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長野県 須坂市

平成19年 12月 定例会 12月05日−03号




平成19年 12月 定例会 − 12月05日−03号







平成19年 12月 定例会



     平成19年12月須坂市議会定例会会議録(第3号)

          平成19年12月5日(水曜日)

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     議事日程(第3号)

第1 一般質問

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     本日の会議に付した事件

(1) 一般質問

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     出席議員(20名)

   1番    宮坂成一        2番    石合 敬

   3番    北澤雄一        4番    霜田 剛

   5番    田中章司        6番    小笠原克夫

   7番    堀内孝人        8番    中島義浩

   9番    関野芳秀       10番    岩田修二

  11番    豊田清寧       12番    浅野隆一

  13番    佐藤壽三郎      14番    土谷フミエ

  15番    島田和子       16番    永井光明

  17番    永井康彦       18番    善財文夫

  19番    宮本勇雄       20番    古谷秀夫

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     欠席議員

  なし

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     説明のため出席した者

市長        三木正夫      副市長       井上忠惠

収入役       山嵜秀夫      総務部長      中沢秀樹

健康福祉部長    山上茂明      市民生活部長    善財 保

産業振興部長    阪牧吉次      まちづくり推進部長 土屋幸光

教育委員長     西澤一好      教育長       渡邊宣裕

教育次長      田中敏治      水道局長      山崎五十夫

消防長       太田邦晴

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     事務局出席職員

事務局長      佐藤昭雄      事務局次長     根津良一

書記        須田 進      書記        高瀬英和

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            午前10時00分 開議



○議長(永井康彦) 

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(永井康彦) 

 日程第1 一般質問を行います。

 順次質問を許します。

 最初に、5番田中章司議員の質問を許します。−田中章司議員。



◆5番(田中章司) 〔質問席に着く〕

 おはようございます。2日目ということで質問に入らさせていただきます。

 まず第1点は、田園環境都市須坂についてであります。

 三木市長さんは、1期目の立候補に当たり、活力、文化、誇りみなぎる田園環境都市須坂の創造を掲げ、また来月1月の2期目の市長選を目指すマニフェストの中でもその継続と共創による創造を掲げています。2期目に向けて田園環境都市の創造をどういうイメージを膨らませているのか、地域ごとに具体的なイメージをお聞かせください。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−三木市長。



◎市長(三木正夫) 〔登壇〕

 おはようございます。田園環境都市須坂について申し上げます。

 今現在、須坂市の農村の持つすばらしさ、多面的な機能を市民の皆さんとともに共有し、農業、農村の大切さを再認識していただくため、四季を通じた須坂市の農村風景の写真を来年1月から募集してまいります。私の田園環境都市須坂のイメージは、上信越高原国立高原に抱かれ、そこから千曲川に流れ込む河川によって形成された扇状地にあって、遠く北信5岳や北アルプスを望む山間の傾斜地に石積みで区切られ、手入れの行き届いた田畑、また千曲川の沖積地に美しく広々と圃場整備がなされ、田や見渡す限りたわわに実ったリンゴ、ブドウの果樹園に人々の暮らしが息づき、これらの農村の風景が市街地と離れておらずコンパクトに一体化しているまちという点でございます。

 大阪の有名なラジオパーソナリティーの方が須坂に見えられました。春に見えられたその方の感想は、白いきれいな花が咲いているというのが須坂の印象ということでございました。そのとき私は、春であれば桃の花でピンクであるにもかかわらず、白い花というのは何の花だろうと思いましたら、どうもお聞きするうちにリンゴの花だということがわかりました。私どもは、リンゴの花は見なれておりますので、それほど印象には強く残りませんが、都会から来た人、その人は世界各国を歩いている人でございます。外国でも暮らしたことがある人でございますが、リンゴの花を見て感激をされておられました。また、須坂の場合には、今お話ししましたように、扇状地であります。平らではございませんので、眺望が極めていい地域でございます。これは専門家の話によりますと、こういう眺望が見られるということは非常にすばらしいということでございます。私ども、上から下を眺めるということが当然のことと思っておりますが、実は、世界各国ですばらしい眺望というのは、須坂市のように上から下が眺められる眺望がすばらしい眺望だということでございます。

 例えば、函館の夜景等々もそうであります。商品価値の高い果樹を生産し、農業で生計を立てる、あるいは平日に勤めに出て休日には親元で畑を手伝い、安定した収入を維持しながら農業を営む、また市街地の住民にとってはすぐ隣に自分の菜園が持て、あるいは新鮮な農作物や山の幸が手軽に入手できる、さらに農地は緑地として公園の機能を持ち、都市環境を緩和し、自然災害を防ぎ、災害時の緩衝帯としての効果もございます。

 このように市街地の住民も農業の恩恵を受け、過疎や高齢化に悩む農村部もよい方で維持できるという良好な関係が隣近所とか、町といったレベルでできておりまして、その積み重ねてとして須坂市はみんながうまく、仲よくやっていくと言えるような活力のあるまちづくりをこれからもしていくべきだというふうに思っております。

 また、農業農村における「結」というような助け合いの習慣が町部の中にも同じように生きているというのが須坂の特徴でもあります。そういうことが共創、ともにつくるまちづくりにつながっていくものと考えております。

 循環型社会の創出といった大きな理想に向けての地産地消、私どもは自分の土地で産出したものを、ただ単に消費するだけでなく、賞味するということで地産地消という言葉を使っておりますが、地産地消の推進や子供たちが生きた教育として農業体験を行い、土や生き物とふれあう人間としての感性を養う信州須坂農業小学校の開校、農業担い手の育成のため農地取得下限面積の緩和や、市民農業大学校の開校、伝統野菜や長野パープルのブランド化、さらにはさまざまな環境保護政策など、私どもはこれまで須坂の財産である豊かな田園環境を守るためのまちづくりを進めてまいりました。

 農業をやっているということは、ただ単に米をつくったり、果物をつくってお金をもらうというだけでなく、地域の文化や伝統を継承してもいるという気概や誇りがあるからだと思います。また、先祖伝来の大切な土地だから守っているとか、退職してようやく時間にゆとりを持って土に親しむという人もいると思います。これらを一体的にトータルの地域資産として蔵のまち並みに加えて、農業、林業というものも含めて考えていくのがこれからの持続発展可能なまちづくりのあり方であります。

 地域イメージとのことでございますが、第二次国土利用計画須坂市計画等において、それぞれの地域特性を生かした土地利用について示しております。そしてこの豊かな地域資源を地域の皆様とともに創造してまいりたいと考えております。

 私は、須坂市はそれだけの一つのクラインガルデンだというふうに考えています。クラインガルデンというのは、御承知のとおりドイツの農園つきの住宅でございますが、まち全体が私はクラインガルデンというイメージだというふうに須坂の場合には思っております。

 以上でございます。

          〔5番 田中章司議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 田中章司議員。



◆5番(田中章司) 

 今の質問は、次の質問の人口増プロジェクトについても関連しますので、次の質問に入ります。

 市長は、やはり同じ2期目に向けたマニフェストに人口増プロジェクトを掲げておいでですが、人口を誘引するには都市に魅力があるかどうかであります。人口増加プロジェクトは、どういうまちづくりをイメージして行うのか。例えば新エネルギーを活用した団地造成とか、ゆとりある宅地の整備など、イメージをどう描いているのかお聞かせください。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−三木市長。



◎市長(三木正夫) 〔登壇〕

 人口増プロジェクトについて申し上げます。

 極めて重要な問題だというふうに思っております。人口増プロジェクトにつきましては、各地域とも取り組んでおるわけですが、前にも御答弁申し上げましたが、全国80数カ所の都市圏のうち、今後人口増が見込まれる地域というのは11地域ぐらいしかございません。仙台とか東京近辺、それから豊田近辺、ごく一部でございます。その中でそれは結局、都市と地方との格差につながっていくわけですが、その中でいかに須坂市が人口減をしないで済むか、そしてできれば人口増をしていくかということが大切な観点かと思います。人口増につきましては、総合的に考えていくということが大事だと思っています。子育てがしやすいというのも一つの要素であると思います。

 人口増のためには、必要な基盤整備や公共交通の確保、そして産業振興と企業誘致による就業の場の確保など、田園環境都市を守るためにもそういう施策が必要だというふうに思っております。特に、産業の振興は私は昨日の堀内議員の御質問にございましたが、人づくりと同じように持続的発展が可能な須坂市をつくっていくためには、産業基盤を今充実することが大切だというふうに思っています。そのために積極的な企業誘致活動を行ってまいりました。御答弁申し上げましたが、インター須坂流通産業団地の分譲率は約99%、県営日滝原産業団地の分譲率は約50%にすることができました。

 今、この議場に来る前にある会社の会長さん、社長さんとお話をしてまいりました。日滝原の産業団地、まだ残っているので販売促進をしたらどうかというお話がございました。私は、日滝原の産業団地の販売については、最重要課題の一つだというふうに思っております。産業団地内の従業員数はおよそ1,270人、そのうち市内在住者は410人でございます。御答弁申し上げましたとおり、18年度の平成16年度と比較した従業員増加率は19市中2番目、1,392人の増となっております。さらに企業誘致における法人市民税の増加額は2,500万円、固定資産税の増加額は約1億3,000万円に上っております。また、須坂を知っていただき、訪れていただくという意味で、交流人口の増加も重要であり、須坂の地域資源の積極的な情報発信により須坂のブランド力の創出などにも努めてまいりました結果、観光客は平成15年度の約66万人と比較すると平成18年度は46万人増の112万人と大幅に増加しております。

 今月末に行いますイルミネーションがアートパークで行われます。あのアートパークで行われるイルミネーションも最近は見えられる方がたくさんになりました。アルプス安曇野公園でもイルミネーションをやるようになりました。これはアートパークで行っておりますイルミネーションを見にこられた方が非常に参考になったということでございます。私は、アートパークのようなああいうすばらしい場所をもっともっとこれからも活用していくということも大事かなと思っております。雛祭りにつきましても、ことしは十二単の結婚式を挙げることが観光協会の方でしていただくことになりました。また、現在、県と市の共創のまちづくりとして企業誘致、雇用促進、住環境整備、子育て支援、特産品ブランド化、観光地ブランド化の分科会を設けて、県の職員とともに人口増のための、あるいは人口減少を最小限に食いとめるための具体的施策を検討しております。

 なお、これは長野地方事務所の片山所長が一生懸命須坂市に声をかけていただき取り組んでいる事業でございますが、県内の他市町村でこれほど多岐にわたって県と連携をとっているところはございません。

 その中で、例えば都市計画法による市街化区域の線引きは昨日も御答弁申し上げましたとおり、都市成長の時代には必要でございましたが、これからは人口が減少し都市が縮小するかもしれないということを前提に、どういうふうにやったら農業や農地、そしてその担い手を守っていけるのか、そして新たな就業の場を設けていけるのか、それとともに、市街地をどういうふうに再生していくかということも検討していかなければいけないと思っています。市街地の再生につきましては、商工会議所等々関係団体とも連携を密にしてまいりたいと思っています。

 私は、都市の線引きについては、都市と農村を峻別する従来の土地利用区分だけでは不十分で、両者が隣接することがむしろ双方にとってメリットとなるような土地利用政策についても今後県市長会や知事との懇談会の機会をとらえ、積極的に提言してまいります。近くに農業を営んでいる方がいることによって、私は子供たちが農業や自然に対する興味を示すようになるというふうに思っております。

 田園環境都市と人口増プロジェクトというのは、極めて密接なつながりがあるという田中議員の御指摘のとおりだというふうに思っております。

 以上でございます。

          〔5番 田中章司議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 田中章司議員。



◆5番(田中章司) 

 若者の就労機会もたくさんつくっていただきたく思っております。

 続いて、新エネルギービジョンについてです。須坂市は昨年2月に地域新エネルギービジョンを策定していますが、これには新エネルギーを複合的に活用し、太陽、風力、バイオマス、水力、太陽電池や燃料電池、天然ガス等を複合的に活用するマイクログリットの発想もあります。これまでにどのような取り組みを行ってきたのかということが第1点です。

 2点目は、新エネルギーをどのようにまちづくりや産業振興に活用していくのか、今後の展開をお聞かせください。例えば、私の住んでいる日滝地区は、日照に恵まれた地域であり、太陽の恵みをイメージさせる地域でもあります。果樹地帯のイメージアップ等も含めて、太陽光などの活用も期待できます。須坂市は風土的も効率のよい太陽光発電が期待できるのですが、須坂市は太陽光発電の補助制度を他市より先んじて配置していますが、化石燃料に依存しない地球環境に優しい新エネルギーを多面的に活用することが求められている現在、環境に優しい都市づくりが地域の魅力を生み出す手法の一つであります。

 そこで、田園環境都市を標榜する須坂市の姿勢として何らかの普及手段が必要であり、少額でもこれらの新エネルギーの普及手段として奨励金等の制度が必要ではないかと私は思っております。また、大型風力発電は山間地域にとっていささか不利な要因があるとも言われております。先日はホームページで検索したところ、九州大学がメーカーと共同で開発した風レンズマイクロ風車というものがあります。これは風を集中させる集風体で、小型で発電効率がよく低風速地域でも発電可能で環境や景観への影響が少ない風力発電として注目されています。

 NEDO(新エネルギー・産業技術開発機構)は、ホームページの中で、画期的な小型風力発電を家庭で可能にと紹介しています。日本の風力発電技術も進歩しています。これらのことを含めて、将来を見据えて戦略的に環境問題に取り組む研究、プロジェクトが必要ではないだろうかと思います。お考えをお聞かせください。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 〔登壇〕

 件名3、新エネルギービジョンについての1点目、これまでどのような取り組みを行ってきたかについて、また2点目、新エネルギーをまちづくりや産業振興にどのように活用していくのか、今後の展開についてお答え申し上げます。

 須坂市新エネルギービジョンは、NEDOの助成をいただき、須坂市における新エネルギーの全般的な調査や導入プロジェクトの検討などを行い、今後の新エネルギー導入及び普及啓発の指針として平成18年2月に策定したものでございます。

 これまで策定以前からの設備導入も含め、ビジョンの重点プロジェクトとして位置づけた7つの事業を行ってまいりました。まず1つは、公共施設への太陽光発電につきまして、平成9年から順次導入を開始し、平成14年度から小・中学校に導入しております。現在までの9施設に設置をいたしました。また、ビジョン策定に御協力いただきました株式会社サンジュニア様からは、これまでに小・中学校4校へ太陽熱プールシャワーシステムを寄贈いただいております。

 2つには、小水力発電では昨年度、米子町へ信州大学の池田教授が開発した水車発電機を設置し、有害鳥獣対策用電気さくの電源としてことし4月から稼働しております。

 3つとして、バイオマス導入では平成16年から順次間伐材等を有効活用できるペレットストーブを市役所、市民体育館、旧上高井郡役所等に計7台設置しております。また、バイオディーゼル燃料は各家庭から収集した廃食用油を市内のNPO法人に委託して精製し、公共施設や民間企業等で軽油の代替燃料として利用していただいております。

 4つとして、クリーンエネルギー自動車につきましては、昨年度市長優先車、議長優先車にハイブリット自動車を導入し、公用車への導入は計6台となっております。

 5つ目に、省エネルギーと一体となった活動につきましては、温室効果ガス削減のために新エネルギー導入のみならず化石燃料からつくられた電気や燃料を消費抑制する省エネも重要なことから、ビジョンに盛り込んだものでございます。

 取り組みとしましては、エネルギー使用料やCO2排出量を記録する環境家計簿、各区の御協力により300人以上の市民の方に実践していただきました。また、もったいない運動では標語と作文の募集等による啓発を行ってまいりました。

 6つとして、市民事業者と一体となった普及啓発活動ですが、地域全体の地球温暖化防止は多くの市民、事業者の皆様の御協力が必要であります。ことしは市内に在住する県温暖化防止活動推進委員と懇話会を開催し、意見を交換したところですが、既に市内にはさまざまな環境活動に取り組む方々や団体や企業があり、これらの方々とも情報交換や今後の対策、活動について検討していきたいと考えております。現在、協議会など話し合いの場を設けるための準備を進めております。

 7つとして、産学官連携による新エネルギーシステムの技術開発では、昨年度市内企業と大学教授で構成する新型マイクロ水力発電研究会が開発した実験設備を動物園内に設置し、実用化に向けた基礎データの取得等を行いました。

 また、新エネルギーの中で有望視されている燃料電池につきましては、急速な技術開発が進んでいるところでございますが、県のテクノ財団が主催する家庭用燃料電池研究会に市内の4企業が参加し、家庭への導入を可能にするために、製品価格、寿命など解決すべき点を研究しております。

 また、11月1日にインター流通産業団地の分譲契約をいただきました株式会社ディーアイシージャパン様においては、NEDOとの共同研究事業を受託し、太陽光発電と燃料電池を複合したハイブリットエネルギーシステムの研究開発を今年度中に着手します。

 マイクログリッドにつきましては、現在の大規模発電所から送電される電力供給網と異なり、新エネルギーなどの分散型電源やバッテリーなどを組み合わせ、一定の地域内で電力の受給を可能にするエネルギーシステムですが、日本ではNEDOの委託研究事業として大手企業と自治体が受託し、現在全国3カ所において共同の実証試験を行っている段階です。

 新エネルギービジョンでは、須坂における可能性の提言もいただいておりますが、さきに述べた新エネルギーに関連する市内企業の動向等を踏まえ、具体化してきた段階で検討してまいりたいと考えております。このように、産学官連携による新エネルギー創出の技術開発や研究が進められており、成果に期待しているところですが、実際にその成果を活用することや新産業への創出、まちづくりにつながるためには実証試験などある程度の期間が必要と考えておりますので、市としても引き続き支援してまいります。

 3点目、新エネルギー普及のための奨励制度の創出については、議員御指摘のとおり、長野県は比較的日照時間が長く、太陽エネルギーの活用に適した地域です。住宅用太陽光発電の助成制度につきましては、須坂市環境行動計画に基づき、平成13年度から22年度までの10年間で計100基を目標に開始しましたが、15年度までの3年間で目標数に達したことや、全国的に普及が進み設置費が下がったことも踏まえ、制度を終了した経過がございます。国の補助制度につきましても17年度で終了しております。

 なお、新たな制度につきましては、次世代の新エネルギーとして期待される燃料電池が家庭用での普及が可能となった場合に助成を検討してまいります。

 現在、実証段階で高額ですが、技術革新やコストダウンにより国の目標では平成22年度以降が普及段階とされています。市としては、まず公共施設等の新エネルギー導入による普及啓発及び省エネを含めた温暖化対策を広く市民の皆さんに取り組んでいただきたいことから、さきに申し上げました温暖化防止全般に関する協議会などについて、市民が取り組める効果的な内容を協議し、また可能であれば委員からの御紹介がありました風力発電機など、新エネルギーに関する研究、技術開発やビジョンの具体化に向けても話し合いができればと考えております。

 来年、平成20年からは京都議定書に基づき、日本が世界に約束した温室効果ガス6%削減の第1約束期間が始まります。温暖化対策の実行に向け、議員各位を初め多くの市民、事業者の皆様の御協力をお願いします。

          〔5番 田中章司議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 田中章司議員。



◆5番(田中章司) 

 再質問します。

 太陽光発電の助成制度ですが、ただ単に件数が達したからということや、価格が下がったからということではないと思うんです。これはすばらしい環境都市をつくっていくという須坂市の姿勢が必要かと思います。だから、住宅用太陽光発電に限らず、産業分野での応用、例えば農業面でも応用できると思います。あるいは住宅政策でも新しい団地をつくっていくとき、そういう新エネルギー型住宅をつくっていくとか、団地をつくっていくとかというような話の中で、そういうものも検討する必要があるんじゃないかと私は思うわけですが、いかがなものでしょう。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 確かに今現在、地球温暖化防止のために新エネルギーの普及というものは日本を挙げて、また世界的に重要な課題ということでは承知しております。市の助成制度につきましては、15年度で打ち切っているわけでございますけれども、今後新たな助成制度なり、普及活動というのは必要だという議員の御指摘のそのとおりだというふうに思っております。

 そこで、先ほども申し上げましたけれども、来年から京都議定書に基づく世界に約束したCO26%削減というのは実行段階に入っています。こういう段階になりますと、国でもこれをクリアするには大変厳しいという判断をしておりまして、国の制度の中でもCO2削減、あるいは新エネルギーの導入に対する予算といいますか、制度、こういうものを当然考えられてくるのではないかなというふうに思っています。

 今のところ、燃料電池の導入について考えておりますけれども、それだけでなくて、今の取り組みは新エネルギーの一般家庭用のものが、そういうものも含めて早急に制度化も必要かなということで、いろいろまた検討の中でただ太陽光だけを復活するということでなくて、総合的にこの助成制度について検討してまいりたいと考えております。



○議長(永井康彦) 

 田中議員。



◆5番(田中章司) 

 検討されるということですので、次の質問に移ります。

 広域農道と本郷大塚古墳についてであります。大塚古墳というのは、インターネットを調べるとあちこちに出ているので、本郷大塚古墳と検索してもなかなか出てこないのでまだ見ていないのですが、市内本郷町にある本郷大塚古墳は、県道と広域農道の交差点付近にあり、広域農道側が急に狭くなっている、大型車両がたびたびガードレールを接触するなどして、市民や近隣住民から普通は交差点付近の道路幅を広くして交通を円滑にしている、急に狭くなっていて不思議な交差点だ、一体須坂市の道路行政はどうなっているのだろうという批判的な声も少なくありません。

 昭和46年の中野市、小布施町、須坂市、高山村で須高地区大規模農道開設促進期成同盟会が設立され、この広域農道の開設の準備が始まりました。通常、計画路線にあるこれらの遺跡は発掘調査の上記録を残し、出土品をほぼ保存し、道路用地に供されるものと考えられますが、発掘された日滝史蹟跡保存会が平成4年に刊行した本郷大塚古墳発掘調査経過報告書には、昭和55年秋保存会の臨時総会があり、広域農道開発に伴う土地提供等の議案が審議された。結果は議事録によると発掘の上、農道開設に協力すると記されています。また、当時計画の担当者であった市職員OBは、この報告書に路線決定計画の時点でもう少し古墳の大切さを知っていたらと反省しておりますと寄稿しています。

 これから推測しますと、当初は発掘調査後、古墳は移転する等の計画があったのではと私は推測していますが、現在、古墳は玄室の部分だけが現地で保存され、一部は道路用地に提供され、古墳全体の全容を肉眼では見ることはできません。なぜこのような形になったのか、経過を説明してください。

 2点目は、大谷町区長さんの発言をどう受けとめているかであります。先ごろ行われた日滝ブロックでの市民会議で、大谷の区長さんが不思議な交差点があると発言されました。この発言は単に大谷町の住民が発言したというものではありません。本郷町の住民の中にもそろそろ原点に戻って再検討してはどうだろうかとの意見があるという意味もあります。大塚古墳の歴史的、文化的価値、現地保存の大切さは十分認識しているんですが、道路環境の整備も公共の福祉のために重要な問題であると思います。古墳の保存はあれでよしというものではないと考えます。大谷町区長さんの発言をどう受けとめられているのか、お考えをお聞かせください。

 次は、農作物の直売所を兼ねた古墳公園として整備したらどうかということであります。理想的に言えば、現地保存をして、古墳全体が完全な形で保存することが一番よいことでしょうが、もしそれがかなわぬ場合は近くに移転し、古墳の歴史的価値を伝えるために出土品のレプリカ等を展示し、一帯は須高地区で一番の果樹地帯であることから、また広域農道が通称北信濃くだもの街道と呼ばれていることから、農業振興のための農作物の直売所を兼ねた古墳公園として整備することも一つの方法だと思われます。

 狭い概念や過去の経緯にとらわれず、何が市民や地域にとってベターなのか、須坂市お得意のプロジェクトを立ち上げ、広く専門家の意見を聞き善処してほしいと思っております。お考えをお聞かせください。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−土屋まちづくり推進部長。



◎まちづくり推進部長(土屋幸光) 〔登壇〕

 件名4、広域農道と大塚古墳についてお答えいたします。

 ?の現在の形となった経緯についてですが、この道路は長野県が事業主体で昭和48年度から着工し、昭和63年度に完了した須高地区広域営農団地農道整備事業の道路開設工事として施工されたものであります。事業は、開設工事に先立ち大塚古墳を記録保存する目的で、道路用地内となる部分の発掘調査を昭和56年9月に行われました。その結果、水晶製子玉等の装身具類や土器、馬具、武器等の遺物が大量に発見されました。当時、その遺物の鑑定指導をされた考古学の専門家から、遺物の歴史的、文化的価値と重要性についての説明、指導を受けたことから、後世に伝える方法として古墳を現地に現状で保存する機運の高まり、その後、昭和57年から昭和59年までの間、道路開設と古墳の保存について地元と協議を重ねたところでありますが、昭和59年に当時の決断として道路拡幅は古墳を傷つけない通行可能な幅員までとして、古墳の現状保存が確認され、現在に至ったものであります。

 次に、?市民会議における地元大谷区長さんの発言をどのように受けとめているかでありますが、近年、高速道路網の全国的な拡大と地域の日滝原産業団地やインター須坂流通産業団地への企業立地も進んでおりますことから、平成15年交通量調査では、午前7時から19時までの12時間で乗用車類が4,574台、貨物車類が2,741台の合わせて7,315台となっておりますことから、広域農道は広域幹線道路としての役割が高まっていると認識しており、前段で御指摘のありました交差点付近の交通対策は早期の解決が必要な課題と考えております。

 一方、この大塚古墳は昭和56年9月の発掘調査の後、古墳周辺に見学用遊歩道等を設置するため、墳丘の範囲と遺構の残存調査のため第2次発掘調査が昭和61年6月に行われました。発掘調査の報告書によるとこの大塚古墳は、古墳時代の後期6世紀末ごろの牧場経営者の墓として須坂地方を代表する遺跡とされ、圭頭太刀、三輪玉、刀子、馬具類等、多くの出土遺物がある玄室、横穴式で石室の長さが8メートルでありますが、それを持つ、径が15メートルから16メートルの円墳であり、考古学的に全国的にも大変貴重な遺跡であるとされております。

 このことから、須坂市の貴重な文化財として現地で後世に残すべきものとしてまいりました。第2次調査後、しばらく調査がされておりませんが、学術的に貴重な遺跡であるとともに、私たちにこの地域のはるかいにしえを伝えてくれるものであります。今後、須坂市の文化財として継承されるためにも、十分な調査が継続して行われることが必要と考えております。

 また、道路交通の安全とスムーズな通行確保の課題とあわせ、古墳の将来にわたる保存方法を改めて社団法人日滝史跡保存会を初め、地元の皆様や専門家、関係者と検討してまいりたいと考えております。

 ?農産物直売所を併設した古墳公園としての整備をする考えはについてですが、お答えいたします。議員の御質問は一つの御提言と受けとめさせていただき、地元の皆さんの御意見もお聞きしながら検討してまいりたいと考えております。

 以上です。

          〔5番 田中章司議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 田中章司議員。



◆5番(田中章司) 

 考古学的にも、全国的にも大変貴重な遺跡であると、私はこの論文があるなら見たいくらいなんですけれども、それはさておき、そんなに貴重な遺跡であるなら早く調査をして、県あるいは国の史跡として指定していくのも方法ではないかと思っております。いずれにしても、今の形では古墳にとっても、また道路行政にとっても不幸な形であると思います。

 農作物直売所を併設した古墳公園というのも一つの方法として言ったまでですので、そういう方法もあるということです。よく御検討いただき、対処してほしいと思っております。答弁は要りませんけれども、お願いします。

          〔13番 佐藤壽三郎議員「関連質問」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 佐藤壽三郎議員。



◆13番(佐藤壽三郎) 

 ただいまの新エネルギービジョンについて、たびたび答弁の中に京都議定書という言葉が出てきますけれども、その中で言われている答弁は極めて抽象的でわからない。もう少し京都議定書が発効されるのだったら、対この須坂においては何をどうなるんだということを示していただきたい。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 京都議定書につきましては、1990年に比べて日本全体でCO2を6%削減するということで、現在それから8%もふえているということで、現実には14%のCO2を削減しなければ、この議定書の数値は達成できないと、こういうことであります。ただ、須坂市として何かやればいいかということだけではなくて、これは地域全体、日本全体で取り組まなければ数値目標ができないし、須坂市だけの数値を出せということもなかなか難しい問題であります。

 今、須坂市として取り組めるのは省エネ、これが一番市民の皆さんにお願いできることで、これは市報等を通じて、コンセントを抜くだけでもこれだけの電気量が節減でき使用料も減ると、またCO2削減になるというような細かなPR、こういうものについては市報等いろいろなものを通じて、まずできることをやっていただくということであります。

 また、新エネルギーの導入につきましては、先ほども申し上げましたけれども、すぐ実践できる、実行できる段階というのが、これから新しいものについてはすぐには難しいというものもあります。ただ、今までやってきたものについて、太陽光初め普及活動してきたわけですけれども、それについては一定の役割が終了したということで終えておりますので、今後具体的にそういう新エネルギーに対する助成制度は何ができるか、どういうものを助成していくかというものについて、20年度以降について研究するという対応をしております。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 佐藤壽三郎議員。



◆13番(佐藤壽三郎) 

 今の大方、部長がにぎられている部分の情報は、相わかりました。その中で、しからば国もしくは県から具体的な数値とか、目安とか、こういった部分という、ビジョンというかな、そういった部分は果たして示された、頭の中での答弁だったのかどうか。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 特に県から数値目標として須坂市はこれだけ減らすと、こういうものは特に来てございません。あくまでも啓発活動をするということで、こうすればこのぐらいCO2が減りますよという啓発用のものでございます。

 昨年実施した、各区長さんにお願いしたCO2削減のための環境家計簿調査も須坂市独自でやった経過がございますけれども、細かい点はまだ分析を聞いておりませんけれども、それを見ると他市に比べてガソリン、灯油の使用料が若干多いということでありますので、そこら辺を中心にPR活動をしてまいりたいと思っております。



○議長(永井康彦) 

 以上で5番田中章司議員の質問を打ち切ります。

 次に、19番宮本勇雄議員の質問を許します。−宮本勇雄議員。



◆19番(宮本勇雄) 〔質問席に着く〕

 それでは、通告に従いまして順次質問をしてまいります。

 今回は、件名2つでございますので、最初に五味池破風高原自然園についての質問をさせていただきます。私も旧東地区の出身であり、豊丘の五味池の一番の口もとに住んでおる関係で、この問題については再三質問させていただいておりますが、また変わった方向から質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 市長も御存じのように、五味池破風高原自然園は100万株のレンゲツツジが群生し、大地を真紅に染める様子は県下一と多くの観光客から絶賛されております。さらにこの一帯は明治5年以来ですから、歴史のある乳山牧場として、また一番古い牧場として最盛期には約250頭の放牧がなされていたわけでございます。しかし、御存じのように高齢化、また後継者不足、乳価の低迷、それから飼料等の高騰によりまして、飼育頭数が年々減少し、牧場への放牧も減少しております。

 今日まで須坂市の観光の一役を担っていた乳山牧場の運営も、そのような事情がございまして、大変困難を来しているわけでございます。いずれにしても、頭数が上がらなければ経営が成り立っていかないという、そういう状況の中で、平成20年、来年ですが、当面放牧の休止と、そういうことに相なったわけでございます。

 このような状況になりますと、レンゲツツジの保全はもちろん、クマザサの繁茂による雑草地化、あるいは荒廃地化による自然災害や水源涵養林への影響、登山者の遭難、さらには野生のシカやクマの繁殖による危惧が心配されております。このような放牧休止による影響について、市はどのように考えているのか御所見を伺います。

 市の花でありますレンゲツツジですね。市役所の庭や臥竜公園、あるいはそれぞれ市民の自宅の庭先等に植えて身近に鑑賞するということは困難であります。地球温暖化の影響かもしれませんが、以前はそれぞれの地域でも花は見られたわけでございますが、今は五味池破風高原へ行かなければあのすばらしい花を見ることができません。五味池、あるいは湯の丸高原もありますが、やはり須坂は五味池破風高原であります。

 他の市町村等へ行ってみますと、私も視察等でそれぞれ訪れた中では、それぞれ市の指定した花は大方住宅の垣根とか、あるいは街路樹に植栽されて、訪れる皆さんの目に触れております。この市にはこういう花がある、すばらしいなという、そういうふうに私も感じております。須坂市では、今申し上げたとおりであります。

 レンゲツツジの最盛期は6月の1カ月ですか、今後通年観光を視野に入れての対策が望まれるわけであります。当面は放牧も期待できません。6月のレンゲツツジと夏の避暑、秋の紅葉期の観光客誘致がこれからの課題となってくるわけであります。五味池地区にはすばらしいそれぞれの箇所があり、穴水の名水、吉見の滝、大平からの絶景、破風、土鍋への登山、あるいは奈良山への登山道の整備等々、他に誇れる観光地としてのさらなる対策を期待するわけでございます。御所見を賜りたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−三木市長。



◎市長(三木正夫) 〔登壇〕

 要旨1、乳山牧場の放牧休止による影響についてお答えいたします。

 まず最初に、本年7月、五味池破風高原のレンゲツツジ守り隊によるササ刈り作業を6日間実施いたしました。宮本議員にはみずから率先してササ刈り作業に御参加いただきましたことに対しまして、感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 乳山牧場の放牧頭数につきましては、近年では平成8年に110頭を数えておりましたが、最近では飼育頭数が減少し、平成15年49頭、平成16年休止、平成17年38頭、平成18年30頭、平成19年26頭と関係者の皆さんが大変な御尽力をいただいておりますが、残念ながら減少してきております。

 このことから、乳山牧場組合役員会では9月に平成20年度以降の放牧休止を決定され、10月に地元の皆さんへの説明会を開催されました。役員会では1、レンゲツツジの保全について、2、放牧休止後の牧草地の管理について、3、あずまや、監視舎、広場トイレ、給排水施設等の維持管理について、4、駐車場の利用方法と入園料について、5、遊歩道のササ刈り等の整備についてなど、今後のあり方を専門の委員会を設けて検討されるとお聞きしております。

 市といたしましては、五味池破風高原のレンゲツツジの大群落は、国内でも貴重なレンゲツツジということをお伺いしておりますし、観光資源であり市のシンボルである市の花でもありますことから、本年度と同様豊丘財産区の皆さんと連携し、広く市民や企業の皆さんにも呼びかけ、ササ刈り等のツツジの保護を行ってまいりたいと考えております。

 豊丘財産区の皆さんには、レンゲツツジを守るために大変な御尽力をいただいております。感謝申し上げる次第でございます。また、今年度のササ刈りに先立ち、市内屋部町在住で長野県植物研究会会員の堀米先生にはわざわざ現地調査をしていただき、適切な御指導をいただきましたことに対しまして御礼を申し上げます。

 また、ボランティアとしてササ刈り作業に御参加、協力いただきましたインター須坂流通産業団地の北陸コカコーラボトリング株式会社さんを初め、多くの市民の皆さんにも御礼を申し上げます。

 次に、荒廃地化による自然災害、水源涵養林への影響につきましては、放牧をやめて新たな開発が行われるということはございませんので、大きな影響はないものと考えております。

 また、登山者の安全ということでございますが、五味池、破風岳、土鍋山ルートの草刈りや標識等の整備を今後とも行ってまいりますが、須高地区山岳遭難防止対策協会の皆さん方、関係者の方々とともに夏山遭難防止対策訓練を実施し、万全の体制で臨んでいただいておりますので、引き続いて整備、遭難防止対策等を講じてまいりたいと思っております。さらに、野生動物の繁殖の問題につきましては、この辺一体は野生動物の本来の生態系の一部でございますので、その辺の問題はないと考えております。

 いずれにいたしましても、貴重な資源であるレンゲツツジの保全に努め、その他の点につきましては、環境の変化や影響を注意深く見守りながら必要な対応を図ってまいります。

 次に要旨2、観光地としての市の対応についてお答えいたします。

 五味池破風高原のつつじまつりには、毎年多くの観光客が訪れ、ことしも推計で約7,000人の方々がお見えになりました。また、紅葉シーズンには隠れた穴場として静かな人気を博しております。また、破風岳、土鍋山へ登山される皆様の安全確保のため、登山道のササ刈り等の整備を乳山牧場組合の皆様の御協力をいただき実施しております。すばらしい自然環境を生かした観光スポットとして、今後もPRしてまいりたいと思っております。

 また、穴水、吉見の滝につきましても、入り口の駐車スペースが車2台分程度しかないため、大々的な情報発信をしていないのが現状でございます。奈良山への登山道につきましては、昨年12月定例会で御答弁申し上げましたとおり、地域の皆さんが中心になり整備をしていただきたいと存じます。市といたしましても、手づくり普請協働事業で御支援するほか、技術的な問題等につきまして御支援をしてまいりたいと思っております。

 一般的な問題でございますが、道路整備、駐車場整備につきましては、莫大なお金がかかります。費用対効果等を十分検討した上に、厳選した上で整備していく必要があるのではないかなと思っております。五味池破風高原につきましては、それぞれ地域の皆さんが非常に力を入れていただいて守っていただいておりますことに対しまして、感謝を申し上げまして答弁とさせていただきます。

          〔19番 宮本勇雄議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 宮本勇雄議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 約1,300ヘクタールの豊丘財産区のうち、自然園は約300から500ヘクタールぐらいが自然園になっているわけでございます。今、ササ刈りによるレンゲツツジの保護をという答弁があったわけですが、これだけの広い場所を、具体的に市長はどのような形で保護をしていくのか、去年試行的にそれぞれビーバー等でササ刈りをしたわけでございますが、この面積の中ではほんの一部分かもしれませんけれども、放牧の休止が何年続くかわかりませんが、その分だけでも市の花を保護していくには具体的にどのように、今ボランティアとか、市民の皆さんにお願いするというような答弁がありましたけれども、もっと具体的に、例えばどういうふうに、ではエリアを決めてやるんだか、あるいは全体を網羅した中で段階的にやるのか、あるいはの業者にお願いして、ある程度一定の区間を少し経費を出してもと、具体的にお考えがありましたら。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 今年度ササ刈りを実施したわけでございますが、その結果につきまして、その状況、効果につきまして、来年春にただいまお話しございました堀米冨平先生に、また財産区の皆さんともども現地をまず調査をしていただいて、そしてその効果がどのようなぐあいに出ているか、こういうことをまずしっかりと確認をしたいと思っております。

 それに基づきまして、その効果の状況を見ながら、どのように次の段階ではどの地域をやって、そしてまたどういうふうにローテーションを組んでやっていったらいいかといったようなことにつきましても、十分検討していきたいなと思っております。

 そして、来年度のササ刈りにつきましては、今年度と同様に豊丘財産区の皆様方と連携し、広く市民の皆様方、そして既にこのようなことをやっておるというお話をいたしましたところ、ぜひ私どもも3月で一緒に協力したいといった企業のお申し出もいただいておるところでございますので、さらに広くお呼びかけをいたした中で、同様なササ刈りを実施していきたいと思っております。どのように全体的に行っていくかというのは、今年度行いましたその結果、効果というものを見た中で、十分計画を練っていきたい、このように思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 調査も大事ですが、これは来春早々調査をして、ササ刈りを実施していくには花の咲く前でないと、花が咲いてからでは効果はないんですから、花の咲く前に、ササの小さいうちに作業をすると割かし作業が楽にもなるし、そういうことで結果を見てということでありますので、十分早目に調査をして、対応をとっていただきたいと思います。

 それから、ここに天然記念物のベニヒカゲチョウ、そのほかの県で指定されているものがあるんですが、今は財産区で保護するにはそれぞれ皆さんが行っていますからいいんですが、これからそういう保護とか監視を重点的にしていかなければと思うんですが、そこの取り組みはどのようにされようとしているのか。



○議長(永井康彦) 

 田中教育次長。



◎教育次長(田中敏治) 

 今のお話の県の天然記念物にベニヒカゲチョウが指定されておるわけでございますが、その保護、監視体制につきましては、須坂市におきましては現在6名の方に高山チョウパトロールをお願いしております。そのうち3名が五味池破風高原にお願いをするというような形で、あとは峰の原班というような形になっておりますが、これもチョウの発生する6月から9月にかけまして、違法捕獲の防止とそれから保護指導を目的にパトロールを実施しております。そのパトロールの中には、高山チョウの生息状況の変化等を把握して、それから生息環境が悪化しないよう、先ほどもお話がございましたように、ササ刈り等も実施して環境を守っていく状態でございます。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 市の花レンゲツツジは1カ月しか見られないわけでございますが、五味池には今も申し上げました他に誇れるいろいろな観光スポットがあるわけですが、その中に特に1点、吉見の滝というのがあるんです。これは落差70メートルぐらいあるので、米子の滝にはかないませんが、せっかくこれだけの観光スポットがありますので、この吉見の滝へも遊歩道を整備して、あるいは今駐車場はお金がかかるという話でございますが、その前は国立公園との兼ね合いもあるかもしれませんが、今申し上げました活性化は吉見の滝を世に出してくることが活性化につながりますので、遊歩道と駐車場整備は国立公園の兼ね合いもありますが、これはどのようにお考えになっているのか。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 遊歩道の整備につきましては、市長から答弁ございましたとおり、地域の皆さん、力を合わせてやっていただき、市の方では手づくり普請協働同事業、あるいは技術面での御支援をしていくということでございます。駐車場の整備につきましては、山を削るとか、かなりの経費がかかるといったような点からいたしますと、現在のところ当面は考えておらないということでございます。

 ただいま議員、観光面の活性化ということをおっしゃいました。やはり活性化というのは大勢の観光客がおいでになって、そしてお金を落としていただける、そのことによって地域が豊かになり、市の財政も豊かになる、こういうことが活性化ということだろうというふうに思うわけであります。

 したがいまして、観光スポットがあるから、ここを整備すればということではなくて、それぞれの地域でこれも生かして、どのようにお金を落としていただいて、そして地域を豊かにしていくかと、こういったような点についてもお考え、御検討いただいて、そしてまた御提言をいただければ大変ありがたいなと、こんなふうに思っております。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 部長の答弁は逆なことを言っているね。こういうことを整備すればお客が来るんでしょう。お客が来て、お金を落とさんじゃ整備できないと、そういうのではないんですよ。いろいろすばらしいものがあるから、少しでも整備をして、レンゲツツジと合わせてお客さんに来てもらえればすばらしいじゃないですか。お金が落ちますよ、そういうことを言っているんです、私は。今、部長の答弁は逆なことを言っているんです。

 こんな考えでは、須坂市の観光の一つの基盤のそういう立場にある意見としては、私は納得できませんが、ひとつそこら辺は十分検討してください。

 それから、今、財産区で自然園もあわせて市のレンゲツツジも一生懸命財産区の皆さんにもお願いしているんですが、本来財産区の議員は、豊丘の財産区の山の森林保護なんです。ただそこにたまたまレンゲツツジがあったら、市が市の花として指定して、観光客をというような形で、観光面にもセットでやっているわけです。

 ですから、財産区にすべておんぶに抱っこではなくて、市がもっと積極的に市の花を指定したのはここしかないんだと、こんなすばらしい五味池破風高原自然園のパンフレットがあるわけです。こんな色鮮やかなのは、なかなか今は見られなくなっておりますけれども、こんなすばらしいパンフレットができているわけです。

 県も観光部ができたわけです。ですから、市ももっと商業観光課ではなくて、もっと観光部は独立した体制をつくって、須坂市の観光の進展に努力していかなければいけないんではないか。このように思っておりますので、五味池自然園一帯を市のかかわりは今後どのような形をとっていくのかということをお聞きします。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 ただいま議員おっしゃいましたように、貴重な観光資源である、こういったような点で商業観光課、そういう観光面でのかかわり、これが一つございます。それから貴重な自然環境であると、こういうような点からいたしますと、自然環境の保全ということからいたしますと、生活環境課、これもまたかかわりがございます。環境省のそういった自然環境を保全するための支援が得られないかと、こういったような点の検討も必要と思います。

 それから、学術的に非常に貴重なレンゲツツジの大群落の生態系といったような点からいたしますと、生涯学習体育課、また世界遺産も歴史遺産と自然遺産というふうに2つに分かれておりますが、この自然遺産といったような点での市の文化財の区分で言えば天然記念物といったようなことでの指定が受けられないかといったような検討も必要と思います。

 また、市の花でございますので、政策推進課所管でございます。ただいま申し上げましたようないろいろな課がこのレンゲツツジにはかかわってくるということでございますので、庁内のそれぞれの課がやはり一体となって連携をして、しっかりと組んで、組んだ中でどのような御支援ができるか、十分検討しながら、各方面からまた地元の皆さんともお話しながら御支援をして、また対策も立ててまいりたい、このように考えております。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 ひとつお願いします。

 次に、最終処分場の候補地について伺いますが、この件については、私もことし2月に、米子の区長さん初め、それぞれ町の代表の方と一緒に請願の紹介議員として名前を出させていただきました。私はこの趣旨には今も気持ちは変わりはございません。ただ、10カ月の間に、いろいろ私もこういう立場でそれぞれの地域の皆さんといろいろなお話をお聞きしております。そうしますと、いろいろな御意見があるわけです。人間だれしもそうですが、時が少しずつたってくると、考え方も若干変わるのが人間の常でございますが、絶対反対という請願の趣旨には私は変わりございませんので、そういうことを前提の上で質問をさせていただいているわけでございます。

 予定されております最終処分場の環境影響調査は選定委員会で報告されておりますが、地元の皆さんからはこの報告に対して水源、あるいは水質への影響、里山への景観破壊等が懸念されております。きのうの土谷議員の答弁にもありましたが、「選定委員会では一定の調査を行い選定したと思います」というような答弁があったんですが、予定地の皆さんは、この委員会の調査に疑問ありと、意見が多数であります。この点について、市の御所見を再度お伺いいたします。

 それから、候補地選定委員会では、一番適地ということでナンバー11とか、ナンバー12ですか、ここら辺をそれぞれ選定委員会ではということで決めて、自分も承知をしていますが、地元の意見を踏まえて、もう少し他の場所もうんと幅広く、予定範囲を拡大して、まだ検討できることがあるのではないか、再検討できないか、私はこの辺を伺いたいんです。

 申し上げるまでもございませんけれども、米子地区の皆さんは、以前から須坂市へ随分大きく貢献をしているわけでございます。北の沢水源の一番の源でもありますし、人間生きていくには水が一番大切であります。今、中東の方では石油値上がり等ありますが、それより今度は水戦争が起こるというふうに言われているんです。これだけ水がいかに貴重なものであるか、あるいは台湾も沖縄から水をいただいているとか、そういうことで水に関することを、世の中のおきての中にすべて網羅されているわけでありますので、米子の皆さんの気持ちは十分わかります。

 そういう最後になった、不要になったごみの受け入れ等をまた持っていくと、それで今日まで今清掃センターとか、最終処分場ということであって、大変交通公害、あるいは埋め立てによる環境異変など苦い思いをされているわけであります。このように、須坂市のために全面的に協力していったにもかかわらず、さらにということになりますと、地元の感情はいかばかりと察しております。また、米子の皆さんへのよからぬ風評が出ております。また地元の皆さんもそれを次々に感じております。こういう風評に対してどのように対応されようとしているのか。

 それから、あらゆる手段を尽くして、方向づけを見出していかなければいけないんですが、市長さんも来年選挙があります。また、もう1人どなたか対抗馬が出るような話も聞いております。その方の公約では、全面的に見直すと、白紙に戻すというような話もちょっと耳にしておりますが、三木市長も来年は手を挙げて、市長選ということであります。選挙の前に大局的に判断をしていくことも大事ではないかなと思っておりますが、御所見を伺いたい。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−三木市長。



◎市長(三木正夫) 〔登壇〕

 最終処分場候補地の関係の要旨1、環境影響評価の見解に対する地元の評価ということでございますが、須高地区適地選定委員会では、候補地選定に当たりまして、生活環境への影響、地盤環境の項目の中で水道水源、農業用水等の取水源との距離等位置関係、湧水の状況等について現地調査、聞き取り調査を行いました。市といたしましては、候補地ナンバー11、ナンバー12の下側に北の沢の用水路がありますが、米子の水道水源、北の沢の用水の水源は候補地の丈夫に位置すること、湧き水は確認されなかったことから、周辺の環境に対する影響はないものと考えております。

 里山の景観破壊の懸念につきましては、周辺環境との調和との項目で景観対策を実施した後に周辺道路、集落からの各候補地を見た場合、著しく景観を損なうか否かの観点から検討を加え、比較的影響が少ないとの考えでございます。

 しかし、地元の皆さんとの話し合いの中で出された意見は、水源や水質等に対する懸念の声が多くありました。このようなことから、まず水に対する詳しい調査の実施をお願いいたしましたが、御了解が得られませんでした。今後も地元の皆様の不安に対します調査につきましては、御了解が得られれば実施させていただきたいと考えております。

 要旨2の候補地ナンバー11、12を含め、範囲を拡大して検討できないかについてでございますが、須高地区最終処分場適地選定委員会から客観的な検討を行い、最も優位との提言をいただいておりますので、この内容については十分尊重する必要があります。しかしながら、米子地区の皆さんの御意見をお聞きしていく中で、今後候補地ナンバー11、12に近接する周辺地域につきまして、技術的、科学的に御意見等がございますれば、検討を加えていくことも必要ではないかなというふうに思っております。

 要旨3の風評について、どのように対応されるかにつきましては、昨日もお答え申し上げたところでございますが、私も直接関係者の皆さんのお話をお聞きしましたが、非常に切ない思いでございました。市民の皆さんへ、米子区の区民の皆さんの思い、そして米子区が廃棄物処理施設を受け入れていただいていることにより恩恵をこうむっているということを、もっともっとさまざまな場所で説明し、理解を得ていくということが必要だというふうに思っております。

 なお、米子地区の活性化につきましては、非常にすばらしい地域でございます。先ほどの御質問にございましたように、田園環境都市須坂の田園部分の極めて重要な部分だというふうに思っております。

 私も再三お伺いする中で、先ほども御答弁申し上げました、水を守り、そして田や畑を守るための石積みを見るたびに、先祖伝来の土地、水を守っている米子地区の皆さんの思いにつきまして、私としては重く受けとめているところでございます。

 なお、活性化策につきましては、私は米子地区の特徴を生かしまして、米子地区として今、地区自身で商標登録、ブランド化をされておりますが、それのお手伝い、そしてそこにございますような深層水につきましても、米子地区のブランド化に非常に有益であるというふうに思っておりますので、そちらの方のPR、そして昨日もお答え申し上げましたが、再来年の大河ドラマは「天地人」でございます。上杉謙信の武将である直江兼続が主人公となりますので、これはまさにまた再びこの地域が舞台となる大河ドラマでございますので、庁内に早々にプロジェクトチームを立ち上げ、そして観光協会とも相談して「天地人」に向けた観光振興策をとってまいりたいと思いますが、その際には当然米子地区はその一番の舞台となると思っております。

 次に、要旨4の大局的な判断についてでございますが、最終処分場の建設は、長野広域連合の地域内に居住する住民すべてに、またすべての構成市町村に大きな影響を与える問題でございます。そして最終処分場については、須坂市または高山村が責任を持って候補地を選ぶということになっております。候補地の住民の米子区の皆さんの理解が得られるよう、さらに努力をしてまいりたいと思っております。

 米子区住民の皆さんの不安を払拭するよう十分な説明をさらに申し上げ、御理解が得られるよう引き続き努めてまいりますが、長野市に設置される焼却施設との関係もあり、一応その稼働に合わせますと、現段階では平成20年度中には環境影響調査をいずれの形にしても了解が得られるかどうかというのが判断の一つの大きな基準になるというふうに思っております。

 以上です。

          〔19番 宮本勇雄議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 宮本勇雄議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 水に対する調査が受け入れられなかったということですが、具体的に教えてください。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 適地選定委員会の際に、現地踏査ということで、大まかな概況については調査しておりますけれども、実際にこれから行っていくには環境影響調査というのが先ほど市長の答弁で20年度をめどということですけれども、その前に一番、地元と話をする中で、水の問題、水源の問題が一番問題になっていると、心配だと、こういうことだもんで、それは環境調査と別に切り離して、水源がどのように流れて、どのように水脈があるのかという、水脈や水量、この流れについて、米子地区の水の調査をしたらどうかと、こういうことで提案申し上げたわけでございます。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 地元住民の今までの受け入れてきた精神的ダメージは大変大きいんですよね。いろいろな方から米子へというような、あるいはこういう話も出てきましたから余計に今まで過去にもこういう悪いイメージをお持ちになっているところへ、なおかつということでございますので、こういう皆さんの気持ちをどういうふうに認識をしてなさるのか。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 今まで米子地区の説明会、あるいは役員との話し合いの中で、大変感じることは、私たちもそうしたイメージは持っていないつもりでいるんですけれども、やはり多くの方がごみに対するイメージといいますが、そういうものが米子地区と結びついて、イメージが悪い、あるいは風評被害、あるいは米子地区だけに任せておけばいいんだというような声というのを本当に切実に感じました。

 これもその地域で住んでみないとそういうことがわからないなと、私もわかるつもりで言っても、なかなか本当に話してみると、その思いというのが伝わってくるということで、こういう風評被害については何とかしなければいけないなということで、いろいろ市としても重く考えていきたいということで、市報等でのPR、あるいは会議でのそういう風評被害、米子地区の思いというものを伝えてまいりたいというふうに思っております。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 それだけ真剣に考えていらっしゃるのに、なおかつ選定委員会ではここが候補地だと、そういうふうに決められたから、それを尊重して、でもまた米子地区へ持っていこうと、そういう考えには変わりないのか。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 選定委員会での評価項目について、それぞれ委員さんに選定していただいたわけですけれども、評価の点については、そんなに大きなそれぞれの地域に差はないわけですけれども、その中で他の地域に比べてより点数が少しよかったということで、これは必ずしもほかと比べて物すごく地域で違うよということではございませんけれども、どこかで選定するためには、そういう評価点というところでこの地区が選定されたということで、この選定についてはこれからも説明していきたいし、この基本的な客観的に選定した第三者の選定、あるいはこの選定方法については、やはり尊重しなければならないのかなというふうに考えております。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 市長もなるべく受けていただくように努力をしていきたいということですが、そういうのを持っていって、それが米子地域の活性化にどのようにつながるのか。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 米子地区の活性化につきましては、先ほど市長もあらゆる面で支援していくということでこれからやっていきたいと思いますけれども、最終処分場そのものをつくったときの活性化というものについては、なかなかメリットがないんじゃないかということも言われております。焼却施設につきましては、そこに出る余熱利用、あるいは建物一帯を環境の会館といいますか、展示場を含めて環境を考える施設にするというようなことも考えられます。

 しかし、私どもとすれば最終処分場についても、水処理施設も含めますし、ほかの休憩所、あるいはほかの施設、附帯施設等も考えられますもので、この処分場だけでなくて、最終的にこの地域が環境の場所といいますか、そういうような施設も含めて考えていければ、メリットといいますか、活性化にもつながってくるのではないかということで、それはまだ話し合いのところまでいっておりませんので、今後話し合う中でこれらの活性化についても考えてまいりたいというふうに思っております。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 米子の滝とか、それぞれ目にしては、須坂も全面的に観光地であるから、お手伝いをして、それはわかりますよ、私も十分ね。ただ、今、部長が言った、最終処分場のメリットはないんだと、ないのをどういうふうにお願いするの。これは須坂市はどこ行っても同じことです。部長は最終処分場に対してはメリットはないんだと。これをお願いするにはどうしましょう。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 メリットがないということではなくて、焼却施設に比べるとメリットが少ないということで、考えれば、水処理施設というのは水をきれいにする施設ですから、環境学習等については今でも子供たちも米子センターへ行っているように、そういう環境学習の場になったり、あるいはほかの周辺の整備も含めれば、そこが環境を考える一つの地域というふうに考えれば、全然メリットがないということではございませんので、よろしくお願いします。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 ちょっと歯切れの悪い答弁ですが、さっきも答弁ありましたけれども、近接する周辺区域と検討していくというのですが、どのような場所をお考えなのか。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 答申の提言では、11、12ということで、最も優位ということでいただいているわけですけれども、今まで地元の皆さんと話をする中では、大変11、12については絶対反対であるという市民も強い。特に水の関係に影響してくるということで反対であるということであります。

 市とすれば、米子地区でお願いできないかということも含めて、適地選定委員会のときに選定する際の条件として、3ヘクタール程度の面積が必要なんですけれども、それについては県道で分断されて2つに分かれているというところは、当然県道が邪魔になりますから、そういうところを外したり、あるいは建物が建っているところについては、建物が邪魔ですから、そういうのが選定の際、除外されているんだということなもので、そこら辺も、改良、あるいはつけかえ等ができて、面積が確保できれば、周辺地域でもそうした地域があるのか、あるいは地元でこういう地区なら対象地としてどうかというようなところの話し合いの中で米子地区で受け入れていただきたいということで考えておりますけれども、まだその段階の話は地元とはこれからお願いしていきたいという気持ちはありますけれども、今後の課題といいますか、今後の詰める考え方にそういうことも含めて、折衝をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 そういう一つの方向性が見出せることができるなら、地元の皆さんとももう少しひざを交えて、研究していかなければいけないことかなと私もそこら辺は感じております。

 先ほどちょっと言いましたが、そういうふうに一生懸命皆さん努力はわかるんですが、それでも地元の同意が得られないということになれば、これは白紙に戻さなければならないと思うんだけれども、この辺のお考えはどうですか。



○議長(永井康彦) 

 善財市民生活部長。



◎市民生活部長(善財保) 

 先ほど市長が答弁申し上げましたように、一応焼却施設との関係もございますので、期限といいますか、目標があるわけですけれども、そうかといって強行してやるつもりはないということでありますので、あくまでも同意を得て進めていきたいという考えが前提でございます。

 それでも努力しても同意が得られなかったらどうするのかということについては、今段階ではそういうことは考えておりませんけれども、その時期が来て得られなければ、当然市として判断する時期もあるというふうに思っていますけれども、私どもは受け入れていただきたいという思いでございますし、何とか場所等の検討、あるいは環境の保全等の問題で、具体的な話し合いができればなと、こういうふうに思っていますので、今のところ、白紙に対する考えは、またはどうするかということは決めておりません。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 

 今の御質問につきましては、善財部長がお答えしたとおりでございます。きょう初めて答弁の中で、11、12以外についても、私どもとすれば、地元とのお話し合いの中で検討の俎上に乗せてもらえれば、その部分について検討をぜひしていきたいということを御答弁申し上げましたので、そういうことも含めて、地元の方とさらに話し合いを詰めてまいりたいと思っております。

 一言申し上げたいのは、地元の方たちは反対ではございますが、私どもとの話し合いは本当に真剣に取り組んでいただいております。ですから、お互いにそういう面では真摯な話し合いをしております。ただ、しかしながら、意見が合意に至らないということでございますので、私どもは今申し上げましたが、新しい私どもの考え方を地区の関係の皆さんにお話しして、またさらに話し合いをしてまいりたいというふうに思っております。

 ですから、その後のことにつきましては、その話し合いを十分した上で、また検討していくのがいいのではないかというふうに思っております。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 宮本議員。



◆19番(宮本勇雄) 

 そういうことで、ですから、さっきも申し上げました、選定委員の皆さんは客観的に判断をしてここが適地だと言ったんですが、今、そこはなかなか困難であると、私も議員として米子と市が円滑に、円満に解決していただきたいというのを一番願っているわけでございます。

 ですから、今の米子の皆さんの気持ちは、選定委員会がこうに決めたんだけれども、市民の皆さんの同意を得た中で、また米子の皆さん、御苦労でもお願いしていただきたいというような意見もそれは中にはあるかもしれませんが、私が申し上げるのは、もっと市が今、選定委員会で言ったのではなくて、市独自で客観的な提言をしていかなければいけないのではないか、11、12以外も含めて、そういう一つの提言を米子の人は待っていると思うんですが、そこら辺はどうなんですかね。向こうの気持ちではなく、市がもっと積極的にそういう一つの態度を示していくことも大事ではないかと思うんですが、そこはいかがでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 

 今、申し上げましたように、11、12以外のところにつきまして、私ども現場の状況等は米子地区の方が一番おわかりになっていらっしゃいますので、私どもとしての考え方をお示ししていきたいというふうに思っております。

 一つこういう議論を宮本議員さん、また昨日もしていただいたわけですけれども、こういう議論をしていただく中で、米子地区の皆さんに対する風評ということがあるということが市民の皆さんに理解していただいて、そして米子地区の風評に対する誤解を解いていただきたいという貴重な場になったということは私にとっては非常にある面ではよかったのではないかなと。

 そして、清掃センターを含め、米子地区の皆さんが今まで大変な須坂市のために貢献されてきておられたということを議員の皆さん、そしてテレビをごらんの皆さんにあわせて理解していただける機会になったということは、非常に私としてはありがたいと思いますし、さらに米子地区の皆さんの今までの御貢献に対して、私どもとしても努力してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 以上で19番宮本勇雄議員の質問を打ち切ります。

 この際、昼食のため休憩いたします。

 再開は午後1時の予定であります。

            午前11時45分 休憩

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            午後1時00分 再開



○議長(永井康彦) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 次に、15番島田和子議員の質問を許します。−−島田和子議員。



◆15番(島田和子) 〔質問席に着く〕

 それでは、大きく3件について質問させていただきます。

 初めに、すぐれた景観と須坂らしさを創出するために、景観条例の制定についてでございます。

 国は、平成16年に景観法を施行し、県も景観条例を施行しております。私は、まちづくりに景観を考慮せずには良好な美しい地域とはなり得ないと考えております。ことし公表されました市の取り組みに関する満足度と重要度アンケートの結果でございますが、地域性豊かな景観の創造という項目がございます。これは20施策のうちの1つの項目でありますけれども、そこでは重要度では20施策のうちの最低にランクされています。

 また、18年度当初予算ベースで市民1人当たり経費は、この景観の創造の項目ですけれども、市民1人当たり80円と、これも20施策のうちで最も低いランクに位置しております。ちなみに最高は柔軟で効率的な行財政の推進、これは市民1人当たり7万3,884円、ここには管理職員の人件費が一括計上されておるということですけれども、この差の大きさに驚くようなふうに私は感じています。市民に重要であり、満足してもらえるように、景観条例の制定に向けてどう考えておられるのか、理念とルールづくりの必要性についてお伺いいたします。

 次に、自然環境と文化遺構を今に生かすための方策は、についてでありますが、持続発展可能な郷土、その郷土づくりに向けて、県の環境影響評価、いわゆるアセス条例が10月1日から施行されましたが、これは10月1日から改正で施行されておりますけれども、峰の原の大型風力発電計画も含めた改正がなされました。市では現存しているが保全が必要な生物、動植物や自然環境、歴史的遺産を今に生かして文化や観光に結びつける必要があると私は考えています。

 生息する希少動植物や自然環境をこの世代、私たちの世代で消滅させてはならないし、取り壊され、朽ち果てようとしている歴史的な建造物も残すべきものもあるのではないかと考えます。そこで、保全と活用についてお伺いいたします。また、その課題とされるものはどんなものがあるのかについても合わせてお伺いいたします。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−三木市長。



◎市長(三木正夫) 〔登壇〕

 すぐれた景観と須坂らしさを創出するために、要旨1、景観条例の制定について答弁をいたします。

 重要度、満足度が低いということでございますが、人は常に見ていく景色に対しては、見なれた景色として、それほど重要だとは感じません。すばらしい景色が失われたときに、初めて重要性を認識するものであります。そういう面もありまして、景観施策の満足度、重要度というのは低くなっているのではないかなというふうに思っております。

 しかし私は、須坂市民の皆さんが決して景観に対する意識が低いとは思いません。逆にすばらしく私は高い意識を持っておられると思っております。その例の一つとして、各地域に見られるフラワーロード、花壇づくり等でございます。また、景観の問題、一般論として申し上げますと、奇抜な建物等ができて困ったというような問題も生じておりません。

 須坂のまちの中はごみも少ないということは、前にもお話し申し上げましたように、テレビで取材に見えた浜田幸一さんもおっしゃっておられました。午前中の質問に、田中議員さんにお答えしましたとおり、すばらしい自然環境、そして蔵のまち並み等が残っていると思っております。今月2日「おにむしの郷」プロジェクトチームの皆さんにより、望岳公園内にクヌギなどを植樹し、「おにむしの郷」として整備をしていただきました。

 今までうっそうとしてニセアカシアが繁っていた林が、広葉樹林のクヌギ林と、それから従来の松の緑、そして北信5岳、北アルプスとマッチしたすばらしい公園になりました。こういうことも見ておりますと、私は須坂の皆さんの景観に対する熱意というのは高いものだというふうに思っております。今、御質問のとおり、数多い自然環境とそして歴史、文化を後世に引き継いでいくということは非常に大切なことではないかなと思っております。

 平成11年に策定されました須坂市景観形成基本計画を読み返しますと、すばらしい景観の計画だというふうに思っております。景観条例の制定につきましては、市民からの御意見、御要望を聞く中で、県内市町村の条例制定の動向を見きわめながら対応してまいりたいと思いますが、私は条例を制定しなくても、例えばきれいなまちづくりをしていくところがたくさんございますし、須坂も市民の人がそういう意識が私はこれからも景観を守っていただけるのではないかなと思っています。

 自然環境と文化遺構を今に生かすための方策について申し上げます。今、お話のとおり、これから自然環境と文化遺産は今までも守ってきましたし、今後もそれらを守って活性化していく必要があると思っております。午前中の宮本議員さんの御質問にございましたが、県の指定天然記念物である高山チョウのベニヒカゲが生息しております。そのほか数多くの貴重な高山植物がございます。

 また、最近では製糸関連遺産としてふれあい館まゆぐら、旧越家住宅など8カ所が経済産業省の近代化産業遺産に認定されました。また、先日、イギリスのビクトリア・アルバート美術館の支援者一行が、田中本家博物館を訪れた際、その印象がとてもよく、須坂はよかったということを帰国してから話されているということが、ロンドンにおります知り合いの方からメールをいただきました。

 先日また、東京大学教授で建築史が御専門の藤森照信先生が須坂を訪れた際に、お話を聞く機会がございました。先生は、まち並み保存の成果はそのまち並みを見て育った子供たちが大人になって、それを引き継いだ30年後ぐらいにようやくあらわれるということをおっしゃっていました。

 須坂市では、歴史的まち並みと環境を保全するため、平成5年より須坂地区歴史的景観保存対策事業を15年間にわたり実施し、事業を通して設立されたまちづくり協定団体の皆さんの手により、各団体ごとに花のプランターづくり等により、蔵のまち並みにマッチした花と緑、潤いのまちづくりが行われております。また、クラシック美術館、まゆぐら、しらふじ、旧上高井郡役所を保存活用し、美術館、観光施設、多目的ホールとして利用していただいております。

 先日もクラシック美術館を中心に、日本の着物を中心にイベントが行われました。今後ともこういう形の活用をしていくことが大事だと思っています。保存とともにまちのにぎわいにつながる利活用にも力を引き続き入れてまいりたいと思っております。

 以上でございます。

          〔15番 島田和子議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 島田和子議員。



◆15番(島田和子) 

 景観条例制定についてでございますが、県内市町村の動向を見ながら対応するというような答弁がございました。ところで、三木市長は、長野県景観審議会の委員さんでございます。会長は、肩書に観光カリスマとも呼ばれている前小布施町長の唐沢彦三氏でございます。審議会の委員としても、市長にはこの制定には積極的に取り組んでいただきたいと考えています。県内市町村の制定状況と市はいつをめどにして制定していこうとされるのか、またしないのか、その辺のところを明確にお答えいただきたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 土屋まちづくり推進部長。



◎まちづくり推進部長(土屋幸光) 

 お答えします。

 まず県内の景観条例の制定の状況でありますが、既に長野市、松本市、小布施町で制定になっておりますが、今年度は飯田市が予定しておるということを聞いております。

 それから、来年20年度では4市1村が景観行政団体に移行する計画でいるということを聞いております。したがいまして、先ほど市長の方から答弁申し上げましたように、須坂市では現在の景観形成基本計画を基本に進めておりますので、またそのほかに景観形成、住民協定等もあって、非常にその効果も出ておりますので、ただ今後は区と一緒になって、またはその区域の拡大等をしながらしていきたいと思いますので、今の時点でいつということは考えておりません。



○議長(永井康彦) 

 島田議員。



◆15番(島田和子) 

 明確なその時期というのはお答えいただかなかったわけですけれども、これの対応は進めていかれるということは、確認させていただきました。

 次に、須坂らしさを創出するためにということの中で、私一つ紹介したいと思います。須坂を舞台とした小説の一節でございます。「東から西の千曲川に向かって緩やかに傾斜した須坂の村を流れる幾つかの小川に設けられた数多くの水車が豊かな雪どけ水を受け、ことことと音を立てて回る季節になると、新十郎はまるで子供のようにうきうきとした気分になった。これが須坂の春であった。夏には水車で菜種油を絞り、秋には米をつく。須坂はまさに水車の村であった」というような情景が、須坂を舞台とした小説に書かれておりました。こんな景観を少しでもつくり出すこと、または残っているものを見出し、また利活用すること、まちづくりに取り組む熱意、そうしたものが問われていると思います。

 一つ一つ感動の物語をつくるという姿勢が大切と私は考えています。そうした利活用に関すること、課題、そのことを危機感を持ってやるという意味で、このポイントとなるいわゆる残しているものをいかにして今、保存できるのかという観点で再質問いたします。



○議長(永井康彦) 

 土屋まちづくり推進部長。



◎まちづくり推進部長(土屋幸光) 

 今、議員おっしゃいましたその小説の一端では、非常にすばらしい昔の農村風景と合わせた牧歌的な部分を思い描くわけでありますが、今現在、市とすれば、特に中心市街地を中心にしたまち並み環境整備促進事業というのを今進めているわけですが、その中心市街地を主に中心とした部分で先ほど市長の方から申し上げたように、平成15年から行っているわけですが、やはり建物も含めて、ぼたもち石等いろいろな部分ありますので、やはりそういう部分については、貴重な部分でありますので、保存等景観も非常に大事でありますので、していきたいと考えておりますが、ただしその物が個人の所有であったりして、その部分に対して市としても所有者の方にぜひ御協力いただくような方法等を行っているんですが、なかなか個人財産というようなこともありまして、その辺が協力していただけるかどうか、またその後の利活用の部分も含めて、その辺が今課題としております。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 島田議員。



◆15番(島田和子) 

 今、所有者とのコンセンサスをどういうふうにして得ていくかというところに問題があると思うんですけれども、いかにこのまちのまち並み、まちづくりを職員を初め、熱意を持ってやられている方たちがいるかどうかということが、その所有者にいかに伝わるかというところが大事なところがあると思うんですけれども、それについて今までは具体的にこうしてきた、でもできなかった、またはできた、そういうような例があったらお示しいただきたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 土屋まちづくり推進部長。



◎まちづくり推進部長(土屋幸光) 

 難しい点で、できなかったことでございますが、今現在、お住まいだった方が高齢になり、その維持をしていくこと自身、それからそこに住んでいらっしゃらないというようなことで、直接その方とお会いして職員もその方法についてお願いしたわけなんですが、やはり今の部分ですと、ある程度改修等をするということになると個人の負担がどうしてもかかるわけでありまして、その辺も、それから個人の所有でありますので、その後個人としてどういうふうに使うかということがないというか、個人の方とすればないというふうなことであります。そういうことでありましたのは、事実今までの中です。

 うまくいった部分とすれば、その人の方から御協力いただいて、ぜひこの建物を使っていただきたいということで、職員の方も話をしながら御協力していただいて、実現に至っているということは数あります。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 島田議員。



◆15番(島田和子) 

 それでは、積極的にこのことについては進めていただきたいと思っています。

 次に、2件目、多目的(防災)広場についてであります。私は、この広場が駐車場か、または防災広場なのかというような視点でお伺いいたします。

 現在、市役所庁舎西館を解体し、3億円ほどかけて多目的(防災)広場を設置する工事が進められております。旧市民会館として使用されたこの西館、昭和37年に建設されております。あと数日で姿を消す予定となっています。この建物については、本当に長い間御苦労さま、ありがとうございましたと言いたいと思います。

 現在まで、この建物は会議室、事務室などとして使われてきました。しかし、老朽化に加えて耐震工事にも多額の費用がかかるとして取り壊し、多目的防災広場としてただいま整備中であります。この事業については、当初みんなで考える19年度事業として広報すざかに掲載され、市民の意見を募って進められたという経緯があります。そのとき寄せられた主な意見として3つが公表されていますが、その一つは、多目的広場への活用は、市民レベルのプロジェクトにより市民が望む広場にすべき、行政の発案による決められることは控えるべき、駐車場にすればよいと思うという意見がございました。回答として、行政の案として、非常用発電機、備蓄倉庫などを設置、通常は駐車場として利用し、災害時は避難スペースとして活用しますとされています。

 そこで1点目、市民の意見として寄せられた行政の発案による決められることは控えるべき、市民レベルのプロジェクトにより市民の望む広場にすべきにはなぜ回答されなかったのでしょうか。

 2点目、災害時の施設と機能についてお伺いいたします。さらに、避難スペースとしては何人分を想定し、水や食料はどのぐらいの量を備蓄するのかお伺いいたします。

 3点目、日常的に市民の広場にするためにはということですが、図面を見ますと、広場全体が駐車スペースで占められていてまさに駐車場であります。市民が憩い、親しめる多目的広場とは考えられないと私は思います。

 会派市民21は、去る11月16日、宝塚市の防災公園を視察してまいりました。ちょっと紹介と、それから私が自分で参考になったことというのを述べさせていただきます。いただいてきたパンフレットがこれでございます。ここに大きな広場の図面が出ていますけれども、2ついただいてきていますので、これが実際の方の、こちらの方は見えないのですけれども、こんな広大なものです。

 これは宝塚市の防災広場、この防災広場のこちら側に宝塚市役所がございました。道を挟んで市役所と相対している防災広場です。これは阪神・淡路大震災の教訓から、こういう広場の構想が生まれたものでして、旧三和銀行のグラウンドを買い取りつくられたものでした。広いスペースがありまして、ここにもありますように、全面的な芝生で何も置かれていない、本当にだだっ広いグランドを買い取った施設でありました。

 そこで、その特徴としては、四方をどこからも入れるようにへいをつくっていないということ、どこからも入れるようなスペースにしてありました。それから、深さ20センチメートルぐらいの水の流れのせせらぎを片面にずっと設けてありました。これとそれからこの周辺は防火樹林帯を設けて、木を植えてございました。

 それから、職員の方のお話では、この深さ20センチメートルぐらいの水のせせらぎですけれども、いい天気になると子供たちが大勢水遊びに来てくれるということ、予想外に子供たちの遊び場になっていることというのは、うれしいことでしたということです。

 それから、駐車場は40台置けるほどのほんの小さな駐車場がありまして、これは有料駐車場でございました。駐車場が足りないんじゃないですかという話に対して、それはもちろんの足りませんとおっしゃいましたけれども、そのことで多くつくるというようなことはないようでございました。

 この防災広場はエリアを指定してありまして、約8,000人の人が3日間生活できるという想定がされておりました。そして構想から完成まで4年間をかけてこれができ上がっておりました。こういう広場を見てまいりました。

 私は、宝塚の防災公園を見てまいりましたけれども、それと須坂を比較、検討したり、考えたこともあったわけですが、ここの参考になるところは、1つは、須坂のように駐車場にしてあった場合には、災害というのは24時間いつ起こるかわからないわけですから、車をどけて、いざというときに対処しなければならないということは、それはいざという時間に車があるということがどういう障害になるのかということを考えたときに、その点の考慮は市の場合はされたのかどうかということをここでお聞きしておきたいと思います。

 4点目ですけれども、駐車場という機能面だけではなく、私はせせらぎと水車、それは須坂の先ほどの風景というところにもありましたけれども、そうした須坂らしさを出したものを設けて水と緑を活用した潤いのある広場づくりを提案いたしますが、御答弁お願いいたします。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−三木市長。



◎市長(三木正夫) 〔登壇〕

 要旨1、駐車場か防災広場なのかについてお答えいたします。

 西館は極めて耐震性が低いと診断され、耐震の改築をしてもそれほど持たないということでありまして、取り壊しにつきまして、防災機能を有する広場の造成として事業費の40%の補助をいただけるまちづくり交付金を使うことにより、一般財源の支出をかなり削減いたしました。通常であれば、市の単独事業として取り壊さなければならない工事でございますが、職員の工夫と事業の組み合わせにより、有利な国の補助事業を導入した事例でございます。

 1点目の市民の意見について申し上げます。本件に関しお寄せいただきました5件の御意見のうち、1件の反対意見でございまして、その趣旨は財政状況厳しい中で、防災広場などを兼ね備えた多目的広場は無用で、駐車場としておけばよいと思います。このためにプロジェクトなどの手法により見直してほしいということでございまして、市といたしましては、この提案の趣旨も尊重して、あえてプロジェクトで検討するまでもなく、通常時は駐車場としての機能を高めた整備をしたものでございます。

 次に、2点目の災害時の施設と機能について申し上げます。この広場の設置目的、機能は、1つとして、災害発生時には災害対策本部となる市庁舎を補完する機能でございます。これは中越地震の際に、庁舎で災害対策本部が設置されない場合に、庁舎前の駐車場等を使用した事例、そして災害の関連のいろいろな事務を行った事例を踏まえまして、広場として設置したものでございます。

 平常時には慢性的に不足しているお客様用等の駐車場でございます。保健センター等で母子の健康相談等があったときには、また、その際に雨が降っていたときの状況を見ていただければ、駐車場がなくて、幼い子供さん連れのお母さんが困っている姿を見れば、私は市役所の駐車場をふやすべきだとずっと思ってまいりました。

 3番目は、各種催しを開催できるイベント広場でございます。いろいろなイベントが市役所で行われます。その際にイベントを開けるような広場をつくっておくということでございます。主にこの3つの機能を持っている広場というのは非常に大事であります。また、今申し上げましたように、災害対策本部たる本庁舎の機能が失われたり、また補完する場合なども含め、災害発生時には避難スペースに加えて、期待される機能が次の6点ございます。

 1つは、本部設置場所としての機能、2つ目は応急救護場所としての機能、3つ目は救援物資の集散場所としての機能、この3番も極めて重要でございます。たくさんの物資が集まり、そして仕分けするにはある程度の広さが必要でございます。4番目は、ボランティアの組織本部設置場所としての機能、これも大勢の人が見えられて、ボランティアをしていただく際にどういうようにどこに配置していただくか、そのための事務を行う場所が必要でございます。5番は、災害情報の収集情報発信基地としての機能、6番として地域防災計画に位置づけられた避難所を補完する避難所としての機能でございます。

 これらの機能を果たすために、主な施設として、1つとして広場北側に備蓄倉庫を兼ねたステージを設けます。これは平時は各種イベントに活用できると同時に、災害時には本庁機能を補完する本部設置場所となります。

 2点目は、照明設備については、本庁舎北側の非常用発電機と接続され、災害により電力供給が停止した場合も照明が可能となってきます。

 3番目は、上下水道設備、地上式消火栓、または強い地震等により下水管路が破壊された場合に備え、平時はテントの格納場所を兼ねるくみ取り式トイレなどが設置されます。

 4番目は、広場中央には雨水貯留槽を設け、集中豪雨時の調整池機能や災害時の飲用以外の生活用水として利用いたします。

 5番目は、利用者の動線を配慮して広場、中央東側にはベンチを配置したあずまやと水飲みを設け、憩いの場所とします。このベンチはかまど機能を持ち、災害時には炊き出しなどに活用できるものであります。

 6つ目は、市道を隔てた広場西側には備蓄倉庫と同様で、障害をお持ちの皆さんにも利用しやすい多目的トイレを設け、災害時には応急救護所の一部として活用します。

 次に、避難スペースの想定人員や備蓄品についてでございますが、災害発生時には災害対策本部となる場合もありますし、またボランティアの受け入れ本部となる場合もあります。さらには応急救護場所や一時的な避難場所となる場合もあります。また、これらの機能を複合的に活用する場合がございますので、単なる避難スペースではありませんが、緊急時には一時的に1,000人程度の避難が可能であると考えております。

 また、備蓄倉庫につきましては、主には災害時における支援物資のストック場所として活用するものでありますが、現在東庁舎にあります食料品等の分散を検討しているほか、今後須坂市防災計画に基づいて整備する備蓄品の保管庫としても活用してまいります。

 3点目の日常的に市民の広場とするためにはについて申し上げます。この広場は、今申し上げましたとおり、平時においてはそのスペースを有効に活用しながら、いざ災害が発生した場合には、最も効果的、効率的に市の災害対策本部たる本庁舎機能を補完するものでございます。面積が約2,500平方メートルという物理的な制約の中、いわゆる一般的な公園としての機能に重点を置いたものではございません。

 議員が視察されました宝塚市の例をお話しいただきましたが、宝塚市は末広中央公園として阪神・淡路大震災を経験した宝塚市が街区整備事業として造成した都市公園でありますが、総面積約4.1ヘクタールの大規模なものでありまして、公園的機能について比較検討することは困難でございます。

 また、宝塚市としては、今お話し申し上げましたように、阪神・淡路大震災を経験した市であることと、また人口規模、都市機能の充実度が違うと思います。私も現場に行ってみませんからわかりませんが、近くに都市公園があるのか、ないのか、私どもの場合には少なくとも臥竜公園等の都市公園がございます。それから、駐車場の不足の問題でございますが、これも現場に行っておりませんから何とも言えませんが、多分市役所があるぐらいですから、都市交通として発達しております。御承知のとおり、都会の人たちはほとんど車は使いません。それが私どもと違うところでございます。宝塚市と須坂市との違いという面でも、今御提案の趣旨と私どもの考えている趣旨とは大分違うのではないかなというふうに思っております。

 私は、先ほどの最初の質問にございましたように、今ある自然、そして蔵などを生かすと同じように、今ある制約の中でいかに工夫していくかということが重要であるというふうに思っております。

 4点目のせせらぎと水車に関する御提言に関しましては、面積的制約に加え、現実的に水の確保というものが活用できる水利がございません。わざわざもしくみ上げ式の井戸等を使うとしたら、それはエコの面からも若干私は疑問があるというふうに思っております。

 以上でございます。

          〔15番 島田和子議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 島田和子議員。



◆15番(島田和子) 

 何点かについて再質問させていただきます。

 1点目ですけれども、みんなで考えよう19年度予算について、寄せられた市民からの意見、反対意見というふうにされておりますけれども、この趣旨はむだ使いであるから駐車場にしたらという趣旨だというふうにおっしゃられておりますけれども、それとともに、私はそこの言わんとすることは、行政発案ではなく、市民レベルの、市民が望む広場にしたらどうかということも、この方はおっしゃっておられるんですけれども、それに関しての回答がなされていないと感じています。その点についてはいかがでしょうか。

 それと先ほどの答弁の中で、私は須坂市がつくる防災広場に関しては、駐車場となっているというところで、いざ災害があったときに最初に、駐車してある車をどかしてからその機能を発揮するようなことになっていくと思うんですけれども、とまっている車を動かすとき、それはいつどんなときに災害が起こるかわかりませんけれども、そういうとっさのときに、それで大丈夫なのかというところに不安がありますけれども、その点も合わせてお答えいただきたい。



○議長(永井康彦) 

 中沢総務部長。



◎総務部長(中沢秀樹) 

 最初の御質問の反対の意見の方のものにつきまして、先ほど市長申し上げましたとおり、その方の反対の中には、最終的には今も財政的に厳しい折だから、そんな多目的広場ではなくて、駐車場にしてもらえればいいと、こういう具体的に長々書いてあったんですけれども、趣旨はそういうことでございますので、最終的にもうちの方で駐車場にしたと、こういうことでございます。

 それから、2点目の車の移動等の関係でございますが、あそこを全体で約40台ぐらい駐車場の中でまいってくるわけでございますが、そういう中で公用車の関係が約半分ぐらいになるわけでございます。災害が起きたとき、そういういろいろな状況等によって考えられるわけでございますが、なるべく公用車の方は奥の方へ置いといて、一般の方については広場とか、いろいろな形の中で使えるということで、手前の方へ置くような形の中で、いざそうなって、どうしてもできなければ、そのときは車はそのままになりますし、移動が可能であれば移動したいと、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(永井康彦) 

 島田議員。



◆15番(島田和子) 

 最初ですけれども、市民レベルの市民が望む広場ということで、行政の発案ではないということに関しての回答はないと思っていますけれども、そこの回答はどうしてされないのでしょう。



○議長(永井康彦) 

 中沢総務部長。



◎総務部長(中沢秀樹) 

 本人からいただいた文書を、議員さんがおっしゃったよりずっと長く書いてあるわけです。それを私の方で全部一通り目を通させていただいて、要約したことを先ほど申し上げたということでございまして、本人は最終的には、先ほど言いましたとおり、多目的広場なり、そんなにお金がないんだから、最終的にはそのままで駐車場にすればいいと、こういう結論的なことを言っているわけです。内容的にはそういう本人の反対の意見は、そういう意見でございますので、そのように駐車場にしたということでございます。

 ですから、駐車場にするにつけてプロジェクトを設けてどうこうという、そこまでは至らないということの中で、本人が駐車場という趣旨を市の方で考えていたものと同じと、こういうことで言ったところでございます。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 島田議員。



◆15番(島田和子) 

 先ほど駐車場の台数を40台とおっしゃいましたけれども、最初のときは60台というようなことがありましたけれども、それは置いておきます。

 それで、私はここに今、小布施町が計画している森の駐車場の資料をホームページからとりました。7ページにわたって小布施町の森の駐車場の計画がすべて公開されています。それで森の駐車場の、これは小布施の新しい駐車場、森の駐車場が平成20年春オープンしますと、タイトルがついております。ざっと紹介しますと、ここの森の駐車場のコンセプト、町内から消滅しつつある緑をここに取り入れて、豊かな緑へと大切に育てる。

 もう一つ、いかにも駐車場然としただだっ広いスペースとせず、まち並みや自然景観を壊さないということが重要であるとのコンセプトで森の駐車場ができます。それで、この全体面積は約3,000平方メートル、普通車45台、全体事業費2億4,200万円、事業期間は平成18年から20年度になっております。ここの事業費2億4,000万円のうちの55%は地方道路臨時交付金事業の国補助金を使います。須坂市は2,500平方メートルで、今40台とおっしゃいましたか。それについて小布施町はこの森の駐車場に対しての住民監査請求が出ておりまして、財政厳しい折、2億4,000万円もかけて45台しか置かない駐車場はもったいないんじゃないかというようなことで、いわゆる小布施も混雑したときには駐車がまるで足りないというようなことから、この構想が持ち上がっているわけですけれども、これで小布施町の監査委員が審査をいたしまして、事業の執行については問題なしとの意見をつけました。私、その造成地へ行ってみましたけれども、もう既に着々と工事は進んでおりました。いかにも森の駐車場という感じで植栽する部分が本当によくここの部分は盛り土がして、木の大きなものが植えられるような状態になっておりました。これを見て、私は比較してみて、さすが小布施町と感じました。

 そして、この情報も公開されておりまして、住民説明会も何回か開かれております。本当に監査請求が来ているわけですけれども、それで私はこれと比較した中で、市が情報公開と市長は言いながらも、これについての公開という部分は余りされていないんじゃないかと思いますし、それから小布施町がコンセプトとして考える駐車場づくりということと、市の物の考え方ということについて、再度お伺いしたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 中沢総務部長。



◎総務部長(中沢秀樹) 

 最初に、小布施町との比較のお話がございましたんですけれども、小布施町さんは北斎館一帯の観光施設のためのところで道路へ駐車とか、いろいろなそういう問題等がございまして、今回新たに駐車場をおつくりになったと、そういう計画で今進めているということでございます。そこにつきましては、有料駐車場というようなこともお考えのようでございます。

 須坂市は、多目的広場として市役所の災害等起きた場合の本庁舎のすぐ隣で、そこで本部機能を設けたり、先ほど申し上げました多目的な機能のために行うわけでございまして、その立地条件、それは目的等が議員さんのおっしゃっているのと、市の方で考えているのが全然違うわけでございます。うちの方は多目的広場ということの中で駐車場もありましょうけれども、いざ災害のときにはそういうようなことで使うんだということでございます。

 それから、市民へのPRとか、いろいろな情報公開が不足しているというようなお話がございましたですけれども、この関係につきましては、先ほど言いましたとおり、市民の考える予算のところでお聞きするなり、地域づくりの市民会議のときにも御説明を申し上げ、また議会におきましても3月の予算づけのときにも御説明をいたしましたし、この前の9月のときにも委員会で図面等もお示しし、十分説明してきたつもりでございますので、よろしくお願いします。



○議長(永井康彦) 

 島田議員。



◆15番(島田和子) 

 小布施町は観光が主目的というようなことをおっしゃいましたけれども、今つくる駐車場というふうな使い方であっても、須坂市の場合でも、市内外の人がここに見に来るようなものをつくってほしい、そういうふうに私は考えます。

 私は、ただいまおっしゃいましたように、図面が9月議会のときにも示されましたので、それを女性のガーデンデザイナーをしている方、一級建築士の方、それから環境ボランティアをしている人たちに、こういう図面でこういうものができるんだけれどもどういうふうに思いますかというふうに意見を聞いてみました。そうしたらもうこれで決まってしまったの、これでは車が列になって駐車しているだけでつまらないじゃない、もっといいものにしたら、緑を多くして、やはりセンスがあるようなもの、須坂らしさがあるようにした方がいいんじゃないのかというような意見を言ってもらいました。

 私は、今つくるんだったら、本当に人が見に来るようなもの、そして細かいところにもデザインが生きているようなものをつくるべきだと考えますけれども、再答弁をお願いします。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 

 私どもが駐車場をつくるのは、よその方が見に来るためにつくるのではありません。市民の人が利用するためにつくるんであります。先ほどお話し申し上げましたように、お母さん方が子連れで来て、雨の日に駐車場を探すのを困っている状態を見たときに、私は何よりも駐車場をつくるべきだというふうに思います。ほかの地域とコンセプトが違うということをぜひ理解していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 島田議員。



◆15番(島田和子) 

 最初に私、駐車場か防災広場かというようなことでお伺いしていますけれども、両方の機能があるとしても、見に来るようなものをつくるんじゃないけれども、見に来てくれた方がいいわけでしょう、いいものを。それはあると思うんですけれども、時間の関係で次に移ります。

 3件目です。子ども政策を推進するために、子ども課を部に位置づけることは、でございます。

 教育委員会に子ども課が設置されて2年が経過しようとしております。教育委員会は、所管内容が非常に広がりまして、また今現在事務局が入っているところの場所的なスペースも狭いというような感じを受けます。子供政策が一本化されてきている成果というのは感じますけれども、さらに推進すべき課題も多いのではないかと思います。

 例えば、健康づくり課の母子保健や教育委員会、学校教育課の児童センター、児童クラブ、生涯学習体育課、または男女共同参画課に入るような部分などでありますけれども、これらも加えた子供政策を一元的に担当する子ども部を市長部局に設置したらどうかと考えております。

 先日、福祉ボランティアの方々と上田市を視察いたしました。上田市はこの19年4月から子ども未来部をつくっております。それから過日、視察をいたしました箕面市は平成17年4月から子ども部を設置してございました。

 2件目で、要旨2です。子供と子育て家庭への支援策を充実することについて。子供政策には、子供を中心にしながら子供自身が成長したいという願いを保障する面と、家庭の子育てを支援する、その両面があります。平成11年10月施行された箕面市子ども条例では、子供の育ちを主体と考える子ども意見表明の条文で、「市はまちづくりに関し子どもの意見が反映される機会の確保に努めるもの」としております。

 具体的には、平成12年度に子供たちの生活や子育てに関するアンケートによる子供実態調査を行っておりまして、また各種審議会において子供の意見を聞く場を設定し、答申に反映させることや、市民モニターへの子供登用、論文公募など、子供の意見を反映させる場の確保を求めております。私はさらに、子供議会や子供協議会の開催も有効と考えております。箕面市の例も踏まえて、取り組まれるよう提案いたします。

 もう1面の、子育て家庭への支援では、次世代育成支援計画の確実な推進を担保するよう求めたいと思います。特に当市で要望のある病中・病後児保育についての課題は何なのでしょうか。さらに深刻な問題となっている児童虐待、非行、問題行動、障害への相談体制の充実をどう進めるのかお伺いいたします。

 要旨3、須坂病院産科休業にかかわる対応について。

 須坂市として、この緊急かつ重要な課題にどう取り組むかについてでありますけれども、過日、須坂病院産科の内藤医師も出席された命の学習会で、御自身が市長に提案されました。開業産科医にこの須坂に来てもらう策を練ったらどうかというようなことを内藤医師が言われました。私は、女性医師が多くなるという現状から、女性にとって仕事がしやすい環境を提供するなど、対応を考えるべきと思います。御所見をお伺いいたします。

 須坂病院と開業小児科医との連携で時間外の救急外来に応じられるような体制づくりができないかも合わせてお伺いします。また、産科医が休業ということは、また安心感の面で小児科の外来も減ってくるというような傾向があるようです。

 要旨4、教育行政の活性化のために。昨日、西澤教育委員長は、御自身の思いとして家庭や学校や地域への教育に関する御自身の考えをお述べになりました。私はどれも大切なことだと共感して聞かせていただきました。

 これに含めて申し上げます。教育委員会が提言やメッセージを公表されることはどうかということでございますけれども、委員長さん初め5名の教育委員が須坂の教育への提言なり、何らかの子供たちへのメッセージ、そういうものを委員長さんがかわられたこの時期、または年度当初なりに公表されていかれたらいいのではないかと考えます。他市では例があるとお聞きしていますが、いかがでしょうか。

 2点目として、特区や改革による多様な学校、これは小中一貫校や中高一貫校をどう見るかということですが、来年4月から須坂市の峰の原区の子供たちが通学しております菅平小中学校は特区による小中一貫校として設置されるということです。現在でも小・中の先生方は併設ですので、同じ学校にいらっしゃるわけですけれども、そのいずれの学校でも教えることができたり、また教育課程も自由度が増すということが言われております。

 以前から、前の真田町の教育長は、菅平小中学校の子供たちは、学力が非常に高いということをいろいろな機会におっしゃられておりました。課題がどうなのか、私は今のところわかりませんけれども、それについてどうごらんになるでしょうか。

 また、県の高校改革プランでも中高一貫校は検討をするように上がっております。私は中高一貫校を進めてほしいという意味で申し上げておりましたが、このような多様な学校についてどう考えますか、お伺いいたします。

 3点目、放課後子どもプランと公民館講座との連携協力を進めることについてでありますけれども、成人講座としてたくさんの市民がさまざまな学びをしておられますが、子供たちを交えた学びの場をもっと広く大きくしてほしいと考えます。連携と協力を進めることに取り組むことは必要と思われますので、お考えをお聞かせください。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−三木市長。



◎市長(三木正夫) 〔登壇〕

 子ども課を部に位置づけることについて申し上げます。

 平成18年度から子ども課を新設いたしました。子ども課の設置については、高い評価をいただいているというふうに考えておりますし、子ども課の設置につきまして、御批判等を今のところお聞きしておりません。なお、部の設置につきましては、結論的に申し上げますと、部という形ではなく、どういう理由で部にしなければいけないのか、そして部にする本当に必要な理由があるのかどうなのか、そういう内容から検討すべきだというふうに思っております。

 当時、子ども課を新設する際に、幾つかの検討をしました。1つとして、母子保健は、現在の所管課である健康づくり課において、家庭も含めた総合的な健康管理を行う方法が今、食を含めて家庭の大切さが言われているときに、家全体の中で健康管理を考えていくことがいいということであります。

 2つ目は、児童センター、児童クラブは立地や放課後児童の健全育成の関係から、学校に極めて関係が深い学校教育課の所管にすることで、学校との一層の連携が図れるということでございます。

 3点目は、子供の健全育成にかかわる業務を担当しておりました生涯学習課の児童青少年係を子ども課にかかわる一連の業務であるため、子ども課の所管といたしました。

 男女共同参画課の業務は、子育て年代以外にも家庭、企業、地域と広く連携をしていく業務であることを考え、一元できる業務は一元し、各担当部署との連携により対応する方がより効率的な業務につきましては、現行のとおりとしたものでございます。

 市の業務、特に昨今の業務に至りましては、1部1課で完結するものというものは余りありません。十分な連携をとって、より効率的な事業を推進することが重要でございます。子供にかかわる業務も同様と考えております。例えば、子ども課で取り組んでおりまして、長野県内でも先駆けて取り入れました。しかしながら余り目立ちませんが、極めて重要な事業であります5歳児すこやか相談事業につきましては、健康づくり課、学校教育課と連携を図りながら進めております。

 また、男女共同参画課が取り組みました企業における男女共同参画社会づくり取り組み状況実態調査につきましては、次世代育成支援行動計画の各企業の取り組みを把握するため、子ども課も企業訪問に商工会議所の御支援を得まして同行するなど、連携を図っております。

 御提案につきましては、市民の皆様からの御意見、御要望について今申し上げましたとおり、特にお伺いしていないところでございます。

 次に、要旨2、子供と子育て家庭の支援策を充実することについてお答えいたします。

 私も子供たちから意見要望を聞き、それを取り入れた須坂づくりは大変重要なことだと考えております。そこで、子供から意見要望を聞く方法として、子供議会や協議会もいい御提案だと思いますが、まずは毎年行っておりまして、非常に盛り上がっております町別子供会長会や少年・ジュニアリーダー養成研修会等で意見などを発表してもらえる機会を設けてまいりたいと考えております。

 次に、次世代育成支援行動計画の推進につきましては、本年度行動計画を推進するための町内連絡会議を設置し、事業を点検する中で現行計画の進捗を図ってまいります。市民の皆さんからパブリックコメントをいただく場として、今、「子育て・子育ちを語る広場」を設置いたしました。現在、33人の委員の皆様が4つの分科会に分かれ、協議をいただいております。さまざまな御意見をいただいておりますが、幾つか御紹介申し上げます。

 子育て支援の情報発信をもっとできないか、また子育て支援を手伝いたいという市民をもっと組織化する方法を検討してほしい、子供の安全を見守る取り組みを全域に広めてはどうかといった貴重な御意見をいただいております。御意見、御要望につきましては、可能なものはできるだけ早く実施してまいります。

 次に、病児・病後児保育の課題について申し上げます。医療機関との連携、職員配置等の課題がございます。市としても保護者要望の高い事業というふうに考えておりますので、国の補助制度を利用するなど、実施の方策を検討してまいりたいと思っております。

 次に、相談体制の充実でございますが、児童虐待に関しましては、昨年要保護児童・DV被害者支援対策連絡協議会を設置し、関係機関の連携により児童虐待の防止及び児童虐待相談への適切な対応を図っております。

 非行・問題行動に対しましては、今年度から教育委員会に指導主事を配置し、児童・生徒指導の充実を図ってきたほか、教育補助員の増員配置やスクールカウンセラー3人(うち1人は市単独事業)を配置し、児童・生徒一人ひとりに寄り添った相談体制を図っております。

 先日、組合の連合の関係で懇談の機会を得させていただきましたが、その中で教職員組合の役員の方から、須坂市の場合に、教育に対して力を入れていただいているという声をお聞きしました。さらに教育補助金の増員配置等、教育委員会と相談しながら充実をしていく必要があるというふうに思っております。

 なお、障害を持つ児童の相談につきましては、健康づくり課の母子保健事業や子ども課の家庭児童相談員による相談体制、また児童の就学に当たっては教育相談が相談に当たっており、児童の適正な就学に向けた体制を図っているところでございます。これにつきましても、先日、民間の幼稚園の方から非常に親切にしていただいているというお礼の言葉をいただきました。

 要旨3の須坂病院産科休業につきましてですが、県立須坂病院の産科休止発表後、医師の確保がなかなか進まない中、開業産科医に来ていただくための策をということでございますが、現在県が中心に真剣に取り組んでいただいておりますので、それに協力することが大切と考えております。

 前にも御答弁申し上げましたが、村井知事は医師の確保は県政最大の課題であるという認識で取り組んでおられます。全国の自治体病院はいずれも医師確保に苦労しているようでございまして、三重県のある市立病院でも年間報酬5,520万円でお医者さんを招きましたが、一部住民の御理解が得られずに再契約ができなかったようでございます。

 将来にわたって医師を確保するという点では、まず国が医師の増員を図ることが必要であるというふうに考えております。なお、4月になって産科休止になった場合の須坂病院でできることは、1つとして、8カ月までの妊婦健診と2つ目として須坂病院以外で出産した方でも担当医の許可ができれば、当日でも母子ともに須坂病院への転院を受け入れるとのことでございます。

 また、女性産科医の働きやすい職場環境づくりにつきましては、長野県女性医師ネットワーク協議会で女性医師の出産育児と仕事を両立できる環境づくりを検討しておりますので、須坂市としてもし何かあれば、お手伝いをしたいということを県立病院と須坂病院の方へ既にお話ししてございます。その際には、また議員の皆さんに御相談申し上げます。

 次に、須坂病院と開業小児科医の連携による時間外の緊急外来の体制づくりでございますが、現在、須坂病院の当直は内科系と外科系の2人体制をとっております。小児科は内科系の医師が一次診療をし、必要があれば病院の小児科の先生にすぐ来て見てもらう体制がとられており、ことし7月からは毎週水曜日の内科の夜間対応を、須高医師会の大変な御協力によりまして、先生方に来ていただきまして対応をしていただいております。

 その中には、小児科の先生にも御参加いただいており、須高医師会と須坂病院との連携が非常によくとられており、地域医療を支えていただいておりますことに対しましても、御報告申し上げますとともに、感謝申し上げる次第でございます。



○議長(永井康彦) 

 西澤教育委員長。



◎教育委員長(西澤一好) 〔登壇〕

 教育行政の活性化のためにの1点目、教育委員会が提言、メッセージを公表することはについてお答えします。

 教育委員会の活性化のために御提言をいただきまして、ありがとうございます。私も教育委員会の活性化は大切な任務の一つであると思っております。御提言にありましたことにつきまして、インターネットではありますが、他市の状況を調べますと、鳥取県や狭山市などで教育委員会メッセージ、あるいは教育委員長メッセージなどとして発信している教育委員会がありました。今後、これらを参考にどういう方法がいいのかなどについて検討をさせていただきたいと考えております。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 渡邊教育長。



◎教育長(渡邊宣裕) 〔登壇〕

 引き続いて2点目、特区や改革による多様な学校、小中一貫校、中高一貫校をどう見るかについてお答えします。

 小中一貫教育とは小学校で行われている前期初等教育と中学校で行われている後期初等教育の課程を調整し一貫性を持たせる中で、体系的な教育を行うシステムで、11月22日に認定されました菅平小中一貫教育特区につきましては、菅平高原という特別な地域における農業観光主体の地域の個性、薄れていく地域理解と愛着、課題としての地域を担う人材育成という現状を踏まえて、もともと小・中併設校であるという利点を生かして、小学校、中学校と一貫した教育課程を実施し、郷土に学び、郷土を愛する心などを学力として身につけ、ひいては地域を支える人材育成を図るというものです。

 具体的には、スキーや英会話などがカリキュラムに組み込まれ、菅平の時間を新設、国際的な観光地を創造し、国際社会に生きる人として必要な資質の基盤を養うことから、英会話に30時間を充てるほか、小学校1年生は年間40時間、小学校2年は年間45時間、小学校3年から中学3年までは一律10時間、授業時間を増やすこととし、内容が重複する中1の理科の一部を小6で学び、中学校の教諭が教えるなど、学習指導要領の弾力的運用による事業が可能になります。

 小中一貫校の利点、問題点につきましては、19年3月議会において島田議員の御質問にお答えしたとおりであり、小中一貫教育、中高一貫教育につきましては、当市では地域柄一貫校は難しいと考えておりますが、小・中学校の連携強化、生徒が学びたい魅力ある学校、地域に希望と誇りをもたらしてくれる高校について、市内4高等学校の校長先生と話し合う場を持つことができましたので、今後とも継続して研究、検討していく必要があると考えております。

 須坂市教育委員会としては、菅平小中学校の実情をお聞きするとともに、県教育委員会、県内各市町村の実例等を参考として研究してまいりたいと思います。

 次に、3点目の放課後子どもプランと公民館講座との連携、協力を進めるには、についてお答えします。

 放課後子どもプランは、文部科学省による放課後子ども教室と厚生労働省による放課後児童クラブとが連携しながら実施する事業で、今年度から新たにスタートしました。須坂市においては、本年度は試行により放課後子ども教室を須坂小学校において8月29日から11月9日までの水曜日と金曜日、延べ21回の日程で開催しました。参加者は全校対象児童254人中1年生から6年生までの24名でありました。

 今回の子ども教室では、生涯学習インストラクターや生涯学習推進委員の方、または地域のボランティアの方にアドバイザーとなっていただき、遊びや生活面、例えばあいさつをする、片づけをする、脱いだ靴はそろえるなどでの指導、さらには囲碁・将棋、クラフト、押し花、たこづくりなどを教えていただきました。閉校式に行ったアンケートでは、ほとんどの子供たちが、また来年やりたい、また来年も来たいと答えてくれました。また、アドバイザーとして御指導、御協力をいただきました生涯学習インストラクターや生涯学習推進委員の方からは、大勢の子供たちと遊ぶことができてとても楽しかった。子供たちから元気をもらったり、子供たちの素直の心に触れさせていただき、自分でも勉強になった。子供たちの感性に私たちが教えていただきましたといった感想をいただきました。

 放課後児童クラブでは、生涯学習まちづくり出前講座を利用し、手品、折り紙、押し花など日ごろ児童クラブでは経験できないような遊びなどを講師の先生に教えていただき、子供たちも大変喜んでおります。また、公民館主催の巡回子ども映画会のほか、地域づくり、須坂未来塾主催のたなばた祭りにも東部児童センターの子供たちが参加をしております。今後においても、子供たちが参加できる公民館等が開催する講座や事業、または生涯学習推進センターが行っている出前講座を活用するなど、連携を深めていきたいと考えております。

 以上です。

          〔15番 島田和子議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 15番島田和子議員に申し上げます。質問時間は終了しましたので、最後の質問にしてください。

 島田和子議員。



◆15番(島田和子) 

 最後の質問をさせていただきます。放課後子どもプランについてでございますけれども、ただいまの答弁では須坂小学校において行われた放課後子どもプランが大変子供たちにとっても、またそれにかかわっていただいた大人の方々にとってもとても好評だったようで、また来年度もやってもらえれば来たいというような方たちが多かったようですけれども、このことについて、また次の年度もこれを継続したり、またどこかでさらにふやしていくというような計画がおありかどうか、その点お伺いしたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 田中教育次長。



◎教育次長(田中敏治) 

 先ほども教育長申し上げました来年度も引き続き須坂小学校で放課後子どもプランを試行してまいりたいと考えております。放課後子どもプラン運営委員会というのがございますので、この協議会と相談をしながら、その内容の拡充等についても検討してまいりたいというふうに思っております。

 以上です。

          〔10番 岩田修二議員「議長、関連」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 岩田修二議員。



◆10番(岩田修二) 

 多目的防災広場のことについて疑念がありますので、お聞かせいただきたいというふうに思いますが、機能については、市長からるる説明がありました。ただ、平時は駐車場として利用しているということでありますけれども、有事の場合に、駐車場の車の移動についても若干総務部長が触れられましたけれども、有事というのは、当然自然災害、地震等になって道路等が破壊をされる、そういう事態がほとんどだというふうに思うんです。そうした場合、ほぼ仮に満杯に車がそこにとまっていた場合に、その車をどけるという作業が本当にできるのか、その点についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 中沢総務部長。



◎総務部長(中沢秀樹) 

 日曜日とか、いろいろなときにはイベント等で使うわけでございますけれども、なるべく前出のところは、いざというときのためにあかしていただくということの中で、なるべく日曜日等については職員駐車場とか、そんなことも考えておりますし、今度の広場におきましても、一部公用車等も置いているわけでございますが、その状況等にもよりますけれども、可能であれば、またそれを動かしてみたいというふうに考えておりますし、どうしても動かなければ、約半分はあいてくるわけでございますので、そういう中で考えていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 岩田議員。



◆10番(岩田修二) 

 半分あいてくるというのがちょっと意味がわからないんですが、日曜日とか土曜日に必ず災害が起こるとかという世界ではないですよね。行事があったときだって災害が起こる可能性があるんですが、例えば使用を限定するとか、必要最小限の駐車にするとか、そういうふうに考えられないんでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 

 災害というのは想定されない事態でございます。だから、万が一ということはございますけれども、ないよりは今のような状態で多目的広場で整備した方が、防災上からもいいということでございます。万が一ということを考えますと、どんなことをやってパーフェクトということはございません。



○議長(永井康彦) 

 岩田議員。



◆10番(岩田修二) 

 万が一のために防災広場をつくってあるんですよね。だから万が一は余りないと言われちゃうと、では何のための防災広場というふうに思うんですが、どうでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 

 万が一に災害が起こった場合に、なったとしても、万が一満杯ということがほとんどないのではないかということです。それよりも、今まで災害が何回もございました。駐車場が満杯のときは一度もございませんでした。少なくとも私が市長になってからは。

 ですから、そういう場合はほとんどあり得ないということであります。そしてあったとすれば、その際は最善を尽くすということでございます。

          〔13番 佐藤壽三郎議員「関連」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 佐藤壽三郎議員。



◆13番(佐藤壽三郎) 

 これは教育行政の活性化のための?の菅平小学校に関しての部分なんですけれども、先ほどの教育長さんの答弁があって、今までのあれは須坂市内の11校のカリキュラムと、それから菅平小学校、中学は併設されているとしても、カリキュラムは一緒だったかもしれない。今回はこれからいくと、一貫教育で、明らかに中野のカリキュラムは変わってくるはずだった。であるとすれば、今までは僕は安易に菅平に預けても仕方ないかなという気持ちはあったんですけれども、須坂の子弟は須坂たれという部分からいけば、場合によれば委託というか、預けている部分をカリキュラムが変わることによって、スクールバス等で須坂にリレーションアップで連れてくるというのが須坂の責務ではないかという、そちらの方を優先すべきではないかという意見も出てくるかと思いますけれども、その辺も含めて御存念を。



○議長(永井康彦) 

 渡邊教育長。



◎教育長(渡邊宣裕) 

 カリキュラムにつきましては、あくまでも学習指導要領にのっとっているものでありまして、先ほど申し上げましたように、例えば理科の部分について、小学校で教わる内容と中学で新たに教える内容とやや重複している部分もあると、そのあたりは調整をして小学校で教えていきたいと、カリキュラムについてはそういうことであります。

 それから、菅平の時間につきましては、その地域の特性、つまりあの高原一帯の地域の特性ととらえております。ですから、当然峰の原も含まれていると、そういう中での特区としての学習内容です。そのように考えております。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 以上で15番島田和子議員の質問を打ち切ります。

 次に、1番宮坂成一議員の質問を許します。−宮坂成一議員。



◆1番(宮坂成一) 〔質問席に着く〕

 こんにちは。早いもので初当選以来、4回目の議会質問をさせていただくことになりました。通告順に質問をさせていただきます。

 1つ、観光施策についてでございます。第四次須坂市総合計画基本構想・後期基本計画の巻頭言で三木市長は、次のように述べられています。かつて須坂市は世界に名をはせる製糸のまちでした。その後、昭和恐慌など多くの苦難を経験しましたが、私どもの先人は進取の気性とたゆみない努力により、電気、機械を中心とした工業、リンゴ、ブドウなどの果樹農業といった新たな産業を展開し、発展させました。

 また、須坂市には八丁鎧塚古墳などの文化財、米子大瀑布を初めとする豊かな自然環境、日本を代表する公園臥竜公園、蔵のまち並み景観、品質の高い農産物とみそなどの加工製品、先進的な産業技術を持つ企業、そしてボランティア精神の豊かな市民性など、多くの宝、地域資源があります。これらは市民の大きな誇りでもあります。

 観光施策についてお聞きいたします。須坂市は豊かな自然環境、蔵のまち並み等の景観に恵まれておりますことは、冒頭の三木市長の巻頭言で触れたとおりです。須坂市を訪れる旅人にとってはどうでしょうか。2006年12月26日付の須坂新聞には、「須坂市/迷路のまちを解消するために」と題して、次の記事が掲載されました。

 須坂市は、このほど迷路状に入り組んでいる市内の道路環境を解消するため、関係課や団体でつくる巨大迷路と共生するプロジェクトを発足した。プロジェクトの第一段事業として須坂インターから動物園に誘導する案内板を沿道6カ所に設置した。ハッチ人気で来園者は急増したが、案内板整備などの観光対策がおくれ、道がわからないと苦情が相次いだため、今までなかった動物園の案内板も設置した。年度内に旧銀座通りの蔵のまち並みに誘導する案内板も設置する。デザインは白地に青文字で統一する。住民からはんらんする看板が逆に迷う原因になり、景観を損ねているとの指摘もあり、民間も含めた景観対策も課題となっている。

 市内は、江戸時代の須坂藩、館町の形態を残し、迷うようになっているという。市は年内に携帯電話の道案内ページを作成する。案内地図の統一なども図り、訪れる人にわかりやすいまちづくりに取り組むとしているとの記事でした。

 質問の1点目は、市内の案内標識の設置基準についてです。須坂を訪れる観光客にわかりやすい案内標識の設置について、現在どのように進められているのかお伺いいたします。

 次に、米子不動尊里堂への案内標識の設置についてであります。ことしはNHKの大河ドラマで「風林火山」が放映されブームとなりました。謙信奉納の軍配がある米子不動尊里堂への案内標識が地元米子地域に入るまでほとんどありません。日本三大不動尊の1つである米子不動尊は須坂の貴重な観光資源ですので、米子大瀑布とセットでもう少しわかりやすい案内標識の設置はできないものでしょうか。

 質問の2点目は、蔵のまち並みとお蔵拝見についてです。須坂市は、蔵のまち並み整備に多くの金額を投じてきておりますが、まち並みは整備されても、多くの家は門を閉ざしたままです。平成18年度実績に基づく課等の課題一覧表の中に、ホスピタリティ須坂、おもてなしのまち須坂運動のキャンペーンを展開するとありますが、具体的にはどのような施策をされたのでしょうか。

 以上、お伺いいたします。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 〔登壇〕

 要旨1、市内の案内標識の設置基準はの1点目、観光客にわかりやすい案内標識の設置についてお答えをいたします。

 18年度に発足いたしました巨大迷路と共生するプロジェクトは、看板や案内板、チラシやパンフレット、さらにはホームページ、携帯電話等から訪れる方への多種多様な情報を効率的かつ的確に提供するため、その方法、手段について、総合的に検討を加え、おもてなしのまちづくりを推進するために設置し、道路看板・案内看板班、総合パンフレットチラシ班、IT関連班の3班で組織しております。

 御質問の案内標識の設置につきましては、18年度に市内を総点検し、案内看板が必要と思われる箇所をピックアップいたしました。そこへ緊急性や観光客からの要望等を含め検討し、順次設置を進めるもので、今年度につきましては、観光客の皆様から蔵のまち並みを散策した後、駅へ帰る道がわからないとの声が寄せられておりますので、それに対応する検討を進めているところでございます。

 また、須坂市を訪れる観光客にわかりやすい須坂巨大迷路攻略マップを作成しておりまして、信号機の名称や駐車場の表示、ガソリンスタンド、公衆トイレ、コンビニエンスストア、宿泊施設など、利用する方にわかりやすいものとなっております。加えて、QRコードによる情報提供や観光モデルコースも組み入れており、今後もさらに内容を充実してまいります。

 次に、2点目の米子不動尊里宮への案内標識の設置についてでございますが、議員御指摘のとおり、米子大瀑布に比べ米子不動尊里宮への案内標識は少ないのが現状でございます。しかし、再来年のNHK大河ドラマ「天地人」に上杉謙信臣下の直江兼続が取り上げられることから、それに間に合うよう既存の米子大瀑布の看板との併設も含め検討してまいります。

 続いて要旨2、蔵のまち並みとお蔵拝見のおもてなしの心についてお答えをいたします。

 須坂市では、ドイツ・ローデンブルグ南門にございます「歩み入る者に安らぎを、去り行く人に幸せを」のキャッチフレーズとして、「Hospitality SUZAKA(おもてなしのまち・須坂)」運動の展開を目指しております。これは市内におもてなしの心を広め、訪れる人が安らぎと幸せを感じ、再び須坂を訪れていただくことにより、観光振興につなげようとするものでございます。

 平成18年度からおもてなし運動をより実践的な事業とするため、おもてなし運動推進委員会を立ち上げ、運動を展開してまいりました。平成18年度は松本大学総合経営学部観光ホスピタリィ学科の佐藤博康教授をお迎えし、市民の皆様へも呼びかけ、おもてなしについての講演会を5月と10月に開催いたしました。

 また、平成19年度は同じく松本大学観光ホスピタリティ学科の山根宏文教授が指導されております山根ゼミとの連携授業として、7月と11月に須坂市のおもてなし度調査を行っていただきました。この結果は、本年度中にまとめ、学生によるプレゼンテーション及び山根教授の講演を市民の皆様へも呼びかけ開催する予定でおります。

 また、推進委員会とは別に、市としての取り組みといたしましては、1つとして、市街地のベンチ、いすの設置調査を行い、40カ所程度の設置確認ができました。この結果に基づきまして、必要と思われる箇所へカラマツの間伐材を使用したベンチを設置していく予定であり、加えてマップの掲載についても検討をしているところでございます。

 2つ目に、タクシー協会との連携により、タクシードライバーの皆さん11人との意見交換を行い、土産品販売所や食事の場所、焦点の接客状況等についての御提案をいただきました。

 3つ目に、ガソリンスタンドやコンビニエンスストア、食堂、商店、公共施設等へのマップ、チラシ、ポスターの掲出をお願いいたしました。

 その中で、観光案内をやってもいいとの積極的な申し出をいただいたお店もございます。また、連携授業では、霜田議員さんが会長を務めておられます信州須坂みそ料理の会へ呼びかけ、須坂を訪れる方々に御満足いただける食の一品の開発を進めていただいており、雛祭りに間に合うよう詰めの段階に入っているとお聞きしております。

 以上申し上げましたように、おもてなし運動は行政と市民の皆さんが共創して全市民を挙げて訪れる方々が再び訪れたくなるような思いやりのある、人に優しいまちづくりを目指す運動でありますので、今後ともおもてなし運動推進委員会の組織強化を支援するとともに、市の広報を通じて市民の皆さんへ呼びかけ、おもてなし標語の募集、おもてなし名人の発掘など、市民の皆さんの参加を得た幅広い運動となりますよう努めてまいりますので、議員におかれましても御支援をよろしくお願いいたします。

 以上でございます。

          〔1番 宮坂成一議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 宮坂成一議員。



◆1番(宮坂成一) 

 再質問させていただきます。

 既存の米子大瀑布の看板との併設を含め検討してまいりますと米子不動尊里堂への看板設置についてはございましたが、おおむねいつごろの予定になるのでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 ただいまも申し上げましたように、NHKの大河ドラマ「天地人」の放映は平成21年1月から1年間ということでございます。したがいまして、その前年、来年の12月までには設置をしてまいりたい、このように考えております。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 2点目ですが、カラマツの間伐材を使用したベンチの設置ということも答弁いただきましたが、主な設置予定箇所と時期について教えていただきたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 市内の市街地の調査を行いまして、40カ所ほど既に各お店、あるいは御寄附をいただいたベンチ等が設置をされておると、こういう状況でございました。

 特に、蔵のまちの散策ということで、クラシック美術館から銀座通りを通りまして、そして田中本家までの間の中で必要かなと思われる箇所を選定をいたしました。それは2カ所でありまして、盛進堂さんの付近、それから遠藤酒店さんの付近、この2カ所を設置いたしますとうまいぐあいにつながっていくと、こういうことでございまして、既にその遠藤酒店さんのところにつきましては、個々具体的にお話を進め、そしてもうじき設置する段階でございます。

 盛進堂さんのところにつきましては、今、いろいろ土地をお持ちの方とのお話し合いに入っているところでございまして、もう少し時間がかかるかと、こんなような感触でおります。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 次に、タクシー協会との連携により、ドライバーの皆さんと懇談したとあるんですが、そのときに具体的にはどのような提案等があったんでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 まず公衆トイレが少ない。それからその場所がよく私わからないといったようなことでございました。これについては、マップをつくってございますので、マップをお示しし、こういうところが利用できると、こういうお話を申し上げました。

 それから、お土産を買えるところ、食事ができるところ、ここら辺について少なかったり、またよくわからないと、これについてもマップをお示ししながら、現在の状況をお話をいたしました。

 また、日曜、祭日にお店がお休みになると、それからまた飲食店で2時以降になるとお店を閉めてしまわれると、観光客の皆さんが観光地を回って少し遅くなって、これから食事を食べたいといったようなときに、お店が閉まっていると、こういったようなこともあると、こういうお話をいただきました。ここの辺につきましては、またそれぞれお店の皆様の方へお話をしていきたいかなと考えております。

 また、ドライバーの方々が自信を持ってお勧めできる土産品が少ないのではないか、こういうようなお話をいただきました。こういったことでございますので、今後土産品の開発について補助制度等もございますので、そういうPRもしっかりやりながら、土産品の開発を御支援していきたいと、こんなようなお話をしたところでございます。

 以上であります。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 今、ドライバーの皆さんから自信を持って勧める土産店が少ないという、土産が少ないのか、土産店が少ないのかなんですが、一市民から私お聞きしたところ、須坂で9月で秋の味覚が出てきたときに、リンゴもそんなに多くは要らないと。今、パックになっているのは最低でも5キログラムの包装とか、ブドウも2キログラムとか入っている。これは小分けに、リンゴなら2つぐらい、ブドウもという、そういうようなセット商品というのはできないかというような提言もいただいております。

 こういう部分をぜひ検討していただきたいと思いますし、2時以降閉めてしまうという、夜の営業があるお店については確かに閉めないと夜までもたないというのはわかるんですが、そこら辺も難しい部分があるかと思うんですけれども、観光を中心として食べていく部分もあると思いますので、商店街の皆さんにもおもてなしの心という意味で、何とか時間延長できないのか、機会があったらお示しいただきたいと思います。

 4点目になりますが、みそ料理、食の一品の開発という話がありまして、霜田議員さんが会長ということでありますけれども、差し障りがなければ、開発状況等、試食会等の開催についてお聞きしたいと思います。庁舎の中に限定50食という、カツ丼か何かのあれはあったんですが、日時等がわかりませんので、その辺もわかりましたら、教えていただきたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 みそ料理ということでお勧めをいただいてきておりますので、みそ料理であることは間違いないわけでありますが、現在、試作段階でございまして、そして試食の段階を経て決定されるということでございまして、試食の段階の中で、また大きく変わるということもございますので、どういうものというものについては、お示しできないということでございます。

 ただし、この試作品の試食の関係でございますが、12月9日日曜日、これは蔵の朝市ということで、まちの駅のところを中心にして朝市を開催されておりますが、この朝市の中で9時から11時の時間の間でまちの駅百貨店で試食を提供されると、こういうお話をいただいておりますので、大勢の皆様においでいただいて、そしていろいろ御意見をいただければ大変ありがたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 12月9日というのはわかりました。

 それから、この質問で最後になりますが、須坂市はまち並みに多額のお金をかけて整備をしたと、補助金も出して整備されたと思うんですが、やはり門を閉ざしている、あるいは格子戸しか見えないといった点が多いと思うんてずけれども、5月のまち並みの会の皆さんがやっているフェスタだけでなくて、お蔵拝見といいますか、お庭拝見といいますか、そういった催しはできないものでしょうか。お答えいただきたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 須坂市のまゆぐらを初めとした8つの施設が近代産業遺産に指定をされたことで、大変すばらしい近代の日本をつくってきた産業遺産があると、こういうことで一躍全国的にも知られると、こういうことでございます。そのほか、それぞれの皆様がお持ちの立派な蔵、そしてまた立派なお庭等あるわけでございますので、そういう今の近代産業遺産を見ていただくこととあわせて、それぞれの個人がお持ちの立派な蔵だとか、お庭、そういうものを一緒に見てもらうような、そういう企画を今後関係各課と連携して検討もし、そして大勢来ていただいて、そしてまたそれがまちのにぎわいにもなり、また商業の発展にもつながるような、そういう研究を今後やっていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 次の質問に移らせていただきます。最終処分場についてでございます。一般廃棄物最終処分場についてお聞きいたします。

 今議会では、既に土谷議員、宮本議員が同様の質問をされておりますが、3点についてお聞きいたします。

 福祉環境委員会では、11月14日に米子地区の皆さんと懇談会を開催いたしました。その中でごみ処理の問題について、多くの意見を聞かせていただくことができました。また適地選定委員会の結果をもとに、米子地区住民への説明と話し合いを持たれてこられたと思いますが、その中で住民からはどのような意見、質問が出されたのでしょうか。土谷議員への答弁でもかなりの部分答弁されておりますが、お伺いしたいと思います。

 それから、6月の一般質問でエコセメントについて質問させていただきましたが、答弁では広域の事務局の方と相談して進めていきたいというような答弁をいただきました。

 質問の1点目は、最終処分場について須坂市民にもどのように説明、周知を行ってきたのでしょうか、お伺いします。質問の2点目は、米子地区の皆さんからはどのような意見、質問が出され、須坂市はどのような対応をされてきたのか、お伺いいたします。質問の3点目は、エコセメント化についての答弁についてです。長野広域連合へはどのような形で相談をされたのか、お聞きしたいと思います。

 以上、お伺いいたします。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 〔登壇〕

 最終処分場についての1点目でございますが、須坂市民への周知でございます。須高地区最終処分場適地選定委員会の提言を得た後、候補地である米子区で説明会、意見交換会等を開催してまいりました。その際出された意見等につきましては、市報ではお知らせしてまいりませんでしたので、広く市民に知っていただくよう、1月号の市報に掲載してまいりたいと思っております。また、米子区の皆様からは、長年清掃センターなどの廃棄物処理施設を受け入れ、市に貢献をしてきたが、収集運搬車両通過等による実被害、廃棄物処理施設が立地していることによる風評被害などの実態が須坂市民に理解されていないとの切実な御意見をいただいているところでございます。

 このような御意見につきましては、地域づくり市民会議や種々の会議で米子区が廃棄物処理施設を受け入れていただき、その結果として毎日の生活が快適に送れること、新しい最終処分場の必要性などについて市民の皆様に説明し、広く市民全体の問題としてとらえていただくよう努めているところでございますが、さらに引き続き努力をしてまいりたいと思っております。そのほかの御意見につきましては、昨日お答えしたとおりでございます。

 要旨3、広域連合への課題提起についてお答え申し上げます。6月定例議会でエコセメントに切りかえる可能性について、宮坂議員から御質問いただきました。具体的、建設的な御提言をいただきましたので、早速その後、長野広域連合事務局にも具体的に実現性の再検討をお願いし、市としても担当課で本年9月4日にエコセメント化を行っております東京多摩広域資源循環組合を視察し、日の出町にあります処理施設の実情について研究を行ってまいりました。

 広域との協議の結果、そしてまた視察の結果、稼働しておりますエコセメントプラントは、近隣では福祉環境委員会で視察されました千葉県市原市と東京都日の出町の2施設であります。そこへ委託処理する場合、東京都日の出町の施設は地元との協定で多摩地域以外からの持ち込みは認められていない現状であり、千葉県市原市の施設は、県内から発生するものが95%、残り5%を県外から受け入れを行っておりますが、施設の能力から、長野広域全体の焼却灰を受け入れる残量はなく、安定した処理が困難であります。

 また、処理委託経費は運搬経費も含めますと現在の広域連合の計画に比べて高額となるという問題があります。仮に新たにエコセメント製造プラントを建設する場合も、エコセメント技術を有する企業の参加が不可欠であり、施設規模が2施設に比べて小さいことから、建設コスト、維持管理コストが割高となります。さらに広域化、基本計画の見直しが必要となり、構成市町村の理解を得る必要があるなど課題が多く、直ちに切りかえることは困難であるとの判断でございました。

          〔1番 宮坂成一議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 宮坂成一議員。



◆1番(宮坂成一) 

 再質問させていただきます。エコセメントにつきましては、私もいろいろ調べまして、規模的にかなり高額な投資をしないとだめだということがわかりました。いずれにしましても、こういった技術というのは日々進歩していますので、最新の動向を絶えず把握していただきまして、こういった最終処分場にかかわる問題についても市として情報収集をしていただきたいという要望を申し上げたいと思います。

 そして、きのう、きょうと土谷議員、宮本議員の答弁、そして私の質問で回答いただきまして、市側の考えがわかりました。そしてこの問題の解決には須坂市民へのごみ政策の現状と将来像の説明、米子地区住民には宮本議員も発言しておられましたが、市がリーダーシップをとり、11番、12番予定地ほか、あるいは答弁にありました近隣の地域の検討案を早急に示すこと、そして最後に適地選定委員会は解散されていることは承知しているんですが、適地選定委員の皆さんが全員で米子地区に赴き、現地の視察とともに地元の皆さんへ再度説明をしていただきたいと思います。これは無理を承知で言っている部分があります。

 市では目標管理評価制度も導入していますが、結果を上司から本人にフィードバックする、そしてお互いが納得した上で評価が決定するということになるとの答弁がきのうありました。やはり適地選定委員会が解散したとはいえ、この問題については責任を持って地元区へも説明をしていただくことを無理をじゅうじゅう承知でお願いするものです。この点について市長、いかがでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 

 貴重な御提言ありがとうございます。なお、まず須坂市民の皆さんへの理解につきましては、広報に載せるだけでなく、またいろいろな方法で御理解を得るようにしていきたいと思っております。

 2つ目の米子地区の皆さんへの説明、また話し合いにつきましては、これからも鋭意努めてまいりたいと思いますし、また米子地区の御意向等もしっかり受けとめていきたいと思っています。

 3点目の適地選定委員会の委員さんによります米子地区への御説明につきましては、また今お話のように、解散したこともありますし、いろいろな事情がございますので、また選定委員さんの皆さんとも相談してみる必要があると思いますので、その分、深めて検討してまいりたいと思っております。

 なお、宮坂議員におかれましては、風力の関係、また今の最終処分場の関係等でいろいろ調べられた情報等を担当課の方へ教えていただいているというふうに聞いております。そういう形でいろいろな情報を幅広くいただくということがよりよい市政のために重要だと思っておりますので、これからもそういう面でお知りになった情報を教えていただければ大変ありがたいと思います。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 市長から褒められてしまって、きょうはあがっちゃいました。急に汗かきましたけれども、3番目の質問に移りたいと思います。

 ジュニア・エコノミー・カレッジすざかということについてでございます。ジュニア・エコノミー・カレッジすざかとは、須坂市商工会議所青年部の皆さんが、小学校4、5、6年生を対象に、須坂の商人の歴史や経済の仕組みを学び、商業体験を通して達成感、お金の大切さ、商売の楽しさや難しさを体得し、将来の須坂を支える産学人材の育成を目的として昨年より始められた事業で、ことしは2回目となります。

 内容は、チーム四、五名ごとに仮想株式会社を設立し、ドリームプランを作成した上で株主を募り、1人1,000円の資本金を集めます。それと青年館の借入金1万円を合わせた2万円をもとに商品開発、製作、仕入れを行います。えびすこうで販売実習をし、決算報告、税金納付、寄附など、ビジネスの仕組みを学習します。最後に、ドリームプラン、販売、決算などを総合評価し、表彰が行われるものです。須坂商業高校くますぎの生徒の皆さんがコーディネーターとしてアドバイスをしていただきました。子供たちは高校生からの指導に熱心に耳を傾け行動されたと、青年部の皆さんよりお聞きしております。

 今回は、須坂市工業課の皆さんにも協力していただいたともお聞きしました。11月3日のえびすこうでは受講された子供たちが元気に大声で商売をしておりました。11月23日、勤労感謝の日に決算報告、税金納付、寄附、表彰式が行われました。また広報すざか12月号にも掲載されましたので、既にごらんになった方も多いと思います。子供たちの声は参加してよかった、またやりたいといった意見が大半でありました。

 質問の1点目は、須坂市の将来を担う人材育成の取り組みについてです。ジュニア・エコノミー・カレッジすざかの取り組みを須坂市はどのように評価し、今後行政としてかかわっていかれるのでしょうか。

 質問の2点目は、須坂市として今後どのような支援策をとるのでしょうか。

 以上、お伺いいたします。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−渡邊教育長。



◎教育長(渡邊宣裕) 〔登壇〕

 ジュニア・エコノミー・カレッジすざかについて、1点目、須坂市の未来を担う人材育成の取り組みについてのうち、ジュニア・エコノミー・カレッジすざかの取り組みをどのように評価し、行政としてかかわっているのかについて答弁申し上げます。

 ジュニア・エコノミー・カレッジすざかの事業概要、事業目的などにつきましては、ただいまの御質問の中の御説明のとおりでございますが、須坂市を支える人材の育成として、子供たちのために御指導と御協力をいただきました主催の須坂商工会議所青年部の皆さんを初め、参加企業各社の皆さん、須坂商業高等学校くますぎの皆さん、関係の皆様方に、教育委員会としてこの場をおかりいたしまして、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 今回の事業を見て感じましたことを幾つか述べさせていただきますと、まず1つは、この事業はまさしく商工会議所や市内各企業の皆さん、須坂商業高等学校くますぎの皆さん、そして参画した児童、保護者の協働による事業であると考えております。こういう事業が数多く芽生えることによって、共創のまちづくりが大きく進展するものと思っております。

 2つ目に、子育てを家庭や学校だけでなく、こうした地域や協働の力で取り組んでいただけることに深く感銘いたしました。

 3つ目に、子供たちがみずから事業に参画し、大人の人に甘えることなく自分の責任と仲間の協力で一つの事業を成し遂げることによって自信がついたり、感性や創造性が深められたと思っております。

 4つ目に、こうした機会を通じて地域の人たちとのふれあいや人と人とのつながり、あるいは友達同士で協力することの大切さを感じることができたものと思っております。

 5つ目に、くますぎのお兄さん、お姉さんの姿を見て、これからの自分の姿や夢も描けたかなと思っております。

 6つ目でありますが、須高ケーブルテレビの取材に答えた児童2人のコメントでございます。「意外に商売って難しいもんだなと思っていました。買ってくれたお客さんがみんな笑顔で買ってくれたのでうれしかったです」、もう1人の子供は「ワッフルとこねつけを売ったんですけど、こねつけの方が結構人気があって、ワッフルの方が人気があると思っていたんですけど、でもこねつけの方が人気があってすごいなと思いました」と答えていました。また、保護者の方からも「子供たちには貴重な体験ができたものと思う。感謝の気持ちを大切に可能性を信じて育ってほしい」と言っておられました。

 これらの言葉の中に、ジュニア・エコノミー・カレッジ須坂の目的が十分達成されたことがうかがえましたし、大きな成果を得たというふうに思っております。

 また、行政としてのかかわりにつきましては、先ほど申し上げましたが、商工会議所青年部、市内各企業を初め、学校、保護者、児童などによる協働の事業と考えておりますので、それぞれの方や団体がそれぞれの分野で任務を分担し合い、また協力、連携し合うことが大切であると思っております。

 私ども教育委員会とすれば、地域での協働による子育ての場、あるいは人材の育成の場としてとらえていただき、かかわりが継続できればと考えております。

 次に、2点目の須坂市として今後どのような支援策がとれるのでしょうかとの御質問ですが、この事業は約半年間にわたって、事前の事業や研修会が開催されますし、学外での活動となりますので、子供たちがこの事業に参画しやすいよう、学校を初め保護者、児童に事業についての理解を深めていただき、そのサポートに支援してまいりたいと考えております。また、この事業を自主的に立ち上げていただいた商工会議所青年部の皆さんの気持ちと仕組みを大切にしていきたいと考えております。

 以上です。

          〔1番 宮坂成一議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 宮坂成一議員。



◆1番(宮坂成一) 

 再質問させていただきます。

 教育長の答弁で、本当に簡潔に答弁していただきまして、私の感じたこととほぼ同じなんですけれども、私も11月3日の販売の日と、それから23日のまとめの日に見させていただきました。そして一番感じたことは、商工会議所青年部の皆さんが本当に細かいことまでボランティアでやっていただいているということと、そこには商人の優しさを感じました。本当に親切にやっていただきました。

 そして、子供たちは商品の企画、立案を行い、生産を委託された地元の協力店の皆さんが一生懸命商品をつくってくださったことと、そして販売を経験されたわけで、今言うファブレスという形かと思うんですね。工場を持たない、生産は委託するということですから、ファブレスということも学んだことと思います。そして一番大きなことは、子供たちと地域の皆さんのつながりができた、そして先ほどの広報すざかの12月号にもありますが、米子町の駒津商店さんのコメントにもあるんですが、「子供たちの感性に驚きました。子供たちにとって自分たちで商品を考え、販売することで、今まで知らなかった部分を体験できたのではないかと思います」とあります。

 そういう中で、昨日、商工会議所青年部の皆さんが市内の協力店へ御礼のあいさつに伺ったそうです。協力店の皆様の反応としては、来年もやろうと、そしてぜひ来年も協力させてほしいといったような声が多かったそうです。市の職員の皆さんも今回、工業課の皆さんがお手伝いしていただけたわけですが、この活動に対して市の職員の皆さんから感想等が上がっていましたら、教えてもらえたらと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 工業課の職員が参加させていただきまして、一緒にやらさせていただきました。大変子供たち好奇心旺盛で、非常に素直でくますぎや青年部の皆さんの御指導、その中で商売の仕組みといいますか、そういったものをしっかりと一つずつ学び、そしてそこに感動し、そしてまた売る中では人と人とのつながりといいますか、お客さんとのつながり、そしてまたそこでの応対の仕方、そういったものをしっかりと学んで、非常に感動的で、一緒に参加できて、そういう場所に参加できてうれしかったと、こういったようなお話を聞いております。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 

 職員の感想は、今、阪牧部長が申し上げたとおりでございますが、私も表彰式に行きまして、非常にある面では感動的な表彰式だったと思います。先ほどお話がありましたように、子供たち、そして商工会議所の青年部、そしてそれぞれのお手伝いした企業の皆さん、そして保護者の皆さんが一体となったすばらしい事業だったと思います。私はその表彰式の中で、市の方に子供たちが、自分たちが働いて得た中から税金という形で寄附をしていただきました。子供たちが小さいころからそういう形で税金ということを考えてくださる機会を設けていただいた、そういう考え方自体も私は商工会議所青年部、そして子供たちの考え方に心から感謝を申し上げますとともに、すばらしいことだなというふうに感激いたしました。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 関連といいますか、全国では中学2年生を対象としたトライアルウィークの取り組みがあります。内容を若干紹介しますと、兵庫県では阪神・淡路大震災ほかいろいろな社会的背景をもとに、平成9年に心の教育緊急会議が開催され、教育の基調を教える教育からはぐくむ教育へと大きく転換し、心の教育の充実を図るため、体験を通じて子供たちがみずから体得する場や機会を提供し、児童・生徒一人ひとりが自分の生き方を見つけるよう支援することを目的とした地域に学ぶトライアルウィーク推進事業を平成10年度から全県下公立中学校2年生を対象に実施してきたとあります。そういう中で、須坂市ではこのようなトライアルウィークを検討されたのか、お聞きしたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 渡邊教育長。



◎教育長(渡邊宣裕) 

 今、お話になりましたトライアルウィークですか、この件につきましては、直前といいますか、私も平成11年当時教頭でありましたが、上高井の教頭研修旅行ということで兵庫県のこの学習の様子を視察してまいりました。もう10年近く前になるもので記憶が余り定かではないんですが、とにかく1週間連続して中学2年生が職業体験学習を行う。その間、学校は当然動いているわけですので、1、3年生は普通に事業をしている。2年生の担任は教科担任制ですから、1年生や3年生の授業も受け持っているというような、そういう中での実施であったということと、もう一つは今、事業を行った背景は、議員さんもおっしゃったようなことでありますが、私の記憶の中ではいわゆる知事のトップダウンでおりてきたということでございます。

 これは神戸としてやろうということで、県としての予算も相当つけたということで、1学級当たり何十万、二、三十万ぐらいの予算だったように記憶しておりますが、そういう形で全県としての取り組みであったということであります。

 その中で、例えば須坂市の学校を考えますと、須坂市に限らす、長野市、中野市、飯山市、北信一帯ぐらいをエリアにした活動であるというようなお話でありました。問題点もいろいろ挙げられましたが、そういう中で須坂市でも1日、2日、2日の学校が多いわけですが、職業体験学習を中学2年生で実施しております。しかし、2日間よりも5日離れた方がより子供の地が出てくるというんですかね、緊張感だけで過ごしてしまう2日間ではなくて、5日なり働いていますと子供そのものが出てくるというようなことで、子供の変容が大きいというふうなことも、その研修会でお聞きいたしました。

 ただ、須坂の場合は、今の職業体験学習を続けるというようなことで、経営者協会の皆さんの協力も得ながら進めているという段階でございます。県の方もできるだけ長くという掛け声はかけておりますが、兵庫県のようにそこへたくさんのお金をつけるということは考えていないようでありまして、長くやれば多少短いよりも効果はあるかなという気持ちはあります。

 以上です。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 教育長が行かれたということですので、開始して2年目のころということで、現在とは大分やり方が変わっていたのかもしれませんが、ここに評価検証委員会の資料等を見ますと、5日間の研修というものをやりますと、生徒は3日目から変わるというふうに書かれています。最初の1日目、2日目の経験から、自分で仕事をやり始める、そこで次の段階に進み、難しいことをやらせてもらえるようになり自信をつけていく。またそこでやり遂げた達成感を味わったということで、受け入れ先の方の感想ですが、そのように申しておられました。

 この部分に多く割くわけにいきませんので、次なんですが、信州須坂農業小学校ですとか、ジュニア・エコノミー・カレッジすざかのような取り組みが、地域から生まれてきたということに、私も市民として誇りに思うわけですが、同時に続けるための施策といいますか、あるいは裏づけ、継続は力なりといいますが、産業振興の面からはどのように支援されるのでしょうか、お聞きしたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 ただいまおっしゃいました農業小学校、それから今回御質問のジュニア・エコノミー・カレッジすざか、農業小学校の農業の面、このジュニア・エコノミー・カレッジは商業の面、それから工業の面では少年少女発明クラブ、こういったようなものがございます。それぞれ実際にその部門で仕事をされ、技術を磨かれておられるそれぞれの分野の専門の皆さんが直接優しく御指導いただき、そして職業感の醸成、そして考える力、生きる力をはぐくんでいただいておる、こういう須坂の産業の3つの部門から小学生の皆さんに御指導いただいておる、こういうことが言えます。

 それから、中学生では、2年生の職場体験というようなことで、各企業の視察を受け入れていただいて、いろいろ御指導をいただいております。そして特に、若い従業員の方々からお話を聞いたりしております。そういうことでございます。

 また、高校では先ほどくますぎの商業高校の関係がございますし、また園芸高校の生徒さんの花づくりのボランティア活動とか、そういったものもありますし、また岩波講座の高校生編を開催している、これも岩波講座の実行委員会の皆様からの御指導もいただきながら開催している、こういうことがございます。

 大学生では蔵のまちキャンパス事業の中で、蔵をキャンパスに、そしてまた教材にして、そして須坂で学び、須坂を教材にした研究の成果を発表すると、また須坂市では大学生のためにそういう学びの場を提供すると、こういったようなことがございます。

 それから、職業キャリア教育といったような面では、各企業の技術者、それから会社の後継者の皆さんがお集まりいただいたイノベート須坂、それからこの前の答弁で申し上げましたが、組み込みビジネス・コラボ、それから金型技術をお持ちの企業がネットワークを組んで、そして金型技術をさらに高めていこう、そしてまた長野工業高校の皆さんに講師として出向いて金型技術を教える、そしてまた会社にも来ていただいて学んでいただくと、こういったようなことも今後計画していくというようなことでございまして、新しい人材育成のネットワークシステム、こういったものを来年度からつくっていきたいということでございます。

 それから、大学の関係では信州大学、長野高専との包括連携協定を結んでおりまして、特に遠藤先生のプロデュースによる蔵のまち並み07元気スクールといったようなことで、多くの企業人の皆さんへの教育がされております。

 このように考えてまいりますと、小学生の小さい段階から高校生、大学生、そして実際に今働いておいでになる方々の技術力を高める、そういう人材育成教育が一貫して行われている、こういうことだろうと思います。そういう点からいたしますと、須坂市は産業の人材を育成する人材育成都市といっても過言ではないと、こういうふうに思っております。

 こういったようなことでその体系化を図り、そして実際にそれを支えていただいている方々のお気持ちをうんと大切にして、そして密接にかかわりながら御支援をしていくと、そして一つ一つの事業がしっかりと行われ、また体系的にも須坂市の人材育成都市としての須坂が前面に押し出されていくと、こういうような御支援の仕方、関係のあり方、こういったものをしっかりとやっていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 答弁いただきまして感じたのですが、このような事業を継続するためには、資金面ということが課題になってくるかと思うんですが、継続するために資金的な面での援助といいますか、支援は可能なのかどうかと、そして今、阪牧部長に細かく答弁していただいたんですが、子供たちも含めて大学生までの教育といいますか、こういうようなことをやっているという体系図的なものがあるのでしょうか、そこら辺もお聞きしたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 阪牧産業振興部長。



◎産業振興部長(阪牧吉次) 

 資金面につきましては、財政的に大変厳しい中でございます。そういう個々の今、皆さんが支えていただいておりますが、そういうお話がまだ来ておりません。そういうお話がありますれば、個々のケースの中で考えていきたいと思います。

 ただ、私どもの方からそういう高い、また温かいお気持ちで支えていただいておる場合に、行政がただお金を出せばいいというものでもございませんので、しっかりとお話し合いをして、お互いに支えていただいている皆さんと行政が共創しながら、事業の継続、しっかりとした事業というものを続けていけるようにやっていきたいと思っております。

 それから、先ほども申し上げましたが、来年度からの新しい人材育成システムのスタートを切っていきたい、これは職業訓練校の中止といったようなことにかわりまして、しっかりとした職業訓練体制をとっていかなければなりません。そういうシステムを考えていく上におきましても、今実際にジュニア・エコノミー・カレッジ、農業小学校等々始まっておりますので、そういう子供たちからの各年代における教育のあり方、そういったものを総合的にとらえて、そして体系立てて施策を進めていくのが効果的だというようなことから、今後まだ体系図はできておりませんが、体系立てて考えていきたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 資金面について、余裕がないのにどうということかと思いますが、私もけさ、この質問をするに当たっていろいろ調べていたんですが、先ほどのトライアルウィークというものがことしフォーラムがあったみたいなんですが、そこの基調講演で独立行政法人国立少年自然の家の理事長である松下倶子さんという方が講演していらっしゃいました。その中身を読んだのですが、それで松下さんのプロフィールを調べようと思いまして、インターネットで調べたんですが、今現在、松下さんは独立行政法人国立青少年教育振興機構の理事長をされているということでございます。それで国立青少年教育振興機構には、子どもゆめ基金という制度があることをけさ知ったわけでございます。子どもゆめ基金とは、国と民間が協力して子供の体験、読書活動などを応援し、子供の健全育成の手助けをする基金とのことです。助成金の額を言いますと2万円以上2,000万円までということで、実際に2,000万円というのは限度があるんですけれども、助成金の額の標準額は市区町村規模の活動は50万円としますとのことです。平成20年度の子供体験活動助成募集が今現在されているとのことですし、須坂市としても商工会議所の皆さん、農業小学校を初め、先ほどの発明クラブの皆さんと一緒になって、須坂人の育成のために活用してみてはいかがかなというふうに思います。

 これについては、既に市の方でも知っているよということであれば答弁は結構でございます。そして最後に今回の議会では、NHKの大河ドラマの話題が多く答弁されてきたと思うんですが、直江兼続は利益の利ではなく義理人情の義の人であったというふうにお聞きしています。たまたまうちの改新クラブで8月に十日町に視察に行ったんですが、そのときに十日町の駅には、これ小さくで見えないんですが、再来年の大河ドラマが直江兼続になったということで、直江兼続の「愛」の文字をつけてかぶとをしたということで、あらゆる駅に恐らく置いてあるんだろうと思いますが、ありました。

 そういう中で、これからの世の中、利も大切だとは思うんですが、義の人を育てていただきたいということで、若いうちから将来の仕事を経験していくことは大切なことだと思いますので、ぜひ阪牧部長の答弁にもありましたが、体系立てて教育委員会の皆さんもそうですけれども、やっていただければなと思います。

 次の質問に移らせていただきます。

 最後の質問ですが、安全・安心なまちづくりということで質問いたします。安全・安心なまちづくりは、市民だれもが共通する課題だと思います。地震や風水害などの自然災害や万一の突発的な事故に備え、須坂市の全公用車に応急手当用品の常備についてお聞きいたします。また、須坂市は公共施設を中心にAED(自動体外式除細動器)の設置も進んでおりますが、その使用方法について市民にはどのように周知をされているのかお聞きいたします。

 質問の1点目は、須坂市の全公用車に応急手当用品の常備はできないのでしょうか。されているのであればされているという回答でもいいと思います。あわせて応急手当ができるような、職員の皆さんに教育されているのかお伺いしたいと思います。

 質問の2点目は、地域でのAED講習会の実施について、現在どのような方法で取り組まれているのでしょうか。また応急手当等、市民向けの講座はどのようなものがあり、受講者の状況はどのようなのでしょうか。以上、お伺いいたします。



○議長(永井康彦) 

 答弁を求めます。−太田消防長。



◎消防長(太田邦晴) 〔登壇〕

 件名4、安全・安心なまちづくりについてお答えします。

 初めに要旨1、全公用車に応急手当用品の常備について申し上げます。安心・安全のまちづくりの観点からは貴重な御提言であり、大変ありがたく思っております。応急手当用品の範囲は、医師法等で禁じられている医療行為となるため内服薬や塗り薬は除外することになりますので、消毒薬、滅菌ガーゼ、ばんそうこう、はさみ程度となりますが、職員だけでなく大勢の市民の皆様が乗車される庁用中型バスやマイクロバス、さらには循環バスほほえみも含めて備えてつけていきたいと考えております。

 なお、市職員に対する救命講習会は平成10年から毎年1月の防災とボランティア週間に合わせ開催しており、現在正規職員の94%がその資格を取得し、応急手当ができる体制となっております。

 次に、要旨2、地域でのAED講習会の実施についてお答えします。AEDの講習につきましては、国の応急手当要綱の改正を受け、平成17年6月に須坂市応急手当普及啓発活動の推進に関する実施要綱の一部を改正し、実施をしております。

 この応急手当普及啓発活動の中で、上級救命講習として8時間、普通救命講習の?として3時間をお願いし、業務の内容から一定の頻度で応急手当の実施が予想される方を対象とした普通救命講習?については4時間の受講をいただいており、また受講後はみずから講習ができる応急手当普及員講習は8時間の3日間、24時間の受講をお願いをいただいております。

 このほかに実施要綱とは別に各種団体から要望があります約1時間から2時間程度の救急法講習会の中においてもAEDの取り扱い講習を行っておりまして、助かる命は助けましょうを合言葉に、市報、あるいはホームページへの掲載、また病院さん等へのイベントでチラシを配布して、市民の皆様に受講のお願いをしております。

 受講の状況では、平成18年度においては普通救命講習?については11回開催し、161名が受講され、普通救命講習?については、29回開催し、531名の受講がございました。

 今年度では、普通救命講習?は9回開催し97名、普通救命講習?については13回開催しまして、186名に受講いただいております。またさらに今年度は初めて応急手当普及員の24時間講習に1名の受講をいただいてございます。

 このほか年3回の定期講習会を開催しておりまして、本年度は13名の方に受講をいただいております。各自治会等での普通救命講習につきましては、18年度、また今年度とも実績がございませんが、救急法の講習会としては18年度には6町に346名の方に、今年度は7町で310名の方に受講をいただいておりまして、今後市民の皆様からの御要望がございましたら、参加人数の多少にかかわらず場合によってはこちらから出向きまして講習会を実施いたしますので、よろしくお願いいたします。

          〔1番 宮坂成一議員「議長」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 宮坂成一議員。



◆1番(宮坂成一) 

 ただいま消防長からお答えいただきました、たまたま29日の信毎に須坂市の応急手当普及員の受講された方の写真入りで信毎で掲載されていましたので、私も読ませていただいたんですが、こういった講習を数多く実施して、市民の皆さんに多くの講習を受けた方がふえることによって、万が一の際にとっさの応急手当ができるのかなと思いますので、ぜひここら辺の講習会を積極的に開催していただきたいと思います。

 そして、今後の予定の中ではこのような応急手当普及員の講座というのは、年何回ぐらいとか、あるいは年に1回なのか、どのような予定で計画されているのでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 太田消防長。



◎消防長(太田邦晴) 

 応急手当普及員については、今申し上げましたように、8時間、3日間という、大変長時間にわたる講習でございまして、なかなかそれぞれの仕事等の中で御都合がいただけないということで、今までもなくて、ことし初めていただきました。普通年3回の通常の講習をやっておりますが、希望をいただく中で、そういった普及員の講習についても対処してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(永井康彦) 

 宮坂議員。



◆1番(宮坂成一) 

 最初の質問の応急手当用品の常備時期についてなんですが、予算も絡みますので、いつごろ常備される予定か、わかりましたら教えていただきたいと思います。



○議長(永井康彦) 

 中沢総務部長。



◎総務部長(中沢秀樹) 

 今回、議員さんの方から大変ありがたい御提言もいただいたわけでございますので、なるべく早い時期に中型バスとマイクロバス、ほほえみ号につきまして設置してまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。

          〔16番 永井光明議員「関連質問」と呼ぶ〕



○議長(永井康彦) 

 永井光明議員。



◆16番(永井光明) 

 最終処分場の問題について、若干関連質問したいと思います。

 きょうの宮本議員に対する市長の答弁でも、須坂市としての方向が大分明らかになってきたなという感じがしました。しかし私はこの問題について、きのうも土谷議員の関連質問でお聞きしましたけれども、一番基本的な問題、基本的な部分で、市の見解が本当によかったのかどうかということについて、私はこだわっています。最終処分場の問題は、長野広域の問題が発生する以前にも、安曇野でも、さらに阿智でもいろいろなところで全県下でその設置に向けていろいろな問題が起こっていました。

 これだけ問題が起こってくるならば、長野広域として、また須坂市として最終処分場の設置をするときに米子のあの地籍でもって果たしていいのかどうなのかという、この検討があってしかるべきだったというふうに思うんです。きのうの答弁では、市の方でも選定委員会の中でもそういう意見が出なかったという回答ですけれども、市は須坂、高山でもって最終処分場をつくるときに、どうして米子を配慮すべきだという、こういう見解なり、または立場ですか、そういうものが出なかったのか、または気がつかなかったのか、この点についてはどうでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 

 お答えいたします。

 今、米子地区でいろいろな広域圏がございます。反対理由がございますが、その中の一つに今まで清掃センターが米子に設置されているので、対象から外すようにということでございます。選定委員会で検討しましたのは、技術的、科学的な見地からどこがいいかということでございまして、米子地区に清掃センターがある、なしということは考慮をしていなかったということでございます。これは当初須坂市で受け入れるときにも理事者はもちろん、市議会の人からも米子地区を外すというような御意見があるということは、私ども伺っておりませんでした。

 したがいまして、当時は米子地区に清掃センターがあるかどうかということを除いて、純科学的、専門的に選定委員会にかけていったということでございまして、今、米子地区の皆さんが反対されておられますけれども、それについては米子地区以外の私どもについては、残念ながら、そういうことまでは知らなかったということでございます。

 もし議会の方でもそういう議論をされたということであれば、私どもとすれば議会の意向も踏まえて、そういうことも考慮しなければいけないと思いますが、残念ながら私どもの不勉強でそこまで米子地区の方の気持ちが当時はわからなかったということであります。



○議長(永井康彦) 

 永井光明議員。



◆16番(永井光明) 

 今の市長の答弁でもってわかりました。

 もう1点、長野広域では、焼却場については長野市内でも今の大豆島地区につくることについて、地元では相当いろいろな問題がありました。広域議会の中ではそういう点についてはどんな議論があったんでしょうか。または私どもの須坂と同じように、こういう問題については検討しなかったのでしょうか。どうなんでしょうか。



○議長(永井康彦) 

 三木市長。



◎市長(三木正夫) 

 基本的なものについて私から申し上げます。

 長野広域で議論いたしましたのは、長野広域、そして長野広域の連合会の中で議論した結果は、今決まっておりますように、長野市、それから千曲市で焼却場、そして最終処分場は須高、須坂と高山ということが、私が市長になる前に決まったことでありまして、それは連合議会の方からも市議会の方へ報告がいっているのではないかと思っております。

 したがいまして、ここの地域に決まった経過につきましては、既にその当時に十分議論したというふうに私は認識しております。したがいまして、私どもとすれば、長野広域の中で須坂か高山ということで任されたということで、その中で選定委員会を設けて候補地を決定してきたというのが経過だというふうに理解しております。



○議長(永井康彦) 

 以上で1番宮坂成一議員の質問を打ち切ります。

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○議長(永井康彦) 

 お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(永井康彦) 

 御異議なしと認めます。

 よって、本日はこれにて延会することに決しました。

 明6日は午前10時から会議を開き、一般質問を継続いたします。

 本日はこれにて延会いたします。

 御苦労さまでした。

            午後3時35分 延会

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 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

                  平成19年12月5日

                     須坂市議会議長   永井康彦

                     署名議員      霜田 剛

                     署名議員      永井光明