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長野県 中野市

平成26年 12月 定例会(第5回) 12月04日−02号




平成26年 12月 定例会(第5回) − 12月04日−02号







平成26年 12月 定例会(第5回)



          平成26年12月4日(木) 午前10時開議

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◯議事日程(第2号)

 1 議案質疑

 2 議案付託

 3 市政一般質問

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◯本日の会議に付した事件………議事日程に同じ

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◯出席議員次のとおり(20名)

      1番  芦澤孝幸君

      2番  堀内臣夫君

      3番  宇塚千晶君

      4番  保科政次君

      5番  青木正道君

      6番  金子高幸君

      7番  高野良之君

      8番  松野繁男君

      9番  小林忠一君

     10番  阿部光則君

     11番  原澤年秋君

     12番  武田俊道君

     13番  永沢清生君

     14番  清水正男君

     15番  深尾智計君

     16番  芋川吉孝君

     17番  町田博文君

     18番  湯本隆英君

     19番  青木豊一君

     20番  荻原 勉君

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◯職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名次のとおり

  議会事務局長  小野富夫

  〃 次長    保科 篤

  書記      丸山賢司

  〃       宮澤 務

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◯説明のため議場に出席した者の職氏名次のとおり

  市長                  池田 茂君

  副市長                 横田清一君

  教育長                 小嶋隆徳君

  健康福祉部長兼福祉事務所長       渡辺重雄君

  子ども部長               荻原由美子君

  くらしと文化部長            竹内羊一君

  経済部長                小林俊幸君

  建設水道部長              小林之美君

  消防部長                伊東幹夫君

  豊田支所長               町田郁夫君

  会計管理者               岩戸啓一君

  教育次長                小林悟志君

  庶務課長                竹内幸夫君

  危機管理課長              土屋秀夫君

  政策情報課長              原  誠君

  財政課長                花岡隆志君

  税務課長                久野常志君

  子育て課長兼子ども相談室長       宮澤利彦君

  選挙管理委員会書記長          池野正美君

  庶務課長補佐              柴本 豊君

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 (開議)(午前10時00分)

 (開議に先立ち議会事務局長小野富夫君本日の出席議員数及び説明のため議場に出席した者の職氏名を報告する。)



○議長(芋川吉孝君) ただいま報告のとおり、出席議員数が定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布いたしてあります議事日程第2号のとおりでありますから、ご了承願います。

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△1 議案質疑



○議長(芋川吉孝君) 日程1 これより議案質疑を行います。

 議案質疑は、会議規則第55条の規定を遵守して行ってください。

 はじめに、議案第1号 平成26年度中野市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の報告について願います。

     (発言する人なし)



○議長(芋川吉孝君) ありませんければ、議案第2号 中野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例案及び議案第5号 中野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案から、議案第8号 中野市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例案までの以上議案5件について願います。

     (発言する人なし)



○議長(芋川吉孝君) ありませんければ、議案第9号 中野市保育所条例の一部を改正する条例案から、議案第12号 中野市豊田ふるさと交流館条例の一部を改正する条例案までの以上議案4件について願います。

     (発言する人なし)



○議長(芋川吉孝君) ありませんければ、議案第13号 平成26年度中野市一般会計補正予算(第5号)について願います。

 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 23ページの人権センター運営事業費として嘱託職員の報酬、金額から見ると複数になろうかと思うのですけれど、何人で251万4,000円なのか。この人権センターには部落解放同盟の職員も一緒になっていると思うのですけれど、この方はどういう仕事を主としておやりになるのか、お伺いしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) くらしと文化部長。



◎くらしと文化部長(竹内羊一君) 人権センター運営事業費につきましてでございますが、本年4月1日から嘱託の専任の館長を中野人権センターに配置したためにお願いする嘱託職員報酬でございます。今まで人権・男女共同参画課の課長が兼任しておりましたが、4月からは専任ということで、その職を嘱託の職員にお願いするものでございます。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) ということは、4月から仕事をされていて報酬も払っていると考えるわけですけれど、事務室そのものは非常に狭あいでありますし、部落解放同盟とのかかわりの中で、部落解放同盟はたしか1人職員が退職されたかと思うのだけれど、そういうものを補完するという形になるのか。現実問題として、今まで兼務でやられたのがこうしなければならなくなったという特別な事務量等があったのか、お伺いしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) くらしと文化部長。



◎くらしと文化部長(竹内羊一君) 部落解放同盟の事務職員が1人減員になったため、その事務を補完するために専任の館長を置いたのかということでございますけれど、そうではございません。人権センターの機能の充実を図るために専任の職員を置いたものでございます。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) ということは、一切部落解放同盟の業務には携わらないと判断してよいのか。



○議長(芋川吉孝君) くらしと文化部長。



◎くらしと文化部長(竹内羊一君) はい、そのとおりです。



○議長(芋川吉孝君) ほかにございますか。

     (発言する人なし)



○議長(芋川吉孝君) ありませんければ、議案第14号 平成26年度中野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から、議案第18号 平成26年度中野市水道事業会計補正予算(第2号)までの以上議案5件について願います。

     (発言する人なし)



○議長(芋川吉孝君) ありませんければ、議案第19号 中野市多目的サッカー場の指定管理者の指定について及び議案第20号 道路陥没事故に係る和解及び損害賠償の額についての議案2件について願います。

     (発言する人なし)



○議長(芋川吉孝君) ありませんければ、以上をもって議案質疑を終結いたします。

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△2 議案付託

             議案付託表

 議案第1号 平成26年度中野市一般会計補正予算(第4号)の専決処分の報告について

 議案第2号 中野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例案

 議案第5号 中野市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案

 議案第6号 中野市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案

 議案第13号 平成26年度中野市一般会計補正予算(第5号)

          歳入全般

          歳出のうち  議会費、総務費(関係部分)、消防費、教育費

                             以上 総務文教委員会

 議案第7号 中野市国民健康保険条例の一部を改正する条例案

 議案第8号 中野市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例案

 議案第9号 中野市保育所条例の一部を改正する条例案

 議案第10号 中野市保育所利用料徴収条例の一部を改正する条例案

 議案第11号 中野市霊園の設置及び管理に関する条例案

 議案第13号 平成26年度中野市一般会計補正予算(第5号)

          歳出のうち  総務費(関係部分)、民生費、衛生費

 議案第14号 平成26年度中野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第15号 平成26年度中野市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第19号 中野市多目的サッカー場の指定管理者の指定について

                             以上 民生環境委員会

 議案第12号 中野市豊田ふるさと交流館条例の一部を改正する条例案

 議案第13号 平成26年度中野市一般会計補正予算(第5号)

          歳出のうち  労働費、農林水産業費、商工費、土木費

          債務負担行為補正

 議案第16号 平成26年度中野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第17号 平成26年度中野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第18号 平成26年度中野市水道事業会計補正予算(第2号)

 議案第20号 道路陥没事故に係る和解及び損害賠償の額について

                             以上 経済建設委員会



○議長(芋川吉孝君) 日程2 議案付託を行います。

 議案第1号、議案第2号及び議案第5号から議案第20号までの以上議案18件について、お手元に配布いたしてあります議案付託表のとおり、各常任委員会へ付託いたします。

 各常任委員会におかれましては、議案の審査を願い、12月10日までに議長の手元まで報告願います。

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○議長(芋川吉孝君) ここで暫時休憩いたします。

 (休憩)(午前10時08分)

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 (再開)(午前10時10分)



○議長(芋川吉孝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△3 市政一般質問

     平成26年第5回中野市議会定例会市政一般質問発言順位表



発言順位
質問者
質問事項
答弁者


議席
議員氏名



19
青木豊一君
1 新市庁舎及び旧中野高校跡地に対する市長の政治姿勢について
2 子どもの医療費無料化拡大・国民健康保険税引き下げの具体化について
3 産業廃棄物最終処分場建設計画に反対を
4 小学生の登・下校時の安全対策について
5 福祉灯油について
市長
教育長



13
永沢清生君
1 市道等の維持管理について
2 定住人口の増加策について
市長




青木正道君
1 平野小学校の道路元標について
2 市立保育園、小・中学校への温水洗浄機能付洋式トイレの導入について
3 中野市立小学校及び中学校適正規模等審議会の答申について
4 「長野県神城断層地震」について
市長
教育委員長
教育長




堀内臣夫君
1 中野市新庁舎建設整備基本計画(案)について
2 市庁舎と市民会館の優先度について
市長



10
阿部光則君
1 長野県神城断層地震について
2 大雪による農業用施設被害への支援策について
3 小規模企業振興基本法について
4 中野市立小学校及び中学校適正規模等審議会答申の対応について
5 アベノミクス及びTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)について
6 公共交通について
市長
教育委員長




金子高幸君
1 災害に強いまちづくりについて
2 観光客100万人目標について
3 中野ションションまつりについて
市長




芦澤孝幸君
1 防災について
2 地域振興について
3 スポーツ振興について
市長
教育長



17
町田博文君
1 中野市合併10周年記念事業について
2 公園への高齢者用健康遊具の設置について
3 臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金について
4 福祉医療費の窓口無料化について
5 通学路安全対策について
市長
教育長




松野繁男君
1 市庁舎・市民会館について
2 公会堂建設事業補助金について
3 上今井橋から栗林区間の仮設道路の安全対策について
市長







○議長(芋川吉孝君) 日程3 これより市政一般質問を行います。

 本定例会における市政一般質問の発言順位につきましては、お手元に配布いたしてあります発言順位表のとおりでありますから、ご了承願います。

 なお、市政一般質問の質問時間は答弁を含めて60分といたしますので、ご了承願います。

 はじめに、順位1番 新市庁舎及び旧中野高校跡地に対する市長の政治姿勢について、子どもの医療費無料化拡大・国民健康保険税引き下げの具体化について、産業廃棄物最終処分場建設計画に反対を、小学生の登・下校時の安全対策について、福祉灯油について、19番 青木豊一議員。

     (19番 青木豊一君登壇)



◆19番(青木豊一君) 日本共産党の青木豊一でございます。

 通告に基づきまして順次質問いたします。

 第1、新市庁舎及び旧中野高校跡地に対する市長の政治姿勢についてお伺いします。

 (1)市庁舎新改築計画について市長の政治姿勢を伺います。

 ?市長は過去の市議会定例会で、市庁舎は26億8,000万余円で建設可能と繰り返し答弁されてきました。しかし、11月26日の市議会全員協議会で、市庁舎新築と解体工事を含め、39億3,400万円と言われ、何と46.79%という大幅な事業費増になりました。これは過去の市長答弁と大きく食い違った極めて重大な問題であり、市長はいつ当初の事業費で建設が不可能と気付かれたか伺います。

 ?平成20年当時に予定した新改築計画事業費26億8,000万円では不可能となった市長の政治責任を問うものであります。

 ?市庁舎新改築を白紙に戻し、再検討すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 (2)旧中野高校跡地活用と市民会館の今後についてであります。

 ?旧中野高校跡地の活用をどう考えられるか。

 ?旧中野高校建築物活用の方法とは。

 ?旧中野高校校舎を解体した場合の費用はどう試算されているか。

 第2、子どもの医療費無料化拡大・充実及び国民健康保険税引き下げの新年度からの実施を求めることについてであります。

 (1)子どもの医療費無料化拡大・充実についてであります。

 ?この間、どのような検討をされ、改善を図ろうとされているか。

 ?子どもの医療費窓口無料化及び負担軽減の検討はどう進んでいるのか。

 ?新年度からの具体的実施についてのお考えを伺います。

 (2)国民健康保険税引き下げについてであります。

 これまで不可能とのことでありましたが、改めてその根拠についてお伺いいたします。

 第3、飯綱町での産業廃棄物最終処分場建設計画が具体化されようとしています。中野市の永田地区の皆さんをはじめ中野市にも重大な影響が予想されます。市長の見解を求めます。

 第4、小学生の登・下校時の安全対策について伺います。

 この道路は東吉田区はもちろん、PTA、交通安全協会などでも早期実現を求め、中野市及び関係機関にも早期実現を求めてまいりました。子どもに事故が起きてからでは遅過ぎます。現状と早期実現の見通しを伺います。

 第5、福祉灯油についてであります。

 これまでも再三伺いましたが、助成の考えがないとの回答でした。改めて冬を迎え、また補正予算にも具体化されないということを含めまして、お伺いするものであります。

 以上で質問を終わります。答弁は簡潔かつ明瞭を求め、継続質問は発言席から行います。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 青木議員のご質問にお答え申し上げます。

 新市庁舎及び旧中野高校跡地に対する私の政治姿勢について。

 まず、新市庁舎の建設整備につきましては、現市庁舎の著しい老朽化やバリアフリーへの対応等、さまざまな課題を抱えているほか、スペースの狭あい化によりワンストップサービスの提供に大きく支障を来しております。防災の拠点となる市庁舎は、災害に備え、早急に整備する必要があることから、整備の基本的な方針となる新庁舎建設整備基本計画を策定することとし、作業を進め、過日、概算事業費39億3,400万円を含めたその計画案を公表したところであります。

 概算事業費につきましては、平成20年度に試算した26億8,000万円を基本に検討してまいりましたが、その検討の過程において、その建設費では必要な床面積が確保できないこと、また、建設資材や労務費の急激な上昇があったこと、さらに当時は建設位置が未定であったことから、試算が困難であった経費についても専門業者の支援を得て検討を進めたことに伴い判明したものであります。

 これまで検討を積み重ね、防災重要拠点施設である市庁舎を現敷地へ整備し、市民会館を旧中野高校敷地へ整備するとした方針につきましては白紙に戻すことは考えておりません。

 旧中野高校跡地及び校舎の活用をどのように考えるかについては、現在、旧中野高校跡地・校舎利活用等市民検討委員会においてご意見をいただいているところであります。

 市民会館の今後については、将来にわたって健全財政を堅持するため、整備スケジュールの変更という苦渋の選択をせざるを得ないと判断したことをご理解いただき、条件が整い次第、整備を進めてまいりたいと考えております。

 旧中野高校校舎を解体した場合の費用については、取得時に算定した解体撤去費用から積算すると、既に撤去した体育館等を除いた建物及び工作物の撤去解体費用は約3億円となります。

 次に、子どもの医療費無料化拡大・国民健康保険税引き下げの具体化について、お答え申し上げます。

 子どもの医療費無料化拡大・充実につきましては、県が年内に今後の子育て支援施策方針となる総合的な子育て支援戦略を策定するため、「県と市町村との協議の場」等で検討を進めていることから、市としてはその動向を注視しているところであり、具体的な検討は行っておりません。

 国民健康保険税の引き下げにつきましては、平成20年度より一般会計から法定外繰り入れを行い、据え置いているところであります。

 次に、産業廃棄物最終処分場建設計画に反対をの問いにお答え申し上げます。

 飯綱町に予定されている産業廃棄物最終処分場建設計画については、同町に本社を置く不動産業者から、芋川地区に産業廃棄物最終処分場を建設する計画の申し入れが飯綱町にはありましたが、県の「廃棄物の適正な処理の確保に関する条例」に基づいた事業計画概要書が県知事への提出に至っていないことから、詳細については把握しておりません。

 しかしながら、飯綱町への申し入れを受け、建設計画地の下流域に当たる南永江区をはじめとする豊田地域では、この問題を深刻に捉え、中野市豊田地域連絡協議会を設置して地元住民の意見を集約し、中野市議会に対して反対要望書を提出しております。

 現時点では、事業計画者から飯綱町への申し入れの段階であり、今後、県知事宛てに事業計画概要書の提出があれば、県条例に基づき、県から関係市町村としての意見を求められることから、地元住民の皆様の意見を十分に尊重しまして、市としての意見書を県に提出したいと考えております。

 次に、小学生の登・下校時の安全対策についてお答え申し上げます。

 主要地方道中野豊野線、飯山口交差点から北側への歩道設置につきましては、長野県北信建設事務所へ土木事業要望会等で要望している状況であります。この場所は、平成24年度に実施した通学路緊急合同点検の該当箇所であり、中野警察署、北信建設事務所、市、教育委員会等で現地を確認しております。北信建設事務所からは、人家が連なり多くの家屋補償も生じるため地域への影響も大きく、地元の意見集約、緊急性等を整理し検討していきたいとの回答がありました。

 市としましては、引き続き土木事業要望会等を通じ、手押し式信号機の設置も含め、要望活動を行ってまいりたいと考えております。

 次に、福祉灯油についてお答え申し上げます。

 灯油購入への助成につきましては、現在の価格は助成を実施しました平成19年、平成20年当時のような急騰している状況にないことから、激変緩和策として助成することは考えておりません。

 以上、お答え申し上げました。



○議長(芋川吉孝君) 教育長。

     (教育長 小嶋隆徳君登壇)



◎教育長(小嶋隆徳君) 小学生の登・下校時の安全対策についてお答え申し上げます。

 主要地方道中野豊野線、飯山口交差点から北側の道路は、中野小学校の通学路にもなっていますが、歩道等がない状況であり、学校では児童に十分注意して通学するよう指導しております。

 教育委員会といたしましても、引き続き市と連携して道路管理者に歩道設置等を要望してまいります。

 以上でございます。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) それでは最初に、福祉灯油についてお伺いしますけれど、従来どおりの答弁でした。しかし、本議会の条例案でも公務員に対しては燃料費という形でアップしているわけです。この福祉灯油を高額所得者を含めて出してほしいというのではないのです。低所得者に対して出すべきものを公務員はガソリンが上がったから手当てしますと。肝心かなめの行政は、暮らしや福祉、なかんずく厳しい生活をされている皆さんに対して手当てをするというのが行政の本来の任務ではないですか。にもかかわらず、そのことができないということは、弱者という言葉は格好よ過ぎですけれど、それは市長の福祉に対する考えが私は問われると思うのです。なぜこれができないのか、当時と同じではない、公務員の手当が上がることを私はいけないと言っているのではないのです、それは私たちも賛成しています。ならばこの厳寒が続く中で、ストーブも倹約しながら生活される皆さんになぜ灯油購入費への助成ができないのか、改めてお伺いしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 灯油購入費への助成の関係でございますが、市長答弁でもお答え申し上げましたが、現在は急騰の状況になく、対前年比で見ますと下落している状況であるということ、あるいは国の施策として当時は設けられたものでございますが、現状そうした状況下にないということから考えていないものでございますので、よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 行政には自治権があるのです。行政は国の下請機関ではないのです。なぜならば、主権者である住民と生活をともにしている自治体の唯一の機関なのです。そこが国がやらないから関係ない、去年より低いから関係ない。去年もおととしも、やれと言ったのにやらなかったところに問題があって、それでもう片方にはガソリン代に対する手当てがされる、行政は寒くて煖房も使えない状況の人たちにも助成ができない、これが中野市の市政のあり方なのですか。これが住民主体の行政なのですか。市長のお考えを改めてお伺いしたい。



○議長(芋川吉孝君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) お答え申し上げます。

 申し上げましたように、現在の灯油水準がそういうことであること。また、市といたしましては、さまざまな施策を総合的に進めているということで、それらの単一の施策ではなく、全体として水準の維持向上に努めてまいっておりますので、よろしくお願いします。

     (「議長にお願いしたい。私が指名した人を答弁してもらいたいのです。」という声あり)



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) お答え申し上げます。

 今回の公務員に関するガソリン代等の支給、これは全く違った意味からの経済政策的な観点から行われたものと解釈しております。

 一方で、ご案内のように、昨今のいわゆる格差拡大という中での貧困層の皆さんに対する施策というものも、これも総合的に考えていかなければいけないと考えておりますが、ここにきまして1バレル60ドルを割るような状況でのガソリン価格、一方で円安もございますけれど、そうしたことに鑑みまして、当初あった目的が激変緩和だったということでございましたので、この福祉灯油につきましては、総合的な高齢者、それから弱者対策という形の中で精緻な形で検討する、し直す必要があろうかと思っております。

 継続することに関しましては、そうした綿密な検討を行った上で、総合的にどうするかをまた判断してまいりたいと思いますので、ご理解いただければと思います。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 全く理解できません。総合的な施策は具体的にはないではないですか。ですから、そういう市長の姿勢というものはそこにあるのです。上は見るけれど、実際の自分たちの責任を負うべきところについて、どういう現状にあるのか、ここが見えない行政では市民から評価されません。そのことを厳しく言って、今でも遅くはありません、ぜひ具体的な対応をしていただきたいと思います。

 それでは、市庁舎の関係に移ります。

 今の答弁に端的に出ているのです。市民の皆さんの生活がそういう状況だけれど、行政は先ほど言いましたように、46.79%、約50%近い事業費の増額。市民の人たちは、えらく希望している人もいるかもしれないけれど、圧倒的には希望していないです。一番希望しているのは市長ではないですか。新しい建物を建てられる。これは、今まで繰り返し、私をはじめとする議会の質問に対して26億8,000万円の中でやることを言っていたにもかかわらず、市民に対する責任を何も明らかにしていないではないですか。

 福祉灯油は1億円も出さなくてもよいのです、せいぜい5,000万円ぐらいです。それをこれほど抵抗するわけです、市長は。ところが、50%近い金が一気に増えて、その大半は借金になって将来の市民の生活にのしかかってくるわけです。こういうことを平気でやっておいて、全然反省の姿勢はないではないですか。この結果に誰が怒るか、議会も、私たちはすべきではないと言っていましたし、万が一、26億8,000万円の金を信用してやろうと思っていた人たちでも、これでは市民の皆さんに、有権者に説明がつきません。この間のこれからの方向を決める中野市新庁舎建設整備基本計画策定市民検討委員会でも怒っておられたではないですか。26億8,000万円でできるから賛成したと。金額も上がる、場所も変わる、めちゃくちゃではないですか。それが、このわずか半年の中で起きているのです。この重大な政治責任を市長はどうお考えなのですか、お伺いします。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) まずもって、今、青木議員からございました中野市新庁舎建設整備基本計画策定市民検討委員会の委員の皆様に対しましては、こちらの説明のあり方、それからその手順に従いまして、ある意味で唐突であった感は否めないと思っております。しかしながら、これにつきましては、庁内でも同検討委員会に提出するいろいろな書類、精緻にその建物の機能等々、それから原価の経済情勢、物価情勢等々を鑑みまして、先ほどもご答弁申し上げましたけれど、専門家の積み上げた結果、最終的にその数字が出てまいりました。私も、当初の答弁で申し上げましたとおり、この選択をするに当たりましては、「苦渋の」と申し上げましたが、相当数思考をめぐらせましてご提案するに至った次第です。

 26億8,000万円という数字そのものは何回か議会でも申し上げました。私自身の中における将来の財政展望を考えて一つのガイドラインと考えておりました。市民会館を含めまして、本来ですとこの両方で大体49億8,000万円かと思いますが、その範囲内であるならばというシミュレーションも出ておりました。そんな中での選択という形で、私も長期的展望に立ちまして、現段階で何を事を進めるかということで判断させていただいた次第です。今後、パブリックコメント、そして市民説明会も丁寧に開きまして、またそこでのご意見を十二分に取り入れて、このことに対しての当たり方を考えてまいりたいと思いますが、まずは説明不足の点は補って、これに当たってまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) これまでも、私を含めて他の議員も当初の計画でできるのかということを繰り返し質問したはずです。その都度、市長はその範囲の中でやると、全然やっていないではないですか。まず、その段階で実はこうなった、どうしますかと問うのが人の常識ではないですか。まして公の長になっている者が、ならなかったら勝手に数字をはじいて、これでやります。こんなことは市民の方からするならば一体どういうことなのだと。

 まず最初は、公約にないものを勝手に動かしてしまう。それで、今回は1年余にわたって26億8,000万円でやると言っていたものを、議会にも市議会全員協議会で初めて報告して、実はこういうことで困っているが、どうしたらよいだろうかという相談など一つもないではないですか。それほど池田市政がやっていることは独断と偏見なのです。議会も全くないがしろです。こんなことで一体市長としての責務を果たせますか。公約にもない、明確な反省の弁を語って、そしてやはり私は白紙というのが、市民の皆さんからすれば決して新しい建物が欲しいなどと言っていないです。

 これまでも繰り返し申し上げたように、現市庁舎を改築するか、改築というのは耐震補強して、増築を含めてやっていく。あるいは、もっと多いもので旧中野高校跡地につくってほしいというのは、私たちの世論調査ではっきり出ているのです。皆さんは調査もされないで、全く市長のペースの中でこれを進めていくということは、全く主権在民というものはないではないですか。

 ですから、私は、やはりまず市長がここに至ったことに対する政治責任をきっぱりと明らかにすることが一つ。

 もう一つは、これは白紙に戻して、そのことを含めて市民の意見をしっかり聞いて、それで計画案にまたかかわっていくべきだと思うのですが、市長の簡潔明瞭な答弁を求めます。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) ここに至りました経過につきましては、まず建て位置につきましては、昨年度の中野市公共拠点施設立地に係る検討会での意見をもとに市庁舎は現在地に、そして市民会館は旧中野高校跡地の活用という形でそれは決定して、それも委員会の持ち方云々につきましては、青木議員のご意見は十二分に拝聴しております。その中で一定の手順を踏んでやってきたものであります。

 また、反省ということにつきましては、今後、市民説明会、それからパブリックコメント等を実施する予定でございますので、そこでの市民の皆様の率直なる意見、それから意見交換を通じまして、その上で私がどう判断するかお答え申し上げたいと思います。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 今、長い間お答えがあったけれど、反省の弁は一つもありません。こういう首長に職員も市民の皆さんも本当に身を投じても頑張ろうという気持ちが出ますか。市長が勝手に26億8,000万円でできるのだと繰り返し答弁したのです。本来なら、どうしましょうかという話があってしかるべきではないですか。それも見えないところでやって、突如出てきたのは、変わりました、金額も増えました、それで旧合併特例事業債等を使うと思ったら全部単独の借金。今でも中野市民は1人当たり100万円を超える借金を背負っているのです。さらにこれが増えることは明らかではないですか。そして、先ほどの福祉灯油には出せないけれど、39億円余のお金は出せる。こんなことを今日の不況の中で、市民の皆さんが納得できるわけがないではないですか。それを簡単にやっているというところに、市長の政治姿勢等があるのです。本来なら辞退されてもちっとも誰も驚かない、そのくらい重大な責任をあなたは持っているのです。しかも後世の人たちに、全然こういう中に参加できない人たちに、1人100万円以上の借金を重石で背負わせる。こんなことは市長として恥ずかしいのではないかと思うのです。

 ですから、私は、事がここまで来たことに対する市長自身の明確な陳謝、反省の弁と、今後についてはやはり白紙に戻して真摯に市民の皆さんと方向を決めていく、あるいは議会とも当然です。これが当然のことだと思うのですが、いかがでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) 当初26億8,000万円での市庁舎整備が、精緻に進める段階で金額が増えたことに対しましては、私に対する予測の甘さ等々につきましてのご批判は甘んじて受けますし、それに対しては市民の皆様にご理解いただくことが大切かと思いますし、また陳謝を申し上げなければいけないと思います。

 しかしながら、そこで案を提出させていただいたのは、近視眼的な問題からではなく、まずは昨今の日本列島を襲ってくる、また予想される災害に対しての人命確保、その緊急性から、今これに取り組むことが大切だと私自身思ったゆえのご提案です。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 今、最後に言われたように、いわゆる集団的な総意ではないのです。市長の独断と偏見なのです。これは自らお認めになっているのです。だから、市民の皆さんに対して、実はこう言ってきたけれど間違っていたと、反省の弁が出ないではないですか。首長というものはそうではないのです。市民の代表であると同時に、市民の皆さんに支えられて行政をしていかなければならない立場ではないですか。それを上からの目線で物を考え、それをやらせようとしても、それはだめです。議会もそんなに甘くはありません。もちろんゼロではないかもしれませんが、そんなことをしたら議会の存在価値は一体何だと。俺たちにうそを言っていたのではないかと言われてもしようがないではないですか。そのくらい、あなたが変更してこういうことを勝手にやっていることが、議会議員としても本当に悔しいです。

 そういう点で、私は改めて撤回するということと同時に、それではこれをやった場合に、借金が今1人平均100万円ということですが、どれくらい増える予定ですか、お答えください。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) この間お示し申し上げました財政推計で、平成25年からの市債残高の数値を示させていただいておりますけれど、確かに市庁舎を整備する段階にあっては増えるわけであります。平成29年が推計ではピークになりますけれど、その後、返済が進みまして徐々に減っていくということでありまして、平成25年では187億9,300万円でありますけれど、平成36年には170億8,000万円程度に減る見込みでございます。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) いずれにしても、そういうことで後年度負担になるわけです。後年度負担で中野市の借金がうんと多くなれば、若者はどんどん中野市から流出していきます。先ほどのように、県に倣わなければ中野市の子どもの医療費無料化の拡大はできません、県のおっしゃるとおりにしてまいります、この姿勢で市民の皆さんの暮らしや健康を守れますか。自治体には自治体の権限もあります。国の言うことを聞かなければならないこともある。しかし、独自の権限でなぜ市民の皆さんの暮らしや健康のためにやれないのですか。

 そういう点で皆さんが、これだけのものをすれば今借金はどうなるかということも出せないのです。ということは、結果的にはこの市庁舎を新しくすることありきだけであって、後年度負担はどうなって、子どもや孫に負担を強いるのかということがないではないですか。

 ですから、私は改めてこの計画を撤回して、もっと圧倒的市民の皆さんの意見を聞いてやるべきだと思うのです。例えば旧中野市も過去の経験では、小学校を建て替えるときにいろいろジグザグありまして、合併も含めて、教育委員会の総辞職もありました。しかし、私たちも提案いたしましたけれど、100人委員会というものができて、その中で現地改築ということが決まったわけです。市民の皆さんこそが生活に密着し、市政全体についてもよく考えていただいているのです。それを十数人の人たちが方向をどんどん決めていくという話では、これは市民から見れば全く理解できません。

 まして、市民の皆さんの中には中野市は文化の都市だ、そうしたら、よく見ると市民会館は置き去りになって、今回は本当に置き去りになって、建てるか建てられないかわからなくなってしまうわけです。市民の皆さんの中には、市庁舎は古くても直して、やはり中山晋平先生、高野辰之先生のような音楽家等がいるところで、それなりのホールをつくってもらいたいという気持ちはむしろ市民の中には決して少なくないです。そういうこともしないし、市民サービスもしないで、市庁舎だけよくなっても、圧倒的な市民の皆さんからはむしろ批判などが起きると思うのです。ということを含めて、市長、改めて白紙に戻す意思はあるかお伺いします。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) 冒頭のご答弁で申し上げましたとおり、この案につきましては、私の案として白紙に戻すつもりはございません。先ほど市民会館が置き去りになるという言葉がございましたけれど、現在、旧中野高校跡地・校舎利活用等市民検討委員会が2回ほど持たれております。これについては、これで中断するわけではなくて、これは継続的に審議を続けてまいります。私自身、音楽都市、この中野市の文化を大切にしたいという思いでまいりましたので、これをないがしろにするつもりは一切ございません。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) いずれにいたしましても、私も市民の皆さんも、公約にないものを平気でやることや、検討委員会等で真摯に検討されていて、そのやり方、内容そのものについて肯定するわけではないですけれど、そういう意見も全くないがしろにして、こういう方向を市長として出したことは、やはり市長の政治姿勢として極めて遺憾であり、私は率直に言って辞職にも値する重大な問題であるということを指摘しておきます。

 それでは、子どもの医療費の問題についてでありますが、先ほどの答弁は全く見当はされていないということです。なぜ充実などについて伺ったかというと、これまでも、例えば、お子さんの医療費の500円を何とか軽減するかゼロにしてくれということについて、例えば500円を全部やるのか、小布施町のように300円で抑えるのか、方法は幾つもあるのです。県に倣えではなくて、その市町村の独自性をやはり発揮していくべきだと思うのです。そういう点で、半額、無料にするということがないのかということが1点。

 もう一つは、年齢の拡大、窓口無料化も望みますけれど、当面それができないとしたならば、高校卒業程度まで医療費の無料化を拡大する意思がないのかお伺いします。



○議長(芋川吉孝君) 子ども部長。



◎子ども部長(荻原由美子君) お答えいたします。

 窓口無料化の関係でございますが、半額にするか等、議員からご質問でございますが、先ほどの繰り返しになりますが、「県と市町村との協議の場」で検討されておりますので、そちらを注視してまいりたいと思いますので、半額については今のところ検討しておりません。

 また、年齢の拡大でございますが、中学3年生まで年齢を拡大しておりますので、高校卒業程度までの年齢の拡大は今のところ考えておりません。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) それは経済的な理由なのですか、それとも必要性がないということなのですか。



○議長(芋川吉孝君) 子ども部長。



◎子ども部長(荻原由美子君) 決して市庁舎等の経済的な問題ではなく、窓口無料化につきましては、繰り返しになりますが、「県と市町村との協議の場」で、年内に結論を出すということで知事も表明しておりますので、私どもはそちらを注視してまいりたいと考えております。ご理解をよろしくお願いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 市長にお伺いしますけれど、先ほどから言っていますように、市は県に倣っているわけですけれど、なぜ主権者の声に耳を傾けようとされないのでしょうか。この医療費につきましても、山ノ内町で高校卒業程度まで対象にしておっても1万五、六千円だったと思うのです。全体で300万円前後だったと思うのです。こういうことを段階的にできるところからやりながら、県にもそういうことをやっていくのが、本来の自治体のあり方だと思うのですけれど、市長、そういうことも不可能でしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) 子ども・子育て支援策というのが、現下選挙中でございますけれど、各党ともそれを大きな課題として掲げております。人口減少に対応するためには高齢者への福祉施策と、一方では子ども・子育て支援という二つの点がございます。私自身、こういった報道があったかと思うのですけれど、OECD加盟国の中で高齢者の医療費と子ども・子育てに対する費用を勘案した場合に、その割合が高い国ほど出生率が高いという結果が出ていると聞き及んでおります。そういった意味で、総合的にこれからの子育て環境、そういった意味での充実につきましては、市単独でという青木議員のお話でございますが、やりたいものはやりたいと思いますが、現在、足並みをそろえて国家でもその政策を展開しようとしているわけでございます。

 そんな中で、中野市が単独でということもございますが、現行でやりますと、さまざまな支障がございますので、そういったものを踏まえてやりやすい環境で、その中でもより充実した将来の中野市の子育て環境を整えていきたいと思っております。

 就任当初、私の一存で中学生まで医療費を無料化にいたしました。それも、そういった思いがあるからこそということでご理解いただければと思いますし、今後そうした思いにつきましては変わりはございませんので、ご理解いただければと思います。

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○議長(芋川吉孝君) ここで10分間休憩いたします。

 (休憩)(午前11時00分)

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 (再開)(午前11時02分)



○議長(芋川吉孝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 福祉医療について、先ほど資料が見当たらなかったのですが、これはお隣の山ノ内町ですけれど、単年度で見ますと369万円あれば高校卒業程度まで、もちろん中野市は人口、高校生が多いですから金額はこうではないですけれど、1人当たりにすると約1万2,062円となる。これは、その気があればすぐできることです。そういう先進的な経験を持って県の会議にも臨んで、そういう声が強いのだということを主張しなければ、県からくるのを待ってやるようなことではなくて、やはり主権者の立場に立ってやっていただきたいと思いますが、市長、簡潔にお答えください。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) 「県と市町村との協議の場」におきましては、強くこちらの思いを伝えてまいりたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 思いを伝えるだけではなくて、実際の自分たちがやった経験を大いに教訓として披露していただきたいと思います。

 なお、市庁舎の関係で、事業費が変わってしまったということですが、これはいつの時点でどういう形で来たのか、簡潔にお答えください。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) 市長の答弁の中でも少し触れておりますけれど、必要な都度それぞれ専門業者の支援をいただきながら試算してまいりました。当初はどの位置にどういうものを建てるかということが未定であったため、当時見込める額で試算したわけであります。今年度になって、それぞれ位置を決めたり、その場合に何が必要なのかを徐々に決めていく段階で、額がだんだんはっきりしてきたということでありますので、この時点ということではありませんで、必要の都度ということでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) ご承知のように、これは職員の皆さんだけでやっているのではないです。約750万円のコンサルタント料を払って仕事をしてもらっているわけです。それがこういう結果になるということは、コンサルタント側に問題があったのか、今のお答えのように、市の方向が曖昧模糊としていて遅れたのか。一体いつ、なぜこういうことが起きたのか。これでは七百数十万円のお金は無駄になったと市民から指摘されてもしようがないし、どうなのですか。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) 支援業者のことでありますけれど、当初、市長が申し上げましたとおり、26億8,000万円でどのような形のものができるかということを前提に、まず支援業者にはその中で考えていただきたいということを当初こちらからもお願いした経過がございます。そういうことから、支援業者はそういう市の意向を酌んでいただいて、できるだけ考え方、あるいはいろいろな工法でその額を抑えることができるかを検討していただいたということであります。

 ただ、この7月、8月以降、急激な建設単価の上昇、それから労賃の上昇等もございまして、今まで検討してきた単価では、先ほど市長が答弁申し上げましたとおり、必要な面積を確保することができないということから、支援業者からもご指摘があり、協議した結果、このような額で今回お願いすることになったわけでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) これは非常に重大な問題なのです。なぜかというと、七百数十万円のコンサルタント料を払う、それが機能してこなかったということです。それは、こちらの計画も曖昧だったということも含めて、結果的には後追いになってきたわけではないですか。

 最初の質問でもしましたように、一体いつこのことがわかったのか、全容がわからなくてもコンサルタント業者からは、これは無理だからこのくらいはどうかということは当然あったと思うのです。その辺について、いつなのか、日にちまでは結構ですけれど、いつごろかお答えいただきたいと思います。そのことだけでよいです。



○議長(芋川吉孝君) 財政課長。



◎財政課長(花岡隆志君) 先ほども触れましたけれど、単価に急な上昇があったということから、9月から10月以降にかけてどうするか協議してまいりました。ただ、数値については少しずつではなくて全体の額をできるだけ推測しながらお示ししたいという考えもありましたので、この時点での公表ということになったということでご理解いただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) いずれにしましても、お隣の市でもやっておりまして、そこでも2億数千万円を増額しなければならなかったわけです。非常に私たちから見れば惜しいと思うのですけれど、いわゆる当機関に仕事ができるようにして、当機関が金を余計にもらうようなことまでしているわけですから、そういう点では全面的に信頼することはないですけれど、こういうことはこれからもあり得るので、私はこういう点からも白紙撤回を求めているわけです。

 次に、お伺いしたいと思いますが、豊田地域における産業廃棄物最終処分場建設の問題についてでありますけれど、本議会でも先ほどご答弁があったように、意見書案が提出される予定でありますが、いずれにしてもこの地域は非常に急傾斜で危険であるということ。もう一つは、その流れた水が生活用水等にも使用されること。それがさらに下っていくと、千曲川まで行って畑地かんがい用水もそれを使うという事実からしても、これは明確に現時点でも聞かれるまで答えなくてもよいわけですが、市長としてこれを認めることについては疑問を持つ、あるいは反対だということをお答えいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) くらしと文化部長。



◎くらしと文化部長(竹内羊一君) 先ほども答弁申し上げましたように、事業の概要がまだ全然わかっておりませんので、業者から事業の計画概要が出ましたら、内容を精査してまた地域の皆様の意見を十分に酌んで対応してまいりたいと思っております。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 前にも意見書が出ていますから、ぜひ市長としてそういう対応を、反対だという意思をはっきりと表明していただきたいということを強く求めます。

 それでは、中野小学校の特に東吉田区の児童が毎日50人前後が通る通学路であります。先ほども答弁にありましたように、全国で始めた点検の中でも、あの場所を教育委員会も含めて見ているのです。実際は中野警察署へ行けば聞いておりませんというようなことになったりして、今日まできているわけですけれど、私も県に直接行きまして、県の信号機のトップと言われる人とも県議会議員を通じてお行き会いしたわけですけれど、どうやって通学路を通っていくかということを説明したら、これは本当に大変だということをおっしゃっていました。私も、きのう、おととい、通学路から来る子どもたちを見ていましたら、そこが危険であるということと同時に、学校へ行くまで、そこから測ればきっと500メートルではきかないと思うのです。そのぐらいの道を歩かなければならない。問題は県道に歩道をつけてこっちに来れば、その半分以下で行けるわけです。普通の信号機だととまってしまって渋滞をなお頻発する可能性があるので、地域の人たちも順番からすれば可及的に手押し式信号機をつくってほしいということですが、行政として具体的にどう今後対応していただけるか、先ほど以外の答弁をお伺いしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) 先ほど市長からも答弁させていただきましたけれど、歩道の設置につきましては、地域の同意は難しいですから時間はかかると思っております。

 議員が今おっしゃられたように、議員も県に行かれたり中野警察署に行かれているようですけれど、私どももいろいろお願いしたり、状況もお聞きしている中では、子どもたちが待っている場所とかが必要なものですから、そういったものの手当てができないと、なかなかできないということでお話を伺っているのです。そういうところについては、私どもとすれば改めてまた県等に強く要望していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 借地、もしくは購入しなければ一部信号機がつくことは大変かと思いますが、絶対にできないことではないと思うのです。子どもが事故を起こして、「それ見なさい、2年も3年も前から言っていることを行政がそのままにしている」ということになってしまうわけです。そういう点で東吉田交差点の信号機が付いたときにもそうですけれど、市では、手押し式信号機にしてくださいと言うのです。それで、当時の区長に会った、議員には言っては困る。今度は中野警察署に行ったらどうでしょうか。あんなところに手押し式信号機がついたら危なくてだめだと、信号機にしないとだめだと言って、それから1年たつかたたないうちに、ちゃんとした信号機ができたわけです。

 ですから、やはり場所と状況を十分加味しながら進めていけば、県も対応してくれるわけで、そういう点で改めてその決意をお伺いしたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) 強く要望してまいりたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 19番 青木豊一議員。



◆19番(青木豊一君) 少子化現象と言われるときに、お子さんの命が奪われたり身体を害するようなことがあっては、これは大変私も含めて言いわけの立たないことだと思うのです。

 そういう点でぜひ事故を未然に防ぐためにも、当該地の皆さんはPTAを含めて非常に努力されてやられるわけで、そういうものにはしっかり行政も応えて、甘んじるのではなくて応えて、一刻も早い設置を求めておきたいと思います。

 国民健康保険税の関係については申し上げられませんでしたけれど、やはりさまざまな施策というものは首長の姿勢に非常にかかわっている。それだけ首長の権限は重たいし、まずは責任をちゃんととっていただかなければだめなのです。そして、職員の皆さんが安心して仕事ができるような環境をつくっていただくと同時に、主権者である市民の皆さんの健康、暮らし、福祉、こういうものをしっかり行政が後押ししていただくということで、先ほど私からも提案したことについて、ぜひ具体化をお願いして質問を終わります。

 以上であります。



○議長(芋川吉孝君) 次に進みます。

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○議長(芋川吉孝君) ここで暫時休憩いたします。

 (休憩)(午前11時26分)

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 (再開)(午前11時27分)



○議長(芋川吉孝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(芋川吉孝君) 順位2番 市道等の維持管理について、定住人口の増加策について、13番 永沢清生議員。

     (13番 永沢清生君登壇)



◆13番(永沢清生君) 13番 永沢清生です。

 通告に従い、2項目について市長の考えをお伺いいたします。

 はじめに、市道等の維持管理についてお伺いいたします。

 市は、景観・環境の保全や安全・安心を目的に、市民サービスの一環として市直轄の事業で市道の草刈りや樹木の剪定、梅雨どきに間に合うようにと道路側溝の掃除を行っています。しかし、市内全域では膨大な道路延長がありますので、その全てに対応できていないのが現状です。

 結果として、取り残された部分は雑木が大きく成長し、それに伴う農作物への日照被害やつる草の繁茂、ブタクサの花粉の飛散が発生しています。その影響は周辺住民の健康被害や、年に数回は見られる降雨時における道路の冠水等に及び、市民の生活を大きく脅かしています。これらの道路の維持管理の現状を市としてどのように認識しておられるか、まず第一にお伺いいたします。

 次に、維持管理の方法についてお伺いいたします。

 先ほど申しましたが、市内全域では膨大な長さの道路があるため、市がその全てに対応することは不可能です。現状では地域住民が日常取り組む除草や清掃活動、また市民大清掃等が、不十分ながら維持管理の大きな助けになっていると思います。しかし、周辺地域に目を向けますと、高齢化や空き家の増加による人口減少に伴い、市民大清掃のときも人手が集まらないなど、今まで管理できていたところも市当局に要望する場面が増えています。当局も懸命に対応していただいているところではありますが、除草、撤去を逃しがちで樹木は育ち、つる草は繁茂し、花粉は飛び散り、側溝は瞬時にあふれるといった事態になります。

 そこで、維持管理の方法について提案して、市長の考えをお伺いいたします。

 まず、市が直接対応するエリアを絞り込む必要があります。住民自ら管理可能な自治会には作業の委託をする。できない自治会を対象に、市が重点的に支援を集中することで適期の作業が可能になると思います。自治会が中心となって区民全員が作業に当たることは、区民のつながりを強めることにもなり、市民が地域に愛着を持つことにもつながると思います。

 また、そうすることによって、適期に作業ができる可能性も高まります。さらに、その作業に対する報酬が地元区に入ることで、区費負担が軽減されたり、地域の自治活動が活性化することも考えられます。具体的な例として、県は河川愛護会をつくって県管理河川の美化活動を委託しています。国は、一定の条件のもとに条件不利地の農業者に受け皿となる組織をつくることで、中山間地交付金の対象となる用排水路の整備やけい畔の草刈りなどに支給し、耕作を継続させ、耕作放棄させない取り組みをしています。また、土地改良組織も組合員の行う農用地法面の草刈りや用排水路の泥上げを、国の多面的機能支払交付金事業として行い、交付金を事業費に充て賦課金の削減につなげようと取り組みを始めています。

 以上の事例のような効果につながる地元区への作業委託について、市としてどう考えているかお伺いいたします。

 2項目めとして、定住人口の促進についてお伺いいたします。

 はじめに、空き家バンクについて。

 このことについては、9月市議会定例会でも質問いたしました。市は、空き家の利用を目指して、市のホームページ、広報紙、全戸回覧、ケーブルテレビなどを活用し、空き家バンクへの登録を進めています。目に見える取り組みとして評価したいと思います。現在までの登録の状況はいかがでしょうか。

 今後、さらに登録を促す手段として、空き家の修繕、家財の処分・運搬に対する支援や自治会に出向いての事業説明など、より積極的な手法が必要と思いますが、どのようにお考えかお伺いいたします。

 次に、移住者の確保についてお伺いいたします。

 移住・定住のセミナーや短期滞在の住宅整備などが考えられますが、市として移住・定住者の確保に向けた積極的な施策をどう考えているのか、今後の取り組みについてあわせてお伺いして、檀上での質問といたします。



○議長(芋川吉孝君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 永沢議員のご質問にお答えします。

 まず、市道等の維持管理につきましてお答え申し上げます。

 市道等の維持管理につきましては、安全で円滑な道路交通の確保のため、舗装の補修、路肩及び法面の草刈り、側溝の泥上げ等の維持管理に努めてまいっております。これらの作業は、日常の巡回で管理者自らの判断により行っておりますが、市が管理する道路延長は総計で887キロメートル余りあります。隅々まで維持管理が行き届かないのが現状であります。

 議員ご提案のとおり、市道等の維持管理を地元区等へ委託する方法もございますが、交通量の多い道路上での作業は危険も伴い、また、慣れない作業でけがなども懸念されることから、地元区等の現地調査時に意見をお聞きし、適正な維持管理に努めてまいりたいと思います。

 次に、定住人口の増加策についてお答え申し上げます。

 空き家バンクの登録につきましては、現在1件の登録があります。これは、先月16日に空き家バンク活用相談会を開催したときに相談があったものであり、本市と協定を結んでいる一般社団法人長野県宅地建物取引業協会長野支部と連絡をとり、現地確認や物件の査定等を行い、登録に至ったものであります。

 空き家バンクへの登録を増やすため、引き続き市公式ホームページ、広報紙、音声告知放送等の活用や、定期的に空き家バンク活用相談会の開催を行い、登録数の増加を図ってまいりたいと考えております。

 また、所有者の費用負担の軽減を図るため、空き家バンクに登録した物件を対象とする家財道具等の搬出処分、清掃等の実施に必要な経費への補助について検討しているところであります。

 なお、地域に出向いての住民説明会につきましても、要望があれば開催してまいりたいと考えております。

 移住者確保の積極的な施策につきましては、まず、本市を知っていただくため、本市の魅力を積極的に発信し、交流人口の拡大を図ることや子育て支援の充実など、さまざまな施策を組み合わせて総合的に取り組んでまいります。

 今後の取り組みにつきましては、本市の歴史や魅力を広くアピールする情報誌の発行や、首都圏等で開催される移住セミナーでのPRも予定しております。また、空き家バンク登録物件に対する改修費補助につきましては、実施に向けて検討しているところであります。

 以上、お答え申し上げました。



○議長(芋川吉孝君) 13番 永沢清生議員。



◆13番(永沢清生君) 今、答弁いただきました。

 1点、除草のできていない部分、繁茂した部分からの影響についてお答えいただいていないように思うわけですが、お願いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) 私どもでつかんでいる影響としましては、主に直営でやっている部分につきましては、子どもたちの通学路とかがございますので、そういった面で子どもたち、歩行者への影響、それから、当然幅員が狭まることで通行車両にも若干の影響が出ていると考えております。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 13番 永沢清生議員。



◆13番(永沢清生君) 先ごろ千曲川河川事務所へ千曲川の治水についてお願いに上がることがございました。そのときに千曲川河川事務所では、堤防をつくる、あるいはそれに伴う道路をつくる部分に、道路に土を入れるわけですけれど、その土が雑草の拡散の原因になっているということを文書で読みました。それで、どんなものが原因になっているか、拡散されるかというと、ブタクサとかセイタカアワダチソウ、アレチウリ、ヤブガラシ、こういったものが想定されておるわけで、これは市でつくられた道路についても全く同じことが言えて、県や国がそのことについてとても苦労して対処しているのに、一番身近な自治体の市がそのことについて考えておられない、影響について考えていないというのはあり得ないと思うのですが、その点について、市長のお考えをお伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) 今の議員のお話につきましては、河川における雑草の種類等はこういったもので難しい部分があるということかと思うのですけれど、それは道路につきましても同様でございます。つる性の植物につきましては、なかなか絶えないということで、毎年のようにやっているわけなのですけれど、絶やすことができないという状況で、大変苦慮しているところでございます。私どもも通常の嘱託職員、年間4名のほかに、雑草が生える時期の5月から10月までにつきましては、2名の臨時職員を雇いまして、除草に対処している状況でございます。そのほか中野広域シルバー人材センターを活用させていただきまして、年間数百万円単位での除草、それから樹木管理等でお願いしているのが現状でございます。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 13番 永沢清生議員。



◆13番(永沢清生君) 今、中野広域シルバー人材センター、また臨時職員と、市で職員を確保しながら対応しているという話でございました。先ほど市長答弁にもありましたように、実際、そうやりながらも管理できていない、これが現実です。

 そこで、提案なのですけれど、国の場合は農業者で、県は地元区ということになっているのですが、計画を提出して、それを評価して交付金を支払うという仕組みであります。こういったことを市も事業として行うのはとてもよいことだと私は思うのですが、実際に管理できていないということから、そういうことについて考えられてはいかがでしょうか。市長の考えをもう一度お願いします。



○議長(芋川吉孝君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) 市長の先ほどの答弁にもございましたけれど、実際に800キロメートル以上の範囲がありまして、なかなか当然のようにできない部分がございます。それは優先度をつけてやっているわけなのです。通学路等、それから幹線の交通の障害になる場合については優先的にやっているという状況で、どうしても遅れる部分が出てきておりますし、手がつけられない部分も森林地域についてあるかと思うのですけれど、議員提案の地域にやっていただいたらという部分につきましては、市長答弁で申しましたけれど、けが等の心配がございます。やはりその部分が私どもが一番心配していることでございます。

 実はことし、河川の関係ではけがも起こっていまして、その件については県も苦慮している部分がございます。そんな点もありまして、その面をどうクリアするのか十分考えないと、議員ご提案のものについてはなかなか進めない状況でございます。

 あと、市長から答えさせていただきましたけれど、地域に私どもは春先に現地調査に入っております。そういった中で、また十分地域のご意見を聞きながら、いろいろなところに優先度をつけていかなければいけないということを考えながら、そういった対応をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 13番 永沢清生議員。



◆13番(永沢清生君) 地域の意見をお伺いしながらということでございました。私も聞いてきているわけですけれど、確かにできない部分があって、それを地域としては市にお願いする、そんな中で安全に作業するために機械を導入するわけですけれど、いかんせんオペレーターが不足しているということで適期作業に間に合わない。そんな中で地域におられる機械に精通した方に機械作業を任すことができないだろうかということですけれど、そういう部分で安全にできるために機械の講習会とか、機械を貸し出すとか、そういうことは考えておられないでしょうか。



○議長(芋川吉孝君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) 議員のお話しの件はきっと、通常、私どもが除雪のために購入した機械にアタッチメントとして除草の機械をつけて夏場は使うということをおっしゃっているのかと思うのですけれど、現在、残念ながら1台しかございません。しかも、使っている市の職員でもやはり除草した草の中に石とか異物がございますと、機械とはいえ破損しまして、大分これは高額なものですから、それを地域の方に壊してしまったという思いを抱かせること自体、大変だと思っていますので、市職員自体でもその辺についてはどうあるべきかを考えているところでございます。特に地域の方が使うとなると、よほどしっかり研究してみないといけないと思っていますので、もう少しその辺については、まずは市の直営でさせていただきたい。それを地域の要望に順位をつけて、できるだけ対応できるようにしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。



○議長(芋川吉孝君) 13番 永沢清生議員。



◆13番(永沢清生君) 先ほど住民に任せるのは危険が伴うということでございました。

 しかし、区によっては、県の「地域発元気づくり支援金」の中で部材を頂戴して住民自ら環境整備について取り組むという、みんなで環境整備について真剣に取り組む土壌ができている区もございます。そして、先ほど檀上でもお話ししましたけれど、十分な対価が市から区に入るとすれば、そういうけがをするような段取りではなくて、「おてんま」で切れない鎌を持っていくような、ちゃんと道具もよいものを持って、それこそ仕事として取り組むことができるので、子どもではないので、けがについてそれほど心配していただかなくてもよかろうと思います。また、適期に十分な作業ができていないということで、電気柵があるのですけれど、最近は電気柵の中にイノシシが住んでいるというようなことでございます。

 そのイノシシの緩衝帯となっている部分が道路なのですけれど、この緩衝帯であるべき道路が草だらけということで、イノシシがどこにでも隠れられる。市長が考えておられる安全・安心について、住みやすい市を提案していく中で、市街地にもイノシシが出没するということではどうか。やはり市でできない部分について地域住民に任せていくのが、これから新しい行政のあり方ではないかと思うわけですけれど、市長の考えをお伺いいたします。



○議長(芋川吉孝君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林之美君) 道路が緩衝帯になっていると私どももそう思っております。ただ、道路施設の土手がイノシシのすみかとは考えられないと思っておりますけれど、いずれにしましても、地域住民の事故につながる可能性があるとすると、十分考えていかなければならないところもあります。

 先ほど申しました地域の意見をお聞きしながらというのは、先ほど議員がおっしゃられた、高齢化が進んでいて市でやってもらえないかという声がある中で、補助金なり交付金を出せばやっていただけるのかというのは、そういった面ではどうなのか確認した上で、事業が進められるものならということでありますので、その辺を確認してまいりたい。市としても、自助、共助ということを言っておりますので、共助になる部分についてはやっていきたいと思いますけれど、そこで今までと大分違うとなると、全く高齢化が進んでいて、市でお願いしたいというだけのところと差が出てきます。そういった面もいろいろなことを考えながら進めたいと思っておりますので、ご理解いただければと思います。



○議長(芋川吉孝君) 13番 永沢清生議員。



◆13番(永沢清生君) とてもよいと思います。とにかく、区から計画を出させる、それを市が評価して、事業として取り組むことができるか考えていただければよいので、進めていただきたい。「故郷のふるさと」の中野市に来る場合、いきなり中心部に来るわけではなくて、周辺部を通って人も来るわけですから、来たときに周辺部が草だらけということになったら、あるいは一年生雑草が枯れた後にごみの袋が散らばっていることのないように清掃、草刈りをやっていくのが市の務めであり、住んでいる人たちの思いであります。

 区費ですけれど、それはやはり市街地よりも周辺部のほうが高い、これは道路の負担金がその大部分を占めているわけです。先ほど申しましたように、高齢化と空き家の増加で人口が減るということから、必要な区費を徴収するために区費の免除年齢が年々引き上がる、そんなことも区長にしてみれば大変苦慮しているところで、何か市の事業でも何でもそうですけれど、いただければそれにつけて取り組んでいけるという思いもあります。これは、区長自身が考えておられることでありましたので、お伝えしておきます。

 今後、とにかく住民ができることをしっかりやるような方向も大事ではないかという思いでおります。

 続いて、定住人口の増加策についてお伺いするわけですけれど、空き家の修繕とか、家財の運搬・処分について、あるいは住民説明会について考えていただけるということでありました。

 北陸新幹線が3月14日に開業するわけですけれど、その沿線上には空き家バンク物件成約数が日本一の佐久市と2番目の金沢市があるわけです。その沿線上に中野市もあるわけです。3番目が総務文教委員会で視察いたしました綾部市になっているのですが、その1番と2番が北陸新幹線の沿線上にあって、うっかりしていると埋没してしまうということであります。埋没させないために、しっかり中野市に人を呼び込んで定住してもらうのだという強い意志、強い思いを市長からお伺いして、質問を終わりたいと思います。



○議長(芋川吉孝君) 市長。



◎市長(池田茂君) 定住人口の増加策につきましては、ご答弁申し上げましたけれど、市の総合力を上げまして、総合的な中野市のよさを知っていただく中で、積極的に目的意識を持って対応していきたいと思います。

 聞くところによりますと、銀座NAGANOの相談センターはいつもいっぱいだと聞いております。首都圏に住む4割方の方が地方移住を考えているというような統計、調査もあったかと思います。そんな中で遅れることのないよう中野市の魅力を発信する中で、住んでよし、暮らしてよし、できれば経済政策の中の一環として、今政府が進めております首都圏にある企業の地方分散という中でも、この中野市を売り込んでいきたいと思っております。

 今後、組織的な展開も考えたいと思っておりますので、よいご意見またはアイデアがございましたらご享受いただければと思います。

 以上です。



○議長(芋川吉孝君) 次に進みます。

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○議長(芋川吉孝君) 本日の市政一般質問はこの程度にとどめ、残余は明日行います。

 本日はこれにて散会いたします。

 (散会)(午前11時55分)