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長野県 小諸市

平成24年 12月 定例会(第6回) 12月06日−03号




平成24年 12月 定例会(第6回) − 12月06日−03号







平成24年 12月 定例会(第6回)



          平成24年第6回12月小諸市議会定例会会議録

                   第3日

議事日程(第3号)

                        平成24年12月6日(木曜日)

日程第1 会議録署名議員の補充について

日程第2 一般質問(個人質問)について

     平成24年12月5日(水)の議事日程表(第2号)の残余の日程の順序により行なう

[8] 2番 竹内健一議員

  1.今後の市政方針について

   (1) 重要案件の方針を決断し、今後のかじ取りの行方は

     ?任期満了まで3年4ヶ月どのように市政運営していくのか

     ?第4次基本構想は市長の政策を反映させた見直しを必要と考えるがどうか

     ?市民に夢のある計画はあるのか

  2.定住人口の増加について

   (1) どのような施策が必要か

     ?住みやすい・住みたくなる「まち」づくりが必要と考えるが、どのように捉えているか

     ?県内外からの小諸市に定住できる、他の自治体より有利な施策はないのか

     ?若年層夫婦の県内外からの定住施策として、住宅建設に助成をしたらどうか

     ?平成28年4月には小諸厚生総合病院が再構築される予定だが、病院スタッフの住居対策は今後どう取り組んでいくのか

     ?市長の言う「教育の持つ役割」は定住施策に結びつかないか

  3.市町村合併について

   (1) 浅間南麓地域の市町との合併について

     ?東御市・御代田町とはどうか

     ?合併協議会を設置できないか

[9] 7番 依田善典議員

  1.小諸市の農村地域振興策について

   (1) 現状をどのように把握しているか

     ?少子高齢化、人口減少が著しい区はどのくらいあるのか

     ?現在の農業政策で中山間地域の集落の再生、維持は図れるか

     ?農業農村の持つ多面的機能をどのように考えているか

     ?道路、下水道、情報伝達などインフラ整備状況はどうか

   (2) これからの小諸市の目指す農村地域振興策は

     ?小諸市の環境、条件を活かした地域振興策としてのグリーンツーリズム、6次産業の進み具合はどうか

     ?首都圏、大都市への情報発信、PRはどうなっているか

     ?庁内に農業振興専門の課等を配置する考えはあるか

[10]11番 後藤邦夫議員

  1.市民生活について

   (1) 小諸厚生総合病院再構築と市庁舎建設におけるコンパクトシティについて

     ?今後の取り組みはどうか

   (2) 小型家電リサイクル法について

     ?今後の取り組みはどうか

   (3) コンビニにおける証明書等の交付について

     ?取り組みはどうか

   (4) 障害者優先調達推進法について

     ?取り組みはどうか

[11] 8番 中村憲次議員

  1.行政運営の今後の姿勢について

   (1) これまでの行政運営と今後の行政運営について

     ?どのような姿勢で臨むのか

   (2) 今後の行政運営とまちづくりについて

     ?重要課題の市民報告会は市民に理解されたか

     ?柳田プランとコンパクトシティの具体的構想は

     ?重点事業の中長期財政試算の事業見込みについて

   (3) セーフコミュニティについて

     ?浅間山融雪型火山泥流のハザードエリアの対応をどう考えているか

   (4) 行政各種審議委員会について

     ?審議委員会委員の選任の在り方はどうか

[12]19番 小林より子議員

  1.市長の政治姿勢について

   (1) 選挙公約をどのように考えるか

  2.介護・福祉の充実について

   (1) 介護保険、本年度改定された事業の進捗状況と課題について

     ?新たに創設された「総合事業」についてどのように取り組むか

     ?高齢者住宅の必要性をどのように考えているか

     ?認知症への対応をどのように行うか

   (2) 交通弱者への対応について

     ?タクシー券補助の実施をどのように考えているか

     ?デマンド方式についてどのように考えるか

[13]13番 柏木博美議員

  1.子育て支援について

   (1) 小諸市保育計画について

     ?検討の進捗状況と今後の対応はどうか

   (2) 障がい児の支援施策について

     ?小諸市の現状はどうか

   (3) 保育料の引き下げについて

     ?第2子以降の軽減についての検討はされたか

  2.学校教育について

   (1) 梅花教育について

     ?梅花教育の定義をどう捉えているか

     ?学校教育の中でどのように実践してくのか

   (2) 携帯電話、パソコン等の使用について

     ?学校での実態と課題はどうか

[14]16番 疇地 稔議員

  1.小諸市の将来ビジョンについて

   (1) 私達が住む小諸のまちづくりについて

     ?小諸市が進めるコンパクトシティの考え方について

     ?まちづくりと医療のあり方についてどう考えているか

     ?低炭素社会とは、どういうまちを想定しているか

     ?今後のまちづくりの進め方についてどう考えているか

     ?柳田プランの考え進め方について

  2.小諸市内の道路整備について

   (1) 現状と課題について

     ?インターアクセス東西線の推進状況と今後について

     ?小諸インター周辺の整備についてビジョンはあるか

[15] 5番 神津眞美子議員

  1.市長選に掲げた公約について

   (1) 方針転換に至った重要施策の経緯と今後について

     ?事業費の全体像はどのように変わり、財政への影響はどうか

     ?市民への説明は充分と言えるか

     ?情報公開で透明化は図れているか

   (2) その他の政策の取り組みと今後について

     ?市民会館・図書館の構想と解体工事に伴う市民への配慮をどのように考えているか

     ?子育て支援・6次産業の進捗状況はどうか

  2.第9次基本計画について

   (1) 策定の経過と今後について

     ?これまでとの相違点はどのようなものがあるか

     ?柳田プランは計画にどのように反映されるか

     ?サマーレビューを実施した成果はどのようなものか

     ?策定に向けて今後の取り組みはどのようになるか

本日の会議に付した事件

 日程第1から日程第2「一般質問(個人質問)[8]〜[15]」

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出席議員(20名)

     1番  早川 聖議員     2番  竹内健一議員

     3番  柏木今朝男議員    4番  田邉久夫議員

     5番  神津眞美子議員    6番  清水喜久男議員

     7番  依田善典議員     8番  中村憲次議員

     9番  小林重太郎議員   10番  田中寿光議員

    11番  後藤邦夫議員    12番  中村嘉男議員

    13番  柏木博美議員    14番  相原久男議員

    15番  別府福雄議員    16番  疇地 稔議員

    17番  林  稔議員    18番  柳沢乃ぶ子議員

    19番  小林より子議員   21番  清水清利議員

欠席議員(0名)

説明のために出席した者の職氏名

 市長        柳田剛彦    教育長       柳沢惠二

 総務部長      柏木信之    市民生活部長    山浦恒雄

 保健福祉部長    小出幸男    経済部長      村上栄紀

 建設部長      若林豊文    上下水道部長    田口恒敏

 教育次長      清水哲也    会計管理者     内堀和雄

 教育委員会委員長  高地崇佑    監査委員      依田茂美

 選挙管理委員会委員長        農業委員会会長   小林康章

           林 和弘

 選挙管理委員会・監査委員事務局長  企画課長      清水茂夫

           佐藤茂雄

 財政課長      大塚政弘    総務課長      柏木岩雄

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事務局出席職員氏名

 事務局長      小西健喜    次長・議事係長   高橋たけ子

 庶務調査係長    柳沢尚樹



△開議 午前9時00分



△開議の宣告



○議長(別府福雄議員) 

 おはようございます。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

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△会議録署名議員の補充について



○議長(別府福雄議員) 

 日程第1、会議録署名議員の補充についてはございません。

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△一般質問



○議長(別府福雄議員) 

 日程第2、一般質問に入ります。

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△竹内健一議員



○議長(別府福雄議員) 

 一般質問については、昨日の残余の日程により、順次行います。

 はじめに、2番、竹内健一議員の質問を許します。

 2番、竹内健一議員。

     〔2番 竹内健一議員 登壇〕



◆2番(竹内健一議員) 

 おはようございます。

 2番議員、竹内健一です。

 議長のお許しを受けましたので、登壇で質問に入りたいと思います。

 市長は、今12月定例会招集のあいさつで、県厚生連と基本協定締結により、コンパクトシティに向けた実質的なスタートを切ることができた。今後、病院再構築が市民益とつながるよう、全力でまちづくりに取り組んでいくと強い決意で表明されました。4月に就任され、今日までの間、市長に判断を委ねられ、そして4万4,000市民にとり、小諸市の半世紀以上の将来を左右するであろう重要案件を市民益となり得る英断に対し、敬意を表します。

 今日までの過程を申し上げますと、7月24日に新ごみ焼却施設建設を菱野区に市単独で建設すると決断、続いて10月17日には、小諸厚生総合病院を現市庁舎敷地一帯での市庁舎と併設し、再構築すると決断、表明されました。それを受け、11月16日に市民の安全・安心の要である協定書の調印式が小諸市と県厚生連とで結ばれ、新ごみ焼却施設建設と併せ、当市の2つの最重要課題の事業は大きく前へ動き出すことになりました。

 私たちの会派、創正会としても、昨年6月定例会で新庁舎と厚生病院の再構築にあたり、現市役所敷地での併設に関し、具体的な数字をお示しし、提案してきました。そして、市長が最終的に方針決定され、さらに市民益へとつながっていくことと確信しております。今後、締結した協定内容に沿って着実に進めていっていただきたいと思います。

 特に、この大きな事業が完成するまでの間、約4年近くかかりますが、小諸市の市政運営のかじ取りの最高責任者として市長の責務は重大であります。今後、小諸市がこの重要事業を進めながら、どの方向へ向かっていくのか、そしてどのようなまちづくりを目指し、進めていくのか。市民が注視するべき定例会であると認識しております。

 市長がさきに表明している、小諸市を明るく自由で活気あるふるさとの創造へと着実に進めるため、行政が小諸市のより良い将来像を描き、分かりやすくつまびらかに示すことで、さらに多くの市民の理解を得ていくと考えております。

 私たち議員も、さきの議会報告会で市民からいただいた意見、ご要望等に対してしっかりと耳を傾け、議会改革を実践しながら、市政へと反映していかねばなりません。その積み重ねこそが全市民4万4,000人の市民益とつながっていくことと確信しております。

 以上の事柄を踏まえ、本日、私から小諸市の将来像について主に質問し、さらに提案させていただきます。よろしくお願いします。

 件名1、としまして今後の市政方針について質問いたします。

 要旨(1)重要案件の方針を決断し、今後のかじ取りの行方は。

 質問事項?任期満了まで3年4ヶ月、どのように市政運営していくのか。

 質問事項?第4次基本構想は市長の政策を反映させた見直しを必要と考えるがどうか。

 質問事項?市民に夢のある計画はあるのか。

 以上、3つの質問について具体的にご答弁願います。

 次に件名2、定住人口施策についてお尋ねします。

 要旨(1)どのような施策が必要か。

 質問事項?住みやすい・住みたくなる「まち」づくりが必要と考えるが、どのように捉えているか。

 質問事項?県内外からの小諸市に定住できる、他の自治体より有利な施策はないのか。

 質問事項?若年層夫婦の県内外からの定住施策として、住宅建設に助成をしたらどうか。

 質問事項?平成28年4月には小諸厚生総合病院が再構築される予定だが、病院スタッフの住居対策は今後どう取り組んでいくのか。

 質問事項?市長の言う「教育の持つ役割」は定住施策に結びつかないか。

 以上、5つの質問は、小諸市の定住人口の減少が想定される中、行政は今後どのような対策を考えていくのかの質問でございます。

 最後に件名3、として市町村合併について質問いたします。

 要旨(1)浅間南麓地域の市町との合併について。

 質問事項?東御市、御代田町とはどうか。

 質問事項?合併協議会を設置できないか。

 以上、件名3の2つの質問は、小諸市の未来像を想定し、準備を今から検討する必要があるのではないかという内容の質問でございます。

 以上、3件について質問をしてまいります。よろしくお願いします。本席での質問を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

     〔市長 柳田剛彦君 登壇〕



◎市長(柳田剛彦君) 

 おはようございます。

 竹内健一議員のご質問に対しまして、ご答弁申し上げます。

 まず、件名1、今後の市政方針について。

 要旨(1)重要案件の方針を決断し、今後のかじ取りの行方は。

 質問事項?任期満了まで3年4ヶ月、どのように市政運営をしていくのか、これについてお答え申し上げます。

 本年4月の市長就任以降、紆余曲折はございましたが、新ごみ焼却施設の菱野地籍での小諸市単独建設、そして現市庁舎敷地一帯での市庁舎、図書館、小諸厚生病院などの再構築という重要事業について方針を決定することができました。改めまして、議員各位をはじめ、関係の皆様のお力添えに対し、心から感謝申し上げる次第でございます。賛否両論がある中、その中の決断ではありましただけに、これからの私に課せられた使命は、まずはこれらの重要事業を着実になし遂げ、真の市民益につなげていくことであると肝に銘じております。これまでの遅れを取り戻す意味でも、これからの重要事業に全力で取り組んでまいる所存でございます。

 また、市政の課題はそれらにとどまりません。子育て支援の充実、教育環境の整備、産業の振興、安全で安心な持続可能な地域づくり等々、文字どおり課題は山積しており、行政に停滞は許されないと思っております。6月定例会での所信表明で申し上げましたとおり、「人の和を大切に、しかしながら、厳しさも忘れずに。」を市政経営の根幹に据えながら、小諸市を明るく自由で活気あるふるさとにするために、全力を尽くしてまいります。議員各位並びに市民の皆様のご理解、ご協力を改めてお願い申し上げる次第でございます。

 次に、質問事項?第4次基本構想は市長の政策を反映させた見直しを必要と考えるがどうか、についてお答え申し上げます。

 昨日の田中寿光議員のご質問にもお答え申し上げましたが、本年度は第8次基本計画の最終年度であり、平成25年度から平成28年度までの4年間を計画期間とする第9次基本計画の策定作業に、今まさに取り組んでいるところでございます。議員ご指摘のとおり、市長の政策を反映させるため、本来であれば、基本計画の上位にある基本構想から見直しを行うべきかと思います。しかし、総合計画が、その策定目的や運用目的、また情報の範囲などによって幾つかのタイプに分けることができる中で、今回の第9次基本計画は、行政内部のマネジメントを主な目的とする、いわゆる行政計画として策定していくこととしておりまして、基本構想については、今後、より広範な市民参加を得て、地域計画として策定したいと考えておりますことから、現時点では直ちに第4次基本構想まで見直すということは考えておりません。

 なお、6月定例会の一般質問でお答えいたしましたとおり、第4次基本構想において定められております「みんなで育む笑顔と自然が響きあうまち小諸」という将来都市像につきましては、私が所信表明の中で端的に明るく自由で活気あるふるさとと表現した、望まれる小諸市の姿と方向性を同じくするものであると理解しております。従いまして、直ちに第4次基本構想の見直しを行わなくても、市政経営上そごはなく、特に問題はないと考えておる次第でございます。

 次に、質問事項?市民に夢のある計画はあるのか、これについてお答え申し上げます。

 かつてのように、何もかもが右肩上がりであった高度成長の時代であればいざ知らず、景気低迷が続く現代においては、バラ色の未来が待っているとは言えなくなってしまいました。しかし、そういう厳しい時代であればこそ、夢や希望というものを、これまで以上に大切にしなければならないと思っております。財源も資源も限られている中で夢や希望を持つためには、地域の宝を掘り起こし、または地域の宝となるものを作り出す。それをみんなで大切にし、磨き上げる。そのために、みんなで知恵を出すということが大切だと思います。

 例を挙げてみますと、これまで多くの皆様に望まれながら、なかなか実現できなかった、長年の懸案である新図書館の建設などは、まさにこれに当たるものと認識しております。重要事業の方向が決定したことに伴って、いよいよ実現に向けて動き出すわけでございますが、みんなで大いに知恵を出し合って、歴史と伝統のある小諸市にふさわしい、他に誇れる図書館にしていきたいと、かように思っております。

 また、首都圏から二、三時間という好立地の浅間山麓での、仮称でございますが、浅間山麓高地トレーニングエリア構想、これも夢のある取り組みではないかと思っております。昨日、小林重太郎議員のご質問にもお答えしましたが、トップアスリートの養成のみならず、地域住民のスポーツ振興や健康増進の場として、さらには栄養管理面における地産地消の食材利用や、疲労回復のための温泉施設、宿泊施設の活用など、農業振興や観光面との連携を図ることにより、必ずや地域の活性化に寄与するものと確信しているところでございます。

 いずれにいたしましても、夢はどこからかやって来るものではなく、知恵を出して自ら描くものであり、その実現に向かって努力することが何よりも大切ではなかろうかと、このように思っておる次第でございます。

 次に、件名2、定住人口の増加について。

 要旨(1)どのような施策が必要か。

 質問事項?住みやすい・住みたくなる「まち」づくりが必要と考えるが、どのように捉えているか、これについてお答え申し上げます。

 人口減少時代を迎え、小諸市も今後、さらなる人口減少が見込まれる中、議員ご指摘の定住人口の増加、もしくは維持は、今後の小諸市の市政経営にあたり、極めて重要な課題であると考えております。定住人口を増やすためには住みたくなるような魅力が必要であり、子育て支援策や教育面が充実していること、安全で安心な環境で、日々の生活が送れること、安定した雇用が確保されていることなど、様々な要件が挙げられると思います。

 その中で、子育て、教育に関しましては、公約どおり、子育て支援策の一環として本年10月から中学3年生まで医療費の無料化を行いました。今後は、保育料の第2子以降の引き下げや、老朽化した学校施設の改修等に力を入れてまいりたいと考えておる次第でございます。

 また、安全で安心な生活環境という面では、12月1日、関係の皆様の多大なご協力によりまして、世界保健機構、WHOでございますが、協働センターが推進する、セーフコミュニティ国際認証を取得することができました。今後は、このセーフコミュニティの取り組みを継続することにより、安全・安心のレベルをより向上させてまいりたいと考えております。

 また、住民の命と健康を守り、安全・安心の拠点となる小諸厚生総合病院の再構築や、防災や災害対策の拠点ともなる堅牢な市庁舎の建設も、魅力あるまちとしての大切な要件であると思っております。

 雇用の確保に関しましては、現在、佐久地域の有効求人倍率は9月現在、0.97となっており、全国平均を上回ってはおりますが、第6次産業の展開や企業誘致などを通じ、引き続き雇用の確保に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 このほか、定住人口の増加のためには、交流人口を増やす取り組みもまた必要であろうかと思います。シティプロモーションを推進し、グリーンツーリズムをはじめとする様々な交流を推進する中で、小諸市の良さを知っていただき、段階的に移住、定住につながるようなことができればと考えておる次第でございます。

 次に、質問事項?県内外からの小諸市に定住できる、他の自治体より有利な施策はないのか、これについてお答え申し上げます。

 残念ながら、現在のところ定住を促進する上で、他の自治体に比べて有利と思われるような、目立った施策は行っていないのが実情でございます。ただし、水道水のほぼ全量が湧水や地下水であること、また県内で唯一の音楽科が小諸高校にあることなどは、小諸市の魅力であると思います。また、直接的な施策ではありませんが、質問事項?でお答えいたしましたとおり、今後、子育て支援策の充実や教育環境の整備に取り組もうとしていること、安全・安心のためのセーフコミュニティの取り組みを行っていること、二次救急医療を担う総合病院が市内に存在することなどは、間接的であるにせよ、定住促進につながる要因になり得ると思っております。

 次に、質問事項?若年層夫婦の県内外からの定住施策として、住宅建設に助成をしたらどうかについてお答え申し上げます。

 現在、定住促進施策として住宅建設への助成は行っておりませんが、比較的経済力が弱い若年層世帯に対して住宅建設のための助成を行うことは、一定の効果が期待できるものと思われます。しかし、県内外からの定住促進という観点からは、住宅建設に対する助成だけではなく、雇用をどう確保するかなど、ほかにも解決しなければならない重要な要因がございます。そのため、他の要因も含め、今後、総合的に研究してまいりたいと思います。

 次に、質問事項?平成28年4月には小諸厚生総合病院が再構築される予定だが、病院スタッフの住居対策は今後どう取り組んでいくのかについてお答え申し上げます。

 議員ご指摘のとおり、小諸厚生総合病院の市内での再構築は、病院スタッフの住居需要という面からも、大きな経済効果をもたらす可能性があると思っております。現在でも、病院の周辺にアパートなどを借りている病院のスタッフが大勢いらっしゃると聞いております。現在のところ、病院側からは改めて住居対策についての要望等はございませんが、小諸厚生総合病院が市内で再構築されることに伴い、市外の病院スタッフが小諸市内に住居を構える可能性が生じることにもなりますので、今後、病院側の考えも聞く中で、必要に応じて対応をしてまいりたいと思っております。

 次に、質問事項?市長の言う「教育の持つ役割」は定住施策に結びつかないか、これについてお答え申し上げます。

 議員ご指摘のとおり、子育て環境の充実は、若い世代の住みやすさの条件として欠かせないものであると考えております。つまり、より良い教育環境を整えることが小諸の大きな売りになり、定住人口の増加にも結び付くことになると考えております。今後も小諸教育の古き良き精神を大切にしつつ、時代に即した風を取り込みながら、教育施策を積極的に展開することで、小諸ならではの教育を再構築し、定住人口の増加につなげてまいりたいと、このように考えております。

 次に、件名3、市町村合併について。

 要旨(1)浅間南麓地域の市町との合併について。

 質問事項?東御市・御代田町とはどうか。

 質問事項?合併協議会を設置できないか、これにつきまして、質問事項の?、?は関連がございますので、一括して答弁させていただきますが、よろしくお願いいたします。

 浅間山の南麓に位置し、共通の自然条件、地理的条件を有するとともに、古くから北国街道で結ばれ、歴史的文化的風土も共有し、さらには現在も国道、浅間サンライン、しなの鉄道で結ばれている浅間南麓の東御市、小諸市、御代田町、そして軽井沢町が互いに協力し合ってまちづくりを進めることは、極めて理にかなったことであると思います。

 そのために、小諸市、御代田町、軽井沢町の3市町では、共同事業の検討や職員相互の交流を行っておりますし、小諸市の財政力や合併によるスケールメリットなどを考慮しますと、将来における近隣自治体との市町村合併は視野に入れておかなければならない課題ではあると思ってはおります。ただし、合併の可能性を検討する中では、もちろんそれぞれの住民の合意がなければ前に進まないことであり、互いにどのようなまちづくりを進めるのか、十分に話し合う必要があると思います。

 したがいまして、今後も浅間南麓地域として互いに協力し合う中で、十分に相互理解が深まるとともに、基礎自治体としてのあり方について、住民、議会、行政が同じ理念を共有できるようになって初めて、合併についての協議を始めることができるものではないかと、このように考えておる次第でございます。

 以上で、市長答弁を終わります。ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 2番、竹内健一議員、再質問はよろしいですか。

 2番、竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 ありがとうございました。

 私は、市長が4月に就任され、市政方針を表明し、その後、今回、重要案件を方針転換し、今後、市政運営がどう変わっていくのかなという、市民が、その部分が焦点になっているのかなと思っております。

 先ほど私も述べましたが、市長のこの任期中というのはすごく重要な時期であり、また先に着実に進めていかなければいけないと思うんですが、先ほど市長のご答弁にございました、子育て、教育、それから産業振興、地域づくりを粛々と構築し、やっていくと。

 私は1つ思うんですが、いかにこの大型事業を推進し、進行していく過程の中で、やはり付加価値をつけていくのもどうなのかなと思っています。前回の9月定例会でも私は質問に、今度、新ごみ焼却施設建設をしますよね。その間に、外貨の取得ということで、できれば近隣自治体からのごみの受け入れも検討したほうがいいんじゃないかと9月定例会でご提案申し上げましたが、それについて、理事者側は、1つの付加価値をつけるという意味で検討がなされましたかどうか、お願いしたいんですけれども。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 近隣といいますと、それぞれの広域等がございまして、現在その中で計画されていることが、計画が進んでいるわけでございます。こちらから、ひとつこちらへと振り向かないか、というような形をとるということは、ちょっと広域の中での事情等も考えますと、難しいかなと考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 私は、炉の寿命もそうですし、その各自治体と連携して、その兼ね合いを探っていただきたいと申し添えます。

 また、新庁舎、図書館ホールが平成26年秋、そして平成28年4月には新しい病院が開院する予定でございます。こちらにもやはり、中心市街地に大きな建物が建つにあたって、そこも付加価値をつけるために、この小諸市と商工会議所、また小諸市の中心市街地の商店街連合会等々で、やはりこの4年後を、完成したことを想定して、病院を核としてコンパクトシティを構築するんだという部分で、そういう組織を4年後に向けて、そのための組織を立ち上げて検討するのも大事ではないかと思いますが、その辺は市長、お考えどうでしょう。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 ワークショップ等も行うわけでございまして、その中に入っていただきまして、4年後と言わず、もう建築の時点から色々加わっていただいて、4年後、さらにその後の構想は、地元の商店街の皆様、それぞれにお考えいただく、また市もその構想に対してはご協力申し上げるというような形が大事ではないかなと、こんなふうに考えておるところでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 2番、竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 ありがとうございます。

 今後、ワークショップ等々、市民の御意見をぜひ適切に聞いていただいて、進めていっていただきたいと思います。

 市長は4月の所信表明で、新コミュニティ施設、それから厚生病院、新市庁舎の重要事業に対して、決断までに猶予されている時間はないと、強いリーダーシップと責任を持って決断すると述べられ、まさにその決断を先般もらいました。やはり、その辺は今後、ぜひ自信を持ってこの政策を進めていっていただきたいと思います。

 次の質問事項?の第4次基本構想に移らせていただきます。

 私は昨日、小林重太郎議員の質問、回答を譲っていただいたんですが、まずは基本構想とは何ぞやということで、市民の大半の方はご存じないと思いますので簡単にご説明しますと、第4次基本構想というのは、平成21年から28年までの8年間の市の政策の基本的な方針でありまして、将来の都市像についての構想でございます。また、基本構想とは別にもう一つ、昨日の田中議員のご質問でありましたが、第9次基本計画というのがあります。こちらの期間は4年間で、平成25年から28年までの計画であります。先ほど市長、平成24年から28年というご答弁があったと思うんですが、それは多分平成25年からの間違いだと思いますけれども。また、この基本計画には市長の政策を、先ほど言いましたが、具体的に示し、市長の公約、マニフェスト等もこの基本計画に掲げていく手はずになっております。この第9次基本計画は、来年3月定例会に、議会に諮られ、そして第4次基本構想の後半に取り込めれば取り込んでいくということですが、先ほどの市長のご答弁ですと、基本構想は、特に市政運営には支障が無いので、基本構想には反映しなくてもいいのかなというお答えをいただきました。その2つを併せて、総合計画、行政運営の1つの大きな柱となっているわけであります。

 私、この期間の見直しということで、今現在、基本構想も基本計画も1月1日から、基本計画の場合は4年後の12月31日まで、基本構想も1月1日から8年後の12月31日までという、要は1月1日、12月31日、そういう1年単位の期間を掲げているんですが、私、これもちょっと1つ提案なんですが、今の期間ですと、小諸市の場合は4月が小諸市長選でございまして、4月に新たに当選された市長の政策方針が翌年3月まで約1年間、その基本計画にも反映できないんですよ。ですので、基本計画については、4月の当選後、その新しい市長が公約、マニフェストを掲げますよね。その準備期間を二ヶ月ぐらいもって、要は6月の定例会に、その議会に基本計画を諮って、7月1日から4年後の6月30日までこの期間が、当選されてすぐにその新しい市長のマニフェスト、公約が反映できるのかなと思っています。その辺もまた理事者のほうでぜひ検討していただきたいと思うんですが、企画課長、その辺はどうでしょう。



○議長(別府福雄議員) 

 企画課長。



◎企画課長(清水茂夫君) 

 ただいまの件なんですけれども、ご指摘のとおり、今の基本構想、基本計画につきましては、1月から12月のサイクルになっておりますので、これを少なくとも年度に合わせた4月、3月とすることが適当だろうと思っております。

 それから、市長選が小諸市の場合4月に行われておりますので、それを踏まえて、そこでの公約なりマニフェストを踏まえて、ただちに基本計画を見直すということができれば、これは非常に理想的だと思いますが、なかなかそれは、色々な市民のご意見を伺う場面もあるでしょうし、公約ないしはそのマニフェストを政策施策としてブレイクダウンしていく段階で、やはり非常にこれはスケジュール的に厳しい面がございますので、サイクルについては4月、3月ということが適当だろうと思いますが。いずれにしても、市長選がある年は予算が骨格予算になっておりますので、当面、その公約なりマニフェストを踏まえて、肉付けの予算を6月でするというのが通例でございますので、そこで反映できるもの、すぐできるものはする、それからもう少し検討が必要なものについては、基本計画という形でしっかりと計画の中に組み込んでやるということが適当ではないかなと思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 分かりました。

 私は、何が言いたいかと申しますと、新しい首長のマニフェスト、公約がすぐに反映できない今の期間の見直しが必要ではないかということで、ご提言申し上げました。

 では、次の質問に移らせていただきます。

 質問事項?市民に夢のある計画はあるかということで、先ほど市長からるるお答えいただきました。やはり地域の宝を見つけ出すことが大事であって、みんなで知恵を出して、1つの例として今回の新図書館が皆さんと協働に、ともに働きかけて1つのものを構築するということで。

 また、アサマ2000トレーニング構想です。昨日、建設部長からもお話がございました。私も昨年3月において、このアサマ2000の高地トレーニング構想について、事業計画についてお尋ねしました。やはり、この高地トレーニング、今、準備室のほうはその後、さらにどんな進捗状況であるか。去年3月の時点では、まだ厚生病院も確定していませんし、やはり本当の大まかな構想で、トラックが何メートルでというのがありましたけれども、その後、ここへ来て11月の決断によって、厚生病院もこの街で構築されることが確定されたことを踏まえて、今、今後、高地トレーニング構想をぜひまた、先ほど第4次基本構想に掲げられないとおっしゃいましたが、こういうこともやはり市民に示していくのが行政側の使命だと思いますので、その点について進捗状況、今分かる範囲で結構ですので、建設部長のほうでお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えをさせていただきます。

 この件に関しましては協定書ができまして、特色ある病院づくりの一環として、ぜひ厚生連、厚生病院としてもやりたいということで、厚生病院のほうには既にもうプロジェクトチームができまして、医師、技師、また栄養士等の皆さん、看護師の皆さんでチームを作ってございます。

 いずれにしても、厚生連が中心になってやっている中身でございますので、今、準備委員会を作って、できれば新年度に向けて立ち上げをしたいというのが、今、厚生連の考えだとお聞きをしています。

 市は、これは多分野にわたっておりますので、たまたま今、街再生推進室でやっておりますけれども、市といたしましても、できれば直接きちんと担当できる部課を決めてやっていかなければいけないのかなと思っておりますので、それらも含めて今、庁内で話を詰めながら、できれば新年度に向けて組織が立ち上げできればいいなと思っております。

 また、色々な場面でご意見もちょうだいをしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 ありがとうございます。

 全国に数少ない、本当にこれは特色ある小諸の地の利を生かす、そういう政策だと思いますので、ぜひ、いずれこれが小諸市の、全世界からアスリートを呼べる政策でもありますし、観光スポットのスタートになると思います。ぜひ進めていっていただきたいと思います。

 この件の最後にですが、市長、やはり今後、この市長の就任する間、大きな事業が進められていくわけですが、市民とともに、やはり市民に分かりやすいスローガンといいますか、昨日、田中議員もコンセーフ、例えば全国唯一のコンパクトシティのモデル都市を目指そうみたいな、要は分かりやすいスローガンを掲げて市民にお示しし、今後、小諸市がどんな方向に向かっていくのかというのを、分かりやすい何かスローガンみたいなのを作られたらいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 これも皆さんのご意見をまとめさせていただいて、進めていくべき仕事かなと、こんなように思います。私が1人でコンセーフというような形にはいかないかなと、そんなふうに思っておりますが、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 ありがとうございます。ぜひ、市民に分かりやすい理事者側の施策を掲げていっていただきたいと思います。

 それでは、次に移らせていただきます。

 件名2、の定住人口の施策について。

 要旨(1)どのような施策が必要か。

 質問事項?住みやすい・住みたくなる「まち」づくりが必要と考えるが、どのように捉えているかで、先ほどの市長のほうで、子育て、教育の充実、そして交流人口の増加等々で対策していくというご回答をいただきました。

 私も、住環境が良く、子どもからお年寄りまでが安全で暮らせるまち、そして、救急医療機関が整備されて市民にも安心して暮らせるまち、そして、医療費等の助成が生活弱者をはじめ行き届き、そして、子育て、福祉についても思いやりのある施策を掲げて行政運営している、そんなまちがやはり住みやすい、住みたくなるまちと私は考えています。

 今後、やはり当市の人口減少、また定住人口減の歯どめをかけるには、先ほど市長がおっしゃられた政策をやっていただきたいと、しっかり実施していっていただきたいと思います。

 質問事項?になりますが、県内外から小諸市の定住できる他の自治体より有利な施策はないのかということで、小諸高校の音楽科等々、特色のある小諸市ならではのそういう特色があるよ、というお答えをいただきました。

 私、これから市は、定住人口を増やしている全国各自治体をやはり調査研究するべきではないのかなと思っております。例えば東御市、ちょっと統計、数字を詳しく今言えませんが、人口増、定住人口も増えているというお話を聞きます。やはりそれにはその要因があると思います。小諸市もやはり、良いことの真似をすることから始まると思うんですが、そうやって全国で先駆けて人口を増やしている政策を市としても研究し、それを調査していくことも必要ではないかと思いますが、その辺の、今まで過去、当然行政としてもそういうお調べをしていると思うんですが、その辺は今、進捗状況はどんな感じですか。何課か分からないんですが。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 それは当然、周辺でやはり人口が増えているというのが、御代田、佐久等がございます。そこのあたりを、どのような要因で増えているかということにつきまして、これからまた調査させていただきまして、良いところは真似る。それに、誘致合戦に何とか負けないような形のものを考えていくと。こんな形で進めていこうとは思っておりますが、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 ありがとうございます。

 それに対しましての私からのこの質問事項?が、1つのご提案なんですが、若年層夫婦の県内外からの定住施策として住宅建設に助成をしたらどうでしょうかというご提案なんですが、先ほど市長のご回答の中で、一定の効果が期待できるではないだろうか、そして、課題も多々ありまして、雇用の確保とか、そういう課題をしっかりクリアしてから、そういうことにも検討をするべきではないかというお答えもいただきました。

 市長も、もとは建設関係のお仕事をされているので、やはり若い人たちが小諸市に根付くための施策として、お金だけの助成ではなく、小諸市独自の若い世帯が住居を構えるときの優遇施策といいますか、やはり若い人たちをなぜ住まわせるかということは、そこで子孫を残してくれるわけでありまして、第2子、第3子と子どもがそこで誕生するわけなんです。となると、そこでまた定住人口増加になるわけでありまして、やはり市の遊休地等々の再利用で、例えばこの間の建設課で見させていただいた東雲の分譲地、ああいうところもなかなか買い手が見つからないというお話も聞いているんですが、例えば若年層を対象に、そちらの土地の売却したお金を一定期間猶予期間を設けて、まずはその建てた住宅のお金を払って、例えば10年ぐらいしてから、今度はその市の遊休地の土地を払ってもらうというような、要は若い世代の方のお給料の中で一軒家を持てるんだという、そんな施策もぜひ、その東雲の部分もできるのではないかなと思うんですが、その辺、建設部長、どうでしょう。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えさせていただきます。

 議員ご存じのとおり、平成22年度に取り壊しをいたしまして、その後、活用はしておりませんけれども、実はこれ、それぞれ不動産協会の皆さんとか色々相談に乗っていただいておりまして、現地等の検討を今しているところでございます。

 ただ、今の状況ではやはり無理で、造成をしたりインフラ整備をした中では買い手が付くだろうということも助言をいただいておりますので、議員提案のとおり、これからまたその点も含めまして検討してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 そのように、ぜひまた検討を願います。

 質問事項?に入りますが、小諸厚生病院の再構築をされる予定だが、病院スタッフの住居対策は今後どう取り組んでいくかということです。今後の税収が落ち込む中、やはり高所得者といいますか、お医者様、また看護師さんというのはある程度所得が高く、病院スタッフの居住地を市として推進することによって税収増も期待できると思います。

 私は、昨日のご回答の中に、救急医療体制確保特別対策事業をはじめ、医学生への奨学金貸与の条例及び医師への就業資金貸与の条例、また小諸看護学校等の運営補助など、様々な小諸市の病院に対する運営の施策を講じております。これとともに、やはり平成28年4月の完成に向けて病院と連携し、スタッフの住居対策の推進を図ることによって、定住人口も当然増えますし、やはりお医者様、また看護士様の地域に住んでもらうという差があると思いますけれども、市長、その辺のお考えをお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 先ほどもお答えしましたとおり、病院側の考えも聞く中で、必要に応じて市として対応をしてまいりたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 ありがとうございます。約500名からのスタッフがいるとお聞きしています。かなりの職員がいらっしゃいますので、その辺の政策もぜひ今後ご検討を願います。

 続きまして、質問事項?市長の言う「教育の持つ役割」は定住施策に結びつかないかということで、先ほどお答えいただきました。若い人が多く住むことにより活性化すると思う。教育環境を今後整えていきたいというご回答でございました。まさにそのとおりでございまして、将来を担う子どもたちが今後確かな学力をつけるために、学校、地域、家庭が連携し、そして、その成長過程を、教育環境づくりを充実することによって、まさに市長が言う教育の持つ役割につながっていくと思います。市長、ここにかなり力を入れていますので、ぜひ、ここも市民に分かりやすく、充実に向け取り組んでいっていただきたいと思います。

 以上で件名2を終わらせていただきます。

 続きまして、件名3、市町村合併について。

 要旨(1)浅間南麓地域の市町との合併について。

 質問事項?として東御市、御代田町とはどうか。

 質問事項?として合併協議会を設置できないかで、先ほど市長からお答えをいただきました。浅間南麓地域、軽井沢、御代田、東御、職員交流を含めながら、やはり相手のあることなので、互いの話し合いが今後重要ではないかと。

 東部町、北御牧の東御市についての合併の経緯についてお話ししますと、平成14年9月に合併協議会を立ち上げ、平成16年4月に東御市として誕生しました。協議会を立ち上げるにもかなりの時間を要し、そして2町村それぞれで住民アンケートを実施して、住民の意向を確認し、そして慎重に進めていった結果、2つの自治体が合併ということで調印できたということでございます。

 私は、近い将来において、小諸市も合併の是非について一定の方針をとらざるを得ないと考えております。いずれにしましても、相手のあることではありますので、まずは自分たちの自治体で勉強会を発足し、行政、議会、市民とで協働して、これを議論していくのが最初のスタートだと考えています。先ほどの市長のご答弁のとおりでございます。近い将来の市民の意向を確認することが何より重要でありまして、その市民の意向に沿って、その結果を鑑みて進めていかねばいけないと思います。

 そこで、市長任期中に役所内に合併に対する研究会を立ち上げて、いずれは議会としても近い将来、やはり市町村合併調査委員会、任意の委員会だと思うんですが、そういうものを議会としてもいずれは設置して考えていかなければいけないと私は考えています。ですので、行政としても、そういう将来未来像に向けて、小諸市の行く末に向けて、その合併に対しての組織、研究する検討委員会というか、庁内にそういうものを作ることは可能でしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 とりあえず今のところ、非常に小諸市にとりましても、大型な計画がこれからまさに進められようとしているところでございまして、一応、それらのものがある程度の形にならないと、そちらのほうへのことを考えるということにはならないのではないかと、こんなふうに認識しておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 竹内健一議員。



◆2番(竹内健一議員) 

 日本全国で地域主権ということで叫ばれて、また国でも道州制問題で議論されております。やはり地域間での連携が今後さらに強化していかなければいけない時代に突入すると私は思っています。ぜひ、当局としても前向きに捉えていただきたいと思います。

 それでは、最後に一言申し述べて私からの質問を終わりたいと思います。

 今、市長は、小諸市の大きな転換期のときを迎え、かじ取りを担っているわけでございます。これからの小諸の将来像をしっかりと掲げ、全市民にお示しし、小諸市のさらなる飛躍に向け邁進され、行政も議会もひるむことなく市民とともに我がまちふるさと小諸を誇りある小諸に築き上げてまいりましょう。

 以上で私からの質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で2番、竹内健一議員の質問を終わります。

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△依田善典議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、7番、依田善典議員の質問を許します。

 7番、依田善典議員。

     〔7番 依田善典議員 登壇〕



◆7番(依田善典議員) 

 議席番号7番、依田善典です。

 通告順に従い質問いたします。

 まずはじめに、柳田市長におかれましては、新ごみ焼却施設建設、小諸厚生病院再構築という小諸市の何十年に一度という重大な課題について、熟慮を重ねられ、その上で英断をくだされたことについて、心より敬意を申し上げます。これから、いよいよ具体的な事業の取り組みになってまいりますが、将来の市民から、あのときの柳田市長の決断が正しかったと評価されるような、すばらしい事業としていただけるようご期待申し上げると同時に、私も応援させていただきます。

 さて、これらの小諸市の中心市街地の形については、小諸厚生総合病院再構築と市庁舎、図書館、コミュニティスペースの整備等の動きが市民の皆さんにも見えてきたことと思います。中心市街地は小諸の顔であり、中心市街地を整備し、活性化を進めることは大変重要なことであることはもちろんです。

 しかし、その一方において、小諸市全体のバランスある発展のためには、周辺の農村地域の発展、地域振興も欠かせないことと私は考えます。柳田市長におかれましては、去る4月の市長選挙で小諸市内をくまなく回られ、各地域でごみ処理施設や小諸厚生病院再構築以外にも様々な要望や心配事をお聞きになられたことと思います。小諸市発展のため、それらのことも市政運営に生かしていただくことを重ねてお願いしたいと思います。とりわけ、農業政策は重要な課題と思います。そこで、小諸市の農業地域振興策について質問いたします。

 小諸市は、昭和29年に旧小諸町を中心に周辺の村が合併し、市となりましたが、旧小諸町の村部も含め、北大井、南大井、三岡、川辺、西小諸、そして大里の各地域は、それぞれの地域ごとに特色、特徴があり、これらが合わさって現在の小諸市ができ上がっていることと思います。合併からこれまでの間、経済発展に伴い、産業構造、交通環境も大きく変わり、市内の農村地域も大きく変化していきました。その変化は、地域ごとに大きな差ができていると思います。

 我が国全体としても、昨今の農業、農村を取り巻く環境は、1として、農業のグローバル化により安価な農産物が輸入されるための国産農産物価格の低下、2として、食生活の多様化に伴う米需要の低下による米価の著しい低下、3として、原油高による燃料費、生産コストの高騰、4として、家族制度の変化に伴う若年層の都市部への移住、つまり農業労働力の流出による農村後継者の絶対的な不足、5として、流通業の発展により農業集落内における農業以外の商工業者をはじめとする自営業者の減少など、危機的な状況にあると言われております。そして、全国的に高齢化率50%以上の限界集落という、あまりありがたくない名前の集落が増えつつあると聞いております。

 農業農村を取り巻く環境は、小諸市においても全く同じ現象が起こっていると思います。私は、私の生まれ育った菱野区をはじめ大里地区、そして小諸市の里山や田畑、用水路、集落、そして文化をこれからも次の世代の若い者に守り続けていってもらいたいと強く願っておりますが、自分の周りを目にして、現実として非常に厳しいものがあると危惧しています。かつてのように、農産物の価格低迷により、農村部においても農業は基幹産業ではなくなっています。大規模化など効率化や国際的な価格競争に、力点を置いた昨今の国の農業政策では、小諸市のような中山間地域の再生は大変困難ではないかと感じているところです。国の農業政策を実施するだけでなく、小諸市の実情に、実態に合った独自の農村政策、地域振興策がぜひとも必要だと考えます。

 こうした状況から、小諸市として独自の政策、地域振興策を具体的に打ち出す必要があるのではないかと考え、件名1としまして、小諸市の農村地域振興について質問いたします。

 要旨(1)まずはじめに、現状をどのように把握しているかについて質問いたします。

 質問事項?少子高齢化、人口減少が著しい区はどのくらいあるのか。

 国全体、小諸市全体としても、少子高齢化、人口減少が進んでいますが、交通環境の変化に伴い、小諸市においても人口構造等で地区ごとに差が出ていると思います。少子高齢化、人口減少が著しい区はどのくらいあるのでしょうか。また、地域的にどのようになっているのでしょうか。

 続いて、質問事項?現在の農業政策で中山間地域の集落の再生、維持は図れるかについて質問いたします。

 国の農業政策では、戸別補償制度、中山間地域等直接支払制度、認定農業者制度等に取り組んでいます。中山間地域直接支払制度も地域の共同での農地安全活動等に対して経済的な裏づけとなっており、大変ありがたいわけですが、これらの政策だけでは、農業が基幹産業でなくなった現在においては、高齢化が進んでいる中山間地域の集落機能の再生や維持は難しいのではと思います。市長は、現在の農業政策で今の農村集落を維持再生していくことができるかについて、どのようにお考えか、お聞かせください。

 質問事項?農業農村の持つ多面的機能をどのように考えているか、お尋ねいたします。

 中山間地域の農村は、農業生産のみを担っている場所ではありません。中山間地域に人が住み、先祖伝来の田畑を耕し、山の手入れを行うことで、食料生産だけでなく水や緑が守られ、農村らしい景観を作り出し、そのことで街場や都会の人たちが楽しむ場を提供していることも、中山間地域の農業農村の役割の1つと思います。これらのことも、都市部の皆さんに十分に理解していただきたいと考えます。市長は、農業農村が持つ多面的機能をどのようにお考えでしょうか。

 次に質問事項?道路、下水道、情報伝達などインフラ整備等についてお伺いいたします。

 道路状況等は、一昔前に比べると、おかげさまで格段に良くなっていると思いますが、農村部においては、まだまだ不十分とは思います。新ごみ焼却施設建設にあたって公募に応じた地域は、市の地域振興策を期待して手を挙げたという面もあります。市全体を見たとき、農村部の道路整備はどんな状況でしょうか。下水道においても、公共下水道方式から合併浄化槽方式になり、普及が急速に進んだと思います。市全体の下水道の普及状況に比較してどうなっているでしょうか。また、市の情報伝達手段の1つであるケーブルテレビも届いていない地区もあると聞いておりますが、どうなっているでしょうか。

 続いて、要旨(2)これからの小諸市の目指す農村地域振興策はについてお尋ねいたします。

 さきにも述べましたように、小諸市には小諸市地域の特性があり、国の政策だけでは不十分で、小諸市に合った農村地域の振興策が必要なのではないかと思います。私は、小諸市の農村部は、冬の寒さなど厳しさはありますが、自然環境に恵まれ、都市での生活や仕事で疲れた人たちが元気を回復する場となり、また子どもの育つ場としてもすばらしい環境だと思います。空気、水、食べ物はおいしく、食料もかなりの部分が自給することができます。経済的な収入をどう得るかということではありますが、今後、農山村で暮らしたいという人たちが増えてくるのを期待しているところです。

 しかし、ともすると、小諸市に住んでいる私たちは、小諸の農村部のマイナス面のみに目を向けがちで、小諸の農村の良さを生かせず、外に向かって良さを発信できていないのではないかと思います。

 そこで、質問事項?小諸市の環境、条件を活かした地域振興策としてのグリーンツーリズム、6次産業の進み具合はどうかについてお尋ねいたします。

 プラス面もマイナス面も含めて、小諸市の農村での生活を体験していただくグリーンツーリズムは、地元の私たち自身も小諸の農村を見直す良い機会でもあります。また、6次産業は、市長の6月の所信表明で、企業経営者としての感覚を活かして、その実現に向けて全力で取り組んでいくと表明されております。グリーンツーリズム、6次産業とも、地元の環境、農産物、住む人などの資源を生かして、農産物加工、福祉、教育とほかの産業との連携による新たなる産業の起業に結び付くと思います。それぞれの進捗状況を教えてください。

 続いて、質問事項?首都圏、大都市への情報発信、PRはどうなっているかについてお尋ねいたします。

 県外の人に小諸と言っても、残念ながら分かってもらえず、軽井沢の隣と言うと分かってもらえるということがよくあると聞いています。小諸に来ていただき、できれば小諸に住んでいただくためには、まず何よりも小諸という名前の認知度を高め、小諸の存在を知ってもらわなければ始まらないと思います。観光のPR等をされているかと思いますが、小諸での働き口、小諸での子育て環境、小諸での暮らし方などについて情報発信やPRはどうなっているか、教えてください。

 最後に、質問事項?市庁舎に農業振興専門の課等を配置する考えはあるか、お聞きします。

 人口減少、少子高齢化が進む農村部にとって、農業振興、農村振興を図るためには、外部の人材を受け入れる必要があると思います。既に農林課で新規就農者の支援を行っているかと思いますが、就業までいかなくても、農村部に住む人を受け入れることも大事だと考えます。

 市長が、中心市街地活性化と同様、農村部の振興も重要であるのであれば、庁内に農業振興、農村振興を専門に担当する課や室といった組織を配置することで、外に見えるようにし、併せて小諸市独自の地域振興策の立案、外部へのPR、人材の誘致、他産業地域との連携を進めることも必要ではないかと思います。専門の課等を配置することについて、市長のお考えをお聞かせください。

 以上で、本席からの質問とさせていただきます。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

     〔市長 柳田剛彦君 登壇〕



◎市長(柳田剛彦君) 

 依田善典議員のご質問に対して、答弁申し上げます。

 件名1、小諸市の農村地域振興策について。

 要旨(1)現状をどのように把握しているか。

 質問事項?少子高齢化、人口減少が著しい区はどのくらいあるのか、これについてお答え申し上げます。

 小諸市の少子高齢化の状況は、全人口に対する65歳以上の割合で示す高齢化率で見ますと、平成24年4月1日現在で、小諸市全体では25.86%となっております。区ごとに見ますと、高齢化率が30%を超える区は68区のうち21区で、約3分の1を占めております。そして、最も高齢化率が高い区は53.24%です。そして、最も低い区は16.96%となっており、率が高い上位3区は中央地区の街部が占めております。また、農村地域では、川辺地区、大里地区が総じて高くなっております。

 人口減少等の状況については、10年前、平成14年3月の人口と比較しまして、市全体の平均で3.5%の減少となっており、減少割合が15%以上となっているのは10の区です。こちらも中央地区の街部で多く、最も多い区では人口の減少割合が30.4%、次いで29.6%となっております。一方、農村部では、川辺地区や大里地区の人口減少割合が高い区においては19%台の区もございますが、南大井地区や北大井地区等では逆に多くの区で人口が増加しておるところでございます。

 次に、質問事項?現在の農業政策で中山間地域の集落の再生、維持は図れるかというご質問でございますが、全国的にも小諸市でも少子高齢化と人口減少が進む中、とりわけ中山間地域の集落においては、今後とも人口減少と少子高齢化がさらに進行するものと思われ、これまで農業集落を支えてきた農業生産面での共同作業などのコミュニティ活動が、今後ますます低下することが懸念されております。

 こうした中、国の農業政策面では、中山間地域等は耕作には不利な地域が多い一方で、国土保全や自然環境保全、水源涵養機能等、多面的に重要な地域であり、この多面的な機能を確保するために、平成12年度から中山間地域等直接支払制度がスタートし、制度も充実されてまいりました。

 この制度は、集落ごとに中山間地の急傾斜農用地等での耕作放棄地の発生を防止し、多面的機能の増進等を図る集落協定を結び、集落全体で共同作業などに取り組むことで一定の交付金が支払われ、農業生産活動が継続されるというものであります。小諸市でも、この制度により32件の集落協定が結ばれ、制度が有効に活用されているところでございます。

 また、平成23年度からは、国が戦略作物と位置付ける麦、そば、菜種、大豆など畑作物に対して交付金を交付することにより、農業所得の確保による農業生産活動の維持拡大を図る施策として、農業者戸別所得補償制度が本格実施されました。

 さらに今年度からは、地域農業を担う新規就農者や担い手農家を確保し、地域の農業の課題を解決するための方策として、人・農地プランの作成を進める取り組みが始まっております。

 また、市においては、農業面では、地域資源を活用した農業振興と農村集落の活性化を図ることを目的に、農村女性グループなどによる加工直売支援など、地域を支える人材やグループの育成を推進するとともに、地産地消の推進、農産物の販路拡大、直売所等への支援、都市と農村の交流、いわゆるグリーンツーリズムによる交流促進等に取り組んでいるところでございます。

 議員のご質問にもありますとおり、集落の再生、維持のためには、農業を基幹とした産業振興が重要でありますが、農業の振興だけでは集落の再生、維持を図ることは不可能だと思います。高齢社会の到来は、農村地域だけの問題ではありません。高齢者が安心して生活できる環境整備や高齢者福祉の充実など、総合的な政策と地域協働の取り組みにより、市民の皆さんが高齢社会を心豊かに乗り越えていける、小諸市づくりが必要だと考えております。

 次に、質問事項?農業農村の持つ多面的機能をどのように考えているかについてお答え申し上げます。

 農村集落は、農村生産活動の場であるとともに、美しい景観や貴重な自然環境の保全、伝統文化の継承など多面的な機能を有していることは言うまでもございません。また、農地や道水路などは、災害の防止や水源の涵養など国土保全上も重要な役割を果たしており、国も、農村で農業が営まれていることにより発揮される多面的機能の恩恵は、都市部に住む人々を含め、すべての国民が広く享受しているとしております。

 しかし、現在の農村集落は、全国的に農業従事者の高齢化や農業後継者不足などにより地域の活力が低下し、耕作放棄地が増大するなど農地や道水路などの良好な管理が難しくなってきており、農村集落が持つ多くの機能が失われようとしていると危惧するところでございます。

 先ほども申し上げましたが、中山間地域の水田については、耕作放棄地の発生防止と水田の持つ多面的機能の維持を図ることを目的に、中山間地域等直接支払制度が実施、継続されており、協定に基づく共同作業等により、中山間地域の農地の保全に大きな役割を果たしていると考えておるところでございます。

 また、平成22年度からは、耕作放棄地の再生利用に対する国の補助制度が開始されまして、市では市単独補助を付ける中で、耕作放棄地の解消に努めているところでございます。

 こうした農村の持つ多面的機能を保全しつつ、とりわけ小諸市の場合は農村の持つ美しい景観や豊かな自然、地域の人材等、他には無い貴重な財産が豊富であり、これらを生かしながら、農村地域の発展、活性化に取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、質問事項?道路、下水道、情報伝達などインフラ整備状況はどうかについてお答え申し上げます。

 ご質問のインフラ整備状況につきましては、平成24年度小諸まちづくり市民意識調査では、生活道路の整備及び維持補修に力を入れてほしいと考える方は43%となり、大里地区では55%と半数以上の方が生活道路及び維持補修に力を入れてほしいと考えているところでございます。こうした中、市では道路新設については必要最小限の整備にとどめ、限られた予算の中で、現在ある社会インフラの維持補修、長寿命化などに力を入れ、市民の皆様の要望に応えたいと考えております。

 なお、平成23年3月末現在、市道は延長が946キロメートル、道路改良率が42.4%、舗装率が71.7%となっております。

 次に、農村地域の下水道事業につきましては、昭和60年度から平成18年度にかけて、市内6地区、御影、森山、耳取、市、平原、宮沢、大杭、八満地区において、農林水産省の国庫補助事業である農業集落排水事業として、農村地域の生活環境の改善や若者の定着と農村の活性化を目指し、取り組んでまいりました。6地区の合計計画戸数は2,717戸で、現在、計画地域の整備はすべて完了しておりまして、2,399戸、7,578名の方に使用していただいておるところでございます。

 これら農業集落排水事業や公共下水道の計画エリア外の地域につきましては、個人設置による合併浄化槽設置整備事業により早期水洗化を推進しているところでございます。平成20年から24年度にかけては、市独自の上乗せ補助制度も実施しており、この制度により、近年、設置基数は増え、集合処理区域外の方々の概ね7割ぐらいの方が合併浄化槽の設置をし、大きく水洗化が進んでおります。

 次に、情報伝達についてでございますが、市からの情報伝達手段としては、平成17年に防災行政無線を整備し、市内全域を網羅できるよう屋外拡声子局を配置しております。各戸には防災ラジオを購入していただくことで、屋内にいても防災行政無線が聞こえるよう対応しているところでございます。また、市からのお知らせ等を放送しているコミュニティテレビこもろにつきましては、現在、南ケ原、御牧ヶ原、天池、後平と滝原の一部の地域で、世帯数にしますと1,000戸弱の世帯が視聴できない状況となっておる状況でございます。

 次に、要旨(2)これからの小諸市の目指す農村地域振興策は。

 質問事項?小諸市の環境、条件を活かした地域振興策としてのグリーンツーリズム、6次産業の進み具合はどうかについてお答え申し上げます。

 浅間山をバックにしたロケーション、高冷な気候から生まれる農産物、浅間山が育む清らかな水、また千曲川のたゆみない流れと景観、浅間連峰の大自然、歴史ある文化、これらはすべて小諸市の宝物、またすばらしい財産でございます。この宝物を活かしながら、現在は田植えや稲刈り体験、野菜の収穫体験等と組み合わせたグリーンツーリズムを企画し、実施しております。今年度は、新緑の里山で田植え体験、高原野菜の収穫体験、ようこそ棚田へなど11件を実施し、延べ参加者数450人と多くの都市部からお客様を受け入れ、好評をいただいているところでございます。

 今後は、西小諸活性化施設みはらし交流館なども活用し、農家、民宿等とも連携した教育旅行なども積極的にPRしたいと考えておるところでございます。

 また、6次産業化の推進内容ですが、1つには、6次産業化を目指し、国の認定を受ける農業者や農業法人等を支援し、増やしていくこと。そして、これらの農業者を含めた6次産業化のネットワークづくりを進めることでございます。もう一つは、6次産業化をさらに進展させるため、小諸産農産物等の販売拠点の整備が挙げられます。

 これらの進捗状況としては、前者については、現在、小諸市で2人の農業者が6次産業化法による国の計画認定を受けることができました。これからも、6次産業化を目指す農業者の皆さん等に情報提供や支援をしてまいりたいと考えており、今後ネットワークづくりも進めていく予定でございます。また、販売拠点づくりについては、現在、これまで他市町村で販売拠点等を立ち上げ、結果、成功した事例、失敗した事例などの調査、研究をしておりますが、これらを踏まえ、今後どういう拠点にしていくかなど、市民やネットワークのご意見などもお聞きしながら進めてまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 次に、質問事項?首都圏、大都市への情報発信、PRはどうなっているかについてお答え申し上げます。

 現在、小諸市の東京での情報発信は、JR新宿駅、上野駅、JRバスの新宿ターミナルでポスターを掲示し、有楽町の長野県観光情報センター、長野県移住交流センター、そばチェーン店小諸そばの約90店舗に観光パンフレットを置かせていただいております。また、高速バスの車体にラッピング広告を出しております。インターネットを利用した情報発信では、ホームページ、ツイッター、フェイスブック、メールマガジンを使って発信しております。これまでの情報発信は観光PRが主でしたが、小諸への移住や小諸での定住を前提とした情報発信として、昨年度、小諸移住交流パンフレットを緊急雇用事業を利用して作成しまして、長野県移住交流センター等に置かせていただいております。

 市では、来年度からスタートする第9次基本計画において、施策のひとつとして、シティプロモーションの推進による交流人口、移住人口の増加を掲げる予定となっており、小諸市を総合的にPRすることにより、市民が小諸を誇りに思い、市外の多くの人が小諸の名前を認知して訪れたいと思い、実際に小諸に来て、小諸の自然、歴史、風土、文化に触れ、小諸市民との交流が活発になる、このことを目標に各事業を実施してまいりたいと思っております。

 具体的には、今年度より、自然豊かな地方で暮らそう、100万人のふるさと回帰・循環運動を進めるNPO法人ふるさと回帰支援センターに加入しましたので、今後、センター主催の移住相談会への小諸ブース出展などを実施しまして、小諸での暮らし、小諸での子育てなどをPRしてまいる予定でございます。また、市内の都市農村交流団体と連携して、空き家バンクによる空き家紹介の仕組みを確立し、移住希望者の相談や小諸での暮らし体験等を実施して、移住につなげてまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、質問事項?庁内に農業振興専門の課等を配置する考えはあるかについてお答え申し上げます。

 現在、小諸市の場合、農林課内に農業振興係があり、グリーンツーリズム、地産地消の推進、農産物の販路拡大など、これまでも積極的に農業振興を図ってきたところでございます。また、私が市長になってからは、ここに6次産業化が加わりまして、係内の事業量もさらに増えていることから、現在は7名の係員体制となっております。

 今後、6次産業化がさらに進展してまいりますと、組織の見直しも必要となる可能性はございますが、今のところは、現体制でまいりたいと考えております。

 なお、今後必要に応じまして、庁内プロジェクトを立ち上げる等、推進体制を図っていくこととしますので、ご理解をお願い申し上げる次第でございます。

 以上、依田議員に対しての答弁を終わりとさせていただきます。



○議長(別府福雄議員) 

 7番、依田善典議員、再質問はよろしいですか。

 依田善典議員。



◆7番(依田善典議員) 

 答弁ありがとうございました。再質問をさせていただきます。

 最初に現状の把握についてでございますが、4月の選挙で小諸市内を回って歩いて、多くの要望や意見を聞き、さらに市長になられて8か月が経過し、各地域に出向いて実態をお聞きしていると思いますが、小諸市の農村部の現状に対してどのように感じられているか、率直な感想をお聞かせください。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 農村部の皆さんは、非常に、どちらかといいますと積極的な方が多うございまして、私、例えば菜の花から菜種油を絞って休耕地に対応をしているとか、おそばを作って休耕地に対応をしていると、そのような活動が盛んになされておられるなというようなことを認識しました。ただ、なかなかこの立場になりますと、いいことしか耳に入ってこない面があろうかと思いますが、総じて皆さん、非常にほかのことをなさっている皆さんでも、積極的に色々工夫をしながら農業をなさっているなと。また、兼業農家の方も大きな機械を購入したりして、兼業ではありながら専業にも負けないような農業をなさっている方もおられるなと、こんなふうに感じております。こんなところですが。



○議長(別府福雄議員) 

 依田善典議員。



◆7番(依田善典議員) 

 市長のおっしゃるとおり、非常に前向きで、やる気はとても旺盛でございまして、何とか農村の活性化を図るために頑張っておられる方が、たくさんおられるということでございまして、これに勢いを付けていただくような方策をこれから何とか考えていかなければならないということで、市といたしましても、ご支援いただけることがありましたら、お願いしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 特に私、行って感じましたのは、糠地にあります、みはらし交流館が非常によく活用されておられると感じておりまして、そのような皆さんの本当に活動の場となるようなものが、もし必要な場面がありましたら何とかご協力は申し上げたいと、こんなふうに感じておりますが、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 依田善典議員。



◆7番(依田善典議員) 

 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。

 各地区の現状を知ることが第一歩だと思います。各地域、地区ごとに支え合いマップづくり、機会の話し合い等をきっかけとして、市全体の状況と区の状況との数値を伝えたほうがいいと考えますが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 今まで、なかなか各区へ出向くという機会がなくて過ごしておりました。これからは、地域懇談会等、色々なものが予定されておると思います。そのようなところへは積極的に参加させていただきまして、色々な区の色々な状況を見させていただこうと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 依田善典議員。



◆7番(依田善典議員) 

 質問事項?、?でございますが、中山間地域の農村再生に様々に取り組んでいただいていることに対しまして、感謝を申し上げるところです。また、農村の持つ多面的についてのお答えをいただきましたが、ぜひ都市部等の皆さん、大都市圏の皆さんに向けて広報していただきたいと思います。

 次に、質問事項?ですが、下水道、情報伝達、道路などのインフラについてでございますが、インフラの整備状況について、それぞれ努力していただいているところですが、引き続き努力をいただき、街中心ばかりに予算が使われているという感覚を持たれないようにお願いしたいと思います。また、ケーブルテレビにつきましては、情報格差解消のためにも、未整備地区の整備に引き続き、市の立場での努力をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 企画課長。



◎企画課長(清水茂夫君) 

 ケーブルテレビの関係につきまして、私からお答えさせていただきます。

 市長答弁にもございましたように、現在約1,000世帯のところで視聴できないということでございまして、率にすると約6%ということでございます。その有線テレビ、コミュニティテレビこもろさんでございますけれども、テレビばかりではなくて、テレビの中には市からのお知らせですとかテレビ版広報こもろというようなこともやっております。それから、高速のインターネットサービスも提供されているということで、地域の極めて重要な情報インフラであると認識しております。

 そうした中で、企業としての経営上の問題等、様々な要因があるにしても、同一の小諸市というエリアの中で等しくサービスが受けられる状況にないということは、好ましいことではないと思っておりますので、ただいま議員さんからお言葉がございました情報格差の是正に向けまして、市といたしましても、引き続きサービスエリアの拡大に向けて要望等をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(別府福雄議員) 

 依田善典議員。



◆7番(依田善典議員) 

 よろしくお願いいたします。

 現状の農村地域の課題に対しては、現在の農業政策だけでは大変厳しいとのお答えでしたが、四国の葉っぱビジネスの上勝町というところがあるわけですが、このように全国では厳しい中でも頑張っている地域もあります。成功している例と言われている地域では、地域が主体となって活性化の活動に取り組んでいるようです。小諸市の恵まれた環境を活かし、グリーンツーリズム、6次産業化に取り組むには、やはり地域が主体的に取り組むようになることが必要と考えます。そういった頑張る地域を応援するような体制を市として整備するため、農業農村振興の組織を庁内に作ることが必要ではと考えて、壇上からお聞きしたわけです。その課は、首都圏など外部と、市の頑張る地域などをつなぎ、小諸市の情報発信をし、外部からの人材の受け入れ窓口の機能を担う課になると思います。改めて、そのような組織の必要性について、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 経済部長。



◎経済部長(村上栄紀君) 

 小諸市の場合には経済部ということで、商工振興、それから農業振興、一緒の部でございます。また、移住交流につきましても、新年度からにつきましては経済部のほうで担当するということでございますので、一体的に観光面から農業の振興まで一緒の部で図れると考えております。そこら辺の中で、まずはスタートをさせていただきたいと思っています。よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 依田善典議員。



◆7番(依田善典議員) 

 ただいまのご答弁で、広くそちらのほうでやっていただけているということでございまして、これからもその中で広く研究をしていただきながら、活性化に向けた研究を続けていただきたいと存じます。

 今後の小諸市にとって、中心市街地の活性化とともに農村地域の活性化も重要な課題であります。引き続きご努力いただくことをお願いしまして、質問とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で7番、依田善典議員の質問を終わります。

 お諮りをいたします。

 この際、議事の都合により、暫時休憩したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(別府福雄議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、この際、暫時休憩いたします。

 再開時刻は午前11時ちょうどといたします。



△休憩 午前10時46分



△再開 午前11時00分



○議長(別府福雄議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△後藤邦夫議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、11番、後藤邦夫議員の質問を許します。

 11番、後藤邦夫議員。

     〔11番 後藤邦夫議員 登壇〕



◆11番(後藤邦夫議員) 

 議席番号11番、後藤邦夫でございます。

 通告順に従い質問をさせていただきます。

 件名1、市民生活について。

 要旨(1)小諸厚生総合病院再構築と市庁舎建設におけるコンパクトシティについて。

 市長は去る10月17日、特別委員会にて、市役所敷地一帯での小諸厚生総合病院の再構築を決定いたしました。超高齢時代を見据えたコンパクトシティ構築のまちづくりは、市街地の活性化、そして安全・安心の観点から、小諸市に必要不可欠の条件であり、市長の英断は高く評価できるものと思われます。構築に向け、コンパクトシティの観点から、今後の取り組みはどうかをお聞きいたします。

 続きまして、要旨(2)小型家電リサイクル法についてでございます。

 ご承知のように我が日本は資源の乏しい国であります。鉄鉱石をはじめ資源の大半を輸入に頼っており、技術立国として様々な製品を国内、また国外に輸出し、外貨を稼いでおります。最近、都市鉱山という言葉が使われておりますが、廃棄された家電の中に、金、レアメタルなど部品の一部として使われており、有効に使われないまま捨てられております。これらを回収、有効利用することにより、新たな鉱山を開発するより効率の良い資源の確保ができるとの観点で、平成25年から小型家電リサイクル法が施行されます。新制度では、消費者や事業者に新たな負担や義務を課すこれまでの各種リサイクル法とは違い、自治体とリサイクル業者が柔軟に連携し、地域の実態に合わせた形でリサイクルを推進することが狙いとなっているようです。このことにつきまして、今後、当市での取り組みはどうか、お伺いいたします。

 続きまして、要旨(3)コンビニにおける証明書等の交付について。

 住民票など写しが全国のコンビニで受け取れる、自治体でのコンビニ交付のサービスが全国的に広がっております。現在、一部のコンビニでのサービスとなっておりますが、来年から新たに2社が参入の予定となっております。現在、加入自治体は住民票と印鑑証明が主ですが、そのほか、課税証明書、納税証明書、戸籍証明、戸籍の附票写しなど追加も可能であります。朝6時半から夜11時まで、全国いつでも、どこからでも各証明の発行ができる便利なコンビニ利用の体制について、今後の市の取り組みをお伺いいたします。

 続きまして、要旨(4)障害者優先調達推進法について。

 国や独立行政法人に対し、障害者就労施設などからの商品購入や業務委託を優先的に行うよう義務づけた法律で、地方自治体に対しても障害者施設の受注機会を増やすよう求めております。同法は、自民・公明が2008年に提出、政権交代で廃案となったハート購入法案をほぼ踏襲したものであり、公明党が議論し、リードし、今年6月に成立いたしました。来年4月に施行されるものです。このことについて、障がい者を取り巻く現状などを含め、市としての取り組みはどうかをお伺いいたします。

 以上で、壇上よりの質問を終わらせていただきます。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

     〔市長 柳田剛彦君 登壇〕



◎市長(柳田剛彦君) 

 後藤議員に対して答弁申し上げます。

 件名1、市民生活について。

 要旨(1)小諸厚生総合病院再構築と市庁舎建設におけるコンパクトシティについて。

 質問事項?今後の取り組みはどうか、これについてお答え申し上げます。

 はじめに、コンパクトシティの考え方について申し述べさせていただきます。

 一般的に言われていることですが、コンパクトシティとは、都市の郊外化や空洞化を抑制し、市街地のスケールを小さく保ち、歩いていける範囲を生活圏と捉え、コミュニティの再生や商業にとどまらず、交通、文化、教育、医療、福祉、環境、景観、防犯など都市づくり、まちづくりに関わり、住みやすいまちづくりを目指そうとするのがコンパクトシティの発想でございます。

 都市の郊外化には、2つの大きな問題点がございます。1つは、自動車中心の社会で移動手段のない高齢者など交通弱者にとっては大変不便であること。2つ目は、中心市街地が希薄になることで、道路、上下水道等の公共投資の効果を悪化させ、膨大な維持コストが発生するなど財政負担が大きくなることでございます。

 このような問題点を克服し、小諸市民にとって暮らしやすいまちをどのように再生するかと考えたとき、医療、福祉を核とした集約都市を目指すことが最善の選択肢であると、市庁舎と小諸厚生総合病院の庁舎敷地一帯整備を決断させていただきました。

 今後の取り組みといたしましては、駐車場への案内や渋滞緩和、病院への循環バスのさらなる拡充、隣接するあいおい公園の整備などを検討させていただきたいと思っておるところでございます。

 次に、要旨(2)小型家電リサイクル法について、今後の取り組みはどうかについてお答え申し上げます。

 使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律、いわゆる小型家電リサイクル法につきましては、平成25年4月1日から施行される予定の制度でございます。この法律は、使用済小型電子機器等に利用されている金属、その他の有用なものの相当部分が回収されずに廃棄されている現状に鑑み、使用済小型電子機器等の再資源化を促進するための措置を講じることにより、廃棄物の適当な処理及び資源の有効な利用の確保を図り、もって生活環境の保全及び経済の発展に寄与することを目的としたもので、実施の有無については自治体に委ねられている奨励・促進型の制度でございます。

 現在、小諸市では特定家庭用機器再商品化法、いわゆる家電リサイクル法の対象機器であるテレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコン等以外の使用済小型家電については、埋立処理場への直接搬入や、収集された埋め立てごみから選別し、県外の埼玉県東松山市の事業者へ有価で売却しております。また、鉄やアルミなどの主たる原料が金属のものは、市内の資源回収業者へ売却しておりますが、その他のプラスチック等の複合素材のものは破砕し、埋立処理しているものもあることから、希少金属、いわゆるレアメタルについては回収されないものもございます。

 そこで、小諸市としても、法の趣旨に基づき対応を検討しておりますが、対象品目の回収や個人情報の保護対策等に関するガイドラインが平成25年1月に示される予定であること、また平成25年4月から小型電子機器等を適正に再資源化する認定業者の受け付けが開始されるなど、現段階では不確定要素が多く、具体的な方針を出せない状況にございます。ただし、本制度は、当市においても希少金属の再資源化や最終処分場の延命化など効果的な取り組みであることから、議会をはじめ廃棄物減量・再資源化等推進市民会議や衛生自治会、市民や関係団体の皆様からご意見等をいただく中で、効率や経済面についても十分協議し、方針を決定していきたいと考えておるところでございます。

 次に、要旨(3)コンビニにおける証明書等の交付について。

 質問事項?取り組みはどうかについてお答え申し上げます。

 住民票等各種証明書のコンビニ交付につきましては、住民基本台帳カードを利用した新たなサービスとして、本年11月1日現在、全国で58団体が、また県内では、平成23年2月から伊那市、駒ヶ根市を含む上伊那広域連合の構成8団体のうち、2市2町2村の6団体で住民票と印鑑証明について実施しております。

 コンビニ交付導入については、平成22年度、平成23年度に庁内で検討をいたしました。コンビニでの証明書交付に使用する住基カードの普及率は4.04%と低い状況であり、システム構築やデータ転送などの導入経費概算4,300万円余、導入後の維持管理費用概算年770万円余かかることから、また、先の国会で提出されまして衆議院解散により廃案となった社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー法案による機器整備が想定されることから、費用対効果を考慮し、住基カード利用者数の増加対策を先行して実施する方針といたしました。まず、今年度の住民基本台帳システムの更新時期に合わせ、証明データベースの構築と証明書窓口受付システムを導入し、将来のコンビニ交付に向けて、市民の皆様に機械操作を覚えていただき、窓口サービスの向上と事務の効率化を図るとともに、住基カードの普及促進に取り組む予定でございます。

 次に、要旨(4)障害者優先調達推進法について。

 質問事項?取り組みはどうかについてお答え申し上げます。

 本年6月27日に、国等による障害者就労施設からの物品等の調達の推進に関する法律が交付されました。この法律の目的は、障害者就労施設等の受注の確保をするために必要な事項等を定めることにより、障害者就労施設等が供給する物品等に対する需要の増進や役務の調達の推進を図り、障害者就労施設で就労する障がい者、在宅就業者等の自立の促進に資することを目的とするものでございます。また、この法律の施行期日は平成25年4月1日から施行となっており、国、都道府県、地方公共団体等において、障害者就労施設等の受注の機会の増大を図るための措置を講ずるよう努めなければならないこととされております。そして、この法律の現段階で検討されている今後の国におけるスケジュールですが、来年4月にこの法律に基づく基本方針の閣議決定を行う予定となっております。

 その基本方針を受けまして、当市では平成25年4月以降、庁内関係部局での協議を行いまして、調達方針の策定を検討してまいりたいと存じます。また、調達方針に対しての基本的な考え方としましては、現段階では、障害者就労施設等の取り組み例を広報等で紹介することや、障害者就労施設等の提供する物品、サービスを優先的に購入することなどを基本とした方針を検討していきたいと存じます。

 続いて、小諸市における障害者就労施設の状況と実態でございますが、市内には6施設の障害者就労施設がございまして、自主製品作成作業を行っている施設がこのうち3施設ございます。そして、これらの施設では主にパン、クッキー、漬物、豆腐、しょうゆ、みそ、木工小物製品などを作っておりまして、特に豆腐やしょうゆ、漬物などは市の学校給食、保育園給食の材料として納品されて使用されております。また、役務の提供においては、2施設で清掃業務等の委託を受けております。

 以上が、現段階での小諸市における障害者就労施設の主な実態でございまして、今後、障害者就労施設からの調達が推進するよう努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。

 以上で、後藤議員のご質問にお答え申し上げました。よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 11番、後藤邦夫議員、再質問はよろしいですか。

 11番、後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 一通りの答弁ありがとうございます。

 まず、小諸厚生総合病院と市庁舎建設のコンパクトシティの件でございます。

 コンパクトシティというのは、ただ箱物だけを並べたからコンパクトシティの構築ということはないと思います。いずれにしても、ハード、ソフト、両立させなければ、有効的なコンパクトシティは使えないと。小諸のまちは非常に坂が多くて、高齢者にとっては厳しいまちだということで、まず最初に、循環バスの件なんですけれども、昨日、市長も交通弱者に対してはタクシー券などを配布して、それに応えるというようなご答弁がありましたけれども、循環バスも私、大体、例えば郊外から朝出て、昼自宅へ帰る、それから昼出て、夕方自宅へ帰られるというようなことで質問しようと思いまして、運行表を見ましたらほとんど9割方はそういうふうになっていまして、ただ1点、天池線が朝出て、帰りはJRバスが佐久平から高峰高原行きのバスが出ておりまして、それがちょうどこの駅を2時27分ということで、この天池線だけがちょっと、そういった観点からは外れているんですけれども、そこら辺は修正というか、直すというか、そういうことはできるんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(山浦恒雄君) 

 後藤議員さんの再質問にお答えいたします。

 循環バスの路線等を含めて、時間等を含んで見直しでございますが、私ども、昨日の議員さんの質問にもご答弁申し上げたとおり、毎年、循環バスの時刻に関しては、停留所も含めて見直しは行っております。そんなことで、そんなようなご意見もあるとすれば、さらに議員さんの報告等も踏まえて検討したいと思っていますので、よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 それと一緒に質問すればよかったんですけれども、まだ循環バスでこの路線で見直しをしてほしいというような件が、そういう市民の声があると思うんですけれども、私のところばかり言って申しわけないんですけれども、天池線と、それからあとこちらの緑ケ丘のほうに行くバスが、ちょうど私の住んでいる東雲のところがはざまになっていまして、そこが通っていないんですよね。前にお聞きしたところ、バスの大きさもあるんですけれども、そういう道路事情もあるということで、あったんですけれども、少し、例えば天池線からちょっと入って折り返しでもいいから、そういうところをちょっと改善していただきたいなというところがありますので、ぜひそこら辺は今後よろしくお願いします。

 いずれにしましても、先ほど市長が言った、コンパクトシティで街なかに人口をと言うけれども、小諸の場合は各郊外の村というか、そういう集落が存在していますので、そこら辺をきめ細かい改良など、随時、ぜひ行っていただきたいと思います。

 それから、ちょっとアットランダムにとりとめもなく質問させていただきたいんですけれども、次に、この市庁舎付近での交通渋滞の対策です。それで、そこの相生町のツルヤさんのところの入り口は当然拡幅できないわけでして、そこら辺の道路事情が悪いということで、今後予定されている駐車場の出入り口の工夫なんですけれども、市はどのように考えているか。結局、そこらじゅうから入れるとすれば、ある意味渋滞が防げるのではないかというようなことで、ちょっとそこら辺の交通の流れというんですが、そういうのはどのように考えているか、ちょっとお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えをいたします。

 議員おっしゃられるように動線については、今、基本設計と一緒にそれぞれ検討をしているところでございます。駐車場につきましては、市役所と図書館の下、それから西庁舎一帯、そして赤坂付近ということで3つの駐車場を今想定をしております。

 そういう中で、当初はもちろん渋滞等が起こる予想もされますので、標識はもちろんでございますけれども、これは病院とも協議をして、当面は交通整理の方とか案内できる方を出しまして、なれるまではそういう形をとっていったほうがいいのではないかと考えております。

 ただ、今、一方通行の解除とか色々な形でご意見をいただいておりますので、それらも含めまして、今、動線のことについてはしっかり調査をして、一番この中心で良い動線になるように検討して、努力していきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 駐車場は、この利用する方、例えば病院、それから今言われておる300人のホール、それから市役所、図書館、それから一般市民の方が買い物などで利用できるということをお聞きしていますので、それのマキシムはどのぐらいと見ているんですか。最大限というか、例えばこの300人ホールは昼間も使う場合もあります。夜は庁舎は閉まっていますので、あまり関係ないと思うんですけれども、そこら辺の概略、分かっている程度でいいんですけれども。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えをいたします。

 この台数につきましては、大変、根拠がなかなかなくて、今、うちも根拠づくりについて検討をしているところでございますけれども、ただ、大きいイベントにつきましては土日に集中するだろう、またコミュニティスペースについては夜とか、昼間は市役所、そして病院へ来る患者さん、お客さんというような形で、今、それぞれ用途によって来る皆さんが違うということも含めて検討しております。

 ただ、例えばイベントで来られる方は、平日であっても1日ということになれば、駐車場はここでなくてもというような、色々なことを今想定して考えているところでございます。今までで分かっているのは、病院へ来る患者さん、それから市役所へ来るお客さんについては、この間、統計をとっておりますので、ある程度の数字については分かっているんでございますが、今のまとまったときについては、今、根拠について、コンサルを入れまして調査をしているところでございますので、それらを踏まえてしっかり駐車場については色々ご要望もございますので、これからの渋滞等もないような形を含めてやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 私は、数字的に素人でいかがなものかですけれども、例えば病院150台、300人ホール100台、これはマキシムでですけれども、それから市役所100台、図書館50台、一般市民50台というと、大体450台ぐらいになるんですけれども、昨日の話ですと、今の予定した以外にも多少可能性のある駐車場はある、というようなことをお聞きしているんですけれども、駐車場が足りているときはいいんですけれども、足りなくなるとすごいお叱りの言葉というか、市民の方たちから苦情というか、なかなか3階建ての立体駐車場を造ると、それは使いづらくてだめだとか、色々言われて、市の職員方も大変だと思うんですけれども、赤坂のところでも平場の駐車場という予定をしているんですけれども、多少お金がかかっても、今言ったように足りる分には何も文句は言われないと思うんですよね。だから、足りなくなったときに非常に、実際私も浅間病院に行ったときに駐車場が満杯で、それこそ、うろうろしたことがあるんですけれども、そういうことを考えると、赤坂のところも立体駐車場にして、1階は例えば70歳以上の方ご利用ください、2階、3階はどうぞご自由にというような形で造ればいいと思うんですけれども、そこら辺はどうですか。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えいたします。

 議員おっしゃるとおりでございますので、それらも含めて今工夫をして、例えば赤坂でございますと、NTTさんのところのレベルに合わせますと、立体にしてもかなり低く済むとか、色々な形がございます。ただ、周りの皆さんもいますので、住んでいる方もいますので、そういう皆さんと相談をしたり、単純に立体を作ってしまえば数はすぐ大丈夫なんでございますけれども、そういう議員がおっしゃられたように色々な事情がございますので、そういうことも十分検討いたしまして、駐車場の台数についてはこれから決めていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 よろしくお願いいたします。

 それから、続きまして、あいおい公園についてなんですけれども、これから本格的な整備が進みまして、私としましては、このあいおい公園、市民の皆様、それから相生町の方の利用、様々に利用をして活性化という観点から、ぜひ多彩な利用をしたらどうかということで、このあいおい公園につきましては、そのような使い方も十分考えているかどうか、お聞きします。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えをいたします。

 あいおい公園につきましては、議員ご承知のとおり、昨年4回、市民のワークショップを行いまして、それぞれ意見をちょうだいいたしまして、その結果を公表させていただいたところでございますけれども、なかなか地形等がございまして、今、それともう一つ、当時行ったときはここのところがしっかり確定をしていませんでしたので、これでやっと配置が決まりましたので、それらを含めて改めて実施設計の中では色々な中身を取り入れてやっていこうと考えております。

 ただ、勾配が大変、議員ご存じのとおりきついものでございますから、一番効果的な有効的な使い方というのはどうしようかというのは、これからちょっと実施設計の中でさらに工夫をしていかなければいけないと思っておりますので、また色々な中身についてはご意見をちょうだいしたいと思っています。よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 今のご答弁で、色々使いやすい、あいおい公園を作っていくということで、私、1つ提案したいんですけれども、色々なイベント、様々あると思うんですけれども、そういう人が集まりやすいというんですか、そういう野外集会だとか、音が出るからどうか分からないんですけれども、ミニ音楽祭などとか、そのときに小規模の屋根つきの多目的建物、一概に言うと屋外ステージ、そういう小さいものを作って、そういう集会とか、そういう色々なことでいつでも臨機応変に使える、そういう大きなものは当然あそこの場所でしか建てられないと思うんですけれども、そういうミニ屋外ステージというのが、ぜひ欲しいと思うんですけれども、そこら辺はどうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えをいたします。

 先ほど、実施設計の中でと申し上げましたが、勾配面積等を含めて、野外のステージ等は何とか工夫できると思うんですが、屋根つきとなると、これはかなり厳しいと思いますし、あずまや程度、またできれば色々な方が、緑地帯があって日陰でというようなこともございますので、多分屋根つきでコンサートというようなことになると、ちょっと今の段階では、今の都市計画の立場としてはちょっと厳しいかなと思っております。ただ、あずまや的なものについては、今ご意見もちょうだいしておりますので、そういう形のものは検討できると思いますが、もう少し規模が大きくなると厳しいかなというのも現状では認識しております。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 私が言っているのは、あまり大きいものではないです。それこそ8畳3つか、広さがそんなに広くないですから、そんなにでかいものは無理なので、規模とすればそんなものですという意味です。ぜひ検討していただいて、あと、そんなようなのがあるので、ぜひできるようなことを検討していただきたいと思っております。

 それから、仮図書館の件なんですけれども、後利用はまだ決まっていないですよね。



○議長(別府福雄議員) 

 教育次長。



◎教育次長(清水哲也君) 

 現在のところ定まっておりません。今後、新図書館ができるまでの間に、周辺住民の方、あるいは市民全体の意見をお聞きする中で、最も必要とされる必要な施設にしていきたいと考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 小諸は、市長が言う教育・文化の大切なところですので、その関係の何か、やはりまちづくりに寄与できる、人が集まって活性化に役立つというような、あと2年かそこらあるものですから、そんな性急に決めるということはないと思うんですけれども、この後利用をぜひ研究していただいて、そこら辺の活性化に寄与できる、そういう後利用をぜひしていただきたいと思います。

 1つ例といたしまして、和歌山県田辺市というところがありますが、ここではアートを通じて地域づくり、日常にアートをということで、活性化の一助としてかなりそういった面で寄与しているところだそうです。発端は12年前に田辺に5人のアーティストが集まり、中心市街地の空き店舗を利用して作品の展示を始めましたというのがきっかけだそうです。それで、目的とすれば、街なかを会場にしてアートイベントを開催するということで街のにぎわいにつなげるとともに、アーティスト、地域の人のつながり、それをアートを通じて街を見つめ、地域の良さ、街への思いを実感して、共感することを目的にやったということです。内容としましては、市在住の画家の呼びかけに応じた県内外の芸術家の数名が作品展やシンポジウムなどを開いて、芸術家の輪を広げてイベントを定着させ、アートのあるまちづくりを進めたということで、この取り組みの効果といたしましては、アートは人々を地域や社会とつなげていくもので、まちづくりにおいても触媒の働きをし、ふしぎな化学反応を起こしている。市民の眠っている創造的な力を呼び起こし、そのために人々が共存する場所、魅力的なプロジェクトが必要で、今回のようなことで色々、そういう人と人のつながりというのが非常にできたというような事例が載っておりました。

 小諸市内におきましても、画家だとか、あと陶芸だとか、それから私の知っている同級生では女性の方ですから、お人形を作ったり、色々潜在的に、非常に芸術と言っても広いんですけれども、そういう市民の方というのはかなり大勢いると思います。そういう中で、作品発表の展示場が無いというか、そういう、飯綱山の上には美術館がありますけれども、場所的にもこういう街なかでやるということを望んでいる方がかなり潜在的にいると思うんですけれども、そこら辺、教育長。



○議長(別府福雄議員) 

 教育長。



◎教育長(柳沢惠二君) 

 仮の図書館として作られたものですが、図書を入れるということは、重みに耐えるように設計されて作られておりますので、後利用としましても色々な面で使えるように思います。教育委員会としましては、できるだけ文化活動に活用できるようにすれば、こちらの願いにかなうかなとは思いますが、いずれにいたしましても、色々な部署とこれから相談をしながら、それから市民の声をお聞きしながら、後利用を考えていきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 あと2年ありますので、そこら辺をまた研究していただいて、街の活性化に役立つ施設にしていただきたいと思います。

 続きまして、要旨(2)の家電リサイクル法でございます。

 小諸市は、皆さんご承知のようにリサイクルというか、ごみも含めて非常に先端的な自治体として自負しておりますが、家電リサイクル法が来年4月に施行されるということで、このリサイクル社会の構築というのは今話題になっておりますが、市の今後の家電リサイクルの認識はどうか、お伺いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(山浦恒雄君) 

 後藤議員さんの再質問にお答えします。

 先ほど市長からもご答弁申し上げましたが、希少金属、いわゆるレアメタル、それから再資源化や最終処分場の延命など、効果的な取り組みだということは認識してございます。

 ただ、先ほども何遍か申し上げたとおり、不確定要素としまして、売却及び引き渡し単価が未定であること、それから認定業者の所在が不明のため、運搬にかかる経費等が未定であること、それから携帯電話など個人情報などの保護の対策とか、対策の方法、それから経費等においても未定であることなどから、判断材料が確定次第、関係機関の皆様と十分協議した上で取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 既に家電リサイクルに取り組んでいる自治体は、石狩市だとか富山市、調布市、半田市、名護市、黒部市など、そういう体制でもう既に取り組んで、実施している自治体があると聞いております。

 小諸市でも今部長がおっしゃった引き取りの処理業者、それが決まらなければ確かに決まらないということでありますが、いずれ、この家電リサイクルというのは全国的に当然進んでいくわけですので、あとは業者の指定を待つばかりだということであります。万が一、もしくはそういう参加できないような状況になった場合、小諸市として、今の野火附埋立場で小さい家電リサイクルをたしかやっておりますが、万が一そういう事態で取り組みができなくなった場合は、積極的に取り組むのかどうか、ちょっとそこら辺をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(山浦恒雄君) 

 お答えします。

 後藤議員さんおっしゃるように、ほかの自治体で取り組んでいるということにつきましては、私どもも承知しております。今も出ましたけれども、現在、小型家電のリサイクルにつきましては、アンプ、スピーカー、ラジカセ、ゲーム機など小型家電の一部を売却してございます。そのほかに主に鉄製品など混合的な素材の製品につきましては、手選別によりまして、磁選機などによりまして金属を回収し、市内の資源業者へ売却しているというのが現状でございます。

 また、状況によって参加できなくなった場合ということですが、現在、同様に資源となり得る金属類につきましては、資源化を中心に埋め立て量の減量化を図っておりますので、それも含めて施設延命化を今後も図っていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 今、部長から、現在、埼玉県の業者ですか、引き取っていただいているということですけれども、これがどのぐらいの量、それから引き取り金額はどうですか。分かる範囲で結構です。



○議長(別府福雄議員) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(山浦恒雄君) 

 お答えします。

 年間の取引額ということですが、現在、小諸市で売却している小型家電は、先ほど市長が申し上げたとおり、埼玉県の業者でございまして、輸出を中心に売却しているというように聞いてございます。年間の取引額ですが、平成23年度の実績としまして2,130キログラム、約9万3,000円ということでございます。平成20年度を参考に申し上げますと3,570キログラムで19万2,000円ということで、近年の金属類を中心に相場が下がってございまして、対象品目も減少しているという実態でございますので、よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 今お聞きしたところ、それこそ少量ですよね。そこら辺、この小諸市の先端を行っている自治体としての自負としまして、来年からの家電の取り組みに積極的に取り組んでいただきたいことを要望いたしまして、次の要旨に移らせていただきます。

 要旨(3)コンビニにおける証明書等の発行でございます。

 現在、上伊那の広域で市町村が行っているわけです。先ほども市長答弁で、全国で58行っているということで、徐々に広がりつつあるというようなことでありますが、ただ、平成28年からマイナンバー制が施行されるということでございますが、これは、今例えば設備投資しましてやっても、この住基カードは引き続き使用できる、住基カードは今後10年間は使用できる、住基カードの中にチップを埋め込めば、このコンビニでの交付というのは十分対応できると言われております。

 住基カードは、なかなかこれは今普及が思うようにいかなくて、かなり各自治体でも色々な面で頭を悩ませているというか、そういう感じなんですけれども、マイナンバーに変わっても、これはシステムはそのまま利用できるということで、初期投資がなかなか非常に大きいものですから、実際に、ここに経費というのがあるんですけれども、新規構築標準システム?で、各自治体によって色々、様々、自分たちのこのベースになる電算のシステムによるんですけれども、新規でやる新規構築、これが最高値が1,378万、最低が187万、それから既存のシステムの改修、これが1,199万、一番安いので105万、証明発行のサーバーの構築改修、これが最高で3,680万、安いところで603万、それから証明書交付、センターへの接続、これが最高で高いところが646万、一番安いところで47万、平均すると216万ということで、この最低というのは私も確かではないんですけれども、やはり広域でやった場合の数字だと思うんです。かなり、ですから広域でやった場合は、非常に安価に済むというようなことだと思います。平均で2,750万ということで、小諸で何か見積もりをとって、去年か、おととしとった額はどのぐらいですか。



○議長(別府福雄議員) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(山浦恒雄君) 

 私ども、見積もり等をとってございますけれども、今、議員さんおっしゃるようにマイナンバーの経費の試算は事務的な段階で説明もございまして、総務省試算では平成26年から27年にかけて人口10万人までの団体は、住基、税、それぞれ概ね500万から1,500万ということで、既存のシステム改修費がかかるということでございます。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 最近のIT化で、庁内もIT化がどんどん進んでいる状況であります。2年ぐらい前に南牧村、住民票のところを外部委託したというようなことも聞いておりますが、そういう経費削減で、削減できるところはしていくというような方向で、特にIT化によって、この庁内の事務処理なんかも今後そのような方向に十分進むということで、この上伊那の連合というのはあるんですけれども、そこでやっているような方向に行くのか。そこは、ここの佐久の定住自立圏構想で佐久市がやって、そういった広域での事業というのはまた色々なってくると思うんですけれども、そこら辺の、今日のお話聞いて、広域でのまた提案をぜひしていただきたいと思うんですけれども、そこら辺はどうですか。



○議長(別府福雄議員) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(山浦恒雄君) 

 先ほどちょっと1点だけ、システム構築の関係で見積もりということでございますが、システム構築の関係では、私どもの見積もりでは4,300万、維持管理費770万ということでございますが、どちらにしても、今後精査していかなければいけないのかなと思ってございます。

 それから、ただいまの質問の上伊那も含めて佐久広域でどうかということでございますが、上伊那の広域連合では平成15年8月から広域自動交付サービスを開始し、基盤が整っているところでございますが、佐久広域につきましては、現在そのような広域でのコンビニ交付ということについて、検討をしているというようなことは聞いてございませんので、今後そんなことも含めて、私ども、広域へも場面があれば働きかけていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 ぜひそのような広域での事業の推進をよろしくお願い申し上げます。

 続きまして、障害者優先調達推進法であります。

 これは非常に今、障がい者の方の賃金から色々、その環境が悪いというか、厳しいというか、そういう関係でこの法律も、そういうところに対して手を差し伸べようというようなことで法律ができたと思うんですけれども、今ざっと市長から答弁をいただきましたけれども、市内の障がい者の産業上のそういう自主製品でやっているところの市の対応ということでありますが、青森では、障がい者を一定雇用している企業に対しても拡大解釈というんですか、市の考量で推進しているというような話も聞いておりますが、そこら辺の取り組みはどうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 後藤議員さんの青森市の例でございますけれども、障がい者を雇用する事業主へ、今までは国の特定求職者の助成金というのが終了した後、単独でやっているということをお聞きしておりますが、現在、当市ではそのような制度は現時点では検討をしておりません。しかし、今後、障がい者の雇用を図る課題としましては、関係する部課とも協議をしながら研究をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 障害者雇用促進法で、56人以上の企業は1.8%以上の障がい者の雇用義務づけがあると聞いております。それで、来年はさらにこれが2%、50人以上というような、また厳しい義務づけというんですか、そんなようになるようなことを聞いております。平成12年、県内でこの間、たまたま私もテレビを見て知ったんですけれども、県内の企業では大体平均すると雇用率1.83%上回っていると、企業が787社あると、企業のうちの60%がそのように障がい者を雇用している。1位がクリーニング業とか、あと娯楽業、2位が医療、福祉、それから3番目が不動産、物品販売というような資料が、ニュースがありました。小諸では、企業の実態はどうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 今の後藤議員さんの1.8%以上の占める企業の状況というご質問でございますけれども、ハローワークでちょっと確認をしてみたところ、佐久管内ということで対象の事業所が105社あるそうです。そのうち達成をしているのが67社ということで、先ほど後藤議員さんが言った概ね60%ということで、細かく計算しましたら63%ほどになるかなと、そんなようなことでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 先ほど部長から、今後そのような雇用をしている企業にもぜひ十分配慮していただいて、そのような支援の輪を広げていただきたいというようなことで、よろしくお願いします。

 それで、小諸市障がい者プラン、平成24年から平成33年度までの行動計画というのを見させていただきました。障がい者の雇用の状況というのは非常に、障がい者の方の就労の意欲というのは非常に、それは軽度から中度と色々あるんですけれども、その中で就労をしていない理由とすれば、障がいによりできる仕事が無い、また働きたいけれども働けない、そのような就労の困難さというのがあるということで、市の方向としまして、雇用の拡大を図るために公共職業安定所を中心に養護学校、社会福祉施設、就労支援施設とのネットワークづくりを行いますと。事業主に対しては、障がい者の社会的自立に大きな意義を持つ就労について、広報啓発を行うとともに各種助成制度の周知などを行って、障がい者の雇用を促進しますということで、現在の概略で結構ですので、市の対応というんですか、そこら辺はどうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 後藤議員さんの障がい者の雇用についてのご質問についてお答えをさせていただきます。

 先ほどの市長の中で、小諸市内におけるいわゆる障がい者の就労を行っている企業等が6社あるということで、その6の事業所と通常は連携をとりながら対応をしているわけですけれども、先ほど、そういう方が学校を卒業した後の雇用というようなご質問もあったわけですけれども、基本的には学校が個別に指導や相談をしながら進めております。

 その際、行政では障害者相談支援センターでの相談なども情報提供や、また市では企業センターで就労体験などを受け入れしております。参考でございますが、小諸には小諸養護学校がございまして、平成23年度の実績を調べてみましたら、卒業者35名いまして、うち一般就労が9名おりまして、あと残りの福祉的就労に就いた方は26名ということでございます。今、先ほど市内のほうで6の事業所がありまして、しののめ作業所、おむすび作業所、それから卯の花作業所、小諸みかげ、ワークポート野岸の丘、小諸企業センター等々がありまして、また必要に応じて、そういう事業所とも連携をとりながら、対応をさせていただいているということでございますので、よろしくご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 後藤邦夫議員。



◆11番(後藤邦夫議員) 

 そういった障がい者の施設の今後のまたさらなる市の支援をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で11番、後藤邦夫議員の質問を終わります。

 お諮りをいたします。

 この際、昼食のため暫時休憩したいと思います。再開時刻は午後1時30分としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(別府福雄議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、この際、昼食のため暫時休憩いたします。

 再開時刻は午後1時30分といたします。



△休憩 午後零時00分



△再開 午後1時30分



○議長(別府福雄議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△中村憲次議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、8番、中村憲次議員の質問を許します。

 8番、中村憲次議員。

     〔8番 中村憲次議員 登壇〕



◆8番(中村憲次議員) 

 議席番号8番、中村憲次でございます。

 議長のお許しを得ましたので、通告順に従いまして質問をさせていただきます。

 2012年も残り1か月を切りました。我々の生活にも直結いたします今回の選挙は、政界編成、また離合集散の不透明な選択肢を迫られる衆議院選の公示も済み、争点は原発問題、また消費税、TPP問題等があり、16日にはこれからの日本の行き先、また方向性が決まります。国政は、東北被災地の避難住宅での避難民、今年も年の瀬を迎える人たちを忘れずに、災害復興予算の19億円を一日も早く有効に被災地に向けるような取り組みをしてほしいと願うところでございます。

 さて、小諸市では、柳田市長の苦渋の選択により重点事業の方向性が決定され、市民報告会が11月6、7、9日の3日間行われたわけでございます。

 ごみ焼却施設につきましては7月24日、厚生病院との協定書の締結が11月16日と、重要案件は紆余曲折賛否両論がありましたけれども、時間をかけ、議論の結果、それぞれ方向性が決まり、構築に向け、今後は決まった方向に進みます。これからは、我々は小諸市の将来、また次世代にわたる50年、100年の計として、まちづくりに大きな責任を果たさなければなりません。それを踏まえて安全・安心の小諸市を目指し、市民益を第一に考え、市民から理解、納得いただけるように最善の方法を議論、検討していくことになります。市民が納得できるよう、行政には情報公開等説明責任をしっかり果たしていただきます。

 まず、行政の運営等それぞれの方向から質問をいたします。

 件名1、行政運営の今後の姿勢について。

 要旨(1)これまでの行政運営と今後の行政運営について。

 質問事項?どのような姿勢で臨むのかをお聞きいたします。

 要旨(2)今後の行政運営とまちづくりについて。

 質問事項?重要課題の市民報告会は市民に理解されたのか。

 質問事項?柳田プランとコンパクトシティの具体的な構想はどうか。

 質問事項?重点事業の中長期財政試算の事業見込みについてお聞きいたします。

 要旨(3)といたしまして、セーフコミュニティについて。

 質問事項?浅間山融雪型火山泥流のハザードエリアの対応をどう考えているか。

 要旨(4)行政各種審議委員会についてお尋ねいたします。

 質問事項?審議委員会委員の選任の在り方についてはどうか。委員会の総論という考え方としての質問をさせていただきます。

 以上で、壇上からの質問を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

     〔市長 柳田剛彦君 登壇〕



◎市長(柳田剛彦君) 

 中村議員のご質問に対してご答弁申し上げます。

 件名1、行政運営の今後の姿勢について。

 要旨(1)これまでの行政運営と今後の行政運営について。

 質問事項?どのような姿勢で臨むのか、これについてお答え申し上げます。

 本年4月の市長選挙により、市長という重責を担わせていただくようになりましてからの約8か月間の所感につきましては、昨日、柳沢乃ぶ子議員のご質問にお答えしたとおりでございます。

 議員からは、市政経営に臨む姿勢についてのご質問でございますが、私の政治姿勢、すなわち市政経営に向かう基本的な考え方は、6月定例会におきまして所信表明として申し上げましたとおりでございまして、私の中では特段これまでと今後という区別はございません。私といたしましては、対話と協調に重きを置きつつ、私の持てる力の限りを尽くし、強いリーダーシップと責任を持って引き続き市政経営にあたってまいる所存でございます。

 ただ、この間の重要事業についての私の決断をめぐりましては、様々な評価があり、多くの皆様からご賛同をいただいております一方、決断に至る経過等を含めてご批判があるのもまた事実でございます。私自身、反省すべき点もなしとは思っておりませんので、改めるべきは改め、市民益の最大化を目指して、より良いまちづくりに邁進してまいりたいと考えております。

 次に、要旨(2)今後の行政運営とまちづくりについて。

 質問事項?重要課題の市民報告会は市民に理解されたかについてお答え申し上げます。

 先月、11月6日から9日までの3日間に市内8地区で実施した市民報告会は、市の重要課題であるごみ焼却施設の建設は小諸市単独で建設することを、また小諸厚生総合病院の再構築は、病院の再構築場所を現市役所敷地南庭とすることを決定した、2つの市の重要な方針について、私がその決断に至った経過と今後の進め方について報告をさせていただいたものでございます。出席をいただいた市民の皆様には、概ねご理解をいただいたものと認識しておりますが、市民の皆様への丁寧な説明につきまして、引き続き心がけていく必要があると感じておるところでございます。

 次に、質問事項?柳田プランとコンパクトシティの具体的構想は、ということについてお答え申し上げます。

 2010年、平成22年でございますが、国政調査による小諸市の人口は4万3,997人で、この25年間でそれほど変化はありませんが、中心市街地の人口は1万6,827人から8,767人と大きく減少してしまいました。新幹線の開業とともに、さらに減少傾向に歯どめがかからない状況となっており、かつて商都小諸と栄華を誇った中心市街地のアーケード街は、郊外ショッピングセンター等に圧倒されてしまいました。今、この郊外化は、移動手段の乏しい高齢者にとっては深刻な問題となっております。地方自治体の借金総額は250兆円に上ると言われ、さらに人口減少による税収が期待できない中で、超高齢社会を支えるコストは大幅に増えてきております。さらに、人口が拡散することで生活道路や上下水道等のライフラインの維持管理費が増え、行政の経営を圧迫する要因になりかねないわけでございます。

 こうした状況を踏まえ、暮らしやすいまち、選ばれるまち、これを目指しまして、小諸市の中心市街地再生に向けた新たな行動を今すぐにでも起こさなければならないものと考えております。その意味でも、市庁舎敷地一帯での小諸厚生総合病院、図書館、コミュニティ施設の再構築の方向性が決まったことは、小諸市再生の起爆剤になるものと確信しておるところでございます。

 二次救急医療を担う小諸厚生総合病院や図書館が街なかにできることは、高齢者や子育て世代にとって、大変便利で安心できることではなかろうかと存じます。さらに、核家族化が進む中で、家族だけに介護を依存することが難しくなってきた今日、街なかに総合病院ができることは入院先を確保する上でも大変有意義なことだと思います。

 病院、図書館、コミュニティ施設を核とし、公共公益施設、駐車場など都市機能を半径1キロ圏内の中心市街地に集積したコンパクトシティの実現を目指すため、市民の皆様と一緒に低炭素まちづくり計画を策定し、将来に希望の持てるビジョンを作っていきたいと、このように考えております。

 低炭素まちづくり計画の方向性といたしましては、6つの柱を考えておりますが、これは都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく交付金を得ながら進めることを考えている次第でございます。計画の目標といたしましては、第1期計画で病院、市役所、図書館、コミュニティ施設、駐車場などの整備を行いたいと考えております。

 さらに、第2期整備計画の構想を6つの柱に基づきまして、これから市民の皆様と一緒に決めていきたいと考えております。

 第1に、中心市街地の魅力を再生することでございます。歩いて暮らせるまちづくりが重要な施策として注目されてきた今日、中心商店街はその最大の舞台となります。現在、整備を進めている相生町商店街の電線類地中化事業や今後予定している駅前広場周辺整備事業、大手門公園整備事業、脇本陣周辺整備事業、懐古園整備事業などにより、中心市街地の魅力を再生していきたいと考えておる次第でございます。

 第2は、公共交通の充実です。どんなに魅力的な中心市街地ができても、住んでいる場所から中心市街地へ行く交通手段が困難であれば、すべて徒労に終わってしまいます。問題は、自動車に過度に頼らない都市をいかに作り上げるかにかかっておると思います。現在、中心市街地をネットワークの中心として運営を行っているコミュニティバス等の充実をさらに図っていきたいと思います。

 第3は、街なか居住です。買い物や生活に便利で魅力的な商店街ができ、日常生活に必要な街の機能が集積されることで、この近くに住みたいという住民のために、住宅を供給できる仕組みを作っていきたいと考えております。

 第4は、教育文化情報の発信基地です。小諸市には、回遊性のある街全体が発散する文化の香りが感じられるエッセンスが、街の至るところにたくさん存在していると思います。教育・文化の発祥の地である図書館周辺を中心にし、それらの存在に光を当て、さらにセンスアップされた街を目指していきたいと、このように考えておるところでございます。

 第5は、個性を生かした景観整備です。街全体が外見的に美しく魅力を発散できるような、まちづくりでございます。城下町や北国街道を中心とした歴史的景観や、浅間山、千曲川の眺望を阻害しない都市づくりを行い、魅力的な風景を大切にしたいと考えております。

 最後に、地域コミュニティを重視したまちづくりでございます。これらの方針に対し、具体的な計画立案に市民が参加できる仕組みを作り、自分たちの将来を自分たちで決めることができるようなまちづくりを進めていきたいと、このように考えております。具体的には、平成25年度から都市計画懇話会等を行い、都市計画マスタープランに反映させ、さらにはこれらをまとめた考え方を総合計画の中に取り入れて、まちづくり構想を進めていきたいと思いますので、関係する皆様のご理解、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げる次第でございます。

 次に、質問事項?重点事業の中長期財政試算の事業見込みについてでございます。

 長期財政試算に計上している重点事業の主な事業費でございますが、新焼却施設等建設事業はリサイクル施設整備を含め31億6,900万円、新庁舎等整備事業は、新庁舎と駐車場の整備費に現市庁舎などの解体費用を含め48億円、新図書館整備事業は、コミュニティスペースを含む複合的施設整備として13億5,000万円、小諸厚生総合病院再構築に対する財政支援は30億円と想定しております。この金額は設計前の見込額でございますので、ご理解をいただきたいと思うわけでございます。

 次に、要旨(3)セーフコミュニティについて。

 質問事項?浅間山融雪型火山泥流のハザードエリアの対応をどう考えているかについてお答え申し上げます。

 昨年8月に示されました浅間山融雪型火山泥流のハザードエリアは、市内18の区に被害が及ぶ想定がされております。

 現時点での対応といたしましては、ハード対策としましては、国土交通省が現在、蛇堀川流域での砂防堰堤設置に向けて環境調査やボーリング調査などの各種調査を進めており、当市といたしましても、早期着工に向けて協力を行っているところであります。その他、土石流センサーや画像監視システム構築による泥流監視機能の充実や、瞬時警報システムなどによる情報伝達手段の構築など、融雪型火山泥流の監視体制整備の早期実現を要望している状況でございます。

 また、ソフト対策としまして、災害発生時の避難行動が迅速かつスムーズに実施できるよう、定期的な火山勉強会の開催、避難訓練や図上訓練の実施などに取り組んできております。過日は、特に大きな被害が予想されている加増区、荒堀区、南町区、東小諸区、与良区の5つの区の住民の方々にご参加をいただき、東中学校を会場に融雪型火山泥流発生に備える訓練を実施してきたところでございます。

 いずれにいたしましても、被害想定が発表されて以来、多くの住民の方から融雪型火山泥流に対する不安の声をちょうだいしております。引き続き、国・県とも連携しながら、ハード、ソフト両面にわたる各種対策が早期に実現し、地域住民の皆様方の安全で安心な暮らしが確保できるよう、対応してまいりたいと思います。

 次に、要旨(4)行政各種審議委員会について。

 質問事項?審議委員会委員の選任の在り方はどうかについてお答え申し上げます。

 審議委員会委員の選任にあたりましては、各審議会の設置目的、また任務等により適任者に委嘱しているところでございます。なお、小諸市自治基本条例第21条に基づき、公募による委員の参加、各種審議会等の目的に応じて男女比率や他の審議会等の重複を十分考慮し、多様な人材を登用するように心がけているところでございます。

 以上をもちまして、中村議員のご質問に対する答弁といたします。ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 8番、中村憲次議員、再質問はよろしいですか。

 8番、中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 市長には一通りご答弁をいただきまして、ありがとうございました。

 それでは、通告に従いまして件名1から順次質問をさせていただきたいと思います。

 まず、行政運営の今後の姿勢についてということで、要旨(1)これまでの行政運営と今後の姿勢について、行政運営をどのような姿勢で臨むかということでお聞きいたしましたけれども、市長、昨日も同僚議員の質問の中でもお答えでございますので、非常に今後の取り組みの固い決心につきまして、お示しいただいたと理解しております。本当に市長におきましては大変な8か月であったというようなお話でございましたけれども、特に市長は、前任者の行政運営に対しまして問題があるとして、今年4月に多くの民意を得て市長になられ、そして8か月頑張られてきたわけですけれども、今のご答弁にもありましたように、これから今後の行き先につきまして、しっかりしたご決心でやっていただく気持ちがよく分かりましたので、そのお気持ちをお聞きした中で順次質問をさせていただきたいと思います。

 要旨(2)といたしまして、今後の行政運営とまちづくりについてお聞きしたいと思います。

 重要課題の市民報告会につきまして、市民に理解されたのかということでございます。

 これは、今回、厚生連の示しました、いわゆる11月16日の協定書の締結に合わせてといいますか、わずかその1週間前に急遽11月6日から3日間、8か所での報告会が行われたわけでございますが、市長は一応この説明会で大方ご理解いただいたというご答弁でしたけれども、一般市民の参加がこの8会場で212名の出席、この212名は有権者の数からしますと約1%足らず。これでは市長、いかがでしょう。先ほどご理解いただいたというお話でしたけれども、広く市民に理解してもらうということの中で、少し少ないではないかなと私は思うわけでございますけれども、特に市長、公約にもありますように多くの市民の皆さんには、きちんとひとつ市民に耳を傾けるというような部分も公約にありますけれども、その中で、市民の考えを反映させ、本来であればもっと多くの皆さんに、市民の皆さんとの対話の中で報告をいただけるべきではないかなと私は思いますけれども、その辺のところ、市長、この報告会の一応参加いただきました212名の皆さんに対して、数字的に212名ということでしたけれども、どうでしょう。もう一度、そこら辺のところのお考えといいますか、報告会についてのご感想をひとつお願いしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 先ほど申し上げましたように報告会を開いて、ご出席いただいた市民の皆様には概ねご理解をいただいたものと認識しておると申し上げたわけでございます。

 それで、市内8か所の報告会をしたわけでございますが、そこに二百十数名という皆様においでいただきまして、多くは、発言なさった方は私の決断に対してのご批判だったかと思いますが、中にはこの決断に対して賛成したというご意見等もございました。それで、8会場ということが大体少ないのか多いのかということの判断でございますが、私は市内8会場というのは決して少ない数ではないと、このように思っております。また、そこへおいでいただいた数が218名ということが、やはりこれは多いか少ないかということになりますと、そこにおいでくださいました皆さんは本当に私なり、また市の側の説明をお聞きになりたいという方だったと思います。その他の皆様は、広報なりコミュニティテレビなり、その報告等でご理解いただいている方ではないかと、こんなふうに理解をしているところでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 市長は、概ね、ご理解していただいた方についてはご理解いただいたということですが、やはり市民全体としますと、私は、8か所でやりましたけれども、参加者が少なかったのではないかなと。また、特に今回、市民報告会という位置付けでやられたわけですけれども、やはり市民報告会ということで、本来であれば、手順からしますと、まず説明会、そしてその後、議論し、精査し、その中である程度決まったところの報告会という手順が本来ではないかなと私は思うわけでございますけれども、今回は非常に短い期間で、結果報告といいますか、説明イコールいわゆる結果報告、了解というような形にとられる方も、中にはご批判の声がございましたけれども、手順とすれば非常に無理があったのではないかなと私は、一応私も参加した中で皆さんのお声を聞く中ででは、そのように感じたところでございますが、いずれにいたしましても説明は、やはり市民との対話ということの中の市長の公約でございますので、ここの辺のところにつきましては、反省するべきところもあったのではないかなと思います。

 そして、次に、この報告会の総括ということになりますけれども、ここに説明会の報告書がございますので、私もつぶさにこの報告会のほうをずっと一応精査し、見させていただいたわけですけれども、この中で色々な皆さんのお声がございます。市長もこれにつきましてはお聞きになりましたので、ご案内だと思いますけれども、この中に色々なご意見がございまして、まず多くの市民から、この中では、市長が市民との公約の不履行というような部分のご意見がございます。そしてまた、この中に、特に重大な3点の公約不履行というようなことを厳しく指摘されているかと思いますけれども、まずその1点目が、昨日も同僚議員からの色々な質問がございましたけれども、市長自ら提案された、いわゆるごみ焼却施設の関係、これは提案され、議会で全員一致でもって賛成し、そのアンケート調査の中止をしたという点が1点。それから、2点目が、ごみ焼却施設についての佐久地域の一部事務組合への交渉の努力というものもなく、また議会への説明も非常にこの点の論が欠けたのではないかということで、単独建設を決定した点。それから、3点目につきましては、市民への説明が無いままに病院併設を決定してしまったというような点のご指摘。その部分の3つの点が主にございましたけれども、昨日も市長、同僚議員のご質問に答えているんですが、この辺のところをちょっと完結に、このようなご指摘につきましてのご感想をお願いしたいと思うんですが。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 昨日も申し上げましたように、候補者であるときと市長になってからというものが、全く情報の質が違っておったと、そういうことに尽きるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 昨日ご答弁の繰り返しになっていると思いますけれども、市長はそのような情報が、市長になられてからとなる前との、いわゆる情報の量が違ったというようなことをおっしゃったわけですけれども、ここで市長の過日の報告会でもございましたが、市長は苦渋の選択でやむを得ずといいますか、苦渋の選択でこの決定をしたという繰り返しの発言がございますけれども。市長、この苦渋の選択のということが、この要因、あるいはほかの重点事業を含めた中で、ご自分の望む内容ではなかったので非常に苦渋であったという意味なのか。私はある意味、これは、ご自分の考えている内容でなかったという意味だという、ある意味で解釈をされるということなんですが、そこら辺のところ、市長、どうでしょうか。この苦渋の選択ということにつきましては、簡潔にちょっとお答えいただきたいんですが。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 以前からも申し上げておりますように、特別委員会でも何度か申し上げておりますように、ここは教育と文化の発祥の地であったわけでございまして、それを大切に守りまして、ここには市役所の市庁舎と、それから図書館、それに付随する施設等をゆったりとした形で造りたいというのが私の願いであったわけです。それを併設という形に持っていくべきであるということに変えたということで、苦渋の選択であったと、このように申しておるわけでございますが、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 図書館、あるいはこの市庁舎周辺にゆったりとした教育・文化の施設をやりたかった、ということができなかったという部分での苦渋の選択というようなご答弁だったと思いますけれども、いずれにいたしましても、やはりこれは市長の、ある意味やむを得なかったということですけれども、言いわけだったのかなというような感じすらいたします。

 また、特に流れを変えるんだよと言って、市長は公約されておったわけですけれども、この流れが果たして変えられたのかどうなのか。特に市長の公約を信じて、流れを変えようとして投票した市民の皆さんは多くおいでになるわけですけれども、その信頼をある意味裏切った事実というようなことを考えた中で、この民主社会における選挙の意味を踏まえると、中には、このいわゆる報告会の中でも、市長自ら辞職するのが当然じゃないかな、そんな市民の声、この中でもって皆さんの声があります。多くの市民から、このような厳しい指摘があるわけですけれども、これまでの市長と市民との約束を守れなかったことに対する不信感というのがかなり多くあると思いますけれども、これをどのようにして取り戻していくおつもりなのか、現在の心境をちょっとお聞かせいただきたいと思いますが。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 先ほどから申し上げておりますように、市長になってから実態を知るにつけ、併設やむなし、こういうことが分かったということでございます。それを、そちらに私がかじを切ったということにつきまして、色々なご批判はあることは承知しております。ですから、先ほどもご答弁申し上げましたように、出席いただいた皆様には概ねご理解をいただいたものと考えておりますが、市民の皆様への丁寧な説明につきまして、引き続き心がけていく必要があると、このように思っておるということを、先ほどご答弁させていただいたわけでございます。どうぞご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 いずれにいたしましても、市民報告会に出席した以外の方のほうが多いわけですので、ひとつ市長は今おっしゃったように、この不信感につきましては、あらゆる場面、またそのときに色々な手段を講じまして、市民の皆さんには市長のお気持ちをしっかりと回復するように、信頼の回復に努力をいただきたいと、現在は非常にその辺の不信感が募っておると言う声を聞いておりますので、あらゆる場面で様々な、ひとつ色々な手段を講じながら回復をしていただけるような努力をしていただきたいと申し上げておきたいと思います。

 それから、いずれにいたしましても、私も先ほど壇上で申し上げましたけれども、これからは重点事業の方向づけがなされたわけでございます。小諸市民に対しては、将来に向け、重大な責任が市長はおありになるわけですし、しっかりと市長は責任を持ってご自分の強いお考えをひとつ出しながら、その構築に向けて市民益ということを基本に行政運営をお願いしたいと申し上げておきます。特に先ほど来、市長がおっしゃいます教育・文化、梅花教育の原点というお話を強調されているわけでございますので、どうかひとつ市長は、市民との約束は約束として、しっかり守っていただきたいということを申し上げておきます。

 次に、質問事項の2に移ります。

 柳田プランのコンパクトシティの具体的構想につきまして、るるご説明いただきましたが、柳田プランにつきましては、昨日来から同僚議員も聞いておりますけれども、現在柳田プランにつきましては、まだまだ一般市民についてはご理解いただけないし、認識していないわけですけれども、この柳田プランとコンパクトシティとの同時進行というような形になると思いますけれども、この柳田プランについては市長から昨日、この重点事業が一段落したところで進めていきたいというような答弁がございましたけれども、この辺のところは、いつ頃からこういうような部分について具体的に進められるおつもりですか。ちょっとお聞きしたいんですが。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 現在の大型事業が一段落した時点で始めたいと思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 といいますと、少なくとも市庁舎、病院が済んでからということになると思いますので、4年後からということでよろしいですか。もう一度。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 ある程度めどがついたら次には取りかかっていくという形で、途切れることなく進めていきたいと、このように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 私の若干勘違いもありますけれども、そこら辺のところで、ぜひ具体的な部分を早目に市民にはお知らせいただきたいと思いますが、特にこのコンパクトシティの案内がありましたけれども、コンパクトシティにつきましては、相当これから財政出動があると思いますので、その辺のところはどうでしょう。これからご検討されるということですけれども、かなりの財政出動が考えられますが、その辺はどうでしょう。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 昨日来、同様の質問が多々出ておりまして、ご返答申し上げたと、そういうことでご理解いただきたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 重複ということでございますので、その辺のところで理解していきたいと思います。

 質問事項?に移らせていただきます。

 重点事業の中長期財政試算の見込みにつきましては、先ほど説明いただきましたが、これは重複している部分がございますので、細かいことにつきましては、これは飛ばしたいと思いますが、やはりこの中長期の財政試算の見込みにつきまして、前回の市民報告会で、この財政試算の考えがあったわけですけれども、ある会場の中で、市民報告会で、大型事業の裏づけとなる財政試算の金額提示がなされていないが、いかがかというような痛烈な批判が出たわけですが、こういう説明会の、非常に大事な部分での報告会の中で、この数字のない説明があった会場がございました。行政は、答弁では、数字がひとり歩きするという懸念があるから明示できないんだという説明があったわけでございます。病院の再構築に係わる報告の段階で、予算に関する数字というのが市民に示されない状態の中での報告会、これがある会場でございましたけれども、この辺のところ、非常に市民の不信感というのがあったわけですけれども、そういう事実につきまして、そこら辺のところの報告会の状態というのはあったわけですがいかがでしょう。



○議長(別府福雄議員) 

 財政課長。



◎財政課長(大塚政弘君) 

 市民報告会の中で、そのようなご指摘があったということは聞いておりますし、今後、そのご意見については参考、生かしていきたいと思うわけでございますが、今回改めて事業費の状況について申し上げなかったのは、昨年公表いたしました中長期財政試算の事業費と、今回の変更に係わる事業費につきましては、確かに6億余の事業費のアップになるわけでございますけれども、具体的に基金を含めて一般財源、あるいは市債の額というのは、トータルで増えた額を考慮いたしましても、昨年ご説明を申し上げました中期財政試算による今後の財政状況の運営については、大きく変わらないと判断をしておりましたので、改めて細かく説明をしなかったと。現時点におけます事業費の見込みを含めても、小諸市の長期的な財政運営については、大きな支障が無いという判断について説明をした中でご理解をいただきたいと、そんな思いで来たところでございます。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 この会場には私もいたわけでございますけれども、やはり説明があった会場、なかった会場というようなことが無いように、私も3か所行きましたけれども、ほかの会場では説明がございました。しかし、説明のあった会場、なかった会場というようなことの無いように、今後は報告につきましても配慮をいただきたいと思います。

 そして、財政につきましては、昨日の同僚議員からの質問がございますので、重複しますから、あまり詳しいことにつきましては割愛いたしますけれども、今、大塚課長がおっしゃったように、将来に向けて、大きな将来の財政の健全性については、損なわれることはない、非常に少ないということですけれども、やはり将来といいますと、かなり先までになるわけですけれども、こうして市長、柳田プラン、また街の構築をするわけですけれども、相当、昨年、芹澤市長の示された財政試算の金額からしますと、相当その時期には膨れてくるのではないかということで、早目の財政の健全性を損なわないような、ひとつ財政経営を立てていただきまして、早目の市民に対する情報公開をお願いしたいと、そのようにお願いしておきます。

 次に、セーフコミュニティにつきまして述べさせていただきます。

 セーフコミュニティにつきましては、浅間山火山泥流のハザードエリアの対応につきまして、先ほどご答弁をいただきましたけれども、12月1日にセーフコミュニティの国際基準が認可され、本当に今、盛大にその認証式が行われ、今後の小諸市に安心・安全、セーフコミュニティの取り組みの世界から296団体の注目がされていると思います。297番目の小諸市でございますが、柳田市長におかれましては、このセーフコミュニティのいわゆる認証取得、ここまでの2年間は前任者がされてきたわけですけれども、柳田市長につきましては、これから真価を問われると思います。ハード面、ソフト面合わせまして、しっかり取り組んでいただきたいという思いがするわけでございます。

 また、過日12月2日には火山泥流の訓練が行われ、非常に参加者は真剣に取り組んでいたわけでございますけれども、そこで、このハザードエリアの対応という部分につきまして、このエリアに、一般市民とともに公共施設が2つあるわけなんですが、その保育園、福祉センター等の今後の対応につきましては、市長、どのようなお考えが現在おありになるのでしょうか。お願いしたいんですが。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 今のエリアの中にと言ったのは、保育園と企業センターのことかと思いますが、職員のほうで通常の子どもたちの安全・安心を含めた対応から、それからあと企業センターの職員等がいますので、それは総務課と相談をしながら対応をしていきたいと、そんなふうに考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 やはり想定は、災害はいつ来るか分かりませんし、特に中央保育園、歴史が古い保育園でございますけれども、かなり老朽化しております。先日も園長先生にお聞きしますと、クマが出たよというようなくらい、蛇堀川流域については非常に、上からおりてきたんでしょう、そんなこともお聞きしますし、子どもたちが危険にさらされるようなことのないように、早目のひとつ対応をお願いしたいと思っております。

 いずれにしても、市長、どうなんでしょう。この火山泥流のいわゆる被害想定の対応の基準につきましては、今日現在ではどんなような形で対応をされますか。



○議長(別府福雄議員) 

 総務部長。



◎総務部長(柏木信之君) 

 行政がその対応といいますか、ハード面での対策は国土交通省を中心に、私どもも3回ほど今まで陳情をしている中で、議員さんもご承知のとおり、過日、新聞報道もされましたけれども、今後3年間の間に250億円という巨額な税金を投入して砂防堰堤等を造っていくということで、ハード面の整備をしているわけですけれども、その設定条件はやはり27万立米の積雪0.5メートルということで対応をしておりますし、私ども行政としての地区説明会等々についても、その基準に基づいて避難対策等々をやっているということでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 分かりました。連絡協議会の色々な形があると思いますけれども、一応、国庫補助の関係では0.5メートル、27万立米という指導だというようなことで、先日も確認したわけですけれども、これにつきましては、また逐次、色々な形でもって対応が変わってくると思いますので、そこら辺につきましては、また質問をさせていただきたいと思います。

 次に、質問、最後になりますけれども、行政各審議委員会につきましてご質問させていただきたいと思います。

 これは、柳田市長の公約にあるように、新しく流れを変えたいという趣旨、それからまた行政改革の一環といたしましても、前例踏襲というようなことにこだわらずに、当然、時代の背景に沿って、色々この審議委員会、色々な形があるわけです。特に57の審議委員会が設置されておるわけですけれども、中には非常に重要な審議委員会があります。特に行政の政策方針等を決定されるような委員会もありますし、それぞれ諸団体、非常にそれぞれで対処、あるいは皆さんが積極的に参加をしていただいていると思いますけれども、この辺につきまして、委員さんにつきましては、市長の選任ということで委嘱されることは承知しておりますが、この審議委員会の選任、いわゆる基準等につきましては、各部課によってそれぞれ異なることも承知しておりますけれども、総論的に考えて現在、前例踏襲ということをこだわらずに色々な意味で検討課題としてお聞きいただきたいと思うんですけれども、各種団体につきまして、私がご提案するのは、まず1点、先ほども市長答弁にありましたが、重複という部分での選考についてはどうなのか、また任期の多選というような部分によって意見の硬直化、あるいはマンネリ化というようなこともあったりするかと思います。また、従来の公募方式についても、色々方法をお考えいただきたい。また、男女共同参画につきましても、女性の参加が少ない審議委員会もございますけれども、そこら辺のところも、もう一度ご検討をいただいて、また女性の登用を勧奨していただければというような考え方があるかと思います。私の提案につきましては、全体を含めた総論というようなことでご提案させていただいております。

 また、この姿勢です。今後の考え方の部分で、いかがでしょう。この審議委員会のあり方につきまして、第9次基本計画というような部分、また来年の3月には新しい審議委員さんも選任されてくると思いますけれども、そこら辺も含めまして、一度ご検討をいただきたいと思うんですが、提案ですけれども、いかがでしょう。



○議長(別府福雄議員) 

 総務部長。



◎総務部長(柏木信之君) 

 議員さん、お話になったことはもっともだと思いますので、検討はしてみたいと思っておりますが、ただ、各種審議会委員、私どもも委嘱を申し上げる場合に、やはり出身母体といいますか、団体選出等々がほとんどなわけでございまして、そういった場合にはやはり、その団体自体の思惑、考え方というのがございまして、第一義的にはその団体から推せんしていただく方をもって、私どもとしては各種審議会委員に委嘱を申し上げるということでございますので、当然、男女比等々についても、特にそうだと思うんですけれども、共同参画の観点から、やはり男女同じ比率でないとまずいということは、私どもとしても非常に問題意識を持っておりますし、それから、重複、あるいは公募委員の仕方等々についても、今後検討を進めていければいいなと思っておりますし、議員さんのご意見を伺いながら、その部分を含めて引き続き検討をさせていただければと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 中村憲次議員。



◆8番(中村憲次議員) 

 一応、考え方、総論として、そのような形で取り組んでいただきまして、問題意識を持って、各委員会、非常に大事な部分でございます。私も2つほど委員で所属しておりますけれども、そこら辺も含めて、より良い第9次基本計画、また4次の基本構想の充実というようなことを目指していっていただきたいと思います。

 以上で、私の質問終わりますけれども、市長には今後50年間にわたる大きな事業を今、一気に4年ほどで構築しようとしております。小諸の歴史に残るまちづくりの興廃を左右する重大な重点事業、この結果の出るのは20年、30年後になると思いますが、市長にはそのリーダーとして市民益を第一に、また責任を持って市民の声に耳を傾けて、民意に沿った行動、行政に取り組んでいただきたいことを申し上げますが、最後に市長のご所見をお伺いします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長、手短に。



◎市長(柳田剛彦君) 

 おっしゃるとおり間違いないと思いますので、やってまいります。よろしくお願いいたします。



◆8番(中村憲次議員) 

 以上で質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で8番、中村憲次議員の質問を終わります。

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△小林より子議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、19番、小林より子議員の質問を許します。

 19番、小林より子議員。

     〔19番 小林より子議員 登壇〕



◆19番(小林より子議員) 

 19番、小林より子でございます。

 通告順に従い質問いたします。

 件名1、市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。

 市長は、この4月の市長選において、不況と少子化が進む中、子どもに借金を負わせないよう支援の結集を図り、厳しい財政事情を見通して施策の優先順位に市民合意を図りながら、市民本意の行政を推進する。徹底した情報公開に努め、市民の皆様の声に耳を傾けて、議会との対話を旨に、人にも事業にも公平公正に臨むという政治姿勢をうたっております。そして、一番の争点となった厚生病院と庁舎の再構築問題は、市民合意で進めるために、現地再構築、幹線道路沿い、市庁舎と併設の3案について市民アンケートを行い、市民合意で進めると公約に掲げ、またごみ焼却施設建設については、市単独建設と佐久広域10市町村共同建設のメリット、デメリットを明らかにし、市民合意で進めることも公約し、激しい選挙戦を勝ち抜きました。

 しかし、公約は果たさず、2つの重点事業は市長の判断で決めてしまいました。市民からは、これでは以前と同じではないか、今までのやり方を変え、市民の意見を聞いて行うということではなかったのか、なぜアンケートを行わなかったのか、選挙戦を戦った意味が無い、何をやっても市民の意見は通らないなど行政不信の声が多く聞こえます。市民アンケートの結果がどうであれ、公約どおり行っていれば行政不信にはならなかったと思います。市長は選挙公約をどのように考えるのか、お尋ねいたします。

 件名2、介護・福祉の充実について。

 今年4月に介護保険が改定されました。

 要旨(1)改定された介護保険事業の進捗状況と課題についてお尋ねいたします。

 今回の改定は、団塊の世代が75歳になる2025年に要介護認定者数を現行ベースより3%程度減少させるという目標を掲げ、軽度者からの介護取り上げや負担増を強いる一方、コストのかかる施設、医療機関の利用抑制を強め、在宅強化を図る方針だと言われています。

 今回の改定の主な内容は、生活援助、すなわちヘルパーの時間区分を見直し、現在、30分以上60分未満が、改定後は20分以上45分未満と、45分以上になりました。その結果、時間が短縮され、利用者への影響も出てきております。改定では、自治体が行う介護予防事業、包括的支援事業、任意事業を支援する地域支援事業に新たに介護予防・日常生活支援総合事業が創設されました。以下、総合事業と略しますが、総合事業は市町村の判断で要支援1・2の人を介護給付から外し、市町村が行うサービスに移し替えることができます。

 質問事項?新たに創設された「総合事業」についてどのように取り組むのか、お尋ねいたします。

 質問事項?施設から在宅への介護が行われるようになり、サービス付き高齢者住宅もスタートしましたが、高齢者住宅の必要性をどのように考えるか、お尋ねいたします。

 質問事項?認知症への生活支援や医療との連携が必要です。認知症への対策をどのように行うか、お尋ねいたします。

 要旨(2)交通弱者への対応についてお尋ねいたします。

 交通弱者への対応として、デマンド交通の実施を求め、今年6月議会でも取り上げたところですが、答弁では、最寄りのバス停まで行けない高齢者交通弱者への支援対策として、対象者の実態を把握した上で、市内のタクシー会社の協力を得ながら、タクシー利用を助成するような仕組みを検討したいと答弁しております。

 質問事項?タクシー券補助の実施をどのように考えているか、お尋ねいたします。

 今後ますます高齢世帯が増え、かつ核家族化している中で、すみれ号の改善だけでは対応し切れない人が多くなるのではないでしょうか。誰もが利用しやすいのは、デマンド交通です。

 質問事項?デマンド方式についてどのように考えるか、お尋ねいたします。

 以上で、本席からの質問は終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

     〔市長 柳田剛彦君 登壇〕



◎市長(柳田剛彦君) 

 小林より子議員のご質問に対してお答え申し上げます。

 件名1、市長の政治姿勢について。

 要旨(1)選挙公約をどのように考えるかについてお答え申し上げます。

 選挙公約は、選挙の立候補者が当選後に実施すると有権者に約束する事柄であり、選挙における投票行動の判断材料となるものでありますことから、大変重要なものであると理解しております。

 しかしながら、私の場合で申し上げますと、実際に市長に就任するまで知り得なかった情報や、市長になってから理解することができた事柄などが数多くあったというのが現実でございます。また、市政を取り巻く状況は日々時々刻々と変化をしていると言っても過言ではございません。

 選挙公約は、確かに大変重要なものでございます。それをないがしろにしても良いなどという気持ちは毛頭持っておりません。そのことをお断りした上で、誤解を恐れずに申し上げますと、候補者であったときに掲げた選挙公約を金科玉条のごとく守ることが最良の選択なのではなく、様々な状況の変化を踏まえるとともに、政策としての実現可能性等を検討する中で、見直したほうが市民益につながると判断される場合には、勇気と責任を持って見直すべきであると、かように思っております。前宮城県知事で慶応義塾大学教授の浅野史郎氏も、マニフェストがあるために臨機応変の政策がとれないといった自縄自縛に陥るのは避けなければならない、このように述べておられます。

 先ほどの中村憲次議員のご質問に対する答弁の中でも申し上げましたが、この間の重要事業についての私の決断をめぐりましては様々な評価があり、多くの皆様からご賛同をいただいております一方、決断に至る過程等を含めましてご批判があるのもまた事実でございます。ご批判はご批判としてしっかり受け止めさせていただきますが、私としましては、その上で、この間の一連の決断が最終的には真の市民益につながったと市民の皆様に納得していただけるよう、全力を尽くしてこれからのまちづくりに取り組んでまいる所存でございます。そうすることが私に課せられた使命であり、責務であると、このように存じております。よろしくお願いいたします。

 次に、件名2、介護・福祉の充実について。

 要旨(1)介護保険、本年度改定された事業の進捗状況と課題について。

 質問事項?新たに創設された「総合事業」についてどのように取り組むかについてお答え申し上げます。

 平成12年から始まりました介護保険制度は、3年ごとに見直しを行っており、今年度は見直しの年であることから、小諸市においても、平成26年度までの3年間を計画期間とする第5期介護保険事業計画がスタートしたところでございます。ご質問の総合事業でありますが、平成23年度に成立しました介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律、これによりまして、本年度新たに創設されました地域支援事業の介護予防・日常生活支援総合事業であります。

 この事業は、介護保険の認定におきまして要支援と認定された方と、介護保険の認定はされないが、介護予防が必要とされる方に対して、介護保険の予防給付によらず、市町村の判断により、要支援者及び2次予防事業対象者に対して、介護予防や配食、見守り等の生活支援サービス等、すべてにおいて総合的に提供することができるというものでございます。

 小諸市では、第5期介護保険事業計画の中において、介護予防・日常生活支援総合事業等が新たに創設された事業でもあるため、現在、予防給付サービスを利用されている方の意向やサービスの受け皿となる民間事業者の動向、また他市町村の状況や事業効果を見ながら、実施に向け検討することとしております。

 なお、県内において介護予防・日常生活支援総合事業を実施している市町村は、県内の全市町村中1村のみの状況であり、引き続き事業効果等について検討を行っていく予定でありますので、よろしくご理解をお願い申し上げます。

 次に、質問事項?高齢者住宅の必要性をどのように考えているか、これにつきましてお答え申し上げます。

 小諸市の高齢化率は、10月1日現在で26.3%であり、4人に1人が65歳以上の高齢者でありまして、今後より一層高齢化率が高まっていくことや、さらに高齢者の独居世帯や高齢者のみの世帯が増加していくことが想定されます。小諸市では、高齢者が住みなれた地域で暮らし続けるために、在宅の要介護高齢者等で支援が必要な低所得世帯に対し、浴室等整備の補助を行う住宅整備事業や、ボランティアによる低所得の独居高齢者宅への住宅補修に対し、原材料費を補助する住宅補修事業等に取り組んでおります。また、介護保険でできる住宅改修や福祉用具貸与、購入といった支援の制度も活用していますが、なお、日常生活は自立しているが、環境上や経済的理由で居宅では生活困難な高齢者には、養護老人ホームへの入所措置についての相談を行っているところでございます。

 今後は、ライフスタイルが多様化する中、老後の生活の場となる高齢者住宅につきましては、軽費老人ホームや有料老人ホーム、またサービス付き高齢者専用住宅など多彩な住宅が整備されてくることと考えておりますが、高齢者が住みなれた地域で安心していつまでも長く生活ができるよう、利用者のニーズに合った対応ができるよう努めてまいりますので、よろしくご理解お願いいたします。

 次に、質問事項?認知症への対応をどのように行うのかについてご答弁申し上げます。

 まず、小諸市における認知症の実態でありますが、平成23年10月1日から平成24年6月30日の9か月間における介護認定判定者は959人であります。そのうち、認知の重度軽度の程度の差はありますが、64.1%に当たる615人の方が、認知症状が見られております。介護認定申請が上がってこない潜在的な部分がありますが、全体的に認知症の方は増加傾向にあると思われます。

 小諸市では、認知症になっても住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、関係機関と連携を図りながら様々な取り組みを展開しております。総合的な相談窓口としましては、地域包括支援センターを中心に対応をしておりますが、家族等から認知症相談を申請されたときには、看護師が医師とともに訪問するなどし、本人との面会を行いながら相談にあたるようにしております。また、地域で認知症についての理解を深めていただくため、認知症サポーター研修の開催や、年2回、専門講師による講演会及び施設職員の研修の場として、在宅サービス調整会議を毎月開催しているところであり、さらに地域による見守り体制としましては、民生児童委員さんによる、月に2回の乳酸菌飲料配達による独居高齢者への友愛訪問や、配食サービスの実施、また現在167の事業所に高齢者見守り事業所ということで登録いただきまして、地域での声かけ、行方不明高齢者の捜査協力等をしていただいておるところでございます。

 なお、今年度11月1日には、市内の新聞販売店と見守り協定を締結しましたが、この協定は、新聞受けなどに新聞等がたまり、異変などを感じた場合に通報等のご協力をいただくものでございます。

 今後さらに増えていくことが予想される認知症への対応については、可能な限りの資源を活用したり、何といっても地域での見守り体制や、要支援の仕組みづくりが必要であると考えておりますので、ご理解、ご協力、よろしくお願い申し上げます。

 次に、要旨(2)交通弱者への対応について。

 質問事項?タクシー券補助の実施をどのように考えているか、これについてお答え申し上げます。

 交通弱者への対応として、現在、小諸市では、小諸すみれ号の運行を行っておりますが、毎年時間やコース等の見直しを行ってはいるものの、高齢者が最寄りのバス停まで行けないなどの課題も依然として残っておるわけでございます。

 そこで、高齢者等交通弱者を支援するため、私の公約でもあるタクシー利用助成事業のようなものを現在検討しているところでございます。具体的な対象者の範囲、助成の内容、方法等を検討しまして、平成25年度中には実施できるようしたいと考えておりますので、よろしくご理解をお願い申し上げます。

 次に、質問事項?デマンド方式についてどのように考えるかについてお答え申し上げます。

 平成18年に、交通対策委員会において新交通システムを検討する中で、路線バス方式とデマンド方式を比較した結果、朝夕の通学通勤時間帯にはどうしても路線バスによる対応が必要である等、市内全域をデマンド方式で賄うことは困難であることから、費用対効果も考慮して現行の路線バス方式を選択し、平成19年10月から小諸市コミュニティバス小諸すみれ号の運行を始めた経過がございます。

 運行開始後3年間の実証運行を経て、平成23年度から本格運行に移行したところでございますが、利用者の利便性向上のため、毎年利用者アンケートを実施し、バスの増設や路線の見直し、バス停の新設等を行ってきており、東御市のとうみレッツ号や安曇野市のあづみんなどと比較しても利用者が多く、年間約10万人が乗車しておるところでございます。

 その一方で、最寄りのバス停まで遠い等の理由により小諸すみれ号を利用できない方もおり、そういった高齢者等の交通弱者を支援するための対策が必要であると考えてはおります。その場合の選択肢として、デマンド方式の導入が考えられますが、本格的なデマンド方式を導入するとなると、オペレーターの配置を含む通信システムの構築や車両を増やす必要なども想定され、市民の足として定着し、利用者の多い小諸すみれ号との常時共存は経費的にも困難であることが判明いたしました。

 このため、前の質問事項?でお答えしましたが、今後も小諸すみれ号の利便性の向上を図りつつ、補完する仕組みとしまして、最寄りのバス停まで行くことが困難な高齢者等交通弱者を支援するため、タクシー利用助成事業のようなものを現在検討しているところでございます。

 以上で小林議員のご質問に対するお答えを終了させていただきます。



○議長(別府福雄議員) 

 19番、小林より子議員、再質問はよろしいですか。

 19番、小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 それでは、順次再質問させていただきます。

 まずはじめに、選挙公約についてですけれども、市長から答弁をいただきまして、相当な苦悩というか、決断するまでに色々あったんだろうなとは思いますけれども、でも、市民への約束というのは非常に重いものだと思います。そのような、市長になって色々と情報が外から見ていたのと違うということもお聞きしましたが、もしそういうことであれば、市民にきちんと説明をしなければいけなかったと思います。

 議員に対しても、そうです。本当に私も市長を信じて、併設は問題がありということで、本当に決断をする数日前まで併設はやらないと言っておりました。それなのに、ふたを開けてみたらそうではありませんでした。そのようなことは政治不信につながります。

 そして、小諸市は住民自治基本条例がありますけれども、情報公開で、市民参加で、まちづくりをやっていくのだと言いますけれども、そのような条例があっても、市長のような判断をされると、もう本当にまちづくりは市民参加で、できるのかなということも感じてしまいます。

 その点、市長は公約を破ったことに対してまだ一度も市民には謝っていないと思いますが、ここでちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 私は、素知らぬ顔をして今までいたと言うつもりは全然ございません。十分に皆様には申しわけなかったということを何度も言われるたびに申しておったつもりでございます。

 また、市民への説明、議員さんへの説明等についても、私、ぎりぎりまで判断を延ばしていたというのは、私の優柔不断のせいかもしれませんが、それほど、間際まで何とかならんものかということで苦労しておったということで、何とかご理解をいただけたらありがたいと思うわけでございます。

 もっともっと説明しなさい、もっと謝りなさいということでしたら、いかようにもそれはお指図どおりにするつもりはございますが、それについても、私も何と申しますか、こうなった経過というのは、議員の皆様は確かに目の前で見ていてくださったと思います。何とかそのあたりでご理解いただいて、この辺でお許しいただけたらありがたいと、こんなふうに思うわけでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 市長のその公約から考えると、そのような判断に基づいて決断してしまうということは考えられないことです。そして、市長は、その答弁の中でも3案に対してアンケートをとってやるのが一番間違いない道である、それを前市長はやってこなかったということを述べています。そのように言っておきながら、このような結果を見ると、本当に前の市長と同じやり方、もっとそれよりも情報は私たちには伝わってきませんでした。そして、結局、市民の間から不満の声が出ているということは、市民不在のまま併設案になってしまったということです。それとあと、ごみ焼却施設の小諸市単独建設表明のときも、病院の併設の方針の表明も、市民の声を聞く機会は一度もなかったわけです。市民アンケートについても、時間が無いと中止してしまいまして、自らその機会を無くしてしまったということです。

 その一方では、国土交通大臣や元防衛大臣、県知事をわざわざ訪問して支援を仰ぎ、併設案推進の方針を決断しました。市民の声よりも政治家の声を優先した結果となりました。市民の意見をなぜ確かめなかったか、その要因となった、外から見ていたのと中に入って見たら違ったという、その一番の要因は何か、お聞きしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 先ほども申し上げましたように、ぎりぎりまで私は自分の気持ちを何とか、思いを通したいと、このように努力していたわけでございます。本当にその日の朝まで努力していたつもりでございます。そんな答弁でご納得いただけるかどうか分かりませんけれども、そういうことが実態だったということで、何とかご理解いただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 先ほどから、これから責任として市民の皆さんに分かってもらうように、説明をしていかなければならないと思っているとおっしゃいましたが、今のような、その要因となることもはっきりと言わない、それでなぜ市民の皆さんに説得できるのでしょうか。やはり、その辺をきちんとやっていただかないと、政治不信なんです。本当にすごいんです。色々と言われて。やはり、まちづくりをしていくのは信頼の下に、自分たちがこうやればこうなるんだという希望を持って参加できるものだと思うんです。ですけれども、その辺の基本ができていなければ、そのような気持ちにもなれませんので、その辺、市民の皆さんには今後どのように説明していくのか、お尋ねしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 8回の市民説明会をさせていただきまして、それでまだ、先ほど中村議員もおっしゃいましたように、それで、8回で終わりかよというようなご意見でございました。また折があるごとに、そのようなことを続けさせていただくということで、ご理解いただけるように努力したいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 市民不在のまま決断をしてしまいましたので、この事業が40年、50年先の小諸市の姿を決めてしまうものです。市民からは、財政負担の問題も心配しておりますので、その辺は市民負担が多くならないように、その点もしっかりと検討をしながら、市民の意見を聞きながら、これからのコンパクトシティに向けてやっていっていただきたいということをお願いします。もう一度答弁をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 お金は幾らでも使ってもいいとは決して思っておりません。今のところはまだ設計前の段階でございまして、概算の見積もりでございます。設計ができるに従いまして、ここを削って安くできないかとか、そういう検討をこれからしていくわけでございます。ですから、お金については本当にシビアに大切に使っていくつもりでございます。

 それから、市民参加でございますが、設計図のできるに従いまして、検討に参加していただくという形で考えておりますが、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 小諸市民の将来がかかっていますので、しっかりとお願いします。

 次に、介護・福祉の充実について再質問させていただきます。

 新たに創設された総合事業については、実施状況と事業効果を見ながら行っていくということですが、総合事業は施設や人員などについて、国による統一した基準はありません。ヘルパーの訪問による調理や洗濯など生活支援を、シルバー人材センターや民間業者の配食や見守りに置き換えていくことも可能だと言われています。ということは、専門職から離れてしまうということもありますので、この総合事業は改定時から、軽度者から介護サービスを取り上げるものだと強い批判がありました。まさにこのような、介護保険から外してやると、そういうことになると思います。

 それで、今後においては、ぜひサービスが後退しないように、また介護給付から外さないようにお願いしたいと思いますが、福祉部長、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 今、介護保険法に基づきます、いわゆる総合事業のことについてご質問がありましたが、先ほど市長が申しましたとおり、介護予防・日常生活支援総合事業という名前で、今、この事業に対する問題点、課題につきましては、小林より子議員さんがおっしゃるとおり、私どもも問題意識というのは同じ認識を持っております。

 よって、先ほど市長が申しましたが、この小諸市の参加関連の中では具体的にやる予定はなく、実施に向け検討をするという文章で、この計画の中にはうたっておりますので、これは恐らくほかの市町村もそういう意識を持っているのではないかなと思いまして、先ほど市長が言いましたとおり、県内でも1の村だけが実施しているという状況でありますので、他市町村の状況も見ながら、この次の3年間の中では、また検証をしてから、計画をどうするのかは検討をしてみたいと思っていますので、同じ認識でおりますので、よろしくご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 そのように、よろしくお願いいたします。

 あとヘルパーの時間区分が見直しされまして、今まで30分以上60分未満だったのが、改定後は20分以上45分未満に時間が短縮されまして、仕事がやり終わらないうちに帰ってしまうという状況が生まれておりまして、利用者さんはおひとり暮らしでもありますので、やり残した仕事はそのままで、とても心の負担にもなるとおっしゃっておりました。利用者の実態を把握してぜひ改善をお願いしたいと思いますが、いかがでしょう。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 介護報酬に伴う訪問介護の変更点について、問題点を今、小林議員さんからご指摘をされました。

 具体的に身体介護、生活援助などの時間区分のところなのですけれども、特に生活に大きく係わる調理、清掃などの生活援助について、今、ご指摘のありました時間区分ですけれども、30分以上60分未満というのが20分以上45分未満にということで、それから60分以上を45分以上ということに変更になりました。これは、介護保険法の改正によるものでございますが、市としましても、変更になるということが分かっている4月前には、ケアマネジャー等が利用者及び家族に変更について説明等をさせていただきながら、このサービスの調整等をしていただいてきたところでございますけれども、やはりそれも実際に入ってから、そのケアマネジャー等を通して聞く声によりますと、今、小林議員さんご指摘のとおり、何人かの方からはやはり時間が少なくなったという問題点が、確かに声が上がっております。

 これはあくまで介護保険の改正なもので、市独自でやるとかそういうものではございませんが、やはり現状というのを今後も、介護給付が適正に行われるように引き続きヘルパーやケアマネジャーから、あるいは認定時の調査のときにしっかり実態の把握に努めて、実態を把握し、次の計画にはやはりどうしていったらいいかということに活かしていければなと、そんなふうな思いでいます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 利用者さんからは、不満というか困っていることがありますので、そのようなことは聞いていただいて、縛りの中ではありますけれども、ちゃんとその要望に応えられるような対策をお願いしたいと思います。

 あと、インフルエンザの季節になったんですけれども、デイサービスなどに行くと感染してしまって、またそれが家族にも感染してしまうというようなことがあって、ぜひその辺は、施設でインフルエンザの注射ができるように市のほうでもちょっと呼びかけてもらえないかなというような要望もいただきました。施設によっては、そのようなことを行っているし、その施設で、利用者さんにはやらないけれども、職員は訪問してもらって注射をやっているというようなこともありますので、そんなところも検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 今、デイサービスや、いわゆる入居者の施設でのインフルエンザの予防接種のご質問でございますけれども、やはり老健とか特養とかの施設につきましては、嘱託医等がいますので、この施設のほうで嘱託医等に相談をしながら、この日程を決めて、そこで予防接種等をする機会というのが持てるかなと思います。

 それから、あと、ただデイサービスの場合は本人が在宅でいますので、これは今、市の広報でも出ていますけれども、65歳以上の方は1,000円でできますので、そこら辺を周知はしていますけれども、またさらに周知をさせていただきたいなと、そんなふうに思っていますので、よろしくご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 デイサービスを利用している方、なかなか家族が予防接種に連れていかれないような状況もありますので、施設でそういう呼びかけをしていただければ、ちゃんと問診票も書いてできるので、そんなこともお願いしたいと言っておりましたので、検討をお願いいたします。

 次に、サービス付き高齢者住宅ですけれども、色々な方法がやられている、なるべく地域で住み続けるために色々やってくださっているということです。利用者のニーズに合わせてやっているということですが、国のほうでは小規模養護老人ホームというような政策もあるんですけれども、小諸市では、この辺はどのようにお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 今、小林議員さんから養護老人ホームのことについてご質問かと思いますが、これは一般政策の中でやっていることでございまして、今、小諸市が養護老人ホームを利用させていただいているのが、軽井沢にある静山荘、それから旧望月町にあるさくら苑、それから旧臼田町にあります勝間園、その3つの施設へ小諸市の方、必要な方は入っております。

 あと、小諸市では、新たに養護老人ホームの建設とか、そういう予定は現在ございませんで、ただ、地域密着型老人福祉施設、小規模特養老人ホームというのは、この3か年計画の中でうたっておりまして、これは29床以下の小規模特養老人ホームというもので、平成26年度には開所をしたいということですので、25年度中には公募をできるように今準備をしているところでございますので、よろしくご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 どうぞよろしくお願いいたします。

 あとは認知症への対応ですけれども、地域で見守り体制もできつつあるということで、大分、認知症への対策は気を配ってやっていてくださるということも分かりますが、医師と看護婦がそのおうちに行って、色々とお話をしてくださるということも非常に心強いことだと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 それで、事あるごとに市民に認知症についての説明もしているということですけれども、早期発見、早期治療が症状を進ませないことにつながると言われています。また、家庭でのケアのあり方が症状の進行に直結する病気だとも言われていますので、そのようなお話を対象者でなくても、そういう予防のために、もし家族がそうなったときにすぐ、そうじゃないかなと思えるように集会があるごとに話をしていただきたいと思います。

 それとあと、認知症を介護している家族の皆さんの負担が非常に大きいということです。公益法人認知症と家族の会という団体が全国的、この長野県でもやったんですけれども、全国アンケートの中では、本当に介護している人は気が休まらないということです。それとまた経済的負担が大きいということが、なかなか改善されないということも報道されていました。また老々介護が増えつつある中で、不安なく介護ができるように精神的なケアの充実が必要だと思いますけれども、現在、特に認知症、家族の皆さんに行っているようなケアはあるんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 今、認知症の方に対するサポート、また直接係わっていない方についても、そういう理解を求める機会を設けるべきではないかという質問ですが、市では、認知症講演会というのを年に2回ほど開いておりまして、これは、特に係わっている民生児童委員さんの方なんかをはじめ、一般の方にも参加できるようにしております。今年は10月19日にコミュニティセンターで、小諸高原病院の小林美雪先生に講師をお願いしまして123名ほど集まりました。また、2回目は来年の2月か3月頃にやりたいなということで、一般の方にも理解をしていただく機会というのを市として持つべきだし、これからもそんなふうにしていきたいと思います。

 それから、もう一つのご指摘でございます、認知症をケアしている方、あるいは寝たきり老人をケアしている方の負担のことをとても心配されているということで、確かにおっしゃるとおりで、やはり実際にやってみた方の声というのは、まさに切実なことだろうということはご理解、同じ認識ではおります。

 それで、市では、介護者リフレッシュ事業というのを大体年6回ぐらい行っていまして、今年なんかの予定についても、介護者に声をかけていただいて、温泉施設で食事をしたり、また老健施設で音楽療法といって音楽を聞かせて、少しでもリフレッシュしてストレスを解消していただければ、いいなというような思いで計画をしております。

 それから、今年度の新たな試みとして、なかなか外へ出にくい男性の介護者を対象にしたリフレッシュ事業をちょっと今年初めて試みてみました。特に居酒屋を利用して、今年初めてやってみたんですけれども、そこに参加した保健師の声を聞いてみたら、やはり男性ならではの悩みというのが出ていまして、おむつ交換、生まれたときから子どもの世話まであまり経験のない男性が、やはり自分の親といえどもおむつ交換は大変、あるいは女性の下着を買いに行くのは大変だねというような声があり、その中でお互いに自分はこうしているよというような話があって、また、そういう声が出ていく中で、保健師のほうからアドバイスをして、例えば下着を買いに行く、介護用品を買いに行く場合に、今、私たちはこういう名札があるんですけれども、ちょうど議員さんがいい質問をしていただいたのでちょっとポケットから出しますが、介護者とこういう名札がありまして、これを首に下げて買い物に行くと、受ける側が、介護用品を買いに来たんだなということで抵抗なく対応してくれるということで、この名札については、介護事業者とか地域包括支援センター、それから高齢福祉課にも用意してありますので、また議員さん、地域の中でそういうご相談等があったら、ぜひ高齢福祉課へ行ってもらえばありますので、そんなご指導等をしていただければありがたいなと、そんなふうに思っておりますので、よろしくご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 色々きめ細かくやってくださっておりまして、ありがたいなと思います。

 これから、特にますます、先ほどの答弁でも六十何%の人が認知症ということで、今後ますます多くなると思いますので、対策をさらによろしくお願いしたいと思います。

 あと、交通弱者への対応ということで、タクシー券は平成25年度中には実施したいという答弁をいただきまして、ぜひこれはやっていただきたいと思います。具体的には、まだ決まっていないのかなと思いますが、どのような補助でやっていかれるのか、もし大体検討がされていましたら、お願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 これは1つ大きなのは、交通政策の一環ということで、生活環境課や、あるいは関連する課とも話し合いをまずさせていただきました。この後の質問にデマンドの質問がされるかと思いますが、それを補うという意味で、これは市長の思いがありまして、タクシーによる助成制度的なようなものをできないかということで、今これについては、対象者をどの範囲にするか、あるいは利用範囲、それから、例えば具体的に金額で幾らぐらいまで援助をしたらいいのかなとか、あるいは市内のタクシー業者等の協力も得なければいけないし、そんなことを今、市長と相談をしていまして、この25年度中には、市長の公約でもありますので実施したいということで、市長の思いが一番でありますので、そこら辺、ご指示を仰ぎながら決定をしていきたいと考えておりますので、よろしくご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 どうぞよろしくお願いいたします。なるべく負担のかからないくらいの補助をお願いしたいと思います。

 それと、あとデマンド方式についてですが、すみれ号については、停留所も増えておりました。苦情をいただいた方はどうなったかなと思ったら、停留所も増えていて良かったなと思いましたけれども、本当に改善に取り組んで、年間10万人が利用しているということは本当に評価したいと思います。

 しかし、本数も少なくて、行きは利用できるんだけれども、帰りは利用できない状況にあります。家族が介護施設に入所したり入院したりすると、頻繁に通わなければならなくなります。免許を返納した方などは、年金生活の中でタクシー代は、タクシーで帰りは帰ってくるということで本当に重くのしかかっております。今後ますますこのような人が多くなるのではないかと思います。高齢社会、核家族が進む中で利用しやすい交通政策を考えていく必要があると思います。

 やはり、その場合にはデマンド方式があれば、誰でも利用できると思います。今回は、停留所まで行けない弱者の方にタクシー券の補助を行うということで改善されます。当面はこのような方式で対応してくださるようになるとは思うんですけれども、超高齢化社会を迎えるにあたって、ぜひ今後においては、デマンド方式が必要になるのではないかと思います。

 全国でも、デマンド乗り合いタクシーを行っている自治体が増えております。地域を分けて、利用時間を決めて行っているところもあります。また、民活型のデマンド乗り合いタクシーを提案している方もおります。これは、基本的な仕組みは、タクシーの相乗りの活用です。交通不便地域の交通弱者に事前登録と事前予約を求め、デマンド交通と同じ方式でやっております。通常のタクシーの稼働率が低下する日中などの時間に限って、乗車地点が近い三、四名の交通弱者を次々と同乗させて、同乗者が割り勘で支払いができる相乗りタクシーを、タクシー会社が中心となって運行するものだというような提案もされております。交通弱者にとっては料金的なメリットが生まれ、タクシー会社にとっては稼働率アップになりまして、とてもいいのではないかと提案されていました。

 色々な方法があると思いますので、小諸方式を研究していただいて、先ほど市長の答弁でもありましたが、ゆくゆくはデマンド方式かなというような答弁だと私は受け止めましたが、ぜひ研究をしていっていただきたいと思います。

 朝夕の通学の生徒がいるのでデマンドはちょっとということでしたが、デマンド方式でそういうこともできないのかなと私は思うんですが、その辺の検討もお願いしたいと思います。

 それで、あと受信のオペレーターが必要になるということですが、タクシー会社のノウハウを使えば、それは心配なくできるということも言われておりますので、そんな研究もしていただければいいかなと思います。

 今後、小諸市はコンパクトシティを目指しています。やはり、すみれ号の改善というか、そのようなすみれ号を使って集客をという提案もあります。やはり中心市街地に行きやすくするためには、便利で利用しやすい交通政策が必要ということで、私はデマンドが最適かなと思います。すみれ号よりも経費はかかるかもしれませんけれども、中心市街地の活性化、それから定住政策、そのような政策があるなら、小諸市に住もうかなという人も増えるんじゃないかなと思います。

 それから、高齢者は、そういう便利な乗り物があれば色々活動ができますので、介護予防政策にもなると思うのです。そのような観点から捉えれば、経費は高くなるかもしれないけれども、総体的には有効な事業になるのではないかと思います。その点、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(山浦恒雄君) 

 小林より子議員さんの再質問にお答えします。

 以前から、より子議員さんからデマンドというようなご質問が出ているわけですが、先ほど申し上げたとおり、市長からも答弁申し上げたとおり、毎年、時刻表の改定、それから、より子議員さんからあったとおり、バス停の新設、それから時刻表の全戸配布等を行っております。そして、デマンド方式ということで、デマンドバス、デマンドタクシーというようなことで色々な方式があるわけですけれども、どちらにしても自宅付近まで来ていただくなり、予約をしていただくなり、相乗りでという形になります。市長の答弁にもございましたけれども、本格的なデマンドということになりますと、先ほど言うようにオペレーターの配置から始まりまして、通信システムの構築など相当な費用がかかると。すみれ号プラス相当程度の費用がかかるということでございます。今、保健福祉部長のほうからも、市長の公約で高齢者へのタクシーということも出ましたが、それについても、庁舎の関係者を含めてデマンドについても十分検討をする中で、今、検討しているところでございますので、その辺も含めてご理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆19番(小林より子議員) 

 私も、すみれ号とデマンド両方をやるのは大変かなと思います。ですから、もし今後、社会情勢の中でデマンドとなったときには、やはり切り替えるのかなと思っておりますが、また市民も交えて検討をお願いしたいと思います。大型事業が続く中で、福祉政策が削られることのないようにお願いをしまして、私の質問を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で19番、小林より子議員の質問を終わります。

 お諮りをいたします。

 この際、議事の都合により暫時休憩したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(別府福雄議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、この際、暫時休憩をいたします。

 再開時刻は午後3時45分といたします。



△休憩 午後3時32分



△再開 午後3時45分



○議長(別府福雄議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△柏木博美議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、13番、柏木博美議員の質問を許します。

 13番、柏木博美議員。

     〔13番 柏木博美議員 登壇〕



◆13番(柏木博美議員) 

 議席番号13番、柏木博美です。

 通告順に従い質問いたします。

 はじめに、件名1、子育て支援について。

 要旨(1)小諸市保育計画についてお聞きします。

 少子高齢化に伴い、小諸市でも子どもの数が減少しています。統計小諸によると、人口の自然動態では平成15年度から出生より死亡が多くなり、昨年は死亡495人に対し出生は335人で、小諸市の人口減につながっています。

 次世代を担う子どもたちの減少は大きな社会問題でもあります。小諸市の第4次基本構想の「みんなの笑顔が輝く、生きがいのまちづくり」では、次世代を担う子どもたちを安心して産み育てられる環境を整備し、子育てしやすいまちづくりを進めるとして、子どもセンターの整備や、子どもの医療費助成の対象を中学校3年生まで拡大、児童館、児童クラブの整備で放課後の子どもたちの居場所づくりなどを行ってきました。保育料についても一定減額されています。

 しかし、少子化の進行に伴い、公立保育所7園の中で入所児童数に大きな偏りがあることや、施設の老朽化、耐震対策などの課題もあり、保育園整備計画の策定をするとしていました。国の保育政策が目まぐるしく変化し、制度が具体的にならない中、昨年の小諸市の事業仕分けの結果を受け、就学前の児童の教育及び保育を取り巻く環境の変化を踏まえ、小諸市の保育計画について調査、審議を行うため、小諸市保育計画検討委員会が今年1月に設置され、私の3月議会の一般質問では、来年3月末までには保育計画を策定したいと答弁しています。

 質問事項?検討の進捗状況と今後の対応はどうか、お聞きします。

 次に、要旨(2)障がい児の支援施策についてお聞きします。

 今年度を初年度とする小諸市障がい者計画の第4次福祉行動計画が策定されています。子育て支援の中では、障がいのあるなしに係わらず、相互の理解を深め、心身の発達を促し、社会生活に必要な基礎能力を養うため、集団保育を進めるとして、すべての保育所で障害児保育が実施され、そのための保育士の加配もされています。小諸市においても障がい者数は増えており、昨年度末は平成18年度と比較して総数で8.3%増加しています。保育園でも障害児保育の対象者が増えていると聞いています。一人ひとり障がいは違い、その対応も違ってきます。

 質問事項?小諸市の現状はどうか、お聞きします。

 要旨(3)保育料の引き下げについてお聞きします。

 日本共産党議員団は以前から、収入の少ない子育て世帯への経済的支援として、保育料の引き下げについて要望してきました。現在、同時に2人以上在園していると、2人目は半額、3人目は無料となっていることから、特に第2子以降の軽減について、1人目が卒園してからも、その軽減策を継続してほしいことを要望してきました。市長は選挙公約でそのことを挙げております。

 質問事項?第2子以降の軽減についての検討はされたのか、お聞きします。

 次に件名2、学校教育について。

 要旨(1)梅花教育についてお聞きします。

 総合計画第4次基本構想でも、子どもたちの生きる力を育む学校教育の基本に、梅花教育が据えられています。用語解説では、厳しい風雪に耐えてこそ美しい梅の花が咲くものであることを、人づくりの基本に据えた教えと記されています。第8次基本計画では、特色ある小諸教育の向上を図るとして、梅花の香りプランの啓発推進がされていますが、市民の認知度は低いように思います。

 質問事項?梅花教育の定義をどう捉えているのか。

 質問事項?学校教育の中でどのように実践してくのか、お聞きします。

 要旨(2)携帯電話、パソコン等の使い方についてお聞きします。

 現代は情報社会であり、子どもたちの周りにも様々な情報があふれています。子どもたちは、携帯電話やパソコンなどを媒体として自由に情報に接することができますが、すべてが有益な情報ではありません。情報を正しく使いこなす能力が必要です。しかし、まだその力のない子どもたちは、ネット社会の中で犯罪に巻き込まれてしまう危険性があり、学校教育の中でも使い方だけではなく、その前提となるルールやモラルを学ぶ必要が出てきているのではないでしょうか。

 学習指導要領では、昨年から小学校、今年は中学校でメディアリテラシーの教育に力を入れるようになっています。小諸市は、セーフコミュニティの認証を受けました。その中には、子どもの安全対策委員会があり、学校や通学路の安全や不審者等について課題となっていますが、外から見える危険だけではなく、大人には見えにくいネット社会の中で、子どもたちが被害者にも加害者にもならないように対応することが必要ではないでしょうか。

 質問事項?学校での実態と課題はどうかお聞きします。

 以上で本席からの質問を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

     〔市長 柳田剛彦君 登壇〕



◎市長(柳田剛彦君) 

 柏木博美議員のご質問に対してお答え申し上げます。

 件名1、子育て支援について。

 要旨(1)小諸市保育計画について。

 質問事項?検討の進捗状況と今後の対応はどうかについてお答え申し上げます。

 小諸市保育計画につきましては、平成23年12月に、今後の小諸市における保育所運営方法や老朽化した保育園への対応、また今後、極端に園児数の減少が見込まれる保育園のあり方や統廃合などを検討するための小諸市保育計画検討委員会を組織しました。そして、本年3月まで計2回の検討委員会を開催してまいりました。そして、平成24年度に入り、市民への保育ニーズに対するアンケート調査を実施する予定まで計画をしていたところ、平成24年6月26日に子ども・子育て支援法及び総合こども園法に伴う関係法律の整備等に関する法律案と、就学前の子どもに関する教育・保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案が国会に提出され、6月26日に衆議院社会保障と税の一体改革に関する特別委員会及び衆議院本会議で可決されました。そして、この法案の成立を受けてしばらくの間、国の動向を見守ることとし、小諸市の保育計画検討委員会の開催を延期してきました。その後、これらの法律案は、参議院における審議を経て、8月10日に参議院社会保障と税の一体改革に関する特別委員会及び参議院本会議で可決され成立しました。そして、その後、8月22日に子ども・子育て関連3法が公布されまして、今まで紆余曲折を繰り返してきた子育て支援法の基本制度設計がようやく決定したわけでございます。

 この関連3法の制度設計の内容を受けて、今後の国のスケジュールの説明として、平成25年4月以降、国段階で子ども・子育て会議、以下国民会議とも言いますが、これを設置し、この会議において、子育てに関連した基本指針を定め、市町村はその指針に基づき調査の実施をすることとなります。さらに市町村は、地方版子ども・子育て会議の設置を行い、市町村はその会議の中で、幼児期の学校教育、保育、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進するための、三位一体の事業計画を樹立することになり、特にこの事業計画においては、法定計画として必ず策定しなければならないこととなっております。

 このように、今後は国の国民会議の動向も踏まえ、保育に特化した計画ではなく、子育て支援に関する総合的な計画を樹立する必要があり、小諸市保育計画検討委員会は解散する方向でおりますので、ご理解をお願いいたします。

 次に、要旨(2)障がい児の支援施策について。

 質問事項?小諸市の現状はどうかについてお答え申し上げます。

 現在、小諸市において障害者手帳を所持している18歳未満の障がい児の人数は、平成23年度段階で身体障害者手帳所持児が26人、療育手帳所持児が57人で、合計は83人でございます。

 そして、各種支援制度の主なものとしまして、手当及び給付関係では、特別児童扶養手当の給付、障害児手当の給付、介護慰労金の給付、補装具の給付、障害児年金の給付等を行っております。

 また、手当給付以外の支援においても、親の都合により障がい児を登録事業所等で預かる制度としての一時預かり事業や、ひまわり園で発達に遅れの心配がある児童の機能訓練を行うなどの支援を行っておるところでございます。

 さらに保育園においては、保育に欠ける児童で障がいを抱えた児童を、障がいの程度に関わらず、入所希望がある児童をすべて受け入れ、障害児保育を実施しております。そして、昨年度末の障害児保育人数でございますが、21人の園児を受け入れ、保育士の特別配置をできる限り行いながら、安全で安心な保育の実施をしておりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。

 次に、要旨(3)保育料の引き下げについて。

 質問事項?第2子以降の軽減についての検討はされたかについてお答え申し上げます。

 私の公約でもある保育料の第2子以降の軽減につきましては、第1子の年齢基準を6歳児から18歳児までとし、その第2子以降の子どもが保育園に通園した場合、その第2子の保育料を軽減できるよう、幾つかの方法を担当課において検討するよう指示をしております。そして、現在、平成25年4月1日からの実施に間に合うよう準備を進めているところでございます。また、実施に対応するための保育料算定システムの改修費等の補正も本議会において提案をさせていただいておりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。

 以上、私に対するご質問のお答えを終了いたします。



○議長(別府福雄議員) 

 教育長、答弁を求めます。

     〔教育長 柳沢惠二君 登壇〕



◎教育長(柳沢惠二君) 

 柏木博美議員の件名2、学校教育について。

 要旨(1)梅花教育について。

 質問事項?梅花教育の定義をどう捉えているのか。

 質問事項?学校教育の中でどのように実践してくのかについてお答えいたします。

 質問事項?梅花教育の定義をどう捉えているのか、質問事項?学校教育の中でどのように実践してくのかは関連がございますので、一括して答弁させていただきます。

 梅は、どんな厳しい冬の寒さにも耐えて、春に先駆けて咲く気品の高い花であり、また好文木と言って学問を愛する意味を表す花でございます。小諸の学問と梅は切っても切れない縁があり、学問の神様菅原道真公が天満宮として古くから小諸城内にまつられていましたし、小諸学校の前身である小諸藩校の明倫堂でも大変尊ばれていたと言われています。このようにして、梅花は小諸の学校精神を表す花となっております。昭和30年には梅花が小諸市の市章に採用され、まさに梅は小諸市の象徴でございます。

 この思想を基に、明治時代は小諸高等小学校で、後に信濃教育会長となった佐藤寅太郎校長、大正時代には元長野師範学校長の正木直太郎校長、昭和初期には、戦後に信濃教育会長となった松岡弘校長らが長期間にわたり教育の向上を図り、指導力の向上、教師の資質向上に努め、教師と生徒が一体となって、小諸教育と言われる県下でも優れた教育実践を重ねてきました。この教育の精神が戦後、梅花教育と呼ばれるようになり、市内小・中学校の現在の教育実践につながっているところでございます。

 かつて小諸教育とうたわれた輝かしい時代があったのは事実でありますが、今日の小諸教育の伝統というのは一体何を示しているのか、この辺の一番大切な点が不明確になっているところでございます。芦原中学校創立10周年に際し発刊された「梅花教育の歩み」の中の一節に、「もしも仮に小諸教育云々が過去の小諸教育の夢を誇っているのに過ぎないとしたならば、また口を開けば出てくる誇るべき小諸教育の伝統という言葉が、座り心地の良い座布団に過ぎないのであるとしたならば、私たちはまずこういう小諸教育を打ち破ってしまうことこそ第一に必要な仕事であると思います。調子の良い言葉にほろ酔った夢見心地からは、本当の教育は生まれてこようはずが無いからであります。」とあります。

 小諸教育を打ち立てたかつての先輩方の努力に倣い、指導力向上と人としての資質向上のために研鑽を重ね、児童・生徒と一体となって梅花の精神の基に教育の向上に努めること、この実践が梅花教育であると思います。

 今後のソフト面での実践の一例としては、教師の指導力向上、資質向上を図るために、各校が主体的に研修計画を立て、特色ある教育が実践できる事業を新たに設けたいと考えているところでございます。また、現在、市民課が国際交流を主目的に行っている中学生海外派遣事業を、語学学習も含めた事業として子ども教育課主体で行いたいと考えているところでございます。

 さらに施設面では、短期的な施設改修を進め、長期的には小学校の改築計画、通学区の再編などを図り、教育委員会として、学校の先生方及び児童・生徒が教育活動に専念できるよう、好ましい教育環境を作るべく支援を行ってまいりたいと考えております。

 次に、要旨(2)携帯電話、パソコン等の使用について。

 質問事項?学校での実態と課題はどうかについてお答えいたします。

 児童・生徒の携帯電話、パソコンの所有状況や利用実態につきましては、教育委員会として平成18年と平成22年にアンケートを実施しております。平成22年10月のアンケートでは、小学校4年生から中学3年生までの2,494名の児童・生徒を対象に行い、携帯電話を持っていますかとの設問では、小学生で自分専用が8.8%、家族共用を含めると16.9%の児童が所有しており、中学生で自分専用が36.1%、家族共用を含めると48.1%の生徒が所有しているという実態でありました。パソコンにつきましては、家族共有を含めると、児童が67.0%、生徒が56.4%となっております。平成18年度の結果31.5%と対比しますと、中学生で自分専用の携帯電話を所有している割合は4年間で4.6ポイント増加しております。

 ここ数年のスマートホンの普及拡大も拍車をかけて、全国的にはネットトラブルも数多く発生してきており、いじめや出会い系サイト、有料有害サイトなど、子どもが犯罪に巻き込まれる危険性が社会的に大きな問題となっております。学校への携帯電話の持ち込み禁止や使用禁止を行うことだけではなく、子どもたちがネット上のいじめの加害者、被害者にならないこと、インターネット上の違法・有害情報から守ることなど、情報モラル教育が大きな課題となっており、学校におきましては、定期的にネットの危険性や利用方法について講演会や指導を実施してきております。

 子どもにとって、これからの高度情報社会を生活していく上で欠かせないツールでもあることから、今後も必要な教育と啓発を教育委員会、学校、家庭が連携し、推進してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 13番、柏木博美議員、再質問はよろしいですか。

 13番、柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 それでは、再質問をお願いいたします。

 小諸市保育計画の中では、その検討委員会が解散ということになるんですけれども、解散後については、この計画については、保育園の色々なことをこれからもまだやっていかなければいけないかと思いますが、その辺については、今後のこともちょっとお聞きしたいと思いますけれども、今、子ども・子育ての新システムの関連法案が通りまして、早ければ再来年4月からは実施したいような形になっているかと思います。今まで、国のその以前の修正がされる前では、地方の児童福祉法の中での保育の責任義務というのを取り払いたいというのがありましたけれども、これが地方議会の300以上の議会から、やはり国の責任で福祉として行われてきた保育制度の根幹が大きく揺らぐということで、反対や懸念の意見書が上がってきた中で、これはやはり継続して残さなければだめだということで、市町村の保育実施義務という規定は残りました。しかし、それでもやはり直接契約にするだとか、保護者がパートタイムだと短時間の保育しか受けられないというような、そういった色々問題となっていたことについては、やはりそのまま、まだ残っているような状態があります。

 これから先、まだ国民会議、あるいは地方版の子育て会議というのを設置して、色々検討をしていくとなっているようですが、小諸市の保育園の現状を見ますと、やはり園舎がもう古い、今は多分、芦原保育園が一番古いのかなと思いますけれども、中央保育園もそうですし、建て替え等、それから園児の減少等も含めて、先ほども出ておりますように、もしかして統廃合ということも当然検討されているかと思います。

 今後、この会議については、この検討委員会が解散した後は、どういう形でこの小諸市の、まだ抱えている問題はちっとも解決していないわけですので、それを検討していくのかということをお聞きしますが、保健福祉部長。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 今、小諸市の保育計画について、前市長のもとで作りましたこの検討委員会につきましては、先ほど結論的には一たん解散するという方向なわけですけれども、その後、この間の状況とその後とつながってくると思うんですけれども、今、市長が説明しましたが、子育て支援を総合的に推進するために、法定計画として各市町村ごとに作らなければいけないというようなことと、それから小諸市における、今、柏木議員が指摘した課題がございます。

 小諸市では、今、子育て部門について、厚生課と教育委員会両方で係わって、今度は第9次基本計画の基になるシートも両方で作っています。教育次長とも話をしながら、やはり子育て支援策を小諸市も何か1本にできないかなということで、今、両方で話し合いをし、事務的にちょっと相談をしています。その過程では、市長の指示を仰ぎながら、市長の考えの下に子育て支援部門について、小諸市としてどうしていこうかというスタンスをどう作るかということを話し合いの下に、また国の方針と先ほど出ましたけれども、政権が変わるとまた、今まで幾つか変わってきた状況がどういう形で国・県・市ヘおりてくるか分からない状況もありますけれども、その中で、市として今挙げられた課題についてどう対応していくかということの中で検討をしながら、また名前が変わるのか、新しいそういう検討委員会という名前にするのか、市長の指示を仰ぎながら検討をしていきたいと、そんなふうに考えています。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 小諸市の保育の課題は、何か中途半端に棚上げになったような状況に今なっているかと思いますけれども、確かに国の制度がはっきりしてこないことには、やりづらい面も確かにあるとは思います。先ほど答弁の中で、ここの検討会議、3月まで2回行って、たしかニーズ調査を予定していたけれどもというような答弁だったかとは思いますが、このニーズ調査については、色々な計画を立てる上で、どんな保育ニーズがあるかということをきちんと捉えておくことは非常に大切だと思うんですが、このニーズ調査については、結局実施はされなかったということなんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 先ほども申し上げましたが、それについては実施はしませんでした。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 今後、このニーズ調査というのは行う予定はやはりないんでしょうか。それとも、これからの検討に参考にするために、例えばニーズ調査は行うとかということはいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 今後の小諸市としての計画なりを作っていく過程では、当然その前段として、そういうことは考えられるなと、そんなふうには認識しております。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 私は、このニーズ調査というのはやはり必要なものだと思いますので、小諸市の現状や、どんな保育計画にしていったらいいかということは必要かと思いますので、ぜひニーズ調査は行っていただきたいと思います。

 それと、あまりこの計画を立てるのに先へ行ってしまうことは、国もそれなりに出してくると思いますけれども、やはり今、保育園の園舎の色々な建物としての危険度みたいなことも全くないわけではありませんので、その辺もしっかりやっていただいて、この整備計画もきちんと立てていただくようにお願いしたいと思いますが、その辺はいかがですか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 今、柏木議員ご指摘のことを踏まえて、十分検討していきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 それでは、よろしくお願いいたします。

 次に、障がい児の支援施策についてですけれども、私も先日保育園で、障がい児の保育がどんなふうに行われているのか、ちょっと実態をお聞きしてきました。非常に大変だなと思います。色々なお子さんがいらっしゃいますし、障がいも本当に様々ですので、常に付いていなければいけないとか、それから非常に子どもさんの動きでけがをしないように、しなければいけないとかというようなこともありますので、非常に大変だなと思います。

 先ほどの答弁の中では、障害児保育については、要望があればどんな障がいがある子でも受け入れなければならないと、受け入れるとおっしゃっておりましたけれども、障がいも色々で、やはり、その子にとって本当にどうすることが一番いいのか、という視点に立っての受け入れなんだろうなとは思うんです。加配もついておりますし、それから障がいによっては、1人に対して1人が付いたりとかということもありますし、2人に対して1人付いたりとかと色々な形があるとおっしゃっていましたけれども、そうなってきても、やはり障がいもそれぞれによって対応の仕方も違ってくるわけで、専門的な知識もある程度必要ではないかと思いますけれども、そういったことについての職員の研修というようなことは今どんなふうに行われているんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 保育士は、そもそも保育の資格を取って、その任に当たっていますので、色々なそういうことを想定しながら研修をしていますし、市全体で、例えば保育所の委員会もあるわけですけれども、幼保の関係でも研修会を開いたり、また月に1回は園長会議を開いて、お互いの園の状況等を確認しながら研修をしているところでございます。

 ただ、今の受け入れの中で、特に小諸市の特徴といいますか、ほかもそうだと思うんですけれども、特に生まれたときから新生児訪問、4か月児健診、10か月児健診で、保健師が係わっておりますので、障がい児を受け入れる際には、その保健師のほうからアドバイス等をやはりしっかりと事前研修、事前に状況を把握した中で、受け入れる際に保育士も状況をしっかり把握して受け入れる。場合によっては、医師の診断書が必要な場合については診断書、指示書が必要な場合には指示書を受ける中で、担当の保育士、あるいは担当の保育士についても、やはりその保育士が席を離れなければいけないときも、そこには誰かしらは必ず付いているというような、人によってはそういう状況を作りながら、しっかりと見ていくと現場では対応をしておりますので、よろしくご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 障がい児の保育を受け持っておられる保育士さんというのは、ほとんどが臨時職員の方かなとお話を聞いていて思いましたけれども、この点については、やはり臨時の保育士さんが、そういった専門的知識を持って、あるいは非常に気を使って保育を受け持たなければならないとなっているんですけれども、こんな点についてはいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 子どもに接する気持ち、あるいは保育については、正職も臨時職も同じ気持ちでやっておりますし、また保育の中でも皆さん、同じ考え方の下で保育をしていますので、よろしくご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 私、それは非常に保育士さんの方たち、臨時職、正規職関係なく、子どもさんを見ていただいているとは思っています。

 ただ、やはり臨時職員の方というのは当然、正規職の方とは処遇は違うわけですよね。それで、臨時職員に対する評価といいますか、正職でしたら評価があって昇給したり、あるいは立場が少し上がったりというような、そういったことはあるかと思います。臨時職員に関しては、そんなふうなことはないのではないかと思うんですが、そういった臨時職員に対する評価というようなことについては、どうなんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 確かに人を採用する場合には、やはりある一定程度の環境、条件というのが、採用する側からしても事前に把握をするわけですが、現場の声からも確かに上司、あるいは厚生課へ、そういう話がありまして、担当する厚生課では総務課へ、そんな話があるよというような話をしながら、できるだけ労働条件が改善されるように、現場からも総務課へ声を上げて、総務課と相談をしていきたいと、そんなふうに思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 では、総務課、総務部長はいかがでしょうか。そんな話を伺っているかと思いますが。



○議長(別府福雄議員) 

 総務部長。



◎総務部長(柏木信之君) 

 臨時職員であろうと、正職員であろうと、先ほど担当部長からのお話がございましたとおり、仕事に対する熱い思いは同じですので、私ども処遇担当としても、ここ何年かかけて臨時職員の皆さんの処遇改善というものを図ってきております。給与体系の見直しもそうですし、今後、手当等も支給できるのかどうか、そこら辺の検討を今始めているところでございます。

 昨年、人事院からも、国もやはり各市町村と臨時職員の数が増えているという状況は同じだということで、異例に人事院からも恒常的業務をする臨時職員の待遇改善というような特別な指示も出ておりますので、そんなことも併せて、ほかの市町村等の状況も勘案しながら待遇改善を図っていければと考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 これは小諸市の保育士さんではないんですけれども、子どもや保護者にとって丁寧な保育をしようとすると、保育士に負担がかかってしまう。若い保育士さんたちが成長できるような処遇改善をしてほしいということを話していらっしゃって、本当に同じ仕事をして同じ思いで子どもたちを成長させたいなと思ってやっていらっしゃる保育士さんたちは非常に多いわけですよ。以前から保育園では、正規職員の3倍から4倍の臨時職員の方で保育園の運営というか、子どもさんを見ていらっしゃる状況がありまして、同じ仕事をするなら、やはり同じ処遇にしなければということで、私たちもずっと同じ処遇にすべきではないかということで議会でも大分取り上げてもきています。

 障害児保育は、特別な配慮も必要ですし、知識も得たりして非常に気を使ってやらなければいけない部分になるかなと思います。やはり適正な評価をしていただくこと、それから保育園に正職員をもっと増やしていただくこと、正職員の方も同じ仕事をしているのに、臨時職員の方とお給料で違ったり、休みで違ったりというのは非常にやはり心苦しいなと思うときもあるとおっしゃるんです。ですから、同じに一緒に職場で働いていて、同じような仕事をしているのであれば、やはりその辺はきちんと評価をして、先ほど総務部長が処遇改善をしてきているし、これからもとありましたけれども、本当に正規の職員としてきちんと対応していくように、この辺も検討していただきたいと思います。確かに人件費というのが一番、財政的な面では大きいですけれども、子どもたちの安全だとか成長を考えたときには、そういったことも必要じゃないかなと思います。市長、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 ただいま、総務部長からの答弁と同じ答弁になりますが、やはり国、それから近隣等の関係等も検討しまして、十分に考えていかなければいけないことであろうと、こんなふうに思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 ぜひ、働いている方が本当に気持ちよく生きがいをもって働けるような、そういった改善をぜひお願いしたいと思います。

 それともう一つ、ちょっと教育委員会にお聞きします。

 こういった保育園で、やはり障がい児として育ったお子さん、今度は小学校へ上がっていくわけですけれども、今、学校のほうでも特別支援学級ということで、文科省も力を入れているように思います。発達障害とか色々な形での障がいを持ったお子さんが増えてきているということで、今朝の信毎等の報道でもありますようにクラスに1人や2人はいるんじゃないかと。それから、そういったことへの対応が全くされていないところもかなりあったという記事も載っておりましたけれども、小諸市ではどんな感じか教えていただければと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 教育長。



◎教育長(柳沢惠二君) 

 市内の小・中学校の特別支援学級、かつての養護学級と言われる学級でございますが、市内8小・中学校で18クラス設けております。その中で、障がいを持つ子どもさん、これは認定されて特別支援学級に入っている子どもさんが80人います。今、議員ご指摘の多動性発達障害、ADHDと言われる子どもさんについては、こういった認定はされないで、普通の学級にいるという子どもが色々な問題を持っているのではないかなと思います。ADHDと言われましても、色々な症状を現す子どもたちで、例えば静かにしてほかの子どもさんたちの学習に影響のないという子どもさんもいますし、非常に多動で、誰かが付いていないと学習にならないというお子さんもいらっしゃいます。暴力的な行為をするという子どもさんもいらっしゃいます。

 そこで、県の基準による教員配置、それから加配ばかりでなく、小諸市ではこうした子どもさんたちに対応するために、特別支援を要する学級に14人の加配を市から単独で出しております。それから、不登校に係わる加配も出しておりますので、合わせて23人、柔軟的にそういった加配を活用するように学校へはお願いして付いておりますが、年々、発達障害と言われる子どもさんは増えてきておりますので、それぞれの対応に苦慮しているところでございます。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 小諸市は、市単独で加配を付けていただいているということで、それからやはり一人ひとりきちんと対応すれば、その子たちのまた成長にも合いますし、能力を伸ばすこともできるともお聞きしますので、この辺の、これもやはり人件費ということになってきて、加配の数を増やせば、それだけ小諸市としてもかかるわけですけれども、市長、教育には力を入れたいとおっしゃっておりましたので、ぜひご検討をよろしくお願いしたいと思います。

 それから、今度は保育料の引き下げについてですけれども、第2子以降の軽減について、今検討をしていただいているようですが、平成25年4月からで準備をしているということになると、具体的にどのくらいの引き下げなり、あるいは第2子以降については考えているのか、ある程度のことが分かりましたら、お願いしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(小出幸男君) 

 この保育料についての引き下げについてでございますけれども、先ほど市長から、4月1日からやりたいということで、そのためにはシステム改修をやっておかないとできませんので、それをもう今回の補正で上げさせていただいて、中身についてはもう少しちょっと、今、市長と詰めているところで、市長の公約の中でも、このことは必ずやると言っていますので、1つは、さっき柏木議員が言いました第1子を市長も18歳まで思い切って上げるということで、第2子以降をどのくらい減額をするかということを今、市長と担当部局で詰めておりますので、今日のところはそういうことでご理解をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 できれば、今、同時通園で行われているような減免で行っていただければいいとは思いますけれども、ぜひいい検討をお願いしたいと思います。

 それでは、学校教育について、梅花教育ということでお聞きしました。

 私も小諸で生まれて、高校まで小諸におりましたけれども、梅花教育ということについては、正直言って知りませんでして、自分の子どもが学校へ行くようになって、その歴史的なことだとか内容とかについても、何となくという形で学校の体育館の横に書かれている梅花のことなどを見て、困難に耐えてそれを乗り越えたときに人生を豊かに生きる力が付くというようなことかなというぐらいの、ちょっと私はそんな認識しかなかったんです。以前、私と同じ地区に教育長をされた矢嶋先生が住んでいらっしゃいまして、矢嶋先生からも梅花教育ということのお話を伺ったことはあります。その矢嶋先生が言うには、梅花教育というのは困難に向かう進取の気性で、耐える力が基本にあって、そこに積極性が加わって、さらに品性があることだとおっしゃっていて、それが梅花教育の根本だということをおっしゃっていて、確かにそうだなと私も思いました。

 学校では今、知育、徳育、体育と言われていて、そこに今では食育も加わっていますけれども、梅花教育というのはまさにこの徳育なんだろうと思いますが、この点で小諸市がずっとやってこられたんだなと思います。市長はこの間、梅花教育、小諸の教育ということで非常によくおっしゃっていますけれども、市長が言うその小諸教育、梅花教育というのは、どういうふうに考えておられるのか。歴史については、先ほど教育長からお聞きしましたので、どんなふうに市長は梅花教育を捉えているのか、お聞きしたいと思いますが。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 まさに議員が矢嶋先生からお聞きしたとおりのことでございまして、やはり耐えるということをまず第一に私は教わったような気がいたします。それで、耐えることによって、人間力といいますか、そのようなものが養われて、それが勉学とか、今で言えば部活ですか、けいことか、そういうことに向かっていけると。進取の気性といいますか、そんなようなことです。そんなことを考えておりました。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 私も、ここに品性が加わるんだと聞いたときに、やはり人間の心の教育ということで言えば、それがすごく基本なんだろうなということを思います。

 今回の、今、第9次基本計画の策定も検討されている中では、やはり教育の基本は梅花教育という、推進という施策になるかと思いますけれども、改めて再定義をするということも言われていまして、私もちょっと委員となっていた中でお聞きしたら、教育委員会の中で再定義のことについては話をするということでしたけれども、やはり市民を巻き込んで、梅花教育ということについて、教育委員会としてシンポジウムだとかフォーラムだとかをやって、そこで小諸市民が一体、梅花教育というのをどう考えているのか、どうあってほしいと思っているのかということも、聞く場があってもいいのではないかと思いますし、そういうことで市民により、その梅花教育なり、あるいはこの梅花の香りプランというのも出されている中では、市民に周知もできて、みんなでそれを考えていくことで小諸の教育ということに、今の小諸の教育になっていくのではないかなと思いますけれども、その点はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 教育長。



◎教育長(柳沢惠二君) 

 今は梅花教育というのが言葉だけになってしまっているところ、その実態はどこにあるかというと、そういった、単に誇れる教育実践がされなくなってきてしまっているという実態があるのと、それから児童・生徒の姿に、そういった梅花教育というものが現れてこないのではないかなと思います。荒れた中学生を見て、梅花教育が浸透しているとは決して言えない、そういうことを経てきて、今のような状態になっていると思います。市長の言われます梅花教育の復興というのは、まさに教員の指導力、資質向上を図って、児童生徒の姿にこういった、今言われました徳育の部分が現れてくるような、そういう教育実践を重ねていくことが、梅花教育の復興と言えるのではないかなと思います。

 梅花教育については、芦原中学校の学校目標、品性、知性、耐性、今言われたような言葉に現されていると思いますけれども、私は、それぞれの学校が自分たちでしっかりと教育の復興といいますか、それを考えて、それぞれの学校独自のプログラムで学習を進めていってくれれば、そういった姿でまた取り戻せるのではないかなと思います。

 それから、議員、先ほどの質問の中で、梅花の香りプランというものがどう浸透しているかということも心配されたんですが、小学校1年生に教育委員会から梅花の香りプランの項目を印刷したファイルをお配りしております。それから、各学校にはその大きなパネルを張って、毎日眺められるようにしております。それから、校長会等を通して、校長先生方に各学校で、梅花の香りプランというのは基本的な生活習慣をうたった条文なんですけれども、これが徹底されるようにお願いしております。基本的な生活習慣から見直していこうと、そういうことで呼びかけております。さらにこれが浸透していけるような工夫をまた教育委員会としてもしていきたいと思います。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 ぜひ市民全体で、そんなことを語れる場を設けていただきたいと思います。

 それで、学校の中でも資質向上というようなことで先生たちも含めてやっていかれるということですけれども、私自身が小諸で教育を受けて、梅花教育とは全然頭になかったし、知らなかったという、そこまで注意を払っていなかったのかどうかということもあるかと思いますけれども、でも、小諸で教育を受けた子どもたちが梅花教育ということを、あのことだと分かるような、そういう学校での指導というか教え方というのもまたあるのではないかと思いますので、その辺もぜひお願いしたいと思います。

 それでは、携帯電話、パソコン等の使い方についてですけれども、私たちが情報を入手するときにインターネットを利用して情報を入手するということが多くなってきています。私も今回のこの質問をするにあたって、大分インターネットから色々な情報を入手したりをしていますし、周りにはもういっぱいそういうものが出てきていますし、子どもたちを見ていても、いつもこうやってスマホで指を動かしていたり、携帯を使っていたりという状況がたくさんあります。

 こういったパソコンを使ったり、あるいはゲーム、今のゲーム機は本当にパソコンと同じような機能があって、そこからもネットで色々なことができるとお話も聞いたりしていますし、メールのやりとりで24時間、それにどうやって返すかというようなことも、今では友達の関係の中では非常に大きなものになったということもありますし、それから、今、大学の入試の申し込みだとか、あるいは就職の面接等の申し込みといった、そういったこともすべてネットを使ってやるというようなことまで出てきていますので、この先やはりそれを使えないということは、生きていく上で非常に不利になってくる時代だろうと思いますので、全く使うなという、禁止ということでは問題は解決をしないかと思います。自治体のホームページもやはりインターネットで見るようになっていて、自治体としても何かものを知らせたりするについても、インターネットというようなことも大分多くなってきているかと思います。

 警察の発表なんかを見ますと、インターネットを通じた犯罪の被害者は18歳未満が8割を占めて、さらにそれが低年齢化しているというふうになります。

 それともう一つは、やはり新聞等にも載っておりましたけれども、中学生が利用者のIDやパスワードを盗み取るフィッシングサイト、インターネット上に開設をして、そこから個人情報を得てやるということで、不正アクセス禁止法違反で書類送検をされているというような、承知していてやっているのか、知らないでやってしまったのか、そこら辺は分かりませんけれども、そういう加害者にも十分なっていく、しかも大きな事件に発展するようなことまで、できてしまうというのがネットの世界だろうと思います。

 そういった中では、先ほどの教育長の答弁でもありましたように、ネットによるいじめというのも非常に多くなっているかと思います。学校でのネットいじめが今社会問題にもなっていますし、そのネットいじめというのは今までのいじめとは違って、目の前にいじめている人がいないので、いじめた痛みというのも分からないしということと、それといじめられているほうは色々書かれますので、それが24時間常にあって逃げ場がなくなってしまうということで、やはり命に係わる事件にまで発展してしまう可能性も非常に多いし、そういう事件も実際に起きているということがありますので、これはやはりきちんとした情報モラル、そのことについては学校の中でもやっていかなければいけないことだと思います。

 先ほど言った、この梅花の香りプランの中にも、「考えよう、ゲームや携帯の使い方。」というのも入っておりますけれども、文科省ではこの情報モラルというのを、情報社会を生き抜き、健全に発展させていく上で、すべての国民が身につけておくべき考え方や態度と定義をしています。こういった相手のことをよく考えるとかということは、先ほどから、前に言いましたように梅花教育の心の徳育の部分でも十分やっていかれることだと思います。自分の情報や他人の情報を大切にするだとか、それから相手への影響を考えて行動するとか、個人情報を第三者に漏らさないとかという、こういった、いわゆる情報モラル教育というのが、子どもたちの安全教育としても非常に必要なことで、これは先ほどから言っている、いわゆる梅花教育ということの中でも十分やっていけて、小諸市の教育の中でやっていっていいことではないかなと思います。

 ですので、学校だけでは、やはりこの点、無理な場合も当然出てくるかと思いますので、関係機関の人を招いて、先生にもやはりここら辺をきちんと認識していただくことだとか、それから、地域でこういったことに詳しい方も当然いらっしゃるだろうと思いますので、そういった方のお力を借りて、父兄、保護者や子どもたち、あるいは教職員の先生方にも研修などで勉強していただくようなことも、当然やっていかなければいけないかと思いますけれども、この辺はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 教育長。



◎教育長(柳沢惠二君) 

 しばらく前に、幾つかインターネット、携帯電話を通じての事件が起きました。市内の小学校、中学校で情報モラルについての指導をしっかりとやった経緯がございます。改めてまたスマートホンというような、持ち運びのできる小さなパソコンが発達してきておりまして、学校教育というのはいつでも情報機器に関しては後追いの教育をしておりますので、先生方の研修を重ねまして、子どもたちより先にこういった情報を得て指導をしていけるような、先取りした工夫をしていきたいと思います。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 柏木博美議員。



◆13番(柏木博美議員) 

 なかなか情報教育というのも、安全の確認というのは非常に難しい分野ではあるかと思いますけれども、ぜひこの辺については力を入れていただきたいですし、最後に市長には、教育や子育て支援に力を入れるということで言っていますので、大型事業で財源がなくなったというようなことが無いようにぜひお願いしたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で柏木博美議員の質問を終わります。

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△会議時間の延長



○議長(別府福雄議員) 

 お諮りをいたします。

 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長したいと思います。これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(別府福雄議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決しました。

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△疇地稔議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、16番、疇地稔議員の質問を許します。

 16番、疇地稔議員。

     〔16番 疇地 稔議員 登壇〕



◆16番(疇地稔議員) 

 議席番号16番、疇地稔でございます。

 12月議会の一般質問を柳田市長並びに理事者の皆様に質問をいたします。

 件名1、小諸市の将来ビジョンについて。

 要旨(1)私達が住む小諸市のまちづくりについて。

 質問事項?小諸市が進めるコンパクトシティの考え方について。

 質問事項?まちづくりと医療のあり方についてどう考えているのか。

 質問事項?低炭素社会とは、どういうまちを想定しているのか。

 質問事項?今後のまちづくりの進め方についてどう考えているのか。

 質問事項?柳田プランの考え進め方について、お伺いをいたします。

 続きまして、件名2、小諸市内の道路整備について、お伺いをいたします。

 要旨(1)現状と課題について。

 質問事項?インターアクセス東西線の推進状況と今後について。

 質問事項?小諸インター周辺の整備についてビジョンはあるのか、お伺いをいたします。

 以上、壇上での質問を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

     〔市長 柳田剛彦君 登壇〕



◎市長(柳田剛彦君) 

 疇地議員のご質問に対しまして答弁を申し上げます。

 件名1、小諸市の将来ビジョンについて。

 要旨(1)私達が住む小諸のまちづくりについて。

 大変恐縮ですが、質問事項?から?まで関連いたしますので一括答弁させていただきますが、よろしくお願いいたします。

 まず質問事項?小諸市が進めるコンパクトシティの考え方について。

 質問事項?まちづくりと医療のあり方についてどう考えているか。

 質問事項?低炭素社会とは、どういうまちを想定しているか。

 質問事項?今後のまちづくりの進め方についてどう考えているか。

 質問事項?柳田プランの進め方について、これに対してお答えさせていただきます。

 まず2010年、平成22年でございますが、国勢調査による小諸市の人口は4万3,997人で、この25年間でそれほど変化はありませんが、中心市街地の人口は1万6,827人から8,767人と大きく減少してしまいました。新幹線の開業とともに、さらに減少傾向に歯どめがかからない状態となっており、かつて商都小諸と栄華を誇った中心市街地のアーケード街は、郊外ショッピングセンター等に圧倒されてしまいました。今、この郊外化は移動手段の乏しい高齢者にとっては深刻な問題となっているわけでございます。地方自治体の借金総額は250兆円に上ると言われ、さらに人口減少による税収が期待できない中で、超高齢社会を迎えるコストは大変大幅に増えてきているわけでございます。さらに人口が拡散することで、生活道路や上下水道等のライフラインの維持管理費用が増え、行政の経営を圧迫する要因になりかねないという状況になってきております。

 こうした状況を踏まえまして、暮らしやすいまち、選ばれるまちを目指し、小諸市の中心市街地再生に向けた新たな行動を今すぐにでも起こさなければならないと考えております。その意味でも、庁舎敷地一帯での小諸厚生病院、図書館、コミュニティ施設の再構築の方向性が決まったことは、小諸市再生の起爆剤になるものと確信しております。

 二次救急医療を担う小諸厚生総合病院や図書館が街なかにできることは、高齢者や子育て世代にとって、大変便利で安心できることではないかと、このように考えておる次第でございます。さらに核家族化が進む中で、家族だけに介護を依存することが難しくなってきた今日、街なかに総合病院ができることは、通院先を確保する上でも大変有意義なことだと思います。医療のあり方につきましては、二次救急医療や休日夜間における緊急時の診療など、市民の安全・安心につながる医療体制を地域の医療機関の連携により、さらに充実させていくことが重要であると考えております。

 現在も、地域の個人診療所と小諸厚生病院などの大きな病院との間では、総合病院の高度な検査機器を使った検査の依頼や、患者の症状に応じた総合病院と診療所との相互入院など、病診連携は良好に行われておりますが、今後さらに市民が安心できる医療体制を確立していくためには、厚生連との基本協定書にも盛り込まれております地域の医療機関と連携した開放型病床や、休日夜間に地域の診療所の医師に出向いてもらい、初期救急を地域全体で担う一次救急診療所の設置、病診連携、病病連携等の地域医療ネットワークの構築などについて、厚生病院、医師会、小諸市が中心となり前向きな検討を進めていく必要があると考えております。

 小諸市といたしましても、積極的に係わっていくとともに、引き続き医師確保対策として小諸市医師確保奨学金及び小諸市医師就業資金制度を実施してまいりたいと考えております。

 こうした医療のあり方を踏まえ、病院、図書館、コミュニティ施設を核とし、公共公益施設、駐車場など都市機能を半径1キロ圏内の中心市街地に集積したコンパクトシティの実現を目指すため、市民の皆様とも一緒に低炭素まちづくり計画を策定し、将来に希望の持てるビジョンを作っていきたいと考えております。

 低炭素まちづくり計画の方向性といたしましては、6つの柱を考えておりますが、これは都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく交付金を得ながら進めることを考えております。計画の目標といたしましては、第1期計画で、病院、市役所、図書館、コミュニティ施設、駐車場などの整備を行いたいと考えております。さらに、第2期整備計画の構想を6つの柱に基づきまして、これから市民の皆様と一緒に進めていきたいと考えております。

 先ほども申し上げたことでございますが、第1に、中心市街地の魅力を再生することであろうかと思います。歩いて暮らせるまちづくりが重要な施策として注目されてきた今日、中心商店街はその最大の舞台となります。現在整備を進めている相生町商店街の電線類地中化事業や今後予定している駅前広場周辺整備事業、大手門公園整備事業、脇本陣周辺整備事業、懐古園整備事業などにより中心市街地の魅力を再生していきたいと考えております。

 第2は、公共交通の充実です。どんなに魅力的な中心市街地ができても、住んでいる場所から中心市街地へ行く交通手段が困難であれば、すべて徒労に終わってしまいます。課題は、自動車に過度に頼らない都市をいかに創り上げるかにかかっていると思います。現在、中心市街地をネットワークの中心として運行を行っているコミュニティバス等の充実を図っていきたいと思います。

 第3は、街なか居住です。買い物や生活に便利で魅力的な商店街ができ、日常生活に必要な街の機能が集積されることで、その近くに住みたいという住民のために住宅を供給できる仕組みを作っていきたいと、このように考えております。

 第4は、文化情報の発信基地でございます。回遊性のある街全体が発散する文化のかおりが感じられるエッセンスが、街の至るところにたくさん存在しております。教育・文化の発祥の地である図書館周辺を中心にし、それらの存在に光を当て、さらにセンスアップされた街を目指していきたいと思うわけでございます。

 第5に、個性を生かした景観整備と思います。街全体が外見的に美しく、魅力を発揮できるようなまちづくりでございます。城下町や北国街道を中心とした歴史的景観や、浅間、千曲川の眺望を阻害しない都市づくりを行い、魅力的な風景を大切にしたいと考えております。

 最後に、地域コミュニティを重視したまちづくりでございます。

 これらの方針に対して、具体的な計画立案に市民が参画できる仕組みを作り、自分たちの将来を自分たちで決めることができるようなまちづくりを進めていきたいと考えております。具体的には、平成25年度から都市計画懇話会等を行い、都市計画マスタープランに反映をさせ、さらには、これらをまとめた考え方を総合計画の中に取り入れて、まちづくり構想を進めていきたいと思いますので、関係する皆様のご理解、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げる次第でございます。

 次に、件名2、小諸市内の道路整備について。

 要旨(1)現状と課題について。

 質問事項?インターアクセス東西線の推進状況と今後について。

 質問事項?小諸インター周辺の整備についてのビジョンはあるかについてお答え申し上げます。質問事項?、?は関連がありますので、一括して答弁させていただきますが、お願いいたします。

 小諸インターアクセス道路東西線は、第3次基本構想の外環状道路に位置付けられた道路で、芝生田区国道18号交差点を起点とし、終点はマンズワイン入り口とする延長2,280メートル、幅員9.75メートルの道路です。平成15年度に事業に着手しまして、平成21年10月にはインターアクセス道路からマンズワインまでの延長684メートルが完成し、一部供用開始を行いました。未着工区間の国道18号交差点からインターアクセス道路までの延長1,596メートルについては、約25%の未取得用地がありまして、残事業費は橋長81.5メートルの橋梁、用地買収費を含めて約10億8,000万円余となっております。

 今後は、未取得約25%の用地取得を進めまして、小諸市が進めている大型事業終了後に工事の着手をしたいと考えております。

 小諸インター周辺と東西線予定地周辺はほとんどが農用地であり、一部農地の荒廃化が進んでおります。小諸インター周辺では、諸、西原、滝原の3区で、小諸の新しい玄関としてふさわしい地区にするために平成13年から小諸インター周辺活性化推進機構を設立し、活動を行っており、これらの活動状況を踏まえ、小諸インター周辺整備については、今後検討したいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上でこの場での疇地議員の答弁といたします。



○議長(別府福雄議員) 

 16番、疇地稔議員、再質問はよろしいですか。

 16番、疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 それでは、市長より一通りご答弁をいただきましたので、再質問をさせていただきます。

 件名1、小諸市の将来ビジョンについて。

 要旨(1)私たちが住む小諸市のまちづくりについて。

 質問事項?小諸市が進めるコンパクトシティの考え方について、この中で再質問させていただくわけでございますけれども、最初に議長にお願いがございます。?から?、関連がございますので、重複するかと思いますが、質問させていただきたいと思いますが。



○議長(別府福雄議員) 

 はい、どうぞ。



◆16番(疇地稔議員) 

 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

 小諸市の将来ビジョン、私たちが住んでいる小諸市のまちづくりについて、それぞれ項目についてご答弁をいただきました。

 私は、この件名1について、振り返ってみますと、この4月に市長選を受けて、色々な経緯がございましたけれども、10月17日の厚生病院・市庁舎問題特別委員会で、市長から、私は市庁舎敷地一帯を教育・文化の発祥の地として残したいという個人的な思いはあるものの、4万4,000市民の先頭に立つ小諸市長としては、二次救急医療を担う小諸厚生総合病院を小諸の地から失わせまいという原点に立ち返り、市庁舎敷地一帯での小諸厚生総合病院の再構築を含めたコンパクトシティの考え方でまちづくりを進めることが、市民益につながる選択であるとの思いに至りました。そして、このたびの決断により、現在の市庁舎敷地一帯は、教育・文化の発祥の地にふさわしい図書館とコミュニティスペースを中心とした複合的な施設、行政の中心であり、防災の拠点となる市庁舎、そして住民の命を守り、安心・安全の拠点となる小諸厚生総合病院を配置することになりました。それを受けて、11月16日、柳田市長、盛岡理事長、そして立会人として別府議長、花岡市長、藤巻町長、茂木町長、小泉院長立ち会いのもとで協定書が調印されたわけでございます。

 本事業が進む中で、この間、柳田市長はイバラの道であったと、このように私は思います。また、これからも、このことに関して色々な動きがあり、しばらく続くと思いますけれども、過日行われました市民説明会である市民の方が、柳田市長は清水の舞台から飛びおりたいと思うだろうと、このような説明といいますか感想を、発言をされておりました。私も全くそのとおりだなと思っております。私たちは、市庁舎整備と小諸厚生総合病院の再構築を推進した議員として、必ず小諸市の歴史が証明されると、このように私どもは思っております。どうかそういうことも含めて、柳田市長におかれましては、本事業について確信を持って力強く進めていただくことを強く求めるわけでございますけれども、この辺について市長のご見解がもしいただければと思いますが、いかがですか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 大変お励ましをいただきまして、本当にありがとうございます。私も、思いは思いとしまして、やはり一番良かれと思う決断をしたということを今、自分自身信じております。そんなわけで、これから決して、これはもう進み始めておりますし、このことに対しては自信を持って進めていく、このようなつもりでおりますので、どうぞご協力のほうを皆様よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 そのように強い決意といいますか、意気でこの事業を進めていただきたいと、そのことが必ずや市民益につながっていくと、私どもはそのように思っておりますので、その辺の取り組みをぜひお願いをしたいと、冒頭にですけれども、お願いをしたいと思います。

 質問事項?小諸市が進めるコンパクトシティの考え方について、お伺いをいたします。

 コンパクトシティであるとか、また低炭素社会ということについて、難しい言葉というんでしょうか、なかなか私どもも、定義としては理解できるんですけれども、またイメージとしては、こういうことをおっしゃっているんだなということが理解できるわけですけれども、市民の側から見ると、コンパクトシティであるとか低炭素社会という、特に低炭素社会というのは割合になじみの薄い言葉ですし、最近出てきた、国土交通省あたりが盛んに地域のまちづくりという位置付けの中で言っている言葉ですので、なかなか市民の中には理解していただけない部分があるかと思うんですけれども、この辺のところをより細かく丁寧に親切に市民に説明をしていただく、また理解をしていただく必要があるんじゃないかと思うんですけれども、この辺のことについて、市長としてどんなふうにお考えなのか、お伺いしたいと思いますが。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 非常に、確かに議員おっしゃるとおり分かりづらい面があろうかと思います。これについては、事あるごとに色々な方法で周知していかなければならないなと思っております。

 ただ、いわゆる一言で言いますと、非常に各施設が1か所にまとまって使いやすくなるというようなことかと解釈しております。そんなことで、答弁となりましたかどうか、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 その辺のところも含めて広報等で、長い事業でございますので、その辺のところも親切丁寧に市民に理解をしていただくような説明をぜひお願いしたいと、このように思います。

 そういうことを踏まえて、このコンパクトシティのまちづくりについて何点か質問させていただければと思いますが、本年10月4日、国交省の出前講座の中で、日本再生戦略の新しい公共の考え方の中で、総合の特区の中で、地域の自立性、可能性を生かすための特例措置等を実施していく中で、例えばの話、PFIであるとか、また再生エネルギーの導入促進、また6次産業による農林漁業の活性化等について、細かく説明がございました。

 国交省の説明を受け、これから事業化に進んでいくわけでございますけれども、今回のこのコンパクトシティのまちづくりについては、国交省からの説明があったことがコアといいますか、1つの核となって、地域の実情に合わせた中で、そのまちづくりがこれから進んでいくかと、このように思います。

 また、昨日の同僚議員の質問にも、今事業の財源内訳についての質問等もございました。また、私の一般質問の中でも、何回か提案させていただきました住民参加型ミニ市場公募債、例のこもろ夢・未来債ですけれども、これから事業計画はなされていく中でございますけれども、市民参加という視点の中で、公募債、今回で四、五回目になろうかと思うんですけれども、そういうことも選択肢のひとつして考えてはどうかと思うんですけれども、ここのところは総務部長になるんでしょうか。お願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 総務部長。



◎総務部長(柏木信之君) 

 色々なご提案をいただきまして、ありがとうございました。

 PFIにつきましては、プライベート・ファイナンス・イニシアチブということで、公共サービスの提供に際して公共施設が必要な場合に、施設を建てる場合に、従来のように市が、公共が直接施設を整備するという方法ではなくて、その整備につきましては民間資金を利用して、民間に委ねて施設整備等と公共サービスの両方を行っていただくという方法でございまして、近年行われてきているわけでございますけれども、これにつきましても、かつてはちょっと、数年前になりますけれども、小諸市も実際このPFI業者に来ていただいて、プレゼンテーションを受けた経過がございます。その中で、一応PFIにつきましては、どういう理由があって導入するのかといいますと、官民が対等な立場で締結する事業計画によって、契約内容にいわゆる柔軟性を持たせて民間の能力を最大限に発揮、引き出すことで、経済的効果を生み出すと。あるいは、市場原理の導入によるコスト削減によって、経済的効果を引き出すというようなこと。それから、優先的な交渉権者を作るわけですけれども、その会社との交渉によって、よりニーズに合致した契約にすることで定性的な経済的効果を現すというような利点があるわけでございまして、一方、このPFIも導入してかなり年数がたっているわけでございますけれども、例えば、このPFI業者が倒産した事例も何か所か出てきているわけでございまして、そういった場合に、市としてリスクが回避できない場合があるというようなことも問題点として上がっておりますし、先ほど冒頭申し上げましたとおり、ちょっとプレゼンを受けたときに、私ども担当者としても、いいことは色々あるわけですけれども、やはり民間業者が間に入るということは、それだけ民間業者としても利潤を追及するわけですから、その部分はやはり儲けというものをどこから吸収するかということになると、例えばその建物を建てたときの材料を落とすとか、色々な目に見えない部分でマイナスの作用も出てくるというようなことで、今後も、PFI法も何か最近改正されているようですので、併せて検討は進めていきたいと思いますけれども、小諸市の場合にはちょっと合致しないのかなというふうには、今の時点では判断をさせていただいております。

 それから、ミニ公募債の関係ですけれども、これは疇地議員さんとしてのライフワークといいますか、前々からそんなご提案をいただいて、もう小諸市も何回か導入してきております。これは、一般財源が不足するからミニ公募債を導入するということもあるわけですけれども、先ほど議員さんのお話にもございましたとおり、やはり市民の皆さんにも、要するに地方債を買うことによって、その事業自体に参加していると、行政への参加の意識を高めるという面もございますので、その点についても、引き続きミニ公募債を発行できたらいいなとは考えております。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 住民参加型ミニ市場公募債は、できたらいいなという、そういう程度の感触ですか。

 それで、PFIですけれども、確かにこのPFIにつきましては、過去に色々なことがございました。特に病院建設の中で、PFIを活用したことによって病院そのものの事業が立ち行かなくなって、その事業そのものを整理するときに、色々な権利関係があって裁判沙汰になっているという事例も私は承知しております。

 それは数年前の話でありまして、今回、国土交通省から、日本再生戦略の位置付けの中で、PFIの活用も複合施設という、そういう位置付けがありますので、市庁舎単独であれば色々な部分が出てこようかと思うんですけれども、複合施設にPFIを活用するということは、PFIそのものも今、制度改正されて使いやすくなっていますし、特に今回の国土交通省の説明の中では、総合特区という位置付けの中で、できるだけ規制を省いた中で活用しやすいような、そういう制度といいますか、仕組みもできておりますので、新しい事業で取り組むとなると、今まで公官で言われたこのPFIの取り組みについては、自治体の事務量のボリュームが増えるから、できるだけ自治体はあまり活用したがらないという、そういう背景も過去にはあったようでございますけれども、先ほど申し上げましたように、総合特区という位置付けの中では活用しやすいという、そういう側面もございますので、そういうこともこれからの事業の中でぜひ検討をしていただければと、このように思います。

 それから、再生エネルギーの導入促進についてということで、これも日本再生戦略の中で、国土交通省の中で、まちづくりの中で位置付けられておりますけれども、特にこの再生可能エネルギーについては、市長も市長公約の中で表明されておりますし、今回、国土交通省の説明の中でも、再生可能エネルギーの導入についてということで盛られておりますので、この辺のところについては、市民生活部長から、考え方みたいなものでも結構ですけれども、ご説明いただければと思いますが。



○議長(別府福雄議員) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(山浦恒雄君) 

 疇地議員さんの再質問にお答えします。

 再生エネルギーの現状及び取り組みということだと思いますが、太陽光発電を始めとしまして、再生エネルギーに関しましては、地球温暖化対策、それからエネルギー対策の観点から、また昨年3月の福島第一原発事故を受けまして、エネルギー政策のあり方が問い直されている現在でございます。

 その積極的な利用が期待されておりますけれども、私ども、平成23年度末における再生可能エネルギーの普及状況でございますが、太陽光発電におきましては、個人住宅が839件、それから事業所におきましては8社、それから公共施設、全小・中学校を含む12施設となってございます。それから、風力発電につきましては、民間施設で1件設置されておりまして、汚泥再生処理センターにおきましては、メタン発酵ガスを利用したバイオマス発電等も行っているのが実情でございます。熱利用におきましては、太陽光発電に民間施設で1件設置してございまして、バイオマス熱利用につきましては、まきボイラー設備ということで、これも民間施設で1件利用されてございます。そのほかには、ご承知だと思いますが、市役所、小・中学校を含む公共施設にペレットストーブ合計33台を設置してございます。

 ご承知のとおり、日照時間が長いという太陽光発電に適した小諸市の地域特性を活かしまして、災害発生時の避難所等、防災拠点施設となり得る公共施設へ引き続き太陽光発電の設備を設置することは、市民の皆さんに対する再生可能エネルギーの啓発や環境教育にも効果があると考えておりますので、引き続き公共施設への設備導入、普及を図ってまいりたいと思っております。

 さらに、小水力発電につきまして、これまで疇地議員さんからご質問が出てございますけれども、深沢砂防ダムの活用につきましては、この12月14日に県の企業局と現地の調査を予定してございます。

 いずれにしましても、再生可能エネルギーにつきましては、国・県の動向を注視しながら情報収集、研究等を進めていきたいと思っていますので、よろしくご理解をお願いします。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 ご答弁ありがとうございました。

 私の聞きたかったことは、今回のこのコンパクトシティのまちづくりの中で、再生可能エネルギーをどういう形で導入していくのかという趣旨のもとでちょっとお聞きしたいのでございますけれども、ご丁寧なご答弁をいただきまして、ありがとうございました。

 それで、6次産業の中で地産地消の活動を行うために、直売施設であるとか処理加工施設等の施設整備について取り組むと、このように説明をされておりますけれども、このコンパクトシティのまちづくりの中で、農村の取り組みの中で、施設整備というのはどういうイメージとして取り組んでいこうとされているのか。



○議長(別府福雄議員) 

 経済部長。



◎経済部長(村上栄紀君) 

 それでは、お答え申し上げます。

 6次産業化の所管は農水省でございまして、農水省で考えておりますのは、前回、市長からご答弁申し上げましたように6次産業の認定を受ける農業者を増やすと。それと併せて、それぞれの地域の特性のある農産物、それから、それらを加工したものを販売できる拠点の整備をしていくというようなことでございます。

 私どもでは、これから色々関係する皆さんにお集まりいただいて、どういう拠点整備の方法がありなのか、またそこではどんなものをやったらいいのか、また加工をする場合にはどんなものがいいのか、そこら辺のところを検討を進めていきたいということでございまして、今回の今までコンパクトシティという半径1キロ以内の中心市街地という部分の中で、そこが当てはまっていくのかどうなのか、ここら辺のところについても、これから検討をしてまいりたいと思っています。よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 時間もないものですから、ちょっと先へ進みたいと思いますが、まちづくりと医療のあり方についてどう考えているのかということでございますけれども、このことについては、先ほど市長から答弁をいただきました。

 まちづくりと医療のあり方についてでございますけれども、過日、長野県の阿部知事から小諸市長に、小諸厚生総合病院は地域の重要な医療機関であり、二次救急医療も担っているので、存続できる方向で考えてほしいと。コンパクトシティの考え方は、県の地球温暖化対策やまちづくりの観点からも、CO2の少ないコンパクトなまちづくりというのは良い方向であると。病院の再構築を含むコンパクトシティについて、柳田市長が決断するのであれば県としても協力していきたいと、このような考え方も示されているわけでございます。

 こういうことも含めて、県として支援体制もこれから組まれていくわけでございますけれども、今後、市民、また医療機関、行政として、その辺の情報共有というんでしょうか、お互いに事業を進めていくにあたって、お互いに情報共有をしてまちづくりと医療のあり方について進めていただきたいということをぜひお願いしたいと、このように思います。これは要望でお願いをしたいと思います。

 また、低炭素社会とはどういう街を想定しているのか、この辺についても、先ほど市長から答弁をいただきました。ただ、繰り返しになりますけれども、低炭素社会という言葉がなかなか難しい言葉でございますので、この辺のところも事業を進めていく中で市民に分かりやすい説明をぜひお願いしたいと、これも要望でございます。

 それから、質問事項?今後のまちづくりの進め方についてどう考えているのか。

 これも先ほど、市長から答弁をいただきました。その中で、柳田プラン、低炭素まちづくり計画の目指すべき方向性ということで、10月16日ですか、資料をいただきました。その中で市長は、計画目標として、第1期計画では、病院、市役所、図書館、コミュニティ施設、駐車場などの整備を行いたいと、このように説明されているわけでございますけれども、1期計画の終了年度は当初説明していたとおりの年度で終了するということでよろしいわけでしょうか。いかがですか。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 ただいまの質問にお答えいたします。

 一応、これにつきましては、最大限努力をいたしまして、担当としては一生懸命進めるという今の答え、これから色々やっていく中身でどういうことがあるか分からないにしても、現時点では間に合うように一生懸命努力するということでよろしくお願いをしたいと思っております。

 それと、終了年度については、1期の工事があるんですけれども、終了してからでは遅いということで、市長は先ほど答弁で申し上げましたけれども、平成25年度から、その第2期については構想も含めて色々な皆さんのご意見をちょうだいしながら、構想についてはもう作り始めて動き出すということで、平成25年度からスタートをするという解釈でお願いをしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 常識的に考えれば、1期が終わらなければ2期の整備が進まないということもございますので、できるだけ1期については、色々な事業がボリュームが増えて、事業の内容もちょっと変わってきているという部分もありますので、最大限できるだけ期日を守っていただく中で、2期も含めて事業を進めていただきたいと、この辺も要望等になろうかと思いますけれども、この辺のところは、2期の整備計画の、これは柳田プランにもかかってくることかと思うんですけれども、先ほどの市長の説明の中では、マスタープランの見直しを来年度行うと、その中で、中心市街地一帯のグランドデザインを描き、柳田プラン、コンパクトシティの姿を提示していきたいと、このような話でございますけれども、この辺のところも事業そのものが大きな事業でございますので、なかなか予定どおりに行かないという部分はあろうかと思いますけれども、その中で、私、できるだけこの柳田プランというものを市民に周知をしていただくという必要性は、私は特にあると思うんです。

 この柳田プランについて、先ほど6項目について答弁をいただきました。この辺のところも文書を見れば理解はできるんですけれども、逆に市民から見れば、考え方は理解できるんだけれども、では、柳田プランについて、行程表であるとか、全体のグランドデザインなりが示されなければ、なかなか柳田プランという言葉だけが先に行って、その実態が見えなければ、今回の市長も清水の舞台から飛びおりるような決断をされた中で、その柳田プランがもう少し市民に分かるように見えてこないと、その辺のところも私はいかがなものかなという気がいたしますので、できるだけ早く、考え方は示されておりますので、この辺までということがもし今の市長の頭の中におありであれば、若干でも結構ですけれども、柳田プランについて、ちょっとお聞きしたいと思うんですが、いかがですか。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えいたします。

 議員ご指摘のとおり、おっしゃるとおりでございますので、なかなか初めて出てきた言葉、低炭素とか色々、これは地球温暖化対策なんですけれども、そういうことも含めまして、まずは分かりやすく、そして具体的にということがご指摘いただきましたので。まちづくりにつきましては、都市計画だけでできる問題ではございませんし、総合計画等でもございますので、都市計画、それはマスタープランの見直しに伴いまして、都市計画の基本計画を作るというのがマスタープランでございますから、それを基にして総合計画の中にしっかり入れていくということで、これは都市計画だけではできませんので、市全体を挙げてやっていかなければいけないと思っておりますので、私どもはその1つの材料として、総合計画に入れていかれればいいなと思っております。また庁内でしっかり相談をしたりしながら、なるべく分かりやすく具体的な中身で提案をしていきたい、また提案した後には意見をちょうだいしながら、作り上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 ちょっと時間もないものですから、前へ進めさせていただきたいと思います。

 過日、11月16日ですが、盛岡理事長、柳田市長、また立会人のもとで基本協定書が結ばれたわけでございますけれども、この10条の中に、このように書いてございます。「小諸厚生総合病院の移転新築を通して、浅間南麓地域の保健、医療、福祉の拠点となる中核施設づくりに取り組み、安全で安心なまちづくりと甲の目指すコンパクトシティの考え方によるまちづくりに寄与するものである。」と、このように述べられて、2項でございますけれども、「移転新築の対象となる現小諸厚生総合病院の施設は、まちづくりに利用することを基本に別途、甲乙協議するものである。」と、このように協定書では規定されておりますけれども、新しく厚生総合病院が市庁舎の敷地の中で再構築された場合の施設については、市民の方もできるだけ利用をすることについては、厚生病院側としても対応をしていきたいという話でございますけれども、それはそれで私は全くいいことだと思うんですけれども、このコンパクトシティ、まちづくりについて、小諸厚生総合病院の職員、今450人ぐらいいらっしゃるんですか、その方々が市庁舎周辺に来られるわけでございます。そういう方を中心にして、市民、また行政、また小諸厚生総合病院の職員を含めて、これからのまちづくりのあり方について、厚生病院の職員の方にもまちづくりのあり方についてぜひ意見の場に着いていただきたいと思うんですけれども、その辺のところは市長、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 大変いいご提案をいただいたと今思っております。まさにそのとおりでございまして、できるだけ色々な関係の方々から色々なご提案をちょうだいしたいと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 今、市長から答弁をいただきましたけれども、補足で何か総務部長、ございましたら。



○議長(別府福雄議員) 

 総務部長。



◎総務部長(柏木信之君) 

 当然、運営委員会の下部組織の中にも病院の意見というのは十分反映することができると思います。今、石本設計と設計協議ということで、最低月に1回ほど設計協議をしているんですけれども、そのうち2回に1回とかという感じで、厚生病院の職員にも来ていただいて、横の連絡といいますか、併設することによっての色々な問題点、あるいは利点、欠点等を見据えた中で、その問題解決のために常時そういう連絡体制を持っておりますので、建設にあたっても、また建設が終わった後も、今、議員さんがおっしゃるとおり、やはり十分な協議をする機会を設けていければと思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 ぜひその辺も、代表の職員だけではなくて、できれば厚生病院の職員の人たちのアンケートをとっていただいて、まちづくりについて厚生病院の職員としてどう係わっていったらいいのか、またどういう意見があるのか、考え方があるのか、この辺も厚生病院総体として考え方をまちづくりの中に反映していただく。その運営委員会というごく一部の限られた人だけではなくて、厚生病院総体、全員の方の意見も集約できるような、この辺の、だから運営委員会の中で集約していくからいいんでしょうけれども、そういうことも視点に置きながら、ぜひ運営委員会の中で運営をお願いしたいと思います。

 それから、4月の市長選を受けて8か月が過ぎたわけでございますけれども、市民の中でも無駄な8か月だったんじゃないかというご指摘をいただく方もございます。それはそれで市民の意見ですから、私はいいと思うんですけれども、逆にこの8か月があったればこそ、お互いに色々な意見がある中で、意見を戦わせた中で、一定の方向性が見出せたわけでございます。私は無駄な8か月であったとか、空白の8か月であったとか、色々な言い方をされる方がおりますけれども、私は意味のある8か月だったんじゃないかなと、個人的にはそのように思っております。その辺の空白と言われる8か月をこれからのまちづくりの中にどう活かしていくのか、このことが大事なことであって、その辺の取り組みをぜひお願いしたい。そのためにも情報の共有化というんですか、情報の交換をぜひしっかりお願いをしたいと、このように思います。

 その中で、冒頭でございますけれども、この事業については、私は何十年後かには歴史が必ず証明してくれると、このように私は思っております。そういう中にあって、議員という立場で、その歴史の責任を持っていく、その必要性もあるわけでございますので、これからのまちづくりについて、議員としてどんどん提案をしてすばらしいまちにしていきたいと、このように思っております。

 ちょっと時間も無くて申しわけないんですが、件名2、小諸市内の道路整備について。

 要旨(1)現状と課題について、先ほどインターアクセス東西線の状況についてご説明いただきました。

 ただ、何点かお聞きしたかったわけでございますけれども、この東西線については、期成同盟会が毎年1年に1回開催されて、建設事務所から来て事業説明等を受けているわけでございますけれども、なかなか進まないという状況の中で、進めることがいいのかどうなのか、それは色々な意見があるわけでございますけれども、この東西線につきましては、先ほど市長から説明がございましたけれども、事業計画は平成15年度からスタートをして、今日を迎えているということでございます。そういうことからすれば、年数も経っているわけです。全体の東西線という位置付けの中で、土地買収が約7割強、残っているのは先ほどの市長の答弁では25%残っているということでございますけれども、あとの75%はもう東西線ができるよということの中で、関係の人たちは市に土地を売却したわけですよ。それを約9年間そのままの塩漬けのような状態になっているわけでございます。これは、一部分は事業が完成して、マンズワインの周辺の人たちは利用されているわけでございますけれども、全体から見れば未着工の部分があるわけでございます。そういう中で、建設部長、関係区、地権者からこの東西線について、要望であるとか、それから土地を市に提供した人からの意見であるとか、また色々な東西線にまつわる意見等があろうかと思うんですけれども、その辺のところは建設部長のところまでは届いているでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えいたします。

 この道路につきましては、議員ご存じのとおり大変紆余曲折がございまして、なかなか、ここでは申し上げませんけれども、経過もございまして、大変長い時間がかかっているというのが現実でございます。また、色々とご協力をいただいている皆さんにも大変ご迷惑をおかけしているというのは私ども承知をしております。

 ただ、事業費が当初17億円というようなことで、大変長期的な計画でございましたし、当時、上信越自動車道が開通いたしまして、それに伴ったインター周辺の整備が伴って、色々な形でスタートをしたわけでございますけれども、状況が変わってまいりまして、今日に至っております。

 議員がおっしゃったことも私どもは承知しておりますので、これは同盟会もございますし、また地元の議員さん、色々な方が関係しておりますので、またちょっと同盟会を通じて、改めて皆さんのご意見は正式にちょうだいしたいと思っております。今日はこういう提案をいただきましたので、残りまだ10億円という残事業費もございますので、それらも含めて、改めてまたご意見をちょうだいしながら進め方について検討したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員。



◆16番(疇地稔議員) 

 確かに部長のおっしゃることは全くそのとおりだと思うんですが、ただ、逆に言えばその7割5分の土地を市に提供した残地が荒廃地になっているんですよね。そのままになっているわけですよ。それを9年間放置してそのままになっている、そのことも私は問題があるんじゃないかと。だから、あと10億かかるんだったらかかるで、基本計画の中に、先ほどの市長答弁では2期の整備計画が終わった段階でという話がございましたけれども、その辺のところも含めて、将来的に方向性だけでも示していただかないと。その周辺地域の人たちにしてみれば、これが果たして完成するのかどうなのか、ただ土地を買ってもらっただけで荒廃地になっているし、あと、だから名義は当然市のものになっているわけですが、その売った土地を、元の耕作者に耕作だけでもさせてもらえるのかどうなのか、そんなような話も出てくるわけですよ。その辺のことも含めて、ぜひ対応をお願いしたいと思います。

 それから、インター周辺の件でございますけれども、先ほど市長答弁では、あまりインター周辺の整備については、ビジョンはないようなお話でございますけれども、どこの自治体におきましても、その地域が発展していくのは、インター周辺、駅を中心にということが基本的だと思うんです。小諸市がインター周辺の整備が進まないということの原因はどの辺にあるのか、そんなことも一度振り返って見ていただければと思います。特に小諸インターは1日の交通量が約4,200台、出る車と入ってくる車がありますけれども、それだけの台数があるわけでございますけれども、そういうことも含めて、インター周辺の整備については、大型事業等がありますので、なかなか厳しいかと思いますけれども、この辺も総合計画の中にもし盛り込めれば、長期計画の中に組み入れていただければと、この辺は要望でございますけれども、この辺をお願いして私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で16番、疇地稔議員の質問を終わります。

 お諮りをいたします。

 この際、議事の都合により暫時休憩したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     〔「異議なし」の声あり〕



○議長(別府福雄議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、この際、暫時休憩をいたします。

 再開時刻は午後6時ちょうどといたします。



△休憩 午後5時48分



△再開 午後6時00分



○議長(別府福雄議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△神津眞美子議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、5番、神津眞美子議員の質問を許します。

 5番、神津眞美子議員。

     〔5番 神津眞美子議員 登壇〕



◆5番(神津眞美子議員) 

 議席番号5番、神津眞美子です。

 それでは、通告順に従い質問いたします。

 先月、11月16日、小諸市は、長野県厚生連と小諸厚生総合病院の基本協定書を関係者立ち会いの下に締結しました。これで、最重要課題であった厚生病院の再構築が市庁舎と併設と決まり、小諸市の今後30年、50年のまちづくりの核が決定いたしました。この結論に至るプロセスは、市民にとって納得のいくものであったでしょうか。

 4月に行われた市長選で、柳田市長は、併設案には問題がある、128億円という大型事業を同時に進めるのは問題だ、削れるものは削り、市民の負担を軽くしたい、そして何よりも市民の声に耳を傾ける、情報公開、対話協調、市民合意、公平公正を訴えて当選されました。しかし、公約に掲げた重要施策はともに方針転換となり、公約は守られませんでした。急遽、市民への説明会や報告会が開かれたものの、市民の理解は得られたのでしょうか。質問いたします。

 件名1、市長選に掲げた公約について。

 要旨(1)方針転換に至った重要施策の経緯と今後について。

 質問事項?事業費の全体像はどのように変わり、財政への影響はどうか。

 質問事項?市民への説明は充分と言えるか。

 質問事項?情報公開で透明化は図られているか。

 これを受けて、間もなくここ市庁舎敷地一帯で市民会館、図書館の解体工事が始まります。つい先日には、商工会議所の多目的会館建設の祈願祭も終わり、着工、建設となりますし、相生町では電線地中化に伴うアーケード撤去等々、工事が続いております。これから4年間にわたって平成28年秋ごろまで連続して工事が行われることとなりますが、全体の構想、シミュレーション及び市民への安全対策等々についてお尋ねいたします。

 また、公約の中で特に力を入れたいとおっしゃっていたその他の政策についてもお尋ねいたします。

 要旨(2)その他の政策の取り組みと今後について。

 質問事項?市民会館・図書館の構想と解体工事に伴う市民への配慮をどのように考えているか。

 質問事項?子育て支援・6次産業の進捗状況はどうか。

 現在、小諸市では、来年度から4年間にわたる市政の根幹となる第9次基本計画の策定が進められていますので、お尋ねいたします。

 件名2、第9次基本計画について。

 要旨(1)策定の経過と今後について。

 質問事項?これまでとの相違点はどのようなものか。

 質問事項?柳田プランは計画にどのように反映されるか。

 質問事項?サマーレビューを実施した成果はどのようなものか。

 質問事項?策定に向けて今後の取り組みはどのようになるか。

 以上で本席からの質問を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

     〔市長 柳田剛彦君 登壇〕



◎市長(柳田剛彦君) 

 神津議員のご質問に対してお答え申し上げます。

 まず、件名1、市長選に掲げた公約について。

 要旨(1)方針転換に至った重要施策の経緯と今後について。

 質問事項?事業費の全体像はどのように変わり、財政への影響はどうか、これについてお答え申し上げます。

 まず、方針転換をいたしました重要施策の概算事業費並びに財政への影響につきましては、10月19日の厚生病院・市庁舎問題特別委員会におきまして、説明をさせていただいたところでございます。

 まず、新焼却施設等建設事業ですが、事業が始まりました平成21年度から施設建設が終了する平成27年度までの総事業費を31億6,900万円と見込んでおります。この事業費には、ごみ焼却施設本体のほか、リサイクル施設の整備、また既に終了しております生活環境影響調査や用地取得費なども含んでおります。昨年8月に行いました長期財政試算との事業費の比較では、単独処理と広域処理との検討段階における事業費の精査により、6億8,200万円の圧縮が図られたものでございます。

 次に、新庁舎等整備事業でございますが、新庁舎と駐車場の整備、現市庁舎、市民会館、立体駐車場などの解体費用などを含め、事業費の総額は48億円と見込んでおります。昨年度の試算との比較では、立体駐車場を単体で整備する計画でありましたものを、市庁舎の下層部分に2層で建設することにしたことなどにより、6億円の増額となりました。

 新図書館とコミュニティスペースの整備につきましては、教育と文化の拠点としてふさわしい総合的な施設とするため、面積を拡充し、事業費を13億5,000万円と見込んでおります。整備の方法が定まっておらず、仮置きで6億円としておりました昨年度の試算と比較して7億5,000万円の増額となりました。

 これらの事業費に第2期都市再生整備計画事業と小諸厚生総合病院再構築に対する30億円の財政支援を加えた重点事業の総額は134億8,900万円となり、昨年度の試算額の128億5,100万円と比較しますと、総額で6億3,800万円の増となる試算でございます。

 昨年度の長期財政試算では、財政運営の見通しを中長期的に見て財政の健全性が大きく損なわれることはないとしておりましたが、今回の方針による財政への影響につきましても、少なくとも現時点では昨年度の財政試算による見通しが大きく変わることはないと判断しております。

 なお、これらの事業費はすべて不確定な要素が多分にある中での試算の額でございますので、今後事業を進めていく中で、当然増減があるものとご理解していただきたいと思います。

 また、今後の事業の具体的な計画、実施段階におきましても、そのときどきの財政状況や国の政策などを的確に判断し、事業内容や手法について十分に検討しながら、事業の推進と健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。

 次に、質問事項?市民への説明は充分と言えるか、これについてお答え申し上げます。

 市の重要課題であるごみ焼却施設の建設については、小諸市単独で建設すること、また小諸厚生総合病院の再構築については、病院の再構築場所を現市役所敷地南庭とすることを決定した、この2つの市の重要な方針をそれぞれ広報こもろ臨時版や市ホームページに掲載し、また先月には市内8か所において報告会を開催させていただきました。

 この方針については、報告会に出席をいただいた市民の皆様には概ねご理解をいただいたものと認識しておりますが、出席をいただいた方の人数や、また日程の都合上、私自身、8か所のうち3か所しか報告会に出席できなかったことからも、引き続き機会があるごとに市民の皆様に対して丁寧な説明をさせていただきたいと考えておるところでございます。

 次に、質問事項?情報公開で透明化は図られているかについてお答え申し上げます。

 先の答弁と重複する部分もあろうかと思いますが、広報こもろやホームページ、また市民報告会などの中で情報を公開しておるわけでございます。なお、小諸市情報公開条例において、必要に応じて公文書の開示も行っておるところでございます。

 次に、要旨(2)その他の政策の取り組みと今後について。

 質問事項?市民会館・図書館の構想と解体工事に伴う市民への配慮をどのように考えているか、これについてお答え申し上げます。

 まず、市民会館につきましては、利用者の皆さんになるべくご不便をおかけしないように、主な代替施設であります、小諸市コミュニティセンターを休日に利用可能とするように管理条例及び施行規則を一部改正しまして、利便性を図るようにいたしました。また、その他の代替施設につきましては、広報こもろに掲載し、ご案内させていただきました。なお、12月からはコミュニティセンター1階に事務室を設け、職員を配置するようにいたしました。

 次に、図書館でございますが、既にご承知のように現図書館は10月14日をもって閉館になり、臨時図書館の開館は12月9日の予定でございます。現在、移転準備中であり、本の貸し出しができない状況であります。利用者の皆さんには大変ご不便をおかけしておりますが、臨時図書館への移転後も使いやすい図書館づくりに向け、サービス向上に努めてまいります。

 いずれにしましても、仮施設になりますので、すべてが満足ということにはなりませんが、何とぞご理解、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。

 次に、質問事項?子育て支援・6次産業の進捗状況はどうかについてお答え申し上げます。

 私は公約の中で、子育て支援策は6つの取り組みを掲げております。その中で、老朽化した小学校の建設につきましては、長期改築計画を策定し、それに沿って進めてまいる所存でございます。長期改築計画の策定にあたっては、今年度中に内部検討組織を立ち上げ、来年度から市民参加により本格的に取り組んでまいりますが、通学区や学校給食方式の見直しを並行して行うことから、現実的には計画策定に短くても3年程度はかかるのではないかと考えております。小学校の改築着手の時期につきましては、長期改築計画の策定作業の中で検討をしたいと、このように考えております。

 また、自校給食の堅持につきましては、学校給食の方式と小学校の改築が密接に関係することから、小学校の長期改築計画の策定作業の中で一緒に検討をしてまいります。全小学校単位で児童館の整備につきましても、小学校の長期改築計画策定の進捗を見ながら計画してまいろうと思っております。

 奨学金制度の貸与額拡大につきましては、まずは来年度、高校生の保護者を対象にアンケートを実施し、ニーズを把握した上で改めて施策の必要性から検討いたします。

 医療の中学3年生までの医療費の無料化につきましては、本年6月議会において、小諸市医療費特別給付金条例の一部を改正する条例を提案しまして、ご決議をいただきました。それにより、児童・生徒に対する医療費の対象年齢について、満12歳から満15歳に引き上げを行い、そして同時にこのことに伴う各種歳出の補正予算もお認めをいただき、本年10月より中学1年生から中学3年生までを福祉医療の対象者として拡大を図ってまいりました。

 次に、13番議員の柏木博美議員の一般質問にもありました保育料の第2子以降の軽減につきましては、第1子の年齢基準を6歳児から18歳児までとし、その第2子以降の子どもが保育園に通園していた場合、その第2子目の保育料を軽減できるよう、幾つかの方法を担当課において検討をするよう指示をし、現在、平成25年4月1日からの実施に間に合うよう準備を進めているところでございます。そして、実施に対応するための保育料算定のシステム改修費等の補正も本議会にて提案させていただいておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。

 次に、6次産業につきましては、さきに早川議員、依田議員の質問でも申し上げましたが、進める内容としては、大きくは2つございます。1つには、6次産業化を目指し、国の認定を受ける農業者、あるいは農業法人を支援し、増やしていくこと。そして、これらの農業者も含めた6次産業化のネットワークづくりを進めることでございます。そして、もう一つは小諸畜農産物等の販売拠点の整備をしていくことでございます。進捗状況は、前者に至っては現在小諸市で2人の農業者が6次産業化法による国の計画認定を受けることができました。

 これからも、6次産業化を目指す農業者の皆さんに情報提供や支援を行い、認定を受ける農業者等を増やしていきたいと考えております。また、併せて今後、6次産業化のネットワークづくりにも取りかかってまいります。

 一方、販売拠点づくりについては、現在、これまで他市町村の成功事例や失敗事例など、調査研究を進めておるところでございます。今後、これらを踏まえ、小諸市はどんな販売拠点づくりをしていくのか等、市民の皆さんのご意見もお聞きしながら進めてまいりたいと思います。

 次に、件名2、第9次基本計画について。

 要旨(1)策定の経過と今後について。

 質問事項?これまでとの相違点はどのようなものがあるか、これについてお答え申し上げます。

 第9次基本計画の策定につきましては、まず昨年8月に総務、企画、財政の各課長に、各部から推せんされた職員を加えたメンバーによるプロジェクトチームを立ち上げ、これまでの総合計画が形骸化していたという反省から、どのように計画を運用するのかということを最初に議論いたしました。そして、そもそも総合計画は必要なのか、何のために策定するのかといった議論を重ねる中で、計画の運用目的や策定方針、策定プロセスなどを決定してまいりました。その結果、計画の運用目的を行政のマネジメントのための計画と位置付けまして、そのためには計画策定時に職員の参画、それから職員の意識改革、さらに他のシステムの変革の3つのことが重要であると考え、これらを反映させた策定プロセスに基づき、これまで作業を進めてまいったところでございます。

 具体的には、まず職員の参画といたしましては、総合計画学習会の開催や公募職員による市の現状分析、またプロジェクトメンバーによる職場ヒアリングなどを実施してまいりました。

 次に、職員の意識改革では、政策会議メンバーによる夏季政策戦略立案会議、いわゆるサマーレビューの開催や、管理監督者を対象としたマネジメント研修などを実施してまいっております。

 最後に、他のシステムの変革といたしましては、計画の運用を担保するものとして、財務会計システムの更新を機に計画、予算、評価といったシステムのコンピューターシステム上の一体化を現在進めているところであり、さらに今後は、新たに制定した仕組みを条例や規則により規定していきたいと、このように考えております。

 今回の計画のこれまでとの一番の違いは、運用方法から考え、トータルシステムの構築を目的として計画を策定しているという点であり、計画策定後のまさに今後の運用が重要な点でございます。そのためにも、計画を運用する基盤となる職員の能力向上に引き続き取り組んでいく必要があると考えております。

 次に、質問事項?柳田プランは計画にどのように反映されるかについてお答え申し上げます。

 小諸市の将来のグランドデザインを描く柳田プランにつきましては、今後、市役所周辺整備も踏まえて市民の皆様のご意見を聞き、市民の皆様とともに作り上げていくべきものであると考えております。そのためには、相応の時間と手間をかけ、プランを考えていかなくてはいけませんので、プランができ上がるまでには一定の時間がかかるものと考えております。今後、プランができ上がったあかつきには、当然ながら基本計画の策定や施策に反映させていくべきでありますが、いずれにいたしましても、その具体的な内容を含めて、今後、市民の皆様と一緒に考えていければと考えておりますので、議員の皆さんにおかれましても、ご理解、ご協力をお願いいたします。

 次に、質問事項?サマーレビューを実施した成果はどのようなものかについてお答え申し上げます。

 先ほども申し上げましたとおり、8月から9月にかけて、夏季政策戦略立案会議、いわゆるサマーレビューを2日間開催いたしました。この会議では、政策会議メンバーが市民意識調査や団体ヒアリングの結果、各種統計資料などを基に小諸市の現状の認識を共有した上で、小諸市の目指すべき方向を明確にし、その実現に向けた政策や戦略について議論いたしました。この会議において、政策会議メンバーが小諸市全体の姿を把握するとともに、担当部署を越えた議論を活発に行ったことが、市の幹部職員としての今後の意識改革につながっていくものと考えております。また、サマーレビューでの議論の対象は政策まででしたが、その後、担当課長を中心に政策との因果関係を考慮しながら、施策を策定し、さらに現在、担当係長を中心に施策との因果関係を考慮しながら事業、つまり実施計画を策定しておるところでございます。

 こういったサマーレビューでの議論を起点として、そもそも何のためにということを常に考えながら、上から下へというプロセスで計画を策定していく作業自体が、管理監督者の意識改革につながるものと考えております。

 もう一つ、別の視点からのサマーレビューの成果として、若手職員が統計資料などを基に小諸市の現状分析を行い、その結果をサマーレビューの場で政策会議メンバーのみならず、議員の皆様に対しても発表したことが挙げられると思います。これも、これまでにない取り組みであり、職員のやる気を引き出すとともに、こういった経験が当事者意識の醸成につながっていくものと考えておるところでございます。

 なお、サマーレビューにつきましては、資源配分調整、主要事業の確認、次年度の政策の方向性の確認などを行う場として、今後も毎年開催してまいりたいと考えております。

 次に、質問事項?策定に向けて今後の取り組みはどのようになるかについてお答え申し上げます。

 これまで開催されました4回の総合計画審議会を通じて、事務局からお示しした基本計画にあたる政策と施策について、それぞれご審議をいただき、それを踏まえて現在必要な修正を行っているところでございます。

 また、平成25年度の予算編成作業と並行して、各課で基本計画に基づいた個別の事業に該当する実施計画を策定しており、予算調整会議の中でさらに検討を行っておるところでございます。また、実施計画を策定する中で、政策や施策につきましても必要に応じて修正を行い、12月中に取りまとめる予定で作業を進めておるところでございます。

 今後の予定といたしましては、1月の総合計画審議会において実施計画についてご審議をいただき、2月上旬には総合計画審議会から答申をいただく予定でおります。そして、政策と施策から構成される基本計画につきましては、総合計画審議会からの答申を踏まえまして、市としての成案を策定し、最終的に3月定例市議会へ提出したいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 5番、神津眞美子議員、再質問はよろしいですか。

 5番、神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 それでは、ご答弁をいただきましたので、再質問をさせていただきます。

 まず事業費の全体像に関してですが、市長は選挙戦のときには一応、市庁舎の予算としては30億円と試算されて表明されていらっしゃいました。それが、先ほど10月に示された予算によりますと48億円ということで、これは多分併設ということを踏まえたときに、庁舎の中に地下駐車場を整備しなければいけないということで18億円、その分プラスになったんだと思うんです。それが違う案だったならば、この18億円というのは必要なかったのかなと思いますので、これは併設に伴う増額と私は思っております。

 これまでにも、厚生病院が市庁舎敷地に来るにあたって、色々小諸市は事業をされてまいりました。それは、その併設絡みでなかった部分もあるかもしれませんが、結果的には、そのように公表はされていませんでしたが、例えば相生町赤坂線市道1015号線の拡張工事というのがございました。これは2億8,000万円ほど。これは今になってみると、救急車が厚生病院に入るために道路が広がって、ここから搬入するということを非常に市は説明されていらっしゃいます。この拡張に伴って、私の地元の相生会館は移転を迫られまして、大変苦労して、先日、その新しい相生会館ができ上がりました。そして、またその隣にあった消防庫も移転するような結果を招いて、そのようになりました。

 赤坂線、今後を考えたときに、今は48億円プラス図書館13億5,000万円、財政支援上限30億円ということをおっしゃられて、91億5,000万円という金額が出ているわけですが、今後考えられる土地取得とか色々な問題点があるということも委員会の中で示された中で、西庁舎から東側のところの代替地及び足りない駐車場の用地として市もご苦労されているという説明がありました。これは、荒町というような具体的な場所も示された中で考えていらっしゃる。そして、また市民の中には、救急車の搬送が、その相生町赤坂線だけではなくて、そこに入るまでの通り、多分赤坂に上っていく通りだと思うんですが、その道路も整備しなくてはいけないのではないかという声も聞かれますし、多分そうなるんだろうと思ったりもするわけです。

 そうしますと、現在示されている以外に、多分に財政的な負担が生じるのではないかと思いますが、その辺はどのようにお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えいたします。

 事業費につきましては、前、議員さんたちにもお答えをいたしました。今、基本設計を行っておりまして、市民の皆様の要望、それから財政的なこともございますから、これからしっかり中身を詰めてやっていきたい、特に構造的な問題がございますので、これにつきましてはしっかりやっていきたいと思っております。

 道路につきましては、県道の関係とか色々ありますから、市で考えてもなかなかすぐというわけにはいかなと思っておりますし、また地権者のこともございますから。いずれにいたしましても、周りにつきましてはこれからの課題だと思っております。当面は、先ほど言いましたように基本設計をちゃんとしっかり行って事業費をどうしていくかということだと思っておりまして、議員ご指摘のとおりの中身については十分承知をしておりますので、しっかりやっていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 しっかりやっていただくのは当たり前なんですが、ですから、その事業費というか財政的な負担というのはやはり今後を考える上では、そういうものはあるんだろうなと、市民とすれば考えなくてはいけないのかなと思います。

 この厚生病院の再構築という話が出たとき、これは平成21年3月に市民には示されたわけですが、前市長は非常に考えられて、そういった意味では市民の財政的な負担を減らそうということで表明されていらっしゃいますよね。というのは、交換移転という形で示されたわけです。そのときには、厚生病院を市庁舎にして、市庁舎敷地に厚生病院をというお話でしたから、市庁舎移転のための庁舎の費用というのは10億円でした。それが現時点で48億円ということは約5倍ぐらい、今もう既に市民は負担を考えなければいけないし、今後700台相当の駐車場と言われていましたが、現在475台分ぐらいの試算しか出ていないわけですから、まだ足りない部分、これから購入しなければいけない代替地プラス駐車場の予算というのも組んでいくときに、さらに財政負担が大きくなるということを考え併せたときに、柳田市長はそもそも市民の財政負担を軽くしたいということをおっしゃっていましたが、それは市長になっての色々な情報とか、そういうことをおっしゃっていますが、どんなふうに今はお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 一応、駐車場としましては、現在予定されている駐車場で何とかいけるんじゃないかという考えでおります。それで、駐車場に対しての、もしそれが狭隘でどうしようもないという場合はどうするかということになりますが、それはそのときに何とか手だてを考えるという形になろうかと思います。

 それから、非常に当初考えていたより大きなお金がかかるようになっているというご批判につきましては、1つは、図書館が単体ではなくて、図書館の当初の見積もりが非常に低い金額であったということ、それをいわゆる多目的な図書館にするということで、積み上がっているということはご理解いただけたらと思います。

 いずれにしましても、これから設計が進んでいくに従いまして、ぜいたくなことは省いて、できるだけ削って、それで本当に必要最小限で、しかもいいものを造ろうと、こんなふうに考えておりますので、お金をおもしろがってじゃぶじゃぶ使っているという解釈にはあたらないということで、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 私は、お金を使うのがいけないとは思っていないわけです。いいものができて、そして長い時間使えて、そしてまたそれが市民に理解いただけたものならば、やはりいいものを造るということに対してはケースバイケースで賛成もするという視点ではいるんですけれども、ただ併設案によって、それだけの負担が大きくなるということはきちんと市民に話さなくてはいけないという、そういう観点から申し上げているわけです。

 私は、医療というのは最終目標だとは思っていなくて、あくまで医療は手段ですよね。というのは、やはり病気になったら治さなくてはいけないし、ある意味慢性のものはそういう病気と上手に付き合いながら、結局何なのかといったら、豊かな暮らしをする、市民を幸せにする、そのために職員は働くと思うんですが、あまりにも財政のバランスの中で、病院ができればイコール安心というのはいかがなものかなと私は考えるわけです。あくまでも、行政の目指すものというのは市民の福祉向上ですから、豊かな暮らし、ですから、病気以外にも日常の中でやはり市民のために使わなくてはいけないお金というのは多分にあるわけです。そこら辺の財政バランスが私はいかがなものかなと思っているわけですが、その点はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 市民の多くの皆様は、小諸から二次救急医療がなくなったら本当に困るというお気持ちが非常に強い方が多かったと私は思っております。

 それで、小諸厚生総合病院がもし、小諸厚生の思うようにいかないことになってしまったがために小諸からなくなってしまったと、そのようなことがあっては困るということで、皆さんは本当に心配しておられる方が多かったということでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 市長、聞いている内容は、病気以外のものでも市民のために使うお金がある中、財政バランスについてどう考えるかという質問なんですけれども。

 財政課長。



◎財政課長(大塚政弘君) 

 財政のバランスにつきまして補足説明をさせていただきます。

 確かに今、神津議員のご指摘のとおり、これからどのような需要がまた増えてくるのか、色々と見通せない状況もございます。現在、重点事業でお示しした事業費についても、本当に推計数値でございまして、面積に対して単価を掛けたといった本当の概要数字でございます。さらに色々な計画についても今後実施していくためには、平成27年度までにやらなければいけないもの、それ以降に計画的にやるものというようなことがあろうかと思いますが、ただ1点は、この大型事業をやるために小諸市が今までどいう財政運営をしてきたということが1つはご理解をいただきたいと思います。今まで、この大型事業を見据えて、基金についてしっかり積立をしてきた、それから起債についてもできるだけ借りないということで、起債の借り入れ額も少なくしてきた。ちなみに基金の現在高で言いますと、市民1人当たりの金額は19市中2番目の多い額でございます。

 また、起債の残高につきましては、少ないほうから4番目ということで、この大型事業をやるために、今までしっかりと基金を積み立てる、そして起債を少なくしていくといった備えをやってきた。その中で今後、大型事業を実施していくということでございますので、その点もご理解をいただければと思います。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 例えば、先日、法案が通らなくて地方交付税の払いが遅れるような事態が心配される期間が若干ありましたよね。今後もまたそういう事態があったときには大丈夫かなとか色々思うわけですが、時間も大分限られてきますので、次の市民への説明は十分かというほうへ移らせていただきます。

 私は、市長が方針転換をされたというのは、やはりトップの座にいなければ分からないことというのは多分おありだと思うし、私ではそこら辺は分からない部分なんですが、問題は、その方針転換した後の市民との向き合い方というのが、私は非常に問題じゃないかと思うわけです。そのまま公約を実現されていくならば、それはある程度報告会でいいと思うんですが、方針転換されたという、そういった重大局面を迎えた後の市民説明会なり、今回は報告会でしたけれども、その実施の仕方、そしてそのときの市長が市民との向き合い方が、私は非常に今回は問題であったんではないかと思うわけです。

 3日間で設定されて8会場、そして市長が赴かれたのは3会場でした。それも地域的なバランスを見たときに、西方面だけに限られていて、東のほうには全然行っていないと。行政からいただいた市民の報告会の中にも、そういった声が出ているわけですよ。市長は、その方針転換した、賛成した地区にしか行っていないじゃないかと。むしろ、それに対して異議を唱えたい市民の声は聞くあれが無いんじゃないかと、実際そういう声が出ていますが、それに対してはどのようにお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 この地域を選んだ理由というのは、ごみ焼却施設関連の地域を選んで行かせていただきました。ごみ焼却施設の説明も一緒にさせていただいたものですから、そのことで一番、そこらの皆さんが、両方について知りたいことが多いだろうと、そういうことでその地域を選定させていただいたわけでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 もっと回数、日にち的なものをもう少し増やして、できるだけもっと大きな会場に行くとか、例えばその1回の時間が1時間半だったならば、たとえ30分ずつ3か所を1日に回るとか、色々な方法が考えられたと思うんですが、では、市長は前回の報告会のありようで、特に問題はなかったとお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 ですから、先ほど何人かの議員さんにお答えしていますように、これから折に触れ、そのような機会も作っていくと、そういうことでご了解をいただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 ごみ問題は前回の議会のときに申し上げましたので、では、今度は病院の、これは最重要課題であったという点も踏まえて、全戸配布された文書がこちらにあるんですが、一応方針転換に至ったものに対しての説明は臨時版なり全戸配布の文書で出されていますが、市長にならなければ分からなかったことが色々あったとお話しされましたけれども、少なくともごみ問題の臨時版に関しては、市長選前の情報と、我々が知り得る、これは市民も含めてですが、それ以上に新しい情報は1つも載っていないと、これは議会が意見交換会をやったときに市民からそういう声が出ておりました。既にもう3月には分かっていたことじゃないか、新しいことが何もないんだけれども、これが方針転換に至った理由なのという、非常に市民は理解されていないような印象を私は受けました。

 そして、また厚生病院の再構築に関する方針の転換に関してまして、市長は、私としても最大限の努力をしたとおっしゃっています。そして、盛岡理事長との話し合いを3回重ねた。でも、自分が望むような形にならなかったといったときに、合意を得るというためには、自分の思いももちろんお話になるでしょうが、相手にとってメリットがなければ話には乗ってきませんよね。その辺で、どういう提示をなされたんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 それは、申し上げられることと申し上げられないことがあるということは、ご理解いただきたいと思います。申し上げられることのみ、そうした文書、それから言葉にしてお伝えしているということでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 いずれにしろ、結論とすれば合意に至らず、その前の中で進んできた併設案ということになったわけですが、その中で市長は、非常にコンパクトシティに基づいたまちづくりを小諸市はするんだということをおっしゃっていらっしゃいます。

 このコンパクトシティの構想というのは、中心市街地活性化の目的のもとで、もう6年前からスタートしているものですよね。そうして、もう第1期のコンパクトシティの時期は過ぎて、見直しをして、今、第2期の6年目に入っているわけですよね。全国でもう107の市がこれに基づく計画を作成して、特にこれまで私も何回かお話ししてまいりましたけれども、富山とか青森、金沢などが代表的なところとして知られるわけです。その中で、5年間過ぎた中で、第2期に入るという中において、委員会として見直しをした中で、問題点が幾つか指摘をされているわけですよね。その中で、もっと面的な配慮が必要だったというのが、その結論として言われているわけですが、例えば歴史的な背景や人口規模、年齢構成、あるいは人の動きや公共交通、郊外の土地利用など色々な問題があるが、そうした構造的な問題への配慮が足りなかったといった点が、この5年間進めてきた中で反省点として出て、2期目にはそこら辺の配慮もしていこうということが指摘されていますが、そういった中で考えたときに、小諸市のコンパクトシティは本当にこの狭いエリアのことしか今のところ聞いていないんですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 確かにこの狭いエリアで、コンパクトシティを造るということでございますが、それはコンパクトシティというものの性格上、そのようにならざるを得ないと私は思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 今申し上げましたように全国で107の例があって、そしてその前半というか第1期の5年間が過ぎて、振り返りがあって、その中でそういう行為が出ているということも、やはり他市に学ぶという意味においては研究をしていただきたいということを申し上げておきます。

 そして、これは件名2にもかかるかもしれませんけれども、その第9次基本計画を進める中において、説明責任ということは非常に大切だということが職員の中からも、私たち聞いているわけですけれども、やはりその説明責任というのは、説明をする側の問題ではなくて、受け手の理解と納得の得られる説明をするための説明責任なんだということを言われますけれども、その点はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(柳田剛彦君) 

 説明責任ということにつきましては、これは、そのテーマによっても随分変わってくるものではないかと思います。例えば、今回のように、いずれの場合におきましても、相手があること、相手のことを慮らなければならない、このようなこともある場合は、すべてをあからさまにするということはできない、こういうことはご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 情報公開に、ではちょっと時間的なこともあるので移らせていただきますが、30億円の財政支援の根拠についてという文書が配られました。その中で、30億円の支援の根拠としまして、近隣自治体での負担のことが出ておりました。これは、民間病院、公的病院ではなくて、例えば佐久市でしたら浅間病院、東御だったら東御市民病院、軽井沢町だったら国保軽井沢病院と自治体が運営している病院に対しての財政支援の額を示されて、だからというような形でこの文書は出ておりますが、私はこの11月13日の臨時議会の質疑において、こういった自治体病院に関しては地方交付税の手当があると、そういった中で、この市の負担というのはもっとずっと少ないんだということを聞きましたけれども、その辺のことが抜け落ちているというのは、情報をこういった形で出すというのは、私は非常に問題だと思いますが、その点はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 財政課長。



◎財政課長(大塚政弘君) 

 ただいまの神津議員ご指摘のとおり、それぞれ公立病院を抱えている自治体におきましては、病院が起債を借りた事業費補正、いわゆる交付税措置がある、起債を借りた場合についての事業費補正でありますとか、病院の病床数、あるいは救急病院として指定をされている場合の救急の病床数等が、その単位として補正係数として算定をされているという状況はございますので、その意味では、幾らその部分が来ているかということにはなりませんけれども、普通交付税を算定されているときの基準財政収入額と基準財政需要額の、基準財政需要額には算定がされるということは事実だろうかと思います。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 私は、額を言っているのではなくて、こういう情報を出すときには、例えばこの額を出すのだったらば、地方交付税の手当はあるもののという、その文章が無いことが問題だと思うわけです。これは普通に見れば、この額は全部その自治体が出していると読めてしまえますよね。これは非常に行政としては、私は問題だと思います。

 むしろ、こういった自治体病院を出すよりも、本当に厚生連の財政指標を考えるのならば、長野県下に厚生連の病院は幾つもあるわけですから、そういった病院のあるところの市を出して、例えば中野市だったらこのくらい、長野市だったらこのくらいとか、厚生連の病院は色々あるわけですから、それを出すのだったら比較対象としていいんですが、自治体病院、それも国から来る交付金があるということすらも載せないで、こういった文書を出すという、その行政のスタンス、情報公開に対する意識が問題ではないかと申し上げているわけですが、その点はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 財政課長。



◎財政課長(大塚政弘君) 

 その情報を出す段階で私たちも、言い訳になりますけれども、それぞれ公立病院を持っているところの普通交付税の算定がされているという部分をちょっと認識として無かったわけでございまして、決して意識的にその表現を使わなかったということではなくて、ちょっと我々の認識が不足していたという部分は反省をしなければいけないかなと思います。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 今後、その辺をちょっと気をつけていただきたいと思いますし、これはもう前の市政のときになりますが、ヴィオの解体がございまして、3億円からの予算計上がありましたが、実際は8,500万円でしたか、そういった差額が出たので、それは地域要望なりで社会資本整備の補助も受けているということで、ほかに手当てされました。その1つが相生町赤坂線の道路拡幅と説明を受けました。そして、もう一つはごみ処理施設の搬入道路に使われると私たちは説明を受けまして、私も承認いたしました。

 そして、それは後日、では、それがどう使われているのかと思いましたらば、相生町赤坂線道路の拡幅に使われると聞いていたその工事費、総額どのくらいになるんでしょうか、それは、あそこの排水路の工事に使われているわけです。道路拡張ではありませんよね。だから、全然知らない名目に、あそこの山吹味噌のところから南庭におりて、その南庭のまっすぐ通っていた用水をぐるっと回して出すような形に使われているわけです。これは、併設になるならば病院の下になってしまうから、外側を回しておこうということで、そうなったのかなと、これは私の憶測です。実際、どうしてそういう経緯になったのか分かりませんが、情報公開という意味において、私はこの点も非常に問題だと思っておりまして、道路拡幅ならば拡幅に使うべき予算だったんじゃないんですか。そして、また、その用水に使いたいんならば、そのように示すべきではないかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 当初の3億2,000万円が8,500万円に入札については、それはその通りでございまして、それにつきましては、社会資本整備事業という形で、その補助金の部分についてはその事業に回したと私は認識しております。ですから、今回それを国のほうへ申請をして事業認可を受けたということで、私は認識しておりますけれども。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 私は建設部長と認識が違うんですが、社会資本整備をそれは使っていいんですよ。でも、赤坂相生町の道路拡幅じゃないじゃないですか。用水路を替えて南庭の下を通って赤坂のほうへ抜けているわけですから、そこら辺の説明がなかったということは、私は問題だと指摘しているわけです。

 ちょっと時間もないので、もう次に行きますけれども、もうこれはちょっと地元に係わることなので申し上げておかなくてはいけないので、その他の政策なんですけれども、これから長期にわたって工事が進む中において、非常に長き工事になるわけです。そして、多分その工事期間になると、駐車場として使っていた南庭は使えなくなるんじゃないかと思うんです。駐車場の便というのが非常に不便になってくるわけでして、既に今アーケード撤去に伴っても駐車場が無いということで、相生町の市民が相生局、郵便局の駐車場を貸してもらえないかと、それで局長さんの好意を得て、どうぞお使いくださいということで、市民のためにも、買い物に来てくださる方のためにも開放していただいているような現状がございます。

 4年間ということで商店街も非常に心配しておりますので、やはりそこら辺の手だてを少し考えていただけないかなと思うわけです。その点はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 議員おっしゃるとおりの心配はございますので、また地元の意見も聞いたり、議員の意見も聞いたりして、なるべく不便をかけないようにしたいと思いますが、工事中でございますので、ある程度のことにつきましては、やむを得ない状況もあると思っております。ただ、説明とか色々な形はしっかりいたしまして、その点についてはなるべく理解をしていただいて、スムーズに工事がいくようにしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 神津眞美子議員。



◆5番(神津眞美子議員) 

 6次産業に関しても非常に私は期待しておりまして、非常に教育・文化ということを大切にされて、梅花教育という言葉が出ております。私は、この梅というのは小諸市にとっては非常に大きな意味を持つと思いますし、市の記章が梅ということでもありますので、やはり6次産業で小諸ブランド化というものができてくるのではないかという中において、梅というものをぜひ考えてほしいし、梅とそばと白いも、これはやはりとても大切にしていきたいなと思うので、今日はもうちょっと時間が無いので、またこれは改めて次回にお話ししたいと思います。

 今回、第9次の基本計画が策定されていく中で、サマーレビューをはじめ議員にも案内をいただきまして傍聴するなど、機会を与えていただいたことには本当に感謝するわけですが、先ほどそういった中で職員の意識改革という言葉が出てきましたものですから、私はこれがやはり一番のキーポイントではないかなと思いますし、先進地の岩手県滝沢村を視察したときにも、まず滝沢村も職員の意識改革からスタートしたんだよということを言われましたものですから、その辺を期待しまして、財務会計システムも大きく変わるということで、事業別に予算が組まれていくということで、議会もそこら辺の見通しが非常に分かりやすくなるし、また市民にとっても分かりやすいということで、市民参画が進むんじゃないかなと期待するわけです。先ほどのご答弁の中で、次回の3月議会の中にそういったものが上程されてくるということですので、いいものが出てくるということを期待しまして、市民参画が進み、そしてまた小諸市で自治がより大きく進むことを期待しまして、私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で5番、神津眞美子議員の質問を終わります。

 以上をもって一般質問を終結いたします。

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△散会の宣告



○議長(別府福雄議員) 

 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会をいたします。

 大変ご苦労さまでございました。



△散会 午後7時01分