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長野県 中野市

平成28年 12月 定例会(第5回) 12月06日−02号




平成28年 12月 定例会(第5回) − 12月06日−02号







平成28年 12月 定例会(第5回)



          平成28年12月6日(火) 午前10時開議

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◯議事日程(第2号)

 1 議案質疑

 2 議案付託

 3 市政一般質問

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◯本日の会議に付した事件………議事日程に同じ

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◯出席議員次のとおり(19名)

      1番  芦澤孝幸君

      2番  堀内臣夫君

      4番  保科政次君

      5番  青木正道君

      6番  金子高幸君

      7番  高野良之君

      8番  松野繁男君

      9番  小林忠一君

     10番  阿部光則君

     11番  原澤年秋君

     12番  武田俊道君

     13番  永沢清生君

     14番  清水正男君

     15番  深尾智計君

     16番  芋川吉孝君

     17番  町田博文君

     18番  湯本隆英君

     19番  青木豊一君

     20番  荻原 勉君

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◯欠席議員次のとおり(1名)

      3番  宇塚千晶君

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◯職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名次のとおり

  議会事務局長  小野富夫

  〃 次長    柴本 豊

  書記      中山 猛

  〃       宮澤 務

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◯説明のため議場に出席した者の職氏名次のとおり

  市長                  池田 茂君

  副市長                 横田清一君

  教育長                 小嶋隆徳君

  総務部長                竹内幸夫君

  健康福祉部長兼福祉事務所長       斉藤武美君

  子ども部長               宮澤章仁君

  くらしと文化部長            佐々木 正君

  経済部長                原  誠君

  建設水道部長              小林之美君

  消防部長                伊東幹夫君

  豊田支所長               市川禎彦君

  会計管理者               大堀和男君

  教育次長                石川保文君

  庶務課長                保科 篤君

  政策情報課長              小橋善行君

  財政課長                花岡隆志君

  文化スポーツ振興課長          酒井 久君

  営業推進課長              竹前辰彦君

  庶務課長補佐              田中 勇君

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 (開議)(午前10時00分)

 (開議に先立ち議会事務局長小野富夫君本日の出席議員数及び説明のため議場に出席した者の職氏名を報告する。)



○議長(深尾智計君) ただいま報告のとおり、出席議員数が定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布いたしてあります議事日程第2号のとおりでありますから、ご了承願います。

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△1 議案質疑



○議長(深尾智計君) 日程1 これより議案質疑を行います。

 議案質疑は、会議規則第55条の規定を遵守して、質疑の範囲内で行ってください。

 はじめに、議案第3号 中野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案から議案第6号 中野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案までの以上議案4件について願います。

     (発言する人なし)



○議長(深尾智計君) ありませんければ、議案第7号 中野市保育所条例の一部を改正する条例案から議案第9号 中野市民芸品等生産施設条例を廃止する条例案までの以上議案3件について願います。

     (発言する人なし)



○議長(深尾智計君) ありませんければ、議案第10号 平成28年度中野市一般会計補正予算(第4号)について願います。

 10番 阿部光則議員。



◆10番(阿部光則君) 35ページの19節、負担金補助及び交付金ということで、農産物消費拡大キャンペーン事業負担金となっておりますが、どのような事業がなされるのかお伺いいたします。



○議長(深尾智計君) 経済部長。



◎経済部長(原誠君) お答え申し上げます。

 農産物消費拡大キャンペーン事業負担金でありますけれど、これにつきましては、著名人を中野市食の大使に任命し、農産物等のキャンペーンを図っていきたいという事業がございますけれど、今回、そこの財源内訳のところにありますとおり、地方創生推進交付金の300万円が国の採択になりそうだということで、その300万円につきましても、この食の大使のプロジェクトに充当して事業を進めていきたいと考えております。



○議長(深尾智計君) ほかにありますでしょうか。

     (発言する人なし)



○議長(深尾智計君) ありませんければ、議案第11号 平成28年度中野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)から議案第15号 平成28年度中野市水道事業会計補正予算(第1号)までの以上議案5件にについて願います。

     (発言する人なし)



○議長(深尾智計君) ありませんければ、議案第16号 中野市民プールの指定管理者の指定についてから議案第19号 市道路線の認定についてまでの以上議案4件について願います。

     (発言する人なし)



○議長(深尾智計君) ありませんければ、以上をもって議案質疑を終結いたします。

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△2 議案付託

          議案付託表

 議案第3号 中野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案

 議案第4号 中野市市税条例の一部を改正する条例案

 議案第5号 中野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案

 議案第10号 平成28年度中野市一般会計補正予算(第4号)

         歳入全般

         歳出のうち 議会費、総務費(関係部分)、消防費、教育費

                             以上 総務文教委員会

 議案第6号 中野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案

 議案第7号 中野市保育所条例の一部を改正する条例案

 議案第8号 中野市印鑑条例の一部を改正する条例案

 議案第10号 平成28年度中野市一般会計補正予算(第4号)

         歳出のうち 総務費(関係部分)、民生費、衛生費

 議案第11号 平成28年度中野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)

 議案第12号 平成28年度中野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第13号 平成28年度中野市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第16号 中野市民プールの指定管理者の指定について

 議案第17号 中野市し尿等投入施設の整備工事委託に関する基本協定の締結について

                             以上 民生環境委員会

 議案第9号 中野市民芸品等生産施設条例を廃止する条例案

 議案第10号 平成28年度中野市一般会計補正予算(第4号)

         歳出のうち 労働費、農林水産業費、商工費、土木費

 議案第14号 平成28年度中野市下水道事業会計補正予算(第2号)

 議案第15号 平成28年度中野市水道事業会計補正予算(第1号)

 議案第18号 市道路線の廃止について

 議案第19号 市道路線の認定について

                             以上 経済建設委員会



○議長(深尾智計君) 日程2 議案付託を行います。

 議案第3号から議案第19号までの以上議案17件について、お手元に配布いたしてあります議案付託表のとおり、各常任委員会へ付託いたします。

 各常任委員会におかれましては、議案の審査を願い、12月12日までに議長の手元まで報告願います。

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○議長(深尾智計君) ここで暫時休憩いたします。

 (休憩)(午前10時04分)

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 (再開)(午前10時05分)



○議長(深尾智計君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△3 市政一般質問

     平成28年第5回中野市議会定例会市政一般質問発言順位表



発言順位
質問者
質問事項
答弁者


議席
議員氏名




芦澤孝幸君
1 市長の政治姿勢について
2 農福連携について
3 高齢者の交通事故と公共交通について
4 教育行政について
5 スポーツ振興について
市長
教育長




小林忠一君
1 信州中野観光センターにおける運営形態の改善について
2 都市計画道路見直し方針による(仮称)吉田西条先線について
3 池田市長2期目の政策について
市長



17
町田博文君
1 市長2期目の重点施策について
2 地方創生関連交付金について
3 老人ホーム高社寮の一部移転について
4 高齢ドライバーの免許自主返納への支援について
5 B型肝炎ワクチン接種への助成拡大について
6 中小企業及び小規模事業者への情報提供等の支援について
7 婚活支援について
8 臨時福祉給付金について
9 市内在住の外国人への支援について
10 童謡唱歌のふるさと「信州なかの音楽祭2016」について
市長
教育長



19
青木豊一君
1 市長選挙の無投票及び新年度の具体的施策等について
2 学校教育の充実強化について
3 子どもの医療費窓口無料化について
4 住宅・商店の耐震補強支援制度の充実について
市長
教育長



14
清水正男君
1 市の名称変更について
2 ふるさと寄附金について
市長




堀内臣夫君
1 市長の政治姿勢について
2 新市民会館について
3 小学校統合後の空き校舎について
4 住民によるまちづくりの推進について
5 都市計画道路松川一本木線について
市長
教育長




松野繁男君
1 市長の政治姿勢について
2 小学校統廃合の進捗状況について
3 信州中野おごっそフェアについて
4 満州開拓者殉難慰霊塔等について
5 市内の農業用ため池の安全対策について
6 JR飯山駅以南のSL運行の可能性について
7 新市民会館について
8 きのこミュージアム構想について
市長
教育委員長
教育長




青木正道君
1 「中野市」の名称変更について
2 大学の「集団行動」の公開練習について
市長



10
阿部光則君
1 中野市立小学校及び中学校適正規模等基本方針について
2 介護保険制度について
3 後期高齢者医療制度について
4 子育て支援策について
5 信州中野おごっそフェアについて
市長
教育委員長
教育長


10
13
永沢清生君
1 教育行政について
2 防災行政無線について
3 農業振興について
市長
教育長





○議長(深尾智計君) 日程3 これより市政一般質問を行います。

 本定例会における市政一般質問の発言順位につきましては、お手元に配布いたしてあります発言順位表のとおりでありますから、ご了承願います。

 なお、市政一般質問の質問時間は答弁を含めて60分といたしますので、ご了承願います。

 はじめに、順位1番 市長の政治姿勢について、農福連携について、高齢者の交通事故と公共交通について、教育行政について、スポーツ振興について、1番 芦澤孝幸議員。

     (1番 芦澤孝幸君登壇)



◆1番(芦澤孝幸君) 1番 芦澤孝幸でございます。

 通告に従いまして順次質問させていただきます。

 今議会定例会は、2期目の池田市政スタート、最初の定例会であります。1番目に質問させていただくに当たり、まずは市長の政治姿勢をお聞きしたいと思います。

 本議会定例会冒頭での市長あいさつでも、「本市を取り巻く環境は、人口減少、少子高齢化が進む中で大変難しい市政運営となりますが、安心して暮らせるまちづくり、元気で活力があるまちづくりを進めることが市政のあるべき姿だと考えます」と述べられておりました。まさに人口減少に伴う将来の中野市を考え、市政に取り組むことが大切であると私自身も感じております。今回の市長選挙は無投票ということもあり、多くの市民の方が市長の思いを聞く場がなかったことは大変残念なことでありましたが、市長選挙の際には、人口減少、少子高齢化時代への変化、変容に柔軟に対応し、楽しく・明るく・元気な中野市づくりに臨むを掲げられ、3つの基本姿勢と5つの重点課題を上げられておりました。実現に向け積極的に取り組んでいただきたいわけでありますが、ぜひ多くの市民の皆様に思いを伝えるためにも、まずは市長の考える将来の中野市像、ビジョンをお伺いしたいと思います。

 また、5つの重点課題に上げられておりました「将来を担う人財の育成」でありますが、今後の中野市発展のためには中心になって活躍していただく人、また一緒に取り組んでいただく人、人の力なくては実現は不可能であります。とはいえ、一番難しいのも、この人財の育成ではないかと思います。市長は、この人財育成をどのように考え取り組んでまいられるでしょうか、お伺いいたします。

 次に、2点目、農福連携についてお伺いいたします。

 私もことし北海道の農福連携の現場を視察してきた1人としてお聞きしたいと思います。前回、9月市議会定例会においても同僚議員より質問もございましたが、市内において障がいを持たれた方の働く場の確保に当たり、農福連携での運営を検討中であります。前回の答弁では、「タイムスケジュールはまだ決まっていないが、民間の方との協力に当たり、スピード感を持って方針決定をしていかなければならない場面も出てくる」との答弁がございました。改めて現段階での計画の進捗状況についてお伺いします。また、対象は障がいをお持ちの方であります。現在も市内においては、就労継続支援A型事業所では市外の施設に7人の方、市内の就労継続支援B型事業所には5事業所に117名、市外は35人が通われているとお聞きしますが、今回の計画ではどのくらいの方が利用される見込みでしょうか。あわせてお伺いいたします。

 次に、3点目、高齢者の交通事故と公共交通についてお伺いいたします。

 連日、新聞、テレビ等を通じ、高齢者による交通事故がない日がないほど多発している状況であると思うのは、私だけではないと思います。当然、今まで少なかったのに、ここに来て急に事故が増えたというわけではないと思いますが、高速道路での逆送、ブレーキとアクセルの踏み間違えによる大事故、運転ミスによる歩道への乗り上げ、通行人を巻き込む死亡事故等、高齢者ドライバーによる事故が多いのは事実であります。今後、団塊の世代の方が後期高齢者になるという2025年問題等、ますます高齢化社会を迎えるに当たり、何らかの対策を考えていくべきと考えます。では、現在、市内における高齢者の事故件数の推移はどうでしょう、お伺いいたします。

 また、最近市内で、10月下旬に高齢者の方が犠牲になられる死亡事故が立て続けに3件発生し、11月8日に交通死亡事故多発非常事態宣言が発令され、事故防止の啓発活動が行われましたが、改めて発令後の防止策についてお伺いいたします。

 そして、現実問題、高齢者の方が車の運転をしなくてもよければ事故件数が減るのは当然のこととも思います。ことし3月市議会定例会、また今回の市議会定例会においても、同僚議員より質問もございますが、自動車運転免許の自主返納ということも案の1つではありますが、やはり移動手段を考えると、なかなか難しいのも事実であります。市内においては、お出かけタクシー、ふれあいバス等、徐々に公共交通の改善がなされてきておりますが、さらなる対策、改善も必要かと思われますが、今後の公共交通のあり方の考えについてお伺いいたします。

 次に、4点目、教育行政についてお伺いいたします。

 小・中学校における公共施設の利用状況についてであります。

 冒頭の質問でも触れましたが、今後、将来の中野市を担う中心的な人材は、まさに子どもたちであります。県外の大学に進学した学生の多くは地元に帰ってこないと言われる中、第2次中野市総合計画にもあるように、「未来のふるさとを担う子どもたちを育むまちづくり」が基本政策であります。子どもたちに小さいころから中野市を知ってもらう、ふるさとへの愛着を持ってもらうということが大切であると考えます。市内には、よりふるさとを知ってもらう公共施設、中山晋平記念館、高野辰之記念館をはじめ市立博物館、日本土人形資料館等がございます。しかし、聞くところによりますと、今までこういった施設に行ったことのない子どもたちが多いともお聞きします。子どものころに行かないと、それこそ大人になっても一度も行ったことがないということもあり得るのではないでしょうか。そこで、現在、各小・中学校において、社会科見学、遠足等での、こうした施設の利用状況はどうなっておりますでしょうか、お伺いいたします。

 次に、子ども議会についてであります。

 過去の市議会定例会においても、ぜひ子ども議会の拡大をとの要望が出されておりますが、子どもたちの目線で市政について真剣に考えていただく場、機会は大変有意義なものと思います。教育スケジュールとの調整が難しいとも聞きますが、子どもたちの成長にとっても、こうした体験は必ずや今後大きな成果があるものであるはずです。そこで、現在の開催状況と今後のあり方についてお伺いいたします。

 次に、5点目、スポーツ振興についてお伺いいたします。

 ここでは、陸上競技場の整備についてお聞きしたいと思います。

 第65回記念長野県縦断駅伝競走大会が11月19、20日、2日間にわたり、県内15チームが出場し開かれました。その際、中野下高井チームは総合で見事8位となり初入賞を果たしました。歴史あるこの駅伝大会において、中野下高井チームは着実に力をつけてきていると言ってよい成績であります。しかし、チームにとって市内に練習用の400メートルトラックがありません。現在、選手は毎回、飯山市の長峰スポーツ公園の多目的運動広場を借りて練習されているとお聞きします。中野市からは皆さんご存じのように、オリンピック選手も2人輩出しております。今後新たなオリンピック選手も期待される中、まさに陸上競技に対する機運も高まってきているのではないでしょうか。そのためにもぜひ選手たちの練習する場として、また健康長寿を目指す運動の場としても、400メートルトラックを持つ施設の建設を考えてはと思いますが、いかがでしょうか。

 以上、5点、壇上での質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(深尾智計君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 芦澤議員のご質問にお答え申し上げます。

 まず、1点目、私の政治姿勢について。

 将来ビジョンにつきましては、昨年度策定した第2次中野市総合計画に掲げる都市像「緑豊かなふるさと 文化が香る元気なまち」を目指し、安心して暮らせるまちづくり、元気で活力があるまちづくりを進めることであると考えております。

 特に、中野市の将来に大きな影響を与える人口減少に対応するため、「住みよさで選ばれるまちへ」を掲げた中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略の諸施策に着実に取り組んでまいります。今回選挙において、市民の皆様に全てをお伝えすることはできませんでしたが、立候補に当たっては、人口減少、少子高齢化時代の変化、変容に柔軟に対応し、楽しく・明るく・元気な中野市づくりに臨むこととし、将来ビジョンの実現に向け、3つの基本姿勢で取り組むことをお約束いたしました。

 1つ目は、市民との対話による課題発見、解決に向けたオープンな市政、2つ目は、中野市の資源、まち・ひと・しごとを最大限に生かす市政、3つ目は、見える化で市民にわかりやすく信頼される公平・公正な市政であります。

 また、市政における5つの重点課題として、長期財政展望に基づいた財政運営、将来を担う人財の育成、公民連携・民間活力による推進力強化、新たな時代を開く組織力強化、中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略の着実な展開推進を掲げさせていただきました。

 人財育成の考え方につきましては、職員だけでなく、より多くの市民の皆様にまちづくりに参加していただき、将来の中野市を担う人財を育成したいとの思いから、財産の財の字を当てた人財育成を重点課題との1つとしたものであります。これまでも魅力あるまちづくり若者会議など、人財育成につながる取り組みを進めてまいりましたが、さらに、継続的にシンポジウムや公開討論会などを開催することにより、まちづくりを自分事として考えていただく機運を醸成し、幅広い市民の皆様の参画を図ってまいりたいと考えております。また、人財育成による産業振興策の1つとして、農業経営の知識の習得の場を設けることなどについても、具体化に向け取り組んでまいります。

 次に、農福連携についてお答え申し上げます。

 農福連携につきましては、本市の基幹産業である農業分野において、障がい者等の就労の場の確保等を図り、あわせて遊休荒廃農地の活用にもつなげようとするものであり、本年9月市議会定例会で事業推進のための予算をお認めいただき、現在検討を重ねております。進捗状況につきましては、外部の有識者からアドバイスをいただきながら、障がい者等の就労の場となる事業所及び生産を行うための農地の選定を行い、民間事業者の運営による事業所の開所を目指して取り組んでおります。現時点において、運営事業者等が未定でありますので、雇用者数についてもお示しすることはできません。しかしながら、住みなれた地で生きがいを持って暮らし続けることができる地域づくりを推進するため、引き続き外部有識者を含め、関係機関と連携しながら進めてまいりたいと考えております。

 次に、高齢者の交通事故と公共交通についてお答え申し上げます。

 高齢者の事故の現状と対策につきましては、10月下旬、市内で高齢者の方が夕暮れ時・夜間に犠牲となる交通死亡事故が3件連続して発生し、市では11月8日に交通死亡事故多発非常事態宣言を発令いたしました。発令後、関係機関のご協力をいただき、中町交差点など2カ所では交通指導所の開設をし、市内の大型商業施設の7店舗では交通安全を呼びかけ、街頭啓発を行ってまいりました。また、いずれも夕暮れ時・夜間に高齢者の方が犠牲となっていることから、高齢者の方に直接事故の現状をお話しすることが抑止につながると考え、重点的に各老人クラブ等の講座へ出向き、交通安全講話を行っております。今後も関係機関と連携を図りながら、悲惨な交通事故が起きないよう啓発に努めてまいります。

 公共交通のあり方をどう考えるかにつきましては、本年7月に策定した第2次中野市地域公共交通総合連携計画において、外出目的に合わせたダイヤ設定や利用者の意見を踏まえ、「利用しようと思えば利用できる公共交通網の維持」を基本方針の1つとしております。この連携計画の基本方針に基づく対策として、本年10月から新野区内及び東山集会所を経由するふれあいバス間山線の運行を開始したところですが、住民からは、バス停が近くなり利用しやすくなった等のご意見をいただいております。今後も市民の皆様のご意見をお聞きしながら継続的に見直しを行い、高齢者にも利用しやすい公共交通網の維持を図ってまいりたいと考えております。

 高齢者の事故件数の推移につきましては、くらしと文化部長から答弁させます。

 次に、スポーツ振興についてお答え申し上げます。

 本年は、ブラジル・リオデジャネイロオリンピックが開催され、陸上男子20キロメートル競歩に本市出身の藤澤勇選手が出場されました。また、先月行われた第65回記念長野県縦断駅伝競走大会では、中野下高井チームが8位となり、初入賞されました。このほか各種スポーツ大会で本市関係者の目覚ましい数々の活躍には目を見張るものがあり、大変うれしく思っている次第であります。陸上競技場の整備につきましては、現在のところ予定しておりませんが、本市のスポーツ振興にとって有効なものであり、必要性について十分理解しております。しかしながら、施設整備には多額な費用を要することから、財政状況や公共施設の利活用等を含め、今後研究してまいりたいと考えております。

 以上、お答え申し上げました。



○議長(深尾智計君) 教育長。

     (教育長 小嶋隆徳君登壇)



◎教育長(小嶋隆徳君) 小・中学校における公共施設の利用状況並びに子ども議会についてお答え申し上げます。

 小・中学校における公共施設の利用状況につきましては、学校の教育活動の一環として、小学校では遠足や社会科見学等で、市役所、消防署、中山晋平記念館、高野辰之記念館、日本土人形資料館、北信濃ふるさとの森文化公園等を利用しております。中学校では、施設見学は行っておりませんが、公共施設の清掃活動などを実施しております。今後も地域の自然や文化、歴史を学び、ふるさとに愛着を持った子どもたちを育てるふるさと学習を推進するため、引き続き公共施設の活用に努めてまいりたいと考えております。

 続きまして、子ども議会につきましては、中野市の将来を担う子どもたちが、市役所の仕事や仕組みを勉強し、体験することで政治を身近に捉え、まちづくりに進んで参加しようとする意欲を育てる目的で、小学6年生の児童を対象に、中学校区及び児童数を考慮して小学校の順番を設定し、4年間で全学校が体験できるよう実施しております。事業拡大を含めた今後のあり方につきましては、小学6年生の教育課程の中で、子ども議会に向けた事前学習の時間の確保が難しいという課題もあるため、学校の意見を聞きながら引き続き研究してまいりたいと考えております。また、中学校での実施につきましては、議会という形にとらわれず、市政を考える機会として、さまざまな方法を研究しているところであります。

 以上でございます。



○議長(深尾智計君) くらしと文化部長。

     (くらしと文化部長 佐々木 正君登壇)



◎くらしと文化部長(佐々木正君) 高齢者の事故件数の推移につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 本市の交通事故件数は、平成18年227件で、10年後の平成27年には118件と48%減少しており、さらに、死者数は、平成18年7人、平成27年は2人、負傷者数は、平成18年300人、平成27年は138人とそれぞれ減少しております。高齢者が運転する交通事故の件数は、中高管内では平成18年46件、平成27年は38件と17%の減少となっております。



○議長(深尾智計君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) それでは、以下、継続でお願いいたしたいと思います。

 まずは、ご丁寧にお答えいただきましてありがとうございました。

 市長の政治姿勢についてでありますけれど、答弁にありましたように、中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略に沿って将来、一生懸命それに向かって計画を進めていきたいというような強い答弁をいただきました。中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略、私も拝見する中で、このとおり着実に実行できたら間違いなく明るい未来の中野市に向かって進んでいけるのではないかと思っておりますので、ぜひしっかりと取り組んでいただきたいと思うわけであります。先ほど答弁の中にもありましたが、今後とも、その人財育成等について、継続的にシンポジウム等、市民との対話をもとに進めていきたいというような話がありました。

 実はこの間、飯山市でスローライフについてのシンポジウムがあったわけですが、私も行ってきました。なぜ行ってきたかというと、当然スローライフにも興味はあったのですけれど、講師の方が前回東京都知事選挙に出ました増田寛也さんがいらっしゃって講義していたこともあって、話を聞きたいと思って参加したのですけれど、やはりシンポジウムを開くに当たっても、市長1人ではなかなか市民の方の興味といいますか、大勢の方が集まっていただくには大変難しいのではないかと思います。

 そういった中で、知名度がある方等を呼んでいただきまして開かれると、やはり大勢の市民の方も参加するのではないかと思います。そうするに当たっても、予算も多分大きくかかってくると思いますが、そうやって継続してシンポジウム等を開催されていく中で予算の関係はどのように考えますでしょうか。



○議長(深尾智計君) 総務部長。



◎総務部長(竹内幸夫君) 私も芦澤議員と同様のシンポジウムに行ってお話を聞いてまいりました。確かに今の社会、今までのように、物を中心とした発展をしていく社会ではなくなってきているというようなお話があったりして、いろいろなご意見が市民の方からも出ていて、あのような形でのシンポジウムも非常に有意義だと思っております。これにつきましては、それぞれ適時必要な時期に、また予算等も考えながら対応してまいりたいと考えております。

 市長の考えているシンポジウムにつきましては、公開討論会ということで、市長の考えを市民の皆さんにお示しするような機会をつくっていきたいという考えでございますので、ご理解のほどよろしくお願いします。



○議長(深尾智計君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) おっしゃるとおりだと思います。

 今まで1期目の池田市政を拝見しますと、市民の方との対話が少なかったのではないかというような話も聞く中で、やはり積極的に、この2期目は今後自分の進んでいきたい、理想とするイメージにあわせたシンポジウム等を積極的に開いていただきまして、市政運営をお願いしたいと思います。

 また、先ほども壇上で申したとおり、子どもたち等の人財というのも大変重要なことであります。ぜひ行政と子どもたち、また、行政と民間のかかわりをやはり重点的に考えていただきまして施策を進めていただきたいと思う次第であります。

 そんな中で、私もいろいろ本等を読んでいますと、地域おこし、地域を発展させていくためには、すぐれたリーダーが大変重要な存在であって、当然その方によって地域を引っ張っていただくような活動を積極的に進めていかなければならないように思います。例えば、行政が主役になって進めた政策というのは、今までそんなに成功した事例がまずない、ほとんどが失敗しているというようなこともお聞きします。ぜひその点から、民間と行政のかかわり方について、改めて市長から、どのように取り組んでいくのか言葉をいただきたいと思います。



○議長(深尾智計君) 市長。



◎市長(池田茂君) まさに芦澤議員おっしゃるように、物事にはまず課題を発見する、問題意識を持つということが大変重要だと思っております。

 繰り返しになりますが、総務部長からもお答え申し上げましたが、私自身が今どのようなことを考えているのか、その方向性については、やはり広く市民の皆さんに知っていただきたい。また、知っていただくことによって、皆さんには市長の方針という形で、こういうことを考えているのだということをわかっていただくことが、まず大事だと思っています。その上で、民間活力となりますと、これはかねがね言われておりますように、やり方としては、横文字になりますが、コンソーシアムといった産官学が協力して意見を出し合う、そして研究を重ねるという形もあろうかと思いますけれど、一方では、行政の立場はやはり推進力という面では、あることはあるのですけれど、本当の意味での行政のやるべきことは、私自身は、かつて行われました融合化とか6次産業化の中でも言われているのですけれど、いわゆる触媒、カタライザー的な存在が必要なのではないか、位置付けが必要なのではないかと思っております。

 そういった意味で、リーダーとなり得る人、ないしは、そういったカタライザーとしての人間の配置、人財の育成がより重要になってくると思います。これは現在総務省が進めております地域おこし協力隊の活動の仕方を見ていただけるとわかると思いますが、地域の中に入って、地域の人と一緒になって知恵を出して取り組むといったパターンが1つの事例になろうかと思いますけれど、これが外からの人間なのか、または中野市内に既にお住まいの方で、そういったモチベーションの高い方がいらっしゃられば、そういった方にもお願いしていきたいと思っている次第です。



○議長(深尾智計君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) ありがとうございました。

 リーダーを育てるということは大変ではありますが、恐らく池田市長におかれても、中野市内の例えばNPO法人であるとか、いろいろな団体等の方ともかかわる機会が多いと思います。そんな中で、この人なら任せられるというような組織も当然あると思います。ぜひ行政としてはあくまでも裏方で支援していただきまして、そういったリーダーを育てるシステムづくり、組織づくりを積極的に行政で進めていただきたいと思います。

 次に、農福連携に関してでありますけれど、9月市議会定例会におきまして、民間とのかかわりですので、スピード感を持ってやっていくという話があったとおり、私はてっきり、とんとん拍子で話が進んで、もうすぐこんな体制でやる、こういったことでやるというような話がお聞きできるかと思ったのですけれど、9月市議会定例会以降、何回ぐらい有識者の方との会議の場を設けて進めましたでしょうか。



○議長(深尾智計君) 総務部長。



◎総務部長(竹内幸夫君) お答えします。

 有識者と直接お会いしたのは、あの後1回でございますが、その後、資料等のやりとりをしながら打ち合わせをさせていただいております。それで、有識者からアドバイスをいただき、ポイントとなるようなことについて、行政としてどんなかかわりができるかということで取り組んでおりまして、一番は、今、その有識者の方にいろいろご相談しているのは、例えば販路ですとか、流通経路、このようなノウハウをお持ちですので、そういうものをうまく使えるのかというようなことを考えながら、どのような場所で、あるいはどのようなものをやったらよいか打ち合わせをさせていただいている状況でございますので、よろしくお願いします。



○議長(深尾智計君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) ありがとうございます。

 その有識者の方は、大変お忙しい方だとお聞きます。ぜひ、その実現に向けて積極的に会議等の場を設けて進めていただきたいと思うわけです。やはり今まで中野市に就労継続支援A型事業所がなかったという中で大変期待できる事業ではないかと思います。ぜひ、今後できるだけ早くできますよう積極的な会議等を設けて進めていただきたいと思う次第であります。

 次に、高齢者の交通事故に関してでありますが、広報なかの12月号の特集として、交通事故防止の記事が、4ページにわたって大変細かく掲載されておりました。やはり大切なのは、この広報なかのは読まれる方も多い中で、こういった積極的な情報公開をしていくことによって、事故防止の啓発につながるのではないかと思いますが、高齢者になりますと、こういった細かい字、また細かい説明等はなかなか読みつらいものでありますが、よりわかりやすいような説明を今後ぜひ期待したいわけであります。答弁の中においても、老人クラブ等での啓発事業を積極的に行っているということでありますので、老人クラブ、また分館等、積極的にその地域に出向いていただきまして説明をお願いしたいわけであります。10月下旬の3件の死亡事故があって以来、事故現場の分析等、事故現場に行きまして地域の方と見てきたというようなことが新聞報道でもありましたが、現場を見てきた中で、改めてどういったことが危険で、今後積極的に取り組んでいかなければならないと感じたか、感想を聞かせていただきたいと思います。



○議長(深尾智計君) くらしと文化部長。



◎くらしと文化部長(佐々木正君) まず、3件の交通死亡事故が発生しまして、そのうち2件につきまして現地調査を行ってまいりました。検討会の中で出たお話は、高齢者の方は、日ごろから習慣になって歩行あるいは運転している、これはなかなか癖となっているものがあって、どうもそれが事故につながってしまうということがございます。

 それと、全国的な傾向でありますが、高齢者、そして、夕暮れ時が非常に多いということがお話の中で出ました。この対策としては、今回広報なかのでもご紹介させていただきましたが、運転者に対しましては、通常はハイビームで運転していただいて、こまめにロービームにしていただく、4時から点灯にする、あるいは歩行者は自発光材つけたり、反射材をつけたりといった具体的なお話をしていこうではないかと。そして、今老人クラブ等々のお話も出ましたが、より多くのそういった会に出向いてお話をさせていただきたい、このような対策をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(深尾智計君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) ぜひお願いしたいわけでありますが、先ほど答弁いただいた中で、高齢者の事故の推移の話もお聞きしました。その中で驚いたのが、大分減少しているということをお聞きしました。最近のテレビ報道、新聞報道を見ていましても、連日のように交通死亡事故が多発している中で、中野市においては減ってきている。実際過去にも交通死亡事故多発非常事態宣言が発令されたのは数回あったことをお聞きしますが、そういったことにおいても、積極的な啓発活動に取り組んでいくことによって減ってきているのかとも感じるわけであります。今後ともやはり状況等は日々変わってくるものであります。どういったことが事故の減少につながるのか、積極的に対応をお願いしたいわけであります。私の両親も高齢化になってきまして、先ごろ、免許の更新ということで、自動車教習所に行って高齢者講習を受講してまいったわけであります。聞くところによりますと、そこで落とされることは少ないようなことも聞きます。やはり75歳、80歳になって大変心配な面が多々ある中で、例えば路肩への乗り上げ、ちょっととまらないで出ることがあっても、そうしたことでは再発行しない、更新されないことはないというような話も聞いてきたそうでございます。これから高齢者の方に対する、例えば教習所での指導ですとか、当然警察関係の指導もそうですが、ぜひ一緒になって、こういったことにもっと力を入れていかなければいけないのだということを、三者で積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 また、公共交通機関でありますが、いろいろお聞きする中で、お出かけタクシー、またふれあいバス等は大分改善されて利用者の声もよいという答弁をいただきました。年々改善されている中で、これからはますます外出目的にあわせた計画を立てていくということであります。ぜひきめ細かい公共交通のあり方を積極的に進めていただきたいと思うのです。例えば県内を見ますと、山間部で高齢者が多い地域になりますと、NPO法人等が中心になってコミュニティバス等を走らせているのが現状多いという話も聞きます。中野市の場合は、公共交通機関、タクシー、バス等もあります。そんな関係もありますので、行政で、例えば無料でがんがん中野市内でバスを走らせるというのはなかなか難しいことではあるかと思うのですけれど、そのNPO法人の方の記事も載っていましたが、例えば送っていくときだけ、こちらで送っているけれど、帰りは公共交通機関で帰ってきてくださいということを言うことによって、公共交通を利用される方が増えたという事例もあるそうでございます。ぜひ今後の公共交通機関のあり方を積極的に改善、進めていただきたいと思う次第であります。

 次に、教育行政についてであります。

 先ほど教育長から答弁いただきました。小学校では、例えば中山晋平記念館、高野辰之記念館等の公共施設の利用を積極的に行っているというような話でありますが、中学校になると現状ではないというお話を聞きました。やはり小学生が感じることと、中学生になって感じることは全く違うと思うのです。小学校ですと、施設と言いましても遠足気分でありますので、そんなに施設に関しては関心なく見ているような気がします。中学生になると、より一歩進んだ教育の仕方、説明の仕方によって、より関心を持っていただけると思うのですけれど、現在、中学校では全くそういう施設を訪れるということは検討していない、考えていないということでよろしいのでしょうか。



○議長(深尾智計君) 教育長。



◎教育長(小嶋隆徳君) 今、芦澤議員がおっしゃったように、先ほど上げていただいたような公共施設、中学校では学級、学年、あるいは全校でということはあり得ないと思うのですが、そういったことで行くことは現在ありません。ただ、例えば合唱のクラブ、吹奏楽部、それから、ほんの一部でありますが、ダンスとかそういうもので、例えば中野陣屋前広場公園でのイベントへ参加している中学生はおります。ふるさと学習ということで、教育委員会もこれからうんと進めていかなければならない点がありますので、こういった施設は、ふるさと学習に大いに直結しているものですから、来年度の年間計画を立てる、まさに今時期に来ております。今までも校長会、教頭会でふるさと学習の話を私からしているわけですが、一層計画を立てて実現していく時期に来ておりますので、また改めて、その辺を強調して学校へお願いしてまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(深尾智計君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) ありがとうございます。

 これは行政の子育て支援策の1つかもしれませんけれど、例えば、佐久市の場合ですと、オールマイティパスというものをご存じかと思います。これは小学1年生全員に、このパスを配布することによって、佐久市内の公共施設全て小学1年生は無料で入れるというパスであります。これは申請すれば、小学1年生対象ではありますが、県外の方でも登録すればもられるということで、なかなかそういったことも珍しいのかと思います。そんなに費用等々はかからないと思いますが、そういったことも子育て支援の1つ、ふるさとの愛着を持ってもらえる1つの政策としては大変有効なものではないかと私自身も感じておりますので、中野市らしい子育て支援等も、ぜひ市長にも検討していただきたいと思います。

 また、子ども議会の話になりますけれど、各小学校がある中で、小学生には順番にやっていただくという体制であります。これも先ほどの公共施設でありませんけれど、やはり小学生が見る行政に対する考えと、中学生の目線から見る行政に対する考え方は大きく違うと思います。ぜひ中学生にもこういった場を設けていただきたいと思うわけであります。最近、体験格差ということが教育新聞等でも取り上げられていまして、各家庭の所得格差の広がりとともに、子どもたちの体験にも格差が広がっているということであります。それはまさに子どもたちの将来に左右しかねないことで、例えば視野の広さや物事を探求する姿勢、コミュニケーションする力とか、これからの人生を送る上で必要とされるさまざまな力に、体験する、しないによって格差が生まれている。ぜひ学校教育には極力そういった体験格差が生まれない努力をお願いしたいというような記事も載っておりました。まさにこういった議会等のいろいろな場で、子どもたちが発言する、体験する場を行政が与えることは、これからますます大切なことではないかと思います。

 再来年、市庁舎が新しくなるわけですけれど、私が思うには、子ども議会を真っ先に開いてみたらどうかと思いますので、ぜひ、この点に関しても検討を願いたいと思います。

 最後にスポーツ振興についてでございます。

 計画では今は予定していないけれど、十分理解されているというような答弁をいただきました。やはり400メートルトラックというのはなかなか広い面積が必要になります。

 先ほども選手の方が飯山市で練習されているという話もしたのですが、中学生も大会前には長野市の施設に行って400メートルトラックで練習するという機会もあるそうです。実は、私の息子も中学生でありますけれど、南宮中学校の陸上部は中学校の中でも大所帯、多いときは60人からの陸上部の生徒がいらっしゃる。ほかの中学校においても、陸上をやる生徒というのは、意外と多いのでないかと思います。

 そんな点に関しても、ぜひ検討のまな板の上に上げていただきたいと思うわけではありますけれど、これから小学校が統廃合になって、学校が空く、グラウンドが空いてくる等々の中で、そういった施設、グラウンド等の活用というような話はありませんでしょうか。



○議長(深尾智計君) くらしと文化部長。



◎くらしと文化部長(佐々木正君) 陸上競技場につきましては、議員がおっしゃるとおり、トラック競技や投てき、あるいは跳躍競技などさまざまな種目ができますので、子どもたちの運動能力の向上や社会人になってからの健康づくりには非常に有効なものと考えております。400メートルのトラックには非常に面積も必要としますので、整備はなかなか大変だとは思いますが、既存のグラウンド等の利用を含めまして、工夫した選手育成等できればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(深尾智計君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) ありがとうございました。

 400メートルトラック等、よい施設をつくれば幾らでもお金がかかるものでありますけれど、恐らく練習に使う選手たちが望んでいるのは、そんな立派な観客席も要らないでしょうし、管理棟等、難しい話になるかもしれませんが、そういった細かい、よりお金がかかる施設等は望んでいないのかもしれません。例えば照明があって練習ができる場があればよいというような考えもありますので、この陸上に関する機運が高まっている今、ぜひ市長はじめ検討していだだきたいと思います。例えばオリンピック選手を育てる、これからの子どもたちにもいろいろと活躍の場があるかと思います。ぜひ検討をお願いしたいということで、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(深尾智計君) 次に進みます。

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○議長(深尾智計君) ここで10分間休憩いたします。

 (休憩)(午前10時52分)

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 (再開)(午前11時03分)



○議長(深尾智計君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(深尾智計君) 順位2番 信州中野観光センターにおける運営形態の改善について、都市計画道路見直し方針による(仮称)吉田西条先線について、池田市長2期目の政策について、9番 小林忠一議員。

     (9番 小林忠一君登壇)



◆9番(小林忠一君) 9番 小林忠一でございます。

 通告に従いまして、3点について順次質問させていただきます。

 池田市長におかれましては、今回の改選により市政執行2期目に入られました。1期目に布石した第2次中野市総合計画及び中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略並びに中野市立小学校及び中学校適正規模等基本方針などに基づく執行に手腕を発揮していただき、中野市の発展に強いリーダーシップをとっていただくことを多くの市民は熱望しています。私も市民の声を代表する議員としてともに歩ませていただきます。

 そこで、中野市の玄関口、信州中野インターチェンジ出入り口近傍に設置されている信州中野観光センターにおける運営形態の改善についてを大項目の1つ目として取り上げ、お伺いさせていただきます。

 この観光センターは、平成7年11月の上信越自動車道、須坂長野東・信州中野インターチェンジ間の開通により、信州中野インターチェンジの供用開始にあわせて中野市が開設いたしました。信州中野インターチェンジは、中山晋平先生、高野辰之先生の生誕地、志賀高原、土人形の里、山ノ内町の温泉郷など北信州の広域観光地への玄関口として、また夜間瀬川扇状地の豊富な農産物の全国発送など、物流の大きな搬出の拠点としての役割を担う交通の拠点であります。この玄関口に開設の信州中野観光センターは、中野市をはじめとする北信濃の幅広い観光地のPRに大きな役割を持つ貴重な観光センターであります。開設当時は1998年、平成10年開催の長野オリンピックの直前であり、重要な観光案内センターとして注目された施設でもあります。信州中野観光センターは、開設当初、市直営で運営した模様ですが、平成18年より一般財団法人中野市産業公社の指定管理により運営され現在に至っています。そして、平成31年3月に、この契約期間の満了を迎えます。観光センターは、企業に置き換えれば、総合案内であり顔であります。

 以上、信州中野観光センターの運営状況から、次の事項についてお伺いいたします。

 質問1の(1)、運営実績について及び関連して、?信州中野観光センター開設目的の達成評価について、?来訪者数及び業務実績について、現状の姿を質問いたします。

 信州中野インターチェンジの供用開始は、地域の商業体制に大きな影響をもたらし、インターチェンジの周辺にも大きな波が打ち寄せ、大型店進出計画が流布し始めました。この風雲急を告げる流れを察知して、人、車の流れに呼応し、またインターチェンジ効果の恩恵を享受するため、中野市とジェイエイ・アップル株式会社が協議して、信州中野観光センター隣接の空き地を活用して、ジェイエイ・アップル株式会社が平成8年に農産物産館を開設いたしました。この空き地は中野市所有であり、借地料は約610平方メートル、年間約85万3,000円と聞いています。この隣接の農産物産館は高速道路のインターチェンジ近傍という絶対的な交通の利点、供給する農産物の鮮度、価格、カテゴリーなどの面から高い評価を受け、平成27年度実績によりますと、レジ通過数約33万人、総来客数約55万人とお聞きしています。中野市の農産物、贈答品、観光農園の案内の扱いはもとより、今では中野市内は当然、長野県内の有名なお土産、加工品なども扱い、手狭状態に陥っています。

 一方、低価格競争など販売姿勢面からの論点は多々ありますが、年間約55万人の集客力は他に類のない大成功の例と言えます。この農産物産館は中野市の1つの顔でもあり、名物となりつつあります。現在、日本の農業政策は、大規模、集約化にかじを切り、その方向に向かっています。しかし、小規模農業は、兼業農家、定年退職者などの高齢者農業、農地の利用促進、遊休荒廃農地の拡大防止など擁護することも必要であります。また、小規模農業の維持には生産者の有利な販路の確保も必要であります。このように高齢者が農業に従事し、生きがいを持ち、体を動かし、活気ある日常生活を送ることが健康長寿の源でもあります。決して見放すことのできない重要な本市の政策でもあります。

 信州中野観光センターに隣接の農産物産館は、このように盛況に運営されていますが、信州中野観光センターは、午前中は農産物産館の混雑に隠れ低迷の模様であります。一部の業務が重複することから、併設の無理も考えられ、双方に改善及び歩み寄りの必要性を痛感いたします。既に双方の施設も20年以上を経過し、設備のリニューアルの時期と思われます。もともと敷地は中野市のものであり、平成31年3月の指定管理者更新に向けて、ソフト、ハード両面から見直しを行い、現代社会に適合できる生まれ変わりはいかがでしょうか。

 施設建物の双方の一体化及び指定管理者を一本化することが中野市全体から見てよい方向への変革と思います。建物の一体化により、年間約55万人もの入場者が信州中野観光センターのエリアを通過され、展示品の土人形等をご覧いただくことなど大きなPR効果が期待できます。信州中野観光センターと農産物産館の開設目的及びお客様の目的が全然異なるとの声もありますが、お土産、案内、施設など、共通、重複部分も多数存在いたします。また、建物一体化により、来場者のスムーズな一方向への動向も可能となり、レジ付近の混雑も緩和されることから手狭感も解消され、お客様のサービス向上につながります。また、共通部分の双方供用によるスペースの合理化、レジの供用による決済スピードの向上、事務処理の軽減など、経費削減も図られます。過去にも合体運用について何度か検討した経緯があるようですが、今回は指定管理者の更新まで十分な時間があります。また試行運用をすることも可能でもあります。そこで、土地所有者の中野市が中心となり、関係箇所との協議、調整により、建物運営の一体化実現を期待いたします。

 以上の流れから、市民ファースト、市民目線に沿って中野市全体の利益向上を求め、次の事項についてお伺いいたします。

 質問1の(2)、信州中野観光センターの来館者増加策について、関連して、?信州中野観光センターと隣接施設を一体化してはどうか、?管理運営を一体化した場合の問題点は何かについて質問いたします。

 次の質問に移ります。

 本市は、都市計画道路において、平成24年2月に見直し案(素案)を公表し、パブリックコメントの実施や市内4カ所での説明会を開催するなど、意見、提案を募集し、この見直し案を策定いたしました。この見直し案には(仮称)吉田西条先線が追加候補路線として計画されております。そこで、都市計画道路見直し方針による(仮称)吉田西条先線についてを大項目の2つ目として取り上げ、お伺いさせていただきます。

 (仮称)吉田西条先線は、都市計画道路の変更候補路線の松川上小田中線に連携し、市街地を大きく囲む環状線となることから、市民、特に市内南東部地域の人たちは、(仮称)吉田西条先線が延長し、完成への暁の道路網の大きな変貌を想像して大きな夢と希望を抱いています。

 以上から、都市計画道路の見直しの先行きについてお伺いさせていただきます。

 質問2の(1)、進捗状況及び今後の方針について質問いたします。

 次の質問に移ります。

 池田市長は、市政執行2期目に入られました。1期目に布石された第2次中野市総合計画、中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略、中野市立小学校及び中学校適正規模等基本方針などの政策執行の手腕を発揮いただくことに市民は大きな期待を抱いています。特に、新市庁舎の建て替えは着工直前であります。そのような課題から、池田市長2期目の政策について、大項目の3つ目として取り上げ、お伺いさせていただきます。

 本市においても、少子高齢化の波は間違いなく襲ってきています。なぜ第二次世界大戦後の日本がこのような姿になってしまったのか、過去を探求してみても解決には至りません。しかし、同じことを繰り返さないことも1つの解決策であります。政治、文化、企業、大学などの大都市一極集中、また社会の情報化への変革、満たされおおよそ満足できる日常生活、それらから若者の価値観、生活形態に大きな変化があらわれ、少子高齢化時代に拍車をかけています。中野市の人口も減少傾向に向かっています。若者が中野市に移住する1つの鍵は、就職先確保にあります。

 また、現在の若者の生活観は、結婚当初は親から離れ、2人の自立生活を送りたいとの願望を抱いています。この生活を満たすため、若年層が好む公営住宅、民間住宅を探すことになります。そこで、中野市内の公営住宅を見ますと、市営住宅339戸、県営住宅155戸があります。設備を見ますと、下水道の完備がされていない団地もあります。入居の状況は、ほどほどの状況と判断できます。2戸を1戸に改修した団地、下水道完備の団地は小・中学生がおられ、若年層の入居が確認されます。

 議長の許可を得て皆様に配布いたしました中野市公営住宅入居状況によれば、2戸1改修、下水道完備の泉団地の入居率96%、高齢者単独者入居率7.5%、小・中学生家族入居率27.3%です。一方、条件不備の東山第1団地は、入居率76%、高齢者単独者入居率38.9%、小・中学生家族入居率2.4%であり、この傾向が顕著にあらわれています。下水道の完備、設備改修は、入居家賃が高くなることなどから改修は大変難しい問題です。しかし、若者を呼び込み、定住への流れをつくるには、現状の市営住宅では絶対に不可能と言えます。そこで、東山団地には、長野県の未使用の空き宅地も多く抱えています。また、空き家、政策空き家等もあります。市側の政策により入居統合をしていただき、跡地に若者向け市営住宅を建築してはいかがでしょうか。また、第2次中野市総合計画の若者向け住宅の適用地としていただきたいものでもあります。幸いに若者は大抵の場合、車をお持ちであります。若干の郊外生活も問題ないと思います。

 県下において、下條村の若者住宅政策は非常に有名で良好に機能し、出生率、人口減少対策にも目を見張るばかりであります。本市も第2次中野市総合計画に若者向け住宅を打った以上、大きな実入りを期待できる策と思います。

 以上のことから、具体的な定住政策をお伺いさせていただきます。

 質問3の(1)、第2次中野市総合計画と中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略について、関連して、?雇用の創出について、?若者の定住策について質問いたします。

 市長はマスコミ発表、あいさつ等で市民との対話を通じた課題発掘と解決を訴えられています。市民は対話を通じ、市長にお願いしたからと大きな期待を持つことになります。

 以上から、具体的な市民との対話手法を準備されておられるかお伺いいたします。

 質問3の(2)、市民との対話を通じた課題発掘と解決について質問いたします。

 新市庁舎が間もなく着工の運びとなります。中野市は中山晋平先生、高野辰之先生の生誕地であります。本市には先生方の輝かしい実績の歴史を後世に継承することに相応する音楽エリアが必要と私は痛感いたします。市庁舎、市民会館については、当初歩調を合わせて検討してまいりました。しかし、新市庁舎は現市庁舎南側、新市民会館は旧中野高校跡地にと決まりましたが、財政上の問題から、新市庁舎建て替えを先行させました。苦しい財政の中で新市民会館建築を容易に示すことは不可能と思いますが、財政面の構想準備は必要な政策と思います。そこで、周辺自治体との共同建設、民間活力、PFIの導入、高い稼働率の維持策、運用可能な補助金の探索等を今から準備することはいかがでしょうか。また、民間活力の活用として、音楽系企業のふるさと寄附金及び個人のふるさと寄附金をお願いしたらいかがでしょうか。また、これらをふるさと寄附金及び一般財源を原資とし積み立てる基金の設立を提案いたします。

 以上、市民会館建築準備構想についてお伺いさせていただきます。

 質問3の(3)、市民会館の建設について、関連して、?周辺自治体との共同建設及び民間活力の活用について質問いたします。

 以上をもって、壇上での質問を終わります。



○議長(深尾智計君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 小林忠一議員のご質問にお答え申し上げます。

 信州中野観光センターにおける運営形態の改善についてお答え申し上げます。

 信州中野観光センターにつきましては、平成7年11月に、上信越自動車道信州中野インターチェンジが開通すると同時に、本市の観光及び地場産業の振興を図るため開設したもので、現在、一般財団法人中野市産業公社に指定管理を委託しております。開設目的の達成評価につきましては、無休で開館しており、本市及び周辺地域の観光案内所としての役割を十分担っていると考えております。

 来館者数及び業務実績につきましては、経済部長から答弁させます。

 隣接施設との一体化につきましては、土地の形状により建物の改修等が必要となることから、当面は現状のままの利活用としたいと考えております。

 隣接施設との管理運営の一体化につきましては、今後、検討したいと考えております。

 次に、都市計画道路見直し方針による(仮称)吉田西条先線についてお答え申し上げます。

 (仮称)吉田西条先線につきましては、平成21年3月に作成しました中野市都市計画マスタープランにおいて、都市計画道路として検討していく構想道路として位置付け、また、平成24年2月に公表した都市計画見直し方針案においても追加候補路線といたしました。この区間は長野電鉄株式会社の鉄道と交差することから交差方式を検討し、費用対効果の面から平面交差方式を選定し長野電鉄株式会社と協議してまいりました。しかし、国土交通省の「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」において、やむを得ない場合を除き鉄道は道路と平面交差してはならないとされていることから、平面交差による計画は困難であるため関係する区に対し、こうした状況を説明しております。今後につきましては、当面、整備方針等を研究してまいることとしております。

 次に、私の2期目の政策についてお答え申し上げます。

 第2次中野市総合計画と中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略における雇用創出のための具体策としては、まず、農業関係では、農家の法人化を促し支援をすることで進めてまいりたいと考えており、企業経営の感覚を身につけるための経営塾の開催等について検討してまいります。

 商工業関係では、中野市商工業振興条例に規定する工場立地推進事業に係る助成制度や、いわゆる企業立地促進法に基づく支援制度の活用により、引き続き産業誘致、企業誘致に努め、雇用の創出を推進してまいります。

 観光関係では、本市の豊かな自然や豊富な農産物の活用、土人形などの地域資源を生かした観光地づくりを推進する中で、雇用の創出につなげてまいります。

 若者の定住策につきましては、移住を決めるきっかけの1つとなるよう、若者や子育て世帯の経済的な負担軽減、制度を構築した場合の費用対効果など、さまざまな角度から検討しております。また、若者向けの市営住宅についても、現在、先進地の事例等を研究しております。

 市民との対話を通じた課題発掘と解決につきましては、私は市長として1期目から、わくわく市民懇談会や地域のさまざまな行事や会合に積極的に出席し、市民の皆様と対話をする中から課題を発見するというスタンスをとってまいりました。2期目に当たっても、多くの市民の皆様と接するという基本姿勢を維持しつつ、一層市民の皆様との対話による開かれた市政、公平・公正な市政を進めてまいります。

 具体的な方法としては、政策上重要なことについて、シンポジウムや公開討論会といった形で市の考え方を提示するとともに、専門家のご意見など幅広い検討材料を提供し、オープンな議論を通じて意見交換、情報共有を図ってまいります。

 市民会館の建設における周辺自治体との共同建設について、広域での文化施設の建設は現在のところ考えておりませんが、今後、管理運営を考える上で貴重なご意見と捉えております。

 PFIなどの民間活力の活用につきましては、本市の厳しい財政状況を踏まえ、今後、事業者や団体、市民の皆様とどのようなことが可能か、ハード・ソフトの両面から検討してまいりたいと考えております。

 以上、お答え申し上げました。



○議長(深尾智計君) 経済部長。

     (経済部長 原  誠君登壇)



◎経済部長(原誠君) 信州中野観光センターの来館者数及び業務実績につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 信州中野観光センター来館者数は、平成27年度3万8,709人の方においでいただきました。業務実績につきましては、来館された方への観光案内のほか、指定管理者である一般財団法人中野市産業公社の自主事業として、土人形の絵付け体験やフリーマーケット等のイベント開催、地場産業振興のためのアンテナショップの運営を行っており、平成27年度実績は、土人形の絵付け体験者数222人、フリーマーケット等のイベント開催25回、アンテナショップの売上1,769万4,574円でありました。

 以上であります。



○議長(深尾智計君) 9番 小林忠一議員。



◆9番(小林忠一君) いろいろご答弁ありがとうございました。

 継続して質問させていただきます。

 まず、1番目の信州中野観光センターにつきましては、相手の考えもあるということでございますけれど、中野市全体の目線で、今ご答弁いただいたような方向でぜひ実現することを望みますが、プラス要因もマイナス要因もございます。いろいろ検討されて、よろしくお願いしたいと思います。

 2番目の都市計画道路でございますけれど、お伺いさせていただきます。

 長野電鉄株式会社の鉄道との平面交差の問題だと思っていたのですが、やはりネックになっているということをお聞きいたしました。これを解消するにはアンダーパスとか、高架という形になるわけですが、地形的に非常に難しいということが言えます。ただ、非常に難しいわけでございますけれど、現在の都市計画から言いますと、非常に重要な路線と私は考えております。これから先、(仮称)吉田西条先線をどのように扱うかお伺いしたいと思いますが、先ほどの答えをもう1回確認させていただくと、このままの状態でしばらく検討していく状況であるということでよろしゅうございましょうか。



○議長(深尾智計君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) お答え申し上げます。

 当該の(仮称)吉田西条先線につきましては、環状道路を形成するという意味で大変重要だと考えているわけなのですけれど、その環状道路をつくるほかの路線、国道292号から南に向かう道路の中をドーナッツで結ぶというか、環状にするという形なのですけれど、県道須坂中野線もまだ我々拡幅を要望している状況でございますし、その先の都市計画道路の松川上小田中線につきましては、新設道路ということで、そちらも進まない中で、先ほど市長答弁で申しました費用対効果の面から、道の高架、アンダーパスにしろ、平面の2倍あるいは3倍というような形になるものですから、そういった状況を見ながら考えていかなくてはならないということで、市長答弁で申しましたように、一定程度時間をかけながら、状況が変わるのも待ちながらやっていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(深尾智計君) 9番 小林忠一議員。



◆9番(小林忠一君) はい、ありがとうございました。

 (仮称)吉田西条先線、都市計画道路松川上小田中線、それから現在、鋭意進行中の都市計画道路立ケ花東山線と、環状道路、それからインターチェンジへの接続は非常に重要な路線と考えております。私もそういった面でまた考えていきたいと思っております。本日のところは、これ以上の質問は控えさせていただきますが、ぜひ前向きに検討をよろしくお願いしたいと思います。

 それから、市営住宅の件ですが、下條村が出生率、それから若者定住等で非常に話題になっておりますし、私もつぶさに目で見させていただきまして、このようなことに非常に痛感してまいりました。

 ただ、そのかわりとして、村民税を安くするために村民の皆さんの負担、労力提供なども非常に多いということを言っておられまして、なるほど、プラスもあればマイナスもあると感じました。中野市も中野市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中に若者住宅という言葉が入っております。市長、ぜひ前向きに、やはり住居がなければ若い人たちは残りませんし、それから就職先がなければ当然のことでございます。両方、必要なものでございます。ぜひ実現するようにお願いしたいと思いますが、市長の思いをお聞きしたいと思います。



○議長(深尾智計君) 市長。



◎市長(池田茂君) お答え申し上げます。

 若者というか、移住者の1つの声を聞いたわけですが、中野市内で新規就農して、ただ、その就農している場所に住宅がなく市内にお住まいになって、今通って新規就農でやっていらっしゃる方のお話も聞きました。仕事があっても、やはり住居がなければならないということでございますので、そういった各個のニーズをつかみながら、こういった住宅課題について取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(深尾智計君) 9番 小林忠一議員。



◆9番(小林忠一君) ありがとうございました。ぜひ実現方をよろしくお願いしたいと思います。

 最後に、ふるさと寄附金についてお伺いさせていただきますが、市民会館のために基金を積み立ててはどうかと思いますが、お考えはいかがでしょうか。



○議長(深尾智計君) 総務部長。



◎総務部長(竹内幸夫君) 新市民会館につきましては、今後、市長も公開討論等で市民の意見を聞くということで姿勢を示しておりますし、私どもも、どのような形で財源確保ができるか、広い視野で見ていきたいと思っております。今までどおりの財源ではなくて、いろいろな財源についても検討してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(深尾智計君) 9番 小林忠一議員。



◆9番(小林忠一君) 市民会館、いつの時代になるかわかりませんけれど、実現するにはやはりお金、財源でございます。財源の確保が非常に重要だと思いますので、あらゆる方法を検討していただくようにお願いいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(深尾智計君) 次に進みます。

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○議長(深尾智計君) 本日の市政一般質問はこの程度にとどめ、残余はあす行います。

 本日はこれにて散会いたします。

 (散会)(午前11時39分)