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長野県 小諸市

平成17年  6月 定例会(第4回) 06月09日−02号




平成17年  6月 定例会(第4回) − 06月09日−02号







平成17年  6月 定例会(第4回)



          平成17年第4回6月小諸市議会定例会会議録

                 第2日

議事日程(第2号)

                         平成17年6月9日(木曜日)

日程第1 会議録署名議員の補充について

日程第2 議案質疑について

日程第3 議案・請願等の付託について

     平成17年第4回6月小諸市議会定例会における付託案件一覧表による

日程第4 一般質問(通告順)について

[1]13番 福島鶴子議員

  1.芹澤市政1年経過の中で浮上した評価と課題について

   (1) 今後につなげたい事について

     ?行財政改革のもたらしたプラス面は何か

     ?マイナス的要素があるとしたら何か、今後の対応は

     ?18年度以降の市政運営の考え方は何か

     ?市民に夢を与えられる市政運営は可能か

   (2) 広報公聴と市民参加型市政運営について

     ?今までの広報公聴活動で得たものは何か

     ?広報公聴事業は市民参加型市政運営にどうつながるか

     ?市民参加型市政運営推進に今後必要な事は何か

   (3) 館や施設の利用利便について

     ?ボランティアセンターを使い勝手の良い施設に出来ないか

     ?ヴィオの跡利用についてどう考えているか

   (4) 小諸の観光行政について

     ?大手門改修後の観光振興について考えはあるか

     ?駅前の「交流センター」及び「トイレ改修」はいつ頃か

   (5) 自然施策について

     ?「小中学校の太陽光発電の完備」が財源不足の中、優先施策として実施される理由は何か

     ?守りたい小諸の自然について市長の見解は

[2]3番 別府福雄議員

  1.厳しい行財政の状況下について

   (1) 国保税について

     ?16年度徴収率について

     ?徴収員制度導入の成果について

     ?17年度徴収について

   (2) 職員給与について

     ?市民感情について

     ?職員との対話について

  2.資源の有効活用について

   (1) 森林資源の活用について

     ?木材としての活用について

     ?観光としての活用について

     ?健康面での活用について

     ?水源涵養としての活用について

  3.教育問題について

   (1) 図書館について

     ?利用状況について

     ?読書離れについて

     ?保存図書について

[3]9番 柳沢乃ぶ子議員

  1.農業振興について

   (1) 魅力ある農業・農村について

     ?希望の持てる農業とは

     ?グリーン・ツーリズムについて

     ?食農教育について

  2.環境問題について

   (1) 景観美化について

     ?ポイ捨て条例について

     ?美化作業について

   (2) ごみの分別について

     ?ごみ袋の費用について

[4]24番 赤尾忠男議員

  1.軽井沢−横川間の電車運行復活について

   (1) 小諸市・軽井沢町・御代田町共同事業の計画策定を

   (2) 長野県側の軽井沢駅間を特別区許可申請の取り組み

   (3) 財源確保の研究について

  2.介護予防事業の推進について

   (1) 市の支援施策の取り組みはどうか

   (2) シルバーリハビリ体操指導士の養成を

[5]14番 塩川重治議員

  1.少年の非行防止について

   (1) 少年非行の現状について

     ?平成16年、県及び小諸警察署管内の少年非行件数について

     ?平成16年、市内小中学校別非行件数について

   (2) 非行化した、児童生徒の更生について

     ?非行児童生徒の更生に向けて、学校はどのように対処しているか

     ?外部の力をどのように利用しているか

   (3) 教師に対する指導について

     ?非行児童生徒の更生にあたる教師に対する指導について

   (4) 小中学校における非行防止の取り組みについて

     ?社会を明るくする運動作文コンテストへの参加について

     ?薬物乱用防止教室について

     ?二分の一成人式の実施状況と市として祝うことについて

[6]4番 疇地 稔議員

  1.地籍調査について

   (1) 小諸市における基準点(図根点)及び地籍の整備について

     ?小諸市の未実施地区の対応について

     ?地籍図の現況について

     平成17年第4回6月小諸市議会定例会における付託案件一覧表



委員会
議案番号
案件名


総務文教委員会
55
外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例


56
職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例


64
小諸市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


65
小諸市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例


71
平成17年度小諸市一般会計補正予算(第1号)


 
予算書
事項別明細書


条文の部分
P71-1
 


第1表 歳入中
 
 


    所管事項に関する部分
P71-2
P71-5
P71-8〜P71-9


第1表 歳出中
 
 


 第2款 総務費
P71-3
P71-6 〜P71-7
P71-10〜P71-11


 第9款 消防費
P71-3
P71-6 〜P71-7
P71-16〜P71-17


 第10款 教育費
P71-3
P71-6 〜P71-7
P71-16〜P71-19


 第14款 予備費
P71-3
P71-6 〜P71-7
P71-18〜P71-19


第2表 地方債補正
P71-4
 


請願
17-1
市立小諸高原美術館 白鳥映雪美術館について請願書





委員会
議案番号
案件名


福祉環境委員会
58
小諸市予防接種実費徴収条例の一部を改正する条例


 
59
小諸市廃棄物の処理及び再生利用の促進に関する条例の一部を改正する条例


 
72
平成17年度小諸市老人保健特別会計補正予算(第1号)


 
71
平成17年度小諸市一般会計補正予算(第1号)


 
 
 
予算書
事項別明細書


 
 
第1表 歳入中
 
 


 
 
    所管事項に関する部分
P71-2
P71-5
P71-8 〜P71-9


 
 
第1表 歳出中
 
 


 
 
 第3款 民生費
P71-3
P71-6 〜P71-7
P71-10〜P71-13


 
 
 第4款 衛生費
P71-3
P71-6 〜P71-7
P71-12〜P71-13





委員会
議案番号
案件名


経済建設委員会
57
小諸市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例


 
60
小諸市営住宅条例の一部を改正する条例


 
61
小諸市都市公園条例の一部を改正する条例


 
62
小諸市下水道使用料審議会条例の一部を改正する条例


 
63
小諸市水道料金等審議会条例の一部を改正する条例


 
67
損害賠償の和解について


 
68
市道路線の変更について


 
69
市道路線の廃止について


 
70
小諸市特定環境保全公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する協定の締結について


 
73
平成17年度小諸市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)


 
71
平成17年度小諸市一般会計補正予算(第1号)


 
 
 
予算書
事項別明細書


 
 
第1表 歳入中
 
 


 
 
    所管事項に関する部分
P71-2
P71-5
P71-8 〜P71-9


 
 
第1表 歳出中
 
 


 
 
 第6款 農林水産業費
P71-3
P71-6 〜P71-7
P71-12〜P71-15


 
 
 第7款 商工費
P71-3
P71-6 〜P71-7
P71-14〜P71-15


 
 
 第8款 土木費
P71-3
P71-6 〜P71-7
P71-14〜P71-17



別紙



請願文書表


受付番号
17−1
受付年月日
平成17年5月20日


請願者
住所・団体名
氏名


 
小諸市文化協会
 会長   小池平一郎


 
 同上
 前会長  市川皖章


 
白鳥映雪美術館くすのき会
 会長   饗場幸一郎


 
元小諸市議会議長
      森住輝雄


 
二葉音楽学園
 理事長  長尾恒男


紹介議員
 赤尾忠男議員
 小林保二議員


付託委員会
総務文教委員会


 市立小諸高原美術館 白鳥映雪美術館についての請願
別紙請願(写)のとおり



     平成17年第4回6月小諸市議会定例会に提出された陳情書等受理表



受理番号
受理年月日
種別
件名
陳情者住所・氏名
付託送付先


17− 7
17. 5.16
陳情
中心市街地活性化に関し介護予防センター開設の要望書
相生区
 区長   竹澤久和
      外2団体
福祉環境委員会


17− 8
17. 5.30
陳情
「障害者自立支援法案の徹底審議を求める」意見書提出を御願いする陳情書
上伊那郡箕輪町大字中箕輪12346−1
 社団法人日本筋ジストロフィー協会長野県支部
  支部長   春日 巌
福祉環境委員会


17− 9
17. 5.30
陳情
「拙速に結論を出さず、県民合意の高校教育改革を求める意見書」採択を求める陳情書
長野市県町593番地
 長野県高等学校教職員組合
  執行委員長 中島 武
総務文教委員会


17−10
17. 5.30
陳情
脳脊髄液減少症状の治療推進を求める陳情書
小諸市丙856−25
        田中政良
福祉環境委員会



本日の会議に付した事件

 日程第1から日程第4「一般質問[1]〜[6]」

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出席議員(22名)

     1番  柏木博美議員     2番  相原久男議員

     3番  別府福雄議員     4番  疇地 稔議員

     5番  佐藤元久議員     6番  林  稔議員

     8番  土屋幸夫議員     9番  柳沢乃ぶ子議員

    10番  町田照美議員    11番  小林より子議員

    12番  小山 達議員    13番  福島鶴子議員

    14番  塩川重治議員    15番  柳沢祥一議員

    17番  古越伊三議員    18番  金井敏次議員

    19番  清水清利議員    20番  高橋嗣治議員

    21番  小林保二議員    22番  池田勝衛議員

    23番  高橋要三議員    24番  赤尾忠男議員

欠席議員(2名)

     7番  塩川勝人議員    16番  長谷川正昭議員

説明のために出席した者の職氏名

 市長       芹澤 勤      助役       柳澤 修

 教育長      小山紀夫      総務部長     高橋照美

 市民生活部長   山浦利夫      保健福祉部長   原 良夫

 経済部長     中澤 章      建設部長     土屋建治

 上下水道部長   小林太喜男     教育次長     小林初生

 教育委員会

          矢島泰子      監査委員     塩川 進

 委員長

 選挙管理委員会

          高橋一男      農業委員会会長  小林次雄

 委員長

 選挙管理委員会

 ・監査委員    舟田 博      企画課長     清水哲也

 事務局長

 財政課長     柏木信之      総務課長     佐藤郁夫

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事務局出席職員氏名

                    次長・

 事務局長     甘利憲司               大塚政弘

                    議事係長

 庶務調査係長   高橋たけ子



△開議 午前9時00分



△開議の宣告



○議長(高橋嗣治議員) 

 おはようございます。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 議場内が暑くなってきておりますので、上衣をとることを許します。

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△会議録署名議員の補充について



○議長(高橋嗣治議員) 

 日程第1、会議録署名議員の補充についてはございません。

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△議案質疑について



○議長(高橋嗣治議員) 

 次に、日程第2、議案質疑については、今回、議案質疑の通告はございませんでした。

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△議案・請願等の付託について



○議長(高橋嗣治議員) 

 日程第3、議案・請願等の付託については、お手元に配付してあります付託案件一覧表のとおり、それぞれ所管委員会へ付託いたします。

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△一般質問



○議長(高橋嗣治議員) 

 次に、日程第4、一般質問に入ります。

 通告順により順次質問を許します。

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△福島鶴子議員



○議長(高橋嗣治議員) 

 初めに、13番、福島鶴子議員の質問を許します。

 13番、福島鶴子議員。

          〔13番 福島鶴子議員 登壇〕



◆13番(福島鶴子議員) 

 おはようございます。

 議席番号13番、福島鶴子です。

 今年は種まきの季節に水不足が心配されましたけれども、今、田畑は一面緑に覆われて穏やかな初夏を迎えようとしております。これから秋の収穫まで災害などなく、豊かな自然の恵みが作物にもたらされますよう祈りたい気持ちでいっぱいでございます。

 6月定例会の一般質問に当たり、このような冒頭のあいさつになりましたのは、芹澤市政1年を振り返ったとき、時に嵐のような出来事が続いたり、時に誰にも納得できる決断があったりと、険しい市政運営を感じる1年でしたが、最近は市長の肩の力も大分抜けて、市民の皆さんの評価も落ち着いてきたように感じるからです。300余票という僅差の中で誕生した芹澤市政ですから、この1年間の緊張感にははかり知れないものがあったと思います。しかし、一番大切なことは、小諸市の4年間を任せた市民として、市長の1日、1か月、さらに1年がこれからの小諸市にとってどうなのかということだと思います。

 そこで、芹澤市長が最高の責任を担ってからの1年を振り返り、その市政運営の中で浮上した評価と課題を検証しながら質問をさせていただきたいと思います。

 まず、要旨(1)今後につなげたいことについてお伺いいたします。

 市長は、夢と誇りの持てる小諸市を取り戻そうと市長に立候補されました。したがって、市政運営の最終目標はそこに置いてあると思います。私もそれを支持し、芹澤市長誕生を歓迎しました。そこで、この1年間がそうした今後につながるものであると信じ、より確かにつなげるにはどうしたらよいのか、少し具体的にお聞きをいたします。

 質問事項?行財政改革のもたらしたプラス面は何かについてお聞きをいたします。

 市長が最初に手がけたのは行財政改革でした。職員の意識改革を初め、費用対効果や必要性の判断の中で、館や施設の休止、廃止に市民からもさまざまな声が上がりました。市長はこの1年間の行財政改革がもたらしたプラス面について、どのような見解をお持ちでしょうか。

 質問事項?また、もしマイナス的要素があるとしたらどんなことだとお考えでしょうか。さらに、今後マイナス的要素をどのように解消しようとお考えでしょうか。

 質問事項?平成18年度以降の市政運営の考え方についてもお聞きしたいと思います。

 現在、市長の進めている行財政改革をはじめ、各種の事業は市民の皆さんにとっては前より元気がなくなった、何か頼めばお金がないとしか言われないと、余り評判のよいものではありません。実際、国の地方への分権と財源移譲が不透明であるだけでなく、確実に交付金や補助金の減少は否めない中で、今後に予定されるごみ焼却場をはじめとする大型事業に備え、力を蓄える必要があることはわかっておりますけれども、同時に、市民にとっては日々の施策の中に芹澤市長がうたった夢が持てる小諸を感じたいのです。

 そこで、市長として、現在耐乏生活をしている市民に、今は我慢をしてもらっているが、それはこれからこんな小諸市をつくるためなのだという18年度以降の芹澤市政の方向を示すことで、市民が希望を持って現在の状況に理解を示し、ともに小諸の将来に向かって力を合わせる協働の精神が培えるようにすべきだと考えます。18年度以降の市政運営の考え方をお示しください。

 質問事項?また、今までのかじ取りの中で、この最終目的である市民が夢と誇りを持てる小諸市づくりに向かっての市政運営は可能と感じていらっしゃるかどうかについてもお聞かせください。

 次に、要旨(2)の広報公聴と市民参加型市政運営についてお聞きいたします。

 広報こもろ3月、6月号でも市民の皆さんにお知らせしてありますが、平成17年度の重要事業として広報公聴事業がスタートいたしました。広報事業の新しい方法として、コミュニティーテレビを活用したテレビ版広報こもろがあり、公聴事業として「こんにちは市長です」「市民のお知恵拝借」また、フォーラムやシンポジウム等を予定し、実際に開始されている事業もあることは承知をしております。これらが、市政への市民の皆さんの関心の高揚につながり、市長も市民ニーズを的確に把握できる機会として私は注目しているところです。

 そこで、質問事項?ですが、今までの広報公聴事業で市長自身手ごたえを感じたことにはどんなものがおありでしょうか。

 質問事項?こうした事業は、最終的には市民参加型市政運営につなげたいという目的があろうかと思います。その辺について、市長の見解をお願いいたします。

 質問事項?3月議会での私の質問、行政と市民の協働意識をはぐくむ必要性について、市長は、市民参加の段階として小諸市はまだ実質的には民意無視、または形式だけの参加の段階だと答弁しています。今回の広報公聴事業が住民の権利としての市民参加型にまで進むためには、何が必要だとお考えでしょうか。

 次に、要旨(3)の館や施設の利用利便についてお聞きします。

 芹澤市政1年の中でさまざまな館の利用見直しが行われていますが、今回、私は次の2つの館について、その利用利便についてお聞きしたいと思います。

 その1つは、ボランティアセンターの使い勝手についてです。ボランティアセンターは、小林市政のとき、ボランティア団体の要望を受け、当時の長野県労働金庫小諸支店が旧さくら銀行に移転したことから、その施設をそのまま看板をつけかえた建物で、ボランティアセンターの役割や利用される皆さんの利便性等は余り考慮されず運営を開始した建物です。その上、1階のフロアはボランティアとは無関係の他の機関との共通部分であり、実際にボランティアの皆さんが利用されるのは、狭くて急な階段を上がった2階の部分です。私も先日、福祉環境常任委員会で施設見学をして、かねてより利用者からお話は伺っていたんですが、実際に目にしまして、これが小諸市民の公益的、自主的市民活動の拠点かと驚きました。

 このボランティアセンターについて、もっと市民の皆さんが市民活動を意欲的に進めていただけるよう、使いやすい建物にする考えはないでしょうか。

 質問事項?は、ヴィオの跡利用についてお聞きします。

 旧ヴィオが所有者から小諸市に寄附されて半年になります。当初、その利用について、市長はまだ考えていないとお答えでした。半年たった今はどのように考えていらっしゃるかお聞きをしたいと思います。

 次に、要旨(3)の小諸の観光行政についてお聞きします。

 ことしの2月に東京の国立劇場に行く機会がありまして、お土産コーナーでおしゃべりをしておりましたら、店員さんから「どこからいらっしゃったんですか」と聞かれて、「信州の小諸です」と答えると、「いいところですね、一度行ってみたいと思っています」と言われました。こんな経験はどなたもあるかと思います。首都圏の方々にとっては、小諸はまだ行ってみたいところだと実感すると同時に、果たして実際においでいただいたとき、その期待を裏切らない自信があるかと心配になりました。

 小諸と聞いたとき、行ってみたいという人を実際に来ていただく魅力づくりがこれからの課題だとよく言われます。そうした意味で、日本に2か所しかないと言われる大手門の改修が今後の小諸の観光振興に大きく役立ってほしいと思っております。とは言っても、ただ大手門を改修しただけで観光客がどっと来ると思えません。この大手門改修を一つのキーポイントとして、右肩下がり一方の小諸の観光を何とか再生させる方法を今から考えておく必要があると思います。市長の大手門改修後の観光振興についてのお考えをお聞かせください。

 質問事項?に移ります。

 市長はご自身の大きな公約、駅舎に併設した図書館について財政上の見通しから、今は困難と判断されました。駅前には情報交流センター的なものと、トイレの改修を行うとおっしゃっています。そして、新年度早々に動き出したいとも答弁しています。そのためには、フォーラムやワークショップ等で市民合意を得る方法もとりたいとの答弁がありました。現在の状況はいかがでしょうか。

 次に、要旨(5)の自然施策に移ります。

 質問事項?小中学校の太陽光発電の施設の設置についてお聞きします。

 この新規事業は市長の公約の一つでもあると受けとめていますが、多くの公約の幾つかが財政的な問題で見送られている中、優先施策として、17年度、小学校に5,570万円、中学校に1,830万円、計7,400万円が予算化されています。これは、小諸の日照時間が長いことから、小諸らしい特性を生かした事業として、また、児童生徒へのエコエネルギーという教育的見地からの事業とは思いますが、この事業を本年度、特に財政的にはあらゆる補助金を聖域なしの10%カット、費用対効果の中で打ち切りの事業が相次ぐ中で、実施することがどれほどの市民益につながるのかと市民の皆さんの中には疑問に思っている人も少なくありません。

 この事業の効果や財源不足の中でも7,500万円という大きな事業を実施するに至った市長の考えを市民の皆様に説明していただきたいと思います。

 質問事項?に移ります。

 小諸は水、空気、美しい自然に恵まれた住みよいまちであると私も思っております。しかし、それでも確実に自然破壊は進み、かつて群生していた野生の草花の種類は少なくなり、夏の終わりに空を飛んだアキアカネの群れを見るのもまれになってしまいました。

 そこで、これらの自然環境を守って「高原に育む活力ある詩情公園都市」として、10年先、20年先にも小諸らしさが維持できるような環境施策を考えなければならないと思います。今、小諸で守らなければならない、守りたい自然について、市長の見解をお願いいたします。

 以上で、本席からの質問を終わります。



○議長(高橋嗣治議員) 

 ただいまの質問に対し、答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 福島議員の質問にお答えさせていただきます。

 今後につなげたいことについて、特に行財政改革のもたらしたプラス面は何かについてお答えさせていただきます。

 厳しい経済情勢の中で地方自治体が抱える問題の多くは、財源不足に集約されると理解しております。また、一方においては、子育て支援、教育、環境や市民生活に密着した生活道路等、進めていかなければならない課題が山積しております。このような中で、無理・無駄を排したスリムな行財政運営が必須であり、行財政改革により財源確保を進めなければなりません。

 昨年就任以降、最優先課題として行財政改革に取り組んでまいりましたが、その効果は徐々にではありますが、あらわれてきておると判断しており、引き続き強力に行財政改革を推進してまいりたいと思っております。

 そういう中で、マイナス的要素があるとしたら何か、そのことについての今後の対応をどうするかにつきましてお答えさせていただきます。

 行財政改革を進める中では、現行の事業について見直しを進めなければなりません。事業の中には住民福祉の根幹をなす事業が大多数を占める一方で、既にその役割を終えたと判断できるものも漫然と継続されているという実態もございます。これは、施設運営についても同様のことが言えると思います。こういった事業につきまして、新たな施策の転換あるいは事業の廃止が必要となりますが、市民の皆様の痛みを伴う場合もございます。その痛みの部分がマイナス的要素であろうと判断しております。より大きなプラス的要素を生むためには、マイナス的要素も避けては通れません。が、これまで説明責任を十分果たしたとは言えなかった部分につきましては、深く反省しております。

 今後は、説明責任を果たすよう努めてまいりたいと考えております。と同時に、不人気を覚悟してでも、また評判が悪くなっても、将来的にプラスになると思われることにつきましては、たとえマイナス的要素が予想されても、あえてそのことに踏み込むことも市長に求められている責任であると認識しております。

 続きまして、18年度以降の市政運営の考え方は何かについてお答えいたします。

 16年度、17年度、就任してから去年と今年は、事業の見直し、補助金等の見直しなど、今までの財政構造にメスを入れることを主眼としてまいりましたが、来年度、18年度以降につきましては、この2年間の改革によって得られた財源を活用し、市民の皆さんとの協働により、形につくっていくことを市政運営の基本的な考えとしてまいりたいと思っております。

 お金がなければお金をつくるということも考える中で、地域通貨を使った地域振興につきましても担当に研究させております。お金がなくても知恵と汗、ネットワークとフットワークを使って努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、今後につなげたいことの中で、市民に夢を与えられる市政運営は可能かについてお答えさせていただきます。

 この1年間を通じて、前向きな意識を持っている多くの市民の皆様にお会いできました。また、市民の意識を受けとめる市職員の意識も、少しずつではありますが、前向きに変わってきていると考えております。このような人と人との意思を結ぶ場をつくり、仕組みをつくって、夢を与えられる市政、夢の持てる市政に向かって努力してまいりたいと考えております。

 続きまして、広報公聴と市民参加型市政運営に当たっての今までの広報公聴活動で得たものは何かについて述べさせていただきます。

 まず、広報公聴についての私の基本的な考えについてお話しさせていただきます。

 従前、これまでの広報については、何々をやりました、あるいは何々をやりますといったお知らせ的な機能が重視されておったと思います。公聴については、これまではまちづくり懇談会、生き生きトーク、あるいはふれあいだよりなど多くの機会を設けて行ってまいったようですが、どちらかといえば、苦情を聞くことが主な内容となっており、その後の対策まで明確に公開するということはなかったと理解しております。これからの広報公聴は、一連の流れの中で結合し、有機的に機能を発揮しなければならないと考えておりまして、本年度から大きく内容を変更させていただいております。

 まず、広報については、これから行おうとする施策案をお示しし、ご意見をいただく場としての機能を付加したいと考えておりますし、広報こもろだけでなく、インターネットやテレビ等可能な限りの媒体を活用したいと考えております。

 公聴につきましては、従前の苦情等については担当課の日常業務の中で対応することとし、個別公聴として「市民のお知恵拝借」、集団公聴として市民サークル活動等にお伺いする「こんにちは市長です」あるいは住民協働参加型公聴としてのフォーラム、シンポジウムを実施したいと考えております。「市民のお知恵拝借」につきましては先ごろ実行いたしまして、いろいろなお知恵を拝借し、前向きなお知恵に感謝しておるところでございます。

 これらの公聴をお聞きする中で、市民の声は、考える、決定する、行動するといった一連の流れに、さらに伝えるという行為を付加し、公聴でお聞きした市民の皆様の声が市政に反映された経過、あるいはその結果をさらにまた広報で周知していく、このようなシステムづくりを考えております。市長就任以降の公聴活動を通じて得たものといたしましては、市民の皆様の声を直接お聞きすること、経過や結果をすべて明らかにしていく、いわば情報開示の重要さを認識したところでございます。

 続きまして、広報公聴事業は市民参加型市政運営にどうつながるかについてお答えいたします。

 従来、これまでは市役所に何か言っても無駄、何も変わらないといった無力感が市民の間に広がっていたというふうに感じております。そのことが税等の収納率、あるいは投票率の低さにあらわれ、ひいては市民の市政への関心の低さに結びついていたと判断しております。このような状況の中で市民参加型市政を進めるためには、まず市政のすべてを明らかにし、市政に対する関心を高め、さまざまな意見が生まれてくる土壌をつくる必要があります。次いで、その意見を市政に反映させ、その結果をまた再度市民に明らかにするといったシステム、いわゆる広報公聴の充実が必要不可欠だと考え、市民参加型市政運営の根幹部分を担うのが、先ほど述べました広報公聴事業であると考えております。

 その広報公聴と市民参加型市政について、さらにこの市民参加型市政運営推進に今後何が必要かという質問にお答えさせていただきます。

 広報公聴事業が市民参加型市政運営の根幹部分を担うとただいま申し上げましたが、事業そのものを絶えず評価することにより、より高いレベルでの市民参加型市政運営を目指すべきであろうと判断しております。広報公聴がお互いに補完し合い、一体になり、お知らせし、意見をお聞きし、そしてまたその意見がどう市政に生かされたかをお知らせし、そこからまた意見を聞く、このような広報公聴システムを構築し、市民と行政が議論する場をつくり、市民との協働による行政運営をしてまいりたいと考えております。

 続きまして、館や施設の利用利便につきまして、ボランティアセンターを使い勝手のよい施設にできないかというご質問にお答えいたします。

 ボランティアセンターにつきましては、市民活動を応援し、その活動の輪を広げるための拠点施設として、三和の旧労働金庫の建物を利用し、平成15年6月に開設いたしました。開設以来、市民活動団体をはじめ、たくさんの皆さんにご利用していただいておると思います。

 施設につきましては、1階を長野県商工会連合会東信支所とボランティアセンターの事務室が区分利用し、2階をボランティアセンターとして、市民活動をされる方々が利用できる4つの会議室と印刷などの作業スペース、ボランティア関係の資料をそろえた図書室、日本語学習リソースコーナーとして利用しております。

 既にある施設を利用してのセンターでありますので、構造的に使いにくい部分もございますが、市民が快適に利用できる施設にするために、開設前はもちろん、開設後も必要に応じて改修工事を行い、利便性や安全性を考慮した施設の改善に努めてまいったところでございます。特に16年度には、2階の整備をいたしました。会議室の窓の改修や図書室の整備、床の段差の解消について16年度では実施してまいりました。また、今年度、17年度になってからは1階の段差と、トイレに手すりを設置いたしました。これは利用者からの要望によるものでございます。これからも利用者の声に耳を傾け、実施できる整備に努めていきたいと思っております。

 現在、エレベーターがないために2階に上がるためには階段を利用するしかなく、障がい者や高齢者の方で足の不自由な方にご不便をおかけしていることは大変心苦しいことだと考えておりますが、当面は、現状の中でご利用いただきますようご理解をお願いしたいと思います。

 次に、ヴィオの跡利用についてどう考えるかについてお答えいたします。

 ヴィオの跡利用につきましては、小諸厚生総合病院に病院施設として使っていただくことができないか、現段階で投げかけているところでございます。小諸厚生病院といたしましては、国道を挟んでいることなど難しい問題もあるようですが、私といたしましては、病院として一体的に使っていただくのが現段階においては一番いいのではないかと考えているところでございます。

 続きまして、観光行政に入らせていただきます。

 大手門改修後の観光振興について考えはあるかについてお答えいたします。

 小諸市は、浅間山麓の自然、高原性の気候、さまざまな歴史的文化遺産等、多くの観光資源に恵まれております。その中でも、小諸の観光の代表的存在である懐古園には、多くの観光客の皆様にお越しいただいております。この観光客の皆様を現在改修中である大手門の完成後は、小諸城に入城する本来の道筋でありますこの大手門を経て地下道を通り、そして三の門、懐古園へと誘導できるような考えで対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 続きまして、駅前の交流センター及びトイレ改修はいつごろかというご質問にお答えさせていただきます。

 交流センターとトイレ改修につきましては、今年度駅周辺整備について、市民の皆さんと施設の機能や運営方法について話し合い、基本計画をつくり、18年度、19年度で整備したいと考えております。具体的な動きといたしまして、まず、庁内関係課の職員で駅周辺整備についての意見交換の会を持ち、5月27日には駅周辺を清掃しながら、まち歩きの会を実施し、その後、検討会を開催しているところでございます。今月は、長野のもんぜんぷらざなど他施設も調査することとしているところでございます。

 最後に、自然施策の中での「小中学校の太陽光発電の完備」が財源不足の中、優先施策として実施される理由は何かについてお答えさせていただきます。

 私は選挙の際に、「誇りの持てる環境先進都市小諸、陽のあたる坂のまち」をキャッチフレーズにして公約として、小中学校への太陽光発電設置を進め、「環境教育先進都市に」を掲げて当選させていただきました。確かに財源は厳しいのでありますが、公約でもあり、環境と教育を優先するという施策方針に基づき、夢の持てる施策としてシンボル的な事業でもあります小中8校同時に整備することといたしました。

 財源につきましては、必要額の2分の1はNEDOといいまして、新エネルギー・産業技術総合開発機構ですが、そこからの補助金を予定しております。全額市の負担ということではございません。小中学校に設置した太陽光発電設備を使って、小諸の子供たちが環境学習をすることにより、地球規模の環境問題に目を向けてくれたり、小諸の恵まれた自然環境を理解してくれたとしたら、郷土愛につながり、明日の小諸を担う人材育成にもなると考えております。

 引き続き、最後になりましたが、守りたい小諸の自然についての市長の見解はということについてお答えさせていただきます。

 私は美しい小諸の自然だと思うのは、浅間山など国立公園地域で人の手の入っていない自然、野馬取あるいは弁天の清水などの湧水、それとともによく手入れされた浅間山麓や御牧ヶ原の森林、耕作されている田畑なども美しい小諸の自然だと考えております。日本の棚田百選にも入りましたが、菱野の宇坪入などを含めて耕作されている田畑など、それらも美しい小諸の自然だと考えているところでございます。手入れされた国土、あるいは人と自然の働きかけ合いを将来もずっと維持し続けられるよう、子供のころから森や土と触れ合う喜びを学ぶ機会を小諸の子供たちにつくってやりたいと考えております。

 そのためには、昨年来ていただきましたアルピニストの野口健さんの協力をいただき、自然体験学校などの仕組みをつくっていけたらと考えております。また、環境保全型の農業や林業を継続していくことや、環境に配慮しながら自然を活用した観光が小諸らしい自然を守っていくことになると考えるところでございます。

 以上、答弁させていただきましたので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 13番、福島鶴子議員、再質問よろしいですか。

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 一通り答弁いただきましたので、個々について、もう少し質問させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 まず、行財政改革がもたらしたプラス面についてですけれども、市長のおっしゃるとおり行財政改革、非常に積極的にしていただきました。ある企業の経営者から、おおむね改革への意気込みだということで、とても評価が高いと伺っております。また、費用対効果に対する決断力というようなものも非常にすばらしいというふうにおっしゃっている企業の社長さんもいらっしゃいました。

 私もその点については評価をさせていただきたいというふうに思います。財源不足がまず第一、これからの夢を与える小諸市づくりには大事なんだと、この一、二年はとにかく財源を何とか確保したいんだという、そういう強い決意から生まれたものだというふうには思います。

 ただ1つ、今年は大分余裕ができたんでしょうか、16年度の決算を見て余裕ができたんでしょうか。その辺をお聞きしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 私は就任いたしまして16年度、去年の予算を見たときに驚いたのは、8億円ほど貯金を取り崩しての、しかも、それが骨格予算だということで大変びっくりしたわけでございますが、その後、事務事業の見直しあるいは行財政改革をする中で、これは職員の協力もいただきながら進めた中で、財源的には8億円の貯金の取り崩しをもとに戻しまして、取り崩しなしで、その上、多少の財源に余裕ができたというふうに理解しておりまして、今後、このことを今年いっぱい続けさせていただいた後、できた余裕の資金で18、19年度につきましては、多少でございますが投資的な経費に振り向けてまいりたい、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 私もちょっとまだ16年度の決算は出ていないんですけれども、5月補正で大体概要が出てきましたので、市長のおっしゃるように、大変これは大きなお金を生み出してもらったなというふうに思ったんです。特に取り崩しをもとに戻したというふうにおっしゃって、本当に新しい基金も積まれているというふうに思います。

 例えば庁舎建設準備基金等は、15年度はほとんどなかったんですけれども、2億円の庁舎建設準備基金として積み立てをしているというようなことや、学校建設準備基金、それから地域振興基金等にも基金の積立金が4億4,000万円ですか、そのくらいできているということで、すごいなと思ったんですけれども、これももちろんさまざまな行財政改革の中から生み出されたということなんですけれども、ただこの数字だけを見ますと、市長さんいつも、もうお金がないからできないんだ、できないんだと言っていることが少し違うんじゃないかなという印象も受けるんですけれども、この辺はいかがなんでしょうか。

 一見余裕があるように見えるんですけれども、何か考えがあるのかどうかというのは、この18年度、19年度において投資することを考えているんだということは今のお話の中でわかったんですけれども、この16年度、17年度の行財政改革への意味というものをもう一度、市民の皆さんにちょっと期待を持っていただけるような形でお話をしていただければと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 これから大型事業が大変たくさん予想されております。まず、ごみの焼却施設を軽井沢、御代田、小諸とつくるにつきましても、多くの財源を必要といたしますし、御影で延命したとはいえ、あと五、六年しかない最終処分場につきましても、新たな最終処分場を考えていかなければいけない。このことについては数か所に絞り込んでおりますが、さらにまた、今、小中学校で耐震診断、要するに地震が起きたときにどうするかという意味で厳しい耐震診断を行っておりますが、そのことによっては、小中学校の地震対策ということで多額の経費を投入しなければいけない。小中学校の安全というものはまず第一でございますので、そのように今後、どうしてもやらなければいけない事業がたくさん予想されておりますので、まだまだ安心できる状態にない、多少積み増したことができたとはいえ、安心できる状態にはないという理解をしております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 確かにどうしてもやらなければならない事業がここに来て山積みであるということ、また、市民生活にとって欠くことのできないものであるということ、それはそのとおりだと思いますけれども、ただ、市長さんのおっしゃった小諸市民に夢と誇りを持てるという言葉のイメージからすると、そうした事業と並行して、やはり投資的なもの、こちらはどちらかというと投資的というよりも生活基盤のならしといいますか、生活基盤を安定させるためのものだと思うんですけれども、夢に向かっての投資というような形の中でのお金の使い方というものがちょっと見えてこないかなと思うので、その点について、一言お願いできればと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 夢を与えるというのは大変難しいことでございますが、今、一番緊急に取り組まなければいけない今後の問題としては、子育て支援ではないか、そしてまた教育面での投資ではないか、そして環境面での投資ではないか。この辺を次の、すぐ取りかかるべき重点施策という考えを持っておりまして、子育て支援、教育投資、それから環境への、そのことについての投資額の増大、そしてまた子供の通学路についての改修とか、そのようなことに投資してまいりたいと。それが議員さん言われるような夢と結びつくかはともかくとして、当面、着実に、堅実に、一歩一歩前へ進めていく。そしてそれが将来の夢に結びつくような、結びつけられるような努力、そのことが大事かというふうに理解しております。よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 確かに非常に抽象的で、市民が夢を持って日々を過ごすということはどういうことなんだろうと私も考えたんですけれども、まず、その1つとしては経済活動が活発で、あらゆる産業が活性化しているということは大事ではないかなと思うんです。そして、それと並行して、同時にやっぱり福祉、教育、環境といったいわゆる暮らしやすい環境が整備されて、安心して日々を過ごせるという2つの要素があろうかと思うんですけれども、経済活動への活性化というような面での投資はどうでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 経済活動も大変重要というふうに考えておりまして、私も公約の中で掲げておりますが、企業誘致にはぜひ力を入れてまいりたいと。中国等へ、外国へ企業が進出する中で大変厳しいと思いますが、企業誘致をして雇用の場の確保、そして人口増に結びつけられたらということでございます。

 極めて厳しいとは思いますが、具体的な考えといたしまして、近々7月になりますか10月になりますか、県の東京事務所へ企業誘致のために職員を1人派遣して、企業誘致についての情報収集、あるいは企業誘致に当たってどういうふうにやったらいいかのノウハウを県職員の指導をいただきながら、研修を兼ねて1人、県の東京事務所へ派遣したいと、こんなことも含めて企業誘致には努力してまいりたい、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 ぜひそうした積極的な経済活動の活性化ということにも力を入れていただきたいなというふうに思っております。

 あともう一つ、今の行財政改革の関係なんですけれども、市長は、チェックして無駄を省いて財源を生み出したということでございますけれども、そして生み出したものをそういう形で使いたいというふうにおっしゃっていましたけれども、その中で1つ、マイナス面として、もしもマイナスと言われるものがあるならば、それは市民の痛みがあったかもしれないというふうにおっしゃっていました。私は、市民も納得すれば、痛みはわかってくださるだろうと思いますし、また、それに対しての対応というか、自分の心構えといいますか、どうしたらいいかというようなことも考えられると思うんですけれども、痛みだけが口に出るということは、まだ納得していないのではないかなという部分も大分あるかと思うんです。そうした中で、一体何だろうかと思うんですが、3月議会のときにもちょっとお話を申し上げたんですけれども、なかなかちょっと結論を急ぎ過ぎるかなというのがあって、その結論の後のケアが少し足りないかなというのがあったんですけれども、その点について、この前のときには、率直に反省をしているというふうにおっしゃっていただいていましたけれども、その辺について、その後、ご自分の中でどうでしょうか、心しているようなことがありましたらお願いをいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 具体的に心しているというふうに言われましてもちょっと返事に困りますが、気持ちの上で、そういう市民の方が痛みを受けた場合に対してのフォローといいますか、そのようなことを気持ちの上で努力していきたいと、具体なものの中で申し上げられません。まことに恐縮でございますが、気持ちとしては、そういうことをできるだけフォローできるような努力をしてまいりたい、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 心の中にぜひお願いをしたいと思います。

 次に、広報公聴事業についてなんですけれども、私はテレビ版の広報こもろは成功だったというふうに思っております。5月ですか、防災無線の関係の放送がありましたけれども、それを拝見いたしまして、それぞれの担当者が現場で説明をしたり、具体的にどうなるんだということが、要するに活字ではなくて、実際に目で見てよくわかりました。今後も、内容は、市民が本当に知りたいということを現場を見ていただいたりなんかしながら中心にやっていただくことが必要かなと思うんです。

 それで、今後の予定としてはどんなようなことを考えていらっしゃるか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 広報公聴につきましては、先ごろ「お知恵拝借」の第1回を行いました。また、第2回は8月になりますか、考えているところでございます。また、フォーラム等につきましても、野口健さんの講演等を含めての課題、あるいはもう一つの広報公聴でございました「こんにちは市長です」ということにつきましては、7月8日に子育てについてのお母さん方との意見を聞くことなども計画しております。

 いずれにいたしましても、いろいろな場面へこちらから出向き、また、コミュニティーテレビなども使って、そして従来コミュニティーテレビは私だけの出演でしたが、ただいまお話ありましたように、担当係長なりのよりよい説明ができるような、市民の皆さんにわかりやすい、そんな広報公聴にも努めてまいりたいと、こんなふうに考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 そのように進めていただければ、やはり市民の行政への関心も深まってくるのではないかと思います。そして、市民参加型市政運営に一歩ずつ、一歩ずつでも近づけばいいなというふうに期待をしております。

 これに対しまして、ちょっと1つ、議員としてお聞きしたいんですけれども、市長が直接市民から提言を言っていただいたり、お話を伺う機会を設けるのは非常にいいことだと思うんです。ただ一つ、我々議員として、こうした一般質問とか、議員活動の中での議員としての立場から市長に公に質問したり、要望したりしていることがあるわけでございますけれども、そうしたものとの整合はどのように考えていらっしゃるか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 特に整合は考えておりません。市民の皆様と議員さんの質問は同一であると、市民益というのは同じものだと理解しておりますので、整合をあえてとる必要はない、同じものになると、そういうふうに確信しております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 そのようにぜひお願いをしたいと思います。そうしますと、我々議員もまた一段と議員としての自覚の中で活動がしやすくなろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。

 今、市長のお話の中で、広報公聴事業が単なる要望や意見や提言を聞く場で終わらないということが大事だというふうにおっしゃいました。そして、情報をすべて開示して、そして市民の皆さんのそれに対する声を聞いて、さらに事業を進める中でもう一度フィードバックするというような、そういう形がうまく組み合えば、最終的に、どちらかというと今までの小諸市民というのは、お役所がやってくれることだというような感覚でいたんですけれども、自分たちもともに力を携えなければという気持ちになっていこうかなというふうに思っておりますので、今の広報公聴活動がうまく絡み合うように、話の筋の中ではわかるんですけれども、実際に現場の中でどうなのかというのが私たちはわかりませんけれども、庁舎の中でも職員の皆さんも一丸となってそれに向かって、理解をし合うということが大事ではないかと思いますので、その辺について庁内の中ではどうなんでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 庁内の中でもオフサイトミーティングというようなことをやっておりまして、市の職員の意見をざっくばらんに聞くという機会を設けております。そういう点では、前進しているかなというように私自身は考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 もう1点、市民参加型市政運営の第一歩として、市民の皆さんに一緒に小諸をよくしましょうと呼びかけるアクションを起こすことも大事かなというふうに思っているんです。先日のごみゼロ運動等では多くの市民の方が参加して、皆さんがとても生き生きと一生懸命奉仕活動をしていたというふうにお聞きしています。小諸を大事に思う市民は多いというふうに思います。小諸をよくするために、自分にできることは協力しようと思っているわけです。そのためには、やはり市民活動が活発になるよう、自分たちが必要とされているという気持ちになれるような活動を多く取り入れる必要があるかと思うんですけれども、こんな点については、市長の見解はいかがでございましょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 その辺につきましても、去年から始めさせていただいております雑草を刈り取る、あるいはそれらを含めてのごみゼロに関連して、多くの団体に呼びかけをする。今年もごみゼロといいますか、雑草の関係につきましては、道しるべの会などの参加も新たにいただきました。また、ごみゼロに当たってのインターでの作業につきましては、300人近くの大変幅広い方たちの協力をいただきました。このように、できるだけ市民の皆様が主体的にそのような、小諸のまちを自らきれいにするんだと、こういう形のものがとれるよう、これからも区長会、あるいは各種団体等いろいろな情報交換させていく中で、きれいな小諸、ごみ一つない小諸が実現できればと、このように考えておるところでございます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 ありがとうございました。

 それに関連しまして、次のボランティアセンターに関することなんです。これの関係もあるんですけれども、実は私は、市長はボランティアセンターは16年、17年度で使いにくい部分というものを手直しをしてきたんだからこれで我慢してくれと、こういう結論だと思うんですけれども、私はこれは、これを利用している皆さんの要望という視点ではなくて、やはり市民参加型市政運営の根幹である市民活動をより活発にして、最終的に市政運営に権利としての市民参加ができるレベルまで上げる行政の責任として、利便において、よりベターな施設にして提供するといったことがなされるべきで、予算云々の問題を超えていると思うんです。

 ボランティア活動というのは市民活動の原点でもあるというふうに思いますので、この活動がより活発になるということは、やはり市長の求める市民の皆さんに積極的にいろいろな市政に参加もしてもらうという、そういう一つの根幹になろうかと思うので、これは政策としてもとても大事なことだと思うんです。したがって、館が、例えばボランティアセンターという建物が問題で、市民活動が積極的になるとは言いませんけれども、市民活動を積極的になさっていらっしゃる方がそういう声を出しているということであれば、やはりそれはもう何をおいても皆さんの使い勝手のいいように、もっともっと幅が広がるようにと、そのボランティアセンターの目的が達成できるためには、これは私は投資を惜しまないというふうにならなければいけないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 すべてに十分な施策というのはなかなか難しいことではないかというふうに思います。したがいまして、多少不便なことがありましても、そのことによって人気がなくなることをも覚悟いたしまして、施策は進めていかなければいけないと、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 これは人気云々じゃないんですよ。考え方として、このボランティアセンターを大事に思っているかどうかということをちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 ボランティア活動につきましては、極めて大事であると、そういう認識は持っております。したがいまして、そのことについていろいろこれから施策を進めていかなければいけないという理解はしておりますが、当面、いろいろな施策を進める中で、すぐボランティア活動センターを使い勝手のよいものにするというところまでは踏み込めないと、そのことよって、多少不便が生じてもやむを得ないと、このように理解しております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 直接このボランティアセンターを利用していらっしゃる方から、使い勝手の悪さを直訴といいますか、伝えられたことはございますか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 直接お話は聞いておりません。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 これはもしかすると私の勘違いかもしれませんけれども、公式な場ではなかったんですけれども、ある会議で同席した方から、その方が市長にボランティアセンターの使い勝手の悪さを訴えていた場面を見たことがあるんですけれども、ご記憶にないでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 よく覚えておりません。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 そうですか。私は覚えておりましたものですから、そうしたいろいろな人の声が、これは1人や2人ではなくて、やはり多くの方の声が、せっかくボランティアセンターをいただいたんだけれども、あれじゃねという声がどうしてもあるんです。私は、市長は先ほど来一番大事なこととして、市民と行政との協働ということが大事なんだということを強くおっしゃっていらっしゃるのに、割にはそうしたものの根幹であるボランティアを本当に大事に思っているのかなという感じもします。何はさておいてもボランティアセンターを何とかしなければいけないなというような気持ちにはなっていただけないでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 やはり理念としてわかりますが、当面、今のままで行くところでございます。

 ただ、ボランティアは建物が整うからいいとか悪いではなくて、ボランティアをしていただける、そしてボランティアをしたくなる、そういう意識、意欲を育てるのが行政ではないかというように思っております。建物がよくなったからといって中身がよくなるわけではございませんので、中身をよくすることの方も大事であると、そのように理解しております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 そのとおりでございます。建物がよくなったからといってボランティア活動が活発になるわけではないという理論があるのも知っています。ただ、ボランティア活動の幅を広げて、輪を広げていくためには、多くの人にそこに集まってもらわなければならないと思います。多くの人が集まるのには、やはり使い勝手がよくなければ集まらないんです。特にボランティアというような方たちというのはいろいろな活動をなさっていらっしゃいますから、そういう方たちがそれぞれいろいろなところにいっぱいいて、わいわいがやがやいろいろな話をしながら、そこから何かが生まれてくるという底力というか、市民の力というものが生まれてくる。そういう場、拠点というのはそういう場だと思うんですけれども、そのためには、今の施設は非常に使いにくいということです。その点についていかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 その辺はよく理解しておりますが、すぐそれでどうするという立場にはございません。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 私がこれだけ申し上げても意思は固いようですので、考えはわかっているけれども実行できないんだということですので、これから18年、19年の中で多少余裕が出てきたら最優先で考えてくださるんじゃないかなと思うんです。18年度、19年度では少しは考えていただけますでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 現段階ではお話しできませんが、考えていきたいという心づもりはありますが、やるというところまでは発言いたしません。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 ここでやりますということは言えないけれども、考える、市長の性格から言ってそういう言葉が出るということは、多少考えているかなというふうに私は受けとめておりますので、よろしくお願いをいたします。

 それで、ヴィオの方はそういう形で今進んでいるということですので、まだちょっといろいろ質問したいこともあるんですけれども、ただ1つだけ、もう半年になるわけです。せっかく寄附されたものが固定資産税をいただく以上に活用されていないというのでは、寄附を受けなかった方がよかったなんて陰口になるのはやむを得ないと思われるんです。寄附していただいて、こんなふうに市民サービスに活用できたということが大切ではないかと思いますので、この点についてはいかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 ヴィオの問題に関連して、小諸厚生病院のあり方が一番基本になるかと思います。ご存じのとおり、新聞でご存じかと思いますが、佐久総合病院の本院が北中込の駅のところに、今の小諸厚生病院と全く隣接地に近い、隣に近いような形でつくられることが予想されます。そういう中で事業主体は厚生連でございまして、そうしますと小諸厚生病院の存在そのものがどうなるか、この部分が一番、小諸にとってはなくてはならない施設でございますので、その辺を考えるときに、当面、小諸厚生病院さんの考えが決まるまでの間はなかなか手を入れられない。中途半端な形で使って、またそれを取り壊すというのは財政的にも無駄が生ずる、そういう意味で、もう少し時間をいただきたい、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 その間、方向性が決まるまでとりあえず何かに使うということにはお金が、私も中はよくわからないんですけれども、例えば市民プラザのような形で、市民の皆さんの中で使いたいというようなことがあったときにはそれ使えるというような、やはりそういうためには相当なお金がかかるんでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 それほどはかかりませんが、当面やはり何かで使うということが外に出ますと、もうあれはそのままそういう形で使うのかというような先入観を与える部分もございます。いずれにいたしましても、もう少し時間をいただきたい、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 福島鶴子議員。



◆13番(福島鶴子議員) 

 私はいつももうちょっと絞ろうと思いながらなかなか絞り切れなくて、たくさんの問題を質問してしまいますので、なかなかまとめ切れないでいるんですけれども、全体的に市長答弁を聞いておりまして、16年、17年、無駄なこと、あるいは本当に必要かどうかというようなことを徹底的に見直しをした結果、多少余裕が出てきた。18、19年度にはある程度希望が持てるように、ある程度投資もできるよというような印象が全体としてはうかがえたんですけれども、時間がなくなりましたので、最後に、私自身が芹澤市政の1年間について考えましょうかというか、課題をまとめさせていただいて終わりにしたいと思います。

 まず、冒頭、企業の責任者の言葉を引用させていただきましたけれども、民間的導入感覚による改革の意思と実行力というのはすごいと思うんです。私は毎日、東信ジャーナルの市町村長の日程を読んでいるんですけれども、市長の東奔西走されている行動力には脱帽しております。これからも健康に留意されて、職責を全うしていただいて、小諸市民のよきリーダーとして信頼を得られるようにお願いをしたいと思います。

 ただ一方で、これはやはりその人の持って生まれたものがあるかと思うんですけれども、ご自身の思いが強い余り、時と相手を考えないで怒りの感情をストレートにあらわして、誤解を招くことがあるんですよね。感情をコントロールするということもリーダーの大事な資質ではないかと思うんです。

 先日、市民まつりの実行委員会で市長はこんなふうにおっしゃいました。市民まつりを盛大に盛り上げることをもっと真剣に議論してほしい。真剣に議論する中で「小諸市からの補助金がカットされたのはなぜだ、おかしいんではないか」といった発言が出れば、「必要なことには私は出しますよ。そういった議論がなくて、ただ漫然と例年どおりの提案を拍手で承認するようでは困る」と語気を強めておっしゃいました。全くそのとおりです。しかし、そこに集まっている実行委員は市民まつりを支える市民の代表です。市の職員を相手にするのとは違うのです。相手の気持ちも考慮した言葉とハートで、その強い思いを伝えるようにしていただけたらなといつも思っております。

 市長のやっていること、やっていただいていることは間違っていないとは思いますけれども、伝える方法の選択も必要だということを、芹澤市長の誕生を歓迎した一人としてお伝えをして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(高橋嗣治議員) 

 以上で13番、福島鶴子議員の質問を終わります。

 お諮りいたします。

 この際、議事の都合により暫時休憩したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕



○議長(高橋嗣治議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、この際、議事の都合により暫時休憩いたします。

 再開時刻は午前10時10分といたします。



△休憩 午前10時02分



△再開 午前10時10分



○議長(高橋嗣治議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△別府福雄議員



○議長(高橋嗣治議員) 

 次に、3番、別府福雄議員の質問を許します。

 3番、別府福雄議員。

          〔3番 別府福雄議員 登壇〕



◆3番(別府福雄議員) 

 議席番号3番の別府福雄でございます。

 先月30日に軽井沢町、御代田町、そして小諸市の議員によりますところのゴルフと、それからマレットゴルフの親睦大会が催されまして、私は平成の森でマレットゴルフの方に参加したわけでございますが、その折、着きまして、東屋のところにちょっと行きましたら、すぐに真新しい水道がついていることが目に入りまして、今までお年寄りの皆さんはじめとする大勢の皆さんやら、催し等で集まって、それを行う皆さん方が不便な思いをしてきたわけですが、行政の素早い対応の中で水道が設置されたことを非常にうれしく思いました。

 また、今議会におきまして議案第55号といたしまして、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例が提案されていること、このことは県下の自治体としても大変素早くその趣旨を酌んで、端的に言いますと、青年海外協力隊等への派遣の面での環境整備をされていこうとしていることは、小諸市民にとりましても、私たちの小諸市はそのようなことへの理解を持っておる、その理解が深いまちであるんだということを認識していただくとともに、その意味では大変明るい話題の提供になっていくのではないかと、こんなふうに感じております。

 また、何かと問題になっておりますごみの問題の中で、分別であるとか収集とかという家庭から出す部分におきましても、4月から改正がなされまして、野火附におけるところの裁断機の活用ということの中で、大きく前進した点も芹澤市政の素早い、先ほどの同僚議員の話でありましたように、素早い対応であるという形で私も評価をしていきたいと思います。このような市長の行動力あるいは実行力が、今後、地方分権、地域経営と言われるただいま今日の市民参加型社会における小諸の市民益となって振興していくことを、心より期待するところでございます。

 さて、総務省が先月2日に都道府県と政令市が積み立てている基金の取り崩しや残高の状況を集計したものが新聞に載っておりました。お集まりの皆さんもご覧になった方が多いと思いますが、それによりますと、財源不足を補うための財政調整基金と地方債発行によるところの借金の返済財源に充てる減債基金を合わせて2004年度残高は前年度同期に比べ13.6%の減である。金額にいたしますと、1兆8,340億円ということだそうでございますが、そしてそれは、「2004年度は地方交付税の大幅減によるところの経費を節減しても埋まらない財源不足を各自治体は貯金に当たるところの基金を取り崩してしのいだ様子がうかがわれる」と新聞等で報道しております。さらに、「唯一基金を大幅に積み増すことのできた東京都を除いて計算をしてみますと、その残高は何と20.5%の減である」ということを、同じく新聞報道がされておるわけでございます。また、元日本兵生存かというニュースが日本中を駆けめぐって連日報道されていたその最中でございますけれども、5月28日の信濃毎日新聞の記事によりますと、「木曽郡王滝村がこのままの人件費や事業費を維持すれば、2006年度には財政再建団体に転落するとの判断を県がした」ということが報道されておりました。これは、村営スキー場の多額債務、借金を抱えていることと、国、地方、行財政の三位一体改革に伴う地方交付税の大幅な減少なども財政悪化の要因と見られるとして、職員給料削減や各補助金の廃止などで改善を図っているがということで、しかし、県は人件費は半分にするなど抜本的に見直さないと赤字は避けられないと見ている。

 以上、信濃毎日新聞に載った内容でありますが、この王滝村は、県内でも極端な例の自治体であるかなという面もあるわけですが、今は各県、各自治体が大変厳しい状況にあるということだけは、これは紛れもない事実であります。当小諸市においても全くその厳しさは、芹澤市長が常々言われておるように、極めて厳しい状況にあるというわけでございます。

 そして、この1年、行政はさまざまな対策を講じてきております。先ほどの同僚議員の質問にもございました。また、市長答弁にもございましたが、そのことはよく私も承知をしております。本年度の予算組みにおきましても、経費、補助金等の見直しの中で約1兆円の縮減がされたり、去年度に続けて、市長、助役の給与を15%カット、そして私ども議員サイドといたしましても、議長5%、副議長4%、議員3%、また議員が各審議会等々に出向する場合に対しましての報酬を辞退して、ゼロで臨んでいくということになって進んできております。また、今定例会におきましても、議案第59号、同じく62号、63号においても、市民生活部長、上下水道部長の提案理由として、「ともに大変厳しい財政状況の中、あるいは大変厳しい財政環境の中で」との説明があって、その議案が上程されておるわけでございます。これは、廃棄物等の処理の再利用の促進に関する条例と、そして小諸市下水道の審議会、あるいは同じく小諸市水道料金審議会等々の条例の一部を改正する案件でございますが、その一部を改正するという部分の一部は、私ども議会の議員が執行することを取りやめるという形のものでございます。

 しかし、そういう大変厳しい中で対応も一生懸命しておるわけでございますが、少子高齢化という流れ、そしてまた、景気の低迷等々によりますところの厳しさというものはますます深まっていくわけでございまして、今後も予想されるわけでございます。そして、国民健康保険税の今年度の大幅アップが決まり、来月には各家庭にその通知が届いていくわけでありますが、そこで、要旨(1)の国民健康保険税について質問をいたすわけでございますが、質問事項の?といたしまして、16年度の徴収率について、たしか目標は92%であったかと思うんですが、どのようであったのかお尋ねをいたします。

 また、?といたしまして、16年度から導入された徴収員制度のその成果はどうであるのか、これをお聞かせください。

 ?といたしましては、17年度徴収についてのお考えを、そのご所見をお聞かせいただきたいと思います。

 次に、要旨(2)といたしまして、職員給与についてお尋ねいたします。

 質問事項?といたしまして市民感情について。一般に、皆さん方も同じように感じている部分があると思いますが、民間企業であれば大小を問わず厳しい経営状態になると、経費の節減を図り、ボーナスカットであるとか、昇給等の給与の見直し、役員報酬カット、さらに人員削減が行われていくわけでございますが、その面の行政に対する市民感情といたしましては、市長就任以来、芹澤市長の言われておるところのスクラップ・アンド・ビルドの考えのもと、市民にも分かち合ってもらうため、ショック療法として各施設の閉鎖あるいは休館、あるいは市長がさまざまな会合において、時には配付資料まで持参していかれ、市の財政状況を説明されてきておることも承知をいたしております。

 また一方、先ほど述べましたような私ども議員サイドも市長、助役同様の報酬の減額という形で進んでおるわけでございますが、この点もいろいろな面で広報公聴等の効果もありまして、市民の皆さんには知るところの部分となってきておるわけでございますが、しかし、話が戻りますが、市民感情といたしましては、民間でいうところの会社員あるいは従業員という形ですか、行政の職員さん、市の職員の皆さんの給与はそのままではないかというごく自然な思いがあります。公務員には人事院勧告制度があり、昨年は2%以上の減額勧告がありました。そして、ことしもそれ以上、大幅の減額の勧告が出るのではないかと言われております。そういう点であるとか、あるいは今年の予算組み等におきましては、寒冷地手当の見直し等が入っておるということ、あるいは小諸市は55歳の昇給停止制度を取り入れておるということを私もよく承知しておりますが、さきに述べましたところの市民感情について、市長はどのようにとられておられるか、ご所見をお聞かせください。

 また、質問事項?として、市長就任以来、厳しい状況の中努力されてきておる芹澤市長は、この職員給与について、今日までの間職員の皆さんと対話をされたことがおありでしょうか。また、あったとしたらどのような話し合いがなされたのでしょうか、お聞かせください。

 次に、件名2といたしまして、資源の有効活用について質問をいたします。

 要旨(1)といたしまして、昨年の12月定例議会におきましてもお尋ねいたしました森林資源の活用についてお尋ねをいたします。

 小諸市の森林が市の面積の36.9%、3,636ヘクタールであり、約3,000ヘクタールの農地よりも多くあるということ。あるいは特色としては、68%の針葉樹があり、全体の57%が昭和30年前後に植えられたカラマツであるという特色がある点、あるいはまた浅間山麓と御牧ヶ原の台地の近くに集合されておるというような特色があることは承知しております。また、内訳としましては、国有林が1,358ヘクタール、公有林95ヘクタール、私有林2,185ヘクタールと、私有林が大変多くあるということも承知をいたしておりますし、特色であると思います。

 この浅間山の高原、あるいは御牧ヶ原の台地に位置する小諸の森林について質問をいたしますが、まず、質問事項?といたしまして、利用状況はどうであるかということでございますが、時代の背景等もありまして、木材としての活用について、その状況はどうであるかということをお尋ねいたします。

 ?といたしまして、先ほども自然環境を生かした観光という言葉の中にも森林の部分が出てまいりましたが、観光としての活用についてのご所見を、重なる部分でございますが、お聞かせください。

 ?といたしまして、今日森林において大変注目してきておる一つは健康と森林でございますが、健康面での活用についてのご所見をお聞かせください。

 ?といたしまして、森林は緑のダムと言われるように、防災にも寄与する保水等を含めたものがあるわけでございますが、水源涵養としての利用について、これについてのご所見をお聞かせください。

 次に、件名3といたしまして、教育長に教育問題についてお尋ねをいたします。

 要旨(1)といたしまして、図書館についてお尋ねをいたします。

 質問事項の?として、利用状況についてでございますが、小諸図書館の利用、その状況等はいかがであるかということをお尋ねいたします。

 そして、質問事項の?といたしまして、全国的に言われておるところでございますけれども、図書離れについてはどのようにお感じになっておられるか、ご所見をお聞かせください。

 次に、質問事項の?として保存図書、これは図書館の2階の奥の方に保存されておるといいますか、置かれておる図書でありますが、それらの古い図書についてのお考えをお聞かせください。

 以上で、壇上からの質問を終わります。



○議長(高橋嗣治議員) 

 ただいまの質問に対し、答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 3番、別府議員の質問にお答えさせていただきます。

 厳しい行財政の状況のもとにおいて、国保税の特に昨年度、16年度徴収率はどうかということについてお答えさせていただきます。

 平成16年度の国保税の徴収率につきまして、平成17年5月末の現年分徴収率は93.38%、15年度から比べますと3.72%の増でありました。過年度分の徴収率も12.74%で、15年度に比べて1.66%の増であります。

 なお、国保の調整交付金の対象となる徴収率、92%でございますが、92%を超えないとペナルティーが科せられるわけですが、そのことにつきましては92.28%を達成することができました。15年に比べて4%増でございます。目標の92%を超えることができました。

 続きまして、去年から導入いたしました徴収員制度導入のその成果はどうかということについてお答えさせていただきます。

 現在、徴収員は5名雇用しております。採用に当たりましては、民間人としての豊富な経歴、経験を有している方から選考をいたしました。身分的には、非常勤の特別職ということでございます。これまでは、過年度分滞納者への戸別訪問、そしてまた納税折衝が中心でしたが、この徴収員制度を導入したことによりまして、過年度分の対応はもとより、現年度分の納入おくれにつきましても早期納税催告ができることなど、滞納抑止効果が図られ、結果的に収納率向上につながることとなりました。年末や年度末に集中していた納税が各月ごとに納入が図られる。このことは各税における収納率の対前年同月比の向上において実証されております。

 また、徴収員制度を導入したことにより、職員においても戸別訪問にかかる時間がより多くとれることとなり、滞納者への個別折衝、納税相談に十分時間をかけることができ、滞納者の納税意識高揚の一助となったと判断しております。効果は大きかったというように理解しております。

 続きまして、今年度、17年度の徴収についてはどうかという質問にお答えいたします。

 国民健康保険税の税率改定がございますが、納税者との混乱が起きないよう税務課、保健課にて十分な連携をとり、納税者への適切な対応を図ってまいりたいと思います。具体的には納税通知発送時の説明資料の送付、電話及び窓口における説明等を行い、滞納につながらないような努力をしてまいります。また、きめ細やかな滞納整理体制の構築を図りながら、国民健康保険税の徴収率向上への目的が十分果たせるよう対処してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 続きまして、厳しい行財政の状況の中での職員給与について、特に職員給与についての市民感情、さらには職員との対話はできているのかと、このことにつきましてお答えさせていただきます。

 市民感情と職員との対話は関連がございますので、一括してお答えさせていただきます。

 職員の給与は地方公務員法24条第3項において、生計費並びに国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従事者の給与、その他の事情を考慮して定めなければならないと規定されており、国家公務員の給与に準ずると定められているところでございます。給与は、職員が日常の生計を維持し、職務に専念できるものでなければなりませんが、一方、その職員の給与は市民の皆様の尊い税金によって賄われているということも肝に銘じなければいけないという、このことも深く思いをいたしているところでございます。

 私はそのことを強く意識いたしまして、就任以来、厳しい行財政状況下での前例踏襲を改め、市民の目線に立った行政を進める、そうした姿勢を市の職員の皆様にも求めてまいったところでございます。行財政改革を進める中で、職員数の削減、初任給格付の引き下げ、退職手当の削減、時間外勤務手当の代休処理、あるいはボランティア事業への積極的な参加などを求めてまいったところでございます。また、現在も特殊勤務手当の見直し等の協議もしております。さらに、本年の人事院勧告では平均5%の給与引き下げが予想されております。

 別府議員さんの申されるとおり、市民感情の厳しいことは十分承知し、そのことについての意識改革を職員に求める中で、そうはいっても余り厳し過ぎて、逆に職員がやる気を失うような改革であってもいけない。その辺の組織としてのマイナス面も考慮しながら、これから職員とともに市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。

 給与も、これまでの体制をさらによりよいものにするため職務給、すなわち係長になったら係長なりの給与、課長になったら課長なりの給与、そういう職務給の原則をより徹底し、ただ単に年数が過ぎたから課長クラスの給与がもらえる、そういう部分はできるだけ排し、職員の能力や実績がよりよく反映される給与体系への転換など、国自身も改正に努めておりますが、市にあってもそのような検討をしてまいりたい、このように考えております。

 そしてまた、議員さんご指摘の職員との対話等につきましては、直接私が個々の職員との給与の問題についての対話はしてございませんが、職員の代表である職員組合と助役との話し合いはいつも続けておる中で、給与体系の見直し、あるいはよりよい給与体系、市民の目線に合うような給与体系、このことには心をかけております。一面において、職員数がかなり減ってきておりまして、他の類似団体と比べても決して職員数の点では多過ぎるということはない。職員が減りますと、ひとりで担う仕事がふえるわけでございます。そういう中で、仕事をよりよくやる中で、人事院勧告等が大変厳しい給与の引き下げをも今後予想される中でございますので、今以上のより厳しいものについては当面考えておりませんが、先ほど言いましたように、職務給、要するに能力に合った給与体系へはできるだけ心がけてまいりたい、このように考えておるところでございます。

 続きまして、資源の有効活用をどうするか、特に森林資源、その中の木材としての活用についてはどうか、このことについてお答えさせていただきます。

 特に、森林面積の57%を占めるその木材の中でのカラマツの活用についてお答えさせていただきたいと思います。

 カラマツは植林された多くが林齢で50年前後と、既に標準伐採期を迎えているところですが、建築用材としては脱脂や集成材加工すると高価になってしまう。このようなことから、利用が伸びない現況でございます。

 なお、土木架設用材としての利用につきましては、利用規格をオーバーしているために適さない、あるいは規格に合った仕様材が不足ぎみとなっている中で、利用がいま一つ伸びていない現況にございます。現在はより品質の高い材として利用すべく、長伐期施業にして森林を育てていく現況にあるというふうに理解しております。また、地元産のカラマツを使うことが森林資源の有効活用につながるため、県で推奨している公共施設等へのカラマツ材の使用、あるいは木製ガードレールなどへの利用、あるいはまた、ペレットストーブの普及による燃料としての利用などを検討しているところでございます。

 続きまして、森林資源の活用の中の観光として活用することについてお答えさせていただきます。

 ご指摘のように、森林の持つ多面的機能の一つとして観光としての活用がございます。整備された森林は景観的にもすぐれ、観光的機能も高いものと考えております。小諸市では、浅間山麓一帯が森林に覆われ、特に高峰高原は多くの観光客が訪れ、大変喜ばれております。高峰に至るチェリーパークライン沿いは、間伐を重点的に進め、景観形成にも配慮しているところでございます。

 なお、一部に切り捨て間伐をしたところもあり、もったいないという声も聞いておりますが、間伐した後のその材を搬出するには多額の経費をかける必要がございます。そういう中で経営がなかなかうまくいかず、赤字になってしまう。そういうことも山林所有者にとっては搬出できない事情もございます。また、観光道路に面した山林においては、できるだけ見栄えがよく施業できるよう森林組合等とも相談し、検討していきたいと思っております。

 今後は、観光にも生かせるような計画的な森林整備を引き続き進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、森林資源を健康面での活用についてのご質問にお答えさせていただきます。

 ご質問のように、森林資源の多面的機能の一つとして健康増進の機能がございます。森林浴による心のいやし効果、あるいは森林セラピーと言われる療法もあり、多くの皆さんに森林を利活用していただきたいと思っております。

 小諸市内では高峰高原を初め、浅間山麓の観光施設などに訪れる方々をはじめ、懐古園に隣接する大平山の創造の森などを散策される方にも健康面での活用がなされておるところでございます。しかし、森林浴などができる森林はそれなりに整備のされた森林でないと機能が十分発揮できないのも事実です。したがいまして、観光面での活用でも申し上げましたが、今後も適切な間伐、除伐、松くい虫の防除などによって、小諸市の豊かな森を守り、森林の持つ多様な機能を維持するためにも、森林の整備には計画的に進めてまいりたいと思っております。特に、地域の皆さんも親しめる身近な里山の整備ができるとよいと思いますが、森林所有者の理解が必要であり、また、地域の住民の皆さんが一体となって整備していくという取り組みも必要ではないかと考えております。

 このような形で地域の人のいろいろなご協力をいただく中で間伐等、正しい植林といいますか、育林に心がけて、観光面でも役立てるような、そんな森林整備に努めてまいりたいと思っております。

 続きまして、もう一つの森林資源の活用が水源涵養というのは議員さんご指摘のとおりでございまして、この水源涵養の活用についてお答えさせていただきます。

 浅間山麓一帯の森林は水源涵養保安林として指定されており、その役割を果たす機能は大変大きいものがございます。森林は、豪雨時には洪水を緩和させ、降雨のない時期には蓄えた水を安定的に供給し、あらゆる産業に、また私たちの生活に欠かせない飲料水にも活用されるなど、水源涵養機能を持っているのはご承知のとおりでございます。

 このような機能は、浅間山麓のような人工林においては間伐や枝打ちとともに複層林化、混交林化などしていくなど、適正な森林管理が行われ、はじめて維持増進されるものと考えられております。森林整備には費用がかさむことから、市では毎年30ヘクタールの間伐を目標に補助を行っております。そして、森林の持つこのような多面的機能を理解してもらえるよう、毎年市内の小・中学生を対象に森林教室を開催しております。また、森林の里親協定を締結した沖電気グループの森林整備ボランティア作業も、今年はじめて5月14日に実施されるなど、住民あるいは企業による森林整備への協力、取り組みも進んできているところでございます。

 今後も森林の持つこの多面的な機能を損なわないよう、引き続き森林整備を計画的に進めてまいりたいと思っております。

 教育問題につきましては、教育長より答弁いたすこととさせていただきます。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。

          〔教育長 小山紀夫君 登壇〕



◎教育長(小山紀夫君) 

 3番、別府福雄議員さんのご質問に答えさせていただきます。

 件名3、教育問題について。要旨(1)の図書館について、質問事項?の利用状況についてお答えいたします。

 平成16年度末における市立小諸図書館の利用状況を見ますと、図書館利用カードの登録者数ですが、5,118人で、前年度対比32%の増です。1年間で1,230人の方が新規登録しております。登録者が借りた総貸し出し冊数でありますが、はじめて10万冊を超え、10万864冊で、前年度対比13%増となっており、図書館電算化システムの稼働によりまして、借りやすくなった効果ではないかと分析しております。しかし、図書館利用カードの登録者5,118人ですが、市民全体から見て約11%、それから市民1人当たりの図書貸し出し数も2.2冊と少なくて、県内18市の中でも最低の水準となっております。

 次に、図書館への入館者数につきましては、登録者の年間貸し出し利用人数が延べ3万839人で、開館日における1日平均の図書館利用者数は約114名となっております。このほか、図書館資料の閲覧者あるいは高校生などの学習室利用者のみの場合はカウントできないため、数値であらわすことはできませんが、利用者数はこれに加わりますので、これ以上になるかと思います。

 以上は図書館の貸し出しの関係でありましたが、これ以外でも利用としては、館主催の歴史を学ぶ会、あるいは短歌会、読書会、藤村文学講座など、会議室を利用した文学活動にも図書館が利用されております。さらに、児童室を利用しての子供を対象にしたお話世界旅行や朗読ボランティアの皆さんによるお話し会や読み聞かせなどの活動も行われておりまして、図書館が子育て支援の場としても一役を担っておるのが現状でございます。

 次に、質問事項?の読書離れについてお答えさせていただきます。

 児童・生徒の読書離れあるいは活字離れは、図書冊数あるいは読書時間などの各種のデータが示すように、これは進んでいるのは確かでございます。特に中学、高校と学年が上がるに従って読書量が減少しているようです。このことは、児童・生徒ばかりでなく、大人、成人にも及んでいるのが今日の状況かと思います。

 この現象は、今日のテレビあるいはビデオ、インターネットなどのさまざまなメディアの発達、普及、そして子供たちの生活を取り巻く環境の変化を考えるとやむを得ないことかもしれません。しかし、読書活動は子供が言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにして人生をより深く生きていく力を身につける上で極めて大事なことです。現在は、国を挙げて子供たちの読書活動を進めようと努力しているのはご承知のとおりでございます。

 小諸市の学校における読書指導の状況でございますが、全校で朝の読書時間を特別に設定するとか、あるいは司書教諭、それから1校1名の市雇用の司書補の配置、それから読書に親しむ機会、読書週間の設置など、各学校で読書活動の推進を鋭意工夫して進めているところでございます。また、ご承知の小諸市の「梅花の香りプラン」でも読書の勧めを挙げておりまして、いろいろな機会に啓発も行っているところでございます。

 続きまして、質問事項の?でありますが、保存図書についてお答えします。

 図書館は公共的サービス機関で、図書、記録、その他必要な資料を収集して整理し、保存して一般公衆の利用に供し、その教養とか、あるいは調査活動、子育て支援等に資することを目的にして設置されている施設で、市民の教育と文化の発展に寄与しております。

 少し小諸の図書館について申し述べますと、小諸図書館は明治27年4月に小諸義塾を開設した木村熊二先生の発起により、義塾の2階に県内で第1号の公共図書館として創設され、時代の変遷を経ながら昭和37年に現館舎を新築して、昭和50年に一部2階建て会議室等を増築、平成3年に閲覧室の増築、平成4年に児童室を増築、平成7年に閉架式書庫を増設して現在に至っております。

 平成16年度末における登録されている蔵書冊数は10万9,700冊を超えております。毎年、図書館利用者のリクエストに応じた本の購入や寄贈本が登録されていますので、来館者が見やすいように工夫しながら排架し、利用の頻度や利用者の要求を見ながら、古くなった図書については順次、書庫に移しかえるなど利用者の便宜を考えて図書の排架・所蔵をしております。傷んだ本や雑誌類などは極力廃棄処分にしておりますが、年々保管場所が手狭になってきておりますので、その対応に大変苦慮しておるのが現状であります。

 また、図書館には郷土資料や開館当時からの古い図書など貴重な資料が約1万冊蔵書されておりまして、小諸市の財産として後世に残す責務と、調査研究の資料としての有効活用を図る使命がございますので、この場合、申し出があれば閲覧に応じておりますが、専門的な見地から整理も必要な課題となっております。

 以上、お答え申し上げました。よろしくお願いします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 3番、別府福雄議員、再質問はよろしいですか。

 別府福雄議員。



◆3番(別府福雄議員) 

 国保税に関しまして、先ほど市長の説明の中で、それぞれ3つの質問事項に対しまして説明いただいたんですけれども、最初の16年度の徴収率につきましては、92%目標に対して大変努力された結果の数字を述べられました。また、?の徴収員制度の導入につきましては、その成果という形の中では、実際問題非常に現場では大事なことだと思うんですけれども、相談に乗るという形、そこら辺のところが大変きめ細やかに時間をかけてできたという説明等もありまして、私はよかったなと、その制度の導入は非常によかったなと、こういうふうに感じております。

 そのことは1番の徴収率のアップということにもなると思うんですが、それで、今度目標としておるところの94%でしたか、それに対して17年度の徴収という形のものが入ってくるわけでございますけれども、先ほど申しましたように7月に通知がありまして、8月からの徴収ですから約1か月後からの徴収ですけれども、先ほど市長が申されましたような部分と重なるんですが、やはり窓口であるとか、あるいは徴収員さんに対してとか、あるいは地元の人が市役所に行っておる職員さんに対してとか、いろいろな形で、何でなんだろうとか、知らなかったよとか、あるいは何でそんなに急にここへ来て上がったんだとか、いろいろ疑問が当然あると思うんです。そして、ちまたでは徴収員制度ということ、例えば1つですが、そういうことを例えにとりましても、これは行政が大変だから民間に委託したんだというような考えを、間違ったとらえ方をしておる方もおったわけですが、この議場において市長の方からの説明、あるいは私の方からの質問等で理解をいただけたかなと、こんなふうに感じておるわけですが、17年度の徴収に関しましては市長申されたとおりの部分でございますけれども、特に国保税が大幅アップしているわけでして、それは経過からいえば、過去何年かの間にある程度漸次見直してきて上げてくるべきであったかという意見もありますし、また制度的な面で、国保税に変わる人たちも多くなって、景気の低迷とかいろいろあるわけですが、そこら辺は徴収員の皆さん方も職員の皆さん方も非常に勉強しておると思うわけでございますので、ぜひそこら辺のところも含めて説明をしていただいて、わかっていただいて、大変生活の厳しい方も大勢おるわけでございますので、その徴収率、収納率94%というものにも向けるという努力はもちろん必要なんですけれども、そこら辺の努力をいただきながら徴収に当たってもらいたいと、こんなふうに思うわけでございます。そこら辺について、再度、市長の所見はいかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 徴収員を新たに設けたのは、一面において職員を減らす中で、現況の職員のまま新たに徴収員を採用したのではなくして、職員を減らす中で臨時の特別職の徴収員を採用しているんだと、この辺もご理解いただきたいと思いますが、それらを含めて今、議員さんご要望のありますさらなる徴収率の向上、そしてまた国保税率の引き上げについての理解を求める。このことには十分意を注いでいかなければいけないし、いきたいと、このように思っておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 別府福雄議員。



◆3番(別府福雄議員) 

 ぜひそのような形で対応をしていってもらいたいと、こんなふうに思うわけでございます。

 それでは、次の要旨(2)の方ですけれども、職員給与について重ねて質問をさせていただきますが、市の職員並びに市長以下、私どもも含めてですが、そういう形の給与あるいは報酬に関しましては、市の広報、先ほど来話の出ております広報公聴という形の中の広報こもろの中で、昨年度は11月ですか、非常に細かく載っておるという形でありまして、市民の皆さんも見た方はなるほどなと思ったり、人によっては、いいなと思ったり、いろいろと感じておるわけでございまして、そういう意見もまたこちらにも届くわけですが、市長はその職員給与の面について、先ほど、こういう状況の中であるから大胆なあれはというようなニュアンスに私は聞こえたわけですけれども、今日の社会情勢といいますか、先ほど壇上で質問させてもらったような意味ですけれども、さまざまな思いのある、そういう市民が大勢いるということを一つは理解していただきたいと、こんなふうに思うわけでございます。

 それと同時に、私はまた職員さんも同じ市民であるということも理解しております。そして、職員の皆さんの中には、ほかの手当の見直し、先ほど市長の話のようなものもあるからそれでいいのではないかという考えの人もいるでしょうし、あるいはある程度対応していってもいいではないかと思う方もいると思います。また、先ほどの特殊勤務の関係であるとか、残業等も含めてだと思いますが、そういう形のあり方等を見直していくべきだと積極的に考えておる方もいるかと思います。また、人事院勧告というものがあって、今年は5%以上になるじゃないかとか、あるいは当初はたしか7.9%とかという数字もちらちら出ていましたですね。そんなような形のものが当然あるんだから、それでいいんではないかという職員さんもいると思うんですが、いずれにしましても、先ほど市長は個々の対話はないんだけれども、職員組合との対話があるという形であるわけですが、そこら辺のところの中で忌憚のない胸襟を開いた形で話し合っていってもらいたい。いろいろな意見の集約を見て、いい形で進んでいってもらいたいと思うわけです。

 と申しますのは、私があえてここで申すまでもないんですが、やはり地域経営というような形のものが各自治体にはこれから求められておりまして、法律的な固いことを言わせてもらえば、地方自治法の第2条の14項では、地方公共団体はその事務を処理するに当たっては住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないというふうにうたっておるわけでございます。これは極論をすれば、そうしなかった場合には罰せられるという、こういう理解にもなると思うんですけれども、続いて15項におきましては、地方公共団体は常にその組織及び運営の合理化に努めるとともに、他の地方公共団体に協力を求め、その規模の適正化を図らなければならないというふうにうたっておるわけでございます。ですから、法令の面におきましても最少の経費で最大の効果を上げることということがうたわれており、また、組織及び運営の合理化に努めなさいということがうたわれておるわけでございます。

 そのために市長は、必然的にスクラップ・アンド・ビルドであるという形の財源確保という形で行くわけですけれども、そこら辺の当然の努力を両方していくわけでございますけれども、そういう時代の背景の中にありまして、職員給与というもので市長のお考えを聞かせてもらいたいんですけれども、その職員給与というものを一般的にいうところの、市長は聖域として考えてはいらっしゃらないという理解でよろしいんですか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 聖域とは考えておりません。職員給与につきましても、それなりの踏み込み、カット等は十分やっていかなければいけないというふうに考えております。

 ただ、現実の中でこれまでいろいろ給与そのものでなくて、職員の数も減らしてきております。昨年も11人やめた中で採用は7名ほど、5名の減あるいは来年度も13名近くやめるかと思いますが、採用は7か8、このように職員は少しずつ減らす中で、合理化する中で、そうしますと職員の仕事もふえてくる。そういうことをも考える中で、1つ例を挙げますと、ラスパイレス指数ということで、給与を国とか他の公共団体と比較する指標があるわけですが、平成11年のころを100としたとき、現在、16年で97.2、2.8ポイントほど下がっております。また、管理職手当の減、先ほど議員さんお話しの55歳昇給停止とか、いろいろそれなりの努力も職員に求めております。

 そういう中で、今後またさらに財政が厳しい状況になれば考えていかなければいけませんが、やはりそれなりの給料の中で仕事は十分やっていただく。そのことをも意を注ぎながら、余り絞り込み過ぎて意欲をなくすのもどうかということを先ほど申し上げましたが、今後も職員給与は決して聖域ではないということを考える中で、少しずつよりよい方向に持っていきたい、全体の中で考えていきたいと、このように思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 別府福雄議員。



◆3番(別府福雄議員) 

 まさにそのとおりであると思います。ラスパイレス指数でいいますと、2年前は100を超えておったという形のものが90台になって、ただいまは、今、市長おっしゃったとおりの数字になってきておると。これは55歳定年制の導入、そういう中の当然的な減額のものも大きく動いておると思うんですが、いずれにしましても新規採用であるとか、いろいろな形の努力の結果であると思いますので、ぜひこれからも努力をしていってもらいたいと思いますし、また、市長のリーダーシップのもと、小諸市民のために400人というスタッフをお持ちでございます。例えば市街地の活性化という言葉では、3人そういう熱心な人がいればまちは変わっていくとかという極論の言い方もあります。この400人という手足となってくださる職員さんをお持ちの小諸市でございますので、ぜひ職員さん方の英知を結集していただきまして、住みよい誇りの持てる小諸市の構築に向けまして、市民の皆さんともども進んでいかれることを切に希望いたします。よろしくお願いしたいと思います。

 次に、資源活用でございますが、時間も少し押してきておりますので、最初の部分の木材の活用の部分についてだけちょっとお話をしたいと思うんですが、国有林の中におきましては、先ほどの数字の国有林があるんですが、国有林の中の9か所の約30ヘクタールほどは分収造林契約というものを小諸市は結んでおって、7対3の比率で、その木材が売れた場合には自治体に3割入る、国の方に3割入るという大変にすばらしい特典をかつて国が地方の資金的な援助をするという趣旨のもとに行われた制度の契約をしておるわけでございまして、これは個人であるとか、材木店であるとか、あるいは学校等もそういう対象の契約をして、学校林のような形で、私も軽井沢の中学のときには千ケ滝の小瀬の方の学有林の枝払いにも行きました。

 そんなような形の分収造林契約というものがある中で、いい形の材木を売れば、そういう形で市にも潤いが来るという形のものなんですけども、そのためにも、ぜひ先ほどの市長のお話のような形の計画的な整備をして進めていきたいと。それで市民と一体となって整合性を持って進んでいきたいという、大変力強いご答弁があったんですけれども、そういう契約ということもまた念頭に置いてもらいまして、ぜひ改めて進んでいってもらいたい。そして時節、またそのときが来れば、その材木が売れるわけでございますので、そのときにはとんでもない形の金額が場合によっては市に入るわけです。そのときのためにも、やはり森林の育成という、先ほど市長の申されたとおりなんですが、それは非常に大事だと思いますが、そこら辺のご所見を再度お聞かせいただければお願いします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 森林につきましては50年スパンで考えなければいけない、二代、三代にわたって考えていかなければいけないという中で、なかなか短期的な面で見ますと、今の木材価格の低迷、外材輸入等もありまして、なかなか採算面で合わない、そういうつらい部分がありますが、今、議員さんご指摘のように長い目で考えて、計画的な育林、植林等を進めていかなければいけない。これにつきましては県とか国と相談する中で今の分収林計画をさらによりよいものにする努力、これは努めていかなければいけないというふうに考えております。

 いずれにしましても、森林につきましては短期でなかなか効果が出てこない、1本の木が育つには50年、場合によったら70年かかる、そういう中で今の状況では楽観できない部分がございますが、できるだけ計画的な部分の配慮、努力、これは進めていかなければいけないというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 別府福雄議員。



◆3番(別府福雄議員) 

 そのようにお願いしたいと思います。

 それから、その森林活用でもう1点ですが、観光面、健康面も含めてでございますけれども、一体となって計画的に進めていきたいという形の中で、ぜひ一考として加えてといいますか、意識していってもらいたいのは、やはり小諸にあるという部分、1,000メートル、2,000メートル近くまでとか、そういう高原にある森林であるということも意識していただきまして、ぜひ健康を加味した、今、世界的に言われているんですが、先ほども言葉で出てきましたが、森林セラピーとかいう言葉がありましたが、ぜひ小諸らしい森林の有効活用という形の保養的なものを、それが施設という言葉がいいかどうか、施設でしょうね。そういうことも考えて研究していっていただければ大変にありがたいなと、こんなふうに思うわけですが、簡単にご答弁お願いします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 森林を保養面でセラピーという形で森林浴といいますか、そういう部分の活用は十分考えられるわけですが、保養面を含めて施設をつくってという部分については大変難しいかなとは思いますが、それらはまた、これからの課題として研究させていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 別府福雄議員。



◆3番(別府福雄議員) 

 ぜひお願いをいたします。

 森林は1ヘクタールで13.9トンの二酸化炭素を吸収する力があるというような説もございます。いずれにしましても、大変貴重な財産を引き継いでおるわけでございますので、そんな形で育成も含めて、活用等も含めて進んでいってもらいたいと、こんなふうに思います。よろしくお願いしたいと思います。

 続きまして、図書館の関係でございますけれども、先ほど貸し出し数においては、県下一番低いんだという形のものがございまして、昨年は8万9,024冊とわずかでしたね。そこら辺でしたが、10万を超えたというご答弁がございました。いずれにしましても、非常に貸し出し数だけを見ても少ないというのが現状でございます。そしてまた、読書離れについてのご答弁もいただいたわけでございますけれども、小学校等の1人当たりの貸し出し数も各学校、非常に先ほどの教育長の答弁でも努力されておるという中で、70冊近くまでいっておるような学校もあります。おおむね40冊以上のような形で1人当たりの貸し出し数になっておるわけですが、ところが中学に行きますと、それががくんと減りまして、東中、芦中にしましても、たしか年間が1人14冊とか15冊とかという数字だったと思うんですが、その部分が非常に、先ほど教育長の話のように高齢といいますか、中学校、高校になると本を離れてしまうという形のものが非常に危惧されるわけでして、人間形成の上においてはどうしても1回しかできない自分の体験である中では人の話を聞くとか、本を通していろいろなものを勉強するとか、現象のことを学ぶとか、そういう形の姿勢がどうしても必要なんですけれども、昔は校庭等に二宮金次郎の像があったりして、言わずもがなといいますか、知らず知らずのうちに本を読むことの徳といいますか、そういうものを身につけていったと思うんですけれども、そこら辺の教育、特に中学生あたりなんかはうんと本を読んでもらいたいなと思うんですが、人間形成の中の最後の若いときの仕上げの年齢的なところですのでそんなふうに思うわけですが、教育長、簡単にそのご所見をお聞かせください。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 小、中、高と上がるに従って子供たちの読書量が減っている、つまり読書離れが進んでいるということにつきましては、私も別府議員と全く同感でございます。憂える事象ではないかなというふうに思っております。ただ、先ほども申し上げましたが、子供を取り巻く環境が変わってきている。ですから読書をしたくなるようなそういった環境を、学校あるいは小さいころから、就学前から、それから学校・家庭においても、そういうことを心がけていく必要があるんじゃないかと。放っておいたらやはり減っていくというふうに考えております。そういう努力が必要かと思います。

 以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 別府福雄議員。



◆3番(別府福雄議員) 

 ありがとうございました。

 環境整備という形が必要だということのご答弁でございますが、ぜひそういうことをまた計画にのせてもらいまして、第7次基本計画におきましても、第1章のところからして図書館の整備ということもうたっております。そんな形との整合もありますので、やっていってもらいたいと思うんですが、それと付随するわけですけれども、保存図書といいますか、古い図書ですけれども、これは教育長も申されておりましたが、非常に小諸にとっては宝であると思うんです。

 これは明治27年ごろ熊二先生の小諸義塾のもとで信州の気風の中で集めた本、それから集められてきた本があります。そしてまた、大正3年4月には財団法人小諸図書館という形で成立していったわけですが、そのときには年配の方がこれをつくったわけではないんですよね。当時の青年団がこれを立ち上げていったといういきさつもありまして、非常にその思いが強いわけです。そこに残っている本というのは非常に貴重なものがたくさんありまして、歴史的にいえば延喜式なんていうものもありまして、それからまた27年ごろの雑誌、貴重なものもあります。非常に貴重なものがありまして、今、お宝ブームなんて言いますが、もしそれを金額にしたら大変な金額が小諸にあると。まさに今その小諸の宝が泣いていると思うんですが、この保存してある古書といいますか、本に対して何かもう少し前向きにPRしたり、あるいは分館をつくるとか、そんなような形の中でいろいろと検討やら研究やらをしていってもらいたいと思うんですが、時間もなくなってきておりましたが、市長、どうでしょうか、そこら辺、もう一度この宝を、多分あっちの方から泣き声が今聞こえ出したと思うんですが、小諸図書館では貴重な図書が泣いておると思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 県下でも最も古い小諸図書館でございます。駅舎への図書館の配置、併置は私の公約の一つでもございます。そういう中で今の大切な蔵書をできるだけ早く市民の方にもいい形で提示できるような、活用できるような、この努力はしていかなければいけないというふうに思っております。

 ただ先ごろ述べましたが、財政状況の中で少し様子を見ながら、今のことをも頭に入れながら今後対処してまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 以上で3番、別府福雄議員の質問を終わります。

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△柳沢乃ぶ子議員



○議長(高橋嗣治議員) 

 次に、9番、柳沢乃ぶ子議員の質問を許します。

 9番、柳沢乃ぶ子議員。

          〔9番 柳沢乃ぶ子議員 登壇〕



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 議席番号9番、柳沢乃ぶ子です。通告順に従いまして、質問、また提言をさせていただきます。

 まず、件名1として、農業振興についてお尋ねいたします。

 戦後、日本は工業優先を決め、農村からたくさんの若者を東京へ、中心都市へと送り出されました。その結果、高度経済成長を遂げ、世界でも有数の経済大国となり、すべて市場経済を優先して、大量生産、大量消費、大量投棄の時代を経て、そして今日に至っております。一方、農村では気がついたときには農業離れ、農家離れとなって、農業の担い手不足、後継者の問題、農業の高齢化がWTOやFTAの輸入自由化の波と並行して進んで、ますます深刻な状況に来ております。特に最近は自然災害も多く、降雹の被害はこのところ毎年起きており、農業者をがっくりさせています。2月の農業問題懇談会でもいろいろな問題が提起され、農業はもうからないと切実な意見も出されましたし、耕作放棄地や遊休農地も10年前と比べ、20%も多くなっています。

 このような状況から、今後の農業の行方はどうなのか大変危惧するところでありまして、夢の語れる、希望の持てる農業政策についてお聞かせください。

 次に、平成17年から平成19年にかけて団塊の世代の定年退職者を迎えます。東京から小諸まで1時間30分で来られるところに小諸はあります。このところ、都市住民の人たちはゆとりや安らぎを求めて、休暇などを利用して自然豊かな農村を訪れる人たちが多くなってきています。このような状況から、グリーン・ツーリズムなど都市と農村の交流が各地で盛んになってきました。「農業はもうからない、ただ苦労するだけだ」から、都市住民との交流の場、農村の活性化のために農村を提供する組織づくりが必要であり、受け入れ態勢の整備がどうなっているのかお尋ねいたします。

 次に、食農教育についてお尋ねいたします。

 このごろ文部科学省が学校教育の総合学習の見直しを打ち出していますが、新聞によりますと、保護者の半数が肯定的にとらえ、知りたいことを学ぶようになったと評価しております。土曜日の休みについては、学力低下になると否定的な意見が多かったのですが、いかがお考えでありましょうか。

 また、食べたいときが食事どきと言われている言葉にもうなずけるように、24時間営業の店ができてきました。親たちも共働きが多くなり、つくる食事から買う食事へと、いつでも手に入る時代にコンビニやファストフードの利用が多く、それをとてもおいしそうに食べている子供たちの姿を見ると、アトピーの子供やすぐキレる子供たちが多くなっている、そういう話とあわせて、子供の将来の健康や食に対する考えが心配になってまいりました。

 小諸の生徒における食農教育はどのようにされているかお尋ねいたします。

 次に、件名2として環境問題についてお尋ねいたします。

 市長は17年度の施政方針の中で、大きな柱として公聴事業を進めてまいると申され、コミュニティーテレビを初め行政懇談やお知恵拝借など、いろいろな形の市長と語る会を始められました。私も、一部の女性団体や地域で市長との懇談が開催され、有意義な懇談ができたと思っております。特に行政と市民との間が身近になりまして、市長の理想とされる市民と行政との協働の精神が培われていくのではないかと大いに期待するものであります。

 その折に出された内容から、環境に関する問題について少し質問させていただきます。

 美しい景観は私たちの手でと、景観美化に関心を持ち、花いっぱい運動や植栽が行われるようになったわけでありますが、ポイ捨てが後を絶ちません。農作業は、まずポイ捨てされた空き缶やペットボトル等の片づけから始めないと作業ができない現状であります。せっかくポイ捨て条例ができたのですから、その後の様子についてお尋ねいたします。

 次に、美化作業でありますが、先ほどの花いっぱい運動に合わせて、昨年度から東と西のインター周辺の雑草や空き缶拾いを行い、観光に来たお客様に気持ちのよいおもてなしで迎えようと、市長自らビーバーを片手に一生懸命であります。さらに発展させるためにどのようなお考えがありますか、お聞かせください。

 また、ごみの分別方法についてですが、この4月よりオレンジ袋が廃止され、赤袋に統一されました。それにより、高齢者や体の不自由な人、ましてや市民も分別が簡単になり、本当に楽になりました。しかし、それにかかる費用は今までより多くなったと思いますが、今後、いかがお考えでありましょうか、お尋ねいたします。

 以上、壇上からの質問は終わりといたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 ただいまの質問に対し、答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 9番、柳沢乃ぶ子議員の質問にお答えさせていただきます。

 農業振興を図るに当たって、魅力ある農業・農村にするためには、特に希望の持てる農業はどのように考え、どうとらえているかということについてお答えさせていただきます。

 去る2月に開催されました農業委員会主催による農業問題懇談会参加者の皆様から出されました意見などが要望事項として、小諸市及び議会にも提出がございました。要望事項の中には、農業所得安定対策をはじめとし、安全・安心の農産物供給と地産地消の取り組みなど、農家の経営安定及び活性化のための諸施策の実施を要望するものでございました。申し上げるまでもございませんが、地域農業を維持発展させていくためには、地域農業の担い手である認定農業者を中心とした農業者の創意工夫と強い経営発展意欲が必要であり、夢と希望の持てる農業経営を確立することが今、議員さんご指摘のようにまさに求められているところであります。

 このような背景のもと、小諸市では昨年8月、小諸市営農支援センターを設立し、地域営農システム構築への誘導、あるいは農業を意欲的に取り組む集団が実践する活動への支援、推進を開始し、遊休農地の活用や地域の特産物づくりなど夢の持てる農業の実現に向け、地域の皆様とともに取り組んでまいったところでございます。また、既に地域として自立を目指しながら、農村における女性起業の有効な手段として、北大井地区に開設が予定されております直売所について支援をしてまいりたいと考えております。そこでは、消費者との交流、あるいは消費者ニーズをとらえた新鮮野菜などの生産や販売に取り組んでいくこととしており、まさに厳しい農業情勢の中でも希望の持てる農業を目指した新たなチャレンジが始まろうとしております。

 今後、新規就農者の開拓や支援とともに、本年度開設予定の農産物加工施設も地産地消の推進とともに地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。

 また、国では本年3月に新たな食料・農業・農村基本計画が策定され、経営安定対策などの確立について示されているところでございます。ことしの10月には認定農業者を対象とした新たな経営所得安定対策が公表されることが予想されることから、その動向につきましても注意をしてまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、厳しい現状を変えていく力は地域で頑張る市民の皆様が持っておられるわけでございますので、市民の皆さんのご協力をいただきながら、今後も施策を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

 続きまして、魅力ある農業・農村を確立するに当たり、グリーン・ツーリズムについてのご質問にお答えさせていただきます。

 グリーン・ツーリズムというのは、休日や休暇などを利用して農山村で自然、文化に触れ、人との交流を楽しみながら、豊かで充実した時間を過ごす、都会の人が豊かで充実した生活を農村の中で過ごす、そのようなことを目的とするものでございますが、このグリーン・ツーリズムにつきましては、現在、今の農村では高齢化、過疎化等により農地や林地の荒廃や遊休地の増加など、農村景観の乱れや活力の低下が見受けられる一方、都市住民においては農村へのふるさと志向もあり、農業者と都市住民との交流、協働による農村環境の維持、保全や新たな地域交流による活力ある農村づくりを図ることは極めて重要なことだと考えております。

 ご質問にもございましたように、確かに都市に住む人々は、都市空間では安らぎを得ることができないという思いを強くしていることは十分推察できます。一方において、小諸市を含めた農村では、自然環境あるいは田園環境が豊かではありますが、近年、高齢化とか過疎化による労働力不足に悩んでおるところです。都市住民は安らぎと時間消費型の空間を求めて農村へ、そしてまた、受け入れの農村では都市住民にそうした空間を提供するとともに、農業体験や各種イベント等を通じて地域住民との交流や地元農産物や加工品の提供などを行うことによって、地域の活性化はもちろんのこと、地域経済の発展にも寄与することが想定されます。多くの訪問者や滞在者を確保するためには、地域の体験メニューの充実や面的な整備も必要となるとともに、県や市町村、関係機関との連携を図る中、体験施設や農家民泊、直売所等を核とした地域の誘客システム、都会からの誘客システムの構築を整えるとともに、地元の理解あるいは受け入れ態勢の構築、そして施設等の地域資源の活用なども十分検討をしていく必要があります。

 なお、小諸市では長野県グリーン・ツーリズム協議会にも加入して、その活動を行っております。

 また、先ほどの営農支援センターでは、交流、農業、健康を3つの柱とする地域密着型オプティマルヘルスによる新たなコミュニティー構想について模索している状況でございます。オプティマルヘルス、大変わかりにくい言葉かと思いますが、もともとオプティマルというのは、人間としての最高のものというものでございまして、それを健康に結びつけて、一番よい健康状態を目指す、どうしたらよいか、それがオプティマルヘルスという言葉で代表されるわけでございますが、このようなことを都会の人との交流を通して、お年寄りの生きがい対策や病気などの予防に対し、アメリカでも期待されているこのオプティマルヘルスの取り組みについてなども考えていかなければいけないというふうに思っているところでございます。

 いずれにいたしましても、先ほどのグリーン・ツーリズムの課題等に留意し、地元との協力体制を構築しながらグリーン・ツーリズムの推進を図ってまいりたいと考えております。また、今後、支援センターで開設するホームページや各種情報誌の活用、関係機関との連携などによるPR活動に努めるとともに、地域の活性化に向け、研究、啓発、情報発信などの活動を推進してまいりますので、一層のご協力をお願いいたします。

 次に、食農教育につきましては、教育長より答弁いたすことといたしまして、環境問題の中の景観美化、それについてのポイ捨て条例の状況についてはどうかと、このことについて説明させていただきます。

 小諸市ポイ捨て防止等美しい環境づくりを進める条例は、自然と歴史・文化とが調和した詩情豊かな小諸市の良好な生活環境を保全し、清潔で美しいまちづくりを推進するために、平成16年4月1日施行となりました。ポイ捨てや犬の糞などの放置の禁止、自転車など放置行為の禁止に加え、飲料用自動販売機設置者に対する回収容器設置などの義務づけ、土地所有者などの土地の清掃、草刈り等を実施する努力義務、灰皿等の設置されていない公共の場所では喫煙しない努力義務などがこの条例の中に盛り込まれております。

 また、町の美化の推進に必要な指導及び監視、その他の活動を行うため、小諸市環境美化監視員は、衛生委員さんと公害防止監視員さんに、この環境美化監視員を兼ねていただいておるところでございます。そして、ポイ捨て禁止などに対する措置命令や放置自動車等の撤去命令に正当な理由がなく従わないときは、その事実や氏名を公表できることとなっております。しかし、今のところ氏名や事実を公表したケースはございません。氏名を公表してポイ捨てをやめさせるのではなく、本条例の基本は、あくまで市民、事業者、土地の所有者などがおのおのその責務を担いながら、協力して快適な環境づくりを進めることだと思います。これからも広報などあらゆるメディアを活用し、この条例の精神や禁止事項をPRしながら、市民の皆さんと快適な小諸市の環境づくりに努めていきたいと考えております。

 ちなみに、その条例施行後の状況について簡単に説明させていただきますと、廃棄物処理法違反、不法投棄、これは1,000万円以下の罰金あるいは5年以下の懲役という違反でございますが、平成16年度9件、平成17年度は6月までに11件を警察に連絡し、始末書、書類送検等の措置がなされました。また、放置自動車処理では、条例による撤去が3台、警告による自主撤去が3台、土地所有者による管理義務、草や木の不十分な点での3件の指導、このようなことをこれまで行ってきておるところでございます。

 続きまして、環境美化の中の美化作業についてお答えさせていただきます。

 環境美化推進協議会等の呼びかけにより、小諸市の玄関口である国道141号、小諸インターアクセス道路を中心に昨年は3回、今年は今までに2回、草刈りとごみ拾いをしていただき、徐々にその輪が広がってきていると考えております。しかし、美化作業箇所が限られていることと働きかけが十分でなかったため、議員さんご指摘のとおり、市全域への広がりはまだまだと考えております。また、子供たちにつきましては、教育委員会、PTAとの調整や、けがの事故が心配のため積極的に呼びかけはしてきませんでした。このためより多くの皆様の参加をいただけるよう庁内調整を図る中、市民の皆様の景観に対する意識を高めていただき、市内全域の地元役員さんと協議し、美化作業の場所、回数、時期などを決めて、美化活動がこれから市全域に広がるよう努力してまいりたいと思っております。

 これからも行政と市民の皆様の協働事業と位置づけ、企業、商店、学校関係者、ボランティアグループなどにも積極的に働きかけ、地域と子供たちとの交流の場所としても参加人数の広がりができるよう、さらなる努力をしてまいりたいと考えております。

 続きまして、ごみの分別に当たってごみ袋の費用についてお答えいたします。

 1袋当たりのごみ処理につきましては、赤い袋の燃やすごみの場合、大きいので1袋当たり約186円、容器包装プラ、緑の袋の方の場合は大きいもので処理料が5円、梱包・保管料まで含めても21円と、大きな格差がございます。特に容器包装プラの処理料の安いのは、処理料のほとんどは各商品をつくっているメーカーが93%負担し、自治体が7%の負担割合となっているからです。したがいまして、処理費用を見ますと、いかに市民の皆様に赤い袋に入っている容器包装プラを緑の袋に入れていただく中で、市全体の処理費用も大きく変わります。赤い袋が大きいほど処理費用がかかるわけでございますので、今後は緑のプラの方にできるだけ入れていただくようなご努力をお願いすることにより、処理経費の節約に努めてまいりたいと思います。

 また、処理費用のことだけでなく、緑の袋に入れられたプラは100%リサイクルに回っておるわけでございます。したがいまして、京都議定書にございますようなCO2の削減にも役立つものでございますし、資源の有限さを考えるとき、この緑の袋をより多くしていただく努力を市民の皆様にお願いすることが極めて大事である、経費の面もさることながら、地球環境に対しても負荷を少なくする、そのようなことからも、ぜひこのようなことを、緑の袋を多くしていただく努力、これをお願いしたいと思います。

 また、現在赤い袋の中で入れていただいておりますコピー用紙やパンフかと菓子の箱、包装紙なども、これから雑紙という形で扱うと資源に回していただくことが可能ですので、このことについてもご努力をお願いし、できるだけ処理経費の節約になるような努力を市民の皆様と一緒になって努めていきたい、このように考えております。

 今後、さらに資源を大事にする、リサイクルを活発にする、資源の有効活用を図る点からも、今後は赤い袋等の有料化も視野に入れなければいけない、そのことがごみの減量化、資源化に結びつくということから、赤い袋の有料化をも検討しなければいけないというように思っております。ご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。

          〔教育長 小山紀夫君 登壇〕



◎教育長(小山紀夫君) 

 9番、柳沢乃ぶ子議員のご質問にお答えさせていただきます。

 件名の1、農業振興について。要旨(1)魅力ある農業・農村についての質問事項?食農教育についてお答えさせていただきます。

 児童生徒の命あるいは健康に直結する、しかも大変身近な食に関心を持つことや、農という生産活動を体験することは学校教育において極めて重要なことであり、総合的な学習のねらう「体験を通して問題解決の力」の育成にも合致いたしますので、食農教育は今日的な重要な教育と考えて進めております。

 市内各小学校においては、農業体験学習は総合的な学習の中で取り組んでおります。例を挙げますと、全小学校で5年生が米づくりをしておりますが、1校平均3.6アールの水田を耕作しております。それから、そのほか畑作で野菜づくり等でありますが、これにつきましては1年から6年生まで、平均して各校6アールでございますが、そういった活動をしております。自分たちで栽培して、その野菜やあるいはお米などを利用して収穫祭をしたり、あるいはジャガイモ、ネギを学校給食に使って全校で味わうなどをしている学校もございます。

 今後は、さらに一歩進めて、「食」食べることと、「農」育てることをより関連させ、小諸という地域に根差した食農教育の視点を大事にしながら進めていくように考えておるところでございます。

 また、学校給食の面における食農教育の様子でありますが、地元産の低農薬を学校給食に取り入れ、大豆、小豆など保存できるものはほぼ100%市内産で賄っております。野菜類については、収穫時期が限られるために30%程度の充足率になっております。こうした小諸の学校給食の特色を児童・生徒にもしっかりと知らせていくことも大事でありまして、毎日、学校給食時に校内放送を通じてメニューの紹介をしながら、使われている地元産の食材などを知らせたり、あるいは栄養士や調理員が教室でともに食しながら知らせたりしております。

 学校教育のみならず、家庭あるいは地域でも食農教育への関心を高めることが同じように大事かと思っておりますが、現在、学校開放こもろっ子事業において、2校で野菜づくり、あるいは仕込みみそづくり、そば打ち体験などが取り入れられて、土曜日でありますが、地域の方々を講師にして有意義な土曜の一日を過ごしております。

 家庭におきましても、家族が児童・生徒と一緒の食事づくりをしたり、あるいはおやつづくりを工夫していく、あるいは畑で栽培活動をしていく、そんなようなことを期待しているわけでありますが、そういった機会、場の広がりを現在期待しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 9番、柳沢乃ぶ子議員、再質問よろしいですか。

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 それでは、1番の方から質問させていただきます。

 いわゆる農業振興についてですが、その中で魅力ある農業・農村について、そういうところからお願いをします。

 これは本当にどの職業につきましても、もうかるなんていうそういうレシピみたいなものはほとんどないのではないかなと、そういうふうに思ってはおります。特に農業につきましては、先ほどの市長のお話にもありましたように所得の安定、そういうことがなかなかできません。そんなところから、今後考えていただきたい、そういうようなことがあるわけですけれども、特に、最近は小諸におきましては雹の被害、それから鳥獣害の被害、そういうようなものが起きて、大きな広い畑がほとんどもうだめになってしまう。そうすると、本当に所得の安定ということは得られないわけなんです。そういうようなことの中で、特に果物におきましては、1年だけでいいわけではなくて、雹の害がありますと、いわゆるなっている木そのものにも影響が出てくるので、二、三年なかなかいいものがつくれないと、そういうような話もあります。

 ところが、災害共済掛金、そういうものもあるわけですけれども、果物においては特に掛金が高くて、なかなかやっていけない。そういう話も聞いておりますので、何とかその辺のところを考えていただけないでしょうか。お願いします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 農業共済の中での果樹共済というものについては、大変、今、掛金が高いというところから加入者も少なく、実際相当大きな被害でないと受益といいますか、共済金が返ってこないというような中で、加入率も少ないし、なかなかそれに取り組む農家の方は大変だという理解はしております。ただ、現段階の中で果樹に対する援助とか、そういうものは特にこれまでもなかったわけですが、今の段階で市であれこれ、必要性は認めるんですが、なかなかそこまで手が回らないのが現実だというふうに思っておりまして、これは農協さんなどとも相談させていただく中で、今後の課題というように理解していきたいと、そのように思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 ぜひ検討をしていただきたいとお願いいたします。

 それから、山間部へ行けば行くほど傾斜が強くて、なかなか耕地面積そのものが小さい、そういうために耕作放棄というようなことが出てくるわけです。栄村などでは、集落単位とか、またはもっと小さな事業の中で田直し事業みたいなことをやっているわけですので、そういうようなことも考えていただけると、まだ農業に魅力というものを感じている人たちがいるものですので、その辺も考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 そういう部分についても承知しております。したがいまして、今、営農支援センターの中で専門班で3つに分かれて検討していただいておりますので、そういう中でも議論をしていただくよう、今の問題についてお諮りしていきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 よろしくお願いいたします。

 いわゆる耕作ができなくなってきて山林化をしてくる、そういうような田畑がいっぱいあるわけですが、そこにはクマやイノシシが出て、本当に植えたばかりの作物がめちゃくちゃになってしまって大変だと。それで、一部に防護柵をどうかというようなことで考えていただいているわけですけれども、そういうものだけで防げるものではないなと、そういうことを思います。それで、動物というものは元来山奥に住んでいる、そういうものですので、農業者自身もいわゆる防ぐということよりも一緒に動物の生態学、そのようなものを勉強できるような学習会みたいなものも考えられないのかどうかお願いをしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 軽井沢などでは猿とかいろいろな害についてのボランティア的な組織もあるようでございます。小諸の中でそういうような形の食害に対する動物の生態についての研究会はこれまでなかったかと思いますが、これにつきましても、そういうことで防げるというか、そういう知識が本当に必要ということであれば、そういう研究をしている人との接触などについては考えていかなければいけないというように思っております。これもまた、研究させていただく中で、動物の生態について農業の方に研修会を持つということについては、少し議論をさせていただきたいと、このように思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 やはり動物の生態を知るということは、私は動物とともに生活をしていけるというふうにもなってくるのではないかと思いますので、その辺のところを考えていただきたいと思います。

 そして、同じようなことなんですけれども、防護柵で防ぐということは、いわゆるただ防ぐであるというふうに思うわけです。先ほどの同僚議員の質問などの中にもあったんですが、もう山林が荒れると、そういう中で市長は、里山をきれいにする、そういうことが大事だということがお話の中であったわけですけれども、それは私も、いわゆる人間が動物を防ぐのではなくて、動物を里山へおろさないようにする。ということは里山をきれいにするということが、動物が下へおりてこないということにもつながってくるのではないかと思うわけです。そういうところへも何かいろいろな方策がありはしないかなと思うものですので、その辺のところは市長いかがお考えになりますか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 里山整備というのは、森林の育成のためにも必要でございますし、ドングリとかそういうもので動物の食を保障するとか、いろいろな部分があるかと思います。あれもこれもいろいろな部分で今後努めていかなければいけないかと思いますが、当面は、やはりどうしたら現在の食害を防げるかという部分で防護柵、それらには心していかなければいけないというように思っておりますが、この里山の整備につきましても、森林育成というか、森林というか、観光での森林、そういうものの全般的な森林の多面的機能を活用するという中で考えていかなければいけないと、そのことが結果的に動物が里におりてこないというか、畑を荒らさないということに結びつくとすれば、そのことにも配慮していかなければいけない。いずれにしましても、少しずつそういうような方向に持っていかなければいけないという認識はしておりますが、なかなか具体の中で取り組めないというように思っております。

 このことにつきましても、短期的なことでなく、長期的な観点でご理解いただき、そういう方向に向かうということでご理解いただければ大変ありがたいと思っております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 ぜひしっかりとした方策を立てて、それで今後農業者は何をしたらいいのか、それからまた、市民は何をしたらいいのか、そんなようなことも考えていただきたいなと、そういうことを思います。

 それで、今までの話は農業者、農業はもうからない、大変だということなんですが、農業で実際に楽しい農業だよ、本気でやっているよという、そういう人もたくさんいるわけです。その人たちというのは、やはり農業で楽しく、魅力ある農業をやっているという人たちという中では後継者もしっかりとおります。やはり夢や希望を子供たちに語っているからそうなるんだなと思うんですが、先ほど市長も申されましたけれども、いわゆる認定農業者などの創意工夫、そういうようなもの、いわゆる経営感覚、そういうもののすばらしい人たちというのは、やはりいい農業経営ができているのではないかと、そんなふうに思うわけですが、その人たちのいろいろな話を聞いていますと、結局情報の収集、それから発信、そういうようなものがとても上手であるのかなというようなことは思いました。

 それで、ぜひパソコン教室などをされているわけですが、その中でパソコン、それからインターネットをもっと大きなエリアでつながれていくんだよというような、そのような学習会、そういうものができると、私は魅力ある農業につながっていくのではないかなと思うわけですが、いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 すぐれた農業者といいますか、なかなか活動的な農業の方は、インターネットなどを使って直接都会から物を購入してもらう、そういう努力はしているという話もよく聞きます。そういう中で、これからそういうパソコンを使ってインターネットの中で都会の人からの購買意欲をそそる、そういう部分は十分大事なことであると考えております。現在、今度の営農支援センターに絡みまして、市でも農業だけのホームページといいますか、そういう部分も立ち上げてございます。それらを含めて、パソコン教室という形でできるかどうかわかりませんが、そういう部分にも目を向けていかなければいけない、そのように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 ぜひパソコン教室など、冬場などでしたら農業者のみんなも出ていかれると思いますので、そんな点も考えながら、よろしくお願いをしたいと、そういうふうに思います。

 次に、グリーン・ツーリズムについて質問をさせていただきます。

 いわゆるもうかるかどうかということになってくると難しいかなと思うんですが、生きがいとしての農業、そういうことを考えたときには、やはり私は、今後このグリーン・ツーリズム、そんなことをぜひ考えていただきたいなと、そういうことを思うわけですが、都会に住んでいる5万人に、ふるさと暮らしについて聞いたそうです。そうしたら、ふるさと暮らしをしたいと答えた人が40.3%、それが年齢がさらに高くなっていけばいくほど1日滞在、それからまたは定住滞在、そういうことを望んでいるという人も多くなっていくそうです。

 このようなアンケートから、私は、小諸は「高原に育む詩情公園都市・小諸」でありますので、坂のまち小諸だけに、耕していけばその上は空であるというような、そんなような眺めのすばらしい、風光明媚な、そういう地域であるなと思います。野良作業で疲れた体で腰をおろしていると、遠くの方に富士山が見えます。北の方には浅間山、そして、そのすそ野の方にはかすみがたなびいていて、本当に墨絵を見ているようで、疲れた体も休まります。西の山の方には夕焼けがあかね色に染めていまして、帰っていくときには気持ちがいいな、そんなような気分によくなります。それからまた、小諸では小諸百選、そんな風景もありますし、ワンポイントスケッチというような場所もあります。本当に私は都会の人たちを満足させる、そういう場所であるかなというふうに思います。

 それから、かつては非常にここには文化人、いろいろな人が訪れました。このごろ知ったわけですけれども、伊東深水さん、それから東山魁夷、この方が西原の土屋さんのうちを角度こそ違うんですけれども、描いたスケッチを見せていただきました。ああ、東山魁夷も小諸に来ているのかなと、そんなことを思ったわけです。もちろん島崎藤村は千曲川を歌ったりしているわけです。そういうようにすばらしい自然があるわけです。

 そして一方でまた、先ほど市長も申されましたが、直売所があちこちにありまして、今回また北大井で直売所ができると、とてもうれしく思っております。そういう中で、そのほかでまだジャガイモオーナーだとか、菜の花から油を搾ったりとか、それから大豆からのみそづくり、そして地域の方では炭焼きだとかお正月飾りとか昔の文化、そういうようなものもつくるようにまたなってきました。まさにこれは本当にグリーン・ツーリズムに合うスローライフではないかなと、そんなことは思います。

 直売所の中を見ますと、アケビのかごだとかお手玉だとか、わら草履とか、本当にいわゆる農民美術とは言えませんけれども、そういうようなものがいっぱい並んだ技術を持っている人たち、そういう人たちもいるなというふうに思いました。

 そういう中で、いろいろやっているわけですけれども、都会の人たちの顔というのがほんのまだちょっとしか見えていないかなというのが思うわけです。それで、いわゆる先ほどの話のように営農支援センターができましたので、ぜひそのお力をかりて、そしてそこを核にしまして、このグリーン・ツーリズムをぜひ進めていっていただきたいと思うんですが、その点いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 お話のとおりだというふうに理解いたします。特に、これから団塊の世代、昭和22年から25年に生まれた団塊の世代が定年を迎えた後どうするかという部分につきましては、議員さんお考えのとおり、田舎の中で老後をという人もたくさんあるというふうに聞いております。そのようなところへもターゲットを絞る中で、団塊の世代がこちらへ向く方向などについて、県で発信している情報などへも小諸も加わりながら、都会の人が小諸に一時的であれ、長期であれ滞在できるような、そういう方向は目指してまいりたいと、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 もうすぐこの団塊の世代の人たちが定年退職ということになるものですので、その前にいろいろと本当に考えていただきたいなと、そういうように思うわけですが、その中で飯田市や、それから飯山市、そこいらはもうグリーン・ツーリズムとして見れば、先駆けの市であろうかなと、そういうことは思います。

 最近、立科町でも都市と農村との交流センターや、それから、農ん喜村という直売所の経営を始めて、いわゆる町民の生きがいになっているという話を聞きました。立科町では現在、都会の人たちを呼ぶためにクラインガルテンを15棟建てまして、そうしたら、もう満室であって、今2倍の待ちの人たちがいるそうです。ですので、こういうような施設などはどうかなと思います。いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 クラインガルテンなどの施設も有効かというように思っておりまして、今の段階ではまだなかなか実現できませんが、現在、小諸で林間学校の施設、あるいは区の施設などが大変遊んでいる状況にございます。そういう中で、そういう土地をうまく小諸に取り込んで、そういうところでクラインガルテンの形のものが実現できればいいかなと思っておりまして、先ごろも小諸に林間学校を持っている区などにも訪問して、その譲渡、できれば無償で等を含めてお願いしたりしてまいりました。今後も、今、活用されていない都会の施設をできるだけ安くなり、小諸に譲っていただく中で、クラインガルテンあるいはグリーン・ツーリズムなどの考えを入れる中で、できればやってみたいというふうに思っています。しかしながら、これもなかなか相手のあることでございます。すぐに実現できるかどうか難しい部分もございますが、努力だけはしてまいりたいと、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 立科町でのクラインガルテンは1棟700万円したそうです。その方にお聞きしましたら、そんなにかけなくても、地元の人たちといろいろな中、または技術を持っている方、そういう方たちと一緒に協力を得てやれば、そんなにお金はかからなくて、安くてできるじゃないかというような話もお聞きしました。財政的には今厳しい状況の中ということで、今、市長が言われましたように、林間学校のような公の施設もあるので、そういうところでも私はいいなと思います。

 また、農家自体も変わってきまして、今、農家の子供たちというのは生活がもっと楽な場所というようなところですので、農家は割合老人2人の生活というような人たちが多くなってきました。空き部屋が結構あります。そんなものもどうかなと思うんですが、このグリーン・ツーリズムはドイツが先進的であったと。そういう中で、私もドイツの民泊、一晩させてもらったことがあるんですが、牛のにおいのする庭を通りながら、そこで泊めてもらったんですが、夜は近くのレストランで交流会みたいなことで、朝は本当に簡単な食事でした。牛乳がいっぱいあって、あとパンやコーンフレーク、そして果物などは丸ごとそのままというような形で食事になったものですので、すぐ人を呼ぶとなると、おもてなしでどうするか、お料理はどうするかとか、部屋を片づけなければとか、そういうようなことを悩むわけですけれども、ああいうところを見てきますと、その割合でもないかなと、小諸でもできそうかなと思うんですが、そういう点でいかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 私はドイツに行ったことがありませんので、実際に見学しておりませんのでよくわかりませんが、考え方といたしますれば、都会の人は逆に田舎の素朴さ、そういうものが好まれるのではないかと。特に、例えば料理にいたしましても、よくこちらでも刺身を出すわけですが、刺身なんていうのは都会の人はもっともっとおいしいものを食べているわけでございます。そういう中で、地場で取れた野菜などのてんぷらとかそういう工夫、漬物、煮物、それがいいということは十分理解できますので、これからもそのような簡単なものでのもてなしは有効と考えております。ただ、現実の中で、今後それをどう進めるかにつきましては、またそれぞれの民宿あるいは旅館の方たちとも相談する中で進めていかなければいけないというふうに思っております。考え方としては理解できるものでございますので、機会がありましたら民宿あるいは旅館の方たちともお話し合いをさせていただきたい、こんなふうに思っております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 今のお話のように、いわゆる農家そのものではなくても、今のような民宿、それから旅館、そういうところも最近は大変あいてきているのではないかなと思うんです。その昔は、農家の人たちというのは、疲れた体を湯治に行くと言って、それでお米やまきなどを持って、それでそういう温泉へ行ったというような話は聞きますので、そういうことを考えると、何か私はできそうかなと、旅館だとか、そういうものの空き部屋、そんなところもいいんじゃないかななんて、そんなことを思っております。

 あと、先ほどの立科町ですけれども、修学旅行の生徒などの受け入れも始めていて、それで何か今年度になりまして、もう4月、5月で1,500人も来たというような話を聞いております。ですので、やはりそういう人たちとの交流というのも私は大変いいことかなというふうに思うわけです。

 それで、その中で世代間の違う、いわゆる子供も今核家族ですので、世代間の違う人たちがそういう中に入っていくということは、私はお互いに、年寄りも、それからまた若い人たちも、お互いがお互いを知り合えるふうになっていくかなというふうに思いまして、ぜひそういうような人たちの呼びかけなども考えていただきたいなと、そういうように思うわけです。

 そういうところへおかげさまで加工施設をつくっていただけるようになりました。私たち農村女性はじめ、一般の女性もそうですけれども、大変喜んで張り切っています。ですので、ぜひそういう施設ででも子供たちも経験ができるような、そういうようなことができるように、ぜひこのグリーン・ツーリズムというのは進めていただきたいと、そんなふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 次の食農教育について、ちょっとお話をお願いしたいと思います。

 ちょっと時間がなくなってきてしまって厳しいですけれども、明治時代に村井弦斎さんという人が「食道楽」という本で、小児は知育・徳育・体育よりも食育を先に指導しなさいと、そんなようなことが書いてありました。それからもう一つ、4里四方の食材というのが一番おいしいんですよと、そういうことも言われているわけです。それで、小諸の場合は特に地産地消というようなことで、学校給食はすばらしい成果を私は進めているなと思うわけです。そういう中で、小学校5年生が稲づくりの学習をしているというお話があったわけですが、学校給食の中にいわゆる地元食材の日を設けているということですけれども、その中で今の稲づくりの学習等をあわせてどんなふうになさっているのか、ちょっとお聞かせください。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 小諸市の小学生は5年で米づくりを全員が体験していくというこのことは、私は非常に今そういった農作業体験というようなものがない時代に、全員していくということは、やはり小諸の主要産業である農業というようなものの一端に触れていくということで、大変大事であるなと、いいことだなというふうに思っております。

 それで今の学校給食について、生産したお米を使うとか、あるいは地元産のものを使うということにつきましては、先ほど申し上げたとおりでございますが、できるだけこれは充実してやっていきたいと。

 ちょっと質問のあれから外れてしまって申しわけありませんが、以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 すみません、私も時間を見ながら、迫っていてちょっとぼけてしまったかと思って、申しわけありません。

 いわゆるお米をつくって、それをどういうふうに食しているかということなんですが、ちょっと私の気持ちの方を先にさせていただきたいんですが、学校給食の中で地元食材の日というのが決まっていると思うんですが、そういう中で、先ほどのようにいろいろと小諸の場合はすばらしいことをされているわけですけれども、お米だけではなくて、子供たちが育てたほかのものも一緒に育てて、それでもって学校給食に自分たちがつくったすべての野菜なんだよ、果物なんだよというようなものを地元食材の日というようなところに入れていくことは考えられないのかと、そういうことをちょっとお願いしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 先ほど申し上げましたように、ジャガイモとか、あるいはネギなどを学校給食の食材の一つにして使っているというそういう学校はございます。ただ、いずれにしても一度にある時期に一定量がとれるほどの農業体験学習を学校ではしていませんので、学校給食全体でではなくて、学年とか、あるいは学級とか、そういったところで自分たちでつくったものを自分たちで食してみる。あるいは時には父母の皆さんと一緒に、保護者の皆さんと一緒にやるというようなことをやっておるのが現状でございます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 子供が育てたものだけで学校給食をするということは非常に難しいことだとは思います。ですけれども、何十年のベテランの年寄りがいたり、それから専門家の皆さんもいたりしますので、そういう人たちのアドバイスを受けながら子供たちがつくっていく。そして、もし自分たちができないものがあれば、それは、今度自分たちでどうしよう、空き缶でも集めて、それをお金にかえて、そしてそういうものを購入しようかとか、何かそんなことの工夫というんですか、そういうようなことをすることが本当に生きた学習として人間形成になっていくんじゃないかななんて、そんなことを思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 そのようなことができれば、議員おっしゃるように大変有効かと思いますが、なかなか学校は限られた時間の中でやっておりますので、そこまではできないかと思いますが、また、そんなことはPRしていきたいなと、そのように思っております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 柳沢乃ぶ子議員。



◆9番(柳沢乃ぶ子議員) 

 ぜひ考えていただきたいと、そのように思います。

 次に、今度、件名2の方にいきまして、いわゆる草刈りですけれども、先ほども市長が申されましたが、本当に私も最近きれいになったなと、そういうことを思うわけです。その中で、通学路にも草が非常にあるわけですが、そういうようなところは子供で刈れないかどうか。いわゆる子供には親がいるわけですので、その辺のところをもうちょっと活用できないかと。けがや事故ということもあるわけですが、そんなことを思っていたら何もできないかなと思うんです。ですので、その辺のところいかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 通学路は交通量が多かったりして大変危険な部分がございます。したがいまして、子供をすぐ参加させるというのはなかなか難しいかなというふうに思っています。子供の参加ができればよろしいんですが、少なくともPTAとか、あるいは地域の区の方、あるいはまた先生、そして行政などが加わる中で、通学路の雑草刈りにもこれからは心がけていきたい。可能性があれば、子供が参加することによって子供自身に意識を植えつけるという意味で効果的かと思いますが、まず、安全第一ですので、直ちにそのことについてできるかという答弁は控えさせていただきたいと思います。

 いずれにしましても、PTAなり先生あるいは行政などを含めた形で取り組めることは取り組んでまいりたいと、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 持ち時間が経過いたしましたので、以上で9番、柳沢乃ぶ子議員の質問を終わります。

 お諮りいたします。

 この際、昼食のため暫時休憩いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕



○議長(高橋嗣治議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、この際、昼食のため暫時休憩いたします。

 再開時刻は午後1時30分といたします。



△休憩 午後零時14分



△再開 午後1時30分



○議長(高橋嗣治議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△赤尾忠男議員



○議長(高橋嗣治議員) 

 次に、24番、赤尾忠男議員の質問を許します。

 24番、赤尾忠男議員。

          〔24番 赤尾忠男議員 登壇〕



◆24番(赤尾忠男議員) 

 24番の赤尾忠男でございます。通告いたしました2問題について質問を行います。

 最初に、軽井沢−横川間の電車運行復活について。(1)としまして、小諸市・軽井沢町・御代田町共同事業の計画策定をについて質問を行います。

 国内の最大級の鉄道でありました信越本線、高崎・直江津間が開通して本年で112年、その横川−軽井沢間が平成9年に廃線となって8年、去る3月16日、その鉄道にTMC−500Aの気動車が客車2両を連結して定員110人を乗せて運行を開始いたしました。その名はトロッコ列車シェルパー君であります。横川−軽井沢間11.2キロのうち、2.6キロを土、日、祝日を1日4往復からないし7往復、午前2往復、午後2往復、そして臨時運行も行っております。気動車は碓氷峠の66.7パーミル(1,000メートル行って66.7メートル上がるということ)を運行することが可能でありまして、客車はオープンデッキ型で展望スペースつきと、2両目は冷暖房車であります。6月5日までの延べ26日間で3万8,000人の乗客数で黒字経営が見込まれる状況であります。

 運行する碓氷峠トロッコ列車は、碓氷峠交流記念財団の経営でございます。軽井沢−横川間の鉄道は、軽井沢駅の1番ホームにまで従来と変わりなく横川から存在をしております。軽井沢町の鉄道位置は、軽井沢駅ホームから変電所までの約1,000メートルであります。要するに、変電所から横川駅までの約10.2キロが松井田町の鉄道区間であります。

 このような実態調査によりまして、小諸市は地域振興策によって軽井沢町・御代田町と共同事業で運行復活の計画策定を急ぐべきであります。市長の答弁を求めます。

 (2)として、長野県側の軽井沢駅間を特別区許可申請の取り組みについて質問をいたします。

 碓氷峠鉄道文化むらは、今年度中に構造改革特区申請をする意向であります。この場合には、小諸市、軽井沢町、御代田町の3市町も参画することが当然のことと思いますが、市長、いかがでしょうか。

 この構造改革特区申請の主なるポイントは、碓氷軽井沢インターから軽井沢町の自動車の渋滞によるところの二酸化炭素、要するにCO2を軽減するということが1点、そういった公害問題の解決対策が1点です。2点目としましては、ローカル鉄道によるところのまちづくり対策が2点、こういうようなことから軽井沢−横川間を復活する特区申請には3市町も参画すべきであります。また、地元の松井田町はそれを期待しております。これについて市長の答弁を求めます。

 (3)といたしましたところの最後になりますが、財源確保の研究については詳しく内容に触れることなく、市長の考え方を求めてこのテーマの質問を終わります。

 大きな2番といたしまして、介護予防事業の推進について。(1)として、市の支援施策の取り組みはどうかの質問をいたします。

 介護保険制度が2000年4月に実施になってから、5年後の平成18年度に見直しをするということが決められております。少子高齢化の急速な推移により、全国の要介護認定者は約400万人に拡大をしております。一方、保険料は全国の平均を見ますと、65歳以上、月額約3,300円でありますが、7年後の2012年には、それが6,000円にまで上がると推計をされております。このような状況から、介護保険の給付の効率化とサービスの見直しが避けられないのが実態であります。

 そこで、早目に介護予防の新体制を整備する視点からあえて発言をいたします。この介護保険改革法案が去る5月10日、衆議院本会議で可決をされて、現在参議院に送付されておりまして、今国会で成立する見込みであります。その改正案の主なるポイントは4点ございまして、1点は予防重視型に転換をする。また1点は、施設給付の見直しを行う。また1点は、新たなサービスの確立をする。そして最後の1点は、サービスの質の向上であります。この中で、特に注目される改正案は予防給付の創設であります。具体的には、要介護の予備軍や軽度の要介護者、あるいは介護保険の対象外と判定された高齢者が要介護状態になるのを予防するサービスの地域支援事業であります。この事業は市町村が指定をしまして、筋力トレーニング拠点や転倒予防教室の設置をいたします。そして、中学校区に1か所設置をする基準でございますが、小諸市は2か所になろうかというふうに推測をしております。

 本市においても改正案を研修されて検討されていることと思いますが、明年度から実施される場合、市の支援施策の取り組みはどうでしょうかを伺います。

 (2)といたしまして、シルバーリハビリ体操指導士の養成をについて提案質問をいたします。

 地域の介護予防を推進する一環として、市で生き生き体操の普及を行い、ボランティアでシルバーリハビリ体操指導士を養成してはいかがでしょうか。具体的に4点について提案をいたします。

 1点といたしまして、生き生き体操を市で考案をされて、研修プログラムの修了者に認定をしていく。そして対象者は、大体60歳ぐらいの市民の男女としてはどうかと思います。

 1点として、プログラムの内容でございますが、高齢者の心や障害に対応して、生理学的等の講義や、あるいはまた介護予防とリハビリのためになる体操の実技などをプログラムとしてはどうでしょうか。

 次に1点として、シルバーリハビリ体操指導士は、介護予防施設や介護保険の予防サービスなどで、小諸市と連携をして取り組んでいってはどうか。

 最後の1点としましては、モデル事業の実施であります。体操指導士を養成するために介護予防リハビリ体操モデル事業として、養成講習会を今年度中に実施をされたらどうでしょうか。

 以上、4点を提言いたしまして、市長の見解を伺いたいと思います。

 以上で本席からの質問を終わります。



○議長(高橋嗣治議員) 

 ただいまの質問に対し、答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 24番、赤尾議員さんのご質問にお答えしたいと思います。

 まず、軽井沢−横川間での電車運行復活について、小諸市・軽井沢町・御代田町の共同事業の中での計画策定をしたらどうかというご質問にお答えさせていただきます。

 碓氷峠に鉄道を復活することは、議員さんご指摘のとおりCO2、二酸化炭素の削減あるいは交通渋滞緩和、あるいはまた災害時の交通の確保など、さまざまなメリットがあるというふうに理解しております。議員さんご指摘の今回の試みにつきましては、横川の鉄道文化むらの中で、当初、園内遊具という位置づけから始まったものを、土、日、休みにトロッコ列車、愛称シェルパー君ということで2.6キロの区間ですが、運行を開始したことは私も承知しております。この鉄道文化むらにつきましては、昨年私も実際に訪問いたしまして、関係の方々と鉄路復活についてお話を聞き、この鉄路復活にかける文化むらの皆さんの強い意欲を感じ取ってまいったところでございます。

 ご提案の小諸市・御代田町・軽井沢町での共同事業計画の中の策定をということでございますが、いずれにしましても鉄路復活というのは夢のある事業というふうに理解しておりますので、これから、現在43事業の中で共同事業を進めている中に、今ご提案の事業計画をどうするか、これは3市町の中の協議として提案し、理解が得られれば計画に取り組んでまいりたいと。まず、御代田町、軽井沢町との連携が大事だということで、そのことについて協議をさせていただくと。そこから計画を進めるかどうかを検討してまいりたいと、このように考えております。

 続きまして、その鉄路復活に伴う特区申請、特別区の許可申請の取り組み、これにも取り組んだらどうかというご提言についてお答えさせていただきます。

 鉄道文化むらでは、この区間を構造改革特区による規制緩和で、鉄道事業者から除外してもらうことによって、運賃の自由裁量を認めてもらうことなどを検討しているようでございまして、国土交通省の料金表では、単純に考えますと、横川−軽井沢間の距離では230円の運賃になるわけですが、これでは採算が合わないという中で、この特区申請によって特別料金、あるいは特別運行についてさらに進めていきたいということでの特区申請の取り組みかと思います。このことにつきましても、今の共同事業の中で取り組めるかということの中から議論を進め、協議してまいりたいと、小諸市、御代田町と協議してまいりたいと、このように考えておるところでございます。

 続きまして、その財源確保の研究をというお話でございますが、この軽井沢−横川間の鉄路復活につきまして、横川から軽井沢に上ってくる線路で鉄路を復活する。そして今のトロッコ列車からさらに考えられるような電車でやる場合、ざっと積算して30億以上の金額がかかるように聞いております。この30億の予算をどう分担するかということがこれからの大きな課題になるかと思いますが、群馬県、長野県の両県を含めて、松井田町あるいは長野県側の軽井沢町、御代田町、小諸市等を含めた中で、これらにも研究していく必要があると考えております。しかしながら、額が多額なものでございますので、両県を含めた話し合いが大事かというふうに思っております。

 いずれにしましても、この鉄路復活というのは夢のある仕事ですので、可能であれば市も前向きに取り組んでいきたいと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 続きまして、もう一つの課題でございます介護予防事業の推進をするについて、市の支援施策の取り組みはどうかというご質問にお答えさせていただきます。

 小諸市における65歳以上の要介護認定者は、この17年4月1日現在、1,614人ございます。この方々につきましては、要支援と要介護1から5までのそれぞれの介護度に従って、介護保険給付での在宅サービスや施設サービス、福祉用具の貸与、小規模な住宅改修費の支給等の介護サービスを実施してきております。介護保険以外で市が行っている高齢者福祉サービスでは、介護予防、閉じこもり防止、生きがい活動、自立の促進などを目的として、市内8事業所での通所デイサービスや地域の公民館を利用してのサテライトデイサービス、安否の確認を目的とした調理が困難な高齢者世帯等への配食サービスの実施のほか、ヘルパー派遣事業あるいは草刈り、除雪などの軽度の生活援助事業、寝たきり老人等へのおむつ・防水シーツの給付、看護師による訪問指導、歯科衛生士による保健指導訪問などを行っております。また、特に介護予防地区指導者研修や地区介護予防教室を開催して、介護予防にも努めてきたところでございます。

 これらの支援事業につきましては、個々のケースに応じた在宅サービスを実施しておりますが、今後も介護予防を重点として進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、2番目のシルバーリハビリ体操指導士の養成についてお答えさせていただきます。

 シルバーリハビリ体操指導士の養成につきましては、介護予防を地域で進めるため、極めて前向きな提言というふうに理解しておりますが、現在、市では平成15年度から介護予防地区指導者研修を実施してまいっております。これまで介護予防地区指導者として登録された方は88名で、さらに本年度研修に参加される方が41名おられます。研修内容は、健康運動指導士による実技指導、理学療法士による医学的知識、福祉レクリエーションワーカーによる講座などで、この研修を修了された方については、ボランティアとして各地区で開催する介護予防教室で主導的役割を担っていただいておりまして、今後の介護予防に大きな効果があるものと考えております。

 ご提言いただきましたシルバーリハビリ体操指導士の養成事業につきましては、茨城県で独自事業として、平成17年度から60歳以上を対象に実施されているというふうにお聞きしておりますが、市としては、先ほど述べました介護予防地区指導者の養成に力を入れていくこととし、シルバーリハビリ体操指導士の養成につきましては、市独自ではなく、まず県での取り組みを期待する中で、県への要請を検討し、その中から議員さん提言の幾つかの4つの提案についても検討してまいりたいと、現段階では、先ほど申し上げましたように、介護予防地区指導者の養成に力を入れて進めてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 24番、赤尾忠男議員、再質問よろしいですか。

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 それでは、重ねて質問をさせていただきますが、軽井沢−横川間の電車運行復活についての(1)といたしましての市長答弁は、43事業に3市町に提言をして協議していくと。要するに当市を含めて3市町に、軽井沢町、御代田町を含めたところの43事業に提案をして協議をしていきたい、こういう答弁でございました。そして、この現状については市長も文化むらに訪問をされたと、そして、文化むらの意欲も強く感じ取っておられたと。そしてまた、夢のある事業である、こういう趣旨の答弁でございました。

 それで、さらにもこれで結論をいただいておるわけですけれども、さらに今後の取り組みの中で参考になればと思って説明にかえて質問いたしますが、この地方鉄道再生事業につきましては、国土交通省の支援制度にもございます。趣旨として読み上げてみますと、地域における総合交通体系の中で、地域が真に必要とする地方鉄路の再生に対して効果的な支援を行うために、事業者が関係自治体等と協議をして、策定した再生計画に基づいて、他の補助制度の総合的活用も含めて、重点的、優先的に支援する制度である。こういうことでローカル鉄道等の廃止された鉄路、この活性化、再生利用、これには国土交通省も支援をしていくと、こういう趣旨の中身でございます。

 また、地方鉄道の活性化につきましては、昨年の11月6日でございますが、島根県の平田市で第1回鉄道まちづくり会議が開催をされたようです。そこに参画した団体は、その一畑電気鉄道の沿線の市民団体、それから首長、事業者、そして国であるところの国土交通省等が参画されて議論をされた。こういう資料が手元にあります。その鉄道まちづくり会議の中で、国土交通省の財務課長の話がここで、ホームページで取り寄せましたけれども、こうあります。

 国土交通省、鉄道局からは財務課長が出席をされたということで、地方鉄道に対する支援制度についての説明があった。単に赤字だから補助金で補てんするという考え方ではなく、地域で鉄道の活性化計画、利用促進計画を策定することを条件に有効な支援を行う。こういう国の姿勢です。

 こういうことでございまして、ぜひともこれは軽井沢−横川間に電車復活を、これはもう市民の強い声でございますが、その市民の声がここにございます。これは、平成15年11月22日、約2年半前の新聞で、こういう投書がございます。投書した方は小諸市の63歳の主婦でございますが、軽井沢−横川間鉄道利用再び、小諸市と北佐久郡軽井沢町、御代田町の議員が、JRの旧信越線軽井沢−横川間の鉄路利用の可能性を考えたいという記事を読みました。この区間の鉄路を再び利用できたら、沿線の観光が活気を取り戻すのではないだろうかと胸が高鳴りました。間は飛ばしますが、碓氷峠の景色は四季を通じて美しく、観光客を集められると思います。一日に例え2往復程度のゆったりと時間のとれる人たちにはうれしいことだと思います。この機会に沿線住民はもとより、多くの方々に関心を持っていただき、軽井沢−横川間の鉄路の利用を実現させていただきたいと思います。こういうふうに山びこに投書をしております。

 この声は本当に小諸市民のみならず、沿線自治体の市町村の真の願いがここに凝縮されている、こういうふうに受けとめて、この方には申し上げてありませんけれども、引用させていただきました。そして、さらに、ではどういうトロッコ電車かというと、ここにカラーコピーをしてまいりました。これは霧積川の橋を運行するシェルパー君でございます。シェルパーということはどういう解釈になるかといいますと、登山案内人とこういうふうに、市長さんご存じのとおりですが、こういうことで日本語はそういう解釈になるようです。

 こういうようなるるの状況から判断して、ぜひともこの3市町の提案に芹澤市長が先頭を切って提案して協議に持ち込んでいただくと、こういうことで非常に敬意を表するところでございますが、ただそういう、いつかというような期日についての答弁がございませんが、この辺の、もし市長の思われる案として、来年とか今年とかというような、その辺の範囲のご答弁がいただけるようでしたらお願いしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 この鉄路復活につきましては、軽井沢町長さんも大変熱心で、過日、松井田町の町長さんとの話し合いもなされたというふうにも聞いております。したがいまして、まず理事者もさることながら、事務段階での検討会も必要かと思いますので、次の3市町共同事業の取り組みの機会、まず事務レベルの課長の担当者会議がございますので、その席で今の提言を含めて検討していただく、まないたにのせてもらうような形の提案をまず課長レベルで、そしてまた近々軽井沢町長、御代田町長と会う機会には、私の方からもその提案をというか、一緒の事業として検討したらどうかという申し入れ、これをやってみたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 国内におけるところのトロッコ電車、トロッコという表現が何か貧弱といいますか、こういう受けとめ方をする向きもございますが、今、カラー写真をコピーしたのをお見せいたしましたように、この気動車の力は25トンであります。客車が2両で18トン、そして110人乗りですから、私ども110人乗ると大体7トンぐらいだと。こういうことで25トンの気動能力のトロッコ電車で碓氷峠を登って軽井沢に入ってくると、こういうことであります。

 そして、現に国内で運行しているところを見ますと、九州の土讃線では、トロッコ電車が行楽シーズンだけ運行をしておりますし、あるいはまた同じ九州の豊肥本線では、阿蘇山の外輪山の急勾配を登っていくというトロッコです。それからもう一本、木次線、これは中国地方のようですが、山深いローカル線で同じくトロッコ電車であります。これがオープンエアで、今の松井田のトロッコ電車と同じ客車の感じがいたしますが、こういうことで、既にもうトロッコの列車が運行されているわけです。

 こういうようなことで、その会議の持ち方ですけれども、やはりこの3市町で協議をされた後、できれば松井田の鉄道文化むらの櫻井正一常務理事とも、あるいはまた、松井田町の内田町長等とも一緒に会議の場を開いて、そこで今の一歩突っ込んだところの話し合い、懇談、協議をしていったらどうかと、こう思いますが、この点、市長お願いしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 まず第一に3市町、小諸・御代田・軽井沢での意思固めをはっきりさせた上で、今の櫻井さんあるいは松井田町長などとの話し合いという段取りかと思います。したがいまして、まず3市町の意思固めをはっきりする。そして将来は、30億以上の経費がかかるという試算もあるようですから、群馬県あるいは長野県などをも巻き込む中で進めていくのがよろしいかなというふうに思っております。まず、3市町の意思固め、計画が第一だと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 了解をいたしました。

 次に、財源の確保の研究でございますけれども、料金を含めて、可能であれば前向きに取り組んでいきたい、こういう市長答弁ですが、約30億円という数字も出されましたが、この場合、例えば長野県と群馬県、こういう割合、そして沿線の市町村、こういう形で進んでいくような感じを受けておりますが、確かこうなりますと、出資をした市町村に還元されてくる。これは黒字を見込んでおりますし、確かにこれは赤字にはならないだろうというようなことだと思いますが、ただ変電所も3か所つくると。これは軽井沢と熊の平と横川。これは従来は1,500ボルトの電圧でありましたが、今度はその2分の1の750ボルトと、こういうことで変電所も規模が小さくなると思うんですが、こういう中での予算が約30億円と、こういうことですが、その場合に、自治体等が投資をした場合は還付されてくるものがあると、こういう利点。それから一般市民に呼びかけた場合は、還付するのは非常に困難だと、こういう所見を事業者の方で持っておりました。この辺についての市長の見解はいかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 必ず黒字になるという保障はなく、いろいろな部分で、このことに限らないんですが、試算する中で、例えば展望列車などについてもいろいろと積算した経過がございますが、それは、黒字はなかなか見込めないという数字が出ております。したがいまして、これをやって、30億余のお金をかけて黒字に転換するかというのは、極めて厳しいのではないか、大変難しいという理解をどちらかといえば考えております。黒字の保障はないんではないかと。ただ、大変夢のある、そしてまた環境によい、さらには鉄道で登りおりすることのバイパス機能といいますか、災害が起きたときのいろいろな部分での物資の輸送を含めて、大変すばらしい計画だという理解のもとに、黒字を想定して還元されるということはちょっと難しいとはいうものの、やはり研究し、議論する余地がある、このように理解しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 この問題については、本席で結論めいたことを出すということは困難ですので、この辺で次に移ります。

 2番の介護予防事業の推進についてでございますけれども、市長答弁は、介護予防を重点的に進めていきたいと。それから、シルバーリハビリ体操指導士については、現行の制度といいますか、指導的体制の中でやっていきたい。まず県に要請をして、それを受けて私の提案の4項目についても考えていきたいと、こういうことでございました。

 それで、国の方では中学校区にそれぞれ1か所ということですが、まず芦原中学校区の関係の中では、市街地の中に空き店舗を活用して、その介護予防施設の設置をしたらどうか。この点についていかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 お尋ねの問題は、地域包括支援センターの部分というように理解させていただきますと、地域包括支援センターについては、中学校区単位というようなことで、東と西というような形でのことが考えられておりまして、現在は地域包括支援センターに準ずるものということでメディトピアと、それからもう一つの方法での体制2つと考えておりまして、今の東中学校区域での支援という部分についても、区域全体の問題という理解の中で、特別に市街地といいますか、真ん中といいますか、そういう部分については特にとらえておりません。いずれにしましても、2か所については考えていかなければいけないという理解はしております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 2か所については考えていくと。そのうちの1か所でございますけれども、中心市街地の空き店舗を活用したらどうかと先ほど申し上げましたけれども、その理由といたしましては、市街地の中の空き店舗を活用するということについての環境の点でございますけれども、まず、交通機関が集中している。そして、2点目としましては、市役所なり郵便局、あるいは各種の医療機関、病院がありますし、また商店での買い物もできます。あるいはまた、商店街の活性化の一翼も担えると、こういうことで介護予防の施設、こういうことでこの設置は空き店舗を利用したところの中心市街地にどうかと、こういう点をお聞きしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 今、申し上げましたように2か所という中では、現在、こまくさ内での中央在宅介護支援センター機能、それからもう一つがメディトピアでの小諸市西在宅介護支援センターの機能を充実させることによって、当面対応していきたいと。したがいまして、中心市街地に新たにという考えは、現段階では持っておりません。



○議長(高橋嗣治議員) 

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 こまくさと柳橋関係ですが、これは支援センターとして運営しているわけですけれども、ここにさらに介護予防関係を重複した取り組みをしますと、1か所だけがそういう膨れ上がった状況の中で不公平が出てくる。したがって、介護支援センターと切り離して介護予防センターは設置すべきである、こう思いますが、いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 現段階では、そういうとらえ方はしておりません。今後、そういう中で検討すべき問題だというふうに理解いたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 法案が確かに参議院で今、審議中ですので、きちっとしたもので提示されていませんので、はっきりと市長としても答弁できないでしょうが、今後、こまくさと柳橋関係の支援センター等を切り離していくことも考えていくと、こういう答弁と受けとめておきます。

 それで、その場合の支援ですけれども、先ほどから今上がっている2つの在宅介護支援センター、この2つの施設に対しては、それぞれ1,200万円の17年度当初予算が可決をしておりますけれども、この介護予防センターにもいろいろな機器の購入等いろいろ経費がかかるわけですが、そういう面の支援はできないかどうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 現段階では、まだそこまで考えておりません。



○議長(高橋嗣治議員) 

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 これは実際に明年の4月から施行されてくるわけですが、その段階において、検討課題として入るでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 法案の中身を検討させていただく中で議論してまいりたいと、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 それでは、全体的にもう一度落とした点について質問いたします。

 2の介護予防の落とした点ですが、空き店舗の活用ということですが、ここに要望書が、市長、議会に出されておりますが、相生町商店街の振興組合等3団体がこの旧東急の跡を利用したところの介護予防センターに利用できないか、こういう要望が出されておりますが、この点、市長はどのように受けとめておられるかお聞きしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 旧東急、今のあすかにつきましては、いろいろと使い勝手等につきまして相談を受けておりますが、現段階では一部、1階等に子育て支援センターはどうかとか、今の介護予防についてはどうかとかといろいろ提言もありますが、今のところ、先ほど答弁いたしましたが、支援センター的な、要するに子育て支援センター的な、モデル的には現在長野市に、ダイエーの跡地でもんぜんぷらざというのがございまして、そこにいろいろな交流センター的な機能を持った施設替えといいますか、会議室あるいは市民が触れ合う場所、子育ての相談に乗る機能とか、もんぜんぷらざがございます。それを少し研究させていただく中で、東急デパートの一部をそういう形で使えないかどうか、今、検討している段階でございまして、今、議員提案の中のものまでは現段階では含めて考えておりません。



○議長(高橋嗣治議員) 

 赤尾忠男議員。



◆24番(赤尾忠男議員) 

 以上で質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(高橋嗣治議員) 

 以上で24番、赤尾忠男議員の質問を終わります。

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△塩川重治議員



○議長(高橋嗣治議員) 

 次に、14番、塩川重治議員の質問を許します。

 14番、塩川重治議員。

          〔14番 塩川重治議員 登壇〕



◆14番(塩川重治議員) 

 議席番号14番、塩川重治でございます。

 それでは、質問をさせていただきます。

 市長もご案内のように、昭和50年代後半から全国の小中学校で校内暴力が横行し、学級閉鎖などの危機に陥った学校も多く、加えて万引き、窃盗、シンナー吸引などの非行を犯す生徒も少なからずいて、学校関係者が対策に窮するほどに荒れた時代もありましたけれども、今は学校も落ち着きを取り戻しています。しかし、社会全般的に見ますと、児童・生徒を含めた少年非行は増加しておりまして、非行の低年齢化、それから凶悪化が進んでいて憂慮される状態にあります。

 今年2月に寝屋川市で起きた17歳の少年が自分の出身校を襲い、熱血漢で生徒からピカ一と慕われていた先生を殺害した事件や、東大阪市の公園で幼稚園児の頭をハンマーでなぐり重傷を負わせた少年の事件、また、ちょうど1年前の6月に長崎県佐世保市の大久保小学校で、カッターナイフで同級生を殺害した12歳の少女の事件など、数多くの事件が私たちの記憶に残っています。しかし、いずれの事件も凶悪で、頭や胸などの急所をねらい、手かげんしない大胆な犯行で、人命の尊さや人の痛みに対する配慮が感じられず、その上、罪の意識もないことから、命に対する教育の大切さを痛感させられたところでございます。

 また、被害者はもちろんですが、加害者の立場を考えてみましても取り返しのきかない厳しい人生を歩ませることになり、将来ある少年の犯罪を防止できなかったことについて重く受けとめ、深く反省しなければならないことだと思います。

 なお、昨今の新聞などではこのような凶悪犯罪につながりかねない少年による傷害、窃盗、放火などの事件が日常茶飯事のように報じられています。これらの法を犯す少年の生まれる原因について考えてみますと、一番の原因は、悪いことは悪いとはっきりと教え、真剣にしかって、そしてまた罰して、反省することをしてこなかったことであります。戦後60年の社会のひずみではないかと思うところもございます。

 小諸市では、平成9年に21世紀の日本を担う青少年の健全育成を目指し、青少年健全育成都市宣言をしていますし、社会を明るくする運動の行われる7月には毎年、青少年健全育成推進大会を開催して、中学生及びPTAなどによる意見発表と記念講演を行い、市民意識の高揚に努めています。このように市が取り組んできた次代を担う少年の健全育成には、私が今回の表題としている少年の非行防止と一体であります。私たちは、今こそ過去を謙虚に振り返り、少年の非行や犯罪ゼロの明るい小諸市を目指して取り組まなければならないと思います。

 それでは、件名1、青少年非行の防止について質問をいたします。

 私は、子供たち対するしつけは家庭が責任を持って指導し、足りない部分を地域と学校が補うことが基本と考えていますが、環境の変化に追いつけない家庭状況などを考えますと、児童・生徒の非行防止について、学校に寄せる期待は大きなものがあります。また、学校としても避けて通れない道であると思いますので、特に市内の小中学校の問題についてお尋ねをし、非行防止策について提案してまいりたいと思います。

 それでは、要旨(1)少年非行の現状について伺います。

 昨年行われました青少年健全育成推進大会の資料によりますと、平成15年の長野県内の刑法犯少年数は2,723人で、学職別では高校生が1,377人、中学生が696人、小学生が130人、その他有職・無職の少年合わせて426人となっています。また、小諸警察署管内の窃盗犯の少年について見ますと24人で、内訳は高校生8人、中学生が12人、小学生が3人、その他の学生が1人です。

 そこで、?としまして平成16年、県及び小諸警察署管内の少年非行の件数についてお尋ねをいたします。

 次に、質問の?としまして、教育委員会が把握している平成16年、市内の小中学校別の非行件数についてお示しをいただきたいと思います。

 次に、要旨(2)でございますけれども、非行化した児童・生徒の更生について伺います。

 非行を凶悪化、粗暴化させないためには、万引きや自転車盗のように遊びや好奇心の要素を持った初発型と言われる非行の段階で有効な働きかけをし、矯正することが極めて重要であります。したがって、学校とともに関係団体がそれぞれの能力を生かして役割を分担し合うことが必要だと思います。

 そこで、質問?としまして、非行が判明したとき、その児童・生徒の更生に向けて学校はどのように対処しているか伺います。

 また、質問?として、学校が問題を抱え込むことなく関係団体等に協力要請し、解決に努めることが必要と思いますが、外部の力をどのように利用しているかお聞かせください。

 次に、要旨(3)教師に対する指導について伺います。

 非行化した児童・生徒の更生は、真正面から受けとめて改善に努める姿勢と忍耐がなければなりません。

 そこで、質問?として、非行児童・生徒の更生に当たる教師に対する指導を教育委員会ではどのように行っているか伺います。

 次に、要旨(4)小中学校における非行防止の取り組みについて伺います。

 質問の?としまして、社会を明るくする運動作文コンテストの取り組みについて申し上げます。

 法務省が主唱する社会を明るくする運動は、すべての国民が犯罪や非行防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない明るい社会を築こうとする全国的運動で、毎年7月を強化月間としていることは市長もご案内のとおりであります。

 なお、私が申し上げている作文コンテストとは、この社会を明るくする運動の一環として、次代を担う全国の小中学生が日常の家庭生活や学校生活の中で体験したことをもとにして、非行や犯罪などに関しまして考えていることや感じていることを作文することにより、この運動に対する理解を深めてもらうことを目的としています。したがって、参加することにより必然的に非行予防につながることが期待できます。

 なお、平成15年には全国の小中学生10万1,893人が応募しています。

 市内の小中学校でも取り組むべきと思いますが、この運動に対する教育長の考えをお聞かせください。

 質問?として、薬物乱用防止教室について申し上げます。

 シンナーや覚せい剤などの薬物の恐ろしさは子供のときから心に刻んでおく必要があると言われています。夜回り先生として知られる上智大学講師の水谷修先生が須坂市の中学校で講演し、ご自分が関係した例として、小学校6年生のときからシンナーを吸い始めた少年を自宅に泊めるなどしてやめさせようとしたが、シンナーによる幻覚でダンプカーに飛び込み亡くなったことなどを紹介したことが、少し前の新聞に掲載されていました。

 薬物の怖さを子供たちの心に植えつけるため、小中学校でも薬物乱用防止教室を開く必要があると思いますが、いかがでしょうか。あわせて、小中学校における薬物乱用防止教育の現状等についてお話しいただければありがたいと思います。

 質問の?として、2分の1成人式の実施状況と市として祝うことについて申し上げます。

 昨年まで市内の小学4年生が使用していた国語の教科書に「10歳を祝おう」というタイトルで、「ぐんぐん育った10年間、学んだ、遊んだ、友達できた。10歳は少し大人への第一歩、これからどんな世界が待っているのかな。まぶしい未来を目指して祝おう。」こんな文が載っていました。その中で、10歳を記念してクラスで一人一人の思いや願いを話し合い、発表を行うこととしていますが、その発表会を子供たちが2分の1成人式と名づけたのです。

 このようにして国語の教科書から発生した「10歳を祝う、2分の1成人式」が、最近県内外で小学校4年生を対象に行われ、注目を集めています。始めた動機については今申し上げたことや、それから今まで育ててくれた家族に感謝の気持ちを伝えようと始めたところや、児童の中から、荒れた成人式を問題視する声が出たのをきっかけに始めたところなどさまざまで、また、内容や規模についても千差万別のようですが、この行事を通して、子供たちが学ぶ親への感謝の気持ちや、自分の将来への希望、責任の自覚などの意識づけは非行化防止に大きな役割を果たすことは確かだと思います。

 そこで、市内小学校の今年の実施状況と、小諸市として10歳を迎える小学4年生に学校単位で2分の1成人式を行い、10歳の成長を祝ってやってはいかがでしょうか。

 これにつきましても、教育長のお考えをお聞かせください。

 以上で、壇上での質問を終わり、質問席に移らせていただきます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 ただいまの質問に対し、答弁を求めます。

 教育長。

          〔教育長 小山紀夫君 登壇〕



◎教育長(小山紀夫君) 

 14番、塩川重治議員の質問に答えさせていただきます。

 件名1、少年の非行防止について。要旨(1)少年非行の現状について、質問事項?平成16年、県及び小諸警察署管内の少年非行の件数について答えさせていただきます。

 塩川議員ご指摘のように、次代を担う青少年が心豊かにたくましく成長することは市民全体の共通の願いでもあります。国ではふえ続ける14歳未満の凶悪犯罪に対応するため、少年法の改正案を国会に上程しています。改正案の主な点は、現行の児童福祉法による自立支援という考え方から、司法への転換であり、罪を犯した14歳未満の少年が家庭裁判所に送致されると、少年院に収容することが可能となり、少年が立ち直るには何が必要かということからも議論が分かれるところであると思われます。

 ご質問の平成16年度における長野県内の少年非行の件数についてお答えします。

 1年間に検挙、補導された少年は2,275人であり、前年度比507人、18.2%の減となっております。学職別では、高校生が全体の58.2%、中学生が17.4%、その他の学生及び有職少年等が24.4%となっております。

 次に、小諸警察署管内の状況について申し上げます。

 刑法犯及び触法少年の総数は15人でございます。このうち一番多いのは窃盗犯の7人であり、その他粗暴犯等8人となっております。平成15年度1年間に検挙、補導された少年が36人でありますので、比較しますと21人、58.3%の減となっております。

 以上でございます。

 続いて、質問事項の?の平成16年、市内小中学校別非行件数についてでございますが、先ほどもお答えしましたように、平成16年度の小諸警察署管内で検挙、補導された少年は15人でございます。この中には小諸市以外の市町村の少年も含まれておりますが、ご質問の市内の小中学校別では数字はわかりませんので、学職別の数字でお答えさせていただきますと、小学生が4人、中学生が7人、高校生が4人、合計15人でございます。

 次に、要旨(2)非行化した生徒の更生について、質問事項?非行児童・生徒の更生の際に学校はどのように対処しているかについてお答えさせていただきます。

 児童・生徒の非行の凶悪化、粗暴化防止には、塩川議員がおっしゃるとおり、いわゆる非行の始まりと言われる初発型非行の段階、つまり万引きとか窃盗等でありますが、その段階での指導が極めて大事になると思っております。このことは、初発型非行が平成16年度の県全体の刑法犯少年の4分の3を占めているという現実から見ても当然のことと認識しております。

 そこで、学校としては一度非行を犯した児童・生徒に対しては、二度と繰り返すことのないように学校での指導を強めるとともに、議員おっしゃるように、家庭との協力を得て指導を継続しております。この段階で大事なことは、本人に対して、犯したことが犯罪であり、悪であることを厳しく認識させるとともに、家庭のしつけを含めた一貫した指導を促し、ともども本人に温かく、かつ厳しく見守っていくことであろうかと思っておりまして、そのように努めているところでございます。

 次に、質問事項?外部の力をどのように利用していくかについてお答えさせていただきます。

 児童・生徒が非行に走る要因や背景が学校内の交遊関係のみならず、家庭や社会とのかかわりが大変多いことを考えたときに、ひとり学校のみでは指導に限界があるのが現状でありますので、そこで議員おっしゃるとおり、児童相談所、警察など関係機関や民生児童委員、主任児童委員、学校評議員などのお力をおかりしながら連携した指導を心がけております。今後は、このほかにも、例えば市内にいらっしゃる20余名の保護司の方々など広くかかわっていただき、連携の仕方も工夫していく必要があろうかと思っております。

 続いて、要旨(3)教師に対する指導について、質問事項?の非行児童・生徒の更生に当たる教師に対する指導についてにお答えさせていただきます。

 非行に走ってしまった児童・生徒への指導は、その要因が本人自身の問題のみならず、家庭や友人関係にも関係するなど複雑化している事例が多いために、指導に当たる学校の教師は大変ですが、これこそ教師の責務と考えて、熱心に指導に当たっていただいております。しかし、生徒指導には経験と指導技術が必要であります。指導方法の習得には、学校内の事例研究会で校長、教頭、生徒指導主事などの経験豊かな先生の指導や、あるいは特別に県教育委員会で行っております県教育センターでの専門研修などで教師自らが自分の指導力を高めていかなくてはなりません。

 しかし、指導技術以上に大事なことは、議員ご指摘のとおり、子供に立ち向かい、更生を本心から願う愛情と粘り強い忍耐力であろうかというふうに思っております。教育委員会としては、教育委員会所属の教育相談員の先生方が学校を訪問して、先生方に直接指導・助言をしたり、あるいは定期的な生徒指導関係の研究会などを主催しまして、教育相談員や私、教育長が指導・助言をしているのが実際でございます。

 続きまして、要旨(4)小中学校における非行防止の取り組みについて、質問事項の?で、社会を明るくする運動作文コンテストへの参加についてお答えさせていただきます。

 児童・生徒がこのような作文を通して同世代の児童・生徒のすぐれた生き方に触れたり、児童・生徒自らが、今多発している児童・生徒が関係する事件などを自分の問題として考えるためにも、法務省が主催する作文コンテスト、この参加には大変大きな意義があると考えております。しかしながら、今、学校現場には年間に各方面から数十、あるいはそれ以上の数多くの作文だとか、あるいは標語、ポスターなどの募集が参っておりまして、とてもすべてには応じ切れない中で、厳選して応募しているわけでございます。最近は、おっしゃるような社会を明るくする作文コンテストでは、応募していないのが現状でございます。しかし、この社会を明るくする運動の作文コンテストは、道徳の時間とか、あるいは社会科、国語の授業の一環としても取り入れることが可能かと思いますので、学校へさらにこの趣旨をもう少し話しまして、応募するように勧めたり、指導をしていきたいと考えております。

 次に、質問事項?薬物乱用防止教室について現状をお答えさせていただきます。

 市内各学校におきましては、禁煙、薬物乱用防止につきましては、学年の発達段階に応じて行っております。まとめてみますと、小学校においては養護教諭、保健の先生でありますが、あるいは担任、中学校におきましては養護教諭の先生はもちろんのこと、学校薬剤師の先生方、あるいは小諸警察署生活安全課の署員を講師にした講演会などを行って指導しております。特に禁煙指導につきましては、犯罪、非行の入り口という認識で大事に指導するようにお願いしているところでございます。

 続きまして、質問事項の?2分の1成人式の実施状況と市として祝うことについてにお答えさせていただきます。

 議員おっしゃるとおり、昨年までの4年生の使用していました国語の教科書に2分の1成人式が、読む、書く、話す、聞く、この教材の中の話すことの教材としてありましたので、単に話すことの教材を扱うということを一歩進めまして、児童の健全育成の観点から、学級や学年の行事としてこの2分の1成人式を行っていた学校が多かったようです。実際に調べてみますと、市内の各小学校6校とも全部でこのことを行っておりました。これは昨年度でありますが。このうち3校では、保護者の皆さんあるいは校長先生などお客様を招いて、参観日等を利用した学校もございますが、そこで学年合同でこの2分の1成人式を行っております。

 ある学校では体育館に集まって行って、前半のところでは、自分が誕生してから10歳を迎えるまでの成長の写真を大きなスクリーンに映し出したと。そしてそれぞれの児童が思い出の作文を発表し、後半は、2分の1成人式を祝う懇親会を行ったようでございます。学校からの報告によりますと、保護者たちは本当に涙ぐむ場面もあり、感動的な会が行われたと聞いております。

 今年からこの教材が、教科書会社は同じなんですが、今年から教科書がかわっておりますので、新しい教科書にはこの教材が載せられておりません。落ちてしまいました。したがいまして、果たしてこれから今年のところ、このことが継続するかどうかは把握しておりませんが、議員おっしゃるとおり、健全育成にかかわって大変意義ある機会かと思っておりますので、また校長会等を通じて私の方は勧めてみたいと、そのように思っております。

 大人の成人式同様、市が祝ったらどうかというご提言ですが、私としては、子供たちの発想を大事にして、学校主体でそれぞれで工夫してやってもらう方がよいのではないか、そのように考えております。

 以上答えまして、答弁とさせていただきます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 14番、塩川重治議員、再質問よろしいですか。

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 それでは、一通り回答をいただきましたので再質問といいますか、質問をさせていただきます。

 要旨1の質問の?でございます。平成16年、県及び小諸管内の少年非行の件数についてという中で、お話をいただきました中では、平成16年に検挙、補導された少年は2,275人で、前年と比べて507人減っていると。それから、小諸署管内でもいわゆる刑法犯及び触法少年、先ほどお話がありましたように14歳未満の少年ですけれども、15人だというふうになっておりまして、これも昨年に比べて21人減っていると、こういうお話がございました。この中で、先ほどいただいた数字の2,275人という数字、これを365日で割ってみますと、1日6人の子供たちが検挙されたり非行で捕まっていると、こういう結果になるので、大変残念な結果だと、減っているとはいえ残念な結果だと、このように考えております。

 そういう中で、減った原因についてもお聞きをしようと思うんですけれども、その前に、小諸署の近くというと佐久署になるんですか、上田だとか、そういったところの数字等はお持ちでございましょうか。ありましたら教えていただきたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 隣接の署の先ほどの数でありますが、平成16年度検挙、補導少年数は、佐久署の管内では90名、それから上田署の管内は190名、こういうふうになっております。

 以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 ありがとうございました。

 小諸の中では残念ですけれども、いわゆる大型店というものが少なくなってきておりますし、そういう格好の中で上田、佐久の方へ行って非行をしているという子供たちもいるんじゃないかと、こんなふうに思いますが、その辺のところはよくわからないわけでございますので、大分減ってきていると。先ほど県内で507人減っていると。それから、小諸署の中でも相当減りまして、21人の減になっていると。このことにつきまして、教育長、何か思い当たるといいますか、こんなことじゃないだろうかというような部分等がありましたら教えていただきたいというふうに思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 1つ、一定の指導効果ということは確かにあったかというふうに思います。ただ、議員おっしゃるとおり、小諸の子供たちがよそへ行って、そこで検挙、補導される、これがかなりふえてきているんではないかなというふうに感じております。したがって、小諸署扱いは減りましたけれども、小諸市の子供たちがそれぞれ健全になってきているということには当たらない。むしろ、よそへ移っている。そのことが非常に心配であります。

 それから、この数字はトータルで見てみますと、年々減ったりふえたり、減ったりふえたりとこういう繰り返しで、一定の法則が見えない状況で、これが減った原因、これだというような、そういうところがはっきりしていないのが現状かというふうに思います。

 以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 ありがとうございました。

 大変難しい問題だと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、県内で見ますと1日6人以上、ざっと勘定して割ってみて、よく数字がちょっとわからないですけれども、365で2,275を割ると6が立ちますので、それ以上、比率としてはなると思うんですけれども、6人ぐらいが補導されているということでございますので、決して少ない数字ではないというふうに思います。学校等につきまして、子供さんたちに間違いのないように、よくひとつ指導をしていただくようにお願いをしていただきたいと、このように申し上げておきます。

 それでは、質問の?の方へいきます。

 平成16年度、市内の小中学校別の非行件数についてということでございますが、ご回答をいただいた中では、小諸署の検挙・補導数は15人だということと、それから、小中学校別の数字はよくわからないということです。そして学職別、学生だとか職業だとか、そういったことの別で見ますと、小学校の生徒が4人で中学の生徒が7人、高校生が4人ですか、それで15人だと、こういうことでございます。

 先ほども出てきましたが、補導件数が減少したということは大変喜ばしいことでございますけれども、全くゼロではない。我々としましては、ゼロになるまで非行防止に真剣に取り組んでいかなければならないと、こういうふうに思うわけです。

 私がここでハインリッヒの法則を持ち出して、労働災害から犯罪に置きかえて考えるということは全く無理があるかもしれません。しかし法則にもありますように、1対29対300というようなことを考えますと、底辺は必ず広いものだというふうに考えるわけです。これは無理にこれを押しつけているような問題であれですけれども、ともかく私が言いたいのは、底辺が大変広いということを、1人が捕まったらそういうことを思っていただきたいというふうに、指導の中でもそういうことを生かしていただきたいというふうに思うわけです。

 その中ですが、もう一点、これはそれでよろしゅうございますが、昔というよりも、私たちのことですから戦後間もなくと言った方がいいのかなというふうに思いますけれども、当時は、非行の原因というのは貧困だとか、それから家庭環境だとか、そういったことにあったようでございますが、現在、大きな事件を起こす子供たちを見ましても、そういう特別なあれはなくて、中流の家庭で育っているとか、学業についてもそれなりの成績であると。その人たちが突然起こしているというようなことで、いろいろと騒がれているわけですけれども、学校等では、非行を生徒が起こしますと、それなりに調査をして、分析をして指導に当たると、こういうふうになると思いますけれども、そういう中でも、何か現代の中で原因だとか傾向だとか、そういったことに気づくところがあれば伺いたいと思いますけれども、教育長、お願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 かつての貧困だとか、そういったものを原因とした少年非行ではなくて、今は少し変わってきているという中で、ではどういう傾向が見られるんだというそういうことでありますが、手元に長野県の青少年対策本部の資料があるわけですが、私はこれとほぼ小諸市においても同じような傾向ではないかなというふうに思っておりますので、ちょっとその数値を読み上げてみたいと思いますが、非行の背景になるものですが、これを3つ分けますと、家庭関係がどうも背景に大きい要因になっているというのが約70%でございます。それから社会関係、これが17%、それから、有職の方もいますので、学校、職場関係が13%と、こんなふうであります。

 先ほどの社会関係というのは、店の万引きとか何かで陳列の仕方とか、そんなようなことがちょっと不十分でついという、そういうようなことでありますが、あるいはテレビだとか出版物、そういうものの影響というようなことを社会関係というふうに言ったわけですが、いずれにしても家庭関係が70%ある。小諸市内で起きている傾向等を見ましても、やはり議員おっしゃるように、非常にしつけの面でどうも不十分であったり、あるいは家庭にそういった教育力がなかったり、放任になってしまったりというような、そういう傾向がいずれも高いわけでありまして、正式に70%かどうかわかりませんが、非常に高いものがあるというふうに感じております。

 以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 ありがとうございました。

 県の資料等によると、くどいようでございますけれども、家庭関係が原因としては70%、社会の関係17%、あるいは学校だとか職場13%というようなことになっていると。そしてまた、家庭のしつけ等が不十分な部分が見られると、このようでございますので、ぜひ今後のことにつきましても、機会をとらえまして、こういう犯罪を起こさないようにご指導をいただきたいと、このように思います。

 それでは、次に移りまして、要旨の(2)の非行化した児童・生徒の更生についてということでございますが、今、答弁をいただいた中では、平成16年度県全体の刑法犯の少年の4分の3が初発型の非行であると、そういう現状から見て、その初発型の非行の指導は大変大切であるというふうに考えていることだと、それから学校では、非行児童に事件を繰り返さないように、家庭と協力をして指導をすると。そして、一番大事なことは、犯したことが本当に悪いことであるんだということを認識をさせると。これが更生に向けて対処していく学校のとっていることであると。それから、しつけを含めて一貫性の指導をしていくと、こんなことを学校としてやっていることだというふうに受けとめました。

 その中で、質問を3つほどここでさせていただきたいと思うんですが、昨年の暮れの新聞でございましたけれども、大学教授が小・中・高の学生に、人は死ぬとどうなるのかということを聞いたところ、生き返ると答えた子供が9.2%、生き返ることもあるというのが12.7%。そういうようなことで5人に1人は、死んでも生き返るんだというようなことを考えているのもいるんだと、こんなようなことが載っていました。その中で、漫画だとかゲームだとか、そういうことの影響ではないかというふうには書いてあったわけでございます。

 この非行化したような子供さんたちに、ぜひこういった間違った考え方を持たないように、立ち直らせるために、ぜひ人の命というものは大事なことで、死んだらもうそれで終わりになっちゃうんだと、そういうようなことをぜひ教えていってほしいと、このようなことを、これは質問にしないでお願いにしておきます。

 それからもう一つは、時間等もありますので、保護観察を受けている少年のほとんどが、調べてみると小学校低学年で万引きの経験を持っているというふうに言われています。二度と繰り返さないように家庭と協力して、学校と協力して指導していくわけですけれども、ここで一つお聞きしたいのは、この指導も、1回非行を犯しますと長期間にわたって指導していかなければだめだというふうに思うわけです。1日や2日で説得をしたからいいと、こういうものではないと思うわけです。

 そういう中で、必ず春になりますと進学という部分がついてくるわけですけれども、例えば小学校から中学校へそういう非行化した子供が進んでいく、あるいは中学から高校へ進んでいくということがあると思うんですが、そういう中ではどういうふうな格好、例えば引き継ぎ的なお話ができるのか、あるいはほったらかしになっているのか、その辺のところの質問をちょっとさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 小中学校の引き継ぎでございますが、ほったらかしにするということは決してなくて、小・中との継続、一貫した指導ということで、引き継ぎは、小・中間においては比較的よく行われているというふうに思います。いわゆる学校に残る公文書のような形のものには、具体的なそういう事実は載りませんけれども、指導上の資料として、小学校から中学へ送るものについてはかなり書かれますし、そしてまた、直接小・中の先生方のところで引き継ぎはされます。もちろんそういうものは、それが済めば焼却処分をされるものでございます。

 ただ、中から高へは、この辺は小・中のようにいっていないのが現実かと思います。それは幾つか理由があるかと思いますが、例えば初発型の万引き等は、非常に今、ほんの好奇心で、出来心でやってしまうというようなケースが多くありまして、そのことを高校までいつまでも伝えていくことが果たして教育的な意味があるのか、それよりも、これはこれで終わりにして、そして中学時代、学校と家庭で本人にしっかり指導する、そんなことが大事ではないかということと、それからもう一つは、小学校もそうですけれども、万引きなどは学校で事実を全部把握を今し切れていません、正直なところ。というのは、万引き等が起きても、学校へ通報は店の方からはないのがほとんどであります。ストレートに警察の方へ行ってしまう。あるいは家庭に行く。それから、家庭も学校へは話さないでくれというのが家庭の願いでありまして、したがって、学校では何名万引きが、だれがどうしたということの把握はできていないのが現実でありまして、中学から高校へ、そのようなことが伝わっていく一貫したものというのはなかなか難しい。ただし、非常に重い、例えば家庭裁判所送りのような、そういうことについては継続というか、引き継ぎされておるようであります。

 以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 ありがとうございました。

 私は、更生させるためには、やはり空白をつくるべきでないというふうに思っておりますが、今のように小学校から中学まではある程度うまくいっていると。ぜひひとつ完全な引き継ぎをしまして、その間に直していただくように、そんなふうにお願いをしたいというふうに思っています。中学から高校というのは少し違ってまいりますので、これも難しいものかなというふうに思っています。

 そして、学校の方へなかなか通知が来ないというようなことでございますけれども、内閣府の今年の3月19日に発表したものがあるわけですけれども、少年の非行に関する世論調査というわけですが、これは全然目的はちょっと違うかもしれません。これは少年の非行を見たときに、例えば喫煙などをしている場合はどうするかということを聞いたものでございますけれども、その場で注意をすると答えた人が11.5%、それから、見て見ないふりをするというのが54%、警察へ連絡をするというのが14.2%、学校へ連絡をするというのがたったの4%なんです。これは、目的が少しずれているかもしれませんけれども、それと、これはやっぱりその場で何か注意をすればやられてしまうというような、そういう考え方と思っている中での調査だと思いますので適切ではないかと思いますが、やはり学校自体が少し信頼関係をして、学校へ言えば学校は直してくれるんだとか、そういう部分までいければ大変いいのかななんていうようなことで、17年3月19日に発表された内閣府のものを参考に申し上げました。

 それでは、もう一つお願いしたいと思いますが、平成14年に、公立小中学校の性行不良であって、他の児童生徒の教育を妨げる児童の出席停止というのができるように平成14年からなっていると思うんです。これが学校においては大分抑止力を持っているんではないかというふうに私は思うんですが、これは例えば保護者の方だとか、そういった方はこのことについてはご存じなんですかね。それともただ法律としてできているので、自分で知らなければ知り得ないんだというような状況にあるのか。例えばこういうことはPTAだとかそういう中でお話等をしているのかどうか、そんなことを教育長、わかりましたらお答えいただければと思いますけれども、お願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 学校の出席停止措置でありますが、これは学校教育法の方に決められていてもともとあるわけですが、ほとんど適用はされていなかったという過去の事情がありまして、義務教育というようなことかと思いますが、平成14年からはそこのところの改善がされているわけでありますが、あえてこういうふうに、義務教育だけれども性行不良、そして他の児童・生徒に大きな影響を与えるという、そういうことで出席停止するということであって、いわゆる懲戒として、罰としてやるというそういう趣旨のものではございません。したがいまして、これをあえてあらかじめ生徒、保護者に学校として伝えていくというようなことは今していないかと、ちょっと正確に把握しておりませんが、ただし必要に応じて、つまりそれに近いような事例があったときに、その必要な子供さん、そして保護者にこういう制度があるんですということで、指導の一環としてそれを伝えているというのが今実際でありまして、市内でも、全くそっくり適用したわけではないんですが、それに近いことをした例はございます。

 以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 この出席停止の措置は、平成15年には全国で25件というふうに、物の本には書いてございます。全国で25件だったということで、私はやはりこういうことがありますよということをあらかじめ知らせた方がいいのではないかなと思いますが、見解の相違かなというふうに思っておりますので、またご検討をいただければありがたいというふうに思っております。

 それでは、質問のところで?の外部の力をどのように利用しているかというところへ入らせていただきますが、学校としては、児童相談所だとか警察、それから民生児童委員、主任児童委員、学校評議員だとか、そういう方の力をかりているということでございます。ことしも評議員の皆さんが新しく、これは1年があれですから新しくなられるのは当たり前でございますが、任期1年ということで、学校は恐らく6名が限度だと思いますので、新しくもう発足をしておりますが、私の気持ちで申し上げれば、平成11年から保護司法というのが改正されまして、保護司の職務として犯罪防止活動を行うことになってきていると、そういうことでございますので、また評議員会だとか、いろいろなところで、先ほど教育長さんからそういうお話も承っておるわけですけれども、ぜひひとつ保護司の皆さんをあれしていただければ、子供さんたちに万が一のとき等にはお力になれるのではないだろうかと、こんなふうに考えておりますので、また、このことについてご検討をいただきたいというふうに思います。

 それでは先に進ませていただきまして、要旨の(3)教師に対する指導についてということで、質問の?の非行児童・生徒の更生に当たる教師に対する指導についてということでございますが、教育長さんからも申されましたけれども、もう教師の皆さんが本当に熱意を持って取り組まなければ、本当にだめだなというふうに思っているわけです。そういう中で、学校として取り組んでいるということで事例研究みたいなことをやっておられると、校長や教頭さんだとか、経験豊かなそういう先生が指導をしていると。それから、県の教育センターの専門というか研究会等で、そこへ自分から出て指導力をつけているとか、いろいろなことを言われましたが、この中で事例研究だとか、そういったことはどのくらいの割合でというか、年間に何回ぐらいだとか、そういうことがある程度決まっていると思うんですけれども、どのくらいの回数をやっておられるのか、ちょっとお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 市内8校一律ではございませんが、生徒指導いわゆる問題行動にかかわる生徒指導の研修会のようなものは、年間3回から5回は行っております。

 なお、この児童・生徒をいかにしていくかというような事例研究は、月に2回ないし3回ある学校職員会に、毎回短時間ずつですが事例を入れていくということもございますので、そうすると年10回以上と。先ほどの3回から5回以外に10回以上のそういった事例研究、小さいものまで含めればですが、そのようになっております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 わかりました。そういう中で非行化した子供の立場に立ってみますと、いわゆる先生に恵まれたか恵まれなかったかということは、その子を立ち直らせるあれになりますものですから、恵まれなかったという人は本当にお気の毒という格好になってしまうわけでございますけれども、そういう中で、平均した力で指導していくということになれば、やはりひとつ複数でチームを組んでやるとか、恐らくそんなことはしているということだと思いますけれども、そのようなことで指導力を均等にというか、そして高くしていただければと思いますが、ちょっと状況等がわかりましたら教えてください。よろしくお願いします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 大学を卒業してきてすぐ採用されると二十二、三歳で教壇に立って、しかも30人から40人の子供さんの指導を1人で見るわけでありまして、非常に今難しい時代に、とても1人ではそういう若い方がやっていけないというのが現実であります。したがいまして、今ほとんど学校では、学年あるいは生徒指導主事、学年会で検討するとか、生徒指導委員会で検討するとか、そういった複数チームで指導やらをしておるのが現実であります。

 以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 ありがとうございました。

 過去に私も学校訪問というか、仕事の中で行ったことがあるんですけれども、担任の先生1人で苦労しているんじゃないかななんていうふうに感じたことがあったものですから、今、質問をさせていただきました。

 次に移らせていただきまして、要旨(4)の小中学校における非行防止の取り組みについて、それで質問?の社会を明るくする運動作文コンテストへの参加について。社会を明るくする運動の作文コンテストは一環でございますので、いろいろと教育長からお話を伺っておりまして、また後ほどにあれしますけれども、ここで市長に、社会を明るくする運動について、どのように小諸市としては取り組むのか、あるいはそのこと等につきましてお考えがありましたら、ひとつ一言ご発言願いたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 青少年の健全育成という点では、極めて重要な市政への課題というように受けとめております。少子化の中で、少ない子供さんが健全に育っていただく。これは大変大事なことだというふうに考えております。

 そういう中で、子育て支援センターについて今後考えていかなければいけない。今あるのをさらに充実して、場合によったら新しい施設をも含めて考えていかなければいけない。そのことによって親子の触れ合い、そしてまた親が育児等で困ったときの相談、あるいはまた非行にかかわる部分については、今、教育長答弁がありましたように、先生方の問題に期待すると同時に、やはり地域でも青少年の健全育成に取り組むような施策、公民館等を利用して三世代との交流、こんなことも有効ではないかと。おじいちゃん、おばあちゃんが、直接血がつながらなくても地域の子供と触れ合う、そのことがお年寄りの生きがいにもなるでしょうし、子供にとってもまた、いろいろなしつけを含めて教わる。そして、そういう三世代の触れ合いの中で、特に小学校などでは異学年といいますか、私の小さいころは、すぐ兄弟を含めて上級生、下級生のつながりがありました。しかし、今は1人か2人の子供ですので、兄弟の中ですらなかなか触れ合うというか、交流するのが少ない。そういう中で、地域の公民館の中で異学年交流などを含めて、健全な青少年育成に努めることが大事だと、このように理解しておりますので、その方面にも力を入れてまいりたいと、このように考えております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 ありがとうございました。

 作文コンテストにつきましては、道徳だとか社会だとか、国語の授業の一環として取り入れられそうなので検討してみてくださるということですので、よろしくお願いいたします。

 続きまして、質問の?の薬物乱用防止教室でございますけとれども、これについては、答弁では学年の発達段階だとか、そういう中で応じてやっているということでございますが、時間がなくなってまいりましたので端的にちょっと質問をしますが、喫煙の話が出ましたけれども、小学校・中学校等でこの状況はどんな状況でございましょうか。これも教育長にお尋ねをし、それから、市は禁煙の支援補助金交付制度というのを今年やっているわけですけれども、例えば野球の選手でいましたよね、ダルビッシュさんだとか、あの人たちももうやめられなくなっているような人たちもいるわけなので、そういう人たちも小諸の中にもいるかもわかりません。やめようとしてもやめられない方。したがって、青少年であってもこの条項は適用されるのかどうか。これについては総務部長ですか、お答えいただければと思いますけれども、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 教育長。



◎教育長(小山紀夫君) 

 市内小中学校の児童・生徒の喫煙の状況でございますが、小学校・中学校とも喫煙する児童・生徒がおります。そして、中学生では一部常習化というか、禁煙するのに非常に難しい、そういう子供も数名ではありますが、いるというふうに把握していますが、数値を調べてございませんので、何%とか何人という正確な数字は申し上げられません。

 以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原良夫君) 

 ただいまの禁煙の支援の補助金についてでございますけれども、対象は、一応一般の方というふうに限定をしているんですけれども、小中学生あるいは高校生、そういった面までは禁止というようなことでやっておりますので、一般を対象ということでご理解をいただきたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 塩川重治議員。



◆14番(塩川重治議員) 

 今、教育長からお聞きすれば小中学校でもいるということですから、ご検討をいただければというふうに思います。本当に早くにやめた方がいいと思うんです。そんなことも含めて、ひとつ注文として出しておきます。

 2分の1の成人式につきましては、どれくらい続いていくかどうかわからないということでございますけれども、これはぜひ続けていっていただけるように、それから、もう時間がないのでお願いになってしまうかもしれませんけれども、私とすれば、教育長の考えは学校独自でという考え方ですけれども、子供たちの気持ちの中にやはり植えつけるためには、そしてまた夢を持たせるという中では、やはり市がやってやってもいいんじゃないだろうかと、お金が要るものでもないので、そして教育長が行って告辞じゃないですけれども、やってあれすれば、学校を卒業した後も心に残るんじゃないか、そんなことを申し上げまして、時間でございますので終わらせていただきます。

 どうもありがとうございました。



○議長(高橋嗣治議員) 

 以上で14番、塩川重治議員の質問を終わります。

 お諮りいたします。

 この際、議事の都合により暫時休憩したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕



○議長(高橋嗣治議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、この際、議事の都合により暫時休憩いたします。

 再開時刻は午後3時30分といたします。



△休憩 午後3時18分



△再開 午後3時30分



○議長(高橋嗣治議員) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△疇地稔議員



○議長(高橋嗣治議員) 

 次に、4番、疇地稔議員の質問を許します。

 4番、疇地稔議員。

          〔4番 疇地 稔議員 登壇〕



◆4番(疇地稔議員) 

 4番、疇地稔でございます。通告に従いまして、1問題について質問いたします。

 件名1、地籍調査について。要旨(1)小諸市における基準点及び地籍の整備についてお伺いいたします。

 21世紀は高度情報通信社会と言われ、いろいろな分野でIT化が進められております。社会資本整備で、これらの重要な分野として土地情報基盤の整備が急がれております。15年度の議会の一般質問でも質問させていただきましたが、地籍調査の目的は、あらゆる生産の基本的要素である土地の所在、地目、地番、地籍、所有者名等を明確にし、開発、保全、利用の有効化と住民の租税負担等の公正化を行うため、正確な土地面積の測定や精度の高い地図を作成することを目的としております。

 このような現状の中、?平成17年度、国が進める都市再生街区基本調査事業において、測量基準点の設置及び地籍整備の推進を目的とする事業に小諸市の人口集中地区、DID地区が対象になっておりますが、市の取り組みについてお伺いいたします。あわせて、DID地区以外の未実施地区の対応についてお伺いいたします。

 ?地籍図の現況についてお伺いいたします。

 地籍調査事業は、不動産登記法による17条地図、今は14条というそうですけれども、改正されて14条地図とすべく、土地の所有権者の立ち会いにより土地の境界を1筆ごとに調査し、確認する事業と言われております。平成17年3月には不動産登記法の改正に伴い、地籍図の作成がより精度の高い正確な成果が求められております。この地籍調査は市税の根幹であり、固定資産がより明確になり、公共事業等の促進や土地取引の活発化が期待されることから、ぜひとも地籍調査を早期に推進してはどうかお伺いいたします。

 以上で質問を終わり、自席にて質問をさせていただきます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 ただいまの質問に対し、答弁を求めます。

 市長。

          〔市長 芹澤 勤君 登壇〕



◎市長(芹澤勤君) 

 4番、疇地稔議員さんの質問にお答えさせていただきます。

 地籍調査についてでございますが、小諸市のこの地籍調査の未実施地区の対応について今後どのように考えるかということにお答えさせていただきます。

 平成16年に国土交通省におきまして、都市部の地籍調査の推進を図るため、全国のDID、これは人口集中地区という表現で行われているわけですが、DIDのうち地籍調査がまだ済んでいない地域を対象に、国土交通省直轄調査として都市再生街区基本調査が創設されました。長野県内で19市町が対象となっており、この中に小諸市も含まれております。平成16年度には長野市、上田市、須坂市の3市が実施され、平成17年度には残り16市町が対象となっております。

 この調査は、街区点の観測をする際に必要な街区基準点とその補助点をおおむね200メートルから500メートルの間隔で設置されるものでございます。この街区基準点が設置されますと、今まで土地の権利関係が複雑で調査のおくれておりました中心市街地の地籍調査の推進を図ることが容易になるものと期待しております。

 市といたしましても、このような状況を踏まえ、関係機関に働きかけながら、今後、中心市街地を含む未調査地区及び調査未了地区を含め、地籍調査の実施について研究してまいりたいと考えております。現段階においては、今すぐということではございませんが、できるだけ早目にこの調査をやってまいりたい、このように考えておるところでございます。

 続きまして、地籍図の現況はどうかというご質問にお答えさせていただきます。

 小諸市の地籍調査事業は美里地区から着手され、中心部と1,000メートル道路より上を残し、すべて一応終了した形をとっておりますが、着手年が昭和28年と早期であったため、国土調査法の精神、測量機器及び土地所有者の権利意識は、当時と現在では想像もつかないほど変革を遂げております。

 地籍調査事業の大きな成果であります地籍測量図の精度におきましても、誤差を生ずることは避けられず、昭和56年に法務局の命により、美里地区以外の地籍図が法14条地図として指定され、美里地区については精度を持たない旧公図扱いとして取り扱われております。また、地籍調査の基準となります図根点が、当初、調査実施地区内に1万8,000点存在しておりましたが、現在、その確認のための調査をいたしますと2,000点にも満たない、約11%程度しか確認できていない状況にございます。より精度の高い正確な地籍図を作成するためには、現在、確認のとれております図根点の再調査、再確認をするとともに、そのデータをしっかり管理しておくことが必要なことだと考えております。さらに、近くに図根点の存在が確認できない地区は、より精度の高い一、二級程度の三角点の設置なども検討しなければいけないというように考えております。

 いずれにしましても、小諸市の場合、かつての地籍調査が、表現は悪いですが、ずさんといいますか、それほど精度が高くはなかった、当時の意識からやむを得ない部分もありますが、精度が高くなかったという部分で、大変いろいろな部分で問題を起こしているというのは素直に認めざるを得ない、こういう現況にあります。これから中心市街地を整備するに当たりましても、この地籍調査の精度を高めるということは極めて大事だと理解しておりますので、大変な経費がかかることが予想されますが、順次着手しなければいけない、こういう理解をしておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 4番、疇地稔議員、再質問はよろしいですか。

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 それでは、順を追って質問をさせていただきたいと思います。

 まず、?でございますけれども、土地再生街区基本調査事業は、従来は地籍調査のための、この都市再生街区基本調査事業というのは、従来の地籍調査とは別にDID地区、すなわち人口集中地区の道路台帳等の資料収集、街区基本点の整備、街区座標の測量及び収集した道路台帳等を数値化し、データ整備をして実施し、地籍調査の推進を目的とする事業だということでございます。すなわちこの事業は、市が単独で行うという事業ではなくて、事業主体は国が行う事業でございます。また、都市再生街区基本調査事業は全額国費で行うと、こういうことでございまして、また、その事業範囲は、先ほど市長さんもおっしゃいましたようにDID地区と、このように限定された中での事業でございます。この事業内容等について、今、市長さんからいろいろお聞きしたんですが、今後、研究して取り組んでいきたいと、こういうことでございますけれども、国として取り組む事業でございますので、費用等も市が持ち出すということはございませんので、研究というのではなくて、ぜひ実施をしていただきたいと、このように思いますけれども、この辺いかがでございましょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 このことにつきましては、さきにも述べましたが、これまで行った地籍調査が十分でなかった。それを補う今回の国土交通省の直轄調査としての都市再生街区基本調査でございますので、これへの取り組みは考えていかなければいけない。ただ、16年度で長野、上田、須坂が行われて、小諸はまだですが、この中でこれから、先ほど言いましたように、少し研究していかなければいけないと、このように考えておりまして、直ちにということにつきましては来年以降また、今まで国土調査を含めて、地籍調査を含めて課の係も廃止してきた経過の中で、少し人員配置も考えなければやっていけないという部分もございますので、それらを含めた中で研究していきたい、こういう意味でございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 次に、?に移りたいと思いますが、地籍図の現況についてお伺いをいたします。

 地籍調査は国土調査法が制定された26年度から行われておりますけれども、都道府県別に実施状況を調べてみますと、地域によってその進捗率はばらばらでございます。全国平均では46%と、このように言われておりますけれども、進んでいる地域は80%以上進んでいると。だけれども、進んでいない地域は20%以下だと、このように言われております。長野県は35%と言われておりますけれども、小諸市の地籍調査率は何%ぐらいなのか、経済部長、いかがでございましょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 経済部長。



◎経済部長(中澤章君) 

 パーセントについては特に出ておりませんが、先ほど市長が申しましたように、未実施地区につきましては、中心部と1,000メートル道路から上の地籍ということでございます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 先ほど市長さんの答弁の中で、図根点が今まで1万8,000近くあったのが、よく調べてみると2,000ぐらいしかないと、このような答弁でございますけれども、あとのこの差額の分の図根点は、どういう対応を市の方ではされているんでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 実情が、今言いましたように、実際1万8,000点存在していたにもかかわらず確認が2,000点ということで、なおかつ、これらにつきましても先ほど答弁いたしましたが、かなり精度が悪いといいますか、表現は悪いですが、ずさんな部分もございます。そういうことを踏まえて、これから特に、中心市街地を中心にしながら、まずその辺からしっかり調査しなければいけないと、そういうように理解しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 未実施地区も先ほどのパーセンテージから追っていけば、相当数の未実施地区が残っているかと、このように思います。それで、その未実施地区を地籍調査するには、これ資料をいただいたんですけれども、その事業として行うには国が2分の1、県が2分の1、市が4分の1、うち100分の80が特別交付税の対象になると、このように伺っておりますけれども、こういうことからすれば、この図根点、先ほどの約1万6,000点残っているわけでございますけれども、この辺のところも含めて早急に取り組む必要があるのではないかと、このように思いますけれども、もう一度ご答弁をお願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 実は私も就任する前にはこういうことを承知しておりませんし、就任してからごく最近、この辺の詳しい状況、要するに中心市街地の土地の確定についたり、あるいは各業者等からはっきりしていないとか、あるいはこの地籍で境界争いなどの場合、なかなかしっかりした公図が整っていない、そういう現状を聞くにつけ、議員指摘のとおり、できるだけ早くこの整備に努めていきたいと、それはまず中心市街地の方から進めていきたいと、このように思っております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 小諸市においては、国土調査が行われたのは昭和28年から40年代と、このように言われており、かなり古いために、先ほど市長答弁もございましたとおり、基準点となる図根点がほとんど皆無と、このような状況でございます。また、現在の測量技術と比べると精度も悪いと、このような状況の中で、悪い図根点、公図をこのまま放置しておけば、将来にわたり余計な問題がまた複雑化していくと、このようなことも考えられますので、どうか一日も早く取り組みをお願いをしたいと、このように思います。

 今回、この地籍図のことについて一般質問させていただいた背景をちょっと述べさせていただきたいんですが、実はある婦人の方からご相談をいただいたことなんですけれども、今、高齢化社会と言われておりますけれども、高齢者の方が自分の資産・財産を子供ないし孫に贈与したいということで、法務局へ行って公図を調べてみたら、亡くなったご主人から聞いていた現地図と開きがあったと、こういうご相談を受けた中で、そのご婦人は、当然公図と現地図が違っているということになりますと、固定資産税の評価もどういうものを基準に固定資産税の算定をされていたのかなと、このように思うんですけれども、この固定資産税の算定についての基本的な考え方はいかがでございましょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 総務部長。



◎総務部長(高橋照美君) 

 固定資産税の課税につきましては、いわゆる台帳に記載されております面積について課税をしているということでございます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 そうしますと、どちらが正しいかどうかということは、これはわかりませんけれども、もし台帳が違っていたというんでしょうか、間違っていたということになれば、その固定資産税の評価そのものも違ってくるということでよろしいんでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 総務部長。



◎総務部長(高橋照美君) 

 そのとおりでございます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 それが何十年と営々と続いてきたという、これが今の実態でございます。そういうことで、市長、ぜひ早急にこの辺は取り組んでいただきたいと、このようにお願いをしておきたいと思います。

 特に、私は芝生田に住んでおるんですけれども、インターアクセス東西線ですか、事業化されて、今、土地買収等が始まっておりますけれども、この中で、土地買収の中で地籍図が違っていたとかという、こういうご相談というか、こういう苦情というか、こういうものは建設部長のところへは話はないでしょうか。いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 建設部長。



◎建設部長(土屋建治君) 

 現在のところ、そういうトラブルということについてのことはございません。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 これは芝生田のことになるんですけれども、芝生田もいよいよ公共下水道が始まるわけでございますけれども、ある市では、公共下水道の工事をやる中で、地番が違っていたために多額な賠償を行政側が支払ったと、このような事例も報告されておりますけれども、小諸市において公共下水道は進んでおりますけれども、上下水道部長、この辺のところは、小諸市にはそういう苦情等は、土地に関してのトラブルというか、ご相談というか、そういうものはないでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 上下水道部長。



◎上下水道部長(小林太喜男君) 

 多分、受益者負担金のことだと思いますけれども、現在のところ、説明会で公簿による賦課をしていくというふうに説明しておりますので、ございません。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 話はまた戻るかもしれませんけれども、例えば他人のうちに下水道の管を引っ張るとかという、そういうことは考えられないというふうに理解してよろしいんでしょうか。いかがでしょうか。



○議長(高橋嗣治議員) 

 上下水道部長。



◎上下水道部長(小林太喜男君) 

 排水管の布設につきましては、特に他人のうちに入るということも、これはどうしてもその土地を通らなければ引けないという場合につきましては、法律で受忍義務というものがございまして、通させてもらうことになっております。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 先ほど図根点が1万8,000か所ある中で2,000点しか現在確認できないと、このような答弁でございましたけれども、こういうことからしてもしかり、また公図が違っていたとかという、今後、そういうことも考えられなくもないと思うんです。そういうことからして、この地籍調査については一日も早く、本年度、補正にでも上げて取り組んでいただきたいと、このように思うんですが、市長さん、もう一度確認したいと思いますが。



○議長(高橋嗣治議員) 

 市長。



◎市長(芹澤勤君) 

 先ほど言いましたように、今までのずさんな部分、そしてまた実は国土調査係というものも従来あったんですが、現在はなく、担当が兼務しているというような部分の中で、この調査を行いますには、今言ったようにお金と人員配置も適正に処理しなければうまく進みません。したがいまして、すぐ10月の補正で取りかかるというところまではいきませんが、来年度にはこれらのことについて十分検討し、予算計上については考えてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 市長さんのお話がございましたけれども、平成15年4月より、市の行政改革の一環で農林課内にあった土地調査係が廃止されたと。このことについて、私も15年度に一般質問をさせていただいたんだけれども、市長答弁の中でなかったものですから、また今回質問させていただくんですけれども、廃止された経緯をご説明いただきたいと思います。



○議長(高橋嗣治議員) 

 経済部長。



◎経済部長(中澤章君) 

 では、国土調査係、縮小された経緯というか、私の方からお話をさせていただきたいと思います。

 先ほど市長が申し上げましたが、国土調査が始まりましたのは昭和28年でございまして、以後、農林課国土調査係というようなことで、職員6名ぐらいで順次進めてまいりました。町部と1,000メートル道路上を残して、昭和55年で新たな調査は終了をしております。それ以後、川辺地区の大幅な修正作業を行ってまいりましたが、それも昭和63年度で一応終了をいたしました。未調査地区の町部をどうするか、そのときにも検討したようでございますが、当面着手をしないと、こんなような方向で、平成元年4月から国土調査係は縮小され、2名になりました。この間、平成16年度までは兼務であったり、また1名あるいは2名というようなことで修正作業を行ってまいりました。それが平成15年4月1日、機構改革に伴いまして、今言ったように修正業務も余りなくなってきたと、こんなようなことでどうするか、機構改革の中で話はあったようでございますが、現在、土地改良係の兼務というか、国土調査係という係がなくなりまして、土地改良係の業務というふうになっております。

 以上でございます。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 この土地トラブルに対しての市への相談というのは年間何件ぐらいあるんでしょうか。経済部長、お願いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 経済部長。



◎経済部長(中澤章君) 

 公図の誤りが発見される場合が比較的多いのは、道路の拡幅ですとか、事業や不動産の売買等による土地の境界確定をするに当たり、土地家屋調査士さん等が公図により現場に境界復元を行い、隣接者と立ち会いをしたときに発見されるというケースが一番多く、その関係者から修正の相談が行われるのがほとんどでございます。

 それから、先ほど議員さんのおっしゃられました、税務課の窓口で固定資産税に関する資料の閲覧、公図の写し等を交付する際に発見される場合ですとか、法務局から連絡等により修正を行う場合等がございますが、平成16年度の国土調査にかかわる修正その他の相談件数は、調査測量等の業務を要しない立ち会い、それから個々の話し合いの処理でできた件数ですが、約60件ということでございまして、年間このくらいな件数は毎年ございます。

 それから、うちの方に別に修正業務というのが、国土調査の誤りというんですか、公図を修正しなければいけないというような場合の業務、これも予算に限りがあるんですが、年間大体10件から11件ぐらいの程度で、今、処理をしています。

 以上です。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 では合わせて約70数件が市の方へ苦情というか、対応があるということでございます。こういう実態でございますので、こういう70数件市民からの要望がある中で、現状は1人の係長さんが兼務していると、このような状況でございます。一日も早く係の創設をしていただきたい、このことをぜひお願いをしたいと、このように思います。

 それから、この地籍調査について、今、いろいろなことが検討されておりますけれども、全国に先駆けてGIS、地理情報システムという新しいこういうIT関連のシステムを取り入れているというんですか、検討しているというんでしょうか、そういう自治体も今出てきております。このGIS、地理情報システムを導入することによって、小諸市もそうですけれども、今までばらばらであった固定資産税部門だとか農林部門、上下水道部門、公有財産管理部門、都市計画部門等の窓口が、このGISシステムを導入することによって一本化されるようになると、このように言われている事業でございます。そうすることによって、大幅な経費の削減にもつながっていくということで、国を挙げて今この部分に取り組んでおります。小諸市の第7次基本計画の第5節に、行政基盤の整備に電子自治体の推進と、このようにうたわれておりますけれども、この庁舎内でGISシステムを検討されたのかどうか。また、されているのかどうなのか、お伺いいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 総務部長。



◎総務部長(高橋照美君) 

 議員さんの言われました地図情報システムにつきましては、現在、企画課におきまして庁内の関係課、それぞれ先ほど申し上げられました都市計画ですとか、水道ですとか、そういった関係課を集めまして、現在、検討しているということでございますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(高橋嗣治議員) 

 疇地稔議員。



◆4番(疇地稔議員) 

 できるだけ検討を実施していただきたいと、このように切望をいたします。

 最後に、都市再生街区基本調査事業を含め、土地情報基盤の整備の推進を強く求めまして、私の質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(高橋嗣治議員) 

 以上で4番、疇地稔議員の質問を終わります。

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△延会の宣告



○議長(高橋嗣治議員) 

 お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ございませんか。

          〔「異議なし」の声あり〕



○議長(高橋嗣治議員) 

 ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。

 ご苦労さまでした。

 本日はこれにて延会いたします。



△延会 午後4時00分