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長野県 中野市

平成20年  9月 定例会(第4回) 09月10日−04号




平成20年  9月 定例会(第4回) − 09月10日−04号







平成20年  9月 定例会(第4回)



          平成20年9月10日(水) 午前10時開議

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◯議事日程(第4号)

 1 請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願

 2 議案等質疑

 3 議案等付託

 4 市政一般質問

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◯本日の会議に付した事件………議事日程に同じ

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◯出席議員次のとおり(21名)

      1番  沢田一男君

      2番  山岸國廣君

      3番  竹内知雄君

      4番  佐藤恒夫君

      5番  深尾智計君

      7番  湯本隆英君

      8番  中島 毅君

      9番  林 紘一君

     10番  金子芳郎君

     11番  小泉俊一君

     12番  野口美鈴君

     13番  竹内卯太郎君

     14番  町田博文君

     15番  西澤忠和君

     16番  武田貞夫君

     17番  武田典一君

     18番  清水照子君

     19番  高木尚史君

     20番  岩本博次君

     21番  青木豊一君

     22番  荻原 勉君

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◯職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名次のとおり

  議会事務局長  横田清一

  〃 次長    小野富夫

  書記      竹前辰彦

  〃       中山 猛

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◯説明のため議場に出席した者の職氏名次のとおり

  市長                  青木 一君

  副市長                 小林貫男君

  教育委員長               清水 正君

  選挙管理委員長             小林貫一君

  農業委員会長              武田俊道君

  監査委員                水橋康則君

  教育長                 本山綱規君

  総務部長                栗原 満君

  健康福祉部長兼福祉事務所長       田中重雄君

  子ども部長               高野澄江君

  くらしと文化部長            本藤善明君

  経済部長                柴草高雄君

  建設水道部長              橋本 章君

  消防部長                上野豊吉君

  豊田支所長               小林竪郎君

  会計管理者               豊田博文君

  教育次長                小林次郎君

  庶務課長                小林俊幸君

  財政課長                海野昇正君

  税務課長                岩戸啓一君

  福祉課長                荻原由美子君

  保育課長                池田 修君

  生涯学習課長              成合宣孝君

  農業委員会事務局長           小林義幸君

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 (開議)(午前10時00分)

 (会議に先立ち議会事務局長横田清一君本日の出席議員数及び説明のため議場に出席した者の職氏名を報告する。)



○議長(湯本隆英君) ただいま報告のとおり出席議員数が定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

 これより、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付いたしてあります議事日程第4号のとおりでありますから、ご了承願います。

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△1 請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願について



○議長(湯本隆英君) 日程1 請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願を議題といたします。

 紹介議員において補足説明がありましたら願います。

 19番 高木尚史議員。

     (19番 高木尚史君登壇)



◆19番(高木尚史君) 19番 高木尚史です。

 請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願書について補足説明を行います。

 国の進める三位一体の改革は、国庫補助負担金の見直しが大きな主眼でした。その結果、地方では県を含めて市町村までが厳しい財政運営を強いられていることはご承知のとおりであります。義務教育費の国庫負担の見直しもその一環として実行され、平成18年度から2分の1の負担率が3分の1に引き下げられました。

 国庫負担制度は、義務教育の根幹である機会均等、水準確保、無償性を支えるために国は必要な制度を整備することが必要であることから、教職員の確保、適正配置、資質向上に負うところが大きいとして、必要な財源を確保することが不可欠として制度化されたものでありました。そのため、市町村立学校職員給与負担法で、は市町村が市町村立学校の教職員の給与を負担すべきところを都道府県が全額負担し、義務教育費国庫負担法で国が都道府県の実支出額の原則3分の1を負担するというものであります。しかし、地方の教育条件の整備状況や国の財政状況を踏まえて対象経費を拡大した時期もありましたが、昭和60年以降から国と地方の役割分担、国と地方の財政状況を踏まえ、給料、諸手当以外の費用を一般財源化することにより、地方への負担転嫁を求める制度に方向転換をすることになって、今日に至りました。

 例を挙げるならば、平成17、18年度においては約8,500円が一般財源化されたわけであります。そして、平成16年度には総額総量制を導入し、18年度には、国庫負担率が2分の1から3分の1に改正がされました。この結果、財源が確保できなければ現在の教育条件の維持が危うくなると同時に、教職員の人件費について市町村の負担が求められることになれば、市町村財政にも影響を与えることが予想されます。

 前段で申し上げましたが、教育の全国水準や機会均等を確保する義務教育の基準づくりは国の責務であり、そのために設けられたのが義務教育費国庫負担制度であります。

 以上のような観点から、国の責務である教育水準の最低保障を担保するために必要不可欠な義務教育費国庫負担制度を堅持し、国庫負担率を2分の1に復元すること、そして国庫負担金から既に除外した教材費、旅費、共済費、退職手当などの復元を関係行政庁に意見書を提出することを求める請願書であります。

 以上申し上げまして、補足説明といたします。

     (発言する人あり)

 失礼いたしました。

 説明の中で8,500億円と言うべきところを8,500円と申し上げたようであります。訂正をさせていただきます。

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△2 議案等質疑



○議長(湯本隆英君) 日程2 議案等質疑を行います。

 請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願について願います。

     (発言する人なし)



○議長(湯本隆英君) ありませんければ、以上をもって議案等質疑を終結いたします。

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△3 議案等付託

               議案等付託表

 請願第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める請願

                             以上 総務文教委員会



○議長(湯本隆英君) 日程3 議案等付託を行います。

 請願第1号の請願1件について、お手元に配付いたしてあります議案等付託表のとおり、総務文教委員会に付託いたします。

 総務文教委員会におかれましては、議案等の審査を願い、9月16日までに議長の手元まで報告願います。

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○議長(湯本隆英君) ここで暫時休憩いたします。

 (休憩)(午前10時06分)

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 (再開)(午前10時06分)



○議長(湯本隆英君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△4 市政一般質問



○議長(湯本隆英君) 日程4 これより、昨日に引き続き、市政一般質問を行います。

 順位8番 中野市の遺跡について、遊具の点検について、16番 武田貞夫議員。

     (16番 武田貞夫君登壇)



◆16番(武田貞夫君) 16番 武田貞夫でございます。

 通告いたしました2点について質問をいたします。

 最初に、中野市遺跡についてお伺いをいたします。

 全国が注目、一生に2度ない発見、東日本で初めて銅戈、銅鐸一緒に出土、中野市倭柳沢遺跡ベールを脱いだ、青銅器埋納庫、夢かきたてる歴史の舞台、全国で初、大阪湾九州型銅戈同時に出土、こういう報道がされ、そしてまた、平成19年10月17日銅戈の発見後、新聞、テレビで大々的に発表され、地元中野市を初め、県、全国にも知られるようになり、早くも11カ月を過ぎようとしています。中野市民は、郷土の歴史と文化財を、多く、皆さんが認識を一層深められたと思います。先人が残してくれた文化財保存保護を十分図り、ふるさとの遺産を後世に受け継ぐよう努めていかなければならないと思います。タイミングよく、中野市歴史民俗資料館で7月2日から10月19日まで郷土の歴史と遺産の展示、中野市歴史と文化の展示会が行われております。大いに評価するところでございます。

 栗林遺跡を初め、姥ヶ沢、安源寺、七瀬、新井、西条、岩船、川久保、宮沖、多くの遺跡があることを勉強いたしました。市内の旧石器時代、縄文時代、弥生時代の各遺跡で発見された遺物は中野市歴史民俗資料館ではどのように保存されているか、お伺いをいたします。

 千曲川(柳沢地区)堤防の新設に伴う柳沢遺跡と築堤工事の促進について、柳沢区長、柳沢遺跡等対策委員長、柳沢千曲川築堤委員長より要望書が提出されました。柳沢築堤については貴職のご尽力の結果、平成18年度の補正で完成するだけの予算づけをいただきました。柳沢千曲川築堤工事の完成を図るため、現在実施されている遺跡の調査を急ぐとともに、銅戈、銅鐸の出土箇所、保存の方法等の調査を早急に行ってほしい。堤防の新設は地域住民を水害から守る最も大事なことであります。堤防なくしては遺跡を保存することは考えられない。このことから記録保存と考えられますが、この場合、出土箇所は堤防の敷地となりますので、新設堤防上に銅戈、銅鐸の出土を説明するモニュメントを設置してほしい。なお、モニュメント設置にあわせて視察者の駐車場も設置してほしいとの要請要望書の結果についてお伺いをいたします。

 議長を初め中野市議会で、昨年柳沢遺跡の銅戈、銅鐸、埋まっていた青銅器が周辺の地層とともに長野県立歴史館へ移送され、そこで埋蔵状態等について調査されています。歴史的な背景を知るため、12月25日に長野県立歴史館を研修視察いたしました。館長を初め現場の調査員の方々から説明を聞くことができ、歴史的な大発見について大変勉強になりました。柳沢遺跡等対策委員会でも8月に縄文王国茅野市にあります尖石縄文考古館と長野県立歴史館に研修視察を行い、よい勉強会となりました。

 今後、銅戈、銅鐸の保存についてですが、中野市で保存できないでしょうか。また、出土した場所について今後どのように考えておられるか、お伺いをいたします。中野市文化保護審議会での会議の経過についてもお尋ねをいたします。

 柳沢地区に長野県埋蔵文化センターより柳沢遺跡通信が出され全戸配布、現在までに12号が出されております。信濃毎日新聞を初め、北信タイムス、北信ローカル、全国新聞に報道され、テレビでも放映されました。6月10日には、速報写真グラフ「北信濃柳沢遺跡の銅戈・銅鐸」、信濃毎日新聞社より初版発行もありました。各地区で数回講演会も行われております。柳沢区区民会館で講演会を1月31日に、柳沢遺跡からわかったこと、大変貴重な発見であることを理解できましたと喜ばれました。主催、中野市教育委員会、協力、柳沢区、特別展示、柳沢遺跡発見の青銅器、中野市教育委員会では県埋蔵文化センターの協力を得て、柳沢の銅戈を展示します。ごらんいただき、柳沢の古代に思いをはせてはいかがでしょうかと題し、8月13日、銅戈4本、銅鐸、柳沢公民館で開いていただきました。お盆で里帰りの皆さんも見学することができ、大変喜ばれました。きめ細かなご配慮に感謝を申し上げます。8月14日、展示されました中野市歴史民俗資料館での市民の声はどう受けとめられましたか。入館者数もお伺いをいたします。

 次に、遊具の点検についてお伺いをいたします。

 遊具の板が一部くさって危険ではないか、子供たちが事故などに遭って大変なことになるのではないかと注意がありました。この言葉をきっかけに遊具を見て歩くようになり、遊具に関心を持つようになりました。子供が遊びを通して冒険や挑戦をすることは自然の行為であり、また、子供が予測しない遊びをすることもあります。そして遊具は遊びを促進させるものであり、子供にとって魅力的であり成長に役立つものであります。しかし、揺りかご型のブランコを初め複合遊具などに障害があり、事故の発生したことが報じられております。事故の発生防止には遊具の点検が大事であります。本市では保育園、小中学校での日常点検、定期点検はどのようにされているでしょうか、お伺いいたします。

 楽しく遊び、安全に遊ぶ、遊具事故防止マニュアルを見るにつけ、世界各国の先進地では安全基準、アメリカは1981年に制定され、日本では2002年に国土交通省から指針が出ています。日本での遊具事故の多かったことに驚きました。一昔前は子供が多く、どの地区の公民館、神社の遊具のあった場所が遊びの中心でした。じいちゃん、ばあちゃんがお孫さんを連れてブランコや滑り台で遊んでいる姿がよく見られたものです。今日では余り見ることができなくなりました。お父さん、お母さんが自動車で遊びに連れていき、多くの遊具のある場所、多目的な遊びのできるところに多く見られるようになっております。子供の遊び方も時代とともに変化しています。各地区で管理されている地区公民館や神社の遊具を見るにつけ、よく利用、整備されている遊具もあれば、利用も少なく手入れしたほうがよい遊具もあるし、かつては華やかに利用されておったのに今では利用もなく古くなり、残念ながら安全性から見て撤去したほうがよいのではないかと思われるのが数個ありました。地区の公民館、神社にどれくらいの数があるのか、また安全点検はどのようにされているか。昔から転ばぬ先のつえの言葉があるように、事故防止対策と事故発生時の連絡先と、不幸にして事故発生の補償をしたことはないか、中野市は遊具はどのような基準を持って配置されているか、ここ2年間の新規台数と廃棄内容をどのようにされているか、今後遊具はどのような遊具を入れていかれるか、お伺いいたします。



○議長(湯本隆英君) 市長。

     (市長 青木 一君登壇)



◎市長(青木一君) 武田議員のご質問に対しお答えを申し上げます。

 中野市の遺跡についてであります。

 千曲川の柳沢築堤事業につきましては、平成13年度に事業採択着手され、地権者、関係者の協力を得た中で平成17年度から埋蔵文化財調査、平成18年度から築堤工事に着手されたところであります。昨年10月には埋蔵文化財の発掘調査現場から弥生時代の青銅器である銅戈、銅鐸が発見され、全国的に注目されることとなりました。こうした中、大変貴重な柳沢遺跡の保存と生命財産を守る築堤工事をどのように両立させるべきか、市では国土交通省、文化庁、県教育委員会と協議を重ねてまいりました。

 協議の結果でありますが、築堤工事につきましては当初の計画どおりに完成させることとし、銅戈、銅鐸の出土地点についてはモニュメントを設置し、長く後世に伝えていくよう検討していくこととしております。

 なお、発掘調査につきましては計画どおり進捗しており、調査の終了した部分、調査に支障のない部分から工事着手ができるよう配慮していると県埋蔵文化財センターから聞いております。

 次に、2点目でありますが、遊具の点検についてであります。

 保育所における遊具の点検につきましては、日ごろから保育士が目視や触診により危険箇所がないか点検をしており、また、より安全性を確保するため2年に1回、専門業者による定期点検を実施し、危険と指摘を受けた遊具については、その状態に応じ、一時使用を禁止したり修繕して対応をしており、安全対策には十分配慮しているところであります。

 地区公民館や神社に設置してある遊具についてでありますが、市では中野市児童の遊び場整備事業として、区が児童の遊び場を整備する事業に対し補助金を交付しております。補助率は経費の2分の1以内、補助限度額は遊び場の新設事業が50万円、遊具の増設事業が15万円、遊具の改修事業が10万円であります。過去2年間の中野市児童の遊び場整備事業により整備された遊具のうち、新規台数はブランコ1基でありました。各区が管理している遊び場の遊具数及びそれに伴う事故につきましては、市では把握しておりません。また、遊具の安全管理及び事故発生時の補償につきましても、それぞれの各区において対応していただいているところでありますので、児童が地域で安心して遊べるよう各区での点検をお願いするものであります。

 保育所における遊具の不備による事故につきましては、これまで発生しておりませんが、遊具を使用している中で、遊びに夢中になる余りに起こってしまう軽微な事故は発生しております。遊具による軽微な事故もできるだけ防ぐため、その対策としてふだんの安全点検を確実に行うとともに、児童が遊具を使用する際は危険な行為をしないよう、保育士が絶えず目を離さないようにしているところであります。保育所において医療機関の診察が必要と判断される事故が発生した場合は、保護者へ連絡をするとともに、医療機関へ保育士が同行して児童が治療を受ける体制をとっております。保育所での児童の事故の補償につきましては、児童一人ひとりが災害共済給付制度へ加入していただいており、けがの状況に応じて医療費やお見舞金が支給されることとなります。過去2年間の保育所への遊具の配置状況につきましては、保育所1カ所で老朽化したブランコを更新しております。今後保育所へ設置する遊具につきましては、老朽化した既存の遊具を新しいものに更新する場合とし、その際は児童が安全に使用できるものを設置してまいります。

 以上であります。



○議長(湯本隆英君) 教育長。

     (教育長 本山綱規君登壇)



◎教育長(本山綱規君) 中野市の遺跡について、武田貞夫議員にお答えいたします。

 市内には、旧石器時代から近世まで多くの遺跡の存在が確認されております。その遺跡から発見された遺物や調査時の記録資料はコンテナ箱で約2,000箱に達しております。そのうち、遺跡についてはプレハブ倉庫及び歴史民俗資料館において、記録資料につきましては創造館の収蔵庫に保存して文化財の保存に努めているところであります。

 平成19年10月17日に千曲川の柳沢築堤工事に伴う発掘調査において、東日本では初めての発見とされる大変貴重な弥生時代の銅戈、銅鐸が同一箇所から発掘され、日本の考古学史を塗りかえるほどの大変な発見となりました。こうした遺物が発見された柳沢遺跡の保存につきましては、遺跡の大切さと生命財産を守る築堤工事をどのように両立させるべきかと、市では文化庁、県教育委員会と協議してまいりました。協議結果につきましては、先ほど市長から答弁があったとおりでございます。

 発見されました銅戈、銅鐸につきましては、現在、県埋蔵文化財センターにおいて、その腐食を防ぐための保存処理を行っているところであります。今後、銅戈、銅鐸がどのように保存されていくかにつきましては、まだ分析調査中であることから、具体的な検討には至っておりません。

 したがいまして、市としての対応につきましては、分析調査が終了し遺跡の調査報告書が刊行された後、具体的な検討になると考えておりますが、市文化財保護審議会の意見も聞きながら進めてまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、銅戈、銅鐸は東日本の弥生文化に対しての考え方を変える大変貴重なものであります。この銅戈、銅鐸が適切に保存され活用されることに最もふさわしい場所と方法を国・県と協議し、永く後世に伝えるよう検討してまいりたいと考えております。

 なお、銅戈、銅鐸について大勢の市民に理解していただくため、県教育委員会、県埋蔵文化財センターの協力を得て、本年8月13日には柳沢区民を対象に柳沢区公民館で、8月14日には全市民を対象に歴史民俗資料館において、銅戈、銅鐸の実物を展示いたしました。柳沢区民会館においては94名、歴史民俗資料館においては214名の方の見学がございました。見学者の皆さんは説明員の説明を興味深げに聞かれ、熱心に質問されている方もおられ、市民の銅戈、銅鐸への関心の高さを示すものだと考えております。

 また、銅戈、銅鐸が出土したことをPRするため、今後公共施設での写真展示等を検討してまいりたいと考えております。

 次に、遊具の点検について。小中学校の遊具の安全確保については学校と連携を密にし、児童生徒が安全で安心して使用できるよう、月1回の目視による日常点検及び2年に1回の専門業者による定期点検を行っており、近年人命にかかわるような事故は発生しておりません。目視による日常点検及び専門業者による定期点検において、重大な損傷がある遊具については使用停止の措置をし、事故防止に努めているところであり、不幸にして事故が発生した際の補償は、日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度で対応するところとしております。

 最近2年間の新規遊具台数と設置内容については、昨年度老朽化し使用停止となった中型の複合遊具2台を撤去し、その跡地へ中型の複合遊具を1台設置しております。今後も使用できなくなった遊具については撤去をするとともに、代替遊具について学校と相談し対応することとしております。

 以上であります。

     (発言する人あり)

 すみません、柳沢遺跡のところで2,000箱に達しておりますと、その後、そのうち遺物についてと申し上げるべきところを遺跡についてと申し上げました。訂正いたします。よろしくお願いします。

     (発言する人あり)

 すみません、ちょっとまた、遊具の部分ですけれども、日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度と言うべきところを災害給付共済と逆に言ってしまいました。訂正いたします。



○議長(湯本隆英君) 16番 武田貞夫議員。



◆16番(武田貞夫君) 継続でお願いいたします。

 中野市の柳沢遺跡の広報啓発が必要かと思われるわけでございます。今答弁の中でPR、写真を出したい、掲げたいというお話がありました。ほかの地域で掲示されておるというようなことが聞かれておるわけでございますけれども、当中野市は掲示がないのはとても寂しいというふうに思うわけでございます。提案ですが、わかりやすい説明入りの写真入りの少し大きいポスターをつくっていただき、そして市民への啓発、そして市以外の人々にもPRするとともに、早急に市役所の玄関とか、それから豊田支所、民俗資料館、中央、北部、西部の各公民館から学校への広報に来ていただければありがたいかなと、こんなふうに思うわけでございます。今PRの写真というお話がございました。いつごろそれを掲示していただけるのか、お伺いをしたいというふうに思います。



○議長(湯本隆英君) 教育次長。



◎教育次長(小林次郎君) 市民のみならず、周辺の方々への柳沢遺跡に係る銅戈、銅鐸のいわゆるPRということでございますけれども、現在その準備を進めておりまして、昨年銅戈、銅鐸が発見されたのが10月17日でございますので、その日にはスタートさせていただくということで、現在埋文センターと協議しながらいわゆる資料づくりを今進めておるところでございます。

 今議員からお尋ねのように、場所につきましては市役所あるいは公民館あるいは支所等を考えておりまして、またその後を追って、発見されたいろんな遺物も、あわせてできるだけ市民の方々に展示をしていきたいというふうに考えております。

 なお、最後になりますけれども、先ほど教育長からありましたように、柳沢の展示につきましては、地元の方に絶大なるご支援、ご協力を、展示に際しての会場準備等でございますけれどもいただきまして、本当に教育委員会としてもありがたかったなというふうに感謝を申し上げております。

 以上でございます。



○議長(湯本隆英君) 16番 武田貞夫議員。



◆16番(武田貞夫君) それでは、今17日というお話でございますので、楽しみにしたいというふうに思っております。できますれば、柳沢の公民館のほうへもお願いをできればと、こんなふうに思っております。

 8月25日に中野商工会議所と中野市議会経済建設委員会との懇談会の中で、観光に関する事業計画に柳沢遺跡の活用研究がありました。商工会では5月に長野県立歴史館のほうへ研究視察されたそうでございます。観光面、そして経済的な面に潤うようなものを何か考えたらどうかというような提案もございましたし、中野市の活性化ができればと、こんなようなお話がございました。それと同時に、今10月17日には銅戈の発見された日でもあります。イベントそしてまた講演会、いろんなことを考えて、その日に何か催し物をしたらどうかなというような提案をさせていただくわけでございますけれども、その件についてお伺いをしたいと思います。



○議長(湯本隆英君) 教育次長。



◎教育次長(小林次郎君) お答え申し上げます。

 中野市の経済、観光の方面にまでこの文化財を生かすようにいろいろな活用をしたらどうかというお尋ねかと思います。

 小布施町、山ノ内町あるいは飯山市等と、また違ったカラーの素材が中野市にはだんだん生まれてきております。その中心は遺跡を代表とするいわゆる文化財ということでございます。教育委員会といたしましては、そういった素材の整備を今必死になってこれからやっていきたいというふうに考えております。きょうまた後ほどご質問いただきます山田家の関係もございますし、また先ほど議員からお尋ねがあった姥ヶ沢遺跡でありますとか栗林遺跡でありますとか、そういったさまざまな歴史的なものを立て続けに、いろいろなものを経済、文化、そういったものを組み合わせた新しいものを創造していければいいかなというふうに現在のところは考えておりますけれども、そういったものを観光面あるいは経済面、そういったもののほうへ発展させていくという面におきましては、これは行政だけではできませんので、やっぱり民の力と一体となって、そこへ行政が一緒に支援する、かかわっていくという形をとりながら、今後は進めていきたいなというふうに考えております。

 それにつきましては、当然市内部におきましても教育委員会と市長部局、これもがっちりと連携しなければいけませんので、そういった体制の中で今後ともよろしくお願い申し上げて答弁といたします。



○議長(湯本隆英君) 16番 武田貞夫議員。



◆16番(武田貞夫君) 今答弁をいただいたわけでございますけれども、銅戈、銅鐸の保存、今後の保全というようなことで調査が終わってからというお話がございました。多くの市民の方から、ぜひ中野市で保存してもらいたいという意見があるわけでございますけれども、今のうちから運動をしていっていただいて、そして保存ができないかどうか、こんなふうにご質問をさせていただくわけでございますけれども、その件について伺います。



○議長(湯本隆英君) 教育次長。



◎教育次長(小林次郎君) 銅戈、銅鐸、実物の出土場所であるこの中野市へずっと保存して、多くの方々に見てもらったりして歴史を学んでいただきたいということは、議会でも今まで議員さんのほうからも何回も言われております。もちろん市長のほうもそういうふうに進めようということの指示をいただいておりまして、その辺につきましては文化庁の場で、つい先般7月の下旬に文化庁の調査も入りましたが、その際にもちょっといろいろお話を申し上げてあります。ただ、先ほどの答弁ありましたように、まだ調査が済んでいない、その調査も実を言うと平成24年ごろにならないと、いわゆる具体的な今お尋ねのようなことをご紹介することに至らないというふうに聞いておりますので、それまでには何とか方向づけをしていきたいというふうに考えております。

 ただ、市で銅戈、銅鐸を保存する際にはかなりな費用もかかるということも見込まれますので、その点もあわせてまたいろいろ皆さん方にもご相談申し上げていきたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 それともう一つ、先ほどちょっと答弁漏れありまして、イベントの件でありますけれども、地元の対策委員会あるいは向こうで10月17日にイベントをやられると非常にありがたいお話を今お伺いしましたが、現在のところ、市では特にそれにあわせてのイベントということは予定しておりませんので、よろしくお願いします。



○議長(湯本隆英君) 16番 武田貞夫議員。



◆16番(武田貞夫君) 市長にお伺いをしたいと思います。

 ことしの年頭のごあいさつの中に、なせば成るとこういうことで、ちょうど銅戈を持ち上げている写真があるわけですけれども、これを読んで本当に市民の皆さん、市長さんが力を入れているんだなということがわかるわけでございます。今私も質問させていただきましたけれども、これを何とか中野市の活性化に向けて、そしてまた、それぞれの立場の中でいろいろと勉強し、またこれをPRしていけばいいかなというふうに思うわけでございますけれども、市長さんのご意見、ご希望をお願いしたいというふうに思いますが。



○議長(湯本隆英君) 市長。



◎市長(青木一君) まさにこれを生かさない手はない、活用しない手はない、あらゆるところでこの銅戈、銅鐸、2,000年の時を破って出土してくれたこのものを、私どもはいかようにも、いろんな角度からこのことを考えていかなければいけないわけであります。

 ただいま教育委員会のほうで答弁をさせていただいておるわけでありますけれども、すべては調査が終わってからと、具体的な動きがあるだろうということは予測されますが、ただ事前で今できることということでは、チャンスをとらえながら、私も文化庁の役人とお会いしましたけれども、文化庁、県の教育委員会等々に中野市としての思いは、しっかりと今の段階からも伝えることが大事だと思っておりますので、今のところそういった姿勢で、そういった方々ともお会いしながら私の思いは伝えているところであります。



○議長(湯本隆英君) 16番 武田貞夫議員。



◆16番(武田貞夫君) 遊具についてお伺いをしたいと、そんなふうに思うわけでございます。今定期点検、そしてまた、よく管理をされていることがよくわかったわけでございますけれども、やはり将来の中野市を担っていく子供たちでございます。管理は違うとはいいながら、そこで遊ぶ子供たちがいるわけでございます。この遊具に対しての専門技術のある方を中野市でも今おられるか、もしおられなかった場合には、そのような人を抱えるか、またはこの講習をもってできるか、そんなふうに思っているところでございますので、区長さん方、そしてまたそれぞれの管理の皆さんは大体1年交代ということでございますので、回ってみますればやはり木がなくなったり、それからブランコなどはもう本当にけつもつけないようなこともございますし、ブランコを補修されているところもございます。それから草ぼうぼうになっていて、遊具がもう少しで見えなくなっちゃうというようなところも見受けられるわけでございます。そんなことの中で、子供たち1回でも使えば、そこでけがをすれば大変であろうかというふうに思っております。

 それから、業者さんに見ていただいたら15年が今の耐用年数だと、こうなれば15年前のものはかなり少ないんじゃないかと、そんなふうに思っております。それにつきましても、業者でございますので新しく買ってもらいたいという面もありますので、市としてそういう人を雇うといいますか、講習会でこの技術者を、やっていただける人を一人でも二人でも対応をしていただければと、こんなふうに思うわけでございますけれども、そのことについてお伺いをしたいと思います。



○議長(湯本隆英君) 子ども部長。



◎子ども部長(高野澄江君) 中野市の保育園の遊具につきましては、先ほど市長がご答弁申し上げたとおり、2年に一遍専門業者のほうにお願いしております。それは設置業者ではございませんで、点検の業者さんでございますが、よろしくお願いいたします。



○議長(湯本隆英君) 16番 武田貞夫議員。



◆16番(武田貞夫君) この専門技術者ということでございますけれども、遊具に対しての専門の方は市では今おられるんですか、おられないんですか。



○議長(湯本隆英君) 総務部長。



◎総務部長(栗原満君) お答え申し上げます。

 遊具の点検の資格を取った職員はいないと思っております。



○議長(湯本隆英君) 16番 武田貞夫議員。



◆16番(武田貞夫君) 今もお話ししたとおり、そうした時代になっております。そんなことで、そういうところでもけがのないような、そんなご指導をしていただければありがたいかなというふうに思って、私の質問を終わります。

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○議長(湯本隆英君) 次に進みます。

 ここで10分間休憩いたします。

 (休憩)(午前10時47分)

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 (再開)(午前11時00分)



○議長(湯本隆英君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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○議長(湯本隆英君) 順位9番 新統合保育所建設問題と保育行政について、木島線廃線敷き及び沿道の除草について、人間らしく生きられる精神障害者施策について、12番 野口美鈴議員。

     (12番 野口美鈴君登壇)



◆12番(野口美鈴君) 12番 野口美鈴でございます。

 通告いたしました3件について質問いたします。

 政府三位一体の構造改革がどんどん進められた結果、今、私たちの生活に何がもたらされたでしょうか。貧困と格差の増大であります。貧困世帯は急増し、本来それを助けるはずの社会保障費を毎年2,200億円を削り続け、先ほども請願にありましたように教育保障の改革、そしてリストラや不安定雇用が進みました。その結果、弱き立場の者たち、子供や高齢者、そして障害者からもお金を取り、お金がなければ生きていけない社会が速いスピードでつくられつつあります。市民をこの悪政から守るために今、私たちは真剣に考えなければいけません。今の自民党・公明党の政治の行き着くところ、今回の福田首相の1年も待たずに突然の政権投げ出しという状態の中であります。

 それでは、1件目、新統合保育所建設問題と保育行政について3点伺います。

 国も県も市町村も、少子化対策、子育て支援を打ち出して久しく、保育行政以外のそれぞれの保育行政とともにそれぞれの施策が展開し、医療費の無料化の拡大や妊産婦健診の無料拡大、そして乳幼児健診や子育て支援センターの充実などに努められていることについては大変評価するものですが、中でも、乳幼児が毎日保育園で暮らす保育行政については、日々の子供たちの育ちを保障する上で現場の保育士が心置きなく子供たちと接しられるよう、より一層の正規職員の人的配置と施設整備が求められているところであります。また、子育て中の親が心から安心して子供を生み育てられる環境も切実に求められていますし、また、その内容や充実の中身が親に伝わってこそ、少子化に歯どめがかけられるのではないかと思います。生み育てようとする若者が本当に安心して結婚し子供をたくさん産みたいと思える保育行政を求めて、質問いたします。

 1つ、新統合保育所建設に向けて、子供たちの発達の保障の面から、そしてまた、まちづくりや地域コミュニティーづくりの面からも、今回の新統合保育所建設については慎重に検討し、見直していくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 2点目、新統合保育所基本構想策定チームの現状と今後の方向について伺います。

 3点目、育児休暇中の在園時の対応についてでありますが、第2子、第3子を産みたいと思うが、産んだけれども、育児休暇中、上の子は退園か自由契約になるという、これで本当に安心して第2子、第3子を産めるのでしょうかという声が届きます。本当の意味での子育て支援になっているのかどうかと問われています。このことについて1点お聞きします。また、これら退園か自由契約という、ここになる国の制度の緩和を求めるべきではないかと思います。どの市町村にお聞きしても苦慮されている様子が伝わってきます。中野市ではどのようにされているでしょうか。

 2件目、木島線廃線敷き及び沿道の除草について伺います。

     (発言する人あり)

 静かにお聞きください。

 今市民の皆さん、ボランティア団体や区や事業所による100団体以上にも上る皆さん方が花のまちづくり推進事業に協力し、市内の全域にわたって花いっぱいのまちづくり運動が展開されています。本当に暑い夏も草を取り朝早くから水をやり、大変なご苦労をいただいている中です。そのように一方では花にいっぱいになると市道や県道の草が大変気になります。地元住民挙げての反対の中、2002年3月に廃止になった木島線では、その廃線敷の草も何とか年に何度かは刈っていただいた時期もあったようですが、ことしの夏はお盆になっても市道、県道、そしてこの廃線敷、草が刈られることがないところが目立ちました。周りの花いっぱい運動できれいになればなるほど、そういう道路の管理者の責任も問われるのではないでしょうか。この夏、ふるさとに帰省する方々、そして夏の観光客、地元の皆さんの思い、どんなだっただろうと思い、2点について質問いたします。

 木島線廃線敷の除草等は、維持管理者にもっと強力に除草、そして整備、管理を申し入れるべきではないでしょうか。

 2点目、市道、県道の沿道の除草については地域の話し合いを深め、互いに協力していただけるところはお願いし、できないところは市の皆さんがやるなど、環境美化の方向性、役割分担についてしっかりと明確にすべきではないでしょうか。

 次、3件目、人間らしく生きられる精神障害者施策について伺います。

 障害者自立支援法がスタートするときに、3障害一元化といううたい文句に期待した関係者もたくさんおられたと思います。この自立支援法の内容が明らかになるにつけて、この制度でも精神障害のある人たちの障害特性に応じた支援を充実させることは非常に難しいという事実が明らかになってまいりました。福祉を切り捨てる今の政治の中で応益負担になったことは、大変当事者を苦しめています。そしてまた、食費、居住費も必要になりました。全国各地から活動の存続が難しい、施設を閉じなくてはならないかもといった悲鳴が聞こえてくるようになったといいます。私のところにも、ここ数年の中で、精神障害者の方々の苦悩や悩みの相談がたくさん来るようになりました。家族の皆さんの苦労、本当に大変なことだと感じます。

 明治、大正、昭和期の精神病学者で日本の現代精神病学の基礎を築いたと言われる呉修三さんの言葉に、我が国何十万余の精神病者は、実に病を受けたる不幸のほかに、この国に生まれたこの不幸を重ぬるものと言うべしという言葉があるそうです。このときから90年余りが過ぎていますが、この言葉は、精神障害者の領域にかかわる人たちであれば、どこかで一度ならず出会う言葉だといいますが、決してこの言葉が過去のことにはなっていないと話されます。そんな中で日々悩み、自分のこれからを思い苦悩している精神障害者の方々の日々の暮らしをどのように支援し、人間らしく生きられることを保障していくか、3点についてお聞きいたします。

 1点、社会福祉協議会が合併後、豊田と中野、合併されました。今まで精神障害者の方々は家族会で、ぴあワークやりんごの木、青りんごといった施設を運営されてきましたが、合併後、社協のほうに移行されることになりました。この社会福祉協議会移行後の現状とこれからの方向性について、在宅ケアの現状やグループホームの現状などからお伺いいたします。

 2点目、今精神障害者の方々が、障害者自立支援法で一元化されたとはいえ、グループホームで身体障害者、知的障害者の方々と一緒に生活するというには、まだ現実的に難しいところがたくさんあると聞きます。現在精神障害者の方々が入れるグループホームは、中野市では1カ所しかありません。これらの増設のための対策を早急にすべきではないでしょうか。そしてまた、精神障害者の方々のこれらのことも含め、高水福祉会との連携をどのように進めておいででしょうか、お聞きいたします。

 3点目、今回の意見書も上げることになりまして大変心強いんですが、北信保健所中野支所は絶対になくさないように申し入れを強化すべきだと思います。市長のお話の中にも、やることはすべてやって、あとは県のやるのを待つだけだとおっしゃいましたが、まだまだ実際の当事者たちとの県へのお願い、また保健師さんたちとのお願いなど、やり方があるのではないかと思います。何としてもなくさないよう、今の施策が後退しないようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 以上で質問とさせていただきます。



○議長(湯本隆英君) 市長。

     (市長 青木 一君登壇)



◎市長(青木一君) お答えをいたします。

 新統合保育所建設問題と保育行政についてからであります。

 みよし、西町保育園を統合して新しい保育所を西条運動公園に設置することにつきましては、手続を経て策定いたしました中野市保育所整備計画に基づくものであります。以前にもご答弁申し上げましたとおり、新しい保育所では広く自然豊かな園庭を提供することで、屋内でのストレスを発散することができること、ニーズの高い3歳未満児の保育にも対応できる新しい設備の整った施設でゆったりと安心して過ごすことができること、大勢の児童との集団生活の中でさまざまな経験を通し成長することができることなど、よりよい教育環境を提供することができると考えております。

 保育所の適正規模につきましては、中野市保育所あり方検討懇話会で活発なご議論をいただき、変化する利用者ニーズや地域性などを考慮すると、一概に規模を定めることは困難であること、そして定員の上限を設け、その数は現在最大である210人を超えないことと提言をいただいております。この規模についてはさまざまなご意見があると思いますけれども、本市では過去において210人以上の児童を保育してきた実績と経験があり、職員間での連携を密にすることで児童や保護者とのコミュニケーションを図ることは十分可能であり、また、新しい施設になれば設備面でも安全度が高まり、児童にも職員にも利用しやすくなり、すばらしい環境のもとで質の高い保育を提供することができると考えております。

 今まであった施設が地域からなくなることで、地域が少なからず変わってしまうというご心配は理解できますが、保育所については過去にも地域の方々のご理解をいただき、統合保育所を設置して運営してきており、児童は広くなった地域の大勢の友達と接することで、伸び伸びとたくましく成長してきたと考えております。これからも地域では、小中学校に通う子供たちや子育て支援センター、児童センターに集まる子供たちを見守り、今まで以上に地元の子供たちが参加できる地域活動に取り組むことで、にぎやかな地域をつくることは可能ではないかと考えております。

 なお、統合することで園が遠くなるなどのデメリットが考えられますが、ニーズを把握した上で通園バスの運行の検討など、それらを克服するよう努めてまいります。

 中野市新統合保育所基本構想策定チームにつきましては、新統合保育所を整備するに当たり最も適した設計者を選定するために、園舎や園庭のあり方、また保育サービスなどについて検討していただく組織であります。これまで4回会議を開催し、先進自治体の視察や研修会を実施しており、今後は具体的な施設のあり方や実施する保育サービスなどについて検討していただき、新統合保育所整備にかかわる基本構想を策定することとしております。

 育児休業中の在園時の対応につきましては、母親の産後3カ月については通常保育の取り扱いとしておりますが、それ以降に育児休業を取得された場合には、入所児童に属する世帯の現況が児童福祉法第24条に規定する保育に欠ける状況ではなくなるため、保育所の入所基準に該当しないこととなります。ただし、平成14年の厚生労働省保育課長通知により、育児休業開始前から既に保育所に入所している児童で、次年度就学を控えている児童及び発達上環境の変化が好ましくない児童については、児童福祉の観点から継続入所の取り扱いとして差し支えないとされております。本市ではこの通知に基づき、就学前児童については継続入所していただいているところであり、さらに3歳児及び4歳児につきましても当該年度中は継続入所を認めることとしており、次年度に引き続き入所を希望される場合は、施設の定員及び入所希望等を勘案し、入所可能な場合には特例措置として引き続き入所していただいているところであります。3歳児未満につきましては、基本的には育児休業に入った時点で対処していただくこととなりますけれども、これは育児休業明け等の理由により、年度途中において申し込みが多い3歳未満児の入所機会を確保するために行っているものであり、入所児童数に余裕がある場合には、特例措置として継続入所をしていただいているところであります。

 現在のところ、国に対して制度の緩和を求めることにつきましては考えてはおりませんが、制度の運用の中で、個々の世帯の状況や施設の定員と入所希望児童数等を総合的に勘案しながら対応してまいりたいと考えております。

 次に、2件目であります。木島線廃線敷及び沿道の除草についてであります。

 長野電鉄木島線については平成14年3月に廃線となり、一部は県道敷地として利用されておりますが、大部分は廃線のままの状況となっており、その敷地については長野電鉄株式会社が保有者として管理しております。この敷地の除草等の維持管理については、機会あるごとに所有者である長野電鉄株式会社に要請しているところであります。

 市・県道の沿道の除草と地域協力につきましては道路の管理者が行っており、国道・県道については中野建設事務所が行っております。中野建設事務所では、活動区間を定め地域住民の皆様や各種団体を里親とし、中野市及び中野建設事務所の三者による管理協定を結び、信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)として沿線の植樹帯等の清掃作業等を行い、環境美化に努めております。

 市道につきましては、管理者である中野市が維持管理を行っておりますが、市道延長は855キロありまして、すべての市道の除草を行うことは困難な状況であるため、沿道の皆様にお願いしているのが現状であります。除草作業につきましては人力により行っておりましたが、本年度から自走式の草刈り機を導入し、作業の効率化を図っております。

 また、幹線道路等については、地域住民の皆様の協力をいただきながら植樹帯の設置を行ってまいりましたが、近年高齢化等により植樹帯の維持管理が難しい状態となっております。今後新たに植樹帯等を設置する場合には、地域住民の皆様や各種団体に協力していただけるよう呼びかけてまいりたいと考えております。また、既存の市道に設置されている植樹帯等につきましては、地域住民の皆様に環境美化への協力を求めてまいりたいと考えております。

 次に、3件目であります。人間らしく生きられる精神障害者施策についてであります。

 本市では、平成18年度から精神障害者の社会復帰施設であるりんごの木共同作業所及びぴあワーク小規模授産施設の運営管理は、中野市社会福祉協議会を指定管理者として指定をし、精神障害者の社会復帰を目的とし生活訓練や作業訓練を行っております。また、共同生活住宅グループホーム青りんごにつきましては、社会福祉協議会が設置及び運営をし、精神障害者が地域で生活していけるよう日常生活の援助等を行い、自立促進を図っております。

 精神障害者の在宅ケアの現状等の細部につきましては、健康福祉部長のほうから答弁をさせます。グループホームの増設につきましては市では計画しておりませんが、社会福祉法人等精神障害者のグループホーム等の設置を検討される場合は、今後も連携をとりながら対象者の自立支援と福祉の向上に努めたいと考えております。

 北信保健所中野支所の存置につきましては、佐藤議員に答弁したとおりでございます。

 以上であります。



○議長(湯本隆英君) 健康福祉部長。

     (健康福祉部長兼福祉事務所長 田中重雄君登壇)



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中重雄君) 精神障害者の在宅ケアの現状等につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 中野市の8月末現在の精神障害者福祉手帳所持者は221人、自立支援医療受給者証所持者は1,046人であります。このうち自立支援医療による訪問看護で服薬管理等のケアを受けて在宅生活をしている方は29人、ホームヘルパーの家事援助等を受けて在宅生活している方は16人となっております。精神障害者の入院以外の生活の場としては、家族との同居、グループホームでの生活、アパート等での単身生活などがあります。このうち家族との同居では、家族が世話をし本人の状態に変化があれば、家族から保健所や市の保健師に相談等があり対応しており、状態によっては定期訪問も行っております。また、単身生活でホームヘルパーの家事援助等を受け生活している方は、ホームヘルパーからの連絡により、市保健師が訪問やケース会議等により対応しております。

 グループホーム青りんご入居者のケアの現状でありますが、現在入居者は7人でございまして、所長1人、管理者1人、世話人2人が対応しております。また、病院のケースワーカー、保健所の保健師、市の保健師を加えまして月1回連絡会を開き、入居者の状況報告や個々のケースの検討を行っているほか、状態の急変に対しましても市の保健師等が対応しております。

 以上でございます。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 継続でお願いいたします。

 いつも時間がなくなると最後のほうができなくなりますので、きょうは最後のほうからお願いしたいと思います。

 精神障害者のケアの件ですが、ただいま手帳を持っている方が221人、受給給付を受けている方が1,041人、訪問看護29名、ホームヘルパー16名というふうなお話がありましたが、今中野市でどのくらいの保健師さんが各地域に訪問されたり相談されているかということと、この市で出された中野市障害者支援計画というものの中に、北信保健所事業所概要より出された疾病別数の推移があるんですが、ここには平成16年までしかありませんが、16年合併するときのことだと思いますが、両方合わせると精神障害者の方々が1,292名という数で出されているんですね。

 それで、今全国で障害者がどのくらいいるかということですが、一般に言われているのは、先ほどの呉修三さんは、90年前10万余というふうにおっしゃっていましたが、今の人数は大体小規模作業所を利用したり復帰施設などに通っておられる方で10万人弱、通院されている方で270万人、入院者で33万人、その中でも約半数の人たちが福祉的な援助を必要としている、9割以上の人が福祉的な支援における無支援状態にあるのではないかというような統計も出されています。今中野市での数としては16年で1,292名ですが、これは措置入院や医療保護入院、それから公費での通院などの数に上がってくる保健所で調べられる数ですので、まだまだおくれている精神障害者の方々の支援で、この無支援の状態になっている方がたくさんあると思うんですが、この中野市保健師が何人で、この中野市をどのように相談に向かって対応されているか、お願いいたします。



○議長(湯本隆英君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中重雄君) 精神障害者に対する対応ということで、保健師が何名で対応しておるかということでございますが、私ども健康福祉部には、保健センターに今13名保健師がおります。これは健康長寿課、それと包括支援センター含めて13名でございます。それに加えまして、福祉課に1名おりまして、合計14名で対応しております。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 14名でこの全世帯を、1万5,000世帯があるわけですが、その中で今対応していらっしゃる方そのものの数がわかったら、各地域ごとにお願いしたいんですが、今私どものところに来る相談は本当に日々心の不安を訴えて、寂しいから一緒にいてほしい、そしてまた、ちょっとしたことで朝は状態がよかったけれども、午後になるともう不安で自分のこれからの生き方や今の状態や家族のこと、周りのことなど考えると、とても不安で毎日の生活が大変だと、そういう中で市の保健師さんたちも声がかかればすぐ飛んでいってくださり、ケースワーカーの方々も飛んでいってくださっているんですが、非常に仕事の内容がきつくて専門的な知識も要るだろうし、障害者の方々が安心して一日暮らせるための対応というのは、一つ一つ全く対応も違うということで大変な中で、それぞれの方々が、今現在どのくらいの障害者の方々の対応を実際にしておられるかどうか、わかりますでしょうか。



○議長(湯本隆英君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中重雄君) 保健師がどの程度対応しているかというご質問でございますが、先ほど補足答弁の中で申し上げました自立支援医療受給者証所持者は1,046人でございまして、これはこの受給者証を発行することによりまして、医療を受ける際の本人負担が1割で済むと、そういう施策でございます。それは1,046人に対しまして地区担当制はしいておりますけれども、保健師全員でその方に対しての対応をしております。また、精神障害者福祉手帳所持者は221人というふうに申し上げましたが、この福祉手帳を所持していらっしゃる福祉的施策につきましては福祉課のほうで対応している状況でございます。

 あと、具体的な対応状況ということでございまして、日々の仕事でございますので毎日毎日やっておるんですけれども、参考になるかどうかですが、精神障害者の方に対するケアとしまして相談がまずあるわけですが、相談につきましては、本年4月から8月までの間の集計でございますが366件、それから訪問でございますけれども、これも本年4月から8月末までの件数でございますが、108件の自宅訪問をさせていただいております。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 5カ月間でこれだけの件数でありますが、私は相談、お話を聞いていて、当然この障害者保健手帳があるのではないかと思って話をしていた方々が、そういう制度を知らなくて持っていない。もう10年もこの病気とつき合っているというような方もあったり、それから障害があってずっと働いてはきたけれども、非常に年を重ねてきて、仕事が大変になってきて、いよいよよくお話ししてみたら手帳をもらっていなかったということで、手続をしたら5年だけさかのぼってもらえるかとか、そういう方々の話があるんですけれども、こういう方々がなぜ知らないで起きてくるのか、精神障害者の方々が非常に地域に出にくくておくれている状況、歴史的なこともあるかと思うんですが、今この障害者自立支援法で3障害一緒になったということで、皆さんも自分たちの苦しかったことを声に出していろんなところで話をされてきている中で、無支援状態に置かれている方も病気を発症していながら、そういう方々の対応をどのようにされているのか、できたらお願いします。



○議長(湯本隆英君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中重雄君) 私どものほうで、その精神障害者の方々の把握ということだと思うわけでございますけれども、先ほども申しました自立支援医療の受給者証を持っていらっしゃれば、当然その対象として把握をしているということになっているわけでございますが、今議員おっしゃられましたように、すべてが私どものほうへ伝わってくるわけではないわけですけれども、一つの視点として、当然そういった障害を持っていらっしゃれば医療、医師に任せられるわけですけれども、医師のところでこれは受給者証発行が相当である、あるいは適当であるというようなことがございますれば、当然そういったことの対処をしているというところでございます。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 該当の方がお医者さんからそういう制度があるというふうに聞いたということでありますけれども、今この精神障害者の方々が社協に移られて、今まで家族会で家族の中でいろいろ講演会を聞いたりして、まず家族が外へ出ていけるように、そして障害のご本人も外へ出ていけるようにということで随分家族会でも頑張っていらして、いろいろなレクリエーションや行事もされているということですけれども、そういう中でご近所でそういうふうに悩んでいらっしゃる方もあるというような声をね、ぜひ保健師さんのほうで地域担当が決められていますよね、保健師さん。そういう中でそういう声を拾い上げて日常的な訪問活動の中でぜひ助けてあげられる、相談に乗ってあげられる方々と接点が持てるようなふうにしていただきたいかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(湯本隆英君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中重雄君) 当然そのようなことで私ども保健師も対応し把握に努め、努力しているところでございます。ただ、冒頭の野口議員のご質問の中でも、野口議員のほうにたくさんいろんなお話があるというようなことのお話がありましたが、そういったことがございましたら、ぜひ私たちのほうへ教えていただきたいというふうに思います。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) ぜひ、大変な中ですが頑張ってやっていただきたいと思うんですが、それで、その社協に移行されてからのことなんですが、今までレクリエーションやら希望の旅などいろんなリフレッシュの行事を家族会のときはやっていたが、社協に移ってからそういういろんな行事の連絡がなかなか通じにくくなって、伝わらないまま行事が終わっていたり、申し込まれたときは既に満杯だったりというようなこともあるということで、そのような精神障害者の方々、毎年の行事であれば楽しみにしておられる。また行きたいと、お誘いしてだめなときは仕方がないですけれども、そういうようなこともあったりする、そういう中の社協に移ると、なかなか当事者との間が遠くなってしまうというふうな心配をされていたが、確かにそういうような状況が起きてきているというふうなことも聞くんですが、そのようなことがないようにぜひ社協の皆さんと家族会と細かな連絡をしていただいて、各施設の指導員さんなどとの連絡も密にしていただいて、そういうことがないようにしていただきたいと思うんですが、そのようなことの対応についてはどのようにされていますでしょうかね。社協が指定管理者でいらしているけれども、市からも職員の方が行って委託をされているということでわかっている範囲でありましたらお願いしたいんですが。



○議長(湯本隆英君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中重雄君) 社協のほうでは当然のことながら連携をよくして運営しているというふうに思っております。また、市から委託を受けたぴあとりんごの木につきましては、この施設の設置目的をよく理解して、適正に頑張って運営しているというふうに理解しております。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) じゃ、一つの例ですが、希望の旅という事業があったそうですが、そこに126名の方が参加されていますが、その中で精神障害の方々が参加された人数はわかりますでしょうか。これは社協のほうからいただいた資料なんですけれども。



○議長(湯本隆英君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中重雄君) 希望の旅事業でございますが、これは社協が事務局となりまして、それで身体障害者、知的障害者、それから精神障害者の皆さん合同で年1回バスで外出といいますか、旅行をしているわけでございますけれども、今そのうち精神障害者の方が何名という、そんなご質問でございますが、本年度の場合を申し上げますと130人の方が出席されまして、そのうち精神障害者の方は10名でありました。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) この10人も、行きたかったけれども行けなかった方もあったということで、126名ですが、その誘い方とかそういう細かいことはわかりませんけれども、少なくとも3障害一緒になって社協へ移行され、私たちもようやく皆さんと一緒にやれるようになったという希望の中で、精神障害者の方々も今日々を暮らしていらっしゃる、そういう中で、この行事が当事者のリフレッシュの会でぜひあるように強くお願いしたいと思うんですね。施設の職員やボランティアさんにもお願いしていくけれども、ぜひ障害者当事者の方々が家族の方々が本当に安らげる、そういう行事であるように願っています。

 そしてまた、今保健師さんの、さっきもお聞きしたけれども、私は保健所が飯山に行くときの理由に、行政の各自治体の保健師の充足が進んできたという理由が確かにお話の中にあったと思うんですよね。でも現実は充足などとてもしていないし、この人数で今の中野市の中の身体、知的障害、精神障害の方々の把握をしながら相談に乗っていくという、本当に一つ一つ精神的に気持ちを込めた活動をするには大変な労力とエネルギーが要るお仕事だと思うので、ぜひ市長にお願いしたいんですが、このところ保健師さんもふやしていただいてはいますが、ぜひ保健師さんも増員していただいて、県の保健所の支所でこのごろも相談に行った方が、とても親切に相談していただいて、お医者さんとも連携とれてありがたかったということでお話も届きました。そういう意味で、県の仕事を市が請け負ってやるわけじゃないですので、今の状態で市の保健師さんは市の仕事で手いっぱい、足りないという状況だと思うんですね。だから強力に市が充足したから今保健所の支所が要らないんだという、その理由は全く私は当てはまらないと思うんですね。中野市の保健師が県の仕事をせざるを得なくなるような状況はぜひともないように、そしてまた、地域の人たちが行きやすいこの中野の中に置いておいてもらいたい。それは飯山へ行けば北部の人は近くなるということあるかもしれませんが、交通の便など考えて、今の県の保健所の機能が全く後退しないようにということは、県があとは結論出すだけだという仕方じゃなく、もっと強力にいろいろなアプローチをぜひしていただきたいと、そういう意味では、県のほうに直接中野の保健師さん、担当されている方々の生の声をぶつけていただくのもいいんじゃないかと思うんですが、そのようなことはできないものでしょうか。



○議長(湯本隆英君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中重雄君) まず第1点、希望の旅の関係で参加者が楽しめるようにということでございましたけれども、本年は私も参加させていただきましたが、当日は雨が降ったにもかかわらず皆さん大変外出というのは楽しみにしていらっしゃいまして、楽しんでいらっしゃったというふうに認識しておりますので、よろしくお願いします。

 それから、保健師の関係と保健所支所の関係でございますが、これは既に全員協議会の中でも3回ほど随時ご報告させていただいたとおりの状況でございます。生の声ということでございますが、県のほうではパブリックコメント等を実施してきておりまして、その結果の答申を受け、近々その実施案を出されるというようなことをお聞きしておりますので、その段階で、また積極的に保健所が存続されるよう対応してまいりたいというふうに思います。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) もう一つ、じゃ強力に意見書も上がることですし、何としても後退のないように議会もそれから市も一緒になってやっていけたらと思います。

 それともう一つ、この障害者の方々の家族への支援なんですけれども、今お話ししているのは、直接ご本人への支援なんですけれどもね、介護保険なども介護慰労金などが出された時期もあって、介護する人のケアというのもあったと思うんですが、障害者の場合、家族の方々がこの精神障害のことをどのくらい理解してどういう対応をしていくかというのは、非常に日々の生活のことで大事になると思うんですが、その家族の方々へのケアも何とか外で勉強する機会とか、そういうものをやっていただけたらと思うんですが、どのような何か、全体には家族会だけのことも講習会だとかありますけれども、こういう周囲の認識を変える、そういうことが非常に家族の中では周囲の者の見方というのが重くのしかかっているので、全体にこの意識を変えていくための大きな理解を進めるような啓蒙のことについて、何か計画がありますでしょうか。



○議長(湯本隆英君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長兼福祉事務所長(田中重雄君) 障害者の皆さんに対する家族へのケアといいますか、対応というご質問でございますが、当然私ども障害福祉を担当する部署としまして、まずは障害を持っていらっしゃる方に対する福祉の充実がまず第一であるというふうに考えております。また、家族へのケアについても重要であるというふうに考えておりまして、医療あるいは福祉の面でさまざまな施策を行っていきたいということでご理解をいただければと思います。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 精神障害者を抱えられた家族の方々、本当に日々、きょうは同じ言葉を言ってもきょうは落ち込んじゃう、きょうは元気になっている、本当に大変な苦労の中でやっておられて、またこれから結婚して子供を産みたいと思っていても、なかなかそこへ進めていけないとか、非常に苦労されている状況がありまして、ぜひ保健師さん方大変ですけれども、市長にもう一度お願いしておきますが、保健師をふやしていただいて、家族のケアも一緒にしていただけるような余裕を持てる対応ができることを願っています。それでは、それで次に進みます。

 あと木島線の廃線敷のことですが、このお話を何度かしましたが、なかなか除草されませんで、今回一般質問をということでいよいよ表でそういう話をしましたら、早速刈っていただいたところも出まして、その方々は、もう刈りに来ていて、なかなか刈りに来てもらえなかったけれどもということで、こちらのほうからお声かけていただいたんじゃないかなと思いますけれども、いつどういう状態でこれからやっていくのか。見て見ますとキリの木がもうこのぐらいになっていて、もっと大きかったと思いますが、そばまで行けなかったんで、林になってしまうんじゃないかしらと思うようなところもあるんですけれども、ぜひ長野電鉄の維持管理の責任については、言ってもなかなかやってもらえなかったというお話もありましたが、きちんとした制度として文書などで年に何回とか、そういうことでやっていっていただかないと、声を出したとき、前は刈ってもらったときもあったということですのでね、だんだんなくなってきているようなので、きちんとそういう計画をつくって協議をしていただくべきじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(湯本隆英君) 総務部長。



◎総務部長(栗原満君) お答え申し上げます。

 この土地は地主が長野電鉄でございますので、私どもとすればこの地域のお盆に間に合うようにということで、申し入れていたのが実は遅くなってしまったということで申しわけなく思っておりますが、このキリの木の件についてはちょっと調べさせていただきたいと思います。

 今後とも、これは当然でありますが、周りの住宅ですとか果樹園とか、これは迷惑になることだと当然これはやめていただかなければいけない部分でございますので、こういうことのないように長野電鉄のほうには今後とも申し入れていきたいと思います。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) では、今後市民の皆さんや農家の皆さんが心配されるようなことがないように、しっかりとまた申し入れていっていただきたいと思います。

 それと、県道や市道の沿道の除草についてなんですけれども、これもなかなか今まで市の職員の方々が直接出られて刈っていただいている姿も見ましたり、やっていただいていることもよくわかるんですけれども、話もしました周りのお花などもボランティアの方々が真剣にやっていただいている中で、非常に維持管理をするべき市のところの道路、そして県道、国道などの伸びたままの草というのは非常に景観にもよくないし、中野市は景観基本条例をつくって、そういうことにも政策でやっているにもかかわらず、余りにもひどいじゃないかという声もいただきましてね、ぜひ道をつくるときに、先ほどもお答えにありましたけれども、前はミズキにサツキというのが定番だったようで、どこへ行ってもミズキの下にサツキがあって植樹される場所があって、そこの広さによっても草の取り方が地域で幾らでも協力できる場合と、2キロ以上にも及ぶ長い道路になると、さすがに地域でもできなくなる状況があるので、できるところまでは地域というのをはっきり決めて、そうでないところは今回も業者さんに委託してきれいにお盆後していただいたところもありましたけれども、そういうところの兼ね合いを、どちらの責任だかわからない、黙っていればだれかがやるだろうじゃなくて、そこら辺のきちんとした役割のあれをしっかり決めておいていただければ、地域の人も余りの膨大な広さだととてもできないけれども、ここまでということならできるんじゃないかと思うので、そのような話し合いを今までされたことがあったでしょうかね。もしなかったら、ぜひこれからやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(湯本隆英君) 建設水道部長。



◎建設水道部長(橋本章君) 道路沿線の除草、ごみ拾い等々につきましては、現在もそれぞれ区の皆さんとか個人の方、団体の皆さん、自主的にやっていただいているところも数多くございまして、大変ありがたく思っているところでございます。また、地域の皆さんにぜひ協力をいただきたいというようなお話は、それぞれ役員等々にお会いする機会をとらえてお願いをしてきているところでございます。

 今、野口議員おっしゃるように、そのことに関して話し合いということではございません。こちらから協力をしていただけませんかというお願いは常々させていただいておりますし、これからもしてまいりたいと思っております。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 中野市の基本条例をホームページで見ていただいた方があって、私にこういうふうに伝えていただいたんですが、基本条例では、市の責務と事業者の責務と、それから市民の責務というふうにきちんとなっているじゃないかと、事業者というのは木島線のことだったんですけれども、市民の責務ってこの環境基本条例にある、この市の責務、市民の責務、そして事業者の責務という、そこのところできちんと基本理念にのっとって基本条例があるということの重大さもしっかりしていただいて、今後余りボランティアの人たちが本当にお茶もないまま、お茶の一本も出ないのかと言われながら、非常にあちこちきれいにしていただいて花を植えていただいているのにこたえる意味でも、きちんとした市としての道路の維持管理をお願いしたいと思います。

 それでは次、保育所のほうに進みます。

 保育所のことは何度も同じ答弁をいただいて同じようにお話をしているんでございますが、210人という規模で、このごろ山ノ内も200人規模でつくられたというお話もありましたけれども、非常に実際に直接かかわっている人たちは、みんな、こんなに大きな保育園つくって子供にはよくないと思うけれども、なぜこう進んで行っちゃうのかという、こういう思いが山ノ内の方からも聞こえたり、中野市の現場の方からも、皆さん言うのに疲れちゃっているというんですよね。なぜかというと、保育所は半分嘱託になってしまって、正職が半分で、その半分の人たちが、私たちは正職だからと頑張るんだけれども、もうだんだんお年召してくるとお外で頑張るのも疲れてくる、そういう中でもやらなければいけない、そういうのが子供にとって何がいいかとわかってはいるけれども、もう市のほうに言うのも疲れちゃう。なかなか言っても、今回もそうですが伝わらないので、お金がないと言うんならしようがないんじゃないかと、私たちは一日子供がけがないように頑張って見るからという、そういう思いでいらっしゃる。

 このことそのものは統廃合というのは、もう財政的なことしかないと思うんですよね。それに加えて、大きくすれば大きくしたなりの広いところで遊べるというけれども、大きくなればなるほど職員の数が減らされ、園長の数が減らされしていくんですから、子供たち一人ひとりに行き届いた声かけというか、心が通った保育ということになると、私はとても大変なことなんだと実感しているんですよね。そういうことをわかるけれども、せざるを得ないというふうに思うのか、本当に、市長にお聞きしたいんですが、子ども部長にも聞きたいんですが、本当に財政的なことだけじゃなくて、子供にとってこの210人という規模がいいと思っているのか、もう一度しっかりとお聞きしたいんですけれども。



○議長(湯本隆英君) 市長。



◎市長(青木一君) 施設の整備に関しましては財政だけを考えて、そしてその施設整備の目的にかなったものをつくるという考え方ではなく、財政も考えて施設整備をするということになりますから、誤解のないようにお願いしたいと思います。



○議長(湯本隆英君) 子ども部長。



◎子ども部長(高野澄江君) 市長が申し上げたとおりでございます。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) そうですね。そういうふうにお答えせざるを得ないということは非常によくわかるんです。でもね、実際の現場へ市長も足を運んでいただいたでしょうかね、子供たちのね。210人という数が以前青木議員からもあったけれども、運動会など一つやるにしても、ゼロから5歳の子供たちが半日の間でやるわけですよね。その大変さ、子供たちにいろんな負担をかけているんですよね。小学生だって、今運動会の練習が始まればもうヒーヒーなんですよ。それがゼロ歳の子供たちも。でもお母さんたちも見にきてくれるから、みんなの子供たちを見せてあげたいわけですよね、いろんなところで。そうなった場合に、子供たちですからお昼を食べてまた午後なんていうことは不可能なんですよ。そうなった場合に、本当に苦労するのは現場の職員と子供たちなんですよ。見に行けばかわいいですよ。私たちも来賓で呼ばれますので、とても頑張っている姿見れば、そのときはすごいなと思うけれども、そこまでにするまでに保育士さんや子供たちがどんなふうに頑張ってくるかというのは、小さければ小さいほどゆったりできるんです、競争じゃなくて。そういうことも考えればね、ぜひどうしてもつくるなら西条に小さいのをつくってください。もう一つまちの中に1つつくってください。

 財政的もとおっしゃいますけれども、子供は中野市のそれこそ先ほどもあったけれども、未来を託す宝じゃないですか。そこにしっかりお金を使って後悔のないようにやっていただきたい。もう一度。

 それで、この策定委員会で研修に行かれてまた検討されるということですが、ちょっとお話聞くと大変悩んでいらっしゃる方もいるようです、現実に見に行って、今まで決めた家庭に入っていた方と入っていない方とあるでしょうけれども、そういう中でもしこの検討委員会の中でいろんな話が出てくると思うんです。構想作成の中で施設をどういうふうにしていくかという具体的なところで、そこに出てきた案もどこで聞いても、もう決まったんでしょう、決まったんだからもう何言っても決まったのよと、そういう言い方なんです。でも決まったとはいっても、まだ設計もできていないんですので、ここで方向転換しようと思えばできるまだ時期です、つくったわけじゃないんですからね。そういうものも含めてぜひ建設、ここで行かれた策定チームの皆さんの、本当にこのやり方で、この規模で保育園、210人を西条のグラウンドにつくっていいかということをもう一度確認していただくわけにはいかないでしょうか。



○議長(湯本隆英君) 子ども部長。



◎子ども部長(高野澄江君) 整備計画に基づいた計画でございますので、現在の計画の中で一番よりよい、子供たちにとってのよりよい保育所づくりを目指していくというのが基本構想策定チームにお願いするところでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(湯本隆英君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) では、最後にもう一言だけ。

 何としても私は小規模を、将来の子供たちのためには小さな保育園であるべきだということを強く申し上げておきます。そして、もしどうしても、どうしてもというときになれば、あの広いところに大きな木をすぐに植えてほしい。日陰の全くないところですのでね。でも、そうならないためにも今の現状の保育園を、ぜひ小さな保育園にしていただきたいということを強くお願いして、終わりといたします。

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○議長(湯本隆英君) 次に進みます。

 ここで昼食のため、午後1時まで休憩いたします。

 (休憩)(午後0時03分)

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 (再開)(午後1時00分)



○議長(湯本隆英君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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○議長(湯本隆英君) 順位10番 税務関係について、農業委員会行政について、2番 山岸國廣議員。

     (2番 山岸國廣君登壇)



◆2番(山岸國廣君) 2番 山岸國廣です。

 通告に基づき質問いたします。

 最初に、税務関係についてであります。

 市民税の還付についてお聞きします。税源移譲により多くの納税義務者は所得税が減少し、その減少相当分の個人住民税が増額となりました。しかし、退職などの理由により、平成18年の所得はあったが平成19年の所得がなくなった方などは、平成19年分の所得税が発生しないため、平成19年度において個人住民税の増額のみ生じてしまいます。この場合、必要要件を満たすことにより平成19年度分の個人住民税の還付をする措置が講じられました。7月末日までの申告期限でありましたが、還付件数及び1人当たり平均金額は幾らになったでしょうか、お尋ねします。

 次に、税関連事務の一元化について伺います。県の呼びかけにより、県と市町村による税関連事務一元化に向けた地方税共同化検討委員会が設置され、本年度から検討を始めていますが、一元化が可能な事務や対象税目の検討経過をお聞きします。また、現在までの市における収納率の推移と不納欠損額の推移、現在重点的に進めている収納率向上対策についてお伺いいたします。

 次に、固定資産税について伺います。今年度も7月初旬に各税務署管内の路線価が発表になりました。信濃中野税務署管内でも中野市中心部の長野電鉄信州中野駅前通りと銀座通りがともに4.4%下がりました。ただ、昨年の下がり幅はともに6%だったことから、そろそろ底値に近づいたのかと言われています。しかし、地価が下がっていることは間違いないのに、土地の税額が上がるのはなぜでしょうか。あるとすれば地域によるのでしょうか、お伺いをいたします。固定資産税収入未済額が増額になっていますが、その要因になっていなければいいのですが。今後の固定資産税の税収増の見通しはどうでしょうか。

 最後に、6月議会でも2人の議員から質問のありましたふるさと納税の現在までの実績件数と金額についてお伺いします。

 次に、農業委員会長にお尋ねします。今任期も残すところ7カ月弱となりました。2年5カ月の活動に敬意を表しながら、各種の行動を評価させていただく立場で質問いたします。

 我が国の農業・農村を取り巻く環境は、農業従事者の高齢化と担い手不足など構造的な課題に加え、輸入農産物の増加と長引く農産物価格の低迷や食の安全・安心確保など、多くの課題に直面しています。中野市においても直面している課題は同じですが、長年農業を市の基幹産業として市の重点施策の中で取り組んできたことにより、エノキダケ、巨峰ブドウ、シャクヤク等の生産額日本一を誇れるのも中野市、JA中野市農協はもちろんでありますが、中野市農業委員会の果たしてきた役割も大きなものがあったものと思うものです。そこでお尋ねします。農地法に関する必須事務である過去数年の権利移転、転用状況、また利用権設定の状況はどうでしょうか。

 任意事務の耕作放棄地活用については、会長みずから参画されている有限会社たかやしろファーム&ワイナリーの設立によるワインブドウの栽培、ワイン専用品種の植えつけ、自分でつくったブドウで世界水準のワインを味わってみたいというのが、ワイナリーの設立の一番の動機だと聞いています。また、国道192号線沿いの景観作物栽培、ことしは今が見ごろと白いソバの花が満開です。さらに今年度新たにキクイモ栽培に取り組んでおられます。では、生食のほか焼酎「歌酎者」と命名、カチューシャと読むと思いますが、歌酎者と命名、茎はバイオ燃料化を試みるとしております。まさに行動する農業委員会として高く評価されているところであります。

 毎年8月には農地パトロールが行われ、ことしは1筆ごとの耕作放棄地全体調査が行われると聞いています。私の地域で、担当農業委員と農地・水・環境保全向上対策の活動組織であります厚貝エコあぐりの里役員との合同調査が先日行われました。そこでお尋ねします。耕作放棄地の現状把握と解消計画に向けての取り組みについてお願いします。

 次に、農業者年金の加入推進についてであります。農業者の担い手不足、高齢化の厳しい環境の中で加入者が増加をしていることは、取り組みについて大変なご苦労があったのではないかと推察をいたしておりますが、会長としてどう評価されておいででしょうか。

 また、先般会長が代表をお務めの北信州農業道場推進協議会主催による、北信州農業道場が開校しました。長野県食と農業・農村振興計画の一環としての活動であり、大いに期待しているところであります。農場の目的とかかわりについてお尋ねします。

 次に、この10月より市の振興公社が農業分野の業務を取り込み、産業公社として生まれかわりますが、農業委員会としてどうかかわりを持つお考えでしょうか。

 最後に、今後の農業を展望するとき、農業委員会としての今後の課題をどのようにとらえておいでか、お尋ねし、質問といたします。



○議長(湯本隆英君) 市長。

     (市長 青木 一君登壇)



◎市長(青木一君) 山岸議員からいただきました税務関係1件について、私のほうからお答えを申し上げます。

 平成18年分の所得税が課税され、所得の減少等により平成19年分の所得税が課税されなかった方は、申告により、平成19年度分の個人住民税額から、税源移譲により増額となった住民税が還付されます。この還付件数と1人当たりの金額につきましては、本議会の補正予算案で審議をお願いしてございますが、7月3日現在1,574件で、1人当たり平均2万7,255円の還付を見込んでおります。県地方税共同化構想につきましては、長野県と県下全市町村で構成する(仮称)長野県地方税機構を設立し、県税及び市町村税の課税から徴収まで一元化して共同で行うという構想であります。

 収納対策につきましては、平成19年4月に設置いたしました中野市公金収納推進本部において、これまでの収納対策について検証を行うとともに、インターネット公売の積極的な活用やコンビニエンスストアでの収納など、収納率の向上を目的とした新たな収納対策に取り組んでいるところであります。また、不納欠損につきましては時効の中断を図りながら未収金の回収を進め、その額の縮減に努めているところであり、今後も積極的な収納対策に取り組んでまいりたいと考えております。

 固定資産税の土地の評価額減と税額の関連につきましては、地域によって評価額に対する固定資産税の負担に格差があるのは、税負担の公平の観点から問題があるとして、平成6年度から全国一律に地価公示価格の7割を目途とする評価替えが行われました。この評価替えにより税負担が急増しないようにするため、負担水準が高い土地は税負担を引き下げたり据え置いたりする一方、負担水準が低い土地についてはなだらかに税負担を引き上げており、これにより、地価の動向が直ちに土地の税額に連動することはありません。今後の固定資産税の見込みについては、土地価格の下落と家屋の評価替えにより毎年平均で1.2%の減収を見込んでおります。

 なお、平成26年度末に北陸新幹線は金沢までの開業が予定されておりますが、市内通過部分の固定資産税を他市の状況を参考に試算いたしますと、平成28年度から約1億3,000万円の増収を見込んでおります。ただし、地方交付税でこの増収分の4分の3程度の減収が見込まれます。

 ふるさと寄附金の実績でありますが、8月末現在17件231万4,563円でありまして、うち納税制度対象の寄附は12件180万5,000円であります。7月末までに入金となった寄附金206万5,000円については、本議会の補正予算案で審議をお願いしているとおり、ふるさと振興資金に積み立て、寄附者の意向に沿った形で活用してまいりたいと考えております。細部につきましては総務部長に答弁をさせます。

 以上であります。



○議長(湯本隆英君) 農業委員会長。

     (農業委員会長 武田俊道君登壇)



◎農業委員会長(武田俊道君) 農業委員会行政についてということで、6点ほど山岸議員さんよりご質問をいただきました。順次答弁をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 最初に、必須事務につきまして農地の権利移動、転用状況につきましては、平成19年度実績で農地法第3条は59件649アールであり、合併当時の平成17年度実績と比較して40%ほど減少しております。また第4条、第5条については、平成19年度実績でそれぞれ26件、152アール、第5条につきましては104件の381アールであり、ほぼ横ばい状況であります。

 利用権設定の状況につきましては、平成19年度実績で300件、5,627アールであり、平成17年度実績と比較して60%ほど増加しており、遊休荒廃農地の解消の一助になっていると考えております。

 耕作放棄地の現状と解消に向けての取り組みにつきましては、毎年9月から11月まで3カ月間を農地パトロール月間として、遊休荒廃農地の実態調査を行っており、平成17年度には全筆調査をし、平成18年度、19年度は補完的調査を行い、現在のところ414ヘクタールの遊休荒廃農地を確認しておるところでございます。

 なお、本年4月には国において耕作放棄地解消支援ガイドラインが策定され、全国すべての耕作放棄地を対象に現地調査を実施することとなり、本市においても農業委員を中心としてこれから現地調査を行い、年末には実態が把握できる見通しであります。

 また、19年度に農業委員が栽培した種芋の提供を受け、委員会として中野市の特産品となるよう、平成20年度に遊休農地を借り受けキクイモの栽培を行っており、提供を受けたキクイモを利用いたしまして、キクイモ焼酎が10月には製品化となる予定でございます。

 そして、農業者年金の加入推進につきましては、ご承知のとおり旧制度が平成13年度で破綻したことから、平成14年度に新農業者年金制度が発足いたしました。以来、農業委員が各地区において加入推進に取り組んできたところであり、平成18年度に県の加入推進重点地区に指定されまして、本年8月までに70人ほどの新規加入をいただき、現在新農業者年金制度の加入者数は159人となっております。今後も加入促進に努めてまいりたいと思っております。

 北信州農業道場の目的とかかわりにつきましては、本年度8月に意欲ある青年農業者を地域の中核担い手として養成することを目的として、北信6市町村、農業委員会、農業協同組合、農業経営者協会及び長野県で構成された北信州農業道場が設立されました。中野市の農業委員会の会長、私でございますけれども、北信州農業道場の推進協議会の会長を仰せつかりましたので、会の目的の達成のために努力していく所存でございます。

 産業公社とのかかわりにつきましては、地域農業の振興を図る目的で本年10月に(仮称)中野市農業公社が設立される予定ですが、農業委員会としては耕作放棄地や農業者の状況など、情報を提供し、公社とともに遊休農地の解消に努めるなど、中野市の農業の発展に寄与してまいりたいと思っております。

 今後の課題につきましては、農業委員一人ひとりが農業者の代表としての自覚と誇りを持ち、農地と担い手を守り生かす運動を実践することが必要で、認定農業者や担い手への農地利用集積、耕作放棄地の発生防止等に取り組んでまいることとしております。

 以上でございます。

     (発言する人あり)

 大変すみません。訂正をお願いいたします。

 (仮称)中野市産業公社と言うべきところを農業公社と言ってしまいました。大変申しわけなく思っております。訂正させていただきます。



○議長(湯本隆英君) 総務部長。

     (総務部長 栗原 満君登壇)



◎総務部長(栗原満君) 税務関係につきまして、市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 県と市町村の税関連事務の一元化に向けた検討経過については、平成20年4月に地方税共同化検討委員会が設置され、その補助機関として、共同化に関する課題等の基本的事項を調査検討し、検討委員会に付すべき重要事項等を事前に協議するための幹事会及び総務、課税、徴収、電算システムの各部会等が同時に設置されました。

 なお、共同化の実施時期については未定でありますが、5月から検討委員会、幹事会がそれぞれ開催され、共同化に向けた各自治体の意見、要望を確認し、各部会において一元化のための案を、平成21年5月を目途に策定できるよう、本年6月から共同化の方法、内容について調査検討を行っております。

 次に、収納率の推移については、平成15年度は旧中野市が90.0%、旧豊田村が95.7%、平成16年度は合併により出納整理期間がなかったことから、旧中野市が88.3%、旧豊田村が92.8%でありました。平成17年度は平成16年度の出納整理期間がなかったことによる未収金も含め新中野市で90.2%であり、平成18年度は90.4%、平成19年度は91.0%であります。

 不納欠損額の推移については、平成15年度は旧中野市が2,673万6,103円、旧豊田村が0円で、平成16年度は旧中野市が4,538万6,206円、旧豊田村が268万7,952円であります。新市となった平成17年度は4,237万1,051円、平成18年度は3,509万5,741円、平成19年度は2,703万1,286円であります。

 土地の評価額と税額の関連については、中野市の中心市街地では評価額に課税標準額が達していることから、評価額の低下に伴い課税標準額が下がっておりますが、市街地の周辺部分については評価額が下がっても課税標準額が上昇しております。また、それ以外の地域でも評価額の変動が穏やかなため、課税標準額が横ばい、またはわずかな増額となっております。

 以上でございます。



○議長(湯本隆英君) 2番 山岸國廣議員。



◆2番(山岸國廣君) それでは、再質問をお願いいたしますが、最初に市民税の減額の関係でありますが、件数も多くて、改めて多くの退職者がおられたのかなというふうに再認識をしたところでありますが、これで、既にもう周知の漏れ等については、このほかに該当することは退職だけが要因ではないわけでありますが、ほかの所得が営業不振等で減になったとか、ほかの要因もあるわけでありますが、そんなことも含めて周知についてはすべてこれで漏れはなく把握ができたと、こういうふうに認識をしていいのかどうか、お願いします。



○議長(湯本隆英君) 総務部長。



◎総務部長(栗原満君) おっしゃるように、この対象となる方ですが、退職された方、または出産ですとか病気で長期に休職された方、それから自営等で営業不振、こういう方も大幅に所得が減ったということになれば対象となるということでございますが、今申告の状況でございますが、私どもから通知申し上げた方の78%に相当する方から、この申告が来ております。私ども鋭意、それぞれ申し上げたり、またはほかの事情で、何ていうんですかね、私どもが把握し切れない部分等もございますので、それについては広報等で周知をしたところでございます。

 以上でございます。



○議長(湯本隆英君) 2番 山岸國廣議員。



◆2番(山岸國廣君) 今把握ができたのは78%ということでありますから、今回ここで補正予算対応もされておるわけでありますが、残る22%の方たちも当然周知をされているわけですから、申告がなかったということについての個々の名簿等も把握ができているんではないかなと、こんなふうに思うんですが、その辺の今後の対応をどうお考えになっているのか、お願いをします。

 それからもう1点は、税関連の組織でありますけれども、徴収率の関係で経過もお聞きをいたしましたが、この税関連事務の一元化で徴収率の向上についても当然期待をされていると思うんですが、その辺の見込み等、中野市としての参画をする中での検討情報がありましたらお聞かせいただきたいと思います。



○議長(湯本隆英君) 総務部長。



◎総務部長(栗原満君) まず還付の関係でございますが、9月1日時点ということでの基準でございまして、現在お住まいの市区町村へということでございます。7月1日から7月31日までということになっておりますが、この申告期限が過ぎた場合はどうかということを指しておられるんだとは思うんですが、私ども、やむを得ない事由がそこに認められた場合については、これについてお話をお聞きさせていただいた中で対応をさせていただきたいと、こんなふうに思っております。

 それから、その次の地方税の共同化の関係でございますが、これにつきましては長野県が今音頭をとって81市町村がそこに加わって調査研究をしている最中でありますが、ここには共同化によって目指すものとして3つあるわけでございますが、1つ目は納税者、県民の皆さん、市民の皆さんがその利便性の向上ということで、ワンストップ行政、1カ所で県民税、市民税が対応できるというワンストップサービスの実現をしていくということ、2つ目はコストの削減という税務行政の効率化という部分でございます。それから3つ目は公平性と税収の確保ということでございまして、共同化することによって職員の専門性がより専門になる。相談をされたときもきちっと受け答えができるということでございます。

 ただ、今この中でいつまでにというそれも含め、それから税目もどこまで広げることができるのか、それからその課税徴収、それから電算と、特にこの電算の場合、それぞれ市町村ごとにシステムも違っている部分もございますので、今ここら辺についてもそれぞれの部会の中で検討を重ねているところでございます。

 以上でございます。



○議長(湯本隆英君) 2番 山岸國廣議員。



◆2番(山岸國廣君) 税関連の事務一元化につきましては、私もメリット、デメリットそれぞれあるかとは思うんですが、そういう中で折りしもの現状も税の徴収の状況については厳しい部分がございますので、一つ大きな打開策になるんではないかと、そんなことで期待をしているところであります。

 それから、市の固定資産税の関係でありますが、いわゆる地価が下がっているにもかかわらず調整の中で固定資産税が上がるという地域については、具体的に中野市の場合はおおむねこんな地域が該当になるというようなことが言えるのかどうか、お願いします。



○議長(湯本隆英君) 総務部長。



◎総務部長(栗原満君) 地価が下がっているのに固定資産税が上がっている地域が特定できるのかという、こんなご質問でございますが、実は一般論で申し上げますと、急激に土地価格が上昇した場所であります。多くは市街地の周辺、実は上がったのは市街地及び市街地周辺でございます。今度土地価格の下落ということから申し上げますと、実は中心市街地が大きく落ち込んでおりますが、周辺部についてはそれほど落ちていないのが実情でございます。ほぼそのあたりに実際には本来地価公示価格の7割をもって評価額とすると、こういうふうに地方税法で定めてあります。したがいまして、地価がどんどん上がっていくときの実はその公示価格の7割を本来すればいいわけですが、それでは納税される方は急激に税額が上がってしまうということで、激変緩和と申しますか、その措置をとって5%の上昇にとどめてきたわけですけれども、それが今度急激に落ちてきたと、その場合、実は公示価格のいわゆる実勢価格の7割を評価額としておりますので、実は落ち幅が約半分になったというようなところについては、課税標準額が評価額に達する状況になりますので、価格の下落と同時に固定資産税額が落ちてまいります。ところが周辺部につきましては、落ちたといってもそれほど実は上がったときは同じく上がっているんですが、下落幅が大変小さい、比較的小さいものですから、実は課税標準額、要するに実勢価格の7割までまだ課税するその標準額が達しておりませんので、まだその部分が上がってきている現象が出ているところでございます。



○議長(湯本隆英君) 2番 山岸國廣議員。



◆2番(山岸國廣君) ありがとうございました。

 税関係で、最後にふるさと納税の関係でございますが、今回補正対応もされているわけでありますが、現在該当するものは12件と、こういう話でございますが、県下の中でも実績が多いほうではないかなと、こんなふうにも思っているわけでありますが、いわゆる納税額をいただいた方で今回は中野ふるさと振興基金に基金積み立てをすると、こういうことでありますが、特に使途について市のこういう部分でぜひ使ってほしいというような納税者の皆さん方、おいでにならなかったでしょうか。



○議長(湯本隆英君) 総務部長。



◎総務部長(栗原満君) ふるさと寄附金の関係でございますが、本市の場合、メニューを4つに分けておりますが、1つが緑豊かなふるさと、2つ目が文化が薫るということで、3つ目が元気なまち、この3つ以外のものについては市長が選定する施策にということでございまして、実はいただいたうちでございますが、緑豊かなふるさとということで環境保全、または都市基盤整備にというのが3件でございました。それから教育文化振興にというのが1件でございます。それから福祉、市民交流、スポーツ振興等には3件、それから市長が選定する施策に使っていただきたいというのが10件という割合でございます。



○議長(湯本隆英君) 2番 山岸國廣議員。



◆2番(山岸國廣君) ありがとうございました。

 では次に、農業委員会関係でお願いをしたいと思うんですが、大変すばらしい活動をされておりまして、まず最初に、毎年市長のほうへ建議を上げていると思うんですが、今年度はまだされていないようでありますが、検討状況をお尋ねしたいと思いますが、その中で、今年度はこんな部分が扱いになりそうだというようなものがございましたらお願いしたいと思います。



○議長(湯本隆英君) 農業委員会長。



◎農業委員会長(武田俊道君) 過去、農業委員会から建議ということで、それぞれ市長さんのほうに申し上げているわけなんですが、過去においては10月などに行ったんですが、先般は9月中には行ってこれからやるところでございますけれども、ことしの建議についてはまだ検討中でございまして、ここでのご答弁は避けさせていただきたいかと、こんなふうに思います。よろしくお願いします。



○議長(湯本隆英君) 2番 山岸國廣議員。



◆2番(山岸國廣君) わかりました。

 先ほども答弁の中で、キクイモの今年度は栽培をされて、既に今年度10月中には製品化されるというようなお話でありますが、それらは大変すばらしい取り組みだなと、こんなふうに思っているわけでありますが、今回ここで産業公社も設立になるというような中で、この取り組みが産業公社設立等とあわせた中での市と公社と連携をしていくことの中では大変すばらしいものがあるんじゃないかなと、こんなふうに思っているわけでありますが、会長さん自身のお考えをお願いしたいと思います。



○議長(湯本隆英君) 農業委員会長。



◎農業委員会長(武田俊道君) この遊休荒廃農地につきましては、過去私ども農業委員会の取り組みとして、景観作物、お花とかヒマワリとかそういったものから始まりまして、ソバも取り組んでまいりました。それが一つずつ、それぞれの市民の皆さん方にご理解を得て、現在では各地にそのお花畑やらおソバの畑やら、そういったものが点在するようになってまいりました。また、そうした中で一つでもその当該地から畑として生産が上がるようにということで、今回は先ほども申しましたけれども、議員の中でキクイモということを申し上げられました。ぜひともこれが中野市の特産品になればということで、非常に容易につくれるということで頑張ってまいりました。この地の一つでも産業になればということで努力をしておるところでございます。

 そして、荒廃地につきましては、もちろんこれから10月にスタートいたします産業公社を通じて私どもの持っている情報を提供しながら、一つでも遊休荒廃農地が解消できればいいなと、こんなふうに考えておるところでございます。ひとつこれからもよろしくご指導お願い申し上げます。

 以上です。



○議長(湯本隆英君) 2番 山岸國廣議員。



◆2番(山岸國廣君) 最後に、実は先般静岡県の下田市の元市長さんなんですが、平成10年に1回中野市のほうへ訪れまして、一本木公園、バラ公園等視察をされた経過がございまして、つい先日もこちらへお見えになる機会がございまして、市長さんやら、現市長さんにも当時案内をしていただいたんですが、ちょっと時間の都合で表敬訪問する時間がなくて残念だったんですが、その下田の元市長が中野市の景観、風景をごらんになった中で、大変調和のとれた施設園芸があり、豊かな果樹、いろいろなリンゴありブドウあり桃ありの果樹栽培が行われている、そういう風景を見る中で、中野市が大変豊かな市に見えるというふうにおっしゃいました。そしてまた、農業に対して非常に元気がある、そんな感じを受けとめてお帰りになられました。今回の一般質問の中で、経済対策いろいろほかの議員からも出ているわけでありますが、内情はなかなか厳しいというのはもちろんあるんですが、外から見ると中野市は、ああ、こんなふうにも見えるんだなというふうに思いまして、大変私もうれしく思ったところであります。

 農業委員会長さんが今任期、来年3月に任期切れになるわけなんですが、来期に向けての決意でも結構でございますし、現在中野市の農業に対して農業委員会の立場での改めて課題なり決意を最後にお聞きして、私の質問を終わらせていただきたいと思いますが、よろしいですか。



○議長(湯本隆英君) 農業委員会長。



◎農業委員会長(武田俊道君) 大変激励をちょうだいして感謝を申し上げておるところでございますけれども、やはり議員さんがおっしゃられたとおり、現場は大変苦慮しているのが実情かと思います。そんな中でも農業委員として、農家の目線に合わせた中で一つでも支えになれば、この仕事をやってよかったなと、こんなふうに思えるし、またこういった気持ちが末永く続いていくことを希望しております。

 以上でございます。

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○議長(湯本隆英君) 次に進みます。

 ここで10分間休憩いたします。

 (休憩)(午後1時45分)

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 (再開)(午後1時55分)



○議長(湯本隆英君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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○議長(湯本隆英君) 順位11番 山田家の今後の活用について、3番 竹内知雄議員。



◆3番(竹内知雄君) 3番 竹内知雄でございます。

 本議会最後の一般質問でございます。いましばらくご拝聴をいただきたいと思います。

 通告をいたしました中野市東江部、豪農の館の愛称で呼ばれ、あちこちで話題になっております山田家の本市における今後の活用について幾つかお尋ねをいたします。

 私がお話をするまでもなく、市理事者を初め職員、そして私たち議員がご承知のとおり、山田顕五さんは本年7月4日、92歳でお亡くなりになられ、10日にしめやかにご葬儀がとり行われ、それこそ多くの方々がご弔問されました。山田家の第14代当主であり、経済人、学識者、そして文化人であられ、中野市はもとよりこの近辺地域では偉大なる権威者と言っても過言ではなく、みんなが認める方でありました。改めて心より冥福をお祈り申し上げます。

 さて、生前山田さんが平成9年1月中野市役所を訪れ、山田さん所有の広い屋敷を初め、土蔵群、さらに400年以上続く長い歴史と、これに伴う3万点以上の典籍類、また数え切れないほどの美術工芸品、そしてつい最近まで使っておられた調度品に至るまで、中野市に寄贈したいとの申し出がありました。市では即、どのようにするか各分野の専門家に調査依頼されました。その後、古文書については専門機関により10年間にわたり調査を進められ、平成17年に東江部山田庄左衛門家文書目録1件、18年に1件、19年度に1件、3件が完成されました。そしてその間、平成15年に遺贈という寄贈契約を結ばれ、土地3,970.1平米、建物20棟、典籍類218種類、書画類117点、調度品90点、家具類51点、仏像類2体、楽器類2点等々をいただく約束をいたしました。

 このため、歴史的遺産である山田家活用検討委員会を立ち上げ、今後どのように活用するか、またどのように運営するか、多方面にわたり協議され、基本方針が先月18日に答申されました。そこで、どのような内容か主だったことをお聞かせいただきたいと思います。

 同じ日に、山田家の勉強報告会が開催され、私も出席させていただきました。国文学研究資料館アーカイブス教授であられます高橋委員長を初め、筑波大学の守屋先生、国文学研究資料館の青木先生ほか2人の先生方が約1時間にわたり調査内容を語られ、典籍類の一応の調査が終えたことと、まだ手つかずと言っていいのか未調査の美術工芸品や絵画、典籍類のそれぞれの中には、全国的に見ても、他に例を見ないような名品が多くあると語られ、江戸時代から中野の地は文化レベルの高い地であり、それを裏づけるように、山田家には貴重な文化財といえる数々の物品が集められたと発表され、私には思った以上のもので、すべてが貴重であると聞き。驚いているところであります。そして、先ほど申し上げましたように、あのような立派な先生方が一堂に会してお話をなされる機会等は、恐らく今後ないでしょうと思われます。

 報告会の後、高橋委員長が中山晋平、高野辰之記念館、そして土人形資料館を視察されました。これまたいずれもすばらしいとのこと、そして江戸時代の山田家の文化がこの2人にも連綿と受け継がれていると思ったし、事実だと思う、そして山田家は長い歴史を着実に生き、積み重ねてこられた。しかも、ただ、今を見詰めてきただけでなく、経済、文化を通じ、それこそ広い視野で見詰められてこられた。これらをいろいろな面に活用するまでには時間もかかるが、その効果は実に大きいと思う。そこでどう保存するか、どのような形で公開するか、お聞きします。

 典籍類、書画類、美術工芸品など、どれ一つとっても一口で語り切れるものではないが、美術工芸品の中には一例として渡辺崋山の作品もあるようです。いずれも名品であり、なぜこんな山田家にあるのか、ロマンを秘めているという。経済を通じてコレクションだったのかどうか、また茶器などを例にとると、清水六兵衛の作品がまとまってあるそうだ。これは明治中期から大正時代にかけてコレクションしたもので、収集した人のコレクションのレベルが見えてくる。

 これらを見ても、横浜の一流の食文化がこの地に伝わってきている。また町田曲江、児玉果亭の作品、また冨田渓仙の茶の湯のコレクションも見ることができる。これらは質が高く、茶の湯の世界ではそれはすごいものだと聞いている。松斉のハイレベルな漢字、儒教の流れは脈々と受け継がれ、コレクションをし、これを今に残してくれた。中野市にとっては大変なものをいただいたことがわかる。

 議会の初日、市長の冒頭のあいさつに、答申されたことに対し市と教育委員会が具体策をまとめるとのこと、翌9月3日の新聞紙上にも書かれておりました。基本構想にはいろいろあろうかと思いますが、どのように取り組みをお考えですか、お尋ねをいたします。

 山田家からは、いただいた敷地、建物、古文書、典籍類、書画を初めとする美術工芸品など、歴史的遺産を大切に保存活用し、山田家の資料だけでなく、これを機に全市的にさらに市域を超えた視野に立ち、地域の資料として市民に文化の振興、そして後世に幅広く伝え公開し、さらに観光に結びつけ、中野市の活性化の一役になることを祈りたいものです。



○議長(湯本隆英君) 市長。

     (市長 青木 一君登壇)



◎市長(青木一君) お答えをいたします。

 山田家の今後の活用について、山田家の土地、家屋、典籍等につきましては、平成15年8月に山田顕五様ご夫妻と中野市の間で贈与契約を締結しておりましたが、既にご承知のとおり、去る7月4日にはまことに残念ではありますが、山田顕五様がご逝去されました。市ではこの贈与契約に基づきまして、去る8月29日に山田家から土地、家屋、典籍等の寄贈を受けたところであります。

 山田家から寄贈された古文書、美術工芸品等歴史資料は、中野市のみならず全国的にも極めて貴重な文化財であると承知をしております。このため、長く後世に伝えていくとともに、地域住民の共有歴史遺産として市民はもとより、広く一般の人々が参加して利用できる施設としての活用をしてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(湯本隆英君) 教育長。

     (教育長 本山綱規君登壇)



◎教育長(本山綱規君) 山田邸の今後の活用について、竹内知雄議員にお答えいたします。

 山田家の土地、家屋、典籍等の寄贈につきましては、平成9年1月に市へ寄贈したい旨、山田家から口頭でお申し出があり、それを機に、伝統ある建造物等の寄附に関する検討委員会を設置し、寄贈について検討をしていただき、山田家の土地、家屋等を大切な歴史的遺産として保存活用していくことがよいとの結論が出されました。

 平成10年からは、国文学研究資料館アーカイブス系による古文書、美術工芸品等の調査が実施されてまいりました。まだ調査は終了しておりませんが、その内容は、中野市の歴史や文化、ひいては長野県の近世・近代の歴史や文化を知るために大変貴重であることが明らかになってきております。

 なお、国文学研究資料館に所蔵されている文書につきましては、昭和32年に山田家から当時の文部省資料館に譲渡された古文書であり、約1万5,000点が所蔵されており、既にその目録が刊行されております。

 山田家につきましては、平成18年に学識者から成る山田家活用検討委員会を設置し、今年度まで延べ7回の委員会を開催し検討を行ってまいりましたが、8月18日に山田家活用基本構想の報告を受けたところであり、この基本構想に基づき検討し、具体化してまいりたいと考えております。とりわけ山田邸は資料の収集、保存、整理、調査研究機能や情報提供機能、学習交流機能、観光とレクリエーション機能をあわせ持つ、地域住民に有用な施設として活用ができるようにしてまいりたいと考えており、維持管理につきましては、土地、建物、庭木など寄贈前と同様な管理をしてまいりたいと考えております。また、今議会に維持管理経費の補正予算をお願いしているところであります。

 以上であります。



○議長(湯本隆英君) 3番 竹内知雄議員。



◆3番(竹内知雄君) ありがとうございました。継続で質問させていただきます。

 ただいま昭和32年に1万5,000点ほどの資料を国に上げたということでございますけれども、これは計画外のものですか。



○議長(湯本隆英君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) 譲渡したものですから、それは入っておりません。ただ発行された目録等はこちらに来ておりますので、向こうへ伺えば、その資料、文書は見ることはできます。

 以上です。



○議長(湯本隆英君) 3番 竹内知雄議員。



◆3番(竹内知雄君) 今ちょっと聞き取れなかったんですけれども、あげたということなんですね。

 それから、その次なんですけれども、山田家にある資料と国の資料館にある資料と、別々にあるわけですか。それを山田家のルーツといいますか、そういうものをたどるには支障があると思うんですけれども、いつも見られるわけですか、向こうへ行って。それをお答えいただきたいと思います。



○議長(湯本隆英君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) 市のほうへ来る前の段階で譲渡されたということで、逆に言いますと、あそこで1万5,000点のアーカイブス系の資料館で研究してくる中で大変おもしろいというか、非常に学問的価値のある、研究の価値のあるというものが見直されてきたというところがまずあろうかというふうに、今まで高橋先生のお話なんか聞いていて思います。それ以外のものも1万何千点です、細かくはちょっとわかりません、覚えていませんけれども、こちらにある。それはやはり突き比べてみることはこれからさらに大きな意味、特に山田家一つの問題ではなくて、ちょっと脱線しますけれども、例えば生糸産業というのは中野市で一番最初に起きていますよね。そのきっかけがどういうふうになっているか、横浜とつながったり、そういう部分を考えていく上で見ると、長野県の生糸の歴史をたどるという観点に立っても、一つの大変な資料がそろっている。

 それから、先ほどいろんな美術品とかそういうことがあります。でもそれは逆に言うと、それ自身が趣味として集められたという、趣味というか、もちろん欲しいから集めたんでしょうけれども、その裏づけとして文書が物すごく重要な役割をしているんですね、古文書が。ですから、単に嗜好的に見るというものよりも、その一つ一つのものが歴史的に裏づけられた一つの大きな意味を持っているという、そういうもので、極端なことを言いますと、先生の言葉をかりれば、長野県はもとより、東日本でこれだけのまとまったものはないよという話を聞きますし、アーカイブス系で山田家のことについて、ちょっと題は忘れましたけれども、1冊本を発行します、来年山田家のことで十何人の学者さんが集まって出ますけれども、そこには経済といかに山田家がかかわってきたかということが議論されることで、中野の文化、しかもただ山田家一つでなくて、それを広げていくと中野の土地の町の中でどんなふうにいろんなことが行われてきたかということもうかがえて、本当に中野という町を江戸時代からの姿をしっかり理解でき、そしていろんな意味で誇れるものだというふうに考えております。

 以上です。



○議長(湯本隆英君) 3番 竹内知雄議員。



◆3番(竹内知雄君) わかりました。

 それじゃ、維持管理につきましてですけれども、庭園を見ると本当に立派な庭もございます。庭につきましては生きているものでございますので、毎日、毎月、毎年と維持管理は必要だと思います。それに建物もそうでございます。雨風に当たるとやっぱり老朽化してきます。これは莫大だと思いますけれども、この辺のお考えはどんなふうに、毎年毎年維持管理費というものを設けながら送るという話ですか。



○議長(湯本隆英君) 教育次長。



◎教育次長(小林次郎君) 補正予算のときに青木議員にお答えしたとおり、今回は補正のほうで約140万ぐらいのいわゆる下半期に相当する維持管理費をお願いしたわけですけれども、これは年間大体議員おっしゃられたようにベース的な維持管理費は大体400万程度かかるのかなというふうに考えております。その内訳は主に庭園の管理費あるいはまたその他警備費等でございます。

 あと、私ども一番今心配しておるのは建物関係でして、その辺の維持も、それとは別によく見てこれからまたお願いしていかなくてはいけないのかなというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(湯本隆英君) 3番 竹内知雄議員。



◆3番(竹内知雄君) 建物を見させていただくと、外からちょっと拝見しただけですけれども、すごく屋根の関係とか壁もちょっと落ちかけているし、また腰壁の補修もしなければいけないしいろいろありますけれども、中野市はこれから23年度に向かいまして経済情勢の悪い中、いろんなことがぶら下がっているわけでございます。そういうものをいろいろ吟味しながら、うまくずっていくというか、せっかくいただいたものがまたいいものになればなと、こんなふうに思うわけでございます。

 続きまして、よくちまたといいますか、資料館の建設なんていう話が飛んだ話があるんですけれども、雑談的にはよく出ますが、当然今ある施設を一部生かしながら資料館をつくるんじゃないか、こんな考えを持っている人がいなさるんですけれども、幾らいろんな中で間に合うっていったって、幾らジャンル別に並べたり整理整頓やっても間に合わないわけで、将来はあの敷地内でも建てられるのか、その辺をお聞きしたいんですけれども。



○議長(湯本隆英君) 教育次長。



◎教育次長(小林次郎君) 市民の方から若干そのようなことも、本当に若干ですけれども、また資料館新しくというようなお話も耳にしたこともありますけれども、現在のところはそういったものは全くまだ今の段階では構想しておりません。先ほど議員おっしゃったような筑波大の守屋教授あるいはアーカイブス研究系の高橋教授等からは、別な観点で、そういった資料も例えば群馬でありますとか新潟でありますとか京都でありますとか、そうしたところでの展示等も、今お金のない時代ですから、全国的にそういった展示、あるいはそういった周知の方法、ほかにも工夫してみたらどうかという、これは答申にはございませんが、そんなようなご提言もいただいておりますので、今の議員ご提案のことを含めまして、今後研究してまいりたいかなというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(湯本隆英君) 3番 竹内知雄議員。



◆3番(竹内知雄君) いずれにしましても、あれだけ多くあるものだから、なかなかちょっとやそっとじゃおさまらないわけでございまして、いずれにしましても、空調関係は上手にやらないと本当に傷んでしまうんで、ああいうことも考えて、それで収蔵庫が必要か、それともあの中の一部を改造して傷みが早くなるものを収蔵庫に入れるか何かしないと困るんじゃないかなと、こんなふうに思いますけれども、そのお考えは。



○議長(湯本隆英君) 教育次長。



◎教育次長(小林次郎君) 実は私も同様なちょっと心配がありましたので、8月18日に筑波大の教授あるいは古文書等の保存科学の日本でも第一人者と言われております、この間お見えになりましたけれども青木准教授、その方に若干ちょっとお伺いしました。後世に残すものを別なところで集中的に保管したほうがよろしいですかねと聞いたんですが、実はその逆でございまして、これだけ程度がよくて完全な状態で保存されていたという現況を見れば、現在の山田邸の中での保存を継続して考えられたほうがよろしいんじゃないですかということでございます。ということは、逆に今議員ご心配なように、建物自体も若干整備しなければいけない、通常の維持管理にプラス、そんなこともございますので、現状の保存ということをベースにして、現状あの資料の保存等をベースにして建物の修復が必要なところは修復する、あるいはセキュリティの問題、それ等でちょっと当面考えていきたいかなというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(湯本隆英君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) 今、山田邸、市で引き受けてのことなんですけれども、ちょっとつけ足しになります。山田邸を引き渡すについて草だけはきれいに取って、そして渡してくださいということで、山田家で今草をみんな頼んで取っていただいているんです。それが山田家の思いだということをお伝えしながら、私たちもできる限りそれに沿うように精いっぱいやってまいりたいと思いますので、また何かとよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(湯本隆英君) 3番 竹内知雄議員。



◆3番(竹内知雄君) 今後についてでございますけれども、活用についてという話が、まだそこまで行きませんが、その辺についてどんなふうに。あの建物の中でいつごろから見られるようになるんですか。



○議長(湯本隆英君) 教育次長。



◎教育次長(小林次郎君) 8月18日の提言の中には、いわゆる議員おっしゃるように活用についての運営委員会のような組織化をされたところでコーティングされていますが、じゃ、それをどのような形に持っていくかという、その前段のちょっと内部的な検討を今したいなというふうに考えております。それでまた、私16日に総務文教委員会の方に現場を見てもらおうということで予定していますけれども、まだ一般公開ということは当面まだ私ども予定しておりません。というのは、まだ現状の管理と一般の方々を受け入れる対策、またセキュリティーの話が中心になりますけれども、そういったことを全部まとめまして、それでその後、またその次の段階へ進ませていただきたいかなというふうに考えております。いずれにしても、今年度中は無理かなと考えておりますけれども。



○議長(湯本隆英君) 3番 竹内知雄議員。



◆3番(竹内知雄君) それじゃ、ともかく見られるようになれば、あれだけのものがありますので、やはりちゃんとした説明員、要するに学芸員といいますかね、何とか常駐をさせていただいて、せっかく行った人がちんぷんかんぷんで帰ってきたんじゃ、この次リピーターが行かなくなっちゃうんで、そんなふうにお願いしたいと思います。

 その次はもう一つ、観光面でございますけれども、何とか観光につなげたらなと、こんなふうに思うわけでございます。中野市の西部に観光地が1つふえましたと、こんなような形でお願いできればなというふうに思っているわけでございます。そのお考えはどうですか。



○議長(湯本隆英君) 教育次長。



◎教育次長(小林次郎君) 山田家の持つ役割と、あと行政の責務といたしましては、今ある文化遺産を後世に伝えていくという責務と同時に、今いる人たちに対するそういったことを知っていただく機会を提供するという側面も当然持っておりますので、また提言の中にある観光とレクリエーション機能もということもつけ加えたらどうかということの提言を受けていますので、そういったこともあわせて検討をしてまいりたいなというふうに思っております。

 それで、先ほど議員おっしゃったように、高橋教授が晋平記念館でありますとか高野辰之記念館等に行かれた折に、そういった点と点を結んで、もう面的なものに形成していったらどうかという、山田家を含めてそんなこともちょっと私ども伺っておりますので、これはまた青木市長もことしの4月ごろに、そういったいわゆる全体的なトータル的なプランをつくりなさいというような指示もいただいております。そんなこともあわせましてこれからつくっていきたいかなと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(湯本隆英君) 3番 竹内知雄議員。



◆3番(竹内知雄君) いかに中野市へ誘客するか、そして豪農の館にリピーターたちが足を運んでくれるかだと思います。ここしかないというものがあるわけでございますので、平成26年に飯山新幹線駅ができるわけでございます。中野駅、豊田インターも観光地の玄関口として何とかうまく誘客をして、高野辰之さん、それから中山晋平さん、そして山田家、うまい観光ルートに乗せた中で中野市の観光地全体をうまく見直して