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長野県 伊那市

平成24年 12月 定例会 12月07日−04号




平成24年 12月 定例会 − 12月07日−04号









平成24年 12月 定例会



              平成24年12月

            伊那市議会定例会会議録

               (5−4)

1.開会  平成24年12月7日(金曜日)午前9時30分

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2.出席議員の氏名(21名)

          1番     唐澤千明

          2番     唐澤 稔

          3番     二瓶裕史

          4番     橋爪重利

          5番     宮島良夫

          6番     竹中則子

          7番     中山彰博

          8番     平岩國幸

          9番     飯島 進

         10番     若林敏明

         11番     新井良二

         12番     飯島光豊

         13番     黒河内 浩

         14番     小平恒夫

         15番     柴 満喜夫

         16番     前澤啓子

         17番     前田久子

         18番     柳川広美

         19番     飯島尚幸

         20番     伊藤泰雄

         21番     若林徹男

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3.説明のため出席した者の職氏名

       市長          白鳥 孝

       副市長         酒井 茂

       教育長         久保村清一

       教育委員長       松田泰俊

       総務部長        篠田貞行

       市民生活部長      守屋和俊

       保健福祉部長      原 武志

       農林部長        塚元重光

       商工観光部長      御子柴泰人

       建設部長        松尾 修

       水道部長        唐木好美

       教育次長        山崎大行

       会計管理者       木下博司

       高遠町総合支所長    伊藤俊規

       長谷総合支所長     中山晶計

       総務課長        伊藤 厚

       財政課長        伊藤博徳

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4.職務のため出席した事務局職員

       局長          原 秀夫

       次長          西村貢一

       主査          重盛紀子

       主査          山下 隆

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5.議事日程

   日程第1 会議録署名議員の指名について

   日程第2 議案第27号 請負契約の締結について

   日程第3 一般行政に対する質問について

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△開議 午前9時30分



○議長(伊藤泰雄君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって議事を進めてまいります。

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△会議録署名議員の指名について

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○議長(伊藤泰雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、7番、中山彰博議員、8番、平岩國幸議員を指名いたします。

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△議案第27号 請負契約の締結について

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○議長(伊藤泰雄君) 日程第2、議案第27号 請負契約の締結についてを議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。

 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原武志君) それでは、追加分議案書の1ページをお願いいたします。議案第27号、請負契約の締結についてお願いいたします。今回の請負契約の締結は竜東保育園の建設建築工事を実施するもので、平成24年度当初予算におきまして平成25年度までの継続事業としてお認めいただいた事業でございます。当該工事につきまして仮契約に至りましたので、伊那市議会の議決に附すべき契約及び財産の取得及び処分に関する条例の第2条の規定によりまして、予定価格が1億5,000万以上の工事請負でございますので、議会の議決をお願いするものでございます。

 記書き以下でございますけれども、契約の目的は竜東保育園建設建築工事であります。契約の方法は一般競争入札による契約、契約金額は4億7,985万円、契約の相手方は西武・竹腰特定建設工事共同企業体、代表構成員は伊那市山寺254番地4、西武建工株式会社、代表取締役、春日貞秋氏、構成員は伊那市西町5089番地1、株式会社竹腰工業所、代表取締役、竹腰哲夫氏であります。

 入札の経過でございますけれども、参加資格要件を市内に本店があります建築A級、B級業者で、構成員2社によります特定建設工事共同企業体とし、11月13日に公告、4社の応札がございました。11月29日に開札をし、その後審査を経まして表記の業者に決定し12月6日に仮契約を行いました。予定価格に対する落札率は95.6%でありました。

 続いて、契約の概要について説明いたしますので2ページをお願いいたします。

 2ページは、本議案に関係します建設工事の説明資料でございます。工事名と金額、相手先につきましては先ほど申し上げたとおりでございます。工事の概要でございますが、新園舎の建築、仮設園舎の建築、既存園舎解体工事であります。最初に新園舎建築工事でございますが、鉄筋コンクリートづくり2階建て、延べ床面積2,093.30平方メートルで、太陽光発電設備やペレットボイラーを設置するものでございます。仮設園舎建築工事でございますが、軽量鉄骨づくり平屋建て、延べ床面積は801.87平方メートルでございます。それから現園舎の解体工事でございますが、鉄骨平屋建て1,000平方メートル分の解体でございます。工事期間は契約の日から平成26年3月21日までで予算上の総事業費についてはごらんいただきたいと思います。主な財源は合併特例事業債をあてるものでございます。なお、上の表のところで機械設備工事、それから電気設備工事記載してございますけれども、機械に関しての落札率は97.7%、電気工事につきましては90.1%でございました。

 おめくりをいただきまして3ページをお願いいたします。

 3ページは竜東保育園の敷地全体の配置図になります。伊那東小学校の西側に位置します現在の園舎を解体します。現在の園舎と同じ場所に新園舎を配置することになります。プールにつきましては組み立て式とし、シャワーなどを含むプール置き場を設置いたします。

 詳細につきまして説明いたしますので4ページをお願いいたします。

 4ページは建物の1階部分の平面図になります。図面左の保育室でございますけれども、園庭に面した南向きに配置します。日当たりや風通しに配慮をすることといたします。現在のところ4歳児、5歳児の保育室を予定しております。図面の中央から右上になりますが、給食室、事務室などを配置いたします。図面の右下、未満児保育室となります。1歳児、2歳児室のほかに未満児の遊戯室を併設いたします。各部屋には冷房と床暖房を設置する予定でございます。それから図面の左上と左下になりますが、建物の西側と東側になります。2階へ接続する階段を設置いたします。それから図面の下側、中央になりますけれども保育室と未満児保育室との間にスペースがございますけれども、こちらは未満児用の園庭となります。

 5ページをお願いいたします。

 5ページは園舎の2階の平面図になります。図面の左側が保育室となりまして、南向きに配置いたします。主として3歳児用の保育室を予定しております。図面の中央には遊戯室を配置いたしまして、そこから続く廊下との併用部分に広い交流スペースを確保いたしております。それから図面の右下になりますが屋上がございます。こちらは非常時の避難場所あるいは夏場のプールの置き場所として利用する予定でございます。それから屋上から中庭へおりる避難用の滑り台を設置する予定でございます。

 6ページをお願いいたします。

 6ページは園舎の立面図になります。東側、南側、西側、北側それぞれから見た立面図になりますのでごらんいただきたいと思います。

 7ページをお願いいたします。

 7ページは仮設園舎の関係となります。左のほうにある位置図でございますけれども、仮設園舎の位置図になります。位置でございますが、伊那市役所本庁舎南にあります伊那市浄水管理センターの東側の場所に位置をいたします。現在、職員駐車場として使用しておりますけれども、職員駐車場につきましては代替地としまして、現在、浄水管理センター南側の空き地を予定しております。南側の平面図でございますけれども仮設園舎の平面図になります。保育室については3歳、4歳、5歳児の6室、そのほかに遊戯室、トイレなどを設置いたします。給食室がございませんけれども、給食につきましては以前西春近北保育園の整備のときにも採用いたしましたけれども、外部委託としましておかずなどを調達する予定でございます。なお未満児につきましては現在ほかの保育園に分散していただくということで、保護者の了解を得ながら調整を進めておりまして、ほぼ調整が済んだところでございます。

 以上、竜東保育園の建設工事の概要につきまして御説明いたしました。建物の配置、それから仮設園舎の場所、運用等につきまして竜東、伊那市東保育園の両保育園の保護者、それから竜東地区の区長さんたちが加入しております竜東地区保育園建設検討委員会によりまして決定したものでございます。その点をお含みいただきまして、よろしく御審議いただきお認めいただきますようお願いいたします。以上です。



○議長(伊藤泰雄君) これより質疑に入ります。御質疑ありませんか。

 以上をもって質疑を終結いたします。ただいま議題となっております議案第27号は社会委員会に付託いたします。

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△一般行政に対する質問について

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○議長(伊藤泰雄君) 日程第3、昨日に引き続き、一般行政に対する質問を継続いたします。平岩國幸議員の質問に入ります。

 8番、平岩國幸議員。

     (8番 平岩國幸君登壇)



◆8番(平岩國幸君) おはようございます。きょうが一般質問最終日でございますが、なぜか1日目、2日目、3日目と我が平成クラブがトップを務めることになったわけでございます。よろしくお願いします。あらかじめ通告いたしました松くい虫対策と、日本一の桜の里づくり、そして市職員の昇任試験について質問させていただきます。

 まず、松くい虫の対策について質問いたします。伊那市にも松くい虫の被害が多く発生しております。この松くい虫は昭和50年ごろより日本列島の南の海岸など温暖な地方から発生し、温暖化も手伝って日本列島を北上し、今では伊那市にも松くい虫による松枯れは市内各地に広がっております。この対策については市としても取り組んでおりますが、現在は発生に駆除が追いつかない状態になっております。松くい虫が伊那市に発生したのは平成18年ごろと言われておりますが、平成18年には731立方メートルであったものが5年後の平成23年には約3倍の2,100立方メートルの被害となっており駆除対策が追いつかない状態になっております。平成18年には731立米の発生に対して712立米、本数にして948本の処理ができていたわけでございますが、年々被害面積が多くなるにつれ駆除が及ばない状況で、昨年は2,100立米余りの被害に対して処理状況は約40%で、この状態では松くい虫から緑の森林を守ることは大変困難というように思えます。そこで森林税は5年間延長と聞いておりますが、今後の駆除対策についてどのようにお考えか質問いたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 伊那市では平成18年に松くい虫の被害が確認されて以来、被害は拡大しているという状況であります。今現在、東春近、西春近地区を中心に東は美篶、富県、西高遠、上山田地区、そして北は手良、福島、西は西箕輪地区でも確認されているという状況で、市内の広い範囲に拡大していることであります。さらに南箕輪村、箕輪町でも発見されまして、上伊那では辰野町を除く市町村で確認されているという状況であります。これに対して主な対策でありますが、破砕処理、それから伐倒薫蒸といったことでありますが、隣地に残った材が景観を損ねているという意見もありまして、平成22年度からは破砕処理を中心に対応しております。松くい虫対策については松くい虫の行動範囲約2キロに及びわけでありますので、効果的な拡大防止策としては樹種転換という事業が平成20年度から東春近、西春近、また今年度は小沢、西町、新山、上牧、福島地区等で実施しておる状況であります。伊那市ではこのことから平成23年度においては一部森林づくり県民税、森林税を活用して富県地区において破砕処理、それから伐倒薫蒸処理を実施している状況であります。平成24年度においても森林づくり県民税を活用して破砕処理、それから伐倒薫蒸処理の実施を予定していると。予算が足りないということでありますけれども、予算確保については上伊那地方事務所林務課に要望しながら対応している状況であります。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) 松くい虫から避けるために樹種転換ということでございますが、これもなかなか難しいことじゃないかなと。年数がかからないと山が緑になってこないというような心配もあるわけでございますけれども、昨年は23年には松くい虫の予算が明らかに載ってたんですが、ことしはちょっと載っているような状態が見えておりません。これはどういうことかなというように思うわけですが、23年度には177万9,000円ほどの対策費が載っていたわけでございます。これから先にもお伺いしますけれども、先日の笹子トンネルの事故のあったその東京に向かって左側の山、あれ甲州市と言われたと思いますけれども、もう何百本という木が、松が枯れておると。あれでは間もなくあの山が裸になるんじゃないかなという心配があるわけで、今まで高速道路へ乗ってあそこを走りますと左側に枯れた木がたくさん見えると。いずれ伊那もあんな形になったら大変だなということから今回のこの質問に至ったわけでございますけれども、ぜひまたこれからの対策、予算措置についてお願いしていきたいというように思っております。それで平成20年に発足した長野県の森林づくり県民税は、平成23年度には6億8,000万円で、この内、伊那市の納税額は約1,730万円余りで、伊那市における森林税の活用支援額は先ほど市長のおっしゃった地方事務所にもお願いしてということで、それも含めますと2,850万円余りが森林税の有効活用がされていると、こんなふうに私は理解をしておるわけでございます。それで平成25年度に松くい虫対策の予算措置に対する市長のお考えをお願いいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) まず25年度においても主な対策としては破砕処理、それから伐倒薫蒸になるわけでありますが、拡大防止に効果的な先端地域、富県あるいは福島地区等を中心に対応してまいりたいという考えであります。先ほど申し上げましたけども効果的な拡大防止策としては樹種転換と。更新伐をさらに推進して被害拡大防止を図りたいという考えであります。予算についてはまた担当の部長のほうからお話をさせていただきたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 塚元農林部長。



◎農林部長(塚元重光君) 予算につきましては、平成23年度が1,668万円でございます。平成24年度につきましては、先ほど23年度につきましては177万9,000円の森林税を入れてございますけども、平成24年度につきましては現在328万5,000円を県のほうにお願いいたしまして、大体処理料では。済みません。それからことしは特交措置で震災復興特別交付税を使ってございまして樹種転換のところに2,450万を入れてございますので、24年度につきましては合わせまして約4,580万円で対策を進めさせていただいているところでございます。25年度につきましては森林税の活用等を含めまして現在、上伊那地方事務所のほうに要望等もさせていただきながら、なるべく多くの松くい虫対策がとれるよう対応を進めているところでございます。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) そうしますと来年度も予算措置ができるという考え方でよろしいかと思いますけれども、ここに4,500万ほど24年度に予算がついた割りあいには松枯れた木がよく目につくんで大変心配するわけでございます。山奥にあるものを倒して駆除をして、それらの事業が大変なこととは思いますけれども、どうも枯れた木が目について、最初に目についた木がまだまだ姿がそのまま残っているというところに不安を感じますので、ぜひ効率よくやっていただきたいというように思います。

 次に、山林、森林の役目には私たちの生活環境に大きな効用があるわけでございます。松枯れの後の対策として樹種転換も先ほど申されたように考えられておるわけでございますけれども、松は日本で代表される樹木でございます。松林から山林から松が消えるのは日本人としても大変さみしいものを感じます。今後の松くい虫駆除の対策、これについては先ほど市長のほうからお答えのありました樹種転換等も含めてやっていきたいということでございますので、既に先にお答えをちょうだいしましたので、これは結構でございます。

 次に、日本一の桜の里づくりについて質問させていただきます。初日の橋爪議員のほうから桜についての質問がございました。同一会派から桜が2人出てきたわけですが、これは決して芝居のさくらじゃございません。お互いにその辺のところが気になったところでございますので質問させていただきます。伊那市では桜の里づくり計画を平成23年に策定しましたけれども、桜は日本を代表する桜であり伊那市の花であります。豊かな自然や人々の中で桜は育ち、桜を愛する心は人々にさまざまな感情を与えてくれております。高遠町時代タカトオコヒガンザクラは昭和35年に長野県の天然記念物として指定され、国の指定史跡の高遠城址の一帯に群生するタカトオコヒガンザクラの貴重な財産を管理、育成するために桜憲章が制定されておりました。伊那市となり平成23年に策定した桜の里づくりでは幾つかの基本目標が定められております。その中に市民が主役の里づくりや、多くの人が訪れるにぎわいの桜の里づくり等に行政と桜守の体制づくりが基本的な構想としてあげられております。これらの中では市民が主役の里づくりには三峰川右岸堤防の桜並木は大正時代に地元の篤志家による植樹によって植樹されたわけでございます。そして平成になり美篶小学校の生徒の手によって植樹されて春には桜が美しく咲き、またこの桜は秋には桜もみじで道行く人の目を楽しませてくれております。このほかに団体としては青島や境が植樹されたり、あるいは伊那公園においても地域の皆さんによる桜の手入れによりすばらしい情熱を感じておるところでございます。そこで多くの人が訪れるにぎわいの桜の里づくりに、行政として直接的には具体的にどのような事業にかかわっていたのかお聞きいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 日本一の桜の里づくり事業におきましては、桜を愛しはぐくみ親しむ桜の里としまして将来像を実現するために5つの基本計画、基本目標を定めて伊那市全体で取り組んでおります。その中の主な取り組みとしては市民が主役の桜の里づくり、この基本目標では地域による桜の里づくりを推進するために市報等を通じて事業の浸透を図って、また苗木の配布あるいは市民向けの桜の管理マニュアルを作成して配布しております。また桜を知り人をはぐくむ桜の里づくりの基本目標においては、地域において桜守を育成するということで、そのための講習会、小学校や保育園の子供たちと植樹を行うなど環境教育を行っているという状況であります。もう一つ、多くの人が訪れるにぎわいの桜の里づくりの基本目標。これにおきましてはさくら祭りのボランティアガイドの充実を図る、また観桜客の消費動向調査を行って桜が及ぼす地域への経済効果といったものの分析を行って桜関連商品の開発。それから滞在型の仕組みというものについての検討をしている状況であります。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) いろいろと計画をされておるようでございますけれども、実際にはまだまだこれから桜の木がふえるという段取りじゃないかなというように思うわけでございます。その中で先日、橋爪議員のほうからも質問がありましたように、苗木がまず不足しているというようなことで年間4、50本ぐらいしか育苗できないというようなことでございます。まず苗木が育たないと桜の木は植樹できませんので、どうかこのほうの開発についてもスピードをもって進めていっていただきたいなというように思います。たしか市長のほうではまた信大のほうとも技術提供をしながら進めたいという答弁もあったので、どうかコヒガンザクラをもう少し育苗に力を入れていただきたい、こんなふうに思いますのでぜひお願いしておきたいというように思います。

 次に、堤防の桜でございますけれども、河岸の桜で有名なのは皆様御存じのとおり秋田県の角館、岩手の北上、それから静岡の河津というのは岸に植わっている桜の主なものではないかなというように思っております。この3カ所の桜は大変規模も大きくすばらしい桜だなというように思います。その中で特に静岡の河津桜は2月には咲くというようなことで、その桜はピンク色で大勢の人が誘われるということで、これは大変な人出があるということで相当に経済効果もあるというように聞いております。それで三峰川の右岸の桜は冒頭に申したとおり美篶の小学校や民間の手で植栽は相当に進んでまいりましたけれども、このナイスロードを桜街道、題してその名をチェリーロードとして伊那と高遠を桜でつなぐことを提案したいと思いますけれども、市長のお考えをお聞きします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) まず全体像として、高遠城址公園の桜というのは全国に知られた大変有名な桜でありますので、この場所を一つの大きなポイントにとらえて、そして春日公園の桜も大変有名であります。なってまいりました。そしてさらには伊那公園という、この3つを結んだトライアングルの桜というのを意識してそれぞれを結ぶといった構想がございます。その中で三峰川の右岸にある桜というのは、春日公園と、それから高遠城址公園を結ぶ桜に位置づけられるわけでありますので、そうしたことを毎年毎年今まで手をつけておりますので、この状況については担当の部長からお話をさせていただきますけれども、確実に成長しているというふうに認識しております。また伊那公園と高遠城址公園を結ぶ線については、あそこの河岸段丘に桜があります。山桜を含めてたくさんの桜がありますのであれを上手に育てていくと伊那公園と高遠の城址公園との間が結ぶということになります。さらに今の言ったトライアングルだけではなくて、例えば杖突峠、藤沢の砂防林の堰堤、この間竣工したんですけどもあそこにもたくさんの桜が植えられました。またこれからも多分植えていくと思いますが、あそこの桜が5月の連休ごろに咲きます。春日公園の西側のほうに行くと今度は内の萱の桜がまた5月の連休ごろに咲くと。また細ヶ谷のグラウンドにもいい桜があります。そのようにして見ていくとトライアングルの回り周辺にはたくさんの桜が存在しますので、そうしたことを上手に発信していくといったことを基本に、その中で三峰川右岸道路、これは大変本数もふえておりますから景勝地としてこれからますます注目をされていくのではないかという思いがいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) 市とすれば何箇所かの計画があるということでございますが、私が今これから質問する以前に部長のほうからも何かお話があるようでございましたので、それをお聞きしてから次に進めます。



○議長(伊藤泰雄君) 済みません。松尾建設部長。



◎建設部長(松尾修君) 近年の三峰川右岸におけます桜の植樹の状況について御説明させていただきます。平成19年度より天竜川の激特事業で発生いたしました工事発生残土を既設の堤防に張りつけるような形で余盛りいたしまして、そちらに桜の植樹を行ってまいりました。青島地区には45本、境地区54本の桜を植樹してまいりました。これは堤防に余盛りする余裕があったもので桜の植樹が可能となったわけでありますけれども、三峰川レストパーク付近から三峰川橋までのナイスロード沿い、また三峰川橋から上流の県道沢渡高遠線沿いにつきましては、堤防と道路が極めて近接しておりますために直接堤防の堤体に桜を植えることはこれはできませんもので、したがいましてこの間につきましては桜の植樹は現在非常に難しいという状況になってございます。したがいまして少し道路からは離れますけども、遠くの山際に桜を植えるなど遠景としての桜のつながりというものを考えていきたいなということも今検討しております。また何よりもこれまで植えてきた桜をやはり大事に育てていくことも重要な課題かなというふうに考えております。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) 以前は堤防に桜を植えると堤防がゆるむからというような規制もあったというように聞いております。だけど規模は違うかもしれませんが、日本からワシントンに桜を送って、その桜はワシントンの堤防に植えたと。やはりいろいろと意見があったそうです。堤防が傷むということからいけないということのようでしたが、どうしても桜を植えたい人は桜を植えればそこに観光客が大勢来て堤防を踏み固めるから大丈夫だというような話も聞いておりますけれども、今、部長のほうからお話があった堤防から少し離して南側の斜面に植えたいというのもこれは遠望も、遠望と言っても4、500メートルのもんですからきれいに見えるかなというように思いますので、どうか伊那から高遠の公園までつながる桜ロードをぜひお願いしていきたいというように思います。

 それでは次に、ことしの6月の一般質問でさくら祭りの期間中の質問の中で、高遠城址公園は都市公園法に基づいた公園であって桜だけの公園ではないという位置づけから、公園開きは平成21年から4月1日を公園開きとしてきたと、こういうふうに市長のほうからお答えいただいております。ことしも4月1日を公園開きとして来年も公園開きとさくら祭りのオープニングを別々に実施する考えはないというように答弁をいただいておりました。桜の花は年によってさまざまです。祭りというようなものは雰囲気づくりがまず大事じゃないかなというように思うわけで、桜の開花は年によって違います。それでその雰囲気をかもし出すためにも開花予想を参考にしてオープニングについては、ぜひさくら祭りのオープニングということで位置づけていただきたい、このようにお願いしたいんですが、これに対する市長のお考えをお願いします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) まず公園開きにつきましては、高遠城址公園の一年間の無事を祈るということで伊那市観光協会の主催において神事を行って、その後公園開きという形になります。公園開きを4月1日としてことしやったわけでありますが、セレモニーもどちらかと言うと簡素に、簡単にして行いました。桜の開花に合わせてさくら祭りの開花イベントの実施をして入園料をいただくということで考えております。来年に向けても検討してまいりますけれども、ことしと同様の方法で行いたいという考えであります。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) 市長が4月1日にちょっとこだわるのがよくわかりませんけれども、4月1日に公園開きをしてしまいますと一般のお客さんというのは公園開きをしたからって、過去の例から言いまして公園開きをしたからもう桜が咲いたのかというようなことから、そろそろお客さんが出てくるというようなことから、ことしも何だ来たけど咲いてないじゃないかというようなことで、いろいろと議論がある、そういう中でじゃあ入場料は無料にしようというようなことから咲くまでは無料にしていたということしの事実があるわけでございますけれども。何か4月1日なければならないという意味がよくわかりません。それが都市公園法に定められているから4月1日というような、4月1日にやりなさいということであればですが、そういう制度はないと思うんで、もう少し融通をもってお考えいただきたい、そんなふうに思います。もう一度市長お願いします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) そうした意味で来年に向けて検討してまいりたいという表現をいたしました。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) ありがとうございます。桜が一輪、二輪咲いた中での公園開き、あるいはさくら祭りのオープニングというようなそれなりの雰囲気があるので、ぜひそんなことで御一考をいただきたいというように思います。

 次に、この12月議会の補正予算の中で、公園入園入場料を2,491万円の歳入、これを減額になっておるわけでございますけれども、これも先ほど質問した中のことにも多少影響があるかと思うんですが、この原因は開花のおくれにもあったというように思いますが、一つには4月1日の公園開きにも関係があったのかなというように思います。入園料金の徴収方法を再検討することも必要というように思うわけですが、先ほど市長のほうも桜が咲いたらというようなこともあったわけですが、これにもう少し鮮明に誰でも判断ができるような方式を示していただいたほうがいいかなというように思いますのでお願いします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 本年度につきましては、開花宣言をした翌日から料金徴収ということを行いました。このことについてはお客様からの評判は大変よくて、これぜひ継続させていただくということが望ましいという考えであります。城址公園の桜は南から徐々に咲いてくるということで、美術館側の桜が一番早く咲くということであります。桜雲橋付近の本丸、そして二の丸、この付近の桜の開花とは大体3日から4日差があるということであります。そのために開花宣言を出すタイミングも難しいわけでありますが、南側が咲き出した時点で宣言をすればお客様にも納得いただけるのかなという考えで、そのタイミングをもって料金徴収をするということを今後も継続して考えていきたいと思っております。またお客様をふやす対策でありますが、桜の開花状況の画像を定点撮影してホームページで流すというような情報発信あるいはホームページへ掲載するということ、このことについては予定しておりますし、また桜のホームページの充実をもっとすべきかなということ。今年度やって桜がまだ咲いていなかったけれども高遠美術館で片岡鶴太郎展をやっていたことによってお客様がそちらのほうに入って満足していただいただいたとか。あるいは歴史博物館で日露戦争の記憶というようなイベントをすることによって、またそちらで楽しんでいただくと。そのような企画展との連携というのがもっともっとこれからも実証していくべきではないかという考えであります。さらに宿泊を伴うという点でいっては、泊まってみようキャンペーン、そしてJR東海とのタイアップ企画、また早い時期から旅行会社、メディアへのプロモーション。ことしから始めておりますけども海外からのお客さんをターゲットにしたインバウンド、そうした商談会への参加、そうしたことに積極的に取り組んでお客様をふやすと。お客様をふやして観光消費額を上げるということに力を注ぎたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) 桜が咲いてから料金を取るということになると思いますけれども、営業開花というようなことも一つは考えられると思いますので、まず南が咲いたら開花というような形で、散り終わりは北の斜面が散ったときに散り終わりというようにしておけば、過去の記録から見ると大体半月は持ちます。15日は持つような状態でございますので、その辺も営業面でも一つよろしくお願いしたいというように思います。それからインバウンドというお話もありました。これはことしでございましたけれども、台湾からのお客さんも何人か見えておりました。というのはなぜわかったかと言いますと、保科正之公のドラマ化実現のための署名に私も出ておりまして、そのときに横文字で書いたもんですからあれと思って、どちらからと言ったら日本語が十分通じる方で台湾から来た。台湾と高遠とは関係あるんですよというようなことを言われまして、こういったものもインバウンドにこれからは使っていっていただきたいな。伊沢さんが総督府をやっとったというようなことから、そんなことから高遠を知ったということをお聞きしたので大変うれしく思ったわけでございます。

 それで次に移りますが、観桜期の渋滞は過去は相当なもので、渋滞の代名詞のように私らは常に耳にして残念なことでございましたけれども、観桜客には大変評判が悪かったわけでございますが、市役所の駐車場を利用するようになった平成22年からは大きな渋滞は少なくなり、観光客からはある程度の評価が上がったように思っております。12月議会の市長挨拶の中でも、ことしのさくら祭りは鶴太郎効果や伊那高遠に残る日露戦争の記憶等が経済効果があったというようなことではございました。来年はまたこれに一つ工夫をしていきたいということでございました。この観桜期間中に鶴太郎のところ、あるいは日露戦争のつめ跡の部分でございますが、大勢の人が入った、桜にも大勢が来た、これを別の時期にやったら通年観光につながるんじゃないかなと、そんな思いもしますので、大きなイベントを一時的にやってしまうよりはそれぞれわけて売りにしたらどうかなという思いがいたしますので、市長の挨拶の中にありました来年は一つ工夫をまたやりたいということでございましたので、その辺もぜひお考えいただきたいというように思います。そして今シャトルバスでほとんどの大半の人がシャトルバスを利用しておりますので、これでちょっと一つ心配なのはシャトルバスで投網をかけたみたいにぱっとお客さんを連れて高遠に連れて、帰るときにはさあまたシャトルバスにお乗りになってぱっと連れて帰ってしまうんで、これではまちの中のお客が残らないということが大変心配されておりますし、商店街の皆さんも公園に行けばにぎやかいがまちの中はさみしいというような声もよく聞いております。この問題については、これからもまた行政と商店街と知恵を出しながら検討していくことが大切だというように思うわけでございますけれども、市長のお考えをお願いします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) まず高遠の桜というのは大変有名であるということは、その都度話をさせてもらっておりますが、その後ろについてくるのが、でも大渋滞でなかなか行けないんだよねという、そうしたことがセットになっております。ですから私どもあちらこちらへ高遠を宣伝するんですけども、みんな知ってはいるんですが行ったことはないと。行っても大渋滞で動けないから嫌だということを今でも言っております。ですからそうした今渋滞がない工夫をしてそうした結果を出しているわけですので、そのことを情報として発信していかなければいつまでたっても高遠に来るということはないわけです。今担当のほうもそうした工夫をしておりまして、常時インターネットで状況を流すとか、私たちが行ったときには渋滞は今ないと、極めて少ないという話をするとか、渋滞がないタイミングはこの時間帯ですよとかそうした情報を出していかなければ高遠に来るお客さんというのはふえてはこないと思います。そして高遠の桜から商店街にということですが、これはもうまさに昔から言われて久しくてなかなか結果効果が出にくい部分でありますが、これはやはり商店街の皆さんの工夫にあると思いますし、このことについては行政ももちろん考えますけども一緒になってどのようにしたらお客様が商店街に来るのかと、そういう魅力づくりというのも一緒にやっていかなければいけないと思うわけであります。通年観光という点でいくと、やはり高遠の持っている歴史文化というのはどこにも負けないものがありますから、しかもあそこの高遠のたたずまいというのは高遠ならではの景観であります。これを上手に使って通年に使うと、発信するといったことをどういうふうにやっていくかというそうしたことを私たちも今取り組んでおりますし、徐々に効果が出ているというそんな思いであります。特にこれから力を入れていかなければいけないのは通年何があるのか。魅力としては何があるのかということですので、これはまさに食しかないと思います。いつ行っても高遠ならではの物。観光で行ったらどうしてもこれが食べたいという、まさに高遠そばという、そこにスポットを当てながら、そこを一つの切り口として通年観光に攻め入っていくということが大事だと思います。そうしたことは行政がやるというよりむしろそこの住んでる皆さんとか商店の皆さんが先頭に立ってやると。私たちはそのまた応援をするということになりますので、知恵はあります。あと行動でありますから一緒になってやっていくということが最も求められる大事な形だと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) 通年観光というのは大変難しいことで、今、全国津々浦々にそばのある時代に高遠そばだけが特に秀出ていればまたこれは大変いいことですが、最近は高遠そばの人気が相当に上がっているということでございますが、これだけで通年観光ということは非常に難しいことだと思いますので、どうか何かこう重ね合わせるようなものを考えていただきたい。輸入品ばかりで通年観光というわけにいきまん。例えば鶴太郎の類のものをやって通年観光につなぐというのはこれは本来の高遠の観光にはつながらないと思いますので、高遠本来の観光の中から何かを見出さなきゃいけないなというように思っております。あと観桜客のお客さんがシャトルバスで往復するのでないということも一つは考えられるんですが、従来使っておりました山田河原の駐車場は、ことしは使わないというようなことも漏れ聞いておるわけでございますが、意外とここの駐車場というのがマイカーのお客さんに人気がありました。これは過去の例から見ると都会から来るお客さんが非常に多いわけですけれども、山田河原にとめて後は桜を眺めながら、あるいは中央アルプスの雪を眺めながら歩いていると楽しくて美しいですよというお客さんが相当おりました。往復歩くというお客さんもありますので、どうかあそこの中間地点に駐車場を復活するか、何かをまた考えて、季節的なもので結構だと思いますので考えていただきたいということをお願いしておきます。

 次に、市職員の昇任試験についてお願いいたします。9月議会で市長は係長の空きポストについて、職員の意欲を高めるためにも昇任人事は必要と思うが、職員の意識向上のため来年度以降は昇任人事について年功序列だけでなく昇任試験も考えて実施していきたい、それで適材適所の人員配置を実施していきたいという答弁がございました。そこで来年の4月からは昇任試験をどのような方式で実施するのか質問いたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 私たち職員は多様化する市民の皆さんからの要望、それから日々変化する社会情勢、こうしたことに対応するために日ごろから研さんをしていかなければいけないわけであります。こうした研さんの結果と成果というものを人事に反映することを目的にしたのが今回の昇任試験であります。この昇任試験を導入することによりまして、市職員のやる気、また資質的向上といったもの、それから組織の活性化、こうしたものを図ることになろうかと思います。概要、詳細については部長のほうからお話をさせてもらいますけれども、昇任試験の受験というのは義務ではありません。義務づけてはいません。ただ該当する全ての職員は漏れなくチャレンジすることができると、受験することができますので、自己研さんを重ねた上でぜひ受験をしていただきたいということを期待しております。またこの昇任試験については状況を見る中で課長補佐級等の昇任試験の導入にも検討をしていきたいということであります。やはりやる気があって結果が出せて、そうした職員、そうした皆さんが市民の皆さんへのサービスの向上にしっかりと最前線でやっていただくと、やってくれるということを信じております。



○議長(伊藤泰雄君) 篠田総務部長。



◎総務部長(篠田貞行君) 昇任試験の概要でございますが、係長級に昇任する際の実施をするということでございまして、対象となる職員につきましては主査在籍が5年以上または勤続25年以上または50歳以上、このいずれかに該当する職員が全て対象になるということでございます。なお現時点での想定する職員数につきましてはおおよそ200人くらいになろうかというふうに考えております。また試験内容につきましては1次試験、それから2次試験を実施するということで、1次試験につきましては1月下旬、また2次試験については2月上旬を予定しております。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) そうすると25年というのは相当長い期間になるんですが、今大体係長の平均年齢って何歳ぐらいでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 篠田総務部長。



◎総務部長(篠田貞行君) 平均年齢的なものは今ちょっとデータを持ち合わせておりませんが、人数的に係長職が一番、係長また主査級のところが一番多いわけでございますので、平均年齢的には40歳前後というふうになろうかと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) わかりました。今まで人事をやる中でいろいろ調査する中で、降格とかあるいは辞退が降格というように伊那市の場合考えていいのかなというように思うわけでございますけれども、降格を申し出るという職員もあるというように聞いております。そういう中できのう唐澤議員のほうからの質問もありました女子職員の処遇というところでございますけれども、これから男女、まさに男女共同参画という時代に、女性には自信をもってどんどんどんどんそういうところに伸びていっていただきたい。そういうところで自分から進んで降格というようなことがあってはならないな。まず市の職員から男女共同参画というのはもっと積極的に進んでいってほしいということを思うわけでございますが、この辺についての市長のお考えをお願いします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) まさに女性についてはどんどんチャレンジしてほしいという思いであります。この昇任試験制度というのは十分に活用できるということで期待しております。降格につきましてはさまざまな事情があります。よくあるわけではないんですが、例えば御両親が寝たきりになってしまって、なかなかその面倒をみるのに時間がないと。今の職域だとどうしても時間的な制約があるということで降格を申し出るという場合もありますし、なかなか自分の思いの中で病気になってしまった人もおるわけなんです。そうした事情の中での降格等ありますが、そのほかは普通はないということで、そうした申し出があった場合にはよくその事情を勘案して対応していくと、本人の思いをよくよく聞きながら対応しているという状況であります。



○議長(伊藤泰雄君) 平岩議員。



◆8番(平岩國幸君) ぜひその辺のところは血のある人事をやっていただくということでございますけれども、例えば介護のためにどうしても休まなきゃならない、その職をおりなきゃならないというようなこともあるでしょうけれども、今の制度の中には介護休暇という制度もありますのでそういったものを十分使うという指導もしていただいて、何か介護休暇を取ることは後ろ髪を引かれるというような思いになることは私も感情としてはわかりますけれども、そういう制度も十分に使っていただきたいなというように思います。先ほどから市長のほうからも出ておりますけれども、自己研さん、自己啓発ということを日ごろから努めてほしいということでございますので、どうかそういった面での御指導をお願いして本日の私の質問を終わります。



○議長(伊藤泰雄君) 以上をもちまして、平岩國幸議員の質問が終了しました。

 引き続き、飯島進議員の質問に入ります。

 9番、飯島進議員。

     (9番 飯島 進君登壇)



◆9番(飯島進君) 9番、飯島進です。一般質問につきましては、先に通告してあるとおり新生活運動の推進について、お尋ねいたします。

 広辞苑で新生活運動と引いてみますと、虚礼廃止など生活の合理化を目指す社会運動と出てきます。新生活運動とは何ですか。新生活運動は住みよいまちづくりのため生活の無駄やみえをなくし虚礼的な贈答はやめて生活を簡素にしよう、また経費の削減に努めましょうといった生活改善の取り組みです。須坂市では冠婚葬祭の簡素化や環境の美化運動など、住民の皆さんによる自発的な活動によって進められています。例えば葬儀の香典は1,000円以内、病気見舞いは2,000円以内(ともに近親者は除く)と申し合わせがされています。専用の香典袋、見舞い袋も販売しています。市役所市民課、宿直室、中央公民館、各地区公民館などにあります。担当課、市民共創部市民課、これは須坂市のホームページに掲載されていた文面であります。栃木県足利市のホームページを見ますと、新生活運動はあなたが主役ですとの見出しで、結婚、葬式、お見舞い、お祝いなどとかく冠婚葬祭時にはお金がかかりがちですが、気張らず背伸びをせず気軽におつき合いができる生活環境が必要で誰もが望んでいることと思います。足利市では市民の皆さんの強い要望と共感のもとに、冠婚葬祭の簡素化運動を古くて新しい生活改善運動、新生活運動と位置づけ積極的に推進していますと書かれています。また群馬県高崎市のホームページには、新生活運動の推進で真に豊かな生活のために次のことを申し合わせましょうとして、例えば葬儀の場合の申し合わせ事項として香典は1,000円にしましょう、お返しは辞退し礼状のみ受け取るようにしましょう、施主は会葬のお礼状を用意し、お返しは用意しないようにしましょう、通夜では弔問者にお清め(カップ酒、砂糖など)は用意しないようにしましょうと書かれています。足利市も高崎市もほぼ同じ内容ですが、足利市でユニークなのは香典袋にお返し辞退しますのラベルを張り新生活推進額1,000円を包み実行しましょう、お返し辞退のラベルがない場合は、お返しは辞退申し上げますと書きましょう、お返しは意志を強くもって辞退しましょうと書かれており、そのための啓発物品としてお返し辞退ラベル、新生活推進額につきお返しは辞退申し上げますと書かれたラベルを市民活動支援課、各公民館窓口に常備してありますと紹介している点であります。足利市や高崎市のように自治体のホームページに新生活運動の推進が掲載されている例に福岡県筑前町、沖縄の北谷町、近くでは下諏訪町などが検索できました。そこでお尋ねいたします。伊那市の新生活運動の推進についての基本的なお考えについて市長にお尋ねいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) この新生活運動につきましては、戦後の昭和29年ごろから始まったということで高度経済成長期の日本にあっては衣食住環境の改善というのは国の重要な施策でありました。生活改善普及員が中心となって古い封建的な生活習慣の改善に取り組んで住民の意識を変えるといったこと。そうしたために公民館が中心となってということでございます。この運動については基本的には行政が強制するものではないという考えであります。地域住民、市民みずからの考えによって知恵と工夫により各地域で申し合わせてみずからが実践していくということが重要ではないかと考えます。価値観も多様化し、それから冠婚葬祭の考え方も随分変わってきたと思います。お寺から葬儀場へ、あるいは隣組のかかわり方も変化して、結婚式も結婚式場からごく身内でというような変化というのは近年は随分見られるようになりました。その時代あるいはその地域に合ったそうした改善の方法ということが必要ではなかろうかと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 飯島進議員。



◆9番(飯島進君) 確かに戦前戦後からこの生活改善運動というのが行われてきてて、それで今市長のほうは確かに生活改善普及員だとか、公民館が主になって今までやってきたんだということで行政がかかわるべきではないというような今答弁がありましたけれども、私が一番最初にホームページ、行政の中でホームページにこういうのが載ってるよというのを紹介したのは、そういうふうに行政が絡んでいる自治体があるんだよということを紹介したくて言ったわけで、これは私は新生活改善の普及運動というのは市民が誰もが大事であり難しい問題だなと思っている問題だと思うんです。これはやはりどうやったら進めるべきかといったときに、行政が私は逃げるべきじゃないと、私は思っています。どこかがやはり音頭をとらなきゃいけないと思っています。その考えのもとで次のほうに進んでいきたいと思います。

 平成19年発行の伊那市公民館50年のあゆみを見てみますと、伊那、富県、美篶など旧伊那市の7公民館の50年の歴史が紹介されています。内容は公民館活動の多岐にわっており非常にボリュームのある本です。その中身を読んでいきますとどの公民館においても新生活運動の項目があり、それぞれの公民館でのそれぞれの取り組みが読み取れてとても興味深く読ませていただきました。読んでいきますと新生活運動についてそれぞれの公民館単位で昭和30年代から取り組んでいく地区もあれば、昭和45年、46年、52年、53年など生活改善実施要綱や申し合わせ事項などの実施時期が違っていることや、しかしその内容、中身には大差がないことなどがわかりました。伊那公民館ではまち部と農村部に違いがあり、統一運動推進のためアンケート調査を実施。その結果、昭和60年後半から一部について共通の改善がなされたと記されており地域全体を統一して実施することの難しさも見てとれました。この伊那市公民館50年のあゆみのまとめの中に次のような一文がありました。昭和60年に伊那市連合婦人会と公民館運営協議会が生活改善アンケート調査を行った。調査は冠婚葬祭の内、特に葬礼部門を中心に実施した。この調査によると地区によりかなり差が見られた。例えば香典返しについては美篶、手良、西箕輪では、はがきのみが60から90%と高率であるのに比べ、富県、東春近などでは定着せず改善を望む声が高くなっていた。「あらぼん」、「にいぼん」の引き出物は砂糖やお茶が4割を占め、なくしたいという声が7割に上った。「あらぼん」、「にいぼん」については各地区の申し合わせにより簡素に行われるところが多い。例えば手良地区では13日は常会のみ、お茶菓子と御漬け物のみで接待。14日は親戚のみという方式が実施されている。他の地区でもこれに似た方式が多くなっている。新生活運動は戦後の生活の苦しかったころはともに切実感があって盛り上がりが見られた。しかし経済発展に伴い、生活や意識が多様化し一律に進めることが困難になった。公民館で盛んに行われた公営結婚式はほとんど姿を消し、全般に派手になっている。不合理さや無駄を嘆く声も低くはないが各地区の実施要綱などもまちまちだったり、無力化しているものが見られる。大量消費のバブル経済が崩壊して平成年代に入ってからは質素な生活を求める傾向も見られるようになり、新生活運動の趣旨を再確認したいとの声もあり検討と改善が期待されている、とまとめられています。そこで市長にお尋ねいたします。市長は伊那市公民館50年のあゆみの中に書かれているこれら文書からどのような御感想をお持ちかお聞きしたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 公民館は多様な顔を持っておりまして、私は地域にあっては大変重要な存在だという思いで常にいるわけであります。そうした公民館の活動の中でもこうしたことが書かれているということは大変意義深いものだなという思いであります。公民館は各地域の課題解決のためのコミュニティーの中で中心的な牽引役を果たしてきたわけでありまして、ある意味重要な教育機関であるという位置づけであります。特に各地区、分館については地域の課題を最も取り上げやすい環境にあって、生活改善にあっても地区や分館の活動として申し合わせが毎年確認されている地域があるということであります。しかしながら各地区によって申し合わせの内容というのはさまざまであるということ。生活改善運動が最も盛んであった昭和の後期にあっても、伊那市全体で統一することができたかというと決してそうではなかったという、そんな感想を持っております。



○議長(伊藤泰雄君) 飯島進議員。



◆9番(飯島進君) 私はこの50年のあゆみの中で、新盆の引き出物はなくしたいという声が7割に上ったとか、新生活運動の趣旨を再確認したいとの声もあり、検討と改善が期待されていると書かれていた文書を見まして、なぜそこまでアンケート調査や分析を行いながら、なぜその先に進まなかったのかとはがゆく思う気持ちがあります。アンケート結果でも民意の具現化への取り組みがほしかったな、そんな思いを私は持ちました。次に進めます。

 冠婚葬祭は人生にとって大きな節目であり、一大事業、一大セレモニーであります。冠婚葬祭はどれをとってもおろそかにすることはできない節目の行事であります。しかし、その当事者にとっては物心ともに大きな負担がかかり、とても大変なものであることも事実であります。私が市民の方からお話をお聞きし、また相談を受ける中で回答に苦慮している問題があります。それは古くて新しい生活改善運動、新生活運動についての問題であります。私が特にお話をお聞きし考えさせられ、また相談を受け困っているのはお新盆のことであります。お新盆のあり方やお新盆の対応についてであります。8月のお盆になりますと、お新盆のお宅があればそのお宅を訪ね、お線香をあげさせていただきお新盆のお見舞いをする風習があります。伊那市の他の地区は現在どのように行っているのかよくわかりませんが、高遠町地区の多くがお新盆に伺いますと、お茶のほかそうめんが振る舞われテーブルにはごちそうが所狭しと並べられており、帰りには引き出物まで用意されています。市民の方から相談やお話を聞くまではそのしきたりがごく当たり前のように私も思っていました。葬儀、葬式は近年セレモニーや寺院で行うケースが多くなり、一昔前のように公民館で行うことはまれとなっており、金銭的なことは別として昔のような手間や煩わしさは減っているのが実情です。隣組の人たちの負担も同じです。しかも告別式の時間は新聞、広報などで告知され特別な事情のある人以外、その時間以外に訪れることはまずありません。しかしお新盆については、各家、各家庭で行うことが当たり前となっています。大きな家、小さな家、新しい家、古い家、家庭環境は千差万別です。お新盆見舞いに来る方は8月14日に来る方がほとんどですが、その時間も朝から夜まで不規則でとても大変だというお話をお聞きしました。しかもお新盆見舞いの方は早い人は8月13日の夜から来る方もおり、遅い方は15日に来る方もいるとお聞きしました。お新盆の家庭にとっては御先祖様の供養どころではなく、お盆の期間中は来客の接待で振り回され金銭面も含め相当の負担となっているとお聞きしました。家庭環境は千差万別であります。親戚も兄弟も少なく金銭的に裕福でない家庭にとっては、お手伝いをしてくれる人集めも含め大変な負担だとお聞きしました。それらの事情を踏まえ、お新盆はもっと簡素化できないのですかという相談が1件だけではなく何件か私のところに寄せられ、その回答に私自身が苦慮しており、その問題が今回の一般質問になったわけであります。少子化、核家族化が進めばこの問題は今まで以上により深刻な社会問題になってくるものと思います。今回の一般質問に当たり、高遠町公民館長に何か資料がないか御相談申し上げたところ、うちの地区ではちゃんとやっているよと言って河南地区の資料を見せてくださいました。驚きました。先進事例として、この河南地区生活改善委員会の活動について紹介したいと思います。河南地区生活改善委員会は、公民館河南地区分館長が代表となり6月初旬に河南地区生活改善委員、地元市会議員、各地区区長、各公民館正副市館長、各公民館正副文化部長が集まり、生活改善についてまず確認を行います。その開催通知の文面を拝見しますと次のように書かれています。お新盆の供応の自粛が例年の課題となっておりますが、該当となる御家庭にとりましては基準が示されなければ過度な心遣いを要してしまいます。つきましては河南地区としての申し合わせ事項を確認のため、生活改善委員会を開催しますので御出席をお願いします。という文書で招集がなされ、お新盆名簿を作成し提出してくださいとなっています。そして6月下旬にはお新盆家庭の打合会が開かれます。お新盆の対象となる御家庭の代表者が招集され、申し合わせ事項の確認がその場で行われます。お新盆の供応の自粛についての申し合わせを要約しますと、お新盆は8月14日です。お茶程度とし、特に次のとおり自粛とします。1、酒類、酒の類は出さない。2、生もの(刺身)は出さない。3、御吸い物は出さない。4、あんころ餅は出さない。5、新盆見舞いのお返しはしない。その他、供応は料理の品数やお義理など必要最小限にとどめ改善の趣旨に添うよう心がけるとなっています。この打ち合わせの段階で多くの方がありがたい、どうしたらよいか困っていたんだ、助かると喜びの声があがるとお聞きしました。そしてこの申し合わせ文書は地区内回覧で周知がなされ、しかもお新盆の対象となる御家庭には生活改善委員会作成の河南地区の生活改善申し合わせにより、お新盆の供応を最小限に自粛しています。御理解をお願いしますと書かれた掲示物が渡され、玄関や客間などに掲示し活用しているとお聞きしました。すばらしい取り組みと感嘆しました。そこで市長にお尋ねいたします。市長はこの河南地区の取り組みについてどのような感想をお持ちか、またこの取り組みを全市に広めるお考えがないかお尋ねいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 先ほど高遠地区の話を聞くにつけて、お茶のほかそうめん、テーブルにはごちそう、帰りには引き物と。実は私の住んでいるところは、ただ行ってお線香をあげて帰ってきます。河南と全く同じような風習でありますので、ちょっと驚いたんですけども、私は河南地区の自治活動というのは大変すばらしいと思いますし、むしろ私のいるところとは極めて同じことをやっているなという、そんな思いがして聞いておりました。こうした取り決めというのは各地区で一旦はそうした簡素化ということがあったにもかかわらず、だんだん変わってきているということかもしれませんけれども、市民が主役というまちづくりの観点からも地域の課題というのは地域で決めていくというのが原則かな。でも余りにも華美なものは必要ないなという思いはします。河南地区のように各自治会において申し合わせ事項、これをきちんと決めて、いわゆる時代にあったそうしたものに変えながら実践していくということが望ましいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 飯島議員。



◆9番(飯島進君) 確かに西箕輪のほうだとか、大萱のほうには、そういうふうにちゃんとやっているという話も聞きました。それで逆にほかのところでは、ちょっと地区は言いませんけど、もうお酒が出るのが当たり前みたいなそういうお新盆の対応をしているところもあるようであります。まさに地区によっていろいろであります。それでやはりお線香をあげるだけの風習でやっているところはこういう問題は出てこないのであって、本当にお新盆がだんだん派手になっていると言うか負担になってきている。回りがそうやっているものだから、家だけやらないわけにはいかん、これがやっぱり生活改善運動の一つの姿だと思うんです。それでこれらはやはりどちらに合わせるのか、余り自粛すると何かほかの業者のほうから今度は引き出物が売れないじゃないかとかいろいろ言われたりすることもあるかもしれませんけれども、やはり華美にすることがいいのか、簡素化するのがいいのか、それはやっぱり私はこのお新盆については自粛して簡素化すべきだと私は思っています。それで冒頭ちょっと私が市長は行政が積極的にかかわるべきではないということをおっしゃいましたけれども、私は最後に伊那市の新生活運動の推進はどの部署が担当するのかお聞きしたいと思うんですけれども、その点お願いします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 最初に行政が積極的にかかわるべきではないと言ったのは全体を含めてであります。お新盆を一つ抜き出して話をしていくと、これについては改善する余地があるのかなという思いはあります。結婚式だとか、そのほかの風習について地区ごとにあるものについて行政がああしなさい、こうしなさいということは控えるべきだという意味であります。河南地区の話に限ってと言うか、お新盆について話をしますと、こうした活動というのは私は大事だと思います。負担になっているということになれば、このことについては地区でよく話をして、公民館という話があれば分館単位とかいった中で、そうしたことを決めながら申し合わせでやっていくということはできるのではないかと思います。そうしたときに自治会という表現をすれば、自治会単位で行うということになれば、市役所で言えば総務部が担当になるということになろうかと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 飯島議員。



◆9番(飯島進君) 今、市長の中でもこの公民館の分館単位、もし公民館ということになれば教育委員会の管轄になろうかと思いますし、自治会の関係になれば総務部の管轄になろうかと思うんですけれども、これは究極の目的はどうやったら市民全体が足並みをそろえてできるかということなんで、今、どこがということよりも、どうやったら市民に徹底できるかなということを優先的に考えていくほうがいいのかなというふうに私は思います。いつかどこかで誰かが一斉に始めないと、やはりこういう新生活改善運動というのはだめだと思うんです。しかも長い期間を設けてじっくりとやっていかなきゃいけないのが、この運動だと思うので、その方法自体私もどういうふうに進めたらいいのかもちょっとわからないので、そこら辺のところはやっぱりみんなで知恵を出し合いながらやっていかなければいけないのかなと思っています。戦前戦後から続いた新生活運動の流れは今日の豊かな社会をつくる上で確かな礎となったことは言うまでもありません。少なくともその心持ちだけは豊かな今を生きる我々一人一人がその胸に深く刻んでおくべきだと思います。

 伊那市が新生活運動の推進モデル都市となり、住んでいたいまち伊那市、行ってみたいまち伊那市となることを願いまして質問を終わります。



○議長(伊藤泰雄君) 以上をもちまして、飯島進議員の質問が終了しました。

 暫時休憩いたします。

 再開は11時5分といたします。



△休憩 午前10時50分



△再開 午前11時5分



○議長(伊藤泰雄君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 柳川広美議員の質問に入ります。

 18番、柳川広美議員。

     (18番 柳川広美君登壇)



◆18番(柳川広美君) 18番、柳川広美です。あらかじめ通告してあります4点について質問させていただきます。

 まず、大きい1点目ですが、小学校1年生を30人学級にということで質問させていただきます。子供のいじめや不登校などが社会全体の課題となっています。伊那市では幼稚園、保育園と小学校の連携として保育園での生活を見直すことを始めたと報道がされております。特に小学校では1年生が4月だけでなく授業にならないクラスがあるともお聞きしています。授業を座って聞くには座っていられる体力と、担任の話を理解できる想像力や社会全体に対する理解力が必要であります。言葉の意味を理解する社会的な体験も不可欠であります。ですから、ただ単に保育園でベルを合図に行動できるようにするとか、トイレは一人で行けるようにするというだけでは本当の連携にならないのではと危惧いたします。これはある上伊那の小学校の話ですが、1年生の女の子が非常に攻撃的でどう接してよいのかわからないとベテランの先生がおっしゃっていました。社会のひずみが親の生活を圧迫し、親は子供に優しい言葉をかける余裕もないのではないのでしょうか。若い世代では年収200万円を切る人が1,000万人を超えています。2人とも非正規雇用で結婚する方もふえています。1995年に非正規雇用者の割合が20.8%でしたが、2011年には35.4%にもふえています。小泉構造改革により製造業の派遣社員が解禁されてからであります。貧困と格差は子供の家庭も直撃しています。日本では貧困ライン以下の家庭で暮らす子供の割合は15%にも達しています。伊那市でも就学援助を受けている家庭の割合が10年ぐらい前は5%くらいでしたが、今は10%を超え毎年ふえる状況になっています。そういう中で親たちは自分の子供は競争に勝ち抜かせなければと、小さいうちから英語などを習わせるなど早期教育をしなければというふうに思っている方もいらっしゃいます。私は保育園や幼稚園生活では、遊びを通して体力をつけること、遊びの中で自分と他人を理解していくこと、回りの自然や社会について体験すること、基本的な生活習慣を身につけることが求められていると思います。そこで以下、大きく2点を質問していきます。

 まず最初に、幼保小連携事業の目指すものは何か。幼稚園、保育園と小学校の連携事業でございますが、具体的にどのような取り組みを行っているのかを質問させていただきます。昨日、飯島尚幸議員の質問がありましたので、簡潔な御答弁で結構ですので、お願いいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 幼保小連携の目的でありますが、まず幼児期から学童初期における子供の発達と活動については幼稚園、保育園及び小学校、双方で理解を深めながら両者の違いを認識した上で子供の育ち、それから学ぶ意欲がスムーズに引き継がれ、柔軟でたくましい心身を培っていけるようにすることが目的であるということであります。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 昨日の答弁の中では、特に小学校1年生の小1ギャップと言われるものが伊那市内でもあるということで、特に幼稚園、保育園から小学校にスムーズに引き継がれるように子供の育ち、また学ぶ意欲が引き出されるようにというような、ために具体的に保育園の保育士を小学校に派遣したり、学校の先生方が保育園に1日研修に行くというような取り組みを行ってきているということですが、教育委員会にあっては小学校1年生がこういった授業にならないクラスがふえているということですが、実際に伊那市の実態はどうなのか。それから1年生が落ちついて授業を受けられない原因はどこにあるというふうに考えているのか質問いたします。



○議長(伊藤泰雄君) 松田教育委員長。



◎教育委員長(松田泰俊君) お答えいたします。少し専門的な話になって恐縮なんですけども、幼稚園あるいは保育園と小学校の低学年、これは違いがありますけれども、子供たちは未分化といういわゆる考えることと行動することが一体になっているという特徴的な発達段階にありますので、発達の面から見ると区別ができないと思います。この子供たちの発達段階を考えながら学びを支援していくということは指導するほうにとって最も大切なことでありますので、教育委員会といたしましては、このことに軸足を置いて子供たちの育ちを支援していくということがこの連携事業の目指すものであるというふうに基本的には考えています。体験研修に参加した小学校の先生の感想に、保育園でのさまざまな遊びや生活の中での経験から子供の可能性を引き出すことが必要である。あるいは保育園の遊び主体のゆったりとした生活と、小学校のチャイムで区切られたり、着席を求められたり、教科を一斉に指導する生活とのギャップは大きいものがあるというように子供の発達を大事に考えた象徴的な感想がありました。砂場遊びに熱中している子供たちを見ていますと、砂を固めようと水をかけている、固まっていく様子あるいは水の様子がおもしろくて仕方がない。それは教師の側から見れば子供は理科の学習をしています。またでき上がった砂の造形物に歓声を上げます。これは図画工作であります。また活動中のトラブル等、その解決の道筋は実践道徳であります。このように未分化な子供たちは遊びや豊かな体験活動の中で心ゆく生活を楽しみながら成長していっているわけです。そうした学びを子供たちに保障してきたのだろうかという問いがこの感想になってあらわれてきているというふうに思います。この事業の研修での貴重な学びを職員会議等で共有いたしまして、各学校の教育課程編成や日々の生活指導に生かしていくことを始めていただいておりますけれども、さらに一層充実していくように教育委員会として支援をしていきます。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 私も本当に今、子供たちの格差が広がっているのではないかという実感が確かにあるんですが、その点については学校ではどうお考えでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 松田教育委員長。



◎教育委員長(松田泰俊君) 昔に比べますと非常に課題を抱えたと言いますか、そういう子供たちがふえてきているようには思います。それがどういう背景にあるのかということについては、さまざまな背景があると思うんですけど、一口で言いますと子供たちの本来の生活、これが失われつつあるなというふうに思います、かつては私たちが子供のころは暗くなるまで外で遊びほうけて帰ってきたんですけども、そういう自然の中で戯れて遊ぶ、そういうことが子供たちの生活の中からだんだんに失われてきてるということが子供の成長にとって一つの大きな障害になってきているんではないかなと、そういうことは思います。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 先日、ラジオでこういう電話相談をやっていました。3歳児を持つお父さんからの相談でしたが、自分の子供がしょっちゅう大きなけがをしてしまうということで、ラジオの相談員の方は、それはお父さんが子供さんがけがをしたら、お父さんが悲しいということを子供に伝えてくださいというそういう回答を寄せていましたが、それから一緒に御飯を食べるようにと。そんな回答をしていました。3歳の子供が親と一緒に御飯を食べないのかということが私は非常に驚きでしたが、本当に家庭環境が今本当に厳しいのか、親と子供の交流さえ失われつつあるのかなというふうに思います。小学生の子供も家庭の中で孤独だというふうに答える子供もあるというふうに言います。そういった中で本当に保育園や幼稚園で親子のつながり、また子供同士のつながり、また子供と保育士さん、幼稚園の先生とのつながり、こういったものが本当に今必要になっているんではないかなというふうに思います。そういった中で具体的なことについてお聞きしたいんですが、保育園の保育士さんたちが今年度は1カ月ずつ4校を研修に2人の方が行っているということですが、きのうの答弁では保育園のカリキュラムの見直しもあるということですが、どんな課題があるというふうに具体的に感じているのか、その点を質問いたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 課題につきましてと言うかカリキュラムは接続期カリキュラムということで今考えておりまして、目的は保育園、幼稚園からスムーズに小学校1年生に入っていけるという、それをさらに具体的に考えていきましょうということであります。子供たちは同じ子供が3月31日から4月1日、たった1日で保育園から小学校に変わっていくという、1日の違いが余りにも大き過ぎると、そうしたときにつまずきがあって小学校でなかなか授業が始まらないというような、そんな事象があるわけでありますので、そうならないように年少、年中、年長、これに成長過程に応じて1年生の入学時に近づけていくということを簡単に言えばですね。子供たちにそうしたことを教えながらいく。そうしたカリキュラムであります。まず保育園の子供たちというのは1日が非常に大事なんです。大きくて大事。私たちは1日が大事なんですけども、きのうときょうの変化が余りわからないというのが大人だと思います。子供たちは1日の中でも時間ごとに本当に成長していくという、そうしたことですので、その成長過程をより大事にしながらそうしたことにかかわりをもてるような保育士、つまり保育士が勉強しなければできないわけでありますが、そうしたことをやっていくと。教育というとどうしても小学校、中学校、高校というのが教育の現場というふうにとらわれがちなんですけども、実はそうではなくて保育の段階からもう教育というのは始まっていて、それは高校、大学が終わっても一生続くんだということが基本にあると思います。そうしたときに生きる力というのは言われて久しいんですが生きる力、それから生涯学ぶというそんな姿勢を持ち続ける一番の基礎というのが保育園、幼児期にあると思いますので、そうした幼児期を大事にして本物に触れながら、それから小学校に上がり中学校になっていくということを目指していきたいと。そのためにまた幼保小連携をしていく。また保育園も小学校の近くにあるというのはそういう環境をつくりやすいという、そんな思いからやっているわけであります。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 特に今、先ほど教育委員長さんからもお話がありましたが子供たちが外で群れて遊ぶことが減っているということですが、保育園では非常にそういった活動は行われているわけですよね。ただ自然体験というとなかなか不足しているんではないかなというふうにも思うんです。保育園ごとに課題はあるかと思いますが、保育園の中だけでなく回りの農家とか、山とか、そういったところに行って体験するということは非常に大事ではないかと思います。そういう自然を知っているという基礎がなければ、学校に上がっても聞いたことを理解できない、理解できないことを幾ら聞いていても座っていられないというのは本当のところではないかなと思いますので、そういった面でも保育内容について自然体験を重視していただきたいというふうに思います。その点についていかがでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) まさに議員おっしゃるとおりで私も同感であります。自然が何でいいかということは、自然そのものがいいということよりも自然の中にあって、幼児期においては自然に対する興味ですね。例えば空の雲が何で動くのかとか、あるいは何で秋になると葉っぱが色が変わるかとか、そうしたことは子供たちにとってみると大変不思議な世界だと思います。その不思議さというのを常に身近にあって興味というのを自分の中で幾つもそうした興味の引き出しをつくっていくということを幼児期にどうしてもやっておくべきだというのは私の考えでありますし、そのときには単なる物じゃなくて本物ですね。真実というもの。例えばテレビだとか、あるいは映像だとかそういうもので身につけるものではなくて、やっぱり実体験としてそうしたことをきちんと身につけていく、そうしたことが一番大事だと思います。最近、先日も保護者連合会の皆さんと会議をしました。保育士の皆さんも一緒でした。そのときに興味深い話があったのが、最近の子供たちは保育園に来るととてもいいにおいがすると。このいいにおいって何かなと思ったら、例えば柔軟剤だとか、いろんな化粧水みたいなにおいだ。いいのかなという話をしてまして、そうしたいいのかなということを考えてくれる先生とか保護者がいるということはいいことだなと思いました。やっぱりにおいというものはあって初めてわかるわけでありますので、例えばガスのにおいにしても、もともとガスというのはにおいがついていないものにガスのにおいをつけて、それで危険を知らせているわけです。だから変な話おならは臭いということは当然のことですので、そうしたことに全てふたをしていくということは決していいことではないんじゃないかと思います。火が危ないということは当然ですから、でも火がないと生活できないということも事実であります。そうした当たり前のことが当たり前として身についていくという、そうしたことをきちんとやっていくべきだろうと。特に最近はビオトープなどという大変いい言葉があります。小宇宙ということで、ちょっとした池をつくってそこにトンボが生まれたというとみんなで大騒ぎをするんですけども、ここはそうしたものが要らない場所ですので身近に本物があります。そうした本物に常に触れていけるような環境というのを私たちは提供して保育園児、幼稚園児、小さいころからそうしたことを一つ一つ確実に身につけさせていくということをやっていかなければいけないと思います。しかもその中には群れて遊ぶとい上下関係というのをしっかりとつけていくような、そうした人間関係も同時に備えつけていくという環境をつくっていくのが私たちの務めだと思っております。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 保育園が主体でやっているかと思いますが、ぜひ幼稚園にも広げていただいて連携を強めていっていただきたいというふうに思います。そういった中で、きのうの答弁の中で保育士さんが半年学校に来ていただいて非常にありがたく思っていると、こういった答弁がありましたが、やはり小学校1年生できめ細かに教育を行うためには小学校1年生で30人規模学級でなく、現在実施されているのは30人規模学級でありますが、30人学級を実施する考えはあるでしょうか。もしくは30人以下のクラスであっても2クラスに1人加配の教員を配置して小学校1年生にきめ細かな教育をしてはというふうに考えております。その点について質問いたします。



○議長(伊藤泰雄君) 松田教育委員長。



◎教育委員長(松田泰俊君) お答えいたします。議員御指摘のように現在1学級の上限を35人とする30人規模学級が導入されておりますので、議員提案の1学級を30人にするというふうになりますと31人から35人までがその対象になってまいります。平成25年度の市内のその様子を見ますと全体で11学級ございます。30人学級を実施しますと31人の学級は2クラスに分かれますので16人と15人の学級になります。また最大の35人学級は18人と17人の学級になります。またこれを男女別を男女が仮に均等に在籍しているというふうに仮定した場合、最大で男子9人、女子9人。最小では8人と7人というふうになります。小学校低学年の学びは座学ではなくてゲームなどの活動を大事にしたり、あるいはグループでの学習を多く取り入れたりしていきますので、そうした学びを考えたときに15人から18人という少人数まで人数を少なくしていくことは大きな研究の余地があり、現在、教育委員会といたしましては30人学級を実施する考えはございません。またさらに御指摘いただきました30人以下のクラスであっても2クラスに1人の加配教員を配置してはという御提案ですけれども、現在、小学校1、2学年で平均児童生徒数が30人を超える学年には1学級から3学級に対しまして1名、課題ある児童に寄り添って授業を支援していく、そういうことに努めていただきます学習習慣形成支援教員が県から加配されておりまして、現在市内には5校に7名配置されております。2クラスに1人の教員加配につきましても、現在、県配置基準以上に配置する考えはございませんけれども、県の加配の継続あるいは拡充については要望していきたいと思います。ただ介助員につきましては市単独で今年度28名、小学校15校中13校に26名、中学6校中に2校に2名を配置して十分な対応をしているというふうに考えております。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) きのうの信毎にも学習障害とかそういった発達に障害をかかえるお子さんの割合がふえているという記事が載っておりましたが、伊那市は介助員28名配置をして本当に手厚い教育をやっていただいているというふうに思います。ただ本当に財政的には厳しいと思いますので、本来ならば県がこういった介助員を配置するべきだというふうに思います。障害を乗り越えるためにもきちんとした教育を行っていく必要があると思いますが、教員の配置基準はないですよね。そういった中でただ本当にそういう先生がいらっしゃるクラスはいいけれども、なかなか一人で35人以下ですので34人になりますかね。というクラスも小学校1年生でもあるかと思います。そういったクラスで本当に困難があるというふうにもお聞きしていますので、その点について配置の中で工夫もしていただきたいと思いますが、その点についてお願いします。



○議長(伊藤泰雄君) 松田教育委員長。



◎教育委員長(松田泰俊君) 先ほど答弁させていただきましたように、県のほうでも配置していますし、市のほうでは介助員という形で配置して精いっぱいの努力をしているつもりでございます。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 本来ならば国で30人学級もというふうに思います。特に人数が少なくなってしまうということですが、例えば音楽とか体育とかは2クラス一緒にやってもいいんじゃないかなというふうにも思います。また今後研究していただければというふうに思います。

 次に、大きく2点目の質問に入らせていただきます。道路の維持補修費についてでございます。最近、伊那市は道路の維持補修費が減っていて危険な箇所も直してくれないというような声もお聞きします。また大型道路の計画ばかりで身近な道路や通学路は危険なところがたくさんあるのにという声もあります。また合併した長谷、高遠では、合併前より道路の予算が減り要望を出しても何年たっても直してもらえない、こういった声もあります。年々道路の維持補修費を減らしているのではないでしょうか。竜東地区でも一つの区で年に1カ所ぐらい、人口の多い区でも2、3カ所しか工事は実施になっておりません。要望は各区で7カ所から10カ所ぐらい上がっていますので、危険なところも残したまま翌年にというふうになっております。側溝が2枚ぐらい壊れて倒れていても水が通っていればそのままというところもあります。そこで以下質問させていただきます。

 まず1点目に、道路維持改修費については年々減らすのではなく必要な予算を確保するべきと考えます。この点について質問いたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 予算の中で年度当初の地区要望による工事箇所のほかに道路の例えば陥没とか、あるいは法面の崩れなど緊急性のある修繕工事にも対応しておりますので地区要望箇所の全ての対応ができていない状況ではあります。そうしたことにつきまして工事の施工箇所、この選定については、まず安全を確保するというための緊急性の高いところを優先しながら工事しているわけであります。地区要望に対しましては職員が現地を確認し、工事の必要性、それから緊急性について判断し、また地区の区長さんとも相談する中で実施しております。今後も安全な交通確保、こうしたことを図るために予算の中で有効な執行に努めてまいりたいと考えます。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 私は過去5年分の道路の維持費、舗装費について資料を取り寄せましたが、道路維持費については平成23年度は平成20年度に比べて約8,400万円減額となっており実施件数もマイナス48件となっています。それから道路の舗装費については平成23年度が平成20年度に対しマイナス990万で、マイナス34件というふうになっております。道路の維持費は若干24年度は23年度に比べて500万ほど予算はふえております。件数で言えば平成20年度に比べて維持費は201件が23年度154件、舗装については平成20年度が110件が平成23年度は76件というふうになっております。ですから多くの区等から要望が出ておりますので各区で1カ所できればいいかなというような状況になっているのではないかと思います。ですから市のほうでは緊急性を判断して実施していると思いますが、それでも危険なところが残っていってしまっているという状況ではないかと思います。本当に必要な危険な箇所は補正をしてでもきちんと実施すると。その年度に実施しなければやはり危ないというふうに思います。先日、中央道のトンネルのような事故がありましたけれども、道路の補修がきちんと行われないことによって事故が起きれば市の管理責任が問われますし、例えば高遠の小豆坂トンネルでは冬季になるとつららができるということで、毎朝つららを落とす作業が行われております。つららが車の上に落ちれば危険だということですが、こういった危険な箇所がそのままになっているというふうに思いますが、その点について必要な予算を確保するべきだというふうに思いますが、その点について再度質問いたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 小豆坂のトンネルについては旧高遠時代からも話は聞いております。これは原因がわからない状況でありまして、裏側に水が回っているだろうということでやるのであればトンネルをとめて大々的な工事をしなくてはいけないというような状況のようでありまして、ここについては建設部門でも今研究している状況であります。それから緊急性のという話でありますが、この緊急性の高いあるいは低いということについては担当部局が、担当者が地区へ出向いて状況をよく確認し、それから区長さんとも相談しながら決めているということであります。無駄な工事ということはないんですけども、やはり必要なところからやっていくという取り組みをしております。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) では現状で危険な箇所は全く残されていないということでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 危険の判断だと思います。歩道がないところが全て危険かというと、その歩道のないところを全て工事しなければいけないということになりますし、通学路であれば同じことも言えるかもしれません。危険の度合い、例えば通行車両だとか、あるいはその形状だとかいろんなことを要素を取り入れながらそこで判断していくということですから、危険の判断のスケールによっては変わってくるという思いがします。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 私が言っているのは細かい要望なんです。道路の端が壊れていて危ないと、そういった箇所もたくさん残されていると言っているんです。側溝にふたをして道路を広げてほしいとか、そういうところもたくさんありますけれども、それ以外の危険な箇所もたくさん残されているというふうに言っているんです。その点についてやはり毎年予算を減らしていてはいつまでたってもその危険箇所が残されていくと、そういった問題があるということを言っているんです。その点について再度、危険箇所はないんですか。



○議長(伊藤泰雄君) 松尾建設部長。



◎建設部長(松尾修君) 地区から出されております要望箇所につきましてチェックをかけておりますけれども、本当に交通事故につながるようなそういう危険箇所につきましては手当てをしているつもりであります。また先ほど来、議員さん予算が減ってきているという指摘でございますけれども、確かに年によってはその増減はございます。しかしながら20年度から24年度までの予算額を見ますと、道路維持におきましては大体5,000万前後で推移しておりますし、舗装の維持費につきましては7,000万円前後で推移しているということで極端に半減したとか極端に額が減ったというようなことはないかと思います。ただ舗装維持費につきましては平成21年、22年度にきめ細かな交付金、要は地域活性交付金というところで国の交付金がたくさんつきましたので倍額の予算をあてがって事業を進めております。したがいましてこういう国の臨時的な交付金やまた補正がついたときに積み残しになっていたような箇所を一気に整備するような、そういったことで進めていきたいというふうに思っております。ただこの維持管理につきましては年々、例えば道路に関して言いますと新たな住宅地で整備された道路を市道認定ということで組み込んでおります。そういったことでストックの数は年々ふえていく。またその一方で既存のストックの老朽化というのは加速度的にふえてきているということで対応しなければいけないこの維持補修箇所というのは年々数としてはふえてきてございます。これに対して比例的に維持補修費を上げていくということは市の財政事情からこれはもう不可能な話であります。したがいまして限られた予算の中で本当に緊急性の高い箇所、重要性の高い箇所を選定しながら対応していかざるを得ないというのが、これが実情であります。その中で本当に先ほどから申しましているように、事故につながらないような対策はしっかり講じていかなければいけないという認識はしっかり持っておりますので、地区の役員さん等とも相談しながらしっかりした対応はとっていきたいというふうに考えております。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) ぜひ新年度はしっかり予算を確保していただきたいというふうに思います。

 次に、通学路の危険箇所の改修についてですが、本当に危ない箇所があります。例えば県営球場の東側の道路ですが、東部中それから伊那東小学校の通学路になっていますが、大型車等本当に交通の激しいところですが歩道もなく危険なままになっております。こうした危険な通学路の改修についてはきちんと予算を確保すべきではないかと思いますが、その点について質問いたします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 通学路に関して市道関係の通学路緊急合同点検会議というのを9月20日に行いました。これは教育関係、それから生活環境あるいは建設課といったところであります。各小学校から報告のあります危険箇所について状況を確認して、既に改善済みの箇所あるいは今後改善予定のある箇所を共通認識としてとらえております。今回確認されました危険箇所につきましては各小学校で地元地区と改善事項について相談し、その結果改善を必要とするという場所につきましては要望書を提出していただく予定であります。通学路の危険箇所改善にかかわります予算措置、これは地元要望事項について緊急性を考慮する中で実施について判断してまいりたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) ただ非常に予算がかかる場所もあるんです。そうなるとなかなか地元区では地元負担がかかれば要望を出せないというようなことも出てくるんではないかと思いますが、その点についてはやはり重要な通学路については市の単独予算でやるというようなことが必要だと思いますが、その点についてお願いします。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) ケース・バイ・ケースだと思います。私がPTAの役員をしたときもありましたが、歩道がないから危険だから何とかせえという話もありましたが、そのときにはPTAの皆さんで現地を歩きました。家を全てどかさないと歩道ができないという場所もあります。そうしたときは何をしたかというと通学路を変えました。安全な場所に通学路を変えることによってその危険を回避するということも何回かやりまして、ただ道路が危険だから直すというだけではなくて工夫をすればできるところもありますので、これは現地でまた学校と地元と、それから私たちと一緒になって考えていくということが賢明かと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) ぜひ新年度、通学路の危険箇所の解消についてしっかり予算をとっていただきたいというふうに思います。

 次に3点目の質問に入ります。ごみ減量・資源化についてでございます。先日の上伊那広域連合議会でも一般質問を行いましたが、新しいごみ処理施設が環境アセスの準備書の段階に入り市民の関心も高まっていますので、ごみの減量・資源化の取り組みについて質問させていただきます。これから地元合意をお願いしていくときにも伊那市のごみ減量・資源化の姿勢が問われてくると思います。燃やせるごみについても伊那市のごみ処理量は増加しております。上伊那広域では平成20年度を基点に1日一人あたりの家庭から出るごみ量を平成35年までに5%削減する目標を掲げています。また資源化率を平成35年に現在の25%を35%に引き上げるという目標を立てています。しかしながら伊那市の特に家庭から出るごみ量も増加しております。私は小型家電の回収とか、その他廃プラスチックの分別で資源化をすることが必要というふうに考えます。そこで以下3点を質問いたします。

 まず1点目ですが、一般家庭から直接クリーンセンターに搬入する車が増加しております。特に伊那市が増加しておりますが、市として直接搬入を減らす施策を考えているのでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 生ごみの減量化策の、それから分別推進の成果としてステーションからの収集量、ごみの収集量については順調に減量、減少しておりますが、直接搬入の増加というのは顕著になっている御指摘のとおりであります。この原因については今分析をしておりますが、一つには事業系の直接搬入の増加、これは経済状況などから廃棄物の収集業者へ委託するのではなくて直接持ち込むというのがふえているのかというような分析もあります。それから自治会などに加入していない方がふえている。そうした中から地区のステーションが利用できないといったことも直接搬入の理由かなということでありますが、いずれにしてもさらにデータ収集等原因分析を行って、これは上伊那全体の問題でありますのでそうした効果的な抑制策というのを講じてまいりたいと思います。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 特に自治会に加入しなくてもステーションにごみを出せる仕組みをつくらないと、例えば衛生自治会だけでも入ってもらうとか、そうでないと本当にこれからできる新しいごみ処理場の周辺では上伊那一円からということですので、さらに騒音とかいろいろな排ガス、自動車の排ガスとかそういった問題も出てくると思いますので、直接搬入を減らす取り組みが本当に必要かというふうに思います。

 次に伊那市のごみ減量・資源化の具体的な取り組みはどういったものを行っているのでしょうか。また伊那市の減量目標はどのような数値を上げているのでしょうか。また合わせて3点目の質問でありますが、小型家電やその他廃プラスチック類を分別して資源化する考えはあるのでしょうか。この2点について質問させていただきます。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) まず市のごみ減量・資源化の具体的な取り組み、それから目標数値でありますが、具体的な取り組みとしましては可燃ごみの4割を占めている生ごみの減量化、これと資源化というのはごみ処理量の全体の縮減につながるわけであります。伊那市ではごみ処理機の導入、これ個人の購入、団体導入、そうした補助を継続して減量化推進を勧めてきております。目標の数字につきましては部長のほうからお答えさせてもらいますが、上伊那広域連合として一般廃棄物の処理計画、この改定に着手しておりますので、今後の人口動態、それから世帯状況。高齢化、さまざまな社会情勢の変化というのを予測しながら新たな目標を立てるということにしております。そして次の小型家電、それから廃プラスチックに対する考えということでありますが、小型家電については現状は鳩吹クリーンセンターで選別回収を行っていると。廃プラスチックについては伊那市においては廃プラスチックを特化した分別収集というのは行っておらず、燃やせないごみとして改修したものを鳩吹クリーンセンターで破砕分別した後に残渣として処理していると。そして資源プラスチックでありますが、これは容器包装リサイクル法によって再資源化のルートができ上がっておりますが、これに適さない廃プラスチック、これは市町村負担で処理をするということになっております。ただ上伊那地域では伊南、伊北で廃プラスチックの分別方法が異なっておりまして、このことについては今後統一化をしていかなければいけないという考えであります。今後についてどうかということになりますけれども、まず小型家電については伊那市としてはさらに再資源化、このことに力を入れる考えであります。販売店などでの回収活動も本格化しておりますので、これは貴重な資源として再資源化を定着させてまいりたいという考えであります。資源プラスチックにつきましてはさらにその精度を上げることが必要であるという考えであります。衛生自治会の皆様の協力もいただいて、より一層市民の皆様への周知を図ってまいりたいという考えであります。



○議長(伊藤泰雄君) 守屋市民生活部長。



◎市民生活部長(守屋和俊君) 市におきましては23年度に一般廃棄物の処理計画第2次ということで改定しております。その中で新たな目標設定を行っております。もとになる数字でありますけれど平成21年度の一人1日排出量565グラムというものをベースにしまして目標を立てているわけでありますが、最終の目標であります35年度までに4.6%削減し539グラムという設定を行っております。なお23年度は消費が若干拡大したことによりまして排出量が増加に転じた状況があるわけでありますが、この時点では583グラムとなっております。それから資源化率につきましては平成35年までに34.4%に向上させる目標を設定しております。23年度では現在約32%という状況になっております。伊那市につきましてはそのような目標を立てておりますが、当然、上伊那広域におきましても改定に対しましての検討を進めているところでございます。以上です。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 資源化率のほうは上がってきているかと思いますけれども、可燃ごみについては逆にふえているということかと思いますが、これを減らしていくために布類等の分別が始まったのかなというくらいかと思いますが、現在可燃ごみは平成23年度で1万2,420トンです。不燃ごみは年間2,235トン。可燃ごみの処理には、これは伊那市の負担分だけですが2億5,348万5,000円、これに広域の処理費用が別途かかっております。それから不燃ごみについては1億4,329万7,000円ということで、これは鳩吹クリーンセンターの収集処理、また最終処分も含めた金額でございます。可燃ごみについては1トンあたり伊那市の処理費用が2万409円、これに広域の処理費が2万8,000円ほどですか。あと不燃ごみは1トンあたり6万7,000円ほどかかっております。ごみを減らせばその分この高い処理費用を減らすということもできると思います。特に今、スーパー等でもいろいろなごみの回収を行っております。家電量販店等でも行っているようですので、やはり市に負担がかからないことも考えていく必要があるんではないかなと思いますが、ぜひ小型家電は電気店で改修して再利用していただく、それから資源プラも全て伊那市で回収でなくて自分の買っているスーパーで、お店で回収してもらう、そういった市民運動も私は必要ではないかと思います。その分伊那市の処理費用が浮いてくるわけですから。それから廃プラスチックについてはやはり伊南のように分別して、再資源化も分別をしていれば将来可能になるかもしれないというふうに思います。伊南でも一部資源化がされておりますのでそういった点も考慮して資源化率を上げていっていただきたいと思います。その点について再度可燃ごみについて、ほかに減量の方法は今のところ考えていないでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 守屋市民生活部長。



◎市民生活部長(守屋和俊君) 一番ごみに対する処理費用を減らしていく、その前提になるのはごみを出さないという、これは基本であることはよくわかります。その中で特に可燃ごみにつきましては生ごみと紙の分野が非常に可燃ごみとして出されるケースが多いわけであります。したがいましてその辺につきましては市としてましては、生ごみにつきましては処理機の購入に対する補助、それから新たに紙類につきましても一般的に分類している以外のその他のごみについても力を入れていくということで現状直接広報あるいは衛生自治会を通じまして広報を行い御協力をいただくよう要請しているところであります。そういった中で非常に最近懸念されるのはやっぱり一つには高齢化が進んでいるという中で、なかなか分別が思うようにできないという、これは現実の問題があろうかと思います。今、それぞれの町村によって分別種類と言いますか方法が違っているわけでありますけれど、こういった部分も一つは見直しをしていく必要があろうかと思います。もう一点は新たにつくる新ごみ処理施設につきましても、そういったことも勘案する中で施設の稼働というものも具体的にどのごみまでどうするのかということを今後も検討することになっておりますので、そういった部分についても引き続き検討していく必要があろうかというふうに考えております。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) ぜひしっかり取り組んでいただいて、これから地元に説明に入る際にも伊那市はここまでやっていますというふうに言えるようにお願いしたいと思います。

 4点目でありますが、子供の医療費の福祉医療制度についてでございます。先日伊那市の医療政策審議会では市長から諮問を受けた子供の福祉医療制度の通院の対象者について中学3年生まで広げる答申が出されました。新聞報道によれば白鳥市長は来年度から実施したいと前向きな発言があったようでございますが、私は一刻も早く準備して新年度4月から実施するべきと思います。この点について質問させていただきます。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 実施時期につきましては、さまざまな手続もあります。議会にお認めいただいた後動きだしますけれども、平成25年度の予算へ計上、それから条例改正があります。こうした議会の議決が必要でありますので周知期間、それから適正な事務を誤まりなく行うために準備期間を設けるということ。事務処理、効率等を考えた場合、小学生まで拡大したときと同じように福祉医療受給者証の一斉更新に合わせた8月からの実施が最も適当であるという考えでおりますが、この考えも議会の御議決があってからということになりますのでお願いしたいと思います。また医療政策審議会からの答申でありますが、このときにも委員長さんからこのことについてはぜひ総意としてお伝えしたいという話がありました。これは何かと申しますと、この小中学生への通院費、通院医療費の支給については多額の財政的な負担が生じていると。つまり皆さんの税金、私たちの税金が使われているんだということ。子供の医療費については自治体が負担をすることが当たり前という感覚ではなくて、みんなの税金で負担している。子供たちは大きくなったら今度は自分たちがまたその負担をするんだよということも、ぜひそうした啓蒙をしてほしいということを意見を添えていただきました。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 南箕輪では12月議会で条例を通して新年度から、早期から実施というふうに聞いています。中学3年生から実施になりますと申請を受け付ける事務があるため非常に周知期間が必要であるということは確かでありますが、8月と言わずなるべく早い時期からの実施ができないのかなというふうに思いますが方法はないのでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原武志君) 先ほど市長のほうからも答弁申し上げましたけれども、貴重な財源を使っての医療費給付になりますので、そういった点をしっかり周知していくこと。それからこの給付金の条例規則の中で8月1日が一斉の受給者証の更新ということで定められております。そういった一斉更新という時期に事務効率を図るということも一つの方法だというふうに考えておりまして、前回昨年の8月に小学生の通院医療費無料にしましたけれども同じスケジュールで行いました。全く混乱なく移行できましたので、それと同じスケジュールで進めていくというのが現状の考えであります。



○議長(伊藤泰雄君) 柳川議員。



◆18番(柳川広美君) 以上をもちまして、質問を終わります。



○議長(伊藤泰雄君) 以上をもちまして、柳川広美議員の質問が終了しました。

 暫時休憩いたします。

 再開は午後1時30分といたします。



△休憩 午後0時07分



△再開 午後1時30分



○議長(伊藤泰雄君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 若林敏明議員の質問に入ります。

 10番、若林敏明議員。

     (10番 若林敏明君登壇)



◆10番(若林敏明君) 2012年の大とりでございます。しっかり質問しますのでいい答えをお願いいたします。あらかじめ通告いたしました2点につきまして、市長並びに教育委員長のお考えを伺いたいと思います。1つは街路樹が泣いている。もう1つは子どもの支援拠点セジュールについてであります。

 まず、街路樹が泣いている。やなぎが泣いているという曲がありますけれど。先日、駒ヶ根市で街路樹が大きくなり過ぎて管理できず切り倒すことになったという報道がありました。長年愛された街路樹が迷惑になる、何と悲しいことでしょうか。伊那市においてはどうでしょうか。先月あたりから各地の街路樹で剪定作業が行われております。きちんと枝を残しているものもあれば、幹から全ての枝を切り落として丸坊主にするものあります。交通、枯れ葉対策、野鳥の営巣など管理上からでしょうか。極端な強剪定をしているところがあります。するとどうでしょうか。来春は一斉にひこばえのような弱々しい枝が生え出しはたきの頭状態になってしまします。その姿はさながら泣いているかのごとく悲しく見苦しいものです。一旦強剪定をした木は翌年も同じように剪定せざるを得なくなり、強剪定を続けると木は弱ってみすぼらしくなりやがて枯れます。ところで伊那市は今年度、景観計画の策定中であり景観行政団体を目指しています。2つの雄大なアルプスの眺めはもちろんのことですが、日常目にする美しい街路樹も我が町の景観形成の大きな資源ではないでしょうか。信州大学農学部の入り口にあるユリの木の並木を御存じかと思います。春の芽生え、芽吹き、秋の紅葉、シーズンによっては観光バスがコースに加えて何台も連なって来る、そんな状態になっています。街路樹もまた大きな伊那市の財産であるというふうに思うわけです。そこで市長に今後の街路樹の整備についてお尋ねいたします。

 まずはマニュアルづくりということですが、日本で最初に街路樹ができたまち、それは横浜です。横浜市では緑を大切にする緑化計画のもとに街路樹にも愛情を注いでいます。街路樹選定作業を受注した事業者のためのマニュアルづくりがきちんとできております。例えば対象となった路線の剪定計画をきちんと作成します。その場所の空間や周囲の状況、樹種などに合った、また木の大きさや形に合った計画を立てるということだそうです。伊那市にもそうした街路樹剪定のマニュアルが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 伊那市の街路樹は何種類もあって、また後ほど質問があろうかと思いますけども統一性という点ではなかなか欠けているかなと。そうした中で強剪定の話がありました。過去にも一般質問でそうした話があった記憶があります。中央区のイチョウを途中から切ってしまったと。またプラタナスも同じように強剪定をしているということで、そうしたことで記憶はあるわけでありますが、またこうしたことは数年前にも伊那インター工業団地周辺のユリの木も人の背の高さぐらいで切ってしまったと。その内何本かは枯れました。あるいはドイツトウヒもありますけれども、あれも上をとめてしまったということで。高木になる木についてはどういう考えでこれから剪定をしていかなければいけないかということの前に、やはり想定した街路樹を初めから植えるのかどうかということもきちんと考えていかなければいけないという思いであります。こうした一般質問があって初めてそうしたようなことも話題になるわけでありますが、伊那市で管理する高木というのは、環状南線、これがカツラの木があります。カツラの木も樹勢のいいもの悪いもの、秋に早く葉を落としてしまうもの、まちまちであります。そうしたことを考えると木の手入れというのは大変難しいわけでありますので、そうしたことについてはマニュアルあるいは管理方法ということはきちんとしていかなければいけないという思いであります、剪定につきましては交通、それから道路施設、この障害とならないような範囲で樹形とか樹勢に配慮した、そうした剪定を行わなければいけないということ。また剪定のマニュアルでありますけれども樹種によって違うわけでありますので、こうしたことを維持管理方法として今後の課題としていかなければいけないということであります。ただ今後伊那市全体の街路樹をとらえたときに、そのことも含めたそうした課題のあり方というのを考えるべきかという思いがいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 若林敏明議員。



◆10番(若林敏明君) 今おっしゃったとおりで、まずは基本的には横浜市でいけばやはり横浜みどりアップ計画という基本計画がありまして、それに基づいて街路樹の整備をしているわけです、伊那市においてもまず街路樹の整備の前提となる緑の計画をどうデザインしていくかという、やはり大きなプランニングを立てた上で計画を進めていただきたいというふうに思うわけです。マニュアルづくりについてはぜひ来年度以降の課題として受けとめていただいて作成をお願いしたいと思うわけです。

 2つ目はモデル事業についてであります。同じく横浜市で目を引くのは、いきいき街路樹整備事業という事業であります。当時、副市長だったのは長野県の知事であります阿部さんなんですが、阿部さんの肝いりでできたそうです。ともすると管理上強剪定することで樹形を損ねがちな街路樹の剪定回数をふやし、樹形を整え美しい並木にしようというもので、地元地域からの要望が前提であります。剪定講習会を開いたり、モデル樹をつくって、要するに剪定の見本をして見せるわけです。こうした先進事例は大いに参考になるものであります。ぜひとも伊那版のいきいき街路樹事業を始めてはどうでしょうか。論より証拠と言いましょうか、やはりいろいろマニュアルは必要ですけれど、そこでとまってしまわないでこんな感じの街路樹にしましょうと、ビフォーアンドアフターです。こうだった街路樹がこんなふうにきれいになったよというところを示すという意味でモデル事業を提案したいと思いますがいかがでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) いきいき街路樹事業ということでありますが、伊那市は高木の街路樹については先ほど言いましたけれども環状南線のカツラであります。190本という大変たくさんの本数が植えられておりまして、本来であればカツラの木、紅葉、芽吹きともにとても美しく、いい香りがするわけでありますが、残念ながらここのカツラの木というのは木によっては余りきれいな紅葉をしないということであります。いきいき街路樹、街路事業とは異なりますけれども、中低木の街路樹、これ愛情を持って街路樹を育てていくという観点から地元から要望があれば伊那市で実施しておりますアダプトシステムの中で対応ができるという考えであります。街路樹につきましては潤いのある市街地の景観を形成するためということもあります。また横浜市の話あるいは東京都とか大阪あたりに行ってみると随分イチョウの木が多いわけであります。イチョウは放っておけば大変高木になる木でありますが、これはやっぱり目的があって火災を防ぐと。イチョウの場合は類焼を防ぐという、そうした葉っぱが非常に水分を含んでおりまして、そうした目的で植えられたという話も聞いております。したがいまして街路樹というのは地域の景観だけではなくて、地域の全体を包含した中でどういう樹種が必要なのかということも一つ大事な部分ではなかろうかと思います。今後、樹種の転換、それから先ほどの信州大学のユリの木の話もありました。あそこまで大きくなるには何年もかかっているんだろうなという思いがあるかもしれませんが、たった60年です。60年であれだけの高木になりますので、あとどのぐらいすると抜刀しなければいけないかという、そんな話題にもなるかもしれません。そんなことを考えますと街路樹については樹種について慎重に、また地域に合った目的にあったそうした樹種を選抜し、またそれを植栽すると。そうした中での管理方法というのを総合的に検討していきたいという考えであります。



○議長(伊藤泰雄君) 若林議員。



◆10番(若林敏明君) 今ある市の制度を有効に使っていただいて、地域でそういう声があがったときには行政として積極的にノウハウを伝えていくというような努力をお願いしたいと思います。

 3つ目は人材の確保であります。このような樹木に関する植栽計画からその後の管理デザインまで専門的知識や経験のある人材の登用、育成が必要ではないかと思うわけです。今出たカツラの木ですけれど、いなっせの前の南側にも実はあるんです。それは神戸国際大学の白砂先生がバラの植栽のことで見に来てくださったときに、一言、かわいそうだなここに植えちゃあと。つまり全く立地としてカツラの木を植えられるような状況じゃないということで先生は悲しがっておりました。そういったことを考えるとやはり樹木のことがよくわかっている人、そういう経験豊富な方をきちんと登用して、先ほど来、市長がおっしゃっているようなトータルで伊那市全体の緑の計画をデザインできるような人脈を雇用すると。登用するということが必要ではないかと思うわけです。伊那市は既に桜守を3人置いているわけですし、そういう意味ではこういう緑を守るという点において先進地であるわけです。一般の街路樹にもそうした専門化が必要ではないかというふうに思うわけです。具体的に言いますと樹木医の採用です。いかがでしょうか。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 樹木医につきましては、現状で言いますと振興公社の中に1名おります。そうした専門の樹木医もおりますが、伊那市の場合にはそうした力ももちろんお借りすることができるわけですけども、高木の枝切り等の作業については樹木の専門家、専門的知識を持っている市内の業者に今お願いしているということであります。例えば大型農道、西部一号線のかんてんぱぱの南側なんですが、あそこにはケヤキが何本かあって大変大きくなっちゃっていると。さらにその南側に行くとシラカバがあります。シラカバというのは20年ぐらいするとだめになるという樹種なんですが、もう何本かはだめになってきてます。もうシラカバの形を保っていないという中で、ああしたところもこれからどういうふうにしていくのかということは一つ大事な選択が始まるわけでありますが、先ほど申しましたけれども、伊那市の街路樹のあり方というのをもう一回基本で考えるということも必要なのかなと。日照のことも当然あります。高木になればなるほど日照のこと。それから枝の生え方によっては交通障害にもなるわけでありますし、また管理をするのに大変なお金がかかるという、クレーン車を使ったりとかそういう場合もあります。伊那市らしい景観とかいうのを含めて、これから景観行政団体への登録も控えておりますし、伊那谷の景観が日本で最もすぐれた景観だということも話をしているわけでありますので、伊那市の町並みに合った景観、伊那市の町並みに合った景観の街路樹といったことも一回検討することも必要かなと思います。そうした中で樹木医とかいう話は当然出てまいりますので、そうした伊那市だけではなくて、この伊那市も含めた上伊那も全体としてのそんな考えも必要なのかなという思いがいたします。



○議長(伊藤泰雄君) 若林議員。



◆10番(若林敏明君) 街路樹のあり方自体を再検討するということですが、そうするとそれは来年やっていただける、事業として取り組んでいただけるというふうにお聞きしましたけど、それでよろしいですか。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) 来年というより今もう既に考えなければいけないところもありますし、このことについてはまちづくりにかかわることでありますので、将来を考えればじっくりと考えて方向を決めていかなければいけないということで、来年とか再来年という話ではなくて、そうした研究を始めるということが大事かなという、そんな思いであります。



○議長(伊藤泰雄君) 若林議員。



◆10番(若林敏明君) ちょうど総合計画の後期計画が策定が始まるこの時期ですので、来年の2月ぐらいですか、審議会も始まるわけです。本当に今タイムリーだと思いますので、そういう機会をうまくとらえて街路樹のあり方について本格的な論議をお願いしたいというふうに思います。

 続いて、子どもの支援拠点セジュールについてであります。セジュールとはフランス語で居場所の意味で、ことし伊那市通り町一丁目の空き店舗を活用して始まった青少年の学習支援、就労支援の拠点であります。事業の主管となる団体は2003年から不登校児童の支援をしてきた上伊那子どもサポートセンターで、もともと生涯学習センター5階の団体事務室に事務所を構えて活動してまいりましたが、手狭になったことと、それぞれに困難を抱え閉じこもりがちな子供たちが自分たちの役割を持って社会と接する場を求めてあえて町中に出たものであります。平成24年度に、つまり今年度に新しい公共の場づくりモデル事業として採択されまして、若者参加のまちづくりを掲げまして、その若者参加のまちづくりの協議会をつくってそれを母体に展開しているわけです。その母体となる若者参加のまちづくり協議会には伊那市もメンバーとして加わっておるわけです。手づくりのお菓子を焼いたり、喫茶を提供したり、あるいは手仕事市を開いたり、各種作品展を開催したり、あるいは子育てやまちづくりの講座など多彩な展開をするほか、2階では本来の活動である通信制さくら国際高等学校伊那学習相談センターとして子供たちの学習支援を続けております。活動が活発になるにつれて問題になってきているのが駐車場料金のことです。日常的に通う協力者、ボランティアもあり大変苦慮をしているとお聞きしました。現在の状況をお聞きしたところ学習とかカウンセリングあるいは作業の指導など協力者ボランティアがそこを訪れて活動するのは月に延べ118回。その中、特に中心となっている子供たちの学習支援ですけれど一回3時間としてそれが延べ40回。延べ40人分。そうするとつまりいなっせで行けば1時間は無料になりますので3時間ですと1回200円の手弁当になるわけです。月にその学習支援の活動だけでも8,000円の自己負担になるわけです。全体の量から考えますとその3倍ぐらいはボランティアが手弁当でやっているというのが現状なわけです。こうした状況の中で市長並びに教育委員会の御意見を伺いたいと思います。セジュール支援としてセジュール利用者の駐車券を無料にはできないでしょうか。新しい公共と先ほど言いましたけれど、今行われている新しい公共の場づくりという事業は、まさに本来行政がやってもおかしくない事業を民間団体に任せ新しい公共として取り組んでいこうというものでありまして、それをバックアップするのはこれもまた行政の役割ではないかというふうに思うわけです。御意見を伺わせてください。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) このセジュールにつきましては、伊那市それから長野県の本事業における役割という点では企画運営の研究、検討、それから助言という立場でありまして、財源を確保する中で本事業を立ち上げたという認識であります。伊那市としては財政負担を伴わないことを条件に参加したという経過がございますので、利用料の減免については伊那市の市営駐車場条例の施行規則に定められた公共目的、公的な施設利用に限定しているということになります。したがいましてここだけという例外を認めるということは控えたいと。ただし駐車料金のあり方については今検討を始めておりますので、その中で考えることができるかどうか検討してみたいという考えであります。



○議長(伊藤泰雄君) 山崎教育次長。



◎教育次長(山崎大行君) ただいま市長の答弁のとおりでありますけれども、この若者参加のまちづくり協議会、伊那市それから長野県、上伊那子どもサポートセンターほか17団体で参加させていただいております。現在、駐車料金のあり方、検討しておりますので、またそこへも含めさせていただいて検討していきたいというように考えております。



○議長(伊藤泰雄君) 白鳥市長。



◎市長(白鳥孝君) まさにおっしゃったとおりなんで、特別扱いをしろということを言っているわけではなくて、新しい公共という今回取り組んでいる趣旨から言って行政の役割があるんじゃないかなというふうに私は思っております。いずれにせよ駐車場料金、特に中心市街地にとって駐車場料金のあり方というのは非常に重要な問題ですので、見直し中ということであればその中でぜひともこういった民間であっても極めて公共性の高い、つまり非営利で社会に貢献しようとしている団体あるいは活動に対して配慮のある、中心市街地にそういう活動拠点がどんどん集まってくるような、インセンティブができるような料金体系を検討していただきたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(伊藤泰雄君) 以上をもちまして若林敏明議員の質問が終了いたしました。

 以上で通告者の質問が終了いたしました。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さまでした。



△散会 午後1時55分

 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。

       伊那市議会議長

       伊那市議会議員

       伊那市議会議員