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長野県 中野市

平成24年 12月 定例会(第6回) 12月12日−04号




平成24年 12月 定例会(第6回) − 12月12日−04号







平成24年 12月 定例会(第6回)



          平成24年12月12日(水) 午前10時開議

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◯議事日程(第4号)

 1 市政一般質問

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◯本日の会議に付した事件………議事日程に同じ

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◯出席議員次のとおり(20名)

      1番  小林忠一君

      2番  原澤年秋君

      3番  阿部光則君

      4番  清水正男君

      5番  高野良之君

      6番  松野繁男君

      7番  永沢清生君

      8番  武田俊道君

      9番  芋川吉孝君

     10番  深尾智計君

     11番  沢田一男君

     12番  湯本隆英君

     13番  町田博文君

     14番  小泉俊一君

     15番  竹内卯太郎君

     16番  金子芳郎君

     17番  清水照子君

     18番  高木尚史君

     19番  青木豊一君

     20番  荻原 勉君

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◯職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名次のとおり

  議会事務局長  大堀和男

  〃 次長    保科 篤

  書記      丸山賢司

  〃       宮澤 務

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◯説明のため議場に出席した者の職氏名次のとおり

  市長                  池田 茂君

  会計管理者               小古井義治君

  副市長                 高嶋俊郎君

  教育次長                横田清一君

  教育委員長               土屋正志君

  庶務課長                小野富夫君

  選挙管理委員長             小林一秋君

  政策情報課長              斉藤武美君

  教育長                 栗原 満君

  財政課長                石川保文君

  総務部長                田中重雄君

  健康づくり課長             岩戸啓一君

  健康福祉部長兼福祉事務所長       渡辺重雄君

  高齢者支援課長             小林みゆき君

  子ども部長               塚田栄一君

  文化スポーツ振興課長          久保利幸君

  くらしと文化部長            竹内羊一君

  市民課長                花岡隆志君

  経済部長                小林俊幸君

  道路河川課長兼新幹線対策室長      小林之美君

  建設水道部長              小林伸行君

  学校教育課長              荻原由美子君

  消防部長                上野永一君

  選挙管理委員会書記長          町田 修君

  豊田支所長               小林治男君

  庶務課長補佐              柴本 豊君

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 (開議)(午前10時00分)

 (開議に先立ち議会事務局長大堀和男君本日の出席議員数及び説明のため議場に出席した者の職氏名を報告する。)



○議長(竹内卯太郎君) ただいま報告のとおり、出席議員数が定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布いたしてあります議事日程第4号のとおりでありますから、ご了承願います。

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△1 市政一般質問



○議長(竹内卯太郎君) 日程1 これより、昨日に引き続き市政一般質問を行います。

 順位6番 市長の施政方針について、公共施設へのLED照明の導入について、骨髄バンクドナーへの支援について、胃がん検診に血液検査の導入を、福祉用具購入費の受領委任払いについて、通学路の安全対策について、13番 町田博文議員。

     (13番 町田博文君登壇)



◆13番(町田博文君) 13番 町田博文でございます。

 通告いたしました6点について質問いたします。

 まず1点目、市長の施政方針についてお伺いいたします。

 小田切前市長のもとでの公共施設整備・市有地利活用計画(案)では、今年度多目的防災広場整備、平成26年度市民会館耐震改修、平成27年度以降市役所移転工事が予定され、6月市議会定例会、また9月市議会定例会におきまして、市民会館は新築も視野に入れた計画であることも表明されました。

 池田市長は、今議会冒頭のあいさつの中で、「庁舎移転につきましてはこれまでの経過を整理し、私なりの考えも加えて市民の皆様に判断材料を提示して、意見を聞く場を設けたいと考えております。」と述べられております。また、初登庁の記者会見では、「来年3月までには私の立ち位置を決めたい。」とも述べられています。市役所移転問題と市民会館改修または建設問題は、時期的な違いはあるにせよセットであると思いますので、市民会館、市役所等整備計画再検討、そして事業着手をどのようなタイムスケジュールで実施していくのかお伺いします。

 次に、市長選挙での公約として、都市交流、産官学連携、農商工連携、信州中野ブランド、音楽都市を掲げておられます。これから時間をかけて具体的な政策として肉付けされていくことと思っておりますが、現時点で開示できる範囲で結構ですので、その思いも含めてお示しいただきたいと思います。

 2点目に、公共施設へのLED照明の導入についてお伺いします。

 電力多消費の我が国においては、ひっ迫する電力需要を背景に、省エネ対策として公共施設へのLED照明の導入は、積極的に検討すべき課題と言えます。また、LED照明の導入は、電気料金値上げによる財政負担の軽減を図ることにもつながります。

 しかしながら、LED照明への切り換えとなると照明器具が高価なため、予算確保に時間がかかることが予想されます。また、導入できても初期費用は重い負担とならざるを得ません。こうした事態を打開するため、一つの手法として、民間資金を活用したリース方式によって、公共施設へのLED照明導入を進める動きがあります。リース方式を活用することによって、新たな予算措置をすることなく、電気料金の節減相当分でリース料金を賄うことを可能とするものです。

 中野市におきましては、防犯灯ほか一部の照明について継続的に導入を進めていることと思いますが、リース方式を活用することによって、一気に導入できるのではないでしょうか。

 3点目に、骨髄バンクドナーへの支援についてお伺いします。

 白血病や再生不良貧血などの血液難病に悩む患者への有効な治療法の一つが、造血幹細胞移植です。この移植医療を発展させ、患者によりよい治療を提供するために、さきの通常国会において「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供を推進する法律」、略称「造血幹細胞移植推進法」が成立しました。この法律が成立したことにより、骨髄移植、末梢血幹細胞移植、さい帯血移植の3種類のうち、患者が最適な治療法を選択できる実施体制が整備されることとなりました。

 また、現在、造血幹細胞移植の潜在需要の5割から6割しかニーズを満たしていませんが、今後、こうしたニーズに応えていくことも大きく期待されているところです。

 こうした中にあって、せっかく骨髄バンクに登録され、移植希望患者のHLA型が適合しても、最終的に骨髄提供まで至らないケースが4割程度あります。その理由としては、骨髄提供者、ドナーの通院・入院時における休業補償がないと、ドナーの負担が重いことが挙げられています。ドナーの負担は経済的な負担だけではありません。例えば子育てや介護をされている方々もなかなか都合をつけることができないために、ドナーになれないといった話も伺っています。当市の介護や子育て支援施策において、ドナーに対して最大限配慮を図るべきではないかと考えます。ドナーへの費用補助をすることにより、ドナーの善意を生かして提供に至るケースが増え、より多くの命が救われることを念願するものです。

 現在、一部市町村では独自にドナー助成制度を立ち上げています。当市においても、命のボランティアを支援するドナー助成制度を立ち上げるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。中野市における白血病患者数、死亡者数、移植件数、ドナー登録者数の状況もあわせてお伺いします。

 また、造血幹細胞移植を推進し、患者によりよい治療を提供していくためには、何よりも国民の理解が必要です。いわゆる造血幹細胞移植推進法第10条では、国とともに地方公共団体も理解を深めるための必要な施策を講ずるものとするとなっております。当市としてどのように取り組んでいかれるのか、お伺いします。

 移植を希望しながらも移植までたどり着けず、命を落とされる方も数多くおられます。一人でも多くの命を救うため、今回の法律成立を契機に、市民の理解を深める取り組みをしっかりと行う必要があると思うものです。

 4点目に、胃がん検診に血液検査の導入をについてお伺いします。

 胃がん検診は、現在バリウムを飲み、レントゲン撮影を行う方法で行われています。しかし、この検査方法煩わしさと苦痛を伴い、胃がんの発見率も余り高いとは言えません。この胃がん検診とは別に、特定健康診査、いわゆるメタボ健診及びいきいき健診にピロリ菌ABCリスク検査を行うことを提言したいと思います。

 ピロリ菌ABCリスク検査とは、血液検査でピロリ菌抗体と胃の委縮度を測るペプシノゲンを測定し、その組み合わせから胃がん発症のリスクを明らかにするものです。その結果をもってリスクのある人は専門医の内視鏡による精密検査を行うことで、対象を絞った効率的な胃がん検診を行うことができます。

 また、ピロリ菌が発見された場合は早期に除菌し、胃がんになる危険性を大きく低減させることができます。ピロリ菌が胃がんの原因であることを、ようやく国も認め始めました。中野市の胃がんバリウムレントゲン検診の受診率の状況はどうでしょうか。その受診率よりも、特定健康診査またはいきいき健診の受診率のほうが高ければ、より多くの人に胃がんの検査を受けてもらうことができるようになります。そして、ピロリ菌の除菌を行えば、胃がんの撲滅に大きな効果を発揮できます。既に導入している自治体が増えている状況でもあります。国の指示が来るまで待つのではなく、中野市におきましても、よいことは積極的に導入していくべきと思いますが、いかがでしょうか。

 5点目に、福祉用具購入費の受領委任払いについてお伺いします。

 現在、介護保険での福祉用具購入費、ポータブルトイレや入浴用椅子などですが、この福祉用具購入費は、利用者が一旦全額負担し、その後申請して保険給付分の9割を受け取る償還払いとなっています。一方で、一定の要件を満たせば、利用者が自己負担分の1割分のみを事業者に支払えば、残額は自治体から事業者に支払われる受領委任払いを導入し、償還払いとの選択制をとっている自治体が多くなってきております。

 利用者にとっては、一時的であれ全額負担となると、相当な経済的負担を強いられることになります。中野市におきましては、既に住宅改修費は受領委任払いを導入し、償還払いとの選択制をとっております。福祉用具購入費につきましても、受領委任払いを導入できないでしょうか。

 最後に、通学路の安全対策についてお伺いします。

 3月市議会定例会及び9月市議会定例会でも質問させていただきましたが、その後の進展状況について、緊急合同点検結果を踏まえた安全対策の検討、実施状況はどうでしょうか。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 町田議員のご質問にお答えいたします。

 市長の施政方針について、市民会館、市役所等整備の再検討のタイムスケジュールにつきましては、高木議員にお答え申し上げたとおりであります。

 都市交流、産官学連携、農商工連携、信州中野ブランド、音楽都市につきましては、「中野市の資源再発見・創生」をキーワードに、「交流と連携と協働で新しい中野市を創造」を基本姿勢として、都市圏との交流や各種団体と連携する仕組みづくり、さまざまな分野で積極的に域外に情報発信し、シティセールスすることで、まちを訪れる人が増加し、経済も活性化し、やがては私たちの暮らしもよくなるよう中野市を強く輝くまちにしてまいりたいと考えております。

 次に、公共施設へのLED照明の導入について。

 公共施設へのLED照明の導入につきましては、庁舎の一部及び道路照明灯や各区で進める防犯灯等に導入しているところでありますが、環境への配慮の取り組みの一つとして有効な方法と考えており、リースの対応を含め、費用対効果も踏まえて、今後どのような方針で対応していくか検討してまいります。

 次に、骨髄バンクドナーへの支援について。

 骨髄など造血器官に存在する幹細胞の移植を推進するために、本年9月に公布された「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」では、移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関し、基本理念を定めております。同法第10条では、国及び地方公共団体は、教育活動、広報活動等を通じて、移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する国民の理解を深めるよう、必要な施策を講ずるものとしております。

 今年度は、10月の骨髄バンク推進月間に、県からのポスター、パンフレットを公共施設へ掲示や配置するとともに、音声告知方法で広報を実施いたしました。今後も骨髄バンクのドナー登録をする方が増えるよう、骨髄バンクの制度の周知に努めてまいります。同法は、公布後1年6カ月を超えない範囲で施行すると定められているため、今後国での施策等の状況を注視し、市が行う施策について研究してまいります。

 白血病患者数、死亡者数、移植件数、ドナー登録者数につきましては、健康福祉部長から答弁させます。

 次に、胃がん検診に血液検査の導入をに関しまして、胃がん検診の受診率の状況につきましては、厚生労働省から通知された、市町村におけるがん検診の受診率の算出方法に基づく平成23年度における35歳以上の受診率は、23.4%でありました。

 ABCリスク検査の導入でありますが、検査はあくまでもリスク判定であり、直接的に胃がんを発見できるものではありません。胃がんの早期発見及び早期治療につきましては、現在実施している胃がん検診をより多くの市民の皆様に受けていただくことが何より大切でありますので、今後一層受診率の向上に努めてまいります。

 次に、福祉用具購入費の受領委任払いについて。

 介護保険サービスの対象となる特定福祉用具購入品は、腰掛便座、特殊尿器、入浴用椅子等の入浴補助用具、簡易浴槽及び移動用リフトのつり具の部分の5種類であり、近年、本市においては主にポータブルトイレやシャワーチェアー等が購入されております。

 また、平成23年度における県下19市の受領委任払いの取り組み状況ですが、実施している市は1市であります。特定福祉用具購入品は比較的低価格なものが多いことから、現在本市では受領委任払いをしておりませんが、今後導入について課題等を整理し、検討してまいりたいと考えております。

 次に、通学路の安全対策について。

 通学路の安全対策につきましては、本年8月に実施した市内全小学校の緊急合同点検の結果、116カ所の要望があり、このうち、市道等に関する71カ所について順次安全対策を講じております。

 なお、通学路の安全確保に関連して、防犯灯につきましては地元区のご理解とご協力により、市の補助制度を活用して設置していただくこととなっております。

 また、市道吉田西条線、中野駅南入口交差点につきましては、今年度、公安委員会において歩車分離式信号機を設置するとお聞きしております。

 本市が管理する道路等の対応時期と内容につきましては、建設水道部長から答弁させます。

 以上、答弁申し上げました。



○議長(竹内卯太郎君) 教育長。

     (教育長 栗原 満君登壇)



◎教育長(栗原満君) 通学路の安全対策についてお答えします。

 通学路の安全対策につきましては、本年8月に市内全小学校の緊急合同点検を実施したところ、改善を要する箇所は116カ所でありました。その後、各関係機関で対応していただき、11月30日現在、安全対策が実施できた箇所は21カ所、本年度中に実施する予定が35カ所、来年度の実施予定が15カ所、未定が45カ所であります。

 対策済み21カ所の内訳は、通学路の変更によるものが5カ所、公安委員会で実施されたものが4カ所、道路管理者により実施したものが10カ所、公安委員会と道路管理者の共同により実施したものが2カ所であります。

 対策済み内容の主なものとしましては、中野小学校の通学路で西2丁目交差点及び東吉田交差点の歩車分離式信号機への改良が2カ所、そのほかに横断歩道の新設及び補修、植栽のせん定、路面表示などであります。来年度以降も各学校で通学路の安全点検を実施し、必要な安全対策を道路管理者等に要望してまいります。

 以上であります。



○議長(竹内卯太郎君) 健康福祉部長。

     (健康福祉部長兼福祉事務所長 渡辺重雄君登壇)



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) 白血病患者数、死亡者数、移植件数、ドナー登録者数につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 長野県国民健康保険団体連合会による平成24年度病類別診療統計関係資料によると、市の平成24年5月分の国民健康保険被保険者の白血病での受診者数は4人でありました。厚生労働省人口動態調査によると、本市で平成23年中に白血病で死亡した方は、2人でありました。長野県の非血縁者間骨髄移植実施件数は、累計で223件であり、県の骨髄提供希望者登録数は、平成24年10月末現在で3,757人であります。

 以上でございます。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。

     (建設水道部長 小林伸行君登壇)



◎建設水道部長(小林伸行君) 本市が管理する道路等の安全対策の対応時期と内容につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 本市が管理する道路に関するものは71カ所であり、道路河川課で対応しており、今年度対策済みが7カ所、今年度対策予定が32カ所、今後対策を講じるものが32カ所であります。

 対策済みである7カ所の内訳は、歩車分離式信号機の設置に伴う歩車道境界ブロックの切り下げが1カ所、破損した道路附属施設の撤去が1カ所、歩道の拡幅工事が1カ所、転落防止柵の設置が1カ所、区画線の設置が2カ所、植栽のせん定が1カ所であります。

 今年度実施予定の32カ所につきましては、転落防止柵、ガードレール、警戒標識の設置などであり、今議会で予算をお認めいただいた後、速やかに対応してまいりたいと考えております。今後対策を講じる32カ所につきましては、通学路の安全確保のため、中野警察署及び学校関係者と連携し、危険箇所の解消に向けて取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 継続でお願いします。順不同になりますが、お願いしたいと思います。

 まず、通学路の安全点検ですが、教育委員会、それから道路河川課の関係、それぞれご答弁いただいたわけです。今年度補正予算、今議会にも1,500万円の予算案が上程されておりますが、今後行うということで、今の答弁、市長部局は32カ所、教育委員会では未定が45カ所となっておりました。ここはダブっているところがあるのですけど、その違いはどう見ればいいのでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) 教育長から答弁いただいた箇所数については、県、公安委員会等のものも含めた数字でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) わかりました。そうすると、道路河川課の関連は単独で行うということでいいのですね。

 それで、もう一つ内容確認になるのですが、先ほど、県の9月補正予算で対応、県の9月補正予算全体では115件の対策がとられて、そのうち中野市が1件で、その1件が先ほど言われました市道吉田西条線、信州中野駅の西側のところだと思うのですが、これはたしか中野市から出した116カ所には入っていなかったのではないかと思うのです。ですから、その関係がどうなっているのか。

 県では全体を整理する中では2,104件があって、それをいろいろ分類しておりますが、今年度そのうち115件を出して、中野市が1件という報告になっているのですが、それが中野市から出た件数とは別のものであるのが、よくわからないのですが、どういうことでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) 先ほど市長からご答弁させていただいた中野駅南入口の交差点の信号機については、県で9月補正予算の対応で実施していただいたものであります。ただ、これが116カ所に含めてあったか、今確認させていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 既に実施済みのもの、今年度実施するもの、来年度実施するもの、これは明確になっているのですが、未定のもの、あるいは今後行っていくもの、これについてきちんと計画的に対策がとられるように、一つひとつ決めていただきたいと思うのですが、教育委員会できちんとフォローしてくださるのか、あるいは先ほどの道路河川課の32カ所は、責任を持って対応していくのか、そこのところをお願いしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 教育次長。



◎教育次長(横田清一君) お答え申し上げます。

 116カ所のうち、約39%、45件については、先ほど教育長から申し上げたように未定でありまして、それらについては道路改良等いろいろなものがあってできないわけでございますけれど、そのことについてはうちに来ているのは、そういうものは公表しろと。それから、公表してその進捗状況をみんなに見ていただけるように、まず公表しろという通知が出ております。教育委員会としてもせっかくPTAの方にも出席していただきながら、多くの方が点検したことでございますので、フォローアップについては次年度以降もしっかり見ていきたいと思います。

 それからまた、次年度以降の調査につきましても、PTAの皆さんにも大分負担をかけなくてはいけないのですけれど、各学校で継続してやっているところがあり、せっかくできたシステムでございますので、そのまま継続できればと思っております。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) 先ほど町田議員からご質問いただいた交差点の改良でございますけれど、あれについては緊急合同点検の中に含まれていないものでありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 未定とか今後の検討事項とされた、今後行っていくものの中には、それぞれ関係者一同に点検してみて、これは無理だと、抜本的対策というのは無理ではないかと。対処療法的にやるものも、あるいはもう全く対応できないものもあるのではないかと思いますが、先ほど教育委員会で公表ということを言われましたが、そういう無理なものも含めて、公表していただくことでよろしいのでしょうか。市民の方に納得していただくことが必要だと私は思うのですけれど。



○議長(竹内卯太郎君) 教育次長。



◎教育次長(横田清一君) お答え申し上げます。

 公表と申し上げましたのは、まず116カ所についてです。それで、その後どういうものができたか、できていないかという部分を公表ということでございます。

 それから、未実施のものの今後についてでございますけれど、今議員がおっしゃったように、大変難しい改良等を伴うものもありますので、今後、また管理者等々とご相談申し上げながら進めることとなると思いますけれど、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 前回も何回も申し上げているのですが、学校側では児童のために現場でこういうところが危険だということで、点検を毎年行っているわけですが、それが現実としてなかなか市、県、国に上がっていって、細かい具体的な対応がなかなかできないという弊害がありましたが、ことしのこの緊急合同点検によりまして、きちんと一つひとつ決着していっていただきたいと要望しておきたいと思います。

 次に行きます。

 福祉用具購入費の件なのですが、検討してまいりたいということで、19市中1市だけ受領委任払いを行っているということですが、全国で見ますと、全国1,584の保険者、市町村があるわけですが、住宅改修費については543自治体ですから約34%、福祉用具購入費については427自治体ですから、全体の約27%が既に受領委任払いをしているわけなのです。

 確かに住宅改修と比べて額が低いということはあると思いますが、その額と、それから現実に件数がどれくらいあるのかということ。両方の選択が可能になるのであれば、受領委任払いを希望される方も結構私はいらっしゃると思うのですが、その額と件数についてお伺いします。



○議長(竹内卯太郎君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) お答えを申し上げます。

 福祉用具の関係につきましては、もちろん年によって個々対応でございますので動きますが、平成23年度分で申し上げさせていただきますと、約150件ほどのご利用をいただき、金額にしまして350万円弱程度でございます。

 以上でございますが、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) これにつきましては早急に検討していくということでございますので、早急に導入していただきたいとご要望申し上げます。

 胃がん検診ですが、市の答弁としては、あくまでも現在のバリウムの検査、23.4%という受診率を上げていくことに努めるということですが、今までずっとやっていて、ほかの自治体を聞きますと10%ぐらいというところもあるようです。それに比べれば23.4%は高いわけですが、たしか目標は定めておられると思うのですが、50%ぐらいではないかと思うのですけど、もう壁になっているのではないか。やはりバリウムはかなり負担がかかりますし、受診率を上げるのは非常に難しいと思うのです。

 それで、血液検査でできるのであれば、あくまでもリスク検査ですけれど、まだがんの状態になっていない段階でのピロリ菌とかの検査ができるわけですから、未然に防ぐことができるということですし、例えば特定健康診査などで血液検査をやりますので、そこで、一緒に一つの検査項目を加えればいいわけですので、私はできないことはないと思うのです。それと同じような事例として、子宮頸がんワクチン接種とそれから細胞の検診で、子宮頸がんについては、予防接種と検診でもう100%予防できると言われております。

 先日、長野市でその講演会がございまして、中野市からも参加されておりましたが、私も参加させていただいて、若いときに子宮頸がんワクチン接種をして、そしてその後30歳以上になって細胞診、その細胞診は実際にそういうがん化しているものがあるか、あるいは未然にがんになる前の状況もわかるのです。あと、HPV検査、ヒトパピローマウイルスもがんになるその前段階なのです。

 ですからそういうことをきちんとして、長野県では併用検診で細胞診とHPV検査両方やって、子宮頸がんワクチン接種はもちろんですが、検診で細胞診とHPV検査両方やっているのは長野県の東御市がやっておりまして、その講演の講師の方は非常に評価されておりました。そういうことからいって、私は市の方針として、今までのバリウムの胃がん検診で受診率を上げる努力をされても、現実に上がるのは難しいのではないか。そして、もっと早い段階のピロリ菌ABCリスク検査のほうがずっと受けやすいし、もともと特定健康診査の受診率が高いと思いますが、そのほうが多くの方の検診、もしこのピロリ菌の検査でちょっと危険だと思われた方は内視鏡の胃カメラを飲めばいいわけですので、ずっと合理的だと思いますし、私は納得性があるのではないかと思いますが、重ねてですが、いかがでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) ピロリ菌の検査の関係でございますが、議員おっしゃられますように、検診ではなく、リスク判定の一つの手段でありますが、県内の先進市の場合にも、本年度ピロリ菌の検査を実施されて、ことしのその反省として、ピロリ菌の検査だけでは医学的にどうなのかということも推考されまして、新年度に向けて検診との併用を検討中ということもお聞きいたしております。

 さまざまなご意見がありますが、現在の中では医療として必要な方については、健康保険が拡大になったということ。他方、ピロリ菌の検査をしても多くのケースの場合、検診は不可欠ということが言われている中で、ピロリ菌の検査をされた方についても、変わらずバリウムによる胃検診等々については継続して受診していただきたいということが根底にございます。

 そんなことからも、まずは予防あるいは早期発見、早期治療、これに結びつきますがんの検診、これをまず高めてまいりたい、努力を進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 今の答弁はわかりますが、早期発見率を見ても、バリウム検査の2倍以上あると言われています。またコストもバリウムの半額以下で、神奈川県の状況しかわかりませんが、横須賀市とか三浦市とかはもう既に導入しております。全国的に見るともっと導入していると思います。

 要は、国の厚生労働省の指針で、きちんとそういうことを明確にまだ出していないということはありますが、でも、それぞれの市民にとりまして検査の早期発見率、あるいはコスト、そういうことから考えれば、早急に私は検討してこの検査を行うべきだと思っております。

 次に行きます。

 骨髄ドナーへの支援ということで、先ほどのご答弁で、法律ができましたが、それについての教育、広報活動、そして周知に努めていくという話がございました。私、聞き漏らしてしまったかと思うのですが、ドナーに対する休業補償あるいは子育て関係への助成制度については、どういう答弁であったでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(渡辺重雄君) ただいまのご質問でございますが、ご質問の内容も含めまして、いわゆる同法の施行が公布後1年6カ月を超えない範囲ということでございますので、その中で国で詳細な部分が今後示されてくる部分があったり、県ともご相談を申し上げながら、市が行う施策について研究を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 1年半以内ということであります。ですから、その期間があるからこそ具体的に、広報の具体的な方策あるいは助成の検討もできるわけですから、この期間を有効に使って、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。

 公共施設へのLED照明の導入ですが、有効な方法で一応検討していくということでございました。私が調べた範囲では、大阪府は府としてもう幹線道路の照明すべてをリースで行っているということでございます。茨城県の取手市は、市内の防犯灯9,700本すべてをリース、千葉県の茂原市も同じように7,450本すべて、10年間のリースで行いますから、予算措置はなくても電力の節減分がリース料にかわるということで、予算的にも、その後は電気料が少なくなってくるわけです。ですから、本当に前向きで少しでも早く導入していただければと思うのです。

 例えば、防犯灯については先ほどご答弁にありましたように、各区で設置した場合には、その設置費用の8割と電気代は払っていくわけですが、それ以外の市で管理している街路灯は何本ぐらいあるのでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) 現在市で管理しております道路照明灯については、123カ所ございます。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 電気料が幾らぐらいかかっているかはわかりますでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) 道路照明灯にかかわる電気料につきましては、平成23年度決算額で295万6,000円ほどでございます。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) その街路灯が今123カ所、約295万円、あと庁舎もすべてというのは相当な決断が必要になるかと思いますが、例えばある施設、保育園とかあるいは図書館とか、そういうところを決めて、すべて照明をLED化にしてリースでやってみるのも一つの方法だと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 総務部長。



◎総務部長(田中重雄君) 公共施設のLED化でございますけれど、ご答弁申し上げましたように、環境の負荷も小さいと。また、電気の消費量も少ないということでございますけれど、今後におきまして検討していきたいと思っております。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) それでは、1番目の市長の施政方針についてにしたいと思います。

 まず、市民会館、市役所の移転についてですが、市長は意見を聞く場を設けるとおっしゃっております。その意見を聞く場を設ける、そのもう少し具体的な内容についてお聞かせいただきたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 総務部長。



◎総務部長(田中重雄君) さまざまな要素、判断材料等を整理しまして、市民の皆様の意見を聞く場ということでございますけれど、これにはいろいろな方法があると思いますので、これから検討してまいりますけれど、第一義的にはやはり説明会のような形がやりやすいのではないかと考えております。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 説明会を行っていくと。何カ所で行うとかそういうことは、これからなのですね。

 具体的なところで、今年度予算化されました多目的防災広場ですけれど、解体工事をこれから行うということで、整備は庁舎とセットで検討となりましたので、既にもう予算で解体して、そこに防災広場としてのいろいろな施設をつくっていく、そういう予算化がもうされていると思いますが、そういう方針で変わったということは、補正予算で対応していくと見ていいでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 総務部長。



◎総務部長(田中重雄君) お答え申し上げましたように、市庁舎の建設や旧中野高校跡地の検討にあわせて、この事業を継続するか検討していきたいということでございますので、今後、検討した後にその方針を決めていきたいと思っております。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 再検討のタイムスケジュールということで、一応3月までには出ると私は理解しております。その出た段階で、具体的な建設計画については今の計画よりもずっと遅れるのか、その辺でもう少し具体的なことが言えないのか、お伺いしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 総務部長。



◎総務部長(田中重雄君) この計画につきましては、いわゆる社会資本整備総合交付金等の交付を受けて実施したいということで、本年度予算化いただいているところでございます。その交付金等につきましては、本年度に限らず期間がまだありますので、その期間内にやる場合は、そういった財源を使って行っていきますし、その他もろもろの部分を3月までに検討していきたいということでございます。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) それでは、最後の都市交流ほかのところについて、市長の思いをお聞かせいただきたいと思います。

 当選後の記者会見で、「情報発信の面で具体的な取り組みを考えている。」とおっしゃっておりますが、その情報発信の面で具体的な取り組みの内容についてお伺いしたいと思いますが、いかがでしょう。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。



◎市長(池田茂君) お答えします。

 情報発信につきましては、まずはITを活用した発信を、市でもホームページ等を活用しているわけですけれど、対象を明確にして、誰がどういう目的で、どの対象に発信するかを明確にした上で、その構成等、また中身等を考えてやっていきたいと思っています。

 もう一方で、市内のいろいろな情報です。どこにどのような資産があるか、観光資源もそうですが、そういったものも集めまして、それを検討してセグメント、いわゆる分けまして、効果的な対象に発信していくという方法が考えられます。こういったチームなり、ないしはプロジェクトチームなりを編成していきたいと私は思っています。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 市長が選挙の前までにかかわられたこととして、例えば昨年の1月にNPO法人豊かな地域づくり研究所を設立された。それともう一つはこちらに帰郷後、6次産業化を実践するために、信州百匠隊事業協同組合設立に参加とされておりますが、この百匠隊の「しょう」は匠という字なのですけれど、この二つについて今までにかかわってこられましたので、お聞きしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。



◎市長(池田茂君) いずれも個別の事業に当たりますので、深く中身に入っては申し上げられませんが、NPO法人豊かな地域づくり研究所につきましては、私が首都圏におりましたころの財界の方、それから官庁関係の方に対しまして、この中野市を知ってほしい、またこちらにいらっしゃる皆様方と交流してほしいという趣旨での交流会を中心とした事業を展開してまいりました。

 信州百匠隊事業協同組合につきましては、今町田議員からお話がございましたように、匠と書かれておるとおり、6次産業化の一つのモデル、実験として対応してみました。広く圏域は中野市のみならず、参加事業者は長野市、信濃町、青木村、それから千曲市等々、東北信地域にまたがっておりまして、そういった方々の農産物、加工技術、それから参画している事業者の中には福祉施設の皆様方もいらっしゃいます。

 そんな形で、新しいものを協働して創造して、販路を確保して、生計の一助をしようと、ないしは、より収入を得ようというような活動でございました。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 市長が掲げておられます都市交流、産官学連携、農商工連携、信州中野ブランド、音楽都市、これにつきましては私も全く同感で、私も議員としてさまざまなこの議会の場で提言させていただいてきております。

 まず、信州中野ブランドについてですが、私は農産物についての信州中野ブランドとして売っていく、それは当然のことであります。それはそれで当然のことなのですが、私は文化、信州中野のブランド、文化とセットでブランドづくりしていくべきだと思っております。その文化というのは、中野市には先ほど言ったいろいろな面での宝物があります。音楽も土人形も含めて。そういう中で、たまたま中野市のホームページで紹介されていましたが、高野辰之展というのが仙台市で今行われているのです。これを見て、ああ、先越されたとも思ったのですが、そこで高野辰之の業績とかあるいはコンサートをやったり講演会をやったりして、結構長期間についてやっております。

 この東日本大震災で被災された方が、「故郷」の歌に非常に癒されるというのです。私、「故郷」にはそういう力があると思うし、もっともっとこの「故郷」を全国に向かって私は発信するために、例えば具体的には「故郷」という歌は知らない人がいないわけですが、それにまつわる唱歌「故郷」のエッセイを募集したらどうかということを7年前に提言させていただいているわけなのですけれど、そういうものの賞の商品に、例えば月の兎の土人形をプレゼントするとか、そういうこともあると思うのですが、「故郷」を活用した、例えばふるさとエッセイとか、そういうことは市長はどのように思われますでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。



◎市長(池田茂君) 議員のそういったご提案も含めまして、私が知らないところで、これは皆さんの市民ベースのお話でよろしいという考えもあるかもしれませんけれど、多々他地域において、例えば土びな展をやっているとか、計画されているという話も入ってきております。実はこういった力を把握することで、集約することで、より太い情報発信ができると私は確信しておりまして、私が知らないところで多々交流されている、活動されている方々を側面からまた支援する機会もそういったときに得られるのではないかと思っております。

 特に、高野辰之先生のご活躍、「故郷」におけるそういったものにつきましては、多々他地域でも、従前もこの市に対してアプローチがあった話も聞いております、関係自治体からです。そういったことももう一度洗い出しまして、私のほうでどういった形で今度新たな展開ができるか、重要な資産ですので、やっていきたいと思っています。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) わかりました。今、高野辰之さんの「故郷」のことを触れたのですが、中山晋平さんについても現在中山晋平記念音楽賞というのが、中山晋平記念会が中心になって行っておりますが、その事務局は中野市の文化スポーツ振興課にあります。これらももっと有効に活用して、現在は姉妹提携している都市でしか募集していないのですけれど、これらも全国的に募集してそれなりの賞品等もつければ、もっともっといろいろな多彩な作品が応募されてきて、それが即PRになっていくことと私は思います。

 それから、別の件ですが、12月2日に久石譲さんの娘の麻衣さんの、麻衣ソロコンサートが行われました。そこで私が一つ注目したのは、その麻衣さんが、コーラスストーリーズ「となりのトトロ」というのをやられていまして、従来から私は単発の歌だと中山晋平さんにしても高野辰之さんの歌にしても、1曲歌えばすぐ終わってしまうわけですが、それを一つの作品としてメドレー化して編曲するなり、いろいろな形で一つの作品としてつくったらどうかということを、提言させていただいておりました。このソロコンサートでのコーラスストーリーズ「となりのトトロ」は、ナレーションが入りながら、いろいろなとなりのトトロの関係の歌を、晋平少年少女合唱団と中野市民合唱団コールヴェルデの方、それから麻衣さんと、オーケストラはなかったですが、ピアノとコントラバスとパーカッション、これらで一つの作品に仕上がっていたので、私はこういうものだったらと思うのですが、例えばそういうことを中野市出身の久石譲さんに頼んで、一つの作品にしてもらうことも非常に有効なPR手段ではないかと思うのですが、これについては市長、いかが思われますでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。



◎市長(池田茂君) 実は私も、コンサートに妻と聴きに行かさせていただきました。非常に感激しまして、中身のそういった細かないわゆる企画につきましては、立ち入ってお話はできませんが、あの場で一つの手法として、町田議員にも知っていただきたかったのが、この市にいてコーラス活動をしている子どもたちと向こうから来た方々が交流して、あの場でコンサートを行う。あれが実は交流の一つの形でして、今後いろいろな音楽活動をやる、それからいろいろな企画ものをやる際には、他都市から、他地域から人々がこちらにいらっしゃって交流すると。

 そこには親御さんもついてくるとか、交流の幅が広がっていく。そういった仕掛けは戦略的に考えていきたい。そこで、私たちの地域の自然、農産物、産物を紹介するという形で、前面にどういった団体、行政が出るのか協賛になるのか、後援になるのかは別としまして、市民全体でそういった企画をすることが意義があるのだと、まずそんなところから私のほうで、情宣活動していきたいと思っています。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) そこでぜひ一つ、これだけはぜひ検討していただきたいことですが、交流で市長は知恵を交換と言われていますが、私も新たなものを創造する、クリエーションの創造は、やはり交流によってこそ新しいものが生まれてくると思います。

 そういう観点からいっても、現在、中山晋平さんの結ぶ縁で北茨城市、竹田市、仙台市と、そして知音都市交流で浜田市とか糸魚川市ほかあります。そうすると、高野辰之さんの関係ではどうなのだということなのですけど、私は高野辰之さんは「故郷」はじめ「朧月夜」、「紅葉」、そのほかすべてセットは高野辰之さんと岡野貞一さんなのです。そうすると、鳥取市なのです。鳥取市の岡野貞一さんは、むしろ鳥取県が非常に主体になって動いているようではありますが、その鳥取市との交流もやはり、どういう形になるかは別にしても、私は考えていくべきだと思っておりますが、いかがでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。



◎市長(池田茂君) それも私が市長になりましてから、各部長のレクチャーを受ける中でそういった情報を得まして、また皆様方からも得まして、そういったことも記録を含めて、先ほど申し上げましたように資産の発掘、私にとっては発掘かもしれませんが、創造という位置付けで考えていきたいと思っています。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) 特に、産官学連携と農商工連携との関係ですけれど、中野市はバイオマスタウン構想を策定して進めているわけですが、中野市はご承知のとおり日本一のキノコの産地である。ということは、やはり日本一多いキノコの使用済み培地が出るので、そのキノコの使用済み培地を活用して、おとといも一般質問でありましたが、肥料にしたり固形燃料にしたりということがあるのですが、私はもっとエネルギーということから、バイオエタノール、液体の燃料をキノコの使用済み培地からつくっていく。それはまだ研究段階で、一部、JA中野市との連携で既に進んでいるわけですが、私はもっと、先ほどの市長の国との連携、そういうことから言いまして、私は国の実験を中野市でやって、キノコの使用済み培地を液体燃料にかえるような事業を中野市で、国の予算でやることができないかと思っているのです。

 もう一つは、キノコが日本一ということは、やはりこちらに観光に来られた方に、以前にも提言させていただいたのですが、キノコ資料館があってもいいのではないか。キノコ培養センター、それは今大規模になっていまして、視察を受け入れる形でいろいろできているという話は聞きました。そういうところを視察することは、それはそれでいいのですが、旅行に来られた方が団体バスで来られたときに、やはりキノコの歴史を知ったり概要を知る資料館的なものがあってもいいのではないかと私は思っているのですが、これについてはいかがでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) ただいまキノコの使用済み培地の問題のお話がございました。燃料あるいは堆肥、さらにはエタノールを生産したらどうかというご提言でございますけれど、今、ある意味では培地として再利用という方向も出ておりますから、どの程度そういったエタノール生産等に使えるのかといいますか、量的な問題等もごさいますから、当然バイオマスタウン構想も持っているところでございますので、そういった分野を含めて検討すべきだろうと思っております。

 それから、キノコの資料館の関係でございますが、私の記憶では、過去に内部的には少し考えさせていただいたことがあったと記憶しております。しかしながら、当時は今日のように培養センターにご視察いただいて、観光客の方々がもぎ取り等をしていかれる時代ではございませんでしたから、なかなかそれだけで誘客につながるのかという議論をしてきた経過があるかと思います。そんなことで、現在は少し情勢が変わっておりますので、先ほど市長からも申し上げました交流等を課題とする中で検討させていただきたいと思っております。



○議長(竹内卯太郎君) 13番 町田博文議員。



◆13番(町田博文君) その交流という面でもう1点、提言させていただきたいと思うのですが、都市との交流もそうですが、一つの案として、海外交流も検討していいのではないかと思っているのです。では、どこの都市と交流するかというと、例えば中山晋平さんですと、中山晋平さんは日本のフォスター、東洋のフォスターと呼ばれていますが、そのフォスターの出身地がピッツバーグ市で、フォスター記念館があります。そのピッツバーグ市との交流、あるいは中山晋平さんのデビュー曲は「カチューシャの唄」ですが、カチューシャはトルストイの「復活」なのですけれど、その「復活」の作者トルストイの生家がヤースナヤ・ポリャーナというモスクワ市のもっと南にあるのですが、やるとすればそういうことが考えられるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。



◎市長(池田茂君) 私もいろいろ、そういった資源について勉強中でございまして、またそういったものを仕入れまして、総合的に、どこから何から手をつけるかということでございますが、とりあえずは具体的な考え方を皆様にお示ししないと、それが妥当なのかという問題も出てこようかと思います。いろいろなアイデアをたくさん皆さんお持ちだと思いますので、まさにそういったご意見を承りまして、少しずつですが、前に進んでまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 次に進みます。

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○議長(竹内卯太郎君) ここで10分間休憩いたします。

 (休憩)(午前11時06分)

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 (再開)(午前11時20分)



○議長(竹内卯太郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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○議長(竹内卯太郎君) 順位7番 市長の政治姿勢について、投票率の低下について、各区から出されている道路改良等要望に対する市の対応について、この冬の除雪体制について、中野市立小学校及び中学校適正規模等審議会について、中高一貫教育について、6番 松野繁男議員。

     (6番 松野繁男君登壇)



◆6番(松野繁男君) 6番 松野繁男でございます。

 通告いたしました6項目について質問いたします。

 まず、議長の許可を得まして、今回の中野市長選挙の投票率の結果について、皆様にお配りいたしました。これは選挙管理委員会から出された公式の資料でございます。ご覧いただきたいと思います。

 1項目めは、池田市長の政治姿勢についてお伺いいたします。

 今議会においては、多くの議員が市長の政治姿勢について質問されておられます。重複する質問もありますが、ご了承いただきたいと思います。

 はじめに、農業振興策についてお尋ねいたします。

 農業振興策につきましては、市長は市長選挙の公約の中で、施策の柱として農業振興を挙げられており、「先進農業をさらに強化し、農産物を積極的にセールス」、また「農業都市中野市を全国へ発信」と発言されておられます。現在、経済部には売れる農業推進室が設置されておりますが、市長の今までの経験や人脈を生かされて、どのように進めていかれるのかお伺いいたします。小田切前市長は、農業は中野市の基幹産業であると位置付けられ、施策を進めておられましたが、池田市長の認識についてもお伺いいたします。

 次に、中山間地域の振興策についてもお尋ねいたします。

 特に、豊田地域の農地は急しゅんな箇所が多く、農業の後継者不足から耕作放棄地が増えています。耕作放棄地が増えますと、水路や農道の整備に手が回らなくなり、大雨のときなど災害の発生のもととなり得ます。振興策についてお伺いいたします。

 次に、中野市公共施設整備・市有地利活用計画(案)についての質問に移ります。

 特に、市庁舎移転問題につきましては、今議会多くの議員が取り上げておられます。それだけ関心が高いものと考えられます。私は、昨年の12月市議会定例会市政一般質問で、市庁舎移転賛成の立場から質問いたしました。教育委員会が豊田支所に置かれていること、健康福祉部の一部が本庁舎と離れていることなど、市役所本来の機能であるワンストップサービスができないなど、またあわせて駐車場が少ないことなどから、市民会館の利用者にも大変不評であります。

 また、災害発生時には、市役所は防災の拠点になる場所でもあります。ことしの7月には高社山のふもとを震源とする地震も発生いたしました。こういったことを考え合わせたときに、旧中野高校跡地への市役所移転が最善の策と考えますが、お考えをお聞きします。あわせて、方向性が示される時期についてもお伺いいたします。

 次に、中心市街地の活性化策について質問いたします。

 郊外に大型店が続々とオープンし、買い物客はその大型店に集まります。その反動で中心市街地はますます空洞化し、買い物客の減少とともに人通りも減っていきます。市長のお膝元である中心市街地の現状の認識と、今後の活性化策の取り組みについてお伺いいたします。また、中央通りの一方通行の解消についてのお考えについてもお伺いいたします。

 車社会の現在において中野市の発展を妨げているのは、この道路に起因するものが大きいと思われます。聞き取りの際には、都市計画道路として今から約60年前に計画決定されたもので、その後何度が見直しが行われたが、進捗しないとのことでしたが、現在の社会情勢に合わせて見直しが必要と思われますが、お考えをお聞きいたします。

 次に、人口減少対策、中でも少子化対策についてお伺いいたします。

 少子化対策は、中野市の将来を見据えたときに、その対策は急務であると考えますが、市長の考えをお聞きいたします。

 次に、観光振興策についてお伺いいたします。

 特に、北陸新幹線の開業に合わせた本市の対応と、それに合わせた広域観光についてどのようなお考えをお持ちかお尋ねいたします。

 この項目最後になりますが、医療・福祉の充実について、市長のお考えをお聞きいたします。

 教育と医療・福祉の充実は、住みやすいまちづくりの基本と考えますが、北信総合病院の再構築が始まるなど体制が整いつつある中で、池田市長の思いをお聞かせいただきたいと思います。

 2項目めの質問ですが、今回の市長選挙の投票率の結果についてお伺いいたします。

 このことにつきましても、本議会で他の議員から質問がありました。昨年の12月市議会定例会で投票区、投票所の見直しについて、私を含め6名の議員が質問いたしました。その質問の内容の大半は、投票は市民の民意をあらわす重要な行動であり、投票所を減らすことはその民意を阻害することにほかならないという懸念が主たるものでした。それに対し選挙管理委員会は、投票所の環境を整備し、期日前投票所を増やすことで投票率のアップにつなげたいとの答弁でした。

 今回の市長選挙は見直し後の最初の選挙でしたが、結果はご存じのとおりです。投票率は選挙の種類、候補者の顔ぶれ、気象などさまざまな条件で大きく変わります。一概には語れないことも事実ですが、投票所が減ったことが投票率の低下を招いたことも少なからずあると考えますが、市長並びに選挙管理委員長のご所見をお伺いいたします。

 3項目めの質問です。各区から出されている道路改良等要望に対する市の対応についてお伺いいたします。

 各区から出されております要望等には真摯に対応していただき、感謝しております。しかしながら、この時期になりますと、区長から電話をいただきます。年末は区の引き継ぎ総会の時期に当たります。市からの要望事項に対する回答がないため、総会の席で説明ができない、そのような趣旨が主であります。2年前の12月市議会定例会でも同じ内容の質問をいたしましたが、確認の意味を込めまして、再度お伺いいたします。

 4項目め、この冬の除雪体制についてお伺いいたします。

 昨日の夕方のニュースで、この冬の積雪の予報をしておりました。それによりますと、この2、3日の雪の降り方は、平成18年の豪雪に似ているとのことでした。この冬も大雪が降ることが懸念されます。昨シーズンは中野市の北部地域を中心に大雪となり、除雪、排雪に大変苦労された方も多かったものと思います。特に住宅の密集地での排雪には大変苦労されたとお聞きしています。

 市でも雪害対策本部を設置していただき、集中的に排雪に取り組んでいただきましたが、ことしも似たようなことが懸念されます。そこで、市の除雪の基準、また排雪場所の確保と周知についてお伺いいたします。

 5項目め、中野市立小学校及び中学校適正規模等審議会の具体的な進捗状況についてお尋ねいたします。

 去る11月1日に、第2回目の審議会が開催されたことが新聞で報道されておりました。昨年、一昨年と市民教育懇話会を経て設置された審議会であると認識しております。また、市民の関心も大変高いものがあります。今後、この審議会がどのように進んでいくのか、また審議の結果はいつ答申されるのか、お伺いいたします。

 最後の項目になります。中高一貫教育についてお伺いいたします。

 昨年の12月市議会定例会で、佐藤恒夫前議員が、ことしの春開校した長野県屋代高等学校附属中学校について質問されておられます。公立の中高一貫校が初めて県内に開校することで、そのことに関し、教育委員長の所見を質問しておられます。その答弁として教育委員長は、「中高一貫教育は多くのメリットが考えられるので、当面はその成果を注意深く見守っていきたい。」と答弁されております。中野市教育委員会では、本市に導入できるか検討されているとお聞きしておりますが、意義と目的についての認識と実現の可能性について教育委員長のご所見をお伺いいたしまして、最初の質問といたします。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 松野議員のご質問にお答え申し上げます。

 市長の政治姿勢についてですが、農業振興につきましては、永沢議員にお答え申し上げたとおりであり、前市長の継承として、例えば、売れる農業推進室の事業につきましては、地産地消の推進と多様なマーケティングの推進を柱として取り組み、本市の認知度の向上や他産地との差別化を図るとともに、消費者の生の声をお聞きし、引き続き取り組んでまいります。

 農業は中野市の基幹産業であるとの認識についてでありますが、農業は特に市の成長の鍵を握る重要産業の一つとして認識しております。本市では、キノコ、リンゴ、ブドウ、アスパラガスなど多様な農産物が生産されており、需要動向に即した鮮度、品質、安全性に優れた農産物づくりを推進してまいります。

 中山間地域の振興策につきましては、傾斜地にある農地が耕作放棄地にならないよう、国の補助制度を活用するとともに、地理的条件を生かし、地域振興に資する農産物の生産に取り組んでまいります。

 中野市公共施設整備・市有地利活用計画(案)の市庁舎の関係につきましては、高木議員にお答え申し上げたとおりであり、市民の皆様に判断材料を提示してまいりたいと考えております。現在の市役所機能が分散されていることにつきましては、金子議員にお答え申し上げたとおりであり、市民サービスの低下にならないよう努めてまいります。市庁舎整備の方向性を示す時期につきましては、高木議員にお答え申し上げたとおり、早期に方向性を示してまいりたいと考えております。

 いわゆる中心市街地の活性化につきましては、金子議員にお答え申し上げたとおりです。中央通りが一方通行の指定を受けていることにつきましては、現状の幅員では仕方がないものと理解しております。この通りは県道であり、また、都市計画道路としては昭和28年に計画決定されたもので、その後、昭和38年、平成6年に計画変更されている路線であります。

 ご承知のとおり、都市計画道路につきましては、計画当時と比べ、現在の社会情勢が大きく変化していることから、本年3月に都市計画道路の見直し案を策定いたしました。見直し案では、この区間を変更候補路線と位置付けており、今後は関係する地区の皆様を対象に説明会を開催し、どのようなまちづくりが必要か検討しながら、ルートや幅員などの内容について合意形成を図ってまいりたいと考えております。

 本市における少子化対策につきましては、中野市次世代育成支援計画、子どもすくすくぷらんに基づき、一人の子どもが生まれ、成長する過程を総合的に支援するため、さまざまな取り組みを進めております。また、開会あいさつの中で触れた乳幼児等福祉医療費などの拡大を含め、これらの総合的支援を継続することにより、将来に向けた少子化の流れが変わることを期待するものであります。

 観光振興施策につきましては金子議員に、広域観光につきましては永沢議員にそれぞれお答え申し上げたとおりです。

 市民の方が安心して医療を受けることができるための地域医療の充実は、重要な施策であると考えております。小田切前市長に道筋をつけていただいた北信総合病院の再構築事業への支援を引き続き実施するとともに、同病院と一層の連携を図り、市民の皆様の健康づくりを支援するための施策を進めてまいります。

 福祉の充実につきましては、お年寄りや体の不自由な方をはじめ、支援の必要な方々が安心して暮らせるよう、必要な事業を着実に進めてまいります。

 次に、投票率の低下についてお答えします。

 選挙結果の認識と今後につきましては、高木議員にお答え申し上げたとおりであります。

 次に、各区から出されている道路改良等要望に対する市の対応についてお答えします。

 毎年各地区から道路の改良や修繕、舗装、新設、水路改修など多くの要望をいただいております。要望をいただいた箇所につきましては、その都度区の役員の皆様とともに現場の状況を調査する中で、緊急性、必要性、重要性等を考慮して、順次事業実施に努めてまいります。そのため、当該年度に実施できない事業につきましては、現場の状況を調査する際などに区の役員の皆様にその旨ご説明しておりますが、今後もさらに地区の関係役員の皆様に対しても丁寧な説明に努めてまいります。

 工事着工の際には地域の皆様にご協力いただき、安全な施工を図るため、地元区の役員の皆様と調整して、現地工事説明会を開催しておりますが、小規模な工事などの場合は説明会は開催せずに、工事開始のお知らせのチラシを作成し、回覧板により地域の皆様への周知に努めております。

 次に、この冬の除雪体制についてお答え申し上げます。

 除雪の基準につきましては、毎年度策定する除雪計画に基づき、降雪時や路面凍結時における交通の安全確保を図るため、積雪量がおおむね10センチメートル以上を基準として除雪を行い、通勤・通学時間帯までに1車線以上の道路幅を確保できるよう努めております。また、交通量の多い市道で路面凍結のおそれのある坂道、日陰の部分、交差点付近や市街地の幹線道路を中心に、融雪剤の散布を実施しております。

 排雪所の確保と周知につきましては、県が管理する河川敷や市が所有する敷地などで市民の皆様が安全に利用できる排雪場所を設定し、確保しているところであります。

 なお、今年度の排雪場所につきましては、広報なかの12月号に掲載し、市民の皆様に周知しております。

 以上、お答え申し上げました。



○議長(竹内卯太郎君) 教育委員長。

     (教育委員長 土屋正志君登壇)



◎教育委員長(土屋正志君) 中高一貫教育についてお答えします。

 中高一貫教育につきましては、従来の中学校、高等学校の制度に加えて、生徒や保護者が6年間の一貫した教育課程や学習環境のもとで学ぶ機会をも選択できるようにすることにより、中等教育の一層の多様化を推進し、生徒一人ひとりの個性をより重視した教育の実現を目指すものとして、中央教育審議会からの答申を受けて、平成11年4月から導入することが可能となったものであります。

 中高一貫教育には、生徒や保護者のニーズ等に応じて、設置者が適切に対応できるよう次の三つの実施形態があります。

 一つ目は、中等教育学校で一つの学校として一体的に中高一貫教育を行うもの。二つ目は併設型の中学校・高等学校で、高等学校入学者選抜を行わずに、同一の設置者による中学校と高等学校を接続するもので、今年度屋代高等学校に併設されたのはこの形態であります。三つ目は、連携型の中学校・高等学校で、市町村立中学校と都道府県立高等学校など、異なる設置者間でも実現可能な形態であり、中学校と高等学校が教育課程の編成や教員・生徒間交流等の連携を深める形で、中高一貫教育を実施するものです。

 中高一貫教育のメリットとしては、中学校・高等学校の枠にとらわれない学習内容の再構成により、計画的・継続的な学習内容が展開でき、6年間一貫のよさを最大限に生かせます。デメリットとしては、他の中学校から中高一貫校へ進学した生徒との混合した授業は、組みにくくなる等であります。中高一貫教育につきましてはそれぞれに特徴や課題がございますので、本市の子どもたちにとってどのようにしたらよいか、今後研究してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(竹内卯太郎君) 選挙管理委員長。

     (選挙管理委員長 小林一秋君登壇)



◎選挙管理委員長(小林一秋君) 投票率の低下等につきまして、松野議員の質問にお答えいたします。

 今回の結果につきましての認識と今後につきましては、永沢議員及び高木議員にお答え申し上げたとおりであり、今後の選挙結果も踏まえながら総合的に分析していく中で、より投票率が向上するような対策を講じてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 教育長。

     (教育長 栗原 満君登壇)



◎教育長(栗原満君) 中野市立小学校及び中学校適正規模等審議会についてお答えします。

 中野市立小学校及び中学校適正規模等審議会は、公募委員5人を含めた25人の委員で構成されており、第1回審議会を平成24年9月6日に開催し、第2回を11月1日に開催したところであります。1回目の審議会では、会長及び副会長の選挙に当たり、すべての委員から中野市教育のあり方等の考えや思いを発言していただき、投票により正副会長を選出しました。その後、教育委員長から小・中学校の適正規模と適正配置について諮問したところであります。2回目の審議会では、今後の審議会の進め方や方法などを決めていただいております。

 審議会委員の任期は2年間でありますので、その間で十分な議論の上、答申していただくようお願いしております。教育委員会は、審議会からいただいた答申を尊重して、適正規模等の結論を出して、市民の皆様に説明、ご意見を聞きながら決定してまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) それぞれ答弁いただきました。ここからは継続の質問をお願いいたします。

 まず、投票率の低下について質問いたします。質問に入ります前に、池田市長がさまざまな場所、また機会を捉えて発言しておられました。中野市は多くの資源、魅力を持っていながら生かし切れていない、中野市を離れていたからこそ見えてくるものがある。しっかりと見つけ出し、その能力を十分に発揮していきたいと、そんな発言をされております。

 十分な能力を持っているスポーツ選手が、力を出し切れずに伸び悩む時期があります。そんなときにコーチをかえることで潜在能力を発揮し、活躍することはたくさんあります。池田市長は、中野市にとって新しいコーチであり、指導者です。中野市を離れていたからこそわかること、また行政経験がないからこそわかること、まさに逆手にとって頑張っていただきたいと思っております。

 今回、質問いたす前に、さまざまな新聞あるいは選挙公報などで、池田市長の考え方を勉強させていただきました。そのことをもとに質問してまいりたいと思います。

 まず、今回の選挙結果について、市長のお話では、記者会見の席で今回の投票結果は非常に残念である、この民意が反映されていないことを非常に残念に思うと述べておられます。また、先日の11月22日付けの信濃毎日新聞、これは今回投票所が減ったということで、投票に行かなかった人の記事が載っております。

 読ませていただきますけれど、豊田地域の奥手山集落は、これまで1キロメートル離れた隣の硲集落で交互に投票所が設置されていたが、約3キロメートル離れた豊田支所に統合された。それは近くにあったほうがいい。奥手山集落の主婦はこう話しておられます。これまで欠かさず投票してきたが、市長選挙では投票に行かなかった。車は運転できるが、少し足が不自由。投票所が近ければ行ったのにと話しておられます。この主婦は、山間部では行政サービスがどんどん減ってしまっていると言い、何か工夫や配慮はないのかと思っている。

 同集落の農業の男性72歳は、投票所が硲集落に設置されたとき、近所の人を車で送ることもあったが、支所は遠いから頼むほうも頼みづらいのだと思うと話しており、ただ、投票率が落ちるのはよくないが経費削減と言われるとつらいと受けとめていると述べております。

 奥手山集落の自営業男性65歳は、こちらに投票所があると立会人を朝から晩まで出さなくてはならない。その大変さを考えると、仕方がないのかとも話しておられます。この声をお聞きになって、どのように感じられたのか。来年夏には参議院議員通常選挙があります。再来年には中野市議会議員選挙があります。投票所の数を見直されるお考えを持っておられるのか、お伺いしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 選挙管理委員長。



◎選挙管理委員長(小林一秋君) 投票所の見直しの結果、投票所が12カ所減ったことで、当然距離等が遠くなられた方が大勢いらっしゃいます。見直しの経過につきましては、昨年説明したとおりでございますので説明は省きますが、いずれにしても遠くなったことによって、投票率が下がったのも一因であることは否定いたしませんが、いずれにしても投票率につきましてはまだ前回の選挙が終わって、今、衆議院議員総選挙の真っ最中ということで、まだ分析等を細かにしておりません。また、資料等も県へ上げて分析いただいておる段階でございますので、これから分析していきたいということで、永沢議員にそのようにお答えしたとおりでございますが、いずれにしても、投票率向上のためにはいろいろな方策を講じてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 今、選挙管理委員長のお答えですけれど、確かに選挙の投票率にはいろいろな条件があります。しかし、今回のように投票率が下がった原因の一つに、投票所が減った、距離が遠くなったこともあるのを非常に重く受けとめていただきたいと思っております。

 続いて、ことしの除雪対策について質問を移らさせていただきます。

 先ほど、市長答弁の中で排雪場所については広報なかの12月号に掲載されたということで、私も拝見させていただきました。この排雪場所は1カ所載っているわけですけれど、ここしかないという認識でよろしいのでしょうか、お伺いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) ことしの除雪の排雪場所につきましてでございますが、広報なかの12月号で掲載させていただいておりますが、排雪場所につきましては夜間瀬川、夜間瀬橋の下流左岸、そしてもう1カ所、越橋の上流左岸の2カ所でございます。特に、越橋につきましては、昨年までは下流側の左岸でございましたが、ことしから越橋の上流左岸にかえてございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 昨シーズンは大変な大雪でございます。また、市では雪害対策本部を設置されて、排雪に努められました。私が住む豊田地域でも、数カ所臨時に設定していただき、非常に市民の皆さんに好評を得たところでございますけれど、そのお考えはないのか、お伺いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) 昨年度は雪害対策本部を設置してから、中野地域では旧中野高校の西グラウンド、そして豊田地域におきましては5カ所を、雪害対策本部設置に合わせて排雪所を開設させていただいたということでございまして、今後、ことしにつきましてはその条件によりまして、また考えてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 実は、替佐地区で以前使っておった消雪パイプが老朽化し、もうやめてしまった。そのかわりに除雪を一生懸命やる、そんなことでございましたけれど、非常に消雪パイプを設置してある場所は場所が狭く、また排雪に困難な場所であったということなので、住民からの要望ですけれど、老朽化した消雪パイプなどの再整備のお考えはないか質問いたします。よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) 消雪パイプにつきまして、市内各所にございますけれど、老朽化が確かに進んでおりますので、毎年降雪時の前に点検してございます。また必要な部品等の交換も行っております。そんな中で、もう少し状況を見ながら考えてまいりたい、そんなことでよろしくお願いしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 続いて、各区から出されております要望事項について、先ほどいろいろしっかり対応しているとご答弁いただいております。出された要望事項につきましては、関係部署ですべて検討されておりますことは私も承知しております。せっかく検討されたのですから、その内容を区の役員にぜひとも説明をお願いしたいと思うのですけれど。

 また、事業を実施していただく際にも、思わくの違いが生じないよう、業者任せではなく、市役所の担当者から説明をお願いしたいわけですけれど、確認の意味で再度答弁をお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) 議員おっしゃられるとおり、もう少しきめ細かに今後の説明を申し上げてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 続いて、教育力の向上ということで、中高一貫教育について質問いたします。

 昨今のニュースで報じられておりました。ことしの大学卒業者の就職内定率は63%というデータが出されております。なぜこんなに低いのかと申しますと、すべて国内の企業を選択しているからと言われています。日本国内にある外資系の企業に就職するには、英語が話せることが絶対的な条件であると言われていて、英会話ができないと門前払いになってしまうそうです。今、ようやく英語の重要性がわかり出し、小学校から英語の勉強を始めています。

 英語は世界共通語になりつつありますから、これからの時代、国際競争力をつけるためにも、英会話のできることが非常に重要と考えます。中野市に英会話のできる公立の中高一貫校をつくるなどして、教育の充実を図っていただきたい、こう考えるわけですけれど、教育委員長のご所見をお伺いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 教育委員長。



◎教育委員長(土屋正志君) お答えします。

 今、英語教育の重要性というお話をいただきました。昨年度は中野市の場合、小学5年生、6年生、英語教育を完全実施していまして、私も学校訪問等で大変充実した授業をされております。英語の重要性は、中高一貫校の教育の場合の柱の一つにはなっています。しかし、それだけではなくて、国語力、数学力、それから理科の力等々も6年間の一貫教育の中で強化していきたいという願いのもとに併設型が中心になっていますが、長野県の場合には、お話のとおり屋代高等学校にこの平成24年度から、平成25年度から諏訪清陵高等学校になるわけです。今の点等を、英語教育等が一貫教育の中でどのように強化されていくかという点について、今後とも両校の実践について注視していきたいと思っております。よろしくお願いします。

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○議長(竹内卯太郎君) ここで、昼食のため午後1時まで休憩いたします。

 (休憩)(午後0時00分)

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 (再開)(午後1時00分)



○議長(竹内卯太郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) ここからは、市長の政治姿勢について、まず農業振興策からお聞きしたいと思います。

 池田カラーをどのように発揮されるのか、行政として何ができるのかをお伺いしていきたいと思います。

 農業は中野市の基幹産業であると、先ほども市長の答弁にありました。一体、行政として何ができるのか、ここの詳しい説明をお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) 農業振興ということでございまして、私どもも農業振興に対しましては起死回生、あるいはウルトラCの施策はないと認識しております。具体的な私どもの施策につきましては、予算あるいはそれに付随する主要施策概要説明書などをご覧いただければ、そちらのほうがわかりやすいかと思いますけれど、市といたしましては生産振興、あるいは販売促進、さらには消費拡大、そして農業基盤の維持管理、担い手の確保、その他多岐にわたって事業を展開しているところでございます。

 中野市の施策が近隣市町村と比べてすべてトップレベルにあるとは申し上げませんけれど、例えば農地あるいは農業支援の関係で、先日あったお話を紹介させていただきますと、市の私どもの担当者がある市町村の土地改良区の方々とお話し合いしていたときに、中野市の土地改良区関係の支援策を申し上げたところ、驚かれた経過もございます。中野市といたしましては、農業を基幹産業と申し上げておりますのは、いろいろな見方もあるとは思っておりますけれど、農業には多くの方が携わっておられ、地域の集落あるいは社会基盤の維持に不可欠という考え方を持っているところからでございます。

 日本の経済構造あるいは社会システムは大変厳しい状況にあります。さまざまなご要望があることは承知しておりますけれど、私ども市といたしましても大変厳しい財政事情の中でありますので、既存事業の点検、あるいは検証などを踏まえながら、必要な施策につきましては新設拡充も考えてまいりたいと考えております。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 今ご説明のとおり、本当にさまざまな手立てを講じられておることは理解できておるのですけれど、なかなかこれが農業従事者なり、また市民の方に伝わっていないこともお聞きするわけでございますけれど、引き続きそういった周知の努力もしていただきたいと思っております。

 次に、中山間地域の振興策についてお伺いいたしますけれど、特に豊田地域の山合いでは、非常に今荒廃が進んでおります。いずれにしても災害の原因になったり、また災害を誘発するような原因も考えられるわけですので、先ほども国の補助金などという説明もございましたけれど、具体的な施策についてご説明いただきたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) 中山間地域振興策でございますけれど、まず私どもメーンと考えておりますのは、国の事業の一環でございますけれど、中山間地域等直接支払制度がございます。これは10アール当たり幾らということで、農地に対して毎年交付を、期限付きでございますけれど、交付させていただく事業でございまして、そのうちその財源につきましては、市も4分の1を、あるいは農地の種類によりましては3分の1を負担しているものでございまして、そういう意味では市も積極的にそういったところに加わっていると考えてございます。

 議員もご質問の中でございました豊田地域のことで申し上げれば、この中山間地域直接支払制度につきましては、中野地域で3集落、それから豊田地域では13集落が対象になっていますので、そういう意味では私どももしっかり対応させていただいていると認識しております。

 また、それ以外の事業につきましては、これは中山間地域に限っているわけではございませんけれど、農地の集積などのために農地効率利用奨励補助事業もございます。そういった意味で農地を維持していただくときには、そういったものをご活用いただいたり、また遊休荒廃農地対策事業などもございます。そういったものもご活用いただいて、荒廃農地になってしまったものを回復していただくということをお考えいただければ大変ありがたいと。

 また、災害になりやすいというご発言もございました。そんな中では市単土地改良事業の分担金等の徴収の軽減、とりわけ辺地指定された集落あるいは小集落につきましては、通常農業サイドのそういった事業については地元負担をいただいているのですが、今申し上げた集落につきましては、その地元負担を軽減させていただいているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。

 また、ほかに申し上げれば、県の地域発元気づくり支援金なども使って、少しでも多くのそういった基盤整備を進めていきたいという姿勢で取り組んでおりますし、一番近年困っている部分があるのは、いわゆる有害鳥獣の問題でございます。こちらもある意味、中山間地域に被害が多い状況でございますから、そういった意味でも私ども中野市としては、電気柵の設置をはじめ、ハンターの皆さんにもご協力いただいて、積極的に取り組んでいるところでございます。

 また、豊田地域の生産振興という部分で、少しだけ地域の面で申し上げるならば、個別には、ボタンコショウの生産振興なども、販売促進も含めて取り組ませていただいているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 引き続きよろしくお願いしたいと思っております。また、長野県の農産物、非常に品質が高いと聞いております。これは、品質でありまた安全性であり、特に東南アジア地域、その中でも台湾の評価は特に高いと聞いてもおります。特に、台湾ではメイドイン長野という農産物が非常に高値で取引きされていることもお聞きするわけでございます。

 今回の池田市長のいろいろな戦略の中で、市長の経験や人脈を生かして、海外への販売促進や情報発信に取り組まれてはどうかと考えるわけですけれど、お伺いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) 中野市の農産物を海外、とりわけ近隣の東南アジアへどうだというお話でございますけれど、現在私ども中野市といたしましては、長野県農産物等輸出促進協議会という組織に加入し、情報収集等を行ってきているところでございます。この長野県農産物等輸出促進協議会につきましては、行政も加入はしているのですけれど、これは手挙げ方式で入っておりますから、当然入っていらっしゃらない市町村もたくさんあるわけでございます。そういった市町村、あるいは卸売市場の関係者、それからそれぞれ農産物を扱われる食品会社、あるいは輸出業者、さらには県あるいはJA全農長野などにもご配慮いただいて、いわゆるJETRO、長野貿易情報センターの皆さんにもご指導いただきながら、事業を展開しているところでございます。

 ただ、申し上げさせていただくならば、この輸出という問題につきましては、実は平成16年、平成17年ごろもいろいろ検討してきた経過がございます。そのときには青森県のリンゴが1個800円で売れるというお話がございましたけれど、やはり海外に農産物を出すということになれば、当然ルートの問題が非常に大きな問題になります。その上、いわゆる植物防疫といいますか、検疫の問題も非常に大きな問題であります。したがいまして、なかなか思うようにいかないのが実情ではあります。

 この長野県農産物等輸出促進協議会の組織で調査している量を見ますと、たまたま昨年は原子力発電所事故があったりしたせいもあるわけでありますけれど、やはりそういったことは海外の皆さんは敏感でいらっしゃいまして、放射性物質をご心配なされて、外国から見れば輸入量、日本の農産物の輸入量が激減しております。

 そういう状況の中で、例えばリンゴなどは残念ながらその前から減少傾向にある。それから、ブドウなどはずっと横ばいになっているところでございます。また、キノコも減少傾向に来ているということでございまして、海外へ私ども中野市の農産物、加工ができていればおもしろい部分はあるかと思いますけれど、生鮮食品として持っていくのは非常に課題が多いと認識しております。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 時間がありませんので、次の質問に移ります。

 市庁舎移転問題に関して質問していきたいと思います。

 実は、合併して今8年目、間もなく終わろうとしているわけですけれど、市村合併当初は、市庁舎は豊田地域と合併したのだから、なるべく豊田地域の近くにつくっていただきたい、そんな豊田地域の声も非常に多かったわけです。しかし、中野平高校跡地が民間に売却されてしまったという経過もございますので、もうそういったことは考えられないということもあります。

 私、先ほど前段で申し上げました。旧中野高校跡地移転が私はベストだと考えておるわけですけれど、市長が就任の記者会見の中で、耐震の問題もあり、急がなくてはいけない。新年度予算に間に合うかはわからないが3月までには判断したい。市民に判断してもらえる情報を開示し、説明会を開くと発言されておられます。これは先ほどの町田議員と質問も重複いたしますけれど、もう一度再度確認という意味で、この具体的な判断される時期、それから説明会の内容など、もう一度ご説明いただきたい、そう思います。



○議長(竹内卯太郎君) 総務部長。



◎総務部長(田中重雄君) この件につきましては、ご答弁申し上げてきているところでございますけれど、それぞれいろいろな要素の部分を加味しまして、早急に判断していきたい。早急というのは、やはり耐震問題がこの現下の状況の中で一番心配な部分ございます。そんなこともありますので、いろいろ要素があって複雑な面もございますけれど、なるべく早く判断してまいりたいということでございます。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 続いて、きのうも金子議員が取り上げておられました多目的防災広場の整備についてお伺いいたします。

 今後、市庁舎の建設や旧中野高校跡地利用などの検討にあわせ、事業を継続していくか検討していくと、きのうは答弁されております。私たち議員に対する説明では、多目的防災広場は万が一に備えて市民の大目標として、皆さんの機能的できめ細やかな安全、まちづくり、その目標の一つとして災害に強いまちづくりにする、目標の2として、幹線道路や避難施設にアクセスしやすい道路整備や市街地の歩道整備をするを主目標に実施計画に繰り入れられてきました。

 市長は、今後、市庁舎の建設や旧中野高校跡地利用などの検討にあわせ、事業を継続していくか検討してまいりたいとの答弁でありました。今後、市庁舎の建設問題と多目的防災広場は、私は結びつかないと思っております。小田切前市長は、阪神淡路大震災、昨年の東日本大震災を教訓に、市民の皆さんの安全・安心の広場をつくろうと提案され、議会で可決されております。

 市長は、市民の安心・安全の場を考える立場の中で、市庁舎問題とは無関係と思われますが、なぜ市庁舎問題と関連づけて判断されようとするのか、ご答弁をお願いしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 総務部長。



◎総務部長(田中重雄君) 多目的防災広場につきましては、一応市の庁舎とは直接関係なく、多目的防災広場を整備しようということの中で予算をいただいてきております。ただ、こういった中で、もともと市の土地、また旧中野高校の土地、そういったものを有効活用していこうというマスタープラン的な計画があるわけでございますけれど、それにつきまして、少し総合的な観点で検討を加えるということでございますので、今しばらくこの多目的防災広場については引き続き検討させていただきたいということでございます。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) その多目的防災広場に関連する工事が、もう発注済みになっておりますけれど、これは見直しするお考えでよろしいでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 総務部長。



◎総務部長(田中重雄君) これは市長答弁でも申し上げましたけど、既に耐震性が非常に弱くなっている体育館等の建物については、当初計画どおりこれを除却することで、今工事が発注されております。また、多目的防災広場につきましては、今設計段階が大詰めになっておりまして、一応の図面までは来ております。ただ、そういったどうするのかということも含めたり、多目的防災広場の中身をどうするかということも含めて、今しばらく検討させていただきたいということでございます。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) それでは、一方通行路の解消について、市長の見解をお聞きしたいと思います。

 この道路の見直しについては、関係者との合意形成などクリアしなければならない問題が山積しておりますけれど、8月に開催されました中野商工会議所と経済建設委員会の懇談会の席上でもこの話題が出ました。この一方通行道路はやはり何とかしなくてはいけないという中野商工会議所の皆さんの声も多くありました。この道路に関しての市長のご所見をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(小林伸行君) この中央通りにつきましては、一部は県道でありますので、まず県との相談、あるいは一方通行の制限の解除につきましては、県の公安委員会の判断によるということから、それぞれご相談して進めていくことが必要かと考えております。

 ただ、やはりそれにつけてもいろいろ地元の皆さんの考え、あるいは道路管理者等の判断、そういうものもございますので、早急に対応できるかについては、具体的に相談する中で見極めていく必要があると理解しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 続いて、中心市街地の活性化策についてでございますけれど、郊外に続々と大規模店舗がオープンしておりまして、先日も中野平中学校跡地に薬局がオープンした。そんなことで、私も通ってみますと、駐車場が満車になっているような状態であります。

 人情とすれば、品ぞろえが多く、また品物が安いということでそこへ人が集まるのは当然でございますけれど、郊外の大型店と中心市街地空洞化の因果関係について、市長の見解をお聞きしたいと思っております。



○議長(竹内卯太郎君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) 郊外に大型店ができているということは、これはある意味消費者の皆さんの求めもあると考えているところでございます。そういう意味では、なかなか行政としてそれにストップをかけるのは難しいと認識しております。したがいまして、市街地をいかに活性化させるかということで、日々、中野商工会議所等とも連携させていただきながら取り組みを進めておりますけれど、金子議員にご答弁申し上げましたように、なかのバラまつりに合わせた活動ですとかTMOへの支援ですとか、そういったところを踏まえて市街地の活性化に努めてまいりたいと考えております。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 先日、地元区の研修会で小布施町を視察してまいりました。小布施町のにぎわいは、あれはたしか10月半ばでしたけれど、たしか日曜日でした。非常に人が多く、また、手に手に買い物した荷物を持っておられた。非常に、何とかこういうにぎわいを中野市にもと感じたわけですけれど、小布施町のにぎわいを市長はどのように感じておられるか。小布施町はまたモデルケースにならないか、お尋ねしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。



◎市長(池田茂君) 小布施町につきましては、かねてより私もたびたび外からお客さんが見えますと、案内する場所でもあります。今の小布施町は、たしかもう20年ほど前に基礎調査、たしか信州大学の岡村先生を交えてまちづくりが開始されたことも承知しております。「ローマは1日にして成らず」ということで、それなりの努力を重ねてああしたまちができてきた結果だろうと思っています。

 それにつけても、中野市を小布施町と比べた場合に、中野市にはそれ以上のもともと持っていた観光資源となり得るものが多々あると私は確信しておりまして、見習うべきは見習い、独自性を出すところは出して、今後、市街地の活性化については皆様と、ないしは中野商工会議所、関連各団体との協議の場を持ちながら、一歩一歩ですが進めてまいりたいと思っております。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 池田市長は長く中野市を離れておられまして、まだ隅々まではおわかりにならないと思っております。特に豊田地域は足を運ぶ機会がなかったと思います。

 今後は行政懇談会など、各地に積極的に足を運ばれるお考えはどうか、お伺いしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。



◎市長(池田茂君) 豊田地域は私にとっては全く知らないところではなくて、小さいときに父と一緒に種の配達をした場所でもあります。ですから、夢にも出てくるような場所でございまして、その今持っている自然環境ないしは景観のポテンシャルは非常に高いところだと認識しております。

 したがいまして、今後も地区の皆様のお話を聞ける場におきましては、時間が許す限りお邪魔して、お話を伺ってまいりたいと思っております。



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) これで質問を終わりますけれど、今回は中野市中心市街地の活性化策についていろいろお聞きしました。次回の3月市議会定例会では、豊田地域の振興策の豊田支所のあり方について質問したいと思っております。

 以上で終わります。

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○議長(竹内卯太郎君) ここで暫時休憩いたします。

 (休憩)(午後1時25分)

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 (再開)(午後1時27分)



○議長(竹内卯太郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△発言の訂正



○議長(竹内卯太郎君) 6番 松野繁男議員。



◆6番(松野繁男君) 訂正をお願いいたします。

 先ほど、中野平中学校と申し上げるところを、中野平高校と申し上げてしまいました。訂正させていただきます。



○議長(竹内卯太郎君) 次に進みます。

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○議長(竹内卯太郎君) ここで暫時休憩いたします。

 (休憩)(午後1時27分)

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 (再開)(午後1時28分)



○議長(竹内卯太郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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○議長(竹内卯太郎君) 順位8番 農業振興について、投票区・投票所について、3番 阿部光則議員。

     (3番 阿部光則君登壇)



◆3番(阿部光則君) 3番 阿部光則でございます。

 初めての一般質問で要領も得なかったり、大変緊張しておりますので、ご指摘の点も多々あるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 それでは、通告に従いまして質問いたします。

 まず、農業振興についてお伺いいたします。

 今日の日本の農業の置かれている状況は、言うまでもなく大変厳しいものがあります。外国から洪水のごとく入ってくる輸入農産物、それによって食料自給率と農産物価格は低迷を続けています。平成23年度における食料自給率は、農林水産省の示している数値、カロリーベースで39%です。

 その推移を年代的に追ってみると、昭和40年度に73%あったものが10年後の昭和50年度には54%と、19ポイントも下落しています。その10年後の昭和60年度には53%と、ほぼ横ばいに推移しました。その10年後の平成7年度には43%と10ポイント下落、平成18年度には39%まで下落しております。その後、幾分回復し、平成20年度には41%、しかし、平成22年度にはまた39%に下落、平成23年度も39%という経過です。

 民主党政権は、食料自給率50%を目指すとしていましたが、それにはほど遠い数値です。この39%という食料自給率に対し、市長はどのようにお考えでしょうか。

 中野市の農業は、何といってもキノコが中心に座り、ブドウ、リンゴ、モモの果樹、そしてアスパラ、カキ、野菜など多様性に富んだ農業が行われています。そして、規模も、大規模もあればそんなに大きくない規模の農家もあります。専業農家もあれば兼業農家もあります。平地での耕作、傾斜地での耕作、耕作条件もさまざまです。そんな農家の最大の悩みは、生産した農産物が生産費に見合う価格で販売できないということです。みんな身を削って頑張って生産に励んでいるのが現実です。ことに、専業農家ほど大変なのが実情です。

 中野市の農業生産額は、全国に誇る規模であります。それゆえ、今日、生鮮食料品の圧倒的な量の流通が、量販店主導で行われる中、それに取り込まれてしまってなかなか厳しい販売を強いられているのが実情ではないでしょうか。この農産物価格の低迷が、中野市全体に暗い影を落としているのが現状ではないかと思います。市長のご所見をお伺いいたします。

 次に、TPP環太平洋戦略的経済連携協定についてお伺いいたします。

 このことについては同僚議員も質問されていますが、改めてお聞きいたします。

 JAグループも一貫して反対して運動を強めています。例外なき関税ゼロがTPPです。民主党も自民党も、守るべきものは守ると言っていますが、守るべきものを守れないのがTPPです。農林水産省の試算でも、食料自給率が13%まで落ちるとなっています。このことを考えたとき、極めて印象深く思い出すことがあります。それは、1990年、平成2年4月から中野市の果樹の主力品種であるリンゴ、その果汁が自由化されました。それからリンゴの価格は坂を転がるように落ちていったことが鮮明に思い出されます。リンゴの栽培面積もどんどん減り続け、共選所の運営もなかなか大変なものとなっています。

 この間のことを、農林水産省や財務省の出している数値をたどってみると、昭和60年度のリンゴの食料自給率は97%でした。それが10年後の平成7年度には62%に、この間先ほど言いましたとおり、リンゴ果汁の自由化があったからです。昨年、平成23年度のリンゴの食料自給率は52%まで落ち込んでいます。リンゴ果汁の消費量を見てみると、平成元年には国産が21万トン、輸入が90万トン、全体で30万トン、いずれもこれは生果の換算です。それが、平成17年には国産10万トン、輸入が79万トン、全体で89万トンが果汁の消費となっておるわけであります。輸入量がまさに10倍にも増えているわけです。もちろん、関税が34%かかっているはずでありますが、関税がかかっていてリンゴの斜陽は、誰の目にも明らかです。リンゴ果汁の最も大きな輸入先は、中華人民共和国であることは言うまでもありません。

 この例を見れば、例外なき関税ゼロのTPP参加によって、日本農業は壊滅的な影響を受けることは、容易に想像できます。9割の米がだめになるというのも真実味があります。そんなことをしていいわけないと私は思います。今、世界では穀物価格が史上最高を更新しています。FAO国際連合食糧農業機関は、さらに危機は続くと警鐘を鳴らしています。

 実際、温暖化の影響で穀物価格の水準は、アフリカ、アジア、中米で暴動が起きた2008年の水準を上回っているのです。日本の農業を発展させることは、国際貢献という観点からも重要な点であると思います。TPPは参加すべきものではありません。改めて市長のお考えをここでお伺いいたします。

 こうした厳しい農業を取り巻く環境の中、半端な量でない中野市の農産物をどう売り込んでいくかです。市長が掲げられている農商工連携による信州中野産農産物のブランド化による販路の拡大をしていくということですが、私も大いに期待を持つものです。交流と連携と協働で、新しい中野市を創造するとも言っておられます。本当にそういう中野市になってほしいと思います。そして、私はやはり現実の国全体を取り巻く厳しさを認識しながら取り組むことが最も重要ではないかと考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。

 国は、人・農地プラン、地域農業マスタープランを通じて、日本の農業の再生を図ろうとしています。しかし、なかなか具体的な実像が見えてきません。基本に走る考えは、市場原理主義、規模拡大という考えだと私は思いますが、規模拡大を一律に私は否定するものではありませんが、別の道も選択肢の道であるし、中野市ではそうした選択肢を十分考慮する必要があるのではないかと思います。中野市の地域農業の発展につなげていく難しさがあるような気がします。

 中野市の農業形態は多様です。私はそのどれもが大事な農業の担い手であると考えます。地域によっては後継者も大勢いるし、果樹などにおいては規模拡大がすべてではありません。それぞれ実情に合った細かな支援が大事になってくるのではないでしょうか。JAとともに後継者対策、その配偶者対策、遊休農地対策、その他の対策を進めていくことが大事なのではないかと思います。市長のお考えをお聞きしたいと思います。

 次に、投票区・投票所の変更に伴う影響についてお伺いいたします。

 この問題については、同僚議員からも質問されていますが、今回の市長選挙から、35カ所の投票所から23カ所の投票所に変更されたわけですが、投票率に少なからず影響があったのではないでしょうか。もちろん、当日の天候、選挙の関心の度合いなど複雑な絡み合いもあったかと思いますが、ある旧投票所では、間違えてその場所に行かれたという人が、ある程度おられたということです。

 車で行かれた方は、その場から新しい投票所に向かわれたということですが、車に乗れなく歩いてこられた方は、新しい投票所まではかなり距離があり、その場で諦めて投票に行かれなかったことを聞きました。最初から諦めてしまった方も多くいられるのではないでしょうか。選挙は、有権者が唯一と言ってよいくらい政治に参加できる機会であるのに、それをこのような形で奪ってよいものなのか、疑問に思います。発達した社会の基本である民主主義の根本が、選挙であると考えるものです。投票率の動向については、今度の日曜日に行われる衆議院議員総選挙についても、できるだけ早く数値的に分析をお願いするものです。

 そして、投票所の環境改善についてもお伺いいたします。

 市長選挙の投票日は、あいにく天候が悪く、寒い日でした。特に学校の体育館が投票所になったところでは、選挙の立ち会いをした人たちから、寒くて大変だったというお話を伺いました。灯油代として支給された金額では、とても一日ストーブをつけておくわけにいかず、途中でストーブを消して燃やす量を調節して、投票締め切り時間の午後8時まで何とか持たせたということでした。立会人の人たちに灯油が足りるか足りないか心配してもらうようなことなど、してはいけないのではないでしょうか。

 今度の日曜日、16日は衆議院議員総選挙の投票日です。今度は十分に灯油代を確保され、寒さ対策をする必要があると考えますが、いかがでしょうか。これからも、今度の衆議院議員総選挙の投票日のように、真冬になることも考えておく必要があるのではないでしょうか。投票所が学校の体育館になっているところが10カ所近くあると思います。所詮、真冬の体育館の投票所は、寒くて大変で無理だと思います。何とか知恵を出して、温かい部屋への変更等を考え努力する必要があると考えますが、いかがでしょうか。

 以上をもちまして、この場からの質問です。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。

     (市長 池田 茂君登壇)



◎市長(池田茂君) 阿部議員のご質問にお答えさせていただきます。

 農業振興についてでありますが、食料自給率につきましては、食生活の変化等により、低下傾向が続いておりますが、食料の確保、農業生産の振興等の観点から、大変重要な課題と認識しております。農産物の価格につきましては、輸入農作物の拡大、デフレ現象等により低迷が続いており、農業従事者の減少にもつながることから、農業が継続できる適正価格で販売されることを望んでおります。

 TPPにつきましては、永沢議員にお答え申し上げたとおりであります。

 信州中野産農産物のブランド化による売り込み販路の拡大につきましては、小林議員にお答え申し上げたとおりであります。

 人・農地プランにつきましては、市内を10地区に分け、今後の地域農業の中心となる経営体や地域農業のあるべき方向などについて定め、本年10月に作成したところであります。本制度は、米作地帯を念頭においた制度設計となっていることから、不整合な面もありますが、これからの地域農業の振興を農業者等が自ら考えて実行するものであり、大変有意義なことと考えております。

 人・農地プランは、地域の実情によって適宜変更等の更新ができることになっておりますので、市としましても、本制度に関連する国の施策である青年就農者に対する支援、農地集積に対する支援も積極的に活用し、さらなる推進を図ってまいりたいと考えております。

 また、市の単独事業として、農家子弟の親元就農などに対する支援や、遊休荒廃農地の解消に対する支援も行っておりますので、これらにつきましても積極的に活用していただきたいと考えております。

 以上、ご答弁申し上げました。



○議長(竹内卯太郎君) 選挙管理委員長。

     (選挙管理委員長 小林一秋君登壇)



◎選挙管理委員長(小林一秋君) 投票区・投票所についてお答えいたします。

 投票区・投票所の変更に伴う影響につきましては、永沢議員、高木議員及び松野議員にお答え申し上げたとおりであります。

 次に、体育館等の投票所の寒さ対策につきましては、市長選挙では一投票所当たり灯油代を一律5,000円としましたが、寒さが増すこの12月16日執行の衆議院議員総選挙は、同額を基本としながらも、それを上回った場合は実費を支給し、対応することで、寒さを軽減できるよう努めてまいりたいと考えております。また、投票事務に携わる方には、使い捨てカイロを配布したいと考えております。

 体育館から暖房が十分にきく部屋への変更につきましては、学校施設の場合はセキュリティーの関係上、教室等の使用は困難であると考えておりますが、他の施設への変更が可能かどうかも含め、今後検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 3番 阿部光則議員。



◆3番(阿部光則君) 順不同になりますが、投票率の問題からお伺いしたいのですが、数字を見て、これは選挙ですから、それぞれの気象や有権者の関心、いろいろあると思うのです。きょうも区で協議会があったのですが、竹原区は、個別名を出してはいけないかもしれない、私の地元の区では今までずっと低かったのですけれど、今回は、いろいろな事情で上がったのだろうと思うのですけれど、かなり上のほうになったという話が出ていました。

 やはり、竹原区の投票所は変更がなかったのでそうなったのだと思うのですが、やはりそういうことを考えると、今回の変更でかなり影響があったのではないかと私は考えておりますが、いかがでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 選挙管理委員長。



◎選挙管理委員長(小林一秋君) 今回の投票区・投票所の見直しによりまして、変わったところ、前と同じところ、それぞれあるわけなのですが、変わったところが16カ所、それから従前どおりのところが7カ所と認識をしております。それぞれ変わったところ、従前どおりのところ、投票率が平均を上回ったところ、下回ったところ、これを見ていただくとすぐわかるのですが、一概に下がったところだけでなくて、平均よりも増えたところもかなりあります。単純な見方ですので、これが要因と結論付けるわけではないですが、減らされたところが一律に下がってはおりませんので、そのように理解しております。



○議長(竹内卯太郎君) 3番 阿部光則議員。



◆3番(阿部光則君) ぜひ、いろいろな角度から数値を出していただき、地理的な問題点があると考えられれば、やはり有権者の、選挙は民主主義の根本ですので、十分考慮に入れて、今後、直さなくてはいけないことがあれば、やはりそういう立場に立ってやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 選挙管理委員長。



◎選挙管理委員長(小林一秋君) 柔軟に考えてまいりたいと思っております。



○議長(竹内卯太郎君) 3番 阿部光則議員。



◆3番(阿部光則君) それでは、農業振興という中でお伺いしたいのですが、私も人・農地プランについては、なかなか中野市に合わない面がいっぱいあると思うのです。米が主体の地域への制度だと思うのですけれど、ぜひこれといったいい方策がなく、非常に厳しいのが現実だと思いますが、そうした中でどのように取り組んでいかれるか、もう一度お伺いしたいと思います。



○議長(竹内卯太郎君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) 人・農地プランにつきましては、先の議会でも大変ご議論いただいてきている経過がございます。私どもとすれば、申し上げてまいりましたけれど、現在、とりあえずといっては語弊がありますけれど、各地区の人・農地プランを策定させていただいたところでございます。

 しかしながら、この人・農地プランは議員もご承知のとおり、その都度見直しを行っていいものでございますから、現時点のものが将来にわたってすべてとは考えておりません。私どもとすれば、できるだけ早い機会に、また地域の皆様の話し合いの機会を設けていければと考えております。

 その際には、先の議会でも農業委員会長から力強い、農業委員の皆さんが積極的に、あるいは最大限の努力をするとご答弁いただいておりますから、そういったところにもお願いさせていただいたり、あるいはJA系統、全国農業協同組合中央会でもこの地域農業マスタープランに合わせて、今出てきませんけれど、類似の計画をつくって連携していくのだという議案決定もされているようでございますから、私ども市といたしましてもそういったことに期待させていただきながら、地域の皆さんの話し合いを重要視して、地域農業マスタープランを策定して、改めて修正すべきところは修正していきたいと考えています。



○議長(竹内卯太郎君) 3番 阿部光則議員。



◆3番(阿部光則君) 変更もできるということでありますので、やはり中野市に合った、そして細かなこともいろいろ取り組んでいただきたいと思います。信州中野のブランドを売っていくことは、私自身も先ほど申し上げましたとおり、非常に重要なことだと思います。ただ、日本の農業の置かれている状況の中での困難さだと思うのです。それをやはり意識しながら取り組んでいくのが、現実には非常に大変になってくると思いますが、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) 農産物の価格という部分になろうかと思います。

 やはり商品、とりわけ農産物の価格の形成を、行政が担うことはまず難しいだろうと思っております。私ども行政ができることとすれば、市長からも答弁申し上げてございますけれど、市長自身で行動するとすれば、トップセールスなどにも行っていただいて、中野市の意欲のあるところを、それぞれの従事者の方々にご理解いただくところかと考えております。



○議長(竹内卯太郎君) 3番 阿部光則議員。



◆3番(阿部光則君) 例えば、先ほど言いましたように、リンゴの果汁が自由化になってから、日本で生産されるリンゴの量よりも多いリンゴから絞ったジュースが、今輸入されているのです。やはりそれが果たしていいのか、経済という面があるのですけれど、そういうことが今、日本のリンゴにおいては困難さをつくっていることを十分に理解していただきたいと思いますが、いかがですか。



○議長(竹内卯太郎君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) 農産物、それに関連する加工品、そういった部分が輸入されていることにつきましては、そういった部分が当然あるだろうと。生産者の皆さんが、輸入品があることによって苦しいということは、価格競争の中では当然出てくるわけでございますから、そういう認識は持っております。ただ、それがいいか悪いか、議員もおっしゃられましたけれど、その判断は行政ではできないということでございます。



○議長(竹内卯太郎君) 3番 阿部光則議員。



◆3番(阿部光則君) 行政では判断できない、その立場はわかるのですが、何か方策を立てなくてはならない時代ではないかと私自身も考えます。ブランド化も当然やりながら、そういうことにもきちんと目を向けながらやっていくべきだと考えますが、どうですか。



○議長(竹内卯太郎君) 経済部長。



◎経済部長(小林俊幸君) いろいろな対策ということになろうかと思います。その点につきましては、先ほど松野議員にもお答え申し上げ、市とすれば、できる限りの対応をさせていただいているということでございます。



○議長(竹内卯太郎君) 3番 阿部光則議員。



◆3番(阿部光則君) ぜひ、市長にこのお考えというか、感想をお聞きしたいのですけれど。



○議長(竹内卯太郎君) 阿部光則議員にお尋ねいたします。

 どういう感想ですか。



◆3番(阿部光則君) 今、リンゴの価格の暴落がこういう状態で起きてきている。現実には中華人民共和国をはじめオーストラリア、チリなのですけれど、日本で生産されるリンゴの量に匹敵するくらいのリンゴから絞った果汁が入っている。

 それはやはり市場に下級品が出回るわけです。それによって価格を下げているので、やはり日本の農業を圧迫している大きな原因があると私は考えますが、思いはどうでしょうか。



○議長(竹内卯太郎君) 市長。



◎市長(池田茂君) 阿部議員のご質問にお答えさせていただきます。

 答えになるかどうかなのですが、基本的には信州中野のリンゴ農家の皆さんの技術は、高いものがあると思っています。商品が販売される、売れるというのは、ブランド化の裏側にあるものとしてクオリティーがある、品質です。こういう面で、中華人民共和国産と比べてどうなのか。それで消費者の皆さんが買ってくれるのかという問題も、またこの輸入量の中に反映されているものかと思います。加工品として、ジュースとして販売されるもの、生食で販売されるもの等々を考え合わせますと、中野市の産物につきましては、どちらかというと、私の個人的な見解になってしまいますが、これは生食用で贈答用で、クオリティーで勝負していく、そんな中野市の農業ではないかと考えております。

 そのほかに、ジュースにつきましても、これは私も実績があるのですけれど、中野市でつくられたリンゴジュースが欲しいといって、名指しで来られる方もいらっしゃいます。そういった面で安全・安心ということで考えますと、そういうことを含めてブランド化して、信州中野ブランドとして売り込んでいくことが、日本全体の農業とはまた話は異なるかと思いますが、この農業の発展に資するものと考えております。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 3番 阿部光則議員。



◆3番(阿部光則君) 市長の言われることは私も賛成できる部分いっぱいありますし、大体合っているのですが、ジュースについてはいろいろなものに使われているのです。ジュースだけではなくて、ケチャップに入り、ソースに入り、そういうことも理解して、今後取り組んでいただきたいと思います。

 私もまだまだなれませんので、またの機会によろしくお願いします。

 以上です。



○議長(竹内卯太郎君) 次に進みます。

 以上をもって、通告による市政一般質問は終了いたしました。

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○議長(竹内卯太郎君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

 (散会)(午後2時02分)