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長野県 中野市

平成26年 12月 定例会(第5回) 12月08日−04号




平成26年 12月 定例会(第5回) − 12月08日−04号







平成26年 12月 定例会(第5回)



          平成26年12月8日(月) 午前10時開議

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◯議事日程(第4号)

 1 市政一般質問

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◯本日の会議に付した事件………議事日程に同じ

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◯出席議員次のとおり(20名)

      1番  芦澤孝幸君

      2番  堀内臣夫君

      3番  宇塚千晶君

      4番  保科政次君

      5番  青木正道君

      6番  金子高幸君

      7番  高野良之君

      8番  松野繁男君

      9番  小林忠一君

     10番  阿部光則君

     11番  原澤年秋君

     12番  武田俊道君

     13番  永沢清生君

     14番  清水正男君

     15番  深尾智計君

     16番  芋川吉孝君

     17番  町田博文君

     18番  湯本隆英君

     19番  青木豊一君

     20番  荻原 勉君

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◯職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名次のとおり

  議会事務局長  小野富夫

  〃 次長    保科 篤

  書記      丸山賢司

  〃       宮澤 務

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◯説明のため議場に出席した者の職氏名次のとおり

  市長                  池田 茂君

  副市長                 横田清一君

  教育長                 小嶋隆徳君

  健康福祉部長兼福祉事務所長       渡辺重雄君

  子ども部長               荻原由美子君

  くらしと文化部長            竹内羊一君

  経済部長                小林俊幸君

  建設水道部長              小林之美君

  消防部長                伊東幹夫君

  豊田支所長               町田郁夫君

  会計管理者               岩戸啓一君

  教育次長                小林悟志君

  庶務課長                竹内幸夫君

  危機管理課長              土屋秀夫君

  政策情報課長              原  誠君

  財政課長                花岡隆志君

  税務課長                久野常志君

  子育て課長兼子ども相談室長       宮澤利彦君

  保育課長                宮澤洋子君

  庶務課長補佐              柴本 豊君

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 (開議)(午前10時00分)

 (開議に先立ち議会事務局長小野富夫君本日の出席議員数及び説明のため議場に出席した者の職氏名を報告する。)



○議長(芋川吉孝君) ただいま報告のとおり、出席議員数が定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布いたしてあります議事日程第4号のとおりでありますから、ご了承願います。

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△1 市政一般質問



○議長(芋川吉孝君) 日程1 これより前日に続き市政一般質問を行います。

 順位7番 防災について、地域振興について、スポーツ振興について、1番 芦澤孝幸議員。

     (1番 芦澤孝幸君登壇)



◆1番(芦澤孝幸君) 1番 芦澤孝幸でございます。

 通告に従いまして、順次質問させていただきます。

 はじめに、11月22日夜に起こりました県北部を震源とする長野県神城断層地震の発生により、市内でも家屋の瓦が一部落ちる、灯籠の倒壊等の被害が発生しております。中でも、キノコ関連施設においては41件、約7,200万円余の被害額が現在までに確認されております。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。行政としても、今回の農業施設被害に対し、JAと協力し、でき得る支援をしていただきたいと、ぜひともお願いするところであります。

 そこで、まず、一つ目として、防災について質問いたします。

 今回の地震は、神城断層による地震で、中野市でも震度5弱を観測しております。しかし、我が中野市周辺には信濃川断層帯が分布しており、仮に、この断層による地震が発生した場合、市内最大震度は7に達すると予測されると中野市防災ガイドブックにも記されております。災害は地震に限らず火災においても、平成25年度1年間に全国で発生した火災は約4万8,000件に上り、1日当たり132件の火災が報告されております。また、消防白書によれば、出火は冬から春にかけて多く、発生件数の約55%がこの時期に集中していると言います。さらに、火災による死者数を年齢別に見ますと、65歳以上の高齢者は63%、81歳以上の高齢者は28%と高齢社会の影響を強く受けている状況であります。そのほかにも今までに経験したことのないような記録的な豪雨、台風や竜巻、土砂災害等、50年に一度、100年に一度と言われてきた異常気象が、今や年に1回はどこかの地域で起きている、そんな時代を迎えているように思います。そこで大切なのが、やはり個々、または地域の防災に対する意識だと思われます。それでは、行政として市民への防災意識向上の方策はどのように考えておられますか、お伺いいたします。

 そして、その大切な役割を果すのが自主防災組織の存在ではないかと考えられます。金子議員の質問の際にも答弁いただきましたが、現在、市内76区中、30区で自主防災組織がつくられていると伺いましたが、この数字は9月市議会定例会において、同僚議員の質問に対し、いただいた数字と変わっておりません。この3カ月に一つの組織も増えていないわけでありますが、それでは現在残りの区において、行政指導のもと実際に組織づくりを検討している区は幾つありますか、お伺いいたします。

 また、今回の地震を受けて、改めて行政と自主防災組織との連携、対応をどう考えるか、お伺いしたいと思います。

 次に、保育園、小・中学校での避難訓練についてお伺いいたします。

 東日本大震災において、ある小学校がマニュアルに沿った訓練を行い、高台までの全児童の避難時間を測定していた学校が、そのデータをもとに避難方法を判断したことで、全員助かったという事例をお聞きいたしました。今回も大きな地震が起こった直後ということもあり、これが平日の昼間、子どもたちが学校にいたらどういう行動をとったでしょうか。保護者の方も大変心配するところだと思われます。

 そこで、現在市内の保育園、小・中学校において、1年間を通じ、どのような避難訓練がなされているか、お伺いいたします。

 次に、二つ目として、地域振興についてお伺いいたします。

 皆さんご存じのとおり、国立社会保障人口問題研究所によると、日本では2008年をピークに人口減少に転じ、このまま何も手を打たなければ、2010年に1億2,800万人の日本の総人口は、2050年には9,700万人となり、今世紀末の2100年には4,959万人とわずか100年足らずで、現在の約40%まで急減すると推計されております。また、このままでは896の自治体が消滅しかねないというデータに多くの方が衝撃を受けたのではないでしょうか。そんな中、多くの自治体において人口減少に対する危機感を持ち、動き始めているはずであります。例えば、2040年の人口が2010年比で約8万人減少すると言われる長野市においても、9月市議会定例会において、加藤市長は、人口減少社会の対応を部局横断的に検討する、人口減少対策本部を設置するとの考えを明らかにしております。これは定住人口の増加、交流人口の増加、特色ある地域づくりを柱に施策を展開し、人口減少に歯止めをかけたいという思いで新設されるとのことでありますが、そこでお伺いいたします。

 我が中野市も当然この人口減少に対し、あらゆる対策を講じていかなければならないと考えますが、長野市のように人口減少対策に特化した部署、組織編成をしようという考えは市長にございますでしょうか。また、あるいは次年度以降、何らかの組織編成の考えがありましたらお聞きしたいと思います。

 次に、地域活性化策についてお伺いします。

 国は、この秋、安倍内閣のもと、人口減少、超高齢化の課題を前に、各地域がそれぞれ特徴を生かし、自立的・持続的な社会の創生を目指し、石破茂地方創生担当内閣府特命担当大臣を置き、21世紀の日本は地方がつくっていくと強い意思を表明されました。また、都市から地方への流れをつくる地域力の創生、地方の再生を名目に、2009年に総務省は、地方自治体が都市部の人を非常勤、嘱託職員として採用する「地域おこし協力隊」という取り組みも始めました。これは地方の悩みである若い人を増やしたい、農地の担い手が足りない、遊休荒廃農地を何とかしたい、もっと村をアピールしたい、空き家を何とかしたいという地方の悩みを、都市部に住む若い世代のIターンしたい、Uターンしたい、田舎で子育てがしたい、山村をアピールしたいなどの思いを持った若者を結び、「地域おこし協力隊」として地域に入ってもらう仕組みであります。この「地域おこし協力隊」は、平成25年度には全国に隊員数978人、受け入れ市町村は314に上ります。ちなみに、平成26年度現在、長野県下においては、29市町村、112名の隊員が活躍されております。多いところでは、長野市9名、木島平村が8名、伊那市3名、須坂市2名、山ノ内町1名などでございます。この隊員の任期は1年から3年で、任期が終わった後も、その地元に住まれる方が多いということで、中野市でもぜひ活用してみてはと考えますが、いかがでしょうか。

 次に、信州なかのフェアin横浜及び銀座NAGANOについてお伺いいたします。

 10月24日、農産物PRイベントとして、信州なかのフェアin横浜、11月6日には、長野県が東京銀座にオープンした銀座NAGANOを会場に、「健康実践cafeえのきっさ」、また、「信州なかの食酒学会」を開催し、市長自らが参加し、中野市をPRしてきたとお伺いいたします。大変大勢のお客様が来店しくださり大好評だったとお聞きしますが、改めて、その手応えと、また、今後の対応、活用方法についてお伺いいたします。

 三つ目に、スポーツ振興についてお伺いいたします。

 中野市では、市民の誰もがそれぞれの体力や年齢、技術、興味、目的に応じてスポーツに親しみ、健康で明るく、充実した生活ができるよう、中野市スポーツ推進計画が策定されました。私自身も小さいころから野球、陸上、サッカー、今はソフトボールのチームに所属しておりますが、根っからの、いわゆる体育会系の人間であると思っておりまして、それがゆえにスポーツを通じた幼少期からの人間形成、あるいは交流、仲間づくり、これからの健康で活力に満ちた長寿社会の実現においても、スポーツは不可欠であると思っています。

 そして、ことしの3月市議会定例会においても、スポーツ振興に関しては、金子前議員より質問がございました。このとき、中野市スポーツ推進計画の市民アンケートにおいて、くらしと文化部長より答弁がございました。市民アンケートでは、スポーツの大会を増やしてほしい、スポーツで中野市を盛り上げ、よりよいまちづくりにつなげてほしい、人と交流できる機会をつくってほしいなど、たくさんの意見をいただいたと答弁されているわけであります。そういったアンケートに対する対応、方策は考えていますでしょうか、お伺いいたします。

 また、今後もスポーツ環境の整備、充実という観点から、ことしも豊田テニス場改修、多目的サッカー場の避雷針の設置、武道場畳の改修工事など行われておりますが、今後新たなスポーツ施設建設、または改修等の計画は既にありますでしょうか、お伺いいたします。

 以上、壇上からの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 芦澤議員のご質問にお答え申し上げます。

 まず、防災について申し上げます。

 市民の防災意識の向上の方策につきましては、防災知識の普及・啓発などを図るため、防災ガイドブックの配布や、毎年総合防災訓練及び土砂災害防災訓練を実施しております。また、広報なかのによる災害の注意喚起や区等から要請があった場合は、中野まなびぃ塾などの研究会において、防災ガイドブックや災害対応マニュアルを活用し、説明会を行っております。防災の基本は、自分の命は自分で守ることであり、日ごろから災害に対する備えをしておくことが重要でありますので、今後も市民に対し、総合防災訓練や研修会などを通じて、さらに防災意識の向上を図ってまいりたいと考えております。

 自主防災組織の設置の進捗状況につきましては、76区のうち30区に設置されております。自主防災組織の活動の今後の発展につきましては、自主防災組織は災害が発生した際に、初期消火活動を行うなど、非常に重要な役割を担うことになりますので、市では防災知識の普及・啓発など、さらに進めてまいりたいと考えております。

 保育所における避難訓練の現状につきましては、国の基準に従い、地震や火災等を想定した訓練を毎月1回実施しております。訓練の内容につきましては、子ども部長から答弁させます。

 次に、地域振興についてお答え申し上げます。

 人口減少対策に特化した部署、組織編成の考えにつきましては、引き続き現在の担当部署において対策を行うこととし、特定の部署を設ける考えはありませんが、新年度予算編成の段階から市全体で人口増や少子化への対応に意を用いてまいります。

 地域活性化策につきましては、市内で活動するNPO等の団体の窓口となる組織、また、産業、観光、文化などの地域資源を掘り起こし、信州中野ブランドを市内外に発信し、市内ににぎわいの創生ができるような組織について、現在検討しております。

 「地域おこし協力隊」の活用につきましては、議員がおっしゃるように、多くの市町村で活用されております。本市におきましても、現在、平成27年度から平成29年度までの実施計画の中で、豊田地域の振興策として「地域おこし協力隊」の活用を検討しております。

 信州なかのフェアin横浜につきましては、信州なかのシンボルマーク活用事業者及び近隣市町村等の36団体の皆様にご参加いただき、本年度初めて横浜市で開催し、当日は約1,500名の方に来場していただきました。豊富な農産物・加工品とともに、食や土人形といった地域の文化と風土も総合的に紹介いたしました。御来場いただいた皆様からは、産地ならではの食べ方や、こだわりの生産方法等の情報に対する大きな関心と、次回以降の開催について期待しているとの感想が寄せられました。

 銀座NAGANOにつきましては、長野県が巨大消費地での情報発信を目的に開設した施設で、その施設を活用して本市の農産物等の展示即売や加工品等が食べられる喫茶コーナーを設営し、産地ならではの食べ方等を紹介することで、本市産の農産物を選択して購入していただくきっかけができたと考えております。

 二つのイベントは、信州なかのシンボルマーク活用事業者との連携により、市の主催としては、県外で初めて実施したもので、市の認知度の向上と地域ブランド化が大きく前進したと感じております。今後につきましては、信州なかのシンボルマーク活用事業者等との連携事業として、継続して開催してまいりたいと考えております。

 次に、スポーツ振興についてお答え申し上げます。

 中野市スポーツ推進計画を策定するに当たり、スポーツに関する市民アンケート調査を実施し、その中で、カチューシャふるさとマラソン大会につきましては、大会の充実、コースの検討など、ご意見をいただきました。この大会は、中野市体育協会が主催しており、毎年改善されてきております。今後とも体育協会と協力して、この大会をよりよいものとしてまいります。

 また、市が行っている各種大会につきましては、今年度からスポーツ推進委員企画事業として、グラウンドゴルフ大会やトレッキングなど、子どもから高齢者まで参加できる大会等を新たに開催したところであります。今後においても、大会の数、内容、運営方法の見直しを進め、市民の皆様が大勢参加していただける大会にしてまいりたいと考えております。

 トップスポーツの推進につきましては、競技大会の充実、競技力向上を図るためのスポーツ専任コーチ補助事業の実施、また、選手の励みとなるスポーツ顕彰制度の研究を行ってまいりたいと考えております。市民の皆様が健康で豊かな生活が送れるよう、スポーツの大切さを啓発するとともに、スポーツ大会等の事業の充実も図ってまいります。

 今後のスポーツ施設の建設、改修等の計画につきましては、現在のところ、新たに施設を建設する計画はありませんが、今年度、豊田テニス場の改修工事を施工しており、来年3月末のしゅん工を予定しております。また、既存の施設につきましては、市民の皆様が安全で快適にご利用いただけるよう、老朽化した施設から順次改修等の整備を進めてまいる所存です。

 以上、お答え申し上げました。



○議長(芋川吉孝君) 教育長。

     (教育長 小嶋隆徳君登壇)



◎教育長(小嶋隆徳君) 小・中学校での避難訓練の現状についてお答え申し上げます。

 各小・中学校では、消防署の協力のもと、春と秋を中心に、年2回以上、地震や火災を想定した避難訓練を行っております。また、各小・中学校ごとに、あらゆる災害に対応するため防災計画を策定し、保護者への引き渡し訓練や積雪時の避難訓練などを行い、災害が発生した際には、子どもたちの安全を第一に考え、教職員が児童・生徒に対し、適切な避難誘導ができるよう、より実践的な訓練に努めております。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 子ども部長。

     (子ども部長 荻原由美子君登壇)



◎子ども部長(荻原由美子君) 保育所の避難訓練の内容につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 保育所における避難訓練につきましては、各施設において、地震、火災、不審者対策など、月ごとに想定する災害を定め、指定された避難場所まで園児が安全に避難できるよう訓練しております。例年10月から11月にかけて、消防署職員から講話を聞く機会を設け、災害の恐ろしさや避難訓練の大切さについて学ぶなど、園児や職員の防災意識の向上に努めております。また、年長児を中心に、県の地震体験車により、実際に地震の揺れを体験することにも取り組んでおり、今後、引き続き実施してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) それでは、引き続き継続で質問させていただきます。

 まず、防災についてなのですけれど、今回、11月22日に中野市でも震度5弱の地震があったということで、その防災に対する様子等をお聞きしたいのでございますけれど、私も自宅におりまして、大きな揺れがあって、実際、私も西条区の自主防災組織の一員となっておるわけですけれど、なかなか区長からも特に連絡もなく、行政からも連絡もなく、どういった立場で待っていればよいのかと思ったのですけれど、早速市から11時半ごろ、ファクスで被害報告が入ってまいりました。情報収集等をスムーズにできていると思ったわけですけれど、そういった中で、震度4の地震に対して、行政としてはどういった対応をとるのか。また、震度5弱に対してはどういう対応をとっているのか。その辺の震度による組織の行政としての動きというのはマニュアルであるのでしょうか、教えていただきたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 危機管理課長。



◎危機管理課長(土屋秀夫君) ただいまの質問にお答えいたします。

 災害時の職員に対するマニュアルがあるのかというご質問でございますが、職員対応マニュアルを作成しておりまして、災害に対して、どういう動きをするかは事前に、各職員で把握している状況でございます。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) マニュアルができているということでございます。今回も夜起こりました。本当に災害というのは、いつ起こるかわからないのでございますので、今回の地震等でまた反省点等出てくると思います。そういったことを中心に、ぜひ、その都度マニュアル等は検討していただきたいと思う次第であります。

 また、今回、自主防災組織が各地域でできているわけですけれど、行政の情報収集の仕方は、やはり区長等々を中心に行われると思うのです。今回私も危惧したところは、その後、例えば空き家はどのように点検されているのか、あるいは高齢者も大変増えていまして、独り暮らしのお年寄りの方も大勢いるようになりました。そんな方への対応は、行政としてはいろいろと区長からお聞きしているのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 危機管理課長。



◎危機管理課長(土屋秀夫君) ただいまのご質問にお答えします。

 災害に対して、各区の区長に状況等を聞いているのかというご質問だと思いますけれど、災害の状況によっては各区長に状況等をお聞きしたりする場合があります。ただ、今回の場合は、各区長に対して状況等の情報収集は行いませんでした。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) 私も地震の後、たまたま民生委員と話す機会がありまして、今回、高齢者の独り暮らし等々の情報を一番わかっているのはやはり民生委員の方だと思うのでお聞きしたのですけれど、今回は特に独り暮らしの方に連絡していないとお伺いしました。中にはやっている方もいるのではないかというお話でしたので、やはりこれからますます高齢化社会で、空き家等増える中、そういったことも行政のマニュアルの中にどのような情報体制を整えていくのかということを検討していただければと思います。

 防災意識の向上については、これからますます災害等多くなっておりますので、いろいろ訓練をやっていただきたいわけであります。各地を見ますと、月に1回炊き出しの訓練といいますか、炊き出しをイベントとして月末の日曜日に催してみんなで食べるとか、イベントをやっている地域もあるとお聞きするのですけれど、ぜひそういった新たな訓練も、中野市においても考えていただければと思います。

 また、今回調べていていろいろと思ったわけでありますけれど、実際に災害となったときにパニックになってしまって、119番通報ができないということもお聞きしました。そんな中で、訓練の一つとして、消防署に連絡すれば、実際に訓練できるとお聞きしたのですけれど、中野市でもそんな対応はしていただいているのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 芦澤孝幸議員に申し上げます。

 質問は通告の範囲内でお願いします。

 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) やはり119番通報というのは、実際に起きたら自分でもパニックになってできなくなってしまうかもしれないと思ったことがありまして、今までにやっていない訓練も、ぜひとも消防署等を中心にやっていただきたいと思います。

 また、今回、たまたま私の住む西条区ですけれど、分館の活動を通じまして運動会は防災運動会を主催しました。秋の文化展は、消防文化展と題しまして、文化展の展示とあわせて、消防の防火の製品の展示、あるいは庭に消防署の消防車も2台来ていただきまして、煙体験施設というのも、出張といいますか、来ていただきまして、小さいお子さんたちも体験いたしました。また、子ども用の防火服もちゃんと用意してありまして、子どもも大勢見えて、楽しみながら、防災を意識していただいたのだと思います。そんな西条区でも自主防災組織ができたばかりなのですけれど、どうしてそこまでできたかというと、分館の役員の方に、2名、消防署の職員の方がいます。たまたま、そういった状況なのですけれど、そういった方が区の役員に入っていただければ、それほど頼もしいことはないのですけれど、どこの自主防災組織にもそういった人が入っているわけでは当然ございません。ぜひとも消防署を中心に、こんなこともできますとか、こういうときにはぜひとも消防署に言っていろいろと指導していきたいということを、行政のほうから率先して指導に当たっていただければと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは、小・中学校の避難訓練ですけれど、先ほど答弁いただきました。ちゃんとマニュアルに沿って、秋、冬中心に行っているということであります。しかし、防災ガイドブックを見ますと、永田小学校、倭小学校、科野小学校、日野小学校、延徳小学校等々、土石流の警戒区域にある小学校もたくさんございます。やはりそれぞれの地域によって避難想定はさまざまだと思うのですけれど、一律に同じ訓練を行っているのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 教育次長。



◎教育次長(小林悟志君) 各学校での具体的な避難訓練についてお答え申し上げます。

 各学校においては、それぞれ防災計画を策定することになっておりますが、学校によってそれぞれ地域の状況が違いますので、各学校によってそれぞれ避難訓練等の状況も異なってございます。具体的には、地震、災害が授業中に発生した場合とか、休み時間中に発生した場合、あるいは事前に子どもに知らせずに実施したり、停電を想定したり、あるいは降雪期の通常と異なる避難経路、避難場所を想定したり、それぞれの学校によって想定して実施しております。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) はい、ありがとうございます。

 今回の避難訓練の際にも、私も自分の息子が中学生におりますので、避難訓練はどうかと、いろいろと聞いたわけでありますけれど、実際には、やはり事前に知らされていることが多くて、あした避難訓練があるのだということで、実際に起こったら僕たち何もできないかもしれない等々のことを言っておりました。今の答弁をお聞きしますと、通告なしに自由にやることもあると、いろいろなことを想定して行っているということですので、これからも、その都度いろいろと反省点が出ると思いますが、そんな対応をぜひしていただきながら小・中学校、保育園の防災訓練を行っていただきたいと思うのです。

 あとお聞きしたいのが、例えば今回白馬村に大きな被害が出ました。また、南木曽町でも大規模な土石流等で災害が起こっております。そんな現場に実際に子どもたちが行って、直接その現場の話を聞く等のお考えはないでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 教育次長。



◎教育次長(小林悟志君) 現在のところ、各学校の児童・生徒がそういう現場へ行ってみるということはしておりませんが、訓練等の際、消防署、あるいは消防団のみなさんのご協力を得て行っておりますが、その際の講演等で、そのような状況等についても説明していただいております。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) 実は、私も恥ずかしながら、東日本大震災等の被災地に直接、1回も行ったことがなくて、ぜひともあちらに行って話を聞いてくる機会を設けたいと思っております。やはり幼少期のころからそういった経験等を実際に見てまいりますと、これからの防災に対する意識が確実に高くなると思うので、こういった機会もぜひともつくっていただければとお願いしたいと思います。

 次に、地域振興についてお願いいたします。

 今回、組織編成は大きくは考えていないと答弁いただきましたけれど、例えば、今回、信州なかのフェアin横浜。また、銀座NAGANO等でアピールする際、売れる農業推進室が中心となって行っていると思うのですけれど、実際、今の市庁舎を見れば、農政課と農業委員会事務局があって、上のフロアに売れる農業推進室がある。やはりこれから売れる農業推進室も、より農政のことについて、これから農業をやりたい人に対する青年就農給付金等いろいろと制度がございます。その辺はフロアが違うことによって、農政課と売れる農業推進室、また、商工観光課等と連携、打ち合わせ、そういった体制は中野市行政としてはちゃんととれていると思ってよろしいでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) たまたま市庁舎のスペースの関係で、今のような状況になっているわけでございます。実は、売れる農業推進室は、組織上は農政課に附置されておりまして、一昨年までは農業委員会事務局があるところに、売れる農業推進室がございました。たまたま農業委員会事務局が農政課のそばのほうがよいということがございましたので、今の体制になっているとご理解いただきいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) はい、わかりました。

 これからますます中野市をアピールしていく際には職員の方がいろいろな部署のことも知っておかなければ、これから移住、そういった点においても、ますますアピールしていく場があると思います。ぜひとも部署の枠を超えて、ぜひ全職員が一致団結して中野市をアピールしていく体制に整えていただければと思います。

 また、今回中野市をアピールするということで横浜市等へ行かれたわけですけれど、JA中野市の職員の方も同行しております。また、豊田地域の方も、もちろん信州なかのシンボルマークを利用して、一緒に参加して出店されたと思うわけではありますけれど、そこでよく言われたのが、JA中野市と、豊田地域の方はJA北信州みゆきということで、市内に二つのJAの体制のもと行っているわけではありますが、この二つの体制においては、行政としてやりづらい点等はございませんでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) この市の中に二つのJAがあることについては、かねてから市議会定例会でもいろいろとご質問等いただいている経過がございます。私どもとすれば、特段、どちらがどうという姿勢で対応しているわけではございませんので、それぞれの農業者の皆さん、組合員の皆様には支障のないように取り組んでいるところでございます。



○議長(芋川吉孝君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) 私も今質問させてもらった背景には、どうして豊田地域の方もJA中野市に入らないのかということも、意外と若い世代の組合員の方で聞かれる方も多くて、そうだよね、やはり一緒になったほうがよいのだろうと、私個人的にも思いますし、たまたま市村合併10周年というタイミングです。また、今、農業協同組合の組織編成ということもありまして、JA志賀高原、JA須高、JAながのでは一緒になるということもあります。こういう機会を逃してはなかなかもう一緒になることは難しいのではないかと個人的には思っておりますし、例えば、現在、農業委員の方も豊田地域の方が5人もいらっしゃいます。ぜひとも、この機会に検討していただければ、行政としてどこまで農業協同組合に対して言えるかは大変微妙な立場であると思いますけれど、そんなこともあるということをぜひ市長にも、心に置いていただいて検討していただければと思います。

 次に、スポーツ振興についてお願いいたします。

 今回、中野市スポーツ推進計画の中に、基本目標という項目がございまして、その中に、学校開放事業利用の人数の目標もございます。その中で、平成30年度の目標が6万人という数字を上げております。これは平成22年度も6万人いたわけですけれど、平成25年度を見てみますと4万8,000人、減少してきております。目標数値に対して年々減少しているというのは大変高い基本目標ではないかと思うのです。そんな中で見ますと、利用団体数は平成22年度と平成24年度等は全く変わっていない。変わっていないけれど、利用する方が減っている。いろいろと要因・原因はあると思うのですけれど、その一つに、最初も質問させていただきました大会等の充実、これから市長杯とか、そういった大会を増やしてもらうことによって、やはりスポーツをやっている方の向上心といいますか、目標を持ってやっていただけるのではないか、取り組んでもらえるのではないかとか思うわけです。現在も市長杯を見ますと、市長杯争奪市内高校野球大会があるくらいで、大きな市長杯等は見当たらないのですけれど、これから中野市長杯争奪ということに関してはいかがでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) くらしと文化部長。



◎くらしと文化部長(竹内羊一君) 今、市長杯は高校野球しかないのではないかということでありますけれど、中野市体育協会がそれぞれ競技別に開催しています大会においては、市長杯の大会も数多くございますので、また、体育協会と協力しながら充実を図ってまいりたいと考えております。



○議長(芋川吉孝君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) 充実いただいているというので、ぜひともまた検討していただきたいのです。

 あと、カチューシャふるさとマラソン大会についてお願いいたします。

 アンケートの中でも、一番多いのがカチューシャふるさとマラソン大会を改善してほしいということが多くて、3,000人を超す大会にしてほしいとか、コースの検討、選手と車が一緒に走るのはおかしいのではないかという意見もお聞きします。また、沿道で、大勢のお客さんに応援してもらうには、やはり時期を考えて行ったほうがよいのではないかというようなアンケートも拝見したわけです。最近マラソンは大変ブームになっておりまして、隣の小布施見にマラソンも第12回を数えるわけで、これもハーフマラソンで7月に行われているのですけれど、参加料が6,300円にもかかわらず、約8,000人の方が参加する大変大きな大会になっております。中野市のカチューシャふるさとマラソン大会が、今年度行われた第25回では約1,000人で、規模も相応なのか、もっと増やせるのか等々、もちろん検討の余地はあると思うのですけれど、やはり充実したマラソン大会にすることによって、市外、県外からもお客さんが多分いらっしゃるのではないかと思います。

 小布施見にマラソンを見ますと、朝6時スタートで、よくこれだけの人数が集まるなと思ったのですけれど、交通規制等々、いろいろな状況があると思いますけれど、カチューシャふるさとマラソン大会について、改めて検討していただいているのか、お聞きしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) くらしと文化部長。



◎くらしと文化部長(竹内羊一君) カチューシャふるさとマラソン大会につきましては、体育協会が主催している大会でございまして、市におきましては、後援ということで、補助金といたしまして50万円を支援している大会でございます。そのあり方につきましては、体育協会と話し合いを行う中で、以前は中野小学校をスタートして、東山を上り、中山晋平先生の生家まで行って戻ってくるという、10キロメートルコースが最長のコースだったわけでございますけれど、近年ランナーの皆さんにおかれましては、20キロメートルという長い距離を走りたいという方が数多くいらっしゃるということで、20回大会から、そういったコースを見直して、当時300人ほどでした参加者が、今では1,000人になってきている状況でございます。これも市内外からたくさんの方に来ていただいていますので、もっと充実していきたい、もっと参加者を増やしていきたいという気持ちはあるのですけれど、現在スタート地点としてお借りしている中野小学校の施設等を考えますと、トイレの問題、あるいは更衣室の問題、それから先ほど議員からお話がありました交通規制の問題等ございまして、これ以上大きくした場合にどんな課題が生じるだろうということも含めまして、今検討しているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 1番 芦澤孝幸議員。



◆1番(芦澤孝幸君) はい、ありがとうございました。

 今回、私も、そのカチューシャふるさとマラソン大会についていろいろとホームページを見ていまして、いろいろな参加された方のブログ等拝見しますと、大変好評なことが多くて、県外の参加者の方も、何かとても地元がやっているぽくてすごくよいとか、その地域らしさが出ているということで、大変好評に感じました。

 あと、1点言えるのは、その公式ホームページがないのが残念だということも結構ありまして、小布施見にマラソンや長野マラソンは当然公式ホームページがありまして、次回の大会概要とか、次回の開催予定等載っております。ぜひそんなことも検討していただき、カチューシャふるさとマラソン大会を充実していただければと思います。

 以上、いろいろと質問させていただいたわけですけれど、いろいろ市庁舎等々の問題もございます。財政的に、いろいろと厳しいわけでありますけれど、観光の面に関しては、新しく銀座、また横浜市に行って積極的に活用していただけるということで、これからますます中野市を積極的にアピールしていただきまして、私が思うには、ぜひとも攻めの行政をこれからやっていただきたいと思っております。ぜひとも市長自らリーダーシップを発揮しまして、中野市ブランドをこれからますます発展させていただきたいという思いを込めまして質問とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(芋川吉孝君) 次に進みます。

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○議長(芋川吉孝君) ここで暫時休憩いたします。

 (休憩)(午前10時47分)

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 (再開)(午前10時48分)



○議長(芋川吉孝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(芋川吉孝君) 順位8番 中野市合併10周年記念事業について、公園への高齢者用健康遊具の設置について、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金について、福祉医療費の窓口無料化について、通学路安全対策について、17番 町田博文議員。

     (17番 町田博文君登壇)



◆17番(町田博文君) 17番 町田博文でございます。

 通告いたしました5点について質問いたします。

 まず、1点目、中野市合併10周年記念事業についてお伺いします。

 先月11日、中野市合併10周年記念事業検討会から提案書が提出されました。これを受けての検討状況はどうでしょうか。また、具体的な事業化・予算化をどのように行っていくのかお伺いします。

 2点目に、公園への高齢者用健康遊具の設置についてお伺いします。

 国及び自治体にとっての最大の課題の一つが、いかに住民の健康を維持し、健康人口を増やし、健康寿命を延ばすかということです。このような社会状況を背景に、今各地の公園が少しずつ様変わりをし始めております。これまで公園の遊具と言えば、ブランコや滑り台など、子ども向け中心でありましたが、最近では高齢者向けの健康遊具を設置する公園がじわじわと増え始めているとのことでございます。高齢者用健康遊具と言っておりますが、高齢者だけが利用するものではなく健康遊具として多世代の健康づくりに役立つものであります。それらは背伸ばしベンチから本格的な機器まで十数種類あるそうであります。そこで、我が中野市の設置状況はどうでしょうか。また、健康長寿推進の観点から、今後計画的に増やしていくことが大切と考えますが、いかがでしょうか。

 3点目に、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金についてお伺いします。

 現在も両給付金を受け付け中ですが、対象者数及び現時点での給付状況はどうでしょうか。また、その効果をどのように見ておられるでしょうか。

 4点目に、福祉医療費の窓口無料化についてお伺いします。

 福祉医療費の窓口無料化については、ここ数年で実施する県や市が増えています。しかし、やりたくても実施できない県や市もあります。それは国民健康保険特別会計への国庫負担金が減額される仕組みになっているからです。

 そこでお伺いします。平成25年度決算ベースで、中野市がもし窓口無料化を実施した場合、国庫負担金は幾ら減額されるのでしょうか。国庫負担金の減額制度は廃止できないかと思うものですが、県はこのことについて、どのように検討しているのでしょうか。国の方針が変わらないのであれば、次善の策として自己負担金の貸し付けを行ったらどうでしょうか。平成25年度決算書を見てみますと、福祉医療費資金貸付基金は、約100万円計上されています。この制度について、いつ、どのような目的でつくられたのか。また、貸付要件、活用された実績等はいかがでしょうか。また、申請した場合、貸付資金が交付されるまでの所要日数はいかほどでしょうか。私は、この基金を活用した貸付制度が患者家族にとってスムーズに貸し出されるのであれば、国庫負担金を減額されないで次善の策になるのではないかと思うものですが、いかがでしょうか。

 5点目に、通学路安全対策についてお伺いします。

 過去に何回もこのことについて一般質問させていただきました。116件の安全対策必要箇所の進捗状況についてお伺いします。

 次に、2年前に関係者が一堂に会して通学路緊急合同点検が行われました。しかしながら、対策必要箇所は日に日に変化していきます。対策を実施した箇所は決着済みとして、新たに生じた必要箇所は一覧に追加して進捗管理をしていかなくてはなりません。それを可能とするためには、関係者が一堂に会して推進組織を立ち上げなければなりません。平成24年9月市議会定例会におきまして、このことにつきまして条例化を提言させていただきましたが、答弁は、まずは現在の施策での取り組みをさらに充実させて対応してまいりたいというものでした。条例化に時間がかかるのであれば、まず、通学路に特化した推進組織を立ち上げるべきではないかとお伺いして、質問といたします。



○議長(芋川吉孝君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 町田議員のご質問にお答え申し上げます。

 まず最初に、中野市合併10周年記念事業についてお答え申し上げます。

 平成27年度に実施する合併10周年記念事業につきましては、本市の魅力を市内外に発信できる記念事業として、中野市合併10周年記念事業検討会から提案いただいた内容をできる限り実行できるよう、今後新年度予算を編成する中で検討してまいります。

 次に、公園への高齢者用健康遊具の設置についてお答え申し上げます。

 現在、市で管理する公園のうち、都市公園である西町公園に背伸ばしベンチなど3基の健康遊具を設置しています。西町公園は、北信総合病院に隣接する公園であり、リハビリを兼ねて公園を利用する方が多いことから、平成21年度の改修工事にあわせ、病院・地元区と協議し健康遊具を導入したものであります。

 次に、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金についてお答え申し上げます。

 臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金につきましては、広報紙等において周知を図るとともに、対象と見込まれる方へは個別に申請について勧奨を行ってまいりました。今までに多くの方に申請いただいておりますが、それぞれの給付金の支給については期限が定められていることから、申請漏れがないように引き続き周知及び申請の勧奨に関する取り組みを進めてまいります。

 臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金の効果につきましては、給付の目的とする低所得者及び子育て家庭の家計に与える消費税率引き上げによる影響の負担軽減に対しては、効果があるものと推測しております。

 対象者数及び給付状況につきましては、健康福祉部長及び子ども部長から答弁させます。

 次に、福祉医療費の窓口無料化についてお答え申し上げます。

 県の検討状況につきましては、青木豊一議員にお答え申し上げたとおり、年内に策定を目指す子育て支援戦略の内容をまとめるため、市町村と共同で設置した「子育て支援検討ワーキンググループ」や「県と市町村の協議の場」において、総合的な子育て支援策について検討が行われているところであります。

 福祉医療費資金貸付制度につきましては、県と市町村で共同設置した検討委員会において、窓口での支払いが困難で、真に救済が必要な方に対しての貸付制度として設けられたものであります。貸付の手続につきましては、貸付認定を受け、借り入れ申し込みをしていただくなど、いずれも必要な手続を県下統一的に実施しているものであります。制度周知につきましては、市のホームページにより周知を図るとともに、医療機関の窓口で医療費の自己負担額の支払いが困難な者については、窓口で医療費支払いの相談の際に貸付制度の活用を進めております。

 福祉医療費給付制度で全ての対象者の医療費を窓口無料化にした場合の国民健康保険事業特別会計への影響及び福祉医療費資金貸付の実績につきましては、健康福祉部長から答弁させます。

 次に、通学路の安全対策についてお答え申し上げます。

 平成24年度に実施した通学路緊急合同点検では116カ所の危険箇所があり、本市が管理する道路に関するものは71カ所でありました。このうち45カ所につきましては対策が完了し、現在3カ所の事業に着手しております。今後も危険箇所の解消に向け関係機関と協力し、事業の推進に努めてまいりたいと考えております。

 以上、お答え申し上げました。



○議長(芋川吉孝君) 教育長。

     (教育長 小嶋隆徳君登壇)



◎教育長(小嶋隆徳君) 推進組織の設置につきましてお答え申し上げます。

 国からの「通学路の交通安全の確保に向けた着実かつ効果的な取組の推進について」の通知を受け、組織を設置することは必要であると考えており、現在、他市の設置状況を参考に組織の構成等を検討している状況でございます。今後は、関係機関と調整を図りながら推進体制を構築してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。

     (健康福祉部長兼福祉事務所長 渡辺重雄君登壇)



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 臨時福祉給付金の対象者数及び給付状況につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 給付金の支給状況でありますが、11月末現在、支給決定者は5,676人、うち加算対象者は3,455人、支給額は7,403万5,000円であります。対象者数につきましては、低所得者の方で市民税が課税されている方の扶養になっている方などが把握できないことから、正確な人数は把握しておりません。

 次に、福祉医療費給付制度で全ての対象者の医療費を窓口無料化にした場合の国民健康保険事業特別会計への影響及び福祉医療費資金貸付の実績につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 医療費を窓口無料化にした場合の国民健康保険事業特別会計への影響額は、約2,750万円の国庫負担金が減額となります。福祉医療費資金貸付の今年度実績は、障がい者2世帯2名、母子世帯1世帯2名に対し4万4,000円を貸し付けております。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 子ども部長。

     (子ども部長 荻原由美子君登壇)



◎子ども部長(荻原由美子君) 子育て世帯臨時特例給付金の対象者数及び給付状況につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 給付金の支給状況でありますが、11月末現在、支給決定者は2,866人、支給対象とした児童数は4,976人で、支給額は4,976万円であります。対象者数につきましては、公務員の児童手当受給者などが把握できないことから、正確な人数は把握しておりません。

 以上でございます。

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○議長(芋川吉孝君) ここで10分間休憩いたします。

 (休憩)(午前11時03分)

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 (再開)(午前11時15分)



○議長(芋川吉孝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 継続でお願いいたします。

 順番は順不同となりますが、お願いしたいと思います。

 まず、通学路の安全対策、進捗状況、それから推進組織の設置についての答弁をいただきました。組織は必要と考えているということで、構成等を検討していると答弁がございました。この推進組織についてですが、関係者といっても市長部局だけでも、道路河川課、あるいは警察との関係もありますし、合同で進めていく必要があって、その調整をかなり権限を持って進めていく、そういう横断的な組織が必要と私は思うわけですが、今、教育委員会で検討されておりますこの組織については、今の段階で結構ですけれど、どんな内容の組織となるわけでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 教育次長。



◎教育次長(小林悟志君) お答え申し上げます。

 現在、構築を考えております組織につきましては、通学路緊急合同点検が教育委員会、道路管理者、警察を含む関係者で実施してきたものでありますので、その点検結果に基づく対策、チェック等をPDCAサイクルの構築が重要と考えておりますので、それらに対応できる推進体制をつくりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 私は、その組織にきちんとした権限・権能を持たせるためには、やはり条例が必要と思うわけです。以前の市政一般質問でも触れさせていただきましたが、中野市におきましては、くらしと文化部が所管になりますが、中野市交通安全推進協議会につきましてきちんと条例が定められておりまして、そのもとできちんと進められているということもありますので、私はきちんと条例化して、通学路に特化した安全対策会議が必要ではないかと思うわけです。例えば長野市におきましては、長野市通学路安全対策検討会議、こういう通学路に特化した検討会議が設けられております。そのほかの市町村におきましても、そういう組織が設けられておりますが、その会議をきちんとしたルール化して継続的に行っていくためには、その条例化が必要と思いますが、このことについてはいかがお考えでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 教育次長。



◎教育次長(小林悟志君) お答え申し上げます。

 組織の条例化についてでございますが、現在、県下19市中、5市がそういう正式な組織を設置しております。そういう組織を設置している市を参考に、どのような組織、あるいは条例化が必要なのか、その辺も含めて検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) はい、わかりました。期待しております。

 次に、福祉医療費窓口無料化について、また継続質問させていただきますが、減額幅は約2,750万円ということでございましたが、このことにつきまして、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。

 平成25年度決算におきまして、福祉医療費給付金が3種類ありまして、心身障がい者、あるいはひとり親家庭等、それから乳幼児等の3種類がありますが、その乳幼児等以外につきましては、1億4,158万5,000円の給付費が出ております。乳幼児等医療費につきましては6,738万円、合計2億896万5,000円の給付費が出ております。それに対して、国民健康保険事業特別会計の国庫負担金の療養給付費等負担金が8億8,678万9,000円、財政調整交付金が2億8,912万5,000円、今の約2,750万円は、療養給付費等負担金と財政調整交付金がありますが、どちらで、どう減額になるのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 国民健康保険事業特別会計への影響額につきましては、現時点で把握しておりますのは、平成25年12月から平成26年11月決算ベースでございますが、約2,750万円とご答弁させていただきました。それらの影響につきましては、療養給付費等負担金、あるいは財政調整交付金、両方を合わせまして2,750万円程度の影響額が出るだろうということであります。ちなみに、区分としましては、乳幼児等の分と乳幼児等以外の分、こうした2区分の中でさらに細かくあるわけでございますが、そちらについては把握いたしておりませんので、乳幼児等の福祉医療費で見ますと342万4,000余円ということ、乳幼児等以外で見ますと2,407万2,000余円ということで、合わせまして約2,750万円が影響を受けるだろうとご答弁申し上げたものでございますので、よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) その減額幅はどの程度のものかという判断、どう見るかは非常に難しいとは思いますが、先ほど申し上げました福祉医療費として、中野市として支出している分、合わせて2億円ちょっとあるわけですが、この2億円の中には国民健康保険以外の社会保険の関係、全国健康保険協会管掌健康保険とか組合管掌健康保険とか、そういう方々の子どもの医療費も入っております。むしろ乳幼児等の福祉医療費のほうが少ない、乳幼児等以外の福祉医療費の給付額のほうが多いとは思いますが、この約2億890万円のうち、国民健康保険事業特別会計の部分に係る福祉医療費はどのぐらいになるかわかりますでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 先ほど申し上げた年次、月が異なっておりますが、12月ベースで、現時点で、直近で把握しているもので申し上げますと、乳幼児等福祉医療費で1,239万1,000余円、乳幼児以外の福祉医療費で5,666万9,000余円ということでございまして、それらが全体として影響が出てくるだろうということで、合わせますと6,906万余円というものが福祉医療費として給付されてございますので、よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) そうしますと、その国民健康保険事業特別会計の部分の方々を抽出してみた場合に、それらの方々の福祉医療費の給付費については約6,900万円、そのうち約2,750万円というのはトータルですね、そうすると、約6,900万円のうち国民健康保険事業特別会計部分で減額される額は幾らになるのでしょうか。約2,750万円は、国民健康保険事業特別会計だけですけれど、心身障がい者の方とかそういうものが入っておりますよね。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 先ほどお答え申し上げましたのは、福祉医療費の総額、支給額ベースでございまして、約2,750万円は乳幼児等や心身障がい者等々の皆さんも含めた全体で約2,750万円でございまして、その内訳は先ほどご答弁申し上げたとおりでございますが、よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 約2,750万円の内訳を、先ほど約2,400万円と約342万円とお聞きしたのですが、乳幼児等福祉医療費の関係は幾らになるのでしょうか。約342万円でよろしいのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 子ども部長。



◎子ども部長(荻原由美子君) 先ほどお答えしましたように、約342万円でございます。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) わかりました。約1,239万円に対して342万円ほどの減額になると。

 それで、ペナルティーという言葉は国としては言っておりませんが、市町村にとれば一種の調整をされているということで、国としては国の言い分があるようでございます。もう30年も前からずっとこういう制度をやってきて、国がなかなか方針を変えていないということはかなりの強い言い分を持っているのではないかと思います。しかし、我々は、窓口無料化の方向で前へ進めるべきとは思いますが、私が調べた範囲では、山梨県におきましては、この福祉医療費の心身障がい者部分が一番多いわけですが、その部分につきましては、現在、窓口無料化をしているのですが、その減額が余りにも多いために、中野市が今行っている償還払い方式に逆に変えているのです。この11月から変えたとお聞きしましたが、そういう流れも一部にはあるわけです。しかしながら、私は窓口無料化の線でやはり進めるべきだし、県とともに国に要望していくべきと思いますが、これについては、市としてどのようなお考えでおられるでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) お答え申し上げます。

 窓口無料化にした場合の減額措置については、先ほどお答え申し上げたとおりでございますが、それらに関しまして、私どもとしましては、県とともに事業のあり方について検討を進めるとともに、可能な限り、そうした方向付けができますように一緒になって進めてまいりたいということ。あるいは昨年も県と県内の代表市町村が静岡県に研究のために調査に入ったりしているところでございまして、今後とも、そんな動向も見きわめながら、よりよい方向が見出せますよう努力してまいりたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 先ほど県では戦略をつくるために、市町村とともに県として検討しているということですが、その中に、今申し上げたようなことが議論の対象になっているのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 現在のところ、詳細な部分については掌握いたしておりませんが、実施されている先進事例の状況の把握に努められているとお聞きしておりますし、議員が、先ほどもおっしゃられましたように、逆に戻されたというようなことも把握いたしておりますので、そうしたことを総合的に判断する中では、国の動向、県の動向、それぞれが絡んでくるものと考えております。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) ですから、それは長野県として最終的にどういう道を選択するか。現在は、今の制度でできるだけ患者の方にスムーズに行くような形で、現物支給方式が窓口無料化ですが、償還払い方式につきましても、自動償還払いということで、非常に患者にとってはスムーズな形で、受給者証を提示してということで、スムーズな形で自動償還払いができている。私は、そういう制度と同じように、福祉医療費資金貸付基金が、約100万円あるわけですが、県下統一で、こういう形で設けていると思います。それが今回4件ありますが、その貸し付け要件、それから、申請して資金が実行されるまでの期間がどれくらいあるのでしょうか。そして、一時的に立て替えるのは最終的に無料化になるわけですから償還払いされるのですが、それが約2カ月から3カ月ぐらいだと思うのです。その間なのですが、やはりすぐ資金の貸し付けができないと効果がないということになるわけですが、この貸し付け制度の貸し付け要件、幾らから借りられるのか、利息は無利息だと思いますが、その制度の内容についてお伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) お答え申し上げます。

 福祉医療費資金貸付制度でございますが、はじめに、貸し付け条件は、福祉医療費の対象の方であることはもちろんでございますが、所得の制限、市民税の非課税世帯であること。あるいは特別な事情があると市長が認めた場合等々となっております。そうした中で、貸し付けの金額でございますが、1,000円以上、1,000円未満を切り捨てた金額を貸し付けております。

 なお、貸し付け実行までの期間でございますが、おおむね2週間程度ではなかろうかと思っております。この間は借り入れ申請いただいた後、具体的に貸し付け決定し資金化されるまでの期間ということで、具体的には受診いただいた医療機関でお待ちいただいている期間ということになりますので、現金が動くまでの間にそれだけの期間がかかるということで、ご本人様が直接それを動かすことはないわけでございまして、医療機関にその間お待ちいただいている、このように進めさせていただいております。よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 現在行っている償還払いにつきましても、長野県の場合は自動償還払いということで、非常にスムーズな形で実施されている。今、部長の答弁ですと、本人が自己負担金を払う必要はないけれど、2週間程度かかるということなのです。自動償還払い方式でやっているのであれば、それに見合うような形で、資金貸し付けも行って、やはり100万円がもっともっと有効に使われてもよいのではないかと思うのです。その市民税非課税世帯ということがあるのですが、その非課税世帯以外に貸し付けることは条例上はできないのですが、その条例を改正するのも県下統一でできないのですか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) お答え申し上げます。

 貸し付け対象者の内容につきましては、先ほどお答え申し上げたとおりでございますが、いわゆる受給資格を有する者の属する世帯の方々がいずれも市民税が課せられていない、さらに、そのうち市長が医療費の支払いが困難であると認めた方ということで、当時、貸し付け制度を調整するときに、県が間に入りまして、ともに制度創設に当たり、真に貸し付け制度を活用いただくことによって救済できる皆さんへの制度ということで立ち上げておるものでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 貸し付けの実績ですが、先ほど4件ということでよろしいのですね。過去の実績はどうでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 貸し付けの実績でございますが、平成19年度以降8年間の実利用者数は、9名の皆さんにご利用いただき、融資実行額では42万6,000円ということです。より詳細には、平成19年度と平成20年度に利用がございました。平成21年度以降、平成25年度までは利用がございませんでした。平成26年度になりまして、先ほどお答え申し上げたとおり、4件の利用があったという状況でございます。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 医療費は特別今言ったような激変はなかったと思うのですが、それに対して実績が平成21年度以降ほとんどなかったということは、その貸し付け制度を周知するということの関連の中で、何か違いがあったのでしょうか。貸し付け実績について、どうしてそれだけの差が出ているのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 基本的には、保険給付がなされるということ、その保険給付の中には本来の給付のほかに高額の方の場合には高額療養費が給付されるとか、さまざまな仕組みの中で、結果としては負担に、そこまでお困りの方がいらっしゃらないということ。先ほど答弁の中でも申し上げましたが、具体的には医療機関の窓口が一番でございますので、ご相談があった際には、こうしたご案内をさせていただいておりますので、個別の対応に努めてきた結果、実績としては申し上げた状況だと理解しております。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 結果として、その医療機関の窓口で自己負担金を払われている方も、かなり無理をして払われている方もいらっしゃると思うわけですが、その医療機関の窓口で、もっと積極的にこういう制度があるというPR、周知を行ったらどうかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 今後とも従来同様周知に努めてまいりたいと考えております。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 次に行きます。

 臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金ですが、先ほど答弁いただきました11月末現在、特に臨時福祉給付金の進捗率、そして、その1万円と、年金等の受給者については5,000円プラスの1万5,000円ですが、その内訳と進捗率は何%と見てよいのでしょうか。同じく、子育て世帯臨時特例給付金についてもお聞きしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 11月末現在で5,676名の方に支給させていただいたということでございます。そのうちの加算対象者の人数ですが、3,455名の者が11月末現在の支給者数でございます。

 なお、対象者の総数につきましては、私の答弁でお答え申し上げましたとおり、正確な人数の把握が困難でございますので、把握いたしておらないところでございますので、よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 子ども部長。



◎子ども部長(荻原由美子君) お答えいたします。

 先ほど答弁いたしましたように、支給決定者につきましては2,866人、児童数につきましては4,976人で、支給額につきましては4,976万円とお答えいたしました。私ども子ども部も公務員の児童手当の受給者が把握できませんので、正確な人数については把握できていないということですので、よろしくお願いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) それぞれ期限が違いますが、もう期限が近づいております。私、以前の市政一般質問でお聞きしましたが、市民税非課税の方はどのくらいいらっしゃるかと聞いたら、正確でなくて恐縮ですが、たしか、そのとき、1万3,000人ぐらいいるとお聞きしたと思います。それから見ると、正確な把握ができないと言われていますが、市民税非課税世帯は1万3,000人いらっしゃるということですね。確認させていただきたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 市民税非課税世帯の数は今私の手元では把握できておらなくて、お答えできなくて申しわけないのですが、その後、それぞれ事業を進めている中で、私どもの臨時福祉給付金は今月末、12月26日までということで、個別に不申告の皆さんに勧奨するとかしてまいっております。直近の半月の申請状況を見ますと、随分と上がってきておりますので、一定程度の周知が図れてきたということと、期限が迫ってまいりまして、相当数の方が日々お越しいただいているところでございますので、今後とも申請率が上がりますように努めてまいりたいと考えております。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 対象者数の正確な把握はできないということで、先ほど部長からお話がありましたが、しかしながら、個別に勧奨しているということですから、その対象者の方に対して個別に勧奨しているのですけれど、それはできるのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) お答え申し上げます。

 勧奨させていただきますと、今扶養にとっていらっしゃるだとか、実は、当時は不申告だったけれど、その後所得申告いただいたとか、さまざまな理由で対象になる方、ならない方がいらっしゃるので、答弁の中でもお答え申し上げましたが、正確な数については把握が困難でございます。対象者として勧奨してきた実績については、約8,200名程度勧奨させていただいておりますので、これを母体に、さらに落ち込んでいく要素が出てくるだろうと思っております。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 当初、この簡素な給付措置を実施するに当たって、同じ市役所の中であっても、税務課で市民税非課税世帯だということはわかりますが、福祉課でそれを直に利用できないという個人情報保護の問題があったと思うのです。何回も聞いて申しわけないのですが、個別の勧奨をしたということは、そういうデータではなくて、今、扶養と言われたのですが、そういう方の名簿を参考にして行ったということでしょうか。税務課のデータの活用はどうなっていたのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 税の状況に応じてということになりますので、私どもとすれば、税の状況を直接把握するわけにはまいりませんので、税務課のほうで非課税者に対して、いわゆる税の申告の勧奨をいただく場面がございますので、その際に、ことしに限っては私どもの制度をお知らせし、対象となられる方は申告をお願いしますということ、もう一つは臨時福祉給付金の申請をお願いしたいというチラシを個別に同封させていただいて、発送いただいている状況です。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) ですから、その周知は福祉課ではできなくて、税務課から、そのときに一緒にさせていただいたということですね。ただ、その勧奨については、福祉課で、そのデータに基づいてやってよいのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 言葉が間違っておりましたら大変申しわけないのですが、勧奨と申し上げたのは、そのチラシを同封し、対象となられる方は、先ほどの2点のことについて申請いただきたいとお願いさせていただいた行為を勧奨というお言葉で申し上げておるものでございます。よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 国のこの簡素な給付措置、消費税率が5%から8%に上がって、その1年半分の増税の負担感が約1万円になるということで、その1万円の根拠があるわけです。今、その進捗率が正確には出ないということですが、私としては100%対象者の方に給付金がいくことが必要だと思います。今の状況を見ると、それがわからないのですが、感じでよいのですが、90%ぐらいはいっているのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) お答え申し上げますが、現在の申請状況については、先ほど来申し上げておりますように、大変把握することは困難でございます。例えば、この半月の間に、私どものほうには1,800人余を超える方々がお越しいただいております。ホームページとか、広報なかのには4回ほど載せましたし、ポスター、チラシ、民生委員を通じて、税務課を通じて、先ほどの対応をさせていただく、あるいは現在はCATVにも出させていただくなど、さまざまな方法を用いて、可能な限り全ての皆さんに申請いただくように今後とも期限まで努めてまいりますので、よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) はい、わかりました。

 次に行きたいと思います。

 公園への高齢者用健康遊具の設置についてですが、先ほど西町公園に設置されているという答弁がございました。私も見させていただきました。私が見た限りでは、端のほうに2種類しか確認できませんでしたが、今後ぜひ計画的に増設していただきたいと思うわけです。現在は西町公園の三つというのはわかりましたが、可能性のある公園ということで、市が管理する公園は今幾つあるのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) お答え申し上げます。

 都市公園につきましては20公園ございます。農村公園につきましては4公園ございます。それから市で持っている団地内の公園が、その他の公園となりますけれど、これについては6公園、合計で30公園ございます。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 私としては予算の限度はありますが、この全ての公園に設置できるような検討を計画的にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) お答えいたします。

 公園につきましては、中野市にある公園につきましては、街区公園から総合公園までいろいろございます。街区公園については小規模な公園でございます。周辺の方、幼児から高齢者まで使われるかと思うのですけれど、そういったさまざまな方が使われるということで、議員のご提案の健康関係の器具につきましては、国でも、幼児が使ってけがをするというような、子どもたちはどんな使い方をするかわからないというものもございまして、そういった安全対策もしっかりしたりということも言われております。

 それから、現在は健康遊具を使われる大人と子どもたちを分ければ一番よいのではないかというような指導的なものがあるわけなのですけれど、なかなかそういった大きな公園は、中野市の場合はそうはないものですから、今考えているのは、大きな公園で、今後更新時に順次そういったものを取り入れていけたらと思っています。

 それから、遊具ではないのですけれど、議員も見ておられると思うのですけれど、ベンチのところに金具がついていて、そこで背を伸ばしたり、そういうようなものを必要なところで交換できればと思っておりますけれど、よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) ぜひ優先順位をつけて、広く普及できるようにお願いしたいと思います。

 次に、中野市合併10周年記念事業の件です。いろいろ提言させていただきたいと思っているのですが、提案書が出まして8項目ございました。音楽を中心としたイベントというのが一番目に載っております。今後、その予算化の際に、具体的に検討していくということでございますが、実施計画では300万円の事業予算ですが、これについては変わりないのでしょうか。増額するとか、もちろんその内容によりますが、その辺はまだ動きがあると見てよいでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 政策情報課長。



◎政策情報課長(原誠君) お答え申し上げます。

 実施計画上、今議員おっしゃったとおり300万円という金額でございます。今回提言いただく中で、具体的に今予算化に向けて検討しております中で、若干の上下はあろうかと思いますけれど、やはり300万円という金額をめどに考えていきたいと思っています。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 中野市合併10周年記念事業への私の思いといたしましては、中野市民の方々で10周年ということで喜び合うことも大事かと思いますが、私は、どちらかというと、合併10周年を期して、この機会をチャンスと捉えて、全国に信州中野をアピールする機会として10周年をぜひ位置付けていくべきではないか、こういう思いから、以前、中野市を信州中野市に改名したらどうかと提言させていただきましたが、それは厳しいという状況になっております。

 しかしながら、中野市合併10周年記念事業で、この中野市を、中野のブランドをさらにアップさせるよい機会であると思っております。先ほどの市政一般質問の答弁で市長は、地域ブランドは非常に大きく前進した、横浜市と銀座のことで大きく前進したと言われておりますが、私は対象を全国に広げて、全国にもっともっと私は中野市をPRできる、どこの市町村よりも私は物を持っていると思って、私ももう10年以上も前から、いろいろ具体的な提言もさせていただいているわけです。私は市長の決意といたしまして、ぜひ池田カラーを出して、もっと強く全国に対して発信すべきであると。

 別の例で申しわけないのですが、今回の衆議院議員総選挙で選挙管理委員会がイオン中野店で出張期日前投票をやるとか、それも多く報道されました。ああいう記事を読みますと、真剣に選挙管理委員が投票率を上げるためにあらゆる策を練っていることが伝わってくるわけです。そういう強い思いが、ぜひ全国の皆さんにもわかるように発信、その思いがわかるようなイベントというよりも仕掛けです、そういうものをやったらよいかと思うのですが、それを一つの大きなチャンスとして、私は市長からご決意をお聞きしたいと思うのです。

 市民会館につきましては、先週の市政一般質問でもございましたが、やはり文化団体の皆さんが大きく希望を持っておられましたが、今のところ建設年次がはっきりしない、条件が整い次第ということで、今はっきりしない状況となっております。そういう中で、そういう団体の皆さんが大きく希望を膨らませるような、かわりの策と言っては語弊がありますが、中野市合併10周年記念事業の中で何とか全国にアピールできるものをぜひ具体化してほしいと思っておりますが、市長のご決意をお聞きしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) お答え申し上げます。

 中野市合併10周年記念事業に対する予算につきましては、先ほど政策情報課長からご答弁申し上げたとおり、基本的にはその範囲内でやろうと思っているのですが、もう一つ言えるのは、昨年度始めました童謡・唱歌のふるさと信州中野アンサンブルフェス等々いろいろな事業を市では手がけております。こういったものを横断的に連結・連動させることによりまして、ある程度の費用捻出というか、効果をもくろんだ取り組みができようかと思っていますし、おっしゃいましたとおり、今、選挙管理委員会のお話が引き合いに出されましたが、全国レベルでやはり情報発信していくことが必要だと強く思っておりまして、これにつきましても、今いろいろな企画を検討しているところです。現段階では、はっきりしたことは申し上げられませんが、まだ企画の段階でございますので、また、適宜・逐次そういったものがまとまりましたら、議会並びに市民の皆様へ早目にお知らせしていくという形をとりたいと思っています。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 今、市長が触れられましたけれど、私もことし行った童謡・唱歌のふるさと信州中野アンサンブルフェスは非常によい企画であったし、例えば北茨城市では全校児童が来て合唱してくれたとか、あるいは近隣の市町村も協力していただきました。私はすばらしいイベントだったと思うのですが、ちょうどなかのバラまつりの期間中で、イベントが本当にたくさん続いている中で、やはりこの童謡・唱歌のふるさと信州中野アンサンブルフェスの価値といいますか、本当はもっともっとアピール力があったと思うのです。なかのバラまつり全体の行事の中で少し薄れてしまった感があるのではないかと思っているのですが、その辺の総括は、市長はどのようにされておられますでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) お答え申し上げます。

 なかのバラまつり期間中に童謡・唱歌のふるさと信州中野アンサンブルフェスをさせていただいたというのは、一つは、その期間にいろいろな催し物を集中させることで、いわゆる月間的な効果はどうだろうかということでさせていただきました。町田議員から、目立たなかったのではないかというお話も承知しております。来年度につきましては、いつ、どこで、どのような企画を立てるかということにつきましても、また、検討させていただくということでご理解いただければと思います。



○議長(芋川吉孝君) 17番 町田博文議員。



◆17番(町田博文君) 私は非常によいイベントだったと思っております。ただ、対象としては、全国というところにまではまだいっておりませんが、私はやはり全国ということをまず対象に入れるべきだと思います。

 私は平成19年6月市議会定例会におきまして紹介させていただいたのですが、「親子で歌いつごう日本の歌百選」というのが文化庁で主催して、PTAの協議会が共催して、6,671通、895曲の中から100曲を選んで、そのうち合計11曲が、晋平先生と辰之先生等の曲が入っている。私は全国の人から見て、やはり童謡・唱歌と言った場合に、中野市で生まれたその曲がかなり多く入っていることに本当に自信を持ってよいと思っているのです。先月、これは非常にローカルな話でありますが、岡谷市でおかや音楽協会が平成25年に、あなたが歌い継ぎたい曲を20曲厳選してくださいという市民アンケートを行いまして、10代から90代で、およそ1,000人の方々が協力して、それが100曲ということでできました。私はどういう曲が入っているのか非常に興味がございましたので、手に入れさせていただきましたが、カウントしてみると、100曲と言いながら、全部で106曲ございますが、その中に、晋平先生の曲が11曲、辰之先生の曲が5曲、計16曲含まれております。ということは、長野県内ではありますが、やはり日本の皆さんには、この中野市から生まれた童謡・唱歌が本当に心に、思い出に残っているということがありますので、これをもっと全国に向けてアピールする。

 例えば、安曇野市では、「早春譜まつり」というものをやっています。作曲、作詞者は安曇野市ではありませんが、安曇野の春を待ちわびる、そういう思いを歌った歌ということで、早春譜まつりをやっております。あるいは、そのちょっと北の池田町では、てるてる坊主を作詩した浅原六朗の出身地ということで、「いけだまちてるてる坊主アート展」というものをやっております。このアート展の入選作品が中山晋平記念館に今展示されていると思いますが、池田町では、いけだまちてるてる坊主アート展に全国から作品が1,000点以上集まっているということでございます。「あづみ野池田クラフトパーク」で大々的に実施されていると。早春譜まつりにつきましては、安曇野市で毎年5月の連休のときに行われていると。いろいろなイベントがありますが、これらを参考にしながら、先ほど市長からご決意をお伺いしましたので、どういうものが出てくるか、非常に期待いたしまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(芋川吉孝君) 次に進みます。

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○議長(芋川吉孝君) ここで昼食のため、午後1時まで休憩いたします。

 (休憩)(午後0時01分)

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 (再開)(午後1時00分)



○議長(芋川吉孝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(芋川吉孝君) 順位9番 市庁舎・市民会館について、公会堂建設事業補助金について、上今井橋から栗林区間の仮設道路の安全対策について、8番 松野繁男議員。

     (8番 松野繁男君登壇)



◆8番(松野繁男君) 8番 松野繁男でございます。

 通告いたしました3項目について順次質問いたします。

 最初に、市庁舎・市民会館についてでありますが、市庁舎は現市庁舎の北側、市民会館は旧中野高校跡地への移転という方針で議会に説明されてまいりました。また、これらの事業を進めるに当たり、中野市新庁舎建設整備基本計画策定市民検討会を設置し、その方向で進められてこられたことは広報紙を通じて市民に周知されておりましたが、11月26日に議会全員協議会において計画の変更が説明されました。突然の変更に議員の中にも首をかしげる光景がありました。

 市長は説明の中で、市庁舎整備に多額の費用がかかるため、両施設の新築は現時点では無理と判断し、市民会館の建設を先延ばしにして、しばらくは現市民会館を使用することから、市役所庁舎は北側ではなく南側に整備するとされました。翌11月27日に新聞報道され、また、同日の午後、同検討委員会が開催され計画の変更が説明されました。

 私も傍聴させていただきましたが、大半の意見は変更に対する事前の説明がなされなかったことへの不満と、過去3回の会議で将来性や市民の利便性等を考慮する中で、北側が望ましいと意見集約をし、検討してきたにもかかわらず突然の計画の変更では、これまでの3回の会議は何だったのかなどの不満の声が多く聞かれました。同検討委員会の委員の中には、中野市の顔とも言える市庁舎の基本計画にかかわられることは誇りであり、メンバーに選ばれたことは名誉であると話される人もありましたが、今月の11日に5回目の同検討委員会が予定されています。同検討委員会の役割と、そこで出される意見の集約方法について、会議の始まる前に十分に説明する必要があると思います。今後、2回の市民説明会とパブリックコメントを実施し、市民の理解を求めていくわけですけれど、より多くの市民の皆さんに参加していただき、丁寧な説明が必要と思います。

 ここで質問に入りますが、多くの市民の皆様も市政一般質問を聞いておられると思いますから、改めて、次の5点についてお伺いいたします。

 1点、北側から南側への位置変更について、2点、整備に係る費用の増額について、3点、中野市新庁舎建設整備基本計画策定市民検討委員会の役割と次回会議で出される意見の取り扱いについて、4点、整備基本計画案では建設スケジュールが示されており、平成27年度から平成30年度までの4カ年にわたり工事の予定ですが、年度ごとの事業内容についてもお伺いいたします。5点、財政シミュレーションについて、総額約39億3,400万円の事業費が見込まれているわけですが、財源として市債が29億5,000万円、公共施設整備基金が9億8,400万円充てられる計画です。その事業費の内訳についてお伺いいたします。また、当初財源として予定されていた旧合併特例事業債を使用せず、一般単独の市債を発行する理由について。また、使わないとする旧合併特例事業債の今後の使い方について。

 次に、財政シミュレーションの中に示されている4項目の指標について、平成25年から平成36年までの12年間にわたり推計してありますが、約30億円の市債を発行しても問題ないとされていますが、この指標について詳しい説明を求めます。

 次に、新市民会館の建設を先延ばしにして、しばらくは現市民会館を使用するとされていますが、しばらくというのはどのくらいの期間を示すものかわかりませんが、当然耐震補強や最低限の改修も視野に入れなければならないと思います。現市民会館について、過去に検討がなされたとお聞きしておりますけれど、耐震診断の結果はどうだったのか。また、必要となれば事業費はどのくらいなのか、内部の改修についても同様に検討されているとお聞きしますが、事業費についてお伺いいたします。あわせて、今後の計画についてもお伺いして次の項目に移ります。

 2番目の項目ですが、公会堂建設事業補助金についてお伺いいたします。

 補助率の見直しについて、11月22日午後10時過ぎに、長野県北部を震源とする大きな地震が発生しました。中野市豊田支所では震度5弱、本庁舎では震度4を記録しております。被害の大きかった白馬村の堀之内地区では、強い揺れのため多くの家屋が倒壊し、避難場所でもあった公民館も例外ではありませんでした。本市でもこういった事態が予想されます。市長は、防災の拠点である市役所の整備を優先する方針を示しておられます。各区の防災の拠点である避難施設の整備に配慮をお願いいたしまして、3項目めに移ります。

 上今井橋から栗林区間の仮設道路の安全対策についてお伺いいたします。

 この区間は、千曲川の増水のたびに道路が冠水し、通行止めになることが過去に何度かありました。現在は、その問題の解決のために道路本線のかさ上げ工事が行われており、隣の仮設道路を使用しております。豊田地域と中心市街地を結ぶ幹線道路であり、かなりの交通量があります。また、中野市内の高校に通学する学生の通学路でもあり、歩道もないため、かなり危険であると言われております。

 先日、自転車で通学している女子生徒の保護者から、あの区間は街灯がないため、日暮れが早くなったこの時期には通行が非常に怖い、何とか街灯の設置をお願いしていただけないかとの要望がありました。そう言われて夜の通行時に気を配ってみますと、確かに街灯はありませんから真っ暗であります。ここは県道三水中野線で、事業主体は県であります。何とか安全対策を講じていただけますよう、市の対応についてお伺いするものであります。

 以上、申し上げまして、最初の質問といたします。



○議長(芋川吉孝君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 松野議員のご質問にお答え申し上げます。

 まず最初に、市庁舎・市民会館についてお答え申し上げます。

 新市庁舎の建設整備につきましては、これまで設計の基礎となる基本計画案の策定に向け進めてまいり、過日、その計画案を公表したところであります。市庁舎建設の位置を望ましいとした北側から南側へ変更する理由につきましては、堀内議員へお答え申し上げましたとおり、概算事業費を試算する中で、現市民会館を解体し、新市庁舎と新市民会館を整備するスケジュールは、財政的な理由から変更せざるを得ないと判断したことに伴い、現市民会館をしばらくの間、引き続き使用することとしたことからであります。

 新市庁舎の整備にかかわる概算事業費につきましては、工事費が約27億5,000万円、設計監理費が9,500万円、現市庁舎解体工事費が約2億3,700万円、備品・調度品が約2億200万円、車庫など現附属棟の解体費、解体工事に伴う建材に含まれるアスベスト処理対策・処分経費・外構工事費など約6億5,000万円で、総額39億3,400万円と試算しております。

 なお、事業実施に当たりましては、事業費圧縮と財源確保に努めてまいります。

 中野市新庁舎建設整備基本計画策定市民検討委員会の役割につきましては、基本計画を策定するに当たり、市民のご意見をお聞きする一つの手段と考えており、同検討委員会には、これまで基本計画案の大きな柱となる整備方針、機能方針などについてご意見をお聞きしており、過日、基本計画案の全体についてご説明申し上げたところであり、今後、この基本計画案について、改めてご意見をお聞きすることとしております。

 新市庁舎供用開始までの今後の進め方につきましては、まずは、この計画案を議会や同検討委員会の皆様をはじめ、市民説明会、パブリックコメントを通じ、より多くの方々のご意見をお聞きし、今年度中に計画を決定してまいりたいと考えております。その後、平成27年度に基本設計、引き続き実施設計を行い、平成28年度に建設に着手し、平成29年度の供用開始を目途に進め、平成30年度には現市庁舎の解体と外構工事を行う計画としております。また、新市庁舎の概算事業費を39億3,400万円とし、新市民会館の整備は含めずに行った平成36年度までの財政推計では、事業を賄うための財源に、貯金に当たる基金は、できる限り取り崩さずに、将来の人も利用する施設であることから、後年度負担の公平性も考慮して、分割で返済する起債を活用することといたしました。

 当初は、この起債に有利と言われる旧合併特例事業債を充当することとしておりましたが、活用できる枠が限られていることから、より多く充当できる一般単独事業の一般事業債を充当することとし、旧合併特例事業債は、保育所の建設等の事業に充当させたいと考えております。

 旧合併特例事業債を充当した場合は、基金を約20億9,400万円取り崩す必要がありましたが、一般単独事業債の場合には、基金の取り崩しは約9億8,400万円で済むこととなります。こうすることで基金の残高を確保し、市債の返済残高を平準化することができ、その結果、財政状況が健全であるかどうかを判断する指標の実質公債費比率と将来負担比率について、現状よりも悪くなる時期はありますが、早期健全化基準などで問題視される数値にはなりません。

 この実質公債費比率は、借金返済負担の重さをあらわす指標で、低いほど借金返済以外で自由に使えるお金が多いことになり、市では、平成31年度に10.3%と最も高くなる見込みです。将来負担比率は、将来的に返済しなければならない借金・債務などがどの程度あり、将来的に財政が圧迫されるかどうかを示す指標で、350%が改善の目安となりますが、市では、平成34年度で59.6%と最も高くなる見込みです。

 このほかに経常収益比率がありますが、これは財政構造の弾力性を判断する指標で、市の経常的な財源が人件費や交際費などの義務的な経費に使われている割合を示すものであり、率が高いほど財政が硬直化していると言われておりますが、以前と比べて都市基盤が整備されて維持補修に重点が置かれる現在では、全国的に数値は上昇傾向にあります。市では、平成32年度で94.9%と最も高くなる見込みです。

 現市民会館の耐震補強等についてでありますが、平成21年度に実施しました市民会館の耐震診断調査の結果では、「若干の補強の必要性がある」との結果であり、その当時の概算で、耐震補強工事に係る事業費は3億5,000万円を見込んでおりました。また、平成23年度の実施計画では、必要な改修として、トイレ、客席などを加え4億9,585万円を見込んでおりました。今後は、市庁舎解体に伴い、共有施設の機械棟を撤去することから空調設備の整備が必要なものと考えております。

 現市民会館の耐震補強等の計画につきましては、今後、新市民会館の建設時期とあわせて検討してまいりたいと考えております。

 次に、公会堂建設事業補助金についてお答え申し上げます。

 公会堂建設事業補助金につきましては、地域コミュニティ活動の支援を目的とし、公会堂等の新改築、耐震補強などに対して、内容ごとに補助率、補助限度額を設け、要望がある区に対して補助金を交付しております。補助率の引き上げにつきましては、現在、要望される全ての区に対して補助しているところであり、補助率等の見直しは考えておりませんが、市といたしましても、予算の確保に努めてまいりますので、公会堂等の新築や耐震補強等の計画がある区につきましては、現行制度を最大限に活用していただきたいと考えております。補助率の引き上げに対する地元要望につきましては、現在、新築を計画・検討されている区からは聞いておりません。各区の公会堂等の建築年、構造などの把握につきましては、公会堂等を避難施設として指定する際、調査を行っているため、現状は把握しております。

 次に、上今井橋から栗林区間の仮設道路の安全対策についてお答え申し上げます。

 上今井橋・栗林区間の道路かさ上げ工事につきましては、県単道路改築事業として平成17年度から事業が実施されているところであります。今年度は、上今井橋側で用地補償と仮設道路を設ける工事が進められております。現仮設道路には、道路照明1基のみであり、また、歩道については設置されておりませんので、新たに設置される仮設道路の設置とあわせて、十分な安全対策を講じるよう県に要望してまいります。

 以上、お答え申し上げました。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) それでは、継続でお願いいたします。

 まず、上今井橋から栗林区間の仮設道路の安全対策についてでございます。

 今、答弁にもありましたけれど、街灯が仮設道路区間に1本のみということでした。私もこれから確認しますけれど、非常に夜は真っ暗であります。あくまでも事業主体は県でありますので、事業の進捗状況について、先日北信建設事務所にお伺いいたしまして、いろいろ工事の進みぐあいを聞いてまいりました。それによりますと、今皆さんがお通りいただいている仮設道路の東側、古川地籍方面にもう1本仮設道路をつくっております。これを今年度中、来年の3月中には終わらせたいと。今通っている仮設道路はなぜ使えないのかと申しますと、本線となる道路があと3メートルから5メートルかさ上げするということで、法部分をつくるために今の仮設道路は使えなくなるのだという説明でありました。新たな仮設道路が今、古川地籍方面に新設されておりますけれど、やはりそれを一つの機として、安全対策にも十分配慮していただきたいわけであります。

 教育委員会にもお聞きしましたら、大俣地区から中野平中学校へ通学する中学生の通学路にもなっている、それから高丘小学校の高学年も通るのだとお聞きしておりますので、市として、その安全対策を何としてもお願いしたいということでありますけれど、強く要望したいわけですけれど、いかがでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) お答え申し上げます。

 先ほども市長から申し上げているとおり、さまざまな場面でお願いしてまいりたいと思っております。先日もこの道の期成同盟会で地元の皆さん、それから同行していただいた議員からもお話ありまして、北信建設事務所でも何とかしたいと回答されていました。私どもからも常々頼んでおりますので、何とかして、さらに強くお願いしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) これから積雪の時期になりまして、現在歩道もありませんので、その除雪体制もしっかり取り組んでいただきたいとお願いしまして、次の項目に移ります。

 公会堂建設事業補助金の検討をお願いするわけですけれど、補助金について、今回の長野県神城断層地震では、白馬村の堀之内地区で特に大きな被害がありました。この地区には90世帯あり、このうち全壊が23戸、半壊が13戸と半数近くに被害が及んでおります。避難場所でもある公民館も倒壊寸前の被害を受けております。中野市においては、各区の事情により、建て替え、それから耐震まで手が回らないのが実情であると思いますので、市としてはその辺の事情をしっかり考慮していただいて、補助金の増額等に本腰を入れるべきではないか、この機会を通じて、そう感じるわけですけれど、市長のお考えをお聞きいたします。



○議長(芋川吉孝君) 危機管理課長。



◎危機管理課長(土屋秀夫君) ただいまのご質問にお答え申し上げます。

 先ほども市長から答弁申し上げました。現在、要望される区、全てに対して予算を確保し、補助金を交付しているところでありますが、補助率、また、補助限度額を引き上げることにより、全ての要望に応えるための予算確保が困難となることも予想されます。要望される区、全てに対して支援したいため、現段階での補助率、または補助限度額の見直しは考えておりませんが、計画がある区につきましては、現行制度を最大限に活用していただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) 答弁はわかるのですけれど、現実として白馬村では避難場所として指定してありました公民館が倒壊したというような現実もありますので、ぜひこの機会を捉えていただいて前向きに取り組んでいただきたいと思います。現在、中野市の各区、また、細かな組織になりますけれど、各常会等の地域にある耐震補強が必要な集会施設は何カ所あるかわかりますでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 危機管理課長。



◎危機管理課長(土屋秀夫君) ただいまのご質問にお答え申し上げます。

 平成24年度、中野市地域防災計画見直しの際、昭和56年以前に建築された施設について、46カ所見直しを行っております。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) 耐震補強が必要な集会施設が46カ所なのですか、質問いたします。



○議長(芋川吉孝君) 危機管理課長。



◎危機管理課長(土屋秀夫君) 昭和56年以前に建築された施設が46カ所でございます。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) ですから、先ほどから何度も言っていますけれど、最初の答弁にもありました。各区、今計画しているところから増額の要望等はありませんという答弁でしたけれど、そうではなくて、やはりこういった箇所を把握されているならば、市側から耐震補強や建て替えの対策を働きかける、そう思うわけですけれど、市からの働きかけはどうでしょうか、お伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 危機管理課長。



◎危機管理課長(土屋秀夫君) ただいまのご質問にお答え申し上げます。

 避難施設の指定の見直しをした際ですが、各区、区長会での説明を行い、ご理解いただいたところでありますが、耐震補強や建て替えの計画がある区においては、現行の制度を最大限に活用していただけるよう説明させていただいたり、相談にお答えしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) はい、わかりました。

 それでは、最初の質問の市庁舎・市民会館についてお願いいたします。

 本議会で2人の議員がこの問題について質問しておりますけれど、市長は、市庁舎と市民会館の優先順位について、防災の拠点である市庁舎の整備を優先するとされていました。私も、この考えには賛成しておりますけれど、財政上の問題から両施設の新築を継続して事業を進めるのは難しいとして、新市庁舎は計画策定の過程で望ましいとした北側から南側に変更されました。中野市新庁舎建設整備基本計画策定市民検討委員会でも2回目の会議で、北側が望ましいという意見が集約されております。将来性、あるいは市民への利便性、市庁舎レイアウト等から判断したものであります。同検討委員会の役割として、市民の声を聞く一つの手段として考えるとされていますけれど、まさに民意だと思います。市長はあくまで、望ましいとした北側ではなく、南側で判断なさるお考えですか、お伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) お答え申し上げます。

 市長の答弁にもありましたとおり、現市民会館を引き続き使用すると決断されましたので、南側に配置するという案を説明していきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) いろいろな経過から見ましても、南側へ建設するのは、市民の理解を得るのが非常に難しいと思います。これから中野市新庁舎建設整備基本計画策定市民検討会なり開いていかれると思うのですけれど、本当に誠意ある説明をしていかないと、望ましいとした北側に整備しないわけですから、説明を十分していただきたいと思っております。

 それから、10月の議会全員協議会で、旧中野高校跡地利用の計画が示されました。市民会館の建設とあわせ、旧校舎の有効活用、また、多目的防災広場の整備などが盛り込まれたものであります。市役所を耐震補強して、市民会館を優先したらどうかという声もあります。そうした場合に、建設が望ましいとした北側に市庁舎の整備が可能となりますけれど、一つの案として、市長のお考えはいかがでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) お答え申し上げます。

 今、議員がおっしゃられた、そういうことも一つの選択肢ではありますけれど、市長はいろいろな選択肢の中から、これまでもご説明申し上げてまいりましたとおり、防災拠点である市庁舎の整備を優先したいと判断されたということでご理解を頂戴したいと思います。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) それでは、建設位置の質問はもういたしません。

 次に、市民説明会について、12月17日、18日、2回計画されております。当然、先ほども言いましたとおり、位置の変更、それから整備に係る費用について、今まで市議会、あるいは市民に説明してきたものとはかなり変わってきますので、本当に丁寧な説明が求められますけれど、この辺の説明については、どのように考えておられますでしょうか、お伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) 堀内議員にもお答え申し上げましたが、12月17日、18日、丁寧な説明を申し上げたいと思います。中でも、この判断に至った経過と、どういう条件で選んだのかをお示しする中で、市民の皆さんのご意見等を十二分に聞いてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) その市民説明会が終わり、パブリックコメントが1月5日に終了するという計画で進んでおります。その時点で意見の集約をされて、今年度中に計画を決定したいとされております。しかし、これだけで終わらせてしまっては多少拙速と思うわけですけれど、12月市議会定例会が終われば3月まで市議会定例会はありません。その間、議会全員協議会なり、市の広報紙等でいろいろな経過をしっかり説明して、理解を得ていくことが本当に重要だと思うのですけれど、この辺の説明についてはいかがでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) お答え申し上げます。

 パブリックコメントや市民説明会等で市民の皆様からいただいたご意見につきましては、市の考え方を丁寧にご説明申し上げるとともに、機能方針などにつきまして取り入れられるものについて反映させてまいりたいと考えております。また、それらにつきまして、広報紙等で丁寧にお知らせしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) よろしくお願いいたします。

 それから、中野市新庁舎建設整備基本計画策定市民検討委員会の委員の中には、今回の計画案に対してかなり異論を唱える人もおられます。現に私のところにも、同検討委員会のメンバーの方から電話をいただきました。12月11日に5回目の会議が予定されておりますけれど、丁寧な説明をして理解を得なくてはならないと思うのですけれど、同検討委員会の理解を得られると考えておられますでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) お答え申し上げます。

 議員がおっしゃるとおり、12月11日に、次の中野市新庁舎建設整備基本計画策定市民検討委員会を予定しております。そこでは再度丁寧にご説明申し上げて、ご理解を得るようにしていきたいと考えております。また、南側への配置に関しまして、以前の北側配置と比較して、デメリットがあるわけでございますけれど、それらの対応についても、お話を申し上げてご理解を得ていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) そういった一連の過程を経まして計画が進んでいくわけですけれど、先ほど平成27年度には基本設計に入りたいということでございました。では実際、3月市議会定例会にはどのような予算が盛り込まれてくるのでしょうか、お伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) 今の予定では、新年度予算へ、平成27年度に予定しております基本設計、それから一部実施設計も入っておりますので、実施設計を当初予算に計上することとしております。また、あわせまして、建設費、それから最後の外構工事、市庁舎の解体費まで含めました総事業費につきまして、債務負担行為の設定をしていきたいということを現在考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) 先ほど答弁の中にありました平成29年度に供用開始ということで、工事は平成30年度まで続くということでございますけれど、実際、南側につくるとしたとき、同僚議員も心配されておられましたけれど、その配置図等の計画案が示されるのはいつごろになりますでしょうか、お伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) 今、議会の皆様にもご説明申し上げて公表しております基本計画案の中には配置のイメージ図がのっております。この計画案を決定し、その後、具体的に図面がお示しできるのは、基本計画を立てる段階とお考えいただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) それは時期的に何年ごろかは、明確にはお答えできないのでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) 平成27年度の半ばぐらいには基本設計に入ることにしておりますので、平成27年度の半ばにはお示しできると考えております。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) はい、わかりました。

 次に、財源問題に移りますけれど、事業費の約4分の3を市債で賄うとされていますけれど、その根拠についてお伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) まず、市庁舎を建設するに当たりましては、国庫補助など補助制度がないということがございます。したがいまして、一般財源、基金に当たるわけですけれど、一般財源と、あとは起債を充てることになるわけでございます。市長の答弁にもありましたとおり、できるだけ基金を投入することは抑えようということから、一般単独事業の一般事業債であれば多くを充当できるということから、そのように選択したということでございます。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) 29億5,000万円の市債を発行されるということですけれど、では、これを何年計画で返済されるのか。また、その金利についてもお伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) あくまでも試算でございますが、長くて30年の償還を予定しております。

 なお、その利子でございますけれど、約4億5,000万円ぐらいになると見込んでおります。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) 旧合併特例事業債は今回使わずに保育所等の整備に充てるとしておられますけれど、現在、発行可能額は幾らなのか。それから保育所整備に充てるとされておりますけれど、どの保育所に、どのくらい充てていくのか、具体的にわかればお願いいたします。あわせて、過去5年間の発行額についてもお伺いいたします。それから旧合併特例事業債の発行期限はいつなのか、これもあわせてお伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) お答え申し上げます。

 旧合併特例事業債につきましては、今予定されている、充当する事業を除きまして、残り充当する額につきましては約18億4,000万円でございます。また、保育所等の整備に充てるというお答えを過去にも申しておりますけれど、今わかっている範囲でありますけれど、これから建設が予定されていますみなみ保育園がございます。それから新たに計画されました長丘保育園、平岡保育園の両保育園がございます。あとは具体的に事業がはっきりしたところで、平成32年度が限度となっておりますので、それ以内で発行して有効に活用できるように考えてまいりたいと思っております。

 それから、過去5年間の発行額でございますけれど、平成21年度には5億6,000万円程度発行しまして、市道吉田西条線の工事に充てたり、あるいは小型動力ポンプ等の工事に充てたりしております。平成22年度には6億5,700万円程度を充てておりまして、同じく市道吉田西条線の工事、陣屋前広場の整備事業、除雪ドーザ等の購入、それから一本木公園の整備事業等に充てております。平成23年度でありますが、体育施設の整備事業に充てております。また同じく市道吉田西条線、それから消防ポンプ自動車等に充てまして、平成23年度は5億4,200万円程度となっております。平成24年度でありますが、5億3,800万円程度を充てておりまして、旧みよし保育園の整備事業に充てております。それから、平成24年度から北信総合病院の再構築の負担金が発生しておりますので、そちらにも充てております。あと小・中学校のトイレの洋式化事業、そういうものに充てております。平成25年度につきましては8億5,500万円ほど充てておりまして、北信総合病院の再構築の負担金、それから水辺のプラザ事業と中央公民館の耐震補強事業等に充てております。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) 発行可能額が約18億4,000万円とのお答えでしたけれど、これを使い切れば満額の90億円に達するということでしょうか、お伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) おっしゃるとおりであります。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) それでは、市民会館の耐震補強についてお伺いいたします。

 しばらくの間使う、それから新市民会館は財政状況、建設までの条件が整い次第考えているとされております。これが非常に曖昧でありまして、しばらくの間、それから当面使用するとおっしゃられておりますけれど、条件が整うというのは、どのことを指しているのかお伺いいたします。あわせて、その条件が整う見通しについてもお伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) お答え申し上げます。

 一つは、市庁舎建設をはじめ大型事業が実施されるわけでございますけれど、それに伴います財政状況を見きわめなければならないということがございます。もう一つは、新市民会館の建設に当たりましては、これまでも市長がご答弁申し上げておりますけれど、その施設や運営の内容などの検討にどうしても時間が必要になるということもございます。そういうことから見通しは、なかなか具体的には今の時点では申し上げられないのですけれど、今後の経済状況や事業の検討等の状況によることとなるということでございます。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 8番 松野繁男議員。



◆8番(松野繁男君) 明言できないということですけれど、最後になりますけれど、市役所は現市庁舎の南に整備するという方針で進めていかれるということなので、我々もこのことは市民にもしっかり説明していきたいと思っております。また、市当局も機会を捉えるごとに、このことを市民にしっかりと説明していただきたい、こんなことを強くお願いしまして、質問を終わりにさせていただきます。

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○議長(芋川吉孝君) 以上をもって、通告による市政一般質問は終了いたしました。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

 (散会)(午後1時47分)