞きしますと、10億 9,000万円余に値する土地がまだ未分譲であるといいます。早く売却することでそのお金が浮いてきますので、財政的にも貢献できるのではないかなというふうに思います。

 さらに、この未売却の工場団地について、市民の所得が上がらない今日、市税も最高で29億円、16年度は24億円と、当然年々落ち込んでいくと推測されます。

 どの家庭も企業も苦しみあえいでいる中、これ以上の税収率アップは期待できないし、また限界でもあると思います。

 この工場団地では新しい産業、既存外の産業、市民の所得向上につながる施策が必要と考えるので、お伺いをしておきたいと思います。

 次に、目標期間を5年とする第3次行財政改革大綱が、この春からスタートしています。私がちょっと思いますと、本当に進んでいるのかなというふうに思うわけで、私ども議員は昨年の市議選に向けて積極的に議員定数2名を削減し、また報酬についても同様に見直してきました。

 こういうことでありますので、市の行政も積極的にこのことを推進すべきだというふうに考えます。

 また、例えば住民との協働などは押しつけではなく、また健全化宣言が出たが、行革の内容について市民の皆さんにどのように理解を求めていくのか、市民の意見を聞きながら進めるべきだというふうに思いますので、考えをお聞きしたいと思います。

 最後に、何点かお伺いしましたが、事務事業評価についてその結果は出ましたけれども、あくまでも内部評価であり、生きた予算にするには、外部評価も取り入れて適正に評価をすることが望ましいと思います。今後どのように進められていくのか、お伺いをしておきたいと思います。



○副議長(望月弘幸) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 沼田議員から予算編成方針等につきましてのご質問ございましたので、私から答弁をさせていただきます。

 初めに、地域経済の低迷に関しての実例等を身の回りの話もございました。私自身もそういったお話もしっかりとよくお聞きをしておるわけでございますが、やはり市内の民間の厳しさといったものを常々把握し、その上に立った行政展開を図っていくことが大切と思っておるところでございます。

 家計健全化宣言でも市民の皆様にご説明させていただいておりますけれども、市財政は年度当初予想していた以上に急激に悪化する見通しでございます。事業や施策の重点化を一層進め、めり張りのある予算を計上してまいりたい考えでございます。

 そうした中でも議員がご指摘するとおり、市民の目線に立った暮らしに軸足を置いた予算ということを極力大事にいたしまして予算編成に取り組んでまいりたいと考えております。

 例を申し上げますと、重度心身障害者介護慰労金支給事業や重度要介護高齢者家庭介護者慰労金支給事業については、長野県は廃止しましたけれども、飯山市は何とか継続いたしまして、介護者の日ごろのご苦労にこたえていく必要があると考えておるところでもございます。

 次に、民間への委託等々の中で、スピード感が大切という話もございましたし、そういった中で未分譲地の売却についてもという話ございました。私ども常々その努力はしているわけでございますが、全国的に、県下でも非常にこの問題は大きな問題で、なかなか解決できないのが実態でもございますが、セールスへの努力については、機会をとらえて固めてまいりたいと思っております。

 民間委託によって成果の期待できる事業につきましては、積極的に民間の力をお借りしてまいりたいと考えております。

 ご指摘のとおり、費用対効果を十分に検討して事業を実施してまいりますけれども、その効果を客観的に認識する手段として事務事業評価制度も取り入れたところでもございます。

 議員からは長岡市の例、また菜の花まつりの地元への経済効果等も真剣に、前向きに検討していくようにというお話がございました。私どもも補助金等の執行に当たりましては、そういった視点もしっかりと取り入れているつもりですが、いま一層心がけてまいりたいと思っているところでございます。

 3点目に旅産業にぎわい創出の一連の事業でございますが、その一連の事業を核に飯山市の観光資源や潜在的魅力あるいは既存産業や地域の人材などを有機的に結びつけまして、所得向上、雇用創出につながる施策を展開したいと考えておるところでございます。

 その中には、県の地域はつらつ産業創出プロジェクト支援事業に採択された関田山麓トレッキングコース関連事業や、飯山市が全国第1号のモデル地区指定となったふるさと回帰支援センター事業など、特色ある事業も既に位置づけられているところでもございます。

 特に、すばらしいブナ林帯を歩くことのできる関田山麓のトレッキングコースは、今の時代、トレッキングブームの中にありまして注目されておりますし、旅産業を進めていく中で期待をしているところでもございます。

 次に、行政改革についてお答えいたします。

 15年度からスタートいたしました第3次行財政改革のうち、直ちに実施できるものについては実施をしてまいりました。例えば、事務事業評価の実施ですとか、時間外勤務手当及び管理職手当の削減でございますとか、理事者、議員報酬等の減額、または職員40人削減のうち10人削減、あるいは補助金の一律5%削減等を行ってきているところでございます。ほかに直ちに実施できない項目については、春から行財政改革検討会議、住民、組織、財政の3部会で検討しながら進めてきておりまして、まとまり次第行動計画、アクションプランとして公表していきたいと考えております。公表後に市民からの意見を募集いたしまして修正を加えながら住民の理解を得る中で実効性のあるものにしたいと考えておるところでございます。

 また、15年度につきましては、事務事業評価初年度ということで、内部評価のみという方法を取っておりますけれども、ご指摘のようにその反省点や改善点を検討し、今後は外部評価も考慮しながら、より客観性の保てる仕組みづくりを考えて進めていきたいと思っておるところでございます。

 以上でございます。



○副議長(望月弘幸) 

 沼田喜一君、再質問ありますか。



◆14番(沼田喜一) 

 ありません。



○副議長(望月弘幸) 

 以上をもちまして、沼田君関係の質問を終結いたします。

 続いて、山崎一郎君の発言を許します。

 山崎君。

 〔10番 山崎一郎議員 登壇〕



◆10番(山崎一郎) 

 それでは、発言を許されましたので、通告に基づき順次質問してまいりたいと思います。

 最初に、多くの議員からも質問がございます平成16年予算について何点か伺いたいと思います。

 最初に、編成の方針と財政健全化宣言について伺いたいと思います。

 市長は、平成15年度施政方針の中で、厳しい財政状況を踏まえて、行政でやるべきこと、民間でやるべきこと、行政と民間で協働すべきことと意識して市政展開される旨を披瀝されました。

 また、身の丈に合った市政運営ということについて常々言葉にされておられます。このことは財政が厳しいとか。厳しくないからとかにかかわりなく、大変重要なことであると私も市長の考えに同感であります。

 市長は、平成15年度予算もこのような考えのもとに厳しく精査し編成されたはずですのに、決算見込みでは5億円近くも収入減になる状況で、市政運営にとって深刻な自体であると予算編成方針の中で明らかにし、これに合わせ財政健全化宣言をされたわけですが、その真意と収入減5億円の中身とその原因について、具体的に明らかにしていただきたいと思います。

 それで、私は予算編成に際し、最も重要なことは市民に現状を伝え厳しさをお願いすることもさることながら、市長が施政方針の中で言われている行政のやるべきことができているのかとしっかり見直し、その取り組みをまず市民に示すことが大切であると思いますが、市長のお考えをお聞きしたいと思います。

 次に、重点施策と事務事業評価制度について伺います。

 市長は過日、市民に緊縮を求める中、新年度の重点施策を議会に示されました。

 地域の将来を考えると、厳しい現実ではあるが、どうしても今やらなければいけないこと、また継続すべき大切な事業もあります。これを精査するのが事務事業評価制度であり、重点施策であるべきと私は考えます。

 八方美人的に一律何%カットなどという予算編成でいいのかどうか、疑問であります。どのような視点で重点施策を考えておられるのか、また、事務事業評価制度の基準をどこに置くかが非常に重要であります。市長の考えをご披瀝いただきたいと思います。

 次に、庁内組織の改革について伺いたいと思います。

 本年3月答申されました第3次行政改革に関する職員アンケートの中に、3月議会でも質問しましたが、財政健全化にも関係する大変重要な指摘がありますので、再度伺いたいと思います。

 1点は、大変多くの指摘があります部長制度の見直しであります。

 この件は、昨日、高山議員からも質問がありましたが、飯山市と同じように人口3万人に達しない市が北信越に8市ありますが、部制は飯山を含め3市だけであります。

 職員の指摘のように、効率よい行政運営と職員全体のやる気への意識改革を考えると部制を見直し、近年全国的には多くなってきております大課制あるいはフラット制、またグループ制を検討すべきと提言するものであります。そういたしますれば、いま問題になっております縦割り行政への弊害、係間相互の調整不足や担当者ごとの仕事量の繁閑の解消とセクト意識の解消などが図られて、効率よい行政運営ができるし、何より職員のやる気につながり、結果的に経費節減になると思われます。取り組みへの市長の英断を期待いたしますが、いかがかお聞きしたいと思います。

 2点目は、昨日も2名の議員から質問がありました公民館主事業務を併任とし係長職を配置しています活性化センター所長の見直しについての指摘であります。

 3月議会でも質問したように、現状の活性化センター業務の大半は、各地域にあります各種団体の事務業務の請負、会議や行事の企画設営などであります。地域コミュニティーを推進することは、少子高齢化時代に非常に重要なことでありますが、役割が大変あいまいな併任と係長職の配置を見直して、将来ある若手職員に各地域の実態を学ばせ、行政経験を積ませる機会としてはどうでしょうか。その方が現状にマッチし、地域の方々にも喜ばれると考えられますし、大幅な人件費削減にもつながります。

 3月議会で市長は、貴重な意見として検討したい、また将来は地域の人材を登用することも考えられると答弁されましたが、財政健全化宣言の今こそ具体化させる以外に、私はチャンスはないのではないかと考えますが、市長のお考えを再度お聞きしたいと思います。

 次に、定住人口対策について伺います。

 市長は平成16年度予算編成方針の中で、構造的な問題である少子高齢化と定住人口対策に配慮しなければと述べておられますが、その取り組みについて伺いたいと思います。

 私はこの議会の場で何度か市長と人口減少に関連し、近隣市町村に通勤されている方々への対応の重要性を議論してきました。交流人口対策も非常に重要なことでありますが、少子高齢化著しい地域の将来を考えますときに、地域の基盤となる定住人口対策が最も大切なことであり、とりわけ雇用の場の少ないこの地域にとって通勤対策が重要であります。

 飯山のよさを十分理解しつつも冬期間の通勤の大変さは、経験したものでなければ理解できません。大変うれしいことに、木内市長も長い飯山線通勤の経験を持っておられますので、この対策の重要性を具体化されることと期待しているところでございます。

 税収の厳しい落ち込みの市政の現実にあって、交流人口対策に力を入れるだけではなくて、超高齢化社会を支えるには、定住人口の増加策を真剣に考えるべきと私は思うのですが、市長はどんな対策を考えておられるのか、お聞きしたいと思います。

 次に、千曲川揚水の利活用について伺います。

 平成元年ふるさと創生事業から水資源の開発調査に着手してきた飯山では、市民の念願であった飲料水の千曲川からの脱却が、14年度全市で実現したことは大変喜ぶべきことでありました。

 そこで、これまで飲料水として一日1万 2,500トン利用してきました千曲川の揚水権利については、来年3月までとお聞きしていますが、その後の利活用をどのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。

 次に、新クリーンセンターの建設についてでございますが、このことにつきましては午前中、渡邉議員よりも質問がありましたので、重複点を省略したいと思います。

 私は1点だけ、新クリーンセンター建設位置決定について、候補地決定8項目の条件に基づく3候補地の交渉が難航する中で、どこにも受け入れる場所がなかったらとの善意の申し出であったはずの藤沢地区決定が、市民に評価されていない状況を多く耳にして大変残念でございます。決まったからもういいということではなくて、決定に至る過程にどこかに何か問題がなかったのか、厳しく精査をして問題山積の市政運営の今後に生かすべきと私は思うのですが、市長のお考えをお聞きしたいと思います。

 次に、職員人事について伺います。

 木内市長は本年4月、就任後初めての人事異動をされました。その内容は以前になかった大変大幅な人事でありました。組織の活性化と効率よい運営をするためには、人事異動は大変重要なことでございます。私も民間企業ではありましたが人事を担当し、各職場の営業成績も人事のいかんで大きく変わってしまうことを何度も経験したことがありますので、その重要性を認識しております。

 小山市政を継承された木内市長ですが、自身が市民に示したマニフェストの実現に向けて、必要な人事をされることは大切なことであり、今年の人事もそのためのものであると理解しますとき、成果を期待するところでありますが、大幅なことしの人事に問題がなかったのかどうか、その評価と人事についての市長の基本的なお考えを伺っておきたいと思います。

 最後に、70歳以上の医療費自己負担の還付について伺います。

 昨年10月の制度改正により、医療機関の規模ごとに決まっていた定額制が廃止されて、本人1割の定率になり、窓口で本人負担の全額を支払い、所得に応じ軽減額の上限を超えて支払った分が、還付されることになりましたが、本人の申請が必要であるため、複雑なこの制度が高齢者に十分理解されていない等で、還付申請漏れが多いとの新聞報道があります。

 70歳以上の高齢者は、国民健康保険加入者が大半でありますから、還付の状況は市の担当者が把握できるはずでありますので、申請漏れにならないよう親切な対応をすべきと思いますが、飯山市の現状はどのようになっているのかお伺いしたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わります。



○副議長(望月弘幸) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 山崎議員からの質問に、私からと総務部長からもお答えさせていただきます。

 はじめに、16年度予算編成についての関連でございます。

 平成15年度の決算見込みに対しまして、16年度決算見込みが一般財源ベースで5億円の歳入不足に陥る見通しを立てているという形でおります。その内訳は地方交付税で3億円、市税で1億円、繰越金で1億円、合計5億円の不足としているところでございます。

 今、全国の多くの自治体が財源不足に陥り、その対応に頭を抱えているところでもございます。この急激な財源不足は、国の税収不足と施策転換による地方交付税の削減と地方自治体の税収不足の2つがその大きな要因であります。

 飯山市においてもそうした状況が現実のものとなってまいりました。

 市政運営の根幹をなす財政事情について、できるだけ早く市民の皆様にご理解いただこうと、一般財源の長期推計を実施したと同時に、家計健全化宣言とタイトルし、事情をご説明したところでございます。

 市民に財政の厳しさをお伝えすると同時に、市役所が取り組んでいる実情も健全化宣言で述べさせていただいております。

 具体的には、第3次行財政改革大綱に沿って市議会議員報酬や市理事者給与のカット、管理職手当の削減、出張日当の全廃、また市職員の削減として目標40名に対し初年度10名削減済みなど、まずはすぐにできるところから取り組んでいるところでございます。引き続き、さらにみずからの努力に市民の目線をもって取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、重点施策と事務事業評価についてでございます。

 来年度予算編成に当たりまして、一律15%カットという方向を示しておりますけれども、これは全部一律に15%カットという意味ではございませんでして、各部への一般財源ベースでの枠配分の上限として、85%を想定したという意味でございます。

 事務事業評価で実施すべきとした事業すべてが予算の制限を受けずに実施するものではなくて、評価の過程で見直しや統合など、個別の事業ごとに評価が異なります。評価成果をもとに各部において85%の枠を意識して予算要望してほしいというものであります。これは日ごろ議員のおっしゃられておりますめり張りのきいた事業展開をというお話とも一致するものと思っております。

 基本的にそうした視点をもって各部で精査され、要求のあったものに対し、責任を持って判断をしてまいりたいと考えておるところでございます。

 重点施策の柱は、にぎわい創出のための政策事業並びに市制50周年記念事業の2つとしておりますけれども、議員各位には既にお示しさせていただいたとおり、例えば、北陸新幹線関連事業、新ごみ処理施設建設事業、市営住宅建設事業、仮称ではありますが市民ふれあい館建設事業、子供サポートホーム運営事業などをはじめとした一連事業を重点施策として位置づけ、予算編成作業に取り組んでいるところでもございます。

 次に、定住人口対策について申し上げます。

 農村から都市への人口の流出という日本の社会構造の変化により過疎化は全国に広がり、飯山市にとっても長い間の大きな問題であります。ご指摘のとおり、飯山市に住み続けていただくということが基本でありまして、そのための施策は大変重要でございます。

 住みよい町としての道路や下水道などの生活環境整備、そして雪国であるための除雪対策、また福祉や教育対策など、行政施策のほとんどは定住人口対策に結びつくものと思っておるところでございます。このような基本的な施策をしっかりと行いながら、仕事は市外でも飯山市に住んでいただくため、JR等を利用される皆様のための駐車場、駐輪場などの通勤対策にはしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。議員からも先ほど話がございましたけれども、私自身も約30年間の飯山線の通勤の体験の中で、たしか平成のはじめごろでしたか、信濃平駅に市が駐車場整備をしていただいたことが、本当に最大の喜びであったということを今思い出してもいるところでもございます。

 本年はそういった中でも信濃平駅駐車場の舗装を実施したほか、飯山駅南駐車場の除雪もこの冬より実施する予定であります。今後もご意見をいただきながら真剣に取り組んでまいりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 なお、定住人口対策ということでございまして、新幹線開通の暁には長野、上越へも15分ということになりますので、通勤圏が拡大するものと思われます。田舎暮らしが定着してくると思われますし、長野も飯山といった気概をもって私は新幹線の最大の定住効果対策に力を入れていこうと思っておりますし、そのためには新幹線の一日も早い開通に向けての努力をしっかりと固めてまいりたいとも思っておるところでございます。

 次に、新クリーンセンター建設についてでございます。

 従前の3カ所の候補地が住民合意の点で厳しい状況となり、改めて住民の皆さんにごみ問題、ごみ処理場問題を考えていただく場面を持たせていただいた結果、選定条件8項目を柔軟に解釈して候補地をもっと広く考えようとの方針を決めていただきました。それらの状況を受けて、岡山地区の藤沢区ではこのまま推移すれば、平成19年4月稼働には間に合わなくなるとの判断から、飯山市また岳北のために、ほかに建設地が確定しないなら建設地に協力するという表明をしていただいたところでございます。

 このように善意から生まれた申し入れであります。その後、自主的に候補地の検討をしていただいた地区の皆さんと何ら変わるところはないと思っております。

 それぞれお取り組みいただいた結果、最終的には4カ所を比較して、平成19年4月稼働を前提とすること、地元住民合意があること、建設経費の縮減が図られること、この3つを重要な判断事項として候補地が決定されたわけであります。皆さんにはご理解をいただいていると考えておりますし、また、皆さんにご理解をいただけるものと信じているところでもございます。

 進め方での反省点ということで申し上げれば、正確な情報をより多くの皆さんに、よりきめ細やかにお知らせする工夫と努力がもう少し必要であったのではないかと反省もしているところでもございます。

 次に、人事異動についてでございます。

 厳しい経済財政のもとで分権の時代に入った自治体は、みずからの責任でみずから決定し、そしてみずから実行することが求められております。当市では「おらもやる、あんたもやろうや飯山づくり」の第4次基本構想と、大変厳しい第3次行革大綱を速やかに市民の皆さんとともに実行しなければならず、行革という視点では、合併もポスト3次行革も視野に入れ果敢に取り組まなければならないと思っておるところでございます。

 このような自治体を取り巻く環境の中では、その運営を担う職員が、非常に重要なポイントとならざるを得ず、例えば、合併協議の事務のすり合わせ、行政評価や行政改革の市民への説明と実行等々、職員の熱意と資質に左右されるところが、大変大きいところがあるわけでございます。

 市の進むべき方向を見極め、将来像実現のためそれらにかなう職員を採用し、育成、開発し、昇任等異動させるなど、職員みずから律する部分と支援する仕組みの総合的な人事システムづくりが求められております。

 自治体の規模や年齢構造等制約要因はありますが、新しい時代にふさわしい飯山の実情に即した仕組みづくりを進めてまいりたいと存じます。

 今年度の人事異動は、市長としてはじめての配置でありましたが、助役時代からの経験と目線を踏まえて、前段申し述べましたことを念頭に行ったその第一歩でありまして、市民益のためという大きな目標に向かい、徐々にかつ確実にその効果を上げつつあると信じているところでもございます。

 私からは以上でございます。



○副議長(望月弘幸) 

 清水総務部長。

 〔総務部長 清水 侃 登壇〕



◎総務部長(清水侃) 

 山崎議員からのご質問のうち、関係部分につきまして市長答弁に補足をさせていただきます。

 平成16年度予算編成についての中で、庁内組織の改革、特に、1点目として、行政改革、市職員アンケートの中で出されている部長制度の見直しの点、ご質問をいただきました。

 議員さんおっしゃっているとおり、現在、幾つかの自治体では既に部長制を廃止し、大課制あるいはグループ制、そういったものに移行をされたり、あるいは研究をされたりという状況にあるわけでございます。

 現在の飯山市の部制につきましては、いろいろご意見があるところでありますけれども、この時点でこの部制というものについて、総括をしていくという必要性については、感じているところでございます。ただ、現在、合併研究が協議中ということもございまして、今この時点でじゃ部制をどういうふうにしていくというような形を出して大幅な変更をかけていくという部分については効果的ではないのではないかというふうにも考えているところでございます。

 この組織の見直しにつきましては、将来のために果たして部制というものはどうなんだろうかといった部分につきましては、引き続き検討をしっかりとやっていきたいというふうに考えております。

 それから、もう1点、各地区活性化センターの所長業務の実態について触れられました。

 公民館主事等の主事の業務と思われるものも大変多いということで役割のあいまいな併任、係長職を一層のこと廃止をして若手の職員を充て、地域の実態を若い職員に学ばせる必要があるのではないかというご指摘でございます。

 活性化センターは地域住民の皆さんと行政を結んで、それぞれ大きな役割を果たしてきているわけでございますが、今後もこういうセンターといったものについては、必要なものというふうに認識をしているところでございます。

 公民館主事との併任につきましては、公民館以外の業務の内容と市役所全体の人員配置、こういったものを考えてまいりますと、現状ではやはり併任とせざるを得ないという状況もあるというふうに思っております。

 これからの自治のあり方とともに、センターの機能あるいは人員的配置等についても、検討していかなければならないものであるというふうに思っております。

 議会の皆さんのご意見も参考にさせていただきながら、またいろいろ一緒に検討に加わっていただきながら、この組織の将来のあり方というものを方向づけをしていければというふうに考えております。

 以上です。



○副議長(望月弘幸) 

 高橋水道部長。

 〔水道部長 高橋俊雄 登壇〕



◎水道部長(高橋俊雄) 

 議員さんお尋ねの長い間使っておった千曲川の水源、取水量を今後どうするのかということでございますが、地下水に切りかわりまして、千曲川からの水源として今まで1万 2,500トンを許可をいただいて取水をしておりました。

 今後につきましては、予備水源として1日 5,500トンを取水をするという予定で申請をしたいというふうに考えております。残りの 7,000トンについては有効利用をしていきたいというふうに考えておりますが、費用対効果等々の面を検討しながら有効利用に努めてまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○副議長(望月弘幸) 

 足立民生部長。

 〔民生部長兼福祉事務所長 足立正則 登壇〕



◎民生部長兼福祉事務所長(足立正則) 

 山崎議員さんご質問のうち、70歳以上の医療費の自己負担の還付につきましての関係につきまして、お答え申し上げます。

 飯山市での状況はどうかというご質問でございますが、11月末現在、これは8月までの診療分ということでございますが、11月末現在での高額医療費の該当ですが、飯山市全体で 2,985件、金額にしますと 1,527万 7,596円というふうになっております。そのうち現在ですが、まだ申請のない方につきましては、56人、95件、金額で3万 5,042円ということでございます。

 この高額医療費の申請の関係につきましては、一度申請をしていただきますと、口座の振込先を変えない限り最初の1回だけで、あとは該当になったときに自動的にご指定の口座の方へ振り込ませていただくという仕組みになっております。

 また、高齢者の方で直接申請に来られない方につきましては、代理申請も受け付けております。

 ご案内しましても、なかなか申請に来られないケースもございましたので、何回かご案内をさせていただいた状況でございます。

 現在、申請のない方につきましては、先ほども申し上げたとおりですが、件数で3%、金額では2%というような状況でございます。

 市の方では、引き続き老人医療費の高額医療費還付の関係につきましては、周知の徹底を図りまして皆様方にご案内を申し上げていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。



○副議長(望月弘幸) 

 山崎一郎君、再質問ありますか。

 山崎君。

 〔10番 山崎一郎議員 登壇〕



◆10番(山崎一郎) 

 それでは、答弁をいただきましたけれども、若干再質問をさせていただきたいと思います。

 まず、財政健全化宣言についてでございますが、大変厳しい歳入状況は理解できます。そして、それもまた市民の皆様にお伝えをするということも非常に重要なことでございますが、そこで、私はこの財政の健全化を実際に健全になし遂げるということについてはどうすべきかということについて、ちょっと興味深いことをお話し申し上げながら、市長にお聞きをしたいと思います。

 1つは、実は江戸時代の中ごろに、崩壊寸前の米沢藩を見事よみがえらせた人に上杉鷹山がございます。その鷹山が厳しい藩財政を立て直すのに、1つに城(行政)の努力、2つには地域の努力、3つには民間(個人)の努力であるとし、見事に成功をおさめたのでありますけれども、私は今年の施政方針の中で市長が言われた行政でやるべきこと、民間でやるべきこと、行政と民間で協働すべきことと言われたのと全く同じなのでございまして、市長はこの鷹山を見習われたのかなと思ったのでありますが、厳しい財政改革の方向性に、私は間違いないと思いますので、ぜひ自信を持って進めていただきたいと申し上げたいと思うのであります。

 ただ、前にも申し上げましたように、成功させるにはどうすべきか、言うはやすしでございますが、成功させるには、鷹山が言うように倹約令(財政健全化宣言)を領民(市民)に伝えるだけではなくて、城つまり行政がみずから率先垂範し実践することだと思うのでございます。

 それから、もう1点、大変興味深いことは、鷹山が改革を進めるに最も重んじたこと、それは白紙で下の者の意見に耳を傾け、民意を動かした。それが成功した一番大事なことだと言われております。

 疲弊しきった藩財政を立て直したこの鷹山の心を私はぜひ飯山市政の中で市長に生かしていただきたいと強く要望申し上げたいと思うのでございます。

 2つ目は、事務事業評価制度と組織の改革、人事に関係してでございますが、特に、部長制度と活性化センターの見直しについて総務部長から答弁がございました。市長の心だろうと思うのでございますが、優秀な係長の立場の職員が、10名も現実に活性化センターに配置されておられます。この職員の方々が多く口にされることは、仕事の内容に戸惑いを持って仕事に当たっているという事実があるのでございます。これは、優秀な職員の方々であるわけですから、こういう意味では非常に私は残念なのでございます。ですので、この点につきましては昨日も質問がございましたんですけれども、ぜひしっかりとこの現実を受けとめられて、優秀な職員の方に、しっかりと力が出し切れるような私は組織にすべきだと、そんなふうに思いますので、この点は市長にぜひ、前回答弁いただきましたように、前向きに検討するとおっしゃっておられますので、財政健全化宣言を市民に示したのでありますから、やはり行政の中もしっかりやると、見直すというような答弁を私はぜひいただきたいと、そんなことを思いますので、再度お願いを申し上げたいと思います。

 それから、人事のことでございますが、市長さんのお気持ちは十分わかりました。ただ、ちょっと気になりますのは、この秋、神明町交流センターの建設事業の推進の中で、工事を中断せざるを得ない失態がございました。このことについて担当の課、係の中で大幅な人事異動があって、職員の連携ができなかったために対応のまずさが起こしたものではないかと、そういう意見を耳にしたのでございますが、その辺の真意をちょっと伺っておきたいと思います。

 必要があっての人事だろうと思うんですけれども、やはり職員が十分な力がそれぞれの部門で発揮できるような、私はそういう組織をぜひこの際、部長制度の見直しも含めてお願いをしたい。特に気になりますのは、課、係、職員の事務の新年度にいただきました書類を見ますと、職員一人一人が全部それぞれの仕事に充てられている。でありますので、その係の中でも恐らく連係プレーが十分できない部分が、縦割りの中にあるのではないかと、そんなふうに思いますので、早急に私はグループ制とか、あるいは係の範囲を広げて、お互いに連携して仕事ができるような、そういう横の連絡を十分に取れるような組織に見直していただきたいと思うのであります。

 それから、3点目、定住人口に関して市長から答弁をいただきました。ぜひ私は新幹線の話がございましたので、新幹線もいよいよ駅周辺整備も具体化してくる中で、新幹線の駅の駐車場につきましても、私は除雪対策、できれば無雪化になりますように検討していただきたい。

 そういたしますれば、市長の言われたように、かなり広範囲に、この地域に住んでいても通勤できるという現実がやってまいりますので、私は有効な定住人口対策になるだろうと、そんなふうに期待しているところでございます。

 最後に、藤沢区の申し出は私は本当に真からの善意だったと思うので、本当は市民挙げて感謝をし歓迎すべきことだったと思うんですけれども、残念ながら、まだまだそういうふうに理解されていない部分がございましたのは、私は経過の中に対応のまずさがどこかにあったんだろうと、そんなふうに思われます。

 市長は先ほど、情報の伝達がうまくいかなかったというご答弁がございましたんですけれども、これからも重要問題山積しております。保育園の統廃合の問題だってそうですし、アスクの問題、あるいはまた合併、新幹線、いろいろな問題が山積しておりますので、ぜひ同じような轍を踏まないようにお願いを申し上げて質問を終わります。



○副議長(望月弘幸) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 山崎議員の再質問にお答えをしてまいりたいと思います。

 はじめに、健全化宣言の関係で、健全になし遂げるためにはどうすべきかということで、上杉鷹山の話も引き合いに出されました。私もその本も読ませていただきましたし、城の努力、また民間の努力といったようなことも念頭にはございました。ただ、今、全国的に民の力と官の力、そして地域の力といったものをしっかりと結ぶ中で、行財政の健全化に向けて進んでいかなければならないと言われていることは、ご承知のとおりでございます。

 この飯山市にあっても、上杉鷹山の示されたような方向性といったものを私自身も持つと同時に、ぜひ皆様方にもその辺も再度かみしめていただく中で徹底を図っていくことも、周知をしていくことも、必要ではないかと思っておるところでございます。また、いろいろなご示唆を賜れば大変ありがたいと思っております。

 それから、活性化センターの問題で職員が仕事の内容に戸惑い感を持っているということでございます。確かに大変な広い職務でございまして、そういった実態があるのかなという思いもいたしておるところでございますし、私も話を聞いております。ただ、市の職場はどこもやはりそういった職場ばかりでございまして、新しく赴任したときにはやはり戸惑い感も強いわけでございますが、職員としての研さん努力によって今までもずっと続けてきていただいているわけでございます。ただ、いろいろな形の中で仕事の整合性ですとか、合理化ですとか、そんなことの可能性についても、努力をしていく必要があると思っております。

 若い人へというような話もございました。そのような動きも若干お示しもしているわけでございますけれども、今、合併を視野に入れている状況下にございますので、この活性化センターの課題につきましては、その中でも真剣に討議をしていきたいと思っております。

 それから、人事の関係で神明町の建物の関係での話がございました。

 確かにおっしゃられるような反省点もあったのかなという思いでもございますが、職員間の連携をもっともっとしっかりしていくことが必要だとおっしゃられましたが、そのとおりだと思います。神明町のこの件につきましては、地元の区としっかり話し合いを持って、その意向もしっかり受けとめさせていただいたということもございまして、そういった点も私どもは承っているところでもございます。

 それから、定住対策で無雪化等の話がございました。まさに定住対策ではいろんな形で対策を講ずることが必要でございます。広範にわたったいろんな対策等を幅広くその実践できるものから手をつけていくことが大切だと思っております。

 藤沢区につきましての件は、先ほど申し上げたとおりでございまして、私自身もこれからいろいろな形の場におきまして、情報発信というものにしっかりと努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○副議長(望月弘幸) 

 足立民生部長。

 〔民生部長兼福祉事務所長 足立正則 登壇〕



◎民生部長兼福祉事務所長(足立正則) 

 大変申しわけございません。先ほど山崎議員さんご質問のうち70歳以上の医療費自己負担の還付の関係で、まだ還付されていない未申請者の方の金額につきまして、先ほど私の方で56人、3万 5,042円というふうに申し上げましたが、金額につきましては30万 5,042円ということで、大変申しわけないんですが訂正をいただければと思います。よろしくお願い申し上げます。



○副議長(望月弘幸) 

 山崎一郎君、再度の質問ありますか。



◆10番(山崎一郎) 

 ありません。



○副議長(望月弘幸) 

 以上をもちまして、山崎君関係の質問を終結いたします。

 続いて、坪根繁喜君の発言を許します。

 坪根君。

 〔8番 坪根繁喜議員 登壇〕



◆8番(坪根繁喜) 

 通告に基づき順次質問いたします。

 市長は、平成16年度予算編成方針において、後段、次のように述べられています。

 飯山市において従来から課題とされていた北陸新幹線飯山駅周辺整備事業、新ごみ処理施設建設事業などが本格化します。構造的な問題でもある少子高齢化、定住人口対策に配慮しつつ、待ったなしの経済対策を視野に入れ、それを実現する手段でもある第3次行財政改革を限られた職員体制の中で実績あるものにしていかなければなりません。

 また、こう最後にまとめられています。

 親切をキーワードに職員一人一人が創意と工夫をもって臨むものとします。将来の世代に責任が持てる飯山市財政の確立のために、あるべき自治のビジョンを持って、しっかりとした足取りで新しい道にチャレンジしましょう、と結ばれました。

 このことは、これから私が通告に基づきまして質問いたしますすべての項目に関連いたしますので、ご承知の上ご答弁いただきますよう冒頭お願いを申し上げます。

 それでは、第1に、平成16年度予算編成方針と飯山市家計健全化宣言について、質問の予定でありましたが、他の議員と重複する点も多くあり、時間制限もございますので省略いたします。

 第2に、市民から提言された入札制度の改善についてであります。

 飯山市政を改革する会の発起人の方から、飯山市随意契約実態等の調査及び提言資料いただきました。市長のお手元にも届いているとのことでありますので、伺いたい部分のみ触れます。

 1点目に、庁舎管理業務及び清掃業務の随意契約についてであります。

 資料によりますと、こう述べられています。

 飯山市は約20年間、飯山市庁舎設備等及び清掃業務を一括し、株式会社泰成エンジニアリング、現テスコと随意委託契約を行ってきた。その金額は平成10年から現在まで年間 2,900万円ないし 3,100万円の間で推移し、平成15年度は 2,904万 3,000円である。この契約金額を飯山市とテスコの間の契約書及び飯山市の予定価格積算値を精査した結果、計算の単価は市場値以上であり、高級設備管理技術者も常駐させ多額な契約金となっていることが判明した。

 試算によると、設備等管理委託費に 650万円、清掃委託費に 800万円の合計 1,450万円ほどで十分請負契約に応じる業者があるはずである。

 また、飯山市近隣の市では指名入札で契約しているのが一般であり、随意契約の条件を指定している地方自治法第 234条第2項、同施行令第 167条の2の随意契約可能条件は満たしていない。

 したがって、地方自治法上問題があると述べられています。

 また、今後の行政への提言として、各種建築物の設備等管理業務、清掃業務、事務の合理化、IT関連業務など、たくさんの随意契約業務も地方自治法上問題点があると思われる。もう一度地方自治法逐条解説の随意契約条項を熟読し、全随意契約案件を幹部が率先垂範で見直し、改革の断行をお願いするとあります。

 以上のように、ご指摘ご提言された方々は、飯山市の納税者でもあります。大変問題意識も見識も高く、今日の厳しい飯山市の財政状況を調査分析され、市民のための市政運営を強く願っている方々であることを市長にお伝えしておきます。私も多くのことを学ばせていただきました。

 また、有権者の皆様からご支持いただき、負託されている立場の一人でもありますので、ご指摘、ご提言されていることを市政発展のためと謙虚に受けとめ、真摯に取り組まなければと痛感しているところであります。

 そこで伺います。1つに、市長はこれらの案件について前向きに受けとめられ改革されるお気持ちがおありか、また、改革の成果を市民に示していただけるか伺いたい。

 2つに、指名選定委員長の助役からは実務者としてこの自治法上の問題、審査のありかた、積算の基準や内容等の展開と今後の庁内改革に向けての基本的な姿勢をお伺いいたしたいと思います。

 2点目の下水道維持管理業務の委託契約についてでありますが、私の調査によって随意契約の金額が維持管理費を管理総額と錯誤されていましたので、改革する会の発起人の方々に説明し訂正を求めました。この件については理解され訂正されるとの確認もいただきましたので、次の点のみ伺います。

 下水道事業における特措法と入札参加資格者との兼ね合いや地元企業の育成、管理技術能力の向上等もございますから、庁内検討を早急に行い、改革の成果や考え方を市民にわかりやすく示していただけるかお伺いしたい。

 第3に、新クリーンセンター建設候補地のあり方等についてであります。

 1点目は、9月定例会での市長答弁について、1つに、新施設は象徴拠点として考えていると答弁されたが、どんなことを考えておられるのか明確にされたい。

 2つに、岳北広域の推進委員会で決定した常盤十番割と長峰運動公園北、木島平小見島で合意を得られない原因は、選定条件8項目に異論が関係市民からあったのかなと感じていると答弁されたが、本当にそう思われているのか明確にされたい。

 3つに、新施設建設投資のあり方や運営並びに現施設の扱いについて、岳北広域の財政力の中で容認されるもの、耐用年数20年程度、現施設の扱いは新建設地が決定次第検討と答弁されたが、もっとほかにも大切な視点があると考えるがお聞きしたい。

 2点目は、建設候補について該当の藤沢区の合意をいただいたが、新クリーンセンターの便益を受けている多くの市民や広域住民の理解と納得を得られたと確信されているのか明確にされたい。

 私のもとには10人のうち10人理解、納得できない、議員としての真意を問われています。

 3点目は、既に建設候補地の調査に入ったと聞いておりますが、手順、手続は終わったと考えておられるのか。

 4点目は、建設検討地企画書が示されておりますが、検討項目の条件漏れ、前提条件の設定に問題ないかお聞きしたい。

 5点目は、市報に掲載された新施設建設候補地の決定に至った主なポイントについて伺いたい。

 1つに、新施設造成工事等の経費が最も安いとされているが、間違いないかお聞きしたい。

 2つに、運搬経費は多くかかるものの除雪経費は各検討地とも横並び、間違いないかお聞きしたい。

 3つに、地下水が豊富なため給水経費がかからない、間違いないかお聞きしたい。

 4つに、施設の維持管理費が最少、間違いないかお聞きしたい。

 5つに、中間施設は 1,000万円と新聞報道されたが、その計画の内容と算出根拠についてお聞きしたい。

 6つに、住民との協働で進めてきたごみ処理施設検討協議会や代表者会議の協力や提言、それに付随する職員の業務等の成果について、どのように評価されているのかお聞きしたい。

 第4に、新幹線飯山駅周辺整備の検討のあり方や経過の実効性等についてでありますが、時間の関係で省略いたします。

 第5に、堆肥センターのシフトへの行政対応についてであります。

 1点目は、堆肥センターの臭気改善は一向に進んでいません。行政としての責任や義務はどこへ行ってしまったのでしょうか。企業の社会的責任についても見解を伺いたい。

 2点目は、既に行政に対する信頼は破綻していると言っても過言ではないと思いますが、あわせて市議会、議員への不信感も増幅していることも事実であります。

 大変厳しいご指摘をいただいている私の立場でもございます。その回復は住民と堆肥センター、そして行政と堆肥センターで取り交わされた協定書の扱いに絞られてきているとうかがえます。通告しておきましたそれぞれの協定書を改めて市民に明らかにしていただきたい。

 以上で第1回目の質問を終わります。



○副議長(望月弘幸) 

 ここで暫時休憩いたします。

午後2時18分休憩

午後2時50分再開



○副議長(望月弘幸) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 坪根議員の答弁を求めます。

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 お答えいたします。

 坪根議員から何点かご質問ございました。私から、また助役、関係部長から答弁をさせてまいります。

 はじめに、市民から提言された入札制度等にかかわる提言の関係でございます。建設的なご意見は真摯に受けとめ、改善等について検討してまいりたいと思っております。

 また、その結果等につきましても、それぞれ公開等もしてまいりたいと思っております。関係部分につきましては総務部長等から説明させます。

 新クリーンセンター建設の候補地決定のあり方についてということでございました。

 ご質問には、今後、岳北の組合で検討協議をしていく課題もございますが、今お答えできる範囲で申し上げたいと思います。

 象徴拠点等の件でございますが、今回の建設問題の一連の取り組みの中でも、住民の皆さんのごみ問題に関する意識は高まったのではないかと認識をいたしておりますが、さらにごみ減量、リサイクル、そして地球温暖化まで環境問題についての啓蒙啓発の場として、リサイクルプラザを併設したい考えであります。

 また、住民の皆さんに開かれた施設として利用していただくため、皆さんの利用しやすい何らかの利便施設も研究したいと思っておるところでございます。

 次に、従前の3候補地関連でございますが、従前のこの3カ所の検討地につきまして、それぞれの説明会を通ずる中で、いろいろな反対意見がございましたが、1つに選定条件8項目のうち人口重心に近いところ、見えやすく安全が確認できるところ、効率的に運べるところなどについて、住民の皆さんから異論があったことは事実でございます。

 次に、施設のあり方や運営の扱いでございます。

 安心、安全なクリーン施設とすることはもちろんでありますが、できるだけごみ減量を前提として、また可能な限り経費の縮減も図りながら、過大な施設とならないように、そして住民の皆さんが利用しやすく考えることも必要かと思っております。

 次に、4カ所の検討地それぞれに真剣に取り組んでいただいた結果、渡邉議員にお答えしましたように、3つの重要な判断事項に基づいて、岳北の推進委員会でお決めいただいたわけでありますので、ご理解いただけるものと考えております。

 なお、一昨年の検討協議会、昨年の代表者会議の皆さんには、候補地決定後、御礼のお手紙を差し上げたところであります。

 調査等の手順手続きでございますが、候補地決定からこれまで、また本日以降もございますが、本年度お取り組みいただきました関係の皆さんのところへ出向きまして、経過のご報告と御礼を申し上げております。

 なお、藤沢区また岡山地区で早速各種調査の了解をいただきましたので、手続を済ませ着手できましたことを報告させていただきます。

 次に、比較表でございますが、検討地4カ所の比較表は、場所によって経費に差のある項目について積算いたしました概々算でございますので、あくまで比較のためのものでございます。

 それから、5点ほど間違いないかということがございましたけれども、比較表は4カ所について同じ手法で積算したものですから、金額の正確度は議論できませんが、比較するに不都合はないと考えております。

 先ほど渡邉議員にもお答えしたとおりでございます。

 次に、今までの取り組み等についてでございますが、RDFの取り組みから足かけ6年、検討協議会からは約3年、それぞれの皆さんがそれぞれの立場でご努力いただいた経過を経て現在に至っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 私からは以上でございます。



○副議長(望月弘幸) 

 井出助役。

 〔助役 井出澄夫 登壇〕



◎助役(井出澄夫) 

 坪根議員さんのご質問の中で、随意契約に関係するご質問で下水道の終末処理場と庁舎の管理に関係する部分のご質問にお答えを申し上げたいと思います。

 最初に、この2社が共通したやはり随意契約のことについて申し上げ、それから、特に特殊性を持つ部分について申し上げたいというふうに思っております。

 随意契約につきましては、どこの市町村も同じかと思いますが、一般的に当初の年度に指名競争入札を行いまして、それによって落札した業者に対しまして、以後、委託価格や委託内容が大きく変わりがなければ、継続管理による管理技術の安定性とか、専門知識の向上等により、設備の破損事故等の発生時に即座に対応できて、より高い信頼性、信用性を増すこともありまして、随意契約をすることが、総合的に判断してより有利であると考えて従来やってきたものがとても多くありました。

 なおまた、庁舎の管理につきましては、業務の特殊性、例えて申し上げれば、設備にボイラーを採用して地下の貯油槽、油をためる槽の容量が本市の場合には指定数量を超えておりましたし、それぞれの取り扱いに有資格者の常駐を要するということでございます。

 それから、建築物の環境衛生管理技術者の選任の必要があるとか、そういうようなことを重視をいたしまして、そういう庁舎の設備に、前段で申し上げましたように、精通していることが必定であるというふうに私ども感じておりましたし、また、地元の労働者の採用、そんなようなことを含めまして、政令で定める随意契約ができる範疇だというふうに理解をして、今までやってきたわけでございます。

 また、委託の経費の積算の基準でございますが、下水道に関係しましては、下水道協会の終末処理場にかかわる維持管理費の積算基準というのがございまして、これに従いまして積算をしてまいりましたし、庁舎の管理につきましては、前年度の契約額に人勧の勧告の比率を乗じて積算をいたしましたし、各種の点検業務につきましては、最初の入札で決定しました昭和59年度の積算単価をベースに毎年調整をしながらその値を使用をして来て現在に至っておりますが、しかし、ご質問あるいはご意見の中にございましたが、近年、他社の技術力の向上もありますので、そういうものを調整する中で、ここで改めて検討する必要があるかということを考えておりまして、それらのことを総合的に判断をいたしまして、今後に備えていきたいと思っています。

 いずれにいたしましても、常に市民のためとすることを念頭に置きまして、今後この随意契約についても、いろいろな面から検討をさせてもらいたいなと、こんなふうに思っているわけです。

 以上でございます。



○副議長(望月弘幸) 

 足立民生部長。

 〔民生部長兼福祉事務所長 足立正則 登壇〕



◎民生部長兼福祉事務所長(足立正則) 

 坪根議員ご質問のうち、堆肥センターの臭気等への行政対応の関係につきまして、お答え申し上げたいと思います。

 議員からは臭気改善指導において、行政としての対応責任及び企業の社会的責任についての見解ということでございますが、行政等にありましては、住民保護の責任を有するものであります。また、企業にありましては、事業活動によって発生する公害の防止について、重大な社会的責任を有するものというふうに理解をしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 それから、住民と行政関係でのセンターと行政との協定書を示してということでございます。平成4年に地元と堆肥センターとの協定書が1件ございます。

 それから、平成12年の飯山市と堆肥センターとの公害防止協定の協定書がございます。

 現在、平成4年の協定書の趣旨を十分念頭に置いた上で、基本的には平成12年の公害防止協定書の遵守を優先して求めておるところでございます。

 この公害防止協定書の内容でございますが、いわゆる悪臭防止のために悪臭の防止基準というものを設けまして、それの遵守を求めているものでございます。

 その基準でございますが、施設から発生する悪臭の基準は、悪臭防止法第4条第2項第1号に規定する大気の臭気指数であって、その値は10未満とすると。

 それから、2番目に測定方法は臭気指数の算定の方法によるということでございます。

 それから、3番目、測定場所は施設敷地境界線及び周辺集落内とするということでございます。

 それから、4番目につきましては、測定回数は年3回及びその他必要な場合とするということでございまして、いわゆる悪臭防止の基準を遵守することということでございます。

 この内容にありますように、施設敷地境界周辺集落内で臭気指数10以上が測定されたときは、飯山市は堆肥センターに対し改善措置を請求し、またはその違反状態が解消されるまでの間、事業活動の短縮または停止を指示することができるものとし、堆肥センターはこれに従うものとするということがその内容となっております。

 昨年秋の次亜塩素酸ソーダの脱臭導入後、臭気の改善につきましては、今回のアンケートの結果の中で、78%の方々につきまして改善があったというふうに回答をいただいておりますので、改善の効果はあったというふうに認識をしておるところでございます。

 ただ、まだ十分とは認識しておりませんので、悪臭の程度や頻度の低減に向けまして、指導と監視について今後も取り組む必要性を感じております。よろしくお願い申し上げます。



○副議長(望月弘幸) 

 坪根繁喜君、再質問ありますか。

 坪根君。

 〔8番 坪根繁喜議員 登壇〕



◆8番(坪根繁喜) 

 再質問いたします。

 最初に、新クリーンセンター建設候補地のあり方等についてでございます。

 ただいま第1回の質問に対しましてご答弁いただきました。それを踏まえて再質問いたします。

 市長は11月11日、議会の全員協議会におきまして、新クリーンセンターに関して、1つに、平成19年度4月稼働が前提だと、これが1点。2つに、建設候補地の地元合意であると。3つに、建設経費の縮減、岡山地区藤沢の建設はお金がかかると言われているが、算定の結果、思いのほかかからないと、そのように述べられました。果たしてそうなんでしょうか。大切な視点が見落とされているのではないでしょうか。

 建設候補地の説得材料となりました比較検討地の評価で幾つかの問題点を申し上げてみたいと思ってます。また、視点を変えた見方からも問題点を申し上げてみたいと思いますので、後ほどご答弁をいただきたいというふうに思います。

 まず最初に、示されました建設検討地の比較表なんですけれども、この部分で申し上げますと、第1点の経済性について、果たしてどうなのかという部分が、抜け落ちているというふうに思っております。

 概々算という、そういうお話をされました。しかし、4地区の比較がいいかどうかは別にいたしまして、この4地区の比較をしたもので岡山地区藤沢の優位性を語られておりますので、何点か問題点を申し上げたいというふうに思います。

 まず敷地条件云々ございます。これは当然施設によって敷地規模が決まります。それに付随する施設、あるいは地形状況によって当然のこととして整備する場合の土工量が変わるわけでありますから、傾斜地を利用するという場合には、土工量は大幅な違いが出てくるわけであります。

 道路については、確かに幹線道路からそこまで到達しなくてはなりませんので、これは十分わかります。

 それから、太田地区、岡山地区については橋梁があるわけであります。この橋梁の部分はそれぞれスラブで渡るのか、カルバートで渡るのか等々もございますから、この件について、橋についても建設費の額については当然変わってくるのではないかというふうに思っています。

 それから、大きく、ただ、前段申し上げました橋梁については、太田とそれから岡山について 7,000万円と先ほど市長が申されました。比較基準を同一、横並びという状況の話を出されましたので、これもその意味は十分わかりますけれども、しかし、場所によって当然変わってくるわけであります。どう見ても寒川の方が、橋梁の場合にお金がかかるのではないかなと、私は客観的に見てそう思っているわけです。

 それから、給水工事ですけれども、これをなぜここが金額違うのかということ。井戸の掘削、メーター10万円ということになっています。これも必ずしも岡山地区藤沢が、水が豊富だというような判断されておるようですけれども、果たしてそうでしょうか。私も仕事の経験上、水道関係に携わりました。地下水については難しいことは十分承知しています。あると思ったところになくて、ないと思ったところにあるという、その事実も経験から学んでおります。

 したがって、これについては非常に説得力ないんじゃないかなと思います。

 それから、水道料の関係であります。これも片方は確かに水道料金安くなっていますけれども、十分な水量があれば対応できるわけですから、これは飯山市の水道料金で計算しているわけですので、今の岳北クリーンセンターも、大変水のないところであって、水量の確保に大変苦労して水道の水を引いているわけであります。しかし、水は思わぬところに良質な水もありますし、あると思ったところにないという場面もございます。ですからこの辺のところについても、これからの調査を待たなければ、この部分についての算定は私はできないんではないかと。

 あとは除雪経費の関係ですけれども、この除雪経費もいろいろ算定の方法あるでしょう。しかし、どう考えても飯山市の南から北までの降雪量の違いは、過去のデータからも歴然としているわけで、そういうことからすれば、例えば南北という位置づけした場合に、例えば秋津の、一番南で、一日のブルドーザーの運行が1回で済むものが、北の端で雪の量が多い場合には、一日中降雪強度によって動かなければならないという場面もあるわけです。そういう部分もどういうふうに考えておられるのか。そういうふうにも私は思ってます。

 それと15年間の経費は燃料だけなんですけれども、委託料のごみ収集の委託について、これだけでよろしいのでしょうか。燃料、日20台、その部分の15年、これ委託料の関係は今の岳北クリーンセンターの委託料と、それをさらに北側へ行った部分の委託料とでは、当然変わってくるのではないかというふうに思いますし、中継基地がつくられた場合には、当然のこととして二度手間になるわけですから。委託料の算定はきょうは触れませんけれども、一般的に考えれば、人口の重心から運ぶ距離は今のクリーンセンターよりはるかに遠いわけでありますから、当然その部分での経費は上がるというふうに私は考えているわけです。

 そのことだけでも話をしておれば長くなりますので、あとは視点を変えたところから見させていただきますけれども、一つの視点は、今なら間に合う家計健全化宣言を意識した暮らしの視点から申し上げますと、市民サービスは向上するんでしょうか。ほど遠いのではないか、逆に低下が明らかではないでしょうか、一つに現クリーンセンターとの比較検証が私は必要だと思っているんです。今のクリーンセンターから新しいクリーンセンターに行く場面の視点は、市民サービスの向上につながるというそういう観点と、やっぱり市の財政が厳しいわけですから、その財政に貢献をしていくという、そういう部分を考えていく必要があるんではないでしょうか。

 したがって、この住民の利用便益を考えた場合に、私は現クリーンセンターを比較検討地の基準値とするべきだというふうに、私はそういう持論を持っておりました。これは仕事を通じて今申し上げているわけです。

 2つに、推進委員会で3候補地、常盤の十番割、長峰運動公園、市民体育館北側、木島平小見島、この3カ所を1カ所に絞ってベストの候補地として、これを基準値にして比較検証するということもあるわけです。現クリーンセンター、そして新しくつくろうとしていた3検討地の市民が最少の経費で最大の効果を上げて、そしてサービスの向上につながるという観点で物事を考えていく。これが私は家計健全化宣言に依拠したものの考え方というふうに私は思うんです。

 3つに、少子高齢化の進行があるわけですから、そしてあわせて雪国という、あるがゆえのこの負の部分の検証をどうされているのか。

 4つに、政治経済の貢献ということも考えなくてはいけません。クリーンセンターを、その施設の経済性なり、あるいは飯山市財政も含めて総合的に検証していく必要があるのではないのか。建設場所ありき、合意ありき、建設場所の合意ありきという観点だけで果たしていいんでしょうか、これが暮らしの視点からの私の見方です。

 第2の視点、まちづくりは人づくりの視点から申し上げます。

 市長はあいさつでるる述べられました。6年の歳月と 200回を超える会議や懇談会等々、あるいは県内で長野広域等々、依然難しい局面にあるとされるこの問題の解決にご尽力いただく方々に心よりお礼申し上げる。

 私も藤沢地区の皆さんが飯山市民みんなで考えようやと、そういうエールを送っていただいたというふうに思っているんです。

 非常にここの市長さんも招集のあいさつの中に述べられましたこのことは、大変私もなぜかむなしさでいっぱいでありました。見解の違いもあるでしょう。それはなぜなのか考えました。1つに、地域住民の主体的な参加も得ながら岳北広域の担当職員とともに積み上げてきた協働の成果や、それに基づいて自覚をした協働の成果というものを発展させることができなかったんである。行政の都合を優先した行政手法がとられたということをここで申し上げて言い過ぎなんでしょうか。協働の成果、人づくりの大きな財産を私は失ったんではないかというふうに思っています。

 いずれにいたしましても、まとめて申し上げれば、今日の段階で単に新クリーンセンターの建設ありき、建設場所ありきの決定という割り切れなさのみが残されたというふうに私は感じています。

 あすへの展望や希望をどう市長はリードされるのか、お伺いいたします。

 2番目に堆肥センター問題であります。

 改善されたという、アンケート結果からそのようなことを先ほど民生部長が申されました。

 私、飯山堆肥センターの臭気記録を個人的にことしの2月からずっとお願いをしてきております。これを申し上げますね。2月は4日間臭気確認された。3月は10日間、4月は5日間、5月は7日間、6月は15日間、7月は21日間、8月も21日間、9月は15日間、10月は11日間、11月は9日間。これを2つに分けまして塩素臭が18日間、トータル、3カ月の合計で9、10、11です。18日間、混合臭が17日間、実に総計35日間、臭気の確認をしているわけです。3カ月間で1カ月強であります。これ本当に改善されたというふうに私は思わないんですね。

 それで、もう1点は、地元の皆様は酸性雨の調査も簡易でやっておられます。9月15日から9月19日まではph 5.4から 6.7、9月19日から12月3日までは 5.0から 5.6、どう考えても酸性の方向ですね。中性は7なんですから、これはもう十分市長もご存じかと思います。

 さらに、これは私もときどき行きますけれども、12月3日にも確認をいたしました。

 何回か私自身も確認しております。通学の子供たちにも話を聞いております。子供たちも承知をしております。何かやっておるようだけれども、においは変わらない。こう子供が正直に答えているんです。

 それともう1点です。山沿いについては、我が家もそうなんですけれども、非常にカメムシが多いんです。俗にへっぴり虫というんですか、多いんです。カメムシが多いところには大体テントウムシ、種々いろいろなテントウムシが多いんです。其綿地区の状況を調べてみました。

 カメムシは事実おります。しかし、それに混じってのテントウムシは非常に少ないです。この点については、これは私素人でありますので、前々からいろいろな専門家のチーム編成でプロジェクトをつくって総合的に取り組んでほしいと、個別の対応を行政がやるのではなくて、総合的に考えてやってほしいということをずっと申し上げてきたつもりであります。どうかそういう点で、これらについて本当にそのように思っておられるのか、お聞きして2回目の質問を終わります。



○副議長(望月弘幸) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 坪根議員の2回目の質問にお答えしてまいりたいと思います。幾つかございました。

 クリーンセンター関連でそれぞれ3つの要素というような話の中で、大切な視点で問題点があるというようなことで、それぞれるるご指摘もいただきました。

 比較表の問題で、経済性の視点が抜け落ちているのではないかというような観点の中で、敷地の規模それから道路、取りつけ道路、そして橋梁、それから給水工事、水道料、そして除雪等々のご指摘がございました。

 私どもはそれぞれ比較検討表を作成する中で、同じ単価等を用いる中で客観的に比較表をつくったわけでございます。

 きょうご指摘いただいた点で、それぞれこの場ではお答えできない点がたくさんございますけれども、ぜひ後ほど説明をさせていただければと思っております。

 ただ、敷地規模等につきましては、それぞれ傾斜地の利用方式で、違いがあるというようなことは承知はしておりますけれども、最もその場で通常一般的に事務局の方で考えられる方式というような形の中で、当てはめた中で比較検討表をつくっておるところでもございます。

 水の問題につきましても、あそこでは水は出ないのではないかということでございましたけれども、私ども聞いておる中では、寒川の近くで地下水は十分であるということも聞いておるところでございます。

 議員がご指摘のとおり、掘ってみなければわからないということもあるかと思いますが、私どもはそのように理解をさせていただいております。

 また、除雪につきましても、それぞれ十三ヶ丘、国際スキー場等でも雪はあるわけでございますし、太田もそうでございます。藤沢はより多いということでございますが、現況のそれぞれ除雪をしておる経費等を見極める中で比較表をつくったということでご理解を賜ればと思っております。

 それから、中継基地等につきましては、先ほど渡邉議員にお答えしたとおりでございます。今後の大きな課題でもあると認識をいたしておるところでございます。

 それから、視点を変えたという形の中でそれぞれご指摘がございました。家計健全化宣言の中で市民サービスの向上は、本当に向上するのか、低下が明らかではないかということでございますけれども、これはいろいろな見方、観点がございます。私は先ほど上げました3つの要素の中で、やはり経費の縮減、これが一番可能性があるところは、それはやはり経費が縮減できるということは、市民サービスに私はつながってまいると、そのようにも理解をいたしておるところでございます。

 それから、従前の3カ所についてお話がございました。それを1カ所に絞ることも必要だったのではないかというようなこともございますけれども、私どもといたしますと、岳北の議会の建設推進委員会の中でそれぞれ議論をし、それを踏まえる中で手順を踏んで進めてきた経過がございます。それはご承知おきをお願いいたしたいと思います。

 あと少子高齢化の視点、地域経済の検証といったこともございますが、いろいろな視点があることは承知をいたしておるところでもございますし、また、まちづくりの視点といった形の話もございました。それぞれクリーンセンターを設置していく中でのまちづくりの視点といったことも大事でございますし、総合的に飯山市全体の振興を図っていくという形の中で取り組むことも、私は必要ではないかと思っているところでございます。

 それから、地域住民等々の協働の成果が発揮、発展させることができなかったというようなお話がございましたが、私は逆に今までのこの6年間の取り組みの成果として、地域住民との協働の成果といったものは、しっかりとその辺は出てきているのではないかと思っておりますし、今までの経験を生かした中で、その協働の成果といったものを見極め、またそれを生かしていくことが必要だと思っております。あすへの展望といったものも、その意味ではそこにつなげていく必要もあると思っております。

 堆肥センターにつきましては、またいろいろな記録のお話がございました。民生部長からもちょっと答弁をさせますけれども、行政の責任者としてこの堆肥センターの問題がしっかりと解決できないということは、責任を感じておるところでございまして、おわびを申し上げるところでもございます。先般の調査結果の中でにおいが改善された、いやまだ臭気があるといった、それぞれの答えがあるわけでございます。そういった点をしっかり踏まえる中で、きのうのご質問の中でもお答えいたしましたけれども、一つ一つのアンケートの中のご質問、ご意見等に真摯に私どもはその解決に向けて取り組んでいく必要があると思っております。

 カメムシ、テントウムシの虫の話も私どもまだなかなか理解が低いところがございますので、また議員からもいろいろご示唆をいただく中で、その辺も研究できればと思っております。

 私からは以上でございます。



○副議長(望月弘幸) 

 足立民生部長。

 〔民生部長兼福祉事務所長 足立正則 登壇〕



◎民生部長兼福祉事務所長(足立正則) 

 堆肥センターの臭気の対応の関係でございますが、昨日、小林喜美治議員からもご質問がありましたが、9月補正で悪臭物質の分析等を既に出しているところでございます。また、この結果等を見まして専門的な方々も交えまして、さらなる一層の臭気対策を取り組んでいきたいというふうに考えております。

 地域の皆さん方とも連携しまして、この問題につきまして改善を進めていきたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。



○副議長(望月弘幸) 

 坪根繁喜君、再度の質問ありますか。

 坪根君。

 〔8番 坪根繁喜議員 登壇〕



◆8番(坪根繁喜) 

 再度の質問をいたします。

 時間がありませんので簡潔にお伺いいたします。

 自治とは市民一人一人が自覚し合い、そして力を合わせて将来に向かって暮らしの展望を切り開くことだと私は思っています。

 前段、渡邉吉晴議員それから山崎一郎議員、ご質問、大変私、心を打たれたわけであります。渡邉議員は飯山市の宝物としての視点から、山崎一郎議員は米沢藩の上杉鷹山の心を引用されました。その心を忘れないで進みたいものだと、そう思っております。

 一つに、新クリーンセンターの建設候補地については、確かに岳北広域で決しました。しかし、岳北は連合体であります。岳北広域行政議会の運営に問題が残っていないのかどうか、少しく考えるところございます。

 今後は各市村がクリーンセンター建設に向かっては、財源手当てとして分担金問題が発生してくるわけであります。飯山市分の負担として、昨年の12月議会での総務部長答弁の中に、約26億円という試算がなされました。有権者及び納税者の理解や納得が得られ、市議会の議決を得ることに困難性はないのか、お伺いいたします。

 2つに、新クリーンセンターについて、もし住民発議が行われた場合は、再検討をされる用意があるかどうか、市長にお伺いしたい。

 最後に、堆肥センターの行政対応として、協定書の実行は、ただいま説明答弁いただきましたけれども、これについても住民発議があった場合は、どのように対応されるのか、この点についてお伺いしたい。

 以上で再度の質問を終わります。



○副議長(望月弘幸) 

 木内市長。

 〔市長 木内正勝 登壇〕



◎市長(木内正勝) 

 3回目のご質問にお答えしてまいりたいと思います。

 市民一人一人が自覚し合い、将来展望をということの話がございました。私自身も全くその考えには変わりないわけでございまして、常日ごろ申し上げているところでもございます。

 岳北クリーンセンター、岳北の組合で問題が残っていないかということでございますが、今までの経過の中で、それぞれ説明をさせていただきたいと思っております。

 各市村がこれから財源の問題で分担金の課題があるということでございます。そういった中では経費の縮減を図っていくということが、私は一番大切な視点の一つになると思っております。そのような形の中で努力もしてきたということでございます。

 市民の納得、また議会のご理解をいただくことに対する努力を重ねてまいりたいと思っております。

 住民発議が出た場合どうかということでございますが、きょう、はじめてお聞きするところでございますが、そういった時点でしっかりと考えてまいりたいと思っております。堆肥センターにつきましても同様でございます。

 以上でございます。



○副議長(望月弘幸) 

 以上をもちまして、坪根君関係の質問を終結いたします。

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△延会について



○副議長(望月弘幸) 

 この際、お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、一般質問2日目分を終了したいと思います。これにご異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(望月弘幸) 

 ご異議なしと認めます。

 よって、本日はこれをもって終了とすることに決しました。

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△延会の宣告



○副議長(望月弘幸) 

 本日はこれをもって終了といたします。

 ご苦労さまでした。

午後3時35分延会