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長野県 小諸市

平成23年  3月 定例会(第2回) 03月02日−02号




平成23年  3月 定例会(第2回) − 03月02日−02号







平成23年  3月 定例会(第2回)



          平成23年第2回3月小諸市議会定例会会議録

                   第2日

議事日程(第2号)

                         平成23年3月2日(水曜日)

日程第1 会議録署名議員の補充について

日程第2 議案・請願等の付託について

      平成23年第2回3月小諸市議会定例会における付託案件一覧表による

日程第3 一般質問(代表質問)について

[1] 公明党 代表者 疇地 稔議員

  1.平成23年度予算案について

   (1) 緊急雇用創出事業によるグリーンツーリズムの活動推進事業の中身について

   (2) 都市、農村交流推進事業について

  2.平成23年度市長の施政方針について

   (1) 厚生病院の再構築と市庁舎整備について、市長の考えと今後の進め方について

[2] 新風市政会 代表者 林  稔議員

  1.施政方針と平成23年度予算について

   (1) 市長任期の最終年度を迎えて、当面する市政の重点事業をどのように方向付けするのか

   (2) 総合計画と市長マニフェスト等について

  2.市庁舎整備と小諸厚生総合病院の再構築問題について

   (1) 市庁舎整備基本構想策定委員会の答申をどのように受け止めているのか

   (2) 小諸厚生総合病院との交換移転構想について

  3.第2期 まちづくり交付金事業について

   (1) 駅舎併設複合交流センターの建設延期と中心市街地整備について

[3] 創正会 代表者 相原久男議員

  1.平成23年度予算案について(総合計画、実施計画)

   (1) すまいのリフォーム応援事業について

   (2) 大手の杜公園の整備事業について

   (3) 相生町郵便局周辺整備事業について

   (4) 生徒指導支援教員配置事業、スクールカウンセラー等配置事業について

   (5) 企業を対象にした太陽光発電施設整備事業助成について

   (6) 扶助費の大幅増に伴う投資的経費について

   (7) インバウンド観光推進について

   (8) 駅舎整備、図書館を中心とした地域交流センターの今後に対する考え方について

  2.行政改革について

   (1) 区に対するサポート体制の進捗状況について

   (2) 子育て支援対策窓口一本化の検討状況について

[4] 政真会 代表者 小林重太郎議員

  1.小諸市の将来の姿について

   (1) 地域の発展と近隣自治体との関係について

   (2) 中心市街地の姿について

   (3) 地域医療の充実について

   (4) 学校施設の整備・充実と通学路の安全について

   (5) 高齢者の暮らしやすいまちづくりについて

   (6) 高峰高原の高地トレーニング場建設について

   (7) しなの鉄道の新駅について

   (8) 定住人口増加政策について

[5] 日本共産党 代表者 小林より子議員

  1.施政方針について

   (1) 国の行政改革をどのように受け止め、平成23年度市政運営にどのように反映させたか

   (2) 小諸市の興廃がこの1年にかかっているというが、その主旨は

   (3) 市庁舎・厚生病院の再構築問題と今後の進め方について

   (4) 駅舎併設複合交流センターの延期に伴う、駅前ロータリー整備をどのように考えるか

   (5) 環境施策でCO2削減をどのように考えるか

   (6) 緊急雇用創出事業補助金の使い方について

   (7) 国保税値上げについて

   平成23年第2回3月小諸市議会定例会における付託案件一覧表(その2)



委員会
議案番号
案件名


総務文教委員会
24
小諸市情報公開条例の一部を改正する条例


27
小諸市市税条例の一部を改正する条例


35
佐久広域連合規約の変更について



平成23年度小諸市等公平委員会特別会計予算


13
平成23年度小諸市奨学資金特別会計予算


41
平成22年度小諸市一般会計補正予算(第9号)


 
予算書
事項別明細書


条文の部分
P41-1
 


第1表 歳入中
 
 


    所管事項に関する部分
P41-2
P41-6・P41-8〜P41-9


第1表 歳出中
 
 


 第2款 総務費
P41-3
P41-6〜P41-7・


 
 
P41-10〜P41-11


 第10款 教育費
P41-3
P41-6〜P41-7・


 
 
P41-14〜P41-15


 第12款 公債費
P41-3
P41-6〜P41-7・


 
 
P41-14〜P41-15


 第14款 予備費
P41-3
P41-6〜P41-7・


 
 
P41-14〜P41-15


第4表 地方債補正
P41-5
 



平成23年度小諸市一般会計予算


 
予算書
事項別明細書


条文の部分
P1
 


第1表 歳入中
 
 


    所管事項に関する部分
P2〜P3
P7・P10〜P27


第1表 歳出中
 
 


 第1款 議会費
P4
P8〜P9・P28〜P29


 第2款 総務費
P4
P8〜P9・P28〜P59


 (項3 戸籍住民基本台帳費、項7 交通政策費、項8 国際交流推進費を除く)


 第9款 消防費
P5
P8〜P9・P134〜P137


 第10款 教育費
P5
P8〜P9・P134〜P177


 第12款 公債費
P5
P8〜P9・P178〜P179


 第13款 諸支出金
P5
P8〜P9・P178〜P179


 (項3 貸付金を除く)
 
 


 第14款 予備費
P5
P8〜P9・P178〜P179


第3表 地方債
P6
 





委員会
議案番号
案件名


福祉環境委員会
25
小諸市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例


28
小諸市手数料徴収条例の一部を改正する条例


29
小諸市惟善学校跡地記念広場条例


30
小諸市保育所設置条例の一部を改正する条例


31
小諸市母子自立支援員設置条例の一部を改正する条例


36
小諸市精神障害者多機能通所施設の指定管理者の指定について


42
平成22年度小諸市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)


43
平成22年度小諸市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)


10
平成23年度小諸市国民健康保険事業特別会計予算


11
平成23年度小諸市後期高齢者医療特別会計予算


12
平成23年度小諸市介護保険事業特別会計予算


41
平成22年度小諸市一般会計補正予算(第9号)


 
予算書
事項別明細書


第1表 歳入中
 


    所管事項に関する部分
P41-2
P41-6・P41-8〜P41-9


第1表 歳出中
 
 


 第3款 民生費
P41-3
P41-6・P41-7・


 
 
P41-10〜P41-13


 第4款 衛生費
P41-3
P41-6〜P41-7・


 
 
P41-12〜P41-13



平成23年度小諸市一般会計予算


 
予算書
事項別明細書


第1表 歳入中
 
 


    所管事項に関する部分
P2-3
P7・P12〜P27


第1表 歳出中
 
 


 第2款 総務費
P4
P8〜P9・P48〜P51・


 
 
P56〜P59


 (項3 戸籍住民基本台帳費、項7 交通政策費、項8 国際交流推進費の部分)


 第3款 民生費
P4
P8〜P9・P58〜P85


 第4款 衛生費
P4
P8〜P9・P84〜P99


 第13款 諸支出金
P5
P8〜P9・P178〜P179


 (項3 貸付金の部分)
 
 


第2表 債務負担行為
P6
 





委員会
議案番号
案件名


経済建設委員会
32
小諸市営住宅条例の一部を改正する条例


33
小諸都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例


34
小諸市特定環境保全公共下水道事業受益者分担に関する条例の一部を改正する条例


37
小諸市北国街道ほんまち町屋館の指定管理者の指定について


38
小諸市北国街道荒町館の指定管理者の指定について


39
市道路線の認定について


44
平成22年度小諸市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)


45
平成22年度小諸市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)


46
平成22年度小諸市水道事業会計補正予算(第1号)


14
平成23年度小諸市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


15
平成23年度小諸市公共下水道事業特別会計予算


16
平成23年度小諸市農業集落排水事業特別会計予算


17
平成23年度小諸公園事業特別会計予算


18
平成23年度高峰財産区特別会計予算


19
平成23年度御牧ヶ原財産区特別会計予算


20
平成23年度古牧財産区特別会計予算


21
平成23年度小諸市滋野財産区特別会計予算


22
平成23年度乗瀬地区市有地管理事業特別会計予算


23
平成23年度小諸市水道事業会計予算


41
平成22年度小諸市一般会計補正予算(第9号)


 
予算書
事項別明細書


第1表 歳入中
 
 


    所管事項に関する部分
P41-2
P41-6・P41-8〜P41-9


第1表 歳出中
 
 


 第6款 農林水産業費
P41-3
P41-6〜P41-7・


 
 
P41-12〜P41-13


 第7款 商工費
P41-3
P41-6〜P41-7・


 
 
P41-12〜P41-15


 第8款 土木費
P41-3
P41-6〜P41-7・


 
 
P41-14〜P41-15


第2表 繰越明許費補正
P41-4
 


第3表 債務負担行為補正
P41-4
 



平成23年度小諸市一般会計予算


 
予算書
事項別明細書


第1表 歳入中
 
 


    所管事項に関する部分
P2〜P3
P7・P14〜P27


第1表 歳出中
 
 


 第5款 労働費
P4
P8〜P9・P98〜P99


 第6款 農林水産業費
P4
P8〜P9・P98〜P117


 第7款 商工費
P4
P8〜P9・P116〜P121


 第8款 土木費
P4〜P5
P8〜P9・P120〜P135


 第11款 災害復旧費
P5
P8〜P9・P176〜P179


請願23-1
環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加反対を求める請願



別紙



請願文書表


受付番号
23−1
受付年月日
平成23年2月8日


請願者
住所・団体名
氏名


佐久市猿久保882
佐久浅間農業協同組合
代表理事組合長
      楜澤今朝三


紹介議員
 清水清利議員


付託委員会
 経済建設委員会


 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加反対を求める請願
別紙請願(写)のとおり



     平成23年第2回3月小諸市議会定例会に提出された陳情書等受理表



受理番号
受理年月日
種別
件名
陳情者住所・氏名
付託送付先


23− 1
23. 1.14
陳情
小諸厚生総合病院を活用した総合的な福祉センターの構築について(陳情書)
小諸市甲32162番地
小諸市社会福祉協議会
 会長   高橋博身
厚生病院・市庁舎問題特別委員会


23− 2
23. 1.28
陳情
総合的な福祉センターの設置について(陳情書)
小諸市甲3162番地
小諸市高齢者クラブ連合会
 会長   宮内文雄
厚生病院・市庁舎問題特別委員会



本日の会議に付した事件

 日程第1から日程第3「代表質問[1]から[5]」

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出席議員(21名)

     1番  早川 聖議員     2番  竹内健一議員

     3番  柏木今朝男議員    4番  田邉久夫議員

     5番  神津眞美子議員    6番  清水喜久男議員

     7番  依田善典議員     8番  中村憲次議員

     9番  小林重太郎議員   10番  田中寿光議員

    11番  後藤邦夫議員    12番  中村嘉男議員

    13番  柏木博美議員    14番  相原久男議員

    15番  別府福雄議員    16番  疇地 稔議員

    17番  林  稔議員    18番  柳沢乃ぶ子議員

    19番  小林より子議員   20番  小山 達議員

    21番  清水清利議員

欠席議員(0名)

説明のために出席した者の職氏名

 市長        芹澤 勤     副市長       柳澤 修

 教育長       小山紀夫     総務部長      柏木信之

 市民生活部長    山浦利夫     保健福祉部長    小出幸男

 経済部長      荻原林勝     建設部長      若林豊文

 上下水道部長    清水哲也     教育次長      小山文登

 会計管理者     田村 満     教育委員会委員長  高地崇佑

 監査委員      依田茂美     選挙管理委員会委員長

                              山浦善吾

 農業委員会会長   小林次雄     選挙管理委員会・監査委員事務局長

                              荻原博之

 企画課長      土屋政紀     財政課長      清水茂夫

 総務課長      柏木岩雄

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事務局出席職員氏名

 事務局長      佐藤郁夫     次長・議事係長   山浦恒雄

 庶務調査係長    土屋明美



△開議 午前9時00分



△開議の宣告



○議長(別府福雄議員) 

 おはようございます。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

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△会議録署名議員の補充について



○議長(別府福雄議員) 

 日程第1、会議録署名議員の補充についてはございません。

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△議案・請願等の付託について



○議長(別府福雄議員) 

 日程第2、議案・請願等の付託については、お手元に配付してあります付託案件一覧表のとおり、それぞれの所管委員会へ付託をいたします。

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△代表質問



○議長(別府福雄議員) 

 日程第3、代表質問に入ります。

 代表質問につきましては、議会改革の一環として、会派機能のより一層の充実と議事能率の向上を目的に、昨年9月の定例会で初めて行い、今定例会が2回目となります。

 代表質問の順番はあらかじめ抽せんにより決定されておりますので、ご了承願います。

 代表質問の通告者は、公明党代表、疇地稔議員、新風市政会代表、林稔議員、創正会代表、相原久男議員、政真会代表、小林重太郎議員、日本共産党代表、小林より子議員の5名であります。

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△疇地稔議員



○議長(別府福雄議員) 

 はじめに、公明党代表、疇地稔議員の質問を許します。

 疇地稔議員。

          〔公明党 代表者 疇地 稔議員 登壇〕



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 おはようございます。議席番号16番、疇地稔でございます。平成23年3月議会で、会派を代表しまして、芹澤市長並びに理事者の皆様に質問をいたします。

 今、地方分権から地域主権が叫ばれている中、地方、地域のあり方が大きく問われております。そのような中、本年1月23日に行われた小諸市議会議員選挙で市民の皆様から多くの質問をいただきました。その中で、何よりもまず、我が小諸市の未来をどう考えているのか、新しい創造性を生むために何をしたらいいのか、また首長と議会がどういう役割分担をしていくのか、両者の議論によって新しい小諸をどう構築していくのか、そもそもそうした実りある協議、提言が生まれてくることに、より多くの労力を使うべきである。また、余りにも狭い内向き過ぎの議論ではなく、次の段階への議論を進めるべきである等、色々な意見をいただきました。そういう意味で、これからの小諸、また我が地域をどういった将来像を描き、取り組んでいくのか、大きな視点で議論することが必要であると。まず、首長、行政と議員がきちんとした価値観を持ち、その価値観を市民に投げかけながら、市民ニーズを酌み取っていくことに最大限努力していくことが必要ではないかと、そのように考えております。

 そのような中で、2件について質問をいたします。

 まず、件名1、平成23年度予算案について。

 要旨(1)緊急雇用創出事業によるグリーンツーリズムの活動推進事業の中身についてお伺いをいたします。

 要旨(2)都市農村交流推進事業についてお伺いをいたします。

 件名2、平成23年度市長の施政方針について。

 要旨(1)厚生病院の再構築と市庁舎整備について、市長の考えと今後の進め方についてお伺いし、壇上での質問を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 疇地稔議員の公明党を代表してのご質問にお答えいたします。

 まず、平成23年度予算案の中での緊急雇用創出事業によるグリーンツーリズムの活動推進事業の中身についてお答えいたします。

 グリーンツーリズムにつきましては、自然や文化、農林業など地域資源を活用して、都市住民の皆さんを受け入れることにより、交流を通じて地域住民や農業者に活力が生まれ、地域の活性化や魅力ある地域づくりに大変重要な取り組みだと考えております。

 昨年10月、糠地地区にグリーンツーリズムの拠点施設として、西小諸活性化施設みはらし交流館という名前でございますが、みはらし交流館が完成し、西小諸地区の皆さんで組織されました西小諸活性化施設運営委員会を指定管理者とし、運営を委託しておるところでございます。そこでは、そば打ち体験あるいはピザ窯などを使ったピザ作りなど、これらを通して利用者には好評をいただいており、今後、農業、農村の触れ合いの場を提供し、農業体験などを通じた交流の進展と交流人口の増加が期待されると思っております。現在、活性化施設を拠点としたグリーンツーリズムを一層推進していくため、西小諸地区におきまして活動に積極的に参加、協力いただける地元農家、地域住民の方々の参画により、受け入れ態勢の充実を図っていただいておるところでございます。また、糠地地区におきましては、現在4軒の農業者が民宿を営んでおり、宿泊滞在型のグリーンツーリズムや児童・生徒を対象とした農家民宿による農村の生活体験など、新たな事業の推進に向け、検討しておるところでございます。

 ご質問の緊急雇用創出事業によるグリーンツーリズム活用推進事業でございますが、みはらし交流館を核とした農業イベントあるいはまた農業体験、農家民宿による農村の生活体験などのメニュー作りを計画段階から効率的、継続的に進めるため、西小諸活性化施設運営委員会の構成団体でもございますNPO法人浅間山麓国際自然学校を通じて、都市農村交流活動を推進するコーディネーター1名を雇用するための委託費を計上したものでございます。コーディネーターは、受け入れ態勢の整備、農業体験などのメニュー作りや農地活用方法の相談・指導、NPO法人、関係機関などと地元の調整役として、また都市住民に対するPRや誘客活動などを担っていただき、グリーンツーリズムの推進を図っていきたいと考えておるところでございます。

 続きまして、都市農村交流推進事業についてお答えいたします。

 現在、小諸市で実施している都市農村交流事業でございますが、大里地区におきまして、日本棚田百選である菱野区宇坪入の棚田などを活用いたしまして、地元菱野区の皆さんが浅間山麓グリーンツーリズム検討会を組織し、都市農村交流を進めてきておるところでございます。今年度、22年度の主な実績といたしましては、6月13日に都立江戸川高校のPTAや卒業生で組織されております菱野会の皆さん40名がおやき作り体験、8月上旬に2泊3日で首都圏の科学専門の学習塾サイエンスクラブの児童292名が白土バレイショの収穫体験、棚田作り、かかし作りなどの体験学習、10月2日には稲刈り体験ツアーとして、都内の皆さんが稲刈り体験を行ったところでございます。また、今年度、22年度でございますが、今年度からの新たな交流といたしまして、都内を中心に22万人の会員で組織される東都生協の会員の皆さんが西原地籍の水田で田植え・稲刈り体験を行ったほか、生協関係者が菱野区宇坪入の棚田再生活動に取り組むなど、合わせて118名の皆さんに参加いただいており、今後さらに事業の拡大を計画しておるところでございます。

 西小諸地区では、先ほど説明いたしましたみはらし交流館を都市農村交流の拠点施設といたしまして、西小諸活性化施設運営委員会が中心となりましてグリーンツーリズムの受け入れ態勢の充実を図るなど、活動を進めておるところでございます。今年度は、都心のNPO法人の皆さんが糠地地区において民宿を活用しながら、月に1度農作物の栽培から収穫までの農作業体験に訪れ、8月28日に地元農業者の皆さんと収穫祭が行われるなど、新たな交流が進んできておるところでございます。

 近年、農家民宿を利用した体験要望が増えており、さらに交流増を図るため、平成23年度に向けて修学旅行や首都圏などからの体験学習などの体験モデルプランの問い合わせもありますので、事業の具体化に向けて取り組みを進めてまいりたいと考えておるところでございます。

 続きまして、厚生病院の再構築と市庁舎整備について、市長の考えと今後の進め方はどうか、平成23年度の市長の施政方針に関しての質問でございます。このことについてお答えさせていただきます。

 小諸厚生総合病院の再構築につきましては、昨年8月に県厚生連からいただいた回答書におきまして、交通上の位置、面積等の要因を考慮すると、現市役所敷地が最も現実的な候補地であるとの回答をいただいていることから、この計画の一日も早い実現に向けて、関係する皆様のご理解が得られるよう、引き続き粘り強く対応してまいりたいと考えております。

 また、市庁舎整備につきましては、今年1月に市庁舎整備基本構想策定委員会から、基本理念、整備方法、位置、規模、財政計画などをまとめた基本構想案の提出をいただいたところでございます。この基本構想案を尊重する中で、市民の皆様からいただきましたパブリックコメントの意見も勘案の上、市庁舎整備に取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。

 以上ですので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地稔議員、再質問はよろしいですか。

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 それでは、再質問させていただきます。

 最初に、要旨(1)、(2)、関連がございますので、併せて質問させていただきたいと思いますので、議長、お許しいただけますか。



○議長(別府福雄議員) 

 はい、どうぞ。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 ありがとうございました。

 先ほど、(1)、(2)について市長のほうからご答弁をいただきました。小諸市では、平成19年に浅間山麓グリーンツーリズム検討委員会を立ち上げ、平成20年に小諸市西部グリーンツーリズム協議会の設立により、都市と農村交流事業の取り組みを本格的に開始されていた中で、平成23年度予算案に緊急雇用創出事業として204万円予算計上をされております。

 その中で、菱野地区の棚田を利用した田植えであるとか稲刈り、また色々な体験、また、西小諸では果樹、野菜の収穫体験のほか、先ほど市長のほうから答弁ございましたそば打ちであるとかおやき作りなど、地域の住民を主体とした、その事業の取り組みをされているという、このようなご説明でございました。私も何回かこのイベントに参加させていただいて、これからの小諸市を考えるときに、こういう小諸市のすばらしさを色々な方に情報発信する中で、交流人口を増やしていくということは、私はこれからの小諸の進むべき方向として、大切な取り組みではないかと、このように理解をいたしておるわけでございますけれども、各それぞれ団体、個人の方、多くの方、年々利用者が増えているということでございますけれども、参加された方、また団体からの具体的な要望というんでしょうか、こういうことももう少し改善していただければ、より事業に参加しやすいという、そのような意見等はあったでしょうか。いかがですか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 実際の体験の中では、幾つかのそういう要望といいますか、やっていく、これからの工夫といいますか、そういう意味のものは受け止めておりますが、全体的にはやはり珍しいというか、都会の人にとっては、そういう体験そのものに多く喜んでいただいているという現況でございまして、むしろ私どもはこれをさらに助長する。そういう中で、さらに進めるという段階で、改めてさらなる、こんなふうなというところは、多くについては承知しておりません。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 その辺の、事業はやったけれども、参加されたけれども、後のフォローというんでしょうか、そういうこともしていただく中で、よりこの事業に参加しやすいという環境も、私は生まれてくると。また、そういう取り組みをしていくことがこの事業の本旨であると、私はそのように思いますので、その辺の意見聴取というんでしょうか、できるだけリピーターになっていただくためにも、その辺の取り組みの後の事業のフォローというのはしっかりやっていただきたいと、このように思いますので、その辺をひとつぜひお取り組みをしていただきたいと、そのように思います。

 また、平成22年10月には地元からの強い要望で、先ほど市長のほうからご答弁ございましたけれども、西小諸活性化施設、いわゆるみはらし交流館が開館をし、地元としても大きな喜びとなっているわけでございますけれども、今後の活用として、平成23年度より糠地地区の民宿4軒、また農家民宿としてPRし、都市との中学校を主体にした交流もこれから積極的に受け入れ、また、そういう計画も進めていると。

 このような話の中で、協議会のメンバーであるNPO法人浅間山麓国際自然学校でグリーンツーリズムの全般に携わることも積極的にしていきたいと。雇用を1人、人件費として、今回のこの事業で103万円を予算計上されたという答弁でございましたけれども、具体的に浅間山麓国際自然学校の1名を雇用し、企画運営であるとか調整、誘客、PR、具体的に取り組むということでございますけれども、その辺の取り組みの状況というんでしょうか、具体的にどういう形でこれから進めていこうというお考えなのか、その辺のところを教えていただけますか。



○議長(別府福雄議員) 

 経済部長。



◎経済部長(荻原林勝君) 

 具体的な方法については、1名コーディネーターとして採用しまして、色々な計画から立案、それから始まって都会での、また交流人口を増やすという意味で、PR等に含めて考えていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 これから具体的にどういう形で進めていくのかという計画の段階という理解でよろしいわけですかね。



○議長(別府福雄議員) 

 経済部長。



◎経済部長(荻原林勝君) 

 コーディネーターが決まり次第、そういう形で取り組みをしていきたいというふうに考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 活性化施設、いわゆるみはらし交流館は、施設条例、また施設管理運営規則が定められて、施設運営委員会を中心に、都市と農村の交流の場の拠点としてみはらし交流館がスタートした中で、地元でも運営委員会があるわけでございますけれども、この運営委員会と浅間山麓国際自然学校との連携、具体的にはどういう形で連携を深めながら、交流人口増に向けて取り組まれるのか。委員会との関係というのはいかがなんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 浅間山麓国際自然学校につきましては、多種多様な色々な計画、地域交流あるいは都会との交流などのノウハウを持っております。したがって、そこからコーディネーターとして来ていただく中で、さらに密接な関係が生まれてくる。地元にとってもいい形が生まれてくる。そういう意味でも期待を込めて、先ほど言いましたようにコーディネーターとしての役割の中で進めていけば、文字どおりみはらし交流館が浅間山麓国際自然学校の色々なノウハウ、知恵をいただく中でやれば、より良くさらに拡大していく。ロングトレイルとか、色々なノウハウを持っていますから、そのことによって、さらに良くなる。そういう意味で、今回コーディネーターとして採用するには適任な団体だと、こう判断したということでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 私もそれでいいと思うんですけれども、ただ、地元にも運営委員会がございますので、その運営委員会とも絶えず連携をとりながら、浅間山麓国際自然学校との事業を連携をうまく、うまくというんですか、緊密に、地元の協力がなければ、なかなかこういう事業というのは進まないと思いますし、単発的にやる事業ではないですので、何回も回を重ねていくということがあろうかと思いますので、地元の運営委員会とよく連携をとりながら進めていきたいと、このように思っておりますけれども、その辺のところは、市長、いかがですか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 私どもも運営委員会の人と接触する中で、まず地元の人が大変熱心だったな、そしてまた大変工夫もあるなと。このみはらし交流館に対する期待、これも大きいと。そういう意味では、その活用に、また活躍、活力に期待しております。それから、さらに拡大するという意味で、先ほど言いましたように、やはり浅間山麓国際自然学校というのは大変色々なノウハウを持っている。そことの密接な連携によって、あのみはらし交流館の使い方、それがさらに良くなる、拡大していく、そういうふうに思っておりますので、議員の示唆といいますか、お話を尊重する中で努力して努めていきたい、このように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 昨年10月、みはらし交流館が開館して、それ以降、県内外の方からも私のところへ何件かお話があって、ご案内したという経緯があるわけですけれども、そういう方の中で、NPOの法人を立ち上げて、何とかみはらし交流館を拠点に都市と農村との交流のパイプ役になっていきたいと。そういうNPOの方もいらっしゃいますので、その辺の情報交換等についても、運営委員会、また浅間山麓国際自然学校との協議の中で、それ以外のNPOの法人であるとか、みはらし交流館を中心にした交流事業に関心を持っている県内外の方も多くいらっしゃると思うんです。そういう方が参加しやすい環境というんでしょうか、そういうものだけは絶えずオープンな形で広げておいていただきたいと思うんですけれども、その辺のところはいかがでございましょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 先ほど言いましたように、地元の人が大変熱心で活発に活動しているというのを伺いましたので、先ほど言いました浅間山麓国際自然学校の人たちとの協力、今お話ございましたような色々な方との交流、そのことによってさらに輪が広がっていくかな、そういう思いがございますので、文字どおり、この施設が地域の人たちにとっても、また市にとっても、いい施設として活用、発展していくことを心から期待いたして、そういう意味では、これからも支援、援助はしていく予定であると、このように思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 小諸のすばらしい自然環境を最大限活用し、地域振興と交流人口の増加を目的とした事業であるというふうに私は思っているわけでございますけれども、そういう状況の中で、都市農村交流推進事業103万円、グリーンツーリズム活用推進事業204万円の予算というのは、市長の思いとは予算的に、ちょっと少ないのではないかという気が私はしてならないんですけれども、その辺のところはいかがでございましょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 私、いつも話をさせていただくんですが、小さく産んで大きく育てる。まず、始めることが大事であって、そして基本が、ベースが、みはらし交流館を通じてできたんだと。これからが、むしろ、先ほど言いましたように必要な支援、援助をしていく。まず、手始めとしては、まあまあの額ではないか、これからだと、こういうことでご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 まあまあという予算ですけれども、103万円は人件費ですよね。人件費、ただ1つの事業といいますか、その部分だけですので、そういうことからすると、もう少し全体観に立ったというんでしょうか、事業全体から考えれば、人件費以外の事業も当然進めていかなければならないという現実があるわけですので、そういうことも含めて、予算の増額を求めておきたいと、このように思いますので、よろしくお願いをいたします。

 今、地方分権であるとか地域主権と聞くと、地方が何でも自由にできるように考えがちですけれども、当然、裁量が自由になっても、いいことばかりではないと思うんです。色々なことがあると思うんです。これからの時代、人的資源も物的資源も限られた、そういう社会環境になっていくのではないかと、私はそのように思っております。そうした時代の中で、予算的な面で新たにできることもあれば、できないこともあるというふうに私は認識しているわけでございます。

 そういう中で、昨年ですか、市長のもとで事業仕分け等も行われて、事業の見直し等もやられたと。このような状況でございますけれども、先ほどこの2事業について、市長のほうからるる説明いただいて、これからの小諸市のあり方として、交流人口増については積極的に取り組んでいきたいと、このようなご答弁でございましたけれども、そういうことからすれば、繰り返しになりますけれども、予算的に若干少ないのではないかというふうな気がしますけれども、再度その辺はいかがでございましょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 はじめから援助とか支援というのを行政に頼るよりも、やはり地元がまず立ち上げて、そういう点では、今回大変活発な地域活動しているというふうに、実際私も見せていただいて、地元の人の熱意が分かったという段階でございます。だから、安易に行政の力を借りるのでなくて、やはり地元の中心になる。その辺が見えてきましたので、これから、先ほど言いましたように、少しずつ、さらに支援を拡大していきたい、こういうことでご理解いただければ大変ありがたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 交流人口増という部分については、私と市長と共通する部分だと思いますので、そういう視点で考えれば、市長のおっしゃることも理解できるんですけれども、交流人口増と口では言いますけれども、本当に今の社会環境の中を考えれば、なかなか難しい事業だと思うんです。特に、人口減少社会というんでしょうか、そういう中で、大変難しいのではないかというふうに私は思っております。

 そういう中で、2011年現在、日本の人口減少は進みつつあると、このように言われているわけですけれども、まだまだ人口減少社会と口では言われていますけれども、現実的にはまだまだ先だと、このような認識でおるわけですけれども、あと5年、10年、15年ぐらいたてば、団塊の世代が寿命を迎えて、初めて日本の人口の急激な人口減少社会が始まるのではないかと。特に、22世紀になれば、現在1億3,000万ぐらいのところが4,000万人ぐらいの、約3分の1に人口減少が進むのではないかと、このようなことも言われております。

 そういう意味で、小諸市にとっても、人口減少という社会減少というんでしょうか、この現実は避けがたいものがあるわけですけれども、人口減少社会を迎えるに当たって、迎えてから、では、この人口減少を行政としてどう受け止めていくのかという議論をするのではなくて、やはり今から人口減少社会に向けて着実な取り組みをしていくということが私は大事であり、それを次の世代にバトンタッチしていく、このようなことが私は必要ではないかと、このように思っております。

 そういう中で、近隣の市町は、色々な要因があると思いますけれども、若干でも人口が増えている、そのような現実がございます。反面、小諸市の人口は徐々に減ってきているんですよね。人口減少という部分について、市長はどのようにご認識をお持ちですか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 人口減少につきましては、大変深刻な形、将来大きく深刻な問題になるというふうに理解を、基本的にしております。ただ、当面、この5年から7、8年までは、団塊の世代を中心として高齢者が大幅に増えて、そこへの負担が急激に出てくるということが一番心配されると。長期的に見れば、やはり人口減少というのはさらに、さらに深刻になってくるかなという思いを持っています。例えば、今年生まれたとしても、20年たたないと20歳にならないわけです。だから、急激な人口増というのは、まず望めない。そういう中で、将来に向かって子育てしやすい環境、保育所の充実とか、働きながら勤めていく女性の方を増やしていく、そういう中から人口を増やす、こういうことで長期的に取り組む。これはむしろ国家的な政策に頼らなければいけないという部分があろうかと思います。市でできるとすれば、やはり子育て、教育、これに中心を置く中で、やはり将来を展望していかなければいけない。小諸市も20年先には1万人ぐらい減るというような数値も出てきているわけでございますので、そういうことを踏まえれば、より深刻な問題として捉えなければいけない。

 くどいようですが、先ほど言いましたように、今日生まれたとしても20年たたないと20歳という年にならないわけです。本当に長期的な取り組みをしていかなければいけない。当面は、やはり高齢者が増えていく、この部分を施策の重心に置きながらも、そういう長期的視野に立った人口という捉え方が適当ではないだろうか、このように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 人口減少社会の中で、色々な考え方があるかと思うんですけれども、今、制度として子育てしやすい環境であるとか、そういう制度はもちろん必要だと思うんです。けれども、私は要旨(1)、(2)で申し上げたとおり、人口減少社会のことを考えると、交流人口を増やして、できるだけリピーターに来ていただいて、そこに何人かの人に定住していただくとか、そういうことも交流人口の増加を図る中で人口減少を食い止めることも、政策として考えた場合に、私は必要なことではないかと、このように思っておりますので、交流人口の増加という視点からも、この事業等について取り組んでいただければと思います。

 例えば、今、小諸市では21年度の転入者は1,410名なんですけれども、転出者が1,570名。22年度の転入者は1,250名、転出者は1,397名。この中には外国人は入っていないということだそうでございますけれども、この2年間だけでも、これだけの人口減が、人口減の考え方は色々ありますけれども、転入・転出という、その部分だけ見れば、現実として人口が減っている。こういう現実があるわけでございますので、そういうことからすると、人口増を図るひとつの要因として、交流人口の増加ということも考えたらどうかということで、私は考え方を述べさせていただいたんですけれども、交流人口の増加については、芹澤市長も平成16年の市長就任時の所信表明の中でも、これからの小諸市の将来展望を考えたときに、交流人口を考えていかなければならないということも言われ、何年度かの所信表明でも交流人口の増加ということを表明されているわけでございますので、そういうことからすれば、私は、(1)、(2)の事業等についても、趣旨は交流人口を増やして、すばらしい小諸を県内外にアピールしていくという趣旨の事業でございますので、そういうことからすれば、私は積極的にもう少し、先ほどの市長の答弁は分かりますけれども、もう少し事業として取り組んでいただければという思いでいるんですけれども、その辺は、市長、もう一度。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 昨年実績の中では、1,100余名ほどの、こういう自然体験、農業体験、そば打ち体験等を含めて、都会からの交流が来ておりまして、少しずつですが、着実に増えてきている。そして、これはさらに増やすということで、今回、浅間山麓国際自然学校の人をコーディネーターとする中で、一歩前進できたかな。さらに、これを拡大していくという、そういう方向で着実な歩みをしていくことが必要だと、このように理解しております。したがって、先ほどお話しさせていただきましたが、今年度は額は少ないとしても、次にはさらに増やしていく、支援も拡大していくと同時に、地元の人の活力をも活用する形で官民協働の交流人口の増ということを目指してまいりたい、このように思っているところですので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 ぜひそのような強力なバックアップの下で、取り組みをぜひお願いしたいと思いますけれども、交流人口の増加については、私も市長も相通ずる部分があると思うんですけれども、こういうことがいいのかどうなのか分かりませんけれども、交流人口は必要だというふうに私も思いますし、市長も同じだと思いますので、仮称ですけれども、交流人口増加推進条例みたいな、市長は、条例といえば、またすぐ色々なご意見があろうかと思うんですけれども、仮称ですけれども、そのぐらいの気持ちを、交流人口増加ということを考えれば、そういうこともひとつの視野にして考えたらどうかと思うんですけれども、その辺はいかがでございましょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 やはり行政で条例を作って縛るというか、促進するということも、一面においては必要かと思うんですけれども、いつも私、考えるんですが、まず民間活力の活用という部分を基本に据える中で、直ちに条例というところまではなかなか難しい。やはり官民協働の力を合わせてともに働く、そういう形でのものがいいのではないか。そういう意味では、条例というものについては、私自身は消極的な考えを持っております。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 条例については、問題提起という部分で私もとどめておきたいと思いますけれども、やはりそういう意識を持って、これから交流人口増という部分について取り組みをお願いしたいと思います。

 それから、過日の新聞報道で、安藤百福記念の自然体験活動指導者養成センターで、各大学の先生が環境思想をテーマにして、3月にシンポジウムを開催されるということが新聞で報道されておりましたけれども、その中身等についてはこれからシンポジウムを開いた中で議論をされていくわけでございますけれども、その中で、小諸市として、色々なシンポジウムを開かれるに当たって小諸市としての考え方みたいなものを反映してもらうような場面というのはあるんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 安藤百福自然体験センターにつきましての最高機関というのが、安藤百福事業団の会長といいますか、委員長である日清食品ホールディングの社長の安藤宏基さんを中心として、運動用具等のミズノの社長とか、あるいはまた浅間山麓国際自然学校を指導的にリードしてくれた先生などを中心とする最高の委員会がございまして、その委員に私も加えさせていただいておりまして、その運営については、こちらの希望が通るような形での発言もさせていただいております。そういう中で、具体的にそこに来る先生は、センターに来る先生ですが、普通にはなかなか、相当なお金を出さないと来てくれないような人に来ていただけるようになっているわけですから、この施設については、予想以上の効果があるのではないか。大きく期待しているところでございます。

 したがって、それらについて、小諸市の考え方なども、機会を見て、先生方にお話しする機会がございますので、今お話ございましたようなことも含めて検討してまいりたい、考えていきたい、このように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 そのように、ぜひ小諸の今抱えている現状等を理解していただく中で、こういう団体というんでしょうか、組織との連携を深める中で、私は、着実であるけれども交流人口増に向かって進んでいくのではないかというふうに思いますので、その辺のところも市長のほうからぜひ、シンポジウムを開催される主催者のほうに市としての要望等もしていただければと。この辺も要望になろうかと思いますけれども、ぜひお願いをしたいと、このように思います。

 では、これで件名1は終わらせていただいて、件名2に移りたいと思います。

 件名2、平成23年度市長の施政方針について、要旨(1)厚生病院の再構築と市庁舎整備について、市長の考え方と今後の進め方についてお伺いをいたします。

 先ほど、市長答弁がるるございました。庁舎と厚生総合病院の問題については、一昨年3月、市長のほうから議会に事業提案があり、2年が経過したわけでございますけれども、市長の率直な感想はいかがでございましょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 トータルとして考える中では、順調に進んできたかなという思いはございますが、まだ医師会等の一部の人を含めての反対がございますので、もう少しまた十分な説明をしていくことも必要かなという思いがございます。

 いずれにいたしましても、できるだけ早く条例を含めた、あるいは予算を含めた提案をしていきたい、こういう時期にもうそろそろ来ているかなという思いを持っております。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 昨年3月議会に提案を受け、議会においても、また市民の中でも色々な議論があり、2年間を経過したわけでございますけれども、その中で、言い方が悪いですけれども、賛否があり、その賛否を含めて色々な場面があったわけでございます。そういう中で1月23日、市会議員の選挙があり、私も多くの団体、組織、また市民の皆様から厚生病院と市庁舎問題についてご指摘をいただきました。一番多かったのは、少子高齢化社会を迎える中で、小諸の20年先、30年先の我が地域を、我が小諸をどういった将来像を描きながら、小諸厚生総合病院の再構築と市庁舎整備の問題について取り組んでいるのかと、このようなご指摘をいただいたのが一番多かったような、私は気がします。賛成、反対はあるにしろ、現実の問題として、本当に将来展望をした中での議論がなされているのかと、そういうご指摘をいただいたのが多かったような気がします。議論が見えてこないとの意見が多かったように、私は思います。

 そういう中で、平成23年度予算案については、庁舎と厚生総合病院の問題についての予算は計上されておりませんけれども、理事者と議会とが合意できる、共有できる部分から一つ一つ積み上げ、確認できる部分は確認をしていく、そういう時期に来ているのではないかと、客観的にこの部分について見ている市民の方も大勢いらっしゃいます。そういう意見に対して、市長はどのようにお考えですか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 実際、この問題を提起させていただいたのは平成19年のころ、もう厚生連に2市2町の要望というような形で原々案についてはお話し申し上げ、それから具体的な案として2年近くなる前に提案をし、そして説明し、何回かの委員会等を含めて議会と議論させていただいてきたわけでございますので、私ももうそろそろ、先ほど言いましたように落ち着くところに来ているかな。この間、色々ありましたが、まあまあの形で着実に進み、去年の8月18日でしたか、厚生連本部からも、ある程度こちらの意見を聞くような形で、意見を入れていただくような形で回答もいただいております。したがいまして、3月議会、来年度予算の中には直接的には盛り込んでおりませんが、6月なり9月なりには具体的な形で予算化し、そろそろ着地点を見つける時期に来ている、このように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 平成23年度の予算提案説明書の中で、市長は、市庁舎整備と街再生計画は小諸市の将来を確実に左右する最重要課題であり、この課題への対応のいかんによって、小諸市の興廃がかかっていると言われ、また小諸市の将来に禍根を残すことのないよう、説明責任を果たしたいと、このように説明をされております。説明責任を果たすということは、私は、これは私見になるかもしれませんけれども、説明責任を果たすということは、イコール説明する相手に対して最大限意見を尊重していくということも必要ではないかと、私はそのように思うんです。ですから、最大限説明責任を果たすと同時に、説明をする相手側の意見も最大限尊重した中で説明をしていくという、そのスタンスが私は必要だと、このように思っております。

 また、23年度の施政方針の中で、市長は、「2期目最後の年に当たって改めて申し上げますが、市長の仕事とは、現在そして将来のこの地域に必要な政策を考え、実行し、その責任を議会の皆さんと共に負うことであります。とはいえ、市長一人では何もできません。市民、議会の皆さんの協力があってこその市長であります。市民の皆様の幸福な暮らしを築き守るため、私は引き続き全職員の先頭に立ち市政を担ってまいりますので、市民の皆さま並びに議員各位のご理解とご協力を心からお願い申し上げます」と、このように芹澤市長の思いが述べられておるわけでございますけれども、私は市長の2期目最後の1年間、この姿勢で取り組まれれば、この3つの大きな事業についても、私は大きく前へ進むのではないかと、このように思っておりますけれども、その辺は市長、いかがでございましょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 私も、この1年で方向付けして、落ち着くところに落ち着ける、そういう努力をこれからもしていくつもりでございます。

 ただ、お話にございましたように、反対している人の意見を最大限に尊重するという部分については、なかなか、そのごく一部ではございますが、白紙に戻してというような表現をされている以上、そこまでは、厚生連本部から回答をいただいた段階では、白紙に戻してというところまでの最大限の譲歩というのは、まず私はしない。やはりどこかでお互いに意見を述べ合う中で、いい着地点を見つけていくことが大事ではないか、そのための努力を全力を傾けてやっていく、こういうことでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 疇地議員。



◆公明党代表者(疇地稔議員) 

 私も、その辺の市長がおっしゃるところは、全くそのとおりだと思うんです。2年間積み上げてき、市民論議まで呼んだこのことを白紙に戻さないと前へ進まないとか、また庁舎と厚生総合病院の問題を10年後に議論したほうがいいのではないかとか、そういう議論がまことしかに出てくるわけでございますけれども、それは全く次元の違う話であるというふうに私は理解をいたしております。

 そういうことからすれば、先ほど市長がおっしゃったように、いずれにしても、議会をはじめ、より多くの市民の皆様の合意形成を図っていかなければ、この大きな事業というのは前へ進まないということだけは間違いないわけでございますので、その辺を加味する中で、これからの取り組みをぜひ心からお願いをいたしまして、会派としての質問を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 この際、議事の都合により暫時休憩いたします。

 再開時刻は、予鈴をもってお知らせをいたします。



△休憩 午前9時52分



△再開 午前10時10分



○議長(別府福雄議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△林稔議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、新風市政会代表、林稔議員の質問を許します。

 林稔議員。

          〔新風市政会 代表者 林  稔議員 登壇〕



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 議席番号17番、新風市政会の林稔です。議長のお許しをいただきましたので、これから会派代表として質問をさせていただきます。

 1月23日の市議会選挙において、直近の民意による21名が市会議員として誕生し、政策集団としての新しい会派が決まりました。市民の負託に応えるための提言、提案、質問を具申することにより、今後市民の安全・安心、市民福祉の向上、地域づくり、まちづくりに反映させていきたいとの思いを胸に持ち、質問をいたしたいと思います。

 私たち新風市政会は、今、小諸市が当面直面している大型事業、重点事業をはじめ、平成23年度予算議会であることから、その辺を主な論点として代表質問をさせていただきます。

 それでは、件名1、施政方針と平成23年度予算について。

 芹澤市長は、施政方針で、昨年4月施行となった小諸市自治基本条例を市政の柱として、新ごみ焼却施設建設、小諸厚生総合病院と市庁舎整備、そして駅舎複合交流センターの建設の、懸案の3つの大型事業をはじめ、3年前の選挙時に掲げたマニフェストの達成に向け、総合計画の進捗管理を着実に進めると申しました。

 そこで、要旨(1)市長任期の最終年度を迎えて、当面する市政の重点事業をどのように方向付けるのかについてお尋ねしたいと思います。

 懸案の大型事業をどのように進めようと考えておられるのか。市庁舎建設準備基金は、重点的に短期間に基金積立をしてきたことは、市長は市庁舎整備を最優先に計画し、実行する現れと強く感じられますが、市民は市庁舎整備の優先度より、日常生活に密着な医療やごみ処理をどうするのかといったほうが優先度は高いと考えているのではないかなどについて、市長の所見をお尋ねいたします。

 次に、要旨(2)総合計画と市長マニフェストなどについて。

 総合計画第8次基本計画による222件の実施計画の中に盛り込まれている市長マニフェストは、本年度予算に反映できているのか。マニフェストの進捗状況はどうか。また、どのように自己評価、総括しているのか。

 なお、また昨年8事業が事業仕分けをされました。本年度予算に計上されている223万5,000円について、対象事業の選択方法についてなど、お尋ねをし、お伺いをしたいと思います。

 次に、件名2、市庁舎整備と小諸厚生総合病院の再構築問題について。

 市長は、懸案の3つの大型事業のひとつに掲げ、庁舎と病院を一緒にくくって考えておられます。施政方針では、小諸厚生総合病院再構築と市庁舎整備と言っておりますが、提案説明の中では、市庁舎整備と街再生計画と言っております。どのような意味、内容で2通りの題目を使い分けておられるのか分かりませんが、小諸市の将来を左右する最重要課題であることは、どなたでも承知しており、それこそ小諸市の20年、30年、50年先のまちづくりの将来に禍根を残すことのないよう、市長も言っておられる小諸市の興廃がこの1年にかかっているとの思いは、私たち新風市政会全員も強く認識しているところであります。

 そこで、要旨(1)市庁舎整備基本構想策定委員会の答申をどのように受け止めているのかについてですが、本年年明け早々、1月5日、市庁舎整備基本構想策定委員会より基本構想案が芹澤市長に答申、提出されました。概要では、市庁舎整備の必要性として、現庁舎は耐震性に問題があり、効率的な行政運営を行うためにも庁舎は早急に整備する必要がある。整備方法は、費用対効果並びに利便性を比較すると新築が妥当。建設する場所は、現市庁舎敷地に小諸厚生総合病院が2次救急医療施設を立地する場合は、新築する位置は旧ヴィオ跡地とすることが現実的。総事業費は30億円と見込んだと、委員会での構想案としての内容かと思います。

 市長は、この委員会の答申をどのように受け止めているのか。市民からの意見、パブリックコメントの状況と今後の進め方とスケジュール等について伺います。

 私たち会派、新風市政会は、旧ヴィオ跡地での構想案には以前から、まちづくりの観点や市民の生命・財産を守る防災の拠点施設としてもろもろの欠点があり、決してベターでベストの場所ではないと主張した経緯があります。街再生、中心市街地活性化、コンパクトシティ構想などを考えると、現市庁舎エリア及び周辺に厚生病院と市庁舎の両方が構築できることがベストではないのか。そのためには、市庁舎は当分の間、建物の耐震補強や危機管理、電子化等の対応できる仮庁舎を前提に考えるほうが良いのではないかとの思いもあります。

 次に、要旨(2)小諸厚生総合病院との交換移転構想について。

 要旨(1)と共通いたしますが、策定委員会は、旧ヴィオ跡地での新築を答申しており、市長及び幹部職員による政策会議において、委員会の答申を最大限尊重したいとしており、市の構想案とすることを決めたと、広報こもろ1月13日付臨時版で市民に配布され、各地の集会でも説明されていると聞いております。そうなりますと、平成21年3月に交換移転構想が提案され、市庁舎と病院の両方の問題が同時に解決でき、費用面も安くできるとのことで、2年間論議されてきましたが、平成16年12月、寄附を受け、市所有となっております旧ヴィオ跡地に市庁舎となれば、交換移転構想は計画案そのものが実態がなくなるわけで、解消、変更されたと理解されるわけであり、その辺の所見をお尋ねしたいと思います。

 変更に伴う市民への説明責任については、どのように考え、市民の合意形成をどのように進めようとしているのかお聞かせください。

 次に、件名3、第2期まちづくり交付金事業について。

 国の制度により、名称が、都市再生整備計画事業と名称変更されたようですが、今まで慣れてきましたまちづくり交付金事業でお願いいたします。

 要旨(1)駅舎併用複合交流センターの建設延期と中心市街地整備事業についてですが、駅舎併用複合交流センター整備事業については、市長は、苦渋の末に延期といたしたと申しておりますが、これからの駅舎整備や図書館を中心とした地域交流センターの今後の考え方はどうなのか。図書館の整備は緊急の課題ではないのか。2年間の検討経緯を尊重しなければ、これからの大型事業、まちづくりのための信頼が市民から得られるとは思わない。市長は、延期なる言葉に固執することなく、具体的な提案をすべきと思いますが、いかがでしょうか。

 それから、中心市街地周辺整備など、大手の杜公園整備関連事業、(仮称)相生公園整備、多目的施設整備などの進捗状況はどうなのか。また、街再生と唱えるならば、都市計画マスタープランなど、再見直しをされて、小諸のまちづくりのビジョンを市民に示すべきだと思います。その辺をどうするのかお尋ねしたいと思います。

 以上で壇上においての新風市政会の代表質問を終わりまして、答弁を伺い、再質問させていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 林稔議員のご質問にお答えいたします。

 施政方針と平成23年度予算について、市長任期の最終年度を迎えて、当面する市政の重点事業をどのように方向付けするのかについてお答えいたします。

 平成23年度の施政方針で申し上げたとおり、引き続き市政の重点事業は菱野の稲荷地区での新ごみ焼却施設の建設、現市役所庁舎での小諸厚生総合病院の再構築と市庁舎整備、駅舎複合交流センター建設の大型事業であると考えております。これらの事業につきましては、私の任期中にきちんと道筋を付け、議会の皆様や市民の皆様のご理解とご協力の下、着実に進めてまいりたいと存じております。

 特に、小諸厚生総合病院再構築と市庁舎整備について申しますと、まずは小諸厚生総合病院が現市役所の場所で再構築してもらうよう市民合意を図った上で、きちんと道筋を付けたいと考えております。その上で、市庁舎整備につきましては、市庁舎整備基本構想策定委員会からいただいた答申案を尊重する中で、市民の皆様からいただいたパブリックコメントの意見も勘案の上、取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。

 続きまして、総合計画と市長マニフェストについてお答えいたします。

 平成23年度は、小諸市総合計画第8次基本計画の4年間の3年目の年となります。計画推進の具体的な方策としての個別事業は、既に達成済みの事業や、見直しにより変更した事業、新規に追加した事業などを含めまして222事業となりますが、総合計画審議会の皆さんによる外部評価や進行管理を行っていただきながら、総合計画で定められた6つの柱に沿い、目指すべき将来都市像の実現に向け、確実に事業を進めてまいりたいと考えております。

 また、市長マニフェストにつきましても、内容はすべて基本計画に反映させてありますので、その中で進行管理も行っておりますが、私の2期目最後の年となりますので、お約束したことがしっかりと実現できるよう、一層の努力をしてまいりたいと考えております。

 なお、総合計画やマニフェストに掲げた事業の推進につきましては、私一人の力で進められるものではございません。市民の皆様、議員の皆様のご理解とご協力いただく中で、全職員の先頭に立ち、総力を結集して着実に事業を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。

 続きまして、市庁舎整備基本構想策定委員会の答申をどのように受け止めるかについてでございますが、市庁舎整備基本構想策定委員会の答申につきましては、委員の皆様より慎重かつ熱心にご協議をいただき、提出したものでございますので、庁舎整備の必要性、基本的な考え方、庁舎の規模など、多方面にわたり調査・検討された内容でございますので、尊重するべきものと受け止めております。

 続きまして、小諸厚生総合病院との交換移転構想についてお答えいたします。

 小諸厚生総合病院の再構築と市庁舎整備については、当初は交換移転という計画でございましたが、小諸厚生総合病院建物を市庁舎として使う場合の改修費用が想定以上となる可能性もあることから、病院再構築と市庁舎整備は切り離し、病院再構築を優先して取り組んでまいったところでございます。小諸厚生総合病院の再構築の場所につきましては、現市役所敷地を前提としておりますが、市庁舎整備につきましては、市庁舎整備基本構想策定委員会におきまして、交換移転ということではなく、小諸厚生総合病院以外の場所も検討していただき、その中で、庁舎の位置は旧ヴィオ跡地が現実的との基本構想案を提出していただいたところでございますので、小諸厚生総合病院の再構築と市庁舎整備は、議員各位のご理解とご協力を得ながら、それぞれ確実に推進してまいりたいと考えておるところでございます。

 続きまして、まちづくり交付金事業について、駅舎併設複合交流センターの建設延期と中心市街地整備についてお答えいたします。

 苦渋の末に延期の決断をした駅舎併設複合交流センターの整備につきましては、第2期まちづくり交付金事業の計画期間が平成21年度から25年度の5年間であり、計画期間内での完成が見込めないため、現在、都市再生整備計画の事業内容の変更について、国・県と協議を進めている段階でございます。駅舎併設複合交流センター及び交流センターに関連する駅前広場、立体駐車場の整備以外の事業につきましては、都市再生整備計画の内容で事業実施し、中心市街地活性化につなげていきたいと考えております。

 以上でございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

 なお、個別の個々の問題につきましては、当初提案されておりませんでしたので、自席の中でのご質問の中で個々に答えさせていただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員、再質問はよろしいですか。

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 ありがとうございました。一通り答弁いただきまして、本当にありがとうございました。

 件名順に追って再質問させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは、件名1、施政方針と平成23年度予算についてでございます。

 要旨(1)市長任期の最終年度を迎えて、当面する市政の重点事業をどのように方向付けるのか。ただいま答弁をいただきました。市長が考えておられる懸案の3つの大型事業は、道筋を付け、着実に進めていくというお話をいただいております。

 思い起こせば、平成22年度の市長の施政方針、昨年度ですが、平成22年度は重要課題に向けた助走の年、地固めの年と位置付け、総合計画に沿って予算編成をされたという施政方針を覚えておりますが、今年度の施政方針は、市長は、小諸市の興廃はこの1年にかかっていると思うと述べておられます。本当に今年1年が正念場の年だという気持ちは私どもにも伝わってきております。

 昨年4月施行となった自治基本条例を柱として、新ごみ焼却施設建設、市庁舎整備と小諸厚生総合病院、駅舎複合交流センターなどの懸案なんですが、1つだけお聞きしたいのは、先ほど壇上でも申し上げましたが、施政方針では市庁舎整備と小諸厚生総合病院再構築という題名でお述べになっておるんですが、提案説明、昨年の3月あたりからは市庁舎と街再生計画という形の題名だったんですが、その辺の使い分けが、ここでも2通りの使い分けをされているんですが、何か意図があるのか、また、どういう形で使い分けされているのか、その辺を、まず冒頭聞きたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 表現は少し変わっているようですが、中身は全く同じでございまして、小諸厚生病院の再構築と、そのことによって市役所がまたどこかへというような部分から、市役所庁舎ということを一体的に考える中で、まちの活性化を図る、街再生を図る。こういうことでございますので、表現は少し変わっているようですが、中身は同じだと、こういうようにご理解いただければよろしいかと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 中身は同じだというふうに、私ども議員は分かるんですが、聞いた市民とすると、一番先は市庁舎整備という頭が先へ来て、あとは街再生計画という形で、病院のことは、まず冒頭、この題名からいくと出てこなかったやに思っております。今は小諸厚生総合病院がメインタイトルとなってくるんですが、たまたま施政方針と提案説明の中、この前言われた中でも使い分けているという形で、これは大変不自然でございまして、市民に分かりやすくというのは、説明責任の第一歩でございまして、今、市長が正念場を迎えているんだったら、小諸厚生総合病院というタイトルを、まず前面に打ち出すべきだというふうに私は思っています。ただ、街再生計画という中でぼやかさずに、今まで2年間、そういう形でぼやかしてきたというのが現実だろうと思っています。

 市長、正念場という、この1年で現れだとすると、この辺の整理をしておくべきだろうというふうに思っておりますが、その辺、再度お願いできればと思っています。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 アンケートのときも、市役所庁舎整備と街再生計画案というような形で、その一部変更というような形でアンケートを出しておりましたから、当初、街再生という形の中で一体的に捉えるという理解をしていましたが、表現の点では、やはり少し誤解があったかなというように思っております。現段階でご理解していただきたいのは、やはり小諸厚生総合病院、まずやって、併せて市庁舎もやるんだと。こういう意味を含めて、それによる街再生計画だというふうにご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 その論点は、またそういう形でお願いしたいと思います。

 それでは、本年度予算の中で、本年度予算というか、今までの予算の中なんですが、まず市長は、市庁舎整備を最優先と考えておられるような節が、どうしても私ども、予算から見ても、とれるんですが、庁舎建設準備基金が重点的に、市長就任から今までの短期間で基金積立がなされていることは事実でございまして、市長就任時の前の平成15年には、庁舎準備基金は6億2,700万かと思っておりまして、平成21年度あたりは18億8,000万ぐらいかなと記憶をしているんですが、今まで私どもは庁舎整備基金は21億8,000万ぐらいあるというふうには思っていました。

 広報こもろの臨時版にも、市庁舎整備の財源内訳の中に21億3,300万という記述がございますが、ここへ来て平成21年度決算で剰余金3億円が、はじめは庁舎準備基金のほうに繰り入れていたんですが、いつの間にか地域振興基金のほうに移っているという、そこら辺はどのような経緯で、そのようになっているのか。今、21億というのは、私どもはそう承知していたんですが、書類上ですと18億という形になっておるが、まず私どもは、庁舎から地域振興基金のほうに何で移っておるのか、その辺をまずお聞きしたいと思っているんですが、よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 最終的なところでは、22年度を見る中で、かなりの額の積立金がさらに上乗せされるというふうに理解しております。そういう意味では、最終的には庁舎は21億になるということで間違いございませんから、そういう理解をお願いしたいというのと、当初、なぜ庁舎整備を基本的な考えの最重点のひとつにしたかというと、本来、もう庁舎整備については、ずっと前にこういう状態が来る、地震等には大変弱いんだというのが分かっておる中で、たった6億2,000万しかなかったというのはやはり不自然であり、望ましくない。

 そういう意味で、まず市庁舎整備が、過日、小学校等地震対策で10億近く投資したわけですが、やはり市庁舎整備についても積立金をしておかなければ市庁舎整備ができない。そういう思いの中で、これらを重点的にやって、当初6億しかないという不自然さをできるだけ早く解消するという意味で、たかだかざっと7年間で21億、場合によったらもう少し積み立てることもできるかなという思いで進んできた。こういうことで、やはり6億2,000万という当初の計画に対する大変な心配、危惧。これではとても庁舎再建はできない、こういう思いから、これを重点的に取り上げ、全体的には35億ぐらいの基金の積立ができるか。全体でですね。私が就任してから7年間で35億か36億ぐらいの積立ができる中でも、特に庁舎建設に重点を置く中で進めてきた。

 こういうことでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 また、それは後段にもさせていただくんですが、まず小諸市の財政状況について、私ども私見をというか、私ども会派のをさせていただきたいと思います。

 23年度予算の前に、平成22年度の予算執行状況を調べさせていただきました。当然、これは決算の前のものですが、一応見込み額という形にさせていただいて、数字の申告はしていませんので、大ざっぱな答弁で結構でございます。

 まず、先ほどから出ております基金の積立なんですが、平成22年度末の積立予定額が10億7,564万7,000円ぐらい見込まれているわけでして、主な積立金の増減を調べますと、財政調整基金が8億4,100万、地域振興資金のほうに3億200万、減債基金のほうに5,700万前後あるとすると、約12億前後の積立金があるという形でございます。

 なお、職員の退職手当基金のほうから、これは1億2,600万ぐらい取り崩してはいるんですが、このほかに23年度の繰越金が約2億円、多分見込まれるだろうと思っていますし、当初予算にもその辺が出てくると、約13億円ぐらいが留保されている計算になると私は思っています。

 年度末までに財源が留保されてきた理由は何かと調べましたら、まちづくり交付金事業が3億8,900万ぐらいがプールされているし、街路事業の負担金が2,250万ぐらい、また一般財源からは、これはまた2億円ぐらい取り崩しているんですが、昨年度との比較をしますと、地方税だけが増えてきているというのが現実でございまして、市税は、予算書を見ますと、約4億円ぐらいは減少している中で、13億近くの留保がされているということは、今、個人市民税でございますが、約10億ぐらいあるはずなんですが、それに匹敵するような多額の財源が留保されているということは、この財政運営は何なのかというふうに、まず私どもは気が付くわけでございまして、そうすると、住民は、今まで市は裕福だとはいいながら、何か要求すると、予算がない、予算がないというふうに言われてきたということは、住民サービスを受けるために税金を納めてきたのが市民でございまして、実際には市民税に匹敵するぐらいの金が留保されてきているということは、住民サービスの面から相当不便をかけてきているのではないかという裏返しではあるんですが、その辺、市長、よくよく大型事業をやるための留保はするんでしょうが、とにかくこれだけの大きなお金が現実として留保され、基金に積み込まれてきているという、この現実。市民サービスが本当にこれで良かったのかどうかというのが、まず問われる今回の予算を、財政状況を見ていると、読み取れるわけですが、その辺をまずお聞きしたいと思っています。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 まず、市民の皆様をはじめ、議員の皆様にも説明してまいりましたが、今、抱えている緊急課題の3つ、考え方によれば4つの事業で、全体でざっと142億。最大限でございますが、142億をこの5年ないし6年で投資しないと、やっていけないという数字については、ご理解いただいているかと思います。ごみの焼却施設にしましても、本来なら平成14年にできていなければいけなかったのが、遅れ遅れて、少々事情がございましたが、やっと菱野の稲荷地区で受け入れていただいたと。これには三十数億かかるというようなことを含めて、全体で142億。この大型投資のためには、できるだけ内部留保を厚くする。すなわち、基金残高を多くする。これも大きな課題のひとつである。そういうふうな前提の下に、そして、これまで市の予算の組み立ては、交付税については極めて低い形で計上してきました。この後、22年度決算の中で説明させていただきますが、特別交付税については4億しか計上してございません。これは、従来からずっとそうです。実質は、6億あるいは7億の特別交付税が見込まれるというように、私は現段階では考えております。

 それと、税収も、当初極めて低く見積もりました。結果的には、これも分かりませんが、1億近くの税収減、見込みを低く抑え過ぎたために、1億ぐらいの余裕が出てくるかな。

 それと、中部横断自動車道の建設費に1億2,200万ほど計上しましたが、実質的には7,000万から9,000万ぐらいの、かなり減額ができるとか、そういうもろもろの事業を、従来ですと、予算が余ったから使ってくるのではなくて、残せるものは残して、先ほど言いましたように、大型事業を抱える中で、やはり積立を増やしていくことが将来に向かって財政負担を少なくする。心配をなくする。多くの市民の方も、いきなり142億という大幅な投資をして、本当に大丈夫かという心配がある中で、できるだけ積立金を増やす、そういう努力をした結果である、この辺を理解していただきたい、このように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 今、市長から、長期財政試算は昨年の8月にさせていただいたので、確かに142億、大型事業の場合。駅舎の複合交流センターを建設延期という形になりますと、約31億7,000万が市民の声を聞いて延期という形をとらせていただいたと理解をしているとなると、142億が約110億円という超大型事業の、今の段階ではそういう形になるというふうに、数字上ではなる。そうしますと、ここに昨年の8月以降、長期財政試算が止まっているわけでして、昨年の12月の議会では、市長は22年度決算を見る中でというのと、一括交付金事業を見る中でという形ですが、今言った22年度決算を、これは私どもで予測させてもらっているんですが、今言ったように13億円からの留保をかけているという形を市長はもうはじめから予測しているのかなという形が見えるんですが、そういう形でやるとすると、特定目的基金についてでございますが、今、長期財政試算、昨年の8月のところでは54億3,900万というのが使える基金、財政基金と地域振興基金と庁舎建設準備基金、また地域福祉基金のうちの積立分を入れると54億4,000万ぐらいだったんですが、22年度末に私どもが計算しますと、62億8,500万ぐらいという形で、ここで8億何ぼという数字が、財政の差が出てきているんです。8億5,000万ぐらい。

 ですから、こういう特定目的基金がこういう形で出てくるんでしたら、先ほど言いましたごみ処理施設建設や病院問題のときにはすべて財源は基金の取り崩し及び借金、負債ですが、取り崩して充当しようという考え方なんですが、重点事業に係る財源については、透明性を図るためにも当初予算に特定目的基金を計上しておくべきではないのかという疑問点がここに出てくるわけでございまして、ごみ処理とか病院、市庁舎問題には基金がございませんので、当然そういう形を市長が主張して、これから市民に向かって説明していくんだったら、はじめから透明性のある、当初予算にこのくらいの基金を積んでいきますよという説明と、そういう姿勢がなければ、これから市長がどんなに説明責任をやっても、金が後から出てくるような話し方をされても、私ども市民とすると、まゆつばという形になるかと思います。

 当然、今度の23年度当初予算の中にも計上して透明性を図るべきだと、私はそういう意見も市民の中にはあるというふうに理解をしているんですが、その辺は、市長、お考えはいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 先ほどちょっと説明させていただきましたが、22年度までの予算の説明の中では、先ほど言いましたように交付税、それから税収は極めて、できるだけ低く見積もって、結果的に大変増加になったという形で来ておりますから、したがいまして、22年度の決算では、当初から見ると全体では10億余ぐらいの積立金ができるかなというように思っております。これは、先ほど言いましたように、142億という莫大な投資をするということについての市民の皆さんの心配等を配慮する中で、積み立てられるものは積み立てていくという形が望ましいのではないか、そういう考えで、ちょっと多いかなという思いで積み立てたわけですが、ただ、ざっと私の7年間の事業を見てもらえばご理解いただけるかと思うんですが、子どもセンターも2億ほどかけて作りました。児童館も3館を一気に作りました。そしてまた、東保育園なども2億で作りました。大型というか必要な、やはり子育てを中心とする事業は少なくともかなり重点的に取り組み、決して不足のないような形でやってきたというふうに私は自負しております。

 そういう中で、福祉にも、今まで医療費についても、小学校入学前だったのを小学校6年まで6年間延ばしたつもりでございます。医療費無料化をですね。それから、各種健診についても、かなり引き下げてきた。そういう形で、事業は、私は私なりに、十分と言えないまでも、まあまあの形でやってきたかな。決して、ため込むために福祉を犠牲にしたという思いは、私は持っておりません。特に、小諸市の場合、ご存じと思いますが、1人当たりの扶助費は県下一多いですね。そういう意味からも、福祉にも配慮してきたし、また、例えば学校給食にしても、これは前からやっているんですが、多くのところが管理というか、一体的にやるという中で自校給食を貫いてきた。こういう面を含めると、私は、私自身の政策の中ではマニフェストどおり、かなりの部分で自分ではやってきたかという思いを持っておりますので、一部誤解があるかもしれませんが、やってきた部分を見ていただく中で、決して積み立てるために福祉を犠牲にしたということは無いつもりでおりますので、また、もしそういう部分があるとすれば、23年度以降で十分やっていきたいと思いますので、そういうことも含めてご理解いただければ、大変ありがたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 市長のお話も分かる部分がございまして、今言った児童館等、色々なことは私どもも承知しているところですが、今まで市長が就任した後の歳入歳出の決算の差引額、早く言えば剰余金の関係をずっと見させていただくと、毎年6億円前後の剰余金が出てきているという形でございます。そのうちの半分、2分の1を基金に繰り入れ、また、あとは翌年度に繰り越すという考え方を持っておられるんですが、先ほど言いましたように、市長のやっている政策は、私、決して間違っていない。箱ものを作ってきた、また、福祉もやってきたということは十分に分かっているんですが、たまたま区長会とか、区長のほうから申請がある。あの道を直してほしい、この道を直してといった市民ニーズの住民サービス、たかだか100万とか50万という話が、予算がないという形で大変な不評を買っているというのも現実でございます。

 区長から出された申請が、ほとんど予算がないという形で次年度送り、3年送りという形を現実に目の当たりにしているとなると、当然ここに今までの建設資金が1億8,000万ぐらいはのっかってはいるんですが、それでも足りないという形は、当然、市長もご存じだと思っています。今までこのような金があるとすれば、もう少し市民ニーズ、市民サービスのほうに向けていける金が十分にここにあると私は思っていますので、ぜひそういう形の方向へ、ひとつご理解をいただければと思っていますが、市長、最近、市民ニーズというか、生活のインフラのほうの、小さい仕事が皆さん滞っているというような不満がありますので、その辺をお願いできればと思っています。よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 先ほど言いました22年度までの予算編成を少し、今、林議員からのご指摘を受けた部分も含めて、特別交付税でずっと4億ほどの計上でしたが、今年度予算の中では1億増やしたり、できるだけ実情に沿うような努力をこれからもして、今の林議員の意見を踏まえて、お話を踏まえて努力していきたい、このように理解していただきたいと思います。

 それと、普通建設事業についても、以前よりは私自身はかなり積み上げてきたつもりでおります。ただ、具体的な話の中で、議員さんご指摘の、少し足らない部分があるとすれば、これから事業を節約する中でそれらについては検討していきたい、このように思っているところでございます。

 いずれにいたしましても、これからこの1年、最後の1年になろうかと思いますが、今の議員の意見などを踏まえる中で、着実な事業の進捗を図って努力していきたい。ついては、議員の皆様のご理解をいただきたいと、こんなことをお願いしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 ぜひ、市長、そのような形で、小さい声も届くような市政を、予算もお願いしたいと思っています。余り残すと、逆に言うと、どこかの市長みたいですが、10%の減税をお願いしたいという方向に走るかもしれませんので、よろしくお願いしたいと思います。

 それでは、要旨(2)のほうに行かせていただきたいと思います。

 総合計画と市長マニフェストなどについてですが、市長マニフェストは予算に本当に反映されたのかどうか、その進捗状況はどうなのか、市長、まず冒頭、今年の予算の中に市長マニフェストが予算に反映されたのか、また進捗状況はということなんですが、個別事業の実施計画を見させていただきますと、222事業の中にMと書かれたマニフェストが51事業ございます。そしてまた、新規事業が17と変更事業が3という形でございますが、その辺、市長、市との考え方として予算に反映できたのか、また進捗状況はどんなふうに考えているのか、まずそこら辺の考え方を、所見をお願いしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 私とすれば、十分マニフェストの施策を予算に反映させ、これまでも実施してまいったつもりでおります。先ほど言いましたように、児童館とか、あるいは子育てのための施設を含めて、概ねいい方向でやってきたという考えを私は持っておりますので、さらにこの1年で、本当に100%できるかどうかはともかくとして、その方向に向かって、実現に向かって努力していきたい。これが概括的なというか、総括的な考えでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 そのような方向で、またお願いしたいと思います。

 また、市長、新規事業の中で、1つ例をとらせていただくと、事業実施計画の中のナンバー159というところにあるんですが、新規事業で住宅のリフォーム工事を実施する者に補助金を交付するという題目の中のすまいのリフォーム応援事業、これが1,000万、今年の予算で入ってきました。目的とすると、経済対策の一環の補助事業でございまして、高度な要件を設けず、地域の業者にも工事が行き渡るような対象で幅を広げてあるというのが目的でございます。建設業は、本当に零細企業はほとんど仕事がなくて困っている時代でございまして、たとえ大手であろうが、今、困っている時代というか、困窮している時代というのは目に見えているんですが、零細からを含めてですが、市内業者約198事業所があるかと思っていますが、経済対策の一環という形ですが、この1,000万円で、どのくらい担当課では市内の経済波及効果を見込んでいるのかどうかを、まずお尋ねしたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 今回、1,000万ほど計上したわけですが、大体投資額の10倍、多くて19倍ぐらいの効果がある。したがって、1,000万のリフォームのための予算を支出することによって、1億から1億9,000万円の事業効果、波及効果があると、このように考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 ありがとうございます。

 上田市の場合を例にとらせていただきますと、今年の1月補正で1,000万計上し、市民に広報で通じたところ、1月20日から受け付けたところ、5日間で1,000万、予定額に達してしまったという話でございます。申し込み件数が120件で、工事総額が9,000万。ですから、約9倍の経済波及効果が5日間で見込まれるという結果が出たそうです。その結果を受けて、23年度当初予算に9,000万を計上したという事実もございます。

 ちなみに、秋田県では、昨年21億円投入して300億円ほどということですから、約14.5倍。先ほど市長が言った15倍という波及効果が見込まれるわけでございます。小諸市も、当初予算1,000万円を計上してもらって、まず始めていただいた。これは、15期の高橋要三議員さんが一生懸命言ってきた政策だろうというふうに私も理解はしているんですが、経済波及効果が約10倍以上見込まれるとなったときに、1,000万円がすぐ、申し込みがすぐ終わるという可能性も見れるんですが、そんな場合、追加補正がとれるのかどうか、波及効果がそれだけ大きくなるとすると、今この時代に追加補正ができるのかどうか、まずお聞きしたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 直ちに6月でできるかどうかはともかくとして、やはり追加というのは考えていかなければいけない、そのように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 ぜひ、その方向で、様子を見ていただいて、本当に中小零細企業の建設業界に波及効果が10倍以上見込まれるという形が見えたときには、またそのような話もぜひお願いをしておきたいと思います。

 では、事業仕分けのほうについて1点お聞きしたいと思っているんですが、当初予算、今年の仕分けには223万5,000円が計上されています。約40事業の対象事業とのことでございますが、選択方法についてはどのように考えておられるのかもお聞きするんですが、昨年8事業が148万8,000円の予算でやられて、7事業が要改善、1事業が国で実施という結果をこの前見せていただきました。合計で390万ほどの削減になったとの報道も聞いておりますが、今年の予算編成に対して、構想日本を使っていくだろうと思うんですが、その223万5,000円の40事業の選択方法並びに市長の思い入れなどをお聞きできればと思っているんですが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 選択方法につきましては、市内部のほうの取り上げ方、そしてまた市民等からも意見を徴する中で、前回と同じように委員会の中で最終的には選定していただくという方向で進めていく予定です。私は、事業仕分けは単に予算を削減というだけではなくて、そのことによって市の職員の研修というか、意識改革にも役立つのではないか。それは、自分がただ単純に前例踏襲でやってきた予算を積み上げたものを外部から、そしてまた市民の目線で見たときに、違った面で指摘を受けることによって、改めてその事業の見直し、これはほかにも及ぶ、こういう意味で、職員の研修というか、意識改革の面でもプラスになる。その上、さらに予算の削減があればなおいいという観点で23年度も進める予定で今取り組み、個別のものについては、これから具体のものを選択していく、こういうことでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 別に、削減は目的でないということで、一安心はしているところなんですが、今、市長が言われたように、職員の研修及び意識改革という形ですが、私ども議員とすると、職員の研修というのはまた別に、職員研修費用を見てございます。その辺も同じダブり方をしないような使い方、できれば職員の研修費もそちらのほうに投入しながら、そういう形で、なお事業仕分けの中で職員研修をぜひしてもらうこともないわけでございまして、職員研修費を使っていただければ結構なので、その辺を申させていただいて、健全な予算を使っていただきたいと思っています。

 それでは、次に、件名2に行かせていただきます。

 それでは、市庁舎整備と小諸厚生総合病院の再構築問題についてですが、市庁舎整備基本構想策定委員会の答申をどのように受け止めているかについては、策定委員会の皆さんのご苦労もございますし、12名の皆さんを私どもも否定するわけではございませんが、最大限尊重していくというお話を承っております。また、政策会議のほうでは、それを市の案とするという形も見えておりますし、広報こもろの1月13日の臨時版では、そのような形で見させていただいております。

 そうすると、市長は、この委員会の答申を受けて、本当に最大限尊重していくということは、これを実行していくという、原則論ではないんですが、これを実行するという意思があるかどうか、その辺をお聞きしたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 先ほど答弁させていただきましたが、委員会の中で真摯な、そしてまた多くの取り上げ方、多方面からの取り上げで、せっかく答申をいただきましたので、かねがねお話しさせていただきましたように、答申を基本的に尊重するというのは至極当然のことではないか、このように考えている中で、できれば、それを実施していきたいというような形で現段階ではいると、こういうことでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 策定委員会の皆さんには、大変申しわけございませんが、我々新風市政会は、以前から旧ヴィオ跡地に対しては一貫して不適の地と、早く言えばノーとの態度で臨んでまいりました。

 理由といたしましては、あの周辺のまちづくりが議論されていませんし、活性化の実態がない。また、市民の生命、財産を守るべき防災の拠点施設場所としては、もろもろの欠点があるなどがあり、例えばJA長野厚生連が平成21年度発表した小諸厚生病院の敷地検討によりますと、あそこも不適条件を掲げてございます。市長は、病院だから不適ですよというような言い方をされておりますが、防災拠点としてよりは、市庁舎は病院建物よりも数段グレードの高い施設でございます。それが高い施設の病院が不適だと言っているんだったら、私ども庁舎も最重要の不適に当たっている面が相当ございます。防災面で拠点機能が、まずありません。避難機能もございません。避難機能といいますと、市長はあの中で十分おさまるという言い方をしておりますが、公共建物の条例としますと、4分の1、約25%は緑地で残しなさいという原則がございます。まず、その辺が不適になってございます。

 また、緊急輸送路とすると、国道一本でございまして、わき道が無い。また、幹線道路の141号線は歩道等も整備されていない。また、私ども小諸は坂の街でございまして、大雨、ゲリラ豪雨等がございますと、すべて坂の街、上から下ってまいります。また、100メートルばかり離れてはおりますが、一級河川の蛇掘川もございまして、今、温暖化現象で大変ゲリラ豪雨等が発生しております。そういう水害、また土石流等も考えられる中で、私どもはヴィオ跡地は決して防災拠点としての市庁舎では不適だろうというふうに前から申し上げてきた経過もございます。

 市長、私たち新風市政会は、公共施設、特に市庁舎としては適さないと言ってまいったことでございますが、そこで、1つお願いがございます。私も一級建築士で多少知識があるから、林の個人的な意見が入っているかもしれません。ですから、策定委員会では討議されてこなかったまちづくりの観点、また防災の面からの観点が私は不足しているかと思っていますし、私の思い入れだけでは市民にも誤解がございます。そこで、都市工学、また防災工学とか、防災面でそれなりの知識のある、学識のある専門家の皆さんに検討していただく、そういう形で、もう一度あの地を本当に庁舎として適当なのかどうか、新風市政会の林が前から騒いでいるのが本当に正しいのかどうか、そういう検証と調査を私はしていただきたい。

 そういう形にしないと、市民もいつまでもこのことに関して行ったり来たりやっているとなると、私ども議員も笑われますし、市長のほうも笑われるのかなという気もいたします。ぜひ、専門家のほうで調査・検討をしてみるということがあるかどうか。林の言っていることは多少違うよということもあれば、それはそれなりの私もそれに従うことはやぶさかではございませんので、ぜひその辺のところを私は提案をし、お願いをしていきたいんですが、市長、その辺はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 この問題については、本当に今、議員のお話のように、いつまでもというか、なかなか着地点が見えない中で、やはり合意形成を図るというのは極めて重要だというふうに考えております。さきの疇地議員の中でも、合意形成を十分考えろというような意見もある中で、やはり今、林議員がご指摘ございました防災面というのは、確かに安心・安全の基本でございます。したがいまして、先ほど答弁の中でも少し触れさせていただいたかと思うんですが、やはり基本構想策定委員会の答申は十分真摯に、そしてまた十分議論していただいたから、それは尊重しつつも、ただいま林議員のお考え、ご指摘もございましたので、防災については専門家の意見を聞くことも検討に加える中で考えていきたいと、このように思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 市長、ぜひそこら辺をお約束いただいて、学識のある専門家にあの状況を見ていただいて、その辺の方向性もまた、分かったら、また私ども議会にも報告をいただき、また市民にも説明をしていただきたい。そのお約束をお願いしたいと思っています。

 それと関連してですが、市長は、今、市長が持っておられる提案は、私の提案、また市の提案に反対ならば、対案をもって示せ、そういう論議をしてほしいという方を常々思っております。市民は、市庁舎整備の優先度より、日常生活に密着な医療、特に小諸厚生総合病院の再構築なんですが、それとごみ処理をどうするのかといったほうが今の市民から見ると最優先の高い事項だというふうに考えているわけでございます。今回の選挙で、私どもがやらせていただいたんですが、市民の声は、市庁舎はいいよ、病院を先にやってくれよという話が当然出てきますし、ごみもどうするんだという話も出てきております。私ども、財源的には市庁舎整備は21億盛っているから大丈夫だろうというふうな言い方はしてきたんですが、優先順位からいくと、私ども会派は、市庁舎は後にしましょうよ、病院を先にしましょうよ、ごみ焼却場を先にしましょうよ、ごみ焼却場を先にしましょうよという論議をここでさせていただきたい。

 ということは、私ども会派は、当面は仮庁舎で執務すべきではないかという、ここで論陣を張りたいと思っているんですが、この場合、仮庁舎は耐震性と危機管理、また電子機器管理というか、相手に即した民間の建物、市内にあるかと思いますが、借用すれば済むわけでございまして、市庁舎準備基金、約21億円は市庁舎、厚生病院の再構築支援のほうに財源として充当をいただいて、庁舎の準備金は、また積み立てていこう、その間、社会情勢も変わるだろうという、そういう私ども会派としての議論もございます。

 市長、今言った病院とごみを最優先するというのは、市民の最大の関心事でございます。市庁舎を望んでいる市民はそんなにいないというふうに、私どもは直近の選挙で感じ取っておるんですが、その辺、仮庁舎という案はどんなふうにお考えでしょうか。ひとつお考えをお聞きしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 まず、病院、それはこれからの高齢化社会の中で安心・安全の最大の課題であり、またごみ処理につきましても、平成14年、本来なければいけない自前のものをというのは、かねがね多くの市民の賛同を得るところで、それは最優先ではございますが、ただ1点、病院をこの市役所庁舎のところ、要するに今の病院は現在での小諸厚生病院で、あそこの場所での再構築は難しいという厚生連本部のご意見もいただく中で、とりあえずというか、考え方の基本は、ここに病院を再構築するということになりますと、では市役所をどうするかという部分が出てくるわけでございます。そこで、答申を尊重するという中で、先ほど言いましたように防災面も考慮する、そういう中で、場合によったら仮庁舎ということも考えられなくもないかなという思いもございますが、いずれにしましても現段階におきましては、やはり同一の中で進めていく中で、例えば防災面での専門家の意見を聞く中で、どうしてもというような部分があれば、それはまた、その時点で今お話にございましたような仮庁舎というのも出てくるかなという思いはございますが、現段階におきまして、やはり予定どおり答申を尊重する中で、やはり市役所庁舎も同時並行で、そして、そのために積み上げてきたんだと。この辺もご理解いただければ大変ありがたいと思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 ある反面理解し、ある反面理解できないというところがあるんですが、私ども会派、今日は代表質問でございますので、会派としての考え方を述べさせていただきますと、市庁舎整備と病院が最重要課題となるならば、厚生病院の街なか誘致を一生懸命市長側は考えているということを理解はしているんですが、街なか誘致への目的が街再生につながるということがあるとすれば、市役所も同じ場所またはその周辺にあることにより、中心市街地の活性化に結び付く経済効果が私どもは見込まれる。早く言えば、病院と市庁舎は街再生の核となるための街の中に置くという、また今の現在庁舎及びその周辺を基本に整備していくという、先の長い話ですが、そのために仮庁舎でいくというひとつの提案をさせていただいております。

 まず、今の現庁舎のエリアの中に2つ置くというのは難しいところもございます。それには、周辺の整備をしていかなければなりません。当然、西庁舎を含め、農協会館、またNTT周辺整備も視野に入れながら見ていく。また、周辺の駐車場をどうするのか。また、旧ヴィオ跡地の利活用をどうするのか。また、病院建物をどうするのか。色々なことがあるわけでございますが、当然街の活性化をうたって、今まで2年間余をやってまいりましたなら、広い視野を持ってビジョンを掲げる。そのためには、もう一度街の中を見渡していかないと、先へ進まない。私ども新風市政会は、仮庁舎で、まず様子を見、病院構築を先にし、それから市役所もこの辺に持ってきてという構想を持っています。そのための仮庁舎案を提示してありますので、また街再生プロジェクトチームの皆さんとも進めさせていただくと申し、私ども特別委員会を持ってございます。その辺で提案をし、また議論もしていきたいと思っています。これは、私ども会派からの要望でございますので、またその辺も含めて市民の皆さんにも論議をいただきたいと思っています。

 次に、要旨(2)に行かせていただきたいと思います。

 小諸厚生病院との交換移転構想なんですが、市長は、策定委員会の答申を最大限尊重すると言っております。そうしますと、交換移転の構想は変更になったんだろうと理解をしなければいけません。先ほど市長も、市庁舎と病院は分離して考えるよと言っておられましたので、交換移転という構想の変更をまた市民への説明責任を果たしていただいて、市長、そうすると、病院をどうするか、病院跡地をどうするか、跡地というか、現厚生病院の敷地をどうするかによって、今の現市庁舎の敷地を提供できるかどうかという議論も成り立ってくるわけでございまして、市長、病院敷地と建物の跡利用というか、まだ使っているんですが、その辺のところを含めて、今議会に陳情が2本出てきております。社会福祉協議会と高齢者クラブ連合会から出てきております。早く言えば、総合的な福祉センターをという陳情だと思いますが、その辺は市長、陳情をどのように受け止めておられるのかお聞きしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 その前に、ここに市庁舎も病院もというようなご意見を伺いましたが、現実の中で、例えば例に挙げたベルウィンの関係等については、内々私どものほうで色々と施策する中ではなかなか難しいという部分をいただいております。したがいまして、直ちにそこで両方できるかという部分については、極めて困難な部分もあります。したがって、先ほど言いましたように、やはり防災面を考える中でどうしてもということになれば、それはまた考えていかなければいけないということですが、防災の専門家の意見を聞く中で、場合によったらここでまた暫定的に仮庁舎ということも考えられるかなという思いはございますが、現段階においては、やはり予定どおりの形で進めていく。そして、防災は確かに約束いたしましたので、専門家の意見を聞く中でやった後、改めて仮庁舎とかというような部分で考えさせていただくということで、ご理解いただきたい。

 これを前段で申し上げ、そして、今お話ございました小諸厚生病院と市役所庁舎を交換でという当初の案は、実は一番はじめ具体的に予算を計上して細かく調べさせていただく中で考えていくというのが、一度色々とあって、再度認められた中で、過日のアンケートの中でも、このような表現をさせていただいております。厚生病院を市役所庁舎として使用することが可能かどうかの調査を中間報告では、改修費用として8億円から9億円かければ市役所として使用できることが分かりましたが、近い将来、設備全般の改修が生ずる可能性もあり、当初想定していた財政的メリットが小さくなることが判明いたしました。つきましては、厚生病院の再構築は緊急の課題でありますので、計画案のうち、市役所庁舎につきましては、厚生病院の建物利用から新築も含めて改めて検討するに、一部内容を変更し、議会からの申し入れも踏まえた上で考えていきたいというような形でアンケート調査をとらせていただいた経過がございます。それらを踏まえて、この2年間色々な議論をいただいた中で、少しずつですが、着地点が見つかってきたかな、こういう思いを持っております。

 したがいまして、今ご質問がございました小諸厚生病院の跡地については、そういう要望を重く受け止める中で、やはり先ほど言いましたような防災面の判断をいただく中で、仮庁舎あるいはそういう中でどうするかということも十分考えていかなければいけない。基本的には、やはりせっかくの提案でございますので、提案を尊重する中で議論を深めていきたい、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 建物が使えるか使えないかというのは、また私の専門になってくるので、それはまた特別委員会でやらせていただいて、まず1つ再構築問題で質問したいと思っているんですが、今よく県厚生連と言いますが、正式名称は長野県厚生農業協同組合連合会というのが正式名称だそうですが、盛岡理事長が、人口の減少と医療が高度・専門化し、集約していく中で、ある部分ではダウンサイジングをしなければならない。厚生病院についても、規模の縮小もあり得るというようなことを言いまして、ダウンサイジングなんていう言葉を数回引用してまいりました。とにかく、現場では夜間の救急医療が医師だけではできなくて、採血する薬剤師がいない。検査技師がいない。放射線技師がいない。また、看護師不足ですというようなことも言われ、また、最近では厚生病院は100床でいいだよというような話も出てきたり、また周産期医療、産科とか小児科医がいませんよ、危ないですよと。麻酔科がいませんから手術できません。とにかく危機的なあおるような発言ばかりが最近聞こえてきております。

 私ども民間感覚からいくと、危ない病院とか危ない企業に私どもは貴重な財産と公金を注ぎ込む元気はないんですが、そんなことはいいとして、今まで2年間論議してきた以上、長野県厚生農業協同組合連合会、県本部から県下11病院とともに小諸厚生総合病院のこれから20年、30年の担保、保証とするという、間違いなく私どもが責任持ってやりますよという発信が今まで出てきていないというのが現実でございます。その辺に発信がないものですから、市民が不安がっている。住民も不安がっている。本当に2次救急医療体制が維持できてくれるのかという、その辺があります。ですから、小諸市にはどういう病院が欲しいのかなんて言われる前に、私ども厚生連が責任を持ちますというような担保がなければ、私どもは貴重な土地と財産と公金を支援する元気は私どもはございませんので、その辺、厚生連の本部が、小諸市さん、大丈夫ですよ、私ども支援していただければ30年先までも担保いたしますというような発信をいただけるのかどうか。市長、その辺いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 まず、このままほうっておけば規模が縮小されて2次救急は無理だと。だからこそ、それなら使い勝手が悪くて不便であれば広い土地を、そして、さらに自力での再生が難しいといえば、30億出しましょうという提案をしたということは、議員のご心配されているように規模の縮小はやはり小諸市にとっては望ましくない。そういうことから、今回の提案をしたという部分をもご理解いただく中で、そうはいっても、確かに間違いないかというような部分については、去年の8月18日の答申の中には基本的には尊重するというご意見もいただいております。それをさらに、今、議員のお話がございましたように確実なものにするために、私も改めて文書等でその辺を確認できるような形で厚生連と交渉し、また話し合っていきたいと、このように思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 残りが少なくなりましたけれども、確かに浅間南麓の2市2町でやった中核医療機関の充実に向けての要望書の中の回答では、中核病院として2次救急医療体制を維持するとともに、地域の発展にも寄与できる特色ある病院づくりを目的としますと。ですから、2次救急医療をどのように維持していただいて、地域の発展にはどのような寄与をしていただくのか、また、特色ある病院とはどういうものなのか、また目的ではなくて担保がとれないのか、これだけのメッセージの中に、私ども、疑問点が何点かございます。その中の何点かを県厚生連が確実な発信をいただきたい。

 そういう形で私どもがやれば、細かい詰めは後でできるだろうと。まず、県厚生連の本部から、今言った2次救急医療体制をどうやって維持してくれるのか、どのような病院を残すのかという発信と、地域の発展にどのように寄与してくれるのかという回答と、特色ある病院とは何ぞやということなんです。目指すだけではなくて、私どもは担保が欲しい。そういうことでございます。ぜひそういう強い発信が私どもは欲しいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

 厚生病院はその辺として、地域医療体制の確立がなければ、この地域は成り立たないと思っています。医師会の反対がある以上、どうにもならないというのが現実でございますが、小諸北佐久医師会との協議をどのように進めるのか、これがこの1年にかかっているのかなと思っています。医師会、厚生病院、小諸市または浅麓の各4市町村の約3者という形をくくりにさせていただきますと、病院機能と役割分担をどうするのか。その協議のテーブルを設けるべきだろうと思っています。その役割は、当然小諸市が、行政が負うべきだろうし、そのため、議会も努力は惜しみませんが、市が地域医療をどのようにしていくかということになると、厚生病院だけの支援でいいのかどうかということがいわれます。地域医療、病診連携とうたっている以上、地区の診療所にどのような支援をしていくのかということも問われると思っています。

 その辺、市長、地域医療の確立のためには診療所というか、その辺はどのような支援策をお持ちなのかお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 まず、今の医師会全部ではないと思うんですが、主張が、白紙に戻せという、そこから出発だといっている以上、なかなか話し合いに応じていただけない。先ほど申しましたが、厚生連本部から昨年の8月18日に回答をいただいた段階で、今さらもう白紙にはどんなことをしても戻られない。そういう中で、話し合いというのは極めて難しい。そういうことを医師会の皆様にも、国保を含めてご理解いただくように、先ほど申し上げましたように粘り強くお願いしていく。そういう中で、今ご提案のございました市として地域の診療機関にどう手を差し伸べることができるか、これらについては、やはりまだまだ難しい部分があって、具体でどういう形で援助、支援ができるのか。突き詰めると、今は市が色々な面で医師会にお願いして各種の診断とか健診とか、相互交流を持っています。そういう部分を充実させる中で糸口がつかめるかなという思いがございますので、そういうことでご理解いただければ、大変ありがたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 林議員。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 まず、小諸北佐久医師会さんをどのように協議のテーブルに乗っていただくのか、そこら辺は私ども議会も一生懸命模索をしていく中で、また今言った支援策なども考えながら進めていきたいと思っています。

 あと、残りですが、件名3、ちょっとさわりだけさせていただきます。

 第2期まちづくり交付金事業なんですが、複合交流センターの延期に伴う、25年までには多分これが使えないので、駅舎と図書館、集会場機能をまず分離していただくということを私は提案していきたいと思っています。駅舎は駅舎でバリアフリーの整備を行って、図書館は喫緊の課題でございますので、併設でなく単独建設を基本に考えていただく。また、集会施設、市民会館やコミュニティセンターなどがここから、もし病院が来るとすると必要なくなってしまうと、集会施設が必要になってくるだろうと。その辺を含めながら、中心市街地の整備を周辺整備とともにやっていかなければなりません。相生町一帯の周辺整備、また駅前の大手の杜公園の小諸ステーションホテルの問題、また商工会議所が入る多目的施設の構想など、まだまだこの街の中をどうやって考えていくのか計画しなければいけません。また、電線地中化の問題もございます。

 ですから、小諸はどうあるべきか、また、どう作るべきか、どう活性化していくべきか、人をどうやって呼び込むのか、そこに定住人口をどうやって増やすのか。行き当たりばったりではなく、また場当たり的でなく、30年、50年を見据えた将来展望の望める、後世に名を残せるようなまちのプラン、ビジョンを作っていきたいと思っているんですが、市長、その辺の考え方、もう一度まちの中を整理するというか、もう一度再考するという考え方はいかがでしょうか。ご所見をお願いします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 時間が無いから急いで答えさせていただきますが、グランドデザインというのは、言うは易く行うは難し。現実、私権、そういう中で勝手に絵をかいて、そして色々と批判を招くという事例もございました。他人の土地に絵をかくというのはなかなか難しいことでございまして、例えばベルウィン等の問題にしましても、それなりの打診をしたんですが、なかなか難しいということの中で、絵をかけないという部分もございます。その辺もご理解いただく中で、お話は、ビジョンというか、考え方の基本は分かりますが、そういう実際に土地の所有者の同意を得ないとどうにもならないという部分をも理解いただく中で、最後にいい考えで落ち着くことを私なりに努力していきたい、こういうことで終わりにさせていただければ大変ありがたいと思います。よろしくお願いします。



◆新風市政会代表者(林稔議員) 

 それでは、新風市政会の代表質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で、新風市政会代表、林稔議員の質問を終わります。

 お諮りをいたします。

 この際、昼食のため、暫時休憩したいと思います。再開時刻は午後1時30分といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕



○議長(別府福雄議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、この際、昼食のため、暫時休憩といたします。

 再開時刻は午後1時30分といたします。



△休憩 午前11時32分



△再開 午後1時30分



○議長(別府福雄議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△相原久男議員



○議長(別府福雄議員) 

 創正会代表、相原久男議員の質問を許します。

 相原久男議員。

          〔創正会 代表者 相原久男議員 登壇〕



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 創正会代表、相原久男です。会派を代表して質問をいたします。さきの議員と重複する点が多々ありますが、よろしくお願いいたします。

 本議会に当たって、市長は昨年4月に施行となった小諸市自治基本条例を市政の柱として、新ごみ焼却施設建設、小諸厚生総合病院再構築と市庁舎整備、そして駅舎複合交流センター建設の懸案の3つの大型事業をはじめ、3年前の選挙時に掲げたマニフェストの達成に向け、総合計画の進捗管理を着実に進めたいとの施政方針を示され、平成23年度予算案が提示されました。私は、小諸市総合計画第8次基本計画個別事業実施計画に基づき、平成23年度予算案の主な新規事業の内容、継続事業の内容、効果等につき質問をさせていただきます。

 要旨(1)すまいのリフォーム応援事業について。

 新規事業として、市内業者による20万円以上の住宅リフォームに1件上限10万円の補助を行うもので、100件分1,000万円を予算化しています。先ほども説明がありましたが、上田市では既に新たな緊急経済対策として同様の補助事業が実施され、受け付け開始からわずか1週間で、約100件を見込んだ予算額に達するほどの申請状況となり、工事の全体量は約1億円規模を見込まれるとの事例を聞いておりますが、事業内容、経済効果等についてお伺いいたします。

 要旨(2)大手の杜公園の整備事業について。

 平成21年7月開催の駅大手門周辺まちづくり整備説明会の内容が、同年12月に変更があり、整備事業が行われております。今回、大手門公園の一連の整備で新たに土地購入、建物補修費として約1億1,000万が盛られていますが、今後の整備計画はどうかお伺いいたします。

 要旨(3)相生町郵便局周辺整備事業について。

 相生町の相生郵便局周辺の公園化事業で、土地購入、建物補償に約1億9,000万円、関連して相生町赤坂線の道路拡張に伴い、土地購入、建物補償で約7,300万円が盛られていますが、今後の整備事業概要についてお伺いいたします。

 要旨(4)生徒指導支援教員配置事業、スクールカウンセラー等配置事業について。

 生徒指導支援教員配置事業280万円、住民生活に光をそそぐ基金からの繰入金を財源としたスクールカウンセラー等配置事業に約450万円が盛られ、加配講師の配置による学力向上、生徒指導、また支援を必要とする児童にとって大事な事業だと推察されますが、効果等についてお伺いいたします。

 要旨(5)企業を対象にした太陽光発電施設整備事業助成について。

 新規事業として300万円以上の施設を対象とし、補助は2分の1以内、上限2,000万円で助成金支給は4年分割として1,000万円が盛られています。事業効果等につきお伺いいたします。

 要旨(6)扶助費の大幅増に伴う投資的経費について。

 この件につきましては、平成22年度予算編成の際にも質問させていただきましたが、児童福祉関係で子ども手当の創設により扶助費が大幅増となりました。小諸市の扶助費については、先ほども説明がありましたが、大変高く、県下でも3番目ぐらいに1人当たりの扶助費は高い状況があり、一面においては福祉の向上という面では評価できる部分もあるとの答弁をいただいております。一方、公共事業など投資的経費が大幅に減少し、平成22年度決算以降、扶助費が投資的経費を上回る状況となっております。一概に扶助費の増加と投資的経費を結び付けるわけにはいきませんが、限られた財源の中での財政運営につき見解をお伺いいたします。

 要旨(7)インバウンド観光推進について。

 新規事業として海外向け誘致用リーフレットの作成費用を盛り込んでいますが、事業内容、事業効果等についてお伺いいたします。

 要旨(8)駅舎整備、図書館を中心とした地域交流センターの今後に対する考え方について。

 新ごみ焼却施設建設、小諸厚生総合病院再構築と市庁舎整備、駅舎複合交流センター建設の優先順位付けで、小諸駅のバリアフリー化など、駅舎整備と図書館を中心とした地域交流センター整備が変更となりましたが、今後に対する考え方をお伺いいたします。

 件名2、行政改革について。

 要旨(1)、(2)については、行政の機構、組織改革の質問です。昨年9月の代表質問で答弁を受けておりますが、その後の進捗状況、検討状況についてお伺いいたします。

 要旨(1)区に対するサポート体制の進捗状況について。

 自治基本条例の施行に伴い、区の自主性及び自立性を尊重することを前提とし、これまで以上に区に対するサポート体制を整えたい。具体的には、区の境の明確化、チラシの配布等による区加入の働きかけ、区への加入マニュアルの作成、区を含む市民活動支援窓口の一本化の検討、また地区担当職員が区と行政の連携のかけ橋となり、協働のまちづくりを一層進めたいとの答弁をいただいておりますが、進捗状況についてお伺いいたします。

 要旨(2)子育て支援対策窓口の一本化の検討状況について。

 子育て支援対策の窓口については、実際に県をはじめとして市町村の中でも教育委員会に一本化しているところが少なくないので、実際に子育てをされている方、これからする方にとってどうなのかなど、利用者の立場に立って具体的な検討を進めたい。子育てに限らず、組織機構の改革については、既存の組織にとらわれず、柔軟な考えのもと、できるところから積極的に進めたいとの答弁をいただいておりますが、検討状況についてお伺いいたします。

 以上で本席からの発言を終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 相原久男議員のご質問にお答えさせていただきます。

 創正会の代表として、まず平成23年度予算の中の総合計画実施計画を見る中で、新しく取り上げたすまいのリフォーム応援事業についてどうかについて、まずお答えさせていただきます。

 すまいのリフォーム応援事業は、市民の皆様が市内業者を利用して住宅のリフォームを行う場合、経費の一部を市が助成することにより、住宅投資の波及効果による市内経済の活性化と、居住環境の質の向上を図ることを目的に創設いたしたところでございます。

 兵庫県の明石市では、兵庫県立大学経済学部教授と財団法人神戸都市問題研究所の協力により、経済波及効果を約11倍と算出しておる状況を見ますと、1,000万の事業費に対して約1億1,000万円以上の波及効果が見込まれるのではないかと考えております。また、長崎市の試算をお聞きする中では19倍という推計も出ておるところでございますので、1億1,000万から1億9,000万程度の波及効果が見込まれるものと考えているところでございます。

 続きまして、2番目の大手の杜公園の整備事業につきましてお答えいたします。

 大手門公園整備事業につきましては、都市再生整備計画事業の事業期間である、これは従来のまちづくり交付金の事業名の変更でございますが、この都市再生整備計画事業の事業期間である平成25年度末竣工に向け、計画どおり事業を進めてまいりたいと考えております。平成23年度につきましては、現在造成を行っている拡張部の整備をさらに進め、概ねの竣工を予定しております。

 また、新たに大手門公園事業として平成23年度予算に計上いたしました旧小諸ステーションホテルの用地買収費、建物補償費につきましては、ホテル廃業により空きビルとなっている土地を取得するものでございます。この土地は、現在整備を進めている大手門公園整備事業の隣接地であり、小諸駅前の、いわば小諸の顔の一角をなす場所でございますので、大手門公園と一体的な整備を図ってまいりたいと考えておるところでございます。また、大手門公園整備事業の実施に伴いまして、駅前交番が移転対象施設に該当していることから、警察に同交番の移転要請を行うに当たり、旧ステーションホテル跡地の一部を移転候補地として提案し、警察側の意見をお聞きしながら、当該案について検討していきたいと考えておるところでございます。

 続きまして、相生町郵便局周辺整備事業についてお答えいたします。

 相生町郵便局周辺整備事業は、相生郵便局、相生会館と相生町道路の店舗に囲まれた部分でございますが、相生会館は市道101号線、相生町赤坂線のことですが、の道路拡幅に伴い、移転のお願いをしておるところでございます。移転先の土地所有者の了解が得られましたので、相生区で建て替えの検討を行っているところでございます。相生会館に隣接する第1分団第3部の消防詰所は、小諸市ボランティアセンターの向かい側にある小諸市の所有地に移転することで了解が得られておるところでございます。

 また、商工会議所が建設する街なか多目的施設は、道路用地以外の相生会館用地と消防詰所の土地と相生郵便局の駐車場の一部の敷地で商工会議所が検討を行っているところでございます。相生郵便局と相生町道路の店舗の土地につきましては、公園として整備いたしますので、23年度の事業化に向けて、現在調査をしているところでございます。昨年2月に店舗関係者の了解が得られたことから、事業を進めておるわけですが、関係者の皆様には数回にわたり事業説明を行いながら、ご協力が得られる状況になってきているところでございます。

 続きまして、生徒指導支援教員配置事業、スクールカウンセラー等の配置事業についてお答えいたします。

 現在、子どもや家庭をめぐる問題は複雑化、多様化しており、その状況はご案内のとおり、大変難しい状況にございます。これらの状況を勘案したとき、市内小・中学校の児童・生徒が次世代を担う小諸の財産として、充実した学校生活を送り、着実な学力を定着させるためには、適時に適切な環境整備を行うことが重要でございますので、生徒指導支援教員の配置とスクールカウンセラー等の配置を実施することといたした次第でございます。

 生徒指導支援教員配置事業は、市の単独事業で、講師1名を中学校の生徒指導及び学力向上のために配置するものでございまして、生徒の落ち着いた学校生活に必要な生徒指導が充実するものと考えております。

 また、スクールカウンセラー等配置事業は、不登校等、学校生活へ不適応を示している児童・生徒への支援を中心に、カウンセラー等を配置するもので、不登校生徒などが活動しやすい放課後を中心に、学力向上支援などを行う職員の配置も含まれているところでございます。

 いずれにいたしましても、子どもたちの健全な成長のための環境整備であり、これまでも積極的に推進してきました耐震化工事などの施設整備と併せて、さらなる小諸教育の充実が図れるものと考えております。

 続きまして、企業を対象にした太陽光発電施設整備事業について、施設整備事業助成についてお答えいたします。

 重点施策として位置付けている地球温暖化防止につきましては、その原因である温室効果ガス排出を抑制するため、諸事業に取り組んでいるところでございます。

 住宅用太陽光発電システム設置補助につきましては、市町村レベルとしては早期の平成15年度より実施してまいりましたが、この間、電力会社の余剰買い取り価格が倍額となり、設置費用の改修期間は短縮されること、また国の補助制度があることから、市としての役割を果たしたと考え、平成21年度をもって終了したところでございます。新たに創設する企業向けの太陽光発電施設設置補助につきましては、CO2の排出として多くを占める産業関連の取り組みを誘導し、併せて企業の支援、育成を図るためのものでございます。制度の内容につきましては、設置費用の2分の1、2,000万円を限度に4年間の分割交付とするものでございます。昨今の景気低迷により、企業の設備投資が冷え込む中、各企業とも環境対策への取り組みは、なかなか進まない状態であると認識しており、この制度、CO2排出削減はもとより、市内企業の支援・育成、また特徴ある制度としての企業誘致でも活用してまいりたいと考えておるところでございます。

 続きまして、扶助費の大幅増に伴う投資的経費についてお答えいたします。

 平成23年度当初予算におきましては、相原議員ご指摘のように扶助費が8.6%の増となった一方、投資的経費は19.8%の減となっております。まず、扶助費が増額となりましたのは、子ども手当が3歳未満の子どもについて1万3,000円から2万円に引き上げることとされたことにより、1億2,000万円余の増となったこと、また障がい者自立支援給付費が利用増により5,800万円余りの増となったこと、さらにまた、児童扶養手当が対象者の増により4,600万円余りの増となったことなどが主な要因でございます。

 その一方におきまして、投資的経費につきましては、中部横断自動車道の追加インターに係わる本線への出入りのための道路工事などの関連事業が無くなったことにより、1億1,200万円余りとなり、これが減のひとつでございます。また、これまでまちづくり交付金という名称であった都市再生整備事業計画が計画変更等により8,700万円余りの減となったこと、また中山間総合整備事業が事業の終了により7,200万円余りの減となったことなどが減の主な要因でございます。

 数値上からは、扶助費が増えたために、その影響を受けて投資的経費が減ったように感じられるかもしれませんが、扶助費は制度に従って所要額を計上し、投資的経費につきましては、国の交付金なども活用しながら必要額を確保するなど、それぞれ増減の理由があり、そこに特別な相関関係があると考えておりません。しかしながら、扶助費の増がなければ、その分の財源を市単独の社会資本整備などのために振り向けることができるものとも言えるわけでありますので、そういう意味では、扶助費の影響が全くないとは言い切れませんが、扶助費の増は、当然増、多くのぜひやらなければならない制度上の増であり、事業費の減につきましては、各種の事業が終わったという部分、そういうことが大きく影響しているということで、ご理解いただきたいと思います。

 なお、道路整備につきましては、日々の生活に極めて密着した分野であり、第8次基本構想の策定に先立って行った市民アンケートにおきましても、依然として強い要望がありますので、できるだけ地域からの要望にお応えできるよう、必要額の確保に努めるとともに、地域経済の活性化にも効果が及ぶよう配慮しながら進めてまいりたいと思っております。

 いずれにいたしましても、目指すところは市民の皆様が安全に、そして安心して生き生きと暮らせるまちづくりですので、それがハード事業であれ、ソフト事業であれ、市民の皆様の要望を踏まえるとともに、市民益、そして小諸市の将来を第1に考え、財政状況等も総合的に勘案しながら、必要な事業を着実に実施していくことが私に課せられた責務であると考えております。

 続きまして、インバウンド観光推進についてお答えいたします。

 訪日外国人観光客数は、全国的に見ると、ここ10年間で約1.8倍に増加し、2010年の年間訪日外国人観光客数の推計値は861万人を超えたと承知しております。このような状況の中、国・県とも外国人旅行者の誘致に力を注いでおり、長野県の新年度予算では外国人旅行者誘致に関する事業費として約5,400万円が計上されており、観光振興に係わる予算の約2割を占めておると聞いております。小諸市といたしましても、急増する外国人旅行者を小諸へ誘致するためのインバウンド観光推進経費を新年度予算の観光費の中へ計上させていただきました。

 具体的には、PR用外国版リーフレットの作成経費や日本国内で行われる海外エージェント向け商談会等へ参加するための必要経費、また小諸市内へ外国人観光客の入り込みにつきましては、人数を把握はしておりませんが、懐古園や観光案内所を訪れる外国人、特に台湾、中国などのアジア系外国人が以前と比べると目立ってきておりますし、市内そば店では、既に台湾の学校団体のそば打ち体験を受け入れているなどの状況もございます。

 インバウンド観光推進による効果につきましては、国内旅行者に加え、さらに外国人旅行者を増やすことで経済効果が見込めるのではないかと考えておるところでございます。

 続きまして、駅舎整備、図書館を中心とした地域交流センターの今後に対する考え方についてお答えいたします。

 このことにつきましては、昨年の12月議会一般質問などでご説明申し上げましたとおり、まずは喫緊の課題でございます小諸市単独でのごみ焼却施設、小諸厚生総合病院の再構築と市庁舎整備の重要事業を進めさせていただき、駅舎複合交流センターなどの整備につきましては、先送りするという考えには現在変わりはございません。

 なお、駅舎及び複合交流センターの建設時期につきましては、さきにも述べましたとおり、平成22年度の決算状況や、国が実施予定の一括交付金化の動向を見極めた上で、できる限り早い時期に判断したいと考えております。

 続きまして、行政改革についての、まず区に対するサポート体制の進捗状況はどうかについてお答えいたします。

 区に対するサポート体制の確立は、現実には、なかなか進まない状況でございます。区の自治の内発的な発展を妨げることなく、区の運営をいかにサポートしていくかが課題であると認識しております。そこで、来年度は特に地区担当職員の活動を活性化したいと考えており、地区担当職員が直接地域の皆さんの声を聞き、肌で感じ、区と行政のパイプになることによって、区が抱える様々な課題解決に役立つものと考えております。庁内的な財政づくりにつきましても、引き続き検討してまいりたいと思っております。

 続きまして、子育て支援対策窓口一本化の検討状況についてお答えいたします。

 子育て支援対策窓口の一本化につきましては、昨年の9月議会で議員よりご質問をいただき、現在、関係課を含め、具体的な検討を進めているところでございます。子育て窓口の一本化は、子育てをされている方、これからする方にとってサービスが分かりやすく、また受けやすくなるだけでなく、サービスの提供者側にとっても業務の効率化が図られるなど、その必要性は十分に認識しているところでございます。しかし、現実的な問題として、庁舎のスペースの問題や、具体的な事務分掌の調整など、解決すべき課題もございますし、組織だけを変えても、窓口が分かれてしまったり、逆に、組織を変えなくても庁舎がワンフロアになれば解決するような場合もございます。そのために、市庁舎整備の方向性や幼保一元化など、国の動きなども見ながら実施を前提に引き続き利用者の立場に立った具体的な検討を進めてまいりたいと考えておるところでございます。

 以上でございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員、再質問はよろしいですか。

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 では、件名1、平成23年度予算案についてでありますが、要旨(1)に入りますが、すまいのリフォーム応援事業について、経済効果等について説明がありました。さきの議員の質問と重複いたしますが、この事業によって経済効果の活性化が図られた場合、先ほど補正予算等については考えるというような答弁がありましたが、同じことになりますが、これについても経済対策、雇用対策の一環として、遅延なく、そして切れ目なくこの事業を実行していくかどうか、その辺をお尋ねいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 応募の状況を見る中で、すぐに6月で補正できるかどうかは、今の段階では、なかなか難しいかと思いますが、いずれにせよ、多くの要望が来た場合には、やはり補正等で、さらにこれを上乗せするということは、十分考えていかなければいけないというように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 補助の対象は20万以上の工事ということでありますが、この金額については低過ぎるのではないかというような感じがするんですが、それについてはどのようなお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 ほかの、これまでやってきたところが概ねこの程度の額ということを踏まえる中で、実施していく中で、また色々な要望が出てくるかと思います。その場合には、やはり考えていかなければいけないなと。ただ、当面、まずやってみることが大事で、その効果を見極める中で増やすなり、そしてまた、場合によったら基準をどうするかということも検討していきたい。そういう意味で、とりあえず初めての事業ですが、効果を見極めながら考えていきたい、このように思っているところですので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 この事業の市内業者に対するPR、その辺はどのようにお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 当然PRを、このことによってしていかなければいけないということで、十分考えております。ただ、こういう形で議会で答弁する中で、多くの人に関心を持ってもらえる。そのことが、さらに前進できるところかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 この事業につきましては、今まで同僚議員が提案しておりましたが、この事業の経済効果は生まれると思います。この事業は、私も積極的に取り組んでいきたいというような感じでおります。この事業のPRを進めて、市内業者の活力を出したいと思っております。

 要旨(1)につきましては、以上で終わります。

 要旨(2)大手の杜公園の整備事業につきましてですが、今説明がありましたが、現在行われております懐古園の地下道の屋根部分ですか、今直しておりますけれども、その事業の進捗状況、また、現在北駐車場の整地事業を行っておりますが、その進捗状況につきましてお伺いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 お答えさせていただきます。

 ご案内のように、22年度で現在行っています地下道の部分がほぼ完成をいたしまして、残る北駐車場の部分につきましては、23年度で工事を早期に発注いたしまして、23年度中には、ほぼ完成する予定でございます。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 だんだん工事が進んできておりますけれども、これに併せて、大手の杜公園内にある小諸観光交流館の今後の使用状況についてなんですが、この辺はどのようにお考えかお伺いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 観光交流館の関係につきましては、いつまでも使っていると、逆に貸している人に対して、そのまま長く続けていくと、その部分の抜本的な改革というのは、なかなかできませんので、一応期限を切ってお借りする中で、その後の状況を見ながら、当初は駅舎併合交流センターの中でうまく取り込めるという理解もありましたが、それが今の段階ではちょっと延びるかなという思いの中では、当面あそこで少し続ける中で、賃借料を含めて、今後のあり方を含めて少し検討しなければいけない、そういう問題意識を持っております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 今、市長の答弁にありました駅舎交流センターの中に観光協会の施設が入るということで計画を進めておられましたが、今、中止というような段階になった中で、観光協会が使用している建物については、観光協会と、また話を詰めていかなければならない状況にあると思うんですが、その辺の話し合いについてはどのようなお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 当初、本陣母屋のようなところでというような案もありましたが、引き続き、今のところで使い勝手がいいから、使わせていただくという要望も出てきておりますので、それらを踏まえて、当面しばらくあそこで色々と活動していただく中で、今後、先ほど言いましたように複合交流センターの関係あるいは借りている期間との関係を踏まえる中で、今後また話し合いで詰めていきたい、このように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 その辺の話はしっかり詰めていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

 今、予算を盛りまして、あそこの駅前の関係が公園というような形で整備されてくるという思いでおりますけれども、やはりこれも事業をやるだけではなくて、今後につきましては市民の利用状況、また今、市民ガーデンがありまして、結構利用されている状況がありますけれども、それも含めて、また市民に対しての利用価値を高めるために、こういう事業をやっているんだというPRをどんどんしていっていただきたいんですが、それについてはどうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 当然、市民の理解を得るのは大事なことですから、そういう形ですが、とりあえずは停車場ガーデンにはかなり多くの人の理解をいただく中で、多くの人にも来ていただき、また市民の方にも来ていただきながら好評を博しているのではないか。そして、そのことにより、さらにこれから整備することによって、より良いものができていく、こういうふうに理解しております。その辺、また市民の方にも当然説明はするとしても、現実にイルミネーション等を含めた、あるいは公園整備を見ていただければ分かりますように、いい形で、少しずつですが、順調に進んできたかな。そして、それをさらに高めていけるよう努力していきたい、このように思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 分かりました。

 では、要旨(3)に移りますが、相生町郵便局周辺整備事業についてでありますが、この件につきましては、ただいま説明がありましたが、この事業につきましては、現在建っている建物がありますが、やはり早く進めていただきたい。相生町の中にも、商店に後継者がいない。また、今のままの状態で建物だけ残ってしまうと困るというようなことが出ております。できるだけ早く進めていただきたいということと、その中で、この事業につきましては、相生町区、また商工会議所、また日本政策金融公庫、それから郵便局、ほか地権者等あるわけですけれども、今の説明の中で、大分説明責任を果たしておるというような状況を伺いましたが、やはりこの中でも商工会議所におきましては、昨年の理事会等で市の提案を決定したというような報告がありましたが、まだ説明責任について、まだ地権者等かなりいる中で、市民の中にこの事業の概要が行き渡っていないというような感じがするわけですが、それについてはどうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 まず、相生会館といいますか、相生区のコミュニティセンター的なものについては、行く先がなかなか決まらなかったという部分がございます。しかしながら、市と協力する中で、ほぼ行き先も決まってきた。そしてまた、商工会議所の多目的施設につきましても、ようやく方針が出た。こういう中で、少しずつですが、前進して、いい形で進みつつある。そして、多目的施設については、25年10月の開業に向かって着々と進んでいるというふうに聞いております。

 したがいまして、整理する場合、相手がどういう形で望むのか、そして、その場所が適当なところがあるかという部分については、なかなか地権者との関係、そして私権の問題、土地所有者の問題がございますので、一気にすぐというのはなかなか難しい。その辺もご理解いただく中で、ようやく先が見えてきたかなということでございますので、そのことによって、さらに具体的な提案といいますか、市民に対して説明ができるのではないか、そのように思っております。行き先等が決まらない場合、なかなか市民にPRしていいものかどうか、地権者に勝手に絵をかいていいのかどうか、こういうことは大変難しい問題でございますので、ようやくその辺が見えてきたということで、これから順調に進むというふうに思っております。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 私どもは議会で一般質問等で質問して、その概要が大体分かるような状況にあるわけですけれども、やはり市民の皆さんもその程度というか、私らと同じ目線で事業の概要が分かるような方向で示していってもらいたいということを私は強く望むわけです。また、商店街の中にも、この事業はやはり早く進めてもらいたいという要望もあります。でないと、後継者のない商店などは、この先どうなるか分からないというような意見もありますので、相生町商店街、また小諸市の顔である駅前商店街の発展を作る意味でも、早期に事業の進行を進めていただきたいということを私も強く望みます。

 要旨(4)生徒指導支援教員配置事業、スクールカウンセラー等の配置事業についてに入りますが、スクールカウンセラー等につきましては、現在も東中学校を拠点として配置されておるわけですけれども、この事業を予算を増額して進めることについては、今までのスクールカウンセラーをやっている以上に充実を図るためか、その辺についてはどうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 全く充実を図るためのものでございまして、市の単独事業として配置するということですので、今、中学校等、問題ないわけではございませんので、それらに十分配慮した形で予算化した、こういうことでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 前回ですか、スクールカウンセラーの育成も必要ではないかというような意見も出ていたんですが、その辺はどうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 それらを含めて、やはり人を手当てするというか、増員というのが重要なことではないかということで、思い切って市単独の配置ということを考えておるわけで、あとはどのようないい人材を得られるかというか、そういうことが重要かなというふうに思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 分かりました。

 では、要旨(5)の企業を対象とした太陽光発電施設整備事業助成についてに入りますが、この効果につきましては、先ほど述べていただいたんですが、まず昨年ですか、個人に対する太陽光発電の施設の助成金が、国の補助金が再度復活したというようなことで廃止したということでありますが、個人のこれから太陽光発電を設置する人、また昨年太陽光発電を設置した住民にとっては、個人をやめて何で企業にやるんだというような考え方もあるわけですが、その整合性につきましては、どうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 個人につきましては、実際、平成15年から21年度にかけまして393件、6,877万円余の事業費として計上し、継続してきたわけでございますが、国の制度が現在できている中で、やはり一旦ここで個人のものについては国の制度の充実ということが出てきていますので、廃止して、むしろ今度は企業へその助成を向けたほうがいいのではないかということで、今回こういう形で企業向けのものを充実した、こういうことでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 市でやっている390件なりの平成15年からの事業としてやっておりまして、助成金を付けてやっておったわけですけれども、個人への太陽光発電の事業の助成は、事業的に小諸市としてはある程度の成果を見たということで打ち切ったということでよろしいでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 国の制度が多く充実してきていますから、市の制度としてはこの辺で一区切りし、そして、それを個人でなくて企業へ向けたほうがより効果が上がるかなという思いで、今回こういう形で予算化した、こういうことでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 個人への助成金を抜きにして、個人への太陽光発電の設置については、ある程度成果を見たという判断でよろしいでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 当然、ある程度の成果を得たという理解をしております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 先ほど説明があったんですが、企業を対象とした太陽光発電の施設の助成について、その効果について、すみません、もう一度お願いしたいんですが。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 やはり企業が直接生産性に関係ないのに投資するというのは、今、大変厳しい中で難しいかなという思いがございます。そういうものの、やはり環境対策というのは市の重要な柱の政策でございますので、企業にもこれが呼び水となって、環境により一層力を入れていただきたい、こういう期待感を込めての制度の創設でございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 企業に対する資金を盛ったわけですけれども、大体何件ぐらいというような、まだ申し込みはあれだと思いますが、予定をしておるか、その辺どうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 当面、2件を予定しておりまして、その様子によりまして、さらに考えていかなければいけない、こういうふうに考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 小諸市の特性としまして晴天率が挙げられるわけですけれども、小諸市の太陽光発電については、これからも取り組んでいっていただきたいし、また、私どもも宣伝していって、小諸市内だけでなく、ほかの日本全国に小諸市の環境の良い点、また晴天率の高い点を宣伝して、太陽光発電による小諸市の住み良い点を宣伝していかなくてはいけないわけですけれども、それについて、私も以前からこの辺は提案しておるところですが、住み良い、定住人口の増加もありますけれども、これについては、市長はどのようにお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 まず、太陽光発電につきましては、ご存じのとおり小中全校にすぐに太陽光発電を取り入れて環境教育を含めた施策を取り入れ、当初10キロワットだったのが、中学校については50キロワットまで増設いたしました。そういう点では、環境政策、これを手始めに今の個人、そしてまた企業へとさらに充実させてきたわけでございますので、これからもそういう関係の中では、さらにしていかなければいけないというように思っております。

 そして、お尋ねの企業誘致等の関係での人口増というような面を含めてのお尋ねかと思いますが、企業誘致等につきましては、近々形になるかと思いますが、二、三件のことが浮上しておりますので、そういう点にも努力した跡がやがて発表できるのではないか、このように考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 分かりました。ありがとうございました。

 6番の要旨(6)扶助費の大幅増、また投資的経費の減についてですが、今回、23年度予算がたまたま同じ数字の上限があったというようなことで、前回もこの件について質問させてもらっているわけですけれども、やはり扶助費の増加が人件費、また公共事業に対して圧迫するというのは全国的に今見られる傾向になっておりますけれども、一概に扶助費が増えたから投資的経費が減ったということは言えないということは、私もよく理解しておりますけれども、一番は、先ほどの議員のほうでも質問がありましたが、区から出ておる道路事業、また、そういったことについて投資的経費が減って、そちらに工事のお金が回らないということがあると困るということなんですが、それについて、もう一度、すみませんが、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 数字を細かく見ていただければ分かるかと思いますが、私になってから決して投資的経費を落としているということはございません。総体的な部分で、今言いましたように扶助費が自然増を含めて、制度の改正等で大幅に伸びたということと、事業の一区切りの部分もあって、たまたまこういう結果になったということでございまして、道路整備を含めてかなり充実させ、学童の通学路についてもかなり前進してきたというふうに私は考えております。引き続き、区等の要望については、十分とはいかないまでも、全体的にはものすごい額になすから、少しずつですが、前進させていく中で、より良く充実させていきたい、このように考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 関連してですが、小諸市の場合は生活保護費ですか、これがだんだん減ってきていた状況でありましたけれども、23年度については増えている状況でありますけれども、その辺の要因というのはどのようなお考えでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 市も社会全般の影響を受ける中で、やはり最近のように景気が低迷している中で、市の税収等もかなり落ち込んでいる。それは、個々の市民の苦しい立場が如実に反映されているかなという思いでございます。国民健康保険税についても、かなりの額の低下と、やはり景気の低迷、そして、今なかなか世の中が明るくならない部分が如実に出てきている結果、少し生活保護というようなところに頼らざるを得ない状況になってきた。最後のセーフティネットである生活保護は、国全体も大幅に増えておりますし、市も少しまた増えてきた。これは、やはり実際問題、早く景気回復、そして雇用の安定が図られればいいなという思いもございますが、いずれにいたしましても、小諸市だけの問題というよりも国全体の問題というような形で、最後のセーフティネットである生活保護増というのも、今の状況を現しているかなと思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 分かりました。

 では、要旨(7)インバウンド観光推進についてでありますが、その効果等はどのようにお考えでしょうか。先ほどもちょっと説明がありましたけれども、お願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 インバウンド、文字どおり内に取り込む、アウトバウンドに対する言葉というふうに理解しておりますが、多くの外国人を含めた観光客増というのは、消費の増あるいはまた街の活性化等に十分役立ちますので、そのことによって具体的にどれくらい伸びたというのはなかなか推計しにくいんですが、かなり伸びてきている。また、これは施策を充実させることによって、さらにより良く街の活性化あるいは市内での消費量の増加等になって、いい方向に行くのではないか。そういう意味では、少しずつですが、前へ前へと進めていく、こんな方針でいることをご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 海外向け、観光客用のリーフレットを作るということでありますけれども、小諸市の場合、先ほども言いましたが、環境の良さ、また、そういうことに対して観光だけではなくて自然環境の良さを売り出す必要性もあると思うのですが、水、空気、晴天率、また福祉・医療の充実した小諸市、これを売り出していく必要があると思うんですが、その辺の、また海外に対してのリーフレットの作成とか、それは今後考えていくべきだと思うんですが、その辺どうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 お話しのとおり、小諸の特色といいますか、プラス面をアピールすることは極めて重要だと思いますので、今後パンフレットを作成するについては、今、議員のお話のありましたようなことをも含めて、より良いものを作っていきたい、このように考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 分かりました。

 要旨(8)駅舎整備、図書館を中心とした地域交流センターの今後につきましてですが、これは再三同僚議員からも質問が出ておりまして、答えをいただいておりますが、やはり私どもも駅舎整備、図書館については早急にやらなくてはいけない事業だと思っております。22年度の決算状況、また一括交付金の状況を見ながら計画をするということでありますが、駅のバリアフリー化等が変更になっておりまして、事業実施計画からは変更になっておるわけですけれども、やはりこの辺は早急に進める必要があると私も強く感じております。

 変更となったことに伴って、委託料等の返還があるわけですけれども、その辺の説明がまだ市民の皆さんに分かっていないのではないかというような気がするんですが、その辺のまちづくり交付金の返金の関係、また事業を延ばしていく関係なんですが、その辺の説明をもう一度お願いしたいと思いますが。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 現在のところ、時期を見極める中で、変更によってまちづくり交付金の返還というようなことにはなっておりません。ただ、事業が進むことを想定して、基本的には、原則的にはまちづくり交付金は4割の補助金、今でいう一括交付金のような形で来るわけですが、それが事業の割に前倒しで来ている。要するに、4割でなく、当面前倒しで5割、6割かな、近く来ているという点ではありますが、今のところ、継続することを前提に考えておりますので、時期がちょっと遅れるわけですが、継続することを前提に考えておりますので、今のところ返還というようなことは生じておりません。

 ただ、今後これがどういうふうに変わっていくか。1つ例を挙げますと、駅舎のバリアフリー化につきましては、これはまだ確定ではないんですが、23年度からは乗降客が、今までは5,000人ということで、しなの鉄道の場合、5,000にまだ満たないから、むしろ小諸市からお願いしてバリアフリー化をするという建前でこれまでずっと来ていたわけですが、これが制度が改正される予定で、まだ確定ではございませんが、3,000人程度に落ちれば、むしろ今度、バリアフリー化はしなの鉄道の責任で10年間かけて行うというような形になりますから、その辺の情勢判断を見る中で、今後どうするか、そしてまた、先ほど言いましたように、基本的には延期ということを基本にする中で、22年度決算等の状況を見る中で決めていきたい。現段階では、そのようにご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 分かりました。先ほども言いましたけれども、やはり駅舎と図書館、これは当初からもマニフェストに載っておりますし、我々も楽しみにしていた事業でありますので、早急に進めていただきたいということを強く思います。

 次に、件名2でありますが、行政改革についてであります。

 これは、先ほども説明しましたが、昨年の9月の代表質問で私のほうからお聞きした問題ですが、その中で検討していく、考えるというような答弁をいただいておったわけですけれども、自治基本条例の中に区の役割等についてもはっきりと明記された状況があります。

 今、区の状況を見てみますと、区によっては色々な昔からの区の運営がありまして、これを一律化するということは、まだ当分無理であろうというような感じを持つわけですけれども、区長の任期についても1年任期、また時期についても12月改選、また3月改選というような、区の特徴によってそれぞれ運営されておりますけれども、やはりそうでない支援を必要とする区が結構あるのではないかというような気がいたします。その中では、前回、サポート体制を整えるというような答弁を受けておったわけですけれども、やはりその辺は機構改革なりで、ある程度の課を作って人数を置いて、区に対しての支援体制を整えていかなければいけないのではないかと思うわけですけれども、それについては、再度どうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 区の活性化には、やはり今、地区担当の充実が一番重要で緊急ではないか。地区担当の役割の濃度の濃さ、薄さ、これによって、なかなか情報が入ってこなかったり、情報が伝わらない、区の活性化に結び付かないという部分が多々あるというふうに考えておりますので、地区担当の活動、そして区との密接な連携、情報を提供する、また逆に情報を持ってくるというような中で、より良い区の発展ができるのではないかということを基本に、そうはいえ、今、議員提案のございましたように組織の充実という部分も必要かと思いますが、これまで多々説明させていただいたかと思うんですが、平成16年、私が市長になってから職員を50名余ほど減らしてくる中で、課の職員の充実というのはなかなか難しい部分もございます。そういう中で、重点的な配置の中と、それから、やがてまた市庁舎整備というような問題が出てくる中で、組織の大幅な変更というような、あるいはまたその中において、場合によったらワンフロアで全部用が足りるような形がとれるか、それによって、また職員の配置も考えられる。それらを含める中で今後対応していきたい、このように考えておるところでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 市長のおっしゃることは、よく分かります。地区担当者の活動につきましても、一生懸命やってもらっているというようなことも、私も理解しております。その中で、やはり区によっては支援を必要としている区、また区長が高齢のために、活動がほかの区より遅れるというような区もあります。区というか、全体を見て、小諸市の区長会等を見ましても、やはり高齢化が進んでおったりして、区長の力というか、判断力の差によって、かなり区に開きが出てきてしまっているのではないかという感じがします。その中で、小諸市の区の区長会等ありますけれども、その中で、やはり区に対してある程度平等に市のサポート体制がとれるような状況を、前回も質問させていただいたんですが、市庁舎の関係等おっしゃられましたけれども、自治基本条例の中にうたわれた以上、やはり区に対するサポートはしっかりやっていかなければいけないと思うわけですが、それをもう一度、すみませんが、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 お話の趣旨、よく分かりますので、今お話しいただいたことを参考にしながら、組織を含めて少し検討させていただきたい。先ほど言われましたように、前からもそういう要望を受けているんですが、なかなか実情が難しい部分、先ほど言われましたような、個人差があるとか、任期の問題等を含めて、区によっては1年で代わってしまうために、せっかく1年で慣れてきて、次にさらに工夫しようという部分が1年で終わるというような部分、それからご指摘ございました高齢化等による部分、濃淡があるかと思います。それらを含めて、ご指摘の部分がございますので、また少し検討してまいりたい、このように考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 分かりました。

 では、(2)の子育て支援対策窓口一本化の検討状況についてでありますが、これも先ほど説明しましたが、昨年の9月に質問させていただいた状況でありますけれども、これも色々な条件が整わなければ無理だというような話でありましたけれども、やはりこれも機構改革の一環として考えていかなければいけない問題だと私は思っております。県、ほかの市町村でも一本化ということが結構進んでおりますし、NPO法人が請け負って一括でやっておるというような状況もあります。この辺について、また検討していくというようなことでしたが、市庁舎の問題でなくて、機構改革の中で考えていかなければいけないと思うんですが、その辺を再度、どうお考えかお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 先ほど答弁いたしましたように、やはり市庁舎整備の中でワンフロアでほとんどの事業が完結する、そういうことになれば、今のように分かれていて階段を上って云々ということでなくて、すぐ話し合う、対応できる、こういう部分もあります。したがいまして、早急に組織等については、もうしばらくといいますか、市庁舎整備等の関連もございますので、それらを踏まえる。それと、また幼保一元化等の問題につきましても、保育所のあり方を含めて、国の制度がグラグラし、まだ一定の方向が見えておりません。そういうような事態を考える中で、すぐに組織化というところまではなかなかいかない。こういう現実でございます。

 いずれにいたしましても、議員の心配される、また要望あるいはまた考え方はよく理解できますので、それらを含めて今後検討していきたい、このように考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 相原久男議員。



◆創正会代表者(相原久男議員) 

 分かりました。

 以上で私の質問を終わりにいたします。

 ありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で創正会代表、相原久男議員の質問を終わります。

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△小林重太郎議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、政真会代表、小林重太郎議員の質問を許します。

 小林重太郎議員。

          〔政真会 代表者 小林重太郎議員 登壇〕



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 9番、小林重太郎です。政真会を代表して質問させていただきます。

 芹澤市長の任期も2期目、余すところ1年余りとなりました。市長は、この先、30年先、50年先の小諸市の姿をどのように描いた上で、この1年の重要な、芹澤市長は何度もこの1年は非常に重要であるというふうに繰り返し述べられておりますが、この先、30年、50年、小諸市の姿をどのように描いた上で、この1年の施策を進められようとしているのでしょうか。そのような視点から質問させていただきます。

 件名1、小諸市の将来の姿について。

 要旨(1)地域の発展と近隣自治体との関係について。

 佐久圏域定住自立圏の形成についてのこれまでの経緯、そして今後の可能性、メリットをお尋ねいたします。

 また、ごみ焼却施設、これは圏域定住自立圏とは別の話として考えていただいても結構ですが、佐久市の候補地が平根地区に決定いたしました。ここのエリアから車で行っても、ほぼ20分の地域でございます。ごみ焼却施設建設、改めて佐久市との協力の関係がないかお尋ねいたします。

 なお、政真会としてのごみ焼却施設に対する考え方はございますが、これはまた再質問の中でしゃべらせていただこうと思います。

 要旨(2)中心市街地の姿について。

 市庁舎整備基本構想策定委員会が、市民の声を反映したものでありましょうか。また、先ほどのほかの会派との質問とも重複いたしますが、どうも厚生病院、市庁舎の問題について、厚生病院の再構築は進めるべき、しかし、市庁舎はヴィオ跡地に行くのはどうなのかなというような意見がかなり強いような気もいたします。厚生病院、市庁舎ともに現市庁舎エリアがいい、こうした声がかなり多く聞こえます。市長の耳にも届いていると思います。この点について、どうお答えになるでしょうか。

 また、もう1点、最近厚生病院、市庁舎の問題が市街地活性化の中心的な課題となりまして、若干忘れられている傾向があるんですが、北国街道沿い、与良、荒町、本町、市町や大手門公園は、市街地活性化の視点から、改めてどう位置付けていくのでしょうか。

 要旨(3)地域医療の充実について。

 地域医療向上のため、近隣自治体とはどのような連携をとるのか。

 また、厚生病院の小児科のお医者さんが、この3月から2人から1名に減ってしまうというふうに聞いております。その点に対して、どのような対策を打っているのでしょうか。

 続きまして、医師奨学資金や奨学金などの医師確保策の見通しはどうか、及び市街地に無償の医師用住宅を建設してはどうかという点についてお尋ねいたします。

 要旨(4)学校施設の整備・充実と通学路の安全について。

 昨年末、市P連から、老朽化に伴う校舎の建て直しについての要望書が出されております。市P連もそうですし、政真会としての考え方もそうですが、これはすぐにやってくれという意味ではございません。9億8,000万円かけて千曲小を除く5小学校の耐震化が、坂の上小学校の体育館を最後に、終了したばかりでございます。ただ、多くの小学校が昭和40年代の建築であり、既に築40年以上経過しております。こうした中で、毎年5,000万、6,000万の改修資金は出していただいてはおりますが、それだけで手当て仕切れるものではないと思います。長期的な視野に立つならば、やはり学校の建て直し、これは一気に建て直しではなくても一棟ずつということもありましょうが、やはり長期的な財政的視野でも学校の建て直し等は考えていかなければいけないものと思います。その点に関して、どのような認識をお持ちでしょうか。及び通学路の安全についてきめ細かな対応ができているのか。それから、坂の上小、野岸小につきましても、児童館については、再三質問してくどいようですが、様子を見るに変わりはないでしょうか。

 要旨(5)高齢者の暮らしやすいまちづくりについて。

 高齢者の活動拠点、例えば総合福祉センターなどの整備について、どうお考えでしょうか。また、区の公民館のバリアフリー化、トイレの洋式化などには積極的に助成してはどうでしょうか。そして、乗り合いタクシー、買い物サポートタクシー、これは最近諏訪市が導入しております。これは暫定的なものですが、などの導入、こうしたたぐいのものを導入するつもりはないでしょうか。

 要旨(6)高峰高原の高地トレーニング場建設について。

 計画の現状、予算、関連市町村との連携など今後の展望、また、市民に、いわゆる外部から来るランナーの人たちにではなくて、市民にどのようなメリットがあるのでしょうか。

 要旨(7)しなの鉄道の新駅について。

 これは、小諸−滋野間の新駅の話です。小諸−平原間が3.4キロに対して、小諸−滋野間5.9キロ、間に1駅あってもおかしくないわけですが、これも、もちろんすぐに着手してくれという意味の質問ではございません。ただ、大里、西小諸、川辺地域は、佐久近隣地域に比べると、どうしてもやはり厳しい状況にある中で、この地域には意識した活性化の施策を施すべきではないかというのは、これは私の個人質問として、これまで2回やってきていることですが、その中のひとつとして、小諸−滋野間に新駅を、これは現段階では検討あるいは研究でもいいと思います。考えてみてはどうかということをご提言いたします。

 最後に、要旨(8)定住人口増加政策について。

 目標とすべき人口。これは、先ほど市長の答弁の中にもありましたが、民間の研究所の発表したデータでは相当厳しい数字、25年間で1万人減るというような数字も出てきてはおりますが、やはり定住人口等は土地の価格と同じく、ひとつの活性化のバロメーターであろうと思います。安易に減らすのを受け入れるわけにはいきません。目標とすべき人口、そして定住人口増加について、どのような政策を考えているのかをお尋ねいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 小林重太郎議員のご質問にお答えいたします。

 小諸市の将来の姿について、地域の発展と近隣自治体との関係についてどうかにお答えいたします。

 定住自立圏の形成は、中心市と周辺市町村が連携、協力のもと、圏域全体の生活機能の強化に取り組むことで、圏域の魅力を高め、定住人口の確保と交流人口の創出を図ろうとするものでございます。佐久圏域におきましては、平成21年9月に佐久市の呼びかけによる事務レベルでの勉強会が開催されたところでございます。その後、しばらく動きはございませんでしたが、昨年12月に事務レベルの連絡調整会議、本年2月16日に市町村長連絡会議が開催され、佐久圏域として定住自立圏形成の取り組みを推進していく旨の確認がなされたところでございます。

 定住自立圏構想は、具体的な連携事業に対し、必要とする市町村と中心市が個別に協定を締結して実施するものであり、市町村のニーズに即して機動的で柔軟に事業実施できるというメリットがあると考えております。地域医療、福祉、教育、産業振興など、様々な分野での可能性があると考えますので、今後、具体的な検討に入ってまいりたいと思っております。

 次に、お尋ねのごみ焼却施設につきましては、スケールメリット等を考えれば、本来は広域処理が望ましいという基本的な思いはあります。しかしながら、これまでの経過から、現計画が現実的であり、今後も着実に推進してまいりたいと考えておるところでございます。

 続きまして、中心市街地の姿についてお答えいたします。

 市庁舎整備基本構想策定委員会は、市民団体の代表者、識見を有する方及び公募された方12名で組織され、ご承知のとおり市庁舎整備基本構想案を提出していただきました。市民団体の代表及び公募委員を主な委員としたこの委員会は、市民の真の声を反映しているものと確信しております。また、市庁舎整備基本構想策定委員会から提出されました基本構想案におきましては、市庁舎の位置につきましては、旧ヴィオ跡地が現実的であるとの答申をいただいておりますが、基本構想案を尊重する中で、市民の皆様からいただきましたパブリックコメントの意見も勘案の上、先ほどお答えした答弁にもございますように、総合的な部分をも勘案する中で、今後、それらを含めて考えてまいりたい。防災機能等にどうかという部分もございましたので、そのことについては専門家の意見を徴する中で、その中で考えていきたい、このように答弁させていただきましたが、そういうことで進める予定でございます。

 続きまして、ご質問の北国街道沿いと大手門公園の件でございますが、旧北国街道沿道の街なみは、歴史的な建造物や懐かしさが感じられる景観を有し、また地元住民による、まちづくり協議会が設立される中で、各種イベントの開催など、観光客との交流や住民同士の触れ合い、憩いの場づくりが住民の手で積極的に行われております。また、ほんまち町屋館、荒町館、与良館につきましては、指定管理者として地元区が運営を行い、地区集会施設を利用した交流の拠点づくりが行われております。

 一方、大手門公園につきましては、停車場ガーデンによるにぎわいの創出が行われたり、公園を利用したイベントが実施されておるところでございます。また、現在は、心が癒やされる穏やかな空間づくり、子どもから老人まで触れ合える場として拡張整備中でございます。

 こうした状況の中で、中心市街地を活性化されるには、人が集まる魅力的な場所が連続性を持って点在し、市街地全域を人が歩き、人の行き来が活発な回遊性のあるまちづくりとともに、商店、観光業者、地元の皆さんの協力が大変重要になると考えております。そのためには、懐古園の観光客を大手門公園へ、そして旧北国街道沿道へと導き、市街地との一体的な連続性や回遊性が必要であり、大手門公園は懐古園と旧北国街道沿道とを結ぶかけ橋としての位置付けが適当でないかと考えているところでございます。

 続きまして、地域医療の充実についてお答えいたします。

 地域医療の充実向上につきましては、小諸厚生総合病院が地域医療ネットワークの中核として存続されることが非常に重要なことでございますので、10万人を超える住民を抱える浅間南麓2市2町が力を合わせて努力するということで、小諸厚生総合病院の充実、再構築について、県厚生連へ要望し、その回答をいただいたところでございます。移転、再構築となった場合には、小諸市のみならず浅間南麓地域全体での医療機関のネットワーク化を図り、地域の医療を守っていく体制の構築充実に向け、行政が中心となり、調整機関を設置し、2市2町で考え、連携した取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 また、医師不足による地域医療の崩壊が叫ばれる今、小諸市におきましても市民病院的な中核病院である小諸厚生総合病院でのお産の休止をはじめとして、特定の診療科における医師不足が深刻化してきております。先ごろは小諸厚生総合病院の小児科医が4月から1名に減員になるとの情報があり、確認したところでございます。まだ流動的な部分もあるようですが、お産の休止に伴い、新生児の対応がなくなったこともあり、佐久総合病院や信大病院との連携の中で、外来入院等のサービス低下を招かない体制は確保するとともに、市の乳幼児健診等への協力にも支障がないようにしたいとのことでございました。救急を含め、このような医療体制を確保するための対策といたしまして、市では独自に平成21年度から救急医療体制確保特別対策事業として、1億円を交付してまいっておりますし、昨年10月からは小諸厚生総合病院の医師不足の解消、医療の確保を図り、市民の皆様の医療福祉の向上に寄与することを目的に、奨学資金貸与条例と医師就業資金貸与条例も策定、施行したところでございます。現在、数件の問い合わせがあり、大学受験に合格すれば正式に申請したいといった連絡も受けていることから、平成23年度には実際に資金貸与が始まるものと予定しております。

 なお、小諸厚生総合病院の移転再構築に当たっては、小諸厚生総合病院自体が医師、看護師用住宅の建設も含めて、計画の中に入れて検討する方向とのことであり、市としては、情報提供のほか、可能な支援をしてまいりたいと考えておるところでございます。

 続きまして、学校施設の整備・充実と通学路の安全についてお答えいたします。

 小諸市の将来と次代を担う子どもたちを心身ともにたくましく育成していくためには、安全かつ充実した教育環境が必要でございます。学校施設の整備につきましては、子どもたちの安全・安心を第一に考え、耐震改修を他市に先駆け実施し、9億8,000万円余の経費をかけ、昨年度の坂の上小学校の体育館建て替えをもって耐震化率100%としたところでございます。また、耐震以外の学校施設の大規模な改修につきましても、本年度は4,700万円余をかけ、美南ガ丘小学校の屋根の改修や校舎1階のアルミサッシ化工事を実施し、また今議会初日にお認めいただきました補正予算のうち8,170万円で、引き続き美南ガ丘小学校2階・3階のアルミサッシ化及び外壁の改修を行うなど、緊急度の高いものから順次実施しているところでございます。このため、現時点では校舎の建て替えは考えておりません。

 次に、通学路についてでございますが、子どもたちの安全にとって大変重要な課題であると認識しております。各学校や地元区長さんより要望いただいている箇所につきましては、関係機関とも連携をとりながら順次整備を行ってまいったところでございます。

 次に、坂の上小学校、野岸小学校、千曲小学校区の児童館整備につきましては、状況は大きく変化しておりませんので、子どもセンターのさらなる活用、その他利用状況等の分析をすることと併せて、当面様子を見ることには変わりはございません。

 高齢者の暮らしやすいまちづくりについてお答えいたします。

 超高齢社会を迎える中、高齢者にとって安全で安心な、そして暮らしやすいまちづくりを目指すためには、活動拠点の整備をしていくことが必要であると認識しております。その観点から、老朽化した糠塚園を街なかに設置することなどを手始めに、重点事業の進捗状況や財政面等を含めて検討してまいりたいと思っております。また、区の公民館の改築等におきましては、市内の公共的団体が公民館を新築あるいは改築する場合、その建築に要する費用に対し、市が予算の範囲内で補助を行う小諸市公共施設建設事業補助金を現在、活用していただいておるところでございます。事業費40万円以上の事業で、新築につきましては、建築費の4分の1以内で上限600万円、改築につきましては、建築費の4分の1以内で上限400万円の補助を行ってきておるところでございます。

 また、高齢者をはじめ、市民の生活の足の確保として、コミュニティバス小諸すみれ号を運行しております。現在の小諸すみれ号は車両の小型化により、大型バスでは行けなかった地域まで行けるようになりましたので、買い物、通院等の交通手段として好評をいただいており、今のところ、改めて乗り合いタクシーや買い物サポートタクシー等の導入は考えておりません。小諸すみれ号の利便性の向上につきましては、今後も積極的に図ってまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。将来に向けては、高齢者への優しいまちづくりのために、病院や公共施設を中心市街地に立地させていくコンパクトシティ構想を進めてまいりたいと考えておるところでございます。

 高峰高原の高地トレーニング場建設についてお答えいたします。

 高地トレーニングエリア構想につきましては、標高2,000メートルの高峰高原に全天候型トラックやグラウンドを整備し、周辺の林道を活用したランニングロードや小諸市総合運動場、天池グラウンドなどの既存の施設を活用して、高峰高原を中心とした浅間山麓地域、小諸市、東御市、軽井沢町、御代田町、群馬県嬬恋村を高地トレーニングエリアとして整備する考えでございます。高地トレーニングは、平地よりも低い酸素量で行われるため、体調不良を引き起こすことも、そのようなときにできるだけ早く処置を受けることが必要であり、近くに医療施設があることが重要とされております。そのため、整備を進めていく上で、小諸厚生総合病院の存在は必要不可欠であり、現在進められております小諸厚生総合病院再構築における特色ある病院づくりの一環として、小諸厚生総合病院との連携により取り組みを進めていく構想でございます。

 なお、高地トレーニングは、平地に比べ体への負担が少なくて、身体活動量を増加させる運動ができることから、心肺機能が高められるとともに、体力の向上あるいは生活習慣病の予防にもつながるなど、市民を含めた地域住民の皆様の健康増進も図ることが、やがてはできるものではないかと考えておるところでございます。

 続きまして、しなの鉄道の新駅についてお答えいたします。

 高齢社会を迎え、公共交通の果たす役割は、ますます高まるものと考えます。しかしながら、しなの鉄道の新駅整備は全額市の負担であり、モータリゼーションの進展により利用者が減少傾向にある状況の中、新駅を整備することは困難と考えております。

 続きまして、定住人口増加政策についてお答えいたします。

 小諸市総合計画で、小諸市の総人口は平成12年の4万6,158人をピークに以降、減少に転じ、平成27年には4万3,684人と推計しました。目標とする人口を具体的な数字として設定してはいませんが、人口減少社会の中、市の活力を維持していくためには、定住人口を確保することは大変重要なこととは認識しております。定住人口を増やすには、総合的に暮らしやすさが感じられる街を作っていくことが必要であると考えます。小諸市では、これまで子育てしやすい環境づくりとして、小学校6年生までの医療費無料化や小・中学校の環境整備、児童館の整備等を実施してまいりました。働く場の確保として企業誘致や営農支援を、交通利便性の向上としてコミュニティバス運行など、様々なアプローチをしてまいったつもりでございます。今後は、さらに市民の皆様の安心・安全のために小諸厚生総合病院の再構築やセーフコミュニティの取得などを推進して、ロハスな街小諸で暮らすことの魅力を首都圏をはじめとして市内外へ広くアピールし、移住促進を図り、定住人口につなげてまいりたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。よろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員、再質問はよろしいですか。

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 それでは、要旨(1)から順次、必要な箇所を重点的に再質問させていただこうと思います。

 ごみ焼却施設に関しては、以前から市長は、古く立ち返ると、かなり色々な話が出てくるんですが、ガス化溶融炉は危険である。それが、佐久市のほうはストーカ方式を選定した。それから、最近では、まだ場所が決まっていないのに何とも言えない。しかし、平根地区ですね、ここから車で、実際行ってみると、ほぼ20分ですね決まった。そういうようなことの中から、やはりまだ間に合うということだと思うんですよ。これは、合併特例債を佐久が使うわけですから、当然佐久市の事業としてやって、その後、ほかの市町村が加わるという形になりまして、金額等の負担等の方式とか、全く出てきていないので、何とも言えないんですが、やはり補助金の11億円については、どうも取れる方向性にあって、これはこれで結構なんですが、補助金11億が取れるから市単独でいいということではないと思います。

 もともと、これはもう没になった計画ですが、以前の軽井沢町、御代田町との協力でやった場合と、市単独、しかも補助金ありの場合も含めての経費の参考資料が出ておりましたが、佐久の20年間で建設した運営費との協力で10億近い違いが出るという数字が示されておりました。佐久のほうの数字が出てきていないけれども、やはり基本的に市単独というのは相当負担増になってくることは間違いない。特に、運営費の部分が負担増になってくるんじゃないかと思いますが、人口が減っていくかもしれない。そうあってはいけないんですが、人口が減っていく中で、やはり色々な事業を、ある意味、人口が減っていく中でと言ってはいけない、本当は減らしてはいけないんですが、ある意味、人口が減っていかざるを得ない状況にある中では、やはり事業等のスリム化といいますか、そういったものも考えていかなきゃいけないんじゃないかと思いますが、もし人口がかなり減っていった場合は、減らざるを得なかった場合には、やはり市単独というのは、さらに運営費等で負担になってくるというふうに考えざるを得ないんじゃないんですか。どうでしょう。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 前にもお答えさせていただいたと思いますが、小諸市単独でというのは、やむを得ない事情で議会とも相談させていただく中で、議会と理解を深め、一致する中で、小諸市単独ということで進めてまいったところでございます。そういう中で、菱野の稲荷地区で快く引き受けてくれたという形で、現在、環境アセスを進めているところまで来ている段階でございます。

 ご提案の広域でのという発言もございますが、佐久で現実に場所が確定したというところまではいっていないかと思いますし、また今この段階で、もし佐久に申し入れして、佐久に断られたと。そういう受け入れがはっきりしていない段階で、菱野の稲荷地区の人に対して改めてまたお願いする、要するに、佐久にお願いするということは、菱野地区の方に、もう要りませんよということを前提に申し入れをするわけでございますから、そうしますと、佐久で受け入れてくれるかどうか分からない現段階において、菱野地区の人に対して、佐久に行くということはとても考えられることではないし、佐久で断られ、菱野でも断られたら、俗に二兎追うものは一兎をも得ず、アブハチ取らずということになりまして、その責任は議員がとっていただけるならば、議員自らやっていただくことには構いませんが、私は現段階では、これまで議会と相談し、議会全員一致の意見の中で単独処理と進めてきたことについては、必要があり、また、良いことだということで、稲荷地区での建設について進めていきたい、このように考えているところでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 機も改まりましたし、また、やはりそれ以上に状況が変わってきている中での柔軟な判断というのは必要であろうかと思います。もちろん、依田議員もいらっしゃいますが、菱野地区の方のこれまでの努力を無にしたり、それを悔いとしてしまうようなものではございません。

 私たち政真会の考え方としては、仮に広域となって、広域という言い方が正確かどうか分かりませんが、佐久市、その他市町村との共同の形になった場合も、菱野地区の要望は当然受け入れるべきであり、水路、道路、それから土地の借り上げ等は予定どおり、あと農振等の問題はありますが、例えば宅地化を図るとか、高齢者の施設を作るとか、そういう可能性を探る方法はあるのではないか。大里地域、西小諸、川辺地域もそうですが、やはりその振興はごみ施設との引き合いでなくても、当然やるべきである。それが政真会の考え方であるということをここに述べさせておいていただいて、この要旨(1)は終わらせていただきます。

 要旨(2)ですが、策定委員会のほうは、ほかの議員さんも、また今後質問されるので、また、そちらのほうで出てくると思いますが、大型事業、厚生病院、ごみ施設、市庁舎、そして駅舎図書館、この4つが並ぶ中で、駅舎図書館に関しては、駅のバリアフリー化は急ぐべきであるが、あそこに図書館があるのは、ちょっと疑問視する声は強いと思います。そこがやはり、一応延期ですけれども、ということになりました。

 あと、もう一つ、ごみの施設、またちょっと重複して、議員が払えとか言われてしまうとどうしようもないんですけれども、ごみの施設の問題も、それから市庁舎にも、そう多くの金をかけない道を探るということで、この3つから、ある程度予算等、今想定されているよりも安い形で道を探った上で、その分を厚生病院のほうに思い切って投入するというような考え方をすると、比較的市民の合意というのは得られやすいのではないかと思いますが、このあたり、どうでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 もう少し具体的な提案をお願いしたいと思います。現段階では、予定どおり進めるということでご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 具体的な提案というか、これは要するに市民の意見の中で、厚生病院に関しては、かなり市民合意に近いものが得られているというふうに私は考えているわけです。ただ、市庁舎等に対しては、移転、新築というものに関してはまだまだ合意が得られていない。そういう中で、今度の要旨(4)の学校の施設のほうにも関係してきますけれども、このあたりのところの優先順位といいますか、厚生病院のほうに資金を投入していく部分は思い切ったやり方をしていってもいいのではないかということです。ごみのことを始めたりすると、また水かけ論になってしまうので、この辺で具体的になるんですけれども、その辺はそういう言い方でとどめておこうと思います。

 それから、これは午前中の新風市政会とほぼ同じ、大枠において同じになりますが、ここでもやはり政真会の会派としての主張としては、厚生病院と市庁舎はともに、今日盛んに出てきているとおり民間の土地を勝手に線引きすることはできませんけれども、ある程度拡大した視野を持った上での現市庁舎エリアで厚生病院と市庁舎ともに考えていけばいいのではないか。色々な障害はあると思います。ただ、選択肢としては、この可能性を探るべきというのが政真会としての主張でもございますので、ここで述べさせていただこうと思います。

 要旨(3)の地域医療の問題に移らせていただきますが、先ほどご答弁の中で、小児科医の減員についてどのような対策を打っているのかという部分は、話の中には出てきたけれども、具体的に出てこなかったようなんですが、もう一回お願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 もう一度ご質問をお願いいたします。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 小児科医の減員について、これはまだ情報の段階ということなんでしょうか。どのような対策を打っているのか、打つ予定があるのか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 一番はじめ、何と言っているんですか。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 小児科のお医者さん。



◎市長(芹澤勤君) 

 小児科ですか。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 2名から1名に減るという情報が入っているんですね。それに対して、今既に何かしらの対策を打っているのか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 厚生病院から、そのことについて、私どものほうで聞いた中で、先ほど答弁させていただいたような形で検討しているということを回答いただいたと、こういうことでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 分かりました。その点は、では、そういうことでと思います。

 あと、医師就学資金、奨学金などを含めて、お医者さんの確保策なんですが、1つは、やはり地縁、血縁、企業誘致と同じで、こういったものが1つ効いてくる可能性もあるのかなと。そんなに甘くないかもしれませんが。もう一つは、行政も市民も受け入れの強い姿勢を示すということ。もう一つ、やはりお医者さんにとって、多くの症例に当たれることとか最新の機器を駆使できることというのが、お医者様が病院に着任してくるひとつの大きな要因になっているというふうに聞いているんですが、30億円の支援ですね。これに関しては使途の指定なしということで支援ということでよろしいんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 もうそのことはとっくにお分かりいただけたかと思うんですが、建設費として30億円渡すことによって、厚生連本部からの回答の中では、自力での再構築が不可能な現在、財政支援は大変ありがたいという回答をいただいているところでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 建設費として30億円出す。建物が建設されてから開業までの間に出すということは、もちろん何度も聞いているんですが、この30億円の部分に関して、例えばお医者さんの技量の向上だとか、最新機器に関しては別もので要望が来ていますけれども、そういうような、お医者様の技量の向上とか医療の水準を上げるために使ってくれという、そういう使途はもうできない、もうそれは建物と約束ができてしまっているということでよろしいんですか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 細かい約束はこれから詰めるわけですが、基本的には建物を作るについてを主体に考えております。

 なお、最新機器等についての要望もありますので、それは財政状況を見る中で、前向きといいますか、それらも含めた形で検討し、高齢化社会、たくさんの高齢者、そしてまた2次救急医療体制の重要性に鑑みるとき、独自の市民病院を持てば、多々物すごい財政負担を抱える中で、小諸厚生総合病院の再構築によって受ける部分が大変大きいわけですから、最新の機器等の導入については、また今後考えていくということで、これまでも答弁させていただきましたし、そのつもりでおるところでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 もう1点、先ほどのご答弁の中にありました南麓全体での医療機関のネットワーク化を図る、これについてもう少し詳しくご説明をお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 2市2町共同で厚生連本部にお願いしたということでございますから、2市2町の連携をとる中で、この実現に向かって考えていかなければいけない、そういうことで申し上げた次第でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 これは、今、市長の想定の中にあるところで、当然、中規模以上の病院だけでなくて、いわゆる開業医さん等も含めた中でネットワークを考えていらっしゃるということでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 お尋ねの趣旨がよく分からないんですが、先ほどの中で、私は浅間南麓2市2町の共通の課題として申し入れたと。そういう中で、そういう連携をさらにとっていく中で実現し、より良い形で進めていくと。病診連携につきましては、今までもお願いしてきましたし、これからも色々な市の診療あるいは健診等の協力を含めて、それはそれでまた別にやっていくことではないか、このように考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 地域医療の充実については、これまでも散々質疑、答弁されているところですので、この辺にいたしまして、要旨(4)の学校施設の整備・充実と通学路の安全について移らせていただきますが、もちろん演壇でも申し上げたとおり、耐震で千曲小を除く5校に9億8,000万円ほど使って耐震を施したばかりですので、もちろんすぐやってくれということを質問したわけではありません。繰り返しになりますが、将来をにらんで視野にいくべきではないかということを質問したわけであります。

 この点について、少し細かくなるんですが、教育長か教育次長で結構なんですが、小・中学校8校の児童・生徒の入学者数です、年度ごとの。これ、一覧表を出していただきまして、平成22年度の新入生、つまり今1年生で、この4月から2年生になる子どもたちと、平成28年度、6年後ですね。つまり生まれたばかりの子どもたちが入学するときの新入児童数を比べてみますと、ちなみにこのデータは現在の居住地域と年齢から小学校別に出していただいたものですので、転入転出、学区外通学等は全く含まれておりません。また、ゼロ歳児以上より先はまだ生まれていないので、推計はでき得ないということで、平成28年度入学までのデータがあるんですが、新入児童数を比べると、中学のほうは置いといて、東小学校が22年度64人に対して28年度は62人、坂の上が61人に対して37人、ちょっと減るんですが、これは年度ごとに相当ばらつきがあるので、少し心配ではありますが、あるいは年度のばらつきであってくれればいいと思っております。野岸小が42人が52人、水明が58人が54人、千曲は11人が14人、千曲も何とか10人台は、激減してということは無いようです。美南ガ丘小学校が103人に対して151人という推定がなされているんですが、教育長か教育次長か、151人というと5クラスということになりますね。どうなんでしょう、1学年。



○議長(別府福雄議員) 

 答弁を求めます。

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 現在は35人で1クラスでありますので、割算してみると、そういうことになると思います。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 同じく、数字の比較が続きますけれども、現在の児童数、これは1学年ではなくて全校の児童数の変化をやはり22年から28年を見て比べますと、東小が58人減、現在から6年後を比べてです。坂の上が57人減、野岸が18人増、水明が32人減、千曲が53人減。千曲小学校が、今まで学年大体20人台、30人近かったんですが、数年前から十何人にがくっと落ちまして、これは城下団地の関係があると思うんですが、かなり減ってくるというのが少し問題かと思います。一方、美南ガ丘が113人増ということなんですが、美南ガ丘小学校のほうはキャパシティーといいますか、教室の、これは例えば5クラスがその後何年も続いたとするならば、キャパシティーのほうはどうなんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 厳密には分かりませんが、若干不足するのではないかと、そんなふうに思います。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 美南ガ丘の事例、28年以降は推計しようがないので、まだ分からないですけれども、そういうような問題が1つ出てくるということも確かだと思います。また、中学校は新しいということは言うまでもないんですが、小学校等の築年を見ますと、これは校舎によって全くばらつきがあるんです。学校によっても棟でばらつきがあるんですけれども、概ね東小学校は昭和44年、坂の上小学校が46年、野岸小学校の管理棟が一番古くて昭和39年ですが、多くは50年代。それから、水明小学校がやはり49年が中心、千曲小学校は56年と一番新しく、美南ガ丘も新しいものは、やはり人数が増えている学校だけに平成15年とか非常に新しいんですが、やはり昭和41、42のクラスもあるというようなこともありまして、非常に今既に築年が40を過ぎているわけです。40数年。東小の段階でも42年ですか。そういう中で、さらに平成28年を考えると、多くの小学校が築50年近くになるんですが、このあたり、やはり長期的な視野の中でですけれども、どうお考えでしょう。かなり古くなってくると思うんですが。



○議長(別府福雄議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 経年数が年ごとに増えるのは当然でありますが、現状、先ほど市長の答弁にもありましたとおり、耐震化は確実にやっておりますし、そのほかにつきましても、傷みが進むことに対応できるような毎年の補修、改善等をしておりますので、心配はないというふうに思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 今現在は心配がないという考え方で恐らく通るのかもしれませんが、やはり5年ならともかく、10年、20年という視野では考えていかなければいけないのではないかというふうに思います。色々な大型投資も当然必要なものはやるべきです。ただ、節約できたり、予算を少なくできるものは節約し、やはり学校建て替え等も視野に入れた、だから、今すぐやってくれと言って質問しているわけではないんです。やはり長期的な財政の中で学校建て替え等も視野に入れていくべきではないかということを、これもやはり会派の主張として申し上げさせていただきます。

 同じ要旨(4)の中ですけれども、通学路のきめ細かな対応ということなんですが、非常に予算がかかる大きなところというのは、地権者の問題があって、突っかかっているところはあるけれども、最善の努力はしていただいているとは私も思っております。ただ、きめ細かなところというのはどうなのかなということで、例えば昨年提出した、これは坂の上小学校から教育委員会のほうに直接出したもので、非常に細かな危険箇所が指摘されています。こういうものは、ほかの学校からも当然上がってきているんだと思うんですが、どうなんでしょう。



○議長(別府福雄議員) 

 教育次長。



◎教育次長(小山文登君) 

 お答えをいたします。

 当然、ほかの学校からも、そういう細かい点についても上がってきてはおります。

 以上です。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 中には、細かいところといっても、やはり地権者絡みで難しいところもあるんですが、中には、例えばこの事例の中にも、光岳寺の横の白い車線が消えかかっているとか、ここのカーブミラーが見えづらいとか、細かいところも上がっているんですが、こういう細かい事例は順次対応できているということでよろしいんですか。建設部長でも結構ですが。



○議長(別府福雄議員) 

 答弁を求めます。

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 それぞれ教育委員会、また地元の皆さんと相談しながら順次やっておりますし、特に安全対策については、先ほども言いましたように、私ども細心の努力を図っておりますので、順次やってまいりたいと思います。また、色々ご指摘があればしていただいて、そういう点については即刻やりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 具体的な事例で、やはり建設部長にもう1点。これは細かくは決してないんですが、六供の車留夢の前のほうも非常に難しい中で最善の想定をしていただいて動いているというか、検討していただいているというふうに聞いていますが、具体的な事例としていかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 建設部長。



◎建設部長(若林豊文君) 

 ここでは細かいことは申し上げられませんが、相手もあることですので。ただ、ご指摘のように、私どもも色々な事情を抱えてやっている中では、もちろん現状は承知をしておりますので、一生懸命努力して改善の方向でやりたいと思っていますので、また議員の皆さんのご協力もぜひお願いをして、改善に向けてやりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 最善の努力をしていただいていることは十分評価をさせていただいておりますが、大きな部分だけでなくて細かなところも柔軟な対応をぜひしていただきたいと考えます。

 続きまして、要旨(5)の高齢者の関係ですが、これは既に制度があるとかいうのは分かっているんですが、要するに積極的に助成してはどうかというふうに私としては質問したわけです。また、乗り合いタクシー、買い物サポートタクシー等もコミュニティバスがかなり、常に色々な意見を入れつつ改善されてきているということも十分承知しておりますが、やはりそれを補完するような意味で提案させていただいたというふうなことを改めて確認させていただこうと思います。

 次に、要旨(6)の高峰高原の高地トレーニング場建設なんですが、これにつきましては、私たちの会派の小山達議員が細かい質問もいたしますし、竹内健一議員のほうからも質問が出ているので、そちらのほうに任せたいと思います。

 次に、しなの鉄道の小諸−滋野間の新駅ということですが、くどいようですが、これも決して今やってくれということで提案したわけではありません。また、ご答弁の中にもありましたとおり、モータリゼーションの中で確かに新駅を作ったところで、どの程度の人間が利用するのかということは、そう多くはないだろうというふうに私も、それは確かにそのとおりだと思います。ただ、例えば糠地の高校生が滋野の駅を利用しているとか、諏訪山の高校生を持つ親御さんが小諸駅まで毎日送り迎えするのが大変だというような声も聞こえてはきているわけです。具体的な場所なんていう段階ではもちろんありませんが、押出から芝生田の入り口のあたりにはそれなりの場所もあるのではないかなというふうに思っております。どのような効果があるかということは、極めて未知数であって、また当然、答弁にありましたように多額の費用がある中で、それこそ財政を問題視している中で、すぐにやれというような話ではございません。

 ただ、1つの例として、やはり駅ができると家が建つ。そうすると、土地の価格が強含みになる。それは必ずしも土地を持っている人とか土地を売るという話ではなくて、ローン等も土地の価格が高くなると借りやすくなる。これは小布施町の事例が実はそうでして、小布施町は神津議員の出身地でもありますが、私もちょっと縁がありまして、小布施の状況はよく知っているんですけれども、栗菓子屋さんだけがもうけているわけではないんです。非常に街全体が豊かである。それはなぜかというと、1つには土地の価格が非常に高いです、あそこは。市ではなくて町という割には、全然条件が違って、融資がされやすいんです、土地に対して。そうすると、土地の価格が高いとローンが借りやすくなる。そうすると、経済循環的に全体としての波及効果が出てくるというような効果もあると思うんです。そのあたりのところが、では駅に結び付くのかというと別問題ですけれども、やはり1つの想定として可能性を、検討ならぬ、まだ研究の段階でいいので、考えてみてもいいのではないか。だから、先ほどの答弁は全く考えておりませんという答弁でしたかね、例によって。20年の視野の中では、市長1年の任期の中ではあれでしょうけれども、20年の視野の中では考えていっていい問題ではないですか。どうでしょうか。検討という意味ですよ。やるかやらないか。やれという意味ではなくて。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 人口が減っていき、また、しなの鉄道自身がこれから長野以北をどう抱え込むかという問題を含めると、物すごく経営的に厳しい。そうすれば、市が全部持ち出すというのは、これまで新駅の形でございます。そういう点を考えたときに、費用対効果を見る中で、やはりこれは難しいというふうに判断するのが適正であると。将来に向かっても難しいと判断するのが適正であると私は考えます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 今、市長の答弁にありました、確かにそのとおりなんですよ。しなの鉄道はこれから長野以北の問題を抱えていますから、財政的に相当厳しい。だから、駅を誘致する条件としては、さらに今、厳しいものが新たに出てきているということはご答弁のとおりだと思います。だから、くどいようですけれども、要するに大里、西小諸、川辺地域ですね。押出の地籍の周りの大久保、鴇久保、諏訪山、それから芝生田、井子、糠地、人口がほぼ、新町区の押出を入れると5,000は超えるのではないかと思うんですが、そうした地域もやはり一つの地域振興策の可能性として探ればいいということを私はここで提案しておこうと思います。私はではないですね。政真会は。

 芝生田の柳澤副市長、どうでしょう、そのあたり。



○議長(別府福雄議員) 

 副市長。



◎副市長(柳澤修君) 

 今、色々とご提案いただきまして、ありがとうございます。

 いずれにしても、今、市長が申し上げましたように今後もそのときの判断を見ながらやらなければいかんかなと、こんな思いでございますが、今の中で検討する、研究するという段階まではいかないのではないかと、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 可能性として、会派として、研究程度でいいので、取り組んではどうかという提言をさせていただきます。

 最後に、定住人口増加政策についてですが、平成28年度の人口は4,400人という想定は、市庁舎等を策定する際の前提となっておりますが、国立社会保障人口問題研究所の予想によりますと、2035年だから、ほぼ25年後、小諸市の全人口が3万5,887人というふうに出ております。ちょっと極端なデータかなという気もするんですが、この信憑性については、土屋企画課長、どうでしょう。これは信憑性があるというか、どの程度と考えたらいいんでしょう。ちょっと極端なデータだという気はするんですが。



○議長(別府福雄議員) 

 企画課長。



◎企画課長(土屋政紀君) 

 国の機構でございまして、すべてのほかの県・市もそうですが、施策に当たってはこれがオーソライズされたデータになっているというふうに理解しております。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 そうすると、国もこれを前提に政策をやっているということですか。



○議長(別府福雄議員) 

 企画課長。



◎企画課長(土屋政紀君) 

 逆に言うと、これをもとに施策を検討していくというためのデータとして発表しているんだというふうに思います。



○議長(別府福雄議員) 

 小林重太郎議員。



◆政真会代表者(小林重太郎議員) 

 非常に大きな、25年で1万人ですね。ちなみに、直近、10月1日付の国勢調査の結果、5年間でほぼ1,500人小諸市の人口は減っています。今まで小諸市、経済的に厳しい中でも人口というのは割としっかり、とどまっていたかなという気がするんですが、ここのところ、5年で1,500人、平均300人、若干下げ足が速まってきたのかなという懸念もしないわけではありません。先ほどの人口問題研究所のデータは、決して小諸市だけが減っているわけではなくて、佐久市も1万5,000程度減るような予想になっていますし、上田市とか大町市とか、もっと極端に減るような予想になっています。ただ、その一方で、御代田町と軽井沢町はほとんど減らないというような予想も出ているわけです。だから、この辺のデータは、決して単なる突出したデータというふうに簡単に受け流すわけにはどうやらいかないようですが、こうあってはならないというふうな形で政策を進めていかなければいけないのではないかなと思います。

 人口が少なくなっていくという、こういう予想はともかくとして、少なくとも国勢調査では現実の数字として下げ足が始まっているということは出ているわけですから、人口の減少、これは2つの側面があると思います。1つは、やはり人口、そのまま減っていくことが仕方ないというふうに受け止めることなく、やはり子育て政策あるいは高齢者政策あるいは住宅対策とのミックスで定住人口が減ることなきよう、思い切った政策を展開すべきということと、もう一つは、こんなに極端に減ってはならないけれども、ある程度減ることがやむなきものであるならば、やはりそれを見込んだ政策等、財政等もそれを見込んだ投資等をしていかなければいけないのではないかなというふうに私は強く思います。

 以上で、ちょっと時間を余してしまい大変もったいない、後で議長にしかられるのではないかと思いますが、政真会の質問をこれで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で、政真会代表、小林重太郎議員の質問を終わります。

 お諮りをいたします。

 この際、議事の都合により暫時休憩いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕



○議長(別府福雄議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、この際、暫時休憩をいたします。

 再開時刻は午後3時45分といたします。



△休憩 午後3時31分



△再開 午後3時45分



○議長(別府福雄議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△小林より子議員



○議長(別府福雄議員) 

 次に、日本共産党代表、小林より子議員の質問を許します。

 小林より子議員。

          〔日本共産党 代表者 小林より子議員 登壇〕



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 19番、小林より子でございます。日本共産党議員団を代表し、質問いたします。

 件名1、施政方針と平成23年度予算についてお尋ねいたします。

 国の政治が混迷し、政治や経済に対する閉塞感が広がり、市民の暮らしが厳しさを増しているときだけに、身近な市政が市民の暮らしを守る防波堤の役割を果たさなくてはならないと考えます。予算編成の内容を見ますと、今後の大型公共事業を見据えて投資的経費は大きく抑制され、すまいのリフォーム応援制度や生活指導支援教員配置事業、特定健診の無料化など、ソフト事業の取り組みは評価できますが、地域経済を発展させ、持続させる観点に立ち、市民の暮らしと営業を守り、誰もが安全・安心を実感できるよう積極的施策の提案に欠けているのではないか、主にこのようなことが施政方針と平成23年度予算に対する私の所感です。質問では、主に事業の進め方とお金の使い方について質問いたします。

 政府、財務省は、2011年度の地方財政計画について、地域主権改革に沿った財源の充実を図るため、0.5兆円増額、一般財源総額の確保を前面に押し出しております。市長は、地方分権という歴史の流れを常に意識して政策を進めてきたと言っております。

 要旨(1)国の行政改革をどのように受け止め、平成23年度市政運営にどのように反映させたのか、お尋ねいたします。

 要旨(2)市長は、施政方針の中で、小諸市の興廃がこの1年にかかっていると述べておりますが、その主旨についてお尋ねいたします。

 要旨(3)市庁舎、厚生病院再構築問題の今後の進め方をどのように考えるかお尋ねいたします。

 1月に小諸市庁舎整備基本構想策定委員会より基本構想案が提出され、その主な内容は、新築が適切で、現市庁舎敷地に厚生病院を再構築する場合は、旧ヴィオ跡地とすることが現実的と答申しております。市は、委員会からの基本構想を最大限尊重するとしています。しかし、厚生病院の再構築は建築場所をめぐり賛否両論に分かれております。どのような進め方をするのかお尋ねいたします。

 要旨(4)駅舎併設複合交流センターの延期に伴う駅前ロータリー整備など、どのように考えるかお尋ねいたします。

 要旨(5)重点施策のひとつに環境を位置付け、様々な政策を行ってきました。特にCO2削減施策として廃油のディーゼル車の燃料化、ペレットストーブの導入、住宅への太陽光発電補助などを行ってきましたが、本予算では企業への補助を行います。今後の取り組みの考え方についてお尋ねいたします。

 要旨(6)緊急雇用創出事業補助金について。

 ふるさと小諸情報発信事業として、小諸をPRする番組の制作・放送をFM長野へ委託するとしていますが、雇用の方法についてお尋ねいたします。

 要旨(7)国保料の値上げについてお尋ねいたします。

 今議会に平均2.8%の国保税値上げが提出されました。市民の暮らしが困窮している中、値上げせず、不足分は一般財源を繰り入れるべきだと考えますが、いかがでしょうか。

 以上で本席からの質問は終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 ただいまの質問に対し答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 小林より子議員のご質問にお答えいたします。

 施政方針について、国の行政改革をどのように受け止め、平成23年度市政運営にどのように反映させたかについてお答えいたします。

 国の行政改革とは地域主権改革のことと思いますが、法的には地域主権改革とは日本国憲法の理念の下に、住民に身近な行政は地方公共団体が自主的かつ総合的に広く担うようにするとともに、地域住民が自らの判断と責任において地域の諸課題に取り組むことができるようにするための改革とされ、昨年6月に地域主権戦略大綱が閣議決定され、基礎自治体への権限移譲、義務付け、枠付けの見直しと条例制定権の拡大、ひも付き補助金の一括交付金化、地方税財源の充実・確保など、主要課題についての方針が示されたところでございます。

 しかし、全国市長会では、現状につきまして各主要課題に対する各府省の姿勢は極めて消極的であり、その内容はまことに不十分であると評価しているところでございます。具体化されるのは、一括交付金が23年度は都道府県対象で、市町村へは24年度から交付されることとなっております。また、税財源の充実では、地方交付税総額5,000億円増額されることぐらいであり、今後、地域主権改革の理念に沿った対応が強く望まれるところでございます。このような状況でございますので、小諸市の平成23年度の市政運営には今のところ大きな影響はございません。

 なお、地方税財源の充実が不十分なまま、施設の最低基準など義務付け、枠付けの見直しが進むと、財政力により施設運営等について自治体間での格差が生ずるおそれがありますので、今後の動きを注意深く見守ってまいりたいと考えております。

 小諸市の興廃がこの1年にかかっているということは、その主旨とするのはどういうことかについてお答えいたします。

 小諸市の興廃がこの1年にかかっている言葉の主旨は、私の2期目の任期の仕上げの年であり、懸案の各大型事業について、23年度中に小諸厚生総合病院が佐久の基幹医療センターに遅れることなく再構築できるように道筋を付けること、市庁舎整備について方向付けをすること、ごみ処理施設建設を推進すること、駅舎複合交流センターについて再開のめどを付けることが私に課せられた使命であり、大変重要な1年であり、しっかり取り組みたいという私の強い決意を示したものでございます。

 続きまして、市庁舎、厚生病院の再構築と今後の進め方についてお答えいたします。

 小諸厚生総合病院の再構築につきましては、昨年8月に県厚生連からいただいた回答書におきまして、交通上の位置、面積等の要因を考慮すると、現市役所敷地が最も現実的な候補地であるとの回答をいただいていることから、この計画の一日も早い実現に向けて、関係する皆様のご理解が得られるよう引き続き粘り強く努力してまいりたいと考えております。

 また、市庁舎整備につきましては、今年1月に市庁舎整備基本構想策定委員会から、基本理念、整備方法、位置、規模、財政計画等をまとめた基本構想案が提出されたところでございます。したがいまして、この基本構想案を尊重する中で、市民の皆様からいただいたパブリックコメントの意見、そしてまた災害等についての問題を専門家に議論していく中で、この計画を押し進めてまいりたい、このように考えておるところでございます。災害というか、防災についての専門家の意見を徴するということで進めていくということでございます。

 続きまして、駅舎併設複合交流センターの延期に伴う駅前ロータリー整備をどのように考えるかについてお答えいたします。

 駅舎併設複合交流センターの整備につきましては、市民の皆様の財政状況を心配する意見が多いことを踏まえまして、苦渋の末に延期の決断をさせていただきました。駅前ロータリーの整備につきましては、駅施設あるいは複合交流センターの整備などとの関連性があり、立体駐車場などとともに一体的に整備を行う必要があると考えております。建設時期につきましては、昨年の12月議会で申し上げましたとおり、平成22年度の決算状況や、国が実施予定の一括交付金化等の動向を見極めた上で、できるだけ早い時期に判断したいと考えておるところでございます。

 続きまして、環境施策でCO2削減をどのように考えるかについてお答えいたします。

 自然環境保護あるいは生活環境向上など様々な環境施策の中で、地球温暖化防止施策、CO2削減の取り組みは、小諸市にとっても大きな施策の柱でございます。平成21年1月には、共に取り組むCO2削減計画こもろを策定いたしまして、短期目標として2012年度までに1990年度比でCO2排出量6%削減するとした小諸市の取り組みが始まっておるところでございます。この計画に基づきまして、具体的施策では、防犯灯のLED化、あるいはまた野口健小諸市環境大使賞の開催、あさがおバンクや廃食用油のBDF化及びBDFによる小諸すみれ号の運行、民有林の間伐など、様々な施策を実施しているところでございます。また、この計画の中では企業のCO2削減の取り組みに対して補助などの支援を行い、新エネルギーの利用や関連機器の普及を図ることを検討しますとなっておりました企業支援につきましても、平成23年度より新たに企業向けの太陽光発電施設設置補助を実施することといたしたところでございます。

 続きまして、緊急雇用創出事業補助金の使い方についてお答えいたします。

 緊急雇用創出事業につきましては、厳しい雇用情勢の改善のため、平成20年度より県の基金事業として継続実施しており、現在のところ、平成23年度で終了する予定でございます。事業実施の基金は国費であり、行政が臨時職員を雇用する直接雇用と、事業を民間等に委託し、委託先で雇用を実施する委託事業があり、国全体で失業者、就職未内定者に対する短期の雇用、就業機会の創出を図るものでございます。就業期間も6カ月以内、1回に限り更新が可能で、最長で1年の雇用しか認められておりません。事業の実施に当たりましては、庁内全部署で検討・計画し、平成23年度につきましては、FM長野で情報発信を行う、ふるさと小諸情報発信事業や、霊園システム導入事業などの新規事業、市の諸施策の環境整備、図書館の図書整備事業などの継続事業、全15事業を計画し、6カ月の基本的な雇用期間で延べ46名の雇用の創出を図る予定でございます。

 続きまして、国保税の値上げについてお答えいたします。

 国民健康保険税につきましては、昭和57年に税率改定を行って以降、長年、実質的な改定が行われず、医療費が増加する中、収納率の低下もあり、平成12年度から国保会計の単年度実質収支の赤字が続き、国保財政は危機的状況に陥ったところでございます。特に、平成13年度から15年度にわたり国保税収納率が県内の17市の中で最下位となり、国保財政上重要な収入源でございます国の普通調整交付金についてペナルティーとして減額措置を受けることにもなりました。また、平成14年度末には3億8,700万円あった基金残高も平成15年に1億円、平成16年度に1億5,700万円を取り崩しの決算を行い、16年度末の残高は約1億3,000万円にまで減らしてしまった状況でございました。私が市長に就任した平成16年に、悪化した財政の改善に向け、国保会計改善収納率向上計画を策定し、全庁的な対策の取り組みを開始し、平成17年度には平均29%引き上げという大幅な税率改定を行い、国保被保険者の皆様に大変なご負担をお願いしたところでございます。

 この改定に当たっては、国保運営協議会より、一度に大きな値上げにならないよう、税率等について毎年見直しを検討されたいとの意見が付され、答申がなされた経過がございます。これらの結果、平成17年度から21年度までの5年間、黒字決算となり、収納率も県下19市中、中位以上の順位を持続してまいったところでございます。また、基金残高につきましては、平成20年4月より美里診療所を小諸厚生病院に移管したことにより、直診勘定からの繰り入れができたこともあり、現在4億9,000万円余の基金残高が確保できたところでございます。このように、国保会計の改善、基金残高の確保ができたことにより、平成20年度には平均3.4%の引き下げ改定を行い、平成22年度までその税率を据え置いてまいったところでございます。

 しかしながら、平成22年度の財政状況は国保税収入見込みが前年度決算比で約11%減、金額にして約1億1,800万円余の減収見込みとなっており、一方においては医療費の伸びにより保険給付費の支出は平成17年度に比べ4億6,000万円増となり、特に対前年度比で見ますと6.5%、1億7,500万円程度の伸びが見込まれる状況でございます。平成22年度の決算見込みは、前年度からの繰越金約1億5,000万円余を含めても収支が均衡するか、幾分の基金取り崩しも想定される状況になってきております。また、平成23年度の当初予算案では財源不足から2億円の基金繰り入れを見込んでおり、このまま推移すれば、基金は数年で枯渇することが想定され、税率改定が必要な時期に来ていると言えます。こうした状況から、急激な税率引き上げを回避し、基金を活用して早目の改定に着手する必要があり、現在の経済・雇用情勢等を考慮して、平成20年度に3.4%引き下げた範囲内で税率を戻すということで、平均で2.8%の引き上げ改定を国保運営協議会からの答申を受け、行うものでございます。

 なお、国保財源の確保に当たっては、一般会計の繰り入れ、いわゆる法定外繰り入れについてでございますが、国保会計は加入者が特定されており、財源は国保税と国・県の負担金、補助金などの特定財源により運営されるべきもので、独立採算性を原則とした特別会計で行うこととされております。したがいまして、法定外繰り入れは、国保でない他の健康保険に加入されている市民の方に国保の財源の負担をさらにお願いする二重の負担の構造となり、公平さに欠く措置ということがいえますので、法定外繰り入れを行う考えはございません。

 以上でございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員、再質問はよろしいですか。

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 要旨(1)の国の行政改革についてですが、今年度については大きな影響がないけれども、施設運営には各市町村によって影響が出るのではないかというような趣旨の答弁をいただきました。やはりそのようなことが言えるのでは、社会保障関係経費の自然増を中心に地方財政経費が増大するにも係わらず、それに見合った財源保証が全くされていないということで、そのような影響が出てくるのかなと思います。やはり一番今回の一般財源の確保を前面に押し出して、地方に十分な財源保証ができたかのようにしていますけれども、地方財政計画の実際は、社会保障関係経費の自然増を中心に、地方自治体の行政経費が増大するにも係わらず、それに見合った財源が全くされていないというのが今回の国の財政の最大の特徴だと言われております。

 しかし、この間の補正予算などで国が交付した雇用や子育て、地域活性化の各種の交付金、地方交付税の上乗せ措置などを活用した事業が進むことによって、多くの自治体で財政調整基金や特定目的基金が増えております。先ほどの同僚の議員の説明の中で、市長は、意識的にその基金を積み立ててきたというふうに答弁していますけれども、国の財政構造では、このように基金が積み立てられていくような構造に、財政の支援の仕方になっていたということです。現に、小諸市でも平成18年から平成23年3月までを比べると17億6,500万円余りの基金が増えており、繰越金も1億3,000万円余も増えております。したがって、市民の切実な要求を実現する財源はあるということです。市長は、目的を持って基金に積み立ててきたと言いますけれども、本来は一般財源として使うべきお金であったと思います。市民の暮らしも大変なわけです。

 そのような中で、私たちもずっとお願いしてきています保育料について、2人目の半額を同時通園でなくても適用させるようにするとか、これから早川議員も質問しますけれども、交通弱者に手厚くできるように、デマンド方式も含めたすみれ号の改善とか、それから柏木議員が質問します公営住宅建設など、命と暮らしを守る生活密着型への支援も必要ではないかと思います。このようなことについて、市長はどんなふうに考えますでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 小諸市は、喫緊の課題として、ごみ焼却施設、市庁舎整備、そしてまた高齢化社会の中で安心・安全の最たるものである小諸厚生総合病院の再構築、あるいは古くなった図書館あるいは駅舎のバリアフリー化のために大型公共事業を抱えているわけでございまして、そのために基金を増やし、借金を減らしてきている状況でございまして、これは一面においては喫緊の課題への対応のためであって、福祉で出すべき支出を削ってやったということではございません。

 福祉の関係につきましても、度々説明させていただいておりますが、扶助費については、1人当たりにしてみれば、県下でも有数に高い状況にございますし、子育て等を含めましても、私が市長に就任してから7年間、数々の政策を進め、保育料につきましても6%の減額、このようなことを多々やってきたつもりでございます。したがいまして、基金を積み立てて、そのことが福祉の減少といいますか、福祉のためにしわ寄せしたということは全くございません。財政内容をよく見て、また、私のやってきたことをよく検証していただいて、ご判断をお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 私は、減少してきたとか言っているわけではございません。今回の予算の中でも、住宅リフォームの応援制度とか、それから生活指導支援教員の配置とか特定健診の無料とか、ソフト事業の取り組みは評価していると、そのように考えております。

 それで、保育料についても、6%の値下げはあったわけですけれども、統合して、それで浮いた経費を値下げにしたわけですので、市独自の施策ではないと私は考えております。今後もぜひとも子育て、教育支援、それから生活密着型の予算を使うように、より一層の市民の生活を応援する、そのような予算の使い方もお願いしておきます。

          〔「議長」の声あり〕



○議長(別府福雄議員) 

 今、質問中です。ちょっと待って。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 では、市長、どうぞ。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 保育料の減額が、市が行った政策でないと言いましたが、それは考え方が違うと思います。市が行政改革なり、色々な施策を考える中で、仮に北保育園の廃止といいますか、統合というようなことがあったとしても、それは立派な市の政策によった結果、7%近くの減額をしたわけでございますから、それを何もしないという表現は極めて間違った考えであり、私は政策として7%近い減額をやったというように誇りを持って発言したいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 何もやらなかったとは、私は言っておりません。ただ、市の財源を新たに値下げのために使ったのではないということを言っておりますので、その辺、市長、ご理解お願いしたいと思います。

 それから、次の要旨(2)ですけれども、小諸市の興廃がこの1年にかかっているということで、それについては同僚議員の質問も何人かからされておりますので、その趣旨は分かりました。この1年で着地点を見出したいということですけれども、小諸市にとっては、いまだかつてない大きな決断が必要な事業となっているわけです。今、基幹医療センターと厚生病院の医療分担と機能、また市民が求める医療内容など、少し見えてきた段階であります。医師会の反対や市民の意見が賛否両論に分かれている中で、今こそ話し合いをして、歩み寄ることが大切ではないかと思います。

 その中で、このような話し合いがどうしても必要になるということですけれども、昨年のテレビ放送で、新しい病院は建設したけれども、もくろみどおりには医師は来ず、破綻した病院を紹介しておりました。最悪な状況とならないためにも、医師会との連携、市民から信頼され、愛される病院にするためにも、やはりきちんと合意が得られる中で進めることが必要で、拙速な進め方は避けるべきだと私は考えております。

 また、市庁舎敷地に病院を再構築すれば、街はにぎわうというふうにもおっしゃっておりますけれども、病院を建てたり、それから商工会議所の複合施設を建てたからといって、そこに来た人たちがお店に寄るとは言い切れないと思います。やはり魅力あるまちづくりが必要だと思います。まちづくりについては、企画の段階から住民参加で行うことにより、にぎわいのあるまちづくりができるのではないでしょうか。

 詳しい提案は、早川議員が行いますので、私はこの辺、このくらいにとどめておきますけれども、どのようなまちづくりにするか、先ほどの議員の中でもグランドデザインが必要だということを質問していましたけれども、私もやはりそういう計画が必要だと思います。市長は難しいと言いますけれども、それがなければ、その場その場の事業になってしまうおそれが非常にあるわけです。そうすると、不要不急な事業をやることにもなりかねませんので、そうすると負債も増えてきますので、やはりまちづくりの中で皆さんの意見を聞いて、ぜひまちづくり、どのような全体的な、グランドデザインまでいかなくても、そのような計画を住民参加で進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 そういう形で過去やってきたものが、全然結ばれていないというか、結実していない、実施されていないという状況を見る中で、何でもかんでも市民に丸投げして、どうしたらいいでしょうかというよりは、具体案を示す中で、より良いものをみんなで議論する。そこから生まれてくるもののほうが重要であると、このように私は理解しております。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 確かに、行政も中に入って、色々と話し合いを進めることが必要だと思いますので、ぜひそんなふうに進めていただきたいと思います。

 あと、庁舎と厚生病院再構築の今後の進め方ですが、これについても何人もの同僚議員から質問がありますので、分かりました、進め方が。それで、合意を得て進めていきたいということですが、その辺で、私も、もう一度市長に確認をとりたいと思います。

 市長は、23年度予算発表の記者会見の中で、市庁舎、厚生病院再構築の関連予算については、反対もあり、補正で対応したい。議会の議決も必要であり、医師会や議会の理解が得られた中で進めるという趣旨の発言をしておりますが、その気持ちに変わりはございませんか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 補正予算で対応していきたいというのは、そのとおりですが、医師会等の理解を得た中でという、その理解を確実に履行するということより、むしろ医師会に対して理解を求める中で、粘り強く交渉する中で実施していきたいと、こういう発言をしたと思いますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 そうすると、市長は、市民の合意と医師会の合意、それから議会の合意をどのような着地点で考えているのでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 先ほど答弁させていただいておりますように、基本構想策定委員会の答申を尊重する中で、ただ、防災面について危惧があるとすれば、そのことについては専門家の意見を聞くことを検討する中で、着地点を見出したいという、林議員に答弁したとおりの形で進めていく予定でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 そうしますと、市庁舎については、合意が得られなくても進めるということになるのでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 もう少し理解していただきたいんですが、合意が得られる得られないではなくて、市庁舎の基本構想策定委員会の意見を尊重しつつ、それを基本に据えて、ただ、防災面で心配があるとすれば、そのことについては、防災面については私は専門家ではございませんから、専門家の意見を徴することを検討する中で着地点を見出していきたいと、こういうことでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 旧ヴィオ跡地に建設するということは、市役所地籍に厚生病院を建設することを前提としております。拙速という意見もありますので、理解が得られるまで予算化は、するべきでないと私は思うんですけれども、その辺、市長、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 見解の相違でございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 そのような市長の進め方について、本当に反感を持っている方が大勢いらっしゃるんです。ですから、拙速に進めることは、反対している人たちとより溝を深めることになるので、ぜひともこれは避けるべきだと思います。でも、これは市長とは平行かなと思いますので、答弁は結構です。

 計画が発表されてから2年が経過しましたけれども、市民合意が得られず、外堀を埋めるような進め方が一層溝を深める結果となっております。どのように行えば理解が得られるのか、厚生病院再構築がなぜ必要なのか、それを実現するにはどのような手順が必要だったのか、反省するべきことは反省し、地域医療充実のために原点に戻って話し合うことが必要だと考えます。

 昨年8月の厚生連の回答の中で、病院は、地域との信頼関係がなければ存続はできない。各方面の一層の理解が得られるようにお願いしたいと言っております。今必要なことは、行政が主体となり、市民団体、医師会、厚生病院、議会が一堂に会して地域医療をどうするのか、どのような病院を目指すのかを話し合うことが必要だと考えますが、いかがでしょうか。私どもも、その必要性から、個々に働きかけを行ってまいりました。医師会のある先生は、地域医療充実の話し合いなら応じても良いということを聞いております。場所の論議からはじめないで、相手の考えにも耳を傾け、回数を重ね、お互いに歩み寄ることが大切だと思いますが、市長、この考えにはいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 一部の医師会の方が、白紙に戻さない限りは応じられないということについては、答弁させていただいたとおり、今さら厚生連の本部からそういう形でやっていきましょうという提案同意といいますか、こちらの要望を聞いていただく回答をいただいた段階で、今さら白紙に戻すということは無理だというふうに私は考えております。したがって、これからも粘り強くは、お願いする中で、話し合う部分については話し合いは、ちっとも私どもは拒んでいるわけではございません。話し合いに応じますが、その大前提として、一旦すべてを白紙に戻して、この部分については対応できない、こういうふうに考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 白紙に戻すというのではなく、どのようにしたら地域医療を守れるのかということから入っていただければ、話し合いができるのではないかと私どもは考えております。

 今後、ますます高齢社会を迎える中で、急性期医療のみでなく、慢性期から福祉まで含めた体制整備が必要となります。地域医療を充実してほしいのは市民の願いです。この市民の願いにしっかり市長は応えていただきたいと思います。

 昨年11月25日発行の全国市議会旬報で、埼玉県済生会栗橋病院副院長の本田宏先生は、行政の一番の役割は、地域医療を守る、その実現のために、医師会や病院、そして大学病院、さらに福祉関係とも連携できるような話し合いの場を作ることが、その自治体の役割だとおっしゃっております。私も、まさにそのとおりだと思います。もちろん、議会内でも徹底した検討や論議を重ね、住民投票にゆだねることなく市民合意の道を探求することが大事だと思います。そのためにも、早急な進め方をしないことが必要で、行政としても最大限の努力をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 最大限の努力をするというのは、かねがね申し上げたとおりでございまして、粘り強くこれからもお願いしていくということでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 ぜひ住民合意ができるようにお願いしたいということを重ねてお願いします。

 その市民合意に向けて、行政が今明らかにするべきことは何か、私は4つ考えます。

 1つ目は、厚生病院の再構築は市民の願いです。目指す病院像の計画や医師確保、広域市町村との連携の立場や考え方を明確にすること。2つ目は、市庁舎も病院も現地改築をという意見がありますし、あと、病院はヴィオの跡地にと望む市民の声に対して、説明責任を果たすこと。3つ目に、ヴィオ跡地の寄附行為の問題点について説明責任を果たすこと。4つ目に、財政的に大丈夫かの声について、新しい財政見通しができた段階で説明責任を果たすことが大切だと考えますが、ぜひこのことは市長にやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 できるものはやりますし、できないものはやりません。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 市長、どの辺のことができそうですか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 ヴィオでの再構築というのは、厚生連本部でも技術的に研究した結果、だめだと。こういうのがはっきり出ている段階でございますので、ヴィオでの厚生病院の再構築という点は難しいという部分でございますし、またヴィオについての寄附行為の関係については、これまでも色々とその時点、その時点で、その場、その場で説明してきたというふうに考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 いいとかだめとかというのではなくて、やはり住民との信頼関係を得るためには、疑問にはきちんと答えていかなければならないと思います。説明責任を果たすということで、やはりこの4つのことについては、ぜひやっていっていただきたいと思います。市長も、この間、精力的に各地域を回ってお話をしてきたと思うんですけれども、本当に賛否両論に分かれていると私は感じているんですけれども、市長、どのように感じたでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 各地で自ら出向いて説明してまいりました。説明責任はできるだけ果たしてきたつもりでございます。多くの方のご理解をいただいているというように私は考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 私が聞く限りでは、本当に賛否両論なんだなと思います。やはり地域医療を守るためには、住民投票には持っていかない段階で合意を得る、そのことが今後のためにも非常に大切なことですので、しっかりと市民合意を得るようにお願いしておきます。

 あと、要旨(4)から(7)は、お金の使い方として質問いたします。

 駅舎複合交流センターの延期に伴う駅前ロータリーの整備については、早い時期に判断してやりたいという答弁をいただきました。駅前ロータリー整備については、早川議員が質問いたしますので、私は、ステーションホテルの買収についてお尋ねいたします。

 このことについては、同僚議員も質問しておりますけれども、もう一度、答弁をいただきたいと思います。今議会に予算化されましたけれども、その目的と利用方法と買収費用及び財源についてお尋ねいたします。

 大手門公園整備計画として載っておりますが、このような論議を行ってきたのかどうかお尋ねいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 ステーションホテルにつきましては、やはり現在廃業しており、駅前の景観を考えても、少し色々と検討する時期に来ているかなという思いと、駅前交番をどうするかということも、そ上に出てきております。やはり地域の安心・安全のためには、駅前交番はぜひ必要だという中で、それらを含めて検討する中で出てきた話でございまして、このことについては、警察本部等も連携をとる中で、駅前交番の充実を図っていきたい。このことについて、色々とまた県警本部にも、また警察署にも相談させていただく中で実施していきたい、このように考えているところでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 現在、駅前ロータリーは、歩道の区別もなく、大型バスが駐車すると、歩行者にとっては非常に危険な状態となります。ステーションホテルの場所を有効に使うために、もっと議論をする必要があると思いますが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 議論は、いつまでしても構わないわけですから、これからそれらを含めて、交番設置を県警のほうに、警察署のほうにお願いする中で、今後どうするかを含めた検討が必要であろうと。そういう意見交換は、これからもやっていくつもりでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 そのように、よろしくお願いいたします。

 今後のあり方として、大きなものを買うときは目的がはっきりしていること、それから補助金の使い方として、企画の段階で関係者、関係委員会に投げかけて、不要不急の事業か決めることが大切だと思います。また、場合によっては専門家の意見を聞くことも必要になると思いますけれども、このような進め方についてはいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 必要に応じてやってまいりたいというふうに思っております。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 今後は、大型事業が控えているだけに、補助金の使い方も精査していかなければならないと考えますので、しっかりと相談する中で行っていただきたいことをお願いしておきます。

 あと、環境政策についてですが、ここでは企業への太陽光発電システムの補助金についてお尋ねしていきたいと思います。これも同僚議員の質問があったわけですけれども、住宅用太陽光発電システムの補助金については、平成22年度より廃止されました。今予算では新規事業として、企業への太陽光発電設置事業が提案されておりますけれども、もう一度、何を期待しているのか、その目的についてお願いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 先ほどの答弁をよくお聞きいただきたいと思うんですが、改めて説明いたしますと、こういう経済情勢の中で、企業が新たに投資するというのは極めて難しい状況でございます。したがいまして、直接生産性に結び付く投資については、それぞれの企業が前向きにやるとしても、環境面に配慮しての投資というのは、難しい部分があるのではないか。このように考えて、環境を大事にするロハス政策を進める小諸市としては、企業が環境面にも配慮した投資をしていただく呼び水といいますか、そういう観点から、企業への助成制度を考えた、こういうことでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 環境面から考えると、企業への補助金を否定するわけではございません。ただ、住宅へ太陽光発電の補助は、居住環境を良くするだけでなく、家族全員が環境への意識が高まり、行動へと結び付くのではないかと思います。また、何よりも住宅への補助金のほうが経済効果は大きいと思います。定住人口も増えるのではないか。また、住宅用太陽光発電への補助金が打ち切られる前の21年度は、75件もの応募で大変需要がありました。しかも、その補助金の合計は1,500万円でした。新築した家も多かったのではないでしょうか。住宅への補助金を出すことにより、建設業の仕事も増え、また小諸市の、先ほど言いましたように定住人口を伸ばすことにもつながります。個人消費を拡大し、売上を伸ばすことが経済の活性化に結び付きます。

 このようなことから考えますと、企業1社への補助金は個人住宅への100件分に相当しますので、やはり限りある市の財源は、より多くの人が潤うように使うべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 政策を進める場合、やはりある程度サンセットといいますか、事業の効果を見極めるということで、一旦切って、そしてまた、その効果を見極める中で、必要あれば再開するとしても、住宅リフォーム事業の新たな取り組みをする中で、やはり違った観点から、先ほど申し上げましたように、企業への環境施策をより一層進めていただくという観点からの助成もぜひ必要な時期に来ている。こういう判断で、個人をとりあえず一度止めて、その後、企業への助成を考えていく、こういうことのほうが政策としては、めり張りがあるのではないか、こういうことで進めたものでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 企業への補助金は大変大きいわけです。また、検討していっていただきたいなと思います。

 次に、緊急雇用創出事業の補助金についてですが、この事業は、平成23年度で終了するということで、ふるさと小諸情報発信事業について質問いたします。

 ふるさと小諸情報発信事業として、小諸をPRする番組の制作・放送をFM長野へ委託するとしていますけれども、どのような効果を期待しておりますでしょうか。また、この事業は平成23年度で終了するわけです。その後の放送はどのようになるのでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 このことについて、せっかく相談された部分もございまして、小諸市の大きなPRになる。そういう観点から、この番組に取り組むこととした次第でございます。

 なお、番組スタッフについては、直接FM長野で契約社員として3名ほど契約するという形になっております。いずれにいたしましても、小諸のPRには適正な、いい事業である。そういうことから、この事業を取り入れたと、こういうことでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 緊急雇用創出事業の補助金が平成23年度で終了して、6カ月雇用で、更新しても1回限りというので、1年なわけです。その後のこの放送はどのようになるんでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 現在、そこまで詰めてございませんが、その時点で、このお金が終わるわけでございますから、恐らく継続しないのではないかというふうに考えております。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 せっかく制作した内容ですので、そのような成果は、できたらもらって、今後の小諸のPRの参考にすることもいいのではないかなと私は思います。小諸は、歴史と文化、自然など多くの財産があります。うまく全国にPRしたら、多くの人が訪れるのではないかと、他の人からよく言われます。そのようなことも課題として提案しておきます。

 今、小諸や佐久管内でも失業者は大勢おります。色々この雇用創出事業にも補助金があるわけですけれども、仕事起こしのきっかけとなり、また雇用も継続されるような使い方も考えていっていただけないかなと思います。例えば、地産地消を進めている学校給食で、農家が個々に持ち込むのは大変だと言われております。私たちが以前から提案している集配体制を立ち上げることも仕事起こしに、つながるのではないかと思います。

 少し飛躍しますけれども、今、TPPの問題が大きく取り上げられています。日本がこれに参加すれば、食料自給率が現在の40%から14%まで下がり、日本の農業は崩壊されると言われております。関税がゼロになることにより、食料だけでなく医療や福祉など、国民生活に大きな影響を及ぼすとも言われております。市長会としても、TPP参加に反対するとともに、地域でも農家と力を合わせ、食料確保の道を確保しておかなければならないと考えます。日本の農業は、産業として衰退しつつも、農業者などの不断の努力によって高品質で安全・安心な農産物の提供、国土の保全など、多面的な機能を発揮します。私たちの食料や農業を守るために、また地産地消をしっかり推進していくことだと思います。そのための提案は、今後の議会で行っていきたいと思いますが、市長の見解はいかがでしょうか。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 TPPにつきましては、農業従事者、国の農業に大きな影響をもたらすというのは、色々な方面で指摘され、また要望されておるところでございます。それらの流れを見る中で、やはり地方としては、この部分については少し反対の面での協力をさせていただく中で政策を進めていかなければいけない。ただ、具体的にどういう形がいいかというのはともかくとして、やはり色々問題がある。農家にとっての打撃等を考慮すれば、問題の多いTPPへの参加ではないかと、このように理解しているところでございます。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 市長とは見解が一致したと思います。地産地消の進め方については、今後提案いたしますけれども、やはり仕事起こしのきっかけになる補助金を使って、ずっと補助金が切れても、その人たちがやっていくようになるのではないか。そんなことも考えた補助金の使い方をお願いしておきたいと思います。

 次に、国保税の値上げについてですけれども、このことについて柏木博美議員が詳細にわたって行いますので、私はお金の使い方として質問いたします。

 私は、この間、多数の人から、医療費が払えないのでお医者さんにかかれない、持病を抱えているので、定期的に検査をしなければならず、医療費が払えるのか心配でたまらないだの、切実な声をお聞きします。その上、国保税が上がれば、なおさら厳しい生活となります。市民の感覚は、小諸市の財政は良好と受け止めています。暮らしが大変なときに、なぜ値上げをするのかと思います。市民の生活や社会保障を守る観点に立ち、不足分は一般財源で補うべきだと考えます。平成22年度で見れば、9月議会で4億9,000万円の交付税の増額がされましたが、12月、3月補正で交付税の補正分そっくりの4億9,000万円が基金に積み立てられました。財源はないということではなく、使い方の問題だと思います。

 使い方の問題では、同和予算に触れておきたいと思いますが、今予算では部落解放同盟小諸市協議会補助金と日本同和会小諸支部への事務委託料は前年度比9%の減額となっておりますが、合わせて810万円、人権同和教育促進事業62万円で、合計872万円となっております。党議員団がずっと主張しているように、同和問題の早期解決のために、このような特別扱いはやめ、他の団体と同じ扱いにするべきだと考えます。また、小さいときから垣根を作る解放子ども会についても、廃止するべきであり、また多額の補助金に対しても行政監査を入れるべきだと……。



○議長(別府福雄議員) 

 小林議員、これはあれですか。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 お金の使い方の。



○議長(別府福雄議員) 

 国保税の値上げに関連しての質問という理解で、あれですか。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 はい、そうです。

 小さいときからの垣根を作る解放子ども会についても廃止するべきであり、また多額の補助金に対しても行政監査を入れるべきだと主張してきましたが、この3点についてお伺いいたします。



○議長(別府福雄議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 国保税の値上げと同和の問題とは全く別かなというふうに私は考えます。ただ、同和問題につきましては、これまで色々と経過を勘案する中で、逐次、少しずつですが、減らした努力をもお認めいただきながら、より良い形が落ち着くよう、そしてまた、やはり同和の問題への助成については、私は現に差別事象が生じている段階では、廃止ということは考えておりません。少しずつですが、減らす中で、色々と話し合いを進めていくのがいい方法だと私は理解いたします。



○議長(別府福雄議員) 

 小林より子議員。



◆日本共産党代表者(小林より子議員) 

 行政監査も、ぜひ検討していっていただきたいと思います。

 国保税ですけれども、全国では、法定繰り入れをしている自治体が3分の1と言われております。市民の暮らし優先で考えていただき、また特別扱いしている同和事業はやめ、全体の福祉向上や人権政策に使うべきであることを指摘しておきます。

 最後になりましたが、ひも付き補助金の一括交付金は、平成23年度1億円強が都道府県分として導入され、市町村分は平成24年度から導入されます。先ほど市長のほうからも答弁がありました。今後、首長の手腕が試されます。住民自治基本条例を基本に、不要不急の事業を見極め、市民の暮らしを守り、福祉の向上を目指し、安全・安心な小諸市を目指していただくことをお願いいたしまして、私の質問は終わります。



○議長(別府福雄議員) 

 以上で、日本共産党代表、小林より子議員の質問を終わります。

 以上をもって、代表質問を終結いたします。

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△延会の宣告



○議長(別府福雄議員) 

 お諮りをいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕



○議長(別府福雄議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。

 ご苦労さまでした。

 本日はこれにて延会いたします。



△延会 午後4時51分