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長野県 伊那市

平成27年  7月 臨時会 07月22日−01号




平成27年  7月 臨時会 − 07月22日−01号









平成27年  7月 臨時会



              平成27年7月

            伊那市議会臨時会会議録

               (1−1)

1.開会  平成27年7月22日(水曜日)午前10時00分

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2.出席議員の氏名(21名)

          1番     白鳥敏明

          2番     野口輝雄

          3番     丸山敞一郎

          4番     八木択真

          5番     唐澤千明

          6番     唐澤 稔

          7番     橋爪重利

          8番     宮島良夫

          9番     竹中則子

         10番     中山彰博

         11番     平岩國幸

         12番     飯島 進

         13番     若林敏明

         14番     飯島光豊

         15番     黒河内 浩

         16番     柴 満喜夫

         17番     前澤啓子

         18番     前田久子

         19番     柳川広美

         20番     飯島尚幸

         21番     伊藤泰雄

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  欠席議員の氏名

                   なし

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3.説明のため出席した者の職氏名

       市長          白鳥 孝

       副市長         林 俊宏

       教育長         北原秀樹

       教育委員長       松田泰俊

       総務部長        原 武志

       市民生活部長      御子柴泰人

       保健福祉部長      城取 誠

       農林部長        富山裕一

       商工観光部長      田中 章

       建設部長        山崎大行

       水道部長        福澤恒幸

       教育次長        大住光宏

       会計管理者       原 秀夫

       長谷総合支所長     池上直彦

       総務部参事       伊藤明生

       総務課長        馬場文教

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4.職務のため出席した事務局職員

       事務局長        池上 忍

       次長          久保田 玲

       庶務係長        松澤美保

       主査          松澤宏行

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5.議事日程

   日程第1 会議録署名議員の指名について

   日程第2 会期の決定について

   日程第3 議案第1号 平成27年度伊那市一般会計第4回補正予算について

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△開会 午前10時00分



○議長(伊藤泰雄君) おはようございます。

 この地域の梅雨もですね、先ごろ梅雨明け宣言がされまして、大きな被害もなく梅雨が明けて本当によかったなと思っております。その後、大変毎日猛暑が続いておりますけれども、議員の皆さんも暑さに負けないように、議員活動を頑張っていただきたいと思います。

 きょう、臨時議会をお願いしたのは、御承知のように学校給食施設の入札がですね、2カ所不落になるということで、きょうはそのための補正予算をお願いするわけでございます。議会はチェック機能を本当に果たしているかどうか、市民はしっかり注目して見ていると思いますので、どうかしっかり皆さん議論をしていただいてですね、間違いのない採決をよろしくお願いいたします。

 ただいまから平成27年7月伊那市議会臨時会を開会いたします。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって議事を進めてまいります。

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△会議録署名議員の指名について

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○議長(伊藤泰雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、12番、飯島進議員、13番、若林敏明議員を指名いたします。

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△会期の決定について

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○議長(伊藤泰雄君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う者あり)



○議長(伊藤泰雄君) 御異議なしと認めます。よって会期は、本日1日間と決定いたしました。

 ここで市長から御挨拶をお願いいたします。

 白鳥市長。

     (市長 白鳥 孝君登壇)



◎市長(白鳥孝君) 平成27年7月伊那市議会臨時会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

 先週は台風11号による被害を心配しましたが、幸いこの地域におきましては大きな被害もなく、胸をなでおろしたところであります。

 19日に気象庁は関東甲信越地方が梅雨明けしたとみられるという発表をいたしました。平年より2日早い梅雨明けとなったわけであります。いよいよ夏本番ということになるわけであります。

 本日は、7月伊那市議会臨時会をお願いいたしましたところ、全議員の御出席を賜りまして、まことにありがとうございました。

 ここで6月定例会以降の伊那市の主な取り組みについて、御報告をさせていただきたいと存じます。

 まず、上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の関係では、7月1日に周辺6区と環境保全協定を締結いたしました。排ガス、騒音、悪臭など自主基準を定め、地域の監視と協力のもと、施設の建設や運営において安全や周辺環境の保全に万全を期すことを約束したもので、伊那市としてもこの協定に加わり協力していくこととしております。

 7月12日に開催されました上伊那消防ポンプ操法及びラッパ吹奏大会におきまして、伊那市消防団はポンプ車操法、小型ポンプ操法、ラッパ吹奏とも入賞を果たし、特に小型ポンプ走法の部では手良分団が見事優勝というすばらしい成績をおさめることができました。今週末、26日に諏訪市で開催されます県大会に上伊那の代表として出席、出場をいたします。県大会におきましても、ふだんの力をいかんなく発揮し、好成績をおさめることを期待するところであります。

 7月1日から15日まで、昨年に引き続きフルーツパーラー新宿高野におきまして、伊那産ブルーベリーフェアーを開催し大好評を得ました。7月9日には、私も新宿高野に出向き、JA上伊那、組合長とともにトップセールスを行うとともに、新宿区長、高野社長との対談を行いました。今後も新宿高野を初め、新宿区の老舗などとの連携を深め、伊那産農産物のブランド化に努めてまいりたいと考えております。

 また、いーな伊那プレミアム商品券事業につきましては、7月4日から6日の3日間に分けて販売をいたしました。先行販売をいたしました子育て応援プレミアム商品券を含め、大きな混乱もなく完売することができました。消費喚起による経済効果に期待をするところであります。

 南アルプスジオライナーのことしの運行が7月18日から始まりました。JR中央線茅野駅から戸台口、仙流荘まで直通バスを運行することにより、長野県側の玄関口として首都圏からの登山客の利便性が向上することとなります。JR東日本、JRバス関東の御協力によりまして、首都圏のJR各駅にポスターを掲示をしPRをしていただいております。このルートは首都圏だけではなく、名古屋から中央西線を利用して関西方面からの誘客も図れるものと考えており、利用客拡大のため、より一層のPRを図ってまいりたいと考えております。

 以上、主な取り組みについて、御報告をさせていただきました。

 本日、7月臨時会にお願いいたします案件は、給食施設の工事にかかわる予算案件1件でございます。

 本件につきましては、関係する多くの皆様、保護者の皆様に御迷惑をおかけいたしましたことから、心からおわびを申し上げるものであります。詳細につきまして、担当から御説明を申し上げますので、よろしく御審議いただき、御議決くださいますようお願い申し上げまして挨拶とさせていただきます。

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△議案第1号 平成27年度伊那市一般会計第4回補正予算について

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○議長(伊藤泰雄君) 日程第3、議案第1号「平成27年度伊那市一般会計第4回補正予算について」を議題といたします。事務局をして件名のみ朗読いたさせます。

 池上事務局長。



◎事務局長(池上忍君) 議案第1号「平成27年度伊那市一般会計第4回補正予算について」平成27年7月22日提出、伊那市長白鳥孝。

 以上でございます。



○議長(伊藤泰雄君) 理事者から提案理由の説明を求めます。

 大住教育次長。



◎教育次長(大住光宏君) 議案第1号について御説明いたします。

 平成27年度伊那市補正予算書、7月補正の3ページをお願いいたします。

 平成27年度伊那市一般会計第4回補正予算でございます。

 第1条で歳入歳出それぞれ2億4,540万円の追加をお願いをしまして、総額を326億2,400万円とさせていただくものであります。

 今回の補正の内容は、今年度当初予算でお願いしております西箕輪共同調理場及び伊那小学校給食調理場の改築工事におきまして、建築施工単価、労務単価等の上昇や、衛生管理徹底にかかる費用について、見積もりが過小であったことに加え、伊那小学校では地盤の強度に応じた基礎の補強工事が必要となったことによりまして、事業費の追加をお願いするものでございます。

 当初予算が過小見積もりであったことにより、追加の補正をお願いすることになりましたことを深くおわびいたします。今後、適正な予算見積もりに努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 なお、この補正後の予算規模は、前年度6月補正時点と比較しまして、3%の増でございます。

 第2条は繰越明許費、第3条は地方債の補正でございますが、別表で御説明申し上げますので、おめくりいただき6ページをお願いいたします。

 第2表の繰越明許費は、伊那小学校の給食調理場改築工事におきまして、着工がおくれたことにより年度内の完成が見込めないため、翌年度へ繰り越しをお願いするものであります。

 7ページをお願いいたします。

 第3表の地方債補正は変更で、補正財源として合併特例事業債について、2億3,310万円の増額をお願いするものでございます。

 続きまして、歳出から御説明いたしますので、16ページをお願いいたします。

 16ページ、歳出でございます。

 10款教育費7項3目学校給食費は、17ページ給食施設整備の15節工事請負費で、西箕輪共同調理場及び伊那小学校給食調理場の改築費用の増額をお願いするものでございます。

 次に歳入につきまして御説明いたしますので、お手数ですが14ページへお戻りいただきたいと思います。

 14ページ、歳入であります。

 12款地方交付税は、第4回補正予算にかかる一般財源に充当するものでございます。

 23款1項市債につきましては、先ほど地方債補正で御説明いたしましたように、合併特例事業債の増額をお願いするものでございます。

 以上でございますが、最新単価を適用した設計積算、最新の実勢価格の適正に反映した予算見積もりは当然のことでございますが、予算に実勢価格が反映されていなかった今回の場合、本来であれば予算の補正を行った上で入札を執行すべきでございましたが、入札を先行させてしまったため不落という事態に至ってしまいました。

 たび重なる入札の不落を受け、議会からも御指摘をいただき、庁内において対策を講じてきたところでございますが、事務の不徹底及び職員間の連携が不足していたこと等によりましてこのような結果を招いてしまい、市民の皆さん、また保護者の皆さんに多大な御迷惑、御心配をおかけし、大変申しわけございません。

 大変大きな補正額をお願いすることとなり恐縮でございますが、子供たちのために一刻も早く給食調理場を完成させ、おいしい給食を提供したいと考えておりますので、お認めいただきますようよろしくお願いします。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。



○議長(伊藤泰雄君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う者あり)



○議長(伊藤泰雄君) 御異議なしと認めます。

 よって議案第1号は、委員会の付託を省略することに決しました。

 これより質疑に入ります。

 御質疑ありませんか。

 15番、黒河内浩議員。



◆15番(黒河内浩君) 先ほどこの議案に対して、総務委員会協議会で議論をいたしました。この協議会の中で出された意見を総括する形で、私の方から市長及び教育委員会のほうに質問をしておきたいと思います。

 このたびの西箕輪共同調理場と伊那小給食調理場改築の入札が不落になり、それがもとでこのたびの補正予算を組むに至ったということは、手続的に大変残念なことであります。今回の不落にとどまらず、平成25年度以降、不落が相次いだということは、担当職員だけの問題だけではなく、もっと根深いところに問題があるのではないかとの指摘が、議会内の多数意見であります。積算価格と実勢価格が乖離しないよう、常に見直しを図っていくことは当然のことながら、積算していくに当たっての体制のあり方、その流れ、こういったことを人事を含め全てを再検証し、今後このような事態を招くことがないよう全庁的な改善策をしっかり立てることを求めるべきだとの意見が、所管する総務委員会の総意であります。

 委員会協議会では、補正予算は了承されましたが、入札制度に対する改善策が示されることが、補正予算成立の条件であると言っても過言ではありません。相次ぐ不落に対し、どのように改善していくのか、また、その改善策を今後どのように取りまとめていくのか、市としての方針を伺っておきたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) おっしゃるとおりだと思います。

 今回の原因というのは、まあ複数あろうかと思いますけれども、まず一つはその見積もりを積算する部署、これが教育委員会にもあり、また建設の方にもありということの中で、専門性が求められているそんなことが一つあるわけであります。そうした積算をする、また見積もりをする、そうした部署の組織のあり方については、今後検討する必要があるかなというふうに考えておりますが、それはどういう形がいいのかというのは、さらに組織内で検討をしてまいりたいと思います。

 ただ、基本的なところとして、ふだん私が言っておりますように、報告と相談とまあ連絡ですね「報・連・相」というもの、このことが欠けていた部署があったということがはっきり言えるかと思います。

 昨年の8月27日に、副市長名で依命通達が出されております。これは、時の実勢価格、日々変わっている上昇単価に合わせて、きちんとそのことを反映させた見積もりをとれということがしっかりと指示されていたにもかかわらず、これができていなかった部署があったがために、大変見積もりに大きな差が出たものは、このまま入札にかけられてしまったということがあります。そうした「報・連・相」またスピード感というもの、これがしっかりと果たすことが、もう一回徹底させることがまず第一であるというふうに考えております。

 その上で、先ほど申しましたけれど、今のやり方としての組織がいいのかどうか、このことについて検討をしていく必要があろうかと思います。

 もう一つは、指示をしたことが徹底できない体質があるということも問題だというふうに思います。多くの部署については、それができているわけでありますが、一部まだできていないところ、これは私含めて反省をし、そうしたこれだけ大きな組織でありますので、指示というのがきちんと末端まで徹底をされて同時に動いていく、そんな組織づくりを改めてしていく必要があるというふうに考えておりますので、議員の皆さんの思いというのをしっかり受けて、組織の見直しをしてまいりたいというふうに考えます。



○議長(伊藤泰雄君) 松田教育委員長。



◎教育委員長(松田泰俊君) ただいま大住次長より説明のとおり、多額の補正予算を組んでいただくことになりまして、教育委員会を代表しておわびを申し上げます。

 平成26年8月27日の日に、副市長より建設工事等の発注における適正な設計積算についてという依命通知が出ております。この6項目にわたります依命通知を真摯に受けとめずに、設計積算を進めてきたことに、今回の問題が尽きるというふうに思っております。

 今後は、この依命通知を遵守いたしまして、誤りなきように努めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(伊藤泰雄君) そのほか御質疑ありませんか。

 19番、柳川広美議員。



◆19番(柳川広美君) 設計の変更というようなお話がありましたが、ペレットボイラーの設置は2月にはもう決めていたと、それから伊那小の軟弱地盤については、1月にはボーリング調査の結果が出ていると、昨年度の2月末にはこうしたことによって予算が足りなくなるということがわかっていたのではないかというふうに思いますが、その点について伺います。



○議長(伊藤泰雄君) 大住次長。



◎教育次長(大住光宏君) ただいま御質問ございました2点の件でございますけれど、やはり地盤の報告書も1月に調査報告書出てきましたけれども、それに対応する実際のどのような対応をしたらいいかというような、具体的な積算というものが、なかなかやはり予算のときまでにできないというようなこと。それから、ペレットボイラー等につきましても、やはり予算の査定中でありましたけれども、当初予算をもう提出をしているという中で、なかなかその中におさめようというようなことをしてしまったということで、予算に計上しなかったということでございます。



○議長(伊藤泰雄君) 19番、柳川広美議員。



◆19番(柳川広美君) 今回のことについてですね、大幅に2億4,540万という大幅な増額であります。担当の技術職員以外にですね、建築コンサルタント業者の設計積算を、ほかにチェックするシステムがなかったのではないかというふうに思いますが、例えばですね、契約課におきまして業者選定委員会にかける前にこれをチェックするシステムがなければ、こうしたことは再度起きるのではないかと思いますがいかがでしょう。



○議長(伊藤泰雄君) 原総務部長。



◎総務部長(原武志君) 今回の件につきましては、予算の見積の段階から入札における過程においてですね、幾つかチェックできる機会があったかと思います。基本的には所管部署において、適正な価格で見積もった上で査定を受けるということになるわけですけれど、査定をする段階でその価格が適正かどうかというチェックがまずかかるかと思います。あわせて入札に及ぶ段階で、業者選定委員会あるわけでございますけれど、その場合には基本的にどういった業者を対象にして入札を行うかということを決定するわけですけれど、改めてその予定価格についてもこれで適正かどうかという確認行為というのは、今後査定の段階では、審査の段階では必要になるかというように思いますので、その点留意した上での運営に努めてまいりたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) ほかに。

 8番、宮島良夫議員。



◆8番(宮島良夫君) 8番、宮島でございます。

 ちょっと私も、人事の面について質問をしたいというふうに思いますが、最近の人事で、やっぱり技術職、専門職の職員が一般事務に行ったりですね、一般事務の職員が技術的なそういうところに異動になって悩むという、ちょっとそういう話をちらっと聞いたことがあるのですが、その辺については、やっぱりこういう大きい金額の積算というのは非常に難しいと思うんで、やっぱり専門職の人たちがやらないとできないと思うんですね、その辺についてとですね。

 あと積算した職員が、まあこれだけ大きい差額があるにもかかわらず、上司に相談できる体制がなかったんじゃないかというような気もしていますけれど、その辺についてちょっと質問させていただきます。



○議長(伊藤泰雄君) 林副市長。



◎副市長(林俊宏君) 人事異動の関係でありますけれど、それぞれ適材適所ということが基本において異動をしております。それから今、宮島議員の御指摘のとおり、専門性の高い職種にありましては、仕事の型もありますけれど、その年度によっては事業の多い年、少ない年とあるんですけれども、今回のことを踏まえれば専門性の高い仕事については専門性を高める、スキルアップをしていくような形で、その場に長くいてもらうという言い方はおかしいですけれど、そこの場で専門性を発揮してもらいたいというふうに、今後は考えていきたいなというふうに思っているところであります。

 それから、組織の中の風通しがいいかどうかというような後の質問でありますけれど、それについてはそんなこと、先ほど市長が申し上げたとおり組織、まあ組織を見直すというか、組織が組織として動く、市長のいう「報・連・相」がちゃんとできる職場づくりに努めていきたいというふうに思っております。



○議長(伊藤泰雄君) ほかに。

 14番、飯島光豊議員。



◆14番(飯島光豊君) 今回の2億4,540万円もの大きな積算ミスにつきましては、驚きというよりも本当に怒りが沸いてくるわけですが、伊那市議会ではこれらの問題については、既に平成25年には大きなものでも5件以上の不落があり、26年でも5件以上の不落があったということもあって、市長部局に対してこれに対してきちっと対応するべきだと、このような不落が続くことについての伊那市に対する不信感というのが非常に高まっているという指摘をして、副市長名における通達がされたというふうに思っております。

 で、この中にもありますけれど、この今回の大きなミスの原因が、平成21年から24年度に設計施行された近隣の建設費をもとに算出したことにあるというふうにし、さらにこれをさらに統計業者は再調整をして、これでは無理だというような形で当局に出したものが、これを排除して入札にかけるという、予算書をつくるという形になっておりました。で、このことから言えば、この副市長の通達についてですね、依頼通知についてですね、担当の部署の責任者である各部の課等の長、あるいは出先機関の長は、これを今回の場面では知っていたのか知らないのか、先ほどの市長の話では、徹底していない部署があったということを言っておりますが、知っていたかどうか、仮に知っていたとしても専門性がないからわからないというふうな形としては、とてもこれからの予算等が信用、信頼が置けない問題になってまいります。

 したがって、まず1点目の質問ですが、これらの事態について、まず副市長が出した通達、通知を知っていたかどうか、担当は知っていたかどうか。さらに、これをその再度設計業者が、これ単価が大変問題があるということについて知っていたかどうか、で、それ知って、もし知っていたとすれば、なぜそれを直さなかったのか。知っていてそれが通るものだと、何とか予算内におさめようとしたというようなことも報告されておりますけれど、そういう姿勢で臨んだのかどうか、お願いいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 大住教育次長。



◎教育次長(大住光宏君) 副市長からの依命通知につきまして、担当者に確認しましたところ承知はしていたということでございます。そういった中、入札に踏み切った経緯でございますけれど、担当者のもとで設計業者と再調整をする中で、まあ設計額を圧縮する中で、何とか予算の枠におさめきれるのではないかと、そこに乖離があっても数千万ぐらいの差であるので、入札の中で何とか対応ができるのではないかという判断をして、入札に踏み切ったということでございますが、通知の中にございます当然その部分におきましても、補正を生じるほどの差が出ておりましたので、そこにつきましては配慮が足りなかったということでございます。



○議長(伊藤泰雄君) 飯島光豊議員。



◆14番(飯島光豊君) 私の質問したのは、担当者が知っていたかどうかという問題ではなくて、長たる部署の者がこのことを知っていたのかどうか。そしてさらに建設業者からそのような指摘を受けて、妥当な金額ではないということを知っていたかどうかということをお聞きしたわけです。担当者が知っているのは当然だったと思いますけど、長が知っていたのかどうかをお聞きいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 大住教育次長。



◎教育次長(大住光宏君) 入札に当たりましては、当然所属の課長に担当が相談をしまして、こういう形であるのでという説明をする中で入札に臨んだと、課長もその状況を聞きまして入札に臨んだということでございます。



○議長(伊藤泰雄君) 飯島光豊議員。



◆14番(飯島光豊君) たびたびの質問でお答えいただけないんですが、これは担当の問題ではなくて、私は長の問題あるいは上司の問題だというふうに考えます。たび重なる質問でも恐縮ですので、これらについては今後の是正をお願いするわけですが、伊那市の平成27年度予算の中には、今後も幾つもの大きな入札案件があるわけであります。しかし、今回のような事例が再び起きる可能性があるということは、先ほど総務委員長もおっしゃっておられましたけれども、ここで改めて平成27年度における入札関係における予算書の金額について、全て見直すという考え方はないのかどうか、そうしなければ今後また同じことが繰り返されるというふうに思われますが、いかがでございましょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 林副市長。



◎副市長(林俊宏君) 確かにこれから公民館だとか大きな建設事業等が発注になっていきます。そうした中で、今回のこの問題を踏まえてですね、もう一度その先ほどから申し上げているチェック、確認等を行うためにも、再確認をしていきたいというふうに今、現在考えております。



○議長(伊藤泰雄君) 17番、前澤啓子議員。



◆17番(前澤啓子君) 17番、前澤です。

 以前の委員会審議の中で、前の酒井副市長が全ての問題の最終責任は市長にあるというふうに答弁をしております。たび重なるこのような不落、このことについて市長はみずからの責任についてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 冒頭で話をしましたように、指示がきちんと徹底されないがためにこうしたことが起きてしまったということ、こうしたことがありますので、そうした指示がきちんと行きわたり、また報告がなされるような、困ったときには悪い情報は早く上げなさいというようなこと、これをさらに徹底をさせるということが一番大事だというふうに思います。



○議長(伊藤泰雄君) ほかに御質疑。

 13番、若林敏明議員。



◆13番(若林敏明君) 経済建設委員会の委員長として、ちょっと苦言を申し上げたいと思います。

 今回の補正の額を目にしてですね、本当に愕然といたしたわけです。と同時に、また行政を監視すべき立場にある議員としてですね、やっぱり議員としての責任も痛感するわけです。昨年、副市長のほうから品確法に基づく適正な入札改革という視点からの指摘が出ていて、加えて去年の12月議会におきまして経済建設委員会からは既にこのまま不落の多い入札状況を踏まえてですね、その改善のために専門の部署を持てと、あるいは専門官を置けという指摘をしているわけですね。にもかかわらず調べてみると、この直近の4カ月で10件も不落が続いていると、これ異常な事態ですね。

 ヒヤリ・ハットミスというのがありますよね。大事故に至らないまでもですね、あ、ヒヤッとする、ハッとするというような事故が立て続けにあると、その後に必ず大きな事故があると、そのためにもヒヤリ・ハットミスというのをきちんとチェックをしていくと、そのことが大事故につながらないんだという、まあ常識的なことだと思います。先ほど来、「報・連・相」という言葉をおっしゃっておりましたけれど、実際にこれだけの不落が続いていたことにつきましてですね、当然理事者としても知っていたはずですよね。つまりヒヤリ・ハットはあったわけですね。それに対してやはり自覚していただきたいと。みずから気がつくということが大事ではないかと思うわけです。

 いずれにいたしましても、既にある程度議会としてもですね、改善すべき点を指摘しているわけですので、一刻も早く具体的な改善策を示して、議会にも回答を求めたいと思いますがいかがでしょう。



○議長(伊藤泰雄君) 林副市長。



◎副市長(林俊宏君) これは各議員から発言がありますように、組織的なことについても問題があるのではないかというような発言をいただいているとこでありますので、今、若林議員がおっしゃるようにまあ組織、組織を見直して課を動かすとかそういうことは結果としてないにしてもですね、職員の資質が発揮できるような組織、また組織が組織として機能するのは、これは横の連絡だとか、そういった情報交換等も含めた意味で組織としての機能ができるようなことを、今後みんなで考えていきたいというふうに思っております。



○議長(伊藤泰雄君) 5番、唐澤千明議員。



◆5番(唐澤千明君) 5番、唐澤千明です。

 まあ7年間で、この給食施設は改築するという当初の計画がですね、最初の1年間というか、ここでもってつまずいたということでですね、まずこの計画そのものがですね、今後影響が出てくるかどうかわかりませんけれが、まずその計画そのものは平成32年度までに何としてもやるかどうかというその辺、今の状況でですね、その組織をですね、組織のあり方を考えるということで市長も言われて、今後考えるとは思うんですけれど、その計画そのものが平成32年度までに、何としてもやるかどうかその辺をまずお聞きしたいというのと。

 もう一点が、こういった予算がですね、当初の一通り重要な施設だったかちょっと記憶ないですけれども、その施設に対する予算が今ついている状況だと思うんですけれど、その予算を今後変更していく、まあ全部補正で行くのかどうなるかわかりませんけれど、その辺のとらえ方というか、今後の考え方をお聞きしたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 大住教育次長。



◎教育次長(大住光宏君) 議員御指摘のとおり、給食の整備計画につきましては、今後各施設で対応してまいります。現在の計画では、改築という形になっておりますけれど、まあ大幅な工事費用の増額も当初の整備計画で見込んでいたより増加が見込まれますので、改築でいくのか、改修工事でいくのか、そういった視野も含めて、今後再度計画を検討してまいりたいというふうに考えております。

 で、今回の補正につきましては、今後見込まれる部分も全て含みまして、予算をお願いしてございますので、今後補正のないように、十分配慮させていただいた予算でございますので、この予算で対応してまいりたいと考えております。



○議長(伊藤泰雄君) ほかに御質疑ありませんか。

 4番、八木択真議員。



◆4番(八木択真君) 今回の問題に関しては、そのミス、担当者のミスであったり、判断の迷いであったりというのは人間である以上は誰しもあるものだと思うのですけれど、それがまあ市長のおっしゃるように「報・連・相」ができていなかったということに尽きるのかなと思います。

 先ほど飯島光豊議員の質問にありましたけれど、昨年の副市長通達に関しては担当者までおりていたと、で、今回のその予算額と実勢価格との乖離があるということは、課長レベルでとまっていたという理解でよろしいんでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 大住教育次長。



◎教育次長(大住光宏君) 今回の乖離につきましては、実際に入札の不落がございまして、話を、今回の補正をお願いする段階になるまで、正直のところ承知はしてございませんでした。



○議長(伊藤泰雄君) 4番、八木択真議員。



◆4番(八木択真君) 課長から上に伝わっていなかったというところに、多分今回の問題が一番大きな部分があるんだなということはわかりました。

 それで今回の件に関しては、補正予算を組むということで解決はできるわけですけれど、これが人の命にかかわることもあり得る、他の部署であればあり得るということをきちんと理解しないといけないなというふうに思っています。

 例えば、生活保護の申請の現場であれば、生活困窮者が申請に来て、担当者が迷った、それを上に報告しない、決断しないままにその困窮者が自宅で衰弱死したということも考えられるでしょうし、学校の現場では、そのいじめのサインを放置した、それによって生徒が自殺したというようなそういうケースも考えられると思います。

 なので今回の件に関して、その入札に関する問題だけで捉えるのではなく、その市の全体の雰囲気であるとか、なぜ「報・連・相」ができなかったのか、その辺のあたりを徹底的に検証すべきなのかなというふうに思っています。

 市長おっしゃるように「報・連・相」は重要ですけども、きちんと報告しろ、連絡しろ、相談しろと言い続けてもできない場合もある。なので、今回なぜ上に伝わらなかったのかというところをきちんと検証してください。お願いします。



○議長(伊藤泰雄君) 要望でいいですね。



◆4番(八木択真君) はい。



○議長(伊藤泰雄君) ほかに。

 1番、白鳥敏明議員。



◆1番(白鳥敏明君) はい、白鳥です。

 多分やられているとは思うんですが、ちょっと1点だけ御質問しておきたいのは、こういう入札とかですね、いろいろやっていく中のシステムまあいろいろお伺いはしているんですが、あちこちでチェック、チェックという言葉出てくるんですが、そのチェックの項目というのはいろいろなこう項目があると思うんですね。そういうリストをベースにして、それが担当がチェックをする、それを係長、課長がチェックする、上司に行くというような仕組みができているのかどうなのか。そこら辺がないと、やはり「報・連・相」とは言っても伝わってこないというような気もしますんで、そこちょっと1点お伺いしときたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 原総務部長。



◎総務部長(原武志君) 先ほどから専門職員の配置というお話がございますけれど、基本的に建築にかかわる見積もり等のチェックについては、都市整備課の担当職員、建築係の職員が行っております。今回のような大規模な事業につきましては、当然設計コンサルが関与していた中で、適正な見積価格について調整をしていくという過程になります。専門家の配置はしてございますけれど、それら全てを詳細にチェックするということが、現在の組織体制の中で可能かどうかということも、やはり検証が必須だと思います。組織のあり方もそうですけれども、実際のそのチェック体制をどこの過程において誰が担当するのか、そういったことも含めた検証がやっぱり必要ではないかというふうに考えておりますので、総合的に適正価格、予定価格についての適正価格を算出する方法について、全体の見直しを行いたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 1番、白鳥敏明議員。



◆1番(白鳥敏明君) 確かにいろいろの項目があるんで大変だと思うんですが、やはりこういう工事あるいは建設に伴うあれですと、まあ先ほどもお話が出てたように、積算価格の基準はどこの年度だとかですね、いろいろなキーポイントがあると思うんですね。そういうのをやはりリストにしておいて、一般の企業というのは、当然ミスがあると非常にたいへんになりますので、そういうチェック項目を何点かつくってそれをちゃんと段階を追うごとにチェックやってあるねと、そうすれば例えば今回の問題も、二十何年のやつでしたと、あるいはこういう話が出ていますというのが、そこに大きな差がないかとかいう項目があれば、ありますと書くのか、ありませんと書くのかですね、それがあってもまだおかしくなったら、これは本当に資質の問題だと思いますんで、そういう具体的な、余り細かいのは要らないと思う、重要なポイントだけのやはりチェック項目があって、それが書類についていって、これで入札をしますよというISOでいう仕組みをつくらないと、これ幾ら組織をやっても仕組みが欠落していたらですね、また同じことが出てくると思うんですね。その点どうでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 原総務部長。



◎総務部長(原武志君) 御指摘いただきましたように、どんな事業であっても一つのマニュアル化したものに対して、チェックを重ねていく中でですね、それぞれこれ間違いないという仕組みづくりについても検討してまいりたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) ほかにありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○議長(伊藤泰雄君) 以上をもって、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 御意見ありませんか。

 17番、前澤啓子議員。



◆17番(前澤啓子君) 17番、前澤です。

 先ほど市長の答弁で、指示したことが徹底できていない、困ったことは早く上げるようにしなきゃいけないという答弁ありましたけれども、今回は、副市長の去年の夏の文章も出ておりまして、そういったことは現場では知っていたはずだというふうに思います。

 で、困っていたけれど上げられなかった、ここに一番の問題があるというふうに思うんです。で、この予算ですけれど、当初予算が3億5,000万ぐらいです。で、それに対して設計の増加額が2億4,000万超です。で、これは間違ったとか、勘違いしたとかそういった額じゃないんです。で、担当は、これは入札ができるだろうというふうに思って進めたと言ってますけれど、誰が見ても絶対に無理です。5%、10%だったら何とかなるかもしれませんけど、この金額というのは絶対に無理です。もう不落になることは担当はわかっていたはずです。積算したことのある人ならわかるはずです。で、これだけの差がありながら困っていた、本当に困っていたと思います。で、これは私は課長の責任にしては絶対にいけないと思います。そうではないと思います。困っていても上げられない体質が、今の伊那市の組織の中にある。で、これは私は、市長に大きな責任があるというふうに思います。困ったことを早く上げろと言っているのに、上げられなかった、これは私はトップの行政の進め方に何か問題があるということに、市長は気づいていただきたいというふうに思います。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 昨年8月の。



○議長(伊藤泰雄君) ちょっと討論じゃない、済みません。

 ほかにありますか。

     (「なし」と言う者あり)



○議長(伊藤泰雄君) ないようですので、以上をもって、討論を終結いたします。

 これより議案第1号を採決いたします。

 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

     (起立全員)



○議長(伊藤泰雄君) 起立全員であります。

 よって議案第1号は、原案のとおり可決されました。

 ここで市長から、伊那市観光株式会社の経営状況を説明する書類が提出されておりますので、お手元に配付しておきました。ごらんいただきたいと思います。

 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

 これをもって平成27年7月伊那市議会臨時会を閉会いたします。



△閉会 午前10時45分

 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。

       伊那市議会議長

       伊那市議会議員

       伊那市議会議員