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長野県 中野市

平成18年  6月 定例会(第3回) 06月13日−03号




平成18年  6月 定例会(第3回) − 06月13日−03号







平成18年  6月 定例会(第3回)



          平成18年6月13日(火) 午前10時開議

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◯議事日程(第3号)

 1 市政一般質問

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◯本日の会議に付した事件………議事日程に同じ

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◯出席議員次のとおり(22名)

      1番  沢田一男君

      2番  山岸國廣君

      3番  竹内知雄君

      4番  佐藤恒夫君

      5番  深尾智計君

      6番  丸山栄一君

      7番  湯本隆英君

      8番  中島 毅君

      9番  林 紘一君

     10番  金子芳郎君

     11番  小泉俊一君

     12番  野口美鈴君

     13番  竹内卯太郎君

     14番  町田博文君

     15番  西澤忠和君

     16番  武田貞夫君

     17番  武田典一君

     18番  清水照子君

     19番  高木尚史君

     20番  岩本博次君

     21番  青木豊一君

     22番  荻原 勉君

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◯職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名次のとおり

  議会事務局長  山田 清

  〃 次長    小林悟志

  書記      竹前辰彦

  〃       中山 猛

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◯説明のため議場に出席した者の職氏名次のとおり

  市長                青木 一君

  助役                小林貫男君

  収入役               西川詔男君

  教育委員長             清水 正君

  教育長               本山綱規君

  総務部長              小林照里君

  健康福祉部長兼福祉事務所長     上野豊吉君

  こども部長             高野澄江君

  市民環境部長            小林次郎君

  経済部長              柴草高雄君

  建設水道部長            栗原 満君

  消防部長              町田 榮君

  教育次長              豊田博文君

  豊田支所長             藤田忠良君

  庶務課長              横田清一君

  財政課長              青木 正君

  環境課長              伊藤聡志君

  学校教育課長            高木幹男君

  庶務課長補佐            竹内幸夫君

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(開議)(午前10時00分)

(開議に先立ち議会事務局長山田清君本日の出席議員数及び説明のため議場に出席した者の職氏名を報告する。)



○議長(武田典一君) ただいま報告のとおり出席議員数が定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付いたしてあります議事日程第3号のとおりでありますから、ご了承願います。

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△1 市政一般質問



○議長(武田典一君) 日程1 これより昨日に引き続き市政一般質問を行います。

 順位3番 教育基本法「改正」について、高校改革プランの「実施計画」について、登下校の子ども達の安全対策について、ゴミ袋値上げ「案」について、農業用使用済みプラスチック処理費用の助成について、カイガラムシの落葉被害について、12番 野口美鈴議員。

     (12番 野口美鈴君登壇)



◆12番(野口美鈴君) 12番 野口美鈴でございます。

 通告いたしました6点について質問いたします。

 初めに、教育基本法「改正」についてであります。

 改正とは正しく改めると書きますが、とてもそのような内容ではないと思いますので、括弧づけにしてあります。

 今、戦後60年近く日本の教育の根本を定めてきた教育基本法が変えられようとしています。大変なことです。競争教育をなくして、子供たちが生き生き学びながら世界一の学力を誇示し続けているフィンランドの教育の手本になったと言われる、日本の教育基本法です。何よりも教育の目標の一人ひとりの子供たちの人格の完成を目指す子供たちのための教育から、国策に従うお国のための人間をつくる教育に全面的に改悪されようとしています。大変恐ろしいことだと思います。そして日本の子供たち、そして日本の将来にとって大変な大きな問題であり、各界各層の多くの方々からの慎重審議や廃案を求める発言が多くなされております。私たちが今しなければならないことは、日本も中野市も私たちも、この手本とされたフィンランドの教育を学び、手本とされた本来の現行の教育基本法にのっとった教育に戻すことだと思います。

 教育基本法は、教育の本質とは何か、それを支える行政と関係はどうあるべきかを定めた法律であり、教育関係の法律のすべてはこの教育基本法をもとにしてつくられていると言えます。お国のためにと子供たちを戦争に駆り立てたあの戦前の教育を否定し、子供一人ひとりを大事にする教育へと大きく変えるためにつくられた法律です。先生方も「教え子を再び戦争に送るな」を合言葉に頑張ってこられたことと思います。

 特にこの過去の侵略戦争の反省から、行政は教育に介入してはいけないと条件整備の支援を割り当てています。それなのに、また今心の問題である、論議の的となっている愛国心を盛り込み、政府案では「この法律及び他の法律の定めるところにより」という文言を入れ、法律でしばり、いつか来た道に変えようとしています。前文の出だしに「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである」としています。この教育基本法の前文にあるように、憲法の示す理想の実現は教育によるとして憲法と一体のものです。

 政府の改正案は、この初めの「さきに、日本国憲法を確定し、」という文言、そして「この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである」という文言、削除しています。憲法を変えようとする動きのある中で、戦争をしない、軍備を持たないとした現憲法と教育基本法を切り離そうというものです。

 この憲法を変える、そして教育基本法を変える、これらの一連したこんな重大なことが国会会期末1カ月前に突然出してくる。このような無神経さと、また審議は密室で行われ、国民には一切知らされず、国会と国民を無視するこのような国会のやり方に大変憤りを感じます。

 国会に教育基本法が改正法案として提案されたとこは戦後初めてのことであり、これまでになく日本じゅうが緊迫した事態になっております。私も、まさかこのような歴史の重大な場面にこのような質問をしなければならない立場になるとは思いもよらないことでした。刻一刻と歴史が刻まれていく瞬間に立っている、非常に責任を感じる思いでおります。子供たちの教育の全責任を持つ教育委員会としての真摯なご答弁を期待いたします。

 質問に入ります。

 1、教育基本法改正について伺います。

 (1)なぜ今改正が必要なのでしょうか、中野市の実態との係わりでどのように考えておられるか、お伺いいたします。

 (2)今日の教育の諸問題とされていることごとくの多くのこと、この現行教育基本法からの影響と考えられておいででしょうか。

 (3)「改正案」についての各新聞社の社説がたびたび報道されています。私のもとに幾つか届いたものも含めて、今回の「改正案」について疑問や廃案を主張しているものが多い中でどのような見解をもたれているでしょうか。また、教育委員会としてこのことについて論議されたでしょうか。

 (4)「現行法」と「改正案」について教育委員会の対応をお伺いいたします。

 ?現行法改正案見比べて教育委員会として論議されたでしょうか。

 ?市の教育委員会としてどのような見解を持っておられるでしょうか。

 ?現場の先生方と改正案について学習や論議の時間をとられたでしょうか。

 (5)内心の自由を侵害する特定の価値観の強制について伺います。

 ?一人ひとりの個人の心や態度を法律で定めることは、根本的な人権侵害だと思います。憲法26条が保障する教育を受ける権利は、憲法13条で個人の尊重と憲法19条の思想及び内心の自由が保障されて初めて可能です。現行法の第2条の教育の方針の中の「自発的精神を養い」を削り、「我が国と郷土を愛する態度を養うこと」という文言が入れられます。この愛国心が強調されていることは、憲法19条の思想・信条・内心の自由の保障を侵害するのではないでしょうか。お聞きいたします。

 ?国を愛する心を評価できるものでしょうか。

 ?中野市における愛国心の評価はどのようになっているのでしょうか、また仮に改悪されたとしてどのように対応されるでしょうか。

 (6)第10条教育行政の「国民全体に対し直接に責任を負って」という文言、「必要な諸条件の整備確立」の文言の2つが削除されることについての見解はどうでしょうか。

 (7)国連の子どもの権利委員会の日本の過度の競争の中でゆがめられていると言われる競争教育の過去2回の勧告と今回の政府案の第17、教育振興基本計画の参考例の1番としてあげられている全国の一斉学力テストの実施についてどうお考えになりますでしょうか、お伺いいたします。

 2番目の質問です。高校改革プランの「実施計画」について伺います。

 (1)県教育委員会の総合学科高校設置の具体的内容について伺います。

 ?4月29日の県教委の説明会場で出された参加者の方々、父母や現場の先生方の不安や2007年度の実施の延長を求める意見をどうお思いでしょうか、お聞きいたします。

 ?3月11日の総合学科高校についての学習会で、東京都立葛飾地区総合学科高校設立準備担当の校長先生でおられる國分達夫先生のお話をお聞きしました。國分先生は既に東京都初の晴海総合高校の開設に携わった経験がありながらも、なお葛飾地区の総合学科高校では2年がかりで準備を進めているとお話しされました。中野市は1年間の準備期間で2007年度実施を受け入れて、果たして地域の支持を得た魅力ある高校にできるとお思いなのか、お聞きいたします。

 ?地域での論議も理解も少なく、現場の先生方のご苦労は想像を越えるものがあります。何よりも進路選択を目の前にした子供たちに一番の犠牲を強いるものとなると思います。このような無理な実施はすべきではないと思うが、どうでしょうか。市長としても、教育委員会としても、中野市の子供たちや高校、そして地域づくりがかかっている重要なことです。強力に県に実施延期を再び申し入れ、市民、子供たち、現場の先生方の立場に立つことが求められているのではないでしょうか。ご答弁をお願いいたします。

 (2)どんな事業や実習があるか、今現在の生徒さん方に進路選択で調べられるようになっているでしょうか、お聞きいたします。

 (3)中学校の教育現場にどのように説明されているか、そしてまた現場の先生方の中に認識ができているのでしょうか。

 (4)産業現場での就業体験と学校での授業を併用して学習する職業教育の仕組みであるデュアルシステムについて、中野市の実情にあわせ企業や農業関係者と連絡をとり、県の方に要望しておられるでしょうか、お聞きいたします。

 (5)総合学科高校は普通学科、専門学科の次に出た第3の課程と言われています。この子供たちには未知の高校に対する中学生、高校生の論議の場は、以前の質問では論議の場をつくっていくというふうなご答弁をいただいていますが、実現できたかどうか、お伺いいたします。

 3番目の質問です。登下校の子ども達の安全対策について伺います。

 (1)子供たちをねらった事件が後を絶ちません。事件のたびになぜと背筋が寒くなる思いにかられているのは私だけではないと思います。

 5月18日に報道された秋田県藤里町の小学1年生の男児の殺害が遊び仲間の母親によるものだったことが報道され、子育て中のお母さんを初め、住民の皆さん本当にショックはどれほどかと思います。どこで何が起きるかわからない今の情勢の中で、中野市の各学校の安全対策の現状についてお聞きいたします。

 (2)中野市が造成した長嶺ニュータウンは、1年生の足で一時間30分もかかるといいます。そのため今のいろいろな情勢の中で不安が多い中、お母さんたち本当に心配しておられます。1年生の11人全員が平野の児童センターに登録されていると聞きます。また、3年生までで36人中33人の児童が児童センターに登録している。この中には不安でお願いしているというお母さん方も多くありました。市が造成した団地です。長嶺ニュータウンの年間通したスクールバス導入を考える必要があるのではないでしょうか。心配なくスクールバスが通ってくれれば、家に帰ってから仲間と公園でゆっくり遊ばせられる。今どこの学校でもパトロール隊が出されていますが、長嶺の場合大変長い距離、本当に厳しい中でお家にいらっしゃる方も少なくなっているとお聞きします。

 4番目の質問に入ります。ゴミ袋値上げ「案」についてであります。

 3月議会でも取り上げましたが、今答申も出て市長の決断をされる時期になっているのかと思います。選挙中私たちのアンケートの中に答えられた中でも、また、対話の中でも、ごみの分別化、有料化が検討されているということを知らないという方がたくさんありました。広報、ホームページ、有線等で周知されていると言いますが、現実に市民の皆さんにしっかり伝わっていないということを認識して進める必要があると思います。理解と納得の得られていない中での実施は、市民に反発が出ることは必須です。再スタートした減量化委員会での論議がすべて終わってからにすべきではないでしょうか。現に理解が進んでいない中での実施は、問題の解決をおくらせるのではないかと思います。ごみ問題は人類的な課題であり、地球規模で環境を守る意識の啓蒙が必要です。

 このことから、(1)今現在ゴミ袋の値上げはすべきではないと思うがどうでしょうか。

 (2)再スタートしたごみ減量化委員会での現状と今後の方向について伺います。

 (3)プライバシーの保護や人権問題の上からもごみ袋への氏名の記入はすべきではないと思いますが、どうでしょうか。

 (4)分別、減量化、資源化の市民の理解と協力を得られる対策について伺います。

 ごみの分別、減量はなぜ今それをしなければならないのかという理解と納得が得られて初めて協力が得られ、そして市と共同で環境問題に取り組んでいくことが進んでいくと思います。私もご近所の方々にお願いし、このところ1週間ほどプラスチックの分別、市がやろうとしている分別を一緒に協力をしていただきました。プラスチックを除けば、本当にごみの分別、ごみの減量になるということが実証されていました。ただ、共働きの家庭で生ごみを可燃ごみとして出す、このことについては、分別が大変減らないということも出ていました。

 このような中で、中野市のごみの分別、減量化、資源化の決定をする前に、市民の皆さんに分別の理解をいただく、もっときめ細かな懇談会などの開催をするべきではないかと思います。また、ほかの対策についてはどのようなことを考えておられるか、お聞きいたします。

 5番目、農業用使用済みプラスチック処理費用の助成について伺います。

 ことしの雪害は農家の皆さんにとって今なお、そしてこれからの収穫時にも響く大変なものでした。つぶれたナシ畑も、つぶれたブドウ畑も見事に葉をつけ、必死で実をならそうと農家の方々頑張っておいでです。切られたリンゴの枝の片方からも葉を出し実をつけています。これらの農業の方々の真剣な日々の農業とともに、これらの使用済み廃プラスチックの処理費の補助金復活で農業者の方々の支援をし、中野市が農業の方々を応援していただくという、そういう中で元気を出していただく、そんな応援策になればと思いますが、いかがでしょうか。

 最後に6番目、カイガラムシの落葉被害について伺います。

 私たちが生きていく上で、空気と同じように森林、山はあることが当然のもののように思われていますが、秋になれば葉を落とし、春になれば芽吹く、これが当然のことと思われている中で、ことしの牧ノ入、岩井東の山は本当に悲しい状態です。山菜取りの皆さんからもどうしたんだという声も聞かれます。森林は人々に水や酸素、木材、キノコや山菜など潤いをもたらし、山を治め、水を治める治山治水の役割も果たしています。それは山に木があってのことです。今回のように、春になってもすがすがしい芽吹きが見られず、立ち枯れになっている山々を毎日目の前にして暮らしている皆さんのお気持ちはいかほどかと現地に立ってしみじみ感じました。日本でカイガラムシは遠い過去に天敵のテントウムシを放し飼いにして被害を抑えたということがあるようですが、9月議会でも質問させていただきましたが、「県と連携をとって林務、治山事業、山林の維持のために進んでまいりたい」という当市の経済部長のご答弁をいただいております。これまでの対応の経過と今後の対策についてお伺いいたします。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(武田典一君) 市長。

     (市長 青木 一君登壇)



◎市長(青木一君) ただいまの野口議員のご質問に対しお答えを申し上げます。

 私の方からは、まず高校改革プランの「実施計画」についての質問からお答えを申し上げたいと思います。

 長野県教育委員会では平成18年3月30日に中野実業高校と中野高校を統合し、新たに総合学科高校にすることを決定いたしました。現在、中野・中野実業統合総合学科高校開設準備室を設け、総合学科高校の中身について精力的に検討していると長野県教育委員会からお聞きをしております。市では本年6月1日に中野・中野実業高校の同窓会長を初め、市内の有識者12名で総合学科高校を創る会を組織し、地域の要望を生かした魅力ある高校づくりに向けた体制を整えたところであります。

 さて、本年4月29日に中央公民館講堂で開催された高等学校改革プラン実施計画地域説明会で出された意見をどう思うかについては、当日、1つ目といたしまして、準備期間を考えたとき平成19年度の開設は無理ではないか。2つ目といたしまして、実施計画では今年度の中野高校と中野実業高校をあわせた9学級が2学級減の7学級となっているが、地元生徒が近くの高校に通えるよう定員に配慮してほしい。3つ目といたしまして、新たな総合学科高校の系列内容などが早い時期に明確にならなければ生徒は不安であるなど不安を訴える意見が出されました。長野県教育委員会では説明会で出された意見を真摯に受けとめ、地域の不安を一掃するよう早急に内容を決定し、保護者、学校などに提示するよう望むものであります。

 平成19年度実施で地域の支持を得た魅力ある学校ができるのか、無理な実施はすべきではないと思うがどうかにつきましては、限られた時間の中ではありますが、地域に根ざしたよりよい高校実現のため、市としても協力をしてまいりたいと考えております。どんな授業や実習があるかにつきましては、現在のところ8つの系列を軸に選択科目の検討を進めているとお聞きをしております。

 中野市の実情にあわせた就業体験と学校での授業を併用して学習する職業教育の仕組みを県に要望しているかにつきましては、本市が要望した基幹産業なる農業について学ぶ系列や観光について学ぶ系列も検討されており、今後具体的な選択科目が決定されていく過程で、地域の企業や農業者との連携についても協力していきたいと考えております。

 次に、ゴミ袋値上げ「案」についてであります。

 ごみの減量化対策につきましては、昨年11月に中野市環境審議会へ諮問した結果、本年3月30日に「可燃ごみ及び埋め立てごみ処理費の一部を有料化することが適当な措置である。プラスチック製容器包装の分別収集は重要であり、必要な措置である」などとする内容の答申を受けております。現在、それらの答申結果に基づき、具体的な検討をしているところであります。

 市といたしましては、ごみ処理の費用の一部を有料化することにつきましては、費用負担の公平化、分別の促進や問題意識の契機といった点で大変効果的な施策であり、ごみの減量化が促進できるものと考えております。北信保健衛生施設組合管内でごみの半分以上を占める中野市が、率先して減量に取り組むことが大切であると考えております。

 ごみ減量化委員会につきましては、4月に公募委員の募集を行い、現在2名の新たな委員を含めて14名の体制で、分別徹底の方策や家庭における生ごみ処理の問題などの減量化対策について引き続き検討をされているところであります。今後は分別の実践など、より実働的な取り組みを予定をしております。

 ごみ指定袋への氏名記入につきましては、分別の徹底や衛生役員の皆様の負担を軽減することが目的であります。審議会においても実施が望ましいとの意見をいただいておりますが、実施につきましては、慎重に検討したいと考えております。

 ごみの減量化に係わる市民への説明につきましては、秋に全区を対象に市の方針についての説明会を開催をし、皆さんのご理解を得られるよう十分な説明をした上で議会へお諮りをしたいと考えております。

 なお、6月、7月に行われる市民懇談会においても、ごみの現状についてお話をする予定です。

 次に、農業用使用済みプラスチック処理費用の助成についてであります。

 農業用使用済みプラスチック処理費用への助成につきましては、平成9年の廃棄物処理法及び産業廃棄別処理法の改正に伴い、廃棄物の野焼き等が禁止されたことに伴い実施したものであります。

 この事業につきましては、当初は平成10年度から3年間の緊急措置として実施をいたしましたが、その後、助成措置を3年間延長し、段階的に支援規模を縮小して平成16年度に廃止したものであります。そのため農業者への廃プラスチック処理に関する適正な処理を周知をし、事業者としての責務を喚起するという事業の所期の目的は果たせたものと認識しているところであります。

 今後は、市として活力と個性ある園芸産地づくりと売れる農業の推進のための諸施策を引き続き支援してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いをしたいと思います。

 次に、カイガラムシの落葉被害についてであります。

 カイガラムシの被害につきましては、平成14年ごろから飯山市のコナラ、ミズナラ、クリに被害が確認され、そのうち年々拡大し、平成17年には中野市においても発生が確認されました。平成17年8月の時点では、本市では約13ヘクタール、飯山市、木島平村の3市村の合計被害面積は約87ヘクタールとなっております。

 防除方法につきましては、クリのほ場では乳剤の散布等を実施していますが、森林におきましては、自然環境面への影響等も大きく、広範囲でかつ急傾斜な箇所が多いため、薬剤による防除は困難であります。県では飯山市の被害地域において間伐等による森林整備や薬剤散布を行うことによる試験を実施しておりますが、結果が判明するまでにはあと3年程度かかるとのことであります。市といたしましては、今後とも県と連携をとりながら対応を検討してまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(武田典一君) 教育委員長。

     (教育委員長 清水 正君登壇)



◎教育委員長(清水正君) 教育基本法の改正について野口議員さんの質問にお答えいたします。

 教育基本法は、戦後我が国の教育の基本を確立するために昭和22年に施行され、教育の基本理念、義務教育の無償、教育の機会均等などについて定められており、学校教育法や社会教育法などのすべての教育法規の根本法となっているものであります。

 今回、教育基本法の制定から半世紀以上が経過し、都市化や少子高齢化の進展など教育を取り巻く環境が大きく変わったこと、また近年、子供のモラルや学ぶ意欲の低下、家庭や地域の教育力などが指摘されていることから、将来に向かって新しい時代の教育の基本理念を明確に示し、我が国の未来を切り開いていく教育を実現していくために、国において教育基本法の改正が議論されているところであります。

 なぜ改正必要なのか、法を改正してまでやらなければならないことが本市にあるのかというご質問については、先ほど申しましたとおり、教育基本法は教育法規の根本法であり、国民全体で教育改革を進めるための基本理念を定めるものであることから、法を改正してまでしなければならないことが本市にあるのかないのかという観点で議論される性格のものではないと考えております。

 現行の教育基本法の影響で今日の教育の諸問題が起こっているのかについては、教育をめぐる諸問題はグローバルな視点で考えることが必要であり、教育基本法にその判断価値を求めることは適当ではないと考えております。

 「改正案」にかかわる各新聞社の社説については、各新聞紙がそれぞれの観点で意見を述べられているものと認識しております。

 「改正案」について教育委員会として論議したのかとの質問でありますが、今のところ行っておりません。

 また、現場の先生方と学習・論議したかとの質問でありますが、法の改正について教育委員会が現場の先生方と学習・論議することはありません。

 内心の自由を侵害する特定の価値観の強制について、憲法第19条の思想及び良心の自由を侵害するものではないかについては、今回の改正案を見る限り憲法を侵害するものではないと考えております。「国民全体に直接責任を負って」と「必要な諸条件の整備確立」の部分が削除されていることについては、現在国において議論されているところであり、国において十分議論されることを期待するものであります。

 国連の権利委員会からの勧告と全国一斉学力テストの実施についてお答えいたします。

 全国一斉学力実態調査については、平成19年度に小学校6年生と中学校3年生を対象に国語と算数、数学で実施しようとするものでありますが、この調査により現在児童・生徒は自分の学習の到達度を知り、目標を持って学力を積み上げていくことができ、また、教師、市町村、県では思考力、表現力の学力低下の懸念に対するデータを教育施策の評価、改善に活用していこうとするものであります。

 国連子どもの権利委員会からの勧告の中に、日本の教育システムが余りに競争的なために子供たちが強いストレスを感じ、体や精神の健康に悪影響を与えていることが指摘され、適切な措置をとるよう勧告されておりますけれども、この学力調査が勧告に抵触するとは考えておりません。この調査の実施により真に生きる力をはぐくむことにつながっていくものと期待しております。

 次に、高校改革プランの「実施計画」についてお答えいたします。

 中学校の教育現場にどのように説明しているかについては、本年4月19日開催の中野市校長会において総合学科高校開設準備室の教頭以下8人により総合学科高校について説明を受けたところでございます。その後、総合学科高校開設準備室では、5月末から6月初旬にかけ中野高校の校長が両校を代表して中野市、山ノ内町、須坂市及び上高井郡の11中学校を訪問し、各校の校長等に説明を行ったとお聞きしております。

 中学校の進路指導の教員を対象に行う新年度の学校説明会は、中野実字業高校では6月5日に実施され、中野高校は6月15日に実施の予定とのことであります。集まっていただく対象校は、過去に中野高校、中野実業高校に入学した生徒の出身中学校で、総合学科高校の内容を周知し、準備に入っていただくとお聞きしております。

 以上であります。



○議長(武田典一君) 教育長。

     (教育長 本山綱規君登壇)



◎教育長(本山綱規君) 教育基本法「改正」について野口議員にお答えいたします。

 国を愛する心を評価できるのか、中野市では愛国心の評価はどうなっているのか、改正された場合の対応はどうかについてお答えいたします。

 現在、本市では愛国心に関する評価はしておりません。評価の対象、評価の基準については、長野県教育委員会が責任を持って決めることでありますが、中野市教育委員会としても長野県教育委員会と連携する中で対応してまいりたいと考えております。

 次に、高校改革プランの「実施計画」についてお答えいたします。

 中学生・高校生の論議の場は実現できたかにつきましては、総合学科高校開設準備室に照会したところ、本年4月に旧第2通学区の中学校3年生とその保護者に対してアンケートを実施し、高校を選ぶときの理由、高校で身につけていきたいことや学びたいこと、新しくできる高校に望む選択科目のグループについての意見を聞いたとのことであります。

 6月2日にアンケートの結果と現在検討中の中野実業統合総合学科高校(仮称)でございます−−のパンフレットを旧第2通学区の中学3年生に配布し、内容を周知したとのことでございます。

 6月から7月にかけて各中学校で行われている進路講話に、総合学科高校開設準備室の職員が出向き、保護者、中学3年生に総合学科高校の説明をし、総合学科高校の内容がかたまる8月には、例年の体験入学にかえて中野市及び周辺市町村の中学生、保護者等を集め、総合学科の説明会を行う予定とお聞きしておりますが、日時、会場は今後決定されるとのことであります。高校生への説明は、両校で在校生に対して説明がなされております。

 なお、総合学科高校のホームページを近々開設し、だれでも見られるようにし、さらに周知を図る予定と聞いております。

 次に、登下校の子ども達の安全対策にお答えいたします。

 登下校時の安全対策については、平成16年度に児童・生徒全員に防犯ブザーを配布し、その後は小学校への入学時に配布しております。各学校では壊れたり、忘れたりなどで持っていない子供たちがないように、日常的に確認をいたしております。

 一方、学校には侵入者を校内に知らせる非常ボタンやさすまたを配置し、万一の侵入者対策に備えております。

 また、通学路には子供たちが助けを求めて駆け込むことができる「子どもを守る安心の家」や、昨年より各学校単位で地域の方に学校安全ボランティアへの参加を呼びかけ、多くの地域の皆さんにご協力をいただいて通学路のパトロール、登下校時の見守り、声がけなどの活動をしていただいております。

 さらに子供を犯罪から守り、安全度をアップさせる施策を警察と共同で推進しておりますが、その活動の一環として学校安全カルテを作成し、学校、警察とともに情報を共有して安全対策を図っているところであります。

 次に、長嶺ニュータウンのスクールバスの年間運行については、現在12月から3月までの冬期間、小学校1年生から3年生の低学年児童について、平野保育園の送迎バスを利用して送迎しております。年間を通しての運行は考えておりませんが、冬期間は雪の坂道における安全対策として運行しております。

 なお、その他の期間は集団で引き続き集団下校の指導の徹底、地域ボランティアの方のご協力による見守り等で対応していきたいと考えております。

 以上であります。

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△発言の訂正



◎教育長(本山綱規君) すみません。ちょっと言葉を訂正させてください。

 今、最後のところで通学のことでございますけれども、「なお、その他の期間は引き続き集団登下校の」と言うべきところを「集団下校」と言ってしまいました。「集団登下校の指導の徹底」でございますので、訂正いたします。

 以上です。

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○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 継続でお願いいたします。

 教育基本法の改正についてですけれども、現行法の何に問題があるかというところについてお聞きしたいんですけれども、お願いいたします。



○議長(武田典一君) 教育委員長。



◎教育委員長(清水正君) 教育基本法については、何に問題があるかというご質問でございますけれども、このようにあります。教育基本法、現在はもう年数が60年近くになりまして、その間、制定当時では想像もつかないほどの大きな激変になっております。そういう中で、子供を取り巻く教育環境も非常に大きく変わっております。そのことを見たとき、国はもとへ返って、一番根本に立ち返って、そしてそこから立ち直していこうというふうに考えておるというふうに受けとめております。そこに絡めて、絡めてというか、その中に中野市の子供たちの実態、取り巻く教育問題がそこから外れたところにあるかどうかといったとき、その中に包み込まれているというふうに考えております。

 だから、現在の教育基本法のどこに子供との関係、問題があるのかということについては、ちょっとお答えすることはできない。そういうふうに包み込まれている。教育基本法、一番根本の法律でございます。中野市において子供たちに決まりをつくるということと違いますので、そんなふうに受けとめております。

 以上でございます。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 今、この基本法の根本に包み込まれているというふうにお答えがありましたけれども、本当にそうだと思うんですね。教育の根本が全部包まれているのが教育基本法ですので。その中で、先ほどもご答弁にありましたが、いろいろな問題が起きている。この60年間の間で、正式に58年ですけれども、その中で問題が起きていることについて変えなければならない条項、条文、そういうものがどこかに、現教育基本法であるのでしょうかということをお聞きしています。



○議長(武田典一君) 教育委員長。



◎教育委員長(清水正君) そこのところでございますが、教育基本法、一番根本の問題で大きな日本全体の問題でございますので、中野市の子供を見て即、毎日学校へ通って登下校している子供たちの姿を見て、教育基本法のここに問題があるというふうには、ちょっと論じることはできないということなんです。国がとらえている筋道を私どもはしっかりと理解して、その中に中野市の子供たちが包み込まれるか外れるかということでいきますと、外れておらない。

 今起こっている子供たちの問題ですね、子供は環境との関係、子供を取り巻く環境との関係で子供の活動様相というものは変わっていくものでありますから、そのことを見たときに、日本国全体でとらえている大きなとらえの中では、外れていない、漏れなく中野市の子供たちもその中に入っております。具体的な細かい点については、それは違いはあるけれども、そんなふうに受けとめておるところでございます。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) そういう中でいろいろな問題が取り沙汰されているのに、例えば阿部官房長官はホリエモンの事件が起きたときに、最初はホリエモンを持ち上げておりましたが、捕まった時点でやはり教育がいけない、教育基本法を変えなければいけない、そういう発言が出てきていますよね。耐震事件についても、日本の教育のせいだという、そういう論法がこの教育基本法を変えようとしている大きな中に、いろいろな事象が教育基本のせいにされているのですけれども、それは先ほどもお話ししましたけれども、国連の権利委員会でもお話しして、何度もお話ししますけれども、日本の競争主義の教育が非常に学校現場を忙しくし、子供たちも忙しくし、そういう中でいろいろな子供たちの中にゆがみが起き、成長の過程で、この60年間の中で起きてきている。これは教育基本法にのっとった一人ひとりを大事にする教育ではなくて、だんだん一つ一つの法律で形だけの教育基本法に棚上げされて、実際に教育現場で起きていることが、一番最初に日本の教育基本法を定めたこの一人ひとりのことを大事にする教育からかけ離れてきている中で起きていることであって、教育基本法そのものがいけないわけじゃないというふうに思うんです。

 それで、そのことについてどういうふうに思うかということと、もう一つ、このごろ私もたびたびお話ししたんですが、フィンランドの教育が大学の教育現場でも、例えば同窓会の中でも、教育の中でも、フィンランドの教育を研究しようという風潮がうんと出てきている。それは何なのかというふうにお話をお聞きしたり、本を読ませている中で、先ほどもお話しした日本の教育基本法を基本にしてやっている。その基本にしたフィンランドの教育は1960年以降ですよね。60年、70年ヨーロッパで取り入れているということですけれども、そういう中で、フィンランドの方でやっている教育は、競争、今まであった習熟別の教育内容を変えて日本の教育基本法を手本に照らした、一人ひとりを大事にした教育というのは競争ではないということで教育改革をして、前の質問のときは教育委員長100年かかる、フィンランドの教育に近づけるには100年かかるというようなお答えもあったんですけれども、フィンランドでは5、60年、4、50年でやっているわけですよね。その中で子供たちが本当に競争でもなく生き生きと勉強し、そして学力でもこのたび世界一だというランクを連続して上げている。そういうものの手本になった教育基本法だということについては、どういうふうにお考えになりますか。



○議長(武田典一君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) 教育基本法についてどう考えるかという問題ですけれども、私たちはこの問題をこの議会の中で議論して私どもに聞かれても私どもは答えようがないんです、立場として。それはなぜかと言ったら、国が決めて、そして県が教育特区を取れば別ですけれども、県に従ってその指導のもとでやっていくという中で、そのことを議論されても我々は答える立場にないということをまずご理解いただければと思います。

 以上です。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) そうじゃないんじゃないでしょうかね。中野市の教育に責任を持つのが中野市の教育委員会でありますでしょう、中野市の子供たちの教育に。そのことが日本が決めたからそれでいいという、それに従えばいいというそんなレベルのことじゃないじゃないですか、この60年ぶりに改正されるというのを。それは中野市の教育に携わる、教育に責任を持つ皆さんとして、一定のこの中身の検証と論議があっていいんじゃないですか。中野市教育委員会としての論議があったのかないのかということは、ないということでしたが、そのことと含めて聞きたいんですが。



○議長(武田典一君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) 先ほど教育委員長が申し上げましたように、基本法の中に大きく包み込まれていて、中野市においても矛盾するとは考えていないということですので、私が申し上げただけであります。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 矛盾するかしないかという細かいことじゃなくて大きなことで、戦前軍国化した教育の中でいくときも、国民は知らないまま進んだわけです。先生方も知らないまま進んだわけですよね。それで戦後、教科書に墨を塗り、おれたちの教えたことは間違いだったと涙を出して謝って、教育をやり直したわけじゃないですか。私は読んだり聞いたりするだけですけれども。

 今この場にいた先生方何とおっしゃっているか、おれは一生涯子供たちを戦争に送らないために、命尽きるまで頑張るとおっしゃっている。そのぐらいに今このことをみんなで大事に考えなくてはいけないほどの曲がり角に来ているんじゃないですか。そのことをそういうような言い方で今の中野市の教育を一手に背負っていかれる方々がおっしゃっていていいものでしょうか。



○議長(武田典一君) 教育委員長。



◎教育委員長(清水正君) おっしゃること、何をおっしゃっているか理解いたしました。それで消極的とか、あるいはそのレベルとかということではないんです。私ども教育委員会としてどう考えるかというお聞きでございますので、教育長申し上げますような立場において、大いにこの大事な教育基本法ですから、そのことに対しての国民的な議論を巻き起こして、それで進めていっていただきたいということが願いでございます。その改定される議論の推移については、重大な関心を持って勉強させていただくところでございます。もしこの法律が決定してきたときには、これは国民の総意で決まったことですから、そのときは無関心で勉強しないできて受けとめと、勉強して認めれば大いに違うと思われて困りますので、そのときは主体的にしっかりと認めてあげて、子供たちの幸せのためにやっていきたい、こういうことでございます。

 消極的とか、そういうことではないように思いますので、お願いいたします。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) それでは、愛国心という郷土を愛する言葉、態度を養うという文言が入ったことについては、どのようにお考えになるでしょうか。皆さんも教育現場でやってこられて、戦後の教え子を再び戦争に送るなという思いで教育をされてきたと思うんですけれども、今このことが一番この教育基本法改正の論議の的に、どこの記事を見ても中心的なところがそこに記されていると思うんですけれども。



○議長(武田典一君) 教育委員長。



◎教育委員長(清水正君) 今のご質問にお答え申し上げます。

 愛国心、私はこういうふうに受けとめておりますが、愛国心という1個取り出して愛国心じゃなくて、今論議されているのは、我が国と郷土を愛する、他国を尊重する、社会の発展に寄与する態度を養う、こういうふうにセットで受けとめております。そしてこれがどのような過程でこういう言葉がここに座ってきたかについては、ご存じのように私どももしっかり勉強いたしました。単独でぽっと決まったものではないということを。そこのところですね、ここのところを、私も今はそのことイコール軍国主義、こういうような感じでお話しいただいて感じてきたところでございますが、私はここのところを我が国と郷土を愛する、他国を尊重する、国際社会の発展に寄与する態度、こういうものは私は学習の指導、内容だと思いますね。そしてその次に、最後にむすびが養うということがあります。これは指導、目標でございます。−−というふうに受けとめております。

 このことをもう少し違う例で申し上げてみますと、学校教育の中には子供の心に立ち入る問題については、決して教えとか、理解させるとか、そういうふうには学習指導要領がなっておりませんし、指導の中にもそれはやっておりません。そこへ陥らないように十分注意することであります。こういうことは、自覚しておりますね。それでやはり前段で言った我が国と郷土を愛する、他国を尊重する態度を養う、このものは内容でございますので、それが憲法違反かどうかなんてことは、私は言えることはではないと思うわけですね。

 養うところなんですね。養うところは、例えば今具体的なところに入ります。子供が絵をかく場合に、ここにバラの花が咲いていたから、これを題材にしてこの絵をかかせようということで用意したものが今言った国を愛するところの教材です。内容でございます。そしてそのことについて、見せたところ、Aという子は「ああ、きれいだ、美しい絵をかいてみたい」という子がAで、Bという子は余りこれはきれいとは思わない、あきた子だ。こういうふうになりますね。それで、Bという子に対して、「そんなことないだろう、きれいだろう、きれいに思え」これは子供の心の奥に立ち入った話でございます。このことは現に戒めていかなければいけない。強制したり、教えたりして、そして美的情操、美しさならば養えるものではありませんので、そこは十分指導に係る問題で注意しなければならない。私どもで心に立ち入る問題につきましては、考えることは教えられること、準備されること、最大限努力をして教えられないものを子供の心の中に育てていくことが教育の営みであるんではないか、こんなふうに考えているところでございます。

 以上です。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) それでは、お聞きしますが、教育基本法という法律ですよね、それで愛国心など心の問題というのは、自然に育っていくものだし、否定するものではないです。もちろん国土を愛する、日本を愛する、だれでもが愛していると思うんですよね。それを法律に書く、教育基本法の中に言葉として載せることに今論議されているわけですよね。法律として書くということがどういうことになるのかというのは、東京都の君が代問題でもう先取りされて、実際に出ている問題としてあるわけですよね。どれほど教育現場の子供たちや先生方を苦しめているか、これが実際に先取りされたこととしてあらわれている。

 もう一つは、今回も報道されていますが、福岡の愛国心を通知表に入れたという評価の問題、こういうことが起きてくる可能性があるということですよね。このことについてはどのようにお考えですか。



○議長(武田典一君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) 愛国心についてのことだと思いますけれども、長野県は愛国心については長野県の学校、どこの学校も愛国心についての評価はやっている学校は1校もありません。それは土曜日の日ですかね、朝日新聞に出ております。一番多いのは愛知県、それがどういうことであるかは私は細かくは言いませんけれども、長野県は少なくとも1件もない。東京都はやったけれども引き下げた、取り下げた、そういう中で、心の中に立ち入る問題についての評価についてなんていうことは、長野県は今のところやっていないということ、それが長野県教育委員会の指定だというふうにご理解いただきたいと思います。



○議長(武田典一君) ここで10分間の休憩をいたします。

(休憩)(午前10時02分)

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(再開)(午前10時13分)



○議長(武田典一君) 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。

 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 続いてお願いいたします。

 今、長野県では評価はしていないというふうにおっしゃっていただいたので安心なんですけれども、この長野県ではやられないでおられるということが法律に、基本法に入っていない、法律化されていないから抑えておられるんだと思うんですよね。それがいろいろ学習指導要領に書かれているからやると、やる選択をするところとやらない選択をするところが出てくるわけですけれども、お二人とも、教育委員長も教育長も教育の現場で実際にやられた方々ですので、実際に先生方が本当に今までの教育が間違っていたということを教えなけばいけないということの屈辱的なこと、こういうことがまたこの法律に明記することによって再び起きてくるんじゃないかということが今全国的に心配されていることだと思うんですよね。学力評価も、では法律に明記されてもやらないでいられるのかというところなんですけれども、愛国心についてですけれども、いかがでしょうか。



○議長(武田典一君) 教育委員長。



◎教育委員長(清水正君) 法律に定められた場合ですね、やらなくてもいいのかということでございますが、1点ね。これは、定められたものはやらないでいることはできません。これはどのようにやるかはそこで工夫するわけ、子供のために工夫するわけですね。こうありますが、評価しないでいいということはできない。兄弟2人いて、そして1人の方、お兄ちゃんの方はやらないでいいという先生に教わった。弟の方は法どおりにやるように教わった。食い違いますね。この子が転校してよそに行ったら、今度はやらないでいいという先生には、やるということです。一番困るのは子供じゃないでしょうか。これが私どもがきちんと法のもとに子供を幸せにしなければならないかと努力する法律である。

 もう1点、これを通知表とそれから指導要領がございますが、この2つは区別しておいででしょうか。通知表は学校でやることですね。指導要領、これは全国共通でございます。これは日本の国の子供はどこの学校へ行っても等しく教育が得られるというふうに決められたものでございます。

 以上です。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 今のお答えで、法律に定められればやらなければいけないというふうなお答えがありました。本当にそうなることが一番危惧されているんだと思うんですね、今回のことで。それで今やり方によってということがありました。やり方によってということがありましたが、実際に今中野市内でも君が代を歌うことについては、どこも何のあれもなく歌われていますよね。私は君が代のときは座っています。でも本当の地域の方が良心的に私に言ってくださることが「いろいろ言われるから、頼むから立ってくれ。あなたのためだ」とおっしゃるんですよね。自然にそういうことが入ってきているんですよね。指導要領で指導をするというところに入っただけで、これが法律になったら、本当に私も座っていられなくなるんじゃないかという心配をしています。

 そのように法律化される、文言として入るということは、とても大きなことですよね。私たちは愛国心や郷土を愛国する心がいけないなんて絶対言っていません。当然のことですので、自然の心の中に生きていく中の経験の中で培われていくものだと思うんですけれども、そういうことの重大なことが今論議されている。今も法律で定められれば、やらざるを得なくなった。これが憲法9条の内心の自由に触れるのではないかというふうに非常に心配されていることが、この新聞の論説、社説を見ても、信毎でも朝日でも毎日でも、ほとんどが「改選論議の行方が心配だ」「愛国心をゆがめないか」「民主案にも問題がある」「需要と緊急性が伝わらない」「教育基本法策定の盾の重みを十分に知るべきだ」「改正案は廃案にせよ」これが各種新聞の中に出てくる社説の大まかな表題に出ているんですよね。これぐらいに重大なことですので、ぜひ中野市の教育を支える皆さんの教育委員会の中で、このことの重大性をぜひ話し合っていただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。



○議長(武田典一君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) 先ほど申し上げましたけれども、私たちはそういうことをみんなだれがという立場にないということを、そういうことをする立場でないということを申しました。何かといったら、教育の中立性です。議論していただくのは、皆さんが本当に議論し、盛り上げて全体を動かしてそうなったならば、それでいいんで、我々がそれが右であるとか、左であるとか、上だとか、下だとか、そういう立場でやることは、教育の中立性ということからいったら厳に戒められていることであります。ですから、初めからこの問題について議論できる、私どもがとやかく言う立場にはないということを申し上げていることをご理解いただきたいと思います。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 悲しい答弁です。この時代なときに、大事な教育の関係者がこのことについて議論をされないということ事態が、以前中にどういうふうになろうと、皆さんの中で論議されるということは、大事なことじゃないかというふうに思います。

 私はその中で、今の子供たちの生きているこれからの長い中で、このことがあとの教育の現場でまた同じように同じことを繰り重ね、今の先生方が非常に悩んで現場で立っておられる、このことも含めて、もと来た道に戻られないことを切に祈ってお願いしておきます。

 次に、進みます。

 高校改革プランについて伺います。

 今現在、子供たちがどんなように悩んでいるかということですけれども、お母さんや子供たち、今の中学3年生にお聞きました。全くわからない、理解されていませんね。それで3年生はもうすぐ進路が目の前ですよね。3年のお母さん、学校からお話を聞いたことがあったけれども、用紙を1枚いただいたけれども、全く内容はわかりませんでしたと。我が子の成績の状態からしたら、何を選べばいいのか、それからこれからどういう論議になっていくのかわからない中で、非常に悩んでいますよね。

 こういう中で現場の中学生ですよね、高校改革は県ですけれども、今悩んでいる中学生に対しての、中野市の教育委員会として現場の先生方にどのような詳しいことを子供たちに知らせていけるかというのは、どんなふうに把握されて、どんなふうにやられているかというのが非常に現場の先生方も悩んでおられると思うんですね。いかがでしょう。



○議長(武田典一君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) すみません、まず最初に、私たちの中野市、スタンスをご理解いただきたいと思います。高校改革は中野市が実施しているわけではありません。県が行うことです。行われた以上、我々としたら精いっぱいできることをお手伝いするという形でやっております。その中で学校現場、あるいは高校の先生方が中学校へ行って生徒に話したり、父兄に話しする、そういう機会を設けてくれという中で、それを実施したり、それから私ども自身も、教育委員会としても、もし必要ならば中学校の先生方に総合学科高校とはどういう学校であるか、こちらも希望があれば出かけていって、父兄にもだれにも説明するよという連絡してあります。それでどこに行っていいかわからない何か、それはわかりますけれども、私どもが今与えられた中で、できることを少しでも中野市のためになるようにやっているという、そのことをご理解いただきたいと思います。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 引き続きお聞きいたします。

 改革プランの審議員の中にも入られておられて、最初のスタートのころは中野高校、実業高校別個にと随分頑張っていただいたし、また、市としても延長の陳情も県の方にやっていただいた経過もありますけれども、今現在の状況でこの國分先生も、私質問させていただいたんですけれども、「國分先生の東京の葛飾区の中に2年かけているのを1年でできるか」という質問にはお答えになりませんでした。「私たちは2年かけました」とおっしゃっただけで苦笑いをされていましたけれども。

 こういうことで、今の現状の中で、それは形として県が案をつくってくれば、強引にやればできるかということですけれども、やらざるを得ないとおっしゃいましたが、そういう中で、子供たや学校の先生方や中野市にとって本当にいい高校ができていくというふうに思われるか、もしまだストップをかけられる可能性があれば、長として強力に今の現場の子供たちや先生方、親の安心できるような改革の方向を県の方にきちんと要望されるべきではないかと思うんですけれども、今本当にどなたも正直行って本音は1年でできるわけがないという答えが返ってきますよね。でも仕方がないという、こんな大きなことが仕方がないで進んでいっていいものかということが、個々の市民の皆さんの中では、何でこんなに強引にしなければいけないんだ、先生方の中にはありますよね。そこら辺はどういうふうにお考えになっていますか、強力に県に申し入れていただきたいという思いも込めて。



○議長(武田典一君) 市長。



◎市長(青木一君) 答弁でも申し上げましたが、限られた時間の中で地域に根ざしたよりよい高校実現のために、市としてできることは精一杯やっているというのが私の今の偽らざる姿勢であります。

 ただ、この限られた時間が、適正な時間がボリュームがあるかどうかを問われたときには、私も時間がない、とてもフォロー時間もない、この限られた時間の中でしっかり審議尽くされるのかというと、大変疑問を持つ一人であります。でありますから、今までも機会あるごとに19年開校はちょっと早いのではないか、もうちょっとお時間をいただきたいということは、ずうっと言い続けてきたところであります。でも先ほど教育長の答弁がありましたように、設置責任者は県でありますから、県が実施計画を立てて、そして平成19年開校を目指すという方向を示した以上、その方向を私どもは時間がないから一切この設立には係わらないのでいたのでは、この学校を選んでくるだろう子供たちにとって、中野市の教育委員会として、中野市としてこれは力を惜しんだといいますか、力を出さなかったという、これはそしりを免れないと思います。でありますから、精いっぱいかかわり方を考え直していかなくてはいけないわけでありますけれども、時間がないから一切この高校の設立に向けての準備、協力はしないというのでは、子供たちにとってこれは許されないことだと思いますから、言うべきことは主張しながらも、県教委が今進めてきている時間帯なスケジュールにある意味では乗った上で協力するという、最大限協力する形で今進めているところであります。気持ちはそういうことであります。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) それでは、そういうことで現場の先生方も子供たちにも総合学科ができるという話は、話だけは進んでいると、中身はわからない。子供たちにはまだわからないけれども、そういう状態の中で非常に苦慮されていることの不安の中で、親も子供も先生も過ごしていることを早く解決できる方法を探っていただきたいという中で、農業の関係について中野市の基幹産業で農業をこの中に入れていくという要望を出されているようですけれども、農業者の関係の方々とそういうことについての論議などはなされているでしょうか。



○議長(武田典一君) 市長。



◎市長(青木一君) 推進委員の一人であったときから、この第2通の話題になったときには、この中野の地にあった系列、中身を整えてほしいということは、ずうっと主張をしていたものであります。でありますから、今実施計画の中でも8系列の中で、そういった1つの系列を県が非常に大ざっぱな、大枠でありますけれども、計画の中に入っております。あとは中身の調整をする段階でありますけれども、先ほど申し上げました創る会、総合学科高校を創る会、これは両校の同窓会長を初め、市内の有識者12名で6月1日に立ち上げたところでありますけれども、その中の1名には、実はJA青年部の委員長さんにも加わっていただいてしているところであります。ただ、その代表がJA青年部の方1名でもって中野市の農業を語って、その系列の中に十二分に中野市の特性を生かしたものを提言ができていくかということに関しましては、決してそれで十分とは思っておりませんので、その窓口を中心にしまして、中野市の農業関係の思い、また高校教育の中でどのような位置づけで中野市の農業を学習できる、体験できる、思いを馳せる、そんなことが提言できているかということは、検討していただくよう、私ども立場のもとにお願いはしていくつもりであります。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) それでは、もう一つぜひそのようにお願いします。

 子供たちの論議についてですけれども、先ほど第2通学区のお話がありましたけれども、第1通学区の中、中野市の中での子供たちの論議もしていくということで、前回のときにご答弁いただいていますけれども、この子供たち自身にいろいろな会議があっても、自分たちが行ける会議じゃないというふうに思っちゃっているというんですよね。行っても発言もできないし、子供たち自身の中でも漠然としている中で、大事な自分たちの将来なので、子供たち自身でこのことについて今どんなところまできて、どういうふうになっているかという話、子供たちの気持ちを聞く、子供たちの意見を聞く、そういう場をぜひつくってあげていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(武田典一君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) 今、第1通学区の方もという話ですけれども、そういう部分については、今高校自身が動いていく中で、本来でいえば、信毎に書かれたように、今の1通ですよね、長野まで行っているんです。それを今高校でもって具体的に回りながら何かするというのは、具体的に可能であるかどうか、まずできるところは足元から固めていくという形でもって2中区、2通学区の中にまず固めていくという形で進んでいるというふうに理解しております。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) そうすると、今回、そういう会も持っていきたいというふうに思われたということも、中野市におけるそういう取り組みはどのように考えたらいいのでしょうか。



○議長(武田典一君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) その部分について、教育委員会とすれば、中学校に行って説明することについて校長会なら校長会を通して行くから、ぜひできるようにそういう場を設定するようにという形で中野市、それは山ノ内町も同じです。そういう形で話は進んでおります。特に旧2通に関しては、これは高校がやっていることですから、全部高校までやってくれと言って、なかなか言えるか言えないか、忙しい中でわかりませんけれども、高校では精いっぱいできる範囲でやっている。それについて行きたいという方については、こういうことで行きますのでよろしくという話で係わっているということでございます。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 中野市の教育委員会というと、中野市の中学生たちの思いにこたえるというようなことで何らかの子供たちの意見なんかを聞く状況をぜひ先生方と相談してやっていただきたいというふうに思います。なかなか親と子で一緒に話ししてもわからないということがあるということですので、ぜひお願いしていきたいと思います。

 次に、進みます。

 登下校の子ども達の安全対策についてですけれども、いろいろ防犯ブザーを持たせていただいたり、さすまた、通学路の安全など、いろいろな対策はとっていただいているんですけれども、本当にこの安全対策というのには、対症療法ではとても間に合わないところがあると思うんですね。どうやっても物事置きてくる。だから、できれば、できればというか、もっと根本的にはなぜこの子供たちを狙う事件が起きるか、その犯罪を犯す方の立場に立った教育のあり方みたいなことを遠くを見ながら見ていかなくてはいけないのではないかというふうに思うんですね。

 この事件そのものは、一つ一つはあってはならないことですし、そういう中で一つ一つの事件を見ると、小さな子供たちに対する弱い者への攻撃の心証、心の中の葛藤がその場でなくて長年培われてきたものが多くあるような事件の報道の中身があると思うんですね。

 そういう面では、先ほども申し上げました教育の問題ですけれども、教育の積み重ねで学校に対する恨みつらみ、いろいろなものが複雑に入っている。それから育ちももちろんそうですけれども、そういうことを思うと、今の防犯ブザーなどを持たせながらやらなければいけない現状は非常に悲しいことですけれども、そういう面で、根本的な子供たちの育ちをぜひ子どもの権利条約じゃないですけれども、本当に大事にできる教育がされていれば、自分が大事にされたという育ちがあれば、こういう弱いものに向かっていくという、そういう人間を育てていくという過程が少しでも減るようなところに目を向けていくのが大事じゃないかというふうに思うんですね。

 その中でも、例えば防犯ブザーなどを持っても、うちに置いていっちゃう、いざというときには役に立たないんじゃないかというふうな不安もありながら、持っていれば犯罪者に対しての一応の抑制になるんじゃないかということもありますけれども、こういうことが、持つことが、持たせる、忘れてくるという、そういうようなこと事態が、教育場で非常に所持率を上げる、上げないというそういうような論議にならないように、過度の先生方の負担にならないように、あと回っていただいているのも、先生方も回っていただいている学校もありますよね。非常にありがたいことですが、本来の教育現場の中で忙しい、非常に忙しい現場の中で大変苦慮されることだと思うんですね。

 そういう中で、子供たち、地域の協力を得ながらやってきている中で、長嶺について特別な事情があると思うんですね。まず、働いているお母さんとお年寄りが、まだ新しい団地でそんなにお家にいらっしゃる方がいないということ、そんな中でお母さん達非常に長い道中を歩いてくることに対して不安があって、児童センターに登録していると、児童センターは学童クラブと違って、働いていなくても受け入れなければならないという基本的なあれがありますよね。それで受け入れていただいているのでありがたいということですけれども、児童センターもご承知のように80人定員が現在159名、以上になってくるかもしれません。また、今回の事件が起きたことも関連して、また長嶺の方が6月から入れていただいたという話も聞きました。

 そんな中で、先ほどの答弁の中で、冬は低学年、そういうことと雪のこととあわせて保育バスでやっていただいているということですけれども、非常にお母さん立つのも、ボランティアが立つのにも限界があると思うんです。お家も少なくし、畑もカーブになっていたりして、畑で働いている方も見えにくいし、下校時間になると車の通りが本当に少なくなります。登校のときは車もあるし、集団登校もあるしあれなんですが、下校のときだけでもせめて保育園のバスで、また冬のようにやっていただけないかという要望が大変多く、それができれば児童センター行かなくても家へ帰ってこられる状況の方もたくさんあるようなんですね。そこら辺のことを、児童センターも過密の中でやられているので、こども部の方ですが、そういう児童センターの過密の解消にもなるし、子供の安全も含めて中野市が造成したニュータウンですので、若い人たちがなかなか苦しい状況の中で一たん家を出ると戻ってきてくれないとお年寄りといいますか、方々が嘆いていらっしゃるおいでの方もありましたので、ぜひそこで安全面、今の時期親御さんにとっては本当は歩かせた方が、道草をしながら体にいいんだけれども、今の状況下ではとても不安だということでお願いしたいという方が声をたくさん届きましてね、ぜひそこをもう一度検討していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(武田典一君) 教育長。



◎教育長(本山綱規君) 子供の安全面についてのことでございますけれども、学校の先生方というのは本当にまじめです。よくまじめにここまでやるというぐらいまじめの方が圧倒的に多数です。その中で今いろいろ形でパトロールとかいろいろな問題があったときに動いていること、これは本当にこちらも頭が下がるんですけれども、このことだけにかかわっていて、でも本当は学校は教育するところ、教育の場なんですよね。その部分を考えていただかけないと、非常にこちらの学校とすれば、何もかも言われてもパンクしてしまうんじゃないかという心配があります。1つ。

 それで、さらに安全教育いろいろな形でこちらも手を打っておりますけれども、学校では本当に差別をする気持ちとか、そういう本当に人権感覚を養おうという形は、先生方それぞれの教科の中で一生懸命されております。そのことは私自身学校を回ってみてしっかり受けとめております。

 そんなことの中で、例えばいろいろな問題を起こす、これは今学校へ来ている子供でない可能性が多いんですね。いろいろな形の不審電話とか何かとかありますけれども、けさもありました。報告がありました。「お父ちゃんいる」「いない」と言ったら、お母さんにかわったら電話が切れた。電話番号わかっているわけですよね。そういうことが本当にあります。ただし、そういう問題が起きたときにはすぐ学校へはファクスでもってもう情報流れていますから、子供たちへの指導はされています。そういう状況の中で、ではどうしたらいいかということ、本当に教育委員会もありますけれども、皆さんもぜひ力を貸していただきたい、そういうふうに思います。

 それから、長嶺のことについては、次長からお答えさせます。



○議長(武田典一君) 教育次長。



◎教育次長(豊田博文君) スクールバスの運行のことでございますが、スクールバスの運行につきましては、原則として4キロメートル以上の道のりがある場合に運行しているわけでございまして、長嶺ニュータウンから平野小学校までは3.2キロメートルから3.4キロメートルという道のりでございます。原則は原則としてでございますけれども、長嶺ニュータウンは坂道がございまして、先ほど教育長が申し上げたとおり、冬すべって転ぶということもございますので、安全対策として12月から3月までの冬期間においては、1年生から3年生までの低学年児童について送迎をするということでございます。

 なお、集団登下校の徹底も必要でございますから、それも徹底をし、さらに地域ボランティアの方々がいらっしゃるもんですから、そういう方にご協力いただきまして、モール等で対応をしていきたいと思っておりますので、お願いします。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) お話のありました4キロ未満ということの中で冬場をやっていただいているということには非常に感謝をされていました。それで今お話にありました地域のボランティア、どこの学校でも今やっていただいて、私たちも、私自身も登録はしたんですけれども、なかなかこの曜日と決めても、その曜日に必ず出られるわけでもないし、なかなか不安の中でそれぞれの地域の方が真剣でやっていただいていることには、地域ぐるみでやっていただかなければ、先生方に本当にこれ以上本来の教育に戻っていただきたいという思いは私も同じです。

 そういう中で、ますますそういう意味では特殊事情だと思うんですね。家がないということが、まず坂道であるとともに、子供たちが運行系譜から下がっていて、集団といっても、朝はいいけれども、午後になるとまばらになっちゃうというんですよね。これからの入学の児童を見ても非常に少なくなっていく中で、保育園、幼稚園へ行っているお母さんたちも非常に不安なんですね。ここから下におりてアパートで暮らそうかと、そのぐらい若い人たちは下で子供と生活していることももちろんありますし、団地の中から出なければいけなんじゃないかというそういう危惧を心配されている、今のいろいろ事件の中で。

 そういう中で、ぜひもう一度皆さんの声もしっかり聞いていただいて、子供たちにお家が近くにあればいいんですけれども、そういう中での道中の検討をしていただいて、ぜひもし一度検討していただきたいというふうに思います。



○議長(武田典一君) 教育次長。



◎教育次長(豊田博文君) 再三申し上げておりますが、原則は4キロメートルということで、ここは3.2から3.4でありますが、特別な事情ということで現在冬の期間だけということで運行しておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) ぜひまた柔軟な特別な事情という中で検討を続けていただいて、学校や生徒さん、お母さん方のお話を聞いていただきたいと思います。

 では、次、ゴミ袋の値上げについてですが、再々申し上げていますが、一番ごみのことで自治体がごみ問題の解決ができれば、自治体のお仕事大幅に成功するんじゃないかと言われるぐらいなごみ問題で苦労している自治体がどこでもそうなんですけれども、本当にこのことは、物事何事もそうですけれども、勉強もそうですけれども、納得をして初めてご苦労していただけることだと思うんですね。

 今の状況は、本当になかなか中野市は今まで楽をさせてきていただいているので、そういう中で分別をすることの大変さとか、このことの必要性とかというのをしっかり理解していただかないと、不法投棄も統計では常習になってきていますよね。そういうことで、市の方へ物が出さなくなったから解決する問題じゃなくて、燃やされたり、不法投棄になったりしたらもともこうもないわけですから、そこのところの、先ほども申し上げました大きな意味での環境問題を含めた理解と納得が得られないまま、このまま全区に説明に行かれるというふうにおっしゃいますけれども、そのとき既にもうこういうやり方で決まりましたということでなくて、もう少し柔軟に皆さんの声も聞きながら、豊田と中野でやった懇談会的なもので意見を聞きながらやるという姿勢でやっていただかないと、市民の方にもう決まってから来たんかという反発を植えさすようになってしまったら、大事な大きな転換の問題ですので、解決に遠のいていってしまうと思うんですよね。

 何度も申し上げているんですけれども、市の姿勢として本気でこれをやっていただきたい、地球を守るために、環境の問題から循環型社会にいくための1つの中野市の、中野市のごみを減らすだけじゃなくて、環境問題含めて、今国からおりてきているリサイクル法とか、そういうものももちろんありますけれども、地域を守るという、環境を守るという観点の理解がないと進まないことだと思うんですけれども、そこをどうやって市民の皆さんに真剣さを訴えて、共同・協力をしていただくかということがかぎになると思うんですが、そこのご苦労をもう一度決める前にお願いしたいということを再三お願いしているんですが、いかがでしょうか。



○議長(武田典一君) 市民環境部長。



◎市民環境部長(小林次郎君) お答え申し上げます。

 ごみの減量化につきましては、市長答弁にありましたように、環境市議会の方の答申を3月31日にいただきまして、その際に焼却するごみを減少して環境への負荷の提言を図る必要があるという、そんな観点からごみの減量化については、先ほど市長答弁ありましたとおり、有料化、あるいは分別収集等についての答申をいただいたところです。

 ただ、その際に、市議会の方でもその方針を決定する前に市民、あるいは関係する区の役員さん方の皆さんに十分な説明をして、理解を得ることが必要ではないかというようなご意見もあわせてちょうだいしております。

 また、この議会におきましても、再三にわたってそのような意見をいただいておりますし、また、国の方でも、環境庁の方ではごみの減量化等進める場合においては、よく住民の方に財政問題を含めてさまざまな観点から理解を得ることが大事だというようなことを再三にわたってありますので、今回通常であれば、市の方針を議会等で決定した後に市民の方に説明するという従来の手法を逆転させまして、まず住民への説明をし、その後、議会の方の議決をお願いしていきたいということを先ほど市長が答弁申し上げておりますので、そのような形の中で進めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 市長が決定するのはその後か先かどちらでしょうか。



○議長(武田典一君) 市民環境部長。



◎市民環境部長(小林次郎君) 一応市の住民の方の方へ、先ほどの答弁の中では秋ごろには全区を対象にということでご答弁申し上げましたが、その際に市の一定の方針を持っていきませんと、あいまいな形では何事もそうかと思いますけれども、住民の方に説明できないかなというふうに思いますので、その際には市の答申を持っていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) ぜひ住民の皆さんが本当にごみの問題を解決したいと思うような理解と納得の得られる方法を真剣に取り組んでいただきたいというふうに強力にお願いします。

 それでは、農業用使用済みプラスチック処理費用の助成については、一たんなくなった制度ではありますけれども、皆さんの自己負担が大変今雪害もあり、お花のビニールハウスも倒壊されたことなどもあり、2年、3年ごとに買っていたものがここでだめになったり、長く使っているようですので、非常に農家の方々も慎重に使っておられますので、ぜひ支援のため売れる農業推進室もできたものを得る方法の施策と相まってつくる人たちの支援も強めていただきたいというふうに思って、再度検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(武田典一君) 経済部長。



◎経済部長(柴草高雄君) 先ほど市長が答弁をしたとおりでありますが、議員もご存じのとおり、平成10年から6年間にわたってご支援をさせていただいた制度であります。私どもとすれば、所期の目的は達成をしているだろうと、こんなふうに思っておりますが、ぜひともいろいろな要望があるわけでありますが、すべてなかなかご要望どおりというわけにもまいらない面もございまして、先ほど市長も答弁しましたが、種々の一般事業の施策の中でそれぞれ支援もできておりますし、また続けていきたい、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 所期の目標の達成ということでなく、今後の農業者支援という立場に立って、ぜひまた細かいところでございますが、予算化しても200万円、300万円の、歳出のときは180万円ぐらいで終わりましたけれども、補助があるということの応援になるかと思いますので、ぜひ検討を強力にお願いします。

 それでは、カイガラムシの方の最後の質問ですけれども、牧ノ入の方からご案内をしていただきながら写真をとっていただいて、大きく伸ばしていただいたのを届けていただきました。ぜひ見ていただきたいと思います。こういうような状況です。本来ならこの幹は見えないはずです、新緑になっていれば。でも秋の枯れた木のように本当に骨だけの木が立っているんですね。全部枯れてかれている木もあります。先ほど3年、4年というふうなことでスタンスを見てみないとわからないということでしたけれども、こちらの方は飯山市の山岸の山です。もうすぐ中野市へつながっている山ですけれども、これも連れていっていただいて、もう既に何年もたっている山でもまだ緑が生き返ってきていません。それでこの山岸の近くのおばあちゃん、畑におられまして、これうちのクリの木だというふうにおっしゃったんですよ。そのクリの木は幹だけで、幹から葉っぱが出ているんです。もう何年たったかな、5年ぐらいたったかなとおっしゃっていたですけれども、畑に植えたクリの木がもうほとんど実をつけなくなっていると。

 そういうことで、非常に心配、民家の植えた木にもどんどん移ってきている。これだけの被害が進んでいる中で、昨年9月議会でお話してから報告されていないんですよね、地域に。県との連携の。このことはどのように市の方で対応されていたのか、今まで。なぜ報告さていないのか、非常に山菜取りに行った方々も何だこれとなるでしょうね。非常におそろしい現象だなというふうに、木島平村のスキー場から見ても、線になって枯れている木が林の中になっているんですね、緑と。そのような状況の中で、もう少し地元に対して皆さんの不安を解消するような対応の仕方があってしかるべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(武田典一君) 経済部長。



◎経済部長(柴草高雄君) カイガラムシの関係につきましては、昨年もご質問をいただき、その後、県の方ともいろいろ協議、打ち合わせて等をさせていただいております。今お話もありましたとおり、写真も見せていただきましたが、私も現地を見させていただきました。確かにおっしゃるとおり、枝の先の方が枯れているけれども、幹の方から胴ぶき、芽が出ていると、こんなような現象の写真かというふうに思われますが、全国的にも山梨県でも大分その被害が出ているようでありますけれども、まだこれといった対策というふうなふうにも他県でもいっていなようであります。長野県の方では昨年からいろいろと検討しまして、被害地の試験区を設けまして、種々いろいろな施策を導入しながら試験をしたいと、こんなことで先ほど市長が申し上げました、3年程度かかってしまうかな、こういったことでございます。

 いずれにしても、住民の皆さん方に不安であったりというふうなことで大変申しわけないわけでありますが、いずれにしても、県の方も試験区を設けながら、何とか対策等講じられるものであれば、その辺をまた追求をしていく、こんなふうに言っております。また、県の方も近々再度調査をするというふうに言っておりますので、私どもまた情報して、被害の状況等もまた調べていきたい、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) これもしかしたら天敵がいなくなって膨大に発生しているのかもしれないと、それらの原因というのはなかなか、世界じゅうに6、7,000の種類があるそうで、県内、日本だけでも400種のカイガラムシがいるということですけれども、そういう中で今までの経過の報告などを、やはり地元に住んでいて、住んでいない山が遠くでこうなっているのと違って、まるっきり一歩出た目の前でそういうことが起きているという牧ノ入や岩井の方々のそういう思いに対して、市の今の経過の対応、進んでいませんよね。去年の秋のお答えと、連携をしていきますという時点では。ちょっと聞き取りのときもあったんですが、放っておけばいつか直るというような県の対応もあったようにも伺いますが、暮らしている方々の思いを感じ取っていただければ、やはり何か経過があったら、生きている方々のところに、住んで暮らしている方々のところにきめ細かな報告なり、対応の策なりやっていくことが、市の親切な対応じゃないかと思うんですよね。そういうことからも、市への信頼関係も深まるし、そういうことが全然ここまでなされてきていないという、春になっても。県から報告があったのはいつですか。

     (「報告といいますと……」という声あり)

 昨年の9月議会でお話ししてから県と連携をして、治山、そして山林の維持、そういうことにかかわって進みたいというふうなお話の中で、県と連携をしながら県との方向が出たり、何か中野市に報告があったり、皆さんがやられたことはこれまでの間にどのようなことがあったですか。



○議長(武田典一君) 経済部長。



◎経済部長(柴草高雄君) 昨年の9月ですか、関係者の打ち合わせ会が県の方で開かれまして、そのときに県の方では、先ほど申し上げました試験区を設けて実験といいますか、対策方法等の検証をするための試験区を設けて対応していきたい、こんなことで打ち合わせ会議に臨んでおります。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) 5月13日に県から何か報告があったのではないでしょうか。



○議長(武田典一君) 経済部長。



◎経済部長(柴草高雄君) ことしの5月25日でしょうか。

     (「15」という声あり)

 ちょっと私の方へ直接聞いておりませんので、後ほどもしあれしたら調べてご答弁します。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) そのように連絡を取り合ったという話は聞いているんですが、5月15日からまて6月まで、この新緑の季節に一番気にかけておられたわけです。来年葉が出るか、芽が出るかって。そういう地域の方々の庭にある樹木にまで移ってきている心配の中で、経過としてそういうことがあったら、やはりちゃんと区長なり、問い合わせがあった方々にお知らせするべきだと思うんですよね。大変なことを、実際にどうするかということは、一口に簡単に進まない大きなことだと思いますけれども、心配されているからこそ皆さんが市の方にも問い合わせたり、されているわけですから、そういうところの市の対応が言いっぱなし、聞きっぱなしで、何ら報告もないという状況の中では、住民の皆さん市に対する不安も不信も募ってきますので、そういうことが結果としてすぐにどうする方向だ出とかというのじゃなくても、何事につけてもそうですけれども、そうしていく必要があるんじゃないかと思いますけれども、市長にこのことだけじゃなくて、すべてのことに通用することだと思いますが、説明責任というか、皆さんが安心して暮らせる中野市になるように、このことだけじゃなくて全般のことだと同じだと思うんですけれども、ぜひそういう姿勢で進んでいただきたいと思います。

 最後に、市長にお願いして終わりたいと思います。



○議長(武田典一君) 市長。



◎市長(青木一君) このカイガラムシ問題に限らず、各地で課題等が発生しているときに、当然私どもは担当課でもってその解決に向けて常日ごろ努力しているわけでありますけれども、その途中経過であり、また見通しであり、また目的達成であり、その都度都度関係する住民の皆さんに情報を伝達するということは大事なことかなというふうに思います。ただ、タイミングとして、地域の皆さんにお知らせするタイミングも事業課、担当課の方では推しはかっている。どの時点でお知らせをしよう、ただ、不安をかき立てるのではいけないし、情報を伝達し、市の対応策が決まっていない段階でお知らせするのも、それも無責任なことであろうかというふうに思います。

 そんなことをトータルして勘案しながら、いずれにしろ、地域の皆さんに課題等の進捗状況は常日ごろとぎすまされた神経を持ってお知らせするという義務は持っていることは大事なことだろうというふうに思っておりますので、鋭意努力させていただきます。



○議長(武田典一君) 12番 野口美鈴議員。



◆12番(野口美鈴君) そのようにやっていただきたいと思いますが、問い合わせをしてもなお返事がないということなんです。そういうことを改めていただきたいということをまた強くお願いします。終わります。



○議長(武田典一君) 次に、進みます。

 ここで昼食のため午後1時まで休憩いたします。

(休憩)(午後零時01分)

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(再開)(午後1時00分)



○議長(武田典一君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。

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○議長(武田典一君) 順位4番 中野市CATVの高度化について、学校給食センターについて、11番 小泉俊一議員。

     (11番 小泉俊一君登壇)



◆11番(小泉俊一君) 11番 小泉俊一でございます。

 先般通告しておきました質問2点についてお伺いします。

 国の情報革命で2011年7月24日をもって地上アナログ放送が終了します。中野市では旧豊田村が有利な補助事業を使い、光ケーブルを整備したのに対し、旧中野市には民間会社があるため公共事業で整備ができず、情報格差が指摘されております。

 市では情報格差解消と災害時を含め、公共事業のきめこまやかな提供を目的に現在ある公私2つのケーブルテレビを一本化し、公設民営化の方向を検討してきました。既に中野市CATV高度化調査研究会での6回の会議をまとめた形で、公設民営化を基本とし、合併特例債の活用で整備するとの報告も出ております。その内容はどうなのでしょうか。

 私設のテレビ、北信ケーブルビジョンは、旧中野地域と山ノ内エリアに加入率32%で4,522世帯、キー局の番組の再放送と自主放送をアナログで行っています。

 一方、公設の豊田情報センターは加入率98%、1,400世帯で、ほぼ旧豊田地域全体をネットワークとしております。キー局番組の再放送と自主制作番組の放送、PHSによる電話、インターネット接続と最新の情報、インフラ整備を終えております。

 県下でもことし4月1日、NHKが地上デジタル放送を開始し、民放も10月1日から地上デジタル放送に変わります。さらにNTT東日本が市内長嶺、南宮を初め、新たに小田中、諏訪町、中央、西町、東山、三好町へのサービスを拡大し、あわせてBフレッツを利用した光IP、光電話の提供も始めます。地上デジタル放送の開始により無料の視聴番組が格段にふえ、私設の北信ケーブルビジョンの加入料を払って視聴する必要がなくなり、市民の皆様から、低い加入率の同社救済策とも思える公私一本化、公的資金を導入してまで実施する必要があるのかという声をお聞きします。既にNTTの光エリアは拡大に伴い、パソコン所有者でのデジタルで世界中の番組視聴が可能になっており、旧式な放送設備の救済を目的と思える税金投入は疑問を感じます。

 アメリカでは当初から地上デジタルで情報インフラ整備を行っており、ヨーロッパも含めて地上デジタル化は世界標準になってきています。障害者、高齢者などの従来の情報アクセス弱者と言われていた人たちも、地上デジタル放送推進協会が字幕放送や解説放送も行おうとしております。

 そこで市長にお伺いします。

 公的資金を旧中野市で25%そこそこの加入しかない民間会社のために使えるのか。

 第2に、地方自治法の関連条文も含めてお答え願います。

 中野市CATV高度化調査研究会のこれまでの審議経過と報告書に至った経過を詳細に説明願います。

 NTTが光エリアを拡大しているときに、新たな投資を行っても情報関連設備は日進月歩ではなく、秒針分歩の時代に数年で新たに機械設備の最新機を迎えると思われます。実態への対応は考慮した計画なのか、お伺いします。

 次に、仮に一本化した場合も、NTT加入者契約者など加入を好まない市民に対する公的な情報提供措置はどのような方法を考えているのか。

 加入者ゼロでも事業を推進するのか、お伺いします。

 合併特例債は確実に年々年度負担をふやします。これ以外に有利な補助金がないのか、お伺いします。

 それと旧豊田村の光ケーブル導入の際、補助事業の償還期限は過ぎているのか、お伺いします。

 次、2番に、北部給食センターの件ですが、当面の計画ではオール電化で十分な対応がとれるとの試算で長い時間と労力を使いセンターをつくり、価格の安い深夜電力を導入し、温水設備を整備してガス化を見送ったのにもかかわらず、オープンから2カ月しかたたない間に不合理が生じ、調理に支障が出ているほど火力不足が発生しているとお聞きましたが、現状はどうなのですか、対応はとられているのでしょうか。支障が出ている場合、対応はガスで賄っているのか、お伺いします。

 次に、南部給食センターの件ですが、建築予算と北部と同じでオール電化を使って建築するのか、お伺いします。

 以上です。



○議長(武田典一君) 市長。

     (市長 青木 一君登壇)



◎市長(青木一君) 小泉議員のご質問にお答えを申し上げます。

 まず1点目、中野市CATVの高度化についてであります。

 本市におけるCATVは、市が運営しております豊田地域の豊田情報センターとテレビ北信ケーブルビジョン株式会社が運営をする中野地域のCATVの2系統がありますが、施設の状況や運営方法などさまざまな面において情報格差が生じており、合併時からの課題として認識をしてきたところであります。国の情報化計画、いわゆるIT基本法により地上デジタル放送の導入が進められており、長野県内ではことし4月からNHK長野放送局が開局をし、10月からは民放4社がそれぞれ開局する予定となっております。

 このデジタル放送は、高画質の映像と高音質の音声で臨場感あふれるテレビ放送が楽しめるほか、インターネットと連携をしたデータ放送や双方向サービスが可能となるなどメリットがあるとされております。

 また、市内全域を網羅する高速情報通信網が整備されていないことから、CATVの高度化にあわせ光ファイバーによる情報通信網を構築することにより、高速インターネット環境を整え、情報通信基盤を整えていく必要があります。

 本市におきましては、放送のデジタル化におくれることなく、また地域の情報通信網としての活用を含めて、中野市にふさわしいCATVについて検討をしていただくことを目的に、昨年11月に市民の代表など14名の方々で構成をする中野市CATV高度化調査研究会を立ち上げ、本年3月には研究結果報告書として整備方法、提供する放送、通信サービスの内容、管理運営の方法などについてご提言をいただきました。

 CATV高度化調査研究会の経過及び提言の内容の細部につきましては、総務部長の方から答弁をさせます。

 市といたしましては、この報告内容、ご提言の内容を踏まえ、市民生活に役に立つ、中野市にふさわしいCATVのあり方について現在検討を進めているところでございます。

 次に、学校給食センターについての質問についてお答えを申し上げます。

 北部学校給食センターは本年4月より稼働をしており、1日当たり2,000食程度の給食を6小・中学校に配給しているところであります。同センターの本格稼働直後は深夜電力による貯湯量では間に合わず、午後の洗浄作業の湯量が不足するということがありましたが、追い炊き機能の活用と電気温水機能の調整及びお湯の使用時間帯の平準化による対応により、現在は支障もなく運営をしているところであります。

 南部学校給食センターの進捗状況につきましては、昨年度に実施いたしました設計プロポーザルの採用者に本設計を委託し、今年3月の市議会定例会において建設事業費をご承認をいただき、現在工事発注事務を進めているところであります。

 なお、細部につきましては、教育委員会から答弁をしていただきます。

 以上であります。



○議長(武田典一君) 総務部長。

     (総務部長 小林照里君登壇)



◎総務部長(小林照里君) 高度化調査研究会の経過につきまして市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 初めに、豊田情報センターとテレビ北信ケーブルビジョン株式会社の概要をご説明申し上げます。

 豊田情報センターのサービスエリアでございますが、豊田地域全体で4月1日現在のCATV加入世帯は1,349戸、約98%の加入率でございます。また、電送路は770メガヘルツ双方向でございまして、インターネットデジタル対応をしております。

 一方、テレビ北信ケーブルビジョンのサービスエリアでございますが、桜沢、岩井、牧ノ入、中小屋の区域を除く中野地域と山ノ内町の一部地域で、中野地域の4月1日現在で申し上げますと、CATVの加入世帯は4,522戸、割合で約32%の加入率でございます。電送路は300メガヘルツ単方向でありまして、インターネット、デジタル対応はしておりません。

 CATV高度化調査研究会の経過の内容でございますが、昨年11月16日に研究会を設置され、6回の研究会を開催いただきまして、本年3月2日に研究結果の報告をして市長に提出をいただきました。

 報告書の提言内容でございますが、まず、整備の方法や実施の時期、また、提供をいたしますサービスの内容、また、管理運営や推進の方法などでございます。

 情報通信を取り巻く環境は日進月歩でござまして、技術の革新は著しいものがございます。市といたしましても、この研究結果、提言を踏まえまして、将来を見据えた上で内容を検討し、計画を進めてまいりたいと考えております。

 また、財源の確保についてでありますが、合併特例債を中心として情報通信基盤整備推進交付金など補助制度の活用をも視野に入れまして、できる限り有利な方法で整備をし、市民の皆さんが加入しやすい内容にしてまいりたいと考えております。

 また、豊田情報センターにつきましては、農林水産省の補助金で整備をしたところでございますが、CATVの高度化につきましては、補助事業、農林水産省からの補助事業の目的を損なうものではないということでありまして、補助金の返還等は今のところ問題ないというふうにお聞きしております。

 次に、未加入の市民の皆さんに対する情報提供でございますが、従来どおりの広報紙、市の公式ホームページなどによる情報提供が主となりますが、CATVは映像と音声、文字放送によりきめ細やかな情報提供が可能となります。整備の目的を達成するには、より多くの皆さんに加入をしていただくことが必要であると考えております。

 また、民間通信事業者によります中野地域の一部におきまして通信用の光ファイバーケーブルが整備され、サービスが提供されておりますが、市内全域の割合にして約11.9%でございまして、他の周辺地域につきましては、採算性から見て整備にはかなりの時間がかかるものとお聞きをしております。

 また、難視聴地域と共同受信施設でテレビを視聴されている地域についてでございますが、これについてはデジタルの電波が届きにくいというふうにお聞きをしております。このようなことからも、研究会のご提言を踏まえまして、本市にとりましてふさわしいものとなりますよう、今後も検討を進めていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(武田典一君) 教育次長。



◎教育次長(豊田博文君) 学校給食センターについて市長答弁に補足してお答え申し上げます。

 北部学校給食センターの給湯設備の現状につきましては、午前の調理作業、午後の洗浄作業、すべての給湯を大型電気温水器によりまして対応しているところであります。この電気温水器は深夜電力により約10立方メートルのお湯を貯湯し、昼間の作業に使用しております。さらに不足する場合は追い炊き機能により確保することとしております。なお、熱源としては電気以外使用しておりません。

 今後においても、湯の使用量については、年間を通して確認を行い、工夫をしながら運営に努めてまいります。

 南部学校給食センターの建設事業費については、平成18年度、平成19年度2年間の継続費として設定したもので、総額6億1,214万円、年割額としては平成18年度に2億4,487万2,000円、平成19年度に3億6,726万8,000円であります。

 熱源については、設計プロポーザルにて採用されましたオール電化方式とし、北部学校給食センターでの稼働状況を考慮した上で整備することとしております。



○議長(武田典一君) 11番 小泉俊一議員。



◆11番(小泉俊一君) 継続でお願いします。

 CATVの件なんですが、仮に一本化にした場合、行政の試算は出ているのでしょうか、お伺いします。



○議長(武田典一君) 総務部長。



◎総務部長(小林照里君) まだ試算はしてございません。本年度の予算で設計に要する段取りの予算を今回平成18年度予算でお願いしておりまして、それを踏まえて、その次の段階で試算と申しますか、設計の委託をしていきたいと考えております。



○議長(武田典一君) 11番 小泉俊一議員。



◆11番(小泉俊一君) 6回近くの会議をした中で試算が出ていないというのはちょっとおかしいかなと私は思うんですけれども、聞き取り調査のときに職員の方とか、一般の人たちに聞くと、安くて14億円から、高くて25億円ぐらいという話を聞いているんですけれども、いかがですか。



○議長(武田典一君) 総務部長。



◎総務部長(小林照里君) 議員十分ご承知だと思うんですが、その私設ケーブルの方法によりまして、本当に幾つかの軒先まで光ケーブル入れる場合でありますとか、途中で同軸の変換器ですとか、幾つか方法があると思います。したがいまして、これから研究する中で、本市としてはどのような布設をしていくかということによりまして金額も大幅に変わってまいりますので、視聴も二度目になれば、先ほど市長申し上げましたが、中野市にとりましてどの布設の方法が一番ふさわしいのかということもあわせて研究したいと思います。



○議長(武田典一君) 11番 小泉俊一議員。



◆11番(小泉俊一君) 光を電柱のところにつないで、家庭には要は同軸で持ってくるということになると、ゴースト障害とか、先ほど総務部長の方から難視聴地域の話も出たんですけれども、難視聴地域の答弁もお聞きしたんですけれども、総務省の方から出ている地上デジタルテレビのガイドブックのところには、難視聴地域の件は全部解消すると出ているんですよね。こういう情報が出ているのにも、答弁に届きにくいということはNHKでも受信料をいただく限り、民放もそうなんですけれども、届きにくいところを全部見られるようにする。ことし10月にはもう全部中野地域には、善光寺平から電波が出て、すべて旧豊田地域、中野地域は全部テレビ出るんですよね。その辺についていかがですか。



○議長(武田典一君) 総務部長。



◎総務部長(小林照里君) 今おっしゃいましたことにつきましては、課題の1つでございまして、検討すべき事項は幾つかあると思います。今お答えしたとおり、こちらで先ほど私補足で申し上げたとおり、受け取りづらいところもあるというふうな状況も要望とされましたので、1つの検討課題として申し上げたところでありまして、それを解消してふさわしいものは何であるかということを計画を策定していきたいと考えております。



○議長(武田典一君) 11番 小泉俊一議員。



◆11番(小泉俊一君) はい、わかりました。

 それと先ほどの答弁の中で、NTTの光は市内全域でも約11.9%と答弁しましたが、やり始めてたった2カ月なんですよね。それで中野市のケーブルビジョン株式会社については、約20年経過していて、山ノ内町も含めて32%なんですよね。旧中野市のみなら25%ぐらいということなると思うんですよ。

 そうすると、中野市全体で1万4,000世帯の25%なんですけれども、あと75%の世帯の方々にはどういう、加入した人たちだけがケーブルを使って便利になるということなんですか。

 それと加入率も頑張るというような答弁、より皆さんに加入していただくことが必要であるとの考えであるという答弁をもらいましたが、どんな方法でやっていくか、お聞きいたしたいと思います。



○議長(武田典一君) 総務部長。



◎総務部長(小林照里君) 公の予算を使いまして基盤整備と申しますか、情報をインフラを整備するわけでございますので、より多くの方にこの利便を向上するということが目標であります。それについて何%の数値目標を持っているかというふうなことのご質問でございますが、ここですぐ何%の目標でこの計画するということについては、まだ検討してございませんが、いずれにしろ、市民の皆さんが納得していただけるというふうな加入率についても、行政の責任として関係団体に働きかけたい、そして推進を図っていきたいと考えております。



○議長(武田典一君) 11番 小泉俊一議員。



◆11番(小泉俊一君) それと先ほどの安い価格で光を引いて同軸でもって家庭には持ってくるという形にすると、約14億円ぐらいの試算だと、仮に14億円だとしたとして、世帯で割れば1軒目10万円ぐらい、ということは20型の地上デジタルテレビ1台ずつ中野の皆さんにお渡しできるぐらいの金額なもので、その辺よく検討してもらって、やっていただきたいと思います。

 私が思うには、ITの関係なんですけれども、現在無料動画というテレビがあるんです。GyaOというサイトなんですけれども、このように、このサイトのようにニュース、ラジオ、ブロードバンド放送、映画、ドラマ、音楽など中野市CATVで編集をして、それで中野市のホームページからアクセスできるような形もとれると思うんですよ。それでちなみにそのGyaOという登録者なんですけれども、990万人なんですよね。私も見ているんですが、安くできるし、ホームページからアクセスで飛ばすような形も、しょせん、しょせんなんて言っちゃいけないんですけれども、普通のテレビと違ってリアルタイムに動いているわけじゃないんですよね。録画したものを一たん収録して流すという形なもので、カメラマンが持っていって飛んで歩いているわけじゃないんですよね。そんなもんで可能な形だと思うんですけれども、いかがですか。



○議長(武田典一君) 総務部長。



◎総務部長(小林照里君) 中野市が市の行政事務として地域情報インフラを整備するということにつきましては、戻ってしまうんですが、新市まちづくり計画の中におきましても、私が申し上げるまでもございませんが、豊田地域と中野地域の情報格差の是正というのが大きな目標でございます。推進に当たっては、なるべく経済的な投資で目的を達成するようにということは考えておりまして、今いただいた情報も情報としてちょうだいして、これからの中で含ませて考えます。



○議長(武田典一君) 11番 小泉俊一議員。



◆11番(小泉俊一君) ありがとうございます。

 次に、学校給食センターでございますが、深夜電力を使い貯湯量ですが、せっかく安い深夜電力を使いコストダウンをしているにもかかわらず、追い炊きをして清掃作業に使っていると意味がないような気がするんですけれども、いかがでございますか。



○議長(武田典一君) 教育次長。



◎教育次長(豊田博文君) この貯湯タンクにつきましては、設計では厨房機器メーカーで産出しております蛇口から出る水道と申しますか、井戸と申しますか、あるいは使用時間によってタウンの容量を決定をしているわけであります。自主設計の中では最大限深夜電力を利用して、さらに追い炊きも可能なものとして設計をしていただいたものでありまして、すべての湯量を深夜電力で賄うものとしたものではございません。追い炊きもして湯量を賄うということで設計したものでございます。



○議長(武田典一君) 11番 小泉俊一議員。



◆11番(小泉俊一君) わかりました。

 それと答弁の中で、お湯を工夫しながら運営に努めるとお聞きしましたが、お湯を好きなだけ使えなければ、よりよい衛生管理にはならないような気がするんですけれども、その辺いかがですか。



○議長(武田典一君) 教育次長。



◎教育次長(豊田博文君) 先ほど申し上げましたように、追い炊き機能の活用はもちろんでございますけれども、さらに電気温水器を調整したり、お湯の時間帯の平準化によって調理業務を対応しているわけでありますが、その対応としては、朝一番に貯湯槽から洗浄器の方へ、温水器からお湯を張って、さらに貯湯槽に給水をして追い炊きをする。それからこの洗浄器につきましては、当然食器の洗浄でございますから、お湯を使っているわけであります。あと不足するというか、水を使ってコンテナを洗うとか、野菜の下処理は水洗いをしていくとか、そういうようなことで、電気についてもそうです焚けれども、水についても作業を工夫しながらやっていたいということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(武田典一君) 11番 小泉俊一議員。



◆11番(小泉俊一君) それは何かちょっとおかしいような気がするんですけれども、工夫ということじゃなくて、今の世の中水道をひねればお湯が出るのが当たり前、水道をひねれば水が出るのが当たり前、工夫してというような形はちょっとおかしいかなと私なりに思うんですが、人が機械にあわせるのではなく、人がマシンを使いこなせくちゃいけないと思うんですよ。また、これで冬期間になるし、お湯がまた不足すると思うんですけれども、給湯設備を直す考えがあるのでしょうか。



○議長(武田典一君) 教育次長。



◎教育次長(豊田博文君) ただいま申し上げましたとおり、作業の内容を工夫しながら実施をしていきたいと思っておりますので、お願いします。



○議長(武田典一君) 11番 小泉俊一議員。



◆11番(小泉俊一君) ありがとうございました。

 以上で終わります。

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○議長(武田典一君) 次に進みます。

 順位5番 市の花について、7番 湯本隆英議員。

     (7番 湯本隆英君登壇)



◆7番(湯本隆英君) 7番 湯本隆英です。通告いたしました1点について質問いたします。

 1番、市の花について。

 新市中野市が発足して1年が過ぎましたが、昨年、平成17年6月定例会の一般質問において市の花について一般質問を行いました。青木市長は答弁で「合併後、新市おいて調整、制定するとしております。今後は、新市のシンボルとして必要と考えておりますので、旧市村で制定された経過も参考にしながら、市の花は1つでよいのか、複数でよいのかを含め、広く市民の皆様のご意見をお聞きし、できるだけ早く制定してまいりたいと考えております。」と答弁されております。

 さて1年と2カ月目に入りましたが、市の花はいつごろ制定されるのかお尋ねいたします。

 以上です。



○議長(武田典一君) 市長。

     (市長 青木 一君登壇)



◎市長(青木一君) 湯本議員の質問に対してお答えを申し上げます。

 市の花について。

 合併後の中野市の花についてでありますが、合併前の中野市の花シャクヤクは、市制施行30周年を記念して昭和59年に制定したものであり、また、合併前の豊田村の花サクラは、村制施行30周年を記念して昭和61年に制定したものであります。市の花を制定することは新市のシンボルとして必要なことであると考えており、制定に際しましては、中野市総合計画の策定に当たり実施いたしました市民意識調査の結果も尊重し、決定してまいりたいと考えております。

 制定の時期につきましては、市の花のみでなく、市の鳥、市の木、また市民憲章、市民歌、各種宣言の制定もあわせ、公募委員も含めた制定懇話会的なものを秋までには立ち上げ、協議いただく中で、できるものから市制施行の節目の記念事業の1つとして位置づけ、制定をしていくことが適当であると考えております。もう既にその準備に入っているところであります。

 以上であります。



○議長(武田典一君) 7番 湯本隆英議員。



◆7番(湯本隆英君) 今ご答弁いただきました市制施行の記念事業とは、それはいつごろの時期のことをおっしゃっているのでしょうか。



○議長(武田典一君) 総務部長。



◎総務部長(小林照里君) 通常でございますと、節目の記念事業と申しますのは、まず5年、10年ということ、要するに、場合によっては3年ということもあります。これらの中で、本当に制定したことによって市民の皆様にもそういう意識と位置づけが共有していただけるような行事の1つとして取り組んでいきたいと考えております。



○議長(武田典一君) 7番 湯本隆英議員。



◆7番(湯本隆英君) 継続でお願いいたします。

 5年、10年、行政の方々の時間の単位とどうも民間の時間の区切りというのが、大変同じ1年でも何か違うような感じがしますけれども、この間、中野市の市民意識調査の報告書が平成18年3月にでき上がっております。その中で122ページと123ページにその調査の報告が出ておりますが、その点についてどういう結果が出たか、お話し願いたいと思います。



○議長(武田典一君) 総務部長。



◎総務部長(小林照里君) 意識調査の結果でございますが、市の花につきましては、お答えいただいた割合で申し上げますと、バラの花が58.7%、シャクヤク、サクラが、すべて花でございますが、シャクヤクが17.0%、サクラが14.9%、その他無回答ということでございます。



○議長(武田典一君) 7番 湯本隆英議員。



◆7番(湯本隆英君) 継続でお願いいたします。

 その続きには、市の鳥としてチョウゲンボウが83%の回答、123ページには市の木としてリンゴの木が65.1%、2番目にはモミジが23%、市の花、鳥、木全体についてそれぞれ1つずつが58.6%、複数あってもよいというふうに回答された方が28.9%いらっしゃいます。こういう結果が出ながらなかなかそういうものを、小出しでもいいですから、決めたものから1つずつ制定していくというようなものという考え方というのは、行政としてできないでしょうか。



○議長(武田典一君) 総務部長。



◎総務部長(小林照里君) 先ほど市長からもご答弁申し上げましたが、市制の行事、市制の事業にあわせては、市民憲章でございますとか、各種の都市宣言、また、市民歌ということについても、節目の事業の一環として定めて、より記念行事を充実させようということの目的がございます。

 したがいまして、これから例えば市民歌につきましては、どのような作曲の方法でやったらいいのかということを含めまして進めていく。ご質問でそろったときからというご意見ございますが、それらについてはご協議いただく中でまた決めていきたいと考えます。



○議長(武田典一君) 7番 湯本隆英議員。



◆7番(湯本隆英君) 継続でお願いいたします。

 本年5月13日に青木市長が鹿屋市で第15回のばらサミットに出席され、今回11の市町が地域づくりの報告をされていらっしゃいます。西日本新聞の朝刊によると、中野市には活動報告といたしまして、「バラ以外の花もバラ園に植えて四季を通して楽しめる施設にかえる計画の長野県中野市」というふうに西日本新聞の朝刊に出ております。各自治体がそろっている中で、市の花のところが空欄であるのは中野市だけではないのでしょうか。市長、その点いかがでしょう。早く決められた方が、市長もいろいろ出ていかれるときにすっきりされているのではないでしょうか。



○議長(武田典一君) 市長。



◎市長(青木一君) 市の花鳥木、また市民憲章、各種制定のもの、すべてが市をシンボルリックに表現するものであり、市が市内外に対する市の方向性、姿勢を示すものとしてその役割を負っているものだというふうに私は認識しております。でありますから、これは花が、鳥が、木が、それぞれ独立したものではなく、すべてがお互い支え合いながら、またかばい合いながら、またお互いにそれぞれ主張し合いながら、中野市を特徴づけて情報発信をしていく、そういうアイテムとしてあるものというふうに思います。

 でありますから、花のみが、花がバラということで58.6%、大勢の皆さんが認知していただいているからといって、極めて制定スケジュールを意味づけられないまま制定をする。例えば今バラまつりが終了しましたが、今でもたくさんのお客さん見えて行ってくださいますけれども、よしんばこのバラまつりにあわせて、半年前から、1年前から市民意識調査を行ったらすぐその結果が出たわけですから、その結果をもとに制定したとしたら、恐らくこのバラ、市の花はバラ、これは単品でなく、これは市民の皆さんのご理解をいただくわけでありますが、シャクヤクもという形でなるかもしれませんが、複数の花であっても、単独の花であっても、花だけが先行して中野市のシンボリックに表現するものとして扱われたのでは、私はそれは違うのかなというふうに思います。

 ですから、これは今総務部長も言ったように、市民感も大事な中野市を表現するアイテムになるわけでありますから、私は節目の年に総合してやっていきたいというふうに、答弁先ほど申し上げたつもりであります。それはバラの花を、バラがこれだけ大勢の人に認められていることも承知しながらの、あえてそのようにした方がベターであろうという判断であります。



○議長(武田典一君) 7番 湯本隆英議員。



◆7番(湯本隆英君) 継続でお願いいたします。

 考え方の違いだというふうに私は非常に認識しております。例えば365日、1日1ページの連載小説を書きながら365日たって1冊の本をつくることと、365ページの本をつくってこれが本ですよというふうに売り出すとの違いだと思います。私から見ますとは、中野市という1つのテーマ、新市の中で1つの物語というのはもう既に動き始めているわけですから、それが市長のおっしゃる、去年の答弁ではできるだけ早い時期に、できるだけ早い時期というのが、合併して1年なんですから、この辺の市民意識調査の中で、もう明らかに答えが出ているものに関しては、早め早めにPRしながら外に出して、中野市を発信していかれた方が私は賢明だと思います。



○議長(武田典一君) 市長。



◎市長(青木一君) 私もだれにも負けないぐらいのスピード感をもって市政に当たっているつもりであります。その私をしても、昨年の市民意識調査は大事な位置づけとしてとらえております。でありますから、それが公の公表する段階にまとまったのがついこの間でありますから、昨年6月の議会から粛々と、淡々とそのスケジュールにのっとって進めていっているつもりであります。

 でありますから、先ほどの答弁に、もう準備に入っているというとうべんを申し上げましたが、その市民の皆さんを交えた策定懇話会的なものをもう既に立ち上げる準備のもとに立ち上げ、市民感も含めてそこで総合的な判断する、バラだけが先行するということでもないわけであります。そんなことなくしても、バラはもう既に市民の皆さん方にも、市内外の皆さん方にも大きく中野市の特徴として位置づけられているわけでありますから、ものの資料の中野市のページの中に、市の花がバラという項目がないことに対しましては、この数年間ぐらいは幾らでも私は辛抱できる範囲の中にあります。



○議長(武田典一君) 7番 湯本隆英議員。



◆7番(湯本隆英君) 私は去年の質問の中でも、市の花は1つでもいいとは言っておりません。1つでも2つでもというふうに述べております。ですから、シャクヤクに関しても、その生産者の方たちも、今までの努力に対しては非情なる敬意を表しているわけでございます。ですから、これに関しまして、ただただ長い時間の中に物事を進めていくんではなく、決まったものから外へ出していくという方法も民間の発想として訴えているわけです。ですから、市長部局との考え方の違いですので、その辺について市長もう一度お願いいたします。



○議長(武田典一君) 市長。



◎市長(青木一君) 答えは同じであります。



◆7番(湯本隆英君) はい、了解。

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○議長(武田典一君) 次に進みます。

 本日の市政一般質問はこの程度にとどめ、残余はあす行います。

 本日はこれにて散会をいたします。

(散会)(午後1時44分)